転生したのはいい...けどなんでゼットン?しかもノイズ (蝙蝠男)
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何が起きた...

メンタルがボドボドになったので息抜きで書きました。


何が起きた?気がついたら知らない道路のど真ん中に立ってた。もう一度言うぞ?何が起きた?取り敢えずここは何処なのか聞くしかない。あの、すいませーん。そこの奥さん。ちょっといいですか?近くの主婦らしき人に話しかけると...

 

「いや、いや、私死にたくない。誰か助けて...」

 

何か泣き出しちゃったよ...

 

話しかけただけで何でこんなに怯えられるの?俺の顔はイケメンではないが、悪くもないそこそこの筈だ。話しかけただけでこんなに怯えられるとかお兄さん泣いちゃうよ?それとも顔に何かついてるのか?

 

何故かは知らないがそこに都合よくカガーミン!ではなく鏡があった。

 

は?なんだこれは...たまげたなぁ。すっげーカラフルになってる。

 

カガーミンじゃなくて鏡に映っていたのはカラフルな俺!は映っていなかった。そこに映っていたのは...

 

ピポポポポポポポ。ゼットン。

 

Oh!Shit!なんてこった!ゼットンになっちまってるよ!しかもハイパーな奴。ウッソだろお前!にしても何でカラフル?ま、いっか。ってなわけねぇだろ!ゼットンだぞ!ゼットン!歴代のウルトラマンを苦しめてきた怪獣だぞ!俺みたいな一般ピーポーがゼットンになるとか畏れ多くて無理だろ。巫山戯んな!(声だけ迫真!)

 

とまあこんな茶番は置いといて、これからどうしよう?ここが分かんないし...というかみんな随分とアニメチックな顔してんな〜。

 

な~んて心の中で一人で騒いでたら武装した人に囲まれてたよ。なんか凄い顔が恐い。

 

「動き出したぞ!なんとかして避難するまでの時間を稼ぐんだ!」

 

はいぃ?避難ってどゆこと?取り敢えず俺も避難しますか。

 

「こいつ!避難シェルターの方向に向かう気だ!なんとかして止めろー!」

 

うぉぉぉい!いきなり銃弾とかマジかよ!何考えてんの!いや、見た目がゼットンだからって撃つこたぁないでしょぉぉぉ!お兄さんの事怒らせちゃったね。見せてやるぜ!

 

 

    ゼットンバリヤー

 

これなら銃弾など効かぬわぁ!だけど動けないどうしよう...

 

なんやかんやで武装した人たちは交代しながら撃ち続けて五分くらい経過してから、無線で何かを聞いたのか、あっという間に撤退していった。

 

あれだけオレを撃っといてそれだけ?せめてなんか言ってくれよ。

 

さっきの人たちに文句でも言おうかとバリヤーを解除したらまた撃たれた。

 

痛っっっっったぁぁぁぁぁい!何だこれ!さっきの銃弾よりも痛いぞ!なんだよ今度は。

 

撃ってきた方を向くと、六人の女の子が立ってた。

 

あれ?ちょっと待って。あの娘たちってシンフォギアの娘たちじゃん。もしかして俺のこと狙ったの?俺が何かした?

 

先程の事を振り返ると、あった。見た目はゼットンだけどカラフル。

 

もしかしてカラフルな奴ってもしかして...ノイズ?じゃあ俺って...ヤバい奴?

 

よし、全力で抵抗して逃げよう(キリッ)

 

 

 

 



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勿論俺は抵抗するで

たった一日でハラガヘッタのお気に入り登録者数越してて驚いてる蝙蝠男です。

念の為言っておくと、主人公はハイパーゼットンです。まだ羽根?のない状態です。




シンフォギア装者とエンカウントしちゃいました。

 

たたかう←

 

ぼうぎょ

 

わざ

 

アイテム

 

にげる

 

全力で抵抗して逃げる。これしか生き延びる選択しかない。そうと決まれば早速やるz

 

「食らいやがれデスッ!」

 

いきなり鎌の刃が飛んできた。

 

危なっ!人がまだ喋ってる途中でしょうが!(心の中で)もう許さねぇからなぁ!

 

「待て暁!相手をよく見てから攻撃しろ!」

 

翼さんナイスゥ!お陰で心の準備は完了だ!

 

「それにしてもあのノイズ...今まで見てきたのとは姿が違う。ましてや鳴き声なんて...」

 

「何はともあれノイズならば放ってはおけん。いくぞ!」

 

翼さんとマリアさんが武器を構えながら走ってくる。

 

あ、すいません。やっぱ無理だ、怖いです。選択肢は逃げるに変更だ!

 

とりあえず走れー!地球狭しと駆け巡れー!ギ○ガマーン

 

心の中で何処ぞの星獣戦隊のOPを歌いながら逃げようとする。

 

「残念だけどココから先は通行止めだ!」

 

しかしクリスちゃんに回り込まれてしまった。こちらに銃口を向けるクリスちゃんに対して俺はひたすら走った。

 

撃てるもんなら撃ってみろー!

 

「食らえ!」

 

やっぱ撃つよねー!痛い痛い痛い!やっぱりガトリング相手に突っ込むとか駄目みたいっすね。こうなったら俺は抵抗するで。(逃げるのか戦うのかどっちかにしろ)

 

とりあえずクリスちゃんのガトリングガンを両手を突っ込んで壊した。

 

「ノイズがこんな事するとか嘘だろ!」

 

残念だけど中身は一般ピーポーのゼットンノイズなもんでしてね。知能は人間と同じだ!食らえお返しだ。

 

       35度の火球

 

なんで一兆度じゃないかって?そんなん撃ったら死んじゃうじゃん?しかも一兆度の火球って本当に撃ったら地球が蒸発するらしい。

 

其れはともかくクリスちゃんに火球は直撃した。

 

「クリスちゃん!」

 

響ちゃんの叫び声が聞こえる。仲間に火球が当たったんだからね、普通は心配するよね。

 

「熱っ...くない?」

 

そりゃそうでしょ。だって35度だよ?そこまで熱くはないでしょ?

 

「コイツ...アタシらを舐めてんのか?」

 

え?なんで怒ってるの?いや、本当のゼットンだったら殺す気で撃つだろうけど、俺中身は人間だからね?とりあえず落ち着こう?

 

「私たちの攻撃などこの火球の様にぬるいとでも言いたいのか?」

 

翼さぁぁぁぁぁぁぁぁん!なんて事言ってんだよ!そんな事言ったら...

 

「全員でいきましょう!」

 

お得意の拳法の構えをとる響ちゃん。

 

「そこまで私たちをコケにしたいのかしら?」

 

青筋立てて怒るマリアさん。

 

「ノイズだと思って侮ってたデス!本気でやるデス!」

 

殺る気満々の切歌ちゃん。

 

「一気にキメる」

 

鋸を回転させる調ちゃん。

 

あかんこれじゃ俺が死ぬぅ。うぉぉぉお!なんとかして生き延びるぞ俺ー!

 

「はあっ!」

 

響ちゃんのパンチを腕でそらしてさっきと同じ火球を撃って吹っ飛ばす。

 

そしてゼットンバリヤー!フハハハハハハハ!これで攻撃は全て聞かぬ!後はみなさんが諦めてくれるまで粘るだけ。そう!これは耐久レースだ。

 

「くっ、これでは攻撃が通用しない。どうすれば...」

 

どうだ!これなら何も出来ないだろう?

 

「いや、先輩。中々にイカすアイディアを思いついた。アタシに任せてくれ」

 

ほう?イカすアイディアとは一体何かな〜?

 

な~んて調子に乗ってたら、バリヤーの上から音が聞こえた。その音は何かにぶつかる様な音をたてながら、近づいてきた。

 

何だ?

 

落ちてきたのはクリスちゃんのミサイルだった。どうやらバリヤーの上の穴からミサイルを落としてきた様だ。

 

は?嘘やろ?ヤッベーイ!バリアかいじょぉぉぉぉ!

 

だけどタイミングは遅く、まともに爆発を受けてしまった。

 

アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャー!

 

何処ぞの若本マグマの変身音を叫びながらのた打ち回った。

 

だが、バリアを解除したお陰でシンフォギア装者巻き込めたので一石二鳥!今の内に逃げるぞ!

 

「くっ、逃げられたか...」

 

「とりあえず本部に戻りましょう!幸い反応は消えたみたいだから」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

逃げた直後のゼットンは東京湾に逃げ込んでいた。

 

あっ!この海、深い!ボボボボボボボ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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大爆発だー!だだっだ!

お気に入り登録の増える量が凄いよ。
因みにだけどスーパーカップのバニラ味にココアの粉かけると美味しいよね。(本人談)


前回の最後で溺れた俺は何とかして陸に上がった。シンフォギア装着者は追ってきてはいないみたいだ。

 

 

 

助かった〜あのままだと確実に殺られてたゾ。にしてもこれからどうしよう?このままだと狙われて速攻でkillされて終わりだ。なんとかしないと。家は...無理だな。不動産屋なんて行けば確実に騒がれるし触ったら灰になっちゃうし、俺が二度と立ち上がれなくなる。だけど不思議な事にお腹が減らないお蔭で食事の心配はない。だけどご飯が食べられないのが残念だ。食べたいものは沢山あったが、食べたいという欲求は湧いてこない。

 

 

 

取り敢えずここから離れるとするかな。ここにいたら一般の方々にご迷惑だ。

 

 

 

もう既に一般人に迷惑かけてるくせに何言ってんだこの宇宙恐竜(笑)は。

 

 

 

家は自分で作るしかない。小屋みたいなのでも住めればいいかな?出来ればシンフォギア装者には出会いたくないしな。せめて人間の姿になれればなぁ...

 

 

 

人外転生系の作品ならば人間の姿になれるのだろうが、出来なかった。

 

 

 

マジか...人間の姿になれないとは困ったなぁ。

 

 

 

とりあえず何か家の材料になりそうなものを探す。説明してなかったがいまいるのは森だ。木なら沢山あるから家は簡単に作れるだろ。そう言って辺りを探してみると手頃な大きさ木があったので腕を使って鋸の様に動かし、切断する。今だけはこのハイパーゼットンの腕に感謝だ。よいしょ、よいしょとかけ声を口にしながら木を切る。腕を鋸の代わりとして使ってるので結構疲れるし、痛い。そんな作業を続ける事1時間ようやく木を切り終えた。その後も木を切り続け3時間が経過し、ようやく家が完成した。家といっても掘っ立て小屋みたいな家と呼べる代物ではないのだが。

 

 

 

やっと完成だ〜。後は家具を作るだけだな。

 

 

 

先程みたいにまた木を切り始める。それからまた1時間程作業し、テーブルとイスとベッドを作る。腹は減らないが、何故か眠たくはなるのだ。さっきの戦闘と作業のせいか疲れて眠い。その後は何事もなく、ひたすら家具を作るだけの時間が過ぎていった。タイトルの意味はもうすぐ分かるから安心してほしい。

 

 

 

家具も完成したし、そろそろ寝るか。おやすみ〜。

 

 

 

今日はいきなりの事がたくさんで疲れ切っていたのか、あっという間に眠りについた。そして日が昇り、朝になった。ベッドから起きたゼットンは体を伸ばし、軽い運動をする。

 

 

 

今日はどうやって過ごそうかな?

 

 

 

な〜んて考えていると鼻(どこだよ?)がムズムズした。

 

 

 

ハァ、ハァ、ハァ、ぶぅぁっくしょい!

 

 

 

力んでしまったせいで大きなクシャミと共に火球が撃ち出された。

 

 

 

あっ...

 

 

 

撃ち出された火球は街の方へと飛んでいき、大きな爆発を起こし、さらに爆発が引き起こされた。

 

 

 

大爆発だー!ダダッダ!

 

 

頭の中で科学戦隊ダイ○マンのOPが流れ始めた。

 

 

   爆発オチなんてサイテー!




皆さんスーパーカップは何味派ですか?私はバニラ。


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覚醒!完全変態!

この小説息抜きのつもりで書いてたら他の書いてる小説よりも伸びが凄いからこっちを本格的にやろうかな?と思ってる蝙蝠男です。

因みに時系列は、シンフォギア装者がバルベルデに行く直前の話です。それと、この話が完結したら無印時代に転生した場合の話書こうかなと思ってます。


ウソダドンドコドーン!クシャミで火球出るとかおかしいだろ!にしてもやべぇよやべぇよ...このままだとまたあの娘たちと戦う事になるじゃん...前回はゼットンの能力に助けられたけど今度からは俺自身の力でも戦わなきゃいけないし...あぁぁぁぁぁぁぁぁぁもうやだぁぁぁぁぁ!

 

ここでゴネても仕方がないと思い、腰を上げる。

 

取り敢えず家をどうにかしないとな。確かバット星人を取り込むというか一体化するみたいな事が出来るからテーブルとベッドだけでもどうにかするか。

 

テーブルとベッドを顔に近づける。すると吸い込まれる様に身体の中に入った。この能力は結構便利だなーなんて思っていたが、この先どうしようかと考える。

 

絶対条件として人目につかない場所じゃなきゃ直ぐに見つかってTHE ENDだ。しかもこの世界にはアメリカ合衆国という最悪のお邪魔がいるからなぁ...アイツら俺の事絶対に戦力とかにしたがるだろうし、もし襲われたら少しばかり怖がらせるか。よし、とりあえずここから離れn

 

上からヘリコプターの飛んでる時の音が聞こえてきた。

 

マジかよ...嫌なタイミングで来たな。取り敢えずもちろん俺は抵抗するで。

 

ヘリコプターから降りてきたのは3人。翼さん、マリアさん、クリスちゃんだった。という事は残りの3人は怪我人の避難か救出かな?だけど本当に申し訳ないな。くしゃみであんな事が起こるなんて...

 

マリアさんが口を開いた。

 

「まさかすぐに街を攻撃出来るように近くのこの森に潜伏していたなんて...やはりこのノイズには知性があると見てもいいようね?」

 

おっ、待てぃ(江戸っ子風)俺は別に街を攻撃するつもりなんてないゾ?

 

「これ以上の被害を出さぬためにもここで倒すしかあるまい。いくぞ雪音!マリア!」

 

「ええ、いくわよ翼!」

 

「んなこたぁ分かってるよ。まずはこいつを食らいな!」

 

クリスちゃんがアームドギアのガトリングを放ってくる。

 

危ない危ない!自然はもう少し大事にしましょうよ!木がなくなったら光合成とかどうすんのよ!

 

前回の影響でゼットンバリヤーを使うのは出来るがそうした場合、確実に前回みたいにミサイル落とされてしまうのでバリヤーを中々使えずにいた。

 

それにしても厄介だな。やっぱり連携が凄いから攻めづらい。このままじゃジリ貧だ。

 

翼さんのアームドギアを腕で受け止め、鍔迫り合いが起きる。

 

「くっ、中々のパワーだな。それにシンフォギアの一撃を受けても炭化しないとは」

 

痛い痛い痛い!刀と腕で鍔迫り合いとかアホだろ!だけど死にたくないから我慢だ!うおりゃぁぁ!

 

アームドギアを上に弾き、隙がうまれる。そこに一撃加えようとすると...

 

「翼!」

 

横からマリアさんのパンチが顔の右側に直撃する。俺は木々をなぎ倒しながら吹っ飛ばされる。

 

やっぱ凄いな。シンフォギアの力って。

 

「翼、大丈夫?」  

 

「大丈夫だ。問題ない」

 

「怪我の心配も大事だけどよ、アイツまだピンピンしてやがるぜ。どうすんだよ先輩」

 

いや、全然ピンピンしてないからね?見た目は傷なんてないけどさ。シンフォギアから受けた攻撃で、オデノカラダハボドボドダ!

 

「どうする翼?このままだとこちらが先に倒れる事になる。そうすれば奴は恐らく街へ向かう筈。そうなれば...」

 

「分かってる。然しバルベルデに行く前にあまり消耗は控えたいな」

 

その言葉がゼットンに衝撃を与えた。

 

何?今バルベルデって言ったのか?それってつまりパヴァリア光明結社との戦いが繰り広げられという事。つまり!生でカリオストロさんを見れるというのか!ハハハハハハ!ならば尚更死ぬことは出来ない!生カリオストロさんを見れるまでは死ねるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

周囲に黒と紫色のオーラが発生する。

 

「何だよこのオーラ!いったい何がどうなってやがる!」

 

「奴から発せられる邪気だ。なんと...禍々しい...」

 

「これは尚更放っておけないわね。って翼!まだ何かあるみたいよ!」

 

ゼットンの背中から黄色い翼の様な鋭いナニカが生え、尻尾も生えた。

 

「まさか...今までは不完全な姿だったのか?ならば尚更ここで倒さなくては」

 

倒さなくていいから!バルベルデに行ってくれよ!こうなったらやるしかない。

 

ゼットンはそう判断し、攻撃を開始する。

 

先ずはクリスに狙いを定めた。

 

「狙いはアタシか、ならコイツを食らえ!」

 

クリスばアームドギアをミサイルに変えて発射するが、ゼットンの姿が消える。

 

「き、消えた!?」

 

「雪音!後ろだ!」

 

ゼットンは瞬間移動を使い、背後に移動していた。クリスが振り向いたと同時にクリスの首に手加減したラリアットを食らわせる。 

 

「がはっ!」

 

クリスの体は簡単に吹っ飛ばされる。次にマリアに狙いを定め、先程の様に瞬間移動で背後に移動しラリアットをきめる。喉にラリアットをヒットさせた影響で彼女ら一時的に歌えなくなった。

 

残った翼と対峙する。

 

「2人をあれ程まで容易く倒すとは...私一人では荷が重いか...」

 

翼は歌えなくなった2人に目を向ける。しかし、その行為がゼットンに攻めのタイミングを与えた。その隙にゼットンは

 

「しまった!何処へ...」

 

目の前におるじゃん。(瞬間移動)

 

翼にもラリアットを食らわせる。歌えなくなり、フォニックゲインが低下してシンフォギアの性能がダウンした。

 

翼はそれでも立ち上がろうとするが、体へのダメージは大きく立ち上がれなかった。

 

ゼットンは追撃はせずにその場を去る。このままバルベルデ共和国へ行ってくれと願い。

 

カリオストロさんに会いてぇ〜。あわよくば近づいてあの2つの巨大なお○ぱいをこの目に焼き付けたい...

 

今回の戦闘により、ゼットンは最大級の警戒が決定された。因みにだが、くしゃみによる死者はゼロで重軽傷者多数ですんだ。別に良い結果ではなかったが...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




カリオストロさんが一番好き。


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来ちゃったよ...

感想欄であったキャラが登場します。口調があってるか不安...

4話でお気に入り登録者143人って何が起きてるんだ...


うぃいいいいいいいいいいい↑っす!どうも、ゼットンで〜す!今宇宙にいま〜す。バルベルデ共和国に行く前に宇宙から地球を眺めてみようと思ってここに来ました〜。さーてとバルb「ゼェェエアァ!」あ痛ぁ!誰だよ!こんな事するの!

 

振り返ると、何処ぞのセブンの息子がいた。

 

「今度は何をするつもりだ!ゼットン!」

 

ウソ~ん...何でゼロさん来るんだよ...

 

ゼロの後ろからは空間が割れた様な穴が出来ていた。するともう二人のウルトラマンが穴から現れた。

 

「大丈夫かゼロ!」

 

「いきなりどうしたんだ?」 

 

「二人共気をつけろ!アイツがいるぞ!」

 

おいおい何でダイナとコスモスがいるんだよ...

 

「ア、アイツは俺たちが倒した筈だ。何でここにいる」

 

それは俺だって知りたいですよ...気がついたら転生?してハイパーゼットンノイズになってた俺の気持ちを考えてくれよ...

 

俺の(心の中)呟きがゼロに伝わるわけもなく飛び掛かってきた。正直言って逃げたいけど何処に逃げればいいってんだよチクショウ!カリオストロさんに出会うまで俺は絶対に死ねぬぅぅぅぅぅ!

 

ハイパーゼットンノイズ(笑)VSウルトラマンズのバトルが始まった。

 

「はあっ!」

 

コスモスはコロナモードへとモードチェンジして、攻撃を仕掛けてくる。パンチの威力が高く、痛い。もの凄く痛い。こちらも負けじと抵抗する。瞬間移動を繰り返し、攻撃を加えるが予測されてしまいカウンターの攻撃食らってしまう。

 

「ゼェアッ!」

 

後ろからはゼロがレオ直伝の格闘技を浴びせてくる。キックをまともに受けてしまい、怯んだところに連続パンチを受けて、吹っ飛ぶ。今度はダイナがミラクルモードで攻撃する。

 

防御させてくれよぉ!何も出来ないじゃん!出来るわけないけど少しはウルトラマンに攻撃食らわせられないのかよ!

 

一度ハイパーゼットンと戦っているので戦い方を知られているから攻撃も防御もさせてくれないという正にリンチ状態となっている。

 

さらにダイナがミラクルタイプになり、ウルトラマジックで3人に分身し、ハンドシューターを撃ってくる。

 

やめてくれよ...(絶望)

 

とどめをさすためにゼロたちはサーガに変身した。

 

作者ぁ!今回の描写下手すぎるゾ!どうにかしろ!何?前々から考えてた話じゃないから我慢しろ?ふざけんな(声だけ迫真!)

 

そんな言い争いをしているとサーガのアッパーがもろに顎に当たり、カチ上げられる。

 

いぎゃぁぁぁぁぁい!ちょっとウルトラマンさん!俺だってアンタたちが守らなきゃいけない地球人でしょ!

 

しかし、無情にもサーガのトドメのパンチが顔面に炸裂した。

 

あっ...駄目だ...意識が遠のいていく...せめて生のカリオストロさん...見たかったなぁ...

 

そしてハイパーゼットンの意識は途絶えた。

 

「今回のアイツなんか弱かったなぁ?」

 

「それで良いんじゃねぇか?前みたいに強かったら被害が尋常じゃなかったからな」

 

「それじゃあ、僕もそろそろ戻るよ。また何処かで」

 

「ああ、じゃあな」

 

こうしてウルトラマンは地球に迫る危機を救ったのだ。ありがとう!ウルトラマン!彼は地球を守るために、これからも戦い続ける。

                 THE END

 

 

 

 

 

 

ってなるかー!ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、夢か...

 

 

 

  

 

 

     夢オチなんてサイテー!




この後本編書きますね...


