それでも彼女は焔と共に (ゲストU)
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出会い、喪失

こんなことしてる場合じゃないの
それでもね、 女オリ主ものを書いてみたかったんだ


振り続ける雨の中、誰かが叫ぶ声がする

 

その声が届くことは無い

 

しかしその少女の手には────

 

 

 

 

 

 

────────剣十字のネックレスが握られていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは…どこだろう?

 

 

あなたは一体誰?

 

 

 

 

 

 

 

────────ワタシハ、ナニ?────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おいおいまだそんな事も分からないのか』

 

 

あなたは?

 

『今のお前には絶対にわからない存在』

 

それってどう言うこと?

 

『お前はお前に関すること全部抜け落ちてるからなぁ…』

 

全部…抜け落ちてる?

 

『これ以上は何も言わないからな。まぁ、頑張れとしか言えん』

 

え?ちょっと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこだろう

 

白い、清潔感があるというか

 

 

「起きたのね?キミ、お名前は分かる?」

 

名前…

 

「だれ…」

 

 

 

私は…だれ…?

 

 

 

 

────────────────────────────

 

 

 

「どうやら彼女、記憶が無いようなんです」

 

「記憶が?」

 

とある雨の日、何故かはわからない。だが血だらけで倒れていた女の子がいた

 

すぐに救急車を呼びその子は病院に運ばれた

 

数日後その子が目を覚ましたと連絡を受け病院に向かった

 

そして今その子の容態を聞いているところだった

 

 

目覚めたものの

何があったかはおろか自分がいた場所、自分の名前

何も覚えていなかったというのだ

 

 

「あの…あの子はどうなるんでしょうか?」

 

「せめて何か覚えていれば良かったのですが…今のままでは施設というわけにも行かないでしょう」

 

「それは何故です?」

 

「あの子は名前や住んでいた場所、生活に必要な記憶も失っているんです」

 

「それって…」

 

「少々特殊な施設にいってもらうことになるかと…」

 

「そうですか。あの…あの子を引き取ることは出来ませんか?」

 

「え?あの子をですか? 本人がいいならそれもできますけど…」

 

 

 

 

あの子にはなにか惹かれるものがあった気がした

 

本来部外者を引き取るなんてことしないだろうけどあの子なら大丈夫だと、そう思った

 

 

「それでしたらあの子にあって行ったらどうでしょうか?今ならきっと起きてるでしょうし」

 

「えぇ、そうします」

 

 

 

────────────

 

 

誰だろうこの人

 

今、私の目の前には紫っぽい髪をしたお姉さんがいる

 

「ねぇ、突然だけどあなた、私の家に来ない?」

 

家…

 

「すぐに答えを出す必要は無いわ。それでも考えておいてね」

 

 

そう言って席を立ち出ていこうとする

 

「待って…」

 

「ん?」

 

「行く…」

 

 

「いいの?」

 

もともと行く宛なんてない

それにこの人に助けてもらったと聞いた

この提案をのまない手はないのだ

 

少し話した後その人は出ていった

引き取ることは了承したそれに伴い名前を付けてくれた

 

 

「じゃあ手続きしてくるから待っててね」

 

 

 

 

 

 

 

「あの子を呼ぶ時名前はどうするんです?」

 

「えぇ、あの子には悪いけど名前をつけさせてもらおうとは思います」

 

「そうですか。どのような名前にするんです」

 

「雨の日に見つけたので雨に関する単語をつけたいと思って美雨ってつけようと思います」

 

「その事は本人には…」

 

「えぇ、ちゃんと了承してくれましたよ名前も」

 

「はい、これで手続きは終了です。これからあの子のことよろしくお願いしますね月村さん」

 

 

「はい、ありがとうございました石田先生」




女の子のオリ主を書く準備は出来てるか?
「ダメです!」


気まぐれで書いて投稿したいと思います


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新たな身分と顔合わせ

「今日からここがあなたの家よ美雨」

 

病院から退院して案内されたのはとても立派な家だった

 

 

病院では色々なことを教えられた、最低限の常識だそうだ

すぐに理解出来たのは良かったと思う

 

 

「入りましょう?今日からあなたも我が家の一員なんだから」

 

予想外に大きくて唖然としていたがその言葉で我に返る

 

そしてその家へ歩き出す

 

 

────────

 

今日、お姉ちゃんが女の子を連れてくる

 

 

血だらけで倒れていた女の子を助けたと聞いた時も驚いたが

その子を引き取ると聞いた時はもっと驚いた

 

その子は記憶喪失で病院で最低限の常識などを教えてから退院って聞いた

 

私たちの家はちょっと特殊な秘密があるのだけれど

お姉ちゃんもその子ならきっと大丈夫だって言ってた

 

そう考えていたらお姉ちゃんが帰ってきた

 

 

 

 

────────────

「ただいまー」

 

 

「おかえりなさいませ忍お嬢様」

 

「ただいまノエル」

 

 

なんだろうこの服

とてもヒラヒラしてて…

 

「ノエルは家のメイドなのよ」

「メイド?」

 

 

「身の回りのお世話をするお仕事ってところかしら」

 

 

何それ教わってない

 

「流石に教わってないわよね」

 

ついてきて、今日から一緒に暮らす家族を紹介するわ

 

と、手を引かれて案内されたのは大きな部屋だった

 

 

 

────────────

 

「すずか?」

 

 

「入ってもいいよー」

 

 

 

 

さっきまで話していたようでようやくご対面なのだ

 

 

「ほら、早く入って」

 

そう言って引っ張られてきたのはどこか不思議な雰囲気の女の子だった

その目はどこか不安げな印象を持たせた

こういった状況に慣れていないのかしきりに辺りを見回していた

 

とりあえずソファーに座り自己紹介をすることにした

 

「えっと…私は月村すずか、これからよろしくね?」

 

「私はノエル・K・エーアリヒカイトと言います」

 

「私はファリン・K・エーアリヒカイトです」

 

「私は月村忍。次はあなたよ?」

 

「……美雨」

 

 

「美雨ちゃんか…よろしくね!」

 

「ん…よろしく」

 

それが私達の出会い

 

 

 

 

────────────

 

 

 

 

この家の人たちはいい人だ

すぐにそう思った

 

すずかに関しては背丈が同じくらいなので私はすずかと同年代なのだろうと思う

 

 

自分でも驚きなのだが結構頭は回るような気がする

目覚めた頃は記憶がなかったりとかでろくに反応できなかった

 

 

「ネコ沢山」

 

「ネコ好きなんだ」

 

 

屋敷を案内してもらっているけれど広いから迷いそう

 

 

「今度私のお友達を紹介するね」

 

「ん」

 

 

この子はいい子だ

 

 

 

こんな見ず知らずのこと、急に新しい家族だなんて言われて

 

 

事前に何か言われてたりしたんだろうけど

 

「ねぇすずか」

 

「なに?」

 

「私、これから沢山思い出作っていきたい」

 

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

────その日のひとコマ────

 

 

「ねぇすずか?」

 

「なにかな?」

 

「私どこで寝ればいいの?」

 

「あー、まだ部屋決めてないもんね」

 

「すずかの部屋でいいじゃない」

 

「大丈夫なの?」

 

「すずかお嬢様の部屋のベッドは大きいですからね」

 

 

 

────────すずかの部屋

 

 

「………」

 

「美雨ちゃん?」

 

「これ、ひとり部屋なの?」

 

「そうだけど?」

 

「大きくない?」

 

「そうかもね」

 

「ベッドなんて二人以上余裕で寝れると思うんだけど」

 

「お泊り会の時はみんなで寝てるかな」

 

 

 

美雨が改めてこの家が凄いと思った瞬間だった




これはまだ原作開始前です

次回誘拐されます

例のアレがバレます

美雨のさらなる秘密が明かされます
っていう予定です
それではまた次回お会いしましょう


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前進

あー、何でこんなことになったんだろう

 

 

周りにはそこそこ大人数のどう見ても怪しい格好して倒れて積まれている大人たち

 

そしてよく分からない格好に身を包み十字の装飾が施された金色の双剣を握り積まれた大人を足蹴にしている私

 

 

 

 

 

 

何故こんな事になっているのかと言うとそれはしばらく前

 

すずか、アリサ、私の3人で買い物にでかけていた時に遡る

 

 

 

 

────────────────

 

月村家に養子に入りそれなりの月日がたった頃

 

 

 

私はすずかに紹介されて友達になった

アリサ・バニングスとすずかと私でその日買い物に来ていた

 

アリサと他に高町なのはを紹介されすぐに仲良くなれた

 

 

本来ならここになのはもいる予定だったのだが予定が入っていたためこの場にはいない

 

買い物の目的は私関連だ

 

お姉ちゃん曰く私物がなさすぎてつまらない。だそうだ

という事で私用の色々を買いに来たと言ったところだ

 

ちなみに記憶喪失に関してはアリサとなのはは知らない

大人にはお姉ちゃんが説明して内緒にしておくように言ってもらえたのだ

 

 

「残念だったわねーなのは」

 

「仕方ないよ翠屋は忙しいから」

 

「あそこの料理はみんな美味しいからまた行きたい」

 

 

なのはの実家は喫茶店を営んでいてそこはとても人気だ

高町家にはお姉ちゃんの恋人である高町恭也さんもいる

 

長女の美由希さんは恭也さんと一緒に剣術を学んでいてその妹のなのはは何で運動が出来ないんだろうと不思議に思ったのは割と最近だ

 

 

 

そんなこんなで人気が少ないところに来てしまって誘拐されました

 

そう、誘拐されたのです

 

 

すずか曰くうちもアリサの家もお金持ちなので身代金目的の誘拐だろうとの事

 

あなた落ち着きすぎじゃないかな?

 

あっという間に車に詰め込まれどこぞの廃ビルみたいな所に連れてこられた3人は今現在縛られて固められています

 

 

「いやーまさかこんな簡単に誘拐できるとは思わなかったな」

 

「ちょうど人気のないところ歩いてて助かりましたね」

 

まー運が悪いこと

 

「それにしても月村とバニングス娘はもともとの標的でしたけど他にいたあの茶髪の子誰ですかね?」

 

 

「あんな娘俺らも知らないがあの二人といる辺り金持ちの娘でいいだろうよ」

 

あ、これ完全に私のことですね

 

 

誘拐される際に薬で眠らされてたのでここがどこだか分かりませんしアリサとすずかの携帯は誘拐犯が持ってるし全員もれなく銃器持ち

 

アリサは未だ眠ったままですずかは起きてますがずっと黙ってます

私は寝たふりしてます

 

部屋に誘拐犯がいる時点で助けは求められないでしょう

 

「リーダー、ちょっと遊んでもいいですかね?」

 

「お前金が手に入るまで無傷にしとけ終わったら好きにしていいから」

 

「マジっすか」

 

うわぁ変態だ、変態がいます

このやり取りからして身代金要求は連絡済みですかね

ていうかお金受け取ってハイ終わりじゃないんですか

 

 

「それにしても月村の娘がいるとはホント運がいいぜ」

 

「月村って金持ちって意外になんかあるんですか?」

 

「あぁ、裏ではちょっとした都市伝説みたいた事になっててな夜の一族っつう吸血鬼の一族だって噂があるんだよ」

 

へー夜の一族に吸血鬼ねー

 

「は?」

 

「ん?」

 

「え?」

 

あっ、ヤベ

 

「美雨…ちゃん?」

 

 

あーめっちゃ驚いてるわ

寝たふりしてたのバレたどうしよ

 

 

「今の…聞いた?」

 

「聞いてない」

 

聞いてないっていえば大丈夫だよねって考えは甘かった

 

「そういう質問って聞いてないならまず何を聞いてないかって聞くと思うんだ」

 

 

 

「………」

 

ヤベーですよやらかしましたよどうやって誤魔化そう

言い訳を考えてキョロキョロしていたら

 

「流石に起きてたのは予想してなかったがお友達が化物だって知って驚いたか」

 

「何いってんですかあなた」

 

「あ?」

 

「化物だろうが何だろうが私には関係ないんですよ」

 

「ほう?」

 

「すずかはすずかだ!それに、そんなにお金が欲しいならきちんと働けバーカ!」

 

「このガキ…」

 

はっはっはー言ってやったぜ

 

これやばくね

 

銃がこちらに向けられようとしていた

 

 

 

────────

 

 

『おーおー随分と派手にやらかしたねぇ』

 

でたな謎の声!

 

『謎の声って…まぁいい。このままだとお前やられるぞ』

 

つまり〇されるってことですかね

 

『そうゆう伏せ字は誤解をうみそうだけどまぁそういう事だな』

 

じゃあ助けてくださいよ近くで見てるような口ぶりしちゃってさー

 

『それは無理だがお前にはこの状況を覆せる力がある』

 

おー何言ってんだあんた。そんな都合子いいことが『あるから言ってんだよ』

 

マジか 後そのしゃべり方似合ってないぞーもっと気安く行こうよ

 

『こうゆうやり取りは緊張感があった方がいいと思うんだよ』

 

残念、そんな空気は苦手なんだよね

 

『分かったいつも通りにするよ』

 

それでいいんだよ

 

『魔法についての知識はある?』

 

あると思う?

『知ってる。やり方は順に説明するから』

 

おっけー、どうすればいい?

 

『じゃあまずは胸に意識を集中させて』

 

胸?私は膨らんでないよ?

 

『そうゆうの今いいから』

 

はーい、つまんないのー

 

『今から少し力を返すよ。使い方はボクが教えるから心配しないで』

 

スルーしたね。一人称ボクなんだ

 

『それは今いいから。剣は振ったことある?』

 

逆にあると思ってんの?

 

『知ってる。まぁ殴れば勝てるから大丈夫かな』

 

ちょっと待って殴るって何

 

『ユニゾンシフトって言えばあとはこっちがサポートする。だから思いっきりやっちゃって』

 

え?ええ?

 

────────────

 

 

 

 

 

胸が、熱くなってる気がする

 

 

必要なことが頭の中に浮かんでくる。いや、入ってくるの方が正しいかな

 

 

これはきっと失ったもの、記憶の欠片

 

 

ずっと持ってネックレスそれが何かもわかった

自分にどんな力があるのかも、わかった

使い方、多分大丈夫

 

なんだかちょっとだけ前に進めた気がする

 

「いくよ『ユニゾンシフト』」

 

 

髪の色がしだいに薄くなり瞳の色が変化する

 

 

 

 

まずは縄を切り立ち上がる

 

「なっ!?あの縄切らない限り取れないようにしてたのにどうやって!?と言うかなんだその服!?」

 

「そういうのいいから捕まえろ!」

 

 

遅いな

 

「えっ!?それ一体どこかガッ!?」

 

 

手にした双剣で下っ端っぽい人に一撃

綺麗に柄が鳩尾に当たったが一撃で気絶までいかなかったから側頭部を蹴飛ばし

 

「邪魔!」

 

下っ端を連続で蹴り飛ばしたあと呆気に取られてるリーダーらしき男へ

 

「このガキ!」

 

銃を構えてこちらに向けて撃ってくるがそんなものは当たらない

 

避けても良かったけれど二人に当たるといけないので障壁を使う

 

 

「な、なんだよそれは!?」

 

「悪いけど私も詳しくは、知らない!」

 

同じように蹴り気絶させる。

 

上の階だったのか下から騒ぎを聞きつけたのか足音が複数

 

「おーいさっきから騒がし…なんだこれ!?」

 

「どうなってんだこりゃ」

 

おーなんか結構来たな

 

「おい!これはお前がやったのか!」

 

「だったら何?」

 

「三人いるんだから一人ぐらい構うな!これ以上やられる前にやっちまえ!」

 

 

三下感凄いですね

 

やって来た奴らを片っ端から沈めた

無論死んでないだろうけど

 

「み…美雨ちゃん…」

 

「とりあえず携帯回収したから連絡しといてもらっていいかな?」

 

「う、うん」

 

いやーこれで安心かな

 

 

なんてことは無かった

 

 

 

って感じで冒頭の場面に戻るのだが

 

 

 

さっきからすずかがビビってるのかこっち避けてるからどうしたもんかな

 

 

 

 

私自身はよく分からないが

謎の声曰くこれは「魔法」なんだそうだ

 

 

そして今来ている服はバリアジャケットという防護服で振り回したり連結させて遊んでるこの武器はデバイスと言うらしい。名前はクロス

これはあくまで練習用という感じらしく謎の声が大丈夫だと認めたら本来のデバイスをくれるらしい

今は封印している状態らしいけど

デバイスには殺傷設定と非殺傷設定という便利なものがありさっきのは全て非殺傷

死にはしないがめちゃくちゃ痛いらしい。死なないだけましだね

 

 

にしても…

 

「ねーすずかーなんでそんなに避けるのー?」

 

「そうよ、何があったか分からないけど美雨の事そんなに避けないわよ普通」

 

「あ、あの…えっと…」

 

さっきから何度か話しかけてみてるが全部こんな感じの返しだ

 

アリサはすべてことが済んだ後に目を覚ました

 

アリサが寝てる間に階下に移動しているし

バリアジャケットは既に解除してクロスもネックレスに戻ってる

 

 

「そんなに私が怖い?」

 

「えっと…そういう訳じゃ…」

 

「じゃあなんでさー」

 

これじゃいつまで経ってもこのままだよー!

