銀魂 HALFBLOODMARCH (マグナム)
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空を飛べる人が仲間にいると結構便利

後書きに簡易プロフィール載せます


侍の国。

 

彼等の国がそう呼ばれてたのは今は昔の話。

 

二十年前、突如宇宙からやって来た天人(あまんと)と呼ばれる異星人達が襲来し

地球人と天人(あまんと)との間に十数年にも及ぶ攘夷戦争(じょういせんそう)が勃発し

数多くの攘夷志士が天人との戦争に参加した。

 

しかし天人の絶大な力を見て弱腰になっていた幕府は、

天人の侵略をあっさりと受け入れ開国してしまう。

 

そして幕府は天人による傀儡政権となり

天人達が我が物顔で江戸の街を闊歩する様になった。

 

一方国・主君のために天人と戦った攘夷志士達は弾圧の対象となり

他の侍達もその多くが廃刀令によって刀を失い、戦う気力を失っていた

 

天人襲来から二十年の月日が経ち

江戸の町はかつての面影が残っていなかった

特に大きく変わった所の一つが地球人と天人(あまんと)の混血

通称:ハーフブラッドの増加である

 

これは地球人と天人(あまんと)の混血児達の物語である

 

 

#=================================================#

 

 

江戸の上空を飛ぶ背中に烏天狗のような翼を持つ少女

彼女の名は松原紗華(まつばらさやか)ハーフブラッドにして

真選組の女性隊士である

現在江戸の上空をパトロール中である

 

紗華

「現在の所異常なし、攘夷浪士の姿もなしっと♪」

 

その時である銀髪の男が運転する原チャリと

それを木刀を持った眼鏡の男が追いかける

 

紗華

「原チャリを追いかける眼鏡の男は攘夷浪士…………じゃないわね木刀だし。」

 

何となく気になったのか紗華は銀髪の男が運転する原チャリを

尾行する事にしたのであった

 

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一方銀髪の男こと坂田銀時は眼鏡の男こと志村新八に追いかけられていた

 

 

銀時

「何?律儀に木刀返しに来てくれたの眼鏡君?

それいらないから好きにしていいよ。

修学旅行のテンションで買った木刀だし。」

新八

「違うわ!役人に追われて逃げて来たんだよ!店長は僕が下手人だって言うし!」

銀時

「クビ切られたな、まあ仕方ないだろ、

レジ打ち出来ない店員なんざ、炒飯作れねぇ母ちゃん位いらないし。」

新八

「あんた母親なんだと思ってんだ!」

紗華

(同感ですわね。)

 

銀時の発言に少しばかり呆れる紗華その時である

新八は我慢の限界が来たのが木刀を握る手を強く握る

 

新八

「今のご時世侍なんか雇ってくれる所なんかないのに、明日からの生活どうしてくれるんだ!」

 

そう言って新八は木刀を振り上げる。だが木刀が振り下ろされる寸前で、

銀時は急ブレーキをし、原チャリの後ろの部分が持ち上がり

その部分が新八の股間に直撃した

新八は涙を流して股間を押さえる。

そんな眼鏡店員を見下ろし銀時は文句を言う。

 

銀時

「ギャーギャーやかましいんだよ腐れ眼鏡、自分だけが不幸だと思ってんじゃねぇよ

世の中には新聞紙をトイレットペーパー、

段ボールを我が家、豪雨をシャワーと言う侍もいるんだよ。」

紗華

(俗に言うホームレスと言う奴ですね。)

銀時

「お前、そう言うポジティブな生き方できないのか?」

新八

「アンタ、ポジティブの意味分かってんのか?」

紗華

(全くですよ。)

「あら、新ちゃん。」

 

すると大江戸マートから一人の女性が現れる。

 

お妙

「こんな所でどうしたの?バイトは?」

新八

「げ!?姉上!」

紗華

(ふむ……あの眼鏡のお姉さんですか。)

お妙

「仕事もせんと何ぶらぶらしとんじゃボケ!」

 

新八が姉上と呼んだ女性は行き成りブチ切れ、

新八を殴り、マウントポジションを取り、殴り続ける。

 

お妙

「今月どれだけピンチが分かってんのか!

アンタの鼻クソみたいな給料でも、うちには必要なんだよ!」

 

一方的な姉弟喧嘩を前にし、銀時は逃げ出す。

 

銀時

「ワリィ、俺夕方からドラマの再放送見たいか……ら」

 

お妙さんが銀時を抱きかかえるように捕まえていた。

お妙さんはにこりと天使のような笑顔を浮かべていたが

彼には悪魔による地獄への誘いにしか見えなかった。

 

 

#=================================================#

 

 

あの後、志村新八の姉、志村妙にフルボッコにされた銀時は

二人の家である恒道館道場につれてかれる

ちなみに紗華は恒道館道場の屋根の上にいた

 

銀時

「いや、なんか本当にすいません、お、俺も、

何となくしゃいじゃって………調子に乗ってました!本当すんませんでした!」

お妙

「ゴメンですんだらこの世に切腹なんて存在しないわ

貴方のおかげでうちの道場は存続すら危ういのよ。」

紗華

(廃刀令の影響と言う奴ですか時代の流れとは残酷なものね。)

 

お妙は短刀を抜きながら笑顔で言う。

 

お妙

「鎖国が解禁になって二十年。方々から天人がやってきて江戸は発展していったわ。

でも、その一方、侍や剣、古きに誇った物は次々に滅んで行ってる。

うちの道場も廃刀令の煽りを受け、門下生は皆去って行って

今や姉弟二人でアルバイトをして形だけは保っている状態。

それでも、父の残した道場を守ろうと頑張って来たのに…………

お前の所為で全部パーじゃボケェ!」

 

銀時に切り掛かろうとする妙を新八は抑える。

 

新八 

「姉上落ち着いて!!」

銀時 

「君のお姉さん、ゴリラにでも育てられたの?

わ、悪かったって!切腹はできないけどケツぐらい俺でも持つって!」

 

そういって銀時は懐から名刺を出す。

 

お妙 

「何これ?………万事屋、坂田銀時?」

銀時

「今のご時勢、仕事なんざ選んでいられねぇ

頼まれればなんでもやる商売をやっててな。

この俺、万事屋銀さんが困ったことがあればなんでも解決してやるぜ。」

お妙

「だからお前に困らされてんだろうガァァァァ!」

新八 

「仕事紹介しろぉぉ!!!」

 

そういって二人は銀時を殴り蹴る。

 

銀時 

「落ち着いて!仕事は紹介できないけど、面接のときに緊張しないおまじないを」

新八・お妙

「「いるか!!」」

紗華

(新八でしたっけ後で真選組にスカウトしとくか

手駒は多いに越したことはありませんからね。)

新八

「姉上……やっぱり、この時代に剣術道場やってくのなんて、

土台無理なんだよ。この先、剣が復興することなんてもう無いよ。

こんな道場、必死に護ったところで僕ら何も……」

お妙

「損得なんて関係ないわよ。親が大事にしてたものを子供が護るのに、理由なんているの?」

新八

「でも姉上!父上が僕らに何をしてくれたって……」

 

その時、道場の扉が蹴破られ、黒い服を着た天人二人と、

同じ天人だがその二人より背が低く偉そうなキノコのような髪型の天人と

茶髪の中華娘が現れた。

 

キノコ頭の天人

「今日とゆう今日はキッチリ返してもらうでぇ!ワシ、我慢のもう限界や!」

銀時

「オーイ、借金か。オメーらガキのクセにデンジャラスな世渡りしてんな」

新八

「違う!僕たちじゃなくて父上が!」

お妙 

「新ちゃん!」

 

新八が何かを言おうとするが、それを妙は遮る。

 

茶髪の中華娘

「ゴチャゴチャ抜かしてないで早く払うもん払え!!

こっちは腹ペコなのよ!早く帰ってご飯食べたいのよ!」

キノコ頭の天人

「約束やったな!借金返せへん時は、この道場売るって!」

新八 

「ちょっと!!待って下さい!!」

茶髪の中華娘

「なによ!!もういいでしょこんなボロ道場!!

借金だけ残して死にさらしたダメ親父に義理なんて通す必要ないでしょ

さっさとこのボロ道場をさっさと売り払いなさいよ。」

 

茶髪の中華娘の言葉に腹を立てたお妙が茶髪の中華娘に殴りかかるが

茶髪の中華娘に片手で軽々と止められた

 

お妙

「んなっ!!」

茶髪の中華娘

「全く育ちの悪さが手に取るように分かるわね。」

 

そう言って茶髪の中華娘はお妙の腹にボディーブローを叩きこんだ

そのダメージで妙は腹部を抱えてうずくまった

 

新八

「姉上!」

キノコ頭の天人

「エエザマやな相手の力を見誤るからこうなるんや

この中華娘はただの中華娘やない。」

銀時

「どういう意味だそれは?」

キノコ頭の天人

「ハーフブラッド・・・お前たちも聞いたことあるやろ。」

新八

「地球人と天人(あまんと)の混血児ですよね最近増加傾向にあるあの⁈」

キノコ頭の天人

「そうや、それもただのハーフブラッドやない、

宇宙三大傭兵部族の一角、夜兎族の血が混ざっとるんや。」

華鈴

「あのねぇ~アタシには藤堂華鈴(とうどうかりん)って名前があんのよ!

