ラブライブ!9人の女神と9つの光! (絆…ネクサス)
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オリキャラ紹介

今回はオリジナルキャラ紹介のみです。

追記、各々が変身するウルトラマンも書きます。


桐生 遥人『きりゅう はると』19歳/ウルトラマンコスモス

 

見た目はキン肉マンのブロッケンJr.サラサラ銀髪ヘアーver.

 

性格はモデルのブロッケンJr.同様、熱くなりやすいが基本的には冷静。

ある日、突然穂乃果の父親が連れてきた青年で和菓子修行をするため高坂家に居候する。

器用なため、教えられた和菓子の作り方や技術はすぐ覚えられる。

 

 

 

 

 

楠本 荘司『くすもと そうじ』22歳/ウルトラマンガイア

 

見た目は食戟のソーマの葉山アキラ黒髪短髪、肌が白いver.

 

性格は一見クールだが、酒に酔うと超がつくほど甘えん坊になる。

新任教師として音ノ木坂にやってきて、ことりの家に家事手伝いということで居候する。料理はプロ並だが、たまにゲテモノを思わせる料理を作ってしまう。

 

 

 

 

 

冨沢 叶『とみざわ かなう』18歳/ウルトラマンネクサス

 

見た目は干物妹うまるちゃんの土間太平の角&眼鏡なしを明るい茶髪にしたもの。

性格は良くも悪くも適当であるが、たまに鋭い発言をし特に人の命に関わることだと熱くなり、口調が変わる。

 

突然、園田道場に弟子入りをしてきた青年でそのまま内弟子となる。また、掃除はプロ並みであり海未が起きる前に埃1つなく掃除を終わらせてしまうほど。その後、音ノ木坂に編入してくる。

 

 

 

 

川崎 宏二『かわさき こうじ』24歳/ウルトラマンギンガ

 

見た目は生徒会役員共の津田タカトシの金髪ver.

 

性格は、モデル同様真面目であるがまれに真姫が思わず大声でツッコミをいれるような天然発言をする。

 

西木野病院にやって来た新人研修医であり、両親がおらずアパートも借りられないため真姫の家に居候している。かつてピアノを習っており、神童と呼ばれていたほど。

 

 

 

 

二階堂 奉介『にかいどう ほうすけ』17歳/ウルトラマンゼロ

 

見た目は進撃の巨人のエレン・イェーガーのもう少し顔が優しいver.

 

性格は普段は優しいが、ぶちキレると周りが手をつけられないくらい凶暴になる。

 

音ノ木坂が共学化したことにより、編入してきた一人。シングルマザーの家庭で、凛の家があるマンションの隣に引っ越してきた。

 

 

 

 

 

大槻 薫『おおつき かおる』15歳/ウルトラマンアグル

 

 

見た目はGANTZの玄野計を背を高くしたver.

 

性格は面倒見がよく、一番年下だがみんなの兄貴分として頼られることが多い。

 

昔から花陽の家のマンションの隣に住んでおり、共学化を機に音ノ木坂に編入する。両親が共働きのため、花陽の家によくお世話になっているため花陽同様スクールアイドルに詳しい。

 

 

 

 

 

 

藍崎 紳哉『あいさき しんや』20歳/ウルトラマンティガ

 

見た目はドラゴンボール超版のトランクス。

 

性格は真面目を地でいくようであり、まれに周りが引くほどの石頭っぷりを見せる。

 

にこが進学した大学で、スクールアイドル専門のアイドルサークルに所属している。実家が群馬であるため、大学の近くにあるアパートに一人暮らし。

 

 

 

 

 

 

神崎 秀『かんざき しげる』21歳/ウルトラマンオーブ

 

見た目はドラゴンクエスト11の主人公の赤髪ver.

 

性格は、爽やかなではあるがまれに猛毒をはくことがある。

 

希が進学した大学の3年生で、様々な占いを得意としている。大学の進学を機に、希の住むマンションの隣に引っ越してきたため希とは顔馴染み。

 

 

 

 

 

窪田 祥一『くぼた しょういち』23歳/ウルトラマンダイナ

 

見た目は食戟のソーマの黒木場リョウの隈がないver.

 

性格は、モデル同様ちょっと気の抜けた感じでいるがあることをきっかけに一気にやる気のスイッチが入る。

 

絵里の進学した大学の大学院生であり、ダンスサークルによく顔を出している。バレエにも興味があり、よく動画やコンクールを見に行っていたため絵里のことは知っていた。両親は事故で他界しており、一軒家に一人暮らし。




まあ、最初はこれくらいがいいの…かな?


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それぞれの光との出会い 太陽と月の出会い

サブタイから登場人物や登場ウルトラマンを察してください。

キャラ事に視点をおいて書いていきます。一般視点のときはXXX視点とします

なお、未登場キャラの時は???視点です


私!高坂穂乃果!音ノ木坂学院の3年生!

 

私は、去年の春から約1年間スクールアイドルμ'sとして活動していたんだけど、第二回ラブライブが終わったらμ'sも終わりにするって決めたんだ。

 

春休みが終わりに近づいたある日、私は不思議な場所にいた。

 

それは、一言で言い切るなら寂しい。そうとしか言えない荒野が広がっていた。いや、正確にはピサの斜塔のように傾いたボロボロのビルや中途半端に電線が繋がっている電柱、そんな荒野に私は白いワンピースを着て立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グオオオーン!」

 

そんな雄叫びが聞こえ、その方角を見るとウルトラマンに出てきた怪獣が群れでこちらに向かってきていた。

 

穂「…」

 

それを私は黙って見ていた。逃げられなかった訳じゃない、何かが守ってくれる。そう信じていたからそこに立ち続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると…

 

「シュア!」 「チャッ!」 「フッ!」

 

「タアア!」「オウラ!」 「シュッ!」

 

「シェェラ!」 「ショゥラ!」 「シェア!」

 

空から9人の巨人が降り立った。その巨人達のことは私は知っている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

 

ジリリリリリーン!

 

そんな音を聞き、私はハッと目覚めた。

 

穂「…夢?」

 

ゆっくりと布団から起き上がり、自分の手を見ながら私は呟いた。

 

でも、あれは夢じゃない。何となくだけどそう感じた。まるで、近い未来に本当に起こりそうなことに感じていた。

 

コンコン

 

穂「ん?遥くんだよね、入っていいよ~」

 

襖を開け、入ってきたのは春休みが始まってから家で修行している桐生遥人くん。羨ましいくらいのサラサラヘアー、顔もイケメンで町に出たらスカウトが凄くきそうな人なんだ。

 

遥くんが家に来たのは約1週間前。お父さんの知り合いの息子さんとかで、後を継ぐために家め修行させるって言って連れてきたんだ。

 

遥「穂乃果さん、いいんですか?もう7時30分過ぎてますよ。」

 

穂「へ?」

 

私は恐る恐る目覚まし時計がある後ろを振り向くと、既に40分に長針が重なっていた。

 

穂「あーー!!またお手伝いに遅れちゃう!」

 

遥「…夏穂さんが朝飯用意してくれたので、それ食べてから来てくださいね。」

 

そう言って、遥くんは襖を閉めそれを確認した私は急いで着替える。着替えた上に割烹着を着ようと思ったけど、朝御飯を食べたときに汚したら怒られるから着ずに三角巾と一緒に持って下に降りた。

 

雪「あ、お姉ちゃんおはよー。」

 

穂「雪穂、おはよー!」

 

スクールアイドルの雑誌を読みながらくつろいでる雪穂を尻目に私は、用意してくれたパンと目玉焼きを急いで食べてすぐに片付けて厨房に向かった。

 

穂「ごめーん、ちょっと寝坊しちゃって。」

 

夏「ふぅ、全くあんたって子は…まあいいわ、お餅つき上がったのからどんどん丸めてって。お父さんは、遥人くんに教えるので忙しいみたいだし?」

 

そう言われて見てみると、練りきりを教えているらしくまずはお父さんが手本を見せてから遥くんがやると、ほとんどお父さんと同じようにできていた。

 

夏「相変わらず、筋がいいというかなんというか…これで、うちにそのまんまずっといてくれたらいいんだけど…」チラッ

 

穂「えっと…あ!大きさ間違えた~!もう、全然うまくいかないよ~、遥く~ん助けて~」

 

夏「はぁ…なんとか、しなきゃね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

夏「穂乃果~、遥人くんと一緒に注文品持ってって~」

 

穂「うん、どこまで?」

 

夏「公民館、老人会だって。遥人くん、穂乃果お願いね。」

 

遥「わかりました。」

 

割烹着と三角巾を外し、表に出るとすでに遥くんは白いTシャツにデニム、黒いブーツを履いて待っていた。

 

遥「行きましょう。」

 

穂「うん!」

 

遥くんが注文品が入った紙袋を持ってくれて、更に道路側を歩いてくれている。

 

遥「にしても、すっかり春ですね~」

 

穂「そうだね…って、二人のときは敬語なしっていったでしょ。ほら、遥くん。」

 

遥「そうで…んん!そうだな、穂乃果。」

 

これは私が言い始めたこと。学校で先輩って呼ばれているのは慣れてるけど、男の子でしかも年上の人に敬語やさん付けされると妙にむず痒くって…それで二人のときは敬語を禁止したんだ。

 

穂「ほら~、やっぱり遥くんに敬語は似合わないって。てか、家でもタメ口でいいんだよ?」

 

遥「そういうわけにもいかないだろ。前にタメ口使ったとき、親方にテキサスクローバーホールドされたんだぞ。」

 

穂「いや、なにそれ?」

 

遥「ググれ。」

 

穂「?」

 

遥「そんなことより、さっさと行かないとまた親方にどやされて小遣い引かれるぞ。」

 

穂「ああ!急ご、遥くん!」

 

小走りをし始めた私に合わせて走ってくれて、少し早めに公民館に着いた。

 

 

 

 

 

遥人視点

 

穂「こんにちは~、穂むらです。」

 

穂乃果が公民館に入っていったのを確認した俺は、軽く散歩しようと外に出るとすぐに何かが視界に入ってきた。

 

遥「ん?なんだこれ?」

 

拾い上げると、青い輝石であり太陽に照らされてキラリと光った。

 

遥「これって、ウルトラマンコスモスに出てくるあれにそっくりだな…持ち主いないみたいだし、もらっとくか。」

 

輝石をポケットにいれ、穂乃果がやって来たので俺達は帰ることにした。これが、後の自分の運命を返るということは知らずに。

 

遥「どうだった?老人会の人達の反応。」

 

穂「よかったよ。穂むらの和菓子は美味しいから楽しみだって言われたし。」

 

遥「そうか。」

 

穂「でも…」

 

急に立ち止まり、ちょっとだけ暗い顔をする穂乃果。

 

遥「でもどうした?」

 

穂「でも…これから私が継いでいくにしても、こんなに美味しい和菓子が作れるのかなって思ってね。私にお父さんやお母さんの味が引き継いでいけるのかなって思うと不安になっちゃって…」

 

遥「…」

 

俺は軽く息を吐いてから穂乃果の前に立つ。

 

遥「ていっ。」ピンッ

 

穂「あたっ!何するの遥くん!」

 

デコピンをしたため、穂乃果は額を抑えながら俺に迫る。

 

遥「そうやって、元気にいるのが穂乃果なんだ。今はそんな不安をするより、元気で手伝いしてやるんだ。」

 

穂「そっか…ありがとう。」

 

その時、地震が起こり地面から何かが出てきた。

 

 

 

 

 

「クワアアア!」

 

一見海洋生物に見えるが、鼻先がドリルになっている怪獣グビラが現れた。

 

遥「んな、嘘だろ!?」

 

穂「あれって、ウルトラマンに出てくるグビラ!?テレビにしかいないはずの怪獣がなんで!?」

 

遥「そんなこと言ってる場合じゃないだろ、逃げるぞ!」

 

俺は穂乃果の手を引き、走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

遥くんが私の手を引っ張ってくれて、なんとか平静になることができた。途中、自衛隊と思わされる飛行機がグビラに攻撃をするけど全然効かなくて逆に攻撃されてどんどん墜落していった。

 

穂「やっぱり、ウルトラマンがいないと…」

 

遥「気持ちはわかるけど、ここにはウルトラマンはいない。この星は俺達人類で守らなきゃいけないんだしな。」

 

私は思わず遥くんを怒りそうになったが、顔を見てみると怒りを堪えている。そんな風に思える顔だった。

 

遥「…!」

 

穂「急に立ち止まって、どうしたの?」

 

遥「今、そこの公園に女の子が…」

 

穂「本当!?なら、すぐ助けに…」

 

遥「いや、俺一人で行く。穂乃果は逃げろ。」

 

穂「なんで!?」

 

遥「今、二人で助けに行って二人とも殺されたらどうするんだ!?いいか穂乃果、俺は女の子を助けてあいつから逃げ切れる自信がある。でも、お前にはあるのか?」

 

穂「それは…」

 

私はそこまでしか言えなかった。もし、私が女の子を助けに行ってもそのまんまグビラから逃げ切れる自信はない。そう考えたけど、でも遥くんも逃げ切れないかもしれないそう考えたからこそ止めたい。だけど、今の遥くんは止めることができない目をしてる。そう思い私は…

 

穂「わかった、でも必ず生きて帰ってきて。」

 

遥「ああ、約束だ。」

 

その場で指切りをし、遥くんは公園に。私は家の方に走り出した。

 

穂「必ず、生きて帰ってきて…まだ、別れたくないんだもん。」

 

まだ出会って少ししか経っていないのに、私は遥くんに恋をしていた。最初は、ただ修行にきた同居人程度にしか思っていなかったけど、和菓子を作るときの真剣な表情や私や雪穂に優しくしてくれるあの顔。いつの間にか好きになっていた。

 

このとき私は決心した。遥くんが生きて帰ってこれて、思いをしっかりまとめることができたら、好きだと言おうと。

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

穂乃果と別れた俺は、先ほど視界に入った公園に戻りベンチの近くで泣いている女の子に近づいた。

 

遥「君、大丈夫?」

 

「ピギィィ。おとうしゃま、おかあしゃまぁ…」グスグス

 

薄ピンクのワンピースを着た一見日本人形に見えるような髪型の少女だった。俺はまず、慰めるためにたまたま持っていたアメを差し出す。

 

遥「食べる?」

 

「あ、ありがとうございましゅ。」

 

遥「いいって、お嬢ちゃんお名前は?」

 

包みからアメを取り出し、舐めて落ち着いたところでこう切り出した。

 

「ダ、ダイヤ。くろしゃわダイヤです。」

 

遥「ダイヤちゃんね、ここは危ない。みんなが避難している場所に連れていってあげるよ。」

 

ダ「ありがとうございます!」

 

俺はとりあえず、避難場所として指示されている近くにダイヤちゃんを抱えて行き、すぐに下ろす。

 

遥「ここなら、パパとママに会えるかもしれない。じゃあ、俺は約束があるからここでお別れだよ。」

 

ダ「おにいしゃん、ありがとうございました!」

 

俺は笑顔でダイヤちゃんを見送り、穂乃果の元に走るがグビラはまた一機自衛隊の飛行機を墜落させる。それが、運悪く俺の真上に墜落してきた。

 

遥「うわあーーーー!!」

 

死ぬ、約束を守れなくてごめん。そう本気で思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、しかし俺は死んでなかった。正確に言えば、青い球状のバリアが俺を守ってくれていた。

 

遥「これって…」

 

すると、右手に何か違和感を感じた。見てみると、拾った青い輝石がいつの間にか握られており、青く光っていて一際強く光るとあるアイテムに変化した。

 

遥「これは…ウルトラマンコスモスのコスモプラック!まさか、本当にコスモスに出てきた輝石だったのか?」

 

瞬時に自分の使命を理解した俺は、グビラの方を睨む。

 

「クワアアア!」

 

相変わらず我が物顔で進むグビラ。俺は意を決して、こう叫んだ。

 

遥「コスモース!」

 

叫んだ瞬間、コスモプラックが開き青と金色の光が包み込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

XXX視点

 

突然、空から青と金色の光が雨のように降り注ぐ。それに注目していると、青い巨人が降り立った。

 

「シェッ!」

 

「あれって、コスモス。ウルトラマンコスモスだ!」

 

「頑張れ、コスモス!」

 

「頑張れー!負けんなー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

(やっべ、マジで俺コスモスになったのかよ。えっと確か構えは…)

 

右腕を頭の位置にあげ、左手は軽く曲げながら前につき出す。どちらも、拳を握らずに。

 

「クワアアア!」

 

グビラが俺を確認するとドリルを回転しながら突っ込んでくる。だが、俺はそれをうまく受け流す。

 

「シュッ!」

 

再び構え直すと、今度は鯨が潮を噴き出すように水を凄い勢いで俺の目にかける。眩ましたことを確認すると一気に跳んで体当たりをする。目に集中していた俺は受け流すことができず、まともにくらってしまう。

 

「シュアッ!」

 

体勢を立て直し、冷静になった俺はグビラの特徴を思い出す。

 

(グビラ最大の武器はあのドリルだ。あれさえ止めれば、なんとかいける。)

 

グビラは再びドリルを回転させ、突進をしてくるが今度は馬跳びの形で避け、両手を合わせて低温ガスを放つ技、ルナコールドでドリルのみを凍らせる。

 

「クアックアアアア!」

 

冷たさでもがくグビラ、その隙をついて俺は両手を斜め上にあげ、右手を突き出すフルムーンレクトを放つ。

 

フルムーンレクトの光を浴びるたびにグビラは大人しくなっていく。そして、照射を終えると俺はグビラにむかって首を横に振る。それを見たグビラは、自身が出てきた穴から帰っていった。

 

「シュアッ!」

 

それを見た俺はそのまま、元の姿に戻るのではなく空に飛び立っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

遥くんと別れて、グビラから離れた神社の階段に座っていた。

 

突然コスモスが現れて、グビラをおとなしくさせてくれたのはいいんだけどそれで遥くんが無事とは限らない。そう考えると、なんだか涙が止まらなくなってきた。

 

穂「ひぐっ、はるくぅん…早く、早く来てよ…」

 

「もういるよ。」

 

聞き覚えのある声、振り向くと遥くんが立っていた。

 

穂「生きてたんだ…」

 

遥「当たり前だろ、俺は約束は破らないしな。」

 

穂「ふぐっ…遥くーん!」

 

一気に涙を溜めて、私は遥くんに抱きついた。

 

穂「よかったよ、本当に無事で!」

 

遥「ああ、心配かけたな。それより、早く戻ろうぜ。親方や女将さんも心配してるだろうし。」

 

穂「うん!」

 

夕日に照らされながら、私達は穂むらへと帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

?「ここは、どこだ?」

 

俺は気がついたら妙な遺跡のような場所に立っていた。すると、何かが上からゆっくり降りてきて俺の手に乗った。

 

?「これって、ウルトラマンネクサスのエボルトラスター?」




うん、初めてってのもあるから微妙な感じだな…

次回、ネクサス登場


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大和撫子と和の光

やっぱ、オリキャラ紹介の時も思ったけどストーリー考えるの大変だな~

あ、今回から作者視点を『ーーー視点』とさせていただきます。

え~っと、今作の海未ちゃんの家は漫画版では元々剣道部に所属していたので日本舞踊に加えて、剣道の道場という設定にさせていただきます。

あと、今回若干のグロありです。


ーーー視点

 

朝…といっても、まだ小鳥すら眠っている夜明け前の4時。その時間に起きて、一生懸命道場の床を雑巾がけをしている青年がいた。

 

「ふう、次はっと…」

 

赤を主体とし所々に黒い線が入っているジャージを着た青年は、バケツに入った水を変えて雑巾も新しいのに変えて今度は道場においてある鎧兜を丁寧に拭き始める。

 

「鎧兜か…そういや、ネクサスも和をイメージしたウルトラマンだったよな…」

 

青年はポケットからある物を取り出す。それは、先日夢で見た遺跡で貰ったものであり青年が目を覚ますと同じものが手に握られていたのだ。

 

ネクサスの変身アイテム、エボルトラスターが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名は、園田海未。音ノ木坂学院という学校に通っている高校3年生です。今は春休みなので、学校はありませんが実は少し悩んでいることがありまして。

 

「あ、海未~おはよ~。」

 

海「お、おはようございます。」

 

それはこの人、冨沢叶さん。3日前にいきなりこの道場にやって来て、頼みに頼み込んで内弟子になったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

叶「海未、どうしたの?まさかどこかに汚れが残ってた?」

 

海「いえ、そうではなくてですね…」

 

叶「ならいいや、そろそろ朝の稽古だから着替えてくるね~」

 

俺はすぐに掃除道具を片付けて自分の部屋に戻り、ジャージから胴着に着替える。見つかったら色々と面倒だから、エボルトラスターも自分の机の上に置いていく。

 

道場に戻ると、すでに何人かの門下生や園田先生も集まっていた。

 

園「遅いぞ、冨沢!さっさと始めるぞ!」

 

叶「すいません!」

 

俺は言われた通り、他の門下生と並び素振りや踏み込みを始める。朝の稽古では、基本であるこの2つしか行われないが先生曰く「基本を疎かにする者は強くなれない。」とのことで、皆この基本を徹底的に行う。

 

それを2時間、ただひたすら行う。飽きないか?と言われたら首を縦にふれないが、それを繰り返すことで強くなれると思うとそんなことを考えることはできない。

 

園「そこまで!」

 

園田先生の掛け声と同時に、俺達も素振りをやめる。

 

園「よし、みんな型もできてきたな。今日は夕方の稽古はなし、帰ってゆっくり体を休めるんだぞ。」

 

「はい!」

 

内弟子である俺以外は、みんな荷物をまとめて先生と道場に挨拶してから帰っていく。俺は、自分の部屋に胴着を置いて日課のシャワーを浴びるため、着替えを持って浴室に向かう。

 

叶「そういや、海未がシャワーを浴びてることがあるから必ずノックしてくれって言ってたけどあの時間に起きてたってことは、もうとっくに浴びてるよな。」

 

そんなことを呟きながら脱衣場の扉を開けると、見事にバスタオル1枚で髪が艶やかに光っている海未が立っていた。

 

海「…………///」

 

叶「……海未、今シャワー浴び終わったの…?」

 

海「いやああああ!!!///出ていってください!///」

 

海未近くにあった化粧水を俺に投げ、見事に額にクリーンヒットした俺は仰向けでその場に倒れてしまう。直後、海未勢いよく脱衣場の扉を閉めた。

 

「あら、またやってしまったのですか叶さん。」

 

そう言いながらやって来たのは、和服を着こなした海未そっくりの美女だった。

 

叶「美天(みそら)さん。俺が掃除をしてたときに起きてきたのでてっきり…」

 

美「あら…海未にもそういうことがあるかもしれないから鍵を閉めなさいって言ってたのに。」

 

叶「まあ、何を言われてもいいんですけどね。海未、本当に終わったらMINEしてね~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

叶「海未、本当に終わったらMINEしてね~」

 

海「早く行ってください!いつまでも、そこにいると私は出ませんよ!」

 

先程言った悩みとは、この事で叶さんはよく確認をせずに浴室や私の部屋に入ってくることが多々ありそれを何度指摘しても直してくれないことなんです。

 

それで、常に謝らず普通に接してくるのですが…

 

海「そこさえ直してくれれば、いいんですが…」ハアッ

 

美「海未さん、叶くんも待っているのですから早く出てきてくださいね。」

 

海「あっわかりました、お母様。」

 

扉越しにお母様に諭された私は、急いで体の水分を拭き取り下着と寝巻きを着て脱衣場を出た。

 

叶「あっ、出た出た。じゃあ、次俺が入るね~」

 

海「叶さん!何度も言ったように、こういう所では必ずノックをしてくださいよ!///」

 

叶「そんなの別にいいじゃ~ん。てか、そんなに気にするんだったら、張り紙か入ってこれないようにつっかえ棒でもやればいいんじゃないの?」

 

そう言われてみると、こちらにも非があるように感じた。普段はのほほんとしてて、適当なことばかり言うのにこういうときに限ってかなり鋭いことを言うんですよね。

 

海「それは…」

 

叶「まいっか、さっさとシャワー浴びてスッキリしてこよ~っと。」

 

海「あっ、まだ話は…」

 

ピシャッ

 

叶さんは私の話を聞くことなく、さっさと脱衣場に入っていきました。お父様は何でこんな人を内弟子にしたのか、今でもわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

「いただきまーす。」

 

俺がシャワーから上がってすぐに、朝食だと呼ばれたので適当に髪を乾かしてから食卓に座っていつものあいさつをする。

 

朝食はご飯に大根の味噌汁、鮭の塩焼きと厚焼き玉子、浅漬けや沢庵の盛り合わせと典型的な和食である。

 

叶「やっぱ、日本人はこうでないと。」モグモグ

 

海「同感です。」モグモグ

 

園「テレビつけていいか?」

 

美「食事中ですけど、いいですよ。」

 

先生がテレビをつけると、ニュースのトップにこの前現れたグビラとウルトラマンコスモスについて報じられていた。

 

園「まさか、本当に怪獣やウルトラマンがいたなんてな…」

 

海「ご存知なのですか?」

 

美「知ってるもなにも、この人の昔の夢ってウルトラマンになることでしたのよ。」ホホホ

 

園「美天さん!そういうことは言わないでほしいんだが…」

 

美「いいじゃないですか、この人ったらテレビでコスモスとグビラが戦っている映像を見ていたとき目をキラキラさせていたんですよ。」

 

顔を真っ赤にして急いで朝食を平らげた先生は、何も言わずに自分の部屋に向かっていった。

 

海「それにしても、何でテレビにしかいない怪獣やウルトラマンが現実に現れたんでしょうね?」

 

叶「さあね、まっ自分達の近くに現れなきゃいいじゃん。」パクパク

 

俺には、この現象が他人事には思えなかった。俺自身もウルトラマンネクサスのエボルトラスターを持っているのだから。だから、この場は適当なことを言ってやり過ごそうと思った。

 

海「まあ、それもそうですね…」

 

美「あっ、海未さんと叶くんで復興してくれている人達に差し入れ持っていってくれない?」

 

叶「今日はこれから稽古ないから暇だし、いいですよ。」

 

海「私も今日はこれから予定がないので行きます。」

 

美「ならよかった。朝御飯食べ終わったら二人とも手伝って、復興工事頑張ってもらうためにお弁当作るから。」ニコニコ

 

美天さんにそう言われ、俺達はすぐに朝食を食べ終えて片付けを終わらせて弁当作りに取りかかる。といっても、俺は簡単な料理しかできないからおにぎりを握るだけなんだけど。

 

海未と美天さんでメインとなるおかずやサラダを次々と作っていく。この家に来てから何度も思うけど、この二人ほど和服に割烹着が似合う人っていないよな。

 

美「ふぅ…これで、全部ですね。」

 

海「でもこれって…少し作りすぎなのでは。」

 

叶「確かに、どれだけの人数で作業しているかはわからないけどこれは多すぎじゃないですか?」

 

出来上がった弁当はおかずだけで重箱が15段、おにぎりは200個前後握ったのだ。仮に50人で作業しているにしても、ちょっと多過ぎだと思う。

 

美「何を言っているのですか、これくらい食べて一杯力を蓄えてもらわないと!」

 

叶「はいはい、そうですか。じゃあ、海未行こうか。」

 

海「あっ、ちょっと着替えてくるので待っててください。」

 

割烹着を脱ぎながら、海未は自分の部屋に行き着替えて戻ってくるまでに俺は持ちやすいように高さを調節してから風呂敷に包む。

 

美「中身が崩れないよう、お願いしますね。」

 

叶「わかってますって。」

 

5分後、チェックのミニスカートに黒と白のシャツの上に赤いベストを着た海未がやって来た。

 

海「では、行きましょうか。」

 

叶「はいよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

それから約一時間。届けてすぐに帰ろうとした私たちに、「すぐに食べ終わるから座ってジュースでも飲んで待っててくれ。」と言われたので、言われた通りに待っていた。

 

海「では、私達は失礼します。」

 

「おう、気いつけてな。兄ちゃんもかわいい彼女に怪我させるんじゃねえぞ~」

 

海「んな!?か、か、か…///」

 

叶「ただの同居人ですよ~、んじゃあね~。」

 

叶さんはいつも通り、適当に挨拶をしてさっさとその場を去っていったので私もお辞儀をしてから後を追いかけました。

 

海「…///」

 

叶「どうしたの~海未?顔真っ赤だよ。」

 

海「どうしたもこうしたも、恋人同士だと認定されたんですよ!あんなところで、叶さんなんかと恋人認定されるなんて…」

 

叶「さらりとひどいこと言うね~。でもさ~、俺が思うにあのおっさんぐらいの年なら若い男女が並んで歩いてるだけで恋人だって思うんだからさ~今回もそれなんじゃない?」

 

その言葉に私はハッとしました。確かに、たまに見るバラエティー番組でもちょっと年のいった芸能人が別の若い芸能人をその事で弄っていることを。 そういう風に考えれば、さっきの叶さんのようにあしらえたのだと。

 

海「あうう…」

 

叶「ど、どうしたの?」

 

海「いえ、私もまだまだだなって…」

 

叶「あっ、そうだ。ちょっと買いたいものあるから、コンビニ寄ってくるね~」

 

海「あっ、ちょっと待ってください!」

 

叶さんは、私にお弁当箱を押し付けてさっさとコンビニのある方に走っていった。しかし、私の頭のなかはさっき言われたことがずっとぐるぐる回っていたのです。

 

海(私が、叶さんのことを…)

 

そう考え、叶さんの顔を思い浮かべると段々と顔が熱くなっていくのを感じた。

 

すると、その時…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キュウオオオオーーン!」

 

そんな雄叫びのような声が聞こえ、振り向いてみると復興途中の町に全身が軟体生物もしくは不定形生物のような怪獣が現れた。

 

海「な、なんなんですか…あの怪物は…」ガクガク

 

私は、思わずその場に座り込んでしまった。怪獣が現れて、また町を破壊するのを想像して怖いのではないのです。まるで、ライオンに補食されそうなシマウマのような気分を味わわされていて、その恐怖心から私は一歩も動けなくなってしまったのです。

 

そんな私に気づいた怪獣は、私の方に真っ直ぐ向かってきました。動けない、逃げようと思っても体が言うことを聞かない。食べられることを想像した私は、絶望をし顔を下にしてその瞬間をひたすら待ちました。すると…

 

「あきらめるな!!」

 

そんな声が聞こえると共に、怪獣が吹っ飛ばされた。そこに立っていたのは、銀色の体をしたウルトラマンでした。その時、冷静になったらすぐに思い出しました。昔、お父様がDVDでよく見ていたウルトラマンネクサスと今目の前にいるのはそれに出てくる怪獣、スペースビーストのペドレオンであることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

時を遡ること数分前。海未を落ち着かせたらエボルトラスターが何かに反応し始めたことを確認した俺は、コンビニに行くと偽り路地裏に来ていた。

 

叶「うげっ…やっぱテレビより現実の方がきしょいな…つか、んなエグいことやってんじゃねえよペドレオン!」

 

全身が軟体生物や不定形生物のような怪獣、いやスペースビーストのペドレオン・クラインがサラリーマンと思わしき男性の頭部を引きちぎって、首から体内の血や神経を啜っていた。

 

俺は、すぐにブラストショットを取り出しペドレオンに発砲し、撃たれたペドレオンは何かを呼ぶように雄叫びをあげる。すると、どこからともなくペドレオン・クラインが複数体現れて一体化し始め、少し離れた場所にペドレオン・グロースとなって現れた。

 

叶「くそっ、このまま仕留めようと思ったのに…」

 

ペドレオンの大体の位置を確認した俺は、エボルトラスターを取り出す。そして、日本刀を引き抜くように思いっきり引き、空高く掲げると俺の体は光に包まれる。光に包まれながら、俺はこう叫んだ。

 

叶「あきらめるな!」

 

海未を襲おうとしたペドレオンに、光の珠のまま体当たりをして距離を作る。

 

海未の無事を確認した俺は、右腕を軽く曲げて左腕をやや下に下げてから再度ペドレオンと対峙する。

 

海「ネクサス!頑張って下さい!」

 

海未に応援されながら、俺は策を考える。

 

叶(やっぱり、今町中でやり合ったら更に復興が遅れるな…なら、やっぱ短期決戦だ!)

 

俺は左腕を曲げてコアゲージの前に持ってきて、中心から光が溢れ光が収まると全体的に赤と黒が多い形態、ジュネッスに変化する。

 

更に、両腕のアームドネクサスをクロスして右腕に光を溜めてからフェーズシフトウェーブを放つ。そして、そのまま俺とペドレオンをその光の中にある空間、メタフィールドに閉じ込める。

 

叶(ここなら、本気でやれる。こい!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

突然現れたネクサスは、一気にジュネッスへと強化変身すると共にフェーズシフトウェーブでメタフィールドを作り出してそのまま消えました。

 

海「やはり、町を守るため…ですか。頑張って下さい、ネクサス…」

 

私はその場でお祈りをするように手を合わせました。すると、何故かはわかりませんがメタフィールド内の光景が見えてきてその中でネクサスとペドレオンが睨み合っていました。

 

海未「そんな!どうして…他の人達には見えないメタフィールド内が私には…いや、今はそんなことはどうでもいいです。とにかく、心の中ででもネクサスを応援しないと。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

???「やはり、あの少女には見えているのか。」

 

海未から少し離れたビルの影。そこに、黒いマントを目深く被った人物が立っていた。

 

???「ならばよい、いずれ潰しあいをさせるのみだ。」

 

その人物は、近くの桜の花が風で散り乱れると忽然と姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

メタフィールド内で、俺とペドレオンは睨み合っていた。やがて、痺れを切らしたペドレオンが口から衝撃波を放つ。それに対応しきれなかった俺は、受け身もとれずに吹っ飛んでしまう。

 

「シャッ!」

 

続いて、勢いに乗ったペドレオンは放電で俺の体を痺れさせてから近づいて触手で俺の体を殴打し始める。

 

「シュッ!シャア!」

 

「ギュオオーン!!」

 

触手攻撃を食らいエナジーコアが鳴りながらも、俺は体の痺れが完全に消えるのを待つ。それが消えると同時に前蹴りをしてペドレオンを逆に吹っ飛ばす。

 

叶(よくも好き勝手やってくれたな。今度はこっちの番だ!)

 

「シャッ!」

 

勢いに乗った俺は、ペドレオンの腹にパンチを連打し口から衝撃波を出そうとしたところでサマーソルトキックで口を強制的に閉じさせ、自爆させる。

 

「キュ、キュオオ…」

 

叶(もう鳴くこともできないか、止めだ!)