 

 

「3人とも無事か!?」

 

「あれ?恭也さん?」

 

 

「良かった、みんな無事みたいだな」

 

 

翠屋はどうしたのあなた

 

「三人が誘拐されたって忍から聞いてな。飛び出してきた」

 

それでいいんですかほんとにもー

 

「大丈夫だよ、許可はとってあるから」

 

「そうですか。迎えきてますよね?」

 

流石にこの状況でどこか分からないところから歩かされるのは勘弁なのです

 

「鮫島さんを呼んであるから大丈夫だ。もう来てるんじゃないかな」

 

 

 

そんなわけで安全を確保した上で解散した

 

 

 

のだが…

 

 

 

「(まぁ、こうなるよね)」

 

 

場所はかわって月村邸

とてつもなくピリピリしてます誰か助けて

 

今部屋にいるのは

お姉ちゃん すずか 恭也さん ノエル ファリン 私

 

の6人で

最初の3人は私と対面するように座っていてメイド二人は扉のそばにいる

 

 

「で、なにか質問はあるかしら」

 

「特には」

 

「そう、次に何でああなったのか説明してくれるかしら」

 

現状 説明を受けて尋問されてます 以上

 

「えーっと、犯人煽ったら目覚めた」

 

 

「バカにしてるの?」

 

ほら信じないじゃない

 

「あれらをどうこうした後ハッキリしたのは記憶の手がかりは魔法だって事」

 

「魔法?」

 

そう恭也さんが聞き返して来たので私はクロスを手に取る

 

「それ最初から持ってたネックレスよね?」

 

「そ、これがいわゆる魔法の杖的なヤツ」

 

「ネックレスにしか見えないんだが…」

 

証拠を見せるため立ち上がり空いてるスペースに移動する

 

「起きてクロス、セットアップ」

 

 

 

そうしてクロス、バリアジャケットを展開してみせる

 

「な…」

 

「何が…」

 

 

目を見開き驚いた表情をしている

すずかは一度見ているからかあまり驚いてはいないようだったが

 

 

「これが私の力、魔法だよ」

 

「それで誘拐犯を倒したのか」

 

「魔法に関しては後で家族会議ね…」

 

 

え、これ後でまた尋問される流れですか?

 

「まあいいわ、夜の一族の事を知った美雨には二つの選択肢があるわ」

 

選択肢?なんだろ

 

 

「1つ 夜の一族に関する記憶を消して普通に生活するか」

 

 

記憶消すなんてことできるの?吸血鬼って凄いなぁ

 

「2つ記憶をそのままに秘密を共有して誰にもこの事がバレないようにして生活するか」

 

あーなるほどそういう事ね

 

「2つめでお願い」

 

「即答するって…ちゃんと考えたの?」

 

 

決めていたことだしこれには理由がある

 

まず記憶を消すのは構わないのだが魔法のことも一緒に消されそうで不安なのだ

別に家族が人だろうと吸血鬼だろうと関係なく今の私の家族だという認識だから

 

「そう、分かったわ。これからも宜しくね、美雨」

 

────────────

 

 

 

「ねぇ美雨ちゃん…」

 

 

「どうしたの、すずか」

 

話し合いのあと色々ありすぎて疲れたという意見を出して魔法についてはまた後でということになったその日の夜すずかは私の部屋に来ていた

 

「美雨ちゃんは私達の事…怖くないの?」

 

ベッドに腰掛けてとても不安そうに聞いてくるすずか

もちろん答えは一つしかない

 

「全然怖くないよ」

 

「本当に?」

 

 

私は手をすずかの頬に当てて言葉を続ける

「私はね、記憶喪失なの」

 

「うん」

 

「今まで何があったか、とか覚えてないけどあなた達は私にとって初めての家族なの」

 

「うん…」

 

「もしも記憶が戻ったら全部忘れちゃうかもしれない。例えそうでもあなた達は私の家族よ。たとえどんな存在でもね」

 

その言葉がどのような影響を与えたのかは分からないがすずかは涙を流しながらお礼を言い続けていた

 

その日はとても空が綺麗な夜だった




はい!ここまで読んでくれてありがとうございます!

思いつきでばっと書いてるのでグダグダしてたりとかするかもしれないですがこの小説をよろしくお願い致します

美雨ちゃんのこれからにこうご期待って感じですかね



それではまた次回お会いしましょう


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新たな力と魔法の目覚め

無印突入します


魔法というものに目覚めてからというもの

私、月村美雨は結界を張り魔法の練習に励んでいた

あれから毎日のようにやっている

 

デバイスのクロスが練習用なのもありかなり便利に扱えるようになっていたし謎の声といつでも話せるようになった事は大きいです

 

炎熱変換資質なるものがとても凄いらしく髪の色が変化するのもその影響らしいです

凄すぎるせいでクロスがダメになり本格的な戦闘用デバイスになりました名前はイグニス

 

 

 

さて、そんな今の私の現在ですが

すずか達と同じ学校に編入しみんな同じクラスの3年生

ですので三年生でも問題ない位の学力まで勉強教えてもらいました

 

そして双剣も基本装備になっているので二刀流戦闘を教えてもらいに高町家に通っています

 

勉強、魔法と割と忙しい生活を送ってたりします

 

 

そうした非日常が交じる日常の中とても変な夢を見ました

 

 

 

 

なんだかどこかの民族衣装のような服を着ている金髪の男の子

 

目の前には黒いもやもやのようなもの

 

男の子は息を切らし体中汚れていたり傷があったりで立っているのもやっとなんじゃないかって状態

 

 

もやもやが突進してきてそれを緑色の魔法陣で受け止めたが障壁が弱かったのか吹き飛ばされる男の子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってとこで目が覚めたんだけどどう思う?」

 

「どうって言われても私たちじゃ何もわからないわ。ねぇ、すずか」

 

「確かに私たちには魔法の知識とかあるわけじゃないから何も…」

 

 

私は朝早く魔法の練習のために起きているからかなんか大切な場面を見逃した気がする夢の話をしていた

 

「魔法に関して何か大きなことがありそうな気がしますね」

 

「何かあっても無理はしないようにお願いしますね」

 

メイド2人にもこう言われたのだ

そしてこう思った

 

これ何かあったら解決できるの私だけじゃない? と

 

 

謎の声も同意してくれてた

 

 

そりゃあ私と同じくらいとはいえ人をひとり吹き飛ばすような奴がそこら辺彷徨いてたら同どうようもありませんからね

 

学校ではいつも通りに過ごせていたと思う

分割思考をバッチリだから余計な事考えてても授業は聞いてる

 

 

将来に関することが授業で出てきたのだが正直今そんなものを考えている余裕はない

 

今日の夢のこともあれば自分の記憶のこともある

すずかと同じように機械系に行きたいでごまかしたけど

 

 

放課後になって私たちは寄り道…というかいつもとは違う道で帰っていた

 

アリサ曰く道は悪かったけど塾に行くのに近いらしい

 

道を抜けると貸しボート場だったらしいものが

 

 

 

「あれ…?ここって…」

 

「美雨ちゃんどうしたの?」

 

 

思わず声に出ていたのかすずかが聞いてきたので小声で話すよう促し会話を続けた

 

「ここ夢で見たのと同じ場所なんだよ」

 

「夢って今朝言ってた…」

 

「そう、多分ボートが全滅してるのも建物が壊れてるのも男の子ともやもやが戦ってたからだと思う」

 

余り長く内緒話してたら怪しまれるので会話を切り上げようとしたその時だった

 

『助けて……』

 

「!」

 

念話だ、謎の声意外からの初めての

 

 

 

 

 

────

 

おーい謎の声さんちょっと

 

『言いたいことはわかってるよ。これは無差別にやってるね』

 

念話を無差別にやってるってどういうこと?

 

『念話はリンカーコアがあれば誰でも出来るような魔法だ。それほど切羽詰ってるってことなのか…』

 

助けに行かないとまずくない?

 

『それは君が決めること、場合によってはリミッター軽く解除したげる』

 

 

 

────

 

 

 

「どこだ…」

 

「美雨ちゃん?」

 

なんとなくだけど場所は分かるきがする

 

多分…

 

 

「あっち!」

 

「美雨ちゃんどうしたの!?」

 

「ちょっと美雨どこいくのよ!」

 

「みんな待ってよ~!」

 

3人を無視して森の中へ駆け出す

そこまで行かないうちに開けた場所に出た

 

そこには宝石を身につけた小さな…ナニコレ?

 

 

「なにこいつ…」

 

「わ…なに?どーぶつ?」

 

「ケガしてるの…?」

 

追いついてきた3人

がそれぞれ聞いてくる

 

「どうしよ…」

 

「とりあえず病院?」

 

「獣医さん!」

 

「急がなきゃ!」

 

 

 

その後動物病院に駆け込み治療をしたのだがかなり衰弱していた

 

あれはフェレットという動物らしい

 

すずか達は塾があるためその後私だけその場に残った

 

「あなたは帰らなくていいの?」

 

「私は塾とかありませんからここにいても大丈夫です」

 

「それならいいんだけど」

 

 

フェレットの様子を見ながら少しなでていた

 

「お前はいったいどこからきたんだーい」

 

聞こえるはずもないけどなんとなくそんなことを言ってみたり

 

時間が経つのは早いもので暗くなりそうになっていたためすぐに帰ることになった

 

 

その日の夜あのフェレットをどうするかの相談をすずかに丸投げして部屋で準備をしていた

 

朝晩に魔法の練習をしているため飲み物などを持っていったりしている

 

炎熱変換があるため結界を抜いてしまって火事になりましたなんてことにならないように公園に行って練習しているからだ

 

 

ちなみに家族全員知っているためこの行動は特に何も言われない

本来隠しておくべきものを練習しているのだ。バレないようにするのは当然であるのだ

 

 

 

 

『聞こえますか……?ボクの声が聞こえますか…?』

 

 

 

「随分めんどくさいことになったね謎の声さん」

『同感だね』

 

 

 

「セットアップ」

 

 

 

 

 

空を飛び声のする方へと進んでいく

 

あのもやもやだった場合とりあえず燃やしてみるつもりだ

 

 

 

「これは…結界かな」

 

『ずいぶん甘いな~魔力が足りてないから 魔力流して強度上げよう』

 

指示通りやったら結構いい感じになった

これでもうは被害は無い!はず!

 

 

 

『このままでは部が悪いかもしれない。変身魔法を』

 

あれ使って大丈夫なの?

 

『大人の姿になればリーチも長くなるし悪いことばかりではないから大丈夫。しっかり練習してきたろ? 』

 

そうして魔法陣を展開して変身魔法を使用する

私の体は変化していき美由希さんくらいまで大きくなる

 

『上出来、かな』

 

ちなみにこの魔法はまだ誰にも教えてない

まともに完成したのは最近だしまだまだ改良すれば魔力消費を抑えられるはずだからだ

魔力は多いのであまり気にはならないけど今の状態だと長期戦には向かない

 

 

 

「うわぁ、あのもやもやだ…ていうか何でなのはがいるのさ…」

 

そして手に火球を出現させる

魔力を圧縮して小さいながらも大きな威力を発揮するようにしたものだ

結界は強化したから大丈夫だよね

あとはなのはに当てないようにすれば

 

「吹き飛べ」

 

『explosion burst』

 

「爆!」

 

そのまま投げるように放たれた火球はもやに直撃して消し飛ばした

 

と、思ったのは一瞬ですぐに元通りになる

 

「あれ?威力弱かったかな」

 

「な、なに!?誰!?」

 

「げ、現地魔導師士の方ですか!?」

 

「いや、魔導師士ってな……」

 

 

え、今どこから声したの?

「あなたも僕の声を聞いて来てくれたんですよね!」

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!?なに!?どっから喋ってるの!?」

 

 

 

「あとで事情は説明します!ですから協力して欲しいんです!」

 

 

「後で説明はしてもらうよ、シングルモード」

 

取り敢えず剣を1本展開しておく

 

「あ、あの」

 

「君はそこで待っててね」

 

「あ、はい…」

 

なのはがなにか言おうとしたけどとりあえず下げて黙らせる

 

今の私は月村美雨ではなく正体不明の魔法使いなのだ

 

 

 

 

────────────

 

「凄い…」

 

今私は夢でも見ているんじゃないだろうか

私は今お姉ちゃん位の人が黒い何かと戦っている様子を見ています

 

「あの人、凄く強い。けど何だろうあの魔力…変身魔法?」

 

フェレットさんが何か言っているが正直何を言ってるのかわからない

 

「あの…フェレットさん。私はなにか出来ないかな!?」

 

「それならこれを使ってください」

 

そう言って渡されたのはフェレットさんが付けていた宝石

 

「それを手に……目を閉じて心を澄ませて…」

 

言われるままに手に取り目を閉じる

 

「管理権限 新規使用者設定機能フルオープン」

 

 

「繰り返して……」

 

そのまま言われたことを復唱する

 

 

 

風は空に──── 星は天に────

 

不屈の魂はこの胸に!

 

この手に魔法を!

 

 

 

「レイジングハート セット・アップ!」

 

 

『stand by ready』

────────

 

 

 

 

一応軽く障壁は張ったから大丈夫だと思ってたけど

まさか内側からぶっ壊されるのは予想外だよ

 

 

 

『君の友達すごいねー』

 

感心してる場合じゃないと思うんだ

 

『まぁ、確かに戦力になるかはともかくこんな事になるのは予想外だったよ』

 

こんな時間にこんな所にいるんだから念話が聞こえたからっていうのもあるんだろうけど

 

 

 

桜色の光が消えるとそこには学校の制服をイメージさせるようなバリアジャケットを身につけたなのはがいた

 

 

そして黒いもやもやはなのはを標的にしたがあっという間に全滅した

 

 

なのはに突進したもやはなのはが展開した障壁に阻まれ

そこから攻撃を受け3つに別れそれぞれ逃げようとしていたがなのはが二つ、私が一つそれぞれ一撃で封印した

そして封印された宝石をなのはが回収した

 

っていうところを見届けてから私は帰りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像以上に時間がかかっていつもより帰るのがかなり遅くなってしまった

 

しかしそんなことでは慌てないのがこの私

 

自分の部屋を窓の鍵は開けておいたからそこから中に…

 

「あ、あれ?」

 

空いてない!?なんで!?

きっとメイドのどちらかだそうに違いない

窓からのダイナミック帰宅は諦めて玄関から入ることになってしまった

 

鍵は空いてたのでゆっくり開け中を確認する

良かった誰もいない

 

そして中に入り扉を閉めたら電気が!

 

「ずいぶん遅いお帰りですね美雨お嬢様」

 

 

「の、ノエル…」

 

お部屋の窓の鍵は閉めておきましたからね

 

と、自分がやった宣言までしてきた

やっぱりお前だったのかノエル

 

怖いです、笑顔がとても怖いですよノエルさん

 

 

「何かあったんですね?」

 

いきなり核心ついてきたよこの人!

 

「あーうん、そうだねこれからこうゆうことあるからよろしく!」

 

素早く横を抜ければ何とかなると思いすぐさま移動しようとする

 

「逃がすと思いますか?」

 

ですよねー

あっけなく捕まった

 

「忍お嬢様が待っていますのでこちらに」

 

人のこと抱き抱えて強制連行するつもりなのによくもそんなことが言えたものだ

 

それを言葉に出すとどうなるか分からないので黙っておく

 

「美雨、何があったのか簡潔に話しなさい」

 

「魔法に関する面倒ごとが起きた。以上!」

 

これ以上ない説明だ

 

言い訳は完璧!

