ジョジョの奇妙なアカデミア (しししたたた)
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始める前に

それではまずは設定からどうぞ!


主人公 東方仗助

杜王町に住んでいた不良の中学三年生。4歳の時に杜王町個性事件に巻き込まれて、無個性からスタンドという個性を身につけた。

また、広瀬康一と虹村億泰とは大の仲良しであり、よく遊んでいる。

リーゼントを馬鹿にされるとものすごく怒り、射程が無限になったり周りが見えなくなったりとやばい。

 

クレイジーダイヤモンド

東方仗助に現れた個性、スタンドの個人名。このスタンド自身の個性はキュアー。拳で触れたものを瞬き一瞬の間に治すことが出来る。パワーもスピードも凄く、オールマイトとあまり変わらないが射程が1メートルと短い。

 

虹村億泰

M県S市杜王町に住んでいた不良の中学三年生。4歳の時に杜王町個性事件に巻き込まれて、無個性からスタンドという個性を身につけた。また、広瀬康一と東方仗助とは大の仲良しであり、よく遊んでいる。馬鹿である。

 

ザ・ハンド

虹村億泰に現れた個性、スタンドの個人名。このスタンド自身の個性は空間食い。右の手のひらで触れた空間を削ることが出来る。パワーとスピードはクレイジーダイヤモンドに劣るが、かなり強く射程は2メートル半。

 

広瀬康一

M県S市杜王町に住んでいた中学3年生。4歳の時に杜王町個性事件に巻き込まれて、無個性からスタンドという個性を身につけた。

また、東方仗助と虹村億泰たは大の仲良しで、よく遊んでいる。3人の中では比較的に普通である。

 

エコーズ

広瀬康一に現れた個性、スタンドの個人名。杜王町個性事件で唯一三本の矢を刺されたため、3パターンあり、総称してエコーズと呼ぶ。

まずはact1で個性はノイズ。音を作り出すことが出来る。この音を人に貼り付けると、その人の体内でその音が流れ続ける。パワーとスピードは、かなり遅いが、その分半径100メートルぐらいの射程がある。次にact2で個性は実現化。本来ならば絵に書いたことが実際に起こる個性なのだが、act1とほぼ同時に刺されたため、音に合った現象をその音に触れるものに対して実現化する個性に変わった。パワーとスピードはact1の倍あるが、射程は半分になった。act3の個性はグラヴィティ。1つの物体に対して重さを加えることが出来る。更に近ければ近いほど重さが加わり、ゼロ距離になると全身が押しつぶされるほど重さが加わる。パワーとスピードは今までの比ではなく、ザ・ハンドに勝るとも劣らないといえるが、射程が5メートルと今までよりもがくっ!と落ちる。

 

杜王町個性事件

杜王町にて、天才科学者のカーズが黄金の矢という強制個性発現機を使い、非人道的な実験を行った事件である。この事件によって杜王町の個性持ちの住人から個性が消えた。なお、カーズは捕まっていない。現在では調査の為、強制立ち退きさせられており、町には人がほとんどいない。

 

個性、スタンド

もともとはヒーロー事務所のスターダストクルセイダースのメンバーがの全員が持つ幽霊という個性を基にしたもの。また、スタンドがダメージを負うと、本人もダメージを負ってしまう。

 

黄金の矢

この矢に刺された個性持ちはこの矢に個性を吸収される。また、この矢で刺された無個性の人は、この矢の中に個性があった場合のみ、スタンドという個性が発現し、矢に吸収された個性がそのスタンドの個性となる。また、刺された本数だけスタンドのバリエーションが増える。更にあまりにも個性を吸収した後に刺すと、吸収した個性が混ざり合い、スタンドの数が増える。

 

スターダストクルセイダース

幽霊という個性を持つものが集まって出来た事務所。メンバーは五人と1匹であり、それぞれかなりの実力者である。主にやっている仕事はDIOとカーズの調査であるためか、知る人ぞ知るマイナーヒーローである。

 




いかがだったでしょうか?もし何かおかしなところや疑問がありましたらコメントしていただけると幸いです。


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銀行強盗

何か誤字脱字がありましたらコメント下さい。


俺の名前は東方仗助。林檎ヶ崎中学校に通う中学3年生だ。もちろん受験するところは雄英高校で、まぁそこら辺はあんまり他のやつと変わらないとおもうがよ〜。個性はスタンドっつうやつで、幽霊みたいなものを自由自在に動かすことが出来る。自分で言うのもなんだが、かなり強い個性だと思う。

それで、今何をやっているかというと…………

 

「強盗だ!全員手を挙げろ!」

 

銀行強盗に巻き込まれてるところ。

なんで銀行にいるかというのは、10分前に遡る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

億泰「おい仗助〜学校行こうぜ〜」

 

仗助「あぁ、ちょっと待っててくれー、今髪を整えてっからよ〜」

 

康一「早くしないと遅刻しちゃうよ」

 

仗助「分かってる分かってるっと、よし、完璧だぜ」

 

ガチャ

 

仗助「そんじゃ行こうぜ」

 

億泰「おう」

 

タッタッタ

 

康一「そういえばそろそろ雄英高校の試験だけど、二人とも大丈夫?」

 

仗助「あぁ!どんな奴が相手だろうが俺のクレイジーダイヤモンドでぶっ飛ばしてやるぜ!」

 

億泰「俺も片っ端からぶっ飛ばしていくぜ!」

 

仗助「康一も、普通科の試験頑張れよ」

 

康一「由花子さんに見てもらっているし大丈夫だよ!」

 

仗助「なら大丈夫だな」

 

ビゥーーー(風の音)ペシ!(紙切れが顔に当たった音)

 

億泰「うおー!なんだ〜この紙切れは〜?」

 

仗助「ちょっと貸してみろ。クレイジーダイヤモンド!」

 

するとどこからか別の紙切れが飛んできてくっつく

 

仗助「なにかの券か?」

 

康一「これってひょっとしてあれじゃないかな。今やってるディモールト宝クジ」

 

億泰「あぁあれか!俺も買ったぜ〜」

 

仗助「外してたけどな」

 

億泰「うっせーー!」

 

康一「そういえばこのSG組121314っていう番号、どこかで見たんだよな〜」

 

仗助「言われてみりゃ〜たしかに見たことあるな」

 

億泰「どこで見たんだよ?」

 

仗助「SG組121314………あっ!」

 

康一「分かったの?仗助君」

 

仗助「この番号は」

 

億泰「この番号は?」

 

仗助「一等の宝クジの番号だ」

 

康一「えーーーーーーー!」

 

億泰「おいおい、たまたま風で飛んできた紙切れがたまたま一等の宝クジだったなんて、そんな偶然があるわけね〜だろ」鞄からワクワク当選バンゴーリストという本を取り出す

 

億泰「えーと…あったあった。SG組121314はっと………」

 

 

一等 SG組121314…………6億

 

億泰「ん?」

 

一等 SG組121314…………6億

 

億泰「目が疲れてんのか?」ゴシゴシ

 

一等 SG組121314…………6億

 

6億!!

 

億泰「ぎゃーーーーー!」

 

仗助「いくらだったんだよ。ちょっと見せてくれ」ペラ

 

6億!!

 

仗助「ぎゃーーーーー!」

 

康一「僕にも見せて」ペラ

 

6億!!

 

康一「6億円だってーーー!」

 

仗億「いやったーーーーー!」

 

康一「こっ交番とかに届けなきゃ!」

 

億泰「なに言ってんだぜ康一。俺たちが見つけたんだぜ!届けなくたっていいだろ」

 

仗助「それにあんだけバラバラになってたんだからいらねーんだろ?だったら俺たちでこの賞金ゲットしよぜ!な?」

 

康一「う〜〜ん。本当にいいのかな〜?」

 

仗助「大丈夫だって!ほら、さっさと換金しに行こうぜ!」

 

億泰「そうだな!」

 

康一「えーー!学校はーーー!?」

 

億泰「遅刻していけばいいじゃ〜ね〜か」

 

仗助「そんなことよりも換金だーーー!そして3人で分けて2億円」

 

億泰「一気に大金持ちだー〜!」

 

康一「はぁ、分かったよ。早く行こ?」

 

仗助「さすが康一、分かってるじゃ〜ね〜か」

 

億泰「早く行こうぜ!」

 

仗助「おう!」

 

タッタッタ

 

火柱銀行ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「それじゃ、換金すんぞ」

 

億泰「頼んだぜ!仗助ー!」

 

仗助「すいません」

 

銀行員「はい」

 

仗助「この宝クジを………」

 

パリーーン

 

強盗「強盗だ!全員手を挙げろ!」

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「…………は?」

 

客「きゃーーーーー!」

 

強盗「おいガキ!さっさと手を挙げろ!」

ナイフを構える

 

康一「仗助君、億泰君、ここはおとなしく手を挙げた方が良さそうだよ」

 

億泰「えーなんでだよ?」

 

康一「今ここで暴れると雄英高校の試験に響いちゃうからだよ」

 

億泰「なるほどな〜」

 

強盗「おいそこーー!なにペチャクチャ喋ってやがんだ!」ナイフを構える

 

億康「………」手を挙げる

 

仗助「あんた、こんなこと無事に済むとおもってんすか?」銀行員に電話のジェスチャー

 

銀行員頷く

 

強盗「俺の個性、伸縮を使えば余裕だ」

 

仗助「へ〜ちなみにどんな個性なんだ?」

 

強盗「そんな事を教える筋合いはねーよ!さっさと手を挙げて黙ってろ!」

 

仗助「………」手を挙げる

 

強盗「よし、静かになったな。おいそこの銀行員!」

 

銀行員「はっはい!」

 

強盗「このバック満杯になるまで金を………お前、その手に握ってる受話器でなにをするつもりだ」

 

銀行員「えっと〜(どうしよう、まだ繋がってないのに)」

 

強盗「今すぐにその受話器を離せ、離さないなら斬る」ナイフを構える

 

銀行員「……………」受話器を置くと同時に銀行員の口から水が出る

 

ザシュ!

 

仗助「なっ!」

 

仗助(今どう考えてもナイフが届かない距離だったのにあの銀行員を斬った!いや、それよりも今は………)

 

銀行員「ぐふっ!」首から血

 

強盗「なんだこの水、ネバネバしやがる」

 

仗助(あの銀行員の怪我、どう見ても致命傷だ。早く治さないと後1分ももたない)

 

エコーズact1『仗助君、億泰君』

 

仗億(康一のエコーズact1!)

 

エコーズact1『僕が今からヒーローを呼んで来るから、二人でなんとか強盗を食い止めておいて』

 

億泰(おう、任せとけ!」ぐっ!

 

仗助(任せたぜ)ぐっ!

 

強盗「取り敢えず奥に行きゃー金ぐらいあるか。おいそこの馬鹿そうな顔したガキ」

 

億泰「俺?」

 

強盗「そう、お前だ。このバック満杯に金を入れて来い」

 

億泰「いやだね。自分で行きやがれ」

 

仗助(この馬鹿!)

 

強盗「どうやら死にたいらしいな」ナイフを構「ウバシャーーー」

 

強盗「ぐふ!」顔に拳の跡

 

億泰「時間稼ぎってことはよ〜、要するにこいつをぶちのめせばいいんだろ?」

 

仗助「そんなわけね〜だろ!こいつを逃さなけりゃ〜良かったんだよ!」銀行員の傷を治す

 

億泰「でもよ〜、回りくどくやるよりもこいつをぶちのめした方が早いだろ?」

 

仗助「………言われてみりゃ〜そうだな〜」

 

強盗「てってめー!よくもやりやがったな!」ナイフを構える

 

強盗「くらえ!」ナイフが物凄い速さで伸びる

 

仗助「クレイジーダイヤモンド!」

ナイフが空中で止まる

 

強盗「なに!?」

 

億泰「ザ・ハンド!」ブーーン

 

強盗「はっ!?」仗助、億泰の目の前に来る

 

億泰「空間を削り取ったぜ」

 

強盗「くっ!」ナイフを構える

 

クレイジーダイヤモンド「ドラーー!」ナイフを砕く

 

強盗「ナっナイフが!?一体なにが起きているんだ!?」

 

億泰「それじゃ」

 

仗助「グレートに」

 

仗億「ぶちかますぜ!!」

 

クレイジーハンド「うおーーーーーーー!」

ズドドドドドドドドドドドドドドド(拳の音)

 

仗億「ドッラーーー!」

 

強盗「グハーーー!」壁まで吹き飛ぶ

 

仗助「おい康一、ヒーローは見つかったか?」

 

康一「…………」

 

億泰「ありゃ〜まだ見つかってね〜な〜」

 

仗助「取り敢えず動けないぐらいまで傷を治すか」強盗の傷を中途半端に治す

 

康一「!!…………」

 

億泰「見つけたっぽいな」

 

康一「二人とも、ヒーロー見つけた……ってなんだこりゃー!」

 

仗助「取り敢えずぶちのめしといた」

 

康一「時間稼ぎだけでよかったのに」

 

億泰「こっちの方が早かったんだよ〜」

 

銀行員「あの〜」

 

仗助「どうしたんすか?」

 

銀行員「強盗をやっつけてくださりありがとうございます」

 

億泰「そんな〜当たり前の事をしただけっすよ〜」

 

客1「ありがとうお兄ちゃん達!」

 

客2「ありがとうございます!」

 

その他の客「ありがとう!」

 

仗助「なんかこういうのって照れるな」///

 

億泰「そっそうだな」///

 

ヒーロー「さぁ強盗!このガンハンドレッドが来たからにはもう好き放題には……あれ?」

 

仗助「もう終わりました」

 

康一「この人が犯人です」倒れている犯人を指差す

 

ガンハンドレッド「な、なるほど。これは一体誰がやったんだ?」

 

客1「そこのお兄ちゃん達!」仗助と億泰を指差す

 

ガンハンドレッド「それじゃ二人とも、悪いんだけど私と一緒に警察に来て事情を話してもらえるかな?」

 

仗助「別にいいっすよ」

 

億泰「俺たち暇だしな」

 

ガンハンドレッド「それじゃ付いて来てくれ」

 

康一「あの〜僕も一緒に付いていってもいいですか?」

 

ガンハンドレッド「別に構わないが……そういえば君達学校は?」

 

仗億康「………あっ」

 

その後、3人は警察に行くより先に学校に連絡をし、担任から死刑宣告を受けたのち、警察に行き、仗助と億泰は、賞状を授与された。3人が学校に行くと担任から拳骨をくらい一週間入院した。




ガンハンドレッドっていうのはその場で考えたヒーローで、個性は無限弾倉です。内容は一度触れた弾丸を無限にコピー出来る個性です。
また、強盗の個性ですが、自分が触れたものを自由自在に伸縮可能という個性です。
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試験会場

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俺の名前は虹村億泰っつってよ〜、仗助と雄英高校の試験会場に行くんだが困った事に道が分かんなくなっちまった。それで今はどうしているかというとよ〜………

 

形兆「全く、お前らは相変わらずダメだな」

 

兄貴の車に乗って会場に向かってるところ。なんで道が分からなくなったかっていうとよ〜、こんな事があったんだよ〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「う、う〜ん。ここはどこだ?」

 

担任「お!目が覚めたか!いや〜なかなか目が覚めないから心配したぞ」

 

仗助「先生?そういえば………」

 

一週間前ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

担任「…………」ゴゴゴゴゴ!

