ヒーローアカデミアinグリス (ヨヨシ)
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燃え尽きた心火




エボルトとの決戦に向かった戦兎達だが、仮面ライダーグリスこと猿渡一海は覚悟を決めてブリザードナックルを使い、仮面ライダーグリスブリザードになってエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラスを倒した。だが一海はその後消滅した………だが死んだはずの一海は………

これは平行世界で一海が愛と平和の為に再び闘う物語



Are you ready?

出来てるよ…





 

 

 

 

エボルトとの最終決戦に向かった戦兎達、だが第1関門でエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラス達のスマッシュに遭遇した。そこで仮面ライダーグリスこと猿渡一海がスマッシュと戦った…だがスマッシュが心理的影響を一海に与え、一海は追い詰められてしまった……だがそこで一海は葛城忍が使っていたビルドドライバーを使い、覚悟を決めてブリザードナックルを使った、そして見事三羽ガラスのスマッシュを倒した一海、だが一海の身体はもう消滅しかけていた。

 

「ねぇ!生きてよ!死なないでよ‼︎グリス‼︎」

 

ここでもグリスか……でも

 

「推しに看取って貰えるなんて……俺は幸せ者だな……アイツらに自慢してやんねぇとな……」

 

一海は声を押し殺していたが、今にも泣きそうな顔だった

 

「嫌だよ!嫌だよ!グリス‼︎グリスー‼︎」

 

悪りぃなみーたん……俺もみーたんと別れるのは辛い……だがな…これが俺の選んだ道だ……

 

「みーたん……済まねぇな………でもな……俺はみーたんには…」

 

笑っていて欲しいんだ

 

「早くそのパンドラボックスとタグを戦兎に届けてくれ………戦兎……龍我……幻徳……沙羽さん……みーたん………」

 

 

あばよ……

 

 

 

 

そして一海は金色の粒子を放出しながら消滅して行った

 

「グリス‼︎グリス‼︎グリスー‼︎グリスーー‼︎………一海………」

 

そして仮面ライダーグリス 猿渡一海はこの世から消滅した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side一海

 

 

 

猿渡一海は崩れ行く意識の中、一海は不思議な感覚の中を彷徨っていた……それは一言で表すなら宙を浮いている感覚だった……360度上下左右が分からない中こう思っていた。

 

 

 

 

 

 

ここは何処だ?……地獄か?それとも天国か?まぁいい………どちらにせよ俺はもう死んだからな……にしても……悪いことしちまったな……悪いな戦兎……約束破っちまって…あの場に勝つにはアレしか思い浮かばなくてよ………龍我…幻徳……俺がいなくても負けるんじゃねぇぞ……テメェらは死ぬなよ……お前らがくたばってしまったらこのエボルトに対抗出来ねぇからな…………だがみーたんに看取って貰って嬉しかったが………最後の最後でみーたんの事泣かせちまったな……俺はみーたんファン失格だな…………勝……修也……聖吉……今お前らのとこに行くからな………お前らには色々話したい事があるからな……悪いな……記憶はあるのに無い振りしてよ………お前らには人体実験をさせない為だからな………今度はちゃんとアイツらを大事にしなきゃな………じゃあな……皆んな……お前らでこの世界を創れよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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燃え上がる炎




エボルトとの決戦に向かった戦兎達だが、仮面ライダーグリスこと猿渡一海は覚悟を決めてブリザードナックルを使い、仮面ライダーグリスブリザードになってエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラスを倒した。だが一海はその後消滅した………だが死んだはずの一海は………

これは平行世界で一海が愛と平和の為に再び闘う物語




Are you ready?

出来てるよ…






 

 

 

俺の名は猿渡一海、仮面ライダーグリスだ。エボルトとの決戦に向かった戦兎達だが、仮面ライダーグリスことこの俺猿渡一海は覚悟を決めてブリザードナックルを使い、仮面ライダーグリスブリザードになってエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラスを倒した。だが一海はその後消滅した……悲しいぜ…………だが死んだはずのこの俺猿渡一海は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡潔に言おう、目が覚めると俺は生きていた。しかも知らない場所で、

 

「マジかよ……夢じゃねぇよなぁ?……」チラッ

 

すぐ近くにあった木を見て

 

「……ハァッ‼︎」

 

思いっ切り殴った。そうしたら……

 

「あいってぇぇ‼︎骨折れたわこれぇぇぇ‼︎……と思ったら折れてなーい」

 

いや痛かったのはマジだぜ?なんかやりたくなったんだ。ってか痛みは感じるってことは……

 

「これはマジだな…本当に生き返ったと言うのかよ………」

 

にわかに信じられないが受け入れるしかなかった。一海は辺りを見回したが、ある異変に気が付いた。

 

「スカイウォールが無い………」

 

そう、どこに居ても必ず目に入るあのスカイウォールがどう見渡しても無かった。

 

「成る程な、これが前戦兎が話してくれた"平行世界"って奴か……」

 

一海は戦兎に、以前、最上櫆星と戦った時の事を聞いたのであった。一海はそれを思い出し、この世界が別の世界だとすぐにわかった。そして一海は自分の身体の異変にも気づいた。

 

「この木少しデケェな、アレ?なんかいつもと目線が低いな………え?まさか⁈」

 

一海はすぐ近くにあった川に自分を写した。見てみたら一海が思ったとうり…

 

「縮んでんじゃねぇかぁァァァァァァァァァァ⁉︎⁉︎⁉︎」

 

一海はそういった後orzの姿勢になって嘆いた。暫くして、立ち上がり。

 

「さてと、嘆いていても仕方ないな。取り敢えず…この世界の情報を探さなきゃな。」

 

一海は情報を探す為に移動しようとしたが、足元に何かあるのに気づいた。

 

「ん?何だこのジュラルミンケース?」

 

それは中くらいの、良くドラマとかで使われていそうなジュラルミンケースだった。

 

「中身は…まさか札束じゃあるまいし…」

 

一海はジュラルミンケースを開けた、すると一海は絶句した。

 

「これは!……何でスクラッシュドライバーが⁈……いやそれだけじゃねぇ、ビルドドライバーにフルボトル……ロボットゼリーにドラゴンゼリー……ん?これは何だ?」

 

一海はジュラルミンケースからある物を取り出した。それは単眼で、三角状のキャタピラがついて、アームが二本取り付けてある小型のロボットだった。(デ○ズニー作品に出るゴミ掃除ロボットに似てます)

 

「何だこりゃ?……戦兎はこんなの作ってねぇぞ?…ってかそもそも動くのか?」

 

スイッチを探そうとしてロボットを作る持ち上げた。するとロボットの目が赤色に光動き出した。

 

ウィーン!

 

「うおっ⁉︎動いた‼︎」

 

一海はつい手を離してしまいロボットは地面に落ちた、ロボットは地面に落ちた後、体制を立て直した。そして一海をじっと見た。

 

ジーッ…

 

「ん?な、何だよ?なんかあんのか?」

 

するとロボットは赤色の単眼からホログラムを映し出した。そこには片仮名で〈グリスロボット〉と映し出していた。

 

「グリスロボット…それがお前の名前か?」

 

一海はそうグリスロボットに聴いたら、ロボットは右手上げながらスターウォーズに出てくる機械みたいなロボット語でまるでそのとうりと言ってるようだった、

 

「いや何言ってるかわかんねぇよ、まぁいいか。ん?」

 

一海は上からロボットを見下ろしていると、ロボットの頭部に穴が開いてるのに気が付いた。

 

「これって…ボトルがさせるのか?」

 

一海は試しにケースから撮ったヘリコプターフルボトルをロボットに入れて見た。すると

 

ガシャン!《ヘリコプター!スキャニングアタック!ヘリコプター!》

 

「おぉ!やっぱボトルが入るのか」

 

するとロボットは両手からヘリコプターのプロペラを出して、一海と同じ目線の高さまで飛んだ。

 

「すげぇなお前、まぁよろしくな」

 

ロボットは飛んだまま一海の周りを回った後一海の手に降りた。

 

「さて、そろそろ行くか。スクラッシュドライバーは…取り敢えず懐に仕舞うか。」

 

一海はロボットを肩に乗せて、ジュラルミンケースを持ち、歩いて言った。だがそこで重要なことに気がついた。

 

「あ、俺一文もねぇじゃん……良く考えたら道わかんねぇよ…どうしようか…」

 

その様子に気がついたロボットは一海を突っついた。

 

「あ?どうした?」

 

ロボットは単眼から今度は地図のホログラムを映し出した。

 

「おぉ、こんな事もできるんだな、サンキューな、」

 

更にその地図に赤い丸が点滅しているところがあった。

 

「ここに行けって事か?」

 

ロボットは両手で丸を作った。

 

「良し、なら行くか」

 

一海は地図を頼りに向かって行った。

 

end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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解き放つ心の炎





エボルトとの決戦に向かった戦兎達だが、仮面ライダーグリスこと猿渡一海は覚悟を決めてブリザードナックルを使い、仮面ライダーグリスブリザードになってエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラスを倒した。だが一海はその後消滅した………だが死んだはずの一海は………

これは平行世界で一海が愛と平和の為に再び闘う物語


今回はついに変身します‼︎






Are you ready?

出来てるよ…






 

 

 

 

 

グリスロボットの地図を頼りにこの世界の情報を得る為に歩み出した猿渡一海は目的地に到着した。そこで街並みを見た感想はと言うと…

 

 

「なんじゃこりゃ⁇…」

 

はっきり言って混乱した、羽生えてるやついれば角とか長い牙はやしてるやつもいれば人の形すらしてない人もいた。

 

「んだこりゃ⁉︎まともな人のやつもいるがそれと同じくらい変わりすぎな奴もいるし………なんだこの世界⁇……」

 

そう絶句してると、ビルのモニターにデカデカとあたかもヒーローのような姿をした男が写っていた。

 

「あ?んだこりゃ?アニメかなんかか?」

 

モニターをみているとするとその時横から…

 

「ウォォーー‼︎オールマイトだーーーー‼︎」

 

「ウォォ⁉︎⁉︎五月蝿ぇな‼︎なんだお前!」

 

「あ‼︎すいませんでした‼︎ついオールマイトが映ってたから‼︎」

 

横にいたのは緑髪の癖っ毛でそばかすが付いている中学生の男だった、ぱっと見オタク感が出ていた。

 

「あぁ、いや、俺も怒鳴って悪りぃな、んで緑オタク、聞き手ェ事があるんだが…」

 

「みっ…緑オタク⁉︎⁉︎」

 

一気に頭を上げ目を見開いて驚いていた。

 

「あぁ、聞きてぇんだが「有無言わさず⁉︎」あのモニターに映ってるあの男なんだ?」

 

「あ、オールマイト知らないの⁉︎オールマイトはNo1ヒーローでとても強くてかっこいいんだよ‼︎ヒーローの中でトップクラスの人気で"個性"も派手でかっこいいんだよ‼︎後ね他にはね……」

 

「あぁ‼︎もういいわかったわかったから‼︎んな細けぇとこまで言わなくていい‼︎」

 

「あぁ‼︎ごめんなさいつい‼︎」

 

正直言ってかなりのオタクだな…特にあの……えぇーっと…オールマット?だっけか、あいつに対して物凄い依存してんな。後引っかかるのは…

 

「なぁ…さっき話しにあったが個性ってどうゆう事だ?」

 

すると緑オタクは絶句して、

 

「えぇ⁉︎個性を知らないの⁉︎」

 

ヤベェな、この世界ではどうやらその個性というやつが当たり前らしい……どうするか…どうやって聞きだすか…そうだ!

 

「あー……俺はちょっと記憶喪失でなぁ…忘れちまったんだよー…教えてくんねぇかなぁ?……」

 

緑オタクは俺も見たまんまフリーズしていた……流石にこの嘘は無理があったか…

 

「あ!成る程!そうゆう事だったんだね‼︎」

 

あ、コイツちょろいな、すぐ騙せたわ……まぁ好都合だが、

 

「じゃあその個性を教えてくれるか?」

 

「うん、個性ってゆうのはね…」

 

俺はそいつから個性について聞いた…物凄い長話だったから万丈みたいになりそうだったかが大体はわかった、つまりは超能力が皆に有るとゆう事だ、んでその中にはそれを悪用する奴、ヴィランが出てきたことにより、ヒーローとゆう職業が誕生したのだ。すげぇ世界に生き返ったな俺……あ、てことは……

 

「つまりは…その個性はお前にも有るって事なんだな」

 

俺がそうゆうと、そいつは苦い顔をした。

 

「ううん……僕にはね…個性が受け継がれなかった…いわば無個性って奴なんだ………」

 

そいつは下向きながらそう答えた、成る程な……コイツの状況見る限りその個性が無いせいで酷い仕打ちを受けてきたんだな……

 

「僕はヒーローになりたいんだ……僕が憧れているオールマイトみたいに……でも無個性だから馬鹿にされて……だから……」

 

そいつは今にも泣きそうな顔していた…とりあえず俺がすることは……

 

 

 

ゴッッ‼︎

 

「いったァァァ⁉︎⁉︎」

 

思いっきり頭にゲンコツを食らわした。

 

「ちょっ…ちょっといきなり何するんですか⁉︎」

 

「なぁ……個性が無いとヒーローになれないのか?」

 

「へっ?…」

 

「そんなに個性が無きゃヒーローになれないのか?…少なくとも俺はそうは思わねぇな、んな個性がねぇからヒーローになる夢を破られるなんてただの飾りにしか過ぎねぇなそんなの……お前は個性が無いからって諦めるのか?個性が無くとも出来ることは有るだろ‼︎それなのに諦めるのか⁉︎お前の夢見た事は全て嘘なのか⁉︎」

 

俺はそいつに向かって言い放った…するとそいつは涙流しながら

 

「嘘な訳無いだろ‼︎僕だってヒーローになりたいよ‼︎無個性だからって慣れないって決めつけられたく無いよ‼︎僕だって僕なりに頑張っているんだよ‼︎僕は僕の夢を叶えたいよ‼︎‼︎」

 

そいつは泣きながら自分の想いを俺に言い放った……

 

「じゃあ諦めるな、どんなに自分の事を馬鹿にされようと、お前の想いを閉じ込めるな、やり方は沢山有るんだからな」

 

そいつはまだ泣きながら

 

「はい……はぁいぃぃ‼︎」

 

いい顔になってきたな…よかった…

 

「それじゃ俺は向かうわ、じゃあな」

 

するとそいつは

 

「あッ!あの!僕の名前は緑谷出久です‼︎貴方の名前は⁉︎」

 

「貴方って…俺お前と同じくらいだぞ?……俺の名前は猿渡一海だ、じゃあな」

 

俺はその場を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面変わって

 

俺は公園のベンチに座りこう思った。

 

「超能力がありヒーローが存在する世界……かなり変わった世界だな……あいつ…出久だっけか…夢叶うといいな」

 

俺は空を見ながらそう言った…するとその時、向こうの方から騒ぎが聞こえた。

 

「なんだ?この騒ぎは…向こうの方か」

 

俺は全速力で向かった。

 

 

 

 

 

 

場面変わって現場

 

 

「なんだありゃ⁉︎」

 

そのにはヘドロで出来たスライムみたいな奴が暴れまわっていた、

 

「何やってんだよ‼︎ここの世界にはヒーローがいるんじゃなかったのか⁉︎」

 

すると

 

「おい誰かあいつに有効な個性はないのか⁉︎」

 

「ダメだ!今ここには誰もいない‼︎」

 

「誰かなんとかしろよ‼︎」

 

「人質がいるのにどうしろとゆうんだよ⁉︎」

 

「にしてもすごいなあの子…ずっと抵抗しているよ……」

 

 

は?……コイツらヒーローの癖に相手が悪いからただ見てるだけなのか?………巫山戯るなよ‼︎これがヒーローなのか⁉︎こんなのヒーローの風上にもおけねぇ‼︎

 

「ならば俺が行くしか…「そこの君‼︎止まりなさい‼︎」⁉︎アイツは‼︎」

 

俺が構えた先にはヘドロのヴィランに向かって言った出久の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side出久

 

僕は今日不思議な人に出会った。ぱっと見はちょっと怖そうに見えるけど、話して見たら意外と普通の人だった。それに記憶がなかったと言っていたな、個性の事を聞いてきたから話してあげた、そしたら僕の事を聞いてきた……でも僕は無個性だからヒーローなんかに慣れないと話した……するとその人は自分の本当の想いを聞いてきた、何故かわからないけど、僕は自分の想いを言いたくなった。そうしたらその人は僕の想いを受け入れてくれた。嬉しかった。こんなにも僕の想いを受け入れてくれるなんて。僕はあの人…猿渡さんが去った後その想いを感じながら帰った。すると煙が上がってた所を見つけて、向かったらヘドロで出来たヴィランが暴れていた。するとよく見て見たらヴィランの中心にかっちゃんがいる⁉︎どうしよう‼︎その時あの言葉を思い出した"個性が無くとも出来ることはあるだろ‼︎"そうだよ…僕だって……僕だって出来る事はあるよ‼︎

 

そして僕はいつのまにかヴィランに向かって言った、けど不思議と、恐怖は感じているけどそれほど怖くなかった。

 

「そこの君‼︎止まりなさい‼︎」

 

「おいお前止まれ‼︎自殺志願か⁉︎」

 

でも僕は止まらない‼︎わからないけど止まらない!とにかくこの鞄をヴィランに投げる!

 

「うわ⁉︎イテェ‼︎なんだこのガキ‼︎」

 

ヴィランが怯んだ‼︎今のうちに‼︎

 

「かっちゃん‼︎」

 

「デク‼︎…テメェなんで来たんだ⁉︎」

 

「決まってるだろ‼︎……君が助けを求める顔をしていたから‼︎」

 

僕は無理やりだけど笑ってかっちゃんに言った…するとヴィランが

 

「このクソガキ‼︎よくもやりやがったな‼︎死ねぇぇ‼︎」

 

ヴィランが左手を大きく振りかぶって僕の元に来た‼︎ヤバイ!避けられない‼︎僕は腕でなんとか防ごうとした………だけどいつまでもヴィランの攻撃が来なかった……僕は恐る恐る目を開けると……

 

 

「よく頑張ったな小僧、後は俺に任せろ!」

 

黄金色をした戦士がヴィランの攻撃を防いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一海side

 

 

俺は出久が走り出した後の光景を見ていた、出久は自分では勝てない事を知っての行動をしていた、そしてヴィランに捕まっている男を助け出そうとしていた……

 

「アイツ……あの男助ける為にあの行動を………無謀過ぎるがアイツ、やるじゃねぇか!」

 

俺はあのヴィランが出久を攻撃しようとしているのを見かけて

 

「ここからは俺の出番だな」

 

俺はまた全力で走って行った

 

「おい!君‼︎お前も危ないぞ‼︎」

 

「お前でもどうにもならないぞ‼︎」

 

だが俺は無視して、

 

「さぁ、祭りの復活だ!」

 

《スクルァッシュ!ドラァイバァー!》

 

走りながら俺は懐からスクラッシュドライバーを出して装着し、ロボットゼリーのキャップを正面に合わせてスロットに差し込んだ。

 

《ロボットゼリー‼︎》

 

そして機械の起動音のような待機音が鳴り、俺はレバーに手をかけて、こうとなえた。

 

「変身‼︎」

 

ーガコォン‼︎プシューッ‼︎ー

 

《潰れる‼︎》

 

突如ビーカーが現れその中に黒い液体が充満し

 

《流れる‼︎》

 

ビーカーが一気に縛られて、黄金色のアンダースーツが装着され

 

《溢れ出る‼︎》

 

頭部から黄金色のゼリーが噴出され、アーマーが装着された、

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァッ‼︎》

 

そして赤い複眼を一瞬光らせて変身が完了した。愛と平和の為に戦った、仮面ライダーグリスがこの世界に現れた

 

「変身した⁉︎」

 

「なんだあれは⁉︎」

 

とにかく俺はとっさにヴィランの攻撃を右腕で受け止めた

 

「よく頑張ったな小僧、後は俺に任せろ!」

 

俺は奴の腕を弾いた

 

「うわぁっ⁉︎なんだお前は⁉︎」

 

「仮面ライダーグリス、見参だ、」

 

「仮面ライダー……グリス?…」

 

後ろにいる出久がそう呟いた

 

「心の火…心火だ!心火を燃やしてぶっ潰す‼︎」

 

俺は左手に装備されたツインブレイカーを構えて向かった

 

「何がぶっ潰すだ‼︎それはお前ダ‼︎」

 

また右手を振りかぶって来た

 

「当たるかよ!ハァッ‼︎」

 

俺はツインブレイカーのビームモードで奴の右手を打った

 

「ウワァァァァ‼︎イテェぇぇぇ⁉︎」

 

「よし今だ‼︎」

 

俺はすぐさま捕らわれた男の手を掴み、引っ張り出した

 

「おいお前!そのガキを頼む!」

 

「あ、はい‼︎」

 

よしなら後はこいつを片付けるだけだ

 

「テメェェ‼︎よくもやりやがったな‼︎お前だけは絶対に殺してやるゥゥゥゥ‼︎」

 

「動きが単純なんだよオラァ‼︎」

 

俺は奴の攻撃をかわして、ビームを打った、

 

「だが奴の体が流動体だから決定打に行けねぇ、液体なら凍らせれば行ける!」

 

すると右手が青く光、光が晴れると右手には美空色をしたナックル、ブリザードナックルが装備された。

 

「フッ、どうやら神は俺に味方したみたいだな、これで行くぜ!」

 

《ボトルキーン!》

 

俺はノースブリザードボトルをナックルにさして、攻撃した。

 

「最大‼︎」

 

一発ナックルで手を殴りそのまま凍らせて

 

「無限‼︎」

 

ツインブレイカーのアタックモードで手を砕き、

 

「極地‼︎」

 

更にナックルで地面を叩き、一気にヴィランを凍らせた、そしてナックルの前にあるボタンを押して

 

「これが俺の力ダァァァァァ‼︎」

 

《グレイシャルナックル‼︎カチカチカチカチカチーン‼︎》

 

するとヘドロヴィランはバラバラになったが、普通ならまた元に戻れるが、凍っているから元に戻れなかった、すると後ろで

 

「君!余りにも危険ずぎる事はするな!」

 

「ヒーローに任せればいいんだよ‼︎」

 

出久が説教を受けていた、だが先程何もしなかった奴がここで説教してるのは腹が立ったので言ってやった。

 

「ヒーローに任せろダァ?さっき傍観していた奴らがよくそんな口を言えるなぁァァ‼︎」

 

すると周りにいる奴ら、マスコミも含めた奴らから視線が一気に集まった。

 

「な⁉︎なんだお前は!それに君もだ‼︎無許可で個性を使い…「んな事知るか」な⁉︎なんだと⁉︎」

 

「おいテメェら、なんで何もしなかったんだ?」

 

「な?何を言っ「質問に答えやがれ」…」

 

「そうだよなぁ⁉︎ただボーッと見ていただけだよなぁ⁉︎ヒーローの癖によぉ⁉︎」

 

「そっ…それは相手に有効な個性が居なかった…「そんな理由ただの言い訳に過ぎねぇよ」な⁉︎なんなんだお前は!」

 

「あ"?なんなんだぁ?それはコッチの台詞だクソ野郎が‼︎テメェらはただボーッと見ているだけでそこのガキは自分じゃ敵わねぇのをわかった上で最善の行動をしたんだよ‼︎ただボーッと指くわえていたテメェらなんかよりもコイツの方がヒーローだった、テメェらはそれでも胸張って自分がヒーローって言えんのか⁉︎あ"ぁ"⁉︎この阿呆どもが‼︎」

 

そうグリスの複眼がギラッと光ったのを見たヒーロー達はグリスに恐怖を覚えた、何も出来なかった事に言い返せずに目線をずらしていた。当然メディアにも取り上げられているからかなりの人が見ていた。そしてグリスは

 

「俺がゆう事はそれだけだ、小僧、今回は無事だったが命を投げ出す事はするな」

 

「はっ…はい」

 

俺は懐からヘリコプターフルボトルを取り出し

 

「だがかっこよかったぜ緑谷、ヒーローになる夢、諦めるなよ。」

 

「えっ?(なんでこの人僕の名前とヒーローになりたい事を知って……まさか⁉︎あの人って‼︎)あっ!あの!」

 

《ディスチャージボトル‼︎潰れッな〜い‼︎ディスチャージクラッシュ‼︎》

 

俺は右手からゼリー状のヘリコプターのプロペラを出して飛んで行った

 

「じゃあな。」

 

「まっ!待て!」

 

ヒーローたちは俺を追いかけようとしたが俺はそのまま空に消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面変わって

 

俺は人気のいない細道で変身を解き、そのまま道に出た。

 

「あぁ〜、にしてもまさかあぁゆう奴がいるとはな、まぁエボルトが居ないのはましか…」

 

俺はノースブリザードボトルを見て

 

「ありがとなお前ら、力を貸してくれて。さてと、日が暮れてきたし寝るとこでも…「猿渡さん‼︎」ん?お前は」

 

後ろには息を切らしていた緑谷の姿が居た

 

