Fate/MHGroundOrder (アール角)
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1:ライダー
いつもどおりぐだぐだ投稿になります。
ここは、寒いところにあるカルデアと言われる施設。
その中で彼『藤丸立香』通称ぐだ男はデミ・サーヴァントである『シールダー』マシュキリエライトとともに召喚の部屋にいた。
「先輩、準備ができました。」
「よし今回のためにためた石を砕くときが来た!」
彼の狙いはサーヴァントではなく概念礼装の『カレイドスコープ』である。
「狙うはカレスコ!いくぞぉ!」
「はい!」
そして召喚ボタンを押す
「あっ…」
誰もがやってしまった雰囲気に包まれたその時!
「…ッ!?先輩!金回転です!」
「まじで!?…ってことは星四以上のサーヴァントだな、いったい誰なんだ…」
そしてカードが回転して上がってきた。
「ライダーのカード…ですね来ます!」
カードが下から消え始め、カードのあった場所には、一人のサーヴァントがいた。
赤い下地に黒い二本のラインが引かれたフードをかぶり、茶色のマントを羽織っており手は見ることができない。
「サーヴァント、ライダー。
名前は…そうだな、レウスとでも呼んでくれ。厳密には俺自体の名ではないがな。
まぁいつか明かすときが来るだろう。」
「「………え?」」
知らないサーヴァントが来た。
■□■□■□■□
俺がこのカルデアに来てから、一週間がたった。
「あ、レウスさんここにいましたか。」
「ん?マシュか、どうしたんだ?」
「あの、先輩が呼んでおられましたよ。」
マスターがか?なにか用があるのだろう。
「あぁ、わかった。今、マスターはどこにいるんだ?」
「はい、案内します。」
「ありがとう。」
マシュに案内されつつマスターのいる部屋に向かった。
■□■□■□■□
レウスがうちに来てから、一週間がたった。
「なーマシュ、あのレウスってのどっから来たんだろうな。」
「さぁ…あっそういえば、インフェルノさんのところでそんな名前を聞いたことがあります。」
マシュが思い出したように言った。
「…俺も聞いたことがある。マシュ、レウスを呼んできてくれ。」
「わかりました!」
マシュにレウスを任せて俺はインフェルノのもとへと走った。
●○●○●○●○
「…ふぅ、着いた。」
「おや、マスター、どうされたのですか?」
「あぁ、少し聞きたいことがあって。」
そういったのもつかの間。
「先輩!連れてきました。」
「あぁ、ありがとうマシュ。」
「マスター、そちらのかたは?」
インフェルノがレウスを見ながら聞いていた。
「おいマスター、俺を呼んだのはこいつに会わせるためか?」
「うん、それもあるね。」
俺がそう言うと、二人は自己紹介をし始めた。
「──アーチャー・インフェルノ。仮の名にございます。ええ、真名ではありません。よろしくお願いいたします。」
「あぁ、ライダーのレウスだ、同じく真名ではないがよろしく頼む。」
レウスがそう告げた途端インフェルノが顔を上げた。
「──!?……今なんと。」
「ん?ライダーと言ったが?」
「いやそこではなく。」
「レウス」
「…!レウスってあの『リオレウス』ですか!?」
この食いつきは、やはり連れてきて正解だったか。
「あ…あぁ、そ…その通りだが?」
急に近寄られたためかレウスがちょっと引いてる。
「あぁ、何ということだ。まさかアレが英霊として召喚される日が来るとは。」
インフェルノがゲームをしているときの口調になっていた。
「やっぱり、なにか知ってるの?」
「知ってるも何も、この方は『モンスターハンター』の看板モンスターなのです!」
「「『モンスターハンター?』」」
俺とマシュが首をかしげるとインフェルノがたくさん説明してくれた。
ー一時間後ー
「また今度貸してあげますよ。」
「あ、あぁ助かる。」
正直足が痛い。
「あっこんな時間、先輩!そろそろ会議の時間です。」
「え?…うわっ!もうこんな時間かレウス、インフェルノ、俺たちは会議に行くから。」
俺は、二人にそう言い残し、猛スピードで会議室に向かった。
■□■□■□■□
マスターたちが会議に向かったあと、インフェルノとさらに一時間ほど話をし、自室に帰ることにした。
「今日はありがとう、楽しかった。」
「こちらこそ、とても楽しかったです。」
俺は、そう言ってインフェルノと別れた。
……その時だった。
「……レウスゥ…」
「……っ!なんだ!?」
背後から声と殺気がしたので振り返るとそこには……
露出の多い銀髪の女性が白目を真っ赤にしてこちらを睨んでいた。
「おい、お前はだれだ!」
「……キレウスゥ……」
叫んでみたが全く聴こえていないみたいだった。そして彼女は、詳しくは聴こえないが同じ言葉を呟きながらこちらに歩まみよってくる。
「………ァ…」
「ア?」
「………ッ!アァァキレェェウスゥゥゥゥ!!!」
彼女は思いっきり叫んぶと、一直線でこちらに走り出し殴りかかってきた!
