歌は血が流れ、希望の中には闇がある (時雨の思い)
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雪は溶け、羽はもがられる

お久しぶりの方はお久しぶり!はじめましての方はようこそ!俺のエグい話の世界へ!

さて久しぶりに小説を書いたがいやー楽しいねw
まぁこれだけじゃ無く他のシンフォギア小説の続きもちょいちょいと書き進めているからお楽しみにー

ちなみに今さSAOのアスナと直葉にハマってるのだよんでもしかたらR18の方で何か書くかも(ちなみにアニメには興味無いから全話見ていません個人的に見たら気分が悪くなったシーンがありまして‥‥‥‥‥)

んなわけで!小説本編どぞ‼


何処の町そこにはキット色鮮やかな服が並んでいたであろう店や若者達が集うゲームセンター、静かなお茶を楽しむ喫茶店、そんな賑やかな場所だったに違い無い場所だった建物が今なを次々に崩れて瓦礫に変わっていく、そしてその街だった一角にはカラフルな人が生きる事の出来無い絶望で埋め尽くされた場所があった。

 

?「殺っても殺ってもきりがない!!」

 

カラフルな物、通称ノイズこれは人が触れることの出来ない存在であり、そして人の天敵である。触れればたちまち炭へと変わり死に絶えるそれが特異生命体ノイズである、そんな化物に立ち向かうべく人類が手に入れた唯一の対抗手段がFG式回天特機装束、またの名をシンフォギア。

 

?「グッ!ガハッ‼」

 

無限に居るかのように減らないノイズの攻撃がシンフォギアを纏う少女を一点に攻め始めた。少女の名は立花響、シンフォギア・ガングニールの奏者である。

 

響「ハァ‥‥ハァ‥‥‥コレはちょーとっキツイかな〜」

 

先の攻撃で左腕を負傷し傷口から血が次々と地面に滴り落ちていた。

 

響「左腕これじゃ使えないな」

 

響は左腕の肘や指を動かそうと下がピクリと小さく動きそれ以上動かそうとすると鈍い痛みが走り、動かすのを辞めた。

 

響「早くクリスちゃん達の所に行かないと、このノイズの海をどうやって‥‥‥‥‥‥そうだ!この前師匠から借りた映画にあったのシンフォギアをマトッテル今なら出来るかも」

 

そしてピュコンピュコンとノイズの無数の足音が迫り来る、そんな中響は使える右腕のアームドギアを見慣れぬ形に展開さていた。

 

響「スゥーハァー‥‥‥‥‥‥セイヤァァァァア‼」

 

バギッバギッバギッバギッバギッバギ‼

 

深呼吸をし気合の言葉を吐きながら地面に右腕を殴りつける、するとけたたましい音が鳴り響くと同時に響を中心に地面が爆ぜ抉れ鋭い刃物のような岩が生えたクレーターが出来始める、そしてノイズをも巻き込みクレーターは拡がり続ける。

 

ビギッ‥‥

 

なんの前触れもなく突然地面に殴りつけている右腕から鈍く鋭い肉を裂くような音が聴こえてきた。

 

響「ッ‥‥‥!」

 

次に体中にこれまで感じたことの無い悪寒が走る。

 

響「何‥‥‥これ‥‥‥ッ!!」

 

痛みが走った自分の右腕に目を向けるとそこには、ギアの装甲と自身の腕の肉を内側から引き裂いて血でテカテカと光輝く紅い結晶が無数に生えていた。

 

響「私の右腕がっ‥‥ウグッア"ァ"ァ"ァ"ァ"ア"‼‼」

 

ビギッバギッ

 

今尚地面に殴りつけてる右腕から新たな結晶が血を帯びながら生え始め、響の体全身に突き刺さるような激痛が走る、体の許容量を超える痛みに響は地面に倒れ獣の如く叫ぶ。

 

 

 

山岳地帯そこの一角にノイズと戦う青を基調した女性、風鳴翼と赤を基調とした少女雪音クリスが今尚ノイズと激しい戦いを繰り広げていた。

 

翼「何なんだこのノイズどもは、見た目こそ今での物と変わらないが何かが根本的に違う」

 

手に持っている刀で次々にノイズを斬り捨てながら今戦っているノイズの違和感に思考する。

 

クリス「んな事言ってもよ、サッパリ分からねぇ今倒す事を先決したほうが良いんじゃないか?」

 

周りを警戒しつつ会話する二人、辺りは木々が立ち並び霧が立ち込め視界が悪く、動きもある程度制限されて入る。

 

翼「確かに、今は目前の脅威を消すのみだな!」

 

