やはり俺が奉仕部にいたのは間違っている (MAXCoffeeLove)
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過去の振り返り
???「元気だして八幡」
八幡「俺は元から元気だぞ、むしろ元気過ぎて今すぐ走りに行きたいまである」
???「うわぁ、」
八幡「なんだよ、、」
???「いや、八幡が走りに行きたいとかおかしな事言うからさ」
八幡「え。なに、俺が走りに行くのがおかしいってどういうことだよ、」
???「だって専業主婦希望のヒッキーじゃん!」
八幡「ヒッキー言うなっての」
そー言えばヒッキーって言われるのもだいぶ懐かしいな
俺が奉仕部を辞めて、もう半年も経つんだな。
???「どーしたの?、もしかして、あの奉仕部?ってのを辞めたの後悔してるの?」
八幡「いや、そーじゃないんだ、ただな、」
半年前高校2年の終了と共に俺は奉仕部をやめ、更には総武高を転校した
そもそも奉仕部をやめたのは修学旅行をきっかけとして雪ノ下や由比ヶ浜と話をしなくなったからだ
雪ノ下「あなたのやり方嫌いだわ」
由比ヶ浜「もっと人の気持ち考えてよ!」
八幡「ハァ〜」
ガサッ
八幡「誰かいるのか?」
???「あ、ごめんね、別に盗み聞きしてたわけじゃなくて、」
八幡「別に」
???「君はなんであんなことしたの?」
八幡「最初から居たのかよ、」
???「友達とはぐれちゃってここの夜景が綺麗って話してたからいるかなって思って来てみたら、なんか君があの男の人に話しかけてたから出れなくてね」
八幡「そーかよ、、んでその友達とやらには会えたのか?」
???「会えなかったけど、LINE来てたから大丈夫。ところでさっきの質問には答えてくれないのかな?」
八幡「別に他人に答える必要ないでしょ、」
???「そーだね、じゃあ自己紹介するね
私は夏野夢花、一応地元の高校2年生だよ、君は?」
八幡「え、答えなきゃダメなの?」
夢花「私だけ言うのは不公平だと思うんだけどな〜」
八幡「はぁ〜、」
夢花「だめ?」
八幡「仕方ないか、俺は比企谷八幡、修学旅行で来てる
一応俺も高2だ。」
夢花「それで比企谷君はなんであんなことしたの?本気で好きで告白したわけじゃないんでしょ?」
八幡「いや、告白して振られた。それだけだ。」
夢花「嘘。」
八幡「ホントだ」
夢花「じゃーなんでさっきの女の子達はあんなこと言ったの?それに比企谷君も本気じゃないって言ってたじゃん。」
八幡「…」
(「ねぇ、お兄ちゃん、少しは自分にすなおになっていいんだよ?」)
八幡「なぁ、」
夢花「どうしたの?」
八幡「少し長くなるか話聞いてくれるか?」(平塚先生には連絡しとこ、)
夢花「いいよ、どこで話する?」
八幡「すまん、この辺に何あるか知らんから適当に決めてくれ」
夢花「わかった、けど時間とか大丈夫なの?」
八幡「大丈夫だ。さっき顧問の先生に連絡した場所が決まりしだいもう一度連絡してくれって、話に参加してくれる。って」
夢花「そっか、じゃーホテル行こ?」
八幡「は?」
夢花「私の親ホテル経営しててさ会議室使えるらしいからさ、そこで話しよ」
(八幡「勘違いなんかしてないからね、ハチマンウソツカナイ」)
八幡「わかった。場所は?」
夢花「〇〇ホテル」
八幡「マジか、そこ俺らが泊まってるホテルだわ」
夢花「そーなんだ、しらなかった」
八幡「ちょっとまってて」
夢花「わかった」
そう言うと彼は誰かに電話をかけた
「もしもし、比企谷です。場所なんですが今泊まってるホテルの会議室を借りれるそうです、はい、はい、今は嵐山にいます、分かりました、よろしくお願いします」
八幡「悪い待たせた、今から先生が迎えに来てくれる」
