やはり俺がハルケギニアに召喚されるのは間違っている (ソルクス 総長)
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001 彼はハルケギニアでファーストを奪われる

どうも、ソルクス 総長です。

ゼロの使い魔と八幡のクロスって全然ないよね!
ってことで作ります。


雪ノ下の最後の依頼を解決し、奉仕部の問題は完全に終わった・・・

しかし、俺達の繋がりが終わる訳では無い。そう。中学時代のようにリセットが出来ない。いや、したくないものだからだ。あいつらの前では絶対に言えないが

 

小町「お兄ちゃん。携帯が凄い鳴ってるんだけど。」

 

八幡「気にしなくていい。どうせ平塚先生の婚活話だ。」

 

小町「いや、ユイとか可愛い後輩って書いてあるんだけど」

 

小町ちゃん?勝手に人のメールの内容見ちゃいけませんよ?

それもだが可愛い後輩ってなんだよ。そんなふうにした覚えねぇぞ。

 

八幡「見してみろ」

 

☆☆ユイ☆☆←八幡側

 

やっはろー!ヒッキー(*^^*)

 

土日暇かな?暇ならハニトー食べにいこ!

 

そのついでって訳じゃないけど、他にも買いたいものあるんだよね!ヒッキーが忙しいなら諦めるけど(´・ω・`)

 

それに、約束だとハニトー食べるってだけだもんね。別にあたしは全然気にしないからね。ただのワガママだし。でも、付き合ってくれると嬉しいな|´-`)チラッ

 

あと、これはちょっと願望なんだけど高校生のうちに制服デートしたいな?

 

ヒッキー♡←由比ヶ浜側

━━━━━━━━━━━━━━━

 

いや、あいつあざといな。しかもこれは天然のあざとさ。ちょっと可愛すぎて俺以外なら勘違いして告白して振られちゃうぞ?振られちゃうのかよ。あと、俺に予定がないことを決めつけないあたり八幡的にポイント高い。てか、最後の一文なに?つまり制服で来いと?

 

♡可愛い後輩♡

 

先輩♡勝手にメールを登録させてすいません。ちょっと先輩の携帯拝借した時についでにメールアドレス追加したんですよ♡

 

因みに私のメールを知りたがる男子はいっぱいいるんですからね♡

持ってるのは本当に限られた人だけです♡

 

あ、まさか先輩、自分が特別だと思いましたか?そういうのは心の中だけに留めて置いくれますか?純粋に前のフリーペーパーの時に撮った写真を送りたかっただけなので、そうやってメール交換だけで勘違いされるとかなりキモイですごめんなさい。

あ、メールの名前変えないでくださいね。私は「ひねくれた先輩」って登録してるんで♡

 

先輩♡←一色側

━━━━━━━━━━━━━━━

 

なんだこいつ。すげぇあざとい。メールのところどころにハートマークを付けてやがる。この人工甘味料が。由比ヶ浜を見習いやがれ。

それに俺はなんで一方的に振られてるんだよ。メールで話しかけてきた方が返事も聞かず振ってくるとか聞いた事ねぇぞ。

 

てか、フリーペーパーの写真っていっぱいあるよな?まあ、後ででいいだろう。

 

由比ヶ浜は、多分こいつ断ったら泣いちゃうだろ。しょうがない。百合ノ下に怒られたくないしプリキュアは録画して見るか。個人的にはリアルタイムで見たあと録画も見たいんだが致し方あるまい。

 

小町「小町。もしお兄ちゃんが結衣さんのデートを断ったら幻滅しちゃう。小町ポイントかなり低いよ?マイナスだよ?」

 

八幡「分かってる。ちゃんと行くぞ。小町に嫌われたくないしな。」

 

俺は由比ヶ浜に千葉で9時集合で。送った。即座に由比ヶ浜から返信が来てOKと書いてあった。何故だろうメール越しで尻尾をブンブン振ってる由比ヶ浜が見える。

 

ついでに一色から無視は酷いですよぉ。と届いてた気がするが気の所為だな。

 

デート当日

 

やはり休日なのに制服を着るのは間違ってる。

何故休日なのに通学カバンと制服で出かけなきゃならんのだ。これで由比ヶ浜が普通の服だったら八幡おうちかえる。

 

小町「10分前には着いてなきゃ非常識だからね!」

 

八幡「それは分かるけど30分前はいくらなんでもやりすぎじゃねぇか?」

 

小町「もう!これだからごみいちゃんは!いい?デートで女の子を待たせるなんて論外だからね!」

 

まあ、それもそうか。

 

八幡「じゃあ行ってくる」

 

小町「事故には気をつけてね。安全第一だよ!」

 

八幡「いつでも俺は小町第一だぞ?今の八幡的にポイント高い」

 

小町「いや、それは嬉しいし、小町的にもポイント高いけど世間体的にはポイント超低いよ?」

 

分かってる。

 

八幡「ちょっと話しすぎたな。遅れるかもしれんしちょっと急ぐわ。行ってくる」

 

後方から天使の声援を聞きながら俺は愛車であるペガサス号(自転車)を唸らせた。そんな自称宇宙一早い龍の玉で出てきた主人公に直ぐ負けた青いヤツを彷彿とさせるようなスピードを出してたら、なんの前触れもなく突然俺の目の前に謎の穴が空いた。

 

スピードを減速させる為に急ブレーキを掛ける、運動エネルギーが止まらず俺の体と自転車のカゴに乗っけてたカバンが放り出される。いや、八幡あんまわかんないけど。取り敢えず猪突猛進という言葉があってるほどに俺はその穴に飛び込んだ。

 

するとなんということでしょう。上空でした。

何を言ってるか分からないと思うが・・・俺にも分からねぇ・・・頭がどうにかなりそうだった・・・。

 

この後、俺の前に遊戯の神とか出てきて、10個くらいの盟約を教えられてしまうのだろうか。因みに、何気にアニメ版と原作だと違うとこがあったりする。そこで、そいつがアニメ勢か原作勢か分かったりする。

 

 

長々とこんな事を思ってるのは目の前の光景を飲み込めないからだ。まず、俺は地上は見えてない。空が見える。ディズティニーにあるホンテッドタワーみたいに下が見えないから怖さ倍増である。

自然のアトラクションやー。

 

八幡「空に・・・月が・・・2つ?」

 

そう、まさかの2つである。これにはガガーリンもびっくり。兎さんも帰る場所がふたつも出来てしまい、困っちゃう!セーラームーンも代わりにおしおきしないといけないのが2倍になり、いい迷惑である。

もしかしたらセーラームーンが2人になるの?なにそのカオス

 

不意に横をみた・・・なんかいかにもなファンタジーな水色のドラゴンがいた。いや、国語学年3位どこいったよ。急に材木座の地の文より酷くなっちゃったよ。てか、これ俺このドラゴンに食べられちゃったりしないかしら。

た、食べないでくたさい!

食べちゃうよ!

食べられちゃうのかよ。そこは食べるなよ。八幡美味しくないよ!

 

そして、俺は地面に落ちた・・・

ザワザワとしている。え?なに?カイジ?カイジとは似つかない、中々に、ファンシーな、それこそ材木座の小説の魔法使い役とかで出てきそうな服を着た色とりどりの髪を持った人らがいた。

 

なにかを言っている。少なくとも英語でも日本語でもないようだ・・・。

 

その中に一際目立つ、誰かと言い争ってるように見える少女がいる。小町と同じ。もしくはそれより下の身長に見える青髪の少女である。

 

てか、これなんの集まり?エクスペクトパトローナムとか言っちゃう?千葉県大好きな俺としては、ディスティニーに対する裏切りになっちゃう!パンさん好きのユキペディアさんに怒られちゃう!

 

水髪の少女「~~~」

え?なんだって?いや、マジでなんて?つか、こっち来んな。え?なに?八幡捕まっちゃうの?やめて!冤罪よ!

 

近い近い近い良い匂い可愛い近い可愛い近い・・・。

 

次の瞬間・・・俺は水色の名も言葉も分からぬ少女に唇を奪われていた・・・




ふぅ・・・
いや・・・ね?駄文ってのは分かるしなんか色々言いたいことがあるのも分かるよ?うん。でもね?
タグにもご都合主義って書いてるわけじゃないですか・・・その上で見てるんですよね?
ん?八幡の能力?どうしましょうね。影を操らせたりします?

とりあえず、皆さんの反応で続けるかどうか決めます。


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002 彼は召喚されてもチョロい

どうも、ソルクス 総長です。

原作を無視する場面があります。つまりオリジナル展開です。
ご了承ください


接吻・・・それは信頼できるもの・・・というかこれからの伴侶となる者に捧げる最も大事な事である・・・

それと同時に一応、儀式の服従等の意味を合わせ持つ・・・

アメリカやらとかは違うが、俺の住んでた国ではファーストキスというのは物凄い大事でリア充くらいしか達成できる者はいない。

っと・・・つい数十秒前までは思ってました・・・

 

────

 

唇を離され・・・甘い・・・って馬鹿野郎!

俺は乙女か!そして、前の水色の娘少し顔を赤らめている・・・

いやいや、貴女からしてきたじゃないですかぁ・・・なんで怒ってるですかねぇ・・・。そして水色の竜の方にも接吻を終え、水色の娘が本に出てきそうな杖を持ちながらなにかを言っている。

 

?「これで声・・・聞こえるよね?・・・」

 

八幡「おお・・・聞こえます・・・はい・・・」

 

敬語になっちゃったよ!?そして、良い声だなぁ・・・

「好きだわ」・・・

 

?「!?・・・まあ、良いかな・・・」

 

周りは2人同時に召喚した!?やら、これはイレギュラーだ・・・

やら、あれ?こいつ平民・・・っていやアンデッドか!?

って聞こえてくるって・・・おい、今アンデッドって言った奴・・・

出てこい。八幡怒ってないから・・・正直に出てきたら許してあげるからハチマンウソツカナイ。

 

その後もなにかの呪文を唱えてサラマンダー?やらモグラやらを召喚していく中・・・ある娘が・・・俺が中学時代に受けていた嘲笑、哀れみの目を受けながら・・・ゼロ?と言われながら呪文を唱えた。

 

その結果・・・親方!空から女の子が!ってちゃう!男が!

そして、召喚された彼はなにかを文句を言っている・・・なんだここは?とかコスプレか?とかそんなことを言っている。

そしてこちらを向き・・・おい・・・今、お前俺のことゾンビって言ったろ?おい・・・まあ・・・否定出来ねぇけど・・・。

 

そのゼロの娘は教師のような人に文句のようなことを言ったがタバサもやったから君もだ。って言ってた・・・。

 

そして、その娘と男は接吻をした・・・。その後なんかガンダールヴ?やらなんか言っていた・・・。

どうやら、召喚されると能力が貰えるらしい・・・

俺はその・・・多分・・・日本の男であろう奴とはあまり話さず

俺はその娘の部屋?のようなところに招かれた・・・

 

八幡「えぇっと・・・俺は比企谷八幡という者なんだが・・・君は?」

 

?「私は・・・タバサ・・・」

 

どうやらこの娘は物静かな娘のようだ・・・。

 

八幡「俺は・・・外で寝れば良いのか?」

 

タバサ「?何を言ってるの?使い魔だからこの部屋で寝るに決まってる・・・」

 

八幡「いや・・・あの・・・寝るとこ・・・ひとつしかなさそうなんですが?」

 

タバサ「うん・・・一緒のベッドでねる・・・なにか問題あるの?・・・」

 

えぇ・・・




やべぇ・・・タバサってこんな感じだったっけ?

あ!八幡の装備ですが、学生服に学生カバンを持ってます。

あ!好きだわって言ったやつ。勿論声に出してますとも。

え?タバサ・・・もう・・・惚れてね?って・・・やめたげて!言わないであげて!
ご都合主義って良い言葉だよね!


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003 彼は困惑しながら、とりあえず信条に従う

どうも、ソルクス 総長です。


タバサ・・・ヒロインって言ったけど・・・チョロイン化しそうで怖い


俺は・・・とりあえず・・・再確認と共に説得をしてみた。

 

八幡「えっと・・・タバサ・・・さん?俺と一緒のオフトゥンで寝るって言ってるがこんな目が腐ってるよくわからん男と寝るって事は襲われても文句ないって事で良いんだよな?」

 

これは本当に思ったことだ。決して忠告した訳では無い。

陽乃さんに「理性の化け物」と言わしめられた俺でも流石にこんな可愛い美少女が一緒に寝るとなれば性欲も抑えられるか分からない

 

タバサ「?私なんかを襲うメリット・・・ない・・・」

 

八幡「何言ってんの?お前自覚持てよ。なに?お前は鈍感系主人公ならぬ鈍感系美少女か?」

 

タバサ(召喚した時もそうだけど、この人のこれは無意識・・・なの?)

 

あれ?そういえばこの世界の娘って主人公とか分かるのか?

いや、見た感じ本らしきものもあるし、大丈夫だとはおもうけど・・・

 

八幡「とりあえず、一緒に寝るのは俺の理性が・・・じゃなくて落ち着かないから他のとこが良いんだが・・・悪いよな・・・居候させてもらう分際で寝るとこまで指定するとか本当にクソだよな・・・」

 

どうだ?必殺 「強制罪悪感!」 この技を使った時!相手は十中八九俺の言葉で謎の罪悪感に苛まれ他の選択肢を選ばせることが出来る。因みに、時できる効果だからタイミングを逃す場合もある。関係ないな。

 

タバサ「平気・・・私は魔法を使えるから万が一襲おうとしても撃退できる。それとは別に眠れないというなら私が存在感を消す魔法を貴方にかける。」

 

あ・・・そうか・・・この世界は魔法あるんだったな・・・なら、俺如きに襲われるわけないと思うのが妥当だな。

 

タバサ「もう遅い・・・速く・・・寝よう・・・」

 

八幡「お邪魔します・・・」

 

タバサはなにかを呟いた。そしたらさっきまで感じていた存在感が本当に感じられなくなった。しかし、感触は残るようだ・・・

柔らかい・・・。寝れるかな・・・これ・・・

 

次の日

 

一睡も出来なかった・・・あのあとタバサの寝相が意外にも悪く、小さくも確かにある夢と希望が詰まったそれが当たりまくってるのである。

 

タバサ「・・・おはよう・・・」

 

起きたようだ・・・

 

八幡「おはようございます・・・」

 

タバサ「えっと・・・ハチマン。私の身の回りのお世話とかできる?」

 

居候させてもらってる身だ。俺に拒否権はないのであろう。結局は俺の信条である、押してダメなら諦めろに従うしかないのだ。

 

八幡「了解だ。何をすれば良いんだ?」

 

タバサ「私の・・・服を着脱して・・・その後・・・洗う・・・」

 

あれれぇ?手を上げてますけどなんですかねぇ?降参してるんですかぁ?え?マジ?・・・覚悟決めるとしますか・・・

 

八幡「了解・・・」

 

これも専業主夫で使える物と思いたい・・・




どもども。ソルクスです。

大丈夫ですかね?キャラ崩壊・・・してませんかね?


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004 彼はドキがムネムネしたあと騒動に巻き込まれる

どうも、ソルクス 総長です。

え?なんで1日投稿しなかったか?八幡の能力思いつくの大変だったからだよこんにゃろ!


この世界では魔法がある。

魔法はなんか色々あるらしいが、タバサはその中でも相当強い部類に入るらしい。そして、魔法使いはどの魔法使いにも言えることがある。貴族・・・ということだ・・・。

 

あれ?待ってくれ・・・それって俺はタバサと一緒に寝たけど大丈夫なの?死なない?八幡死なない?