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逝クゾォォォォ!!ダ○ナモ感覚!ダ○ナモ感覚

ギャグ作品の伸びって凄いね。

ヒロインはカリオストロでいいよね?


嫌な夢を見てしまった...ゼロとダイナとコスモスにたこ殴りにされて最終的にはサーガの必殺技を食らって爆死する夢だった。何でこんな夢見なきゃいけないんだよ...せめてカリオストロさんと添い寝する夢がよかったなぁ。夢の中でいいからあのお○ぱいに挟まれたい。

 

朝からとんでもない事言うなこのゼットンは。感想欄で言われてますが、このゼットンはサーガに出てきた滅亡の邪神ことハイパーゼットンイマーゴのゼットンです。これで勝てるの?とか言われますが、全員でエクスドライブか黄金錬成した響ちゃんなら勝てます...多分。因みに主人公の声はゼットンとしか聞こえていない。

 

メタい話は置いといて、本編に移ろう。

 

もしかしてさっきの夢って正夢になるとか?宇宙行こうかと思ってたけど止めるか。

 

その頃宇宙では...

 

「ここっていったい何処の宇宙なんだ?」

 

「何かあったのかゼロ?」

 

「いや、何もないけどどこの宇宙か分からなくてな」

 

「二人共とりあえず落ち着いて、光の国に戻ってこの世界の事を報告しにいこう。怪獣の気配もないからこの宇宙は大丈夫みたいだ」

 

「ああ、分かった」

 

三人の光の戦士が来ていたが、光の国へと直ぐに帰った。もし宇宙に行ってたら恐らくTHE ENDだっただろう。

 

飛んでくか。嫌な夢を見たし宇宙に行ったら何か起こるのかもしれないからな。もしかして予知夢ってやつか。

 

ゼットンは家から出ると、家を解体し部品へと戻した。それを吸収して体内に収納した。どんな物でも収納できる便利なゼットンだ。

 

さてと、行くか!だけどバルベルデ共和国ってどっちの方向に行けばいいんだっけ?まっ、海の方に行けばいいか!シュワッ!

 

怪獣なのにウルトラマンの声で飛んでいった。

 

アハハハハハ!やべー速い〜。風が気持ちいい〜。サイコー!

 

はしゃいではいるがこのゼットン。只今自衛隊のレーダーにガッツリ引っかかっており、偵察機が向かっていた。しかし、余りの速さに追いつけずやむなく帰還した。更にはこのゼットンは方向を間違えており、バルベルデ共和国ではなくアメリカへと向かっていた。

 

それにしてもまだかな〜。早くカリオストロさんに会いたいな〜。ん?おっ!陸地が見えてきたぞ!遂にとうちゃ〜〜く!

 

いよいよバルベルデ共和国に辿り着いたと思ったらそこは...

 

はい?ここどこ?

 

アメリカだった...

 

やべっ、間違えた!お騒がせしましたー!

 

飛んでいったのはいいのだが全力の速さで飛んでいってしまったため凄まじい風圧が発生し、ガラスを破壊し露店を吹き飛ばし、街中のビラやポスターが舞い上がった。けが人も大量に出たためこの後ゼットンはアメリカでも騒がれ、S.O.N.Gからの情報により国連から最大レベルでの警戒がされる事になった。

 

バルベルデ共和国ってマジでどっちだ?適当に行ってみるか。

 

この後適当に向かったところ運良くバルベルデを見つけられた。因みにS.O.N.Gが到着する前。

 

今度こそ、とうちゃ〜く!トウッ!

 

着地すると周囲に衝撃波が発生し、バルベルデの兵士が吹っ飛んだ。

 

さあ、カリオストロさーん!貴女に会いにこのゼットンがバルベルデにやって来ましたー!逝クゾォォォォ!ダ○ナモ感覚!ダ○ナモ感覚!

 

変態の邪神がバルベルデに舞い降りた。バルベルデの兵士よ...ご武運を...

 

 




S.O.N.Gにまた誤解されるな...


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S.O.N.Gから見たゼットン

S.O.N.G視点を書いてないな〜と思って。


マリア・カデンツァヴナ・イヴからパヴァリア光明結社の存在とパルベルデ共和国でアルカ・ノイズが軍事転用されている事を聞かされ、バルベルデ共和国へと向かう準備をしていた。そんな中、警報のアラームが突然鳴り響いた。

 

S.O.N.Gのオペレーターたちはすぐさま仕事モードへと変わり、計測を始める。

 

「この反応は...」

 

オペレーターの藤尭 朔也が最初に気づいた。

 

「藤尭!この反応はいったい何だ!」

 

「ノ、ノイズです!ノイズの反応が検知されました!」

 

「ノイズ...だとぉ...!」

 

S.O.N.Gの面々は驚きを隠せなかった。ノイズはフロンティア事変にてネフェリムごと焼却され、ノイズは出現しなくなった筈だからだ。

 

「現地の映像が出ます!」

 

現地の映像が映し出された。その映像はさらにS.O.N.Gの面々に衝撃を与えた。

 

「あれってまさか...」

 

「ネフェリム...!」

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴは顔を憎ましげに歪める。ネフェリムのせいで妹を失っており、一種の仇の様に思っていたからである。

 

「いえ、あのノイズからはアウフヴァッヘン反応は検知できません」

 

「何?ならばあのノイズはいったい...」

 

その疑問にS.O.N.Gに所属しているホムンクルスであるエルフナインが答える。

 

「僕が見てきた見てきた資料から予想でしかないのですが...」

 

「それでもいい。それがきっかけで何か分かるかも知れんからな」

 

「はい。僕の予想は2つあります。一つはネフェリムの爆発から偶然生き延びたノイズがネフェリムと何らかの形で融合。2つ目はパヴァリア光明結社が送り込んだ刺客かと思われます」

 

「うーむ。こればかりはどちらかは分からんな。先ずはこのノイズをどうにかせねばならん。全員出撃!」

 

「「「「「「了解!」」」」」」

 

戦闘後

 

「くっ、申し訳ありません司令。取り逃がしてしまいました」

 

「いや、あのノイズの強さを見誤っていた俺たちの落ち度だ。だがあのノイズの強さは通常よりも遥かに手強かったな」

 

「しかしオッサン。どうすんだよこれから?」

 

「あのノイズには最大級の警戒はする。しかしバルベルデには行かねばならん」

 

次の日

 

S.O.N.Gの本拠地である潜水艦にまたもや警報が鳴り響いた。

 

「何が起きたぁ!」

 

「街で爆発が起きてます!恐らく昨日のノイズが発射したものと同一のものだと思われます」

 

「まさかこのタイミングで街を攻撃するとは...」

 

「響くんと切歌くん、調くんは住民の救助を頼む!翼とマリアくん、クリスくんは例のノイズの迎撃だ!」  

 

「「「「「「了解!」」」」」」

 

戦闘中の潜水艦

 

「ノイズから高出力のエネルギーを検知!」

 

「なんだとぉ!」

 

「この出力...絶唱どころかXDを超えるエネルギー量です!」

 

その時対峙していた翼たちとゼットンにはわからなかっ

たが、ゼットンが(カリオストロに会いたくて)覚醒するまでの数秒間、世界が闇に包まれた。そして世界に存在する全ての生命が、自らの死を錯覚した。

 

 

「っ!何なんだ今のは!」

 

司令官である風鳴 弦十郎はそのイメージを見てもなお姿勢を崩さずに立っていた。しかし司令以外の人間はそのイメージを見てオペレーターや救助に向かっていた装者たちは膝をついた。

 

「な、何が起きたの...」

 

「今私たち...死んだん...デスか?」

 

「だ、大丈夫。だから生きるのを諦めちゃダメだよ!」

 

なんとか立ち直し、救助に向かう。

 

それは錬金術師たちも例外ではなかった。

 

「ねぇ、いまの何かしらサンジェルマン?」

 

「わからないわ。ただ、私たちに死のイメージを見せた何者かが何処かにいるわ」

 

「これからどうするワケだ?」

 

「関係ないわ。私たちは目的を達成する。ただそれだけよ」

 

 

勘違い系邪神

 

 

 



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変態邪神降臨!

カリオストロLOVEな変態邪神ハイパーゼットンイマーゴがバルベルデに舞い降りた。何が起こるのやら...


カリオストロさーん!あなたに会いに来ましたぜー!

 

テンションMAXなハイパーゼットン。到着したのはいいがバルベルデの兵士に見つかった。

 

「な、何だあのノイズは!」

 

「こんなノイズがいるなんて聞かされてないぞ!」

 

「おい!こっちに来るぞ!撃て撃て撃てー!撃ちまくれー!でなきゃこっちが殺られちまう!」

 

うおぉぉぉ!退け退け退っけー退っけー退っけー!

 

「うわあぁぁぁぁぁ!来るな!来るなー!」

 

ちょ、痛い痛い!アンタらに用はないんだよ!だから退いてくれってば!

 

「こうなったら...」

 

一人の兵士が走り出した。

 

おっ?逃げてくれた?よしよし、これで楽にな...

 

「銃が効かないなら戦車で!」

 

うおぉぉぉぉい!戦車はダメだよ!戦車は!当たったらヤバいでしょ!

 

「当たれぇ!」

 

危なっ!ゼットンバリヤー!

 

流石ゼットンバリヤー。戦車の砲弾を受けても全く傷つかないスグレモノである。因みにだがスグレモノという言葉は死語らしい。

 

「嘘だ!砲弾を受けて無傷なんて...」

 

「逃げろ逃げろー!」

 

その場にはアルカ・ノイズだけが残された。他の場所でも仲間の連絡を受けて、他の兵士も同様に逃げ出した。

 

ノイズしかいない...あ〜、君たちって喋れる?って俺は何を言ってんだよ。ノイズ化喋るわけn

 

(何の用だ?我が同胞よ)

 

wow!ノイズが喋った!

 

(失礼な!人間たちには聞こえていないだけだ!)

 

はえ〜、スッゴイ(棒)

 

(それで?いったい何の用だ?)

 

君たちの主人に会いたいんだけど...特に青髪のボンキュッボンなお姉ちゃん。

 

(自分たちを作った者の顔なんて知らんからな。申し訳ないが答えられん)

 

じゃあさ、見かけたら教えてくれない?

 

(ああ、分かった)

 

よし、じゃあ俺はこの辺で...

 

とアルカ・ノイズたちとサヨナラしようとしたらミサイルが飛んできた。

 

ぬおっ!緊急回避ー!

 

(何が起きてギャァァァァァ!)

 

あー!ノイズさーん!

 

(嫌だ!死にたくなーい!死にたくなーい!)

 

飛んできたミサイルによってあっという間にノイズたちは赤い塵へと変わった。

 

まさか?

 

後ろを振り向くと...

 

「どうします?翼さん!」

 

「出会ってしまったものは仕方がない。迎撃するぞ!」

 

「あの時のお返しを食らわしてやる!」

 

なんでこうなった...

 

「はあっ!」

 

響ちゃんと正面から殴り合う。響ちゃんは中国拳法で対応するけど俺は、ゼットンのパワーでただ殴るだけの攻撃しか出来てない。この攻撃聞いてるのか?

 

(ぐっ、このノイズの攻撃、凄く重い。一撃の鋭さが違い過ぎる!)

 

「はあぁぁぁぁ!」

 

さらにスパートを上げてくる響ちゃん。どんだけスタミナあるんだよこの娘。俺も負けじとスピードを上げる。

 

殴り合ってる最中、後ろから翼さんがアームドギアを振り下ろしてくる。

 

「はっ!」

 

アームドギアを伸縮自在の尻尾と翼で相手取る。結構神経使うから疲れる。

 

(背中を向けているのに戦えるだと!やはりこのノイズは危険過ぎる!こうなったらイグナイトを使うしかないか...)

 

「立花!雪音!イグナイトモジュールだ!」

 

「分かりました!」

 

 

お?まさかイグナイトを使う気?

 

「「「イグナイトモジュール!抜剣!」」」

 

おぉ!やっぱり格好いいなぁ〜イグナイト。

 

だが...

 

「うぁぁぁぁっ!」

 

突然響たちが苦しみ、倒れた。

 

え?何?何が起きたの!

 

ゼットンは気付いていなかった。ハイパーゼットンイマーゴはその成長のために怪獣や人間の絶望や恐怖心などを喰らって成長した事を。そのため、怪獣の怨念や人間の負の感情がゼットンの体には蓄積されている。それがイグナイトモジュールに影響を与えた。

 

しゃーない。別の場所行くか。

 

イグナイトモジュールが見れず残念だったがまた次の機会にするかと考え、カリオストロ探しを続行するために飛び上がった。

 

「く、また情けをかけられたか...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

飛び去った後、ゼットンは巨大な戦艦と対峙していた。

 

あ、これ一話で響ちゃんがぶっ壊したやつだ。変わりに壊しとくか。

 

ゼットンは瞬間移動を使い、操舵室へと移動する。移動すると、男がいた。男は取り乱し、脱出ハッチから逃げ出した。

 

おっし、逃げだしてくれたなら後はコレを一気にやるか。

 

ゼットンは瞬間移動で空中に移動し、火球を放つ。

 

 

 

     5000度の火球

 

その火球は戦艦を蒸発させた。この行為がまた更にゼットンの危険度を上げたというのに、本人は呑気にカリオストロを探し回っていた。




ゼットンの体に蓄積されてる怨念とかってありそうだよね?


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いたぞぉぉぉぉぉ!いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

改めてAXZ見ると思うんですよ。やっぱり僕は米国政府の事が嫌いだなって。最初はゼットンに米国政府滅ぼさせようと思ったけどカリオストロさんとの絡みがなくなるからやめた。

ふとバラルの呪詛ってどうやったら解除されるのかな?と考えたら未来ちゃんが神獣鏡の装者になって絶唱して解除されるのでは?と思い付きました。理由は2つあり、1つは神獣鏡は魔を払う効果があり、響ちゃんの呪詛も一解除されたから。2つ目は絶唱の歌詞にはバラルとフィーネ、さらにはzizzlも入ってるので多分そうかと思われます。ミクちゃんの聖唱にもzizzlが入っているので多分こんな展開になるんじゃね?と思いました。もし宜しければ、皆さまの意見をお聞かせください。

前書きが長くなっちゃいましたね。それでは本編をどうぞお楽しみください。




シンフォギア装者がパヴァリア三人組に出会う前にカリオストロと会うために、さっきから探してるけど全く見つからなかった。

 

夜まで待つか...

 

ゼットンは顔から解体した家とベットを取り出した。それから家を建て直した。日本に建てた家に比べれば小さいがベットは入るので問題はない。

 

おやすみなさ〜い。グ〜、グ〜。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

起きてたら夜になってた。

 

よし!夜になったぞ!カリオストロさーん!今行くぜー!

 

深夜テンションでさらにヤベ〜イ状態になったゼットン。今夜のカリオストロとの出会いに胸を膨らませ、飛び立った。

 

あれ?どっち行けばいいんだ?

 

しかしこのゼットン。方向音痴なのかは知らぬが行くべき方角が分からず、動きが止まった。

 

アニメで場所は知ってるけどここからどっちなのか知らねぇぞ?どうしよ?この前みたいに適当に行くか。

 

アメリカみたいな事が起こるだろうと思った画面の前のユーザーたちよ、安心してほしい。今回は大丈夫。

 

方向間違えてたまま飛んでたらシャレになんないから今回はゆっくり行くしかないな。あ〜早く会いたい。

 

それから5分程飛んでいると、森の中を走る1台の車を見つけた。

 

あれって確か...ステファン君を運ぶための車だったよな。じゃあカリオストロさんは...あっちか。

 

車とは逆の方向へと向かう。

 

逝クゾォォォォォ!ダ○ナモ感覚!ダ○ナモ感覚!

 

飛んでいると、巨大な竜の様な怪物がいた。その後ろには3人の女性がいた。その中にはゼットンが探していた。青い髪をした巨乳の女性、カリオストロもいた。

 

 

 

いたぞぉぉぉぉぉ!いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

 

ゼットンはカリオストロを見た瞬間、さらにテンションが上がりサイコー!な状態になった。ゼットンはカリオストロに近付こうとスピードをあげた。

 

カリオストロさーーーブヘェ!

 

しかし近づいた瞬間、ヨナルデパストーリに吹っ飛ばされた。マリアはその瞬間を目撃し、驚いた。

 

「あれはゼットン!あれはあなた達の作ったノイズではないというの⁉」

 

「あんなノイズを作った覚えなどないワケダ」

 

「だがあのノイズ、あなたの方に向かおうとしていたわよ。カリオストロ」

 

「あーしが狙い?局長が送り込んだのかしら?」

 

「いや、それはないワケダ。お前が死ねば計画も失敗するワケダ」

 

「その隙が命取りデス!」

 

切歌が飛ばした刃がカリオストロの顔を掠める。

 

「あッ!?痛〜〜〜いッ!顔に傷ッ!?やだもう〜〜〜ッ!」

 

「今のうちよ!撤退するわよ!」

 

調が友里を、切歌が藤尭を抱えて撤退する。

 

「逃げられたがどうするワケダ?」

 

「神の力は確認できたわ。今はそれで十分よ」

 

「それは分かったけど顔につけられた傷のお返しはいつかしなくちゃね」

 

「そういえばさっきのノイズはいったい何だったのかしら?私たちが作り出したアルカ・ノイズとも違っていたわ」

 

「カリオストロに向かっていたのならお前に気があるかもしれないワケダ」

 

「それはそれで気になるわね〜。また会えたら聞いてみようかしら?」

 

その頃飛ばされたゼットンは...

 

 

うおぉぉぉ!抜けろー!抜けてくれー!

 

頭の角が木に突き刺さっていて抜けずに困っていた。

 

こうなったらやるしかないか。

 

ゼットンは足元に向けて火球を放った。爆発が起き、ゼットンはまた吹っ飛んだ。

 

カリオストロさんとお話出来なかったよチクショウ!!仕方がない。次は空港でアタックするしかない。にしても暑いな。なんかあったの...か

 

後ろを振り向くと周りの木が燃えていた。先程の火球のせいだった。

 

ちょちょちょ!ヤバイヤバイどうしよう!誰かー!誰か消防車をプリーズ!

 

その後に、火は消し止められたが森の4割が焼失した。しかしゼットンの仕業だとは気づかれていない。どっちにしてもまたやらかしちゃったよコイツ。

 

 

 

 

 



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仲間入り

ゼットンがパヴァリア光明結社に本格的に仲間入りします。


空港に行くか。そこで今度こそサンジェルマンさんたちに仲間入りしてカリオストロさんとお話しせねば...そして、

 

   アダムをつぶす

 

 

 

俺は三木○一郎のボイスは好きだが、アダムは好きになれなかった。アニメ本編でプレラーティかカリオストロのどちらかを生贄に捧げるというセリフを聞いた時は殺意が湧いた。だけど前世は一般人でしかなかった俺では無理だ。しかしだ。今の俺は違う。ゼットンだ。ただのゼットンではなく、ハイパーゼットンだ。これならアイツを叩きのめせる。こんなんじゃゼットンの力に酔って調子に乗ってると言われるだろう。だがそれでもいい。なんと言われようとも俺にはどうでもいい。推しの命を守れずしてファンを名乗るなどと烏滸がましい。何度でも言ってやる!俺はカリオストロさんが大好きだ。あの人の死ぬ瞬間、俺は泣いた。そして怒りを抱いた。アダムに、米国政府に、だから俺のやる事はただのエゴだ。ガキの癇癪だ。それでもだ。守りたい人を守る。だから俺は!世界の敵になってやる!正義も!許しも!何も要らない!俺は!自分のエゴを穿く!そのためだったら俺は!

 

 

本当の怪獣にだって、死を齎す神にだって、滅亡の邪神にだってなってやる!

 

なんか長く喋っちゃいましたね。この主人公は遂に人類の敵になります。ギャグはあるけどシリアスもあるよ。因みにカリオストロの死亡シーン両方で作者は泣いた。その直後のアダムにマジで殺意が湧きました。

 

取り敢えず、空港に向かうか。

 

ゼットンは飛び立った。僅かだが、体に邪悪なオーラを纏いながら。

 

空港では既に戦闘が繰り広げられていた。俺はマリアさんとカリオストロさんの間に転移する。マリアさんもカリオストロさんも驚いていた。

 

 

「あら?あなたってさっきのノイズじゃない。あーしに何か御用でもあるのかしら?」

 

「く!まさかココまでついて来るなんて...」

 

少し心苦しいがマリアさんに攻撃を仕掛ける。

 

ここは任せてください。あなたは下がって。

 

カリオストロさんの顔を見る。カリオストロさんは察してくれた様だ。

 

「そう。ならあなたに任せるわ。お話は後でにしましょ」

 

「パヴァリア光明結社の仲間になるつもりなの!?こうなったら意地でもあなたを倒さなければならなくなったわね!はあぁぁ!」

 

マリアさんは短剣状態のアームドギアで斬り掛かってくるが、瞬間移動で後ろに回り込む。

 

「しまっ...うあぁぁ!」

 

背中に拳を叩き込む。攻撃を受けたのにダメージなど気にせず後ろを斬りつけるが腕で短剣を反らし、カウンターパンチを当てる。

 

「はあ、はあ。このままだとジリ貧だわ。どうすれば...」

 

体力がなくなってきたマリアさんはそれでも斬り掛かってくる。それに対し俺は、翅、尻尾で弾く。疲れで動きが鈍くなった瞬間、胸から火球を拡散で撃ち出した。

 

「うあぁァァ!」

 

吹っ飛ばしたマリアさんは地面にぶつかる直前で切歌ちゃんと調ちゃんがキャッチしたみたいだ。まあこれぐらいで十分か。カリオストロさんたちの元へ行こうとすると俺を吹っ飛ばしたヨナルデパストーリが姿を表した。

 

マリアさんたちに攻撃を仕掛けようとすると響ちゃんが飛んできて、ヨナルデパストーリを穿いた。

 

神殺しというのは恐ろしいな。アレを喰らえばゼットンでも死ぬんじゃないかと思ってしまう程だ。

 

カリオストロさんを探すと、近くの鉄塔の上に立っていた。

 

「まさか本当にやってくれるなんてね」

 

「ノイズに明確な意志があるとは驚いたワケダ。どうする?カリオストロ?」

 

「なんかあーしたちの仲間になりたいみたいだし、サンジェルマンに紹介するわ。とりあえず、これから宜しくねゼットンちゃん」

 

「ゼットン?それはコイツの名前というワケか?」

 

「勿論♪このノイズの鳴き声を聞くとそうやって聞こえるもの」

 

「そうか。それではサンジェルマンの元へコイツを連れて行くワケダ」

 

「それじゃあ、レッツゴー♪」

 

カリオストロさんが転移結晶を砕くと、足元に紋章が浮かび上がり景色が変わる。

 

 




今回はこんな感じです。戦闘描写って難しいな。


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ウザい人形

タイトルはアレですが健全です。この作品はギャグなのでバトル中でもギャグやります。アダムにはとあるネタを使ってボコします。そのネタが分かった人は感想にでも書いてください。

誰か9話の前書きの考察について1言でもいいのでください。何も触れられなくて少しショック...


