Fate/Dragon Chronicle Order (爆焔特攻ドワーフ)
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竜戦役の記録Ⅰ

今回と次の回はセブンスドラゴンの戦いの記録を記したものです


戦いがあった

 

人と外宇宙からの侵略者であるドラゴンとの未来過去現在を貫く

壮絶なる戦いがあった

 

紀元前のアトランティスに於けるルシェ族と真竜ニアラとの壮絶なる戦い

一度はアトランティスごとニアラを沈め、修復不可能なほどの傷を負わせてルシェ族は滅んだ

未来からの異邦人が訪れた世界線では異邦人と力を併せ、竜殺剣で真竜ニアラを討ち果たした

 

2020年と翌年に於ける、二度にわたる真竜の来訪

最初は竜の存在すら忘れ去られており、ドラゴンたちに抗うすべなく

人類たちはドラゴンに敗北し、日本は世界はドラゴンたちの侵略を許した

ムラクモ13班は絶望的な状況の中から立ち上がり犠牲を出しながらも突き進んだ

そして、ムラクモの総長である日暈ナツメが裏切り、人類の敵対者となり大勢の避難民を取り込み

東京タワーを大気圏まで伸びるダンジョンに作り替え、その天辺に君臨した

ナツメを信頼していたものたちは裏切られた

だが、13班は諦めなかった

彼らの協力者であるSKYのタケハヤの捨て身の特攻によって東京タワーを取り囲むナツメの力による結界は壊れ

13班は侵入を果たし、天辺に存在していたナツメを死闘の果てに討ち取った

そこで戦いは終わらなかった

ナツメの躯が消える最中、大気圏のさらに上より階が降りてきたのだ

 

そして聞こえる声

一連のドラゴンの襲来は声の主、真竜ニアラの来訪によって引き起こされたのだと彼らは悟る

 

ムラクモ13班は全ての元凶を討ち倒すために、ニアラの居城へと入り込んだ

居城の中は想像を絶する場所だった

これまで戦ってきた帝竜に匹敵するほどのドラゴンたちが彷徨く魔境

そこを突破したムラクモ13班の前に姿を表す真竜ニアラ

金色の体躯、宝石が散りばめられたような紋様、円環、そして片方は影のように黒ずみ不定形となっている左右非対称の翼

そして、何よりこれまでの竜とはちがう人間を家畜として見下していながらも言葉を交えることができる知能

全ての格が違った

 

そして始まる最後の戦い

だが、翼を除けば完全体の真竜ニアラとここまでに疲労しているムラクモ13班

次第に、ニアラの攻撃がいたぶるように激しさを増し

ムラクモ13班は疲労と猛攻によって傷が増えていく

ニアラが止めの一撃でムラクモ13班を殺そうとしたとき、邪魔が入る

邪魔をしたのは、身体が殆んど竜と化した変わり果てたタケハヤだった

タケハヤの竜と混じりながらも理性を振り絞った猛攻によって

戦いの優劣は反転した

残り少ない体力を振り絞ったムラクモ13班の反撃により、ニアラは致命傷を負い

ニアラは逃げるように宇宙の果てへと飛び立ち

地球の竜戦役はひとまず終わりを迎える

 

ムラクモ13班は疲労しきった身体を引きずりながら、彼らの仲間が待つ東京都庁へと帰還する

 



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竜戦役の記憶Ⅱ

説明回とプロローグへのつなぎ
ちょっと2020‐Ⅱの記憶があいまいなんで
時系列は勘弁してください


さて、昨日はどこまで語ったかな?

