シンフォギアEX‐AIDスペシャル ハイパーヒーロー大戦 (狼牙竜)
しおりを挟む

チュートリアル

2018年9月22日にシンフォギアEX-AIDは連載1周年を迎えるので、その記念に作りました!

今作を読む前に、『戦姫絶唱シンフォギアEX-AID 運命を変える戦士』を読むことを推奨します。
また、登場するプレイヤーはシンフォギアGXまでの人物となっていることをご了承ください。

では、ゲームスタートです!


 

 

その事件は突然起きた。

 

S.O.N.Gに送られた小包から出てきたのは、派手なデザインのライダーガシャット。

 

「一体これは…?」

ガシャットを手にとった青年、宝条将也はタイトルを読み上げる。

 

 

「神の恵み…ハイパーヒーロー大戦…?」

万が一を考え、シミュレータールームに入った将也。

 

外から立花響達、シンフォギア装者が見守る中、将也はゲーマドライバーを装着したままガシャットのボタンを押した。

 

《ハイパーヒーロー大戦!ゲーム・スタートだ!》

空中にディスプレイが投影され、将也にとって見知った顔が表示される。

 

 

 

《宝条将也!そしてシンフォギア装者の諸君!私こそが神…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

檀!黎斗神だああああ!》

「く、黎斗!?」

突然送られてきた檀黎斗からのメッセージに驚く将也達。

しかし黎斗はお構いなしに説明を続ける。

 

 

《このゲーム、『ハイパーヒーロー大戦』は私が考案した、オールスターバトルだ》

映像内の黎斗が指を鳴らすと、先ほどのロゴと一緒に『仮面ライダー1号』、『アカレンジャー』のシルエットが映し出される。

 

《君達はこれから、私の作り出したゲームエリアの中でチームとして戦ってもらう。スーパー戦隊や仮面ライダー、歴戦の勇士達の中から4人のヒーローをセレクトして戦ってもらおう!》

 

すると、ゲームエリアが展開されて将也だけでなく響達装者や未来、弦十郎や緒川、果てには翼の父親である八紘と千翼、キャロルまで転移させられていた。

 

 

「ちょっと!これってどういうこと!?」

慌てる響の後ろで、状況を飲み込めていない八紘が弦十郎に話しかける。

 

「おい弦。これは一体どういうわけだ?」

「すまん兄貴…俺にもまだ、事情が飲み込めない…」

混乱しているメンバー達をよそに黎斗は説明を続けていた。

 

 

《バトルはトーナメント方式!そして私はゲームを盛り上げるため、特別なチームを4つ準備した!》

黎斗が指を鳴らすと、4人の影が映る。

 

 

 

《彼らと、そして他のチームとの戦いを制覇した優勝者には………

 

この私の力で、叶えられる範囲で願いを叶えてやろう!ヴエッハッハッハッハッハ!!》

 

その言葉に、女性陣の目の色が一瞬変わり、将也とパラド、千翼は身震いした。

 

 

《以上、これでチュートリアルを終了する!これから個別でキャラクターセレクトの時間に入るが、じっくり考えることだな!》

そう言い残してディスプレイが消滅すると、全員の前にそれぞれ白い光を発するゲートが出現。

 

 

 

「これは…クリアしない限り、出られないのでしょうか?」

「多分そうです。黎斗はゲームを放棄されることを嫌いますから…」

緒川の質問に将也は疲れた顔で答える。

 

やたら気合の入った女性陣に対し、男性陣はこれから起きるであろうカオスな戦いに肩を落としていた…

 

 

To Be Continued…




次回は、将也のキャラクターセレクトの模様をお送りします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1話 キャラクターをSERECTせよ

今回は将也のキャラクターセレクトの様子をお送りします!

