海賊王に俺はなる (神崎皇希)
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ワンピースきたー!

今日から始めました!初です!
続くように頑張ります


「まじ!今日新刊!」

 

俺はいま学校の教室で友達と話している、俺たちはワンピースが大好きで、その漫画の最新刊が今日発売と知って盛り上がっている所だ。

 

「今日の帰りかおーっと」

 

俺は他のみんなが部活に行くのを見送ってから本屋へと向かう、その途中財布の中身がすっからかんなことを思い出し、急いで銀行へ向かう、急ぐ気持ちを抑えて信号を待っていると、向かい側から飛び出す少女の姿があった。

運の悪いことにトラックが猛スピードで迫っていた、少女の親はスマホを見ていて飛び出したことに気づいておらず、俺以外に信号を待ってら人をおらず少女の危機に気づいているのは俺だけだ、俺は道路に飛び出し少女を突き飛ばした、だが間に合わず2人ともトラックに跳ねられてしまった。

 

「んんっ?ここはどこだ?」

 

気づいたら真っ白い空間に寝転んでいた、俺の横にはさっきトラックに跳ねられた少女も倒れていた、少女はまだ眠っているようだ

あたりを見渡しても白い空間が広がっているだけで、他にはなにもなかった。なにもなかったはずなのにいつの間にかそこにはおじいさんが立っていた。

 

「ほっほっほっほっほ、なにを、驚いているんじゃ」

 

おじいさんは長く下に伸びたヒゲを撫でながら、嬉しそうに笑っている、どこか安心するような気がする。

 

「ここはどこですか?」

 

「神界じゃよ」

 

「深海ですか?」

 

「神界じゃよ」

 

俺のボケを拾わずRPGのモブキャラのように同じことを繰り返すおじいさん、その顔は相変わらず嬉しそうだ。

 

「それで、なんで俺はここに?」

 

「わしのミスでお主を死なせてしまったな、お詫びに転生させてあげようかと思ったの」

 

「やっぱ死んだんですね、転生はどこでもいいんですか?」

 

「ずいぶんとすんなり受け入れるのじゃな、どこでも良いぞ」

 

「じゃあ、ワンピースの世界でお願いします」

 

「わかったわい」

 

トントン拍子で話が進み転生することになった、しかもワンピースの世界にだ!やったぜ!

 

「あの、この子はどーなるんでしょうか」

 

未だ俺の横で寝ている少女を指差しながらおじいさんに問いかける

 

「わしも困っているところなんじゃ、その年では転生させても1人では生きていけんしな」

 

「そーですね」

 

「ところで転生の特典はどーするんじゃ?今なら5個つけてやるぞい」

 

「ご、5個もいいんですか!?」

 

「まぁ、わしのせいで死なせてしまったしな」

 

「ちょっと待ってください!」

 

俺はそう言ってから考える、まずあの世界で必要なものは強さだ、精神の強さも肉体的な強さも、だからまずは

 

「1つは世界最高峰の身体能力でお願いします、もう1つはメンタルを強くしてほしいです」

 

「わかったわい」

 

あと3つか、単純に考えればすべての覇気の才能に武器を使いたいから剣術の才能、あとは悪魔のみかな、ん〜六式も捨てがたい、もっと特典もらえないかなー、んーどーしよ

 

「ずいぶんと悩んでるようじゃな」

 

俺が悩んでいるとおじいさんの方から話しかけてきた

 

「その少女のめんどうを見てくれるなら、あと2つ特典をつけてもよいぞ」

 

願ったり叶ったりの申し出をおじいさんがしてくれた、俺はそのことに飛びついた、

 

「ぜひ!お願いします」

 

「おぉ、ありがとう、これで心配はなくなった、それで特典はどーするのかね?」

 

「はい、えっと、剣術の才能と覇気全部の才能と…」

 

ここで少し思った、わざわざ六式と指定する必要はあるのだろうか、ルフィだって、戦いの才能だけで剃を習得した、なら戦いのセンスがあれば、俺も習得できるんじゃないか?

 

「あとは戦いの圧倒的にセンスを」

 

「わかったわい、あと2つはどーする?」

 

「悪魔の実のゴロゴロの実をもらえますか?あと、スカウトするときに話も聞いてくれないと困るので、話くらいは聞いてくれるくらい最初の警戒心をといてほしいです、スカウトの時だけ」

 

「わかったわい!あとはあちらでの名前と見た目を決めてくれ」

 

「見た目はノーゲームノーライフの空で名前は…」

 

どーしよーか、ここで適当な名前でもいいのだが、やはり意味のあるように考えたいな、やはり最強になりたいなしっかりと努力をして、最強といえばなんだろう、思いつくのは神様かな?最強の神様っていたら、神様の王様って聞くゼウスかな?俺の能力は雷だし、Dとして関わりたいしこれだ!

