聖闘士星矢-新世代編-序章 (ギガス)
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設定と世界観
今回から聖闘士星矢の小説をやらせていただきます!♪
理由としては活動報告でも書いたようにΩの黄金聖闘士の聖衣の装着基準がなんだか気に入らなかったので今回筆を取らせていただきました!…と言うのは建前でして…実際はパラドクスとソニアが不遇過ぎるのもあったのであの二人に救済を!と思いまして書かせていただくこうと思っております。
※誤表記がありましたので修正します
痛覚→嗅覚
時間軸…冥王編からの時間軸で星矢達はハーデスを倒してアテナの力でエリシュオンから脱出を果たした後アテナにより星矢と紫龍は黄金聖闘士に昇格しており、氷河と瞬、一輝は青銅のままとなっており、黄金聖闘士は星矢と紫龍以外では貴鬼のみが既存でいる状態で他は空席の状態である。
キャラ設定
射手座サジタリアス星矢…かつてのペガサスの青銅聖闘士であり、数多くの神々を打ち倒した最強に近い聖闘士、冥王ハーデスとの戦いにより心臓にハーデスの剣…インビジブル・ソードを突き刺されたが太陽神アポロンの力により五感の内触覚と嗅覚を代償に復活を果たしてサジタリアスの黄金聖闘士に昇格した青年、現在は聖域でアテナを守護する任を受けており片時もアテナ…沙織の側を離れていない
天秤座ライブラ紫龍…星矢と同じく元龍座の青銅聖闘士、実力は間違いなく同期の青銅聖闘士達のなかでも抜きん出ており本気を出せば一輝とも互角に張り合える聖闘士、今は師である前ライブラの黄金聖闘士童虎の元で共に過ごした女性…春麗との間に子供…龍峰を授かり聖闘士としても父として夫としても順風満帆な人生を送っている
白鳥座キグナス氷河…言わずと知れたマザコン聖闘士!…ではなく母への未練を断ち切り今や伝説の聖闘士の一人として頼られる存在、師であるカミュから凍気の真髄を叩き込まれた凍気のスペシャリストであり、その凍気は時をも凍てつかせる。
星雲座アンドロメダ瞬…優しさと強さを併せ持つ聖闘士、かつてはその優しさゆえに敵にも情けをかけるところを兄に指摘されたが現在は人々の暮らしを脅かす者に対してはその内に秘めし正しく星雲の如きコスモを燃やして敵を打つ、なお現在は病気がちな紫龍の息子の龍峰の主治医をしている。
不死鳥座フェニックス一輝…もはや言うことが無いレベルで不死身な男、例え時空の彼方に飛ばされようと体を砕かれようとも不死鳥の如く復活して友達の危機に馳せ参ずる男…因みに滅茶苦茶ブラコンであ…「鳳翼天翔!」ギャアアス!?「余計なことを言うと滅するぞ?」ばい…ずびばぜん…チーん…
き、気を取り直しまして次は元青銅聖闘士
元一角獣座ユニコーン邪武…元ユニコーンの青銅聖闘士で沙織ラブである男、今は聖闘士を引退して牧場を経営して生計を立てているが実力は未だに衰えず並の相手なら片手で倒せるほどの強さである。
元狼座ウルフ那智…元ウルフの青銅聖闘士、現在はある養成施設の指導員を同期の蛮としており聖衣も返している。
元子獅子座ライオネット蛮…元ライオネットの青銅聖闘士、現在は同期の那智と共にある養成施設の指導員をしている。
元大熊座ベアー檄…元ベアーの青銅聖闘士、現在はアテナである沙織が開設した聖闘士育成学校パライストラで教員をしている。引退して聖衣も返したがその実力はかつてと勝るとも劣らない、
海蛇座ヒドラ市…檄たちと違い未だに聖闘士を続けているが自身の属性を見出だせていないため…一言言ってしまえばお荷物な聖闘士、現在は自身の属性を見出だすためにパライストラで生徒をしており、正直に言えばかなり良いとこなしの聖闘士である…(汗)
はい、というわけでまずは設定や世界観をやらせていただきました!
