大海賊の生き様 (ピンクマン)
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始まり
第0話プロローグ


初めまして、ピンクマンです。小説を書くのは初めてなんですが。勇気を出して投稿しちゃいました。至らぬ点があると思いますので皆さんのご指摘やアドバイスを待ってます!!


   世は大海賊時代、幾多の海賊達が海賊王ゴールド・ロジャーの遺した財宝 "ワンピース゛を目指し海へと旅立った。

 

   そんな時代の最中、とある海賊の処刑が発表された。

 

 「号外~~!!号外~~~~!!!! "ポートガスⅮエース゛の処刑が発表されたぞ~~!!」

 

  

  その情報は世界へと瞬く間に広がり、人々を恐怖と絶望に陥れた。

 

   「ああ~~神よ!!世界はどうなるのでしょう!!」

 

   「かいぞくーしろひげおによりこわいー!!」

 

 

  後にこの男の処刑を巡り、四皇に数えられる白ひげ海賊団と正義を司る海軍本部との全面戦争、またの名を頂上戦争が起こることになる。この戦争によって発生した被害は甚大であり双方共に被害は酷く、特に白ひげ海賊団はポートガスDエースと船長であるエドワード・ニューゲートを失う結果となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⁻――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

新世界のとある酒場にて・・・・・・・

 

 

  「ほぉ~~~、白ひげは死んだかァ・・・・」

 

  

  「そうらしいぜぇ!!いくらあの怪物でもさすがに海軍本部の全戦力には勝てなかったようだ!!」

 

  「まあ、若い頃ならまだしもあいつも歳だからな、当然だ」

 

 

 古びた酒場ではただの酔っ払いや海賊、ゴロツキなど多くの人間が入り組んでおり、彼らはつい最近起こった頂上戦争の話でもちきりであった。

 

 

  「そういえばちょっとした噂なんだが、今話題の白ひげって実はこの町で生まれたって噂なんだぜぇ!!」

 

 

  「ぷーーーーーーっ誰だよそんな噂流したやつ。」   「はぁ? んなァことあるわけねぇだろ!!」 

 

 

 

 一人の若輩の若者が言った言葉に酒場中の者たちが笑い、嘲笑した。だがその中で、一人の老人が口を開いた。

 

 

 

   「ほぉ~~、そこのおめぇさん、随分と面白い話をしてるじゃねぇかわしにも聞かせてくれねぇか。」

 

 

  

   「チィッ!、めんどくせぇ奴が来たな。」

 

 

   「シィー!静かに!!、あの爺に聞こえたらどうするんだ!!」

 

    

  その男がしゃべりだすと同時に途端に酒場はしんみりとし、まるで葬式ムードのようになってしまった。それは彼があまりに迫力があり、彼の体から何とも言えないオーラを酒場の皆が感じ取ったからである。だが、その男は見た目からしてもかなり歳を食っており、本来であればヨボヨボになっていてもおかしくないのにその年齢からは想像できないほどまでに歴戦の風格があり町でも彼を知らぬものはいない、だが、その異様さから周りの者に敬遠されている。

 

 

  

 

   「あの・・・・」

 

 

  そんな中、先ほど酒場で皆に笑われ、嘲笑されていた若者がオドオドしながら口を開いた。

 

 

 

   「ん?どうした、さっきの話もっと聞かせてくんないか。」

 

 

   「いえ・・・その・・・」

 

 

   「どうかしたのかねぇ?若者よ」

 

   

   「いや・・・この話は風のうわさ程度に聞いたもので・・・確証もないから・・・聞いても意味ないというか・・・なんというか・・・。」

 

 

   「ほぉーー、そうかい・・・わしはその噂、本当だと思ってるがねぇ。」

 

 

 

    「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

  

    「「「えええええええええ!!!!!!!」」」

 

 

 静寂になっていた酒場が途端に絶叫に包まれた。

 

 

 

    「おいおい爺さん、笑えねぇ冗談はやめてくれ・・・・」

 

 

    「さすがのあんたでもこんな確証のない話は信じねぇだろ・・・・」

 

 

    「そうだぜ・・・、こんな荒唐無稽な話が本当なわけねぇよ」

 

 