カリオストロさんたちと転移して拠点のホテルに案内された。

 

「今サンジェルマンを呼んでくる。少し待ってるワケダ」

 

さて、適当に座って待つか。ヨイショと。

 

置かれていたアンティークの椅子に座る。座り心地は結構良かった。少し待つとティキの話し声が聞こえてきた。どうやらアダムと電話で話しているみたいだ。するとサンジェルマンさんがアダムに俺の事を喋っているのが聞こえた。

 

「局長。先日バルベルデで新たな同士を加えました」

 

「同士?錬金術師なのかい?それは」

 

「いえ、人間ではありません。ノイズです」

 

「面白そうだね。それは。是非とも会ってみたいものだね」

 

アダムはどうやら俺に興味を持ったみたいだ。アイツが俺に命令でもしてカリオストロさんたちの負担を減らせればいいのだが...

 

「ねぇねぇ!あなたがカリオストロが連れてきたノイズなの?」

 

これからの事を考えているとオートスコアラーのティキが俺に気がつき、話しかけてきた。アダムがかしましいだの何だの言ってたけど本当にコイツはうるさい。適当に返事しとくか。

 

ああそうだよ。君たちの新しい仲間だよ。

 

「やっぱり何言ってるのか分からない。ゼットンしか言えないなんて不便なノイズね!」

 

コイツ...俺を道具かナニカと勘違いしてんじゃないのか?俺はノイズだ!道具じゃない!って言おうとしたけどノイズって昔の人が殺し合うために作った道具だしハイパーゼットンもバット星人が作った兵器だってのを思い出して凹んだ。

 

にしてもなぁ。やっぱり喋れないなんて不便だよなぁ。どうやってお話するかなぁ。あ、そうだ。

 

俺は席を立ち上がり、近くにあったインクと紙を持つ。するとサンジェルマンさんが近づいてきた。

 

「あなたがゼットンね。プレラーティが言っていた明確な意志を持ったノイズ」

 

中身はカリオストロさんLOVEな一般ピーポーなんですけどね〜。

 

「しかし喋れないのは不便ね。これからどうするつもり?このままでは作戦に支障をきたすわ」

 

俺は持っていたインクに翅を伸ばしてつける。インクがついた翅で文字を書く。

 

大丈夫!これなら話せるよ!これから宜しく!

 

 

「そう、なら問題ないわね。これから宜しく頼む事になりそうね」

 

俺たちが話してるうちにカリオストロさんとプレラーティは翼さんとマリアさんの乗っている飛行機を襲撃に行ったようだ。俺もついていくか。

 

「あれ?どこに行くの?もしかしてカリオストロたちのお手伝い?」

 

無視。コイツといちいち会話するのダルいし無視!

 

瞬間移動でほいっと。ハロハローカリオストロさん。

 

「手伝いに来たというワケか。それじゃあ出迎えの派手な花火を打ち上げてほしいワケだ」

 

つーことはマリアさんと翼さんの乗ってる飛行機を撃てって事か。そんじゃあ、ファイア!

 

胸から火球を放つ。飛行機が爆発しない程度に威力は抑える。見事に命中した。飛行機からマリアさんが飛び降りる。

 

その後に翼さんも続いて飛び降りる。アルカ・ノイズを捌きつつ、マリアさんをキャッチして着水した。シンフォギア使ってるとはいえよくあの高さからの衝撃に耐えられるな。流石OTONAの血筋でSAKIMORIだな。それにしてもココアが飲みたい。

 

「流石にしぶといワケダ」

 

「それじゃ帰りましょ。ゼットンちゃんとお話してみたいしね」

 

俺たちは拠点に転移した。

 

その夜

 

俺は今料理をしていた。カリオストロさんが新しい仲間への歓迎だと言っていた。だけどだ...

 

俺の尻尾はマシュマロ焼き機じゃないんだよ(泣)

 

尻尾の棘にマシュマロを突き刺して、錬金術で炎を出して何故かマシュマロを焼かされていた。だけどみんな楽しそうだから全てオッケー!

 

そしてだ。俺にはちょっとした作戦がある。これが成功すれば俺はカリオストロさんたちに触れる事も可能になり、動きやすくなる。そのためにもアダムの黄金錬成は成功させなきゃいけない。賭けになるだろうがやる価値はある。

 

さて、カリオストロさんをお助けしましょうか。

 

 

推しのために世界の敵になるファンの鑑。

 

 

 

 

 

 




主人公はカリオストロさんを助けるために人の命を奪う事はあります。ゼットンの肉体なので少しばかり怪獣としての精神と心を持ってるので。だけど大半は人間だけらね。



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怪獣らしくぶち壊そう。

テスト週間なので中々投稿できなかった。

何故主人公がS.O.N.Gからゼットンと呼ばれるのは特殊なノイズなので何か呼び名をつけたほうがいいのではと考えた結果、鳴き声がゼットンなのでゼットンになりました。

主人公はテンションが高いと無意識にオーラが放出され、イグナイトに影響をあたえます。ですので通常時はイグナイトに影響はありません。


歓迎会を終えた俺たちは街に向かおうとしていた。確か街で亜空間に響ちゃんたちを閉じ込めてイグナイトの合体技で脱出するってやつだったな。さてと、俺も行きますか。

 

「あなたにはやってもらいたい事があるわ。頼めるかしら?」

 

やってもらいたい事?それっていったい何ですか?

 

「それは向こうに到着してから説明するわ」

 

やってもらいたい事か...

 

いったい何なのかと考えているとあっという間に街についた。

 

「あなたにはシンフォギア装者を誘き出す役割をやってもらうわ。やり方はあなたの自由で構わないわ」

 

「こちらとしても消耗品とはいえアルカ・ノイズを大量に消費するのは得策ではないワケダからな。頼んだというワケダ」

 

「そういう事だから、仲間になって早々だけど任せたわよゼットンちゃん」

 

カリオストロさんに頼まれたとなれば手を抜くわけにはいかねぇなあ!やったるぜ!だけどどうやって誘き出そうかな?う〜ん、あっ、そうだ!やっぱ怪獣といえば...街を派手にぶち壊す!やっぱ怪獣といえばこれだな〜。よ〜し、早速ひと暴れしますか。

 

ゼットンは巨大化し、街を攻撃し始めた。

 

ピポポポポポ。ゼットォン。

 

腕でビルを薙ぎ倒し、伸縮自在の翅と尻尾でビルを切断し、火球で住宅街を爆破する。今度は上空に飛び上がり、拡散型の火球を放つ。

 

ははははは!人間共よ!恐怖しろ!絶望しろ!それこそが我の望むものだ!

 

完全に悪役ロールにハマってしまったゼットン。だけど中身はカリオストロLOVEな一般ピーポーである。

 

S.O.N.G視点

 

「ゼットンが街に出現しました!通常時より巨大です!」

 

「我々を誘い出そうというのか...」

 

シンフォギア装者を出動させるのは簡単だ。しかしだ、ゼットンの戦闘能力は高く、今までの戦闘は戦闘とは言えず寧ろ、軽くあしらわれたと思っている。

 

「たとえ罠であろうとも、防人たる私は奴の元へ向かいます」

 

「私も行きます!あそこに誰かがいたら助けなくちゃいけません!」

 

「分かった...では翼、響くん、クリスくん。何としてでもゼットンを止めてくれ!」

 

「「「了解!」」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

こんくらい暴れりゃそろそろ来るかな〜?ん?

 

ヘリコプターが飛んで来た。

 

お〜やっと来たか。

 

俺は体をいつものサイズに戻し、離れる。

 

「おい!待ちやがれ!」

 

クリスちゃんはアームドギアを展開しガトリングを撃ってくる。だがここで問題が発生した。ゼットンバリヤーを出してガードしようと思ったが、何故か体が動かなくなった。

 

Why!?いったい何が起きてんの!?というかガトリングが痛い痛い!

 

よく見ると、足元に短剣が刺さっていた。

 

あっ...(察し)影縫いじゃん。

 

「動けなくなった今が好機!一気に畳み掛けるぞ!」

 

な~んてな!瞬間移動でエスケープ!あとは任せるぜ、サンジェルマンさん。

 

その後はカリオストロさんに短剣を抜いてもらった。原作と対して変わった事もなく、ティキがはしゃいでウザかった。

 

ただ、3人から褒められたのは嬉しかった。

 

「良くやってくれたわ。次もこの調子で頼むわよ」

 

「中々の暴れっぷりだったワケダ」

 

「よく頑張ったわね。良い子良い子♪」

 

カリオストロさんに褒められたときは危うく昇天しかけたよ。次は確かアダムの下半身抜剣か。見たくねぇ...

 

そういえば読者のみんなからアダムの股間は焼く?それとも蹴り飛ばす?どっちがいいかな?

 

 

 



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全裸抜剣

ゼットンが強化されます。

テスト期間だけど土日の勉強の合間に書きます。連続で投稿します。


今日は少し憂鬱だ。あのアダムがとうとう日本に来る。しかも黄金錬成でサンジェルマンさんたちごと焼き払おうとするんだよな。さっさとあいつの股間を焼いて蹴り飛ばすか。取り敢えず黄金錬成はどうにか出来る。もし利用できれば俺はさらに強くなることができるかもしれない。もし、もしそうなればカストディアン戻る殺せるかもしれない。そのためにだ。利用させてもらうぞ?アダム。まずは何時もみたいにカリオストロについてくか。

 

え〜っとカリオストロさんは何処かな〜?

 

「カリオストロを探しているワケカ?」

 

そうなんですけど、カリオストロさんの居場所知りません?

 

「お前はカリオストロにベッタリなワケダな」

 

そりゃあカリオストロさんLOVE!ですからね。で、カリオストロさんは何処です?

 

「アイツなら出かけたワケダ。直接触れて組み敷きたいなどと言っていたワケダ」

 

マジか...それなら適当に暇つぶしでもして待つか。

 

「そういえばアダムが近々こっちに来ると連絡が入った。アダムはお前に興味を持っているからこれから大変になるワケダな」

 

俺に興味ねぇ...にしてもなんとかして手は出さないようにしないとな。ま、黄金錬成のお返しに一発蹴りでもいれるか。

 

「それで、どうするワケダ?サンジェルマンは今ファウストローブの最終調整をしているから手が離せないワケダ」

 

じゃあ暇つぶしにチェスでもしませんか?

 

「いいだろう。相手してやるワケダ」

 

それから夜になり、俺たちは風鳴機関を襲撃した。因みにチェスのは一度も勝てずにボロ負けした。やっぱり年の差には勝てないなと書いたら思い切り足を踏まれた。痛い。

 

サンジェルマンさんたちが響ちゃん相手している間に俺が風鳴機関を攻撃する。

 

翅と尻尾を伸ばして壁を破壊し、火球を破壊した箇所に撃ち込み、中から爆破させる。瞬間移動を連続使用し、ランダムで火球を放ち、被害を増やす。恐らく何人かは死ぬだろう。それでも躊躇わない。非情だと罵られようが構わない。俺はカリオストロさんたちを助けられるなら何人でも殺してやるさ。

 

 

施設をある程度破壊し、外に出ると響ちゃんたちは倒れていた。ファウストローブの効果でイグナイトが強制解除されたようだ。ということは、そろそろ来るか。 

 

と思いだした直後に強い光が見えた。上空にアダムが浮かんでおり、手からは黄金錬成の光が見えた。

 

すげーキレ〜だなあの光。

 

その光を見たカリオストロさんたちは既に転移して避難は完了していた。アダムは全裸になり、黄金錬成を放った。

 

後は賭けに勝てるか負けるかの一発勝負!撃ってこぉぉぉぉぉい!

 

俺の叫び声は聞こえていないだろうが、アダムは黄金錬成を放つ。俺は黄金錬成のエネルギーをゼロ、ダイナ、コスモスの光線と同じように吸収する。

 

キタキタキタキタキタキター!南無さんパワー!

 

正確に言うと黄金錬成の錬成するエネルギーを吸収し、俺は

 

 

     生身の肉体を錬成する

 

これが俺の目的。かなりの負担が体にかかるが、成功するならお釣りがくるレベルだ。

  

 

 

 

さあ!見るがいい!これが!真の!ハイパーゼットンだぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 

 

 

あはははははははは!これで!これで!カリオストロさんとも触れ合えるぜぇぇぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

  変態の邪神、降臨する



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ちょっとしたお話

アダムと主人公の初対面です。というかアダムの説明回です。


ハイパーゼットンの肉体を錬成した俺は、サンジェルマンさんたちのいる拠点に瞬間移動で帰った。

 

「おかえりなさ〜いってどうしたのゼットンちゃん?体がノイズじゃなくなっちゃってるけど」

 

アダムの黄金錬成を吸収して肉体を錬成しました。

 

「そうだったのね。だけど心配してたのよ?局長の黄金錬成に巻き込まれたと思ってたわ」

 

それに関してはすいません。今度からはちゃんと相談しますね。

 

「あ、そうそう。アダムがゼットンちゃんに話しがあるって言ってたわ。気をつけてね」

 

嫌だなぁ。面倒くさい。

 

「あーしも局長は嫌いだわ。な〜んかいけ好かないのよね」

 

カリオストロさんも大変ですね。

 

「ゼットンちゃんもこれから大変な目にあうんだから、覚悟しといてね」

 

あはは...ま、覚悟はできてるんでね。それじゃアダムとお話しでもしてきますよ。

 

「頑張ってね。応援してるわ」

 

ち、近い。しかもめっちゃいい匂いする。だけどアダムが俺になんの用だ?新しい駒への挨拶ってやつだろうけどな。よし、いくか。

 

アダムのいる部屋へと向かう。アダムは椅子に座って、俺を待っていた。

 

「やあ、初めてだね。会うのは」

 

三木○一郎ボイスってやっぱり素晴らしいってはっきり分かんだね。アダムはあまり好きじゃないけど。

 

「尋ねたいことがあるんだ。君にね」

 

尋ねたいこと?答えられる範囲でなら。

 

「そうか。じゃあ知っているかい?ラギュ・オ・ラギュラという兵器を」

 

俺を元にして作られたやつでしょ?俺の答えにアダムはフッと笑った。

 

「やはり君だったのか。世界に死を錯覚させたのは」

 

何のことだ?俺の疑問など知らずに、アダムは話を続ける。

 

「ネフィリムの原点となった兵器なのだよ。ラギュ・オ・ラギュラというのは」

 

知ってる。

 

「しかしだ、存在していたんだよ。原点が。ラギュ・オ・ラギュラにもね」

 

それが俺ということか。

 

「そうさ。存在する世界、生きとし生けるもの全てに死を齎す邪神。終わりの名を冠する者。神でさえ恐れる神。それが君だよ」

 

 

      ゼットン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここからは作者によるオリジナル設定の説明です。

 

この世界にはいくつかの神が存在しており、その中の一人が作った兵器がラギュ・オ・ラギュラとなっている。そのラギュ・オ・ラギュラを元にしてネフィリムが生み出された。

 

 

元々ラギュ・オ・ラギュラというのはとある邪神を元にして作られており、その邪神がハイパーゼットン。ゼットンは過去にいくつもの世界を滅ぼしている。この主人公はそのゼットンに転生してしまった。ノイズになった理由は特にない。ゼットンは死を齎す神という事もあり、ヨナルデパストーリもディバィンウェポンと化したティキにもダメージを与えられる。

 

ラギュ・オ・ラギュラというのはハイパーゼットンを恐れた神がゼットンを倒すために作り出したもの。ゼットンのスペックに限りなく近いが瞬間移動がないため、ゼットンに破壊された。そして自分を殺そうとする神に怒ったゼットンは神々と戦ったが封印された。

 

アヌンナキはその戦争で生き残った数少ない神で、その後に人類にバラルの呪詛を施した。

 

アヌンナキが5期で登場し、ゼットンを見れば

 

やべぇよやべぇよ。物凄い、朝飯食ってきたから(空耳)と慌てるだろう。

 

何故終わりを冠する者なのか?

 

英語はZで終わりなので終わりを冠する者と呼ばせました。だってゼット(Z)ンですから。




この設定ついさっき思いつきました。ラギュ・オ・ラギュラは出ないのかという感想をふと思い出し、書きました。


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孤独な邪神 神々の過ち。

主人公が転生したハイパーゼットンの過去話です。何話か書きます。


ゼットン。それは全ての命に死を齎し、たった一人で世界を滅ぼせると言い伝えられており、神々から恐れられている神の名である。どんな神もゼットンには関わらない、関わらせないという方針をとり、ゼットンとは距離をとっていた。

 

終末の世界

 

それがゼットンの住んでいる世界だ。そこには豊かな自然はおろか、ゼットン以外の生命体は存在しなかった。そこは何処まで行っても広がる荒野しかない哀しく、寂しい世界。ゼットンはそこに生まれた。生まれた瞬間から常に孤独の世界で生きてきたゼットンは他の世界を見て、とあるものを望んだ。それは友人だった。友だちと走り回って遊ぶ子供。友と酒を飲み交わす大人。それを見てゼットンは羨ましかった。自分の住む世界には何もない無限に広がる荒野。あるのは岩と地面だけ。孤独を味わうには十分過ぎる世界だ。

 

やっぱり誰もいないのかなぁ?明日はもっと遠くに行ってみるかな。

 

ゼットンは自分以外にこの世界に誰かいないのかと毎日この世界を探索していた。他の世界に行こうとしても他の神に止められ、何処にも行くことが出来なかった。

 

誰かいてくれると良いなぁ。もしかしたら友だちになれるかもしれない!明日も頑張らなくちゃ!

 

ゼットンは自分が住んでいる岩場で眠りについた。明日こそ誰かに会えるといいなという願いを持って。

 

神格世界。

 

ここは全ての神々が集う世界。ここではゼットンについての話し合いが行われていた。

 

「しかしだ。ゼットンをあのまま放っておく訳にはいかぬぞ。彼奴の力は強大すぎる。おとなしくしている今のうちになんとかせねば手遅れになるぞ!」

 

「少し落ち着け。万が一失敗して彼奴を怒らせれば我々は滅びるのだぞ?そう急ぐな」 

 

「確かに失敗すれば我々は滅びますね。ですがこのままでもいずれ我々は滅ぼされます。ならば今のうちに彼奴を倒すのが良いと私は思いますがね」

 

「お主もそう言うか...」

 

「そこの3人は少し落ち着かんか。お主らだけで話しを進めるでない」

 

そう言われて3人は冷静になる。

 

「すまん。少し冷静ではなかった」

 

「いや、彼奴の事で冷静にはなれぬじゃろう。先ずは奴へのこれからの対応じゃ」

 

「今まで通りのように関わらず、関わらせずではイケませんからね。そろそろ何か手をうたねばなりませんね」

 

その言葉を聞き一人の神は待ってましたとばかりに笑い始めた。

 

「ハハハハハ、皆さまやっとその気になってくれましたか。随分と待ちわびましたぞ。ここでようやく私に活躍の場が来たというわけですな」  

 

「ほう?活躍の場となぁ、貴殿には何か策があるのじゃろうな?」

 

そう言われた神は懐から小さい箱を取り出した。

 

「コレが奴を倒す鍵となるものです」

 

それを見た他の神々は先程の神と同じ様に同じように笑いだした。

 

「ハハハハハ!何を言うかと思えばそんな小さな箱が、奴を倒す鍵になると言うか。ハハハハハ!笑いが止まらんな!ハハハハハ!」

 

笑われた事を気にもせず、その神は話しを続ける。そしてその小さな箱を投げた。

 

「まあ、見てみろ。奴を殺すために作った最強の兵器。その名も...」

 

 

 

    ラギュ・オ・ラギュラ

 

小さな箱の中から出てきたのはハイパーゼットンに酷似した兵器だった。それを見た神々は驚きのあまり、目が飛び出るのではないかと思う程、目を見開いた。

 

「こ、この姿はまるで...ゼットンではないか!貴殿はいったい何をした!」

 

「簡単なことですよ。私は独自に奴のデータをとっていてな。奴を倒すためには奴の力を使うのはどうだと考えてな」

 

その返答に他の神は怒る。

 

「自分が何をしたのかわかっておるのか!ゼットンのデータを元にした兵器を作りおって...ゼットンの恐ろしさを知っている筈であろう!」

 

「ご安心を。ゼットンを殺した後でラギュ・オ・ラギュラは廃棄しますとも。私だってこれ程の兵器をそのままにはしませんよ」

 

「ならばその兵器で必ずゼットンを殺すのだ。恐ろしくて夜も眠れん」

 

「分かっておりますとも。今度はゼットンとの戦闘をお見せすると思うのでその時は連絡しますのでお楽しみに」

 

「うむ。では楽しみに待たせてもらうとしようかの。ではみな、今回はこれでお開きにするとしようかの」

 

そう言って神々は自分の世界へと帰っていった。だが神々に知る余地はない。自分たちが犯した過ちに、ゼットンと手を取り合えば、滅びずに済んだというのに...

 

破滅は、すぐ側に迫っている。

 



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滅びの扉

神々は知らなかった。自分たちは、踏んではいけない虎の尾を踏んだことを。


神々はゼットンに対してとんでもない事をやらかします。はっきり言うと胸糞悪くなるかもしれません。


朝になり、ゼットンは何時もの寝床である岩場から起きて、背伸びをした。

 

よーし、今日も友だち探し頑張るぞー!

 

この世界にいるかもしれない誰かを探して、ゼットンは飛び立った。

 

友だちが出来たら何して遊ぼうかな〜。一緒に走ったりしたいし、石で何か作って遊んだりしたいな。今日こそは見つけるぞー!

