戦姫絶唱シンフォギアGZ (ザ・ワン)
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EPISODE.1 第1話 紅き英雄の伝説

初めまして、ザ・ワンです。
初めて小説かきますので、見苦しいや語彙力とか文章力皆無ですがどうか宜しくお願いします。



2012年

この年は俺は忘れはしない...俺の運命が大きく変わった年だ。

シンフォギア奏者達との運命の出会いが...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年4月16日(月) AM7︰00

 

ピピピピピ

 

「う..うん...」

 

カチッ

 

「う...ん、夜更かしし過ぎた...クソ眠たいな」

 

「...」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「...」

 

「......」

 

「......ん......」

 

「..................んんっ!?」

 

「...今...何時だ...?」

 

俺はスマホの画面を見る、画面にはAM8:05と映し出されていた。

 

「遅刻じゃん!!」

 

寝ていた掛け布団を蹴り飛ばして直ぐに制服に着替える。

朝飯はいつも食べてないので着替え終わり、学校の用意を済ませると寮から出ていった。

 

「くぅ...!入学早々遅刻かよぉ!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

AM8:43 リディアン共学院高等科正門前

 

「つ...着いた...けどこの時間じゃあ1時間目は始まっているな...今日の一時間目は...うげ音楽じゃん...」

 

俺は時間割を直し、正門を潜り自分の教室の前へ着く。

教室の中からは生徒達の歌声が聞こえる、

 

「...よし!行くぞ...!」

 

ガララ...と目立たないようにこっそり開けると、先生の怒鳴り声が聞こえた。

 

「桜花紘くん!」

 

名前を呼ばれた俺はビクッとなり、小声でハイと返事した。

 

「私の授業がそんなに嫌なのかな~?」

 

俺は先生が笑っているがなにかの恐ろしいオーラが見えたので変なことは言えないと思い正直に答えた。

 

「すいません...二度寝してしまいました...」

 

そう言うと先生がハァと溜息をつき、以後遅刻はしない様にと忠告した。

 

「気をつけます...」

 

俺は邪魔にならないように、そそくさと自分の席へ着く、カバンを机に置き授業の準備をすると後ろの席から俺を呼ぶ声がした。

 

「大丈夫...?入学早々に先生に怒られて」

 

「立花さん、ありがとう大丈夫だよ」

 

立花響さん、俺の席の後ろに座る女の子だ、この子もこの子で結構先生に怒られてるのを見ている。

立花さんの趣味は人助けらしくて、前に音楽の時間に遅刻して来たら猫を1匹抱いていた。

人助けというか...猫助けと言うか...

取り敢えず彼女は助けると言う事が好きらしい。

 

「響も人のこと言えないでしょ..?」

 

この子は小日向未来さん、立花さんの隣の席でリディアンの寮で2人で住んでいる立花さんの幼なじみ、いつも一緒にいてすごく仲良しな2人だ...立花さんの暴走ストッパーでもある。

 

「む~酷いよ未来~」

 

立花さんは頬を膨らませ小日向さんに言う。

うーん、夫婦みたいだなぁ...と俺は思い立花さんに言う。

 

「心配してくれてありがとう、俺はホントに大丈夫だよ」

 

そう言うと立花さんはそっかと一言言い、授業に戻る。

ふと窓の外を見る、いい天気だなぁ...とぼーっと眺めていると真昼間なのに結構大きな流れ星が流れた。

 

「ん?昼間でも流れ星なんて流れるんだなぁ...」

 

俺は後ろを振り向くと立花さんも窓の外を眺めていた、立花さんは俺が後ろを見てるのでどうしたの?と声をかけてくる。

 

「今さ大きな流れ星流れなかった?凄いよね昼間なのに」

 

そう言うと立花さんは、?と言う感じの顔で俺に話す。

 

「流れ星流れたの?」

 

「うん」

 

「私も窓の外を見てたのに流れ星なんて見えなかったよ..?」

 

あれ?と思い窓の外を見る、おかしいなぁ結構大きいから見えてるはずなんだけどなぁ。

幻覚などではなくハッキリとこの目で見たんだけどな、立花さんが気づかなかっただけかと思い立花さんに謝ると立花さんは私も見たかったなー、ともう一度流れ星が流れないかと窓の外を凝視している。

 

キーンコーンカーンコーン

授業終了のチャイムが鳴る、流れ星に夢中で殆ど授業に集中してなかったけどまぁいいかと思い、休み時間を過ごす。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

AM9:40 ???

 

??「ええ、仕事終わりましたよ…あっけなくね。

わかってますよ…ヤツはまだ生きてますよ。

いつでも倒せる状態にしてますから…

早く、合図して下さいよ。結構暇でね」

 

謎の声「フフ、見込んだだけはあるな…。

やるべきことは、しっかりやっているようだな」

 

??「ダンナを敵に回す奴なんて、タスクフォースやあの組織くらい愚かな奴らじゃないと

ま、おれにできることでしたら何でもやりまっせ、ダンナ」

 

謎の声「わかった…今から、地球上でアレを実行する!

それまで、そこで待機だ」

 

??「しかし、ダンナ自ら手を下さなくても…

そんなにスゴイ奴らなんですか?ヤツだかシンフォギアだか」

 

謎の声「…ある意味な。

■■…お前の真の姿を教えてやる…。奏者達の真の敵をもな…。

くくく、ファーッハハハッ!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM6:00 シティ商店街

 

放課後、学校を終わった俺は商店街へ行き、夕飯の買い物をしていた。

この商店街は昔はかなり活気ある商店街だったらしいが今はたくさん店が並んでいるが殆どがシャッターを閉じて、店を閉めているのが多い、昔と言っても10年前の話らしいけど。

 

「今日は何にしようか...」

 

そう考えてると突然声がした、そちらへ振り返ると

 

「ふらわーのおばちゃん、どうしたんですか急に」

 

ふらわーのおばちゃん、その人はこの商店街のお好み焼き屋の店主であり、俺の行き付けの店である。

値段が安く、とても美味しいお好み焼きを提供してくれる。

だいぶ前に立花さんと小日向さんに連れて行ってもらい、そこからこの店に1人でも食べに行くようになった。

 

「紘くん、お買い物?」

 

はい、と答えると一人なのに偉いわねと言われた。

そんなこと無いですよと答えると、夕飯迷ってるんでしょ?と言われたのでまぁ…と答えるとおばちゃんが家のお好み焼き食べて行きなと言ってくれた、少し悩みまぁいいかと思うとおばちゃんに返事した。

 

「じゃあ...ふらわーのお好み焼きにしようかな!」

 

「そう言ってくれると嬉しいよ!とびきり美味しいお好み焼き作るからね!」

 

俺はおばちゃんと談笑しながらふらわーへ向かっていった。

 

 

 

PM7:20 お好み焼きふらわー店前

 

「ふぅ...腹いっぱいだぁ」

 

俺は膨れたお腹をさすり寮に帰る。

 

 

 

ビーーーッビーーーッ

 

帰る途中に突然シティに鳴り響く警報音。

 

「この音って...」

 

この突然鳴り響いた警報音は認定特異災害ーノイズーが出現したのを知らせる警報音だ、ノイズって言うのは、あまり良く分からないけど生身の人間が触れたら炭化するってのを聞かされている。

 

「何処に現れたんだ...?」

 

そう言いながら走っていると前方にノイズが出現する。

 

クロールノイズ「.....」

ヒューマノイドノイズ「.....」

 

「か.....数が多すぎる!」

 

蛙の様な形をしたノイズ、人の形をしたノイズが20体ほど居て、俺を逃がさない様に囲む。

 

「う...これじゃあ」

 

俺は逃げ場を失った、このままじゃノイズに炭化にされると、一人心臓をバクバクさせながら息を呑む。

 

「俺は死ぬのか...こんな所で.....俺は!」

 

俺は死ぬんだ...と思い、これが最後の夜空かと見上げると、昼間のように流れ星が流れた。

 

「また...流れ星だ...」

 

その流れ星は消えていくことなく、落ちてきた。

俺の所に。

 

「.....!!!?」

 

ドガァァァァァァン!!!

 

正体不明の流れ星が俺の目の前に落ちてきて、突然光が俺を包む。

あまりの眩しさに目を瞑り前が見れなかったが、何処からか声が聞こえる。

 

「桜花紘、聞こえるか」

 

「あ、貴方は.....?」

 

光に目が慣れたのか呼ばれた方を見ると、紅い色の体の人が立っていた。

 

「俺はゼロ...この世界とは別の世界の人間だ...」

 

「ゼロ...」

 

言ってる意味が理解出来なかった、別の世界ってどういう事だと。

そう思ってるとゼロが言う。

 

「お前には時間が無い、俺の力をお前に授ける、

この力でノイズを倒すんだ」

 

「俺の力をお前にって...どうやって?」

 

「俺の心とお前の心をひとつにするんだ...時間が無い」

 

「.....なんか、よく分からないけど、ここで死ぬよりかはマシだ!俺に力を貸してくれゼロ!」

 

「あぁ、助かる…俺はこの世界では身を保てないんでな...誰かの力になるのが今回の俺の役目だ。

.....行くぞ、ソウルユニゾン」

 

「.....!!!」

 

ゼロが何か言うと、ゼロの体が紅く光って俺の体へ入っていく、すると俺の体が紅く輝き、周りを囲んでいたノイズが次々と炭化していく。

 

「...これが紅き英雄の力」

 

こうして俺は紅き英雄ゼロの力を手に入れた。

 

 

同時刻 スカイタワー屋上

??「へぇ、あれが英雄ゼロか...。面白くなりそうだな、シンフォギア奏者...ゼロ...ククク」

 

 

 

to be continued




いかがでしたか?
1話なので主人公がメインになってシンフォギアのキャラが全然出ていませんでした。
2話からはバッチリ出していきます!
シンフォギアの、時系列がルナアタック後、フロンティア事変前の話です。
あ、そうだ(唐突)
ロックマンXシリーズやってたらわかるネタ一つぶち込んでみました、これもシンフォギアの話に絡ませます、頑張ります。
ゼロソウルの姿はロックマンゼロのゼロを想像してください。
キャラ設定などもまたやりますのでその時まで待っててください。
長々お付き合いありがとうございます!また次回で!


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第2話 シンフォギア奏者の出会い

第2話です!
今回も短いですがお付き合い願います!


PM7:20 二課仮設本部

 

あおい「反応絞り込みました! 位置特定ポイント2372!」

 

朔也「ノイズとは異なる高出力エネルギーを検知!」

 

弦十郎「ソウルユニゾンだとぉ!?」

 

翼『翼です!ノイズの殲滅終了しました!』

 

弦十郎「翼くんか!ポイント2372へ至急向かってくれ!」

 

翼『まだノイズが出現しているんですね?わかりました、至急向かいます!』

 

弦十郎「すまない!響くんとクリスくんにも後で向かう様に言っておく!今現場に近いのは翼くんだ、頼んだぞ!」

 

翼『はい!』

 

弦十郎「ソウルユニゾン...なぜあの力が...」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「こ...この姿は」

 

俺は自分の体を見て驚いていた。

 

「これが英雄ゼロの力...」

 

さっきの光で殆どが消滅したノイズだが数ある生き残りのノイズが奇声を発しながら俺の方へと向かってくる。

力を手に入れたと言っても唐突なのでこの力をどう使えばいいか分からなかった。

俺は腰に着いていた柄のようなものを握るとブゥンと音を立てて剣先が伸びる。

 

「これは.....剣?」

 

剣を握り、やぁっと剣をノイズに振るとノイズの体が真っ二つに切れ炭化していく。

 

「.....す、すげぇ!」

 

次々とノイズを斬っていくが、次々とノイズが復活していく。

あまり体力が無いので疲労感が体を襲う。

 

「.....ハァ.....ハァ...キリがない」

 

折角ノイズに対抗できる力を手に入れたと言うのに、自分の体力の限界があっさりとしているので

かなり不安になっていた。

そう思っていると...

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

突然空から聞こえた歌のようなもの

俺は空を見上げると女の子が一人空から落ちてくるのを見た。

 

「君、大丈夫か?」

 

地面に華麗に着地した青い髪の女の子は俺に向かって言った。

俺は大丈夫ですと一言言うと、女の子は俺の姿を見て驚いている。

 

「...!君もシンフォギア奏者なのか...?」

 

「シンフォギア奏者...?」

 

突然よく分からない単語を言われ、何を言ってるのか分からなかったが。

その女の子も俺みたいな装備を身に付けている。

 

「あ、.....多分そうだと思います...」

 

(風鳴司令の言っていたポイントはここ...それにノイズの炭化の残骸がそこら中にある。

私達の知らない聖遺物がまだあったと言う事か...?)

