ホモが居るIS学園 (七草空斗)
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0話 プロローグ

初めから淫夢要素ZEROですが次回から出てくると思います


3月某日

この時期になると小、中、高校の最高学年生は慣れ親しんだ母校で最後の卒業式を迎え涙し、そして新しく進む進路に期待で胸を膨らませる、そんな時期だろう。かく言う俺もその1人だ

俺の場合は義務教育最終年度の中学3年生。俺を含め我が母校の3年生は全員当たり前に高校への進学を決め、これからの新生活へと準備を着々と進めている

俺もその例に漏れず地元の公立高校への進学が決まり、その準備に追われる日々を過ごしている所だ

まぁ、追われていると言ってもこの春休みの時期は学校の事を考えなくてもいい1番気楽な時期だろう、新年度の準備を除けば好きな事を好きなだけ出来る至福の時間だ

 

だが、そんな至福の日々を余すことなく堪能している中で徐々に今までの日常が崩れ去っていく

最初は些細な変化だった。少し街の雰囲気が変わったような気がする、そんな些細な変化から俺の日常は崩れ去っていった

1日ずつ少しづつ些細であるが確実に、日常は非日常に

しかし、俺がこの違和感を他人に伝えても誰もそんな事は無いと否定し、この変化を肯定する。そんな奇妙な違和感を感じながら何時もの様に春休みを過ごしているとあるニュースが流れ込んでくる

『全国IS適正特別検査』

書かれてある通りだがIS適正検査とかいうのを明後日に全国の中学3年生に実施する予定らしい。正直何が起こっているのか物事に理解が追いつかないでいる。朝に観たニュースを皮切りに昼のワイドショーなどではISの専門家を招いての討論や女性の権利団体の集団デモの中継等が昼間のテレビの枠を埋め尽くしている

ご丁寧にテレビではこのISという物が何なのか、誰が作ったのか等を説明してくれている。このISという機体は女性にしか操作出来ず世界に467機しか無いらしい

インターネット内の情報も読んでみたがテレビの情報とさほど変わりなく、わかったことと言えばこのISのコアを作ったのは篠ノ之束博士で現在逃亡中だとか

正直頭がこんがらがってきた。まず生まれてからずっとISなんて物を見たことも聞いたこともない、なのに世間は当たり前のようにISを認知し女尊男卑の社会形態を展開している

全くもって訳が分からない、だけど一つだけ言えるのはこの世界は俺の知っている世界とは違うという事

流石に頭が痛くなってきたので今日の所はISについての調査を止めることにする

 

 

2日が経ちIS適正検査当日となる。昨日も少しインターネットで調査をしたが成果は無し

IS適正検査の会場にはこの地域の中学3年生が全員集められ順々にISと呼ばれる軍事ロボットに手を触れていき、そして何も変化が起きずまた次の人が触れていく

何十分か経過した頃、ようやく俺の番になる。目の前に立ってみるとこの軍事ロボットは全長2mそこそこでさほど大きく感じない形をしている。インターネットで見た画像では手足と頭にだけ装甲が取り付けられており、胴体に関しては丸見えの傍から見れば欠陥品もいいとこの構造をしているがこの軍事ロボットにはシールドエネルギーと呼ばれるバリアが備わっており、機体の軽量化と防御力の両立を実現させているらしい

ISの横に立っている女性の指示により右手をISの前にかざす

ISに手をかざすと頭の中に何かの解読不能な文字の羅列が情報として詰め込まれ、俺の脳のキャパシティが限界を迎え頭痛が引き起こされる。頭痛が徐々に酷くなり意識を手放す

 

