転生したら吹寄制理だったんだけど。 (黄昏ちゃん)
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プロローグー転生先は…。

プロローグです。


楽しみにしていた、大学生活。大学生気分を満喫しながら、青春を全うしようとしていた計画……

 

俺はアニメ、漫画オタクだが、ちゃんと勉強も運動も出来て、不自由なく生活は出来ていた。

 

オタク友達と一緒にその好きな作品を語り合うのは最高だった。

 

特に【とあるシリーズ】や【ハイスクールD×D】【魔法科高校の劣等生】が一番俺が好きな小説だ。

 

大学言ってもオタク友達と語り合うのが、夢であったのだが……。

 

俺は大学合格発表の日…俺は合否発表を見に行こうと大学へ出掛けた。もちろんオタク友達と共に、見に行ったんだ。

 

しかし、俺はオタク友達を守るため、身を呈してトラックから守った。

 

オタク友達は助かったが、俺はどうやらダメだった。痛みが尋常じゃない。痛みでどうにかなりそうだ。七転八倒ってこんな事を言うのだな……。

 

オタク友達が俺の周りを取り囲んで、応急措置をしてくれてるようだが、焼け石に水みたいなものだ。俺はもう助からない。

 

俺は最期に失っていく力を使いオタク友達にこう言ったのだ。

 

「俺の大切なアレをお前達にくれてやる…。だから大切にしろ………よ……」

 

「ああ、大切にするよ。……お前の分も……一緒にな…!」

 

オタク友達は承諾してくれたようだな。ありったけの力を使い発したため、先程よりも息苦しくなってきた。

 

今までのことが走馬灯のように流れていく。

 

俺はこれで終わりなのか?

 

とあるシリーズの最終版を見ることも、読むこともできない。それはハイスクールD×Dや魔法科高校の劣等生の劣等生が同じこと何だが。

 

 

 

俺は意識が薄れる中、いろんな事を考えていた。

 

高校時代に彼女の1人でも作れば良かったかな…。

 

いやいや、俺は二次元嫁しか要らないって決めただろ。

 

俺は大の吹寄制理派だ。誰かなんと言おうとな。それだけは譲れねぇ。

 

【確認しました。転生先の名前は吹寄制理】

 

【性別は女性】

 

「何か頭の中で響いたが…まあいいか…」

 

そう言えばとあるのアプリで、俺達が禁書世界の学園都市で能力スキャンされて、何の能力者になるとか言ってたな。まあ俺は

 

「俺はlevel1の肉体再生(オートリバース)だったんだよな」

 

【スキル、肉体再生(オートリバース)を獲得しました】

 

俺は肉体再生(オートリバース)じゃなくて、せめて攻撃系の能力が欲しかったけどな。

 

【攻撃力が少し上がりました】

 

 

とあるの能力ではないが、俺は魔法科高校の司波達也のスキル能力がほしいかも。それも【分解】や【再成】のスキルは身に付けたいかもな。贅沢かも知れないが。

 

【司波達也の戦闘能力、獲得しました。司波達也のスキル、分解を獲得しました。スキル肉体再生(オートリバース)が再成へとバージョンアップしました。…獲得しました。そして分解、再成を獲得しましたので、精霊の眼(エレメンタル・サイト)を獲得しました】

 

 

 

先程から頭の中がうるさいが…ってこんなことなら、コピーしておいた吹寄制理のポストカードを忍ばせてれば良かった…。死ぬ前にもう一度、コピーしておいた吹寄制理のポストカードを、目に焼き付けたかったぜ……。

 

 

俺はそう思って視界が暗くなり意識を失った。天国に召されるんだな…。さよならみんな…俺は先に天国で待ってるぜ……。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

????ー??ー??ー???にて。

 

俺が再び意識を取り戻した時、なぜか天井を見ていた。確か俺は、空を見ながら意識を失ったはずだ。なのになぜ天井を見つめているんだ?

 

俺は助かったのか?

 

身体を起き上がろうとしたが、それが出来ない。声も出せない…どういう事だ?

 

そんな時、2人の男女が俺を覗き込んで来た。誰だこの2人は?し、知らないぞ俺は……。

 

「せいりちゃん、目を覚ましたんでちゅか?」

 

「そうみたいだな」

 

せいりちゃん???一体どういう事だ?俺は○○だぞ。俺はまさか…せいりちゃん……。吹寄制理になったって事なのか?待て待てよ…いくら俺が吹寄制理が好きだからってその吹寄になるのはいかがなものだ…。

 

つまり俺は吹寄制理に転生して、赤ちゃんからやり直しているって事だよな……。

 

くよくよしていても仕方がない。二度目の人生を一度目の様にしないためにも、やるしかあるまい。

 

まずは、動けるようになるまでは、ひたすら我慢するしかないな。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

動けるようになって俺は、本当に吹寄制理になっていることを自覚する。

 

どうやらこの転生してきたこの世界には、学園都市があるようだ。だから学園都市へ行く為に、色々なことをやる。身体を鍛えたり、勉強をやったりしていたな。幼稚園卒業して、小学校から学園都市へ行く事を決めた。まずは、両親をなんとかしないとな。

 

 

そして両親を説得して学園都市へ入る道筋は立てた。なら次は俺も証を立てて、行くしかないよな。

 

俺はそう決意を決めて、学園都市へ旅立つことになった。



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2ー1話ー学園都市と桐条雪乃丞。

第1話です。


俺は、学園都市にやって来たら、すぐに身体検査(システム・スキャン)でlevel0判定を貰う。つまり原作と同じである。(正式には、原作では吹寄制理の能力は不明である)

 

しかし俺の頭の中にある言葉が響く。

 

【吹寄制理のスキル、分解と再成と精霊の眼(エレメンタル・サイト)と技術が使用可能となりました】

 

はぁ?分解と再成と精霊の眼(エレメンタル・サイト)が使えるって…?あれは魔法科高校の劣等生の主人公である司波達也が使える魔法だぞ。疑問に思う俺に謎の声は

 

 

【はい。転生者である貴方、吹寄制理は、それを使えるようになりました。つまり司波達也のスキルを覚えたのです】

 

司波達也のスキルを覚えたと言われても…自覚はないのだが…。

 

とにかく今は使えるような状況でもないし、大人しくしておくか。

 

うん?俺を誰か見ていたような…?気のせいか?まあ気にしないでおこう。

 

 

この時の俺は気にしなかったが、俺を見ていた人間は、後に風紀委員長になり、尚且つ統括理事会の統括副理事長になる【桐条雪乃丞】だった。

 

 

小学校は、俺のlevelが0であるため、学園都市内の底辺な学校である。

 