人の名前位きちんと覚えなさいよね。」

キノコ頭の天人

「そ・・・そやったなすんまへんなぁお嬢さん。」

 

そう言ってキノコ頭の天人は周囲を警戒し始めた

 

華鈴

「???どうしたのよ一体?」

キノコ頭の天人

「いやなぁー何年か前に井上三姉妹っちゅう

辰羅族の血が混ざったハーフブラッドと一緒に取立にいったら

柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)っちゅう小娘にエライ目にあわされてのう

しかも三姉妹の長女井上百合華(いのうえゆりか)は右目を失明してもうたわ

その上三姉妹の次女井上柚華(いのうえゆずか)は右腕を

末っ子の井上彩華(いのうえあやか)は左腕を切り落とされてもうたわ

その上柳生一門に親の仇の如く追いかけ回されて災難やったわ。

まああの柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)は武者修行中やし

大丈夫やろ………………おおっ!そうや!」

 

キノコ頭の天人は何か思いついたのか

胸の内ポケットから一枚チラシを取り出した。

 

キノコ頭の天人

「わしなァこないだから新しい商売始めてん。ノーパンしゃぶしゃぶ天国ゆーねん」

新八 

「ノッ……ノーパンしゃぶしゃぶだとォ!!」

キノコ頭の天人 

「簡単にゆーたら空飛ぶ遊郭や、今の江戸じゃ遊郭なんぞ禁止されとるやろ。

だが空の上なら役人の目は届かんからやりたい放題や。

色んな星のべっぴんさん集めとったんやけど、

アンタやったら大歓迎やで。まァ道場売るか体売るかゆー話や、どないする。」

新八

「ふざけるな!そんなの行くわけ…」

お妙 

「わかりました、行きましょう」

新八 

「な!?姉上!」

 

あっさりと体を売ることを選んだお妙に、抗議するように新八が叫ぶ。

 

新八 

「ちょっ……姉上ェなんでそこまで……もういいじゃないか、ねェ!!姉上!!」

 

その呼びかけに、お妙は足を止めた。

そして、新八を振り返らず語り出す。

 

お妙

「新ちゃん、あなたの言う通りよ。こんな道場護ってたっていい事なんて何もない

苦しいだけ…………でもねェ私……捨てるのも苦しいの

もう取り戻せないものというのは、持ってるのも捨てるのも苦しい

どうせどっちも苦しいなら、私はそれを護るために苦しみたいの。」

 

お妙はそう言い切ると、キノコの車に乗せられ、道場から連れて行かれた。

 

紗華

「たまには攘夷浪士以外の相手も悪くないわね。」

 

そう言って紗香は真選組に連絡した後キノコ頭の天人達を追跡するために空を飛ぶのであった。

 

#=================================================#

 

その後紗華は真選組所属のサイボーグ少女永倉桃華(ながくらももか)と合流した後

違法風俗店ノーパンしゃぶしゃぶ天国を追跡していた。

 

紗華

「あれがノーパンしゃぶしゃぶ天国ね。」

桃華

「今回の仕事は違法風俗店の摘発か。」

 

紗華と桃華はノーパンしゃぶしゃぶ天国の後方100mを飛行していた

 

紗華

「対空砲の類はないみたいね、真選組の本隊が到着するまでどの位かしら。」

桃華

「真選組の本隊が到着するまでの所要時間は15分です。」

紗華

「本隊と合流次第船内に突入して一気に制圧するわよ。」

 

その時である1台のパトカーがノーパンしゃぶしゃぶ天国に突っ込んだ!

 

紗華

「なっ!!何なのよこれ!乗ってる奴はかなりのバカでしょこれ!」

桃華

「ど・・どうするのよ紗香!」

紗華

「私に聞かないでよそんなこと!」

 

紗華と桃華が言い争うこと10分後

 

紗華

「ん…………ねえ…………あの船高度が下がってないかしら。」

桃華

「確かに下がってますね………………動力炉の故障かしら?」

 

そう言っている間に船は江戸の海に落ちていった……。

 

#=================================================#

 

紗華

「海に落ちたから良かったものの、

町に落ちてたらとんでもない事になってたわね。」

桃華

「全くですよ。」

 

一方銀時はと言うと・・・・

 

銀時

「んだよォ!!江戸の風紀を乱す輩の逮捕に協力してやったんだぞ!!

パトカー借りたぐらい水に流せって!」

 

役人

「拝借ってお前パトカーも俺もボロボロじゃねーか!!ただの強盗だボケ」

銀時

「元々ボロボロの顔じゃねーか!!かえって二枚目になったんじゃねーか」

 

パトカーの運転手と口論中である

 

紗華

「そんじゃまぁ私は新八(メガネ)のスカウトに行って来るから

桃華は華鈴のスカウト及び司法取引の手続きよろしく♪」

 

そう言って紗香は新八の所に飛んで行った

 

紗華

「ヤッホー♪新八君だっけかな真選組に入隊する気はないかしら。」

新八

「真選組に………ですか。」

紗華

「前から小姓が欲しいと思ってたのよね。」

新八

「はあ……小姓ですか。」

紗華

「デンジャラスな展開も多いけどその分給料も高いわよ♪」

新八

「ぼ…僕は……。」

紗華

「まあ今すぐに答えを出す必要もないけどね。」

 

そう言って紗香はこの場を去っていった

 

新八

「……姉上、僕……」

お妙

「行きなさい。あの人達の中に何か見つけたんでしょ。

行って見つけてくるといいわ。貴方の剣を。」

 

弟の言いたいことを察したお妙は、すぐに許可を出した。

 

お妙 

「私は私のやり方で探すわ、大丈夫もう無茶はしないから。

私だって新ちゃんの泣き顔なんて見たくないからね。」

新八

「姉上……」

 

新八は父が亡くなる前に、自分たちに遺した最期の言葉を思い出していた。

 

新八

(父上。彼らの魂、如何なるものか。酷く分かり辛いですが

それは鈍く……確かに光っているように思うのです

今しばらく傍らでその光……眺めてみようと思います。)

 

 

新八はそう亡き父に語りかけながら、

役人に抑えられている銀時の元に駆け寄ったのだった

 

 

#=================================================#

数日後、真選組の屯所では…………

 

 

近藤

「本日付で真選組に配属になる・・」

華鈴

藤堂華鈴(とうどうかりん)です、よろしくお願いいたします。」

 

藤堂花梨(とうどうかりん)が真選組に入隊したのであった。

 

 

 

 

 




松原紗華(まつばらさやか)
年齢:17歳
身長:154cm
地球人と鳥人族のハーフ
空中戦では敵なしの強さを誇る
必殺技は空中から牙突を放つ牙突流星弾
《キャラクターイメージ:射命丸文》
永倉桃華(ながくらももか)
年齢:16歳
身長:160cm
攘夷浪士が起こしたテロに巻き込まれて
瀕死の重傷を負うがフロム星人の手によって
攘夷志士殲滅用サイボーグ2号機
型式番号JSS-02〈ホワイトグリント〉
に改造された
《キャラクターイメージ:フィオルン〈メカルン〉(銀髪ver)》


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自己紹介はキチンとやろう

最初に言っておく
作者の文才はかーなーり低い


藤堂華鈴(とうどうかりん)が真選組に入隊した後

真選組の屯所内では新入隊員である藤堂華鈴(とうどうかりん)のために紗華が

真選組の屯所内を案内していた。

 

紗華

「それでは隊員達の紹介でもしましょうか。

まず最初に紹介するのは真選組の切り込み隊長

鬼切包丁で血祭りに上げた攘夷浪士は数知れず

怪力無双の剣豪、武田清姫(たけだきよひめ)で~す♪」

 

そう言って紗華が最初に紹介したのは

頭に2本の角が生えた地球人と荼吉尼族のハーフの

朱い髪の女性、武田清姫(たけだきよひめ)である。

 

清姫

「アタシが武田清姫(たけだきよひめ)だよろしくな新入り。」

華鈴

「こちらこそよろしくお願いします、それにしてもあんたが持っている刀だけど

ドラゴン殺し並みにすっごく大きいですね」

 

清姫の持つ刀、鬼切包丁

それは刀というにはあまりにも大きすぎた

大きく、分厚く、重く

そして大雑把すぎた。

それはまさに鉄塊だった

 

清姫

「アタシはこの刀で攘夷浪士共を血祭りに上げてきたからな。」

華鈴

「確かにあんなデカい刀で切られたらひとたまりもないですね。」

紗華

「続いて紹介するのは三身一体の連携に死角なしの美人3姉妹

井上百合華(いのうえゆりか)井上柚華(いのうえゆずか)井上彩華(いのうえあやか)で~す♪」

 

 

そう言って次に紗華が紹介したのは地球人と辰羅族のハーフの3姉妹

井上百合華(いのうえゆりか)井上柚華(いのうえゆずか)井上彩華(いのうえあやか)である。

 

百合華

「私が井上三姉妹の長女井上百合華(いのうえゆりか)だ。」

柚華

「私が次女の井上柚華(いのうえゆずか)です」

彩華

「末っ子の井上彩華(いのうえあやか)ですよろしくお願いします」

百合華

「それとあなた、華鈴だったかしら確かキノコ頭の天人の用心棒やってたのよね?」

華鈴

「ええ、そうですけどそれがどうかしましたか?」

百合華

「実は私たちもキノコ頭の天人の用心棒やってたんだけどね………。」

華鈴

「どうかしたんですか。」

百合華

「何年か前に借金の取立に行ったら柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)に襲い掛かられてね……

右目を失明して今じゃ義眼よ、もっとも暗視、

赤外線視覚機能が搭載されているから結構便利だけどね。」

柚華

「私の右肘から下はこの通り義手よ、九兵衛に切り落とされちゃったわ。」

彩華

「私は左肘から下を切り落とされて今じゃこの通り義手よ。」

百合華

「それだけならまだしも柳生一門に親の仇の如く追いかけ回されて大変だったわよ。」

彩華

「もうダメかと思った所を松平片栗虎(まつだいらかたくりこ)様に助けられてね。」

柚華

「まあ…色々あって今は真選組勤務だけどね。」

紗華

「さて、次に紹介するのはキュートで可愛い猫耳ガール島田燐(しまだりん)ちゃんで~す。」

 

そう言って次に紗華が紹介したのは猫耳と尻尾が生えた

地球人と木天蓼星人のハーフ

島田燐(しまだりん)である。

 

島田燐(しまだりん)です、よろしくお願いします。」

華鈴

「こちらこそよろしくお願いします。」

「私の武器は2本の小太刀、長所は忍者顔負けの身軽さと俊敏性です。」

紗華

「お次に紹介するのは大太刀使って敵を一刀両断!山南麗華(やまなみれいか)で~す。」

 

そう言って次に紗華が紹介したのはピンクの髪と犬のような耳・尻尾が特徴の

地球人と戌亥族のハーフ

山南麗華(やまなみれいか)である。

 

麗華

山南麗華(やまなみれいか)です、よろしくお願いします。」

華鈴

「こちらこそよろしくお願いします。」

麗華

「私の武器はこの大太刀です。」

 

そう言って麗華は大太刀を抜いた

鬼切包丁よりは小さいがそれでも一般隊士の刀に比べるとかなりデカい

 