 

仗助「ど、どもっす」

 

億泰「きょ、今日はいい天気っすね」

 

康一「あっあはははは」

 

担任「3人とも、そこに並べ」にっこり

 

仗億康「ヒィ!」並ぶ

 

担任「さ〜て3人とも、まぁまずはヴィランを倒したのはよくやった。担任として鼻が高いよ」

 

仗億康「あ、ありがとうございます!!」

 

担任「さて、本題なのだが、私に無断で学校をサボろうとしたことについてなにか弁明はあるか?」

 

仗助「い、いや後でいこうと思ってたんすよ?サボろうなんて考えてないっすよ!なっ?」

 

億泰「そ、そうっすよ!ちょっくら銀行に寄ってから行こうと思ってたんすよ!」

 

担任「つまり無断でサボろうとしたのではなく、無断で遅刻しようとしたというわけか」

 

康一「た、たしかにそうなりますね」

 

担任「なるほどな〜」

 

仗億康「………」ガクガク

 

担任「ぷっ」

 

仗億康「!」

 

担任「くくくくっ」

 

康一「せ、先生?」

 

担任「あっはははははははは!」

 

仗助「は、はははは」

 

億泰「あはは」

 

康一「はは」

 

担任「あはははははははははははははは!」

 

仗億康「あはははははははははははははは!」

 

担任「貴様ら、ふざけるなーーー!」ドン!

 

仗億康「ぶは!」気絶

 

火柱病院ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「そういえばあんたに殴られて気絶して………どのくらい時間が経ってるんすか?」

 

担任「一週間」

 

仗助「一週間!てことは………」

 

担任「今日が試験日だ!」

 

仗助「なにーーー!あんたなにしてくれんだよ!」

 

担任「久しぶりに個性を使ったら加減を間違えちゃった」テヘペロ

 

仗助「テヘペロじゃねーよ!まだ試験始まってないよな!?」

 

担任「もちろん」

 

億泰「う〜〜ん、なんだか頭がクラクラする」

 

仗助「億泰!今日が雄英の試験日だ!さっさと行くぞ!」

 

億泰「まじかよ!早く行こうぜ!」

 

タッタッタ

 

外ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「おい仗助!後どのくれ〜時間があるんだ?」タッタッタ

 

仗助「後二時間ぐらいだ!とにかく急ぐぞ!」タッタッタ

 

30分後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「ここ、どこだ?」

 

仗助「やべーな。道が分かんねーな〜。スマホで地図を………スマホがねー」

 

億泰「俺もねーぞ」

 

仗助「グレート、どうする?」

 

億泰「どうするもなにもよ〜、取り敢えず歩いていれば着くんじゃね〜の?」

 

仗助「どこに向かって歩けばいいのか分かんね〜のに辿り着くわけね〜だろ〜がよ〜」

 

億泰「そっか」

 

???「おいお前ら、なにしてるんだ?」

 

仗助「あ、形兆さん!」

 

形兆「お前ら試験はどうしたんだ?ここから真逆の方向じゃね〜か」

 

億泰「実はよ〜兄貴〜。道に迷っちまってよ〜」

 

形兆「スマホは?」

 

仗助「急いで出てきたから持ってくんの忘れちまいまして」

 

形兆「はぁ、乗れ」

 

億泰「いいのか!兄貴!」

 

形兆「大事な弟分とその友人の試験だしな。送ってやるよ」

 

仗助「ありがとうございます!形兆さん!」ガチャ

 

億泰「兄貴〜!ありがとう」ガチャ

 

ブーーーーーン

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

形兆「全く、お前らは相変わらずダメだな」

 

仗助「今回は俺たちは悪くないですって」

 

億泰「そうだぜ兄貴!俺たちの担任のせいだぜ!」

 

形兆「どうせその原因を作ったのもお前らだろ」

 

仗億「ギクッ!」

 

形兆「やはりな。あんまり担任の人を困らせるなよ〜」

 

億泰「分かってるよ兄貴」

 

キキー!

 

形兆「ほれ、ついたぞ」

 

億泰「ありがとな!兄貴!」

 

仗助「絶対に合格してみせます!」

 

形兆「おう、頑張れよ」

 

仗助と億泰は試験会場になんとか間に合った。ちなみに康一は2人が出て行った後に目が覚め、きっちり3人分のお叱りを受けた。




虹村形兆、個性はカンパニー。全身からミニチュア人形のようなのが出てくる。体から出す際に、軍隊、医者、料理人、清掃人の4つのうちどれかがランダムで出てくる。デメリットとしては、あまり出しすぎると喧嘩を始めたり、仕事をサボる奴が出てくる。

担任、個性はインパクト。自分が触れたものに衝撃を与える事ができる。強さは大中小とあり、小の場合は少し怯む。中の場合は気絶。大の場合は、全身が弾け飛ぶ。デメリットは加減が難しく、しばらく使用していないと制御できない。

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実技試験

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僕の名前は緑谷出久。雄英高校ヒーロー科の受験者です。今絶賛落下中です。母さん、ごめん。僕死んだかも。あれ?なにかに掴まれてる………

 

「グレート!よくやったぜ、あとは任せな」

 

なにか言ってるけど、分からない。あぁ、だめだ。まだゼロポイントなのに………

 

試験会場ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「なぁ仗助、あれって要するにどういう事だ?」

 

仗助「お前ならなんとなくそんな気がしてたがよ〜まさか全部理解できなかったなんてことはね〜よな〜?」

 

億泰「?」

 

仗助「こいつぁ〜グレート。いいか、要するに、他の人の妨害はせず、機械だけをぶっ壊していけばいいんだよ」

 

億泰「なるほどな〜」

 

プレゼントマイク『ハイスタート』

 

周り「え?」

 

億泰「そんじゃお互い頑張ろうぜ!」

 

仗助「おう!」

 

この2人だけ全力で走っていた

 

周り「…………」ぽけー

 

プレゼントマイク『どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!走れ走れ!賽は投げられてるぞ!』

 

置いてけぼりの受験者たちが一斉に走り出した。

 

三分後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クレイジーダイアモンド「ドラララララララララ!」バキバキ

 

仗助「にしてもかなりの数があるな」

 

1ポイントヴィランズが仗助を一斉に襲う。

 

仗助「クレイジーダイアモンド!」

 

クレイジーダイアモンド「ドラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララドラ!」

 

仗助「もうかなりポイントが集まった気がするぜ」現在37ポイント

 

仗助「まだ始まったばっかりだし、頑張るか!」

 

ロボーズ「………」仗助を襲う

 

クレイジーダイアモンド「ドラララララララララ!」

 

仗助「にしてもこいつら弱すぎじゃ〜ね〜か?」

 

7分後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「ほい」ブーーーーーン

 

残骸

 

億泰「てんで話にならね〜ぜ」現在69ポイント

 

プレゼントマイク『残り3分』

 

億泰「おっ!あと3分か!そういえば仗助奴大丈夫……だよな、この程度」ブーーーーーン

 

9分後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「おーい仗助!」

 

仗助「億泰!どうしたんだ?」

 

億泰「たまたま見かけたからよ〜、調子はどうかを聞きによ〜」ブーーーーーン

 

仗助「随分と余裕そうじゃ〜ね〜かよ〜」バキバキ

 

億泰「そういうおめ〜もな」

 

ズゥーーーん!!

 

仗助「うおっと、なんだこの揺れは?」

 

億泰「仗助!あそこだ!」

 

ゼロポイントヴィラン「………」

 

仗助「なんだありゃ〜、でかすぎだろ」

 

億泰「行ってみようぜ!」

 

仗助「そうだな、行ってみる………」

 

ズゥーーーん!!

 

億泰「うお〜!この揺れはさっきよりつえ〜ぜ」

 

仗助「そりゃそうだろうな〜。億泰、右見てみろ」

 

億泰「あ〜ん?」右を見る

 

ゼロポイントヴィラン「………」

 

億泰「うおーーーーーー!でっけ〜!」

 

仗助「やっと歯ごたえのある奴が出てきたぜ」

 

億泰「へへっ!それじゃいっちょ」

 

仗助「あぁ、ぶちかますぜ!」

 

2人はスタンドを使ってジャンプする

 

仗助「クレイジーダイアモンド!」

億泰「ザ・ハンド!」

 

仗億「ぶちかませ!」

 

クレイジーハンド「うおーーーーーーー!」

バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ

 

ゼロポイントヴィラン吹っ飛ぶ!

 

仗助「ま、こんなもんかな」

 

億泰「この億泰仗助コンビを敵に回したことを後悔しな!」

 

仗助「ロボなんだから後悔もなにもね〜んじゃね〜か?」

 

億泰「うっせー!こういうのは雰囲気なんだよ!」

 

プレゼントマイク『あと40秒』

 

仗助「まだ時間あるし、あっち行くか」

 

億泰「おう」

 

ゼロポイントヴィラン前ーーーーーーーーー

 

緑谷「なんだこれ……」

 

ゼロポイントヴィラン「………」

 

緑谷(でかすぎる!取り敢えず今は逃げるしか………)

 

ズゥーーーん!

 

緑谷「増えた!」

 

他「逃げろーー!」

 

緑谷(二体目だって!そんな、こんなのどうしようもないないじゃないか)

 

ズゥーーーん

ズゥーーーん

ズゥーーーん

ズゥーーーん

ズゥーーーん

ズゥーーーん

 

緑谷「逃げ道が塞がれた!」

 

受験者1「こんなの、どうすればいいんだよ………」

 

受験者2「勝てないよ、こんなの」

 

他の受験者「無理無理」「もうだめ」「これで終わりか」

 

緑谷(みんな、絶望した顔をしてる………もうどうすることも……)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オールマイト『辛い時こそ、笑うんだよ!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

緑谷(……そうだ!こういう時こそ笑って!)

 

緑谷「うおーーーーーーーーー!」ジャンプ

 

緑谷「SMASH!」バキ!

 

真っ正面にいるゼロポイントヴィラン倒れる

 

緑谷「ぐっ」

 

緑谷(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いでもまだ動く!)

 

ゼロポイントヴィランを踏み台にして跳ぶ

 

緑谷「SMASH!」バギ!

 

緑谷「………」にっ!

 

プレゼントマイク『あと20秒!』

 

緑谷(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……さすがにもう動かないや)

 

緑谷(母さん、ごめん。僕死んだかも。あれ?なにかに掴まれてる………)

 

仗助「グレート!よくやったぜ、後は任せな」

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「取り敢えず傷を治すか」緑谷の傷を治し、緑谷を地面に置く

 

億泰「おらーーー!」バキバキ

 

仗助「俺もいくか!」

 

クレイジーダイアモンド「ドラララララ!」

 

そうして瞬く間にゼロポイントヴィランが倒されていった。最後の一体が倒れると同時に試験は終了した。

 

プレゼントマイク『終了〜〜!』

 

仗助「ふぅ、おいだれか気分が優れなかったり怪我したやつはいね〜か!俺が治してやる」

 

受験者3「じゃすいません、足をつってしまって」

 

仗助「ほらよ」

 

受験者4「あの〜私もいいですか?」

 

仗助「いいぜ、ほらよ」

 

受験者3.4「ありがとうございます

 

他の受験者「俺もいいですか?」「少し気分が」「足を少し」「すごいかっこいい!」

 

リカバリーガール「おやまぁ、あたしの治療はいらない感じだね〜」

 

仗助「あ、すいません。そこでのびてる奴を連れていってもらえますか?怪我は治したんで大丈夫だと思うんすけど」

 

リカバリーガール「あいよ」

 

治療を受けてない受験者「あいつの個性、治す個性なのか」「しかもあれだけ相手にしてるのに全然疲れてない」「それにさっきあのゼロポイントヴィランを倒してたよな」「治療系の個性でか?」

 

億泰「相変わらずすげー人気だな〜おめ〜」

 

仗助「そうか?……そういえば次は筆記試験だが、大丈夫か?」

 

億泰「まじかよ!やべ〜!」

 

そんなこんなで、2人は実技試験を終えた。ちなみに緑谷は筆記試験直前に目が覚め、ちゃんと筆記試験を受けた。




原作との相違点はゼロポイントヴィランが合計九体出てきたことです。多いと思ったんでけど、一体だとすぐに終わると思いまして。

なにか感想がありましたらコメント下さい。批判コメントでも全然いいです。むしろ最高!評価コメントも最高!という訳でお願いします!


