ジャンヌの守護者 (doesn't work)
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プロローグ

思いつきで書きました!
それだけです


金髪の女性が倒れている

 

その女性の前に男は立っていた

 

その男の名はリカルド

 

リカルドはジャンヌを捉えるべくきた1万の兵士達の前に立っていた

 

何故、聖女一人にこの量の兵士が向かわされたのか

 

理由はこの男である

 

武装は鎧と両腕の大盾

 

のちに守護王とまで言われた男である

 

数時間前〜

 

ジャンヌとリカルドは馬車に乗り兵士達から逃げていた。しかし、ジワジワと差を詰められている

 

ジャンヌ「もはや、ここまでの様ですね。この量の兵士達に囲まれては... リカルド、貴方だけでもせめて逃げてください。」

 

リカルド「冗談言うなよ。そんなこと出来るかよ。」

 

ジャンヌ「私が投降すれば、まだ貴方だけでも助かるかもしれない。」

 

リカルド「無理だな。」

 

ジャンヌ「ですが...」

 

そんな事を話していると、馬車を引いていた馬がいきなり倒れた。

その理由は馬に弓矢の矢が当たられたからである

 

リカルド「な⁉︎」

 

馬車はコントロールを失い横転した

 

リカルド「ジャンヌ。大丈夫か?」

 

リカルドがジャンヌに問いかけるが反応がない。どうやら先ほどの横転で意識を失ってしまった様だ。

 

リカルド「マジかよ...コレじゃあ時間稼ぎも意味ないな。って事はあの兵士達を全滅させる以外に方法はないか」

 

リカルドはそう言いながら1万の騎乗兵 歩兵をみた。

 

リカルドは覚悟を決めジャンヌの前に立った

 

リカルド「ジャンヌには指一本触れさせねえ!」

 

そこからのリカルドは異常だった。

 

矢が飛んでくれば盾で弾き。剣を振ってくれば片方の盾で抑えもう片方の盾で倒す。突っ込んでくる兵には盾で押し返す。

 

それを、人ではありえない様なスピードで繰り返していた。

 

リカルドと一万の兵士達の戦いは日が跨いだ時に終結した。

 

辺り一面死体だらけになっている中で立っているボロボロの鎧に身を包んだ男。鎧や盾のいたるとこに血がついていた。最早、自分の血が返り血かな区別がつかない程に

 

そして、その後ろには金髪の女性 ジャンヌダルクが未だ倒れていた

 

ジャンヌ「ん?」

 

ジャンヌが意識を取り戻した瞬間に見たものは 死体 死体 死体 死体

見る限り兵士たちの死体が転がっていた。

 

しかし、ジャンヌの前にはジャンヌを守り抜いた男が立っていた

 

ジャンヌ「リカルド!大丈夫なの⁉︎」

 

ジャンヌはリカルドに近寄り安否を確認する為に近づいた。

 

しかし、ジャンヌがリカルドに触れた瞬間、リカルドの体が倒れた

 

ジャンヌ「リカ...ルド?」

 

リカルドは既にこの世を去っていた。一万の兵士を相手にジャンヌを守りながら戦い抜いた。しかし、その代償は大きかった...

 

 

 

 

 

 

 

 




だいぶ短いですが。これで、プロローグは終わりです


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召喚

感想書いていただいた方ありがとうございます
これからも頑張って書いていきます!


森の中で構えるアストルフォその後ろにはホムンクルスの少年

 

彼らの前に立ちはだかっているのは最優のクラスであるセイバーのジークフリートとそのマスターのゴルド

 

ゴルド「こんな、雑事に私を使いおって」

 

ゴルドは自分がこんな事に使われる事にひどくご立腹の様子だった

 

アストルフォ「君逃げろ」

 

アストルフォが、ヒア汗をかきながらホムンクルスを逃がそうとする

 

ゴルド「セイバーライダーを抑えろ」

 

アストルフォ「何してるのさ、早く!」

 

ホムンクルスは全く状況が掴めず唖然としている

 

二体のサーヴァントがぶつかりあおうとしたその時

 

ジークの左手に龍の形をした令呪が現れた

 

そして、令呪が現れると同時にジークの前に召喚サークルが形成された。

 

ゴルド「なんだこれは⁉︎」

 

アストルフォ「何が起こっているんだい⁉︎」

 

ジークフリート「!?」

 

その場にいた全員が驚きを隠せないでいた

 