クリス「さぇーて早く片付けてバカの所に行きますか!!」

 

二人同時にその場をジャンプし移動する、その僅か数秒後に今まで二人が立っていた地面から紅い色をした大きな結晶が突き出てきた。

 

クリス「なんだこれ?、見た感じタダの結晶‥‥‥なわけ無いかあからさまに怪しいなこりゃ」

 

翼「確かにな、‥‥‥‥‥ん?」

 

結晶から何かを感じとり、慎重に触りながら何かを調べる翼。

 

クリス「どうしたんだ?先pッ!!危ねぇぞ先輩‼」

 

クリスの頭の中で激しく【嫌な予感】と言う警報が鳴り響く、そして気づいた時には翼の体を横から押しのる、次の瞬間、結晶が一瞬煌めくと中心付近から鋭い針状の結晶が風をも切る速度でクリスの胸元に有るギアペンダント目掛け伸び‥‥‥

 

パキンッ!グザッ!

 

翼「雪音❗」

 

ポタッ‥‥‥ポタッ‥‥‥

 

クリス「たっく‥‥‥世話の‥‥‥やける先‥‥輩だな‥‥‥グッ‥!」

 

クリスの体をペンダントごと穿いていた。

 

ズッ‥‥‥ズッズッ‥‥ズッズッズッズッ

 

突き刺さっている結晶からまるで生き物のように無数の小さな触手が生え傷口や内側からクリスの身体に更に突き刺さし体内に潜り込みだした。

 

クリス「ウガッ!‥‥‥なんだコイツら‥‥‥気色悪りぃ引き抜いてや‥る!!」

 

自身に突き刺さっている結晶を掴み引き抜こうとするがその時違和感に気づいた。

 

クリス(‥‥‥‥可怪しい‥‥‥器官を貫かれているのに呼吸が出来ている、喋るのはキツイが普通なら瀕死になっていても可怪しくないのか?血もさほど出ていない‥‥‥一体何が?)

 

クリスが思考している中、突き飛ばされたあと呆然気味になっていた翼が状況を理解しクリスを刺してる結晶にむけて刀を振り下ろした。

 

翼「そんな物私の剣で断ち切って!」

 

グサッ!グサッグサッグサッグサッ!!!

 

翼「カハッ‼」

 

だが、翼の刀が結晶に当たる瞬間地面からに突き出ている結晶から新たに5本の鋭い結晶を伸ばして来たのである、翼は回避する間もなく四脚とクリスと同じの胸元に刺されてしまったのである。

 

翼「不覚‥‥‥‥手足の‥‥感覚を奪われて‥‥‥」ドサッ

 

翼はバランスを崩し膝で立っている状態になった、そして四脚に突き刺された結晶からは麻痺の効果がある黒い液体がヌメヌメと止めどなく吹き出ていた。

 

翼「 ッ!!(声が出せない!!)」

 

さらに胸元に刺さっている結晶からも黒い液体が少しだが出始めていた。

 

クリス「この‥ヤロー‥‥(ヤバイヤバイヤバイヤバイ、どうする?先輩もあの気色悪い結晶にやらた、私も身体に異変が…‥‥‥)」

 

翼「ッ!!!!!」

 

クリス「先‥‥輩!」

 

突然、翼から苦痛に呻く声が聞こえ思考を辞め翼の方を振り向いた。

 

翼「ッ‼」ベシャッ

 

翼は口から血混じりの吐瀉物を吐いていた、そしてクリスは翼に何が起きているのか目の当たりにする。

 

ドゴッ❗

 

サッカーボール位あろう球体が先端に付いた結晶の棘が伸縮して翼のお腹を殴りぶつけていたのであった。

 

翼「ッ‼‼‼」ドバッーベシャッ

 

そしてまたもお腹を殴られ苦痛に歪む顔そして赤色が多くなっている胃の中の物を吐く。

 

クリス「やめ‥‥‥ろ‥‥‥や‥‥‥め‥ろ!(あんなデカイので殴られ続けたら先輩が死んじまう!)」

 

すると結晶の動きが何故かおさまった。

 

翼「コヒュー‥‥コヒュー‥‥‥‥」

 

微かに呼吸する音が聞こえる、口元に血を垂らしながら翼はなんとか意識を保っていた。

 

翼(なん‥‥なのだ、アノ結晶は‥‥先程の攻撃私が意識を保てるギリギリの力で殴り続けていた‥‥‥、どうする?今の私は手足も出ない赤子同然、不甲斐なi『ドゴッ!』ッ‼『ドゴッ!』ッ‼『ドゴッ!』ッ‼‼(いっ息ができな『ドゴッ!』(やっやめ『ドゴッ‼』」ドバッベシャッ