 

女の子が何かを考えていると、ノイズがワラワラと襲ってくる。

 

「.....ハァッ!」

 

女の子がノイズに斬り掛かる、ノイズが炭化し消滅する。

これで!と女の子が高く飛び上がり剣を振るうと、小さな剣の斬撃が沢山ノイズに降りかかる。

 

千ノ落涙

 

あれだけ沢山いたノイズが一瞬にして全て消滅する

 

「す、すごいあれだけのノイズを簡単に...」

 

「任務終了...」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM10:25 ポイント2372

 

ノイズ殲滅した後、なにやら軍事の人達が沢山やって来て現場の後処理をしている。

俺はそれをボーッと見ていた。

そうすると先程の青い髪の女の子は俺の方へと向かってくる。

 

「貴方、名前は?」

 

「え...、えと桜花紘です」

 

俺は名前を言うと、青い髪の女の子は俺を見つめる。

 

「私は風鳴翼、貴方のさっきの力だけど...」

 

「か...風鳴翼ってあの...プロの歌手の?」

風鳴翼、さっきの戦闘では余り気にしていなかったけど近くで見ると本当にその人で驚いている。

TV等で毎日の様に顔を見る、ライブなどもやっているらしいが俺は見に行ったことがない。

 

「私の表の顔は皆に私の歌を届けている...が裏の顔は私の歌で市民を守る防人として戦っている...」

 

「防人...?」

 

「桜花くんもその1人なのだろ?その力をノイズに振るえるというのは」

 

「その1人って...さっきのシンフォギア奏者の事ですか?俺、多分そうだと言ったんですけど今日初めてこの姿になったんです」

 

そう言うと風鳴翼さんは驚いた顔をしている。

 

「そんな馬鹿な!ノイズに対抗できる手段はシンフォギアの力だけだ、軍事兵器も無効化するんだぞ」

 

「俺にもよくわからなくって、ノイズに囲まれてやられそうになったら突然光が俺を包んで気づいたらこの姿に...」

 

(...?どういう事だ、シンフォギアの力以外でノイズに対抗できる手段があったというのか...?)

 

「何言ってるかわからないと思いますけど、そう説明する他ないんですよ...」

 

ホントにそう説明するしかないと思っていてたら、上空からヘリコプターが1台こちらへ着陸した。

扉が開かれると女の子が2人降りてきた。

 

「翼さん!」

 

「悪ぃ!遅れちまった!」

 

「立花、雪音此方は大丈夫だもう片は着いている。」

 

「あれ?立花さん?」

 

俺はヘリコプターから降りてきた人物を見て驚いた。

同じクラスの立花響さんが風鳴翼さんと話をしている。

 

「...?貴方は?」

 

「へ...?」

 

キョトンとする立花さんに俺は驚いた。

そう言えばまだ姿を戻してないのを思い出し変身解除する、すると。

 

「紘くん!!?」

 

「立花の知り合いだったのか?」

 

風鳴翼さんは立花さんにそう言うと立花さんは驚いた顔をしている。

 

「同じクラスの男の子ですよ!どうして此処に!?」

 

「えーとこれには理由が...」

 

俺は全ての会ったことを話す。

立花さんは終始驚いている。

 

「ノイズと戦った...?けどそれはシンフォギアの力じゃ無いんだろ?」

 

「そ、そうです。...あの...貴女は?」

 

「私か?私は雪音クリス」

 

雪音クリスさん、銀髪の女の子で男勝りな口調の女の子。

 

「...桜花紘さん、ここで話すのもアレなんで我々と一緒に本部へ同行願います」

 

風鳴翼さんがそう言う。

 

「本部...?」

 

「詳しいことは本部でお話しします。ご同行してくれますか?」

 

「わかりました」

 

俺は何か分かるかと思い、2人が乗ってきたヘリコプターに搭乗した。

 

to be continued




次回、二課へ行き色々話が進みそうです。
謎の声の正体も分かりそうですね。


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第3話 シンフォギアの秘密 明かされる真実

こんにちは。
第3話です、小説って難しいですね〜
たまに自分一体何書いてるんだろって思いますw


PM11:10 二課仮本部

 

「ここが特異災害対策機動部二課仮本部です」

 

翼さんはそう言うと入口のシャッターを開ける。

すると中から大量のクラッカーが一斉に鳴り、俺は驚いた表情をしている。

 

「...え?」

 

「ようこそ! 人類最後の砦、特異対策機動部二課へ!」

 

謎の男が笑顔で俺を迎える。

看板にはデカデカと歓迎!桜花紘さま!と描かれている。

 

「こ、これは」

 

「よく来てくれた!俺はこの二課の司令風鳴弦十郎だ!紘くん!さぁ先ずはメディカルチェックを受けよう!」

 

「ち...ちょっと急に...!」

 

「紘くん、1度検査受けてみたらいいよ!私もそうだったから」

 

立花さんはそう言ったので大人しく受けてみることにした。

 

30分後...

 

 

「以上で...メディカルチェック終了です、飲み物どうぞ」

 

俺はメディカルチェックを終え、飲み物を受け取る。

 

「検査結果は後日教えますので、司令室にお戻りください。」

 

 

PM11:00 司令室

 

「あ、戻ってきた!」

 

立花さんはそう言うと俺のもとに駆け寄る。

 

「なにも異常が無ければ良いんだけどな...」

 

自分の体を触ってみるが特に異変がないので大丈夫だろうと思い、弦十郎さんの所へ向かう。

 

「おぉ、終わったか」

 

「はい」

 

そう言うと弦十郎さんは険しい表情をして俺の方を見ている。

 

「あの、どうして俺をここに?」

 

「いきなりで申し訳ない、ここへ君を呼び出したのも俺なんだよ、君を是非とも二課の一員になって欲しくてな」

 

「一員...」

 

突然言われた一言はよく分からずにいた、弦十郎さんは話を続ける。

 

「ここは、特異災害...ノイズに対抗できる唯一の部隊」

 

「さっきのシンフォギアって言うのを使ってノイズを倒しているんですよね?自衛隊の武力では対抗出

来ないから」

 

「よく知ってるじゃないか、そう我々人類はノイズに対抗できないんだ唯一対抗できる手段がこのシンフォギアの力しかない

んだよ」

 

「俺の力もシンフォギアと同じなんですか...?」

 

「.....いや、君の力はシンフォギアによる力のものでは無い」

 

「でもノイズに対抗できる手段はシンフォギアしかないって...」

 

「そうなのだが...詳しい事はメディカルチェックの結果が出たら話そう、我々も君の事をちゃんと調べる必要があるからな」

 

「そうですか...。じゃあシンフォギアって一体なんですか?」

 

「ふむ」

 

そう言うと弦十郎さんは立花さん、翼さん、雪音さんの三人の方を見ると3人は首にかけていたペンダントを俺に見せてきた。

 

「...これは?」

 

「天羽々斬。翼の持つ、第一号聖遺物、

イチイバル。クリスくんの持つ、第二号聖遺物、

ガングニール。響くんの持つ、第三号聖遺物だ」

 

「聖遺物?」

 

「聖遺物とは世界各地の伝承に登場する現代では製造不可能な異端技術の結晶のことだ」

 

雪音さんが答える、続けて言う。

 

「多くは遺跡から発掘されるんだが、経年による破損が著しくて、

かつての力をそのまま秘めた物はホントに希少なんだぜ

これらも欠片のごく一部なんだ」

 

「欠片にほんの少し残った力を増幅して解き放つ唯一の鍵が特定振幅の波動なの」

 

立花さんがそう言う。

 

「特定振幅...?」

 

「つまりは歌だ。歌の力によって聖遺物は起動する」

 

「歌...。そう言えば翼さんが来た時歌が聞こえました!」

 

「うむ、歌の力で活性化した聖遺物を一度エネルギーに還元し...鎧の形で再構成したものが、三人の身

に纏うアンチ・ノイズ・プロテクター...シンフォギアだ」

 

弦十郎さんがそう言うと、俺はよく分からなかったが納得してる素振りをした。

 

「なるほど...」

 

「今世界を救えるのは君を含めたこの4人だけなのだ、共にノイズからこの地球を救う手助けをして欲しい。」

 

「...わかりました!皆さんの役に立てるか分かりませんが俺で良ければ協力します!」

 

「そう言ってくれると助かる!宜しく頼むぞ紘くん!」

 

「こちらこそお願いします!」

 

俺は弦十郎さんと握手を交わすと立花さんが料理をもって俺の方へと向かう。

 

「よろしくね!紘くん」

 

俺は皆に挨拶をしたあと、歓迎会を開いてくれた。

みんなの事を色々教えてもらい、最近起きたルナアタックと言われる事件の事も聞いた。

そして歓迎会は夜遅くまで続き、皆が寝静まった時刻。

俺はふと目が覚めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「うーん...今何時だ」

 

俺は時計を見ると4:20とデジタル時計が表示されていた。

 

「まだ4時か...」

 

俺は便所がしたくなったのでトイレへと向かう。

 

「...トイレどこだ」

 

トイレがどこにあるのか分からないが適当に歩いたら見つかるだろうと思い通路を歩いていると、一部屋電気がついてる部屋があったので中をこっそり覗くと弦十郎さんがモニターに向かってブツブツ独り言を発していた。

 

(弦十郎さん...?何言ってるんだ...)

 

俺は弦十郎さんが何言ってるのか聞こえなかったが、便所が何処にあるのか分からなかったから部屋に入る。

 

「...紘くんか、どうしたんだ?」

 

「えーと...トイレの場所って何処にありますか?」

 

「トイレか、この部屋を出て左に行き突き当りを右に曲がった先の奥にある」

 

「あ、どうも...」

 

「紘くん、すまないがトイレが終わったらこの部屋へまた来てくれないか?」

 

「あ...はい」

 

俺は弦十郎さんが教えてくれた通りに通路を進むとトイレがあり、用を足す。

そしてまた弦十郎さんの部屋へと戻る。

 

「あの...何か様ですか?」

 

「色々と夜遅くにすまなかったな、今日も学校があるんだろう?」

 

「学校は別にいいですよ、たまに俺も夜更かししてますし慣れっこです」

 

「そうか...。...君を呼んだのは他でもないんだ君のその力についてなんだが」

 

「教えてくれるんですか...?メディカルチェックの後って言ってましたが」

 

「あぁ、君も気になるだろうと思って今言うことにしたんだ...勿論聞くだろ?」

 

「...お願いします。」

 

そう言うと、弦十郎さんがモニター画面を俺に見せる。

画面には俺の先程のメディカルチェックで受けたレントゲン写真が映っていた。

 

「あれ...これってメディカルチェックで受けたレントゲン写真じゃ無いですか?」

 

「そうだ、ここの心臓当たりを見てほしい」

 

「なにか丸っこいモノが出来てますね...異常があったんですか?」

 

心臓当たりの所に白い円が出来ていて俺はそれが悪いものだと思い怖かった。

 

「異常の通知なんて無いんだ、むしろ健康的な体をしている。」

 

弦十郎さんがそう言うと俺はホッと胸を撫でた。

弦十郎さんが続けて話す。

 

「この白い円の正体が君の力の源と言うべき物だ」

 

「これが...?」

 

「あぁ、君の力の正体はソウルユニゾンと呼ばれる力だ」

 

「ソウルユニゾン...。...あっ!そう言えば俺に力を貸してくれたゼロって言う人がそんな事言ってま

した!俺は今体を保てないからお前に力を貸すって!」

 

「君の力はゼロとソウルユニゾンした力だったのか...」

 

「ゼロを知ってるんですか?」

 

「...あぁ、ゼロは200年前の地球に悲劇を生み出した悪魔だ」

 

「...200年前...?悪魔...?」

 

「ゼロに関する資料があまり無くてな、これ以上詳しい事は分からないんだ。」

 

「そうなんですか...俺には悪い人には見えなかったですけど...」

 

「そうか...俺もゼロについてよく調べておこう。まだ知らない何かが分かるかもしれない

...っと、話をソウルユニゾンに戻すぞ」

 

「あ、すいません話を逸らしちゃって」

 

「まず...ソウルユニゾンと言うのは、お互いの魂を共鳴することによって起こる現象だ。

つまり君とゼロの魂が共鳴して君がその力を得たんだ。」

 

「俺とゼロの魂が...」

 

「君がどうしてゼロとソウルユニゾンが出来たのかは不明だが、君のソウルユニゾンの力はとても異常

なんだ」

 

「え...どういうことですか!?」

 

「普通の人間はソウルユニゾンの融合適正率が極めて低いんだ、シンフォギアも同じで全員がシンフォ

ギア奏者になれない、ごく一部の人間なのさ。」

 

「それがあの三人って事ですよね?」

 

「そうだ、君のソウルユニゾンの力が人間の倍以上の力を持っている。君のその力を野放しには出来な

い、いつ現れるか分からない敵に利用されたらこちらが対抗できずにやられてしまう」

 

「二課へ俺を迎えたのは、ノイズの殲滅と俺の保護も理由にあったのか...」

 

「その通りだ」

 

「俺...今まで人の役に立ったことがなくて、人の役に立ちたいと思っていた...。それが出来るのなら

俺は貴方達の力になりたいと思い二課へ入ったんです。だからなんて言うか...敵に利用されるなんて

ことは絶対に無いです!絶対に!」

 

「紘くん...そう言ってくれると心強いぞ!我々と共に戦ってくれるか!」

 

「当たり前じゃ無いですか!共にノイズからこの地球を守りましょう!」

 

「そうか.....!ではソウルユニゾンについて知っていることを教えよう!」

 

「はいっ!」

 

そして弦十郎さんは、ソウルユニゾンについて知っていること全て教えてくれた。

ソウルユニゾンとはお互いの魂の共鳴であり、戦うことで魂が共鳴すると、俺の体は変化し共鳴相手の力を手に入れることが出来るという。

シンフォギアの力もお互いの魂が共鳴出来たら使えるようになるというなんとも不思議な能力だ。

使いこなせるかは不安だけど、現状俺にしかない力なんだ...使いこなしてみせると心に誓った。

あと、なぜゼロが悪魔など言われたのかすごく心に残っていた、確か俺は彼のことを英雄と言っていたはず.....。

 

 

to be continued

 




次回、いよいよ謎の男登場!
そして最悪の事態が...!?


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第4話 謎の男襲来

第4話です。
話がやっと進みそうです!


