目が覚めたら個性溢れる世界でした (真明)
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目が覚めると病室で赤ん坊!?

どうも皆様真明です!今回から僕のヒーローアカデミアで小説を書いていこうと思います!尚あらすじにも書きましたが作者はヒロアカ勉強中なのでおかしな点もありますが御容赦くださいお願いします
それでは
『どうぞ!!』


とある病院の一室、そこで新たな命が誕生していた

父「やったぞ!男の子だ!よく頑張ったな!」

母「えぇ、ありがとうアナタ、嬉しいわ」

母親の隣には小さな赤ん坊が眠っていた

父「なら早速名前を決めよう!そうだなぁカズトなんでどうだ?」

母「いい名前ね、でもねもう考えてるの」

父「何!?ならそれにしよう!で?なんて名前なんだ?」

母「真弥(マヤ)、真実の真に弥しいと書いてマヤ」

父「いい名前だ!よしこれからお前は真弥だ!」

父は真弥と名ずけられた子供を掲げ嬉しそうに笑う、母もそれに釣られ笑い幸せな時間が過ぎていった

真弥(いや誰だよ真弥って!?てかここどこ!?)

1人を除いて…

 

 

あれから月日がたち真弥は6歳となり今は家族と公園に来ていた、その間にも歳が2つ離れた双子の茜と葵と言う妹を授かりその双子は母親の腕の中で眠っていた

父「真弥ーあまり遠くに行くなよー?」

真弥「わかってるよお父さん!」

真弥(意識を取り戻して6年慣れってのは怖いな、ここについてもある程度分かったしな)

真弥は何故か赤ん坊の頃から意識があり自分の現状を掴むので精一杯だった。まず自分は何故か真弥と言う子供になっている事、そしてこの世界には個性と言う力がある事、蛇足だが父親の個性は『俊足』名前の通り素早く移動出来る個性で母親は『超記憶能力』1度見たり聞いたものは忘れないと言う個性だ。真弥になった男は歳は18と若くはあるが現状に混乱はしたものの今の生活を楽しんでいた、もうすぐ自分もどんな個性があるのかを診断してもらうのだ、なんの取り柄もなかった男にとってはありがたい話であった。

真弥(しかし個性は診断する前から発現するものだってテレビで言ってたけど俺にはそんな感じがしない…まさか無個性!?)

無個性、読んで字のごとく個性を持たない人の事である、個性溢れるこの世界では無個性が逆に珍しい世の中、無個性では仕事もろくに取れない可能性がある為その事を危惧していた。一抹の不安を抱えながら歩いていると向こうから走ってくる子供に気付かずぶつかってしまう

???「うわ!」

真弥「あ、ごめん!大丈夫?」

転んだ子供に手を差し伸べ立ち上がらせる、立ち上がった少女は土を払い礼を言う

???「ありがとう、私こそごめんね?」

真弥「(耳がイヤホンジャックみたいだな、個性かな?)大丈夫だよ!その耳って個性なの?」

???「そう!『イヤホンジャック』っていうの!貴方のは?」

真弥「まだわかんない、でも今日お医者さんに聞きに行くの!」

???「どんな個性か楽しみだね!あ、そうだ名前言ってないや、私は耳郎響香(ジロウキョウカ)!あなたは?」

真弥「真弥!早乙女真弥!よろしくね、じろうちゃん!」

響香「キョウカでいいよ!私もマヤ『ちゃん』って呼ぶから!」

その時真弥は引き攣った顔をしながら訂正する

真弥「あ、ありがとう響香ちゃん、あのね、僕男の子なんだ…」

それを聞き驚く響香

響香「そうなの?ごめんね?女の子に見えたから…」

その言葉を聞き内心棘が刺さりまくる真弥、しかし泣かまいと笑い

真弥「ううん!いいよ!僕そろそろ行くね!バイバ…!」

振り向いて走ろうとした時胸に激しい痛みが走りうずくまる真弥、響香は慌てて近寄り体を揺する、遠くで見ていた父親もそれに気づき個性を使い近ずいてくる

父「真弥!どうしたんだ真弥!」

父も慌てて様子を確認するため体を仰向けにすると身体中の血管が浮き立ち一目で異常だとわかる状態だった、父が急いで病院へ連絡をしている中真弥の意識はそこで途切れた

 

 

医者「簡単に言えば個性の暴走ですな」

母「暴走ってあの子は個性がまだハッキリした訳でもないですし使ってすらいないんですよ!?」

医者「恐らく無意識に発動していたのでしょう、そしてそれが何らかの影響で暴走した…としか」

父「無意識?息子の個性はなんなんですか?」

医者「彼の個性は強化系の中でもかなり強い個性のようです、彼の腕に点滴を打とうとして針が何本も折れましたから筋肉がかなり硬化しているようです。それに握力もかなりのものでした、今は落ち着いてはいますし命に別状はありませんが、暫くは入院ですね」

その言葉を聞き安堵と心配を胸に真弥の病室へと向かった

 

 

真弥(んん?俺は…そうか急に苦しくなって、って事はここ病院か…)

意識を取り戻し現状を把握していると扉が開き両親が妹達を連れて現れる

母「真弥!もう大丈夫なの!?」

真弥「うん、お母さん、もう平気だよ?」

そう言って手すりを掴み力を入れた瞬間、バキ!という音と共に鉄でできた手摺りが折れる、それを見て驚愕する大人達と真弥本人、真弥は手に持った折れた手摺りの先っぽを自分に向けて突き刺そうとする、それを止めようと動き出すがそれも杞憂に終わった、その鋭利な先が逆に曲がり体には傷一つついていないのだ

真弥(なんだこの力!?さっきまでこんなんじゃなかったぞ!?)

手摺を落とし手のひらを見ながら固まる真弥、後に真弥に与えられる個性名はその怪力と強靭さから『怪力無双』と呼ばれることとなる




今回はここまで!今まで書いたことの無い転生ものなのでどう書くか四苦八苦しながら書いておりますが応援よろしくお願いします!この後直ぐに設定を書かせてもらいますのでそちらの方もぜひ
それではまた次回お会いしましょう
『待て次回!!』


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設定

今回は設定ですので特に言うことはありません!強いて言うならオールマイトと相澤先生かっこよくね?くらいですね
それでは
『どうぞ!!』

10/1 個性の説明を少し掘り下げました
19/3/19 体重変更


名前…早乙女 真弥 サオトメ マヤ

 

身長…160cm

 

体重…53kg

 

個性…怪力無双

 

容姿…黒髪で髪は片目にかかる程度の長さ、黒目の男だが中性的な顔立ちと背の低さから女子と勘違いされる事が多く男女両方から人気があり、バレンタインになるといつも大量のチョコを貰うハメに

 

性格…真面目で正直もの努力を怠らない、これは転生する前から変わっておらず、むしろそれが加速している。転生しているため生前からの知識もあり頭は良い、その為よくクラスの皆から勉強を教えて欲しいと頼まれがち、しかし現在のヒーローについては全くであり有名どころしか知らない

 

個性説明…名前の通り怪力である事、しかし怪力と言っても腕力や握力だけでなく、脚力、聴力、視力と言った『力』と着くものが桁外れに高くすることが出来る、筋力が上がるため肉体も頑丈になり、華奢な見た目に反し4トントラックを持ち上げたり、銃弾を生身で受け止めると言った芸当もできる、パワーだけを見るとオールマイトと互角に戦えるだけのパワーを産むがその反動として解除すると個性を最大限発動するためその部位が筋肉痛+疲労となる、個性を最大限発動した状態での活動時間は現状30分が限界だがその時間も少しずつ伸びていく

 

補足…力は掛け合わせることが可能で例えば瞬発力+筋力といったふうに掛け合せることが出来るがその反動は凄まじいものとなり筋肉痛に加え疲労が通常の倍に膨れ上がる。視力を強化することでより多くのものや相手の挙動を見て一種の未来予知のような芸当も出来るが長時間の使用は困難で無理に使うと流血し最悪失明する。聴力や声帯を強化することでエコーのような事が出来るしかし発動時は喉をかなり酷使する為暫く声が出せなくなる、耳もその際に爆音を聞くとダメージを負うといったデメリットがある

 

真弥に転生した男はどこにでも居る普通の大学生、オタク気質でそっち関連の友達が多かった、性格は真面目で正直もので努力を怠らないがその成果が全く出ず、憂鬱な生活を送っていた、真弥として転生した後は過去の反省や経験を生かし努力した結果前世では得られなかった喜びを噛み締めている、自身のことは棚に上げず引っ込み思案な所があったが真弥として第2の人生を歩むこととなった際それを変えようと努力した結果それがなくなっものの今度はどうすればいいのか分からずてんやわんやしてる

 

ヒーローを目指す理由…親が嘗てヒーローを志した事を聞きその意思を継ぎたいと思った事と自分の力がどこまで世界に効くのか試したくなったことの2つが最初の理由だったが緑谷やヒーロー科の皆と接して行くうちに本当のヒーローとはなにか、を考えるようになりその答えを見つけるためにヒーローを目指すようになる

 

 

早乙女麻里奈 サオトメマリナ

 

個性…超記憶能力

 

個性説明…1度見たり聞いたものは忘れないその代わり嫌な思い出や辛い過去も覚えている為辛いと語る

 

 

早乙女隼人 サオトメハヤト

 

個性…俊足

 

個性説明…名前の通り素早く移動出来る、飯田の個性程ではないが素早くこれを使いヒーローを目指したことも、しかし力及ばずそれを断念

 

早乙女茜、葵

 

真弥の双子の妹達まだ個性がハッキリしてないが活発で明るく、真弥の励みになっている

(容姿は琴葉姉妹をイメージしてください)




という訳で設定集でした!なんだか真弥君が滅茶苦茶強く見えるかもですがそんな強キャラを挫ける人達の集いがヒロアカだと思ってます!
それではまた次回お会いしましょう
『待て次回!!』


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自分なりの理由

どうも皆様真明です!今回は真弥君の個性が覚醒する回です
それでは
『どうぞ!!』

正直一日で7人の方にお気に入り登録して貰えるとは思っても見ませんでした、評価までもらい感無量です!


病院で個性が発覚し、怪力無双と言う名前を付けられてから4年、真弥は個性のコントロールの修行に明け暮れていた今は土を詰め込んだドラム缶を持ち上げられないかの検証中

真弥「ふんぬぬぬ!…ダメだ個性の発動方法がわかんない…もう1回!」

何度力を込めてもあの時のような力が出ず悩みながらドラム缶を持ち上げようとしているとそのドラム缶を持ち上げる人がいた

???「HAHAHAどうしたんだいこんなものを持ち上げようとして?」

真弥「お、オールマイト!?どうしてここに!?」

そう、平和の象徴オールマイトだった、近くで見る迫力が凄まじく後ずさる真弥、ドラム缶を置き向き直りこちら見るオールマイト、どうやらこちらが話すのを待っているようだった

真弥「こ、個性の練習です。でも上手くできなくて」

オールマイト「ほう?どんなものなんだい?話してみるといい」

真弥は自身の個性の事それが全く発動しないことを包み隠さず話す、オールマイトは心底驚いたような声を上げる

オールマイト「ほう、その一回切り全く使えず何が足りないのか考えていると?」

真弥「はい、力の入れ方やバランス、いろんな方法を試してみましたがどれも上手くいかず、友達には実は無個性だろって言われる始末で…」

顎に手を当て考える素振りを見せるオールマイト、するとなにかに気づいたのか質問する

オールマイト「君は個性が怖いんじゃないか?」

その言葉に訳が分からないと言う顔をしながらオールマイトを見る真弥、オールマイトは尚続ける

オールマイト「恐らく君は無意識の内に個性に恐怖しているんだと思うぜ?誰かを傷つけたらどうしよう?とかそういう風に考えちまってるんじゃないか?」

その言葉を聞き驚きの表情をする真弥、実際それは真弥が日々考えていたことであった、それがストッパーとなり個性を自粛していた事に気付かされる

真弥「ならどうすれば?」

オールマイト「君は個性を悪い方に捉えているんだ、強い力がある=誰かを傷けるって言うふうにね、ならその逆強い力がある=誰かを守れるって考えにはならないか?」

真弥「それは、なりますが」

オールマイト「まぁそう簡単な事じゃないさ、ゆっくりそういう風にスイッチを切り替えればいいのさ、さて私はそろそろ行くよ、頑張りたまえ早乙女少年!」

そう言い残しオールマイトは目の前から消える真弥はオールマイトに会えた事より個性に関する助言をして貰えたこと何より

真弥「僕を一目で男だと見抜いてくれた!」

その事が何より嬉しかったらしい…

 

帰り道、ランニングを兼ねて遠回りをしていると誰かが言い争っているのが聞こえてきた

響香「いい加減にしなよ!本気で怒るよ!」

少年「怒ってみろよ、俺の母さんは偉いんだからな!お前の家族なんてこの街で住めなくしてやる!」

真弥「あれって響香?何を言い争ってるんだろ?」

近ずいくにつれその喧嘩も熱を帯びていき遂に少年の方がキレる

少年「お前ほんとにウザイんだよ!変な耳しやがって!」

そう言って響香の個性である耳を引っ張るそれを見た瞬間真弥は走っていた、取り巻きの1人が棒を振り上げていたからである、響香もそれに気付くが耳を引っ張られているため身動きが取れずにいた目を痛みに備えるため目を瞑るが何時になっても痛みが来ず目を恐る恐る開けると真弥が腕をクロスすることでその一撃を抑えていた

少年「な、なんだよお前!」

真弥の存在に驚き距離を取る一同

響香「真弥、どうして!?」

真弥「何やってるの?君らさ」

その時の真弥の声はかなり低かった、普段の真弥を知っている響香からしてみれば異常なほど低かった、真弥は怒っていた、別に男が集団で女を虐めていたからではない、男が背後から棒で女を殴ろうとしたからというのもあった、何より怒っているのは人のアイデンティティとも言える個性を馬鹿にしたからである

真弥「そこの君ささっきなんて言った?変な耳?何処がさ?立派な個性だよね?それを馬鹿にするってことは君の個性はこの子より凄いんだよね?」

真弥の言葉に押し黙る少年、ここにいる少年はみな無個性なのだ、無個性だから個性を持っている人が羨ましく妬ましい故に手を上げる事件は少なくないそれを知っているため真弥は少年達に問いかける

少年「お、俺こいつ知ってる隣町の無個性野郎だ!」

その一言を聞き顔がニヤける少年達

少年「へえ無個性なんだお前、それなのに俺らに刃向かったの?」

真弥は黙って聞いている

響香「黙んなよ!お前らだって無個性だろ!」

少年「うるせぇ!此奴は無個性の癖に俺らの邪魔をしたんだ!」

真弥「…うるさいなぁ犬か君ら」

その一言に喚いていた少年が押し黙るその顔は怒りに満ちていた

真弥「聞こえなかった?うるさいよ犬がって言ったのそれとも犬の言葉じゃないもわかんない?ごめんね?僕は犬の言葉わかんないんだ」

少年「ふざけんなよ無個性の癖に!」

真弥「君らも無個性だろ?それになんの違いがあるんだい?」

真弥の言葉に顔を真っ赤にする少年達

少年「うるさい!」

先程まで後ろに立っていた少年が鉄パイプで真弥の後頭部を殴る、しかし曲がったのは鉄パイプの方だった

少年達「え?」

真弥「はぁ、今になって使えるようになるのか、大体使えなかった理由がわかったよ…」

真弥が後ろを振り返る、その顔は怒りを通り越し無表情だった

少年「あ、あぁ…」

無表情だと言うのに伝わる怒気は凄まじく少年は手に持った鉄パイプを落とし腰を抜かす

真弥「さっきさ僕の事を無個性って言ったけど聞きかじった程度の情報を鵜呑みにするのはいけないなぁ」

無表情のまま辺りを見渡す真弥、その目を見た瞬間全員が震え上がり身動き出来なくなる、真弥は転がってきた鉄パイプは掴みそれを片手でへし折る

少年「て、鉄パイプを片手で!?」

真弥「軽く曲げるつもりだったのにまだコントロールが上手くいかないなぁまぁいいや、君らもこうなりたい?」

その言葉を聞き全員が蜘蛛の子を散らすように逃げていく、それを冷めた目で見届けた真弥は響香へと向き直る

真弥「響香大丈夫?」

響香「真弥、あんた個性が?」

真弥「うん、今ので感覚を掴めた、それになんで使えなかってのかもわかったよ、それじゃ帰ろ家まで送るよ」

響香の手を掴み真弥は響香の家を目指した

 

響香を家に送り届けた後真弥は1人元の公園に来ていた、そこには砂が満タンに入ったドラム缶がまだ置いてあった、真弥はそれに近づきそれに触れ、楽々と持ち上げる

真弥(やっぱりだ、さっきとは比べ物にならないくらい簡単に持ち上がる、僕に足りなかったものそれは…)

そこまで思考していると後ろから拍手が聞こえる、ドラム缶を置き振り返るとそこにはオールマイトが立っていた

オールマイト「見ていたよ早乙女少年!見事個性を我が物にしたようだね!」

真弥「見てたなら止めてくださいよ、ありがとうございます」

愚痴を言いながらもお礼を言う真弥オールマイトは歯を見せるように笑いながら問いかける

オールマイト「答えは見つかったのかい?」

真弥「えぇ、貴方の言う通り考え方を変えてみたんです、傷ける事は悪いことじゃない、理由なき力が悪なんだと、だから理由を作ったんです、誰でもいい、僕の手の届くとこにいる人は何がなんでも守ろうって」

その答えを聞き満足そうに頷くと頭を撫でてくれる

オールマイト「立派なことじゃぁないか、けどね、それで君がボロボロになるようじゃ元も子もないぜ?」

真弥「分かってます、だから強くなります、誰にも負けないよう、父がなれなかったヒーローになってそれを為してみせます!」

真弥は拳を握りオールマイトを見つめる、その目には覚悟が滲み出ていた、その覚悟を見たオールマイトは撫でていた手を離し振り返る

オールマイト「そうか、君ならきっとなれるよ!それじゃぁな早乙女少年!夢を諦めるんじゃぁないぞ!」

そう言い残しオールマイトは走り去った、今度は僅かだが動きが追えたような気がした

 

 

それからというものの真弥の生活は大きく変わった、個性が使えるようになった事を皆に言うと皆驚いていた、何時もの公園で特訓をしていると響香がよく遊びに来るようになったりそうやって互いの個性を伸ばしあっているといつの間にかトラックを持ち上げられるようになったりと個性をコントロール出来るようになっていた。真弥が驚いた事は何故か響香がプロレス技を使える様になっていた事だった




という訳で今回はここまで!個性は持っている人なら基本普通に扱えると思いますが真弥君は元は無個性どころかそういったものが一切なかった世界の住民でしたからそこに対する葛藤があってそれが原因で個性が上手く使えなくなっていました、多分ね誰でもそうなると思うのいきなり強い力が手に入ったら最初は両手を振って喜ぶかもしれませんがその力で誰かを傷つけたらと考え出すと途端に使えなくなると思うんです、彼はそれをずっと心の中で考えていたので自然とセーフティがかかっていたわけです

コメントで体力測定での個性の使用は禁止では?と言うコメントをもらい一部訂正しました
さて次回はいよいよ雄英高校試験回となる…かも?
それではまた次回お会いしましょう
『待て次回!!』


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雄英式入試テスト!

どうも皆様真明です!今回はタイトル通り雄英高校試験回となります!漫画片手に書いてますがミスや変なところがあるかもしれませんがその都度教えて頂ければ幸いです!

それでは
『どうぞ!!』

2日でお気に入り登録者数10名とか夢か!?


オールマイトとの出会い、そして個性のコントロールができるようになってから月日が流れ遂にこの日がやってきた

真弥「行ってきます!って響香おはよう、待っててくれたの?」

響香「おはよう、あんたが一緒に行こって誘ってきたのにそれは無いんじゃない?」

真弥「そうだっけ?まぁいいや行こ?試験日に遅刻とかしたら目も当てられないからね!」

真弥と響香は並んで試験会場の雄英高校に向かった

響香「しかしあんたも雄英受けるとは思ってなかったわ、まぁあんたなら簡単に浮かれるかもだけど」

真弥「そんな事ないさ、中には僕より強い人や賢い人だって沢山いる僕はベストを尽くすだけさ、後悔しないようにね」

響香「少なくともトラックを片手で持上げるような怪力持った人を私は見た事ないけどね、あんなこと出来るのオールマイトくらいじゃない?」

そう真弥はあれからトレーニングを重ね等々トラックを片手で持ち上げられるようになったのだ、それに加え脚力なども強化されているため身体能力はかなりのものだったりする

 

 

真弥「ここが雄英かぁ大きいね」

響香「そうだね、あー緊張してきた」

真弥「そういう時は深呼吸をすれば落ち着くよ?それとも頭撫でようか?」

響香「深呼吸は素直にするけどなんで頭撫でるって選択肢が出るのよ」

深呼吸をして少しは落ち着いたのか冷静にツッコミを入れる響香2人はその後も他愛もない会話をしながら試験会場に向かった

 

 

プレゼントマイク「今日は俺のライヴにようこそ!エヴェイバディセイヘイ!」

しかし誰もそれには答えない否我慢している人間も中にはいた

真弥(昔の俺ならこれで倒れてたな、危ない危ない)

真弥になった男は嘗てはかなりのあがり症であり不安性障害を患っていたが真弥となってからはそういったことが全くなく自分自身驚いていた

プレゼントマイク「こいつはシヴィー!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!アーユーレディー!?」

しかし相変わらずの無反応、これでよく挫けないなプレゼントマイク

プレゼントマイクから説明されたことは概ねこの通りである

 

試験時間10分でできる限り多くの仮想ヴィランを撃破すること

仮想ヴィランは全部で3種類1.2.3ポイントと割り当てられている

ヒーローらしからぬ行為は当然NG

おなじ中学同士の共闘は認めない

 

ここまで話を聞き真弥はある事が気がかりとなった

真弥「ねぇ響香、ここには4体目のことも書いてるよね?なんで言わないのかな?」

響香「え?あ、ホントだなんでだろ?」

それを疑問に感じていると1人の受験生が質問を飛ばす

???「質問よろしいでしょうか!プリントには4種の敵が記載されています!誤載であれば日本最高峰の恥ずべき事態です!我々受験生は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しています!それとそこの君!説明中にブツブツするのはやめたまえ!物見遊山なら帰りたまえ!」

真弥(うん、ずっと気になってた)

プレゼントマイク「ハッハー!受験番号7111君ナイスなお便りサンキュー!」

真弥(お便り?)

プレゼントマイク「4体目は0ポイント!つまりお邪魔虫だ!各会場に一体!所狭しと大暴れするギミックよ!戦わず逃げる事をお勧めするぜ!」

真弥(ホントにそれだけかな?なにか裏があるような…?)

7111「ありがとうございます!失礼しました!」

プレゼントマイク「俺からは以上だ!最後にリスナーに我が校の校訓をプレゼントしよう!

かの英雄ナポレオン=パナポルトはいった!『真の英雄は、人生の不幸を乗り越えていくもの!』

更に向こうへ!“Plus Ultra”!!それでは良い受難を!」

プレゼントマイクの演説が終わり会場はそれぞれが準備に入る、中には仲の良い友達や周囲の人と会話している人もいる

響香「お互い頑張ろ?」

真弥「うん、同じ会場だけど負けないからね?」

響香「でも何時合図が来るんだろ?」

真弥「…来るよ構えて?」

響香「え?それっ「はいスタート」…え?」

その声に弾かれるように真弥は走り出す他の受験生は何が何だかわからないと言った顔をしている

プレゼントマイク「おいおいどうした!実戦にカウントダウンはねぇぞ!もう賽は投げられたぞ!既に1人走り出してるぞ!」

それにハッとなり出遅れて受験生達も走り出す

 

真弥「フッ!セイッ!」

真弥は強化した腕で仮想ヴィランを殴り飛ばしたり時にはベアハッグで潰したり振り回したりして次々壊していく

真弥「今ので50くらいかな?」

真弥は自身の個性を最大限生かし瞬発力と聴力を強化しヴィランのいる場所を把握しそこに瞬時に向かい背後から襲われそうな人を助けつつポイントを稼いでいく、そんな時地響きがして立ち止まり上を向くとかなり巨大な仮想ヴィランがそこにはいた

真弥「あれが0ポイント?でっか、確かに戦わず逃げた方が身のためかな?」

踵を返し残りの時間仮想ヴィランを倒す事に決めた時0ポイントが暴れた所に人が立っているのが見えた、響香ともう1人腕が大量に生えた男が立っていた、0ポイントは2人を見つけ拳を振り下ろそうとするそれを察知し逃げようとするが響香が転び逃げられなくなる、真弥は無意識のうちに走り出す個性を最大限発揮し振り下ろされる拳を拳で殴り返し粉砕する

真弥「大丈夫!?響香と…腕いっぱいの人!」

響香「う、うん助かった!」

???「俺は障子目蔵だ、助かった、取り敢えずここを離れよう」

障子目蔵と名乗った男子と響香は0ポイントから離れようとするが真弥は動かない

響香「真弥!何してんの!早く逃げないと!」

真弥「…ここで逃げてさそれってほんとにヒーローって呼べるかな?」

その言葉に驚く2人

真弥「今ここで逃げた人に私が来た!って言われても安心なんて出来ないと僕は思う、ヒーローってさどんな逆境にも挫けず挑む人のことなんじゃないの?」

屈伸をしながら言葉を連ねる真弥、その様子を察して響香が語りかける

響香「真弥の言う通りだけど、あんなの相手になんて!」

真弥「2人は離れてて此奴は僕が仕留める、大丈夫さっきのでどのくらいの強度がわかったから、それにさ」

体を屈め力を貯める

真弥「友達に怪我させようとしたやつに手加減なんてしないよ!」

そう言うと個性を最大限発揮し跳躍し仮想ヴィランの頭に到達し拳を構え強烈な拳を振り下ろす真弥、その一撃で0ポイント仮想ヴィランは音を立て崩れ落ち真弥はそのすぐ近くに着地する

障子「0ポイントを一撃で!?」

響香「あんた、一体どれだけのパワーを?」

2人が驚く中アナウンスが聞こえる

プレゼントマイク「終了!!」

 

 

真弥「いやー疲れた疲れた、個性をあれだけ使うのは初めてだよ!響香は手応えどうだった?」

響香「…」

真弥「響香?」

黙ったままの響香の顔を覗き込む真弥、それに気づき慌てる響香

響香「うぇ?あ、ごめん聞いてなかった、なんだっけ?」

真弥「だから手応えどうだったって?」

響香「あぁうんまぁボチボチ、かな」

頬を掻きながら曖昧に答える響香

真弥「大丈夫さ!響香だってあれだけ特訓したんだよ!受かるって!」

響香「うん、そうだといいんだけどさ…ねぇあんたあの時どうしてわかったの?」

真弥「あの時って?合図のこと?」

響香「そう、みんな動けなかったのに真弥だけ動いてたそれが何でなのかなって」

真弥「うん?音が聞こえたからだよ?」

音?と響香は聞き返す

真弥「そう音、マイクって持つ時とかに音が出るでしょ?あんな感じの音が聞こえたからそろそろかなって」

それを聞き驚く響香

響香「あんたまさかずっと聴力強化してたの!?あの声の中で!?」

真弥「そうだよ、結構うるさいけどスタートダッシュ決めるためにね?」

響香「信じらんない、それに0ポイントに挑んなのもそうだよ、プレゼントマイクだって逃げていいって言ってたのにあんたは戦った、勝てたからいいものの勝てなかったらどうするつもりだったのさ」

真弥「そんなの簡単さ響香と障子君だっけ?君らが逃げれる時間を稼ぐ!」

響香「それで死んだりしたらどうするのさ!試験だから死にはしないかもだけど大怪我だって!」

真弥「僕があの時言ったこと覚えてる?」

前を歩きながら響香に質問する真弥

響香「え?ヒーローは挫けず挑む人のことってやつ?」

真弥「それもだけどさ、友達怪我させようとしたやつに手加減なんてしないってやつ」

響香「まぁうん覚えてるけど、それがどうしたのさ」

振り返り笑いながら言う

真弥「響香は僕の1番の友達だもん!友達1人守れないやつがヒーローなんて名乗れやしないさ!」

それに驚く響香、自分と真弥にどれだけの覚悟の差があるかを思い知らされたのだ

真弥「でも、ヒーローって言っても人それぞれだからどんなヒーローでもいいとは思うけどね!さ、帰ろ!」

響香の手を引っ張りながら家へと帰る真弥、響香はその手をただ握り返すことしかできなかった

 

根津「今年は豊作だね!」

プレゼントマイク「えぇ!0ポイントを倒す奴が2人もいるとはな!」

そう言って画面には0ポイントを壊す真弥ともう1人の青年が映っていた

プレゼントマイク「もじゃもじゃ頭の方は撃破ポイント0でダメかとも思ったがこっちのはすげぇぜ!なんせ俺の合図に唯一反応してみせてかつ撃破ポイントもトップだ!」

???「確かに戦い方も無駄な動きが少なかった、何故ベアハッグをしたのかは分からんが、それに0ポイントの腕を一撃で壊してみせるパワー、こいつ何者だ?」

そういいマフラー(?)を巻いた教師が手元にある資料に目を通す

???「早乙女真弥、性別男性、身長160cm体重34kg個性名怪力無双?聞いたことないな」

プレゼントマイク「なぁイレイザー今なんて言ったんだ?」

イレイザーと呼ばれた教師は目を資料から離しあたりを見渡す

プレゼントマイク「今こいつの事男って言ったのか?」

イレイザー「そうだが?資料を見ろそう書いている」

全員が資料に目を通し驚愕の表情をうかべる

プレゼントマイク「俺女だと思ってた…」

その言葉に頷く他教師達手を叩き背の低い教師の元に視線が行く

根津「まぁいいじゃないか!今年はいい卵達が集まった!それでね!さてここから絞っていかないとね!」

小柄な先生、根津校長の一言に頷き教師達は選別を始める

 

 

真弥「多分今日来ると思うんだけどなぁ、まだかなぁ」

真弥は部屋でプラモを組み立てながら通知書が来るのを待っていたすると妹の茜が封筒を持って部屋に入ってくる

茜「兄ちゃん来てたで!雄英から手紙!」

真弥「あ、うん、取り敢えずみんなのところ行こっか」

行こうとした際携帯にメッセージが届く、送り主は響香で受かったとの事だった

真弥(響香は受かったんだ、僕も負けられないな)

茜「兄ちゃんはよ開けよ!うち早くみたい!」

葵「見せて」

母「コラコラ2人とも落ち着いて」

真弥「今開けるよ、なにこれ?」

手紙の封を切ると中には丸い物体が入っていた、それを皆で覗き込むと

オールマイト『私が投影された!』

茜「オールマイトや!なんで!?」

オールマイト『HAHAHA驚いているかね早乙女少年!これはプレゼンではないぞ?なんと今年から私は雄英の教師を務める事となったのだ!早乙女少年!君は凄いな筆記、実技ともに首席で合格だ!今回の実技は撃破ポイントだけでなくレスキューポイントなるものが設定されていたんだ!君はそれ含めるとなんと85ポイント!凄いじゃないか!』

真弥(驚いたのは妹だけどね、しかし筆記もか…前世の記憶が役に立ったな)

オールマイト『早乙女少年!来いよ!ここが君のヒーローアカデミアだ!!』

小さくガッツポーズを決め喜ぶ真弥、周りは祭りだと言わんばかりに喜ぶ、この日何故か響香の家族も道連れにレストランへ行くこととなった

 




という訳で今回はここまで!そろそろ投稿ペースがガクッと落ちます、ここからまた本を読んで覚える時間が入ります、御容赦ください
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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入学早々テストですか?

