私の個性は火竜だ! (波ぽん)
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新しい世界

・サブタイトル変更(2018年 10月15日 月曜日)
・主人公の父親の名前変更(2018年 10月15日 月曜日)


「きゃあああああああ!!!」

「誰か救急車を!!」

 

周りの人の悲鳴が頭に響く。

目を薄く開けると辺りは赤黒く染まっていた。

何故このようなことになったのだろうか。まぁ…歩きスマホして轢かれた私が悪いんだけども…

そう言えば、さっき買ったFAIRYTAILの漫画どこ行ったんだろう。次の話、気になってたのにな…

そんな呑気なことを考えながら、私は意識を手放した…

 

 

と思っていたのだが…

目を覚ますと辺り一面は先程の都会ではなく、真っ白な空間が広がっていた。

暫くボーッとしていたが、「目が覚めたか」という低い声で正気に戻る。

小説だとこういうのは神様が出てくるよねと思いながら声がした方向を見ると、予想通り如何にも神様という人物が立っていた。

 

「えっと…もしかして、神様でしょうか…」

「如何にも、儂が神じゃ」

 

私の質問に神様が答える。

ていうかなんで私こんな所にいるんだろ…

転生とかその位当然ですが?みたいな人が出来るよね!?

 

「いやぁ?別にそういうことでは無いぞ」

「心を読まないで頂きたいのですけど」

 

ホッホッホと笑う神様…なんかもっと厳しそうに見えてたけど案外違うのか…

 

「それでは冗談はこれくらいにして、本題に入るぞ」

 

先程まで愉快に笑っていた顔は消え失せ、真剣な顔になった。

 

「君には君が生きていた世界とは別の世界に転生させる。」

「はぁ…でも、私で良いのでしょうか?他に人はいると思うんですけど」

 

自分がそう答えると、神様はバツが悪そうに顔を歪めてゆっくり話し出す。

 

「実はのぉ………君が死んだのは、儂のせいでな…」

「……………はぁ!?」

 

なんてこったい。つまりその…この神様のせいで私はFAIRYTAILの新刊も見れずに死んだということか!?コノヤロウ!

………まぁもう死んでしまったししょうがないか…

 

「代わりに君の好きな人物の姿、好きな性別にしてあげよう」

 

マジですか?と心の中で聞くと、脳内にマジじゃと言う返事が帰ってきた。こいつ直接脳内(((殴

喜びを心にしまい、直ぐに答える。

 

「じゃあ、FAIRYTAILのナツ・ドラグニルで性別は前世の女性のままでお願いします。」

「承知した」

 

神が手を合わせブツブツと何かを唱えると、視界が眩しい光に包まれた。

 

 

 

 

 

「おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」

 

突然耳元で大きな声がして、目を開く。多分赤ん坊になったのだろう。吃驚して産声をあげてしまった。赤ん坊なのだから仕方ないが記憶がある私にとっては屈辱的だ。

看護師の手から離れると今度は桜色の髪の女性…多分私のお母さんが泣きながら私を抱く。

次の瞬間、近くの扉がバンッと開き、くせっ毛の強い黒髪の男性…お父さんが「産まれたか!!」と大声を出してお母さんと私に駆け寄ってくる。

 

「えぇ…産まれましたよ。イグニールさん…」

「おぉ…!!ジューラににてとても可愛い!将来美女になるぞ!」

 

お父さんが微笑みながら私の頬を撫でる。

懐かしく感じるなぁ…前世はさほど愛されなかったから…暖かく感じるよ…

そして私は幸せを感じながら眠りこけた。

 




ごめんなさい。
とりあえずお母さんとお父さんのスペック書きます。

ジューラ・ドラグニル(旧姓、ブレードル)
個性:雷
雷を手と足から放出できる。
使いすぎると手が痺れてしまうので長期戦では不利。
「サンダービュティー」というヒーロー。順位は4位。
お母さんだったら良かったヒーローランキングは1位。
好きな物:娘、料理、夫