 

「それで、あなたはどうするの?」

 

「魔法に関して何かあったのはすずかには言わない方向で、あと私が何とかする」

 

「そう、分かった。私たちには何も出来ないからそこは好きにするといいわ」

 

「あーうんありがとう…」

 

こうして謎の魔法事件へ解決に向けて動くこととなった

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

「あの人凄かったね、ユーノ君」

 

「うん、だけど一体どこに行ったんだろう」

 

私、高町なのはは黒いもやもやことジュエルシードを封印し家に戻り簡単な事情をフェレットさんもといユーノ君から聞いた後あの場にいたお姉さんについて話していました

 

 

「かなり強い人だったから敵だとは思いたくないな。なのははどう思う?」

 

 

「かっこよかったなぁ…」

 

「なのは?」

 

私の頭の中は今日出会ったお姉さんの事でいっぱいでした

 

黒い服をベースに赤が目立つタケの長いジャケット

白に近い金、プラチナブロンドの髪、赤い瞳

 

いつの間にかいなくなってしまったけれど次にあったらちゃんと話したい そう思った

 

 

───────

 

 

まさか、なのはにもリンカーコアがあるなんておもわなかったな

 

『今日戦ってたあれ、ロストロギアだ』

 

できるだけなのはに負担はかけたくないな魔法を使う先輩としては

 

『魔法を使う時は変身しておいた方がいいだろうな』

 

封印は私にもできるんでしょ? あの子がやる前に封印すればいい

 

『封印は問題ない。1個封印したし』

 

 

あぁ、ほんとに

 

 

 

これも何かの縁なのかな────

 

これから、忙しくなるな




新デバイスはフレイムセイバーをイメージしてください
シャイニングカリバー的なものへの強化がまだ残っています

バリアジャケットなどの説明が欲しい人がいたなら次回の前か後書きに書こうかと思います


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接触

まずい、とてもまずいことになった

 

 

事の発端は朝、魔法の練習をするために公園に来ていた

 

変身魔法を使いいつものメニューをこなす為に結界を張ろうとした時だった

 

 

「あ、あのっ!」

 

「ん?」

 

そう、なのはだ

 

つい最近魔法と出会ってめでたく魔法少女となった彼女は偶然にも同じ公園で魔法の練習をしようとしていたのだ

 

魔法と出会った次の日、何もなかったように登校してきた彼女はとても精神が強いのだと思う

 

そして数日が経ちこうしてなのはとフェレットのユーノに出会ったのだ

 

 

「あの日の夜会いましたよね!」

 

「あぁ…うん。そうだね、あったね」

 

私が今どんな気持ちか知らないでそんな嬉しそうにしちゃって全く可愛いなこの子は

 

 

「あの、あなたも魔法使いなんですか?」

 

「そうだよ。私も魔法使い」

 

「あの、この世界には魔法がないはずなんですがあなたはどうやって魔法を?」

 

やっぱり気になるところはそこだろうなフェレットのユーノ君は

 

「悪いけどそれは教えられないわよフェレット君」

 

「で、ですけど」

 

「今の君は魔法少女に連れられてる小動物の使い魔のフェレット。私には今ここで君を丸焼きに出来る力があるの、余計な詮索はやめた方がいいわ」

 

こうやって脅しをかけて余計な詮索をさせないようにしておく

多分こうしておけばもう聞いてはこないだろう

 

「ユーノ君は使い魔じゃなくて友達です」

 

「ふぅん…ユーノ君って言うのねそのフェレット」

 

あくまで変身した状態の私は知らないからちょうど良かった

 

「で、あなた達はなにしにきたの?」

 

「私たちも魔法の練習に…」

 

「そう、なら少し離れたところでやるわ」

 

「え…何でですか…」

 

「私とあなたでは使う魔法が違うからよ」

 

そう、あの時使った魔法陣

私が使っているのは三角の魔法陣の頂点に円の魔法陣があるが彼女の使っていたものは完全な円形

 

謎の声が言うには円形の魔法陣はミッドチルダ

三角の魔法陣はベルカという魔法らしい

 

ちなみに私が使ってるのはベルカ式

そのベルカには古代と近代があり

私は古代で魔力を弾丸の様に発射したりするのはかなり珍しいらしい

 

 

「あの、それなら名前を教えてくれませんか?」

 

「名前を?それはどうしてかしら」

 

「これからも会うことがあると思いますし、私が知りたいから…です」

 

 

なんて可愛い理由だろうか

それにしても困った偽名なんて考えてないし

バカ正直に本名をいうわけにはいかないし適当でいいかな

 

「そうね…美遊…とでも名乗っておくわ」

 

「みゆさん…」

 

なんと適当な名前だろうか

まぁそんな難しくなくていいと思うけど

 

「私は高町なのはって言います!」

 

「そう」

 

知ってる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────

それぞれが魔法の練習をしていた時の事だ

 

 

『ちょっといいかな?』

 

どうしたのー?

 

『あのフェレットの事なんだけどさ』

 

ユーノがどうかしたの?

 

『あれ、魔法生物でも使いまでもないよ』

 

だったらなに?今の私たちみたいに変身魔法でも使ってる人間だっていうの?

 

『ご明察!そのとおりだよ!』

 

マジで言ってるの?嘘でしょ?

 

『残念だけどほんとだよ』

 

なんでそんなことを…

 

『それは別にいいんじゃないかな?あの状態じゃ今すぐどうこうできるとは限らないし』

 

 

────────

 

 

 

 

 

あの人は本当にすごかった

 

魔法を使っているところはあまり見れなかったけれどひとつひとつの動きがとても綺麗で

私と使う魔法が違うというのはあっているのだと思った

 

 

「あの人、本当に何者なんだろう…なのは?」

 

ユーノ君が何か言っているが気にならなかった位に夢中になってた

 

そして時間になってしまったのでその日は家に帰ることに

 

 

 

美遊さんはこの時間ならいるのかな…

そんなことを思いながら

 

 




ここまで読んでくれてありがとうございます
戦闘がないからかめちゃくちゃ短くなってますねぇ
次回は…プールですかねぇ

それではまた次回お会いしましょう


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プール

なーんでプールっていう楽しいはずの場所にロストロギアがあるんでしょうかね。ていうかどうやったら室内に紛れ込むのさ。これ絶対すずかにバレたやつじゃないかどうしてくれる、せっかく問題は起きてないふうを装って解決まで行こうと思ってたのに

そんな気持ちになるまでには多少時間を遡ることとなる

その日は学校が午前終わりだったのでみんなでプールに 行く約束をしていた

 

プールに行ったら何するかって言ったら遊ぶ以外ないよね

 

そんな訳で美由希さんと水泳競争するすずかがいたり

ノエルに水泳を教わっているアリサがいたり

そんなこんなでそれぞれがプールを満喫していた時だった

 

広域の結界が展開された

 

それを察知した私はとりあえずプールから離れ結界の外へ逃げたが結界範囲が広かったのかチョット甘い

 

中に何人か取り残されている可能性があった

 

そこで私はすぐに武装を展開してから結界の中へと戻ったのだ

 

 

 

 

「うわぁ、なにこれ…」

 

結界に入った私を待ち受けていたのは

 

水の…お化け?

 

が、すずかとアリサの水着を脱がしているところだった

 

あ、放り投げられた

 

と思ったら2人に波のように押し寄せていたので迎撃に火球を投げつけ爆破する

 

「ファイアボール」

 

『fire ball』

 

「爆!」

 

直前に障壁を張ったのか爆風は二人のところには行かなかった

 

 

「あ、美遊さん!?何でここに!?」

 

「ちょっと遊びに来たんだけど魔法の反応があったから…かな」

 

「そうだったんですか」

 

我ながら無理があるだろうなとは思うけど信じるの?

 

「これどういう状況?」

 

『ここに来ていたらジュエルシードが発動したんです。願いは多分捕まった更衣室荒しのものだと思います』

 

なるほど恭也さんらが話してたあれか

ジュエルシードってそんなものにも反応するの?

 

 

「なんて面倒臭い」

 

 

「とりあえず封印はしとくかな 封印」

 

『Siegel』

 

 

魔力弾を当て封印したが何かがおかしい

 

「水着と下着はたくさん出てきたけど…」

 

『ジュエルシードがない?でも、反応は消えてないし…』

 

分裂してるのか?

 

「とりあえず反応があるところに行ってみましょうか」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

反応のあるところまで移動してみるのさっき封印した奴の劣化版みたいなのがそこそこいた

 

「こんなにいたらいちいち封印するのは面倒だわ」

 

「ならまとめて封印します!」

 

朝もなんか拘束系の何かやってたなぁ…

 

そうしている間にも桜色のリングがそれらを次々捕らえていき

桜色の砲撃が放たれた

 

 

────

 

何あれ怖い

 

『とんでもないねぇあの子は』

 

いやいやよく考えてよベル

 

『ベル?』

 

あぁ、いつまでも謎の声は可愛そうだしめんどくさいからね

 

『へぇ…いいね、気に入ったよ。もともと名前はなかったし』

 

じゃあ謎の声ってよんでたのは

 

『ある意味正解だったってわけだ』

 

なんか私もああいうのやってみたいね

味方だとめちゃくちゃ心強いのに敵に回ると相当厄介とか笑えないよね

 

なんか瞬間的に魔力を上げられる便利アイテムとかないの?

 

『便利アイテムは結構あるよ。銃とかね』

 

近接戦が得意っていう触れ込みはどこいったのベルカ式

 

『魔力弾とかをよく使うヤツとかたまにいるからね。美遊みたいに』

 

あっ、納得

 

『でもまぁ、銃を使うって言っても勝手はそこまで変わらないから安心しなよ。砲身が剣から銃に変わるだけだから』

 

なんか簡単にできそうだね

 

『今度から少しづつなれるために使っていこっか』

 

おっけー!

 

 

────

 

 

今日、プールにいる時ジュエルシードが発動した

 

アリサちゃんとすずかちゃんが巻き込まれてしまったけれどユーノ君が眠らせてくれたおかげでよく覚えていないようでした

 

何故か美遊さんがあの場にいたのは驚いたけどとてもかっこよかったです

 

私がジュエルシードをまとめて封印するところを見た時かなり驚いてました

流石に反動で尻もちを付いてしまうほどだったから当然かと思いました

 

友達を助けてもらって、誰かが巻き込まれるのは嫌だって

だからもっと頑張ろうって、そう思えた

 

 

 

────────

 

 

 

 

本当に面白い主様だ

 

まだ9歳なのにアレに手を出そうとしている

 

止めはしないがロストロギアを相手にする時にはいろいろ面倒な問題があるな

 

色々用意しておくか

 

 

 

これからもっと楽しくなりそうだぞ我が主…

 

 

 

 

────────

 

 

『ほら、はやく!おせーぞー!────』

 

『ちょっと待ってよ────』

 

夢を見ていた

 

知らない場所、知らない人

 

追いかけっこをしているのかは分からない

お互い名前を呼んでいるのか、何故か名前の部分だけ切り取られたかのように聞こえない

 

 

何故かは分からない。

 

だけどその場所は、その人は

 

わたしにはとても懐かしく感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…」

 

まだ眠いだろう時間帯、一人の少女が目を覚ました

 

「何だったんだ…」

 

「今日は…練習いいかな」

 

なんとなく気分が優れない。身体に異常はないが、気分が良くない。強いていえば頭が痛いくらいか

 

『あぁ…そうした方がいい』

 

 

ベルもそう言ってるし今日は休もう

 

あーいつも通り起きちゃったし眠くないから顔洗うか…な……

 

 

 

 

────────────

 

 

 

 

「んぅ…」

 

「お目覚めですか? 美雨お嬢様」

 

目が覚めるとノエルがいた

いつのまに寝てたんだ私は…

 

「あの…ノエル「大変だったんですよ?」え…?」

 

「廊下を歩いていればあなたが気を失って倒れていたんですよ?」

 

「私が…気を失ってた?」

 

「えぇ、そうですよ」

 

 

確かに部屋を出てからの記憶はないがまさかそんな事になってたなんて

 

「本当に驚きましたよ。すずかお嬢様は学校を休んで看病すると言ってしばらく行こうとしませんでしたし」

 

 

そ、それはご苦労さまです

 

「今はお昼時ですが体調の方はいかがですか?」

 

 

昼時か、これは学校行くのはいいかな

 

体調の方は頭も痛くないし気分も悪くない

朝と比べたら絶好調って感じだ

 

「大丈夫。ちょっとお腹空いてるくらいかな」

 

「そうですかでは昼食を持ってまいりますね」

 

「えっ?大丈夫だよいつも通り行くから」

 

「いけません。万が一ということもありますから」

 

そうかなぁ…と思ったが朝の時点でかなり心配かけたから素直に従っておくことにする

 

お昼はサンドウィッチでした

食べやすかったです

 

 

 




これからがんがん強化していこうかなって


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宝石と弾丸と試運転

気を失って倒れ、目覚めてから数時間、そろそろ学校が終わって放課後になりつつある時間帯

完全回復した私は朝やらなかった魔法の訓練をしようとしていた

 

ノエルからは止められたけど押し切りました

 

 

 

 

 

さてとまずは何をすればいいのかな。

 

 

『まずはロックを解除する所かな』

 

待ってロックって何。

 

『簡単だよ。少し魔力を流せばロックは解除されるから』

 

 

そう言って銃、弾丸、手で握れるくらいの宝石が現れた

 

銃は銃口が縦に二つあるリボルバーのようなタイプだった

 

宝石は白い色に少し装飾があるくらいだった

 

『ロックは解除したようだから説明しよう

 

この弾丸はカートリッジと言ってこの弾丸に魔力を圧縮して閉じ込める、そしてマガジンやこうしたリボルバーに弾丸を装填して炸裂させて一時的に魔力を底上げする。

これがベルカ式カートリッジシステムの概要だ

 

次にこの宝石だけど思えば思った通りに効果の出る魔法の宝石だ

転移と言ってから場所の名前をいうとその場所に転移できる

その時は青く光る

 

ヒールと言うと緑色に光り対象の治療ができる

傷を塞ぎ体力を多少は回復できる

 

チャージといえば紫に光り魔力の回復ができる

再使用可能になるまで1時間くらいかかる

 

まぁそんな所かな』

 

何そのチートアイテム

 

『ボクだってこんなこと言いたくはないけど万能ではないからやれることには限度があるよ』

 

 

えーそれでも充分すごいじゃん。

 

曰く

転移は割とどこでも行けるが、治療は徐々にしか出来ないため回復魔法と同じようなものだが初級の回復魔法よりも回復力があり治療が完了する速度も速い

魔力回復だが全体の3割ほどしか回復しないし再使用可能になるまで1時間もかかる

戦場において一時間も待ってくれる奴はいないから回復したらそれだけになってしまう

 

 

『次に、カートリッジシステムの説明をするよ』

 

 

カートリッジシステム

 

弾丸に圧縮した魔力を封じ込め

カートリッジシステムに対応するデバイスで炸裂させると一時的に魔力を底上げできるもの

デバイスに変形機構がある場合変形させるのにカートリッジを使う場合もある

 

カートリッジシステムでは

1発しか入れられず一度使うともう1度手で入れる必要のあるタイプ

2から3つの弾丸を入れておけるタイプ

銃に使われる様なマガジンを装填するタイプ

そしてリボルバータイプがあり

この銃はリボルバータイプで最大6発装填しておける

 

一発一発のタイプは余り見かけないが

2、3発入れておけるものは長柄などに多い

マガジンは存在しか知らないが

リボルバーはこの通り存在している

 

 

『じゃあまずは魔力をカートリッジに封じようか』

 

とりあえず最大装弾数の6発の弾丸に魔力を圧縮し封じ込める

 

『これで完成だよ』

 

かなり魔力使った気がするよ。

 

『そりゃそうさミスってたし』

 

でもこれ100%生かせる訳では無いんでしょ?

 

『体ができてないから余りロードすると耐えられない可能性があるから気をつけて』

 

 

その時、魔力の感覚が

 

「ジュエルシードだ…!」

 

『丁度いい。試運転、といこうか』

 

よっしいくぞー!

変身魔法を使わずにセットアップしてから銃とクリスタルを持って…

 

「転移!暴走したジュエルシードがあるところまで!」

 

『いやそれじゃ反応しn…』

 

すると宝石が青く光だし光に包まれた

 

 

 

 

 

光が晴れるとそこには森が見えた

 

 

「成功だ!」

 

『嘘でしょ…きっとロストロギアの魔力に反応したんだ』

 

するとそこには黒い体色の…虎?

と黒い服を着た金髪の女の子が斧を持って戦って…って魔導師!?

 

「とりあえず一発!ゲヴェイア・クーゲル!」

 

トリガーを引いて魔法を発射する。不思議なことに反動は全くといっていいほどない

その女の子は簡単に避けて生物に当たった

するとどうだろう黒い生物は私にターゲットを変更し背中に生えた翼でこちらに向かってくる

私はすぐに右に剣左に銃を持った状態になり封印の準備へ

 

 

「こっちも1発、カートリッジロード」

 

『road cartridge』

 

トリガーを引くと銃からロードされた証拠に魔力が噴出するかのように蒸気のようなものが上がる

 

「ぐぁ…うっ…」

 

ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!

