転生したらアルトリア顔だった件 (からに)
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第1話転生したらヴェルドラの目の前だった件

やっちまった・・・どうもはじめまして、作者のからにです。

思いつきで書いた、反省はしてる後悔はしてない。

駄文ですがどうぞ・・・

1/14改変・・・改悪かどうかは知らぬ


やあ、普通で普通な高校生それがこの俺、佐藤翔太だ。

ほら、名前までよくある感じだろ?

グー○ルで検索すると10000件はでてくるんだぜ。

それに佐藤とか探してみるとたくさんいるしな、翔太も。

なんか自分で言ってて悲しくなってくるなぁ…

てか、コナンみたいな紹介でもこの普通な感じは誤魔化せないのかっ。

チクショウ‼

え、なら他人に誇れるような特技?ねぇよ!・・・無いよ!うわぁぁぁん。

 

はぁ

 

ていうか、そもそも誰にむかって話してるんだ俺は・・・

 

ま、別にいいんだが。だが、俺はひとつ趣味があるのだ

俺は、大のアニメ好きであり本好きだ。

特に好きなのは、Fate/系と転スラ。まぁ転スラは今年の秋放送だけどな。ちょーたのしみだぜ。

まぁ、そんなおれが、今何してるかというと、友達とFateごっこだ。暇だしな。よくやるよね?高校生だと。

こらそこ厨ニ病とか言わない。

 

「・・・帰るか」

 

「おう、そうするか。」

 

こいつはただの友達気にするまでもない。以上!

 

「じゃ、また明日」

 

「おう、エクスカリバーのポーズ覚えとけよ!」

 

「はいはい」

 

だいたい想像できたかもしれないが、こいつは重度の厨二病患者だ。

・・・どうでもいいな。以上?

あ、そういえばどのエクスカリバーなんだろう

いろいろありすぎてわからねぇ。増えすぎだろエクスカリバー

あー、エクスカリバーエクスカリバーねぇ…

え、く、す、カリバー!なんちゃって。

 

「あぶねぇ!避けろー!!!!」

 

大きな声が聞こえ、横を見るとこちらに向かって

猛スピードで来ているトラックがみえた。

 

あ、死ぬわ、これ。

 

そうおもった瞬間、俺は宙をまっていた。

もう綺麗に。やっべえ鳥人間コンテスト優勝出来そう。

・・・あぁ~ダメだ、これ。身体からどんどん血が抜けていく感覚がする、

痛い、がもう痛すぎてだんだんと感覚がマヒしてきている。

やっぱり俺けっこう普通に死ぬんだな。英雄見たく何かできるわけでもなく。

ま、そうだよな結局少しの人間しか知らない奴としてしんでいくのだよ。

ただの人下の高望みとはいえ、

・・・なんかいやだなぁ

 

≪確認しました。英雄の卵・・・獲得しました≫

 

どうやらまだ近くにいた友達が駆けつけて来たようだ。

なにやら声が聞こえる。

おいおい、こんなところでも厨二発揮すんなよ。恥ずかしいじゃねぇか。

転スラのものまねとかしやがって・・・効果音までついてて

無駄に完成度たかいんだよなぁ・・・

 

≪・・・確認しました。ユニークスキル完全再現・・・獲得しました≫

 

あー、もう声も聞こえなくなってきやがった。

手足が先のほうから感覚がなくなっていく。

ひどい寒気がする。

そういや、死ぬってことは生まれ変わるんだよなぁ・・・

そうだなぁ・・・せめて来世は女になって男どもにちやほやされてぇなぁ・・・。

あ、でもどうせなるならアルトリアみたいな顔と身体になりてぇなぁ・・・

まーた高望みしすぎか。昔からの悪い癖だなぁ…

 

≪検索します・・・成功しました。

 身体を生成します・・・成功しました。人間・女完成しました≫

 

あーもう、うるさいなぁ・・・静かにこの世を去らせてくれよ・・・

死ぬ時ぐらい静かに逝きたいものだ。

おいおいそんな泣くなよ、ただ死ぬのが速くなっただけだって。

 

≪確認しました・・・気配遮断・・・獲得しました。≫

 

あー、眠い。あぁでもまだ、眠りたく…ないなぁ…

はは、おいおい、泣きすぎで顔ぐちゃぐちゃだぜ?

あ、俺もか・・・

 

≪確認しました・・・睡眠が不要な身体に進化しました≫

 

何言ってんだお前。(真顔)あぁ、眠い・・・・・・・・・

 

てか結局彼女も作らず俺は死ぬのか・・・

これじゃあ、死んでも死にきれねえぜ・・・

 

≪確認しました・・・ユニークスキル不老不死・・・獲得しました≫

 

あれ、これもしかして本物じゃねぇか?・・・・・うっそだろぉ?

マジもんの転生トラックかよ‼チクショウ

ちょおま、待って!まだ色々叶えたいことが‼?

あ、間に合わねえわこれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い、真っ暗だ。いやホント、なんもみえねぇ・・・

 

「どこだよここ・・・うっ」

 

突然頭に鈍い痛みを感じた

それですべて思い出した。俺はトラックにひかれここにきているということ。

そして転スラの世界に来たということだ。(たぶん)

つまりはあのトラックは転生行きのトラックだったのだ!

マジか・・・マジか!(歓喜)

いやでも親より先に死んでしまうとは、親よ、すまん先立つ親不孝許してくれ。

 

≪何だ貴様は、目の前にいきなりあらわれよって…もしや転生者か?≫

 

Oh・・・ヴェルドラさんじゃないですか・・・

こんな時は、自己紹介しよう。

今の俺は右も左もわからないのだ。

いや原作知識もあるにはあるけどね‼

正直、うろ覚えなんだよなぁ・・・

でも、確かヴェルドラは寂しがり屋だったはず

 

「えっと、俺は・・・・」

 

あれ、今気付いたのだが俺って

こんなにハスキーボイスだったかな・・・沖田さんみたいな声出たんだけど・・・

いや、川澄さんボイスか?うーん洞窟に反響していまいちわからん。

 

「・・・一つ聞いていいですか?」

 

≪質問を質問で返すな!はあ、いいぞ≫

 

「俺の姿なんに見えます?」

 

≪おかしなことを聞くな?もちろん()()()()()()姿()だが?≫

 

ですよねーーーーー?

そんな気がしたよ‼

だって死ぬ直前に言ってるもん‼

そうだなぁ・・・せめて来世は女になって男どもにちやほやされてぇなぁ・・・。

とか、なんとか。本当にしてどうする‼

俺の息子を返せ‼(迫真)

くっそぉ‼

ふざけるな?ふざけるな?馬鹿やろ――――?

こんなことが許されていいのか!いやよくない!

はぁはぁ、いや落ち着け、落ち着くんだ中村翔太。

まだ慌てるような時間じゃない。いや慌てるべきだろこれ‼

いや冷静になれ‼

 

≪何だ貴様、ころころ表情変えよって、新手の芸か?」

 

「いや違いますから‼

 えっとですね、実は俺・・・いや私のほうがいいか、かくかくしかじかでして・・・」

 

≪ふふふ。ふはは。ふはははははっ!!!死ぬ直前の考えのせいで・・・ブフッ?。おんなに、なったのか。

フゥーーーハハハハハハハ!!!≫

 

よう笑うなこいつ・・・。基本をおさえた、笑いの三段活用。なんかもう見事だよ・・・。チクショウ!

はぁ、最悪。まぁ物語の主要人物であるヴェルドラに会えたのは僥倖だけど…

そんなことを考えていると、後ろから何かが飛んできた

 

 

ピョーン、トス

 

 

なんというか小さくてよく跳ねそうな物が飛んできて跳ね返った音

ヴェルドラのほうからしたんだが、

なんだこれ?スライム?

 

「・・・なんかスライムっぽいのとんできましたけど・・・」

 

≪ふむスライムか、珍しいな≫

 

あれ待てよ?このタイミングで飛んでくる、スライムって・・・

 

「」

 

リムルじゃないですか‼




さあ、彼は俺TUEEEEができるのか。
俺TUEEEEじゃなくて私TUEEEEかな?


ただし現実は厳しい。つまり俺TUEEEEは出来ないんだよなぁ[暗黒スマイル]


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第2話リムルが思ったよりかわいい件

1話で評価がこんなにつくなんて・・・
ありがたいです!
かわかわ@YOMUSENさん
ツケ3さん
春乃さん
橘月さん
評価ありがとうございます!

では本編どうぞ!

※8/8少々内容を変えました。本編的には変わりがありません


≪とりあえず話しかけてみるか…少し静かになるけどお前いなくなるなよ!≫

 

「え、あ、はい。・・・そうだ、試したいことあるので少し行ってきますね」

 

≪む・・・・・・・・・・まあ、いいが。帰ってこいよ≫

 

いや長いこと考えましたね!?

さびしがり屋にもほどがあるだろ・・・

それから、私はそう言えば完全再現とかあったなーと思いそこらへんの石を拾い

そうだなぁ・・・石だし、『五つの石』でも真似てみるか。草で石を包んで取れないようにしてと

 

≪ユニークスキル「完全再現」を使用しますか?yes/no≫

 

yesで。そう言った瞬間頭の中の記憶の細かいところまで思い出せるようになった。

ゲームでの動きを完全に再現して…

そしてそう、ダビデの宝具説明欄を思い出して・・・

身体の中に循環するエネルギーみたいなのを石に集まるイメージで・・・

よし、いまならダビデの宝具の模倣ができる。

いや、でも威力は落ちてんだろーなぁ…途中で落ちたりしたりして。

 

『君には改心する権利がある。・・・では、仕方ないな…【五つの石】』ブンッ

 

うわ、石が五個になった!?

光線みたいな感じで飛んでった!?

中村悠一ボイスでた‼?

爆発した!?

 

「うわ・・・亀裂入ってる・・・」

 

Oh・・・想像以上だぜ・・・だけど、なんていうか。これじゃない感があるんだよなぁ…

まさに模倣、見た目だけってやつだ。まあ、模倣だしこんなもんか。

模倣をして投げた石の先には、亀裂ができていた。30センチはあるだろうか…

そして、模倣した影響なのかすごい頭痛が一瞬した。おそらく脳の記憶

の部分を酷使しすぎたのだろう

あ、石がくずれた。

 

≪どうした!?≫

 

落石音が聞こえたのか、ヴェルドラが話しかけてきた。

 

「なんもないですよー」

 

≪そうか、ならいいが・・・あー、お前もこっちに来い。少し話がある≫

 

話?何だろう。てかリムルさんかわいいな、ぴょんぴょんはねてる…

 

「えっと、スライムちゃん?スライムくん?」≪くんだよ!だそうだ≫

 

伝説の竜が通訳してるよ…しかもスライムと人間のために。

 

「じゃあ、スライムくんよろしく。」

 

あ、そういえば、俺女になったから佐藤翔太って名乗れねえじゃん。どうしよう・・・

 

「まぁ、うん、元男の転生者だよ。だから名前も男の名前なんだ。だから今は名乗れないかなぁ…なんて」

 

あ、めっちゃ驚いてる。具体的にはスライムの体が縦に伸びた。

んでもってヴェルドラは思い出し笑いしてる。コノヤロー。

 

≪ぶっふ、それじゃあ、あの話でもしてやろうか…≫

 

 

勇者との戦いのこと

 

封印されてからいままでのこと。

 

久しぶりに話し相手ができて嬉しいのかたくさんしゃべっていた。

話している竜はとても楽しそうで、嬉しそうだった。

こいつはおそらくこの洞窟で、一人だったのだろう、濃ゆすぎる魔素のせいで。

 

「・・・なあ、ヴェルドラさん。」

 

≪二人して何だ?≫

 

リムルさんも同じこと考えてたのか…

それならリムルさんに言ってもらおう

私が言うよりそっちのほうがいいだろうし。たぶん

 

≪な、何だと?す、スライムと人間の分際で、"暴風竜ヴェルドラ"と恐れられる、この我とトモダチだと!?≫

ちょっと嬉しそうなあたりやっぱりこの竜さびしかったのではないだろうか。

そりゃ長年こんなところにいたらねぇ…

誰でもさびしくなるよ

 

「じゃあ、やめときます?」

 

≪アホ!バカ‼お前ら!!! 誰も嫌だなどと、言っておらぬだろうが!!!≫

 

ツンデレかッ!ドラゴンのツンデレって誰得だよ。

・・・メスのドラゴン?ドラゴンにそもそも性別なかったような…

 

「え?じゃあ・・・どうする?」

 

≪・・・そうじゃなあ。・・・どうしても、と言うなら・・・考えてやっても・・・やらんこともないぞ?≫

 

なんとなく、こっちをチラチラ見てくる感じ。

 可愛い女の子ならいいけど、邪悪な見た目のドラゴンにされてもなぁ・・・当たり前だが嬉しくはない。

 腹よじれるぐらい面白いけど。

実際ちょっと噴き出してしまったけど。

 

「どうしてもです!俺はあなたとどうしても友達になりたい!」

 

だって、一人でいい事なんて何もないでしょうよ‼

あとこの世界でリムル以外知り合いがいないってのはいやだし…

 

≪ちょ! ・・・仕方ないな! 我が友達になってやるわ! 感謝せよ!≫

 

ちょろいんかよ・・・いやホントちょろいな…

それでいいのか、伝説の竜‼

 

「スライムくんも、友だちになろ!」

 

ぴょーん、とはねている、オッケーのいみなのか?

友だち第二号だ。よっしゃこの世界でもう俺はボッチじゃないぞ‼

てか、リムルかわいい。

 

≪オッケー、だそうだ≫

 

「じゃあ、二人?共よろしく!」

 

人?体?僕にはわからない…

するとリムルがぴょーんと跳ねた。だんだん行動の意味がわかってきた・・・

 

≪宜しくの!・・・そうじゃ、お前らに名前をやろう。お前ら2人も我に名前を付けよ!

 これで、そのスライムもネームドモンスターになれるしの!≫

 

「いいね、私も名前を変えようかなって思ってたし。」

 

そうそう中村翔太とかいう女の子いないでしょ。たぶん。

え?いないよね?

またもやリムルがぴょーんぴょーんしてる。わーいまためっちゃはねてる。

 

「うーん・・・暴風竜かぁ・・・英語ならWindstormだからなぁ…」

 

ぴょーんぴょーん

ん?何か伝えたいことがあるらしい。

いや、なんでおれわかるんだよ

 

≪ふむ、君のアイデアと合わせてテンペストでどうだ、だそうだ≫

 

いやて何処から来たのか?わからん。

 

≪・・・うむ、決まり!だな!!!2人同時に付けたから名付けの交換にもなるしちょうどいいな!

