NEW LIFE! (早見 彼方)
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第1話(篠田はじめ)

 異変に気がついた時には、この世界は俺にとっての楽園となっていた。きっかけは、仕事のない土曜日に外でぶらぶらと散歩していた時だ。ラフな格好で歩いていると、すれ違う人間を見て疑問を抱いた。

 道を歩けば美女か美少女しかいない。男の数が異様に少なく、女からは熱視線が向けられた。

 女には純潔を守ろうという意思はなく、数の少ない男を思って毎日欲情しているらしい。自慰は毎日行うのが当たり前。街で見かけた男を視姦し、淫らな妄想をするのも普通のことだそうだ。欲求を抱えすぎると、夜道や人気のないところで男に襲い掛かり、車などを使って拉致してレイプし、子種を搾り取ることもあるのだという。嘘を全くつかない真面目すぎる友人にわざわざ電話を掛けて確認したから、間違いはないと思う。「今さらなんでそんなことを聞くんだ?」と不思議そうに言っていたし、冗談というわけでもないだろう。

 そして、軟派も当たり前に行われるそうだが、成功することは殆どないという。性欲まみれの女に苦手意識を持つ男は多いようで、拒まれてしまうのだ。

 だから、俺を軟派したその女は、俺が軟派を受け入れたことにかなり驚いたそうだ。おまけに、休日の暇な時間を潰そうと思った俺に家に誘われ、ヤラセではないかと疑いもしたそうだ。

「まさか、(とおる)みたいな男性とセックスできるなんて思わなかったよ……」

 そう口にするのは、俺の部屋のベッドで俺と汗だく全裸セックス中の篠田(しのだ)はじめ。ショートヘアの明るく活発的な二十一歳で、胸が非常に大きいために抱き心地は抜群。勤めているゲーム開発会社には自転車で通っているためか、体は適度に引き締まっていてセックスが捗る。

 少しボーイッシュな雰囲気のはじめは当然のように可愛く整った顔だ。

 そのはじめに、ベッドで仰向けになった俺は騎乗され、杭打ちピストンでチンポを扱かれる。

 パンッ、パンッ、とはじめの健康的な尻が俺の股間に叩きつけられる。コンドームを着けていない俺自慢の極太チンポがはじめのキツキツマンコに丸呑みにされ、快感の暴風が全身を襲った。

「しかも、生でいいなんて……!」

 はじめは頗る嬉しそうに言い、唇を舌で舐めて元気よく跳ねる。上下運動に合わせて胸がぶるんぶるんと揺れる光景は目の保養だ。俺が手を伸ばしてはじめの指に指を絡ませ、恋人繋ぎにすると、はじめの表情が欲望に色に染まった。

「もしかしなくても、透ってヤリチンだよね。こんなに格好いいのに」

 どうやら、この世界の俺は女からかなり魅力的に見えるらしい。

「いや、今日が初めてだが」

 この世界では。しかし、はじめと出会う前にこの世界での童貞は卒業している。

「えっ、そうなの……? ってことは、私、童貞チンポを食べたの……?」

 はじめは驚いたように言った直後、表情にはっきりとした興奮を浮かばせる。頬は上気し、口元は嬉しそうに緩んでいた。小さな声で「ゆんに自慢したら羨ましがられるだろうなぁ……」と口にしていた。ここに来る前に童貞卒業している、とは言う暇もなく、はじめは童貞を奪ったと勘違いし続けた。

 だが、すぐにはじめの表情は怪訝そうに曇った。

「でも、童貞にしては、随分手慣れてない?」

「気のせいだよ」

 と言い訳しながら今日あった出来事を思い出す。

 はじめに軟派される前にこの世界を観察がてら散歩していると、電車の中で痴女と呼ばれる存在に会った。以前で言うところの痴漢だが、以前の観点を持つ俺からすれば大歓迎だった。

 休日だと言うのに電車の中は満員だった。当然の如く全員女で、全員が女優かアイドル級に恵まれた外見だった。車内は甘く心地いい香りで満たされていて、俺は誘われるように一般車両に入った。隣には水色の四角いシールが壁に貼られた男性専用車両なる車両があったが、無視した。

 傍からでは、飢えたライオンの群れに小動物が飛び込むような姿に見えたことだろう。俺が一般車両に足を踏み入れると、窓際で本を読んでいた少女が目を見開いて俺を見ていた。

 電車に揺られ、たったの数分。車両の隅にいた俺は、変化に気がついた。以前ならば引く手あまたの妖艶な雰囲気の二十代の女が俺の背中に貼りつき、ズボンの股間部に手を回してまさぐる。容易く勃起させられた俺は一応演技で抵抗を示すが、意味はなかった。ジジジとズボンのチャックを下ろされ、露出したチンポを扱かれる。

 そのときには、痴女は一人ではなく四人になっていた。両側を挟まれ、両耳に息を吹きかけられる。正面から優しく見つめられ、ベロチューで唇を奪われる。ぐちゅぐちゅとチンポから鳴る水音は周囲に聞こえていたのだろう。チラチラと俺の方を見る乗客がいたが、誰もが痴女行為を看過していた。痴女が俺の股間の前でしゃがみ込み、唾液マシマシのジュポフェラをし始めた頃には、もう周りの女が全員俺を見ていた。

『次の駅で降りよっか』

 という甘い声に頷いた俺は、四人に誘導される形で見知らぬ駅に降りた。

 そして、初めて訪れた駅構内の女子トイレの個室で、一人ずつ美味しく頂いた。

 妊娠することは怖くないようで、ガッツリと生中出し。何でも、この世界はシングルマザーの支援制度が充実していて、女一人でも子供を育てやすい環境らしい。男の数が少ないことが、制度が充実した理由のようだ。

 おまけに、世界中が一夫多妻制でもあるらしい。こちらも、少ない男と多すぎる女のつり合いを持たせるための方策で、逆に一夫一妻などあり得ないという風潮のようだ。全て携帯電話を使ってインターネットで調べただけだが、恐らく嘘ではないだろう。

 個室に四人は入り切らないため、一人にねばねば孕ませザーメンを注入した後、また次の女を味わう。どれも、以前では手の届かないような高嶺の花的な美しい女達が、魅力的なAV女優を前にする男のように興奮しながらマンコを指で掻き回し、順番が来ると俺のチンポを飲み込んで歓喜に震えていた。当たり前のように膣内射精をすると、より一層表情が蕩けた。以前で例えるならば、女を男子トイレに連れ込んだ男達が、順番待ちで女とヤリ続ける構図に近いのだろうか。

 そうして孕ませセックスをした後、俺は金と連絡先の電話番号を貰った。何か困ったことがあったら連絡して、とのことだ。ドラマの主演を張れるほどの外見の上に金持ちらしく、困ったことがあったら金づるにできると思った。

 四人と別れた俺は再び街中を散歩中、はじめに出会ったわけだ。

『そ、そこのお兄さん、もしよろしければ、わ、私とお茶でもどうですかっ?』

 軟派されて、即承諾。これまたかなり可愛い元気っ子だったし、家に連れ帰って楽しもうと考え、窓を閉め切り、服を脱ぎ捨てて全裸で汗塗れになるまで絡み合った。自己紹介し合い、耳元で愛を囁くとチョロいもので、自分が俺に選ばれた特別な人間だとはじめは勘違いしたようだ。以前で言う中学生男子のように盛って腰を振り、俺のチンポをマンコでしゃぶり尽くしたわけだ。途中で膣内から血が出ていたから、処女だったのだろう。

