FGO in ガタノゾーア (深淵を泳ぐもの)
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ガタノゾーアのステータス

クラス:降臨者(フォーリナー)

真名:ガタノゾーア

マスター:藤丸立香

性別:?(現在は女性になっている)

身長:本来は200m

体重:本来は20万トン

出典:ウルトラマンティガ

地域:ルルイエ

属性:混沌・悪・闇

好きなもの:何かを滅ぼすこと

嫌いなもの:大いなる闇にも屈しない人の光

天敵:グリッターティガ

 

ステータス

筋力:B

耐久:EX

敏捷A +

魔力:A + +

幸運:C

宝具:EX

 

クラススキル

 

領域外の生命:EX

ガタノゾーアが宇宙の外側、つまり『外宇宙』から来たことを示すスキル。外見と名前で二体の『外の神(クトゥルフとガタノソア)』が元となっていると思われるガタノゾーアはこのスキルをEXで持つことができる。また、このスキルを持つものに対して星の抑止力が働くことはない。

 

正気喪失:E −〜EX

自分の姿を見たものを狂気に陥りさせることが出来るスキル。現在幼女の姿をしているガタノゾーアではE−だが、宝具で戻った本来の姿及び高ランクの千里眼等でガタノゾーアの本当の姿を見た場合、ランクがEXへと跳ね上がり、見たものは発狂するか石になるかのどちらかもしくはその両方になる。本来の姿であれば写真や精密に書かれた絵でも効果を発揮する。

 

女神の神核:D−

邪神であり、一応現状は女性だからとついたスキル。当然ランクは低く、宝具を発動すると効果をなくす。

 

神性:EX

邪神とは言え神そのものであるガタノゾーアはこのスキルをEXで持つことができる。

 

邪神:EX

他のフォーリナーと違いその身に宿したのではなくそれそのものであるガタノゾーアだけが現状持ち得るスキル。このスキルを持っていると自動的に神性がEXランクになる。また、EXランクともなるとその気になれば1日とかからず、地球の生命体全てを滅ぼすことができるほどの力を持つ。

 

対魔力:EX

魔術に対抗する抵抗力。グリッターティガと同等かそれ以上の光を纏った魔術でのみガタノゾーアにダメージを与えられる。

 

スキル

 

石化:EX

ガタノゾーアの本来の姿を何らかの方法で見た者は発狂するか石になるかのどちらか二択もしくはその両方になる。サーヴァントになった事により、元となった二体の邪神の片方の逸話がスキルになったもの。幼女の状態のガタノゾーアを見ただけでは発動しない。

 

擬人化:EX

文字通り。ガタノゾーアが人になる際についたスキル、と言うより所謂大きすぎる人外がサーヴァントとして呼ばれる際は基本ついてくるスキルであり、大抵EXランクで取得している。外見は本人の意思で変えられるが現状はスク水幼女となっている。これについては、ガタノゾーア曰く小回りが利くからとの事。

 

魔術(クトゥルフ神話):EX

二体の邪神が元となっていると思われるガタノゾーアは、『そちら側』の魔術を使うことができる。こちら側の魔術とは一線を凌駕したものが多い。

 

邪神召喚:A +

元となった二体の邪神(特に片方が)その神話内でも結構上の存在であり、擬人化して言葉を発せられるようになった事もありガタノゾーアは魔術(クトゥルフ神話)を使用することによって邪神を召喚することができる。が、一説によるとその神話内でも属性があり対立が起こっているらしく、元となった邪神が両方とも水属性である為、対立している風属性の邪神は召喚することができない。また、万物の王や門にして鍵と呼ばれるガタノゾーアの元となった邪神よりの圧倒的に上にいる者は召喚できない。

 

宝具

 

旧支配者(クトゥルフ・オブ・ガタノソア):ランクEX 種別:対星宝具

ガタノゾーアを本来の姿に戻し、あらゆるステータスがEXへと跳ね上がる。効果としてはそれだけだが、本来の姿のガタノゾーアが現れるということは、世界が闇に包まれるのと同義であり、地球はガタノゾーアの放つシャドウミストに覆われあらゆる生命は絶滅を待つだけとなる。が、一応ガタノゾーアがやろうとしなければそうなることはない。また、幼女の状態でも本来の力の一端は使うことができる。この宝具を発動するとルルイエが浮上し、何体ものゾイガーが出現する。ゾイガー達もガタノゾーアの意思で動く為ガタノゾーアにその気がなければ破壊活動を行うことはない。

 

大いなる闇(ガタノゾーア):ランクEX 種別:対人(自身)宝具

常時発動型の宝具。グリッターティガ同等かそれ以上の光を持つ攻撃でないと魔術にしろ物理にしろ大したダメージになることはない。また、精神汚染や魅了などを完全に無効化する。どこぞの尼の宝具や英雄王の持つ乖離剣ですらガタノゾーアに届くことはない。