⁇?「サーヴァントシールダー 召喚の招きに従い参上した。え〜と俺のマスターは誰だ?」

 

全員がまだ唖然としている中シールダーはキョロキョロと自分のマスターを探し始めホムンクルスを見るとそのホムンクルスに近づき

 

⁇?「お前が、俺のマスターか。俺はシールダー真名はリカルドよろしくな」

 

そういい手を差し出した。

 

ホムンクルス「あ、え?」

 

ホムンクルスの少年は状況が未だつかめていないようだった

 

ゴルド「どういう事だ!何故英霊が召喚されている」

 

ゴルドは事態がつかめず困惑し

 

アストルフォ「君凄いじゃないか!英霊を召喚するなんて」

 

アストルフォは感心していた

 

セイバー「...」

 

セイバーー何も言わずに剣を構えていた

 

ゴルド「ええい。一人増えたところで関係ない!セイバー、ライダーとシールダーとか言う奴を抑えろ」

 

ゴルドが支持を飛ばすとセイバーがリカルドとアストルフォに斬りかかるが

 

リカルド「いきなりかよ」

 

リカルドが片方の盾でその剣を受け止めていた

 

アストルフォ「君中々やるじゃないか!そのまま受け止めておいてね」

 

アストルフォはそう言い セイバーに斬りかかるが避けられてしまう

 

アストルフォ「さぁ、今のうちに逃げろ」

ホムンクルスは逃げるため走りだした。

 

ゴルド「クソ!面倒な」

 

ゴルドはホムンクルスを追いかけようとしたが

 

リカルド「おっと、追いかけさせはしねえよ」

 

リカルドが行く手を阻んだ

 

ゴルド「クソ!セイバー!」

 

セイバーはアストルフォと鍔迫り合いになっておりこちらにこられない

 

リカルド「こちらは二人そちらは一人撤退をお勧めするが?」

 

ゴルド「そんな事をしてたまるか!」

 

ゴルドはプライドが許さないのか撤退をする気はない様子だった

 

二人睨み合っているとアストルフォと戦闘していたセイバーがこちらに向かってきた

 

ゴルド「よしセイバー!あいつを倒せ!」

 

ゴルドはそれを確認するとすぐ様支持を出す。しかしセイバーはゴルドに近づき

 

ゴルド「がは!」

 

ゴルドの腹を殴り気絶させた

 

リカルド「どう言う事だ?そいつは、お前のご主人様だったんじねぇの?」

 

セイバー「あちらで、ライダーに気付かされた。俺はまた道を違えそうになった。すまない」

 

リカルド「まぁ、ひいてくれるのなら此方としても有難い。何を違えそうになったのかは知らないが良かったじゃないか。気づけて」

 

セイバー「あぁ」

 

セイバーはゴルドを担ぐと拠点に帰っていった

 

アストルフォ「ありがとう!君のおかげであの子を救えることができたよ!」

 

リカルド「いやいや、俺は自分のマスターを守っただけだよ。」

 

アストルフォ「よし!少年を追いかけよう!」

 

アストルフォがそういい、ホムンクルスが逃げていった方向へかけた。それを追いかけるようにリカルドを走った。間もないところでホムンクルスにらおいつく

 

アストルフォ「お〜い、君大丈夫かい!」

 

アストルフォが声をかけるとホムンクルスら少しホッとしたように息を吐いた

 

ホムンクルス「ライダー良かった。」

 

リカルド「俺にはなしかい...」

 

リカルドは自分に言葉がかけられずすこしショボくれた。

 

アストルフォ「ちょっと無視されたくらいで拗ねない拗ねない」

 

ホムンクルス「すまない」

 

ホムンクルスは申し訳なさそうに頭を下げた

 

リカルド「まぁ、気にしてないからいいよ」

 

アストルフォ「あ〜あ、きちゃったか」

 

アストルフォがそう言うと周りに黒のサーヴァントとそのマスターが現れた

 

ダーニック「ライダーここで何があった。そのサーヴァントはなんだ?」

 

アストルフォ「えぇ〜と、あはは」

 

アストルフォは苦笑いをしながら言葉を詰まらせる

 

ランサー「ライダーここで何があった。答えよ」

 

馬に乗ったランサーは、嘘は許さんと言うような顔つきで聞いた

 

そして、アストルフォはことの全てを話した

 

ダーニック「ゴルドにセイバーを任せたのは間違いだったか。まぁ、今はどうでもいい。ライダーホムンクスを此方に引き渡せ」

 

