光の風来坊と最後のマスターが行く、カルデア人理修復の旅 (近所の浦田)
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序章 冬木/オーブ見参編 第1話 冬木に来た風来坊[前編]

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〜特異点F 冬木市〜

燃え盛る、いくつかのビルは倒壊し瓦礫の山とかしている街。そこに、一人の男が悠々と歩いていた。皮のジャケットにテンガロンハットを被った彼《紅 ガイ》、世界を旅する風来坊である。

 

「.....何処なんだ、ここは」

 

とある世界で景色を眺めていると、突如地面にワープホールが発生し落とし穴に引っかかるように落ちた結果気づけばこの火の街へ来ていたのだ。

 

「人影が無い.....何処かへ避難しているのか。.....あのビルの屋上で全体を見てみるか」

 

そう言って、この街でまだ崩れていないビルを見つけ向かおうとするが、その前に槍持ちのスケルトン三体と自身より倍ある身長の影を纏った何かが立ちふさがる。

 

《GrAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!》

 

「何だこいつは!?怪獣?いや、違う!」

 

どちらにせよ、自身の敵であることには変わりない。ガイは戦闘へと移る。まず三体のスケルトンとの対戦、ガイは一体のスケルトンに飛び込み槍を奪う。そこから一体を切り刻んで行く。スケルトンが粒子となって消えた直後、別のスケルトンがガイに向かって突き刺しに来るが、その突き刺そうとした槍をガイは右脇で抱え空いた左肘で殴ったら持った槍を突き刺す。二体目も粒子となってきえると三体目が突撃、それをガイは避け右のキック。ぶっ飛ばされると同時に電柱へぶつかり粒子となった。

 

「あとは、お前だけか」

 

《GrAAAAAAA.....AAAAAAAAAA!!!》

 

影を纏った敵は大きな大剣を持ちガイに向かって叩きつける。その巨体故の意外な速さに驚かされつつ、それをとっさに避ける。

 

「何だよあいつ、あんなデカイ体して、早いな」

 

接近戦は不利と判断したガイはその場から一旦距離を取る。だが、影を纏った敵も付いてくる。その予想以上の速さに、ガイは驚きを隠せない。巨体とはいえ、神経に伝わる速度は普通の身長よりやや遅めになってしまう。だが、この影を纏った敵は普通の身長の人間と同じスピードであんな大剣を振り回しながら走るのだから異常である。

 

「仕方ない.....あの力を使って」

 

瓦礫の山に追い詰められ、仕方なくオーブリングを取り出そうとした時だった。

 

「やぁぁぁああああッ!」

 

《GrAAAAAAAAAAAAAAA!?》

 

巨大な盾を持った少女が影を纏った敵の攻撃を防いだのだ。

 

「君は.....一体」

 

「マシュ!その人を此方へ!」

 

「ハイッ!付いて来てください!」

 

マシュと呼ばれる少女に従って、ガイは付いて行く。巨大な盾を駆使しながら敵の攻撃を防ぎつつ、目的の場へとたどり着いた。

 

「君達は誰だ?」

 

「自己紹介は後にするわ!あんたはあの敵に集中しなさい!」

 

「下がってな坊主、こっからは俺たちの仕事だ」

 

「大丈夫だよ、もう安心して」

 

橙色の頭髪の左側をシュシュで束ねている少女に促されるように、一旦下がる事にする。暫くすると、影を倒したのか、敵は粒子となって消えた。

 

「助けてくださって、ありがとうございます」

 

「.....突然の質問で悪いのだけど、答えてもらえるかしら?」

 

「ええ、答えれる範囲ならば」

 

「あなたは、カルデアにはいない人物よね?」

 

白髪の女性の質問に、シュシュをつけた少女と盾を持つ少女が驚く。

 

「ええ、多分ですがこことは別の世界からやって来た者です」

 

「別世界.....今になってよもやそういう事もあり得るのね。もう一つ、貴方は何者なの?」

 

これに対し、ガイは普通に答える。

 

「.....俺の名は『紅 ガイ』。ただの流れ者、風来坊って呼ばれたりもする者だ。呼び方はガイでいい」

 

「風来坊ねぇ.....成る程、私はオルガマリー・アニムスフィア。人理継続保障機関フィニス・カルデアの所長です」

 

「人理継続保障機関?聞いたことのない名前だな」

 

「別世界から来たとなればそうでしょう、私達の役目は人類史の未来を救う事。私達がいる世界では、2016年以降の人類史が消えてしまっているのよ」

 

「未来がない.....!?あり得るのかそんな事が」

 

「ええ、細かな情報は与えられないけど、実際にそうなのよ」

 

先程から色々と驚かされてばかりであるガイ、オルガマリーに続き自己紹介が進んで行く。

 

「私は藤丸立香よろしくね、ガイさん」

 

「マシュ・キリエライトです、よろしくお願いします。ガイさん」

 

「まだ協力関係になったわけじゃないのよ?よろしくはまだだと思うわ」

 

「まぁそんな固い事言いなさんな、俺は分かるぜ。彼奴は、味方になってくれるさ。てな訳で、俺の事は今はキャスターと呼んでくれ。よろしくな、坊主」

 

「はい。あと、協力なら是非しましょう。正直、迷子だったりもするので。(ここから早く出て、風呂に入りたい.....)」

 

「風来坊なら、迷子なんて別に関係ないじゃない」

 

「まぁ別にいいじゃないですかオルガマリーさん、ガイさんは協力しようって言ってるんだし。それにほっとけないよ」

 

「でも.....」

 

「大丈夫だと思うぜ嬢ちゃん、しかもこいつは願っても無いチャンスだ。此奴にはまだ、見たことの無い力がある。だろ、坊主」

 

─まだ見たことの無い力、それはきっとオーブの事を指しているのだろう。自身の正体は余り明かしたくないものである、ガイは敢えて黙った。

 

「.....」

 

「だんまりか.....まぁ、人には言えない事が一つ二つある。気にすんな」

 

「すみません.....」

 

「謝る必要はないわ、で、仲間になるなら契約する必要があるけど、マスターは.....」

 

『それに関してだけど、必要は無いと思うよ?』

 

突如聞こえたその声はガイを少し驚かせる。

 

『自己紹介が遅れたね、僕はロマニ・アーキマン。名前が長いからみんなにはDr.ロマンって呼んでもらってるよ』

 

「紅ガイです、ガイで構いません。こちらもロマンさんで呼ぶので」

 

「で、ロマニ。必要が無いってどういう事かしら?」

 

『簡単だよ、彼は今も人間だからだ』

 

「「「え、えええええええええええ!?」」」




第1話は大洞窟に行ってアーチャーと対戦する所まで書く予定ですが、時間的にしんどいのでとりあえず前編に分けました。後編ではガイがアクロバティックに戦います。遂に変身も.....!?