 

クリス「しまっt『ドゴッ!』やめr『ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!』嫌ッ『ドゴッ!』」ドバッードバッベシャッ

 

翼とクリスは油断していた唐突に絶え間なく結晶が殴り始めてのである、口からは致死量を超えてる血を吐き続ける。

 

ドゴッドゴッドゴッドゴッドゴッ

 

翼「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」ユラユラ

 

アレから数分が経ち、翼とクリスの姿は変わり果てていた。

 

クリス「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ァ‥‥ァ‥‥‥‥アハハハハハハ」

 

二人の目には生気が宿っておらず虚ろな目をしていた、そして翼はお腹周りのギアとスーツが破け破損し殴られ続け青紫に変色してしまったお腹が露出しており足元と身体が自身の吐き出した血で汚れて以前の美しい歌姫の面影残していなかった、その隣でクリスは壊れたように笑っていた目は接点が合っておらず、口と涙腺から血を流しお腹も打撃で変色していた二人のその姿はまるで物言わぬボロボロの人形のようであった。

 

ググッ

 

すると翼とクリスに刺さっている結晶が動き始め根本に縮みだす、二人に刺さっている結晶は二人の肉体と融合しており取り出す事は不可能な状態でそのまま引きずられて2つに別れた根本の結晶にそれぞれ一人づつ立て掛けられ手足を枷状の結晶に拘束され身動きが取れなくなった。

 

クリス「アハハ‥‥‥ハハハ‥‥‥アハハハハ」

 

正気を失っているクリスは壊れた玩具のように繰り返し笑っていた。

 

ズズッズズッ

 

翼「‥‥‥‥‥‥‥‥‥アッ‥‥‥」

 

クリス「アハハハハ‥‥‥ヒッ!」

 

結晶に立て掛けられていた二人に異変が起きた、二人の四脚から肉を裂きギアを貫き赤黒い血の色をした結晶が生え始めていた。

 

翼「‥‥‥‥ッ!!!!」ガシッガシッ

 

クリス「アァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ア"!!!」

 

壊れかけていた二人の精神に痛みと言う刺激が与えられ、苦痛に呻く、声が出せない翼は痺れている感じることが無い筈の苦痛耐えれず暴れるが四脚に刺さっている結晶が肉体と融合してるせいで動きが制限されてるなか更に枷に拘束され身動き一つも出来なく声にならない叫びを上げ、クリスは喉が潰れるのでは無いかと言うほど叫び血の涙を流し苦痛から逃れるため手足を拘束してる枷を外そうと体を動かすが微動だもしない、そしてクリスは痛みで気づかなかった自身に起きている異変に気づいた。

 

クリス「イヤッ‥‥イヤッァァァァ!!!」

 

クリスの右腕が自分が拘束されている結晶に呑み込まれていたのだ、だがそれに留まらす今尚クリスの体を呑み込んでいた。手・足・胴体・そして頭ユックリだが徐々に全身が呑み込み終わる。

 

クリス「助けtゴポゴポゴポ!」

 

そして残りの頭も結晶内に全て呑み込まれた、結晶内は液体状になっており、口を開けていたクリスの体内にその液体が入っていった。

 

クリス(苦しぃ‥‥‥‥誰か‥‥‥‥‥‥助け‥‥‥‥て‥‥‥)

 

徐々に意識が遠のき眠気が襲う、瞼が閉じる微かな瞬間人影が差した。

 

?「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

クリスは影の人物を見て安堵する、その見慣れた姿に助かったと。

 

?「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

クリス(早く‥‥‥此処から出して‥‥くれ‥‥‥〇〇‥‥‥‥〇〇?)

 

薄れゆく意識の中、心の中でクリスは目の前の人物に聞こえてないのを分かっていながら語りかける、だが次の瞬間信じられない光景目の当たりにした。

 

?「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ニタァ」

 

三日月の如く歪んだ笑顔をし、今だ苦痛に悶える翼に近寄った。

 

クリス(なっなにを‥‥‥‥‥)ゾクッ

 

クリスは嫌な予感がしながら、翼元に行ったアイツを目で追う。

 

?「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥フフッ」

 

何処か艶っぽく微笑みなが、翼の頭に右手を置いた、すると翼の全身から嘘のように痛みが消え落ち着きを取り戻した翼はその人物を見て目を見開く、そして置かれている右手に力がこもるのを感じた。

 

クリス(先輩‥‥‥駄目だ‥‥‥‥‥気づいて‥‥‥くれ‥‥‥‥)