能力授業に、普通の一般教養だってある。まあ当たり前だが、大学生になろうかしていた人間だからな。小学校の問題は間違えられないな。

 

こんなことを6年間続けるんだよな。ある意味退屈でもあり、新鮮味でもあるんだよな。前世では、男だったが、今は吹寄制理として、女子として生きているんだから、楽しみでもあるかな。

 

司波達也のスキルを覚えたので、何か工作してみたが、あの【トーラス・シルバー】のシルバーホーンのあの拳銃型が作れたしな。

 

小学生でそんな物を作るのは、気が引けるがな。

 

後は、身体を鍛えることは忘れない。高校生になれば、魔術サイドや科学サイドの争いに捲き込まれて行くだろうから。

 

 

 

しかし俺は、とある人間に風紀委員(ジャッジメント)に推薦されるけど、断りをいれた。

 

風紀委員(ジャッジメント)になろうかとも思ったけど、縛られるのも俺は嫌だからな。

 

小学6年間は何事もなく生活したかったが、俺が6年の時、学園都市の能力ではない、そう分解の能力を使ったところに、桐条雪乃丞に見られてしまったのだ。

 

 

 

~・~・~・~・~○○○○○○にて。

 

当時はまだ桐条雪乃丞は、風紀委員(ジャッジメント)の副委員長だったのだった。そんな桐条は俺に

 

「ほう~面白い能力を持っているようだな?」

 

「え…あんたは、桐条雪乃丞だったよね?」

 

「覚えてくれてくれたのか。光栄だな」

 

俺は警戒しながら、桐条の話を聞く。

 

「私のこの能力は、分解という能力よ。けどそれがどうしたの?」

 

俺が警戒しながら桐条に話をする。桐条も

 

「なるほどな。お前は、学園都市製の能力ではなく、生まれ持ってきた能力があるんだな。原石ってところか…」

 

原石か。確かに生まれ持った能力になるのか。本当は転生特典なんだけどな。

 

「学園都市は、原石も世界中から集めている。中には“転生者”なる者もいるらしい。“転生者”は原石と違って探しにくいと聞いた事がある。ただ“転生者”は転生者同士なら分かるようだ、それに引かれ合うともな」

 

「な、なんですって?」

 

桐条は俺に対してニヤリと笑う。まさかこの桐条も俺と同じで“転生者”なのか?

 

「吹寄、お前も“転生者”なんだろ?」

 

やはり桐条にはバレているのか?俺は更に警戒度をあげる。

 

「そう警戒するなよ。まあ俺のことを話してやる。俺はただの“転生者”ではない。何度も何度も同じ世界をやり直している…“特殊の転生者”だ」

 

「同じ世界をやり直している?それってどういう…意味なの?」

 

「…まんまの意味さ。俺は失った恋人を救うために“転生者”になったのだからな」

 

「失った恋人を救うために?恋人を失ったって…?そのために“転生者”になったって…」

 

「そうだ。俺は救う方法を探すために、何回も何回も…気が遠くなるほどに、救う方法を探していた。そしてやっとこの世界に方法があることがわかった」

 

「この世界に方法があるわけなの?」

 

「ああ。そうだ。この禁書世界…今までのあの世界とは、違いがあるんだよ」

 

桐条の話では、この世界(禁書世界)にはイレギュラーが多数いるそうだ。つまり“転生者”もその1つのようだな。

 

「これが話せるギリギリのところか。俺は恋人を救うために動き出すことになる。多分、他の“転生者”とも戦うことになるだろう。俺としては、訳を話したわけだしな、吹寄、お前とは戦いたくはないってことだ」

 

「それって、手を組もうってわけ?」

 

俺は腕組みをしながら、桐条にそう言ってみる。

 

「早い話し、そうだな。手を組むのが手っ取り早いが、それではお前が納得しないだろう。俺が風紀委員長になったら、ある程度学園都市の融通を利かせるが、どうだ?」

 

「学園都市の融通…」

 

俺は真剣に考える。確かにlevel0では、得られる資金が限られるな。だが風紀委員長で学園都市の融通とかを出来るのか?

 

「風紀委員長は、統括理事会にも顔は出せるからな。まあそう言うことだ」

 

まあ乗らない話しはないよな。だが桐条の手下になるつもりはないからな。あくまで俺は俺でやらせて貰うからな。

 

「……わかった。手を組もう。だが私は桐条の部下…手下になるつもりはないから。そこを忘れないでほしいものね」

 

「わかった。それでいい」

 

この時、俺と桐条は手を組んだ。お互いのためにな。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~~・~・~・

 

「こら、吹寄ちゃん、授業中に居眠りはいけないのですよ」

 

俺は頭をコツンと軽くゲンコツをされて我に返った。あれ?俺は小学生の頃のことを夢見てたのか。回りから笑い声が聞こえる。

 

「吹寄ちゃん、大丈夫なのですか?気分が悪かったら、保健室で寝てても構わないですよ?」

 

「いえ、月詠先生…私は大丈夫ですから」

 

俺はえーと途中で眠くなって眠ってしまったようだ。昨日、桐条のヤツにある仕事をさせられてしまったからな。

 

夢の続きではないけど、結局は桐条が風紀委員長になった時に、風紀委員(ジャッジメント)に推薦され、訓練にも参加させられて、風紀委員(ジャッジメント)に正式にされてしまったのが、現実だが。

 

こそこそと話し声が聞こえる。

 

「吹寄が居眠りとか、珍しいよな」

 

「明日、槍でも降るんじゃねー?」

 

男子達が言いたか放題言っている。文句を言ってやろうと思ったら、

 

「あんた達、制理は、風紀委員(ジャッジメント)の仕事をしながらクラス委員長の仕事をやってるのよ。それにあんた達がやらかした問題もやってるのよ。だから居眠りしたって責められないわよ!」

 

俺の親友の1人の原田茜。茜が俺の為に反論してくれている。青髪ピアスが

 

「原田の言うとおりやー。オレ達は吹寄に感謝しないといかんやろな」

 

まあ、感謝してくれるのはありがたいけど、最もの桐条雪乃丞(元凶)にも、感謝してほしいものだよな。そう思いながら、もう1人の上条当麻(元凶)を見ながらそう思った。




クラス委員長は原作では青髪ピアスですが、ここでは吹寄が担当になっています。

オリキャラの桐条雪乃丞は、毎度のキャラですね。転生者であり、アレイスターとも繋がりを持っていますね。

原田茜→オリキャラ。吹寄の中学時代の親友である。levelは0である。


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禁書目録編 禁書目録編ー3ー2話ー事件。

禁書目録編2話です。


なんやかんやで今日の授業を乗り越えた俺は、親友の茜と分かれてから、風紀委員(ジャッジメント)の177支部に顔を出す。今日は非番だけど、ついつい足が向くんだよな。

 