 

そして、今俺が何故こんなことを考えているかというと、タバサの服を脱がしたあとの着せる前のその裸に意識を向けないために、考えてることで、つまり現実逃避である。

しかし、現実逃避しても見てしまう。八幡、男の子・・・仕方ない・・・別にバレなきゃ犯罪じゃない。今は上半身の服を着させてるからタバサからは俺がどこを見てるかなんて分かるわけ・・・

 

タバサ「ハチマン・・・視線を感じる・・・故意的に・・・」

 

バレてた。しかも倒置法で教えてきましたね。

しかも故意的にってことも分かるとか流石っすねタバサさん・・・

 

八幡「はははは・・・ごめんなさい・・・」

 

タバサ「ん・・・許す・・・」

 

なんだろう。俺の世界にあったラノベにいた涼宮ハルヒ○憂鬱の長○とかを思い出してしまう・・・。あとノーゲーム・○ーライフのし○とか思い出す。

 

さて、上半身は終わったとして問題は下半身だがどうするつもりだろうか・・・あ、片足上げとる・・・パンツが・・・やべ!なんかタバサ凄い顔赤くして俺を睨んでる!速くしないと・・・。

 

着させたあとに

 

タバサ「また見た・・・私の身体みてなんの得ある・・・?あと・・・洗濯・・・よろしく・・・」

 

八幡「いやいや、昨日から言ってるだろ・・・お前は美少女なんだよ。なんか。なんて言うんじゃねぇよ。あと、やっぱりお前は鈍感系美少女だな。」

 

ここまで来ると、最終的に「え?なんだって?」とか言ってきそう・・・いや、大丈夫だよな・・・。

そして、洗濯するんですか・・・いや、小町の下着と見れば大丈夫だな。うん。平気平気。

 

タバサ「そう・・・じゃあ、食堂に・・・いく・・・」

 

どうやら、飯時のようだ・・・。

 

でかい食堂だなぁ・・・。飯も凄い豪華だな。まあ、小町の料理の方が美味しいと思うがな・・・。これはあれですよね?タバサさんは貴族なので椅子・・・引いた方が良いですよね?

 

タバサ「ありがとう・・・あと・・・ハチマンは・・・椅子には座れない・・・座れるのは貴族・・・だけ・・・」

 

なるほど、だから俺と同じ日本出身であろう。青年が椅子に座らず地べたでパンを待ってるわけか。

 

八幡「了解だ。」

 

タバサたちの魔法使いはキリストとかそういうのでしてそうななんて言うんだろうな?そうお祈り的な事をしていた。あとその中の一言の中にささやかなるって言ってますけど、パン1つの俺は一体どうなるんですかね?まあ良いけどね。パン嫌いじゃないし。

 

飯を食い終わったあと、タバサから説明されたが、どうやら本来使い魔とは、食堂で食ったらダメらしい。まあタバサが頑張ったからよくわからん使い魔と食事をとらなくて済んだらしい。

 

あの青年、すげぇな。メイドに当たったとおもったら、ケーキを拾おうとした際に、まるで示し合わせたかのように手を当てやがった。お前は古典的な少女マンガの主人公か?

 

おぉ・・・なんか凄いことになってきたぞ。あのギッシュ?ギル?とかいう英雄王してそうなやつが二股?してたらしく、その青年が暴露してその結果その女子二人に振られた。

逆上した英雄王は、なんか筋違いの事を言い決闘がどうやら言っている。謝れば良いものをその青年は英雄王に立ち向かった。

 

その決闘の舞台にきた。あ、因みにタバサは興味がないらしいので俺が単独でいる。

あれ?そういえばあの英雄王、魔法使いだよな?えっと・・・確かあいつの使い魔はモグラってぽいやつ・・・ってことは土系統の魔法が得意ってことはゴーレムを召喚できるのか?

 

てか、普通力があるやつって弱者を守らなきゃいけないんじゃねぇの?なんで力持ってるやつってその力を誇示して弱いやつを標的にするの?あの陽キャぶった野郎共。本当に許さない。

 

まあ、つまり何がする言いたいかって言うと今目前にいるこの世界では弱者扱いであろう平民に対して大人気なく魔法を使おうとしてる金髪はお里が知れるって事だ




地の文・・・多いね・・・。

あと、サイトさんの事ですがサイトさん、活躍させた方が良いですか?ゴーレム事件。サイトさんが解決させた方が良いですかね?ここら辺でオリジナル展開入れたいんですが・・・。


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005 彼は変わらず、彼女に疑問を持たれる

どうも、ソルクス 総長です。

注意書き!絶対に見てください!

この作品は作者、ソルクス 総長が俺ガイルが好きなばかりに作った自己満足作品です。
俺ガイル好きって言いながら八幡以外俺ガイルキャラ出しませんけどね!だって展開的に・・・
八幡はなるべくキャラ崩壊させないように頑張ります・・・
もちろん自己犠牲もさせます・・・。もしキャラ崩壊が酷いようでしたらどうぞ言ってください。直しますので・・・。
あとタグでも書いてある通り八幡最強です
ヒロインはタバサです。
あと原作は無視する場面があります。つまりオリジナル展開です。

上記の事を承知した上でコメント批判等をしてください

今回はオリジナル展開が入ってます。言っときましたからね?

あと、初の八幡以外の視点です。至らぬところしかなさそう。


ゴーレムが本当に召喚された。そのギッシュ?ギル?とかいう英雄王見たいなやつがそのゴーレムでなんかしようとしてるのは明確なので左手にある物を持ち、そのゴーレムが動く直前に

 

八幡「おっと、すまん。こんなところで人だかりが出来てるから何があると思って、人に流されていたらたまたまお前に当たってしまった。」

 

少し早歩きでわざと当たった。そのキザ野郎に。その結果

 

キザ野郎「あ?わざとだよな?君も平民のようだな?確かタバサに召喚された・・・。貴族に楯突く気かい?」

 

そんな見え見えの悪意をこんな貴族(笑)様が見逃す筈もない。

つまりは、ヘイトをあの青年から俺に向けたわけだ。

 

八幡「いやいや、わざとじゃない。不可抗力。被害妄想も大概にしろよ。あ、それとも、もう一回謝った方がいいか?」

 

キザ野郎「そうだな。僕は寛大だからな。誠意を見せたなら許す気を起こすかもな。」

 

ふっ!俺にかかれば土下座とかなら朝飯前だ。なんなら靴舐めだってしてやろう。しかし、今回は目的がヘイトを向ける事だからしないがな。

 

八幡「そうか・・・どうもすいませんでしたっ!」

 

謝る時に相手に顔を向けながら直角90度くらい曲がりながら言ってやった。俺の中で最大のイイ顔でな。

あら?このキザ野郎なんか顔を引きつってますね。

 

キザ野郎「そうかそうか・・・なるほど・・・それが君の誠意か・・・なるほどなるほど。その誠意に僕は僕なりの誠意で返そう。」

 

その直後、予想通り、召喚されたままだったゴーレムが俺にかかってきた。さて・・・この時にどうするか・・・。それは・・・

 

八幡「ふっ!」

 

キザ野郎に右手の握りこぶしで殴り素振りをした。すると

 

キザ野郎「甘いっ!」

 

やはり、予想通り避けた。その時やつは勿論左に逃げる。そして、俺は左手に持っていた砂で目を潰した。

 

キザ野郎「くっ!卑怯な!しかし!」

 

そして、とうとう予想外の自体になった。目潰しは成功した。しかし、俺が考えていた以上のゴーレムが一気に召喚された。

あー・・・これは・・・死んだかな・・・。

 

そして、その時、違和感が走った。握られたままの右手に違和感がある。その右手は、いや右腕は煙を上げていた。なんだ?これは・・・

 

キザ野郎「ふっ!平民が貴族に勝てるわけないんだよ!」

 

そんな事を考えていたらキザ野郎のゴーレムがもう目の前に迫っている。一旦後退し、一か八かその煙を上げている右手をゴーレムに向け開いた。そしたら、幾何学的な魔法陣のような物ができ、その中から瞬間的に暴発するかのような暴力的な光が飛ぶ。

 

キザ野郎「は?・・・は?・・・え?」

 

キザ野郎は俺が目潰しして立っている場所から離れていたから、平気だったが、俺の真ん前と周りにいたゴーレムは消し飛んだ。跡形もなく。

もう一回、キザ野郎に握った右手を向けた。

 

キザ野郎「やめろ!参った!・・・。貴族が・・・平民なんかに負けるなんて・・・」

 

今のはブラフだ。もうあの違和感はあるっちゃあるがあそこまで煙を上げていない。少し煙は上げてはいるが・・・もうあんな威力は出ないだろう。

ん?・・・あ・・・あれ?・・・意識が・・・。

 

sideタバサ

 

あの騒動で一体なにがあったのかは分からないが、どうやら私の使い魔であるハチマンがギーシュを煽りその結果、勝利したがそのあと眠るようにその場で気絶したとキュルケから聞いたのでシルフィードで急いで決戦の場だったところに行く。

 

着いたが、どうやら本当にハチマンは気絶までしてるらしい。

勿論、頬を叩いたりしたが、全く起きなかった。

 

ギーシュ「平民風情に貴族が・・・負けるなんて・・・」

 

ギーシュは茫然自失してるようだが、そんなことに構ってる暇はない。早く寝室に運ばなくては・・・。

 

ハチマンは一体なにがしたかったのだろう。そして、一体何故気絶してしまったのか・・・。身体損傷はない。

精神的なものだろうか・・・?とりあえず今回の事件は間違いなく、ハチマンの手にあるルーンが元凶だろう。

 

先生に聞いたところこのルーンは大変珍しいイマニティというらしい。能力は自分が危機的状況であればあるほど強い砲撃?のようなものを打ち出せるらしい。珍しく、あまり前例がないためそこまで細かく分かるわけではないが、とりあえず魔法ではないらしい。

どうやら、その人の精神力により変わってくるようで今回、ハチマンは初めて使ったにも関わらず、どうやらだいぶ威力が高いものを打ち出したらしい。

 

つまりは、慣れてないのに、もの凄い力を行使したことにより精神力がいきなりの事に耐えきれず気絶したということか・・・

とりあえず、今回の気絶の理由は分かった・・・しかし、あのルイズの使い魔を助けた理由が分からない。

 

なぜ?何故ハチマンは見ず知らずの相手の為に勝てるとも分からないが相手に立ち向かったの?なぜ?なぜ?

 

私は彼ではないから彼の意図は分からない。

それなら・・・私は彼が起きたら聞こう。そして、聞いた上で彼に能力の話などをして、今回のことのような事件は起きないようにしたい。

 

 

この時、タバサはその思いが使い魔に対する心配から来るものだと感じていたのだった・・・。




はい、なんかそれっぽい感じにして、タバサに色々考えさせて見ました。はい。そしてここから、タバサを全力で攻略にかかります!

八幡が!

あと、八幡の能力はアカメが斬るのパンプキンから取りました。


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006 目覚めた彼は何度も考えては間違えて彼女に勘違いされる

どうも、ソルクス 総長です。

注意書き!絶対に見てください!

この作品は作者、ソルクス 総長が俺ガイルが好きなばかりに作った自己満足作品です。
俺ガイル好きって言いながら八幡以外俺ガイルキャラ出しませんけどね!だって展開的に・・・
八幡はなるべくキャラ崩壊させないように頑張ります・・・
もちろん自己犠牲もさせます・・・。もしキャラ崩壊が酷いようでしたらどうぞ言ってください。直しますので・・・。
あとタグでも書いてある通り八幡最強です
そして、ヒロインはタバサです。
あと原作は無視する場面があります。つまりオリジナル展開です。

上記の事を承知した上でコメント批判等をしてください

そんなことよりいい加減、毎日投稿やめていいですか?


八幡「知っている天井だ・・・」

 

俺が言いたかった方とはまた違う方の言葉を言ってしまったが、本当に知っている天井なのだから嘘をついてはいけない。

俺が某嘘つきゲームに出場したらカモにされるレベルで俺は嘘をついたことはない。ハチマンウソツカナイ。

 

タバサ「やっと・・・起きた・・・」

 

横をみるとタバサがいた・・・。まあ、俺が知っている天井なのだからこの世界だとタバサの部屋しかないわけだが・・・あれ?待てよ・・・これ・・・まさかタバサの布団で寝てる・・・いや、今更だな・・・。

 

八幡「おはようございます。タバサさん・・・。」

 

タバサ「ハチマン・・・あなたはなぜギーシュを煽ってルイズの使い魔を庇うような事をしたの?」

 

あれ?なんか色々バレてます?まあ、ですよね。

 

八幡「別に庇ってなんかない。普通にぶつかったらあっちがなんか言ってきて喧嘩をふっかけてきたからそれに応答したまでだ。つまりは、たまたまだ。俺が勝手にやっただけだ。煽ったのはムカついたというだけだ。」

 

タバサ「あなたは・・・そういう感情は表に出さない・・・と思っている」

 

八幡「はっ!1日程度一緒にいるだけでどんな奴か分かるなんてそんなの欺瞞だし押し付けだ。俺はお前がどんな奴か未だに分からんし、ましてや俺自身、感情を出さないタイプだと思っていたからこんなことになって驚きだ。

つまり、本人でも分からないものが赤の他人なんかに分かるわけないだろ?」

 

タバサ「なら・・・私は・・・あなたのことが知りたい・・・」

 

ん?その言い方には色々思春期の男子高校生が誤解してしまうような意味が込められてますよ?

 

八幡「どういうことだ?」

 

タバサ「・・・私も・・・よく分からないけど・・・そう感じた。」

 

八幡「そういや、今いつ?」

 

露骨な話題の転換である。

 

タバサ「ハチマンが倒れてから・・・2日たった朝・・・。」

 

八幡「マジかよ・・・そういや、あの俺の右手が出したのは一体なんだったんだ・・・。」

 

タバサ「その事について、話さなきゃならない・・・。使い魔として召喚されるとその使い魔は能力を得る・・・そして今回ハチマンはイマニティという大変珍しい能力が手に入ったらしい・・・。」

 

イマニティ?俺の知ってる単語なら「免疫」という意味だな。なんか意味があるのか?しかし免疫というにはあまりにも攻撃的過ぎる。

 

八幡「なに?光線だせるとか?そんな感じのやつ?」

 

タバサ「端的にいうと、危機的状況であればあるほど強い砲撃を出すことができる。そして、精神力が玉の変わり。今回八幡は初めて能力を使ったにも関わらず、弱い砲撃ではなく、学園の壁を破壊してしまうような砲撃を出してしまったが為に気絶した。」

 

八幡「え・・・?壊しちゃったの?修繕費とかどうしたの?」

 

タバサ「使い魔がしたことは主が責任を持つ・・・」

 

八幡「タバサが変わりに払ったのか・・・すまん!本当に・・・すまん。お詫びになんかするから許してくれ・・・。」

 

いや、まあね。逆に払えって言われてもこの世界の金どんな金か知らないから払い用がないんだけどね?

 

タバサ「じゃあ・・・溜まった洗濯物・・・病み上がりのところ・・・悪いけど・・・洗濯・・・してきて・・・」

 

はい。仰せのままに。

 

冷たい・・・。物凄く冷たい・・・。てか、量多いな!