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第1話 冬木に来た風来坊[後編]

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採用するぞ。


「人間って、でもさっきスケルトンと生身で戦ってたよね!?」

 

『人間でも、それにかなり近い存在?』

 

「まぁ、運動神経もいい方なので。あの位の敵なら倒せます」

 

ガイが運動神経もいい方なのでと言っているが、実際は走行中の自動車の上に涼しい顔でしがみついたり、怪獣が起こした竜巻に巻き込まれた人を普通に助けたりと、常識の範囲を超えている。

そんなガイにとって、スケルトン並みなら生身でも楽勝なのだ。何もせずに伊達に長生きしているわけではない。

 

「わかりました、貴方を仲間として受け入れます」

 

カルデアのマスター一行はガイを仲間に入れ、大聖杯のある方へと向かう。しばらくして、一行は半人工的に作られた洞窟の中に入って行く。ここを抜けた先に大聖杯はあるらしい。

と、その前に.....

 

「信仰者のご登場だ。相変わらず聖剣使いを守ってんのか、テメェは」

 

「ふん、信仰者になった覚えは無いがね。つまらん来客を追い出す程度の仕事ならするさ」

 

「ようは門番じゃねぇか。何からセイバーを守っているかは知らねぇが、ここらで決着つけようや。永遠に終わらないゲームなんて退屈だろう?」

 

「その口振りでは事のあらましは理解済みか」

 

崖の上に立つ影、アーチャーであろう者が戦闘態勢に入る。それと同時に、こちらもキャスターが戦闘態勢に。

 

「こいつの相手は俺がする!お前達は行け!セイバーはその奥だ!」

 

「キャスターさんは?!」

 

「こいつ一人ならどうにか出来る」

 

「.....わかりました!」

 

そう言って、立香、マシュ、オルガマリー、ガイは洞窟へと向かった。と、その時キャスターがガイを呼び止めた。

 

「.....あっと、坊主!」

 

「.....何ですか?」

 

「いざとなれば、これを使え!」

 

そう言われて投げ渡されたのは、一枚のカードだった。

 

「これは.....!?」

 

「お前さんがこの世界に来た時に、突如具現化されたカードだ。なんて書いてるかわかんねぇけど俺が持っていても仕方ないから、お前さんが持ってろ。使うなら勝手に使ってくれ!」

 

文字はウルトラ語(ウルトラサイン)で書かれているため、キャスターは理解できなかったのだろう。

 

「クー・フーリン[キャスタータイプ]、ありがとうございます!」

 

「礼は後で受け取る、行け!」

 

そう言われ、ガイは立香達の後を追う。

 

「.....良いのか?一対多数の方が有利だろう」

 

「へっ、そう言うのは一度勝ってから言いやがれ!弓兵!!」

 

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

「遅いわよアンタ!」

 

「すまない、キャスターさんからの贈り物を受け取るのに時間が掛かってしまった」

 

「別に大丈夫ですよガイさん」

 

「そうです、でも少し急ぎましょう」

 

少し暗い洞窟を歩き続けると、二つの分かれ道が現れた。

 

「分かれ道.....」

 

「どっちが、正規ルートでしょうか?」

 

すると、突然何も無い空間に映像が流れ始め、一人の男が映った。

 

『えーっと、ちょっと待ってて.....』

 

ロマニ・アーキマンである、魔術を使用しての通話であった。これにはガイも驚く。

 

『わかったよ、右が正規ルートだ。ただ、左にも興味深い者があるんだけどね.....』

 

「それは、どんな?」

 

『何だろう.....光エネルギーが漏れているのか?よくわかんないけれ─』

 

「立香、マシュ、オルガマリーさん、俺は左ルートへ行きます」

 

『─ってちょっと!?』

 

「正気なのアンタ!?敵だったらどうするのよ!」

 

「大丈夫です、それに先程から感じた事のあるエネルギーを左ルートから伝わってくるんです。先に行ってください、左ルートでも遠回りにはなりますけどゴールは同じですので」

 

それだけ言うと、ガイは左ルートへと走っていった。追いかけようとするもその時にはもう姿さえ見えなくなっていた。

 

「もう.....余計な手間をかけてくれるわね!!早くいって終わらせるわよ!」

 

オルガマリー達は正規ルートを辿り、大聖杯へと目指す。

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

ガイは左ルートを走っていた。徐々に大きくなる光のエネルギーに勘づき始めた。これは、ウルトラマンの光のエネルギーだと。

そして、それは正解だった。そのエネルギーの根源を見つけたからである。

一枚のカード、青く輝くそのカードにはとあるウルトラ戦士が描かれていた。

 

「ウルトラマン80さん!.....ここで、何かを封印されていたのか?とりあえず、お疲れ様です。そして、これから世話になります」

 

光あるところには闇があると言うが、ここには既に闇は消えていた。ウルトラマン80のフュージョンカードをケースに入れ立香達の所へ急いで戻る。

そして、先程から闇の流れが激しくなって来ているのだ。

 

「急がないと.....」

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>




ウルトラマン80さん難民救済確定、そして封印していた闇とは!?
次回で明らかにはなりませんが、セイバー[オルタナティヴ]との戦いになります。前話後書き嘘つきましたすみません。
聞こえるハーモニカのこの音楽.....ウッ。


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第2話 光、それはオーブ

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紅ガイがウルトラマン80のフュージョンカードを入手したその頃、立香達は大聖杯を守るセイバーとちょうど対峙していた。

 

「くっ.....!」

 

「どうした、前へ出ないのか!」

 

戦い方を知らない、まだ対処法もわからないマシュにとってこの戦いは劣勢を極めていた。相手はアルトリア・ペンドラゴン、ブリテンを救い王となった者、そのオルタナティブと来たものだ。

宝具を知ってるとはいえ、その実力は見ての通りだった。

 

「.....マシュッ!」

 

「ダメよ、加勢に行こうとしてもただの足手纏いになるだけ」

 

「でも!」

 

「覚悟を、決めなさい!」

 

「!!」

 

攻撃で飛ばされ、地面に落ちるもまた盾を持ち立ち上がるマシュ。

だが、もう終わらせるというかの如くアルトリアオルタはその真っ黒に染まった剣を上へと掲げる。

集う力は闇、悪、それらは全てあの伝説の剣へと──

 

「卑王鉄槌。極光は反転する」

 

「まずい、来る!」

 

「.....!」

 

「あ、こら藤丸!!」

 

「光を呑め!」

 

宝具が放たれるまで時間は無い、その猶予すら彼女は与えてくれない。放つは闇、宝具は反転する。

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!」

 

「っ!宝具、展開ッ!!」

 

マシュの展開する大きな盾《仮想宝具 擬似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)に、闇の波動、見たなら誰もが黒太いビームと思うそれがぶつかる。

マシュは防いでいた、確かにそうだ。だが、相手の圧倒的なパワーで押されていた。地面を削りながらも抑え続けているが──

 

「クッ.....(押されてる.....このままじゃ.....ッ!?)」

 

そんな時だった、自身に流れてくる魔力が少しずつだが上がって来たのだ。自分のマスターは藤丸立香(先輩)である、サーヴァントとマスターが近づけば近づくほど魔力供給が強くなるというらしい。つまり.....

