ガンダムSEED DESTINY Bullet (連邦軍兵士)
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プロローグ

ジェガンMG記念で書きました。
初連載ものです。批判よりアドバイスが欲しいです。
また登場してほしいオリキャラを募集予定です。
そちらもよろしくです。


UC0100 7月

暗礁中域

 

 

「左舷!弾幕を!」

 

「MS部隊は敵艦の位置を!」

 

UC0100年はジオン共和国が地球連邦政府に自治権を返還した年。しかし戦乱の元が消えたわけではない。多くのジオン、ネオ・ジオン残党軍がテロリストとして活動し始めたのだ。そのため地球、宇宙問わず各連邦軍部隊が鎮圧するため部隊を派遣した。これに対しメディアは「第三次ネオジオン抗争」などと比喩した。(これはあくまでメディアの報道であり、連邦軍としては只のテロリストとしか見ていない。)

 

そして現在、ロンド・ベル所属ラー・カートリッジ隊は暗礁中域に存在している残党軍と交戦中である。

 

「ハウル隊はカートリッジの直掩に!スワロー隊はまだか!」

 

ラー・カートリッジ所属MS部隊隊長バレット1。ジン ロードリーは残党軍の機体、ギラドーガをビームライフルの下部に取り付けられたヒートブレードで切り飛ばしながら、敵艦の捜索に向かわせたリゼルで構成された部隊。スワロー隊の報告を待っていた。

既にビームライフル、アサルトライフルの残弾は底が見えており補給に戻りたいが敵の残り戦力がわからない以上、下手に戦力を削ぐ訳にはいかない。他のMS部隊も支えてはいるが、精神的にも疲労していた。

 

かなり危うい状況の中待ち望んだ通信が入った。

 

「スワロー隊より入電!敵艦の沈黙を確認!」

この通信の後バレット1は即座に消耗した機体をローテーションで補給に戻し、数機の補給が完了したタイミングでスワロー隊が合流。そのまま残党軍を殲滅した。

 

 

 

 

 

 

 

ラー・カートリッジ格納庫

 

格納庫では各機体の整備が行われている。各部品の洗浄、油圧等のチェック、動力炉の確認など。さらに各機体それぞれにラー・カートリッジ内で回収された部分があるため。通常より整備には時間がかかるのである。しかしこのことに関して文句を言う整備士はいない。格納庫の一部と部屋一つが開くより遥かにマシだからである。

 

そんな整備士達に整備されている愛機をよそにMS部隊の面々は今回の戦闘についての話し合いが行われていた。

 

「ロヴァ、敵を撃墜した後に止まるな。武装を変えるのは敵との距離を置いてからだ。それだけでもやられる確率はだいぶ減る。」

 

「わかりました。」

 

ジン達などのベテランがロヴァ達新人に戦闘での悪い点を伝え、シュミレーターや実機を使って練習する。この時ベテラン達は大声を出さずに悟らすように話す。よっぽどの事がない限り大声を出しても反感を買うだけだと言うのと、戦闘後に大声を出すのは疲れるからだ。(ベテラン達は基本30代後半から40代)

 

反省もほどほどに疲れた体を休めるために着替えようと格納庫を出ようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして爆音とともに目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはIFの話

 

 

 

 

 

 

 

銃弾と運命が混ざり合う物語

 

 




オリジナル機体についてはガンプラで立体化予定です。
でき次第載せます。


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各種設定およびMS性能比較

どうも。最近HGジムキャノンとインターセプトカスタムが一般販売してくれることを祈っている作者です。

今回は細かい設定とMSの性能についてのものです。
MSの性能については様々な資料と独自解釈したものです。
なので「これは違うんじゃないか?」とかあればコメント欄に書いてください。



時系列について。

 

UCは基本的にTV版の設定を元にしています。

逆襲のシャアはベルトーチカチルドレンの方では無く、映画の方にしています。

また一部モビルスーツのスペックは時代相応の性能にしています。

(ジムスナイパーⅡやゲルググイェーガーなど)

 