「おぉ、出久か、どうした?またなんか用か?「さっきの黄金の戦士って猿渡さんだよね?」……」

 

まさか気づいたとはな、こいつ案外感は鋭いな

 

「さぁ?何の事だ?「とぼけないでください!ならどうして僕の名前と夢がヒーローって知ってたんですか⁉︎」」

 

こりゃダメだ、流石にごまかせねぇわ

 

「フッ…あぁそうさ、俺がさっきの仮面ライダーグリスさ」

 

「あの…さっきはありがとうございます‼︎」

 

出久はそう頭を下げた

 

「別にきにするな、ただ人助けしただけさ」

 

出久は頭を上げて

 

「あの!僕は……無個性でも僕はヒーローになれますか⁉︎」

 

出久が俺の事を真正面に見て聞いた。

 

「そうだな……だがその質問に答えるのは多分俺じゃない、」

 

「えっ?」

 

俺は後ろにある曲がり角に向かって

 

「出てこいよ!来てるんだろ?」

 

すると曲がり角から現れたのは

 

「やはり気づいていたか、流石だな猿渡少年!」

 

金髪の巨漢が現れた。そう、出久が目標としている

 

「オッ⁉︎オールマイトーーーー⁉︎」

 

No.1ヒーローオールマイトだった

 

「そう!私がオール…ブフォァァ‼︎」

 

するといきなりそいつは血を吐きながら骸骨の様に細くなった

 

「「うわァァァァァァ⁉︎」」

 

俺もつい驚いてしまった、だってあんなにでかい男が急に縮む何で驚くだろ⁉︎

 

「オ…オールマイト⁉︎どうしたんですか⁉︎」

 

「それはまた順に答える、まずは先程の質問に答えようじゃないか少年、ヒーローがプロになる前に大体の人はこう語っている、考えるよりも先に体が動いたと、君もそうなんだろ?」

 

出久はそれを聞き、うなづいた

 

「君はヒーローが動けない中、誰よりも君がヒーローに見えた、君はヒーローになれる。」

 

一つ一つが強く、そして体に掛かってくる言葉だった。出久はそれを聞き

 

「うっ…うわァァァァァァァァァ‼︎」

 

号泣した、よかったな、認めてもらえて、

 

「さて…今度は君の事を教えてもらおうか、猿渡少年」

 

オールマイトは俺の方を向いて聞いて来た、

 

「やはりそうなるか」

 

「君のあの姿を先程見させてもらったよ、あれは一体なんだ?」

 

骸骨の姿でも威厳さが伝わって来た

 

「いいぜ、教えてやるよ。だが今からゆう事は他言無用な?」

 

「わかった」

 

「うん…」

 

ちょうどいい、こいつなら俺の事話しても大丈夫だな

 

「教えてやるよ、俺が何者か、あの姿についてもな…」

 

俺は全て話した、俺が居た世界のことやライダーシステム、そしてスマッシュの事とスカイウォール、全て話した、だがエボルトの事は話してない。

 

「まさか君が別の世界の人間とはね、流石に飛び過ぎて驚いたよ」

 

「んな事言ったら俺だってこの世界には驚いたぜ」

 

「猿渡さん……」

 

「まぁ、俺はその世界の為に戦えて死んだなら本望だ」

 

「行くあてあるの?…」

 

出久がそう聞いて来た

 

「あー、はっきり言ってないな、とりあえず寝床を探すさ」

 

俺がそう言って去ろうとしたその時

 

「よし!決めたァァァァァ‼︎」

 

オールマイトがマッスルフォームになりいきなりそう叫んだ

 

「びっくりしたな⁉︎なんだいきなり⁉︎」

 

「猿渡少年!私にいい提案がある!」

 

「提案?なんだそれは?」

 

「それは!」

 

「「それは?」」

 

「君が私の養子になる事だ‼︎」

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ⁉︎⁉︎」

 

養子か、成る程な、たしかに俺はこの世界ではイレギュラーな存在だから、つまりは匿って貰うって事か、まぁその方が俺としても安全か…

 

「わかった、その提案に乗る」

 

「私がしたい事がわかったみたいだね!」

 

「あぁ、つまりは匿って貰うって事だろ?」

 

「正解だ!」

 

俺は出久の方を見た、

 

「猿渡さん、」

 

「まぁ、またお前にはまたどこかで会うだろうな、よろしく頼むわ」

 

「うん!よろしくね!猿渡さん「一海だ」え?」

 

「一海と呼んでくれ、その方がいいからな」

 

俺は笑いながらそう言った

 

「うん、よろしくね一海くん!」

 

「あぁ、よろしく頼むわ」

 

 

俺は手を交わしてそう答えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あーーー疲れたーーーー‼︎

っとここでアンケート取りまーーす‼︎
オリジナルのフルボトル、あるいはフォームを思いついたら教えてください、いいアイディアはストーリーで出します^ ^お願いします


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再開する三つの想い




エボルトとの決戦に向かった戦兎達だが、仮面ライダーグリスこと猿渡一海は覚悟を決めてブリザードナックルを使い、仮面ライダーグリスブリザードになってエボルトの遺伝子で作られた三羽ガラスを倒した。だが一海はその後消滅した………だが死んだはずの一海は………

これは平行世界で一海が愛と平和の為に再び闘う物語




Are you ready?

出来てるよ…


今回はちょっと少ないかな?





 

 

 

 

俺はあの後、オールマイトが住んでいる所に向かった、無論その時はトゥルーフォームだったが、んで今着いた所だ、

 

「さぁ、入りたまえ猿渡少年、」

 

「あぁ、世話になるぜ、オールマイト」

 

俺は入って行った、中は至って普通だった、

 

「でも大丈夫なのか?どこの馬の骨か分かんねぇ奴を匿って、」

 

「大丈夫だ猿渡少年!メディアの方にはあまり広まり過ぎないようにするさ!「って言っておいてあんたが派手だからすぐ広まりそうだがな」意外と酷いこと言うね猿渡少年⁉︎」

 

「悪りぃ悪りぃ、でも俺の事受け入れてくれたのは嬉しかった、ありがとうな」

 

「‼︎嬉しい事を言うじゃないか猿渡少年!私はヴィランなんかに渡らないように守るさ!」

 

オールマイトはそう答えた、心が広いな、これがNo.1ヒーローに選ばれるわけだな、するとオールマイトは

 

「あの、それとちょっとお願いがあるんだが」

 

オールマイトはちょっと頭をかきながら

 

「私の事をお父さんと呼んでくれないか?」

 

…………………………え?

 

「いや〜たしかに養子の関係だが私にもそうゆうのに憧れていてね〜アハハハハハハハハ!」

 

「いやちょっと待てよ⁉︎俺はたしかに今は大体出久と同じくらいだがよぉ‼︎精神的には三十路くらいだぞ⁉︎」

 

「昔は昔、今は今だ!過去の事よりも今を大切にしなきゃ!」

 

そうサムズアップで答えた、マジかよ……なんて親バカ魂だ……もうしょうがねぇな……

 

「と…父さん…」

 

「‼︎‼︎」

 

するとオールマイトはマッスルフォームで俺を抱きしめて

 

「父さんは嬉しいぞ‼︎父さんは今元気100倍だ‼︎」

 

「ちょ!暑苦しい!離してくれ親父‼︎」

 

「あ、親父もありだね‼︎そう呼んでもいいよ‼︎」

 

「おい!………まぁ……悪くはねぇかな……」

 

俺はその後飯を食って、夜を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の夜、俺は親父に聞いて出久の家に向かった、

 

ピンポーン

 

「はい?あ!一海くん!どうしたの?」

 

「いや、お前の事はオールマイトから聞いたからな、個性を受け継いだことを」

 

「そうなんだ、」

 

「とりあえず頑張れよ」

 

「うん!ありがとう‼︎」

 

「あぁ、じゃあな出久」

 

「うん!」

 

俺は親父の家に帰って行った

 

 

 

 

場面変わって

 

 

俺は親父の家に帰った

 

「ただ今」

 

親父がリビングから出てきて

 

「お帰り、猿渡少年いや!カズミン!」

 

因みにこれは親父が聞いて来たのだ、あだ名のようなものはないかって、んでとっさにカズミンと言ったらすぐに呼んだ

 

「それと今君にお客さんが来ているよ」

 

「ん?俺に客なんていたか?」

 

すると親父は

 

「出て来ていいぞ」

 

その掛け声と共に出て来たのは、一人は青いベレー帽を被り、一人は黄色いニットを被って、一人は赤いバンダナを頭に巻いて、3人とも黄色のジャケットを羽織っていた、俺にとって大事な

 

「あぁ……お……お前ら……」

 

「カシラ!」

 

「カシラ」

 

「カシラ♪」

 

勝と修也に聖吉がいた。

 

「お前らぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

俺は思わず泣きながら3人に飛びついた、3人の後ろで親父がもらい泣きしていたのはまた別の話

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はリビングで3人と向かい合い

 

 

「お前らなんでこの世界に?」

 

3人を代表して赤羽が

 

「それはですね………俺らにも分かりません‼︎」

 

ゴトトッ!

 

赤羽以外の人は俺も含めて机から落ちた

 

「全くお前は変わらねぇな」

 

すると黄羽が

 

「僕が説明するね、僕達はあの後知らない場所で起きたんだ、それがこの世界だったんだよ」

 

その後青羽が

 

「信じられないけど俺らもカシラと同じようにこの世界で生き返ったんだよ」

 

その後に赤羽が

 

「それと俺らのポケットには"これが"入ってたんですよ」

 

3人は自分のポケットからそれぞれのボトルを取り出した

 

「これはお前らのボトルじゃねぇか!どうりであのケースに入ってなかったわけだ」

 

「ん?ケースってなんの事?」

 

黄羽がそう聞いて来た

 

「あぁ、実はな…」

 

俺は俺が生き返った事を3人に話した、3人は話が終わると驚き

 

「マジすかカシラ⁉︎そんな事があったんすか⁉︎」

 

「あぁ、俺も驚いたさ」

 

「しかもドライバーとかアイテムがたくさんあるって凄いねカシラ!」

 

「やはりカシラは女神様に愛されてますな」

 

女神に愛されているか……たしかにそのとうりだな……ん?女神…あ!そうだ‼︎

 

 

「おいお前ら‼︎俺は大事な事を言い忘れていたぜ‼︎」

 

「なんスカカシラ?」

 

ふふふ!よくぞ聴いてくれた‼︎

 

「それはなぁ‼︎俺はあの時最後みーたんに看取って貰ったんだ‼︎」

 

「え?あの推しのみーたんに最後看取って貰ったんですか?」

 

「凄いねカシラ!」

 

「そうだろう?いやぁみせたかったぜ!俺へのみーたんの愛を!」

 

「矢張りカシラにはやってくれるよなぁ!」

 

「………でもなぁ……最後の最後でみーたんの事を泣かせちまったからなぁ……俺はみーたんファン失格だ……」

 

俺がそう呟いた、すると赤羽が

 

「そんな事ないっスよカシラ‼︎」

 

「最後はみーたんの為に戦ったんだろ?」

 

「そうだよ!それこそみーたんファンの鏡だよ‼︎」

 

3人が俺にそう言ってくれた、ありがとうなお前ら

 

「そうだなぁ‼︎俺は生涯みーたんファンだぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

「「「ウォォォォォォォ‼︎」」」

 

3人がそれに弁上してくれた、すると蚊帳の外になっていた親父が

 

「お話しのところ悪いけど、みーたんって誰かな?」

 

すると猿渡少年がギラッとこっちを見た、目付きが怖いぞ猿渡少年⁉︎

 

「みーたんはなぁ‼︎皆んなのアイドルなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

「「「ウォォォォォォォ‼︎」」」

 

赤羽が俺を持ち上げて、下で青羽と黄羽が弁上して

 

「「「「みーたん!みーたん!みーたん!みーたん!みーたん‼︎」」」」

 

俺たちでみーたんコールを行った、親父は更に蚊帳の外になっていた

 

「(カズミンって隠れドルオタだったんだね)」

 

 

 

 

 

end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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試験の日‼︎




「これまでの一海はこの世界に転生し、その後三羽ガラス達ともまた会えて、そして俺達は今雄英高校の入試に来ているのであった」

「一海くんここは一体何?」

「あぁ、出久か、ここはタイトルコール部屋だ」

「タイトルコール部屋?何そんな部屋があるの?」

「後これが台本だ、このとうりに読めばいいから」

「あ、うん、わかった」

「さぁ、今回は何と言っても親父が通っていたあの雄英高校の入試!この俺猿渡一海と三羽ガラスは果たして合格するのか⁉︎せーの」

「「さてさてどうなる第四話‼︎」」















 

 

 

 

さぁ、今日は何と言っても親父が通っていたあの雄英高校の入試だ、出久も来るって言ってたからな、にしても…

 

「お前ら大丈夫だろうなぁ?親父が教えてヒーロー基礎学についてどんなものか教えてくれたけどさぁ」

 

そう俺はコイツらが心配だ、実技は兎も角問題の筆記試験がどうか怖い、勝に関しては寝たりしないだろうなぁ⁉︎不安でしょうがない…

 

「大丈夫ですよカシラ!俺達はマイトの旦那に教えてもらったところはバッチリ頭に入ってますよ!」

 

「まぁ赤羽は心配だが、俺らは大丈夫だ」

 

「赤ちゃんミスとかしないか心配だね」

 

「おい!酷くないかお前ら⁉︎」

 

まぁたしかに大丈夫だろう…多分な、すると前の方に緑の髪の癖っ毛の

 

「よぅ、出久」

 

「あ!一海くん!やっぱり雄英に来たんだね」

 

「当たり前だろ、俺は仮面ライダーだからな」

 

「そうか、ん?後ろの3人は?」

 

出久は俺の後ろにいる三羽ガラス達を指した

 

「あぁ、コイツらは…」

 

すると赤羽が

 

「俺達は北都三羽ガラスだ!言っておくがそう簡単には正体は明かさないぜ!」

 

「ってお〜い、正体明かしてるし〜」

 

「へ?」

 

出久はポカン顔になってた、まさかここでやるかおい…

 

「あぁ悪いな、お前がカシラが言ってた、緑谷出久か、俺達はカシラの仲間だ、因みに俺は青羽だ、よろしくな」

 

「あ!そうなんだね、よろしくね青羽くん」

 

「僕は黄羽だよ、よろしくねミドちゃん」

 

「よろしくねってミドちゃん⁉︎」

 

「うん!緑谷だからミドちゃん」

 

「あー、なるほどね(まぁ悪い感じはしないか)」

 

どうやら馴染んでいるようで安心した、するとまた赤羽が

 

「よーし!決めたぞ!」

 

「うわぁ⁉︎どうしたの赤ちゃん?」

 

赤羽がなんか思いついたみたいだ……嫌な予感しかしない……

 

「お前は今日から緑羽だ!」

 

やはりいいやがった……もうコイツのアホさは底知れないな…………ほら見てみろよ………出久がもう開いた口が塞がらなくなってんじゃねぇか…………するとそこに

 

「おい‼︎デク!邪魔だどけ‼︎ぶっ殺すぞ‼︎」

 

目付きの悪いツンツンした髪をしたいかにも柄の悪い奴が来た……なるほどな…コイツが……

 

「か…かっちゃん…」

 

「後底のモブども、どかねぇとぶっ殺す。」

 

かっちゃん!いくらなんでも一海くん達にはやめてよ!すると一海くんは

 

「ならテメェは大声出して五月蝿えぞ、迷惑だ」

 

「‼︎…チッ!」

 

かっちゃんは舌打ちして入って行った…

 

「一海くん…ごめんね…」

 

「出久が謝る事じゃねぇよ、俺はあんなんで怒る奴じゃねぇよ」

 

「あ、ありがとう」

 

「カシラ!早く行きましょうよ!」

 

「急がないと遅れちゃうよー!」

 

三羽ガラスが俺達を呼んだ

 

「おっと、ヤベェな、じゃあお互い頑張ろうぜ」

 

「うん!頑張ろうね‼︎」

 

俺らは会場に向かった

 

 

ーポーズ‼︎ー

 

 

 

ーリスタート‼︎ー

 

 

筆記試験が終わった、親父にアドバイスして教えてもらったところも出ていたから難なくクリア、三羽ガラス達も大丈夫なようだな、安心した、さて、後は実技だ。会場に入ったら大勢の人で溢れていた、俺達は空いてる席に座った。俺達は実技試験の説明してくれる先生を待った。しばらくすると、ステージの方にプロヒーローである【プレゼント・マイク】がやって来た。

 

『今日は俺のライヴにようこそー‼エヴィバディセイヘイ‼』

 

「「「イェーイ‼︎」」」

 

プレゼント・マイクが大声で言うが、誰も何も反応しない。だが三羽ガラスはそれに乗った

 

『そこの3人乗りがいいな‼サンキューな‼︎受験生のリスナー‼実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ‼アーユーレディ!?YEAHHー‼』

 

「「「イェーイ‼︎‼︎」」」

 

再び大声で言うプレゼン・マイクだが、やはり三羽ガラスしか反応しない。 

 

『またまたノリノリな返事をサンキューリスナー‼︎さぁ‼︎入試要項通り‼リスナーにはこの後‼10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ‼持ち込みは自由‼プレゼン後は各自、指定の演習会場へ向かってくれよな‼』

 

「一緒の試験会場でやるわけじゃないんだね」

 

「大方それぞれの能力を試すためだろうな」

 

「だけど僕達は一緒だったよ?」

 

黄羽がそう言った

 

「それは俺は分からねぇ、多分偶々じゃねぇか?」

 

『演習場には“仮想敵”(かそうヴィラン)を三種・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある‼各々なりの“個性”で“仮想敵”を行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達リスナーの目的だ‼もちろん、他人への攻撃など、アンチヒーローな行為はご法度だぜ!?』

 

逆にんな事する奴いるのか?……いや、さっきの野郎はやりかねないな、それはそうと…俺は用紙の内容を見て疑問を持った。プレゼン・マイクは三種と言ったが、用紙には“四種”の仮想敵が書かれている。

後で質問しようと思った時、眼鏡をかけたガタイのでかい男子が手をあげた。

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

「プリントには“四種”の敵が記載されております‼誤栽であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態‼我々受験者は、規範となるヒーローのご指導を求めて、この場に座しているのです‼」

 

そして、つまずいていた緑の髪の少年を指差すと

 

「ついでにそこの緑色の縮毛の君とそこの3人‼︎先程からボソボソとそして先程の騒ぎ声が煩くて気が散る‼︎物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ‼︎」

 

俺は出久とコイツらの事を馬鹿にしているように聞こえたから少しイラついた…

 

「オメェさっき物見遊山って言ったが、緑のコイツは緊張をほぐすために自分に言い聞かせているだけだし、さっきのはプレゼント・マイクがその緊張をほぐすために行った事をこいつらは乗っただけだ、コイツらはヒーローになりたいからここに来てんだ、それを物見遊山扱いしてコイツらの努力を馬鹿にした事になるぜ、それがヒーローのする事か?あぁ?」

 

するとメガネの野郎は頭を抱え、

 

「はっ!そうだ!よく考えたらそうなる、俺は!なんて事を‼︎」

 

いかにも大真面目な奴だな、すぐ騙されそうで心配だな

 

『オーケーオーケー、落ち着こうなリスナー達!ナイスなお便りサンキューな‼四種目の敵は0P‼そいつは言わばお邪魔虫だ‼スーパーマリオブラザーズで言う所のドッスンみたいな奴だ!各会場に一体‼所狭しと大暴れしているギミックよ‼』

 

「なる程……有難う御座います‼失礼致しました‼」

 

眼鏡の男子は頭を下げて、席についた。んー…なんか引っかかるなぁ……俺だったらぱっと見はポイントのある敵と似ているようにして見極めるのを試すけどなぁ……よし…注意しておくか……

 

『俺からは以上だ‼最後にリスナーへ、我が校“校訓”をプレゼントしよう‼かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った‼「真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者」と‼』

 

『Plus Ultra‼』

 

『それでは皆、良い受難を‼』

 

プレゼント・マイクがそう言うと、受験生たちは各々の演習場へと向かった。

 

「頑張ろうな、受かれよ」

 

「うん!一海くんもね」

 

「あぁ、お前らもヘマするなよ」

 

「当たり前ですよカシラ!」

 

「僕達も頑張るよカシラ!」

 

「俺達も強くなったんですから大丈夫ですよ」

 

「フッ、そうだな、また試験後にな」

 

「「「はい、カシラ!」」」

 

俺達はそれぞれの試験会場に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は試験会場に着いた、因みに服装はいつも着ていたモッズコートだ、この方がやる気が入るからなぁ、

 

「うしっ、行くかぁ!」

 

俺が気合い入れると後ろから…

 

「おぉ!お前気合い入ってんな!俺切島鋭児郎よろしくな!」

 

「私芦戸三奈!よろしくね!」

 

「俺は常闇踏影、よろしく頼む」

 

「おぉ、俺は猿渡一海だよろしくな、」

 

コイツらとは仲良く出来そうだな、よし準備しとくか

 

《ツインブレェイカー!》《ボトルキーン!》

 

俺は三羽ガラス達と特訓して生身の時でもツインブレイカーを出せるようになれた、それを見て

 

「おぉ!カッケェな!お前の個性!」

 

「凄いねこれ!」

 

「武器を生成する個性か?」

 

まぁ見た事ねぇからなお前らは

 

「いや、まだまだ俺のその…個性はこんなもんじゃねぇよ、」

 

「え⁉︎まだあるのか!」

 

「見せて見せて!」

 

「俺も気になるな」

 

「またの楽しみだ、なぁにすぐに見れるさ」

 

俺達が話しているその時

 

『ハイ‼︎スターーートォォォ‼︎』

 

プレゼント・マイクの声が響き回った

 

「そう来るだろうと思ってたぜ‼︎」

 

俺はすぐに走って行った

 

『おいおいどうしたお前ら⁉︎実戦じゃカウントされねぇんだよ‼走れぇ走れ‼もう1人は行ってんぞ‼』

 

「え?マジかよ!」

 

「俺らも早く行かないと!」

 

プレゼント・マイクのその言葉に反応し、全員焦って走って行った前方に視線を向けるとビルの影から仮想敵であるロボットが出てきた。

 

『敵を捕捉‼ぶっ殺s「オラァ!」〒¥℃%§β∞〒#⁉︎』

 

俺はツインブレイカーのアタックモードで粉砕した。

 

『『『敵を捕捉‼ぶっ殺す‼』』』

 

「ぶっ壊れやがれェェェ‼︎」

 

『ウワァァァァ‼︎』

 

『フメツダァァァァァ‼︎』

 

『ザヨゴォォォォォォ‼︎』

 

おいなんかお前らおかしくねぇか?おっといけねぇ集中集中!

 

「シャァ!この調子で…ん?」

 

走っていると先程話した芦戸三奈が、仮想敵に囲まれていた。

 

「ヤベェな、だったら!」

 

《シングル!ツイン!ツインフィニッシュ‼︎》

 

俺はツインブレイカーにガトリングとタカを入れた

 

「これでどーだ‼︎」

 

俺はツインブレイカーからタカの形をした弾丸を仮想敵に当てまくった、さしずめホークガトリングのフルバレットを放った

 

ドガドガドガドガーン‼︎

 

「え?あれ?」

 

「大丈夫か⁉︎三奈?」

 

「え?…猿渡君⁉︎もしかして今のって全部猿渡君が⁉︎」

 

「まぁな」

 

俺は、三奈と話していた、すると

 

ードガーン‼︎ー

 

「え⁉︎今の何⁉︎」

 

「来やがったか」

 

突然、演習場全体が揺れた。三奈は辺りを見渡す。するとビルの間から巨大なロボットが現れた。

 

「ここで0ポイントか」

 

「あれが0ポイント⁉︎無理だよあんなの‼︎」

 

するとその時

 

「おーい‼︎お前ら‼︎」

 

「切島!常闇!」

 

「いくらなんでもあれは無理だ‼︎逃げるぞ‼︎」

 

「うんそうだね!あれは無理だよ!」

 

3人が避難しようとしたその時

 

「うぅ……痛い……」

「‼︎」

 

後ろの瓦礫から見た目がカエルに似た女子が、足を瓦礫に挟んで動けなくなっていた、俺はすぐさま向かって行った

 

「え⁉︎おい猿渡‼︎無茶だ‼︎お前も逃げろ‼︎」

 

俺の足は、逃げる受験生たちと真逆の、0ポイント仮想敵に向かって走って行った。

 

「確かに、コイツと戦って、勝てるかどうか分からねぇ、だがな!俺は助けを求める声を見逃さねぇ!俺は愛と平和、ラブ&ピースの為に戦うんだ!それが仮面ライダーだからなぁ‼︎」

 

《スクルァッシュ!ドラァイバァー!》

 

俺はスクラッシュドライバーを装着し、ロボットゼリーを取り出しドライバーに入れた。

 

《ロボットゼリー!》

 

そして機械の駆動音のような待機音が響きわたり、俺は仮想敵に向けて左手でゆっくり指をさし、右手をレバーに掛けて

 

「変身!」

 

ーガコォン‼︎プシューッ‼︎ー

 

《潰れる‼︎》

 

《流れる‼︎》

 

《溢れ出る‼︎》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァッ‼︎》

 

俺は仮面ライダーグリスに変身した

 

「え!あれってテレビであった!」

 

「黄金の戦士《ゴールデンソルジャー》⁉︎」

 

黄金の戦士?なんだそりゃ?俺のことか?まぁ俺はすぐさま走り

 

「大丈夫か⁉︎」

 

「ケロ…なんで来たの?」

 

「お前を助ける為だ!オラァ!」

 

俺は拳で瓦礫を壊し、カエルの女子を抱えて走り、切島の所に行った

 

「切島!コイツを頼む!俺はあいつを倒す!」

 

「お、おぉ、ってお前あれを倒すのか⁉︎」 

 

「あぁ!心火を燃やしてぶっ潰す‼︎」

 

俺は走って行き、ツインブレイカーのビームモードで足の関節を狙った、すると仮想敵は体制を崩し、動きを停止した

 

「今だ!行くぞゴラァ‼︎」

 

《スクラップフィニッシュ‼︎シングル!ツイン!ツインフィニッシュ‼︎》

 

俺はドライバーとツインブレイカーの合体技を放つヴァリアブルゼリーに乗り飛びながらロボットを攻撃して行き、最後に螺旋を描きながらロボットの1番てっぺんの所に来て

 

「コイツを喰らいやがれぇぇぇぇ‼︎」

 

《グレイシャルナックル‼︎カチカチカチカチカチーン‼︎》

 

ツインブレイカーの必殺技とブリザードナックルの必殺技をロボットの頭から放って行った、そのまま下に落ちながらロボットの身体を貫いた

 

ードガーン!ー

 

ロボットはそのままスパークを放ちながら爆散した。俺は変身を解いた

 

「おっと、やはり三つ必殺を放ったら体にキツイか…」

 

『終了ーー‼︎』

 

プレゼント・マイクによる、実技終了の知らせが響き渡った。そのまま俺は校門で出久と三羽ガラス達が来るのを待った。

 

「よぉ、出久」

 

「あ…一海くん…僕落ちちゃったかも…」

 

「まだ結果はわかったわけじゃねぇだろ?果報は寝て待て、飯に行こうぜ」

 

「うん、そうだね」

 

するとそこに

 

「「「カシラァァ‼︎」」」

 

三羽ガラスが来た

 

「よぉ、お前ら、これから飯に行こうぜ」

 

「いいっすね!行きましょう!」

 

俺達は飯を食って、それぞれの家に帰った

 

end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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試験結果!