どうも皆様真明です!投稿遅くなると思ってましたが近場の本屋にヒロアカ全巻あったので全巻買ってきたのである程度ペースは落ちますが続けられそうです!今回もタイトル通りです!ちなみにA組のメンバーは全員で21人ですつまり真弥君がはいっことによって1人多いです!さてさてどうなるか
それでは
『どうぞ!!』


登校初日の朝、身支度を済ませ出発の準備をしていた

母「大丈夫?忘れ物ない?」

真弥「大丈夫だよ、全部ある、それじゃ響香待たせてるから行ってくるね」

短い会話を済ませ真弥は響香との待ち合わせの場所へ向かった

真弥「やっほー響香、お待たせ?」

響香「おはよう真弥、今来たところだから安心して、さ、行こ」

互いに軽い挨拶を済ませ雄英へと向かう2人

響香「しかしこの間は驚いたよ、いきなり食べに行こなんてさ」

真弥「あの時はごめん両親ともに浮かれて自慢したかったんだって」

響香「そういう割に順位教えてくれないじゃん?」

真弥「教える必要ないし、聞いてもつまらないよ」

そう誑かし先に行く真弥、響香は納得しない顔をしながらも真弥を追いかけた

 

真弥「1-A、1-A、あ、あったここか広いから分からなくなるね」

響香「ほんとだだっ広いね、扉も馬鹿でかいし」

そう言いながら扉を開くと見知った顔があった、その人物もこちらに気づいたのか手を振ってくる

真弥「やっほー障子君君も受かったんだね」

障子「あぁ、あの時は助かった礼を言う、2人も受かったんだな」

響香「私はなんとかって感じ2人は?」

障子「俺もそんな感じだ」

真弥「僕は…うん」

2人「なぜ言葉を濁す?」

目を背け誤魔化そうとする真弥、そんな真弥をじっと見つめる中、またも見知った顔の少年が近づいてくる

???「少しいいかい?君達の中にあの試験の構造に気づけた人はいるかい?」

真弥「君は受験番号7111の人?君も受かったんだね、おめでとう!」

飯田「ぼ、俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ、君達は?」

響香「私は耳郎響香、こっちは障子目蔵って言って最後にこの女の子っぽいのが早乙女真弥だよ」

障子「よろしく頼む」

真弥「うん、僕の説明雑くない?後飯田君だっけ?構造と言うとレスキューポイントの事かな?」

飯田「その通りだ、もしかして気づいてたのかい?」

真弥「ううん全く?ただ0ポイントって時点で何かあるなって予想は立ってたよ?」

飯田「そ、そうか、俺は全く気づけなかったよ」

真弥「あはは気に病むことは無いさ僕も気づいてなかったしただの感なんだから同じだよ」

飯田「まさか女子に慰められるとは…」

その時響香は笑い真弥は暗い顔をする

真弥「僕ってそんなに女っぽい?」

飯田「え?」

真弥「僕は男だよ!悪いか!真弥が男の名前で悪いか!」

半泣きになりながら飯田に詰め寄る、しかしそれは怖いとはお世辞にも言えなかった

飯田「す、済まない性別を間違えるとは、とんだ失態だ許してくれないか?」

真弥「ぐす、ま、まぁ男ならこれくらい許すよね!うん、許すとも!」

しかし周囲ではあの子男の子なんだっていう声がチラホラあった、その騒ぎをかき消すように扉が勢いよく開き1人の男子が入ってきて机に勢いよく座り机に足を置く、それを見た飯田はそれを注意しに行く

飯田「机に足をかけるな!雄英の先輩方机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」

???「思わねーよ!てめーどこ中だよ端役が!」

飯田「ぼ、俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ」

???「聡明!?くそエリートじゃねぇか!ぶっ殺し甲斐がありそうだな!」

飯田「君ひどいな本当にヒーロー志望か!?」

それを扉から覗き込むように見ている少年がひとりいた、試験会場でぶつぶつ言っていた少年である

その会話を遠目に見る3人

響香「なんか凄いの来たね」

障子「かなり尖ってるな」

二人の会話を他所に真弥は机に足を置く少年に話しかける

真弥「はじめまして!僕は早乙女真弥!君の名前は?」

???「あぁ!?なんだモブが!すっこんでろ!」

真弥「む、酷いなこれでもクラスメイトで一緒に学業を共にする仲間じゃないか名乗ることくらいしてよ?」

爆豪「チッ!爆豪勝己だ分かったら失せろモブが!」

真弥「うん、よろしく爆豪君!」

そう言い飯田含む3人の元へ向かう

真弥「飯田君と後の名前のわかんない二人とももう先生来てるみたいだからそろそろ席につこ?」

先生?と疑問符を浮かべる3人に女子の後ろを横たわっている寝袋を指す

???「寝袋?」

???「分かってるなら早く静かにしろ、ここはヒーロー科だぞ」

寝袋の中からゼリー飲料を取り出し一気に吸い込む先生?は寝袋からもぞもぞと起き上がる

相澤「はい、静かになるのに5秒かかりました、時間は有限、君たちは合理性にかけるね。担任の相澤消太だ、よろしくね」

そう名乗るとゴソゴソと、寝袋をあさり中から体操服を取り出す

相澤「早速だけどこれ着てグラウンドに出ろ」

 

『個性把握テスト!?』

???「入学式は!?ガイダンスは!?」

相澤「ヒーローにらなるならそんな悠長な行事出る時間ないよ、雄英は“自由”な校風が売り文句、そしてそれは先生側もまた然り」

それから相澤先生は種目を説明する

相澤「確か首席は…おい早乙女、お前中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

首席という言葉を聞き全員が真弥を見るその目は全員が信じられないと言った目をしていた

真弥「あ、あんまり見ないで?恥ずかしいよ」

相澤「さっさと答えろ」

真弥「あ、すいません、えっと90mくらいですな」

それを聞きなお驚く一同

相澤「なら個性使って投げてみろ、円からでなければ何してもいい、早よ」

そう促され円に入る真弥、周りはホントに首席か?嘘なんじゃないか等述べていた

真弥「…全力でいいですか?」

相澤「あぁ本気でやれ」

真弥「分かりました、それじゃぁ、セイッ!」

足を思いっきり上げ一直線になるほど伸ばしたあと勢いよく踏みしめボールを天高く投げ飛ばす、そのボールは音を置き去りにする勢いで飛び雲を突き抜け見えなくなった

相澤「…ほう?おいお前らこれ見てもこいつを疑うか?」

そう言って相澤が手に持っていた測定器を見せるとそこには∞と書いてあった

???「はぁ!?∞ってどうなってんだ!?」

???「壊れてるのか!?」

相澤「あいにく正常だ、つまりこいつの投げた玉は測定不能の範囲まで今の一瞬で行ったってことだ」

それを聞き信じられないものを見る目で真弥を見つめるその中には響香も混じっていた

響香「あんたいつの間にてかなんで黙ってたの!?」

真弥「あ、あはは、言っても信じてもらえないかと思って…」

響香「た、確かに信じないかもだけどさ…」

真弥「ならお互い様、今度からは隠し事はしないからさ?ね?」

響香「わかった」

暫くしたあとチラホラと歓声が聞こえ、それぞれが口走る

???「すげぇ今の!」

???「個性使ったらあんなに飛ぶのかよ!」

???「なんだか面白そうだな!」

相澤「ほう、面白そうか、ヒーローになる為の3年間、そんな腹積もりで居るつもりか?」

相澤先生からの凄みが増す、その気迫は正しくプロのものだった

相澤「よし決めた、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

『はぁぁぁ!?』

相澤「生徒の如何は先生の自由、ようこそこれが『雄英高校ヒーロー科』だ」

???「最下位除籍って!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても理不尽すぎる!!」

1人の女子が大声で抗議する

相澤「自然災害…大事故…身勝手な敵たち…いつどこから来るかわからない厄災、日本は理不尽にまみれている。そういう理不尽(ピンチ)を覆していくのがヒーロー、放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから3年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。“Plus Ultra”さ、全力で乗り越えて来いよ」

笑いながら人差し指を立てながらそう煽る相澤、生徒各自の目に覚悟が宿る

飯田(洗礼と言うには重すぎる…これが最高峰…やるしかない!)

爆豪(ぜってぇあいつには負けねぇ)

???(まだうまくコントロール出来ないのに…!)

覚悟を決めるもの、対抗心を燃やすもの、不安を抱くものそれぞれだがその目はやる気に充ちていた

真弥「plusultra…この受難に感謝しないとね」

相澤「…ほう?」

真弥もまた闘志を燃やしていた

 

第1種目 50m走

「3秒04!」

???「すげぇ!」

???「おい次アイツだぞ」

真弥「僕一人か…やりやすい!」

合図とともにスタートダッシュを決めるそして

「2秒02!!」

???「こっちも速ぇ!」

飯田「くっ!負けたか」

真弥「うーん、ちょっとつまづいちゃった…」

 

第2種目 握力測定

バキっ!

真弥「あ、やっちゃった」

障子「得意科目で負けた!?」

???「あいつ何もんだよ!?」

 

第3種目 立ち幅跳び

真弥「とぉ!」

???「あいつホントに人間か?」

響香「一応人間だよ、個性が異常なだけ」

 

第4種目 反復横跳び

???「おい誰かあいつ止めろ!?目で負えねぇ!」

真弥「…そろそろ疲れてきたなぁ」

 

第5種目 上体起こし

真弥「ありがと障子君おかげで全力でやれたよ」

障子「あぁ、しかし凄いな」

 

第6種目 長座体前屈

響香「あんたって軟体動物か何か?やらか過ぎない?」

真弥「毎日柔軟してるからね!」

((((そういう問題?))))

 

第7種目 ボール投げ

???「せいっ!」

???「おお!∞だ!早乙女は…やっぱり∞だ!あいつ才能マンすぎるだろ。」

真弥「…疲れた」

相澤「46m」

???「なんで、今使おうとして…」

相澤「個性を消した、つくづくあの入試は…合理性に欠くよ、お前のような奴も入学出来てしまう」

???「消した…!あのゴーグル!そうか、抹消ヒーローイレイザーヘッド!」

???「イレイザー?」

???「名前だけ見た事ある!アングラ系ヒーローだよ!」

相澤「見たとこ…個性を制御できないんだろ?また行動不能になって、誰かに救けてもらうつもりだったか?」

???「そ、そんなつまりじゃ」

そこからはうまく聞き取れなかった

障子「うん?どうした早乙女?」

真弥「なんでもないよ障子君、後僕のことは真弥って呼んで?」

真弥(彼も僕と同じく最近目覚めたのかそれとも無個性だったのか…)

???「なぁお前さ首席だったんだろ?あいつどう思うよ?」

真弥「君は?それにどういう意味?」

切島「俺は切島鋭児郎、いやさあいつさっきから個性使ってるように見えねぇからさ、どう見えるのかなって」

真弥「よくわかんないけど、そうだね、彼はやるよ、目が死んでないもの」

真弥が見る先にはぶつぶつと何かを言っているがその目はまだやる気があった、そして

???「SMASH!!」

その掛け声とともに天高くボールが飛ぶ、そして結果は

相澤「705.3m…」

???「先生…!まだ…動けます!」

相澤「こいつ…!」

 

爆豪がボサボサ頭の少年(爆豪からはデクと呼ばれていた)に襲いかかろうとして捕縛されると言った問題は起きたものなテストは終わった

 

相澤「ちなみに除籍は嘘ね」

『!?』

相澤「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

『はーー!?』

???「あんなの嘘に決まってるじゃない…ちょっと考えれば分かりますわ」

真弥「ほんとにそうかな?目は本気だったよ?」

???「では何故緑谷さんは除籍処分にならなかったのです?」

真弥「先生は見込み無しならって言ったよね?つまりそれは1か0かって事、つまり僕らは1だったのさ全員ね、確かにえっと緑谷くん?は全体のステータスは低いけど最後まで諦めなかった、それに最後は自分の個性をコントロールして見せた、それならあるじゃないか限りなくゼロに近いけどなんミクロ単位かの1がさ?」

???「つまり先生は可能性を感じたから除籍にしなかったと?」

真弥「多分ね?そう言えば君は?」

八百万「私は八百万百と申しますわ、早乙女さん」

真弥「真弥でいいよ?八百万さん!これから宜しく!」

 

 

時間は流れ下校時間

真弥「ねぇ響香そろそろ機嫌直してよ?」

響香「別に怒ってなんかないよ」

真弥「(怒ってる…)今度なにか奢るからさ!ね?」

響香「モンブランね」

真弥「わ、分かったよ…うん?あれって飯田君に緑谷くんに誰?まぁいいやおーい!」

真弥は3人に声をかけ近づいていく

飯田「おぉ、早乙女君に耳郎さんじゃないか!」

真弥「うん、こっちからも帰れるから皆と話したかったしさ?そういえば君の名前は?」

麗日「うちは麗日お茶子!よろしくね!」

真弥「うん!よろしく麗日さん!そうだ、緑谷君、ちょっと聞いていい?」

緑谷「な、何かな?」

真弥「君って個性に目覚めたのつい最近だよね?」

その言葉を聞き全員が驚く

緑谷「ど、どどどどうしてそう思うの?」

真弥「コントロール出来てないからってのが一番の理由、2番目が似てたからかな?」

緑谷「似てた?」

真弥「うん、僕も昔個性がうまく扱えない時期があったんだ、その時と状態は真逆だけど似てるからそうじゃないかなって」

飯田「つまり君も個性がコントロール出来てない時があったのかい?」

真弥「うん、それで色々やってやっと使えるようになったんだ」

響香「あんたがコントロール出来るようになった時は驚いたよ鉄パイプへし折るんだもの」

麗日「へし折る!?」

真弥「昔の事だよ、今はちゃんとコントロール出来てるよ、それより緑谷君の個性の扱いからして多分まだ100か0かって感じかな?まぁ無理せず頑張ろそのうち上手くいくって!」

緑谷「うん、ありがとう」

真弥「?まぁいいや僕らこっちだからここまでだね、バイバイ3人ともまた明日!」

3人に手を振り真弥と響香は帰路についた




という訳で今回はここまで!真弥君バケモノか?まぁこれでも負ける時は負けるよてかネタバレするとusjで負けます…どう負けるかは乞うご期待?
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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戦闘訓練です!……あれ?僕のパートナーは!?

どうも皆様真明です!今回もタイトル通りです、今回はちょっと悩みました、殆どは原作沿いですけど
それでは
『どうぞ!!』


午前中の英語

プレゼントマイク「んじゃ次の英文で間違ってるのは?」

(((普通だ…)))

真弥「4番です」

プレゼントマイク「イェア!正解だぜ!」

緑谷(あってた)

爆豪(クソつまんねぇ)

昼はクックヒーローのランチラッシュの料理を安価で食べられる

真弥「あ、響香に皆そこいいかな?」

響香「真弥、いいよ皆もいい?」

全員が頷いたことにより響香と対面して座る真弥、食事を取ろうとすると蛙吹から声をかけられる

蛙吹「早乙女ちゃんちょっといい?」

真弥「何?蛙吹さん?あと僕のことは真弥って呼んでくれてもいいよ?」

蛙吹「なら私の事も梅雨ちゃんって呼んで、あなたの個性ってどんなものなの?」

葉隠「あ、それ私も気になる!把握テストの時凄かったもんね!」

八百万「私も聞いてもよろしいですか?」

真弥「うん、僕の個性は怪力無双って名前で能力は身体能力の底上げだよ」

芦戸「なにそれ超強そう!」

真弥「でも反動も結構なものでさ、フル稼働させると筋肉痛で1週間は個性がうまく扱えなくなるんだよね」

カレーを頬張りながらそう説明する真弥、頬が脹れまるでリスのようになっていた

響香「あんた凄いことになってるわよ?早く飲み込みなさい」

真弥「ん?ふぁかった」

ゆっくり飲み込み元の顔に戻る真弥、そして説明を続ける

真弥「ちなみに最大活動時間は今は30分でその間なら並大抵の攻撃は通じないしスピードも格段に上がるよ」

八百万「把握テストの時は全力ではなかったと?」

真弥「ううん、100%だよ?ただそれより上があるけどそれを発動すると筋肉痛になっちゃうからね使えなかったの」

蛙吹「100%を超えられるってこと?」

真弥「うん、ノーリスクで発動できるのが100%まででそれ以上になると負荷がかかるからね、私生活に影響を受けないのは150くらい最大は200だねつまり160から負担がかかるようになるよ」

芦戸「ひゃ、150!?どんだけなの!?」

芦戸が驚き周りも声には出さないが驚いている

響香「こいつ現段階でも個性使えば軽トラくらい楽々と持ち上げられるしね、今どのくらいまで持ち上がるの?」

真弥「4トントラックくらいなら持ち上がるよ?」

葉隠「その見た目でどこにそんな力が…」

それを聞いてムッとする真弥

真弥「失礼な、こう見えてもトレーニングは欠かさずやってるんだよ?」

八百万「ちなみにどのようなトレーニングを?」

真弥「ん?町工場ででたスクラップを潰したり山を全力疾走しながらゴミ拾いしたり海岸に捨てられてるゴミを拾ったりしてるよ?」

八百万「もしかして新聞に書いてあった海岸掃除を貴方が?」

八百万の言っているのは雄英に入る少し前に話題となった新聞の事でどれかが海岸のゴミを片付けデートスポットに最適と言われているのである

真弥「いや?僕じゃないよ?そもそも住んでるところ違うし」

響香「ていうかそれが話題になった時真弥うちに泊まりに来てたしね」

真弥「そうだね、あ、そろそろ時間だし教室行こ?」

いつの間にか食べ終わったのか食器を片付け教室へと向かうのだった

 

午後、皆が楽しみにしている時間がついに来た

オールマイト「わーたーしーがー!!」

緑谷「来っ」

オールマイト「普通にドアから来た!!!」

「オールマイトだ…!!すげぇや本当に先生やってるんだな!!!」

「銀時代のコスチュームだ…!」

「画風が違いすぎて鳥肌が…」

真弥「皆テンション高いなぁ…」

HAHAHAと大声を上げながら教壇へと向かうオールマイト少しワクワクしているようにも見える

オールマイト「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ!」

体を屈め力を入れながら語るオールマイトを見て何その格好と疑問を浮かべる真弥

オールマイト「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」

爆豪「戦闘……」

緑谷「訓練…!」

オールマイト「そしてそいつに伴って…こちら!!!」

クラスの壁が飛び出しナンバーの入ったカバンが飛び出してくる

オールマイト「入学前に送って貰った「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた…戦闘服(コスチューム)!!!」

「「「おおお!!!」」」

緑谷「コスチューム…!!」

真弥「胸熱だね」

珍しく真弥もワクワクしていた

オールマイト「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」

勢いのある返事をしそれぞれがコスチュームに身を包み始める

オールマイト「格好から入るってのも大切なことだぜ少年少女!!自覚するのだ!!!今日から自分は…ヒーローなんだと!!さぁ始めようか有精卵共!!」

 

それぞれがグラウンド・βに集まりそれぞれが感想を述べあっている中真弥は沈んでいた

響香「真弥どうしたの?似合ってるよそのコスチューム」

真弥「…ない」

飯田「どうかしたのかね早乙女君?」

切島「先生!早乙女が元気ありません!」

オールマイト「どうしたんだい?早乙女少年?似合ってるぞ!」

真弥「スーツが要望通りじゃない!!」

オールマイト「おお!?」

声を荒げてそう叫ぶ真弥、要望は黒いウェイトスーツに赤いコートだったのだがコートはそのままだが何故か上下で別れまるでブラジャーやホットパンツのような見た目になっていた

真弥「なんですかこの服!?防御面皆無ですよ!?なんですか全部避けろと!?上等だ畜生が!?」

オールマイト「お、落ち着いて早乙女少年キャラ崩壊してるぞ、後で開発部に私から言っておくから今日は我慢してくれ、な!」

肩で息をしながら声を荒げ気持ちを落ち着かせる真弥、遠くで峰田がヒーロー科最高等と言っていたがそれすら耳に入ってなかった

響香「まぁいいじゃん、普通に似合ってるよ」

真弥「フォローになってない…」

慰めよう肩に手を当てる響香だが返って逆効果だった

 

オールマイト「えぇ1名何故か要望と異なったようだがまぁみんなカッコイイぜ!」

飯田「先生!ここは入試の演習会場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」

そう鎧のようなコスチュームに身を包んだ飯田が問う

オールマイト「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!」

そう宣言しオールマイトは続ける

オールマイト「敵退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内のほうが凶悪敵出現率は高いんだ。監禁、軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会、真に賢しい敵は屋内(やみ)にひそむ!!よって君たちにはこれから「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

蛙吹「基礎訓練もなしに?」

オールマイト「その基礎を知るための実践さ!!」

蛙吹の質問にオールマイトはそう答える

オールマイト「ただし今度はぶっ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソな!!」

真弥「対人だから加減も考えないと…か」

八百万「勝敗のシステムはどうなります?」

爆豪「ぶっ飛ばしていいんすか?」

麗日「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…?」

飯田「分かれるとはどのような別れ方をすればよろしいですか」

青山「このマントヤバくない?」

オールマイト「んんん!聖徳太子ィィ!!!」

各自の相次いでの質問にそのような声を上げるオールマイト、カンペを出しながら続ける

オールマイト「いいかい!?状況設定は「敵」がアジトに「核兵器」を隠していて「ヒーロー」はそれを処理しようとしている!」

(((設定アメリカンだな!!)))

オールマイト「「ヒーロー」は制限時間に「敵」を捕まえるか「核兵器」を回収する事、「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか「ヒーロー」を捕まえる事。コンビ及び対戦相手はくじだ!」

飯田「適当なのですか!?」

真弥「いやそうじゃないよ、ヒーローは絶対同じペアで戦えるってわけじゃない即席チームを組むことだってあるはずだそれになれるってことじゃないかな?」

オールマイト「早乙女少年の言う通り!ヒーローは急造チームでやらなくちゃならない時もある、その相手が相性最悪でもね!」

飯田「なるほど、失礼しました!」

オールマイト「いいよ!早くやろ!!」

各自がくじを引く中真弥は嫌な予感がしていた、その予感は的中することとなった

真弥「先生!どう足掻いても1人余るてか余りました!」

そう人数が21のこのクラス、どう足掻いても1人余るのだ

オールマイト「いや!それでいいのさ!君は1人でどこかの組と勝負してもらう!対戦相手は後で君が選ぶといい!」

真弥「自由すぎません!?」

 

真弥の抗議虚しく戦闘は始まり第1戦AチームDチームの戦闘はAチームの勝利で終わった

オールマイト「と言っても今回のベストは飯田少年だけどな!!!」

蛙吹「勝ったお茶子ちゃんか緑谷ちゃんじゃないの?」

オールマイト「何故だろうなぁ〜?わかる人!?」

真弥、八百万「はい!…どうぞ?」

オールマイト「いいよ!2人で相談して言ってごらん!」

真弥「じゃぁ八百万さんが爆豪君と緑谷君で僕が残り2人でどう?」

八百万「よろしいので?ではお言葉に甘えて」

咳払いをし言葉を連ねる八百万

八百万「爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断、そして先程先生の仰った通り屋内での大規模攻撃は愚策、緑谷さんも同様の理由ですね」

真弥「じゃぁ次は僕が、麗日さんは中盤の気の緩みに大雑把な攻撃、ハリボテじゃなくちゃあんなこと出来ないしね、飯田君は最後まで核の争奪戦を想定していたため行動がワンテンポ遅れたこと、これだけ聞けば悪く聞こえますがよく言えば周りをよく見ている証拠です」

2人の判断に静まり返る一同

オールマイト「(思ってたより言われた!!!)ま、まぁ飯田少年もまだ固すぎる節はあったりする訳だが…まぁ正解だよくぅ…!」

八百万「常に下学上達!一意専心に励まねばトップヒーローになどなれませんので!」

真弥「まぁ観察してれば分かりますね、一応まだ言えるけどこの辺で」

(まだ言えるの!?)

その後訓練は順々に進みついに真弥の順番となった

オールマイト「さて、早乙女少年!この中から好きなペアを選びなさい!」

真弥「えぇ…どうしよう誰か戦ってくれる人!」

声を出し質問するしかし誰も答えない、女子の1部は彼の個性を知っているため正面戦闘は避けたいのだ

爆豪「おい、俺と戦え」

真弥「爆豪君?いいよ!それじゃぁ「待て俺とも戦え」…え?」

爆豪「あぁ!?半分野郎割り込んでくんな!」

真弥「オールマイト先生どうしましょう」

オールマイト「いいとも!2人でペアを組んで早乙女少年に挑みなさい!」

真弥「ほんとに自由ですね雄英…僕がヒーローでいいかな?また轟君の個性で氷漬けにされたら目も当てられないからね」

オールマイト「いいとも!さぁ準備して!」

 

 

真弥(試合が始まったか、2人のことだから多分…)

建物に入った直後真弥は大きく跳躍する、すると立っていたとこらに氷が発生していた、そのまま着地すると爆豪が突っ込んでくる

爆豪「死ねや!」

真弥「敵同士だからってそれは無いんじゃないの!?」

右からの大振りを弾くことで対応し距離をとる、距離を取った瞬間脚力を強化し爆豪に突貫し蹴りを見舞い吹き飛ばす

轟「爆豪!」

真弥「他人の心配してる余裕あるの!」

轟「くっ!」

視線が真弥から外れた瞬間肉薄し左右の拳や足技といった様々な技で追い詰めガードの薄い右側に回し蹴りを決め吹き飛ばす

轟「かはっ!」

爆豪「舐めんなや!クソが!」

真弥「奇襲仕掛けるなら声出すんじゃないよ!」

背後からの爆豪の奇襲をしゃがんで避け地面に手を付きカポエラの容量で蹴りを見舞い吹き飛ぶ、態勢を立て直すと轟が今度は肉弾戦を仕掛けてくる、それを触れないように避け両手首を掴み巴投の容量で投げ飛ばす

真弥「ほらおいでよ、こんなもんじゃないでしょ?」

 

切島「すげえ早乙女!あの二人相手に圧倒してる!」

障子「あぁ、余裕すら感じられるな」

響香「けど油断はしないよアイツは常に余裕を持ちながらも全力で挑むのがアイツだからなおのことタチ悪いのよ」

オールマイト(早乙女、君の強さ見定めさせてもらうぞ!)

 

試合はあの後も続いたが2人は息の合わない連携のせいで攻撃を妨害しあいそれを真弥が突くという攻撃を繰り返し遂に2人がダウンする

真弥「どうしました?僕はまだ余裕ありますよ?とは言ってももう決着ですが」

爆豪「あぁ!?まだ終わってねぇぞ!」

真弥「終わってますよ腕を見て見なよ」

爆豪、轟が腕を見るとその腕にはいつの間にかテープが巻かれており巻かれているということは捕まったということつまり

オールマイト「そこまで!勝者早乙女少年!」

 

オールマイト「さて、今回のベストは言うまでもなく早乙女少年だ!何故か分かるかな?」

八百万「はい!それは1人でありながら2人を圧倒したこと、そして核を傷つけないように戦った事などが挙げられます!」

オールマイト「その通り!さて今回はここまで!それじゃぁ今回はここまで!」

そう言い残しオールマイトは物凄い勢いで走り去っていく

峰田「速!」

 

真弥(うーん、ちょっとやり過ぎたかな…後で謝るべき?でも謝れば逆に怒りそうだよなぁ…)

そう考えながらA組の扉を開けると丁度轟が出てきた

真弥「あ、轟君、その今回さ…」

轟「今回は素直に負けを認める、だが次は負けねぇ…!」

そう言い残し轟は去っていった

真弥(なんだ、いらない心配か…)

切島「なぁなぁお前どうやってあの二人に勝ったんだ!?」

砂藤「俺も聞きてぇ!」

真弥「え?え?」

真弥が困惑していると響香が割り込んでくる

響香「皆あの二人に勝ったあんたが気になってんのよ、この後皆で反省会するんだけどそこで聞かせて欲しいんだって」

真弥「あ、うんそういう事なら喜んで、でもそんな難しいことじゃないよ?相手の動きに合わせて戦い方を変えてるだけで…」

この日真弥はクラスからの質問攻めでなかなか帰れなかった事を余談として語っておく




という訳で今回はここまで!真弥くんのコスチュームはfateのクロエ・フォン・アインツベルンの格好をイメージしてください、元はエミヤのあの服です
そしてついに次回からUSJ編です!どうなる事やら…
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!!』

待て次回の所Plus Ultra!!に変えよかな…


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マスコミって凄い…

どうも皆様真明です!気付いたら僕の1作目の作品とお気に入り登録者数が並んでてギョッとしている今日この頃ですさすがヒロアカ…そんなわけで今回はUSJへの導入となります!つまり委員長決めですね
それでは
『どうぞ!!』


戦闘訓練が終わった次の日雄英前には多くの人溜まりが出来ていた

真弥「何…あれ?」

響香「マスコミでしょ?オールマイトが教師やってるんだもの話聞きたいでしょうに、あ、飯田が取材受けてる」

その目線の先には取材に丁寧に答えてる飯田の姿があった

真弥「どうしよう、僕苦手だよあぁいうの…」

響香「無視すればいいんじゃない?」

真弥「それを許してくれるとは思えないな…そうだ!響香僕にいい考えがあるよ」

響香「一応言ってみて?」

顔を引き攣らせながら提案を聞く響香

真弥「あの真ん中を突っ切る!全力で!」

響香「あんたマスコミ吹き飛ばすき!?」

真弥「失礼な!間をくぐり抜けるのさ!」

響香「普通に行くよ、大丈夫私がついていて上げるから」

そう言って手を繋ぎながらマスコミの中へと向かう響香と真弥、真弥は少し嫌な顔をするがお構い無しである

マスコミ「あ、お二人オールマイトの授業はどんな感じですか!?」

響香「すいません、急いでるんでやめてくれませんか?」

マスコミ「そこをなんとか!」

真弥「あ、あのほんとに急いでるんで…」

マスコミ「少しだけでいいので!お願いします!」

案の定通しては貰えず身動きを封じられる、そのマスコミの質問攻めにイラついたのか真弥の雰囲気が変わる

真弥「いい加減にしてください」

その一言に取材陣は黙り込む

真弥「さっきからオールマイトオールマイトってNO.1ヒーローだから気になるのは分かりますが無闇矢鱈に質問攻めするのはどうなんです?やめて欲しいと言ってるのに無理やり話を聞くのがマスコミですか?分かったどいて下さい、これ以上怒らせないでください…!」

その凄みにマスコミは黙って道を作る、真弥は響香の手を引いて教室へと向かった

 

相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった。爆豪、おまえもうガキみてぇなマネすんな能力あるんだから」

爆豪「……わかってる」

相澤「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か“個性”の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通さねぇぞ。俺は同じこと言うのが嫌いだ、それさえクリアできればやれるはおおい、焦れよ緑谷」

緑谷「っはい!」

相澤「それと早乙女、自分にどれだけの自信があるのか分からねぇが二度とあんなことすんなお前も爆豪同じく能力あるんだ全力ださねぇと意味ねぇぞ」

真弥「すいません、以後気をつけます」

(((早乙女機嫌悪!?)))

相澤「…まぁいい本題のHRだ、急で悪いが今日君らには…」

(((なんだ…!?また臨時テストか!?)))

相澤「学級委員長を決めてもらう」

『学校っぽいの来たーー!!!』

一安心したのか一同に大声を上げ立候補しだす

切島「委員長!!やりたいですソレ俺!!」

峰田「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」

青山「ボクの為にあるヤツ☆」

芦戸「リーダー!!やるやるー!!」

響香「ウチもやりたいス」

各々が口々に立候補する、その中には響香や緑谷、爆豪の姿もあった普通科なら雑務のような役回りで誰もしたがらないがヒーロー科ではトップヒーローの素地を鍛えられる役割でもあった

飯田「静粛にしたまえ!!」

そこで飯田が待ったをかける

飯田「“多”を牽引する責任重大な仕事だそ…!「やりたい者が」やれるものでは無いだろう!!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!