華鈴

「鬼切包丁よりは小さいけど一般隊士の刀に比べると結構デカいわね。」

紗華

「お次に紹介するのは鋼鉄のサイボーグガール、永倉桃華(ながくらももか)で~す。」

 

そう言って続いて紹介するはホワイト・グリントをベースにした武装やパーツを装備した

サイボーグ少女永倉桃華(ながくらももか)である

 

桃華

永倉桃華(ながくらももか)です、どうぞよろしくお願いします。」

華鈴

「こちらこそよろしくお願いします。

それにしてもサイボーグとはね。」

桃華

「攘夷浪士が起こしたテロに巻き込まれて瀕死の重傷を負っちゃってね

フロム星人の改造手術で一命を取り留めたけど

私の身体はこの通りのメタルボディよ。」

紗華

「続いて紹介するはサディスティック星から来た王子と称される程の

ドS野郎、真選組一番隊隊長沖田総悟(おきたそうご)で~す。」

 

そう言って紗華が続いて紹介したのが真選組一番隊隊長沖田総悟(おきたそうご)である。

 

沖田

「まあ、よろしく頼むでさァ新入りさん。」

華鈴

「よろしくお願いいたします沖田先輩。」

紗華

「お次に紹介するは真選組副長土方十四郎(ひじかたとうしろう)で~す。」

 

そう言って紗華が続いて紹介したのが真選組副長土方十四郎(ひじかたとうしろう)である。

 

土方

「ここは親睦を深めるために一緒に土方スペシャルでも食べないか。」

沖田

「流石は鬼の副長、か弱い乙女に犬のエサ食わせるたァな。」

華鈴

「い……犬のエサですか?」

紗華

「確かにあれはまともな人が食べる物じゃありませんね。」

土方

「なんだとてめえ‼」

 

沖田と紗華が土方スペシャルを犬のエサ呼ばわりしたことにキレる土方

 

華鈴

「何ですかその土方スペシャルって?」

紗華

「口で説明するよりもこれを見た方が早いわね。」

 

そう言って紗華は携帯端末を操作して

土方スペシャルの画像を見せた

それは確かにまともな人が食べる物では無かった

 

華鈴

「うぇぇ~~~これは確かにまともな人が食べる物じゃないよ。」

桃華

「どう考えても健康に悪い事確実よカロリー過多で太るのは勿論、

塩分とコレステロールの過剰摂取に加えて

高脂血症、高血圧、内臓肥満と言った成人病フルコース一直線よこれは。」

清姫

「アタシもあれを食わされた時は3日3晩下痢や腹痛になったもんだぜ。」

麗華

「あんなゲテモノ食べ続けたらいつか脳卒中か心筋梗塞起こして早死にしますよ。」

 

女性陣の評価も非常に低い土方スペシャルである。

 

紗華

「さて、犬のエサと言う名のゲテモノ料理の話はその辺にしといて……

最後に紹介するのは真選組局長近藤勲(こんどういさお)で~す。」

 

そう言って紗華が最後に紹介したのが真選組局長近藤勲(こんどういさお)である。

 

近藤

「俺が真選組局長、近藤勲(こんどういさお)である‼」

華鈴

「よろしくお願いします近藤局長。」

 

その後、山崎退(やまざきさがる)をはじめとしたその他大勢の紹介を終えた

華鈴は真選組の一員として働く事になったのであった。

 

山崎

「その他大勢って‼その扱いはあんまりですよ!」

 

 




武田清姫(たけだきよひめ)
年齢:17歳
身長:169cm
《キャラクターイメージ:天羽奏》
地球人と荼吉尼族のハーフ
全長240㎝の大剣〈鬼切包丁〉を使う
必殺技の魔神乱舞は凶悪無比である
近藤達とは武州にいた頃からの付き合いである
井上百合華(いのうえゆりか)
年齢:16歳
身長:164cm
《キャラクターイメージ:パオラ》
地球人と辰羅族のハーフで三姉妹の長女
借金取りの用心棒を努めていたが数年前に
柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)に襲い掛かられて
右目を失明して今では義眼である
柳生一門に親の仇の如く追いかけ回されてしまい
もうダメかと思った所を松平片栗虎(まつだいらかたくりこ)に助けられて
色々あって今は真選組勤務である
右目の義眼は暗視、赤外線視覚機能が搭載されており
結構便利
連携必殺技のトライファングは強力である
井上柚華(いのうえゆずか)
年齢:16歳
身長:159cm
《キャラクターイメージ:カチュア》
地球人と辰羅族のハーフで三姉妹の次女
百合華達と同様に借金取りの用心棒を努めていたが数年前に
柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)に襲い掛かられて
右肘から下を九兵衛に切り落とされてしまい
今は義手である
井上彩華(いのうえあやか)
年齢:16歳
身長:155cm
《キャラクターイメージ:エスト》
地球人と辰羅族のハーフで三姉妹の末っ子
百合華達と同様に借金取りの用心棒を努めていたが数年前に
柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)に襲い掛かられて
左肘から下を九兵衛に切り落とされてしまい
今は義手である
島田燐(しまだりん)
年齢:15歳
身長:156cm
《キャラクターイメージ:リネット・ビショップ》
地球人と木天蓼星人のハーフ
使用する武器は2本の小太刀、長所は忍者顔負けの身軽さと俊敏性である
藤堂華鈴(とうどうかりん)
年齢:16歳
身長:163cm
《キャラクターイメージ:蔵土縁紗夢〈クラドベリジャム〉》
地球人と夜兎族のハーフ
番傘無しで日光の下を歩ける
バトルスタイルは
二刀流の剣術と足技を混合させた我流戦法
山南麗華(やまなみれいか)
年齢:15歳
身長:156cm
《キャラクターイメージ:ミルヒオーレ・F・ビスコッティ》
地球人と戌亥族のハーフ
武器は大太刀
清姫同様近藤達とは武州にいた頃からの付き合いである


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あだ名を付けるさいは慎重に

事故を起こして負傷した飛脚の代わりに銀時達が小包を届けることになり

大使館に着いて周りをうろちょろしていると、戌威族の警備員に見つかり

小包を渡そうとするが、小包は見事はね飛ばされ大使館の塀の中、

つまり敷地内に落ちた。次の瞬間、小包が爆発して門を破壊した。

全銀時達は員捕まりそうになるが桂小太郎(かつらこたろう)の助けにより

何とか逃げ出す事ができたが真選組に見られていた

土方は煙草を吹かしながら桂の指名手配のチラシに目を落としていた。

 

土方

「天人との戦で活躍したかつての英雄も、天人様様の今の世の中じゃただの反乱分子か。

この御時世に天人追い払おうなんざ大した夢想家だよ。」

桃華

「巻き添え食らう方からすればたまったもんじゃありませんよ。」

 

攘夷浪士が起こしたテロに巻き込まれて瀕死の重傷を負い

サイボーグに改造された経歴を持つ桃華からすれば桂の所業は

到底許せるものではなかった。

 

土方

「オイ。総悟起きろ」

 

沖田総悟(おきたそうご)はむくりと起き上がりアイマスクを外す。

 

土方

「お前よくあの爆音の中寝てられるな」

沖田

「爆音って……またテロ防げなかったんですかィ?何やってんだィ土方さん真面目に働けよ」

土方

「もう一回眠るかコラ」

 

先程まで仕事中に寝ていた奴が言う台詞だろうか。

土方十四郎(ひじかたとうしろう)は相変わらずの沖田に呆れながらも、

言葉を続けながら刀を抜いた。

 

土方

「天人の館がいくらフッ飛ぼうが知ったこっちゃねェよ。

連中泳がして雁首揃ったところをまとめて叩っ斬ってやる。

真選組の晴れ舞台だぜ。楽しい喧嘩になりそうだ」

 

土方は刀に手を添え、ニヤリと笑った。

 

#=================================================#

 

一方その頃桂の手配でホテルに逃げ込んだ銀時たちは部屋にいた。

テレビでは先程の爆破事件のニュースが報道されており、

しかもバッチリ4人共監視カメラに映っていた。ニュースでは

監視カメラに映っていた銀時達をテロリストと報じていた。

 

新八

「バッチリ映っちゃってますよ。どーしよ、姉上に殺される」

神楽

「テレビ出演……実家に電話しなきゃ」

 

新八と神楽がテレビを見る横で、銀時は悠々と寝転んでいた。

 

新八

「何かの陰謀ですかねこりゃ。何で僕らがこんな目に……

唯一桂さんに会えたのが不幸中の幸いでしたよ

こんな状態の僕ら匿ってくれるなんて。銀さん知り合いなんですよね?

一体どーゆー人なんですか?」

銀時

「んーテロリスト、もしくは爆弾魔とも言う。」

新八

「はィ!?」

「そんな言い方は止せ」

 

桂の声と共に、障子が開く。

桂が数人の侍を引き連れて現れた。

 

「この国を汚す害虫"天人"を討ち払い、もう一度侍の国を立て直す。

我々が行うは国を護るがための攘夷だ。卑劣なテロなどと一緒にするな」

新八 

「攘夷志士だって!?」

神楽 

「なんじゃそらヨ」

 

神楽がせんべいをバリバリ食べながら興味なさそうに尋ねる。

 

説明しよう。

攘夷とは、二十年前の天人襲来の際に起きた、外来人を排そうとする思想である。

圧倒的な武力を背景に高圧的に開国を迫ってきた天人に、危機感を感じた侍たちは、

彼らを江戸から追い払おうと一斉蜂起したのだ。

だが、国内政治の実権を握る幕府は天人の強大な力に弱腰になり、

攘夷思想を持つ侍たちを無視して勝手に天人と不平等条約を締結してしまった。

さらに、幕府の中枢にまで入り込んだ天人たちによって

侍たちは刀を奪われ、無力化された。その後、主に動いていた攘夷志士たちも

幕府によって大量粛清されたのだった。その中の生き残りが、桂なのだ。

 

銀時

「……どうやら俺達ァ躍らされたらしいな」

新八

「?」

 

新八がどういう事か、と視線で問う。

銀時は、同じ一点を見つめていた。

 

銀時

「なァオイ。飛脚の兄ちゃんよ」

 

銀時が呼ぶと、そこにはスナックお登勢に突っ込んできた飛脚の姿があった。

 