 

そうか、2020年の真竜襲来の時までか

いやはや、私も長生きしたものでね

最近物忘れが激しいんだ

では、話そうか

 

 

2020年の竜戦役終結から約一年

人々は過ぎ去った竜たちの爪痕から抜け出し

復興の道をたどっていた

ある日、復興を記念してスカイタワーにてテレビ中継をしようと思ったんだ

だが、そこに再び嵐が訪れた

始まりは屋上を警備中の自衛隊からの一報だった

「やつらが・・・」とね

そのあとにスカイタワーではほとんどの通信機器が使えなくなった

そして・・・フロワロがどす黒いフロワロがスカイタワーに咲き誇った

それは二度目の竜戦役の始まりだったんだ

 

少し前に休暇から復帰した13班は新たに3人の仲間を向かい入れた

6人になった13班がスカイタワーの頂上で目にしたのは

真竜フォーマルハウトと数多のドラゴンたち

余興でけしかけられたドラゴンを排除すると

フォーマルハウトは13班に襲い掛かったんだ

 

なすすべもなく圧倒的な力によって瞬く間に13班は沈められた

え?ニアラには勝てたのに?

馬鹿にしてはいけないよ、彼らがニアラに勝てたのは竜を狩りつくし、その屍を再利用して強力な武器を生み出し、様々な人々に支えられて、ようやくニアラを沈められたんだ

彼らだけでニアラを沈められるのならば、とっくに竜戦役は終結していたさ

 

とにかく話を進めよう、もうあまり時間がないからね

 

倒れ伏した彼らを助けたのはアメリカからやってきた部隊の隊員たちだった

彼らは当初13班を疑っていたけどね

そして彼らが目覚めてから二度目の竜を狩る物語は始まったんだ

 

最初の舞台は水晶に覆われ、異空間に落とされた東京駅

次の舞台は人を容易く溶解させる超強酸性雨が降り注ぐ、瀑布になった六本木

そして、ここからがフォーマルハウトの性質が良く出てきた

フォーマルハウトは「腐りかけの果実」が好きという偏食家でね

能力をいかんなく発揮して、前年人間を苦しめたドラゴンたちを復活させたんだ

スリーピーホロウ

ジゴワット

トリニトロ

 

池袋の樹海はふたたび狂気渦巻く死地となった

天球儀からは区画をまるごと消滅させる超電磁砲が射出され、近辺を焼き払った

そして砂漠地帯の工場は再び動き始め、各地にドラゴンたちを進行させ始めた

 

かつての帝竜たちの復活はフォーマルハウトがこのむ惨劇を生み出すはずだった

しかし、彼は見落としていたんだ

前回という事例がある以上、再生竜たちへの対抗策がすぐに構築されたのだ

その結果、犠牲を出しながらも再生竜たちは打倒された

 

13班の前に立ちふさがったのは、帝竜・ジャバウォック

無限にも等しい耐久を持つドラゴンだった

5000年近く後に出現する帝竜・ジャガーノートはジャバウォックを参考にしたかもしれないけどね

ジャバウォックは他のドラゴンをタンクとすることで無限に等しい耐久性を有していたが、その事実が判明すれば早かった

13班は二手に分かれ、タンク役のドラゴンを撃破し、ジャバウォックを挟み撃ちにすることで撃破したんだ

そして、フォーマルハウトが拠点に来襲し、多くの人々の命を奪った

その中にはアメリカから来た精鋭部隊の隊長もいたし、ムラクモ機関の仮の総長として活動していたヒュプノスの巫女の片割れ・・・エメルも含まれていた

最後に残ったのは悪夢を魅せ周囲の人々を狂気と悪夢の世界に陥れ、暗殺者のごとく刈り取っていったインソムニア

悪夢に襲われた13班を救ったのは、死んだはずのエメルだった

彼女の導きもあり、彼らは悪夢の帝竜インソムニアを討ち果たした

 

そして、ついに二度目の竜戦役は最終局面を迎える

3度にわたるフォーマルハウトとの戦い

異空間に完全に侵食され、死毒振りまくフロワロが咲き乱れる

だが、人々の希望を背負った13班は破竹の勢いで突き進み

フォーマルハウトを追い詰め

最後には古代から蘇りしルシェ族の少女、マリナによってもたらされた竜殺剣によって、フォーマルハウトは消滅した

 

こうして、君たちが生きた2100年まで物語は繋がれたのさ

え?5000年後の話?