 

「ゼウス・D・サンダーでお願いします」

 

「わかったわい、お前が行く時代は原作開始の5年前にしとくからの、なかなか凶暴な獣のいる無人島に送り4年後に海軍の船がたまたま停泊するようにしとくから、それで自由に動くといい、まぁこの特典を貰ってるお主なら大丈夫じゃろ」

 

「わかりました、なにからなにまでありがとうございます」

 

「なんのなんの、もともとはわしのミスや」

 

「じゃあ行ってきます」

 

「楽しんでこい、少女は目覚め次第特典を決めてお主と同じところへ送るからの」

 

「わかりました」

 

「ではまたのー」

 

おじいさんの声が聞こえなくなった瞬間景色が変わり、海がとても綺麗なビーチについた。

 

「本当にワンピースの世界にきたのかな?」

 

「ドガーン」

 

 

そう呟いた俺に返事をするように森の方から爆発音がし2対の獣が現れる、片方はバスくらいある虎、もう1つは同じくらい大きい青い熊、

2対が喧嘩しているようだが、俺に気づくとすごいスピードで迫ってくる、それに対し俺は特典を試すことにした。

メンタルを強くして貰った甲斐あって、迫る獣に対し少しもビビっていたなかった、冷静になり見聞色の覇気を使って目を瞑ってみる、すると2対がどこに攻撃するかが見えて簡単に避けられた、見聞色の覇気が使えたこともすごいのだが、軽く飛んだはずが思ったよりも横に移動していてびっくりした、それからも貰った身体能力と戦いのセンスを、つかい2対の攻撃を軽々と避ける。

そらそろこちらから攻撃するか、と覚悟を決め2対と向き合う、武装色の覇気を使おうと右手に力を入れると、右手はみるみるうちに黒くなった、よそ見をしているうちに虎が迫っていたが見聞色の覇気を使っていたから攻撃が読め横によける、が今度はさっきとは違い飛びすぎず虎の胴体のすぐ横に体をつける、そこから力一杯右手を虎の体にむけ振り抜く、そーすると虎の横っ腹が凹み、すごいスピードで森の方へ飛んでいき、木を何本も倒し止まる、虎は立ち上がることなく絶命した。

自分の力にびびっていると今度は熊が突っ込んでくる、そらに正面を向け、脚を軽く熊にむけ振り抜く、そこから飛ぶ斬撃が熊を襲い熊を真っ二つにした、やろうと思ったら嵐脚ができてしまった。

簡単に終わった初戦だがやはり少し気疲れをし、軽く息を吐く。

熊たちの死体を調理するために拾いに行きながらこれからの事を考える。

 

 

 

ーーーーゼウス・D・サンダーをさった後の白い空間ーーーーーーー

 

 

 

「うまくいったのう、アクア」

 

「ね!お爺様!私嬉しいわ!」

 

サンダーがさるまでは眠っていたはずの少女が起き上がりおじいさんと楽しそうに話す。

 

「かわいい孫のためじゃ、このくらいたやすことじゃよ」

 

「ありがとう!お爺様大好き!、これでやっと愛しの誠実様とお近づきになれるわ!」

 

そう、この転生はミスなんかではなく、天界から現世を見ていたアクアという子神が誠実に惚れ近づくためにやった事なのだ。

 

「お主は特典どーするんじゃ?」

 

「誠実様、いいえ、サンダー様に好かれるように、好感度がすごく上がりやすいようにしてほしいわ!」

 

「そんなことでよいのか?わかったわい」

 

「じゃあ、行ってくるわね!」

 

そして少女はその場から姿を消した。

 




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「誰からも好かれるようにしてほしいです」

「スカウトするときに話も聞いてくれないと困るので、話くらいは聞いてくれるくらい最初の警戒心をといてほしいです、スカウトの時だけ」に変えました


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4年の修行の成果

投稿頑張ります


ふぇざんとべっく2体の獣の処理をしていると、俺が最初に立っていたビーチのところに、先ほど眠っていた少女が立っていた。

獣をその場に下ろすと俺は少女のところへと駆けつけた。

 

「君大丈夫?」

 

「うん、大丈夫」

 

「そっか、俺はゼウス・D・サンダーだよ、君は?」

 

「私はゼウス・D・アクアです」

 

「なんで俺と同じ名前?」

 

「あそこにいたおじいちゃんが、面倒見てもらうなら兄弟って設定の方がいいんじゃないかって」

 

「そーゆーことか、わかった、まずは寝床を作ろっか、森へ行こう」

 

「うん!」

 

アクアのかわいい返事を聞き2人で歩きだした、寝床を作りながらこれからの話やアクアの特典の話をした。

まずアクアの得点は3つで、なんで3つなのかと言うと、アクアは神様のミスで死んだのではなく、ミスで死んだ俺に連れられあの白い空間についたらしい、だから3つなんだそうだ。

アクアの特典1つ目は悪魔の実で動物系幻獣種でトリトリの実モデル朱雀、空を飛びたいって言ったらおじいちゃんがくれたと言っていた。そいえば俺の悪魔の実は?

2つ目は航海術と言っていた、俺が面倒を見てくれると聞き、役に立てる物といったらもらえたらしい。

3つ目は船、これめ俺の役に立てる物としてもらえたらしく、デザインなどはおじいさんが決めてくれるようだ。

これからのことについて2人で話し、アクアは俺と一緒に海賊をしてくれるらしくとても心強い、だが海賊はやはり戦うそのことを考えたらアクアにも戦えるようになってもらわなければいけない。

なのでこれから2人で4年間の修行することに決めた。

2人で「頑張ろー」と寝床を作りながら決意し4年の月日が経った。

 

ーーー4年後ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日は海軍が来る日か」

 

綺麗なビーチで海を眺めながら座っている男がいた、その男の名はゼウス・D・サンダー、4年前この無人島に転生されてきたものだ。

4年前とかわって細身だった体はムキムキとまではいかない筋肉質、綺麗に割れたお腹のエイトパック、服は下半身しか着ていなく、上半身は裸だ、その上半身の胸の位置には大きな傷跡があった。

