スティッキィ・フィンガーズでヒーローアカデミア (彩野めろん)
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No.0 少年の新たなるスタート、そしてステマ

主人公の名前は察して
後書きで説明はするけども

あ、書くの頑張ります!


目を覚ますと、俺は見知らぬ空間にいた。

 

辺り一面にジョジョの超像可動シリーズが飾ってある棚に囲まれるような配置の部屋…そして、俺の前に座る一人の……老人?

 

「えっと、あの…ここはどk「少年よ」食い気味に何」

 

咄嗟に突っ込んでしまった…

 

そこで生まれた少しの静寂の後、その老人はまた口を開いた。

 

「少年はサブカルが好きか?」

 

…ん?

 

「いや、まぁ…好きだけど」

 

「なら、高校一年生のくせに何も無いところでコケで亡くなった少年を僕のヒーローアカデミアの世界に転生させてやる」

 

急!?いや、もうちょい説明とかないの!?

 

ってかいや、俺の死因そんなんなんかーい!

 

「ってそこじゃねぇよ!!!ジョジョじゃねぇの!?」

 

「ん?いや、そんなすぐ死んじまうような少年がジョジョの世界いってもまたここ来るでしょ…?」

 

確かにそんな気はするんだけど…キョトン顔やめろ!キモい!

 

「まぁまぁ、ちゃんと個性もあげるからさ?」

 

「…………どんな?」

 

俺が尋ねるとその老人は、目を閉じて手探りで超像可動を1つ掴んだ。

 

「これが少年の個性だ!!」

 

「えっ、そんな感じで決めんの!?」

 

老人が手に取った超像可動は…ジョジョの奇妙な冒険の第5部、黄金の風のメインキャラクター、ブローノ・ブチャラティのスタンド、スティッキィ・フィンガーズだ。

 

「ちっ…暗青の月(ダークブルームーン)とかアトム・ハート・ファーザーなら良かったのに…」

 

舌打ちすんなよ…てかそのラインナップは超像可動にあるのか?

 

「まぁ、秋にはアニメも始まるし丁度いい、んじゃ行ってこい」

 

「え?」

 

俺の短く間抜けた声が響いたそのすぐあと、足元がポッカリと開き、俺は重力にも逆らえずに落ちていった…

 

二次元(ゆめ)」は「三次元(げんじつ)」に

 

多分これは、前世で情けなく死んでしまった俺、風呂野(ふろの) 在斗(ありと)と、個性(スタンド)、スティッキィ・フィンガーズが最高のヒーローになる物語…だと思う、思いたい…きっとそうだ!

 

──  ──

 

場面は変わって、ここは雄英高校の目の前…つまり、入試会場…

 

「無理ゲー…」

 

そう呟いたのはもちろんこの俺、転生してまもない風呂野在斗である。

 

せめて、勉強させて欲しかった…

 

「いやいや、更に向こうへ Plus Ultra だ!」

 

活気付けに頬をパンパンと叩く。

 

そして俺は校内に入り、教室に入り、淡々とテストを受けた。

 

受けてみた感想……

 

「意外と解けた…」

 

問題はちゃんと全部埋めたし、見直しする時間すらあった…なんだろう、このガッカリ感は…

 

「ま、まぁ!この後は実技試験だしな!気を切り替えていくぜ!ッヘーイ!!」

 

「るっせぇぞクソモブがぁ!?」

 

…怒られた。

 

ってか、かっちゃんじゃん……すげぇな…!




いやー…意外とスラスラ書けたね、まぁ導入だし、No.0だし

え?この老人誰かって?

神 様 だ よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ! ! !

«風呂野在斗という名前について»
風呂野…ブローノをプチ整形したらこうなった。
在斗…アリアリアリアリアリアリアリアリ!!


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