「うぉっ!」
間一髪攻撃を回避する。しかし彼女は体制を立て直すとまた走り出してきた。
「お前は一体誰なんだァァァ!」
アキレウスってのも誰なんだァァァァ!!
簡易サーヴァント紹介
サーヴァント名:レウス(真名:???)
性別:男
クラス:ライダー
宝具:空の王者の業火(スカイ・ハイ・フォール)
空の王者を操る謎のライダー
ほとんどが謎である。
一話目からモンスターじゃなかった。
次回からは、ちゃんとモンスターのサーヴァントです。
次回はキャスターを予定。
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2:キャスター
というわけで二話です。
ーカルデアの召喚室ー
「今日はマスターのために、このためた石でカレスコを取ってみせます!」
大量の聖晶石を抱えて、意気込んでいるサーヴァントは、キャス狐こと『玉藻の前』である。
「ではでは、召喚しましょうか。」
玉藻の声とともに召喚が始まった。
しかし、たかが10連、お目当てが出るはずもなく。
「やっぱり、今回も厳しめですかぁ…」
星三のサーヴァントや星四以上の概念礼装は出るがカレスコはおろか星四以上のサーヴァントが出てこない。
そして最後10連目の召喚が始まった。
「…!?金回転!やりましたよマスター!」
玉藻は思いっきり喜んでいた。
「キャスターですね。私の宝具レベルが上がるといいですねぇ。」
そして演出が終わりその姿が明らかになった。
「えーと、キャスタータマミツネ……あなたはマスターですか?」
「……………え?」
■□■□■□■□
……よくわからない子が来ました。
「あのー、貴方は?」
「え?…えぇ、私ですか?私はキャスター、玉藻の前です。」
「玉藻さん…ですか?」
「はい。」
「なんか、名前まで似てますね。」
確かに、私とタマミツネさんは髪色や雰囲気が似ていますね。
…幸い口調が違うのが救いでしょうか。
「……とりあえず、マスターに報告しに行きましょうか。」
「はい!」
■□■□■□■□
ーカルデアゲームルームー
「レウス!そっちにいったぞ!」
「あぁ、任せておけ!落石喰らえ!」
俺はレウスと一緒にインフェルノから借りた、『モンスターハンターワールド』をプレイしている。
今やっているのは蛮顎竜の名を持つ『アンジャナフ』を狩っている最中である。
「マスター!捕獲ラインだ。」
「よし!任せろ〜!」
俺はそんな言葉とともに捕獲用麻酔玉を投げ、アンジャナフをイチ乙で捕獲したのだった。
「おつかれレウス。」
「おつかれ、マスター。やっと歴戦をイチ乙で倒せるようになったな。」
「ここまでながかった〜。」
ここまで一週間。
「そういえば、召喚に行かせてた、玉藻どうしたんだろう?」
ふと、思い出したので聞いてみた。
「さぁ?爆死でもして落ち込んでるんじゃないか?」
そんなときだった。
ヴァァァン!!!
