包丁師の食戦 (筒巻)
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プロローグ【たくさんの手紙】

気分で行きます。


 

〜慧side〜

 

(今僕は、幼いときから仲の良かったこのもとに来ているんだけど・・・。)

「紅葉ちゃん、どうして遠月に来なかったの?寧々ちゃんが寂しがっってたよ?」

 

紅葉

「慧、寧々にそれを言うと怒られますよ。」

 

「でも、ホントのことだよ?それに話をすり替えないでよ?」

 

紅葉

「しょうがないでしょ?それに、神名がいるでしょう?」

 

「神名ちゃんも寂しがってるんだよ。」

 

紅葉

「神名とは毎日30分通話していますよ?」

 

「神名ちゃんはその程度じゃ、満足しないって知ってるでしょ?」

(本当に神名ちゃんが物凄いシスコンだって知ってるでしょ?

あれを抑える側の僕のことを考えてよ。)

 

紅葉

「あれ以上は通話料がダメになるんですよ。それよりも、今も授業中ですよね?どうして慧がここにいれるんですか?」

 

「まあ、薙切総帥に頼まれて君を転入させるために手紙を持ってきたんだよ。」

 

紅葉

「その話をするまでになんで2時間もかかるんですか?貴方はダメ人間でしたっけ?」

 

「まあ、とりあえず手紙を読んでみて。その後にどうするか聞くから。」

(やっと手紙を渡せたんだけど、ほんとうに説得できるのかなぁ?)

 

紅葉

「えっと、『こんにちはじゃな、これが読めているということは一色が無事に渡せたということじゃな。さて、本題に入るとしようか。実は一色からも伝わっていると思うが、遠月学園に転入してきてはくれんか?最近の料理人の殆どが雑になってきてな、再教育をしていくために実力のあるものを集めておるんじゃよ。十傑のうち七人がお前が転入してくることを願ってな、それで来てほしんじゃよ。後は、お主の妹の「双葉 神名」からの訴えが多いのじゃよ。だから頼まれてくれんか?いい返事を待っておるぞ。』…、確かにこれなら説得できると思いますが、切実すぎじゃないの?」

 

「僕も聞いてて、そう思うけどね。あと、君あてに4つあるけど、どうする?」

 

紅葉

「どれですか?」

 

「えっと、『薙切総帥』、『美食家』、『紀ノ国 寧々』、『双葉 神名』の四人からだけど、『美食家』って誰だい?」

 

紅葉

「先に『美食家』からで、

えっと、『やあやあ、紅葉さん実際には先週会っていますが、お久しぶりです。お義父さんから聞いたのですが、遠月学園に転入すると言っていたので、お義父さんと考えたサプライズがあるのでぜひお越しください。』

コレって、行くことが決定してますよね!?なぜですか!」

 

「薙切総帥からは、『薊の手紙は読んだかの?そういうことじゃから諦めろ、それと芳雄殿にはもう頼んでおるから頼んでも意味はないぞ?いいな。』口調が崩れるほど君を入れようとしてるんだねぇ?」

 

紅葉

「寧々からは、『紅葉、読んでいますか?読んでいますよね?貴女が遠月学園に受験していないと聞いたときはとてもショックでした。私達を嫌いになってしまいましたか?私や神名は毎日がとても退屈です。貴女は今もお店にいますか?いるのであればまた会いたいので、返事を待っています。』

慧、寧々が病んでるのですが?」

 

「それは僕じゃなくて君のせいだよ。受けとめなきゃ。」

 

紅葉

「最後が、神名のですか。ものすごく嫌な気がするのですが、大丈夫でしょうか?

『オネエチャンへ、オネエチャンのいない学校生活はとても苦になっています。ここまで大変だと思っていなかった私のミスでした。ところで、薊さんからオネエチャンが遠月学園に転入するといった話が流れていますが、本当のことですか?嘘だった場合は、複数名が血祭りになりますよ?いいですね?』

慧、神名が壊れました。」

 

「壊れた最大の理由は、君なんだけどね。とりあえず返事したほうがいい人には返事を書くといいよ。それまでは此処で待ってるからさ。」

 

紅葉

「ありがとうございます。少し待っていてください。新しいお茶とお菓子を持ってきます。」

 

慧「わかったよ、出来たら呼んでね。」

 

〜慧side〜end

 

〜紅葉side〜

 

紅葉

(慧から貰った手紙を読み終わりましたし、返事文を書くのですが…。)

「なかなか、まとまりません。薙切総帥への返事文と薊へのは出来ましたが、寧々と神名の分が残ってしまいましたね。」

(さて、あれから1時間も経ってしまっていて、外も暗くなってしまいましたし今日は泊まってもらうとしましょうか。慧には悪いですが。)

 

紅葉

「慧、すみませんがまだまだ時間がかかってしまいそうですし、今日は家に泊まっていってください。」

 

「うん、いいけど。親御さんはいいのかい?芳雄さんと愛海さんから返事を聞かなくて。」

 

紅葉

「ええ、父はフランスに行っていますし、母も実家に帰っていますし。しばらくは私一人だけでやる予定でしたので。」

(まあ、実際には父も母も遠月学園にいるんですが、まあいいでしょう。)

 

紅葉

「私はまだ続けるのですが、お風呂の用意や、夕食の用意は出来ていますので、先に食べてしまってください。明日は早くから動くのでしょうから、早めに寝てくださいね。」

 

「うん、わかったよ。それじゃあお先に失礼します。」

 

紅葉

「ゆっくりしてくださいね、でもお風呂で寝てはいけませんよ?」

 

 そうして、『一色 慧』はお風呂に向かい『双葉 紅葉』は部屋に戻っていった。

 

紅葉

(さて、寧々相手のは考えてありますから早く出来そうですが、神名相手のは少し時間がかかりそうですね。)

 

〰次の日〰

 

紅葉

(昨日中には書き終えられましたし、コレで大丈夫でしょう。さて、)

「慧、朝ですよ起きてください。」

 

「紅葉かい?起こしてくれてありがとう。」

 

紅葉

「大丈夫ですよ、それよりも朝ごはんを食べてください。私はもう食べましたので、手紙を取りに行ってきますからね。」

 

「わかったよ、今は何時だい?」

 

紅葉

「午前五時半ですよ、少し早かったでしょうか?」

 

慧「いや、大丈夫だよ。起こしてくれてありがとね。」

 

紅葉

「慧は大変な思いをしていると思いますし、大丈夫ですよ。」

 

 紅葉がそう言うと、『一色 慧』は居間へ行き朝ごはんを食べ、『双葉 紅葉』は部屋へ行き返事文を慧に持たせた。

 

紅葉

「それじゃあ、その手紙をそれぞれに渡してください。昨日は、お疲れ様でした。」

 

「うん、わかったよ。それじゃあ、また会えたらね。」

 

〜紅葉side〜end

 

 




気分で書いた結果。

意味がわからん!
口調が変!
キャラが定まらない!
エトセトラ!


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