目が覚め、周りを見渡すと側にはうちの家族と白衣を着た男性、そしてスーツを着た女性と屈強そうな男性が2人

ようやく痛みが引いたようで、体を起こす。ここは医務室の様で俺はベットの上に寝かされていたようだ。白衣の男性、恐らくは医者の先生が頭痛や他の体調不良について質問されるが特に体に異常は無いようで体も負傷した様子も無い。「体に異常はない」と伝えるとお医者さんは念の為に血圧と熱を測り部屋から退室する。それに合わせ俺もベットから起き上がろうとすると屈強そうな男性に優しく抑えられる。スーツを着た女性から俺がISの適性がある事とそれによりIS学園に入学、重要人保護プログラムにより家族とは絶縁の様な形になると伝えられ、スーツを着た女性は退室する

帰りは屈強そうな男性が運転する車に家族全員が乗り込み帰宅する

 

帰宅後は家族全員が何が起きたか理解出来ずに困惑している。時間はもう既に午後6:30を過ぎており、簡易ながら夕食を用意し家族全員で食事をするもいつもの様な団らんや会話は一切無い

食事が終わると俺はパソコンに向かい、IS学園について調べる

 

IS学園 アラスカ条約に基づいて日本に設置されたIS操縦者、メカニック等のISに関わる人材の育成用の特殊国立高等学校。学園の土地はあらゆる国家機関に属さず、いかなる国家や組織であろうと学園の関係者に対して一切の干渉が許されない。などなどとの文言が書かれている

 

IS学園について調べていたら既に時刻は午後10:00を回ってる。頭痛が治ったとはいえやはり疲れが出ているようでベットの上に体を倒すとすぐに意識を手放した

 

 




プロローグは真面目、1話目からは淫夢、温度差で風邪ひきそう
基本的に前書き、後書きで淫夢要素は出さないです


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1話 2人目

実は既に完成していた第1話


やあ、皆!今日は皆大好き、入学式だよ。そう、今日から高校生。どこぞのハイスピード学園ラブコメの主人公みたいに女の子にモテまくりたい(希望)

やめよう、こんな現実逃避したところで何かが解決するわけでもなしに

今日はIS学園の入学式、この前に行われた『国IS適正特別検査』から早ひと月。あの後、重要人保護プログラムによりすぐに荷物はIS学園に運び込まれ、家族と別れの挨拶すらままならない中、半ば強制的にホテルに監禁する暴挙に出られた

日本政府は二人目の男性IS操縦者を公表しない意向を示し情報の厳重管理をしたらしいけど、SNSの発達したこの世界じゃ無駄なことで、その場に居た男子学生が一斉にSNSに二人目の男性IS操縦者、まぁ俺の事を書き込み、αチャンネルでは俺の生年月日、通っていた学校etc.等が間違った情報を含め拡散される事態に

最初は何が重要人ほどプログラムじょのいこ日本政府ざまぁwwwwとか思ってたけど、途中から「こいつはホモはっきりわかんだね」とか「嘘つけ、絶対ホモだゾ」とか「おっそうだな」「そうだよ」なんて書かれたらね、起訴も辞さない。あ、今起訴できないんだった。とりあえず擁護コメは送っといた

話は戻って、今日は入学式。式自体は終わり今は休み時間。今、巷で話題の織斑一夏君は一向に顔を合わそうとしてくれない。コンタクトを取りに行きたいけど全員着席している中一人だけ立ち上がる勇気を出せるほど俺のメンタルは頑丈じゃない。

どうにかコンタクトを取ろうともがいていたが、チャイム先輩の好守備により休み時間が終わり教員が教室に入って来る。副担任の山田真耶、どことは言わんが、でかい(確信)

先生たちのお話が終わりこの一年一組のメンツの自己紹介。1番相川さんから始まり各々テンポよく自己紹介を進めていく。が、何人かの自己紹介が済み次に次に自己紹介に入るはずの誰かが何故か教卓前に姿を現さない。

入学初日から授業(HR)をボイコットする奴がいるらしい。なんて考えていると山田先生から名指しで呼び出される

「織斑君、織斑君?」

 

「はっ、はい!?」

 

よりにもよってお前かよ!?