 

クリスの願い虚しくそのまま意識を失い、そして翼に置かれた魔の手が動き出す。

 

グググッ

 

翼「!!!ッ!!!〜❗」

 

〇はなんと、翼の頭を結晶に押し込みエビ反り見たいな体制に成る、今だ痛々しく青紫に変色してるお腹を足で踏みつけ無理やり結晶の中に押し込み始めたのだ。

 

?「‥‥‥‥‥‥‥‥キヒヒヒ」

 

翼「ッ!!!!(やめろ!辞めてくれ!痛い‥痛いの❗お願い❗お願いします❗お腹、お腹壊れる❗ヒギィッ❗痛い痛い痛い❗お腹蹴らないで❗ギャァァア❗これ以上されたrガハッ❗死んじゃう❗私死んじゃう❗助けて‥‥カナ‥‥‥デ‥‥‥‥奏❗ゴフッ❗イヤッイヤァァァァァア‼)」

 

お腹をガシガシッと蹴られるも結晶の中で抵抗が出来ない翼はただ心で苦痛叫びを上げ続けた

 

••••••そして

 

?「まずは二人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥フフッ」

 

〇がその真っ黒な瞳で結晶に飲み込まれて眠りに付いている二人を見る。

 

?「アハッ‥‥‥‥‥‥黙ってるのも疲れるわねでも‥‥‥イイ凄くイイ‥‥‥‥‥興奮しちゃう!‥‥‥‥‥翼のアノ泣き顔、そしてあの心の叫び堪らないわぁ!心が読めるって良いものねフフフ‥‥‥それからクリスの絶望に染まった顔‥‥‥‥‥‥‥最高だったなぁ‥‥‥‥‥‥今は大人しく封印されてね‥‥‥‥‥‥‥後で他の奏者も一緒にするから‥‥‥‥‥次は月読調と暁切歌‥‥‥‥‥どんな顔をしてくれるかな?楽しみですわ❤」ニヤァ

 

狂ってるとしか言いようがない〇は、口で何かを囁くすると瞬く間に赤い霧が立ち込め辺りを赤く染める。

 

?「ーて響は上手く行ってるかな?あの子も私の‥‥‥‥フフフッ」

 

不気味な笑い声がこだまし、霧が晴れるそこには何も無く三人の姿が消えていた、ただ血跡だけを残して。

 

 

 

それから数日がたち、翼とクリスが忽然と消え行方不明になってから2課では今だに手掛かりを何一つ獲ていなかった。

 

弦十郎「アレから何一つ情報が得れんとわ、一体アノ黒い少女は何者なんだ?」

 

2課の司令である風鳴弦十郎は顎に手を当て考え混んでいた、一日前に2課がハッキングされその際にアル映像が送られてきた。

 

 

?《どうも皆様初めまして、私の名前はノーネイムと言います》

 

突然2課の全モニターが何処から発信されている映像にハッキングされた。

 

職員「司令大変です!2課の全システムがハッキングを仕掛けられ操作不能です!」

 

弦十郎「なんだとぉ!、くそっ先に先手を打たれたか!」

 

拳を握りしめた手から血が少し垂れる。

 

プシュー

 

扉が開き駆け足手奏者三名が入ってくる。

 

マリア「何事❗」

 

調「敵の攻撃!?」

 

切歌「奇襲デスか!!」

 

3人が慌ただしく弦十郎に現状確認をする。

 

弦十郎「ノーネイムなる人物から2課がハッキングを受けた」

 

切歌「なっなんデスと!」

 

マリア「それが画面に映ってる人影ね」

 

弦十郎「そうだ」

 

ノーネイム《さて、お話してもよろしいですか?》

 

弦十郎「あぁ君の目的を聞かせてくれ」

 

弦十郎は冷静にノーネイムへと返答した、とにかく今は情報が一つでも多く欲しいためなるべく相手を刺激しないようにしたのだ。

 

ノーネイム《コホンッそれでは、私‥‥‥いえ私達の目的はシンフォギア奏者の捕縛、又は実験体になってもらう事です、取り敢えずコレをご覧ください先日捕まえた奏者や二人です》

 

黒い人影が画面から消えて人影の暗かった背後に明かりが灯る、そこには驚きの光景が映し出された、赤い結晶で覆われた広い空間そしてその真ん中辺りに佇む2つの結晶その中には別人と思えるほどギアが亀裂が入り破損し体中に傷付きボロボロにそしてか弱くなった姿の翼とクリスがいるのが見えた。

 

マリア「ドックンなっ何のこれ‥‥‥綺麗」

 

調「ドックン凄い‥‥‥」

 