強すぎましたかね?もしかしたらスキル増えるかもです。


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邪神の目覚め

一般枠の募集に見事受かり、カルデアへとやって来た藤丸立香は自分以外の47人のマスターの補欠的な扱いになるはずだった。しかし、カルデアの管制室で起きた謎の爆発とそれによって引き起こされた火災。運良く管制室にいなかった彼は、自分を先輩と呼ぶ少女……マシュ・キリエライトが心配になり管制室へと向かった。そこで瀕死のマシュと共に、突発的なレイシフトに巻き込まれ、特異点Fへと飛ばされてしまい、デミ・サーヴァントと化した後輩のマシュと途中合流したオルガマリー・アニムスフィアと共に襲いくる骸骨兵を退けて、ようやく初めてのサーヴァント召喚を行おうとしていた。

 

願わくばとても強いサーヴァントをと願いを込めて、詠唱なしでサーヴァントを召喚するための道具である聖晶石を召喚サークルに投げ込む。光が弾け、それが一箇所に集まり人の形をかたどる。光が治るとそこにいたのは幼女だった。スク水を着て、その背にはデカイアンモナイトの様な貝殻を背負っている。その幼女が口を開いた。

 

「はじめまして。()はクラスフォーリナー。真名は……聞きたいか?」

 

「えっとできればお願いしたいかな」

 

「そうかそうか。なら言おう。ガタノゾーアだ。よろしくな。人間(マスター)

 

ガタノゾーアは薄く笑みを浮かべながらそう言う。だが、見た目が幼女なため、あまり強そうには見えない。だからこそ、立香は何ができるか聞いて見ることにした。

 

「ほう。妾の実力を疑っていると見える。と言ってもこの姿では当たり前か。なら、今から飛来する矢を全て防ぎきってみせよう」

 

「え?」

 

上を向いたガタノゾーアにつられ立香も上を見ると、キラリと何かが光り大量の矢が降り注いできた。マシュが、立香を守ろうと前に出ようとするが、それよりも早くガタノゾーアは息を吐くと共に黒い霧の様なもの……シャドウミストをここにいる4人を覆うように吐き出し、そのシャドウミストに触れた矢は例外なく破壊された。

 

「どうだ?妾の力を見ての感想は?」

 

吐き出したシャドウミストを吸い込みながら立香にそう尋ねるガタノゾーア。その言葉にああついでにと付け加え、

 

「そこでこっちの様子を見ている奴らも片付けてやろう」

 

そう言って、目から紫色のビームを放ち、影でこちらを覗いていた2人を消滅させるガタノゾーア。そして、先ほどの言葉を再び立香に投げかける。

 

「すごい!すごいよガタノゾーア!こんなにちっちゃいのに!」

 

「勘違いするな。小回りが利いて動きやすいからこの姿になっているだけだ。本来の妾はもっとデカイ」

 

「そうなの?でもその背中の貝殻は重いんじゃ」

 

「いや、とても軽いぞ?なんなら持ってみるか?」

 

そう言うならと貝殻を少し手で下から押してみる。想像以上に軽かった。立香は驚きのあまり、マシュやオルガマリーにも持ってみなよと進める。

 

「わっ!本当に軽いですね。みた感じ重そうなのに」

 

「ね。私もびっくりしたよ。所長もどうです?」

 

しかし、オルガマリーはその呼びかけに応えず、なにやら考え事をしているようだ。

 

「ガタノゾーア?何処かで聞いたことあるような」

 

「所長?どうかしました?」

 

「え?あ、いえなんでもありません。それよりもサーヴァントは召喚できたのだから先に進みましょう」

 

「なら、俺も連れて行ってくれや」

 

突如聞こえた知らない男の声に、ガタノゾーア以外が辺りを見渡すと、近くの瓦礫の中から青いフードの男がこちらにやってきていた。警戒態勢に入りながら、オルガマリーが代表して話しかける。

 

「貴方は?」

 

「俺はキャスターのサーヴァントさ。この聖杯戦争で召喚された。真名は、まあ教えてもいいか。クー・フーリンだ」

 

「貴方があの光の御子。なぜ、私たちに近づいてきたのですか?」

 

「あー堅苦しいのは苦手だから、いつも通りでいいぞ?で、俺があんた達に近づいた理由はこの聖杯戦争は色々おかしくなっちまったからな。原因であろう奴を倒そうにも俺1人じゃ力不足で、『泥』によって黒化したサーヴァント程度ならなんとかなるんだが。現にランサーの野郎は倒したぜ?まあ、でも結構苦戦しちまったし、やっぱ冬木でキャスターは無理だわ」

 

「そうなのね。こちらとしても戦力が増えるのは嬉しいし、立香、仮契約でもしなさいな」

 

「え、私がですか?」

 

「そうよ。マスター適性があるのは貴女だけなんだから」

 