神楽

「あっ、ほんとネ!!あのゲジゲジ眉デジャヴ」

新八

「ちょっ……どーゆー事っスかゲジゲジさん!!」

 

新八がゲジゲジを問いただすが、彼は新八たちから視線を逸らした。

その横で、志乃が桂を問いただしていた。

 

銀時

「なるほどな、全部アンタの仕業ってことか。最近ニュースでやってるテロも、今回の騒動も。」

「たとえ汚い手を使おうとも手に入れたいものがあったのさ」

 

桂は銀時の問いに答えながら、銀時に刀を差し出した。

 

桂 

「…………銀時。この腐った国を立て直すため、再び俺と共に剣をとらんか。

白夜叉と恐れられたお前の力、再び貸してくれ」

 

 

#=================================================#

 

 

目の前も背後も、天人ばかり。彼らが取り囲んでいたのは、

傷だらけで体力も消耗した二人の侍だった。

 

桂 

「……これまでか。敵の手にかかるより、最後は武士らしく潔く腹を切ろう」

 

一人は、桂。絶体絶命の危機に、最期を悟った桂は、諦めかけていた。

しかし、背中合わせでしゃがむもう一人の男、銀時は、諦めていなかった。

 

 銀時

「バカ言ってんじゃねーよ、立て」

 

銀時は桂を振り返らず、迫り来る天人を前に立ち上がる。

 

銀時

「美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか」

 

その言葉に、桂も立ち上がった。

 

銀時 

「行くぜ、ヅラ」

「ヅラじゃない桂だ」

 

再び走り出した二人は、次から次へと眼前の敵を斬り伏せていく。

 

その強さ、猛々しさ。この坂田銀時という男は

銀色の髪に血を浴び戦場を駆る姿はまさしく夜叉(やしゃ)

 

#=================================================#

 

「天人との戦において鬼神の如き働きをやってのけ、

敵はおろか味方からも恐れられた武神……坂田銀時。

我等と共に再び天人と戦おうではないか」

新八

「…………銀さん。アンタ、攘夷戦争に参加してたんですか」

 

新八は、戸惑いの表情で銀時を見やる。銀時の代わりに答えたのは桂だった。

 

「戦が終わると共に姿を消したがな。お前の考える事は昔からよくわからん」

銀時

「俺ァ派手な喧嘩は好きだが、テロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの。

俺達の戦はもう終わったんだよ。それをいつまでもネチネチネチネチ京都の女かお前は!」

「バカか貴様は!京女だけでなく女子はみんなネチネチしている。

そういう全てを含めて包みこむ度量がないから貴様はモテないんだ」

銀時

「バカヤロー。俺がもし天然パーマじゃなかったらモテモテだぞ多分」

「何でも天然パーマの所為にして自己を保っているのか。哀しい男だ」

銀時

「哀しくなんかないわ。人はコンプレックスをバネにしてより高みを……」

新八 

「アンタら何の話してんの!!」

 

完全に話が脱線した2人に、新八がツッコむ。路線に戻った桂が、さらに続けた。

 

「俺達の戦はまだ終わってなどいない。貴様等の中にとてまだ残っていよう、

銀時……国を憂い共に戦った同志なかま達の命を奪っていった、

幕府と天人に対する怨嗟の念が……

その上、地球人と天人との混血児も結構増えてきたからな

天人とハーフブラッド(天人の血を引く混ざりもの共)を掃討し、この腐った国を立て直す。

我等生き残った者が死んでいった奴等にしてやれるのはそれぐらいだろう。

我等の次なる攘夷の標的はターミナル。天人を召喚するあの忌まわしき塔を破壊し、

奴等を江戸から殲滅する。だが、アレは世界の要……容易には落ちまい。

お前の力がいる、銀時。それにだ…既に我等に加担したお前達に断る道はないぞ。

テロリストとして処断されたくなくば俺と来い。

迷う事はなかろう。元々お前達の居場所はここだったはずだ」()

新八

「銀さん……。」

 

新八と神楽は、銀時を見つめる。

次の瞬間、突然障子が蹴破られた。そして、

そこから黒い制服を着た者達が部屋に入ってきた。

 

土方

「御用改めである!!」

麗華

「神妙にしなさい、テロリスト達!」

清姫 

「さて…どいつから切ろうかね…。」

攘夷志士

「しっ……真選組だァっ!!」

「イカン、逃げろォ!!」

土方

「一人残らず討ちとれェェ!!」

 

土方の号令と同時に清姫・麗華・燐・華鈴の4人が真っ先に

攘夷志士達に切りかかった

清姫は鬼切包丁を振るい攘夷志士達を5人まとめて両断し、

麗華は大太刀で攘夷志士達をなます切りにし、

燐は忍者顔負けの身軽さと俊敏性で縦横無尽に駆け回り

2本の小太刀で攘夷志士達を仕留めていく

華鈴は二刀流の剣術と足技を混合させた我流戦法で

攘夷志士達を次々と仕留めていく

真選組から逃げ出す桂一派と銀時達、逃げながら神楽(かぐら)が尋ねた。

 

神楽

「何アルかこいつら?」

「武装警察『真選組』。反乱分子を即時処分する対テロ用特殊部隊だ。

厄介なのに捕まったな。どうしますボス?」

銀時 

「だーれがボスだ!!お前が一番厄介なんだよ!!」

神楽

「ヅラ、ボスなら私に任せるヨロシ。善行でも悪行でも、

やるからには大将やるのが私のモットーよ」

銀時 

「オメーは黙ってろ!!何その戦国大名みてーなモットー!!」

 

桂と神楽のボケに、銀時が珍しくツッコミ役にまわる。

 

土方

「オイ」

 

呼び止められた銀時は、一瞬動きを止めるが、

突きを繰り出してきた刀を間一髪かわした。

刀の持ち主は、土方だ。 

 

新八

「銀さん‼」

 

新八が加勢しようと木刀を抜くと、ふと背後から殺気を感じて

振り返ると華鈴が刀で新八を切ろうとしていので

は新八それを寸前で躱す。

 

華鈴

「よけられたか……。」

新八

「お前は!借金取りの用心棒‼」

華鈴

「おっ君はあの時の眼鏡か、懐かしいわね。」

神楽

「新八‼」

清姫

「おっとアンタの相手はアタシだよ!」

 

今度は神楽が加勢しようとした所を清姫が鬼切包丁で神楽に切りかかるが

神楽は番傘で受け止める

 

清姫

「アタシの一撃を受け止められたのは久しぶりだね。」

神楽

(な……何てパワーアル!)

「加勢するぞ銀時‼」

「させません‼」

 

桂が土方と交戦中の銀時に加勢しようとするが燐に阻まれる

 

「邪魔だ!そこをどけハーフブラッド(混ざりもの)!」

「…………あんまりそう言うセリフは言わないでくれるかな、

気にしている人…結構多いんでね!!」

 

燐は2本の小太刀で桂に切りかかるが

桂は上手い具合に刀で防いだり避けたりしている。

 

沖田

「土方さん、危ないですぜ」

 

そういいながら躊躇いなく銀時と土方目掛けてバズーカをぶっぱなす沖田。

 

沖田

「生きてやすか、土方さん」

土方

「バカヤロー。おっ死ぬところだったぜ」

沖田

「チッ、しくじったか」

土方

「しくじったかって何だ!!オイッ!こっち見ろオイッ!!」

 

 

 

運よく爆発から生き残れた銀時達は桂たちと合流しホテルの一室に籠る。

銀時はバズーカの爆発で髪がアフロの様になっている

 

土方

「オイッ!出てきやがれ!」

麗華

「ここは十五階よ。逃げ場なんてどこにもありません!」

 

#=================================================#

 

 

 

桂は懐から球状の機械を取り出した。不審に思ったのか、銀時が尋ねる。

 

銀時

「?そりゃ何のマネだ」

「時限爆弾だ。ターミナル爆破のために用意していたんだが仕方あるまい。

コイツを奴等におみまいする……そのスキに皆逃げろ」

 

不意に、銀時が桂の胸倉を掴む。

その拍子に、時限爆弾が床に落ちた。

 

攘夷志士 

「貴様ァ桂さんに何をするかァァ!!」

銀時

「…………桂ァ。もう終いにしよーや。てめーがどんだけ手ェ汚そうと、

死んでいった仲間は喜ばねーし時代も変わらねェ。これ以上薄汚れんな」

「薄汚れたのは貴様だ銀時。時代が変わると共にふわふわと変節しおって。

武士たるもの己の信じた一念を貫き通すものだ」

銀時

「お膳立てされた武士道貫いてどーするよ。

そんなもんのためにまた大事な仲間失うつもりか。

俺ァ、もうそんなの御免だ。どうせ命張るなら俺は俺の武士道を貫く。

俺の美しいと思った生き方をし、俺の護りてェもん護る。」

神楽

「銀ちゃん」

 

突然声を発した神楽に、全員の視線が集中する。

 

神楽 

「コレ……弄ってたら、スイッチ押しちゃったヨ」

 

 

#=================================================#

 

 

一方、こちらは銀時たちのいる押入れを取り囲む真選組。

 

沖田

「土方さん、夕方のドラマの再放送始まっちゃいますぜ」

土方

「やべェビデオ予約すんの忘れてた」

麗華

「それなら私がやっときました。」

土方

「助かったぜ麗華。」

 

早く帰りたい真選組は、バズーカの発射用意をした。

次の瞬間、押入れの中にいた銀時達が障子を蹴破り現れる

突然の事に真選組は動揺した。

 

土方

「なっ……何やってんだ止めろォォ!!」

銀時

「止めるならこの爆弾止めてくれェ!!