4月23日(月) PM4:42

 

俺が二課に所属してから一週間が経った。

この一週間の間は特にノイズの発生率が多くて、毎日の様にノイズを撃退していた...。

それのおかげか戦闘にもだいぶ慣れて、最初の方は皆に助けて貰ったりしたが今では1人でも戦えるようにまで成長している。

 

「セイ!ハッ!ドリャアッ!」

 

俺はゼットセイバーを振りかぶり地面に叩きつけ前方に衝撃波を発生させてノイズを殲滅する。

 

「ふぅ...」

 

「ちったーマシになってんじゃねーか?」

 

「そうですか!?いやー照れるなぁ」

 

クリスさんが俺の方へ向きそう言うと、クリスさんが急に俺の方へと銃を向け撃つ、俺は驚いてゼットセイバーを盾にするが、弾は俺の後ろにいたノイズに当たり炭化し消滅した。

 

「...ったく、戦場で油断すんなっつーの、命がいくらあっても足りやしねぇぞ」

 

「あはは...気をつけます」

 

「立花、そちらの状況はどうだ」

 

「こちらは大丈夫です!」

 

「任務終了か...」

 

《お疲れさん、今すぐ本部へ帰還してくれ》

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM5:30 二課仮本部

 

「ただ今戻りましたー!はー疲れたー」

 

響はそう言うとソファにダイビングし寝っ転がる。

 

「お疲れさん、体調の方は平気か?」

 

弦十郎さんが皆に言うと、全員頷き不調では無いことを知らせる。

 

「そうか、それじゃあ各自休みを取ってくれ」

 

皆が各々の時間を過ごす中俺は本部を後にする。

 

 

PM5:50 ???

 

??「英雄ゼロ...君の力を確かめさせて貰うよ...」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM6:00 帰路

 

「えーと、今日の晩飯はっと...」

 

俺は今日の晩飯を決めていた、携帯を手に取り晩飯を調べていると後ろから声が聞こえた。

 

「初めまして...君が新しく二課に所属した...桜花紘くんかい?」

 

その男は長い銀髪で体には郡青色のアーマーパーツが付けられ赤いバイザーを付けた長身の男が俺に言う。

 

「.....お前は誰だ、なぜ俺のことを知っている...?」

 

俺は正体がわからない男にそう言うと男はバイザーを格納して自己紹介する。

 

「僕の名前はダイナモ、ある人物から依頼を受けた傭兵だ。君のことはよく知ってるよ...伝説の英雄ゼロさんだろ?見てたんだよ君が英雄ゼロの力を使っているのをね...」

 

「だったらなんだっていうんだ...」

 

「相手になってやって下さいよ、暇なもんでね...。ま、力抜いて戦いましょうや。

スポーツな感じでね…ククッ。」

 

ダイナモがそう言うと何処からか、剣の形をしたエネルギーを取り出す。

 

「く...お前の狙いは何なんだ...!?」

 

「とりあえず、君の邪魔するだけかな?あ、でも、邪魔するだけで殺したりはしないから」

 

(く...何なんだこいつは...取り敢えず弦十郎さんに...!)

 

俺は腰ポケットに入れていた通信機を取り出し弦十郎さんに報告しようとするが、突然ダイナモがエネルギーブレードをブーメランのように投げ、俺の手に持っていた通信機を弾き、地面に落ちる。

 

「仲間を呼ぶのかい?僕は君と1対1の戦いがしたいのに、まぁシンフォギア奏者達がやって来ても僕に

適うか分からないけどね...」

 

(こいつ...一体何が目的なんだ...、俺との1対1だなんて...。)

 

「さぁ、戦おうよ...伝説の英雄ゼロさん...?」

 

「.....ゼロ力を貸してくれ...」

 

俺はそう言うと体が光って姿が変化する。

 

「.....俺が勝ったらお前の目的を教えてもらうぞ...」

 

「へへ...構わないよ...教えたところで間に合うかどうか分からないしね」

 

「.....どういう事だ?」

 

「それは、僕に勝ってからだ!」

 

ダイナモがエネルギーブレードをさっきと同じようにブーメランにして俺の方目がけて投げてくる。

俺はそれをジャンプで交わしてそのままダイナモの方へゼットセイバーを突き刺す。

 

ズシャッっと俺の背中が何かに切り裂かれる様な感触があり、俺は地面に倒れ込む。

 

「ち...!エネルギーブレードか...」

 

エネルギーブレードがブーメランのようにダイナモの元へ戻ってきたのだ、俺はそれを気にしないで突撃したものだから気づかずに戻ってきたエネルギーブレードが背中に直撃した。

 

「こんなもんかい...?伝説の英雄ゼロ...」

 

「く...まだだ!」

 

俺は立ち上がりセイバーをダイナモに向けて振り切ると、ダイナモがエネルギーブレードを回転させてセイバーの攻撃を弾く。

 

「俺の攻撃が効かない...!」

 

俺はバックジャンプでダイナモと距離を置く。するとダイナモはエネルギーブレードをそのまま投げる。

俺は咄嗟にセイバーを盾にして攻撃を防ぐが、威力が高くその衝撃で後ろへ吹き飛ばされる。

飛ばされた勢いで壁にぶつかりその衝撃で壁がめり込む。

 

「ぐぅっ...!!」

 

俺は痛みで立ち上がれなくなりうつぶせになった状態で倒れ込んでいた。

 

「まだ君の力はその程度ってことだよ、良くわかっただろう?

油断や軽率ばかりしてるんじゃないのかい?」

 

「.....」

 

何も言えなかった。確かにさっきのノイズ戦でも油断をしていたからクリスさんに助けて貰ったりし、この一週間の間に何回彼女等の助けになったか分からないほどにあったか。

 

「もう君はゲームオーバーって所かな。もうちょっと考えて戦ってみたら?そんなんじゃ命が幾つあっても足らないよ。いつか死ぬぜ...本当に。」

 

「.....」

 

俺は悔しかった、ゼロの力を貸してくれてみんなを守る力を手に入れたのに、何も出来ない自分が。

するとダイナモがエネルギーブレードを仕舞う。

 

「なぜ...トドメを刺さない.....」

 

「言っただろう?邪魔はするけど殺しはしないって。君を此処で殺したらダンナに何言われるか分からないからな」

 

「ダンナ...?」

 

「僕を雇った人物さ。僕はその人物から依頼を受けたんだよ、これから起こる悲劇のね」

 

「お前の目的は.....」

 

「勝ったら教えてあげるという話だったけど、今の君じゃあ勝てないのは分かってたし、特別に教えてあげるよ。まぁ教えたところで止められるか分からないけどね...」

 

そう言うとダイナモは指を天に向けて俺に言う。

 

「月の衛生起動に乗っかっているスペースコロニー「ユーラシア」は知ってるよね?最近ルナアタックと言われる悲劇が起きた時に月の欠片とユーラシアが衝突してほぼ壊滅状態にあったのを」

 

ルナアタック、歓迎会の時に響から聞いた事件だ...。フィーネと呼ばれる敵が最後に目論んだ月の欠片による地上破壊を響たち三人がそれを阻止したと言われる事件。

その時に起きたコロニーとの衝突でコロニーは壊滅状態にあった、だが事件終了後スペースコロニー「ユーラシア」は、工事によって修復されると言う話を聞いた。

 

「その壊滅状態だったユーラシアをダンナの依頼で僕が占拠したんだ、工事が行われる前日でね...その

時僕は、ユーラシアの人工重力装置を地球に向けたんだ...あるウイルスの力で。後は言いたいこと分

かるよね...?」

 

「ま...まさか」

 

「ユーラシアは地球へ向かって落ちてくるんだよ。...落下速度と地球の衝突時間を計算したら残り時間

は38時間位かな...。それを知らずに地球に住む人間は地球の最期と共にするんだよ...面白い話だ

ろ?」

 

「.....ッ!」

 

「おっと、そんな怖い顔するなよ、ユーラシアはルナアタック事件の時とは違い大きさが比にならない

くらいにデカい、確実に地球は消滅するだろうね...。.....んじゃ僕は帰るよ、精々頑張りなよ、伝

説の英雄とシンフォギア奏者達でね。」

 

そう言うとダイナモはどこかへ消え去っていった。

俺は動かせない体をどうにかしようと動かすが体が言うことを聞かない。しかも周りには人が居ないので助けを求めることも出来ずにいた、だけど。

 

「...今の話聞いてましたか...?」

 

《あぁ、緊急事態だ。すぐに医療班を其方に向かわす。》

 

俺はダイナモとの戦闘時、吹き飛ばされ壁に激突し倒れてた際に運がよく通信機が俺の近くに落ちていたので、スイッチを入れ何が起こるかわからない為、二課へSOSを送っていた。

 

 

15分後、二課所属の医療班が俺を回収して、病院へ連れていかれる。

そこに、響やクリスさん、翼さんが居て何か言ってたが何も聞こえず俺は眠りについて

 

 

to be continued




謎の男の目的とは一体...

8/8 一部削除しました。


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第5話 謎のウイルス

第5話です!
話が進んで俺も楽しくなってきましたw


PM5:50 二課専門総合病院 病室

 

 

「........ここは...?」

 

「お、目が覚めたか」

 

「クリスさん...」

 

「お前、ずっと寝込んでたんだぜ?14時間ほど」

 

「......14時間.....!?、なんてこった!地球衝突まで時間が無い!」

 

「慌てんなよ...、お前のくれた通信のおかげで状況は理解している。お前が寝ている間色々と対策は練ったんだ」

 

「対策...?一体どんな」

 

「あぁ、国連が昔に所持していたオンボロのスペースシャトルがあるんだが、それをユーラシアにぶつけて破壊するという作戦なんだ.....。が、今のままじゃ成功する確率がとてつもなく低いんだよ」

 

「.....どうしてですか?」

 

「オンボロだからさ...。修理しなくちゃいけないんだがパーツが4つ程足りないらしいんだ。」

 

「パーツが足りない?」

 

「足りないと言うよりか盗まれたって言ったらいいのか?、大量に保管していたスペースシャトルの部品が何者かに盗まれてんだ、だから今必死で捜索中って訳」

 

「じゃあ部品が揃いスペースシャトルが完成すればユーラシアは」

 

「100パーセントとは言えないが確率は高い方だな」

 

「じゃあ早速探しに行きましょうよ!時間も余りない...!」

 

「落ち着け、今総力を挙げて捜索中だ。今慌てていても部品なんて現れやしないぞ」

 

「.....」

 

「ここはあたし達にまかせて、お前は体を休めておけ」

 

「.....」

 

クリスさんは、そう言うと病室を出た。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM7:00 二課仮本部

 

「どうだ...見つかったか?」

 

弦十郎さんが二課オペレータの藤尭 朔也(ふじたか さくや)に言う。

 

「えぇ、4つの部品のデータが確認されました...!」

 

「よし、では早速回収に向かうぞ!」

 

「ま...待ってください!この反応は!?」

 

「どうした、あおいくん!?」

 

同じく二課のオペレータである友里 あおい(ともさと あおい)が司令見てくださいとモニターを表示させる。

 

「なんだ、この巨大な反応は!?」

 

モニターに写された所々にある4つのパーツデータになにやら大きな反応を確認した。

 

「ノイズの反応も多数確認!...ですがいつものノイズ反応ではありません!なにやらウイルスに感染した様な反応です!」

「パーツを盗んだ犯人の仕業か...!...4つのパーツを奪還するにはこの多数のノイズと大きな反応を相手にしなければならないのか.....!.....朔也くん、あおいくん今すぐに3人を非常招集してくれ!」

 

「了解しました!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PM7:00同時刻 リディアン寮

「私達...どうなるのかな?」

 

「未来...」

 

「...私嫌な予感がするの...」

 

「大丈夫だよ、未来!絶対に作戦は成功する!」

 

「響...」

 

「皆がついてるから大丈夫だよ...?平気へっちゃら!だよ」

 

「平気へっちゃら...。...うん...そうだね!」

 

未来は安心したのか少し笑顔になる、私も同じ様に笑顔になる。

突然私のズボンのポケットからアラームが鳴り響く。

 

「!.....非常招集だ!...未来私、行くね!」

 

そう未来に言うと、私は走って玄関に向かう。

 

「響!」

 

玄関に向かった私が靴を履いてる時未来が呼ぶ。

未来は心配した顔で言う。

 

「必ず...帰ってきてね!私待ってるから!」

 

「未来...。うん!ありがと!」

 

そう言う私は寮を後にして二課仮本部へ向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM7:40 二課仮本部司令室

 

「遅くなりました!」

 

私が急いで司令室に入るとすでに翼さんとクリスちゃんが居た。

そこには紘くんの姿が無かった。

 

「よし、集まったな」

 

師匠がそう言うと、私は紘くんが居ないことを告げる。

 

「あれ紘くんが居ないよ?」

 

「紘くんは今回の作戦には除名してもらう...、まだ体が回復しきれていないからな」

 

「...まだ紘くん安静にしないと行けないんだね」

 

「今彼を出動させたら危険だからな...。いつ敵にやられるか分からない」

 

そう言うと師匠が、モニターを出して私達に呼び出した内容を言う。

 

「シャトルの4つのパーツは発見したんだ、だがそのエリアには大量のノイズが確認された」

 

「ノイズだって!...まさか紘が戦ったダイナモって言う奴の仕業か?」

 

クリスちゃんが師匠にそう言うと師匠は頷きこう答える。

 

「我々が出したデータによると、その確率は高い。」

 

「ノイズなら私達の出番だね...!」

 

私がそう言うと師匠が難しい表情を浮かべる。

 