 今日から我は、ヴェルドラ=テンペスト だ!≫

 

「いいんですねそれで・・・まぁ、かっこいいですけど」

 

≪であろう‼まったく素晴らしい響きだ。≫

 

ぴょーん、リムルさん嬉しそうですね。

やっぱネーミングセンスあるわ。

もちろん俺にはないけどね‼

 

≪次は、お主らだな‼スライムは・・・

 "リムル" の名を授ける。リムル=テンペストを名乗るがよい!!!

 それで人間のほうが・・・アルリア=テンペストを名乗るがよい‼≫

 

アルリア、アルリアか・・・いい名前じゃん‼

ヴェルドラみたいにテンションあがるね、これは。

それにこの人たちネーミングセンスあるわ。




評価に感想アドバイス一日でこんなに
増えてめっちゃ驚きました。ありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!


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第3話私の顔がアルトリア顔だった件

投稿遅れて申し訳ありません!
弁明の余地がないです!
本当にすいませんでした!
ougustさん
東雲流さん
A4用紙さん
アドバイスに感想評価ありがとうございます!
これからも頑張っていかせていただきます!


こうして、私とリムルはヴェルドラと友だちになった。

 

「よし、じゃあ、次はヴェルドラの封印をとこうか!」

 

≪・・・うーむ、勇者と同格のユニークスキル持ちなら封印を解ける可能性があるのだが…≫

 

封印を解くっていうのは、『破戒すべき全ての符』でできるのかな?・・・

『無限牢獄』と同格の力だとは思うんだけど・・・

うーむ、『無限牢獄』って、魔術じゃなくて魔法の域に達してる気がするしなぁ…

てか、そもそもスキルだし。それに次も頭痛がないとは限らないしなぁ

それに、ヴェルドラの姿も不確かだしなぁ…

 

「・・・・私には解く方法がないかなぁ…」

 

≪まぁ、しかたあるまい。なんたって我を倒した勇者のスキルなのだからな!≫

 

そう、ヴェルドラと話しているとリムルが

なんか考えながら(わかんないけど雰囲気的に)

ヴェルドラに近づいていってヴェルドラに触れた瞬間

閃光が走った

 

うお、まぶし・・・

光が出ているところを見ると、リムルがヴェルドラにふれていた。

触れるだけで光るとか、どこのETだよ。

まあ、友達だもんね!しょうがないね!

しかし、光終わっても少し封印が緩んだだけで封印が解除されてないあたり、ダメだったらしい。

 

≪む?リムルよ、脱出方法があるのか!実はな、後100年も持たずに我の魔力は底をつくところだったのだ!

 なんせ、魔素の流出が止まらなかったものでな…≫

 

ほんと、大賢者先生すごいとおもう(KONAMI感)

 

≪うむ。かなり上位の魔物も寄り付けぬ。草も生えぬ土地だったろう。ここらで生息出来るのは希少な植物のみよ!

ふははははは‼≫

 

ヴェルドラの壮大な独り言にしか聞こえない・・・

てか、ヴェルドラがリムルとしゃべっていると私がボッチになるんですけどそれは…

 

い、いいし、寂しくないし・・・

これ言ってる時点で寂しんだが・・・

なんか、封印からの脱出の光明が見えたようだ。

リムルがぴょんぴょんはねてる。

 

«…恐らくだが、意思のみ出ても、魔素を集めて核を再結成させる事が難しいという事だな。お前が牢獄に綻びを作った事で、成功の可能性が出来たのだろう。

 で、依代。つまり、新たな核を用意するならば、そこに移るだけですむ。様は、転生か! »

 

何言ってんだこいつ。前の文をくれ私に・・・

くっそぉ!私だけ仲間はずれで気に食わない!

仕方ないことなんだけど…でも!

 

「ヴェルドラ!」

 

« うぉ、どうしたのだ。アルリアよ »

 

「どうしたもこうしたもないよ!

私を仲間はずれにしないでよ。私にはなにかできることは無いの?」ムスッ

 

せめて私も、友達になにかしてあげたい。

そう思うことは普通だろう。

あ、『普通』か・・・

 

«うーむ、できることか・・・?あるか?リムルよ»

 

あるの!?

是非是非!

捕食者で食べるだけでも何かと手伝えることはあるんだな!

 

«言いにくいのだが・・・»

 

いいにくい?女だからかな?見た目が女でも心は男だぞ!

 

«えっとだな・・・リムル曰く手伝えることは・・・

無いらしい・・・»

 

うそーん・・・

 

慰めてくれてるのか、リムルが肩に乗って少し跳ねた。

その優しさが身にしみるっ!

 

「・・・そっか。じゃあ、私確認したいことがあるから

少し席外すね…」

 

うん、確認したいことがあるんだよね…うん。

 

«そ、そうか。なら用があったら我が念話で呼ぼう»

 

「わかった」

 

鏡とかないかな・・・自分の姿を確認したい・・・

女とはいえどんな顔かどうか気になるものだしね・・・

 

「・・・あ!水晶がある!」

 

どれどれー?私はどんな顔してんだろなぁ…?

「・・・?・・・!・・・!!・・・!?・・・!?!?!?」

 

アルトリア顔じゃねぇかこれ!?いやいいんだけど?

また最近増えたばっかりじゃんか!私がアルトリア顔なんて

また増やしちゃったよ!アルトリア顔・・・

えぇ(困惑)

 

そして何この薄い服は!?

そして肝心の胸は・・・

小さいお山が2つー♪

・・・・・・まぁ、アルトリア顔だし…

 

 

 

チクショウメェェエエ工!!




お気に入りがもう100に行きそうでびびってる作者です
本当にありがとうございます!


FGOの今年の水着イベしてたら
思ったこと。
エンドレスエイトかな?これ?
よっしゃがんばるぞぅ(白目)


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第4話捕食者がほんとにやばい件

お気に入り登録120件もありがとうございます!!
ほんとに励みになってます!これからもよろしくお願いします!
いやほんとありがたい・・・
ポケっちさん
粉みかんさん
ケチャップの伝道師さん
評価ありがとうございます!
アドバイスはほんとに助かってます!


oh......ぺったん・・・ぺったーーん

ウソダドンドコドーン!!

 

うぅ、最悪だぁ・・・

 

«クハハ!よし!アルリアよ!我は封印を解くために

リムルに喰われる!»

 

ファッ!?あ、そっか。普通にびっくりしてしまった。

『捕食者』で喰うんだよね。いや、なかなかなパワーワードだわ。

うん、凄い(KONAMI感)

 

« クククッ! 任せておけ!そんなに待たせずに、お前の前に合間見えよう!!!»

 

だから、独り言にしか聞こえないんだけど・・・

まぁ、いっか。これも最初のうちだけだし

 

「説明プリーズ」

 

«おお、そうだな!説明せねばな!»

 

うん、まぁ、だいたい知ってるんだけどね。

私は転スラの原作を知ってないってことにしといた方が楽だし

 

«・・・つまりだな、『大賢者』と『捕食者』で解析を行い、内部からは我が破壊を試みるということなのだ!»

 

「はぇ~、そんなこと出来るんだね。リムルって」

 

おぉ、得意げにはねてる。やばいわ、もうスライム語検定1級だわ。

・・・なにに使うんだ、この検定は・・・

 

「よし!じゃあもうヴェルドラとはしばらく

会えないってことかな?」

 

«ふむ、まぁ、そういうことだな!だが我はすぐに封印を抜け出して見せよう!!フハハハハハ!»

 

笑いが響くなぁ・・・これが聞こえなくなるのはなんか

寂しいな・・・

 

「うん!期待してるよ?ヴェルドラ!」

 

«期待しておれ!!クハハ!!!»

 

すると、リムルがぴょんぴょんはねてもうやるぞ?って

訴えてきた。うーん、ヴェルドラを喰う瞬間をみれるのか。

うん、楽しみだ。

 

«しばらくさらばだ!リムルにアルリアよ!»

 

「おう!早くこいよ!」

 

そして、リムルが捕食者で食べた。

一瞬にして、ヴェルドラの巨体が目の前から消えうせた。

本当に、一瞬で。

・・・うわぁ、やば。

 

やっぱりリムルを敵に回したら私死ぬな、すぐに。

 

「・・・あ、通訳がいなくなっちゃった!?」

 

やべぇな、スライム語検定1級とはいえ全然わかんないぞ??

 

「・・・とりあえず、話せるかな?」

 

通じるか分からないけど聞いてみる

あ、反応した。聞こえるのは聞こえるんだ。

でも、念話は出来ないよねー

でも意思疎通が出来ないな。

えっと、紙がないから。もったいないけど、ここの草を

石ですり潰して出た液で文字を書いて意思を伝えてみたら

はっ!という感じでリムルがぴょんっとはねた。可愛い(確信)

※以下『』は文字での会話

 

『これで意思疎通ができますね!』

 

『そうだな!』

 

『リムルさんとやっと話せましたー』

 

『そうだ。タメ口でいいよ!俺もタメ口でいいかな?』

 

『もちろんですよ!家族みたいなもんですし!』

 

テンペストが一緒だから、家族っていう考えは浅はかだったかな。

 

『そうだね!』

 

・・・そうでもなかったらしい。

さて、伝えることを伝えるか。私の前世の話もするべきだろう。

 

『・・・これからどうする?私はスキルの確認したいんだけど』

 

『わかった。じゃあ、俺は少し散策してくるよ』

 

『分かった!気をつけてね?』

 

そう話したあとリムルは散策しにいった。

さて、私はスキルの確認をしようかな。

 

えっと確か私のスキルは

『完全再現』と『気配遮断』に『不老不死』

あと『英雄の卵』だったはず、少し試してみるか、

 

 

 

 

 

 

 

 

「頭痛い・・・」

 

試してわかったことは英雄の卵は勇者の卵

みたいな感じだと思うけど・・・まぁ、よくわかんなかった。

完全再現は多分その再現をする時再現元のものに近いもの

がないとダメなんだと思う。あと、再現したあと

脳が揺さぶられるような衝撃がくる。

多分これは技の大きさによって変わると思う。

枝で「約束された勝利の剣」をやろうとしたら

頭が揺さぶられ抉られるような痛さを感じた。

それにあまりよく知らない技は使えないみたいだった。

完全再現はこれぐらいかな。

いや、チートだね。まぁ、デメリットもあるけど。

気配遮断は試せる時に試そうかな。

不老不死はそのまんま『不老不死』だと思う

・・・まぁ、試せるわけないよね。自分の体を

傷つけれるわけが無いし?怖いし。まぁ、そのうちわかるでしょ。

たぶん。

 

あ、リムルが戻ってきた。

 

『どうだった?』

 

『確認出来たよ!』

 

『そっか、よかった。

そうだ、俺はまだここにいるけどアルリアはどうする?』

 

あー確か30日ぐらいいるんだよね。さすがに

私死んじゃうかなー・・・

あ。そう言えばもう少ししたら人がくるんだっけ。

でも30日ぐらいだし・・・

不老不死を試すわけにはいかないし。

はっ!!あれがあるじゃんか!『気配遮断』!

やっべ、私天才・・・?

 

『外に出てみます!ここじゃ私は生きていけませんし』

 

『外って大丈夫なの?魔物とかいるんじゃ?』

 

『大丈夫です!スキル『気配遮断』があるので!』

 

大丈夫、だと思う!うん!

私はスキルを信じる!

 

『なら、これ持ってて回復薬』

 

『あ、ありがとうございます!』

 

あ、そうだ。気配遮断の確認してもらおう

 

『気配遮断今からするんですけど、

見えてたらはねて貰っていいですか?見えなかったら

跳ねないでください』

 

『わかった!任せとけ!』

 

よし、じゃあ、気配遮断おねがい!

«エクストラスキル気配遮断使用しますか?

YES/NO»

YES!っと。さぁ、リムルの反応はいかに!

 

シーーーーーーンとした空間が私の周りを満たす。

おぉ、成功した。

 

「大丈夫そうですね!じゃあ行ってきます2ヶ月後ぐらいに

戻ってきますね!」

 

『おう!またな!』

 

さあ!外に行こう!どこに行こうかな。

とりあえずジュラの大森林を抜けてドワーフ王国にいって

『魔鉱石』でお金を稼いで武器を得よう!

 

 

 

よっしゃ!私の第二の人生はここから始まるのだ!

 




気配遮断は隠密スキルの上位互換です。


感想アドバイス評価お待ちしております!
ほんとに作者の励みになってます!
さあ、次回やはり現実は厳しいことを実感する主人公!
またお楽しみに!!


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第5話やっぱり現実は甘くない件

いやお気に入りが増え続けてびっくりしてる作者です
もう駄文なのにありがとうございます!!
これからもよろしくです!

では本編どうぞ!


「つ、疲れたー!」

 

現在洞窟出口。

リムルと別れたあとすぐに出発したのだが、

最後の扉で問題が起きたのだ。

扉が見えて油断してたんだけど

なんとそこに、蛇がいた。

 

「キシャー!!」

 

えーと、こっちみてるよね。絶対。

バレてるよね!絶対!

よし、いないっていうアピールしよう!

 

「・・・」←精一杯のいませんよアピール

 

よっしゃこれでどうだ!

 

「キシャー!!!!」

 

うわ、ジリジリよってきた……

なんで見えてるの!?

訳分からんわ、ちくしょう。

 

「・・・・・・」←逃げる準備中

 

よし、このまま逃げれるな!

よしスタコラサッサさー!

 

「シャー!!!!」

 

やっぱ追っかけてきた!?

ちくしょう!!やっぱ現実は甘きないよね!

 

「逃げるんだよォ!」

 

うん、蛇に見つかった…いやなんでさ!

アルトリアの体なんだし魔力放出的なのできないかな!

あの蛇はやいっ!!

ちくしょう!なんであんな早いんだよ!

やるしかないよね!魔力放出!

いい語呂だわ!!なんて言ってる場合じゃない!

«完全再現使用しますか?YES/NO»

YES!いやぁぁぁ!来ないでえええええ!

『魔力放出』を足で出す!

 

「ふぎゃ!!」

 

ステンっと転んだ

それは綺麗に。

見本のような転び方をした。

痛い……

 

「チロチロリ」

 

「・・・」

 

最悪だ・・・

あ、そうだ!『直感』で避けて行こう

私天才か!?

 

「シャー!!!!」

 

直感を使うと完璧に動きが読めた。

すげぇ、動きが頭の中に入ってくる。

これなら余裕だ!

 

「ふっ!」

 

よしよけれた!このまま外に出る!

ガチャ。よし外に・・・出れ・・・

ない!!洞窟まだ続くんかい!

 

よし!ドア閉めよう!すぐ閉めよう!

 

ガチャン!と音を立て閉まったのだが・・・

「シャー!!!!」とずっと聞こえる。怖い。

さっさと先に進もう!そうしよう!