民主次期に則り真のリーダーをみんなで決めると言うなら…ここは投票で決めるべき議案!!!」

『そびえ立ってんじゃねーか!!なぜ発案した!!!』

蛙吹「日も浅いのに信頼も糞わ飯田ちゃん」

切島「そんなの皆自分に入れらぁ!」

飯田「だからこそここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間だということにならないか!?どうでしょうか先生!!!」

相澤「時間内に決めりゃなんでも良いよ」

寝袋に入りながらそういう相澤、それでいいのか先生よ

そして投票が始まり

緑谷 3票

早乙女 2票

八百万 2票

その他各自1票と言う結果となった

緑谷「僕3票!?」

八百万「1票差で!副委員長は2人でするのですか?」

相澤「いや、2人で話し合え」

そう言って八百万が早乙女のほうに視線を向けると違和感に気付く

八百万「早乙女さん?どうかしたのですか?…早乙女さん!」

八百万が声をかけても反応せず一同も真弥を見るすると真弥の体制が崩れ床に倒れる

響香「真弥!?どうしたの!?」

切島「おいなんかやばくないか!?先生!早乙女保健室に運んでいいですか!?」

相澤「あぁ、早く運んでやれ、八百万悪いが副委員長は後で早乙女と話し合ってくれ」

八百万「は、はい」

真弥は切島に背負われ保健室へとむかった

 

リカバリーガール「なんて事ないよ、極度のストレスで倒れただけだね、怪我も何もしてないよ」

切島「す、ストレス?」

響香「そう言えば真弥ストレスて言うか人混みが苦手なんだった」

リカバリーガール「要因として考えられるのは雄英の人の多さに目が回ったか、今朝のマスコミだね」

リカバリーガールの説明を聞きそう言えばと響香は語り出す

響香「真弥、マスコミに対してキレてた、もしかしたからそれが原因かも…」

八百万「早乙女さんが機嫌が悪そうだったのはそれが原因なのですね、そしてそれが受けたストレスで倒れた…と」

リカバリーガール「そうだろうね、さ、今は安静にするのが1番、お前さんらは授業受けてきな」

リカバリーガールに促され一同は保健室を出る

 

真弥「ん?ここは?保健室?」

リカバリーガール「保健室だよ、HR中に倒れたって言って担がれてきたんだよ」

真弥「そうだったんですか…そう言えば途中から記憶ないや」

リカバリーガール「まぁ大した怪我もなしただのストレスさ、ほらペッツこれ食べて食堂行きな、もうお昼だからさそれと耳郎って子にお礼言っときなよ?あの子休み時間の度に様子見に来てたんだからね?」

真弥「そうですか、ありがとうございます。」

リカバリーガールにお礼を言い真弥は食堂に向かった

 

響香「あ、真弥!あんたもう平気なの?」

真弥「うん、心配してくれてありがとう!もう平気だよ!」

腕を大きく回し平気であることをアピールする

八百万「そうですか、それより早乙女さん復帰してそうそうで悪いのですが、副委員長を決めませんと」

副委員長?と疑問符を浮かべる真弥に響香が説明する

真弥「なるほどね、いいよ八百万さんがやってよ」

八百万「わ、私でよろしいのですか?」

真弥「うん、僕よりもみんなを纏められるだろうし、それに君ならみんなを纏められるだろうしね!」

そう笑顔で言う真弥、それを聞いて意を決した顔をする八百万するとけたたましい警報が鳴り響く

『セキリュティ3が突破されました、生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい』

響香「セキュリティ3!?何それ!」

真弥「多分誰かが侵入したんだ、皆一塊になって動かないで」

そう真弥が言うも周りが騒ぎ出し遂に波に飲まれる

真弥「響香!どこ!?」

響香「いた!押さないでよ!」

真弥「一体何が!?…あれは、マスコミ!?どうやって!?」

飯田「報道陣がどうして!?」

それを確認したのは真弥と飯田の2人だった

真弥「飯田くん!僕がみんなを落ち着かせる!君は説明を!」

飯田「わ、わかった!でもどうやって!?」

真弥「こうするんだよ!」

真弥は大きく拳を振りかぶり壁を殴り付ける、その時人混みが黙り込むほどの音が鳴り響き真弥と飯田に視線がむく

飯田「…は!皆さん落ち着いて!ただのマスコミです!なにもパニックになることはありません大丈ー夫!!ここは雄英!!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」

その後マスコミは警察により撤退し授業は通常通り執り行われた

緑谷「他の委員決めを執り行って参ります!……けどその前に少しいいですか!」

固まりながら提案する緑谷

緑谷「委員長は飯田くんがいいと思います!あんな風にかっこよくまとめられるんだ、僕は…飯田くんがやるのが正しいと思うよ」

緑谷の言葉に驚く飯田

飯田「しかし!それを出来たのは早乙女くんがあの場を鎮めてくれたからで…」

真弥「僕が辞退したの、だから任せるよ」

相澤「何でもいいから早く進めろ…時間がもったいない」

こうして委員長は飯田に決まった、そんな中真弥は1人別の事を考えていた

真弥(マスコミがあの壁を突破出来るとは思えない…なにか裏があるな…その時は何がなんでも皆を守らないと…)

真弥は1人今後を危惧していた

 




という訳で今回はここまで!次回から本格的にUSJ編へと突入です!さてさてどう話を纏めようか今から楽しみです
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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レスキュー訓練……どころではないですね!

どうも皆様真明です!今回からUSJ編です!それと設定にて早乙女君の個性説明を掘り下げましたので是非見てみてください!
それでは
『どうぞ!!』


マスコミ騒動があった次の日の午後ヒーロー基礎学の時間

相澤「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイトそしてもう1人の3人体制で見ることになった」

緑谷(なった…?特例なのかな)

真弥(昨日のマスコミ騒動、先生方は敵の仕業と捉えたか、妥当なところ…僕も警戒しないと)

2人がそう考えていると瀬呂が質問する

瀬呂「ハーイ!なにするんですか!?」

相澤先生はプレートを出しながら答える

相澤「災害水難なんでもござれ、レスキュー訓練だ!!」

それを聞いてそれぞれが口走る

上鳴「レスキュー…今回も大変そうだな」

芦戸「ねー!」

蛙吹「水難なら私の独壇場ケロケロ」

相澤「おいまだ途中」

睨みつけることによって黙らせる相澤先生、静かになったのを見越して早口で説明する

相澤「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな、訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく、以上準備開始」

真弥(すっごい早口…)

緑谷(救助訓練…!!憧れに…最高のヒーローに近付く為の訓練!!!頑張るぞ!!!)

拳を握り気合を入れる緑谷、真弥はそんな中1人嫌な予感がしていた

 

響香「ん?真弥コスチューム変えてもらえたんだ」

真弥「うん、また要望とは少し違うけどあれよりマシだからこれでいいやって」

真弥のコスチュームは前回より露出が減り要望に近い形となったが赤いコートがなく黒のウエットスーツのみとなっていた

飯田「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に2列で並ぼう!」

笛を吹きながらそう提案する飯田を見て緑谷と真弥は苦笑いする

緑谷「フルスロットルだね…」

真弥「元気でいいじゃん、元気すぎるけど…」

 

飯田「こういうタイプだったくそう!!!」

芦戸「意味なかったねー」

真弥「どんまい飯田君」

バスは対面式となっており2列で並ぶ意味がなかったのだ、因みに真弥は座る場所がなかったため立っている

相澤「すまん、いつもより人数が1人多いのを忘れていた」

真弥「構いませんよ」

そう手短に話外を眺める真弥、すると蛙吹が緑谷と真弥に話しかける

蛙吹「私思った事をなんでも言っちゃうの緑谷ちゃん、真弥ちゃん」

緑谷「あ!?ハイ!?蛙吹さん!!」

真弥「どうしたの梅雨さん?」

蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで緑谷ちゃん、あなた達の“個性”オールマイトに似てる」

緑谷「!!!」

真弥「?」

緑谷は驚き、真弥は何を言ってるか分からないと言った顔をする

緑谷「そそそそうかなれ?いやでも僕はそのえー」

緑谷がてんやわんやしていると切島が割って入る

切島「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトはケガしねぇぞ、似て非なるアレだぜ、早乙女のは似てるけども」

真弥「僕のは違うよ、オールマイトのが単純な身体能力の強化なら僕のは身体能力から視力、聴力といったものも強化できるから似てるけど違うかな」

真弥の説明になるほどと反応する一同

切島「しかし増強型のシンプルな“個性”はいいな派手で出来る事が多い!俺の“硬化”は対人じゃ強ぇけどいかんせん地味なんだよな!」

そう言いながら腕を硬化させ個性を見せる切島

緑谷「僕はすごくかっこいいと思うプロにも十分通用する“個性”だよ」

真弥「攻守一体どちらにも回れるから人命救助の時も敵との戦闘でも先陣を切れると思うけどなぁ」

それを聞いて嬉しそうに笑う切島

切島「サンキュー二人とも!でもプロも人気商売みてぇなとこあるぜ!?派手で強ぇつったらやっぱり轟と爆豪だな」

それを聞いて蛙吹が思った事を口にする

蛙吹「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」

爆豪「んだとコラ出すわ!!」

蛙吹「ホラ」

それを聞いて上鳴が追い打ちをかける

上鳴「この付き合いの浅さで既に、クソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」

爆豪「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」

緑谷(かっちゃんがイジられてる…!!信じられない光景ださすが雄英…!)

その光景を見ていた真弥は少しキョトンとしていたが少しして小さく笑う

真弥「…ふふっ!」

爆豪「あぁ!?何笑ってんだてめぇ!殺すぞ!」

真弥「ご、ごめんね爆豪君、つい楽しくて、こんなに楽しいのは久しぶりだよ」

満面の笑みで笑いながら弁明する真弥

響香「そう言えば真弥が本気で笑うの見たの久々かも」

蛙吹「真弥ちゃんは大人びてるどころか落ち着きすぎてるからそう思えるのかも」

真弥「そうかな?これでも毎日楽しんでるよ?」

相澤「もう着くぞいい加減にしとけよ…」

相澤先生の一言によりこの会話は終了した

 

バスが着くとそこにはまるでアトラクション施設のような場所だった

「すっげー!!USJかよ!!?」

???「水難事故、土砂災害、火事…etc、あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場です、その名も…ウソの災害や事故ルーム略してUSJ!!」

(((USJだった!!)))

緑谷「スペースヒーロー13号だ!災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

麗日「わー私好きなの13号!」

辺りを見渡しながら13号に近付く相澤先生

相澤「13号オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが?」

13号「先輩それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで仮眠室で休んでいます」

相澤「不合理の極みだなオイ」

その会話を聞いて疑問を抱く真弥

真弥(制限?オールマイトさん何かあったのかな?)

相澤「仕方ない始めるか」

13号「えー始める前にお小言を1つ2つ…3つ4つ…」

(((増える…)))

そこから13号よる本当にありがたい言葉を聞いていた

真弥(簡単に人を殺せる…か僕の個性もその1例か…注意しないと…!?)

背後から気配を感じ振り返る相澤先生も気付いたのか背後を見るするとそこに黒い渦のようなものが出来ておりそこから人が出てくる

真弥「相澤先生!13号先生!敵襲です!!避難準備を!」

その叫びに驚く生徒達

相澤「分かってる!1塊になって動くな!13号!!生徒を守れ!」

戦闘態勢を整える相澤

???「13号に…イレイザーヘッドですか…先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずですが…」

相澤「やはり先日のはクソ共の仕業だったか」

???「どこだよ…せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ…オールマイト…平和の象徴…いないなんて…子供を殺せば来るのかな?」

それを聞いて相澤、13号、真弥の3人が瞬時に戦闘態勢をとるそこから相澤先生の指示は素早かった

相澤「13号避難開始!学校に連絡試せ!センサーの対策も頭にある敵だ、電波系の“個性”が妨害している可能性もある。上鳴お前も“個性”で連絡試せ!」

上鳴「っス!」

そう言って戦闘態勢を整え敵に向かう相澤それに待ったをかける緑谷と真弥

緑谷「待ってください!1人で戦うつもりですか!?あの数じゃいくら消せても!!」

真弥「せめて僕を連れていってください!僕ならあの程度の連中どうにか…」

相澤「生徒に戦闘を強いる教師があるか!それにな一芸だけじゃヒーローは務まらん!13号任せたぞ!」

そう言い敵へと向かう相澤、敵も攻撃態勢を整えるが個性が発動せず固まっているところを相澤に攻撃される、相澤が戦っているうちに避難を進めるが黒い霧のようなやつに妨害される

???「させませんよ、初めまして、我々は敵連合、僭越ながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入られせて頂いたのは平和の象徴オールマイトに、息絶えて頂きたいと思ってのことでして」

それを聞いて驚く一同、それには真弥も含まれる

???「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが何か変更があったのでしょうか?まぁ…それとは関係なく…」

黒い霧のような男の体が揺れるそれを察知し13号が指の蓋を外すがそれより先に動く影が2つ爆豪と切島だ

切島「その前に俺たちにやられることは、考えてなかったか!?」

真弥「!?ダメだ二人とも下がって!!」

2人が後ろを向くと13号の射線に入っていた

???「危ない危ない…そう…生徒といえど優秀な金の卵…散らして、嬲り、殺す」

黒い霧が全員を覆う、その時真弥は急いで響香へと手を差し伸べ手を握り引き寄せるそして山岳ゾーンへと飛ばされる

真弥「みんないる!?」

響香「私はここ!」

八百万「私もいますわ!」

上鳴「俺もいるぜ!」

3人がいる事を確認しあたりを見渡す囲まれれしまったようだ

敵「へへへ4人も来たぜ!こいつは殺り甲斐があらァ」

敵「しかもどいつもこいつもヒョロいぜ!これなら瞬殺だな!女は生かせよ!後で可愛がるからな!」

それを聞いて真弥の中で何かが切れる

真弥「可愛がる?一体どうする気だ?」

敵「決まってんだろ!おもちゃにするのさ!つっても子供にはわかんねぇか!ヒャハハ!」

真弥「そう、やれるもんならやってみな雑魚ども」

そこで敵も雰囲気が変わる

上鳴「お、おい何煽ってんだ早乙女!」

響香「あんたらしくないよ!…真弥?」

そこで初めて気づく真弥が今まで以上にキレていることに

真弥「君たちは僕一人で相手してあげる、ほらおいでよそれとも怖い?」

敵「ッハ!大した自信だな!おいこいつ全員で潰すぞ!」

そう言って数で攻めてくる敵軍団、それに対し構える3人だが突風が吹いたと思ったら近くにいた敵が空中に浮いていた

3人「…は?」

敵「お、おい何が起きたんだ!?まさかオールマイトが!?」

真弥「オールマイト?彼ならいませんよ、それに言ったでしょ?1人で相手するって」

そこで初めて敵含み全員が気づく今のは真弥がやったのだと

敵「て、てめぇ何しやがった!?」

真弥「何も?ただ身体能力と瞬発力を強化して全員を殴り飛ばしただけですよ、こんな風にね!」

そう言うと真弥の体がブレ今度は遠くにいた敵が吹き飛ぶ振り向くと敵のたっていた場所に真弥が立っていた

真弥「この程度?ならとっとと終わらせるよ!」

そこからは本当に一瞬のことだった何人かは対応してみせたがそれも直ぐに無駄となり全員が地に伏せるまで3分と掛からなかった

上鳴「まじかよ…あの数一瞬かよ」

八百万「信じられませんわ…」

そこから動かずにいた真弥が目を大きく見開いて硬直する

響香「真弥どうしたの?」

真弥「先生達がやられた…」

それを聞き固まる3人

真弥「でも飯田君が先生達を呼びに行った、遅くてもあと10分以内に先生達が駆けつける…八百万さん、めちゃくちゃ頑丈な弓矢って作れますか?」

八百万「ゆ、弓ですか?え、えぇ作れますが」

真弥「それ作って僕に頂戴それ作ったらあっちから出口に向かって、近道だから」

響香「あんたはどうするの!?」

真弥「相澤先生のすぐ近くに緑谷くん達もいる、みんなを助けて僕もゲートに向かう」

それを聞いて驚く3人、響香が真弥に近づいて論す

響香「確かにあんたは強いけど無茶だよ!私らと早く逃げよ!」

真弥「響香、前にも言ったよね?友達1人救えない人がヒーローなんて慣れやしない、それが僕のヒーローとしての志だって」

響香「それは、そうだけど…」

響香を安心させるために笑いながら頭を撫でる真弥

真弥「大丈夫!やばくなったら逃げるからさ!僕を信じて!」

八百万「早乙女さん出来ましたわ!私が作れる最高硬度の弓と矢です!」

お礼を言い矢をつがえ引き絞る真弥

真弥「南無八幡大菩薩…この弓外させたまうな!」

そう唱え矢を放ち相澤先生を拘束している化物の頭を射抜く、そして弓をその場で放り捨て瞬発力と脚力を強化し弾丸のような速度で緑谷達の元へ向かった




というわけで今回はここまで!耳郎ちゃん達を襲った敵さん達は真弥君の逆鱗に触れたため即退場してもらいました、次回はvs脳無ですさてさてどうなるのか

それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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ごめんなさい…

どうも皆様真明です!今回はvs脳無です戦闘描写苦手だけど頑張ります!
それでは
『どうぞ!!』

お気に入り登録者数40人ありがとございます!


緑谷達含む全員が現状を理解出来ずにいた突如脳無と呼ばれた怪物の頭に矢が刺さったかと思えば自分達が敵から離れたところにいたこと、先程まで蛙吹に手を伸ばし個性を使おうとしていた敵が吹き飛んでいたこと、全ての理解が追いついた時チンピラ同然の敵達が吹き飛び相澤先生を担いだ真弥が立っていた。そう全て真弥がやったのだその間数十秒の出来事であった

真弥「ごめん、だけどもう大丈夫、僕が来たから!」

緑谷「早乙女君!」

真弥「緑谷君、先生頼めるかな?意識がない息はしてるから生きてはいるよ」

そう言いながら相澤を緑谷達に託し敵を睨む真弥手が全身に着いた敵がゆっくり起き上がり怒気をはらんだ声を出す

???「なんなんだよお前…さっきからイラつくなぁ…何をぼさっとしている脳無とっととアイツを殺せ」

そう言うと脳無と呼ばれた怪物が矢を引き抜く

緑谷「あれで死なないの!?」

真弥「心音は1度止まりかけたけど活性化した、超が付くほどの再生能力ってこと?」

それを聞いて緑谷が真弥に警告する!

緑谷「早乙女君気をつけて!そいつ素ですごい怪力なんだ!それに対しダメージが入らない!多分ショック無効か吸収の個性も持ってる!」

真弥「かなりのチートだね、多分吸収だよさっきついでに殴ったけど感触があったから無効じゃない、緑谷君5分時間を稼ぐその間に逃げて」

緑谷「君一人じゃ無理だ!相手はオールマイトと互角に戦う為に作られたんだよ!」

真弥「なら尚のこと誰かがここで時間を稼ぐ必要がある…それに」

瞬発力、筋力、視力を強化しそれを最大解放する真弥

真弥「先生傷つけられて黙ってられる生徒がいるか!」

???「脳無殺れ」

脳無と真弥が同時に駆けだし拳と拳がぶつかり合い衝撃と爆音が広範囲に広がる、そこから脳無がラッシュをかけるが真弥はまるで『見えているかのように』避け拳を打ち込み続ける

???「おいおい…オールマイト様に作ったのにあのガキと互角ってどうなってるんだ…?」

???「死柄木弔恐らくですが彼の個性でしょう、超パワーで迎撃してるのでしょう」

黒い霧のような男の言っていることはあながち間違ってない真弥は視力を強化したことにより相手の行動がゆっくりに見えそこから相手がどんな攻撃をするかを予測しているのだ、それで瞬発力を強化し避け拳を仕舞う前に強化した腕力や脚力で反撃しているのだ

死柄木「なんなんだよ…なんであんな奴がいる…!」

苛立ち喉を掻きむしる死柄木しかし少しずつ2分と経たないうちに真弥の動きが鈍りかすり始める

真弥(全身強化の上に瞬発力、視力の強化はさすがに無理がありすぎたか…!思ったよりきついこれだと後1分と持たない!)

反撃し応戦し続ける真弥だが限界が思ったより早く来ていた、その要因は2つ、1つはここに来る前山岳ゾーンでの戦闘で個性を怒りに任せ解放していたため体に負担がかかっていた事、そして2つ目に索敵のため聴力、視力を強化して更に負荷をかけた事が原因で思っていた以上に体力を消耗していたのだ

真弥(っ!もう目の方が限界か!)

目から血を流し始めたことに気づき視力の強化を解除し距離を取る真弥、真弥は肩で息をしていた、普段の冷静な彼ならここまで消耗しないが怒りと焦りから動き一つ一つに余分な体力を使ってしまっているのだ

死柄木「予定変更だ…脳無、そのガキはほっといて逃げようとしているガキども殺せ」

真弥「…!緑谷君危ない!」

死柄木の指示に弾かれる様にその場での戦闘をやめ緑谷達を狙う脳無、真弥もそれに反応し緑谷を突き飛ばす、突き飛ばされた緑谷が見たのは

緑谷「…え?」

真弥「…ガハッ!!」

脳無の拳が腹部にめり込んだ真弥の姿だった

死柄木「やっぱり…お前はお友達を狙えば庇うって思ってたよ…脳無そいつを叩き潰せ」

腹部を抑え蹲る真弥に蹴りを加え吹き飛ばし吹き飛ぶ間に近付き頭をつかみ地面に叩きつける、そして右腕を踏みつけまるで小枝を踏み割るようにへし折る

真弥「っ!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?」

今まで経験したことのない痛みに声にならない叫びを上げる真弥、しかし脳無は真弥の頭を鷲掴み何度も何度も叩きつける

緑谷「やめろよ…」

緑谷の掠れた声を聞こえてないように叩きつけ、殴り踏みつける脳無

緑谷「やめろォ!」

緑谷の叫びが天に届いたのかそこにあの男が現れる

オールマイト「よく頑張ったな早乙女少年」

真弥「来る…のが…遅いですよ…」

消え入りそうな声でそう言う真弥、オールマイトは申し訳なさそうに笑う

オールマイト「それは済まない!だがもう大丈夫!私が来たからね!」

そう言って真弥をゆっくり降ろそうとするがその腕を真弥が掴む

真弥「ご…めん…なさい…!何も…でき…なかった…!貴方…負担…減らし…のに…なさい…ごめんなさい…!」

今にも消え入りそうな掠れた声で何度と謝る真弥の頭を優しく撫で安心させるオールマイト

オールマイト「君は立派に戦ってくれた、君は間違いなくヒーローだよ!」

それを聞いて目を見開き無理に笑う

真弥「よ…かっ…た…」

その言葉を最後に真弥の意識は闇へと沈んだが最後に見たオールマイトの顔は怒りに歪んでいた

 

オールマイト「早乙女少年…全くつくづく自分が嫌になるな、こんなときなんて言えばいいのか全くわからないなんてな…」

真弥を静かに地面に降ろしながらそう語るオールマイト、その声は怒気に溢れていた

切島「…どうなってんだこれ」

爆音を聞きつけ遅れてやってきた切島、爆豪、轟は傷だらけで倒れる真弥を見て驚愕する

オールマイト「切島少年、早乙女少年を頼めるかい、息はしているがとても危険な状態だ」

切島「は、はい!」

オールマイトはゆっくりと敵へと向かっていく

緑谷「オールマイト!あの黒いやつに気をつけて!アイツは衝撃を吸収するだけじゃなく、超再生の個性まで持ってる!それに時間も…!」

慌てて口を塞ぐ緑谷、オールマイトの現状を知るのはこの場には緑谷しかいないのだ

オールマイト「情報サンキュー緑谷少年!それに大丈夫!」

親指を立てて大丈夫だとアピールするオールマイト

オールマイト「ヒーローは何時だってピンチを乗り越えるもの!それが今さ!さぁ来いよ敵共!今の私は手加減なんて出来ないぞ!」

 

そこからの戦闘は凄まじいものだった、オールマイトと脳無が拳を打ち付ける度に激しい衝撃波が発生し誰も近づけない、互角だったラッシュが次第に脳無が押され始め最後には天幕を突き抜ける勢いの拳を放ち脳無を撃破した

 

脳無を倒したすぐ後教師陣も到着し首謀者と思われる2人には逃げられたがそれ以外は捕まえ、相澤、真弥が重傷、緑谷とオールマイトが怪我をしたことを除けば全員が無事であった

 

真弥が次に意識を取り戻したのは2日後の病院のベッドの上だったその片端には響香が寝息をたて寝ていた

真弥「…心配かけちゃったかな?ごめんね響香」

優しく頭を撫でる真弥それに気付いたのか響香が目を覚ます

響香「まや…?真弥!」

突如抱きしめる響香、それに驚く真弥

真弥「痛いよ響香、少し離れて…響香?」

響香「やだ…」

予想外の回答に驚き無理やり剥がそうとするが片手の上完治してない為うまく力が出せず諦め頭を撫でる事にした真弥

響香「…心配したんだから」

真弥「うん…そうだよねごめんね」

顔を胸に埋めながらそう言う響香の頭を撫で続ける真弥

響香「あんたが血塗れで切島に担がれて出てきた時死んじゃったんじゃって…本気でそう思った、怖かったんだよ?」

真弥「ごめん、僕もあぁするしかなかったからさ」

響香「そんなの分かってる、あの場で戦えたのはあんたしかいなかったのは梅雨ちゃんから聞いてるから、でも少しは自分の身も大切にしてよ…どれだけ心配したと思ってるのよ」

真弥「うん…」

響香「先生が一命を取り留めたって聞い時は本当に安心したしおじさん達も泣きながら喜んでた」

真弥「そっか、帰ったら父さん、いや皆に何言われるのかな…怖いなぁ」

はははと笑う真弥、そんな真弥の身体をより一層強く抱きしめる響香、その声は震えていた

響香「笑い事じゃないよ、クラスの皆もどれだけ心配したか…ほんとに分かってんの?」

真弥「うん、分かってるよ、ほんとにごめんね」

限界が来たのか嗚咽を漏らし出す響香

響香「あんたが…このまま目を覚まさないんじゃってほんとに怖かった、怖かった…」

響香を安心させる為に片手ではあるが抱きしめる真弥

真弥「もう大丈夫、僕はここにいるしどこにも行かない、君を置いて死んだりしないよ」

それを聞いて涙が溢れだし泣き出す響香、それを慰めるように頭を撫でる真弥

(((入りにくい!?)))

外にクラスメイト達が待機しているとも知らずに…

響香「ぐすっもうこんな無茶しないでよ?」

真弥「分かってるよ、また君を泣かせたらおじさんに殺されかねないし」

響香「何よそれ。そんな理由なわけ?」

頬を膨らませ不貞腐れる響香、それを見て微笑む真弥

真弥「勿論君に約束したってのもあるし、それに」

扉の方を向きながら言葉を続ける

真弥「クラスの皆も心配させたらダメだもんね?」

響香「え?」

それを聞いて恐る恐る扉が開くと顔を赤くしたクラスメイト達が出てくる、峰田だけ何故か血涙を流していた

響香「え?ちょ!?皆!?い、いつから!?」

真弥「大体君が先生が一命を取り留めたって言った辺りから?」

それを聞いて顔を真っ赤にする響香

芦戸「い、いやぁ盗み聞きするつもりは無かったんだけどいいムードだったし入りづらくて…ごめんね?」

それを聞いてプルプルと震え出す響香

響香「…れろ」

『へ?』

響香「今聞いたの全部忘れろォ!?」

イヤホンジャックを振り回し暴れ出す響香、それを飯田が止めようとする

飯田「お、落ち着くんだ耳郎さん!ここは病室だしすぐ近くに怪我人も…うがァァ!?」

『飯田(君/さん)!?』

果敢にも止めようとした飯田にイヤホンジャックが刺さり爆音となった心音が流れ込む、それを見かねてある人が入ってくる

???「ここは病院だよ、少し落ち着きなさい」

真弥「あ、少し待ってください、ほら響香落ち着いて」

響香の頭を撫で響香を鎮圧する真弥、動きが止まったのを確認してからその男は話し始める

塚内「ありがとう、俺は塚内直正、警察のもだ、復帰して早々で悪いが君に脳無について話してもらいたいんだ」

それを聞いて響香が待ったをかける

響香「待ってください、真弥はまた間復帰したばかりです!回復してからでも」

真弥「いいよ響香、その前にさっきからそこで隠れてる平和の象徴さんを引っ張り出してくださいよ髪の毛丸見えですよ」

全員が振り返るとオールマイトが覗き込んでいた

(((あのガタイでその隠れ方は無理があるぞ!?)))

塚内「はぁわかった、だが僕ら3人だけで話をしたい、いいかな?」

真弥「構いません、皆先に帰っといて僕もこの人達と話した後先生のとこ行って診察してもらうから」

それを聞いてそれぞれが言葉を短く交わしながら出ていく、響香は何が言いたげだったが芦戸達に引き摺られ出ていった

塚内「さて、早速だが脳無についてどんな印象だったか教えてくれないか?」

真弥「えぇ、そうですねまず…」

そこから真弥は戦闘を通して感じた事を包み隠さず話した

塚内「なるほど、オールマイトから聞いていたがやはりそれだけのパワーに回復能力…よく頑張ったな」

真弥「いえ、それより本題に入りませんか?こんな事もう知ってたんでしょ?話は他にあった、だからオールマイト先生がここに居るし皆を遠ざけた、違いますか?」

塚内「全く勘のいいことで、そうだよ本題は別にある、オールマイトここからは君が話すべきだ」

そこまで黙って聞いていたオールマイトが口を開く

オールマイト「すまない、あの時もっと早く来ていればこんな事にはならなかった…お詫びとしてはなんだが私の秘密を教えるよ」

真弥「それは、時間制限の事ですか?」

それを聞いて2人が驚いた顔をする

真弥「13号先生が言ってました、『制限ギリギリまで活動していた』とつまりオールマイト先生は何らかの理由で活動時間に制限がある違いますか?」

オールマイト「まさかそこまで分かっていたのか…そう私はかつてとある敵との戦いで深手をおい今では」

オールマイトから煙がで始め晴れるとそこにはガリガリの男がいた

オールマイト「これが今の私、活動時間も30分と無い…失望したかね?平和の象徴がこんな無様な姿では?」

真弥「いえ、むしろ嬉しいです、オールマイトの秘密を知れましたから、この秘密を知っているのは僕ら3人と後は…緑谷君とリカバリーガールと校長ですかね?」

オールマイト「惜しいな怪我の事は雄英の教師全員が知っている、そしてここから話すのは我々3人と緑谷少年、リカバリーガールの5人だけの秘密だ」

そしてオールマイトは自身の個性だったワンフォーオールを緑谷に託したことを話した

真弥「ワンフォーオール…なるほど似てると思っていたけどそういう事でしたか…分かりましたこの事は僕の胸に閉まっておきます」

オールマイト「すまない、早乙女少年」

真弥「気にしないでください、さて、お話はこれくらいにしましょう、すいません刑事さん肩貸してくれませんか?先生のところ行かないと」

塚内「あぁ構わないとも」

その後診察を受けリカバリーガールからの治療を受け、完治とはいかないがほぼ全快まで回復したため退院し帰ろうとすると響香が立っていた

真弥「響香?待っててくれたの?」

響香「皆はさっき帰った、それよりもう大丈夫なの?」

真弥「うん、もう平気だよ!体育祭もあるから早く完治させないとね!」

響香「あんたその怪我で良く出ようと思えるはね、まぁあんたって意外とお祭り好きなとこあるししょうがないか」

真弥「まぁね!さ、早く帰ろ!さっき父さんに連絡したら早く帰ってこいって言われちゃったし!」

そう言って前を行こうとすると響香に手を掴まれる

響香「ゆっくり帰ろ?体にも負担かかるし」

真弥「響香…うんいいよ!」

そう言って2人は歩いて同じペースで帰った、その手は自ずと堅く繋がれていた

 

余談だが家に帰ると両親含む全員から泣きながら怒られたそうな




というわけで今回はここまで!真弥君初黒星ですね、まぁ相手が悪すぎたし消耗していたのが原因で負けました、もし全開なら相打ちくらいにはなってます。さてさて次回から雄英体育祭が始まります!真弥君の介入によってどうネジ曲がるのか乞うご期待?
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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雄英体育祭開始と第1種目です!