果たして彼はどんなヒーローを選ぶのか…


真っ白な空間に入った将也は、まず目の前の昔懐かしいゲーム筐体のような装置に触れる。

 

すると、将也の変身するエグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー、ゲンムの画像が出てきた。

 

 

「なるほど…この中から変身するライダーを選ぶのか」

注意書きによると、一度ライダーを選べばゲーム中は他のライダーを選ぶことはできない。

また、他のプレイヤーが選んだライダーとかぶった場合は強制的に別のフォームへと切り替わるらしい。

 

 

「そうなると、一番使い慣れたライダーにするべきだし…」

5人のライダーの中でしばし迷った将也だが、彼が選択したのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱ、エグゼイドだな」

エグゼイドのパネルをタッチすると、最終確認の表示が出て将也はもう一度タッチする。

 

《宝条将也。変身ライダーは『エグゼイド』で登録致しました》

アナウンスが鳴ると、将也の腰にゲーマドライバーが出現して手元にはマイティアクションXとゲキトツロボッツのガシャットが出現。

 

 

 

《では、続いてチームに登録するヒーローを4人選択してください。基本的に自分とは異なるカラーの戦士を選ぶのがオススメです》

 

 

そして表示されたのは、仮面ライダーやスーパー戦隊の全戦士、果てはどういうわけかビジュアルのカッコイイ怪人までいる。

軽く見ても数百はいそうな数に将也は軽く目眩がした。

 

 

「こ、この中から選べってこと…?」

よくここまで詳細なデータを集めたものだと、将也は黎斗の力に寒気がしながらもヒーロー達のデータに目を通し始める。

 

 

――――――――――

 

 

 

「…ダメだ、これじゃあ何時間かかるかわかったもんじゃない…」

ヒーロー達のデータを閲覧して1時間。膨大なヒーローの情報に頭を悩ませる将也だが、画面に書かれていた『RANDOM SERECT』の文字に気が付く。

 

「ランダムセレクトか…なら、思い切って運に任せてみるか」

決められずに悩んだ将也は、ボタンを押す。

 

 

すると、表示されていた4つの小窓のうち左端が回転を初めて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『矢車想』

「お前…今俺を笑ったか?」

咄嗟に将也はキャンセルボタンを押し、選択されたキャラの画像が消えた。

 

 

 

「…あれはやばい。何でかわからないけど、今のはやばい気がした…!」

本能的に危険を感じ取った将也だが、この行動は正解だったのかもしれない。

 

 

 

「なら、もう一度…」

一抹の不安がよぎったが、将也は再びランダムセレクトを起動させる。

「今度こそ、まともな奴が来てくれれば…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『獰猛の戦騎・D』

「一億年の時を越え…今こそ俺のものとn」

有無を言わさず将也はキャンセルボタンを押した。

 

「何で今度は人じゃないの!?強そうだけど同じ場所にはいたくないよ!?」

完全に子供を泣かせにきているとしか思えない醜悪な顔をした怪物が出てきたため、将也は問答無用でキャンセルした。

 

というか、あれとチーム組みたがる奴がいたら見てみたい。

 

 

 

 

 

「今度こそ…」

 

『海東純一』

「試してあげよう。お前のt」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お願いだからさ…」

 

『シド』

「俺は!人間を!越えるんd」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マジで頼むよ…!」

 

『仲代壬琴』

「ふ…ときm」

 

「ホント、お願いします…」

 

『檀正宗』

「ハイパームテキさえ、いなけれb」

 

 

 

「これで最後…!」

 

『エボルト』

「お前が俺達を選ばないのは勝手だ。だがその場合誰が選ばれると思う?」

 

「知らねーよ!」

何度引いても碌なキャラがでないことに、つい将也は叫んでしまった。

 

 

 

「マジどうなってんのこのシステム!?何でやばそうな奴しか出ないのさ!?」

危険度全開の奴から小物感溢れる奴まで、微妙なバリエーションばかりだった。

 

 

 

 

 

「…しょうがない。考えて決めますか」

 

とりあえず探してみると、興味を持ったのは獣医や医者、はてはメカニックなどの所謂ドクターヒーロー。

そして将也が選んだのは…

 

 

 

 

《では、確認します。

宝条将也さんが選んだのは

 

 

ピンク・仮面ライダーエグゼイド

赤・ガオレッド

青・ブルーバスター

緑・仮面ライダーアナザーアギト

銀・仮面ライダーバース(伊達明)

以上でよろしいでしょうか?》

 

「問題ありません」

将也の返事で、正式にチームが登録された。

 

 

《これより、AブロックとBブロックの二つにチームが分かれます》

表示されたトーナメント表を見て、将也は自分の対戦相手を確認する。

 