 

想像以上の負荷が自身に降りかかっている

 

そうしている間に桜色の閃光が暴走体を撃ち落としていた

 

「ジュエル…シード…」

 

『Siegel』

 

「封印!」

 

封印のための砲撃を撃ちそのジュエルシードは封印された

 

 

しかしカートリッジロードで予想以上の負荷に晒された私はそれを取りに行く余裕はないためなのはとあの金髪の子に任せようと思った

 

「転移…私の家」

 

こう言えばきっと伝わるはずだと信じてクリスタルを起動する

 

すると来た時と同じようにクリスタルは青く光り私は光に包まれた

 

────────

 

「何だったんだ今の人は…」

 

私は突如現れジュエルシードを封印していなくなった人のことを考えていた

 

見た感じは自分と同じくらいで茶色の髪、魔力もかなり高かった

いきなり撃ってきたから敵かと思って警戒した時

突然魔力が跳ね上がったと思ったら苦しみ出して

膝をついた状態から砲撃を放ちジュエルシードを封印した

 

それでまともに動けなくなったのかジュエルシードを確保した時にはその場からいなくなっていた

 

その直後白い服の魔導師が来たけどまだ未熟で私の敵ではなかった

 

とりあえずあの赤い服の子は警戒しておこうと思った

 

 

 

 

────────

 

 

 

とてもきつい、もう使いたくないよぉ…

 

『まさか一発のロードでああなるなんて…』

 

これも私の魔力資質のせい?

 

『間違いないだろうね。しばらくは魔力が弱いカートリッジを使って慣れていこう』

 

そんなこと出来るの?

 

『術式いじれば大丈夫だよ。今のままだと確実に自分の魔力で自滅することになる』

 

ならいいんだけど、ちょっと休むわ…

 

『お疲れ様』

 

 

 

 

 

 

 

『試運転は成功したし魔力操作も僕が補助してないのにも気づかないくらい上達した、そろそろイグニスが破壊された時のためにあれも準備しておこうかな。上手く使いこなしてね。────』

 

 

 

 




遂に彼女が登場しました
あれとは一体なんなのか
美雨が魔導師だとバレるのはいつになるのか!

それではまた次回お会いしましょう!


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再会と対人戦闘

温泉回をぶっ飛ばしましたがいても大して変わらないのでやりました


なのはが怪我をした

あの時砲撃してきてたしあの後金髪の子と戦闘にでもなったのだろう

こっそり結晶を使ってバレない程度に回復させた

 

本人はユーノをさがしてたと言ってたけど真実を知っている私にはつうじないのだ

 

あの場に残っていたら確実に魔導師だとバレていたのでさっさと帰ってよかったと思いつつあの時の金髪娘について考えた

 

無骨な黒の斧を軽々振り回しあの一撃もあっさりかわしていたので相当対人戦に慣れていると見た。今度戦おう

 

 

ボケっと歩き回ってるうちにいつもならこないだろう場所にいつの間にか来ていた

 

ジュエルシードの反応はなかったが暴走前のジュエルシードを1つ見つけた

 

言ってしまうとあのふたりに悪いがジュエルシードは暴走して被害が出ないのなら正直誰が持っていても構わない

無論自分が持っていても

 

 

指先で摘んでそのままでいるとやはりというか彼女が来た

 

「その宝石を渡してください」

 

「んー、嫌だと言ったら?」

 

「力ずくでも貰っていきます」

 

今はセットアップしていないので一般人だと思ってるだろう

あちらも斧を持ってたりバリアジャケットをつけてはいない

 

「じゃあさ、私と戦ってよ」

 

「! 魔導師なんですか…?」

 

「正確にはちょっと違うけどそんなものだよ」

 

魔導師だとわかった瞬間警戒を強めたがむしろ好都合

 

「あなた名前は?」

 

「……」

 

無視かこいつ

「じゃあ私が勝ったらお名前聞かせてもらおうかなー」

 

「私が勝ったらそれは貰っていきます」

 

「正直暴走しなければ誰が持ってようと構わないんだよねーこれ」

 

「だったらそれを渡してください」

 

「今回は私が戦いたいから渡さなーい」

 

「なにを…!」

 

 

待機状態のイグニスをチラつかせて戦闘開始寸前まで警戒を引き伸ばす

すると相手もデバイスの待機状態らしき金色の台に乗った宝石を取り出した

 

「「セットアップ」」

 

発したのは同時だった

 

 

 

そして双方バリアジャケットを展開していく

 

第一印象はなんて格好してるんだって感じかな

スク水みたいなのにマント更に太ももまであるソックス

スピードタイプかこの子

いくら何でも装甲薄すぎないかな?

 

対する私は変身魔法を使わずに騎士甲冑を展開していく

インナーに短パンに丈長のジャケット

 

ブレストプレート、両腕に手甲、両足にすね当て、指貫グローブ

髪色はプラチナブロンドに変化し瞳も赤く変わる

 

銃を使用できるようになってからベルトの左右にホルスターが追加された

なぜ左右にかというと二丁拳銃だからだ

もう一つの銃はリボルバーではなくカートリッジシステムも搭載されていないものだが片方でロードすれば連動して魔力が上がるため連射数が上がる

 

 

「見た目が変わった…変身魔法?」

 

「ちょっと違うんだけどそんな感じかな」

 

いつも通り剣を構える

 

「いくよ」

 

「いきますっ!」

 

 

 

小手調べのつもりか戦斧を振るいこちらに攻撃を仕掛けてくる

それを受け流しカウンターに一閃

 

「フォトンランサー」

 

金色の魔力の槍が迫る

 

「炎壁」

 

最近ではこんな一言で発動できるようになった魔法はかなり威力が高い

 

炎の壁で槍を焼くが目の前が炎なので前は確認出来なくなってしまう

 

「炎斬」

 

 

炎を剣に纏わせ威力を上げ振り抜けば炎の刃となり飛んでいく

すると彼女は鎌のような状態に変化した戦斧を振りかぶるが

身体強化を全開でかけ両手の剣で受け止める

 

「強いね」

 

「そっちこそっ!」

 

鎌を弾き後ろに下がる

 

「炎砲!」

 

「撃ち抜け、轟雷」

 

『thunder smasher』

 

 

互いの砲撃がぶつかり爆発を起こす

 

 

 

「貰った!」

 

 

「鎖」

 

 

鎌が振り抜かれようとしたときバインドで相手を拘束し

半歩下がり持ち手のポールを掴む

 

「なっ!?」

 

「これで私の勝ちだよ」

 

「っ!」

 

「炎鎖!、爆!」

 

 

バインドの上からバインドをかけそのバインドを爆破する

 

密着している為こちらにも多少はダメージがある

が、装甲が薄い彼女は間違いなく耐えられないだろう

 

今回銃は使ってもないしカートリッジも無し

 

剣と魔法、と言うかほぼ魔法しか使ってない

 

 

 

威力が強すぎたのか彼女のバリアジャケットはボロボロでになってしまっていたので自分のジャケットを被せる

気絶していたので木陰に横たわらせる

 

起きるまで何をしておけばいいかわからないが膝枕して撫でておこうと思う

 

────

 

 

『にしても、対人慣れしていたな』

 

きっといい先生がいたんだよ

 

『そうかもね…』

 

早く起きないかなこの子…

 

『いつまでもこんな所に寝かせておけないからね』

 

あと…足がしびれてきました…

 

『頑張れ』

 

それにしてもこの傷、普通じゃこんなの付かないよね

 

『傷跡から見るに鞭のようなものでつけられた感じかな』

 

鞭?

 

 

ん?魔力反応だ。近づいてくる

 

 

 

 

────────

 

「フェイト!」

 

魔力の反応が近づいて来たので何かと思えばオレンジ色の髪したお姉さんでした

見た目年齢は変身魔法使った時と同じくらいかな

 

「お前!フェイトに何をした!」

 

「戦って、勝った。それだけ」

 

「嘘言ってんじゃないよ!フェイトがあんたみたいなのに負けるわけないだろう!」

 

「事実だよ見知らぬ誰かさん。あとこの子フェイトっていう名前なのか」

 

 

意味は運命ってことか、いい名前だ。変身魔法を使ってる時の偽名の美遊よりよっぽどいい

 

「ん…」

 

「あ、おきた?」

 

フェイトは私の顔をボケっと数秒見たあと自分がどんな状態なのか察したのか顔を真っ赤にしてはね起きた

 

「えっとあの、その…」

 

「起きたね。体は大丈夫?」

 

「え?あぁ、うん非殺傷設定だったから特に怪我はしてないよ。治療もしてくれたみたいだし」

 

「じゃあ約束果たしてもらおうかな~♪」

 

「え?約束?あっ」

 

「思い出した?じゃああなたのお名前教えてね」

 

「フェイト…フェイト・テスタロッサ」

 

「フェイト・テスタロッサかぁ…私は美雨だよ。月村美雨」

 

「ミウ…」

 

これで自己紹介は終わったかな

 

「所であのお姉さんはどなた?」

 

「ん?あぁ、アタシかい?アタシはアルフ。フェイトの使い魔さ」

 

おーっと聞き覚えのない単語が出てきたぞーけど後でいいや

 

「じゃあ約束通りジュエルシードはフェイトにあげよー」

 

「本当にいいの?」

 

「つい最近戦った白い魔導師の子いるでしょ?覚えてる?」

 

「あ…うん、一応」

 

「私あの子と友達なんだ」

 

「!」

 

「あの子は魔法の事は自分以外にはわからないと思ってるし解決できるのは自分しかいないからって必死になってこれを集めてる」

 

「うん」

 

「でも私は魔法を知らないってことになってるし被害が出ないならジュエルシードは誰が持っていようと構わないんだ」

 

「そうなの?」

 

「だから、これはあなたにあげる。あと…」

 

「?」

 

「私と友達になってよ」

 

「え…」

 

 

ちょっと待って何その何言ってるのって顔

 

「私で…いいの?」

 

「むしろ魔導師の友達とかいないから是非友達になって」

 

「よくわからないんだけど…友達ってどうやってなるの?」

 

は?なにいってるのこの子

友達になるのなんて簡単だよえーっと…

 

 

「美雨?」

 

あれ?私の友達ってなのはとアリサとすずかくらいしかいないことに気づいてしまった…

 

「よし、ここは高町式でいこう」

 

「た、たかまちしき?」

 

「そ、お互いに名前を呼ぶの 最初はそれだけ」

 

最初は名前呼び、これが高町式お友達的な

 

「美雨」

 

「フェイト」

 

「これで私達友達だ」

 

「良かったねぇフェイト」

 

「うん!」

 

 

嬉しそうだねフェイト

とても可愛いね

 

 

「じゃあ、今度ジュエルシード関連で会う時はまた敵だからね」

 

「あっ…うん、そうだよね」

 

とても悲しそうな顔をしてるねフェイトちゃん

ずっと敵って訳じゃないのに

 

「ジュエルシードが関係ない時にあったらその時はお友達だから安心してよフェイト」

 

「あっ、そっか」

 

「ジュエルシードが関係ない時にも敵だったら疲れちゃうしね」

 

「うん、そうだね」

 

「じゃ、またね」

 

「うん、またね」

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

 

 

 

うん、これなのはになんて言えばいいんだろうか

 

 

『魔導師についてしらないってことになってるんだから言わなくていいんじゃない?』

 

あーそっかそうだったね

 

『今度定期検診だし余りやりすぎない方がいい。今日はもう休んだら?』

 

そうする、さすがに疲れたし

 

 

 

 

 

 

 

 

『初の対人戦…お疲れ様』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アルフが拾ってるはずのそれを拾いました
後半喋ってばっかだなぁ地の文が無い
次回はあのキャラを出したいから
オリジナル話かな
それではまた次回お会いしましょう


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発覚と遭遇

『あぁ、そうだ』

なに?

『槍兼杖のデバイスが用意できたよ』

二つもあるからもういいじゃない、なんだよ槍兼杖って

『銃はほぼカートリッジ使うためだけにしか使ってないだろー』
『これは本格的な大規模魔法戦闘用だよ』

大規模?

『これは遠距離戦をメインにした大出力魔法を使うためのものだ』

近距離メインのベルカとは一体なんだったのさ…

『剣で戦うときは近距離で炎の鎖を爆破したり炎の斬撃を放ったりしてるけどどれも近から中距離までしか届かないし最悪の場合自滅しかねない技も多い』

そうだね

『いずれ必要になるから練習しておいた方がいい』










 

 

 

 

 

「それにしても、いろんな本があるねこの家」

 

「まぁ、私自身車椅子やし本くらいしか楽しみないんよ」

 

私は今友達の家に来ている

彼女の名前は八神はやて

かつて血まみれで倒れていた事で何か体に異常があるのではないかと心配され定期検診をうけることになった私はその過程でこの子に出会った

 

ちなみに私が記憶喪失なのを知っている唯一の同年代だ

何でも記憶喪失だから同年代と接していた方が記憶を戻すのにいい刺激になるって感じだった気がする

石田先生が私に許可を求めてきて私はあっさり了承したし

 

こうして家に遊びに来たのは初めてだけど

 

私と同い年、車椅子であるにも関わらず一人暮らし

資金援助してくれる人がいるらしいのだが、いくら何でも不自然だ

 

 

「この本なんかおかしいよね」

 

「あーその本な、生まれた時から持ってたらしいんよ」

 

「いやいやいやおかしいでしょこれじゃ読めないよこの本」

 

「私解き方知らんねんそれ」

 

いくら何でも本を鎖でガチガチに固めるのはおかしい

 

こげ茶の表紙に金色の装飾

鎖でどんなものかはいまいち分からないが色はわかる

 

 

 

 

「はーいできたでー」

 

「おー何作ったの?」

 

「無難にクッキーや」

 

そんな簡単に作れるのかクッキーって

 

「じゃあおやつタイムかな」

 

にしても

 

「同い年なのにこの差はなんなんだろう」

 

「さすがに比べるのはおかしいと思うんよ」

 

「そりゃあ料理なんてしたことないし記憶喪失だし食べる専門だしー」

 

「料理したこと無くて記憶喪失で食べる専門ならこれから…ん?」

 

「ん?」

 

あれ?何か変なこと言ったかな…?

 

「ちょっと待って美雨ちゃんいまなんて言ったん?」

 

「料理したことない?」

 

「そこちゃうその後や」

 

「記憶喪失?」

 

「それや!ちょっと待って美雨ちゃん記憶喪失ってどういう事なん?」

 

「はやては石田先生から聞いてたはずだけど?」

 

「そんなん初めて聞い…聞いてたかもしれんわ」

 

なんで忘れてたのさ

 

「あー思い出した確かに言ってたわ」

 

「忘れてたの?」

 

「記憶喪失なんて言われてもそんなん気にしてないやん」

 

「うん」

 

「気にしてる様子ないからすっかり忘れとったわ」

 

 

 

あ、なるほど

 

そんな会話の中お茶の時間も終わりになった

お菓子食べちゃったから無くなったからね

 

 

「そう言えばあの本触ってみてもいい?」

 

「あれ私でも読めた試しないで?」

 

「鎖でガチガチだもんねー」

 

そう言って何気なくその本を手に取り────

 

 

「ッ!?」

 

「美雨ちゃん!?」

 

投げた

 

それはもう思いっきりぶん投げた

 

今まで感じたことのない何かを感じていた

私は今まで味わったことのない不快感に本を投げ後ずさり尻餅をつき息を荒らげていた

当然そんなことをすればはやては驚くわけで

 

「美雨ちゃん!?どうしたん!?」

 

「はぁ…はぁ…なんだ今の…」

 

「大丈夫なん?手、震えとるよ」

 

「大丈夫、だけど人生で味わってはいけない程ヤバイ何かを見た…気がする」

 

「何やねんそれ」

 

 

あれは、あの本はヤバイ

何がヤバイのかわからないけどとりあえず何かある

 

ああくそ、とても不愉快だ

何かある、だけどそれが何かがわからない

調べようにも毎度こんな事になってはたまらない

 

 

「美雨ちゃん?本当に大丈夫なん?今日はもう帰った方がええんとちゃう?」

 

「そうする…」

 

 

 

 

 

 

────────────

 

 

 

 

『美雨、結界に閉じ込められたぞ』

 

「え?」

 

 

あの後はやての家から帰っている途中

と言うかはやての家を出てすぐあたりでこうなった

 

 

「おい、そこのお前」

 

 

「ん?誰あんた」

 

「警告だ。八神はやてには近づくな」

 

「逆に聞くけどあんたに私の行動を制限される筋合いはないよ。答えはノーだ」

 

「ならば力づくで去ってもらうまでだ」

 

「そう、なら少なくとも抵抗くらいはさせてもらおうかしら」

 

 

つい最近手にいれた大規模魔法戦を主眼に入れた

まるでミッドチルダ式の魔導師のような戦い方になるがさっさと片付けたかった

 

「お前魔導師だったのか…」

 

「そんな事言うのはあの本が原因かな?」

 

返答は…なし

 

「そうなのかそうなんだな!」

 

やはり返事は帰ってこない

 

「……」

 

追求をやめて無言で杖を掲げる

 

今まで出たことにい大きさの火球が現れる

 

「私に喧嘩売ったこと、後悔させてやる」

 