「前回のあらすじ!俺達は雄英高校の入試を受けた。そして今か今かと結果を待っているのであった」

「カシラなら大丈夫ですよ!」

「そうそう!赤ちゃんは不安だけど」

「俺も不安だな」

「お前ら最近俺の扱い酷くね⁉︎」

「おいお前ら!そろそろ行くぞ、せーの」

「「「「さてさてどうなる第6話!」」」」




今回も短いな









 

 

 

 

俺達が入試を受けてから3日が立った、だが一向に結果が来なかった

 

「なかなか来ないな、親父は入試結果の為に居ないし」

 

「そうっすねー、」

 

「もしかして忘れてるとか?」

 

「いや流石にそれはないだろう、」

 

すると扉からインターホンが鳴った

 

ピンポーン

 

「お、これはもしかして結果が来たか?」

 

「雄英からのお届け物でーす。」

 

「おぉ!来ましたねカシラ!」

 

「開けよう開けよう!」

 

「どうでしょうね?心臓がめっちゃ騒ぎますな」

 

「開けるぞ、お前ら」

 

「「「はい!」」」

 

俺は勢いよく封筒を開けた、すると中に入って居たのは丸いスピーカーの様なものだった

 

「ん?…なんだこれ?ここを押すのか?」

 

ポチ、スイッチを押した、すると・・・

『私が投影された!!』

 

「「「「うおっ⁉︎」」」」

 

スーツ姿のオールマイト(マッスル)が投影された。俺達は口を揃えて驚いた

 

『多分君達は猿渡少年の結果だと思って居たと思うが今回は一気に君達の結果を伝える!』

 

「おい親父、仲間だからってまとめすぎな」

 

すると投影している映像の端っこで

 

『ん?え?巻きで?いや彼らには特に言いたい事が山ほど…え?先がつっかえている?ハァ〜オッケーわかった』

 

「メタいなおい」

 

「「「うんうん」」」

 

『では合否発表と行こうか、まずは筆記試験!君達全員合格だ!ただ大山少年はギリギリだったけどね!』

 

「やっぱり赤羽にはヒヤヒヤさせられるな」

 

「「うんうん」」

 

「なんもいい返せないっすわ…」

 

まぁお前ら頑張ったな、さて、多分次が

 

『次に実技試験!これはまずは猿渡少年から発表だ!まずは敵Pは70ポイント!だがしかし我々はこれだけを見てるのではない!』

 

「やはりな、それだけでヒーローになれるわけないからな」

 

『敵ポイントに加えてレスキューポイントという隠された項目があるのだが、猿渡少年は瓦礫に挟まれて居た少女を救出した事と0P敵を倒した事により50ポイント!ヒーローは人命を救出してこそのヒーローだからな!合計120ポイント!よって猿渡少年は雄英入試主席文句無しだ‼︎おめでとう‼︎』

 

「ッシヤァァァ‼︎」

 

「やりましたねカシラ!」

 

「よかったね!凄いよカシラ!」

 

「カシラならやると思いましたよ!」

 

俺は心の底から喜んだ、だがまだ早い

 

「次はお前らだ」

 

『そして次に君達三羽ガラス達の結果だ!3人とも敵PとレスキューP共に30点だ!よって合計3人とも60点だ!合格おめでとう!』

 

「「「よっしゃァァ!」」」

 

フッ、良かったなお前ら

 

『さぁ、来いよ!ここが君達のヒーローアカデミアだ!』

 

「フッ、上等だぜ!行くぞお前ら!」

 

「「「オォォーー‼︎」」」

 

そこで映像が消えた、その時、俺のスマホから電話がかかって

 

「ん?お、出久だ、もしもし?」

 

『あ!一海くん!どうだった?』

 

「フッ、堂々の主席合格だ、出久はどうだ?」

 

『シュ!主席合格⁉︎凄いね!僕も合格したよ!』

 

「良かったな、これから高校でもよろしくな」

 

『うん!それじゃあね』

 

プツッ

 

電話が切れた

 

「緑羽が何ですって?」

 

赤羽お前まだ言ってんのかよ…まぁいい

 

「出久も合格したって来たんだ」

 

「おぉー!ミドちゃん良かったね!」

 

「これで俺達全員合格ですな」

 

ふふ、これからが楽しみだ

 

「おいお前ら!心火を燃やして行くぜ!」

 

「「「おぉーー‼︎」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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雄英入学!そして個性把握テスト‼︎



「俺達はついに入試に合格する事が出来た!そして何と言っても今日は入学だ!」

「カシラ!ついに来ましたね!」

「楽しみだねカシラ!」

「どんな奴が来るんだろな?」

「まぁそれは来てからのお楽しみだな、そろそろ行くぞせーの、」

「「「「さてさてどうなる第7話!」」」」











 

 

 

 

俺達は飯を食ってから雄英に行く準備を整えて居た

 

「よし!お前ら、ハンカチ持ったか?」

 

「「「イエッサーカシラ!」」」

 

「お弁当持ったか?」

 

「「「イエッサーカシラ!」」」

 

「制服はちゃんと着たか?」

 

「「「イエッサーカシラ!」」」

 

「ん?制服着てもそれはつけるんだな」

 

三羽ガラス達はそれぞれのトレードマークのものを頭につけていた

 

「これ付けてる方が俺達って感じがしますからな!」

 

「なんたって僕達はカシラの仲間だからね」

 

「いつでも俺達は一緒ですからね」

 

お前ら、嬉しい事言ってくれるじゃねぇか

 

「よし、行くぞお前ら!」

 

「「「おぉーー!」」」

 

俺達は電車を使い雄英高校に向かって行った

 

 

 

追跡撲滅!…以下省略!

 

 

 

 

 

俺達は雄英高校に着いた、すると前に見覚えのある背中があった

 

「よぉ、出久」

 

「ん?あ、一海くん!おはよう」

 

「おぅ、おはよう出久」

 

すると後ろから三羽ガラス達が

 

「おはよう緑羽!」

 

「おはようミドちゃん!」

 

「おはよう緑谷!」

 

「あ、うん、おはようみんな」

 

うん…出久すげぇ動揺してるな、すまねぇな

 

「とりあえず俺らのクラスに行こうぜ、俺らはA組だが出久は?」

 

「そうなんだ!僕もA組なんだよ」

 

「お、なら一緒に行こうか」

 

「うん!」

 

俺らはA組の教室に向かった

 

「「「「「扉でか!」」」」」

 

俺達は口を揃えて驚いた、

 

「とりあえず着いたから、入ろうか出久」

 

「あ、うん…」

 

ガラガラ

 

扉を開けたらそこには…

 

「君!!机に脚をかけるな!!先輩方や机の制作者様に申し訳無いと思わないのか!?」

 

「思わねぇよ!!テメェどこ中だ⁉︎」

 

俺らは一斉にため息をついた

 

「まぁ…あいつならここに来てもおかしくねぇがよぉ…」

 

「ミドちゃん大丈夫?」

 

「あ、うん、ありがとう黄羽くん」

 

「俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ。」

 

「聡明ぃ~?糞エリートじゃねえか、ぶっ殺し甲斐がありそうだな!」

 

「ぶっ殺し甲斐?!君、ひどいな。本当にヒーロー志望か?」

 

「けっ。」

 

「本当にあいつはヴィランっぽいな」

 

「「「うんうん」」」

 

すると後ろから

 

「おぉ!猿渡!お前もやはり受かってたか!」

 

「一海ー!おはよー!」

 

聞き覚えのある声が聞こえた

 

「ん?お、切島に三奈じゃねぇかまた会ったな、」

 

「あぁ、にしてもお前もここのクラスとはな!」

 

「ねぇねぇ一海!それにしても一海があの時の事件を騒がせた黄金の戦士だったなんてね!」

 

「あぁ!そうだ!そういえばお前すげぇよ!ヒーロー達を一喝した黄金の戦士!俺ファンなんだよ!」

 

「なぁ、入試からずっと引っかかってたんだがその黄金の戦士ってなんだ?」

 

「え⁉︎猿渡知らないのか⁉︎」

 

「あの時の事件を解決してヒーローが何たる物かを語った事からヒーローよりもヒーローのような存在!黄金の戦士と呼ばれているんだよ!中にはファンもいるくらいだよ!」

 

「ヘェ〜、知らなかったぜ」

 

まぁ俺はんな事にはあまり興味ないからな、

 

「流石カシラっすね!カシラのファンがいるなんて!」

 

「凄いねカシラ!」

 

「ん?お前達は?」

 

「あぁ、紹介するぜ、こいつらは…」

 

「俺達は北都…いや、俺達は雄英三羽ガラス!言っとくがそう簡単に正体は明かさないぜ!」

 

「っておーい!正体明かしてるし〜」

 

「「へ?…」」

 

おいおいまたここでやるかおい⁉︎またあんぐりしてんじゃねぇか

 

「悪りぃなお前ら、こいつは俺の仲間だよろしく頼むな」

 

「おぅ、よろしくな、俺は切島鋭児郎だ!」

 

「私芦戸三奈!よろしくね!」

 

「俺は赤羽だ、よろしくな!」

 

「俺は青羽だ、よろしく」

 

「僕は黄羽!よろしくね、切ちゃんとミッちゃん!」

 

「おぅ!よろしくな、って切ちゃん⁉︎」

 

「よろしく、ってミッちゃん⁉︎」

 

「うん!切島だから切ちゃんに三奈だからミッちゃん!」

 

ニパ〜

 

満面の笑みでそう黄羽が答えた、

 

「まぁ…悪くないな」

 

「そうだね」

 

よかったな、お前ら、するとまた後ろから

 

「僕…俺は私立聡明中学…」

 

「聞いてたよ。僕、緑谷。飯田君、だよね?よろしく。」

 

「俺もさっき聞いていた、俺は猿渡一海だ、よろしくな」

 

「こちらこそ。説明中に合いの手に応えていた君達を見くびっていた事を謝罪したい。申し訳なかった。あの実技試験の全貌に気付いていたとは、君達を見誤っていたよ。」

 

まぁ俺は気づいていたけどな、ただ倒すだけじゃヒーローといえねぇからな、するとまたドアの方から

 

「あ〜、君はあの時の地味めの」

 

出久は後ろを振り返った、その後の出久と麗らかな女子のやり取りを見ていた

 

「ん?ほぉ〜、成る程な」

 

俺は出久の肩に手を掛けて、耳元で

 

「お前も隅に置けねえな〜女の心を落としやがって〜」

 

「えぇ⁉︎ちょっ‼︎猿渡くん違うからね‼︎」

 

「ん?君は?」

 

「俺は猿渡一海だよろしく、気軽にカズミンとも呼んでくれ」

 

「か、カズミン?」

 

「カズミン…」

 

「カズミンって…プフッ!」

 

俺のダチがそう口々に呟いた、俺なんか変なことでも言ったか?すると廊下から

 

「仲良しごっこしたいなら余所行け。ここはヒーロー科だぞ」

 

廊下に黄色い寝袋を纏った少し小汚い男性がいた

 

『(なんかいる⁉︎)』

 

皆んなそう思った、だが黄羽がここで禁語を言ってしまった

 

「黄色いイモムシ?」

 

『ブフゥゥーー‼︎』

 

俺はなんとか耐えたが皆んなその場で吹いた俺らはそれぞれの席に着いた、因みに俺らは少しオーバーしていることから後ろの席にいる、そしてその男は口を開いた。

 

「はい、静かになるまで8秒。時間は有限、君らは合理性に欠くね。俺はここの担任の相澤消太、宜しく」

(担任かよ!)

 

同時にそう思った。そうしている内に相澤は自分の寝袋から体操着を取り出した……あれ洗ってるよなぁ…そして

 

「取り敢えず全員、体操着コレに着替えて、グラウンド集合ね」

 

何やら試練が起こりそうだな

 

 

 クロックアップ!

 

クロックオーバー!

 

 

俺達は体操服に着替えてグラウンドに集合した、そして

 

『こ、個性把握テストォ~!?』

 

「え、入学式とかガイダンスとか、ないんですか⁉︎」

 

グラウンドに集合した生徒から、一斉に疑問の声が上がる。だが…

 

「ヒーロー科にそんな無駄なもん必要あるか」

 

という相澤の一言でスパッと切られる

 

「取り敢えず入試トップの…」

 

その時緑谷は爆豪の方をみた、恐らく様子を気にしてるんだろう、

 

「猿渡、コッチに来てその円に入ってくれ」

 

「はい」

 

「ハ?…」

 

すると爆豪がショックを受けた、大方トップが自分だと思ってたんだろうな

 

「猿渡、中学の時の『個性禁止』ハンドボール投げの記録、幾つだった?」

 

「俺中学受けてないですが大丈夫ですか?」

 

「なら今から出せばいい、いつまでたっても、個性を禁止して画一的な平均を取りたがる。文部科学省の怠慢だな。猿渡、その円の中なら、『何をしても良い』。全力で飛ばせ」

 

そう言って相澤は、グラウンドに描かれた円の中に入った俺に最早見た目でハイテクが使われていると解るほどメカメカしい測定用ボールを渡す。

 

「わかりました。さてと」

 

俺は懐からスクラッシュドライバーを出して、装着して

 

《スクルァッシュ!ドォラァイバァー!》

 

そこにロボットゼリーを差し込んだ

 

《ロボットゼリー!》

 

そして機械の駆動音のような待機音がなり、俺は今回は天に向かって指をさし、レバーに手をかけて

 

「変身!」

 

ーガコォン!プシュー!ー

 

《潰れる!》

 

《流れる!》

 

《溢れ出る!》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァァ‼︎》

 

俺は仮面ライダーグリスに変身した、すると後ろから

 

『ウォォォォォォォ‼︎カッケェェェェ‼︎』

 

「変身したぜ!アイツ変身したぜ!」

 

「あれは前に兄さんが言ってた黄金の戦士‼︎まさか猿渡君がその正体だったとは‼︎」

 

「……」

 

ほとんどの男が興奮していた、まぁ変身するのは確かに男のロマンだからな、すると爆豪と相澤先生がとっさに反応した

 

「(あの野郎‼︎俺を助けた奴!なんなんだアイツは‼︎)」

 

「(成る程、猿渡がオールマイト先生が言ってたのがあれか、まぁ見て判断するか)よし、それじゃあ投げてみろ」

 

「じゃあ、こいつで!」

 

《ツインブレイカー!ボトルキーン!》

 

「借りるぜ万丈!」

 

俺はドラゴンゼリーとドラゴンフルボトルを装填した

 

《シングル!ツイン!》

 

そして俺は一旦ボールを上に投げて

 

《グレイシャルナックル‼︎カチカチカチカチカチーン‼︎》

 

「オラァ‼︎」

 

俺はボールを殴り飛ばした、そして更に

 

「更に行くぜオラァ‼︎」

 

《ツインフィニッシュ‼︎》

 

ツインブレイカーを突き出し、二つの銃口から青い炎を纏ったドラゴンが発射されてそのままボールに噛みつき押していった

 

ピピッ!

 

結果が出た、そこには

 

「記録…1460m」

 

『ハァァァァァ⁉︎』

 

「おいいきなり叩き出したぞ‼︎」

 

「おい見えたか⁉︎ドラゴンが見えたぜドラゴンが‼︎」

 

「あのボトルがカギなのか?」

 

「すごいな一海くんは…」

 

「チィ!……」

 

「…………」

 

皆んな驚いていたが、あの二人は俺の事を睨んでいた 

 

「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの筋を形成する合理的手段。」

 

いきなりの凄まじい記録を出した猿渡にクラスは騒然となった。

 

「初っ端から1000オーバーってマジかよ!?」

 

「ナニコレ面白そう!」

 

「『個性』を全力で使えるなんて、流石ヒーロー科!」

 

「面白そう、ねえ・・・・」

 

芦戸の不用意な一言で、相澤の周りの空気が豹変した。

 

「3年間、そんな気持ちでヒーロー科やっていけると思ってんのか?だったらお笑いだな。よし、このテストで記録最下位・・・・・になった奴は除籍処分だ」

 

相澤の言葉に、俺以外全員が凍り付いた。挑発的な笑みに抗議の声が上がった。

 

「最下位除籍って、入学初日ですよ!?そうじゃなくても理不尽すぎますよ⁉︎」

 

だが相澤先生は

 

「自然災害、大事故、身勝手なヴィラン。いつどこから来るか分からない厄災。日本は理不尽に塗れている。そんなピンチを覆して行くのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。これから三年間、お前達には絶えず試練が与えられていく。プルスウルトラ、全力で乗り越えて来い。」

 

そして入学初日、ハード、いやブラックでハザードな個性把握テストが始まった

 

50m走

 

「飯田、2,5秒」

 

「速えぇなアイツ」

 

飯田は個性『エンジン』によって脹ら脛のマフラーからガスを噴射しながら走り、かなりの記録を叩き出した、確かに速いな

 

「芦戸、5,8秒」

 

「あぁ、もうちょいいけたかな?」

 

三奈は酸でスケートのように滑って記録を出したようだ、使い方は悪くないな、そして次は爆豪だ。

 

「爆速ターボッ!!」

 

ボボボボボンッ!!

 

「爆豪、2,3秒」

 

「チッ、両手だとやっぱ爆発散るな」

 

爆豪は両手を後ろに向けて爆破、その反作用で吹き飛ぶように加速し、飯田を超える記録を叩き出す、成る程な、因みに緑谷の記録はまぁまぁって所だな、因み三羽ガラスはわかってると思うが黄羽が3人中でトップだった、まぁ赤羽は重いしな、

 

「次、猿渡」

 

「よし!」

 

「おぉ、次は何するんだ一海は?」

 

「カズミン頑張れ〜!」

 

早速お茶子が使ってるな、まぁここは…

 

「スタート!」

 

「ッシャァァ!」

 

「ピピッ、記録1.3秒!」

 

『ハァァァ⁉︎』

 

「また叩き出したぞ⁉︎」

 

「ヤベェアイツ才能マンだ!」

 

「俺の記録を上回っただと⁉︎」

 

「一海くん!今度は何したの⁉︎」

 

出久にそう聞かれたのでこう答えた

 

「ん?何って"普通に走っただけだぞ?"」

 

『…………は?』

 

皆んなは知っているだろうが、ほとんどの仮面ライダーのそもそもスペックが桁外れで、グリスは、今の一海は死んだ影響でハザードレベルは初期の頃に下がっているが、それでもグリスに変身した時のスペックはかなり高い、ちなみに走力は100mで2.5秒の速さで走れる、そう、50mでその走力で走ったら勿論1秒ぐらいは行くことになる。つまり今の一海はボトルの効果なんてなくてもものすごく速い。それを聞いた皆んなは

 

『いや!普通に見えねぇよ‼︎』

 

「ーーーー!」

 

この反応である、ちなみに爆豪はイラついていた

 

ここからはダイジェストで送る

 

走り幅跳び

 

これはボトルの力を借りる

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

俺はジェットフルボトルの効果で肩のアーマーのマシンパックショルダーから、ヴァリアブルゼリーを噴射して飛び続けた

 

「記録無限」

 

「無限叩き出したー‼︎」

 

「一海くん容赦無いね…」

 

 

立ち幅跳び

 

これもボトルを使う

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

今度はヘリコプターフルボトルを使い、腕にあるアーマー、マシンスプラッシュアーモリーからゼリー状のプロペラを出しそのまま飛んだ。

 

「記録無限」

 

「おい!また無限出したぞ⁉︎」

 

「アイツ人間か?……」

 

失礼だな、れっきとした人間だ、まぁ人体実験してるけどな、

 

 

反復横跳び

 

これは、ん〜難しいな〜……ラビットでなんとかなるかな?

 

《チャージボトル!潰れッナーイ!チャージクラッシュ!》

 

俺は両足に赤いオーラを纏いそのまま反復横跳びを行った、

 

「記録120回」

 

「お…おいらの記録が…」

 

「流石は黄金の戦士だな…」

 

お前ら引いてねぇか?

 

 

握力

 

これは普通に行うか

 

ベキョッ‼︎バラバラ…

 

「すいませんセンコー、壊しちゃいました。」

 

「猿渡…これ一様3tまで耐えられるんだが…」

 

「「…………」」

 

六本腕の触手で握っていた男子、『障子目蔵』と、個性で作った万力で締め付けていた女子、『八百万百』が揃って唖然としている。大事なことなのでもう一度言う、ライダーの基本スペックはヤバイ、因みにグリスは31tである。すると他にも

 

メキャメキャメキャ

 

「あ、カシラ!俺も壊しちゃいました!」

 

「あ〜!僕もやっちゃった!」

 

「あ、俺もやっちまった」

 

『…………』

 

すぐそこで三羽ガラス達も壊していた、3度目だが言う、スマッシュのスペックもヤバイ、ハードスマッシュは特に。皆んな心の中だがこう思っていた

 

『(いや、こいつら何者⁉︎)』

 

「……お前ら記録無限な」

 

相澤先生が半端呆れでそう言った…なんでもしていいって言ったのはあんただぞ?

 

ソフトボール投げはさっきやったから飛ばして次は持久走だ

 

持久走

 

これはタカで行くか

 

《チャージボトル!潰れッナーイ!チャージクラッシュ!》

 

俺は背中からオレンジ色のホークガトリングの翼を広げて飛んだ、

 

「空飛ぶのは気持ちいねカシラ!」

 

勿論黄羽も飛んでいる

 

「おいおい、今はテストだ、集中しろよ」

 

長座体前屈

 

ん〜………これまた難しいな……どうするか……ん?あ、そうだ!