4年前はビーチにいたらすぐ獣に襲われていたが、今ではサンダーに近づくものはおらず、皆自分から逃げていく。

ぼーっとビーチを眺めていると、突然サンダーは立ち上がり笑みを浮かべた。その表情はなにか新しいおもちゃももらった子供のようだ。

 

「まさか、偶然から海軍がこいつとはな」

 

サンダーの正面の海を自転車が走っている、その自転車は海を凍らせながら海の上を走っているのだ、その自転車を走らせているのはアイマスクをおでこにつけた、昔音楽室で見た作曲家のような髪型をしていた。

その自転車がビーチに着くと、男は自転車を降りてサンダーの方へ歩いてくる。

 

「どーしたにいちゃん、こんな無人島に遭難か?」

 

「まぁそんなところだ、あなたは海軍か?」

 

「あぁまぁ海軍の大将やってる青キジだ、救助はいるか?」

 

「お願いしたいな」

 

「わかった」

 

青キジはサンダーの返事を書くと懐からでんでん虫を取り出し、海軍の本部と連絡を取っていた。

 

「もーすぐここに海軍の船が来るからそれに乗ってくれ」

 

「ありがとう」

 

「きにすんな、じゃあたっしゃでな」

 

「ちょっと待ってくれないか?」

 

俺は青キジが歩いて行こうとする後ろから声をかける、それと同時に今まで消していた自分の気配を全開で出す。

振り向く青キジの顔は驚愕に染まっていた、そして震えていた。

 

「にいちゃん、その覇気はなんだ?」

 

「俺の覇気だが?」

 

「今までそんな覇気はしなかったぞ」

 

「消していたからな」

 

「覇気を消すだと?」

 

実は覇気が消えていたわけではなく、俺は隠していたのだ、見聞色を応用し相手の見聞色の空きをみつけそこに自分の覇気を注ぐことで相手から俺の覇気を感じさせない技だ。俺はこの技を消覇と呼んでいる。

 

「そんなことがぁできるとは、おまえさんやるな」

 

「少しここで俺たちと戦ってくれないか?」

 

「別にいいが、たちってのはどこだ?」

 

俺は青キジに返事として上を指差す、そこには太陽が2つあった。本当に太陽が2つあるわけではなく、片方はアクアだ。朱雀そのものになったアクアが空を飛んでいる、その膨大な熱量から太陽が2つめあると錯覚してしまうほどだ。

 

「おーいアクア」

 

俺が名前を呼ぶと腕だけを朱雀翼えと変えたアクアがすごいスピードで降りてきた。

 

「にぃに呼んだ?」

 

「あぁ、海軍の人が来たから修行の、成果を見ようと思ってね」

 

「そーなの?アクアはなにすればい?」

 

「その人と戦ってみるか?」

 

「うん!わかった!がんばるね!」

 

「おいおいにいちゃん、俺とその子で戦えってか?」

 

「そーだよ、アクア消覇やめていいぞ」

 

「ん、わかった」

 

アクアが消覇をやめるとさっきの俺ほどではないが、強力は覇気が青キジをおそった。

 

「おいおい、まじか」

 

冷や汗をかく青キジ、それにたいしアクアはたんたんとはじめた。

 

「じゃあ、いくよ?」

 

アクアがそう声をかけると一瞬で青キジの腹へ飛び蹴りを入れる、翼へと変わった腕を後ろにおき、そこから炎を噴射させることでスピードをさらにあげたのだ。

蹴られた青キジは空中だ1回転し着地する、だがお腹を抑えていた。

 

「ちょっとやばいんじゃない、これ?」

 

お腹を抑えていた青キジが前を向くとそこには青キジの左側から左足のかかとで蹴りを入れようとしている、アクアの姿があった。素早く反応した青キジは左手を武装色で固めガードする、それを見たアクアも左足のかかとを、武装色で固め蹴りを入れる、腕と蹴りがぶつかると「ボキ」青キジの腕から嫌な音がなる、青キジの顔も歪む。

そして右側の森へと吹っ飛ぶ青キジ、それを追うアクアは腕を戻し背中から炎の翼を出し、さらにスピードをあげた。

 

アイス塊(アイスブロック) 暴雉嘴(フェザントベック)

 

森から大きな鳥の形の氷が突っ込んで来る、それをアクアは殴って止めた、今のアクアのパンチは飛んでいたスピードに加え、右手に武装色と炎をまとい膝そして肩から炎を噴射させさらにスピードをあげたのだ。そのパンチな見事に氷の鳥を砕いてみせた。

 

「おいおいまじか」

 

驚いている青キジは森から歩いて出てきた。

(てかあいつ、さっきから同じことばっか言ってんな)サンダーはこんなことを考えていた。

 

「もーおわり?」

 

「あぁ俺じゃ手も足もでないな」

 

「にぃにおわったよ」

 

2人で話し決着がついたようで、アクアは俺の方へと歩いてきて、頭を撫でるように背伸びをしてアピールしてくる。その頭を撫でてあげるとアクアは幸せそうな笑みを浮かべる。

俺たちはこの4年間でだいぶ仲良くなった、本当の兄妹のように。

 

「次は俺とやってもらうぞ?」

 

「わかったよ」

 

「さぁ、ゲームを始めよう」

 

アクアとは違い俺はしっかりと向き合った状態から始まる、最初は能力も覇気も使わずにただ体術での殴り合いをする、体術での軍配は俺に上がった、青キジの攻撃はすべて避けるか止め、俺の右腕が鳩尾にジャストミートではいった、それには青キジを後ろに数歩下がりながら咳き込んでいる。