次回はプロローグとして星矢とハーデスの戦いからやらせていただきますのでご期待ください♪
では、皆さん次回も…君はコスモを感じることができるか!
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プロローグ…決着
今回はプロローグとして星矢とハーデスのラストシーンとΩまでの部分をちょっとだけやります。
あんまり長々とはあれなので…本編どうぞ!
※修正しました
冥界エリシュオン…いまここではひとつの決着が着こうとしていた…
「はぁ…はぁ…はぁっこれで…最後だっハーデス!」
「はぁ…はぁ…はぁ…くっまさか冥界の王たる我が…たかが
そういい二人の男が美しい草木が生い茂る草原にある遺跡のような所で互いに血を流しながら向かい合っていた…
「くっ…星矢…」「星矢っ」「星…矢っ」「星矢…」
「沙織さん…下がっててくれ…俺が…俺がこの戦いを終わらせるっ」
「星矢…」
「はぁ…はぁ…ふっ確かに貴様は我や我の臣下である
そういい漆黒の翼に黒曜石のごとき輝きを放つ鎧…
「?…な!?そんな!」
ハーデスの言う言葉を聞き不信感を持った白銀の鎧…
「ほ、星が
している!?」
「そうだ…グレイテスト・エクリプス…これが完成すれば地上の生きとし生けるものは総て闇に呑まれ永遠の苦しみに苦しむのだ…」
「そ、そんなことさせるか!ペガサス流星拳!」
そういい星矢は拳を振り抜くとその拳から光の一閃がハーデスを襲う!
「…ふん!」ガキン!
「な、なに!?バカな…さっきまで効いていたはずなのに!?」
星矢の言うとおり先程までは星矢の必殺の拳…ペガサス流星拳はハーデスの体を確実に撃ち抜いていたのに今は効く処か防がれていた…
「ペガサスよ、貴様の拳は確かにこのハーデスの鎧を撃ち抜き我が肉体にダメージを負わせた…しかし、忘れてはおるまいな?我は神である!」
そう言うハーデスからとてつもないプレッシャーが放たれる
「くっ!?これが冥王…だが、俺も負けるわけにはいかないんだ!俺は帰って姉さんに…星華姉さんに会うんだ!そして、アテナを沙織さんを守るんだ!」
すると星矢はその言葉と共に自身の内に秘めし小宇宙…コスモを限界を越えるレベルで燃やす。
「いくらコスモを燃やしたところで神には…なに!?ペガサスのコスモが…どんどん上昇している!?」
「ウオォォォ!燃え上がれ!俺のコスモよォォォォォ!」
その星矢の叫びが奇蹟を起こす!
ビシッ…ビシッビシッビシッ!
「なに!?グレイテスト・エクリプスが!」
ハーデスが空を見上げると先程までは完成に近付いていたグレイテスト・エクリプスが崩壊し始める…
「バカな…まさか、ペガサスのコスモが
を起こしたのか!?」
「ハーデス!」
「!アテナ…そうか、貴様の祈りと小さき人間の祈りが奴に力を与えていたか…あのときと同じだな?今から242年前のあのときと…」
「…そうですね?アローン兄さん…」
「!…ふっ我はアローンではない…と言いたいがそうでもないな…我は…いや、僕はあのときと変わらない人の世が許せなかったんだ…アテナ…サーシャやテンマが命を賭けて戦ったにも関わらず…ね?」
「アローン兄さん…」
「…話は終わりだ!来い、ペガサス!」
「ウオォォォ!行くぞ、ハーデス!これがっ最後の一撃だ!ペガサスっ彗星拳~!」
「ヌウォォォ!」
ガキン!
そうして二人の拳と剣がぶつかり合う…そして
バリンッ!