「わかりました」

 

オルガマリーにそう言われ、クー・フーリンと仮契約を結ぶ立香。その様子を見て、ガタノゾーアはクー・フーリンに手を差し出した。クー・フーリンはそれをいまいち理解できていなさそうな表情で見つめる。それを感じ取ったガタノゾーアはこう言う。

 

「握手……と言うのだろう?仲間になったものにはする行為だと思っていたが、違ったか?」

 

「ああ、そう言うことか。……本当に信頼していいんだよな?」

 

「ああ、勿論だ。“光”の御子、クー・フーリン」

 

 

そうして、2人は手を握り合った。

 



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vs.アーチャー

それから、クー・フーリンの言う原因がいる場所へ向かう途中、マシュがクー・フーリンとの特訓を得て、宝具を本物では無いものの発動できる様になったことと、ルーン魔術を使って敵をおびき寄せることによって戦闘経験を相当数積むことになったこと以外は特に何もなかった。そして、もう少しで目的地だと言うタイミングでそいつは現れた。

 

「おっと、これ以上行かせるわけにはいかないな」

 

「チッ!アーチャーテメー、まだセイバーのイエスマンやってんのか?」

 

「え?あれがアーチャー?」

 

クー・フーリンの言葉にそう反応したオルガマリー。しかし、それもしょうがないだろう。なぜなら、今現れたアーチャーはその手に双剣を持っているのだから。これでアーチャーとは一体どう言うことだろうか。

 

「私は別にイエスマンをやってるつもりはないのだがね。だが、敗者は勝者に従うのは当然だろう?だから、これ以上先に行くと言うのなら、貴様らを始末させてもらう」

 

「ハッ!なら決着つけるとしようか!今回俺はキャスターだが、だからと言って遅れを取るつもりはねえ。嬢ちゃん達、行くぞ!彼奴は多彩な武器を投影してくるから気をつけろ!」

 

そう言って、アーチャーに突貫するクー・フーリン。それを見て、キャスターって後方支援するものじゃ無いの?と思う立香。それはオルガマリーも同様の様で、自分の常識を改めなくちゃねなんて言っている。

 

「クソ!盾のサーヴァントと言うのは思いの外厄介だな!!」

 

そう叫ぶアーチャー。実際、先程から彼の攻撃はことごとくをマシュによって防がれている。クー・フーリンとの特訓が生きている様だ。その上、キャスターであるクー・フーリンとの戦闘は今回が初であり、クー・フーリンの行動全てが新ネタなのだ。クー・フーリンがランサーであったなら、もう少しまともにやりあえたかもしれないが、キャスターの彼は持ち前の杖を槍の様に使い、その攻撃の隙をルーン魔術で補っているため、徐々にアーチャーは押され始める。

 

「なら、これはどうだ!」

 

後ろに大きく飛び退き、持っていた双剣を消し、矢の様に伸びた剣と弓を投影するアーチャー。形が変わったとはいえ、その剣にクー・フーリンは見覚えがあった。

 

「テメー!それは叔父貴の!」

 

「悪いが、前にも言ったかもしれんが私には誇りなどと言うものはないのでね。自分好みに改造させてもらった。……I am the bone of my sword(我が骨子は捻れ狂う)偽・螺旋剣(カラドボルグ・II)!」

 

その詠唱と共に放たれた剣は、周囲の空間を削り取りながら、クー・フーリンではなくマシュへと飛んで行く。厄介な盾のサーヴァント。まずそちらから始末しようとアーチャーは考えたのだ。自身に飛んでくると防御態勢に入っていたクー・フーリンではマシュは救えない。かと言って、マシュ自身もあれを防ぎきれるかは怪しい。が、ここにはもう1人いるのだ。先程から静観を決め込んでいたガタノゾーア(邪神)が。

 

「何!?」

 

アーチャーの驚きの声が周囲に響く。それもそうだろう。アーチャーが放った偽・螺旋剣は突然マシュの前に躍り出たガタノゾーアの手によって打ち砕かれた。今まで、数々の敵を葬ってきた偽・螺旋剣。かのヘラクレスですら防御態勢に入ったそれを、ガタノゾーアは掴んで潰したのだ。僅か一瞬だが、アーチャーは目の前の光景に理解が及ばず、思考に空白が訪れる。その隙をクー・フーリンが見逃すはずがなかった。杖で地面につき、自身の宝具の一部である腕を召喚し捕える

 

「しまっ!」

 

気付いた時にはもう遅い。捕えられたアーチャーはそのまま地面に叩きつけられ、マシュの方へと放られる。マシュは、放られたアーチャー目掛けて盾をフルスイングし、それが直撃したアーチャーは近くの壁まで吹っ飛ばされた。

 

「あ、ありがとうございます。ガタノゾーアさん」

 