切歌「ドックン目がチカチカするデース」

 

だが映像を見た3人に周りには気付かない異変が起きた、本来は敵意を出して見るはずなのに3人はまるで魅了されたの様に画面を見てウットリとしていた。

 

弦十郎「何と言う事だ‥‥‥‥‥その二人は生きているのか!!?」

 

ノーネイム《えぇ勿論フフッ、この子達には生きててもらは無いと私が楽しめませんからね、最高でしたわあの二人の悲鳴!そして苦痛や絶望に染まる顔!!わたくし最高に満足でした‥‥‥‥‥‥だけど足りないだから貴方達残りの奏者も私がいただきますので、ではまた戦場で》プツン

 

最後に一瞬だけハッキリとした姿を見せてお辞儀をすると映像がプツリと切れる。

 

マリア「ハッ!私は何を‥‥‥まぁ大したことでは無いわね、所で察に映像どう思おます?」

 

弦十郎「本物だろうな、だが!なんと卑劣な奴だアイツを絶対に見つけ出し!罪を償ってもらうぞ!」

 

調「うんそうだね切ちゃん!」

 

切歌「その通りデス!」

 

弦十郎「一先ず3人は別室に別命あるまで待機!、俺達はさっきの映像から手掛かりが無いか探してみる!」

 

3人「「「了解!(デス!」」」

 

 

 

 

結晶に覆われた空間にて

 

 

ノーネイム「フフッこれで下準備良っと後は戦場とトラップの位置を決めないとね、あぁ楽しみですわ〜早く虐めてあげたいですわ!!」

 

ノーネイムが一人浮かれていると背後から白い狐の仮面に巫女服を纏った少女が現れる。

 

?「こらこら一人で楽しむなんて駄目だよ私もまぜてよね?」

 

ノーネイム「アラアラごめなさい、でも貴女も楽しみでしょ?」

 

?「分かってるじゃない、とっそうだそろそろ幻影解きなよノーネイム」

 

 

ノーネイム「アラ私ったら解き忘れていましたわ、よいしょっとこれで良いですわね」

 

ノーネイムが人影にしか見えない幻影を解くとそこには黒く美しく腰まである長い髪をした少女がいた、服は全体的に黒いドレスで手足には黒いアーマーを纏っていて頭にはヘッドホン型の機械を付けていたそしてその顔は響に襟2つだった。

 

ノーネイム「さてと少し時間あるからアノ二人で楽しみません(きょう)?」

 

狂「そうだねークリスってこの方にしないか?翼の方は捕まえるときに痛め過ぎたから回復するのを待とう」

 

クリスが封印されている結晶を突きながら狂が話す、そして口元に人差し指を当てながらノーネイムが可愛らしく言う。

 

ノーネイム「フフッそうですわね、そうと決まればクリスを出しちゃいましょうか❤」

 

狂「よっと、ほら起きろ」

 

狂は結晶に腕を突っ込みクリスの頭だけを引きずり出すが釣られてその豊かな胸も一緒に飛び出てきた。

 

ノーネイム「あらま胸までもがフフッこの娘中々大きいわね、殴りがいが有りそうだわ」

 

狂「おいおい、殴ってどうするどちらかと言うと改造したほうが面白くないか?」

 

クリス「ウグッ‥‥‥」

 

ノーネイム「やっと起きましたか、でも私を待たせたのですからお仕置きですわね」

 

そう言うと右手に魔法陣が浮き出て手には注射器が三本握られていた。

 

狂「さっそく薬使うのかよ壊れても知らねーぞ」

 

呆れ気味に狂が言うがノーネイムは笑顔のまま言葉を返す。

 

ノーネイム「コレはアレとは違うお薬ですわ、今回のは痛覚を10倍にする薬に結晶融合剤にぃ‥‥後はお楽しみですわ」

 

狂「ほぉー良いねなら先ず痛覚を10倍にする奴行っとくか」

 

クリス「なっ‥‥‥‥にお‥‥‥?」

 

今だハッキリと喋れないクリスは目の前の二人組に問う。

 

ノーネイム「今から貴女に薬を射つんですわよ、こうやってね」

 

プスッ

 

クリス「グッ‥‥!」

 

クリスの首元に注射器を刺し薬を注入するすると直ぐに異変が起きた。

 

クリス「あっ‥‥‥頭が‥‥‥‥‥‥クラクラ‥する‥‥‥‥‥ウェーー!!」

 

薬を射たれて直ぐにクリスの全身に薬が回るが副作用か頭が錯乱状態になりクリスは嘔吐氏てしまう。

 