CEも基本的には原作と同じようになりますが

そもそも原作を見返している途中なのでうろ覚えです。

なのでオリジナルの話が入ってくる可能性があります。

 

 

武器について

まず実体弾については使用出来ます。

しかしUC側はCE側のビームライフル、ビームサーベルを使用する為には、手にあるコネクターの規格が違いすぎるのと、そもそもの動力源が違いすぎるので使用できません。というかする必要がないです。

 

逆にCE側はUC側のエネルギーパック採用型のビームライフルは使用可能です。

しかしこちらも照準などの各種設定をしないとまともに当たりません。

またサーベル同士の鍔迫り合いはできません。

 

弾などの補給については、口径や弾自体に使用されている素材そのものの違いから共有できません。

 

装甲については加工さえ出来れば共有出来ます。しかしUC側とCE側の使用している装甲の重さは違います。

OSやバランサーの技術が高いUC側は設定の変更である程度は違和感なく動かすことができますが、

CE側はOSそのものを変更しないとバランスを著しく悪くします。

 

 

MSの性能比較

 

最後に作者が考えているMSの性能差についてですが、一部の人はかなり不快になる可能性がありますので、ここから先は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MS性能比較

 

ここからは他のガンダム作品を含めて作者の考えを書いていきます。

また比較対象として一番長く、また有名どころの量産型の比較になります。

第1位 OO

第2位 CC

第3位 FC

第4位 AW

第4位 UC

第4位 AC

第7位 AG

第8位 CE

第?位 RE

第?位 鉄血

 

第1位 OO ガンダムOO

第1位としてはガンダムOOが一番だと思います。

理由としてはやはりジンクスは量産型としては強かった。

さらにジンクスⅣはトランザムを使えて、他のガンダム作品の量産型の中では一位であると考えました。

 

第2位 CC ターンエーガンダム

第2位はターンエーガンダムにしました。

また比較対象はムーンレイス側のスモーとしました。(流石にボルジャーノンは)

やはりiフィールドが使えるということと劇中でもかなり軽快に動いていました。しかし単独で長時間浮けるジンクスやトランザムが使えるジンクスⅣと比べるとかなりきつそうと判断した為、2位になりました。

 

第3位 FC Gガンダム

第3位はGガンダムとなります。

かなり意外に思われるかもしれませんが、これには理由があります。

まずブッシなどのアナザーガンダムの量産型は機体がかなり軽く、殆どの機体が10t切っているのです。また関節部にはモビルファイターの技術転用されて(いるかもしれない)おり、かなり高い運動性があると思われます。

 

第4位 AW ガンダムX

第4位 UC ガンダム

第4位 AC ガンダムW

第4位は同列でガンダムX、ガンダム、ガンダムWとしました。

比較対象としてガンダムXからドートレス。ガンダムからはジェガン。ガンダムWからはリーオーとしました。また元々Gガンダムも4位の予定でしたが、調べるうちに色々考えが出てきて運動性に関しては上ではないのか?ということで抜きました。

まずガンダムXとWの機体はGガンダム同様機体がかなり軽いです。それにより運動性はジェガンより高いと思います。しかしその他の性能を含めた場合、決してジェガンが劣っているわけではないと考えます。よって同率としました。

 

第7位 AG ガンダムAEG

7位はガンダムAEGからジェノアス系です。理由としては機体重量が重いこと。また作画などの問題かもしれませんがあまり機敏に動いていないため7位にしました。しかしドッズガンなどのビームライフルに関してはかなり攻撃力があると思われます。

 

第8位 CE ガンダムSEED/SEED DESTINY

第8位はCEからストライクダガーやダガーLなどのバッテリー機になります。理由として機体が重い。動きが鈍い。バッテリーの為他の作品と比べ長く稼動できないなどがあります。2つ目の動きが鈍いに関しては作画の都合があるためしょうがない部分ではありますが、長く稼働できない点に関しては致命的なためこのような順位になりました。なおCEの機体は空を飛行することは可能ですが、他の作品でも空を飛行することかできたり、何かしらの方法などで飛ばすことが可能なのでそこまで差は生まれないと判断しました。