知る必要はないよ

もうすぐ、世界は新生して

君とNAV.シリーズの子孫とあのぬいぐるみ以外は竜戦役のことは忘れてしまう

君とともに駆け抜けた現代の戦友たちも、竜戦役があったからこそ君と出会った

ならば、竜戦役がなければ?

 

そう、君たちは出会わない

 

おや?そろそろお別れの時のようだ

新生した世界で君がどう生きていくのかは興味がある

私も生命をこの地にばらまいた

君にちょっとした「加護」を与えようじゃないか・・・

 

キャラが違うって?

話も滅茶苦茶だって?

ふふふ、新生した世界でも君は厄介ごとに巻き込まれそうだ

 

「これ」を渡しておくとしよう

厄介ごとに巻き込まれたときに君の助けになる

 

わたしとは違う道があることを証明してくれた君に感謝するよ

 

 



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そして彼は絶望して、かの地へと

セブンスドラゴンⅢのバッドエンド注意
もし、奇跡によって竜に関することが消えるのならば竜災害に備えるために作り出された生命は果たして生まれるのか?


新生した世界に生まれ落ちた彼は

まずは情報収集に徹した

彼の隣には不細工というか奇抜なデザインのヌイグルミが増えた

そして、数日後

彼は絶望を経験する

 

友人が居ないことは想定していた

ISDFが存在しにことも想定していた

マモノが居ないことも想定していた

だが

彼女が存在していないことは、想定外であったし

青年の心を深く深く抉った

 

那雲ミオ

NAV.シリーズの子孫であり、もともと病弱だったのだが

災いし竜斑病に感染し、アリー・ノーデンスへ続く道をガイド中に限界を向かえ

事切れた

世界がフロワロで完全に包まれる前は青年と恋人一歩手前であった

特に、あのときアイオトは青年とミオとナガミミは記憶が残っていると

いっていたはずだ

 

青年たちが新生した世界が竜戦役がない世界なら

ミオは存在していた

しかし、正確に言えばこの世界は竜戦役が消えた世界ではなかった

彼らは竜戦役がなかったという「平行世界」へと移動していたのだ

 

そのあとの青年の荒れようは凄まじかった

また、青年と一緒にやってきたナガミミも錯乱状態に陥った

二人はボロボロになってしまった心を癒すように

傷をなめあう動物のような

爛れて腐ったような生活を送り始めた

滅びしフォーマルハウトが見ていたならば嬉々として喰らおうとしたであろう

 

数年後、成人を向かえた彼はふらりと鞄にナガミミを入れて街に出た

もし、その日彼らが出歩かなければ

彼らは世界が焼却される瞬間まで

腐りついていたであろう

 

彼は気まぐれに献血の車両に入り

献血を終えると彼はスカウトされた

彼は当然疑い、何かと理由をつけて立ち去ろうとしたが

意識を失った

 

気づけば、彼は無機質な床の上に倒れていた

目の前には人間の姿になったナガミミ

起き上がれば、自分の服が変えられていた

私服から、白と黒の服へと

 

状況を知ろうとした瞬間、ナガミミはヌイグルミへと姿を変えた

何事かと回りを見れば、自分の足元に白い獣がすり寄っていた

いや、自分の竜戦役で培った本能が目の前の獣がただの動物ではないことを示していた

 

白い獣を前に考え込んでいれば

後ろから「先輩!」という声が聞こえて振り替えれば

そこには、那雲ミオがいた

いや、現実には違う

似ても似つかない少女だ

髪の色も薄いピンクであるし

胸はミオと違って豊満であった

 

少女は自分をマシュと紹介し

ちょっとした事情を説明してくれた

その話し方と雰囲気に彼はミオを思い出していた

 