アストルフォ「嫌だ!」

 

アストルフォは、ホムンクルスの前に立ち叫んだ

 

ダーニック「仕方ないか...令呪を使え」

 

セレニケ「令呪をもって命ず。ライダーそのサーヴァントを倒しホムンクスを此方に引き渡しなさい」

 

令呪を受けたアストルフォは嫌がりながらも槍をリカルドに、向け

リカルドに斬りかかるがリカルドは片方の盾で受け止めた

 

アストルフォ「ごめんね。こんな不甲斐なくて」

 

リカルド「いや、大丈夫だ」

 

リカルドはアストルフォの攻撃を受け止めながら

 

リカルド「俺のマスターに危害を変わられると思うなよ。俺がいる限りは指一本触れさせねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




宝具の名前が一切思いつかない。泣
何方か考えてはいただけませんか懇願


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再開

宝具名を考えていただいた方ありがとうございます。いつ出すかはまだ決めていませんが必ず使わせていただきますのでそれまでおまちを!
ちょっと、キャラ崩壊起きてるかもです

*すいません。この前の話の「召喚」を一部書き直しました
「召喚」の時点でセレニケの令呪は一画だけ消費されたと言う事にしました。



リカルド「 (さて、どうするか。指一本触れさせないと言ったのは良いものの。流石に限度があるぞ)」

 

黒のランサー「さて、お主は今マスターには指一本触れないと言ったな」

 

そう言いランサーは、手をホムンクルスに向ける

 

黒のランサー「我から守り通せると思わんことだ」

 

ホムンクルスに向かって赤い棘のようなものが生えていく

 

リカルド「ちっ!」

 

リカルドはホムンクルスを掴み避けた

 

しかし、避けた先でバーサーカーが攻撃をしてくる

 

バーサーカー「うぅ〜!」

 

リカルド「お前ら、容赦ないなぁ〜。少しは加減を覚えろ、よ!」

 

リカルドはその攻撃を盾で受け止め、そしてそのままバーサーカーを弾き飛ばす

 

弾き飛ばされたバーサーカーは木を何本もなぎ倒していく

 

ランサー「中々やるではないか。面白い、他のものは手を出すな。我が倒す」

 

ランサーはそういい、馬から降りる

 

ダーニック「仕方ない。セレニケ、令呪を使いきりライダーを止めろ」

 

セレニケ「しかし、それでは!」

 

ダーニック「止めろ!これは命令だ!」

 

セレニケ「っち!第ニの令呪をもって命ず、ライダー殺すのを中止しなさい」

 

アストルフォ「はぁ〜、やっと止まった〜」

 

アストルフォはそう言いその場にヘタリ込む

 

ランサー「さて、これで邪魔者はいない存分に戦うとしよう」

 

リカルド「その前に条件つけてもいいか?」

 

ランサー「何だ?」

 

リカルド「俺が勝てばこの場は見逃してくれよ」

 

ランサー「ふん、もし勝てたらなぁ!」

 

ランサーはリカルドに向けて跳躍した。リカルドはその攻撃盾で受け止める

 

ランサー「やはり、貴様は守りだけは頑丈なようだ」

 

鍔迫り合いになりながら、ランサーが言葉を発する

 

リカルド「へ!これでも、修羅場をいくつかくぐってきてるからな!」

 

リカルドは先ほどのバーサーカーと同じようにランサーを、はじくがランサーははじかれながらも大勢を立て直しリカルドに赤い棘をさしむける

 

リカルド「いい加減 それも飽きたぜ!」

 

リカルドは自分の下から生えてくる棘を盾で砕く

それを見たランサーはほくそ笑み

 

ランサー「今宵はここまでだ。貴様とは枷を無くして戦う。」

 

リカルド「此方としては有難いな」

 

ランサー「引き上げるぞ」

 

ダーニック「王よ!よろしいのですか」

 

ダーニックは戦闘を終わらせひきあげようよするランサーにこう言った

何故なら、今回の戦闘でセレニケは令呪を二つ使ってしまった

これ以降セレニケが令呪を使用することは実質出来なくなってしまう

だと言うのに今回得られたものが何もないと言うのは余りにもだと言う話だ。

 

ランサー「ダーニック。我に二度も同じ命令を言わせるな。」

 

ランサーは威圧するようにダーニックを睨みつける

 

ダーニック「っ! 申し訳ありません。王よ。キャスターライダーを拘束しろ。撤退するぞ」

 