 

?「あのぉ・・・」

 

あ?誰だ?男か・・・ってあの召喚された青年か・・・。

 

?「いやあの、俺と一緒で召喚されてそれでギーシュを変わりに倒してくれた人っすよね?俺は平賀才人って言うんすけど・・・」

 

八幡「あぁ・・・俺は比企谷八幡だ。平賀、お前はなぜその・・・私服なんだ?まさか・・・いや・・・やっぱり言わなくていいわ・・・」

 

平賀「いや、違いますからね!俺、ちゃんと学校言ってますから!俺は休みの平日で昼にアキバでパソコンのあれこれをしてたら召喚されたんすよ。」

 

八幡「あ?昼?お前・・・今・・・昼って言ったか?俺が召喚されたのは夜だったぞ?まさか・・・やっぱりこことあっちの時間は違うのか・・・」

 

異世界に来てよくあることだが、やはりあちらとこちらの時間の流れは違うようだ。

 

平賀「だから、制服なんすね?その制服・・・まさか・・・進学校の総武!?めっちゃ頭いいじゃないすか!あ、俺は17歳なんすけどおいくつですか・・・?」

 

八幡「あ?俺は高二でお前と同い年くらいだ。だから敬語はいらん。因みに俺は敬語を使う相手は年上だけだと心に決めている。」

 

平賀「そうなのか?それより、ここは本当にめんどくさいよな?こうやって・・・洗濯はやらされるし、召喚されたくて召喚されたわけじゃないっての!いつになったら帰れるんだろうな?」

 

どうやら、相当ご立腹ようだ。

 

平賀「俺達、あの使い魔と同等ってことだぞ?本当に腹立つ・・・。」

 

?「洗濯をしてる時に他と話す余裕があるってことは・・・もう終わってるのよね?

 

平賀「!ルイズ・・・いや・・・これは同郷のやつがいたから意気投合して話してて・・・」

 

ルイズ「つまり・・・終わってないのね?本当に使えない使い魔なんだから・・・。」

 

そのルイズという、萌え系の声がする完全なロリが平賀の耳を引っ張り折檻をする。そして、意気投合なんてしてねぇよ。お前が勝手に話してただけだろうが・・・。

 

平賀「一緒にやってるこいつだって終わってな・・・俺より多かったのにもう終わってる!?」

 

そりゃそうだ。確かに俺は日本で現代文化の洗濯機に助けれてきた人種だがお前とは違い手を動かしていたからな。俺の方が終わるのが早いのは当然だ。

 

八幡「学校の給食で、めっちゃ話してるやつは時間ギリギリまで食べきれなくて、話してないやつは物凄く早く食べ終わるだろ?それと一緒だ。ソースは俺。」

 

平賀「そういうことだったのか・・・。ってかソースはお前なのかよ。」

 

タバサ「ハチマン・・・終わったの・・・?なら・・・授業受ける・・・。」

 

その言い方だと俺も一緒に魔法を学ぶみたいになるからやめろ。

 

教師「火水土風の魔法は複数に組み合わせることでさらに協力になり別の効果を生み出します。そして、私たちメイジはいくつ組み合わせることできるかでレベルが決まりますがそのレベルは?」

 

金髪女「はい先生。2つの組み合わせが出来ればライン、3つでトライアングル、4つでスクウェアとなりますわ。」

 

いやいや、ラインってSNSの連絡手段かよ?スクウェアとかエニックスってつきそうだな。そして、平賀よ。その金髪女のスカートの中を見ようとするな。あ、折檻された。

 

教師「皆さんは、1系統しか使えない人がほとんどだと思いますが・・・」

 

赤髪女「お言葉ですが先生。未だに1系統も!使えない魔法成功率ゼロの生徒もいるので・・・」

 

赤髪女がそう言った瞬間、クラスの奴は顔を揃えてあのロリ娘のところに目がいく。はぁ・・・くだらな・・・。ゼロのルイズねぇ・・・。

無駄にかっけぇ二つ名じゃねぇかこんにゃろ。俺なんかヒキガエルだっての・・・。

 

────

 

遠目から平賀がルイズというロリ少女をゼロと煽りまくり、ご飯抜き!って言われてるのを眺めながらタバサに聞きたかったことを聞く事にした。

 

八幡「なあタバサ・・・。」

 

タバサ「どうしたの?」

 

八幡「いつも・・・あんな感じなのか?」

 

タバサ「あんな感じ・・・そういつもああ・・・。」

 

八幡「はぁ・・・マジかよ・・・本当にくっだらねぇ・・・。」

 

タバサ(ハチマンはルイズを見ながら言っている。そして普通なら赤の他人がどう言われようと気にならない・・・つまり・・・ハチマンは・・・ルイズが好き?)




え?だいぶ強引だなって?仕方ないね。嫉妬とかさせたいし。


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007 少女は勘違いし、彼はその勘違いに気付かず新たな誤解を生む

もういい加減・・・あのコピペしまくってた注意事項を貼るのやめます。もう7話目だしみんなも平気だよね?
いや、初見に優しくがモットーの俺だけど流石に・・・。
まあ、みんなが貼ってほしいって言うなら貼るけどね?

はたらく魔王さま・・・面白いよね!


タバサ(普通なら・・・赤の他人がどう思われようと・・・どうでもいいはず・・・つまりハチマンは・・・ルイズのことが好き・・・?)

 

あのあと、何故かタバサがこっちを凄く見てきてる。なんだ・・・これ・・・俺は一体・・・どうすればいいんだ?

タバサの方をみたらその見た瞬間に目をそらしてくる・・・もしかして・・・俺のことがすきなのでは!?なわけあるか。ってか本当にどうしたんですかね・・・。部屋に戻ってきてもその調子だとぜんぜん落ち着かないんですが・・・。

 

とりあえず・・・この空気を変えなければ・・・

 

八幡「なあ・・・タバサ・・・」

 

タバサ「なに・・・?」

 

やべぇ・・・話しかけたは良いけどなんも話すことが見つかんねぇ・・・

そうだな・・・この世界の言葉の読み書きを教えて貰うか・・・。

 

八幡「えっと・・・俺はさ別の世界から来たわけだからこの世界の言語がさっぱり分からん。俺は別の世界だと読書家だったわけだ。つまりは、暇なんだよ。だから本とか読みたいから読み書き・・・教えて貰えると助かる・・・。」

 

タバサ(いきなり・・・読み書きを教えて・・・?まさか・・・ルイズに手紙を書く・・・?)

 

なんか更にタバサからのヘイトが向けられてるんだけど、今回に関して言えば本当に謎なんだが・・・。

 

タバサ「なら・・・ハチマンのカバンに入ってるもので楽しめば良い・・・そんな無理に覚えなくても問題ない。」

 

ハチマン「いや・・・もしかしたらこの世界で余生を過ごさなくちゃいけないわけだし、読み書きは覚えるべきだと・・・。」

 

タバサ「平気・・・私がずっと一緒にいるから問題ない・・・。」

 

タバサさん?その言い方には語弊は生み出しますが大丈夫ですか?

というか、そういや鞄の存在忘れてた・・・ってか盲点だったわ。とりあえず、鞄の中・・・整理してみるか・・・。

 

スマホと文庫本と筆記用具とゲーム機とイヤホンとソーラー充電器あと財布・・・。ゲーム機とかソーラー充電器とか持ってきてるけど何がしたいんだよ。あいつとの買い物で使わないだろ。多分いつも持って行ってるやつも一緒に持ってきちゃったんだろうな。俺がカバンに入れた覚えがあるのは財布とスマホだけだし。

 

ってかこの場合使えるのはゲーム機だよなぁ・・・まあ、スマホも使う時が来るかもしれないし充電しとくか・・・。

さて、問題の文庫本だが作品は・・・出した瞬間に表紙が見えたがその刹那・・・飛天御剣流でも出せない速度で鞄の中に戻した。そのせいでタバサが物凄く不振がっている・・・。

 

タバサ「どうしたの・・・?本っぽいのあったよね・・・?」

 

八幡「いやいや、ないない。あるわけないだろ?きっと召喚される拍子に落としちゃったんだろうなぁ・・・いやぁ・・・残念だ・・・。」

 

因みになぜ俺がその文庫本を隠したかというとその文庫本が新妹魔王の契約者だったからだ。ふざけるのも大概にしろよ俺!なに1番R18に近い文庫本持ってきてんの!?

本当にバカ!ボケナス!八幡!

これは・・・本当にまずい・・・まず俺の世界の言語が分からないにしても表紙はまだセーフな筈だがその中の絵がやばい・・・。なんでわざわざ5巻くらいまであるんだよ・・・。やめろよ・・・。

 

タバサ(確かに・・・色彩が豊かな本が見えた・・・なのにハチマンは持ってないって主張・・・やっぱりハチマンは他のことの為に言語を教えて貰おうとしてる・・・)

 

タバサ「そんなに・・・言うならそのカバンの中身・・・見せてほしい・・・」

 

八幡「いやいや、ないから・・・本当にないから勘弁してくれよタバサ・・・一旦落ち着けよ。プライバシーの侵害って知ってるか?そういうのは無理強いしてはダメなんだぞ・・・」

 

タバサ「ハチマン・・・プライバシーがなんとかは分からないけど無理強いがどうとか・・・言われても・・・私の目には本が映ったからその真偽を確かめたいだけ・・・それを確かめれば私の気も収まる・・・。」

 

やべぇよ。動揺しすぎて、とうとう日本の法律を出しちゃったよ・・・とにかく落ち着けよ俺・・・ヒッヒッフーヒッヒッフー・・・ってマラーズ法とか落ち着く気ないだろ・・・。

 

とりあえず観念するしかない・・・ここまで押してもダメなら諦めよう・・・やだなぁ・・・怖いなぁ・・・。

 

八幡「はぁ・・・分かったよ・・・ほら見てみろ。」

 

俺が見せた鞄の中には勿論本が5冊ほど入っておりタバサは特に驚く素振りをせずにその中身を流れるような手つきで見た。

 

タバサ(やっぱり・・・あった。でも意外と潔が良かった・・・ってことは中身に何かあるはず・・・。)

 

その結果タバサはしばらく硬直したが・・・しばらくしたらこちらに戻ってきたらしく他の5冊も見たあとに顔をみるとモノの見事な朱色になっていた。それはそうだ。ToLOVEると変わらない・・・いやToLOVEる以上のエロいやつなんだから貴族であるタバサがそういう耐性があるわけない。

 

タバサ(女子の・・・裸・・・巨乳・・・貧乳・・・ハチマンは・・・女好き・・・?なら・・・明日からはあの教室にいさせられない・・・。)

 

八幡「あのぉ・・・タバサ・・・さん?」

 

タバサ「ハチマン・・・勝手にみて悪かった・・・」

 

八幡「いや・・・それは別に気にしてない・・・」

 

タバサ「そう・・・それとは別に聞きたい・・・ハチマンは貧乳好き?巨乳好き?あと・・・女好き・・・?」

 

えぇ・・・なにそのどう答えても、バットエンドになりそうな選択肢・・・とりあえず・・・思ったことを言った方がいい・・・その方がきっと嘘をつくよりはマシな筈だ・・・

 

八幡「まず・・・俺は胸の大きさに特に拘りはない。強いて言うなら俺が好きになった人の胸が1番好きになるだろう。そして女好きか・・・どうか・・・だが・・・俺は同性が好きなわけではないし・・・つまりはノーマル・・・女子が好きってことになるんだが・・・それはアウト・・・ですか?」

 

その判決は如何に・・・!?

 

タバサ「そう・・・ならいい。同性ではなく異性が好きというのも動物的な本能で普通なもの・・・あうと?ってものは分からないけど・・・大丈夫・・・。」

 

どうやら無罪という判定になったらしい・・・本当に良かった・・・

 

タバサ「気付いたら夜も遅い・・・明日も早い・・・早く寝る・・・」

 

そして、俺は慣れない・・・いや慣れたらダメなこの状況でまたしても小さくも確かにある夢と希望が詰まったそれの感触で寝れないと確信するのであった。

 

────

 

朝だ・・・一睡もできなかった・・・とりあえず・・・洗濯をしなければ・・・専業主夫の朝は早いのだ・・・っておっと・・・なんか裾を掴まれてる・・・とりあえず離さなければ・・・

起こさないようにそっと手を離してやる時に「あ・・・手が柔らかい・・・」と思ってしまった俺が憎い・・・。

 

またしてもあの平賀がいると思っていたが・・・どうやら今回はいないらしい・・・正直・・・嬉しかった・・・俺は今1人になる時間が欲しかったのだ・・・。

 

俺はあの鞄の中身をみて地球の事を思い出してしまったのだ・・・やっと、問題も解決して平穏になったと思ったのに・・・降り出しに戻された。いや、この場合時間軸が同じなら俺は由比ヶ浜との約束を反故にしてるわけだ。かなり酷いことになってそうだ。悪い小町。由比ヶ浜。俺女の子を待たせちゃいそうだ。それでも・・・俺は小町を・・・いや、奉仕部や一色を忘れようとしていた・・・でなければ壊れてしまうから・・・俺はどれだけ弱いのだろうか・・・本当にこんな弱い自分が醜い・・・。

 

八幡「小町・・・」

 

雪ノ下・・・由比ヶ浜・・・一色・・・。こんな女々しくフリーペーパーで撮った写真を見ることになるとはな。この七五三みたいに撮った写真もつい先日のことのようだ。

 

sideタバサ

 

あの時、私は手を繋いでいたが離される感触がし・・・きっとハチマンが洗濯に行くのだろうと思っていたが・・・少し・・・ほんの少し気になり物陰に隠れながらハチマンを見ていたらハチマンが謎の板を持ちながら黄昏た物憂げな顔で

 

ハチマン「コマチ・・・」

 

と言うのを聞いてしまった・・・。ハチマンの元の世界の彼女だろうか・・・




まだ、彼女には勘違いしてもらいますよ。

え?話数稼ぎやめろ?ごめんなさい・・・


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008 勘違いは解消されず彼は自分の能力の強さを試す

俺は・・・コメントが無くて悲しい!

まあ!アンチコメあっても俺は豆腐メンタルだからやる気なくすだけだけどね!(ヒロアカの方のやる気失くした模様)


洗濯が終わり・・・昨日と同じように授業を受け・・・ようとしているが何故かタバサがものすごく見てきている・・・

視線がすごい・・・。なんなんだよタバサ・・・。

 

タバサ「ハチマン・・・コマチって人・・・好き?」

 

八幡「ん?いきなりどうしたんだ?タバサ?俺は小町の話はお前にしてないと思うんだが・・・」

 

タバサ「さっき・・・洗濯している時に・・・耳に入った・・・」

 

えぇ・・・まさかの聞かれてたんですか・・・。恥ずかしい・・・黒歴史確定だな。しかしこの世界だと解消方法ないな。死のうかな・・・

 

八幡「小町のことだったな?俺は大好きだぞ。愛している。天使と言っても過言ではない。」

 

タバサ「そ・・・そう・・・。」

 

なんかタバサさんちょっとしょんぼりしてませんか?

というか顔色も少し悪いな・・・まるで小町が病気出した時みたいだな

とりあえず・・・計るか・・・。

俺はタバサのデコに手を当てる。ん?なんかタバサがいきなり赤くなってきた?熱!

