小さな王様 Little king (ふみ@風の勇者)
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冒険の書

絵を描いたら書けそうと思って書いたので文が絶望的です。
あと絵本のイメージで書きました。
それでは楽しんでください。


彼はとても臆病です。

生まれた時からとてもビビリで人見知りです。

そんな彼のお父さんは偉大な王様です。

王様は国を守り国を活性化させます。

そんなお父さんを持つ彼には悩み事があります。

こんなに臆病で人見知りな彼は大人になると王様にならないといけません。

ですがいつもお父さんの後ろを歩いている彼には自信がありません。

彼は王様になるためにはどうすればいいかお父さんに聞きました。

「どうやったらお父さんのような王様になれるの?」

お父さんは笑いながら言いました。

「お前は十分立派な王様だよ」

その時はその意味が分かりませんでした。

その意味をお母さんに聞きました。

お母さんも口を揃えて笑いながら

「そうねあなたは十分王様だね」

僕が王様?

やはりまだ分からないままでした。

そして1週間考えた結果彼はあることを決意しました。

「ねえねえお父さんお母さん、僕お父さんのような王様になるために冒険してくる!」

その時お父さんは笑いました。

「おう頑張ってね!」

お母さんも笑いながら

「気をつけてね!」

その一言だけでした。

そして彼は冒険に出ることになりました。

まず向かった先は砂漠

暑いだけではなく砂に足が取られて体力も奪われ途中で倒れてしまいました。

そしてしばらく倒れていると目が覚めました。

そこは洞窟でした。

青く輝く宝石などが埋まっている洞窟

少し涼しくて暑くなった体が冷めていき体力が回復していく気がした彼は少し辺りを見渡しました。

するとそこにはひとりの女の子がいました。

彼と同い年くらいでどうやら助けてくれた人らしく水をくれました。

彼は助けてもらうという優しい心を学びました。

話を聞くとどうやら女の子はミーアという名前らしく洞窟に入ったのはいいが迷子になってしまって困っていたのです。

助けてもらったお礼をしたいがこのままでは出来ないので一緒に洞窟を抜けることにしました。

洞窟の出口に向かう途中ひとり座り込んでいた男の子がいました。

その子に話しかけるとどうやら迷子になっていたらしく一緒に出口を見つけることにしました。

男の子はダンという名前で1つ年が上のお兄さんのような人でした。

洞窟を進んでいきなんとか出ることができました。

次に向かうのは氷の大地がある場所

2人とはここでお別れかと思ったら付いて来てくれると言ってくれて冒険は3人ですることになりました。

氷の大地はとても寒く足場がツルツルしていて転んでしまいかなり危ない場所でした。

その氷の大地を抜けようとした時、誰かが助けを求めていました。

彼は助けようとして辺りを見渡しました。

海に流されている氷の上に女の子がいました。

みんなで協力して助けました。

どうやら女の子は流されてずっとあそこにいたらしくとても怖かったと言っていました。

名前はリリーといい1つ年が下らしく一緒に冒険したいと言いました。

こうして4人で冒険することになりました。

4人は炎の滝がある場所や、雷の降る街など沢山の場所に行きました。

最後にたどり着いたのは風の都と呼ばれる場所に行きました。

ここは風がものすごく強く吹き飛ばされてしまいそうな場所です。

ここを抜けると彼の家に着くのですがとても抜けるのが困難です。

みんなが不安になる中彼は

「僕について来て」

みんなをまとめるということを学びました。

風の影響を1番受けない場所を瞬時に判断して進みました。

そして家に帰ってくることができました。

お父さんのところに行こうとしたら、お母さんが来ました。

「ただいま」

そういうとお母さんは

「おかえり」

と言ってくれました。

そしてひとまわりをふたまわりも成長した彼を見てお母さんは

「頑張ったね」

そう言ってくれました。

お父さんは今仕事で忙しくて会えないがきっと喜んでくれてるはずだと楽しみに待っていました。

お母さんに聞きました

「前に言っていた僕が王様だねっていうのはどういう意味だったの?」

お母さんは言いました

「いつも迷惑ばっかかけて心配をさせてでもちゃんとお母さんたちの子供でいてくれてる私たちのや小さな王様だからよ」

そう言いました

続けてお母さんは

「でも今は立派な王様ね」

そう言いました

この国の小さな王様は立派な王様になれました。

 




この話は少年が立派な王様になるために成長していく物語
冒険の最中仲間と出会いその仲間に優しさを教わりその優しさで人を助けるということを学び、仲間と協力して物事を成功に導く、そしてみんなをまとめるリーダーとしても成長遂げていく仲間の大切さ人助けの大切さを学べるお話です。
こういうのが伝われば嬉しいです。
最後まで見てくださってありがとうございました。


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