「そのノイズなのだが、何やらウイルスに感染している様なんだ」

 

「ウイルス?」

 

「うむ、ウイルスのデータを解析すると、そのウイルスはとてつもなく凶悪なウイルスなんだ」

 

「凶悪なウイルスって、具体的にどう言ったものなんだよ?」

 

「このウイルスは病気とかそう言う類のものではなくて、体に浴び続けるとウイルスによるダメージを受けてしまうんだ」

 

「ダメージって...死んじゃうって事ですか?」

 

「いや...死にはしない。そのウイルスを摘出すれば体は普段通りに戻る」

 

「国連がこのウイルスを「ノイズウイルス」と全国民に呼称した」

 

「ノイズ...ウイルス」

 

「ノイズウイルスに感染しなければどうということはないのですね?」

 

「翼さん...」

 

「あぁ...だが我々もまだノイズウイルスを完全に解析した訳では無い、どのようにして感染を防ぐのかは分からないんだ」

 

「でも、私達にしか出来ないんですよね?」

 

「ああ、現状ノイズに対抗できるのは君たち3人と紘くん以外にいないのでな.....。すごく危ない任務だが」

 

「やりますっ!」

 

「響くん...」

 

「そうだな...!あたしらにしか出来ないことがあるなら、あたしらが解決しなくちゃいけないんだ」

 

「あぁ!私達が皆を守る為に...今まで防人として戦ってきた理由だ」

 

「翼さん...!クリスちゃん...!」

 

「じゃあ!そのポイントを教えて下さい師匠!今すぐに部品を回収してきます!」

 

「言いたいところだが」

 

「なんだよ、おっさん!まだ何かあるのかよ!?」

 

「その部品なんだが、パーツが4つのエリアに別れて居るんだ。しかもパーツがある4つのエリアに大きなエネルギー反応が確認されている」

 

「それって、パーツを守るボスみたいな奴か?」

 

「そう言えば分かりやすいな、そうだそれぞれパーツを守るボスが4つのエリアに別れている。」

 

「私達が三人別々の任務に向かっても一つが余ってしまう...、時間も限られてるしどうすれば」

 

すると突然扉が開く、そこには紘くんが立っていた

 

「.....紘くん...!?」

 

「今の話は聞いてました...その余った任務は俺が行きます...」

 

紘くんはそう言うと、師匠が紘くんに向かって話す。

 

「君の体はまだ完全ではない...。君を危険な目に合わせる訳には行かないんだ」

 

「じゃあどうするんですか...?...時間も限られてるしそんなこと言ってる余裕は無いはずですよ?」

 

「.....だめだ、余った一つは我々でなんとかする」

 

「...そんな事したら被害が拡大するだけです...。こんな時こそ俺を頼って下さい...その為に俺は力を手に入れたんだ...こんな所で寝てる訳には行かない...」

 

「..........死ぬなよ...」

 

「弦十郎さん...。ありがとう」

 

師匠が紘くんの任務参加を賛成すると、巨大モニターがエリアごとに映し出される。

あおいさんが、任務の内容を説明する。

 

「今から任務の説明を行いますが...まず先に、先程国連がノイズウイルスに感染したノイズ、ノイズを従える者達をイレギュラー、それを迎撃する部隊をイレギュラーハンターと名付けました」

 

「イレギュラーハンター...」

 

「今、各国のイレギュラーハンターによる各エリア制圧作戦が開始されました!」

 

「相手はノイズだぞ!?.....なぜそんな馬鹿な事を...!」

 

紘くんはそう言うと、あおいさんは続ける。

 

「理由は分かりませんが、こちらも早急に現場に急行しないと...!」

 

「あおいさん!任務の内容をお願いします!」

 

私はあおいさんに言うと、あおいさんはモニターに写った4人の巨大なデータを解析する。

 

「まずは、イレギュラーの名前はスパイラル・ベガシオン、アメリカ空軍基地エリアに時限爆弾を設置し、その奥にあるシャトルの部品「オービターウィング」を守る。」

 

「時限爆弾だって...!?、早く始末しねぇといけねぇじゃねぇか!」

 

師匠の指示でクリスちゃんがこの任務を担当することになった。

 

「次はイレギュラーの名前はスパイク・ローズレッド、南西部にある無人島のジャングルエリア、ノイズウイルスによって突然変異したイレギュラー多数、奥の秘境にあるシャトルの部品「オービターエンジン」を守る。」

 

「突然変異したイレギュラー...放って置くことは出来ない!」

 

師匠はこの任務を翼さんに担当させるように指示した。

 

「次はイレギュラーの名前はダーク・ネクロバット、名もなきプラネタリウムエリア、そこは重力がウイルスによって未知の領域となっています。そのエリアの奥にシャトルの部品「燃料タンク」を守る。」

 

「重力...!なんだか不気味なところだね...!師匠このエリアは私が担当します!」

 

私が師匠にそう言うと師匠は了解し、私はそのエリア担当となった。

 

「最後に、イレギュラーの名前はバーン・ディノレックス、マグマエリア、そこは熱く特別な時でしか進入出来ないエリアとなってます!そのエリアの地下にシャトルの部品「ブースターロケット」を守る。」

 

「じゃあここは俺が担当します!」

 

最後のエリアは紘くんが担当することなった。

師匠が皆に言う。

 

「お前達...無茶はするなよ、出来る限りのパーツを集めるんだ。何が起こるかわからない...」

 

「師匠!絶対に作戦は成功させましょう!皆の明日を守るために!」

 

「...うむ、ではお前達頼んだぞ!任務開始だ!」

 

「「「「はい!!」」」」

 

 

to be continued

 

 

 




いかがでしたか?
次回からはそれぞれパーツを集める任務ですが、4話使って各キャラの話をメインにします。

今回も、ありがとうございます!


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第6話 エアフォースプリンス/時限爆弾を撃破せよ!

えー第6話です。
今回はクリスがメインの回になります。


PM10:55 空軍基地 (地球滅亡まで残り13時間)

 

「こちらクリス!現場に突入した!」

 

あたしは通信機を使って、二課にいるおっさんに連絡した。

するとおっさんの声が聞こえた。

 

《こちら本部、今確認したら爆弾は全部で3つある》

 

「りょーかい!任務に移るぜ!」

 

「ああ!くれぐれも注意して先に進めよ。何が起きるか分からないからな!」

 

あたしは通信機を切ると、先に進む。

空軍基地だけあって中がとてつもなく広い、この広い場所で爆弾を見つけられるのかと疑問に思ったが、地球が滅亡の危機なだけあってそんな疑問は直ぐにどこかに行った。

 

「さーて、まずは...。.....な、なんなんだよこれは!?」

 

あたしの目の前には炭化の山がそこらにあった、もしかして先行して突入したイレギュラーハンターがやられたのかと思い。あたしは唇を噛んだ。

 

「チッ...イレギュラーの仕業か!こうしちゃいられねぇ早く爆弾を破壊して、シャトルのパーツを回収しないとな!」

 

すると、真っ暗だった基地内に突然光が照らし、あたしの姿を捉える。

 

《シンニュウシャハッケン!タダチニゲイゲキセヨ!》

 

スピーカーからデカいサイレンと共に音声で侵入者を知らせる放送が入った。

 

「ーーーーーーー」

「ーーーーーーー」

 

すると地面から大量のノイズが出てきた。

 

「これが、ノイズウイルスに感染したノイズ...、イレギュラーってことか...」

 

形はノイズとは変わりないんだけど、ノイズの周りに紫のオーラが漂っている。

それがノイズウイルスによって感染されたイレギュラーとの事だろう。

 

「全部まとめてかかってきな!あたしが相手だ!」

 

Killter Ichaival tron

 

聖詠を歌った、ペンダントが光りとなって、赤色のアーマーが装着される。

そして手にはアームドギアであるボウガンを持ち変身完了する。

 

「〜♪」

 

シンフォギアの力は歌によって強くなっていく、あたしは歌を歌いながらイレギュラーを殲滅していく。

 

「これでもくらいなぁ!!」

 

MEGA DETH PARTY

 

あたしは腰部アーマーから小型ミサイルを一斉に発射する。

イレギュラーは次々と殲滅していき、一通りイレギュラーは片付けた。

 

「.....もう居ないのか...?」

 

あたしは周りを見てイレギュラーが居ないのを確認すると基地の中を探索する。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM11:32 空軍基地内部 (地球滅亡まで残り12時間)

 

基地の外には爆弾が無かったので、基地の内部を捜索していた。

その間ウイルスとの戦闘があったものの全て殲滅している。

 

「.....」

 

あたしは目をつぶっていた。爆弾の音を聴くためだ、あたしはこう見えてイチイバルの力で爆弾の処理を何度か任務で行ったこともある。

 

「.....この会議室に爆弾の反応があるな」

 

会議室に向かうとそこには小さな爆弾が一つ壁に張り付いていた。

ピッピッピッと小さな機械音が鳴っている爆弾を撃ち落とす。

すると爆弾は小さく爆発し消滅した。

 

「残2つか...」

 

次はと目を瞑り集中すると、このフロアの真上から爆弾の機械音が聞こえた、あたしは上の階のフロアに行く。その部屋は軍の人間の居室であった。その部屋の扉を開けると、またも爆弾が壁に張り付いていた。

同じ様に撃ち落とすと小さく爆発し消滅した。

 

あたしはその後爆弾を探すが何処にも見つからずに、イレギュラーと戦っていた。

 

「くっそーー!残り1つは何処にあんだよ、機械音が全くねぇし、どうしろっつーんだ!」

 

あたしは屋上行きの階段を駆け登り、屋上の扉を蹴破った。

すると目の前にはオービターウイングが何機もあった。

そのオービターウイングに爆弾が設置されている。

 

「...ここに爆弾があったのか...しかもこれってシャトルのパーツじゃないのか?」

 

あたしは爆弾を処理すると、おっさんへ通信を入れた。

 

「こちらクリス、爆弾はすべて破壊した。しかも目の前にシャトルのパーツを発見した」

 

《そうか、無事に爆弾を処理しパーツを見つけたか。クリスくんの周りには何も無いのか?》

 

「あぁ、周りを見ても誰もいないぜ。」

 

《おかしい...、こちらのモニターにはまだ大きな反応を感知したままだ。》

 

「.....?」

 

あたしはまた周りを見るが、誰もいない。

ハッとしたおっさんが空を見るんだ!と言うが同じタイミングであたしも空を見上げた。

すると、空から何者かが降りてくる。

 

「シンフォギア奏者よ!僕は前から君達に会いたかった!」

 

何やら翼の生えたヒトでは無い何者かがあたしに向かって言い放つ。

 

「お前は、スパイラル・ペガシオンか?」

 

「そうだ!僕はシンフォギア奏者と戦い造られた存在!」

 

「...あたし達と戦う為に造られた存在?...ならば正々堂々と真っ向から向かってきやがれ!あんな爆弾やイレギュラーなど姑息な真似をしないで...!」

 

「君の...シンフォギアの力を試したかったまでだ!」

 

「..お前らのせいでどれだけの人達が死んだのか分かってんのかよ!」

 

「そんな事僕には関係の無いことだ、言っただろ?僕はシンフォギア奏者と戦う為に造られた存在だと」

 

「何言っても無駄だな...!あたしがお前の相手になってやる!」

 

「望むところだ、かかってこい。イレギュラーハンター!」

 

ペガシオンが急降下であたしの元へ降りて来る。あたしはペガシオンに向かって蹴りを入れるも、片手で受けられる。

 

「なっ!」

 

「そんなものか、シンフォギアの力は!」

 

掴んでたあたしの足を引っ張り、あたしはバランスを崩し倒れ込む。

ペガシオンはあたしの腹に蹴りを入れ、その衝撃で屋上の壁に激突する。

 

(つ...つぇぇ、どういう事だよ...!つか何でいつものパワーが出ないんだ...)

 

あたしは倒れながら考えると、ひとつの事に気づいた。

 

(まさか...ウイルスによるダメージって訳じゃないだろうな...?...あんだけのウイルスと戦ったんだおかしくは無いはず...)