「お疲れ様です、赤坂支部長」

 

俺が挨拶をするとここの支部長である赤坂支部長が

 

「吹寄君、お疲れ様。今日は非番じゃなかったのかい?」

 

「非番ですけど、ついついね」

 

俺は、そう言って支部内にあるソファに座り込む。何故ここに座るのは、クラス委員長としての課題をするためである。

 

「吹寄君、何だいそれは?」

 

「これは…まあお恥ずかしいですが…能力テストの記入ですかね…アハハ…」

 

レベルの高い学校は、こういうことを記載する職員がいるみたいだが、底辺の学校にはいないようだ。だからクラス委員長がしないといけないみたいだ。赤坂支部長は

 

「僕達の学校では、そういうのは職員の方々がやってるからね」

 

「そうですよね……」

 

俺は落ち込みながら、クラスの連中の記録を記載していく。赤坂支部長は俺が落ち込んでるのを見て

 

「す、すまない、吹寄君。別に下に見て言ったんじゃないんだよ」

 

慌てて赤坂支部長は、俺に頭を下げる。俺も

 

「わかってますよ、赤坂支部長。赤坂支部長が人をレベルで判断しないのは、わかってますから」

 

「褒められても何も出せないけどね」

 

「いや何も求めてませんよ」

 

赤坂支部長。level4の風系の能力者。風丘学院と言って、トップ5に入る名門校でもあるところに在籍してるのだからすごいの一言だよな。

 

俺達が話していると、佐古下副支部長と白井と初春が定期の巡回から帰ってきたな。

 

「お疲れ様です、赤坂支部長。あら吹寄先輩、来てらっしゃったのですの?」

 

「吹寄先輩、お疲れ様です」

 

「お疲れ様、吹寄さん。今日は非番じゃなくて?」

 

「佐古下先輩、今日は非番ですけど、ちょっとやることがあって…」

 

俺は、佐古下先輩にクラス委員長としての仕事をしていると説明をした。佐古下先輩だけではなく、白井と初春までもが驚いている。白井が呆れたように

 

「そういうのは、学校の教職員がやるべきなのでは?」

 

「確かに教職員がやるべきでしょうね。けど私の高校は、そう教職員がいないみたいみたいなのよ…」

 

「私の柵川中学も底辺の学校ですが、流石にそれぐらいの教職員はいますよ」

 

「私達の高校は、学園都市から見捨てられてるのかしら…」

 

俺がそんなことを言ったら、赤坂支部長が

 

「吹寄君の通ってるとある高校だけどね。僕達の長である風紀委員長の桐条雪乃丞風紀委員長や統括理事会のブレインと噂がある雲川芹亜君も吹寄君の高校に通ってるんだよね?」

 

「まあ、桐条も雲川先輩も…私の高校に通ってますね。雲川先輩はあまり見ませんが、()()()()()()()は同じクラスなので」

 

まあそれだけではないけどな。魔術サイドのスパイである土御門や幻想殺しの上条もいるから、本当の意味の底辺ではないだろうな。佐古下副支部長が

 

「雑談も良いですが、そろそろ例の事件…幻想御手(レベルアッパー)の入手経路を割り出さないといけませんわね。これまで拘束した方々は、みなさん幻想御手(レベルアッパー)を使用して、レベルを上げたようですから」

 

「佐古下君のいうとおりだね。幻想御手(レベルアッパー)の入手経路がわからないと、手のうちようがないからね。それに幻想御手(レベルアッパー)の使用者をこれ以上増やさないためにも、なんとしても見つけ出そう!」

 

赤坂支部長はそう掛け声をあげた。現在の風紀委員(ジャッジメント)の最優先課題は、幻想御手(レベルアッパー)の騒動を収めることか。つまり原作通りなんだがな。そして明日から本格的捜査を開始するみたいだ。俺は177支部から、自分の寮がある方向へ歩き出す。

 

幻想御手(レベルアッパー)の事件って、佐天涙子が偶然幻想御手(レベルアッパー)の音楽ソフトを見つけてから、ストーリーが加速するんだったな。

 

って今日って何日だっけ?俺は携帯の日付を見る。

 

「7月18日………明日から原作が始まるわけか…」

 

俺はそんなことを言いながら、歩いている。…もう夏休みが始まるじゃないのかよ…。すっかり忘れていたけど、そうじゃないか。

 

「はぁ~私にはあまり関係ないか…」

 

風紀委員(ジャッジメント)には基本夏休みなどはない。交代休みはあるが、長期の休みは無いのだ。それに今は抱えているヤマがあるので、休みを取りたくてもとれないだろうな。

 

それに俺の運命の歯車も動き出す。インデックスが上条と出会い、それが俺にも影響が出るような予感がある。

 

「って何を思ってるんだろう…私は…」

 

するとまたあの声が頭の中に響く。

 

【そうですね。貴女の運命は、7月19日から動き出しますね。物語の始まりです】

 

「そう…。これから私の運命は……」

 

【上条当麻と共に、過酷な運命に立ち向かうことになりましょう】

 

過酷な運命か。恐らくこれからは、桐条が言っていた転生者とも戦わないといけなくなるってわけか。だが司波達也の能力だけで、やっていけるのか?

 

【大丈夫です。これから、敵を倒せばスキルを覚えていきますから】

 

「それは本当のことなの?」

 

【えぇ…本当のことです。まあ覚えられるものとそうではないのはありますが…】

 

「そう。なら私の不安は解消されたかもね」

 

司波達也のスキルは最強クラスのスキルだが、この禁書世界では、心許ないかったからな。贅沢だと言われるかもしれないが、禁書世界の連中は、チート的なヤツが多いから、それぐらいは勘弁してほしいかな。

 

「さてと、私も覚悟を決めないとね」

 

俺は夕日を浴びながら、自宅の寮へ帰ることした。



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禁書目録編ー4ー3話ー統括副理事長と暗部と魔術師と。

禁書目録編3話です。


俺が自宅の寮に戻って来た時には、すでに夜になっていた。とある高校の女子寮は、男子寮と連なっているんだよな。他の高校の寮もこの辺りにあるんだが。まあ底辺に近い高校ばかりだけど。

 

寮の自分の部屋に戻って来たら、制服を脱いで、手を洗って健康茶のペットボトル入りを一気に飲み干した。

 

そして俺は汗を流すために、お風呂に行く。もちろん着替えも持ってだが。

 

俺は熱いシャワーを頭から浴びた。

 

桐条から要請されるのは、風紀委員(ジャッジメント)の長だけではない。もう1つ裏の顔があるんだからな。裏の要請…桐条が統括理事会の統括副理事長としての顔で要請してくる。

