少し変わった艦娘「しなの」のお話 (ミルクティー味のしふぉん)
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第一話 目覚め、そして遭遇
それでは本編をどうぞ…」
1965年12月4日
太平洋上
ある一人の艦娘が目を覚ました。
自分がこれからの世界を救う、一人の艦娘である事も知らずに・・・
?「ここは…?」
?「艦長!目を覚ましましたか!気分はどうですか?」
?「気分は・・・最悪ですね。ところで貴方方は?艦長とは?」
?「貴方は日本国自衛隊、しなの型原子力ミサイル航空母艦、CVGN-01「しなの」の艦娘です。私はその副長です。」
しなの「はぁ…まだ分からないことがあるので色々説明してください。」
副長「はい。」
----------------------------------説明中--------------------------------
しなの「なるほど…」
しなのは副長から説明を受けた。
自分は2045年12月19日に中国軍からのミサイル攻撃により沈んだこと。
5年ほど前から現れた人間を襲う「深海棲艦」と、それに対抗できる唯一の手段、「艦娘」の存在。
艦娘はみんな第二次世界大戦の軍艦の装備を使用していること。
副長「ところで、これからどうします?」
しなの「そうですね・・・」
しなの達がこれからについて話していると、しなののレーダーに反応があった。
レーダー妖精「十時の方向、レーダーに感あり!距離40!
艦種、軽巡2、駆逐4!」
しなの「敵ですか?」
レーダー妖精「待って下さい…天龍型軽巡2隻と特三型型駆逐
4隻です。全て大日本帝国の艦艇なので、おそらく味方でしょう。」
しなの「そうですか。それならば接近してコンタクトを取ります。機関始動、両舷微速、前進。」
副長「了解です!」
しなのは機関を動かし、天龍達の艦隊目指して、30ノットで進み始めた。
----------------------------艦娘移動中...------------------------------
天龍side同刻
天龍電探妖精「12時の方向、電探に感あり!数一隻、敵味方不明!距離40!速度30ノット!」
天龍「わかった。接近して無線で呼びかける。」
龍田、暁、雷、電、響「「「「了解。」」」」
--------------------------------------------------------------------------
しなのside
レーダー妖精「艦隊との距離5まで接近。」
しなの「よし。そこで止まって下さい。相手から無線等はありますか?」
通信妖精「相手艦隊より通信!回線開きます!」
天龍『こちらは大日本帝国海軍、横須賀鎮守府所属、軽巡洋艦の天龍だ。貴艦の所属を言ってくれ。」
しなの「私は日本国海上自衛隊、横須賀基地所属、原子力ミサイル航空母艦のしなのです。」
これがしなののここに来てから始めての出会いだった
作者「楽しんで頂けたでしょうか。のろのろの更新になるとは思いますが、たまーに読む程度で、お付き合いいただけたらな、と思います。では下に登場済みの人物を紹介します。読者のみなさんからのリクエストも受け付けて行きたいと思いますので、ぜひお願いします。ではまた……」
登場済み人物
しなの型原子力ミサイル航空母艦1番艦 しなの
天龍型軽巡洋艦 1番艦 天龍 2番艦 龍田
特三型型駆逐艦 1番艦 暁 2番艦 響 三番艦 雷 四番艦 電
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目覚め、鎮守府へ!
第二話 遭遇、鎮守府への道
しなのが目覚めた
↓
天龍一行をレーダーで感知
↓
一行に遭遇
です。適当ですんません。
補足
「」会話
『』無線
()脳内
どうも、作者でございます。さて、今回は、天龍達との遭遇から、鎮守府までの話でございます。きまぐれに投稿するので、期待せず、のんびりとお待ちください。
ではでは、本編へどうぞ…
天龍からの無線が入った。
天龍『こちらは大日本帝国海軍、横須賀鎮守府所属、天龍型軽巡洋艦の天龍だ。貴艦の所属を言ってくれ。』
しなの「私は日本国海上自衛隊、しなの型原子力ミサイル航空母艦、1番艦のしなのです。」
天龍『海上自衛隊?そんな組織はこの国にはねぇぞ?