夢花「そーなんだ」
しばらくして比企谷君が言っていた先生が来た
平塚先生「すまない、またせたな、それじゃ行くぞ。」
八幡「ありがとうございます平塚先生」
平塚先生「ところで比企谷、隣にいる女性は?」
八幡「さっき話した女性です」
夢花「初めまして夏野夢花です」
平塚先生「夏野か、わかった。比企谷、何があったのか話せるだけ話して欲しい」
しばらくして私達はホテルに着いた。
ホテルに着くと
夏野母「おかえりなさい夢花。後会議室は開けといてあります。」
平塚先生「すいません、ありがとうございます。では行くぞ比企谷、夏野」
そして会議室で話が始まった
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奉仕部の活動とこれまでしてきた事(1)
八幡「平塚先生はご存知だと思いますが俺が奉仕部に入って初めての依頼が由比ヶ浜のクッキー作りでした。
雪ノ下はこの依頼の解決策として美味いのができるまで何度でもつくらせるって事でしたが由比ヶ浜は何度やっても失敗してて雪ノ下も呆れてました
だから俺が本物のクッキーを見せてやると言って2人を部屋から出して戻ってくるまでの数分俺は何もしてませんでした」
平塚先生「何故何もしなかったのだ?」
八幡「そもそも雪ノ下の解決方法じゃダメだと思い俺は解決ではなく解消をしようと決めました。だから何もしませんでした。」
平塚先生「ならその解消した方法を聞かせてくれ」
八幡「俺は雪ノ下達が戻ってきてから由比ヶ浜の残りのクッキーを本物のクッキーだ!と言って2人に渡しました、結果はもちろん美味しくないって言われたので、じゃー捨てるわって言って捨てようとしたんです。そしたら俺の狙い道理捨てるのは勿体ないし食べれると言ったのでネタばらしをしました。
そして大切なのは相手のことを思って作る事だと説明し、由比ヶ浜は依頼を取り消す。と言って帰って行きました」
話終えると黙って聞いてくれてた夏野が口を開いた
夏野「比企谷君がその方法を取らなかったら、その雪ノ下さん?はずっと作り続けてたのかな?」
八幡「恐らくな。雪ノ下は完璧主義みたいなとこあるからな。やるからには上達させるって感じだったろうな」
平塚先生「比企谷、1つ聞きたいのだが、お前は何故雪ノ下にその解消を話さなかったのだ?」
八幡「それは最初に雪ノ下から味見役をお願いされたからです。俺は無理に解決しなくてもいいんじゃないか?と言ったのですがそれは逃げだ、って否定されましたからね、」
夏野「確かに無理に解決されるのは嫌だね、」
平塚先生「確かその後に戸塚の依頼が来たよな?」
八幡「そーです。元々体育の時間に戸塚からテニス部を強くしたいからまずは自分が先に強くなりたいって相談しに来ました。
だから俺は放課後雪ノ下にこの話をしたら死ぬまで素振り、死ぬまで走り込み、死ぬまで練習と答えたんですよ、」
平塚先生「雪ノ下らしいな」
先生が苦笑いしてると夏野が
夏野「本当にそれをやらせようとしてるなら私は正直かなり引くね」
八幡「雪ノ下は本気だったよ、
まぁ、そーやって話してる時に由比ヶ浜が依頼人を連れて来たと言ってその依頼人が戸塚でした。
そして雪ノ下は依頼を受けると言ってテニスコートに行きました。」
平塚先生「確かにテニスコート貸出の許可は出したな。」
八幡「それで練習は戸塚となぜか由比ヶ浜の2人が始めました」
夏野「雪ノ下さん、比企谷君は何してたの?」
八幡「ん?、俺はアリを数えてたぞ。雪ノ下は確か本を読んでたかな」
夏野、平塚先生「アリって……」
2人が同時に言ったので少し笑いそうになった
夏野「雪ノ下さんは本読んでいたって本当なの?」
八幡「あぁ、読んでたぞ。
