ギャグと変人と幻想郷 (只の伍長)
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プロローグ 終わりの始まりの終わり

この物語は、85%ギャグで5%シリアスな、変人二人が頑張る物語です。

執筆初心者なのでとんでもない文章になってるかもしれませんが、そこはお許しください。


さて、早速だが私には野望がある。それは…(出来るだけ多くの)女の子からモテる、と言う事だ。

これを読んでいる男子諸君。私は女の子が大好きだ。幼女が大好きだ。ぶっちゃけると見た目が良ければあまり年齢は気にしないタイプだ。

 

だ が !そんな俺だから勿論モテない、当たり前だのクラッカーだ。なのでこの世界でモテるのは諦めることにしよう、二次元一端で俺は行く。

 

 

 

 

 

ここはSilent Hill(静岡)、あまり地震も起こらず、津波などが来る事がそんな無い恵まれた土地だ。8月中旬、登り坂を自転車で登って行く影が一つ有り。そう、わ た し だ。

 

自転車で坂を登りながらこんにちはこんばんわおはようございます。この物語の主人公でありながら将来は新世界の神の予定、ビル・ゲイツです。はい嘘ですごめんなさい反省はしていませんししません。主人公の、藤原 智(ふじわら まさし)だ!よろしくな。え?誰に話しているんだって?だまらっしゃい。

 

「あいつの家遠すぎ問題」

 

あいつとは俺の親友である山口 梟帥(やまぐち たける)って言う(自称)ゲームオタクだ、残念ながらゲームの腕前も知識も俺の方が上だぜぇ?それよりな、あいつの家は坂の上にあるんだ。そして俺の家は坂の下の道路を一直線に5km進んだ所…やっぱりあいつの家遠すぎ問題。

 

数十分かけてようやく家に到着だ。家ごと俺の家の近くに引っ越して来てくれないかなぁ…、大変なんだよ。

さて、こいつの家には初めて来るから、ノックからやった方がいいかな?コンコンっと。

 

「おぉーい!梟帥!居るかーい!」

 

「チャイム鳴らしてくれるかいww?」

 

チャイム!そう言えばそんな物もあったな。まあいいだろう。

 

「ノックしたし別にいいだろう。さて、久しぶりだな梟帥。元気にしてたかい?」

 

「元気だったよ、ウェルカム トゥーザ マイハウス!さあ、入るんだ」

 

「うぃ〜す」

 

なんだ…この家…。綺麗過ぎる…!圧倒的清潔感っ…!と思ったが、梟帥の部屋は割と汚かった、安心した。

 

「さて、早速だが藤原。君を呼んですまないが…折り入って頼みがある」

 

ごくり、俺は唾を飲み込んでみた。少し頷きつつ目で先を促す。

 

「君は、東方と言うゲームシリーズを知ってるかい?」

 

「勿論だ、友よ」

 

あれやってみたいんだけど…俺、STG苦手なんだよねー。

 

「その中に東方永夜抄と言う物がある、それのLUNATICを君に攻略してほしい」

 

「俺の腕前では無理だ。諦めろ」

 

「おいおい待てや待てや、諦めるな頑張れ頑張れやれば出来るやれば出来「あぁ、分かったよ!やれば良いんだろやれば!」物分かりの良いガキは好きだよ」

 

誰がガキだ、高校二年生だぞ。世間一般的には大人だ大人!

 

「さーて、やるか…」

 

「バックアップはしてやる」

 

「当たり前だ」

 

 

〜少年遊戯中…〜

 

 

「おいいい!もう逃げ場無いって!もう逃げ場無いって!ボオォォォム!あっぶねー!セーフっ!」

 

「よーし、よくやった!5面まで残機6で来れれば行ける可能性がなきにしもあらず」

 

そんな確率低いの!?なんて危険な橋を渡らせてるんだ…。

 

〜数時間後〜

 

「輝夜倒したったどぉー!勝った!勝った!今夜はドン勝だ!」

 

「待て!油断するな!」

 

「どうしたたけっち!」

 

「たけっち言うな。それより、永夜返しが来るぞ!」

 

永夜返し?ホワッツ?

 

「そんなヤバイやつなの…ってなんだこの弾幕の密度おぉっ!?」

 

〜さらに数時間後〜

 

「や…やったぜ…成し遂げたぜ」

 

「グゥレイトォ!さて、藤原。突然だが、いいニュースと悪いニュース、どっちがいい?」

 

「良い方から」

 

「今日の夜食はカツ丼にしよう」

 

あー、俺が数時間前に今日はドン勝だって言ったからか。まあ食いたかったからよし。

 

「悪い方は?」

 

「素材が無いから坂の下のコンビニまで買いに行かないと行けない」

 

そんなバカーナ。諦める?いや、でも俺はカツ丼を食いたい…仕方がない、行こう。

 

「分かった、行こう」

 

「了解です」

 

〜少年移動中〜

 

ロソーんで欲しい物を取り敢えず勝って外に出たんだが…梟帥が居ない。

 

「おーい、梟帥ー何処だー。 うぉっ!?」

 