 思考に割いていた意識を戻し、はじめの膣内にチンポを盛大にねじ込んだ。

「ひぃっ……!?」

 コツンッと子宮口を亀頭で突く度に喘ぐはじめは、非常に肉欲をそそった。

 我慢できずにはじめを押し倒し、俺が上に圧し掛かって腰を振る。

「ひっ、あっ、ちょっと……!」

 経験の少ない男に襲い掛かる経験豊富な女のような気持ちで、俺は巨乳でボーイッシュで可愛いはじめを乱暴に犯す。チンポを奥までねじ込み、尻を左右に振って膣内に擦り付ける。俺のチンポの味を知らない部分など作らせないようにし、愛液でぐちゅぐちゅになった膣内にチンポの連続高速突きを放つ。

「うっ、ぁ、す、すごっ、これが、セックス……」

 荒い呼吸を繰り返し、嬉しそうに言うはじめ。その姿は非常にエロく、俺は思わずはじめの唇を奪った。驚いて瞠目するはじめを至近距離で見ながら舌を絡ませ合い、チンポではじめの体を内側から嬲る。

 そして、限界を感じ始めた俺は黒い笑みを浮かべ、体をブルッと震わせた。

 どびゅるるっ、どびゅーっ、ぶびゅるるっ、びゅーっ、びゅるっ、どくっ、とくっ。

 出会ったばかりの女に中出し。痴女達とヤってもまだまだ金玉に残っていた精液を汲み上げ、はじめの大切な部分にぶちまける。妊娠? そんなのは気にならない。はじめのボテ腹というのも気になる。男の子を産めば産むほど国から支援を受けられるというし、むしろ積極的に孕ませていくべきだろう。

「んー……!」

 中出しされているはじめの方が嬉しそうな顔をしていて、俺は少し苦笑した。以前ならば出会ったばかりの男の種を注がれて絶望するところだろうが、この世界は違う。俺の精液で子宮を満たし、恍惚とした表情には俺に対する愛情が浮かんでいた。

 一人目の妻はこいつにしてやろう。目を瞑って俺の舌を受け入れるはじめの前で、俺は邪悪な笑いを抑えきれなかった。はじめの相変わらずなキツマンに抱きしめられてチンポから射精を続け、快感に身を震わせながら子宮への特濃精液詰め放題を満喫する。

 はじめの膣内へ好き勝手に精液を出した俺は、挿入した状態を維持する。はじめの中に放った精子の群れが子宮という生け簀から逃げ出さないよう、子宮口に亀頭で栓をしたままはじめを抱き締める。

「俺と、結婚を前提に付き合おうか」

「えっ!? う、嘘っ。う、うんっ! わ、私で良ければ、その、お願いします!」

「俺、妻は複数人娶るけど、いいよね」

「それはもう。当たり前だよ。でも、正妻は私、なんだよね?」

「あぁ、勿論」

 俺が言うと、はじめは小さな声で「私って、勝ち組じゃない?」と表情を緩ませながら呟いていた。余程嬉しいらしい。相変わらずのチョロさに、表情がニヤけそうになる。

「それでさ、誰かいい人紹介してよ。可愛い子でも、綺麗な人でも誰でもいいよ」

 俺ははじめにそう告げ、はじめの知り合いのことを聞こうと思った。その後は実際に出会って、どうにかその気にさせればいい。そうしてからベッドに連れ込み、味わい尽くそう。

 俺ははじめの柔らか胸枕の谷間に顔を埋め、口角を吊り上げて涎を垂らした。はじめのマンコはかなり具合が良く、しばらくの間チンポを収納し続け、時間が立った後に抜かずの連続射精をお見舞いしてやった。

 三発追加で膣内射精し、はじめの肉穴はすっかり俺のチンポと精液専用に成り下がった。俺の孕ませエキスに満たされた肉穴をチンポで掻き回すのはとても気分がよく、俺はこの世界が変わった理由など今などうでもよくなっていた。

 今日を境に、俺の新しい生活が始まった。



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第2話(篠田はじめ)

 この世界の女は性欲が旺盛だ。俺は身を以てその事実を体感した。

 股間とチンポから生じる快楽の波を意識に浴びせられ、俺は目を開いた。まず視界に入ったのは自宅のベッドから見慣れた天井。チラリと右手に見えた窓の外は暗く、今が夜だとわかった。少し前まで窓の外が明るかったはずだが、いつの間にか眠ってしまっていたらしく、結構な時間が経過したのだとわかった。

 そして視線を自分の下腹部に向けた俺は、これまたチラチラと見えていた女の姿を正面からしっかりと目にする。

 そこにいたのは、俺の股間に跨って楽しそうに腰を振る、恋人の篠田はじめだった。相変わらず大きな胸を上下にたぷっ、たぷっと揺らして、欲情した様子でロデオマシンのような激しい腰使いを見せる。表情は、セックスを覚えたての男子学生のように欲に塗れていた。俺が眠る前まで妊娠不可避の種付けセックスを味わわせてやったのだが、もう我慢ができずに俺へと襲い掛かったらしい。

 俺はわずかな呆れを含めた息を吐き、口を開く。

「……元気だな」

「だって、女だから。(とおる)みたいな格好いい恋人がいて、我慢できなくてっ……!」

 はじめはニヤけた表情を浮かべた。

「それに、透もセックス好きでしょ? 男性なのに、エッチだもんね」

「まぁ、確かに」

「認めちゃっていいの? 普通だったら、嫌がると思うんだけど」

 はじめの表情はより一層緩んでいた。はじめの現在の心境は、美人で淫らな女を恋人にしたばかりの男の立場に近いのだろうか。それならば、この態度も頷ける。口角を吊り上げて細く開かれたはじめの口から涎が垂れそうになり、はじめは慌ててそれを啜りながら腰を揺すった。

 パンッ、パチュンッ、ぬちゅ、ぐちゅっ。

 まだ子宮に俺の精液を内包していたためか、重力に従って膣内に流れた精液が潤滑油となって膣内とチンポの滑りを良くしているようだ。はじめが上下に揺れてチンポを膣で食らう度に卑猥すぎる水音を立てる。

「俺は普通の男とは違うからな」

 理由は知らないが、男女の貞操観念が逆転した世界で、俺は以前の世界の観点を持ったままだ。俺にとっての男は下半身で物事を考える生物だが、この世界では貞淑な存在らしい。そのため、痴漢などという行為はフィクションの中でしか起こらないのだそうだ。はじめに聞いたら答えてくれた。

 ちなみに、はじめは様々なアダルト本やビデオ、アダルトゲームを持っているらしく、俺に再現してくれないかと土下座で頼んできた。はじめの気持ちは非常に理解できるため、俺もはじめに変態プレイを要求することを条件に懇願を受け入れた。

「そっか、透はやっぱり変態なんだ」

 はじめは言いながら尻を振り続け、俺のチンポを膣壁で扱き上げた。

「大好きだよ、透」

 パンッ、パンッ、ぬちゅっ、ぬちゅっ。

「大好き。絶対に離さないから」

 ぬっちゅ、ぬっちゅ、ぐちゅちゅっ、ぶちゅんっ。

「私のマンコで堕としてあげる。透のチンポを、私のマン汁臭くしてあげるから」

 ぐちゅんっ、ぐちゅっ、ぬちゅっ、パンッ、パンッ。

 はじめの膣内がうねるようにチンポに絡みつき、脳が蕩けそうな快楽を味わわせてくれる。それは、経験豊富な俺でも耐え切れないほどに強烈で、腰が震えた。チンポがはじめの膣内でムクムクと膨らみ、性器同士の密着がより濃密になる。