 

「どうした!?もうおしまいか!」

 

ペガシオンは素早くあたしの方へ突進してくる。

そのスピードに反応出来ずにあたしはフェンスにぶつかる。

 

「ぐあっ...!.....チッ」

 

CUT IN CUT OUT

 

腰部アーマーを展開し、追尾式小型ミサイルをペガシオンに向けて発射する。

ペガシオンは飛んで回避するが、追尾式ミサイルなのでペガシオンの後を追う。

 

「なかなかやるな!だが!」

 

ペガシオンは自身の翼で竜巻を起こし風圧でミサイルが爆発する。

 

「な...なんて野郎だよ...まったく長期戦はダメだな.....」

 

こんなにも強いなんて想像もしていなかった。あたしは続けて技を放つ

 

MEGA DETH PARTY

 

小型ミサイルがペガシオンを襲う、ペガシオンがさっきと同じく竜巻を起こし風圧で爆弾が爆発する。

 

「こんな攻撃で僕に適うと思ったか!」

 

あたしはニヤリとした、今大量にミサイルを爆発させたお陰で奴の周りには煙幕が張られている。

 

「...へっ...別に攻撃するために放ったんじゃねぇよ...」

 

あたしは頭部のバイザーを狙撃モードに変え、ペガシオンに狙いを定める。

すると、ペガシオンが牽制にこの技を放ったと気づいた。

 

「まさか...煙幕で周りを見えなくする為に!?」

 

「その通りだよ...。残念だが普通に戦って勝てそうには無かったからな...姑息な手を使うぜ...!」

 

ペガシオンは煙幕を自分の翼でかき消した、煙幕が消えてあたしのほうを見ると、突進してくる。

 

「ばーか...もう遅せぇよ.....!」

 

RED HOT BLAZE

 

煙幕をかき消しているあいだにチャージをしたスナイパーライフルが突進してくるペガシオンの心臓を貫いた。

 

「ぐ.....ぐあっ!」

 

「.....悪いが急所を狙わして貰ったぜ...?」

 

「貴様...さっき正々堂々と言ったはずだ.....!」

 

ペガシオンがそう言うと、あたしはフッと鼻で笑った。

 

「これでお愛顧様だろ...?...てめぇは地獄で閻魔様に土下座してこいよ...!!」

 

「く.....くそ!イレギュラーハンター.....!!シンフォギア奏者め.....絶対に許さん.....!ぐああああっ!!」

 

上空で大爆発が起きた、ペガシオンが爆発したのだろう...。

だが奴は何なんだ?人では無いようだったが...。

 

「...オービターウイングは返してもらうぜ...」

 

あたしは通信機を入れる。

 

「こちらクリス...任務は無事に成功だ...!」

 

通信機からおっさんの声が聞こえる。

 

《よくやったぞ!敵の反応も消失した、もう敵も居ない様だ!》

 

「そうか...ならよかった」

 

《怪我が酷いな...直ぐに医療班をそちらへ向かわす!クリスくんは現場で休んでいてくれ!》

 

「あぁ...そうさせてもらうぜ...思ったよりダメージがデカいわ...」

 

そしてあたしはその場で倒れ込むように寝転んだ。

体がズキズキと痛む...ペガシオンの戦闘とウイルスの原因なのだろうと分かると医療班が向うまで眠っていた。

 

 

数十分後に医療班がやってきた。

 

「お疲れ様です!大丈夫ですか!?」

 

「ただ今オービターウイングと雪音クリスを回収した、オービターウイングは無事だがクリスくんの方はかなり弱っている。直ちに検査を!」

 

「こ...これは...ノイズウイルスによるダメージか...!?」

 

「司令!」

 

「ノイズウイルスがこれ程までとは...、こうしちゃいられん!」

 

 

おっさんがすごい剣幕でどこかに向かっていった。

あたしは寝てたと思ってたがどうやら気を失ってたみたいで辛うじて周りが見えるくらいだ。

 

(くそ...意識がハッキリしねぇ...どうなっちまうんだよ、あたしは...みんなは...無事なのか...?)

 

仲間の心配をするあたしは、突然また意識を失っていた。

 

to be continued

 

 




いかがでしたか?
次回は翼さんです!

ありがとうございました!


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第7話 真紅の幻術/ジャングルの奥秘境へ...

第7話です!
今回は翼メインで話は進みます!


同時刻 ジャングルエリア

 

「ここが、オービターエンジンがあるジャングルエリア...」

 

《翼、目的地には到着したな?、そこは今無人島となっており草木がかなり生い茂っている。イレギュラーに注意して先に進めよ》

 

「了解です、任務に移ります!」

 

私は通信を切ると先に進む。

すると、先に潜入していたイレギュラーハンター達の軍帽が落ちていた。

 

「...この帽子はイレギュラーハンターの物なのか、まさかこんな短時間で全滅するとはノイズウイルスとはどれほどの脅威なんだ...!」

 

私は辺りを見回すと炭化の山がそこらじゅうにあり。

イレギュラーハンターがイレギュラーにやられたのであろうと私は悔しく唇を噛んだ。

 

「防人としてこの任務を必ず遂行する...」

 

私は走って先に進むがイレギュラーの反応が全くと言っていいほどない。

だがここは無人島...なにが起こるか分からない、。

すると草木が生い茂っていて普通には進めそうにはない。

 

「こうなれば...!」

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

聖詠を歌い変身が完了すると私はもっていた剣で目の前の木々を切っていった。

普通に進めば遠回りだろうが、こうやって草木を切っていけばかなりの近道になった。

 

「ここは...」

 

そうしてジャングルの奥に進んでいくと無人島には無いだろうと言われるくらいの巨大な倉庫があった。

私はその倉庫に触れるとおぞましい程の狂気を感じた。

すると、突然通信が入る。

 

《 翼聞こえるか!今翼がいるポイントに大きなイレギュラー反応が確認された!恐らく近くに奴がいるぞ!》

 

「はい、今目の前には巨大な倉庫があります!...恐らく中に敵が待ち受けています.....!」

 

《ノイズの反応もその倉庫からだろうな、エネルギー反応が多数ある...。慎重に進めよ...!》

 

「わかりました。任務続行します!」

 

通信機を切り、シャッターを開けて潜ると、中から大量の突然変異した4本腕の人型ノイズがうようよと私を待ち構える。

 

「ノイズとは何かが違う、これがウイルスによる力か...!」

 

私は剣を構えてダッシュするとノイズもこちらに向かってくる。

 

「はぁぁぁっ!!」

 

逆羅刹

 

私は逆立ちと同時に横回転し、展開した脚部のブレードでノイズをを切り裂く。

ノイズは次々とやられるがすぐまた地面から生えてきて私に襲いかかる。

 

千ノ落涙

 

空間から大量の剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する。

この戦いが数十分続いた。

 

「はぁ...、はぁ...」

 

私はかなりの体力を消耗していた。

別に疲れたという訳では無い、これくらいの数のノイズとの戦いは何度も行ってきている。

だが、私の体力は極限状態だった。

 

「はぁ...はぁ...、なぜこれしきの数のノイズとの戦いでこんなにも体力が消耗する...!」

 

私はハッとなり、自分が徐々にウイルスダメージを受けていることに気づいた。

 

「だが...私は防人...これくらい地球を救うためならば...!」

 

私は走り倉庫の奥へと向かう。

すると先程のおぞましい狂気が感じその場に立ち止まる。

すると、地面からバラが吹き出し何者かが地面からやって来た。

 

??「あ、あんた、もしかしてあのシンフォギア奏者って人?」

 

何者かが突然私にそう問いかける。

 

「貴様がスパイク・ローズレッドか...!私は第1号シンフォギア奏者でありイレギュラーハンターの防人風鳴翼だ!」

 

「へー、オレの事知ってるんだ?こんな有名人に知られちゃあ、オレも仲間入りかな?」

 

ローズレッドがおちゃらけた感じで返事をする。

 

「貴様には用はない、オービターエンジンに用がある...。早くエンジンを渡してもらおうか...!」

 

「怖ー、イレギュラーハンターって怖いね。噂通り殺されそうだ...、抵抗したら。」

 

「酷い言われようだな...、ノイズ又はイレギュラーを倒しているだけだ」

 

「そうかい...、ところでよ今地球が丸ごと吹っ飛びそうじゃないか。今頃みんなパニック状態で...」

 

「そうだ、お前達が盗んだパーツを回収し地球滅亡を阻止する」

 

「そんな事しないでさ、これを理由に色々物を盗めるかも」

 

「地球が滅亡すると言うのにせこい奴だな...!」

 

「な...手伝ってくれよ山分けしようぜ...?」

 

「そんな事する必要が無い...今すぐにオービターエンジンを渡すんだ!」

 

「...なら、戦ってみるかい?遊んでやってもいいぜ、あんた強そうだしな。負けたらオレの言うことをきけよ!」

 

すると、ローズレッドが私に向かって突撃してくる。

それを剣で弾いてローズレッドを弾き返すと、ローズレッドが起き上がり、なにやら薔薇の種の様なものを地面に蒔く、蒔いた種からもう1人のローズレッドが現れる。

 

「分身か...!」

 

私は分身と本体を見間違え無いように攻撃する。

 

「「へぇ、中々やるじゃん?ならこれならどうだよ!」」

 

エネルギーで投影させた、茨の塊を放つ、茨の塊は倉庫全体を飛び跳ねる。

 

「これでは分身が...!」

 

私は飛び回る茨の塊と動き回るローズレッドに翻弄されていく。

 

「く...どちらが本物だ...!?」

 

「「オレが本物だよ!」」

 

私の前後ろにローズレッドは立ち、2人同時に茨の鞭で私を拘束する。

 

「しまった...!ぐぅ...動けない!!」

 

やがて飛び回る茨の塊は私の体に直撃する。

 

「ぐああああっ!!」

 

拘束を解かれた私はその場で倒れる。

ローズレッドは分身を解除し倒れている私の前に立つ。

 

「思ってた程強くないね、こんなものなのかい君達って?これじゃあ地球滅亡待ったナシだな!」

 

「ぐ.....!!」

 

強い...。

私は歯を食いしばると、ローズレッドが

 

「オレの勝ちだな..。お前の負けだからオレの言うことを聞けよ...?」

 

「.....まだ.....」

 

「.....まだ終わってなどいない...」

 

私は力を振り絞って立ち上がった。

 

「諦めが悪いねー、そんな状態でまだ抵抗するのかい?」

 

「この任務を必ず遂行させる.....。そして皆の今日を...明日を守るために倒れてる訳にはいかないんだ...。私の剣はまだ折られてなどいない...私がお前を斬る!」

 

私は剣をローズレッドに向けた。

ウイルスダメージやローズレッドとの戦闘で立っているのがやっとと言うくらいに私の体力は無かった。

 

(これが...この一撃が最後の攻撃...!)

 

私はカッと目を見開くと高く飛び上がった。

するとローズレッドは先程と同じ様に薔薇の種を蒔き、もうひとつの分身を出現させた。

 

「「どちらが本物かわかるのかよ!」」

 

「そんなもの同時に倒せばいい!聴け防人の歌よ!」

 

両手に構えたアームドギアから火炎を放出、自身を青い火の鳥と化して突進する。

 

炎鳥極翔斬

 

「うおおおおおっ!!!!」

 

2体同時に技は命中し、一体の分身が消滅し。本物であるローズレッドは焼け焦げている。

 

「あちちっ!あちちっ!」

 

ローズレッドが火を消すも自身の体が薔薇の体なだけあって火は消えず燃え続ける。

 

「ち.....ちくしょう!こんな所で死んじまうのかよオレは!?」

 

「貴様の負けだ...」

 

「...まぁ面白かったから良いけどよ...。お前の勝ちにしといてやるよ.....。...お前が勝ったからひとつのいい事教えといてやるよ.....」

 

「いいこととはなんだ...」

 

「この事件の黒幕だよ.....俺たち4体は作ったんだ...レプリロイドって言う人とかノイズとは違う生命体を」

 

「レプリロイド...?」

 

「レプリロイドには気をつけた方がい..ぜ...。特に.....ロとかな」

 

急にローズレッドの口調が安定しなくなる。

 

「待て!.....そのレプリロイドを作ったのは誰なんだ.....!この事件の黒幕なのか.....!?」

 

「そ.....そう.....だよ.....。やつ...のなはシ...シグ...マ.....と...いう.....なまえだ、や...やつは...ゼ......の...」

 

ローズレッドは最後まで言えずに爆発し消滅した。

 

「...シグマ.....それとは別に言おうとしてたが.....」

 

私は通信機を入れ二課に報告する。

 

「こちら...翼...、無事にローズレッドを破壊した.....」

 

《あぁ!たった今クリスくんや響くんにも連絡が入った!二人とも無事にパーツを回収した!》

 

「そうですか...」

 

《紘くんはまだ連絡付かないが、上手くいってると信じよう!直ぐにそちらにも医療班と回収班を向かわす!そこで休んでいてくれ!》

 

「おじさま...、この事件の黒幕が判明しました...」

 

《なんだと!?》

 

「黒幕の名はシグマという名前です...。ローズレッドが教えてくれて...」

 

《わかった、直ぐに調べよう!取り敢えずお前は体を休めていてくれ!クリスくんと響くんの回収の後直ぐに其方へ向う!》

 

「了解しました...」

 

通信機を切ると私は変身を解き座り込む。

 

「二人とも無事だといいんだがな...」

 

力尽きたのか私はその場で倒れ込んだ...。

 

to be continued




いかがでしたか?
黒幕の名前が判明しましたね。わかる人には直ぐにわかったでしょうw

あと、防人語録が俺には意味不明すぎてあまり語録を使えてないんですが気にしないでください!
翼ファンの方申し訳ありません!

今回もありがとうございました!


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第8話 忘れ去られし闇の戦士/パニック!スペーストラップ

第8話です!
響メイン回です!