次は武装色、見聞色を使いまた殴り合う、今度はお互い攻撃、防御共に数段レベルが上がり、攻撃が体に当たるだけで骨が折れてしまいそうだ。そんななか俺はわざとすきをつくり青キジに殴らせた、そーすると青キジはそれにつられ腹に右手でのパンチを入れる、右手は真っ黒に染まり青キジ本気の武装色が込められていた、だが俺をそれは鉄塊だけでうけきった、それどころか青キジの拳を砕いたのだ。

 

「お前さんどこで六式?」

 

「なんのことだ?」

 

「まさか才能だけで?いやなんでもねー」

 

俺はわざとしらばっくれておく、六式は海軍にだけ教えられる技術なので何故俺が知っているとなってしまうからな、勝手に勘違いしてくれたみたいだし。

 

「じゃあ続きいくぞ、こっからのお前は俺についてこれない」

 

俺の台詞とともに雷が周囲に弾ける

 

神速(カンムル)、いくぞ」

 

声とともに青キジは吹っ飛んだ、仰向けの状態で水平に飛んだのだ、青キジはこの時気づく自分は殴られたのだと、そして体が痺れ動かないことに。

上に太陽があり、今日は雲ひとつない晴天だ、そのはずなのに影がさす、よく見ると空高く飛び上がっているサンダーだった。

 

落雷(ナルカミ)

 

空から雷が落ちた、それもとくだいのだ。

雷に飲まれた青キジは黒焦げになっていた、あまりの電圧に気を失った。

俺が今使った技はHUNTER×HUNTERのキルアが使う技だ。

神速(カンムル)この技は末梢神経に直接流し込む事によって超人的な反射行動を可能にする技だ、簡単に言えば驚異的な反射神経をしているってことだな、それに加え俺の身体能力があればもやは光速を超える。

落雷(ナルカミ)この技は単純に超高圧電力の雷を相手の上から落とす技だ。

 

気絶した青キジすぐに起き上り、俺たちに話しかけてきた。

 

「今回はまぁ軽い手合わせで本気じゃあーないが、俺が手も足もでないとはな、お前ら海軍にならないか?」

 

「悪いがならないな、自由に旅したいんだ」

 

「そーかい、俺が楽できると思ったのによ」

 

「本気では戦ってくれないのか?」

 

「この島がもたないからな、流石に島無くしたら上にどやされちまう」

 

「わかったよ」

 

なんて会話をしてると海軍の軍艦が見えてきた、そこには煎餅を食っているじーさんが乗っていた。

 




書き忘れていましたが、アクアの見た目はノゲノラの白です
原作キャラ描くのが1番むずい笑
戦闘描写むずい!


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海賊王に俺はなる!!

明日書けるかわからないから今日出します!


じーさんが乗った戦艦が浜に上陸した、戦艦は錨を下ろしている。

そこからじーさんが飛び降り、俺たちの前に着地した。

 

「お前さんが遭難者か、わしはガープ海軍で中将をしておる」

 

「救助ありがとうございます」

 

「救助なんか必要なさそうじゃがの」

 

ガープには俺たちの消覇が通じないらしいな、俺たちよりも見聞色の覇気の扱いが上なのか、まだまだ修行が足りないな。

漫画を読んでいるだけの時は大将が1番強いと思っていたが、こーやって対面してみると、その考えは覆るな、覇気の純度な全然違う、今の青キジなら俺でも倒せるがガープには勝てないだろうな、少しは善戦できるかもしれないが勝つことは絶対にできないな、やはりもっと修行をするべきだ、仲間を集めたら修行をまたしよう。

俺が考えている間ガープと青キジが2人で話をしていた。

 

「あの青年と少女すごい強さですよ、本気の俺でも勝てるかどーか」

 

「そんなにか」

 

「はい、全盛期でもよくて相打ちですかね」

 

「それは是非とも海軍に欲しいの」

 

「誘ったんですが自由に旅がしたいと」

 

「まぁそれならしょうがないの」

 

2人の会話が終わると海軍の人に連れられ戦艦に乗せてもらえた、この戦艦はイーストブルーに向かっているらしい、それはちょうど良かった俺が仲間に入れたいのはあいつとあいつだからな、あの2人は仲間にできれば十分戦力になる。

 

戦艦の上での生活はなに不自由なく過ごすことができた、朝起きたらいつも通り筋トレ、内容は腹筋や腕立てそれぞれやり方を変えたりしながら各種類500回ほどする、そのあとは月歩で飛びながら海に向かって嵐脚や指銃を何回も放つ、海に放つ理由は他に被害が出ないということだけだ、島にいた時は岩山などに放って修行している。

あと今はできないが島では、お互い紙絵や鉄塊を使いながら殴りあったりした、戦いの素人ができることなんてこのくらいだろう、どこかで師匠でも見つけないとな。

次に覇気の修行だ、これも修行の仕方はわからないからとにかく見聞色で周りの気配や考えを感じ、武装色で固めて物を殴ったり殴られたいするだけだ、あぁやはり師匠が欲しい。

そんなこんなでの船旅も終わり俺たちは今風車村に来ている。

 

「本当にここでいいのか?マリンフォードまでのってってもいいんだぞ?」

 

「いえ、ここから旅を始めようと思います」

 

「わかったわい、じゃあたっしゃでの」

 

ガープ達との別れを済ませ俺とアクアは風車村とは別のところの海沿いに来た。

 

「それでアクア、どーやって船もらうんだ?」

 

「お願いすればくれるって」

 

「えー、じゃあ、神様お願いします!」

 