 

そして現在に戻る。

封印の洞窟の外にでた、出たのだが・・・

 

「森だなぁ・・・見事に・・・」

 

やばいな、森の中にどうせ魔物とかいるだろうしな・・・

よし!あれ使おう「気配遮断」より便利なあれ

魔力放出と直感出来たしできるさ!きっと

「顔のない王」を使おう!今着ている服を使えば

大河の近くに行けるはず!

 

«完全再現を使用しますか?YES/NO»

 

よし、多分これでOK。水晶にはうつってないと、

やった!

よし!大河の近くに行けばドワーフ王国に

行けるはず!!

さあ!レッツゴー!

……冷静になると、みちなりがきちぃ。

ちなみにだがドワーフ王国に行くのは

いまは他の国は混乱してるしドワーフ王国に行こー

ていう浅はかな考えである。

 

途中までダイジェスト!

 

森に入った途端

「うわ!顔に蜘蛛の巣が!」

しかも、虫がうろちょろしてる……

ウェ、キモス。

 

2日目の森の途中で

「・・・大河遠いよ!」

汗だくだくになっちゃったよ。

水浴びたい……うん、川についたら水浴びしよう。

 

3日目の大河に到着しそばでの釣り

「うーん、これ釣れるのかな?」

↑枝につるで先にミミズらしきものをつけている

あっ、釣れた。なんだこれ?魚?貝?

とりあえず食べてみれば分かるさ!

 

中間

「・・・ふう、中間ぐらいかな」←ジャスト

 

多分ここが中間だろう。

微かにだけどドワーフ王国がみえる。

うーん途中で案内してくれる誰かいないかな。

だって私の幸運はA+!!

……つかれてるな、私。

うぅ……頭痛い……スキルの負荷が怖いなやっぱり

 

とりあえずお風呂に入りたいな…

体が汗でベトベトだし。

……なんか、女みたいな考えになってる!?

いや、お風呂に入ってさっぱりしたいのは

男でも同じだろう!よし大丈夫だ!多分!

 

「……誰もいないよね。ここら辺」

 

よし、少し水浴びしよう!

誰も来ないでしょここら辺。

え?来ないよね?多分?

 

------脱ぎ中------

 

いや脱ぐの難しい……

森の中でのトイレの時みたく色々やりにくいな女の体って

うわ、水綺麗だなぁ……

 

「ふぁ……気持ちいいぃぃぃいい……」

 

いざ水の中に入ると気持ちいい……

顔がにやけてしまう……

 

「はぁ、疲れたぁ……」

 

ここまで4日かかってるし

ご飯は途中で得た木の実で行けるけど、

疲れはたまるんだよなぁ……

 

「」

 

「……?」

 

なんか流れてきた?……白髪の人間??なんで??

生きてるけど…?なんかオーラ感じるんだけど?

人間じゃない?なんだこいつ?傷だらけじゃないか。

 

 

ピラっ

 

 

 

風に吹かれて服がめくれた

すると、ぞうさんが見えた。

みえた……見えた……みえ……た!?

 

「い、いやぁあああ!!」バシッ

男じゃないか!?

あれが見えたぞあれが!?!?

 

「ガフッ!!」

 

あ、生き返った。

意識戻るまでにきがえなきゃ。

てか、女化進んでないか…?




感想アドバイス評価お待ちしております!
低評価の人はアドバイスくれると嬉しいです!

白髪の人?は誰なんだ!?
次回お楽しみに!!


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第6話変態が現れた件

投稿遅れて申し訳ない
バイト終わってすぐ寝るを繰り返してたら
2日たってました。
また明日病怖い……

本編どうぞ!


着替え終わり。この男が目を覚ますまでの間に

応急処置をした。血が多く流れてる風に見えていただけで

実際は浅い傷が多くあっただけのようだ。

……その浅い傷が尋常じゃないくらい多いのだが。

それに古傷も多かった、どんな生活したらこうなるのだろうか。

まぁ、私の服をちぎって水で洗い巻いただけの簡易的なものだが。

私の服の布面積が少なくなってしまった、まあ、いいでしょう。

・・・それにしても、なんていうかみているだけでほわほわする人だなぁ。

白髪のショートカットがよく似合っている。

あ、ぴくっ、ってした。

 

「あ、生きてます?」

 

「だ、大丈夫さ、これぐらいどうってことはない」

 

うーんそんなに恐がらなくてもいいじゃんよ。私怖くないよー。

・・・大の大人に怖がられる私って、一体。

・・・最初に殴ったのはノーカンで。

 

「ねえ、聞きたいことあるんだけどさ。」

 

「ぼ、僕はなにももってないよ‼?」

 

いやなんでそんなにビビるの。まぁ、でもみた感じわかるけど・・・

シャツ1枚にズボンだけだもんね。

しかもズボンはゆるゆるだし。

あと、なんていうか彼は()()()()()()気がする。

まあ、気がするだけだけど。

……気になったことは、すぐ聞こう!

 

「きみ人間?」

 

「これまた、ド直球だね・・・」

 

気になったことは早めに聞かないとね。相手のことをよく知ってから、仲良くなる。

これが一番だ。え?それでも直球すぎるだろって?いやだってこの世界で知らない人だよ?

よく知らないと怖いじゃん。こんな世界なんだから。

 

「・・・えぇ、僕は人間じゃない。半魔さ。しかも夢魔とのね」

 

「ふうん、そっか。あともう一つ聞きたいんだけど、ドワーフ王国の道のり知ってる?」

 

そう、これが肝心なのだこれを知らないと言われたら

どうしようもなくなる。

 

「・・・え、こわくないのかい?夢魔のハーフだよ?」

 

質問を質問で返して欲しくないんだけどなぁ…

それに何言ってるんだこいつは、ヴェルドラに比べたらねぇ…

てかこの世界夢魔とかいたんだ。……ま、いるよね。それぐらい。

それに森と洞窟を抜けた私には怖いものはないのだ。

それだけは胸を張って言おうじゃないか‼

え?張る胸がないだろって?

 

今日の放課後、体育館裏に来てね?

 

「まぁ、半魔ってことだけで差別するほど私は落ちぶれてないよ。

それに結局同じ人間なんだから怖がるもなにもないでしょ。

それと、夢魔だからって言って差別するのも間違ってるよ。私は夢魔にもいい人はいると思うしね。」

 

やっべ、いま私名言言った気がする。

いやー我ながらいい事いうわ―、さすがだわー。

 

「そっか……君はなんていうか不思議な子なんだね。」

 

不思議ちゃんじゃないですよーだ!

ちょっと休憩なくてハイテンションなだけですよ!

……冷静になってきたわ。なにいってんだ私は。

うわ、なに名言って私痛い子じゃん。

……黒歴史がふえたよ……

 

「うーん、私って不思議かなぁ??」

 

いや待て、たしかに今さっきまでのテンション

だったのを考えると不思議じゃん。

 

「うん、不思議だ。まるで、女の子じゃないみたいだし

それにカリスマみたいなものを感じるよ。」

 

カリスマぁ??んなもんないと思うんだけどなぁ?

私は人を導くーとか苦手だし。

あ、それより聞かなきゃいけないことあるじゃん!

 

「私にはそんなのないよ。それよりもさドワーフ王国

への道知らない?」

 

「知ってるけど……うん!交換条件がある!」

 

対価交換か……いいぞ!なんだ?できることなら叶えてやる!

てか、身体とか狙ってないよな?無理だぞ?そーゆーの!

 

「僕を君の従者にして欲しい!!」

 

は?なんで?(ガチトーン)

いや?え?なんの詐欺なんですかね(困惑)




誤字報告ありがとうございます!!
感想ありがとうございます!
いつも作者の励みになってます!

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低評価の人はアドバイスして頂けるとありがたいです!!

では次回もよろしくお願いします!


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第7話仲間が裏切りそうな件

投稿が遅れました。
もうしわけありません。
まさかの夏風邪にかかり執筆ができませんでした申し訳ない・・・
今週は土曜日にはちゃんと投稿するので
許して下さい!なんでもしまs・・・いやなんでもないです

ナヤ1218さん
評価ありがとうございます!

本編どうぞ!

※8/23、大幅に書き直しました。
読者のみなさんにご迷惑おかけして申し訳ないです。


は?従者?何言ってんだこいつ。

 

「従者?」

 

「うん、従者だ。」

 

よし、聞き間違えではないらしい。

いやなんでだよ!初対面でしょ!あって数分じゃん!

いや、仲間ほしいけどね!一人じゃできないこともきっとあるだろうし!

うん。まずは理由を聞いてみよう。その理由がちゃんとした理由なら仲間に入れてあげよう。

上から目線なのは許して下さい、え?だめ?そんなぁ~。

・・・てか、まともな理由だよね?

 

「えっと、なんで?」

 

「キミといると面白そうなことに出会えそうだからね!」

 

「は?」

 

いや、は?何言ってんだこいつは、いやいや、面白そうなことに出会えそうだからって理由なのか…

めっちゃ、適当やん。これあれでしょ、面白くなくなったら裏切るんでしょ?

う~ん、被害妄想かなぁ…

なんか、こいつと一緒にいるとロクなことなさそうな気がしてきた。

 

「いや、そんな理由じゃいやなんだけど…」

 

不安がいっぱいです、私としては。

 

「うーん、じゃあ、キミの助けになりたいからって理由じゃだめかな?

これは本心だよ?」

 

ええー?ほんとでござるかぁ?いや、何言ってんだ私は。

あやしいけど、うん、仲間が多いいほうがいいし。何かあれば完全再現使って逃げればいいし。

うん、でもなんていうか、こいつはなんだかんだで裏切らないような気がする。気がするだけだけど。

限りなく近いことはやってのけそうな気がするけど

 

「うーん、まあそうゆうことなら」

 

「本当かい!これで男一人のさびしい旅は終わりだ!これでもう僕は勝ち組だね!」

 

「・・・それを声に出さなければいいのになぁ。」

 

でもなんていうか、こんなに喜んでくれるなら従者にしてよかったかな。

なんか私ちょろいな…

 

「じゃあ、よろしく・・・あー、そういえば名前教えてもらってなかったね。」

 

「あ、そう言えばそうだね。でも僕には名前はないんだ。なんてったって夢魔とのハーフだからね。

名付けをすると、母親が魔素を取られ過ぎて死んじゃうからね。それに父親は、あることがあって

名付けをしてくれなかったんだよ、ネームドモンスターだったんだけどね。

これはあまり話したくないかな、ごめんね」

 

「それもそっか、話したくないならいいよ人間隠し事の一つや二つあるもんだしね」

 

うんうん、隠し事なんてよくあるもんだ、現にリムルに対して私は隠し事してるしね。

そっか名付けは魔素を大量に持つ奴にしかできないもんな、母親は人間だししょうがない。

そっか・・・名前がないのは不便だな。

 

「・・・よし!なら、私があなたに名前を付けてあげる」

 

「え!?キミにできるのかい?そんなに魔素があるようには見えないんだけど・・・」

 

「私のスキルがあれば大丈夫・・・なはず」

 

完全再現で再現したのを身体に憑依させればいいんだ。

さて、誰を憑依させようかな、魔力が多いサーヴァントか・・・

やっぱ、アルトリアだけど…できるかな、まぁ、気絶覚悟でやってやる!

 

「ねえ、いまから私は貴方に名付けをするんだけどたぶん名付けが終わったら少し気絶すると思う。

だから少しこの体のことお願い。」

 

「え、あ、ああ、わかったよ。ぼくがきみのからだを見張っておくよ」

 

「変なことしたら殺すからね?」

 

「何もしないさ!」

 

「よろしい、じゃあ、やるよ?」

 

「うん、わかった。」

 

よし、《完全再現》オン!なんか、トレースオンみたいなかんじでかっこいい!

 

«完全再現使用しますか?YES/NO»

yes!

よし、この体にしみわたる全能感ヤバいね。

さて、じゃあ記憶の中にあるアルトリアの情報をまとめよう。

・・・よし、こんなもんでいいだろう。

アルトリアの身体を憑依!

 

『始めましょう。』

 

声が完璧な川澄さんボイスになった、ちなみにだが私の声も川澄さんに近い感じだ。

最初の時自分の声が悠木碧さんの声に聞こえたのは気のせいだったのだろうか…

いやいや、そんなことより名付けだよ。うーん、やっぱり夢魔とのハーフで私の従者なら、

あの名前が最適解でしょう!

 

『そうですね。貴方の名前はマーリンでどうでしょうか。』

 

「・・・うん、いい名前だ。ありがとう。きみに感謝を」

 

おぉ、魔素が一気に抜かれた半分ぐらい抜かれたな。

てか、マーリン。対応力やばいな。

じゃあ、あとは私がこのスキルを解除するだけだね。

解除!

 

「ぁ・・・・」バタッ

 

「だ、大丈夫かい!?」

 

スキルを解除した瞬間身体が一気に悲鳴を上げ力が抜けてしまい、立つことができなくなってしまった。

しかも、頭を煉瓦で何回もたたかれるような痛みもセットだ。

鼻血も出てるらしい。

すると痛みが急になくなり猛烈な虚脱感が身体を襲った。

 

「懐に入ってた回復薬を使ったよ。まったくこんなすばらしい回復薬何処で手に入れたんだい?」

 

「友達に・・・もらったんだよ・・・」

 

「そうか、キミは素晴らしい友がいるんだね。さて、キミは少しこの木陰で休むといい。見張りは僕がしておこう。

何かあったら呼んでくれ」

 

「あり・・・がと・・・」

 

 

「この程度、キミにもらった名前に比べたらやすいものさ。」

 

意外とたよりになるな、マーリン。

ああぁ・・・風が気持ちいい・・・

うーん、この時間暇だし、今後の方針でも決めようかな。

目標って言っても何かあるかな…

近いうちにあるヤバいイベントって何かあったっけ?

やっぱりシズさんかなぁ…でも、シズさんは、私のスキルでは救うことができないし、

ここはリムルに任せたほうがいいだろう。リムルしかシズさんは救えないだろう。

じゃあ、やっぱり豚頭族からの大鬼族の救済だな。何処までやれるかわからないけど、

やらないよりましでしょう。最低限6人以上だな、せめて戦えない人は助けてあげなくちゃ。

とりあえず、朱菜ちゃんは絶対助ける。なにがなんでもたすけてやらぁ!

 

あ、目標決め終わってしまった。

暇――――――――――!

でも体が動かない!