同時刻 名もなきプラネタリウムエリア入口

 

「ここが、プラネタリウムエリアだね...!」

 

《そうだ、随分と古い建物だから動いてはいないと思うが、イレギュラーには充分注意してくれ》

 

「はい師匠!」

 

私は入口を開けると中はとても真っ暗で何も見えなかった。

 

「うわ〜真っ暗で前が見えないよ...」

 

すると真っ暗だったフロアが急に明るくなり、私は目を閉じる。

 

「うわっ!急に明るくなった...!」

 

目が慣れたのか目を開けると、天井にはホログラム映像で星がキラキラと輝いていた。

私はそれに見とれている。

 

「...綺麗だな...」

 

そう言えば前に未来と2人で流れ星を見に行ったっけ、あの時も物凄く綺麗だったな...。

ホログラムの方も最新技術なのか中々リアルに再現されている。

すると通信機から師匠の声が聞こえた。

 

《響くん、見とれているのはいいが。任務を進めてくれ、時間が無いからな。》

 

余りの綺麗さにポケーっと見ていた私がすいません!と謝ると師匠は

 

《プラネタリウムは動いているのか...。もしかしたらこれもウイルスによる仕業かもしれんな...》

 

「あのノイズウイルスってやつですよね!」

 

《うむ、何が起こるのかは分からんが、気をつけて進んでほしい》

 

「了解しました!任務開始します!!」

 

私はそう言い通信機を切る。

先に進むと、またフロアが真っ暗になる。

 

「ま、また暗くなったよ...。」

 

私は小走りすると、体が重くなる感覚に見舞われる。

なぜかさっきまで先に進めていたが、暗くなった途端体の動きが鈍くなる。

数十秒後、明るくなりプラネタリウムが映し出されると、体の鈍みが無くなり通常通りの速度で走れるようになった。

 

「これって...。明るい内に進まなきゃヤバいってことだよね...?」

 

イレギュラーが現れないからいいけどと思い。

私は暗くなったり明るくなったりするエリアを時間をかけて先に進む。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私はエリアを先に進むと、明るさを保った状態で暗くなることは無くなったが、目の前には何か謎の装置が置かれている。

私は通信機を使って師匠に言うと。

 

《それは何かの転送装置みたいだな...》

 

「転送装置ですか...?変なところに飛ばされたりしないんですか...?」

 

《わからないが、そのエリアには何も無かったのか?》

 

「はい、ノイズも燃料タンクも何も無くて...。よく分からないんですが」

 

《じゃあ、そこの転送装置を使わないと行けないという事か...》

 

「...不安ですが、私行ってきます...!」

 

《あぁ、くれぐれも無理だけはするなよ》

 

私は転送装置の上に乗ると転送装置が光りどこかに飛ばされた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「...あれ?ここって...?」

 

私は辺りを見回すとさっき居たところとは別のところに飛ばされていた。

が、景色か少しばかりさっきとは違う。

 

「師匠...!なんか別のエリアに飛ばされたんですが」

 

《》

 

師匠からは何の反応もない。

 

「師匠?師匠!.....まさか電波妨害で...」

 

私は通信機をポケットに入れて先に進むと、ノイズが現れた。

 

「...ノイズ!...でも少し違う...なんかオーラみたいなのが」

 

私はそれがウイルスによる影響なのだと分かると、ノイズは私に向かってくる。

 

「よーし!」

 

Balwisyall Nescell gungnir tron

 

私は聖詠を歌うと、変身した。

 

「うおおおおっ!!」

 

イレギュラーを拳で倒していきながら先へ進むと、また何やら変な装置がその先へ行くのを妨害していた。

私はその装置に触れると、一瞬視界が消えてまた、視界が戻った。

 

「うわ...っ!これって...」

 

一瞬の出来事に戸惑うも、直ぐに何が起こったのかわかった。

天井から何かが落ちて私の頭に当たった

 

「痛っ...!?.....いたた.....。...これって石だよね...?」

 

私は天井を見ると、さっきまでの戦闘の跡が天井にあった。

 

「ま、まさか...。天地がひっくり返った?」

 

そう、天地がひっくり返ったんだ、でもこうしなきゃ先に進めないのが分かると私は天井から落ちてくるノイズと戦いながら先へ進む。

 

「はぁ...はぁ」

 

私の体が何やらおかしくなっている。

体が妙にだるく感じた。

 

「...これってさっきの...?.....でも辺りは暗くないからそんな筈は無いんだけど...。...もしかしてこれって作戦会議に言ってたウイルスによるダメージ...!?」

 

私の体はイレギュラーとの戦闘でウイルスに感染していた。

それによるダメージが体の調子をおかしくしてたんだと判断し先へ進むと、さっきと同じ装置が私の前にあった。

 

「これに触ると、またひっくり返るのかな...?」

 

私は装置に触れるとまた一瞬視界が消えて、視界が元に戻る。

 

「あ、元に戻った...」

 

私は天井見て元に戻った事を知って、前を見るとなにやらシャッターゲートのようなものがあった。

私はゲートを潜ると、そこには大量の燃料タンクが置かれていた。

 

「これって...燃料タンクじゃ」

 

私は燃料タンクに近づくと、1匹のコウモリが私の方へ向かい攻撃する。

私は驚き後ろへ下がると、何十匹のコウモリが出てきて1箇所に集まる。

 

「まさか...」

 

集まったコウモリがバラけると、そこには大きなコウモリみたいな人が天井に体を下にぶら下がっていた。

 

??「キキキッ待ってたぜイレギュラーハンター、いやシンフォギア奏者か!」

 

「ダーク・ネクロバット!今どんな状況か分かってるんですか?こんな所で争ってる場合じゃない!」

 

「キキッ関係ないんだよ!オレは誰の指図は受けない、唯一受けるとしてもあの方だけだ!」

 

「あの方って?」

 

「キキッそれもお前には関係ない、早く地球をボコボコにしちまえばいいんだよ!」

 

「ぐ.....!地球は絶対に破壊させたりはしない!」

 

「じゃあ止めてみろよ!燃料タンクを保有するこのオレ様を!」

 

「お前みたいなイレギュラーは私が倒してみせる!」

 

「キキッいいぜ!?かかってこいよ、イレギュラーハンター!」

 

私は飛んでいるネクロバットに拳をぶつけようと飛び上がった。

ネクロバットは自身の翼防御体制を取る。

 

「うおおおおっ!!」

 

私はネクロバットに一撃を与えたが翼でガードしている為か、余り効き目がない。

 

「キキキッその程度かよ!」

 

空中で身動き取れない私をネクロバットは拳で私の頬にパンチする。

私は地面に叩きつけられるがすぐさま立ち上がる。

 

「ぐ...この程度!」

 

ネクロバットは浮遊移動を続け、さっきのコウモリ大量に出現させる。

私はコウモリを1匹づつ倒していると、

 

「キキッこれでもくらいな!」

 

キィィィィンと嫌な音が聞こえる、私は嫌な音に耳を塞ぐ。

 

「な...なにこの気持ちの悪い音は...!?」

 

嫌な音に耳を塞いでる今はノーガードの体制になっていて、そのすきでコウモリに攻撃されている。

 

「ぐっ...うわっ.....!」

 

次々とコウモリに攻撃されている私は為す術が無い。

 

「この音をかき消せたら...!........そうだ」

 

私は歌っていた歌をいつもの声量より、もっともっと大きな声で歌う。

そうすると嫌な音がかき消された。

 

「キキッやるじゃねぇか。オレの超音波をかき消すとはな!」

 

「うおおおっ!」

 

自由に動けるようになり、コウモリをひとつ残らず破壊する。

すると、ネクロバットの周りが急に輝く。

 

「キキッじゃあこれならどうだ!?」

 

私は光っているネクロバットに拳を叩き込む為、飛び上がる。

 

「どりゃああああ」

 

「キキッもう遅い。喰らえよ!」

 

カッとネクロバットが輝きを放出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ああああっ!?」

 

何が起きたのか分からないが輝きを放出した次の瞬間に私は傷だらけの状態で壁に激突した。

 

「いつっ.....!!.....な、なんでこんなにもダメージが!?」

 

私は自分の体に受けたダメージを見て驚愕した。

 

「キキッまだやられねぇのか、あれだけ痛めつけたのに」

 

「...え?」

 

ネクロバットの言ってることが分からなかった。

確か私は一撃を与えようと、ネクロバットに向かっていった...。が、次の瞬間に私はダメージを負った状態で壁に激突した。

 

「この現象...漫画とかで見たことある.....」

 

私はある漫画を読んでいて、その中の敵キャラクターが時間を停止している。

登場人物が気付かずにその敵にやられていく話が今起きている現象とそっくりだった。

 

「まさか...時を止めた...」

 

「キキッよくわかったな、これで貴様も終わりだ!」

 

すると、ネクロバットはまた輝き始める。

時を止めるつもりだ。

 

「.....」

 

私は思い出していた。その漫画の結末を、その敵キャラも時を止める際にチャージをしていた。

その隙に主人公が最大の一撃を敵キャラに与えていた。

今ネクロバットが行っているのは時を止める際のチャージ、その間に私が一撃を与えたら。

 

「ふんっ!」

 

私は地面がめり込むくらい足腰に力を入れ、拳にエネルギーを乗せる。

 

「ぎゅっと握った拳...センパーのサンダー.....」

 

「キキッ何するが知らねぇけどもうおせぇ!」

 

「解放...全開...スリー...ツー.....ワン.....ゼロッッ!!!」

 

ネクロバットが輝きを放出した。

 

かに見えたが私は放出するよりも早くネクロバットの懐にいた。

 

「な...はえぇ!?」

 

私は伸長した腕部ユニットの勢いをパイルバンカーの要領でネクロバットに一撃叩き込む。

 

「最短で真っ直ぐに一直線にぃぃぃぃ...!!

いぃぃぃぃぃけええええええええええっ!!!!!」

 

ネクロバットはその一撃に耐えきれずに天井へ激突した。

その勢いは止まらず、天井が砕けネクロバットは外へ吹き飛ばされる。

 

「ぐああああっ!!なんだこのパワーは...!?」

 

「このチカラが歌がシンフォギアだ!!」

 

私はネクロバットに向かってそう言うと、ネクロバットは爆発し消滅した。

私は直ぐに二課へ通信した。

 

「こちら響です!今任務を終了しました!」

 

《そうか!途中で通信が途切れた時は焦ったが、無事で何よりだ!》

 

「はい!ダメージ多少はありますが平気へっちゃらです!」

 

《だがイレギュラーとの戦闘で体は万全ではないはずだ、医療班をそちらにも向かわす。ゆっくりと待機して居てくれ》

 

「了解です!燃料タンクも無事なのでそちらもお願いします!」

 

《あぁわかった。.....ん?クリスくん今任務を終了したそうだ》

 

「クリスちゃんも成功したんだ!」

 

《だがダメージが大きい、しばらくは安静にしとかなくちゃいけないみたいだ》

 

「...クリスちゃん、大丈夫かなぁ...?」

 

《たった今翼からも連絡があった、こちらも無事に終了したそうだ、だがこちらもダメージが大きいな...》

 

「翼さんまで...。.....うっ」

 

急に足がふらつきその場で倒れる。

 

《大丈夫か!響くん!》

 

「なんとか...多分ウイルスのダメージがまた襲ってきたんだと...」

 

《君も医療班が来るまでその場でゆっくりしててくれ...》

 

 

「そうします....」

 

私はその場で倒れ込んだままでいた、紘くん大丈夫かな...。

私は紘くんの心配をしていた。

 

 

to be continued

 

 




どうでしたか?

一応話の流れは


クリス ーーーーーーーー→響作戦終了ー→クリス作戦終了ー→翼作戦終了ー→???
翼 作戦開始


となっています。
ややこしくてすいません!
次回は紘がメインとなります!

今回もありがとうございました!


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第9話 ジュラシックインフェルノ/灼熱地獄にダイブ!

何とか復活しました。
すいませんでした


では第9話どうぞ!


同時刻 マグマエリア

 

「やはりマグマエリア...予想並みに暑いな...。通信機も熱でおしゃかになってしまった」

 

俺は通信機のスイッチを入れるが熱のせいで通信機は無反応だった。

このままじゃ拉致があかないと、俺は先に進んだ。

 

「...酷いなこれは」

 

先に進むと、イレギュラーによってやられたイレギュラーハンターの残骸がそこらにあった。

それをしゃがんで見ていると、突然地面が揺れバランスを崩し、尻もちをついた。

 

「あっつ!あつ!」

 

地面の熱が尻に伝わり俺は直ぐに立ち上がる。

 

「...ふーふー...」

 

俺は深呼吸をして、また先に進む。

 

少し歩いた後、前方からなにやら接近する気配を感じた。

 

「..........」

「..........」

 

目の前には大量のノイズが俺の行く手を遮っていた。

 

「現れたか...」

 

ノイズは次々と俺に向かって飛んできた。

 

「ソウルユニゾン...ゼロ!」

 

俺はゼロに変身しノイズに立ち向かう。

ゼットセイバーで次々とノイズを斬りながら先へ進む。

 

「セイッ!フッ!ハッ!」

 

3段切りを多用しながらノイズを斬る。

ノイズは抵抗も出来ずに只只やられていくだけだった。

 

「...結構ノイズ倒したけど、確か任務の前にノイズはノイズウイルスってのに感染しててノイズばっかり倒していると自分がウイルスに感染してダメージを負うって聞いたけど...」

 

ノイズを沢山倒しているのに、一向にウイルスダメージを負う気配が無い。

別に受けたいとかそんなんじゃなくて、ウイルスを倒す度に力がみなぎるからだ。

 

「皆もこんなのかなぁ...?」

 

自分の力の増幅も気にしながら、最深部へと進む。

そこには沢山のブースターロケットが保管されていた。

 

「...ここがマグマエリアの最深部。これがブースターロケットか...」

 

「グハハッ待ってたぜ、イレギュラーハンター!」

 

何処からか声が聞こえる。

俺は辺りを見回すが誰も居ない、すると地面が盛り上がり、中から誰かが飛び出してきた。

 

「グハハッッ中々早かったなぁ!?」

 

「お前は...バーン・ディノレックスか?」

 

「そうだ俺様がバーン・ディノレックスだ!なんか用かよ」

 

「お前に用はない、さっさとブースターロケットを返してもらおう」

 

「そうしたければ俺と戦ってくれよ!」

 

「...お前と戦っている時間が無いんだ...」

 

「そんなに欲しければ奪い取ってみろよ、オレ様に勝てたらの話だがな」

 

「...ッ!.....仕方ない、全力で行くぞ...」

 

「戦ってスッキリしようぜ?悪魔のイレギュラーハンター!」

 