 

それは、暗部の仕事である。つまり表の風紀委員(ジャッジメント)がやらないような、警備員(アンチスキル)でもやらないような仕事…つまり殺害依頼とか、破壊工作など……。色々とやらされた。

 

まさか暗部組織の【アイテム】や【スクール】と戦されるとは思ってはいなかったが。麦野や垣根と戦ったが、何とかなるもんだなとは思った。麦野は倒すことは出来たが、垣根はやばかった。流石第2位だけはある。桐条が来てくれなかったら、もう1回死んでいたな。

 

そんなこともあったことも思い出していた。

 

 

お風呂からパンツと肩からタオルを下げただけの姿でやって来た俺は、ラジオをつける。まあ学園都市内の放送だがな。

 

「さてと、先程の続きをしないと」

 

177支部でもやっていたクラスの能力テストの記載の続きをしないと。

 

177支部でほとんど終わらせたから、後3人記載すれば終わりだから。

 

3人分を記載し終えると、俺は能力テスト記載のモノをちゃんと鞄に入れてしまう。忘れないためにするためたが。

 

「しかし、明日から7月19日…明日から私やみんなの運命も回り始める…」

 

俺は自分で作ったCAD…シルバーホーンを見ながら、そう考えた。今までは司波達也のスキルだけでなんとか出来た。しかしこれからはそうはいかない。

 

そのためにあんたもいるんだろ。

 

【そうですね。吹寄制理さんをサポートしていく所存ですので…】

 

「ええ、よろしく頼むよ」

 

俺はそう言うと、ベッドの方に倒れ込んだ。

 

 

7月19日……

 

俺は早く起きて、学校に行かなくてはならないのだ。何でかと言えば、能力テスト記載のモノを月詠先生に届ける必要があるわけだ。

 

急いで身支度を済ませ、学校へと急ぐ。まだ登校時刻ではないから、ほとんど無人みたいなものだなと俺は走りながら思っていた。今日で1学期は終わり、夏休みになるのだが、風紀委員(ジャッジメント)には夏休みはない。

 

「…それにしても熱いわね」

 

俺は走っていたから、熱さが増してきた。俺はセーラー服をパタパタしながら、赤信号を待つ。

 

学園都市内だから、ヒートアイランド現象が起きてるんだよな。気温が下がらなくて、翌日になるからな。氷系の能力者や水系の能力者、風系の能力者は涼しいだろうな。額に書いた汗をハンカチで拭って、再び走り出した。

 

 

~・~~~・~・~・~・~・~・~・~・~・~~・

第3者sideーーーーー

 

一方桐条は、風紀委員(ジャッジメント)の本部のあるビル内の風紀委員長室にいるのである。それも風紀委員長室の奥にある秘密の部屋にいる。そこは統括理事会と繋がっており、桐条は統括理事会に指示をよくここから出しているのだ。そして誰かと会話をしている。

 

「……フム、久しいな。ステイル。君が日本に赴いて来るなんて、余程の事があるみたいだな」

 

「ああ。緊急な指令だ。禁書目録が、学園都市内に逃げ込んだようだ」

 

「何だと…。禁書目録が…」

 

「桐条、君も学園都市の人間の前に、()()()()()()の人間なはずたがらな。今、どういう事になっているかを…」

 

桐条はわかっている。こんなことを一体どれだけ続けたかわからないぐらいに、学園都市の警備を緩くする事で、ステイル達を学園都市内に忍び込ませ、禁書目録…インデックスの記憶を消去すること…。

 

しかし、インデックスは学園都市の住人である上条当麻と出会い、運命が変わっていく…。上条当麻がイギリス清教がインデックスに仕掛けた首輪を破壊することで、救えたが、上条が記憶を失う結果になることも。桐条は、走馬燈にように流れていたが、ステイルの声で現実に戻される。

 

「桐条、聞いているのか?」

 

「わかっている。禁書目録の記憶を消すんだったな」

 

「そうだ。あの子を見つけ次第、儀式に入る」

 

「わかった。学園都市側はステイル達の邪魔はしない。警備員(アンチスキル)風紀委員(ジャッジメント)にも関わらないように圧力をかける…。それでいいな?」

 

「すまないね、桐条」

 

「いいさ、困った時はお互いさまだろ。ステイル、健闘を祈るよ」

 

桐条は、覚悟を決めているステイルを見送ると、今度は別の携帯電話で連絡をする。待受画面には【スクール・垣根帝督】と印されていた。

 

【なんだぁ~桐条か、何か用なのか?」

 

「ああ、用があるからかけている」

 

【で、その用とはなんだぁ?簡潔に言えよ?】

 

「ああ、簡潔に話そう。まずはこれを見たまえ」

 

桐条は、垣根の携帯にある画像を送る。その画像は、イギリス清教のステイル・神裂が映っている。

 

「この連中は?この連中を殺ればいいのかぁ?」

 

「いや、逆だ。この連中には、関わるな。万が一、目撃しても、関わるな…いいな」

 

垣根は、そんな桐条に対して

 

「関わるなだと?それはどういう事だぁ?桐条、あんたにしては、珍しく弱気じゃねぇーか?」

 

「珍しくはない。この連中に関わらなければ、すぐにお前さん向けの仕事を与える」

 

「………まあいいさ。今回はあんたに顔に命じて大人しくさせてもらうさ」

 

桐条は通話を切り、携帯電話を懐にしまう。そして風紀委員長室の窓から外を見る。

 

「…後は麦野達…【アイテム】と言いたいとところだが、あいつらには、ステイルや神裂と戦ってもらう必要があるか…。そのために、麦野達を上条が住む、寮に引っ越させたか…」

 

桐条は、上条や麦野達に魔術サイドに接触してもらわないと、あることが動き出さないと考えているのだ。あることとは、転生者達のことである。

 

「転生者が動き出せば、吹寄に対処してもらうことになるが」

 

そう言うと桐条は、戸締まりをして風紀委員長から出る。今日は、1学期最後の終業式があるから、学校へ向かう。桐条も高校生であるのはかわらないのだから。

 

桐条が言っていたように、ステイル達魔術師、転生者達、上条、麦野達の遭遇が起きようとしていた。



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禁書目録編ー5ー4話ー橋の上にて。

禁書目録編4話です。


今日は、終業式とこともあり授業は無いのだ。だからクラスの連中は、夏休み気分で浮かれている。

 

上条、土御門、青髪ピアスの3人は、それぞれの表情をしている。上条は、出席日数が足りない+成績が足りないから、夏休みに補習を受けなくてはならない。だが土御門も似たような理由で補習を受けるようだが、青髪ピアスは、月詠先生の補習授業を受けたいがために、わざと課題を忘れて点数を下げているわけだが。桐条は涼しい顔をしているし。

 

それと原作には、このクラスにいないはずの浜面がいる。浜面も上条達と同じく補習を受けるみたいだ。

 

それと、同じく原作にいないかった、麦野、フレンダ、滝壺までがいる。

 

このクラス、カオスしぎないか。

 

 

そんな感じで夏休み前の学校はこんな感じで終わった。

 

 

俺は幻想御手(レベルアッパー)事件を追っている風紀委員(ジャッジメント)177支部へ向かう。しかし支部には誰もいないとなると、流石にヤバイのでは。

 

俺は一応留守番役をかって出るしかない。

 

しかし赤坂支部長や佐古下副支部長まで留守にするとは、何かあったとしかないよな。

 

幻想御手(レベルアッパー)事件が……」

 

俺はちょっと不安になるが、原作とは違う方向に向かっているのか?