まぁいいか。同じ日旭旗掲げてるみたいだしな。とりあえず敵対の意思はないと言うことで提督には連絡させてもらうぜ?』
ここで天龍は提督である菊池 夏海中佐に通信を行う。
しなの「はい。ありがとうございます。(初めて会った方々が優しそうで良かったです。)」
天龍「こちら天龍。提督、補給任務を遂行中に所属不明艦に遭遇。数は一隻。敵対の意思はなし。どうする?」
夏海『わかったわ。とりあえず敵対の意思がないのなら、任務を続行。一緒にその子も連れてきて。(どんな子なのかしら、ちびっ子?はたまた大和撫子ってかんじ?)』
この提督、とても優秀な人材なのだが、艦娘が大好きすぎて、駆け出しのころ、少しの怪我で一人にバケツを3個も溶かしたと言う黒歴史がある。
-------------任務遂行中-----------------------------------------------
天龍「いよし、終わった。後はこのドラム缶引っ張って帰るだけだな。さて、帰r「対水上レーダーに感あり!11時の方向!距離300!」まじかよ!って距離300!?30の間違いじゃないのか?」
しなの「それだったら貴方たちの電探にも写ってるような気がします…」
電「すごい探知能力なのです!電も憧れるのです!」
天龍「それもそうだな。ところでそりゃ敵か?味方か?」
しなの「私には大日本帝国の第二次大戦時のすべての艦艇データが載っているのですが…どれにも反応なしですね。
となると…敵のようですね。」
天龍「じゃあそいつらを避けるルートd「いえ、ここに来てから兵装がどうか見ていないのでテストしたいのですが…」(´・ω・`)…わかったよ。提督に聞いてみるよ。「ありがとうございます」(俺今日めっちゃ話遮られるじゃねーか)」
天龍「提督、保護艦娘…しなののレーダーとやらが敵を捉えた。本人が兵装のテストをしたいらしい。いいか?」
夏海『いいけど、絶対に怪我しないでね?(怪我なんかされたら私が死んじゃう!)』
天龍「もちろんだ!」
しなの「どうです?」
天龍「オーケーだ。存分にやってくれ。」
しなの「ありがとうございます。レーダー、敵の艦種は分かりますか?」
レーダー妖精「重巡2、軽巡2、駆逐2!型までは分かりませんが…」
しなの「そこまで分かれば上等です。ありがとうございます。では…総員対水上戦闘用意!」
対水上戦闘の警報が館内に鳴り響き、妖精さんたちが忙しそうに動き出す。
しなの「重巡2隻をトマホークで、残りの4隻を艦載機からのハープーンで叩きます!艦載機はF-22jsGを使用してください!艦載機発艦後にトマホークを発射します!」
カタパルト妖精『発進準備よし!いつでも行けます!』
しなの「艦載機、発艦!…続いてトマホークの発射準備を砲雷長お願いします!」
砲雷長「了解。VLSハッチ1、2番開け。トマホーク発射準備。弾頭は通常弾頭。」
砲雷担当妖精「了解!準備します!……全て準備完了!いつでも打てます!」
砲雷長「トマホーク打ち方始め!一発目発射10秒後に二発目発射!」
とてつもない速度で艦載機が飛び立ち、ものすごい音と光を起こしながらトマホークが飛んでいく。その光景を天龍達はただただ見ている事しか出来なかった。
天龍「す、すげぇな…」
暁「す、すごい迫力ね」
響「ハラショー。こいつはすごい。」
雷「物凄い音ね…耳がおかしくなりそうだわ!」
電「はわわわわ!こ、言葉が出ないのです。」
砲雷担当妖精「10秒経過!二発目発射!順調に飛行中。弾着までそれぞれ3分」
艦載機搭乗妖精「こちらスワロー1。目標到達まで約2分。
到達し次第攻撃開始する。」
しなの「了解。頼みます。」
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深海棲艦side
ネ級「ナ、ナンノオトダ?」
イ級「ワ、ワカリマセン!」
ネ級「サッサトミツケr()」
深海棲艦一行の捜索、回避虚しく、艦載機から放たれたハープーンが駆逐イ級と軽巡ヘ級を鉄の残骸へと変えて行く。
焦ってバラバラに回避行動を取るネ級2隻に、1分遅れてトマホークが飛んでくる。2隻は全力で回避しようとするが、亜音速のトマホークが追尾してくるというのだから、避けようがない。諦めたように放心状態で海上に浮かんでいる
2隻に、無慈悲にも狙いを定めたトマホークが突っ込み、爆炎で包み込み、その煙が晴れた頃には、鉄くずだけが浮かんでいた。
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しなのside
砲雷長「艦載機、ハープーンを発射!……4隻撃沈!次!
トマホーク二発、一発目、だんちゃーく、今!…1隻撃沈!…二発目、だんちゃーく、今!…2隻目撃沈。」
しなの「敵艦隊の撃滅を確認。対水上戦闘用具納め。みなさん、終わりましたよ。」
天龍「お、おう。おつかれ。いやぁ、強かったな。ところであの恐ろしく早い艦載機やらは何だ?」
しなの「あ、それは向こうでご説明しますねー。」
この時、この場にいた6人全員が思った。こいつだけは、敵に回しちゃいけないと。
はい。というわけでございます。楽しんで頂けましたかね?