 あぁ、こいつは凄いな。はじめを手に入れられて良かったと改めて思う。

 はじめには、俺の欲望を叶える手助けをしてもらおう。その代わり、はじめには俺の子供を産ませてやる。それが、この世界の女が抱く理想なのだろう。以前の世界の男が好みの女を孕ませて子を産ませたいと思うように、この世界のはじめは俺の子を孕みたがっている。だから、気が済むまで産ませてやる。

「は、はじめ……」

 俺がわざと切なげな表情と声を演じると、はじめがゾクゾクと身を震わせて笑った。

「そんな顔されたら、もう我慢できないよ」

 欲望を煽られ、はじめがさらに暴走する。もはやチンポをマンコで扱く生物であるかのように、俺のチンポを美味しそうに膣に出し入れしてシャブシャブしていた。タレは、子宮に詰まっていた精液だ。

 パンッ、ぱちゅっ、ずちゅっ、ぬちゅちゅっ。パンッ、パンッ。

「絶対に孕むからっ……!」

 はじめは前かがみになって、俺の顔の横に両手を突く。欲望が増長しすぎて、もはや必死の様子だった。下卑た下心で瞳を濡らし、口元を笑みで歪め、高速腰振り膣コキという行動で俺を攻め立てる。

 そろそろ限界だ。目の前のはじめという女がエロすぎて、金玉が活発に働いてくれている。大量の子供達が、いつ出発してもいいように金玉の中で準備を終えていた。あとは、はじめの子宮へと遊びに行かせるだけでいい。

「透のイケメン遺伝子と私の遺伝子が混ざった赤ちゃんに、私の栄養を与えて育てちゃうから。もう、透が嫌がっても絶対に産んじゃうからね。一生懸命働いて稼いだお金で、透と赤ちゃんを養うからっ。幸せにするからっ」

 はじめが舌を出し、俺の唇に押し込む。口内ではじめの舌がのたうち回り、蹂躙していく。俺は恋人の男に貪られる女の気分でそれを受け入れ、こみ上げてくる射精欲求に従った。

 この世界って、やっぱり最高だわ。俺はそう思いながら、欲望を解き放った。

 どくんっ、どびゅるるっ、ぶびゅるるるっ、どびゅーっ、びゅーっ、びゅるっ。

 セックスの快楽を知ったはじめマンコへ、再び白濁ザーメンビームを放出。俺の射精を察知してはじめが尻を俺の股間に下ろしたことで、飲み込まれたチンポが膣奥まで届いている。出した精液は全て、はじめの子宮に注がれているだろう。

 みっちりと、精子の大群で子宮を埋め尽くしたい。俺の願いを聞き届けるように、俺の優秀チンポは長時間にわたって射精を続ける。これが俺の本気射精だ。その勢いは、自慰を覚えた猿のように盛っていたはじめですら驚愕に震わせるものだった。

「透、すごいっ。何なの、これ……」

 どびゅっ、どくっ、ぶびゅっ、びゅるるっ、びゅくっ、どくっ、どぷっ、びゅぶっ。

「あ、あはっ、あははっ、子宮がもう、透の精子でいっぱいだよ……」

 はじめは俺の精液を受け止めながら表情に悦楽の色を滲ませ、体を前に倒す。俺が今後の人生で目いっぱい楽しむ予定の、はじめの柔らかおっぱいが胸板に押し付けられて熱と鼓動を伝えてくる。

 トクンッ、トクンッ。鼓動が心地よくなった俺は、はじめの背に両手を回して抱きしめる。当然、射精はまだ続いている。はじめがエロすぎる上に、膣内の具合も良すぎるためだ。正直、はじめ一人だけでも俺は十分に楽しめるだろう。

 だが、やっぱりハーレムを作って楽しみたいという考えは拭い切れない。

 ひと眠りする前のセックス中に、はじめから同じ会社で働く社員を簡単に紹介してもらった。その際に見せられた携帯電話の写真だけでも、肉欲をそそられる女が結構いることが確認できた。どの女も欲求不満で、飲み会などで好きなアダルトゲームやアダルトビデオの話題が必ず持ち上がるほどだという。

 とりあえず、そのうちの一人と会う約束を取り付けてもらおうと思っている。会って、はじめの手も借りて誘惑した後、楽しい楽しいプロポーズセックスだ。良い返事を聞くまで生ハメセックス。返事を聞いた後は種付けセックスだ。セックスの気持ちよさをマンコに教え込み、俺の欲望を満たす妾にしてやろう。正妻は勿論、はじめだ。

「あー、出る出る。止まらないわ……」

「ひっ、ぁっ、ふっ、ぅ……」

 人型精液袋兼子供製造機、篠田はじめの中に粘着質で臭い子種を撒く。これで孕まなくとも、芽が出て膨らむまでは何度も味わわせる予定だ。孕んだ後も、使える場所は全部使ってやる。まだまだ、はじめという女に対する欲望の火は消えない。

「はじめ、起きてるか……?」

 ドスッ、ドスッと子宮口にチンポを押し付けるが、はじめは抱き着いて俺の首筋に顔を埋めたまま動かない。微かに体が反応を示すが、返事をしないところを見るとどうやら眠ってしまったらしい。顔を覗き込むと、安らかな寝顔だった。

 眠るはじめを今度は俺の方から襲っても良かったが、今はやめておいた。

 はじめを起こさないように体を横にずらし、チンポを引き抜いてベッドから立ち上がった。チンポにベッタリと付いた精液は、はじめの尻に擦り付けて綺麗にした。

 歩いて向かう先は台所。まだ夕食を食べておらず、空腹を覚えていた。性欲よりも先に食欲を満たしたいと思った俺は、服を着て調理を始めた。はじめも腹が空いているだろうから、作るのは二人前だ。

 疲れて眠るはじめと、夕食を作る俺。まるで、本当に俺が女の立場になったかのようだ。

「この世界の男は、主夫が一般的なのか?」

 もしそうだとしたら、冗談抜きで、はじめや妾の女達の稼ぎで養ってもらうのもいいだろう。子供も嫌いではないから、子育てに従事できる。そして、子育ての合間にまた孕ませて、新しい子供を仕込むのもいい。

「夢が広がるな」

 つくづく、この世界と俺は相性がいいと思った。



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第3話(篠田はじめ)

 はじめを起こして夕飯を振る舞った俺は、美味しかったと感激したように言うはじめにキスされた。最近、美少年フィギュアやゲームなどを買ったせいで金欠で、あまりいい物が食べられなかったとのことだ。塩パスタばかりだったという。

 キスが当たり前のようにベロチューで、俺は欲情を抑え切れずに再び本番へ。移る前に、はじめに一つおねだりしてみた。

「ねぇ、これでいいの?」

 全裸でソファーに座るはじめ。股はM字に開き、両手の指で陰唇を左右に開いている。

 桜色の綺麗な膣。尿道口も皮の冠った陰核も、俺の大好きな膣口も丸見えだ。

 俺はマジックペンを手に取ると、太股に『(とおる)専用チンポ穴』と文字を書く。その文字から矢印を陰部へと伸ばして書く。他にも『受精中』などの卑猥な言葉や今日中出しした回数を正の字で書き記し、チンポをデフォルメにした絵も描く。

 そのまま、カメラで撮影会。

「こういう落書きって、女性が男性の体に書くものじゃないの?」

「一般的にはそうなのか」

「そうだよ。そもそも男性は希少だし、性欲も全然ないからね」

 だから女は、アダルトビデオや本、アダルトゲームなどで自分を慰めるのが普通だという。中には女性同士で慰め合う関係にもなるというが、数は少ないらしい。やはり女は男に対して強く欲情する生物なのだそうだ。もう孕めればいいやと、精子バンクを通じて男の精子提供を受けて人工授精するケースは多いとのこと。国が積極的に推奨しているようだ。少ない男を巡る争いや、人口減少を防ぐためだ。