うがぁぁぁ、はぁ、なんか空しいしやめとこ。

目をつぶって横になっとくか。

はあ、この草原のベット最高だわ。




お読みくださりありがとうございました。
最初の時アルリアの声が悠木さんボイスに聞こえたのは
転生したてで驚いたのと洞窟の中にいたからです。
あと、マーリンの詳しい能力は豚頭族戦の時にでも…
早く戦闘シーンを描きたいでござる。
あと今回のようなことがないように頑張っていきます

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第8話マーリンがチートな件

ぎりぎりセーフ!」土曜日に投稿できて一安心している作者です

第7話しゅうせいしますた

コロンブス@12
鵄3263
ただのしがないウルカヌス
蹴翠 雛兎
評価ありがとうございます
あとお気に入りが200超えておりました。
本当にありがとうございます!
これからもがんばっていきます!


あぁー草原のベットが気持ちい・・・・って

もう2日たってるんですけどォ!

え?そんなにゆっくりしてたかな?

え、まじやばくね?

起きなきゃ。いやでも・・・

時間ないんだから起きなければ!

 

「・・・よし!」

 

起きれた・・・

さて、マーリンはいずこだ?

何か変化でもあったのだろうか?

とりあえず川のそばを通って探してみよう

 

「マーリンどこー、マーリンー」

 

あれ?いないなぁ・・・

いずこに?

 

「あれぇ・・・いないなぁ・・・」

 

「やぁ!元気になったのかい?アルリア!」

 

「・・・どちら様ですか?」

 

なんかいきなり目の前に長髪の白髪の青年が出てきたんですけど。

しかもなんかオーラ?がすごいんだけど。

 

「ひどいなぁ・・・ボクだよボク、キミに名前つけてもらったマーリンさ!」

 

「は?マーリン?マーリンってあの軟弱そうなマーリン?」

 

「軟弱そうって・・・ひどいなぁ・・・まあ、うんそのマーリンだよ」

 

は?なにがあったらそうなんのさ?

あっ進化か!そうか、ネームドになったのか!

いや、何で髪のびたんだよ!

 

「ボクも晴れてネームドモンスターになったんだよ!おかげで

幻術に百里眼?だったかな?それに回復魔術に英雄の騎士っていう称号とスキルを獲得したんだ!」

 

「え、何そのチート。ていうか英雄の騎士ってなに?」

 

「たぶんキミの従者になったからだろうね。君にはおそらく英雄になる資格があるんだろうね。」

 

「いや、ないない」

 

いや、唐突に何言ってんだ?私が英雄になる可能性とか絶対にないと思うんだけど。

あ、でもそっか、英雄の卵とか言うスキルがあるんだからきっと

職業的な意味合いを持つんだろう。

きっとそうだろう、え?そうだよね?

とりあえず、英雄の騎士ってのはわかった。

 

「ふーん、私の従者ねぇ…あ、それと、百里眼ってなに?」

 

千里眼のめっちゃ弱体化バージョンみたいな?んなわけないか。

 

「百里以内の現在の全てを見通すっていう能力みたいだね」

 

んなわけあったよ・・・。

マジチートやん。

↑こっちのほうがチート

 

「そ、そっか、謎すぎる能力だね・・・なんかそのもとになるみたいなスキルは持ってたの?

てかもしかして修行したの?」

 

スキルが発現するってことは素のスキルのもとになった何かしらのスキルがあったり、

何かしらの経験を得たから発現したりとかって記憶してるんだけど…

 

「とくにないかな、キミに名付けしてもらって手に入れた能力だよ?あ、でも幻術と

回復魔術は持ってたよ、もともとね」

 

「そっか・・・なかなかに謎が深いねぇ…」

 

「まあまあ、もう過ぎたことはいいじゃないか。それよりもドワーフ王国に向かうんだろう

早く行かなきゃね。」

 

・・・まあ、それもそうだな。気にしてても無駄だろう。

それよりも早くドワーフ王国に行ってお金かせいで、剣を買おう!

 

「・・・その前になんか服ないかな?」

 

「あるわけがないじゃないか」

 

「ですよねー」

 

じゃあ、このミニスカートで行けってのか。

うぅ、寒い。

 

 

付くまで何かあったわけでもないのでカット!

っていうわけにはいかないよねぇ・・・

現在出発してから1日たったのだが、まったくつく気がしない

それでつい今さっきマーリンにあとどれぐらいでつく?って聞いたら

後5日ぐらいでつくらしい・・・・・・・遠いわ!

え?5日もかかるの?たしかそのあとさらに待たなきゃいけなかったよね?

うそやん。

 

「マーリン」

 

「どうしたんだい?」

 

「なんか、剣とかない?」

 

ま、ないよねー。出発前にドワーフ王国に行く理由を言ったらわかったよって言ってたし。

心当たりがあるなら行く前に言ってくれるだろうしね

 

「うーん、心当たりはあるけど見つかるかどうかは分かんないよ?

昔見かけただけだし、それに()()()()()()()()()()。」

 

は?あるの?心当たり?

 

「え、何でそれを言わなかったの?」

 

「いやなんか、いわないほうが面白そうだなーって思ってね!それに

今さっきも言ったけどその剣は抜けないんだよ。」

 

いわないほうがおもしろそうだなーとか、

剣は抜けない?英霊の力借りて抜いてやんよ。

英霊の力おかりします!なんちゃって。

 

「で、それ何処にあるの?」

 

「樹人集落と牧草地のはざまぐらいにあったと思うよ」

 

「詳しいところは?」

 

「覚えてない!」ドヤッ

 

「ドヤんなよ…」

 

とりあえず目的地変更めざせ!樹人集落と牧草地のはざま!

めっちゃ大雑把だねぇ・・・

 

 




学校が始まったので更新ペースが落ちます。
もうしわけありません!

来週の水曜日には投稿できるよう頑張ります!

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低評価の人はアドバイスして頂けるとありがたいです!!

これからもよろしくお願いします!


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第9話カリバーンと思いきや違う件

そー・・・・どうもからにです・・・
はい、投稿遅れてすみませんテスト週間と
文化祭の準備で大幅に遅れてしまいました。

本当に申し訳ない。

べり☆あるさん
残念無念で不書感想さん
明日奏さん
評価ありがとうございます。
拙作をこんなに評価して下さる方がいてうれしい限りです!
これからもみなさんの応援を励みにして頑張っていきます!


現在樹人集落と牧草地のはざまにいる私アルリアとマーリン。

一体何をしているのかというと。

 

「あーるーこー、あーるーこー、わたしわぁーげんきぃー」

 

「僕はもう疲れちゃってるよ・・・」ゼェゼェ

 

絶賛散策中です。

いやだってね、剣があるからとか言って樹人集落と牧草地のはざま

に来たのはいいけど、何処にあるかわかんないんだよ。だから、

歩いて探すしかないんだよねぇ…

ていうか、マーリン体力なさすぎでしょ。

 

「ところでさ、マーリン本当に覚えてないの?剣の場所」

 

「もう10年近く昔のことだしねぇ・・・うーん」

 

まあ、それぐらいだともう覚えてないよねぇ…

なんかなかったかなぁ、探し物に関する英雄の能力。

ま、そんな都合のいいものないよねぇ…

地道にさがすしかないか。

 

「あ、そうだ。川の分かれ目の近くだったよ。たぶん」

 

たぶんって。頼りないなぁ・・・

ま、いくしかないけどねぇ・・・

よっし、張り切っていこう!

2日でつくでしょ、たぶん。

あ、私もたぶんって言ってしまった。

ま、いいか。

 

「マーリン、なんか移動が楽になる魔術ない?」

 

「さすがにないかなぁ・・・」

 

ですよねー。楽するなってことか。鬼畜!悪魔!金ぴか!

地道に歩くとしますか。

さあ!行こう!

 

「ちょっとやすんでいいかな・・・僕、運動苦手なんだ・・・」

 

Oh・・・ま、しょうがないか。私も少し疲れたし休もう。

そこの木陰でやすむとしますかな。

 

「そうだね。まぁ、近くだしゆっくり行こうか。」

 

うん、休んですすんでも支障はないだろう。たぶん。

そういえば、この先って樹人集落のど真ん中だよな。

え、どうやって通過しよう。

あれだ、困った時のマリえもんだ

 

「マーリン助けてー。この先樹人集落だからどうにか偽装して通れないかな?」

 

「幻術でも使おうか。それならばれないです進めると思うよ」

 

さすがマリえもん優秀ですね。

困った時のマリえもん

苦しいときのマリえもん

・・あれ、なんかたよりないぞぉ・・・?

 

「まかせた」

 

「まかされた」

 

「「いぇ~い」」

 

・・・何をしているんだろうか私は。

マーリンもなんか楽しそうだし。

 

「・・・ちょっと私疲れてるみたい」

 

「・・・そうだね、休もう」

 

こんなテンションなのも、疲れてるせいだ。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから約4時間後

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっし。休憩終わり!」

 

現在休憩を始めてからけっこう時間がたった。

さすがに休みすぎかもなので、さっさと行こう。

オーガ族を助けなきゃ。

 

「そうだね、じゃあここから南西に進んでいこう、川の音が聞こえる

ところにあったはずだから川沿いに歩けば見つかるとおもうよ。それに、川の分岐らへんだったような気もするしね。」

 

「川沿いってなかなかに広いからなぁ…ま、とりあえず川の分岐に向かおう。

て言うかそんなに覚えてることがあるなら早く教えてほしかったなぁ。てか、さっき私覚えてないか聞かなかったっけ?」

 

「いやーきいたおぼえがないなぁ。あはは」

 

まあ、うん・・・もうええよ、教えてくれたし。

とりあえず川の分岐まで歩いていこう。

剣が刺さってるってことはカリバーンがあったところみたいな感じのはずだから、

すぐ見つかるでしょう、たぶん。

 

「じゃ、いきますか。マーリン」

 

「そうだね。さぁ、いこう。」

 

そういって、立ち上がり歩き始めて数時間。

現在樹人集落を抜けたあたり。

いや、樹人集落すげえ。

何がすげえって?

とにかく凄いんだよ(小並感)

 

「で、樹人集落抜けたわけだけど」

 

「うん。」

 

「川どうやって渡ろうか・・・」

 

「どうしようか・・・」

 

そう()()()()ってことは橋か何かを使って川を渡らないといけないのだ。

やっべどうしよ。

イルカ呼ぶか?川にいるわけないし。ほかの魚で代用はできるわけないしなぁ。

サーファーモーさんの力借りる?ボードがない

 

 

「ここの川って結構ふかいよね・・・」

 

「・・・うん」

 

なんかないかなぁ・・・

障害物を超えられてなおかつ負担が少ないスキル系・・・

あ、そうだアルカディア越え使ってみよう。あれは身体を基点にすればいいんだよね。

たぶん、スキルだし。反動は少ないといいなぁ・・・

 

《完全再現》起動

 

«完全再現使用しますか?YES/NO»

yes!そして、情報としてのアルカディア越えをインストール。

よし、あしに力が溜まってく感覚がする。

 

「マーリン、私につかまって!」

 

「え、うん」

 

うわめっちゃ複雑そうな顔してる。

そりゃそうだよね、自分より幼い少女におぶられてんだし。

 

「よし行くよ!」

 

川を障害物と見立てて飛ぶっ!

よし、いけた!

 

「到着!」

 

《完全再現》オフっと。

 

「うっ。」

 

あったまいたい。

あのかき氷一気食いした後みたいな頭の痛さだ。

痛い(小並感)

 

「大丈夫かい?回復魔術いる?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

さて、剣は何処かなぁ・・・・

あ、あれか?いやでも・・・何処からどう見ても・・・

 

 

 

ただの剣じゃないですかやだー。




来週の水曜日には投稿できるよう頑張ります!
と言ってかけると思ってた時期が僕にもあったよパトラッシュ

本当にすまない。

感想評価アドバイスくださるとありがたいです!
低評価の人はアドバイスして頂けるとありがたいです!!

これからも拙作ですが温かい目で見てくれるとうれしい限りです!


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第10話焦ってたけどそこまでじゃない件

どうも、早く帰りたくて文化祭実行委員になったら
クラスのリーダーにさせられたからにです。

爆弾さん
センリさん
感想評価ありがとうございます!

後書きに重大な発表があります更新速度についてです。


さて、川を越えて剣のすぐ近くまできたんだけれども。

 

「ただの剣じゃないですかやだー・・・」

 

「いつ僕が普通の剣じゃないと言ったんだい、まったく」

 

いや、台座にささってる剣だよ?特別なの想像するじゃん。

カリバーンとかさ!カリバーンとかさ!

やっぱり人の夢と書いて儚いと読むんだな・・・

ぐぬぬ、ま、いいや。とりあえず抜くか。

 

「さてと、抜こうかな。抜けるかわかんないけど」

 

「じゃ僕はみてるよ。」

 

うん、みてるだけなんだな…ま、いいけどさ。

さて、最初は自力で抜いてみよう。

無理だったらスキル使おう。

 

「ふんぬぅぅぅぅ」

 

「・・・女子が出す声とは思えないね」

 

そこ、うるさい。元男子なんだからしょうがないでしょうが。

うーん、ぎちぎち言ってるけど抜ける気配がないな…

どうなってるんだこれ。

 

「ふぅ、私の力じゃ無理だね。スキル使おうかな」

 

「それは早計過ぎるんじゃないかな?それにそのスキル完全にわかったわけじゃないんだろう?」

 

「うーん、まあ、そうなんだけどねぇ・・・」

 

確かにもしかしたら私がきづいてないだけでほかのデメリットとかありそうだし・・・

まあ、これはリムルのスキルで解析してもらおうかな。

でも、使わないにしてもどうやって抜くんだ、これ。

びくともしないぞ?

 

「とりあえず、ゆっくり引き抜いてみてくれ、そうしたらするっと抜けるはずだから。」

 

あー、一気に引き抜こうとしたのが悪かったのかな。

よーし、ゆっくり、そして慌てずに・・・

すると、さっきまで抜けなかった剣がすぽんととれた。

・・・えー、なんか悔しい。

 

「抜けたね。」

 

「うん、ぬけた。」

 

もうゆっくりやればスポンって抜けた・・・

なんだこれ、いまさっきの力でごり押しでも行けたでしょ。

てかこれ、なんで錆びてないのこのロングソード、魔鋼だとしてもこんなに錆びないわけないでしょうに。

いや、魔鋼かどうかわからないけどね。とりあえず、試し切りしてみよう、話はそれからだ。

そこの木でいいかな・・・

 

「シッ!!」ザシュ

 

大きく振りかぶって、木に向かって切りつけると

木の4分の1くらいのところで刃が止まった。

いや、切れ味悪!

いやまあ、それもそうかもしれないけど・・・

 

「・・・切れ味悪いねぇ。」

 

「うん、ねえ、これ砥げたりする?マーリン。」

 

困った時のマーリン

 

「うーん無理かなぁ・・・僕も万能じゃないからねえ・・・」

 

だよねぇ・・・ま、豚頭族退けるにはこれぐらいでいいでしょ。

狂気に染まってるとは言え、そんな状況判断ができないほど染まってるとは思えないし。

あれ、どうだったかな・・・

ま、何とかなるでしょ。『完全再現』あるし。

 

「あ、そういえば。アルリア、まだ、剣を手に入れた目的を聞いてないんだけど・・・」

 

「あぁ・・・それはね・・・」

 

あれ?これって言っていいものなのか?