命令を受けたキャスターはアストルフォの元に出ると、手を振って魔術で拘束した

 

アストルフォ「まぁ、仕方ないか。じゃあね、君。」

 

リカルドが黒の陣営が全員撤退したのを見てからホムンクルスに話しかけた

 

リカルド「大丈夫か?」

 

そういい手を差し出す

 

ホムンクルス「あ、ああ大丈夫だ」

 

ホムンクルスは戸惑いながらも差し出された手を握り立ち上がる

 

リカルド「ん?」

 

リカルドは何者かの気配が近づいてくるのが見えた。ただ、その気配には覚えがあった

 

リカルド「(この気配は、間違いなくアイツだな)」

 

ホムンクルス「どうかしたのか?」

 

リカルド「いや、何も。」

 

リカルドがそう言った瞬間彼らの前に金髪の女性、ジャンヌ・ダルクが現れた

 

side ジャンヌ

 

ジャンヌ「(森の中で戦闘が起きていますね。それに、この気配は...)」

 

ジャンヌはそこまで思うと走り出した

 

ジャンヌ「(あの人が、リカルドがこの聖杯戦争に参加している!)」

 

ジャンヌは自分が出せる一番のスピードで走り出した。

 

早くリカルドに自分が恋をした男に会いたいがために

 

ジャンヌ「いえ、これはルーラーとして行くのであって決してリカルドに会いたいからと言う不純な気持ちではありません。ルーラーである以上はその現場に行かなければならない訳で、その場にリカルドが偶々居合わせたとしても何の問題もありません。えぇ、そうですとも」

 

ジャンヌは誰に聞かれる訳でもなく言い訳を話しだした。その際のジャンヌの顔は案の定、赤くなっていた

 

 

 




投稿が遅くなってしまいすいません
なかなか多忙だったものね次の話もこれくらいの期間があいてからの投稿になります。


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再開2

投稿が遅くなり申し訳ありません。
用事やらインフルエンザやら色々重なってしまいまして...
これからは、投稿頻度を上げたいと思いますのでよろしくお願いします


ジャンヌダルクがリカルドたちの前に現れた〜

 

ジャンヌはリカルドに歩み寄りつつ問いかけた

 

ジャンヌ「リカルド、なのですね?」

 

リカルド「あぁ、そうだよ。お前の守護者リカルドだよ」

 

リカルドは自慢でもするかのように胸をはりそう告げた

 

次の瞬間ジャンヌはリカルドに抱きついていた

 

ジャンヌ「リカルド、リカルド、ごめんなさい。私のせいであのような最期を迎えさせてしまって」

 

ジャンヌ涙を流しながらリカルドに謝罪をする

 

リカルド「何を言ってんだ?謝るのはこっちの方だろ。お前をおいて逝ってしまってすまなかった。」

 

リカルドはそう言いジャンヌを抱き締め返す

 

リカルド「さて、生前の話はここらで終わらせてこれからの話をしようか」

 

ジャンヌ「そうですね。これから貴方達はどうするつもりなのですか?」

 

リカルド「特には考えがないな。取り敢えずこの少年をどうにかしたいんたが...」

 

リカルドはそう言いホムンクルスの少年を指差す

 

ジャンヌ「始めまして、私はジャンヌ・ダルクといいます。貴方のお名前は?」

 

ジャンヌはホムンクルスの少年を見て自己紹介をした

 

少年「えっと...すまない。俺に名前はないんだ」

 

リカルド「名前がないって言うのは不便だな...。何か名前を考えるか」

 

ジャンヌ「そうですね。どんな名前がいいか...」

 

ジャンヌは顎に手をやり考え出した

 

リカルド「お前はこんな名前がいいとかそう言うのはないのか?」

 

少年「特には...」

 

リカルド「じゃあ、取り敢えずの呼び名を考えるか。名前は今決める必要もないだろ」

 

ジャンヌ「そうですね。では何にするのですか?」

 

リカルド「ジークで良いんじゃないか?」

 

ジャンヌ「いいですね。貴方はそれで良いですか?」

 

少年「あぁ、構わない。俺はこれからジークと名乗るようにする」

 

ぐぅ〜

 

何処からかそんな音が聞こえてきた

 

リカルド「ん?」

 

リカルドは音のした方に顔を向けるた

 

ジャンヌ「こほん、ジークくんこれから生きていく上で大切なことをお教えしますね」

 

ジャンヌが顔を赤くしながら今のことを無かった事にしようとしていた

 