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焼肉

誤字脱字がありましたらコメント下さい。


僕の名前は広瀬康一。まぁ覚える必要はないんですけど。今日は仗助君と億泰君、あと担任の衝賀撃(しょうがげき)先生と一緒にブタ亭(焼肉屋)に来ています。

 

「今日は私の奢りだ!食え食えーー!」

 

仗助君、億泰君、試験お疲れ様。

 

試験一週間後、学校の帰り道ーーーーーーー

 

仗助「なぁ億泰、試験結果届いたか?」

 

億泰「まだ届いてね〜な〜。もうそろそろじゃ〜ね〜の〜?」

 

仗助「そうだといいんだがよ」

 

康一「大丈夫だよ仗助君!きっと受かってるよ!」

 

億泰「あっ!でも俺筆記試験一問もとけなかった!」

 

康一「だ、大丈夫……だよ」目そらし

 

仗助「だからちゃんと勉強しとけって言っただろうがよ〜」

 

億泰「勉強しても分かんね〜もんは分かんね〜んだよ!」

 

仗助「逆ギレすんなよな〜。康一の方大丈夫だったか?」

 

康一「うん!由花子さんが作ってくれた対策プリントとほとんど問題が一緒だったから簡単だったよ!」

 

億泰「俺も作ってもらえばよかったぜ」

 

康一「ははは、それじゃ僕はここで」

 

億泰「俺も、じゃあな2人とも」

 

仗助「おう、また明日な!」

 

仗助宅ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「ん?なにか届いてるな、なんだろう?」手紙を手に取り破る

 

仗助「なんだこれ?」スイッチを押す

 

ヴゥーーン

 

オールマイト『私が投影された!』

 

仗助「わぁ!オールマイト!?」

 

オールマイト『初めまして東方仗助君!私がオールマイトだ!なぜ私が投影されたかって?ハハハ!それは私がこの春から雄英に教師として勤めるからさ!さあ、早速君の合否の発表をしよう!」

 

ズンドコズンドコズンドコズンドコパンパカパーン!

 

オールマイト『おめでとう!合格だ!筆記試験も問題なく、実技は147点!合格者の中で一番の成績だ!』

 

オールマイト『先の実技試験!受験者に与えられたポイントは仮想敵ポイントだけにあらず!実は審査制の救助活動ポイントも実在していた!東方仗助君!ヴィランポイント81点、レスキューポイント65点!文句どころか素晴らし過ぎる合格だよ。東方君!改めておめでとう!雄英で待ってるぞ!』

 

ヴゥーーン

 

仗助「き、消えた………いや、それよりも………」グッ!

 

仗助「いやったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

仗助「早く億泰と康一に連絡を……」

 

プルルルル!

 

仗助「おっ!噂をすればなんとやら、億泰から電話だ」

 

カチャ

 

仗助「おい億や『仗助ーーーーーーーーー!俺受かったぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!』うるせーー!電話で叫ぶんじゃねーー!」

 

億泰『すまねぇ!でもよ〜つい嬉しくてよ〜……!そういえばお前はどうだったんだよ?』

 

仗助「もちろん合格だぜ!合格者の中で一番の成績だったらしいぜ」

 

億泰『何点だったんだよ〜?』

 

仗助「147点、お前は?」

 

億泰『俺は121点だったぜ』

 

仗助「でもお前筆記試験の方は大丈夫だったのかよ〜?」

 

億泰『なんかよ〜、実技の方が良すぎるからって理由で筆記の方はよ〜、目を瞑ってくるっつってたぜ』

 

仗助「よかったじゃ〜ねーか。そうだ!合格祝いにブタ亭に行かねーか?」

 

億泰『いいなぁ!それ!それじゃ康一の方には俺から連絡しとくからよ〜』

 

仗助「分かった。んじゃブタ亭前に6時集合な!」

 

億泰『おう』

 

プツン

 

仗助「お袋とかにも伝えとくか」

 

6時ブタ亭前ーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「あいつら遅いな〜」

 

億泰「おーい!仗助ー!」タッタッタ

 

康一「おまたせー!」タッタッタ

 

撃「いや〜すまないな〜」タッタッタ

 

仗助「げっ!なんであんたもいるんすか!?」

 

撃「別にいたって構わないだろ?」

 

仗助「まぁ良いんすけど」

 

ブタ亭内ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「どれ食おうかな〜?」

 

仗助「あんまり高すぎるのを頼めね〜しよ〜」(宝クジを換金した後、自分の好きなブランド品を買いあさり、豪遊したため、残金7,800円!)

 

康一「そうだね……(宝クジを換金した後、親にばれ、ほとんどローンや家具に使われ、さらに由花子にプレゼントを買ったため、残金5,600円!)

 

億泰「とりあえずこれとこれにしようかな」(宝クジ換金した後、すぐに貯金したため、残金2億円!)

 

担任「今日は私の奢りだ!食え食えーー!」

 

仗助「まじっすか!」

 

康一「ありがとうございます!」

 

億泰「よっ!先生太っ腹!」(出来るだけ貯金したいので奢ってくれるなら奢ってほしい)

 

仗助「じゃあこれとこれ、あとこれも」

 

康一「僕はそれとそれ、あっ!それもお願いします」

 

担任「お、お前ら遠慮がないな〜」

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「ンま〜〜〜〜い!」ガツガツ

 

仗助「やっぱよ〜、ブタ亭の肉は最高にうまいぜ!」ガツガツ

 

康一「そうだね!」ガツガツ

 

担任「お前ら〜じゃんじゃん食えよ〜」悟りの境地

 

食後ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「ふう〜、食った食った」

 

担任「そういえばどうだったんだ?雄英の実技試験は?」

 

億泰「思ったよりもよ〜簡単だったぜ〜」

 

仗助「ゼロポイントヴィランも大して強くなかったしな〜」

 

担任「普通はあれかなり強いからな」

 

康一「でも億泰君筆記全然どころか全く取れてないのによく受かったね〜」

 

億泰「この億泰様が凄すぎるからよ〜、筆記については目を瞑ってくれるそうだぜ〜」

 

康一「そうなんだ〜、よかったね!」

 

仗助「そういえば康一の方はどうなんだ?」

 

康一「僕も今日家に帰ってみたら来てたよ」

 

担任「それで結果は?」

 

康一「それがなんと!」

 

億泰「なんとー!」

 

康一「満点合格でした!」

 

仗助「すげ〜じゃ〜ね〜か!」

 

康一「えへへ!これも由花子さんのおかげだよ〜」

 

担任「(時計を見る)さて、そろそろお開きにするか!」

 

仗助「そっすね」

 

億泰「それじゃ先生」

 

康一「ご馳走様です!」

 

先生「あ、あぁ。お前らは先に帰ってていいぞ」

 

外ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「そんじゃまたな!億泰、康一!」

 

康一「うん!またね!」

 

億泰「それじゃ〜またな〜!」

 

3人はそれぞれの家路についた。3人とも、合格おめでとう!そしてさらば先生の財布!




ブタ亭、火柱町一の人気を誇る焼肉屋。一番人気のメニューは豚一頭丸々セット。

感想がございましたらコメント下さい。


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飯田の試験後

彼とは緑谷です。

誤字脱字がありしたらコメント下さい。


ボ………俺の名前は飯田天哉だ。先日、雄英から合格通知をもらい、合格したのだが…

 

「彼にあったらちゃんと謝らなければ」

 

俺は彼にひどいことを言ってしまった。

 

飯田部屋、オールマイトから合格通知が届いた後ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

飯田「合格……か」

 

飯田(正直、僕が合格してしまっていいのだろうかと思ってしまう。たしかに、ポイント的には合格したが、僕はゼロポイントヴィランに道を塞がれた時、絶望してしまった。それはおそらくあの場にいた者たち全員がそうだろう。だが、彼は立ち向かっていった。素直にかっこよかったと思った。きっと彼のような人が兄さんのようなヒーローになるんだろうと思ってしまった)

 

飯田「僕に雄英に行く資格はあるのだろうか……」

 

ガチャ

 

???「天哉〜、お祝い会の準備出来ぞー」

 

飯田「兄さん……」

 

天晴「どうしたんだ天哉?ここ最近暗かったが今日は一段と暗いぞ?」

 

飯田「実は………」

 

お話後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

飯田「……それで、僕には資格がないんじゃないんじゃないかと思って…」

 

天晴「そういうことか……天哉、まず最初に人生の先輩として、人を見かけで判断しないこと。それから初対面の人には敬語を使うこと」

 

飯田「はい…」

 

天晴「そしてこれはプロヒーロー、インゲニウムとして、ヒーローっていうのは必ずしも悪に立ち向かう勇気が必要ってわけじゃない。俺だって正直ヴィランとは戦いたくないしな。でも、それでも戦わなくちゃいけない。なぜならヒーローはみんなの希望だからな。だが天哉、お前はまだヒーローになるスタート地点に立っただけだ。たしかにその子はお前よりも一歩前に進んでいるが、まだまだ道は長い。横の人達の歩幅を気にしなくてもいい。ヒーロー科っていうのはそのスタートからの歩幅を他の人達よりも大きくするためにあるんだからな」

 

飯田「うん」

 

天晴「そして最後にお前の兄として、自身を持て天哉!お前は俺の自慢弟なんだから!自分に資格がないなんて思うな」

 

飯田「兄さん……ありがとう」

 

天晴「いいってことよ。それじゃ行こうぜ?下でみんな待ってるからさ!」

 

飯田「分かった」

 

お祝い後(現在)ーーーーーーーーーーーーー

 

飯田「彼にあったらちゃんと謝らなければな」

 

コーンコーン!(時計の音)

 

飯田「おっと、そろそろ夜10時だ。寝なければな」カチ

 

飯田「僕も彼に負けないように頑張らねば!」

 

天晴部屋ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

天晴「我ながらいいこと言えた気がするな〜。これで天哉も吹っ切れてくれてればいいんだけど」

 

………

 

天晴「まっ!俺の弟だし大丈夫か!」

 

 




なんか今回は自分でもう〜ん?ってなるような出来でした。短いし。
何かおかしくない?と思ったらコメント下さい。


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入学⓵

遅くなって申し訳ございませんせん。後、UAが7000をこえてました。ありがとうございます。

誤字脱字がございましたらコメントしてください。


俺の名前は切島鋭児郎!………って場合じゃねー!

 

「てんめ〜、今なんつったこらーー!」

 

「あぁ!やんのかこらーー!」

 

すげー一触即発な感じなんだけどーー!

 

雄英入学式当日、校門前ーーーーーーーーー

 

仗助「改めて見てみるとよ〜。やっぱでけ〜な〜」

 

億泰「さすが雄英高校って感じだよなぁ〜」

 

康一「なんか未だに信じられないな〜。自分が天下の雄英高校に入るなんてさ〜」

 

億泰「たしかによ〜。あんまり現実味がね〜よな〜」

 

仗助「おいおい、もっと胸張れよ。俺たちも今日からここの生徒なんだからよ〜」

 

康一「そうは言ってもやっぱり緊張するな〜」

 

億泰「それに俺たち別々のクラスだしよ〜、ちと不安がよ〜」仗助を見ながら

 

康一「それは……そうだね」仗助を見ながら

 

仗助「ん?俺の顔になにかついてるか?」

 

康一「なんでもないよ仗助君」

 

仗助「?んじゃそろそろ行こうぜ」

 

億泰「そうだな」

 

康一「うん」

 

1ーAーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「ちぃ〜す」

 

教室にいる生徒(……なんだあの髪?)

 

飯田「む、君は同じ会場にいたリーゼント君!やはり受かっていたのだな!」

 

仗助「え〜と……誰?」

 

飯田「むっ!すまない!俺の名前は飯田天哉という。よろしく」お辞儀

 

仗助「俺の名前は東方仗助。よろしくな。天哉」

 

飯田「ちなみに席は出席番号順だ」

 

仗助「そうか、あんがとな」

 

少しだけ時間が飛ぶーーーーーーーーーーー

 

ガラ!(爆豪が入る)

 

 

爆豪「………」席に座り、足を机に置く

 

飯田「きみ!机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の制作者方に申し訳ないと思わないか!?」

 

爆豪「思わねーよ、てめー!どこ中だよ端役が!」

 

仗助「まぁまぁ、天哉もあんたも少し落ち着けよ?」

 

全員(よくあの二人の仲裁に入れるな〜)

 

爆豪「うっせーよ!てめーは……ブフっ!なんだその髪!ダッセー!」

 

仗助「……」プチン

 

飯田「こら!人の髪型を笑うんじゃ……」

 

仗助「てんめ〜、今なんつったこらーー!」

 

爆豪「あぁ!やんのかこらーー!」バチバチ

 

全員(これ、やばくね?)