 

その光景を神々は巨大な鏡で見ていた。

 

「滑稽だな。自分しかいない世界で友だちを見つけようなどと」

 

「そう言ってやるな。この後にコイツには友だちが出来るではないか。自分を殺すために生み出された友だちがな。ハハハハハ」

 

「しかしこの余興が終わったら久々に飲まんか?奴の死は最高の酒の肴にもってこいだとは思わぬかのう?」

 

その言葉に神々一同から笑い声があがる。そんな中、一人の神がラギュ・オ・ラギュラを作った神へ疑問を口にした。

 

「しかしだ。何故直ぐに殺さないのだ?」

 

「簡単な話ですよ。ゼットンにはラギュ・オ・ラギュラと友だちになってもらうのですよ。そして仲良くなったところを一撃。ゼットンは自分の友だちに殺されるという最悪な死に方をする。というわけなのですよ」

 

「それはそれは。中々に素晴らしい作戦ですな。成功すれば世界は平和に。我々は最高の酒の肴を手に入れられる。是非とも成功してほしいものですな」

 

もし、神々がラギュ・オ・ラギュラをゼットンを殺すための兵器ではなく、ただの友だちとして作り出しておけば神々は滅びの運命は、避けられた筈なのに...

 

「さてと、それでは皆さん。いよいよゼットンの元にラギュオ・ラ・ギュラを送り込みます」

 

「ほっほっほ、それは楽しみじゃのう。部下に酒の準備をさせておかねばなぁ」

 

そして、ゼットンの元にラギュ・オ・ラギュラが送り込まれた。

 

ゼットンはあれからずっと飛んでいた。きっと何処かを飛んでいれば誰かに出会えると信じて。それでも見つからず今日は諦めようかと考え始めた瞬間、気配を感じ取った。

 

もしかして、誰かいるの?

 

ゼットンは気配を感じた方向に向かうと、自分にそっくりな生き物を見つけた。

 

やっぱり誰かいたんだ!話しかけてみよう!

 

ゼットンは自分とそっくりな生き物に声をかける。

 

ねえねえ、君って何処から来たの?

 

ゼットンの質問にその生物、ラギュ・オ・ラギュラは答えた。

 

「私は別の世界から来ました。ラギュ・オ・ラギュラという名前です」  

 

ラギュ・オ・ラギュラ?不思議な名前だね。

 

「私からすればあなたの名前も不思議だと思いますけどね」

 

え〜そうかなぁ?ま、いいか。それよりもさ、一緒に遊ぼう?

 

「遊ぶ?何故ですか?」

 

僕は何でか知らないけどさ、ず〜っとここにいてさ。寂しかったんだ。誰もいないと思ってたけど君がいてくれて嬉しかったんだ!それでね、遊んでお友だちになれないかなって思ってるんだ。駄目かな?

 

まるで子供の様にはしゃぐゼットン。

 

「それでしたらいいでしょう。何をして遊びます?」

 

え〜っとね、かけっこ!

 

「かけっこ?そんなのでいいんですか?」

 

うん!この世界って岩とかそんくらいしかないからさ。だけど友だちと一緒に走るのって取っ手も楽しそうだからやろうよ!

 

もし、ゼットンが人の姿をしていれば満面の笑みを浮かべていただろう。

 

それからゼットンとラギュ・オ・ラギュラは荒野を走り回った。その後は近くにあった大きな岩で何か作って遊んだりと楽しい日を過ごした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

神格世界では最初からずっと神々はゼットンとラギュ・オ・ラギュラの動向を見ていた。

 

「子供の様にはしゃぎおって。明日が自分の命日になるとも知らずに。全く呑気なもんじゃのう」

 

「それでは、最高のショーの開始といきましょう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ゼットンは昨日ラギュ・オ・ラギュラと一緒に作った自分たちの石像を眺めていた。

 

今日は何をして遊ぼうかな〜。

 

石像を眺めながらどんな遊びをしようか考えていると後ろから足音が聞こえた。

 

あ!ラギュくん!今日はなn

 

ゼットンの目に入ったのは自分に向かってくる拳だった。その拳は直撃し、ゼットンを大きく吹き飛ばした。

 

い、痛いよラギュくん...いきなりなにをするの?もしかして何か怒らせちゃった?だったら謝るかr

 

近寄ってくるゼットンをさらに殴り飛ばすラギュ・オ・ラギュラ。

 

や、やめてよラギュくん。痛いよ...

 

その光景を見ていた神々は、

 

「ハハハハハ、滅亡の邪神が無様なもんじゃのう。あのゼットンをここまで痛めつけられるとはな。見ているコッチもスカッとするもんじゃ」

 

「確かに、酒の肴としては最高峰のものですな。アレならば最高の酒も用意しなければなりませんなぁ」

 

「その点は問題ない。我が国秘伝の酒を用意させてもらうのでな」

 

「では、そろそろとどめを刺すとしましょう。この宇宙のために。我々のラギュ・オ・ラギュラに感謝を」

 

とどめを刺すためにラギュ・オ・ラギュラを作った神は指示を出す。

 

「そうですな。ではラギュ・オ・ラギュラよ。ゼットンにトドメを刺せ」  

 

指令を受けたラギュ・オ・ラギュラはゼットンにとどめを刺すために拳を振り下ろそうとする。

 

やめてよラギュくん。僕たちは友だちでしょ?

 

その言葉を聞いたラギュ・オ・ラギュラば拳を止める。その光景を見た神々は驚いていた。

 

「なんじゃ!何が起きてる!」

 

「ラギャ・オ・ラギュラ!何をやっている!早くゼットンにとどめを刺せ!ダメだ完全にこちらからの指示を受け付けない!」

 

「ではどうするというのだ?」

 

「アレを作ったのは私です。責任とって私が行きます。ついでに両方とも破棄してしまいましょう」

 

「おおそうか。では任せたぞ」

 

神はラギュ・オ・ラギュラの元へと転移した。

 

ラ、ラギュくん?

 

ゼットンはラギュ・オ・ラギュラの動きが停止した事に気づき駆け寄る。

 

どうしたの?やっぱり僕が何か怒らせちゃった?

 

「いえ、違います。私は作られた存在です。あなたを殺せという命令に従ってあなたの世界に来ただけです」

 

で、でも何で僕を殺すのをやめたの?

 

「それは...」

 

ラギュ・オ・ラギュラが理由を口にしようとした瞬間、声が聞こえてきた。

 

「何をやっているのだ。ラギュ・オ・ラギュラよ。私はゼットンを殺せと命令した筈だが?」

 

あ、あの人は?

 

「私を作った方。つまり私にとっては父親という立場にあります」

 

「質問しているのはこっちだ。答えろラギュ・オ・ラギュラ」

 

「確かにゼットンは私の抹殺対象です」

 

「ならば...」

 

「ですが!私にとっては初めての友だちです!ですから、そんな友人を...殺したくはありません...」

 

ラギュくん...

 

「そうか...もうよい」 

 

「え?」

 

「貴様は廃棄処分だ」

 

「そ、それはいっt」

ラギュ・オ・ラギュラが言い切る前に神はスイッチの様な物を押した。するとラギュ・オ・ラギュラが爆発した。

 

ラギュくん!

 

それを見た神はつまらそうに言った。

 

「道具の分際で創造主に逆らうとわな。まあ廃棄処分は決定していたから手間が省けたというのはまあ良いか」

 

ラギュくん!大丈夫!

 

「ゼ、ゼットンさん。何でそんなに悲しそうなのですか?私は...あなたを殺すために騙して近づいたのですよ?」

 

そんなの関係ないよ!たとえ僕を殺すためで騙したとしても、昨日一緒に遊んで楽しかったのは嘘じゃない!

 

「そ、そうですか...ふふふ。あなたとはもっと沢山遊びたかったですね」

 

諦めちゃダメだよ!絶対に助ける!だから生きてよ!

 

「さ、最後にお願いがあります」

 

最後なんて嫌だよ!ねぇ!もっと一緒に遊びたいよ!

 

「私を殺してください...」

 

そんなの嫌だよ!友だちを殺すことなんて出来ないよ!

 

「お願い...します。せめて、あなたの手で私を...」

 

う、うわあぁぁぁぁぁぁ!

 

ゼットンは自分の手を振り下ろした。それはラギュ・オ・ラギュラのコアを貫いた。

 

「ありがとう...あなたは最初で、最後の最高の友だちです」

 

そう言ってラギュ・オ・ラギュラは停止した。

 

「ふん、失敗作が。ゼットンを殺すどころか私の命令に逆らうとは。だが感謝するぞ。ゼットンを追い詰めたことには変わりないのだからな。私がとどめを刺してやろう」

 

すると、禍々しいオーラを感じ取った。

 

「なんだ?このオーラは...」

 

ユルサナイ

 

その声を聞いた瞬間、神の体を恐怖が一気に駆け巡った。その声が聞こえた方を向くと...

 

ユルサナイ...ゼッタイニユルサナイ...

 

ゼットンの体から紫色の炎と、どす黒いオーラが湧き出ていた。

 

 

 

滅びの扉は開かれた。希望は...ない。



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邪神誕生

予想はしてたけど神様たちはユーザーたちの怒りを買ってしまいました。ご愁傷さまです。




ゼットンの体から溢れ出たオーラ。それは心の中に存在する怒り、悲しみなどの負の感情が蓄積されてオーラとなったものである。ゼットンは孤独だった。自分以外の生命は存在せず、他の世界へ行こうとしても拒絶された。ゼットンは苦しかった。悲しかった。辛かった。誰もが自分を拒絶する。自分が何をした?誰かを傷つけたか?そんな思いがゼットンにはあった。しかしそれを表に出す事はしなかった。だが溜め込んだ負のエネルギーは消える事なくゼットンの体に蓄積されていた。それがラギュ・オ・ラギュラの死によって解き放たれた。

 

ドウシテ?ドウシテボクヲイジメルノ?ボクハイキテイタイダケナノニ。トモダチガホシカッタダケナノニ...

 

ゼットンのオーラは終末の世界全てを覆った。空は黒く染まり、辺りには雷鳴が轟いていた。

 

「化物め...」

 

神はそう吐き捨てた。最初は独り歩きした噂を聞いた他の神が怯えているだけだと思っていたが、全く違った。噂などではなかった。神々は今更になって自分たちが何をしたのか。しかしだ、後悔したところでもう遅い。開かれた滅びの扉は、もう閉じる事はないのだから。

 

「だが動かない今こそが最大の好機!」

 

神は右の手に力を込める。するとそこに目も眩む程の光が集まった。

 

「死ぬがいい!」

 

神は光の光線をゼットンに向けて放った。しかしその光はゼットンのオーラに呑み込まれ、消えた。

 

「そんな馬鹿な!」

 

神は自分の攻撃が通用しない事を知ると、即座に撤退しようとする。しかし...

 

イカセナイ

 

ゼットンは瞬間移動で神の真横に移動し、腕を振り下ろす。

 

「ぐあぁぁぁ!」

 

高速で振り下ろされたゼットンの腕は、神の右手を切断した。

 

「わ、私の右腕がぁぁぁ!はぁ、はぁ、おのれぇ!よくも私の腕を!絶対にy」

 

言い終わる前にゼットンは追撃の蹴りを顔に放つ。

 

「あぁぁぁぁ!痛い、痛い!うわあぁぁぁ!」

 

顔を抑えながらのたうち回る神。最早神としての威厳など感じられない。

 

ドウシタ?ハヤクタテ。

 

「ひいぃぃぃ!く、来るな!来るなぁぁぁぁ!」

 

神は逃げ出した。何度も転びながらも立ち上がり走り続ける。

 

ゼットンは神の目の前に瞬間移動し、腕を突き出す。神はギリギリで回避するが、転倒してしまう。

 

「こうなったら...」

 

神は懐に手を入れて、小さな箱を五つ取り出し、それを投げた。  

 

「いけ!失敗作ども!せめて私が逃げる時間だけでも稼げ!」

 

箱から現れたのは、動物と動物をかけ合わせた姿をしたキメラだった。もともとこの神は生物同士を無理矢理かけ合わせて作ったキメラを作るのが趣味で、強い個体は自分の兵隊として扱っている。逆に弱い個体は廃棄処分にしていたのだが、ラギュ・オ・ラギュラがゼットンを仕留めきれなかった時のために持ってきたのだ。因みにたが、このキメラたちにはもしゼットンを殺せたら廃棄処分はしないと嘘をついて連れてきた。

 

「おい!何をやってるんだ!巫山戯ているのか!」

 

五体のキメラたちは神の命令には従わず、動かなかった。

 

「この役立たずがぁ!道具の癖に創造主たるこの私に歯向かうのか!」

 

神は自分の命令に従わないキメラたちを蹴り飛ばそうとする。しかしキメラはその蹴りを躱わす。そして神の方を向く。

 

「いい加減にしろ!失敗作じゃあ足止めも出来ないのか!」

 

神がキメラに対して怒りをぶつけていると、一体のキメラが神の右足に噛み付いた。

 

「この糞キメラが!私に噛み付いてどうする!噛み付くのはあっt」

 

すると今度は他のキメラが右手の傷口、左手、左足、首に噛みつき始めた。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁ!やめろ!離せ!失敗作の分際で私に噛み付くな!」

 

するとリーダーらしきキメラが喋りだした。

 

「巫山戯ているのはそっちの方だ!我々を無理矢理キメラに改造しておいて偉そうに!我らの怒りを思い知れ!」

 

キメラたちはそれぞれが別方向に神を引っ張る。

 

「ま、待て!何を考えている!やめろ!やめろ!」

 

神の体からブチブチと肉が千切れる音がし始めた。

 

「やめろぉ!痛い痛い痛い痛い!ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

そしてブチィと大きな音がし、神は引き千切られた。それでも神は生きていた。実は神というのは同じ神、今は存在していないが神殺しと呼ばれるものでなければ殺すことは出来なかった。しかし神でなくとも、痛みを与えることは出来る。

 

「畜生...私はこんなところで死んでいい筈がないんだ」

 

モウシャベルナ。

 

ゼットンは神に対して暗黒火球を放つ。火球が当たった神は跡形もなく消え去った。するとキメラがゼットンに声をかけた。  

 

「ありがとうございます。結果的にあなたは廃棄された我々の同胞の仇を討ってくれました。これで私たちは悔いなく死ぬことが出来ます」

 

その場を去ろうとするキメラを、ゼットンは呼び止めた。

 

少し待ってくれないかな?

 

「はい?」

 

 

お願いがあるんだ。聞いてくれるかい?

 

「お願いですか?私たちに出来ることなどないと思いますが...」

 

その返答にゼットンは首を横に振る。

 

違うよ。もしよければこの世界で暮らしてほしいんだ。

 

「この世界で?確かに改造された私たちに食事の必要はないので可能ですが...何故でしょうか?」

 

僕はラギュくんのお墓を建てた後は、アイツらに戦争を仕掛ける。だからここには帰って来れないかもしれない。だからさ、ラギュくんの話し相手になってあげてほしいんだよ。誰もいないと寂しいでしょ?ラギュくんに僕みたいな寂しい思いはさせたくないんだ。だから、頼める?

 

「それでしたら分かりました。何よりも同法の仇を討ってくれたあなた様の頼みです。引き受けましょう」

 

ありがとう。それじゃ僕はお墓を建てるよ。

 

一人で墓を建てようとするゼットンにキメラは声をかける。

 

「手伝いましょうか?」

 

有り難いけどやめておくよ。最後になるかもしれないからさ、自分の手でお墓を建てたいんだ。

 

それから一人で墓を建てたゼットン。墓には最高の友だちラギュ・オ・ラギュラと書かれていた。

 

それじゃあラギュくんを頼んだよ。

 

「お任せください。絶対に寂しい思いはさせません」

 

ゼットンが行ってくると言おうとしたとき、声が聞こえた。最高の友だちの声が。

 

「素敵なお墓をありがとう。あなたの帰りを待ってますね」

 

ゼットンはその場に立ち尽くした。それを不思議に思ったキメラたちがゼットンに声をかける。

 

「どうかしましたか?」

 

キメラたちに声をかけられたゼットンは我に返る。今のはきっと幻聴なんだと思い、キメラたちに話しかける。

 

ううん。何でもないよ。それじゃあ行ってくるね。

 

ゼットンは飛び立つ前に墓を見る。キメラたちの後ろにはラギュ・オ・ラギュラが自分に向かって手を振っていた。そして幻聴ではない、確かな声が聞こえてきた。

 

「いってらっしゃい。ずっと待ってますからね。お気をつけて」

 

ゼットンも手を振り返す。

 

またね。

 

と一言だけ言い残し、その場から飛び立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は神々の視点で書きます。その後に蹂躙劇が開始します。少しだけお待ちください。

読者の皆さまいつも感想ありがとうございます。


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神々の恐怖 苦しみからの開放

前回のゼットンの怒りを見た神々のお話ともう一つ。
一応ちょっとだけギャグ入れます。

最近ガンダムSEEDを久しぶりに見始めたらハマっちゃって遅れました。個人的にはオルガ、シャニ、クロトの三馬鹿が一番好きです。

また新しい小説書きました。もしよろしければ読んでください。


巨大な鏡でゼットンたちを見ていた神々は恐怖に震えていた。鏡越しでも感じられる闇の力を目の当たりにし、ようやく自分たちが何を相手にしようとしていたのかを理解出来た。

 

「わ、我々はいったい何を相手にしようとしていたのですか...?」

 

その声は恐怖で震えていて、の顔は青白くなっており冷や汗を流していた。

 

「どうやら我らは踏んではいけない虎の尾を踏んでしまったようじゃの...」

 

「しかしこのままではあの神はゼットンに殺されてしまいます!どうにかして彼を助けねば!」

 

一人の神は救出にいくべきだと言うが他の神々の意見は違った。

 

「いや、奴を助けに行くのはやめておけ」

 

「何故です!」

 

「考えてみろ。助けに行ったとなれば我々が協力しているのがバレてしまうぞ。そうなれば我々の命もないぞ」

 

「そうだよ(便乗)」

 

そう言われて救出へいくべきだと言った神は黙ってしまった。確かに助けにいけば自分たちの命もない。だが、助けにいかなくともゼットンに対して神々を敵にまわすと言ってしまい、それを見た神々は全員が顔を青ざめることになった。

 

((((あの野郎言いやがったーー!))))

 

「不味いですよ!」

 

「ダメみたいッスね」

 

「あかんこれじゃワシ等が死ぬぅ」

 

「やべぇよやべぇよ。物凄い、朝飯食ってきたから(空耳)」

 

唐突に汚くなるのはNG。だが実際のところかなり不味い状態にある。自分たちの存在を教えた挙げ句に何も出来ずに死ぬというハッキリ言って迷惑だけかけて自分はいなくなるという神様の屑がこの野郎...

 

その後神々はヒデ死ねとコメント欄が溢れかえるほどの

 

あああああああもうヤダああああああ!と言いながら打倒ゼットンの協定を結んで帰っていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここから少しシリアス。

 

ゼットンは戦争を仕掛ける前にキメラたちを作った神の世界へ向かっていた。実はキメラたちからとある頼み事をされていたからである。その頼み事は...

 

仲間を楽にしてやってほしい?

 

「はい。同胞は全てキメラに改造されてしまいました。厚かましいというのは分かっています。ですがこのままではアイツら一生苦しんで生きていかねはなりません。だから私たちの同胞を...」

 

分かった。何とかして助けてあげるよ。

 

そう言われキメラは涙を流した。

 

「ありがとう...ございます...」

 

そうして今ゼットンは、キメラたちのいた世界へと辿り着いた。

 

ここがキメラくんたちのいた世界か...

 

その世界は全ての生物がキメラへと改造されており、人間も例外ではなかった。ゼットンが辺りを眺めていると大量のキメラがゼットンへと向かってきた。

 

殺してくれ...殺しくれぇ...

 

キメラたちから声が聞こえてきた。無理矢理に体を改造され、兵器として扱われてきたキメラたちはもう限界だった。

 

もう誰も殺したくないんだ...

 

頼む...もう生きたくない...

 

そんなキメラたちの叫びを聞いたゼットンは頼み事を思い出した。

 

約束はちゃんと果さないとね。

 

ゼットンはそう呟くと、空に飛び上がった。そして自分が生み出せる最大の暗黒火球を発射した。その火球は全てを包み込んだ。

 

これでようやく...楽になれる。あり...が...とう...

 

今日、世界が一つ滅びた。だがその滅びは、その世界の生きる者にとってはたった一つの救いだった。




生かすことだけが救いではない。死もまた救いである。

感想、お気に入り登録、宜しくお願いします。


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迫神空手部 聖の裏技

語録を使うことはこれからもあると思うのでご了承ください。だけど語録だけではないのでご安心を。

作者はノンケです。

神様に死を与えてほしい?

じゃあ送ってやるよ地獄に!


神々は自分の世界に作った空手部の部室の様な部屋でぬわああああん疲れたもおおおおおおおおおん、チカレタなどと言いながらこれからの事について考えていた。一人で戦ったところで勝つことは出来ない。というかゼットンが強すぎる。これも全て作者ってやつの仕業なんだ。

 

「何だって?それは本当かい?」

 

何処からか聞こえてきた声にツッコむ神。

 

「私はいったい何をやってるんだ...」

 

「あの...〇〇様?大丈夫ですか?」

 

いつの間にか部下の鎧を装備した天使が部屋に来ていた。

 

「ファッ!何だこのおっさん!」

 

「呼んでも返事がなかったのですが...」

 

そう言われて素の状態に戻る。

 

「む?それは済まないな。それで?なんの用ですか?」

 

部下の天使は話をまとめると、我々の世界とは別の世界に存在する神に助けを乞うというのはどうかという提案だった。これを聞いた神は神格世界へと向かった。

 

「それで?別世界の神とは何という者だ?」

 

「名前はアヌンナキというらしい。それ以外にもカストディアンとも呼ばれていて、実力は折り紙付きだ」

 

「そのアヌンナキのいる世界はどういった世界なのですか?」

 

「どうやらその世界は神ば干渉するのではなく人間たちが独立しているらしいゾ」

 

「はえ〜すっごい...」

 

作者はノンケです。大事なことだから2回言う

 

「じゃあ、誰がアヌンナキノ元へ行くのですか?」

 

案が出ても誰が実行するのか決めていなかった。ここから会議は荒れた。

 

「ちょっと待って。誰が行くか決めてないやん!」

 

「あっ...そっかぁ...」

 

「えっ...一人で行くんですか?」

 

「当たり前だよなぁ?」

 

その後は自分は行かないぞと言い張り誰も動COATとしなかったが業を煮やした一人の神が

 

「お前ら誰も行こうとしねぇなあ〜俺が行ってやるか!しょうがねぇなぁ(孫悟空)」

 

そのまま言葉を聞いた神々はこう言った。

 

「「「ありがとナス!」」」

 

汚い。臭そう。絶対臭い。臭い。この世界の神は汚物だってはっきり分かんだね。

 

アヌンナキは被害者です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ある日、アヌンナキの元に来客が訪れた。

 

「なるほど。ゼットンという邪神を倒すために協力してほしいと?」

 

「そうです。ゼットンの力は強大です。このままでは我々の世界は滅びてしまいます。ですので力を貸してください。世界の平和のためにも」  

 

その後アヌンナキは神々と共同宣戦を組むことになり、本格的な戦争が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

早く本編にいって話を進めないと...