 

そんな事を考えながら俺は、幻想御手(レベルアッパー)事件の資料を見ていた。

 

 

しばらくして、赤坂支部長が帰って来たので、一応は自分が留守番役をしていたことを説明をした。

 

やはり資料を見てわかったのだが、幻想御手(レベルアッパー)の使用者の数が原作よりも多いのがわかる。

 

「すまないね、吹寄君。留守番役をさせちゃって」

 

「構いませんよ」

 

「そうかい?ならまた留守番役を頼むよ。すぐに僕も行かないといけないからね」

 

「わかりました」

 

赤坂支部長は、俺にそう言うとすぐに177支部から出ていった。俺は留守番役だから、177支部の事務役をやることにした。

 

 

 

この日は、これでお役御免といきたいけれど、そうもいってられないのよな。赤坂支部長が戻って来たので、俺は後は、赤坂支部長に任せて177支部から出た。空はすでに、夕日から漆黒の夜になりつつあった。原作とおりなら、今日上条と美琴は、あの橋の上で……。

 

「さてと、ちょっと様子でも見に行きますか」

 

俺は上条と美琴が遭遇するあのレストランにでも行ってみるか。俺はあのレストランへ歩き出した。

 

 

 

 

あのレストランの前までやって来たが、すでに上条と美琴は、ここにはいなかった。

 

だがレストラン内は、混乱してるようで、風紀委員(ジャッジメント)として、話を聞くことにした。店のオーナーが言うには、女子生徒(美琴)が、不良グループと何か話していて、もめ出した時、男子生徒(上条)が助けに入ったみたいで、収まるかと思ってたら、男子生徒(上条)はレストランの外へ逃げて行って、不良グループも追っかけて行き、女子生徒(美琴)もその後を追っかけて行った。

 

俺は、177支部、赤坂支部長に連絡をしてから、上条達を追って走り出した。

 

 

そしてあの橋までやって来たけど、やはり上条と美琴が対峙している。途中で不良グループはのびていたけど。

 

美琴が自身の能力である電撃を、上条に放っているが、全て右手によって打ち消されている。当たり前だろう、幻想殺し(イマジンブレイカー)が右手に宿ってるからな。

 

それでも美琴は、諦めずにマジになって電撃を放つ。だがこれは、学園都市の電気を麻痺させてしまう。つまり学園都市中が停電に陥った。はぁ~とため息をついてしまった。すると上条も美琴も橋からいなくなり、向こうの方を走っていた。

 

「…これも原作とおりか」

 

俺が回りを見渡していると、何かを感じた。感じたので、懐から、シルバーホーンのCADを構える。

 

「そこにいるのは、誰?」

 

俺が何か気配がする方にCADを構えながら、話しかけた。だが回答はない。だが会話するどころか、向こうから何かを打ってきた。俺は慌てて真横に避ける。

 

「答えるつもりも無いって分けね…。なら私も問答無用でいかせてもらうわ」

 

俺は何も見えないところに、第3の眼(エレメンタル・サイト)で見てみると、人が見える。俺は分解の魔法を使う。すると見えなかった人影が見える。それも右足の太股を押さえながら出てきた。

 

「………くぅ…何故、俺の場所がわかった?」

 

「何故でしょうね?貴方何故こんなところにいるの?」

 

「そんなのはお前には関係ないだろ!」

 

「訳を話さないってわけね…なら」

 

俺はCADを構えてもう一度言う。

 

「訳を話しなさい。じゃなければ…」

 

俺は警告のつもりで、CADの引き金を引く。男の左足の太股に分解の魔法を打ち込んだ。男は二重の苦しみと痛みが来てるだろう。俺は男に近づいて

 

「話す気になったかしら?それとも次は両手にいっとく?」

 

男は汗をかきながら、青ざめた顔をして、ぺらぺらと話し出す。

 

「とある人から頼まれたんだよ!ガキが幻想御手(レベルアッパー)を探してる。探してるガキを見つけて痛い目に合わせろって言われただけだ!」

 

幻想御手(レベルアッパー)を探しているガキって、美琴のことじゃないのか。だから美琴の後をつけていたってとこか。

 

「あんた、幻想御手(レベルアッパー)なんか使ってないわよね?」

 

「俺は、level4の姿を消す能力だから、使ってない」

 

やはり原作にはなかったことが起こり始めている。やはり転生者というイレギュラーのせいのか?

 

今考えても分からない。ここの事は、警備員(アンチスキル)に任せるとして。

 

警備員(アンチスキル)に連絡をしてから、俺は橋の上から去った。



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禁書目録編ー6ー5話ー魔術師達。

禁書目録編5話です。


俺は警備員(アンチスキル)風紀委員(ジャッジメント)としての義務を果たした後、橋の上から寮の方へ帰ってきた。ただ自分の寮の冷蔵庫の中身は全滅だろうな。

 

「…この停電では、冷蔵庫も意味はないわね。苦学生ばかりいる底辺の学校の生徒は辛いわね」

 

俺は桐条の仕事(依頼)をこなすことで、学園都市から報酬が支払われる。だから幾分は助かっているのだが。

 

俺は寮の自分の部屋に戻って窓を開けることにした。自分の部屋は寮の上の方だから、風が入ってきて涼しい。だが

 

「冷蔵庫のモノは、ダメだな…」

 

俺は冷蔵庫の中身を取り出して、区別してごみ袋に入れた。

 

今日の晩ご飯は、カップラーメンで済ませるしかないな。

 

俺はカップラーメンで済ませることにした。

 

 

翌日、7月20日…

 

俺は朝日の木漏れ日で目が覚めた。夏休みスタートって喜びたいけど、喜べるような感じはない。風紀委員(ジャッジメント)になってから、夏休みだからって喜んではいないな。むしろタメ息は増えただろうが。