「ん?ああ、良い良い。仲間がやられそうだったから助けただけだ。それより、まだ彼奴は倒れておらんぞ」

 

「ああ、ガタノゾーアの言う通りだ。彼奴はあんなんじゃやられねえよ」

 

全員が警戒態勢に入る中、壁に叩きつけられた影響で起こった煙の中から再び矢の様に長い剣がガタノゾーア目掛けて打ち出された。先程と同じ様に受け止めようとした瞬間、剣は大爆発を起こす。それによって起こった爆風で、煙は晴れ、多少ふらついているアーチャーが言った。

 

壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)。これならダメージは免れまい」

 

「ああ、そうだな。ダメージは……な」

 

爆発が収まり、ほぼ無傷のガタノゾーアが土埃を払いながらそう言う。これにはアーチャーは絶句するしかなかった。壊れた幻想と言うのは、魔力の篭った宝具を壊し、それによって起こる魔力の爆発である。故に、魔力が詰まっている程、威力は上がる。先程の剣を投影する際、アーチャーはほぼ全ての魔力を込めた為、今までで一番の威力となったはずなのに、食らった対象はケロッとしている。これで絶句せずどうしろと言うのか。そんな彼にガタノゾーアが告げる。

 

「悪いな。()はその程度で倒される気は毛頭無いのでな。まあ、相手が悪かったと諦めるんだな」

 

魔力をほぼ使い切り、これ以上魔術を行使することができないアーチャーは動くサンドバックと大差なかった。しかし、ここにいる全員が必要以上にボコる様なことをしないので、アーチャーはクー・フーリンの一撃で消滅した。

 

「おいおい、ガタノゾーア。お前、一体どんな耐久してんだよ。あれは俺だって下手すりゃ消滅モンだぜ?」

 

「さてな。まあ、宝具の効果とだけ言っておこうか」

 

最も、『奴』程の『光』は例外だがな。と誰にも聞こえない様な小さな声で呟くガタノゾーア。そんな事はつゆ知らず、初のサーヴァント同士のまともな戦闘を見た立香とオルガマリーは気を引き締め直していた。これから戦うのは今戦ったアーチャーよりも強敵なのだ。だから、多少恐怖で足が震えているのは正常な証であろう。

 

「じゃあ、そろそろ行くか?」

 

一通り準備を終えた辺りで、立香たちにそう聞く、クー・フーリン。この先に待つセイバーの真名は先程聞いた。聖剣エクスカリバーの使い手アーサー王。そんなビックネームが所謂ラスボスなのだ。不安がないわけでは無いが、やらねばならない事だからと自分を奮い立たせ、立香は強く頷く。そして、一行はアーサー王の待つ洞窟の最奥へと進んで行った。

 




戦闘があっさりしすぎな気がする


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vs.セイバー

「あの、私にルーン魔術を教えてくれませんか?」

 

セイバーの待つ最奥へ行くまでの最後の休憩を取っている時、マシュは突然クー・フーリンにそう言った。クー・フーリンは多少驚きながらその理由を聞いた。

 

「私が何かしらの理由で盾を手放している時に先輩に危機が及んだら、私は先輩を守る手段がないんです。シールダーなのに、盾がないだけで先輩を守れなくなるのはどうかと思ったので」

 

「なるほどな。そんじゃあ聞くが、ルーン魔術についてどの位知ってる?」

 

「えっと、書物に書かれてる事くらいです」

 

「そうか。まあ時間もねえから、アンサズだけ教えてやるよ」

 

「本当ですか!?」

 

「ああ、だが素質無しと思ったらやめるからな」

 

そう言って、クー・フーリンはマシュに宣言通りアンサズだけを教えた。大体十分程でマシュはアンサズをマスターしたので、その後少し休み最奥へと足を踏み入れた。

 

「ーほう。面白いサーヴァントがいるな」

 

恐ろしいまでの威圧感を放ちながら、反転した騎士王はそう言った。その背後には大聖杯が鎮座している。オルガマリーは大聖杯を見て信じられないと言った表情をしている。

 

「さて、貴様らは私を倒すためにここに来たんだろう。ならば、これを防いで見せろ」

 

そう言うと共に、セイバーの持つ黒き聖剣に魔力が集まり始める。それを見た立香は宝具を放つつもりだと理解し、マシュに宝具の発動を指示する。その指示をマシュが聞き、宝具を発動するのと、黒き聖剣から闇が放たれるのはほぼ同時であった。

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!」

「私が、先輩を、みんなを守ってみせます!真名偽装登録、宝具、展開!」

 

ぶつかり合った2つの宝具は、聖なる盾の勝利に終わった。ただ、それで力を使い切ってしまったのか、マシュはその場に崩れてしまった。そんな彼女を見て、ガタノゾーアとクー・フーリンが互いを見やる。

 

「新米の嬢ちゃんがここまで頑張ったんだ。あとは俺らの仕事ってね!」

 