 

《チャージボトル!潰れッナーイ!チャージクラッシュ!》

 

俺はあるボトルを使い乗り切った、え?なんのボトルかって?勿論あれだ

 

「おぉー、柔らかくなったぜ」

 

オクトパスフルボトルだ

 

「お前怖いな…」

 

「タコって…なんかエロいな…」

 

おいぶどう何言ってんだよコラ

 

「はい、トータル結果。もう効率重視でモニターに出すぞ」

 

まぁあんなに好き勝手に奮ったから当然と言うべきか、1位は俺だ。

 

「あ、因みに除籍ってのは嘘な」

 

『え?』

 

「君等の全力を量るための合理的虚偽」

 

『ハァァァァァァァァァァァ⁉︎』

 

相澤先生の言葉にみんな吃驚してるな。

 

「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば解りますわ」

 

いや、あのセンコーはそうでも無いぞ

 

「いや、あのセンコーは本気だったぜ。最下位にも最下位なりに見所があったんだろ。前に雄英の生徒を調べてみたが去年の1年生は丸々1クラス、除籍処分したんだぜ」

 

『え?』

 

まぁそりゃ驚くだろうな、まぁ今回は良かったな、だがこれから恐らく試練が待っている。俺もハザードレベルを上げなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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戦・闘・訓・練‼︎




「個性把握テストを乗り越えた俺達は、漸くれっきとした高校生活を送る事が出来た」

「ハァ〜本当にびっくりした」

「まぁ出久ならどうにかすると思ってたけどな」

「ありがとう一海くん」

「あぁ、よし、そろそろ行くかせーの、」

「「さてさてどうなる第8話‼︎」」







 

 

 

 

俺達は今日も雄英高校に登校し、午前中はごく普通の授業だった。まぁ高校だから当たり前だが。

 

「この3つの英文で、間違ってんのはどれだ?」

 

『(普通だ)』

 

「(クソつまんねぇ)」

 

「(これは…3だったか?)」

 

「ヘェイエブリバディッセイ!!盛り上がれよ!!」

 

いやどうしろと言うんだよ、そう心に思っていたら横では

 

「グカァァ〜〜」

 

赤羽の野郎が堂々と寝ていた…とりあえず俺は何処からか取り出したハリセンを出し…

 

「スクラップフィニッシュ‼︎」

 

バシィィン‼︎

痛々しい音が響きわたった

 

「いてぇぇぇぇ⁉︎あ、カシラおはようございます!」

 

「おはようございますじゃねぇよゴラァ!堂々と寝るな!」

 

「あー、すみませんでした…」

 

「次寝たら飯作らねぇからな」

 

「以後気をつけます‼︎」

 

その光景を見ていた皆んなは

 

『(オカンかカズミンは…)』

 

 

そして昼休みはみんなで昼飯を食った、今日は弁当作る暇がなかったからランチラッシュの飯を食った、すげぇ美味かった、俺ついおかわりしちゃったし。そんで今は午後の授業は…

 

「わーたーしーがー……普通にドアから来たッ!」

 

オールマイトのヒーロー基礎学だ。

 

「画風違いすぎて鳥肌が…」

 

「(相変わらず親父は派手だなぁ)」

 

三奈は余りの画風の違いに鳥肌を立てている、一海は自分の義父さんの事として気にしていた

 

「私の担当はヒーロー基礎学。ヒーローの素地を作る為に様々な訓練を行う科目だ。当然、単位は最も多い。そして今日の訓練は、これ!」

 

フレアマークがついたBATTLEと書かれたプラカードを突き出す。

 

「戦闘訓練!」

 

ヒーローと言えば、ヴィラン退治。いきなり『個性』を存分に振るう事が出来る環境に放り込まれると知り、興奮しない筈が無い。特に爆豪は喜色満面だ。

 

「戦闘!」

 

「訓練ッ!」

「(戦闘…か…)」

 

だが一海は自分の世界の事を思い出していた、それはパンドラボックスを巡った戦争を行った事で民間人が絶望した顔を思い出してしまった。

 

「俺はもう…あんな事は起こしたくねぇ…」

 

がそう思っていると、更にオールマイトは

 

「そしてそれに伴ってこちら!」

 

壁の一角が突き出て出席番号を振ったケースを入れた棚を露にする。

 

「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まる様に!格好から入る事も大事だぜ、少年少女!自覚するんだ、今日から君達はヒーローだと!」

 

一海は自分のコスチュームを持ち更衣室に向かった

 

 

ー更衣室ー

 

 

「カズミン…お前すごい筋肉だな…」

 

「ん?あぁ、昔俺のダチと鍛えていたからな」

 

因みにそのダチと言うのは万丈の事だ、俺はさっさと着替えていった

 

 

ーアクセルベント!ー

 

 

 

 

俺はグラウンドに集まった、周りを見てみると皆個性溢れるコスチュームだった、因みに俺は戦う時に着るモッズコートだ、だがこのモッズコートは前とは一味違って、耐刃、耐火、耐電使用のモッズコートだ、すると出久が来た

 

「おぉ、出久、そのコスチュームは…オールマイト意識してるのか?」

 

「あ、一海くん、よくわかったね」

 

「まぁ、お前はわかりやすいからな」

 

そう話していると、三羽ガラス達が来た、

 

「カシラ!俺らも準備できました!」

 

「おぅ、やはりお前らはその格好の方がしっくりくるな」

 

「僕もカシラのその格好の方が好きだよ!」

 

「懐かしいですな、それみると」

 

「あぁ、そうだな」

 

すると後ろから

 

「あ、デク君にカズミン!」

 

「う、麗日さ・・・?!」

 

「おぉ、お茶子すげぇな…」

 

頭頂部から顔を覆うバイザーを見るに宇宙飛行士をモチーフとしたのか、麗日のコスチュームはピンクと黒のSFチックなデザインとなっていた。しかし布地がぴっちり体に張り付いているため、体の線がはっきりと出ている。

 

「デク君かっこいいよ!地に足付いた感じ!カズミンは、なんか軍人みたいでカッコいいね!私ちゃんと要望書けばよかったよ…パツパツスーツんなった。恥ずかしい……」

 

おい、コスチューム会社普通に考えてこれは悪意あるぞ…今度ぶっつぶしに行こうか?…

 

「ヒーロー科最高」

 

おいぶどう、まずお前からぶっ潰そうか?

 

「うんうん、良いじゃないか!全員カッコいいぜ!さあ始めようか、有精卵ども!戦闘訓練の授業の時間だ!」

 

早速オールマイトは説明する、だが……

 

「勝敗のシステムはどうなっているのでしょうか?」

 

「ぶっ飛ばしても良いんすか?」

 

「また相澤先生みたいな除籍とかは‥‥?」

 

「別れ方とはどのように決めるのでしょうか?」

 

「このマントやばくない?」

 

「んん~~~……聖徳太子ぃ!」

 

おい馬鹿なのか?最後言ったやつ、本当にヒーローになる気あるのか?

 

「早速説明する!今回の戦闘訓練は、え~っと」

 

『カンペ見た!』

 

トップヒーローでも、授業中に生徒の前でカンペを見る辺り、まだまだ新米教師だ……本当に大丈夫か親父……

 

「ヒーローチーム、敵チームにそれぞれ二人一組で別れて、敵チームがビルの中に隠し持っている核爆弾を、ヒーローチームが処理しようとしているって設定だ!」

 

「まぁ、よくありそうな設定だな」

 

「敵チームは、ヒーローチームの持つ捕縛テープが身体に巻き付く、若しくは核兵器のレプリカにヒーローチームがタッチすると失格!ヒーローチームは時間内に核兵器を処理できなかったら失格だ!準備時間は5分、制限時間は10分だ!因みに、チームはクジで適当に決める!」

 

「適当なんですか!?」

 

飯田がかなり驚いている。まぁそう反応するのが普通だ。だが元々飯田の性格状いきなりの事にはかなり弱いだろうな。ってか飯田のコスチュームある意味仮面ライダーっぽいな

 

「緊急事態に即席コンビ組んだりするでしょう?多分、今のウチにそういうのに慣れとけって事なんじゃない?」

 

やはり出久は気づいていたか。

 

「なる程!ありがとう緑谷君!失礼しました!」

 

「大丈夫だ飯田少年!では早速クジを引こうか!」

 

「あー、ちょっと待ってくださいおや…オールマイト先生、このクラスは四人オーバーしてるからどうやって分けますか?」

 

「フフフ、君達はとりあえず待ってくれないか?」

 

「ん?はい、わかりました」

 

俺達以外の皆はクジを引いた

 

A 緑谷出久・麗日お茶子

B 障子目蔵・轟焦凍

C 峰田実・八百万百

D 爆豪勝己・飯田天哉

E 芦戸三奈・青山優雅

F 口田甲司・砂藤力道

G 上鳴電気・耳郎響香

H 蛙吹梅雨・常闇踏影

I 尾白猿夫・葉隠透

J瀬呂範太・切島鋭児郎

 

そんでこの組み合わせになった……個人的にCチームが心配だ…特にあのぶどうは… 

 

 

ーハイパークロックアップ‼︎ー

 

 

 

ーハイパークロックオーバー‼︎ー

 

そろそろ出久達の出番かな?

 

「ヒーローチーム緑谷&麗日チーム対!敵チーム爆豪&飯田チーム!」

 

おいおいマジかよ…よりによってあの二人を合わせたかよ……

 

「カシラ…ミドちゃん大丈夫かな?…」

 

「分からねぇな、だが出久ならなんとかするはずだ」

 

「どうして分かるんだ?」

 

切島がそう聞いて来た

 

「あいつとはちょっとした知り合いだからな、だから俺はあいつを信じてる」

 

「おぉ!漢らしいな!」

 

「お、始まるぜ」

 

そして出久と爆豪の因縁の対決が始まった

 

 

ートライアル!ー

 

 

出久は爆豪と勝負して、勝負には勝ったけど負けた。まぁあれが今の出久の精一杯なんだろうな、まぁ余り命を削るような事するなよ。あ、そういえば…

 

「オールマイト先生カズミン達以外の生徒は全員終わりましたよ?」

 

お茶子がそう聞いて来た、まぁ俺も気になっていたからな

 

「フフフ、それはだな麗日少女、猿渡少年と三羽ガラス達!君達は私と戦ってもらう!」

 

『⁉︎⁉︎』

 

「………⁉︎」

 

「…………」

 

皆それを聞き驚いていた、勿論俺も心の中では驚いている。何せ本当に人間か疑うほど強い人間が俺達と対決するからな。んで爆豪は俺の事睨み赤白の轟って奴も俺の事を静かに睨んでいた

 

「先生!幾ら何でもそれは難しいのではないでしょうか⁉︎」

 

飯田がそう言って来た、まぁ普通はその反応するだろうな、だが…

 

「分かりました先生、その勝負、受けて立つ‼︎」

 

「俺達三羽ガラスも受けて立ちます!」

 

俺と赤羽がそう言った

 

『エェ⁉︎⁉︎』

 

皆は更に驚いた

 

「無理があるよカズミン!だって相手はオールマイトだよ⁉︎」

 

「そうだよ猿渡君!流石に無理がある!」

 

まぁ止めようとするよな、しかし

 

「ならもしオールマイトが敵だったらお前らはどうする?」

 

『ッ……』

 

「まぁ確かにあの先生は強い、ハッキリ言って勝てるかどうかわからない、けどヒーローがその理由で逃げてはダメだ、」

 

その後に赤羽が三人を代表して

 

「確かにオールマイトは強い、けどあの先生が敵だったら話は別、俺達はヒーローの卵ならどんな困難もぶち破って行かなきゃならないっす!勝てなくても一撃喰らわせる!」

 

俺達は気合いを入れていた

 

「決まったようだね、ならこの後すぐに集合だ!私が敵チームで君達がヒーローチームだ!」

 

「わかりました先生、よし、行くぞお前ら!」

 

「「「オォー‼︎」」」

 

俺達が気合い入れている時、後ろから、

 

「猿渡さん、本当に大丈夫なんですか?」

 

「ん?お前は確か八百万だっけ?」

 

「はい、私は八百万百と申します。」

 

「俺は猿渡一海だ、よろしくな」

 

俺と八百万が軽く挨拶を交わした

 

「ハッキリ言って猿渡さんがオールマイト先生に勝つのは難しいと思いますが」

 

「まぁ確かに難しい、だから俺達は別の方法で勝つ」

 

「別の方法?」

 

「あぁ、まぁ見ていてくれ」

 

俺達は向かって行った

 

 

ーマッハ!ー

 

俺達は演習場に着いた

 

『それでは今は八百万百がアナウンスを努めます』

 

準備は整った、いつでも来い!

 

『それでは、スタート!』

 

《スクルァッシュ!ドォラァイバァー!》

 

《ロボットゼリー!》

 

機械の駆動音のような待機音が響きわたり、俺はビルに向かって指をさし、

 

「変身‼︎」

 

ーガコォン!プシュー!ー

 

《潰れる!》

 

《流れる!》

 

《溢れ出る!》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァァ‼︎》

 

ーカシャカシャカシャ!カシュン!ー

 

《キャッスル!クワガタ!フクロウ!》

 

三羽ガラス達はそれぞれのボトルを左腕にさし、ハードスマッシュに変身した。

 

「よっしゃァァ!行きましょうカシラ!」

 

赤羽が先陣を切ろうとしたが

 

「まぁ待て、まずはオールマイトが何処にいるかを探る」

 

俺は一つのフルボトルを出した、その絵柄は双眼鏡のような絵柄だった、そのフルボトルの名は"スコープフルボトル"このフルボトルを使うと特に体の変化はないが、ディスチャージクラッシュを使うと相手の弱点や葉隠さんの透明な物や幽霊など普段見えない物が見えるようになるボトルである。

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

するとグリスの頭部の内側にある赤い複眼視覚センサーであるツインゼリーアイが更に赤みが強く光だし、一海はビルの辺りを見回した。

一海はそのボトルを使いビルの中を透視しているのである。その行動をモニターで見ていた皆は

 

「カズミン何やってんだ?ビルの辺りを見回して?」

 

「赤い複眼が赤く光り出したと思ったらビルの辺りを見回した………もしかして!なるほどですね、確かに名案ですね猿渡さん」

 

「え?八百万、なんかわかったのか?」

 

上鳴は未だに一海の行動が理解できて居なくてすぐさま八百万に聞いて来た

 

「はい、おそらくあれはビルの中を探ってオールマイト先生が居るところを探しているのだと思います。あのボトルの効果がおそらく透視ができるボトルなのだと思います。」

 

「成る程!カズミンスゲェな!流石は黄金の戦士だぜ!」

 

「確かに、敵が爆弾などを隠した時とかにもすぐ対応できるな」

 

切島と常闇がそう言った

 

「確かにあのボトルはまだ見たこともない物があると思うから、まだまだ種類はあるのかも知れないな!流石猿渡君だ!」

 

「確かに先生が目をつけるのもわかる気がするね」

 

飯田とお茶子がそう呟いた、だが端っこでは

 

「(なんだアイツ!俺よりも強いだと⁉︎巫山戯るな!トップは俺だ!)」

 

「(前にクソ親父が言っていたが、俺の目的の為には猿渡を超えなければ)」

 

爆豪と轟が嫉妬の目線でモニターを見ていた

 

「あ、終わったみたいだぞ?」

 

瀬呂がそう言った。皆はモニターを見たら一海が下準備が終わったようだ。そして一海は

 

「よし、お前ら今から作戦を伝える、ただこれは余り被害を出さない為にもこの作戦は一発勝負等の言ったところだ、」

 

「カシラ、俺らは何すればいいんですか?」

 

「あぁ、まずはオールマイトは必ず俺らが核を探している時に狙ってくる、そこでまずは俺と赤羽でオールマイトの相手をする。その後から青羽が奇襲を仕掛ける。ここまではいいな?」

 

「僕はどうするの?」

 

黄羽がそう聞いてきた

 

「黄羽は今回この作戦での勝敗のカギだ、お前はこの作戦でかなり重要だ、お前は俺がこのボトルを使いオールマイトにトドメを刺すんだ。」

 

そう言って俺はあるボトルを見せた、黄羽はそのボトルを見て

 

「わかった、僕頑張る!」

 

「あぁ、お前ら!この勝負勝つぞ!」

 

「「「オォォーー!」」」

 

俺らはビルの中に入って行った

 

 

オールマイトは一海達が入ったのを確認したら、このビルの中で一番広い場所で待ち伏せていた。すると階段から足音が聞こえ

 

「来たようだね、」

 

「あぁ、ここにいましたか、オールマイト」

 

一海と赤羽がその広場に来た

 

「後の二人はどうしたのかな?」

 

「わざわざヒーローがヴィランにそれ言うと思いますか?」

 

「無いね、なら!」

 

「行きますよォォ‼︎」

 

「ウォォォォォ‼︎」

 

「「ウォォォォォ‼︎」」

 

オールマイトと一海と赤羽の拳が合わさった、衝撃でビルが少し揺れた。

 

「流石だな猿渡少年は、本当に強いね!」

 

「俺はむしろあんたが本当に人間か疑いますよォォォ‼︎」

 

オールマイトはシンプルに拳で対応し、一海はブリザードナックルで対応した。

 

「だが隙あり!」

 

オールマイトが左から拳を叩き込もうとするが

 

「させませんよ!」

 

赤羽が変身するキャッスルスマッシュの可動防壁『グランドランパート』と呼称されるウイング状のシールドを前方に回転させて一海を庇った、このシールドはかなり防御力が高く、並みの兵器では砕く事が出来ないほどである、赤羽と一海は少し後ろに後退りしたが傷は付いてない

 

「硬いね、流石は城と言ったところだな」

 

「カシラは俺が守る!」

 

「だが私もそう簡単にやられはしない…⁉︎」

 

オールマイトはその場から後ろに避けた、そしてその場には青羽がオールマイトに斬りかかっていたが避けられた為失敗に終わった

 

「避けられたか」

 

「危ない危ない、」

 

「まだ余裕だな、オールマイト」

 

「どうした?その程度かヒーロー?」

 

「ハッ、まだまだこんなもんじゃねぇよ!心火を燃やして勝ち進む‼︎」

 

「フフフ、その意義だヒーローよ!まだまだ行くぞ!」

 

「「「ウォォォォォォォ‼︎」」」

 

「ウォォォォォォォ‼︎」

 

何度も拳がぶつかり合い、青羽や赤羽が砲撃や高速斬撃を行なったりしたがかわされて、そして一海がここで動く

 

「(そろそろだな)ならばコイツで!」

 

《ボトルキーン!》

 

「これでどうだァァァァァ‼︎」

 

《グレイシャルナックル‼︎カチカチカチカチカチーン‼︎》

 

「オリャァァァァァァァ‼︎」

 

「ムッ、さっきよりも強いな!」

 

「今だァァァァァ!」

 

「何ッ⁉︎」

 

オールマイトはその場から離れた、だがオールマイトは一海達の動きが止まっていることに気づいた

 

「ん?どうゆうつもりだ?」

 

「フッ…俺達の勝ちだ」

 

『勝者!ヒーローチーム!』

 

八百万のアナウンスが入った

 

「何⁉︎どうゆう事だ⁉︎」

 

「うまくいったねカシラ!」

 

黄羽が喜んでいた

 

「足元を見てみな」

 

「ん?こっ、これは!」

 

オールマイトは自分の足元を見た、そしたら足に付いていたものに皆が反応して、モニターでは

 

「捕縛テープが足に付いている!」

 

「って事はつまり!」

 

「スゲェ!本当にオールマイトに勝った!」

 

モニタールームでは、一海達の勝利に歓声を上げていた

 

「いつの間につけたんだい?」

 

「それは後でいいますよ、そろそろ戻りましょう」

 

「そうだね」

 

俺達は戻って行った

 

 

 

 

 

オールマイトと俺達は戻り、授業終わりの評価発表を行った

 

「さぁ!今日のMVPは誰だかわかるな」

 

オールマイトがそう言った後、八百万がとっさに手を上げ

 

「はい、猿渡さん達です」

 

すぐさま俺達の名を出した

 

「それは何故かな?」

 

「はい、まず猿渡さんはビルに入る前にその中を確認する為にビルの中を透視して確認していたのと、その後の作戦が何かは分かりませんがそれを猿渡さんから聞きたいのですが」

 

八百万がそう言うと一斉に俺達を見た、

 

「確かにそれは私も気になるね、聞かせて貰ってもいいかな?」

 

オールマイトもそう聞いてきた

 

「あぁ、いいぜ、まず八百万の言っていた事は正解で、まずこの作戦の切り札は黄羽だ、ここまではいいか?」

 

『うんうん』

 

「んで黄羽に言った事は"オールマイト先生に隙が出来たら合図を送るからテープを巻いてくれ"って言ったんだ」

 

「……え?それだけか⁉︎」

 

切島が驚きながら聞いてきたので、答えた

 

「あぁ、それだけだぜ」

 

皆は一斉に驚いた、たったそれだけの事でオールマイト先生に勝ったからだ、だがまだこの作戦の筋を教えてない

 

「じゃあ突然黄羽ちゃんが現れたのは何だったの一海ちゃん?」

 

娃吹がそう聞いてきた、そうこの作戦の本筋はこれだ

 

「それについては今実演する、黄羽もう一度いいか?」

 

「うん、いいよー」

 

黄羽が少し離れた場所に立った、俺はあるボトルを再び出し

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

俺は腕からヴァリアブルゼリーで出来た"消しゴム"を取り出して、黄羽の姿を"消した"

 

「え⁉︎黄羽が消えた‼︎」

 

上鳴が驚いた、当然皆も驚いた

 

「なるほど、そうゆう事だったんだね、いやー、一本やられた」

 

オールマイトは感心していた。

 

「このボトルは消しゴムフルボトルだ、これを俺が使ったら消しゴムの能力が使えるようになり、姿を消す事が出来る、これを使い黄羽の姿を消していた。」

 

「なるほど、聖吉さんの個性のフクロウなら一番音を立てずにオールマイト先生に近づけるから聖吉さんがこの作戦の切り札って事だったんですね。流石です。」

 

「いや、俺だけじゃねぇよ、コイツらが俺をサポートしてくれたおかげだ」

 

「カシラ‼︎ありがとうございます!」

 

「僕も頑張ったよ!」

 

「上手くいって良かったですな」

 

俺は三羽ガラス達にお礼を言った。すると後ろでオールマイトが

 

「(あまりアドバイスが言えなかった…)流石君達だ、よく私に勝ったね!」

 

オールマイトは無理やりサムズアップしてそう言った。

 

「ありがとうございます先生」

 

「「「ありがとうございます!」」」

 

「さぁ!今回の戦闘訓練の授業はここでおしまいだ!では号令!」

 

『ありがとうございました!』

 

俺達は授業を終わらせて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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不安な空気





「前回はオールマイトよる戦闘訓練の授業を行った俺達、そして今日も高校に登校するぜ」

「おい一海、ここどこだ?」

「おぉ、今日は切島か、ここはタイトルコールする場所だ」

「タイトルコール?」

「あぁ、これ台本な」

「おお、わかった」

「さぁ、今日も張り切って行くぜ、せーの」

「「さてさてどうなる第9話‼︎」」













 

 

 

 

オールマイトの戦闘訓練が終わり1日後、俺達は今日も登校していた、だが…

 

「ねぇねぇカシラ、前に人がいっぱいいるよ?」

 

「ん?あぁ、あれはマスコミか…」

 

「マスコミってなんですか?」

 

赤羽がそう聞いた

 

「マスコミってのはなんか情報をしつこく聞いてくる奴のことだよ、生前ニュースとかで見たろ?」

 

「あー、あれのことスカ」

 

「でもどうします?あれじゃあ遅れちゃいますよ」

 

たしかに青羽の言う通りだな…このままじゃあ気づかれて遅れるのが落ちだ…仕方がないか

 

「お前ら、あれやるぞ」

 

「あれって、あれの事カシラ?」

 

「あれか、でもそれしかないっすね」

 

「やりましょうか」

 

俺達は少し体制を低くして、そのまま構えた後に

 

「よし!行くぞ!」

 

俺達は一気に走った、そのまま校門との距離が近くなり

 

「あ!あれは雄英の生徒!すみません!ちょっとお話を伺っても…」

 

向こうも俺達に気づいたが、その瞬間に

 

「よし今だ!飛べ!」

 

俺達は一気に飛んでマスコミの群れを飛び越えた

 

『エェェェェェーー⁉︎』

 

そのまま着地して早速さ逃げた

 

「フゥ〜、うまくいきましたねカシラ!」

 

「あぁ、だが困るなこんな時にマスコミが来られちゃぁな」

 

「え?どうしてカシラ?」

 

「俺があん時の事件を解決した、えぇっと…黄金の戦士?だっけか、俺がそれと同一人物って気づかれたら面倒だからな」

 

「成る程、そう言う事ですか」

 

「たしかに面倒な事になりますな。それこそヒーローが是非サイドキックにとか目をつけますね」

 

珍しく赤羽が正論な事を言った

 

「赤羽…お前が珍しく正論な事を……」

 

「まずいですね…これは嵐が来ますよ!」

 

「大変だ〜!赤ちゃんが可笑しくなった〜!」

 

「ちょっと酷すぎません⁉︎」

 

「まぁ冗談はさておきついたぞ」

 

俺が教室に入ったら矢張りと言うべきかマスコミの事で盛り上がってた。

 

「あ、カズミンおはよう!」

 

切島が俺達が来たのに気づき俺に挨拶した

 

「あぁ、おはよう切島」

 

「今日マスコミが来てたな」

 

「私も聞かれたよー遅れそうで大変だった」

 

「俺は質問されたから答えたが何故かマスコミの皆様が疲れていたぞ?」

 

飯田…多分お前は答え過ぎなんだと思うぞ…

 

「カズミンと三羽ガラスはどうしたの?」

 

お茶子が聞いて来た

 

「ん?俺達はマスコミの群れを飛び越えて行った」

 

『え?』

 

聞いていた皆が驚いた、一海達はネビュラガスの影響で身体能力が生身の時でも上がっているから可能だった、だがそれを聞いた皆は

 

『それを普通に答えるな‼︎』

 

「……解せぬ…」

 

一海はそう言った、するとそこに

 

「おいお前ら、席につけ」

 

すると皆は席に着いた…すげぇシーンとしてるな…

 

「さて、HRを始める………だがその前に急で悪いが今日はお前らに……」

 

『(まさかまたテストとか⁉︎)』

 

「(なんだ?係決めとか?)」

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

『学校っぽいの来たーー‼︎』

 

先生の一言で教室は一気に騒がしくなった、皆自分がやりたいと手を上げた、だが峰田、お前は絶対やめろ、それと爆豪は誰も着いてこねぇだろ、三羽ガラス達も上げてるな、するとこの騒ぎに終止符を打ったのは

 

「静粛にしたまえ!!」

 

飯田だった

 

「学級委員長は多をけん引する責任重大な仕事だぞ!"やりたい者"がやれるモノではないだろう!」

 

「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら、これは投票で決めるべき議案‼︎」

 

確かに一理ある、ヒゲも最初は力で国を一つにすると言ってだが、アイツも国を一つにするのは人々の思いがある奴って事に気づいたからな、だが飯田、一つ言わせて貰う

 

「正論だが一つ言う、右手そびえ立ってんぞ、説得力ないぞ」

 

飯田お前…右手めちゃくちゃプルプルするほどそびえ立ってんじゃねぇか……あの右手が無ければカッコいいのによ〜…

 

「けど飯田の案には一理あるからな、多数決で決めるのも悪くない、俺の知り合いが、国を一つにするのは人々の思いだって言ってしな」

 

「どうでしょうか先生‼︎」

 

「時間内に決めりゃ何でもいいよ」

 

相澤先生…あんた教師だろ?んな投げやりでいいのか?……あ、またあの寝袋出した……え?寝るのまさか…あ、寝やがった……したかねぇか…

 

ー高速化!ー

 

んで投票結果が出た、因みに俺は八百万に投票した、昨日の授業で分析力はかなり良かったし、纏める事も出来ると思うからだ、そんで結果は…

 

「僕4票⁉︎」

 

「は⁉︎なんでデクに⁉︎」

 

「まぁお前よりはましだよ」

 

出久だった、まぁ確かに分析力なら出久もあるし、出久ならなってもいいな、だから爆豪は誰もこねぇよ、因みに俺と八百万が共に3票だった、まぁ大体予想がつくな、俺が横向いたら

 

「「「(グッ!)」」」

 

三羽ガラスがサムズアップで答えた、まぁアイツらなら俺に入れるだろうな、

 

「わかってはいた!さすが聖職と言ったところか…しかしこの1票は誰が…」

 

飯田は他のに入れたんだな…まぁ飯田でもいいけどな、すると相澤先生がイモムシのまま起きて

 

「じゃあ、学級委員長は緑谷に決まりで、3票だった猿渡と八百万のどっちかに副学級委員を…」

 

「あ、俺辞退します、八百万、副学級委員は任せた」

 

「え⁉︎」

 

「カズミン、いいのかお前?カズミンなら別に大丈夫だと思うけど」

 

尾白がそう言った

 

「昨日の授業で分析力が高かったからな、それに八百万なら出来る気がするからな、だから百、任せたぜ」

 

俺は八百万に言うと…

 

「はい!この八百万百、副学級委員を任されました!」

 

「おっ、おぉ…」

 

すると八百万は両手を口元にそえた瞬間グイッっとこっちに近づいて笑顔で答えた…あれ…なんか仕草が可愛いな……そのやり取りを見ていた女子達は…

 

『(これはもしや‼︎……ニヤニヤ)』

 

なんかニヤついていた、何故に?そう思った瞬間脳内でヒゲが革ジャンのチャックをおろして、「何故に?」のシャツを見せている光景が浮かんだ、

 

「「(畜生‼︎なんで猿渡がーー‼︎)」」

 

ふと見ると峰田と上鳴が血涙流して俺を見ていた、なんだアイツ?