 

「.....先輩!」

 

背後には既に、立香が立っていた。すると立香はマシュの背後から腕を伸ばし盾を持つ手と体を支える。魔力供給が安定し一旦落ち着くことができたマシュは宝具の威力を上げる。

 

「はぁぁぁぁぁあッ!!!」

 

──結果を言えば、マシュは防ぎきった。だが、体の消耗が酷かったせいか頭をふらつかせながら立香に支えながらも膝をついてしまう。相手はまだまだ行ける感じのようだ。守護者だけあってしぶとい。

 

「防いだか、だがこれで決める。今度は容赦せん」

 

さらに口から聞けば余裕をかましている。マシュは限界が近い、このままでは終わりだ。

 

「藤丸!!」

 

オルガマリーの声が聞こえるがマシュを担いでそっちに行く頃には既に宝具を放たれている事だろう。それに被害がオルガマリーにも来てしまう確率が高い。

 

─守らなくちゃ、いけない。

先輩、立香を守る意思で再び立ち上がるも残された体力はもう無かった。ダメだ、このままでは、本当に死んでしまう.....!

デミだとしても立香のサーヴァント、それならばサーヴァントらしく──

 

 

〜♪

 

 

突如この戦いの場に流れる、ハーモニカの音。聴いていると、なんだか落ち着くその曲はその場の空気を変えていた。

 

「この.....音楽は?」

 

「.....!傷が、少しづつ癒されていく.....」

 

立香達には、その音楽は守りの、加護の唄。誰かの為の優しくも悲しい唄。だが、その曲の旋律にに『悪』は合わない、その為かアルトリアオルタは酷く頭を抱えていた。

 

「クゥッ.....何だッ、この頭を裂くような音楽はッ!!」

 

「一体、この音楽は誰が.....!?」

 

正体は、ゆっくりと明かされて行った。だんだんと明らかになるその姿に三人は安堵と驚き、そして喜びが出てきた。

 

「「「ガイさん!!」」」

 

「すまない、遅れてしまったな」

 

「遅いわよ!お陰でこっちはピンチだったのよ!?」

 

「だから謝ったじゃないか、立香、マシュ、ありがとう。あとは俺がやる」

 

「俺がやるって.....あんた正気なの!?相手はブリテン王よ!スケルトンとは格別、バーサーカーでさえ苦戦していた貴方が彼奴を倒せるわけないじゃない!!」

 

「いや、倒せるさ。そういえばまだ教えてなかったな、俺のもう一つの姿を」

 

「教えてないじゃなくて教えなかったの間違いでしょ!?」

 

「そうだったな、兎に角俺に任せろ。立香、マシュを連れて下がってろ」

 

そう言われて、立香はマシュを連れて戦線から下がる。

 

「.....貴様、私と対等に戦えると言うのか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「.....舐められたものだな」

 

「そんなつもりはないさ、そう思うならそれを証明して見せよう」

 

そう言って取り出した、輪の道具『オーブリング』を目の前に突き出す。オーブリングから放たれた光はガイを包み込む、同時に外の時間の流れが遅くなった。

ズボンの横にあるケースから二枚のカードを取り出し、オーブリングへ読み込ませていく。

 

「ウルトラマンさん!」

 

《ウルトラマン》

 

「ティガさん!」

 

《ウルトラマンティガ》

 

オーブリングへ読み込ませたカードが粒子となって二体のウルトラマンを形成しガイの両隣に立つ。

 

「光の力、お借りします!」

 

オーブリングを上へと掲げ、そして──

 

《フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!》

 

─そこに、光の巨人が現れた。正確にいえば光の人になるが。

 

『俺の名はオーブ。闇を照らして、悪を討つ!』

 

「姿が変わった.....!?」

 

「スゴイ.....スゴイよガイさんッ!!」

 

「あれが、彼が秘密にしていた力.....」

 

「.....!」

 

いまこの場にいる人全員が驚く、それもそうだろう。サーヴァントでもない人間が姿を変えるなんてなの現代では無理な技術だ。

 

「だが、所詮姿が変わっただけのこと。ハァッ!」

 

アルトリアオルタは斬りにかかる、黒に染まったその剣をオーブに振り落とす。だが、オーブはそれを白刃どり。

 

「何っ!?」

 

そのスピードに驚いているが、それだけではない。白刃どりされたものの力を加え続けているがビクともしない。オーブは白刃どりした剣を押し返しアルトリアオルタのお腹あたりを殴る。

 

「ガッ─」

 

オーブの青いラインが光ったと思うとその場から突如消えたように、その場から走り出しアルトリアオルタに追撃を与える。一度地面にぶつかるも浮いた反動で体制を立て直す。

 

「力も速さも人間より上、いや、サーヴァントよりも上がったのか!?.....いや、あれは油断してのことだ」

 

攻撃法が武術と知れば、今の状態で接近戦は無謀だと感じたアルトリアオルタはその剣に魔力を貯める。しばらくするとその剣は普通の大きさより倍ほどになっていた。剣先を伸ばし中距離戦へと変更したのだ、だが、それは間違いであった。いや、その判断が正しくないと言うわけではない。その戦術は今のオーブの姿でならば戦闘範囲内なのだ。

下がったことを確認し、剣を見て近接戦闘をやめたと理解したオーブは左手を肩上辺りに構える。すると即座に光の棘がついた輪が完成する。それを投げると同時に急速に回転を始めた。それを見たアルトリアオルタは即座に剣を縦に振り落とす。光輪が剣とぶつかり合い、爆散するとその衝撃に両者は一旦下がる。

 

「拉致があかないな、そろそろ決着をつけよう」

 