どうも皆様真明です!今回は雄英体育祭少し前から始まります!コメントにて『回復力も上げられるのか』と言った質問を頂いたのでこちらでも返答します、答えは出来ます、ただいくつかの条件が揃わないと発動しませんが使えない訳ではありません!今はですが
それでは
『どうぞ!!』


雄英体育祭まで残り2週間を切ったある日の食堂

真弥「え?何?爆豪君そんな事言ったの?」

響香「そう、わざわざ敵を作るような事言ってさ、てか真弥あんたもう怪我治ったの?」

真弥「うん、リカバリーガールに今朝見てもらったらもう骨も引っ付いてるし怪我ひとつ無いってさ」

カレーを頬張りながら話す真弥、それを聞いて響香があることに気づく

響香「ねぇそういや真弥って力って付く身体能力を底上げできるんだよね?」

真弥「そうだよ?」

響香「ならさ自然治癒力?みたいなのも上げれるんじゃない?」

それを聞いて固まる真弥、スプーンを置いて考え始める

真弥「確かに、自然治癒力もある意味身体能力か…でもどのタイミングで発動するかわかんないな、そういや医者とリカバリーガールも治癒が早すぎるって言ってたっけ?となると寝ている間?いやそれだけだと説明がつかないな傷が早く治るのは確か落ち着いている時だから…なるほど何となくわかった」

響香「えっと?何がわかったの?」

真弥「僕の個性は響香の言う通り自然治癒力も活性化できるみたい、けどそれには心身共にリラックスしているか寝ている状態じゃないと無理だと思う、今はだけど」

自分で納得したのかスプーンを取り食事を再開する、響香も再開するが響香が提案してくる

響香「ねぇ体育祭までまだ時間あるしお互いの個性強化も兼ねて一緒に特訓しない?」

真弥「いいよー?いつも通り組手しながら個性を伸ばす感じかな?」

響香「そう、それで質問なんだけど私の個性を伸ばす方法って分かる?」

真弥「うーん、やっぱり使い込むしかないかな?僕のと違って響香の個性は肉体を鍛えれば伸びるってわけじゃないし」

響香「そうだよねぇ、どうしたものか」

お互いに食事は済ませ個性を伸ばす方法を思案する

真弥「いっその事個性の強化じゃなくて身体能力を上げてみる?ほら響香って格闘技って言うかプロレス技使えるわけだし、それ以外も使える様になれば戦闘の幅はかなり増すと思うよ?」

響香「個性じゃなくて?」

真弥「そ、響香の個性は中距離なら強いけど、近距離になった瞬間体を守る術を持ってない訳だから、プロレス技以外も使えるようにして防御の幅を増やすの」

それを聞いて納得する響香

響香「ならお願いできる?」

真弥「勿論!響香の頼みだしね!」

 

響香「それでどうして砂浜に来てるの?」

真弥「まずは基礎を作らないと!その為に足腰を鍛えるよ!そこで重りをつけてランニングだよ!」

そう言って真弥が持ち出したのは8つの重りだった

真弥「この青いのは僕ので赤いのは響香の分!これを四肢に着けて!」

響香「ちょ!これ重いんだけど!何キロあるのさ!」

真弥「え?1個15キロだよ?4つで60キロだね!」

響香「重いわ!」

真弥「そう?僕その倍だよ?」

それを聞いて驚きを通り越し呆れる響香、溜息をつきながらもそれを着ける

真弥「よし!最初はランニングくらいの速さで行くよ!」

走り出しながらそう告げる真弥、響香は内心少し後悔していた

 

真弥「どうしたのさ響香!まだ20分も走ってないよ!」

響香「ふ、普通こんなの着けてこんなとこ走らないっての…」

膝に手を付き肩で息をしながら愚痴る響香、それを見てどうしたものかと思ってると緑谷が走っくるのが見える

真弥「あれ?おーい!緑谷君!」

緑谷「あれ?早乙女君に耳郎さん?どうしたの?特に耳郎さん」

響香は緑谷に今自分達が何をしているのか説明する、勿論重りの件も含め

緑谷「さ、早乙女君、流石にいきなりそれは厳しいよ…」

真弥「そうかなぁ…一応これでも優しいんだけど…」

響香「真弥って特訓とかに妥協しないから…こうなるのは目に見えてたけどここまでとは…」

真弥「そうだ!緑谷君もいっしょに特訓しない?」

緑谷「う、嬉しいけど重りはちょっと…」

真弥「重りは外すよ、その代わり今から僕と組手をしてもらうよ!」

響香「外せるのは有難いけどいきなり過ぎない?」

真弥「元々重りはランニングの間だけのつもりだったし、緑谷君いるから2人をいっぺんに見るならそれが最適かと思って」

緑谷「確かにそれはそうだけど」

真弥「それじゃぁ早速始めようか!安心して死なない程度にやるから!」

これを聞いて2人は軽く後悔することとなった

 

雄英体育祭当日

麗日「ど、どうしたの二人とも?始まる前から死にかけてるよ!?」

響香「この2週間死ぬかと思った…」

緑谷「早乙女君強すぎるよ…」

それを聞いて麗日含む全員が真弥を見る

真弥「…?特訓しただけだよ?」

『いやどんな特訓したらこうなるんだよ!』

飯田「皆準備はいいか!?もうじき入場だ!!」

飯田が扉を開け大声で準備を促す、死んだを目をしている緑谷の元に轟が向かう

轟「緑谷」

緑谷「轟くん…何?」

轟「客観的に見ても実力は俺の方が上だと思う」

緑谷「へ!?うっうん」

轟「おまえオールマイトに目ぇかけられてるよな、別にそこ詮索するつもりはねぇが…お前には勝つぞ、早乙女お前にもな」

突然振られ早乙女も驚く、そんな中下を向きながら緑谷は話し出す

緑谷「轟くんが何を思って僕に勝つって言ってんのか…わかんないけど…そりゃ君の方が上だよ…実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…でも!!他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ、僕だって…遅れを取るわけにはいかないんだ、だから」

顔を上げ轟を見つめ返しながら緑谷は宣言する

緑谷「僕も本気で獲りに行く!」

轟「…おお、てめぇはどうなんだ早乙女」

真弥「うん、僕も負けないよ?誰が相手でも全力で楽しんでそして…勝つよ」

笑いながらもその目には覚悟を見せていた

轟「そうかよ…」

 

プレゼントマイク「1年ステージ生徒の入場だ!!雄英体育祭、!ヒーローの卵たちが、我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!」

プレゼントマイクが楽しそうに司会を務める

プレゼントマイク「どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!?敵の襲撃を受けたにも拘らず鋼の精神で乗りこえた奇跡の新星!!!ヒーロー科!!1年!!!A組だろぉぉ!!?」

プレゼントマイクの司会と共にA組が入場する、全員の目に闘志が宿っていた

緑谷「ひ、人がすごいね…」

真弥「あはは、そうだね!気合いも入るよ!」

真弥(間違いなく過去の俺なら倒れてるな…)

飯田「早乙女君の言う通りだ大人数に見られる中で最大のパフォーマンスわや発揮できるか…!これもまたヒーローとしての素養を身につける一環なんだな」

 

それぞれのクラスが入場し主審を務めるヒーロー18禁ヒーローミッドナイトが立つ

常闇「18禁なのに高校にいてもいいのか?」

峰田「いい!」

真弥(いいのかなぁ…)

あまり宜しくはない、無駄話をしているとミッドナイトが鞭をしならせる

ミッドナイト「静かにしなさい!!選手代表!!1-A早乙女真弥!!」

名前を呼ばれ真弥は返事をしてミッドナイトの前に立つ

緑谷「早乙女君なんだ、なんだか安心する」

瀬呂「あいつ入試一位通過だからなぁ確か筆記もだっけ?」

「ヒーロー科のな」

それを聞いて真弥は振り返る

真弥「高校で1番の難関だって言われてるんだし一位通過って言ってもいいんじゃない?それとも筆記で勝負する?」

舌打ちをして黙り込む普通科の生徒それを見てから向き直り一礼する

真弥「宣誓!!僕達は正々堂々一人一人の選手と真剣に戦い悔いのない戦いをすることをここに誓います!」

一息付きそしてと続ける真弥

真弥「そしてヒーロー科、サポート科、普通科、経営科全ての選手を競い合うライバルであり戦友(とも)と認識し僕は全力を持ってその全ての壁を乗りこえてみせます!Plus Ultra…この受難に感謝します!選手代表早乙女真弥!!」

それを聞いて観客から拍手が送られる、真弥が後ろを向き歩いていき元の場所に行くとミッドナイトが種目を発表する

ミッドナイト「サーてそれじゃあ早速第1種目行きましょう!」

麗日「雄英って何でも早速だね」

ミッドナイト「いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙飲むわ(ティアドリンク)!!さて運命の第1種目!!今年は…」

モニターが回り始め種目が発表される

ミッドナイト「コレ!!!障害物競走!!!計11クラスの総当りレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4キロ!」

ミッドナイトが説明を始めるとゲートが開き始める

ミッドナイト「我が校は自由さが売り文句!コースさえ守れば何をしたって構わないわ!さぁさぁ位置につきまくりなさい!」

真弥(ゲートが狭い、なら行く場所は!)

ランプが1つずつ消えていき、最後の1つが消える

ミッドナイト「スタート!!」

その声と共に多くの選手が走りだす、勿論真弥もその1人しかし走る場所が違った

真弥「お先に失礼させて貰うよ!」

「おい壁走るとかありか!?」

そう壁を走る、正確には3角飛びの要領で壁を蹴って前に進んでいたのだ

 

プレゼントマイク「さーて実況していくぜ!解説アーユーレディ!?ミイラマン!!」

相澤「無理矢理呼んだんだろうが」

解説席に何故か全身包帯巻きの相澤先生が座っていた、かなりイラついていてるようだった

 

1番にスタート地点を超えると足場を凍らせながら轟が飛び出してくる

轟「そう簡単には行かせないぞ」

真弥「そう来ないとね!でも相手は僕だけじゃないよ!」

後ろを向くとA組の皆はそれぞれの個性を使ったりして対応してみせた

爆豪「待てや半分野郎!クソモブもだ!!」

真弥「いい加減僕の事モブ呼ばわりやめてくれない!?」

走りながら爆豪に文句を言う真弥、すると予想外に峰田が躍り出る

峰田「2人の裏の裏をかいてやったぜ!ざまぁねぇてんだ!くらえオイラの必殺…」

真弥「峰田君危ない!」

峰田「へ?ぶべらっ!?」

機械の腕が峰田を突き飛ばす

プレゼントマイク「さぁいきなり障害物だ!!まずは手始め…第1関門ロボ・インフェルノ!!」

真弥「あらら0ポイントさんじゃん久しぶり?」

「マジか!ヒーロー科あんなんと戦ったの!?多すぎて通れねぇ!!」

轟「一般入試用の仮想敵ってやつか」

八百万「どこからお金出てくるのかしら…」

轟「せっかくならもっとすげぇの用意してもらいてぇもんだな…クソ親父が見てるんだから」

手を地面につけ構え下から上へと手を振り氷を発生させ0ポイントを凍らせる、その隙間を通る轟

「あいつが止めたぞ!!あの隙間だ!通れる!」

轟「やめとけ不安定な体制ん時に凍らせたから…倒れるぞ」

轟の言う通りアンバランスな体制だった0ポイントは体制を崩し倒れる

プレゼントマイク「1-A 轟!!攻略と妨害を一度にこいつぁシヴィー!!!おっとぉ!?こいつぁどうなってる!?」

後ろを向くと多くの0ポイントが一度に倒れるその上に真弥が飛んでいた

真弥「皆の道を作らないとね!」

プレゼントマイク「これまた1-A 早乙女ロボ・インフェルノのロボを全て今の一瞬で撃破!!お前の生徒どうなってんの!?」

相澤「あの二人が突出して異常なだけだ」

地面に着地し轟の横に並ぶ真弥

真弥「相変わらずえげつないね轟君!あれ何人か潰せるよ?」

轟「それならその程度ってことだ」

真弥「これはどぎついな!?まぁそういうことでお先!」

脚力を強化し轟を追い抜く真弥、轟も足場に氷を発生させ滑るように移動し追いかける

プレゼントマイク「第1関門こんなに簡単に突破されるかよ!んじゃこれならどうよ!落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな!!ザ・フォール!!!」

真弥「なるほどそう来たか!でもね!」

スピードを落とす所か加速し続ける真弥

プレゼントマイク「おっとぉ!?早乙女スピードを緩めるどころか加速するぅ!どうするって飛んだァ!」

真弥「超えられない幅じゃないよ!!」

真弥はまるで兎を彷彿とさせる勢いで何度も跳躍する、時折ムーンサルトを決めながら

プレゼントマイク「早乙女、轟なんなく突破していく!おっと後ろから爆豪も迫る!これは最早3人のデットヒートかぁ!?どう思うよイレイザーヘッドさん!」

相澤「あいつら何足とめてんだ…早乙女も余裕あるならとっとと行け…」

かなりイラついてる様子、その様子を見て観客も騒ぎ出す、早速争奪戦が始まっていた

プレゼントマイク「先頭が一足抜けて下は団子状態!上位何名が通過するかは公表してねぇから安心せずに突き進め!!そして早くも最終関門!!かくしてその実態は…1面地雷原怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!!目と脚酷使しろ!!」

真弥「地雷ってなんでもありすぎない!?」

プレゼントマイク「ちなみに地雷!威力は大したことねぇが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!」

相澤「人によるだろ」

真弥「なるほどこれは気安く飛べいな、だったら酷使しますよ目と脚を!!」

視力と脚力を強化し地雷の位置を割り出しそこを避けるように跳躍する

プレゼントマイク「早乙女またしても飛んだァ!あいつ地雷でも見えてんのか!」

相澤「個性の応用だな、視力を強化して地雷の位置を割り当てたんだろ」

プレゼントマイク「酷使しろとは言ったがこいつはシヴィー!!」

爆豪「俺には関係ねー!!」

爆豪が後ろから迫り轟と並ぶ

爆豪「てめぇ宣戦布告する相手を間違えてんじゃねえよ!!」

2人が争っていると背後で大爆発が起きる、そして緑谷が飛び出すそして早乙女と並ぶ

真弥「ちょ!?緑谷君無茶しすぎだよ!?」

爆豪「待てやクソデク!!」

轟「後ろ気にしてる場合じゃねぇ…!」

轟、爆豪共に個性を使い2人を追いかける

緑谷(少しでも追いついたんだ!抜かれればアウト…!抜かれちゃダメだ!)

0ポイントの鉄板を地面に叩きつけ爆発させる、その衝撃を利用し前に躍りでる

プレゼントマイク「緑谷間髪入れず後続妨害!!なんと地雷原即クリア!!イレイザーヘッドお前のクラスすげぇな!!どういう教育してんだ!」

相澤「俺は何もしてねぇよ奴らが勝手に火ぃ付け合ってるんだろう」

プレゼントマイク「さぁさぁ序盤の展開から誰が予想できた!?」

相澤「無視か」

プレゼントマイク「今1番にスタジアムへ還ってきたその男…緑谷出久の存在を!!そしてそのすぐ後ろから早乙女がゴールイン!!」

真弥「まさかあんな手を使うとは…」

そして次々にゴールし結果外周発表される

1 緑谷出久

2 早乙女真弥

3 轟焦凍

4 爆豪勝己

そして42位までが本戦へと向かった




というわけで今回はここまで!次回は第2種目からですね!青山くんは残念ながら落ちちゃいましたどんまい!
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!!』


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第2種目です!

どうも皆様真明です!今回は第2種目からですね!かなり難産でした…これからも難産が続きそうですがよろしくお願いします!
それでは
『どうぞ!!』


予選通過のメンバーが決まり第2種目が発表される

ミッドナイト「予選通過は上位42名!!!残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!まだ見せ場わ!そして次からいよいよ本選よ!!ここからは取材陣も白熱してくるよ!キバリなさい!!!」

ミッドナイトの背後のスクリーンが回転を始める

ミッドナイト「さーて第2種目よ!!私はもう知ってるけど〜…何かしら!!?言ってるそばからコレよ!!!!」

仮面に映し出されたのは騎馬戦の文字だった

上鳴「騎馬戦…!オレダメなやつだ…」

峰田「騎馬戦…!」

蛙吹「個人競技じゃないけどどうやるのかしら?」

それぞれがそれぞれの感想を抱くなかミッドナイトが説明する

ミッドナイト「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作って貰うわ!基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど一つ違うのが…先程の結果にしたがい各自にP(ポイント)が振り当てられること!」

砂藤「入試みてぇなP稼ぎ方式かわかりやすいぜ」

葉隠「つまり組み合わせによって騎馬のPが違ってくると!」

芦戸「あー!」

ミッドナイト「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね!!!」

ムチをしならせ怒るミッドナイト、話してる際に何度も妨害されればそれは怒るだろう

ミッドナイト「ええそうよ!!そして与えられるPは下から5ずつ!42位が5P、41位が10P…といった具合よそして…1位に与えられるPは1000万!!!!」

それを聞いて全員が緑谷の方を見る、当の緑谷は顔を青くさせ大量の汗をかいていた

緑谷「1000万?」

ミッドナイト「上位の奴ほど狙われちゃう、下克上サバイバルよ!!!」

一息ついてミッドナイトは続ける

ミッドナイト「上を行く者には更なる受難を雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよこれぞPlus Ultra!(さらに向こうへ)よって予選通過1位の緑谷くん!!持ちP1000万!!」

真弥(上に立つ…トップの重みをここで教えるってことかな?緑谷君は既にその辺は理解してるみたいだけど…流石雄英、やる事が容赦ないな)

真弥が緑谷の方を向くと重圧に押しつぶされそうになりながらも踏ん張っているように見えた

ミッドナイト「制限時間は15分振り当てられた合計が騎馬のPとなり騎手はそのP数が表示された“ハチマキ”を装着!終了までにハチマキを奪い合い保持Pを競うのよ、取ったハチマキは首から上に巻くこと取りまくれば取りまくるほど管理が大変になるわよ!そして重要なのはハチマキが取られてもまた騎馬が崩れてもアウトにはならないってところ!」

八百万「てことは…」

砂藤「42名からなる10〜12組がずっとフィールドにいるわけか…?」

青山「シンド☆」

芦戸「いったんP取られて身軽になっちゃうのもアリだね」蛙吹「それは全体のPの分かれ方見ないと判断しかねるは三奈ちゃん」

ミッドナイト「“個性”発動アリの残虐ファイト!でも…あくまで騎馬戦!!悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード!一発退場とします!それじゃこれより15分!チーム決めの交渉タイムスタートよ!」

「15分!!?」

真弥(まぁ当然か…ここで組むべき人は…やっぱり彼らかな)

ミッドナイトの掛け声と共にそれぞれが交渉を始める

真弥「響香!僕と組まない?」

響香「真弥?確かに2位だしあんたなら勝ち筋有るけど他は誰にするの?」

真弥「その人達とは今から会いに行くよ、ほら着いてきて」

響香の腕を引っ張り目的の人を探す

響香「なんで私なの?他にも瀬呂とかこういうの強そうな人いるのに」

真弥「響香のイヤホンジャックはこの騎馬においてかなり有効打になる、あと2人もそうだよ…ね、普通科の人?」

???「誰かと思えばA組の連中か、俺になんか用?」

真弥「そ、騎馬組まない?てか組んで君の個性が必要なんだ」

???「へぇ、俺の個性が何か知ってるって口ぶりだな」

真弥「勿論、第1種目で見せてもらったからね、それに後ろの尾白くんを見れば尚のことね?」

そう言って真弥が指さす所には心ここに在らずと言った感じの尾白がいた

真弥「君の個性は洗脳の類いでしょ?発動キーは返事をすること違う?」

???「チッ正解だよ、で?なんで俺なんだ?」

真弥「もちろん、この騎馬においてかなり有力だからだよ、敵に回れば厄介だけど味方なら心底心強いだから組む」

???「君らA組にはプライドはないのか?普通科なんかと手を組んでさ」

真弥「プライド?そんなことより今は勝つことでしょ?それに君はこのゲームの本当の意味を理解してない」

???「なんだと?」

真弥「知りたかったら僕らと組んでよ、大丈夫勝ち筋なら用意してある」

???「…信じるぞ」

真弥「もちろん、僕は早乙女真弥、君は?」

心操「心操人使だ、個性は言わなくてもいいだろ、ほら組み方教えろ」

真弥「うん、君が前衛、響香と尾白君が後衛、僕が騎馬をする」

心操「…なるほどな、上手く使えよ?」

真弥「勿論♪」

互いに自己紹介を済まか騎馬を決めるとプレゼントマイクがアナウンスする

プレゼントマイク「よォーし組み終わったな!!?準備はいいかなんて聞かねぇぞ!!いくぜ!!残虐バトルロイヤルカウントダウン!!」

3!!!

2!!

1…!

プレゼントマイク「START!」

その声と同時に全員が緑谷へと殺到する

真弥「響香!周りの音探って!尾白君いい加減起きろ!」

尾白「…え?あれ?もう始まってる?」

真弥「説明はあと!取り敢えず尻尾で後ろ守って!心操君は個性を使うタイミング任せるからそれまでは周りを観察して!」

尾白「お、おうなんかわかんねぇけどわかった!」

心操「…わかった」

響香「真弥!後ろから来るよ!どうする!」

真弥「逃げる!響香、尾白君防御任せた!」

真弥の合図で移動を始める、その後ろからは巨大な手が迫っていた

???「チッ!音立てずに近づいたのに気付かれた!みんな追うよ!」

騎手を組んでいる女子の合図でその騎馬も真弥達を目掛け追いかけてくる、そこで騎馬が気づく、『真弥が居ないことに』

???「消えた!?何処に!?」

真弥「ここだよ!」

上を向くと真弥が跳躍して来ていたそして騎馬の手の上に着地し騎手のPを奪い、また飛んで逃げるすぐさま追いかけるがイヤホンジャックと尻尾に阻まれる

???「騎馬から離れるとかあり!?」

ミッドナイト「足が地面に着いてないからオッケー!」

真弥「割と緩くないルール?」

響香「今のアウトだとしたらどうするつもりだったのさ!」

真弥「その時はその時!」

心操(こいつ大丈夫か?)

真弥「取り敢えず皆!出来るだけ距離とるよ!ついでに人集めて!」

その指示で逃げながらも人の視界に入るように逃げる真弥チーム、それに釣らられ1000万を諦めたチームが真弥を狙う

真弥(まだ6分ある…どうする、心操君の個性を警戒されると厄介だ、幸い1番警戒してた人が爆豪君と戦ってくれてる、けどこの数を2人に任せるのは2人に負担がかかりすぎる…)

心操「おい、早乙女」

真弥「何?今考え中なんだけど」

心操「お前の考えは何となくわかる、俺の個性を出来るだけ温存してぇんだろ?」

真弥「そ、けどこの数だ、流石に守りきれない…いやそうか君の個性なら!」

心操「そういう事だ、どうする?使うか?」

真弥「頼むよ!これで勝利の法則は決まったよ!」

心操「ふん、おいお前らそんだけいてまだこいつのポイント取れねぇのか?大したことねぇな」

「「「アアア!?」」」

真弥(よし!)

心操の個性によりそれぞれが身動きを止める

心操「よしそのままポイント寄越せそして俺ら守れ」

言われるままにポイントを渡し周りを囲む他チーム、そしてそのまま時間は過ぎ去り

プレゼントマイク「タイムアップ!!結果は…1位轟チーム!2位早乙女チーム、3位爆豪チーム!4位に緑谷チームだ!以上四組が最終種目進出だァ!」

真弥「よし!みんなありがとう!」

響香「本当、何とかなるもんだね」

尾白「…」

心操「ふん」

真弥が周りを見ると緑谷が噴水の様に涙を流し地面に足がめり込んでいた

真弥(どんだけ嬉しいの!?)

プレゼントマイク「1時間程昼休憩挟んだら午後の部だぜ!じゃぁな!…おいイレイザー飯食いに行かね?」

相澤「寝る」

プレゼントマイク「ヒュー!」

 

真弥「お昼か…ねぇ響香ご飯食べに行こ?」

響香「いいよ、何食べる?」

真弥「カレー!」

響香「ほんと好きだねカレー」




という訳で今回はここまで!ちょっと短いですが御容赦を、騎馬戦の内容がどうやっても思い浮かばないのですよ…さてさて次回から最終種目!どうなる?どうやって書く!?
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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第3種目1回戦です!

どうも皆様真明です!お久しぶりです、ちょっとどう書けばいいのかわからなくて手詰まりになってました。今回は第3種目の1回戦を書こうかと思います、その前にお昼休憩のことも少しだけ

それでは
『どうぞ!!』


お昼休憩のほんの1コマ

 

真弥「第3種目一体なんだろ?楽しみだなね響香!」

響香「私はそこまで楽しみでもないけどね、多分第3種目は今までと比べ物にならない激戦だろうし…」

真弥「だからこそだよ!やっと全力の皆と戦える!僕も後先考えず戦えるしね!…まぁ不安なのは確かだけどね?」

最後にハニカミながらそう付け足す真弥、その近くに上鳴と峰田の2人が駆け寄ってくる

上鳴「やっと見つけた!耳郎、昼の部では女子はチアガールの服装をしないといけないらしいぞ!」

響香「?そんな話聞いてないけど?真弥は?」

真弥「何も聞いてないよ?それ何処情報?」

峰田「相澤先生が言ってたんだよ!今八百万が作ってるから早く行って!」

そう言って響香の手を取り引っ張る二人

響香「ちょ!?ごめん真弥また後で!」

真弥「うん、後でねー…あれ?なんで先生が言ったことなのに八百万さんが今作るの?」

まさかと思いながらも真弥は残ったカレーを頬張るのだった

 

お昼休憩が終わり午後の部

プレゼントマイク「最終種目発表の前に予選落ちの皆へ朗報だ!あくまで体育祭ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ!本場アメリカからチアリーダーも呼んで1層盛り上げ…ってA組どーした!!?」

プレゼントマイクが驚くその先にはA組女子全員がチアガールの格好をしていた

真弥(まぁそうなるよね…)

女子は暗い顔しており峰田と上鳴はいい顔をしていた、真弥は呆れていた

八百万「峰田さん上鳴さん!!騙しましたわね!?」

響香「アホだろアイツら…真弥よろしく」

真弥「合点承知」

真弥は響香のゴーサインを受け2人にアイアンクローを決めようとする

峰田「待てよ早乙女!お前だって眼福だろ!?」

真弥「君が何を言いたいのか全くわからないけど、先生の名前まで使ってこんなことをするとは…お仕置きが必要だよね?」

顔を青くしながら首を左右に振る峰田と上鳴

上鳴「お前だって耳郎のチアコス見れるんだからいいじゃねぇか!」

真弥「何故そこで響香の名前が出るの?響香がやりたくてやった事なら賛成するけどそうじゃないよね?したくもない事で喜ぶなんて出来ないなぁ?ましてや親友の事なら尚のこと」

上鳴「わ、分かった!これっきりだから許してくれ!な?第三種目前に怪我とかしたくねぇよ!」

にじり寄る事をやめ溜息をつきやれやれと言った顔をする真弥

真弥「分かったよ、ただし次やったらただじゃ置かないからね?」

二人「イエッサー!」

葉隠「まぁ本戦まで時間空くし張りつめててもシンドイしさ…いいんじゃない!!?やったろ!!」

蛙吹「透ちゃん好きね」

1人ハイテンションな葉隠に蛙吹が反応するならプレゼントマイクが続ける

プレゼントマイク「なんかゴタゴタが起きそうだったがまぁいい!楽しく競えよレクリエーション!それが終われば最終種目、進出4チーム総勢16名からなるトーナメント形式!!1対1のガチバトルだ!!」

 

トーナメントと聞きそれぞれがそれぞれの反応を示す

切島「トーナメントか…!毎年テレビで見てた舞台に立つんだあ…!」

芦戸「去年トーナメントだっけ?」

瀬呂「形式は違ったりするけど例年サシで競ってるよ、去年はスポーツチャンバラしてたハズ」

真弥「僕見てないんだよね…興味が無いわけじゃないけど勉強してたし」

『真面目か!』

そう話してるとミッドナイトがクジ箱を持ってくる

ミッドナイト「それじゃあ組み合わせ決めのくじ引きしちゃうわよ、組が決まればレクリエーションを挟んで開始になります!レクに関しては進出者16人は参加するもしないも個人の判断に任せるわ息抜きしたい人も温存したい人もいるしね。んじゃ1位チームから順に…」

そこまで説明すると尾白が手を挙げる

尾白「あの…!すみません、俺辞退します」

『!!』

「尾白くん!何で…!?」

「せっかくプロに見てもらえる場のに!!」

尾白「騎馬戦の時俺早乙女に活入れてもらってなかったら多分終盤まで記憶なかったと思う、別に起こしてくれなかった事を責める気はないしそこは俺のミスだよ…」

真弥「尾白くん…」

尾白「チャンスなのは分かってるしそれをフイにすることがどれだけ愚かなのかも理解してるよ…でも!皆が力を出し合い争ってきた座なんだ、こんなわけのわかんないまま並ぶことなんて俺には出来ない」

葉隠「気にしすぎだよ!本戦でちゃんと成果を出せばいいんだよ!」

芦戸「そんなん言ったら私だって全然だよ!?」

尾白「違うんだ…!俺のプライドの話しさ…俺が嫌なんだ」

葉隠、芦戸が励まそうとするがそれを蹴り、棄権の意思を表す尾白

プレゼントマイク「何か妙な事になってるが…」

相澤「ここは主審ミッドナイトの采配がどうなるか…」

ミッドナイト「そういう青臭い話はさァ…好み!!!尾白の棄権を認めます!」

(((好みで決めた…!!)))

真弥「…僕はサイテーだ」

響香「真弥?」

ミッドナイト「繰り上がりは5位の拳藤チームだけど…」

拳藤「そういう話で来るんなら…ほぼ動けなかった私らよりアレだよな?な?最後まで頑張って上位キープしてた鉄哲チームじゃね?馴れ合いとかじゃなくてフツーに」

それを聞き鉄哲と呼ばれた少年が泣きながら感謝して、鉄哲チームから代表としてリーダーであった鉄哲徹鐵が繰り上がりとなった

ミッドナイト「というわけで鉄哲が繰り上がって16名!!組はこうなりました!」

緑谷vs心操

轟vs瀬呂

早乙女vs耳郎

飯田vs発目

 

芦戸vs上鳴

常闇vs八百万

鉄哲vs切島

麗日vs爆豪

という対戦になった

プレゼントマイク「よーしそれじゃあトーナメントはひとまず置いといてイッツ束の間、楽しく遊ぶぞレクリエーション!」

トーナメントが始まるまでの間選手はそれぞれ神経を研ぎ澄ます者、緊張を解きほぐそうとする者といた、そうするなら時はあっという間に来る。

セメントス「オッケーもうほぼ完成」

プレゼントマイク「センキューセメントス!ヘイガイズアァユゥレディ!?色々やって来ましたが!!結局これだぜガチンコ勝負!!頼れるのは己のみ!ヒーローでなくともそんな場面ばっかりだ!分かるよな!!心·技·体に知恵知識!!総動員して駆け上がれ!!」

プレゼントマイクの話が終わり試合が始まる

 

緑谷vs心操

対戦直前何らかの会話をし緑谷が突如場外へと歩き出すが済んでで踏み止まり相手を投げ飛ばす事で勝利

轟vs瀬呂

瀬呂が先手を取り場外へと投げ飛ばそうとするが大氷壁を作り出し瀬呂をその中に閉じ込める事によって勝利、その際ミッドナイトも僅かに凍った

そして早乙女vs耳郎

プレゼントマイク「さぁさぁここまで面白いものを見てきたがここでとんでもないやつが登場だ!入試首席で通過!女みたいな見た目だがパワースピード間違いなく学年1番!早乙女真弥!!」

呼ばれてリングへと歩き出す真弥

プレゼントマイク「対するはここまで見せ場があんまりなかったが地味に上位陣へと食い込み続けたロックンガール耳郎響香!!」

響香も呼ばれてリングへと上り真弥を見る

プレゼントマイク「さぁ両者ともにリングへ上がったぞ!ミッドナイト!何時でも始めてくれ!」

ミッドナイト「それじゃぁ!「少し待ってください」…?」

ミッドナイトが試合を始めようとするのを響香が待ったを掛ける、そして真弥に歩み寄り思いっきり平手打ちをする

プレゼントマイク「おおっと!?いきなりの平手打ち!これはどうした!?」

響香「アンタ何時までうじうじしてんのさ!!」

真弥「…」

響香「誰もあんたを責めてないし尾白だって責めないって言ってたじゃん!それをいつまでも自分のせいみたいに!あんた昼に言ってたよね!誰が来ても全力だって!それが何その顔は!?それがアンタの全力出す時の顔!?それとも私はアンタが全力出すにも値しないの!?」

真弥「そんな事…!」

響香「ならそんな顔せず顔上げなよ!私の知ってる早乙女真弥は何時だって全力で、バカ真面目で、その癖どこか抜けてるのに仲間の為なら命張れるそんな奴だよ!」

響香はそこまで叫び息を整える

真弥「…ホント僕はサイテーだな、そんな事君に言われないと気づかないなんて」

そう言って頬を叩き顔を上げるその顔には迷いはなかった

響香「やっと何時もの顔になった」

真弥「ありがとう響香、お陰で目が覚めたよ、ミッドナイト先生すいません、合図頼めますか」

ミッドナイト「もうホントに私そういうの好み!いいわ!二人とも位置に!…それじゃぁ!試合開始!」

2人が位置に着いたことを確認し開始の合図をするミッドナイト、その声とともに響香は走り出す、そしてイヤホンジャックを伸ばし真弥に突き刺そうとする、それを避け響香に肉薄して近接を挑む真弥、響香は少し反応に遅れるが対処し近接を捌いていく

プレゼントマイク「何か妙な事にななったが…二人ともいい戦いするじゃねぇか!」

相澤「早乙女は元々高い戦闘能力を持ってたが耳郎の奴もなかなかやるなあのラッシュに着いてってやがる」

プレゼントマイク「お前がそこまで褒めるとはな!っとあれは…アームロックだぁ!耳郎、早乙女の腕を掴みアームロックを決めたァ!」

プレゼントマイクが言うように響香は真弥にアームロックを仕掛けてた、真弥はそれを振りほどき距離を取るが腕を抑えていた

真弥「腕上げたじゃん!まさかアソコからアームロックを決めるなんて、それにかなり痛いよ」

響香「伊達にアンタに鍛えられてなかったし、いつまでもアンタの背中を追いかけてなんて居られないからね!」

そういい距離をつめ左右から拳を振るいイヤホンジャックを真弥に仕掛ける、それを屈んで避け低い体制からアッパーを仕掛けるも避けられる、そして距離を取ろうとするがまたも響香が距離を詰める

 

切島「耳郎の奴すげぇな!早乙女を追い詰めてるぞ!」

蛙吹「何だか守ってばかりに見えるわ、何時もの早乙女ちゃんならカウンターをする筈なのに」

緑谷「多分それを警戒してるんだ」

緑谷の発言に一同が首を傾げる

麗日「どういう事?」

緑谷「皆も知ってるかもだけど僕と耳郎さんは彼に鍛えてもらったんだ、その時防御手段として僕らに空手や関節技を教えてくれたんだ耳郎さんは体格や力から関節技に磨きをかけてたからそれを警戒してるんだと思う、現に1度アームロックを受けてるわけだけら警戒する筈だよ」

切島「そういやそんな事言ってたな、じゃぁ何か?早乙女は敵に塩を送る様なことしたのか?」

蛙吹「早乙女ちゃん耳郎ちゃん、というか多分友達と思った人の頼みなら気と思うの、だからその時はそんなことも考えてなかったのかしら」

葉隠「でもでもこのままだと負けちゃうんだよ?」

葉隠の言う通り逃げてはいるが着々とラインまで追い詰められていた

 

響香「どうしたのさ!反撃してきなよ!」

真弥「出来たらやってるよ!」

イヤホンジャックと格闘の合わせ技で真弥を追い詰める響香

真弥(やれやれ以外と厄介だなこの攻撃、しょうがない、そろそろあれを試そうかな)

響香の蹴りをジャンプでも回避して背後に回る真弥、しかし仕掛けず腕を下げ目を瞑っていた

プレゼントマイク「おおっと!?早乙女これはどうした!?絶好のチャンスを自ら捨て無防備な状態に!」

相澤「あいつ何を狙ってる?」

響香(何を狙ってるの?攻撃しないと埒が明かない!攻める!)