杖を振り下ろし火球を飛ばす

 

「ベルカ式…!?」

 

慌ててシールドを張ろうとするが…

 

「遅い!滅!」

 

私の方が格段に速い

そのままいつものように爆破する

 

 

 

 

「逃げたか…」

 

爆炎により発生した煙が晴れる頃には姿形はなかった

 

『はやてって子間違いなくなんかあるね。』

 

「ほんとにね」

 

あの本といいさっきのといい間違いなく魔法関連だ

 

 

 

「帰るか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はやての口調難しい…


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再認識

この小説のタイトルに(仮題)って付いてるのはタイトルが思いつかないからです(今更)
炎って単語入れたいと思うけどやはり思いつかないんだよね


えー、なのはとアリサが喧嘩しました

 

 

原因はなのはにあるしそうなったのもなのはのせいなのだが

 

それはそうと私も喧嘩した

なのは同様にとはちょっと違うが

あの本のことをずっと考えていたらなのはと同じようになった

正直言ってしまうと別に構わない

 

ジュエルシードの事が最優先だが

あの本は何かあるのは確実

先日襲撃されたのも裏付けの要因だ

 

 

 

 

そしてまた────時は動く

 

 

 

 

────────────────

 

「『来た』」

 

ジュエルシードが発動する感覚

今回は雷が落ちたりしてるしフェイトが無理やり暴走させたのだろうか

 

 

とりあえず適当な位置を変えつつバレないよう動きながら見ていることにする

 

ジュエルシード自体はすぐに封印されたものの

なのはがフェイトに話しかけているように見えた

 

そしてすぐに交戦状態に入った

 

なのははフェイトと

 

ユーノはアルフと

 

 

それぞれ陸と空で戦闘をしていた

 

ユーノは体格差からか防ぐことしか出来ていない

 

なのはの方は話し合いを優先したいのか避けたり防いだりしていて攻撃はしなかったが繰り返しているうちに話し合いは無理と察したのかシューターで攻撃し始めた

 

 

ユーノとかなのはから助けてって念話で言われてるけど今回はよほどのことがない限り助けるつもりは無い

 

 

もう私いなくてもいいんじゃないかなってくらいには戦えるようになっている気がするから

 

デバイスを槍のように変形させているフェイトと砲撃形態にしているなのは

 

ジュエルシードまだ回収してないってことを忘れてなきゃいいんだけどなぁ

 

なんて呑気に考えているうちに事件は起きた

 

戦闘により二人のデバイスがジュエルシードの近くでぶつかりあった瞬間の事だ

 

 

 

 

 

 

 

ジュエルシードの封印が解けた

 

 

 

 

────────────────────────────

 

 

あーこれは大変だー

これは余程のことですわー

 

 

「不味いなこれは…」

 

『とっとと封印しにいきなよ見てたんだから』

 

そうは言っても近くにいたんじゃどうしようも…

あ、2人が吹っ飛ばされた

なんかフェイトが斧を消して近づいていってるし

ちょっと待て!

 

 

すぐに私は美遊から美雨に切り替えてフェイトに念話を送る

 

『フェイトちょっと待ってストップ!』

 

『っ!?美雨!?どこにいるの!?』

 

いきなりだからか、あんな状況だからか驚き足が止まる

 

『私が封印する!だから少し離れて!』

 

『でも…』

 

『大丈夫、近くにいるから』

 

『わ、わかった…』

 

 

 

 

 

 

 

これでいいかな

 

 

「行くよベル!」

 

 

『おーけー、補助は任せて!』

 

 

距離があるので杖をつかい魔法の詠唱を開始する

 

 

「『クラウソラス!』」

 

使用するのは直射の魔法

 

生成した魔力弾をジュエルシード目掛けて杖を振り下ろし発射する

 

「ってー!」

 

 

射出された魔力弾は寸分の狂いもなくジュエルシードに直撃し、封印した

 

 

 

 

 

 

 

────

 

「多分だけど何か面倒ごとが増えそうだね」

 

『二人のデバイスが破損したのを確認したよ。ジュエルシードが発動したら美雨が1人でやらないといけないね』

 

 

フェイトがジュエルシードを持ってったの話だ

 

 

 

 

 

 

『もしも第3勢力が現れたらどうする?』

 

 

「別に、いつも通りバレないようにするだけだよ。」

 

 

そうだ…いつも通りにしていればいい…

 

 

 

 

 

邪魔してくるなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《全て始末すればいい》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 

『どうかした?』

 

「いや…」

 

 

 

何だったんだ…今の感じ…

 

 

 

 

 

 

────────────

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ不味いなぁ

 

 

一向に集まっている気がしないジュエルシード

 

八神はやてが持っているあの本

 

記憶喪失に加えて記憶の手がかり一切無し

 

抱えている問題は多くないがモノがモノだしやばすぎる

個人でどうこうできる範囲じゃない

 

どこかで発散しないとストレスで倒れるぞほんとに…

 

いや、倒れる前に爆発して大暴れするかも

 

 

 

 

こうゆう時の嫌な予感ってだいたい当たるからいけない

 

 

さてと…これからどうするかな………




次回、「発覚」

とうとうある秘密がいい感じにバレます!
って予定!
それではまた次回お会いしましょう!


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露見

もう既に発覚って使われてたわって投稿してから気づいた前回
次は発覚だって言っちゃったけどサブタイは露見で行きます


ジュエルシードの暴走でなのは、フェイトのデバイスが破損してから数日

あれからジュエルシードは一切暴走していないという奇跡的な状態が続いたためあの二機は修復に専念できたことだろう

その間私は暇すぎて温度変化を練習しまくった

その結果青い炎を出せるようになった

試しに木にぶつけたら木が凍ってベルと2人で唖然としてたのはいい思い出

 

 

 

 

 

それできょうは午後からお茶会が月村家で開かれることになっていました

 

 

が!

 

そんなものに私は出ません!

別にみんなと会わなくてもいいのです

 

すずかとは家で

アリサとは学校で

なのはとは学校とジュエルシード関連で(美遊として)あっているので

そこまで会ってないなーって感覚はないからだ

 

「ってなわけだから私は魔法の練習に「行かせないよ?」」

 

残念!美雨ちゃんはすずかに捕まってしまった!

 

「えーなんでさー」

 

「美雨ちゃん何か隠し事してない?」

 

「隠し事なんてしてないよ?」

 

魔法で面倒ごとが起こってること以外は

 

 

「それはまた後で聞くし魔法の練習行ってきてもいいけどけどお茶会までには戻ってきてね?」

 

「わかった!じゃあいってき「とでもいうと思った?」え!?」

 

え、ちょっと何言ってるの?

 

「美雨ちゃんが約束を守らなそうなので私もついていきます!また魔法みたいし」

 

ワーナニイッテンノスズカサンハ

 

最後のが本音だろ絶対

 

「私そんなに信用ないかな?」

 

「そんなことは無いけど今までの自分の行動を振り返ったらどうかな?」

 

 

これは納得できてしまう

 

あーでもなー

 

『ベルは来ても大丈夫だと思う?』

 

『あまり近づかなければ大丈夫だと思うけど…』

 

許可でちゃった…

 

「わかった…ついてきていいよ」

 

「やった!」

 

そんな訳でいつも通りの中にすずかを加えて魔法の練習に

 

 

────────────────────────

 

 

「あんまり近寄っちゃダメだよー!」

 

「はーい!」

 

 

 

いつもは広範囲の爆撃とかやってたりするけどすずかがいるので今日はできない

なので身体に負荷をかけて剣を振るだけにする

 

 

「もっと近くで見てちゃダメなのー?」

 

「危ないっつったでしょーがー!だめー!」

 

 

 

 

 

 

 

そんなやり取りが数回あった

 

「魔法ってもっと派手なのかと思ってたよ」

 

「そりゃあ派手にやったら危ないからね。すずかが」

 

火は使わないでやったので派手さはない

威力を抑えててもすずかに被害が出る可能性があった

 

 

「なんか派手なのやってくれたりしない?」

 

「原因不明の大やけどを負う事になってもいいならやってもいいよ」

 

 

「それは嫌だなぁ…」

 

バリアジャケットも何もつかえないすずかだからこんなふうに脅すことができる

 

「そういえば時間は大丈夫なの?」

 

ここに来てそこそこ時間が経っている

 

「あ、大変!もうすぐアリサちゃんが来ちゃう!」

 

あーそいつは大変だ

 

「じゃ、こいつの出番だね」

 

そう言ってクリスタルを取り出す私

 

「それは?」

 

「まぁ、見てなって」

 

腰を抱き寄せクリスタルを掲げる

 

「転移!私の家!」

 

 

クリスタルが青く輝き光に包まれる

すずかは眩しくて目を瞑ったがそれもすぐ収まる

 

「えっ!?」

 

やっぱり驚いた

 

「ハイ到着」

 

「うわぁ…すごーい!」

 

これぞ魔法って感じがする

 

すずかは自分と家族以外知らないと思っているけど

 

 

 

────────────────

 

 

 

動いていたので汗を流しにお風呂に入っている間にアリサがきていた

 

 

そしてしばらくしないうちになのはが来た

 

強制参加だったけどお茶会は楽しかった

三人が仲良くなったきっかけを聞いたり

猫がユーノを追っかけ回したり

それが原因でファリンがまたやらかしかけたり

 

 

見た感じレイジングハートは直ってた

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

私は今工場地帯にいる

ジュエルシードの反応があったからだ

 

 

なのはとフェイトも既に接触しているし

ジュエルシードは既に暴走している

 

そんな訳で全員防護服着用済みだ

 

 

「あー、誰が持ってくかはどうでもいいけどとりあえず封印はするけどいいよね?」

 

 

そんなことを言えば反応するのはどちらも同じで

 

「えぇ!?美遊さんは僕たちの見方じゃなかったんですか!?」

 

手伝ってやるとは言ったけど味方になると言ってなかった気がする

 

「あんたは味方って理由でもなさそうだけど敵ってわけでもないって言いたいのかい?」

 

「よく分かったねアルフ」

 

「っ!?」

 

 

元々していた警戒を強化するのは当然の事だろう

言ってもいない名前を言い当てられたのだから

 

 

 

アルフが私に対して警戒を強め

2人が戦闘状態に入ろうとしたその時

 

 

 

 

二人の間に青い光が

 

 

 

 

 

「……そこまでだ」

 

割と声が高い

 

見ると2人は青い輪っかのバインドで腕が拘束されていた

恐らく戦闘寸前だった2人を先に拘束したのだろうか私にはなかった

 

 

「ここでの戦闘は危険過ぎる…時空管理局執務官・クロノ・ハラオウンだ」

 

 

「時空管理局ぅ?」

 

なんそれ

 

とりあえず…斬るか

 

「らぁっ!」

 

「っ!?」

 

至近距離で、それなりの速度で斬りかかったって言うのに防がれたかなかなかやるな

 

「あなたは何をしているんだ!公務執行妨害で拘束するぞ!」

 

「よく分からん奴にどうこう言われる筋合いはないね!」

 

そして今度はこっちで戦闘を開始した

 

 

 

 

 

『アルフ!フェイト連れてさっさと逃げて!』

 

『私だけじゃなくフェイトの名前まで…どこで知った!』

 

『美雨って名前と変身魔法使ってるって言ったら伝わるかな?』

 

『はぁ!?まさかアンタ美雨だってのかい!?』

 

『リーチが必要なった結果変身するようになったの!なのはにバレたらもう使わないけど!』

 

この念話をしている間も私は攻撃を仕掛けていた

 

 

「チェーンバインド!」

 

「甘いよ!」

 

バインドが飛んでくるがぶった斬ったり燃やして回避する

既に何度か同じことをした

 

が、バインドで捕まった

 

「バインド!?いつの間に!?」

 

「公務執行妨害で拘束する。ストラグルバインド」

 

 

そのバインドが触れた時体から変身魔法の効力が切れていく

 

どんどん美遊から美雨の状態に戻っていく

 

 

「何だ…これ…」

 

 

「えっ…美雨?」

 

「美雨…ちゃん?」

 

あーとうとうなのはにバレたか…

 

 

「美雨!」

 

「っ!アルフ!」

 

アルフが魔力弾を発射するがプロテクションに阻まれる

 

アルフがフェイトに撤退を促したのかバインドを破壊して

 

 

ジュエルシードへ向かっていった

 

その時黒いのが魔力弾をフェイトに向けて撃つ

 

魔力弾はフェイトに直撃しバリアジャケットを貫通したのか血が出る場面が見えた

 

続けて攻撃しようとした所をなのはが止めた

 

その間にバインドを破壊しておくがフェイトらが逃走したことを確認した為もう戦う理由はない

理由はないのだが…正直不意打ちでもいいからフェイトがやられた仕返しがしたい所だがめんどくさい事になりそうだったのでやめておく

 

 

 

「すみません艦長…片方…逃がしました」

 

『ん…ま、大丈夫よ。 でね ちょっと詳しい事情を知りたいわ… その子たちをアースラまでご案内してね』

 

「了解です…………すぐに戻ります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまない…君達には次元船アースラへ同行してもらう」

 

 

 

 

 

『ベルどうする?』

 

『正直あまり行きたくはないけどこの件に首を突っ込んでいる以上行くしかない。』

 

「わかった…話は聞く」

 

 

そして私、なのは、ユーノはそのアースラとかいうのに案内された

────────────────────────

 

 

出てきたな────────時空管理局

 

きっとこれから魔法の世界に本格的に関わってくるな

 

きっと掴むは記憶の欠片って所か

 

これ以上は生まれに関わるな

 

どうしてこんな状態になっているのか

 

何故こんな状態になったのか

 

 

 

調べてもきっと特には分からない

その中で彼ら彼女らは一体どんな選択をするのか…

 

 

 




美遊さんは多分もう出ません!
ホントは変身解除されるところで切りたかったけど
きりが悪そうなのでここまでで
次回はアースラからですね
それではまた次回お会いしましょう!


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協力

とうとうなのはに正体がバレてしまった

魔法使いだということも

 

「あの…美雨ちゃん…」

 

「…」

 

不安そうに話しかけてくるなのはに対して美雨は口を開かない

念話もカットしていて通じないことをなのははまだ知らない

混乱していて言葉で話しかけることしかしていなかったのだ

 

親友が自分を助けてくれた人と同一人物で、

 

魔法使いだったのだ

 

それはロストロギアの説明を受けても収まることは無かった

 

その日は何事も無かったかのように…

とはいかなかったが解散することとなった

 

 

 

 

しかしなのははまだ知らない

美雨はその後家に帰らなかったことを

そしてその日を境に

音信不通になったことを

 

 

──────────

 

どう思う?