 

八幡「おいおい、タバサどうした?風邪あるんじゃないか?自分の健康状態は自分で管理しないとだめだぞ?」

 

タバサ「大丈夫・・・一時的なもの・・・」

 

八幡「そうか・・・ならいいか・・・。というか結局流されてた。この世界の言語おしえてくれよ。」

 

とりあえず、言語を教えてもらうのすっかり忘れてたので聞いてみるか。

 

タバサ「なんで・・・そんなに言語の事聞く?・・・私がずっといるからいらないって言った・・・」

 

八幡「いや・・・だからな?俺は読書家。しかしこの世界だと読める文字がない。ここまでは分かったか?」

 

頷いているタバサ

 

八幡「そんで、この世界に持ってきた本もアレだから読みたくても読めないってか読めるところを知らん」

 

タバサ「読みたい・・・まあ・・・男だし・・・ね・・・」

 

そんな慈悲に満ちた聖母のような顔を俺に向けるのはやめて!浄化してこの世から消えちゃう!消えちゃうのかよ。

 

八幡「なあ?ダメか?」

 

タバサ「分かった・・・教える・・・でも・・・条件ある・・・」

 

────

 

タバサ「この世界の通貨はエキュー、スゥ、ドニエ。金貨1枚が1エキュー、新金貨は3枚で2エキュー。100ドニエで1スゥ、100スゥで、1エキュー」

 

俺は・・・とりあえずこの世界の単位を教えて貰っている。読み方と書き方はとりあえず分かった。国語学年3位を舐めるなよ・・・。

 

タバサ「平民が使う1年の平均が120エキュー、下級貴族は500エキュー、トリステインだと2000エキューあれば森がある庭付きの屋敷が買える。トリスタニア郊外だと12000エキューくらいあれば城が買える」

 

日本円で1エキューは1万円くらいか?なら1年で平均が120万・・・そして貴族は500万もあるのか・・・。そんで家を買うには2000万くらい。城は・・・俺には無理だろうが1億2000万円くらいか?多分・・・しかし、日本でその額は安いと思うけどな。本当の日本円換算だと1エキューは10万やら100万やらがありそうだな。

 

タバサ「とりあえず・・・生活する上ではこれくらい覚えてれば困らない筈・・・」

 

八幡「ああ・・・こんな夜遅くまで教えてくれてありがとうな。」

 

タバサ「明日はお休み・・・だから気にしないで・・・私もその対価に見合った物をハチマンから貰うからなにも問題ない・・・。でも・・・今日は夜遅い・・・寝る・・・」

 

そして・・・やはり眠れる筈のない夜がまた来るのであった。

 

今回は違う・・・今回はタバサの希望と夢が詰まったアレを堪能してて眠れない訳では無い。今回は少し・・・このイマニティという能力に慣れなければならないからその練習に行く。

 

しかし、そんな簡単に危機的状況に陥るわけでもなく森に入ったきり・・・何も起こらない・・・。

 

八幡「はぁ・・・意気込んで森に入ったのにこの有様ですか・・・笑えねぇ・・・」

 

そんなことを言っていたら・・・森の茂みから音がした。なのでちょうど手頃な石があったから投げた

 

「痛・・・」

 

この声は・・・

 

八幡「何やってんだ?タバサ・・・」

 

タバサ「ハチマンがベッドから離れてどこかに行こうとしたから少し心配して付いてきた。なにをしてるの?」

 

八幡「俺の能力であるイマニティを今のうちに慣れさせようとしてな。正直何度も何度も打つ度に気絶してたんじゃ話にならないだろ?だから気絶をなるべく最小限に抑える為にここまできた。」

 

そんな他愛のない話をしてたらまたしても音が

 

八幡「タバサ・・・1人できたのか?」

 

タバサ「うん・・・1人。」

 

八幡「いつもの杖は?」

 

タバサ「置いてきた・・・」

 

ええ・・・いやいや・・・まさか・・・ねぇ?

 

ミノタウロス「ブモォォォォ!」

 

それはそれは立派な神話とかにも出てきそうな物の見事なミノタウロスがそこにはいた。

 

八幡「タバサ・・・ミノタウロスって強いですか?」

 

タバサ「頭が無くなっても・・・しばらくは生き残るくらいには生命力高い。あと怪力で矢とか剣とか銃弾も効かない強固な皮膚を持っている。」

 

そんな話をしてたら、ミノタウロスは襲いかかってきた・・・。その速さに俺は付いてこれずモロに奴の突進を喰らう。

 

八幡「ぐぇぇ・・・」

 

血が口から出てくる・・・。やばいやばい・・・本当にやばい・・・。俺は吹き飛ばされ木にぶつかったままだ。ミノタウロスは俺に見向きもせずに今度はタバサに突進しようとしていた。

 

sideタバサ

 

好奇心でハチマンに付いていったら結果・・・私はハチマンの足でまといになっている・・・杖を持っていればミノタウロスはおそるるに足らずな敵なのだ・・・しかし、無慈悲にもそのミノタウロスはハチマンに突撃しハチマンは直撃した。

そのミノタウロスは私の方を見ていた。私はアイコンタクトでハチマンに逃げるように言う・・・そしてミノタウロスが私に突撃しようとしてるので覚悟を決めて目を閉じた。しかしその直後砲撃のような音がし、目を開けた・・・そしたら・・・ハチマンの打ったであろうその砲撃をミノタウロスは受けきっていた。

 

その砲撃にミノタウロスは激怒したようで今度は矛先がハチマンの方に向く。ハチマンの方を見るとハチマンがアイコンタクトで(大丈夫だ。お前が逃げろ・・・)と言っている。しかしさっきの突撃でハチマンの骨は折れてる筈・・・今度まともに受けたら死んでしまう。

 

ハチマンは立ち上がった。そして

 

ハチマン「へっ!こっちこいや!牛野郎!」

 

その煽りにムカついたのかミノタウロスとハチマンは森の最深部に行く。私は自分の不甲斐なさを痛感しながら、急いで杖を取りに行った。

 

side八幡

 

どうやら、完全にヘイトは俺に向かったようだ。それが分かったところで、俺はタバサから一気に距離を稼ぐ。俺がこの行動をしたあと十中八九、タバサは杖を持ってきてこのミノタウロスを退治できるだろう・・・しかし・・・それは・・・俺が大丈夫であればの話だ・・・。

 

さっきの突撃により、多分脇腹の骨が折れた・・・まだ足じゃない分マシだな・・・。アドレナリンのお陰か、あまり痛みがない。

単純計算でタバサがもどってくるのは10分と仮定しよう。その10分間の間・・・俺はどうすればいいのか・・・。

 

そう考えふける余裕はない。何故なら現在進行形で俺はミノタウロスから突撃を連続で受けそうになってるからだ。しかし、そう何度も何度も見てたら流石に予備動作が分かってくるのでだいぶマシになった。これなら勝てる・・・そう思ってしまった・・・

 

また、芸もなく突撃を繰り返したミノタウロスから俺は先ほどと同じように回避行動をした。そしてその回避先を読まれてまた直撃を喰らった。

 

八幡「げぼぉ・・・」

 

そうだよな・・・学習するのは人間だけじゃない・・・。ミノタウロスだって何度も同じ回避行動を見てたら予測だって出来る・・・ふっ・・・死んだな・・・ゴメンな由比ヶ浜・・・雪ノ下・・・一色・・・小町・・・戸塚・・・タバサ。

 

そんな・・・意識が朦朧とする中で、なんとミノタウロスの頭が吹き飛んだ・・・。タバサがそのにはいた。

 

タバサ「八幡・・・もう帰る・・・。そして手当する・・・。」

 

俺に手を担ぎ上げようとしてる最中にタバサはミノタウロスに背を向けてしまっていた。そうさっきのタバサが言ってたようにミノタウロスは生命力が高い・・・。俺はその事に気づき体が悲鳴を上げるのにも躊躇わずタバサを押し退け、ミノタウロスが挙げた右手を受けながら俺も右手を翳し打った・・・。

 

そして意識が途切れた・・・。




尚、ミノタウロスは基本洞窟の生き物ですがたまたま八幡はその近くに来ていました。え?ご都合主義やめろ?ウザイ?ごめん。



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009 されど彼は変わらず彼女の勘違いは解消される

え?タイトルのされどってなんの今があるかって?

なんの意味があると思う?(自問自答な上に質問を質問で返す男)


八幡「知ってる・・・天井だ・・・」

 

やはりあの言葉を言えずにことの言葉は何回言ったことだろうか

いい加減、あの言葉を言わせてくれよ・・・。起き上がろうとした時に物凄い激痛がした。

 

八幡「いってぇ・・・そりゃ、あんな突進喰らったら骨がイカレるわな・・・これ・・・俺大丈夫なのか・・・」

 

タバサ「何をしてるの?安静にしてないと・・・ダメ」

 

タバサの声が聞こえた・・・ん?どこだ?何処にいる?あれ?そういや俺が今抱き着いてる物って何だろうか。いや、正確には抱きつかれてる?か。そう思い手をワキワキさせたら、ふにゅ、となにか球体のような今まで掴んだことがないような感触が俺の手に響き渡る・・・

 

タバサ「ハチマン・・・」

 

ふぅ・・・これは・・・そういうことですよね?

 

八幡「はい・・・ナンデショウカ・・・タバサ・・・さん・・・」

 

タバサ「ハチマン・・・そういうのは・・・ダメ・・・ハチマンには彼女がいるのだからこういうのはやめるべき・・・」

 

あれ?そこ?ってかタバサ?俺には彼女なんていませんよ?

 

八幡「いや、俺には彼女はいないぞ?」

 

タバサ「え?嘘はダメ・・・愛しているとまで言ったコマチという人がハチマンにはいるはず・・・それとも・・・結婚してるの?」

 

まさかのタバサの中で俺が近親相姦する鬼畜になってるぅ!

 

八幡「いやいや、小町は俺の妹だからね?ってそんなことより・・・タバサ・・・すまん!許してくれ!お前の胸を触ってしまった・・・別に悪気があった訳では無いんだ・・・」

 

描写するのを忘れていたがタバサは俺の隣で裸で寝てるのだ・・・そう・・・裸で!

 

タバサ「・・・私の言うことを3つしてくれたら・・・許す」

 

八幡「許してくれるならなんでもする!・・・ただ・・・俺が出来る程度のものにして欲しいです」

 

俺に対する・・・その判決は・・・

 

タバサ「とりあえず・・・1つ目はご飯作って・・・。あと聞きたいんだけどハチマン・・・なんで私を庇ったの?私なんて赤の他人の筈・・・ハチマンが庇う必要性なんてなかったはず・・・」

 

八幡「庇ってなんかない。あそこでミノタウロスから逃げ帰ってたら他の人にも被害が出る可能性があったからその時に俺が仕留めていれば・・・ってなるのが嫌だったから殺っただけだ。お前が助かったのは副産物でしかない。」

 

八幡「あと・・・1つ言わせてくれ・・・」

 

タバサ「なに?」

 

八幡「服を・・・着ろ・・・」

 

八幡「あと・・・料理は・・・了解した・・・」

 

────

 

まるで狙ったかのような休日だったので(あれ?休日ってあったよね?ありましたよね?)なんか俺じゃない声が聞こえたのはさて置き、料理を作ろうとしたところ・・・タバサに傷が治るまで安静にしててと言われて、なら料理は?と聞くと傷が治ってから・・・というわけらしい・・・。

そんで今、タバサは食堂に行った。

 

なお、描写してなかったがタバサは大食らいなので帰ってくるのは遅い・・・というか料理作るときにタバサの口に合うか分からんし量も大丈夫か心配になる・・・。

 

俺は安静にしてないといけない・・・しかしただこのまま布団にいるのも暇になる・・・せっかく言葉を教えて貰ったのだしここにある本でも読むか・・・。

 

何時間かするとタバサが帰ってきていた。タバサも無言で自分の書籍を取り、そのまま読み出す・・・。この感じ・・・俺は嫌いじゃない。あの頃のあの場所と同じような雰囲気があるからだ。

 

ん?この世界にも幽霊という概念はあるんだな。あれ?待てよ俺の世界だと人間がやってるから人間が1番怖いってなったけどこの世界だと本当に実在し害悪でもあるのだから・・・

怖っ!超怖いんだけど!そして今考えたら現実世界での虫もここではデカかったりするのだろうか?もしそうだったら八幡・・・もう引きこもりたい!

 

そんな俺に取っては結構死活問題になってくる事を考えていたら、この沈黙を壊し、タバサは聞いてきた。

 

タバサ「そういえば・・・ハチマンは・・・夢とか・・・ないの?」

 

八幡「そうだな。俺の夢は専業主夫だな!」

 

タバサ「せんぎょうしゅふ?」

 

八幡「俺は養われたい。働きたくない。嫁に働かせて俺は家事をやって、嫁が帰ってきたらおかえりなさいという立場になりたい。」

 

タバサ「なるほど・・・じゃあ・・・養われれば誰でもいいの?例えば・・・私とか」

 

えぇ・・・なにそれぇ・・・まあ・・・思ったことを言えばいいよな

 

八幡「ああ?そうだな。例えばでも絶対にありえない事だと思うがタバサのような美少女でしかも貴族に結婚したいとか言われたらそれこそ人生の勝ち組だろ。」

 

タバサ「そう・・・」

 

顔が赤いですがやはり俺なんかに褒められても嬉しくないですか・・・そうですかすいませんでした。八幡死んじゃうのん?

 

そこから眠気がし・・・寝た・・・。

 

────

 

起き、何か違和感があるので見たら本が凄い積み上がっていた・・・タバサ何処かしら・・・。ってか埋まってね!?大丈夫なのか?

 

八幡「タバサさーん・・・大丈夫ですか?」

 

・・・返事がない・・・ただの屍のようだ。言ってる場合じゃねぇ!助けねぇと!・・・救出し、タバサから事情を聞いたところ・・・「本に夢中で気づかなかった」と言われました。何言ってんだあの青髪。

 

俺は・・・猛烈に今・・・困っていた・・・。そう・・・ラーメンを食ってないしなによりも・・・マックスコーヒーすら飲んでないのだ。

そろそろ本当に飲みたいし食いたい・・・。ラーメンはまだいいとしてマックスコーヒーは本当に飲みたい。禁断症状出そう。禁断症状の例は逆立ちしたり体を捻ったりする。どっかの林檎が大好きな死神みてぇな禁断症状だな。

 

そういえば、あの鞄の中にマックスコーヒーなかっただろうか?無かった気がする。うん・・・ないわ。前に新妹魔王の契約者とか見つけた時にいくら探してもマックスコーヒーだけは無かったわ。

 

ふぅむ・・・調理場があればぜひ作りたいが・・・まずこの世界にコーヒーという概念あるの?そもそもミルクやら砂糖あんの?ってかそれ以前に俺自体が今動けねぇから関係ないか・・・。

 

八幡「そういやタバサ・・・俺達は、ミノタウロスを倒せたからこうやって無傷ではないが生き残ってる訳だがあのミノタウロスに撃った一撃・・・どうなりました?」

 

タバサ「そういえば・・・その話・・・してなかった・・・。まず、あの一撃はミノタウロスにとって絶命するに値するものだった。ミノタウロスの強靭な皮膚を貫通して、ミノタウロスのお腹にデカい穴が空いた。生命力が高いのが売りのミノタウロスも頭が吹き飛びお腹にデカい穴が空いたら流石に絶命した。」

 

にしても・・・暇だ・・・果てしなく暇・・・腹が鳴った・・・。

 

タバサ「お腹空いた・・・?じゃあ、ご飯取ってくる・・・」

 

少なくとも俺が使い魔でタバサが主人なのだから、普通は俺が取ってくるべきだと思うのだが・・・作者の原作知識の無さが垣間見えたぜ

 

タバサ「取ってきた・・・。」

 

八幡「おぉ・・・ありがとうな。じゃあその器とスプーンを俺に渡してくれませんか?」

 

どうやらお粥のようなものらしいが、何故かタバサがこちらに渡してくれない。なに?新手のいじめ?

 

タバサ「あーん・・・」

 

はぁーん!?なにしてんの?タバサさん!?え?なに?あのリア充共がよくやっている伝説の・・・あーん・・・ですか?は?なにしてんの!?は?まさかのビッチですか?な訳あるか!