まぁ、話を戻すと、その後戸塚が怪我をしたんだよ。まぁ、擦り傷程度で済んだがな。それで雪ノ下は何も言わずにテニスコートを離れて行きました。まぁ、雪ノ下は保健室に救急箱を取りに行ってたみたいなんだがな。」
平塚先生「ほぅ、それでその後は?」
八幡「急に葉山、三浦、戸部、大岡、大和の葉山グループが割り込んできたんですよ。」
平塚先生「そんな話は聞いてないぞ、比企谷」
八幡「三浦が混ぜろって言ってきたので俺は断ろうと何度も話をしましたが聞く耳持ってくれなくて、そしたら葉山がヒキタニ君と結衣、俺と優美子のペアーでダブルスをやろう。そして勝った方が今後テニスコートを使えるって条件で勝負仕掛けてきたんで断ろうとしたら三浦がボールを打ってきて仕方なく試合することになりました」
夏野「なんで葉山くん?は勝負を挑んできたのかな?」
八幡「しらん。としか言えないな」
平塚先生「比企谷、周りに生徒達は居たのか?なぜ1度もそんな話が出てこなった?」
八幡「それは多分俺のせいですね。テニスの勝負中に三浦は未経験者の由比ヶ浜をずっと狙ってて、由比ヶ浜がスタミナ切れで転けたんですよ、それで由比ヶ浜はテニスコートを出ていきました。」
平塚先生「ほう、それで比企谷のせいとはどう言うことなんだ?」
八幡「俺が土下座しようとすると由比ヶ浜とユニホームを着た雪ノ下が戻ってきました。でも勝負を止めるのではなく続けるってことで続けました。結果的には雪ノ下が優勢でしたが結局雪ノ下もスタミナ切れになった時に雪ノ下から絶対に勝ちなさい。命令よって言われたので俺にしか出来ない方法で点をとり最後の1球も相手コート真上に軽く打ち上げたんですけど狙い通り風が吹きボールが流されてそんで三浦が打ち返そうとした時に葉山がフェンスにぶつかりそうな所を助けたんですよ。
だから、俺のせいって事です。」
それで俺は結局なんのために勝負をしたのか分からないままだった
平塚先生「そうか、少なくとも君は頑張んった。だからそれは誇りに思っていいことだ。」
夏野「そーだよ、比企谷君。
三浦さんがフェンスぶつかりそうになったのは三浦さん本人の不注意だと私は思う。気にしなくてもいいんだよ。比企谷は精一杯頑張ったって私は思うよ。」
その言葉聞いて俺は、話をしてよかったって思えた。だから俺は
八幡「ありがとな夏野、少し楽になった。」と聞こえるか聞こえないかの大きさで呟いた。
今回は長くなってすいません
とりあえず次はチェーンメールと千葉村編です。
どちらもオリジナルの展開があります。
出来ればまた見てください
感想や意見をお待ちしております
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奉仕部の活動とこれまでしてきた事(2)
オリジナル展開があるので気に食わない方もいると思いますが最後までお付き合いください。
平塚先生「比企谷、今までの話を聞く限り依頼受けたり依頼者を連れて来たのは雪ノ下と由比ヶ浜になるが間違いないか?」
八幡「間違いないです。」
平塚先生「そうか、」
夏野「でも解決、解消したのは最終的に比企谷君だよね。」
八幡「まぁ、そーなるな」
平塚先生「その後の葉山からの依頼も比企谷、君が解決、または解消したのか?」
八幡「そーですよ。」
夏野「どんな依頼だったの?」
八幡「クラスに流されたチェーンメールがあってな。葉山は犯人を探したいわけじゃない、丸く収める方法を知りたいって依頼に来たんだ」
夏野「チェーンメールってどんなのだったの??」
八幡「俺ボッチだから周りのメアド持ってねーからしらんし忘れた」
ハァ……
ん?俺なんか変な事言ったか、?なんで平塚先生は溜息ついてんの?