そして彼はマシュに案内されるままに自らの部屋に赴けば

部屋の中には、菓子を頬張る不審者がいた

思わず取り押さえれば

マシュが慌てて弁明をした

不審者ーロマンというらしいーはここを休憩室と称して、自分が来るまでここを使用していたということを

ロマンのほうを見ればブンブンと頷いており

マシュが言ったことが正しいことを証明していた

 

とりあえず、マシュとロマンに退出してもらい

ナガミミにもとに戻って貰うと

ナガミミを抱き締めた

拉致され、見知らぬところに放置され

おそらく職員の少女とスタッフの優男は無害そうであったが

油断するわけにはいかなかった

現に、アリー・ノーデンスという人類を騙していた真竜もいたし

あの少しの時間だけで信用するわけにはいかなかった

もう少し、探りを入れなければいけない

 

そう考えた青年はひとまず、部屋の中に盗聴機や監視カメラが仕掛けられていないことを確認すると、部屋を施錠しナガミミとともにベッドにたおれこんだ

 

 




納得いかない!と思うかもしれませんが
原作でも、NAV.シリーズがいないのに、那雲ミオが存在していること事態奇跡です
なにか、意見等ございましたら感想のほうに書き込みください


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疑惑

遅れて申し訳ありません・・・
活動報告にもあるように、最近執筆欲がガタ落ちしてまともに作品が書けていませんでした


感想などございましたら、励みになるのでよろしくおねがいします


カルデア英霊召喚の成功例2番目である、男性から女性へと変じたレオナルドダヴィンチはパソコンの目の前である壁にぶち当たっていた

 

画面の向こうにあるのは、今日訪れた(拉致されてきた)一般枠の二つのうち一つに当たるマスター候補から採取したDNAのらせん構造である

書類上では時計塔から来たマスターたちは、出向もしくは招待扱いでカルデアに来ているのだが、そのほとんどが次男や三男などの一般的に魔術刻印を受け継ぐことのない、代替品である

Aチームの彼らは前所長が直々に集めた精鋭たちだが、そのほかは一般人に比べれば(魔術を使えるという点で)優秀なだけで、昨今派閥争いが激しい時計塔におけば付和雷同のお荷物たちである

とはいえ、いちおう借り物でもあるので作戦中に死亡した際は降霊装置や電力から変換された魔力によって蘇生させる必要がある

そのためには、何らかのDNA情報が必要不可欠であるため

秘密裡ではあるが各魔術師のDNAを採取して保管するのも、カルデアの技術担当の一端を担うダヴィンチの仕事であった

現代の技術に融和的な魔術師ならば、DNA情報を盗まれないように魔術的なプロテクターをかけてDNAを奪われないようにしているのだが、時計塔の大半の魔術師はいまだに魔術のほうが科学技術よりも便利である、と高をくくり軽視している者がほとんどであったので、DNAの採取・解析は楽であった

 

しかし、一般人であった・・・というか完全に魔術に関係すらしていないマスター候補であった藤丸蓮華のDNAを採取し解析しようと試みたところ、とんでもないものをダヴィンチは発見してしまった

彼のDNAには7つのプロテクトが掛かっており、何らかのコードを打ち込むことによって解析が可能になるらしい

魔術に一切関係がなく、魔術回路すらもっていない一般人である彼のDNAには天才と称されたダヴィンチさえ解けないプロテクトが掛かっており、さらにそのプロテクトの全体像がダヴィンチの興味を引いた

「七つの竜が絡み合っている・・・」

 

まるで、彼のDNAを閉じ込めるかのように無色透明な竜たちの檻ができていた

 

「いったい彼は何者なんだ・・・?この天才ダヴィンチちゃんにわからないことがあるなんて久しぶりだね・・・」

 

 

カルデア研究区の隅

 