「シュワ.....(.....来る、強い何かが!)」

 

「.....!不味い、宝具が放たれる!!」

 

再び黒い剣に集う闇の魔力。そして放つ─

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!」

 

それと同時に、オーブも放っていた。

彼の持つ、必殺を。

 

『スペリオン光線!!』

 

右腕を上に、左腕を横にL字を描くように伸ばし貯めたエネルギーを両腕を十字にして放つ。

 

光と闇のビームは中央でぶつかり合い衝撃波を生み出す。光をも飲み込む闇とそんな闇を照らす光、だがそれらは相打ちに終わった。

 

「クッ.....(魔力源があるとはいえそろそろ限界が近いか。次は今までのとは格別の魔力で、奴を倒す!)」

 

「シュワッ.....(まだエネルギー残量はあるが、このままでは拉致があかない。次もスペリオン光線でいけば負けてしまうかも知れない、.....なら新たなるこの力を、使わせていただきます!クン・フーリンさん!)」

 

再びオーブは光に包まれる。

 

「タロウさん!」

 

《ウルトラマンタロウ》

 

「クー・フーリンさん!」

 

《クー・フーリン キャスタータイプ》

 

「燃え上がる奴、頼みます!」

 

《ヒュージョンアップ!ウルトラマンオーブ!ルーンダイナマイト!》

 

そしてオーブは再び姿を変える。頭には大きな二つの角、真っ赤な体の上から青いフードの付いた服を着ている。殆どがタロウを継いでいるが服と右手に持っているクー・フーリンが持っていた杖がフュージョンアップした証拠を残している。

 

『ルーンの力で、燃えるぜ!』

 

「姿がまた変わった.....!敵宝具、また来ます!」

 

「恐らく正真正銘最後の宝具ね」

 

「!待ってください、先にガイさんの宝具が放たれます!!」

 

その通りにアルトリアオルタよりも先に、オーブの必殺が放たれた。杖をアルトリアオルタに向けるとルーンの字がアルトリアオルタを中心に展開し、そこから現れたのは木の巨人だった。頭に乗っかってそこから降りようとするもその木の巨人に捕まってしまい鳥籠の中へ入れられてしまう。これからどうなるのか、オーブは頭の上あたりに巨大な火の玉を作り始めたのだ。それを、木の巨人へ向け放つ。

 

木の檻へ放たれし炎球(ウィッカーマン・バースト)!!』

 

火球が木の巨人へぶつかった瞬間、木がさらに燃え上がり火球とその中にいたアルトリアオルタを炎で飲み込み爆破する。




1話で五千字行ってしまったので二つに分けます。
続きはすぐ出ると思うので。


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第3話 レフと言う名の男

現在、活動報告でオリジナルフュージョンアップ及びフュージョンライズのアイデアを募集中です。詳しくは作者名をタップ・クリック、そこから活動報告をご覧ください!採用します、絶対します!信じてくれよ!!


「.....やったの?」

 

「.....倒した、ガイさんが倒したんだ!!」

 

「.....はい、推測ですが。─戦闘終了です」

 

煙が収まり始めたところで、オーブのカラータイマーが赤く点滅し始める。

 

「すまねぇ!遅れちまった.....ってこれもう終わった感じか?」

 

『はい、多分倒しました』

 

「まじか、もう少し早くこればよかったぜ.....お、成る程?それがお前さんが秘密にしていた姿って訳か」

 

『さすがクー・フーリンさん、お見通しですね』

 

「んでその姿は、俺の力を使ったってところか。成る程」

 

ガイはエネルギーの限界時間が来てしまい、変身を解く。

その頃、煙が収まったその場には仁王立ちするアルトリアオルタの姿があった。

 

「.....風の噂程度でしか聴いていなかったが、伝説の光の巨人.....あれなのか?まぁ、.....私の敗北に変わりはないか。

結局、どう運命が変わろうとも私一人では同じ結末を迎えるという事か」

 

その言葉に聞き耳を立てたクー・フーリンは即座に反応した。

 

「.....あ?どういう意味だそりゃあ。テメェ、何を知っていやがる」

 

「いずれ貴方も知る、アイルランドの光の御子よ。

グランドオーダー──聖杯を巡る戦いは、まだ始まったばかりだという事をな」

 

その言葉を言い残しその場から光の粒子となって消えてしまう。

 

「おい待て、そりゃあどういう───おぉお!?ヤベェ、ここで強制帰還かよ!チッ、納得いかねぇがしょうがねぇ!お嬢ちゃん、坊主、後は任せたぜ!次会うときは、ランサーとして喚んでくれ!」

 

そう言い残し、クー・フーリンは粒子となり消えた。

 

「セイバー、キャスター、共に消滅を確認しました。.....私達、勝ったのでしょうか?」

 

『ああ、よくやってくれたマシュ!立香!通信の影響で君達の顔が見れないのが残念だけどね。所長も喜んでるだろうし.....あ、そういえばガイさんはどうなってる?』

 

「.....何も変化は見受けられません、体が薄くなったりもしてないですし.....」

 

『うーん、この原因はガイさんから来た世界にあるのかもしれないね。でもそれだと問題がある.....』

 

「.....問題?あ、そういえば私達ってレイシフトって奴でここに来てるんだよね?.....アッ!」

 

『気づいたね?レイシフトは簡単に言えばタイムマシンそう、ガイさんは別世界から来た言わば別のタイムマシンから乗ってきた住人だ。そしてうちのタイムマシンは部が悪い事に外部者を乗せることはできない、その技術が無いんだ』

 

「てことはつまり.....」

 

『ガイさんは、元の世界へ帰る方法を知らないとこの世界で一人になる。更に悪い事にしばらくするとこの世界は崩壊してしまう、となればガイさんは』

 

「でも待ってください!まだガイさんには力があります!ウルトラマンの力があれば!」

 

『それは流石に無理なんじゃ無いかな?過去や未来へ移動する方法を持つウルトラマンが居るわけ─』

 

「いえ、いますよ」

 

話しかけて来たのは、その問題となっている本人、ガイだった。

 

『ん?ごめん聞こえなかったな、最近耳鳴りが起こって聞こえにくくなったんだ。もう一度言ってくれないか?』

 

「だから、いるんですよ。その時間や空間を行き来する力を持つウルトラマンが」

 

『・・・ハイィィイッ!?』

 

「この『ウルティメイトゼロ』さんの力を借りれば問題ありません」

 

ウルトラマンに限界はない、特にゼロは進化を続けるヤバイ戦士だ。最も、チート能力を持つウルトラマンは更に上を行く力を持つが。

しかし、なぜガイかウルティメイトゼロのフュージョンカードを持っていたのか?