「まぁ、私には透っていう素敵な恋人がいるから関係ないけどね」

 柔らかいおっぱいをぷるっと揺らし、はじめは自慢げな顔で胸を張った。

 その姿が可愛くて、俺ははじめに覆い被さって犯した。「だから、男女の立場が逆だってば!?」という言葉を無視して種付けプレス。うるさい口を口で塞ぎ、舌でくちゅくちゅと口内を掻き回すとはじめの瞳がとろんとした。抵抗も弱まり、俺のプレスを受け入れ、しっかりと最後は女の大事な部分に遺伝子の種を撒く。相変わらずやばいくらいの気持ちよさだった。

 どびゅーっ、どびゅびゅびゅっ、ぶびゅるるっ、びゅーっ、びゅるっ、ごびゅっ。

「んー……!」

 はじめは本当に幸せそうだとわかる顔をしていた。

「あっ、もっとぉ……!」

 口を離すと、はじめの舌が伸びてきた。俺は舌だけでそれを受け入れ、二人で円を描くように舌を動かして互いに唾液を塗りたくる。上の口も下の口も蕩けるような熱さで、俺は精液プールと化したはじめのふわとろマンコからチンポを取り出すことができなかった。何だ、このマンコは。一度入れたら金玉の中が空になるまで出したくなくなる魔性のマンコか? いつでもガッチリと俺のチンポに食らいついてくる。

 やっぱり、はじめは正妻の器だ。改めてそのことを実感し、長い時間をかけてチンポを取り出した。

「はじめ。舐めて綺麗にしてくれるか?」

「何かもう、ドMになりそう……」

 はじめの前に精液に塗れたチンポを突き出し、掃除させる。

「くぷっ、ぬちゅっ、ちゅるっ、ごくっ、こくっ」

 根元までチンポを咥えながら俺の顔を見てきたはじめが可愛くて、わざわざカメラで撮影する。手を使わずに顔だけでチンポ掃除を命令し、一連の動きも全て映像に残した。いつか映像を見ながらセックスを楽しむのもいいだろう。

 はじめにチンポを洗わせ、少し落ち着いてきた。

「風呂に入ろうか」

「うん……」

 すっかり俺に惚れこんだのか、風呂場という短い距離でも俺の手を握ってきた。

 湯を浴槽に注ぎながら、体を洗い始めようと考える。はじめの体を隅々まで洗ってあげようと思った俺だが、はじめの方が俺の体を洗いたいと言ってきた。それこそ、足先から頭の天辺まで触られただろう。はじめは俺の背後に立って股間と尻を触り、終始ニヤニヤしていた。風呂場の鏡にはじめのだらしない顔が映っていた。

「触る以上のことをしたけど。それでも触りたいのか?」

「それとこれは別でしょ。だって、男性の体だよ? それも超絶イケメンの」

 はじめが両手の指をわきわきと動かした。超絶美女が裸で傍にいたら、触りたいと思うのと同じ心境か?

 それにしても、はじめにはやはり俺がイケメンに見えるらしい。どれくらいイケメンかと言うと、今まで写真や直接見てきた男の中でもトップクラスらしい。アダルトビデオで引っ張りだこの超人気AV男優よりも格好いいと言われ、首を傾げてしまう。

 俺は平凡な顔立ちの方なんだが、どうも今の世界の女には魅力的に映っているようだ。

 俺がぼうっと考え込んでいると、はじめの手が俺の胸板に触れた。ペタペタと触る度に、表情が緩んでいる。並の胸板なのだが、これもはじめには好評で、「すごくいい……」と陶酔されるほどだった。

「交代」

「えー……」

 不満を示すように唇を尖らせるはじめを椅子に座らせ、その横で俺も椅子に座ってはじめの体を洗い始める。最初は普通に体を綺麗にしようと動いていた手が、徐々に欲望に乗せられて豊満な胸と下腹部を中心に動き回る。

「やっ、そこっ、くすぐったい……!」

「デカイな、本当に……」

 胸の谷間に手を差し込み、内側から握るように胸を持ち上げる。ズッシリとした重さと、肌に吸いつくような質感。産毛や傷がないから、触り心地は抜群だ。乳輪も小さく綺麗な桜色で、乳首を摘まんだ時の感度も良かった。

「ねぇ、透ってやっぱりテクニシャンだよね」

「普通じゃないか?」

「いやいや。あり得ないから。現実はアダルトゲームじゃないんだよ?」

 はじめは本当にアダルトゲームが好きなようだ。はじめが働いているゲーム開発会社ではそういうゲームを作っているのかと聞いたら、今のところは一般向けのゲームだけを取り扱っているという。アダルトゲーム業界は需要がありすぎるせいでユーザーからの評価が厳しく、その業界で人気を得るのは難しいのだという。

 アダルトゲーム好きのはじめからの説明を受けていると、はじめが口を開いた。

「それにしても、透って箱入り息子? 世間知らずみたいだけど」

「箱入り息子……。まぁ、似たようなものかな」

 俺がいろいろと聞きすぎたせいで、はじめは疑問に思ったようだ。はじめの言葉に乗っかって、世間知らずということにしておこうと思った。その方が都合はいいだろうし。

 俺が何気なく箱入り宣言をすると、はじめの顔がたちまち青ざめた。

「と、透! 電車は勿論、男性専用車両に乗ってるよね!? そうだよね!?」

「えっ」

 勿論、一般車両だ。乗客全員が美女や美少女の満淫電車。乗らない手はないだろう。

「人の多い場所には、なるべく行かないでね? あ、あとは、拉致にも気を付けて! 路地裏とか、絶対にダメだから!」

「あ、はい……」

 異様な剣幕に、相槌しか返せない。恋人の清楚な美少女が、見知らぬ男に寝取られることを心配しているのと似ているのかもしれない。白いワンピースの似合う黒髪お嬢様が、他人棒に堕とされてドスケベな格好と表情でダブルピースする光景が浮かんだ。脳内変換して、はじめの立場と心情を考えると共感できる。

「なるべく気をつけるよ」

 絶対に気をつけるとは言っていない。電車内での痴女の良さは味わったけど、まだまだ街中での日常を十分に楽しめたとは言えない。下校中の可愛い女子学生達を誘惑して、処女卒業というのも魅力的だ。でも、主目的は嫁探しだろう。はじめはもう俺の物だから、はじめ以外の魅力的な女を手に入れたい。

「なぁ。明日、はじめの知り合いに会わせてもらうことってできる?」

「え、明日?」

 明日は日曜日だから、仕事はないはずだ。予定が入っていなければ会えるはず。

「うーん、どうだろう。予定があるかどうか、後で聞いてみるよ」

「よろしく」

 はじめの尻の肉付きを撫でながら言うと、はじめの手がお返しにと俺のチンポを握った。優しくシコシコと動かし、不安そうに俺の顔を覗き込んできた。

「ねぇ。本当に、私が透にとっての一番なんだよね?」

 ぬちぃっ、ぬちゅっ、くちゅっ。卑猥な音を立ててチンポ扱きをしながら乙女のような顔で言うはじめ。空いた手では金玉袋を揉み、精子の製造を促してくれる。それでも、表情は俺に恋する女の顔だ。そのギャップがまた素晴らしくて、俺は詰め寄ってくるはじめの顔に盛大に射精した。

「んっ……」

 ベチャベチャと顔にかかる白濁液を受けてはじめは驚き、頬を赤く染めた。

「馬鹿……」

 直後、俺ははじめを押し倒した。この世界の女の立場などどうでもいい。俺は男優位の正常位ではじめに圧し掛かり、濃厚な精液を注ぎ入れた。一発目を出し切っても抜かず、尻を上下左右に動かして膣内を掻き回し、また精子を出したくなったら腰を動かす。