 

仗助「もういっぺん言ってみろ!こらーー!」

 

爆豪「ダセーつったんだよ!」

 

仗助「……」ブチン!

 

緑谷サイドーーーーーーーーーーーーーーー

 

緑谷(ここがA組か〜。どんな人がいるんだろ?)

 

ガラガラドッカン!(爆豪くが飛んでくる)

 

緑谷「ぶへ!」

 

飯田「落ち着きたまえ東方君!」仗助を羽交い締めしている

 

爆豪「てめ〜よくも……」拳のような跡が顔にでると同時に吹っ飛ぶ

 

緑谷「かっちゃん!?」

 

仗助「まだ殴りたらね〜ぞ!こらーー!」

 

切島「落ち着けって!ここで問題起こすと退学させられるかもしれねーぞ!」

 

仗助「んなこと……」

 

お袋との電話ーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「もしもしお袋?」

 

朋子『あら仗助。どうしたの?』

 

仗助「実はよ〜。俺雄英高校に受かったんだ」

 

朋子『ほんと!?よかったじゃない!』

 

仗助「まぁここがスタートラインだからよ〜。これからだな」

 

朋子『そう、頑張んなさいよ。仗助!』

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「………悪い、やりすぎた。天哉、あいつらの怪我治すから離してくれないか?」

 

飯田「あ、あぁ」ぱっ

 

仗助「そこのあんた。ありがとな」切島に向かって

 

切島「いいってことよ」

 

仗助「クレイジーダイアモンド」爆豪の傷と緑谷の怪我を治す

 

爆豪「てめ〜覚悟はできてんだろうなー!」バチバチ

 

緑谷「か、かっちゃん!落ち着こうよ!」

 

爆豪「うっせーデク!てかなんでてめーがここにいるんだよ!」

 

麗日「えっと〜、もう入っていいかな?」

 

緑谷(あっ!僕がこけそうになった時助けてくれた人だ)

 

麗日「あっ!君はあの時!」緑谷を指す

 

麗日「受かってたんだね!」緑谷の手を取る

 

緑谷「えっ!?あっ、その」

 

??「お前らふざけるなら他所でやれ。ここはヒーロー科だぞ」




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入学⓶

誤字脱字がありましたらコメント下さい。


俺の名前は相澤消太。今年は去年よりは見込みのあるやつが多いな。

 

「まだ、やれます!」

 

ま、これからがどうかは知らんが。

 

前回のちょっと後ーーーーーーーーーーーー

 

相澤「はい、静かになるまで12秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠けるな………担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

クラスの心の声(この人が担任?)

 

相澤「早速だが、体操着着てグラウンドに出ろ」

 

グラウンドーーーーーーーーーーーーーーー

 

相澤「……20、揃ったな。これから個性把握テストを行う」

 

全員「えぇーーー!」

 

麗日「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

相澤「そんな悠長な時間はない」

 

相澤「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト…合理的じゃない。東方、中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」

 

仗助「70mぐらいっすけど」

 

相澤「じゃあ“個性“を使って思いっきりやってみろ。円からでなきゃ何でもいい」ボールぽい

 

仗助「分かりました」キャッチ、円の中に入る

 

仗助「すぅ〜〜……ドラ!」ボールを投げる

 

緑谷(…………ドラ?)

 

相澤「まず自分の【最大限】を知る」記録をみんなに見せる

 

記録・714.6m

 

相澤「それがヒーローの素地を形成する合理的な手段」

 

 

「おーー!」「すげーーー!」「714mってぱねーー!」「増強系の個性かな?いやそれだとさっきのことに説明が……」「面白そう!」

 

相澤「…面白そう…か。ヒーローになる三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?…よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう…生徒の如何は教師の自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」髪を捲し上げる

 

相澤「自然災害、大事故、身勝手な敵、いつどこからくるか分からない厄災、日本は理不尽にまみれている。そういう理不尽を覆していくのがヒーロー。プルスウルトラさ。全力で乗り越えて来い。さあ、本番だ」

 

第1種目50m走ーーーーーーーーーーーーー

 

仗助(50mか〜。ひとっ飛びで行けるか〜?)

 

『位置について、よーい、どん!』

 

ピピ!

 

東方1.98秒

 

緑谷7.02秒

 

上鳴「すげーーー!1秒台だぜ!」

 

緑谷(駄目だ!このままじゃ最下位になっちゃう!でもまだ制御出来てないし……それにしてもこの東方って人の個性、本当になんなんだろう?増強系だとさっき僕とかっちゃんの怪我を治したのが納得いかないし。でも増強系じゃないのにあんな記録はでないだろうし……どういうことなんだろう?」ブツブツ

 

仗助(なんだこいつ?)

 

第2種目握力ーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助(そういえば俺、クレイジーダイアモンドがどれくらいのパワーがあるのか知らねーや)

 

仗助「(とりあえずやってみるか)クレイジーダイアモンド」握力測定器が宙に浮かぶ

 

峰田「ちゅ、宙に浮いた!?」

 

東方1657kgw

 

障子「俺の三倍ほどか…」

 

仗助(1657kgwってことは約1.6tか……すげ〜力が強いじゃ〜ね〜か〜)

 

第3種目立ち幅跳びーーーーーーーーーーー

 

仗助(全力で飛ぶぜ!)ぴょーーん←ついでにすごい風

 

生徒「うわーーー!」

 

東方 276m

 

仗助(す、すげ〜〜〜。俺のクレイジーダイアモンドって、ここまで強かったんだな)今まで全力で使った事がない

 

第4種目反復横跳びーーーーーーーーーーー

 

仗助(こればっかりは…な)

 

東方 76回

 

第5種目ソフトボール投げーーーーーーーー

 

仗助(そんじゃさっきより力込めて〜)

 

クレイジー仗「ドラ!」

 

東方 1354m

 

仗助「お〜飛んでいったな〜」

 

爆豪「ケッ!」

 

相澤「次、緑谷」

 

緑谷「はい!」

 

緑谷(このままじゃ僕が最下位だ。まだ制御できてないけど、ここでやるしかない!)

 

緑谷「SMASH!」

 

緑谷 46m

 

緑谷「そんな…今確かに個性を使おうと…」

 

相澤「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」

 

緑谷「消した…!あのゴーグル…そうか!視ただけで人の個性を抹消する個性!抹消ヒーロー・イレイザーヘッド!!」

 

相澤「個性は戻した…ボール投げは2回だ。とっとと済ませな」

 

緑谷(おそらく先生は僕がまた誰かに助けてもらうとこを前提に個性を使おうとしたから消したんだ。だったら)

 

緑谷「SMASH!」

 

緑谷(指先の一点集中で投げる!)

 

緑谷 735.6m

 

緑谷「先生、まだ動けます!」

 

相澤「……」ニィ

 

全て終了後(現在)ーーーーーーーーーーーー

 

相澤「んじゃ、パパッと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括表示する…ちなみに除籍はウソな。君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」

 

麗日「えーーーーーーー!」

 

八百万「あんなのウソに決まっているじゃない…ちょっと考えればわかりますわ……」

 

相澤「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類あるから目ぇ通しとけ」

 

仗助(……嘘だな。どう考えてもこの相澤って人の目はやるときはやるって目をしてるぜ)

 

個性把握テスト 順位

 

一位東方 仗助

 

二位 八百万 万

 

三位 轟 焦凍

 

その後は普通にガイダンスをしましたとさ。




如何だったでしょうか?仗助やり過ぎですかね?やり過ぎだと思ったらそれは……勘違いです。

感想や批判コメント、賞賛コメントがありましたらコメント下さい。


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入学⓷

誤字脱字がありましたらコメント下さい。


私の名前は麗日お茶子!今学校帰りで、デク君と飯田君と帰ってるんだけど………

 

「デクです!!」

 

デク君すごいテンション高い。

 

学校が終わり、帰宅中ーーーーーーーーーー

 

飯田「緑谷君!」

 

緑谷「わっ!飯田…君?」

 

飯田「試験の時はすまなかった!そして、ありがとう」頭下げ

 

緑谷「えっ!な、なんのこと?」

 

飯田「試験が始まる前、俺は君にひどい事を言ってしまった。そして君があのゼロポイントヴィランに立ち向かう姿に希望を持てた。恐らく君があの時立ち上がってくれなかったら、俺は棄権してたと思う」

 

緑谷「そ、そんな!?それに試験は飯田君の頑張りで受かったんだから僕にお礼を言う必要はないよ!?」

 

飯田「ありがとう。……君はやはり人として俺よりできているな」

 

緑谷「そ、そうかな?」テレテレ

 

麗日「あっ!デク君と飯田君!一緒に帰ろう!」

 

飯田「デク君?」

 

緑谷「あ、あの麗日さん!?僕の本名は出久っていうんだけど……」

 

麗日「そうなの?あの爆豪って人が『おい!クソデク!』っていってたからそうなのかと思ってた」

 

緑谷「デクっていうのはかっちゃんが僕を馬鹿にして付けた名前で……」

 

飯田「なるほど…つまりは蔑称か」

 

麗日「そうなんだ。ごめんね!」

 

緑谷「い、いやいや……」

 

麗日「でも私、デクってなんか好きだな。頑張れ!って感じがして」

 

デク「デクです!」

 

飯田「緑谷君!?」

 

仗助サイドーーーーーーーーーーーーーーー

 

億泰「仗助、お前なんで入学式にいなかったんだよ〜?」

 

仗助「うちのクラスの担任の相澤先生がいきなり個性把握テストやるとか言い出したんで、入学式には出れなかったんだよ」

 

康一「えーー!?初日にそんな事するの!?」

 

仗助「あぁ、それに最下位になったやつには除籍処分するんだと」

 

康一「それじゃ〜最下位になったひとって……」

 

仗助「除籍処分するはずだったんだろうな。今回は全員見込みありとでも判断されたんだろ」

 

億泰「へ〜そんなことがね〜」

 

仗助「お前らどうだったんだよ?」

 

億泰「俺のクラスはよ〜、なかなか漢気溢れるやつがいてよ〜。鉄哲徹鐡つってよ〜。かなりイカしてるぜあいつ〜」

 

康一「僕のクラスは……その〜…なんというか…」

 

仗助「どうしたんだ?」

 

億泰「そういえば康一のクラスよ〜、康一とあと一人以外誰も制服着てなかったよな〜。ありゃ〜なんでだ?」

 

康一「僕もわかんない。最初クラスに入った時はクラスを間違えたのかと思ったよ」

 

億泰「それによ〜、康一とあと一人以外全員女じゃなかったか〜?しかも全員美人のよ〜?」

 

仗助「まじかよ康一〜。お前全世界の男子高校生が一度くらいは夢見た理想の環境じゃ〜ね〜か!」背中バンバン

 

康一「ハハハ、ソンナコトナイヨー」虚ろな目

 

仗助「大丈夫か康一?お前目が死んでるぞ?」

 

億泰「おっ!ほんとだ!」

 

康一「ご、ごめん。僕のクラスかなり濃くてちょっと……ね」

 

仗助「そうか……まっ!なんか困ったことがあったら俺らを頼れよ!」

 

億泰「おうよ!この億泰様にかかればどんな悩み事を一件落着よ!」

 

康一「ありがとう……仗助君、億泰君……」

 

そこには確かな絆があった。何者にも壊すことができぬ黄金のような絆が。その後3人はそれぞれこれからどのようにしていくかを語りながら帰路に着いた。




康一のクラスメイトはクロスオーバー作品のキャラクターがいます。ちなみにジョジョではありません。体育祭編に入ったらわかりますのでそれまでお楽しみに。ちなみになぜ男子な康一と心操だけかというと、二人以外が誰も受けなかったからです。受ける当日に謎の病気にかかってしまい、試験を受けれなかったのです。

感想や質問、批評コメントでもいいのでコメント下さい!
あとUAが1万超えた!やった!ありがとうございます!


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戦闘訓練①

大変更新が遅れてしまい、申し訳ありません。少々現実の方が忙しく、更新できませんでした。

誤字脱字、なにか原作と違いすぎてるところがありましたらコメント下さい。すぐに直させていただきます。




私の名前は芦戸三奈。今はヒーロー科の授業でヴィラン側とヒーロー側に分かれて戦ってるんだけど……

 

「ドラララララララララララ!」

 

相方の東方が天井をなんか掛け声?あげながら壊してる。天井に穴をあけても登れなくない?