 

 

ースピー!スピー!!スピード!ー

 

 

そんで今は昼休み、俺らは出久達と飯を食っていた、ちなみに今日は弁当だ

 

「委員長僕に務まるかな?」

 

出久がそう呟いた

 

「務まるよ!」

 

「あぁ、俺は出久に投票してないがお前なら大丈夫だ」

 

「猿渡君の言う通りだ、緑谷君は観察力や判断力は多をけん引するに値する、だから僕は君に投票したのだ。」

 

やはり飯田は出久に投票したか、ってかお前一人称変わってね?

 

「僕って…飯田くんってもしかして坊ちゃん?」

 

結構ズバズバ言うんだな?

 

「坊⁉︎…そう言われるのが嫌だから一人称を変えていたのだ!」

 

まぁわからなくもないけどな…

 

「それよりも良かったのか猿渡君、副委員長でも学級委員でも君も務まると思うが」

 

飯田がそう聞いてきた、

 

「いや、俺より八百万の方が務まると思ったんだ、昨日の授業の時にビルの中を確かめていた事を理解したのは観察力とかがかなり強いから気づいたんだろうな、だからそう言う面で八百万が適任だと思ったんだ」

 

「成る程、猿渡君、黄金の戦士と言われる訳だな」

 

「あ、あと一つ言うがあの姿の時の俺は"仮面ライダーグリス"な」

 

「「「仮面ライダーグリス?」」」

 

「仮面ライダーって…何?」

 

お茶子がそう言った

 

「昔人知れず悪と戦う正義のヒーローのことだ」

 

「へぇー!そんなヒーローがいるんだね!」

 

「あぁ、多分今のヒーローが現れる前からいたぜ」

 

「そうなんだ!」

 

俺達が話しているとその時

 

《ウゥーーーウゥーーー‼︎》

 

「ん?なんだ一体?」

 

「え⁉︎何々どうしたの?」

 

そうちょっと騒いでいるとアナウンスが流れた

 

『雄英バリアが突破されました!!雄英バリアが突破されました!!』

 

「え⁉︎何で!まさかヴィラン⁉︎」

 

突然の事に皆が一斉に走り、逃げ込んだが当然混雑していた、

 

「ちょっと押さないで!」

 

「「「カシラーー!」」」

 

「チィ、どうなってんだ⁉︎ん?おいおいなんでだよコラ‼︎」

 

俺は窓の外を見ると、雄英に侵入してきた正体がマスコミだった

 

「どうやって入ってきたんだアイツら?兎に角これをなんとかしねぇと」

 

すると近くに飯田がいた

 

「おい飯田!この騒ぎの正体がマスコミだったことを皆に伝えてくれ!」

 

「そうなのか⁉︎わかった!けどどうすれば⁉︎」

 

「このボトルを振って使え!」

 

そう言って飯田に投げ渡したのはヘリコプターフルボトル、

 

「このボトルか?」

 

カシャカシャカシャ

 

すると飯田の身体が浮いてきた

 

「オォォーー!」

 

そのままエンジンを生かして回りながら出入り口の壁にぶつかりそして…

 

「皆さん!!大じょぉぉう夫!!タダのマスコミです!!落ち着いて、行動してください!!」

 

「(ブフッ!)」

 

予想よりはるかに超えたやり方だったからついつい吹きそうになった、流石シリアスブレイカーと呼ばれた男猿渡一海

 

飯田の行動で騒ぎは収まった、

 

そして出久は飯田の行動により、自分よりも飯田の方がいいことを伝え、学級委員長は飯田が務める事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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USJ編 熱く燃えるブリザード





「俺達はマスコミの騒ぎとは一変して今日はヒーロー基礎学を行う事になった」

「ケロ、一海ちゃん、ここはどこかしら?」

「お、今日は梅雨ちゃんか、ここはタイトルコールの場だ」

「タイトルコール…随分とメタい場所ね」

「それは言っちゃダメだ、ほいこれは台本だ」

「ありがとう」

「今日はなんだか予感がするぜ、せーの」

「「さてさてどうなる第10話‼︎」」











 

 

 

 

 

昨日のマスコミの騒ぎから一変して、本日の授業は

 

「えー…今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、それともう一人で見る事になる。」

 

「はいっ、何するんですかー?」

 

瀬呂がそう聞く、すると相澤先生はRESCUEと書かれたカードを取り出し

 

「災害水難何でもござれの、レスキュー訓練だ。」

 

「レスキュー…?今回も大変そうだな…。」

 

「ねー!」

 

「ばーかおめェ!これこそヒーローの本分だぜ!上鳴!」

 

「おい、まだ途中…!」

 

相澤先生の言葉に静まり返る。この先生は怒らせてはダメだな…。

 

「今回コスチュームの着用は個人の判断で構わない…中には活動を制限するものもあるからな…以上、準備をしたら移動のためバスに乗るから外に集合…じゃ、準備開始…!」

 

バスで移動か、ん……あ、そうだ

 

「相澤先生、ちょっといいですか?」

 

「あ、なんだ?」

 

「俺バイクを持っているんですが、恐らくこの授業で役に立つので乗って行っていいすか?」

 

「いいだろう、早くしろよ」

 

「ありがとうこざいます」

 

飯田はバスに乗るように指示したが、多分あれは普通のバスだと思うぞ、とりあえず俺はバイクを準備するか、え?どこにあるかって?それはな

 

「一海くん、バスに乗らないの?」

 

「ん?俺はバイクに乗る、先生には許可貰った」

 

「そうなの?でもどこにあるの?」

 

「今から出すさ」

 

俺はグリスロボットを取り出した

 

「それって前に見せたロボットだっけ?」

 

「あぁ、これにこのボトルを」

 

俺は懐からバイクフルボトルを出して、頭部にある穴にさした、すると

 

《グリスチェンジ!》

 

グリスロボットが大きくなり、グリスロボットの頭部がバイクのハンドルになり、キャタピラが仕舞われてその代わりにバイクのタイヤが二輪出てきて、胴体がゴツめのバイクのボディとなった黒とブラウンのメカニズムなバイク、マシングリサーとなった

 

「凄い!カッコいいねこのバイク‼︎」

 

「この機能は最近見つけたんだ」

 

「そうなんだね!」

 

「俺はこのバイクで行く」

 

「わかった、じゃあまたね」

 

出久はバスに向かっていった、え?カズミン免許持ってんのかって?大丈夫だ、トラクターとか運転できるしそのついでにバイクも取ったからさ(←謎理論)俺はバイクに乗ろうとしたが

 

「ねぇ、一海、ちょっといい?」

 

後ろから声をかけられた

 

「ん?あぁ、響香か、どうした?」

 

すると響香がもじもじしていた、どうしたんだ?

 

「その…バイクに乗せてくれないかな…」

 

あー、成る程な、バイクに乗る事に憧れていたわけね

 

「いいぜ、乗りな」

 

俺は響香にヘルメットを渡した

 

「背中に捕まれよ」

 

「うん、ありがとう!」

 

俺がバイクにまたがると後ろに響香が乗ってきて腕を腹に回して捕まった。そしてバスが発車したから俺もついていって、バスの横に行った

 

「この風を切る感じいいなぁ〜なぁ響香」

 

「あ、うん…いいね(よくよく考えたら恥ずかしい///)」

 

するとバスでは

 

「チクショウ‼︎また猿渡メェェェェェ‼︎」

 

「いいなぁカズミン!俺も乗せて貰いてぇ!」

 

「(羨ましいですわ…私も乗せて貰いたいですわ)」

 

「私も乗せて貰いたいー!」

 

色々騒いでいた、

 

 

 

 

バイクを走らせる事しばらくして、俺達は巨大なドームがある場所についた

 

「よし、着いたぜ響香」

 

「あ、うん…ありがとう…」

 

またもじもじしていた、だが今度は顔を赤く染めてもじもじしていた…なんで?

 

俺バイクを元に戻してドームに向かって行った、するとそこには

 

「ようこそ皆さん。待っていましたよ!」

 

「スペースヒーロー13号‼︎」

 

「私13号好きなんだ!」

 

スペースヒーロー13号がいた、前調べたが救助などに精を出すヒーローだそうだ、

 

「…おい、オールマイトはどこだ…?」

 

「…それがですね先輩…オールマイトは勤務中に活動時間を残り一時間にしてしまったので仮眠室で休んでいます…」

 

指を一本立てる13号

 

「……ハァ…全く…不合理の極みだな…」

 

「(親父…無理はしないでといつも言ってんのによ…)」

 

一海は身体のことでオールマイトを心配していた、そして俺達は13号について行った、中に入ると、すごいの一言だった。

 

「すっげぇ!USJかよ!?」

 

それぞれ騒いでいた、たしかに凄いな…戦兎が見たら喜びそうだな。

 

「水難ゾーン、火災ゾーン、暴風ゾーン、土砂ゾーンその他諸々僕が作った演習場です!あらゆる事故や自然災害を想定して作った、嘘の災害や事故ルーム‼︎略してUSJ‼︎」

 

『(本当にUSJだった‼︎)』

 

「(著作権的に大丈夫か?)」

 

「始める前にお小言を一つ2つ…3つ…4つ、5つ…6つ…」

 

『(増えてる!)』

 

「では始めようと思います……皆さんご存知だと思いますが、僕の個性は「ブラックホール」です。あらゆる物を吸い込み、それら全てを塵にする事が出来ます。災害現場ではそれで瓦礫などをチリにして人命救助を行っております。……ですが同時にこれは"簡単に「人」を殺せる個性でもあります"」

 

誰かを殺せると言う言葉に全員が身体を硬直させた。俺も含めてな。

 

「今の世の中は個性の使用を資格制にして規制を行う事で成り立っている様に見えます。しかし、個性は一歩間違えれば安易に命を奪える事を忘れてはいけません。この中にもそんな個性を持っている人もいる事でしょう」

 

この場にいる自分達の個性、それらは誰かを殺すことが出来ることを知った、無論俺もだ、俺もまだ戦兎と仲間になる前は本気で殺し合いをしていたからな…

 

「しかし、今回の救助訓練では皆さんそれぞれの個性をどうやって人を救うために生かすのかを考え、それを行う事を体験して欲しいと思っています。個性は誰かを傷つけるのではなく、誰かを救い上げる為に使ってください、ご静聴ありがとうこざいました。」

 

そう言って13号はお辞儀した、このヒーローは戦兎に似てるな、自分の発明を自分の為ではなく、誰かを救う為に使ってたからな、

 

「…よし…それじゃあ、まずは…」

 

「…ッ‼︎」

 

《スクルァッシュ!ドォラァイバァー!》

 

「「「…ッ‼︎」」」

 

カシャカシャカシャカシュン‼︎

 

《キャッスル!クワガタ!フクロウ!》

 

その時相澤先生が言いかけた瞬間嫌な予感を感じた俺達は、俺はスクラッシュドライバーを構え、三羽ガラスはスマッシュに変身した、その時館内のライトが消えて、噴水の前に黒い歪みが見えた、

 

「お前ら!ひと塊りになって動くな!赤羽!前に来て防御の体制になれ!」

 

「はい!」

 

「青羽と黄羽はその横で構えろ!」

 

「「はい!」」

 

「猿渡の言う通りだ!」

 

「なんだ…おいカズミン?もう試験は始まっているって奴か…?」

 

「テメェら動くな‼︎‼︎」

 

一海がこれほどまでに成る程怒鳴るのは初めて見た皆は動きを止める、すると黒いモヤから次々禍々しい者が出てきた

 

「あれは…ヴィランだ…!」

 

相澤先生がそう言った

 

「ヴィ、敵ン!?アホだろ!?ヒーローがいる学校に乗り込むなんて‼︎」

 

切島がそう叫ぶ

 

「敵もバカじゃないよ!」

 

「先生、侵入者用センサーは?」

 

一海がそう聞いた

 

「もちろんありますが…!」

 

「現れたのはここだけか…センサーが反応しねぇなら向こうにそういうことができるやつがいるって事だな、それにおそらく今さっきので通信手段も遮断されただろうな、要するにアイツらはここに何かしらの目的があるからしてきた完全な奇襲だ‼︎」

 

一海は戦い慣れてるからすぐに分析をする事が出来た

 

「イレイザーヘッドに13号ですか。先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトはここにいるはずなのですが…」

 

黒いモヤのヴィランがそう呟いた後、身体中手だらけのヴィランが

 

「どこだよ……せっかくこんなに大衆を引き連れてきたのにさ……オールマイト、平和の象徴……いないなんて…どうすれば来るのかな?……"子供を殺せば来るのかな?"」

 

手だらけのヴィランがそう言った 

 

「やはりあのマスコミ共はクソ共の仕業だったか‼︎13号、お前は生徒達を連れて避難させろ‼︎上鳴は個性を使って通信を試みろ‼︎」

 

「ウッス!」

 

上鳴は帯電の個性の効果でなんとか通信出来ないか試みた

 

「俺は奴を食い止める‼︎」

 

「でも先生!!幾ら個性を消せても先生の戦闘スタイルじゃ正面戦闘は危険すぎます!!」

 

「安心しろ、一芸だけじゃヒーローは務まらん!」

 

相澤先生…否、抹消ヒーローイレイザーヘッドはゴーグル構えてヴィランの大群に向かって行った、発動系変形系の個性は個性を抹消で消されて、首に随時装備している捕縛布で蹴散らしていた、常に発動している異形系は捕縛布で絡めてほかのヴィランにぶつけていった、その隙に13号が生徒らを先導して脱出を試みる、だが

 

「逃しませんよ、生徒の皆様方」

 

黒いモヤのヴィランが瞬時に移動し、出口への道を封鎖するかのように立ち塞がる、そのヴィランは紳士的な口調をしながらも明確な敵意と悪意を向けてくる。

 

「はじめまして我々は「敵連合」この度、雄英高校へとお邪魔致しましたのは目的があるからです。我々の目的、それは平和の象徴と謳われております"オールマイトに息絶えて頂く為"でございます。」

 

俺はそれを聞いた瞬間耳を疑った

 

「オールマイトを…だと?…」

 

「何だと⁉︎」

 

「ハッタリを言うな‼︎」

 

「生憎本気です――しかし、この場にオールマイトにいないのは予想外でした。何か授業に変更でも―――まあ良いでしょう、それならば…《ツインフィニッシュ‼︎》⁉︎」

 

ヴィランが何かする前に俺はスコープフルボトルとガトリングフルボトルをツインブレイカーに入れて、

 

「喰らえオラァ‼︎」

 

ーーバババババババ!ーー

 

「ガァァッ‼︎」

 

俺はその二つのフルボトルの効果で相手の弱点を探り、数多のエネルギー弾をヴィランに放った、するとヴィランは数メートル吹っ飛んだ、弱点に全て当たっていたから隙ができた。

 

「今だ先生!」

 

「良くやりました!これなら!…」

 

13号がその隙にヴィランに攻撃しようとしたが…

 

「その前に!」

 

「テメェが殺される事を想定してなかったのか⁉︎」

 

切島と爆豪がヴィランに攻撃しようとした

 

「おいお前ら‼︎ヤメロォォ‼︎」

 

「君達!どきなさい!」

 

するとヴィランは防御して…

 

「危ない危ない―――幾ら生徒と言えど金の卵、という訳ですね。だが所詮は――卵、私の役目は貴方達を散らして、嬲り殺す事ですので」

 

ヴィランは全身から霧を放出するかのようにしながら生徒らを包みこんで行く。

 

「な⁉︎しまった!」

 

無論一海もその被害者だ

 

「「「カシラァァァ‼︎」」」

 

三羽ガラス達はなんとか回避した、

 

「お前ら!…ここを…頼んだ!…」

 

そのまま黒いモヤに飲み込まれてしまった。

 

黒いモヤによって一海は運ばれた。そこは山岳ゾーンと呼ばれるUSJの施設内だった、だがそれは一海だけではなかった

 

「なに……どうなったの?」

 

「ここは…?あ、猿渡さん!」

 

「あ、カズミン!お前もここにいたか!」

 

四人は合流した、だがそんな余裕にやってる暇はない

 

「おっ? 来たぞ来たぞ!!」

 

「獲物の登場だ!」

 

ヴィランに囲まれていた。一海達にヴィラン達が周囲を囲んでいる完全包囲。まんまとヴィランの作にはまってしまった

 

「囲まれてんぞ!?」

 

「マズくない……?」

 

「えぇ。先程のヴィランの個性はワープの類だったのでしょう、罠に掛かってしまいました…」

 

「…これが初めからの狙いだったか」

 

四人は現状を把握して、それぞれの死角を補う様に背を合わせる。かなりの数はいるヴィラン、このヴィランが仮に一人一人が弱かったとしてもかなりの数がいるから厄介、八百万は素早く個性で武器を精製し、自分と耳郎がそれを手に持った。

 

「ちょっと!俺にもなんか武器を‼︎」

 

「それは山々ですが…」

 

「流石にもう隙がないよ」

 

「マジかよ…」

 

上鳴が落ち込んでいた、だが

 

「大丈夫だ、俺に任せろ」

 

一海がそう言った、するとヴィラン達が

 

「ハッ!何が大丈夫だダァ⁉︎」

 

「この数で無事でいられるかよ⁉︎」

 

ヴィラン達が勝ち誇っていた、だが一海は

 

「俺はテメェらなんざに負けねぇよ」

 

そう言って俺はロボットゼリーを取り出して

 

《ロボットゼリー!》

 

機械の駆動音のような待機音が響きわたった、ヴィランはその音に戸惑っていた、そして

 

「変身‼︎」

 

ーガコォン‼︎プシューッ‼︎ー

 

《潰れる!》

 

《流れる!》

 

《溢れ出る!》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァァ‼︎》

 

一海は仮面ライダーグリスに変身した、当然ヴィランは動揺した

 

「なんだアイツ⁉︎」

 

「あ!俺見たことがある!」

 

「あ‼︎アイツはヘドロヴィランを倒したあの黄金の奴だ‼︎」

 

「何⁉︎なんで雄英にいるんだよ⁉︎」

 

ヴィランはかなり騒いでいた、そしてさらに

 

「これだけと思うなよ」

 

一海は懐から"ドラゴンゼリー"を取り出した、

 

「猿渡さん、それはなんですか?」

 

「一海、それは?」

 

八百万と響香が聞いてきた

 

「俺のダチの力だ、万丈…お前の力借りるぞ!」

 

俺はロボットゼリーを抜いてそこに

 

《ドラゴンゼリー!》

 

ーガコォン!プシューッ!ー

 

ドラゴンゼリーを差し込んだ、すると一海も周りに青い粒子が舞い

 

「ウォォォォォォォ‼︎」

 

《ツインブレイカー!》

 

両腕にツインブレイカーを装備した、

 

「えぇ⁉︎カズミンお前まだすげぇの隠し持ってたのかよ⁉︎」

 

上鳴は驚いていた、一海は上鳴に

 

「上鳴、これを使え」

 

「え?これはなんだ?」

 

灰色の拳の形をしたナックルのようなもの、エンプティーナックルを一海から投げ渡された(ブリザードナックルのエンプティーボトル版と思ってください)

 

「それはエンプティーナックル、まだ力はないが、お前の帯電ならそれに電気を纏わせてもかなり強いはずだ」

 

「おぉ!マジか!サンキューカズミン!」

 

「さぁ、ここを乗り切るぞお前ら!」

 

「はい!」

 

「うん!」

 

「おぅ!」

 

それぞれ武器を構えた、

 

「怯むな行くゾォ!」

 

「あぁ、こんだけ数が多けりゃ勝てるさ!」

 

「だがあの黄金の奴は気をつけろよ!アイツ"どうゆう個性"なんだ⁉︎」

 

「…!」

 

ヴィランのその一言を一海は聞き逃さなかった。そして一海は

 

「八百万、何か三人はいるカプセルとかドーム的なのは作れるか?」

 

「え?構造さえわかれば作れますが、大きい物は時間がかかります、」

 

「なら俺が稼ぐ、できたら三人入って俺がトドメを刺す!」

 

「わかりました!」

 

「よし、行くぜヴィラン野郎‼︎ウォォォォ‼︎」

 

一海はヴィランの大群に突っ込んで行った

 

「おい!一人で突っ込んで来やがったぞ!」

 

「焦るな!たった一人で突っ込んで来たんだ、俺達でなんとかなるだろ⁉︎」

 

すると爪を刃にしたヴィランが切りかかってきた、俺はそれを

 

「胴体がガラ空きだぞ」

 

ツインブレイカーのビームモードで撃った

 

「ガァァァァァ⁉︎」

 

ヴィランは吹っ飛んで行った、更にドラゴンゼリーの力を使ってる為更に効いている、ドラゴンの力はボトル一本でも二本分以上の力を秘めているから一撃一撃が強力。すると

 

「喰らえやァァァ‼︎」

 

「フッ!」

 

全身が岩で出来たヴィランが攻撃してきた

 

「俺の個性は岩まといだァ‼︎オメェの攻撃なんて効かねぇよぉぉぉぉ‼︎」

 

「へぇー、ならこれはどうだ‼︎」

 

一海はツインブレイカー二つをアタックモードにして青い粒子を纏わせて攻撃した

 

「オラァァァァ‼︎」

 

「ギャァァァァァァァ⁉︎」

 

ドラゴンの力を纏った二つのツインブレイカーは岩石ヴィランをいとも簡単に倒した

 

「おい⁉︎俺らヤベェんじゃねぇか⁉︎」

 

「なら俺はそこにいる三人を!」

 

一人のヴィランが三人の方に向かったが

 

「させるか!」

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

一海はロックフルボトルを使い、腕のアーマーからチェーンを出してヴィランの体に絡めてそのままヴィランの方に投げた、イレイザーヘッドの戦い方を応用したやり方だ、後ろでは