 

俺は、両腕のアームドネクサスを前方でクロスしてガッツポーズのようなポーズをしてからV字に掲げてからL字型に腕を組んで放つ大技、オーバーレイ・シュトロームを放つ。

 

フラフラ状態だったペドレオンは、それを避けることができずそのまま食らってしまい分子状に分解され、消滅した。

 

同時に、メタフィールドを解除すると周囲から歓喜の声が上がった。

 

「いいぞー!ネクサス!」

 

「カッコよかったぞ!」

 

「町を救ってくれてありがとう!」

 

そんな声を聞いてから、俺は1度だけ頷いて空に飛び立った。

 

「シュアッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

ネクサスがペドレオンを倒したのを確認した私は、とりあえずホッとしたのとある疑問を抱いていた。

 

海「何故、私にはメタフィールド内が見れたのですか?」

 

自身の右手を見ながら、そんなことを呟く。すると…

 

「な~にしてるの、海未?」

 

海「叶さん!無事だったんですね?」

 

叶「うん、コンビニ出たらいきなりペドレオンがいるわネクサスは現れるは、挙げ句にさっさと避難しろって滅茶苦茶押されたんだよ。スッゴい疲れた。」

 

海「結局、買いたいものってなんだったんですか?」

 

私は、叶さんの右腕にぶら下げられているコンビニ袋を見ながら確認すると、叶さんは一気に笑顔になっていました。

 

叶「うん、結局溶けたから買い直したんだけどさっきのおじさんにお金もらったからアイス買ってきた。食べるでしょ?」

 

海「そんなことですか…」

 

叶「そんなことって、世の中糖分とらなきゃやってられないんだよ!特に、今日は弁当作りにそれの配達、更にスペースビーストからも逃げ回ったんだし!」

 

海「わかりました、ならあそこのベンチで食べましょう。正直、私も疲れたのと少しお腹すいたんですよね。」

 

そうして、私達はベンチに並んで座って買ってきてくれたアイスを食べ始めました。今の、この時間を大切にしようと思いながら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

僕は、最近お世話になっている人に連れられて展望台のある山に天体観測に来ていた。

 

???「お嬢、ちょっと飲み物買ってくるね。」

 

???「わかったわ、ついでに私にもトマトジュースお願い。」

 

???「はいはい。」

 

そうして僕は、少し降りた所にある自販機でコーヒーとトマトジュースを買って再び登ろうとすると、視界の隅に何かの光が入った。

 

???「これって…」

 

それは、まるで短剣のようなものだった。




余談ですが、私は海未ちゃんと同じ3月15日生まれです。

え~、次回登場キャラ&ウルトラマンは前者はわかる人にわかる人で、後者はあのウルトラマンです。


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クールな赤姫と星屑のヒーロー

今回のサブタイは、本当に悩みました…

え~、前もって言っておきますがギンガはギンガストリウムになりません。

とにかく、今のペースで投稿していくことを目標にしたいです。


ーーー視点

 

春の真っ只中。とある総合病院にて…

 

「おい!あきらめるな!お前ならまだやれるって!」

 

中庭のベンチに座っている金髪の青年は、なにかを励ましていた。その周りにいた子ども達は応援こそしないが、黙ってその青年の向いている方を見ていた。

 

「よしっいけるぞ!いける…いける…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『GAME CLEAR!』

 

青年は、携帯ゲーム機で遊んでいた。その操作キャラを応援していたらしい。

 

「すっげえー!あんな難しいステージをノーダメでクリアするなんて!」

 

「コツがいるんだよ。コツが。」

 

「宏二!」

 

子ども達に自慢している宏二を横から大声で呼んだのは、ベージュに花柄のワンピースにピンクの上着を羽織ったこの西木野総合病院院長の一人娘西木野真姫だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

いきなり大声で僕のことを呼んだのは、赤い髪のセミロングヘアでつり目の美少女。今年音ノ木坂学院の2年生だと言うのだが、そのクールで落ち着いた性格からもう少し上に見られてもおかしくはない。因みに、僕はついこの間までお嬢って呼んでたけど買い物に付き合ったときにあっちの人と思われて相当苦労したらしく、それからは真姫さんと呼んでいる。

 

宏「どうしたのさ、真姫さん?」

 

真「どうしたもこうしたも…この間の怪獣騒動で入院患者や通院患者が増えたんだからさっさと戻って!」

 

宏「だって、先生が働きすぎだからちょっと外の空気吸ってこいって言ったんだし、その上でこの子達のゲームの相手をしてたんだよ。」

 

真「もう、一時間も前の話よ!早く戻らないと、今日の研修無しにするって言ってたわよ!」

 

それを聞いた僕は、ヤバイ!そう本気で思い、ゲーム機を所持者の子に返してから急いで走り出すもすぐに段差につまずいて思いっきり転んでしまう。

 

宏「いっつ…」

 

真「はあっ…たくっ、ああいうドジなところや天然じゃなかったら、いい先生になると思うんだけど…」

 

なにか失礼な事を言われたような気がしたけど、状況が状況なので無視して急いで院長先生の所に戻って謝罪をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

最近研修医として入ってきた川崎宏二。顔はまあまあイケていて、性格も悪くはないから患者さん達には人気なんだけど今みたいにちょっとした段差につまずいて転んだり、たまに天然発言するのが玉に傷ってやつ。

 

真「…たく。今日も帰ったら説教ね。」

 

「お姉ちゃん、あのお兄ちゃんのお嫁さんなの?」

 

真「ヴェェ!?///そんなわけないで…ないよ。ただ、あのお兄さんが私の家に居候してるだけよ。」

 

一瞬、子ども相手に本気で怒りそうになったけどすぐに冷静さを取り戻してなんとかうまく説明できた。このままだと、またにこちゃんに色々と言われそうだし。

 

真「あっ、パパと宏二にお弁当渡すの忘れてた…はあっ、戻らないと。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

パパ達にお弁当を渡した私は、家に帰って自分の部屋でピアノの本を読みながらママ特製のトマトクッキーと紅茶を飲んでいた。

 

真「ふう…やっぱり、作曲だけじゃなくてピアノも練習しないとだけど…」

 

最近、私は私のピアノをやれているのかと聞かれたら素直に頷く事ができない。前に、第二回ラブライブが行われたときになったスランプではないんだけど…最近自分が本当にやりたい音楽というのがわからなくなってきた。

 

コンコン

 

宏「真姫さん、入っていい?」

 

真「宏二…ええ、別に構わないわ。」

 

今日の研修はもう終わったらしく、黒いズボンにグレーのパーカーを着た宏二が自分のコーヒーカップを持って入ってきた。

 

宏「何かあったのかい?」

 

真「別に、なんでも…」

 

宏「そっか…美歌さんに言われて様子を見に来たんだけど、何もないならいいね。じゃあ、僕は部屋に戻ってるから。」

 

そのまま、宏二は自分の部屋に戻ろうとコーヒーカップを持ってドアノブに手をかけようとした。

 

真「待って!」

 

宏「何?なんでもないって言ったと思ったら、今度は待ってって。」

 

真「ごめんなさい…実は…」

 

私は、最近悩んでいることをこと細やかに宏二に説明した。パパやママが頼れないってやけじゃないんだけど、比較的年が近い宏二にだったら話しやすかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

宏「ふ~ん、なるほどね~」

 

真「なるほどって、私は真剣に悩んでるの!」

 

宏「そんなこと言われたって、僕にはこれしか言えないよ。変に何か言って、それでますます真姫さんが悩んだら元も子もないんじゃない?」

 

僕に正論を言われたらしく、真姫さんは顔を赤くしながらぐぬぬっと唸っていた。

 

真「ふん、ピアノなんか弾いたことのないあなたに私の悩みなんかわかるわけないじゃない!」

 

宏「弾けるよ?」

 

真「ほら見なさい!やっぱり、弾いたこと…あるの?」

 

宏「弾けるって言っても、今はほとんどやってないから昔ほどじゃないけどね。ちょっと引いていい?」

 

真「ええ、構わないけど…本当にできるの?」

 

不安がってる真姫さんに向かって、笑顔で軽くウインクをしてから真姫さんのピアノに座って椅子の高さを合わせる。

 

宏「久しぶりだな…ピアノの前に座るの。」ボソッ

 

真「えっ?」

 

俺は軽く、首と両肩を回してから鍵盤の上に両手を起き月光を弾き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

月光を弾き始めた宏二には、まるで天使のような翼が生えて天からそこだけ、スポットライトのように光が差し込んでいるように感じた。

 

真「…すごい。」

 

宏「……」

 

真(集中してる…あんなに真剣な顔の宏二は初めて見た…)

 

私がそんなことを思いながら、演奏を聞いているとやがて終わりを迎えた。

 

宏「ふう…やっぱ、昔と比べたら落ちてるな…」

 

真「凄い…宏二ってこんな才能あったのね。」

 

宏「やたら、親父たちや講師から神童って呼ばれたけどね…」

 

宏二が途中で言葉を止めた。そう、彼の両親は約12年前に事故で他界していることを私は思い出した。

 

真「ごめん、嫌なこと思い出させて…」

 

宏「いいよ。僕が余計なこと言ったから真姫さんが思い出したんだし。」

 

真「それでもごめん。お詫びに明日、休みでしょ?私がよく行く場所に連れていってあげるわ。」

 

宏「本当?あ、でも明日までに仕上げなきゃいけないレポートが…」

 

真「それなら、私も手伝うわ!だから、明日は私に付き合って!」

 

宏「でも、それだと僕が先生に…」

 

真「書き方とか全部合わせるから!必ず、明日は付き合って!」

 

なんとか宏二の説得を(強引に)成功し、夕飯を食べてお風呂に入ってから宏二の部屋でレポートを作成し、直接パパに提出させることができたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

翌日、先に出てくれと真姫さんに言われたため僕は縞柄のシャツに黒いパーカー、赤いズボンを履いてアイドルショップ?とかいう場所に来ていた。

 

宏「遅いな…」

 

僕がここに着いてからかれこれ30分以上経っていた。流石にちょっと飽きてきたのでどこかのカフェに入ろうと少し周りを見渡し始めると…

 

真「お待たせ。」

 

宏「遅かったね、真姫さん。」

 

真「ちょっ!そこは、全然。とか今来たところだとか言うところでしょ!」

 

昨日とは色ちがいの服を着た真姫さんはひたすら文句を言っているが、僕は面倒だから適当に相づちを打ってやり過ごした。

 

真「もう、わかった?」

 

宏「ごめんごめん。それで、まずはどこに行くの?」

 

真「まずは、私の学校!それから、絵理に教えてもらったカフェに行って、それからそれから…」

 

宏「落ち着いて、とりあえず時間がある限り行こうか。」

 

張り切り始める真姫さんをなんとか宥めて、すぐに僕の手を引いて歩き始めた。最初に、音ノ木坂学院に行ってアイドル研究部の部室やラブライブという大会に出たときの優勝旗を見せられ、次に屋上に行って軽くステップやダンスを見せられた。

 

宏「すごいね。」

 

真「当然よ。私だって伊達にお嬢様やってる訳じゃないんだからね。」

 

宏「はいはい。次はどこに行くの?」

 

真「次は、もうお昼の時間だし前に花…友達に教えられた美味しい食堂に行くわよ。」

 

嬉々として話している真姫さん。それを聞きながら、僕はある疑問が頭に浮かんだ。

 

宏「真姫さんって友達いたんだね。」

 

真「どういう意味よ!///」

 

宏「いや、いつも休みの日はずっと家にいるからさ。それに、食事の時もそういう話題出さないからそうやってどこかオススメし合える友達いたんだな~って思ってね。」

 

真「ふん!相変わらず失礼ね!罰として、今日のお昼はあなたの奢りよ。」

 

宏「はいはい。」

 

真姫さん先導の元、食堂に行くため裏道に入ると突然…

 

「はあっ、はあっ、はあっ。真姫ちゃ~ん。」

 

赤髪のモヒカンヘアーに、革のジャケットと穴開きジーパンを履いた気味の悪い男が現れた。

 

真「誰?」

 

「き、君は俺のものだ。そこの男にも、誰にも渡さない!」

 

男は急に走り出して、僕に思いっきりショルダータックルをする。僕は急ということもあって、受け身をとれずに思いっきり吹っ飛ばされてしまう。

 

宏「ぐぅ!」

 

真「宏二!」

 

「さあっ、俺と一緒になろうぜ~。」

 

男は、懐から1つ目の宇宙人の人形と僕がこの間拾った短剣に似ている黒い短剣を取り出して人形の足と先端をくっつける。

 

『ダークライブ!ケムール人!』

 

男は、黒い光に包まれるとケムール人に変化する。すると、言葉は喋れなくなったものの今度は気色悪い動きをしながら真姫のことを見ている。

 

真「いや…いやーー!」

 

宏「真姫さん待って!」

 

ケ(逃がさないよ~、真姫ちゃん!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

突然、ケムール人?とかいう怪物になったあの男が私のことを追いかけ始めた。走っても走っても、全然突き放すことができない。走っているうちに、私はとうとう行き止まりまで追い詰められてしまった。

 

ケ(さあ、そろそろフィナーレだね~)

 

真「やめて…来ないで…」

 

ケ(涙目になっているのも、可愛いな~。まずは、俺達の愛の巣に帰って、あ~んなことやこ~んなことをしてもらって…)

 

真(何を考えているかわからないけど、怖い…助けて!)

 

私が絶望の淵に立たされて、その場に崩れ落ちるとケムール人がどんどん近づいてくる。しかし、突然星屑のような光と共に現れた最近ニュースでよく話題になっている、ウルトラマンがケムール人を殴り飛ばしてくれた。

 

真「綺麗なクリスタル…あなたも、ウルトラマン?」

 

ウルトラマンは、黙って私の方を向いて頷くだけですぐにケムール人の方を見る。

 

ケ(てめぇ!何者だ!こうなったら、てめぇをぶっ殺して真姫ちゃんを連れていくだけだー!)

 

ケムール人は10mほどジャンプをしてから、約50mまで巨大化する。それを確認したウルトラマンも、巨大化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

時は少し遡る。ケムール人に吹っ飛ばされた俺は、急いで上に乗っていた段ボールをどかすもやつは真姫さんを追って行ってしまった。

 

宏「くそ!早く追いかけないと…でも、確かケムール人は本気出せば車ですら追い付けないくらいのスピードが出せるはず…どうすれば…」

 

すると、僕の上着のポケットが光り出して取り出してみると、この間真姫さんに連れられて天体観測をした時に拾った短剣のようなものが脈動するかのように光っていた。

 

宏「これを使えば…いける!」

 

僕は短剣を握りしめると、先端からクリスタルが胸や腕についたウルトラマンの人形が出現した。僕は、それを掴み取りさっきの男と同じように先端に足をくっつけた。

 

『ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!』

 

宏「ギンガーー!」

 

僕の体は星屑の海のような光に包まれて人形、いや今知ったのだがスパークドールズと同じウルトラマンギンガに等身大のまま変化し、一気に真姫さんのところまで飛んでケムール人に一発いれる。

 

真「綺麗なクリスタル…あなたも、ウルトラマン?」

 

僕は真姫さんの方を向いて、ただ黙って頷いた。

 

ケ(てめぇ!何者だ!こうなったら、てめぇをぶっ殺して真姫ちゃんを連れていくだけだー!)

 

宏(さっきあんたにショルダータックルを喰らわされた男だよ。てか、そんなことさせないっての!)

 

ケムール人が巨大化し、僕も巨大化して対峙する。ケムール人は、相変わらず気味の悪い動きをしていて僕は右腕を拳にして肘を曲げて頭まであげて左手はそのまま真っ直ぐ伸ばしている。

 

ケムール人は、僕に浴びたものを異空間に飛ばすという液体をかけようとするがすべてかわす。そして、一気に接近して左ストレート、右ローキック、裏拳など次々と攻撃を与える。

 

ケ(なにぃ!?こうなったら、逃げるだけだ!)

 

宏(逃がすか!)

 

「ショゥラ!」

 

僕は逃げようとしたケムール人を捕まえ、エアブレンスピンの形で上空彼方まで飛ばし僕も飛んで追いかける。

 

ケ(おお!地球は青かった…って言ってる場合じゃねえ!)

 

ケムール人は追いかけてきた僕を見て焦りだし、そのまま逃げようとするがやはり走るよりかなり鈍い。

 

宏(止めだ!)

 

僕は両腕を胸のクリスタルの前でクロスさせると、クリスタルは一気に深紅に輝き僕の周りに炎を纏った隕石が無数に飛び交う。

 

宏(ギンガファイヤーボール!)

 

僕が右腕の拳を突き出すと、ギンガファイヤーボールが一気にケムール人に飛んでいきそれを喰らったケムール人は体が膨張して爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

ウルトラマンとケムール人が宇宙に飛んでいったすぐ後に、爆発音が聞こえその瞬間私はウルトラマンが勝ったことを悟った。

 

宏「真姫さ~ん。」

 

真「宏二!遅いわよ!ウルトラマンが助けてくれたからまだ良かったけど…本当ならあなたが私を守るんだからね!」

 

宏「ごめんごめん。僕もウルトラマンギンガに怪我を直してもらっててさ、その後今の今まで気絶してたんだよ。」

 

真「あのウルトラマン…ギンガって言うんだ…そんなことより、今日これから行く場所だと全部宏二の奢りだからね♪」

 

宏「そんなー!」

 

真「ほぅら、お腹も空いたし早く行くわよ。」

 

落ち込んでる宏二を尻目に私はスキップをし始めた。ウルトラマンギンガという、私だけの勇者様が現れたことが嬉しくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

俺は、ある子に付き合わされてスポーツ施設に来ていた。

 

???「あんまり走ると危ないぞ~。」

 

???「いいのいいの。全然危なくないよ~」

 

???「ったく。元気だけが取り柄ってもの大変だな…」

 

その青年を、窓から見ている存在に誰も気が付いていなかった。

 

???(あいつがいいな。俺がこの地球で活動するための借宿としては、身体能力も頭脳も合格だ。)

 

その存在は、胸にプロテクターをつけ青と赤が交ざった体を持ったウルトラマン、ウルトラマンゼロである。




今回疲れた…


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凛とした煌めきとゼロの輝き

今回のサブタイ、思い付いたとき天から何かが舞い降りてきた感覚がしました。


俺の名前は二階堂奉介。そこら辺にいる普通の高校2年生だ。

 

今俺は、かなり悩まされる選択の道に立たされていた。

 

「なあ、姉ちゃんよ。俺達と遊ぼうぜ~」

 

「いやにゃ、今日は奉介君と一緒にずーっと遊ぶって約束したの!」

 

「にゃだって、可愛い~」

 

「絶対頭も喜ぶよね~」

 

お隣さんで、さっきまで一緒にスポーツ施設で遊んでいたオレンジのショートヘアーに黄色いチェックのパンツ、猫のプリントがされている白と腕が青のTシャツを着た星空凛が不良3人組に絡まれていたのだ。

 

普段だったら、スルーを貫き通すんだが今日は状況が状況なのでため息をしてから一歩前に足を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

奉「おい、凛。」

 

凛「奉介君…」

 

不良A「あ~ん?なんだお前?」

 

不良B「俺達になんか用か?」

 

不良C「やっつけちゃうぞ~」

 

凛に声をかけたら、髪が立っているリーゼントの赤い迷彩柄のバンダナを巻いたやつ、ベレー帽を被り口や顎に髭を蓄えて学ランの上ポケットに青い迷彩柄のバンダナを入れているやつ、黄色いニット帽を被り左腕に黄色い迷彩柄のバンダナを巻いたやつが順番に絡んできたが、俺は両手でそいつらをどかして凛の元に近寄る。

 

奉「ラーメン食いに行くんだろ?行こうぜ。」

 

凛「えっでも…」

 

言葉を詰まらせた凛を俺は無理矢理引っ張って連れ出そうしたが、すぐに赤いバンダナに掴まれる。

 

不良A「待てよ、こいつは俺達と遊ぶんだぞ。だから、てめえだけどっか行ってろよ。」

 

奉「凛が嫌がってるんだから連れてくだけだ。」

 

不良B「てめえ、俺達が誰だか知ってんのか?」

 

奉「そこら辺にいる、鰯の大群にしか見えないが?」

 

不良C「鰯?なんのことだかわからないけど、この娘は僕達の頭に会わせるんだぞ。」

 

奉「関係ないね。そんなことしてる暇あったらおつむを鍛えなよ。」

 

とうとう俺の挑発に切れたのか、青バンダナが俺の胸ぐらを掴んでくる。

 

不良B「表でろ。」

 

奉「上等。凛、少し行ってくる。5分で戻るからこれで適当になんか食ってろ。」

 

俺は凛に1000円札を渡し、俺が囲まれるような形で施設を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

凛を庇って、奉介君が連れていかれた…何か食べてろってお金を渡されても、食べられる状況じゃないよ!

 

凛「とにかく、警察に…」

 

???「やめときな。」

 

スマホで110番しようとしたら、茶髪を左に流して緑色のパーカーと茶色いズボンを履いている男の人に取られた。

 

凛「なにするの!?このままだと、奉介君が…」

 

???「これは、俺の問題だからさ俺に任しといてよ。」

 

いつのまにか、凛の手にスマホを握らせて振り向かずに手を振りながら男の人は歩いていった。と思いきや

 

???「やべえ!凛ちゃんと会話しちゃったよ!やっぱ、PVや動画越しに見るより可愛い!まじえんじぇー!!」

 

凛「なに…あの人?」

 

本人は独り言のつもりでも、結構周りに聞こえるくらいの大声で悶えていた。

 

???「そんなこと言ってる場合じゃねえな。とっととあのバカ共を止めないとな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

俺は、とりあえずスポーツ施設の裏にある路地に連れてこられた。

 

奉「んで?」

 

不良A「んで?じゃねえ。俺達の邪魔をしたんだからわかるよな?」

 

奉「知るか。」

 

俺の目の前に顔を近づけてきた赤バンダナの髪を掴み、俺は思いっきり膝蹴りをする。赤バンダナは鼻血を出しながら後ろに倒れた。

 

不良B「赤羽!てめえ!」

 

不良C「僕も!」

 

続いて、青バンダナと黄バンダナが襲いかかってきたので青バンダナには顔面に後ろ回し蹴り、黄バンダナには少し勢いをつけてエルボーとそれぞれ倒れる。

 

奉「対したことないな。」

 

???「あ~、奉介って君?」

 

振り向くと、茶髪に緑のパーカーを着た男が赤バンダナを突っついていた。

 

不良A「か、頭…」

 

頭「たくっ、お前も青羽も黄羽も余計なことしてんじゃねえよ。とりあえず、帰るぞ。」

 

不良A「でも、折角凛ちゃんと付き合えるチャンスだったんすよ…」

 

頭「さっき会話してきた。それに…」

 

頭と呼ばれた男は、俺の方をちらりと見ると少し鼻で笑った。

 

頭「いや、なんでもねえ。それより、帰ったらてめえら正座な。それと、奉介。」

 

奉「なんだよ?」

 

頭「あの娘のこと、大切にしてやれよ。」

 

そう言って、男は青バンダナを担いで赤バンダナは黄バンダナをおんぶして去っていった。なんであんなことを言ったかはわからないけど。

 

???「やっと一人になったか。」

 

奉「誰だ!?」

 

俺は周りを見渡して声の主を探すが、どこにも見当たらない。

 

???「ここだよここ。」

 

上を見上げると、光の玉が俺の前に降りてくる。一際強く光ると、俺は光の空間に立っていて目の前にはウルトラマンゼロがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロ視点

 

ゼロ「よう、俺の名はウルトラマンゼロ。」

 

奉「知ってるよ、映画全部見てジードも全話見たからな。てか、現実にいたんだな…」

 

ゼロ「俺を知ってるんなら、説明しなくてもいいな。そんなことより、俺とお前は今日から一心同体だ!」

 

奉「お断り。」

 

格好つけて、奉介に指を指しながら言うもあっさり断られてしまう。

 

ゼロ「そうそう、お断りってえ?」

 

奉「面倒だからやだ。だからさ、さっさとここから出してくんない?」

 

ゼロ「いやな、普通こんなカッコいい巨人に頼まれて断るやつなんかいないだろ?」

 

奉「俺はお前をカッコいいとは思ったことがない。確かに初登場の映画や銀河帝国の時はカッコいいと思ったよ。でもさウルトラマンサーガじゃあな、宿主にあっさり出てけって言われたりゴメスやグビラ相手にあんな醜態晒すしさ。簡単にベリアルに体乗っ取られて好き勝手暴れられたりとか、色々カッコ悪いとこあるじゃん。」

 

色々と痛いところを突かれた俺は、少しがっくりとしてしまう。

 

ゼロ「確かにその通りだがなそこまで言わなくてもいいだろ…」

 

奉「真実だろうが。つか、さっさと俺を元の世界に戻せ。」

 

ゼロ「わかった。でも、俺は諦めないぞ。身体能力、状況判断能力、そしてその冷静さ。そんなお前と、俺は1つになる!」

 

奉「あっそ、何度来ても答えは変わんないけど…」

 

俺は今は諦めて、光の空間を解こうとしたその瞬間

 

「クワアアアーン!」

 

外からそんな声が響き、見てみると暴君怪獣タイラントが町で大暴れしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

奉介君が行ってからかれこれ10分以上、流石に喉が乾いた凛はジュースを買ってベンチで飲んでいたら外でまた怪獣が暴れていた。

 

凛「にゃにゃ!?な、なんなんにゃ?」

 

怪獣は、右腕の鎌でビルを崩し自衛隊の飛行機を左の鉄球から出す鎖や耳から光線を出して次々と撃墜していき、ついに凛のいるここに向かって歩き出した。

 

凛「逃げないと…でも、奉介君がどこにいるかわからないし…凛は、凛はどうすればいいんにゃ?…」

 

怪獣は、口から炎を出すと凛のいるここに火が点いた。火災報知器が鳴ったりするけど、いつの間にかみんな避難していたのか凛しか残っていなくて、しかも逃げ道が炎と瓦礫で塞がれた。

 

凛「凛は…ここで死ぬのかな…助けて、奉介君…助けて、ウルトラマン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

奉「っ!」

 

ゼロ「どうした?」

 

奉「凛の助ける声が聞こえた…しかも、あいつあの中で火が点いてるってのに逃げてない!」

 

ゼロ「マジかよ!?どうすんだよ、おい!」

 

俺は、考えた。今ここで解放されても、凛を助けることができない。助けることができたとしても、退路が断たれて最悪の場合二人とも死んでしまう。

 

数秒ほど考え、俺は決意をした。

 

奉「ゼロ…俺と1つになれ。」

 

ゼロ「お前、さっきまで頑なに断ってたのに…」

 

奉「凛を助けるためだ。それに、お前が入ればたたでさえバカみたいな身体能力を持つ俺の力が更に上がって助けることができるだろうが。それに、町をこんなにメチャクチャにしやがったタイラントもぶっ飛ばす。」

 

俺の覚悟を述べると、ゼロは少し笑ってから拳を俺の目の前に突き出す。

 

ゼロ「そうだ、それこそ俺が惚れた男だ。行くぞ、奉介!」

 

奉「ああ、ゼロ!」

 

俺は意を決してゼロの拳に自分の拳を突ける。そして、俺達の間に光の渦が発生して包み込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと、俺は炎が燃え盛るスポーツ施設に立っていて俺の左手にはゼロのウルティメイトブレスレットがついていた。

 

ゼロ『お前が覚悟を決めてくれて、俺は嬉しいぜ。』

 

奉「勘違いすんな。お前が役に立たなかったら、すぐに追い出すからな。って、今は凛だ。」

 

ゼロ『ああ。そこの階段降りて、すぐのベンチに気絶している女の子がいる。そいつじゃないか?』

 

奉「サンキュー、ゼロ。」

 

俺はゼロの言った通り、階段を降りて周りを見渡すと顔中煤だらけの凛が気絶していた。

 

奉「凛!」

 

ゼロ『安心しろ、呼吸も荒くないしそんなに煙を吸ってないだろうから外に出してやれば助かるぞ。』

 

奉「そうか…ならとっとと脱出だ!」

 

俺は正面から消火活動をしている消防士の姿を確認してから、急いで上に行き窓ガラスを割って施設の裏側に着地する。

 

奉「凛はこれでよしっと。次は…」

 

俺は、凛を静かに地面に下ろしてから今なお我が物顔で暴れ続けているタイラントの方を見る。

 

「クワアア」

 

奉「好き勝手やってんじゃねえよ!行くぞゼロ!」

 

ゼロ『おう!』

 

俺が左腕を思いっきり正面に突き出すと、ウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイが出現し俺はそれを手にとって着眼させる。

 

奉「デュワ!」

 

ウルトラゼロアイから火花が散り、俺は飛び立って回転すると徐々にウルトラマンゼロに変化していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー視点

 

タイラントによって、やっと復興が終わりかけたという町がまた破壊されかけたその時一筋の光が現れ、タイラントに蹴りを浴びせた。

 

『待たせたな!』

 

「ウルトラマン…ゼロだ!」

 

「頑張れー!ゼロぉ!」

 

「タイラントを倒してくれ!」

 

一人の男が歓声をあげると、次々に人が集まりゼロを応援し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

奉(これが、ウルトラマンか。)

 

ゼロ『初っぱなっから、かなりの強敵だがいけるか?』

 

奉(上等。俺は、ゲームだろうが喧嘩だろうが相手が強ければ強いやつほど燃えるタイプなんだよ!)

 

ゼロ『いいねぇ。やっぱ、お前は最高だ!』

 

ゼロとこんな会話を交わしてると、タイラントは再び雄叫びをあげてから俺達に襲いかかってくる。

 

ゼロ「シェエア!」

 

俺は、まず近づいてきたタイラントのベムスター部分の少し上辺りを殴り、怯んだその瞬間に一気に蹴りで攻め立てる、

 

ゼロ「フッ!シェエラ!」

 

「クワアア…」

 

一度後退したタイラントは、口に炎を貯める。しかし、それは俺に向かってではなく、俺の後ろで応援してくれている人達に向けてだった。

 

奉(まずい!)

 

俺がそう思った瞬間、炎が照射される。俺は咄嗟に身を挺して庇うが、それを狙っていたらしくタイラントはまず鎌で俺をうつ伏せに倒れされ、さらに踏みつけてくる。

 

ゼロ「グワ!ジエッ…」

 

「クワアアア!」

 

そして、足を振り上げて俺は後ろに何度も転がってしまう。そして、起き上がるとゼロのカラータイマーが鳴り始めた。

 

ゼロ『不味いぞ!このままじゃ、やられちまう…』

 

奉(落ち着け!タイラントの最大の武器は、鎌でも炎でも冷気でもない。あの腹の口だ。なら、これで行くしかないな!)

 

俺は、すぐに体勢を立て直してゼロスラッガーを分離させて1つにし空高く設置する。

 

ゼロ「タイラント、お前が俺に挑もうなんざ2万年早いぜ!」

 

「クワア!」

 

タイラントは再び俺に向かって炎を放つが、寸前に飛んでかわしてからゼロスラッガーにスピンキックをしウルトラキック戦法でタイラントの腹部を貫く。

 

「クワアアア!」

 

ゼロ「とどめだ!」

 

地上に降り、ゼロスラッガーを再び装着しすぐにワイドゼロショットを放つ。タイラントは何もできないままマトモにくらい、そのまま仰向けで倒れ爆散した。

 

「勝った…ゼロが勝ったんだ!」

 

「かっこよかったぞー!」

 

地上に目を向けると、応援してくれていた人達が喜んでいた。それを見て、俺は少し笑ってから空に飛び立った。

 

ゼロ「シェェラ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

凛は、いつの間にかほとんど焼け落ちたスポーツ施設の裏に倒れていた。

 

凛「あれ?凛は、奉介君を待っていたのに…」

 

確か、怪獣が現れてからもあのベンチで待っていたのは覚えている。けど、途中で気絶しちゃってから、どうなったかは思い出せない。

 

「凛!」

 

凛「奉介君!」

 

そんなことを考えていたら、汗まみれになって息を切らした奉介君が走ってきた。

 

奉「心配したんだぞ!避難所で探しても、いなかったし死んじまってたかと思ったぞ!」

 

凛「ごめん、いつの間にか気絶してて…って、その左腕のブレスレット何?」

 

奉介君は一緒に遊んでいたときに着けていなかったブレスレットについて聞かれると、自分の手を見ながら首をかしげていた。

 

奉「さあ?誰かにぶつかったときについたのかな?それより、昼飯のラーメン心配させたんだからお前の奢りな。」

 

凛「そんな~…」

 

奉「そんなでもこんなでもない。ほら、行くぞ。」

 

奉介君が歩き出したのを追いかけるように、凛は歩き始めた。この後、大盛りラーメン全盛りを奢らせれるのを想像しないまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

???「やっぱここの大地には3000万年の地層が残ってるな…」

 

???「ねぇ~、まだ続けるんですか~?もうお腹空いちゃいましたよ~」

 

???「ここの捜査が終わるまでだめ。」

 

青年は、一見すると中学生に見える女性とN県の森に来ていた。女性は余程お腹が空いたらしく、キャンプ椅子に座って足をブラブラさせていた。それを無視した青年は、森の深いところまで行って調査をしているとあるものを見つける。

 

???「これは、オーパーツか?」

 

それは、水晶のような意匠のデザインともいえるものだった。




今回のライダーネタとしては結構有名なのを…

あと、妙にゼロをディスっていましたがうぷ主はゼロ好きです


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にっこり魔法の使い手と古代の巨人

今回、ライダーネタだけじゃなくて映画のウルトラマンの台詞出ます


「にっこにっこにー。あなたのハートににこにこにー。笑顔溢れる矢澤にこにこ。ああ~ん、どぅあめどぅあめ、にこにーはみ~んなのモ・ノ♥️」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……なんだこれ?

 

俺の名前は藍崎紳哉。乙坂大学の2年生で将来の希望職は考古学者、今年成人したばかりだ。

 

今年この大学に入学し、俺の所属するスクールアイドル専門のアイドルサークルという名の自由活動のサークルに入ってきた、黒髪ツインテールの一見すると中学生に見えるが実は俺のひとつ後輩、矢澤にこがいきなりお寒いギャグをやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

に「どうですか~先輩?にこって、可愛くて魅力的どぅえすか~?」

 

紳「寒い、つかそれが通じるのは本気で可愛くてめちゃくちゃ若いアイドルだけ。」

 

に「そんなぁ…」

 

パイプ椅子に座り、机に頬杖をしていた俺の前に座ってにこはうなだれるように突っ伏した。黒いフリルのスカートに赤いTシャツ、そこにサスペンダーをつけていてやっぱりどう見ても背伸びしている子どもにしか見えない。

 

紳「つか、今はスクールアイドルじゃないんだしさ。こんなのやらなくていいんじゃない?」

 

に「そう言われても~、にこはにこのキャラを…」

 

紳「もうスクールアイドルじゃないやつにキャラは必要ない。」

 

に「も~、そんな石頭だから部員もにこ以外いないんですよ~…」

 

にこの発言に俺はぐうの音も出なかった。まあ、本当の事を言えば考古学サークルもあったにはあったが、噂だと活動と称して温泉旅行に行ったりそこでは毎回のように乱○パーティーが行われているとのことだったので、誰も興味がなさそうなスクールアイドル専門アイドルサークルを作って一人で遺跡に行ってたりしてたんだが、今年に入ってこいつが入ってきた。ただ、それだけだ。

 

紳「別に、俺はどちらかといえば一人が好きなんだ。だから、部員なんかいなくてもいいんだ。」

 

に「とか言いながら~、にこが入ったとき少し嬉しそうだったじゃないですか~」

 

紳「今年になって、部員が一人も増えなかったら解散だって言われたからだ。」

 

に「でも~、もしにこが入ってこなかったら先輩どうしてたんですか?」

 

紳「多分、とるべき単位全部とってからずっと遺跡調査か遺跡に関する書籍読んでた。」

 

こんなやり取りを続けていると、話すことがなくなったのかまた突っ伏して足をブラブラさせる。

 

ブー、ブー、ブー

 

に「マ…お母さんからだ。今日は虎太郎達を連れて出掛けるから、一人でお留守番お願いね。って、いいんだけど夕飯どうしようかな~」

 

紳「なら俺んちくるか?」

 

に「いいんですか?」

 

紳「ちょっと散らかってるけどな。じゃあ、俺帰って少し片付けするから20分くらいしたら来てくれ。」

 

に「わかりました~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ視点

 

紳哉先輩はショルダーバックを持って出ていったのを確認したにこは、背もたれに思いっきり寄りかかって一息ついた。

 

に「はぁ、やっぱ疲れるわね…あの子達と違って先輩だから下手なこと言えないし、たまにこうやんないと本当にストレス貯まるわ…本当なら、ここで一服って雰囲気なんだろうけど…」

 

上着のポケットからスマホを取り出し、卒業してからみんなで撮った写真を見る。穂乃果と凛がふざけて前に出すぎていて、後ろにいる私達は困った顔の花陽やことりに絵里、怒った顔をしたにこや海未に真姫、笑顔が怖い希。

 

に「なんだかんだで、あの頃が一番楽しかったよね…」

 

に「それにしても、ここがスクールアイドル専門のアイドルサークルだからって聞いて入ったのに、やってることは課題や古代文献の調査、遺跡調査なんて~…」

 

まあ、確かにスクールアイドル専門アイドルサークルという名前だけを見て活動内容を確認しないで入ったのは確かなのだが、なぜわざわざスクールアイドル専門アイドルサークルにするのかとにこは思った。

 

に「まあ、先輩もいい人だしこの間も遺跡調査行った時も帰りに美味しいものを奢ってくれたり、スクールアイドルのライブに連れてってくれたし…これで、よかったのかな?」

 

このとき、私は顔が赤くなっていて雑誌を読みながらずっと先輩のことばかりを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

自分で誘ったとはいえ、急ににこがやって来ることとなったのでまずは文献やら下着やら散らかってるものを一つ一つ片付け始めた。

 

紳「ん?これって、この前にこと行った遺跡で拾ったオーパーツ?」

 

あの時、俺はなにか得たいのしれないものに巻き込まれるかもしれないと思い置いてきたオーパーツが何故か俺のベットの上に置かれていた。

 

紳「あん時置いてきたはずなのに…いや、今はそれより片付けだ。」

 

俺は、取り敢えずにこに見つからないよう買い物とかに行く用の小さいバッグに入れてすぐにまた片付け始め、あらかた終わると同時に玄関のチャイムが鳴った。

 

紳「はーい。」

 

に「来ちゃいました~にこ♥️」

 

紳「ふう、取り敢えずいらっしゃいって言いたいところだけど食材ほとんどないから買い物行くぞ。」

 

に「しょうがないですね~せめて荷物は置かせてくださいよ~」

 

紳「適当に置けよ、それとベットの上にヘルメットあるからそれ持って降りてこいよ。あと、玄関の鍵よろしくな。」

 

俺の自宅は、風呂トイレ別の2DKのアパートの2階。実家が群馬のため、俺は今独り暮らしなんだ。にこが奥に入ってたのを確認した俺は、階段を降りて裏にある駐車場にバイクを取りに行った。

 

に「お待たせしました~」

 

紳「待ってないさ。ほら、早く乗りなよ。」

 

俺は、にこが乗って俺の背中から手を回して掴んだのを確認してからバイクのエンジンをかける。そしてアクセルを全開にして近くのスーパーに向かった。

 

に「やっぱ先輩って運転上手いですよね~」

 

紳「まあな、中学くらいから家の敷地内だけとはいえバイク乗り回してたから筆記も実技も一発。」

 

に「すごいです…てか、先輩ってあんなに頭固いのに免許取る前からバイク乗ってたんですね。」

 

紳「私有地内だったら免許取らなくても運転できるんだ。てか、ばあちゃんやじいちゃんが畑仕事してるときの昼飯届ける係が俺だったからってのもある。」

 

そんな会話をしていると、あっという間にスーパーに着いた。俺達はバイク専用駐車場に止めて、中に入って取り敢えずチラシを見る。

 

紳「お、鳥胸肉安い。ネギにゴボウも、まとめ買いできるチャンスかも。」

 

に「待ってください。たまたまなんですけど、にこはここのクーポン券持っていますよ。それに、卵の割引も併用して使えます。」

 

紳「これは…」キラン

 

に「使わざるを得ないですよね!」キラン

 

利害が一致した俺達は、特売のものや嗜好飲料にお菓子を次々買って会計をして店を出た。

 

に「買いましたね~」

 

紳「でも、これで3000円以内だから許す!」

 

に「でも、ジュースは買わなくてよかったんですか~」

 

紳「ここだけの話だが、今日は気分がいいってものあるしなにより明日は休みだから飲酒は可だ!」

 

俺達がこんなことを言いながら駐車場に向かい、バイクにエンジンをかけると突然地震が起こる。俺達はバイクに捕まったり、細い柱に捕まったもてなんとか転ばずにすんだが地震が治まると同時に少し離れた場所で地面が盛り上がった。

 

「ゴゥシーン!!」

 

頭部や喉元、顔の周りを鎧のような皮膚で覆われた超古代怪獣ゴルザが突然現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ視点

 

に「な、なにあれ!?」

 

紳「超古代怪獣ゴルザ。昔テレビでやってたウルトラマンティガに出てくる怪獣だ!」

 

にこはそれを聞いて、なんでテレビの中の怪獣が現れたのかと疑問に思ったけど最近ニュースだとウルトラマンや怪獣の話題で持ちきりだと思い、妙に納得した。

 

に「どうしよう…」

 

紳「どうしようもこうしようもない。逃げるぞ!」

 

先輩が急いでバイクに乗ってエンジンをかけた。それと同時に、にこはヘルメットを被って先輩の後ろに乗ると先輩はアクセルを全開にして、普段は道交法速度以内に抑えて運転する先輩もこのときばかりはそれを無視して80キロ以上のスピードを出していた。

 

に「いいんですか?道交法とか。」

 

紳「非常時に道交法も糞もない!それを律儀に守って死んでいくほうがバカだろ。ルールを守って死ぬより、破って生き抜いたほうが100パーマシだろ!つか、下手にペラペラ喋って舌噛むなよ!」

 

先輩が大声を出すと、ゴルザがこっちに気づいたらしくこっちを見つめながら歩き始めた。途中にある、電柱や車を踏み潰しながら。

 

に「ちょっ!あいつ、こっちに来てるし!」

 

紳「なら、全て振り切るぜ!」

 

に「あんたは某刑事か!」

 

そんな突っ込みを入れると同時に、先輩は更にアクセルを握ってスピードをあげた。途中、ゴルザが蹴ってきた車やコンクリートが私達を潰そうとしたけど先輩はそれをことごとくかわして進んでいった。

 

「グシイイーン!」

 

苛立ちがMAXになったのか、ゴルザは額から超音波光線を放つ。これは避けきることができず、すぐ真後ろに被弾してにこと先輩はバイクから投げ出され、にこはそのまま気絶してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

紳「ぐぅっ…にこ!」

 

俺は、足を怪我したらしく立てなかったので這ってにこのもとに近寄り口許に耳を寄せると僅かに呼吸をしていることを確認した。

 

紳「気絶してるだけか…よかった。」

 

「グシイイイーーン!」

 

紳「って、そんなこと言ってる場合じゃない。取り敢えず、あの路地裏に…」

 

俺は足の痛みを堪えながらなんとか立ち、にこを抱えて近くにあった路地裏に身を隠す。にこを下ろして、呼吸がしやすい体勢にすると背中のバックが光り出し取り出してみると、この前のオーパーツが光っていて表面の石にヒビが入って割れた。

 

紳「これって、スパークレンス…俺がやるしかない。この世界は、この街は俺が守る!」

 