 

前回の次の日の午後ーーーーーーーーーーー

 

「わーたーしーがーーー………」

 

ガラ

 

オールマイト「普通にドアから来た!」

 

「おーー!」「すげーー!」「本物だーー!」「画風がちげー!!」

 

オールマイト「早速だが、今日はコレ!戦闘訓練!!そしてそいつに伴って・・・こちら!入学前に送ってもらった『個性届け』と『要望』に沿ってあつらえた…コスチューム!!」

 

「「「おーーー!」」」

 

オールマイト「着替えたら、順次グラウンドβに集まるんだ!」

 

全員「はーい!」

 

男子更衣室ーーーーーーーーーーーーーーー

 

切島「なぁ東方、お前のそのコスチュームってさ、学生服っぽいな」

 

仗助「そういうお前もゲリラ戦してるやつみて〜な格好じゃ〜ね〜か」

 

切島「俺は個性的に服がない方がいいからな」

 

飯田「それはどうゆうことだい?」

 

切島「硬化してるときに服とかが引っかかって邪魔なんだよ」

 

飯田「なるほど……東方君はどうしてそのコスチュームに?」

 

仗助「そりゃもちろん……かっこいいからだぜ!」

 

飯田「見た目重視のコスチュームか…なるほど」

 

仗助「もちろん、見た目だけじゃね〜んだけどよ〜」

 

切島「どんな機能がついてんだ?」

 

仗助「機能っつーか、まぁ武器だよ」

 

切島「へ〜〜」

 

飯田「二人とも、そろそろ行くぞ!」

 

グラウンドβーーーーーーーーーーーーーー

 

オールマイト「というわけで、今日の訓練は屋内戦闘!!ヒーローチームとヴィランチームに別れて戦ってもらうぞ!!ヴィランチームは時間制限まで核を死守するかヒーローチームを捕縛テープで捕まえれば勝ち。ヒーローチームは核に触れるかヴィランチームを捕縛テープで捕まえれば勝ち!!組み分けを決めるからみんなクジを引いてくれ!!」

 

仗助(俺はEか……相方は誰だ?)

 

芦戸「ねえねえ!東方ってE?」

 

仗助「つ〜事はおめ〜が俺の相方か」

 

芦戸「うん!よろしくね!」

 

仗助「あぁ、えっと〜……芦戸三奈っていったっけ?」

 

芦戸「うん!」

 

仗助「こっちもよろしくな、三奈」

 

芦戸「えっ!?」

 

仗助「どうしたんだ?」

 

芦戸「いや、下の名前で呼ばれたから…」

 

仗助「駄目だったか?」

 

芦戸「いっいや、別にいやじゃないんだけど、男子から名前で呼ばれるのなんか恥ずかしくて」///

 

仗助「そうなのか」

 

オールマイト「まず最初に戦うチームは〜〜」

 

A D

 

オールマイト「AチームとDチーム!!」

 

Eチーム対Fチームーーーーーーーーーーー

 

仗助「さて、敵の個性はあの見た目からすると、増強型と異形型か……ここは慎重に「よし、行くぞーー!」……グレートだぜ」

 

ビル内ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「さて、どうする?」

 

芦戸「普通に正面突破は?」

 

仗助「それでもい〜んだけどよ〜。出久と勝己の戦いを見てよ〜俺もやんなきゃって思っちまってよ〜」

 

芦戸「ふ〜ん」

 

仗助「だからよ〜最短で尚且つド派手な方法で最上階に行くぜ!」

 

芦戸「えっ?」

 

仗助「ドラララララララララララ!」

 

現在ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ドドドドドドドドドドドド!!

 

砂藤「なんか下が騒がしいな」

 

口田「?」

 

バゴーン!

 

砂藤「床が抜けた!?」

 

口田「!?」

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

砂藤「……」ガリ

 

口田「( *`ω´)」

 

パリーン!(仗助が窓から入ってくる

 

砂藤「なっ!」

 

仗助「ドラーー!」砂糖を吹き飛ばす

 

砂藤「ぐはっ!」壁に直撃

 

口田「( ゚д゚)………(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」

 

仗助「ほらよ」口田を気絶させる

 

口田「……」バタン

 

仗助「ひとまず、これで勝ちだな」核に触れようとする

 

砂藤「オラーー!」不意打ちパンチ!

 

仗助「ぐはっ!」吹き飛ばされる

 

砂藤「おい口田!大丈夫か?」

 

口田「……」チーン

 

砂藤「完全に気絶してるな」

 

仗助「ぐ、なかなかグレートじゃね〜か。いくら手加減したからといってもよ〜、俺のクレイジーダイアモンドに殴られて意識を保ってるなんてよ〜」

 

砂藤「へ〜、なら次は全力でこいよ。お前の今の攻撃、吹き飛ばされだだけで痛くも痒くもなかったぜ」

 

仗助「そうか……なら全力で行くぜ!!」クレイジーダイアモンドを出す

 

砂藤「オラオラオラオラオラオラー!」ラッシュ

 

仗助「ドラララララララララララ!」ラッシュ

 

砂藤(さっき食べた砂糖が20グラム。つまりあと4分ぐらいで時間切れだ。そしてこいつの個性、俺には全く見えないが、たしかにそこに存在してる。拳も当たってる。つまりは攻撃は効いている!!だから後4分以内になんとか勝つ!!)

 

仗助(……正直、力道を倒すのは簡単だ。射程ギリギリからクレイジーダイアモンドで攻撃すればいい。それが一番手っ取り早いのも分かってる。だがよ〜、ここでそんなことしたらよ〜、男が廃るってもんだぜ!!)

 

砂藤「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

仗助「ドラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!!」

 

砂藤「オラーーーー!!」渾身のパンチ

仗助「ドラーーーー!!」同じく

 

その時、二人の拳は交差し、お互いの顔に当たっていた。一体どちらがこの戦い勝ったのか!?




皆様、今回の話はいかがだったでしょうか?もしよろしければ感想をコメントに書いて下さい。


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戦闘訓練②

これから(すでに)不定期更新になります。いつも閲覧して下さってる皆様、これからもよろしくお願いします。

誤字脱字がございましたらコメント下さい。


我が名は、口田親衛隊第壱隊長、クルーだ。

たった今、東方仗助を捉えた。引き続き芦戸三………

 

コロン

 

なんだあれは?

 

前回よりーーーーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「………」

 

砂藤「………」

 

バタン

 

仗助「俺の……勝ちだ」

 

核が佇んでいる

 

仗助「ほらよ」核に触れようとする。もうほんと、触れるギリギリのところまで

 

鳥「「クルックー」」バサバサと23匹飛んできて仗助を襲う

 

仗助「うわ!なんだこの鳥達は?」鳥に阻まれてさわれない

 

鳥「「クルックー!!」仗助を撹乱

 

仗助「くそ、邪魔だ」振り払おうとする

 

鳥「「クルルルックー」」捕縛テープを持った鳥が紛れ込んでくる

 

仗助「なんも見えねー」

 

鳥「クル!」キャッチ

 

仗助「なんだ?なにかが体に………なっなにーー!」

 

オールマイト『東方少年、捕縛テープで捕まったため、脱落!!そのままそこから動かないでまっていてくれたまえ!!』

 

仗助「やられたぜ。こいつは多分甲司の個性だな」

 

口田「………」チーン

 

(ここからは鳥の会話です)

 

特攻隊(捕縛テープを持ってた鳥)「「隊長!任務完了です」」

 

クルー「よくやった!口田様はどうだ?」口田の方を見る

 

救護班「ダメです。反応がありません」

 

クルー「そうか」

 

兵「隊長、この後はどうしますか?」

 

クルー「それぞれ持ち場に戻り、もう一人の刺客が来るまで待機だ!!」

 

鳥達「「「「はい!!!!」」」」

 

クルー「よし」

 

コロン

 

クルー「なんだこ[ピカーーー!!]目っ目がーー!」

 

鳥達「「「「うわーーーーーーーー」」」」

 

(バードトーキング、終了)

 

仗助「俺の…作戦勝ちだぜ」

 

オールマイト『ヒーローチームWIN!!』

 

仗助「ふぅ、よくやったぜ。……三奈」捕縛テープを切る

 

芦戸「うん!東方は怪我とか大丈夫?」

 

仗助「あぁ、特にこれといった怪我はしてないぜ」口田と砂藤を治して起こす

 

砂藤「う…う〜ん」

 

口田「……」頭ブンブン

 

仗助「二人とも、大丈夫か?」手を差し出す

 

砂藤「あっあぁ」手を借りて立つ

 

口田「ありがとう」(小声)同じく

 

仗助「にしてもまさか鳥が出てくるとは思わなかっぜ」鳥達を治す

 

砂藤「念には念をって意味で口田に用意してもらったんだよ」

 

口田「………」照れ

 

クルー「クルルーー!」謝ってる

 

口田「いえ、あなた方はよくやりましたよ」

 

クルー「クル………クルックックーー!」感銘を受けている

 

口田「また何かあった時はよろしく頼みますよ」

 

鳥達「「「「クルックーー!!」」」敬礼らしきなにかをして飛んでいく

 

仗三「…………」ポカーン

 

オールマイト『さぁ、4人ともモニタールームに戻ってきてくれ。講評の時間だ!』

 

 

無事、決着がついた戦闘訓練。しかし、裏でいかなる攻防が繰り広げられていたのか。次回、講評(どんなことをしていたのか説明する回)




感想などがございましたらコメント下さい。

口田親衛隊とは、陸と海と空で構成される部隊で、クルは空の伍番隊の壱番隊隊長です。その上には総隊長がいて、空の場合は鳳凰。海は海神。陸は地獄犬と呼ばれる3匹です。


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戦闘訓練③

本当に遅れるに遅れてしまい申し訳ありません。それ以外の言葉はなにを言っても言い訳になりそうなので、謝罪だけさせていただきます。


ドラララララララララララララララ。ドラララララララララララ、ドラララララララララララララララ………

 

「タッチーーー!!」

 

ドラララララララララララララララララララララララ。ドラララララララララララララララララララララララ。

 

講評ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

オールマイト「さて、講評だが、まず今回のMVPは東方少年だ!!さて、それはなぜかな?」

 

八百万「はい」

 

オールマイト「八百万少女!!」

 

八百万「今回、東方さんは選ばれた理由は、恐らく、全てのことの運びが東方さんの思惑通りだったからだと思われます。まずは自分一人で襲撃して口田さんを気絶、砂藤さんはあわよくばぐらいの気持ちだったでしょう。その後砂藤さんと殴り合い、さらにその先の罠にわざとはまって、芦戸さんが核に触れる。……ということであってますか?」

 

仗助「あっあぁ(見ただけでここまで分かるって、こいつぁ〜グレートだぜ)」

 

八百万「他の御三方、まず砂藤さんは猪突猛進すぎですわ。今回はそれも作戦だったから東方さんは殴り合いましたが、本来なら頭に一撃にくらっていれば即終わりでした。口田さんは、言わずもがないくらなんでも気絶するのが早すぎですわ。ちゃんと近接戦闘の備えもしなければいけませんわ。そして芦戸さんは、可もなく不可もなくといったところですわ。ちゃんと指示通りに動いておりましたし」

 

緑谷「ほんと、見ただけでそこまで分かるってすごいね」仗助に治してもらった

 

オールマイト「それじゃ早速振り返ってみよう!!」

 

仗助達がビルに入ったぐらいの頃ーーーーー

 

砂藤「この鳩達、本当に大丈夫なのか?」

 

口田「(`・ω・´)」頷く

 

クルー「クルルクー、クルッポー(あなたこそ、大丈夫なんですか?)」煽るように

 

砂藤「にしても随分とへんな鳴き方するな」気づかない

 

クルー「クルックー!!(無視するなー!!)」

 

口田「聞こえてないんですから、しょうがないですよ」

 

砂藤「ん?なにかいってたのか?」

 

口田「………」顔真っ赤で手を振る

 

砂藤「そうか」

 

偵察隊「クルル!!クルクルクルックックー!(隊長!奴らがビルに入って来ました!)」

 

クルー「ククク、クルクークク!(了解した、全員配置につけ!)」

 

鳩達「クルー!(はい!)」

 

仗助が天井を壊した後の続きーーーーーーー

 

パラパラ(粉が降っている)

 

仗助「よし、道は出来た」

 

芦戸「道って、天井を壊してどうするの?」

 

仗助「俺の個性、スタンドは人間ぐらいなら軽々と持ち上げられる。つ〜わけで」

 

ガシ!

 

芦戸「えっ!?」

 

仗助「ドラララララララ!」ジャンプしながら

 

ドドドドドドドドドドドド!!

 

芦戸「うわーーー!?」

 

着地

 

芦戸「び、びっくりした〜」

 

仗助「大丈夫か?」

 

芦戸「まぁ」

 

仗助「それじゃ作戦を言うぞ。まず俺が今から奇襲をかける。三奈は階段から登って俺がこれ(閃光弾を見せる)を使ったら入って来てくれ」

 

芦戸「えっと〜……了解!!」

 

仗助「(ほんとに大丈夫か〜?)それじゃ作戦開始だ!!」

 

バゴーン!