 

俺は身支度を済ませると、早めに出ることにした。停電のお掛けで、朝ごはんは外で食べるはめになっているからだ。

 

俺はゴミ集積所に綺麗に置いて、すぐに出掛けることにした。

 

朝から日差しが強いし、照り返しも強い。日焼けクリームを塗ってないと、皮膚が焼けてしまうからな。と言うか、一方通行(アクセラレータ)はいいよな。あらゆるそういうのは、ベクトル操作で曲げてればいいわけだしな……。するとあの声が俺に

 

【ベクトル操作ですか】

 

「まさか、覚えられるの?」

 

【…一方通行の能力…そのスキルを覚えると、スキルがMAXになり、他のスキルが覚えられなくなりますよ?】

 

「そうなのか…。一方通行(アクセラレータ)の能力を使えれば、この先乗り越えられるかなって思ったけど…。他のスキルが覚えられないとなると……」

 

【ランクを落として、絹旗最愛の窒素装甲(オフェンスアーマ)なら、覚えられますよ】

 

絹旗最愛、原作では、好きなキャラの1人だったな。その絹旗の能力を覚えられるなら、良しとしよう。

 

【わかりました。絹旗最愛の能力、窒素装甲(オフェンスアーマ)を習得中………。窒素装甲(オフェンスアーマ)を習得しました】

 

これで【分解】・【再成】・【精霊の眼】の他に【窒素装甲】まで覚えたから…これからの戦いに何とかなりそうだな。

 

俺は、風紀委員(ジャッジメント)の仕事をやりながら、情報収集をやっていた。

 

 

一応は、幻想御手(レベルアッパー)の情報収集もやらないといけないだろう。赤坂支部長達のために。

 

俺は原作の情報を元に、裏路地を徹底的に辺りつぶしに、調べまくった。だが路地裏の不良共が

 

「なんだテメェ、風紀委員(ジャッジメント)が来るところでは、ないぞ!」

 

「はいはい…風紀委員(ジャッジメント)ですが何か?」

 

風紀委員(ジャッジメント)の連中には、いつも苦渋をなめさせられているんだ!少しは痛い目に合わせてやらないとな!」

 

俺の回りを不良共が取り囲む。そして気持ちの悪い事を言い出した。

 

「この女、良い身体をしてませんか?」

 

「そうだな、ちょっと痛い目に合わせた後にな…」

 

「……ヒュー、楽しみだな…」

 

「考えが下衆ね。無理矢理にしか女を抱けないのかしら?」

 

俺は思ったとおりに言ってやった。前世では抱けなかった感情だけどな。不良共は

 

「なんだと、言わせておけば、女1人に何が出来る?」

 

「そうだ、そうだ。強がりな女なほど、後からピーピ泣くんだぜ?」

 

はいはい。なんかの本を見すぎだぜお前らは…。俺はすぐ後ろにいた不良を肘で沈めた後、後ろ蹴りで吹き飛ばした。すぐに真横にいた不良共も俺に殴りかかってくるが、避けながら両サイドの不良共の顔面に一撃を入れる。そして不良共のリーダーだけが残る。そのリーダーは腰を抜かして地面に座り込んでいる。

 

「お前、なんだんだよ…!」

 

「なんだんだよって?私は風紀委員(ジャッジメント)ですが何か?」

 

「何が……目的なんだ?」

 

「目的は、幻想御手(レベルアッパー)の回収なのよ。貴方、知らないわけ?」

 

不良共のリーダーは、後退り

 

「お、俺達は…在りかとか…知らねーよ。これは本当だとも…。俺達は他のグループから幻想御手(レベルアッパー)があるって聞いただけだ。そいつらは、ある裏路地にいる。それに俺達は幻想御手(レベルアッパー)なんて持ってねー…」

 

俺は、この不良共のリーダーが嘘を言っていないか、精霊の眼(エレメンタル・サイト)で見てみたが、それらしいモノは持ってないようだな。

 

まあ、原作ではあの野郎、佐天涙子や白井黒子が遭遇するあの野郎が幻想御手(レベルアッパー)を持っていたな。不良共のリーダーに俺は

 

「今回は特別に、許してあげる。だからとっと私の前から立ち去りなさい」

 

「わ、わかりました」

 

不良共のリーダー及び手下達は、慌てて逃げ出した。

 

「はぁ~不思議なものね…」

 

俺は自分の右拳を見て不思議に思った。前世では俺はケンカが強かったわけではない。むしろ弱かった訳でもなかったが。

 

さてと俺は、さっきの不良共のリーダーが言っていた別のグループがいる裏路地に行ってみるか。

 

 

とある裏路地にやって来たが、来た途端に不良共のグループが襲い掛かって来たので、すぐに応戦し、何グループも潰滅させてしまったが、奴らも幻想御手(レベルアッパー)の在りかは分からないと言った。やはりあの野郎を捕まえるしかないか…。あの野郎のグループってどこにいるんだっけ?

 

うん?さっき…能力者の発する物とは違う何か…。

 

魔術師…もうステイルや神裂が行動を開始している?

 

俺は、不良共から得た情報を赤坂支部長へ報告を済ませ、俺はとある高校の学生寮がある方向へ足を向ける。夕日が西に傾き始めている中、寮の方へ走る。

 

「上条がもう戦ってるだろうな…」

 

そう思いながら俺は走っていた。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

第3者sideーーーーー

 

とある高校の学生寮の7階の廊下で、上条と麦野、絹旗が戦っている。傷ついたインデックスをフレンダと滝壺が手当てをしている。赤い髪のタバコを吸っている神父がそう言った。

 

「いい加減に諦めたらどうだい?別に君達の命を取るとは言っていないがね…」

 

「ふざけるな!何が諦めろだと!お前達は、インデックスをこんな目に合わせておいて!」

 

上条が赤い髪のタバコを吸っている神父にそう言い放った。麦野も

 

「私も、こけにされてさ、おめおめと逃げるわけにはいかないわけよ…」

 

「能力者ってのは、自分達の力を分からないものなの?まあ仕方がないか、こんな箱の中の鳥みたいだし…!」

 

赤い髪のタバコを吸っている神父の他に別の寮の方から声がしたので、上条達はそちらを見る。そこには、教会のシスターの格好をした女の子が立っている。歳は上条や麦野、吹寄達と一緒ぐらいの女の子だ。だがそのシスターの女の子は上条達を見ながら

 

「…全くあの野郎、学園都市の治安維持の連中に圧力かけたんじゃないのかよ…」

 