なんか、世界が壊れたりしないよね?

え、こわい。剪定事象が起きたりしたらいやだよ?

いや、もう起きてるだろうけど。

 

「えっと、やっぱ友だちのもとに駆け付けるにはなんか武器持って役立てるようにしないとなぁ…とおもってさ」

 

苦しいっ!我ながら言い訳が苦しい!

なに?友だちのもとに駆け付けるなら武器持って役立てるようにしないとって、

それ、男の役割でしょ!私か弱い女の子だっての!え?元男だろうって?

いや、元だし。やっぱ、今が大切じゃん!

 

「そっか、なら早くその友達のところに行かないとね!」

 

「え、あ、うん。そうだね!」

 

え、いいの?それで。

ちょろい

 

「じゃあ、早く出発しよう!何処に行くんだい!任せてくれ、ここら辺は僕のにわさ!」

 

え、う、うん。せやな早く行かなきゃな、大鬼族のところにいつ襲撃かわからないし。

あれ?そう考えると急いでいかないと不味くねぇかこれ・・・

え、ヤバいやん。あと、半月しかないんじゃない?

ていうか、大鬼族の集落何処にあるかわからないんだけど!?

 

「マーリン、大鬼族の集落何処にあるかわかる!?」

 

「うお、いきなりどうしたんだい?まあ、わかるけどここからかなり遠いよ?」

 

よし、最初の問題クリア

あとは時間だね。

ここに来るまでに17日たってるから・・・

 

「何日かかる?」

 

「ここからなら、5日もたたずに着くと思うけど・・・

どうしたんだいそんなに焦って?」

 

・・・ふぅ、焦るほど緊急でもなかった。

なるほど、ならまだ余裕あるな。

なら、少し休憩しよう。ここに来るまでにかなり

ハードな道のりできてるし。

 

「いや、大丈夫。焦ってない、とりあえずここらへんで休憩しない?

私は寝なくても大丈夫な身体だからいいけど、マーリンは寝ないといけないからね。

ゆっくり寝なよ」

 

「じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうかな。」

 

「うん、お休み、そこにいい感じの草のベットがあるしそれ使っといて

私使わないし。」

 

「あ、それ、アルリアが剣抜く間に僕が用意してたのだよ。」

 

「用意いいね、マーリン・・・」

 

なーんかこそこそやってると思ったらベッド作ってたのか・・・

いや、すごいな。普通に。

 

「それほどでも」

 

まあ、ほめてるから?・・・?

そういえばここに来るまでに17日しかたってないのは私が眠らない、

いや、眠れないスキルを持っているからだ

一回マーリンせおってすすんだこともあるし。

 

 

 

さて、しばらくは安息の日々だなぁ・・・

7日ぐらい休むかなぁ…

 

 

 

 

 

このとき、私は考えていなかった、もとい、覚えていなかったのだ。

 

()()()()()()()()()()()()()()()1()()()()()()()()()()()()()()()()()()




今回の重大な発表ですが。
前書きで書いたとうり
文化祭実行委員になってしまったため
投稿のスピードが遅れます。
できるだけ投稿するようにはするのでよろしくお願いいたします!
ご迷惑おかけして申し訳ございません!

感想評価アドバイスくださるとありがたいです!
低評価の人はアドバイスして頂けるとありがたいです!!

これからもよろしくお願いします!


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第11話風王結界が取得できた件

・・・本当にすまんかった。
文化祭実行委員と部活で帰るのが夜の11時くらいになってて
書く暇がなかったんや…
いいわけ乙

はい、今日から若干余裕が出てきたのでどんどん投稿していきたい所存
Charles・Fさん
一二三之七氏
β4さん
評価ありがとうございます!
拙作をこんなに評価して下さる方がいてうれしいです!
これからもみなさんの応援を励みに遅いですが頑張っていきます!


さて、現在剣を抜いてから7日目である。

え?七日間何してたのかって?

マーリンに剣を教えてもらってた。

なんかマーリンは剣の使い方がわかるらしい

ドワーフの人たちに生きるためにならったんだって、

いやホントマリえもんだよ、なんでもできるんじゃないんだろうか、呪文は苦手らしいけど。

それに、今日は試したいことがあるのだ。

そうアルトリア顔でロングソードと言えば!

『風王結界』だよ!

 

ふふふ、風王結界さえあれば最強だとは思わないかね諸君。

『破魔の紅薔薇』さえなければ、見破られることはほぼない・・・はず。

まあ、そんな見切れる人なんてそうそういないでしょう!

それに、皆さん思わなかったかい?『能力使い続けたらやばいんじゃないか?』と・・・

これについてはマーリンに風王結界について聞いたときに画期的なアイデアをもらったんだよ!

 

「そう言えばスキルの反動があるならそのスキルをつかわないようにして

新しくスキルを作ればいいじゃないか。僕が魔素の操り方を教えてあげるよ。

え?そんなのでいけるのだって?大丈夫大丈夫、お兄さんに任せなさい!」

 

すごい不安だけど行けるはずだ!どっかのマーリンとは違うんだし、似てるけど。

それと、新しいスキル作れるならこの小山サイズの胸も大きくできるのでは…

って思ったんだけど即、無理って言われた・・・

話を戻して

マーリン曰く、空気中にある魔素を操り剣に集めるイメージらしい、

それも剣が見えなくなるレベルで、だ。

・・・むずかしぃい!

ていうか、魔素集めるの難しすぎない?

 

「アルリア、剣を軸にしてイメージしてみなよ」

 

「剣を軸に?わかった。」

 

剣を軸に、周りが風が回っているように

イメージ的には竜巻かな・・・

 

「そう、そのまま、剣の周りだけの魔素をイメージするんだ」

 

「・・・剣の周り・・・」

 

オッケー、だんだんと感覚がつかめてきた。

うん、これでオッケー。

《確認しました。風操作・・・獲得しました》

おお、久しぶりの世界の声だ。

よし、とりあえずこんなもんかな。

まだ剣は見えるけど、切れ味が上がってるでしょう。たぶん。

 

「よし、そこの木に向かって・・・セイッ!」

 

掛け声とともに木に向かって剣を振り下ろすと、なんか吹き飛んだ。

うん、切れ味はいい感じに上がったかな?4分の1から吹き飛ばすまで行ったんだからいいんじゃないかな?

・・・あれ?ていうか「風王結界」ってこんなのだったっけ?

まぁ、いっか。あれはエクスカリバー隠すようだし。

 

「よし、第一段階は完了だね。次はもっと風を集めてみよう。剣が見えなくなるぐらい

集めるんだろう?」

 

「うん!さあ、やろう!」

 

「手順は変わらないよ、風の上に風をまとうだけさ。それを繰り返せばいいんだよ」

 

風の上に風か・・・・・・・・・・・・よし、重ねれた。これを薄く密集させていけば・・・

おぉ、見えにくくなった。次はもっと薄く密集させていけば・・・

よしっ、見えなくなった!やば、私才能にあふれてるわ・・・

今度からアルリア・テンペスト神って名乗ろうかな・・・

やめとこう。99ライフあっても足りない気がする。

 

「できたぁ!」

 

「おぉ」パチパチ

 

よしこれでオーク対策は万全だ!これでオーガ族を守るぞー!

 

「さて、アルリアこれを渡そう。この七日間僕が作り上げた。鞘さ」

 

木彫りの鞘か。すげぇ・・・。あれ?これも魔法でやったのかな?

ていうか、そんなに魔素の扱い上手いなら、私がアルカディア越え使わなくても行けたのでは…

気にしたら負けか…

 

「ありがと!マーリン!大事に使うね!」

 

「うんうん、大事に使ってね。アルリア、もうそろそろオーガの里に行くかい?友だち

の助っ人しに行くんだろう?何かの戦いだろうから急いで行こうね。」

 

うん、。七日たってるし早く行かなきゃ。オークが来ちゃう。

ま、負ける気がしないんですけどねぇ。

避難準備とかさせなきゃ、信じるかどうかは分かんないけど。

まあ、やらないで後悔するよりやって後悔するほうがいいよね。

 

よし!いざゆかん。オーガの里へ!

 

「よし行こう、すぐ行こう」

 

「う、うん。そうだね。」

 

さて、マーリンいわく南に向かえばいいらしいから、そっちに向かおう。

何事もなければいいけど・・・

 

アルリア視点out

 

 

マーリン視点in

 

「~~~♪」

 

やあやあ、白髪のお兄さんことマーリンだよ。

胡散臭いだって?そんなことはないさ!え?ないよね?

うん、話を戻そう。今はオーガの里に向かってるんだけど、

隣にいる子がやばいんだ。

彼女の名前はアルリアっていうんだけどね、正直言って

服が薄くてミニスカートだからすっごいえ・・・いやなんでもない忘れてほしい。

まあ、ヤバいっていうのわね、なんというかカリスマ性があって

ずぶずぶとはまっていくような感覚に陥るんだ。まだ出会って一カ月もたってないのにね、

正直この子のためなら何でもするっていうくらいまでにははまっちゃってるし。

 

「うーん考えれば考えるほど不思議だ…」

 

本当に不思議な子だよ。剣を教えたらどんどん吸収するし。魔法教えてみたらできちゃったし

正直こんなに才能があるんだから将来が楽しみだよ。王様とかになったら面白そうだよね!

それにしてもオーガ族が友だちなんて人間としてはものすごいなぁ…

あ、そうだ。百里眼でオーガ族の里周辺を見てみよう、ちょうど範囲内だし周囲の情報もひつようだしね。

百里眼の使用をyes。

よし、さてさてどうなっているかなぁ・・・

 

 

 

 

え?なんだこれ。もしかしてアルリアはこれを止めに行こうとしてるのか…?

 

 

 

 

 

これは伝えないでいようそしてどうにかしてアルリアを逃げさせなければ…

友だちには気の毒だけれど死ぬことになるのかなぁ・・・

「~♪・・・マーリン、なんか考え事してるの?」

 

「あ、ああ。少しキミについてね、やっぱり不思議な子だなーと思って・・・ね」

 

さすがにいいわけにしては苦しいかな…

 

「んー、私不思議ちゃんじゃないし!」

 

・・・いや十分不思議ちゃんなんだけどなぁ。

たまに男言葉になるし。テンションあがりやすいし。

 

「 マ - リ ン ? 」

 

うん、全然不思議ちゃんじゃないね!

て言うかだませちゃったよ。それでいいのかい?アルリア。

 

 

 

マーリン視点out

 

 




UAが25000超えてて驚きまくってました作者です。
しかもお気に入りが350件になってて10秒間フリーズしました。

本当にありがとうございます!

さて、みなさん。次回はオーガ族救出編です
アルリアは慢心してます・・・後はもうお分かりですね?
麻婆豆腐とワインが必要ですね!

感想アドバイス評価お待ちしております!


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第12話慢心駄目絶対な件

おはこんばんにちは、作者のからにです。

カスタムキャスト楽しすぎんじゃろ。
沖田やマシュ作るの楽しすぎたんじゃが…

ジャガーやらシャガ―やらジャカ―やら倒せなかったよ‼
雑草弁士さん
飯ブチさん
ブレイズ2369さん
残念無念で不書感想さん

感想評価ありがとうございます‼
評価がこんなについてうれしいうれしい・・・


「よしっ!アルリア、ちょっと話があるんだけどいいかな?」

 

大鬼族の里に向かう最中いきなりマーリンが話しかけてきた。

おとといくらいから、何か考えていたようだったのだが

それを話す気になったのだろうか。

 

「うん、いいけど移動しながらでいい?」

 

「ああ、かまわないよ。それでね、3日前僕が百里眼を使って

オーガの里をみてみたんだけど、オークがすでに攻めようとしてたんだ。

あぁ、心配しないで。どうやら弓矢などで応戦しているみたいだから。」

 

そういう問題じゃないんだよなぁ。

・・・本当になぜそういうことを早く言わない!急いで行こう。場合によっちゃ『完全再現』で

英霊に憑依しなきゃな。

もう、マーリンは・・・あれ?でも『オークがもう攻めようとしている』って、

なんで私に言わなかったんだろ何か理由があるのかな?

 

「まって、アルリア。本題はここからなんだ、正直に言おう、()()()()()()()()()()()

 

「・・・いやいや、なんでさ。私、剣と剣術も覚えたし『完全再現』もあるんだよ?

負ける要素が何処にあるのさ?」

 

・・・そうだ、今の私に負ける要素はないはずだ。確かに薄い本では姫騎士がオークに負けるってのが

よくある話だけれども。それは薄い本だけであって現実ではありえない。え?有り得ないよね?

 

「負ける要素ならあるさ、戦闘経験に『完全再現』のリスクこの二つに加え、

守るもの、あと大きいのは数の差だ。これはどうしようもない」

 

「でも!行かなきゃ大人数のひとが死ぬことになるんだよ!それを救わないってのは間違ってる!」

 

もし私が行かなかったら300人の内6人しかいきのこらない。

確かに敵は一万近くいるだろう。でも、助けなきゃいけない。

シオンにもソウエイにも友が家族がいたはずなんだ。それを助けなきゃ。

確かに私個人の力なら不足しているかもしれない、でも英雄の力を使えば勝てるはずだ。

あれ、でも私はいつからこんなに命を救うことに必死になっているのだろうか・・・?

まるで強迫観念のようにそう思っている。

 

「・・・それはエゴだよ、アルリア。相手は二万以上いる。それに巨大な豚頭族で、一際異様な妖気を放出している

敵が4体もいる。行ったら先ず死ぬ。絶対に。」

 

・・・死ぬ。私が死ぬ。あのときのように足の先から冷たくなっていって動けなくなっていく。

まるで深い海の中に行くようなそんな感覚をまた味わうことになる。

 

 

いやでも、私には『不老不死』がある。

死んでも生き返る。たぶんそんな能力がある。

 

でも、あのときの感覚をまた味わうことになる。

死ぬのが怖い、怖くてしょうがない。きっとこれは普通のことなんだろう

普通の人間ならば一度死んだら恐怖で動けなくなるはずだ。

人間は生きている間は死に関する考えがあきらめにも似た感覚で覆われてしまうのだから。

 

でも、助けないと。私は非力な人間だけど、英雄の力があるから。

力がある人が助けなきゃなんないじゃないか。それがきっとこの力を与えられた理由なんじゃないかな。

だから私は・・・

 

「・・・行くよ。私は救うって決めたんだ。」

 

「そっか、キミがそう言うなら僕はもう何も言わないさ。全力でサポートするだけだよ。」

 

ごめんね、マーリン。たぶんこれは私が死ぬ直前に願った英雄になりたいっていう

想いから来ている行動なんだ。すこしの間私のわがままにつきあってくれ。

 

「よしそうときまれば急ごう、あと少しでつくよ!」

 

「うん!戦闘準備だよ!マーリン!」

 

走って、走って、そして1日たち・・・

 

 

「あれがオークの軍勢・・・」

 

 

 

「ああ、ざっと見た感じ2万はいるかな。それに百里眼で見た4対がいないし後ろ

に大量に敵が控えてるみた感じ23万ほどだ。どうする?アルリア」

 

「って25万って多すぎじゃない!?