爆弾処理班とかさ……何かいるだろオイ!!」

 

モジャモジャ頭がさらに爆発してる銀時は真選組に爆弾を差し出す。

ちなみにタイムリミットは残り10秒。爆弾を一目見た真選組は、次々に逃げ出した。

 

新八

「銀さん窓、窓!!」

銀時

「無理!!もう死ぬ!!」

神楽

「銀ちゃん、歯ァ食い縛るネ。ほあちゃアアアアア!!」

 

神楽が傘を野球のバットのように振り、銀時を打った。

窓に向かってフルスイングを受けた銀時は窓を割り、外に出される。

銀時は落ちながらも、渾身の力で爆弾を上空へ投げ上げた。

爆弾は無事に何も巻き込むことなく爆発した。

 

新八

「ぎっ……銀さーん!!」

神楽

「銀ちゃん、さよ〜なら〜!!」

 

新八は銀時を案じ、神楽は勝手に銀時を殺した。

一方桂は、爆弾騒動の間に屋上へ逃げ、

デパートの垂れ幕に捕まった銀時を見下ろしていた。

 

「美しい生き方だと?アレのどこが美しいんだか。……だが、

昔の友人が変わらずにいるというのも、悪くないものだな……」

 

そう思いながら、桂はヘリに乗ってその場を去っていった。

 

 



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粘り強さとしつこさは紙一重

大都会、江戸。

夜尚、喧騒と欲望をかてに、人々を誘蛾灯のように誘う街。

そんな江戸の、とある店の前に、複数のパトカーが止まる。

 

原田

「三番隊は裏を固めろ。十番隊は私に続け!」

 

そんな江戸の街、跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する反乱分子や、

闇の世界に安楽する攘夷志士を即時処分する幕府直属の武装警察があった。

一気に階段を駆け上がり、目的の部屋の前についたら

清姫が扉を蹴り破った

扉を蹴り破った部屋の中へ入り、土方十四郎(ひじかたとうしろう)武田清姫(たけだきよひめ)藤堂華鈴(とうどうかりん)松原紗華(まつばらさやか)

井上百合華(いのうえゆりか)井上柚華(いのうえゆずか)井上彩華(いのうえあやか)島田燐(しまだりん)永倉桃華(ながくらももか)

カメラを引き連れて部屋の中に入った。土方は喋る寸前までカメラ目線だ。

 

土方

「御用改めである。真選組だァ!!」

清姫

「全員大人しくお縄につきな!!」

攘夷志士

「真選組!?テレビクルーと女引き連れて、何が御用改めだ!」

紗華

「それはごもっともな話で。」

華鈴

「もっとも全国に醜態を晒す攘夷志士の皆さんは哀れな事で。」

土方

「テメーらこそ、カラオケしながら幕府を転覆たァいい度胸だ!!」

桃華

「標的補足・排除します。」

 

我々取材班は、この真選組に二十四時間完全密着し、その全貌を明らかにしていこうと思う。

【完全密着!武装警察真選組24時!!】

 

さて真選組隊士の紹介に入ろう

 

鬼切包丁で攘夷志士を一刀両断しているのは

真選組切り込み隊長武田清姫(たけだきよひめ)である

真選組一の怪力を誇り全長240㎝の大剣鬼切包丁で攘夷志士を一刀両断する様から

攘夷志士からは〈鬼神〉の異名で恐れられている

 

烏天狗のような翼を羽ばたかせ攘夷志士を牙突で仕留めるは

真選組 局長補佐松原紗華(まつばらさやか)

空中戦では敵なしの強さを誇り空中から牙突を放つ牙突流星弾や

牙突流星弾を連続で放つ牙突流星群で攘夷志士達を蹂躙する様から

〈凶鳥〉の異名で攘夷志士から恐れられている

 

三位一体の連携プレイで次々と攘夷志士を仕留めるは

井上百合華(いのうえゆりか)井上柚華(いのうえゆずか)井上彩華(いのうえあやか)の3姉妹である

一糸乱れぬコンビネーションと真選組の制服が黒いことから

〈黒い三連華〉の異名で攘夷志士から恐れられている

 

2本の小太刀を振るい攘夷志士を次々と仕留めるは

真選組 隊長陣補佐島田燐(しまだりん)である

忍者顔負けの身軽さと俊敏性を誇り〈ブラックキャット〉

の異名で攘夷志士から恐れられている

 

両手に持った二丁のBFFライフルで攘夷志士達を打ち抜き

両腕に装備された高出力のレーザーブレードMOONLIGHTで

攘夷志士を両断するのはサイボーグ少女永倉桃華(ながくらももか)である

攘夷浪士が起こしたテロに巻き込まれて

瀕死の重傷を負うがフロム星人の改造手術により

攘夷志士殲滅用サイボーグに改造された過去を持つ

ちなみにハイテク装備満載である

攘夷志士からは〈白い悪魔〉の異名で恐れられている

 

二刀流の剣術と足技を用いて攘夷志士を屠るは

最近真選組に入隊したばかりの新米隊員藤堂華鈴(とうどうかりん)である

清姫並みの怪力を誇り圧倒的な力で敵を葬る

攘夷志士からは〈ブリュンヒルデ〉の異名で恐れられている

 

#=================================================#

 

 

場所は変わって店の入口前

 

攘夷志士

「ひぃ!!」

 

情けない声を出して、外に出てきた二人を袈裟切りにしたのが

真選組 副長補佐山南麗華(やまなみれいか)である

可憐な見た目とは裏腹に大太刀を振るい敵を仕留める事から

地獄の猟犬(ヘルハウンド)〉の異名で攘夷志士から恐れられている

 

麗華

「ダメですよー、逃げだしちゃあ。」

沖田

「あー、それにしてもかったりィ。」

 

麗華の隣でバズーカを構えているのが

真選組 一番隊長沖田総悟(おきたそうご)である

真選組随一の腕前を持つちなみにかなりのドSである

 

#=================================================#

 

 

場所は戻って室内

既にリーダー格の攘夷志士以外は全滅していた

 

リーダー格の攘夷志士

「ぜ、全滅?200人の攘夷志士が全滅?3分もたたずにかぁ?」

土方

「さて……残るはアンタだけだぜ。」

 

そう言ってリーダー格の攘夷志士に近づいていくのは

鬼の副長こと真選組 副長土方十四郎である

 

 

リーダー格の攘夷志士

「こ、こ、こ、このやろ!寄るな!貴様らなどに我々の志士を・・・」

土方

「攘夷志士の癖にチャラチャラするんじゃねぇ」

 

そう言い、刀を振り上げ、振り下ろし、カラオケのテレビを切った。

それにビビったらしく、お漏らしをした

 

清姫

「いい歳してお漏らしとはね。」

紗華

「文字通りの晒し者になったわねあのリーダー格の攘夷志士。」

 

 

#=================================================#

 

 

また場所は変わって外

トラックの上には真選組局長近藤勲

……の看板が置いてあった

 

華鈴

「あれ?そう言えば近藤局長は?」

「ああ、そう言えば。」

清姫

「どこいったんだ?」

 

そこに土方と紗華が来た。

 

土方「あの人は俺達と違って奥ゆかしいからな

テレビの取材なんぞに用はねぇのさ。」

華鈴

「そうなんだ、流石局長。」

 

紗華

「今頃は幕府のお偉い方と談義してるか、

一人で刀の手入れでもしてるんじゃないかしら?」

 

 

#=================================================#

 

 

一方その頃、土方達の噂していた近藤勲はここ、

スナックすまいるという場所で志村妙に愚痴っていた。

 

近藤

「どーせ、俺なんてケツ毛ボーボーだしさァ。女にモテるわけないんだよ」

「そんな事ないですよ。男らしくて素敵じゃありませんか」

近藤

「じゃあ、きくけどさァ。もし、お妙さんの彼氏がさァ、

ケツ毛だるまだったらどーするよ?」

 

その近藤の問にすぐには答えないで、

お酒をコップにいれて、近藤の前に置き、答えた。

 

「ケツ毛ごと愛します」

 

この言葉を聞いた近藤は、心の中で葛藤を始めた。

 

───菩薩ぼさつ・・・全ての不浄を包み込むまるで菩薩だ

 

近藤

「け、け、け・・・ケツ婚してください!!」

「え!?」

 

 

#=================================================#

 

その翌日

 

 

新八

「何ィィィ!!結婚申しこまれたって!?

マジでございますか、姉上!!」

「マジですよ。お店のお客さんに突然ね」

 

そんな妙に落ち着く意味も兼ねてお茶を飲みつつ、新八が問いかける。

 

新八

「それで、何て答えたんですか?」

「フフ・・・勿論、丁重にお断りしましたよ。

でも、ホントびっくりしたわ〜」

 

息をつき、言葉を続ける。

 

「初めて会ったのに、あんなにしつこく迫ってくるなんて。

あんまりにしつこいから、顔にストレートキメて逃げてきたの」

新八

「そ・・・そーですか。・・・どんな人か僕も見たか・・・」

 

新八の言葉の途中で電柱にしがみついてこっちに叫びかける人がいる。

 

「お妙さァァァん!!俺と結婚してくれェェェ!!」

 

これから分かる通り、近藤だ。

 

近藤

「一度や二度フラれたくらいじゃ俺は倒れんよ!!

女はさァァ、愛するより愛される方が幸せなんだよ!!って母ちゃんが言ってた」

 

そんな近藤に、当然ながら注意の声がかかる。

 

お巡りさん

「こらァァァ!何やってるんだ!近所迷惑だ、降りてこいコノヤロー!!」

近藤

「おまわりさん、おちつけェェ!!

俺は泥棒は泥棒でも、恋泥棒さ!!」

お巡りさん

「何、満ち足りた顔してんだ!!