覚悟を決めると、足の怪我が治り路地裏から出てゴルザを睨むと同時に両腕を時計回りに回してから天高スパークレンスを掲げた。

 

紳「ティガー!」

 

スパークレンスが左右に展開し、光に包まれるとウルトラマンティガに変化する。俺は変身した勢いのまま、ゴルザに飛び蹴りをした。

 

「チャッ!」

 

「グシイイーン!」

 

俺は右腕を軽く曲げ、左手を伸ばしたままの構えをする。ゴルザは、上半身全体を使って首を回し俺に襲いかかってきた。

 

俺は軽く体を横に反らしてかわし、左手でウルトラブレーンチョップを繰り返す。

 

「ウルトラマンだ…ウルトラマンが来てくれた。」

 

「頑張れ、ウルトラマン!」

 

「頑張れー!負けんなー!」

 

民衆から歓声が上がるなか、俺はゴルザへの攻撃の手を緩めないが少し勢いをつけたウルトラブレーンチョップをしたらゴルザは後退した。俺は追撃をしようとするが、ゴルザは尻尾で攻撃してくる。

 

「ヂャッ!」

 

「グルルル…」

 

俺が怯んだのを見て調子が乗り始めたのか、ゴルザは再度尻尾で攻撃をし更に両爪で引っ掻きや体当たりをしてくる。

 

あまりの衝撃に、俺は思いっきりふっとんでビルに激突してしまう。立ち上がると、カラータイマーが鳴り始めた。

 

紳『こうなったら、長期戦は不可能だな…なら、パワーで一気に押しきる!』

 

立ち上がり、両腕をクロスして頭部のティガクリスタルに当てる。クリスタルは赤く輝き、両腕を一気に振り下ろすと全体的に赤が多いパワータイプへと変化する。

 

「チャッ!」

 

「グシイイイーーン!」

 

ゴルザは再び突進してくるが、体当たりの直前にしゃがんで足払いをする。ゴルザは受け身をとれずに、そのまま倒れ俺はすぐさま立ち上がりゴルザの胴体を掴んで持ち上げ、パイルドライバーの要領でウルトラヘッドクラッシャーでダメージを与える。

 

「グシ…グシイイ…」

 

紳『とどめだ!』

 

再び、ティガクリスタルに両腕をクロスしてマルチタイプになる。弱って、ふらふら状態のゴルザに両腕を前方で交差させ一気に広げてエネルギーを集約させて放つ、ゼペリオン光線を撃った。

 

ゴルザは、避けきることができずにそのまま喰らってしまい腹部か赤く発光しながら何度か前後左右に揺れ後ろ向きに倒れて爆散した。

 

「いよっしゃあー!」

 

「勝った…ウルトラマンが勝った!」

 

「ありがとうー!ウルトラマーン!」

 

応援してくれた人達の方を向き、1度だけ頷いてから俺は空高く飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ視点

 

気がつくと、路地裏に上着をかけられていた。頭の痛みから思い出した、にこ達はゴルザの攻撃でバイクから投げ出されたことを。

 

に「これ、先輩の…」

 

上着を肩でかけたまま、にこは辺りを見渡した。いくら探しても、先輩は見つからずだんだんと不安になっていくのを感じた。

 

に「先輩…紳哉先輩…どこですかぁ…」ヒグヒグ

 

「何泣いてんだよ。」

 

顔を上げると、コンビニの袋をぶら下げた先輩がこっちを見ながら立っていた。

 

に「先輩!もう、どこに行ってたんですが?」

 

紳「コンビニ、お前まだ気づいてないだろうけど頭に怪我してるだろ。それに、俺もちょっと怪我したし包帯とか薬買いに行ってた。」

 

そう言われてみると、頭に少し痛みを感じて触ってみると血がついてきた。

 

紳「ほら、さっさと帰って消毒や包帯するぞ。それに、何より俺は腹が減った。」

 

に「はいっ!」

 

バイクが壊れたらしく、にこが少し買い物袋を持って先輩がバイクを押しながら重い袋を持って歩き出した。治療が終わった後のご飯とお酒を楽しみにしながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

時、同じ頃。普通より大きな一軒家で

 

???「おい、飯出来たぞ。」

 

???「は~い。」

 

下手をしたら体中が溶けてしまいそうな位の脳トロボイスをした少女と、若干つり目の青年が食卓に乗せられた数々の料理を食べようとしていた。

 

???「ふわぁ~美味しそ~」

 

???「当たり前だ、とりあえず早く食おうぜ。」

 

???「うん、いただきま~す。」

 

青年のポケットには、真ん中が青く光っているハンドサックのようなものが入っていた。




※注 お酒は二十歳から。二十歳未満は飲んではいけません。

今回のは、超ウルトラ8兄弟と超時空大決戦の台詞を出しました。あと、仮面ライダーの台詞も。


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羽ばたくことりと大地の精霊

今回、ウルトラマンコラボ回です


朝6時、普通の人ならまだ眠い時間で主婦なら旦那のためにお弁当や朝食を作っているこの時間より前に彼は起きて朝食を作っていた。

 

ジュー,グラグラ

 

「ベーコンの焼き加減は確かことりがさっと火を通すくらいで、理事長がしっかりと、主人がカリカリになるまでだったな。」

 

彼は、まずワカメとネギに豆腐の味噌汁を作りながら今日の主菜であるベーコンエッグを作っていた。それぞれが好みの焼き加減になるまで焼き、1度皿にとってから今度は卵を焼いていく。当然、それも好みの固さになるまで。味噌汁に味噌を入れたとき、ダイニングの扉が開いた。

 

「ふわぁ~、おはよ~荘く~ん。」

 

荘「おはよ、ことり。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

こ「ふわぁ~、眠いよ~」

 

荘「お前、寝たの1時近かったろ。そんな時間に寝れば、まだ眠いに決まってんだろ。」

 

こ「だって~、穂乃果ちゃんたちと話してたらいつの間にかあんな時間になってたんだも~ん。」

 

荘「それでもだ。自分の睡眠管理くらい、ちゃんとしろ。」

 

ことりは、少しだけふて腐れたような表情でテーブルに着いた。やっぱり眠いらしく、目を擦りながらボーッとした顔で俺が朝飯を作っているのを見ていた。

 

荘「ふぅ、もう少しでできるから顔洗って着替えてこいよ。今日は俺の服を見に行くんだろ?」

 

こ「うん、わかった~」

 

それを聞いてことりは一気に目が覚めたらしく、小走りでダイニングを出ていった。

 

荘「ったく、あれで4月から着任する学校の高校生ってのが信じられないよな…」

 

「でも、可愛いでしょ?」

 

荘「まあ、確かに平均いや平均以上に可愛いと思うけど…って日菜さん。」

 

俺が独り言を言っている間に来ていたのか、俺が実習する学校の理事長でこの家の主である日菜さんが座って両手で頬杖をつきながら笑顔でいた。

 

日「荘司君がことりを貰ってくれれば、ずっと一緒に暮らせるのになあ。」

 

荘「例え同居人であっても、生徒と教師が恋愛関係になるわけにはいかないでしょうが。」

 

日「もう…そういうところ、本当にくそ真面目よね。」

 

荘「女性がくそって言わない。ってか、日菜さんもさっさと着替えてきてくださいよ。あと2分足らずでできますよ。」

 

俺は日菜さんの方を向かないままこう言い、振り替えるといつの間にかいなくなっていた。こういうときに行動が早いのって、本当に親子だよな…

 

荘「ふう、後は適当にキャベツ切ってトマト切るだけでいいか。」

 

俺は一通り済んでから、キャベツの千切りとトマトのくし切りをして盛り付けた。当然、ご飯もそれぞれが好んでいる量を盛って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり視点

 

顔を洗って、白いワンピースに黄緑の上着を着てまたダイニングに行くと今日もまた荘君の美味しそうな朝御飯が並んでいた。

 

こ「美味しそ~」

 

荘「まあな、もう少しで日菜さんや主人が来るだろうから先座ってな。今、茶入れてるからよ。」

 

ことりが席につくと同時に、ちょうどいい温度のお茶を渡された。それを一口飲むと、なんだか草原の中で寝転がりながら風を浴びている気分になれるの~

 

こ「あ~…美味しい…」

 

荘「当たり前だ、最高級の玉露だぞ。それを、55℃のお湯で約2分。最高の旨味が出ているはずだ。」

 

こ「あ~、起きたばかりなのに夢見心地だよ~」

 

荘「大袈裟だ。」

 

そんなやり取りをしていると、スーツに着替えたお父さんとお母さんがやって来た。

 

日「またやってるの?」

 

荘「ええ。ってか、こいつが勝手にこうなってるだけなんですけど。」

 

南「それくらい、君の料理が絶品だということだよ。今日の朝御飯も私達の好きな焼き加減にしてくれているんだろ。そんな気配りができる若者なんて、最近では見ないよ。」

 

荘「買いかぶりですよ。それより、早く食べないと遅れてしまいますよ。主人は出張、日菜さんは会議なんですよね?」

 

日「そうだったわね。いただきましょう。」

 

お母さんの一言で、朝御飯を食べ始めた。やっぱり、荘君の作るご飯はどれも美味しくて味噌汁の塩加減にご飯の炊き具合、それにおかずの焼き加減もどれもよかった。

 

こ「荘君、今日もグ~ット!」

 

荘「ありがとよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

「ごちそうさまでした~」

 

日「じゃあ、荘司君にことり。お母さん達出掛けるから戸締まりとかよろしくね。」

 

荘「はい。」

 

こ「うん!あっ、荘君も着替えてきなよ。洗い物はことりがやっとくから。」

 

荘「じゃっ、お言葉に甘えて着替えてきますかな~」

 

俺は2階にある自室に行き、机の上にあるアイテムを取る。

 

荘「そろそろ、俺も戦うべき時なのか…」

 

俺は、7年前の震災でたまたま東北にいたため被災した。その時、逃げようとした俺の足元が崩れてしまい死を覚悟したが突然、謎の赤と青が混ざったような光に包まれて気がつくと近くの地面に倒れていていつの間にか俺のポケットにこのアイテム、エスプレンダーが入っていたんだ。

 

そしてその後、何度か夢に大地の精霊とも言える赤と銀のカラータイマーの周りにあるプロテクターが黒い巨人、ウルトラマンガイアが出て来て俺がいつかガイアとなって戦うことを伝えていた。その言葉通り、ここ2週間で怪獣やスペースビーストが暴れてウルトラマンが退治したというニュースが4つもあり、とうとうその時が来たと感じていた。

 

荘「いつでも戦えるよう、筋トレやシミュレーションはいつもやっているんだ。来るなら来いってんだ。」

 

俺はそんなことを呟きながら、ジーパンに白いTシャツの上に黒い革ジャケットを羽織り小さいウエストポーチに財布や携帯、エスプレンダーを入れた。

 

荘「こんなもんだろ。」

 

そんなことを呟きながら部屋を出て、玄関に向かうとすでにことりはフラットサンダルを履いていた。

 

こ「ほら、荘君急いで!時間は無限じゃなくて有限なんだから!」

 

荘「はいはい。」

 

ことりが先に出て、俺が後に出て家の鍵を閉めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり視点

 

こ「ふんふ~ん♪ふんふふふ~ん♪」

 

荘「ご機嫌だな。」

 

こ「だって洋服のお買い物だよ!ことりのじゃなくても、荘君をコーディネートするのも楽しみなんだも~ん。」

 

荘「そうか。ってか、ショッピングモールって逆じゃなかったか?」

 

荘君にそう言われたけど、ことりは何も言わないでそのまま歩いた。だってこの先には…

 

「おーい!ことりちゃーん!」

 

こ「穂乃果ちゃ~ん。」

 

穂乃果ちゃんと遥人さんが待ち合わせしてたんだも~ん。

 

荘「昨日夜更かししてたのって…」

 

こ「そうだよ、穂乃果ちゃんと遥人さんも一緒にお買い物したいって話してたんだよ。」

 

遥「はじめまして、桐生遥人です。今は穂乃果の家で和菓子職人になるための修行をしています。」

 

荘「楠本荘司だ。来月からこいつらの通う高校で教鞭をとることになっている。よろしくな。あと、生徒教師って関係じゃないからタメ口で構わないぞ。」

 

二人も打ち解けることができたみたいで、もう握手をしていた。

 

荘「んで、こいつらと一緒に買い物か?」

 

こ「うん。そうだよ。」

 

穂「海未ちゃんも来ればよかったのにね~」

 

遥「仕方ないだろ、家の用事なんだから。」

 

こんな風に好きな食べ物や趣味、休日の過ごし方とかを話していた。その中で一番盛り上がったのが…

 

こ「えっ!?穂乃果ちゃん、ウルトラマンコスモスを見たの!?」

 

穂「うん!あの日たまたま近くにいてね~確か遥君も見たんだよね?」

 

遥「ああ、あの時の子を助けてから無理矢理避難させられてるときにな。」

 

荘「へ~、俺も見てみたいな。本物のコスモスを。」

 

穂「カッコよかったんだよ!グビラを一回も攻撃しないで大人しくさせてね…」

 

気がつくと、ショッピングモールにつくまでウルトラマンコスモスの話をしてたんだ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「なあ、荘司。」

 

荘「ん?」

 

遥「女って、なんで買い物長いんだろうな?」

 

荘「さあ?」

 

俺がこう言ったのは訳がある。今ベンチに座って俺は荘司の奢りでジュースを飲んでいる。俺達の目の前には…

 

穂「わぁー!これも可愛いねことりちゃん!」

 

こ「ふわぁ~このブランドの服も可愛い~」

 

色んな服を持ってきて目をキラキラさせている穂乃果達がいた。最初は、俺や荘司の服を買うのが目的だったんだけど女物の服を主に扱っている店で50%オフというのを聞き、一気にダッシュをして今この状況になっている。

 

荘「ところで遥人。」

 

遥「ん?」

 

荘「お前、光の力を持ってるな?」

 

荘司にいきなりそう言われ、俺は思わずストローで飲んでいたジュースを吹き出しかけた。

 

遥「な、なんだよ急に…」

 

荘「否定しないってことは、持ってるのか。」

 

遥「いや、それはいいとしてなんでわかるんだよ?」

 

荘「それはな…」

 

荘司が答えようとした瞬間、地震が起こった。治まり、近くの窓から外を見てみると特徴的な両腕に頭が赤く発光しているワロガが街中に立っていた。

 

遥「あれは…邪悪宇宙生命体ワロガ!」

 

荘「答えるのは、あいつ倒してからだよな。行けよ、ウルトラマン。」

 

俺は荘司の言葉に頷いてから近くのトイレの個室に入る。そして、胸内ポケットからコスモプラックを取り出した。

 

遥「コスモース!」

 

俺はコスモスになり、ワロガの前に立つ。

 

「シェェア!」

 

「ウルトラマンコスモス、カクニン。ハイジョ。」

 

俺の存在を認知したワロガはソードパンチアームからアームスショットを次々に放ってくるが、俺はそれらを手刀や拳に小型のバリアなど様々な方法で防ぎ今度はワロガに近づいてパームパンチやルナチョップを当てていき、後退したのを確認した俺は皿に追撃をしようとするが突然背後から攻撃された。

 

「グワァ!」

 

遥(ちっ!なんだ!?)

 

振り向くと、巨大な角のようなものが特徴な怪獣コッヴがワームホールから降りてきた。

 

「キシュアア~ン!」

 

「ウルトラマンコスモス、オマエヲタオス。」

 

前からコッヴ、後ろからワロガに挟まれて俺はどっちからやればいいか思わず迷ってしまい隙を作ってしまったことからまずはワロガのアームスショットを喰らってしまう。

 

「ジェェア!」

 

遥(野郎!)

 

ワロガの方に振り向くと、今度はコッヴが体を前のめりに角を突き出すように突進をしてきて背中にダメージを喰らってしまう。

 

遥(くそ!流石に、2対1じゃあ分が悪いな…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

俺は、ことり達を避難させて他に避難していない人がいないか探すしてくるという名目で、コスモスが戦っている近くの路地裏に来ていた。

 

荘「とうとう、俺も戦うべき時が来たようだな…」

 

俺は、ウエストポーチからエスプレンダーを取り出し胸の前まで近づけ一気に前に突きだした。

 

荘「ガイアーー!」

 

赤と青の光に包まれ、俺は上空からガイアV2となって降り立ちコッヴに向かって三日月型の光弾ガイアスラッシュを放つ。

 

「キシュアアー!」

 

「デュワ!」

 

遥(ウルトラン、ガイア?)

 

荘(おい、ワロガは任せた。コッヴは俺が倒す。)

 

遥(荘司なのか?まあ、話は後で聞くから今はとにかくわかった!)

 

俺はコッヴにとび膝蹴りをし、ワロガと分断し対峙する。

 

「デュワ!」

 

「キシュアアーン!」

 

コッヴは両腕の鎌を振り回しながら俺に襲いかかってくるが、体全体で受け流すようにしてかわす。体勢が崩れたのを確認し、振り向いた瞬間に両手で連続パンチを腹部に喰らわす。

 

「デェア!ハアアアア…デュワ!」

 

「キシュアアー!」

 

今度は角から光弾を放つが、俺は両腕で弾く。そして、渾身の力を込めて放ったであろう光弾を掴みコッヴに投げ返す。

 

「デュワ!」

 

「キジュアアー!キシュッ…」

 

怯んだのを見逃さなかった俺は、すぐさま両手を広げてから胸の前で構えてガイアヘッドにエネルギーを貯める

 

「デュワ!ハアアアア…デュワァー!」

 

鞭のようにしならせる光の刃、フォトンエッジを放った。もはやコッヴには避ける気力もなく、まともに喰らってしまう。

 

「キシュアア…キシュッアア…」

 

左右に何度も揺れ、やがて倒れて爆散した。

 

荘(ふう、こいつはいいとしてワロガはどうなったか…)

 

そう思いながら、俺は空に飛び立った。

 

「デュア!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

荘司が変身したガイアがコッヴを引き離してくれたお陰で、俺はワロガに集中できる。そう思い、俺は再びワロガと対峙する。

 

「ウルトラマンコスモス、オマエヲタオス。ソシテ、コノホシヲシハイスル。」

 

遥(やっぱ、てめえは侵略目的か…なら、遠慮はいらねえ!)

 

俺はこいつを倒すことを決め、全体的に赤と銀が多いが所々に青が入っているコロナモードにモードチェンジし今度はワロガにアームスショットを撃たせる間をもなく、接近して攻撃を当て続ける。

 

「シュッ、シェェラ!」

 

「グオ!ウルトラマンコスモス、オマエヲ…」

 

遥(そんなの聞き飽きたっての!)

 

再びアームスショットを撃とうとしたワロガの腕を蹴って上に撃つようにし、今度はアームブリーカーで折るとまではいかずともダメージを与えることに成功する。

 

「ウルトラマン…コスモス…ヲ…」

 

遥(とどめだ!)

 

俺は両腕を頭上に揚げ、すぐさま胸の前で回転させてエネルギーを貯めて両腕を突きだしてブレーシングウェーブを放った。それを見たワロガは球体型になって逃げようとしたが、時すでに遅く見事に命中してしまいワロガは球体のまま爆散した。

 

俺は喜んでいる人達に1度頷き、飛び立った。

 

「シェッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

俺は飛んでいるコスモスを見つけて、手を振る。こちらに気が付いたコスモスいや、遥人は自信の体を光に包んで俺の前に降り立った。

 

遥「まさか、お前がガイアだったなんてな。道理で俺の正体に気づいたわけだ。」

 

荘「まあな。かれこれ、7年くらい光の巨人と一体化してるからな。そういうオーラみたいなの、見分けることができるんだ。」

 

遥「なるほど、それより早く穂乃果達の所に行かないと後々面倒になるぞ。」

 

荘「はいはい。」

 

俺達はショッピングモールの方に向かって走り出した。ウルトラマンの力が宿っているから猛スピードで走ることができ、その中で互いのウルトラマンに関する情報を共有しながら。

 

戻ってから、ことり達から心配されただけでなくコスモスとガイアを見たって興奮しながら話されたのは言うまでもないがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

とあるマンションの一室にて

 

「お~い、お前が注目してるっていうスクールアイドルが情報番組に出てるぞ~」

 

「ええ~、まだ全部着れてないよ…ああ…最初っから全部見たかった…」

 

「そう言うと思って、録画しといたぞ。」

 

「ありがとう!」

 

脱衣徐で着替えをしている少女に、ソファーに座りコーヒーを啜りながらテレビを見ている少年がいた。

 

その少年の右腕には青く光っているブレスレットが装着されていた。




今のところの時系列としては、穂乃果→海未→凛→真姫→ことり→にこと考えてください。


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花の妖精と海の精霊

今回もウルトラマンコラボ回です。(正確にはコラボじゃないけど)


「薫く~ん。ご飯、炊けたよ~♪」

 

世間の学生は春休みの真っ只中、現在時刻は昼の12時。黒いワンピースを着てニーハイを履き嬉々として炊飯器の釜を持っている少女、小泉花陽と黒いTシャツとジーパンにチェーンをつけた複数でソファーに座っている少年がいた。

 

「言われなくてもわかってるよ、花陽。」

 

それを言われてから、重い腰を上げた少年、大槻薫。山盛りご飯とご飯に合いそうなおかずがたくさん並んでいる食卓に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薫視点

 

薫「あぁ~腹へった~」

 

花「そう言うと思って、大盛りにしといたよ。」

 

俺がテーブルダイニングに座ると、思わず山かと突っ込んでしまいそうなほどのご飯が盛られていた。

 

薫「相変わらずの量だな…」

 

花「育ち盛りだし…それに、今日はこれから保育園のお手伝いをしに行くんだからこれくらいは食べないと力がでないよ。」

 

薫「そうだけどよ、腹が苦しくて動けなくなるって可能性はないのかよ?」

 

花「歩いていくんだから、その間にだいぶ空きができるから大丈夫だよ!」

 

これ以上何を言っても無駄だと思い、俺は箸を持っていただきますの挨拶をしてから食べ始める。念のため言っとくが、同棲じゃないぞ。俺のお袋や親父が忙しくて世話になるためにマイ箸とマイ茶碗を置いてるだけなんだぞ!

 

花「ところで…」

 

薫「ん?」

 

花「そろそろ薫くんも戦わなきゃいけないの?」

 

花陽が俺の右腕についているブレスレットを見ながら心配そうに呟く。昔、海で溺れかけた時に謎の光に包まれて気が付いたら浜辺の近くの人に助けてもらい、その時にこのブレスレットがついていた。そして察した、俺は海の化身ともいえるあのウルトラマンになったのだって。

 

俺は花陽にだけウルトラマンになったことを話した。その時も今と同じような不安そうな顔をしていたけど、戦うべき時がくるまでは普通でいられると言ったことで安心したが先日からやたらウルトラマンや怪獣のニュースが多い。それを見て、また不安になったんだろうな。

 

薫「さあな?今いるウルトラマンで十分なら俺は戦わずに済むが、十分じゃなきゃ俺も戦わなければならない。」

 

花「そっか…」

 

薫「でも、俺は死なない。俺を待ってくれている人がいる限り…な。」

 

花「薫くん…」

 

今の俺の目は花陽にどう写っているかはわからない。でも、今俺が言えることはこれだけだった。その後は、お互いに他愛のない話をしながら昼食を平らげ、花陽は茶色い上着を、俺は白いパーカーを着て手伝いをすることになっている保育園に向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽視点

 

お昼ご飯を食べて、私と薫くんは保育園に向かっていてその間、私も薫くんも無言だった。香くんは何を考えていたかはわからないけど、私はとにかく不安だった。

 

花(薫くんが戦うことになったら、あの夢みたいになるのかな…)

 

私は、ここ最近同じ夢ばかりを見る。その内容は、薫くんが変身するウルトラマンやニュースに出ていたコスモス、ネクサス、ギンガ、ゼロ、ガイアに加えて3人のウルトラマンがアンモナイトと狼みたいな獣が合体したような怪獣にやられてしまうという夢を。

 

その夢では、私は白いワンピースを着ていて周りには砂漠が広がっていてビルや電柱が傾いている景色だった。もしそれが予知夢なのだとしたら、私は…薫くんに戦ってほしくない!

 

薫「どうした、花陽?」

 

花「ピャア!あ、ううん。ちょっと考え事してただけだよ。」

 

私はなんとか笑顔を作って答えたけど、薫くんには何もかもお見通しみたいでジト目で私の方を見ていた。

 

「お~い、かよちゃ~ん。」

 

花「あ、ことりちゃん!」

 

そんな感じで歩いていたら、一緒にお手伝いをすることになっていることりちゃんとことりちゃんのお家で一緒に暮らしているって前に聞いた楠本荘司さんがいて、私は思わず小走りしてしまった。

 

薫「あんまり勢いつけるなよ、転ぶぞ。」

 

花「私そんなに子どもじゃないよ~」

 

ツルリ。そんな風な音が聞こえ、周りの景色はまるでスローモーションのように流れていっている。

 

あっ、ダメだ。転ぶ。目を閉じてそんな風に考えながらひたすらその時を待っていると、ガシッ!そんな風な音が聞こえた。

 

薫「ったく。だから気を付けろって言ったろ。」

 

花「か、薫く…ん。」

 

まるで、男女での躍りでよく腰に手をそえてイナバウアーのような体勢の中、逆光のせいで普段より薫くんがカッコよく見えてしまう。

 

花「…ピ」

 

薫「ピ?」

 

花「ピャアアアアア!!!」

 

その体勢のまま、私は思わず叫んでしまって薫くんは私を支えているため離すこともできなかった。そのまま叫び終えると、薫くんは私を少し睨んでいた。

 

薫「花陽、驚くんならもう少し静かに驚けよ…」

 

花「ご、ごめん…なさい。」

 

一方、少し遠目で見ていたことりちゃんたちは…

 

こ「ふわぁ~、こんなことってあるんだね荘君!///」

 

荘「何を興奮してるんだ、お前は。」

 

こ「だってあんなの少女漫画でしか見たことないんだよ!それを目の前で見たら…興奮する///」

 

荘「お前、それやるのは勝手だが絶対にほかのやつに喋るなよ。」

 

ことりちゃんが一人で盛り上がっていて、楠本先生が咎めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

俺は、今猛烈に困っている。これは、前の日に外食をしたあとの朝飯や冷蔵庫の中身がほとんどないとき以上に困っている。それは…

 

「ねえ、これよんで~」

 

「これもこれも~」

 

荘「は、はいはい。順番な。」

 

それは、ことりよりも更に年下の子どもの扱いだ。俺は10歳より下の子どもの相手をするのが苦手だ。なぜなら、どういう行動をするかわからないし泣くツボもわからないからだ。

 

それでも俺は一生懸命相手をしながら、ちらりとことり達の方を見た。

 

「ことりおねえちゃん、いっしょにあそぼ~」

 

こ「うん、みんなでおままごとでもしよっか!」

 

「はなよおねえちゃん、おりがみのおりかたおしえて~」

 

花「いいよ、みんなで色んなの折っちゃお!」

 

「かおるにいちゃん、ヒーローごっこしよ~」

 

薫「勝利の法則は決まった!なんてね。みんなで色んなヒーローになりきろう!」

 

各々が得意なジャンルで子ども達の相手をしていて、正直少し羨ましいと思ってしまった。けど、俺は俺だと割りきって絵本を読み聞かせ始めた。

 

荘「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川にお洗濯をしにいきました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽視点

 

みんなと遊んでいたらあっという間にお昼寝の時間になり、寝かしつけてから休憩していいと言われたので私たちは応接室でお茶を飲んでいた。

 

荘「…疲れた。」

 

薫「そうですかね?俺は結構楽しかったですよ。」

 

荘「そりゃ、お前はこの中で一番年下かつ色んなヒーローになりきってただけだからだ。俺なんか次々絵本読むこと要求されて、最終的には俺の膝の上で少し喧嘩にまでなったんだぞ。」

 

楠本先生は二人かけソファーで目の上にタオルを乗せながら寝ていて、少し疲れているように見えた。

 

こ「えっ?薫君って私と同い年じゃないの?」

 

薫「ああ。言ってなかったんですけど、俺今年高1なんですよ。花陽とは幼なじみだからため口なんですけど。」

 

花「昔っから、妙に頼りになるんだよね。だから、一時期薫くんのあだ名ってアニィだったんですよ。」

 

こ「へ~そうなんだぁ。でも、確かになんかお兄さんっぽいかも。」

 

薫「よく花陽や凛が面倒事持ち込んでくれたから、いつの間にかこういう風になってたんですよ。聞きますか?こいつらの持ち込んだ面倒事。」

 

こ「ちょっと聞いてみたいかも!」

 

花「なんで乗り気!?それに薫くんもやめてよ!///」

 

薫「えっとまずはですね…」

 

花「やめてってば!うう…ダレカタスケテー!!」

 

私の黒歴史とも言える事を全て話されて、私は止める事ができずにただただ赤面するだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薫視点

 

薫「てなこともあったよな。」

 

花「うう…終わった?///」

 

こ「終わったよ。それにしても、かよちゃんがそんなことをしてたなんて意外だね。」フフ

 

花「笑い事じゃないよ!///」

 

黒歴史を全て暴露された花陽は涙目で顔を真っ赤にして俺の左腕をポカポカ叩いていた。正直、痛くはないが少し痒い。

 

薫「さてと。そろそろ昼寝の時間も終わりだし、起こしにいくか。楠本先生も起こしてな。」

 

花「もうそんな時間なの?ことりちゃん、先生のことお願いね。」

 

こ「うん!荘く~ん、起きて~」

 

南先輩が楠本先生を起こし始めると同時に俺と花陽は外に出た。あまりのポカポカ陽気に軽く背伸びをしていると、突然大地が大きく揺れる。

 

薫「なんだ!?」

 

花「薫くん、あ、あ、あれ…」

 

花陽が指を指している方を見ると…

 

「ウヒヒヒヒ…」

 

全身が目玉だらけの怪獣、ガンQが気味の悪い声で笑っていた。

 

薫「確か、あれはガンQだよな…」

 

花「薫くん…」

 

薫「戦わないよ。今はあいつを倒すより、子ども達の安全を確保するのが優先だ。花陽、先生達の指示に従いながら子供達を避難させるぞ!」

 

花「う、うん。」

 

それでも花陽は心配しながら、年長さんのクラスに行き俺は年少さんのクラスに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

俺が昼寝から目覚めると、奇獣ガンQが町を紫色の光弾で次々破壊していた。

 

こ「また怪獣だよ…」

 

荘「ことり、今は子ども達の避難が優先だ。俺は年少のクラスに行く、お前は年長のクラスに行って避難を手伝え。」

 

こ「わかった!」

 

ことりが足早に出ていくのを確認した俺は、一応職員用トイレに入りエスプレンダーを取り出した。

 

荘「ガイアーー!」

 

俺はガイアへと変身し、ガンQの前に降り立った。

 

「デュア!」

 

「ウルヒィ!」

 

俺がガンQにショルダータックルをし、連続チョップを浴びせるもガンQは鞭のような腕を俺に打ち付けてくる。

 

「グワァ!」

 

「ウヒヒ…」

 

俺が怯むと、ガンQはチャンスと思ったのか一番デカい目が笑い、光弾を次々浴びせてくる。

 

「ハッ!デュア!デェア!」

 

だが、俺は即座に体勢を立て直して両腕で光弾を防ぐ。それに驚いたガンQが攻撃の手を緩めた瞬間を狙ってフライングニールキックをしようとするが、突如背後から攻撃を喰らってしまう。

 

「グワァ!」

 

荘『なんだ!?』

 

後ろを振り向くと、顔が魚のようで両腕が蟹のハサミのような二足歩行の怪獣、ボクラグがこっちに向かっていた。

 

「ゴウシイィ!」

 

荘『この状況で2対1かよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薫視点

 

薫「あ~あ、あの程度のやつらが現れたくらいで動揺してんじゃねえっつうの。」

 

花「薫くん…本当に行くの?」

 

薫「ああ。俺が行かなきゃ、あいつ死ぬぞ。」

 

あらかた避難が完了し、俺は花陽と合流してガイアとガンQの戦いを傍観していたのだがボクラグか現れたことで、目に見えてガイアが動揺しておりガンQやボクラグに翻弄されていた。

 

薫「花陽、俺は戦いに行くが絶対に死なない。仮に死ぬとしたら、俺は俺のままで死にたいしな。」

 

花「そっか。いってらっしゃい!」

 

薫「いってくる。」

 

俺は数歩前に出て、右腕を構えるとアグレイターの左右の翼が開き中央の発光部が激しく点滅する。そして胸の前に持ってきて上部が回転し、青い光が上空に飛び俺を包み込んだ。

 

薫「アグルゥー!」

 

俺が叫ぶと共に、ウルトラマンアグルV2へと変身しボクラグにアグルスラッシュを放つ。

 

「グルゥ!」

 

「デェア!」

 

荘『やっぱ、ガイアもいればアグルもいるか。』

 

薫『その声、楠本先生か。ボクラグは俺がやるから、ガンQは頼むぞ。』

 

荘『薫か、わかった。頼んだぞ!』

 

楠本先生、いやガイアはガンQに再びショルダータックルをしてから両手で持ち上げて飛び立った。

 

薫『よし、これで俺はボクラグに集中できる。』

 

「グオシィィン!」

 

ボクラグは雄叫びを上げてから両腕の鎌を振り回してくるが、俺は全て紙一重でかわしつづけ逆にカウンターパンチを連続で喰らわせる。

 

「オゥラ!」

 

「グシィ…」

 

重い一撃を喰らったボクラグは後退するのと同時に、俺は余裕を見せて手をクイクイと挑発をする。それに乗ったボクラグは鎌を構えて襲いかかる。

 

薫『単細胞が、狙い通りだ。』

 

俺は咄嗟に右手を構え、襲いかかってきたボクラグをアグルセイバーで切りつけ更にセイバーからエネルギー刃を浴びせる、カウンターアグルセイバーを喰らわせる。だが、すぐに細胞と細胞がくっつくように再生した。

 

ボクラグはほとんどが海水でできていることは知っていた。これは恐らく牽制にしかならないと、だが俺はすぐにエネルギーを右手に貯めて頭部のブライドスポットに手を当てて放つ光線、フォトンクラッシャーを放った。

 

振り向いた瞬間だったため、ボクラグはマトモに受けてしまい爆散した。

 

薫『ふう、やっぱボクラグにはリキデイターの方がよかったかな…おっと、あっちも終わったみたいだしテレパシーで合図してから合流するか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

話は、アグルとボクラグが退治している頃に戻る。俺は薫にボクラグを任せ、ガンQと共に飛び立ち一際広い場所に投げ落とした。

 

「ウルヒィィ…」

 

荘『ウヒウヒうるせえよ…とっとと片付ける。』

 

俺は一気にガンQの懐に入り、連続パンチをして最後の一発に力を込めて吹っ飛ばす。

 

「グヒィ!」

 

「デュア!」

 

ガンQは起き上がると、俺に紫色の光弾ではなく妙な光線を打ってくる。それに戸惑った俺は、避ける事ができずに喰らってしまった。

 

荘『なんだ?これは…攻撃じゃなくて、吸収するつもりか!?』

 

俺は咄嗟に逃げようとしたが、この吸収光線に特殊な重力があるのか走ろうとしても、前転しようとしても、這って逃げようとしても抗うことができずにとうとう俺はガンQに吸い込まれてしまった。

 

「デュア…」

 

荘『ここは?』

 

気がつくと、まるで炎が燃え盛っているなかの陽炎のような場所にいた。ふと足元を見てみると…

 

「ウヒヒヒヒ」

 

荘『気持ちわる!』

 

ガンQと同じ目玉が現れ、笑っていた。それに驚いて一歩下がると、360度全てからガンQの目玉が現れた。

 

「ウヒヒヒヒ」

 

「ウルヒィィ」

 

「キャヒヒヒ」

 

「ウルヒィ!」

 

荘『うるせえし、なにより気持ちわりぃ…』

 

「オワァ!デェア…」

 

俺は咄嗟に耳を塞ぎ、その場に倒れてしまった。それでもお構いなしに、ガンQは嘲笑い続ける。ライフゲージが鳴るのも時間の問題だった。

 

荘『ん?あれは…』

 

仰向けに倒れた瞬間、一際大きい目玉が姿を現した。あれこそが、出口だと何となくわかった俺は飛び立ち両手を頭の上で合わせてドリルアタックのような攻撃をする。

 

ガンQの眼球ど真ん中を貫くと、ガンQの頭部から脱出することに成功しそのままガンQは砕け散った。

 

荘『くそ、思ったより手間取ったしつか…れた…』

 

俺は地上に降りるとその場で片膝をつく。そして、そのまま光の粒子となって、元に戻った。

 

荘「ハアッハアッハアッ…」

 

「大丈夫かよ?」

 

声のした方を最後の力を振り絞って見ると、視界がボヤけているなか黒と白の服にジーパンを履いている男が写っていたがそれを確認した瞬間、俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽視点

 

薫くんが変身したアグルとガイアが怪獣を倒してくれたあと、子ども達を帰らせた後すぐに私達も帰されることになったのでことりちゃんも一緒に歩いていた。

 

こ「それにしても、荘君達どこに行ったんだろうね?」

 

花「か、薫くんは他に子どもがいないか探すって言ってたけど楠本先生はどうしたんだろうね?」

 

私は少し事情を知っているからこんな風にしか言えない。これからもこんな役回りをさせられると思ったら、大変だよ~と思っていたら携帯が鳴った。

 

花「ごめんね。もしもし?」

 

薫『ああ、花陽。俺だ、薫。』

 

花「薫くん!?よかった~無事だったんだね…」

 

薫『なんとかな。それより、今お前んちにいるんだけど楠本先生がぶっ倒れてたから運んどいた。南先輩には俺達で介抱してから帰らせるって伝えてくれ。』

 

花「わ、わかったよ。適当に誤魔化しておくね)ボソッ」

 

そう伝えると、薫くんは電話を切って私もポケットにしまった。

 

こ「薫君、なんだって?」

 

花「楠本先生、気絶してたからうちに運んだんだって。」

 

こ「本当!?大変、すぐに看病しなきゃ!」

 

花「いや、あんまり騒がしいと直るものも直らないからここは私一人でいいよ。それに、理事長もことりちゃんのこと心配してると思うし今日は帰った方がいいよ。」

 

こ「そっかぁ…なら、かよちゃん。お願いね。」

 

少しシュンとしたけど、ことりちゃんは納得して帰ってくれたので私は小走りで家に帰った。

 

バンッ!花「薫くん、楠本先生!」

 

薫「静かにしろよ、今寝てるんだから。」

 

ソファーに寝かされている楠本先生を見て、私は思わず口を抑えると同時に楠本先生は目を覚ました。

 

荘「ここは?」

 

花「私の家です、薫くんが運んでくれたんですよ。」

 

荘「そうか、サンキューな大槻。」

 

薫「まっ、ガンQの光弾に加えて精神攻撃でもやられたんならあんだけ疲弊しててもおかしくはないな。」

 

薫くんがそんなことを言った瞬間、楠本先生は目に見えて焦りだす。

 

荘「お前、小泉がいるんだぞ。」

 

薫「俺、花陽には自分がアグルだって話してるんで。」

 