 

芦戸「………」階段までスタコラサッサ

 

仗助「………」窓を開けて外に出るそのまま上の階の窓の手すりにつかまって

 

パリーン!(仗助が窓から入ってくる)

 

仗助と砂藤がバトル中 芦戸サイドーーーー

 

芦戸「よし、ついた」扉前にスタンディングバイ

 

芦戸「中はどうなってるんだろう?」ちら

 

砂藤「オラオラオラオラオラオラー!」ラッシュ

 

仗助「ドラララララララララララ!」ラッシュ

 

芦戸「砂藤も東方もなにしてるんだろう?」

(芦戸目線では、砂藤が空中にラッシュをかまし、それを仗助が見ているという感じです)

 

芦戸「まぁ合図があるまではまってよ」

 

仗助と砂藤がバトル中 鳩サイドーーーーーー

 

偵察隊「口田様が!!」

 

医療班「すぐに助けなくては!」入ろうとする

 

クルー「待て!!入るんじゃない!!」止める

 

特攻隊「しかし隊長!このままでは口田様に何かあったらどうしようもありません!!」

 

クルー「それについては大丈夫だ」

 

特攻隊「なぜそう言い切れるんですか?」

 

クルー「中の様子、なにをしてるかは具体的にはわからんが、あのリーゼント頭の奴は手加減をしているからな」

 

医療班「あれで手加減している!?」

 

偵察隊「そんな!こっちは増強系の個性ですよ!?手加減なんてできるわけが……」

 

クルー「ならば二人の違いに注目してみろ」

 

偵察隊「違い?」まじまじと見つめる

 

特攻隊「あっ!あのリーゼント頭の奴、汗を一切かいてない!砂藤力動は汗をかいているというのに!」

 

医療班「それによく見ると、砂藤力動の方は焦っているのとは対象的にあのリーゼント頭の奴はまるでプライドをかけた闘いをしているかのような顔をしている」

 

偵察隊「そんな……なんて個性なんだ」

 

クルー「そういうわけだ。奴が全力を出しているならば、私も口田様の、為に命をかけて守るが、今回は大丈夫であろう。さぁ、さっさと持ち場に戻れ!」

 

全員「はい!」

 

仗助が鳩にまとわりつかれてる時ーーーーー

 

芦戸「東方、大丈夫かな?」

 

芦戸(このままここにいて大丈夫かな?私も助太刀した方がいいんじゃ……」

 

芦戸「いやいや、ここは東方を信じよう!」

 

オールマイト『東方少年、捕縛テープで捕まったため、脱落!!そのままそこから動かないでまっていてくれたまえ!!』

 

芦戸「どうしよう!?東方がつかまっちゃった!?ん?あれは……閃光弾!」身をかがめる

 

ピカーーー!!

 

ガチャ!

 

芦戸「タッチーーー!!」

 

振り返り終了ーーーーーーーーーーーーーー

 

オールマイト「それじゃみんなお疲れ様!!とりあえずこれで授業は、終わりだからまたね!!」ダッシュ

 

帰り道ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

康一「へ〜、そんなことをやったんだ」

 

億泰「いいな〜、俺のクラスじゃまだやってないぜ、それ」

 

仗助「まぁそのうちやるんじゃ〜ね〜か?」

 

億泰「そうだといいんだけどよ〜」

 

???「仗助ーーー!」

 

仗助「ん?」

 

そこにはとても綺麗な金色の髪で赤いリボンがよく似合っていて、元気そうな女の子が一人いました。




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緑谷の苦悩

この話を読んだ方のほとんどが、ふざけんな!って怒る未来がなんとなく見えてはいますが。こうするのは元々決まっていましたとだけ伝えます。それでは、どうぞ。


やぁみんな。俺の名前は天才物理学者の………まだ名前言わない方がいいか。

まぁそんなことよりも、今俺はオールマイトに頼まれてとある少年の手助けをしてるんだけど………………

 

「はい!よろしくお願いします!

 

そういえば結局実験してないけど、まぁ明日の訓練と一緒にやればいっか。

 

緑谷の家ーーーーーーーーーーーーーーー

 

緑谷「結局、今日も制御できなかったな。いつになったらオールマイトみたいにできるようになるんだろう………」

 

緑谷(それに、今回も東方君がいたから大事にならずに済んだけど、本来ならもっと酷い怪我だったらしいし、こんな力任せな攻撃じゃ誰も助けられないし、誰も守れない。それどころか誰かに助けてもらうなんてことになっちゃう。いや今もそうだけど……)

 

緑谷「はぁ……」ゴロン

 

仗助達の帰り道ーーーーーーーーーーーーー

 

???「仗助ーーー!」

 

仗助「ん?」

 

ズドン!(イメージは大砲)

 

仗助「!?クレイジーダイアモンド!!!」

 

クレイジーダイアモンド「ドラ!」???をキャッチ

 

ザザザ(引きずってる感じ)

 

億泰「仗助ー!大丈夫か!?」

 

康一「一体なにが………ってルーちゃんか」

 

ルー「そーなのだー!」

 

仗助「ルー、前も言ったけどよ〜、いくら俺のクレイジーダイアモンドでもかなり危険だから全速力で突っ込んでくるなっつっただろう?」

 

ルー「そーなのかー?」

 

仗助「なぁ二人とも、俺キレても別に構わね〜よな〜」

 

康一「まぁまぁ落ち着いてよ仗助君。そんなことよりもルーちゃん。いつもなら戦兎君と一緒に帰ってるんじゃないの?」

 

ルー「今日は走りたい気分だったのだー。戦兎は遅いから置いてきたのだー」

 

康一(確か戦兎君っていつもバイクだったはずだから、バイクよりも速く走ってきたのか……最近の子はすごいな〜[達観])

 

億泰「へ〜、なにかいいことでもあったのか?」

 

ルー「かけっこで一位を取ったのだー」金メダルを見せる

 

仗助「おぉ、そいつはすげ〜じゃ〜ね〜か。それじゃ今日はマスターに頼んで鮨屋にでも行くか」

 

ルー「やったのだー!」ぴょんぴょん

 

ブーーーン(バイクが走ってくる音で、すごい速い。もうあからさまに法定速度を守ってない。具体的にいうと、270㎞はでてる)

 

仗助 「お、追いついたか」

 

???「ルー、いくらなんでも速すぎだ。かけっこで一位取れたのが嬉しいのは分かるが、いくらなんでもはしゃぎすぎだ」

 

ルー「戦兎が遅いのだー」

 

戦兎「いやルーが速いんだよ」

 

康一「こんにちわ、戦兎君」

 

戦兎「よ」バイクがスマホに変形する

 

億泰「やっぱよ〜、いつ見てもすげ〜な〜」

 

戦兎「だろ〜」

 

ルー「そんなことよりも早く帰るのだー」

 

戦兎「そんなことって……」

 

ルー「先に帰ってるのだー」ヒュン!

 

戦兎「あっ!ちょっとルー!」

 

仗助「………行っちまったな」

 

康一「追いかけなくていいの?」

 

仗助「マシンビルダーで追いつけね〜んだから無理だろ。それに、鍵は俺と戦兎が持ってるからな」

 

戦兎「どうせすぐに戻ってくるって」

 

億泰「そ〜いや〜よ〜、それって最大何キロまででんだ?」

 

戦兎「274キロだな。さっきまでギア全開で走ってたのにそれすら遅いと言われたよ」溜息

 

康一「まっまぁあれはルーちゃんが速すぎるだけだから気にしなくていいよ」

 

戦兎「そうだな、次は倍はだせるやつを作ればいいだけだしな」

 

仗助「そんなん作れんのかよ」

 

ちょっとたってーーーーーーーーーーーーー

 

仗助「そんじゃまたな」

 

康一「うん」

 

億泰「またな〜」

 

戦兎「おう!」

 

テクテク

 

仗助「そういえば、あれは完成したのか?」

 

戦兎「いや、あと少しってところだな」

 

仗助「そうなのか。ちなみにあとなにが終わってないんだ?」

 

戦兎「デザイン」

 

仗助「へ〜、あとはデザインだけか……ってデザインかよ!?」

 

戦兎「あぁ」

 

仗助「そんなの適当に決めればいいじゃ〜ね〜か」

 

戦兎「はぁ、わかってないな〜」

 

仗助「なにがだよ」

 

戦兎「カッコいいデザインの方がなんか正義のヒーローっぽいだろ!」

 

仗助「だからってお前そこで止まってたらいつまでたっても完成しないぞ」

 

戦兎「大丈夫!原案はできてるからな。後はそれをルーの直感で選んでもらうだけだ」

 

仗助「それでいいのか……」

 

戦兎「そうだ、一応プロトタイプは完成したから帰ったら実験手伝ってくれ」

 

仗助「いいぜ」

 

戦兎「サンキュ」

 

へんな機械音

 

戦兎「あ、電話だ」

 

仗助「その着信音、いつ聞いても変だな」

 

戦兎「はい」

 

オールマイト『突然電話をかけてすまないね、桐生君』

 

戦兎「いや、大丈夫ですよ。それで?どうしたんですか?もしかしてスプラッシュカッター(超すごいミキサー)になにか不具合が……」

 

仗助(スプラッシュカッター?)

 

オールマイト『いやいや、全然そんなことはないよ』

 

戦兎『そうですか、なら良かったんですが」

 

オールマイト『それで用件というのはだね………(用件を話してる)というわけで、お願いしたいんだが』

 

戦兎「全然構いませんよ。それじゃ、早速連れてきてください。泊まりの準備をさせて」

 

オールマイト『分かった。すまないね、本来なら私がやるべきことなんだが』

 

戦兎「お忙しいんですから、しょうがないですよ。それでは、失礼します」通話を切る

 

仗助「誰からだったんだ?」

 

戦兎「ちょっとお得意さんからね」

 

仗助「へ〜」

 

戦兎「仗助」

 

仗助「ん?」

 

戦兎「今日は実験手伝わなくていいよ」

 

仗助「どうして?」

 

戦兎「代わりのやつがいる」

 

緑谷の家ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

プルルルル

 

緑谷「ん?」手に取り画面を確認する

 

オールマイト

 

緑谷「オールマイトからだ」

 

通話にでる

 

緑谷「オールマイト、どうしたんですか?」

 

オールマイト『少し緑谷少年に話があってね。今、大丈夫かい?』

 

緑谷「はい、大丈夫です」

 

オールマイト『よし、それじゃ用件をいうよ』

 

緑谷「はい」

 

オールマイト『実は緑谷少年に個性の制御の仕方を教えようと思ってね』

 

緑谷「本当ですか!?」

 

オールマイト『本来ならば試行錯誤をして身につけるのが一番いいんだが、緑谷少年、今日も無茶したらしいじゃないか。相沢君から聞いたよ』

 

緑谷「すいません」

 

オールマイト『いや、今回は私が緑谷少年になにも教えてなかったのが原因だからね。それで、今からnascitaという場所に来て欲しいんだ』

 

緑谷「今からですか?」

 

オールマイト『あぁ、出来れば着替えの用意もして欲しいそうだ』

 

緑谷「えっと、親に確認して来ていいですか?」

 

オールマイト『もちろんしてきたまえ』

 

OKが出て、そのことをオールマイトに伝えて、泊まりのバックに着替えを詰め込んで、家から出て、nascitaについたところーーーー

 

オールマイト「こんばんは緑谷少年」

 

緑谷「こんばんはオールマイト」

 

オールマイト「早速いこうか」

 

カランコロン

 

緑谷(こんなところで一体なにをするんだろう?どこからどう見てもただの喫茶店なんだけど)

 

オールマイト「すいません、戦兎君いますか?」

 

石動「いますよ。どうぞ」冷蔵庫を指す

 

オールマイト「失礼します」冷蔵庫を開けて入っていく

 

緑谷「えーーーー!!」

 

石動「ん、君もそうなんじゃないの?」

 

緑谷「いや、多分そうですけど、あの中に入れるんですか?」

 

石動「はい。まぁ趣味でちょっと作りまして」

 

緑谷「なるほど」冷蔵庫を開ける

 

緑谷「えっと、失礼します」入っていく

 

冷蔵庫の中ーーーーーーーーーーーーーーー

 

緑谷「うわ〜すごい」感嘆

 

戦兎「彼を鍛えればいいんですね?」

 

オールマイト「あぁそうだ。緑谷少年、彼は個性研究の第一人者で、君のクラスメイトの桐生戦兎君だ」

 

緑谷「ク、クラスメイト?それに桐生戦兎ってあの?」

 

戦兎「正確にはこれからなるんだけどな。そして、多分あの桐生戦兎であってると思うよ」

 

緑谷「えっえーーーー!」倒れる

 

オールマイト「そこまで驚くかね」

 

戦兎「しょうがないですよ。なんてたってこの天才物理学者の桐生戦兎に会えたんですから」

 

緑谷「でも、なんで桐生さんがオールマイトのことを」

 

オールマイト「それは内緒だ」

 

緑谷「そうですか」

 

戦兎「そんなことより、さっさと訓練始めるぞ」

 

緑谷「えっ!今からですか?」

 

戦兎「当たり前だろ?オールマイトから聞いた話だと、全然制御できてないんだから」

 

緑谷「はぁ。それで、今からなにをするんですか?」

 

戦兎「まずはお前のハザードレベルを測る」

 

緑谷「ハザードレベル?」

 

戦兎「少しニュアンスが違うが、ようするに戦闘力だ。1が身体もしくは精神のどちらが弱い人。2が一般的な人。3以上からプロヒーローの仲間入りぐらいをイメージしてくれ。ちなみにオールマイトは4.5で俺は3.9だな」

 

緑谷(オールマイトは言わずもがなだけど、桐生さんもすごい)

 

戦兎「ちなみに最高記録は……10だ」

 

緑谷「10!!………それってどのぐらいすごいんですか?」

 

戦兎「地球をその気になればぽんと消せるレベルだな」

 

緑谷「そんな人がいるんですか………」

 

戦兎「そんなことより、早く測るぞ」

 

緑谷「はい」

 

計測後ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハザードレベル……………2.1

 

戦兎「まぁ妥当な数字だな」

 

緑谷「そ………そうです……か」息絶え絶え

 

戦兎「どうしたんだ?そんなに疲れて」

 

緑谷「ハザードレベルを測る方法が……心身ともにきまして」

 

測定方法

握力測定

腕立てふせ………やれるだけやる

ランニングマシーン(時速36キロ)……倒れるまで

自分の記憶の中の黒歴史を呼び起こされる……ネタが尽きて三週するまで

 

戦兎「よし、それじゃ早速訓練始めるぞ」

 

緑谷「も、もう少し休憩させて下さい」

 

戦兎「大丈夫。これが終わったら今日は鮨だ」

 