「がはっ!?…見事だ…ペガサス…いや、テンマの魂を受け継ぎしペガサスよ…」
「ハーデス…っぐっ」
「だが、貴様の魂は我が貰う…その魂は我の物だ…誰にも渡さない…テンマ…また一緒だよ…」ドサッ…
そういい倒れ付すハーデス…対して星矢の胸にはハーデスの剣の先が深々と突き刺さっていた…
「がはっ…さ、沙織さん…俺っ勝った…ぜ…」ドサッ…
「星矢!?星矢!星矢!しっかりして!星矢!…いや、逝かないで!テンマ!」
そう言いアテナ…沙織は星矢を揺すり目を覚ますように呼び掛けるが星矢の瞳は閉じたまま開かない…
「ぐっ…星矢っ」「そんな…」「嘘だっ…嘘だ!」「星矢…お前と言うやつはっ!」
そう言い星矢と共に戦っていた聖闘士…紫龍、一輝、瞬、氷河は星矢の戦いを見ているしか出来なかったことを怒り、悲しむ…
「星矢…お願い…目を開けてっ」
そういい星矢を抱き締めて祈り続ける沙織…すると
ヒュー…
『アテナ…アテナよ、泣くのはよしなさい…』
「え…まさか、貴方は…アポロンお兄様?」
沙織がそう言うとエリシュオンに一人の神…太陽神アポロンが降り立った…
『久しいな…アテナよ…悲しむのは止めなさい…彼はまだ救える…』
「本当ですか、お兄様!」
『うむ…しかし、これは我との契約となる…つまりは代償が必要となる…』
「代償…私にできることならば何でも!」
『アテナ…そなたの気持ちは痛いほど分かる…だが、その代償はソナタではなく…ペガサスが支払うのだ…』
「星矢が?」
『うむ…今、ペガサスを貫いたのは我が叔父ハーデスの剣…それは呪いの力となりペガサスの心臓を貫くために刻一刻と刺さり続けるだろう…』
「そんな…星矢…」
『だが…代償として何かを失うことになるが、我が力でそれを引き抜こう…』
「…でも…」
そういい決めかねる沙織…すると
「かまっわないぜっ…またっ沙織さんを…守れるなら何を失っても構わないっ」
「星矢!」
そういい剣が刺さっているにも関わらず声を出してアポロンに願い出る星矢
『良いのだな…では、抜くぞ…』
そういい星矢の胸に刺さる剣に手をかけると…
ズシュッ!
「ぐっ!?グアァァァ!」
星矢は剣が抜かれる痛みに叫び声をあげながら耐える
「星矢!?お兄様!お止めください!」
『ならぬ!ペガサスの覚悟を無下にするな!耐えよ!ペガサス!』
アポロンはそういい星矢の胸に刺さるハーデスの剣を引き抜いていく…そして!
ズシュッブシュッ!
「かはっ!…はぁ…はぁ…はぁっ」
「星矢!星矢、しっかりして!」
「はぁ…はぁっだ、大丈夫だ…沙織さん」
そう言い胸元を抑える星矢
『ふむ…傷もすぐに塞がるだろう…では、ペガサスよ対価を貰うぞ?』
「あぁ…なんであれ、俺に払えるものならなんでも払おう…」
『ふむ…では、そなたから視覚と痛覚を剥奪する…良いな?』
「五感の内の二つか…あぁ構わない!それで沙織さんを…アテナを守り続けられるなら!」
『…ふっアテナよ、良き聖闘士に巡り会えたな…では…五感…視覚、痛覚…剥奪!』
バヂィ!
「っ!?…」
『ペガサスよ、目を開けてみよ…』
「…っ!?み、見えない…なにも…痛みは…」バキッ!
「星矢!?」
「痛く…ない…本当に痛覚と視覚を失ったんだな…」
『…さぁ、これでそなたらの戦いは終わった…訳ではない…いずれまた戦いが起きるだろう…そのために今は休むとよい、さらばだ我が妹アテナよ…さらばだアテナの聖闘士達よ…』
そういいアポロンは姿を消していった
「…沙織さん…俺は後悔してないぜ、例え痛覚と視覚を失っても沙織さんを守って見せるよ…」
「星矢…ありがとうっ」
そういいアテナ…沙織は星矢に抱きつき感謝を述べるのだった…
数年後
「オンギャァ!オンギャァ!」
「あらあら…大丈夫よ、光牙…貴方は私達が護るわ…」
少女から女性へと成長したアテナ…沙織は一人の赤子をあやしながら再び起きた戦いに不安を募らせるのであった…
星矢とハーデスの戦いから数年後、平和を謳歌していた星矢達に再び戦いの火の粉が舞う!