なかなか物語が進みませんね〜笑
あと、この物語の方針なのですが、一章一戦闘、ってな感じで行きたいと思います。
それでは、(^-^)/
次回予告-------------.
敵艦隊を一方的に殴り、鎮守府へと向かうしなの一行。
その目的地である鎮守府ではどのような出会いが待っているのか!次回、提督 菊池夏海、死す!(胃薬的な意味で)
しなの「次回も楽しみにしていてくださいね!」
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第三話 いよいよ鎮守府へ!
天龍一行としなの合流
↓
レーダーが反応
↓
ミサイル使ってボッコボコ
以上!閉廷!終わり!みんな解散!
嘘ですごめんなさい。
ドーモ=ドクシャ=サン。サクシャ=デス。
嘘です。冗談です。
てなわけで、作者でございます。
今回は、鎮守府に到着です。
やっぱ進むの遅いですねぇ。
それでは本編に、行きm電「行くのです!」…はい。どうぞ。
天龍「敵もいなくなったことだし、提督に報告して、鎮守府に帰るか!」
しなの以下全員「了解!(なのです!)」
天龍「こちら天龍、しなのが見たことないもん使って敵を消し飛ばしたぜ。」
夏海『えっ?どゆこと?…まぁいいか。帰ったら聞くね。無事に帰ってきてねー!』
天龍「了解。」
こうして一行は、天龍達の鎮守府、横須賀鎮守府へと向かって行くのであった。
------------------艦娘移動中…---------------------------------------
天龍「もうすぐ横須賀鎮守府に着くぞー。」
しなの「ここが横須賀…やっぱり。」
天龍「ん?やっぱりって何だ?」
しなの「いえ、後でお話ししますが、一つ確信が持てたことがあります。」
天龍「そうか…そう言われると気になっちまうな。っと、あそこがドックだ。しなのは戦艦、空母用の第一ドックに入ってくれ。入ったらドックで待っていてくれ。」
しなの「分かりました。両舷微速前進。ドックに入ります。」
天龍「おう。じゃあまた後でな。」
天龍達はドックに入り、しなのは一人戦艦、空母用ドックの大きさに驚いていた。
しなのがドックで待っていると、天龍が提督を引き連れてやって来た。
夏海「どうもしなのさん。私がこの鎮守府の提督の菊池 夏海よ。早速なんだけど、執務室で話を聞いていい?」
しなの「はい。大丈夫です。」
-------------執務室--------------------------
しなのと提督は執務室の机を挟んでソファに座っていた。
夏海「さて、突然だけど、貴方は私達に力を貸してくれる?」
しなの「はい。同じ日旭旗を掲げている時点で、私は日本の軍艦なので。宜しくお願いします。」
二人は握手を交わした。
夏海「ありがとう。それじゃ、聞きたいこと聞くわ。しなの、貴方は本当にこの世界の軍艦?天龍から聞いた貴方の戦い方はこの世のものではないようなの。」
しなの「その事なのですが、私は未来から来た艦娘だと思います。」
夏海「未来から…?にわかには信じがたいわね…。」
しなの「ところで司令、今は何年ですか?」
夏海「(し、司令呼びなのね!それはそれでアリね。てかさっき思ったけど大和撫子って感じかな?素敵ね〜)え、ええ。今は1965年よ。」
しなの「やっぱり。私は2035年起工、2039年進水、2040年就役なんです。」
夏海「80年くらい未来ならそんな技術もありそうね。わかった。私は信じましょう。それじゃあ、これからよろしくね!しなの!」
しなの「はい!よろしくお願いします!」
夏海「さ!早速そうと決まれば歓迎会よー!食堂に移動しましょ!」
しなの「は、はい!」
こうして波乱万丈なしなのの鎮守府ライフが幕を開けた。
どうも、作者です。提督の艦娘バカっぷりが炸裂してますねぇ〜。これからも炸裂しますよ?
これからは日常回が少し続きますが、ぜひぜひお楽しみください。
本日、8月9日は、長崎原爆投下の日です。
戦没された軍人や、一般の方々への御冥福をお祈りします。
次回予告----------------------------------------------------
かくして鎮守府に着任したしなの。
はちゃめちゃな横須賀の艦娘達に振り回される彼女の運命やいかに!?次回、歓迎会。
次回、しなの、死す!(精神的な意味で)
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