 

八幡「いや・・・あの・・・タバサ?それは・・・」

 

タバサ「ハチマン・・・重傷・・・拒否権・・・ない。あーん」

 

俺は・・・観念し、座右の銘こと押してダメなら諦めろを前面に押し出した。

 

八幡「あーん・・・」

 

そのお粥のようなものを食べ終わるまで俺はあーんで食べさせられ、そのお粥は多分・・・1番美味しかった・・・。




まず、言っときますとWikiに載ってない所が多々あり過ぎたのでオリジナル設定的なものになってしまって本当に申し訳ありません。今回使ったオリジナル設定の他に本当の設定があったのならぜひ教えてください。

あ、休日の事です。あと調理場って一般人使えるんだっけ?ってかこういう時の飯ってどうしてんの?わけわかめ・・・

あとコーヒーってあの世界あるんだっけ?あることにしていいすか?

あと麺は?って俺は聞きすぎですね。ちゃんと原作読めやこのにわかが!とか言われそう。

修正部分あったら教えてください
めんどくさいけど書き直しますので・・・


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010 彼は完治し、熟考し、決心する

とうとう10話になりました。

因みに、タイトルのネタ切れに入ってきました(早い)

皆さんが色々言ってくれて助かってます。Wikiはもう信用しない。

始まるぞ!


※完治する前

 

俺は今まで交流してなかった青い龍・・・やっべ、昔の病のせいでついつい、こっちの龍使っちゃったぜ♪キメェ・・・。

改めて、竜・・・つまりドラゴンであるシルフィードと、とうとう交流を持つ決心が付いた。タバサの使い魔同士だが・・・正直種族から違うから絶対に合わないと思っていたし、なによりあの竜の視線はこちらを嘲笑するような・・・そう中学時代に受けていた視線と酷似している。

 

俺は正直・・・あの竜とは仲良くしたくなかったが・・・使い魔同士なので絶対に顔を合わせる間柄なので渋々交流を持とうと思った。

 

そして、いざあの竜と話そうと思った・・・って俺はバカか!そもそもなぜあの竜と意思疎通出来ると思った?なに?タバサが話してるから?それは違うよ!タバサは主だから意思疎通出来るだけで、俺は主じゃないから分からんだろ!そもそも分かったとしてもシルフィードの場所知らんし・・・。

 

やっぱりシルフィードと交流持つの諦めるか・・・。

 

────

 

タバサ「ハチマン・・・完治・・・したけど・・・料理は早い・・・下手したら違う病にかかる・・・」

 

俺は完治したので、タバサから言われた命令の一つである料理作りをしようと部屋から出ようとしていた・・・。

 

八幡「平気だ。ってかそもそも、俺はもう病気だっての。あと、こういうのは先延ばしにするとめんどくさくなるから早めに解消しておきたい。働きたくないけど。」

 

タバサ「え?病気にかかってるの?」

 

やっべ、失言だった。厨二病はこの世界だと分からないと思うし他のことで誤魔化すか・・・。

 

八幡「え?なんだって?そんな事よりも離せよ服が延びる。俺はあの厨房が使えるか聞かなきゃならんのだ。それで使えなかったらお前にはほかの事を頼んで貰うしかないからな。」

 

タバサ「・・・分かった・・・ハチマンが聞いて欲しくなかったら聞かない・・・。じゃあ、いってらっしゃい」

 

あの、タバサさん?そのあと言い方は色々誤解生むからやめてね?

 

厨房長である人物と話したところ平賀から俺の事を聞いてたらしく、なんか貴族に対抗して勝ってる平民として英雄視されてました。

 

曰く、貴族に勝てる平民はいない

 

曰く、貴族は最強である

 

曰く、貴族にいくら反抗しても意味が無い

 

曰く、平民は魔法を使えない

 

曰く、貴族は魔法を使える

 

曰く曰く曰く曰く曰く・・・と、どっかの盤上の世界に行った世界最強のゲーマー兄妹の伝説のような感じで貴族にはこんな感じの逸話(笑)を話されていたらしい。

 

そもそも、俺は召喚された時の能力で勝っただけで、俺自身はあのゴーレム部隊に勝てる気は毛頭ない。

この力はまやかしの力なのだ。俺自身ではなくこの世界に入ったら、異世界転生系でよくある能力貰える特典(ランダム)で強い能力を授かっただけなのだ・・・。

 

俺はいたたまれなくなり、一応厨房を使えるかを聞き、英雄なら、我々が使ってない時な使わせてもいいと言われたが、その厨房を後にした。

 

タバサ「ハチマン・・・その感じは・・・ダメ・・・だった?」

 

俺は・・・どこかの虚言は吐かないと言った少女とは違い虚言を吐きまくるので今更虚言を吐くのに抵抗はないはずだった。

 

八幡「いや・・・その・・・」

 

言葉が出なかった。コミュ障ではなく、いやコミュ障だが、本当にコミュ障よりも酷いくらいには言葉にならなかった。

 

タバサ「ハチマン?」

 

タバサが心配してるし、困惑もしている。なんとかしなくては・・・

 

八幡「ふぅ・・・他の・・・命令にしてくれないか?一応、これからも交渉はして見るが・・・とりあえず今は他の事にしてくれ。大丈夫だ。他の命令をしたあとにこの料理の交渉が通っても命令権は減らない。」

 

俺は保留を選んだ。その・・・時が来るまでは・・・俺は真実を隠すことにした。

 

タバサ「そう・・・なら買い物しに行こ?」

 

どうやら、お嬢様は荷物持ちをご希望のようだ。

 

────

 

どうやらシルフィードに乗って買い物をしにいくようだが異変が起きている。タバサはなんかシルフィードと喧嘩的なことをしている。なにしてんだこいつら。なぜ分かるか?雰囲気だ。完全に険悪な雰囲気が流れている。

 

タバサ「ハチマン・・・」

 

八幡「ん?どうした?なんかあったか?」

 

タバサ「シルフィードが・・・ハチマンを乗せるならハチマンの強さを見せて欲しいと言ってる・・・強くないなら乗せないって言ってる・・。強さの証はシルフィードに勝つこと・・・らしい。」

 

この竜はどうやら俺を乗せる気はさらさらないようだ。何故なら、普通の人間が竜に勝てるわけない・・・。そういう悪意があるからだ。

確かに俺は勝てる気はしない。ってかどう勝てば良いんだよ。

 

八幡「勝利条件は?」

 

タバサ「シルフィードに傷を付ける。敗北条件はハチマンの戦意喪失か再起不能・・・。」

 

どうやら、この竜は俺を殺したいらしい。戦意喪失・・・つまりは降参という物は相手に言葉が分かって初めて出来るものである。

 

八幡「シルフィードって言葉わかんの?」

 

タバサ「理解してるし、なにより話せる。」

 

シルフィード「その事を真っ先に聞くって事は、降参するつもりなのね?」

 

本当に話してる・・・。なんだこいつ・・・。

 

八幡「違ぇよ。ただ、お前の腹に穴が空くかもだから気をつけろって言おうと思っただけだ。」

 

最初から挑発させてもらおうじゃないか。挑発に乗れば相手の動きが単調になるし、乗らなければ相手が勝手に俺が何かを持っていると思わせることができる。実際は何も持ってないのにな。

 

シルフィード「ふん、人間の、しかも平民が勝てるわけないのね。おねぇさまと一緒に寝てるのも本当は気に入らなかったのね。ここでお前の器を計ってやるのね。」

 

ってかこいつの語尾、遊戯王で「なノーネ」とか言ってる教頭みてぇだな。スカイスクレイパー!って言って倒してぇ・・・。

 

八幡「竜、お前に、そんな器を計る権限があるかどうか知らんけど、タバサが誰とくっつこうがお前には関係ないだろ?」

 

シルフィード「確かに関係ないけど、お前はおねぇさまがどんな待遇か知らないのね。そんなお前がおねぇさまの気持ちが分かるわけないのね。」

 

どうやら、この竜は本当に分かってないらしい。

 

八幡「確かに俺はタバサの事をさっぱり知らん。しかし、待遇が分かったとしても、そいつの感情や気持ちがわかるなんてそんなの欺瞞だし押し付けだ。」

 

シルフィード「御託は良いのね。早く始めるのね。」

 

さて、挑発をし、相手の動きが単調になるのを狙っていたが、今の話などをしてたらすっかり普通になってしまったようだ。

勝てるのかしら・・・。

 

────

 

シルフィードは翼を使い、空に飛びながらこちらにブレスを吐いたり、風魔法をしたりと完全な遠距離攻撃をしてきている。確かにこれをすれば、魔法を使えない俺と戦うには十分だろう。

 

俺がもし能力を授かってなかったら戦いではなく蹂躙になっていただろう。きっと今のこの状況ならイマニティを使えば間違いなく傷を負わせる事が出来るだろう。

 

シルフィード「どうしたのね?あんな挑発をしといて結局なにもできないのね?やっぱり平民は弱くて口だけなのね。」

 

そして、挑発してたのを見破られていたらしい。今度は逆にこちらを挑発してきた。

 

朝の厨房の時の事があり、使うのを躊躇う。そんな時、タバサの方を見た時、何故かものすごい悲しそうな・・・そんな目をこちらに向けてきた。そして、諦めたような目でもあった。

 

シルフィード「余所見とは、余裕があるのね!」

 

そして、俺はシルフィードのブレスの風の魔法の連撃をモロに受けた・・・。

 

シルフィード「勝負あったのね。」

 

タバサ「ハチマン・・・」

 

シルフィードがどうやら勝ちを確信したようだ。しかし俺はまだ再起不能になってない。さっきのタバサの目で、俺は決心がついた。例え授けられた、偽物の力でも本物にしてやると・・・自分に納得させるのだ。その力は本物ではない・・・そう自分に言われたが偽物でも本物にさせると自分を説得させるのだ。

 

八幡「まだ・・・勝負はついてない・・・。」

 

シルフィードは呆れたような雰囲気を出している。

 

シルフィード「そんなボロボロで私を傷つけるのは無理なのね。諦めて、負けを決めるのね。」

 

八幡「確かに・・・負けることに関して、俺の右に出るやつはいねぇ・・・今回も俺は勝ちながらに負ける・・・」

 

シルフィード「なにいってるのね?」

 

俺はシルフィードが困惑してるのを構わず、右手をかざす。

俺はこの能力を使う時に忠告する。これは自分の力ではない。ならこの能力を行使する。という忠告をするのだ。

 

 

八幡「我、この力使う時、制約と誓約を交わす・・・」

 

シルフィード「ふん・・・そのお前が持っている力・・・受けてやるのね。受けきって、その後に、今度こそ再起不能にしてやるのね」

 

八幡「我のこの力は幻想、紛い物である。絶望がこの力の糧であり犠牲の上で成り立つ。〇〇の名の下、今此処にこの力を解き放つ。

アブソリュート・ホープ」

 

砲撃が飛び、シルフィードに当たる。煙が立ち込まれる中、聞こえてきた声には

 

シルフィード「合格なのね。」

 

そう言われた。

 




〇〇はまだ明かせません。明かしたら面白くないし・・・。

あ、ホープが希望って意味なのも知ってます。アブソリュートホープとか絶対希望ってなんやねん。

今回は結構遅くなりました。すいません。


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011 彼は認められたが黒を作り、装備を整えた

人狼jとか人狼殺をやってて更新が遅れたソルクス 総長です。

とりあえず今回はラブラブ回になると思います。キャラ崩壊してると思います。ご了承ください。

久しぶりに書くからなんか違和感があると思います。


シルフィード「合格なのね」

 

俺はその言葉を聞き・・・アドレナリンが吹き出ていたから感じなかったのであろう痛みが出てきて、その痛みで意識を失った。

 

────

 

八幡「知らない天井であってくれよ!」

 

もうお決まりの言葉を言えないので遂に要求になってしまった。

 

タバサ「何言ってるの?大丈夫?ハチマン」

 

八幡「タバサ・・・ちょっと1人にしてくれるとありがたい・・・俺は中庭に行ってくる」

 

タバサ「分かった・・・用が済んだら戻ってきて・・・」

 

とりあえずタバサが何も聞かなかったことに感謝し中庭の俺が洗濯する時などにぼっちセンサーで見つけた人気のないところに行き・・・

 

八幡「あああああああ!何してんの!?俺は!なに?制約と誓約って!?クラピカかよ!そんで?アブソリュート・ホープってなんだよ!あの詠唱を考えるのに1時間弱かかるとか作者アホすぎるだろ!?どんな所に力入れてんだよ!」

 

とりあえず・・・黒歴史となってしまったあの詠唱とあの宣告を忘れてるべく思ったことをその場で言ってやった。

スッキリしたわ・・・。

 

シルフィード「なにしてるのね?」

 

どうやらあの竜が俺のところに来たようだ。何故姿かたち見なくても分かるか?って?そんなの、なノーネ。とかいう語尾使うやつ俺の知人にこの竜しかいないからに決まってる。ん?知人じゃないか人じゃねぇし・・・。

 

俺はその後に居るであろう竜を見たら衝撃なものを見てしまった。青い長髪でスタイルが抜群のそれはそれは外見は完璧な美少女がいました。

 

八幡「誰だ!?お前は!?」

 

テンパりすぎて蜘蛛男の敵として出てくる女みたいな言葉言っちゃったよ。

 

シルフィード「ん?ああ、この姿をみせるのは初めてなのね。シルフィード。別名イルククゥなのね。お前は私に認めたくないけど確かに傷を付けたのね。約束通り認めてやるのね。本当に認めたくないのね・・・。」

 

大事な事だから2回言ったってか?ってか別名ってなんだよ?クトゥルフ神話にでもいそうな名前だな。因みに俺はハスターが好きです。関係ないか?関係ないな。

 

八幡「認めてもらえたのは嬉しいが・・・あれは言った通り俺が元々持ってた訳じゃない。召喚された時にたまたま持ってた力だ。というか授かられた力だ。つまりは俺自身の力じゃなく完全にこの世界に来てから手に入れた・・・。運よく強い力が手に入っただけ・・・。」

 

シルフィード「ふん!お前は運も実力のうちという言葉を知らないのね?お前自身が元々持ってなかった力だとしても結局はお前がその力を使いこなせるかどうかで変わってくるのね。だからもし使いこなせてなかったら・・・わかってるのね?」

 

八幡「お・・・おう・・・分かった・・・。」

 

────

 

よく、小説の合間に閑話休題と入ってるがどういうことだろうか・・・

そんな本当にどうでも良いことを考えながらタバサところに戻った。

 

タバサ「用は済んだ?なら今度こそ出かける・・・。」

 

八幡「へいへい。荷物持ち頑張らせてもらいますよ」

 

そんな応答をしながら、シルフィードに乗れた。今度は険悪なムードはなく自然的ではあるがその代わり妙なムードが流れていた。なにか試すようなムードだった。

 

タバサ「ハチマン・・・あの店に入る」

 

どうやら服の店のようだ。この世界のファッションだかなんだか知らんがお世辞にも良いとは言えないセンスの服が多々あるようだ。

 

タバサ「ハチマンはこの服を着る・・・」

 

八幡「いやいや、俺はただの荷物持ちだろ?俺の服を見に来たわけじゃないだろ?タバサの服だろ?」

 

タバサ「確かに私の服を選んでくれるならそれはそれで嬉しいけど・・・ハチマンの格好はこの世界だと大変目立つ。目立ちたくない目立ちたくないって言ってるけどその服を着てる限りは目立つと思う。なによりこれから戦いがあるからその服だと動きにくい。」