「もう、ドMでいいや……」

 諦めた様子のはじめの乳房にしゃぶりついた俺は、乳首に吸いつきながら中出しを繰り返した。



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第4話(飯島ゆん)

 日付が変わって日曜日。よく晴れていて絶好の外出日和だったが、はじめに止められた。

「外は危ないから、なるべく家にいよう?」

 はじめはベッドの上で俺を騎乗位で犯しながら言った。目はギラついている。昨日、あれほど交わったというのに、まだヤリ足りないらしい。朝から俺の上で腰を振り、「子種頂きまーす」と嬉しそうに言って精液を絞り取った。

「あぁ、中出し気持ちいい……」

 その台詞は、そっくりそのままお返ししたいところだった。でも、言わずにはじめへと熱を帯びた眼差しを向けると、またムラムラした様子のはじめが欲情した様子で膣扱きを開始してくれる。エロい彼女ができて、欲望の抑えられない男のように。

 はじめは俺の上で乗馬マシンを楽しむかのように腰を振る。

 そのとき、インターホンが部屋の中に鳴り響いた。

「ん、来たみたい……」

 はじめはそう言うと、少し名残惜しそうに俺から腰を上げた。

 ごぽぉ、とチンポの抜けたはじめの膣口から精液が溢れ、シーツを汚す。

「あー、こんなにいっぱい。これだと、すぐに妊娠しちゃうね。透の精子が、私の卵に食らいついているかも」

 はじめはニヤニヤと笑った。恋人に中出しした自分の精液を満足げに見る男のようだ。はじめは自分の膣口をくぱぁと開いてどろどろの精液を眺めている。俺も同じ心境で、子種を涎のように垂らすマンコを目に焼きつけていた。眼福だ。

 ティッシュを使って精液を拭い、はじめは玄関へと向かう。

 その後ろ姿を俺は見つつ、体を起こしてベッドで胡坐をかく。

 結局、昨日から今日の朝にかけてセックスをし続け、睡眠は少ししか取れていなかった。だが、体調に問題はない。昔から体力には自信があって、セックスの持久力が高すぎるために女に泣かれたこともある。

 しかし、この世界ではそうはならないだろう。容姿は美女や美少女であっても、中身は男に飢えた獣。思春期の男子中学生の比ではない下心に満ちた頭と性欲を有していることは、はじめが体で教えてくれた。

 やはり来訪者ははじめが招いた客だったようで、話し声が聞こえてきた。

『呼ばれたから来てみたけど、……何で裸なん? もうちょっとマシな出迎え方があるやろ』

『今さっきまでヤってたからさ』

『電話で聞いとった話はほんまやったんか……。あぁ、緊張してきた……』

 昨日、日曜日に暇な知り合いはいないかどうかをはじめに確認してもらった。はじめに見せてもらった会社の写真に写っていた社員へと片っ端から連絡してもらおうとしたところ、一人目で容易く食いついた。『イケメンのチンポで、処女卒業してみない?』というはじめの誘いと、はじめと俺の全裸セックスの写真を送ったところ、瞬殺だった。

 昨日のうちに即承諾を貰い、そして本日。俺の家の住所を教え、来てもらったわけだ。

「し、失礼します……」

 関西訛りの声が聞こえ、はじめの知り合いが居間へと姿を現した。

 リボンでツーサイドアップにした肩上まで伸びる髪。ロリータ系というのだろうか。露出度を控えめにした、フリルの多いロングスカートなどの視覚的な甘さを感じさせる服装。その洋服に身を包んだ体は華奢で、整った童顔と合わさって幼い印象を俺に抱かせる。

 性行為とは無縁そうな、緊張した態度の美少女の名前は、飯島(いいじま)ゆん。はじめに聞いた話では、はじめと同期で年齢も同じ二十一歳だという。女子高生くらいにしか見えないけど。

 俺は裸のままシーツを下半身にかけ、少し演技を始める。大人しく、はじめに忠実な男の演技を。

「ゆん、紹介するね。この人は、私の恋人の透。滅茶苦茶イケメンでしょ?」

 はじめは俺の方へと近づいてベッドへ上がり、俺の背後に膝立ちになった。

 そして、俺の股間に手を回し、シーツを剥がしてチンポを握る。

「う、わぁ……」

 ゆんが声を上げ、肩に下げていた鞄を落とした。目線は俺の股間に注がれている。信じられない、といった感じだ。初めて女の裸を生で見た少年のように、食い入るように俺のチンポを見続けていた。

「ほら、凄いでしょ。このデカチンポ。この理想的な顔と体。これ全部、私のものなんだ……」

 はじめの手がススス、と俺の頬を撫でる。俺ははじめに支配された男という役割を演じ、はじめの手コキに翻弄されている振りをした。俺が小さく呻くように声を上げると、ゆんが生唾を呑みくだすような所作でわずかに身じろぎしたのがわかった。

「……それでさ、ゆん」

 はじめが俺の耳たぶを甘噛みし、舌で舐め上げた後にゆんへと告げた。

「昨日言ったように、透で処女卒業してみない?」

 瞬間的に、ゆんの顔が紅潮した。

「改めて聞くけど、ほ、ほんまにええの?」

「うん」

「でも、はじめの彼氏やろ……?」

「寝取り、寝取られ物のゲームとか、ゆんも好きでしょ。興奮しない?」

 はじめの言葉に、ゆんは茫然としながら頷いた。心ここにあらずと言った具合で、刺激の強すぎる光景と提案に翻弄されているようだ。

 そのゆんの手が、彼女自身の下腹部へと伸びた。スカートの上から下腹部を押さえ、切なそうに触っている。その行為に気がついたはじめは俺のチンポと金玉を触り、ゆんの崖っぷちな理性を欲望の底に突き落としにかかった。

「私の彼氏を好きなだけ犯してみない? 勿論、中出しし放題で妊娠もあり」

 どう? と聞くはじめ。それに対してゆんは、ゆっくりと口を開いた。

「……後悔しても、知らんで?」

 声を震わせ、堪え切れなかったように微笑を滲ませ、俺をじっと見つめた。

 その目はもう、欲望に濡れていた。

 服を脱ぎ捨てたゆんが仰向けの俺に覆い被さり、俺の唇を奪う。表情は緩み切っていて、俺の舌に舌を絡めて貪っていく。その絶え間ない攻めが、ゆんの興奮度合いも物語っている。すっかり二人分の唾液が混ざり合い、舌や口を濡らして水音を立てる。

「んちゅっ、くちゅっ、ぷちゅっ、くちゅ、くちゅっ」

 ゆんは気持ちよさそうだった。同僚の恋人である俺を味わうことに興奮し、荒い息遣いで俺の体を堪能していく。

「チンポ、触るで?」

 ゆんの体勢が変わり、俺の横に添い寝をするような形となる。俺との口づけを続行しつつ、俺のチンポに恐る恐る触れ、優しく握る。ゆんの表情がまた、喜悦に歪むのがわかった。チンポを扱く度に、表情に征服欲が滲み出ている。

「はじめの彼氏さん。透さん、やったっけ?」

「あぁ」

「彼女の前で、うちに弄ばれるのはどんな気分なん?」

 ゆんがチラリと見た先には、ベッドの端で胸とマンコを慰めているはじめがいた。寝取られ好きというのは本当らしく、俺達の行為を見て熱っぽい顔をしていた。はじめの指が膣内を掻き回すと、ぐちゅぐちゅと音が鳴っていた。「まさか、寝取られが実現するなんて……!」と嬉しそうだ。