ずいぶんとてきとーな感じだがいきなり目の前に船が現れた、まるで前からそこにあったかのように。

その船は船首ドラゴンで、帆と海賊旗には大きくマークが書いてある、ドクロに雷が左右の上から刺さっているようだ、そして後ろには炎の翼が生えている、ごちゃごちゃした感じだが俺とアクアを表していて満更でもない。

その船に2人で乗り込み船を動かす、船は2人でも動かせるようにいくつかの機能が自動になっていた、優しいじいさんだ。

船の中には1つのエターナルポースと手紙が一枚置いてあった、エターナルポースを確認するとシロップ村へのエターナルポースだった、あの神様にはなにもかもお見通しのようだ、そして手紙には

 

「わしが色々としてやるのはここまでじゃ、ここからは自分の力で頑張ってくれ、上から見守っているよ」

 

そう綴られていた。

その手紙をくしゃっと握り決意を込める。

 

「アクア!このエターナルポースでシロップ村へ頼む!」

 

「りょーかい!」

 

俺の言葉に元気よく返すアクア、かわいいやつだ

ここから俺たち2人の旅が始まる

 

「海賊王に俺はなる!!」




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1人目の仲間

夜になっちゃった


航海を始めてから30分ほどで目的地の島が見えてくる、その島の中にある村名前はシロップ村で、ここはウソップがルフィの仲間になるところだ、ここで俺は仲間のスカウトに来た。

察しのいい人なら気付くだろうクロだ、クロはとても頭がよくそしてよく切れる、その能力は俺にもアクアにもないものだからこれから絶対に必要になる。

俺たちが船を上陸させるともう戦い始まっていた、ちょうどルフィがクロを倒したところのようで「ゴーン」といい音が響いている、倒れたクロを連れてクロネコ海賊団が逃げていく、その船に俺は飛び乗りいっしょに出航する、アクアは船で後から付いて来る手筈になっている。

 

「やぁどうも黒猫海賊団の皆さん」

 

俺が船首に立ちながら声を出す、ボロボロで今にも倒れそうな人たちがみなこちらを迎く

 

「なんだお前は」

 

死にそうな状態で声を出すクロ、その声は弱々しく少ししか聞こえてこない。

 

「あなたを仲間に誘おうと思いまして」

 

俺の言葉に驚く全員たち、だがクロ自体は驚いていなかった。

 

「あんな弱小海賊に負けた俺をか?正気か?」

 

「あぁ、いたって正気だよ、戦う力なんて修行すればつく、俺はお前のその頭をかってるんだ」

 

「あたま?」

 

「あぁ、その作戦を練る頭脳と回転の速さ、それは俺たちに必要なんだ」

 

「まさかこんな俺が必要にされるとはな」

 

「それでどーだ?一緒にこないか?」

 

「元々この海賊団は解散のつもりだったからな、お前についていくよ」

 

「ありがとう」

 

簡単にことが済んでしまった、これも特典の力なのかずいぶんと簡単に仲間になってくれたな、まぁ楽でいいか。

 

「だが、俺より弱い奴の下にはつきたくない、俺と戦い俺が勝ったら俺が船長だ、文句はないな?」

 

「あぁないよ、予備の猫の手はあるのか?」

 

「あるさ、よこせ」

 

クロがそう部下に声をかけると後ろから猫の手が2つ飛んで来る、それをキャッチし手に装着するクロ、独特なやり方で眼鏡をあげる。

 

「さぁゲームを始めよう」

 

「杓死」

 

その言葉と共に瞬間移動とも思える速さで迫るクロ、だが当然俺には見聞色の覇気があるから、攻撃が読めるのだが今回そんなものは使わない、俺のゴロゴロの実だけで戦うことにする。

 

神速(カンムル)

 

最初の攻撃を避けると同時に技を発動、俺の全身に雷が走り俺は電気をまとう、すると俺の反射速度は常人のそれを超える、クロですら反応できない速さで杓死に反応してクロの腕を掴む、するこクロの動きが止まり驚愕の表情で俺を見つめる。

 

「お前どーやって止めた」

 

「簡単なことさ反応して掴んだそれだけだ」

 

「ばかな、そんなことありえるはずが」

 

「実際に今ありえてるだろ?」

 

「くそ」

 

苦虫を潰したような表情を浮かべるクロはこちらに蹴りを入れようとする、それを難なくかわすが手を離してしまいクロが距離を置く。

体術で挑むつもりなのか杓死を使わずに距離を詰めるクロ、だがその攻撃は1つも当たらず俺が避けている。

 

「もう終わりにしよう」

 

俺は右手に雷を集めていく、すると右手は色とりどりな雷が弾け近づいただけでも相手が麻痺して動けなくなりそうだ。

 

「これは少し痛いぞ?雷切」

 

俺はまさに光速でクロの懐に入り腹に雷切をきめる、電圧は抑えているため焼け死んだらすることはないだろう、雷切がクロに刺さるとクロの全身に電気が走りクロは煙を上げながら倒れる。

 

「お前は強すぎる」

 

クロが倒れながらにも言葉を発していた、この言葉にはどんな意味があるのか予想しかつかない、起きたら聞いてみるかな。

俺は倒れたクロを持ち上げ船を飛び降りる、そんな俺を船から見ている船員たちに月歩で飛びながら告げる。

 

「お前らは足を洗え今からでもやり直せる」

 