 

『これは君自身が決めることだ。ボクが何か言うことじゃない』

 

 

時空管理局に協力すれば自分の記憶の手がかりがつかめる、そう思う

 

 

 

──────

 

 

「私は、あんたらに協力する。」

 

『そうか、なのは達も協力するとの事だよ』

 

あの性格から途中で放り出すわけがないので何となく予想はついていた

 

「条件がある」

 

『なんだ?』

 

「これが、ジュエルシードの件が片付いたらでいいミッドチルダに連れて行け」

 

『なんだと?』

 

ミッドチルダ

 

第一管理世界と呼ばれる世界

そこに行けば何かわかると、そう思った

何となくそこらの出身なんじゃないかと思っていた

 

『…分かった、いいだろう』

 

これでいい、あとは全てを片付けるだけ

 

 

 

少々根回しをしておかねば

このままでは行けない

 

 

 

 

『はい?』

 

「あ、お姉ちゃん?美雨だけど」

 

『どうかした?』

 

「私しばらく家に帰らないから。学校も休学届けだしておいてもらえない?無期限の」

 

『はぁ!?あんたいきなり何を…』

 

「すずかには心配しないでとでも言っておいて」

 

『そんなこと急に言われても…』

 

「ようやく、手がかり掴んだから」

 

『っ!それって記憶の?』

 

「それ以外にあると思う?」

 

『…分かったわ。言っとくし休学も手続きしとくわ』

 

「ありがとう、お姉ちゃん」

 

『ただし、絶対戻ってくるのよ』

 

「うん…分かった」

 

 

 

 

 

 

──────────次の日の朝、月村家

 

 

「お姉ちゃん?美雨ちゃんは?」

 

「あの子なら出ていったわよ」

 

「えぇ!?」

 

先程のすずかの声に気がついたのかメイド2人もやってきた

 

「美雨ちゃんどうかしたんですか?」

 

「姿が見えないと思ったら…」

 

「どうしてなの!?」

 

「手がかり見つけた。だそうよ」

 

「学校も休むから学校でも会えないことなのはちゃんやアリサちゃんに伝えておいた方がいいわ」

 

 

「いくらなんでも急すぎるよ…」

 

すずかはまだ知らない

同じタイミングでなのはも学校を休むことと無関係ではないことを

 

 

──────────

 

 

 

「必要なのはジュエルシード最低でも1個かぁ…」

 

『あぁ、暴走しかけだろうがしていようが構わない。上手く行けばボクらは治る』

 

 

「上手くいかなかったらどうなるのさ」

 

『片方、あるいはどちらも死ぬことになるね』

 

「そう簡単に死ぬ訳には行かないよ。まだ記憶も取り戻してないしやりたいこと、沢山ある」

 

『それはこっちも同じだよ。賭けになるけど大丈夫だよ我が主』

 

「は?今なんて…」

 

『……』

 

「おーい?」

 

『……』

 

「まぁいっか、そろそろ時間だ」

 

 

 

 

 

 

今はまだ想像もしていなかった

 

ジュエルシードを巡ってあんなことになるなんてことは…



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分離

ジュエルシード集めに協力するためアースラに乗り込んで数日

アースラ側で手に入れたジュエルシード4つ

フェイト側で手に入れたジュエルシード推定3つ

 

見当たらないジュエルシードは地上ではなく海にあるのではないかと考えたアースラは海にも範囲を広げた

 

 

そして時が来た

 

フェイトが海にあるであろうジュエルシード7つを大規模魔法で強制発動の後封印しようという手段を取ったのだ

 

アースラは放置し弱ったところを潰す考えだったが民間協力者である私達はそんな考えはなかった

 

そこまでは良かったんだ

 

なのはがフェイトに魔力を分け与え

三人でジュエルシードを一気に封印した

 

 

そして

なのは ジュエルシード フェイトの構図が出来上がったその時

 

大規模な紫電がフェイトに降り掛かったのだ

 

──────────

 

 

『隙ができた!やるなら今しかない!』

 

「ちょっと冗談でしょ!?こんな状況で!?」

 

確かにチャンスだけど今ここでやるのか…

 

『行け!』「あぁもうわかったよ!」

 

手筈はこうだ

 

まずジュエルシードをひとつでも確保する

 

突撃して行った私はジュエルシードの確保に成功する

 

「よっしゃ取った!」

 

「え…美雨ちゃん!?」

 

 

次、確保したジュエルシードに魔力を流し発動させる

 

 

「君は何をしているんだ!今すぐやめるんだ!」

 

「うるさい!」

 

そして最後

 

「『今こそ別れの時!』」

 

「『交わりし魂二つとなりて』」

 

「『今ここに自らの身体を!』」

 

「『ユニゾン・アウト!』」

 

 

 

その言葉が聞こえた時ジュエルシードの魔力の輝きは次元震が起こる寸前まで膨れ上がる

 

 

閃光が視界を包み込んだその時──────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこだ

 

成功したのか?

 

 

 

「っ…あ…」

 

 

 

「あ…あぁ…」

 

「一体何が…~」

 

「時空管理局執務官 クロノ・ハラオウンだ」

 

「美雨をどうしたんだ?詳しく話を聞かせてもらうぞ」

 

信じられないものを見たような顔をしているなのは、ユーノ。杖を突きつけた状態でこちらを見ていたクロノがいた

 

言葉の中身と周りの反応で察した、察せてしまった

 

成功したと同時に失敗したのだと

 

 

「あぁ、そういう反応をしているということは失敗したんだね」

 

「なんだと?」

 

立ち上がり、向き直る

 

「ボクの名前はベル。月村美雨の中で融合事故を起こしていた、ユニゾンデバイスさ」

 

「ユニゾンデバイス…?融合事故だと…?」

 

さすがに理解が追いつかないようだな

 

「話をしようじゃないか。ボクが、いやボクらがやろうとしたことについても教えてやるよ」

 

 

 

「全ての事の発端はもう何年も前のことになる」




ベルさん美雨ちゃんと分離

主人公の運命やいかに

それではまた次回お会いしましょう


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説明

この話は

地の文 ベルの台詞

カギカッコはほかのキャラのセリフで進行します




それは遠い…って訳では無いけれどちょっとだけ昔の話だ

 

 

それはとある研究施設での出来事だった

ベルカ時代の研究で誰とでも融合出来るユニゾンデバイスを作ると言った目的のものだ

 

君らが美雨と呼んでいたあの子はその違法研究所が襲撃された時に逃げ出した被検体さ。

 

その研究にいた時に試作品として生み出されたのがこのボク

 

そしてその実験台にされたのが月村美雨こと

本名クレア・ガーネット

 

古代ベルカの末裔の家から誘拐された正真正銘

紅蓮の炎姫ことルベラ・ガーネットの末裔だ。

 

「ちょっと待ってください」

 

何かなリンディさん

 

「ガーネット家というのは数年前に強盗殺人で全滅しているはずです。犯人は捕まっていませんが両親は殺され娘さんは行方不明だとされていますが…」

 

それは本来クレアの誘拐だけが目的でそれをその両親に見られた

だから殺して金目のものを持って行って強盗に見せかけたという訳だ

 

 

 

で、研究所で実験台にされたボクらは融合事故を引き起こし彼女はほとんど僕みたいな見た目になった

と言っても髪と目の色が変わったくらいだけど

 

君らが見てきた茶髪は事故を引き起こしたあとの見た目だったわけだ

 

 

「じゃああの赤眼と髪の色はなんだ?」

 

それは本来の姿だよ。クレアが魔法に目覚める前にある程度融合事故を軽減させていたから出来たことだ

 

 

 

融合事故を完全に治すためには完全に魔力ごと自分を切り離すしかないと考えたボクはジュエルシードの次元震を引き起こすほどの力を利用しようと考えた

 

「その結果がこれというわけか?」

 

その通りだよクロノ君

 

結果、月村美雨もといクレア・ガーネットはボクと完全に切り離された

 

その代わりに完全にこの世界から消滅したけどね

 

「消滅って…」

 

 

そのまんまの意味だよなのは

魔力反応なし、生命反応なし

それによってこの世界から完全に存在が消えたことを証明している

 

「そんな…」

 

元々賭けではあったんだよ

彼女もそれに了解したんだ

 

 

「…なるほど、何が理由であれロストロギアを暴走させたんだ。もう少し拘束はさせてもらう」

 

構わないよ

 

時になのは

 

「は、はい!」

 

美雨のことがもっと知りたかったら艦長に許可を取って話を聞きに来るといい。全ては話せないけどね

 

「うん…」

 

 

 

 

「あなたは…これからどうするつもりなのかしら?」

 

 

そうだなぁ、クレアとの約束でジュエルシードの件には最後まで首を突っ込ませてもらうわ

 

それがボクにできる最後の罪滅ぼしだから

 

「そう…それなら、よろしくお願いするわ。ベルさん」

 

 

 

──────────

 

 

美雨…ボクはやるよ

 

君の願いは、望みは必ず叶えてみせる。絶対に、あの子は救ってみせるから



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判明

もうすぐ全てが終わる

 

なのはとフェイトが全力勝負をしているのだが決着がつきそうだ

 

 

「つ~かま~えたっ♪」

 

「何を捕まえたの?ベル君」

 

「エイミィさん実はですねこの勝負終わったらジュエルシードかっさらわれますよ」

 

「え?」

 

そうこう行しているうちに決着が着いた

 

「まさか体も出来てないのに収束砲撃ぶっ放すとはとんでもないなあの子。これで魔法に触れてひと月経ってないなんて…」

 

その直後 あの時と同じ落雷

 

「しっぽ掴んだ!」

「おっそ(ボソッ)」

 

 

そして部隊が時の庭園に乗り込んだ

 

 

『プレシア・テスタロッサ… 管理局法違反及び管理局艦船への攻撃の容疑であなたを逮捕します』

『武装を解除してこちらへ…!』

 

『なんだこれは…!』

 

「あれは生態ポッドだな」

 

「知ってるの…?」

 

「同じものに入ってたことがあるからね」

 

研究所であれと同じものに入れられた経験はあるし同じものを見た事があったためすぐにわかった

 

「それよりもなんだいあれは…!フェイトとまるで同じじゃないか!!」

 

 

「あーあ、やられちゃった」

 

局員は彼女の逆鱗に触れたのか呆気なくやられた

 

『たった9個のジュエルシードでは…… アルハザードにたどり着けるかどうか分からないけど…』

『でも もういいわ…… 終わりにする』

 

『この子を亡くしてからの暗鬱な時間も………』

『この子の身代わりの人形を娘扱いするのも』

 

『聞いていて…? あなたの事よフェイト…』

 

 

「あんたが事故の後やっていたことは使い魔を超える人造生命の作り方、死者蘇生の技術の研究」

「記憶転写型特殊クローン技術通称プロシェクトフェイト」

 

『あなたは…?』

 

「ボクはベル ベルカの融合機さ」

 

『よく調べたわね』

 

「管理局で調べてきたことをそんな簡単に…」

 

「いやーなんでそんなことしてるか気になって調べたけどさぁ」

 

横でフェイトがめっちゃ絶望してるけどほんとに関係ないし終わりだけは少しでもいいものにするつもりだけど

 

 

 

「理由を知って思ったね」

 

『何を思ったのかしら?』

 

「くだらねぇ」

 

『なんですって…!』

 

「もう一度言おうか? くだらねぇっつったんだよ」

 

『私のやってきたことがくだらないと…そう言いたいのかしら!』

 

「あぁそうだよ!くだらねぇ!実にくだらねぇ!」

「アリシアとやらは残念だと思うがアンタには少ないだろうが思い出があるだろう!幸せだった記憶があるんだろう!この世にはなぁ、親の愛を受ける前に両親殺されて物心ついた時から研究実験の繰り返しだったやつだっているんだよ!そんなやつの不幸とあんたの不幸を一緒にしてんじゃねぇ!」

 

「ベルさん…」

 

ああ、いった。言ってしまった。もう止まれない

 

「あんたのことぶん殴ってやるから覚悟しろよ」

 

『…やれるものならやって見なさい。私達は旅立つの…永遠の都アルハザードへ!』

 

『フェイト…あなたは私の娘なんかじゃない……ただの失敗作』

『あなたはもう要らないわ、どこへなりとも消えなさい』

『いいこと教えてあげるわフェイト あなたを作り出してからずっと私はあなたが大嫌いだったのよ』

 

「ボク先行くからなクロノ」

 

「はぁ!?何言ってるんだ君は!」

 

「言ったろ、あいつぶん殴ってくる」

 

どうせ突撃してくるんだからいいだろう

 

「今庭園内に多数の魔力反応がある一人で行くのは得策じゃない」

 

「知るか」

 

 

「僕らもすぐに行くことになるだろう。それまでくたばるなよ」

 

「そっちこそいった時には終わってたなんてやってくれるなよ?」




ハイスペックユニゾンデバイス
クライマックス突入!


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再起

庭園内に突撃したボクを待ち受けていたのは大量の人型の機械

 

「邪魔だァ!」

 

魔力を剣型に形成し鋼へと変換したものを振るい襲いかかる敵を潰していく

 

「獄炎刃」

 

大きな炎の刃を放ち燃やしていく

 

大きな魔力だらけだがひときわ大きなジュエルシードの魔力を見つけ進む

 

 

──────────

 

庭園内に入ったなのはたちを待っていたのは数多い機械兵

 

「うわぁ、いっぱいいるね…?」

 

「ベルが先に潰してもこれだからな、中はもっと多いぞ」

 

そこらじゅうに斬られ 潰され 燃やされた残骸が転がっていた

 

足りない部分を追加したような感じなのだろう

 

片付けて扉を吹き飛ばし中に入る

 

「二手に分かれる。君達は最上階にある駆動炉の封印を」

 

「クロノ君は?」

 

「プレシアを止めに行く」

 

「今、道を作る!」

 

その周囲には多数のスティンガーが展開された

 

 

 

 

──────────

 

 

 

「あの子達が心配だからあたしもちょっと手伝ってくるね…」

 

「すぐ帰ってくるから…」

 

モニターには庭園の様子が映し出されていた

 

小さな明滅が見える

 

 

「バルディッシュ…?」

 

 

『この音声が聞こえていたら…ちゃんと届いていたら嬉しいな』

 

 

「この声…美雨?」

 

 

──────────

 

 

感じる…馴染み深い魔力

 

「感じるぞ…我が主」

 

 

消滅したと思ってたからかなり嬉しい

目的変更、ジュエルシードの元へ急がねば

 

「壁抜き上等!フレアバースト!」

 

壁をぶち抜き道を無理やり作る

 

「見つけた」

 

「本当にここまでくるなんて予想外だったわ」

 

「あんなのにボクが止められると思われてたんなら心外だなぁ一応ベルカの融合機である以前に騎士なんだけど」

 

「ここに来たところでもう止められないわ」

 

「止めに来たんじゃないからいいよ」

 

「なんですって…?」

 

 

──────────

 

『この音声が聞こえていたら…ちゃんと届いていたら嬉しいな』

 

「この声…美雨?」

 

『多分これを聞いてるならベルがバルディッシュに送るのに成功してると思います』

 

『多分ジュエルシードで魔力分離を試した後で失敗してると思うんだ』

 

『遠回しは苦手だからはっきり言うよフェイト、私はあなたを信じてる。どんなに辛いことがあったとしてもあなたは前に進んでいけるって』

 

『あなたは強い子だからどんなことにも立ち向かっていける』

 

『フェイト、こっちでは運命って意味の言葉なんだ』

 

『どんなに辛い運命でもあなたなら超えていける。それで、あの子を助けて欲しいんだ』

 

『だからね、頑張って』

 

 

 

 

知らなかった

こんな音声が送られてきたなんて

 

「ありがと…美雨…」

 

行かなくちゃ

 

あの子のところに

 

「このまま終わるのなんて…お前も嫌だよね…?」

 

『yes sir』

 

 

「捨てればいいって訳じゃない…逃げればいいって訳じゃ……もっとない」

 

 

「上手くできるかわからないけど…一緒に頑張ろう」

 

再起の声を聞き再び少女は杖を握る

 

『recovery complete』

 

「私たちのすべてはまだ始まってもいない…」

 

「だから…ほんとの自分を始めるために、今までの自分を終わらせよう!」

 

「行こう、バルディッシュ」

 

『yes sir』

 

──────────

 

 

 

「何をしようというのかしら」

 

「ジュエルシードの力で取り戻すのさ僕の主をね」

 

「なんですって?」

 

プレシアの周りを回るように浮かんでいたジュエルシードが突如として上空に移動し円のように回り出した

 

「これは!?一体何をしたの!」

 

 

 

 

 

 

 

「あーっはっはっはっはっは!いよいよだ…」

 

──────────

 

長かったなぁ、かなり歴史の勉強した気がするよ

 

結局あなたはどうするの?

 

しばらくは美雨で、地球じゃない所ではクレアで行こうと思うよ

 

それにしても炎を燃やすとか凄いよね

 

ねールベラ様

 

家系のことを話しただけだしあなたも使えるのよ?