緑谷「は、はい………」

 

戦兎「そんじゃまずは、個性を使って壁を殴ってみろ」

 

緑谷「壁……ですか?」

 

戦兎「そう。いいから早く」

 

緑谷「はぁ……」壁に体を向けて個性発動

 

緑谷(あれ?なんかいつもと違うな)不思議そう

 

戦兎(お、気づいたみたいだな)

 

緑谷「てや!」

 

バコン(壁が少しめり込んだ。拳は無事)

 

緑谷「!?制御できた!?」

 

戦兎「制御はできてないぞ」

 

緑谷「えっ!じゃぁなんで今暴発しなかったんですか?」

 

戦兎「簡単だ。緑谷がすごい疲れたからだよ」

 

緑谷「疲れたから?」

 

戦兎「そう、緑谷が今立ってるのも辛いぐらい疲れてんだろ?そんな状態じゃまず全力は出そうとしない限り出せない。そしてその出そうとするやる気も完璧に削いだから、今のはお前の体が出せる最低限の力だな」

 

緑谷「??」

 

戦兎「例えば、今緑谷はこのままいけば確実に筋肉痛コースまっしぐらなほど疲れてると思うけど、それでも立ったり歩いたりの最低限のことはできるだろ?それと同じで個性もどれだけ疲れたりしていても、使おうとすれば最低限の力が出るってわけだ」

 

緑谷「なるほど」

 

戦兎「それと、今の個性を発動するときの感覚は覚えてるか?」

 

緑谷「はい」

 

戦兎「ならよし。その感覚を意識しながら個性を発動すれば、暴発も減るはずだ」

 

緑谷「わかりました」

 

戦兎「まぁ今日のところはこのぐらいだな。明日からは少し実戦もやるからな」

 

緑谷「実戦……ですか」

 

戦兎「そんな心配そうな顔すんな。まだ軽いお遊び的な感じのしかやらないからな。てなわけで、がんばんなよ?」

 

緑谷「はい!よろしくお願いします!」

 

その後、鮨を食べに行くために石動さんのところに行ったら東方君がいてびっくりした。どうやら上の階の部屋を借りてるらしい。

だけどそれよりも一番驚いたのはさっき桐生さんが言ってたハザードレベル10がこのルーという女の子であるということだ。とてもそんなに強そうには見えなかったけど、そのすぐ後に目にも留まらぬ速さで桐生さんに突っ込んでいったのを見て、本当なんだなと思った。ちなみに鮨はすごい美味しかった。




納得いかないところがあったらコメント下さい。すぐに訂正しますので(寝てる可能性もあるのでその時は堪忍して下さい)。

ルーというのは東方のキャラクターのルーミアのことで、このssのかなり重要な人物となります。個性は闇で、どんな個性かというと、闇を創り出したり闇に紛れたり闇の中に物を入れたり出来ます。本来の個性は封印され大分弱体化しており、攻撃能力はほとんど皆無。

桐生戦兎は、仮面ライダービルドの主人公のことで、ルーの個性を封印した張本人。個性はボトルで、どんな個性かというと、人の個性を最大60個までボトルに変換することができる。しかし今はその全てをルーの個性の封印に使っているためほとんど意味をなさない。

もし、こんなの気に入らない。ジョジョの奇妙な冒険だけでやれという方がいましたら、すいません。


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色々の話

今回は少しおかしな文章がいくつかございますが、できれば気にしないで下さい。では、どうぞ……の前に、今回は今までの中で最も酷いという自信があります。それでもよければ読んで下さい。


それとUAが20000超えました。これからもジョジョの奇妙なアカデミアをよろしくお願いします。


私の名前は…そうだな、Mr.S.Tとでも名乗っておこう。今は会合中なのだが

 

「図に乗るんじゃ〜ないぞ!このディオがなぜ貴様の命令を聞かなくっちゃ〜ならないんだ!」

 

やれやれ、面倒だな。少しお灸を据えてやるか。

 

前回の翌日の朝9時ーーーーーーーーーーー

 

戦兎「そんじゃ、訓練を始めんぞ」

 

緑谷「はい!」

 

仗助「訓練っつてもよ〜、出久のあの馬鹿みたいな力で訓練したらここ壊れるんじゃね〜の?」もしもの時のためにいる

 

戦兎「大丈夫、手加減する感覚は昨日教えた」

 

仗助(感覚でなんとかなんのか?)

 

戦兎「緑谷、昨日みたいに個性を発動してみてくれ」

 

緑谷「分かりました」

 

緑谷(あの無気力な感じ、何もしようと思わず、ただ個性を発動する感じ)

 

緑谷「こんな感じですか?」個性発動状態

 

戦兎「まぁそんな感じだな」

 

緑谷「よし!」

 

戦兎「そんじゃ早速始めるぞ」赤いボトルを取り出す

 

緑谷(なんだあのペットボトルみたいな形状のものは……桐生さんの個性か?)

 

シャカシャカシャカシャカ カチャン!

 

戦兎「どっからでもかかってこい」クイクイ

 

 

緑谷「分かりました!行きます!」戦兎のところにダッシュして右手で殴る

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

作者「ここから少し今までとは違う書き方で書くところがあります」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戦兎がそれを受け流し、緑谷は受け流されても(出来るだけ)すぐ体制を立て直して同じように右手で殴ろうとする。その繰り返しをしばらく続ける中

 

パシ!

 

戦兎が緑谷のパンチを掴んだ

 

緑谷「!?」

 

戦兎「緑谷、お前よく頭が硬いって周りから言われたりしないか?」

 

緑谷「まっすぐとは言われたことはありますけど」

 

戦兎「なら1つアドバイスだ。もっと頭を使え。そして自分の個性を理解しろ」

 

緑谷「頭を使って、個性を理解する?」

 

戦兎「今の俺の言葉が理解できないんじゃ、今日はこのまま続けても意味がない」パッ(右手を離す)

 

緑谷(桐生さんの言葉の意味……僕の個性、ワンフォーオールはオールマイトからもらった個性で、発動するととんでもないほどの力を使うことが出来る増強系。正直、個性としてはどこにでもありふれているタイプで、手足を増強できる。実際、僕も入試の時に足と手に使ってたし、指先とかだけに発動することもできる。………ちょっとまてよ。そういえばさっきから僕はどこで個性を発動した?………右手だけだ。昨日感覚を忘れないように右手で個性の練習をしてた所為で心の中で無意識に右手だけしか発動してなかったんだ!つまり……)この間約1秒

 

緑谷「はっ!」両手両足に個性発動

 

桐生「どうやら、理解できたみたいだな。こい」

 

緑谷「行きます!」ダッシュ(さっきより速い)

 

桐生(個性については解決したが、直線的だな。軽く受け流してもう一度考える時間をやるか)

 

緑谷「うおーーーー!」拳を振り上げる

 

戦兎が緑谷の拳を受け流そうとした時、緑谷がその一歩手前で強く地面を踏みこみ戦兎に突っ込んだ。戦兎は予想外のことだったので避けれずもろにくらった。そして戦兎が少し怯んだところに緑谷がさらにもう一歩踏みこみ跳んだ。

 

緑谷(ワンフォーオール

 

 

 

 

 

1%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カウル!)

 

緑谷「SMASH!」拳を叩き込む

 

戦兎「ぐふっ」倒れる

 

緑谷「はぁはぁ、大丈夫……ですか?」

 

戦兎「あぁ、少し頭がクラクラするが、大丈夫だ」

 

仗助「どれ、みしてみろ」傷を手当てする

 

戦兎「ありがとな。さて緑谷、一応これで俺の役目は終わったんだが、どうする?もう一回やるか?」

 

緑谷「お願いします!」

 

ハザードレベル2.2

 

戦兎「(ハザードレベルが上がってるな。正直、制御するきっかけぐらいのつもりだったんだがな)そんじゃいくぞ緑谷。次は俺も本気を出す」鉄の箱を出す。その箱は2つの穴とレバーが1つついている不思議な箱だった。

 

シューカチャン!(鉄の箱が腰に巻きつく音)

 

緑谷「はい!」個性発動

 

(どこからか先ほどの赤いボトルと青いボトルが出てくる)シャカシャカシャカシャカカチャン!

 

緑谷(今度は二本?それも色違いだ)

 

戦兎「さぁ?実験を始めようか」

 

????????にて会合中ーーーーーーー

 

???「やぁ、よく集まってくれたね」

 

???「ほざけ。もし集まらなかったら我々を消すくせに」

 

???「おい!もし今回の会合がくだらない内容だったら即座に貴様の首をこのディオが掻っ切ってくれる」

 

???「僕は全然構わないよ?暇つぶしにはちょうどいいし、弔にもいい勉強になるかもだしね」

 

???「ふぁ〜。どうでもいいから早く始めてくれないかしら?眠くなってきちゃった」欠伸

 

???「紫様、昨日はあれだけ寝たじゃないですか。少しは我慢して下さい」

 

???「俺の娘がまってるんでね。とっとと始めようぜ」

 

Mr.S.T.「そうだね。それじゃ早速始めさせていただくよ。今回の議題は、ワンフォーオールのことだ」

 

ディオ「ふん。この俺にはまるで関係ないな」

 

カーズ「たしかに、あんなただの増強系の個性に興味はない」

 

ブラッドスターク「ほぅ」

 

オールフォーワン「僕の宿敵のことじゃないか!」

 

紫「zzzzzz」

 

藍「して、その個性がどうしたんだ?」

 

Mr.S.T「前に話した通り、このワンフォーオールには私の魂が混ざっている。だから今どこで何をしてるかも全てわかるのだが、最近その力が弱まってきているんだ」

 

オールフォーワン「なるほど!どうりで最近の彼はあまり無茶をしなくなったのか!」

 

カーズ「そんなことを伝えるためだけに我々を集めたのか?」

 

Mr.S.T.「それだけならオールフォーワンにだけ伝えてるよ。ここからが重要でね、ただ弱体化したんじゃなくて、個性を誰かに後継して弱体化したんだよ」

 

藍「そんな………!?個性の後継だと」

 

オールフォーワン「彼も後継者を見つけたのか」

 

カーズ「ほう、それは初耳だな。少し興味が湧いてきた」

 

ディオ「ふん」

 

Mr.S.T.「そこでだ、今のオールマイトがどの程度まで弱体化したか、そしてその後継者は今どの程度力を操ることができるのかを確認してきてほしいんだ」

 

藍「貴様の魂のつながりとやらで感じることはできないのか?」

 

Mr.S.T.「わからないこともないが、出来るだけ細かくはっきりと知りたいからね」

 

ブラッドスターク「なるほど。それで?具体的な案は?」

 

Mr.S.T.「雄英ヒーロー科の課外授業の時に決行する。メンバーはそこらのチンピラどもと死骸木君率いる敵連合。それとブラッドスタークとディオだ。死骸木君達には今の社会に対する宣戦布告という役目を担ってもらう。ブラッドスタークにはオールマイトと後継者のハザードレベルを調べてもらって、ディオにはその護衛をしてもらう」

 

藍「私達は何をすればいい?」

 

Mr.S.T.「いざという時に紫の力で全員を逃して欲しい。なんせ相手は世界一のヒーローだからね」

 

ディオ「おいおい、なぜこの俺がそんなことに参加しなければならないんだ?俺はやらんぞ」

 

Mr.S.T.「安心してくれ。君が日光の中でも活動できるよう、カーズに薬をつくってもらったから」

 

カーズ「まったく、こんなことに私の時間を割かせるんじゃ〜ないぞ」

 

ディオ「そういうことじゃ〜ない。頼むなら頼み方ってものがあるだろう?」

 

Mr.S.T.「なにをいってるんだ?これ頼み事ではなく命令だぞ」

 

ディオ「図に乗るんじゃ〜ないぞ!このディオがなぜ貴様の命令を聞かなくっちゃ〜ならないんだ!」ダン!(机を叩く音)

 

Mr.S.T.「あっそ」指をスライドさせる

 

シュン!(ディオが消える)

 

藍「!?なにが起きたんだ!?」

 

Mr.S.T.「ん?あそっか。君は私の個性を初めてみるんだったね。今のが私の個性。平行世界だ。対象を指で指定して別の世界に飛ばす個性さ」

 

藍「な……!?」

 

ブラッドスターク「あいつもバカだな〜。素直に言うことを聞いとけばいいのに」

 

カーズ「まったくだ。くだらんプライドがあるからあんな目にあうのだ」

 

オールフォーワン「いつ見てもすごい個性だね!いやー是非とも欲しい個性だ!」

 

Mr'S.T.「ほい」指を逆方向にスライド

 

シュン!(身体の半分以上が凍っているディオが出てくる)

 

ディオ「はぁはぁ……!貴様よくも!」

 

Mr.S.T.「まだ言うこと聞かないの?それじゃ次は太陽が出ている世界に飛ばすよ?」

 

ディオ「っ…………くそっ!」

 

Mr.S.T.「カーズ、ディオを治療室へ」

 

カーズ「分かった」

 

Mr.S.T.「まぁそんな感じでやるんで、みんなよろしくね」

 

とても明るく放たれたその言葉にはとてもとても重い圧があった。誰も逆らえないし、逆らおうとしない。むしろよくディオは逆らったものだと感心すらする。だがしかし、この世には上には上がいる。どんな悪の帝王や侵略者や究極の生命体や妖怪やありとあらゆる個性をもっていたとしても、その上の存在には従わなければならない。




Mr.S.T.の本来の個性名『神』。結合、時、蓄える、移動するという能力。しかし、はるか昔に4つの個性に分けられ、本人はその時に封印されており、カーズが杜王町で封印を解除した。すでに4つの内の1つを回収、平行世界(移動)を手に入れている。あと3つ手に入れて再び支配者として君臨するのが彼の野望。
S.T.の由来はですね、しししたたたから来てます。

カーズの個性名『頂天才』(これで漢字合ってます。あえてこうしてます)。能力は全てのことが常人のはるか上。もはや比べるのが失礼なほどレベルが違う。杜王町の遺跡にてMr.S.T.の封印を解除した際、その近くにあった黄金の矢を研究し、杜王町個性事件を起こした。

ディオの個性名『吸血鬼』。能力は血を吸った相手をゾンビにしたり、目から圧縮した血を放出したり、超怪力だったりと色々できるが、日光に当たると死んでしまうので、夜しか行動できない。いやいやMr.S.T.に従っているが、いつかは自分が支配しようと考えている

ブラッドスタークの個性名『コブラ』。能力は蛇のような柔軟さと実際にコブラのような巨大なものを出すことが出来る。正体は皆さんご存知だと思いますが、あえて隠します。昔の力を取り戻し、地球を侵略するためにMr.S.T.に協力している。

紫の個性名『スキマ』。能力はスキマという空間を作り出し、その中に入ったり、どこかとどこか繋いだりできる。が、この能力の最も恐ろしいところは、矛盾が生み出す意識のスキマをつなぎ、矛盾をなくすことができるということ。自分の理想郷の作るためにMr.S.T.協力している。

オールフォーワン。Mr.S.T.に平行世界から連れてこられた。この世界のやつは死んでいる。

ここはこうした方がいいんじゃないか?とか、ここ字が違うぞ馬鹿野郎などのコメントがございましたら、できればして下さい。マッハで直してます。


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ジーニア………ス?