でも攻めてきてるのは2万ほどか…

うん・・・広範囲で殲滅できるような力を使った後オーガの里の中に入ろう」

 

対軍宝具を使おう、そうしよう。

じゃなきゃ勝てる気がしない。ていうかこれは軍なのだろうか・・・?

≪ユニークスキル「完全再現」を使用しますか?yes/no≫

yes。そして転輪する勝利の剣を再現!

300人はこれでぶっ殺す!

あ、借金返済とか求めてないんで。

そしてオーガの里の人たちを全員助けよう。全員殺すのは無理!

 

「マーリン回復魔法頼んだ!」

 

「たのまれた!」

 

よし、アフターケアはバッチリ。もう何も怖くねェ!

そして私は剣を抜いて走るこちらに気付かないうちにできるだけ接近しよう。

 

「力がみなぎる!魂が燃える!私の太陽がほとばしる!もう誰も殺させはしねぇ!」

・・・なんか、おかしくない?太陽がほとばしるって何よ。ていうか私のじゃないし。

なんか今一決まんないんなぁ、私。

うん、もう宝具がうてる。決め台詞が決まらなくても

敵を殺せればいいんですよ、ええ。

 

『この剣は太陽の現身』

剣を上に投げると

ここ一帯が炎に包まれる。こちらに気付き近付いてきていたオークが焼き払われる。

あれ、これキャッチできるかな?

って、熱い熱い!

 

『あらゆる不浄を清める焔の陽炎。』

そして剣をしっかりとキャッチして握り力をためる

キャッチできた・・・

力をできるだけ長くためようとする。

すると腕が焼ける感覚がする。

おそらくマーリンの回復魔法が間に合ってないのだろう

でも、もううつしかない。これ以上ためたら命にかかわる

 

転輪する勝利の剣‼‼‼‼(エクスカリバー・ガラティーン)

 

そう言い放つと、炎が横一線にのびていきオークを200以上倒して消えていった。

まあ、牽制にはなっただろう、そのうちに里の中に入ろう。

そして、心の中で『完全再現』解除と唱えると両腕から激しい痛みが発生した

 

「・・・っ」

 

見た目は何ともないのだが中がやられたらしい。

ままならないものだ。

そして、マーリンが回復魔法をかけてくれる。

 

「よしマーリン、里の中に急いで入ろう煙が出てるしもう犠牲者がいるかもしれない!」

 

「あぁ!もちろんだとも」

 

そしてもう一度『完全再現』を起動!≪ユニークスキル「完全再現」を使用しますか?yes/no≫

yes‼魔力放出を使用‼よし、行くよ‼

ちなみにだが、『完全再現』を解いて発動したのはダメージが大きくなるからですよー

わたしは誰に向かって話してるんだろうか・・・

 

「門あるけど壊してもいいよね‼答えは聞けない‼」

 

「・・・まぁ、誰もいないからねぇ。」

 

そう言って、門を勢いをつけたままぶち破るとそこには、7人のオーガとすごい強そうなオークがいた。

 

しかもそのうちの一人はオークに首をつかまれ死にかけている。・・・まだ、間に合うはずだ。

てか、マーリン誰もいないから扉破っていいってわけじゃないと思うの。

↑扉蹴破った張本人

 

「『風操作』‼風王結界(インビジブル・エア)‼」

 

『完全再現』で再現した魔力放出で前面に無理やり出て、

風操作で再現した風王結界をまとわせた剣で斬ろうとする。

すると口で剣にかみつきそしてその勢いのまま逆の手でつかまれ投げられた。

 

「きゃぁ‼」

 

なんだ今の‼オークの動きじゃねえぞ‼

だいたい風でまとって見えないはずなのになんでかみつけるんだよ‼

・・・あ、口が血だらけになってらっしゃる。

てか、きゃぁ‼ってなんだよきゃぁって女か‼

 

・・・私女だったよ。

 

「グッ・・・そこな剣士よ・・・6人を連れてグフッ・・・

お逃げください・・・カフッ。

いきなりで申し訳・・・ないが・・・よろしくお願いしたい・・・ぐふぁ‼」

 

この人もしかして族長か?

瀕死じゃねーか‼くそっ‼何処で選択間違えたんだ!

てか、テンプレみたいな倒れ方だなオイ‼

とりあえずこの人も連れて逃げよう・・・勝てない。

まだ、これが後ろに23万も控えてるとか信じらんねぇ・・・

 

「わかりました。でも逃げるのは貴方も一緒です。マーリン‼この人抱えて6人を追いかけるから

後ろでこの人に回復魔法かけて‼」

 

「任せて‼」

 

これで、この人の命は助かるはずだ!

・・・300人の内助け出せたのは原作メンバーの六人と

族長一人だけか・・・

くそっ‼やっぱり私はどこかで慢心してたのだろうか・・・

力を手に入れられたからってそれをうまく使えるようにならないと

意味がないのに・・・くそっ‼

 

でも時間は間に合っていたはずだ・・・

弓矢で応戦し始めて

4日でこんなに情勢が崩れるか・・・?

もしやこれが世界の修正力・・・?

考えすぎか。ただ、私が慢心して招いたことだろう。

でも、やっぱり300人を救うなんて無理だったのでは・・・

うん、そんなこと今考えてもしょうがないまたあとで考えよう

今はあの6人を追いかけることが先決だ

 

 

 

 

うん、それにしてもこれがどうしようもない現実…か…




3000文字超えたった‼
1万文字かく人はモノスゲーイことがわかりました丸

感想評価お待ちしております‼
低評価の方は理由を教えていただけると幸いです・・・


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第13話英雄最速になった件

チラッ…………

更新が遅れて本当にすまんかった。
まさか文化祭のリーダーになるとか思わなかったんだよ・・・
そしてその文化祭が終わったので更新速度が速くなると信じたい・・・

1月ぶりっていうのはほんとにやばい・・・

それでは本編どうぞ




 

現在、オークから逃げるために全力疾走中である。

そう前にいるオーガの6人を追いかけてるんだけど。追いつけないのね。うん。はやいっ‼

わたしぃ、身体はぁ普通の女の子なんですけどぉ。

うぇ、男がこんなのするもんじゃねえな・・・吐き気がするわぁ…

え?男じゃないだろうって?

私は心は男のままでいたいんだよ‼

え、もう手遅れ?そんな馬鹿な。

 

閑話休題(そんなことはどうでもいい)

 

現在オーガの6人を追いかけて走っているのだが、背中の族長のひとがどんどん冷えていってるような気がするのだ。

いや、本当に冷えていってるのだ。頑張って赤血球さん!いや、魔族の血の中に赤血球あるかどうか知らんけど。

そしてマーリンが頑張っているのもわかるのだが、なんというか族長のひとが息しているのかと疑ってしまうほど何も聞こえないのだ。

いや、息はしてるんだよ?微かにだけど。ほんとよく聞かないとわからないくらいに。

 

「マーリン、回復はどう?」

 

「・・・これは厳しいね。ただの延命になってる。ポーションでも治せるか怪しいレベルだ。」

 

うん、リムルのもとに早く行こう。そうしないと手遅れになってしまうかも。さすがに死者を蘇生する宝具

なんて今の私じゃ使えない。そもそもそんなものがあるはずがないのだ。自分を蘇生することしかできないし・・・

いや、それでも代償がでかくつくだろう。

それに前の6人も重傷ではないが手ひどい傷を食らってる。

この速度で行くと洞窟につくのは4日後かそれよりも後になる可能性がある。

 

「・・・やばいやばい、どうにかしなきゃ・・・」

 

「アルリア、焦っちゃだめだよ。落ち着いて考えるんだ。」

 

そしてこの私ここでめっちゃ頭いいこと思いつきました。

 

『完全再現』でアキレウス憑依させて急いでリムルのところに行けばいいのでわと。

最速の英霊なんでしょ!道具必要ないし私の体使えばいいだけだし。

やば・・・私天才過ぎ・・・!?

でもそれだとマーリンに前の6人をどうしようか・・・

マーリンを抱える?じゃあ6人は?

無理じゃん‼いやいやまだ早計だ。

 

でもこのままだとこの人死んじゃうし・・・

あ、そうだ。前の6人をマーリンに任せて

私は先に行こう。マーリンなら怪我を治すことできるでしょたぶん。

 

そして私はよっしと言って、マーリンに近づく

 

「マーリン、お願いがある。」

 

「なんだい、今の僕にできることだったら何でもしてあげよう」

 

え?いまなんでもって言いました?いやそれはどうでもいいのだが。

いや即答もなかなかに怖いのだが。

 

「前の二人に回復魔術をお願い。私は先に洞窟に行く。

 あ、そうだ。前の六人と一緒にジュラの大森林の洞窟に行って。私もそこにいる」

 

「あ、ああ。わかったけれど、どうやって先に行くつもりだい?」

 

「こうだよ・・・‼」

 

そして私は立ち止りスキルを起動する。

 

≪ユニークスキル「完全再現」を使用しますか?yes/no≫

 

yes‼英霊選択(サーヴァントセレクト)アキレウス‼

それっぽくいってみたらなんかかっこよくない?

あ、かっこよくないですかそーですか……

アキレウスと(心の中で)叫んだ後、身体的な変化が表れ始めた。

まず最初に髪が緑になり身体が軽くなる。

次に服の上に鎧が装着されていく

・・・少し胸が窮屈かな。

え?窮屈になるほど胸ないだろうがって?

屋上へ行こうぜ・・・久しぶりに・・・キレちまったよ・・・・。

いやそんなことより

見える限りじゃこれぐらいかな。

たぶん目の色も変わってんだろうな。

そして俺は手に拳をぶつけ

雄たけびを上げる。

 

『よっし、じゃあ行くぜ‼最速の英霊の姿をその目にしかと焼きつけやがれ!マーリン!』

 

「・・・え?・・・え??・・・アルリア、どうしたの?悪いものが口に入って飲み込んじゃった?ぺってしなさい。ぺって」

 

『何も食っちゃいねぇよ・・・。ただ《完全再現》使っただけだ。てか、

オレのおかんかお前は。』

 

ぺってなんだぺって。・・・てかめっちゃマーリン驚いてる。

あ、でもここまで完璧な再現見せるの初めてか。いや、俺も初めてやるんだがな。

前見せたアルトリアは完全再現で再現したのを身体に憑依させたのだからね。

んでもって直接身体を英霊にしたのが今回。

なかなかに器用な事こなしてんな俺・・・

そういえばアキレウスを憑依することによって『私』から『オレ』になってるな。懐かしいなぁ、自分を『オレ』って言うの

 

「あ、あぁ。またつかっちゃんだ・・・なら早く行くんだ使用時間が短ければ短いほどいいみたいだからね。

あとその顔でオレは似合わないなぁ…」

 

『あぁ!任せろ!てかオレっ子みたいな感じでいいじゃん』

 

モードレットみたいな?オレっ子?ま、いいか。

会話が終わり走る準備をする。

右足を後ろにしてちゃんと族長を背負う

反動は確かに怖いがせいぜい2日気絶するだけだろう

短い草を踏みしめて全力で走り出す。

その瞬間周りの草は飛び散り

地面はえぐれ急加速する。

周りの風景が瞬時に変わり続ける

まるで瞬間移動だ。背中越しに存在感を

ちゃんと感じるとはいえ族長は大丈夫だろうか。

 

『まだまだァ!オレは止まらねぇ!

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが(マーリン&6人)止まんねぇかぎり、

その先に俺はいるぞ!

 だからよ、止まるんじゃねぇぞ…。

 

ハッ!?誰か違う人が混ざってた…

 

とりあえず!リムル!今そちらに行くぞぉぉぉぉ!

 




信じられるか・・・これ、半月前に書き終わってたんだぜ・・・
いじり続けてたらこうなった。反省もしてるし後悔もしてる。
文章量を増やしたい・・・


感想アドバイス評価お待ちしております‼
低評価の方は理由を教えていただけると嬉しいですです・・・

本当に駄文なのはわかってるんだけど他に直すべきところを教えてほしいですです


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第14話 自問自答してたらついた件

すいませんでした

はい。

本当にごめんなさい

本編どうぞ


叫びつつ走り去った数日後。

私は洞窟が見えるぐらいの

ところに来ていた。

 

「もうちょっとで着くからっ

頑張ってくれ族長さん!!」

 

1人族長を背負いつつ走る。

死んでしまうかもしれないと恐怖に

煽られ声をかけるが、返答はねぇ。

まあ、あたりまえだよな、瀕死だし。

……こういう時ふと思う時がある

マーリンと野営していた時や

いろんな暇な時かんがえてたなぁー

そういえば俺はなぜ、オレはこんなに人を助けようとするのだろうか?って

エミヤにでも憧れているのか?

ふん、馬鹿馬鹿しい

Fateみすぎじゃねえの?

イキリトみたいじゃねぇか。

それにたいした地獄も見てないのに何を言っているのだろうかおれは。

生前のアイツよりひどい厨二病だな

それにそれを実現する力を持ってるから

なおさらタチが悪い

そんな自問自答を繰り返す。

英雄ってのはなりたくてなれるもんじゃねえのにもう……!!!

うがああああああああぁぁぁ!!!!

頭はパンクしちゃってるわもう……

あぁ!もう!頭の中グチャグチャだ!

人を助けたいのは英雄になりたいから!

以上!!

完結にまとめてもモヤモヤすんな。

うん、1人で自虐してもなんの意味もないですね。はい。

 

 

「くそったれ!!」

 

大きな声を上げ自分に喝を入れる

アルトリアはそんな事言わないとか

言わないの俺アルリアだし

アキレウス憑依してるし。

なんならどっかのバーサーカーが

狂化するレベルよ?ほんと。

そういえば足の感覚が

無くなってきたなぁ

なんせもう2日走り続けているのだ

これで足痛くならねえやつは

人間じゃねぇ!(迫真)

もうゴブリン達の巣はすぐそこだが

その前に俺の体が持つかわからないし。

体が痛すぎて涙が出る。

でもゴブリンの元へ数メートルだ。

あと少し。あと少しだ。

あと数歩で

 

「……着いたあ!」

 

そう言ってゴブリンの目の前にたどり着く

 

 

そして体に無理をさせてたのでもちろん

気絶した。眠るとは別なので久しぶりに

長時間目を閉じることになりそうだ。

 

«完全再現解除します »

 

あ、はい。完全再現ってそうなるんですね…

 

これを最後に体は地面に倒れた

 

sideアルリアOUT

 

sideリムルIN

 

シズさんを見送り、人間化した。

ひゃっほう!久しぶりの人間の体!