ディノレックスは突然天井へ張り付き、口から小さな火の粉を飛ばしてくる。

 

「うわ...っ」

 

俺はそれをジャンプでかわし、火の粉は地面へ着弾するが火の粉は消えずに地面に残ったまま火種を撒き散らしている。

 

俺は火の粉を気にせずに走った、ディノレックスに向かってジャンプしゼットセイバーを振りかぶり、ディノレックスの背中を叩き斬る。

 

「.....クククッ」

 

「.....!?」

 

ディノレックスの背中は異様に固く、ゼットセイバーと俺は反動で弾き返され、壁に激突した。

 

「...ッ」

 

「こんなもんかぁ?イレギュラーハンター」

 

「.....」

 

「もうちょい骨のある奴かと思ったが。こんなもんなのか?」

 

「...馬鹿いうな.....お前に勝ってブースターロケットを取り戻す...」

 

「立ち上がる力はある様だな、ならこれならどうだ!」

 

ディノレックスは自らの体に炎を纏い俺に向かって突進してくる。

それを俺はゼットセイバーの先端で受け止め、鍔迫り合いとなっている。

 

「なかなかやるじゃねぇか...!」

 

「.....俺はお前を倒す.....お前らみたいな悪党に.....世界はやらせん.....!!」

 

「.....な、なんだ...押し負けているのか.....!?そ、それになんだ貴様のそのパワーは...!?」

 

「おおおおおっ!!!」

 

ゼットセイバーがディノレックスの体を突き刺し、俺はゼットセイバーを大きく振りかぶる。突き刺していたディノレックスが地面に大きく叩きつけられる。

 

「ぐおおっ!」

 

「.....覚悟しろ...ディノレックス.....!!」

 

俺は持っていたセイバーを地面へ落とし、ディノレックスの尻尾を掴む。

 

「な、何をする気だ.....」

 

「こうするんだよ.....!」

 

俺はディノレックスの尻尾を掴んだまま、ジャイアントスイングをする。

そして、充分回転力を上げ。ディノレックスを天井に向けて投げる。

 

「ぐおおおおっ!!」

 

天井の壁は貫通し、ディノレックスは吹き飛ばされる。

 

「よし...なんとか外には行けそうだな...」

 

俺はゼットセイバーを拾い、ジャンプし三角飛びで地上へ向かった。

地上へ着くと、ディノレックスが倒れた状態で起き上がらない。

ディノレックスの傍へ近づくと、急にディノレックスが俺の足を掴む。

 

「.....」

 

「.....こいつ、まだ生きていたのか?」

 

ディノレックスの様子がおかしい、あれだけのダメージ受けてもまだ立ち上がる。

 

「グハハッッ!コノオレサマヲズタボロニシテクレタノハキサマカ!!?」

 

「.....」

 

「コロシテヤルゾ!コロシテヤル!ゼロ.....サイキョウノレプリロイドヨ!!」

 

「.....レプリロイド...?」

 

聞き慣れない単語に俺はディノレックスに質問するが、ディノレックスはまるで俺の声が耳に入ってない様な口振りでブツブツと言っていた。

 

「ゼロ...!ゼロ...!」

 

「.....?」

 

俺は疑問に思った。

さっきまで奴は俺の事を「イレギュラーハンター」か「貴様・お前」とでしか俺の名前を呼ばなかったが、今は何故か「ゼロ」としか言わなくなった、何かあるのか...?

 

「グゴオオオオオオオッ」

 

突然ディノレックスが大声を上げる。

 

「.....まさかウイルスにやられたのか?」

 

しかし何故、ウイルスには感染しているはずは無いのに。

一体何処から...。

 

「ゼロッ!シネヤ!」

 

大声でそう言うとディノレックスは炎を纏い俺に向かって突進してくる。

 

「...そんな技、もう効かん!」

 

俺はゼットセイバーを天に掲げる、するとゼットセイバーからとてつもない程の雷のエネルギーが蓄えられてゼットセイバーがかなり大きな剣となった。

 

「くらえぇぇっ!!!」

 

電刃

 

セイバーを振りかざしディノレックスに当てると、豆腐の様にスパッとディノレックスは真っ二つになる。

 

「はぁ...、はぁ...」

 

「グ.....ギギ.....ゼ.....ゼロ.....ワ.....ワシ.....ノ.....サイ.....コウ.....ク.....ヤツラヲ..........コロ.....」

 

ディノレックスは機械音で何かを言っていたが、何を言ってるのかは良く分からず。

しばらくすると、ディノレックスは爆発した。

 

「よし.....任務は完了か.....」

 

俺は通信機で報告しようとし、通信機を手に取るが。

あまりの高温での戦闘に通信機が耐えられず、通信機がへしゃげている。

 

「...嘘」

 

通信機のスイッチを押すが、ボタンがふにゃふにゃで押してる感触が無い。

 

「...く...時間が無いのに...!」

 

すると、何処からか声が聞こえる。

 

「.....?」

 

辺りを見回すが誰も居ない。

それでも聞こえる声の方を辿ると空からだと分かり空を見上げると、何かが落ちてくる。

 

「.....あれって.....まさか.....響か!?」

 

響が地面に着地すると、ブシューと足から煙が噴出した。

無事に着地成功の様だ。

 

「ひ、響...。どうしたんだ?」

 

「紘くんの通信が余りにもかからないから、こっちから来ちゃったよー」

 

なんて事を言うので、そんなに時間経ったのかと思い、響に時間を聞くと夜中の2時だった。

無事に全員シャトルの部品を回収してきた様だ。

だが、翼さんと、クリスさんがウイルスによるダメージが酷く少し休養という事で先に二課へ戻っている。

響自身は、へいきへっちゃらと言うが顔色が少し良くないので、ヘリコプターでやって来た弦十郎さんに響を休ませる様に頼んだ、という俺も多少戦闘ダメージを受けてたので、二課へもどり少し休んだ。

 

to be continued




今回のパートがクソほど適当になりました。
次回ついにシャトル作戦実行か!?

どうもありがとうございました!


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第10話 レプリロイドの謎

遅くなってすいませんでした!


ゼ.....ゼロ.....

 

 

 

「う.....う」

 

 

 

ゼロ.....目を覚ますのじゃ.....ワシの最高傑作.....

 

奴らを倒すのじゃ.....お前なら出来る.....。

 

 

 

「だ.....誰だ.....」

 

 

 

ワシは..........お.....え.....の

 

 

 

「な、何を言っている.....?」

 

 

 

ロ.....ヒ.....ロ.....

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「紘くんー?」

 

 

 

「.....!!!?」

 

 

 

俺の寝ていた布団の側で響は俺の名を呼んでいる。

 

俺は驚き起き上がると響は心配そうな顔で俺を見ていた。

 

 

 

「響...どうしてここに?」

 

 

 

「師匠が皆に話があるからって、クリスちゃんと翼さんはもう着いているけど紘くんまだ来てないって言うから寝てると思って起こしに来たんだ。そしたら大分苦しそうにうなされてたから...」

 

 

 

「.....俺」

 

 

 

俺は自分じゃ無いもうひとつの魂「ゼロ」の夢を見ていたんだ...。

 

だけど夢に出てきたおじさんは一体誰なんだ...?

 

俺は響に大丈夫と言い、準備して直ぐに向かうと言うと響は安心した顔で先に行ってるねと言い俺の部屋を出た。

 

 

 

「.....」

 

 

 

俺は準備している時にふと思った。

 

ノイズウイルス...あの任務の時に沢山相手にした...

 

あらゆるノイズや敵をイレギュラー化する...

 

あの三人でさえダメージを受けていた筈なのに...

 

 

 

「何故だ...何故、俺だけウイルスダメージを受けない?

 

逆にパワーがみなぎる感覚さえ覚える...俺の体はどうなっているんだ...?」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

数時間前.....資料室

 

 

 

朔也「..以上です。シグマと紘くんの中に宿るゼロに関してのレポートは」

 

 

 

弦十郎「ゼロは今までに何度もシグマと戦ってきた...

 

多少のウイルスではビクともしないだろう?」

 

 

 

「反応がないならまだしも...ダメージを受けるどころか...パワー出力がアップしているのです

 

ノイズウイルスとゼロの仕組みに関しては...未だに謎の部分が多すぎます...今後、何が起きるかわかりかねます…ここらで、何か対策を講じた方が良いかと」

 

 

 

「この件は秘密にしておくんだ...俺が考えておく...」

 

 

 

「ウイルスでパワーアップするなんて危険すぎます!せめて...紘くんだけでも手を打たないと、手遅れ

 

になりますよ!?」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

AM5:03 二課作戦会議室 (コロニー衝突まで残り7時間)

 

 

 

「遅れました!」

 

 

 

俺は早足で皆の元へ行く、皆は集まっていてソファがあると言うのに皆座らずに立っている。

 

まあ、パーツ回収の時の会議もこんな感じだったけど。

 

弦十郎さんが俺の顔を怖いくらいに見ていたので、怒ってるのかなと思いあのー?と返事をすると弦十郎が目を瞑り、すぐ目を開きこう言った。

 

 

 

「...皆、任務ご苦労さんだったな、無事にシャトルのパーツを全て回収して来た。

 

今開発部が総力を上げてシャトルをチューンしているはずだ、完成にはまだ時間がかかるだろう」

 

 

 

「そっか、じゃあ完成したら...」

 

 

 

「あぁ、シャトルを打ち上げコロニーを破壊する.....この作戦は必ず成功させよう」

 

 

 

全員が静かに頷くと、弦十郎さんが続けて言う。

 

 

 

「しかし、コロニー破壊を成功させても油断は出来ない、まだ奴らの目的が分からないからな」

 

 

 

それを聞くと俺は歯を食いしばった。

 

 

 

「ダイナモ...!」

 

 

 

「あぁ、後ダイナモのバックにはとても恐ろしい男が関与している」

 

 

 

そう言うと響が弦十郎さんに言う。

 

 

 

「恐ろしい男って...?」

 

 

 

「この事件の真の黒幕、コロニーを地球に衝突させようとする...そいつの名は「シグマ」だ...!」

 

 

 

「やはり、シグマの名前が...!」

 

 

 

翼さんが何か知ってたようなので俺は聞いてみると。

 

 

 

「私が行った任務先に出会ったスパイク・ローズレッドという男が教えてくれたんだ。」

 

 

 

「そういえば、俺の行ったマグマエリアに居たバーン・ディノレックスがゼロのことを「レプリロイド」って言ってたんですが、シグマと何か関係あるんですかね?」

 

 

 

俺がそう言うと、弦十郎さんはモニターを展開させる。

 

そこにはゼロの体の図面が表示されていた。

 

 

 

「ロボット...!?」

 

 

 

俺は驚いた顔でモニターを食い入るように見ていた。

 

 

 

「ゼロは遥か昔に開発された旧世代型レプリロイドと呼ばれるロボットだ」

 

 

 

弦十郎さんがモニターを変えるとそこには俺達が戦った4体が映し出されていた。

 

 

 

「君達が戦った4体も、シグマが製作したレプリロイドだ。...だがゼロとは違いこの4体は新世代型レプリロイドと呼ばれる新型機みたいだな」

 

 

 

「師匠、シグマも新世代型レプリロイドなんですか?」

 

 

 

「いや、シグマはゼロと同じ旧世代型レプリロイドの様だ」

 

 

 

「シグマとゼロは同じ旧世代型だから同じ人が作ったのか?」

 

 

 

「シグマは遥か昔にケイン博士という学者がレプリロイドの基本形として作製したんだ。そこから色々なレプリロイドが作られて街はレプリロイドと人間が共に生きていたそうだ。

 

ゼロに関しては一切のデータが無くて製作者が不明なんだ」

 

 

 

「...製作者が不明?」

 

 

 

「...うむ、ゼロには謎が多いんだ。」

 

 

 

「その...製作者か分からないんですけどさっき寝てる時に見た夢に出てきたかも知れない...」

 

 

 

「えぇっ!?ほんと!?」

 

 

 

「う、うん。でも不気味な感じだったかな...ワシの最高傑作だの奴らを倒すのじゃだの...」

 

 

 

「ひぇ...怖いねぇ」

 

 

 

「..........」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

AM9:27 食堂 (コロニー衝突まで残り3時間)

 

 

 

「..........」

 

 

 

あの時のミーティング、弦十郎さんはまだ何か隠していることがあった筈だ...。

 

俺達に言えない秘密事が...

 

そんな事を1人で考えていると机の前にクリスさんが立っていた。

 

 

 

「おう、前いいか?」

 

 

 

俺は大丈夫と言うとクリスさんは席に座る。

 

 

 

「まだ何も食ってないのか、何か頼めよ、奢るぞ?」

 

 

 

と、クリスさんは言ってきたので俺は言葉に甘えてカレーをご馳走になった。

 

クリスさんはミートスパゲッティを注文してた。

 

 

 

「ありがとうございます、ご馳走になって」

 

 

 

「良いってことよ。...それにしても何か考えてたけど、なんかあったのか?」

 

 

 

「弦十郎さん...まだ何か隠してるような感じしませんでしたか?」

 

 

 

「オッサンが?.....うーん、そうには見えなかったけどな。至って普通のオッサンだったけどな」

 

 

 

「そうかなぁ.....?」

 

 

 

納得のしない俺に向かってクリスは

 

 

 

「そんな事より、今はコロニーを破壊成功を願うことだけを考えようぜ...?