後ろを振り返って見ると梟帥が俺を引っ張っていた。やめろやめろ服がのびる。

 

「なんだよ」

 

「あっちを見てみろ」

 

言われた通りに見てみると、そこには紫色のドレスを着て金色の長い髪の毛の美しい女性が立っていた。なんで隠れたのかは知らないが。

 

「なんで隠れたんだ」

 

「気付かないのか?さっきから紫がこっちを見て居るんだ。因みに紫って言うのは東方妖々夢に出てくる凄いキャラクターなんだ」

 

それがあそこの女性だって言うのか?HAHAHA、こいつも冗談が上手くなったな。ゲームのキャラクターが現実に居る?そんな訳が無かろう。

気になったから俺も顔を覗かせて見てみたんだ。それがまさかあんな自体になるなんて思ってなかったんだよ。

 

「梟帥」

 

俺は小声で言う。梟帥は首を動かして藤原の方を見る。

 

「なんだよ、俺はいま紫を見るのに忙し「あいつと目があった」え…?」

 

その瞬間に自分が居るはずの地面の感覚が無くなる。見てみると、自分が立っていた筈の地面が無くなったいるのだ。つまり?俺は落下する。

 

「へ?ウッソだろお前ぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

勿論、一緒にいた梟帥も落ちた。

 

「なんで俺までぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

あ、もう戻れないな。とりあえず、下に落ちれるだけ落ちてみようか。



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第一話 俺とお前と幻想郷

やあ諸君!私だ!少しだけあらすじだ!

 

俺は女性を友である梟帥(たける)と言う名前だけだったら強そうな奴と一緒に見ていたんだ。

そうしたらその女性と目があってしまって死を覚悟した我々、だがあろうことか地面が消えて真っ逆さまに落ちてしまったて感じなんだ。

今回はその続きだ。

 

 

 

なんだよこの穴の中。変な目玉みたいのが大量に有りやがる、気味が悪いな。あ、それより梟帥は生きているか?

 

「お〜い、梟帥〜、生きてるか〜?あ、死んだな。うん、死んだな」

 

「勝手に殺すな。生きてるよ、死ぬかもしれんが」

 

ここ変な目玉があるだけでそれ以外何も無いからめっちゃ暇なんだけど。と思っていたら真下に小さな光がっ!来たぜ、救いの光だぜぇ。

 

「おい梟帥!あの光に飛び込むぞ!」

 

「了解、死ぬならお前が先だ」

 

「殺すぞ(低音)、覚悟しておけよー」

 

さあ、一体ここは何処なのかしらっと!

だが、強烈な光によって思わず目を閉じてしまった。何の光!?

 

「うぉ眩し。改めて…一体何処なのかしらっと!」

 

閉じていた目を思いっきり開くと、そこには広大な世界が広がっていた。遠くの方に色々見える。竹林、あれは大きめの村かな?向日葵畑もあるし、大きな山に神社みたいなのもあるな…でもやけに視線が高いな。

 

「なあ梟帥、俺の合図で一緒に下を向いて見ない?」

 

「いいぜ」

 

「いくぞ…3…2…1…ヘイ!」

 

変な合図で下を見てみるとそこは…地面が無く、空の上だった。

 

「もしかして…」

 

「俺達…」

 

「「落ちてるーっ!?」」

 

改めて自覚したよ、落ちてるよ今!やけに空気抵抗が凄いな〜なんて思ってたけど落ちてるなんて思わなかったよ!あああああああっ!

 

「フリーフォォォォォォール!」

 

「よし!藤原!ポチンキに着くぞ、グライダーを開け!」

 

「それ某バトルロワイヤルゲーム二つ混じってるじゃねぇかぁぁ!」

 

ちなみに私はFortnite派です(隙あらば自分語り)。

 

「藤原、最後の手段だ!」

 

「嫌な予感しかしないが聞いてやろう!」

 

「両手を合わせて、祈る」

 

人生諦めも肝心(白目)、あー空気が冷たいなー。南〜無〜。

 

数秒後、二人の男は地面に叩きつけられた。

 

 

 

〜数分前〜

 

 

 

「今日も人里は平和かー…」

 

いや、妖怪の退治屋としては仕事が無いのは困るんだが、人里が平和なのはとても良いことなんだ。嬉しいような嫌なような…。

すると、視界の隅に青色の服を着た人が近寄って来るのが見えた。

 

「慧音さん、こんにちは。お元気そうですね」

 

「ああ、(わたる)、お前も元気そうでなによりだ。そう言えば、少し前に妖怪退治に行ったそうじゃないか。その時に怪我はしていないか?骨を折ったりとかは?大丈夫だったか?」

 

「まあ、大丈夫ですよ。今回は弱い妖怪だったのでなんとかなりましたよ」

 

正直言うと、結構怪我したんだよね。人里にはもっと腕っ節の退治屋が居るんだが…その時は全員運悪く別の仕事をしていたんだ。それで俺に仕事が来たって訳だ。

 

「そうか…あまり無理はしないでくれよ?私としてもお前が死んでほしくはないんだ」

 

「そうですか……あ?慧音さん、あれ…なんです」

 

魔法の森方面の空を指差して慧音に聞く。

 

「なんだ…あれ…。あれは……人か!?」

 

人!?ってあのままじゃ落ちるぞ!