 

「最初の相手は…いきなり千翼かよ…」

初戦の相手を知ってため息をつく将也。

 

「まあ、ここで落ち込んでても仕方ないな…」

これは黎斗が準備したゲーム。

突然のことにまだ驚いているが、将也は頭を切り替えた。

「攻略してやるよ…ゲーマーとして、黎斗の用意したこのゲームをな!」

 

将也は出現したゲートを走り抜けた。

 

To Be Continued…




次回は各チームのメンバーを発表したいと思っています!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エントリーチーム 詳細

チームエグゼイド

ピンク エグゼイド(宝条将也)

緑 アナザーアギト

赤 ガオレッド

青 ブルーバスター

銀 バース(伊達)

 

チーム響 『激烈突破』

黄 響

赤 電王(ソードフォーム)

青 クウガ(ドラゴンフォーム)

白 ゲキチョッパー

ピンク ゴースト(ヒミコ魂)

 

 

チーム翼 『刀剣防人』

赤 鎧武(イチゴアームズ)

青 風鳴翼

黄 シンケンイエロー

緑 斬月

黒 デカマスター

 

チームクリス 『フルブラスト・ヒーロー』

赤 クリス

青 G3‐X

黒 キョウリュウブラック

緑 ゾルダ

ピンク ゴーカイピンク

 

マリアチーム 『正義と悪』

白 マリア

黒 黒獅子リオ

緑 メレ

銀 ガオシルバー

赤 ハート・ロイミュード

 

調チーム 『ダッシュ・アンド・ソウ』

 

ピンク 調

赤 アクセル

緑 ネオアルファ

黒 ブレイブキョウリュウブラック

白 フォーゼ(チェーンソーモジュール標準装備状態)

 

切歌チーム 『切り刻み・リッPPあー』

緑 切歌

黄 レーザー(チャンバラバイクゲーマー)

銀 ヘビツカイシルバー

白 ゲンム(ゾンビゲーマー)

青 スペクター(ツタンカーメン魂)

 

未来チーム 『純愛・ダークネス』

紫 未来

黄 カイザ

赤 龍玄(ヨモツヘグリアームズ)

黒 ブラックコンドル

白 サガ

 

司令チーム 『ミステリアス・レジェンド』

赤 風鳴弦十郎

青 シグナルマン

緑 シュリケンジャー

紫 響鬼

銀 ギャバン(一条寺烈)

 

緒川チーム 『サイレント・ニンジャ』

青 風魔

赤 ZX

黄 ニンジャイエロー

緑 ゴーオングリーン

金 スターニンジャー

 

八紘チーム 『レイジング・ファザー』

紫 ゼロスペクター(八紘)

白 音也イクサ

黒 スカル

青 忍ビルド

赤 ウルザードファイヤー

 

キャロルチーム 『アルケミスト・デザイア』

紫 キャロル

赤 アンク

青 メズール

緑 ウヴァ

白 ガメル

 

 

パラド 『2つ色の交差』

赤 パラドクス(パーフェクトノックアウト)

緑 W(サイクロンジョーカー)

黄 ビルド(ライオンクリーナー)

青 キカイダー

銀 ゴーカイシルバー

 

アマゾンネオチーム 『ザ・アマゾンズ』

青 アマゾンネオ

赤 アマゾンアルファ

緑 アマゾンオメガ

橙 アマゾン(オリジナル)

銀 アマゾンシグマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、ゲストチームになります。

本編に登場しだいチームを組んでくださった作者の名前を公開します。

 

 

 

 

???チーム

青 クローズチャージ

黒 メテオ(ノーマル)

緑 レンゲル

金 ソーサラー

赤 セイヴァー

 

 

???????チーム

白 名護イクサ

金 ビースト

紫 サソード

緑 ブラーボ

黄 ルナ・ドーパント

 

?????チーム 『我道往』

白 エターナル

赤 タイムファイヤー

黒 黒騎士ブルブラック

紫 ウルザード

橙 牙王

 

??????チーム 『激龍双』

赤 龍騎

黒 リュウガ

黄 ウィザード(ランド)

緑 グラファイト(初期形態)

青 クローズ(ノーマル)



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。