 

 




最近はSEEDを見てオルガ、シャニ、クロトにハマり、DESTINY見始めてルナマリアが大好きになる作者。カリオストロさん?もちろん大好きですけど?

また新しい小説のアイディア思いついたので書こうと思ってます。


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蹂躙開始

やっと胸糞悪い神々を殺せる。次回はアヌンナキとの戦闘です。その後は本編に戻ります。


神々はゼットンを迎え撃つために自分の世界の天使たちを掻き集めていた。

 

「急げ!ゼットンが来る前に陣形を整えるんだ!」

 

神々はそう天使たちに呼びかけるが今日が初めての共闘のため、連携などとれるわけがなかった。そんな事もあってか天使たちは自分たちの神に対して愚痴を言っていた。

 

「何の説明もしないで戦争に参加とか何の冗談だよ」

 

「だよなぁ。だけどあんだけ急いでるって事はゼットンてのはそんなにヤバい奴なのか?」

 

「まさか。どんだけ強くてもこれ程の数を相手に戦うヤツなんているわけがないだろ〜」

 

「だよな〜ハハハハハ!」

 

確かに数ではゼットンは圧倒的に不利だ。しかしゼットンにとって敵の数など関係がない。復讐者となったゼットンのすべき事は唯一、神を殺す。ただそれだけだ。そして10分ほどの時間が経過した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ絶望の幕開けだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如として空が闇に染まり始めた。

 

「な、何だ!何が起きてんだ!?」

 

「これってヤバいんじゃねぇか?」

 

天使たちは突然のことに動揺して、隊列が崩れ始める。

そんな中で一人の神が天使たちを落ち着かせようとした瞬間、黒いナニカが天使たちの一列を貫いた。

 

「まさか...」

 

神々の予想は当たっていた。天使たちを貫いたのはゼットンの尻尾だった。尻尾が向かってきた方向を見ると。ゼットンが立っており、体からは邪悪なオーラ紫の炎が吹き出ていた。ゼットンが尻尾を引き抜くと、尻尾に貫かれた天使たちは光になって消滅した。

 

「うわあああああああああ!」

 

天使たちの隊列は完全に崩れてしまった。それと同時に同時にゼットンが天使たちの元へ走り出す。 

 

「クソったれ!仲間の仇だ!」

 

天使たちもゼットンに向かっていく。

 

 

邪魔

 

 

ゼットンは尻尾を伸ばして体を捻る。鞭の様に撓る尻尾は天使たちの体を切断し、天使たちの切断された上半身と下半身が空を舞い地面に落ちる。次にゼットンは飛び上がり、尻尾を突き出しながら体を回転させる。ゼットンはドリルの様に回転し、もはや逃げ回る事しか出来なくなった天使たちを貫いていく。

 

「来るな来るな来るなぁぁぁ!」

 

少しでも時間を稼ごうと光の光線を放つ天使たちだが、ゼットンアブソーバで吸収され撃ち返されて次々と死んでいく。生き残るにはゼットンを殺すしかないと考えた天使たちは近距離での戦闘に持ち込もうとするが拡散型の暗黒火球で近づく前に焼き尽くされ、なんとか近づけた者は瞬間移動で背後を取られ、尻尾や腕で体を貫かれ死んだ。

 

「何だ⁉あれだけの数がいながらあの無様な姿は!これでは兵士としての意味がないではないか!」

 

「ならばどうすれば良いというのですか!このままでは我々に勝機はありません!」

 

「ワシらが行くしかないか...」

 

「アヌンナキ殿。あなたはどうしますか?」

 

「私は少し待ちましょう。幾ら邪神とはいえ神が4人も相手となればなんとかなるでしょう」

 

「ですが...」

 

「ご安心を。私も戦いには加わりますから」

 

「そこまで言うn」

 

 

 

 

見つけた

 

 

 

 

「っ!来るぞ!一気に畳み掛けるんだ!」

 

だが言うは易し行うは難し。そう簡単に出来るわけがない。

 

最初に仕掛けた神は、武器ごと両手を切り落とされた。

 

「ぐあああああああ!」

 

両手から血が吹き出る。だがそれでも戦おうとするが一瞬で間合いをつめられ、翅で体を真っ二つに割られた。

 

ゼットンが次の標的の神に攻撃を仕掛けようとすると、一人の神が逃げ出そうとしているのが見え、そちらに標的を変えた。

 

「このままでは全員が殺される。何とかするためにもここは一旦逃げなければ...」

 

 

 

何処に行くの?

 

「え?」

 

逃げ出した神の四肢がいつの間にか切り落とされていた。神の体が地面に落ちる前にゼットンの尻尾が神の首に巻き付いた。

 

「い、いったい何を...」

 

神がそう呟くと、ゼットンは飛び上がり地面に急降下した。

 

「ま、まさか...やめろ!このままだと...」

 

神の静止など聞かずゼットンは尻尾に巻き付けた神を地面に叩きつける。そしてそのまま引きずり回しながら辺りを飛びまわる。

 

「...」

 

引き摺られていた神は喋る事すら出来なくなっていた。体はボロボロになり、肉片と化していた。ゼットンは肉片になった神を放り投げた。残り二人の神の内もう1人は死ぬまで火球を撃たれ続た。最後に残った神は...

 

「がはッ!」

 

ゼットンに尻尾で地面に叩きつけられた。そして起き上がろうとしたところをさらに尻尾で叩きつけられるというループ状態に陥っていた。

 

「頼む...助けてくれ...たn」

 

言い終わる前にゼットンは足で顔を踏み砕いた。全ての神を殺したゼットンは最後の標的に目をやる。先程から動かずに黙って自分を見ていたアヌンナキと目が合う。その瞬間、二人から強大なオーラが吹き出た。

 

全身から光のオーラを放出させるアヌンナキ。

全身から死のオーラを放出させるゼットン。

 

「あなたは私の手で倒さねばならないようですね」

 

 

 

 

次は...お前だ...

 

 

 

 

 

 

 



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決着

やっぱりハイパーゼットンって強い。






向き合うアヌンナキとゼットン。互いの体からは光のオーラと闇のオーラが溢れ出していた。

 

(なんと恐ろしいオーラ...確かに彼は危険だ。ここで何とかして倒さねば...)

 

アヌンナキはゼットンを最大の敵と認識し、警戒を強めるが、それはゼットンも同じだった。

  

コイツ...今までの奴と違う。相当強いな。

 

アヌンナキから放たれる光のオーラとゼットンから放たれる闇のオーラがぶつかり白と黒の雷が周囲に降り注ぐ。それから睨み合うこと5分。アヌンナキが先に動いた。

 

「はっ!」

 

アヌンナキは武器ではなく、様子見として拳でゼットンの攻撃した。狙うは顔面。どんな生物でも顔に攻撃を受ければ怯んで隙が生じるからだ。それに対しゼットンは、

 

「何?」

 

動かなかった。手加減したとはいえアヌンナキの拳はゼットンの顔面に直撃する。これには流石のアヌンナキも驚いた。ノーガードになるとは思っても見なかった。

 

 

この程度か?

 

 

しかしゼットンにはダメージもなく、拳が顔に当たったまま、アヌンナキの即頭部を殴る。

 

「ぐあぁ!」

 

衝撃で横に吹っ飛ばされるが、なんとか体制を立て直す。

 

(彼が強いのは分かっていたのに...少し甘かったか)

 

「しゃっ!」

 

アヌンナキは右縦拳でゼットンの胸をなぐろうとするがゼットンはその腕を払い除け、アヌンナキの胸に腕を突き出す。今度はアヌンナキは腕を掴み、引き寄せ投げ飛ばす。ゼットンを地面に叩きつけ、アヌンナキは後ろに下がる。地面に叩きつけられたゼットンは倒れた状態から飛行能力を使いアヌンナキの足に体当たりを仕掛ける。

 

「何っ!?」

 

アヌンナキはギリギリで飛び上がり回避するが無防備状態になってしまう。

 

 

燃えろ

 

 

ゼットンは暗黒火球を放つ。放たれた暗黒火球はアヌンナキに直撃する。

 

「っ!不味い!」

 

アヌンナキは防御壁で暗黒火球を防御する。

 

「何という威力だ...これ以上は出し惜しみしてはいられないな」

 

流石にこれ以上は危険と判断し、アヌンナキは武器を取り出した。(アヌンナキの武器は読者が好きな武器で)

 

 

再びアヌンナキとゼットンは向き合い、同時に走りだす。

 

「むぅん!」

 

アヌンナキの武器とゼットンの腕が激突する。すると、ぶつかったゼットンの腕に光の輪が出現した。

 

 

何だ?アイツの武器の能力か?

 

 

ゼットンは光の輪はいったいどんな能力なのか考えるが、後回しにして戦闘を続ける。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ハァ、ハァ、ハァ...」

 

 

コイツ...強い...

 

 

お互いの体は傷だらけの状態だった。このままでは共倒れになると考えた両者は立ち上がり、走り出す。このまま互角の勝負が続くのかと思いきや、アヌンナキの武器が光の輪に触れた瞬間、勝負が動いた。

 

 

グアアアアアア!

 

 

光の輪が爆発し、ゼットンに大きなダメージを与える。さらにアヌンナキは追い打ちで光の輪を斬りつける。さらなる爆発により、ゼットンは吹き飛ばされる。吹き飛ばされたゼットンにアヌンナキは再び光の輪をつける。それに対しゼットンはアヌンナキを蹴り飛ばし、距離をとる。

 

 

 

あの光の爆発...なんて威力だ。このままだとこっちか負ける!一気にケリをつけるしかない。

 

 

両者はここでケリをつけなければと考え飛び上がり、全力の技を放つ。

 

 

       終炎

 

 

 

 

       聖光

 

 

互いの技がぶつかり、大爆発が起きる。爆発が終わると、アヌンナキとゼットンは倒れ伏していた。両者は立ち上がろうと力を込める。

 

「あなたはここで私が倒す!」

 

 

まだ...だ。まだ倒れちゃダメだ!ラギュくんとの約束を...守るんだぁぁぁ!

 

 

両者は何とか立ち上がる。先に仕掛けたのはゼットンだった。だがアヌンナキが体に力を込めると光の輪が鎖となってゼットンを拘束した。

 

 

何だこの鎖。動けない...

 

その鎖はゼットンの動きを完全に封じた。

 

「今の私では勝てないのでね...あなたを封印することにしました。あなたの存在はあまりにも危険すぎます」

 

そう言ってアヌンナキはゼットンに触れる。するとゼットンの体が石化していった。

 

 

違う...僕は...僕はただ、友だちが...友だちが欲しかっただけなのに...

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戦争が集結してからアヌンナキは悪夢を見るようになった。それは、ゼットンに殺される夢だった。その夢を見てからアヌンナキは変わった。完全な存在たるゼットンを恐れ、完全そのものを恐れるようになってしまった。

 

その矢先に人間が自分に近付こうとしていたのを知った。それはアヌンナキに動揺を与えた。

 

「人間が私と同じ領域に立つというのか?」

 

それは人間が完全な存在へと至ることを意味する。完全な存在を恐れるアヌンナキにとってそれは受け入れがたいことだった。故にアヌンナキは人間から共通言語を奪い、呪詛を施した。人間が自分と同じ領域へと上がれないように。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

石化したゼットンは様々な世界を彷徨っていた。そんな時だった。浮遊しているナニカを見つけた。それはネフェリムの爆発により、バビロニアの宝物庫から吹き飛ばされたノイズだった。

 

 

君は...僕も同じだね。みんなに否定されて...誰にも必要とされない...悲しい存在だ。

 

 

ノイズはゼットンを見ていた。

 

 

おいで。君は僕と一緒だ。だから一緒にいよう。

 

 

するとノイズはゼットンに近づき、触れた。するとノイズとゼットンが融合し始めた。

 

 

良かった...これでもう一人じゃない。

 

 

また更に彷徨い始める。すると今度は体から抜き出た人間の魂を見つけた。その魂からは映像が流れていた。自らの命を燃やして歌を歌い、人を救った錬金術師だった。そしてその魂はそれを見て泣いていた。

 

 

そうか...君は大切な人を守れなかったのか...じゃあ君に僕の力を託すよ。勝手かもしれないけど今度はその人を守ってあげてくれ。

 

 

そうしてゼットンは今作の主人公と融合した。そして物語は1話に続く。

 

 




次回から本編に戻ります。


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取り敢えず蹴るか。

読者の方たちが待ち望んだものの一つが見れます。

前半は真面目な話。

主人公の体から魂が抜け出したのは死んでいたと思っていたカリオストロさんが復活し、ヤベーイ!テンションになった直後にカリオストロさんが死亡したショックのせいです。


アダムとの会話を終えて自分のベッドに寝ていると夢を見た。

※夢の中での会話は「」がつきます。

 

俺が目を覚ましたのは辺り一面が闇に包まれた世界だった。

 

「ここは...?」

 

せめて明かりはないのかと辺りを見渡すと声が聞こえてきた。

 

「気がついたかい?」

 

声の聞こえてきた方向を向くと、誰かが立っていた。その人物?は余りにも意外すぎるひとだった。

 

「ゼットンさん?」

 

俺に話しかけたのはなんとハイパーゼットンだった。だけど何でハイパーゼットンが?

 

「何でって聞かれてもなぁ」

 

ん?ちょっと待てよ?何でこの人は俺の考えた事が分かったんだ?

 

「もしかして俺の心を読みました?」

 

俺の問いかけにハイパーゼットンさんは笑う。

 

「ハハハハハ!心を読むも何もここは僕と君の精神の世界だからね。読まなくても勝手に分かっちゃうんだよ」

 

「君と僕?それってどういう...」

 

「そうだね...先ずはそれについて説明しようか」

 

それから俺はゼットンさんから説明を受けた。ゼットンさんの過去の話、そして俺と融合した事など。

 

「そんな事があったんですか...」

 

「もう随分と昔の出来事だけどね」

 

ゼットンさんから不思議と怒りや憎しみといった負の感情は感じられない。

 

「それにしても融合かぁ。だから君と僕って事なんですね」

 

「そういう事さ、だけど悪かったね。勝手に融合なんてしてしまって」

 

「そんな事ないですよ!むしろ感謝の言葉しかないです!」

 

自惚れではあるがゼットンさんとの融合でゼットンさんの力を使えるようになったお蔭で俺はカリオストロさんたちの死を回避出来るのかもしれないのだから感謝する以外に言葉がない。

 

「何だか気を遣わせてしまったようで悪いね。最後に質問してもいいかい?」

 

「質問ですか?別に構わないですけど?」

 

「君の魂が映し出したあの映像、あれはいったいなんだい?」

 

その質問に対して俺はどう答えたらいいのか少し悩んだ。アレは俺の前世で見たアニメですなんて言っても信じてもらえるか分からないから。

 

「前世?アニメ?いったいなんの事だい?」

 

あ、心は読めるから意味ないんだった。

 

「俺の前世ではこの世界は創作物の一つでした。それで俺が味方している人たちは死ぬ筈だったんです」

 

「なる程ね。だけどなんで君は彼女たちに味方するんだい?融合した後で君の記憶の映像を見たけど彼女たちは君の言葉で言えば悪役だ。何故だい?」

 

「何故ってそりゃあ...カリオストロさんが大好きだからですよ!初めて見た時にこう思いました」

 

 

超...どストライクだ...

 

 

「だから俺はカリオストロさんたちを守ります。たとえ誰かを傷つける事になったとしても。俺はあの人たちを守りたいんです。だって俺は...」

 

カリオストロさんが大好きですからね。

 

「そうか...じゃあ改めてお願いするよ。絶対に彼女たちを死なせないでくれ」

 

ハイパーゼットンさんが真剣な声色で俺に言う。

 

 

「もし、もし彼女たちが死ねば君の負の感情も僕の負の感情が溢れ出す。そうなればこの世界は滅びてしまう。君の大切な人のためにも、彼女たちを絶対に助けてやってくれ。そのためにも君に僕の力を託す」

 

「はい!絶対にカリオストロさんたちを助けてみせます!」

 

「後は大丈夫みたいだね。また今度君の話を聞かせておくれよ楽しみに待ってるね」

 

そう言ってゼットンさんは消えていった。

 

なんだか凄い夢を見ちゃったな...よし!ゼットンさんに任された事だし、更に頑張らなくちゃな!あっ、そうだ確かアダムがサンジェルマンさんたちと話してるンだけどどこだっけ?

 

 

それから歩いていると、サンジェルマンさんたちがいた。ベッドの上ではティキがアダムに膝枕されていた。

 

おはようございますと手持ちサイズのホワイトボードに書く。

 

「おや?起きたみたいだね。どうやら」

 

「アダムと話し終えてからグッスリねていたワケダ」

 

「おはようゼットンちゃん。それにしても随分お寝坊さんね♪」

 

カリオストロさんの声が聞けて幸せじゃあ〜。

 

「それじゃあ僕は行くとしよう」

 

「統制局長。どちらへ?」

 

「教えてくれたのさ、星の巡りを読んだティキが.....ね」

 

部屋を出ていこうとするアダムさんの肩を叩く。

 

そうそうアダムさん?

 

「なんだい?」

 

黄金錬成の件でのサンジェルマンさんたちのお返しです。

 

心の中で呟きながらアダムの股間を蹴り上げる。

 

 

「korkljrlr8pmoi5hxroor6qxp!」

 

アダムは訳の分からない言葉を発し、股間を抑える。それから内股で部屋を出ていった。その後はサンジェルマンさんは溜め息をついて頭を抑え、カリオストロさんとプレラーティから褒められた。やったぜ。

 

 

 




前半とか言っといてこっちの真面目な話が本編になっちゃてるんですが...

ところで皆さん。宇宙恐魔神ゼットって知ってます?
(この質問に込められた意味とは...)


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ヤバい...酔った...

友だちの家に行って遊んでたらエロゲを見つけてしまい、なんか見ちゃいけない物を見てしまったという罪悪感と羨ましいという感情が湧きました。

久しぶりに主人公がやらかします。


アダムの股間を蹴り飛ばしてから俺たちは空中要塞に乗って東京を襲撃しようとしていたのだが...

 

ヤバい...酔った...

 

空中要塞の揺れで乗り物酔いしてしまった。だけど三人には気づいてない。どうしよう...ハッキリ言って休みたい。

 

 

「オペラハウスの地下にはティキ以外にも面白いものがゴロゴロ眠っていたのよね」

 

「勿体ぶってなんていられないワケダ」

 

「我らパヴァリア光明結社は、神の力をもってして世の理をあるべき形へと修正するッ!」

 

この時、俺の頭の中ではカ○ーユ・ビ○ンの修正してやるッ!が再生された。にしても気持ち悪い...

 

その後の会話は聞こえなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

気がついたら話は終わっていた。といっても1分もなかったけど。

 

「ゼットン、貴方には悪いけど一人で街を攻撃してもらうわ」

 

お仕事もらっちゃったよ...

 

「出来るだけ多くの生贄がほしいわ。頼んだわよ」

 

はいよ〜。それじゃあ行ってきま〜す。うっ、吐きそう。

 

 

俺は酔いが覚めないまま空中要塞から飛び立った。

 

 

あ〜気持ち悪い...

 

 

飛んでいるのだが揺れるせいでこのままだと吐きそうだ。というかゲロではないが、過去にクシャミでやらかしてるから吐きたくない。なんだか嫌な予感がする。

 

 

ちょっと休憩するか...

 

 

近くのビルで休もうとしたら、作者のせいで風が吹いた。

 

 

おのれ作者め!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!巫山戯るな!巫山戯るな!バカヤロー!

 

 

風に揺られた影響で、ゼットンはもう限界だった。

 

 

オロロロロロロロロロ!

 

 

ゼットンの胸から大量の火球が放たれた。放たれた火球は街に直撃し、連鎖する爆発を引き起こす。海に当たった火球は巨大な水柱をあげる。

 

 

ハァ、ハァ、ハァ。ヤバい...またオロロロロロロロロロ!

 

またゼットンから火球が放たれた。今度はコンビナートに直撃し、先程よりも大きな爆発と火災が発生した。

 

 

これも全て作者ってやつ仕業なんだ(草加スマイル)だけど結果的に仕事は完遂できたから結果オーライだしサンジェルマンさんのところに戻るか(現実逃避)

 

 

頭飛んで飛んで飛んで飛んで飛んでと歌いながらサンジェルマンさんたちのいる空中要塞に戻る。

 

 

お〜いサンジェルマンさ〜ん

 

 

俺はサンジェルマンさんの名前を呼ぶ

(ゼットンが喋ってもゼットンの鳴き声しか聞こえていません。)

 

 

「遠くから見てはいたけど中々の成果だわ。これだけの生贄が集まれば私たちの計画もきっと上手くいくわ」

 

 

死んだ人に対して失礼だがこれもカリオストロさんたちを助けるためだ。許してくれとは言わん。

 

 

やっぱり怪獣と融合した影響なのか、人を殺したというのにソレに対する恐怖などはなかった。当然の事をしたという感情しかなかった。だけどカリオストロさんたちが死んだらきっと違う状態だっただろう。

 

 

「それはそうとあの骨董品はシンフォギアにやられてしまったワケダ。これからどうする?サンジェルマン」

 

「そうね...これ「デェェェェス!」っ!」

 

あっ、この声ってまさか...

 

振り向くと大量の刃が目の前に迫っていた。突然の事に反応が遅れ、体に刃が当たる。

 

 

いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!体はゼットンでも中身はカリオストロさんLOVEな一般人なんですけどぉ?