その言葉を聞き泣き出すものや呆然とするものなど反応は千差万別だがまだ海賊を続けたいものはいないようだ。

後ろから迫っている俺の船に乗り込みクロをベットに寝かせる、あまり威力は出していないからすぐに眼を覚ますはずだ、あいつが目を覚ますまでに次の仲間を誘いに行こう。




無理やりすぎますかね?
感想ください


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次なる仲間は

「にぃに次はどこに向かうの?」

 

舵をとっているとアクアが問いかけて来る

 

「クロを誘うのはシロップ村行くのでわかったけど、次は誰を誘うの?」

 

「クリーク海賊団のギンかな、あとあそこは人多いから料理人とか船大工とか船医とかいたら誘おうと思う」

 

「わかった、じゃあバラティエに向かう」

 

アクアは俺と舵を変わると舵をとり船の進行方向を変える

 

「バラティエの場所わかるのか?」

 

「………おじいさんがイーストブルーの色んな場所を頭に入れてくれて」

 

「そーだったのか」

 

アクアは少しつまりながら返事をする、少し変に思ったが何も気にせず会話を続ける。

その後日常会話を終え俺は修行をはじめる、月歩で空を飛びながら剃を使う技だ、この技名は剃刀、才能と身体能力をもらっただけあってすぐに完成した。

やろう思ったことがすぐにできてしまい少しつまらないな、なんて思えてくるが自分でもらっておいてわがままだなと自分にツッコミを入れる、その後もCP9が使う指銃 撥(飛ぶ指銃)や鉄塊 空木(カウンターの鉄塊)、指銃 黄蓮(片腕で指銃の連打)、嵐脚 孤狼(跳ねながら進む嵐脚)この4つの技を完成させようとおまう。

指銃 撥は嵐脚の要領で止めるのではなく振り抜くことで飛ばすことができた、指銃 黄蓮も腕は振り抜く指は連打と考えながらやると完成した、空木と孤狼はぜんぜん完成しない、空木は部屋にあったボールを壁にぶつけ帰ってきたところで鉄塊を使っているが止まるだけでカウンターにならない空木は後回しかな。

孤狼も海に向かって使っているが一発目で海を切り裂いてしまう、どーやったらいいのだろうか、これも後回し決定だな。

あとは技の応用をしていく、指銃 撥に雷を付与し指銃 雷撥とする。これで威力も上がり感電もさせられる、一石二鳥だ。

 

そんなこんなで修行をしているとバラティエが見えてきた、月歩で飛びながらよく見るともうエラが出ていてしかも片方は破壊されている、ルフィとクリークの姿が見えないところを見るとクリークを倒しルフィが一緒に海へ落ちたところかな?するとサンジがゼフに怒鳴り海に飛び込んでいく

それを眺めてから俺は甲板に降りて、修行を再開しようとする。

すると部屋からクロが出てくる。

着地する俺を見て驚くクロが少し面白かった

 

「どこにいたんだ?」

 

「空だよ、空から次の目的地を見てたんだ」

 

俺の空発言にまた驚くクロ、驚くクロは本当に面白いな

言葉を残しその場を離れ船首に向かって歩く俺、それに後からついてくるクロ、もう俺を船長として仲間として認めてくれたみたいで少し嬉しくなる。だが特典のおかげと思い出しどこか虚しくなる気持ちもあった。

船首まで行きクロは前の光景を見て声を出す

 

「あれは、バラティエか?なぜ煙が出て横にあんな大きなガレオン船が?」

 

「あれはクリークの船だよ」

 

「ドンクリークか、懐かしいなグランドラインに行ったと噂で聞いたんだがな」

 

「あぁ、グランドラインから逃げてきたんだよ強敵に負けてな」

 

「そーだったのか、それで次の仲間とやらは?」

 

「クリークのところにいるやつでな、ギンってやつだ」

 

「鬼神のギンか、仲間に入れるほどなのか?」

 

「あいつは義理堅いからな、それに強さへの執着心もある」

 

「ずいぶんと詳しいんだな」

 

「まぁいろいろとな」

 

クロとの会話を楽しんでいるとぎりぎりの状態でガレオン船が動き出した、今にも沈んでしまいそうだ。

アクアに声をかけそのガレオン船を追いかける。

ガレオン船は近くの無人島に停泊すると船員たちがみんな降りる、ギンはここでもクリークを背負っている、やはり義理堅いな。

ガレオン船の横に俺たちの船を止め俺たちも降りる、ここからスカウティングだ。




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新たな仲間

もう一作品あげようか迷う…


後から降りてきた俺たちをじっと見ているギンたち。

ギンはクリークを仲間に預けてから俺たちのところへ向かってくる。

 

「なぁ、薬か何かないか?あったら譲って欲しいんだが」

 

「あるぞ?今取ってくるから待っててくれ!」

 

俺は船に飛び乗り船内から薬箱を持っていく、クロの治療にもここから薬を使っている。

薬を持ってきた俺を見てギンは安堵の表情を浮かべている。

 

「これで大丈夫か?」

 

「あ、ああ!ありがとう!」

 

俺から薬箱を受け取ったギンは急いでクリークの元へと向かっていった、それを見送ったクロが話し掛けてくる。

 

「どーやって仲間に誘うんだ?」

 

「さぁなー、わからん」

 

「わからんっておい、ちゃんとしろ船長」

 

「はいよー、じゃあちょっくら行ってくる」

 

クロはサンダーを見送った後船に乗りアクアと言葉を交わす。

 

「あいつはどんなやつなんだ?」

 

「にぃには強いよ、それに優しい」

 

「強くて優しいねぇ、なら海軍にでもなればいいものを」

 