扉が思いっきり開かれた。
…扉が壊れそう。
「マスター!新しいサーヴァントです!」
「お、おう。」
「誰が来たんだ?」
レウスが冷静聞くと玉藻が「この子です。」
と言い、新しいサーヴァントを立たせた。
「はじめまして、マスター。……私はキャスター、タマミツネっていいます。…マスターであってます?」
「あ、うん。あってるよ。……タマミツネって…。」
「あれだな。」
「………そういえば、いやがりましたねそんな奴。」
「「「ってことは……。あっ…(察し)」」」
これ以上は考えないでおこう。
■□■□■□■□
私がカルデアに来て一週間がたった。
今日は玉藻さんに呼ばれて食堂へ歩いていた。
「どうしたのですか?そちらの方は?」
「ふむ……確かにキャス狐、お主に似ているな。」
な…なんでしょうかこれは?
「ちょっとネロさん、ミツネさんが困ってますよ。自己紹介をしてください。」
「うむ、それもそうだな。よく聞け!余こそがローマ皇帝、ネロ・クラウディウスであるぞ!」
「えーと、タマミツネです…よ、よろしくお願いします。」
そんな感じで三時間くらいネロさんとお話をしました。
ネロさんもそうですし、ここのサーヴァントさんたちは、みんな楽しそうです。
ここでまた貴方と遊びたいな。
簡易サーヴァント紹介
サーヴァント名:タマミツネ
性別:???
クラス:キャスター
宝具:泡泡泡沫妖艶の舞(あわあわうたかたようえんのまい)
別名『泡狐竜』や『妖艶なる舞』とも呼ばれる、狐のような竜。
あまり戦おうとはしない。
二話目。
性別はきっとタマミツネ。
次回はアサシンを予定。
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3:アサシン
「アサシン、ナルガクルガ。召喚に応じて来ました。よろしくね。」
呼札で来た。
■□■□■□■□
「なんか、アサシンが来た。」
「そうか、というかなぜ俺のところに来た?」
「モンハンキャラなら知ってるかと。」
「いやいや、いくら俺がモンハンのサーヴァントだとしてもなぁ…。」
「……。」
マスターたちが喧嘩してる。(?)
なんか忙しそうだし、メモでも書いてちょとカルデアというところを見て回ろう。
●○●○●○●○
ー廊下ー
「結構広いなー、迷子になりそう。」
もしかしたらもう迷子かもしれない。
ちょっと不安になってきたとき。
「おやー?見かけない子ですねー。」
「なんじゃ?迷子かのぅ。」
ピンク色の人と黒い人に保護されました。
●○●○●○●○
ー食堂ー
「
「はい、クラスは一様アサシンです。」
「そういえば、モンハンにおらんかったかコヤツ。」
「言われてみればそんな気も…」
二人ともこっちを凝視してくる。
視線が痛い。
「そういえば、二人の名前聞いていませんでした。」
「あぁ、忘れかけてました。私は、沖田総司っていいます。」
「わしの名は、第六天魔王!織田信長じゃ!」
濃い人だなー。
「そういえば、ナルガさん。」
「なんでしょう?」
「趣味とかあります?」
「趣味…ですか……あっ!剥製とかすきですよ。」
今にも動きそうで動かない、そんな緊張感を持つものがちょっと好き。
「っと言ってもただご飯を食べてたら皮が集まって困ってたから作ってみたんですけどね。」
ちょっと引かれたかも。
「ふーんそうなんですか。」
「なんじゃ、そんなもんか。」
……あっれー?なんか普通に受け入れられてしまった。
「…お、おかしな奴とか思わないんですか?」
「おかしな奴って…今更かと。」
「そうじゃな、
「……そうなんですか…。」
えぇ…
●○●○●○●○
ー五分後ー
「そういえばナルガさん、通してあんなところにいたんですか?」
「えーと、カクカクシカジカ…」
「ほぅ、となるとそろそろ終わるな。では、戻るとするかのぅ。」
「はい。」
●○●○●○●○
三人でマスターの部屋に行くと喧嘩が悪化してました。
「…これはー…。」
「一旦出直したほうがよさそうじゃな。」
「……みたいですね。」
「どうします?」
「わしらでカルデアを案内すると行くかのぅ。」
それは、いいかも知れない。
ーすると。
「お母さんたち、また喧嘩してるの?」
「?」
どちら様?