響香が真弥に接近し攻撃を仕掛けるも真弥は既のところでそれを避ける、それが暫く続くと変化が起きる、今まで動かなかった真弥が攻撃な転じたのだ、響香はそれを見てアームロックをかけようとするがその腕を掴めず直撃する、よろめき前を見ると真弥が目を開き佇んでいた

響香(今何されたの?攻撃にカウンターを合わせた筈なのにそれをすり抜けてきた!)

真弥「響香、君の弱点はカウンターを狙いすぎる所だよ、そう教えたのは僕だけどそれじゃぁ対応しやすいよ、こんな風にね!」

そう言って駆け出し攻撃を仕掛ける真弥、響香はガードしつつカウンターのタイミングを見計らうが全く掴めずとうとうガードが間に合わず直撃し吹き飛ぶ、その距離をつめ再度攻撃を仕掛け、途中で腕をつかみ背負投を決め地面に叩き付け勢いよく拳を叩きつける。激しい音がなり響香が目を瞑っていた目を開けると真弥の拳が真横にありリングに巨大なヒビを入れていた

真弥「降参して、君の負けだよ…」

響香「…はぁ参った降参だよ」

ミッドナイト「耳郎降参により勝者早乙女!!」

 

試合が終わり観客席へと向かう真弥、そこに響香が声をかける

響香「ねぇ真弥最後のアレはなんなの?」

真弥「個性を発動したんだよ」

響香「それは分かる、でもいつものあんたらしくなかった、あんたって個性を発動すると何時も畳み掛けてくるじゃん、それなのに無防備を晒したり無防備だと思ったら攻めてきたり」

真弥「あぁそういう事?まぁ単純に戦い方を変えたんだよ」

響香「戦い方を?」

真弥「そ、何時もの僕が動く事で相手を圧倒する攻めの型だとすればさっきのは守りの型防御に特化させたんだよ、僕の個性は動けば動くほど体への負担が増すから動かず守りに徹したらどうなるかなって思って前々から練習してたんだよね、まぁまだ未完成だけど…さ、早くみんなのところへ行こう?」

そう言って響香の手を取り観客席へと向かう真弥、その時思い出したかのように立ち止まり振り返る

真弥「そうだ、さっきはありがとうね?」

響香「なんの事?」

真弥「僕に喝を入れてくれた事、お陰で吹っ切れた」

響香「そんなこと?別にあんたとは本気で戦いたかっただけだよ、まぁ負けちゃったけど。いい?負けないでよ?負けたら承知しないから」

真弥「分かってるよ、もう誰にも負けないし負けたくないからね!」

そう笑い合い拳を合わせる真弥と響香、2人はその後観客席へと向かった




というわけで今回はここまで!次回は残りの1回戦と2回戦を書こうと思っています!
久しぶりに書くとペースが掴めないんですよね…まぁ書くのを怠った自分の落ち度ですが…
真弥くんは尾白くんをもっと早くに起こしてればって言う後悔に蝕まれてましたがそれを響香に喝を入れられ立ち直りました
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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第3種目1回戦後半と第2回戦です!

どうも皆様真明です!今回はタイトル通り1回戦後半と2回戦の様子をお届けします!ヒロアカだけ凄いお気に入り数でちょっとビックリしてます、僕の初めての作品であるネプも良ければ見てみて下さい!
それでは
『どうぞ!!』


1回戦、響香との戦いを終え観客席に着いた真弥達を見るとそれぞれが反応を示す

切島「二人ともナイスファイトだったぜ!」

蛙吹「いいものを見せてもらったわ」

真弥「ありがとう、後どういたしまして、それで今どういう状況?」

緑谷「飯田くんと発目さんって人が戦ってるんだけど…あれは」

緑谷が言葉を濁すのが気になりリングを見る2人そこには何故かアイテムを全身につけている飯田とそれをプレゼンしている発目の姿があった

真弥「…何あれ?なんで飯田くんフルアーマー?」

緑谷「発目さんって人が正々堂々戦おうって言ってあれを渡したみたいなんだけど何だか見せびらかしてるように見えて」

響香「アレってつまり飯田がいい商品説明のアシスタントになってるって事?」

真弥「だよね、飯田くんやりにくいだろうなぁ、あ、自分からリングアウトした」

話している内に満足したのか自分からリングアウトになる発目、後ろで飯田が叫ぶが本人はいい笑顔だった…

その後芦戸vs上鳴があったが上鳴が個性を発動する前に接近し顎をかち上げ気絶させて一発 K.O.させた

常闇vs八百万では常闇が自身の個性であるダークシャドウで八百万の準備していたアイテムを全て弾き隙を作らせずそのまま場外へと追いやった

切島vs鉄哲では個性がダダかぶりだったのもあり両者一歩も引かない殴り合いが発生し同時にダウンした事により後程別の方法で決着をつける事となった

そして1回戦最終戦麗日vs爆豪となった

響香「うち見たくない、爆豪何しでかすかわかんないし」

真弥「…」

上鳴「まぁ爆豪でも流石に女相手に本気は」

緑谷「出すよ、かっちゃんそういう奴だし」

常闇「お前はどう思う早乙女」

真弥「爆豪君が勝つかな、今の麗日さんに勝ち目ないし、でも」

そこで一旦言葉を区切る真弥

真弥「タダでは終わらないと思うよ」

試合が始まり試合は一方的だった、いくら突撃してもカウンターを決められ吹き飛ぶ麗日、生徒の中には目を背ける人もいた

響香「ねぇ、セメントス先生達に言って止めさせようよこれ以上は」

響香が言うように試合とも言えないような展開だった、響香と同じ意見の観客も居るようで中には爆豪にブーイングを飛ばす人もいたそれを黙らせる人がいた

真弥「喧しい!黙って見れねぇのか!!」

響香「ま、真弥?」

そう、真弥であった

真弥「今女いたぶって楽しいかって聞いた奴!てめぇの目は節穴か!あいつは、麗日はここまで勝ち上がってきた選手だぞ!それだけの実力ある相手に警戒しねぇ奴なんざ居るか!!それもわかんねぇなら今すぐヒーロー辞めちまえ!」

それに対して反論しようとするがそれを相澤先生が割って入る

相澤「早乙女の言う通りだ、お前ヒーロー向いてねぇよ、帰って転職サイトでも見てろ。本気で勝ちたいから、ここまで勝ち上がってきた相手だから警戒だってするし手加減も油断も出来ねぇんだろうが」

その一言で野次は止んだ、早乙女は相澤先生を1目見ると席に座り目を閉じる

真弥「何よりあれに気づけないなんてプロ失格だ、馬鹿野郎共が」

そしてほんの少しして空から大量の瓦礫が落ちてくる

プレゼントマイク「流星群!?」

相澤「気付けよ」

爆豪目掛けて降ってくる大量の瓦礫だったが爆豪はそれをたったの一撃で粉砕する、それでもめげず攻撃しようとするが限界が来たダウン、そなよにり勝者はと爆豪となった、爆豪が観客席へと戻ってきた直後どこがか弱いんだよと言ったのを真弥は聞き逃さなかった

 

小休憩の間に切島と鉄哲による腕相撲が繰り広げられたが勝者は切島となった、その際男の友情が目覚めた事をここに記載する

 

そして第2回戦、緑谷vs轟、緑谷は片腕を完全に潰してまで技を打ち続け、轟は緑谷の一言によって使わずにいた炎の個性も使い全力で戦い勝者は轟となった

第2回戦第2戦早乙女vs飯田

飯田「早乙女君!君とは1度でいいから全力で戦いたかった!」

真弥「僕も君の最高速を見てみたかったよ、さぁ全力で戦おう!」

ミッドナイト「両者、正々堂々とした戦いをしてください、それでは始め!!」

ミッドナイトの合図と共に飯田はレシプロバーストを発動し最高速で真弥に突撃し右足で蹴りの体制をとる、真弥も脚力、瞬発力、筋力を瞬間強化し同様に突撃し同じく右足で蹴りを入れる、互いの足がぶつかり破裂音が会場全体に響く

飯田「凄いな!レシプロに対応するだけじゃなく自慢の足にすら対応するだなんて」

真弥「君は基本的に足をメインにするし僕相手ならレシプロ使うって思ってたからね!」

弾かれるように距離をとり再度突撃する2人、短い時間であったがその戦いは凄まじいものであった、しかし、限界が来たのは飯田の方であった

飯田(しまった!もう限界か!!)

真弥「もう限界みたいだね!ならこれでおしまいだよ!」

飯田「しまっ!」

限界が来た飯田に対し突撃し足技を見舞う真弥、敢えて吹き飛ばさず右左上下と10文字に蹴りを入れラッシュを決める、そして最後の締めと言わんばかりに上にバク転しながら蹴りあげ後ろ蹴りを空中で決め蹴り飛ばす、そのまま場外へと吹き飛び壁に激突する飯田

ミッドナイト「飯田場外!!勝者早乙女!!」

勝者宣言が行われた後飯田に近づいて手を差し伸べる真弥

真弥「飯田君大丈夫?」

飯田「あぁ、かなり効いたよ…」

差し伸べられた手を取り立ち上がる飯田、真弥は肩を貸しながら観客席へと戻った

その後芦戸vs常闇が執り行われ芦戸をダークシャドウで拘束しそのまま場外へと押し出し常闇が圧勝した

最後、爆豪vs切島は切島が速攻をかけるもそれが仇となり敗北、戦いの最中B組の鉄哲が切島を応援していたのを見て思わず笑みが零れた真弥であった

プレゼントマイク「これでベスト4は出揃った!さぁさぁ後少しで終わりだがまだまだ盛り上がってくぞ!」

プレゼントマイクが話す中真弥は待機室へと向かうその途中

轟「早乙女」

真弥「何?轟君?」

轟「俺は全力のお前と戦いたいだから」

真弥「分かってるよ、手は抜かない、でも…君が手を抜くようなら僕は君を許さない、相手に全力を出せと言うなら君も使いなよもう半分」

轟「…あぁ」

轟を一見して真弥は自分の待機室へと向かった




というわけで今回はここまで!!今回はちょっと短いですがこの辺とさせていただきます!爆豪vs麗日での野次馬共は真弥君と相澤先生のダブルパンチで黙らせました、真弥君は人の努力なんかを否定する物言いをする人が嫌いです、ところで爆豪君の真弥君への渾名?何にしたらいいですかね、今はモブでやってますけど何時までもモブのままではいられませんし。因みに飯田君戦で見せた足技は龍が如くの秋山さんのラッシュをイメージしてます、最後の後ろ蹴りはよく見る飛びながら後ろ向きに蹴りを入れるあれです(よく分かってない)
次回はいよいよ第3回戦と決勝です!
後書きが長くなりましたがまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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第3回戦です!

どうも皆様真明です!今回で雄英体育祭第3回戦となります!轟君とどう戦わせるのかちょっと悩みました、それと爆豪君の真弥君への渾名はシンプルですがクソチビになります、もし他に良いのがあれば下さい…お願いします
それでは
『どうぞ!!』


プレゼントマイク「今回の目玉とも言える試合が始まるぞ!ヒーロー家出身の轟焦凍vsここまで高い戦闘能力と技術力を披露し続けたダークホース早乙女真弥!」

紹介を受け両者がリングの上に上がる

ミッドナイト「両者良い戦いを期待しています…始め!!」

合図とともに轟が氷を発生させ真弥へと向ける真弥は片足を大きくあげ…思い切り振り下ろす

真弥「せい!」

プレゼントマイク「おぉっと早乙女!まさかの四股踏みの衝撃で轟の氷を相殺!どんな脚力してんだ!?」

踏み下ろした力を利用し轟に突撃し右ストレートを見舞う、それを氷の壁を展開し防ごうとするがそれを片手で突き破りもう片方の腕で吹き飛ばす、ギリギリの所で受身をとり場外になるのを踏み止まる

真弥「どうしたの轟君!?もう片方も使いなよ!」

轟「…うるせぇよ」

真弥「君言ったよね!僕に本気を出せって!それなら君もだしなよ!何を戸惑ってるのさ!」

轟「…」

真弥「君は君だよ!轟焦凍だ!エンデヴァーの息子?それがどうした!君が超えなくちゃならないのは君の親父さんでもオールマイトでもない!今の殻にこもった君だ!Plus Ultraだろ!超えろよ!君のなりたいものはそんな状態でなれるような安いものなの!?」

それを聞き轟の中で何かが切れ冷気と炎が吹き出す

轟「てめぇも緑谷もなんなんだ!人の内側に入り込んできやがって!だったらなってやるよ、親父もオールマイトもそしててめぇも超えて1番のヒーローに!!」

その顔を見て笑う真弥

轟「何笑ってやがる」

真弥「君こそ、楽しそうに笑うじゃん?」

そう、笑っているのだ、覚悟に満ちた目をしながら楽しそうに笑っている

真弥「さぁ再開だ、お互いのベストを尽くそう」

握り拳を突き出しこの大会に入って初めてファイティングポーズを決める真弥

轟「お前も本気って訳だ、上等だ!」

炎を真弥に向けて飛ばす轟、真弥はそれを拳を突き出すことで相殺する

轟(拳を突き出した勢いで俺の炎を吹き飛ばすか、何処までもオールマイトみてぇな事をしやがる!)

真弥「次は僕の番だよ!」

脚力を強化し突撃し足技を決めようとする真弥、轟は今度は避けつつ氷の壁を発生させ続ける

プレゼントマイク「此奴はすげぇ戦いだ!炎を使いだした轟の炎を拳の圧ひとつで吹き飛ばしたかと思えば連続で発生する氷の壁を削り続ける!攻めが果てるか守りが果てるか!さぁどっちだ!」

相澤「どっちもうちのクラスで頭一つ抜けた戦闘能力を有しているからな俺にもわからんぞ」

全ての氷の壁を蹴り破った先に轟はいなかった、辺りを見渡し轟を探す、何かに気が付き上を見ると足に氷を纏わせた轟が踵落としの体制で迫っていた、それを腕をクロスさせる事で防ぐが触れた両腕を凍らせられる

真弥「あれま、これはまずいかな?」

轟「降参しろ、腕をお前の十八番を封じたんだもうどうしようもないだろ」

真弥「どうかな?僕の武器は腕だけじゃないよ!」

氷を発生させ3度真弥に向ける轟、それを真弥は四股踏みの要領で相殺し轟に迫り連続で足技を繰り出す、轟はそれを転がる事で避けるが上を見ると踵落としの体制を取っている真弥がいた、急いで避けようとするが動けず踵落としをモロに食らう、そして地面に叩きつけ起き上がるところにバク宙をする勢いで蹴りをして今度は空中に蹴り上げる、そして同様に空中に飛んだ真弥は連続の足技を決め続ける、地面に着きそうになるとまた蹴りあげ最後と言わんばかりに飛び蹴りを入れ吹き飛ばす、転がりながらも何とか氷の壁を発生させ踏み止まる、何とか立ち上がるが足元がふらついていた

轟(一撃が重たすぎる、これが学年一位の実力か…)

真弥は軽いフットワークを見せるように軽くジャンプする

真弥「まだまだこれからだよ?どう?僕の武器は全身と言っても過言じゃないよ?」

轟「そうかよ、だが負けねぇよ!」

今度は腕に炎を発生させ轟が突撃する、真弥に肉薄すると腕を伸ばすがそれを真弥は体を逸らすことで避ける、何故か轟が吹き飛んでくる

プレゼントマイク「おぉっと轟いきなり吹き飛んだ!早乙女何をした!?」

相澤「あの体制、鉄山靠か?」

相澤の予想通り真弥は体を屈めた状態から鉄山靠を決めたのだ

 

切島「なぁ鉄山靠ってなんだ?」

耳郎「確かカンフーの技だったかな?真弥って色んな武術を齧ってるからその1つだったはず」

上鳴「まじであいつ才能マンだな、なんでも知ってるんじゃないか?」

耳郎「あいつにそれ言ったら『なんでもじゃない、知ってる事を知ってるだけ』って言うよ?」

観客席では真弥の多彩性を見て色々な反応を示していた

 

轟「グッ、ホントになんでも使うんだな」

真弥「言ったでしょ僕は武器は全身だって!」

そこから真弥は足技を使いつつ鉄山靠などを手を使えないというハンデをものともせず轟を追い詰める、そしてその戦いに終止符が着いた、足祓いをして体制を崩した所に前蹴りを決めて起き上がるところに頭突きを決めてタックルを決める、何とか踏み止まるもついに線を超える

ミッドナイト「轟君場外!よって勝者は早乙女君!!」

 

轟「負けちまったか…」

真弥「ナイスファイトだったよ、ところでこの手溶かしてくんない?そろそろ冷たくてやばい」

轟「分かってるよ、有難うな」

それを聞いて首を傾げる真弥

轟「お前と緑谷に言われてやっとふっ切れたよ、俺は俺だ、この力は俺の目指す理想のヒーローを目指すさ」

それを聞いて微笑む真弥

真弥「そっか、それなら何よりさ、色々向き合いなよ君と君の家族と」

溶かされた手を差し出して微笑む真弥、その手を取り握手をする轟、ミッドナイトはそれを見て何故かキャッキャしていたが轟は驚いていた

轟(手が冷たすぎる、あと少し遅れてたら手が大変なことになってやがった、此奴はそこまでして勝ちたかったのか…)

握手を終え観客席へと向かう真弥、その途中ある人物に会う

真弥「…それで僕に何が言いたいんですか?エンデヴァーさん?」

エンデヴァー「焦凍に言った言葉あれはどういう意味だ?」

真弥「そのまんまの意味ですよ、彼は貴方に怯えていた、反抗する心がその証拠です、だから片方の力を使おうとしなかったんですよ」

エンデヴァー「そんな事か…貴様のおかげでアイツは自分の血を受け入れたんだろうが…余計なお世話だ」

エンデヴァーは真弥を睨みつけるがそれを笑顔で返す真弥

真弥「大きなお世話かどうか知りませんが…彼を追い詰めたのは失敗でしたね、そんなに1位になる事が大事ですか?」

それを聞き炎を吹き出すエンデヴァー、その顔は怒りが浮かんでいた

エンデヴァー「貴様に何がわかる?2位で有り続けることがどういう意味か、貴様の家系は凡人の家系だから分からんか?」

それを聞き笑顔ではあるが真弥から殺気が溢れ出す

真弥「貴方が何を言いたいのか分かりませんが…家族を侮辱するなら例え友達の家族であったとしても…殺すぞ万年2位が」

その一言により互いの隠していた殺気が溢れ出し周囲に満ちる、先に殺気を引っ込めたのは真弥であり背中を向けて歩き出す

真弥「まぁどうでもいいですよ、あなたの野望も理想も僕には関係がないですから今回の事は胸に仕舞いましょう、ですが…もし次に貴方の口から家族を侮辱する言葉が聞こえたら…貴方の家族を、どうするか分かりませんよ?」

振り向いたその顔には笑顔ではなく無表情が張り付いておりその顔を見せた後何も言わず歩き去った




という訳で今回はここまで!最後の所は単に真弥君とエンデヴァーとを合わせたかっただけですが何故かああなりました。真弥君は家族思いです、だから侮辱されたらあぁなります
次回は真弥君vs爆豪君です!つまり雄英体育祭最後です!
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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決勝戦です!

どうも皆様真明です!今回で雄英体育祭最後となります!中々爆豪君とどう戦わせるか悩みました。
それでは
『どうぞ!!』

お気に入り登録者数100人突破ありがとうございます!


選手控え室、真弥は自分の控え室で1人対策を練っていた

真弥(爆豪君は超がつくほどの肉弾戦型、それに頭の回転も早いあの時と同じ戦法は通じないと見た方がいい…正面からの殴り合いだと個性で彼の方がリーチがあるから難しい…)

そこまで考えると扉が勢いよく開かれ爆豪が姿を現す

爆豪「あれ!?何でてめェがここに…控え室…あ、ここ2の方がクソが!!」

真弥「珍しいね、君がそんなミスするなんて。ま、お互い全力でいい勝負をしよ?」

真弥がお互いにいい戦いをしようという意味を込めて手を差し伸べるがそれを爆豪は手を払い拒絶する

爆豪「何がいい勝負だクソチビ、てめぇは何時だって手ぇ抜いてんだろうが」

真弥「む、心外だな、僕はいつだって全力さ、ただ何があってもいいように余力を残すだけ」

爆豪「それが手ぇ抜いてるって言ってんだろうが!いいか!もし俺との試合で手ぇ抜くような真似したらぶっ殺すからな!!」

それだけ言い残し爆豪はズカズカと部屋を出ていった、それを見送り肩を竦める真弥は少し困った風に笑った

 

プレゼントマイク「さァいよいよラスト!!雄英1年の頂点がここで決まる!!決勝戦!!早乙女対爆豪!!今!!START!!!」

プレゼントマイクの開始の合図と同時に爆豪は戦闘態勢を取るが真弥は何故か目を瞑り腕をだらりと下げていた、爆豪はその姿を訝しげに睨む

プレゼントマイク「両者合図とともに激突すると思ったが早乙女まさかの無防備!何を考えてるんだ!?」

会場にいた誰もが理解できなかった、否対面していた爆豪だけがその異様さに気付いていた

爆豪(隙だらけに見えて全く隙がねぇ…!迂闊に飛び込めばカウンターをモロに食らう、これがアイツの作戦か…!)

そう、真弥の取った作戦は守り、自ら動くのではなく相手に合わせて動き相手の動きを封じる守りの構え、普段の真弥が烈火の如き攻めの型なら今は難攻不落の守りの型と言っても過言ではなかった。互いに動かず数分が経つか経たないかと言ったところで爆豪が痺れを切らし真弥に突撃する

プレゼントマイク「爆豪!ここで様子見から攻めに転じる!これがどんな結果を招くか!!」

爆豪は正面から爆発を纏った拳を振るうフリをして背後に周り背後から殴りかかるが真弥はその腕を掴み引き寄せ肘を顔面に食らわせ吹き飛ばす

プレゼントマイク「カウンター!早乙女1歩も動かず目を瞑ったまま爆豪の攻撃を難なく捌く!!」

真弥は目を瞑ったまま爆豪の方を向く、だらりと下げていた腕を片腕は掌を突き出す形で突き出しもう片方の腕は腰あたりに留め掌を爆豪に見せるように構える息をゆっくりと吐きながら静かに目を開く、その目は普段見せる温厚な目とはうってかわり鋭いものとなっていた

プレゼントマイク「ここで早乙女構える!目付きも今までとは比にならないほど鋭いぞ!やっと本気が見れるのか!?」

爆豪「やっと本気になりやがったか!本気のてめぇをぶっ潰して俺が最強だと証明する!!」

真弥は何も答えない、ただ静かに構え爆豪の動きを見据える、その様子に怒りを抱いたのか爆豪は突撃して大振りの攻撃をしてくる、それを弾き両手で押し出すように突き出し吹き飛ばす、それを当たる寸でのところで後ろに下がり回避するも今度は真弥が動き肉薄した所を掌底で溝打ちを決める、胸を抑え苦しんでいる爆豪に膝で顎を撃ち抜き体勢が上がった所に回し蹴りを見舞う

プレゼントマイク「早乙女、動き出したと思ってら怒涛の攻撃!サラリとえげつないのも入ったように見えたが大丈夫か!?」

真弥「爆豪君、これが僕の本気だ、僕は手を抜いていたわけでも相手を侮辱したい訳でもない、ただ僕が本気になると僕の個性も相成って人を…殺しかねない」

そう静かに語る真弥に爆豪は吐き捨てるように言う

爆豪「は!そう言っててめぇは理由こじつけて手ぇ抜くんだろうが!今のが本気?は!大したことないな!」

強がっているが爆豪は先程の一撃でそれなりのダメージを負っていた、もしあれを何度も受ければただでは済まないのも本人が自覚していた、それでも尚このように言うのは個人のプライドの問題だった、手を抜かれた上で負けるのは爆豪のプライドが許さなかったのだ

真弥「そう…警告はしたからね」

そう言って真弥は爆豪に迫り再び拳を振るがそれを爆豪は避け真横でボディ目掛けて拳を振るい爆発させる

プレゼントマイク「ここで爆豪!早乙女に一撃を入れる!流石に今のは効い…効いてない!!早乙女平然とした顔で立っている!!」

ダメージがなかった訳ではない、だが脳無との戦いで真弥はこれ以上の痛みを経験している為耐えて立っているのだ

真弥「服が破けたや、まぁ買い直せがいいからいいけど」

爆豪「てめェ、どこ見てんだコラァ!!」

破けた部分を見てそう呟いた真弥にイラついた爆豪はさらに攻撃を加えようとするがそれより先に真弥のボディブローが爆豪に直撃する、一瞬にして酸素を吐き出したため酸欠状態に陥った爆豪はそれでも踏ん張り真弥を見据えようとするがその先に真弥はおらず辺りを見渡すと背後におり振り向くより先に鋭い蹴りを食らわされ吹き飛びさらに今度は前方から右方向へ蹴りを入れる。爆豪はそこで何とか受身をとり体制を立て直すが真弥は休む暇を与えずアッパーを決め天高く爆豪を打ち上げる、それを追うように真弥も飛び勢いよく蹴りを加え地面にたたきつける

プレゼントマイク「早乙女容赦のない怒涛の攻撃!!これは爆豪もただでは済まない!!」

そうプレゼントマイクは言うが爆豪は何とか立ち上がり真弥を見据える、しかし体のダメージが大きかったのかそこで崩れ気を失う

ミッドナイト「そこまで!爆豪戦闘不能により勝者早乙女!!」

ミッドナイトからの勝者の宣言がされる

プレゼントマイク「以上で全ての競技が終了!!今年度雄英体育祭1年優勝は…A組早乙女真弥!!!」

 

試合後保健室

リカバリーガール「全く一撃だけとはいえかなりいいの貰ったね、個性がなければ大怪我もんだよ」

真弥「アハハ、すいませんリカバリーガール」

リカバリーガール「しかしあんたもよくやるよ、最悪『傷が悪化するかもしれない』ってのに」

真弥「それは言わない約束ですよ…必ず治しますから」

真弥は以前脳無との戦いで負った傷が完治していなかったのだ、そんな状態でも出られたのは真弥がリカバリーガールと医師に頭を下げて許可をねだったからだ

リカバリーガール「全く…ほい治療は完了、次は表彰式だから控え室行ってな」

真弥「ありがとうございます、リカバリーガール、失礼します」

 

そして時間は経ち表彰式

ミッドナイト「それではこれより!!表彰式に移ります!」

それぞれ1位2位3位と書かれた台の上に順番に真弥、爆豪、轟が乗っていた

ミッドナイト「メダル授与よ!!今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人!!」

オールマイト「私がメダルを持ってきた!!」

ミッドナイト「我らがヒーローオールマイトォ!!」

若干被りかけたが何とかズレお互いのセリフがはっきり聞こえた

真弥(オールマイト…そんな目でミッドナイト先生見ないであげて…)

観客からは羨ましいなど様々な声が聞こえてきた

オールマイト「轟少年おめでとう、なかなかいいファイトだったぞ!途中から左側を使い始めたのは訳があるのかい?」

轟「緑谷と早乙女のおかげで色々吹っ切れた気がします、けど…それじゃダメだと思った。清算しなきゃならないモノがまだある」

轟はそう話しながら緑谷と早乙女を見てからオールマイトを見つめる

オールマイト「…顔が以前と全然違う深くは聞くまいよ今の君ならきっと清算できる」

轟を抱きしめながらそう話すオールマイト、次に爆豪へと向き合う

オールマイト「爆豪少年、なかなかいい戦いだったぜ?」

爆豪「…」

オールマイト「自分の個性にどれだけの自信があるか知らないがそれに頼りきるのはいけないな、もっと地力を鍛えれば可能性は増えたはずだ」

爆豪を抱きしめながらそう語るオールマイト

オールマイト「さて最後だ早乙女少年!優勝おめでとう!見事な戦いっぷりだったぞ!」

真弥「ありがとうございます、優勝出来て光栄ですよ」

オールマイト「うむ…正直君がこの大会に出れるのか心配だったが杞憂だったみたいだね!」

真弥「お気遣い感謝します」

オールマイト「君は武道も出来るようだが少し奥手に周りがちだね、相手の出方を見るのは肝心なことだがいつまでもそれでいい訳じゃないぞ!」

褒めながらもアドバイスをしてメダルを授与するオールマイト、真弥はそのメダルを見つめ笑みを零す

オールマイト「さァ!!今回は彼らだった!!しかし皆さん!この場の誰にもここに立つ可能性はあった!!ご覧いただいた通りだ!競い!高め合い!さらに先へと登っていくその姿!!次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!!」

真弥(そうだ、今回は運が良かった…騎馬戦の時彼らと組めなければ僕は負けてたかもしれない…誰にでも可能性はある…か)

オールマイト「それでは最後にせーの!!」

『プラスウル…』

「お疲れ様でした!!!」

『いや、そこはプラスウルトラだろオールマイト!?』

オールマイト「あ、いや疲れてるかなって…」

真弥(締まらないなぁ…)

ほんの少し締まらない雄英体育祭であった…




という訳で今回はここまで!いやぁ難しいですねホントに!次回からもこんなペースかもしれませんが御容赦ください!
ここだけの話新しいものを書くかどうかで悩んでいたのは内緒のところ
さて次回から職場体験です!ここからどう展開するかすっごく悩んでます…
それではまた次回お会いしましょう
『待て次回!!』


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ヒーローネーム決めです!

どうも皆様真明です!今回はタイトル通りヒーローネームを決めです!正直これが一番しんどい!それとコメントにて爆豪君からのあだ名女男と言う候補がありました、これも良いなと思うのですが皆さんどうでしょう?
それでは
『どうぞ!』


体育祭から2日体育祭の休みも取れ登校日

真弥(雨かぁ…あまり気乗りしないなぁ)

響香「それでさ真弥…真弥どうしたの?」

真弥「あぁごめん雨嫌だなぁってさ」

響香「そうだね、雨はしんどいよね」

男「あ!君もしかして雄英体育祭で1位になった早乙女君か!?」

真弥「へ?あ、早乙女は僕ですが」

男「やっぱりか!いやぁナイスファイトだったよ!」

真弥「あ、うんありがとうございます…その僕ら急いでるんでいいですか?」

男「あぁ!すまない!会えて嬉しくてさ!君ら学生だもんね!行ってらっしゃい!」

見ず知らずの人に声をかけられた後真弥達は様々な人が声をかけられながらも学校へとたどり着いた

真弥「あぁ…疲れた…」

響香「ホントあの数凄かったね」

八百万「早乙女さん凄い戦いぶりでしたものでしたものね」

そう話しているとチャイムがなり相澤先生が入ってきたと共に静まり返る

蛙吹「相澤先生包帯取れたのね良かったわ」

相澤「婆さんの処置が大袈裟なんだよ、んなもんより今日の“ヒーロー情報学”ちょっと特別だぞ」

切島(ヒーロー関連の法律やら…只でさえ苦手なのに…)

上鳴(特別!?小テストか!?やめてくれよ…)

相澤「『ヒーローネーム』ヒーロー名の考案だ」

『胸膨らむヤツきたああああ!!』

真弥(煩…)

相澤「というのも先日話した『プロかなのドラフト指名』に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み即戦力として判断される2.3年から…つまり今回来た“指名”は将来性に対する“興味”に近い」

相澤先生の睨み付けにより全員が黙る

相澤「卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある」

峰田「大人は勝手だ!」

葉隠「頂いた指名がそんまま自身へのハードルになるんですね!」

相澤「そ、でその指名の集計結果がこうだ」

相澤先生がボードを指さすとそこには

早乙女6523

轟4123

爆豪3556

と書いていた

相澤「何時もはもっとバラけるんだが…今回は3人に注目が偏った特に早乙女だな」

それを見てそれぞれに話し出す

真弥(僕だけ多くねぇ!?)