周りの女子からもクスクスと笑い声がちらほらと出て来る。山田先生の説明によって状況を理解した織斑一夏は壇上に立ち自己紹介を始める

 

「織斑一夏です」

数秒の沈黙、のち

「以上です」

締め

 

自分の名前を言うだけの自己紹介、ならぬ名前紹介をする織斑一夏君、これには僕も呆れ顔

織斑一夏君の名前紹介に呆れていると、教室の隅から何者かが何かを振り上げ、織斑君の頭にシュゥゥゥーッ!!超エキサイティングな当たりを披露する

 

「ち、千冬姉ぇ!?ドイツに居るはずじゃ」

 

「残念だったな、トリックだよ。お前は自己紹介すらまともに出来んのか。あと、学校では織斑先生と呼べ」

 

「諸君、私がこのクラスの担任の織斑千冬だこれから1年で君達を使えるようにするのが私の仕事だ、お互いを高め合い日々精進するように、以上だ」

 

担任は織斑千冬、第一回モンテ・グロッソ総合優勝、世界でただ一人ブリュンヒルデと呼ばれる人物by,Wikipedia

織斑先生の挨拶が終わり一瞬の静寂のち黄色い声援が織斑先生に向けられ発せられる

 

「はぁ、いったいどうしたらこんなに毎年馬鹿者が集まるのか、そこには毎年感心するよ」

 

織斑先生がため息を吐き、一括。今までの声援のせいで耳がイカレちまったのか何を言ったのかは判別出来なかったが、発せられただけで分かるこの圧。叫んでいた生徒たちも静まり返る

 

「時間ももう無い事だ、最後にもう一人の自己紹介でHRも終わることにしよう。出てこい」

 

織斑先生に呼ばれ教壇に向かう

 

「えー、紹介に預かりました二人目、もう一人こと高世時谷です。趣味運動、特技無し身長168cm体重は秘密です。多分ネットで俺の情報が色々載ってると思うんですけど、アレ7~8割嘘なんで。あとこれだけは言っておきます。僕はゲイではありません、これだけはっきりと真実を伝えたかった」

 

「あ、そうだ。質問がある人はこの後の放課後なんかに来てください。これから三年間宜しくお願いします」




これからこんな感じでダラダラ、ストーリーが進んで行くんでオッスお願いしまーす!
多分モチベや勉強、他の作品の執筆とかで投稿ペースがゆっくりになると思います


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2話 縦巻きドリル

朝っぱらからなんてものを投稿してるんだ俺は…
てことで本編です


本日二回目の休み時間。僕はゲイではありません(迫真)と至極当り前の発言をした所、クラスの女子から目線を外されているんですがどういうことですか。一部の女子からは「ノンケには興味はない」なんて言われる始末。どういうことだってばよ・・・

そんなこんなで入学早々誰にも話しかけられる事もなくボッチ街道まっしぐらとか、ちょとしゃれならんしょこれは・・・

流石に三年間ボッチはまずい流石にヤバイ。というわけで織斑君の所に行ってお友達になってこよう。あ、友達になるのであってホモだちにはなりません(断言)

 

「えっと・・・織斑一夏君だよね」

 

よく考えてみると自己紹介した後すぐに名前の確認とるとかこれもうわかんねぇな

 

「おう、そうだけど。高世だよな、これから宜しくな。俺の事は一夏って呼んでくれ」

 

「おう、俺の事は高世(TKS)でも時谷(TKY)でも好きなように呼んでくれ。所でなんかスポーツでもやってるの?(唐突)」

 

「え?いや、特にやってないけど。中学の時はずっと新聞配達のバイトしてたし」

 

「ふぅーん。いや、いい体しt「高世!一夏を借りるぞ、良いな!」

 

せっかく一夏と親睦を深めていたのに横からボンキュッボンな変則ポニテの女の子が一夏を連れ去っていく。悲しいなぁ。まぁ一夏とは友達になれたからセーフ

休み時間はまだ少しあるみたいで少し暇が出来た。よし

 

「welcome question. はい、よーいスタート(棒読み)」

 

両手を広げ全てを受け入れる覚悟

 

「はいは~い、質問いいかな~?」

 

このポーズのまま休み時間が終わるのも覚悟していたが袖をダボダボに余らせるような形の制服を着ている女の子に話しかけられる。ありがとナス!