イグニール・ドラグニル
個性:ドラゴン
ドラゴンを召喚出来る。よく召喚するのは、鉄竜と火竜。
弱点はドラゴンへの痛みは全て自分に来ること。
「ドラゴンウィザード」というヒーロー。順位は3位だが気にしない。彼氏にしたいヒーローNo.1だったが結婚した為、代わりに紳士的ヒーローランキングNo.1。
好きな物:娘、妻



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雄英かぁ…

うおおおおおおおおおおおおおお!!!
燃えてキタァ!
主人公ちゃんがあぁぁぁぁかわいいいいいいいいいいい
と想像してください

はいすいません笑本編へどうぞ


3歳の時、ふとつけられていたテレビを見てみるとヒーローニュースというものがやっていた。

一瞬バラエティーかと思ったが、そう言えばお母さん達も個性というものを持っていることを思い出した。

確か個性は超能力みたいなものだから…私の個性は火竜かな…早く、火を食べてみたいという好奇心に置かれながら日々を過ごした。

 

 

 

数日後…

 

 

やっと個性が発動し、数日も経たないある日

ジ「ほら、ナツ!此処が貴方の通う幼稚園よ〜」

べ「わぁ〜凄ーい!」

 

凄いと言ったがぶっちゃけると前世で通った幼稚園がでかくなった感じの見た目だから内心驚いてない。

 

暫くすると、先生と思われる人が中から出てきた。

お母さんは先生に挨拶をして私を先生に預け、何処かに走っていった。

 

あの方向は事務所…仕事か

 

そう思いながら、先生と一緒に園内に入っていく…

どんな個性の子が居るんだろう…楽しみだなぁ…

 

先「はい!みんな〜今日は新しい友達が来たわよ!」

 

私は現在、教室の外で待っている。

他の園児の愉快な声や先生の高い声が聞こえる。

 

先「では入ってきて〜」

 

先生に言われるまま教室へ入る。視線が凄い感じる。

まぁ桜色の髪って珍しいもんな…

 

先「自己紹介をおねがいね」

『ナツ・ドラグニルです!!よろしくお願いします!』

 

前世の私なら「えっキモ」と言われるくらい明るい声で名前を言う。

自己紹介を終え、先生に指定された席に着く。

隣の子は緑髪の男の子。

 

『よろしくね!えっと………』

緑「ぼ……僕は緑谷出久…よ………ろしく」

 

コミュ障かなぁ……

吃りながら私に返事を返す。

この子の個性は、一体どんなのだろう…多分植物かな?

先生の話を耳に入れながら微笑んだ。

 

「ねぇねぇ!ナツちゃんの個性ってなぁに?」

『あたしの個性は……火竜だよ!』

「どんなの?」

『えっとねぇ…』

 

昼休みとなり、クラスの園児達が私に集まってくる。

前記の通り個性を聞かれ、試しに拳に炎を纏わせた。

 

「凄ぉい!!!」

先「わぁ…凄い個性ねナツちゃん!」

『あとね…火も食べられるよ!』

 

試しに、端っこの方で爆発してた子の炎を食べてみせる。

ちなみにその子は酷く驚いてた…当たり前だけど…

 

「すごぉぉい!ドラゴンみたいだね!」

『えへへぇ』

 

まぁこんな感じで平凡な毎日が過ぎていき…

 

 

数年後

 

 

先「ドラグニル、お前雄英行きな」

『マジすか?』

先「マジ」

 

担任に呼び出され、突然こう言われた。

ちょいと待て…私の平凡が消えるだろ!

いや…これはナツとしてなりきるチャンスかもしれん!

そう思うと、ぽんぽんと欲が出てきて決意が固まる。

 

『……決めた…』

先「ん?なんだって?」

『あたし…雄英行くよ!先生!』

 

そう伝え、スキップしながら下校した。

 

 

 




あたしって言った方がナツっぽいかなと思い、書いてみました。
やばい文字数少ない…しかも終わり方が雑!

後すごい遅れてごめんなさい…
テスト範囲が早く知らされたり、勉強で色々と書けませんでした…


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