 

 

今度は切歌ちゃんと調ちゃんがユニゾンで攻撃を仕掛ける。迎え撃とうとするが、後ろにサンジェルマンさんがいるのに気づき退けようとしたが、また作者が小さい風を吹かせる。風によりカリオストロさんの服が僅かにずれて、アレが見えそうで見えない

 

 

Oh...Beautiful...

 

見とれてしまって回避が間に合わず、ユニゾンとサンジェルマンさんのシールドに挟まれた。

 

「ゼットンちゃん!?」

 

カリオストロさんの心配する声が聞こえる。心配してくれてありがとうございま痛い痛い痛い!

 

 

久々のギャグなのにこの仕打ちとかウッソだろお前!だけどカリオストロさんのアレが見えそうで見えないという素晴らしいものを見れたから許す!




作者の三半規管はクソザコなので修学旅行などの学校行事や、家族での遠出は地獄です。


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ゼットンの驚異

S.O.N.Gのゼットンへの反応を書いた話です。

仮面ライダーの平成FOREVER見ました?私は見に行きました。


突如として姿を表したパヴァリア光明結社の統制局長アダム・ヴァイスハウプトの黄金錬成によって風鳴機関本部を破壊され、シンフォギア装者である立花 響、風鳴 翼、雪音 クリスは仮本部のトラックへと戻っていた。全員が悔しさに顔を歪ませている中、司令でもありOTONAでもある風鳴 弦十郎が口を開いた。

 

「敗北だ。徹底的にして、完膚なきまでに」

 

「遂に現れたパヴァリア光明結社統制局長。アダム・ヴァイスハウプト」

 

緒川がアダムの名を口にすると、モニターにアダムの黄金錬成もとい、全裸抜剣の姿が映し出された。この格好にツッコミを入れる者はいなかった。というよりかは悔しさで相手の格好など気にしてすらいなかった。

 

「そして...」

 

次に映し出されたのはサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティのファウストローブだった。それを見たクリスは悔しそうに言う。

 

「錬金術師共のファウストローブ...」

 

「打ち合った瞬間にイグナイトの力を無理やり引き剥がされたような、あの衝撃は...」

 

その疑問にエルフナインが答える。

 

「ラピス・フィロソフィカス、賢者の石の力だと思われます」

 

「賢者の石...確かに言っていた...」

 

「完全を追い求める、錬金思想の到達点にして、その結晶体。病をはじめとする不浄を正し、焼き尽くす作用をもって浄化する特性に、イグナイトモジュールのコアとなるダインスレイフの魔力は、なす術もありませんでした」

 

それを聞いた翼は、自分の胸に手を当てる。

 

「とどの詰まりはイグナイトの天敵。この身を引き裂かんばかりの衝撃は、強制解除によるもの」

 

それに対しクリスは悔しそうに声を荒げる。

 

「決戦仕様である筈が、コッチの泣き所になっちまうのか!」

 

だが、悔しい事はこれだけではなかった。

 

「これ以外にもう一つ、厄介な事があります」

 

緒川が話を切り出す。

 

「黄金錬成の映像を記録したところ、とある映像が確認されました。それがございますコチラです」

 

モニターに映し出されたのは風鳴機関本部の屋根に立つゼットンの姿だった。その映像をを見たクリスは訝しげに言う。

 

「何やってんだアイツ?」

 

そしてアダムの黄金錬成により大爆発が生じる直前、ゼットンの両腕の前にブラックホールの様な円が出現した。そして爆発が終わり、煙が晴れるとノイズとは違うカラーになっていた。顔と胸の部分が発光し、全体的に黒と灰色のカラーへと変わっていた。

(因みにだが、煙が晴れてからの動きはウルトラマンサーガで完全体になった時のハイパーゼットンの動きだと思ってください)

 

「どういう事だ?まさか色違いになっただけじゃないねえだろ?」

 

クリスの疑問に緒川か答える。

 

「はい、クリスさんの言う通りです。ゼットンの体色が変化したと同時に、ゼットンから発せられるエネルギー量が変化しました。詰まりゼットンが強くなったという事です」

 

緒川の説明にエルフナインが補足する。

 

「正確には色が変わったというよりも、生身の肉体を手に入れたというのが正しいです」

 

エルフナインの補足が、響はよく分からなかった。

 

「え〜っと、それってつまりどういう事なの?」

 

「恐らくはあの円で黄金錬成のエネルギーを吸収。そしてそのエネルギーにより生身の肉体を錬成したという事です」

 

「我々は切り札を封じられ他に風鳴機関本部を失い、更には最も厄介な存在が更に強くなったという事か...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

話は飛んで、マリアがエルフナインと共にLinker作成への手掛かりを掴んだ矢先に東京湾からアルカ・ノイズの反応が検知された。

 

「空間を切り取るタイプに続き、またしても新たな形状...しかもかなり巨大なタイプのようです」

 

「罷り通らせるわけには...行きます!」

 

それから響と翼、クリスが合流し現れたノイズと戦闘を開始する。それから時間が経過したとき、事件は起きた。分裂した時に、街で大きな爆発が起きた。

 

「何が起きたぁ!?」

 

「ゼットンです!ゼットンから発射した火球によるものだと思われます!」

 

「狙いは街への攻撃か!」

 

弦十郎は自分のデスクに拳を叩きつけた。だが直ぐに冷静さを取り戻し、指示を出す。

 

「戦闘中の装者は戦闘を続行!残りの装者は街で避難を援護しろ!一人でも多くの民間人を救うんだ!」

 

今回の火球でシェルターごと焼かれ、合計で2749人もの民間人が死亡した。

 

 




皆さんはクリスマスをどう過ごしますか?私は非リア充なのでフォートナイトとDead By Delightで八つ当たりします。


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オッパイは素晴らしい。

守る(護る)為に振るった拳、殺す為に振るった拳。その2つに違いはない。




ハンバーガーの気分だ。俺というパティをユニゾンとシールドのバンズが挟む。それはいったいどんな味がするのだろうか...。というかどうやって抜け出せばいいんだこれ?

 

「どっちが先にやめるかのチキンレースの始まりデス!」

 

ちょっと待って。それどっちも相手が諦めるの待つパターンじゃん。このままじゃ俺が死ぬ。つーか背中からなんか変な音が聞こえる。痛いですね...これは痛い...

 

 

「「ハアアアアアアアアッ!」」

 

 

切歌ちゃんと調ちゃんはさらに力を込めてサンジェルマンさんのシールドを破ろうとする。抜け出そうとしても抜け出せない。するとシールドが割れて、俺ごと空中要塞を切り裂いていく。

 

 

ギイィェェェェェェェェェ!機械が体にぶつかって痛い!

 

 

そして空中要塞は爆発した。切歌ちゃんと調ちゃんは地面に着地するが俺は出来ずに地面に落ちる。と思いきや、カリオストロさんがキャッチしてくれた。お姫様抱っこで。

 

「はいキャッーチ♪ゼットンちゃん大丈夫?」

 

 

なんてこった...オ○パイが当たってる...なんと素晴らしい感触だ。惚れちゃうぜってかもう惚れてます。

 

非常に残念だがカリオストロさんから降りる。俺が降りた後に切歌ちゃんへとサンジェルマンさんが銃弾を撃ったが響ちゃんに受け止められていた。

 

「...間違ってる...命を礎だなんて、間違ってるよッ!」

 

「気が大きくなるのはいいけど」

 

「3対4でこっちが有利なワケダ」

 

プレラーティがそう言った瞬間に俺たちの足元に赤いエネルギー弾が撃ち込まれた。

 

「いいや。これで6対4だ」

 

「くっ...」

 

悔しがるサンジェルマンさんへ翼さんが問いかける。

 

「いい加減に聞かせてもらおうか。パヴァリア光明結社。その目的をッ!」

 

翼さんに続いて響ちゃんも問いかける。

 

「人を支配から開放する。って言った貴方たちはいったい何と戦っているのッ!?貴方たちが何を望んでいるのか教えてッ!?本当に誰かの戦っているのなら、私たちは手を取り合えるッ!」

 

響ちゃんの言葉に、サンジェルマンさんは拳を握りしめながら言う。

 

「手を取るだと?傲慢な!我らは神の力を持ってして、バラルの呪詛を解き放つ」

 

その言葉にシンフォギア装者は騒然とする。

 

「月の遺跡を掌握する!」

 

俺はサンジェルマンさん(特にカリオストロさん)たちを助けたい!

 

お前の目的は聞いてないぞ変態邪神がこの野郎...

 

 

「月にある、遺跡を...?」

 

そうだよ(肯定)

 

誰が喋っていいって言ったぁ!...おっと失礼。

 

「人が人を力で蹂躙する不完全な世界秩序は、魂に刻まれたバラルの呪詛が起因する不和がもたらす結果だ」

 

これも全てカストディアンって奴の仕業なんだ...(草加スマイル)

 

サンジェルマンさんに続いてカリオストロさんが言う。

 

「不完全を改め、完全と正す事こそ、サンジェルマンの理想であり、パヴァリア光明結社の掲げる思想なのよ♪」

 

今度はプレラーティが続ける。

 

「月遺跡の管理権限を上書いて、人の手で制御するには、神と呼ばれた旧支配者に並ぶ力が必要なワケダ。そのためにバルベルデをはじめ、各地で儀式を行ってきたワケダ」

 

その言葉に響は反論する。

 

「だとしても!誰かを犠牲にしていい理由にはならない!」

 

「犠牲でない。流れた血も、失われた命も、革命の礎だ!」

 

サンジェルマンはそう言い放ち、銃弾を発射する。そして戦闘が始まる。

 

それぞれの戦闘を見ていて、一つの疑問が浮かんだ。

 

 

あれ?誰も俺に向かってこないぞ?それとカリオストロさんのオッパイの揺れがエロい。

 

 

ゼットンは確かにこの場にいるが、全員が戦闘に夢中になっているのと、装者三人組との会話にゼットンは参加していないため空気の様な扱いになっていた。しかしずっと棒立ちでいるのは此処にいる意味がないと思い、ゼットンは戦闘へ参加する。

 

俺も仲間に入れてくれよ〜

 

ゼットンは翼の後ろへ瞬間移動する。翼は気配を感じて後ろを振り向くが、遅かった。

 

「しまっ...」

 

 

先ずは一撃!

 

 

ゼットンの右ストレートが炸裂する。翼はアームドギアでガードするが対処が遅れ、押し負ける。

 

「はあっ!」

 

足のブースターを使い、体制を立て直す翼。そしてそのままカポエラの様に体を回転させゼットンへと攻撃する。ゼットンはその攻撃をバリヤーを張ることで防御する。そして攻撃が止み、今度はゼットンが仕掛ける。翼を吹っ飛ばそうと蹴りを放つが躱され、カウンターの斬撃を受ける。

 

 

うおっ!

 

 

斬撃はゼットンの胴体に直撃し、ゼットンは怯む。怯んだ隙に翼はさらに斬撃を浴びせる。ゼットンは何とかそれを後退りしながら躱す。ゼットンが後ろに下がっていると、大きな石に足をとられ、よろめく。

 

 

「そこだっ!」

 

 

翼が大振りの斬撃を繰り出す。ゼットンは動きが止まった瞬間に尻尾を翼の足に絡ませ転ばせようとするが、翼はブースターで僅かに飛び上がりアームドギアを振り下ろす。

 

 

危ねえ!

 

 

ゼットンは真剣白刃取りの様にアームドギアを防御しようとするがゼットンの腕は 剣の様な突起形状なので掴めず斬撃は直撃する。

 

 

ところがぎっちょん!いけよファング!

 

 

ゼットンはがら空きの翼の胴体へと火球を発射する。翼は火球を受けて吹っ飛ぶ。

 

 

「ぐあああっ!」

 

 

吹っ飛ばされた翼はアームドギアを地面に突き立て、地面に膝をつく。

 

(まともに受けてしまったか...)

 

翼はそれでもゼットンへと向かう。

 

「何故お前はパヴァリア光明結社へ与する!奴らが何をしてきたのか分かっているのか!?」

 

翼はゼットンが人語を喋れなくとも、理解出来ているのではないかと思い、問いかける。

 

 

何故だと?簡単な事だ!俺はカリオストロさんが大好きだからだ!あのエロい服装!爆乳!そして喋り方!それら全てがどストライクだった!初めて登場した時に俺は!あの魅力に惹かれ、そしてその最期に涙した!だから俺は守りたい!あの人の全てを!そのためだったら俺はどんな事でもやってのける!そして!カリオストロさんのおっぱいに触れた今の俺は!阿修羅すら凌駕する存在だぁぁぁぁ!

 

 

ゼットンからオーラが溢れ出し、腕に集中する。そしてゼットンは瞬間移動で翼の懐に潜り込み拳を突き出す。

 

 

「うあぁぁっ!」

 

翼は吹き飛ばされ、倒れる。

 

さてと、次のお相手は...

 

するとカリオストロの放った攻撃がマリアによって弾かれ、ゼットンの方へと向かってくる。

 

 

しゅわっと!(空耳)

 

 

ゼットンは避けきれず当たる。ゼットンが吹っ飛ばされてる間にサンジェルマンたちは拠点へと戻り、復帰したゼットンも拠点へと戻っていった。

 

 

帰ったらカリオストロさんに謝られた。

 

「ごめんねゼットンちゃん。あーしのせいで痛い思いさせちゃって」  

 

オッパイに触れたので全くもって大丈夫です!

 

だけどそんな事書くわけにはいかないのでホワイトボードに大丈夫ですと書いておいた。それにしても柔らかかったなぁ...

 

 

 




カリオストロさんのファウストローブはエロい。断言できる。


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頼むから隠せ。俺はカリオストロさん一筋なんだ。

ラッキースケベを味わったゼットンに八つ当たりでもするか...

主人公をハイパーゼットンにした理由なんですが、最初はウルトラマン、スーパー戦隊、仮面ライダーの強キャラの誰かにする予定で色々と候補が上がり、最終的にウルトラマンはハイパーゼットン、グリーザ、ダークザギ。戦隊ヒーローはバングレイ、皇帝アクドス・ギル、無限龍ロン。仮面ライダーはン・ダグバ・ゼバ、デスイマジンが残りました。その後は友だちと相談した結果ハイパーゼットンになりました。

前書きが長くて申し訳ない。


拠点に帰って暫くしてから俺は風呂に入っていた。するとアダムがやって来て、一緒に入浴する事になった。

 

何故だ!何故アダムと風呂に入らなにゃならんのだ!俺はアダムじゃなくてカリオストロさんとお風呂に入りたいよ!俺はノンケだ。だけどいい体してんなぁ...造られたとはいえあの体は男としては羨ましい。いやいや駄目だ駄目だ!これじゃまるでホモみたいじゃないか!自分に言い聞かせろ。俺はノンケだ俺はノンケだ俺はノンケ俺はノンケだ。

 

ゼットンが心の中で大騒ぎしている間、アダムはサンジェルマンたちの報告を聞いていた。

 

「失敗したのかい?シンフォギアの破壊は?」

 

「はい」

 

「確かに言った筈だよ。僕は。シンフォギアの破壊をね」

 

「申し訳ございません」

 

サンジェルマンの謝罪の後にカリオストロとプレラーティがアダムへ毒を吐く。

 

「はん。前は良いところで邪魔ししたくせに」

 

「いけ好かないワケダ」

 

ティキはそんな2人に対して怒り始めた。

 

「聞こえてるわよ!3級錬金術師共。アダムへの悪口なんて許さないんだから!」

 

 

こっちだってカリオストロさんへの悪口は許さねぇからなぁ。あ○びあ○ばせじゃあ彼氏が出来なくてあーだこーだ言ってたくせにこの恋愛脳は...てかこの位置ならカリオストロさんのパンツは見えるのでは?...見えなかったか...

 

 

俺が心の中で言ったことなど露知らずアダムが話し始める。

 

 

「アスペクトは遂に示された。ティキが描いたホロスコープにね」

 

そう言ってアダムは立ち上がる。そしてサンジェルマンさんが続ける。

 

「ならば祭壇設置の儀式を」

 

アダムはティキを持ち上げながら言う。

 

「この手で掴もうか。神の力を」

 

一応は俺も神様ですよ〜。邪神ですけどね...つーかアダムさん?あなたのアレが見えてるんですけど?おい止めろ。見えてるから!見えてるから止めろ!揺れてるから止めろ!俺はそんなもの見たくない!見たいのはカリオストロさんのオッ○イなんだ!

 

その後アダムは浴槽から出るのだが...

 

タオルで隠せよ...見えてるんだよお前のアレがよぉ!折角の風呂だってのになんでこんな目にあわなくちゃいかんのよ!

 

 

「嫌味な奴。あんなのが結社を統べる局長ってんだから、やりきれないわね」

 

「そうだね。だけど私たちがついていくのはアイツでも結社でもないワケダ」

 

そう言って2人穏やかな顔はサンジェルマンさんを見る。サンジェルマンさんも穏やかな顔で2人を見る。

 

 

「2人とも...」

 

 

ああ...なんて素晴らしい光景だ...3人が輝いて見える。やっぱりこの人たちは3人でいなきゃ駄目だ。もし、この人たちを傷つける奴がいるなら俺は、ソイツを躊躇いなく殺そう。この3人(特にカリオストロさん)は生きなくちゃ駄目なんだ。ふぅ、やっぱり精神が変化してるな...前世だったらこんな物騒な事なんて考えなかったのになぁ...

 

 

「だったら、シンフォギアの破壊はこちらに任せてほしいワケダ。ゼットン、お前にも手伝ってほしいワケダ」

 

プレラーティさんが俺にそう言ってきた。

 

 

確か船?の上でのバトルだったな。よーし頑張るぞー!

(尚、ギャグ補正は消えない模様)

 

 

俺はホワイトボードに分かりました。と書いて風呂から出る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風呂から出たアダムは部屋で考え事をしていた。

 

「ねえねぇ、アダムは何やってるの?さっきから椅子に座ったままだよ?」

 

「すまないね。かけておこうと思ったんだ、保険をね」

 

「保険ってどういう事?」

 

その質問にアダムは微笑む。

 

「一つじゃないんだよ。神の力は」

 

「?」

 

(予想外だったよ、君が結社に加わってくれる事はね。だけど感謝しなくてはな、お蔭で神の力を破壊されても何とかなりそうだ。)

 

 

 




伏線の回収しないと...

誤字があったら報告お願いします。自分で見つけて直しても見つかるので。


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俺の腰と造り物の闇

今年最後の投稿になります。皆さん来年も宜しくお願いします!


ガキ使見ながら書いてます。ちょっと眠いせいか変な文になってるかもしれません。


何でプレラーティって夏なのにあんな暑そうな格好が出来るんだ?

 

「それじゃあシンフォギアの破壊に向かうワケダ」

 

そんな疑問がふと浮かんだが頭の隅に追いやる。シンフォギアの破壊は流れが狂うので出来ないから損傷を与えるくらいはやるか。逝くぞぉぉぉぉぉ!ダ○ナモ感覚!ダ○ナモ感覚!

 

それから船に辿り着き、戦闘が開始された。

 

「デェェェス!」

 

切歌ちゃんが俺をイガリマで斬りつけようとする。それを瞬間移動を繰り返し、躱す。

 

「いい加減に当たりやがれデス!」

 

 

いやいや当たったら危ないだろ!というか刃物系の攻撃には当たりたくないです。殴られたりとか撃たれるのはまだいいんだよ。切り傷って一番痛いだろ(個人の意見)

 

鎌をブンブンしながら近づいてくる切歌にゼットンは突起状の腕で鍔迫り合いを仕掛ける。

 

 

「絶対に負けないデス!」

 

 

一度だけ翼さんと鍔迫り合いをした事があるから分かるけどさ、腕から火花が散るんだよコレ。帰ってからずっと腕のチェックしてるけどまだ削れてはいないよ?だけどね摩擦で腕が熱くて辛いんだよ!何でこんな目にあわなくちゃいけないんだよ!

 

 

切歌ちゃんと鍔迫り合っていると、足首にヨーヨーが巻き付いた。

 

 

あっ...

 

足首に巻き付いたヨーヨーのせいで思いっきりズッコケる。さらに船の床に顔面を強打する。

 

 

マジで顔面はやめてくれ...いやホントに冗談抜きでさ...

 

 

顔の痛みを堪えながら立ち上がると切歌ちゃんかブースターを使い、タックルを仕掛けてくる。

 

吹っ飛ばされて、壁に叩きつけられる。ここで問題が発生した。壁に角が刺さってしまい身動きがとれなくなってしまった。

 

ゼットンが壁から抜けようと藻掻いている間、切歌と調がユニゾンを決め、プレラーティに攻撃を仕掛ける。

 

「「はあぁぁぁぁぁぁ!」」

 

「サンジェルマンのためにー!」

 

結果、プレラーティが押し負け海に落とされる。それと同時に武器のけん玉が手から離れ、ゼットンへと向かっていく。

 

 

やっと抜けた...

 

 

「ゼットンちゃん避けて!」

 

 

ん?

 

 

カリオストロが呼びかけるが遅く、ゼットンの腰に命中する。

 

 

 

ああああああああああああああああ!腰が!腰がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

ゼットンは腰を砕かれ、プレラーティは重傷。この状態で戦っても勝ち目はないと判断したカリオストロはプレラーティとゼットンを回収し、拠点へと戻っていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレラーティたちがS.O.N.Gを襲撃をしている間、アダムは今までゼットンが出現した地域を訪れていた。

 

 

「最後だね。これで」

 

アダムの手に、闇が握られていた。その闇はゼットンが放った闇の残滓だった。

 

「これで超えられる。完全を」

 

 

絆を横倒し。

 

 

 

 




タイトルに込められた意味とはいったい...


来年も宜しくお願いします。


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絆を横倒しすれば分かる

前半は腰をやってしまったゼットンの話で後半はアダムの話です。

アダムは原作よりも強くなります。それとアダムの手に入れた闇がとあるウルトラマンの敵に繋がります。


拠点に帰ったカリオストロ、プレラーティ、ゼットン。そのうちの2人はベッドに寝かされていた。

 

 

痛ぇ...何とか動けるようにはなったけど痛い。これじゃ足手まといだなぁ俺。

 

 

隣を見るとプレラーティが寝ており、体には包帯が巻かれていた。

 

 

まさかけん玉が腰にぶつかるとはね。これも作者のせいか...