次回!聖闘士星矢~新世代編~序章
「災禍再び…」
君はコスモを感じたことがあるか!
はい、と言うわけで今回は星矢とハーデスのラストバトルとちょっとだけベビー光牙を出しました♪
次回は星矢達にあの神が襲いかかります。
では、次回まで…good-bye!♪
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プロローグ2『災禍再び…』
今回は星矢達が冥界から帰ってきた後の自分なりの設定を盛り込んだ形でお送りさせていただくプロローグ2です。
後々への布石なども出てくる…かと、思われますのでお楽しみください、では!本編…スタート!
冥王ハーデスとの戦いが終わり、地上に戻った星矢達に様々なことが起きた。その一つは…
「も、申し上げます!亡くなられたはずの
「…皆を通しなさい」
「は、はっ!」
数分後…
「「「「「「「「「「「「アテナ、我等黄金聖闘士ただいま帰還致しました!」」」」」」」」」」」」
「ムウ、アルデバラン、サガ、アイオリア、シャカ、デスマスク、ミロ、童虎、カミュ、アイオロス、アフロディーテ…よく帰ってきてくれました…そして、アスガルドでの戦いご苦労様でした…」
「「「「「「「「「「「「はっ!ありがたきお言葉…」」」」」」」」」」」」
なんと冥界にて消滅したはずの黄金聖闘士達が帰ってきたのだ、しかし彼らも疲弊しており聖闘士としては戦えぬ程に小宇宙を消費してしまったので引退を決意した…
「アイオロス…本当に俺なんかでいいんですか?」
「あぁ…君ならば間違いないと私は確信を持てる。星矢、自分を…そして仲間を信じるんだ、そうすれば間違いなく道は開ける」
「…分かりました…俺の命に懸けても沙織さんを…アテナを護り通す!」
そうサジタリアスのアイオロスもまたその一人であったのだ、そして星矢はアイオロスより金色に輝く射手座サジタリアスの黄金聖衣を受け継ぎ…
「これよりはこのアイオロスに代わり彼、星矢が新たなるサジタリアスの黄金聖闘士となる!」
「…」
おぉ~星矢~!似合ってるぞ~!
そして他にも…
「紫龍よ」
「はい、老師」
「ワシ等は最早聖闘士して戦うことは出来ぬだろう…だから、お主にワシの聖衣を譲り渡す」
「!ろ、老師…つまり…俺が、天秤座…ライブラと言うことですか…?」
「そうじゃ…お主ならば間違いなく勤まるであろう…」
「お、お待ちください老師!俺などまだまだ未熟者です…それに俺では老師のようには…」
「がっはっはっは!なんじゃなんじゃその情けない顔は?…紫龍よ、一つ言うとくぞ?」
「は、はい…」
「お主は固く考えすぎなのじゃ…じゃからもっとバカになれとは言わぬがの?…もっと広く考えてみぃ」
「広く…物事を考える…」
「そうじゃ…お主なら天秤座…ライブラの黄金聖闘士に相応しいとワシは思っているぞ」
童虎の瞳には偽りの曇りはない
「…老師、承知いたしましたこの紫龍、老師の思いに必ずお応えいたします!」
「…そうか、ならば今日よりソナタが
童虎の言葉に顔を上げて紫龍は
「はっ!必ずや天秤座の使命を果たして見せます!」
こうして少しずつ世代交代が行われる聖域の外では…
『オノレ…アテナメ…ユルサヌゾ…ワレカラ地上ヲ奪っタムクイ、必ズ受けサセテクレル…ふふふ…フハハハハハハ!』
新たなる争乱の幕が上がり始めていた…
ハーデスとの聖戦から一年後、星矢達は各々の聖闘士としての務めを全うしていた…
しかし、そんなある日突如現れた謎の敵…
次回!聖闘士星矢-新世代編-序章
「蘇るもう一つの戦神!」
君はコスモを感じたことがあるか!
はい、と言うわけで…お待たせしました!(土下座!)
いやぁ~…(汗)中々に難産でした。プロットは出来ていたのですが思うように筆が持てず、ここまで掛かってしまいました(汗)
まぁ言い訳を言っても仕方ないので皆様、また次回までgood-bye!
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