地面を蹴って魔法の森に向かって走り出した。だが、その数秒後、彼が魔法の森まであと少しと言う所で、魔法の森の中から大きな爆発音が聞こえた。




短けぇぇぇ!分かってるけど長く出来ません、諦めましょう。


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第2話 私がチーターだ

書くのが遅れましたすんません。その割に文字数少ないんですけどねえ!


やあ、私だ。え?あらすじ?しねぇよんなもん。ごめんなさい謝るからブラウザバックするのだけはやめて下さいお願いします。

 

……さて、前回のあらすじ!究極変態生命体の梟帥(たける)と共に穴に落ちた藤原。空気抵抗が凄いな〜と思っていたら落下していたでござるの巻。そして我々はこの世界で最後の一人まで生き残り、ドン勝するためにパラシュート無しでポチンキに降り立ち無事死亡するのだった。

 

 

 

 

 

「おい梟帥!おい聞いているか!今、フォンってなったフォンって!」

 

ミサイルが落ちた後の様に木々が消し飛んでしまった魔法の森に立って騒いでいる男、わ た し だ。

 

「確かにフォンってなったな。お前のおかげで俺はノーダメージだぜ」

 

「おいおい、俺、じゃなくて、俺達、だろ?」

 

「そうだな!」

 

「「HAHAHAHAHA!!」」

 

俺の隣に居るのは友人である変態、梟帥だ。無視しておけばいい。

あ〜、さて、状況を説明しよう。落ちる→南無→フォン→俺達ノーダメージ→やったぜ、こんな感じだ。とりあえず、俺の天才的な推測からすると……これは「フォン」で何かが起きたのだろう、多分。

 

「ゆかりんに連れさらわれた我々だが……さっきのを見るに、あれはお前の能力だろう。無敵チートみたいなやつ」

 

「え?じゃあ俺無敵?いえ〜い」

 

防御特化とか何処で活躍するんだよ、ただの壁じゃないか。俺が壁となって進路を切り開くのかな?

 

「さて藤原、ここで問題だ。多くの人がここに向かって来ている、さあどうする?」

 

逃げよう(決意)。

 

「逃げよう、これの中心に居るのが俺らだと、罰として皮を剥がされそう」

 

「突然のグロテスク要素やめろ。向こうの山の頂に神社が見えた、そこに向かおう」

 

山の上の神社って……遠いってレベルじゃねぇーぞ。

 

「遠いよな、あそこにたどり着くまでに俺らの足じゃ二か月くらいかかるんじゃないか?」

 

「安心したまえふっじー」

 

誰がふっじーだ。

 

「私の能力によってあんな距離など約2秒で行けるのだ!」

 

(朗報)梟帥もチーターだった。なるほど、だからさっきから前に居たと思ったら突然背後に回っているとかってあったのか、納得。

 

「さすが梟帥だ、俺はお前を信じていたよ、うん」

 

「だろう?俺もお前が俺を信じていると信じていたよ」

 

「ややこしいな。じゃあ、とりあえず頼むわ」

 

少し心配なんだけどな。こいつたまに調子に乗って失敗することがあるし。

 

「安心しろ、今回は失敗しない!」

 

俺の心を読むんじゃねぇ、気味が悪いわ。

 

そんな事を考えていると、少し体が浮いたと思うと一瞬の内に山の上の神社まで移動していた。

 

おお、成功した。正直成功するとは思わなかった。

 

「さて、ここに誰が居るか探してみようじゃないか」

 

「待て、私に良い方法が有る」

 

又もや嫌な予感しかしないが一応聞こう。

 

「とっても簡単だ、すぅ……」

 

「どうした?息なんか吸っ「ブラジルの人聞こえますかあぁあぁぁぁ!!」うるさぁぁい!」

 

何やってんだこの変態は…突然叫びやがって、至近距離だから鼓膜が消し飛ぶわ。あーあー、しかも神社の中から巫女みたいな人が出て来ちゃったし。

 

「な、何事ですか!?」

 

まあそりゃあそうなるよ。突然叫び声が聞こえたから出てみたら変な男が二人立ってるんだもん。

 

「突然ですみませんが俺の隣の変態が無礼を働いたことをお許しください」

 

頭を下げさせようとすると抵抗してきやがったから無理矢理頭を下げさせたんだ。多少痛そうだったが仕方がない、さっさと頭を下げていれば良かったものを。

 

「あの…貴方達は?」

 

何て答えれば良いんだろうな〜、八雲紫に連れてこられましたとでも言っておけばなんとかなりそうな気もしなくもないなー。

と、隣の変態が口を開く。あ、嫌な予感しかしない。

 

 

 

 

 

「いつかこの世界の頂点(トップ)に立つ者達です」

 

 

 

 

 

「「はぁ?」」

 

緑髪の巫女と俺の言った事が奇跡的に一致した。



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