 

どうやら、ずっと感じてた好奇の目戦はこの制服のせいのようだ。そして確かにミノタウロスやらあの竜と戦う時にこの制服は戦いにくいったらあればしなかった。

 

八幡「だがなタバサ・・・俺は養われる気はあっても施しを受ける気は毛頭ないんだよ。だからその服をもらう訳にはいかない。」

 

タバサ「どう・・・違うの?分からないけど・・・とりあえずハチマンが無償で私からものを貰えないというのは分かった・・・。じゃあ今度ハチマンにしてもらいたいことがあるからそれをしてもらいたい。それとシルフィードが迷惑かけたからそのお詫びも兼ねて・・・それじゃダメ?」

 

八幡「はぁ・・・分かった・・・それなら受け入れる。」

 

そこから数時間はタバサの人形となったのは言うまでもないであろう。

 

八幡「疲れた・・・普段の3倍は疲れた・・・赤い彗星もびっくりな速度で疲れたわ・・・当たらければって言ってるけど避け続けるのもそれはそれで神経使うと思うわ・・・」

 

そんなことを言いながら俺は買い物をしたあとの袋に目を向ける。正直・・・これからは服選びは自分だけで決めたいと思うほど時間がかかっていた。しかし・・・小町の付き添いをしてた時もこんな感じだったな・・・。違うのは完全な荷物持ちかそうでないかだな・・・。

 

────

 

俺は今、何故か帰った後に平賀に絡まれている。平賀が言うにはどうやらシエスタ?というメイドが貴族に買われ所謂性欲の捌け口になりそうになっていると言われた。

 

平賀「なあ!どう思う?俺は助けたい!」

 

八幡「まず2個言わせてもらう。1つ、シエスタって誰だよ。ヨーロッパでの昼食後の昼寝?2つ、その性欲の捌け口になりそうだってのは分かったが何故お前が止めて助けようとしている?」

 

平賀「シエスタってのは、厨房にいたメイドだよ。ていうかヨーロッパって昼食後に昼寝するんだな。初めて知った。そんで助けたいってのは勿論シエスタだってそんなの嫌だからに決まってるだろ?」

 

八幡「はぁ・・・あのな?まず、そのシエスタって子と俺は接点がないからどう反応も出来ないからそこはノーコメントでいく。しかし、助けたい?嫌に決まってる?そんなのお前のエゴ。押しつけなんだよ。シエスタって子はもしかしたら、その貴族に使えられたことを光栄に思ってるかもしれないだろ?なのにお前が勝手に思って勝手に押し付けてお前の判断基準に左右される。ここは日本とは違うんだよ。ここでは普通のことかもしれないだろ?もし仮にシエスタって子が助けてもらいたいとしてどう助ける気なんだよ?」

 

平賀「それは・・・その貴族が欲しいらしいキュルケってやつが持ってる宝で交渉すればなんとかなるハズ・・・」

 

キュルケって・・・それあの赤い髪のやつだよなぁ・・・赤い髪は赤い髪でもツンデレでもロリでもないけどな。正直ビッチとしか思ってない。タバサと友達のようだから根は良いやつ?だろうが・・・

 

八幡「そのキュルケってやつは見た目は完全にビッチなんだが・・・絶対に見返りを要求してくると思うんだが・・・それでも助けたいって言うなら俺は止めない・・・けど手も貸さない。何が起きても自己責任で自分以外に迷惑かけるなよ?」

 

そう・・・俺は手を貸さない。ただ・・・平賀がその貴族のところに行く時にたまたま俺が打った砲撃がたまたまその貴族の家に当たるだけだ。そう・・・練習をしてたらたまたま当たるだけだ。平気だろう。それで平賀が、捕まっても俺だとはバレないだろうし平賀が全面を被ってくれるだろう。

 

まあ、それが済んだら高みの見物でもさせてもらう。平賀の立ち回りに寄っては俺は動かなくて済むから俺を楽させてほしいな・・・。




土塊のフーケよりこっちの方が先ですよね?まあ土塊の前になんかあった気がするけどすっかり忘れちゃったぜ!


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012 彼は理不尽な目に遭う。

よっしゃ、みんなに失踪したと勘違いさせた後に投稿することにより、批評コメントが少ないという作戦はきくかどうか確かめさせてもらおうじゃないか・・・

あ、遅れた理由ですが・・・PSPしてました。

駄文です(確定)


俺は今、ショッピング的なそれに来ている。服は買ったと思うんだが・・・。俺のも・・・タバサのも・・・。

 

まあ、無理やり連れてこられたんだが・・・買う物を言われてないのでとりあえず聞いてみるか・・・。

 

八幡「いやいや、タバサ・・・前に買いに行っただろ?・・・何買いに行くんだよ?」

 

タバサ「今回は食料と下着」

 

八幡「えぇ・・・食料は良いんだが・・・下着とか俺が色々困るんですが・・・。」

 

タバサ「ハチマンが私の下着をダメにしたんだからそれはちゃんと責任は負うべき」

 

タバサさん?その表現は良くないですよ?ここ街中ですからね?視線が痛くてもう八幡帰りたくなってきたよ?

 

八幡「いやいや、ダメにしたって・・・履いてるのはタバサだろ?俺は悪くないだろ?あとその言い方は語弊を招くからやめろ」

 

タバサ「ハチマンが手洗いしている。この時期は寒いからとハチマンは早く終わらしたいが為に洗い方が雑になり私の下着がダメになった。つまり・・・」

 

八幡「はい・・・分かりました・・・すいませんでした。」

 

どうやら俺がしていたことを見透かしていたらしい・・・。

 

タバサ「とりあえず・・・荷物がかさばらないように下着から買いに行く。」

 

そして、この世界で言うランジェリーショップなるものの所にきた。タバサは待っててくれと言っていたが目が腐っている男がランジェリーショップの前で立っていたら捕まると思うんだが・・・。

 

シルフィード「なに挙動不審になっているのね・・・」

 

どうやらキョドキョドしていた俺を見兼ねてシルフィードさんが人化して来てくれたらしい。

 

八幡「いや・・・シルフィード・・・なんで俺を助けるような事をしている振りをして逆に状況を悪化させている?」

 

シルフィード「え?何言ってるのね?私は一応おねぇ様の使い魔である者が挙動不審になっていたから、おねぇ様の沽券に関わると思って話してるのね。悪化させているなんていう難癖やめてほしいのね。」

 

八幡「お前・・・沽券という言葉を知っていたのは素直に驚いた・・・しかしやっぱお前は馬鹿だな・・・。」

 

シルフィード「む!バカとは失礼なのね!」

 

八幡「まず・・・俺とタバサは今の今まで話をしていたな?それも下着がどうやらというだいぶデリケートな話題だ。そんなの普通は結婚してたり付き合ってたりする奴らがする話題だろ?それを踏まえて今の状況を確認するぞ?彼女が下着を買ってる時に他の女と話していてそしてプロポーションが全く違う娘と親しげに会話している・・・

さて・・・どう思う?」

 

シルフィード「そんなのもちろん・・・彼女にないしょで不倫をしてると思うに決まってるのね・・・あ・・・」

 

八幡「そうだ・・・気付いたか?というかこの視線の痛さで分かろうぜ?いや・・・無理だな・・・馬鹿だし・・・」

 

シルフィード「馬鹿じゃ・・・こんなこと話してる場合じゃないのね・・・とりあえずこれ以上おねぇ様に迷惑をかけないようにするのね。私は空に戻るのね。」

 

八幡「おい馬鹿。今急いで俺から離れたら益々・・・ああもう・・・」

 

視線のむしろにされる中・・・やっとタバサが戻ってきたようだ。

と、思ったら変な男どもが絡み出した。

 

チャラ男A「ねぇねぇ・・・そこの彼女・・・俺たちと遊ぼうぜ?」

 

チャラ男B「そうそう・・・そんな浮気男なんてほっといて俺たちと楽しいことしようぜ?」

 

どうやらさっきのシルフィードとのやり取りを自分たちの都合のいいように解釈したようだ。

そして、タバサか無視を決め込んでいるようだ・・・タバサさんマジパネェっす・・・。

 

そんなタバサに腹をたてたのかチャラ男Aがタバサの肩を掴んだ。

 

チャラ男A「そいつ・・・あんたが買い物している最中に他の女に手を出してたんだぜ?」

 

タバサ「ハチマン・・・女って?」

 

八幡「シルフィードの事だぞ。」

 

タバサ「ああ・・・そう・・・」

 

ちょっとタバサが怖い顔をしたがシルフィードと言ったら普通の顔に戻った。シルフィードって言わなかったらどうなってたんだろ・・・

 

チャラ男の方は諦めたようで俺たちから離れていく。

 

路地裏を通っているとさっきの野郎どもが何故かいた。

 

チャラ男A「あんな街中で恥をかかしやがって・・・タダじゃおかねぇぞ・・・」

 

いやいや・・・都合のいいように解釈したのお前らじゃねぇか・・・

逆恨みもいいところだぞ・・・。

 

チャラ男B「この野郎・・・すかした顔しやがって・・・その顔・・・歪めてやるよ・・・」

 

そんなことを言いながら奴らはナイフを出てきやがった・・・

 

八幡「えっと・・・なに?俺はどうすりゃいいの?どうすりゃ許してくれる?」

 

とりあえず・・・流石にこいつらにイマニティは打てない・・・そしてタバサは杖を持ってきてない・・・逆に杖持ってきていればこんなこと無かったのでは・・・

 

チャラ男A「そうだなぁ・・・許して欲しけりゃ・・・とりあえず土下座しろや。」

 

どうやら土下座をご所望なようだ・・・。

 

チャラ男B「ハハ!こいつ本当に土下座しやがった!」

 

チャラ男A「オラオラ!謝罪文述べろや!」

 

八幡「私なんかが貴方達に多大なるご迷惑をおかけして真に申し訳ございませんでした・・・どうかこのか弱い私達を許してください。」

 

チャラ男B「ヒャハ!すげぇなこいつwプライドとかないのかよw彼女の前で土下座とかwww」

 

プライド?そんなもん異世界くる前に捨ててる。

 

チャラ男A「じゃあ・・・これ実行できりゃ・・・許してやるよ・・・。」

 

どうやら・・・最後のようだ・・・なんだ?靴舐めか?正直この程度で許してくれるなら万々歳だ。というか・・・タバサさん・・・無言ですけどどうしました?シルフィードさんも空から見てますよね?

 

チャラ男A「お前の女と1発ヤらせろや!」

 

あ?




あ、この話を挟んでるのは理由あるのでそこら辺は御容赦下さい。


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013 彼は怒り、タバサも怒る

うん、暑いね。というか・・・暑いわ。

あ、コメントがあったことにより少しやる気が出てきました。

あとは・・・ゲームボーイって面白いよね。

ソルクス 総長です。(唐突)


チャラ男A「お前の女と1発ヤらせろや!」

 

あ?

こいつ・・・なんて言いやがった?

 

八幡「は?なんだって?」

 

チャラ男A「だからヤらせろって言ってんだよ!オラオラこれで許してやるんだから快くお前の女喰わせろや!」

 

こいつ・・・ふざけんなよ?俺が土下座すんならいい。別にそんなプライドはないし靴舐めも余裕だ。

しかし、タバサを・・・女性を巻き込むとはな・・・いいだろう。これでも竜や貴族・・・ミノタウロスにまぐれとは言え勝ってきた身だ。やってやるよ。

 

八幡「いいだろう。」

 

チャラ男A「はwwwマジかよwwやったぜwwwじゃあ遠慮なくwww」

 

そう言いながらタバサに伸ばそうとした手を俺は掴み捻った。

 

チャラ男A「なにすんだ!?てめぇ!っ!?いててててて!」

 

チャラ男B「そっちがその気なら俺もやってやるよ!」

 

そう言いながらこちらにナイフを向けてもう1人が突撃してくる。俺はチャラ男Aを掴んでいたのでチャラ男Aを盾にした。

 

チャラ男A「待て待て!止まれ止まれ!」

 

チャラ男B「ちょっ・・・」

 

猪突猛進という言葉があるように1度付けた助走はそうそう減速されない。しかし俺は万が一の事を考え、チャラ男Aを離した。

 

チャラ男A「ちょっ!いきなり離すんじゃ・・・!」

 

八幡「お前が離してほしそうだったから離してやった。有難く思え」

 

俺はチャラ男Aを盾にしてた時もずっと捻っていた。チャラ男Aは俺から逃げ出そうとしていた。だから手を離した。そんなことをしたら・・・もうその突撃から逃れる術はない

 

チャラ男A「がっ!」

 

ナイフだとしてもその突撃により繰り出される衝撃はバカにはならないだろう。チャラ男Aは一定時間は動けない。次はチャラ男Bだ。

 

チャラ男B「うっ!うっ!クソ!なんでナイフ外れねぇんだよ!畜生!」

 

当たり前だ。突撃により刺されたのだから相当深いだろう。この状況で混乱し冷静な判断が出来ないようだ。

 

八幡「イマニティ・・・」

 

手を翳し、俺は放った。その砲撃はチャラ男Bの目線を横切った

着弾点は大きくはないが確かなクレーターが出来ていた。

 

チャラ男B「はっ・・・?ひっ!」

 

チャラ男Bは着弾点を見て、その威力に対して恐怖が出ている。チャラ男がこちらを見た。俺は見えるように手を翳した。

 

チャラ男B「やめろ・・・やめてくれ・・・俺が・・・俺達が悪かった・・・だから・・・見逃して・・・くれ・・・」

 

八幡「イマニティ・・・」

 

チャラ男B「あぁぁぁ!やだぁぁぁ!」

 

そしてイマニティはチャラ男Bの眼前の床に当たった。

チャラ男Bは気を失ったようだ。

 

タバサ「・・・やりすぎ・・・」

 

八幡「すまん、これからはタバサは巻き込まないように立ち回る。今度はちゃんと俺にヘイトを向けられるようにする。まあ、今度なんてない方がいいだろうがな。」

 

タバサ「ねぇ・・・八幡・・・なんで自分を・・・犠牲にするの?なんで自分を卑下してるの?なにを隠して・・・」

 

八幡「うるせぇよ・・・」

 

タバサ「!」

 

八幡「なにを隠している?それは俺の言葉だ。たまにお前はどこかに行く、しかも貴族なのにファミリーネームがない。こんなん、なにかを隠してますって言ってるようなもんだろ?お前が隠すのは良くて俺はダメなのかよ?」

 

タバサ(じゃあ・・・言えば・・・話してくれるの?でも・・・)

 

八幡「・・・変な雰囲気になったな。この話はここで終わりだ。俺もタバサもこの路地裏には来てないしチャラ男とも揉めなかった。それでいいだろ?こういうのは辞めるって決めてたのに。悪かった。もう気にすんな。全面的に俺が悪い」

 

タバサ(迷ってる場合じゃない!言わないと・・・!)