楠本先生はその言葉にへっ?と言いたげな顔をした。

 

荘「えっとそれは…」

 

花「本当なんです。私は薫くんがウルトラマンアグルだってことを知っていて、今日だって私の目の前で変身してくれたんです。」

 

荘「そうか…まあ確かに、俺達以外に理解者がいてくれた方が助かるもんな。」

 

花「てことは、先生がウルトラマンガイアだってことは肯定するんですね。」

 

荘「まあな。それより、腹へったんだがなんか食えるものあるか?なんだったら、俺が料理してもいいぞ。」

 

一気に体力が回復したのか、先生はソファーから勢いよく起き上がった。その後は、私と先生で立派な和食を作って、舌鼓を打ったんだ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

?「なにしとるん?」

 

?「水面占い。水面の揺れ具合で占うのさ。」

 

とある大学の一室にて、マグカップに入れた水で占いをしている青年とそれを横目にタロットをいじっている少女がいた。

 

?「大地より現れし悪しき者、唯一心の臓を持ちし者に封印されし。」

 

?「それどういう意味なん?」

 

?「さあね?僕にわからないことは、君にわかるはずもないじゃん。それより、そろそろバイトの時間だから帰るね。」

 

?「うん、また明日~」

 

青年の背負うリュックから、リングに取っ手がついたようなものが見え隠れしていた。




どうでもいいけど、荘と花って微妙に字体が似てるな…


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スピリチュアルガールと2つの光を継ぎし者

スローなのは、展開を思い付くのが遅いのとバイトが理由です

お気づきの方もいるでしょうが、作者視点や周囲視点ってのもやめました。


とある大学の一室、全ての窓に黒幕を垂らして真っ暗な室内の中蝋燭の火が唯一の明かりとなっていた。

 

「さて、占ってほしいことは何かな?」

 

「最近、好きな人ができてその人と付き合えるのかが気になっとるんです。」

 

僅かに赤い髪が見えるが、黒いフードで顔がほとんど見えない青年と薄紫色の髪をツインテールにしている少女が机を挟んで対面していた。

 

青年は蝋燭の火に顔を近づけてじっと見つめる。二人の息づかいで揺れる火、青年はほとんど瞬きをせずに見つめてやがて蝋燭から顔を離した。

 

「君が勇気を出せば、思いが通じるそう出ました。って何度同じ占いさせるんだよ希。」

 

「いいやん、ご近所さんなんやし。占いの腕も上げさせてるんやしね、秀君。」

 

青年はフードを外し、そっと息を吹き掛けて蝋燭の火を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

秀「ったく、ほとんど毎日のように同じ占い内容でよく飽きないよね。」

 

希「変わらない毎日だからこそ、楽しいんやろ?」

 

僕の名前は神崎秀。都内にある大学に通っている21歳の青年さ。趣味は占い、他の人からは変わったと言われる占いをよくやるんだ。そして僕の前にいるのが今年入学した東條希。僕の所属するサークルに入った後輩であり、同じマンションのお隣さん。ちなみに、希がタメ口なのは僕の希望でどんな人であろうとタメ口の方が調子がいいからね。

 

秀「その毎日が突然変わったらどうする?」

 

希「そんなことなんかそうそうないでしょ?」

 

秀「相変わらず何も考えてないんだね。」ボソッ

 

希「なんか言ったん?」

 

秀「いえ別に。」

 

これ以上は面倒だと思った僕は、鞄の中からレポート課題を取り出してまとめ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希視点

 

うちの目の前でレポートをまとめ始めた秀君。うちはタロットをいじりながらチラリと見る。その赤い髪はまるで濡れているように綺麗で、それでいながら風に靡くほどのサラサラヘアー。そして、綺麗な瞳に優しい笑顔。

 

そう、うちはこの人に恋をしていた。最近、同じような占いをしてもらっているのもそれに気づいてほしいから。えりちほどじゃないけど、秀君も鈍いし面倒臭い人やから。

 

秀「あっ、そろそろ下校の時間だ。」

 

希「なら、ちょっと買い物に付き合ってもろていい?今日セールやってるんよ。」

 

秀「お隣さんとはいえ、本当に人使い荒いよね。」

 

希「ええやん。それに、重いものもあるんやからか弱い女の子に持たせるわけにはいかんやろ?」

 

秀「はいはい。ったく、折角新しい占い方法思い付いて今日実践しようと思ったのにな…」

 

後ろでぶつぶつ言っている秀君だったけど、うちは敢えてそれを気にせずに荷物をまとめて部室を出た。そして、そのすぐ後に秀君も出てきてすぐにうちらのマンションの近くにあるスーパーに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

スーパーに着き、僕がカートを押して希がお買い得品を見つけてどんどんカートに入れていく。

 

秀「いくらお買い得とはいえ、ちょっと買いすぎじゃない?」

 

希「ん~?だって普段は安くならないものとか色々あるんよ。こういうときにしっかり買っとかんと振り込んでもらう日まで結構大変なんよ。」

 

秀「なら、バイトでもすればいいじゃん。毎日のようにやっているくだらない占いなんかよりも、バイトしてた方が時間の効率良いと思うよ。」

 

希「くだらないかどうかなんて、うちが決めることやろ?それに、うちは今の時間を大切にしたいし。」

 

これ以上は何を言っても無駄だと思った僕は、一息ついてから再び買い物を続けた。

 

秀(この材料だと、今日は茶碗蒸しでも作るのかな?でもな…)

 

希「晩御飯、うちん家で食べてくやろ?茶碗蒸しは一人で作って食べても美味しくないからね。」

 

秀「そうだねって、希ってエスパーなの?僕の考えていたことほとんど当てたけど。」

 

希「ううん。なんとなくやけど、秀君の顔見てたらわかったんよ。そういうの当てるの得意なんよ。それに、今日は秀君とご飯食べたいんよ。」

 

イタズラが終わった後みたいの子どものように笑う希。それを見て僕は、なにもツッコミをせずに笑い返した。

 

秀(希らしいな…)

 

秀「なら、遠慮なくお邪魔しようかな。それと、うちでいま西京みそに浸けてる魚あるんだけどそれでも焼く?」

 

希「いいやん!後はうち天ぷら食べたいから天ぷら種を買って帰ろう!」

 

希は鮮魚コーナーから殻つき海老を、再び野菜コーナーに戻ってしし唐や芽キャベツなど色んな天ぷら種を買い、僕と希が暮らしているマンションに帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希視点

 

うちらは買い物を終えて、一旦買い物袋をうちの部屋に置いてから秀君は自分の買ったものや西京焼きを取りにいった。

 

希「さてと、まずは出汁からやね。」

 

うちはお気に入りのエプロンをして、水の中に切れ込みを入れた昆布を入れて火にかけていく。その間、蒲鉾や三つ葉を切ったりお米を研いで早炊き設定で炊飯器に入れたりしていると、徐々に沸騰しかけてきたから昆布を取り出して鰹節を入れてしばらく置いてから濾す。

 

ピンポーン

 

希「お、来たね。」

 

ガチャッ秀「ただいま、でいいかな?」

 

希「うん、お帰り。」

 

Tシャツにパーカーを着て下にはジャージと、ラフな格好をしてきた秀君を家の中に入れ、約束の西京焼きとおばあちゃんが浸けてくれたっていう梅干しを受け取った。これ、あんまり甘くないからうち好きなんよ。

 

秀「どこまでやったの?」

 

希「とりあえず、ご飯を早炊き設定にして出汁取り終わったところまでは。」

 

秀「なら、僕は天ぷらの準備するよ。希は茶碗蒸しと味噌汁、魚焼く用意でもしてて。」

 

希「よろしくね。」

 

うちはグリルに水を入れて余熱を始めると、秀君は素早い手つきで海老の下処理を終えて野菜を食べやすく切ってしし唐に包丁の先で穴を空けていった。

 

希「そういえば…」

 

秀「うん?」

 

希「しし唐とかなんでそういう風に穴開けるの?よくテレビとかで見るけど、どういう意味があるん?」

 

秀「ああっ。これはね、爆発しないようになんだよ。しし唐ってピーマンと同じように中は空洞で熱せられると爆発して最悪火傷しちゃうから、こうやって空気の通り穴を空けるんだよ。」

 

希「へ~。一つ一つの作業で意味があるんやね。」

 

秀「だね。それより、もう少しで揚げ始めることができるから早くほかのやつやっちゃおう。」

 

下処理を終わらせた秀君も手伝ってくれて、すぐに具にお豆腐さんやなめこさんを入れた味噌汁を作り終えて、茶碗蒸しにいれる具材を入れてから卵と出汁を合わせたものを入れて蒸し器で蒸し始めた。

 

希「これで、あと15分位でできるね。」

 

秀「なら、さっさと天ぷらの衣作って揚げ始めるか。」

 

希「うん、魚も焼き始めるね。」

 

秀君が卵と水、小麦粉を合わせて混ぜ始めると同時にうちは貰った西京みそに浸けたお魚さんを焼き始める。秀君が浸けてくれた西京焼きって、美味しいからうち好きなんよ♪

 

秀「よし、油の温度もバッチリ。そろそろ揚げ始めるよ。」

 

そう言ってから秀君はしし唐や芽キャベツを衣につけて揚げ始めた。ジュワーっと、空腹に響きそうな音が部屋中に響き渡ってうちお腹が鳴るのを我慢するの大変やった。

 

ピー,ピー,ピー

 

希「ご飯炊けたみたいね。」

 

秀「こっちもそろそろ揚げ終わるし、食べる用意しよっか。」

 

希「うん!」

 

うちはご飯をよそってから味噌汁、秀君がちょっと前に持ってきてくれた糠漬けを出してテーブルに置いていく。

 

ピピピピ,ピピピピ

 

秀「お、計ってたかのようにいいタイミングで茶碗蒸しも蒸し上がったね。」

 

秀君はそう言うと、ミトンを着けて蒸し器の蓋を開けると、そこに溜まっていた蒸気が一気に噴出されて少しだけ秀君の姿が見えなくなった。

 

秀「はは、予想してたけどすっごい蒸気。」

 

希「花陽ちゃんみたいにメガネっ子やったら、今頃メガネ真っ白けやったね。」フフフ

 

うちは笑いながら天ぷらを盛り付けて、秀君が茶碗蒸しを持ってきてくれたので食卓についた。

 

秀「豪華だね。」

 

希「せやね。たまにはこういう日もいいね。」

 

「「いただきまーす。」」

 

この日の和食のフルコースとも言える夕飯は、美味しいのは当たり前なんだけどとても温かく、心がほっこりする味やった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

希「ごちそうさま!あ~、美味しかった~」

 

秀「そうだね。片付け終わったら、僕帰るね。」

 

希「あ、それはうちがやるからいいよ。また明日。」

 

秀「うん、また明日。」

 

笑顔でバイバイをする希に、笑顔で返してから僕は希の家を出た。そして、そのまま僕の家の扉を…開けず、とある場所に向かった。

 

秀「こいつは、あの山付近で反応してる…急がないと。」

 

スマホに入れた自作のアプリを頼りに進みながら思い出していた。僕は5年前のある日、とある巨人と出会った。その巨人は

 

『自分も人間と同じ姿になれるが今のままじゃ無理だ。だから、君の体を宿にしてくれ。』

 

それを聞いた僕はピンチを察して、黙って頷いた。そして、その巨人が僕に指を軽く当てて一際強く光った。すると、いつの間にか僕の手にはリングに取っ手がついたものが握られていた。

 

秀「あ~あ、自分の占いが当たりすぎるのも正直嫌なんだよね…当たってれば、そろそろのはずなんだけど…」

 

そう呟いた瞬間、地震が発生する。僕が耐えきれずにその場に倒れると、全身が機械のような体を持つ怪獣…ではなく魔王獣と呼ばれるマガグランドキングが姿を現した。

 

「グオオオ…」

 

秀「こいつが、この間の占いに出たやつか…町に行く前に片付けるよ!」

 

僕は一体化した際に受け取ったリング、オーブリングを取り出した。そして、勢いよく前に突き出すとオーブリングが光り僕は異次元とも言える場所に黒いピッチリしたスーツのようなものを着て立っていた。

 

秀「ウルトラマン!」

 

『ウルトラマン。』

 

『ヘア!』

 

秀「ティガ!」

 

『ウルトラマンティガ。』

 

『チェア!』

 

ウルトラマンとティガのカードをリングの中心に通すと、二人の巨人がそれぞれが声を出しながら現れた。

 

秀「光の力、借りるよ!」

 

『フュージョンアップ!』

 

僕がオーブリングを掲げるとシンクロするように、ウルトラマンとティガも同じポーズをする。僕の体がウルトラマンと似たような姿になり光の中に包まれるとリングが青、黄色の順番に光ってから紫色に輝く。

 

『タアア!』

 

『チェア!』

 

そして、二人の巨人が僕に重なると全体的にはティガマルチタイプの体色をベースとしたウルトラマンの姿に変わる。

 

『ウルトラマンオーブ、スペシウムゼペリオン!』

 

ウルトラマンの変身時と同じ赤い空間から、ティガの変身時の空間が合わさったものを通り僕はウルトラマンオーブとなってマガグランドキングの前に立ち塞がった。

 

秀『僕の名前はオーブ、闇を照らして悪を討つよ!』

 

「グルオォ!」

 

マガグランドキングは口部分から光線を吐くが、前転をしてかわしてパンチやキックをするが機械みたいな皮膚が想像以上に固くて逆にこっちが手を痛めてしまう。

 

秀『痛い…やっぱ見た目通り硬いよね…この間の鳥さんの方がまだマシだよ。』

 

「シュア!」

 

「グルル…」

 

それでも、僕は再び構えて今度は飛び蹴りをするけどマガグランドキングは防御の体勢もとらずに仁王立ちしたまま攻撃を受けるけどあまり効いていない。

 

「シュッ…」

 

秀『これならどう!スペリオン光線!』

 

両腕をL字に構えてから十字型に構え直してから放つスペリオン光線を出すけど、それでも片手で弾かれてしまう。

 

「グルルルオォォォ!!!」

 

秀『嘘でしょ…』

 

正直、今の僕が持っているウルトラマンのカードはウルトラマンとティガ、メビウスしかいない。この手札じゃ、どうやってもマガグランドキングの装甲を打ち破るパワーは出ない。

 

秀『ん、そういえば…』

 

僕はこの間希と話したことを思い出していた。

 

希『それにしても、電気を作るって凄いよね。』

 

秀『なに、唐突に…また性懲りもなく変なことでも思い付いたの?』

 

希『んや~、この前物理受けてたときに今じゃ石油からじゃなくて水の力や太陽さんの力、風の力を借りて電気を作るって聞いてな~』

 

秀『まあ確かに、資源は限られているからね。それを効率よく使うだけじゃなくて、時には自然の力を利用するってのも大事だよね。』

 

秀『利用…そうか!』

 

僕は再び前転をして後ろに下がり、敢えて挑発するように手をクイックイッとする。それにマガグランドキングが怒ることは言うまでもなかった。

 

「グオオォ!!」

 

再び、口から光線を吐く。しかし、それを狙っていたので僕はほくそ笑んだ。

 

秀『今だ!スペリオンシールド!』

 

「シュアァ!!」

 

両手で光のバリアを作り出す。しかし、普通のバリアと違う点と言えばこれは鏡のように光線を反射させるということ。僕はまず正面で受け止めてから少しだけ下に傾けてマガグランドキングの装甲に命中させる。やがて、マガグランドキングは断末魔をあげる暇もなく爆散した。

 

秀『ふう…なんとか勝てた。』

 

僕はその場で元に戻り、マガグランドキングが爆発した場所の近くに歩み寄った。

 

秀「あったあった。心の臓を持つものってタロウのことだったんだ。封印、ごくろうさん。」

 

僕はその場を立ち去った。そして、誰にも気付かれずにその場に降り立ったものがいた。

 

???「サンキューな、オーブ…いや秀君。これでまた封印が解かれたぜ。」

 

縮れ毛の黒髪ロングヘアーの青年が手に取ったのは、土と書かれたマガグランドキングのカード。そして、すぐに取り出したのはマガゼットン、マガガタノゾーア、マガバッサーのカードだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

???「あ~ダルぅ…」

 

???「そんなこと言わないで、これ明日までに提出するんですよね。ほら、さっさとやっちゃいましょうよ。」

 

???「っち。わかったよ…」

 

とある研究室で、パソコンとにらめっこしている男女。その青年が着ている白衣のポケットには、茶色い人面岩のようなものが入っていた。




今回、私の推しである希と大好きなウルトラマンオーブだったので結構時間かかりました…


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賢き(?)混血女子とガッツな巨人

ジオウの士のポジがわからなすぎる…


昼下がりの時、ソファーに横たわって本をアイマスク代わりにして寝ている青年がいた。

 

「ガーッ、ガーッ」

 

「また寝てる…」

 

そこに現れた金髪の女性は、いたずらっ子のような笑みを浮かべて青年に近づいて指を立てる。

 

「旋毛!」

 

「いってえ!!」

 

旋毛を思いっきり突っつかれ、青年は思わずソファーから落ちてしまった。

 

「いてえ…そんな起こし方はやめろっていつも言ってるだろうが、絵里!」

 

「そんな風に寝てるからいけないんですよ、祥一先輩。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祥一視点

 

祥「ったく、毎日毎日授業終わったらなんでこっちに来るんだよ。」

 

絵「だって、どうせ祥一先輩は来ても寝てるだけだろうから起こして実験結果でもまとめさせてくれって言われたんですよ。」

 

祥「っち。あのボス猫気取り女…今度会ったら潰れるまで飲ます…」

 

俺の名前は窪田祥一。この大学の大学院生だ。普段は個人でやってる研究結果をレポートにまとめたりしてるんだが、今は一段落したところで三徹してたというのもあり寝ていたんだ。んで、この金髪ポニーは今年入学した綾瀬絵里。俺はこいつのことは前々から知っていた、俺の趣味はダンス全般の鑑賞、バレエも前々からコンクールを見に行ったり動画をよく見ているからだ。

 

絵「ほら、さっさと実験結果をまとめてくださいよ。」

 

祥「それを三徹してまで仕上げて、今眠りについたところだったんだがなぁ?」

 

タバコに火をつけながらそう言うと絵里は、明らかにヤバい!そんな感じの顔になるが、すぐに冷静を装う。

 

絵「それでも、寝てたら起こしてくれって言われただけなので私は悪くないですよ~」

 

祥(こいつ、酒飲めるようになったら一回潰す…)

 

祥「ったく。少し寝て眠気とってから帰ろうって思ってたのによ~こんな風に起こされちゃもう寝る気しないし、俺は帰るぜ。」

 

絵「あっ、待ってください!」

 

俺は絵里を無視してタバコの火を消して、研究室を出た。正直、めちゃくちゃダルいからな…昼だが晩酌として酒とチーズにイカをコンビニで買って帰ろ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里視点

 

絵「ああ…またやっちゃったわ…」

 

「そりゃ、あんなことやられてあんな風に言われたら誰でもイラッとするわな。」

 

絵「そういうものなんですね…って、銀先輩。」

 

入り口からゆらりゆらりと、超マイペースなスピードで入ってきたのは死んだ魚のような目をした天然パーマの坂本銀先輩。この研究室に所属している3人のうちの1人。よく二日酔いとか夜通し遊んでいるとかで、祥一先輩より寝てることが多くて結構下ネタを言うこともあるんだけどたまに鋭いことを言うこともある。

 

銀「俺だったら、速攻鳩尾に一発入れて朝までピーッとかしちまうぞ。」

 

絵「銀先輩、入るなり放送禁止用語言わないでください!」

 

銀「冗談を真に受けるなよ。でも、俺だったらそんなことをしちまうくらい怒るってことだぞ。」

 

絵「えっ?」

 

イチゴ牛乳を飲んでタバコに火をつけ、パイプ椅子に座り机に足を乗せてから銀先輩は話し始めた。

 

銀「あの猫娘に何をどう言われたかは知らんがな、もうちょっと考えてから行動した方がよかったんじゃねえか?例えば、あいつのパソコン少し見て進行状況を見るとかよあと昼だけど朝ピーッしてないかとか。」

 

絵「最後のやつ必要!?ねえ、絶対に必要なの!?」

 

銀「だから、いちいち冗談を真に受けるなって。とにかくだ、お前は確かに真面目ではある。だが、その生真面目さが玉に傷というのもあるんだぞ。たまには、休むとか休ませるとかっていうのを考えた方がいいぞ。」

 

思わずタメ口で突っ込んでしまったのに、銀先輩は全く意に介さずに自分の言いたいことを言い終え、タバコの煙を上に向かって吐く。

 

銀「今なら、近くのナインサーティーンにいんじゃねえか?」

 

絵「そうかもしれないですね…ありがとうございました、銀先輩!」

 

私はバッグをもって、勢いよく扉を開けて飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祥一視点

 

ウィィィーン

 

「ありがとうございました~」

 

祥「さて、酒とつまみ買ったし買えるか…」

 

俺は近くのナインサーティーンに寄って、ビール2本とここ限定の酎ハイ1本、おでんが安かったから当初の予定の2つと合わせて計3つのつまみを購入した。

 

祥「あ~あ、こいつ拾ってからろくな目にあってないよな…」

 

そう呟きながら、この前実地調査に行った時に拾った人面岩のようなスティックを取り出す。

 

祥「最近、ウルトラマンが現れたってニュースあるよな…俺の記憶が正しければ、これってウルトラマンダイナに変身するためのリーフラッシャーだよな…」

 

そんなことをぶつぶつ言いながら帰っていると、突然周りが暗くなる。

 

「えっなに?」

 

「おい、空見てみろよ!」

 

おっさんが叫んだのについ反応して、空を見ると不気味な雲が広がっていてその中から一見宇宙船のように見える宇宙生命体、スフィアが数体現れた。

 

『チキュウ、イラナイホシ。ヨッテ、ウチュウヨリハイジョ。』

 

祥「なに言ってんだあいつ?」

 

不気味な言葉に反応し、ついそう呟くとスフィアが合体し5つの目と3つの足を持つ節足動物のような怪獣ダランビア、ではなく二足歩行をしているネオダランビアに変化した。

 

祥「あ~、マジかよ…」

 

「グルルル…」

 

ネオダランビアは少し唸ると、頭部の角から破壊光線を放ち近くのビルを破壊する。

 

「きゃあああ!」

 

「逃げろぉ!」

 

俺も咄嗟に逃げようとしたけど、振り返る直前に見覚えのある髪の毛が目に入った。

 

祥「絵里!あのバカ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里視点

 

話は、ネオダランビアが現れてすぐのところに戻る。

 

私は銀先輩の言ってたナインサーティーンの近くに来て、突然謎の円盤から謎の怪獣になったのを見て呆然としていた。

 

絵「嘘…なにあれ…」

 

「グルルル…」

 

周りの人達はそれぞれどよめいていたりしているなか、私はあんぐりと口を開けていた。次の瞬間、角から破壊光線を放ってビルを破壊し始めたので逃げようとした瞬間、ある女の子が瓦礫が落ちてくる真下にいるのが見えたので自然と体が助けに向かっていた。

 

祥「絵里!……」

 

一瞬、祥一先輩の声が聞こえた気がしたけどそれを確認している暇もなく私は女の子の側によって覆い被さるような体勢をとった。いつ、瓦礫が落ちてきてもいいように…

 

けど、私の背中に瓦礫が落ちてくる衝動は来ずにむしろ横からの衝動で倒れてしまい私の目の前に瓦礫が落ちてきた。

 

絵「大丈夫?でも、一体誰が…?」

 

「バカ野郎…こんなところでまだ未来を捨てるんじゃ、ねえよ…」

 

絵「その声…祥一先輩!」

 

瓦礫の中から祥一先輩の声が聞こえ、私は必死に助け出そうと瓦礫をどけようとする。

 

祥「やめろよ…仮に瓦礫どけられたところで足が思いっきり挟まってるんだ、お前の力じゃ無理なくらい重いやつがな…」

 

絵「どうして…?」

 

祥「お前のことだからな、自分の命を気にせずにその子を守るって過去のお前の行動データから分析した結果でわかった。」

 

絵「先輩後輩なしで言わせてもらいますけど、バカじゃないですか!?そんなデータだけで自分の身を犠牲にするなんて…」

 

祥「へっ、お前はバレエとかダンスで未来があるだろうが…俺は、そのための犠牲になっただけだ…早く、その子を連れて行け…俺はなんとかここから脱出するからよぉ。」

 

絵「で、でも…」

 

祥「早く行け!ただし、絶対に振り向くなよ!」

 

祥一先輩に怒鳴られ、私は慌てて女の子を抱えて走り出した。その直後、凄い地響きが響いたけど言われた通り振り向かずに走り去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祥一視点

 

祥「って言ったものの…マジでヤバいよなこれ…」

 

足が挟まれていると嘘をついたが、この痛みから予測するに本当は見るに耐えられないくらいにグシャグシャになっているんだろうな…

 

「ビギャアァァ!」

 

後ろからネオダランビアの咆哮が響き、地響きの感じから察するに俺の方に向かっているんだろうけどどうにもできないため、俺は目を瞑ってその時を待っていた。

 

祥(くそ…欲を言えば、最後に一回生でμ'sのライブが見たかったぜ…)

 

そう思った瞬間、懐から光が溢れだす。それでなんとか意識を保てたので、取り出してみると人面岩のようなスティックが光り輝いていた。

 

祥「やっぱ、これって…リーフラッシャーだったのか…だったら、希望を捨てずにいられるかもな…」

 

俺は意を決してリーフラッシャーを前に突きだした。

 

祥「ダイナァー!」

 

リーフラッシャーのクリスタル部分が展開、発光すると俺の体がウルトラマンダイナへと変化していき、地上に降り立つと同時にネオダランビアに蹴りを入れた。

 

「キシュウゥ…」

 

「ダアッ!」

 

祥『おお、やっぱダイナになったか…あ~、眠いし酒飲みたいからさっさと片付けさせてもらうぜ。』

 

俺は軽く腰を曲げて、両腕を曲げて前に出す構えをとる。ダランビアは両腕を叩き、俺に向かって突進してくるけど俺はその前に飛び立ち顔に蹴りを入れる。

 

「フッ!」

 

「キュウゥ…」

 

再び構え直すが、その瞬間腕を触手のように伸ばして俺の足をとる。すっ転ばされると、電撃を放ちダメージを与えられる。

 

「グワァ!」

 

「キシュゥ…」

 

今度は逆さのまま持ち上げて、近くのビルに叩きつける。その直後、再び逆さのまま持ち上げて今度は角からの破壊光線を放った。

 

「グワァ!」

 

「キシュオォ!」

 

そのまま、俺は放り投げられ背中からビルに叩きつけられてしまう。なんとか立ち上がるも、すでにカラータイマーが点滅していた。

 

祥『っち!あの野郎調子に乗りやがってぇ!』

 

俺は立ち上がり、体勢を立て直す。そして、冷静に分析を始めた。

 

祥『ネオダランビアの攻撃は触手から放つ電撃と、角からの破壊光線。仮に破壊光線を警戒したら、触手で捕まえられて電撃からの破壊光線。となると、やっぱ接近戦しかないか!』

 

「ジョワァ!」

 

俺は勢いよく走り始めた。ネオダランビアも破壊光線で迎撃しようとするが俺の勢いを止めることはできない。俺はジャンプをして、軽く1回転をしてからネオダランビアの角目掛けてキックをする。すると、狙い通り角は根本から折れてしまう。

 

「キシュアァァ!!」

 

祥『このチャンス、逃さないぞ!』

 

何度かバク転をしてから両腕をクロスして放つ白色光線、ソルジェント光線を放つ。ネオダランビアに防ぐ術はもうなくそのまま腹部に直撃、爆散した。

 

「ショワ!」

 

俺は軽く頷いてから空に飛び立ち、適当な高度になってから人間の姿に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里視点

 

ウルトラマンダイナが怪獣を倒してくれて、避難することがなくなったと言われたので私は祥一先輩が挟まった瓦礫の近くに来ていた。

 

絵「祥一先輩!返事をしてください、祥一先輩!」

 

けど、いつまで待っても返事はなくついに私はその場に座り込んでしまった。

 

絵「私が…私があそこにいたから…ううん、それだけじゃない。あの子を抱えてさっさと逃げてれば、祥一先輩は死なずにすんだのに。」

 

「旋毛!」

 

絵「ひゃう!」

 

聞き覚えのある声がし、頭を押さえながら恐る恐る振り向くといつものように気だるげな顔をした祥一先輩が平然と立っていた。

 

祥「さっきの仕返しだ。」

 

絵「祥一先輩…どうして?まさか、幽霊?」

 

祥「な訳ねえだろ。お前が行った後にダイナに助けて貰ったんだよ。あ~あ、せっかくの酒とつまみがグシャグシャだよ…」

 

普段通りの気だるげな口調、それを聞いただけで私は涙が止まらなくなってきた。

 

祥「…うち来るか?お前の好きなロシアのドリンク、置いてあるぞ。」

 

絵「ひぐっ…いきます…そして、いっぱい…お話し…させてください…」

 

祥一先輩に頭を撫でられ、手を組まされながら歩き始めた。夕陽が少し眩しかったけど、その輝きで祥一先輩が少し男らしく見えたのはここだけの秘密。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

???「ようこそ、我らが同胞。新・惑星連合よ。」

 

成層圏よりも遥かに高度、その中で黒い影に覆われた者と複数人が集まっていた。

 

???「これから仲間となるのだ、それぞれが自己紹介といこう。私は、メフィラス星人。名を、グエイ。」

 

???「ジャグラス・ジャグラー。」

 

???「今は、この姿のみで名乗らせてもらうが我はダークファウストなり。」

 

???「ふっ、今はまだ仮の宿にいて力がないから姿が現せないのが心苦しい…だが、あえて名乗るとしたら異形の手の者。そう呼んでくれ。」

 

この連合が、この先大きな戦いを引き起こすきっかけを作るのだがそれはまた先のお話。




思ったより早く書き終えた…

次回から、本編という形にさせていただきます。


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光と女神の物語 女神と光の集合 1

今回から本編に入ります。

誰かの視点の時に解説みたいな視点をやる場合は穂)や遥)みたいにします。


穂乃果視点

 

入学式が終わって、かれこれ1ヶ月が経っていた。私は、生徒会長としての仕事をこなし終わってから一人中庭でジュースを飲みながら絵里ちゃんと電話をしていた。

 

穂「えっ?みんなで会う?」

 

絵『そう、私達も入学式終わったしこの間からウルトラマンや怪獣の騒動が次々起こってろくにみんなで会って話すこともなかったでしょ?それに、ことり達もウルトラマン見たって言ってたからそっちについても話したくてね。それで希達とも日程を合わせてたら今週末に会えると思ったんだけど…』

 

穂「会おうよ!ううん、絶対に会う!」

 

絵『ふふっ。それじゃあ、また連絡するわね。』

 

電話を切り、一息ついてから屋上を見上げた。

 

海「ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、スリーフォー。雪穂、そこのステップまだ遅いですよ。亜里沙、今の感じ忘れないでください。」

 

雪「ふえぇ…」

 

亜「はい!」

 

今まで、9人でやってきた練習も今は3人減って5人増えた。といってもアイドルとしては雪穂と亜里沙ちゃんだけで、後は海未ちゃんのお家で内弟子?をしている叶君、花陽ちゃんと凛ちゃんの幼馴染みの薫君、凛ちゃんのお家のお隣さんの奉介君の3人はマネージャーとして入部してくれた。そして、新しく顧問になってくれたのが新任の先生でことりちゃんのお家に居候している楠本先生。これから、このアイドル研究部がどうなるか正直楽しみ~

 

穂「ふふっ、海未ちゃん達にも教えてあげなきゃ♪」

 

私はスキップをして、屋上に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなで会う?」

 

穂「そう、今絵里ちゃんから連絡あったんだけど今週末に会わないかって。」

 

海「まさかとは思いますが…」

 

何やら痛い視線を感じる。海未ちゃんが目を細くしてかなり怖いオーラを纏っていたんだ。

 

海「生徒会の仕事は…」

 

穂「ちゃんと終わらせたよ!終わらせて、中庭で休憩してた時に連絡がきたんだもん!疑うんなら、今すぐ生徒会室に行ってきてよ!」

 

叶「ほのほの、必死すぎ~」

 

こ「まあ、去年色んな目に遭ったから流石に仕事のやり忘れはないと思うな~」

 

真「でも、穂乃果の性格ならはじっこに置いといた仕事とか忘れてそうよね。」

 

雪「ですね。この前も、お父さんにやっとけって言われた手伝い忘れてましたし。」

 

穂「真姫ちゃん!雪穂!ひどいよ!」

 

フォローしてくれることりちゃんに反して、毒を吐いてくる真姫ちゃんと雪穂。そのひどさから段々涙目になってくる。

 

海「はあっ。仕事、全部終わってるかは後で確認しますよ。」

 

奉「俺も手伝うよ。ことりや叶だとちゃんと見てるようで見逃しとかあり得そうだしな。」

 

こ「荘く~ん、奉介君がいじわる言う~」

 

荘「荘君じゃない。楠本先生だ。でも、お前は少し抜けてるところがあるからな二階堂の言うことにも一理あるぞ。」

 

海未ちゃんがなんとか信じてくれたので、私は再び会うという話に戻ることにした。

 

穂「それでね。絵里ちゃんがみんなウルトラマンを見たって話を聞いてね、詳しく聞きたいから会おうって。」

 

海「まあっ、確かに何故か私達の近くに怪獣やウルトラマンが現れましたよね。まるで…近くにいるみたいに。」

 

花)そう海未ちゃんに言われた瞬間、私は反射的にちょっとだけピクッと動いてしまった。ちらりと薫君や楠本先生を見ると全く反応をしていなくて、流石だなってちょっとだけ思っちゃった。

 

花「でも、楽しみだね。こうやってみんなで会うのも久しぶりだし、雪穂ちゃん達はどうする?」

 

雪「あ~、折角ですが元μ'sの皆さんの再会に水を差すわけにはいかないので遠慮します。」

 

亜「そうだね。今日言われたステップとか色々練習しないといけないから、亜里沙達は遠慮します!」

 

穂「そっか…」

 

真「それで、集まるにしてもどこに集まるのよ?」

 

真)私がそう言うと、穂乃果はにんまりとした顔をする。

 

穂「それは…ねえ。」

 

叶「なるほど、まきまきの家ってことね。」

 

真「ちょっ!なんで家なのよ!?」

 

穂「だって、真姫ちゃんと一緒にウルトラマンを見たって男の人って、研修医なんでしょ?いつ急に研修が始まるかわからないから、どこかにいるより近くにいた方が良いと思ったんだもん!」

 

奉「おお、穂乃果にしては正論だな。」

 

凛「そうそう、穂乃果ちゃんってたまに叶先輩みたいに鋭いこと言うにゃ~」

 

穂「そんなこと言わないでよ!」

 

叶)また涙目になるほのほの。けど、本当に正論を言われたらしくまきまきは顔を赤くしながらも何も言い返せないように見えた。

 

真「はあっ。いつかはちゃんと教えてよね。パパに宏二の研修予定聞いとくから。」

 

穂「やったー!真姫ちゃんありがとう!」

 

真「ヴェエ…抱きつかないで!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里視点

 

場所は変わり、都内某カフェ

 

私は穂乃果と連絡してから希達に連絡をしてこのカフェに来てもらった。もちろん、祥一先輩を連れて。

 

「みんなで会う?」

 

絵「そう、私達はこうやって会ってるけどあの子達とは中々会えないじゃない?それに、聞いたら他のみんなもウルトラマンを見たって言うしね。だから、こうして会う機会を設けようと思ってたけど。」

 

に「随分急ね…にこはいいけど、紳哉先輩はどうですか?」

 

紳「まあ、俺はいいよ。休みに行こうと思ってた遺跡の調査を前倒しにやればいいだけだし。なにより形だけとはいえ、スクールアイドル研究サークルだからな…」

 

希「うちも行く!秀君はどうする?」

 

秀「僕も興味はあるから行くよ。」

 

絵「そう、じゃあ6人とも行くって言っとくわね。」

 

祥「俺には聞かないのかよ…」

 

絵「聞いても聞かなくても、行くんですよね?」

 

祥「当たり前だ!」キリッ

 

満場一致の答えとなった。まあ、そこまでは想定内なんだけど。

 

に「それで、どこに集合するとかは決めてんの?」

 

絵「」

 

に)にこがそう言うと、絵里は汗を垂らしながら明後日の方角に顔をむける。

 

祥「お前…」

 

紳「まさかとは思うけど…考えてないとか?」

 

秀「希に聞いてた通り、変なとこでポンコツ発揮するんだね。」

 

希)秀君に止めを刺されたらしく、えりちはその場で机に突っ伏してしまい見るからに落胆してしまう。

 

に「あっ、穂乃果からMINE。今度の土曜日に真姫ちゃんの家はどう?だって。」

 

絵「決まりね!」

 

祥「復活はや。」

 

希「じゃ、今度の土曜日に真姫ちゃんの家ってことでいいやんね。」

 

絵「そうね。じゃあ、祥一先輩と私はまとめなきゃいけないデータがあるから帰るわ。」

 

祥「あ~だる…」

 

紳「よしにこ。今から今週末行く予定だった移籍に行くぞ!」

 

に「ちょっ!急すぎません!?」

 

紳「善は急げでございますぞー!」

 

に「なにそのしゃべり方!?」

 

希)そう言って、にこっちとえりち達は喫茶店を飛び出していった。コーヒー代も置かずに。

 

秀「支払い、どうする?」

 

希「立て替えといて、後で請求しよか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この会話に参加していなかった遥人と宏二の反応は…

 

遥「やだ。」

 

宏「お断りします。」

 

穂「えっ?」

 

真「はあ!?」

 

 

さてさて、どうなることやら。




思ったより長くなりそうなので分けることにしました。


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女神と光の集合 2

ルーブおわっちまうな…


前回のラブライブ!9人の女神と9つの光!