 

もしかしたらこの飯が最後の晩餐になるかも知れねぇしな...」

 

 

 

「そんな事言わないで下さいよ...絶対に成功しますって」

 

 

 

「.....冗談だよ、ちょっと気持ちを切り替えさせただけだ。悪かったな」

 

 

 

「あ、いえ...こちらこそすいません」

 

 

 

「あぁ」

 

 

 

...どうでもいいけど、クリスさんパスタがそこら中にパラけてますよ...。

 

余り他人のことを言いたくなかったので普通に食事を楽しんだ。

 

すると2人の通信機から着信音が鳴った。

 

応答すると弦十郎さんだった、シャトルが完成したらしい。が、緊急事態も発生したと、それを聞き俺達は急いで会議室へ向かった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「...大変なことになったぞ!」

 

 

 

会議室には俺達の他に見知らぬおじいさんが1人立っていた。

 

するとそのおじいさんが口を開く。

 

 

 

「スペースシャトルは完成した...。出来る限りのチューニングはしたつもりだ。

 

だが、1つ問題が起きてしまった。.....なにやらウイルスの影響で自動操縦装置が機能しなくなってしまった、動かせる手段が手動で動かす他無くなった」

 

 

 

急におじいさんがそんな事を言うので、驚いて声を張りあげてしまった。

 

 

 

「それって誰か一人シャトルを操縦してスペースコロニーに突撃しなきゃ行けないってことじゃん!」

 

 

 

「.....一体どうすれば.....」

 

 

 

to be continued




なんかやけくそみたいになってしまったですw
次回こそシャトルをぶっ飛びします!


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第11話 シャトル発進

第11話です!
やっと話が折り返しになったお


PM12:05 スペースシャトルコックピット内 (コロニー衝突まで残り30分)

 

「スペースシャトル発射スタンバイOK!!!」

 

スペースシャトルの打ち上げが出来るように設置をした、軍の隊員が大声で叫ぶ。

 

コックピットで深呼吸をしていると通信が入った。

 

《後は頼んだぞ...紘くん。何も出来なくて済まない。》

 

そう、シャトルの手動操縦を任されたのは俺だった。

厳密に言うと俺から志願したのだが。

 

「気にしないで下さい弦十郎さん、これも地球を守る為ですよ。

まさかゼロの力がスペースシャトル操縦にも使えるなんて、普通だったら出来ないから」

 

すると今度は響が入ってきた。

 

《紘くん...私...》

 

「響...、お前達3人は地球に残っていてくれ。お前達が行ってしまったら誰が地球を守る?」

 

すると今度はクリスさんが

 

《お前、もう戻って来ないような言い方は止めろよ!》

 

「俺は絶対に戻って来る、この位で死んでたまるか!」

 

すると、翼さんが。

 

《お前には私達の全人類の希望だ。必ず成功させよう、そしてまた皆の所へ帰ってきてくれ!》

 

「はい、絶対に戻って来ます!」

 

あおいさんから通信が入った。

 

《そろそろ時間です...!準備はよろしいですか?》

 

「OKです!こちらは準備完了です!」

 

そう言うと俺はゼロソウルに変身した。

 

《行くぞ...紘くん!最後の望みだ!.....3...2...1.....発射!》

 

 

俺は発射の掛け声と共に、スペースシャトルを発進させた。

シャトルの口から白煙が噴き出し無事に離陸し宇宙へ向かって飛んでいく。

 

 

 

 

二課仮本部 作戦室

 

「3.....2.....1.....発射!」

 

師匠の掛け声と共に、シャトルから煙が噴き出しシャトルが少しずつ上昇していった。

無事に発射出来て私はホッとした。

 

「シャトル打ち上げ成功です!」

 

あおいさんの一言で二課の全員が安心する。

だけど、ここからが本番だとモニターをしっかりと見ていた。

 

「コロニーは目の前だ...紘頑張れよ!」

 

「大丈夫だ...絶対に!」

 

翼さんとクリスちゃんも息を呑むようにモニターを見ている。

すると紘くんからの通信が入った。

 

《こちら紘!スペースコロニー「ユーラシア」確認!ギリギリまで近付いて脱出する!》

 

「紘くん!大丈夫!?」

 

私は紘くんに伝えると

 

《ああ!此方は大丈夫、だけどコロニーの破片が凄まじい...これを避けて近付かないと...コロニーにぶつかる前にシャトルが破壊されてしまう!》

 

「紘くん!君なら出来る!己を信じるんだ!」

 

《ありがとう弦十郎さん!.....短かったがそろそろお話は終わりの様だ...。...5秒後に通信をオフにして脱出する!》

 

5秒後紘くんは通信を切った。

あとは成功を神様にお願いするしか無くなった。

あおいさんが現状を説明する。

 

「シャトルのデータ補足!シャトルは真っ直ぐコロニーへ向かっていきます!角度、スピード全てが良好です!!」

 

 

「頼むぞ...!!」

 

師匠が歯を食いしばり、画面を見ていると朔也さんがカウントダウンに入った。

 

「スペースシャトル、コロニーに激突まで7秒!.....6.....5.....4....3...2.....コロニー衝突!!」

 

少しの間静寂が訪れた、だが直ぐに弦十郎さんが確認を行う。

 

「どうだ!やったか!?」

 

私は今までに無い緊張が体を震わせている。

すると朔也さんが...。

 

「やりました!!コロニー破壊率89パーセント...!コロニー破壊成功です!」

 

その一言で私達は全員が安心する。だが...

 

「よし!やったぞ!紘くん応答せよ!」

 

師匠が紘くんに通信を入れる。

 

「紘...!聞こえるか!?」

 

「紘...!応答してくれ.....!」

 

クリスちゃんと翼さんも呼びかけるが返答が帰って来ない。

皆がざわつき始めると、突然通信から雑音が発生する。

 

《.....こちら、紘...聞こえるかい?何とか生きてるみたいだ...》

 

「紘くん確認!」

 

あおいさんが、そう言うと私は安心の余りに膝から崩れ落ちる。

それを翼さんとクリスちゃんが支えてくれた。

 

「良かった...」

 

私はそう言うと、2人も安心した表情で私を見ていた。

 

「紘くん!無事か!?」

 

師匠が紘くんに呼びかける。

 

《...生きてきた中で1番ヘビーだったけど...大丈夫です...こっちの状態は無問題...。無事地球にたどり着ける様です...。》

 

「そうか...、こちらも落下地点を計算して迎えに行く。それまでゆっくりしていてくれ窮屈だろうけど」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

PM4:35 シャトル着陸ポイントエリア

 

私達は朔也さん、あおいさんが出してくれた着陸ポイントに向かっていた。

そこにはシャトルの残骸が散らばっていて、医療班の人達が紘くんの捜索をしている。

 

「ただ今紘くんは無事に救出した。...かなり弱っている...。これより本部へ帰還します」

 

医療班の人達が紘くんを見つけてくれた、紘くんの様態はかなり悪いとの事だ。

だけど、無事に生きているので安心している。すると翼さんが。

 

「良かったな...何も問題が起きずに...」

 

「...地球も守られ、紘くんも無事で安心ですが...まだ」

 

私はまだ感じてる事があった。

 

「...シグマか...」

 

クリスちゃんが私の考えを分かっていた様だ、そう地球を守ったけれど。

地球を破壊しようとした最悪の敵「シグマ」が残っている。

 

「私達の本当の戦いはこれからだと言うのだな...!」

 

翼さんが握り拳を作ってそれを見つめている。

 

「紘くんが守ってくれた地球...こんどは私が...!」

 

私はそう決心すると、翼さんとクリスちゃんが私の手を握る。

 

「翼さん...クリスちゃん...」

 

「余り独りで抱え込むな...立花」

 

「なぁにが「私が」だ!私達の間違いだろ?」

 

「...うん!」

 

そう言ってると、紘くんの乗せたヘリコプターが離陸し本部へ帰還する。

私達も別のヘリコプターに乗り込もうとすると、突然あおいさんから通信が入る。

 

《3人共待って!...な、何この反応は...》

 

あおいさんが慌てて私達を止めるのであおいさんに聞くと。

 

《これ程にない高エネルギー反応が此方に急接近しています!》

 

私達はその言葉に何かがやって来ると思い、身構えた。

すると空が急に暗くなった。

空から何かが降りてきた。見たところ派手なマントを背負ったおじいさんだった。

私達はこのおじいさんが恐ろしく強いと察知し構える。すると、おじいさんが口を開いた。

 

「クククッ、身構えるな...ルナアタックの英雄達よ」

 

「あたし達を知っているのか...!?」

 

クリスちゃんが拳を握る。

 

「あぁ、知っているさ...ガングニール、天羽々斬、イチイバルのシンフォギア奏者だろ?」

 

「何故、私達のことを...貴様は一体何者だ!」

 

「クククッ、私はシグマ...スペースコロニー「ユーラシア」を地球に向けた者だよ」

 

私達は固まった。

この人がシグマ...事件の黒幕。

クリスちゃんがシグマに向かってこう言った。

 

「残念だったな、シグマ!コロニーは紘が破壊して地球を滅ぼす事が出来なくなったぜ!」

 

そう言うと、シグマは余裕そうに答える。

 

「クククッ...、私の目的は何も地球を破壊することでは無い...。また別の目的があったんだが...今回は失敗だったみたいだな」

 

「何...?地球を破壊することが目的では無いだと!?.....答えろお前の目的は!?」

 

「ゼロだ...ゼロの目を覚ます事だ...」

 

「...なんだと!」

 

「私とゼロは古い因縁が在ってね...奴を研究してな、素晴らしい事実が判明したのだよ...

どうしてもゼロの真の姿が見たくてな...」

 

「真の姿.....?」

 

私はシグマが何言ってるのか分からなかった。

 

「ゼロの体がサイバーエルフと言うデータになっていたのを知っていた私はダイナモを使って地球にウイルスを撒き散らした。...そうする事でゼロが止めると思ったからだ...。予想通りゼロのサイバーエルフは地球人「桜花紘」の体にソウルユニゾンとして入り込んだ...。後は、お前達の知っている通りだ」

 

「そんな事のために...!!」

 

「ゼロとして戦闘能力を手に入れた桜花紘にウイルスに感染したノイズを戦わしても奴は一向に目覚めない...」

「ウイルスの量が足らなかったのだ...。そう思った私はルナアタックによってオンボロになったコロニー「ユーラシア」にウイルスをばらまいて地球に向けた。...コロニーを破壊する計画を立てるであろう地球人に先駆けて破壊に必要なシャトルの部品を強奪した...。その後にダイナモが桜花紘に接触をして目的を教えたのだ、誰よりも早くに...」

 

「全て奴の手のひらで踊らされていたのか...私達は」

 

「クククッ...その通りだ。私は4つの部品を4体の部下に渡したが...結果はこのザマだ」

 

「ゼロは...紘くんは絶対に私達の敵にはならない!」

 

「...お前達なら知っているだろう?ウイルスによるダメージを...」

 

「.....?それがどうしたんだよ」

 

「ゼロは幾らウイルスに感染してもダメージを受けない...寧ろ感染すればする程パワーアップしている。...ウイルスでやつの体を清めていたんだ...」

 

私はその一言で怒りが爆発して、無意識でシグマに向かって行った。

 

Balwisyall Nescell gungnir

 

「とおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!」

 

私は最大の力でシグマの顔面に一撃を加える。

 

「立花!」

 

「あのバカ...!...だけど、今回はあたしも同じ気持ちだ!!」

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

Killter Ichaival tron

 

2人はギアを装着すると、シグマに向かって技を放つ。

 

「立花!かわせ!」

 

翼さんがそう言うと、砂煙でシグマの様子が分からなかったがジャンプで技の当たる範囲外に出た。

 

「この、最大の剣...受けてみるがいい!!」

 

蒼ノ一閃 滅破

 

「これでも...くらいやがれぇぇぇ!!!」

 

MEGA DETH FUGA

 

2人の放った技がシグマの影に命中したが、技の影響で島が半壊した。

 

私達は同じ場所に固まる、いきなりの大技にはシグマも耐えられないと思ってたんだけど...

 

「クククッ...」

 

煙幕から不気味な笑い声が、聞こえた。

その瞬間恐怖により私の体は凍りついたように動けなかった。

時間が立ち姿が見える様になると、シグマは身に付けていたマントだけで3人の技を防御していた事が分かった。

 

「なんだと!3人の一撃を受けても...!?」

 

「3人の力を合わせればまぁやるじゃないか...」

 

その余裕そうな態度に、クリスちゃんは技を放った。

 

「...これなら、どうだ!」

 

MEGA DETH PARTY

 

沢山のミサイルがシグマに向かって飛んでいく。

 

「...ふんっ!」

 

シグマは、向かってくるミサイルに手をかざすとミサイルの動きが止まる。

 

「お前達に返してやるぞ...」

 

手をブンと振るとミサイルが私達に向かって飛んで来る。

3人は突然の事で回避行動を取っていなかった為に攻撃が命中してしまう。

 

「「「うわあああ!!」」」

 

ドゴォォォォンと爆発が起きてそこからは煙幕が広がっている。

私達はその場で倒れていた。

 

「クククッ...ルナアタックの英雄達よ...お前達の出る幕はもう無い...」

 

シグマが私達に手のひらを向けると、エネルギーがみるみる溜まっていく。

 

「...嘘だろ...!?..あんな技食らっちまったら...」

 

「あぁ...一溜りも無い...くそっ...」

 

「...大してダメージを受けてないのに体が動かない......まさかウイルスの.....!?」

 

「万事休すか.....!!」

 

「さらばだ...」

 

シグマの手のひらから放たれた衝撃波が私達に容赦なく向かってくる。

 

「.....!!!」

 

 

to be continued




次回どうなる!


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