注意※今回のお話は、少々気分が害される可能性のある表現を使用しています。その点をきちんと考慮してから読んで下さい。後遅れてごめんなさい。


やっほーみんな!古明地こいしだよ〜。…………えっ?知らない?そもそもなんで知らないことが分かったのかって?それはね、私にはこのサードアイがあるからなんだ!このサードアイを通して見れば他人の考えていることが分かるんだ!その気になれば声も聞けるんだけど、お姉ちゃんのサードアイは人の深層心理どころか、その人すら覚えていないことすらも読めるからすごいんだよ!その個性を使ってお姉ちゃんは刑事をやってるんだ!ちなみに私は商業作家で酷く退屈で素晴らしい世界、略してひどすばってのを今書かせたもらってるんだけど、知らない?あっそう……知らないんだ

 

 

 

でね!今なにしてるかっていうと、私の日々の癒しである、子供たちの心を見てるんだ!子供っていいよね。すごい純粋で想像力豊かで、見てるだけでこっちのテンションが上がってくるんだよ!……たまにアイデアももらったりするんだけどね。(ウィンクしながら)内緒だよ?

 

今日はあの子を見てみよう!

 

 

「どこなのかーー」

 

※心の中の会話です

殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやるチルノはどこなのかーー?

殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺して殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺しやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してや……

なんか見られてないか?そうね、私もそう思うわ。おいあの女じゃないか?そうかもね!汗が尋常じゃないほど出てるな。おいおいそんなことよりもやるべきことあるだろ?そうだな(59人の声)

 

殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して次は大ちゃんなのだーー殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺しておいあの女動かないぞ?そ、う、だ、ね(赤ちゃんの声)それに今度は青ざめてきているぞ。せっかくのチャンスを棒に出来ない!この我の願いを聞き入れられぬというわけか。ざけんな!俺はこんな場所から出てーんだよ!願いがダメなら命令してみては?それだ!(59人の声)

 

殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ次の鬼はリグルなのだー殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ今度はあいつ過呼吸になってるぜ?どうしたんだろうね。言葉の意味が分からなくて頭の中がオーバーヒートしてるんじゃねーの?やれやれ、最近の若いのはろくに勉強しておらんのかの〜。他人の心を見る能力だろ?不登校だったんじゃないのか。ならばもっとわかりやすく、端的に伝えようかみんな。おー!(59人の声)

 

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死ミスチーもう捕まったのかーー死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

 

 

 

 

 

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死s

 

前回の緑谷サイドのその後ーーーーーーーー

 

グレート!オールイェイ!

 

戦兎(変身状態)「これが俺のとっておきだ!」

 

緑谷(これ以上があるのか………)

 

仗助「おーい、戦兎。それちゃんと使えんのか?」

 

戦兎(変身状態)「それはこれから実験するんだよ」

 

仗助「出久も気をつけろよ!」

 

緑谷「うん」

 

前回の緑谷サイドの直後ーーーーーーーーー

 

戦兎さぁ?実験を始めようか」

 

ラビット

 

タンク

 

ベストマッチ!

 

緑谷(ラビット?タンク?ベストマッチ?一体なんなんだろう?)

 

戦兎「うおーーー!いきなりベストマッチきたーー!」はしゃぐ

 

緑谷(なんだこの喜びようは?なんというか不気味だ)

 

戦兎がレバーをぐるぐるすると、フルボトルから管のようなものが出てきて前後で何かを形作る。それはまるで縦半分に割れた鎧のようであった。

 

Are you ready?

 

戦兎「変身!」ファイティングポーズ

 

その鎧が戦兎にくっつく

 

緑谷「なっ!」

 

鋼のムーンサルト ラビットタンク!

 

戦兎(変身状態)「さぁ、始めようか」

 

緑谷(これが桐生さんの本気か。一体どんな力が………)

 

ちょんちょん

 

緑谷「ん?」後ろを振り向く

 

戦兎(変身状態)「どうした?もう始まってるぞ?」

 

緑谷「!?」後ろに跳ぶ

 

緑谷「いつの間に後ろに……まさか!桐生さんの個性は瞬間移動!?」

 

仗助(違う、戦兎の個性はそんな生易しいものなんかじゃ〜ない。出久の想像の遥か上のもの、戦兎の個性は個性を封印する個性、ボトル。もしあいつがそれを今使えたなら誰も手も足も出ないだろうな。……そういえば戦兎はなんで60本全部使ってるんだろうな。確かにあいつが封印してる個性は便利なのが多いが、だからといってわざわざずっと封印し続けなくてもいいじゃ〜ね〜か。……にしても、出久の奴すごい頑張るな。もう何回吹っ飛ばされたんだ?[現在も訓練中。つまり今も目の前では緑谷が、ドッタン!バッタン!大☆騒☆ぎ]全く、一体どこからそんな体力が出てきてんだかよ〜)

 

緑谷「まだまだーー!」立ち上がる

 

戦兎(変身状態)「はっ!」ダッシュして左足で踏み込んで消える

 

緑谷「とりゃーー!」おお振りのパンチ(外す)

 

戦兎(変身状態)「ほいっ」腹にパンチ

 

緑谷「ごへ!」倒れそうになりながらも耐える

 

戦兎(変身状態)「耐えたか」

 

緑谷(くそ……手も足も出ない……意識も朦朧としてきたし……瞬間移動なんて、どう対処すればいいんだ……)

 

戦兎「これで終わりだ!」左足で踏みこんで消える

 

緑谷「く………!(だめだ………勝てない)」

 

ゴツン!

 

緑谷「……ゴツン?」上を見上げる

 

戦兎(変身状態)「いって〜」頭をさする

 

スタ

 

仗助「何やってんだよ、戦兎」

 

戦兎(変身状態)「いや、ちょっと加減を間違えてな」

 

緑谷(加減?瞬間移動にも加減があるのか?………もしかして、瞬間移動じゃなくて、ただ素早く動いてるだけなんじゃないのか?そうだ、瞬間移動ならわざわざ僕に向かって走ってこなくてもいいじゃないか。でもそうすると消えることについてが……いや待てよ?消える現象については似たようなことを漫画で読んだことがある。 対象に意識を集中させて、超スピードで視界から外すと、まるで消えたかのように錯覚してしまうということだそうだが、今全く同じことが僕にも起きてるんだ!たしか対処法は、視野を広くもって、相手のスピードに合わせて叩き落とす!)

 

戦兎(変身状態)「そんじゃ今度こそ最後だ!」

 

緑谷(まずは視野を広くするために個性を止める)

 

戦兎がダッシュ

 

緑谷(いくら速くても残像ぐらいは見えるはずだからそこに向かって)

 

左足で踏み込む

 

緑谷(叩き込む!)

 

消え……てはおらず、右側に移動する残像が見える

 

緑谷(ここだ!)左に向かって

 

緑谷「SMASH!」当たる

 

戦兎(変身状態)「ぐっ」もろに腹にくらう

 

緑谷「当たった……!」

 

戦兎(変身状態)「よく当てたな緑谷。それと瞬時に個性のオンオフの切り替えもできるようになったか」

 

※実際には緑谷のあの長い思考の始まりから5秒ぐらいしか経ってない

 

緑谷「えっ?出来てましたか?」

 

戦兎(変身状態)「あぁ。そんじゃ最後の訓練を始めるぞ」

 

緑谷「最後……ですか?」

 

戦兎(変身状態)「そうだ。これが終われば緑谷はもっと強くなれるはずだ」

 

緑谷「もっと強く……わかりました!それで最後の訓練ってなんですか?」

 

戦兎(変身状態)「それはな、今の緑谷じゃ絶対に勝てない存在があることを理解してもらう」

 

緑谷「えっ?」

 

戦兎(変身状態)「そのために、俺のとっておきで戦ってもらうぞ」

 

ジーニアス!

 

戦兎(変身状態)「これが俺のとっておきだ!」

 

緑谷(これ以上があるのか………)

 

仗助「おーい、戦兎。それちゃんと使えんのか?」

 

戦兎(変身状態)「それはこれから実験するんだよ」

 

仗助「出久も気をつけろよ!」

 

緑谷「うん」

 

戦兎(変身状態)「行くぞ!」

 

ジーニアスボトルをセットと同時に不思議なことが起こった

 

なんと

 

戦兎が弾かれて変身が解除された

 

戦兎「うわーー!」

 

壁に全力で頭をぶつけて気絶

 

シーーーン

 

緑谷「桐生さーーん!」駆け寄る

 

緑谷「桐生さん大丈夫ですか?!しっかりして下さい!桐生さん!」

 

仗助「クレイジーダイアモンド」二人を治す

 

緑谷「ありがとう東方君、桐生さんは大丈夫なの?」

 

仗助「あぁ。ただ頭ぶつけて伸びてるだけだ。じきに目覚めんだろ」

 

緑谷「良かった〜」

 

仗助「でもま、戦兎が言ってた事は大事だぞ」

 

緑谷「えっ?」

 

仗助「はっきり言って、出久のような力を持ってるやつなんて世の中にはごまんといるだろうし、相沢先生のように個性を無効にする個性だってある。今戦兎が使おうとしたのも、性能的には余裕でオールマイトよりも強いからな」

 

緑谷「オールマイトより!?」

 

仗助「つ〜わけでよ〜、そんなことも頭に入れて、これからも精進しろよってことを伝えたかったんだろうな〜、戦兎はよ〜」

 

緑谷「……分かった。ちゃんとそういうことも頭に入れておくよ」

 

仗助「よし、そんじゃ〜よ〜、ちょっと戦兎をベッドまで運ぶの手伝ってくんね〜か?」

 

緑谷「うん」

 

それから数日後の夜のどこかのBARーーーー

 

さとり「あら塚内くん、こんなところで会うなんて奇遇ね」

 

塚内「奇遇だなんて、古明地の個性なら僕の行動も筒抜けだろ?」

 

さとり「まぁね」

 

塚内「……本当に辞めるのかい?」

 

さとり「えぇ」

 

塚内「なにも辞めなくてもいいんじゃないのか?妹さんのことも、警察病院に移して治療すれば、きっと治るはずさ」

 

さとり「どうかしらね。私の見たところでは、どうやっても治療はできないように見えるもの」

 

塚内「……君がそういうなら、そうなんだろうね」

 

さとり「ごめんなさいね」

 

塚内「なにも謝らなくてもいいよ」

 

さとり「えぇ……塚内君」

 

塚内「なに?」

 

さとり「今までありがとう」

 

塚内「こちらこそ、ありがとう。今夜はおごるよ」

 

さとり「そう?じゃ遠慮なく飲ませてもらうわ」

 

塚内「あぁ、ほどほどにね」

 

さとり(こいしは、数日前に誰かの心読んで、

心を閉ざしてしまった。今の時代、個性を使えばなんでもできる。だから、病院に行けば、精神疾患などは、そういう個性を使って治すことができる。けれど、こいしには精神系の個性がまったく効かない。おそらくは心を閉ざして無意識で動いてるからだろうけど、だから私は、こいしを連れて実家に帰ることを決めた。あそこなら、いつかこいしが心を開いてくれるかもしれないから……だからここで飲むのも、塚内君と飲むのも、今夜が最後)

 

カランコロン(氷の音)

 

薄雲を超えて、月の光が大地を照らしてくれている。今夜は月が明るいけど、もう少しこのままでいたい。それはきっと、一生忘れる事はない、とても大事な思い出になるから

 

酷く退屈で素晴らしい世界より




読んでいただき、ありがとうございます。如何でしたでしょうか?
もし何かわからないことがあればコメントしてください。お答えいたします。また、誤字脱字があった場合もコメントしてくださると助かります。


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