全然上手くねーんだよ!!とっとと降りてきやがれェ!!」

 

お巡りの声も無視して叫び続ける近藤。

 

近藤

「お妙さァァん!!顔だけでも出してくれないかな〜!!」

 

そんな近藤に何故かある、灰皿を手にして顔を出した。

そして、躊躇いなく灰皿を近藤に向かって投げた。

一点の狂いもなく、近藤の目に灰皿を当てた妙に新八は何も言わずに拍手を贈った 

 

#=================================================#

 

 

一方その頃、場所は変わって、ここは真選組屯所。

真選組は皆、せい!という掛け声をして木刀で素振りをしている。

ちなみに清姫が素振りをしている木刀は

戦国時代に島津義弘(しまづよしひろ)が使っていた大剣斬岩剣・青嵐(ざんがんけん せいらん)

に似せて作った特大サイズの木刀である

鬼切包丁も斬岩剣・青嵐(ざんがんけん せいらん)を元に

オーダーメイドで作ってもらった特注品である

男連中は皆一部を抜いて上半身裸で、女連中は上着だけ脱いでいる。

ただし、山崎は上半身裸でバトミントンのラケットの素振りをしている。

真選組の朝は早い。

いつなん時、出動がかかっても対応できるよう、

早朝から訓練に励んでいるのだ。

 

土方

「気合入れろ!早朝訓練サボる奴は切腹だ、オラァ!!」

 

その言葉に声を発する者がいる。

 

彩華 

「早朝かぁ・・・」

柚華

「早朝ねぇ・・・」

百合華

「副長が早朝と言ったら、早朝なんですよね。」

 

紗華

「いや、何もそんな無理やり納得しなくていいのよ?」

 

その隣で、素振りをしているもののアイマスクをし、

いびきをかいて明らかに眠ってるとしか思えない沖田。

 

山崎

「いや、早くないから!午前10時は早朝って、言わないから!」

土方

「バカヤロー!人間、気合いがあれば何とでもなるんだよ!」

山崎

「これは気合いじゃなくて、偽装でしょ」

土方

「って言うかテメーはまたミントンか!コノヤロー!!」

 

そう言い、壁の方へ山崎を思いっきり蹴った。

山崎を蹴った音で起きたのか、沖田がアイマスクを外した。

 

沖田

「そういやァ近藤さん、今日も見かけませんねェ。

休暇でも取ったんですかィ」

土方

「テメーと一緒にするな!!あの人の事だ。

大方、一人で剣術の修行でもしてるのさ」

 

#=================================================#

 

 

真選組の仕事は、多岐に渡っている。

大都会、江戸の交通整備もその仕事の一つだ。

そこで、交通ルールを破って勝手に動く車が出た。

 

土方

「おいコラテメー!!誰の許可を得て、進路変更してんだ!行くんじゃねぇよ!!」

麗華

「ちょっ!刀を向けるのはまずいわよ!土方さん!」

桃華

「私に任せて下さい!!」

 

そう言って桃華はオーバードブーストで車の真上に移動すると

二丁のBFFライフルで車のボンネットを穴だらけにした

 

桃華

「これでよろしいでしょうか。」

麗華

「ちょっとやりすぎな気がするんですが。」

 

 

#=================================================#

 

 

再び場所変わって、蘭蘭蘭という店の中にいるのは、

新八とストーカー被害を受けている妙、そして今回の話初登場の銀時と神楽だ。

因みに、神楽は大きな器でラーメンを食べている。

何でも、時間内に食べれば無料だそうで。

 

新八

「───っと言うわけなんですよ、銀さん」

 

銀時「よかったじゃねーか。嫁のもらい手があってよォ。

帯刀してたってこたァ、幕臣がなんかか?玉の輿じゃねーか。

本性がバレないうちに籍入れとけ、籍!」

 

とパフェを食べながら言う銀時。

 

「それ、どーゆー意味」

 

言いながら、銀時が食べているパフェめがけて頭を押して顔面強打させる妙。

 

「最初はね、そのうち諦めるだろうと思って、

たいして気にしてなかったんだけど。どこいってもアイツの姿があって。

ほんっと異常なのよ」

 

そこでストーカー話とは関係ない声がした。

 

店員

「ハイ、あと30秒」

銀時

「ハイハイ、ラストスパート。噛まないで飲みこめ、

神楽。頼むぞ、金持ってきてねーんだから」

新八

「きーてんの、アンタら!!」

 

そんな新八に文句を言う。

 

銀時

「んだよ、俺にどーしろっての。仕事の依頼なら出すもん出してもらわにゃ」

新八

「銀さん、僕もう二ヶ月給料貰ってないんですけど。出るとこ出てもいいんですよ」

銀時

「ストーカーめェェ!!どこだァァ!!成敗してくれるわァっ!!」

 

それに反応するようにテーブルの下に潜んでいた近藤勲(ストーカー)がテーブルの下から現れた

 

近藤

「なんだァァァ!!やれるものならやってみろ!!」

新八

「ホントにいたよ」

銀時

「ストーカーと呼ばれて出てくるとは、バカな野郎だ。

己がストーカーであることを認めたか?」

近藤

「人は皆みな、愛を求め追い続けるストーカーよ」

 

こいつ、最早もはや立派なストーカーだ。

 

近藤

「ときに貴様。先程より、お妙さんと親しげに話しているが、

一体どーゆー関係だ。うらやましいこと山の如しだ」

 

近藤の問に、妙はこれを機にというかの如く、銀時の隣に行って、

とんでもないことを言った。

 

 

「許嫁ですぅ。私、この人と春に結婚するの」

銀時

「そーなの?」

「もう、あんな事もこんな事もしちゃってるんです。だから、私の事は諦めて」

近藤

「あ・・・あんな事もこんな事も、そんな事もだとォォォォォ!!」

新八

「いや、そんな事はしてません」

近藤

「いやっ!!いいんだお妙さん!!君がどんな人生を歩んでいようと

俺はありのままの君を受け止めるよ、君がケツ毛ごと俺を愛してくれたように」

「愛してねーよ」

近藤

「オイ、銀髪パーマ!!お前がお妙さんの許嫁だろーと関係ない!!

お前なんかより、俺の方がお妙さんを愛してる!!」

 

こいつは、まるで人の話を聞いてないかのように言い放った。(実際聞いてないんだろーけど。)

 

近藤

「俺と決闘しろ!!お妙さんをかけて!!」

 

 

#=================================================#

 

ここは、何処かの河原だ。

どうやらここで、決闘をするようで。

しかし、何故かいるのが近藤だけで、銀時はいない。

 

「余計なウソ、つかなきゃ良かったわ」

新八

「確かにかえって大変な状況になってる気がしますね」

「それにあの人、多分強い・・・。決闘を前にあの落ち着きぶりは、

何度も死線をくぐり抜けてきた証拠よ。」

神楽

「心配いらないアルヨ。それにもしもの時、銀ちゃんピンチになったら私の傘が火を吹くネ。」

「殺さない程度にね。」

 

物騒な事を言う神楽に対して、ジト目を向けている新八に近藤が声をかけた。

 

近藤

「オイ!メガネ小僧、アイツはどうした?」

新八

「誰がメガネ小僧だ!!あー、何か厠に行ってくるって言ってましたけど!?」

 

その答えに近藤は舌打ちをした。

 

近藤

「随分、余裕かましてくれちゃってるじゃねーの。」

 

 

#=================================================#

 

我々取材班は、町中で暴れる酔っ払いがいるという情報を終えて、現場に向かった。

酔っ払いがふらふらの状態で文句を言っている。

そこには、江戸の守護者・真選組の

紗華と桃華が到着していた

しばらく後に真選組のパトカーも到着していた

 

 

沖田

「そこの酔っ払い、無駄な抵抗はやめて投降しなさい。」

清姫

「そうだぞ酔っ払い、その方がいいぞ、抵抗すればする程、

このドSが何をやるか分かったもんじゃないからな。」

酔っ払い

「んっだとぉ!?誰が酔っ払いでィ!?こんなもん、

飲んだうちに入んねぇんだよ!!小僧!!鬼ババ!!」

 

そんな酔っ払いに沖田と清姫はキレたようだ。

 

沖田

「土方さん。」

清姫

「副長。」

沖田・清姫「切り殺して(いいですかィ/いいか)」

麗華

「ダメよ!?」

土方

「まぁ待て。カメラがあるんだがら。軽々しく、刃傷沙汰おこすんじゃねぇよ。」

 

そう言った土方の足元で、思いっきりリバースする酔っ払い。

それを見て、一同固まる。

土方は目が赤く光る。

 

土方

「テメェ、俺のズボンの裾に、ひもつがかかったぞ。どーしてくれる!!」

 

と刀に手をかける。

 

紗華

「ちょっ・・・‼清姫!華鈴!早く土方さんを抑えるのよ!!」

土方

「バカ野郎ォ!!離しやがれェ!!こいつ、打首にする!!」

華鈴

「副長、こらえて下さい!!」

麗華

「ちょっ!カメラで撮らないで!!止めなさい!!」

 

#=================================================#

 

 

 

場所は変わって河原。

時間がだいぶ経ったのか、青空だったのがもう既に夕日の出る時間帯になったらしい。

その間に、ギャラリーが集まったようで。

そのギャラリーにチャンスかというように新八と神楽で食べ物や飲み物を売っている。 

神楽

「えー、おせんにキャラメルー」

新八

「コーラいかがすかー」

 

この時間帯になっても、銀時は現れない。

 

近藤

「オイ!!まだか!!まかさ逃げたんじゃないだろーな!」

銀時

「バーカ。テメェ程度の相手に逃げやしねぇよ」

近藤

「来たか・・・遅すぎるぞ、大の方か!!」

銀時

「ヒーローが大なんてするわけねーだろ。糖の方だ」

近藤

「血糖値の高いヒーローなんて、聞いたことねぇよ」

 

もっともだ。

 

銀時

「いーねぇ、夕陽だ。決闘は夕陽に限るぜ」

 

銀時のその言葉に、後ろをむいて夕陽を見た近藤がフッと笑った。

 

近藤

「銀髪パーマの割りには、風流なことをいいやがる」

銀時

「テメェもゴリラにしちゃ、人間の言葉が上手いじゃねぇか」

近藤

「ごっ!?ゴリラじゃないから!!ゴリラに似てるかもしれないけど、違うから!!」

銀時

「まぁ、いい。じゃ、そろそろ始めるか。」

 

その言葉に、仕切り直しだと言うように聞く。

 

近藤

「で、得物はどーするよ?真剣が使いたければ貸すぞ。お前の好きにしろ」()

銀時

「俺ァ、木刀(こいつ)こいつで充分だ。このまま闘やろうや」

近藤

「なめてるのか、貴様。」

銀時

「ワリーが人の人生賭けて勝負出来る程大層な人間じゃないんでね。

代わりと言っちゃ何だが、俺の命を賭けよう」

 

銀時の一言にギャラリーがざわめく。

 

銀時「お妙の代わりに、俺の命を賭ける。てめーが勝ってもお妙はお前のモンにならねーが、

邪魔な俺は消える。後は口説くなりなんなり好きにすりゃいい。

勿論、俺が勝ったらお妙から手を引いてもらう」

 

 

妙「(自分の命を白刃の元にさらして、負けても私には危害を及ぼさないようにするつもり!?)