 

すっごい

 

呼んでいるわ、もう行きなさい

 

ありがとルベラ様

 

 

 

──────────

 

 

 

「さぁ、来るぞよく見ておけ!!紅蓮の炎姫の復活だぁ!」

 

 

ジュエルシードが眩い光を放つ

そしてそこから炎の玉が生じる

 

そしてそれは地に落下する

弾けた火球は渦を巻き次第に炎が薄れていく

 

 

 

「おかえりなさい我が主クレア」

 

「ただいま、ベル」

 

 

 



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そしてまた

「これどういう状況?」

 

「…記憶が戻ったの?」

 

「なんでそう思うの?」

 

さっきクレアって言ったのに無反応だったからと、予想をつける

 

「私の名前…クレア・ガーネット、だよね」

 

「…はい」

 

間違いない、やっぱり帰ってこれた

 

「もうユニゾン出来ないなんてことは無いよね?」

 

「出来ないこともないけど…」

 

 

 

「あ、あなた…一体どこから…!」

 

「プレシア・テスタロッサ…」

 

あんたが何をやってきたか、知ってる 全部

 

別の世界に飛ばされて 違う時間の流れで同じようなこと体験して

 

長い間漂って外に出てまた漂うって感じだったけど

 

「あんたの野望、ここでぶっ潰す…!」

 

 

「いきなり出てきて何を言い出すかと思えば…!」

 

 

 

生み出されるスフィア

その数 3

 

「小手調べってわけね…ベル、行ける?」

 

「あぁ、どうなっても知らないからね!」

 

「「ユニゾン・イン!」」

 

 

髪色が茶色に、目の色が緑に変化していく

 

バリアジャケットは赤いままだった

 

「すごい魔力ね、フェイトと同等か…」

 

「少なくともフェイトよりは強いからね」

 

「だったら何かしらね!」

 

 

 

「炎壁」

 

飛んでくる雷撃を防ぐのは簡単だ

 

身体的にあまり魔法を使わせたくない

 

「炎鎖」

 

「くっ」

 

即座にバインドで拘束

直後天井の一部が吹っ飛ばされた

青色の砲撃 クロノだ

 

「美雨!?…いや、クレアと言った方がいいか?」

 

「クレアでいいよ」

 

「…話はあとだ。もう諦めろプレシア・テスタロッサ」

 

「知らないはずがないだろう」

「どんな魔法を使っても……過去を取り戻すことなんて出来やしない!」

「世界はいつだって「こんなはずじゃなかった」ことばっかりだよ…ずっと昔から…誰だって…いつだってそうなんだ!」

「こんなはずじゃない現実から逃げるのは個人の自由だ」

「だけど、自分勝手な悲しみに無関係な人間まで巻き込んでいい権利はどこの誰にもありはしない!」

 

 

「母さん!」

 

 

 

走ってきたのか少々息切れしているフェイトがアルフとともにやってきた

 

バインドはフェイトの声が聞こえた時に解除している

 

「何を……しに来たの…」

「消えなさい…もうあなたに用はないわ…」

 

最後まで冷たい態度を取るつもりだろうプレシア

 

「あなたに言いたいことがあってきました」

 

 

紡がれるホントの気持ち

 

「私は…アリシア・テスタロッサではありません」

「アリシアになれなくて…期待に応えられなくて……」

「いなくなれって言うなら…遠くに行きます」

 

「だけど私は…フェイト・テスタロッサは…」

 

「あなたに生み出してもらって、育ててもらった…あなたの娘です」

「今までずっと……今も きっと」

「母さんに笑って欲しい…幸せになって欲しいって気持ちだけは…本物です」

 

「…だったら何?いまさらあなたを娘だと思えと言うの?」

 

「あなたがそれを望むなら…わたしは世界中の誰からも、どんな出来事からもあなたを守る」

「私があなたの娘だからじゃない」

 

「あなたが私の母さんだから…」

 

言いたいことを言い切ったのか言葉な続かなかった

 

「くだらないわ…」

 

言葉と同時に足元に広がる紫のミッド式魔法陣

 

そして、次元震による揺れも強くなり虚数空間がさらに広がる

 

「私は行くわ…アリシアと一緒に…」

 

「ちょっと待て!ほんとにアルハザードなんてものがあるとでも「あるわ」っ!」

 

そしてアリシアの入った容器とともに虚数空間に落ちていった

 

「母さん!アリシア!」

 

「フェイト待って!」

 

自分も飛び込むんじゃないかって勢いで駆け出すフェイトを止めつつ穴から引き離す

 

「フェイト!ここから出るよ!」

 

「でも!」

 

「文句言うな!死にたくないならね!」

 

 

────────────────────

 

 

「庭園崩壊……クロノ執務官はじめ魔導師たちの帰還を確認!全員無事です!」

 

 

 

 

 

 

 

こうしてプレシア・テスタロッサが起こした次元震の影響も無事に収まった

それと同時に私たちのジュエルシード探しも終わりを告げた

それでもまだ、終わっていないこともある

 



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新たな1歩

今回はこのような形を取らせてもらってごめんなさい

私は、ミッドチルダという別の世界で生まれ、また別の世界で人体実験をされていました

そしてそこで事故があって爆発に巻き込まれると同時に転移魔法が発動した

 

血まみれで倒れていたのはきっと爆風に乗って飛んできた何かが当たったんだと思います

記憶喪失も多分そのせい

 

私は魔法という力を使ってこの街で起きていた色々を解決するために動いてました

その過程で記憶を取り戻した

私の本名はクレア・ガーネットというそうです

 

もちろん月村美雨として生活していた時の記憶はちゃんとあるし人体実験されてた時の記憶もちゃんとある

 

私は自分のことを何も知らない

だから、私は海鳴を出ます

 

ミッドチルダに行って自分のことをもっと調べてこようかと思います

 

私はこの家で生活出来て確かに幸せでした

 

ありがとう

 

 

 

月村美雨

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

「だそうよ」

 

 

家族全員で読んでください

そう書かれた手紙を朗読し終えた忍は重々しく口を開いた

 

「お姉ちゃん…美雨ちゃんは…」

 

「一応海外留学といった措置を取らせてもらったわ、無期限だけど」

 

「こうなることは…分かっていたのでしょうか…」

 

「いつか自分のことを確かめなければならないからこの家を出ると言っていたのに…まさかこんなに早いなんてね…」

 

「寂しいでしょうけど諦めてすずか。一生会えなくなるわけじゃないから」

 

「うん…」

 

 

「石田先生にもこれ渡さないといけないわね…」

 

その手には一枚のDVD

差出人はもちろん美雨だ

────────────────────

 

 

 

 

「それにしても美雨ちゃんがこんなの送ってくるの珍しいなぁ」

 

先日石田先生から送られてきた美雨ちゃんからのビデオメッセージ

「はやて~美雨って誰?」

 

「美雨ちゃんはな 私の友達や」

 

病院からの帰り道

自身と同じくらいの赤毛の少女 ヴィータの問いに答える

 

「それにしてもこんなこと初めてやな」

 

「友人なら直接言いに来るなどすればいいものだが」

 

ピンク色の髪をポニーテールに結んだ女性 シグナムも意見を出す

 

「もう家やしみんなで見よか」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

『親愛なる私の友達、八神はやてへ』

 

 

「なんやなんやえらい真面目やな」

 

 

『まずはあなたに質問します 魔法って信じる?』

 

魔法 ついこの間までだったら絶対に信じなかったかもしれないしあっさり信じたかもしれない

 

『私は魔法使いなんだ』

 

『つい最近記憶も戻ってさ、本来の髪の色になったりしたんだよ』

 

何言ってるんや 魔法使いってこんな身近に居るもんなん?

 

『ユニゾン・アウト』

 

そういった時美雨ちゃんの身体が光り髪と目の色が変わり隣に見知らぬ人物がいた

 

「融合機…!?」

 

 

『ビデオだから合成とか思われるかもしれないけどこれはほんとにある事だよ』

 

『ボクの名前はベル。月村美雨ことクレア・ガーネットと事故って離れられなかった融合機だ』

 

『サラッと言われたけど私の本当の名前はクレア・ガーネットって言うんだ』

 

クレア・ガーネット…

髪も白っぽいし目は赤いしほんとに外国人っぽいなぁ…

 

『あの本は今すぐにでも捨てた方がいいあれは危険なものだ』

 

『私の意見だから捨てるかどうかは分からないけど』

 

あの本…間違いない、あれや

 

 

『まぁ、私は地球の外の世界 管理世界と呼ばれる場所から事故で来てしまった』

『私はミッドチルダっていう世界の生まれでそこに行こうと思うんだ』

 

え…じゃあ…

 

『短くて半年長くてそれ以上、ここには帰って来れない』

 

『それでも自分のことを確かめなければならないから私はミッドに行くよ』

 

『だから…また帰ってきた時、また改めて友達になって欲しい』

 

 

『一方的だったけど、大切な友達へ。月村美雨より』

 

 

────────────────────

 

 

「美雨ちゃん…」

 

「主…」

 

なんか直接言いに来るとかなんかあったはずや…それなのに…

 

「ベルカの騎士がまだどこかに居るとはな」

 

「それにしても急よね…」

 

「あたしはあいつ気に入らねぇ…直接会いにくりゃあいいのに…」

 

「きっとまた…会えるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これを送ったのは

なのはがフェイトと別れたあとの話です

次回からはオリジナルやりたいなって
それではまた次回お会いしましょう


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ガーネット

ここから数話(の予定)美雨ことクレアのミッドチルダ訪問になります
この話以降完全に美雨の呼び方は消えてクレアに統一されます


「ここか…ここから私は…」

 

 

なのはたちと別れ、フェイトは裁判のため、私は自分のルーツを探しにミッドチルダへ行った

そこで私はリンディさんの計らいで地図やお金をもらってミッドを観光することになった

フェイトの裁判でアースラの人達は忙しく私は一人で行くことになった

 

そして今…ひとつの豪邸の前にいた

リンディさんからとある許可をもらいその屋敷に立ち入ることを許してもらった

 

本来管理する立場の人でないと立ち入ることは許されないほど前の事件だったので今では当時執事をしていた人しか出入りしていないそうだ

当時は金目のもの目当てに泥棒が入ることはあったらしいが今ではそんなことも無くなったそうだ

 

屋敷内に入って軽く見回してみると掃除しきれないのか少し埃が目立った

 

「これ…」

 

見つけたのは写真立て

自身と同じ髪の子供と母親そしてそばに寄り添う父親の写真

 

 

「やっぱり…私は…」

 

手に取ったそれを戻す

 

 

「デバイスセット」

 

デバイスを起動し軽くサーチをかける

危険なものは…ない

そうして屋敷を一通り探し回ったものの

 

 

 

「やっぱり…特に何も無い…」

 

5年以上前の事件だからとっくに片付けられているだろうと予想はしていた

 

 

それでも…

 

 

「なにか…他にも残ってればなぁ…」

 

 

何を言っても始まらないが最低限生活できるようなものしか残っていなかった

後は写真入りの写真立て

残っていたソファに腰掛ける

 

「そこにいるのは誰です!」

 

「ん?」

 

声的にはアリサの所の鮫島さんと似たような感じの声がした

ここに来る人物など一人しかいない

 

「あなたがこの屋敷の管理をしている人ですか?」

 

「だったらなんだと言うのです?」

 

警戒しながら聞いてくる男性

 

「私のことを覚えて…るわけないか」

 

 

「なんですって?」

 

ベルから話を聞いたことがある

イグニスはカートリッジシステムを搭載する前提で制作されたデバイスで技術の進歩により数代前から受け継がれているデバイス

生まれた時から私のものになっている らしい

 

「だったらこれ!」

 

解除していたデバイスを起動すると同時に騎士甲冑を展開する

 

「それはイグニス!?何故あなたがそれを所持している!それは…」

 

「ガーネット家の人間に受け継がれたものでそれを持っているのはクレア・ガーネットつまり、私」

 

「まさか…」

 

「ただでさえ少ない古代ベルカの使い手なんてそうそういないしこの髪とか目をよく見ればわかる。私は、この家の子だ」

 

薄暗いので魔力光を使い姿をはっきり視認できるようにする

 

「そんな…あぁ、旦那様…奥様…クレア様が…クレア様が…」

 

 

私を姿を見て数秒固まったあと涙を流し座り込む男性

感極まっているのは分かるが変な格好で座り込んだせいで土下座してるようにも見える

 

間違いない、この人が当時執事をしてた人だ…

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

「どうも見苦しい姿をお見せしました…」

 

「あーうん大丈夫だよ」

 

あれから数分 泣き止んだ男性と向かい合ってソファーに座っていた

 

「クレア様は今までどうしておられたんですか?」

 

「うん、それを説明するために人を呼んだんだ」

 

「人でございますか」

 

 

するとベルカの魔法陣が近くのスペースに生まれた

 

「やっほーきたぞー」

 

あの時のことを説明するにはやはりベルが一番だ

なので思念通話で呼んでおいたのだ

 

「で、今回ボクを読んだ理由は何?」

 

「この人にあのころのことを話して欲しいんだよ」

 

「誰?」

 

「私、ガーネット家で執事をしておりました者です。バトラーと及びください」

 

「そう。じゃあ事の発端から説明していこうか」

 

 

かつてベルがリンディさん達にしたのと同じ説明を聞いた

私は初めて聞いたけどそんな背景があったなんて…

 

「そんなことがあったのですね…」

 

「クレアは知らなくて当然だと思うけど」

 

 

「私、ここに来てよかったよ」

 

紛れもない本心の言葉だ

 

「ここが自分の始まりなんだってそう思えた」

 

 

「これからもここの管理バトラーさんに任せてもいいかな?」

 

「私は構いませんがそれは何故?」

 

「私は地球っていう管理外世界に住むつもりなんだ。いずれ管理局に入るためにこっちに移り住むつもりだけど」

 

「だから引き続き私にここの管理を?」

 

「そうだよ」

 

「分かりました。引き続きここの管理を務めさせていただきます」

 

「それとさバトラーさん」

 

「なんでしょうか?」

 

「この家のものってさ…」

 

「この家のものでしたら盗難対策のため倉庫に閉まっておきました。旦那様もそう仰っていらしたので」

 

「そっか、良かった。あの写真立て持って行ってもいいかな」

 

「写真立てですか」

 

「うん…私自身全く覚えてないけど、家族の思い出だから…」

 

「構いませんよ。あなたのご両親もきっとそれを望んでいます」

 

「ありがとう。バトラー」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

「これからどうしようか」

 

「少なくとも半年は帰らないって言ったもんね~」

 

ガーネット邸から出て数刻

絶賛暇を持て余していた

 

「泊まるとこってどうなるんだろうか」

 

「さぁね~」

 

ぶっちゃけリンディさんに用意してもらおうと思ってた

あわよくばフェイトかリンディさんらと同じ部屋がいいなとか思っていたり

 

そんな時に通信が入った

 

『あ、クレアさん?今いいかしら?』

 

「大丈夫ですよリンディさん 何かあったんですか?」

 

 

内容としてはこうだ

 

 

ガーネット家を訪問したからやることないでしょ?

管理局でも珍しい古代ベルカの使い手のいる陸の部隊にお世話になれるようにしました

そこでその部隊の人が是非とも家で世話したいとのこと

どうしたい?

 

と言った感じだ

 

「リンディさんお世話って宿泊とかの方ですか?」

 

『それもあるけれど戦闘訓練もしてくれるそうよ。将来有望な人材だからって』

 

願ってもないことだ

あの家にはまだ帰らないって言ってしまったばかりだし

 

自主トレくらいしかやることないし

 

「その話、よろしくお願いしますって伝えておいてください」

 

『分かったわ 伝えておくわね。場所は明日連絡するから今日は私たちが使ってる部屋で1泊することになるわ』

 

「分かりました」

 

 

 

 

「で?」

 

「陸の部隊の人のところでお世話になるみたい」

 

「そっか」

 

 

 

ていうか聞くの忘れちゃったけど…その人誰?

 

 

 




Mohoyoさん誤字報告ありがとうございました
気をつけてるつもりでも見落としとかあるんですね…気をつけなくては
それではまた次回お会いしましょう


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騎士

地球を離れて数日

フェイトの裁判、問題なく進む気がする

はやてへのメッセージは誕生日に渡してと言ったから大丈夫のはずだし

 

心配事はほぼない!

 

 

 

そんなこんなであの部隊でお世話になることになったのは割とすぐだった

 

 

 

 

 

「あら、貴方が噂のベルカ使いかしら?」

 

待ち合わせ場所で待っていると青い髪の人が話しかけてきた

 

「たしかに使うのはベルカ式ですけど…誰ですか?」

 

「あ、ごめんなさいね 私はクイント・ナカジマ。あなたのこと預かることになった部隊から迎えに来たの」

 

あぁ、それでか

っていうか…

 

「ナカジマ?」

 

「私の旦那のご先祖さまが地球生まれらしいの」

 

なんか納得だわ

 

 

「てことは宿泊場所提供してくれるって人は…」

 

「それも私ね」

 

わーなんだこの人

ミッドの人ってお人好しばっかなのかな?