 

タバサ「ハチマン・・・実は・・・」

 

そうタバサが何かを言おうとした時にタバサと誰かがぶつかった。

 

 

 

 

その正体は平賀だった。

 

 

 

平賀「すまん!急いでんだ!じゃあな!」

 

痛い沈黙が路地裏を支配する。

 

八幡「タバサ・・・さん?」

 

タバサ「行く・・・」

 

八幡「え?」

 

そう言った直後シルフィードをタバサが呼んだ。そのシルフィードは何故か杖を持っている。あれ?それ持ってたなら俺頑張る意味なかったのでは・・・

 

そしてタバサはシルフィードに乗ったので俺も急いで乗った。

 

シルフィードは急発進をした。タバサはシルフィードに平賀を追えと命じていた。

 

平賀・・・なんか・・・ドンマイ・・・。

 

 

 

あれから探したが平賀は運良く?逃げ切ったようだ。しかしこちらのお嬢様がご立腹だ。

そしてちょうど貴族の家のような所に来た。その家の真上にタバサはシルフィードを上空に上げてその乗っている状態で詠唱を始めた・・・え?タバサさん?まさか・・・

 

俺の嫌な予感は当たっていた・・・いや・・・当たってしまったのだった。その上空から雪風のタバサと言われる少女が魔法を撃った。結果その貴族の家と思える物は崩壊はしなかったが壁は倒壊するという大事件

が起きたのだった。

 

タバサ「ふぅ・・・」

 

タバサはやりきった感を出している。そしてその場からシルフィードで急いで俺たちは帰ったのだった。

 

その夜

 

俺は今中庭にいる。何故か?タバサの部屋にいにくいからだ。まあそこら辺はどうでもいいか。

 

平賀「おーい!」

 

しかし・・・どうしたものかなぁ・・・

 

平賀「おい!」

 

なんか呼ばれてますよ?早く答えてあげろ。近所迷惑になるぞ?

 

平賀「おい!比企谷!」

 

ヒキガヤさん?呼ばれてますよ?早く返事を・・・

 

平賀「いい加減にしろ!」

 

叩かれてようやく俺が呼ばれてることに気づく。

 

八幡「あ、俺?」

 

平賀「比企谷はお前しかいないだろ」

 

そういやこの世界だと比企谷なんているわけないか。

 

八幡「で?なに?」

 

平賀「とりあえず、昼はごめん!前言ってたシエスタの事なんだが助けられたは助けられたんだが・・・何故か壁だと思える物が物の見事に崩れててな。すげぇ怖かったわ。まあ、それで、貴族の方が修理費がかかりすぎるって事でシエスタを雇いきれなくなって解放されたんだがな・・・全く・・・忍び込んで損したぜ・・・まあシエスタが無事で良かったけどな。」

 

 

タバサが崩した家ってメイドがいたところなのかよ・・・。一歩間違えたらそのシエスタって娘死んでたな・・・。黙っておこう。

 

八幡「あ、タバサと会った時は謝っておいた方がいいぞ。まあ、その謝る隙を与えてくれるかどうかも怪しいけどな。」

 

一応同郷だ。忠告だけはしといてやろう。強く生きろよ。




はい、サイトの口調がよく分からない作者です。

まあ、色々あって彼らには仲違いのような事をしてもらった後にそれを帳消しにするサイトの空気の読めなさを使いました。

え?無理やり?ssで無理矢理以外の作品ってあるんですか?(逆切れ)


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014 彼と彼女は正式的に・・・・・

はい、ども。ソルクス総長です。

ん?なに?半年くらい失踪?なんのことか分かりませんね。まさか元号変わるまでこの小説をほったらかしにするとか自分でも考えてませんでした。

申しわけございません。取り敢えず本編どぞ。


俺は部屋に戻り、ベットの上で座りながらタバサと二人きりになっている。

 

タバサ「ハチマン・・・」

 

八幡「なんだよ?」

 

少し声にドスをきかせてしまったのを自覚する。

 

タバサ「いや・・・あの・・・えっと・・・」

 

タバサは何かを言おうとしているが言葉に迷っているのかつまっている。いや・・・考えるまでもなく前の買い物の時のせいだよな。

 

流石に前のは俺が言いすぎたと痛感する。タバサに謝らせるのも違うし何よりこんなことが小町にバレたら今度こそ愛想をつかされてしまいそうだ。

 

それに、小町との喧嘩の時も毎回俺が悪いし俺から謝る。しかし、謝るのはいいが仲直りになるだろうか?

変わらない人間関係がないように仲直り出来ない人間関係もある。そもそも、俺は仲を直したいと思えるようなやつがいた事ないから仲直りという経験がないのだ。

 

八幡「あー・・・タバサ」

 

俺はゲームを持ってきていてスマホも持ってきている。ソーラー充電器で充電済みだ。これを使わない手はないだろう。

 

タバサ「えっと・・・なに?」

 

八幡「俺の世界の・・・日本の遊びをしてみないか?」

 

ゲームに誘うということもあんましたことはない。した事あるのは小町にだけだ。それに一緒にするのも小町以外だと初めてだろう・・・いや、遊戯部の活動であったか。

 

タバサ「ニホン?」

 

八幡「そうだ。やってみないか?」

 

タバサ「うん。やる」

 

そう承諾を貰い、俺はずっと窓に置いてあったスマホとゲーム機を持ってくる。そしてスマホとゲーム機を持ってくると同時にタバサは自然な動作で俺の足の上に乗る。

 

八幡「あの・・・タバサさん?」

 

タバサ「・・・?ダメ?」

 

くっ・・・身長差のせいで上目遣いになってる・・・。こんなの断る方が酷というものだろう。可愛すぎる。これは第三の天使だな。うん、タバサはてん・・・あっぶね!今気が動転してやべぇことを思うとこだったわ。告白してフラれるレベルだ。フラれちゃうのかよ。

 

八幡「ダメとかじゃなくてな・・・」

 

タバサ「じゃあ他にどんな体制がいいの?八幡が見れて私も見れるならこの体制しかないと思う」

 

いや、ないわけじゃない。そう、川の字で寝っ転がれば俺もタバサも見れるだろう。しかし川の字は単純にゲームがやりにくいだろう。

 

タバサ「もしかして・・・重い?なら・・・ハチマンに迷惑かけたくないから降りる・・・」

 

八幡「いやいや、重くねぇよ。軽くて羽が乗ってるんじゃねぇか?って感じだ。いつも大食いなのによくこんな軽いな。絶対に女子に羨ましがられるだろ」

 

タバサ「ん・・・今はほかの女子関係ない。即刻その話はやめるべき。」

 

何故かタバサの機嫌があからさまに悪くなった。軽いって言った時は頬を赤に染めてるくらいだったのに、途中から顔に出てた。そんなに嫌ですか・・・。まあ、男が体重の話したらセクハラですもんね。すいません。

 

というか、そもそも俺はどんなゲームを持ってきていたんだっけ?全く覚えてない。

 

そんな事を思いながらタバサを足に乗っけて小町を思い出すなぁと懐かしみながらゲームの電源をいれる。

 

そして、その見えたカセット名には「ラブプラス」と・・・

刹那・・・俺は電源を切る。決して刹那と言ってもスクールなデイズに出てくるヒロインではない。大好き。

 

タバサ「なんで消したの・・・?」

 

八幡「はははは・・・何を言ってるんだ?タバサ。今のは消したのではなく消えたんだ。きっとちゃんと充電されてなかったんだろうな。」

 

タバサ「そのジュウデン?って言うのは分からないけど絶対に故意的に消した。説明求む」

 

俺そんな信用ありませんか?いや、確かに嘘だし、故意的なんだけどさ。

 

八幡「あー、いわゆるノベルゲーと言うやつでな。簡単に言うならば文字を読み、選択肢を選んで進めていくゲームなんだ」

 

タバサ「それで?」

 

八幡「タバサは日本の文字読めるか?読めないよな?だから消した。」

 

タバサ「それなら最初からそう言えばいい。なんで最初は誤魔化そうとしたの?」

 

そうですよね・・・

 

タバサ「というか、それならハチマンが朗読してくれればいい。そうすれば、何言ってるかも分かる。」

 

え?なに?俺はギャルゲーをタバサとやらなきゃならないの?なにそれ辛い。

 

八幡「いや、それはだな・・・」

 

タバサ「それがダメなら何か裏がある・・・」

 

これは諦めるしかないな。

 

そう思い、俺はラブプラスを起動する。因みにラブプラスは音声が出るタイプのやつなので俺が朗読する必要はない。

 

それは尚更まずいのでは?

 

その後、ラブプラスをやり、タバサが機嫌が悪くなったり、スマホで写真を撮り綺麗と言って機嫌を取ったりしてたら、険悪なムードだった俺達の部屋はあの紅茶の香りがする部室のように・・・居心地のいい部屋となっていたのだ。

 

しかし、眠れないことには変わりない

 

 




あ、言い忘れてましたがアニメしか見たことないのでタバサの口調はアニメを元に作ってます。

というか書き方これ大丈夫かなぁ。久しぶりでキャラ崩壊してるかもしれません。


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015 彼は品評会の前に・・・

はい。なんかアイディアとモチベーションが今回は早目に出てきたので、早目に投稿出来ました。

というか、コメントが凄い私のモチベを立て直してくれるものです。待ってましたとか惚れて告白してフラれるますよ?フラれちゃうのかよ・・・みたいな感じでモチベが上がります。

あと、UA?というものが30000超えてました。ありがとうございます。なんのことはよく分からないけど・・・。


タバサ「ハチマン」

 

八幡「ん?どした?」

 

俺とタバサは今、読書をしている。本の内容はこの国の歴史?のようなものだ。知っていて損はないと思うから取り敢えず読んでいる。

タバサの方は何を読んでるかは知らんが。

 

タバサ「買い物・・・行きたい・・・」

 

八幡「前に行ったばかりじゃないか・・・」

 

何故女子というものは買い物がそんなに好きなのだろうか。いや小町も結構買い物はしてたが今回は流石に早すぎではないか?

 

タバサ「前はハチマンの服を買った・・・今回は武器・・・」

 

ハチマン「え?いや、しかし俺は養われる気はあるが、施しを受ける気はないぞ?しかも、俺の貰った能力的にも武器はいらんだろうに。あと、外出たくない」

 

タバサ「ハチマンの能力は言っちゃえば危機的状況でなければ弱いし最悪の場合1発打ったら気絶するという諸刃の剣すぎる代物。だから能力に頼りすぎたら足元を掬われる」

 

まあ、それもそうか・・・。まあ、命は何にも変えられないし・・・しょうがないが・・・

 

八幡「だが、それにしたって施しだろ?受け取れないぞ?」

 

タバサ「そもそも、ハチマンは私の使い魔なんだからそんな事気にしなくていい。あと・・・仲直りの印として・・・ね?それとも・・・私とは仲直りしたくない・・・?」

 

その言い方はずるくないですかね・・・

 

八幡「あー・・・分かったよ。俺の負けだ」

 

そんなこんなでシルフィードに乗って俺達は買い物に出掛けた。

 

タバサ「どういうのがいい?」

 

八幡「あー・・・俺自身は特に技量がある訳でもないし力がある訳でもないな。しかも、空いてる手が左手だし利き手ではないからあんま扱い慣れてないから出来れば飛び道具が欲しいが・・・」

 

そもそも、この世界は日本で言うなら技術は火縄銃並であり、飛び道具という名の銃火器など滅多に手に入れることなど出来ない。

 

八幡「まあ、現実問題的にダガーとか小刀とかが・・・ん?」

 

歩きながら話してた俺達だが、その出店?のようなところで目を引くものがあったので、俺は寄ってみたかったのでタバサに了解を得てその店に近づく

 

店主「らっしゃい。なにをお探しで?」

 

そして、遠目では半信半疑だったが近くに来て俺は確信する。そう、俺がまだ若かりしころに病を弔ってた頃に知ったものと酷似したものがあった。コンテンダー(のような)ものである

 

八幡「この奇怪な形をした筒が気になってな」

 

コンテンダーというか俺の偏った銃知識ではコンテンダーに似てる。くらいしか分からないのでそう呼ぶ。少なくともリボルバー式ではない・・・はず・・・

 

店主「あー、それか?それは色々なとこから流れ着いたよく分からんものだ。一応武器として使えるらしいがな。俺はどう使うかはさっぱり分からんが買うかね?」

 

正直、俺としては銃という確証があるので買っておきたい。というより俺の中にまだあった厨二病心が疼く。

 

タバサ「それが欲しいの・・・?」

 

店主「お?貴族様か。まあ、うちのモットーで貴族様でも犯罪者でも平等に扱うというものがあるので値段は元々の値段のままだぜ。それで値引きなんてしたらこちとら赤字になっちまうんでね」

 

八幡「まあ、値段にも寄るが欲しいな」

 

タバサ「なら買う。」

 

店主「新金貨1枚だ」

 

おいおい・・・新金貨1枚ってそうとうの金額じゃないか?

 

ハチマン「流石にそんな金額のやつはいいぞ?タバサ」

 

タバサ「訳を聞いても・・・?」

 

店主「あー・・・まあ、なんだ?これは俗に言う『場違いな工芸品』と言うやつでな。流れ着いたと言いはしたが、結構あの手この手裏の手で手に入れた貴重なもんでな。安くはないんだ。さっきも言ったが値段を下げる気は一切ない。」

 

場違いな工芸品・・・書籍で呼んだ気がする。身元不明の謎の科学力により作られた物。と記載されてた気がする。

 

多分だが・・・地球のものだ。どういう原理かは知らんが、この世界に漂着してしまったのだろう。

裏の手とか言ってたが、なにをしたんだこの店主。

 

タバサ「ハチマンのため・・・買う。」

 

タバサすまん・・・。そこまでして買おうとしなくてもいいんだぞ?

そして、銃は俺の手元に気付いたらあった。

 

店主「毎度あり。」

 

タバサ「それじゃ、帰ろっか・・・」

 

八幡「ああ、そうだな。」

 

帰る・・・か。だいぶ慣れてしまったのだろうな。帰るという単語に全く違和感を覚えない。しかし小町を忘れるワケもない。俺は元の世界に帰るつもりではいるんだ。

 

 

あ、待て・・・そもそも、今買って貰ったが弾とかどうすんだ・・・これ・・・。マガジンは・・・あれ?ない?

 

というか、マガジンを入れるようなとこすらないぞ?あるのは引き金くらいか?てか、これどんな構造してんだ・・・。

 

しかし、買ってもらったし、身につけない訳にもいかんな。店主からこれとのセットで銃を下げるためのショルダーを貰ってるため、付ける。

 

一応俺の服装はタバサコーディネートにより、上が長袖の無地の白色。下が長ズボンの無地の黒。そして灰色のコートを羽織っている。

制服は部屋のハンガーに掛けている。

 

うん。完全に動きやすさ重視だね。ファッションセンスの欠片もないな。というより俺がこれを欲しいと言ったので実質ハチマンコーディネートか。

 

この銃は・・・まあ、コンテンダーってずっと呼ぶのもアレだし名前付けとくか・・・。

 

八幡「よろしくな。虚(うつろ)」

 

俺は弾もマガジンも、そのマガジンを入れるとこすらないこの特殊な銃をそう付けたのだった。




挿絵ないの辛い(チラ)

ん?なに?場違いな工芸品は手に入らない?知らんな。

え?なに?この話はなんなんだって?必要だったんですよ。色々・・・。形は勿論コンテンダー的なものと思ってください。ただマガジンを入れる場所がないというのが違うとこですね。

モノローグおおくね?って?ごめんね。今回は説明口調多かったですね。次回から気をつける(カイジ並感)


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016 品評会での彼の出し物は・・・

はいども。

コメントがモチベーションの向上に繋がるソルクス 総長です。あ、勿論下降もするんですけどね。

アレだよアレ。「私と仕事!どっちが大事なの!?」ってヒステリックに叫ぶめんどくさい彼女と同じ感覚ですよ。

因みにそんな彼女いたら俺は速攻別れますね。そんなんだから彼女いないんですけどね。


品評会というものがあるらしい。

 

タバサに教えて貰ったのだが・・・貴族に自分の使い魔がどれだけ凄いか?みたいな事を証明する?みたいなやつらしい。まあ、俺の見解だから実際の詳細は違うと思うが・・・

 

そして・・・その品評会なるものでは出し物をしなくてはならないらしい。正直、俺が出なくてもシルフィードがいるから良いだろとタバサに言ったがダメらしい。何故だ。

 

もうめんどくさいから俺はお辞儀してその場からでてやろうとも考えたがタバサの評価にも関わるようなのでそんなことも出来ない

 

だからといって俺に何か特技がある訳でもない・・・。万事休すなのでは・・・よし!風邪を引いた振りでもすればいいんじゃね!?