「ああ、倒すとしようか」

 

左右に分かれ、挟み撃ちの様にセイバーに迫る2人。しかし、カルデアから通信でサポートしているロマ二・アーキマンからセイバーは大聖杯を繋がっていて実質何発でも宝具が撃てると通信が入る。実際、彼女は直感で危険と判断したガタノゾーアに狙いを定め、宝具を撃つ体制に入っていた。

 

「残念だったな。食らうがいい!」

 

その言葉と共に放たれた闇。しかし、闇そのものであるガタノゾーアにそれは全くと言っていいほどダメージを与える事はなかった。むしろ、撃ってる最中に接近しセイバーを殴り飛ばす。

 

「なに!?」

 

「無駄だ。たかだか闇を纏った程度の攻撃が闇そのものに通じると思うか?」

 

「貴様、何を言っている?」

 

「わからない方が良いぞ。()の名を知ればお前は死ぬ。まあ、最も知らなくても死ぬがな」

 

瞬間、セイバーの直感が発動し、セイバー首をかしげる様に横にする。すると先程まで顔があった場所を紫色の光線が通った。それを見たガタノゾーアは感心した様に手を叩く。

 

「よもや今の避けるとは、少し甘く見ていた様だ。だが、妾ばかり見ていていいのか?こっちは2人いるのだぞ?」

 

その言葉にハッとするももう遅い。セイバーはクー・フーリンが宝具によって召喚した茨の巨人の中心部にある檻に叩き込まれ、そのまま巨人の纏う業火に焼かれ始めた。しかし、その程度ではセイバーは倒されはしない。檻の中で再び宝具を放ち開けた穴から外へと逃げる。がしかし、セイバーは地に降りる前に、ガタノゾーアの背負う貝殻から伸びる触手に絡め取られ空中に固定された。

 

「クッ!なんて力だ!魔力放出しても引き裂くどころか緩めも出来んとは!」

 

「当然だ。サーヴァントになった(大幅に弱体化した)とは言え、その程度では脱け出せんよ。では、トドメだ」

 

再び放った紫色の光線はセイバーの胸を貫いた。それと同時に触手を緩め、セイバーを地に落とす。これで終わりだろうと思ったが、セイバーは消滅を始めながらも立ち上がった。

 

「ここまでか。しかし、貴様は一体なんだ?自身のことを闇そのものだとか、そもそも私の約束された勝利の剣が効かないなど、普通のサーヴァントとは思えんな」

 

「わからない方がいいと言っているだろう。まあ、それでもと言うのなら名前だけは教えてやろう。ガタノゾーアだ」

 

「!!成る程な。どうりで敵わないわけだ。有名なのは3000万年前の超古代文明だが、それ以外にも文明を滅ぼしてきた『闇の邪神』。それが貴様だろう?」

 

「ご名答。お前が反転していなければ多少は勝負になったかも知れんがな」

 

「フッ、嘘はもっとわからない様に言うんだな。さて、カルデアの使者達よ!!覚えておけ。聖杯探索……グランドオーダーは始まったばかりだ」

 

そこまで言って、とうとう限界が来たのか。セイバーは光の粒子となり消えて行った。それにより、聖杯は立香達が手に入れたのだが、勝者が決まった事でこの聖杯戦争は終了し、クー・フーリンもまた消えて行った。

 

「次はランサーでって思ってたんだが、もしまたキャスターで呼ばれたらちゃんとルーン魔術を教えてやるよ。嬢ちゃん」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

消え側に言ったクー・フーリンの言葉に頷くマシュ。これでキャスターとしてクー・フーリンを召喚できれば、マシュはルーン魔術を完全に習得できるだろう。そんな中、所長は先のセイバーの発言に疑問を抱いている様だ。そして、

 

「いやあ、まさかここまでやるとはな」

 

ソイツは現れた。

 

 

 

 

 




マシュは ルーン魔術 を 習得した。現在はアンサズだけですけどね。


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『外』からの干渉者

拍手をしながら現れた男を知っている立香とマシュとオルガマリーは揃ってその男の名を叫んだ。

 

「「「レフ!!」」

 

しかし、その後の反応は三者三様だった。オルガマリーは喜びながらレフに駆け寄り、マシュはデミ・サーヴァントになった影響かレフから邪悪な雰囲気を感じ取り警戒態勢に入り、立香はレフと多少しか話していないのでその場に佇むだけだった。

 

「ああ!レフ、レフ!生きていたのね!」

 

「ああ、生きていたとも。最も、貴様は死んでいるがな」

 

「え?」

 

理解できないと言わんばかりの表情を見せるオルガマリーに、レフは全てを語った。オルガマリーがすでに死んでいること、未来が焼却されていること、そして、レフの正体。しかし、そうは言われても納得できないのが人間である。オルガマリーは納得ならないとレフに詰め寄る。それを鬱陶しく思ったのか、レフは指を鳴らし、空間に真っ赤になったカルデアスが映し出され、オルガマリーはそれに吸い込まれる様に浮かび始めた。