相澤「これを踏まえ…指名の有無関係なくいわゆる職場体験ってのに行ってもらう。おまえらは一足先に経験してしまったがプロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった」

砂藤「それでヒーロー名か!」

麗日「俄然楽しみになってきたァ!」

相澤「まァ仮ではあるが適当なもんは…」

ミッドナイト「付けたら地獄を見ちゃうよ!!この時の名が!世に認知されそのままプロ名になってる人多いからね」

「ミッドナイト!!」

相澤「まァそういうことだその辺のセンスをミッドナイトに査定してもらう俺はそういうのできん」

寝袋を取り出したながら話す相澤先生

相澤「将来自分がどうなるのか名をつけることでイメージが固まりそこに近付いていくそれが「名は体を表す」ってことだ“オールマイト”とかな」

真弥(名前…そう言えば父さんが僕に付けようとしてくれた名前があったな…)

15分後

ミッドナイト「じゃそろそろ出来た人から発表してね」

『!!!』

(発表形式かよ!!?)

(これはなかなか度胸が…!)

それぞれが緊張する中1番バッターとして青山が教壇に立つ

青山「行くよ、輝きヒーロー“I can not stop twinking.”」

『短文!!!』

真弥(私は輝くことを辞めません?)

その後芦戸が爆弾を投下し変な空気になったものを蛙吹が変え各々が名乗っていく

真弥「じゃぁ次僕良いですか?」

ミッドナイト「いいよ見せてみな」

真弥が教壇に立ち見せた名前は

『ネロ』

ミッドナイト「ネロ?どういう意味?」

真弥「ネロにはサビニ族と言う古代ローマにいた部族の言葉で果敢な男と言う意味があります…僕はお世辞にも果敢とは言えない男です、臆病で強がることしかできないようなそんな男です。ですが何時かこの名前に恥じない立派に男になってみせます!」

ミッドナイト「そう…いいじゃない!それにしな!」

上鳴「ていうかお前みたいな臆病者がいるか?」

その一言により皆が笑い真弥も笑ってみせる

その後緑谷が発表し幕を閉じた(爆豪は却下されていたが)

(違うんだ…俺はそんなに強い男じゃないんだ…)

ひっそりとそんな事を思いながら…

 

その頃職員室

セメントス「あれ?1年の指名今頃来てますね1名、緑谷くんと早乙女くんですね」

オールマイト「へぇ!!どれどれ…!!!この方は…!」




という訳で今回はここまで!真弥君のヒーロー名のネロですが実はもうひとつ意味があります、これはfateや歴史好きな人なら分かるかもしれませんね、因みにここで言いますが真弥君には緑谷君と同じところに行ってもらいます、その方が色々話進めやすいので

それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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職場体験です!

どうも皆様真明です!いつの間にかお気に入り登録者数が120を突破していて驚きを隠せません!新しく書き始めた方も早くも40人近くの方に登録して頂いて感謝感激です!これをバネにより一層精進していこうと思います!

それでは
『どうぞ!』


峰田「オイラはMt.レディ!!」

蛙吹「峰田ちゃんやらしいこと考えてるわね」

峰田「違うし!」

自慢気に指を指す峰田に蛙吹が突っ込むその後ろでは尾白が芦戸話していた

麗日「デクくんはもう決めた?」

緑谷「まず、この40名の受け入れヒーローらの得意な活動条件わや調べて系統別に分けた後…」

(((芸かよ最早)))

真弥「相変わらず真面目だね緑谷くん」

響香「真弥は決めたのってその様子だと決めてないか」

真弥「うん、多すぎて決められないし何よりピンと来ないんだよね」

何故こんな話になったかと言えば事は一週間前に遡る

 

相澤「職場体験は一週間、肝心の職場だが、指名のあった者は個別にリストを渡すからその中から自分で選択しろ。指名のなかった者は予めこちらからオファーした全国の受入れ可の事務所40件、この中から選んでもらう。それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なるからよく考えて選べよ」

クラスにリストが配られそれぞれが自分の行きたいところを探す

相澤「今週末迄に提出しろよ」

瀬呂「あと2日しかねーの!?」

 

そして時は戻り

緑谷「え?バトルヒーローガンヘッドの事務所!?ゴリッゴリの武闘派じゃん!!麗日さんがそこに!?」

麗日「うん指名来てた!」

緑谷「てっきり13号先生のようなヒーロー目指してるのかと」

麗日「最終的にはね!こないだの爆豪くん戦で思ったんだ、強くなればそんだけ可能性が広がる!やりたい方だけ向いてても見聞狭まるつは!と!」

正拳突きを出しながらそう語る麗日に成程と納得する緑谷

真弥「うーん、突きはもう少し捻るように突き出した方がいいかな後腰から浮かせると威力落ちるよ?」

響香「いや、今そこじゃない」

麗日「こ、こう?」

響香「あんたも乗らんでいい…」

真弥「まぁその辺はガンヘッドさんに教わりなよ!僕は我流だからね!」

その後笑っていると麗日が緑谷を見ながら聞く

麗日「それよりさっきから気になってたんだけど…震えてるね?」

緑谷「あぁこれ…空気イス」

麗日「クーキイス!!」

見ると緑谷は椅子から少し浮いた状態を維持していた

麗日「まさか授業中ずっと!?そんな馬鹿な!」

切島「空気イスとか古くねーか?」

尾白「何言ってるんだ!空気イスは筋肉の等尺性収縮を応用した動けない状態でも手軽に出来るトレーニングだよ!」

真弥「確かにいいものだけどそれするくらいなら重りを四肢に付けた方が効果的だよ?」

『いや、お前のそれはおかしい』

真弥「なして!?」

響香「いや、1個250kgとか頭おかしいからね?」

真弥「む、失礼な今は500だよ!」

『余計とおかしいわ!』

真弥「だからなして!?」

そんな話をしながら教室から出ようとすると独特の姿勢でオールマイトが滑ってくる

オールマイト「わわ私が独特の姿勢で来た!!」

緑谷「ひゃ」

真弥「ほんとに独特ですね」

緑谷「ど…どうしたんですか?そんなに慌てて…」

オールマイト「二人ともちょっとおいで」

真弥「??」

よく分からないままオールマイトに付いていく真弥と緑谷

オールマイト「君達に指名が来ている!」

緑谷「え!?え!?本当ですか!?」

オールマイト「その方の名はグラントリノ、かつて雄英で1年間だけ教師をしていた…私の担任だった方だ。ワンフォーオールの件もご存知だ、むしろその事で君に声をかけたのだろう」

緑谷「お、オールマイトここには…」

オドオドする緑谷にサムズアップで大丈夫知ってるの意を届ける真弥

オールマイト「安心したまえ早乙女少年も知っているよ…グラントリノは先代の盟友…とうの昔に隠居なさっていたのでカウントし忘れていたよ……私の指導不足を見かねての指名か…あえてかつての名を出して指名をしてきたということは…怖ぇ怖ぇよ!震えるなこの足め!」

震える足を叩きながら話すオールマイト、その姿はシュールそのものだった

オールマイト「とにかく…君を育てるのは本来私の責務なんだが…折角のご指名だ…存分にしごかれてくるくく…るといィいィィ」

緑谷(どんだけ恐ろしい人なんだー!?)

そこまで聞いていた真弥がオールマイトに質問する

真弥「オールマイト、何故僕も指名されたのでしょう?僕はワンフォーオールを知っていますが継承者じゃありませんよ?」

オールマイト「恐らくどちらが候補なのか分からなかった為にそれらしい生徒を指名したのだろう…若しくは君の実力を見て興味を抱いたか…どちらにせよ存分にしごかれてくると言い…」

 

当日

相澤「コスチューム持ったな、本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ落としたりするなよ」

芦戸「はーい!!」

相澤「伸ばすな「はい」だ芦戸くれぐれも失礼のないように!じゃあ行け」

芦戸「はい…」

 

新幹線内

真弥「緑谷くん、気に病むことは無いさ」

緑谷「え?」

真弥「あれは彼の問題だ…本当にヤバいと思ったら殴ってでも止めればいい」

緑谷「でも…友達なんだ…!せめてフォローをしてやりたい!」

真弥「安易な気遣いは余計と傷つけるよ、まぁしたいようにすればいいさ」

それだけ言って真弥は仮眠をとる、緑谷は少し驚いたものの直ぐに到着を待ち望んだ

 

新幹線で45分

緑谷「オールマイトすら恐れるヒーロー…「グラントリノ」聞いたことない名前だけどすごい人に違いない!すごい人に違い…ない…」

2人の目の前にある建物は周りと比べてお世辞にも豪華と言えたものではなかった、むしろボロかった

緑谷「頂いた住所は合ってる…よね?」

真弥「合ってるよほら入るよ、雄英高校から来ました、早乙女真弥と緑谷出久です!よろしくお願いします!…ん?」

緑谷「あ、ちょっと…ってあああ死んでる!!」

???「生きとる!!」

緑谷「生きてる!!」

???「いやぁぁ切ってないソーセージにケチャップぶっかけたやつを運んでたらコケたァ〜〜〜!誰だ君達は!?」

緑谷「雄英から来た緑谷出久と早乙女真弥です!」

???「なんて!?」

緑谷「緑谷出久です!」

???「誰だ君達は!!」

緑谷(や…やべェ!!)

その老人グラントリノはかなりボケているのか人な話を全く聞いてなかった

グラントリノ「飯が食いたい」

緑谷「飯が!!」

グラントリノ「俊典!!」

緑谷「違います!!す…すいませんちょっと…電話してきますね」

緑谷が外へ出ようとすると

グラントリノ「撃ってきなさいよ!ワンフォーオール!どの程度扱えるのか知っときたい!」

真弥(雰囲気が変わったな)

緑谷「や…えと…そんなことし」

グラントリノ「良いコスじゃんホレ着て撃て!誰だ君達は!?」

緑谷「うわああ!!」

我慢出来なくなったのか緑谷は呟く

緑谷「僕…早く…早く力を扱えるようにならなきゃいかないんです…!オールマイトには…もう時間が残されてないから…だからこん…おじいさんに付き合ってられる時間はないんです!」

言うことは言ったと言いたげに外へ向かおうとすると真弥の目の前を高速で何かが動くそれを目で追うと玄関の縁に捕まっているグラントリノがいた

真弥(化けの皮が剥がれたな)

グラントリノ「だったら尚更撃ってこいや受精卵小僧、体育祭での力の使い方…あの正義バカオールマイトは「教育」に関しちゃ素人以下だァな見てらんねぇから俺が見てやろうってんださァ着ろやコスチューム」

緑谷(同じ言い回し…惚け方も…この人やっぱりオールマイトの先生!!)

スーツに着替えグラントリノの前に立つ緑谷

緑谷「よろしくお願いします…ほ、ほんとに良いんですか?正直まだ完全に使いこなせないし、もっと開けた屋外じゃないと…もしうっかり…」

真弥「そこまでだよ緑谷くん」

緑谷「え?」

グラントリノ「ウダウダとまァ…じれったいな」

グラントリノはやれやれと言った風な態度を見せると同時に動く、高速移動でも動いた後緑谷が反応する前に蹴りを入れる

緑谷「撃つだけじゃないんですか!?実戦形式!?」

真弥(そりゃそうでしょ)

グラントリノ「さっきので俺の実力が見えなかったか?9人目の継承者がこんな湿った男とは…オールマイトはとことんド素人だァな」

その直後再び背後を取り突進をする、暫く様々な所へ移動し続けるグラントリノだが3度背後に攻撃しようとすると緑谷が地面を背にするように倒れグラントリノに手を伸ばす

グラントリノ「分析と予測か…だが、固いな…そして意識がチグハグだ…だからこうなる」

緑谷「絶対捕まえたと思ったのに…!」

グラントリノ「それだよ、騎馬戦や本戦での利用法…自分でも理解は出来ているハズなのに…オールマイトへの憧れや責任感が足枷になっとる」

緑谷「足…枷?」

グラントリノ「「早く力をつけなきゃ」それは確かだが時間も敵もお前が力をつけるまで待ってはくれやしない」

緑谷の顔から手を離しながら語るグラントリノ、グラントリノは真弥にも視線を向ける

グラントリノ「さて、そっちのお前さん何処から見えとった?」

緑谷「え?」

真弥「何のことです?全然見えませんでしたよ?」

グラントリノ「嘘が下手だな、俺の動きを目で追ってたろ、それどころか途中で仕掛けた攻撃も全部避けよって」

真弥「あ、バレてました?」

そう、実はグラントリノは緑谷だけでなく真弥にも攻撃を仕掛けていたのだそれを真弥は全部避けていたのだ

グラントリノ「まぁええ…ワンフォーオールを特別に考えすぎなんだな」

緑谷「つまりどうすれば…」

グラントリノ「答えは自分で考えろ俺ァ飯を買ってくる、掃除よろしく」

緑谷「えぇ…!?」

真弥「あはは、頑張って!僕はグラントリノさんの荷物持ちするから!」

緑谷「えぇ!?」

真弥は笑顔を向け

真弥「個性ってなんだろうね?」

それだけを言い残してグラントリノへついて行った

 

夜路地裏

緑谷「ふぎゃ!」

少し高いところから緑谷がゴミの上に落ちてくる

緑谷「ダメだ…何回やっても上手くいかない」

真弥「精が出るな緑谷くん」

持ってた缶コーヒーを投げ渡しながら緑谷に近づく真弥

緑谷「え?早乙女くん起きてたの!?」

真弥「まぁねてか流石にうるさいよ、グラントリノさん起きないのが不思議なくらい」

それを聞いて頭をかく緑谷

緑谷「ごめん、練習するのに意識向け過ぎだ…」

真弥「いいっていいって、それよりこれは…壁上り?3角飛びみたいな感じの?」

緑谷「え、あうん、でも上手くいかなく…て」

真弥「よっ、ほっ、たぁ!」

緑谷が隣を見ると真弥が緑谷のしようとしてた壁上りをやって見せた

真弥「よっとこんな所かな?」

緑谷「サラッとやってのけるね…てか痛くないの?」

割と高いところから飛び降りたにも関わらず無表情で着地する真弥に驚きを隠せず緑谷が問うがそれを無視して真弥が緑谷に問いかける

真弥「緑谷くんはさ個性をなんだと思ってるの?」

緑谷「え?体の一部…かな?」

真弥「だよね?ならさ君は立つ時に足だけに力を入れてるの?」

その問の意味が分からずキョトンとする緑谷

真弥「ま、ゆっくり頑張って…程々にしなよ」

後ろ手に手を振りながら戻ろうとする真弥を緑谷が引き止める

緑谷「君言ったよね!昔は個性を上手く扱えなかったって!ならどうやって使いこなせるようになったの!?」

真弥「何も…強いて言うなら使う理由が見つかったからかな?」

緑谷「理由?それって?」

真弥「それは秘密、まぁ言えるのは守りたいものが出来た…かな?それじゃ僕寝るねおやすみ」

今度こそ事務所へと戻り1人つぶやく

真弥「そうさ、守ってみせる…何があっても」

固く拳を握りしめたあと布団に潜り眠りにつく、その呟きを聞いている人がいるとも知らずに




という訳で今回はここまで!ちょっと長くなっちゃいました!
グラントリノさんが真弥くんを選んだ理由ですが単純に面白そうってだけです
それではまた次回お会いしましょう!
「待て次回から」


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もうちょっとマシなイメージなかったの?

どうも皆様真明です!今回は職場体験2日目です!
それでは
『どうぞ!!』


職場体験2日目の朝

グラントリノ「おはよう、そして!どうした!?」

緑谷「昨日ちょっと自主トレしてたら夢中になってしまい…グラントリノさんに言われたこと咀嚼はさて実践してみたんですけど…先はめちゃくちゃ長いです…」

グラントリノ「初めてのチャレンジならそりゃそうだ、仕方あるまいてああいった発想はオールマイトからは出にくい、やつは初期から普通に扱えていた為指導方針が違ったからな、奴は体だけは出来上がっていた」

緑谷「オールマイトの学生時代…!!」

学生時代が聞けると思いテンションの上がる緑谷

グラントリノ「ひたすら実戦訓練でゲロ吐かせたったわ」

緑谷(それであんなに恐れてたのか…!!)

グラントリノ「生半可な扱いは出来なかった、亡き盟友に託された男だったからな」

緑谷「オールマイトの先代…お亡くなりになっていたんですか?」

緑谷はそれを聞いて驚く、グラントリノが何か言おうとした時インターホンが鳴る

宅配便「宅配でーすアマゾンさんからでーす」

緑谷「あ、僕受け取ってきますね!」

グラントリノ(言ってないのか俊典…)

段ボールを開けると中から電子レンジが出てくる

グラントリノ「昨日何故か壊れちゃったからな!お急ぎ便よ!」

緑谷(ガチなのかオトボケなのか…!)

グラントリノ「そういやずっと気になってたんだが…あいつどうした?」

緑谷「え?早乙女君ですか?上で寝てないんですか?」

グラントリノ「上にいなかったから言ってるんだが…知らんか?」

2人が考えていると玄関が開くそこを見ると真弥が立っていた

真弥「あれ?どうしたんですか?」

緑谷「早乙女君どこ行ってたの?」

真弥「?朝のトレーニング緑谷君知らなかったっけ?僕朝5時に起きてトレーニングしてるんだよ?一応メモ残してたはずだけど」

机の上を見ると確かに真弥の執筆で「トレーニングしてきます」と言う文字があった

緑谷「そう言えばそうだっけ…」

グラントリノ「一応聞くが何してたんだ」

真弥「秘密です…さ、ご飯にしましょう!僕何か作りますよ?」

グラントリノ「ん?あぁそうだな、昨日買った冷凍たい焼きチンして食うか」

『朝からたい焼き!?』

グラントリノ「俺は甘いものが好きなんだよ!」

レンジに冷凍たい焼きを入れ解凍している間グラントリノは机に座り手をパタつかせ真弥はシャドーボクシングをやっていた

グラントリノ「お前さん空き時間を訓練に使ってんのか?その割に筋肉ついてないように見えるよな」

真弥「割と気にしてるんですけど…ね!まぁ世の中には食べても太らないって言ってる人がいるくらいですし?訓練しても筋肉つかない人がいてもいいと思いません?」

今度はブレイクダンスをし始め様々な動きをする、そんな中緑谷は1人考えていた、回答が終わり皿を取り出し食器を並べる

グラントリノ「うひょーこれよこれ!時代はアツアツよ!!」

緑谷「時間は限られている…どうすれば…」

グラントリノ「浮かない顔してるな、今はとりあえずアツアツたいを食って…冷たい!!!」

緑谷「え!?」

真弥「ホントに冷たいね、これ大皿のままやった?」

緑谷「え?そ、そうだけど」

グラントリノ「バッカお前!!これ…でかい皿でそのまま突っ込んだな!?無理に入れると中で回転しねぇから1部しか熱くならんのだ!!!チンしたことないのか!!」

緑谷「あっ…ウチの回転しないタイプだったんで…ごめんなさ…」

そこまで言って何かを閃く緑谷

緑谷「あああわかった!!グっグラントリノさん!!このたい焼きが僕っ…です!!」

グラントリノ「違うぞ大丈夫か!?」

真弥「昨日の訓練で頭ぶつけすぎた?」

若干引きながら心配するグラントリノと真弥、緑谷は否定しながら話す

緑谷「あ、いや違くて…っ!そのっ…わかったんです!真弥君の言う通りだ!個性は体の一部…立ち上がる時も足以外にも手や体中に力を入れる…!今まで「使う」ってことに固執してた必要な時に…必要な箇所に!スイッチを切り替えて…それだと2手目3手目で反応に遅れが出てくる…!!」

体に力を入れ全身に電流が流れる様なエフェクトが全身に流れる

緑谷「なら初めからスイッチを全て付けておけばよかったんだ!!一部にしか伝わってなかった熱が…満遍なく伝わるイメージ…!!」

グラントリノ(辿り着くまでずいぶん早かったな)

真弥「全身…常時身体許容上限(5%)!!」

グラントリノ「イメージが電子レンジのたい焼きてえらい地味だがいいのかソレ」

緑谷「そこはオールマイトの…っお墨付きですっ…!」

杖を投げ捨て緑谷と対峙するグラントリノ

グラントリノ「その状態で動けるか?」

緑谷「わかっ…りません…!」

グラントリノ「試してみるか?」

緑谷「お願いします!」

グラントリノ「ワンフォーオールを全身に張り巡らせた状態そいつを維持したまま動けりゃ…体育祭の頃のおまえとは一線を画す!さてどうするか…とりあえず3分」

緑谷「3分…?」

グラントリノ「その間で俺に1発でも入れてみな!!」

素早く背後に回り蹴りを食らわす、その1発でワンフォーオールが解ける、そこから怒涛の攻撃をくらいワンフォーオールを張り直す時間が無い、転がり避けた後椅子の下に潜り込む

グラントリノ「そこで時間を稼ぐのか!?馬鹿なことを!見えてるぞ!それじゃあ時間は稼げんぞ!!」

椅子に突撃をするグラントリノをするが椅子が飛び上がる、グラントリノが体勢を崩したその隙を付きワンフォーオールを張り直す反撃するが用意に避けられ又も背後を取られるしかし振り向くと共にジャンプし天井に張り付き急降下しながら手を伸ばすがそれも避けられ突撃され壁に激突する

グラントリノ「3分」

緑谷「くっ…そお…!保つだけで…難しい…コレ…まだまだ…だ…」

グラントリノ「いや…分析と予測から虚をつこうという判断…普段から色々考えるタイプだな小僧…(久々に本気で避けたっつうにカスった)」

グラントリノ「よし後は慣れろ!ガンガン行くぞ!」

真弥「その前に朝食にしません?もう出来ましたよ?」

『今までずっと作ってたのか!?』

2人が特訓している間真弥は黙々と朝食を作っていた、たい焼きはおやつとして食べることとなった

ちなみに朝食後に緑谷はグラントリノから再び特訓を受けるなか真弥は昼食の献立を考えていた




という訳で今回はここまで!真弥くんがすっごい空気でしたが気にしない、さて次回から激しくなる職場体験さてさてどうなる
それでは
『どうぞ!!』


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職場体験三日目です!……絶対負けません!

どうも皆様真明です!今回は職場体験三日目にしてやっと真弥君にいい見せ場を与えられそうです!
それでは
『どうぞ!!』


職場体験三日目、緑谷はワンフォーオールフルカウルのコントロール、真弥はその間緑谷の訓練相手兼料理当番となっていた

緑谷「ふぎゃ!」

真弥「うーん、まだ硬いな多分その力をコントロール出来たら出来ることも増えると思うんだけど…」

グラントリノ「んー…これ以上俺らと戦うと変なクセがつくかもな…」

緑谷「クセとか以前にまだまだ慣れが足りないですもっとお願いします!」

グラントリノ「いや…十分だフェーズ2へ行く職場体験だ!」

真弥「お?やっとですね正直料理の腕しか上がらないのかとヒヤヒヤしましたよ」

それを聞いて少し安堵の息を漏らす真弥、ホントに料理の腕しか上がらないのかと思っていたのだ

グラントリノ「そうは言うが初日でお前は十分に対応しちまったんだしゃーねーだろ、つーわけでいざ敵退治だ!」

緑谷「ええー!?いきなりですか!!?」

グラントリノ「だぁから俺とばかり戦ってると全く違うタイプへの対応でつまずく!それは坊主がいても同じだ!そもそも職場体験だろ、次はタイプと状況の経験を積むフェーズだ!」

緑谷「仰る事はごもっともですけど…こう突然だと心の準備が…」

グラントリノ「敵との戦闘は既に経験してるんだろ?それにそんなでかい事件には近付かんさ…そっちの坊主は敗北まで経験しちまったが」

緑谷「!」

真弥「あはは、そう同じ相手に負けたりしませんよ?」

グラントリノ「うむ、その意気だ!つーわけで遠出する」

恥ずかしそうに頭を掻きながら笑う真弥だがその面持ちには影が差して見えた

緑谷「早乙女君…」

グラントリノが言うには山梨のような地元は事件係数が減ってきており都市部にそういったものが集中しているそうだ、故に都市部に向かってチンピラを相手に経験を積むらしい

真弥(そうさ、何度も負けてなんていられないんだ…)

 

新幹線

緑谷「着く頃には夜ですけどいいんですか?」

グラントリノ「夜だから良い!その方が小競り合いが増えて楽しいだろ」

緑谷「楽しかないですけど納得です…」

その後緑谷はスマホを取り出し飯田との通知を確認する

グラントリノ「座りスマホ!!全く近頃の若者は!」

真弥「あはは、まぁいいじゃないですか、心を落ち着かせるのはいいことですよ?」

『お客様座席にお掴まり下さい緊急停止します』

その音声とともに新幹線は緊急停止を始める、それとほぼ同時に何かが壁を突き破り入ってくる

「んだあいつ…!!」

「ヒーロー!?」

「キャアアア!!?」

白く長い腕がヒーローの頭を床に叩きつける、そして姿を現したのは…USJの頃とは違う脳無だった

『!!?』

グラントリノ「小僧共座ってろ!!」

言うが早いかグラントリノは脳無に突撃し新幹線から自身諸共弾き出す

緑谷「グラントリノォ!!」

 

車掌「落ち着いて下さい!ひとまず席にお戻り下さい!落ち着いてヒーローを待って…」

緑谷「すみません僕出ます!!」

緑谷が飛び出そうとすると違うタイプの脳無が姿を現す

「ま、また出たぞ!?さっきとは違う!!」

それを見て真弥が弾かれるように動き脳無を殴り飛ばす

緑谷「早乙女君!」

真弥「行け!君は君のなすべきことをしろ!!…なーに楽勝さ!僕を信じて!」

緑谷「…頼んだ!」

新幹線を飛び降り保須へと向かった

真弥「さーて、姿は違うけど…リベンジマッチだ!行くぞ!」

脳無と真弥のリベンジマッチが始まる

 

脳無は見た目はUSJの頃の脳無に似ていたが真弥は冷静に分析していた

真弥(一撃で吹き飛んだことからショック吸収の個性はない…となるとパワー型か?試すか)

真弥から仕掛け脳無と拳をぶつける、すると衝撃波が発生し全員が衝撃に耐える

真弥(スピードは普通…パワーと防御が高い感じか…いいサンドバック…なんて考えたらダメかな)

拳を打ち付け合いながら相手の動きを一つ一つ慎重に分析する、すると脳無の動きが変わる、先ほどよりスピードが増す、真弥もそれに合わせてスピードを上げていく一旦距離を取り相手を観察する

真弥(スピードが上がった…いやさっきまで全然本気じゃなかったな、僕を試してるのか?脳無にそんな知性があるとは思えない何処かで僕と脳無の戦いを見てる?何処だ…何処で見てる?)

脳無を視界から外さないようにしながらあたりを観察するもおかしなものは見当たらない、その間脳無は一向に動かない、指先が少し動いたのを確認すると直感的に腕をクロスして身を守る、すると後方へと吹き飛ぶ、受身をとり前を見ると先程まで立っていた場所に脳無が立っている…どうやら本気を出してきたようだ

真弥「…上等だ!」

個性を最大で解放しぶつかり合う脳無と真弥、その光景を見た乗客達は口を揃えて『目で追えない何かが居た』と言う

2人のラッシュを制したの真弥だった、真弥は新幹線とは真逆、つまり保須市の方へと殴り飛ばし追いかける、ビルの上で体制を整えた脳無が見たのは蹴りの体制を取った真弥の足であった、それを顔面に直撃させ仰け反った所に更にラッシュを加える最後にアッパーで更に打ち上げ遠くへ飛ばす、それを追うようにビルをジャンプで飛んで移動する、その時真弥は目を疑う、何と脳無が姿を消したのだ、ビルの上で止まり辺りを見渡すと突如した背後からの気配に反応するより先に床に叩きつけられる、何とか上を見ると先程の脳無が居た

真弥(どうやって!あの体制でここに移動するなんて飛行系の個性がないと無理なのに!?)

頭を持ち上げられ腹部に重たい一撃をくらう真弥、掴んだ頭を離すと共に今度は蹴りで扉に叩きつけられる、何とか立ち上がる真弥だがたったの数発で体から血が流れていた

真弥(一撃が重たすぎる!目と耳は一旦休ませよう…大丈夫動きは個性なしでも追える…問題はあのパワーどうやってあそこまでの力を)

そこまで考え思考を切り替え目の前の敵に意識を向ける、突撃し拳と拳を打ち付け合う、今度打ち勝ったのは脳無の方だった、パワーではなく真弥の癖を見破られたのだ

真弥(こいつ!僕の動きを学習してる!これは僕が相手で正解だったな…緑谷君だと相手が悪すぎる)

今度仕掛けたの脳無だったが正面からの殴り合いを避けボディに一撃を入れる真弥、ダメージが入ることから身体能力が強化される訳では無いことを理解しながらも護りに徹しながら攻撃を入れていく

真弥(タイムリミットまでまだ時間はあるけどこれ以上時間をかけるのは愚策か…なら!)

真弥は全身の重りを外す、それを床に置きクラウチングスタートの体制をとり一気に加速し脳無を殴り飛ばす、この速度には脳無も対応しきれず諸にくらう、そこから再び浮かび上がらせ遠くへ飛ばす、それを追うように跳躍し背後に回り頭を地面に向くような体制を取る

真弥「脳無よ!お前が僕の動きを学習すらならこの一撃を耐えてみなよ!行くよ!僕の長年特訓し続けた故に手に入れた技…」

錐揉み回転をしながら地面に急降下する真弥と脳無その下には緑谷達が居た

 

「おいなんか落ちてくるぞ!!」

全員が上を向くと真弥が戦っていたはずの脳無が錐揉み回転しながら落ちてきていた

緑谷「早乙女君が相手してた脳無!?…背中に早乙女君が!」

轟「アイツ脳無諸共死ぬ気か!?」

飯田「早乙女君!!」

 

「早乙女君!!」

真弥(この声は飯田君か…なんだやっとそれらしくなったじゃん)

真弥は声色から飯田の変化を感じ取るそれを感じ笑みをこぼすも直ぐに真剣な顔になり勢いを増すそして

真弥「表蓮華!!」

その声とともに真弥は脳無共々地面に激突する

『早乙女/君!!』

3人が駆け寄ろうとするがエンデヴァー達に止められる、ヒーロー達が様子を見ていると煙の中立ち上がる姿を確認する、ヒーロー達が警戒するが煙から出てきたのはボロボロの真弥だった

真弥「いってて…流石に無傷とはいかないか…」

頭部から血を流しながらも笑って無事だとアピールする真弥、その背後では脳無が白目を向いて気絶していた、それを確認すると真弥も事切れたように倒れる

 

一夜明け

緑谷「冷静に考えると凄いことしちゃったね」

轟「そうだな」

緑谷「あんな最後見せられたら生きてるのが奇跡だって思っちゃうね、僕の脚これ多分…殺そうと思えば殺せてたと思うんだ」

轟「あぁ俺らはあからさまに生かされた、あんだけ殺意向けられて尚立ち向かったお前はすげぇよ、救けに来たつもりが逆に救けられたわりィな」

轟が飯田を賞賛するが飯田はそれを否定しようとする、そこにマニュアル、グラントリノ、そして頭が犬の面構犬嗣が姿を現す、面構の話では今回の件は厳正な処分が下される…筈がそれを無かったことにするという話を持ちかけられる、無論マニュアル達は責任を取るハメとなったが

面構「それともう1つ、これは君達に取っては辛いことかもしれないが…早乙女君は暫く目を覚まさないと思うワン」

面構曰くあの時の荒業は相当脳に負荷を掛けていたらしくその負荷の影響で暫く目を覚まさないとのこと

面構「彼はたった一人もう一体の脳無相手に立ち向かい被害を最小限に留めつつ新幹線から引き剥がした上で交戦していたようだワン、その時間から察するに相当な時間戦闘を繰り広げ、元々脳への負担が大きい中さらに負荷をかけたんだ無理もないワン」

緑谷「あの、元々脳への負担が大きいってどういう?」

面構「人間は知らず知らずのうちに体にリミッターをかけてるワンそれを無理やり外して100%以上の力を発現させる、それが脳と身体どちらにもどれほどの負担か…安易に想像できるはずだワン」

それを聞いて3人はベットで寝たままの真弥を見てやり切れない気持ちになった




という訳で今回はここまで!脳無VS真弥君は真弥君が何とか白星を獲得しました!それと表蓮華ですがあれはNARUTOのアレです勿論裏蓮華も打てます(まだ練習中)
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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レースです!……僕の出番は!?