それなら合法で休めるしタバサの評価も揺るがないしで一石二鳥なのでは?

 

ないか・・・ないな・・・。

 

タバサ「出し物は決まった?」

 

八幡「決まってたら俺は優雅に本を読んでいたという事だけは報告しておこう。」

 

タバサ「そっか・・・」

 

俺が考えあぐねてるとタバサも考えてくれてるようだ。

 

シルフィード「なら手っ取り早い方法があるのね」

 

タバサ「なに・・・?」

 

珍しくシルフィードも考えに参加してくれてるようだ。いつもは知らぬ存ぜぬを貫き通す癖におかしな奴だ。

 

シルフィード「勘違いしてもらっては困るのね。おねぇさまの評価が下がるのが嫌だから仕方なく一緒に考えてやってるだけなのね」

 

なに?ツンデレ?ツンデレなん?くぎゅう・・・?

 

シルフィード「で、その方法が戦うことなのね」

 

八幡「故意にモンスターを呼び出せと?それこそダメだろ。」

 

シルフィード「呼び出さなくても戦闘は出来るのね」

 

八幡「おい・・・待て・・・まさか」

 

シルフィード「そのまさかなのね!このシルフィードとたたかうのね!」

 

こいつは俺を殺すつもりか?

 

八幡「あのなぁ・・・あの時に引き分け?になったのはお前がめっちゃ手を抜いて妥協してくれたからだからな?普通に考えて人間、この世界で言う平民である俺が戦闘になる訳がないだろ?」

 

シルフィード「ふん。そんなの分かってるのね。」

 

分かってるなら何故・・・

 

シルフィード「なんかムカつくからいたぶりたいだけなのね」

 

八幡「お前はノリとテンションで全てを決める陽キャか?しかもDQM系の。最悪じゃねぇか・・・。」

 

この龍。ド畜生だな。マジで鬼畜。鬼ではないな。龍か。龍畜?違うか?違うな。

 

シルフィード「流石に冗談なのね。あの頃・・・と言ってもあまり時間は経ってないけど、力に振り回されてた時よりはマシになってると思うのね。」

 

八幡「いや、俺全然あの力使ってないんだけど、てか詠唱みたいなことした時めっちゃ恥ずかしかったからもうしないって思ってたら必然的にあんま使ったなかったぞ。」

 

しかも体感時間的には・・・半年くらい俺ブランクがあるような?気の所為か?

 

シルフィード「あー・・・あのよく分からないやつ?普通にやらなきゃいいのね。」

 

八幡「だがしかし・・・この力は授かったものであって俺が元々持ってたものじゃないからそれ相応の対価を・・・」

 

シルフィード「対価ならあるのね。この世界に来たことなのね。あと、さっき・・・戦闘になるわけないとか言ってなのね?ただの平民とか言ったのね?ただの平民は貴族にたてつかないのね・・・。」

 

あ、耳に入ってたのね・・・

 

シルフィード「それにお前、出し物なにも思いつかないと言ったのね?だから戦闘くらいしかマトモな出し物ないと思うのね」

 

だからってそれ接続詞としておかしいのでは・・・

 

八幡「手加減してくれると助かる・・・」

 

シルフィード「大丈夫なのね。あれから変わったか見極めるだけなのね。」

 

おい。お前出し物とか関係なく、それしたかっただけだろ。

 

閑話休題

 

だから閑話休題の使い方絶対に間違ってるだろ。

 

品評会でシルフィードと戦うことになった。しかし・・・どうしたものか・・・中庭で何かできないものかね?

 

そもそもまともに相手してどうにかなる相手ではない。白兵戦とかしてみろ。あえなく撃沈する未来しか見えん。

 

だから正々堂々、卑劣に最低に陰湿にやってやる。

 

確か・・・あいつの好きなものは肉だっけ?肉で・・・いや、バカだろ。それは・・・戦闘中に肉にいくわけがない。あのアホでも流石にそんな知恵が回らないほどのアホじゃない。

 

なら・・・そうだな・・・やっぱどんな種族でも共通での弱点はあるよな?例えば・・・大切な人・・・とかな。

 

まあ、一応中庭に行くか。修行とか柄じゃねぇけど。痛いの嫌だし。と、思ったら平賀がいた。しょうがない・・・戻るか。

 

平賀「お?おーい!比企谷!」

 

ほら?ヒキガヤさん?呼ばれてますよ?

 

平賀「おい!比企谷!」

 

ほら。こんな異世界でもご近所ってもんがあるんだから。近所迷惑になるでしょ?早く答えてあげて?ヒキガヤさん。

 

平賀「比企谷!」

 

肩を掴まれた。

 

八幡「すいません。そういうの断ってますんで・・・」

 

平賀「いや!違うから。悪質な違法取引の人とか某NHKの人とかじゃないから。比企谷との同郷の仲間だから。」

 

八幡「仲間とかやめろ。勘違いしちゃうだろ?てか、なんだよ。俺は今からプリキュアを見なきゃいけないんだけど?」

 

平賀「そもそもこの世界に曜日の制度とかあんのかよ?てか、今日が日曜日だとしても何故プリキュアなんだ?あれ女児向けのアニメだろうに・・・」

 

八幡「は?今どきの若い者に大人気だぞ?遅れてるな?因みに俺はスマイルプリキュアが1番好きだ。」

 

平賀「いや、聞いてねぇし・・・俺覚えてるの2人はプリキュアくらいだし・・・てか、若い者って若すぎるからな?年齢1桁レベルの若い者が見てるからな?」

 

八幡「御託はいいから早く要件を言え。ラーメン伸びちゃうだろ。」

 

平賀「お前が言い出したんだよな!てか、ラーメンもねぇだろ!要件も何もお前を見かけたから声を掛けただけだ。」

 

こいつ陽キャかよ・・・。ぼっちの敵だな。てか、こいつなんで剣なんて持ってんだ・・・?

 

?「おい、こいつはヒキガヤって言うんだな?」

 

平賀「おう。そうだ。」

 

なんか剣が喋った!マックのあのCM思い出す。スポンジボブ・・・。

 

八幡「なんだその明らかにファンタジーみたいな剣・・・」

 

平賀「こいつはデルフリンガー。意思を持つ剣らしい。俺の相棒?みたいなもんだな。」

 

八幡「で?そんな物騒なもんを中庭でなんで持ってたんだ?あれか?その剣であのメイドでも脅すのか?鬼畜だな。」

 

才人「んなことするか!素振りしてたんだよ。してないとルイズが「買ってやったのに!」って怒り出すからよぉ。なにより品評会のために頑張れとかなんやら。」

 

八幡「お前・・・剣扱えるのか?」

 

平賀「知らねぇ。出来んじゃねぇの?分からないけど」

 

分からねぇのかよ。

 

八幡「そうか。頑張れ。それじゃ。俺は戻る。」

 

平賀「あ!お前は品評会の出し物どうすんだ?」

 

八幡「まあ、大丈夫だ。多分。知らんけど。」

 

そうして俺は中庭を後にし、部屋に戻った。

 

八幡「って!結局変わってねぇ!」

 

タバサ「ハチマン。うるさい。」

 

タバサが本を読んでるのも忘れて大声をあげてしまった。

 

八幡「すまん・・・」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

品評会当日になり、色んな使い魔が出し物をしている。平賀はお辞儀をして終わってた。おい。それでいいのかよ。

 

そして舞台に俺は上がる。なんかカイジばりにザワザワしてるのでふざけてみることにした。

 

八幡「種族はアンデット。比企谷八幡だ。」

 

「は?意思を持つアンデット?」「流石『雪風』だな。」「デュアルサモン?ありえない・・・」

 

タバサ「嘘良くない」

 

八幡「すまん・・・。今のはちょっとした前戯です。本当の種族は平民。比企谷八幡です。よろしくお願いします。騙したついでにちょっとしたお詫びを・・・。」

 

「ほう?平民程度がどんな詫びを?」「貴族を騙したんだから相当の詫びがあるんだろうな!」

 

八幡「先程出てきた。同じ私と同じ主人を持つ使い魔。韻竜である竜との戯れをご覧あれ。」

 

「あの平民は死ぬ気か?」「竜と戦うだと?自殺志願者か?」「とんだ頭の狂った平民もいたもんだ。」「自分が強いとでも錯覚してるのか?」

 

シルフィード「準備はできているのね。」

 

八幡「俺もだ。」

 

そう答えながら俺は右手を翳し撃つ。避けられた。

 

シルフィード「不意打ちとは卑怯なのね。」

 

八幡「は!不意打ちなしとか言ってないよな?そして話してると口を噛むぞ?」

 

イマニティは連発すると俺が気絶する。だから今の1発で終わって欲しかったが・・・。

 

シルフィード「あ、ルール決めてなかったのね。お前が私に攻撃を当てたら勝ち。お前が再起不能になったら私の勝ちなのね。魔法は特別に無しにするのね。」

 

当てたら・・・だと?

 

八幡「だいぶ甘々にしてくれてるな。」

 

シルフィード「あの時はお前を舐めてたのね。今回は回避に専念させてもらうのね。慎重に。」

 

そう言い。シルフィードは空高く飛ぶ。

 

そう思った瞬間、俺にシルフィードのブレスが当たりそうになる。俺は当たる直前でなんとか避けた。

しかし間髪入れずにシルフィードは俺にブレスをしてくる。

 

俺はたまらず、舞台から降りて戦うことにした。やっぱ・・・アレをするしかないか・・・。

 

俺はタバサに体を直す。そして手を翳した。力が掌に集まるのが分かる。発射準備は完了した。

 

俺は躊躇わずイマニティを発射した。タバサに向けて。光線はタバサを狙って貫こうとする。しかし当たる前にデカい奴に妨害される。

 

シルフィード「なにをしてるのね!?」

 

そう。シルフィードである。やつはブレスで光線を阻害しようとしたが上手く阻害できず、魔法を展開し、イマニティを阻害した。

 

シルフィード「お前!よくもおねぇさまに向けて!」

 

八幡「俺の勝ちな。」

 

シルフィード「は・・・?」

 

八幡「お前。魔法は使わないって言ったろ?使ったからお前の反則負け。」

 

シルフィード「お前!それで使わないでおねぇさまに当たったらどうするつもりだったのね!?」

 

八幡「お前なら助けるだろ?それにタバサなら当たる前にあれくらいなら相殺できる。最悪、俺がどうにかする。」

 

シルフィード「対処法なんてなかったと思うのね!」

 

八幡「簡単だろ?光線の火力を無理やり上げて俺の精神力を壊しにかかればあの光線も原型を保てずに散るだろ。」

 

シルフィード「それで散らなかったらどうするつもりだったのね!」

 

八幡「お前も助けれず、タバサが防げず、俺の手段でもダメだった時は、最後の防衛がある。」

 

シルフィード「なになのね!」

 

八幡「周りにいるだろ?魔法が使える貴族様がよ。それに兵士もいるじゃないか。防げないわけがないだろ。」

 

シルフィード「そんなの・・・憶測なのね!」

 

八幡「ならお前のそれも憶測・・・というより、いらない思考だな。結果的に第1の防衛線であるシルフィードがタバサを助けた。しかし、魔法を使い、反則負けをした。」

 

まあ、シルフィードアホだし身を呈して助けると思ったが、さすがにないか・・・。

 

こうして、俺はシルフィードに判定勝ちをしたのだった。




あー・・・ひねくれてる気がしねぇ・・・。

あ、因みに白兵戦が全く出てこなくて泣きました。これ「はくべいせん」ではなく「はくへいせん」なんですね。

今回はこの作品の中で1番長文なのではないでしょうか?まあ、呼んでくれたら幸いです。コメントが励みです。よろしくお願いします。(露骨な米稼ぎ)


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017 彼は土塊(ゴーレム)と対峙する

題名考えるのめっちゃ頑張りました。

あ、ソルクス 総長です。

というか、もう見てる人いねぇんじゃないかな。

今回は短文です。展開早いです


判定勝ちという立派な勝ち方をした。そう。誰がなんと言おうと、これは立派である。誰にずるいなどと言われても勝ちは勝ちである。

 

正直、今回の怪我は大した怪我ではないので万々歳である。しかし、タバサに対して撃ったことには変わりない。

 

八幡「タバサ。悪かった。主人としての契約を一応だがしてる相手にする行為じゃなかった。」

 

タバサ「気にしてない・・・」

 

これは気にしてますね。気にしてないって言って本当に気にしてない奴を見たことがない。「怒らないから言いなさい!」と言って本当に怒らなかった奴を見たことがないくらいには見たことない。

 

八幡「何が詫びをしたいんだが・・・」

 

タバサ「・・・なら後で肩を揉んでほしい・・・」

 

そんなことでいいのか・・・。

いや・・・まさか揉ませてセクハラとして訴えて俺の人生を終わらせるつもりか!?しかし・・・そうだとしても仕方ないことだな・・・。

それに揉んだことが無いわけじゃない。小町とか小町とかの肩を揉んだことがある。

 

八幡「まあ、了解した・・・」

 

どうやら、品評会の1位が決まったようだ。まあ、俺には関係ないな。この世界に来てからベストプレイスがないし探すとするか。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

いい所がねぇなぁ・・・。中庭も探してみるか・・・。

 

あ?なんか爆発音がしたな。行ってみるか。アレは・・・ゴーレムか?何をしてるんだ?というかアレはヴァリエールか?ゴーレムの手に掴まれてるのは平賀・・・。

 

壊されている壁。これは事件だな・・・。

 

これ以上被害が拡大したら俺にも不利益が起きそうだし、タバサにも被害が出そうだな・・・。

 

イマニティ使うか。正直危機的状況だと思うから相当な威力になってるはずだし、足止めにはなるはずだ。

 

右手を翳し、魔法陣が出てくる。いつみてもこれは俺の厨二病心を擽ってくれる。そんな悠長なこと考えてられねぇけど・・・。

 

右手に力が集まるのを感じる。発射準備は完了してるようだ。なら、遠慮なく打つ!

 

平賀「いきなりゴーレムの身体が光線に貫かれた!?ってか落ちるぅ!」

 

ゴーレムが崩れる程の威力が出たようだ。めっちゃ疲れた。2発目は出来れば打ちたくないんだが・・・

 

女「なに!?ゴーレムが壊れた?まあ、関係ないけどね。目的は果たしたし撤退させてもらうわ。」

 

女が出てきて、さっきのゴーレムを再生させた。どうやら撤退していくようだ。目的というのが分からないが、俺なんかが1人で首を突っ込んでいい話じゃない。直ぐに学園長に・・・いや、あの2人がやるか。

 

別に学園長室が分からない訳ではない。決して人と話すのがめんどい訳では無い。ただ俺が言うよりアイツらが言った方が説得力があると思うからだ。

 

あのゴーレムとは戦いたくねぇな。正直俺とはめっちゃ相性が悪い。今度あったら八幡死んじゃう。




難産過ぎた。

てか、これは酷い。

書き方忘れたのか?ってレベルで駄文。てか、忘れた。思い出すまで駄文ですので許して。元から駄文とか言わないで


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