「にぃには海賊に憧れちゃったからね、夢とロマンを求めて仲間と一緒に冒険する海賊に」

 

「あいつはそんな海賊がしたいのか、やっぱ変なやつだな」

 

「そーかな」

 

「あぁ、だが面白いな、ついてきてよかったよ」

 

けして会話が弾んでいるわけではないが、2人はこの後も会話を続ける。

 

サンダーの方はクリークの様子を確認しにきた。

 

「そいつ大丈夫なのか?」

 

俺がクリークの容態を確認するとギンは声かけられるまで気づかなかったのか驚いていた。

 

「お、あんたかありがとうよ、だいぶ容態が落ち着いた」

 

「ならよかったよ、それでどーしたんだ?」

 

「実はな…」

 

そこからギンは今までのことを語り出し、後悔からか泣き出した。

 

「俺がしっかりとドンを支えていれば」

 

「自分を責めることはないさ」

 

そんな話をしているとクリークは起き上がった。

状況を思い出しのか激しく怒り出した。

 

「あの麦わら帽子のやつはどこだ!殺してやる!」

 

「ドンもうやめてくれ!俺たちは負けたんだ!」

 

「俺は負けてない!」

 

ギンの抑えも聞かずに暴れるクリークに対し俺は腹を殴った。

そこまで力を入れていなかったのでクリークが後ずさるだけで終わる。

 

「グフゥ、なんだお前は!」

 

「通りすがりの海賊だよ、お前はなに仲間に当たってんだ?」

 

「仲間だと?こいつらはただの手下だ、どー使おうが俺の自由だろ!」

 

「ふざけんな」

 

静かに怒りがこみ上げてくる、俺が憧れた冒険は仲間と楽しくロマンを求めるものだ。

だがこいつは全てを否定した、こんなやつに船長の資格はない。

 

「俺と戦え、勝ったら仲間をもらうぞ」

 

「いいだろう!殺してやる!」

 

クリークはただ前から突っ込んでくる、そのクリークの腹にパンチを入れることで終わる。

元からぼろぼろのクリークをとはいえパンチ1発入れるだけで倒したことに周りは驚いていた、俺は倒れるクリークを支えそこに倒した。

 

「ギン、こんなやつじゃなく俺のところへこないか?」

 

「それがいいかもしれねーな」

 

ギンは少し諦めたような表情を浮かべながらクリークに問いかけるように話しかける。

 

「なぁドン、俺は頼りなかったか?俺は弱すぎたか?俺はあんたと肩を並べることはできなかったのか?」

 

返事がこないことをわかっている問いかけをするギン、その目には少しの涙が溜まっていた。

今までのクリークとの思い出を思い出してだからなのか、クリークの役に自分が立てていなかったと思う後悔なのか、俺にはわからないだからなにも言うことはない。

 

「お前たちは最高の仲間だ」

 

こないと思っていた返事に驚くギン、前に倒れたクリークが大勢を仰向けに変え声を出していた。

 

「こんな俺についてきてくれたお前たちに俺は感謝している」

 

その一言一言を聞き逃さないようクリーク海賊団のメンバーは聞き入っている。

 

「そんなお前たちに俺はもう迷惑をかけられない」

 

クリークが言わんとすることをみな察したのか皆顔を上げクリークを見つめる。

 

「今日を待ってクリーク海賊団は解散する」

 

クリークの言葉を合図にするかのように涙を流す船員たち、その姿を見るのやはり船長は慕われているものなんだと理解した、サンダーはその場を黙って見守っていた。

 

しばらくして皆泣き止みその場は落ち着いた、クリークからまだ海賊を続けたい者をお前の仲間に入れてやってくれと頼まれた、土下座までされては断りきれず、海賊を続けたい者がいるかどうか聞いてまたところ、船大工のサジ料理ができるカズ医者経験のあるセーガ戦闘員のソガイル、ギンが海賊をつづけたいと志願してきた。

俺は大歓迎だとみ仲間に向かい入れる、クロを呼び船へと案内させ俺は1人別のところへ向かう。

 

「お前は海賊やめんのか?」

 

俺が声をかけると本人はびくっと肩を震わせた、その本人とはクリークである。

クリークはガレオン船についていた小舟で出航しようとしていたところだ。

 

「俺は海賊をやる資格はねーよ」

 

「海賊をやるのに資格がいるかよ」

 

クリークは俺の返事に驚いたのか俺の顔を見て固まっていた。

また口を開き言葉を発する。

 

「俺も行っていいのか?」

 

「あぁ、一緒に海賊やろーぜ!」

 

俺が手を出すとクリークがその手をがっしりと掴む、お互いに笑みを浮かべてからクリークを立たせ船へと向かう。

そこには船を沖に浮かべ待っている仲間の姿があった。

 

「クリークいこーぜ!」

 

クリークと共に船に飛び乗り出航する。

クリークはギンたちと何か話しているようだ、俺は邪魔しないよう静かにいなくなる。

1人で船首に座り空を眺めているといつのまにか周りにはみんなが集まっていた。

俺は仲間の存在に嬉しくなりつい笑みを浮かべてしまう。

そして立ち上がりみんなの方を向く

 

「さぁいくぞ!やろーども!目指せグランドラインだ!」

 

「その前にローグタウンだ」

 

俺のかっこいい宣言に対しクロが突っ込みをいれる、そしてみんなで声を出して笑っている、やはり仲間は最高だな

 