 

「おう、何でもwelcome」

 

「SNSに乗ってた情報ってどこら辺までが本当なの?」

 

「僕はゲイではありません(迫真)それ以外は大体合ってる」

 

「そっか〜。なら30分5万のアルバイトをしてたって言うのとかも?」

 

「(そんなバイトして)無いです。ネットの情報は信じない方が良いゾ。あっ、そうだ(唐突)名前、教えてもらっても良いかな?」

 

「布仏本音だよ~。ねぇねぇトッキーのことトッキーって呼んでいいかな~?」

 

「ハイ、ヨロシクゥ!ってことで俺もほののんさんって呼んでいいかな?」

 

「うん、だいじょうぶだよ~」

 

この後、ほののんさんと無茶苦茶お話した

 

入学式に授業とかこの学校意識高すぎィ。しかもここの範囲、絶対高一がやる範囲じゃないだろ

 

「えっと、此処までで解からない所がある人は居ますか?」

 

「・・・先生、全部解りません」

 

「ぜっ全部ってどの位ですか?」

 

「今の所全部です」

 

「織斑、お前は入学前に出された参考書は読んだのか」

 

「古い電話帳と間違えて捨てました」

 

ウッソだろお前wwwww電話帳と間違えて捨てるとかwwwww。というか普通、男子高校生が電話帳を捨てる機会なんてないと思うんですが(名推理)

 

「高世、お前はどうだ?」

 

「片田舎の公立高校への入学が決まっていた自分にそんなことを聞くのは野暮ってもんですよ先生」

 

「参考書は読んだのか」

 

「ええ、読みましたよ。それこそ電話帳の中から特定の佐藤さんの電話番号を見つけるくらいには」

 

「そうか。織斑、お前にはもう一冊参考書を発行する。高世、お前はその数倍は読み込め、そして覚えろ」

 

「冗談はよしてくれ(タメ口)」

 

授業はその後、男二人を除き他の人は当然ながら理解していたようでパパパッと書いて、終わりっ!

 

本日三回目の休み時間。ぬわああああん疲れたもおおおおん、帰りたくなりますよ。あ、帰れないんだった

 

一夏先輩がTHEお嬢様って感じの金髪縦巻きドリr、ロールの外人に絡まれてるのが見えたけど・・・。あぁ、あれはダメみたいですね・・・。俺が介入しても意味ねぇや。ってことで参考書見よ(真面目)

 

チャイムが鳴ると同時に参考書をカバンの中にシュゥゥゥーッ!!

真面目に勉強してみたけど一夏先輩と縦巻きドリルネキが騒いでたせいで全然内容が入って入って来なかったゾ(責任転嫁)

 

三時間目、またまたHR的な何か。的な何かとか濁した表現してるけど実際こんな感じだから直しようがないし、普通に学活でええやろとか思ったけどさっきの縦巻きとか外人が分からんから表現仕方変えてるんかね?まぁ、学活とHR何が違うのか分からんけど。おっと、話が脱線してしまったゾ。話は戻ってなんかクラスのトップを決める的な何か。また濁してるけど今回は話を聞いてなかっただけだゾ

状況説明 過半数が一夏先輩押し、そこに縦ネキが黒塗りの高級車に衝突するのではないかというほどの勢いでちょっと待ったをかけていく

 

「そんなの納得いきませんわ!!」

 

「ISについて何も知らない、ましてや男が代表だなんて!そんな辱めを3年間受け続けながら生活を送るなど・・・。第一にこのような極東の地で生活すること自体が苦痛ですのに・・・」

 