 

穂)入学式も終わって、しばらくがたった頃。

 

穂『えっ?みんなで会う?』

 

絵『そう、私達も入学式終わったしこの間からウルトラマンや怪獣の騒動が次々起こってろくにみんなで会って話すこともなかったでしょ?』

 

穂)絵里ちゃんと電話をしてみんなで会うことが決まって、みんなに確認をしたら。

 

花『楽しみだね。こうやってみんなで会うのも久しぶりだし。』

 

穂)みんなノリノリで、場所もなんとかできて遥君を誘ったんだけど。

 

遥『やだ。』

 

宏『お断りします。』

 

穂)どうなっちゃうのぉ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

家に帰って、遥君が部屋にいるってお母さんに聞いたから部屋に入って昼の話をしたんだけど即答でお断りされちゃった。

 

穂「ど、どうして嫌なの?」

 

遥「お前な、修業中の人が休みないって知ってるか?店が休みになっても、自腹切って練習しなきゃいけないんだぞ。」

 

穂「で、でもたまには息抜きも大事だと思うし…」

 

遥「うるさいな!俺は俺でやらなきゃいけないことがあるんだ!出てってくれ!」

 

遥君に怒鳴られて、更に話をしようとしたけど流石にそんな雰囲気じゃなかった。

 

穂「…ごめん。」

 

私はそう言い、遥君の部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「あぁ…ついキレちまった…」

 

穂乃果が出ていった後、俺は罪悪感に心を支配されていた。ベットでのたうち回りながら、枕元に置いてある写真に目を向けた。

 

遥「親父、お袋…必ず、俺が店を再興してやるから見ててくれよな…」

 

俺は、この年でもう天涯孤独。5年前、親父達はいきなり行方不明になった。配達に行ってくるって言ったきり、戻ってこないんだ。それから、頼れる親戚もいなかったのでずっと施設暮らしだった。けど、今年の正月に親方が施設で和菓子教室を開いてくれた。俺は幼い頃から親父達の手伝いをしていたため周りよりはできていた。そこに親方の目が止まり、話をした。自分も和菓子屋の倅だということ、両親は行方不明になったこと、自分がやりたいことがわからないことも全て。そしたら、親方はこう言ってくれた。

 

穂父『なら、家に来て修業するか?そうすりゃ、お前さん一人でも店ができる腕に俺はしてやれる。』

 

俺はその言葉に一筋の希望を抱き、その話を承諾したが娘が今大事な時期だから、春になったら家を訪ねてくれ。と言われたので、それまで待った。だが、ただボーッとしてたわけじゃない。有名な和菓子職人の本を購入して穴が開くくらいまで読み、材料を揃えて施設の人達に振る舞ったりして少しでも早く覚えられるように努力していた。

 

遥「そんな俺に…遊ぶ時間なんかないんだよ…」

 

そう呟いた瞬間、ポケットに入れていたコスモプラックが光り出した。

 

遥「またか…」

 

俺はそう呟き、コンビニに行くと言って外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

帰って、宏二が部屋で勉強していたから入ってお昼に話したことを伝えたら断られた。

 

真「どういうことよ…せっかく私が誘っているのに、断るってどういうこと!?」

 

宏「明日からしばらく宿直研修があるんですよ。土曜日も宿直ですし、無理なんです。」

 

真「それなら、なんとか日程ずらせばいけるじゃない!」

 

宏「院長から言われたんです。真姫の我が儘に付き合ってくれるのはいいんだが、君はここの研修医なんだ。しばらく、真姫の言う我が儘は拒否してくれって。」

 

私はそれを聞いて少しだけハッとした。この前の天体観測に行ったときも本当は夜勤で研修をするとのことだったけど、ママやパパが駄目だと言ったけど無理を言って付いて来てもらったことを。

 

真「それは…でも!」

 

宏「真姫さん。気持ちはわかりますが、僕は研修中の身なんです。わかってください。」

 

真「…もういい!」

 

私はつい涙目になってしまい、宏二の部屋を飛び出し乱暴に扉を閉めてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

宏「ふうっ、わかってたけどやっぱ堪えるな…でも、僕は僕でやらなきゃいけないことがあるんだ。」

 

真姫さんには言ってないけど、実は12年前に両親が死んでしまった事故に僕も巻き込まれていた。けど、そこで僕を治療してくれたのは天才外科医と呼ばれていた先生の手術によって僕は救われた。それを聞いたとき、父さんや母さんを助けてくれなかったことへの怒りよりも僕もこんな医者になりたいと憧れを抱いた。そこから、僕は医者になるための勉強を始めた。

 

僕は一息ついてから真姫さんが乱暴に扉を閉めたがために落ちてしまった私物を拾う。その中にはギンガスパークも含まれており、拾い上げた瞬間何かに反応するかのように光り始めた。

 

宏「この感じ…行かなきゃ。」

 

僕は窓を開け、裏庭に降りそのまま走り出す。

 

その時、彼らは気づいていなかった。この光が示す先に同じ光りの力を持つ者に出会うことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異形の手の者視点

 

異「さあ、行け。マグマ星人。」

 

『ダークライブ!マグマ星人!』

 

黒幕が下ろされ、真っ暗な部屋。その中に異形の手の者はおりギンガスパークの色ちがい、ダークスパークをマグマ星人のスパークドールズをリードしてサーベルがついていないマグマ星人が現れる。

 

マ「おお、我主。こんな僕ちんを呼び出してくれるなど感涙の極みです。」

 

異「ご託はよい。貴様は貴様に与えられた使命を果たすだけでよいのだ。こいつを貴様が使えば、依代などなくとも実体化は可能。かつ、永久活動ができる。」

 

私はそう言ってから、2つのスパークドールズをマグマ星人に渡してからダークダミースパークを渡す。

 

マ「あいあいさー!」

 

テンションを上げたらしいマグマ星人は勢いよく飛び出していった。その瞬間、後ろから声をかけられた。

 

???「いいのか?あんな野郎に任せて?」

 

異「ジャグラスか…構わん、その時は別の駒を用意するのみだ。」

 

ジャグラスは私の背後に回ると、4枚のカードを見せてくる。

 

異「なんなのだ?」

 

ジャ「俺さ、こいつ集めてんのよ。闇、光、風、土まではきたけど後は火と水だけなんだよな~そんでさ、スパークドールズの中からその2つの属性を持つ怪獣、借りていいかい?」

 

異「何を狙っている…」

 

私がそう言うと、ジャグラスは私が座っているソファーのに寄りかかる。

 

ジャ「別に、ただ一言で言えば復讐…かな?」

 

異「ふん。ならば、聞くことはないな。適当に見繕っておく、後日また来い。」

 

ジャ「ありがと。」

 

ジャグラスはそう言い、私の前から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「この辺のはずだな…」

 

俺はコスモプラックからの光に導かれて、秋葉原の裏道に来ていた。そこはあまり広くなく、怪獣が現れそうにもない。

 

ジャリッ

 

遥「っ!誰だ!?」

 

俺が勢いよくふりむくと、金髪で長身の男が立っていた。

 

宏「えっ?僕、川崎宏二。」

 

遥「そんなことはどうでもいい。お前、いったいここでなにやってんだ?」

 

俺はいつでも一発入れられるように構えをとるが、宏二と名乗ったやつは一向に戦闘体制をとらないどころか両手をあげて軽く振っていた。

 

宏「いやいや、僕もちょっと用事があってここに来ただけで別に何かするわけじゃないから。」

 

遥「ならいいが…でも、なんでわざわざこんなところに来てるんだ?」

 

宏「それは別にいいでしょ。ってか、それで言ったら君はなんでこんなところにいるのさ?」

 

遥「君じゃなくて、俺は桐生遥人。遥人って呼んでくれ。俺もつかい頼まれてここを近道に利用してただけだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグマ星人視点

 

マ「なんだ~あいつら?」

 

僕ちんが人気がなさそうな道に来ると、金髪と銀髪の野郎二人が会話をしていたがこの曲がり角からじゃやつらには見えないのでそのまま召喚しようとスパークドールズとダークダミースパークを取り出した。

 

マ「存分に、暴れな♪」

 

『ダークライブ!ゴモラ!』

 

『ダークライブ!ブラックキング!』

 

ゴモラとブラックキングをリードして、手を離すと巨大化したゴモラとブラックキングが町のど真ん中に降り立った。

 

「キシャアァァァ!」

 

「グオオォ…」

 

マ「さあ暴れな。僕ちんのため、我主のために!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

僕が遥人君と話していると、突如上空からゴモラとブラックキングが現れた。

 

宏「怪獣!」

 

遥「っち!こいつが反応してたのは、こいつらが現れることの予兆だったのか!」

 

遥人がそう言って取り出したのは、ウルトラマンコスモスに変身するアイテムであるコスモプラックだった。

 

宏「君もウルトラマンなのかい!?」

 

遥「君もってことは…まさか!」

 

僕は頷いてからギンガスパークを取り出す。遥人君は少しだけギンガスパークを見つめ、僕の顔を見てから頷きその後に僕も頷きギンガスパークからウルトラマンギンガのスパークドールズを召喚した。

 

遥「コスモース!」

 

『ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!』

 

宏「ギンガー!」

 

僕と遥人は同時に変身し、ゴモラとブラックキングの前に降り立った。

 

遥『どっちやる?』

 

宏『僕はブラックキングを、遥人君はゴモラをお願いできるかい?』

 

遥『OK!』

 

僕の変身したギンガと、遥人君の変身したコスモスは同時に走り出しそれぞれの標的に向かっていく。




多分、年内これが最後の更新になると思います。

では、また。


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女神と光の集合 3

これ書き終わる頃には絶対年開けてるな…


前回のラブライブ!9人の女神と9つの光!

 

遥)穂乃果の友達と会うことを拒否した俺。それでも穂乃果は俺を説得しようとするが

 

遥『うるさいな!俺は俺でやらなきゃいけないことがあるんだ!』

 

遥)と、思わず怒鳴ってしまい穂乃果は黙って出ていった。その後、コスモプラックが怪獣出現の前兆を教えてくれたので、反応があった場所に行ってみると

 

遥『誰だ!?』

 

宏『えっ?僕、川崎宏二。』

 

遥)宏二と名乗る青年と出会い、ちょっとした雑談をしていると

 

『キシャアァァァ!』

 

『グオオォ…』

 

遥)ゴモラとブラックキングが現れ、変身しようとしたら宏二もウルトラマンであったため同時に変身して立ち向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

コスモスに変身した俺はゴモラとロックアップの形になり、ゴモラの力が勝っているため押されてしまう。

 

「シュア!」

 

「グルウゥゥ…」

 

俺はその力を逆に利用し、咄嗟に体を横にそらすとゴモラは前に倒れそうになるが踏みとどまり振り返り様に尻尾で攻撃してくる。

 

「キシャアァ!」

 

「ジュア!」

 

重戦車と称されるゴモラの尻尾は強烈で、俺は2回3回と連続で喰らってしまい少し吹っ飛んで倒れてしまう。

 

遥『くそ!このまま落ち着かせようと思ったけど、考え変更!叩きのめすしかない!』

 

俺は起き上がり様にゴモラの腹に蹴りを入れ、後退したところでコロナモードにチェンジし今度は自分からゴモラに突っ込んでいきヘッドロックから正拳突き、裏拳などでダメージを与えていく。

 

「フッ!」

 

ゴモラの腹に強烈な蹴りを入れると、腹を手で抑えながら後退する。

 

「グルウゥゥゥ…」

 

「シュア!」

 

再び構えるが、ゴモラは突進も尻尾攻撃もせずに近くのビルを壊し俺の前に瓦礫を落として目眩ましのようにしてくる。

 

遥『なんだ!?』

 

「シュッ…」

 

俺が驚いていると、ゴモラは俺に背を向けてその場で地面に潜り始めようとするがすぐに俺は尻尾を掴む。

 

遥『逃がすか!』

 

力一杯逃がさないようにゴモラの尻尾を掴むが、やがて千切れてしまいゴモラの逃走を許してしまう。

 

遥『くそ!逃げたか…』

 

これ以上、変身してても無駄だと思った俺は空に飛び立ち変身を解いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

遥人君がゴモラと組み合って、別の場所に移動している間僕はブラックキングと睨みあっていた。

 

互いに痺れが切れたらしく、同じタイミングで走り出し激突する。その瞬間、地面から凄い勢いで土が舞う。

 

「グルウ!」

 

「ショア!」

 

すぐに離れ、ブラックキングが角で攻撃しようとするがすぐに首を動かしてかわし首の頸動脈と思われる場所に連続チョップをする。

 

宏『どんな生物でも、脳に血を送る頸動脈を攻撃されれば一たまりもないからね。』

 

「グオォ!」

 

流石のブラックキングもその場に倒れてしまうが、すぐに体勢を立て直し今度は口から吐く光線、ヘルマグマで攻撃をしてきて僕は避けようとしたがすぐ後ろにビルがあることに気づき、バリアで防ぐ。

 

宏『くっ…』

 

段々気圧されていることに気づいたのか、ブラックキングは更にヘルマグマの威力を強めとうとうバリアでも防ぎきれずに被弾した。

 

「ジェェア!」

 

あまりの威力にその場に倒れてしまう。

 

「ギンガァ!立て、立ってくれ!」

 

「お前が俺達の希望なんだ!」

 

「勝って!ウルトラマン!」

 

すぐに周囲の人達の声援を聞き、俺は固く拳を握って一度地面に叩きつけてから起き上がる。 だが、すでにカラータイマーが鳴っている。

 

「ショワ!」

 

宏『一人のウルトラマンとして、まだまだ卵だけど医者として、何より男としてここで負けるわけにはいかない!』

 

僕は気合いを入れ直すと、クリスタルが白色に輝き右手から光の刃、ギンガセイバーを出現させる。

 

宏『ギンガセイバー!』

 

「グルオォ!」

 

ブラックキングは再び僕に攻撃しようとするが、僕はその前に走りギンガセイバーでブラックキングの首を切る。

 

ブラックキングの首はずれて絶命したと考えたが、世の中には首を切られても死なないという生物もいるため用心にこしたことはないと思った僕は両腕を前方で交差させ、S字を描くように左右の腕を大きく広げてから両腕をL字に構えた。

 

「フッ!ハアアァァ…」

 

宏『ギンガクロスシュート!』

 

クリスタルを青く発光させながら光線を放つ。最早ブラックキングには対抗する術がなかったため、そのまま爆散した。

 

宏『よし、勝てた。』

 

僕は空に飛び立ち、ギンガとのライブを解除した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

ゴモラを逃がした俺とブラックキングを倒した宏二は再び、出会った路地裏に来ていた。

 

遥「あ~、こう疲れた時に飲むブルーバッファうまいよな…」

 

宏「同感。僕も仕事柄、ほぼ徹夜するとかよくあるんだけどそういう時に飲むこれって美味しいよね。」

 

落ち込んでた俺にブルーバッファを奢ってくれたので、路地裏に戻り飲んでいた。

 

遥「なあ、会ったばかりのやつに言うことじゃないんだけど、1つ相談していいか?」

 

宏「僕でよかったら、何でも言って。あ、でもその代わりにその後に僕の悩みも聞いてもらっていいかな?」

 

遥「別に構わないさ。俺さ、今修行させてもらってるところの娘さんに友達に紹介したいって息抜きを兼ねた遊びに誘われたんだけど、つい怒鳴って断っちまったんだ。俺もさ、ただ嫌だからって理由で断った訳じゃなくてな親父達の店を俺がやっていくために、日々これ精進しなきゃいけないって思ってるんだ。でも、これから修行させてもらっている間がずっと気まずくなりそうなんだ…」

 

宏「まあね。わかるよ、その気持ち。」

 

宏)僕の言葉に遥人君はえっ?と言いたげにこっちを見る。

 

宏「相談に相談を重ねるのも悪いとは思うんだけど、僕もさ研修させてもらってる病院の院長の家に居候してるんだけどね、そこの娘さんの我が儘とか頼みを聞き続けてたら院長に怒られてね。それを理由に断ったら涙目になっちゃって。」

 

遥「お互い大変だな…」

 

宏「うん。でも、たまの息抜きも大事だってのは本当だよ。この前から怪獣達の影響で患者さんが多くてね、僕個人としてはいっぱい研修できるチャンスだって思ったんだけど、若いうちの苦労は買ってでもしろとは言うが頑張りすぎるのはよくない。って言われたこともあるんだよね。だからさ、たまには休むってのもいいと思うよ。」

 

遥「宏二…そうだな。そういや、お前の相談に関する回答だけどそこまで言えるならすぐに答えは見つかると思うぞ。」

 

宏「遥人君…そうだね。」

 

俺と宏二は固く握手をし、それぞれの家への帰路についた。

 

遥「ただいま帰りました。」

 

夏「お帰り、そろそろ夕飯できるから穂乃果達呼んできてくれない?」

 

遥「わかりました。」

 

俺はまず、雪穂に声をかけてから穂乃果の部屋をノックした。

 

遥「穂乃果さん、入っていいです?」

 

穂「遥君?いいよ。」

 

俺が扉を開けると、穂乃果はベットにうつ伏せで横になっていたらしく額や頬にシーツの後が付いていたがそれよりも俺が気になったのは涙の後だった。

 

遥「もうすぐ夕飯だって夏穂さんが…」

 

穂「あ、もうそんな時間なんだ…あはは。早く行かないと、ご飯抜きになっちゃうから早く行こう。」

 

無理矢理笑っているらしく、笑顔がぎこちない。俺は一息ついてからこう切り出した。

 

遥「穂乃果さん、さっきの誘いやっぱ受けることにしますよ。」

 

穂「えっ?」

 

遥「さっきまで知り合いと会ってたんですけど、そこでさっきのこと話したらそういうのはちゃんと行けバカ!って怒られたんで、行きます。なにより、ちょっとだけ休みたいってのも本音なんですよね…」

 

嘘も方便、というのでその通り少しわざとらしく照れるフリをすると穂乃果は目に見えて明るくなっていく。

 

穂「本当!?なら、早くみんなに教えなきゃ!」

 

遥「教えるのもいいですけど、先に夕飯行きましょ。」

 

小走りで居間に向かった穂乃果を見て、まだまだ俺も甘いなと少しほくそ笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

再び裏庭に回って、ギンガと一体化したことで身体能力が上がった僕は屋根までジャンプし、自分の部屋の窓を開けて中に入る。

 

宏「ん?あ、これ僕の勤務表…」

 

たまたま降り立った所に僕の勤務表が落ちていたので、靴を脱いで片付けてから拾い上げて見てみる。すると今度の土曜日は宿直明けの午前勤務のみだった。

 

宏「あ~、これ参加できそう…」

 

僕はまた怒られるのを覚悟で真姫さんの部屋をノックした。

 

真「なに!!」

 

宏「ま、真姫さん。ちょっと話があるんですけど…」

 

真「私は聞く気はない!だから、話し掛けないで!」

 

ご機嫌斜めは予想通りだったけど、ここまで怒鳴られると逆にへこむ。そう思いながら言葉を続けた。

 

宏「今度の土曜日、宿直明けで午後から休みだったんですよ。」

 

真「えっ!?」

 

真姫さんの驚く声が響くと、すぐに扉が開き目の前に立っていた僕は思いっきりドアに鼻や額をぶつけてしまう。

 

真「あ、ごめんなさい。それにしても、さっきの話本当!?」

 

宏「てて…本当ですって、片付けしてたら勤務表出てきて見てみたらそうだったんですよ。見ます?」

 

僕が勤務表を渡すと、真姫さんはすぐに奪い取るように受け取って見る。すると、みるみる嬉しそうな顔になっていくけど僕の顔を見てすぐに顔をそらす。

 

真「ふん。これで私の我が儘のせいじゃなく休めるわね。ってことは、土曜日の午後必ず家にいなさいよ!」

 

宏「はいはい。」

 

照れ隠しをしていても、子どものような笑顔の真姫さんを見て僕もまた笑顔になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、土曜日の午後。

 

僕の宿直が終わり、欠伸を噛み殺しながら玄関を開けるとすでに大量の靴が綺麗に並べられていた。

 

宏「ただいま帰りました~」

 

美「お帰りなさい、宏二君。早く着替えて真姫のところに行ってあげて、あの子あなたが帰ってくるのを楽しみにしてたんだから。」

 

宏「はは。わかりました。」

 

美歌さんにそう促され、僕は部屋に戻って私服に着替えてから真姫さん達がいるという部屋に向かった。

 

宏「真姫さ~ん、ただいま帰りましたよ。」

 

真「あ、お帰り宏二。みんな、この人がさっき紹介した川崎宏二よ。家で居候しながら病院で研修してるの。」

 

「おじゃましてま~す。」

 

僕が笑顔でいると、サイドポニーをしている子の横に見知った顔があった。

 

遥「宏二!?」

 

宏「えっ?遥人君!?」

 

穂「遥君、知り合い?」

 

遥「ああ、ちょっとな。」

 

アイコンタクトをとり、僕達は何があったかは秘密にすることにした。その後、他愛のない話をしていると

 

美「真姫~、ちょっとお願いがあるんだけど。」

 

真「なに?」

 

美「緑茶が切れちゃったから、買ってきてほしいのよ。いつも行ってる店、真姫しか知らないからお願いしていい?」

 

真「わかったわ。」

 

凛「おつかい?凛も行くにゃー!」

 

に「心配だから、私も行ってあげるわ。」

 

絵「にこだけじゃあれだし、私も行くわ。」

 

そう言い、真姫さんと凛ちゃん、にこちゃんに絵里さんは上着を着て出ていった。

 

穂「あー!緑茶なら和菓子がいいよね!穂乃果取りに行ってくる!」

 

こ「一人じゃ大変そうだから、私も行く!」

 

海「二人でも大変でしょうから、私も行きますよ。なにより、穂乃果のことですから転んで台無しにしそうですし。」

 

希「好みもあるやろし、うちも行く。」

 

穂乃果ちゃんもことりちゃん、海未ちゃん、希ちゃんを連れて出ていった。

 

遥「さてと、これでここに残ったのはウルトラマンの力を持ったやつらばかりか。」

 

荘「ああ、小泉を除いた全員に光の力特有のオーラが見えるぞ。」

 

こう荘司さんが切り出す。そして、一人一人が一体化しているウルトラマンの名前を語りだした。

 

遥「改めて自己紹介から。桐生遥人。ウルトラマンコスモスだ。」

 

荘「楠本荘司。ウルトラマンガイア。」

 

叶「冨沢叶。ウルトラマンネクサスだよ~」

 

宏「川崎宏二です。ウルトラマンギンガです。」

 

奉「二階堂奉介。ウルトラマンゼロだ。」

 

ゼロ『おう!俺は奉介の体を借りてるんだ!』

 

薫「大槻薫。ウルトラマンアグルっす。」

 

紳「藍崎紳哉。ウルトラマンティガになれます。」

 

秀「神崎秀です。ウルトラマンオーブと一体化したよ。」

 

祥「窪田祥一…ウルトラマンダイナだ…」

 

今、ここに9つの光が集合したのだった。




遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

こんな駄作ですが、本年もよろしくお願いします。


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閃光の輝きと闇の陰謀 1

クソみたいなタイトルしか思い付かん…


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

宏)コスモスに変身した遥人君とギンガに変身した僕でゴモラ、ブラックキングをそれぞれ撃退する。

 

遥『俺さ、今とある和菓子屋で修行させてもらってるところの娘さんに友達に紹介したいからって息抜きを兼ねた遊びに誘われたんだけど、つい怒鳴って断っちまったんだ。』

 

宏)遥人君の相談事を聞き、なんだか他人事じゃなかった僕は僕の思うことを全部話した。そして、土曜日の午後に研修から帰るとなんとそこに遥人君がいた。そして思わぬことを口にした。

 

遥『さてと、これでここに残ったのはウルトラマンの力を持ったやつらばかりか。』

 

宏)最近ニュースで現れたというウルトラマンがこんなに身近にいたということを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

宏「それにしても、こんな身近にウルトラマンがいたなんて…」

 

薫「そうっすね。あっ、花陽は昔に俺がアグルだってことを教えたのでμ's側の理解者ということでおなしゃす。」

 

花「小泉花陽です。薫君とは幼なじみで、皆さんのお手伝いができると思いますのでよろしくお願いします。」

 

花陽ちゃんが深々と頭を下げたところで荘司さんが次の話題に切り替えた。

 

荘「よし、それぞれいつからウルトラマンになったのかと経緯を教えてくれ。俺は今から7年前、あの震災があった日だ。」

 

遥「俺はだいたい2ヶ月前だ。グビラが現れた日に配達に行ったらコスモプラックの基になる輝石を拾った。」

 

叶「俺もだいたい2ヶ月前。夢の中でエボルトラスター拾った~」

 

薫「俺は確か5年前だ。海で溺れたときに。」

 

宏「僕は2ヶ月前。真姫さんと天体観測に行った時にギンガスパークを拾ったんだ。」

 

奉「俺は1ヶ月半くらい前に。凛とスポーツ施設に行って不良と喧嘩した後にゼロ(バカ)と一体化した。」

 

紳「俺は1ヶ月前。遺跡でスパークレンスを見つけて、気がついたら家にあった。」

 

秀「僕は5年前、オーブが倒れてるのを見つけて一体化したんだ。」

 

祥「俺は…1ヶ月前に調査の時に拾った…」

 

荘司さんはみんなの言葉を一つ一つノートに書き、顎に手を当てていた。

 

荘「ふむ…時間に誤差があるないにしても結構バラバラなんだな…ゼロ、お前はなんでこの星に来たんだ?」

 

ゼロ『ああ。ウルティメイトフォースの活動をしてたある日、ウルトラの父に呼び出されてな。地球に魔の手が迫っているって派遣されたんだ。念のため、ここに降りる前に周辺を調べたんだがなんの異常もなかったけどな。』

 

ゼロは一時的に奉介君と分離し、光の球体になって僕達の話に参加してきた。端から見ることを考えると、なんか妙に思えてくるね。

 

叶「それさ~、俺だったらゲームでいうと基地にステルス機能をつけて見つからないようにするよ~」

 

ゼロ『あっ!』

 

奉「おい、そんな基本的とも言えることに気づいてなかったのかよ。相変わらずそういうところは抜けてるよな、お前。」

 

そう奉介君に言われたゼロは恐らくだけど、光の中でガックリしているのだろうと想像してみると少し笑えた。

 

荘「まあそれは置いとくとするが、俺がウルトラマンとしては最古参だがこの間までの7年間、怪獣は1体も出現しなかった。ということはだ何者かが手を引いてるのかもしれないな…」

 

薫「それに何か根拠はあるんすか?今まで倒したグビラ、ペドレオン、ガンQ、ボグラグとかはほとんど地球の怪獣じゃ…」

 

宏「いや、荘司さんの言うとおりかもしれないよ。事実、僕が一番最初に倒したケムール人はスパークドールズと黒いギンガスパークを持っていた人が変身したんだ。」

 

遥「それに、俺と宏二がこの間倒したゴモラは地底の怪獣だ。上空から現れるとは考えられないな。」

 

その言葉をメモにまとめた荘司さんはやはりなという感じの表情をする。

 

荘「となると、やっぱ何かが暗躍していると考えられるな…」

 

祥「そうだな…今上げたウルトラマンの名前で考えられるとしたらベリアル、カオスヘッダー、ダークザギ、ダークルギエルってところか?」

 

秀「う~ん、どれもあり得そうだけど…ベリアルって確かジードに倒されてるよね?カオスヘッダーもコスモスに完全浄化されたしダークザギやダークルギエルはそれぞれネクサスとギンガに倒されたんでしょ?」

 

遥「それはテレビの中の話だ。ここはテレビの中じゃない。だったら、ダークルギエル達も存命してるんじゃないか?」

 

みんなであれやこれやと意見を出すけど、なかなか答えがまとまらないなか真姫さん達が帰ってきて買ってきた緑茶と穂むらの和菓子を食べながらわいわいと盛り上がるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

真姫の家で遊んでいたら、いつの間にか夕方になっていたので今日はもう解散となり私と叶さんは一緒に歩いていた。

 

海「あっ、ちょっと待ってください。」

 

叶「ん~どうしたの~?」

 

私はハンドバッグからデジカメを取り出し、夕焼け空を撮影した。

 

海「綺麗…」

 

叶「なに~?今そういうのが趣味なの~?」

 

海「ええ。前に登山に行った際に頂上から見えた夕焼けがとても綺麗で…それ以来、こうやっていろんな場所から見える夕焼け空を撮影するのにハマってしまって。」

 

叶「ふ~ん、まっいいんじゃな~い。それに、そうやって夕焼けをバックにしてる海未も可愛いよ~」

 

海「んなっ!?///」

 

私が狼狽えた瞬間に、叶さんは私からデジカメを奪い取りすぐに夕焼けを背景に顔を真っ赤にしてる私を撮影しました。

 

叶「海未の照れ顔撮れた~」

 

海「返してください!すぐに削除しますから!///」

 

叶「やだ~♪」

 

デジカメを持ったまま走り出した叶さんを追い掛けるように私も走り出しました。ですが、私の心は何故か喜んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

?「ふはは、その笑顔今だけだと思え…ウルトラマンネクサスよ…」

 

とあるビルの屋上。黒い何かを纏った男が座りながら海未と叶を見つめていた。そして、掌を開くと黒い炎のような物が妖しく蠢き次に空に飛び立った。

 

?「やれ、ガルベロスよ。」

 

男はそう呟くと、上空からガルベロスが出現し町のど真ん中に降り立つ。

 

「グオォ…キシュウゥゥ!」

 

この世の生物とは思えない唸り声を上げると、ガルベロスは町を破壊し始めた。

 

?「やつの覚醒は、これからだ。」

 

男はそう呟くと、姿を消した。




今回ので何か察した人がいても、なにも言わないでください。

もし言ったら、この作品が絶版になります。(まあ、見てる人あんまいないだろうけど)


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閃光の輝きと闇の陰謀 2

やってほしくないこと…期待かな。


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

叶)みんなが一体化しているウルトラマンをそれぞれ紹介し、後輩の花花が理解者であることを話していた。

 

荘『何者かが手を引いてるのかもしれないな…』

 

叶)そう先生は語り、俺らも俺らなりに意見を言い続けたけど答えが出ずに解散になった。

 

海『こうやっていろんな場所から見える夕焼け空を撮影するのにハマってしまって。』

 

叶)そんな海未をからかいながら、帰り道を歩いていたんだけどね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

「キシュウゥゥ!」

 

叶「え~っと、あれって~?」

 

海「フィンディッシュタイプスペースビーストガルベロス!神話に出てくるケルベロスのようなスペースビースト、死んでしまった人間を操ったり幻覚を見せてくるスペースビーストです!」

 

叶「海未~、何でそんな詳しいの~?」

 

海「お父様からDVDを借りて全話見ました!」

 

叶「それはいいけど~逃げるよ!」

 

興奮してる海未の手を引き、俺は走り出した。ガルベロスは俺と海未を見つけると何故かこっちに向かって進み始めたからね~

 

海「叶さん!ガルベロスが!」

 

叶「わかってる!興奮したり、のんびりしてる場合じゃないってこともな。だから、さっさと逃げるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

私は知っています。叶さんは命の危機に直面したりするといつもは語尾を伸ばすのに伸ばさなくなることを。

 

それはどうしてなのかは聞いていませんが、過去に命に関わる何かにあったのだろうと考えているのですが、それによりフラッシュバックを起こしてはいけない。そう思うのです。

 

海「どうするんですか?このまま逃げ切れるとは限りませんし…」

 

叶「んなもん、今考えるべきじゃないだろ!このまま逃げてれば、なにかチャンスがくるかウルトラマンが来てくれる。それを信じて、今は走るしかないだろ!」

 

海「叶さん…」

 

叶さんの言葉を信じた私は、ギュッと手を握り返して走り出しましたがすぐに叶さんは止まろうと減速しました。

 

海「叶さん!?」

 

叶「今、そこに人が…」

 

海「だとしたら、避難誘導しないと!」

 

私の言葉に叶さんはうんっと頷き、来た道を少し戻り裏道を覗くと確かに真姫より少し暗い赤い髪の色をした少女が隠れていました。

 

「ママァ…ヒグッ」

 

叶「大丈夫だよ、僕達がママのところに連れていってあげる。」

 

「ほんとう…?」

 

海「本当ですよ。あなた、お名前は?」

 

「りこです。」

 

叶「りこちゃんね。よし、行くか!」

 

叶さんはりこちゃんを背負い、そのまま一緒に走り出しました。途中、後ろを振り返るとガルベロスは私達を見失ったらしく今度は口から高熱火炎弾を吐き出し町を破壊し始めました。

 

叶「うお!」

 

海「きゃあ!」

 

り「ひっ!」

 

ちょうど私達のすぐ側にあった建物が破壊されりこちゃんと私、叶さんは瓦礫によって分断されました。

 

叶「っ!海未!りこちゃん!」

 

海「私達は大丈夫です。叶さんは?」

 

叶「俺も大丈夫だ!それより、こうなった以上二手に別れてから合流したほうがよさそうだ。」

 

海「わかりました!必ず。りこちゃん行こう。」

 

り「うん!」

 

私はりこちゃんの手を引いて走り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

叶「ふう…行ったか。」

 

俺は海未達がここから離れるのを足音で確認し、今度はガルベロスの方を振り向きエボルトラスターを取り出す。

 

叶「好き勝手やりやがって!うおおおおおお!」

 

俺は雄叫びをあげながらエボルトラスターを引き抜き、ネクサスに変身してガルベロスに不意打ちでサマーソルトキックを顎に喰らわせる。

 

「キシュアァ!」

 

「シュッ!」

 

ガルベロスは起き上がると、今度は突進してくる。しかし俺は体をずらしてかわしカウンターキックをガルベロスに放つ。そして2回バク転をしオーバーレイシュトロームのアンファンス版、クロスレイシュトロームを放とうとした瞬間背後からの光弾でダメージを受けてしまう。

 

叶『なんだ!?』

 

俺が振り返ると、黒い巨人が笑いながら立っていた。

 

叶『誰だ!』

 

『我が名はダークファウスト。ネクサス、貴様の影で闇の権化だ。』

 

前にはガルベロス、後ろにはダークファウスト。慣れない多数戦に俺は少し困惑してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

奉「やれやれ。」

 

俺は凛と帰っている途中、おふくろから買い物を頼まれたと嘘をつきガルベロス達が見える場所に来ていた。

 

ゼロ『まっ、戦闘経験が少ないやつには2対1は厳しいだろうな。』

 

奉「そうだな。行くか、ゼロ!」

 

ゼロ『おう!』

 

俺はウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを出現させ、装着した。

 

奉「デュワ!」

 

ゼロに変身し、ガルベロスの方を向いている叶先輩の後ろに立った。

 

奉『さあて、祭りの時間だ。先輩、ダークファウストは俺がやります。先輩はガルベロスを。』

 

叶『奉介…わかった、死ぬなよ!』

 

先輩はガルベロスにショルダータックルをし、怯ませてからジュネッスへとフォームチェンジしフェイズシフトウェーブでメタフィールドに移動した。

 

ゼロ「さあ、てめえはてめえの得意なフィールドできな。俺は、結構前にネクサスやコスモス、ティガにダイナ、ガイアと共闘してその時に苦戦させられたやつの能力とか全部聞いてんだ。」

 

ファ『なかなかの度胸の持ち主…いや、ただのバカか?』

 

奉『バカだ、こいつは。』

 

ゼロ「おい!今決めてんだから、少し黙ってろよ!」

 

俺とゼロの茶番が一通り終わったのを確認したダークファウストは、一度咳払いをする。

 

ファ『まあよい。行くぞ。』

 

ダークファウストは両腕を胸の前で交差し、上方向にあげるポーズをする。すると、両腕から闇の波動が吹き出しメタフィールドのファウスト版、ダークフィールドが展開される。

 

ファ『望みのものはできたぞ。行くぞ。』

 

ファウストが戦闘体制をとると同時に、俺も戦闘体制をとった。

 

今、ネクサスVSガルベロス。ゼロVSダークファウストの戦いの火蓋が切って落とされた。

 




休憩時間にしか書かないから、相変わらず更新遅いな…


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閃光の輝きと闇の陰謀 3

変な文章の場合、酔った勢いで書いたと思ってください。


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

海)ガルベロスが現れたため、私と叶さんは逃げていたんですけど

 

叶『今、そこに人が…』

 

海)路地裏にいたりこちゃんを連れて、再び逃げようとしたのですがガルベロスの火炎弾によって私達は分断されました。

 

海)そして、ネクサスが現れガルベロスと戦っている最中ダークファウストも現れ、ピンチとなるかと思ったその時ゼロが現れてガルベロスとネクサスはメタフィールドに、ゼロとダークファウストはダークフィールドに入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

り「おねえちゃん…ウルトラマンやかいじゅうさんたちはどこにいったの?」

 

海「ネクサス達はここをこれ以上壊さないために、ちょっと違う場所に行ったんですよ。」

 

り「ほんとう?」

 

海「本当です。さあ、お母さんを探しに…」

 

「梨子!」

 

り「あっ、おかあさん!」

 

梨子ちゃんは私の手から離れて、梨子ちゃんをそのまま大きくしたような女性に駆け寄っていきました。

 

り母「良かったわ!本当に…」

 

海「梨子ちゃんのお母様ですか?」

 

り母「はい。娘をここまで守ってくれて、ありがとうございます!」

 

海「いえいえ、見つけたのは私ではないので…それより、早く逃げないといつまたガルベロスやダークファウストが現れるかわかりませんので。」

 

り母「そうね。わかったわ、じゃあね。」

 

り「おねえちゃん、ばいば~い。」

 

梨子ちゃんのお母様は梨子ちゃんを抱いて、その場を去っていきました。私は、先程叶さんと別れた場所の近くに戻るとまたメタフィールドやダークフィールド内が見えてきました。

 

海「ネクサス、ゼロ…あなた達を応援できるのは私だけです。頑張って…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

メタフィールド内にガルベロスを引き込んだのはいいものを、俺は今ガルベロスの幻影に惑わされていた。

 

正面から攻撃してくるかと思いきや背後から、逆に今度は背後からの攻撃を警戒すると左右からの攻撃で俺はついに地面に膝をついてしまう。

 

叶『くっ、どうすれば…』

 

俺は幻影に惑わされながらも考える。今見えるガルベロスのほとんどが幻、当然だが幻にいくら攻撃してもなにもダメージはない。

 

叶『こいつは俺が攻撃しようとしてくる時にしか攻撃してこない、ということは…』

 

「キシュウゥ!」

 

「ジョアァ!」

 

背後からの火炎弾の不意打ちで俺はその場に倒れてしまい、カラータイマーに似た部位であるコアゲージが鳴り始める。

 

叶『っち、こうなりゃ短期決戦しかないか。幻影…幻の影………よし、いける!』

 

俺は突進してきたガルベロス達の攻撃を真上にジャンプして避け、全身を発光させる技オーラミラージュを放つ。すると、ガルベロス達は目が眩んだらしく手で目と思われる部位を押さえるなか俺は冷静にガルベロス達を見続けた。

 

叶『っ!いた、影が濃いやつ。あいつが本体か!』

 

本体を突き止め、今度は空中からジュネッスキックを喰らわせる。ガルベロスは吹っ飛び、何回か転がると幻影は全て消えた。

 

叶『このチャンス、逃さない!』

 

コアゲージにエネルギーを貯め、強力な光線を放つ技コアインパルスを放った。ガルベロスは逃げようと背中を向けたが時すでに遅く、背中からまともに喰らってしまい爆散した。

 

叶『くっ、流石に疲れた…』

 

俺はフィールドを解除し、ゼロとなった奉ちんと合流するとその場で粒子になるように変身解除した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

ダークフィールド内にて、俺とダークファウストは睨み合っていた。

 

やつが腕から放つ闇の波動、ダークフェザーを放つと俺はビームゼロスパイクで迎撃、俺が格闘で挑むとまるで読んでいるかのように防御されてしまう。

 

ゼロ「お前、強いな。」

 

ファ『貴様も中々やる。それに、1つになっている小僧もな。』

 

奉『昔っから、喧嘩売られることが多かったんでな。それを一つ一つ乗り越えることで強くなったんだよ!』

 

今度はダッシュをしてから後ろ回し蹴りをすると、ダークファウストは読めてなかったのかまともに攻撃を受けてよろめく。

 

ゼロ「シェア!」

 

俺はチャンスだと思いよろめいたダークファウストの両足をつかみ、思いっきり飛び立ち両腕に足をのせる。

 