 

「え!?」

 

「オルガマリー、君には私から慈悲をやろう。さあ、カルデアスに触れるがいい。最も、どうなるかは君が一番知っているだろうがな」

 

高笑いをしながらそう告げるレフ。しかし、それが癇に障ったのか。オルガマリーは怒りの表情を浮かべ叫ぶ。

 

「ふざけないで!私は、誰にも認められないまま死ぬわけにはいかないのよ!レフ!覚えてなさいよ!絶対貴方をー」

 

それ以上続けることは叶わず、オルガマリーはカルデアスに取り込まれた。唯一なんとか出来る可能性のあるガタノゾーアはじっとオルガマリーとカルデアスを見つめていた。オルガマリーがカルデアスに取り込まれたのを見届けて、レフは再び口を開いた。

 

「最期まで泣き噦ると思っていたが、やはり人類は思い通りにいかんな。ああ、頭にくる」

 

「レフ!貴方、所長の事をなんだと!」

 

「騒がしいぞ。やはり、温情で生かすのではなかったな。……いや、ここで殺せばいいか」

 

「!!先輩!」

 

「邪魔だ」

 

レフの発言を聞き、立香を守るために前に出たマシュはレフの魔術を行使した腕の一振りで吹っ飛ばされる。しかし、それを見た立香は近づいてくるレフに臆する事なく睨みつけ、ガタノゾーアも立香を守るために、2人の間に入り込む。

 

「頭にくるな。その目、この状態でなんとか出来ると思っているのか?このサーヴァントも私にかかれば一捻りできるだろう」

 

「甘く見られたものだな。()も」

 

その言葉に反応して、ガタノゾーアがレフを殺すために動き出そうとしたその時、何処からか飛来した魔力弾がレフの下半身を消し飛ばした。

 

「な……にぃ!!」

 

あまりの威力に消しとばされなかった上半身すらも吹っ飛ばされる。地面を無様に転がりながら、自身の下半身を消しとばした人物を見て、レフは叫んだ。

 

「何故だ。何故貴様が生きている!?貴様は先程、カルデアスに取り込まれ消滅したはずだ!!オルガマリー!」

 

レフの視線の先には、先程カルデアスに取り込まれた筈のオルガマリーが立っていた。信じられない量の魔力を纏って。オルガマリーはそのまま無言でガンドを放ち、先程の下半身の様に上半身を消し飛ばそうとするが、当たる前にレフが何処かへ転移したのでそれは叶わなかった。

 

「所……長?」

 

「そうよ。他に誰に見える?」

 

「で、ですが先程所長は」

 

マシュが言いにくそうにそう言う。それを聞いたオルガマリーは空を見上げ、言った。

 

「確かに、カルデアスに取り込まれた私は消滅しかけた。でも、私は助けられたの」

 

「誰に……ですか?」

 

「『ツァトゥグァ』そう名乗っていたわ。常に眠たそうな眼をしながらどこかヒキガエルに似た頭部を持ち、体色や体毛からはコウモリやナマケモノの姿を連想できたわ。『余は人間の生き方を見るのが好きだから人理を焼却されたら困る』『手助けをするのはエイボンに続いて2人目』『人理を修復したら褒美をやる』とか色々言いながら私に力をくれたの。この溢れんばかりの魔力もそうだし、これも」

 

そう言い、オルガマリーは手の甲を見せる。そこには令呪が光り輝いていた。

 

「『それくらい簡単だ』って言ってたわ。マスター適性がない私に、令呪を宿らせることが簡単だなんてふざけてるわよね。でも、多分彼らは私たちの理解できない『ナニカ』なんだと諦めたわ。彼が教えてくれた『向こう側』の魔術を知って、この世界には私たちが知らない生き物が多くいるって理解したもの」

 

それを聞きながら、ガタノゾーアは昔会った空腹時以外は割と温厚なツァトゥグァの事を思い出す。エイボン以外に手を貸すとは思わなかったが、これもこれでいいだろうと思う。と、そこにロマ二からの連絡が入る。

 

『当然通信が切れたけど、大丈夫かい!?って、所長!見れたのはレフによってカルデアスに取り込まれそうになっていた場面までだったけど、あの状態から生存したんですか!?』

 

「……まあ」

 

流石にツァトゥグアのことは言わないほうがいいと思ったのか、嘘をつくオルガマリー。まあ、言っても理解されないと思うが。しかし、ロマ二はオルガマリーの手の甲を見て、驚きの声を上げる。

 

『所長!どうして令呪が!?それに魔力も爆発的に増加してるし』

 