狂「うわっキタネェな!何人に掛けてんだ?!」バチンッ

 

クリスが吐いた物が狂に一部掛かり、そしてクリスの頬を叩く。

 

クリス「ヒグッ!(痛い痛い熱い!)」

 

ノーネイム「フフッ狂たらほら着替えてきなさい、その間私はこの娘を変わりに叱っておくからね?」

 

狂「仕方ねぇーな、おいクリスお前今度私にぶち撒けたら手足切り落とすからな」

 

クリス(痛い痛い痛いさっきの薬のせいか?ちくしょー痛みが引かない)

 

クリスは痛いさの余り狂の言葉が耳に入って来なかったコレがまたさらに不幸を呼んだ。

 

狂「おい?!人の話し聞いてんのか?!」

 

また手を挙げようとした瞬間ノーネイムに抑えられた。

 

ノーネイム「もう、本当に貴女はクリスが好きね構ってちゃんなのかな?」

 

狂「うるさいその手を退けろ」

 

ノーネイム「まぁまぁ落ち着いて貴女の分もキチンとやって上げるから、楽しみに待っててね」

 

狂「たっく分かったよ私は風呂にも入ったくるから後はよろしく〜」

 

そして狂が消えていった後、ノーネイムはクリスに話しかける。

 

ノーネイム「フフッあの娘短気てごめんね、でも貴女もイケないのよ?話を無視するからね?」

 

クリス「‥‥‥‥ハイ」

 

ノーネイム「良しイイ娘ね‥‥‥‥‥だけど躾は必要デスワヨネ?」

 

クリス「えっ‥‥?」

 

ノーネイム「フフッ」

 

ズルズルズル

 

ノーネイムがクリスの首を掴み結晶から引きずり出した。

 

クリス(コレなら‥‥‥‥)

 

クリスは結晶から出されたことにより自由になった右手に小型の銃を隠し持っていた。

 

ノーネイム「イケませんわよそんな危ない物持ってたら」

 

ポロポロ

 

クリスが持っていた小型の銃がいつの間にか炭に変わっていた。

 

クリス(嘘だろ‥‥‥‥‥もう力が無いのに‥‥‥もうダメだ)

 

ノーネイム「フフッさーて躾の時間ですわよ!」ゴスッ!

 

クリスが絶望仕掛けている時に、お腹に激痛が走る。

 

クリス「ガハッ‼」

 

ノーネイム「良いですわ〜もっと聞かせてくださいまし!」ゴスッ!

 

クリス「ガハッ!」ボキッ

 

ノーネイムはクリスのお腹を蹴っていたがクリスの背骨が折れてしまった。

 

クリス「あっ‥‥‥足が動かない!!ンン!駄目だ力が入らない」

 

クリスは先程のボキッと言を思い出し体に悪寒が走った。

 

ノーネイム「やっと普通に喋れるように戻りましたか、そして可哀想に今しがた私が貴方の背骨を折ってしまいました、これでもう貴女は立つことも歩く事も走る事も戦う事も出来なくなってしまったのですよ」

 

クリス「嘘だろ!嫌だ!そんなの嫌だ!嫌だ!嫌だ!ウウッ」ポロポロ

 

とうとうクリスが泣きだしてしまったそして、クリスは忘れていた自分に痛みがが10倍になる薬を打たれている事に。

 

クリス「ウグッ?!‥‥‥ウガァァァァア!!!痛いぃぃぃ!!痛いぃぃぃい!!」

 

ノーネイム「やーと来ましたか!フフッ美しいその苦痛に歪む顔もっと見せて!もっと見せて!私にその美しい顔を!!」ザシュッ

 

そしてノーネイムは遂にクリスの左を身体から切り落とした、しかも手刀で。

 

クリス「えっ‥‥‥‥‥えっ?え?私の左腕がなんで目の前に??なんで私の体に左腕が無いの??」ブシャァー

 

切り口が血が吹き出しまたもやクリスの体に激痛が襲う。

 

クリス「アッアッウギャァァァァア!!私の腕!左腕!!無いよ!痛いよ!返してよ!」

 

獣ののように叫ぶクリス

 

ノーネイム「フフッハッハッハッ!!」ザシュッザシュッザシュッ

 

ノーネイムは狂った笑みを浮かべながら残りの右腕両足を切り落とした。

 

クリス「カフッ‥‥ブクブクブク」

 

とうとう口から泡を吹き気絶してしまった。

 

ノーネイム「さーて可愛いお人形さんを作りましょう」ニタァ

 

 

 

クリス(ここは?‥‥‥確か私の手足が切られ‥‥‥て!?何だこれ!)ジャラ

 