リカルド「ジャンヌ今のお前だよな?」

 

ジャンヌはリカルドの言葉を無視して紙袋を取り出しその中から茶色くて丸い物を出した

 

ジャンヌ「ジークくんそんなにお腹が空いていたのですね。腹が減っては戦はできぬ、ですよ」

 

ジーク「え?」

 

ジークは困惑した表情になった

 

リカルド「いやいや、今のお前だろ?絶対お前だろ?」

 

ジャンヌ「いえ、今のはジーク君ですよね?ね?」

 

ジャンヌは必死な形相でジークに詰め寄る

 

フジーク「あ、あぁ、今のは俺だ」

 

ジャンヌ「そうでしょう、そうでしょう」

 

ジャンヌはそれを聞くと満足げに声を発した

 

リカルド「まぁ、そう言うことにしておくか」

 

リカルドはやれやれと言った表情で首を振った

 

ぐぅ〜

 

ジーク「ん?」

 

今度はジークのお腹から音がなった

 

ジャンヌ「どうぞ」

 

ジャンヌは丸い物を差しだした。

 

それを受け取り食した

 

ジーク「ん、上手い!」

 

ジークは初めての食事に感動した

 

ジャンヌ「リカルドもどうぞ」

 

リカルド「いや、俺はいいよ。お前らと違って食事はいらないし。それに、俺が食べたらお前の分が減るだろ?」

 

リカルドは当然と言うような顔をして言った

 

ジャンヌ「こう言うのは食べる人数が多いほうが美味しくなるんですよ?」

 

ジーク「そうなのか?」

 

ジャンヌ「はい!」

 

リカルド「まぁ、言えなくもないが...」

 

ジャンヌ「さぁ、リカルド、どうぞ」

 

ジャンヌは丸い物を差しだした

 

リカルド「なら、ありがたくいただくよ」

 

リカルドはそういい丸い物を受け取った




ジャンヌとジークがアニメで食べてたあの丸いのなんなんだろ?


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空中庭園

お久しぶりです
今回から台本形式はなくしてます。


「さて、食事も済ませたしこれからどうするか...」

 

リカルドはこれからどうするか思案していました

 

「まずは、ジーク君をここから離れた安全な場所に連れていきたいのですが...」

 

「いや、ジークは俺のマスターだ。そのジークを離れたところに連れて行ったとしても狙われる可能性はある。」

 

「それは、マスターの権限を私に移せば問題ないのでは?」

 

「そもそも、ジークは何であんな連中に追われていたんだ?」

 

「それは...」

 

ジークは自分が黒の陣営によって生み出されたホムンクルスであること、そして自分はそこから逃げ出してきたことを伝えまして

 

「なるほど、そういうことか...なら俺たちと共に行動した方が安全だろ」

 

「そうですね。あの者たちが追ってこない保証もありませんし...」

 

「そういうわけで、すまないがジークには俺たちと共に行動してもらう。いいか?」

 

「ああ、それでかまわない。ありがとう」

 

ジークはそう言い頭を下げます

 

「さて、ジークをどうするかも決まったな。俺たちは聖杯戦争が終わるまで静観するか」

 

「そのことなのですが...」

 

ジャンヌは申し訳なさそうな顔をしながら

 

「私は今回ルーラーとして限界しています。リカルドにはその手伝いをしていただきたいのですが」

 

と伝えた

 

「ルーラの仕事って?」

 

「聖杯戦争で何か不正などを防ぐ事です。ただ...」

 

「ただ?」

 

「今回の聖杯戦争はどこかおかしいのです」

 

ジャンヌは自分がおかしいと思った部分を話していきました

 

今回の聖杯戦争で自分は肉体を持たずに召喚されたこと、この体は現在レティシアという少女に憑依しているのだと話しました

 

「この聖杯戦争は今までのものとは何かが違うのかもしれません」

 

「なるほど、まぁ取り敢えずは情報収集からだろ。何かが違うならその原因を探さなねぇとな」

 

そしてそこからリカルド達は情報収集に力を入れました

 

少しの時が流れ、それぞれの勢力が動き出す

 

ーーー

 

「いくか」

 

いつもの鎧ではなく、街で購入した服に身を包んだリカルドが歩き出します。

 

「リカルド」

 

「ん?」

 

「襟が曲がっていますよ」

 

「あぁ、ありがとう」

 

後ろからジャンヌが曲がっている襟を治します。

 

それは傍から見ると夫婦のようにも見えるようで

 