「まあ彼は、圧力はかけているみたいだね。ただこの連中は、イレギュラー的みたいなものだろう。それに彼は言っていた、学園都市の生徒が少しばかり巻き込まれても、()()()()()()()()()()()()()()()()()と」

 

「なんだと……!」

 

「フン、ハナから上は、私達を切り捨てるつもりかよ!」

 

「ですが、貴方がたを超倒せば問題はないかと。貴方がたが、この子を超狙うと言うなら、相手になってあげましょう」

 

「絹旗、良いこと言うじゃんよ。それに魔術師ってのが…どれほどの者か…戦ってみたいしな…。フレンダ、滝壺、その子を任せる」

 

「麦野、こっちは任せて!」

 

「麦野、この子は私達が守るから、安心して」

 

フレンダと滝壺は、インデックスを抱えて、危なくないところまで後退する。麦野は上条に対しても

 

「上条、あんたも下がりな。こいつらの相手は、私と絹旗でやる…」

 

「俺は…ただの無能力者だよ。だがな、目の前に傷ついた女の子を放っておくなんてできねー」

 

上条は自分の右拳を握りしめて、赤い髪のタバコを吸っている神父達に突きつけ

 

「助けを求めた人間を見捨てることなんて、できねーだよ!」

 

「上条、お前……」

 

「上条さん…」

 

「良いだろう。そこまで言ったんだ。死んでも本望だろ!」

 

赤い髪のタバコを吸っている神父は、

 

「Fortis…931…。日本語では強者と言ってね。ま、語源なんてどうでもいい。重要なのはこの名を名乗り上げた事でね。僕達の間では、魔術を使う魔法名と言うよりも……()()()、かな!」

 

「ステイルが魔法名名乗ったってことは、貴方達の死は確定ね。まあ私も逃がすつもりはないから…Iustitiae…009…」

 

魔法名を名乗った後にシスターの女の子に死神の鎌みたいなのが現れ、それを手に取る。

 

「さて…私の鎌から逃げ伏せたヤツは、仲間内を除けば、誰もいない…。死にたいやつからかかっておいで…」

 

上条・麦野・絹旗対ステイル・シスター(仮)の戦いが始まろうとしていた。




この作品の麦野沈利ことむぎのんは、原作のような感じはありません。

助けを求められれば、助けることもします。

ステイルと一緒にいるシスターは、オリキャラです。転生者ではありません。


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禁書目録編ー7ー6話ー魔術師達。②

禁書目録編6話です。


第3者sideーーーーー

 

上条・麦野・絹旗対ステイル・シスター(仮)の戦いがきって落とされた。

 

上条・絹旗とステイルと麦野が鎌を持ったシスターと戦う配置になっていた。

 

鎌を持ったシスターは、麦野の対して首をはね飛ばそうと向かってきた。しかし

 

「バカ正直に突っ込んでくるんだね!」

 

麦野は原子崩し(メルトダウナー)の能力で、ビームを連続に放つ。

 

「へぇーあんたの能力ってそれなの?」

 

鎌を持ったシスターは、鎌でビームを弾く。弾かれたビームは、辺りの学生寮に直撃し、爆発を起こして火が付き始める。

 

鎌を持ったシスターは、麦野に対して鎌を振り下ろす。

 

「麦野、超避けてください!」

 

赤髪のタバコを吸っている神父と戦っていた絹旗は、樹木を持ち上げて、鎌を持つシスターに投げつけた。

 

「…こんな攻撃…!」

 

鎌を持つシスターは、樹木を切り裂いた。その隙を麦野が

 

「隙が出来たぞ!鎌女!」

 

麦野はビームを鎌を持つシスターに畳み掛ける。しかし鎌を持つシスターは、奇襲をものともせず、ビームを避ける。

 

「フン、馬鹿な一つ覚えの芸じゃあすぐに見抜かれるわよ!」

 

「チッ、他の能力者と戦うよりも歯応えがありそうね…」

 

 

 

一方の上条・絹旗対ステイルの戦いは、上条が魔女狩りの王(イノケンティウス)幻想殺し(イマジンブレーカー)で消し去るも、すぐに現れてしまう。上条が幻想殺し(イマジンブレーカー)で消し去ってる間に、絹旗が攻撃を仕掛けるが、ステイルの炎剣によって、絹旗の攻撃は塞がれてしまう。

 

「あの魔術…消しても消しても、すぐに復活してしまう」

 

「…あの魔女狩りの王(イノケンティウス)を貴方の超右手で消し去っても、超向こうには、別の攻撃をしてきますよ。なんとか向こうの身体さえ触れれば…」

 

「何か、策があるみたいだけど、何度やっても無駄だと思うけどね」

 

「やって見ないとわからないだろ!」

 

上条は右拳を握りしめて、ステイルを睨み付けた。

 

「だからなんだと言うんだい?正義のヒーローのつもりかい?」

 

上条は前を向いて走り出した。ただステイルを捉えたまま、

 

「ホントに諦めが悪いね、君たちは!」

 

魔女狩りの王(イノケンティウス)で上条のいる全てを焼き付くさんと、振るってくる。上条はそれを右手で打ち消しながら、絹旗の為に道を作る。

 

そして

 

「いけっ、絹旗!!」

 

「上条さん、超ありがとうございます」

 

上条が必死に作った隙を絹旗は見逃すはずもなく、ステイルの懐に入り込み、窒素装甲(オフェンス・アーマ)をステイルのお腹にグーパンチを叩き込んだ。叩き込まれたステイルは、学生寮の壁面に叩きつけられ、壁の向こうにぶっ飛んだ。

 

 

 

「ステイル!」

 

鎌を持つシスターは、ステイルの名前を叫んだ。しかしそんな隙を麦野が見逃すはずもなく、鎌を持つシスターに向かってビームを放ちながら

 

「脇ががら空きだぞ、くそシスターが!」

 

麦野は鎌を持つシスターの脇を蹴り飛ばした。蹴り飛ばされた鎌を持つシスターは、片手で脇を押さえながら、踏ん張っていた。

 

「やってくれるわね!このアマ!」

 

鎌を持つシスターは、鎌を1回振った。すると麦野の身体は何かの衝撃を受けて、学生寮の壁面に吹き飛んだ。

 

「この鎌はただ切り落とすだけじゃないわ。こうやって衝撃で相手を攻撃できるんだから」

 

砂塵が舞っていて麦野の様子が窺えない鎌を持つシスターであったが、トドメとばかりに、鎌を振るう。フレンダや滝壺の麦野の対しての叫びがこだまする。

 

《「麦野!》」

 

2人の叫びがこだまする中、しかし…鎌を持つシスターは、鎌を振るうことが出来なかった。何故なら、鎌を持つシスターは、自分が吹き飛ばされていることに気づいたからだ。それでも体勢をすぐに立て直して、自分を吹き飛ばした相手を見る。