「気持ちいい、かな」

「やっぱり変態さんやったか。こんなに格好いい顔して、最高やな」

 それもこっちの台詞だ。幼い体つきで胸も慎ましいのだが、牝の色香を漂わせている。俺とベロチューしながら手コキの動作に緩急をつけ、俺の反応を見ているようだ。

「イキたい? 彼女の前で、よその女に弄り回されて絶頂したい?」

 ゆんは俺の口から顔を離し、俺の耳元に唇を近づけた。

「イってもええで。はじめに注ぐはずの子種ミルク。ぴゅっぴゅって吐き出して?」

 甘い声。チンポを擦る細く小さな手の感触に、俺はなすすべなく絶頂した。

 どびゅるるっ、びゅるるっ、びゅーっ、ぶびゅーっ、びゅくっ、どくっ。

「はい、どびゅーっ、びゅーっ、びゅる、びゅるっ、射精、気持ちええの?」

 ゆんに囁かれながらチンポから精液を噴き出す快感に酔う。俺の股間が精液で汚れるが、気にはならない。射精中もシコシコとゆんの精液塗れの手でチンポをゆっくりと扱かれ、耳に息を吹きかけられる。これはいいものだ。全身から力が抜けてしまう。

「ふーっ、ふーっ、もう表情もチンポもとろっとろやね」

「あっ、ぅっ……」

「あははっ、射精直後の敏感なチンポ弄られて気持ちええんや。可愛い声やな」

 にゅるにゅるとゆんの舌が俺の耳穴を弄り回していく。時折、耳穴に息を吹きかけ、精液で彩られた手で俺のチンポをぐちゅぐちゅと扱き続けた。はじめの荒々しいセックスとは違い、ゆんの弄ぶような技術は俺にとって新鮮だった。小さな声で、「エロゲーの知識と妄想が役立っとるわ……!」というゆんの声が聞こえてきた。



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第5話(飯島ゆん)

 飯島(いいじま)ゆん。高校生に見える童顔に相応しく、体格も華奢で胸は慎ましい。しかし、おっぱいに貴賎なしという考えを持つ俺には関係がない。「うちの胸、そんなに触りたいん?」という言葉に対して俺は強く頷き、「好きにしてええよ?」と言われて俺はゆんに飛びついた。

 細身の体でベッドに横になるゆん。起伏は乏しいが女性特有の柔らかさと曲線のある肢体に覆い被さり、乳房に吸いつきながらもう片方の乳房を手で揉む。サイズは違えどもやはり女性の胸だ。柔らかく、触っているだけで欲望が加速する。チンポが勃起し、今すぐにでも小柄な体にチンポをぶち込みたいと思ってしまう。

「あははっ。なぁ、はじめ。このままだと、本当に透さんを寝取ってまうけど、ええの?」

 ゆんが俺の頭を撫でながら挑戦的な眼差しで横を見た。

「だ、駄目に、決まって、あぁ、んっ……!?」

 そこには、ベッドの隅にへたり込んで自慰をし続けるはじめの姿があった。片手の指で膣内を弄りながらもう片方の手で大きな胸を慰めている。その表情は赤く、俺達の様子を食い入るように見つめていた。彼氏が寝取られる様を見て、興奮に翻弄されている様子だ。今も全身を震わせて絶頂し、蕩けた目で俺を見てくる。

「と、透ぅ……。私の体の方がいいよね……?」

 これはどう答えるのが正しいのだろう。寝取られ体験を堪能するはじめを支援することを考え、ゆんの体のほうがいいと言うべきか。それとも、彼女であるはじめの立場を考えるべきか。

 判断に迷った俺は、何も答えずにゆんの胸に顔を埋めた。

「あっ、透、答えてよ……。透、透、透ぅ……。あっ、ぃ、イクッ……!」

 俺の沈黙を悪い意味と捉えたのか、寝取られて感じる変態なはじめはまたしても達したらしい。先ほどから美味そうな蜜がはじめの膣から垂れ落ちて、シーツに染みを作っている。本当にいやらしい子だ。

 彼女を満足させるのは彼氏の役目。そう考え、俺は次の行動に出た。

 ゆんの胸から顔を離した俺は体を起こし、ベッドで仰向けになった。上を向く肉棒を片手で握り、視線だけでゆんを捉える。

「ゆん。俺と一つになろう」

 俺の言葉にゆんは少し驚いたようだったが、すぐに表情は欲望に濡れた。

「ほんま、最高の彼氏さんやなぁ」

 起き上がってニヤニヤと笑うゆんが、口の端から垂れそうになった涎を啜って俺へと近づいてきた。俺の股間に跨って立ち、肉棒の真上でガニ股になって腰を軽く沈ませる。そうしてチンポの先端に自身の膣口を触れ合わせると、再びはじめを見た。

「はじめの彼氏、うちが美味しく頂くわ。そこで、一人寂しくオナニーしててな?」

 ゆっくりとゆんが腰を下ろし、その度に綺麗なピンク色の陰部にある小さな膣口が俺のチンポを飲み込もうと広がっていく。

「あ、ぁっ、ああっ……」

 それを見たはじめがぐちゅぐちゅと激しく自身の膣を慰め、言葉にならない声を上げている。前の世界で例えるならば、愛する彼女の膣内に他人棒が入ろうとするのを見て自慰をする変態彼氏、といった感じだろうか。はじめのような変態性癖の持ち主には有り難い自慰ネタだろう。

「んっ……。キツイ、なぁ……!」

 膣口が俺のチンポを飲み込もうとするに連れ、ゆんの表情に苦痛が滲んだ。しかし、痛みよりも強すぎる性欲が勝ったようだ。

 ゆんは俺の両手へ手を伸ばし、指と指を絡ませた恋人繋ぎを行った。

「もうまどろっこしいから、一気にいくわ……」

 そして、そう告げたかと思うと、ゆんは腰を一気に下ろした。狭い膣が俺のチンポに密着しながらズブブブッと飲み込んでいき、奥へ奥へと触れ合う面積を広める。そして、完全に根元まで食われたと感じた時に、ゆんの尻が俺の股間に軽い重みを伝える。

「ん、くっ……! おぉっ……!」

 ギチッギチッ、と狭い膣壁で俺のチンポを抱き締めるゆんのマンコに、俺は声を漏らした。はじめの締まりのいいマンコも良かったが、小柄故の天然物の幼マンコに俺のチンポは快楽の暴風に晒されていた。

「ははっ、一つになってしもうたなぁ。透さんのチンポで処女卒業や……!」

 相変わらずのニヤニヤとした笑みを浮かべ、ゆんは結合部から破瓜の血を垂らしながら腰を上下に振り始めた。前の世界では普通、処女を失ってニヤニヤと笑う女はいないだろう。だが、この貞操観念が逆転した世界では、ゆんは童貞卒業を果たした性欲塗れの男というポジションに位置する。痛みよりも欲望が勝った結果、笑いながら俺の上で元気に跳ねるという行為に及び出た。

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!