 

「おぉ〜カズミンから借りたナックル使うと俺強い‼︎」

 

エンプティーナックルに電気を纏わせてヴィランに攻撃して行った

 

「上鳴調子に乗らないで!」

 

響香も八百万から貰った剣で攻撃していた、すると八百万が

 

「出来ました!」

 

八百万がそう叫んだ

 

「「え?」」

 

「大きい物を作るのは時間がかかります」

 

すると八百万の背中から黒いシートのようなものが出てきて、響香達を中に入れた

 

「なんだありゃ?」

 

ヴィランが不思議に思っていた

 

「厚さ100㎜の防弾防刃シート、これでどうですか⁉︎」

 

その問いに一海は

 

「よし!ならかますぜ‼︎」

 

一海はブリザードナックルと赤い色をしたフルボトルを出した、友情フルボトルに似ているがこのボトルは腕が力こぶを作っているイラストだった

 

《ボトルキーン!》

 

その赤いボトルをブリザードナックルに入れた、すると

 

《バンプアップ‼︎》

 

更にその音声が鳴った、このフルボトルは"パワーフルボトル"効果はいたってシンプルで、パワーアップするだけ、だがその効果が絶大で応用範囲も広い、因みにナックルにさせば

 

「え⁉︎なんだこりゃ⁉︎なんも見えねぇ‼︎」

 

「おい⁉︎足が動かねぇ‼︎」

 

「超寒い‼︎」

 

ブリザードの効果が絶大にパワーアップする、そして

 

「これでトドメだ‼︎」

 

《スーパーグレイシャルナックル‼︎カチカチカチカチカチーン‼︎》

 

一海は飛んでそのままナックルを地面に打ちつけながら落ちていった、地面にナックルが衝突した瞬間そこからとてつもない量のヴァリアブルアイスが広がりヴィランを飲み込んでいった

 

「ウワァァァァ‼︎助けてクレェェェェ‼︎」

 

「嫌ダァァァァァ‼︎」

 

「寒いぃぃぃぃ‼︎」

 

周辺にいた全てのヴィランを頭だけ残して氷漬けにした、八百万達が入っているシートも氷漬けにされたが凍っているのはシートだけで中は凍って無いから大丈夫。

 

「よし、八百万達がいるのはアレか」

 

猿渡は八百万達がいる氷漬けのシートを壊した

 

「大丈夫か?お前ら?」

 

するとシートから八百万達が出てきたが…

 

「…上鳴どうしたんだ?…」

 

上鳴は何故かアホ顔になっていた、その質問に響香が答えた

 

「さっきまで調子に乗って電気使いまくってたんだよ…」

 

すると上鳴の手にはさっきまで使っていたエンプティーナックルがあった。

 

「ハァ…こいつは返して貰うぜ…」

 

「ウェ〜イ…」

 

一海は上鳴からナックルを取った、すると

 

「ん?これは…」

 

一瞬ナックルがスパークを放ち黄色に光った。

 

「(まさか上鳴の電気を吸収したのか?…こん時に戦兎がいればな…)」

 

一海はナックルをしまった

 

「お前ら、ここから避難するぞ」

 

「そうですね、行きましょうみなさん」

 

「うん、早くウチらも行こう」

 

「ウェ〜イ」

 

「よし、じゃあ行く《ドガッ‼︎》⁉︎アレは‼︎」

 

俺は音のした方を向いたするとそのには

 

「嘘でしょ…」

 

相澤先生が脳の剥き出しになったヴィランにやられていた

 

 

 

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USJ編 熱く燃えるブリザード 2





「俺達は救助訓練の授業を受けようとしたその時、ヴィランに襲撃されて俺達はピンチの状況に置かれていた」

「猿渡さん、ここは一体どこですか?」

「お、今日は八百万か、ここはタイトルコールの場さ」

「タイトルコール?…なんですかそれは?

「カクカクシカジカ鹿ミッド」

「ふむふむ、わかりましたわ」

「これが台本だ、これの通りに読んでくれ」

「わかりました」

「さぁ、このピンチをカズミン達はどう乗り切るのか⁉︎カズミンはヴィランに勝てるのか⁉︎せーの」

「「さてさてどうなる第11話‼︎」」

「ところで鹿ミッドってなんですか?」

「………まぁ無視してくれ」






 

 

 

 

 

 

俺達は衝撃的な光景を見ていた。俺達がヴィランを倒した後、音がした方を見てみると、相澤先生が脳が剥き出しになっているヴィランにやられていた

 

「嘘でしょ…」

 

「相澤先生が…」

 

「ウ…ウェ〜イ…」

 

三人は絶句していた、だが一海は

 

「…八百万、響香、上鳴を先に連れて行ってくれないか…」

 

「え?猿渡さん?」

 

「どうしたの?一海?」

 

二人は一海の様子がおかしい事に気づき、一海に聞いた

 

「俺はあの野郎をぶっ潰す…」

 

一海のその一言に驚いた

 

「猿渡さん危険ですよ!」

 

「そうだよ!ここは避難しなきゃ!」

 

二人は一海の事を止めようとした、だが

 

「心配するな、大丈夫だ」

 

一海は二人にそう伝えて

 

「俺は負けねぇ‼︎」

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ!》

 

一海はジェットフルボトルを使い肩のアーマーからヴァリアブルゼリーを勢いよく噴射して向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面変わって噴水近く、出久たちが相澤が戦っている場所の近くにある水難ゾーンの岸近くで見ていると脳が剥き出しのヴィランが相澤の片腕を握りつぶしていた。その光景に三人は恐怖を感じていた。

 

「死柄木弔。」

 

「黒霧、13号はやったのか?」

 

「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして…一名、逃げられました。」

 

「………は?」

 

 死柄木は素っ頓狂な声を出す

 

「ハァーー……」

 

溜息を吐くと顔を掻き始める。

 

「ハァーーー……」

 

両腕で首をガリガリと掻き続ける、首の肌はもう既にボロボロだが掻き毟る

 

「黒霧テメェ……お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ……さすがに何十人ものプロ相手じゃかなわない………ゲームオーバーだ……あーあ今回はゲームオーバーだ。帰るか…」

 

「(帰る⁉︎……しかもゲームオーバーとか…まるでゲームみたいに命を奪う事を楽しんでるのか⁉︎…)」

 

出久は絶句した、これほど残忍なヴィランは見た事ない事に

 

「けどその前に、平和の象徴の矜持を少しでも……」

 

死柄木は一気に出久達に近づき手を伸ばし

 

「へし折って帰ろう‼︎」

 

梅雨の顔に死柄木の手が触れる距離まで近づいた

 

「(どうしよう、もう避けれない…私ここで死ぬの?……まだお友達作りたいのに…)」

 

梅雨は自分の死に対して絶望していた、だがそこに

 

「させるかァァァァァァァァァァ‼︎」

 

《スクラップフィニッシュ‼︎》

 

「グッッ⁉︎」

 

一海が死柄木に必殺技を放った、一海の必殺技は死柄木の身体に深く食らった事で黒霧の元まで吹っ飛んだ

 

「梅雨、大丈夫か?」

 

「猿渡ちゃん……」

 

一海が梅雨に声をかけたら安心したのか涙が溢れ落ちた、一海は梅雨の頭に手を置き

 

「大丈夫だ、俺が来た」

 

一海は梅雨の頭を撫でてそう声を掛けた、すると先程吹っ飛ばしたヴィランが起き上がり

 

「イッテェな……んだよあの金ピカの奴……おい黒霧、あんなヒーローいたか?」

 

「いえ、死柄木、私もあんなヒーローは知りません…いや、そこの金色の者はヘドロの時に戦った者ですね、前にメディアに取り上げられていた」

 

「あぁー……あれか……だがなんでこいつがここに?…」

 

ヴィランが話しているその時

 

「オラァァァァ‼︎」

 

ードガァァン‼︎ー

 

隙ができた瞬間、脳を剥き出しのヴィランをツインブレイカーで更に吹っ飛ばした。一海は相澤先生を回収した

 

「先生、大丈夫ですか?」

 

「お前…危ねぇのに来るな!…」

 

先生は俺の事を叱ったが

 

「命が危ねぇのに見過ごす事なんて出来ねぇよ‼︎」

 

一海は相澤先生にそう怒鳴った

 

「…くっ…すまない……」

 

「…あぁ、後は任せろ」

 

「…無理は…す…るな…」

 

相澤先生は気絶した、その後一海は相澤先生を出久達がいるところまですぐ運び

 

「出久、お前らは先生を運んでくれ」

 

「わかった!でも一海くんはどうするの?」

 

「俺はあの野郎をぶっ潰す」

 

三人はそれに驚き

 

「猿渡‼︎無理だよ‼︎いくらなんでもお前じゃ勝てねぇよ⁉︎」

 

「今は峰田くんの言う通りだよ!一海くんも逃げようよ!」

 

二人はそう一海に言う、だが一海は

 

「大丈夫だ、俺を信じろ!必ず勝ってくるさ」

 

三人は一海の一言を聞いた瞬間、それが本気だとわかった、

 

「……わかった、でも無理だったらすぐに逃げてね!」

 

「おい!行くのかよ緑谷⁉︎」

 

「今は一海くんを信じよう、一海くんも無理はしないで!」

 

「あぁ、任せろ」

 

出久と峰田は相澤先生を運んでいった、だが梅雨は

 

「猿渡ちゃん…」

 

梅雨は心配になり立ち止まった、それに一海は

 

「大丈夫だ、すぐに終わらせるからよ」

 

「うん…猿渡ちゃん…死んじゃ嫌よ…」

 

「あぁ、もちろんだ!」

 

梅雨はそれを聞いて出久達のあとを追った、一海は誓った、あの時みたいにもう死ぬ訳には行かないと、すると手だらけのヴィランが

 

「へぇ–…お前カッコいいなぁ…仲間を庇うなんてなぁ…オールマイトのフォロワーか何かか?」

 

手だらけのヴィランが両手を広げそう言った、おそらく煽っているのだと思う、それに一海は

 

「よく言うぜ、その脳みそ野郎に戦わせてお前は高みの見物じゃねぇか、それでオールマイトを倒して俺が強いって、虎の威を借る狐じゃねぇか」

 

手だらけのヴィランはそれを聞いて

 

「五月蝿えよ、もういいお前死ねよ、脳無やれ」

 

死柄木の指示で脳無が動き出した。一海も脳無に向かって行った。そして脳無と一海の拳がぶつかり合う

 

「(成る程、オールマイト並みに強いなッ…腕の骨が軋んでやがる、単純なパワーがコイツの個性か?兎に角俺も)」

 

ーブゥゥゥンン‼︎ー

 

ツインブレイカーからチェンソーのような音が出て、ツインブレイカーで脳無を殴る、ツインブレイカーの威力が高かったのか脳無の腕が曲がってはいけない方向に曲がっていた、その一撃に脳無は少し怯んだ

 

「(よし、効いている、このまま倒す!)」

 

だが脳無の様子がおかしかった、すると脳無はあらぬ方向に曲がった腕を自ら引きちぎり、引きちぎった傷口から新しい腕が生えてきた。その光景を見た死柄木はニヤリと笑った

 

「あぁ〜言い忘れたけどコイツの個性はショック吸収とこれは超再生だなぁ、お前の攻撃なんて効かねぇんだよ」

 

死柄木は勝ち誇っていた。だが一海は

 

「わざわざありがとうな、そいつの個性を教えてくれてよ!」

 

一海は脳無に向かって行き、ツインブレイカーとブリザードナックルを装備して攻撃した。そしてツインブレイカーに

 

《シングル!ツイン!》

 

一海はパワーフルボトルとロボットゼリーをツインブレイカーに差し込みそして

 

《バンプアップ!》

 

パワーフルボトルの効果で更にパワーが上がり

 

《スーパーツインフィニッシュ‼︎》

 

左手が巨大なロボットのアームのようになりそのロボットアームに赤いオーラを纏った拳を放つ

 

「喰らえぇぇぇ‼︎オラァァァァ‼︎」

 

ードガァァァァァァァァァンン‼︎ー

 

脳無の体にぶつかった瞬間物凄い衝撃と風圧が放たれる、その衝撃は死柄木達にも緑谷達にも届いた

 

「ウワァァ⁉︎なんだよこれぇぇぇ⁈」

 

「これは一海くんの力⁈まさかこれほどまであるなんて⁉︎」

 

「…ケロ…猿渡ちゃん…」

 

「くっ…なんだよこれ…チートすぎだろあの金ピカ野郎…」

 

「まさかこれほどまで力が出るとは、ただ者ではありませんね」

 

すると煙が晴れる、底には拳を放った体制で止まっている一海と身体に風穴が空いた脳無が飛ばされたところで立っていた、だが脳無は

 

ーメキョメキョグリュグリュー

 

すぐに超再生で塞がれる

 

「チッ!まだ決定打に行かないか!」

 

「フフフ、そりゃそうだろ…なんせコイツは対オールマイトに作られた"先生"の最高傑作だからなぁ!」

 

「(ん?先生の?アイツらの裏に助力している奴がいるのか?って事はただのチンピラではねぇようだな)」

 

一海が考えごとをしていると

 

「そろそろ片付けるか、脳無…殺れ…」

 

ードゥッ!ー

 

そんな音が合うだろうか、脳無は一気に一海に近づいた

 

「(なっ⁈さっきよりも速い!ヤベェ!避け切れねぇ‼︎)」

 

一海はとっさに防御しようとしたが

 

ードガァッ‼︎ー

 

一海は脳無の打撃を喰らい、吹っ飛ばされてしまった

 

「グァァァァッ!」

 

一海は近くにあった瓦礫に突っ込んでしまった。

 

 

 

 

 

場面変わって八百万達、八百万と響香でウェーイ状態の上鳴を肩に担いで運んでいた

 

「猿渡さん…大丈夫でしょうか?」

 

八百万は一海の事を心配していた、それは響香も同じだ

 

「大丈夫だよ…一海ならきっと…」

 

そうは言いつつも響香も不安感でいたするとそこに

 

「おーい!八百万!響香!」

 

「………!」(無言で手を振っている)

 

入り口に合流しようとしていた常闇と口田がやってきた

 

「二人とも御無事で!」

 

「常闇、上鳴を担ぐの手伝って」

 

「あぁ、任せろ、黒影!」

 

『アイヨ!』

 

常闇がそう言うと黒いマントから黒影が出てきて上鳴を担いだ

 

「よし、兎に角入り口に合流しよう、そこは安全だ」

 

「はい、皆さんも行きましょう」

 

「うん…(なんだろう…すごい胸騒ぎがする…)」

 

するとその時

 

ードガァッ‼︎ー

 

「グァァァァ‼︎」

 

後ろから断末魔が聞こえた

 

「今のは⁉︎」

 

「‼︎……」

 

口田が手話で三人に噴水の方を見てと教えた、するとその場は

 

「‼︎嘘…」

 

「一海が‼︎…」

 

「猿渡!クッ、不味いな…」

 

三人は一海が脳無に吹っ飛ばされる瞬間を見た、すると八百万が

 

「皆さんは先に行ってください!私は猿渡さんの所に!」

 

「おい待て八百万!危険だ!」

 

「私も!」

 

「なっ⁈おい耳郎‼︎」

 

二人は一海の所に向かって行った

 

 

 

 

 

場面戻って噴水広場、一海は瓦礫の中にいた

 

「(クッ…ヤベェな、肋が何本か折れた…ここから出ねぇと)」

 

ーガラガラガラッー

 

一海は瓦礫の山から這い上がってきた、だが少しフラついていた

 

「へぇ〜、脳無の攻撃に耐えたなんて、かっこいいなぁ…ムカつく位に」

 

死柄木は余裕を見せていた、するとそこに

 

「猿渡さん!」

 

「一海!」

 

左斜め後ろから声が聞こえた、

 

「(おい!なんでここに⁉︎危ねぇだろ‼︎)」

 

するとそれを見た死柄木がニヤリと笑った

 

「友情ごっこか…いやぁ~…感動するなぁ…しかもお前の事心配してくるなんてな…」

 

「(おい、アイツ何する気だ⁈まさか‼︎)」

 

一海は最悪の予想をした。そして

 

「脳無、あの女共を殺せ」

 

脳無は八百万達を見て物凄いスピードで向かった

 

「「‼︎」」

 

八百万達は止まってしまった

 

「させるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

一海も全速力で向かった、そして

 

ードゴオォォォォォォン‼︎ー

 

更に凄く衝撃音が鳴った、煙が辺りに充満していた。煙が晴れる、するとそこには

 

「…ほんとかっこいいねぇ……イライラするよ…」

 

「あ……猿渡さん…」

 

「か…一海…」

 

そこには脳無のフルスイングを背中で受け止めていた一海の姿がいた、

 

「クッ…ラァァァ!」

 

ーブワァァァァァ‼︎ー

 

一海は背中と肩のアーマーからヴァリアブルゼリーを勢いよく噴射して脳無をそのまま押し飛ばした、脳無は瓦礫のところまで飛ばされた、一海はそのあと限界だったのか変身が解けてしまった

 

「うっ…大丈夫か?…百…響香…」

 

一海は二人の安否を確かめた、だが二人は自分の身よりも一海を心配した

 

「猿渡さん…私のせいで!…」

 

「ウチが一海の事を!…」

 

二人は自分のせいで一海が危険にあったと思い込む、だが

 

「んな事言うな…大丈夫だ、お前らが無事なら平気だ…」

 

一海は二人の頭に手を置き落ち着かせた。

 

「さて…さっさと片付けるか」

 

一海の心火はまだ燃え上がる

 

「猿渡さん!無茶です!ここは逃げた方が!」

 

「そうだよ!ボトルでなんとかなるでしょ⁈」

 

二人は一海の事を止めようとする、だが一海は

 

「安心しろ、それに俺はまだ本気じゃねぇからな」

 

それを聞いた死柄木は

 

「ハァ?ボロボロのくせに言うよ、もういい、殺すね」

 

「殺されるかよ、百、響香、後ろで待っていてくれ。さて、覚悟は出来てるだろうなぁ?俺の仲間を傷つけようとしたツケを払わせてもらうぜ!」

 

一海は懐から黒色のボディで、ギアとバンドルのついたドライバー、ビルドドライバーを出した

 

「あれは?」

 

「いつものドライバーじゃない?」

 

ーピキューウィィーン!ー

 

ドライバーを装着して時起動音が鳴った、そしてそのあと一海はブリザードナックルとノースブリザードフルボトルを取り出し

 

「(あの時は俺のハザードレベルが限界だから危ねぇが、今の俺ならつかいこなせる!戦兎…力を貸してくれ‼︎)」

 

ーカシャカシュン!ー

 

一海はボトルを一振りしてボトルの蓋を正面に合わせてナックルに刺した

 

《ボトルキーン!》

 

そしてレバーを前に倒してそのままドライバーに入れた

 

《グリスブリザァァァド‼︎》

 

一海はドライバーの横にあるバンドルを回した、すると後ろからナックルのような形をした中にヴァリアブルアイスと言う液体窒素が入っているアイスライドビルダーが展開された、そして一海の足元が凍りつきそして

 

《Are you ready? 》

 

「出来てるよ…!」

 

そしてそれをきっかけにヴァリアブルアイスを浴びせられて、そのあと凍った一海を後ろから氷を砕き

 

《激凍心火‼︎グリスブリザード‼︎ガキガキガキガキガキガキーン‼︎》

 

一海はこの世界で仮面ライダーグリスブリザードに変身した、そして身体中からヴァリアブルアイスを噴出させながら、

 

「心の火…心火だ、心火を燃やしてぶっ潰す‼︎」

 

そして一海は脳無に向かって走り出した

 

「ウォォォォォォォォォォォォ‼︎」

 

「なんだよアイツ⁈さっきまでやられていたくせに⁉︎脳無殺せ!」

 

脳無は一海に向かって行き、一海の拳と脳無の拳がぶつかり合った

 

ードゴオォォォォォォン‼︎ー

 

先程の衝撃より物凄い衝撃が伝わった

 

「うっ!凄い力です!」

 

「あれが一海の本気なの⁈」

 

「なんなんだよアイツ‼︎おい脳無‼︎さっさと殺せ‼︎」

 

「死柄木弔落ち着いてください!」

 

八百万達は一海の本気に驚き、死柄木はイライラしていた。それもそのはずブリザードフォームの時はフロストラグルグローブとフロストラグルシューズの効果で変身者の決死の覚悟に応えるように攻撃の威力が上昇する。すると一海が

 

「コイツでどぉだ‼︎」

 

ーシャキン‼︎ー

 

すると一海は右腕のスノウストームアーモリーから鋭い氷でできた刃を出した、これはクワガタスマッシュの高速斬撃のデータの効果である。一海はそのまま氷の刃で脳無に高速斬撃を喰らわせた。

 

「これでも喰らえェェェ‼︎」

 

脳無は四肢を傷つけられて膝をついてしまった。だが超再生の効果で修復するが一海は違和感に気づいた。

 

「(さっきよりも回復速度が遅い?なるほどな!回復にはエネルギーがいるからバテてきたんだな、いくら改造人間でもエネルギーは使うからな、ならばいける!)」

 

一海は更に脳無に攻撃した、脳無も負けじと攻撃したが脳無が押されていた。その光景に死柄木は更にイラついていた

 

「なんだよ…!なんなんだよアイツ‼︎」

 

「死柄木弔落ち着いてください‼︎冷静を保ってください‼︎」

 

「ならば…!おい脳無‼︎もう一度あの女を殺せぇ‼︎」

 

脳無はそれを聞き一海と距離を置いてから八百万達に向かおうとしたが、

 

「させるかよ!」

 

ードォォォォン‼︎ー

 

一海は脳無の攻撃を肩から出現した巨大な盾で受け止めた後脳無を弾いた、これは両肩部にあるGBZアイスパックショルダーからは堅牢な可動防壁を形成し、仲間の盾となることが可能で、赤羽のキャッスルスマッシュの能力である、それ見た死柄木は

 

「なんで俺の思い通りにならないんだよ‼︎なんだよあのチート野郎が‼︎」

 

死柄木は更に首を掻きむしっていた

 

「あの人はイレギュラーすぎます…ヴィランより恐ろしいですよ…」

 

黒霧は額から汗を流して焦っていた。そして一海は

 

「覚悟を決めろゴラァ‼︎」

 

一海はドライバーのバンドルを一回回した

 

《シングルアイス‼︎グレイシャルアタック‼︎》

 

一海は左手の巨大化させたGBZデモリションワンで脳無を顎から殴り、上空にあげた、更に一海はドライバーのバンドルを目一杯回した。

 

《シングルアイス‼︎ツインアイス‼︎》

 

一海はドライバーを回しまくった。そして

 

《Ready go‼︎グレイシャルフィニッシュ‼︎バキバキバキバキバキーン‼︎》

 

「オリャァァァァァァァァァァァ‼︎」

 

上空にあげられた脳無に向かってライダーキックを放った、脳無は腹からキックを受けた、そして

 

ードガァァァァァァァァァン‼︎ー

 

爆発が起きた、すると空中から落ちてくる二つの影が見えた、一つは一海だ、そしてもう一つは

 

ードサッー

 

機能停止して動かなかった脳無だった、

 

「死柄木弔!脳無が完全に機能停止しました‼︎」

 

「なんでだよ…!なんでやられてんだよ‼︎あんな野郎に‼︎」

 

死柄木はこれでもかという位に首を掻きむしりながら逆上した、

 

「さぁ、どうする?テメェらの切り札は消えたぜ」

 

一海はそうヴィランに行った。

 

「ふざけるなよ…これで終わるかよ‼︎黒霧!俺とお前でアイツを殺す‼︎」

 

「しかし死柄木!いくらなんでもあの者はイレギュラーすぎます‼︎私達だけで勝てるのは無理だと…」

 

「五月蝿え‼︎アイツだけは絶対に殺す‼︎」

 

死柄木は一海に対して殺意が湧いた、だが

 

「いや、もう無理だぜ、やっときたか先生」

 

一海がそう呟いた矢先に、噴水広場に衝撃が起こった、煙が晴れると、

 

「もう大丈夫だ、何故って?私が来た!」

 

平和の象徴オールマイトが来た

 

「やっときたか親父、けどもう終わったけどな」

 

「えぇ⁈嘘でしょ猿渡少年⁉︎」

 

「だったらもうちょっと早く来いよ、どうせ活動限界が近くて来れなかったんだろ?」

 

「ギクッ⁉︎」

 

やはりか、親父この後説教な?するとヴィランが

 

「ここでオールマイトかよ⁉︎…あぁもう無理だな…帰るぞ黒霧」

 

「はっ、承知しました」

 

黒霧がワープホールを広げた、死柄木はそのまま帰ろうとしたが振り返り体上半身を出して

 

「今度は殺すぞ‼︎…平和の象徴オールマイト‼︎」

 

オールマイトに対してそう放った後、一海に向かい

 

「そこのお前、お前は真っ先に殺す‼︎」

 

死柄木はワープホールに入って消えた、

 

「猿渡少年、よく頑張ったな」

 

「あぁ…良かっ…た…」フラッ

 