「ジャックさん今起きられたのですか?」
「あぁ、マスターたちは今絶賛喧嘩中じゃ。」
「…?」
「そうなんだ。……?ねぇ、この子誰?」
ジャックといわれた子は、私を指さしてくびをかしげた。
「あぁこやつか、こやつはナルガクルガと言うやつじゃ。」
「よ、よろしくねぇ〜。」
笑顔が引きつったみたい。
「よろしくね!」
元気一杯みたいだ。私にもそんな元気がほしいところだ。
そんな感じで最初は不安だったけれどもとても良いところです。
「コフッ…!」
「うわぁぁぁぁ沖田が倒れたー。」
………ちょっと心配です。
簡易サーヴァント紹介
サーヴァント名:ナルガクルガ
性別:女
クラス:アサシン
宝具:無明暗器【解諦】(むみょうあんき【かいたい】)
漆黒の狩人。その姿を見たものは皮を剥がされ肉を食われ、そこに残るのは剥製のみと言う。
本人曰く人になった時にやってみたかったのがこれだったとのこと。
おき太「やっほー完全無欠の沖田さんだよー。」
青王「ここでもやるんですか…。」
ノッブ「わしらが出てるし、仕方ないよネ!」
赤王「余の出番はまだかー。」
ちゃりん娘「あなたすでに出てますよ。と言うか、やっぱり私まで…。あっ、次回はランサーの予定らしいです。」
ナル「知らない人がいっぱい…。」
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4:ランサー+α
「先輩、今年ももうすぐ終わりですね。」
「そうだな。年納め10連しますか。」
カルデアの廊下を歩きながらマシュと話していると、ナルガにあった。
「おはよう、ナルガ。」
「おはようございます、マスターどうしたのですか?」
「今から年納め10連をしようと思うんだけど、ナルガも来る?」
「はい!」
そして俺たちは、召喚ルームで召喚した。
●○●○●○●○
結果から言うと最低保証。
しかも、星4概念はたれだった。
「やっぱだめかぁー」
「まぁ、こういうときもありますよ。」
俺がorzしていると。
「…あ、あの!」
「ん?何」
「呼符、私が引いてもいいですか?」
ナルガが、目を輝かせてこっちを見ていた。
「どうぞ、目指せカレスコ!」
「はい!」
2枚の呼符をナルガに託して、見守る。
そしてー
「ドスファンゴ、ランサーだ…と言っても限りなくバーサーカーに近いランサーらしい、よくわからん。」
新サーヴァントだった宝具2。
「ドスファンゴさんじゃないですか。」
「ん?あぁ、ナルガクルガか久しぶりだな。」
「知り合いなんですね。」
マシュがそう聞くと。
「はい、渓流とかで一緒に戦ったことがあるんですよ…どうしたんですかマスター?」
ナルガがこちらを見ている。
「いや、よくクエストのおまけにいて苦しめられた記憶が。」
「すまんな、ハンター見つけたらとりあえず轢くのがドスファンゴだからな。」
そうだね、それでこそドスファンゴだね。
「「はははー…。」」
●○●○●○●○
ドスファンゴが来た一日後
「あけまして、おめでとうございます!」
「「あけおめ!」」
「「「あけましておめでとうございます!」」」
「………」
カルデアでは、新年のパーティーが始まっていた。
「宴じゃ宴じゃ〜!」
「ささ、ナルガさんも一杯。」
「あ、ありがとうございます、沖田さん。」
「ミツネさん、これは?」
「ユクモの霊水です。」
「おや、甘くて美味しいですね。」
「おーい、インフェルノーもう一戦だー。」
「レウスさん…すごく酔ってらっしゃる…。」
みんな楽しんでるみたいだなヨカッタヨカッタ。
「……なぁマスター、俺はどうしてこんな格好をしてるんだ?」
ドスファンゴは、赤と白の着物を着て聞いてきた。
「今年が亥年だからかなー。」
「なんだそれは?」
「あー、それはねかくかくしかじか。」
「なるほどな。」
俺とドスファンゴは干支についてたくさん語り合っていた。
■□■□■□■□
マスターと、ドスファンゴさんがなにか話をしている。
「ナルガさんって渓流出身でしたっけ。」
「いえ、樹海に住んでました。でも、渓流にもよく遊びに行きました。」