どうも皆様真明です!真弥君なんか敵と戦う度に気絶してるような…そんなことは置いといて今回から期末試験&合宿編かなり大変な山場に近付いてきてます
それでは
『どうぞ!!』


職場体験を終え翌日

『アッハッハッハッハッマジか!!マジか爆豪!!』

爆豪「笑うな!クセついちまって洗っても直んねえんだ、おい笑うなぶっ殺すぞ」

『やってみろよ8:2坊や!!アッハハハハハハ』

切島、瀬呂の2人に笑われ怒り髪の毛が爆発する事で元の髪型に戻る爆豪、その他でも各々の職場体験の話をしていた

芦戸「へえー敵退治までやったんだ!うらやましいなあ!」

響香「避難誘導とか後方支援で実際交戦はしなかったけどね」

芦戸「それでもすごいよー!」

蛙吹「私もトレーニングとパトロールばかりだったわ1度隣国からの密航者を捕らえたくらい」

『それすごくない!!?』

サラリと凄いことを言う蛙吹に驚く2人、蛙吹は麗日に話を振る

蛙吹「お茶子ちゃんはどうだったの?この1週間」

麗日「とても…有意義だったよ」

蛙吹「目覚めたのねお茶子ちゃん」

響香「バトルヒーローのとこ行ったんだっけ」

何か謎の気迫を感じる麗日、1週間前とは比べ物にならないくらい鋭い正拳突きを見せる、それ以降もそれぞれがそれぞれの話をする中上鳴が緑谷達に話を振る

上鳴「ま、1番変化というか大変だったのは、お前ら3人だな!」

瀬呂「そうそうヒーロー殺し!!」

切島「命あって何よりだぜマジでさ」

その時響香が話を振る

響香「ねぇ緑谷、あんた真弥といっしょの所だったんでしょ?真弥はどうしたの?連絡取れないんだけど」

そう言われ周りも気がつく、真弥が居ないのだ

瀬呂「そういや居ねぇな、てっきりお前らと一緒だと思ってたけど…」

轟「あいつはまだ入い…」

緑谷「ちょっと体調悪くしちゃって今休んでるだけだよ!ね!飯田君!」

飯田「あ、ああ!そうだとも!」

響香「…本当はどうなの?あいつの家に言っても両親も何も答えてくれないんだけど?」

飯田「そ、それは…「あいつは病院で入院中だ」と、轟君!?」

響香「入院?何があったのさ!」

さすがに隠しきれず全てを暴露する、真弥がたった一人でUSJの頃に出た脳無と呼ばれた怪物とたった一人で戦い身体に負荷をかけすぎたことをそしてその反動で入院している事を

響香「そんな…なんでまたそんな無茶を…」

それを聞いて一同は驚愕する、すると扉が開き真弥が姿を現す

真弥「おはよう!…皆どうかした?」

緑谷「さ、早乙女君!もう平気なの!?」

真弥「うん!もう平気!流石に3日もベットに拘束されたら体調だって良くなるよ!」

肩をブンブン振り回して平気なのをアピールする真弥、そんな真弥に響香が近づく

響香「何が平気よ!また無茶して!どれだけ連絡したと思ってるのさ!」

真弥「ご、ごめんって、でもあの時は仕方ないのさ、そうしてないと多くの人が死んでたし…」

響香「けど…それでも…」

真弥「ま、席に着こ?先生来ちゃうし…ね?」

響香は渋々席に着く

 

オールマイト「はい、私が来たってな感じでやっていくわけだけどもねハイヒーロー基礎学ね!久し振りだ少年少女!元気か!?」

「ヌルッと入ったな」

「久々なのにな」

「パターンが尽きたのかしら」

オールマイト「尽きてねぇし無尽蔵だっつうの、職場体験直後ってことで今回は遊びの要素を含めた救助訓練レースだ!!」

飯田「救助訓練ならUSJでやるべきではないのですか!?」

オールマイト「あすこは災害時の訓練になるからな私はなんて言ったかな?そうレース!!ここは運動場γ!複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く密集工業地帯!5人4組に分かれて1組ずつ訓練を行う!私がどこかで救難信号を出したら街外から一斉スタート!誰が1番に私を助けに来てくれるのか競走だ!もちろん建物の被害は最小限にな!」

爆豪「指さすなよ」

ルールを説明し爆豪に注意を促す、そこでオールマイトは真弥に顔を向け

オールマイト「早乙女少年、今回君はお休みだよ、お医者さんから聞いたけどまだダメージが残ってるんだって?無理はしないようにね!」

真弥「え?もう治ってるんですが…」

オールマイト「念の為だよ!」

結局オールマイトに押し切られ休む事となった真弥、かなりつまらなさそうにしていたが全員の結果を見ていた

 

更衣室

真弥「みんなお疲れ!僕もやりたかったなぁ!」

上鳴「まぁしょうがねぇさ、それよりさ…こんなこと聞くのはあれかも知れねぇが脳無と戦った感想どうだったよ」

真弥「ん?かなりやばかったよ?一撃が半端なかったし取っておきでやっと倒せるくらいだったし…もう戦いたくないかなぁ」

上鳴「取っておき?必殺技か!」

真弥「まぁそんな感じかな…脳に凄いダメージ与えるからまだまだ要練習かな…ところで峰田君何しようとしてんの?」

峰田「オイラはとんでもない事に気づいちまった!この壁の穴!この隣は女子更衣室!つまり!…あのなんでアイアンクローを?」

真弥「させると思う?響香ー聞こえてるでしょイヤホンジャックよろしく!」

真弥がそう言うと壁の穴からイヤホンジャックが飛び出す、それを峰田に差し込み爆音を流し込むと同時にアイアンクローを決める

峰田「ぎゃぁぁ!!目と頭がァァ!?」

制裁を加える真弥に切島が話しかける

切島「そういや早乙女よ、お前はさ耳郎の事どう思ってんだ?」

真弥「ん?と言うと」

切島「いや、好きなのかなって、いつも一緒に居るし」

真弥「…?好きだよ友達としても普通に1人の女性としても」

とんでもないカミングアウトに一同は固まる

切島「えっと…どの辺?」

真弥「優しい所とかあぁ見えて寂しがり屋なところとか?可愛いところ沢山あるよ?何より僕が起きた時泣きながら喜んでくれた時とか…その時かな好きだって気づいたの」

峰田「ぎゃぁぁ!爆音が早くなったなぁァ!?」

真弥「ま、そういう事だけどどうかしたの?」

切島「お前って恥ずいことサラッと言えるんだな…漢らしいな」

真弥「恥ずかしがることなんてないよ、本当の事だし、それじゃ僕この辺で」

峰田へのアイアンクローという制裁をやめ外に出ると女子更衣室から響香が飛び出し飛び蹴りを決める

真弥「いった!何すんのさ!」

響香「あんた何恥ずかしいことサラッといってんの!?」

真弥「イヤだって本当だし?」

響香「…///もう!!」

何か言いたげだったが響香はそそくさと歩き去っていった

真弥「なんなんだろ…?」

『あれはお前/あなたが悪い』

真弥「なんでさ!?」

少しズレた真弥との日常だった




という訳で今回はここまで!真弥くんは割と唐変木…というか「僕は好きだけどあっちは違うよね」って考えの人です
そんなわけで次回から期末試験ですが相手は誰にしましょう…ずっと悩んでるんですよね…一応案はあるんですが…いいのかなぁ
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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期末試験です!……ってえぇ!?

どうも皆様真明です!今回は期末試験となります!どんな試験になるのか楽しみです!
それでは
『どうぞ!!』


相澤「えー…そろそろ夏休みも近いが、もちろん君らが30日間丸々休める道理はない」

上鳴「まさか…」

相澤「夏休み林間合宿やるぞ」

『知ってたよやったー!!!』

芦戸「キモ試そー!!」

峰田「風呂!!」

蛙吹「花火」

峰田「風呂!!」

飯田「カレーだな」

峰田「行水!!」

八百万「自然環境ですとまた活動条件が変わってきますわね」

轟「いかなる環境でも正しい選択を…か面白い」

峰田「湯浴み!」

「寝食皆とワクワクしてきたぁぁ!!」

相澤「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかった奴は…学校で補習地獄だ」

切島「みんな頑張ろーぜ!!」

相澤先生の一言に全員が緊張する

 

そして時は流れテストまで残り1週間を切った中

『全く勉強してねー!』

上鳴「体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー!!」

常闇「確かに」

砂藤「中間はまー入学したてで範囲狭いし特に苦労なかったんだけどなー…行事が重なったのもあるけどやっぱ期末は中間と違って…」

峰田「演習試験もあるのが辛ぇとこだよな」

余裕を見せる峰田、成績はなんと10位

芦戸「あんたは同族だと思ってた!」

上鳴「おまえ見たいな奴はバカで初めな愛嬌出んだろうが…!どこに需要あんだよ…!!」

峰田「世界…かな」

緑谷「芦戸さん、上鳴君!が、頑張ろうよ!やっぱ全員で林間合宿行きたいもん!ね!」

飯田「うむ!」

轟「普通に授業受けてりゃ赤点は出ねえだろ」

上鳴「言葉には気をつけろ!!」

成績上位陣が追い討ちをかけるそこに八百万が話しかける

八百万「お二人共座学でしたら私お力添えできるかもしれません」

『ヤオモモー!!!』

響香「お二人…じゃないけど…ウチもいいかな?二次関数ちょっと応用つまずいちゃってて」

瀬呂「わりぃ俺も!八百万古文分かる?」

尾白「悪い俺も」

八百万「良いデストモ!!」

次々と頼む人が増え八百万もやる気になったようだ

上鳴「ってあれ?八百万で2位?じゃあ1位は…」

瀬呂「八百万前回テスト何点だった?」

八百万「一応90点台でしたが……」

響香「あー1位誰かわかった、真弥ちょっとこっち来て」

本を読んでいた真弥が響香に呼ばれ八百万の席に行く

響香「あんたでしょ?前回の成績1位、あんたなんか隠す時黙るか目が泳ぐし」

真弥「あーえーと…ハイその通りでございます…」

八百万「ちなみに何点で?」

真弥「…100」

『え?』

真弥「全教科100」

『嘘ォ!?』

流石にそれには八百万だけじゃなくて轟も驚いていた

瀬呂「は?え?全部ってあれそれなりにむずくね!?」

真弥「イヤだってあれ全部少し応用出来たら解けるのばっかだったし(過去の経験もあるし)」

響香「まぁコイツはこんなんだし、ヤオモモ頼める?」

八百万「え?ですがそれなら早乙女さんの方が」

響香「早乙女は教えるの下手なの、いやうますぎて何言ってるかわかんないって言った方が正しい」

真弥「まぁ、うん、なんかごめん」

八百万「そ、そういことでしたらお任せを…あ、早乙女さんも来ますか?私1人より先生は多い方がいいですし」

真弥「うーんお邪魔じゃなければ行こうかな?」

八百万「ぜひ!では週末にでも私の家でお勉強会を催しましょう!」

芦戸「まじで!?うんヤオモモん家楽しみー!」

八百万「あぁ!そうなるとまずお母様に報告して講堂を開けていただかないと!」

(((講堂!?)))

八百万「皆さんお紅茶はどこかご贔屓ありまして!?我が家はいつもハロッズかウェッジウッドなのでご要望がありましたら用意しますわ!」

(((あ!?)))

八百万「必ずお力になってみせますわ…!」

真弥「これが生まれの違いか…」

響香「でもぷりぷりしてんの超可愛いからどうでもいいや」

真弥「あ、八百万さん茶菓子作って持ってこうか?紅茶にあうの作って用意するよ!」

八百万「よろしいので?でしたらよろしくお願いします!」

響香「真弥のお菓子美味しいから楽しみだよ」

テンションの高い八百万との一場面

 

週末

真弥「…ほんとに大きいね」

響香「そうだね、てかほんとに作ったんだ、1個頂戴よ」

真弥「後で、んでインターホン押せばいいのかな?」

『勇気あんなお前!』

真弥は何も考えずにインターホンを押す

八百万「少々お待ちを今開けますわ!」

八百万の声と共にゲートが開く、流石の豪邸何でもありだ

講堂にて

響香「真弥ここ分かる?」

真弥「ここ?x代入して、そこから…」

八百万「いいですかここはですね…」

(((先生が2人いる)))

2人の教え方は普通に上手いが上鳴が手を上げる

上鳴「わりぃ!もっかいここ教えてくれ!何回やっても答えが合わねぇ!」

真弥「ん?あぁ、そこはただ方式を当てはめても駄目なんだよ、ここを応用してあとは…ほら解けた」

上鳴「おお!マジか!!サンキュー早乙女!」

真弥「どういたしまして♪」

八百万「流石ですわね、私も少し考えましたのに一瞬だなんて」

真弥「ま、中学の時やってたし」

その発言に芦戸、上鳴が固まる

芦戸「え?早乙女中学の時にはこの辺解けてたの?」

真弥「?そうだよ?」

上鳴「俺、全然わかんねぇのを中学で…」

2人が落ち込むがそれを真弥がフォローする

真弥「二人とも雄英に受かれるんだから基礎はあるんだよ!あとはその地盤を更に強固にするだけ!」

『さ、早乙女ぇ!』

八百万「そろそろ休憩にしましょう!今お紅茶をご用意しますわ!」

真弥「あ、なら僕のお菓子も用意しないとね」

八百万「なら私がお皿に盛り付けてきますわ!」

八百万に手作りクッキーを手渡し真弥は持ってきていた本を読む

上鳴「そういやずっと気になってたんだけどよお前のそれなんだ?えらく分厚いが」

真弥「これ?ウィッチャー(英語版)」

瀬呂「なんだそれ?面白いのか?」

真弥「面白いよ、ファンタジーものだけど内容も濃いし読んでて満足できる厚みだしね」

尾白「ちょっと見せてくれよ…ダメだ全く何書いてるかわかんねぇ…」

真弥「英語だからかな?日本語版もあるしそっちでもいいんじゃない?」

その後八百万が紅茶とクッキーを持ってきて小休止となった、お菓子は男女問わず人気であった事をここに明記する

 

筆記試験が終わり演習試験…当日!!

相澤「それじゃぁ演習試験を始めていく、この試験でももちろん赤点はある、林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ」

そこで響香があることに気づく

響香「先生多いな…?」

相澤「諸君なら事前に情報仕入れて何するか薄々分かってるとは思うが…」

上鳴「入試みてぇなロボ無双だろ!!」

芦戸「花火!カレー!肝試し!」

根津「残念!!諸事情あって今回から内容を変更しちゃうのさ!」

瀬呂「校長先生!」

八百万「変更って…」

根津「これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実戦に近い教えを重視するのさ!という訳で…諸君らにはこれから2人1組でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」

真弥(…ん?2人1組…?)

相澤「尚ペアの組と対戦する教師は既に決定済み、動きの傾向や成績、親密度…諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表してくぞ」

そこから各自にペアと対戦する教師が言い当てられる…真弥を除き

真弥「先生!僕はみ出してます!何処かに入るんですか!?」

相澤「イヤ、これでいいお前の相手は…後程発表するとりあえずリカバリーガールのとこ行けそこで全員の動きを観察しろ」

そう言い残し全員がバスに乗り込みそれぞれの対戦場所へと向かう

真弥(…なーんか嫌な予感するなぁ)

 

 

各々が試験を受けている中真弥はリカバリーガールの元にいた、その顔は少し暗かった

リカバリーガール「…あんたまさか相澤が何も考え無しにあんた残したと思ってる?」

真弥「いえ、ただ不安なんです…僕の相手…多分先生は僕が何処かに入る事でパワーバランスが崩れる又は拮抗する事を恐れたんだと思います、だから僕を残した…それに僕の相手は多分先生じゃない」

リカバリーガール「ほう?何故そう思うんだい?」

真弥「そうじゃなかったらわざわざ僕にみんなの動きを観察しろなんて言わないですもの…つまり相手は…」

リカバリーガール「まぁ、そこまで考えてるならあんたは覚悟決めるだけさ、誰が来ようと全力で」

真弥「…ハイ」

その後試験は終わり4人が試験を突破出来なかった…

 

試験翌日、本来休みの日に全員が集められる

相澤「えー昨日試験をしたが残念な事に赤点がでた」

それを聞き1部は暗い顔をする

相澤「そんなお前らにラストチャンスをやる」

上鳴「マジですか!?で相手は!?林間合宿行けるなら誰とでもやります!」

全員が頷きやる気を見せる、そこに真弥が教師側に立つ

切島「えっと…なんでお前そっちいるんだ?」

砂藤「まさか…」

相澤「そう、対戦相手は…早乙女だ」

『はぁぁぁぁ!?』

真弥「大丈夫だよ、ハンデとしてこの重りを…ヨット付けるからさ」

そう言って真弥はオールマイトの着けていた超圧縮重りを身につける

真弥「これに加えて僕は5分間動かないし個性も50%迄で留める、さ、全力で倒しにおいでよ…4人とも!」

 

相澤から説明されたルールは前回と変わらずゲートに到着するか相手を捕獲するかの2択、敗北条件は倒されるか時間内にゴールにたどり着けないか

 

真弥「さて、ルール説明を受けた事だし早速始めようか!5分経つとリカバリーガールが教えてくれるからそれまでに精々距離をとるんだよ?はいよーいSTART!」

真弥の合図と共に4人は全速力で走り出す

真弥(ま、普通そうするよね…この時点でもうダメだけど)

 

暫くして

砂藤「早乙女に勝てとか無理があるだろ!やっぱ逃げるしかないのか!?」

上鳴「全員その意見だから今走ってんだろ!?とにかく走れ!後1分も…」

リカバリーガール『5分経ったよ…挑戦者は避ける準備でもしときな』

その言葉とほぼ同時に何かが切島達を吹き飛ばす

砂藤「な、なんだ!?」

切島「まさか…早乙女の拳圧!?」

上鳴「嘘だろ!?ここまで少なくとも100m以上は離れてんだぞ!?」

真弥「止まってていいのかなぁ?」

『!?』

前を見ると真弥がゆっくりとこちらに近づいてきていた

切島「ちっ!上鳴!芦戸!お前らゴールまで走れ!なんとか時間稼ぐ!」

上鳴「お、おう!」

切島、砂藤が個性を発動し真弥に襲い掛かる

 

モニタールームでは全員が言葉を失っていた、2人が応戦を始めて僅か1分で2人は地に伏せていた

麗日「嘘、あんなに一方的なの?」

響香「真弥は強いってわかってたけどこれは…」

2人が言うように真弥は強い、しかし切島、砂藤も実力はあるそれをまるで赤子を捻るように叩き潰したのだ

真弥『君達は少し直線的すぎる、何より攻撃が真っ直ぐだ、だから避けやすいしカウンターを貰う…分かった?これが…実力の差だよ』

それだけを言って上鳴達を拘束しに向かう真弥、その時の目はとても冷たかった

 

少し時間は遡り切島達が真弥に襲いかかった瞬間

真弥「ま、そう来るよね、けどさ」

2人の拳を両方の片手で受け止める真弥、それを投げ飛ばし2人が起き上がる前に蹴りを入れる

真弥「分かりやすすぎるよ」

切島「グッ!」

切島がなんとか立ち上がろうとするがそこに更に腹部に拳を振りめり込ませる、勿論個性で固めていた身体にその拳がめり込む、切島は口から空気を全て吐き出し腹部を抑え蹲る、そんな状態の切島を無理やり立たせ膝蹴りを入れ膝をついたところに蹴りを入れ気絶させる、砂藤がその直後復帰し背後から迫るもそれを避け回し蹴りで後頭部を強打し、そのまま地面に叩きつける、なんとか立ち上がろうとするその顔に蹴りを入れ仰向けになった頭を掴み頭部に膝蹴りを叩き込み砂藤も気絶させる、この間3分となかった、まだ走る2人の背中が見えるため2人を追いかける

 

上鳴「くっそ!あの二人が時間を稼ぐ相手に距離稼ぐが2人一緒にいたら同時にやられる!二手に別れるぞ!俺が注意引くからその間に全速力でゴール目指せ!」

芦戸「でもそれだと上鳴だって!」

上鳴「それしか勝ち目ねぇよ!いいか俺がアイツに電撃で挑発するからその間に走れ!」

真弥「ふんふん、それで?」

『!?』

見ると真弥が笑顔で並走していた、上鳴と芦戸はすぐ様距離を取ろうとするが2人の頭をつかみ地面に叩きつける、上鳴が帯電したため、手を離し距離をとる、その隙に立ち上がり2人は臨戦態勢を取るが風が起きたと思うと上鳴が空中に浮き真弥が片足を振り上げていた、上鳴が地面に落ちてくると共にオーバーヘッドキックのように蹴りを入れ地面に2度叩きつけ気絶させる、その問答の無用さに芦戸は腰を抜かす、ゆっくり近づいてくる真弥に距離を取ろうとするが腰を抜かし動けない目の前まで来ると真弥は拳をにぎりしめ芦戸の顔すれすれのアスファルトを叩き割る

真弥「どうする?まだやる?」

芦戸「あ、こ、降参します…」

芦戸の降参宣言に勝負は着いた

 

リカバリーガールの待つ医務室へ行くと全員が真弥に目線を向ける、真弥はそれに目線を合わせようとせずリカバリーガールに近づく

真弥「一応怪我をしないギリギリでやりましたが…確認頼めますか」

リカバリーガール「はぁ…分かったよ全くオールマイトいいお前さんといい手加減が下手すぎるよ」

やれやれと言ったふうに立ち上がり3人の治療を始めるリカバリーガール、真弥はそれだけ見ると黙って立ち去った、その背中に声を掛けることは誰も出来なかった、恐怖からでは無くその背中はまるで4人以上に傷ついて見えたからだ




という訳で今回はここまで!かなり無茶な内容ですがたまには教師サイドってのもいいかなって、最後の真弥君ですが、自分を完全に殺してます、真弥君は友達を傷付けたり怖がらせるような事はしたくない主義です、それを押し殺して心を鬼にして試験に挑みました
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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ショッピングです!

どうも皆様真明です!今回は期末後のショッピンンとなります!
それでは
『どうぞ!!』


試験が終わった翌日切島達は完全に沈んでいた

芦戸「皆…お土産話っひぐ楽しみに…ううしてるからっ…がら!」

緑谷「まっまだわかんないよどんでん返しがあるかもしれないよ…!」

瀬呂「緑谷それ口にしたらなくなるパターンだ…」

上鳴「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄!そして俺らは実技クリアならず!これでまだわからんのなら貴様の偏差値は猿以下だ!!」

瀬呂「落ち着けよ長ぇ」

緑谷のフォローをするがそれを上鳴が目潰し込みで跳ね除ける

瀬呂「わかんねぇのは俺もさ、峰田のおかげでクリアしたけど寝てただけだ、とにかく採点基準が明かされてない以上は…」

上鳴「同情するななんかもう色々くれ!!」

かなりテンションのおかしな事になっている上鳴である、そこに相澤が入ってくる

相澤「予鈴が鳴ったら席につけ…おはよう、今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出たしたがって…林間合宿は全員行きます!」

『どんでん返しだあ!!』

相澤「筆記の方はゼロ、実技で切島、上鳴、芦戸、砂藤あと瀬呂が赤点だ」

切島「行っていいんすか俺らぁ!!」

瀬呂「確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな…クリア出来ずの人よりハズいぞこれ…」

相澤「今回の試験我々敵側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るように動いた、でなければ課題云々の前に詰むやつばかりだったろうからな、これは早乙女の時も同様だ」

尾白「本気で叩き潰すと仰ったのは…」

相澤「追い込む為さ、そもそも林間合宿は強化合宿だ赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん、合理的虚偽ってやつさ」

『ゴーリテキキョギィィー!!』

テンションが上がりすぎて変なテンションになりつつ5人、5人は席を立ちお祭り状態である

飯田「またしてやられた…さすが雄英だ!しかし!2度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!!」

麗日「わぁ飯田君水差す」

相澤「確かにな省みるよ、ただ全部嘘ってわけじゃない、赤点は赤点だ、お前らには補習時間を設けている、ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツイからな」

それを聞きテンションがダダ下がりの5人

相澤「じゃぁ合宿のしおりを配るから後ろに回してけ」

そして時は流れ放課後

尾白「まぁ何はともあれ全員で行けて良かったね」

飯田「1週間の強化合宿か!」

緑谷「けっこうな大荷物になるね」

峰田「暗視ゴーグル」

上鳴「水着とか持ってねーや色々買わねぇとなぁ」

しおりを見ながら飯田達は話す、1人何やら不穏な事を言う

葉隠「あ、じゃあさ!明日休みだしテスト明けだし…ってことでA組みんなで買い物行こうよ!」

上鳴「おお良い!何気にそういうの初じゃね!?」

切島「おい爆豪お前も来い!」

爆豪「行ってたまるかかったりぃ」

緑谷「轟君も行かない?」

轟「休日は見舞いだ」

緑谷「ノリが悪いよ空気を読めやKY男共ォ!!」

響香「真弥も行かない?」

真弥「うん、勿論行くよ」

 

そして後日

真弥「何気にこんなところ来るの久々かな、普段は近所で済ませるし」

切島「お?マジ?なんか意外だな」

響香「真弥は人混み苦手だからね、雄英入ってからはそれが少しは緩和してるけど」

「お?アレ雄英生じゃん!?1年!?体育祭ウェーイ!!」

麗日「うおおまだ覚えてる人いるんだァ…!」

真弥「あはは…凄いね」

小さく手を振り挨拶はする真弥

響香「とりあえずウチ大きめのキャリーバッグ買わなきゃ」八百万「あらでは一緒に回りましょうか」

真弥「あ、なら僕も、大きめのやつ欲しいし後は服かな」

八百万「でしたら一緒に回りましょうか!」

話しの結果真弥は八百万、響香と行動を共にすることになった

 

真弥「ねぇ八百万さんこれどう?」

八百万「それは確かに大きいですが耐久性に難がありますね、それと同様のものがよろしければこちらにありますが」

八百万にキャリーバッグを見せると別のものをオススメされる

真弥「あ、じゃそっちにする」

響香「ウチそれの色違いにしよ値段安いし可愛いし」

真弥「じゃぁ会計して次は服かな?」

3人が服を見に行こうとすると響香の電話がなる、麗日からだった

響香「あ、ちょっと待って…え!?…分かったすぐ戻る」

真弥「どうかしたの?」

響香「緑谷が敵に襲われたって、USJのやつみたい」

真弥「もう逃げてるか…とりあえず合流しよう」

3人が戻ると全員が戻っておら警察も来ていた

飯田「3人は無事か!」

八百万「えぇ!それより緑谷さんは!?」

飯田「怪我はない、しかし何故敵が…」

真弥「多分偶然だよ、もし計画があるなら脳無がいてもおかしくない、それか何か事件が起きてるよ」

真弥の言葉に納得こそすれ一同には不安が残る、真弥は少し今後が心配になった




という訳で今回はここまで!短いですがまぁこんなものですかね
次回から林間合宿編となります
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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林間学校です!

どうも皆様真明です!お待たせしました!色々あって投稿出来ませんでした、申し訳ありません!という事で林間学校編スタートです!
それでは
『どうぞ!!』


緑谷が敵に襲撃された翌日の学校

相澤「…とまぁそんなことがあって敵の動きを警戒し例年使わせて頂いている合宿先を急遽キャンセル、行先は当日まで明かさない運びとなった」

『えー!!』

瀬呂「もう親に言っちゃってるよ」

八百万「故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか学校が把握出来てませんもの」

切島「合宿自体をキャンセルしねえの英断すぎんだろ!」

爆豪「てめェ骨折してでも殺しとけよ」

葉隠「ちょっと爆豪、緑谷がどんな状況だったか聞いてなかったの!?そもそも公共の場で個性は原則禁止だし」

爆豪「知るかとりあえず骨が折れろ」

緑谷「かっちゃん…」

騒がしくなった教室を相澤は黙って見ていた

 

前期が終わり林間学校当日となった

物間「え?A組補習いるの?つまり赤点取った人がいるってこと!?ええ!?おかしくない!?おかしくない!?A組はB組よりずっと優秀なハズなのにぃ!?あれれれれれ!?」

真弥(騒がしいなぁ…)

1人騒ぐ物間に拳藤が首元に手刀を入れ気絶させる

拳藤「ごめんな」

真弥(なんだったんだ今の…)

「物間怖」

「体育祭じゃなんやかんやあったけどまァよろしくねA組」

「ん」

峰田「よりどりみどりかよ…!」

切島「お前ダメだぞそろそろ」

響香「真弥、アイアンクロー」

響香の合図に峰田にアイアンクローを決めながらB組女子に一礼をする真弥、その光景にB組女子は弱冠引いていた

飯田「A組のバスはこっちだ席順に並びたまえ!」

飯田の号令に峰田を掴んだままバスへと向かった

 

相澤「1時間後に1回止まるその後はしばらく…」

相澤は背後に目をやると全員が騒いでいた

真弥「先生…黙らせます?」

流石に呆れたのかイヤホンを外し相澤に問う真弥、相澤はそんな真弥に首を横に振り拒否する

相澤「いやいい、楽しめるのは今だけだ」

その一言に若干の嫌な予感を抱きながら真弥はイヤホンを付け仮眠を取る事にした

 

1時間後

「休憩だー…」

真弥「あれ?ここパーキングじゃないね」

響香「そう言えばB組もいない…」

2人を中心に周りを見渡す一同

相澤「なんの目的も無くでは意味が薄いからな」

???「よーうイレイザー!!」

相澤「ご無沙汰してます」

???「煌めく眼でロックオン!」

???「キュートにキャットにスティンガー!」

『ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!』

真弥(まーた濃いのが出てきたなぁ…)

プッシーキャッツの2人が挨拶を決めポーズを決めると相澤が紹介する

相澤「今回お世話になるプロヒーロー「プッシーキャッツ」ほ皆さんだ」

そこで緑谷のヒーローオタクが発動するも地雷を踏み抜いたらしく顔を掴まれる

真弥(余計なこと言うから…)

マンダレイ「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね」

遠くを指さしマンダレイは続ける

マンダレイ「あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね」

『遠っ!!』

真弥「あーなんか見えるね、最大強化した視力でやっと屋根が見えるくらい」

響香「…それやばくない?」

真弥「まぁ少なくとも2キロ以上は離れてるね」

その一言により生徒にざわつきが起きる

麗日「え?じゃぁなんでこんな半端なとこに…」

砂藤「いやいや…」

瀬呂「バス…戻ろうか…な?早く…」

マンダレイ「今は午前9時30分早ければ…12時前後かしらん?」

切島「ダメだ…おい…」

芦戸「戻ろう!」

切島「バスに戻れ!!早く!!」

マンダレイ「12時半までにたどり着けなかったキティはお昼抜きね」

全員がバスへと戻ろうとするがそれは叶わなかった

相澤「悪いね諸君…合宿はもう…始まっている」

土が盛り上がり全員が飲み込まれる、その中真弥は土を蹴り響香を回収し着地する

マンダレイ「私有地につき個性の使用は自由だよ!今から3時間!自分の足で施設までおいでませ!この…魔獣の森を抜けて!!」

緑谷「魔獣の森…!?」

上鳴「なんだそのドラクエめいた名称は…」

真弥「響香大丈夫?」

響香「う、うん、そろそろ下ろしてくれない?」

響真弥は今所謂お姫様抱っこの姿勢で響香を抱きかかえていた、響香を下ろして全員いるか確認していると

『マジュウだー!!?』

その声に反応し前を見ると峰田の目の前に明らかに普通の動物とは思えない生き物がいた、それを見て真弥は考える前に飛び出し緑谷、爆豪、轟、飯田共々魔獣(?)を殴り飛ばし土塊に変えた

真弥「なんだ、案外脆いね…!皆ぼさっとしない!こいつみたいなの他にもいるみたいだから警戒しつつ全力でここを突破するよ!」

音を聞くだけでもそれなりの数がいることを把握し全員に喝を入れ臨戦を整える

 