 

西陽に照らされながら、歩いてくる人物。髪は黒髪のロングで、胸は巨乳で、左腕には、風紀委員(ジャッジメント)のワッペンが見える。そしてその女は、銃みたいな物を構えながら

 

風紀委員(ジャッジメント)よ。即戦闘を止めなさい。両方から事情を聴きます。良いですね?」

 

そう風紀委員(ジャッジメント)の女は、鎌を持つシスターとステイル、上条や絹旗、麦野、フレンダ、滝壺に言っているのだ。鎌を持つシスターとステイルは

 

「…風紀委員(ジャッジメント)がしゃしゃり出てくるなよ…」

 

「……こちらとしても風紀委員(ジャッジメント)とは戦いたくはなかったが、やむを得ない…」

 

ステイルは、魔女狩りの王(イノケンティウス)を呼びだし、鎌を持つシスターも鎌自体が死神の鎌(デスサイズ)になっている。しかも魔女狩りの王(イノケンティウス)の炎が絡み付いている。

 

簡単に言ってしまえば、炎を纏う鎌というところだろう。

 

「フッ、驚いたか?私の鎌は、属性を変えることが出きる」

 

学生寮の崩れた壁面から麦野が出てきて

 

「ガタガタとうるせーんだよ、クサレシスターが!って吹寄がこんなところにいる?」

 

「なにって風紀委員(ジャッジメント)として駆けつけたまで。こんなにド派手にやってれば、気づくわよ」

 

鎌を持つシスターとステイルは、驚いている。そしてある方から再び声がする。

 

「その女は、転生者よ、ステイル、フィリス」

 

「転生者か。転生者であるエリス、貴女が一番わかるってわけか…」

 

「転生者同士は、引かれ会うか…」

 

ステイルとフィリス…鎌を持つシスターの名前である。その2人が口をそろえて【転生者】と言った事に、吹寄も気になっている。桐条が言っていたことも…。だから

 

「あんたは、転生者なのかしら?」

 

「ええ、私は転生者の魔術師で、名前はエリスと申します。お見知りおきを」

 

インデックスみたいな髪の色をした女、エリスと吹寄は対峙することになった。



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禁書目録編ー8ー7話ー転生者。

禁書目録編7話です。


第3者sideーーーー

 

吹寄は、転生者と名乗ったエリスと対峙している。麦野対フィリス、上条・絹旗対ステイルの戦いも一段落ついていたが、再び戦闘が開始された。

 

そんな中、吹寄と転生者のエリスの戦いも始まった。エリスは、吹寄に対して接近戦を仕掛けてきた。魔術師であるはずだが、魔術を使わず接近戦を仕掛けてきたのは、単に接近戦が得意というからだけではない。パンチとキックと剣を使った連携攻撃が、見事に決り、吹寄に何もさせてない。

 

一方の吹寄は、防戦の中から、反撃に出る隙を探していたが、中々と見つからない。さすがは、プロだと認めざる終えなかった。エリスが俺に

 

「…反撃を何故行わないんですか?」

 

「反撃…フン、反撃を出切るだけの隙を貴女は与えてないでしょうが!」

 

「まあ、そうですが……舞え…かまいたち…この女を切り刻め!!」

 

エリスがそう言った途端に、吹寄の周りに風の塊が出来て、そこから高速にかまいたちが飛んできた。吹寄は最初は避けまくっていたが、段々と身体のあちこちを切りつけられていき、あちこちから地がにじみ出ている。エリスがダメージを受けた吹寄に

 

「大したものです。私のかまいたちを受けて生き残ってるなんてね…」

 

「…これでも当たった方かもね」

 

吹寄のセーラー服のあちこちから、血が滲んで赤く染まっている。エリスは左手を上に向け

 

「なら、これならどうなの?」

 

エリスがそう言ったすぐに、吹寄が吹き飛ばされた。吹寄は、何の能力で吹き飛ばされたかわからなかった。その吹寄は

 

「一体…何?」

 

「フフッ…分からないでしょうね…。分かるわけはないでしょうけど…」

 

吹寄は起き上がりながら考えていた。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~~・

吹寄制理sideーー学園都市ーとある高校・学生寮にてー

 

俺は、起き上がりながら、同じ転生者であるエリスを睨む。しかし先程の攻撃は何だったんだ?俺の目には何も見えなかった。ただ身体が一瞬ビリッてなったが、雷か何かか?そう考えていたら、あの声が

 

【ええ、彼女の先程の攻撃は、雷を起こす原理から来てますね】

 

【「雷を起こす原理…?」】

 

雷って確か…あれだよな。雷が発生する原理、仕組みは、雲のでき、通常空気は 水蒸気の形で水分を含んでいるんだよな。

 

空気は温度が高いほど、水分を水蒸気の形で多く含むことができ、温度が下がると、水蒸気の形で含むことができなくなり、水滴が発生するはずた。

 

地上付近では、水分を水蒸気の形でもっていた空気が、何らかの理由で上昇気流が起こって、上昇すると、温度が低くなるため、空気中の水蒸気が水滴になり、これが雲になるはずだよな。

 

まあこれは自然の原理だが魔術系で雷を起こしていたら、これらの摂理は当てはまらないだろう。ならば俺は懐からCADを取り出して構えた。

 

「…うん?銃でこの私を倒そうなんて思っているの?」

 

「ええ、倒せると思ってるわね」

 

俺は、CADを構えてエリスを捉える。そして俺はエリスのいるアスファルトの部分を分解するために、引き金を引いた。するとアスファルトが分解され、エリスの足場がなくなった事で、バランスを崩す。

 

俺はそれを見逃すはずもなく、一気にエリスとの距離を摘める。

 

そして、俺はエリスの目掛けて蹴りを入れる。エリスはとっさに避けるが俺も回し蹴りを背中に食らわした。

 

回し蹴りを食らったエリスは、学生寮の壁面に突っ込んで行った。すぐさまに俺は、CADを構えて引き金を引いた。

 

エリスはそのまま、意識を失ったようだ。まあ失わせるために、【共鳴】を使ったのだから。

 

ステイルとシスターも驚いているみたいだ。俺は2人に対して

 

「まだ続けるつもりかしら?続けるつもりなら相手になってあげるけど?」

 

CADを向けながら2人に問いかける。しかし問いかけもむなしく、ステイルは上条さんにやられ、シスターも麦野にやられていたのだった。

 

なんとかこの連中を倒せたが、まさか転生者まで来るとは思わなかった。と言うかイギリス清教にも転生者はいるのだと思い知らされた形にはなった。



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