奉『キン○ドライバー!』

 

ゼロ「おい!ゼロドライバーじゃないのかよ!」

 

奉『だって俺、キン○マン好きだし一度やってみたかったんだよな~』

 

ゼロ「それでも、ゼロドライバーって言えよ!」

 

ファ『…そろそろよいか?』

 

ゼロ「あっ、ごめ…」

 

ゼロが謝罪の言葉を言い終わる前に、ダークファウストは俺の横顔に蹴りをいれ俺が怯んでいる瞬間に前転をして距離をとられる。

 

ファ『ふざけたやつらだ…終わらせよう。』

 

ダークファウストは両腕を正面に伸ばして放つ闇の光線、ダークレイ・ジャビロームを俺めがけて撃ってくる。

 

奉『そんなの、相殺すりゃいいだけだ!』

 

ゼロ「おお!」

 

俺は左腕をおもいっきり伸ばしてからL字に組み直して放つ、ワイドゼロショットをダークレイ・ジャビロームに向けて放った。

 

威力はほとんど互角で、激しい光の火花が散る中俺が少し力をいれるとダークファウストの方が劣勢となる。しかし、結果は相殺されての爆発となり煙が晴れるとダークファウストはすでにいなかった。

 

奉『逃げたか…』

 

ゼロ「ああ、そろそろこれも解除されるだろ…」

 

ゼロがそう呟いた瞬間、ダークフィールドが解除されちょうど目の前にいたネクサスとなった叶と共に変身を解除した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉「なあ、叶。」

 

叶「ん?なに~、奉ちん?」

 

叶と合流して、自販機でジュースを買って小さく祝勝会をしているなか俺はこう切り出した。

 

奉「気になったんだが、お前戦ってる時…いや命に関わるなにかが起こってるときになんで語尾を伸ばさないんだ?」

 

叶「え?なにが~?奉ちん、俺は俺だよ~」

 

奉「それもだ。普段俺達の事はちんつけか、2回繰り返して呼ぶのにさっきは奉介ってはっきり呼んだ。それに、ネクサスになった時のしゃべり方も俺に近かったし…」

 

俺がここまで言い終わると、普段はヘラヘラとした顔をしてるのに急に暗く真面目な顔になる。

 

叶「どうしても、喋んなきゃいけない?」

 

奉「どうしてもとは言わねえ。けど、純粋に気になっただけだ。話せる範囲でいいから、話してくれ。」

 

叶「…わかった。」

 

それから、叶はポツリポツリと理由を話してくれた。それを聞いた俺は、驚愕のあまり持っていた缶コーヒーを落としてしまう。

 

奉「…そうだったのか。」

 

叶「うん…これ、いつかみんなに話すときが来たら俺から話したい。だから、奉ちん黙っててね。」

 

奉「ああ。」

 

そこで、俺と叶は別れた。叶は海未と合流しに、俺は今さっきおふくろから買い物を頼むメールが来たから買い物をしに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グエイ視点

 

ファ「くっ…まさか、あそこまでやるとは…」

 

グエイ「どうだったのだ…やつの復活は近いのか?」

 

負傷しているダークファウストに、私が近づく。そして質問を投げ掛けると、ダークファウストは分かりにくいが口角が上がったように見える。

 

ファ「ああ。あのお方は必ず復活する…アンノウンハンド、ダークザギ様がな。」

 

そして、姿が変わった。よりウルトラマンに近い、ダークメフィストに。



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月欠けた光と紅蓮の宝玉 1

そろそろ正体バレいこうかな…


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

奉)ネクサスとなった叶はガルベロスをメタフィールドに、ゼロとなった俺はダークファウストとダークフィールド内に入って戦う。

 

奉)激闘の末、叶はガルベロスを撃破し俺はダークファウストを退けることができた。その直後、俺は疑問を口にした。

 

奉『お前戦ってる時…いや命に関わるなにかが起こってるときになんで語尾を伸ばさないんだ?』

 

叶『ん?なにが~?奉ちん、俺は俺だよ~』

 

奉)俺は叶の過去を聞き、何も言わない…いや、言えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

今は7月の下旬、世間一般的な学生は夏休みとされている時期だ。俺は親方から休憩がてら店番してろと言われたので、椅子に座って和菓子の本を読んでいた。普段聞いている3つの声と聞き慣れない2つの声を聞きながら。

 

夏「穂乃果~、これあっちに持ってて~」

 

穂「うん!雪穂~、希ちゃんと秀さんに教えてあげてね。」

 

雪「お姉ちゃん!それくらい自分でやってよ!」

 

希「まあまあ、雪穂ちゃん。穂乃果ちゃんも色々やることあるんやし、そこら辺は多目に見とこ。」

 

秀「そうそう。いくら直球バカな穂乃果だって、やる時はやるんだから。」

 

穂「秀さん!?」

 

穂乃果と雪穂はともかく、何故希と秀がいるのかというと、夏休みに突入したことに当たってバイトしたいと穂むらで新しく作ったイートインスペースで希がぼやいてたら親方がうちでやるか?と言ったためついでに秀もバイトすることになったのだ。

 

遥「はあっ。ただでさえ騒がしいのに、夏休み中ずっと更に騒がしくなるなんてな…」

 

夏「でも、嫌いじゃないでしょ?」

 

遥「夏穂さん…そうですけど、これからお盆に当たって注文増えるから忙しくなるのに未経験のバイト二人も雇うなんて…」

 

夏「まあまあ。未経験でも、希ちゃん達飲み込み早いから助かるわ。それより、この水羊羹を公民館で行われている老人会の方々に届けてきて。穂乃果と一緒に。」

 

遥「わかりました。」

 

俺は夏穂さんとの会話を終え、すぐに手製の水羊羹を箱詰めしドライアイスを袋に入れてそれを3重に袋を被せ、受け渡し用の紙袋にそれらを入れてから自室に行き着替えてくる。戻ると、すでに穂乃果も私服に着替えて待っていた。

 

穂「遅いよー!早く行こ!」

 

遥「はいはい。では、行ってきますね。」

 

秀「あっ!遥人~。」

 

俺は秀に手招きされ、近くに行くと耳元でこう囁いた。

 

秀「さっき思い付いた占いやったら、改造重戦車と灼熱の悪魔が現れるって出たから気をつけて。」

 

遥「わかった…」

 

俺は秀の肩を叩いて、穂乃果と一緒に店を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂「そういえば、さっき秀さんと何話してたの?」

 

遥「ん?ああ。折角のデートなんだから楽しんでこい、だって。」

 

穂「デ、デデデデデデデ、デート!?///」

 

俺は咄嗟にあり得もしない嘘をついたつもりだったが、何故か穂乃果は顔を赤くして近くの電柱の側に行きしゃがんでいた。

 

穂「秀さんには穂乃果が遥君の事好きだってバレてた?でも、このことは秀さんだけじゃなくてみんなにも言ってないから絶対にバレてないはずなのに…」ブツブツ

 

遥「何ブツブツ言ってるんだよ?」

 

穂「ピャア!?」

 

俺が近づいて声をかけたら花陽と同じようなリアクションを穂乃果はした。なんでかは、俺にはわからない。

 

遥「?まあ、それより早く行かないとドライアイス入ってるとはいえ温くなっちまうぞ。」

 

穂「う、うん…」

 

その後穂乃果は何故か俺と距離を離して歩き始めた。さっきまで横並びに歩いてたのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

穂乃果は顔を下に向けながら、遥君と距離をとって歩いていた。途中、遥君が近づこうとするたびに穂乃果は早歩きで距離を離した。

 

穂(嘘!?お母さんや雪穂、お父さんにはバレないようにしてたのになんで秀さんにはわかったの?あっ、秀さんって占い得意だって言ってたからそれで当てたのかな…)

 

遥「おい、穂乃果。」

 

穂「ひゃい!」

 

遥「公民館、とっくに着いてるぞ。」

 

遥君に言われて、顔を上げると穂乃果は公民館の前を通りすぎる手前だった。

 

遥「…この前は穂乃果が渡してくれたし、今日は俺が行くよ。」

 

穂「えっ、でも…」

 

遥「年上の人との交流もまた修行だって、親方からね。ほら、途中でイチゴジュース買ったからそれ飲んで待ってろよ。」

 

そう言い、遥君は穂乃果にイチゴジュースを投げ渡してから公民館に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャグラー視点

 

ジャ「ここだな…マガパンドンが封印されているのは。」

 

俺は地上に降り、とある火山地帯に来ていた。

 

ジャ「じゃあ、頼むぜ…」

 

俺は炎の特性を持つカードを取り出し、ダークリングに通した。

 

『バードン、ブラックエンド、ゴルザ。』

 

この3枚のカードは妖しく輝き、地底に潜り込んだ。すると、地響きが起こり地底からマガパンドンが現れた。

 

「カウカウ!」

 

ジャ「暴れろ…そして、この星を灼熱の地獄に落とせ!」

 

俺の言葉に反応したマガパンドンは、炎を纏って空に飛び立つ。

 

???「復活は成功したようだな…」

 

ジャ「なんだあんたか、バルタン星人…いやビシノ。」

 

背後から声をかけたのは、最近宇宙連合入りしたバルタン星人のビシノ。やつは科学者ということで、特別に加入を許可されたらしい。

 

ビ「ふっ、あまりその名で呼ばないでほしいのだがね…それより、こちらも成功したぞ。地底怪獣、ゴモラの改造がな…」

 

ジャ「くっふふふ…ハーハッハッハッハー!」

 

ビ「モフォフォフォフォフォフォオ!」

 

俺達は今回こそウルトラマンに勝てると確信し、互いに大声で笑った。

 




とにかくダルいです。(風邪じゃなくて、疲れで)


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月欠けた光と紅蓮の宝玉 2

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

秀)夏休みに突入したに当たって、僕と希は穂乃果ちゃんの家である穂むらでバイトをしている。

 

秀『さっき思い付いた占いやったら、改造重戦車と灼熱の悪魔が現れるって出たから気をつけて。』

 

秀)そんな結果が出たから、何か嫌な予感がするんだよね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「こんにちは~、穂むらです。」

 

爺「おお、来たか…」

 

老人会で今日は囲碁をしていて、一番手前にいたお爺さんが俺に近づいてきた。

 

爺「色んな店を食べ歩いたが、やはり和菓子は穂むらが一番じゃのう…」

 

遥「ありがとうございます。今日の水羊羹、親方指導の元私が作ったのでぜひご賞味ください。」

 

婆「おやおや。こんなイケメンさんのお菓子が食べられるなんて、長生きするもんだね~」

 

俺が水羊羹を渡すと、皆さんはバケツリレーをするように配っていき再び自分達が座っていた場所に戻るとすぐに食べ始めた。

 

爺「うんうん、これじゃこれじゃ。」

 

婆「美味な物を口にすると幸せじゃの~この味、穂むらと変わらないからそろそろ修行も終わりなのかい?」

 

遥「いえいえ。これも、俺一人で作った訳じゃなくて穂乃果…いや穂むらの娘さんと一緒に作ったんですよ。」

 

俺は謙虚な言葉を言ったつもりだったが、逆に皆さんは笑った。

 

爺「うむ。今時の若いものがそんなことを言うなんて、かなりの勇気がいるのう。」

 

婆「そうじゃな。一種の夫婦共同作業を常連のあたしゃらに報告するなんてのう。」

 

遥「へっ?」

 

皆さんの言葉で、俺は穂乃果と水羊羹を作ったことを思い出した。穂乃果がほとんど0距離にいて、不器用ながら一生懸命やってる穂乃果、上手くできた時に可愛い笑顔を見せた穂乃果、それらを全て思い出すと俺はなんだか顔が熱くなってきた。

 

遥「し、仕事があるのでこ、これで、し、し、し、失礼します!///」

 

爺「ほっほっほ。若いのう。」

 

婆「わしらにもああいう頃があったの~」

 

後ろで話しているのを無視して、俺は公民館の入り口まで急いだ。

 

穂「あっ遥君。早かったね。」

 

遥「ああ…いや、い、行くぞ!」

 

穂「???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果視点

 

ちょうど穂乃果達が戻ると、お母さんが休んでいたので穂乃果も休むことにしたんだけど…

 

夏「ねえ、穂乃果。遥人君どうしたの?帰ってくるなり体調悪いって言って部屋に閉じ籠ったけど。」

 

穂「わかんないよ~老人会の人達に和菓子届けて戻ってきたときからあんな感じだったし。」

 

家に帰った途端、すぐに遥君は部屋に閉じ籠った。一応、お母さんや雪穂が様子を見に行ったら真夏の暑いなか布団を頭まで被っていたそう。

 

穂「あっ!秀さん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど今いいですか?」

 

秀「ん?これ終われば一段落つくけど…」

 

希「うちがやっとくよ。穂乃果ちゃん、相当悩んでいるみたいやし。」

 

秀「悩む?何を?」

 

希「なんでもいいから、聞いてき。」

 

希ちゃんに背中を押された秀さんは渋々という感じに穂乃果の方に来た。

 

穂「なんで気づいたんですか?」ボソボソ

 

秀「何が?」ボソボソ

 

穂「ほ、穂乃果が遥君のことをす、す、す…」ボソボソ

 

「クワクワァ!!」

 

穂乃果が秀さんに問いただそうとした瞬間、変な鳥みたいな鳴き声が響いた。次の瞬間、夏だから暑いのは当たり前だけどまるでオーブンに入れられたみたいに暑くなっていった。

 

秀「あっつ!!」

 

雪「なに!?」

 

急いで表に出ると、少し先に見える場所の空に大きな火の玉があった。

 

穂「嘘!なにあれ!?」

 

秀「なにかはわからない。けど、あれが原因なのは確実だね。」

 

秀さんがそう冷静に分析した瞬間、今度は地震が起こり火の玉の真下からこの間コスモスに追い払われたゴモラらしき生き物が現れた。

 

希「あれって、この間ゴモラなん?」

 

秀「違う…この間のゴモラは尻尾を千切られたしなにより姿形が全然違う…」

 

そう言われてみると、普通のゴモラより体は黒いし牙がむき出しになってるし全身が刺々しくなっていた。

 

遥「おい!避難指示が出てるんだ。早く逃げるぞ!」

 

穂「遥君!」

 

雪「嘘~こんな中走りたくないよ~」

 

希「そんなこと言うとる場合ちゃう!早く逃げんと、黒焦げどころか干上がってしまうで!」

 

希ちゃんがそう言うと、雪穂は渋々ながら走り出した。ふと後ろを見たら、何故か遥君と秀さんは私達とは逆方向に走っていたので穂乃果は気になって追跡し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「おい、あれが占いに出てた灼熱の悪魔と改造重戦車ってやつか?」

 

秀「みたいだね、僕はマガパンドンをやる。遥人君はあのゴモラを頼んだよ。」

 

遥「わかった!」

 

俺達は分かれ道で別れて、秀がオーブに変身したのを確認してからコスモプラックを取り出し、変身しようとしたが…

 

穂「遥君!」

 

遥「穂乃果!お前、なんでここに来たんだよ!」

 

穂「遥君がこっちに来るのを見て心配したから来たんだよ!なんで、なんでそうなの?グビラの時も私に逃げろって言いながら自分は危険なところに行ったし…」

 

遥「そ、それは…」

 

「それは、彼がウルトラマンコスモスだからな。」

 

俺と穂乃果が勢いよく振り向くと、そこにはバルタン星人が立っていた。

 

遥「貴様は!?」

 

ビ「私はバルタン星人、名はビシノという。」

 

穂「どういうこと…遥君がウルトラマンコスモス…?」

 

ビ「気がつかなかったのか?」

 

穂「本当なの…遥君?」

 

穂乃果は涙眼でこちらを見てくる。俺は、昔っからどうも女の涙には弱い。それに今言い逃れをしてもどうせいつかはバレる。そう思い、打ち明けることにした。

 

遥「ああ。俺が、ウルトラマンコスモスだ。」

 

穂「嘘…」

 

ビ「モフォフォ…さてと私も改造したゴモラに協力してやるとするか。」

 

バルタン星人は飛び上がり、巨大化した。すると、ゴモラを止めていた秀に手のハサミで攻撃をする。

 

遥「そういうことだ…俺も行くから。」

 

穂「待って!」

 

コスモプラックを掲げようとした瞬間、俺の腕を穂乃果が掴んできた。

 

穂「行かないで!」

 

遥「穂乃果…どうして?」

 

穂「…だから。」

 

遥「は?」

 

穂「遥君が好きだから!好きな人に戦ってほしくないの!」

 

突然の告白。異常気象の暑さの中、俺の顔は更に熱くなってきた。




はい。やっちゃいました。


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月欠けた光と紅蓮の宝玉 3

まあ、大体全員の正体バレは頭の中にあります。


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

希)特になし、以上!

 

秀)雑すぎない!?

 

希)だってうちほとんど出番なかったんよ。それで前回のあらすじ紹介とか無理やん。

 

秀)まあ、僕らのメイン回じゃなくて穂乃果と遥人のメイン回だからしゃあないよ。

 

希)秀君、メタフィールドwまあ、続きどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

穂「遥君が好きだから!好きな人に戦ってほしくないの!」

 

遥「…………はい?」

 

俺は真っ白になった頭で、精一杯考えて絞り出した言葉がこれだ。いや本当に、今大きな音で建物が壊れる音とか地響きの音の中穂乃果の声しか聞こえなかった。

 

穂「もう一回だけ言うよ。私!高坂穂乃果は、遥君…桐生遥人君が好きなの!///」

 

遥「えっ?ちょっ、俺!?よりによって俺!?///」

 

穂「そうだよ!って、何度も言わせないで!///」

 

遥「なんで俺なんだよ!?他にカッコいいやつとか頼れるやつとか色々いるのになんで俺!?///」

 

互いに顔を赤くし、大声で言い合う。そして俺が1番の疑問を口にすると穂乃果は俺から手を離して胸にそっとその手を当てた。

 

穂「いつからかは正直、覚えてないよ…でもお父さんから和菓子を教わっている遥君、私や雪穂と一緒にゲームをしてくれる遥君、グビラが襲ってくる時に危険だってことを承知で女の子を助けに行った遥君。そんな遥君を見てたらいつの間にか…」

 

遥「穂乃果…」

 

穂乃果はいつの間にか涙を流していた。俺はそっと近づき、穂乃果にハグをした。

 

穂「えっ…遥…君?」

 

遥「今確信した。俺も…俺も穂乃果が好きだ。」

 

穂「へっ?」

 

遥「今日和菓子を届けに行ったときに爺さん達に言われてから考えた。不器用だけど一生懸命和菓子を作ってる穂乃果、上手く作れたときに可愛い笑顔を見せてくれた穂乃果。俺は、泣いてる穂乃果より笑ってる穂乃果が好きなんだ。」

 

穂「遥君…」

 

互いに背中で手を絡め合う。いくらマガパンドンの影響で暑くなっても今の俺達には関係ない。互いの熱を感じ合う。

 

「ジョア!」

 

「グルルオォォォ!」

 

「モフォフォ…」

 

遥「あっ…」

 

穂「行くんでしょ?ウルトラマンコスモスさん。」

 

遥「ああ。見ててくれよな、俺の変身。」

 

穂乃果は手を振って俺を見送る。それに笑顔で手を振り替えした俺は再びコスモプラックを取り出し、空に掲げた。

 

遥「コスモース!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

話は遥人が穂乃果に止められてるところまで戻る。

 

秀「ウルトラマン!ティガ!光の力、借りるよ!」

 

『ウルトラマン!ウルトラマンティガ!フュージョンアップ!ウルトラマン、オーブ!スペシウムゼペリオン!』

 

僕はオーブに変身し、マガパンドンの火球の近く改造ゴモラの目の前に降り立ったが何故かコスモスが現れなかった。

 

秀『なんで来ないの、遥人!』

 

僕はそう思いながら下を見ると、穂乃果に止められている遥人の姿が見えた。

 

秀『くっ…最悪なタイミングで!』

 

「キシャアァァァァ!」

 

秀『マガパンドンもだけど、まずはこいつを止めなきゃ!』

 

僕は突進してきた改造ゴモラを正面からヘッドロックの形にとらえる。さすがのパワーだけど、平成と昭和のファーストウルトラマンの力を合わせたスペシウムゼペリオンには止められる。

 

秀『遥人が来るまで、僕がお前を止める!』

 

「シュッ!シュア!」

 

「ギシャグルウゥゥゥゥ!」

 

改造ゴモラは僕を振りほどこうと首を激しく動かすたび僕も振り回されるけど、なんとか腕に力を込めて踏ん張る。

 

「シュアァ!」

 

「おっと、そこまでだ。」

 

秀『なに!?』

 

突如右方向から攻撃され、僕は倒されてしまう。

 

秀『あんた…誰?』

 

ビ「我が名はビシノ。何星人かは、言わずともわかるだろう?」

 

秀『くっ…最悪だ。上空には魔王獣、大地には改造ゴモラと宇宙忍者…普通に考えたら勝てっこないな…』

 

ビ「ならば、諦めるがよい。」

 

バルタンが腕を動かすと、ゴモラは尻尾を伸ばして僕に攻撃してきた。

 

「ジョア!」

 

「グルルオォォォ!」

 

「モフォフォ…」

 

カラータイマーがなり、そろそろ本格的にヤバイ。そう思った瞬間…

 

「コスモース!」

 

そんな声が響いた。すると、僕の前にウルトラマンコスモスになった遥人が降り立った。

 

遥『悪い、遅くなった。』

 

秀『本当…遅すぎだよ。穂乃果にバレたけど、なんとかなったって感じかい?』

 

遥『それも、占いの結果か?この状況だと、呼吸占いか陽炎占いって感じだな。』

 

秀『いや、僕の勘。』

 

遥人から光を分け与えてもらい、カラータイマーが点滅状態から回復する。そして、冷静になってから上空を見上げた。

 

秀『あれを吹き飛ばすのには、普通の水流とかじゃあ届く前に蒸発する…なら、爆風消化だ!』

 

僕は再びオーブリングを取り出し、新たな形態に変身すべく2枚のカードを取り出した。

 

秀『タロウ!』

 

『ウルトラマンタロウ!』

 

『トアァ!』

 

秀『メビウス!』

 

『ウルトラマンメビウス!』

 

『シェア!』

 

秀『熱いやつ、頼むよ!』

 

『フュージョンアップ!ウルトラマン、オーブ!バーンマイト!』

 

頭部にはウルトラマンタロウと同じようなウルトラホーン、体色は赤をベースにしたバーンマイトに変身した。

 

遥『おお、見るからに熱そうだな。』

 

秀『うん、これであの炎を爆風消化するよ!ストビュームバースト!』

 

僕は両腕で巨大な炎を作り出し、空のマガパンドン目掛けて放つ。すると、マガパンドンの纏っていた炎は吹き飛びマガパンドンが落ちてきた。

 

「クワクワァ!!」

 

ビ「バ、バカな…」

 

遥『おい、セミ!お前とゴモラは俺が相手をしてやるよ。』

 

秀『じゃあ、僕はマガパンドンを。頼むよ!』

 

遥『ああ!』

 

僕はマガパンドンに向かって、遥人はバルタン星人と改造ゴモラに向かって走り出した。




4部に分けていけるかな…下手したら5部になるかも…


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月欠けた光と紅蓮の宝玉 4

今更だけどジオウⅡカッコよかったな…


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

穂)戦いに行こうとする遥君を止めて穂乃果は今まで溜め込んでいた思いを口にした。

 

穂『私!高坂穂乃果は!遥君…桐生遥人君が好きなの!』

 

穂)精一杯勇気を出して、私なりの告白をしたら

 

遥『俺も…俺も穂乃果が好きだ。』

 

穂)穂乃果にハグをして、遥君も思いを伝えてくれた。

 

穂『行くんでしょ?ウルトラマンコスモスさん。』

 

遥『ああ。見ててくれよな、俺の変身。』

 

遥君はコスモスに変身してゴモラとバルタン星人、オーブはマガパンドンと戦い始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

俺はコロナモードにチェンジし、右腕にゴモラを左腕にバルタン星人を抱え込むように捉えて秀とマガパンドンから離れた距離まで押した。

 

遥『ゴモラには罪はない…だが、バルタン!てめえだけは絶対に許さねえぞ!』

 

ビ「モフォフォ…やれるものならやってみろ。やれ、ゴモラ!」

 

「キシャグルアァァァ!」

 

ゴモラが突進してくるが、俺は後ろ回し蹴りで迎撃する。すると、背後にバルタンがテレポートをして頭部にハサミを叩きつけようとするが一本背負いをする。

 

「主砲!用意!」

 

遥『!?』

 

俺は声がした方を見ると、自衛隊の戦車がゴモラに向けて主砲を向けていた。

 

「本来、この地球は我々が守るもの!あの怪獣だけでも、我らで討ち取るぞ!」

 

「はっ!!」

 

遥『んな!?』

 

ビ「人間とはつくづく愚かだな…自分達以外の、異形であったりよく分からない生物を見ると排除したがる。」

 

遥『んなこと、させるか!』

 

俺はルナモードにチェンジし、ゴモラをじっと見つめる。

 

「撃てぇ!!」

 

その声と共に、戦車から攻撃がされるが俺はその直前にゴモラを庇い砲撃をくらう。

 

遥『ぐっ…』

 

ビ「な!?なぜ、ゴモラを庇う…やつらにゴモラを任せれば、貴様は私を倒すことに集中できるはず…」

 

遥『言ったろ…ゴモラには罪はない、罪のない生物をみすみす見殺しにしてしまうほど俺は愚かじゃない!』

 

そう言った瞬間、砲撃は治まりゴモラは俺を振りほどく。

 

「なぜあの巨人は怪獣を庇う…だが、やつが倒れるまで撃てばいいこと。次用意!」

 

遥『させるか!』

 

俺は自衛隊に向けて両手を突き出してコスモシャワーを繰り出す。

 

「隊長!目標、捉えることができません!」

 

「なに!?あの巨人、何を考えているというのだ…」

 

自衛隊の戦車が見えなくなったのを確認した俺は、パームパンチでゴモラを後退させるとすぐさまフルムーンレクトの体勢に入る。

 

遥『お前は、ただ改造されて暴れさせられただけだ。お前に罪はない、だから正気に戻ってくれ!フルムーンレクト!』

 

フルムーンレクトの光に包まれたゴモラは、元の姿に戻った。と同時に、コスモシャワーで作った霧も晴れてきた。

 

「ゴモラが…」

 

「我々の知っているゴモラに戻った…まさか、あの巨人はこれを狙って?」

 

遥『お前を倒そうとは思わん。大人しく、故郷に帰りな。』

 

俺はそう言いながら首を横に振るとゴモラは出てきた穴に入っていき、姿を消した。

 

ビ「ま、まさか…私の改造ゴモラが…」

 

遥『後はお前だけだ。バルタン星人、俺はお前を絶対に許さない。今ある生命を異形の姿に変えることなど、誰にも許されない!さあ!お前の罪を数えろ!』

 

ビ「貴様ぁ!ウルトラマンコスモス!!」

 

バルタンは激昂して俺に襲いかかってくるが、俺は攻撃を受け流しフォームチェンジをする。強さと優しさ、その先にある勇気を兼ね備えた青と赤と金色の形態、エクリプスモードに。

 

「シュワッチ!」

 

振り向こうとしたバルタンに向かって、回し踵落としをしてから腹に向かって膝蹴りを何度もしテレポートをして逃げようとしたところを先読みし、強力なストレートパンチ、ダイヤモンドクラッシュでバルタンの顔を歪ませる。

 

ビ「バ、バカな…この私が…」

 

遥『これが優しさと強さ、そして勇気を兼ね備えた力だ!消えろ、バルタン!』

 

俺は空に飛び立ち、両腕を胸の前でクロスして宇宙エネルギーを貯め右腕を突き出して放つ光線、コズミューム光線が逃げようと背を向けていたバルタンに直撃しそのまま断末魔を上げる間もなく爆散した。

 

遥『これが、勇気の力だ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

遥人が改造ゴモラとバルタン星人を引き離してくれたおかげで、僕はマガパンドンに集中できるようになった。そのマガパンドンに僕はローキックを連発していた。

 

秀『今までの魔王獣と比べたら、君は対したことないね!』

 

「シュア!」

 

「クワァ!」

 

ローキックの連続でマガパンドンは倒れてしまい、僕はチャンスだと思いエルボードロップをしようとするが口からのマガ火球で迎撃される。

 

「ジュア!」

 

「クワクワァ!」

 

怯んだのを確認したマガパンドンは、マガ火玉火炎弾で攻撃してくるが僕は1つずつ腕で防御していく。

 

「シュッ!シェッ!シュア!」

 

秀『まだか…』

 

そう呟いた瞬間、苛立ちがマックスに達したマガパンドンは先程よりも巨大なマガ火球を放ってきた。

 

秀『来た!!』

 

「フッ!ハアァァァ…ショワァ!!」

 

僕は炎を手に纏ってからマガ火球を掴み、マガパンドンの顔の中央に返した。

 

「クワクワァ!!クワクワァ!!クワァ!!」

 

秀『よし、狙い通り!』

 

火傷でマガパンドンの顔が爛れていき、その痛みのあまりマガパンドンはその場で悶えていた。

 

秀『止めだ!ストビュームダイナマイト!』

 

全身に炎を纏って、僕は走り出した。そしてマガパンドンに体当たりをした後に抱きつき、振り払おうとマガパンドンは抵抗してくるけど僕は精一杯力を込める。そして、共に大爆発したけど僕は光の粒子が空で1つになり再生した。

 

秀『勝てた…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

バルタン達を倒してから、数日が経った。俺と穂乃果が付き合い始めたのは、2人だけの秘密にすることにした。秀や希に知られると、妙にからかわれそうな気がするしな。ちなみに、マガパンドンが爆発した所からゼロのカードを拾ったらしい。

 

穂「遥く~ん、練習行ってくるね~」

 

遥「気を付けてくださいね。穂乃果さん。」

 

穂「む~…」

 

遥「あっ、気を付けろよ穂乃果。」

 

穂「うん!」

 

家の中でも、俺は穂乃果とタメ口で話せるようになった。あの後穂乃果が親方に年上の人から敬語で話されるのは嫌だって言ったらしい。それに雪穂も便乗してきて、敬語を使わせ続けるなら2度と口を利かないと言ったんだと。流石の親方でも、愛娘2人にそう言われちゃタメ口を許可するしかなかった。

 

遥「おっ…蝉が鳴いてる。」

 

まだ、夏と俺と穂乃果の心の春は始まったばかりだった。




コスモスと改造ゴモラの戦い、元ネタ知ってる人いるかな…


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時を越えた出会いと大決戦 1

次は、ファーストとセカンド、サードといきますか…


荘司視点

 

俺は今、デパートに来ている。ことりが夏物の服を見たいからのと俺は覚えていない昨夜の約束だからと、休みの日なのに駆り出されたのだ。そして今、ことりと二人の女は服を見ていて俺は俺と同じ境遇のやつらと一緒にベンチに座っていた。

 

荘「んで、祥一と紳哉はなんでここにいるんだ?」

 

紳「あ~、俺はスーパーアイドルにこにーが囲まれたときのためにボディーガードよ!って無理やり。」

 

祥「俺は…あのボス猫気取り女に女の子を一人にさせるなって言われてな…っち、今日こそ昼酒して寝て過ごそうと思ってたのによ…」

 

たまたま同じデパートに矢澤と綾瀬を連れたこの二人が来ていた。そのため、俺はことりと別れて祥一達と行動しようとしたが無理やりことり達の買い物に付き合わされていた。

 

紳「そういう荘司さんこそ、なんでここに?いくら居候してる身だからとはいえ、夏休みに生徒と教師がこんなところにいたら不味いのでは?」

 

荘「あ~…それなんだがな。昨日俺が覚えている範囲で話すと…」

 

昨夜、南家にて

 

理事長と主人が先に寝て、ことりは見たいドラマがあるからとリビングにおり俺は一人酒を飲んでいたんだ。

 

荘『ぷはあ~…やっぱ店で飲むのもいいけど、こうやって自分で配合したハイボールも旨いよな~』

 

こ『荘く~ん、そうやって飲み過ぎると次の日大変になるんだからね~』

 

荘『わかってるさ、ことり。』

 

それでな、柿の種とかあたりめとか色々つまみを買って飲んでたんだよ。そうすると、酒とまんないだろ?

 

荘『……』

 

こ『ん…ん~、ことりもう寝ようかな…』

 

ドラマを見終えて背伸びしていることりに、何を思ったのか近づいてってそっから俺の記憶はフェードアウトしたんだ。

 

荘「んで、今朝起きたらデパートに行くって約束したって言われたんだ。」

 

紳「いや…それは…」

 

祥「何があったかは知らないが、自業自得だよな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり視点

 

絵「それにしても、なんで楠本さんも来てるの?」

 

に「あっ、それにこも気になってたのよ。何~教師と生徒の禁断の恋愛ってやつ~?」

 

こ「ううん、そうじゃなくてね…」

 

昨夜の話、荘司の語ったところはオールカット!!

 

荘『ことり~』

 

こ『ん、どうしたの荘…ちゅん!?』

 

振り向いた瞬間、荘君がことりを押し倒すように倒れてきてことりもその衝撃で倒れちゃって荘君はことりの胸に顔を埋めてきた。

 

こ『そ、荘君さ、流石に恥ずかしいよ///』

 

荘『あ~ことりの抱き心地最高~いい匂いもするし、こんな嫁欲しい~』

 

こ『ふえぇ!?///』

 

私も忘れてたんだけど、荘君ってお酒飲むと私やお母さんにスッゴく甘えてくるんだよね。でも、いつもは膝枕とか側にいてほしいって言われるだけだったんだけど昨日は凄い積極的だったんだ~

 

こ『む~、ことりは抱き枕じゃないです~早く離してくれないと、ことり2度と荘君とお話しませんよ~』

 

荘『じゃあ~、どうすればこのままでいていい~?』

 

こ『ん~、じゃあ明日新しいお洋服を買いに行きたいからそれに付き合ってくれるなら。』

 

荘『それくらいなら~このまま一緒に寝たい~』

 

こ『ふえぇ!?///』

 

こ「それで、その後お布団に連れていって今に至るの。」

 

昨夜のことを一通り話終えると、絵里ちゃんは顔を真っ赤にしていてにこちゃんは何か恨めしそうな顔をしていた。

 

に「男をたぶらかしてるのはその胸かー!」

 

絵「ちょっ、にこ!人前でそれは流石に不味いって!」

 

に「いーーや!人前だろうがなんだろうが、今ことりの胸をもぎりとるように揉まないとにこの気が済まないのよ!!」

 

にこちゃんが両手でことりの胸を掴もうとしたところに絵里ちゃんが羽交い締めをして止めてくれる。正直、胸を掴まれたら何をされるかわからなかったのでちょっとホッとした。

 

絵「でも、そこにことりしかいなかったから楠本さんはことりに甘えられたんじゃないの?」

 

こ「へっ?」

 

に「確かに、冷静になって考えてみれば膝枕や側にいてほしいって懇願するだけの人間がいきなり抱きついてくるなんて考えにくいわ。まあ、にこが察するにことりの母性かなにかに楠本さんが惹かれたんじゃないかしら。」

 

羽交い締めから解放されたにこちゃんにそう指摘されると、そう言われれば確かにと考える。

 

に「まっ、これはあんたの問題だからこれ以上にこは関わらないわよ。」

 

絵「そうね、そろそろ先輩達暇してるだろうから行こっか。」

 

こ「う、うん。」

 

店を出ると、ちょうど大あくびをしていた荘君が目に入り何故かことりは荘君を真っ直ぐ見ることができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ視点

 

洋服を買い終えたにこ達はデパート内にある、とあるカフェテリアに来ていた。

 

紳「俺達で注文してくるから、席とってくれよ。」

 

に「わかりました~」

 

とは言ったものの、やっぱりみんな涼しい店内にしか居たがらないのか空いてるのは外のオープンスペースだけだった。

 

絵「ここしか空いてないみたいね。」

 

に「あっつ~、なんでここしか空いてないのよ!!」

 

こ「それは、みんなも同じ気持ちだからだよ。」

 

に「わかってるけど…」

 

文句を言いながらも、木陰の比較的涼しそうなスペースをとった。6人で座るために、店員さんに許可をもらって椅子とテーブルを移動させる。

 

紳「あ~、やっぱここしか空いてなかったか。暑いししょうがないか。」

 

荘「言ったとおり、冷たい飲み物とサンドイッチにしてよかったろ?」

 

祥「それでも、熱いものとか辛いもの食えば発汗して涼しくなれるんだがな…」

 

注文してきたものをそれぞれ渡し、食べ始めようとしたとき何故か空が暗くなった。

 

絵「えっ、ちょっ…なに!?」

 

祥「雨…?」

 

紳「いや、今日の予報だと1日中晴れるって言ってたし何よりいきなりこんな風に暗くなるなんておかしいだろ…」

 

先輩がそう言った瞬間、にこ達の近くに雷が落ち煙が晴れると2人の女の子と1人の男の子がいた。

 

荘「は?」

 

こ「えっ、これって雷様の子どもなの?」

 

「ん~…あ、ママ~」

 

1人の女の子がそう言いながらことりに近寄っていった。それを皮切りに、もう1人の女の子はにこに、絵里に男の子は近づく。

 

こ「えっ?…ママ?」

 

荘「えっと…お嬢ちゃんお名前は?」

 

「くすもとさとりだよ!」

 

「「えっ…」」

 

よくよく見ると、さとりちゃんの顔と髪型はことりそっくりで、でも髪の色は荘司さんそっくりだった。

 

祥「えっと…お前は…」

 

「くぼたしょうり…」

 

男の子の方は祥一さんそっくりで、でも髪の色は絵里みたいに金髪だった。

 

に「ってことは…」

 

「はい!あなたのむすめの、あいさきしんこです!」

 

やっぱりね~と思いながら、3人とも同じ質問をした。

 

「「「パパは誰!?」」」

 

するとしょうり君は祥一さんを、さとりちゃんは荘司さんを、そしてしんこちゃんは紳哉先輩を指差した。

 

さ「わたしのパパ~」

 

しょ「父さん…」

 

し「お父様~」

 

やはり、みんな理解が追い付いていないのか呆然とするあまりだった。




今回も4部になるかな…


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時を越えた出会いと大決戦 2

4月末でフリーター卒業するから今より更新ペース遅くなるかも…


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

に)夏休みになり、にこは紳哉先輩と一緒にデパートに行ったらそこに絵里と祥一さん、ことりと楠本さんも来ていた。

 

絵『ことりしかいなかったから楠本さんも甘えられたんじゃないの?』

 

に)そう絵里に指摘されて、顔を真っ赤にしたことり。買い物を終えた後お昼を食べようとカフェテリアに行き

 

紳『俺達で注文してくるから、席とってくれよ。』

 

に)紳哉先輩にそう言われ、オープンスペースでテーブルを合わせたり椅子を移動させていざ食べようとしたら

 

『くすもとさとりだよ!』

 

『あいさきしんこです!』

 

『くぼたしょうり。』

 

に)雷と同時にこの子達が現れたの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里視点

 