気が付くとクリスは結晶に手足の変わりにつけられた鎖で吊るされていた。

 

クリス「うっ嘘だろ私の手足が!無い夢なんだろ??!なぁ??」

 

震える声で目の前のノーネイムに叫びかける。

 

ノーネイム「フフッどうですか?ダルマさんの状態は?切り口は結晶で覆ってるから出血死はしないから安心してね」

 

クリス「悪魔‥‥‥悪魔!悪魔!」ジャラジャラ

 

ノーネイム「悪魔ですか〜フフッでも無様な姿の貴女に言われるとゾクゾクして良いですわね〜でもこれからが本番でしてよ?」

 

クリス「嫌だ‥‥‥嫌だ‥‥‥‥嫌だ‥‥来るな!来るな!来ないで!」ジャラジャラジャラジャラ

 

手足に繋がれた激しく鎖が音を立てる、クリスは涙を流しまるで駄々をこねる子供の様になっていた、そしてノーネイムは右手で拳を握りしめ。

 

ノーネイム「フフッまずはお腹ね、えーい!!」ドゴッ!

 

クリス「ゴフッ!」

 

ノーネイム「えーい!」ドゴッ!

 

クリス「痛い!やめて!」

 

ノーネイム「よいしょー!」ドゴッ!

 

クリス「ウグッお願い辞めてくれ!」

 

ノーネイム「もういっちょいきましょ!!」ドゴッ!

 

クリス「辞めtゴフッ!!」

 

それはまるで鐘を付くかのように繰り返された、クリスは慈悲をこうが無情にもそれは続く。

 

ノーネイム「アハッアハハハハ!!楽しいですわ!!」ドゴッ!

 

クリス「ガハッ!」

 

ノーネイム「ふぅだいぶ大人しくなったわねだけどお次は!電撃ですわよ!」

 

クリス「イヤァイヤァァァァア!!」

 

精神も肉体もボロボロのクリスに悪魔の囁きが(ささやき)掛かられる。

 

ノーネイム「そうねぇもし私達に服従するんなら辞めて上げるわだけどし無いのならこの電撃を耐え抜いて見せなさい、最後まで耐えたらイイ事がまってるわ」

 

クリス(‥‥‥‥私は‥‥‥‥もう‥‥‥‥先輩‥‥‥私どうしたら)

 

ノーネイム「それじゃぁいにますわよーそれー!」

 

そしてクリスの地獄の時が始まった。

 

クリス「ヒッ!」ビリッ

 

ビリッビリッビリッビリッビリッビリッ

 

クリス「この程度‥‥‥平k」バチッ

 

バチッバチッバチッバチッバチッ!!

 

ノーネイム「あら間違えて最弱にしてたわ、それじゃぁ本気の電撃行ってみよー!」

 

クリス「ウソ!イヤイヤイヤイヤ!!ヤメテェェェエ!!」バチッバチッバチッバチッ‼

 

クリスの叫び虚しく電撃の威力は最大限に上げられた。

 

クリス「ウグッ!アガガガガ‼ブグッ!ヒギャ!ンヒィィィィイ!!」バチッバチッバチッ

 

ただ悲鳴だけが響き渡る。

 

クリス「ヤッヤメテくれ!!ヤメテ!ひっひぬひんじゃう!たゆけへ!もゆひや!!」

 

痺れて呂律(ろれつ)が回らない口で助けを求める、その姿を見ながらノーネイムは笑みを浮かべる。

 

ノーネイム(なかなかギアが解けませんね、何か足りませんわ‥‥‥‥ん〜?そうだ!)

 

ふと考えていたノーネイムは、雷撃を止めるとクリスの首元に結晶融合剤の注射器を打った。

 

クリス「アガッ!グァァァァァア!!!(痛い痛い痛い痛い痛い全身が焼かれてるように痛い!)」

 

ノーネイム「あら随分いい反応するわね、余程この結晶融合剤に含まれてる成分と相性良いのねコレなら問題無いでしょう」

 

ノーネイムは上機嫌にクリスを結晶から取り外しまるで赤子のように胸元で抱き抱えて(だきかかえて)別の空間へと移動した。

 

 

ノーネイム「ついたわ、ん?だいぶ痛み落ち着いたようねフフッ」

 

クリス「アガッ‥‥‥(何ここ?)」

 

ノーネイムに抱えられたままクリスはその虚ろな目でつれて来られた空間を朦朧(もうろう)とする意識の中見渡す。

 

ノーネイム「ここわね、私達が結晶を生み出すために必要な原液が溜まっている場所なの」

 