詳しくは話すには少し長いため短縮させて貰う、ガイが旅を続けている道中、たまたまウルトラマンゼロと出逢ったのだ。セブンとゼロと共闘した時以来である。その時にゼロから渡されたのだ。

 

『あそうだ。これ、お前にやるよ』

 

「これは、ウルティメイトゼロさんのカード!」

 

『いざとなったらそれを使え、じゃあな!また何処かで会おうぜ!』

 

「ありがとうございます!またいつか会いましょう!ゼロさん!」

 

以上がウルティメイトゼロフュージョンカードを手に入れたその経歴である。

 

「ウルティメイトゼロさんの力は時空移動、エネルギーは消費してしまいますがこれならそちらに行けるはずです」

 

『いやいやいや、それで元の世界へ帰れるんじゃ』

 

「いえ、帰るつもりはありません。この世界に未来が無いと聞けば帰るわけには行かない.....」

 

「ガイさん.....!」

 

『わかったよ、ガイさん』

 

「さて、ここで安全に帰りたいが.....さっきからそこにいるんだろう?出て来いよ」

 

ガイの体が向けたその先には、高い壁。その上の端に一人の男が歩いて来ていた。

 

「ほう、この私の存在に気付くとは。さすが、異世界から来た光の戦士(ヒーロー)と言ったところか」

 

そこに居たのは、緑色の帽子に緑色の服を着ていると言うなんとも特徴的な男だった。

 

「予想外の介入もあってか、計画の想定外、私の寛容も許容外だ」

 

「あれは.....」

 

「レフ教授!?」

 

『レフ教授だって?!そこに彼がいるのか!?』

 

「.....全く、私をどこまで苛つかせるのだ。ロマニ、君にはすぐに管制室へ来て欲しいって言ったはずなのに.....」

 

「レフ.....レフ!!」

 

と言い、オルガマリーはレフ教授と呼ばれる者へ走る。だが、それをガイが咄嗟に止めた。

 

「何をするの!?」

 

「オルガマリーさん、彼は『人間』なのか?」

 

「何を言ってるの?レフは人間に決まってるじゃない!」

 

「いや、断言する。あいつは人間なんかじゃあない。『悪』に染まりきった『獣』だ!!」

 

「「「『!?』」」」

 

「いやはや、異界から来たものにはもうそこまで見破られたのか。.....人間というのはどうしてこう、定められた運命から逃げたがるんだい?」

 

その顔は、穏やかさがすでに消えていた。放たれるオーラは怒り、そして軽率、だが重過ぎる殺意。

 

「最も予想外だったのはオルガ、君だよ。君の真下に爆弾を仕掛けておいたのに、生きてるなんて」

 

「え.....」

 

「いや、違うな。君の肉体はすでに死んでいる。残った残留意思が転移しただけか」

 

「うそ.....でしょ?ねぇ、レフ、嘘だよね?」

 

「さて、レイシフトが一切出来ないとされていたオルガに記念サプライズだ。受け取りたまえよ?」

 

レフは右手の指で音を鳴らすと、突然空間が歪みそこから別空間へ繋がった輪が出来上がる。輪の向こうには真っ赤に染まった球体があった。

 

「カルデアスが.....真っ赤に.....嘘、よね.....あれ、ただの虚像よね?レフ」

 

「いいや、正真正銘本物さ、時空間をカルデアと繋げてあげたんだ。さぁ、よく見たまえアニムスフィアの末裔。あれが、君たちの愚行の末路だ。人類の生存を示す青色は一片もない、あるのは燃える赤色だけ。あれが、今回のミッションが引き起こした結果だよ。

よかったねぇマリー。今回も君のいたらなさが悲劇を呼び起こしたワケだ!」

 

「嘘よ.....」

 

「いいや嘘じゃない、まあ本当か嘘かは君が知ることもないだろ。戻ったところで戻る肉体は消えて無くなっているんだからどうせ死ぬしか無いんだ。さて、ここで簡単に殺しても良いんだけどそれだと芸がない。そこで私は一ついい死刑法を思い付いた、君にとってもいい事だ。なんせ願いが叶うんだから」

 

するとレフはオルガマリーに対し手をかざすと、オルガマリーはゆっくりと宙に浮く。そしてカルデアスの方へ近づいていく。

 

「君の宝物に触れるがいい。なに、私からの慈悲だと思ってくれたまえ」

 

「え、何、私の宝物って.....カルデアスの事?や、止めて。お願い!だってカルデアスよ!?」

 

「そうだな、ブラックホールと変わりない。いや、太陽か。ま、どちらにせよ。人間が触れれば分子レベルで分解される地獄の具現だ。遠慮なく、生きたまま無限の死を味わいたまえ」

 

助けたい、体が勝手にそう動く。だが

 

『ダメだガイさん!あれはカルデアス、飲み込まれたら終わりだ!』

 

「.....クッ、また、人が死ぬのを黙ってみるしかないのか.....!」

 

また、助けられなかった。

 

「.....流石の異界のヒーローも、助けるのは無謀か。まあ、君の願いを邪魔する人がいないと思えば嬉しい事じゃあないか。マリー?」

 

「や、やだ.....私は、まだ、褒められてない。誰からも慰めてもらってない」

 

...............

 

「..........助けて」

 

「.....」

 

『..........ダメだ、行っては。助けたい気持ちは死ぬほどに分かる、でも.....』

 

死人を助けても、何も残らないのだから。

 

彼女の体はゆっくりとカルデアスに飲み込まれて行き、そして完全に消えた.....