 酒場の皆が一斉に絶叫した理由、それはこの爺さんが町で有名な要因と結びついている。

 そう、この爺さんは町でも有名な情報屋なのだ。情報屋は名前の通り情報を使い売り買いしている人間で、そのため商品ともいえる情報には新鮮さと確証性が必須となってくる、つまり情報屋として確証性のない情報を信じ提供することは情報屋としての沽券にかかわる。だからこの若者の信憑性の低い情報を信じたこの老人に皆、驚いたのである。

 

 

 

   「いやいや、皆よ、これは本当なのじゃよ・・・」

 

   

   「わしはこの町に生まれ、この町で育ってきた・・・だからこの町のことでわしの知らないことはない」

 

 

 酒場にいるもの達は未だ唖然としてしているものの、この情報屋の話を静かに聞いていた。

 

 

   「これはわしの情報屋人生の中でもっとも貴重な情報じゃった」

 

 

   「だが・・・もうあやつも死んでしもうた・・・わしも歳老いて・・・もうそんな長生きもせえへん・・・ここらで潮時なのかもしれんな」

 

 

 

 情報屋の爺さんはまるで何かを決意したかのように、口を開け、酒場にいる者たちに語り始めた。

 

 

 

   「皆の者よ・・・、この話、信じるも信じねぇも良し、わしの情報屋としての最後の仕事をしたい・・・聞いてくれねぇか・・・・」

 

 

 ざわめきが一瞬氷の世界に閉ざされたように凍りつき、皆が情報屋の話に耳を傾けた。

 

 

 

 

 

 

   「あの男、白ひげがこの町で生まれたことは真実じゃ、あやつと出会ったのは、まだわしがまだ情報屋をしていなかった頃のことだ・・・




はあ~~~遂に書いてしまった。うまく書けたか心配だ・・・・


感想くるといいな・・・。


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第1話戦場での出会い

どうも・・・二話目を投稿しました。アクセス回数は増えていますが。感想等が無いのはちょっと残念な気がします。

まあ私のようなものが作った作品などに感想をつけてくださる聖人君子はそうそういないと思いますがねww(自虐)



時は53年前に遡る・・・・・・・

 

 

「ボスゥッ!新門地区のギャングどもが攻めてきやしたぜぇ」  「おお、そうか、向かい撃てぇぇ!!」

 

 

この町では紛争が日常茶飯事となっており、この町で生きていく上で弱い人間は淘汰され強い人間はその名をこの町に轟かすことができる。まさに弱肉強食の世界である。

そして、そんな中、紛争地帯にある古びた廃墟のビルがポツンとそこに存在していた。

中にはまだ成年にも満たない若者が数人いて、何かを話し合っているようだ。

 

 

「あの・・・大将?」

 

「ん?どうした」

 

「いえ・・・その・・・、俺たちも戦いに行ったほうがいいんじゃないですかね?」

 

「なぜだ?」

 

「いや・・・なぜって・・・」

 

外では自分らとギャングたちの紛争が起こっており、自分たちも名をあげるため、または相手の大将の首を採るために戦いに出る必要があるのに、静かにビルの中で立て籠っていることに、彼を大将と呼ぶ者たちは焦り、不安を感じている様子だった。

しかしそんな彼らとは裏腹に大将と呼ばれた男は、落ち着いた様子を見せながら部下たちに話しかけた。

 

「落ち着けよお前ら、事は至って順調だ」

 

「順調って・・・、何が順調なんですか大将!!」

 

「そおっすよ!!こんなビルの中に立て籠ってないでとっとと戦いに行きましょうよ!!このままじゃあこの戦争に負けちまいますぜぇ!!」

 

彼らの言葉を聞くや否や大将と呼ばれている男は彼らの単純な考え方にあきれたかのような表情で返答を返した。

 

「いいか・・・おめぇら、戦争ってのはただ真正面から戦えばいいってもんじゃねえんだ、相手の意表をどこまでつけるかで戦争の勝敗は変わってくるってもんだ」

 

「そ・・・そぉなんすか?」

 

「ああ、そういうもんだ・・・」

 

大将と呼ばれている男はしゃべり終えると再び口を閉じ、まるでタイミングを計っているかのように鋭い目で窓ガラスの向こうの戦場を見渡していた。

 