クリスの目の前に広がっていたのは、壁に綺麗に敷き詰められた結晶内に埋め込まれている少女達の姿だった、口には酸素マクスと思われる物を付け体中にチューブがささっていた、そしてその異様の空間の真ん中には今尚溢れ出て来ている赤い透き通るような液体で満たされている大きな水槽だった。

 

クリス「‥‥あの壁‥‥は‥‥‥‥」

 

力無く出た言葉にノーネイムは語る。

 

ノーネイム「フフッ彼女達はね、貴女と一緒のシンフォギア奏者又はその素質のある娘達よ、まぁ全てシンフォギアって言っても貴女達のとは別物なんだけどね、まぁそれで何故彼女達がアンナ風になっているかというと「生体ユニット又はエネルギータンク」あら狂遅かったわね」

 

狂「あぁちょっと風呂上がりにガングニールの調整をしててな」

 

ノーネイム「なるほど、それじゃぁそろそろあの娘の姿に成って奏者を誘き寄せる準備は良さそうね」

 

狂「あぁさてこの大人しく成ったじゃじゃ馬を改造するんだな?」

 

ノーネイム「フフッそうよ、アノ原液の中に入れてね」

 

クリス「改‥‥‥造‥‥‥?!イヤダ‥‥‥‥イヤダ‥‥‥‥!」

 

クリスは逃げようとモガクが体中も心もボロボロになっており力無く弱々しく動くだけだった。

 

ノーネイム「あら、そんなに新しい自分になるのが楽しみなの?‥‥‥‥‥‥記憶が全てキエテナクナルノニ?」

 

クリス「イヤッ‥‥‥‥イヤッ‥‥‥‥消さないで‥‥‥‥‥皆との思い出‥‥‥‥」

 

クリスは涙を流し泣き始めるが、ノーネイムはそのまま水槽の真ん中に設けられている階段を上がっていった。

 

ノーネイム「フフッさて付いちゃったわよ」

 

クリス「お願‥‥い‥‥‥ヤメテ‥‥‥‥」

 

ノーネイム「ダーメ、それでわ楽しい一時をお楽しみくださいませ」

 

ザバーン

 

そしてクリスは原液の中へと落とされた。

 

クリス「ゴポッゴポッゴポッ!!(イヤッ!嫌だ!消えたく無い!!)」

 

原液の中に落たされたクリスは口や鼻耳と言った全ての穴に原液が入り込み更には手足の切り口に有った結晶が溶けその切り口からも原液が入り始めた。

 

クリス「ガボッゴポッゴポッゴポッ(あっ頭に何か入ってくる‥‥‥‥やめて私の記憶を消さないで!)」

 

クリスの頭の中の脳にまでも原液が浸透し記憶の消去が始まった。

 

クリス(消える!私の記憶が!私の思い出が!そんなの嫌!消えないで!)

 

原液の中であるはずの無い右手を何かにすがる様に伸ばす。

 

クリス(先輩‥‥‥響‥‥‥‥アレ?先輩って誰だっけ?響って私の知り合いにいた?)

 

徐々にそして確実にクリスの記憶は消えていった。

 

クリス(‥‥私は‥‥‥‥帰るんだ‥‥‥‥‥‥あれ?私って誰?帰るって何処に?‥‥‥‥だって私が帰る場所はココダ‥‥‥‥‥‥)

 

そして遂に自分を忘れた。

 

ノーネイム「フフッ記憶消去が終わったみたいね案外早く自分自身の事を忘れたわね」

 

狂「あぁ、それに見ろさっそく原液が結晶でクリスだった娘に手足を作り始めているこりゃ生まれ変わった姿が楽しみだ」

 

クリス?「ワタシハダレ?ワタシハダレ?‥‥‥‥‥ワタシハ」

 

水槽の中でクリスだった娘がただ同じ言葉を繰り返し静かに眠りについた。

 

 

 

ドックン‥‥‥‥ドックン‥‥‥‥ドックン‥‥‥

 

何処か暗い部屋の中心に2つの人影があった一人は巫女姿の狂でもう一人は蒼結晶(あおいけっしょう)で包まれ静かに鼓動の音を響かせていた。

 

狂「順調だな、さてコイツはまだ改造に時間がかかりそうだな‥‥‥‥あぁ楽しみだ完成が早く生まれ変わった姿を見せてくれよな失われた片羽さんよ」

 

 

 

 

 




今回は一万字を超えるまで書いてしまったなハッハッハッ多分次回も同じ文字数になると思う

さて!次回は!

折れた二人の刃と砕かれた絆、生体ユニットのイブ


好ご期待!


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