最高だぜ!うん、

それはいいんだけど。なんか

次の日リグルドからまた、人間と

オーガを見つけたと

伝令が入ったのよ。

それで見にいったら

そこにはアルリアとオーガがいて

しかも片方は瀕死で

アルリアに至っては足が内出血で

ひどく腫れている。

早急に治療しないとな。

女の子(笑)がそんな怪我してたら可哀想だし。

うん、見ているだけでも痛々しい。

さっさと回復薬かけよう。そうしよう。

せーの、キュポンからのポンっと

 

そして治してから1日たった

オーガは衰弱が激しかったけど

すぐに復活した。

それで今は違う部屋で休ませてるんだけど。何故かアルリアは

起きることが出来なかった。

それで原因がわかんないから

大賢者に聞いてみたらスキルの

影響らしい。いや、スキル使ったら

気絶するってどんなスキルなんだよ!

 

「ん?あれここは……?」

 

「おはよう、アルリア起きた?」

 

「あれ?どちら……あぁ、リムルでしたか」

 

おっと、今俺妖気出てたかな?

おさえてたつもりだったんだけど、

うーん俺もまだまだだなぁ…

 

「おう、久しぶりだな!あ、とりあえずは治療したから動けるはずだよ。

所でアルリア、一体何があった?」

 

俺は最初に気になったことを

聞いてみる。

最初にここまでボロボロな

オーガとアルリアがいるのは

何か戦いがあったって事を推測できる。

だけどその戦いがなにかわからない

もしかしたら俺達にも影響がある事かも

しれないので聞いてみるしかないだろう。出来たばかりのここを潰されるのは嫌だし。

 

「あーそれは今から来る人達にきいてほしいかな。ちょっと休憩させて欲しいんだ。ここ数日走りつづけてたし」

 

「ああ、それはいいけど。

いまから来る人?」

 

誰だ?人?オーガ?どっちかくるのかな?まあ、アルリアの知り合いだから

悪いやつではないと思うけど、まあそんなにアルリアとも付き合いが長い訳でもないけどね。

 

「うん。未来君の助けになってくれる。そんな人が来るよ。それじゃ私もうすこし横になってるね」

 

俺の助けになってくれる人?

アルリアが何を言っているのか俺にはサッパリわからなかった。

 

そしてアルリアはその意味深な言葉をいってまた横になって目を閉じた。

一体なんなんだ?

 

sideリムルOUT

 

sideアルリアIN

 

……ぶねぇ!ボロでるところだったあ……

覚醒したばっかだから思いっきり

あぁ、人型のリムルか。ってなって

リムルってよんじゃったよ。

なんで人の体のまんまわたしのめのまえにいるの……

てか、なんだよ!未来、君の助けになってくれる人って!カッコつけるなよ!私!

んんんー!恥ずかしいよぉー!!

んにゃー!!!!!

 

「うーんっ……うーんっ……」

 

はぁ、どうしようもない……か。

バレたらその時だ。いや、そう簡単にバレないでしょ多分

どこに未来を全て知ってる奴がいるってんですよ。あ、いますね。

え?投げやりすぎじゃない?

 

気にしたら負けだよ諸君。

 

さて、そろそろ来る頃だろうし寝たフリをするとしよーっと

私説明するの面倒だし。

 

ふふ、私策士ね!!

あ、でもお風呂は入りたいなぁ……

せめて水浴びしたい。髪が

ゴワゴワしてるし気持ち悪い……

 

 

……

 

 

女化が進んでるなぁ……

もう私諦めてきちゃったよ

 

 

それからしばらくして

やって来ました

目の前にマーリンが。

 

「アルリア起きてー」

 

え?マーリン?オーガは?あれ?

まだそんな時間たってないよね?

今説明中だよね?声聞こえるし。

え?え?

 

「アルリアー起きてー寝たフリしてるのは分かってるからおきてー」

 

あ、うん。そうだね君スキルのこと知ってるもんね。

 

「あ、うん?おはよう???」

 

「今彼らはリムル?ってスライムと

話をしてる。あと、里長と感動の再会もね。」

 

あ、里長さん生きてたんだ。良かった…

私が遅くて間に合わなかったとか嫌だしね。本当に良かった。

てか、ちゃんとおはようって返しなさいよ。

 

「よし、じゃ、アルリア里長を仲間に加えようか」

 

「は?」

 




いや、言い訳のようでさらに申し訳ないんですが
最近修学旅行にインフルと死にかけてたので
投稿できませんでした…
修学旅行は福岡から北海道旋回してかえってくるし……
最悪だ……

あ、近いうちに全話修正しまーす
読み返すと気づいたけど昔と書き方が違う……?
なぁにこれぇ。
あと正月特別編とかやってみたいんですがいいですかね?


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第15話 私の『 』がやばい件

新年明けまして!

おめでとうございます!!

ま、まだ正月、、、正月だから・・・

はい、遅れてすいません。

そしてこれからも(受験勉強などで)更新遅れると思いますが
本年もよろしくお願いいたします!


 

 

うーんすっごいデジャヴ。具体的には6.7話前くらい、いやいや何言ってるんだ私は…

病気かな、病気じゃないよ、病気だよ。

やっべ目が腐りそう。

いやいやいや、何を言ってるんだ私は

それ以前になぜ仲間に?私で戦力は十分じゃないかな?

見よ、このオーク300体倒した私の肉体を!

わーほっそーい(棒)

チクショウメーーー

・・・失敬取り乱してしまいました。

私がいればいいじゃない?いや比喩抜きでほんとうに。それにほかの人を巻き込むほどでは…なくない?

結局は私の自己満だしね?うん。マーリンも付いてこなくていいんだよ?別に?

あ、ごめんやっぱりついてきて下さい。さびしいです。

 

「彼は僕達の助けになってくれるはずだからね!

里の中の彼らだけでもあの強さだ。里長ともなるともっと力があるはずだからね!

そう!例えば先祖返りとかさありそうじゃん!ま、偏見なんだけどね!

うん、いや!言いたいことはわかるとも!」

 

お?分かるのか。なら説明プリーズ

はよ!はよ!

てか偏見ひどくね必ずしも先祖返りするわけじゃないんだし

・・・うーん私のテンションなんかおかしいな。いやいつもどうりだね!

 

「ならそんな強いひとを味方にするなら私の魔素量足りなく無い?って」

 

違う、そうじゃない。そうだけど,そうじゃないんだよ!

それも思ったけれど!そうじゃないのよ!!

それは完全再現でどうとでもなるの!

味方をなぜ増やすかってのをききたいの!

 

「うん、それは僕がどうにかできる問題じゃないから、とりあえずリムルくん

に頼んでみるよ

僕じゃあなんかダメみたいだからね!」

 

あ、はい。

てか他人任せか、自分で言っといてこのザ無責任め。

フォウ呼ぶぞアァン?

マーリンシスベシフォーウするぞ?

最近アメリカにも伝わってるんだからなこれ!え?どこ情報だよだって?

し ら な い よ

じゃなくて!

 

「えっと、マーリン?」

 

「どうしたんだい?アルリア?」

 

「なぜ仲間を増やすの?戦力ならそれなりにあると思うんだけど…」

 

私の完全再現にマーリンの幻惑とか

色々使ったら戦力的に最強でしょ??

いやそんな顔しないでくれ

その「え、なんで?」みたいな顔やめい。私がおかしいのかって思っちゃうでしょうが。

私の戦いで傷つく人は見たくないの!何のためにマーリンを前線にださないようにしてるとおもってるのよおお!

 

「え、なんでだい?」

 

惜しい!・・・じゃねえよ!

え、なんでだい?じゃないのですよ

いい加減にしねぇとマーダーすんぞ。

 

「だって、君、それ以上自分を犠牲にして人を助けるつもりかい?

…それを容認するほど僕は冷酷ではないつもりだよ?

あ、でも骨付き肉を奪われたら冷酷にはなるよ?」

 

はぁーん、そーゆーことね?

要するに私のことが心配だから

味方を引き入れて私が完全再現使わないでいいようにしたいわけね。

てか何の情報だよ骨付き肉て、見た目から想像できないんですけど・・

…ん?あれ?

 

「自分を犠牲になんかしてないよ?

私はほらなんも怪我してないじゃん?」

 

「ならなぜ気絶していたのかな?

だいたい思ったんだそれほどの大きい力痛い思いをするだけでいいなんておかしいに決まっているだろう?

君のその完全再現はね?多分人間としてとても大切な物を犠牲にしているんだよ。」

 

人間としてとても大切な物?なにいってんだこいつ?

私は私でちゃんとした人間ですぅ

ほら見ろこの金髪の髪紺碧の目

theアルトリア顔な輪郭

どうだどこに私がちゃんとした人間であることを否定できる要素があるってんですよ。

 

「…心の部分。アルリア殿の心の部分それがかなり欠損しているのです。」

 

そう言いつつ入ってきたのは私が助けた大鬼族の里長さん。どうやら盗み聞きしていたらしい

いや趣味が悪いなぁ…シュナさんとかに嫌われますよ?

 

「心?ですか?」

 

「えぇ、話を陰から聴かせていただきました。

普通に考えて自分の命、体を顧みず他人を助けるなどかなりの力があると自信がある人にしか出来ませぬ。

それをあなたはそうやって体がズタボロになるまでやっていたのだからきっと心が欠けていたりするのでは無いのでしょうか。

勝手な憶測ですが…ね」

 

あぁ・・・・うん。力に自信はあるけど・・・うん。

その里長さんの言葉はわからない問題が解けてスッキリしたようなそんな感覚を覚えてしまった。

そう、初めに能力を使った時から私の心はどこか壊れたのではないのだろうか。じゃなきゃ英雄になろうと人を助けようとはしないのでは…

いや自分の身を犠牲にして人を助けるなんてつい最近まで一般人だった僕にできるだろうか・・・

普通ならできないと思う。

 

「確かにその通りです、私は心が欠損しているかも…知れません。」

 

うーんでもなぁ…いまいち実感わかないなぁ。だって私の心が壊れてるっていきなり言われてもなぁ・・・

でも納得しちゃってる私もいるしなぁ・・・

 

「ならばその傷この私が直してみせましょう。今までオーガの皆を導いたこの経験を生かしあなた様を救ってみせますとも。もとよりこの老いぼれあとはつきるのみです、気にせず私を引き入れるといいでしょう。」

 

いいのだろうかそれで私はいいのか・・・

私の心は私が直すべきなのでは・・・

ていうかあなたもそれでいいのか

 

「ごめんなさい、少し考えさせてください。」

 

唐突な事実にちょっと私の脳が処理しきれてないです。はい。

あたりまえだろぅ、唐突に『貴方心壊れてる、私仲間入れれる、私それ直す』って言われて

はいそうですか、って素直に仲間に入れるやつが入れると思ってんのかってんですよ。

 

「いいや、アルリア今答えを出すべきだ。

・・・たまには他人の手を取るべきだよ。」

 

エエエエエ、マーリンの鬼畜!色情魔!花!もやし!軟弱男!滑舌悪い!うーん、最後悪口じゃないや。

うん、真面目にしよう。

私は自分の心が欠損しているっていうことを自覚出来てない。自分の心は問題ないって思ってる。

でも他人から言われるぐらいに私の心が壊れているのなら

 

「……お願いできますか?里長さん。」

 

「承りましたとも!」

 

「うん、これで一件落着だ。」

 

うん、そーだね。私前言をくつがえすのはえーな、はいそうですか仲間に入れちゃったよ。

まあとりあえずは、マーリン

 

「セイッ」

 

ここで私の渾身の右ストレートが

マーリンのお腹に入るぅ!!

 

「タコス!?」

 

ふぁ!?殴られた時そんな声出す奴ほんとにいるんだ・・・

絶対現実世界にはいないと思ってた。あ、いやいたわ、生前の厨ニ病(あいつ)

 

「なぜ殴るん…だい。アルリア…」

 

あ?自分で気づいてないのかなぁ?

ふむなら私が説明して進ぜよう

 

「あなた最初に隠そうとしたでしょ、私の心が壊れかけているって事、里長さんがちかくにきたから心の話題に触れたんでしょ?」

 

そうマーリンは最初に戦力の増強だと言っただけどすぐあとに私の心が壊れかけているって事に触れた、

つまりマーリンは私に隠し事をしていたのだ。いやぁ、許せませんねぇ。

 

「ここで問題です!

私が嫌いな事はなんでしょう?」

 

「えぇ?いきなりなんだい?」

 

ふふんこうゆうとこで私の嫌いな事とかちゃんと言っとかないとね。

相互理解が得られんとですよ!

 

「…隠し事をされるでしょうか?」

 

「おぉーさすが里長さん。正解です!」

 

さっすが里長さんわかってるぅー!

そう私が嫌いなこと1位は信用してる仲間に隠し事をされることだ。

だって嫌じゃない?仲間に隠し事されるなんて

よくあるじゃん相手を思うが故の隠し事って

現実世界でどれだけ痛い目にあわされたことか…

おのれ中ニ病患者め。

 

「あぁ、それで…」

 

「うん。わかった?今度から隠し事しない事!」

 

「「わかったとも!(了承しました!)」」

 

ふふ、これで今度こそ一件落着だね!

 

 




今までに評価してくださった方々。
また、お気に入り登録してくれた方々。
閲覧して頂いた全ての方。

感謝の極みです!ありがとうございます!
これからも亀より遅い更新ですが完結目指して頑張っていきます!
本年もよろしくお願いいたします!

・・・ところで

挿絵ほしいなって思うんですけどだめ・・・かな・・・?
厚かましいですね。はい。


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第16話ムフフな件について()

おまたせしましたあああああああああああああああ

まあ誰も待ってなさそうだけど(震え声)
というわけでリアルで激動の半年を過ごしsan値がやばいことになってた

どうも作者です()

更新遅れてすみません・・・・(土下座)

では第16話!どうぞ!!


さて、こうしてゴタゴタは解決したのだけれど…

1つ問題があるのです。

そう!里長のネーム化だ!

名前どうしようかなぁ…

なにげにこれが一番困るんだよなあ…

私ネーミングセンス皆無だし。

うーん、どうしよう、族長だし鬼だし…

ランスロットかなぁ…ガウェインとかはどうかなぁ…?ガウェロット?