(戦場には必ず道が存在する、例えどんなに混戦していても、あきらめず見続けていれば、きっと・・・勝利へと続く希望の道が・・・だからそれまで俺は待ち続けるぜ)

 

 

 

 

 

 

 

 

戦場に異変が起こったのは彼が部下を諭してからそう時間は経ってない時であった。

 

突如、戦場に男が現れた、その男の髪は金色で、大きい背に太い腕、厚い胸板、他の者たちとは比べ物にならないほど迫力とオーラを持ち合わせていた。

それはこの男の登場によって、戦場を一瞬にして静寂へと変えてしまうほどであった。

 

「お、おい、あいつ誰だよ・・・」 「あ、あんな奴見たことねぇぞ・・・」

 

そして、戦場に舞い降り、一瞬にして静寂へと変えた男は大胆不敵に笑みを浮かべ、戦場にいる兵士達に響き渡るような大声で、こう言い放った。

 

「この場にいるクソ野郎どもォ―――――――!!! 

 

・・・・・・・・・・・ 俺の家族になれ

 

 

 

  「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

  「「「えええええ!!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 




文字を大きくするのうまく出来たかな?


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第2話戦場に降り立つ

お久しぶりです・・・。
まぁ、気分で書いたので読んでいただけると嬉しいです。
次いつ書くのかは未定です。


突如として戦場に舞い降りた大男の一言は皆を唖然とさせ、一時的ではあるが戦闘は停止していた。

 

「いきなり、出てきてこいつは何を言ってんだ!!」

 

「正気の沙汰じゃねえぞ」

 

 

兵士の数名がいまだ残る驚きと新たに芽生えつつある困惑を表した表情の中、大男は不敵にニヤリとしたまま、戦場を見渡し、話を始めた。

 

「てめぇら、そろいもそろって俺の故郷を荒らしやがって、このはなったれどもが・・・」

 

「知るか!!てめぇには関係ないだろ!!」

 

「だが、バカな息子をそれでも許そう・・・」

 

「こいつ、ほんとになんなんだよ・・・」

 

戦場の空気が先ほどまでの殺伐とした空気から、この大男の登場で、今や混沌と化していた。そんな中、戦場にいる兵士の中でも一際体格がある男が大男に近づいていった。

 

「おめえさんが、どこのどいつかは知らねえがな、いきなり現れて意味わかんねえこと抜かしやがって、この戦場を荒らしてくれたことのケジメはしっかりつけさせてもらうぜ」

 

男は大男に向けて、足を運び、手に持っていたハンマーを握りしめた。

周りの兵士たちも目標を大男に変え、歩き始めた。

 

「おめぇら、家族に刃物向けるっていうのか・・・」

 

「うるせえな!! さっきから家族だ息子だのいい加減にしろや!!」

 

周りの兵士たちが雄たけびと共に、一斉に大男に飛び掛かり、攻撃を始めた。

しかし、攻撃を加えた兵士たちはある異変に気付き始めた。

 

「うそだろ・・・、刃物が体に刺さらねぇ・・・」

 

「どんな体してんだよ・・・こいつ・・・」

 

「か・・・怪物だ!!」

 

大男は無傷であり、先ほどと変わらない姿でその場にたたずんでいた。周りの兵士たちはその姿に怯え、多くの者は戦意を喪失していた。

 

 

「やべぇな・・・収集がつかなくなちまった・・・」

 

大男もこの混沌とした状況にひとり、頭を悩ませていたが。

そんな時、突如、後ろから気配を感じ、振り返ると一人の男が立っていた。

 

「よぉ、あんた、後ろから見させてもらったが、随分とおもしれぇ冗談言うじゃねえか」

 

「冗談じゃねえよ、俺は本気でいってんだぜ」

 

「まじかよ、あんたほんとにおもしれぇ人だな」

 

「あんたの名前教えてくんねぇか?」

 

「俺はエドワード・ニューゲート、夢は海賊として海に出て家族と生活することだ」

 

「海賊になって、家族と生活するって、あんたほんとに滅茶苦茶だな」

 

 

 

今この時、偶然にも起こった謎の男の出会いが、後の大海賊白ひげの運命を大きく変えることとなっていくのはまだ誰も知る由はなかった。




ひとまず書けた。
自己満だけど・・・
また思いついたら書きたいな、、、

読んでいただいてありがとうございます。


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