 

 

その通り。カリオストロさんにラッキースケベを発動させたせいで作者が嫉妬し、ゼットンの腰を砕いたのだ。人間の屑がこのヤロウ...こうなったら俺が直々に、空手を教える。

 

 

アダムとサンジェルマンさんの会話でも聞きに行くか。これからの事もあるしな。

 

 

ゼットンはアダムとサンジェルマンの元へと向かう。向かった先にはカリオストロがおり、壁に隠れていた。ゼットンは、偶々通りかかったのを装いながら近づいた。

 

 

ゼットンに気づいたカリオストロは、ゼットンの手を掴み引き寄せる。

 

「ゼットンちゃん、少し静かにしてて」

 

そう言われたゼットンは頷き、物音をたてないように静かに動く。

 

「じゃあ生贄を使えばいいんじゃないかな?あの2人のどちらかを」

 

「十分に足りる筈だ。祭壇設置の不足分だってね。完全な肉体より錬成されるエネルギーなら」

 

その言葉にサンジェルマンは怒りに顔を歪ませる。

 

「局長...!あなたは何処まで人でなしなのか!」

 

その言葉を聞いたゼットンとカリオストロは直ぐに部屋まで戻る。部屋に戻ったカリオストロは、プレラーティに語りかける。

 

「大祭壇の設置に足りない生体エネルギーはあーしたちから錬成する...」

 

「仲間に犠牲を強いるアダムのやり方は受け入れられない...」

「きっとアイツは他にも何か隠している...まあ、女の勘だけどネ...」

 

 

その後ゼットンはカリオストロに、腰のマッサージをしてもらうというあまりにも羨ましい展開が起きた。尚、作者は血の涙を流していた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サンジェルマンとの会話を終えたアダムはゼットンの残した闇の残滓を眺めていた。

 

「完璧なんだがね。ゼットンから直接取れれば」

 

「そういえばアダム。そのヤミが保険って言ってたけどどうやって使うの?」

 

「そのままの意味だよ。神殺しによって神の力化殺された場合の保険としてね」

 

「それ以外に何かないの?」

 

そう言われてアダムは考える。

 

「ふむ...倒すためかな、絆を」

 

「絆を倒す?」

 

「そうさ。自らが生み出した闇に仲間が傷つけられる。そうなれば倒れる筈さ。絆が」

 

更にアダムは続ける。

 

「ここで質問だ。知っているかい?絆の綴りは」

 

そう聞かれたティキはアダムに怒る。

 

「失礼ね!私だってそのくらい知ってるわよ!絆ーNexusーでしょ?」

 

「正解だ。じゃあどうなると思う?絆が倒れると」

 

「絆が倒れると?う〜ん...分かった!Zになる!だけどそれがどうかしたの?」

 

「考えたんだよ。この新しい力の名前を」

 

新しい名前が何なのか気になったティキはアダムに聞く。

 

「その新しい力の名前を教えてよアダム!」

 

そう言われてアダムはほくそ笑む。

 

「こう名付けたんだ。絆ーNexusーを壊す存在」

 

       

 

 

        

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ザギ




主人公になるキャラ候補のザギ様はアダムの力になりました。色々と思うところがあるかと思いますがすいません許してください何でもしますから(何でも出来るとは言ってない)


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分身って大変.....

ゼットンさん、自分のせいでアダムが強化されたのに気づいていない。

今回は主人公が序盤だけ不機嫌。

私はAndroidを使って投稿したいるのですが、カって入力しただけでカリオストロって予測に出てくるようになりました。これも愛.....か

それと、もう一つ新作を作ることが決定しました。タイトルは戦姫絶唱シンフォギアメイキングです。内容はドラマや映画によくあるメイキングのシンフォギアバージョンです。


腰が治った。良い事だ。更にはカリオストロさんからマッサージして貰えた。とてつもなく素晴らしい事だ。全くもって素晴らしい日だ。だけど明日はクソったれな日になる。カリオストロさんが死ぬ。正確に言えば死んだふりではあるが、大切な人が死ぬのは実に不愉快だ。止める事が出来ないのがもっと不愉快だ。止めてしまえば全てがパーになってしまい、カリオストロさんたちに迷惑がかかる。俺には解決策が思い浮かばない...

 

 

ゼットンが解決策を思いつけないのは作者もいい解決策を思いつけなかったからだ。結局のところ、作者が悪い。許してくれゼットン。

 

その後ゼットンは夜まで部屋に待機して、夜を待った。夜になり、ゼットンはレイラインの一つが存在する神社へ来ていた。ティキが星座を映し出されており、ティキの目が青く光り輝いていた。

 

「七つの惑星と七つの音階.....。星空はまるで音楽を奏でる譜面のようね 」

 

「始めようか、開闢の儀式を」

 

そう言ってアダムはサンジェルマンの背中に鏡写しオリオン座の刻印をつける。

 

「ッ!.....」

 

サンジェルマンは苦しそうにうめき声を上げる。そんなサンジェルマンの姿にカリオストロは悲しそうな顔つきへと変わる。するとアダムがサンジェルマンに何か呟く。その呟きを聞いたサンジェルマンの顔つきが変わる。

 

「さて、シンフォギアだよ、気になるのは」

 

今まで黙っていたカリオストロが口を開いた。

 

「あーしとゼットンちゃんが出るわ。儀式で動けない人と負傷者には、任せられないじゃない」

 

「あるのかな?何か考えでも」

 

「相手はお肌に悪いくらいの強敵」

 

そう言ってカリオストロはラピスとは別のアイテムを取り出す。

 

「もう嘘はつきたくなかったけど.....搦め手でいかせてもらうわ」

 

 

あ〜クソったれだ。前世で精神がボドボドになったカリオストロさんが死ぬシーンを間近で見なきゃならんのよ!とはいえ都合よくいかないのが人生だ。というよりも怪獣生か?とはいえどーこー言っても変わらない。明日に備えてホテルに戻るか。

 

 

ホテルに戻ったゼットンは風呂に入り、明日に備えて眠りについた。

 

 

朝か.....取り敢えず顔洗わないとな。にしてもイライラするな。

 

 

ゼットンは洗面所で顔を洗い、今日の襲撃への準備をする。

 

 

響ちゃんと切歌ちゃん。そして翼さんと調ちゃんで別々の空間に送られる。そこで俺が戦う流れなのはいいけどどうやって戦えばいいんだ?俺の体は一つしかないからなぁ..... 。いや、まてよ?確かサーガの方でほんの僅かだけど分身してるシーンがあったよな?もし出来るなら分身しながら戦わないとな.....

 

 

ゼットンが顔を洗っている最中、カリオストロは一人、仲間にも嘘をつく事を改めて決心していた。

 

(アダムに一泡吹かせるためとはいえ、仲間を騙すのは心が痛むわね。サンジェルマンに完全な肉体を与えられた時にもう嘘はつかないってあーしは決めたのに。それでもアダムを倒すために、あーしは最後の嘘をつく)

 

 

するとゼットンが洗面所から出てきた。何か考え事をしているのか、さっきから何度も壁にぶつかっていた。そんなゼットンを見てカリオストロはクスッと微笑んだ。

 

「ありがとねゼットンちゃん」

 

カリオストロはゼットンに近づきそう言った。ゼットンは気づいていないがゼットンの壁に何度もぶつかるという行為が、カリオストロの緊張を僅かだが解きほぐしていた。それにゼットンは気づいていないが、カリオストロから例を言われたという事で少しテンションが上がったが、ゼットンの不機嫌は治っていなかった。

 

 

カリオストロさんから何か知らないけどありがとうって言われた。凄い嬉しかったしテンションも上がった。だけどカリオストロさんとは暫く会えない。憂鬱だ.....

 

 

そして両者は準備を終え、クリスたちがいる東京駅へと向かう。到着するとカリオストロがアルカ・ノイズを召喚し、駅へと攻撃を仕掛ける。ゼットンはカリオストロに、自分の戦闘には参加せず残りの装者を相手にしてほしいと言われており、装者が来るまでハ○公像の横に立っていた。襲撃を受けて翼とクリスが応戦するが押され始める。そして応援の装者たちが駆けつけた。

 

 

「ここから逆転劇の始まりデスッ!」

 

「そうね。逆転劇はここからよねッ!」

 

そう言ってカリオストロが石を投げつける。響と切歌、翼と調に分断される。

 

 

それじゃ、お仕事しますか

 

 

ゼットンは瞬間移動で響たちが送られた空間へと移動する。到着と同時に分身し、分身を翼たちが贈られた空間へと移動させる。

 

 

分身ってこんな風で良かったのか?何かが抜けた感じがしたけど大丈夫か?

 

 

ゼットンがそんな事を考えていると、響が前に出て来て構えをとる。

 

 

「切歌ちゃん。私はゼットンさんの相手をするからアルカ・ノイズの相手は頼める?」

 

「ドンと任せるデス!響さんがいなくても全部イガリマで切り裂いてやるデスよ!」

 

切歌は、アームドギアを構え、アルカ・ノイズの元へと向かう。ゼットンは、それを黙って見ていた。響ちゃんが

 

「それじゃあ、いきます!」

 

 

響は腰のバーニヤを使い、猛スピードでゼットンへと向かう。対するゼットンも飛行能力を使い、響へと向かう。両者は拳を付き出す。

 

 

「はあぁぁぁッ!」

 

おるぅあ!

 

互いの拳がぶつかり、衝撃波が生じる。周囲のアルカ・ノイズも巻き込まれ、何体か吹き飛ばされる。今度はゼットンが突起状の腕で抜き手を放つ。響はその腕を掴み取り、投げ飛ばす。ゼットンは飛行能力を使って体制を立て直す。ゼットンが前を向いた瞬間、ゼットンの目の前には響のこぶしが迫っていた。

 

 

回避は間に合わねぇか.....

 

 

響の拳はゼットンの顔面を捉えた。

 

 

ぐがぁぁ!

 

 

ゼットンは吹き飛ばされ、地面を転がる。ゼットンは転がりながらも尻尾を伸ばして響の足へ巻きつける。そして響もゼットンと一緒に転がる。

 

「痛たたたた.....」

 

響とゼットンは起き上がる。しかしゼットンは焦っていた。

 

何だ..... ?力が入らねぇぞ.....ハァ、ハァ、まさか、分身したせいか?

 

 

ゼットンは分身したのはいいのだが、その影響で攻撃、スピード、防御が半分になっていた。そして、ガングニールの神殺しがゼットンへと大きなダメージを与えていた。

 

 

不味いな.....。このままじゃ負けるかもな  

 

 

戦闘は再開する。今度はゼットンが先に仕掛ける。瞬間移動で後方へと移動し、火球を放つ。響は火球を殴り飛ばし、ゼットンの方へと殴り返す。火球はゼットンの足元へ着弾し、煙が舞い上がる。煙で視界が遮断された隙に響は腕のガントレットを伸ばし、足のアンカージャッキと腰のバーニヤを同時に起動し、ゼットンへと接近する。煙を突き破って響がゼットンへと拳を突き出す。ゼットンはバリヤーで防ぐのだが、バリヤーに皹が入り始めた。

 

 

バリヤーに皹が.....どういう事だ?

 

 

ゼットンは何故バリヤーに皹が入った事に驚き、何が起きてるのか分からなかった。だが直ぐに原因が思い浮かんだ。

 

 

しまった!ガングニールには神殺しの力が.....

 

 

ゼットンの気がそれた隙を、響は逃さなかった。響のガントレットが作動してパイルバンカーの様になり、ゼットンのバリヤーを突き破る。そして、そのままゼットンの体へ直撃する。

 

 

ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

ゼットンは吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。普段のゼットンであれば負ける事などなかった。だが、攻撃、防御、素早さが半減した状態で受けるダメージは大きく、元一般人のゼットンにはキツかった。更にはガングニールの神殺しがゼットンを蝕んだ。一撃が今のゼットンにとっては劇薬だ。だがこのままゼットンがやられる事などありえない。何故?画面の前のユーザー様なら分かるだろう。ゼットンが何の為に戦っているのか。

 

 

 

俺のカリオストロさんへの愛は!誰にも止められねーぞぉぉぉぉぉぉ!

 

 

蓄積されたダメージと神殺しによって立つことすら困難な筈のゼットンが起き上がった。響としてはこのまま倒れてほしかった。これ以上ゼットンに攻撃するのは心が痛む。響はどうするべきか悩んだ。だがその優しさが最大の隙だった。ゼットンは自分の分身を呼び出した。

 

 

あの技をやるぞ。お前の力が必要だ

 

 

ゼットン(本体)かそう言うと、分身は頷いた。そしてゼットンは心の中でとある言葉を呟く。

 

ドロップ ファイヤ ジェミニ。

 

バーニングディバイド。

 

そして叫ぶ!

 

 

 

       ザヨゴォォォォ

 

 

 

 

ゼットンは飛び上がり、体を回転させ足に炎を纏わせてドロップキックを放つ。その攻撃は橘、いや立花 響に命中する。響は吹っ飛ばされるがゼットンが分身していたお蔭で大ダメージは受けなかった。それとほぼ同時に、切歌がアルカ・ノイズを倒し、空間が元に戻る。そこにカリオストロはいなかった。

 

 

カリオストロさんの計画はまず成功だ。後はここから逃げるか.....

 

 

ゼットンは瞬間移動でサンジェルマンたちのいる場所へと帰った。帰るとティキがカリオストロの死を報告していた。

 

 

「や~られたったー消えたったー、カリオストロはお星様になられた模様。ちーん」

 

 

ゼットンはこのままティキをスクラップにしてやりたかったが体力の消費が激しいため、何とか抑えた。だが、その後のアダムの発言はゼットンを怒らせた。

 

「省けたね。選択のひと手間が」

 

 

お前今なんて言った?

 

 

ゼットンの体からドス黒いオーラが溢れ出した。残された理性でサンジェルマンの方へは流れないようにはしたが、それでも怒りは抑えきれずに周囲を囲む森へとオーラが流れていった。すると、木が次々と枯れ始めていった。抑えきれない怒りをアダムにぶつけようとするが、それをサンジェルマンが止めた。

 

「やめなさいゼットン」

 

ゼットンが振り向くと血が出るほど拳を握りしめたサンジェルマンが自分を見ていた。

 

「ありがとう。大切な仲間の為に怒ってくれて」

 

そんなサンジェルマンの姿を見て、ゼットンは落ち着きを取り戻し、オーラを消して拠点へと帰った。

 

アダムは一人でほくそ笑んでいた。

 

「遂に手に入れたよ、ゼットンの闇を」

 

アダムが手にしていたのは先程ゼットンが発した闇のオーラだった。そしてかき集めた闇の残滓と融合させた。

 

「これで完成だね、ザギの力が」

 

 




投稿が遅れた理由は、親戚の家に行ったりお正月のテレビ特番などの誘惑に負けていたからです。

この作品のアダムは本家よりも強いです。ザギの力のお蔭ですけどね。


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カオスなスーパー

ギャグに塗れてます。他作品キャラが沢山でます。




これはとある朝の一幕。

 

サンジェルマンとプレラーティ、カリオストロ、ゼットンが朝の食事の支度をしている最中に、サンジェルマンがとあるものを見つけた。

 

「ダディの辛味噌?プレラーティ、これはどういう物なの?」

 

「食料を買いにカリオストロとスーパーに行ったときに買ったワケダ」

 

「そうそう。あーしとプレラーティで買いに行ったんだけど凄いもの見ちゃったわよ」

 

 

凄いものって何ですか?

 

 

ゼットンがそう聞くとプレラーティは疲れた顔になり、カリオストロは楽しそうな顔になる。そして、カリオストロが喋り始める。

 

 

「ゼットンちゃんが仲間になって直ぐの事だったのよね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

プレラーティとカリオストロは食料調達のため、スーパーを訪れていた。

 

「それにしても随分と変わった名前のスーパーだったワケダ」

 

「そうよねぇ、オンドゥルマーケットってどうやったらそんな名前が思いつくのかしら?」

 

店内の商品を見ていると、変わった名前の商品が目に入った。

 

「ねえプレラーティ、コレって面白そうな名前じゃない?」

 

カリオストロが持ってきた瓶詰めの商品名を見る。

 

「ダディの辛味噌だと?店の名前といい商品名まで変わってるワケダ」

 

カリオストロもプレラーティも辛味噌という物は知っていたが、こういった変わった名前の物には興味が唆られる。

 

「まぁいい。これも買ってみるワケダ」

 

プレラーティが買い物かごにダディの辛味噌を入れ、必要な物も入手したプレラーティたちはレジへ向かおうとする。その時だ、女性の叫び声が聞こえた。

 

 

  

マンビキヨー!オッペケペンムッキー!

 

 

あまりの滑舌に何を言っているか聞き取れなかったが、万引きが起きたという事は分かった2人が声が聞こえた方へ行くと、黒い帽子にサングラスとマスクをつけた男が走ったいくのが見えた。そして、2人の店員が追いかける。二人の店員が万引き犯に追いつき、掴みかかるが万引き犯は抵抗し店員を引き剥がそうとする。片方の店員がレジから動かない3人目の店員に尋常じゃない悪さの滑舌で声をかける。

 

 

「ダデイーナザン!ナズェミテルンディス!」

 

 

店員が声をかけた方を見ると、橘と書かれたネームプレートを下げ、トランプのダイヤが大量にプリントされているエプロンをつけた男がレジの影から様子を伺っていた。万引き犯がムッキーと先程の滑舌の悪い店員、ケンジャキこと剣崎を突き飛ばして逃げる。するとダディーこと橘が走り出す。  

 

 

「ニゴリエースハオデノボドダー!」     

 

 

こちらの滑舌もよくなかった。追いついたのはいいが橘も突き飛ばされてしまった。すると、肩に黄色のネズミの様な生物を乗せた少年と糸目で茶色の服を着た男が飛び出してきた。

 

「待てー!そこの万引き犯!」

 

2人の少年は走るが追いつかない。するとネズミを乗せた少年が連れの男に声をかける。

 

 

「タケシ、高速移動だ!」

 

「おう!」

 

そう言うと2人は、常人ではない出せないであろうスピードで万引き犯に追いつき、タックルをしようとする。万引き犯の男はギリギリでタックルを避ける。万引き犯の男が避けた先には、馬ノ怪物に首の骨を折られそうな顔をした男が立っており、万引き犯とぶつかった。

 

 

「万引きか。よくないなぁ、こういう事は.....」

 

 

男は恐ろしい笑みを浮かべ万引き犯に詰め寄る。万引き犯の男は恐怖を感じて、また走り出した。

 

 

今度は加賀美と書かれたネームプレートを下げ、クワガタのマークがプリントされたエプロンを身につけている店員が走ってきた。万引き犯がジャンプし、腕に力を込めて殴ると、

 

「ウワアアアアアアアアアアアアア!!」

 

と叫びながら壁に叩きつけられ気絶した。何がしたかったのだろうか?しかし、そんな万引き犯にも最後が訪れた。走っていると、声が聞こえてきた。

 

 

「何処へ行くんだぁ?」

 

 

声をかけたのは、緑色の逆だった髪と溢れんばかりの筋肉に覆われた店員だった。万引き犯が振り向くと、男が迫っていた。

 

 

「ふおおっ!」

 

 

万引き犯の男は岩盤.....ではなく、壁に顔を叩きつけられており、意識も朦朧としていた。

 

 

「もう、終わりかぁ?」

 

 

そう言って男が手を離すと万引き犯は崩れ落ち、気絶した。万引き犯を壁に叩きつけた店員は

 

 

「終わったな.....所詮、クズはクズなのだぁ.....」

 

 

と言い残し、持ち場へ戻っていった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「な~んて事があったのよ♪」

 

「何が何だか分からなくなって疲れてしまったワケダ」

 

「そ、そうなのね.....」

 

サンジェルマンは苦笑いになっていた。

 

 




自分でも書いてて思った。カオスだ。


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紡がれる絆は世界を超えて

今回の話の主要人物は響ちゃんです。プレラーティと翼さんたちとの戦闘にゼットンは関わりません。サンジェルマンの護衛としてサンジェルマンさんと一緒にいます。


風鳴 翼と月読 調の両名がサンジェルマンの元へと向かおうとするプレラーティと戦闘中、残されたメンバーは被害にあった道路で怪我人の救助をしていた。やがて救助が終わり、プレラーティとの戦闘を終えた2人が戻ってくるの確認してから再び眠りについた。眠りについた直後、立花 響は夢を見ていた。

 

「あれ?ここっていったい.....」

 

先程まで神社で眠っていた筈の響は、荒野に立っていた。他のうに誰かいないのかと辺りを見回しても、人の気配すら感じない。見えるのは、先の見えない大地と静かに吹く風だけだった。此処で立ち止まっていても埒が明かないと思った響は、歩き出した。何処かに建物、ないしは人がいる事を願いながら。

 

 

「誰かー!誰かいませんかー?」

 

 

歩き出してから20分は経過したが、誰も見つからなかった。叫んでも叫んでも聞こえてくるのは自分の声と僅かに吹く風の音。それでも響は歩く事をやめようとしなかった。すると、巨大な遺跡が目の前に出現した。

 

 

「あれ?こんな遺跡さっきまで.....」

 

 

その遺跡に吸い寄せられる様に響は遺跡の中へと入っていった。中に入り、進んで行くと大きな壁画が幾つもあった。

 

「大きな絵だなぁ。何が描いてるんだろ?」

 

壁画に近づくと描かれている絵がよく見えた。描かれていたのは、空を飛ぶ異形の生物と戦う銀色の巨人の絵だった。次の絵は巨人から出た光が別の人間に受け継がれ、先程と同じ巨人の姿へと変わった。色は銀色から赤色へと変わっていた。そして、次の壁画も先程と同じ様に光が受け継がれていく。今度は青色の巨人だった。最後の壁画は今までの壁画よりも大きく立派な絵だった。

 

「凄い.....綺麗だなぁ」

 

その壁画に描かれていたのは一番最初に描かれていた巨人と同じ銀色だが、姿が違っていた。目には3本の縦筋の様なライン。筋肉の様な赤い部分も全て銀色へと変わっており、背中から翼の様なものが生えていた。その姿を見て響は美しいと思い、見惚れていた。そしてその絵に手を伸ばす。すると響の頭の中に映像が流れ込んできた。

 

 

「コレって.....この絵のお話なの?」

 

この壁画に描かれた巨人。ノア、又の名をネクサスと呼ばれた戦士の歴史だった。デュナミストの苦悩や悲しみが響に流れ込む。だが、それだけではなかった。苦悩や悲しみだけでなく、強い思いや希望、そして紡がれる絆という光が響の頭へと流れる。

 

「ーーーーーかーーーーーをーーーーーみーーーーーたーーーーーす」

 

 

「ッ!」

 

 

誰かの声が聞こえた瞬間、目が覚めた。

 

 

「どうかしたのか?」  

 

隣で寝ていたクリスが声をかける。

 

「ううん大丈夫。ちょっと夢を見てたんだ」

 

「お前の事だから食い物の夢でも見てたのか?」

 

そう言ってクリスは布団に潜り込む。時計を見ると、時間は3時。起きるにはまだ早い。響も布団に潜る。だが、その夢を見る事はなく、朝を迎えた。



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やっぱりティキは嫌いです。

響ちゃんってデュナミストになれそう。それとパタポンやりたい。




どうも皆さんこんにちは。ゼットンです。突然ですが私は今、サンジェルマンさんの護衛をしております。

 

「73800、73801」

 

 

雰囲気が重いです。いや、大切な仲間が死んだ(生きてる)からしょうがないよ?だけどこの人から感じる苦労人&不幸人オーラがヤバい。

 

 

「母を亡くしたあの日から、置いて逝かれるのは慣れている」

 

 

悲しいかなぁ、人はそうやって辛いことを経験して強くなるんやなぁ。てかホントにライダー助けて!