突然雷と同時に現れた子ども達が私達の子であると言われ、私達は驚愕していた。そんな中、さとりちゃんはことりの、しょうり君は私の、しんこちゃんはにこの膝の上に座った。

 

絵「えっと…祥一先輩?」

 

祥「う…」

 

紳「う…」

 

に「紳哉先輩?」

 

荘「う…」

 

こ「えっと…荘君?」

 

「「「ウソダドンドコドーーン!!」」」

 

いきなりの大声で、近くにいた人達は一斉にビクッとしながらこちらを見る。

 

荘「この子が俺とことりの子ども?しかし、将来的にはどうなるかわからないとはいえこんなことなど…」ブツブツ

 

紳「仮に本当に俺の子だとして何故未来から今に現れた…それによるタイムパラドックスや時間軸に大きな影響が…」ブツブツ

 

祥「確かに見た目は俺そっくりだが、論理的結論としてはありえない。確実に俺の子だというなら今すぐあのボス猫女にDNA検査してもらった方がいいよな…それによる適合率によっては…」ブツブツ

 

いきなりブツブツと一人言を始めた。確かに3人とも認めたくないという気持ちはわかるけど、私達の側にいる子と私たち6人の容姿を見比べてみるとやっぱり本当にしか思えなかった。

 

絵「祥一先輩。」

 

祥「なに?」

 

絵「諦めましょうよ。本当かどうかは抜きとして、この子は…この子達は私達の未来の子どもだって今は信じてあげましょ。嘘か本当かは、後からでも追求できますしそれに…」

 

キューーーー

 

可愛らしい音が私のお腹…じゃなくて、私の膝の上に乗っているしょうり君から鳴った。

 

絵「お腹すいたの?」

 

しょ「」コクッ

 

絵「積もる話はあるだろうけど、今はお昼にしましょ。しょうり君がお腹すいてるってことは、みんなお腹すいてるだろうし。」

 

私がそういうと、男性陣も渋々ながら納得して椅子に座って注文したサンドイッチやポテトを食べ始めた。当然、未来から来たという私達の子ども達に食べさせながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり視点

 

お昼を食べ終えて、ゴミを捨てに荘君達が行ったのを確認した私達は一斉に同じ質問をした。

 

「「「パパ(お父さん)ってどんな人なの!?」」」

 

さ「んっと~、ふだんはおりょうりがとってもじょうずで、あたまもいいんだけどおさけをのんじゃうとすっごくママにあまえるの~」

 

しょ「けんきゅうねっしんで、ぼくたちかぞくのことをつねにおもいつづけてるけどやるきとかなさすぎるってかあさんがいってた。」

 

し「すっごくあたまがよくて、むずかしいことでもパパにまかせればぜんぶわかるといわれてるんですけどあたまがかたすぎだってママが。」

 

良い評価の後に悪い評価を聞き、なんか荘君達らしいと思い私達は顔を見合わせて笑った。

 

絵「そう、未来の私は幸せそう?」

 

しょ「うん、さいきょうのウルトラマンとけっこんできたからうれしいって。」

 

さ「あ、わたしのママもそういってたよ~」

 

し「ママもおなじこといってました。」

 

「「「へっ?」」」

 

今度は同時に言葉を漏らしてしまい、どういうことかと頭の中をフル回転させるけどなんでかどうしてもわからない。

 

こ「えっ…荘君が…」

 

絵「祥一先輩が…」

 

に「紳哉先輩が…」

 

「「「ウルトラマン…?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

「くっくっく。ようやく、未来を変えることができる。」

 

ことり達がいるデパートの本来なら立ち入ることができない屋上、そこに3人の少年の姿が見える。

 

「これで、未来を絶望と混沌の僕達の理想の世界にすることができる…」

 

「地獄の果てまで付き合うぞ。」

 

「ならばよい。いくぞ…」

 

リーダー格の少年の手には赤く、刺々しい水晶が握られていてそれを天高く掲げながら叫んだ。

 

「いでよ、最強の怪獣。キングオブモーーンス!!」

 

再び暗雲が町を覆いつくし、先程よりも一回り以上大きい雷が落ちるとそこには翼竜を思い浮かべる翼に無数の牙で覆われた腹、背中部分は青い体色、腹の部分は赤い体色の3つの目をもつ怪獣、最強合体獣キングオブモンスが立っていた。

 

「ゲウウウーーーー!!」

 

キングオブモンスは咆哮を上げると口から発車方向に存在する全てを破壊する、クレメイトビームを放ち町を破壊していく。

 

「これで、未来は俺達の望むものとなる!!」

 

リーダー格の少年は、赤い光の玉となりキングオブモンスと1つになった。




キングオブモンス登場からは酒飲みながら描いたので、文章がおかしかったらご指摘お願いします。(一応確認したけど)


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時を越えた出会いと大決戦 3

ジオウの最強形態楽しみ~(まだまだ先の話だけど)


前回のラブライブ!光と女神の物語

 

祥)自称、俺達の子達がいきなり目の前に現れて俺と紳哉と荘司は

 

『『『ウソダドンドコドーーン!!』』』

 

祥)と、ついオンドゥル語が出てしまった。その後、昼を食べ片付けていたら

 

『ゲウウウーーーー!!』

 

祥)と、遠くからそんな咆哮が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祥一視点

 

「ゲウウウーーーー!!」

 

祥「なんだ!?」

 

俺がそう言うと同時に激しい地震が起こり、近くにあったテーブルや飲食店の食品サンプル等が倒れ一気に停電してしまう。

 

荘「ことり…さとり!!」

 

紳「にこ!しんこ!」

 

祥「絵里…それにしょうり!大丈夫か!?」

 

急いで絵里達のいるオープンスペースに戻ると、絵里達はそれぞれの子を守るように覆い被さっており顔を上げると町がメチャクチャになっていた。

 

しょ「かあさん、だいじょうぶ?」

 

絵「ええ。前にも、似たようなことがあったから私は平気よ。」

 

し「ママ…」

 

に「宇宙No.1アイドルにこにーは、こんなことで泣かないし怪我もしないわよ。」

 

さ「ママ…こわいよ…」

 

こ「大丈夫大丈夫。ママとパパがいるから。」

 

俺達は自称、子どもと付き添った女に近づき怪我がないかを確認し正直ホッとした。

 

「ゲウウウーー!!」

 

再び、屋内で聞いた咆哮が響き渡りその方向を見るとキングオブモンスが暴れていた。

 

こ「なに、あの怪獣…」

 

紳「最強合体獣、キングオブモンス。やつが放つ光線は全てを破壊し尽くすと言われているんだ。」

 

紳哉が説明している間に、俺は荘司とアイコンタクトをとり荘司は崩れたデパート内に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

荘「町をメチャクチャにしやがって…」

 

俺は怒りを押さえながら、人気のないところでエスプレンダーを取り出した。

 

荘「ガイアーーーー!!」

 

俺はガイアに変身し、キングオブモンスの前に立ちふさがり面食らってる間に腹に肘打ちをする。

 

「デュア!」

 

祥「ガイア!」

 

こ(荘君…なの?)

 

ふと下を見ると、ことり達が心配そうな顔をしていたが俺はサムズアップをしキングオブモンスと戦い始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

「やはりガイアが現れるか…」

 

「現れたな。」

 

そう呟いた時、リーダー格の少年から2人の少年の脳内に直接念波が届く。

 

『お前らも来い。流石に、俺一人じゃ無理だ。』

 

その言葉に2人は頷き、太った方は青い光の玉になってキングオブモンスの腹部分に、ノッポの方は緑の光の玉になってキングオブモンスの羽部分に飛び立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

キングオブモンスにヘッドロックを掛けているときに、青と緑の謎の光が俺にぶつかりその衝撃で俺はヘッドロックを外してしまい後ろに下がると青い光は腹に、緑の光は背中に入り込む。

 

「ゲゥムゥゥ…」

 

キングオブモンスが両手を広げると、腹の部分がまるでそこだけ命を持ったかのように動きだし、そこから巨大顎海獣スキューラが、背中の翼が勝手に動き骨翼超獣バジリスが現れた。

 

荘『嘘だろ…おい!』

 

俺が驚いている隙に、スキューラは体当たりをして俺の足をとりバジリスは鎌みたいな両腕で俺を捕らえてキングオブモンスに投げ渡すとキングオブモンスは腹の牙部分で俺を拘束する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

紳「ガイア…」

 

に「……」

 

にこはしんこちゃんを絵里に任せると、俺の方に近づいてくる。

 

に「紳哉先輩…」

 

紳「なんだよ?」

 

に「歯ぁ、食い縛りなさい!!」

 

そう言うと、にこは俺の顔に思いっきり拳を振るってきた。

 

紳「いって…」

 

に「行きなさいよ…藍崎紳哉、いやウルトラマンティガ!!」

 

いきなり俺がティガであることを指摘されてしまい、思わず俺はその場で思考停止してしまう。

 

絵「祥一先輩…あなたもよ…」

 

祥「あっ?」

 

絵「ウルトラマンダイナ、あなたもウルトラマンガイアを…楠本荘司を助けに行きなさい!!」

 

祥一も同じように、自分がダイナであることそしてガイアが荘司であることを指摘され表情は変わらないが動揺する。

 

紳「…いつからだ?」

 

に「正直、全然気付いていませんでしたけどしんこ達に最強のウルトラマンと結婚できて嬉しいって聞いたときに。」

 

絵「私も。今考えるとあの時、確かに祥一先輩は瓦礫の下敷きになったのにダイナが怪獣を倒して帰ったら、何事もなかったかのようにしてたから…」

 

祥「絵里…」

 

俺も祥一も互いに見つめ合い、そして同時に頷く。改めてキングオブモンスの方を見ると、すでにガイアのカラータイマーは点滅していてスキューラ、キングオブモンス、バジリスの順に投げ飛ばされていて苦戦しているのが目に見えた。

 

祥「ふう…」

 

紳「いこうぜ、祥一。絶望の未来を希望の光に照らしに!!」

 

祥「ああ!!」

 

祥一が一歩前に出てリーフラッシャーを、俺も横にならんでスパークレンスを取り出す。

 

祥「待ってろ荘司。」

 

紳「今行くぜ!!」

 

そして、天高く掲げながらこう叫んだ。

 

紳「ティガーーーーー!!」

 

祥「ダイナーーーーー!!」




更新ペース早くなったのは、かなり勢いだけで描いてるからです


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時を越えた出会いと大決戦 4

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

こ)突然現れたキングオブモンスに、町はほとんど壊されちゃって私達にも被害が及びそうだったけど

 

『デュア!』

 

こ)そこにガイアが現れて、キングオブモンスと戦っていたんだけど突然キングオブモンスからスキューラとバジリスが現れてピンチになったとき

 

に『行きなさいよ…藍崎紳哉、いやウルトラマンティガ!!』

 

絵『ウルトラマンダイナ、あなたもウルトラマンガイアを…楠本荘司を助けに行きなさい!!』

 

こ)そう檄を入れられた紳哉さんと祥一さんはティガとダイナに変身した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり視点

 

紳哉さんと祥一さんの体が光輝き、ことり達は反射的に目を閉じてしまう。光が収まると、私達の前にウルトラマンティガとウルトラマンダイナが立っていた。

 

さ「…ひかり。」

 

「タッ!!」

 

「ショア!!」

 

こ「ねえ、絵里ちゃん…」

 

絵「なに?」

 

こ「勝てるかな…荘君達。」

 

ことりが不安な言葉を漏らすと、絵里ちゃんは私の目の前に来てそっと抱き締めてくれた。

 

絵「私にはわからない…けど、信じましょう。ウルトラマンを…荘司さんと紳哉さん、そして祥一先輩を。」

 

に「そうよ。にこ達がここで何か言ったところで結果は変わらないわ。でも、勝って欲しいって願いましょ。」

 

こ「うん!!」

 

このとき、ことり達は気が付いてなかった。さとりちゃんにしょうり君、しんこちゃんがいなくなっていたことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

荘『くそ…』

 

「デュア…デェア…」

 

うつ伏せで倒れてる俺を、キングオブモンスは囲んでいる。絶対に勝ち目などないと言わんばかりにそれぞれが咆哮を上げており、正直ちょっと絶望した瞬間…

 

「チャッ!!」

 

「シュア!!」

 

聞き覚えのある声と共に、ティガのハンドスラッシュがスキューラに、ダイナのビームスライサーがバジリスに直撃し悶えた一瞬をつき俺はキングオブモンスにストレートパンチを食らわせバク転する。

 

「ヂャア…」

 

紳『大丈夫か?荘司。』

 

祥『立てるか?』

 

荘『察するに、ことり達にバレたな…まあ、そんな話は後でいいや。今は、こいつらを倒すしかないな!』

 

俺が気合いを入れ直すと同時に、紳哉と荘司は俺のライフゲージに手を当ててエネルギーを分け与えてくれ点滅状態から戻った。

 

荘『さて、どいつやる?』

 

紳『俺はあの魚擬きをやる。』

 

祥『ならバジリスは俺が。荘司、キングオブモンスにさっきまでやられた借りを返してやれ!!』

 

荘『ああ!!』

 

「チャッ!」

 

「フッ!」

 

「ジャッ!!」

 

俺達は目配せをし、紳哉はスキューラに側転をしてから上に乗り祥一は飛び蹴りをバジリスに食らわせ俺はキングオブモンスにがっちり組み合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

俺は魚擬きこと、スキューラに乗りエルボーを連打していたが流石に振り落とされてしまう。

 

紳『やるな…お前、どう見ても水中戦が得意そうだな…よし、お前の得意なフィールドで相手をしてやる!!』

 

「クワアァァ!!」

 

「チャッ!」

 

俺はスキューラの後ろに回り、背鰭と尾の部分を掴んで持ち上げて振り回し海に投げ飛ばしてから俺も空を飛んで追う。横目で荘司達の様子を見ると、祥一とバジリスは空に飛び立つのが見えた。

 

紳『いや、俺はスキューラに集中だ!』

 

東京湾のちょうど真ん中に落ちたスキューラを確認し、俺も追って海に入る。すると、やはり海こそがやつのフィールドらしく尾びれを動かし潜水していき俺は再びハンドスラッシュを撃とうとするが、その前にスキューラが旋回して俺に体当たりをしてきてあまりの衝撃に、俺は海底に叩きつけられる。

 

「クッ!」

 

紳『いって…でも、勝って絶対キングオブモンスを…』

 

俺が体勢を立て直すと、スキューラも俺の前に降りてくる。俺はスキューラの口を掴み力を込めると顔ごと胴体から切り離される。

 

紳『嘘だろ…顔と顎が離れても生きていられる生物本当にいんのかよ…』

 

怯みながらも俺はスキューラの顔めがけてキックをするが、その前に顔をあげられそのまま右足と体を挟まれてしまう。

 

「クッ…ヂェ!ヂェエ!」

 

紳『くっ…見た目通り顎の力が強い…俺、負けるのか…』

 

『負けないでください、先輩!』

 

そんな声が響くと同時に、俺の頭ににこの泣いている顔が浮かんだ。

 

紳『にこ…俺は、俺は!負けるわけにはいかない!』

 

「ハッ!!」

 

「クワァ!!」

 

俺はなんとか力をいれて、スキューラの眉間に思いっきりエルボーをして怯んだ隙にバク転を数回して距離をとる。スキューラは顔と一体化した顎を上下させながら向かってくるがその前にゼペリオン光線の体勢をとる。

 

「フッ!ハアァァァ…チャッ!」

 

ゼペリオン光線をスキューラに放ち、ちょうど顔と顎の真ん中に直撃しそのまま爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祥一視点

 

紳哉がスキューラを投げ飛ばすと同時に、俺とバジリスは空…いや宇宙に飛び立った。

 

「キャアァァァ!」

 

「ヂャア!!」

 

バジリスは太陽に近付いたかと思えば急旋回し、俺の背中に鎌で攻撃してきた。

 

「グワァ!!」

 

祥『やろう…恐竜みたいに暴走するかと思えば以外と知恵をあるのかよ…』

 

俺も旋回し、バジリスにキックをしようとするが寸前に上昇されてかわされてしまい再び背中に鎌で切りつけられる。

 

祥『ぐっ…』

 

苛立ちを覚え、今度は背中に攻撃をされないように警戒していると口からバルバリボールを撃ちだし、俺はなんとか両腕でガードする。

 

『祥一先輩!!』

 

祥『っち、んな心配そうな目で見んじゃねえよ。俺は、死なねえ。絶対生きて、お前に勝利を生ませてやる…』

 

再び、バジリスはバルバリボールを連射してくるが俺はすべてガードしフラッシュサイクラーで反撃をする。

 

「キイィィィ!!」

 

祥『今だ!』

 

俺は普段とは違い、専用のポーズをしてから放つソルジェント光線をバジリスに放った。マトモに食らってしまったバジリスは全身に炎を纏い、大気圏内で爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荘司視点

 

「グワァ!!」

 

ティガとダイナがそれぞれの戦いに行った後、俺は再びキングオブモンスと対峙していたが余りのパワーに投げ飛ばされてしまう。

 

「ゲウゥ…」

 

「グッ!」

 

仰向けで倒れてる俺に、キングオブモンスは体重を乗せてきて俺は振りほどこうと足を掴むが中々剥がすことができない。

 

こ「荘君!!」

 

荘『ことり…俺は、お前を守る。未来に俺とお前が結ばれ、さとりを育てるためにも!!』

 

「ジュッ!!ハッ!ハアァァァ…ジュア!!」

 

俺は気合いをいれてキングオブモンスの足を剥がすことに成功し、両腕を真っ直ぐ上にあげて全身を発光させガイアの最強形態、スプリームバージョンになる。

 

「ゲウゥ…」

 

キングオブモンスは翼を広げ、空に飛び立ち俺に体当たりをしようとするが…

 

「チャッ!」

 

「デュア!!」

 

海から現れたティガのサマーソルトキックを顎に、宇宙から戻ってきたダイナのフライングクロスチョップを襟首に食らったキングオブモンスは地上に落下してしまう。

 

荘『紳哉、祥一!』

 

紳『後は、荘司さんだけですね。』

 

祥『ああ、俺達はほとんど圧勝したんだ。これで負けたら、卍固めだぞ。』

 

荘『ああ!!』

 

起き上がったキングオブモンスは俺にクレメイトビームを放つが、ウルトラバリヤーを張って防ぎ左腕は天高く掲げ、右手はライフゲージに添えて海と大地の光を集めたガイアの最強光線、フォトンストリームを放ちキングオブモンスはマトモに食らってしまい爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変身を解いた俺達は並んで歩き、それぞれが待ってくれている人に向けて足を動かした。

 

こ「荘君…」

 

荘「ことり…」

 

に「紳哉…先輩…」

 

紳「にこ。」

 

絵「祥一先輩。」

 

祥「絵里…」

 

対面し、互いに一息ついてから声を合わせてこう言った。

 

「「「おかえりなさい!!」」」

 

「「「ただいま。」」」

 

こ「よかったよ~荘君が無事で~」

 

荘「おいおい、泣くなよ。」

 

こ「だって…」

 

ことり達は量の差はあれど、涙を流しており俺はことりの頭を撫で、紳哉はにこをそっと抱き締め、祥一は絵里の側に寄り肩を寄せた。

 

勝「勝てたね。絶望の未来への分岐点と。」

 

さ「当たり前でしょ。パパ達は強いんだから。」

 

秦「そうですわ。」

 

声をした方を振り向くと、今のことり達と余り年齢差のない少年と少女2人が立っていた。

 

こ「えっ?」

 

に「誰?」

 

絵「今、パパって…」

 

勝「ごめんな、騙してて。さっきまで幼児化してただけでこっちが本当の年齢の姿。」

 

その言葉に、俺達は再び思考がフリーズしたことは言うまでもない。それでもお構い無しに、勝利達は続けた。

 

勝「さっきまで戦ってたのは、俺達の未来の世界をよく思わないやつらが作り上げた人造人間で、過去さえ変えてしまえばやつらの理想の世界になる。それを防ぐために俺達は来たんだが。」

 

さ「いきなり私達が現れて息子娘だって言われても信じないだろうからって。」

 

秦「そうパパに教えられて、祥一さんが開発途中の幼児化薬を飲んでこの時代に来たんです。」

 

勝「んで、効果が切れたから隠れて倒すのを確認したって訳よ。」

 

その言葉に嘘偽りはないと思い、俺達はそれぞれの子どものところに行きこう言った。

 

荘「そうか。」

 

祥「なら、未来でやつらに伝えてくれ。」

 

紳「んなことするんなら、こそこそせずに堂々と来いってな。」

 

勝「ふっ、父さんらしいよ。」

 

そう勝利が笑うと、3人の体から光が溢れ出す。

 

勝「戻るときが来たみたいだな…」

 

秦「会えて、良かったです。」

 

さ「パパ、お酒はほどほどにね。」

 

勝「父さん、普段からもう3割くらいやる気出せよ。」

 

秦「パパ、もう少し頭を柔らかくして考え事してね。」

 

そう伝えられると、光が一際強くなり次の瞬間さとり達はいなくなっていた。

 

こ「また、会えるかな?」

 

荘「そうだな。必ず会えるぞ。いつかの、未来で。」




4000字行きそうになった…


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光と女神達の日常 まきりんぱな編

最近戦闘が多かったので、箸休め的なやつです。

時期的には春です。まきりんぱなとありますが、主役は真姫です。


真姫視点

 

この私、西木野真姫は悩んでいる。

 

真「はぁ…」

 

学校では窓際の席、今は授業中だが私は頬杖をついて外をぼんやりと見ながら本日何度目かわからないため息をつく。

 

原因は、わかりきってるんだけどそれでも煮え切らない自分がいた。

 

真「お昼にでも、花陽達と話をしようかしら。」

 

 

昼休み

 

真「ねえ、どうすればいいかな?」

 

花「どうすればって言われても…」

 

凛「凛もこんなの初めてだからわかんないよ…」

 

普段みんなで集まる中庭…ではなく、花陽が部長を引き継いだアイドル研究部でお弁当を広げていた。

 

花「真姫ちゃんは慣れてると思ってたけど…」

 

真「慣れてないわよ。昔、結構色んなところできついこと言ってたからこんなこと1度もなかったのよ。」

 

凛「真姫ちゃん…」

 

普段なら、少しでも自覚があったんだにゃとか茶化してくる凜も今回ばかりは茶化してこなかった。そして、私の悩みの種を取り出してこう呟いた。

 

「「「ラブレター…ね(にゃ)(か)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

最近、真姫さんの様子がおかしい。常に上の空っていうか、ピアノの練習をしてるときも心ここにあらずという感じで僕や院長達が話しかけても必ず驚いてから反応する。

 

そんな僕の休みの日、美歌さんからアフタヌーンティーに誘われたためリビングでソファーに腰掛けながら紅茶を飲んでいた。

 

美「ねえ、宏ちゃん。やっぱり、最近真姫ちゃんの様子おかしいわよね。」

 

宏「ですよね。」

 

美「やっぱりこれって…」

 

1度言葉を止めてから美歌さんは何故か僕を見る。

 

宏「?」

 

美「まあいいわ。私達が聞いても何も言わないだろうし。」

 

宏「そうですね。」

 

僕達がため息をつき、再び紅茶を飲もうとカップに口をつけると

 

真「ごきげんよう、お母様と宏二さん。」

 

扉が開き、普段のトゲトゲした喋り方とは違いお嬢様言葉を使ってきた真姫さんが入ってきた。

 

真「アフタヌーンティーですね。よいものですわ、特にこの春のポカポカ陽気に最適ですわ。」

 

この笑顔、そして言葉使い。僕と美歌さんは紅茶を淹れたカップを口に当てながら目をパチクリすることしかできない。

 

真「ですが、私はこれからピアノのレッスンがありますので。それでは、ごきげんよう。」

 

真姫さんが出ていき、僕と美歌さんは同時にカップを置き、同時に立ち上がり、同時にキッチンのシンクに立ち、同時にシンク内に紅茶を吹き出した。

 

宏「ゲホゲホゲホ!!ウソダドンドコドーーン!!あれ本当に真姫さん!?ねえ、美歌さん、あれ本当にあんたの娘!?」

 

美「そうよ!でも、普段はあんな言葉を使わないから…えっ!?何かに体を乗っ取られたの!?あの言葉使いは感動だけど無意味よ!!真姫ちゃんはあのツンデレ言葉を使ってこその真姫ちゃんなのよ、あんな真姫ちゃんは絶版よ絶版!!」

 

僕も美歌さんも興奮してしまい、互いの肩を揺らしながら話していた。

 

宏「とりあえず、一旦落ち着きましょう。僕が何があったのか聞いてくるので。」

 

美「そ、そうね。」

 

僕は1度口の中を濯ぎ、真姫さんの部屋をノックした。

 

真「なんですか?」

 

宏「入ります。」

 

僕がドアを開けると、真姫さんは何かを机に隠した。それを見逃さなかった僕は咄嗟に嘘を考えた。

 

宏「あっ!空飛ぶトマト!!」

 

普通なら引っ掛からないであろうこの嘘を

 

真「えっ!トマト、どこ!?」

 

真姫さんは窓から体を出し、探し始める。真姫さんは賢いんだけど、何故かトマトのことになると人が変わるんだ。その隙に、僕は真姫さんの机の中からハートのシールが貼られた手紙を取り出す。

 

宏「ん?これって…」

 

真「あっ…ダメェ!!」

 

宏「今時手紙を渡す人なんて珍しいですね。」

 

真「ヴェ!?」

 

宏「中身は見ませんが、ちゃんと返事をした方がいいですよ。」

 

真「う、うん。」

 

宏「では、失礼しますね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫視点

 

真「ふう~宏二が天然で助かったわ…」

 

でも、宏二の言うことには一理ある。私は、もう一度ラブレターの中身を見る。

 

「西木野真姫さん、動画であなたのことを見てからあなたに憧れるようになりました。もしよろしければ、お付き合いしてください。返事は、金曜日の放課後にアルパカ小屋の前でお聞かせください。」

 

真「明日が金曜日か…とりあえず、凛と花陽に相談しようかしら。」

 

そう呟き、中身をしまって手紙も鞄に放り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽視点

 

金曜日、朝の練習の時に

 

真『凛、花陽。ホームルーム前に話があるから私のところにきて。』

 

と呼び出されたので、着替えた私と凛ちゃんは共学化し人数が増えたので2つのクラスに別れた真姫ちゃんを尋ねた。

 

真「凛、花陽。」

 

凛「それで、話ってな~に~?」

 

真「これよ。」

 

真姫ちゃんはこの前私達に見せてくれたラブレターを取り出した。

 

花「えっまさか…」

 

凛「その人と付き合うの!?」

 

真「ヴェ…凛、声大きい!!」

 

花「真姫ちゃんもね…」

 

私にそう指摘された真姫ちゃんは咄嗟に口を両手で隠し、一息ついてから再び座る。

 

真「家の研修医に言われたのよ…返事はした方がいいって。」

 

花「そっか…」

 

凛「でもでも、これで真姫ちゃんとその人が付き合うことになったらアイドル研究部にも顔を出さなくなってとうとう退部するかもしれないにゃ!」

 

真「落ち着きなさい!」

 

すっかり興奮していた凛ちゃんの頭を真姫ちゃんはチョップをして窘める。

 

凛「痛いにゃ~」

 

花「凛ちゃん…流石に言い過ぎだよ。」

 

真「ふん!それより、そろそろホームルーム始まるわよ。」

 

真姫ちゃんにそう言われて時計を見ると、確かに後5分ほどでホームルームが始まるので凛ちゃんの肩を軽く叩いてから自分達のクラスに戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

真「ごめんなさい!!」

 

放課後、真姫ちゃんが返事をすると言われたので凛とかよちんは一応様子を見るためにアルパカ小屋の近くに隠れて様子をうかがっていた。

 

「うん、西木野さんには西木野さんの事情があるもんね。俺っちも諦めるよ、じゃアデュー。」

 

意外と詰め寄られるかと思ったら、直ぐに諦めてくれたので呆然としている真姫ちゃんに凛達は駆け寄った。

 

花「意外と…」

 

凛「あっさりだったにゃ。」

 

真「うん、もう少し言い寄られるかと思ったけど。」

 

凛「それにしても、真姫ちゃんのタイプってどんな男の人なのにゃ?」

 

凛は何気なくそんなことを聞き、咄嗟にチョップが来るかと思って構えたけど真姫ちゃんは何もせずに考え込んでいた。

 

真「そうね。真面目で、一生懸命な人がいいかしらね。そう言う凛と花陽はどんな人がいいのよ?」

 

凛「凛はね、普段はとーっても優しくてでも凛を守るために強くなる人がいいにゃ。」

 

花「私は…こんな性格だから引っ張っててくれる人がいいな。」

 

この3人が、各々の条件に該当する人と恋人同士になるのはまだまだ先のお話。




思ったよりネタ入れられたな


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失われた女神と零となった光 1

今回長くなるかも…


凛視点

 

現在、凛達は夏休みの真っ只中でお盆も終わってそろそろ練習再開って時期なんだけど…

 

凛「なんでこうなってるにゃーーーー!!!」

 

海「凛!迷惑ですから、山びこは頂上でやってください!」

 

いきなり海未ちゃんに登山キャンプに誘われて、奉介君と叶さんがノリノリで気付いたら荷物を準備され電車に揺らされ、現在前に希ちゃんと海未ちゃんで山に登った時に落ちかけた茶番とほとんどおんなじ状況になってるにゃ。

 

奉「凛!力を抜いたら死ぬぞ!」

 

叶「凛凛!ファイトだよ!」

 

凛「あんたは穂乃果ちゃんか!!ってこんな状況でファイトもなにもないよーーーー!!」

 

海未ちゃんと叶さんが上から凛の腕を掴み、その下で奉介君が凛を支えている。この前と唯一違うのが、本当に崖で凛が落ちかけていることで奉介君も片手でロープを掴みながら凛を支えているんだにゃ!

 

奉「っち!海未、叶!今から俺が思いっきり凛に力を入れる。そうしたら一気に引き上げろ!」

 

海「わかりました!!」

 

叶「奉ちん、任せて!」

 

凛「にゃにゃにゃ!?」

 

凛が驚くと同時に、奉介君は軽く腕を後ろに引きそのまま凛を突き飛ばすように押した。すると一気に体は軽くなり、同時に腕が凄く痛くなり海未ちゃんと叶さんが引き上げるのを感じ、次に足を着いたのは地面の上だった。

 

凛「うう…ひどい目にあったにゃ…」

 

海「凛、これが山の厳しさです。」

 

叶「落ちそうになった、凛凛が悪い。」

 

奉「押していいってよ…って神からのお告げが来た。」

 

凛「みんなひどいにゃーーーー!!!」

 

凛の心からの叫び、それは色んな山で響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

凛「ひっく…グスン…」

 

奉「凛…ごめん、流石にちょっとやり過ぎた…」

 

凛「ちょっとじゃないよ!!本当にやりすぎだにゃ!!次あんな目に遭わされたら3人とも絶交だからね!!」

 

頂上に着き、叶と海未でテントを張っているなか凛は未だに涙目で拗ねていた。これは、しばらくかかりそうだと思った俺は薪を拾いに行くことにした。

 

ゼロ『奉介…お前、流石にさっきのは俺も本当にやりすぎだと思ったぜ。』

 

奉「仕方ないだろ…俺だって片手でロープ持ってたんだ、ああするしか凛を助けることができなかったんだよ…」

 

ゼロ『それはわかってるが…お前、なんであの猫娘のことばかり考えているんだ?正直、あいつに固執しなくてもお前の喧嘩早い性格さえなんとかすれば結構モテると思うんだがな…』

 

奉「少し長くなるが…話してやるよ…」

 

俺は適当に薪を置き、近くの切り株に腰かけて自分の過去を話し始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から12年前の話だ

 

奉『おとうしゃん…おかあしゃん…どこ?』

 

俺はその年の頃、親父がまだ生きてて音の木坂に住んでいたんだけどなある日、親父達とデパートに出掛けたときに迷子になってな…当時は今みたいな性格じゃなくて、分かりやすく言えば小動物みたいに常にプルプル震えている子どもだったんだ。周りは知らない人ばかり、しかも自分より遥かに大きい人たちばかりで俺はついにトイレの前で泣いちまったんだよ。

 

奉『おとうしゃん…おかあしゃぁぁぁぁん…』

 

『どうしたんだにゃ?』

 

その時声をかけてくれたのが、凛だった。今とおんなじ男の子と間違えるほどのショートヘアーに猫みたいな語尾。久しぶりに戻ってきたときもすぐに凛のことはわかったよ。

 

奉『おとうしゃんとおかあしゃん…いなくなっちゃったの…』

 

凛『そっかぁ…じゃあ、りんがいっしょにさがしてあげるよ!』

 

奉『えっ?』

 

驚いている俺の手を掴んで、凛はずんずん歩き出したんだ。親父達のことをなんにも知らないくせに、しかも道行く人に

 

凛『ねえ、このこのパパ(ママ)?』

 

って片っ端から声かけてくんだぜ。今思えばあり得ねえだろ。しかも、本当にその方法で見つけたときは嬉しかった…

 

奉『おとうしゃん!おかあしゃん!』

 

『奉介!』

 

『心配したのよ。』

 

俺がお袋に抱き締められ、その後お礼を言おうと振り向いたときは凛もすでに親に連れてかれてたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉「そして、再会してからも再会する前からもあいつからの恩を忘れたことはない。だから、俺はあいつを守ることで恩返しをしてるんだ。」

 

ゼロ『なるほど…お前、顔に似合わず優しいな。』

 

奉「顔に似合わずは余計だ。それより、そろそろ戻らないとあの二人、今頃凛の扱いに困ってるだろうし。」

 

ゼロ『そうだな。』

 

立ち上がり、薪を持ってきたロープで縛り歩き出す。凛の機嫌を直す方法を考えながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メフィスト視点

 

メ「そろそろ復活の時がきたな…」

 

ジャ「なにがだ?」

 

現在、私はジャグラスに誘われてとある山に来ていた。すると、そこにたまたまとはいえ私の目的の人物もいたのだ。

 

メ「今は眠っている、我が主。ダークザギ様だ。」

 

ジャ「ふ~ん…んで、前々から聞きたかったんだけどお前そのダークザギを復活させて何がしたいんだ?」

 

普段のスーツ姿とは違い、登山家スタイルのジャグラスにその質問をされると何か緊張感がないとつい思うがそれを隠して答える。

 

メ「んん!強いて言うなら、この宇宙全ての破壊だ。」

 

ジャ「そうか…」

 

メ「さあ今参りますぞ…ダークザギ様。」



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失われた女神と零となった光 2

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

凛)お盆も終わって、急に海未ちゃんに登山に誘われて行ったんだけど

 

海『凛、これが山の厳しさです。』

 

叶『落ちそうになった、凛凛が悪い。』

 

奉『押していいってよ…って神からのお告げが来た。』

 

凛)危うく命を失うところだった凛にこんな言葉を浴びせられたから、しばらく拗ねることにしたんだにゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

叶「凛凛~、水汲むのお願いしていい~?」

 

凛「いやにゃ!山の厳しさを知ってる叶さん達でやればいいにゃ!」

 

海「凛!わがままを言わないでください!」

 

凛「ふん!」

 

奉ちんが薪拾いに行ってから、俺や海未も凛とコミュニケーションをとろうとしても相変わらずご機嫌ななめでそろそろ匙を投げ出そうとしたら…

 

奉「凛。」

 

凛「奉介…君。」

 

薪拾いから帰って来た奉ちんが薪をテントの近くに置き、凛凛に近づいていく。

 

奉「俺達が悪かった。だから機嫌直してくれ。」

 

凛「そんな風に言われて直るんなら、とっくに直ってるにゃ。それに、今回の登山だって凛は行くなんて一言も言ってないのになんで連れてきたんだにゃ!」

 

その言葉に聞いているだけの俺と海未も確かに…と考えた。そもそも海未は凛凛を登山に誘うとは言ってたが、嫌がったら無理矢理連れていく気はないと言っていた。けど、最終的に凛凛を連れ出したのは奉ちんだ。

 

海「叶さん…そろそろ奉介さんに助け船を…」ヒソヒソ

 

叶「いや、奉ちんならなんとかするよ…」ヒソヒソ

 

俺がそう言うと、奉ちんは凛凛の目の前までしゃがんで頭に軽く手を置いた。

 

凛「奉介…君?」

 

奉「ちょっと来いよ。」

 

凛「えっ?」

 

戸惑ってる凛凛を他所に、奉ちんは手を引いて歩き出した。途中、アイコンタクトで晩飯当番頼むなと言われた気がしたがそれを確認する間もなく、奉ちん達は遠くに行った。

 

海「どうしたのでしょう?」

 

叶「さあ?でも、今は奉ちんに賭けて俺達は夕飯作ろ~」

 

海「…はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

凛「どこに行くの?」

 

奉「いいとこ。黙ってついてこいよ。」

 

俺は拗ねている凛の手を引き、とある場所に向かっていた。たまたま見つけた場所であるが、今の凛の機嫌を直すにはちょうどよいと思い連れ出すことにしたんだ。

 

奉「着いた…」

 

凛「なんにゃ?」

 

奉「見ろよ。」

 

凛が俺より前に出て、顔を上げるとそこは見渡す限りの花畑で夕焼けで照らされた花々は男の俺から見てもとても美しく見えるもので、凛の顔を見ると普段のボーイッシュな感じから女の子の表情になっていた。

 

凛「うわぁ~」

 

奉「綺麗だろ?たまたま見つけたんだが、夕焼けで照らされると更に綺麗になると思って連れてきたんだ。」

 

凛「うん!すっごく綺麗だにゃ!」

 

さっきまで拗ねてたのが嘘であるかのように、俺の側で喜ぶ凛。

 

奉「ちょっと待ってろ。」

 

凛「えっ?」

 

驚いている凛を余所に、俺は近くの花の前にしゃがんで合掌をしてから少し摘む。彩りのバランスを考えながら、花冠を作り凛の頭の上に置いた。

 

奉「俺からのプレゼントだ。」

 

凛「すごい…奉介君って顔は恐いけどこんな可愛いものが作れたんだ…」

 

奉(どうして、どいつもこいつも俺の顔から前置くんだろうな…)

 

俺がそんな事を考えていると、凛はしゃがんで花を見ていた。どれも凛からすれば新鮮味のあるものらしく、子どものように目を輝かせながら。

 

奉「満足か?」

 

凛「うん!ありがとう!」

 

奉「はは、じゃあそろそろ飯できてるだろうし海未達のところに戻るぞ。」

 

凛「にゃ~い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未視点

 

私達が夕飯のカレーを作り終えたところに、凛と奉介さんが帰って来て叶さんの言った通り奉介さんは凛の機嫌を直すことに成功したようです。

 

叶「凛凛~その花冠可愛いね~」

 

凛「えへへ///奉介君に作ってもらったんだにゃ。」

 

叶「奉ちんってやっぱ、顔に似合わず家庭的なの得意だよね~」

 

奉「お前らは!俺を侮辱した上でしか誉めることができないのか!!!」

 

叶「いだだだ!!奉ちん、ギブ!ギブ!ギブ!」

 