平塚先生「自虐ネタは知らない人が聞いたら変やつ扱いさせるぞ比企谷……」
夏野「ふふっ」
八幡「夏野?」
夏野「ふふっ、比企谷君はいつもそんな自虐ネタ使ってるの?」
(夏野が笑いながら聞いてきたその笑顔を見て少し顔が熱くなった気がする)
八幡「い、いや、そーでもない」
夏野「ならいいけどさ〜」
(比企谷君は頬を掻きながら視線をそらした。
なんでか顔が赤くなってる比企谷君を見て私も少し顔が赤くなってきた気がする)
平塚先生「確か戸部、大岡、大和、の3人の誹謗中傷的なメールだったよな」
八幡「確かそーだったと思います」
平塚先生「それで君はどーやってこの依頼を解決したのだね?」
八幡「まず奉仕部の意見、と言うより、雪ノ下個人の意見では犯人を特定して徹底的にねだやす必要があるって話になりそれに由比ヶ浜も一応賛成して、しばらくの間は俺と由比ヶ浜でクラス観察をするように言われました。」
夏野「雪ノ下さんは同じクラスじゃないの?」
平塚先生「雪ノ下は国際教養科と言って別クラスなんだ」
夏野「そうなんですか、」
八幡「結局観察しても分からないって事でもう一度葉山を読んで話し合いをしました。
内容は、クラスにやりそうな人がいるか、他クラスからやりそうな人はいるのか、内容自体はデマなのか、そもそも誹謗中傷的メールを書かれてる3人の誰かがやったのではないか?って言う話でした」
平塚先生「比企谷、メールの内容等、話し合いしたことを覚えるだけ話してくれ」
八幡「確か、戸部は稲毛のヤンキーでゲーセンで他校狩り、大和は三又のクズ野郎、大岡は野球でラフプレーして他校のエース潰し、だったと思います」
夏野「話聞く限りだと大和?って人が怪しくない?」
平塚先生「どう言うことだ夏野?」
夏野「いや、その大和って人以外書かれてる事って学校にバレたら停学、もしくは退学になるような問題じゃないかな?って思いまして」
平塚先生 「確かにそうだな」
八幡「先ず話し合いの段階で俺は大和が怪しいと思ったんですけど、依頼者の葉山は犯人を特定したいのでは無く丸く収めたいって言ってるので黙って話し合いに参加してました」
平塚先生「雪ノ下や由比ヶ浜は気付いてるようだったか?」
八幡「いや、多分気づいてなかったと思いますよ」
平塚先生「何故そう思う?」
八幡「単純な話で雪ノ下が気づいたとしたら大和を部室に呼ぶだろうし何らかのアクションを起こしてると思います。
由比ヶ浜の場合は同じグループってこともあるから気づいたら恐らく俺や雪ノ下に相談してるだろうし、三浦や葉山あたりに何かしら言ってると思うので、今回はそれが無かったから気づいてなかったと思います」
夏野「なるほどね。私は雪ノ下さん、由比ヶ浜さんの事をよく知らないけど比企谷君がそー言うならきっとそーだったんだよね」
平塚先生「なるほどな。確かに比企谷の言うとうり雪ノ下なら犯人を見つけた場合何らかのアクションは起こしてるだろうな。
ところで比企谷は自他共に言っているどうり1人で居る事の方が多いいよな?ならどーやってチェーンメールを止めさせたのだ?」
八幡「簡単な話で俺が大和に個人的に声をかけたんです」
平塚先生「ほう。それでどんなふうに声をかけたんだ?」
八幡「大和に葉山がチェーンメールのことを奉仕部に依頼しに来た、このままだとお前がやった事もバレるぞ。やめるなら今のうちだ。1人で事態の収拾がつかないのなら俺の名前を出してもいい、俺に脅されてやったとでも言えばお前のこと許してもらえるだろうからなって感じです」
平塚先生「比企谷……」
(何故君は自己犠牲を選ぶのだ…)
夏野「なんで比企谷君は関係もないのに悪く言われようとしたの?」