 

第?位

ランキングにのせづらいものとして鉄血とGのレコンギスタは省かせていただきました。まず鉄血の機体はモビルアーマーのビームを耐えるほどの装甲を持つが、武装が実体弾や実体剣であり、また単独や補助を使って空を飛行することができないため、他の作品の量産型に負けはしないと思うが勝つことも難しいのではないのかと考えたためランキング外にしました。

Gのレコンギスタについては動力源のフォトンバッテリーがどのようなものかわからないのと、宇宙世紀の未来の話だが、その技術の殆どが受け継がれていないのではないかという点で結果資料不足としてランキング外にしました。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうかね。
自分は満足してますがもし書き漏れやアドバイスを頂いたら、
その都度修正していきたいと思います。


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第1話

大変遅くなりました!
ガンオンやバトオペ2にがっつりハマってました!




次は今年中に出せたらなぁ・・・


「あれ・・・医務室?」

目を覚ましたジンはなぜここにいるかわからなかった。さっきまで格納庫で話し合いをしていたはずなのに。

最初は混乱していたが次第に落ち着いていき、そして何かしらの爆発音と同時に気を失ったということを思い出した。

「む。目が覚めたか大尉」

声が聞こえたほうに顔を向けると軍医のリック・チョークと副官のギル・ハーク中佐がいた。

その後リックの簡単な健康診断をうけ異常がないとされたので、すぐさま軍服に着替え、

ラー・カートリッジの会議室に向かった。

そして会議室に向かっている間にギル中佐から大まかな事態について聞いていた。

あの爆発は何でも近くにあったムサイの残骸のものであったということ。

そしていち早く目が覚めた艦長のレブ・シュゴー大佐がブリッジにいたやつらを片っ端からおこし、

すぐさま第1戦闘配置を発令。

アラートに反応したやつが近くのやつを起こし、起きたやつが別のやつを起こしをしてすぐさま配置に付いた。

しかし何人か反応がなかったやつらは医務室に運ばれたらしい。

ちなみに俺が最後に起きたらしい。

 

状況説明を受けている間に会議室に付いた。そこには艦長のレブ・シュゴー大佐。参謀のラト・チュン。整備班長のモル・キーがいた。

 

「さて、揃ったことだし早速会議を始めよう。」

 

会議が始まった。最初の議題として現在のラー・カートリッジの状態についてだ。先にモルさんが口を開いた。

「艦については装甲に損傷があるくらいで内部には特に問題はなかった。ただMSは整備中だったから置いていたパーツが飛んじまって、現在整理中。またリゼルなどの一部機体に異常が見られたから並行して修理している。その中にジン、お前の機体も含まれてるからな。」

 

まじか、詳しく聞いたらバックパックに異常が見つかったらしい。本体に問題はないから付け替えれば大丈夫だとのこと。

 

次に副官のギル中佐が話し始めた。

「現在周囲の索敵を行なっていますが、不審なものはなし。しかし軍の回線、およびオープンチャンネルで近くにいるはずの友軍に繋ごうとしたのですが繋がりませんでした。その後も10分おきに繋ごうとしていますが繋がっていません。」

 

「残党軍にやられたという可能性は?」

艦長はそう聞くがその可能性は無いだろう。もしやられていた場合、救難信号や戦闘の光が見えているだろう。艦長の反応的にわかって聞いているようだ。案の定ギル中佐が否定に対してだろうなという反応だった。

 

そしてラトが

「私の考えとしてはやはり周囲の索敵をMS隊に行かせるべきだと思います。動くにしても情報が少なすぎます。MS隊に行かせることで細かな情報を回収することが出来ます。艦長。MS隊による索敵の許可を。」と艦長に提案した。

 

「そうだな、許可する。ジン大尉。」

 

「はっ!」

 

「これより速やかにMS隊の編成をし、索敵を行ない情報を入手せよ。」

 

「了解!ジン大尉。これより任務につきます。」

 