ちょっ、止めなさい!!銀さん!!」

 

その銀時の言葉に少し笑う近藤。

 

近藤

「い〜男だな、お前。いや、女子おなごより男にもてる男と見た。」

 

そう言いつつ、腰に差してた刀を地面に落として置いた。

それを見て、銀時は己の木刀を近藤に投げて渡した。

 

銀時

「てめーもいい男じゃねーか。使えよ、俺の自慢の愛刀、洞爺湖だ」

新八「銀さーん!!」

 

新八が投げて渡した木刀をキャッチして肩に置く。

 

銀時

「勝っても負けても、お互い遺恨はなさそーだな。」

近藤

「ああ。純粋に男として、勝負しよう。」

 

一斉に構えて相手に向かう。

 

近藤

「いざ!!」

銀時

「尋常に」

銀時・近藤

「勝負!!」

 

と近藤が洞爺湖をちょっと振っただけだが、何故か折れた。当然、先っちょがない。

 

近藤「あれェェェェェェェ!?ちょっと待て、先っちょが・・・」

 

しかし、銀時は止まらない。

そのまま、木刀を振るった。

 

近藤「ねェェェェェェェェェェ!!」

 

それを見て、穂乃果達は微妙な顔になる。

 

銀時

「甘あめェ・・・天津甘栗より甘ェ。敵から得物借りるなんざよォ〜。

厠で削っといた。ブン回しただけで折れるぐらいにな」

近藤

「貴様ァ、そこまでやるか!」

銀時

「こんな事のために誰かが何かを失うのはバカげてるぜ。

全て丸くおさめるにゃ、コイツが一番だろ」

近藤

「コレ・・・丸いか?・・・」

 

限界が来たのか、気絶した近藤。

 

銀時

「よォ〜。どうだい、この鮮やかな手ぐ・・・ちゃぶァ!!」

 

言ってる途中で、銀時の上に新八と神楽が飛び降りた。

そこからの銀時をボコりタイムなう。

 

神楽

「見損なったヨ!!侍の風上にも置けないネ!!」

新八

「あんな事して勝って、嬉しいんですか、この卑怯者!!」

銀時

「お前、姉ちゃん護ってやったのにそりゃないんじゃないの!!」

 

最後に銀時に急所の所を思いっきダメージをかけた。

 

神楽

「もう帰る。二度と私の前に現れないで」

新八

「しばらく休暇もらいます」

 

 

10分後・橋の上では

 

真選組副長、土方十四郎。

真選組 局長補佐松原紗華(まつばらさやか)

真選組副長補佐山南麗華(やまなみれいか)

彼らは、激務が終わった後三人で静かに市中を見廻りしている。

今、彼らのその目に何が映っているのか。

 

紗華

「あら?」

土方

「なんの騒ぎだ?」

一般人

「何でも、女取り合って決闘したらしいですぜ。」

土方

「女取り合って決闘だぁ?」

 

そう言いつつ、近付いて見る。

 

土方

「くっだらねぇ」

麗華

「くだらないとは言わないけれど、一体どこの誰がそんなことしたのかしらね」

土方

「あ」

土方・紗華・麗華

「近藤局長?」

一般人

「近藤局長?アレが真選組の局長、近藤勲さんですか?」

土方

「あ、てめぇ!何撮ってるんだ!!」

麗華

「止めて!ダメよ!!撮らないで!!」

 

こうして真選組の活躍によって、江戸の平和は護られているのだ。

・・・ホントかぁ?

 



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【ネタバレ注意】番外編:楽屋裏の会話は騒がしくなりやすい

今回はある程度のネタバレ上等の番外編です





銀時

「それでは今回は番外編行きますよ。」

新八

「それにしても今回はなに何をするんですか?」

銀時

「そうだな……とりあえず色々話してみるか。」

新八

「とりあえずって銀さん…そう言えば一つ思ったんですけど。」

銀時

「なんだ新八。」

新八

「原作では作者の知る限り地球人と天人の混血児は一人も出てきてませんよね?」

銀時

「確かにそうだな…るろうに剣心北海道編辺りでは出てたよな

井上阿爛とか言う外国人との混血が。」

新八

「ええ出てましたよね、と言いますかこの作品思いついたのも

るろうに剣心北海道編のコミックス読んだのがきっかけですからね。」

銀時

「とりあえずこの作品の大まかな解説と今後の長篇及び中短篇の話でもするか。」

 

 

≪作品解説≫

 

銀時

「とりあえず作品解説といくがこの作品は地球人と天人の混血児達を主軸に置いた作品だ。」

新八

「確かハーフブラッドと呼ばれてましたよね。」

神楽

「確か夜兎との混血もいるアルな。」

新八

「とりあえず簡単なキャラ紹介と行きましょう。

まず最初に紹介するのは真選組の切り込み隊長

武田清姫(たけだきよひめ)さんです!!」

清姫

「アタシが真選組の切り込み隊長武田清姫(たけだきよひめ)だよろしくな。」

銀時

「典型的な姉御肌キャラだな。」

新八

「と…言いますか清姫さんの持ってるその大剣ですけど戦国BASARAの島津義弘(しまづよしひろ)が使っていた

斬岩剣・青嵐(ざんがんけん せいらん)ですよねそれ。」

清姫

「厳密にはそれに似せて作った鬼切包丁だ。」

銀時

「ベルセルクのガッツの女バージョンかお前は!」

清姫

「腕に大砲とかは仕込んでないぞ。」

銀時

「ちなみに恋愛に関しては照れ屋・ウブで奥手だぞ。」

清姫

「な……何言ってやがるんだ‼」

銀時

「おーおー顔が赤くなってんぞ。」

新八

「銀さんこれ以上清姫さんをからかうのは止めた方がいいですよ

でないと鬼切包丁で真っ二つですよ、真選組一の怪力を持っていますからね。」

 

 

 

 

 

銀時

「さて次に紹介するのは……ってあれはなんだ?」

江華

「私と言う者がいながら……この浮気者――――――――!!!」

星海坊主

「ゆ……許してくれ江華‼」

新八

「星海坊主さんがタワーブリッジされていますけど何があったんですか神楽ちゃん?」

神楽

「パピーの奴マミーと言う者がいながら隠し子作ってたアルよ。」

銀時

「俺も勘七郎の件では隠し子疑惑がかかってエライめにあったな……。」

新八

「それはさておき次に紹介するのは地球人と夜兎族のハーフで

最近真選組に入隊したばかりの新米隊員藤堂華鈴(とうどうかりん)です。」

華鈴

「ど~も~藤堂華鈴(とうどうかりん)で~す♪」

新八

「それにしても星海坊主さんの隠し子って一体誰なんでしょうか?」

華鈴

「その答えは星海坊主篇で明らかになりま~す。」

 

 

 

 

 

銀時

「さて…次に紹介するのは真選組 局長補佐松原紗華(まつばらさやか)で―す。」

紗華

「どうも、松原紗華(まつばらさやか)です。」

新八

「紗華さんは地球人と鳥人族のハーフで空中戦では敵なしの強さを誇る強者ですよ。」

神楽

近藤(ゴリラ)のお守りは苦労も多そうですな~。」

紗華

「神楽ちゃん?この際言っておきますが…近藤局長を貶す様な発言は

止めてもらえませんか、切り殺すわよ……。」

新八

「あの~紗華さんの瞳からハイライトが消えてる上に体からは殺気が溢れ出てますよ

どうなっているんですか銀さん。」

銀時

「え~っと設定ファイルによると……近藤勲に対して恋心に近い感情を抱いており

局近藤長に危害を加える者は容赦なく切り殺す、と書いてあるな。」

新八

「銀さんヤバくないですか…この前近藤さんを汚い手を使ってノックアウトしましたよね。」

銀時

「確かにヤバいなこれは。」

 

 

 

新八

「お次に紹介するのは井上百合華(いのうえゆりか)井上柚華(いのうえゆずか)井上彩華(いのうえあやか)の3姉妹ですね。」

銀時

「3身一体の連携で敵を仕留める美少女3姉妹だな。」

百合華

「昔は借金取りの用心棒やってたんだけど柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)に襲い掛かられて

右目を失明して今じゃ義眼よ、もっとも暗視、赤外線視覚機能が

搭載されているから結構便利だけどね。」

柚華

「私の右肘から下はこの通り義手よ、九兵衛に切り落とされちゃったわ。」

彩華

「私は左肘から下を切り落とされて今じゃこの通り義手よ。」

神楽

「確かその後生一門に親の仇の如く追いかけ回されて大変だったみたいアルな。」

百合華

「全くですよ。」

 

 

 

 

 

銀時

「お次に紹介するのは真選組 隊長陣補佐の島田燐(しまだりん)だ。」

「どうも、島田燐(しまだりん)です。」

神楽

「おおっ!同じ猫耳でもキャサリンとは魅力も可愛さも大違いアルな。」

キャサリン

「ドウユウコドダテメェェ――――――――!!」

銀時

「確かにザクとマジンカイザー並みの差があるな。」

新八

「キャサリンさんがザクで燐さんがマジンカイザーですね、分かります。」

 

 

 

 

新八

「では、お次に紹介するのはピンクの髪と犬のような耳・尻尾が特徴の

地球人と戌亥族のハーフで真選組 副長補佐山南麗華(やまなみれいか)です。」

麗華

山南麗華(やまなみれいか)です、よろしくお願いします。」

土方

「ちなみに麗華・清姫とは武州にいた頃からの付き合いだ。

見かけによらず力持ちで大太刀を軽々と振り回す上に結構素早いぞ。」

 

 

 

 

銀時

「最後に紹介するのは鋼鉄のサイボーグガール、永倉桃華(ながくらももか)だ。」

桃華

永倉桃華(ながくらももか)ですよろしくお願いします。」

源外

「桃華の身体のパーツや武装はアーマード・コアfAの

ホワイト・グリントをベースに作られてるな。」

桃華

「攘夷浪士が起こしたテロに巻き込まれて瀕死の重傷を負っちゃってね

フロム星人の改造手術で一命を取り留めたけど

私の身体はこの通りのサイボーグボディよ。」

源外

「フロム星人と言えば化学力に優れた宇宙人だな

特に機械工学やロボット工学・サイボーグ技術に関しては

全宇宙でも1・2を争う程の高水準だぞ。」

土方

「そう言えば桃華には双子の姉がいるんだよな。」

桃華

「ええ……名前は永倉桜華(ながくらおうか)私と同じように攘夷浪士が起こした

テロに巻き込まれて瀕死の重傷を負って

改造手術で攘夷志士殲滅用サイボーグ1号機に改造されたわ、

ちなみに私は攘夷志士殲滅用サイボーグ2号機に改造されたわ。」

土方

「まあ桜華関係の話は煉獄関篇まで待ってくれ。」

 