特典の好かれやすくするをスカウト能力に変えました。


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修行しなきゃな

お久しぶりです
遅くなってすいません、テスト期間で…
すこし短いですがすいません


ローグタウンへ向かい出航した船だったが途中に見つけた無人島へと上陸していた。

 

「アニキ、なんで無人島なんかへ?」

 

そう声をかけてくるのはギンだ。ギンは俺のことをアニキと呼ぶことに決めたらしい。

ついでに話すとクロとクリークはサンダーで他の奴らは船長と俺のことを呼んでいる。

 

「お前らに修行をつけないといけないからな」

 

俺の言葉を聞きギンは目をキラキラと輝かせていた。もとより強さへの探求心はこの一味で1番持っているギンは以前から俺に修行のお願いをしていた。だが船の上ではやり過ぎてしまうと困るのだ断っていたのだ。

ギンと会話をしているうちに船は砂浜へと上陸していた。

 

「よーし、お前ら全員降りてこい」

 

俺が先に飛び降りてから声をかけると皆飛び降りてくる。

 

「サンダー、今からなにをするんだ?」

 

クロは飛び降りた際にずれた眼鏡を特徴的なやり方で直しながら声をかけてくる。

 

「お前らに修行をつけようと思ってな、まずはこれらを覚えてもらう」

 

俺はそう言いながら六式の準備をする、クリークに声をかけこちらにきてもらい目の前で実践する。

 

「今から見せるのは海軍で習う戦闘技術だ、役に立つから覚えてくれ」

 

俺の言葉を聞き面々は海軍というところに反応したがそれよりも戦闘技術が気になるのかすこし前のめりになっている。

 

「まずは鉄塊という技だ、これは体を鉄のように硬くして相手の攻撃から身を守るものだ、硬くなれば相手にダメージを与えられるからな、しっかりと覚えてくれ」

 

説明をしたらクリークに俺を本気で殴らせる。クリークは最初戸惑っていたが俺の強さは身をもって知っているため思い切り振りかぶって殴ってきた。

そのパンチは見事腹に命中したが「ガンッ」という音とともにクリークの腕が止まり、逆にクリークが拳を抑えていた。

 

「これのコツは力を入れることは当たり前だが自分の体の周りを鉄で覆っているようなイメージを持つことだ」

 

俺は説明するがこれであっているかはしらない、まず俺は六式の細かな説明なんかはできないのだ。だから自分の感覚や使った時の使用感から説明するしかない。

鉄塊に関しては今後覚えてもらう武装者の覇気に少しでも近いイメージを持ってもらうためにこの説明にした。

拳を抑えて痛がっているクリークに「もう一度殴ってくれ」と声をかけるがクリークはすごく嫌そうな顔をしている。

「今度は痛くない」と伝えると表情が変わりまた殴る準備をする。

 

「次は紙絵という技だ、これは相手の攻撃を避ける技術で体を紙のようなしてひらりと攻撃をかわす。」

 

クリークに声をかけ殴ってもらう、今度は俺の体が凹むようにしてクリークのパンチを避ける。クリークは驚いていて顔が面白い。

 

「これのコツはしっかりと相手の攻撃を読み最低限の運動でかわすことだ、そーすれば自然と避けれるようになる。相手の攻撃を読むコツはしっかりと相手を確認しその動作から次なにをするかを考えそして感じることだ」

 

先程から俺の説明にピンときていない面々は不思議そうな顔をしている。そんなことには構わず俺は説明を続ける。

次からは攻撃の技術と移動の技術なのでクリークにはみんなのところまで下がってもらう。

 

「次は嵐脚という技だ、これは足から斬撃を技でとっても使いがってがいいから是非覚えてくれ」

 

そして俺は左脚に重心を置き右脚を前蹴りのようにして振り抜く、すると脚から斬撃が飛び出し砂浜にぱっくりと切り跡ができる

あまり力を入れていなかったがその跡の深さに皆驚いているようだ。

 

「これはコツはしっかりと脚を振り抜くこと以上だ」

 

みな切り跡以上に驚いた反応をしている、もっとわかりやすく説明しろと目で訴えてくるが、これ以上の説明を俺は思いつかない。

 

「次は指銃だ、これも攻撃の技で指で相手を貫く技だ。これを極めれば飛ばせるようになるからみんなそこまでできるよう頑張ってくれ」

 

俺はまた実践するために足元の砂浜に向かって振り上げた右腕を振り下ろす。力を入れておいた人差し指で砂浜を刺し小さいが深い穴を開ける、底が見えず真っ暗だ。

 

「これのコツは指だけに鉄塊をし素早さ刺すということだけだな、だから鉄塊ができるようになればできるぞ」

 

みんな驚くことに疲れたのかあまり反応を示さなくなった、つまんないの。

 

「次は剃という移動技だ、これはほぼ同時に地面をけりスピードをあげるという原理でできている」

 

また実践して見せて、すこし離れていた俺と皆との距離を一瞬でつめる、反応できていなかった皆は咄嗟のことに驚いていた。

また剃を使い距離をとってから話し始める。

 

「これのコツは、まぁさっき言った通り何回も地面を蹴るんだが、走り初めの力を入れる感覚を何度もその場で両足に乗せる感じだな」

 

俺の説明ははやりわかりづらいのか皆頭の上にはてなが浮かんでいた。

次の説明をしよーとする俺の視界の隅に海軍の船が見えた。

 

「今俺がやった技術と月歩という空を飛ぶ技術を使ってあの海軍襲ってくるから、よく見とくように」

 

そう言って俺は飛んでいく。

 




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