普通ならば主席入学の私が的な趣旨をクドクドとお話になられる縦ドリルネキ、これには僕も呆れ顔。そこに一夏のメシマズは引っ込んでろ発言でさらに縦ドリルの話はヒートアップ。かなり挑発的じゃないそれぇ

先生は先生で終始無言を貫いてるし

 

「あほくさ」

 

話を聞けば聞くほど低レベルの言い合いについ口が出てしまう

 

「・・・貴方、今なんと?」

 

「ん?いや、どうでもいいプライド持ってるんだなって。あ?日本語分からないか、だって日本を極東の地とか言ってる当たりね

こっからは個人的な発言だけどイギリスが未だに世界の中心的存在だと思ってるのがお笑いだわ今では産業の中心はUSA、中国、そして日本であるし。なんならイギリスはEUの中でもドイツに負けてる訳だし。そんなにホームシックになってるなら帰れよって話だし・・・

失礼、話が脱線した。まぁ俺が言いたいのは、てめーの勝手なプライドで物事を図ってそんなナンセンスな罵倒してんじゃねーよあほくさってことですよあ、殆ど日本語で話してたけど理解してなかったらすまんな、後で英語訳して書面で送っとくから」

 

さっきの休み時間を台無しにされたお返しにアホな自分でも知ってる中学3年間の知識をフル活用して返答してやったぜ

まぁ、一夏と休み時間に話してるくらいだから日本語は理解してるだろうけど保険は掛けるに越したことはないからね

というかちょっと煽りすぎたかな?なんか奴さん全身プルプルさせてヴァイブレーションみたいになってるし

 

「決闘ですわ!」

 

「良いぜ、四の五の言うよりわかりやすい」

 

一夏先輩は戦闘準備ができてるようなんですけど

 

「え?嫌です。だって俺、決闘罪なんて有って無いような罪状で捕まりたくないし、そんな罪状で捕まった日には全国の晒し者だぜ?」

 

まぁ、世界で二人だけの男のIS操縦者ってだけでもう全国に晒されてるけどな

 

「あら、インターネットの方では既に晒し者なのでは?」

 

「と、言いますと」

 

「貴方が先ほどおっしゃっていらした事ですよ、同性愛者の事ですわ。先ほど貴方は違うとおっしゃられていましたが実は本当に同性愛者でそれを隠そうとしての発言だったのでは?」

 

後ろの方でガタッって音を出した女子、俺はゲイじゃないから座ってろ。にしても今の縦ドリルの発言、JAPANのダライラマ14世と呼ばれた俺でもトサカにきてますよ

 

「あったまきた・・・(冷静)その決闘、受けてやるよ」 

 

「じゃあハンデはどうする?」

 

「あら、素人の身の丈をわきまえていらっしゃるようですわね」

 

「あ、俺はハンデはいらんから。ハンデつけるならそっちで勝手に調整してくれよな」

 

「時谷、そういうわけには行かないだろ。相手は女子なんだからハンデは付けてあげなきゃ」

 

・・・こいつはいったい何を言っているんだ。まったく意味が分からん

 

「まったくお笑いだ。メイトリクスがいたら、奴も笑うでしょう。

お前それジョークだよな?」

 

「え?そんなわけないだろ」

 

この一夏の阿保みたいな発言にクラス中が微妙な空気に包まれる

 

「・・・うん、お前とりあえずのこのクラスの奴全員に詫び入れとけ。今の発言はあまりにも酷いぞ」

 

「え?なんでだ?」

 

「なんでってお前さぁ・・・。じゃあ、もしお前が国語で主席を取るくらい頭が良いとする」

 

「おうよ」

 

「そこに日本語のまったく分からん外人がハンデつけてテストで勝負しようぜとか言ってきたらどう思うよ?」

 

「うん、そいつ阿保だろ」

 

「うん、だよな。阿保だよなそいつ、そして舐められてる事に対して腹立つよな。その外人が今のお前

という事でこの織斑君に代わりまして謝罪させて頂きます。すいません許してください!何でもしますから!」

 