バタッと一海が倒れ、限界だったのでそのまま変身が解けてしまった。

 

「⁉︎猿渡少年‼︎しっかりしろ‼︎…ムッ‼︎」

 

オールマイトが慌てて一海を担ぐと一海の体から血がポツポツと垂れてきた。

 

「猿渡少年…ここまで戦って…一海…すまない‼︎」

 

オールマイトは一海そのまま抱えた、すると後ろから一海の様子に気づいたのか。

 

「猿渡さん‼︎」

 

「一海‼︎」

 

八百万と響香が走ってきた

 

「猿渡さん⁉︎しっかりしてください‼︎」

 

「一海‼︎ねぇ‼︎一海‼︎」

 

二人は倒れて動けなくなった一海に声をかけ続けた

 

「大丈夫だ気絶しているだけだ!兎に角猿渡少年をリカバリーガールの所へ‼︎」

 

オールマイトと八百万達は一海を運んで行った。途中で合流した梅雨もオールマイトに抱えられた一海を見て同じように一海に声をかけ続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







「次回予告‼︎USJの事件が起きて一海くんも倒れてしまった!本当にどうなるのこれから⁉︎色々と心配だよ⁉︎」

「ウッセェぞデク‼︎ピーピー喚くな‼︎」

「うわぁ⁉︎かっちゃん⁉︎」

「さっさとしやがれクソが‼︎」

「もう本当にどうなるのやら‼︎更に向こうへ‼︎」

「「Plus ultra‼︎」」










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USJ編 燃え上がるブリザード3




「今回は一海くんが倒れちゃったから僕がやるね!ってか一海くんが危なくてタイトルコールなんかやってる暇じゃないよ‼︎兎に角行くよ!さてさてどうなる第12話‼︎」



今日は短めだね




 

 

 

 

 

一海はUSJで仮面ライダーグリスブリザードに変身して、体が限界だったので倒れてしまった。今現在一海はリカバリーガールの保健室で寝ていた。底には八百万と響香、梅雨の他にも芦戸がいた。

 

「猿渡さん…」

 

「ウチらの事を庇ったから一海が…」

 

「ケロ…八百万ちゃん、耳郎ちゃん、気持ちはわかるけど今は猿渡ちゃんが起きるのを待ちましょう…」

 

「だ、大丈夫だよ!一海はきっと大丈夫だよ…」

 

4人は一海の事を心配していたがやはり不安だ、一海は人一倍仲間を大切にするから、例え自分の身体が傷だらけでも守ろうとするから今回の事件で更に心配になった。

 

「猿渡さん…私は信じてます。きっと大丈夫です。猿渡さんは沢山の意味で強いから」

 

「ヤオモモ…そうだね、一海は大丈夫だよ、ウチらを守ってくれたから」

 

「そうね、でも自分の事も心配して欲しいわ…私…猿渡ちゃんがオールマイト先生に抱えられていた時はひょっとして死んじゃったのかと思って…怖かった…」

 

梅雨はまた涙が溢れて来た、

 

「梅雨ちゃん…よし!一海が起きたら説教だね!私達に心配かけたから!」

 

「ふふ、ですが私達が出来る事は、こうして猿渡さんの手を握ってあげることですね」

 

「そうだね」

 

「ケロ、そうしましょう」

 

「私も!」

 

4人は寝ている一海の手に自分の手を添えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一海はあの後気絶した、だがその中一海はある夢を見ていた、その夢は一海がグリスブリザードに変身して戦い終わって気絶した後の光景だった

 

「(ん…なんだこれは?…俺が気絶した後か?…ん?あれは…)」

 

一海は駆け寄ってくる八百万と響香、さらには入り口で声をかけている梅雨が映った

 

「(あいつら…俺はまた無茶をしたか…あいつら俺の事心配して…フッ…後で謝らなきゃな…)」

 

一海がそう思った矢先、一海は不思議な暖かさを感じた。

 

「(ん?暖かい…なんでだろうな…落ち着く暖かさだ…まるでみーたんの様だな)」

 

一海がそう思っていた、すると視界の先にある光が強くなり…

 

 

「ん…何処だここは?…そうか俺気絶したんだっけか…ん?」

 

一海は身体に負担を感じたので見てみると

 

「八百万…響香に梅雨、それに芦戸まで…ずっと看病してたんだな、なんだろうな…あの時みーたんに看取って貰った位暖かいな」

 

一海は八百万達が一海の上で寝ているのを暫く見ていた、すると暫くすると八百万達が起きた

 

「う…うぅ~ん…ん、さ!猿渡さん!」

 

「ん…どうしたのヤオモモ、あ!一海が起きた!」

 

「ケロ…!猿渡ちゃん!身体大丈夫⁉︎」

 

「ん〜?あ!一海!」

 

4人は起きていた一海の安否を確かめた

 

「お前ら、ありがとうな、俺の事看取ってくれてよ」

 

「どうして…どうして自分の身を心配しないのですか‼︎」

 

「ウチら…一海がこのまま起きなかったらって不安だったんだから!」

 

「ケロ…私も猿渡ちゃんが死んだんじゃないか怖かったんだから」

 

「もう‼︎どうして無茶するの!」

 

4人は一海の事を怒鳴った、一海は一気に4人に責められてたじろいでしまった。

 

「お、おぉ…済まないな、でも俺はそれ以上に怖かったんだ、お前らが傷ついてしまうのが、あの脳みそ野郎に殺されるんじゃないかって俺も怖かった、だから俺は守りたかったんだ」

 

一海は4人にそう言った、

 

「でも…それでも私は…私は猿渡さんが居なくなるのは嫌です…」

 

八百万はそう言って一海の胸にうずくまりポロポロと涙を流した、それにつられて

 

「ウチだって…一海が居なくなるのは嫌だよ…」

 

「ケロ…猿渡ちゃんがあの時私の事を守ってくれた、だから私だって猿渡ちゃんの力になりたい…だから一人で無理しないで」

 

「私だって…私の事よりも怖かったんだから…」

 

4人は一海の胸にうずくまり静かに泣いた、一海は何も言わずに4人の背中に腕を回した。幸い峰田がここに居なかったのが救いだろうか…

 

一海はその後4人と共に教室に向かった。クラスのみんなは一海の事を心配した、だが峰田だけは一海の状況を見て血涙を流した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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雄英体育祭編 再会する悪党 (二部分け)




「前回はぶっ倒れてしまい、気絶してしまったけど、八百万達が看取ってくれたからこのとうり復活したぜ」

「チクショウ猿渡めェェェェェ‼︎羨ましい事しやがって‼︎」

「うわ⁉︎なんだエロブドウかよ、びっくりさせるなよ」

「いや誰がエロブドウだよ⁉︎オイラは峰田実だ‼︎」

「よし!今日はなんだかまた何か起こる気がするぜ!さてさてどうなる第13話‼︎」

「聞けよ‼︎」







 

 

 

 

USJの襲撃事件から数日後、俺らは雄英高校に向かった。

 

「おはよう出久」

 

「あ!一海くん!身体大丈夫⁈」

 

「あぁ、リカバリーガールのおかげでなんとかな」

 

「無茶しないでって言ったのになんで無茶するのさ‼︎」

 

そして出久が怒ってきた、怒り方があからさまに女子っぽいのは触れないでおこう(決して出久はアレじゃないからね⁉︎)

 

なんだかんだで雄英についた

 

んで俺を見るや否や、皆して寄ってきて俺を心配する。まぁ良いんだがな。

 

「カズミン!大丈夫かお前‼︎具合悪くねぇか⁉︎」

 

「おう、俺は大丈夫だ、心配かけたな」

 

そう言うと後ろにいる三羽ガラスが出て来て

 

「ほんとですよカシラ!俺たちカシラの事が心配で怖かったんですから!」

 

「そうだよカシラ!僕カシラがまた危ない目にあってないか怖かったんだから!」

 

「カシラは俺たちがいないと何にも出来ないからな」

 

三羽ガラスはそう言って来た…後青羽、そんなに俺1人じゃ心配なのか?……

 

すると飯田が

 

「皆、ホームルームの時間だ!私語を慎み席につけ‼︎」

 

「皆着いてるよ」

 

「ってか着いてないの飯田だけだぞ」

 

んで飯田が渋々席に着いた、ブレねぇな飯田。だが・・・

 

「そういえば、誰がホームルームするんだ?」

 

赤羽が俺の意思を代弁していると・・・

 

─ガラガラガラ─

 

「皆おはよう」

 

『相澤先生復帰早えぇ‼︎』

 

「相澤先生大丈夫ですか⁉︎」

 

「あぁ、婆さんは大袈裟なんだよ。問題ない。そんな事より今日は色々話す事がある。だがその前に…」

 

『(今度こそテストとかか⁉︎)』

 

「転校生を紹介する」

 

『心踊るやつ来たぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

「先生先生!どんな奴が来るんですか‼︎」

 

切島が食いついて聞いて来た、そのあと

 

「女子ですか⁉︎どんな美人ですか⁉︎」

 

「屑だなお前‼︎」

 

峰田が鼻息荒くしてヨダレを垂らしながら聞いた…あいつ少しお仕置きして黙ってもらうか…

 

ーカシャカシャカシャ、カシュン!ー

 

「峰田」

 

「ん?なんだ猿わた『ドスっ‼︎』へ?」

 

俺は峰田の額に紫と黒色でできた死神の絵が描かれているボトル、テラーフルボトルを差し込んだ。このフルボトルは仮面ライダーダブルに出てくるテラードーパントみたいに相手にトラウマに残るほどの恐怖を与える事ができる。ディスチャージでも可能だしこのように()()刺す事も可能。だが直接刺したらネビュラガスの影響が高くなるのでトラウマのレベルが高くなる。つまり・・・

 

「アギャァァァァァァァァァァァァァァ⁉︎⁉︎⁉︎」

 

峰田は白目を剥き、泡を吹きながら倒れた。当然こうなる。

 

皆はその光景に

 

( ゚д゚)

 

の様な表情になった

 

相澤先生でさえも引いていた。

 

「……猿渡お前何したんだ?…」

 

「トラウマ与えただけですよ」

 

「……まぁいいか…」

 

『(いや良くねぇよ‼︎)』

 

「猿渡、今日来る転校生はお前と面識があるみたいだぞ」

 

「え?俺と?」

 

この世界に俺の知り合いなんていたか?…いや…まさかそんなことは…

 

「じゃあ、入ってこい」

 

その言葉の後に扉が開き、転校生が入って来た。俺と三羽ガラスはその転校生を見て思わず椅子から立ち上がる。何故ならその転校生は少し髭の生えた身長が高めの、俺達と共に戦った…

 

「氷室幻徳だ。よろしく」

 

そう、仮面ライダーローグこと氷室幻徳だ

 

「ヒゲ‼︎お前なんでここに⁉︎」

 

俺は思わずそう叫ぶ。赤羽は少しポカンと・・・そう言えば赤羽殺したのヒゲだったな。

 

「やはりポテトもここにいたか」

 

「え?カズミンお前知り合いなのか?」

 

「あぁ、まぁ俺の知り合いだ。まさかお前…」

 

「まぁ、おそらくお前と同じだな。この事は、後で隣のホテルで朝まd「言わせるかゴラァ⁉︎」グホァ⁉︎」

 

俺はとっさに幻徳がヤバイ事言おうとしたので腹に拳をぶち込む。本当にブレねぇなこいつ・・・峰田と合わせたらヤバそうだ。

 

「とりあえず、氷室は左の1番後ろの席に座ってくれ」

 

「了解した」

 

「じゃあ氷室が座った所で、お前ら、まだまだ戦いは終わってないぞ」

 

『(まさかヴィランの襲撃か⁉︎)』

 

「雄英体育祭が来る」

 

『クソ学校っぽいの来たぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

それを聞いて盛り上がる者もいればヴィランに襲撃されたのに危険なのではと言う声も上がった。それに相澤先生は

 

 「それもあるが、気にするな。逆に開催する事で雄英は体制が盤石だというところを見せるんだろうな。警備も例年に比べて5倍相当に増やすそうだから、お前たちはただ勝利を勝ち取る精神だけを蓄えておけ。それにこの体育祭は…………お前たちにとっての最大のチャンスだろう?」

 

その答えに生徒達は納得した。これでいい成果を出せば、ヒーローになる為の架け橋となるからだ。

 

「だからな。ヒーローを目指すのなら必ず通っておいて損はねぇ催しだ。俺のクラスの生徒であるお前たちには立派に戦って戦果を上げてもらいたい。俺からは以上だ」

 

俺たちはそのあと屋上でヒゲと話し合った、まさかヒゲもエボルトにやられてしまうなんて思わなかったが…その後、ヒゲは赤羽達に謝罪をして和解した。んで今皆と昼休憩だ。メンバーは俺と三羽ガラスにヒゲと出久に飯田、お茶子、梅雨、響香、そして八百万だ。

 

 

「そうか、氷室くんって一海くんの知り合いだったんだね」

 

「しかし氷室君はどうして一海君のことをポテトって呼ぶんだい?」

 

「あ、それ私も気になってた!カズミンも氷室くんの事をヒゲと呼ぶし…ブフッ‼︎」

 

「お茶子ちゃん、わからなくもないけど笑いすぎよ」

 

「氷室がヒゲって呼ばれるのはわかるけどどうしてカズミンはポテトなの?」

 

「それは私も気になりましたわ」

 

「あぁ、俺は元々田舎で農場主をしてたんだ。んで、俺はそこでジャガイモを栽培してた。だからだよ」

 

『あー、それで』

 

「そういう事だ」

 

「所で氷室くん、君の個性って何?」

 

「あ、私も気になる!」

 

「俺か?俺の個性は…」

 

「ちょっと待てヒゲ、俺放課後に練習室を借りてるんだ。どうせなら久々に俺と戦おうぜ」

 

「なるほどな。いいだろう、あの時のリベンジと行こうか」

 

「ヘッ、次も俺が勝つぜ」

 

するとそこに

 

「なんだなんだ!勝負か?なぁなぁカズミン!俺も見に行っていいか?」

 

「あ!俺も見に行きてぇ!」

 

「いいぜ、ヒゲもいいだろ?」

 

「あぁ、大丈夫だ…」

 

するとヒゲが立ち上がり制服のシャツのボタンを外していった…え?お前まさかアレをするのか…

すると青いシャツに白字で

 

[問題ないd(^_^o)]

 

『………』

 

やはりやりやがった…しかも新しい幻徳シャツいつ作ったんだよ…しかもドヤ顔だし…

 

「「ブハハハハハ‼︎なんだそのシャツ面白えぇぇぇ‼︎」」

 

切島と上鳴はめっちゃ受けていた。あ、よく見たらに皆笑いこらえているわ……すると

 

「カーズミーン!」

 

ーギュッ!ー

 

後ろから誰かが抱き付いて来た、この声は…

 

「ねじれ先輩、急に抱き付かないでくださいよ」

 

「だってカズミンからかうと可愛いんだもん!」

 

「ぐぅう…」

 

波動ねじれ先輩だった、先輩とは雄英に向けて練習していた時にあった人で結構絡んで来る…かなり幼い性格な人だ、正直可愛いけど…俺はかなり先輩に振り回されるんだよな~。それに、俺はみーたん一筋だし。

 

「それとカズミンー!そろそろねじれちゃんと呼んでよ〜!」

 

「いやいやそこは先輩ですし、しかも学校ですから」

 

「外で会うときも呼ばないじゃん〜!」

 

「あー、それはー…」

 

ねじれ先輩が頬を膨らませていた…まじか、呼ばなきゃずっといるなこりゃ…

 

「ハァ…わかりましたよ。学校の外じゃそう呼びます」

 

それを聞いたねじれ先輩は飛び上がり

 

「ホント!やったー!約束だよ!」

 

「はい、約束です」

 

指切りした後ねじれ先輩は戻っていった。やはり可愛いな…いや別に浮気じゃ無いけど。すると上鳴が

 

「カズミンお前今の可愛い子誰‼︎」

 

「波動ねじれ先輩だよ、雄英の受験前に練習してたら会って仲良くなったんだよ」

 

「羨ましいじゃねぇかよ‼︎おのれ猿渡ぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」

 

正直ウルセェ…ヒゲの野郎俺の光景見て笑ってやがる…アンニャロォ…

 

 

俺らは飯を食い、午後の授業に向かった

 

 

 

 

 

 



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雄英体育祭編 再会する悪党 (二部目)






「俺達はヒゲとまさかの再開して、放課後には久々に対決する約束をした」

「すごいすごーい!ここがタイトルコールか〜!不思議〜!」

「ねじれ先輩⁈なんでここに⁉︎」

「ここからカズミンの匂いがしたから〜!」

「いやいや犬みたいに言わないでください⁉︎」

「良いじゃん!ヴィラン襲撃の時に心配させた罰だよー」

「それ今言いますか…」

「さてさてどうなる第14話ー!」

「セリフ取られた⁉︎」








 

 

 

 

俺達は午後の授業を終え、俺とヒゲと三羽ガラスは練習室に向かおうとしたが、教室のドアを開けようとしたら…

 

「な…なな……な……何だぁぁぁ⁉︎」

 

教室のバリアフリードアが開いて突如人垣に直面した麗日はパニックになった、まぁ恐らく既にヴィラン襲撃事件の事は噂になってるからな…

 

「君達、A組に何か用が…」

 

「んだよ出れねえじゃん!何しに来たんだよ⁉︎」

 

事情を聴ける前に峰田が文句を飛ばす。

 

「敵情視察だろ、雑魚が。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だから体育祭の前に見ときたいって腹だろ。意味ねぇ事してねぇでどけモブども‼︎」

 

「知らない人の事とりあえずモブって呼ぶのをやめたまえ!」

 

相変わらずだな、ってか勝手にA組全体を巻き込むなよ

 

「噂のA組、どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだな…ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのか?……正直、幻滅するな」

 

「あ"ぁ"⁉︎」

 

すると人ごみを押し退け、紫の髪の目の下に隈が出来た生徒が前に出た。ハァ…爆豪の野郎が勝手に敵を無駄に作ったからA組皆んな悪いみたいに思われてやがる…

 

「そういえば知ってた?普通科にはヒーロー科落ちたから入ったって奴が結構多いんだ。そんな俺らにも学校側がチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃ、俺達のヒーロー科への移籍、逆も然り。敵情視察?少なくとも俺は、いくらヒーロー科とは言え調子に乗ってると足元ごっそり掬っちゃうぞって宣戦布告に来たんだけど。」

 

宣戦布告ねぇ…あまりそうは見えねぇな…身体つきからしてあまり鍛えてねぇし、完全に個性に頼りきってるな

 

「黙ってろクソが‼︎モブは俺にぶっ潰されて死ね‼︎」

 

爆豪の止まらない言動がヒーロー科落ちた者達のアンチやヘイトを着々と増やしてしまった。周りがアウェーな雰囲気が溢れ出たその時

 

「テメェら、そろそろいい加減にしろよコラ」

 

『ッツ⁉︎』

 

双方の間に俺とヒゲが割入った

 

「爆豪、テメェは勝手にA組全体を巻き込むんじゃねぇぞ」

 

「んだとこのクソロボット野郎ッ‼︎」

 

今までの事があったのと自分の邪魔された事で一海に怒りの矛先を向けた

 

「巻き込むとかじゃねぇよ!テメェは1番目障りなんだよ‼︎勝手に俺の事を助けた時から邪魔なんだよ‼︎俺の前に勝手に立つんじゃねぇ‼︎」

 

「ならテメェの私情でそれぞれの道を壊すんじゃねぇぞゴラァ‼︎」

 

「ーーッ‼︎チッ‼︎」

 

爆豪は苛つきながら人々をかき分けて帰って行った。すると奥から…

 

「ちょっとまてぇ‼︎隣りのB組のもんだけどよぉ‼︎さっきのモブ発言きいてたぞぉ‼︎ 偉く調子に乗ってんじゃねぇか‼︎」

 

何故かもういない爆豪にではなく、勘違いしたのか一海の方へ激情しながら近付いてくる鉄の様な髪と目付きの男子生徒が来た

 

「ヴィランとの事が聞きたかったんだがぁ……そんな態度だといつか恥ずかしい事になっぞ‼︎‼︎」

 

完全に一海の方へ食い付いていた生徒に対して

 

「俺じゃねぇよ、間違えるな」

 

するとその生徒が

 

「え⁉︎そうなのか⁉︎ごめんな‼︎」

 

すぐに謝って来た…単純だなこいつ…万丈みたいだな…俺は先程の奴に向き

 

「後お前も勝手にA組の皆を幻滅するなコラァ」

 

紫髮の奴はそれを聞き、

 

「お前は確かヴィラン倒していた猿渡だっけ?それにお前があのヘドロ事件の時にヴィランを倒した黄金の戦士でもあるよな?一番この中で成り上がってる奴だな、居心地がいいだろうなぁ?皆にチヤホヤされて、英雄様々ってか?」

 

それを後ろで聞いていた赤羽はそいつに突っかかりそうになったがヒゲがそれを止めた、

 

「ハァ?名声なんて知るか、俺はそんな事の為に戦ったんじゃねぇ!俺達はUSJに遊びに行った訳じゃねぇんだよ、殺されるかもしれねぇから自分の身を守る為に命を張って戦ったんだよ!無論中には怖い思いをした奴もいるだろう、死ぬかもしれねぇ事をネタにして自慢する奴なんざいねぇよ‼︎」

 

一海のヒーローとしての…否、仮面ライダーとしての心に響く気迫にヒゲと三羽ガラス以外の人は後ろに数歩下がった。

 

「後一つ言っておく。俺は金や名声の為に戦ってんじゃねぇ!最近のヒーロー社会はそれを忘れているが、俺は人々の愛と平和、ラブ&ピースの為にヒーローになるんだ‼︎覚えておけ‼︎」

 

一海は全体に向かって言いはなった、すると後ろにいたヒゲが前に来て

 

「俺からも言っておくが、真のヒーローに選ばれるのは力や個性じゃない、人々の想いを背負え答えれる者こそが真のヒーローだ」

 

一海とヒゲのいつもとは違う真剣な表情にA組の皆は息を飲んだ

 

「行こうぜヒゲ、練習室の時間に遅れる」

 

「了解した、お前らも行くぞ」

 

俺はヒゲに、ヒゲは三羽ガラスに向かって言って、人々が俺が向かって行くときは避けて行くので俺達はそこを通って行った。A組の皆は猿渡達の背中を見ながら

 

「カズミンと幻徳…凄かったな…」

 

「人々の為に戦う……すげぇ漢らしいじゃねぇか‼︎」

 

「人々の想いを背負う者が真のヒーロー…憧れるな」

 

「一海くん…(やっぱり仮面ライダーだからあんな事が言えるんだな…それに比べて僕は止めることすら出来なかった…)」

 

「カズミン…」

 

「猿渡さん……練習室に向かいましょう!」

 

「あ!そうだ俺ら見学する約束してた‼︎急がねぇと‼︎」

 

「ん?見学って?」

 

「ケロ、一海ちゃんと氷室ちゃんが練習室を使って特訓するから、私達も見学したいから見に行くのよ」

 

「へぇー、なぁなぁ!俺も行っていいか⁉︎」

 

砂藤やほかのメンバーもそう聞いて来た

 

「猿渡さんがいいかわかりませんが、皆さんで一緒に行きましょう」

 

「おぅ!皆!練習室に行こうぜ!」

 

皆はカバンを持ち練習室に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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特訓‼︎ ドルオタ対悪党‼︎




前回の続きです

んじゃスタート!