 

「.....改めて自己紹介を。異界の者とは初めましてだな?私の名はレフ・ライノール・フラウロス。君達人類を処理するために遣わされた2015年担当者だ。聞いているなドクター・ロマニ、共に魔術を研究した学友として、最後の忠告をしてやろう。カルデアは用済みになった。お前たち人類は、この時点で滅んでいる。カルデアスの磁場によってカルデアは守られているだろうが外はこの冬木と同じ末路を迎えているだろう」

 

「そうでしたか....外部との連絡が取れなかったのは、そもそも連絡を取る相手がいないという事でしたか

 

「ふん、やはり貴様は賢いな。真っ先に殺しておけなかったのは悔やまれるよ。だがそれも虚しい抵抗だ、カルデア内の時間が2015年から過ぎれば、そこもこの宇宙から消滅する。もはや誰にもこの結末は変えられない。なぜならこれは人類史による人類の否定だからだ」

 

すると突然、大きな揺れがその場を襲う。

 

「おっと、この特異点もそろそろ限界か。さらばだ、ロマニ、マシュ、四十八人目の適正者。そして、異界から来たれしヒーロー」

 

それだけを残し、レフは消えた。

 

「地下空洞が崩れます.....!Dr.ロマン、急いでレイシフトを!」

 

『わかってる!でもそっちの崩壊の方が早いかも!とり─』

 

空間が崩れてきたせいか、通信が不安定となり最終的に途絶えた。やがて地面も崩れていく。

 

「ガイさん!この特異点も危険です!早く転移準備を!」

 

「わかった!ジャックさん!ゼロさん!キレのいい奴、頼みます!」

 

《ウルトラマンオーブ!ハリケーンスラッシュ!》

 

『ウルティメイトゼロさん!力、お借りします!』

 

《ウルティメイトゼロ!フュージョンアップ!ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ ウルティメイト!》

 

オーブハリケーンスラッシュの姿にウルティメイトの装備が装着される。

 

「いつでもいけるぜ」

 

「わかりま.....っ!?」

 

すると、立香とマシュのいた地面が崩れた。落ちていく二人をすぐにオーブが助ける。

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとう!」

 

そして、ゆっくりと姿を消して行った。それを見届けたオーブは空間を歪め時空間を移動していった。

 

 

 

《特異点F 人理定基礎 C A.D.2004 炎上汚染都市 冬木 人理修復》




色々と長くなった、だが後悔はしていない。
次回はガチャの時間、あーもう。ジーッとしていられないぜ!!


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序章・完+0.5話[ガチャ編その1]

さぁ、ガチャの時間じゃぁあ!!今回は台本形式で少し色々メタ回です。
因みに作者は星5サーヴァント計4体持ってます。
マーリンだろ?ウラド三世[バーサーカー]だろ?アルトリア・ペンドラゴン[セイバー]だろ?あと.....ジャンヌ?


藤丸立香「ガイさん!ガチャだよ!!」

 

紅ガイ「.....は?」

 

冬木のレイシフトから無事帰ってくることのできたマシュ、立香、ガイ。オルガマリーの死を悔やみながらも、未来を救う為グランドオーダーの旅を決行することに。

 

ロマニ「決めたのはいいんだ、だが決定的に足りないものがある。わかるかい?マシュ、立香」

 

マシュ「ええっと.....何でしょうか?」

 

ロマニ「それはね.....な(立香)「仲間!!」ヴヴン.....そ、そう。正解だ立香ちゃん'!今足りないのは新たな仲間だ。という事で君達には今から英霊召喚、サーヴァントを仲間に入れる儀式を行う場所に連れて行こう。あ、ガイさんも呼んできてくれない?」

 

立香「わかったよロマン!すぐ呼んでくる!!」

 

そして、最初に戻る。

 

ガイ「すまん、いきなりそれだけを言われるとわからない」

 

立香「説明はあと、グランドオーダーもしないといけないんだし時間は1秒も無駄にしちゃいけないよ!ささ、早く早く!!」

 

ガイ「あーわかったわかった。だからそんな強く引っ張るんじゃない!」

 

こうして立香はガイを連れてきた、ロマ二と合流し部屋へと案内されていく一行。

 

ロマニ「よし、ついたよ。ここが、英霊召喚を可能とするシステム《フェイト》がある部屋だ。ここで君達が向こう側で無意識のうちに手に入れていた、この金平糖のような結晶《聖晶石》を使って召喚を行う。今回は初めてレイシフトを記念して君達が持ってる計30個とこっちの15個、つまり15回召喚が出来る。ただし、出てくるものが全て英霊と言うわけではない。時には概念礼装だってある」

 

立香「ねぇねぇDr.ロマン、レア度ってあるの?」

 

ロマニ「うん、星1から最大が星5。《聖晶石》を使えば最低でも星3は確定だ」

 

?「因みに回転した時、輪が三つになればサーヴァント、一つなら礼装だ。そしてサーヴァントの場合、金色に回転すれば星4が確定、虹色に回転すれば星5が確定だ。覚えておきたまえ」

 

立香「うおおっ.....って誰?」

 

ロマニの後ろから突然悠々と喋り出したこの女性。

 

レオナルド「おっと、自己紹介が遅れたね。なんせあの時は忙しくて忙しくて.....では、はじめまして。私は[レオナルド・ダ・ウィンチ]、ここで三番目に召喚されたサーヴァントだ。よろしくね!」

 

立香「え、ダ・ウィンチさんって女だったっけ?」

 

レオナルド「ノンノン、そんな細かい事は気にしちゃダーメ。かの英雄、君達が戦ったアーサーだって女だったろう?」

 

立香「あ、そういえばそうだ。なんで!?」

 

レオナルド「大人の事情って奴さ、こう女になった方がいいんだよ。社会にとっても、もしくはいま画面の向こうでエッチイ事を妄想してる君にとっても」

 

立香「え、画面の向こうって、え!?何!?何があるの!?ねーねー!」

 

レオナルド「さ、この話はここまでだ。時間はあるとはいえゆっくりはしていられない。早速ガチャろうではないか」

 

立香「むー、教えてくれてもいいじゃん.....」

 

マシュ「はい」

 

ガイ「.....全く話に追いつけない」

 

〜英霊召喚システム フェイト〜

立香「さぁ!回していくぞぉお!!マシュ!!やっちゃって頂戴!!」

 

マシュ「はい、ポチッとな」

 

もはやキャラが崩壊しているが、このガチャ部屋ではそのくらいの意思でなければ困る。爆死という言葉をご存知だろうか、サーヴァントが一切おらず星3の礼装しか出ないというものもしくは星4が一切ない。

 

1回目

立香「いきなり虹回転きたぁぁあ!!」

 

ロマニ「うぇぇええ?!ウッソだろ!?」

 

マシュ「星5サーヴァントが来ます!流石先輩です!!」

 

立香「ふふふ、この勝負。勝った!」

 

虹に光った輪は三つに展開し、一点に集中していきそして─

 

?「ノッブ!」

 

「」

「」

「」

「」

「」

 

そこにいたのは、一人黒い服に何か豪華な兜をかぶった小人?みたいなもの。顔はすごくアホだというのを表しているのかギャグ漫画でよく見かける白目。可愛い。確かにそうだ、だが一つ言わして欲しい。

 

「「「「「これ、星5サーヴァント?」」」」」

 

開始10秒、フェイトシステム、バグる。だが、問題はそこからだった。

 

?「んー、なんじゃここ。やけに暗くなっておらんか?」

 

?「そうですねー、テレビも何故かつかなくなりましたし.....」

 

コタツの中におばさんの様な感じで膝をつきながらテレビを見ていたチビノブサイズのとある二人。

 

「「ん?」」

 

グタグタすぎる展開に、一同は

 

立香「.....なんだかよくわからないけど。よし、次行こう!」

 

「「ち、ちょっと待てぇぇえい!!」」

 

気を取り直し、紹介を終え真面目モード.....