 尻を俺の股間に叩きつけ、チンポの隅々までマンコで味わい尽くしてくる。

「透さん、いや、もう透でええやろ」

 俺の両手を恋人繋ぎで強く握り、俺の顔を覗き込むように前傾姿勢になった。

「うちのマンコと、はじめのマンコ。どっちのほうが気持ちええの?」

 ぱんっ、ぱんっ! とわざとらしく音を立てながら尋ねてくるゆん。どちらもそれぞれの良さがあり、一概にどちらがいいとは言えない。だが、ゆんのキツキツマンコの良さに身悶えそうになっているのも事実。

 あぁ、本当にこの世界は最高だ。気のせいでなければ、前の世界の女と比べて女性器がどれも名器に感じた。膣内のひだひだが俺のチンポを擦り、精液を搾り取ろうとしてくるのが当たり前のようだった。顔だけでなく、肉体の質まで向上しているように思えた。

 快楽に身を浸して声も出せない俺に、ゆんは上半身を預けてきた。ゆんの体格では俺の胸の辺りに顔が位置し、ゆんはこれ幸いと俺の乳首を舐め始めた。舐めながらも、尻を振るのはやめない。俺のチンポを甘やかさず、きゅうきゅうと締め付けを続けた。

「気持ちええって、言ってええんよ? ほら、言ってみ。はじめよりも、うちのほうがええって……。うちの彼氏になってくれれば、いつでも可愛がってあげるで? ほらっ……、ほらっ……!」

 ガシガシとチンポを扱かれ、気持ちいいと言ってしまいそうになる。

 ふと、はじめを見ると、これ以上ないほどに蕩けきった表情をしていた。下半身は洪水状態だ。体中も薄っすらと汗に塗れ、牝の匂いがこちらまで漂ってくる。あの匂いを嗅ぎながら巨胸に甘えて種付けプレスした時の快楽が蘇る。

 やっぱり、どちらかを選ぶことはできない。

 俺は改めてそう認識し、ゆんの手から両手を離し、はじめへと手招きした。

「え……」

「来い。はじめのマンコも味わいたい」

「う、うんっ……」

 俺の言葉にはじめは明るく返事をした。それを見て、ゆんも面白そうに笑っていた。

 はじめの手を引っ張って引き寄せ、正面を向いたはじめを俺の顔に跨らせる。

「ほら、しゃがめ」

 はじめをそのまましゃがませ、俺の眼前に恥部を突き出させる。

 何度も味わい、精液漬けにした俺専用のマンコ。少しの間別の女を使っていただけだというのに、もう膣口から涎を垂らしている。顔面に滴るとろりとした愛液を舌で受け止めた俺は、そのままはじめマンコにむしゃぶりついた。

「ぢゅるっ、ぢゅるるっ、ちゅっ、ぷちゅっ、くちゅ、ぢゅーるるるっ、じゅぷっ」

「あっ、そ、そんなっ、激し……!」

 俺の顔から離れようとするはじめの太股を両手で掴み、逃がさないようにしてから甘い蜜を啜る。甘い匂いも愛液も俺好みだ。勿論、ゆんのマンコも素晴らしい。どちらか片方ではなく、俺は両方を味わいたい。

「んっ、二人を一度に相手にするなんて……! 変態さんやなぁ……!」

「透っ……、もっと、もっと舐めて……!」

 はじめが俺の顔に跨っているために見ることはできないが、ゆんは変わらず俺のチンポを使って淫らに踊っている。俺にマンコを舐め回されて戸惑っていたはじめも、順応し始めて手で己の胸を弄り続ける。

 美少女二人。体格も性格も違う。共通している点は、男を渇望する欲望の強さ。

「透っ、うち、もうっ……!」

「透っ……! 飲んで、私の愛液、透の口で全部飲み干してっ……!」

 二人の絶頂の予感。それを感じ取った俺は腰を思い切り突き上げ、膣口に吸いついた。

「いっ、くぅっ……!」

 二人の声が仲良く重なったように聞こえた。その直後、チンポを包み込む膣壁がより一層迫り、チンポに熱い抱擁を交わす。それによって生じた快感に俺の欲望も限界を迎え、こみ上げてきた精液をゆんの中へと吐き出した。

 ぶびゅーっ、びゅるるるっ、どぷっ、どぷっ、びゅーっ、びゅるっ、どくっ、どびゅっ。

「っ、こ、これが、中出し……! ふっ、ふふっ、これでうちも大人の女や……!」

 金玉を収縮させ、中に出されて嬉しそうなゆんの子宮に砲撃。一発、二発、三発と立て続けに勢いよく放出した白濁液はゆんの子宮を犯しているだろう。その光景を思い浮かべて征服欲を満たしつつ、俺は背を仰け反らせて痙攣するはじめの甘い蜜を啜り続ける。

 どくっ、どくっ。最後の一滴まで精液を注ぐ。その頃には、二人の口からは激しく乱れた声が漏れ、室内に響いていた。それを聞きながら俺はゆんの膣内でチンポを即座に戦闘態勢へ移行させた。

「二人共、もうギブアップか?」

 俺はそう聞きながらも、それはあり得ないと悟っていた。

「な、何言うてんの……。本番はまだまだこれからや……」

「と、透こそ、へばらないでよ……?」

「金玉からっからに干乾びさせたるわ……。勿論、ぜーんぶ中に出してもらうから、覚悟してな……?」

 威勢のいい二人。欲望に満ちた成人女性ならば、これが一般的なのだろう。

 だが、俺も日本男児の端くれ。股間に槍を携える者として、マンコには絶対に負けるわけにはいかない。俺は強い想いを胸に抱き、そのまま二人を相手取って二戦目へと突入した。

「はっ、透、次も、私に出してぇ……」

「はじめ、次はうちやろ……。なぁ、透、このマンコにびゅーっ、びゅーって子種を注いでええんよ……?」

 ベッドで四つん這いになり、俺に向かって尻を振るはじめとゆん。その尻は精液に塗れ、膣口からは新鮮な精液はどろどろと垂れ流れている。俺の精液に濡れた美少女を前に俺のチンポは萎えることを知らず、はじめの膣内を一息に制圧して喜びに震えた。

 その後の連戦の結果、俺は二人のマンコに勝った。



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第6話(はじめ・ゆん)

 ベッドで寝息を立てるはじめとゆん。二人の体は精液に塗れていて、膣口からはごぽりと精液を溢れ出している。今頃、俺の子種が二人の卵子と結合している頃だろうか。まだ受精はしていなくても、子宮に大量の子種を注いだから時間の問題かもしれない。

 いい気分だった。いくら求めても女に嫌がられない性活。むしろ女の方から男である俺を求め、何度も搾り取ってくれる。今はヤリ疲れて眠っているが、起きて来ればすぐにまた襲われるに違いない。

 それまでは少しは人らしい生活をしようと、俺はベッドから降りた。

 今は日曜日の昼過ぎ。朝からセックスし続けて、昼食を逃してしまった。冷蔵庫にある物で適当に遅めの昼食を作ろうと、着替えをするのも面倒だったため、裸にエプロンをつけてキッチンに立つ。料理の音で二人が起きても、さすがに料理中に襲われることはないだろう。

 そう思っていた俺は、以前の世界での男と同等の価値観を持つ女を甘く見ていた。

「ぐぷっ、ぐぽっ、ぐぼっ、ぐぶぶっ、ぢゅぶっ、ぐぶっ、ぐぶっ……!」

 料理中、起きてきたはじめが俺のエプロンを捲って露出した肉棒にしゃぶりついている。頬を窄めて俺を見上げる顔が非常に卑猥で、はじめの口内で容易くチンポが臨戦態勢に入った。大きくなったことではじめはより一層嬉しそうにチンポを味わい始めた。

 これは、料理中の彼女にエッチな悪戯をする男、といった構図だろうか。男女の貞操観念が逆転した現在では、料理中の俺がはじめにフェラチオをされるという嬉しい状況。料理がしにくいという欠点はあるが、これはこれで良いかもしれない。

 どびゅるるるる、ぶびゅるる、ぶびゅー、びゅー、どくっ、どくっ。

「んんっ!? ごくっ、んぐっ、ごくっ!」

 精液を放出し、はじめに飲ませる。気持ちよくて手が止まるが、すぐに正気に戻って調理に入った。イカやエビがあったから、海鮮焼きそばを作ってみた。作り終えた頃にはゆんも起きてきて、はじめと場所を交代して俺のチンポを咥えている。既にはじめによって料理中に一回搾り取られ、口に溜まった精液の残りを飲む光景を見せつけられた。