そこに気づかれては真実を言わざると得ないと思ったが、オルガマリーはあるものに助けられ令呪と魔力を貰ったと結局多少の嘘を織り交ぜて答える。その答えを聞いたロマ二が思い出した様に叫んだ。

 

『そ、そうだ!こんなことしている場合じゃない!そこはもう崩壊を始めているんだ!こっちもレイシフトの準備はしているが、そっちの崩壊の方が早いかもしれない!』

 

「何ですって!?もう一回死ぬなんて嫌よ!ロマ二、なんとかしなさい!」

 

『分かってます!もう少し……よし!OKだ!』

 

ロマ二がそう言うのとともにレイシフトが成功した。




という訳で、所長超強化復活です。クトゥルフ神話じゃ珍しい(割と)優しいツァトゥグァに助けられました。


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戦力増強のお時間です

特異点Fから無事戻ってきたが立香達を待っていたのは、何故か女性なレオナルド・ダ・ヴィンチとロマ二だった。が、その日は立香の疲れがピークに達していたため、立香を休ませる為にも説明は明日にするとして今日は解散となった。

 

「さあ、話をしようか。『光の巨人』に敗れた『邪神』ガタノゾーア」

 

解散と言っても、実際にここからいなくなったのは、立香とマシュだけである。まあ、当然と言うべきか、カルデアの人員達はガタノゾーアについて知っているようだ。まあ、最もオルガマリーはツァトゥグァにあった際に教えてもらった様だが。

 

「私たちが聞きたい事は1つだ。何故、私たちに協力するんだい?言っちゃあなんだが、君……いや貴方は『破壊する側』だろう?」

 

「ああ、そんな事か。そうだなぁ、気まぐれ……とでも言っておこうか。安心するが良い。()は絶対裏切らない。そう約束しよう」

 

「そうか。ならその言葉を信じるよ」

 

納得はしてないだろうが、一応信じてくれる様だ。ガタノゾーア的にもそっちの方が嬉しい。なんせ今回の事件の黒幕には色々言いたいこともあるのだ。とりあえず、立香とマシュはガタノゾーアに関する事を知らないっぽいので黙っておく方針を取ることにした。

 

 

翌日、戦力強化を図る為に、立香達は召喚室へときていた。オルガマリーと立香で計2回召喚するらしい。本来1人のマスターにサーヴァントは1人だが、今回は事態が事態なので仕方ない。

 

「どっちからやりましょうか」

 

「私は後でいいわよ」

 

「そうですか、じゃあお先に召喚しますね」

 

そう言って、召喚サークルに聖晶石を投げ込み、2回召喚する。1人目は、特異点Fで共に戦ったキャスターのクー・フーリンであった。

 

「よう。この姿で呼ばれたって事はあの嬢ちゃんにちゃんとルーン魔術を教えるとしますかね?」

 

「はい!お願いします」

 

「よし、いい返事だ。マスター、トレーニングルームとかってあるか?」

 

「ありますよ」

 

「じゃあ、そこ借りるわ。行くぜ嬢ちゃん。あいや、これから一緒に戦うんだしマシュって呼ぶか」

 

「私はどっちでも構いません」

 

そんな会話をしながら、2人はトレーニングルームに向かっていった。それを見送った後、場所を変わり、オルガマリーが召喚を開始する。召喚できたのは、大きな黒いリボンをつけた白い衣装の少女であった。

 

「はじめましてマスター。私はまだまだ半人前の剣士なので、セイバー・リリィもしくはアルトリア・リリィとお呼びください。単純にリリィでもいいです。これからよろしくお願いします」

 

その少女、セイバー・リリィはそう言う。アルトリアと聞いて思い出すのは特異点Fで倒した黒い聖剣を持った彼女なのだが、目の前の少女はそれには似ても似つかない雰囲気をまとっている。ロマ二曰く、あの騎士王は何らかの影響で別の側面が強調された姿ではないかとの事だが、先程の半人前宣言も含めてこちらが通常のアルトリアだとは思えない。そこの所が理解できなかったので、セイバー・リリィに聞いてみる。すると、彼女はアルトリア・ペンドラゴンの可能性の1つだと言う。アルトリアという存在である以上行き着く結果は同じだとしても、過程が同じとは限らないらしい。セイバー・リリィはその過程の1つなんだそうだ。

 

もう少し、色々聞きたかったが特異点が見つかった様で、ロマ二に呼ばれた為、お話はそこで一旦切り上げて、立香達は次の特異点に行くための準備を開始した。




今回は、ウルトラ怪獣もクトゥルフ神話関係の奴らもサーヴァントとして召喚されませんね。今回は。さて、どうでもいいけど、腕士郎をサーヴァントとして出したくなってきた今日この頃


