めぐりさんと冬 (かき氷・シラー)
しおりを挟む
めぐりさんと冬
めぐり「やだよぉ~」
比企谷「わがまま言わないで出てきてください」
めぐり「さむいよぉ~」
(12月も半ばだんだんと寒い時期になってきた、めぐりさんは布団から全然出てこない。)
(毎日毎日布団の中で一日を過しているのでないだろうか。)
比企谷「めぐりさん、寒いのは分かりますがずっと布団の中にいても退屈でしょ」
めぐり「そんなことないよぉ~私、お昼寝が大好きだもん」ポワポワ
比企谷「(ぽわぽわオーラが出ているがここで許してしまってはまた一日寝て終わってしまう)」
比企谷「めぐりさん、冬休みもあっという間に終わっちゃいますよ」
めぐり「大丈夫~大丈夫~あと1ヶ月もあるよ~」
比企谷「……1ヶ月しかないんですけど…」
めぐり「んー?どうしたのー?」?
比企谷「……なんでもないです」
比企谷「……ご飯どうします?」
めぐり「ん~あったかいものが食べたいな~」
比企谷「暖かいものですね、わかりました。夜は鍋にしますか」
めぐり「お鍋はおいしいもんねぇ~あったかいし~」
比企谷「そうですね、じゃあ準備しますか…」ヨイショ
比企谷「(付き合いたての頃はめぐりさんがいろいろしてくれていたけど、冬になってから布団に負けて最近では俺がずっとご飯を作っている気がする。)」トントン
比企谷「(専業主夫と言っていた時期もあり、人並みの料理スキルはあるのでなんとかなってはいるが、めぐりさんのご飯も食べたい……)」
・
・
・
比企谷「めぐりさん、鍋できましたよ。早く出てきてください」
めぐり「はぁ~い」ズルズル
比企谷「めぐりさん、布団かぶって来るのやめてください、汚れちゃいます。」
めぐり「大丈夫だよ、寒いから食べさせてー」
比企谷「……そんなこと言ってないで自分で食べてください」
めぐり「寒いからやだ、食べさせて~」
比企谷「………」
めぐり「は~や~く~」
比企谷「…はぁ…仕方ないですね、今日だけですよ、」
めぐり「わーいヾ(●´∇`●)ノ」
比企谷「ほらめぐりさん、あ…あーん」
めぐり「あーん……はふはふ…あつ」パク
比企谷「すいません、冷ましてからでしたね、大丈夫ですか?」
めぐり「大丈夫~次は冷ましてね」
比企谷「はい…気をつけます」フーフー
比企谷「はい、めぐりさん…あーん」
めぐり「あーん…うん、おいしい」ニコ
比企谷「(守りたいこの笑顔!)」
・
・
・
(片付けも終わり、部屋に戻ってくるとめぐりさんは布団にくるまってテレビを見ていた)
比企谷「めぐりさん、いつまで被ってるんですか…お風呂とかどうするんですか」
めぐり「寒いからやだな~八幡君も一緒に入ろ」ニコ
比企谷「……」
めぐり「2人で入ればあったかいよ」
比企谷「わかりました、一緒に入らないとめぐりさんは入らなそうですし、行きましょうか」
・
・
・
めぐり「ふ~さっぱりした」
比企谷「めぐりさんはまた布団の中ですか……」
めぐり「八幡君も一緒に入ろ」
比企谷「お断りします、お風呂から出たばっかりで布団は暑すぎます」
めぐり「むーそんなことないよぉ、ちょうどいいよ」
比企谷「寝る時は一緒なんで今は我慢してください」
めぐり「わかった~じゃあ蜜柑食べさせて~」
比企谷「……わかりました」
めぐり「ありがとね」
比企谷「(めぐりさんは多分冬の時期はずっとこんな感じなのだろう、いつも色々してもらっているので、たまには俺が面倒見るのも悪くないな…)」
比企谷「どういたしまして」
楽しんでいただけましたかね?