「俺は、何処か別の場所に行っておいた方がいいだろうか?」

 

ジークなりに気を使ったのかそんな二人を見てそんな提案をしました。

 

「い、いえ!!そんなことをしなくて大丈夫です!」

 

「あぁ、お前は爺さんと一緒に留守番しててくれ」

 

ジークの発言にジャンヌは恥ずかしそうに頬を染めて、リカルドは気まずそうに返答します。

 

3人はジャンヌが信用できると言うおじいさんの家にいました。

 

今回3人はジャンヌの手伝いをするべく街に向かいました。

 

「おぉ、べこべこだな」

 

街では車が何かに叩きつけられたような凹みなどが多数できていました。

 

「ここは…」

 

「教会です。入りましょう」

 

ガチャ

 

「おっと」

 

3人が教会に入った瞬間周りに魔法陣が浮かび上がりそこから鎖が拘束するべく迫ってきます。

 

リカルドはそれにすかさず反応し、盾を地面に突き刺し魔法時を破壊します。

 

「はっ」

 

「どうしたジャンヌ?」

 

「今、啓示を受けました。彼にあわないと」

 

「よく分からんが、どこに行くのかは決まったのか?」

 

「はい、急いで向かいましょう!」

 

ーーー

 

「ジャンヌあとどれくらいだ?」

 

「もう少しです」

 

ゴゴゴ

 

「なんだ。地面が揺れて」

 

ドゴオオ!!

 

「あれは、バビロンの空中庭園…」

 

「なんだ、あれ城が浮いているのか」

 

リカルドとジャンヌの近くのなんと空中庭園が浮かび上がりました。遥か高くまで上昇した空中庭園は移動を始めます

 

「リカルド!あの空中庭園を追いかけましょう!」

 

「分かった」

 

移動し始めたことに反応したジャンヌがリカルドを伴って空中庭園を追いかけます。

 

がらがら

 

「なんだこの骸骨どもは!」

 

バキ

 

「おそらくは赤のサーヴァントが生み出したものだと思われます。このままでは城に追いつくのに時間がかかってしまいます。急がないと…!」

 

空中庭園を追いかけるジャンヌ達に人型のが骸骨達が群がっています。あまりの量にジャンヌは焦り出します。

 

「なら俺の出番だな。ジャンヌ俺の後ろに」

 

「っ、分かりました!」

 

ジャンヌはリカルドがしようとしていることを察したのかすぐにうなづくとリカルドの背中にピッタリと張り付きます。

 

「よし、ジーク少し魔力を供給してもらうぞ」

 

だん!!

 

リカルドは両腕に大楯を二つの盾を投影させその盾を地面に突き刺します。

 

「我が身は彼の乙女を守る盾なり。我が心折れぬ限りこの盾は不変。何者にも犯されぬ領域なり」

 

リカルドが詠唱を始めると二つの盾はジャンヌとリカルドを囲むように回り出します。

 

「さぁ、破れるものなら破ってみろ」

 

盾の回転がさらに高速になっていきます。

 

Zone invariante(ゾニ イブラブル)!!」

 

リカルド達の周りを回っている盾と内にいるリカルドとジャンヌの足元が光り輝いています。周りは明かりもなく暗い状態ですが、リカルド達の周りは心地よい光に包まれています。

 

「行くぞ!」

 

「はい!」

 

宝具を展開し終えたリカルドはジャンヌを背に走り出します。

 

がらがら

 

そこに骸骨達が襲い掛かります。

 

「無駄だ!」

 

ばん!

 

骸骨がリカルド達の周りに回っている盾に触れようとした瞬間その骸骨は強い衝撃を受けたかのように吹き飛びバラバラになってしまいました。

 

「さすがですね」

 

その光景を見たジャンヌは先ほどの焦った表情はなくなり冷静さを取り戻しました。

 

「一気に向かうぞ!」

 

リカルド達はまるで戦車の如く骸骨達を蹂躙しながら進みます。

 

「ん、あれは教会で出てきた魔法陣か?」

 

「そのようですね」

 

進撃を続けるリカルド達の前に教会でも出てきた紫色の魔法陣が浮かび上がります。

 

じゃらじゃら

 

そこからはリカルド達を拘束するべく鎖が飛び出します。

 

ぱん!

 

しかしリカルドが作り出した宝具によりその鎖は全て弾かれます。

 

「相手も必死みたいだな」

 

「えぇ、一刻も早くあの空中庭園に向かわないと」



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