 

「よ、よろしくお願いします…」

 

「ふふ、じゃあ早速案内するわね」

 

────────────────────

 

 

そう言って連れてこられたのは訓練場らしき場所だった

 

「今日から少しだけだけど私たちがあなたに戦いを教えるわ」

 

「よろしく頼む」

 

紫色っぽい髪をした女性と厳つい男性がいた

 

「えっ、三人を相手にするんですか?」

 

「そんなわけないじゃない。あなたの相手は基本ゼスト隊長よ。あの槍持ってる人ね」

 

「私達三人で交代制で訓練するって話し合ったから安心していいわ。私はメガーヌ・アルピーノよろしくね」

 

「よろしくお願いします」

 

 

「やるからには加減はしないぞ。同じベルカの騎士としてな」

 

「騎士…」

 

「強くなりたいだろう?」

 

「はい!よろしくお願いします!!」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

ぶっちゃけ舐めてた

私推定9か10歳なのになんでここまで容赦なくできるんだこの人

 

 

「もうへばったか」

 

「隊長やりすぎですよ動けなくなってるじゃないですか」

 

 

 

「それにしても凄いわね~この子もこの子のデバイスも」

 

本来ならばイグニスに単発式カートリッジシステムを搭載予定だったのだがそんなものは無いので銃からのカートリッジで補っていたのだ

今では連発しても動けなくなることは無いのだ

 

「だが、まだ若い」

 

「この年でカートリッジ使ってて体は大丈夫かしら?」

 

「クイント、メガーヌアフターケアは2人でやっておいてくれ」

 

「はーい」

 

「分かりました」

 

さすがに子供とはいえ女の体を触るのはあれだからな

と、小声で言ってたけど聞こえないフリしておいた私は悪くない

 

 

 

仕事の合間にやってくれてるので訓練できる時間は少ない

時間がすぎれば暇になるのだ

今はデバイスの整備のためにデバイスルームでベルとおしゃべりしてる

 

「うわぁ~それはお疲れさんだね」

 

「イグニス本体にカートリッジ付けようよー火力足りないよー」

 

「ダメに決まってるだろ。やるなら魔改造しなきゃならないからやだよ」

 

イグニスは管理局にお世話になり始めてから幾度となく強化改修を繰り返している

カートリッジシステム搭載のために強度を上げるなどしているのだがあくまで単発式用だったため今やカートリッジロードにしか使われていない銃のようにリボルバータイプを採用しようとしているのだ

 

正直私の言う火力は魔法の弾丸や斬撃などのことで物理攻撃は十分すぎるくらいだ

 

 

「だいたいそこまで急いで強くなる必要ないでしょうよ」

 

「なにか起きる気がするんだよー!はやてん家のあのヤバい本がどうにかなるとかさー!」

 

「大声出すんじゃないようるさいなぁ」

 

 

でも、正直ベルも感じたと思う

アレは普通じゃない

ただの本なら鎖なんか巻かれてないし

あの時はまだ事故ってたけどユニゾンしてたからわかったと思う

 

 

 

そうしているうちに寝落ちしていたようで起きた時にはクイントさんに抱かれていた



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再始動

クレアさんはやってることが同じだ。ならどうすると思う?
時間を飛ばすんだよ、半年ほどな
てなワケで2期直前
これ終わったらA's


「一生会えなくなるわけじゃないんだし離れてよー」

 

「やぁー!」

 

 

ナカジマ家に居候してから早くも半年

地球に帰る時が来たのだ

それはいいんだけど…

 

「スバル!いい加減になさい!少しはギンガを見習いなさい」

 

「うぅ…」

 

いやークイントさん、いいこと言ってるとこ悪いんですが…

 

「ギンガも私の服握りしめて離してないんですが…」

 

「ギンガまで…」

 

「朝から大変だなぁ…」

 

「そう思うんなら助けてくださいよゲンヤさん」

 

「それは無理だな。俺は非力なもんでな」

 

いつかなんかしてやると心に誓うのだった

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

そんなことがあったのは今朝のこと

クイントさんを含めた舞台の人たちや屋敷の人達には前もって挨拶してきたのであとは帰るだけだ

 

「それじゃあクイントさん、ありがとうございました」

 

「いいのよ。また遊びに来てくれるとあの子達も喜ぶわ」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

「というわけなの」

 

 

「魔導師襲撃にリンカーコアが奪われる…ねぇ」

 

 

ここは次元艦船アースラ

絶賛地球に向かっている最中だ

 

「フェイトには言ったんですか?」

 

「あの子には余計な心配かけたくないし…もうすぐなのはさんと再会出来ますし不安にさせたくないから」

 

 

なるほど…そういう事か

 

「それにしても私達は魔力が多いから狙われないですかね?」

 

「それは分からないわ。あと地球は現地時間でそろそろ12月になるわね」

 

「もうそんなかー早いですね」

 

「そうね、フェイトさんの裁判も終わったし早く再会させてあげられればいいわね」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

「ベルはどう思う?」

 

「聞いたことないなぁ…魔力を奪うなんて」

 

「私より年下とかそんくらいだもんね」

 

 

ところ変わって私の部屋会話の内容は先程話していた襲撃の件だ

 

 

「そろそろイグニスも強化しないとね」

 

「お、ほんと?」

 

「仮に襲われたらどうすんのさ」

 

可能性は否定出来ない

何せ魔力を奪うようなのが相手なのだ

 

用心しておいてし過ぎなんてことは無い

 

 

 

ただ一つ、それ以外の理由がある

かつて魔法に目覚めた際使用していたデバイス クロス

文字通り十字を模した形をしていたデバイスで成長して行くクレアに耐えられなくなり修復不可能なレベルで破損しイグニスに乗り換えた

炎熱変換資質をもつガーネット家の人間が問題なく扱えるように炎熱耐性と物理耐性に特化したイグニスが強化を続け、メンテナンスも欠かしていないというのにクロスと同じ道を辿りつつあるのだ

強化プランはイグニスの中にデータとして存在していたため材料や人材がいれば問題は無い

問題は襲撃される可能性はほぼ確実なため襲われるまでに間に合う…『クレアさん!緊急事態です!』

 

 

────────────────────

 

「どうしたのリンディさんそんなに慌てて」

 

『今、なのはさんが何者かに襲われてるみたいなの!』

 

「は?」

 

今なんつったこの人 なのはが襲われた?

 

っていうか地球からピンポイントでなのはを見つけたの!?

魔力を奪うって所からして魔力の大きさで見つけたんだろうけど…

 

『フェイトさんと一緒に急いで助けに行って欲しいの!』

 

「分かりました!行きます!」

 

 

 

 

 

 




遂に守護騎士遭遇戦


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守護騎士 ヴォルケンリッター

作戦はこうだ

 

フェイトとユーノが先行してなのはを救助

 

相手と戦闘になるだろうからフェイト、私が戦闘を担当

ユーノはなのはの治療と流れ弾が飛んできても当たらないように防ぐ

 

実にシンプルでわかりやすい

 

『ユーノ、しっかり防げよ』

 

『わかってるよ』

 

 

あくまで最優先はなのはの救助

 

 

「炎よ、舞い踊れ 華炎」

 

「っ!?」

 

威力はあまり高くはないが目くらましなどに使える魔法を放ち赤い服を着た赤毛の女の子を牽制する

大方突然飛んできた炎に反応が遅れたんだろう

目の前で爆発するようにしたひとつの炎が直撃していた

 

 

 

「フェイト 赤い服を頼むよ。高速戦闘はそこまで得意でないと見た」

 

「クレアはどうするの?」

 

「あの桃髪の剣士の相手をする」

 

見ると加勢にやってきたのか新たな人物が佇んでいた

 

 

 

「わかった気をつけて」

 

「それはお互い様だよ」

 

 

────────────────────

 

 

 

「あの子をやったのあんたら?」

 

「クレア・ガーネットか…」

 

「!? (私の名前を知ってる!?こいつ何者だよ)」

 

 

片手剣を構え告げる

 

 

「なんで私の名前知ってるのかは捕まえてからゆっくり聞き出すよ」

 

「ならば私はお前を倒し、その魔力を貰おうか」

 

 

 

 

 

 

「炎斬!」

 

「はぁぁ!」

 

 

お互いの持つ剣に魔力を纏わせ斬組む

一撃では終わらない 剣がぶつかり会う度に金属音が鳴り響く

 

「やるな、その年でそこまで出来るのはとても珍しい」

 

「そりゃあどーもっ!」

 

そしてまた撃ち合い───

ビシッという音

小さい、とても小さいが、聞こえた──

聞こえてしまった───

 

「っ!?」

 

 

「諦めろ、そのデバイスは限界が来ている。これ以上やれば…分かっているな?」

 

 

「っ…」

 

そうだ、これ以上打ち合えば間違いなくイグニスは破壊される

 

「でも…私はあんたから聞きたいことがあるんでね。それに…」

 

「それに?」

 

「諦めが悪いんでね!」

 

そう言い放ち再び炎を纏わせる

 

 

「そうか…それがお前の選択か…ならば!」

 

「私が真っ向から打ち砕いてやろう!」

 

 

 

 

「名乗っておこう。私は闇の書の守護騎士 ヴォルケンリッター 烈火の将 シグナムだ」

 

「ご丁寧にどーも。なんで知ってるか知らないけと改めて名乗っておこうかな」

 

「紅蓮の炎姫 ルベラ・ガーネットの末裔クレア・ガーネット」

 

 

「「…………」」

 

 

「一撃で決める」

 

「受けて立とう」

 

 

 

 

「紅蓮…」

 

「紫電…」

 

 

 

「炎斬!」

 

「一閃!」

 

 

 

 

 

互いに距離を詰めすれ違いざまに一閃

 

 

 

「……」

 

 

「…私の勝ちだ」

 

 

 

2人の距離はある程度離れていた

しかし決着は着いた

 

誰がどう見てもクレアが負けたのだ

 

 

 

互いに振り抜いた状態で静止している しかし

 

 

方や剣が砕け 方や無傷

 

二人の間に舞い落ちる鋼の破片が勝者と敗者を物語っていた

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

負けた

 

魔法を使い始めてまともな対人戦はジュエルシードを探している時に行ったフェイトとの戦い

そして騎士ゼスト、クイントさん、メガーヌさんとみっちりとは行かなかったがかなり濃い時間を過ごしてきた

それなのに…

 

デバイスごと私を斬ったのだ

実際に受けたし見てたからわかる

あくまでデバイスは副次的なものだ

 

 

強くなった

あくまでそれは自分がそう思っていただけだったのか

 

意識を失う寸前 声が聞こえた気がした

 

 

 

『危なかった』と

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

「危なかったな…」

 

クレアのデバイスがあの時破損していなかったら恐らくすれ違いざまに斬り合い相打ちになっていたかもしれない

 

「クレア・ガーネット…この年でこれ程とは…」

 

デバイスの破損がなければ未だデバイス戦いが続き自分が負けていた可能性があったことを考えると今後が楽しみにも思えた

 

「お前は主の良き友だ。今回は見逃そう」

 

 

 

そう言うとシグナムはその場から離れていった

 

 

 

次に会う時は─────

 

 

───もっと強くなっていればいいと

そう願いを込めて

 

 

 

 

 




守護騎士にそれぞれデバイスを破壊された三人
それぞれに待っていたのは新たな生活とデバイスの強化だった



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新たなる非日常

私は負けた

 

 

負けること自体は問題ではない

怪我はしたが命があるだけマシだ

 

 

 

目覚めると前に来たことのあるアースラの治療室だった

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでの話の内容のキーワードを頭の中でまとめてみた

 

 

闇の書

 

守護騎士 ヴォルケンリッター

 

烈火の将

 

シグナム

 

 

 

 

闇の書、というのは恐らくはやての家にあったアレだろう

 

守護騎士

文字通り闇の書を守る存在

 

烈火の将シグナム

と名乗ったため他にも仲間がいる

それぞれ固有の2つ名らしきものを持っている

 

 

 

と言ったところかな

 

 

 

「あーあ、襲撃犯とエンカウントしちゃったなぁ…」

 

 

その時扉が開いてクロノが入ってきた

 

「目が覚めたのか、良かった」

 

「なのははどうなったの? フェイトは?」

 

「なのはも怪我をしてここに運ばれてるよ。フェイトは怪我はなかったがなのはの傍についている」

 

無事なのか、それならばよかったと言えるけど

 

「ただ、なのは含めデバイスが破壊された。修理はできるが直るのは来週辺りになる」

 

「そう、ならそれまでここでお世話になってようかな」

 

「直ったらどうするんだ?」

 

「フェイトも引っ越すんでしょ?リンディさんとこでお世話になるかまた月村でお世話になるつもりだよ」

 

「そうか。そのことは伝えておくよ」

 

割と世間話しかしていなかったがクロノは行ってしまった

 

 

────────────────────

 

 

 

退院は早かった、というか一日も入院してないしせいぜい診察くらいだ

気絶してたからそこら辺は曖昧だけど

まぁ、あちらが非殺傷で戦っていたことも大きいが上手く防げていたからだ

 

そして私は─────

 

 

 

「「……………」」

 

 

 

 

 

まって、気まずい

 

 

インターホンを押して、はやての声がして

そして八神家の扉の前で待っているとあら不思議

扉を開けたのはシグナムではないか

 

 

「貴様何しに来た」

 

「それはこっちのセリフって言いたいけどなんではやての家にいるの」

 

私は今変身魔法ではなくユニゾンで髪や目の色を変化させているのでいきなり襲われるかものは思ったがさすがに無抵抗でやられる訳には行かないので一応一式持ってきているのはとても運が良かったと言えるだろう

 

 

「シグナム?誰が来たん…」

 

 

あ、やべ

 

いつまでも動きがないためかはやてが見に来たのだ

当然私は対面することになる訳で…

 

「美雨…ちゃん?」

 

「あーうん、久しぶり」

 

「美雨ちゃーん!」

 

「ちょっ!?はやて車椅子のままは危ないって!?」

 

感極まって車椅子のままで突撃してきたはやてを強化した腕力で抑え込む

すると頭突きするように抱きついてくる

 

「いつ帰ってきたん?」

 

「昨日かな」

 

「なんで連絡くれなかったんや」

 

「ちょっとゴタゴタが…」

 

襲われたなんて口が裂けても言えない

 

「ところでその人ら誰よ」

 

「まぁ、詳しいことは中入ってからやね」

 

 

────────────────────

 

 

 

「で、石田先生に頼んで誕生日にビデオは渡されたから私の名前は知ってるよね」

 

「確かクレアっちゅう名前やったね美雨ちゃんは」

 

「そ、だからこれからはクレアで統一して欲しい」

 

「オッケーや」

 

「で、改めてその人ら誰?」

 

私はソファーに座ってるが今机に備え付けの椅子にシグナムとあの時いた赤毛の子それと知らない金髪の女性が座っていた その近くには犬?じゃないな狼かな?が座っていた

 

「じゃあうちの家族紹介するわ。シグナムから自己紹介してなー」

 

 

「シグナムだ」

 

 

知ってる

 

「ヴィータ」

 

随分不機嫌そうだね

無理もない襲ったやつの仲間が本拠地に乗り込んだも同然なのだから

 

「私はシャマル よろしくね」

 

あーなんかアリサを大きくして穏やかにしたらこーなりそーって感じだけどこれは作り笑いだわ

 

「で、この子がザフィーラや」

 

「ザフィーラって犬じゃないよね?」

 

「え?そうなん?」

 

「犬にしては大き過ぎない?」

 

「あー、それは…」

 

「まぁいいか、それじゃ、改めて自己紹介しとこうかな」

 

 

 

 

 

ユニゾンを解除して本来の姿に戻る

 

「おおー」

 

「クレア・ガーネット ベルカの魔導師だよ」

 

「ボクはベル。融合機だ」

 

「「よろしく」」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

「いやー凄いんやなぁ魔法って」

 

「消し炭だって簡単に作れるよ」

 

「やはりその年でそこまでの技量…将来有望だな」

 

魔法の存在は知ってるから危なくない程度に魔法を見せていた

 

 

「本当はデバイスがあればやりやすいんだけど壊れちゃっててさ」

 

視線をシグナムに向けそういうとシグナムは目線を逸らした

 

『後で話がある』

 

『わかった、公園でいいかな』

 

『構わん』

 

 

念話でそう言ってきたが内容は予想がつくのでここでは何も言わない

 

「じゃあ私帰るね」

 

「もう帰っちゃうんか」

 

「あまり遅いと心配かけるからさ」

 

「それならしゃあないな」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

「待たせたか」

 

「はやての家ではああ言ったけど大丈夫だよ」

 

ヴォルケンリッターがゾロゾロと…

物騒なことにならなければいいけど

 

「我々から言うことはひとつだ。お前の魔力をくれないか?」

 

「やなこった」

 

「てめぇ!」

 

「ただでさえデバイス壊されてるんだこれ以上面倒ごとはごめんだよ」

 

「なんならここでやる?管理局がすっ飛んできて、そうなったらはやてのこともバレるかもよ?」

 

「くっ…」

 

さすがにそのような事態は避けたいのか警戒してはいるが戦うことにはならなそうだ

 

 

「ならば、私たちに協力して欲しい」

 

「協力?」

 

「そうだ 魔力をよこせとは言わん。だが魔力を蒐集するのに協力して欲しい」

 

なんでもはやての足は闇の書なるロストロギアのせいで動かないそうだ

このままでは麻痺が上半身まで届き死に至るという

そんな話を聞いたからには協力しない訳には行かない

 

 

「悪いけど私はあんたらの敵として動くよ」

 

「なんだと!?」

「てめぇはやてを助けたくねぇのかよ!」

 

「一度シグナムと戦ったからまず管理局の戦力にされる可能性が高い。だから捕まりそうになった時逃走の手助けしてあげる」

 

 

「なるほど、直接ではなく間接的に…というわけか」

 

「まぁ、管理局には所属してないしそのまま裏切ってもいいけど個人的にあんたらとは戦いたい」

 

「シグナムもそうだけどクレアも戦闘狂か?」

 

「さぁ、どうだろうね?」

 

とりあえず今後の方針は決まった

 

「私そろそろ帰るからはやてにあまり負担かけるんじゃないよ?」

 

「あぁ、シャマルが料理の手伝いするとたまに凄いのあるけどな」

 

「ちょっとぉ!?」

 

 

「これからよろしく頼むぞ」

 

 

「こちらこそ」

 

 

そうして私とヴォルケンリッターの半協力関係が結ばれることになった



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