関係ないか……

でも円卓に関する名前にしたいなぁ。

私の円卓の騎士!!なんちゃって。

まあ、そのときになったら考えようかな。とりあえず今は名付けをどうしようか考えなきゃなぁ。

 

「アルリア?居るか?」

 

「うん、いるよマーリン。どうかした?」

 

そうやって考えてる中扉を叩く音が聞こえた。どこかにいっていたマーリンが用事があってこちらに戻ってらしい。

 

「いや、名付けに関して問題が起きてね、それをどうしようかと思って。あぁ、そうそう族長なら他のオーガの人といるよ。」

 

「ふーん、そっか。んで、問題って?」

 

ああー、まあ、本当なら族長って死んでたから本当によかった…。でも問題ってことはちょうどリムルが魔素使いすぎて眠った頃かな?

リムルが気絶したのが問題か?

救えよ世界答えよ正解!〇か×か。

なんちゃって!

 

「えっとね。リムルが名付けの影響で

気絶しちゃってね。名付けをリムルに

手伝ってもらおうってのが無理になってしまったんだ。」

 

あ、正解か。雷は落ちないね!よかった。

うーん、でも名付けは

別段今するべきことじゃないし…

後でもいいのではないのだろうか?

一応伝えてみるか

 

「リムルが気絶したのなら別に後でも良くないかな?」

 

「そうかい?それもそうだね。リムル君が目覚めるまでまつかい?」

 

お、話がわかるぅ。さすが花の魔術師になる男。

 

「うん」

 

目覚めるのがいつだったか忘れたけれどどうにかなるでしょ。そこまで遅くないだろうし多分。

まあ、待つしかないし待とうかな。鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす、ってね!

 

「わかった。それはそれとして

アルリア!長旅が終わったあとだし

お風呂に入ったらどうだい?

ゴブリナの女性も呼んだし安心して入ってきなよ!」

 

?……?……!?お風呂ぉ?

ゴブリナの女性とぉ!?

ぐへへ、いや違う。今乙女が出しちゃいけない声出した気がする!

とりあえずマーリンマジグッジョブ!

 

えっと、女だから問題は無い?いや無いけど……いやいや。私水浴びのときでさえできる限り恥ずかしくなるから自分の姿見ないようにしてたんだけど。え?童貞なのって?うるさいよ。

そしてわたしはその努力を無駄にするのか!

ぐっ、ゴブリナの女性と一緒のお風呂だとぉ!?

 

 

入るしかないやん(すんっ)

 

「わかった入ってくるね!」

 

はは!今すぐ行くよー!わ・た・し・の

パラダイィスゥ!!!!

 

「う、うん。いってらっしゃい…」

 

と、若干引き気味のマーリン

そんな引くなよ…

ひゃっふぅ!女の人と初お風呂だァ!

私息子もうないけどね!!

いと虚し……

 

 

さあさあさあさあ!やって参りました!

道中で出会った(出会い方が適当?気にするな!)お手伝いのゴブリナの

女性とお風呂に!きちゃああああ!!!!

人生初の女性とのお風呂!

私わくわくがとまりません!!(メフィスト感)

ま、わたし、息子ないんですけどね!!!!

ぐ、いいんだよ!女性とお風呂に入れるんだから!

おま、女性と入れる機会なんかないんだからね!

つまり私勝ち組!いえあああああ!!

 

「さあ、アルリアさま、衣服をお脱ぎください。」

 

脱衣所につくとさっそくゴブリナの方からすすめが!

え!?あ、そうですよね。私も脱がなきゃですよね…女性の目の前で…

うっふぅ、無理です!!私!元男子!恥ずかしいよ!

私他人に裸見られて興奮するとかそういう趣味ないですもん!!

 

「ほら?恥ずかしくないですから、脱ぎましょう?アルリア様」

 

ふんす!!覚悟を決めろ私!脱げ!!脱ぐんだ私!

いざゆかん!女風呂へ!!

 

「いいからだしてらっしゃいますね。

でてるとこはでててひっこむところがひっこんでいる。」

 

小さい小山ですけどね!!

こ、や、ま、ですけどね!!!!

あ?貧乳だと?それ騎士王にも言ってみな?(にっこり)

 

「さて、行きましょうか……」

 

ひゃっほう!ついに来ちゃいました来ちゃいましよ!

童貞!佐藤・・・なんだっけ、まあいいや!いざ未開の地へ!

突撃じゃああああああああああああ!

 

「はい、いきましょう」

 

(入浴中〜)

 

※ここからは会話だけでお楽しみください……だって私の裸とか誰得、でしょ?

 

「アルリア様いいお胸されてますね…」

 

「そ、そうですか?でも、小さいと思うんですけど……」

 

「そうですか?触り心地もいいですけどね…?」(もにゅもにゅ)

 

「ひゃっ……いきなり触らないでくださいよ、びっくりするじゃないですか!」

 

「すいません、あまり自信が無いようでしたから…」

 

「もう!なら私もこうです!」

 

(終了!!え?短い?ダメです(なにが))

 

ふぅ……いい湯だった……

あ……女性っぽくお風呂に入ってしまった……くそう。お風呂で胸を揉み合うとかアニメかってんですよ……

そして女になったから女性の体を見ても何も感じなかったよ……

edかな・・・(違う)まあ、女性が女性の体見て何も感じるはずないもんね!

ま、是非もないよネ!・・・・ちくしょう

 

そうやってわたしはなんともいえない気持ちでお風呂を去っていった……

 

お風呂から帰ってきた後、私は部屋に戻っていた。ベッドしかない

簡素な部屋だけど突然訪ねてきたのだから贅沢は言ってられない。それにまだまだ発展途中なのだから

しょうがないというのもあるだろしね。

 

「マーリンはねたみたいだなあ・・・私も寝ようかな」

 

誰もいないそんなへやで呟いてみる。

もちろん返事は帰ってこない。

・・・明日のことについて予定をたてておこうかな。

明日になったら確か、リムルが目覚めるはずだから、私が倒れた後のことを頼むとして

今回は私なりの秘策があるのだ。それを使ってネーム化しよう。

 

ふっふっふっ・・・楽しみに待っておれ!族長!!

 




というわけで16話でした!
どうでした?一切成長してないでしょ←
全く感覚がとり戻せませんでした。。。
受験気なので更新遅れますがよろしくお願いします!

感想評価お待ちしております!
あ、あとアドバイスもね!


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第17話日常もして騎士を増やしちゃった件

ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(土下座)
言い訳はしません!遅れました!スランプってました!はい!
この話書くのに半年使った俺を許してくれ……。
え?もう1年経ちそう?ま????やばたにえん(ばなな)
そんなこんなで本編どうぞ!

ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ん…………朝か……」

 

そう言ってまだ眠く夜も明けてないが目を擦りつつ体を痛めないように体を起こす…。

ここでも鳥は居るようで(多分魔物)ちゅんちゅんと鳴いている。

あーたらしーいあさがきた。と朝のラジオ体操をして、ぱぱっと服をベッドに脱ぎ捨てる。

男なんてみんなこんなものだろう。

そのまま知覚に機能用意してあった動きやすい服に着替えて木製の壁に立てかけてある、カリバーン(笑)を取り

部屋のドアを開けてやっと朝日が昇り始めた外に出る。日課のマーリンによる朝練が待っているのだ。

 

 

 

「しっ……!ふっ!!」

 

マーリンめがけてななめ上段からカリバーンを振りかぶりマーリンの構えた剣に派手な音を響かせて打ち付ける。

それも防がれているので相手の隙を突こうと、剣を引いて横から一閃、するけれどマーリンの剣でまたもや防がれる。 

 

「そこもっとしっかり腰をいれて重心を意識して!違う!もっと深く腰を落として!重心が5度ぐらいずれてる!」

 

マーリンがそう注意しながら私の上段からの剣を余裕そうに受け止め、振り払い右上から切りかかってくる。右から、左から、上から、下から、

単調なようで若干剣を斜めにしていたりと技術を入れてくる。多分私にその技術を習得しろということなのだろう。

私はその期待に応える為に集中して見つめる。段々と習得しようと真似する。

 

 

「……ふぅ、今日はここまでにしようか、アルリア」

 

朝練を初めてから3時間、剣のうち合う音が森に響いてたからか、それを聞きつけどうやら周りに人が集まっていたらしい。

最初に来たのは近い未来魔族の長になる・・・・

 

「おはよー、、って朝から精が出るな!アルリア!」

 

そう、リムルだ。どうやらスリープから目覚めたらしい。魔族のことで忙しいだろうに私をわざわざ見に来るなんて私のこと好きなのかな?

 

ないな

 

「まぁね、私弱いから」

 

そういって苦笑いする。まぁ、実際弱いからね!仕方ないね!!

そもそもあんな戦いするなっていわれてるんだから仕方ない。

んん、もうこんな時間か。もうそろそろ終わろうかな結構長くしたし。

汗かいちゃったから水浴びしにいこう

 

「あ、水浴びしてくるけど覗くなよー?」

 

私が冗談紛れにそう言って水浴び場へ歩き出す

するとうしろから声が聞こえてくる。

 

「誰が覗くか!!性欲がないっての!」

 

あ、リムルってスライムだから性欲ないのか。

そんな今更なことを考えながら水浴び場についた。

あ、今回はサービスシーン抜きね。

それから水浴びして、朝ごはんを食べたあとに、少しして自由時間になった。

さて、いい時間だし問題を解決しようかな。

 

 

 

「マーリン!!来てーネーム化の解決策見つけたよ。」

 

 

 

すると、近くに待機でもしてたのか

マーリンがこつこつがちゃんとドアを開けてやってきた。

待機してたならマーリンはストーカー認定だね。

 

「本当かい?まさか完全再現を使うとかではないよね?」

 

おっと、マーリンはなんでもお見通しだね。てか、本当にはやいな、近くにいたのか?なんか、そこは気にしちゃ負けな気がしてきた。負けな気がってか負けてない?

ま、もしストーカーされていたとしても大丈夫でしょう。

グランドろくでなしでもそこまでしないと思い……たい。え?重ね過ぎ?かもね。

 

「完全再現つかうよ。だけど前回みたいに憑依するわけじゃないよ。もっとハイブリッドにやれるはず方法を思いついたんだよ!!」

 

ふふふ、さあ、皆の衆聞いて驚くがいい!

魔力が足りない?完全再現で憑依を使うと気絶する?ならばハイブリッドによりコンパクトにやればいいんだよ!!そう!プリウスのように!

そう例えばセイバーのように体の中に龍の因子をつくるとか!

 

 

 

「……それは本当にやって大丈夫なのかい?代償は?」

 

代償は考えられるとしたら、頭痛程度だろう。幻想の肉体に龍の因子を植え付けて龍の因子を使うだけ。龍の因子を作るだけならきっと代償は薄いはずだ。

 

「恐らく頭痛程度で済むと思うよ」

 

龍の因子をよりコンパクトにハイブリッドにやるって言うのは要するに

セイバーのように大きい龍の因子じゃなく小さい竜の因子にするってことだ。小さいならこちらのフィードバックは少なく済むはずだから、大丈夫……な筈。確証はないけど、アキレウスの時は気絶、ダビデの宝具使用で頭痛。なら、低い筈……だ。

 

「分かった、でもアルリア本当にそれでいいんだね?」

 

意外だマーリンなら止めるかなーと思ってたんだけど。いや、捉え方によってはこれも止めるに入るか……。マーリンからしたら概要が把握できてないこの能力は不可思議なものにしか見えない筈だ。だからこうやって心配したりしてくれる……と思う。

 

「うん、構わないよ。私はなんたって英雄になる女の子だからね!女の子だからね。」

 

そうです、私には英雄の卵というものがあるのですから英雄になれるはずなんだよ!!まだ成り方は分からないけどね。それに英雄の卵がなんなのか私もまだよく分かってないから……

 

 

 

「英雄?ふふっ、アルリアは面白いことを言うね…あぁ、ならそんな英雄様の言うことを信じよう。」

 

 

 

英雄様って……あはは、なんかくすぐったいなぁ。私の今の夢は普通じゃない英雄。普遍はもう嫌だ。普通を暮らしてた前世を裏返す為に、私は今特別になる。

っとと、さて、じゃあ呼ぼうかな。

 

「っと……マーリン、族長呼んできて貰える?私は完全再現の工程をこなしていくからさ」

 

本人を呼んでからやらなきゃ意味無いもんね。こういう時のためのマーリンである

マーリンを都合よく使ってることをお許しくださいマーリンファンの方々!!

 

「わかった、気をつけておくれよ?」

 

言われなくても分かってますよーだっ。なんて子供のようなことを思いながら完全再現の能力の工程をこなす。

 

«完全再現使用しますか?YES/NO»

 

YES。そして能力で脳内に検索をかけて、セイバー、アルトリア・ペンドラゴンの能力を閲覧。その中で見つけた龍の因子を身体の中に形成する。ゲームやアニメがあったから想像はしやすい、心臓辺りに龍の因子を小さく、小さく作り上げるイメージを持つ。そうすれば身体に不思議と力が漲ってくる。目がチカチカする、力の制御が難しい。身体の中に莫大なエンジンを載せる感じ。そのうち身体の中に赤い因子、ドライグの小さい因子が形成される。そしてそれを制御する為に集中……全部、筋肉、内蔵、心をぜんぶ把握して集中する。そうすれば身体に段々と適応してきて

 

「よし、いいよ。マーリン、連れてきて?」

 

案外近くにいたのか初老のオーガの里長かくる。名前は、そうだな……。と考えていると彼が話しかけてきた、どうやら私の魔素のオーラから感じ取ったらしい。

だから心配そうに大丈夫ですか?って問いかけてくるんだろう。それはそうだ。彼は私のことを知ってるし。"大丈夫"かって言われたら答えるよね、大丈夫ってさ。でも、本当はきつい、今にも私という器が壊れて力が溢れ出しそうだ。そして声を張りながら、名前を呟く。

 

「……名前を授けるね、君の名前は、アグラヴェインだ。よろしく頼むよ、私の1人目の騎士」

 

ふふ、と笑って龍の因子を使いネームド化させる。するとその初老の男性は

「我が忠義、我が主アルリアに注ぎましょう。」

膝をついて私に忠誠を誓ってくれる。嬉しい事が最近は続くな。と微笑みながら、完全再現、解除。と呟くとパリン、と音が鳴り響き、解除される。そして、身体が浮くような感覚を受けると頭に雷でも打たれたかのような頭痛が走る。

 

「いったぁぁい……!!」

 

流石に蹲り、嘆くけど、これじゃあ主君として威厳も何も無い気がする。ていうかそんなモノないって?キレるよ?(ぷんすこ)

う~。痛いー!!




という訳で過労する予定かもしれないアグラヴェインが誕生しました。はい、誕生しました。名前から過労臭するよね!!!!!!


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