マシュ・キリエライトと同個体のホムンクルスたちが保管されている場所

マシュ・キリエライトのような顔の個体もいれば

並行世界のジークのような顔の個体もいた

その中に一人だけ、他とはかなり違う個体がいた

その個体がいるカプセルには「N.V」と記されており

中には美しい緑色の髪を伸ばした少女型のホムンクルスが収められている

 

 

 

 

 

 

一瞬、そのホムンクルスの入ったカプセルが虹色に輝き、カプセルのなかで何かの音がした

すぐにその光は収まり、音も聞こえなくなった

何事もなかったかのように研究区は静寂が戻った

 



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紅く染まる

ずっと放置しててすみませんでした。


目の前が燃えている。赤く赤く燃えている。目をおろせば瓦礫に潰された身体が見える。炎がその躯を舐めて燃やして。

目の前に斃れた少女がいる。対して興味がない。この少女はあの少女じゃない。彼女とこの少女は違う。

下半身を潰された哀れな少女から目を離し、歩く。

その後ろを小さな影が追う。

「たすけないのか?」

「ああ。もう手遅れだ。」

「そうか」

後ろで少女と誰かが話す声がする。もう助からないというのに。

奇跡で世界を直したのに、俺の体は戻らなかった。あの戦いの時のままだ。それは誰かが記憶を忘れないように魂に刻んだ呪いかもしれない。今でもあの激戦を悲劇をつかの間の平穏を思い出す。

ルシェ族の女王がいた。数千年後の未来から来た学者がいた。糞みたいな本性をしていた竜がいた。目の前で死んだ双子がいた。殺し合いをした青年がいた。彼女がいて、彼女の父がいて。戦友もいた。あの頃に戻りたい。

俺が竜の居ない世界なんて願わなければ良かった。

平和になった世界。知っているようで知らない人ばかり。俺はすべてを失った。愛する人も時を超えた友人も、同じ戦場を駆け抜けた仲間も。

俺が願わなければ、俺があの世界から毒花を消し去りみんなを生き返らせてさえいれば。

俺があの世界を壊さなければ。

俺が彼女を殺した。あの世界で生きていた人々を殺した。

未来も過去もすべて消え失せた。

 

俺が悪いんだ。

 

なにもかも

 

消えてしまえばいいのに。

 

 

 

 

そこで俺の意識は途絶えた。

 

 

 

 

「・・・い!」

 

 

「・き・・・!」

 

何か聞こえる。

目を滓かに開ける。

目の前にはナガミミがいた。

 

「起きたな?すぐに周囲を確認しろ。」

 

その瞬間、殺気が飛ぶ。方向は右斜め。

近くにいたナガミミをかっさらい、身体の近くにあった鉄パイプをつかみ飛んできたものをはじき返す。

態勢を空中で立て直し、周囲を確認する。

あの瓦礫と死体であふれた部屋ではない。

住宅地だ。

人の気配はしないし、至る所から炎が巻き上がりかなりの熱が伝わってくる。

それよりも気になるものがあった先ほど殺気を感じてとっさにはじき返したものは苦無だった。

 

「ホゥ・・・アレヲハジィキカェスト・・・」

 

目先10m先に黒い靄の塊が降り立つ。漆黒を体現したかのような塊からは異様な長さの腕と髑髏が覗く。

 

俺はその姿を視界に収めつつ、背後に手をやる。何もない場所から愛刀が出現し手のひらに収まる。

「カカカ!ソノ刀デ如何トスル!貴様ハ此処デ我ノ糧トナル!」

嘲笑する。髑髏。

隙がない。高笑いをしているが、油断はしていない。

死闘にはなるかどうかはわからない。

対人戦なんてほとんどしていない。

だが、負けるつもりはない。

 

立ちふさがるなら殺すのみ。

 

刀を構え、大地を蹴る。

髑髏は静かに苦無を出して待ち受ける。

 

 

燃ゆる街に新たな火花が散った。




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