 

 




バトオペの星3は都市伝説な気がする。


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第2話

意外と書けたんで投稿。
バトオペで初回の銀コンテナ開けたら武器でした。


やっぱ課金機体は都市伝説。


ラー・カートリッジ格納庫

 

格納庫ではパーツの整理および機体の整備が行われていた。

現在ラー・カートリッジに搭載されている機体は、

専用機のジェガン3機。改修されているジェガンD型が6機。

スターク・ジェガンが2機。リゼルが4機。予備のジェガンD型が1機の全16機が搭載されている。

しかしリゼルと専用機のジェガン、ジェガンD型3機の計10機が整備中であり、稼働できるのが6機のみである。

 

そんな格納庫でジンは一緒に向かったモルさんと編成について話し合っていた。

 

「今使える機体はハウル隊とラット隊のスターク・ジェガンが1機ずつ。予備のジェガンを含めたD型が4機の計6機だ。今ジェガンを最優先でやってるが、それでも全機稼働できるまで30分以上はかかるだろな。」

 

「あれ?シーカーは使えるはずじゃなかったか?」

 

会議室で聞いた時は本体に問題はないから大丈夫と聞いていたが?

 

「あぁ、ただ"例のアレ"が不安定でな。今調べているところなんだ。」

"例のアレ"が不安定なら仕方ない。俺だって自滅はしたくないからな。それが味方を巻き込む可能性があるなら尚更な。

 

 

仕方がないので哨戒任務には俺が予備のジェガン。ハウル隊のロヴァとラット隊のリーガのスタークジェガンを。艦の直掩にハウル隊に任せることにした。また修理が済んだ機体から直掩につくことにした。

 

編成が決まったとこでロヴァとリーガが俺のとこに来た。

「隊長!何故予備のジェガンで出るのですか?私たちよりも隊長の方がスタークジェガンの性能を十分に引き出せるはずです!」

「そうですよ!何故ですか?」

と言ってきた。

確かにスタークジェガンならノーマルのジェガンより上手く立ち回れるだろう。だが・・・

 

「スタークジェガンはそれぞれの癖に合わせたチューンが施されてある。俺が乗ってもいいが、上手く扱える可能性が低い。だから大して設定されてないジェガンに乗るんだ。それに今回は哨戒任務だ。ジェガンでも問題ない。」

 

「はぁ、」

 

「まぁ、そういうことなら。」

2人もわかってくれたみたいだ。

 

「わかったなら出撃準備急げよ。」

そう言って話を占め、予備のジェガンに向かう。同時に2人も自分の機体に向かう。

 

コックピットに座り、システムを起動する。機体に火がともり全天周囲モニターが周りを映し出す。次に機体チェックを行なっている最中にブリッチからの通信が艦全体に届いた。

 

「各員に通達!2時半の方向で戦闘の光らしきものを感知!第1戦闘配置!哨戒部隊は直ちに発進せよ!繰り返す!第1戦闘配置!哨戒部隊は直ちに発進せよ!」

 

この放送で艦内が慌ただしくなる。各員が持ち場につきそれぞれの仕事をこなす。

 

ジンもすぐさまハッチを閉じ、ジェガンを右のカタパルトへ向かわせる。途中で掛かっているシールドとライフルを装備させる。これで準備が整った。足をカタパルトに固定させる。周りを見ればハウル隊のジェガンが既に展開しており、後ろではロヴァのスタークジェガンが待機していた。

 

心強いな。

 

新人達に遅れを取るまいと意気込む。

 

「進路クリア!バレット1!発進どうぞ!」

 

さあ仕事をしようか。

 

「バレット1!出るぞ!」

 

機体がいきよいよく飛び出る。

 

今。女神の眷属に弾丸が放たれた。

 

 




RGM-89D
ジェガンD型(ラー・カートリッジ仕様)
基本的な変更点としてフルパップマシンガンをシールド裏に、ヒートナイフをビームライフルの銃剣として装備している。
バックパックに小型のプロペラントタンクを取り付けている。


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