八幡「関係なくは無い。依頼どうり丸く収めるのに俺が脅したことにすれば効率がよかっただけだ」
夏野「そんなんじゃ比企谷君が傷ついちゃうじゃん。ダメだよ自分を大切にしなきゃ。」
平塚先生「そーだぞ比企谷。」
八幡「別に傷つかないんで。それに俺は俺を大事にしてますから。」
夏野「してないよ……」
八幡「してるさ。俺は俺が大好きだからな。傷つこうなんかしてねーよ。それに俺の黒歴史が1つ増えるだけだし。」
(絶対に許さないノートに大和の名前書いたけどな…)
夏野「比企谷君はいつもそんなふうにしてきたの?」
平塚先生「そーだな、比企谷はなんだかんだ言っても結局は優しいやつなんだよ、でもな、千葉村では危ない橋を渡ったな……」
夏野「千葉村??」
千葉村編は次にします。
材木座と川崎編はまた別で描きます
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奉仕部の活動とこれまでしてきた事⑶
更新遅くなってすいません。
平塚先生「そーだ。千葉村ってのは夏休みに奉仕部で合宿した時に行った場所で小学生のボランティア活動をおこなったのだ。」
八幡「あの時平塚先生小町にまで連絡してきましたよね……」
平塚先生「仕方ないだろう?いくら連絡しても出ないんだし、入学式の時と同じ事が起きてたらどうする?」
夏野「入学式の時に何かあったんですか?」
八幡「交通事後にあって、そのせいで高校生活遅れて俺のぼっち道が決まったんだよ……」
夏野「交通事故?」
八幡「どっかの馬鹿が飼ってる犬のリードが外れて道路に飛び出してきて車に轢かれそうになってな気づいたら俺が犬を庇うように飛び出しててな。次気づいたら病院のベットだったんだよ」
(あの時の小町めっちゃ泣いてな…
泣き顔可愛かったな〜)
平塚先生「ところで比企谷、千葉村の話に戻るが何故、あの方法を選んだ?」
夏野「詳しく聞きたいな」
八幡「平塚先生はご存知ですけどそもそもハブられてた子に葉山が声掛けたのが原因なんです。葉山は小学生に人気でしたからね。
その葉山がハブられてた子に声をかけたら周りが気に食わないってイジメが悪化しかねない。
例えば葉山が一緒に行こ?って言ってついて行ったら周りに媚び売ってるって思われる事もあるし、逆に素っ気ない態度したなら葉山が話しかけてるのに何あの態度?ってなりかねない。葉山はそれをわかって無さすぎる。それに葉山は皆で話し合えば仲良くなれるって思ってるけどそれは有り得ないんだ。」
夏野「確かにね、葉山君が言えばその場ではわかったって言ってその場だけは無くなるかもしれないけどその後は必ずもう一度いじめにあうだろうしもっと悪質になるかもしれないよね」
八幡「そもそも誰かをいじめてないと成り立たない友情なんて要らないし、そんなのは友達なんかじゃない」
平塚先生「比企谷……」
八幡「そもそも雪ノ下が奉仕部としてこの問題に関わるって言い出した以上部員の俺がサボるわけにいかないので。
それに鶴見自身が惨めなのは嫌だって変えたいって言ってたのでやるしかなかったんですよ。
俺は人でいる辛さをしってる。
鶴見に同じ思いさせる訳にはいかないんですよ。」
平塚先生「だからと言って1人で無茶することはなかったと思うが?」
八幡「でもあの場ではあーするしか無かったんです、それに雪ノ下や由比ヶ浜じゃ出来ないから俺しかいなかったんですよ」
平塚先生「それで小学生を脅し、もし先生に報告でもされたら君ならわかるだろ?」
八幡「それでも、俺がやらなきゃいけなかったんです」
夏野「私はその場にいなかったから状況を分からないけどね、比企谷君が傷つくやり方はダメだよ。
比企谷君が傷つく事で他の人も傷つく事あるんだよ?