 

桜セイバー兼沖田総司「で、召喚1回目でこのチビノブと私、ノッブが出て来てしまったと」

 

魔人アーチャー兼第六天魔王 織田信長「んー、まぁでもあれじゃろ?とあるライダーは確か二人で一人のサーヴァントじゃろ?この前出会った****と****とか言う奴も二人で一人みたいな感じじゃったし。これ、わしらも同等の扱いなんじゃね?」

 

沖田さん「つまり、三人で一つのサーヴァント?何クラスですかこれ!?」

 

マシュ「あ、はい。クラスは.....アヴェンジャーです」

 

沖田さん「どこに復讐心があると言うのですか!?」

 

ノッブ「いや、ある。強いて言うなら、そこにいるチビノブに覚えがある」

 

そう言われ、全員がチビノブに視線を向ける。

 

チビノッブ?「いやぁ、そこまで視線を貰うとなんか照れるじゃないですか」

 

すると、チビノブが突然メタモルフォーゼを始め7、8頭身の姿になる。

 

ノッブ「.....信勝」

 

信勝「お久しぶです、姉上.....」

 

ノッブ「そうか.....そうなるよな。信勝がいれば自然とそうなってしまうわな、よし信勝覚悟しろ。何、是非はない。て訳で」

 

沖田さん・ノッブ「「テメェの仕業かこのヤロォォォォォ!!!」」

 

信勝「ビギャァァアッ!?」

 

圧倒的八つ当たり!無論、復讐心は彼女たちにもある。主に運営に対してだが。

 

立香「.....気を取り直して、次行きますか」

 

マシュ「ええ、そうですね」

 

2回目〜7回目は概念礼装の為カット、全て麻婆とは言わない。

8回目

 

マシュ「来ました!金回転です!!」

 

立香「よし、今度こそはまともなサーヴァントを!!」

 

そして、3つの輪が一つとなり─

 

?「サーヴァントアーチャー、召喚に応じ参上し(立香)「まともなのが来たぁぁあ!!」た.....ん?」

 

ノッブ「おお、あの真田丸を作った赤い弓兵ではないか」

 

アーチャー「ん、ああ。あの時の」

 

立香「え、何?信長さんとアーチャーさんって面識あるの?」

 

ノッブ「あ、あー訳ありでな?色々とあったんじゃよ」

 

アーチャー「いえない事だ、大人の事情って奴さ」

 

立香「そんな.....勿体ぶらずに教えてよ〜!」

 

アーチャー「まぁともかく、真名はエミヤだ。基本アーチャーと呼ばれているからそっちで読んでくれると嬉しい」

 

立香「.....わかったよ、アーチャー」

 

9回目〜14回目、麻婆豆腐。

立香「さっきから気にならんだけど、なんで麻婆豆腐?」

 

アーチャー「作者の意向だ、なんでも麻婆豆腐が好きらしい」

 

立香「それうちらにとってなんの利益もないよね?」

 

15回目

マシュ「また虹回転!?」

 

ロマニ「凄い運勢だね!?」

 

マシュ「来ます!」

 

その輪は猛烈な光を放ちながら一点に集中する。そして.....

 

立香「.........あれ?」

 

ロマニ「何も、起こってないのか?」

 

マシュ「.....これは、一体」

 

レオナルド「みんな、外を見るんだ!」

 

外、とは言え雪の中何か変化でもあったのだろうか。

誰もが思うその変化は、圧倒的に高いものだった。何故か?それは、外に見知らぬ物が着陸しているのだから。

 

立香「な、何あれ〜!?」

 

マシュ「宇宙船.....でしょうか?」

 

ロマニ「いや、まだわからない。取り敢えず防寒具を着て行こうか」

 

外は人理の影響で大変だが、ここはカルデアスの磁場の影響で無事なのだ。数キロ圏内なら移動が可能である。と言うわけで、外に防寒具を着て出てきた立香一行。

その頃、その謎の宇宙船内は.....?

 

?『.....ク.....リク、起きてください、リク』

 

リク「.....レム?ここは...星雲荘?」

 

レム『はい、星雲荘の中です。突然リクがこちらに転送されて強制的ニ別空間に移動させられました』

 

リク「って事は、ペガは!?ライハは!?」

 

ペガ「僕ならここだよ?」

 

リク「ペガ、無事だったのか!」

 

レム『.....外に人影があります。すぐ近くに施設がありますのでその関係者かも知れません』

 

リク「外は、どんな感じなんだ?」

 

レム『とある山脈地帯の一部で、場所は謎の電波障害で特定出来ません。映像、モニターに出します』

 

星雲荘と呼ばれる宇宙船の中にいる朝倉リク、ペガッサ星人ペガ、そして人工知能を持つ『レム』。

レムが放った小さなカメラで、外の映像を見てみる。宇宙船のすぐ側には既に数名の人が不審そうに見に来ていた。その中には、見たことある人物もいた。

 

リク「あの人.....ガイさんだ!でも、なんでここに.....」

 

レム『リク、この人達を星雲荘の中に入れるのはどうでしょう?事情を説明すれば、目の前にある施設に入れるかもしれません』

 

リク「.....わかった、あの人達を中に入れよう」

 

レム『了解.....』

 

勿論警戒は怠らない、まさかとは思うがガイさんが高まっているわけではないことを願いながらも星雲荘の中に連れ込む事を決行した。

 

外〜

謎の宇宙船、星雲荘のそばで調べていると。突如彼らの近くにエレベーターらしき物が下から現れた。

 

マシュ「Dr.ロマン、下からエレベーターが!」

 

ロマニ「何!?うちの施設にそんな高性能エレベーターは無いぞ!?」

 

立香「これ、もしかして宇宙船のやつじゃ無い?乗れって事じゃ無い?」

 

ロマニ「いやいや、危な過ぎるよ.....流石に」

 

ガイ「お前たち、さっさと乗れ」

 

ロマニ「ってちょっと!?置いてかないデー!!」

 

ロマニが遅れて乗ることになり、エレベーターの扉が閉じるとワープした感覚、少し中に浮く感覚を感じると再びエレベーターの扉が開いた。

 