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第一歩と目があってしまった立香

見つかった特異点の場所はフランスで、時代は百年戦争が終結した15世紀。そこに行くためにレイシフトをし、無事フランスについた立香達は草原に立っていた。ほぼ全員が関心を持って辺りを見渡す中、なぜか立香だけがじっと動かずその場に佇んでいた。それを見たガタノゾーアはレイシフトの特性上、出会ってしまう可能性のある『存在』を思い出しながら、どうかしたかと声をかける。立香から返ってきた答えはこうだった。

 

「見間違いだとは思うんだけどね?レイシフトの最中に、何かと目があった気がするんだよね」

 

ああ、やはりかと手で顔を覆うガタノゾーア。偶然この会話を聞いていたのか、ロマ二が通信越しにそんな訳ないと立花に言う。それもそうだねと立香は気のせいであったと思うことにしたようだが、ガタノゾーアは違う。確信を持って立香は『角ばった時間』に棲む存在に目を付けられてしまったと考える。時間などと言う概念が生まれる前から存在しているが、今のサーヴァントと化したガタノゾーアでも十分倒せはする。しかし、問題は『猟犬』ならまだ良いが『王』だった場合は骨が折れる。それに、ガタノゾーアが知る存在の半数以上は見ただけで大抵の常人は発狂する。それは『猟犬』や『王』も例外ではない。面倒なことになったと内心舌打ちをしながら、ガタノゾーアは来るべき時のために少し気を引き締めるのだった。『奴』は目を付けたものの所に来るまで多少時間がかかる上、出現する際にも突然そこに現れるわけではない。故に対処に使用はいくらでもある。

 

「さて、どうしてやろうか?」

 

対処方をいろいろ考えていると、立花に声をかけられそちらに意識を向ける。砦が有ると立香が指を向けた方を見ると、確かに砦があった。何人か人もいるようだ。

 

「まずはあの人たちに聞きに行こう。情報収集は大事だもんね」

 

「そうね。でも良い?もし勘違いで現地の人に襲われても、殺しちゃダメよ?峰打ちにしなさい」

 

オルガマリーの忠告に誰もが頷く。そしてそのまま砦に近づきそこにいる人に話しかける。

 

「先輩。ここは私におまかせください。……あの、すいません」

 

「だ、誰だ貴様ら!り、『竜の魔女』の仲間か!?」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!違います!そもそも『竜の魔女』なんて知りません!」

 

「……そ、そうか。と言うことは異国の人間か?すまないな。今この国は悪魔と契約し復活したジャンヌ・ダルクの手によって滅ぼされようとしているんだ」

 

その砦の兵士の言う事はにわかには信じられなかったが、この地のどこかに聖杯があると考えると、時期的にジャンヌ・ダルクが死んだ後の時代の様なので、何者かが聖杯を使って生き返らせたという可能性は十分にあった。そんな事を話していると、鐘の音が鳴り響き、兵士の1人が敵襲を知らせる。ただ、敵襲してきたのは人間ではなくワイバーンであった。

 

「うそ!?この時代にワイバーンなんて!?」

 

「ああ、あれこそが『竜の魔女』の率いる兵士のような存在だ。行くぞ皆の者!先の様にもう一度追い返す!」

 

大声で叫び兵士達はワイバーンを迎え撃つ。しかし、戦いは始まる前に終わった。ガタノゾーアがシャドウミストを吐き出し、ワイバーンを1匹残らず殺したからである。砦の兵士達はそんなことをしでかしたガタノゾーアを驚愕の表情で見る。そんな中、クー・フーリンがガタノゾーアに近づき、

 

「おいおい、俺らの分の残しといてくれよ。せっかくの初戦闘だと思ったのによ」

 

と茶々を入れる。が、今はそれに答えるよりも早くやるべき事があると考え、ガタノゾーアは兵士達に声をかける。

 

「……その『竜の魔女』の居場所はわかるか?」

 

「いや、知らない。それよりも今のはなんだ?ワイバーンを倒してくれたって事は、『竜の魔女』の味方ではないという事はわかるが……」

 

「ふ、知らぬ方が良いぞ?()のことを知れば知るほど、基本おかしくなるからな。特に普通の人間は」

 

幼女とは思えない威圧感を放ちながら言うガタノゾーアを見て、兵士達は言っていることが本当だと悟る。その後、立香達は少し話たり負傷者の傷を簡単な魔術で治したりした後、その砦から立ち去った。

 

「あの、アレってなんなんでしょう?」

 

砦から少し離れたあたりで、セイバー・リリィがそんな事を言う。彼女は空を指しており、そこには謎の光の輪の様なものがあった。ロマ二に聞いてみた所現状はわからないから解析すると返答がきた。それと同時に霊脈を探してくれとも頼まれ、まずは霊脈を探す事になった。




がっつり物語に介入してくるクトゥルフ神話の皆さま。「ガタノゾーア以外のウルトラ怪獣出てこねえじゃねえか!」って人に言っておきますウルトラ怪獣が出てき始めてくるのはもうちょっと後からです。


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