 

 

≪今後の展開についての話≫

 

銀時

「とりあえず今後の展開についての話をしようか。」

新八

「銀魂長篇及び中短篇の展開うんぬんについてですね。」

神楽

「どんな展開になるアルか。」

銀時

「それについての説明はこんな感じだ」

 

◎大体の流れが決まっている

○ある程度の流れが決まっている

△載せる予定だが内容未定

▲内容未定場合によっては端折るかも

×キングクリムゾン

 

新八

「キングクリムゾンって要するにスキップですか。」

銀時

「まあそうだな…。」

 

 

≪星海坊主篇◎≫

 

新八

「神楽ちゃんのお父さんの星海坊主が出てくるお話ですね。」

神楽

「ちなみにパピーの隠し子が誰かも今回明らかになるネ。」

銀時

「まあ…感のいい奴はもうわかっているだろうがな。」

 

≪紅桜篇◎≫

 

新八

「紅桜篇ですか確か映画にもなっているんですよね。」

近藤

「ちなみに真選組の出番も大幅に増えているぞ。」

山崎

「もっともオリキャラ中心ですがね。」

 

≪芙蓉篇○≫

 

新八

「確かたまさんがメインのシナリオですね。」

佐々木異三郎

「ちなみに見廻組にもスポットライトが当たってますね。」

信女

「私の出番も結構あるわ。」

「対伍丸弐號戦では私も出るぞ。」

銀時

「まじかよ。」

 

≪柳生篇△≫

 

銀時

「ちなみに柳生篇の展開は未定の部分が多いその理由はだな……。」

東城歩

「真選組のオリキャラ何人いると思ってるんだ‼」

九兵衛

「原作では銀時・新八・神楽・近藤・土方・沖田の6人だが

今作では清姫・紗華・百合華・柚華・彩華・燐・華鈴・麗華・桃華・桜華の

10人が追加されているからな。」

新八

「柳生陣営は輿矩入れても7人それに対してこっちは16人ですからね

ただの蹂躙劇になってしまう恐れがありますからね。」

銀時

「確かにパワーバランスの調整が課題だな。」

輿矩

「見廻組に応援要請でも出すかいっそのこと。」

 

≪ハードボイルド篇×≫

 

≪ミツバ篇◎≫

 

土方

「ミツバ篇の展開は大体決まっているんだが……。」

近藤

「問題はミツバさんの扱いだな。」

銀時

「と、言いますと。」

近藤

「ミツバさんの扱いについては二つのプランがある。」

 

《プランA原作通りにご臨終》

《プランB改造手術でサイボーグになり真選組動乱篇か

六角事件篇・バラガキ篇・将軍暗殺篇辺りで華麗に復活》

 

近藤

「どちらにするか作者も悩んでいる。」

 

≪OWee篇 ▲≫

 

新八

「OWee篇か……勝負の内容及び展開が未だに未定

キングクリムゾンも検討中ですね。」

 

 

≪真選組動乱篇◎≫

 

紗華

「これは妖刀の呪いで土方さんがヘタレたオタクと化してしまい

伊東鴨太郎(獅子身中の虫)ががクーデターを起こして

近藤さんと土方さんを暗殺しようとするんですよね。」

土方

「全くあの時はエライめにあったぜ。」

 

≪竜宮篇(夏休み特別篇)○≫

 

桃華

「竜宮篇では私と桜華姉さんが大活躍です。」

信女

「見廻組の登場も検討中よ。」

 

 

≪モンハン篇×≫

≪文通篇×≫

≪幽霊旅館篇(スタンド温泉篇)×≫

≪吉原炎上篇 ○≫

 

華鈴

「吉原炎上篇では私の過去にまつわる話も出るわよ。」

 

≪トッシー篇(寺門通OFC篇)○≫

 

銀時

「トッシー篇の展開どうするか作者も結構迷ってます。」

 

 

≪たまクエ篇×≫

≪地雷亜篇○≫

 

華鈴

「私思うんだけど銀さんと月詠さんって結構お似合いのカップルの

イメージがあるんだけど。」

月詠

「お……お似合いの……カップル(赤面)」

 

≪人気投票篇▲ ≫

 

新八

「人気投票篇でのオリキャラ達の扱いはどうなるんですかねこれ。」

 

≪六角事件篇○≫

≪ホウイチ篇 ▲≫

 

麗華

「ホウイチ篇では燐さんの以外な秘密が明らかになります。」

 

≪陰陽師篇×≫

≪2年後篇▲≫

 

銀時

「オリキャラ達の2年後のイメージが決まりません。」

 

 

≪かぶき町四天王篇○≫

 

 

華鈴

「今作では真選組と百華が追加参戦予定です。」

 

 

≪ラブチョリス篇(愛チョリス篇)▲≫

≪蓮蓬篇○≫

≪スキー篇(慰安旅行篇)○≫

≪不祥事篇(六股篇)×≫

≪ホスト篇▲≫

 

 

近藤

「キャバクラの面子なら余裕があるがホストとなるとな。」

 

 

≪バラガキ篇◎≫

 

佐々木異三郎

「前から思っていたのですが伊東鴨太郎の件と言い今回の事と言い

真選組の方々は身内に脇腹を刺され安いみたいですね。」

土方

「それは俺たちに対する嫌味か。」

 

≪金魂篇×≫

 

紗華

「坂田金時は銀魂を下劣な作品と言ってましたが……。」

清姫

「オメーも人のことを言えたくちかっつーの、

巨大なモザイクまみれのチ○コタワーやカオスすぎる世界観。

男の股間の剣などオブラートに包んでいるようで

全く包めていない露骨な下ネタ

更には世界最後の男なのに肝心のチ○コは機械(ネジ)化

しているという本末転倒な設定。」

紗華

「どう考えてもPTAに喧嘩を売ってるとしか思えませんわね。」

 

 

≪一国傾城篇 ▲≫

 

紗華

「これの展開が未だに決まってないんですよね

真選組の出番も少ない方ですし。」

佐々木異三郎

「ちなみに六転舞蔵が既に死んでいるパターンも検討中だとか。」

 

 

 

≪ビームサーベ流篇(恒道館道場篇)×≫

≪同窓会篇(黒子のタスケ篇)×≫

≪性別逆転篇▲≫

 

銀時

「桃華・桜華の性転換バージョンは決まっているんだが

他のオリキャラの達の性転換バージョンが決まっていないんだよな。」

新八

「キングクリムゾンも検討中です。」

 

≪死神篇○≫

≪懺悔篇▲≫

≪魂入れ替わり篇 ○≫

≪陸奥篇◎ ≫

≪斉藤終篇△≫

≪将軍暗殺篇◎≫

 

清姫

「将軍暗殺篇か……こっからシリアス色が強くなるんだよな。」

 

≪さらば真選組篇◎≫

 

 

紗華

「紅桜篇前後にある理由で快援隊と知り合い

喜々の施政下では真選組も長くはない事と

いずれは真選組も粛清の対象となる事を予想した私は

快援隊とコンタクトをとり真選組一同、宇宙に高飛び

しようとしたんですけどね……。」

清姫

「予想以上に敵の動きが早かったんだよな。」

 

≪烙陽決戦篇△≫

 

華鈴

「烙陽決戦篇では私も結構活躍するのよね。」

 

 

≪銀ノ魂篇○≫

 

 

紗華

「銀ノ魂篇に置いて問題が一つ、江戸上空を覆うほどの戦艦に対し、

源外のからくり、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング源外砲

をたま・金時とともに起動して、相手の戦艦を機能停止させるのですが

その実態は全ての機械を破壊するためのウイルス兵器

つまり身体のほとんどを機械化した桃華さんと桜華さん

義手・義眼持ちの百合華・柚華・彩華さんの3人にも

悪影響を及ぼす代物、特に身体のほとんどを機械化した

桃華さんと桜華さんにとっては命にかかわる猛毒ですからね

ただ今代用案を考えています。」

 

清姫

「ちなみに2年後の展開もある程度は決まっているぞ。」

 

 

≪今後の追加予定キャラ≫

 

銀時

「つーかさぁ常々思うだけどさー真選組(税金泥棒)ばかりに

追加メンバーが入るのは不公平じゃねーのかこれは。」

新八

「一応万事屋にもメンバーの追加を検討してるみたいですよ。

二人ほど。」

銀時

「どれどれ……。」

 

《追加予定メンバーその1》

【寺田舞姫(てらだ)まいひめ】

年齢:21歳

身長:157cm

 

お登勢こと寺田綾乃の一人娘

万事屋の滞納する家賃の回収・及び

万事屋の経営アシスタントを努めている

武器は棒術具で、通信教育で学んだ棒術を操る

《キャラクターイメージ:エステル・ブライト》

 

銀時

「一人目はババアの娘か。」

新八

「確かにお登勢さんは寺田辰五郎さんと結婚してるみたいですからね

子供の一人や二人いてもおかしくないですよ。」

銀時

「二人目はどんな奴だ……。」

 

 

《追加予定メンバーその2》

【風華(ふうか)】

 

年齢:16歳

身長:158cm

 

屁怒絽の娘で花屋ヘドロの森の看板娘

性格は父親同様礼儀正しく穏やかなのだがかなりのドS

荼吉尼最強の男「神の角」とも呼ばれていた屁怒絽の

血を引くだけあって戦闘能力は非常に高い

手に持っている番傘は夜兎族が使っている物と同型モデル

《キャラクターイメージ:風見幽香》

 

新八

「今度は屁怒絽さんの娘ですか。」

銀時

「まあ…戦闘能力は非常に高いし頼りになるとは思いますがね。」

新八

「風華さんの登場自体は確定していますが万事屋の

追加メンバーになるかどうかは未定ですがね。」

銀時

「快援隊にも3名の追加メンバーが入る予定だぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上番外編でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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