俺の誠心誠意の謝罪が伝わり、何とか許してもらった。今思うと俺謝る必要ないじゃん




ただひたすらに面白くないネタの温床のような作品ですが気に入った方は楽しんで見てくださると幸いです


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3話 入寮

半年も続きを上げないですまねぇ…
色々試験と重なってたんだ…
もうみんな見てないもしれないけどちょくちょくこれからも投稿しますんでよろしくお願いします
本編入ります


初日終了のお知らせ

現在、放課後。山田先生に呼び出され教卓の前に一夏と共に並んでます

 

「お二人が住む寮が決まりました。それで、これが部屋鍵です」

 

山田先生は持っている2つの鍵を、2つの大きなお山の前に置く

 

おのかした(わかりました)

 

「えっ?あと一週間は自宅通学って聞いたんですけど」

 

山田先生の言うことに疑問符を頭の上に浮かべる一夏

 

「はい、本当ならそういう段取りだったんですが…。急に部屋割りが変更になってしまったみたいで」

 

二人とも何も聞いていませんでしたか?と問いかける山田先生にお互いに首をかしげる一夏と俺

 

「いや、二人とも何も聞いてないですね。寮生活ってことはホテルから荷物を持ってこないといけないか」

 

「じゃあ俺も取りにいかないと」

 

決まってしまったことはどうする事も出来ないからね、しょうがないね。という事でこの女子だらけの空間からサラダバー

一刻も早くこの場から去ろうと後ろを向くとブリュンヒルデ様が仁王立ちしていらっしゃる

 

「その必要はない。お前たちの荷物はすでに部屋に運び込んである。と言っても着替えと携帯電話の充電器だけだがな」

 

他に必要なものがあれば休みに持ってこいとのことです。(俺の予定が)あーもうめちゃくちゃだよ

 

「それじゃあ、部屋に行くか」

 

「おっ、そうだな」

 

という事で寮の自室までイキますよ~イクイク

 

 

 

寮の自室に着くゥ^~

 

「こ↑こ↓がこれから泊まる部屋か…」

 

一夏が部屋のキー番号を確認しノーノックで部屋に突入する。扉をオープンセサミする一夏、それに続き行こうすると、チャリンと何かを落としてしまう

前に向いていた意識を足元の物へと向ける。落としたのは部屋のキー

 

「何だこれ?」

 

キーを拾おうとした時に気付く違和感

 

「おぉイエイエイエイエふざけんなこんなのありかよマジで契約違反だ。一夏と同じ部屋だと思ったのに別な部屋寄こしやがって」

 

拾い上げた部屋のキー、そのキーには1919号室と目の前の部屋とは似ても似つかない番号を示している。部屋番号を確認していると部屋の中から響き渡る一夏の悲鳴。すぐに鍵を拾い部屋へと向かう

 

「邪魔するゾ?…。人間の屑がこの野郎…」

 

一夏の悲鳴が響き部屋に入る俺、そこにはバスタオルのみを身に纏い木刀を装備している変則ポニテ女子と何故かブラジャーを装備している一夏

 

「と、時谷助けてくれ!!」

 

装備しているブラジャーをこちらに向けながら助けを懇願する一夏

 

「✟悔い改めて✟」

 

規律が全てだ……守らない奴は罰を受ける。というか部屋に入って一分もしないうちに人の下着漁るとか規律以前に人間としてどうなの?