立香「すっごーい!ここが宇宙船の中なのか!で、君達が宇宙人?」

 

サーヴァントを見た彼等にとって、宇宙人ごときで驚きはしなかった。それよりも好奇心が湧いてくる。

 

ペガ「僕は確かに宇宙人だけど」

 

リク「僕は地球人だよ.....うん、地球人」

 

立香「今なんで考えたのは聞かないでおくよ」

 

ガイ「よっ、あの時振りの再開だな。リク」

 

リク「ガイさん、お久しぶりです。あの時は本当にありがとうございました」

 

ガイ「ああ、.....で話だが.....なんでここにいるか原因は分かるか?」

 

レム『いえ、詳細にはわかっていません。別空間につながるワームホールが突如出来上がりそこに吸い込まれたとしか』

 

ガイ「俺と似たパターンか.....ここに呼ばれた原因は、立香が行った英霊召喚に問題がある」

 

リク「え、英霊?」

 

ガイ「.....言ってしまえば、過去の英雄達だ。ウルトラマンで言えば、ウルトラマンさんやセブンさんが該当する。地球なら、.....織田信長?」

 

リク「織田信長なら知ってる、確か本能寺の変で亡くなった人だよね」

 

リクが信長に対する認識が可哀想だが、ま、是非も無いよネ?

 

ガイ「そんな英雄を、自分に仕えるサーヴァントとして召喚するのがまぁ英霊召喚だ。で、その英霊召喚に主にお前が呼ばれたわけだ、リク」

 

リク「.....?つまり、その英霊召喚で呼ばれたのがが僕ってこと?だったらなんで星雲荘も?」

 

ロマニ「多分、英霊召喚システム『フェイト』がバグったからだよ」

 

リク「英霊召喚システム?.....っていうかどなた様?」

 

立香「この際さ、みんな自己紹介しない?」

 

マシュ「現状を知る上でも良いかと思います、信長さん達も呼んできましょうか?」

 

立香「いや、別にいい。彼女達、いま録画した絶対に笑ってはいけない牢獄24時見てるから」

 

マシュ「そ、そうですか.....では私から自己紹介させていただきますね。はじめまして、マシュ・キリエライトと言います」

 

立香「はいはーい!藤丸立香だよ!よろしくね!」

 

ロマニ「僕はロマニ・アーキマン、名前が長いからみんなからはDr.ロマンって呼ばれてる。よろしくね」

 

リク「朝倉リクです、よろしく」

 

ペガ「ペガッサ星人のペガです、よろしく!」

 

レム『.....私はレム、星雲荘の報告管理システムです』

 

ガイ「そして改めて、俺は紅ガイだ」

 

こうして、改めて自己紹介を終え。カルデア一行はリク達を仲間に迎え入れるのだった。

だが、この時まだ知らない。リク、ウルトラマンジードがグランドオーダーの鍵を握ることになるとは.....

知るはずも、無かった。




次回、突撃!隣のオルレアン!!
ついに、ジャンヌとジャンヌオルタがやって来る!!
そして、ジード見参!!

その前に、ウルトラマンについてのお話だけどね?


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第2章 序曲 オルレアンの聖女 前

皆さんは、『ジャンヌ・ダルク』をご存知だろうか。知らない人の為に彼女について軽くお教えしよう。

ジャンヌダルクは1412年頃、フランス東部で農夫の娘として生まれた。神の啓示を受けたジャンヌはフランス軍に従軍しイングランドとの百年戦争(重要な戦い)において勝利を納め、フランスに貢献した。その後ブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、身代金と引き換えにイングランドへ引き渡された。イングランドと通じていたボーヴェ司教ピエール・コーションによって『不服従と異端』の疑いで異端審問にかけられ、最終的に異端の判決を受けたジャンヌは、19歳で火刑に処せられてその生涯を閉じた.....。

その後の裁判で無罪になり、ジャンヌダルクはフランスの守護聖人の一人となったのであった。

 

ジャンヌダルクとは、それは立派であり短い人生でありながらも神の啓示に従い、己を突き通して生きた人なのだろう。おっと失礼、これはあくまでも私の個人の意見として聞き入れてくれると幸いだ。

 

この書によれば今日、紅ガイ達一行はレイシフトによりジャンヌダルクが生きたとされる時代へと跳躍する。しかし、そこは本来の物語とは歪んでしまった特異点と呼ばれる場所である.....そこで彼らは、ジャンヌダルクと出会い、敵である.....

 

おっと、ここから先はまだ未来の話、でしたね。

────────────────────────

「──告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

誓いを此処に。

我は常世よ総の善と成る者、

我は常世総ての悪を敷しく者。

汝 三大の言霊ことだまを纏う七天、

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ───!」

 

その陣からは光、真っ白な光が放たれる。現れたのは複数の人間、いや正確にはサーヴァントと言った所だろう。だが、その中にはどうやら異物も巻き込まれているらしく.....

 

「貴方達が呼ばれたり.....ん?!」

 

どうやら、宇宙人もやって来たそうだ。

 

「え?あ、え?何あれ、ジル、あんなサーヴァントいたっけ?」

 

「いえ、初めて見るサーヴァントですぞ」

 

『ゼットン.....』

 

「え?ゼットン?聞いたことないわね」

 

そう、今彼女達は知るはずもなかった。それは奴らも想定外の出来事であったろう。このゼットンの恐るべき力を、知るまではまさかあんな事になろうなんて.....

 

───────────────────────

コフィンによる時空転移が無事完了し、ガイ達は1431年百年戦争の停戦状態の時期に来ていた。

 

「無事に転移できたようですね」

 

「こういう感覚は、初めてというわけではないが.....何か新鮮だったな」

 

「僕は初めてなので緊張しましたけど.....」

 

彼らに与えられた使命は二つ、特異点の調査及び修正と聖杯の回収及び破壊である。

 

「時間軸が分かりました、フランスは1431年」

 

「てことは.....ちょうど百年戦争真っ只中って事?」

 

とリクが答える。それに続いてマシュも。

 

「ですが、この時期ですとちょうど停戦状態の筈です」

 

「停戦?戦争なのに、戦いを止めれたりするものなの?」

 

立花の疑問にも、マシュは答える。

 

「百年戦争とはいえ、百年間ずっと続けてやっていた訳ではありません。この頃の戦争は比較的のんびりしていましたから」

 

「戦争に、のんびりなんてあるのか.....」

 

「あくまでも比較的だ、無いわけじゃない」

 




更新速度ほぼ無になるぞ。すまんな、若人。


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