 どぴゅっ、びゅーっ、びゅるるっ、どぴゅっ、びゅるっ、どくっ、どぷっ。

 そして、ゆんのフェラ顔を見ながら射精。やばいくらいに気持ちがよくて、三枚の皿に焼きそばを盛りつける手が震えた。それにしても本当に美味しそうに飲んでくれて、製造元の金玉も喜んでいる。

「ご馳走さん。ほんま、美味しかったわ」

 俺の精液を口で美味しく頂いたゆんがチンポに頬擦りをしながら礼を述べていた。

「食事はこれからだぞ?」

「あはっ。またうちを食べるつもりなん? 性欲旺盛やな」

「今は食欲を満たそうか。ほら、席に座って」

 俺はゆんを促した後に皿をテーブルへと運ぶ。既にはじめは席に座っているのだが、ゆんと同様に服を着ていない。俺に散々可愛がられてキスマークのついた豊かな乳房を惜しげもなく晒して、何かに感動している様子だった。

「男子の裸エプロン……。世の女性の夢が、こんなに身近に存在するだなんて……!」

 鼻を手で押さえて笑みを浮かべるはじめ。

「そこ、発情してないで、昼食にするぞ」

 下半身で物事を考える女である二人を諭し、俺達は昼食を始める。全裸の女二人が座る間に座する裸エプロンの男一人。以前の世界でなくても、今の光景は異様だろう。満たそうとしているのは性欲なのか食欲なのかはっきりしていない。はじめとゆんは食事中も俺へと視線をチラチラと寄越し、何度も俺の体を視姦していた。

「美味しい?」

「めっちゃ、美味しい状況や」

 料理の感想を聞いたのだが、別の感想がゆんから帰ってきた。まぁ、口に合っているようだから何よりだった。最近金欠のせいでひもじい生活を送っていたはじめが見せた幸せそうな表情から料理の出来具合が窺えた。ただの海鮮焼きそばでこれって、本当に以前までの食生活はどうなっているのやら。

 これからはまともな食生活を送らせてあげよう。妻が不健康になるのは嫌だからな。年を取っても健康なままでいてほしいものだ。

 俺は何となく隣のはじめの頭を撫でてみると、はじめは食事の手を進めながら顔を赤くした。

「イケメンの撫で撫で。心が蕩けて駄目になりそう……」

「あぁ、ずるいっ。うちも!」

「両手塞がってるから無理」

「そんな、殺生な……! 生殺しや」

 食事をしながらはじめの頭を撫で続ける。はじめは焼きそばを食べながら泣いていた。幸せを感じているようだ。俺へと向ける瞳にハートマークが浮かんでいるように見えてしまうほどに。

 俺とゆんがはじめより先に食事を終え、俺の手が空くとゆんは頭を突き出してきた。

「ん……」

「ん、って……。まぁ、やるけど」

 求められるままゆんの頭を撫でる。頭だけでなく首の下も。ゆんは気持ち良さそうに目を細め、だらしなく口を開いていた。

「ほら」

 開いた口に向かって、俺は唾液の塊を垂らす。

「あー……」

 すると、ゆんは舌を伸ばして唾液を受け止め、口に収納した。絶品のグルメを味わったかのように頬に両手を当て、満面の笑みを浮かべる。

「なぁ、はじめ」

「んー?」

 はじめは焼きそばを食べながら声を発する。はじめの分の焼きそばは少し多目に盛り付けて上げたから、まだ食事は終わりそうにない。そのため、先に俺の戯れているゆんを恨めしそうに見つめていた。

「透をもろうてもええかな? うちが養うわ」

「駄目に決まってるでしょ」

「いやー、透ほどのイケメンになると独り占めしたくなるわ。何なん、この顔と体。そして性格の良さ。男らしく料理もできるし、理想の存在やん。控えめに言って好き。結婚しよ?」

「うん」

「いやいや、うんじゃないでしょ! 透は私を正妻に選んだんだからね? ゆんはあくまで側室! わかったら、一旦離れて!」

 遅れて食事を終えたはじめが俺とゆんの間に入り、ゆんを引き剥がした。代わりにははじめが俺の傍にピッタリとつき、俺の腕を胸の谷間に挟み込んだ。あぁ、何というふんわり感と温もり。

「透の本命は私だから。ねー、透」

 可愛く首を傾げて言うはじめ。はじめもゆんも非常に可愛い。この世界は本当に天国だ。貞操観念逆転万歳。その思いしかなかった。

「ケチ臭いなぁ。少しくらいええやろ」

「えー、少しはいいけど……。ねぇ、透はどうしたい?」

「どちらも美味しく頂きたい」

 優劣はつけられず、俺はゆんに手招きをした。どちらも俺の好みに一致した美少女だ。単品でもいいけど、やっぱりセットで嫁として頂きたい所存だ。

 ゆんは俺の手招きに応じてはじめとは反対側へと近づき、腰を下ろして俺に抱きつく。両手に花。体温を直に感じて心がほぐれていく。やっぱり美少女は素晴らしい。美女もいるともっとよい。

 もっといろいろな妻がほしい。妻たちに囲まれて精液を次から次へと搾り取られる。唾液の交換も次々に行いたい。俺の脳内妄想では、中学生くらいに見える美少女も混ざっていた。それはそれでありだ。俺のストライクゾーンは広い。幼い体をボテ腹にして首輪をつけてみたい。

 妄想していると、俺の肉棒はむくむくとおおきくなった。当然その様は俺を挟んで抱きつく二人にも見えていて、二人はお互いに顔を見合わせるとニヤリと笑った。

「透、透、透、好き、好き、好き……!」

 食後の運動。立ったまま尻を向けるはじめの両手を掴んでバックで犯す。はじめの尻が俺の股間に押し付けられる度にぱんっ、ぱんっ、と激しく音が鳴る。それをBGMにして俺ははじめのキツキツマンコの使い心地を堪能する。病みつきになる美味さだ。

「うちのほうが、透のこともーっと好きや」

 俺の尻を撫でながら耳元で囁くゆん。可愛い声で鼓膜を振るわされ、ゾクゾクと体が震える。その快感が伝わって肉棒が膨らみ、はじめの中をさらに激しく掻き乱す。

「あっ、すごっ、透っ、透ぅっ……!」

 はじめは体を痙攣させ、力なく項垂れた。それにも構わず、俺ははじめの後頭部を見ながらはじめのイキ立てマンコを徹底的に犯した。

 そして、ガッツリと中出し。

 びゅるるるっ、どびゅーっ、ぶびゅーっ、とぷっ、とぷんっ、びゅる。

「お、おぉっ……」

 最高の状態で射精。得も言われぬ快感が全身に行き渡る。はじめの尻に陰毛の生えた股間を密着させ、はじめとドッキング中の肉棒をぐりぐりと動かし、最奥でどぷどぷと種をぶちまける。堪らない。

「ありえへんやろ、このイケメン……! と、透、次、うちにそれやって! パンッパンッ! って、うちの中掻き回して滅茶苦茶にして!」

 土下座してまで懇願してきたゆんに対して、ゆんの目の前の床に右足を近づけた。するとゆんは顔を上げ、俺の足を舐め始めた。従順だ。

 その姿がとても可愛くて、小柄なゆんにも立ちバック体勢の獣のような激しいセックスを味わわせてあげた。床でうつ伏せになって痙攣し続けるはじめと同じように、ゆんは呻くような甘い声を漏らして俺を受け止め続けた。



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