障子、響香のふたりが個性を使い周囲の警戒をし数と場所を割り出すそれを各々が連携や単独で撃破しつつ施設へと向かう、真弥と飯田の案により疲労が見え始めた人と交代で戦闘を行い後方支援のできる人を守る係と突破口を開く係、その中心に休憩する人を挟むと言う三段構えで行くこととなった

 

真弥「爆豪君、轟君!交代だ!体力の消耗はこちらが不利になる!常闇君!僕と前に!緑谷君、飯田君、砂藤君、切島君中心で休憩!麗日さん!梅雨ちゃん!後ろの人達守って!障子君!響香!数と場所割り出したらなるべく早く伝達!何か不審な音やモノを発見次第随時報告!それから…」

真弥は常闇と前に出ながら目に入る人に指示を飛ばすその指揮は適切に動くが爆豪はその指揮を無視して突撃を続ける

真弥「爆豪君!単騎突撃は愚行だ!皆で纏まらないと!」

爆豪「うるせえ!俺に指図すんな!」

真弥「これはスコアを競うゲームじゃない!ここで1人はぐれたらどうする!?いいから戻れ!!」

真弥の説得に舌打ちをしながらも従うもある程度の距離を維持するだけで単騎で居ることを辞めようとしない

真弥「あーもう!皆!少しテンポあげるよ!疲れた人は後衛の人達とゆっくりでいいから着いてきて!それから休憩中の人達は前の僕らが見える距離で移動しつつ休憩!体力がある程度回復したら悪いけど前出て!」

飯田「こういう時の早乙女君は頼りなるな…俺委員長なんだが…」

緑谷「ふ、2人が出してくれた案のおかげでここまで体力温存しつつ来れてるんだから助かるよ…」

時折真弥が跳躍する事で施設の場所を把握し最短ルートを割り出しながら移動する

 

時は流れ4時30分

ピクシーボブ「やーっと来たにゃん…あれ以外」

到着した時には全員が疲労困憊と言った状態ではあったがまだ僅かに余裕が見れた

「とりあえずお昼は抜くまでもなかったねぇ」

瀬呂「何が3時間ですか…」

瀬呂「腹減った…死ぬ」

マンダレイ「悪いね私たちならって意味アレ」

それを聞いて肩を落とす一同

砂藤「実力自慢の為か…」

ピクシーボブ「ねこねこねこ…でも正直もっとかかると思ってたし皆もっとバテてると思ってた」

緑谷達を指しながらピクシーボブは続ける

ピクシーボブ「私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった、いいよ君ら…特にそこ5人躊躇の無さは経験値によるものかしらん?それに君なんて全員の配慮しながら戦ってたみたいだし…3年後が楽しみ!ツバつけとこー!!」

真弥「やめてください」

相澤「…あの人あんなんでしたっけ?」

マンダレイ「焦ってるのよ」

緑谷「あの…質問いいですか?その子はどなたかのお子さんですか?」

緑谷の質問にマンダレイが答える、緑谷は洸太と呼ばれた少年に挨拶に行くもストレートをモロに食らう、少年はこちらを一睨みするとすたすたと歩いていった

相澤「部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食その後入浴で就寝だ本格的なスタートは明日からださァ早くしろ」

 

食堂夕食

『いただきます!!』

真弥「あ、これ美味しい、しっかし驚いたなぁ…まさか初日あんな事させられるなんて、はいどうぞ」

響香「ありがと、ホントだね、真弥と飯田のおかげである程度余力あったけどほんとヘトヘトだよ…ハイコレ」

瀬呂「なんて言うか2人ってほんと息ぴったりだよな、なんも言ってねぇのに相手の欲しがっなるもの取ってるし」

ご飯をかき込んでた切島が2人を見ながら言う

切島「まるでカップル…いや、夫婦だな」

響香「ば!変な事言うな!」

真弥「…?」

障子「お前ほんとにこういう事に疎いよな」

 

入浴

峰田「まぁまァ…飯とかね…ぶっちゃけどうでもいいんスよ、求められてんのってそこじゃないんすよその辺分かってるんすよオイラァ…」

高い壁を見つめ峰田が独りごちる

峰田「求められてるのはこの壁の向こうなんすよ…」

緑谷「1人で何言ってんの峰田君…」

峰田が何をしようとしてるのか把握し飯田が止めようとする

飯田「君のしている事は己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ!」

峰田「やかましいんすよ…壁とは超えるためにある!!plusultra!!」

「速っ!!」

「校訓を穢すんじゃないよ!!」

峰田が頂点に到達しようとすると洸太と呼ばれた少年が立っていた

洸太「ヒーロー以前にヒトのあれこれ学び直せ」

洸太が手を叩き峰田を突き落とす

響香「はぁ…真弥ー後でキツイのよろしく」

真弥「んー?それはマッサージ?それともアイアンクロー?」

響香「なんで今ここでそれ言ったの!?アイアンクローの方に決まってるでしょ!?」

真弥「はーい…えっと上鳴君どうして僕の肩を掴むの?」

上鳴「お前、マッサージってなんだ!」

真弥「え?お風呂上がりに肩とか太ももとか揉んであげてるんだよ、君もやる?皆から評判いいんだよ?」

上鳴「一応聞くがそれは誰だ?」

真弥「えっと、父さんに母さん、妹達に響香のご両親かな?」

それを言った後上鳴や切島、他1部メンバーからマッサージを頼まれ響香のついでにする事となった、峰田はきっちり制裁を受けた

余談だが真弥のマッサージは男女両方から評判がよかった




という訳で今回はここまで!!次回から特訓開始です!マッサージは普通のマッサージです、腕は転生前からずっとやってたためかなりの腕前

それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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特訓開始です!

どうも皆様真明です!今回から特訓開始となります!
それでは
『どうぞ!!』


合宿二日目朝五時半、やはりまだ早いということもあり眠たげな生徒が多い

相澤「お早う諸君本日から本格的に強化合宿を始める、今合宿の目的は全員の強化及びそれによる仮免の取得、具体的になりつつある敵意に立ち向かう為の準備だ心して臨むように、という訳で爆豪こいつを投げてみろ」

相澤が爆豪に投げ渡したのは体力テストの時のボールだった

相澤「前回の…入学直後の記録は705.2m…どんだけ伸びてるかな」

芦戸「おお!成長具合か!」

瀬呂「この3ヶ月色々濃かったからな!1kmとかいくんじゃねぇの!?」

切島「いったれバクゴー!」

腕を回し準備をする爆豪

爆豪「んじゃ、よっこら…くたばれ!!!」

(((くたばれ…)))

相澤「709.6m」

爆豪「んな!?」

相澤「約3ヶ月様々な経験を経てたしかに君らは成長している、だがそれはあくまで精神面や技術面、あとは多少の体力的な成長がメインで…個性そのものは今見た通りでそこまで成長していないだから、今日から君らの個性を伸ばす」

1泊置いて相澤は意地悪気な顔を見せる

相澤「死ぬほどキツイがくれぐれも…死なないように…」

 

それぞれが1歩間違えば地獄絵図とも取れる特訓を始める中、真弥の特訓内容はと言うと

真弥「このピクシーボブ特性のアスレチックを制限内にクリアすればいいって言ってたけど…なかなか難しいな、パルクールはやったことないんだけど」

真弥の特訓内容はピクシーボブが作ったアスレチックを3分以内にクリアするというもの、言葉だけならかなり簡単だが実は真弥にとってこれが1番難しいのだ、真弥は個性や己の自主練のおかげでかなりの身体能力と体力を有している、それ故に三次元的な戦闘も可能で表蓮華という無茶な技も出かける訳だが実はこの殆どが力技なのだ、技術も勿論あるがそれ以上に真弥は力にものを言わせた戦いばかりしてきた、それ故に技術を有する行動というものが苦手な節が見受けられるのだ、実際、マンダレイの特性アスレチックは細かく区分を分け要求されるものが異なる、直線的な場面が少なく曲がり角や凹凸等様々な場面がある、これを一つ一つ攻略するのが真弥の課題なのだ

真弥「うーん、あと少しってところで時間切れだなぁ…」

真弥はこれでリトライ20回を超えるが未だ1度もクリアまで至っていない、必ずギリギリの所でタイムアップになっているのだ

真弥「出しすぎるとカーブでぶつかる、かと言って落としすぎると間に合わない…どの道躓くなぁ…」

響香「真弥が悩むなんて珍しいね、どうしたの?」

真弥が後ろを向くとカゴを持った響香が立っていた

真弥「どうしたの?それにそのカゴは?」

響香「ラグドールさんが休憩に食べてってさ、皆も今休憩してるから渡しに来たの」

真弥「ありがと、ねぇ聞いてよ響香、ここのアスレチックなんだけどさ全然クリア出来ないんだ」

響香「真弥がクリアできないの?どんだけ難しいのさ」

隣に座りながら驚く響香

真弥「うん、なんて言うかな、あと少しなんだけどそこで躓くんだよね」

響香の持ってきたサンドイッチを食べながら話す真弥、響香もそれを聞いて考え始める

響香「前々から気になってたんだけどさ、真弥は少しゴリ押し気味なところがあると思うんだよね」

真弥「そう?」

響香「うん、技術はあるんだろうけど最終的には力技って感じがするんだよね、頭の回転早いんだからさもうちょっと柔軟に考えてみたら?」

真弥「柔軟に?」

響香「そ、多分だけど真弥って最高速から変えてないんだろうけどそれが原因なんじゃない?」

真弥「うーん、もっと柔軟に…まぁ頑張ってみるよ」

サンドイッチを頬張り起き上がる、響香もそれに釣られ起き上がる

響香「まぁうちの意見なんて参考になるか分かんないけど頑張って」

真弥「うん、ありがとうね」

 

時間は流れ夕方

ピクシーボブ「さァ昨日言ったね『世話焼くのは今日だけ』って!」

ラグドール「己で食う飯くらい己で作れれ!!カレー!!」

『イエッサ…』

ラグドール「アハハハハ全員全身ブッチブチ!!だからって雑なネコマンマ作っちゃダメね!」

飯田「確かに…災害時など避難先で消耗した人々の腹の心を満たすのも救助の一環……さすが雄英無駄がない!!世界一旨いカレーを作ろう皆!!」

相澤(飯田便利)

1人で納得し皆を鼓舞しようとする飯田とそれを見て便利だと思う相澤

 

皆でカレー作りを始めてすぐ

芦戸「轟ー!こっちも火ちょーだい」

瀬呂「爆豪爆発でつけれね?」

爆豪「つけれるわクソが!」

瀬呂「ええ…!?」

八百万「皆さんとさ!人の手を煩わせてばかりでは火の起こし方も学べませんよ」

響香「チャッカマン作ってるの言う!?」

真弥「個性だしセーフセーフ」

真弥が屈み炭に手を近づけフィンガースナップをすると炭に火がつく

『なんで!?』

瀬呂「え!?お前の個性ってそんなんだっけ!?」

真弥「?ただ指を弾いただけだよ?」

八百万「本当に規格外ですね…」

響香「真弥、それ普通出来ないから」

そっと真弥の肩に手を付き呆れる響香

轟「いいよ、ほら」

麗日「わー!ありがとー!!」

 

『いただきます!』

切島「店とかで出たら微妙かもしれねーけどこの状況よ相まってうめー!!」

瀬呂「言うな言うな野暮だな!」

芦戸「ヤオモモがっつくねー!」

八百万「ええ、私の個性は脂質を様々な原子に変換して創造するので沢山蓄えるほど沢山出せるのです」

真弥「でも食べ過ぎは注意だよ、それから瀬呂くん、変な事言ったらアイアンクローじゃ済まないからね?」

瀬呂(言わなくてよかった!)

 

食後、補修組

相澤「切島、寝るな」

切島「アダ!」

相澤が切島を起こしていると扉をノックする音が聞こえる

相澤「誰だ?」

真弥「あ、早乙女です、その、夜食持ってきたんですけど」

それを聞いて補修組の目が輝く

相澤「…いいだろう入れ」

失礼します、という言葉と共に真弥が料理の入っているであろう鍋や炊飯器を乗せたカート事入ってくる

真弥「えっと、流石に疲れてるかなぁって思って軽いものですけどご飯作ってきました」

相澤「一応昼間に許可を取りに来たから許すがそれで明日の訓練に支障きたす様ならお前も補修組に入れるからな」

真弥「了解です!…さぁ皆一旦筆記用具片付けて先生も座って、ご飯の時くらいゆっくりしましょう!」

『さ、早乙女ェ!!』

真弥「晩御飯カレーだったから和食を作ってきたよ…はい、1人ひと皿ずつね」

そう言って全員に行き届くように渡していく

真弥「先生もどうぞ」

相澤「俺の分はいらないと言ったはずだか?」

真弥「折角ですから、あ、ブラド先生にも渡してありますので問題ありませんよ?」

相澤「そうじゃない…一応礼を言っとく」

物間「あれれ?いいのかなぁ?敵に塩を送るような事して」

真弥「補修組なんだから関係ないよ」

物間の煽りを無視し全員に配り終える

『いただきます!』

切島「う、うめぇ!なんだこれ!」

瀬呂「ただの米の筈なのにすっげぇ旨い!」

砂藤「魚も味噌汁もどれも美味い!」

芦戸「ねぇねぇ!これなに使ったの!?」

褒められ照れながらも真弥は説明する

真弥「お米と野菜はカレーを作った時のものの残り、お魚は出来るだけ新鮮なものを選んで味噌も普通に売ってるものだよ」

切島「な、なんだと…!」

砂藤「俺達が作ってもこうはならないのに…!」

真弥「食材にはそれぞれ適した切り方や調理方法があるからね、それさえ知ってたら誰でも作れるよ」

瀬呂「早乙女が女なら告ってた自信ある」

芦戸「でも早乙女には響香ちゃんいるからなぁ…!」

真弥「オカワリもあるからどんどんしてね、作って欲しかったらこれからも頑張ってね」

『全力で頑張らせていただきます!!』

1部生徒の胃を掴んだ瞬間であった




という訳で今回はここまで!!真弥君は料理の才能もあります(響香を喜ばせたいから)物間君のことは元気な人って程度にしか捉えてません
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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早乙女:end

どうも皆様真明です!今回は肝試し回となります!タイトルが浮かばなさ過ぎて原作っぽくなってます
それでは
『どうぞ!!』


昼間に特訓を行い夜

ピクシーボブ「腹も脹れた、皿も洗った!お次は…」

芦戸「肝を試す時間だー!!」

芦戸達がはしゃぐがそこに相澤が爆弾を落とす

相澤「大変心苦しいが補習連中は…これから俺と補習授業だ」

芦戸「…嘘だろぉ!!?」

真弥(女の子のしていい顔じゃないよ…)

相澤「すまんな日中の訓練が思ってたより疎かになってたのでこっちを削る」

上鳴「うわああ堪忍してくれぇ!!試させてくれぇ!!」

そう叫ぶも引きずられていく5人、その後に真弥も着いていく

響香「あれ?なんで真弥も行くの?」

真弥「僕は僕でやる事あるから、それじゃ楽しんで!!」

その後一同はクジを引きペアを決めながら進んで行った

 

 

真弥side

真弥「…よし、お菓子はこのくらいかな?後はケーキを焼いて、紅茶も用意しなくちゃ、皆喜んでくれるかな?」

真弥は相澤達から許可を取り肝試し&補習後の娯楽の為にデザートを作っていた

真弥「よし、タイマーをセットして…そろそろ誰か帰ってくるかな?見に行ってこよ…」

生地を釜に入れタイマーをセットしエプロンを外して皆の居る方へ向かう、少し浮かれながら外に出た真弥が目にしたのは敵と戦うプッシーキャッツの2人と黒煙の上がる森だった

真弥「何…これ」

???「あら、随分可愛い子が出てきたじゃない」

???「アイツは、ステイン様とは直接関係ないが奴らから警戒しろと言われてたやつだな、マグ姉注意しろ」

マグ姉「あら、そうね、リストに居たわね、スピナー?あの子私がやっていい?」

虎「うるせぇよ、男が女の顔傷つけてヘラヘラ笑ってんじゃねぇよ…!」

スピナー「ヒーローが人並みの幸せ夢見んのか!」

スピナーが大量の刃物が着いた武器を持って突っ込んでくる、それに合わせてマンダレイ外周指示を出すそれに合わせて真弥も下がろうとするが体を引っ張られる

マグ姉「逃げちゃやーよ」

手に持った棒状のもので真弥を引き寄せそのまま殴ろうとするが真弥も拳を握り棒と打ち付ける

マグ姉「あら?」

そこに虎が割って入り格闘を始める

虎「今のうちに!」

真弥「すいません虎さん!」

虎はこの時飯田達の方へ行けという意味で言ったのにも関わらず真弥は森へ走っていった

 

 

真弥(何処だ!どこだよ皆!!)

真弥は焦っていた、時折聞こえる爆音や空気を漂う毒、それらを考えれば長くは活動できない、真弥は通りざま八百万と出会いガスマスクを多めに貰っているがそれでも全員が付けているわけではない、それが意味することが何かも察していた

マンダレイ(A組B組!総員戦闘を許可する!!)

マンダレイからのテレパスによる戦闘の許可それがさらに真弥を焦らせる、そのとき近くを青山のネビルレーザーが通り過ぎる

真弥(今のは青山君の!この先にいるのか!)

真弥はさらにスピードを上げレーザーの飛んできた方へと向かう、その先で目にしたのは怪我をした響香とその前に足を震わせながらもネビルレーザーを撃ち続ける青山、そしてそれと対峙する脳無と敵だった、脳無が青山に手を伸ばそうとするのに見て限界まで加速しそのままの勢いを利用し脳無を殴り飛ばす

青山「さ、早乙女君!?」

響香「ま、真弥…」

真弥「ごめん、二人とも、服があるって事は葉隠さんもいるのか、君たちは逃げて、ここは僕が抑える」

それを聞いて青山と響香が反論する

青山「な、何言ってるのさ!こいつは僕が…」

響香「いくらあんたでもコイツら相手にするのは!」

真弥「いいから行け!足でまといなんだよお前ら!!」

『!!?』

真弥「ほんとに俺の手助けしたいならとっとと援軍呼んでこい、テメェらよりはマシだろうさ」

辛辣な口調でそう言うと響香が葉隠を背負い青山を促し後方に下がる

響香「真弥、絶対負けないで」

真弥「馬鹿言え、こんなヤツらに負けっかよ」

???「こんなヤツらっか…」

???「おいおいおい!随分舐められてんなぁ!…いや正直戦闘能力ないから彼の言ってることは正しいのだが」

真弥「ごちゃごちゃうるせぇよ、纏めてこい、相手してやる」

真弥が俺口調になる時は2つの要因がある、ひとつは怒りによって嘗て、つまり早乙女真弥になる前の自分が出てくる時と痩せ我慢をしている時だ、今回の場合両方が当てはまるが痩せ我慢の割合の方が大きい

???「いや、俺達はここでお暇させてもらう、お前の相手はそいつらだ」

そう言われるのと同時に後ろに下がる、すると後ろからもう一体の脳無が姿を現す

真弥「自分達は高みの見物か、いいご身分だな…まぁいいコイツら片付けてテメェらに追いついて全員目にもの見せてやるよ…首洗って待ってろ」

???「それは楽しみだ…行くぞ」

???「おうよ!それじゃぁな!ほんとに首洗って待っててやるよ!…さらばだ勇敢なる少年よ」

 

 

脳無2体がそれぞれ拳と背から伸びた武器襲ってくるのを真弥はそれぞれを捌きながら戦闘を行う

脳無「ネホヒャン!」

チェーンソーで切りつけくるのを避けるとそこを狙うようにもう一体が仕掛けてくる、それを腕をクロスすることで防ぐも衝撃で後方に下がる

真弥「化け物の癖に随分連携が得意なようで…こっちも手加減なしだクズが!」

全身の重りを外し最大まで加速し一体を蹴りあげる、チェーンソーを身につけた脳無が攻撃してくるがそれを跳躍してよけ空中へと飛ばした脳無を掴みもう一体に叩きつける、両方にダメージがあったのかよろめく所を一体に標的を絞り連撃を続け、もう一度打ち上げ表蓮華を決め身動きを封じる

脳無「ネホヒャンッ!」

チェーンソーや刃物を振り回し攻撃してくるのをギリギリで避け続け隙を見て胴体に拳を叩き込む、すると刃物だらけの脳無が突如身動きを止める

真弥「あ?…どういう事だ、もう一体も動いてねぇな…念の為だ遠くへ…」

先に倒した方に近づくと腹部に違和感を覚える、下を見ると刃物が飛び出していた、それを認識すると同時に血が喉を逆流し喀血する、後ろを見ると止まったはずの脳無がすぐそばに居た

真弥「死…んだ、フリ…かよ…!」

勢いよく引き抜かれた腹部から血が飛ぶ、脳無は更に刃物で真弥を切りつける、真弥も急所を外そうとするが腹部の痛みのせいで全てを避けきれず徐々に傷だらけになる

真弥「姑息な真似を!」

避けるのでは掴むことで防いだ真弥はそのまま振り回しもう一体の脳無に何度も叩きつけ放り投げる

真弥「こんだけやれば、そいつは動けねぇだろ…!」

戦闘態勢を取ろうとするが痛みと失血から膝を着く、脳無もゆっくりと起き上がるが突如武器をしまい何処かへと走り去る

真弥「な、なんだ…まさか!」

嫌な予感…それを感じ取り真弥は死に体とも言える体に鞭打ち立ち上がり後を追う

 

???「そろそろ俺の脳無がガキを1人始末した頃だろ」

緑谷「子供…?」

???「あぁリストにあったやつだ、確か早乙女とか言ったか」

それを聞いて全員が驚く、あの真弥が負ける、それを誰もが信じれなかった

???「まぁいい、こっちはリストの小僧にもう1人回収したんだ上じょ…」

そこまで言って顔を草むらに向ける男、その方向から血塗れの脳無が出てくる

???「どうやら始末したようだな、さて帰るか」

???「あぁ、種明かしもしたしな…」

脳無の出てきた草むらから何かが飛び出し仮面の男の顔を蹴りあげる、それを見ると満身創痍の真弥が立っていた

口から飛び出した2つの玉のうち1つを障子が取りもうひとつを男が取る

???「生きてたのか…いやそういうわけじゃないか、もういい解除しろ」

???「ったく俺のショーが台無しだ…」

そう言うと玉が弾け常闇と爆豪が姿を現す

???「問題なし」

緑谷「かっちゃん!」

爆豪「来んな…デク」

そう言うと爆豪はそのまま敵達とともに姿を消した

 

その後プロヒーロー達と合流するも全員話すことは無かった

響香「皆無事!?」

その答えに誰も無事とは答えられなかった

相澤「…爆豪は俺達が探すお前らは…早乙女!」

1番に違和感に気付いたの相澤だった、相澤が駆け寄ろうとするも真弥の体制が崩れるように倒れ込む、障子がそれに気付き受け止める

響香「真弥!しっかりして真弥!!」

相澤「誰かこっち来い!早く!」

真弥の最後に聞いた声はそばに居たメンバーからの悲痛な声と駆け寄ってくる人の足音だった




という訳で今回はここまで!真弥君重症さてどうなる?
戦闘描写苦手だしこういう描写はさらに苦手なのです…
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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早乙女:REBORN

どうも皆様真明です!今回は合宿後のお話、前回血だらけで倒れた真弥君、どうなるか
『どうぞ!!』


合宿が敵連合に襲われ、重軽傷者は病院へと運ばれた、真弥もその1人であり、その中でも重症と言えた、その真弥は現在手術を受けていた

茜「なぁ、兄ちゃん大丈夫やんな…?」

父「大丈夫、真弥ならきっと…」

茜と葵は両親にしがみつきながら手術室のランプが消えるのを待っていたそこに響香と相澤が姿を現す

響香「おじさん、おばさん、茜ちゃん、葵ちゃん…」

母「響香ちゃん…大丈夫、真弥はこのくらい直ぐに直して私達に笑顔を向けてくれるわ」

響香の悲痛な顔を見て笑顔を作り励まそうとする母、しかし響香はそれを他所に4人に頭を下げる

響香「ごめんなさい!私あの場にいて、一緒に戦うことも出来たのに…!怖くなって…真弥に逃げてって言われてそれを免罪符にして逃げちゃった!本当にごめんなさい!」

響香の謝罪は心からのもので響香の目から涙が溢れていた

響香「いつも私真弥に守られてばっかりで…心のどこかで真弥なら倒せる、平気って勝手に思い込んで…!真弥がどれだけ怖い思いを押し殺して戦ってくれたのかも知らないで…!」

そこまで言って更に続けようとすると母が響香を抱きしめる

母「いいの、貴女のせいじゃない、真弥はね、誰かの為に戦うから強くなれるの、貴女が責任を感じる必要は無いの…」

葵「響香お姉ちゃんは何も悪くないよ、これあげるから元気だして?」

頭を撫でながら励ます引き抜かれた母、葵もポケットから飴玉を取り出し響香に渡す、響香はそんな2人に泣き付く

父「相澤先生、どうして敵がこちらの動きを把握出来たんでしょうか…」

相澤「考えたくない可能性ではありますが…やはり、誰かが情報を敵にリークしていると考えるのが無難かと…」

それを聞き父も母も険しい顔になる、響香も体を震わせる、すると手術室のランプが消え、中から医師が出てくる

父「先生、真弥は息子は助かるんですか?」

医師は申し訳なさげにしながらも言葉を紡ぐ

医師「一命は取り留めたものの、今晩が峠かも知れません、出血が酷くあと数分遅れればアウトでした」

母「あの、峠とは…助かったんですよね…?」

医師「ええ、何とか助けられましたが、脳の負担が大き過ぎて、それが限界まで来ているんです、最悪二度と目を覚まさない可能性も…」

それを聞いて母や妹達、響香が力なく膝を着く、父は何とかならないのか問うが医師は首を左右に振るばかりだった

 

病院のベットの上、そこでは全身に包帯を巻いた真弥が横になっていた、その周りにはクラスメイト達も来ていた

蛙吹「響香ちゃん、きっと大丈夫よ、真弥ちゃんは強いもの、きっと目を覚ますわ」

ベットの横の椅子に座り真弥の手を握る響香の肩に手を置く蛙吹、そうは言うものの誰もが顔が暗かった、先程緑谷の病室にて爆豪が攫われたことと緑谷の両腕が悲惨な事になっていた事を見たが真弥の傷は緑谷程重症な箇所がある訳では無いにしろその一つ一つがあまりにも大きすぎた

響香「分かってる、真弥は絶対目を覚ますって、約束したもん、一緒にヒーローになるって…私を1人にしないって…真弥は約束破らないもの、だからきっと…」

そう言う響香の手はかなり震えていた

 

何も無い真っ暗な空間、そこに真弥は立っていた

真弥(ここは地獄かな?想像してたよりだいぶ何も無いな)

???「残念ながらここはそういった場所じゃねぇよ」

突如した気配に後ろを向く、そこには知らない男が立っていた、いや真弥はその姿に既視感を覚えていたかなり昔に見た事がある、そう言う気がしていたのだ

真弥「誰ですか…?それにここは?」

???「おいおい誰とは酷いな、まぁいい、ここは要は精神世界的なやつだよ、今のお前は生死の境を反復横跳びしてる状態だからなそれやめさせてこっちに引きずり込んだんだよ」

真弥「生死の境で何やってるんですか僕、それじゃこの何も無い空間が僕の精神だと?」

男は首を左右に振る、真弥は何度も顔を見ようとするが顔には影がついており見ることが出来ない

???「いや、そういう訳じゃないな、ここは今2つの精神が衝突して出来た隙間だよ、人には必ず心象風景ってのがあるらしい、それが2つあるせいでお互いの心象風景を消しあってるのさ」

分かるような分からないような話をされ曖昧に頷く真弥、男はそれを気にせず話し出す

???「まぁ、お前に別れって言っても分からんよな、それよりお前何時までこうしてるつもりだ?お友達が待ってるぞ?」

友達、そう言われて第1に浮かんだのは響香やクラスメイト達だった

真弥「そう言われても自分の現状も分からないのにどうしろと」

???「そうだな、一命は取り留めたがこのままだと植物状態待ったナシな状態だな」

真弥「かなりやばいんですね、どうやって帰るんです?」

???「今のままだと帰れないな、お前には決めてもらわないと困る事があるんでな」

真弥「決めなくちゃいけない事?」

真弥には男が何を言いたいのかわからなかった

???「簡単だ、過去を捨てるか今を捨てるかだ」

その言葉に更に疑問を付ける真弥、いや真弥は薄々感づいていた今目の前に居るのが誰でどうしろと言ってるのか

真弥「僕、早乙女真弥を捨てるか、過去の自分を捨てるか…ですか?」

???「正解だ、単純だろ?」

男の正体、それは早乙女真弥と言う人間になる前の自分自身だった

???「お前の精神には俺とお前が同居してる訳だがそれの影響で脳への負担が増してる、そのせいで怪力無双の性能を引き出してないんだよ」

真弥「怪力無双の性能?」

???「そうだ、今は60%ってところか、なんでそれだけしか使えてないと思う?」

真弥「いえ全く」

だろうな、そう言いたげに男は肩を竦め更に続ける

???「残り40%は俺が持ってるんだよ、2つあわせてやっと100%だ、だが今のままだとそれは不可能だ」

真弥は何故かと男に問う男はそれに続ける

???「俺達は全くの別人だからだよ、多重人格の様に元がひとつなら二人いても問題ないが根本が全く違う人間の俺達だ片方が消えないと力は完全にはならんのさ」

真弥は分かったような分からないような顔をしながらもなんとか頷く

???「だから選ばなくちゃならない、俺かお前どっちが消えるべきか、まぁ答えは簡単だがな」

真弥「答えも何も一緒に生きれば」

???「お前は今のままでも強いのかもしれねぇけどなこの世の中中途半端な力だと生きてけないんだよ、お前も感じてるだろ、力の行き詰まりが」

真弥はそう言われて俯く、実際真弥の成長は止まりかけていた、いくら特訓を重ねてもそれ以上伸びが悪く、悩んでいたのもまた事実だった

???「この世にはお前が必要だ、だからお前が残れ」

突然の男の言葉に真弥は驚き顔を上げる

真弥「何言ってるんですか!?それは死ぬのと同意義なんですよ!?」

???「あぁ、だが考えてもみろよお前が消えたらお前の家族はどうなる?俺はあいにくお前みたいに優しくないんだ、何よりお前未練なく逝けるか?」

真弥「それは…あなたはどうなんですか!家族や貴方自身は!?」

???「俺はもう故人だ、肉体はもうかなり前に動かなくなってる、今あるのは魂だけだ、早く閻魔様って奴の顔も拝みたいしな」

真弥「そんなの…悲しすぎます」

???「ほんっとお前はお人好しだな、だから好かれるんだろうな…手出しな」

男に促され真弥は手を差し出す、すると男が真弥の手を掴む、すると体に熱いものが流れてくる

???「今個性を譲渡した、オマケで知識もプレゼントだ、これでもう俺は用済みだ…あばよ」

男はそれだけ言うと背中を向け歩いて行こうとする、真弥はその背中に手を伸ばそうとするが壁のようなものがあり手が伸ばせない、そしてだんだんと意識が薄れていく

???「お前の伸ばすべき手はもう俺じゃない、行けよ早乙女真弥、俺の分まで楽しく生きろよ」

その男の声を聞いたのと同時に真弥は光に包まれ消えていった

???「行ったか…楽しかったぜ、お前らの友情見てるの…未練…あぁ、畜生、もう一度親父達に会いたかったなぁ…」

上を向き男は呟く、その頬には涙が伝い次第に男の体は消え始める

???「真弥!聞こえるか!俺の渡した力は思いを力に変えるものだ!誰かを想い、強い覚悟をもて!!それがお前の怪力無双を本当の形へと昇華させる!!あばよ!もう1人の俺!!」

そう言うと男は涙を流しながらも笑い消えていった

 

病室のベットの上そこで真弥は目覚めた、長い夢を見ていた、そんな気がした、あたりを見ると既に暗くベットの横では妹達と響香、近くのイスでは両親が眠っていた

真弥「また…迷惑かけちゃったね…ごめんね」

不意に外を見た真弥、何故かその時とても虚しくなり涙が溢れた

 

後日目覚めた皆からこっぴどく叱られるのとオールマイト引退と言う衝撃的なニュースが報道された




という訳で今回はここまで!真弥に力を託した男が???表記なのは真弥自信思い出せずにいたからです、それと真弥君は男の事は覚えてません、男の消滅はそのまま存在の消滅だから男は真弥君の記憶からも消えてしまいました、しかし力の事や知識は受け継いでいるためなんとなく何かあった程度に覚えてます
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』


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