 

「で、この惨状は何?」

 

おもわず聞いてしまうほどの部屋の状態。部屋のいたる所に何かが刺さった様な傷跡が付いている

 

「それは私が付けた傷跡だ。一夏を追っているときに付いてしまった傷でな」

 

至極当然のように答える変則さん。心の中ではウッソだろお前wwwwwとか思う俺だが、変則さんの顔がマジなので若干引き攣った顔になる

 

「できるなら直ぐにでも一対一で一夏の性根を叩き直したいのだが」

 

イライラした雰囲気を全身に纏わせながら間接的に退出を促してくる変則さん。俺も本当ならさっさと帰りたいのだがこれを一夏が阻止、俺の足をがっちりとホールドして離さない。やめてくれよ…(絶望)

 

「はぁ、しょうがねえなぁ(悟空)」

 

人生諦めが肝心、今後の平和の為の致し方ない犠牲だ。

 

「へんそk…じゃなくて、君と会うのは二回目だったね。お名前聞いて良いかな?」

 

とっておきの笑顔(マジキチスマイル)を添えて質問する

 

「篠ノ之箒だ。箒で良い」

 

(HUK)ね、オッケーオッケー。で箒さんこの件については99%一夏が悪い、世論調査でも同じ結果が出ると思う。でも1%だけ箒さんも悪いところがあると思うゾ」

 

「1%…?私のどこが悪いというんだ」

 

理解できないHUK姉貴、少し考えるも思いつかなかった模様

 

「君の悪いところ。それは、早とちりで一夏を襲った事だゾ。それ以外は全て一夏が悪い、当り前だよなぁ?」

 

「早とちり?」

 

何言ってるんだ的な表情を浮かべるHUK姉貴。まぁ分からんでもない、風呂から上がったらいきなり下着を持った奴に会ったんだもの。俺もそうなると思う

 

「そう、早とちり。まぁ、この件については俺にも責任があるしね」

 

「…というと」

 

「実は俺が勘違いしてて一夏と同部屋だと思ってたんだよね。だから躊躇なく開けたのかもしれないし。ま、多少はね?」

 

「だが…」

 

当然納得いくわけがないHUK姉貴、当り前だよなぁ!

 

「もし一夏の性根を叩き直すのなら俺も一緒に受けさせてもらうよ」

 

「それは…」

 

「この先どうするかはあんた次第だ。円満に終わらせたいなら…俺に協力しろ、OK?」

 

「…確かに私も少し頭に血が上ってたかもしれん。今回だけだ」

 

「ありがとナス!」

 

 

 

 

一夏の斬首を回避し向かうは1919号室。一夏はそのまま部屋にとどまっているため現在ボッチのわし(15歳)

女子からの好奇の目に笑顔(マジキチスマイル)で返答し自室まで向かう

 

 

自室に着くゥ^~

 

「こ↑こ↓がマイハウスね」

 

ノックは四回、しっかり叩く

返答はない、なので鍵を差し込みドアを開ける

 

「おっ、開いてんじゃ~ん!」

 

部屋に入り自分の荷物を確認する。一応ホテルにあったものと日用品は届いている

とりあえず荷物をパパパッと整理して終わりっ!ついでに風呂にもイキますよ~イクイク…

「あーさっぱりした」

 

部屋の備え付けのシャワーで今日の疲れを落としスッキリ。軽く髪も乾かし着替えを取りに部屋にもど…もどr…

…考えうる最悪の事態。眼前にはゴールデン縦巻きドリルコロネさん、ここまではまだ良かった。昼間少しケンカしただけだし、彼女は悪くない、というか被害者かもしれない。悪いのは俺の状況だ

だって俺は今…

 

 

 

 

全裸(マッパ)で彼女と対峙している”から

 

 

 




半年待たせて出した作品がこれだよ!ひでぇもんだ!
前書きにも書いたんですけど遅れた理由としては1月にあったテストに向けてやることやってたからです。まぁ、とりあえず色々決まったのでこれからはチマチマ書いていこうかなって思ってます
誤字脱字とかの報告とか感想とか評価とかありましたらどしどし送ってください
あと、活動報告でも書かせていただいたんですが最近、不定期投稿になりがちですのでTwitterで報告するようにします。Twitterの仕様とかマナー?とかさっぱり分からんですがもし良かったらフォローしてください、なんでもしますから(なんでもするとはいっていない)


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