 

 

 

 

 

俺らは特訓のために練習室に向かった、そしてついて準備をしていた

 

「さっきは悪りぃな、ヒゲも巻き込んじまって」

 

「大丈夫だ、問題ない、俺もここのヒーローのあり方が少しばかり間違っていると思っていたからな」

 

「それは俺も思った、相性が悪りぃからって躊躇したヒーローもいたしな」

 

「兎に角今は時間が許す限りハザードレベルを上げよう」

 

「そうだな、じゃあそろそろ…」

 

すると突然練習室のドアが開き

 

「あ、もう始めるころか⁉︎間に合った〜!」

 

「ギリギリだったな」

 

「君達‼︎廊下は走ってはいけないだろう‼︎だが俺も気になって走ってしまった自分が憎い‼︎」

 

「一海くん‼︎まだ始まってないよね⁉︎」

 

ぞろぞろとクラスのほとんどの人が来た

 

「俺こんなに呼んだか?」

 

「みんな気になってついて来たんだよ」

 

「けど爆豪と轟が来てねぇよ、あいつらも来ればいいのになぁ!」

 

「まぁしょうがねぇよ、あの2人だからなぁ」

 

みんなそれぞれ話していた、すると更に

 

「あー!カズミンいたいたー!」

 

「え?ねじれ先輩まで⁉︎」

 

なんでわかったんだよ⁉︎クラスの皆はわかるけどなんでねじれ先輩まで⁉︎

 

「んーとねー、ここからカズミンの匂いがしたから〜!」

 

「いやさらっと心読まないでくださいよ…」

 

前見るとまたヒゲがニヤニヤしていた…くそォォ…するとねじれ先輩が俺に近づいてきて

 

「カズミンの特訓する所を見てみたいの、ダメかなぁ?」

 

「うぐっ⁉︎」

 

その姿と性格で上目遣いしながら頼まれると断れねぇじゃねぇか‼︎だめダァ‼︎正直可愛いじゃねぇかー‼︎ハッ⁉︎違うんだみーたん‼︎俺はみーたん一筋ダァァァァァ‼︎……まっ…まぁとりあえず

 

「いいですよ、ねじれ先輩も皆が居るところまで離れていてください、危ないから」

 

「やったー!ありがとうカズミンーー!」

 

ーギュッー

 

「あー!わかりましたから抱きつかないでください!」

 

ねじれ先輩は満面の笑みで俺の首に腕を回して抱きついてきた、んで女子の何人かがなぜかジト目で見てきてる、なんで⁉︎

 

「ポテト、そろそろ始めようか」

 

「あ、あぁ、じゃあ今度こそ始めるか!」

 

俺は懐からスクラッシュドライバーを取り出し装着した

 

《スクルァッシュ!ドォラァイバァー!》

 

一海は片手でロボットゼリーのキャップを外し、装填した

 

《ロボットゼリー!》

 

一海は幻徳の方に指を指し

 

「変身!」

 

ーガコォン!プシューッ!ー

 

《潰れる!流れる!溢れ出る!》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァァ‼︎》

 

一海は仮面ライダーグリスに変身した、A組の方は

 

「やっぱりカズミンのあの姿カッコいいね!」

 

「うん!あの一海くんの姿は色々と汎用性が高いしそれに色んなボトルによって様々な攻撃が出来るしそれに一海くんが前に変身したあの青い姿はリスクは高いけど強さはオールマイトと同じくらいだし更にはあの姿は氷を駆使した攻撃が出来るし轟くんを超えるほどだし後は何と言ってもボトルの種類が多いからどんな状況でも対応できるしそれに…」ブツブツブツ…

 

「緑谷ちゃん、気持ちはわかるけど正直怖いよ」

 

「にしても幻徳の個性ってなんだろうな?」

 

「カズミンの個性もかなり強いし正直幻徳勝てるのかなぁ?」

 

切島と上鳴の順にそう呟いた、するとその会話が聞こえたのか幻徳が笑みを浮かべながら()()()()()()()()()()()()()()()()

 

《スクルァッシュ!ドォラァイバァー!》

 

『えぇ⁉︎』

 

それを見た皆は当然というべきか驚いた

 

「えぇぇ⁉︎なんで幻徳がカズミンと同じ物を⁉︎」

 

「まさか氷室君の個性は猿渡君と同じ個性なのか⁉︎」

 

「いえ、流石にそれはないと思いますが…」

 

すると幻徳は懐から紫色の普通のボトルより一回り大きいボトルを取り出しキャップを回した

 

《ピキッピキッピキッ!デンジャー!》

 

ーデデデン!デデデン!デデデン!ー

 

《クロコダイルゥ‼︎》

 

すると一海のとは違うあたかも警告音のような待機音が響き渡り、そして幻徳はレバーに手をかけ

 

「変身」

 

ーガコォン!バァリンバァリンバァリン!ー

 

すると幻徳の下からビーカーが現れ

 

《割れる!》

 

そこに紫色の液体が充満し

 

《喰われる!》

 

その下から更にワニの顎のような物が現れて

 

《砕け散る!》

 

ワニの顎がビーカーを砕いて、ヒビ割れ模様がついた紫色の所々ワニのようなアーマーが装着され

 

《クロコダイル イン ローグ‼︎オルルルルルラァァァァァァァ‼︎》

 

《キャァァァァ‼︎》

 

そして頭にあるワニの顎が頭部の黒い球体を砕き、複眼が現れて、幻徳は嘗て国を一つにする為に戦った、仮面ライダーローグに変身した。それを見た皆は

 

『エェェェェェェェェェェ⁉︎』

 

当然驚いていた

 

「おい!幻徳も変身したぞ⁉︎」

 

「なんだなんだ⁉︎アイツも才能マンか⁉︎」

 

「(一海くんと同じ仮面ライダー⁉︎じゃあ氷室くんも別の世界から⁉︎)」

 

「氷室君の個性も猿渡君と同じじゃないか‼︎一体どうなっているんだ⁉︎」

 

皆それぞれ驚いていた、変身を終えた2人は向かい合い

 

「心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

「大義の為の犠牲となれ」

 

それぞれの決め台詞を言ってそして…

 

「ウォリャァァァァァァ‼︎」

 

「ハァァァァァァァァァ‼︎」

 

一海はツインブレイカーを、幻徳はスチームブレードを構えて向かった、

 

「ハァッ‼︎オリャァァ‼︎」

 

「フッ‼︎ハァァァ‼︎」

 

2人はそれぞれの武器をぶつけ合っていた。その光景に見ている皆は更に驚いていた

 

「おいおい!アイツらヤベェよ⁉︎」

 

「真正面からぶつかり合うって、漢らしいじゃねぇか‼︎」

 

「2人の個性を改めて見ると一体なんなんでしょうか?」

 

「デクくん分かる?」

 

「ふぇっ⁉︎あ、あぁー!えっとー⁉︎僕も分からないなー⁉︎(一海くんが別の世界から来たって言ったら色々まずいから黙ってないと!)」

 

「見て見て!距離おいたよ!」

 

芦戸がそう皆に言うと2人はそれぞれ距離を置き、

 

《ビームモード!》

 

《ネビュラスチームガン!》

 

2人は遠距離武器を構え、一海はロボットゼリーとヘリコプターフルボトルを入れて、幻徳はダイヤモンドフルボトルをスクラッシュドライバーに入れた後にネビュラスチームガンにフェニックスフルボトルを入れた

 

《シングル!ツイン!ツインフィニッシュ‼︎》

 

「喰らえぇ!」

 

一海はツインブレイカーから必殺を放ったが

 

《ディスチャージボトル!潰れッナーイ!ディスチャージクラッシュ‼︎》

 

幻徳は今だとばかりにダイヤモンドの壁を作り防御した、そしてすぐさま

 

《フルボトル!ファンキーアタック!フルボトル!》

 

ネビュラスチームガンにフェニックスフルボトルを入れて、自身を炎で出来た火の鳥となり一海に向かっていった、一海はそれにとっさに判断できずにくらってしまった。

 

「何ッ!グァッ!」

 

一海は吹っ飛ばされたがすぐに体制を立て直し、

 

「やるなこの野郎!」

 

《ボトルキーン!》

 

一海はブリザードナックルで地面を叩き、ヴァリアブルアイスを幻徳の方に向かわせた、それはまるで轟の氷結攻撃のようだった、幻徳はその氷結で脚が凍ってしまった

 

「何⁉︎だがこのくらい!」

 

幻徳は氷を砕こうとしたが

 

「何ッ⁉︎砕けないだと⁉︎」

 

砕けずに焦っていると

 

《レディゴー‼︎レッツブレイクウゥゥ‼︎》

 

「よそ見は厳禁だぜオラァァ‼︎」

 

「ッ⁉︎グァァッ!」

 

一海はツインブレイカーにブリザードナックルを入れて、ツインブレイカーから青いオーラで出来た拳を幻徳に放った、幻徳は小さな氷塊とともに吹っ飛んだ

 

「なんてバトルだよ⁉︎やばすぎるだろ⁉︎」

 

「これ見ると本当にアイツらが人間か疑うな…」

 

「まさに最強と最凶の対決だな」

 

皆は口々に喋っている、すると一海は幻徳に向かって

 

「おいヒゲ、お前まだ何か隠してるな?」

 

「フッ、何故そう思った?」

 

「なんとなくだよ」

 

「成る程な」

 

「なぁヒゲ、今から本気で行かねぇか?」

 

「いいだろう、その提案に乗った」

 

「さぁ、第2ラウンドだ‼︎」

 

すると2人は一旦変身を解いた、その光景に皆は首を傾げた

 

「え?なんでアイツら変身といたんだ?」

 

「わからない、なんかあるのか?」

 

2人はそれぞれビルドドライバーを出した

 

《ピキューン!ウィィィィン!》

 

《ピキューン!ウィィィィン!》

 

「え⁉︎なんだあれ‼︎また別のが出たぞ⁉︎」

 

「右にハンドルが付いてる?」

 

「(猿渡さん、あの姿になるのですか⁉︎)」

 

「(カズミンはわかるけど幻徳はなんであれを持ってるの?)」

 

すると一海はブリザードナックルを右に構えて左にノースブリザードフルボトルを持ち

 

ーカシャ!カシュン!ー

 

《ボトルキーン!グリスブリザード!》

 

一海はブリザードナックルにボトルを刺し、持ち手を前に倒してそのままドライバーに刺した、そのあとレバーを回すと一海の周りにブリザードが発生して脚元が凍って、後ろからアイスライドビルダーが現れて

 

《Are you ready? 》

 

「出来てるよ」

 

すると氷が一海の頭から被り後ろのナックルが氷塊を砕き、

 

《激凍心火‼︎グリスブリザード‼︎ガキガキガキガキガキーン‼︎》

 

一海は仮面ライダーグリスブリザードに変身した、USJの時に見てなかった人は

 

「エェェェェェ⁉︎カズミンが更に変わったぞ⁉︎」

 

「ってか寒っ‼︎これって氷⁉︎」

 

「まじかよアイツ氷も扱えるのかよ⁉︎」

 

更に騒いでいた、すると幻徳が今度はフルボトルより更に長いプライムローグフルボトルを出した、幻徳はそのボトルを割って、

 

ーガチッガチッ!ー

 

《プライムローグ!》

 

そしてドライバーに刺したらレバーを回すとドライバーから黄金色のエングレービングが周囲に浮いて、更に下から紫色のオーラで出来たワニの顎が出てきて、

 

《Are you ready? 》

 

「変身」

 

するとエングレービングが身体中に巻きつき、その塊をワニの顎が砕き、金色の粒子が空気中に舞って

 

《大義晩成‼︎プライムローグ‼︎ドリャドリャドリャドリャドリャー‼︎》

 

幻徳は、プライムローグに変身した、だがヒビ割れ模様が金色のエングレービングに変わり、背中には白いマントを装着していた、それを見た皆はまた

 

『エェェェェェ⁉︎』

 

もうこれで何度目かというくらいに驚いた

 

「心火を燃やして、ぶっ潰す」

 

「大義の為の犠牲となれ」

 

「「ハァァァァァァァァァァァ‼︎」」

 

皆は息を飲んで見ていた、その闘いに誰も喋れない。一海はデモリションワンを駆使して、幻徳はスチームブレードを使い戦った、何回かぶつかり合って一海が動く

 

《シングルアイス!グレイシャルアタック‼︎》

 

「オラァァ‼︎」

 

一海は巨大化させたデモリションワンで攻撃しようとしたが

 

「フッ!」

 

ーバサッ!ー

 

幻徳がマントを自分に巻きつけた、その行動に少し不思議に思う一海だが無視してそのまま攻撃したが

 

「いない⁉︎どこだ⁉︎」

 

マントには幻徳がいない、幻徳マントを取り外して目くらましがわりにしたのだ。そして幻徳は

 

「上だ!」

 

「ッ‼︎」

 

上からスチームブレードを構えて、そのまま上から斬りかかってきたが、一海はデモリションワンでとっさに防いだ、一海はデモリションワンで幻徳を弾き距離を置いた。そして

 

「最大‼︎無限‼︎極地‼︎行くぜオラァァァァ‼︎」

 

「大義の為の犠牲となれ‼︎ハァァァァァァ‼︎」

 

《シングルアイス!ツインアイス!》

 

《ガブッ!ガブッ!ガブッ!》

 

2人はそれぞれドライバーのレバーを目一杯回したそして

 

《Ready go‼︎グレイシャルフィニッシュ‼︎バキバキバキバキバキーン‼︎》

 

《Ready go‼︎プライムスクラップフィニッシュ‼︎》

 

「オリャァァァァァァァァァァ‼︎」

 

「ハァァァァァァァァァァァァ‼︎」

 

2人のライダーキックがぶつかり合った、空中で火花を散らした、そして

 

ードガァァァァァァァァァン‼︎ー

 

爆発が起こった

 

「グゥッ!」

 

「ガァッ!」

 

2人は吹っ飛ばされながら変身が解除されてしまった

 

「クッ、今回は引き分けって事だな」

 

「そうだな、だが今の闘いでハザードレベルが上がった筈だ」

 

「だな、ならこの勝負は体育祭で決着つけようぜ」

 

「いいだろう、次は俺が勝つ」

 

「ヘッ、次も俺だってーの」

 

2人はそう交わすと

 

「カズミン幻徳!すげぇ闘いだったぞ‼︎」

 

「あぁ!お前らすげぇよ‼︎」

 

「猿渡さん、体の方は大丈夫ですか?」

 

「あぁ、大丈夫だ、問題ねぇよ」

 

八百万が一海を心配していたので一海も大丈夫だという事を伝えると安心した

 

「でも驚いたぜ!幻徳も変身する個性だったなんてな!」

 

「本当に一海くんと氷室くんはすごいね!僕も特訓に付き合っていい?」

 

「あぁ、いいぜ、ヒゲも問題ねぇだろ?」

 

「あぁ、問題ない」

 

「ありがとう!」

 

一海と幻徳が皆と話していると

 

「カズミーン!かっこよかったよ〜!」

 

ーぎゅーッ!ー

 

「わっ⁉︎ねじれ先輩また…」

 

「ふふふ、やっぱりカズミンは落ち着くな〜」

 

「なんですかそれ…」

 

「特訓終わった?なら一緒に帰ろうよー!」

 

「え⁉︎いやたしかに終わりましたけど…」

 

「ねぇねぇカズミン、お願い」

 

「グァッ⁉︎」

 

また上目遣いで首を傾けてお願いされると断れねぇよぉぉぉぉ‼︎しかも可愛いし‼︎この人さてはわかってやってんのか⁉︎いやこれは天然でやってるな‼︎あぁぁぁぁぁ‼︎おいヒゲ助けてくれぇぇ‼︎

 

一海は幻徳に目線で助けを呼んだが

 

「俺に構わずどうぞ先輩」

 

ヒゲテメェェェェェェェェェ‼︎オンドォルルラギッタンディスカァァァァァ⁉︎

 

それを聞いたねじれは

 

「やった!カズミン行こ行こ!」

 

「ちょっ⁉︎ちょっと待ってください⁉︎今行きますから‼︎」

 

一海は引っ張られながら練習室を出て行った、それを見た皆は

 

「…なんだったんだろう?」

 

「チクショウゥゥ‼︎猿渡めェェェェェ‼︎」

 

「(私も一緒に帰りたいですわ…)」

 

「(カズミン…いいなぁ先輩…ウチもあのようにすればいいのかな?…)」

 

「アハハ…(一海くん振り回されてるなぁ…)」

 

 

 

 

 

 

 

その頃一海は

 

「ふんふふ〜ん!」

 

「…あの…先輩?何してるんですか?」

 

「腕に抱きついてるの!」

 

「あぁ…そうですか…」

 

ねじれは一海の腕に抱きついていた、一海はねじれの胸が当たっていていたたまれなくなっていた、するとねじれが

 

「…私怖かったんだから…USJの時にカズミンが保健室に運ばれるの見て怖かったの…カズミンが死んじゃうんじゃないかって…思って……怖かったの…」

 

ねじれの抱きつく腕が強くなった、一海はそれを黙って聞いていた

 

「だから今はこうさせて…」

 

「……」

 

一海はねじれの頭を撫でた

 

「あっ…」

 

「心配かけてすいません、ありがとうございます。俺の事心配してくれて。」

 

「うん、私知ってるから、カズミンはすぐ人を助ける性格だって、でも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そう、ねじれも一海の秘密を知る人でもあるからねじれは一海の事を心配していたのだ

 

「ねじれ先輩…」ギュッ

 

「あっ…カズミン///」

 

「俺は簡単にはやられませんよ、俺がヒーローになるまではな」

 

「もうカズミンはヒーローじゃん」

 

「フッ、それもそうですな」

 

一海はねじれを抱きしめるのをやめて

 

「…帰りますか」

 

「うん!カズミン!体育祭頑張って!」

 

「はい、心火を燃やして優勝しますよ!」

 

一海とねじれは夕陽が沈む中帰って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





フゥ〜15まできましたー、下にオリジナルのビルドのフォームを考えたので載せまーす

《スネーク!スライム!ベストマッチ!》

《Are you ready? 》

《姿を変える蛇行‼︎スラネイク‼︎イェーィ‼︎》

以上ヨヨシのつぶやきでした^ ^











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雄英体育祭編 雄英体育祭開幕‼︎





「ッシャァ‼︎ついに雄英体育祭が始まるぜ!俺の心火が燃え上がるぜ‼︎」

「今回は俺か」

「お!ヒゲじゃねぇか、お前初っ端から負けんじゃねぇぞ」

「フッ、その台詞そっくりそのまま返してやる」

「へっ、じゃあ行くぜ!せーの、」

「「さてさてどうなる第16話‼︎」」








 

 

 

 

 

さぁ、皆それぞれ特訓した所で今日はいよいよ

 

「雄英体育祭がスタートだ」

 

俺がそう呟いた。俺達は準備の為に控室に入る選手達の中に、皆は雄英の体操着を着ていた。公平を成す為にコスチュームの着用は禁止。己の力と個性のみで勝ち上がらねばならないとのことだった、まぁ俺とヒゲには関係ないけどな。そんな中皆は

 

「皆、準備は出来てるか!?もうじき入場だ!!」

 

「いやーコス着たかったなー」

 

「公平を期す為、着用不可だって」

 

1−A組の控え室は皆口々に呟いていた、皆を纏めようとしていたが飯田が張り切りすぎて空回りしている。すると

 

「緑谷」 

 

「轟君⁉︎どうかしたの?」

 

「緑谷は客観的に見ても実力は俺の方が上だが、お前オールマイトに目ぇかけられてるだろ?まあその事について詮索するつもりはねえが、始まる前に言っとく。俺は、お前には勝つ。」

 

ふーん、ここで宣戦布告か、まぁ別に悪い訳ではねぇけどな

 

「それと猿渡、お前は俺より強いそれは認める、だがお前には勝つ」

 

お、俺にも矛先が向いたか。

 

「クラスのNo.2がNo.1に宣戦布告かよ⁉︎って緑谷まで」

 

「つうか入場前にやめなって!」

 

上鳴が慌てて、傍にいた耳郎が止めようとするも轟はそれを一蹴する

 

「仲良しこよしじゃねぇんだ……別に良いだろ」

 

「けどさ……」

  

轟の一睨みに耳郎は納得できなかった。猿渡はその光景を見て少し目を細める。そして出久はまるで勇気を振り絞るかの様に拳を握り絞めており、やがて出久は顔をあげた。

 

「そりゃ……僕よりは轟くんの方が実力は上だよ。一海くんがいなかったら、君に勝てる人が本当にいるのかも分からない。けど、他の科の人も本気でトップを取りに行こうとしてるんだ……だから!僕も“本気”で獲りに行く!」

 

「(出久…)」

 

一海は出久の変わりように一瞬面食らった。一海は出久と体育祭に向けて特訓したがまさかここまで変わるとは思わなかった。その後轟は一海の方に向き

 

「で、緑谷はああ言ってるがお前はだんまりか?」

 

轟は挑発混じりに一海に放った、そして一海は

 

「なら一つ言う、お前がそのままじゃ"俺には勝てねぇ"」

 

一海がそれを轟に放った瞬間周りが一瞬凍りついた

 

「…何だと…」

 

「そのままの意味だ、つまりお前は"俺は強い、だからお前らなんざ眼中にない"ってことだろ?たしかに仲良くやるってわけでもねぇが俺達はライバルであり仲間だ、そうやって他を見下してると足元すくわれるぜ」

 

「…チッ…」

 

周りが少し重い雰囲気になった時

 

「皆!そろそろ入場だ!出席番号順に並ぼう!」

 

飯田が区切りをつけ皆を纏めた

 

 

場面変わり入場口

 

始まる前に歓声は聞こえており、自分達が入ったらどうなるのだろうと皆が思っている。

 

「(さぁ、行くぜ!)」

 

皆それぞれ緊張の糸が貼り巡る中、やがてプレゼント・マイクの声が響き渡った。

 

『遂に来たぜ‼︎年に一度の大バトル‼︎ヒーローの卵と侮んなよ‼︎つうかお前等の目的はこいつ等だろ⁉︎ヴィラン襲撃を乗り越えた鋼の卵‼︎A組だろぉ‼︎』

 

『ウオォォォォ‼︎』

 

プレゼント・マイクのその一言で会場のボルテージが一斉に上がる。その観客の中は一般、ヒーローと混合に混ざっている。盛り上がった所で台の上に

 

「選手宣誓!!」

ーピシャ‼︎ー

 

ミッドナイトが自身の専用武器の鞭で静める

 

「おお!今年はあの18禁ヒーロー『ミッドナイト』か!」

 

殆どの観客の男が別の意味で盛り上がった

 

「ミッドナイト先生ヤバすぎだろ!」

 

「流石18禁ヒーロー!」

 

「18禁なのに高校に居て良いのか?」

 

「良い‼︎」

 

「静かにしなさい!選手代表!!1-A組!猿渡一海‼︎」

 

「はい‼︎」

 

「やはりカズミンか〜」

 

「まぁ入試1位だもんな」

 

俺は宣誓台の上に上がり、堂々と立ち

 

「宣誓!我々、選手一同はヒーローシップにのっとり、積み重ねた努力を発揮し、己の力を信じ!正々堂々と戦い抜く事を誓います!選手代表1-A組猿渡一海」

 

すると俺のクラスから声が上がった。

 

「素晴らしいぞ猿渡君!」

 

「まぁ少し普通だけどいいな!」

 

「無駄にアンチが増えるよりはな」

 

「つまんねぇことベラベラ喋りやがって…」

 

飯田は感動して爆豪はつまらなそうに、ほかの奴らも歓声が上がった、ここで終了したと誰もが思ったその時だった。

 

「…そしてこっからは俺の事だ」

 

『⁉︎』

 

一海の先ほどとは違う口調だったので先生含め動揺していた

 

「俺は少しの間世間を騒がせた黄金の戦士だ!」

 

「え⁉︎ちょっと一海くん⁉︎」

 

「何考えてるんだアイツ⁉︎」

 

「「「「……」」」」

 

クラスの皆も動揺していた、けど三羽ガラスと幻徳は動揺を見せず一海を真剣な表情で見つめていた。観客の方はそれ以上にここで観客の前で宣伝した光景に戸惑っていた。

 

「俺はここ最近のヒーロー社会は間違ってると俺は思う、そもそもヒーローは見返りの為に誰かを救ってんじゃねぇ‼︎金?名声?そんな物人々の命を救う為なら捨ててやるぜ‼︎だからこそ俺がこの体育祭で優勝して証明するんだ‼︎俺が真のヒーローの鏡になるってなぁ‼︎俺にはその為に鍛えた力がある」

 

一海は選手たちに振り向いた、腰にはいつのまにか装着したスクラッシュドライバーがありそして

 

《ロボットゼリー!》

 

一海は選手たちに指を指し

 

「変身」

 

ーガコォン!プシューッ!ー

 

《潰れる!流れる!溢れ出る!》

 

《ロボット イン グリス‼︎ブルルルルルアァァァァァァァ‼︎》

 

一海はグリスに変身した。その行動に更に戸惑った、そして一海はそのまま

 

「だが俺に向かって来るやつは俺が相手してやるぜ、けど今の俺は負ける気がしねぇぇぇ‼︎そして俺はこの中で一番強えぇ事を証明する‼︎テメェら‼︎テメェらもヒーローになりてぇなら己の力を存分に使い‼︎信念を貫けぇ‼︎それだけの想いがあるなら‼︎…」

 

一海はここで一旦区切り

 

「かかって来いやァァァァァァァァァァ‼︎」

 

グリスの赤い複眼が光り、奮い立たせた。

 

『う…ウォォォォォォォ‼︎』

 

会場のボルテージが最高潮に達した。

 

「なんて奴だ…漢らしいじゃねぇかカズミン‼︎」

 

「今のカズミン本気だ!」

 

「(これが一海くんの本気!…)」

 

「(やってくれるなアイツ…俺は負けねぇ…!)」

 

「(面白え!あの野郎を俺が潰す!)」

 

「いいだろう、その挑戦受けて立つぞ猿渡!」

 

「「「俺らも負けないぞカシラァ‼︎」」」

 

A組の中には燃える者もいた、だがA組だけでなく一海の言葉にほかのクラスも燃えていた者もいる、

 

『やってくれるな猿渡‼︎熱い言葉をサンキューな‼︎』

 

「そうゆうもの凄い熱いのは好みよ‼︎さぁ、皆の熱い想いが冷めないうちに早速やるわよ!第1競技はこれよ‼︎」

 

ー障害物競走‼︎ー

 

モニターに映る競技、一海は変身を解き、それを見ていた、そして

 

「さぁ、祭りの始まりダァァァァ‼︎」

 

雄英体育祭!今ここに開幕する‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 




申し訳ありません。更新が遅れて(^U^)

いやマジですいません、

次はもっと早く更新のペースを上げます‼︎



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