まだ初執筆なので文章面が弱すぎてごめんなさい
次回作もよろしければ是非に
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
めぐりさんとかまくら
めぐりさんと冬、続かないと思っていましたが描きたいものが増えてきたのでシリーズ物にしてみます。
相変わらずのほんわかめぐりんを味わってください
めぐり「八幡君、外見てよ外〜」
八幡「なんですかめぐりさん」
めぐり「ほらほら、雪がいっぱい積もってるよ!」
八幡「ほんとだ、道理で今日はこんなに寒いはずだ。今日は家でゆっくりしましょうか」ブルブル
めぐり「確かに寒いけど、せっかくこんなに積もったんだから、今日は外で遊ぼ!」
八幡「いや、流石に外で遊ぶのは無理ですよ。大体子供っぽいですよ、俺らが雪で遊ぶなんて」
めぐり「(。・з・)ンモォォ」
めぐり「そんなこと言ってないで遊ぼうよ。それに雪かきもしないと大変だしさ~」
八幡「めんどくさいので嫌ですよ、それに絶対雪かきはついででしょう」
めぐり「なんでわかったの!・・・・・・いや違うよ、雪かきがメインだよ!」
八幡「いま思いっきし本音が出てましたよ。」
めぐり「(´^`*)ムー凍っちゃったら私が外に出た時転んで怪我しちゃうぞ!」
八幡「・・・・・・たしかにそれは困る・・・仕方ないので、雪かきしますか」
めぐり「そうそう、ちゃんと自分達で綺麗にしないと使えないからね〜」
八幡「それじゃあ準備をして行きますか、そういえばめぐりさんカイロとかもちゃんと貼って下さいね」
めぐり「うんわかった、ありがと〜」
・
外
・
めぐり「うぅ〜やっぱり寒いね〜」
八幡「そうですね、中に戻りますか・・・」
めぐり「ダメだよ、ちゃんと雪かきしてから戻ろ」
八幡「はい、わかりましたよ」
めぐり「とりあえずあっちの隅の方に集めよっか」
八幡「わかりました、それじゃあ始めましょうか」
めぐり「がんばるよー ٩(ˊᗜˋ*)و♪」
・
・
・
めぐり「結構キレイになったね」
八幡「ですね、これなら大丈夫でしょう、家に入りましょうか」
めぐり「まだだよぉ、これからかまくら作るんだから」
八幡「え?」
めぐり「せっかくの雪だもん、遊ばないとね」
八幡「いや、雪かきは終わったからもう戻りましょうよ」
めぐり「だーめ」
八幡「・・・・・・・・・わかりましたよ、じゃあ作りましょうか」
めぐり「うん!」
八幡「とりあえず雪は結構積んであるので、これを固めて穴をあけましょうか」
めぐり「そうだね」
八幡「とりあえず叩いて固めて1日放置しておけば明日にはいい感じの土台ができてると思うので今日は形と固くするのだけやってしまいましょ」
めぐり「あれ、八幡君結構詳しいね」
八幡「子供の頃小町と一緒に作るために調べたことがあったんですよ」
めぐり「そうなんだ」
八幡「そういうことなんで一応はちゃんとしたのが作れますよ」
めぐり「よかった〜、かまくら入っててつぶれちゃったら困っちゃうからね」
八幡「そうですね、困るじゃ済まないと思うけど、多分その日の内は壊れるとかはないと思うので、大丈夫だと思いますよ」
めぐり「じゃあ早速はじめよっか」
(こうしてかまくらの形を整え、表面を叩き固くしていく、後は1日待つだけなので今日の作業はここまでで終わりだ)
八幡「さて、あとは明日になれば固くなってると思うので今日はもう部屋に戻りましょう」
めぐり「わかったよ〜」
(家に帰ったあとは暖まるために一緒にお風呂に入ったりして、残りの時間はまったりすごした・・・)
・
・
・
次の日
めぐり「おはよう!八幡君!」
八幡「おはようございます、めぐりさん」
めぐり「さぁ、今日もかまくら作り頑張ろう!」
八幡「わかりました、でもその前にご飯食べてからにしましょう」
めぐり「そうだね!」
八幡「じゃあ作りますね、パンでいいですか?」
めぐり「うん、お願〜い」
・
・
八幡「できましたよ、食べましょう」コト
めぐり「は〜い、いただきます」モグモグ
八幡「いただきます」モグモグ
(今日の朝食はトーストとハムエッグという定番メニュー)
数十分後・・・
めぐり「結構固くなったね〜これをどうするの?」
八幡「これからこの山に穴を掘りますよ」
めぐり「わかった、いよいよ、穴を開けるんだね」
八幡「頑張りましょう」
(かまくらに人がしゃがんで通れるくらいの穴を掘って徐々に広げていく周りが崩れないように左右のバランスをしっかりとって掘っていく)
八幡「ふー疲れた、これで完成ですね」
めぐり「うん!結構いい感じのができたね!凄いよ!」
八幡「それじゃあ中に入りますか」
めぐり「うん!」ヒョコヒョコ
めぐり「さむ〜い」ブルブル
八幡「少し待っててください」
めぐり「?」
八幡「・・・お待たせしました、どうぞ」
めぐり「わあお茶だ、暖かい。ありがと!」
八幡「いえいえ、かまくらの中は寒いですからね、それにめぐりさんも寒がりなんで、暖かくしないとですからね」
めぐり「あったかーい」
八幡「・・・今日は寒いですからね、暖かい飲み物飲まないとやってられませんからね」
めぐり「うん、そうだね!」
八幡「めぐりさんは楽しめましたか?」
めぐり「うん、楽しかったけど寒いね、でもこうやって八幡君との思い出が増えたから良かったよ!また遊ぼうね!」(≧∇≦)ニコ
八幡「そうですね、あまり大変なことは避けて欲しいですけど・・・・・・・・・またやりましょうか・・・」
最後まで読んでいただきありがとうございます
ほんわかライフいいなー、俺も送りたいです
目次 感想へのリンク しおりを挟む