比企谷君はもっと自分を大切にしなきゃダメだよ。」
八幡「してるから。自分大切にしすぎてむしろリアルヒッキーになるまである。」
夏野「比企谷君、さすがにそれは引くよ…」
平塚先生「比企谷は鶴見を救えたと思うか?」
八幡「救えたとは言えません。でも、何らかのきっかけになればいいなとは思ってます。」
平塚先生「分かってるならいい。」
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奉仕部の活動と祭り
雪ノ下さんの性格は少し優しめにしてます。
内容等はかなりおかしくなるかも知れませんが読んで頂けると嬉しいです。
平塚先生「なぁ、比企谷」
八幡「はい?」
平塚先生「少なからず今回の事も奉仕部としてなんかしらあったと考えても平気か?」
八幡「そうですね。俺はそう思ってます。」
平塚先生「そうか。」
八幡「俺にとって奉仕部はとても居心地の良いとこでした。
由比ヶ浜が依頼人を連れてきて、俺と雪ノ下が解決する。何も無い時は部室で紅茶飲んだりしてゆっくり出来る空間が俺にはホントに居心地が良かった。」
平塚先生「比企谷、なぜ文化祭の日にあんなことをしたのか理由だけでもいいから教えてくれないか?」
八幡「それは、」
陽乃「それは私から話そうかな?」
八幡「雪ノ下さん!?」 平塚先生「陽乃!?」
夏野「ん?ん?」
八幡「雪ノ下さんが何故ここに居るんですか?」
陽乃「家の事情でねこっち来ててね、泊まれる所探しててここに来たらたまたま入り口で比企谷君達見つけて、ここで泊まれるか聞いてその後追っかけてきちゃった」
八幡「いや、きちゃったって……」
平塚先生「陽乃はいつから聞いてたんだ?」
陽乃「テニスの話ぐらいからかな?
所でそっちの女の子は?比企谷君の彼女だったりして?」
八幡「いや、違いますから。」
夏野「えっと、雪ノ下さん?で合ってますか?
私は夏野夢花です。」
陽乃「ふ〜ん。私は雪ノ下陽乃。陽乃でいいよ夢花ちゃん」
平塚先生「話を戻すが、何故文化祭の事を陽乃が話すんだ?」
陽乃「静ちやんは知ってると思うけどさ、文化祭実行委員が一時的にちゃんとした活動が出来てなかったのはね、私が実行委員長をけしかけたのと雪乃ちゃんを挑発したからなんだよね。」
八幡「確かにそれもあるけど、根本的には奉仕部が間違っていたんです。」
平塚先生「奉仕部が間違ってたとは?」
八幡「そもそも相模が奉仕部に来る前に雪ノ下と話して文化祭期間は部活を中止しようってなったんですけど、雪ノ下は自分も実行委員だから手伝えるとも言ってたし、多少なら勝手もわかるから一人でやるほうが効率が良いと言ってたんですよ。」
平塚先生「確かに雪ノ下からはそう聞いてたが、何か問題でもあったのか?」
八幡「ありましたよ。依頼内容はサポートだったのに結局雪ノ下がほとんど一人でやってましたからね。
俺が相模と同じ立場だったらやる気なくすしサボりたくなる。」
平塚先生「確かに委員会は雪ノ下が指示を出していたが副委員長としては間違ってないと思うが?」
八幡「確かにそうだとは思いますけど、それでも奉仕部が受けたのはサポートの依頼です。現に会議のときも雪ノ下が委員長になればいいのにって声がちらほら聞こえてたでしょ。そうなると一応依頼者の相模の立場は?」
陽乃「あの子なら雪乃ちゃんを困らせたいとか考えるんじゃないかな?」
八幡「その結果が雪ノ下さんを利用した委員会のペースダウン。」
陽乃「あの時雪乃ちゃんがそれでもって言ってればまわりが大変な思いしなくて済んだのになって思ってね。それに私が言えば雪乃ちゃんは聞くしね。」
陽乃「でも比企谷君がお得意の捻くれたやり方でねみんなを参加させたもんね。
(人~~よく見たら片方楽してる文化祭)だっけ?」
夏野「なにそれ...W」
八幡「思い出させないでください、あれは黒歴史なんですから」
この作品についてですが八幡の性格は原作とは多少なりとも変えてますしアンチ・ヘイトのタグも入れています。 気に入らない方もいるとは思いますがこの作品を読んでいただいてる事は感謝しています。
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