調子に乗った叶さんに奉介さんがロメロスペシャルを決められ、それを見ながら凛は笑っていましたが何故か私は笑うことはできずカレーの鍋をかき混ぜながら奉介さんを睨み付けることしかできませんでした。

 

海(なんなんでしょう…この感じ。最近、叶さんが誰かにツッコミで攻撃されているのを見たりほかの女性の方と話しているのを見るだけでイライラします…)

 

凛「あっ!カレー美味しそう!!」

 

海「えっええ…母から教わった山に登るときに最適な味付けらしいですよ。」

 

奉「ほ~、それは楽しみだなっとぉ!!」ギリリ

 

叶「いででで!!!ギブ!ギブ!ギブ!」

 

ようやく、叶さんはロメロスペシャルから解放され倒れているのをスルーして凛と奉介さんはご飯を盛って、カレーをかけました。

 

奉「うまそ~だな~」

 

凛「楽しみだね!」

 

叶「いてて…奉ちん容赦ないね~」

 

海「半分自業自得な気がしますが…」

 

そして、テントの近くに置いたテーブルと椅子に座り飲み物を用意していざ食べようとすると…

 

「やあ、我が主。」

 

そんな声が響き、振り向くとダークメフィストが拍手をしながらこちらに近づいていました。

 

奉「メフィスト!」

 

叶「我が主って…どういうこと?」

 

メ「言葉のままだ。貴様らが気付いていないだけで、私がお仕えすべき闇の権化…ダークザギ様はここにいるのだ…」

 

そう言い終えると、ゆっくり腕をあげてある人物を指しました。

 

メ「園田海未。貴様が…いやあなた様こそがダークザギ様なのです。」

 

海「えっ…」

 

ダークメフィストから私がダークザギであることを伝えられ、私たちはその場で凍りつきました。すると、暗雲が立ち込め雷の音と共にどしゃ降りの雨になりました。



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失われた女神と零となった光 3

花粉症の時期だな…

今回、鬱回になります


前回のラブライブ!光と女神の物語

 

叶)凛凛の機嫌を直すことに成功したらしくて、俺がその事で奉ちんに茶々をいれると

 

奉『お前らは!俺を侮辱した上でしか誉めることができないのか!!!』

 

叶)ロメロスペシャルでツッコミをされて痛がる俺を無視して、奉ちん達がカレーを食べようとすると

 

メ『やあ、我が主。』

 

叶)ダークメフィストが現れて、海未がダークザギであると言ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

海「私が…ダークザギ?」

 

凛「ねえ、奉介君。ダークザギってなに?」ヒソヒソ

 

奉「テレビのウルトラマンネクサスに出てくる、所謂ラスボスなんだ。まあ、ネクサスがいるってことはダークザギがいると思ってたが…」ヒソヒソ

 

小さい声で凛にダークザギの事を教え、ダークザギであるということを伝えられた海未は呆然としていた。どしゃ降りの中、誰もが傘をささずにこの現実を受け入れられなかった。

 

叶「海未がダークザギ?んなでたらめ言ってんじゃねえぞ!!」

 

メ「でたらめなどではない。ならば、証拠を言ってやろうか?」

 

奉「聞いてやる。さっさと言え。」

 

メフィストは咳払いをしてから、先程まで俺達が座っていた椅子に座り足を組む。

 

メ「そうだな…2つくらいでよいかな。まず1つ、そこの小娘は覚えがあるだろう。我が主…いや園田海未が寝ているところを起こされると機嫌が悪くなり、投げるものは全て音速となる。それこそがダークザギ様の力の1つなのだ。」

 

奉「へっ、俺も機嫌が悪くてその気になればそんなの余裕でできるぜ。」

 

メ「ほう。だが、決定的なものが2つ目だ。園田海未、貴様は最近夕焼け空を撮ることが趣味なのだろ?そのデジタルカメラで撮った写真を今すぐ見てみるのだ。」モグモグ

 

緊迫した雰囲気のなか、何故かメフィストが雨で薄くなったカレーを食べていたが空気が空気だったため俺も凛もつっこまなかった。そんな中、海未はバッグから自身のデジカメを取り出し今まで撮った写真を表示していた。

 

叶「っ!!」

 

海「これは…嘘です!!私は、夕焼けを撮ってただけなのに!!」

 

俺と凛も海未と叶の間から表示されている画面を見ると、夕焼け空ではなく全身が血まみれで絶叫しているかのような写真、顔の皮を剥がされて苦しんでいる人の写真、瓦礫に埋もれて泣いている子どもの写真、それだけでなくペドレオンやガルベロスといったスペースビーストが人間を補食したり、虐殺した写真が残っていた。

 

メ「わかっただろう?貴様は…いやあなた様は他人の不幸を喜び、絶望を生み出すことのできるダークザギ様なのです。」

 

海「嘘です…嘘です…」

 

ショックのあまり、海未はその場に座り込んでしまう。それを見たメフィストは口を拭いてから海未に近づこうとするが、叶が前に立ち塞がる前に俺がメフィストの胸ぐらを掴んだ。

 

奉(ゼロ、頼むぜ。)

 

ゼロ『ああ。』

 

奉「いい加減にしろよ、さっきから黙って聞いてりゃ勝手なこと言いやがって。俺はこの間のてめえとの決着つけたくてウズウズしてんだよ。」

 

メ「そうか…なら我が主を連れていくのは、お前を倒してからだな…ウルトラマンゼロ!!」

 

凛「えっ…」

 

驚いている凛を無視して、メフィストは巨大化し俺はウルトラゼロアイを取り出す。

 

奉「デュワ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

メフィストが奉介君をウルトラマンゼロと呼び、それを否定することなく奉介君はウルトラマンゼロの目に似ている眼鏡を取り出して、それを目に当てると光輝いて気づいたらダークメフィストとウルトラマンゼロが対峙していた。

 

叶「奉介…」

 

凛「叶さん、知ってたんですか…奉介君がウルトラマンゼロだってことを…」

 

叶「ああ、そして俺は…」

 

「シェェェラ!!」

 

叶さんが何かを言う前に、ゼロになった奉介君がメフィストに向かっていき互いに格闘での攻防を繰り広げてるけど互角だと言うのが凛にもわかった。

 

海「嘘です…嘘です…」

 

叶「海未!!」

 

凛「海未ちゃん!」

 

未だに同じ言葉を繰り返す海未ちゃんに凛と叶さんは近寄り、慰めようとすると次第に海未ちゃんがデジカメを見ながら不気味な笑顔になっていく。

 

海「でも、この写真…見てると何か嬉しくなります。この歪んだ顔、皮膚のない苦しみの写真、ふふふふふふふふふふ…」

 

叶「海未?」

 

凛(海未ちゃん…なんか怖いにゃ…)

 

不気味な笑いかたをする海未ちゃん。去年の合宿で、枕投げに巻き込まれた時とは違う恐怖を感じた。

 

海「この快感、ずっと昔から感じてました。ビーストを使役して恐怖に怯える人、ビーストに大切な人を食べられて憎んでいる人の顔…それら全てが私にとって心地よい快感です…」

 

叶「海未!!正気を保て!!」

 

凛「海未ちゃん!!」

 

凛や叶さんの声がけも無駄に等しく、海未ちゃんは勢いよく立ち上がって顔を空にあげて両手を開いた。

 

海「わかりました…私の本質は闇にあるのです。光あれば闇もある…私は究極の闇になることを誓いましょう。」

 

そう言うと、紫色の雷が海未ちゃんに落ちてきた。煙が晴れると、普段の青に近い黒髪が闇みたいな真っ黒に着ていた登山着から真っ黒なドレスに変わっていて目からハイライトが消えていた。

 

海「さあ、絶望の時間といきますわ…ウルトラマンゼロ、いや二階堂奉介!!」




上手く鬱表現できてたかな?


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失われた女神と零となった光 4

人によっては、かなりショッキングになる展開です。


前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

凛)突然現れたダークメフィストが海未ちゃんをダークザギであることを伝えて、海未ちゃんが趣味で撮ってた夕焼けの写真を見ようとすると

 

海『嘘です!!私は、夕焼けを撮ってただけなのに!!』

 

凛)夕焼けとはかけ離れた恐い写真ばかりだったにゃ。ダークメフィストが海未ちゃんを連れ出そうとすると

 

奉『いい加減にしろよ、さっきから黙って聞いてりゃ勝手なこと言いやがって。俺はこの間のてめえとの決着つけたくてウズウズしてんだよ。』

 

凛)そう言った奉介君はウルトラマンゼロに変身して、ダークメフィストも巨大化したにゃ。そして、海未ちゃんのことを心配しようとすると

 

海『この写真…見てると何か嬉しくなります。この歪んだ顔、皮膚のない苦しみの写真、ふふふふふふふふふふ…』

 

凛)こんな不気味なことを言い始め、紫色の雷があたると服も髪の色も目も真っ黒になっていたにゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奉介視点

 

ゼロになった俺は、ダークメフィストと激しい攻防を繰り広げていた。メフィストが回し蹴りをするなら俺も逆回転の回し蹴りを、右の拳を出すなら俺も右の拳を。そんな風に互角の戦いをしていた。

 

メ「くくく…」

 

ゼロ「何がおかしい!!」

 

メ「何が…か。我が主を見てみよ。そうすればわかるだろう。」

 

俺は海未の方を見ると、先程までとは違い黒いドレスに闇のような髪の色、目もハイライトが消えているのが見えた。

 

奉『なに!?』

 

ゼロ「自分がダークザギだってこと…闇を受け入れたってのか!」

 

メ「その通りだ…はっ!!」

 

海未の方に集中していた俺たちにダークメフィストは、ダークフェザーとダークフラッシャーを連続で繰り出し俺達はまともに受けてしまい後ろに吹っ飛ばされてしまう。

 

メ「さあ、我が主。行きましょう、ウルトラマンゼロを倒して我らが望む闇の世界を!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

突然雰囲気が変わった海未。それに俺達が驚いていると、ゼロが吹っ飛ばされてしまうのが見えた。

 

叶「ゼロ!!」

 

メ「さあ、我が主。行きましょう、ウルトラマンゼロを倒して我らが望む闇の世界を!!」

 

海「ええ、行きますわ。」

 

海未は何処からか、俺の所持しているエボルトラスターに似た物を手にしていた。

 

叶「まさか!!」

 

凛「海未ちゃん、やめるにゃ!!」

 

海「はっ!!」

 

海未は俺たちの言葉を無視して、エボルトラスター…いや敢えて言うならダークトラスターを勢いよく引き抜き、その体は闇に包まれていき気が付いたらダークメフィストの隣に、ダークザギとなっていた。

 

「さあ、絶望の時間ですわ。」

 

叶「やめろぉお!!!」

 

凛「叶さん!?」

 

凛の事を無視して、俺はエボルトラスターを引き抜きネクサスに変身してダークザギに殴りかかろうとするが謎の波動に止められてゼロと同じ付近まで吹っ飛ばされてしまった。

 

「グワァ!!」

 

ゼロ「叶!!」

 

奉『大丈夫か!?』

 

叶『奉介…なんとな…な。』

 

奉介は俺を抱えながらなんとか立ち上がるも、俺のエナジーコアもゼロのカラータイマーもすでに点滅していた。

 

海『しつこいですわね…もう、終わりにしましょう…メフィスト、あなたも手伝いなさいな。』

 

メ「はっ」

 

ダークザギとダークメフィストの両腕に闇のエネルギーが満ち溢れる。俺も奉介も避ける力はもう残っていなかった。

 

叶『海未…』

 

海『消えなさい!!』

 

メ「はああ!!」

 

ダークザギのライトニングザギに、メフィストのダークレイジャビローム。その2つが同時に放たれ俺も奉介も、まともに喰らってしまい光の分子になり元に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛視点

 

ウルトラマンゼロとウルトラマンネクサスが負けた。目の前に叶さんと奉介君が倒れていて、そんな現実が凛に襲いかかり泣いたり叫んだりすることができずにただ呆然としかできなかった。

 

凛「嘘…ゼロが…ネクサスが…負けた?」

 

海「愚かな光の力にしては、なかなかやりましたわね。」

 

ダークザギから元に戻った海未ちゃんは、凛達を見下すような目をしていて気絶している叶さんの事を踏みつけた。

 

海「その愚かな力、2度と使い物にならないようにしますわ。」

 

海未ちゃんは叶さんと奉介君の背中に手を当てる。すると、叶さんからは赤い光が奉介君からは青と赤の光が浮き出てそれを海未ちゃんが吸収していく。

 

海「そうですわ。凛、他のウルトラマンに伝えておいてください。近々、その愚かな力を貰いに行きますと。」

 

凛「海未ちゃん…嘘…だよね?」

 

メ「現実だ。さあ、我が主行きましょう。」

 

海「ええ。」

 

メフィストは黒いワームホールを出現させ、海未ちゃんとメフィストはその中に消えていった。と同時に、叶さんと奉介君が目覚めた。

 

奉「つつ…っ!ゼロ!ゼロォ!!」

 

叶「エ、エボルトラスターが…」

 

奉介君の腕についていたウルティメイトブレスレットと、叶さんの持っていたエボルトラスターは石みたいになっていたにゃ。

 

奉「どうして…」

 

凛「ま、まさか…さっき、奉介君達が気絶してるときに海未ちゃんはなにかを吸いとっていたにゃ。」

 

叶「ちっ!!俺達の光の力か!」

 

奉「今こんなところで、こうしてる場合じゃない!早く下山して、みんなにこの事を教えないと!」

 

叶「ああ!!凛、考えるのはやめろ。今は、あいつらに教えるのが先決だ。」

 

叶さん達の言葉にひとまず凛は頷いて、テントやテーブルは壊れたから自分達の荷物だけ持って下山した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャグラー視点

 

ジャ「最悪だな…」

 

俺はさっきまでダークザギ達が戦っていた場所に来ていた。見るも無惨な景色、その中から水の魔王獣、マガジャッパのカードとウルトラマンジャックのカードを拾った。

 

ジャ「巻き込まれた口か…やつを止められるのは、これしかないよな…」

 

俺は懐から2枚のカードを取り出す。光の力、ゾフィーのカードと闇の力、ウルトラマンベリアルのカードを。




海未ちゃんファンの皆さん、申し訳ありません。


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光と闇の解放 1

叶視点

 

俺達は急いで下山して、みんなに連絡したら花花の家で集まれるとのことだったので現在、俺達9つの光の持ち主に花花と凛凛が集合していた。

 

花「嘘…海未ちゃんが?」

 

奉「ああ、俺達の目の前でダークザギに変身して俺達はあっさりやられてこの通りだ。」

 

遥「ゼロとネクサスの光が…」

 

俺のエボルトラスター、奉ちんのウルティメイトブレスレットを見せると温度差はあれどみんな驚いていた。

 

凛「それにしても、こんな身近にウルトラマンがいたなんて…あっ!かよちん、知ってたんならなんで凛に教えなかったんだにゃ!!」

 

花「ご、ごめんね…みんなには内緒でってみんなに頼まれたから…」

 

秀「そうそう、正体を知ってるやつが身近にいてそれを狙われたら困るってみんなの意見をまとめたんだ。」

 

凛凛を秀さんが宥めて、俺達は再び今後の事を話そうとすると

 

「今のお前たちじゃあ、ダークザギに一方的にやられるのがオチだぜ。」

 

振り向くと、リビングのドアに縮れ毛のロングヘアーの青年が腕を当てて立っていた。

 

祥「お前…誰だ?」

 

ジャ「ジャグラス・ジャグラー。秀君、お前が変身するウルトラマンオーブの天敵とも言えるが今だけは味方になってやる。」

 

遥「宇宙人ってことか…今だけは味方ってどういうことだ?」

 

ジャ「俺は、形上メフィストの同胞だがあいつのやることは正直気にくわない。むしろ、俺の目的を果たすためなら邪魔だ。」

 

ジャグジャグの顔を見てみると、嘘を言っているように見えなかった。それは俺以外の全員も感じたらしく、即座にアイコンタクトをとってから頷いた。

 

秀「それで、僕の天敵とも言えるって言ってたけどそんな人が何の用?」

 

ジャ「な~に、こいつを渡しに来ただけさ。」

 

ジャグジャグは3枚のカードを投げ、それをしげしげがキャッチするとウルトラマンジャック、ゾフィー、ウルトラマンベリアルのカードだった。

 

秀「こいつは!?」

 

ジャ「マガジャッパを封印してたジャックのカードに、光の力の持ち主ゾフィーに闇の力の持ち主ベリアルだ。それを使えばワンチャン、園田海未を元に戻せるかもしれない。まっ、使うかはお前次第だけどな。じゃっ、アデュー。」

 

俺達が質問をする前に、ジャグジャグは消えていった。カードを渡されたしげしげ本人は、ゾフィーとベリアルのカードを見つめていた。

 

荘「秀、ウルトラマンオーブ見てたという前提で話すがベリアルの闇の力は強大。それを使うとなれば…」

 

秀「わかってる。でも、海未を救うのはこのカードしかないんでしょ?だったら…」

 

遥「いや、まだ手がない訳じゃない。」

 

はるはるがそう言うと、みんな驚いて一斉にはるはるを見る。そんなのは関係ないと言わんばかりに、紅茶を淹れて飲んでいたけど。

 

遥「俺の…コスモスの力があればなんとかなるかもしれない。フルムーンレクトやコズミューム光線、それを使えば。」

 

薫「なるほど…だが今の海未先輩の心には闇しかない…ということはだ、フルムーンレクトも効かないかもしれないしコズミューム光線を打てば最悪…」

 

その最悪を想定してか、みんな黙り込んでしまう。すると、ちょうど5時になったらしく時計が鳴り今日は解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

解散して、自宅に戻った僕はベッドに横たわりながらゾフィーとベリアルのカードを見ていた。

 

秀「これを使えばダークザギに勝てるっか…」

 

正直、僕は迷っていた。テレビとかで見る限り、ベリアルもダークザギに負けず劣らずの闇の力の持ち主。もし使ってしまえば僕は自我を失って暴れるかもしれない。そう考えると、正直恐い。

 

ピンポーン

 

秀「この時間に一体…って希しかいないか。」

 

そう呟きながら玄関を開けると、予想通り両手鍋を持ちながら希が立っていた。

 

希「やっほー。季節外れやけど、おでん作ったんや。一緒に食べへん?」

 

秀「そういや、夕飯まだだったしご相伴しようかな。」

 

希「ほな、上がらせてもらうで。」

 

希を家に上げ、おでんを温めてる間に僕は小皿とからし希にはソーダスプリームで作った炭酸水を作り僕はビールを飲もうと冷蔵庫から取り出してテーブルに置く。

 

希「温まったから食べよか。」

 

秀「そうだね。」

 

希はコップに炭酸水を注ぎ、僕はビールを開けて乾杯をして食べ始めた。

 

希「ねえ、荘司さんや紳哉さんもそうなんやけどお酒ってそんなに美味しいん?」

 

秀「ん~、コーヒーや紅茶と同じで嗜好飲料だからね。美味しいかどうかは人それぞれだよ。」

 

希「そうなんや…それにしても、まさか海未ちゃんが行方不明になるなんてな…」

 

凛達は海未がダークザギになったとは言わず、登山途中ではぐれたということにしたらしい。まあ、確かに海未がダークザギでウルトラマンを倒したって伝えるよりかはマシだと思った。

 

秀「しょうがないよ。山ではいつ何が起こってもおかしくない。凛達も必死に探していなかったって言うんだから…」

 

希「そやけど…」

 

秀「ねえ、希。ちょっと聞いてくれない。」

 

希「なに?」

 

僕は、今悩んでいることを希に打ち明けることにした。年が近い荘司や祥一、宏二よりかは何故か希に話やすかったというのもあるけど。

 

秀「仮にだよ。自分がやることで望まない結果になろうとした時希はそこでやめる?それともやめない?」

 

希「そやなぁ…うちはやめないかな。」

 

秀「なんで?」

 

希「望まない結果になったとしても、次やるときに望みになる結果へのヒントになるかもしれない。うちはそう思うんや。それに、失敗を恐れてたら何にもできへんやん。」

 

秀「そうだね。」

 

僕は意を決して、鍋からおでんを取りかきこもうとしたが

 

秀「あっつ!!」

 

希「秀くん!熱々のおでんをそんなに頬張ったら熱いに決まってるでしょ!」

 

希が冷たいおしぼりを持ってきてくれて、それで顔を拭きながら僕は決心した。

 

秀(闇を受け入れれば…なんとかなるかもしれない。それに賭けるしかないか!)




更新ペース早いのは、今のうちだと思っててください


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光と闇の解放 2

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

秀)叶達から海未がダークザギであると伝えられた僕達光の戦士達。どうにかしようと案を出そうとすると

 

ジャ『今のお前たちじゃあ、ダークザギに一方的にやられるのがオチだぜ。』

 

秀)自称、オーブの天敵だというジャグラス・ジャグラーがウルトラマンゼロ、ゾフィー、ウルトラマンベリアルのカードを手渡して消えた。そのあと、僕はその力を使えば海未を救えるのはいいけど最悪暴走するかもしれないって考えてると

 

希『望まない結果になったとしても、次やるときに望む結果になる結果へのヒントになるかもしれない。うちはそう思うんや。』

 

秀)その言葉で勇気づけられた僕は、ある決心をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紳哉視点

 

数日後、俺達は秀さんからある居酒屋に呼び出された。成人している俺、祥一、宏二、荘司のみで話がしたいということだった。

 

祥「んで、なんだよ急に呼び出して。」カラン

 

秀「僕は、ベリアルの力を受け入れて海未を救うことにした。」

 

荘「そうか…だが、何故それを俺達だけに言う?」

 

秀「もし、もし僕が暴走したら君達に止めてほしい。」

 

その言葉を聞いた瞬間、俺達は酒を飲む手が止まった。いきなりの言葉に、一瞬吹き出しそうになったがなんとか全員でこらえる。

 

紳「なんで…今は力が使えない奉介や叶ならまだしも…」

 

秀「君達の力を信じてるからさ。まずティガはダークザギとは違うタイプの邪神、ガタノゾーアを倒してる。ダイナはグランスフィアを、ガイアは破滅天使ゾグをギンガはほとんどの怪獣や闇の巨人を、果てはダークザギまでカラータイマーを鳴らさずに勝っている。君達ならその力を使いこなせると信じて頼んでいるんだ。」

 

宏「僕は、お断りだね。そんな暴走したら人の命を奪ってまで止めるなんて僕にはできない。」ガタッ

 

祥「俺もだ。」ガタッ

 

紳「そもそも、それはテレビの中だけの話ですよね?俺達がそんな力を持ってるわけないでしょ。だから、お断りします。」ガタッ

 

秀「そんな…じゃあ一体誰に頼めば?」

 

俺も立ち去ろうとしたがその言葉を聞いていったん宏二さんと祥一さんを止め、そんな質問をした秀さんに荘司さんは一回ため息をする。

 

荘「心当たりがあるのは、俺達だけじゃない。それに、俺達を信じてるってんならあいつらも信じろ。それが俺達にできる最善のアドバイスだ。」

 

秀「僕にも心当たりが…」

 

紳「怪獣をなだめることができて。」

 

祥「優しさ、強さ、勇気を兼ね備えていて。」

 

宏「心があるものを全て救うという戦士がね。」

 

それらを聞いてハッとしたらしく、冷静になって生ビールを飲み始めた。それを見た俺達も安心して、それぞれが注文をした酒やつまみを思うがままに飲み食いしていた。まあ、みんなまだまだバイトとか新入りだから給料は少ないので割り勘になったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥「んで、俺に協力をしてほしいと。」

 

秀「うん、頼める…かな?」

 

秀から夕方に呼び出され、ちょうど休憩してきていいと言われたから喫茶店でコーヒーを飲みながら秀の話を聞いていた。

 

遥「んなもん、断るわけにゃいかないだろ。何より、俺の恋人の友達なんだ…俺がやらなきゃな。」

 

秀「ありがとう、遥人君。」

 

遥「そして、もう一人それをやりたいやつがいるみたいだけどな。」

 

俺の言葉に秀が呆気にとられていると、喫茶店のドアが開いた。

 

遥「こっちだ。」

 

「おまたせ~」

 

学校帰りの叶も呼び出し、俺が声をかけると俺の隣に座った。

 

「ご注文は?」

 

叶「抹茶フロートで。」

 

「かしこまりました。」

 

秀「なんで、叶君が?」

 

叶「俺も海未を助けたい。だから、ネクサスになれない今は足手まといかもしれないけど俺にも手伝わせてほしいんだ!」

 

叶はテーブルに両手を置き、頭を下げる。マスターはそれを見て空気を読んでか、黙って抹茶フロートを俺の方に置いて再び奥に戻っていった。俺は、昨晩の電話で大体こいつの覚悟を知っていた。それを見て、秀は軽く頭に手を置く。

 

秀「そっか。君、普段は適当でだらしないと思ってたけどやる時はやるんだね。」

 

遥「そうだな。」

 

叶「はるはるにしげしげ、ひどい~」

 

遥「まあそれはさておいて、叶も協力したいっていうんならやっぱ宏二の協力も不可欠だ。」

 

俺の言葉に2人が呆気にとられているなか、俺は宏二にメッセージを送りそのあと2人の耳元で作戦を伝えると

 

叶「そっか!」

 

秀「その手があったか!」

 

遥「ああ、決行は次海未が現れたときだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグマ星人視点

 

メ「どうですか、我が主?」

 

海「さいっこうですわ。闇の力がこんなに美しく、光の力があんなに醜いなんて気が付きもしませんでしたわ。」

 

新・惑星連合のアジトで根暗な雰囲気が漂っていて、僕ちんはなんだか居ずらさを感じていた。

 

マ(あの2人、怖すぎでしょ。流石の僕ちんでも逃げ出したいところだね。)

 

「マグマ星人。」

 

振り向くと、我が主が見たことがないロボットのスパークドールズを持って立っていて僕ちんは即座にその場で膝まずいた。

 

異「やつらと共に、恐怖を与えてこい。」

 

マ「やつらって、ダークメフィスト達のことですか?」

 

異「異論があるか?」

 

マ「い、いえ。」

 

迫力に気圧された僕ちんは、スパークドールズを受け取り我が主から進言を受けたメフィスト達の後ろについて歩き始めた。



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光と闇の解放 3

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

遥)ベリアルの闇の力を受け入れることにした秀に、暴走したら止めてほしいと言われた俺。

 

叶『足手まといかもしれないけど、俺にも手伝わせてほしいんだ!』

 

遥)そんな叶に秀や俺は確かな覚悟を見た俺達は次海未が現れたときのために作戦を練り上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

叶「ふっ!はっ!」

 

朝稽古の前に俺は一人素振りをしていた。はるはるの考えだと確かにいけるかもしれないけどその分、俺にリスクはある。そのためにも今はこうして先生の剣を…

 

「おまえは、なにをやってるんだい?」

 

叶「先生。いえ、俺は自主練をしていて…」

 

園「それは、お前さんの剣じゃなくて私の剣だ。」

 

俺はその言葉が理解できず、固まっているとタオルを投げられて頭から被った。

 

園「私には私の剣しかない。だが、叶。お前にはお前の剣がある。私は私の剣をお前に教えるつもりはない。だからお前はお前の剣で強くなれ…そして今行方不明な海未を助けて、守ってやってくれ。叶いや…ウルトラマンネクサス。」

 

叶「っ!気付いてたんですか?いつから…」

 

園「スペースビーストが現れると、お前はいつもいなくなっていた。それだけじゃなくて、私がかつて見ていたウルトラマンネクサスでデュナミスト達はみんなお前と同じ目をしていた。後は、勘さ。」

 

先生には敵わないなって思い、俺はタオルで汗を拭き再び素振りを始めたがそれは剣道ではなく俺という名の剣を作るために型破りともいえるものだった。

 

園「頼むぞ。」

 

叶「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグマ星人視点

 

海「さあ、やるのです。」

 

マ「はっはあ…」

 

メ「我が主を待たせるな!」

 

マ「はい!!」

 

俺はメフィストに脅され、ダークスパークにスパークドールズをスキャンさせた。

 

『ダークライブ!ギャラクトロン!』

 

不気味な機械音と共に、白いドラゴンのようなロボットギャラクトロンが現れ、町を破壊していった。

 

海「泣くのです、喚くのです、そして、恐怖を感じなさい!」

 

メ「愚かな人間達よ。今日が貴様らの命日だ…」

 

正直、この二人は恐い。新・惑星連合の中でも特に。我が主やグエイ、ジャグラス・ジャグラーはそれぞれが目的を持って怪獣を使役するがこいつらは目的などなく、ただ破壊衝動のみで怪獣を使役している。

 

マ(僕ちんは、こいつらに従ってていいのか…)

 

「海未!!」

 

その声と共に、4つの足音が聞こえ振り向くとウルトラマンコスモス、ウルトラマンネクサス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンギンガに変身する男達が来た。

 

海「おやおや、光の持ち主ではありませんか。わざわざ自分から光を捨てに来てくれるなんて手間が省けますけど叶さん、あなたは既に光を失っているので用済みです。ですので、帰っていただいて結構ですわ。」

 

叶「お断り。光を失っても、俺達人間の心に光がある限り光の力…希望は無限大なんだ。その無限の力で、君を止めに来た!!」

 

海「そんな戯れ言を…」

 

遥「戯れ言なんかじゃないさ。叶は、正直この間の戦いで2度と戦えなくなるくらいのトラウマを抱えたかもしれない。だが、勇気を出して今日ここに来た。海未、お前を救うためにな。」

 

そんなことを言い続けてると、メフィストがダークザギの前に立つ。

 

メ「我が主を救う?光の力は闇の力に屈服する運命なのにか?」

 

秀「そんな運命と戦って、僕達は勝ってみせる。」

 

宏「運命ってのは、決められたものじゃなくて変えるものなんだ。海未ちゃんの闇の運命を、僕達が光の運命に変えてみせる!」

 

その言葉を聞いて、僕ちんは何かを感じていた。ただ、主に尽くすだけじゃない別の感情が。

 

海「光の運命など…闇の運命に抗うことはできませんわ。メフィスト、マグマ星人。行きますわよ。」

 

メ「はっ。」

 

マ「お、オッケーでーす。」

 

ダークザギとメフィストは巨大化し、僕ちんはギャラクトロンのコックピットに乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宏二視点

 

ギャラクトロンに加え、ダークザギとダークメフィストまで現れ裏道にいても悲鳴や絶叫が聞こえてくる。

 

遥「よし、後は手筈通りに。」

 

叶「ああ、宏二さん。頼みますよ。」

 

宏「任せて!」

 

叶君は僕の肩に手を置き、僕達はそれぞれの変身アイテムを取り出した。

 

遥「コスモース!!」

 

宏「ギンガーー!!」

 

秀「ウルトラマン!ティガ!光の力、借りるよ!」

 

『ウルトライブ!ウルトラマン、ギンガ!!』

 

『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ、スペシウムゼペリオン!』

 

ダークザギ、ダークメフィスト、ギャラクトロンの前にコスモス、ギンガ、オーブになった僕達が降り立つ。ただ、普段と違うことと言えば

 

叶『おお、本当にできた。』

 

宏『僕も半信半疑だったけど…じゃあ、手筈通りに。』

 

遥『叶、海未を頼んだぞ!』

 

叶『ああ!!』

 

僕は、カラータイマーから青いエネルギーを放ちダークザギの中に叶君を送り込んだ。

 

遥『よし、後は叶が戻ってくるまで。』

 

秀『こいつらを食い止めなきゃ!』

 

宏『うん、みんな行くよ!!』

 

「シュワッチ!」

 

「シェッ!」

 

「ショア!」

 

僕はダークザギと、遥人君はダークメフィスト、秀君はギャラクトロンと交戦し始める。




ピーン、ポーン、パーン、ポーン

過去の話を見返していたら、ダークメフィストがダークファウストとなっていたのですが、ゼロと交戦した直後にダークメフィストに変化したという設定となっています。過去の話も、そこに繋がるように編集を致しました。

私の詰めが甘いことを、ここでお詫び申し上げます。


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光と闇の解放 4

前回のラブライブ!光と女神の物語!

 

マ)僕ちんは人間に恐怖を与えるため、ギャラクトロンをライブして町を壊していたら

 

叶『光を失っても、俺達人間の心に光がある限り光の力…希望は無限大なんだ。その無限の力で君を止めに来た!!』

 

マ)ネクサスや他のウルトラマンが現れて、僕ちん達を止めようとするが

 

海『光の力など…闇の運命に抗うことはできませんわ。メフィスト、マグマ星人。行きますわよ。』

 

マ)ダークザギ、ダークメフィストは巨大化して僕ちんはギャラクトロンのコックピットに乗り込んでウルトラマン達と戦い始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥人視点

 

遥『じゃっ、あとは手筈通りに。』

 

宏『うん、叶君が戻ってくるまで。』

 

秀『僕達がこいつらを食い止める!』

 

俺はコロナモードにチェンジし、他の2体から距離をとるためにメフィストを投げる。

 

メ「くっくっく。貴様らが何をやろうとダークザギ様は…園田海未は元には戻らんぞ。」

 

遥『どうかな?後は、叶に託してるんでな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

俺はギンガの力でダークザギの…海未の精神世界に来ていた。

 

叶「ここが海未の精神世界…」

 

その中は、まるで闇の運河のようで激流ともいえる早さで一瞬でも気を抜いたら飲み込まれそうだったけど俺はなんとかその中を進むと

 

叶「っ!海未!」

 

裸で闇の触手のようなロープで縛られている海未を見つけ、俺は助けようと手を伸ばすが電撃みたいなもので阻止される。

 

海「いいんです…ほっといてください。」

 

叶「海未?」

 

海「私の本質は闇。こここそが、私のいるべき場所なんです。だから、これ以上私に構わないでください…」

 

そんなことを言う海未の周りに、俺を拒もうと更に触手が増える。だが、俺は怯むことなく一度両頬を叩いてから触手から海未を引き離そうと掴みかかる。

 

海「叶…さん?」

 

叶「ふざけんな!本質が闇だろうと光だろうと、俺の手が届く範囲で守れるもんは俺が守り通す。ましてや、俺が世界より…いや宇宙より守り通したい!俺は、俺はぁ!お前が好きだからだ!!」

 

俺の大胆な告白。それを受けて、海未は涙を流した。すると、触手が海未へ拒否反応をし海未の周りに光が道溢れる。

 

叶「海未!来い!!」

 

海「叶さん!」

 

海未は精一杯手を伸ばし、俺はその手を掴んで引きずり出した。すると、俺達の手の間から溢れんばかりの光が溢れだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀視点

 

「ジュア!!」

 

「ジョウ!」

 

秀『遥人!宏二!』

 

遥人はダークメフィストに投げられ、宏二もダークザギの光弾で吹っ飛ばされる。僕も助けに行きたかったが、ギャラクトロンが思いの外強敵でそちらまで手が回らない。 その一瞬をついて、ギャラクトロンは口からの砲撃で僕も吹っ飛ばされた。

 

秀『こうなったら…ベリアルとゾフィーの力を…』

 

『その必要はないぜ。』

 

ベリアルのカードをリードしようとしたら、ダークザギから声が聞こえ次の瞬間、ダークザギがもがき苦しみ始めた。

 

『さあ行こうぜ、絶望を希望に変えに!!』

 

『ええ!』

 

ザ「グワァァァ!!」

 

メ「我が主!!」

 

メフィストが駆け寄ろうとした瞬間、ダークザギの中から光が飛び出しメフィストにぶつかる。その光が出た瞬間、ダークザギは光の粒子となって消えた。

 

マ「な、なんだ!?」

 

遥『ったく…』

 

宏『遅いよ…』

 

『悪い悪い、手間取っちまったんだ。』

 

光が晴れると、赤ではない青いジュネッス。ジュネッスブルーとなったネクサスが立っていた。

 

メ「貴様ぁ!冨沢叶ぅ!!!」

 

叶『後は、俺達に任せてくれ。』

 

秀『俺、達…?』

 

僕の疑問を無視して、ネクサスは走り出した。まだ、見ていられるほどのエネルギーは残っていたのでウルトラマンのまんま僕達は傍観することにした。

 

「シュッ!ショア!」

 

まずメフィストに水平チョップをしてからギャラクトロンにヤクザキックをし、その反動でバク宙をして距離をとる。

 

メ「何故だ…何故光を失った貴様が変身できるのだ!?」

 

叶『それは』

 

海『こういうことです。』

 

僕達はネクサスの中を透視すると、海未と叶がエボルトラスターを一緒に握っていた。

 

メ「我が主ぃ!!」

 

海『私の名は園田海未。あなたの主ではありません。』

 

叶『そういうこと。じゃあ、この最強…いや超最強のネクサスに君達は勝てるかな!?』

 

ネクサスは再び勢いをつけて走り出す。ジュネッスブルーは、ジュネッスと比べてスピードに特化した形態。その早さで、ギャラクトロンやメフィストだけでなく僕達ですら翻弄されるものだった。

 

遥『すげえ…』

 

宏『超最強ってのもあながち嘘じゃないかもね。』

 

関心してる僕達を余所に、メフィストとギャラクトロンは次々ダメージを与えられとうとう2体とも倒れてしまう。

 

叶『まずは、ギャラクトロンだ!』

 

海『はい!』

 

ネクサスはアームドネクサスを光の剣にする、シュトロームソードを作り出し起き上がったギャラクトロンを一刀両断した。

 

マ「ダークルギエル様ばんざーーーい!!」

 

マグマ星人の断末魔と共に、ギャラクトロンは爆散したがやはりダークルギエルという言葉に引っ掛かったのか僕達は喜べなかった。

 

メ「我が主…何故だ…何故、光の力など。」

 

海『人というのは、闇と光があって成り立ちます。どちらか一方が強くては意味がないのです。』

 

叶『闇の力に固執したお前の敗因はそこにあるんだ。行くぞ、海未!』

 

海『はい!』

 

ネクサスは空高く飛び立ち、アームドネクサスをアローモードにして放つ、アローレイ・シュトロームをメフィスト目掛けて標準を合わせる。

 

メ「くそぅ…」

 

叶『これが、光の力だ!』

 

最早避ける力もなかったメフィストの胸をアローレイ・シュトロームが貫きそのまま爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶視点

 

海未が戻ってきて数日後、その間行方不明扱いになっていた海未は周囲から質問攻めをされ続け疲れきった様子だった。

 

叶「海未、生きてる~?」

 

海「生きてはいますが、疲れました…」

 

叶「ならいいや~」

 

普段通りの会話を続けていると、突然海未は頭を俺の方に近づけてきた。

 

海「撫でてください。そうすれば、元気が出るかもしれないです。」

 

叶「ははっ。海未、まるでほのほのみた~い。」

 

海「んなっ!?なんで私が穂乃果みたいなんですか!?」

 

前にのめり出そうとした海未を止めるように、俺は頭に手を置いて撫でる。

 

叶「悪い意味じゃなくて、こうやって甘え上手なところがほのほのみたいって意味だよ~」

 

海「もう…叶さんはズルいです///」

 

海未が赤面をしている間に、俺はカメラを構えてシャッターを押した。そこには、呑気に笑っている俺と顔を赤くして止めようとしている海未が写っていた。




余談ですが、私と海未ちゃん同じ誕生日です。


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