「私の泡で滑って遊んでましたね。」
「シャーッとなって楽しかったんですよ。ところでどうしてそんなことを?」
「いやー、ユクモの温泉、一回入ってみたいんですよねー。」
「わしも!」
「僭越ながら私も。」
みんなユクモ村に興味があるんですね。
ーいつか、みんなで行けるといいな。
簡易サーヴァント紹介
サーヴァント名:ドスファンゴ
性別:男
クラス:ランサー
宝具:猪突猛進(バーサク・ザ・ドスファンゴ)
ブルファンゴ群れのリーダー、硬い毛皮は生半可な刃物を通さない。意外と器用。
2019年もよろしくお願いします。
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5:バーサーカー
と言うことで5話です
「よーし、今日は十連ガチャだ!」
「はい、正確には一連を十回ですね。呼符が十枚たまりましたし。」
そうしてWAVE10に及ぶ乱数とのバトルが始まるのだ。
ー数分後ー
「先輩、あと2枚です。」
「…ちょっとバニヤンのレベル上げてくる」
俺は少し心配になり、一旦乱数を回してくることにした。
「お気をつけて。」
○●○●○●○●
「よし、大成功出たぞ。」
「では、回しましょう。」
そして、出たのは、三本線。
「先輩!バーサーカーです!」
カレスコがほしいが鯖が増えるのは嬉しいことだ。
そしてカードが開かれる。
そこに現れたのは兎さんだった。
「はじめまして俺は藤丸立香、よろしく。」
「はじめましてますたぁ、わたしはばぁさぁかぁのうるくすすです、よろしくおねがいします。」
「よろしく、ウルクスス。」
会話のできるバーサーカーだった。
その後は虚数魔術が来た。
……違うそうじゃない。
□■□■□■□■
ー3日後ー
廊下
「ますたぁ、あそびましょう!」
「うん、何して遊ぼうか。」
「ゆきがっせん!」
「雪合戦かぁ、外は寒すぎるし出れないからシュミレーターのところ行こうか。」
「わかった!」
○●○●○●○●
……ちょっと分かってはいたが大ピンチです。
「いっくよ〜、どーん!」
ウルクススの掛け声に合わせて
人一人分はあるよね、これ。
あれ食らって壁ほぼ崩れたし。
なんで雪合戦しようと言ったのだろうか。
雪塊が徐々に迫ってきて意識が遠の行くのを感じた。
□■□■□■□■
「うーん、見慣れた天井。」
「先輩、起きられましたか?」
「おはようマシュ、何時間寝てた?」
「私か先輩を運んできてからは4時間ぐらいですね。」
結構早く起きれたみたいでよかった。
「そういえばウルクススは?」
「ウルクススさんでしたらこちらに。」
マシュがそう言うと後ろからウルクススが耳だけ出してこちらを伺っていた。
「ますたぁ、ごめんなさい。」
「大丈夫、なんともないよ。」
「ほんとぉ?」
「ほんとほんと、ほら傷もないし。」
ウルクススに手のひらとかを見せて確かめさせる。
「よかったぁ。」
ウルクススが笑顔になったところで一安心。
ブルルッ
………………なんか、嫌な予感がする。
「ねぇマシュ、俺4時間寝てたんだよね。」
「はい、そうですがどうしたのですか?」
「いや、ちょっと嫌な予感g………「まぁぁすたぁぁぁぁ!!!!」……ゲッ。」
扉が開かれ、その先にいたのはきよひーこと清姫が息を切らしながらこっちを見た。
「お、おはようきよひー。」
「おはようではありません!そもそも相手はバーサーカーなのですから力の差というものが…………」
やはり行われてしまったきよひーの説教一時間コース。
長くなるのでマシュにアイコンタクトを入れウルクススと一緒に退出させる。
…………………ところでうちのきよひーはどうしてこんなにおかあさんしているのだろうか?
簡易サーヴァント紹介
サーヴァント名:ウルクスス
性別:女
クラス:バーサーカー
宝具:悲しき双子の双雪剣(スノウ・ツインズ)
戦いも遊びも全力なバーサーカーの女の子。
まだ喋れる程度の狂化レベル。
原種だからあのレベル。
何気に新年一発目だったりする。
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