 

 

「それでもすぐにまた会える。私の命も、そのためにあるのだから」

 

 

駄目だ。この空気に耐えられん

 

 

シンフォギア装者や立ちはだかる敵たちの様な重い過去を持たないゼットン。この空気に耐えられず、脳内でエイサイハラマスコイ踊りをし始める。踊り始めたその時、救世主が現れた。

 

「ありゃま、死ぬのが怖くないのかな?」

 

よっしゃティキさんナイスゥ!お前の事は嫌いだけど今だけはナイスゥ!

 

「理想に準じる覚悟など済ませてある。それに、誰かを犠牲にするよりずっと.....」

 

ティキはサンジェルマンの本心を聞いて、高らかに笑う。

 

「キャハハハッ!何?それが本心?」

 

あ、やっぱり今の無し。ムカついた。ヒドォチョグテルトヴッドバスゾ!

 

ダディは落ち着け。

 

 

「だから君は数えてきたのか、自分が背負うべき罪を。おためごかしだな.....」

 

おためごかしってどんな意味かわからない人に説明すると、おためごかしとは他人のために見せかけて、自分の利益を図ることという意味なんですって。まんまアダムさんのやってる事じゃないですか〜。

 

 

「人でなしには分かるまい.....」

 

 

まあ人形だからね。てか俺も見た目は人じゃないからちょっとなぁ.....

 

 

それからゼットンは神の力の顕現のため、神社へと向かう。その途中に、サンジェルマンから一つ頼み事をされた。

 

 

「シンフォギアと戦闘になった時は私に任せてほしい」

 

 

え?何でですか?

 

 

「お前が私の護衛を任されているのは分かっている。だがシンフォギアは私の手で直接倒しておきたい。」

 

サンジェルマンから強い想いを感じ取ったゼットンは、サンジェルマンの頼みを了承する。

 

 

後はメリケン野郎共が心配だな。まぁどっちにしても殺すのは決めてるんだけど

 

 

反応兵器を発射する前に殺すと後々に厄介な事になるので出来ないが、反応兵器を発射させて理由を作る。その後で米国の政治家たちを殺すつもりであった。

 

 

前世の話ではあるが、ゼットンはシンフォギアの米国の政治家たちが嫌いだった。そのため殺す事に関しては何も感じてはいなかった。寧ろ、害虫がいなくなるという事で喜びに近い感情がゼットンの中にあった。

 

目的の神社へ到着すると、エスポワールではないが、黒服たちがいた。計画がバレているのは知っているので知っているので驚くことはない。サンジェルマンさんは冷静に対応する。サンジェルマンさんの手から青色の光弾が発射され、黒服を撃ち抜く。

 

 

「有象無象が芋洗いってことは、コッチの計画がもろバレって事じゃない?どうするのサンジェルマン!」

 

ティキは不満を隠す事なくサンジェルマンさんにそう言った。それにサンジェルマンさんは感情を感じさせない声色で喋る。

 

「どうもこうもない。今日までに収集した生命エネルギーで、中枢制御の大祭壇を設置する」

 

 

そう言ってサンジェルマンさんは大祭壇設置のための呪文を唱え始める。

 

 

サンジェルマンさんの体から黄金色の粒子が吹き出てくる。これがサンジェルマンさんの生命エネルギーなんだろう。サンジェルマンさんの苦痛から漏れ出る声を聞くのが辛い。何も出来ない自分に怒りを感じながら神社の屋根の上に胡座をかく。

 

 

すると、強大なエネルギーを感じ取った。

 

 

門が開いたか.....

 

 

その直後にティキが空中へと飛び上がり、神の力がティキの体へと入っていく。しかし、あと少しというところで遮断された。

 

 

要石が起動されちゃったか。という事は.....

 

 

ヘリコプターのプロペラの音が聞こえてきた。ヘリのドアが開き、響と切歌がパラシュートもつけずに降りてくる。普通なら落下死するだろうが、この少女たちは普通ではない。S.O.N.Gに所属するシンフォギア装者だ。

 

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

「Zeios igalima raizen tron」

 

それぞれが自分の纏うギアの聖唱を口にし、ギアが装着される。

 

「そこまでデス!」

 

「シンフォギア.....何処までも」

 

サンジェルマンが忌々し気に呟く。そして、銃型のラピス・フィロソフィカスの撃鉄を引き、走り出す。響の拳とサンジェルマンのラピスがぶつかる。

 

「やっぱり戦うしかないんですか⁉」

 

「私とお前、互いが信じた正義を握りしめている以上、他に道などしないッ!」

 

サンジェルマンがそう言い放ち、ラピスを振り下ろす。響はそれを回避、一撃が当たりそうになるがガントレットで防ぐ。サンジェルマンは後ろに一歩下がり、肘に取り付けられた銃を発射する。響も一歩下がり、入れ替わる様に切歌がアームドギアを2、3度振り下ろす。サンジェルマンはそれを回避し、先程と同じ様に肘から銃弾を発射する。それを切歌はアームドギアの柄の部分で防ぐ。そして、切歌が僅かに右に避け、響が拳を突出きす。サンジェルマンは、後ろに大きく引き下がる。

 

「はッ!」

 

響が右手を振り下ろし、さらに回し蹴りを繰り出す。そして入れ替わりで切歌がアームドギアを振り下ろす。サンジェルマンはラピスで弾く。1対2という不利な状況にも関らず、戦況が動くことはない。それだけサンジェルマンの踏んできた場数が多いという事を物語っている。それでも響たちは連携攻撃の手を休めない。入れ替わる様に攻撃を仕掛け、サンジェルマンに攻撃の隙を与えない。響がサンジェルマンと打ち合っている間に切歌は2つ目のアームドギアを使い、鋏の様な形状にし、サンジェルマンに迫る。響も走り出し、サンジェルマンへと迫る。それに対しサンジェルマンは空中へ飛び上がり、足元に銃弾を撃ち込み、結晶を作り出す。響たちは動きを止めて、攻撃を回避する。止まった瞬間、サンジェルマンのラピスと両足から銃弾が撃ち出され、2人に迫る。2人はその銃弾などものともせずサンジェルマンに攻撃を仕掛ける。響が拳を振るい、切歌がアームドギアを振るう。サンジェルマンはラピスとシールドを使って防御する。サンジェルマンは耳当ての様な装飾から、先程とは違い、マシンガンの様な速度で連射攻撃をする。切歌がアームドギアを使って銃弾を弾き飛ばす。その僅かな時間に、サンジェルマンはラピスに錬金術のエネルギーが込められた銃弾を装填し、発射する。切歌は先程と同じ様に防ごうとするが、銃弾がアームドギアに触れると、銃弾からは水流が発生し響と切歌を地面に落とす。地面に落ちた2人へとサンジェルマンが走る。

 

「信念の重さ無き者に、神の力を持ってして!月遺跡の管理者権限を掌握する!」

 

そう叫びながらサンジェルマンが切歌へとラピスによる連撃を繰り出す。その気迫に押された切歌は防御に徹底するしかなかった。

 

「これによりッ!バラルの呪詛より人類を解放し、支配の歴史に終止符を打つ!」

 

サンジェルマンは銃弾を撃ち出す。その銃弾からは青い狼の様なオーラが発せられていた。切歌はガードするが、吹っ飛ばされてしまう。

 

「うわあぁぁッ!」

 

切歌を吹っ飛ばした銃弾はそのまま響へと向かう。響は腕のガントレットをドリルの様に回転させ、迎え撃つ。

 

「だとしても!誰かを犠牲にするやり方はッ!」

 

響の叫びに対し、サンジェルマンも叫ぶ。

 

「そうッ!3万2千831の生贄と!4万977の犠牲ッ!背負った罪とその重さ。心変わりなど最早、許されないわッ!」

(この時ゼットンと作者は、ガンダムWノトレーズ・クシュリナーダを思い出した。)

 

サンジェルマンはそう言い放ち、銃弾を連射する。響は防御の構えをとるが、銃弾は響の目の前で魔法陣に吸い込まれ、響の真横から出現する。防御が間に合わず銃弾は響に直撃し、大きく吹き飛ばす。サンジェルマンは大きく跳躍し、響へとラピスの刃を振り下ろす。響はその刃を腕と脇で挟み込み。そして、腰のバーニヤを起動し、サンジェルマンの腹部に拳を当てながら吹き飛ばす。響の後ろへ切歌が迫り、切歌の足と響の足のギアが合体。更にバーニヤを起動、サンジェルマンへ必愛デュオシャウトが炸裂する。響と切歌のイグナイトが解除され、通常形態のギアへと戻る。だが、サンジェルマンは諦めてはいなかった。寧ろ、サンジェルマンの心の中にある信念の炎は、より一層燃え上がった。

 

「この星の明日のために.....誰の胸にもう二度と.....」

 

その時、サンジェルマンは自らの過去を思い出す。助けを求めても誰も手を伸ばしてはくれず、そして母を失った過去を。

 

「あのような辱めを刻まないために.....私は支配を、革命するッ!」

 

 

サンジェルマンは歯を食いしばりながらも立ち上がろうとする。だがしかし、受けたダメージが大きく、膝をつく。その執念をを響たちは黙って見ていることしか出来なかった。そんなサンジェルマンに響は話しかける。

 

「私もずっと正義を信じて握りしめてきた。だけど、拳ばかりでは変えられない事がある事も知っている。だから.....」

 

サンジェルマンが顔を上げると、

 

「握った拳を開くのを恐れない」

 

そう言って笑顔で自分へと手を差し伸べる響の姿があった。

 

「神さまが仕掛けた呪いを解くのに、神さまみたいな力を使うのは間違ってます。人は人のまま変わっていかなきゃいけないんです」

 

エルロードみたいだな。(空気を読めこのバカ)

 

サンジェルマンの顔が穏やかな顔つきへと変わる。

 

「だとしても.....いつだって何かを変えていく力は、"だとしても"という不撓不屈の思いなのかもしれない」

 

そう言ってサンジェルマンは響へと手を伸ばす。そして手が触れ合う瞬間、何処からか声が聞こえてきた。

 

「そこまでにしてもらうよ、茶番は」

 

声が聞こえてきた方を向くと、全ての元凶であるパヴァリア巧妙結社統制局長。アダム・ヴァイスハウプトが空中に立っていた。

 

「フッ」

 

アダムが微笑んだ瞬間、鏡写しのオリオン座が映し出された。

 

「何が起きてるデスか!?」

 

アダムはこの星だけでなく天の星々から命を集めるため、オリオン座そのものを神いづる門に見立てていた。そして、集められたエネルギーはティキへと注がれる。

 

「アダム.....アダムが、来て.....くれた.....」

 

ティキが浮かび上がり、そのエネルギーは赤くなっていった。

 

「遮断できまい、彼方にあっては」

 

「止めてみせるッ!」

 

そう言って走り出す響へとアダムは帽子を投げつける。すると帽子が回転し、響へと直撃する。

 

「教えてください統制局長!この力で本当に、人類は支配の頸城より解き放たれるのですかッ!」

 

「出来る.....んじゃないかな?ただ、僕にはそうするつもりがないのさ。最初からね」

 

「ッ!謀ったのか⁉カリオストロを、プレラーティを、革命の礎となった全ての命を!」

 

「用済みだな、君も」

 

そう言ってアダムがフィンガースナップをするとティキが動き出した。すると、光線が撃ち出された。

 

「この威力.....」

 

アダムがその威力に驚いていると、歌が聞こえてきた。それは絶唱でティキの光線を打ち消そうとしている切歌の歌だった。

 

「確かにアタシはお気楽デス!だけど、誰か1人くらい何も背負っていないお気楽者がいないと!もしもの時に重荷を肩代わり出来ないじゃないデスか!」

 

なんとかティキの光線を打ち消せたが切歌へのダメージも相当のものだった。目から血を流し、崩れ落ちる。

 

その直後、ゼットンが3人の元へと瞬間移動する。

 

「ゼットン。この娘を頼む」

 

「ゼットンさん。切歌ちゃんをお願いできますか?」

 

2人にそう言われ、ゼットンは頷く。

 

 

安心しな。ちゃんと送り届けてやるから

 

 

ゼットンはS.O.N.Gの潜水艦へと転移する。転移すると、目の前に救護班の人たちと緒川がいた。

 

「何故ここに⁉」

 

緒川が構えるが、ゼットンの抱えている切歌を見て、構えを解く。

 

 

「まさか.....切歌さんを?」

 

 

担架の上に切歌を乗せ、ゼットンはサンジェルマンの元へも戻る。

 

 

「私たちは互いに正義を握り合い、終生わかり合えぬ敵同士」

 

「だけど今は同じ方向を見て、同じ相手を見ています」

 

「敵は強大、圧倒的ならばどうする。立花 響」

 

「いつだって、貫き抗う言葉は一つ!」

 

 

 

 

「「だとしても!」」




戦闘描写に気合入れました。



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共闘ーA united frontー

最近忙しくて遅れました。申し訳ないです。

ちょっとネクサスっぽいタイトルにしてみました。


アダムの本性を知ったサンジェルマンはアダムへと銃口を向ける。

 

「神の力は、人類の未来のために在るべきだ。ただの一人が専有していいものではない!」

 

「未来?人類の?くだらないッ!」

 

アダムはそう言って帽子を投げつける。錬金術の力を使ったのか、帽子は炎を纏いながらサンジェルマンへと迫る。それをサンジェルマンは冷静にラピスの銃弾で撃ち抜こうとするが、帽子にしては異様な強度を誇っておりラピスの銃弾を弾き飛ばした。 このままでは激突すると思われた瞬間、

 

「はあッ!」

 

響がその帽子をアッパーカットで防いだ。サンジェルマンは、何故自分のことを助けたのか疑問だった。

 

「なぜ私を⁉」

 

「我が儘だと、友人は言ってくれました」

 

「我が儘?」

 

サンジェルマンが叉も疑問に思った瞬間、アダムが炎の雨を投げつける。

 

「群れるなよ、弱い者同士がァ!」

 

2人は炎を回避し、サンジェルマンはラピスの銃弾を放つ。

 

「フッ」

 

アダムは銃弾をヒラリと躱す。サンジェルマンはファウストローブの肩から銃弾を取り出しラピスに装填し、先程とは違う、一撃の威力が高い銃弾を撃ち出す。

 

「ハッ!」

 

帽子でその銃弾を受け流す。

 

「くッ!」

 

アダムへの攻撃が届かなかったサンジェルマンは歯を食いしばる。その後ろで響が口を開く。

 

「誰かの力に潰されそうになってたあの頃.....」

 

そう言って響は昔を思い出す。ツヴァイウィングのライブでノイズに襲われ、たった一人生き残った自分へ向けられた悪意。

 

「支配に抗う人に助けられたら、何かが変わっていたのかもしれない」

 

その話をサンジェルマンは黙って聞いていた。

 

「そう考えたら.....」

 

そう言って響は力強い目でサンジェルマンを見る。

 

「サンジェルマンさんとは戦うのではなく話し合いたいと、体が勝手に動いてました」

 

響の言葉を聞いたサンジェルマンは、ハッとした。そして、前を向き、話し始める。

 

「立花 響.....」

 

響はサンジェルマンから感じていた感情の変化に気づき、動きが止まる。

 

「お前が狙うは、ティキ。神の力へと至ろうとしている.....人形だ」

 

ティキを見ると、何かの言葉をずっと呟いていた。

 

「ティキ.....ティキ.....ティキ。アン.....ティキ.....ティラ.....」

 

 

「器が砕かれれば、神の力は完成しないッ!」

 

それは神の力による支配からの開放を捨てるという事だった。サンジェルマンはさらに続ける。

 

「この共闘は馴れ合いではない。私の我が儘だ」

 

その言葉を聞いた響は顔は笑顔へと変わる。

 

「我が儘だったら仕方ありませんねッ!」

 

それをアダムは黙って見ていた。

 

「誰かのために!サンジェルマンさんの力を貸してくださいッ!」

 

響がアダムへと拳を放つ、アダムはそれを回避する。回避した先に、サンジェルマンが銃弾を撃ち出す。アダムは銃弾を右へ左へと体を動かしながら話し始める。

 

「思い上がったか?どうにか出来ると。2人でならッ!」

 

その問いかけにサンジェルマンは不敵に笑みを浮かべる。

 

「2人ではない。3人だッ!」

 

サンジェルマンが叫ぶと、アダムの目の前にゼットンが転移する。

 

 

やっと俺の出番ってわけですか!

 

 

ゼットンはアダムの腹部へ蹴りを放つ。突然のことに対応が遅れたアダムは防御が間に合わず、吹き飛ぶ。

 

「ぐああッ!」

 

空中で体制を立て直し、ゼットンへと攻撃をしようとすると響がバーニヤを使いってアダムの背後へと迫り、踵落としをする。アダムはそれに気づき体を僅かに反らす。響は木を使ってアダムの正面を向きアダムへ迫る。アダムはそれを回避しようとするが、サンジェルマンが銃弾を、ゼットンが火球を放ちアダムの逃げ道を塞ぎ、木へと誘導する。アダムの背中が木に触れた瞬間、アダムの足元へとエネルギーが込められた銃弾が発射される。エネルギーが放出され、目視出来るほどのエネルギーへと増幅される。アダムはそれに気を取られてしまう。その隙に響とゼットンがアダムへと迫る。響はガントレットを引き伸ばし、ゼットンは腕にエネルギーを込める。

 

「はああッ!」

 

物真似必殺!ダークネスフィンガー!

 

「ぬあッ!」

 

2人の拳がアダムへと突き刺さる。その衝撃によってアダムは吹き飛ばされ、木を突き破る。その見事なまでの連携に3人は笑みを浮かべる。

 

サンジェルマンが空中へと銃弾を撃ち出し、響の足場を作る。響はそれに乗り、ティキの元へと近づく。それにゼットンも続く。だが簡単にはいかない。

 

「させはしないッ!好きにッ!」

 

アダムは風のエネルギーを放ち、響とゼットンの行く手を阻む。

 

「ッ!うあッ!」

 

ちぃッ!邪魔を!

 

「僕だけなんだよ.....触れていいのは。ティキのあちこちにッ!」

 

アニメでも見てたがこの発言はかなりヤッベーイぜアダムさんよぉ!

 

すると突然ティキが叫んだ。

 

メガミンズッキューン!

 

アダムの言葉を聞いたティキの体から発せられる光が大きくなる。

 

「このままじゃ.....」

 

神の力の完成が近いことを悟った響は焦り始める。

 

「ですが局長.....。ご自慢の黄金錬成は、如何いたしましたか?」

 

サンジェルマンの質問にアダムは答えず、その場は僅かに沈黙する。アダムの態度にサンジェルマンは笑みを浮かべながら続ける。

 

「私たちに手心を加える必要などないのに、何故あのバカ火力を開帳しないのかしら?」

 

「.....チッ」

 

アダムは忌々し気に舌打ちをする。

 

「天のレイラインからのエネルギーチャージは、局長にとっても予定外だった筈。門の開放に消耗し、黄金錬成させるだけの力がないのが見て取れるわッ!」

 

サンジェルマンは再びラピスを構える。

 

「聞いていたな?」

 

「はいッ!」

 

そう言って響も拳を構え、ゼットンも構えをとる。

 

「嫌われるぞ、賢しすぎると」

 

ゼットンが火球を、サンジェルマンがオーラを纏った銃弾を撃ち出し、アダムは帽子を投げる。それらが激突し爆発が起きる。爆発と同時に響が飛び出し、アダムへと殴りかかる。アダムは右手で響の拳を掴む。その隙にサンジェルマンがラピスの刃で、ゼットンが尻尾でアダムのアダムの腕に斬りかかる。

 

「つえええええぃ!」

 

チェストォォォ!

 

「ぬああああッ!」

 

アダムは痛みに叫び、腕を抑える。

 

「今だッ!立花 響ッ!ティキが神の力へと至る前にッ!」

 

サンジェルマンそう言い放ち、響はティキの元へと向かおうとした直後、アダムが空から降りてきた。だが、サンジェルマンとゼットンに斬りつけられた腕を見た瞬間、2人は驚愕した。斬りつけられた部分からは電流が走っており、まるで機械の様な傷口が広がっていた。

 

「錬金術師を統べるパヴァリア光明結社の局長が、まさか.....」

 

「人形.....?」

 

その言葉を聞いたアダムは声を荒げる。

 

「人形.....だと?」

 

「人形だとおおおオオオッ!」

 

 

アダムの怒りに呼応して、ティキが目覚めた。

 

「ユルザナイ......。アダムヲヨグモ.....。イタクサセルナンテェェェェ!」

 

ティキの体から発せられる光で周囲を包み込む。

 

「何がッ?」

 

「光が.....生まれるッ!」

 

周囲を赤い光が包み込む。そして光が晴れると、そこには.....

 

「な.....」

 

「ッ.....!」

 

神の力を手にいれたティキは以前の姿の面影はなかった。その姿は神というよりは神話の怪物としか言いようがない姿へと変貌を遂げていた。

 

「神力顕現.....、持ち帰るだけのつもりだったんだけどね。今日のところは」

 

「ゴメンナサイ.....アダシ、アダムガヒドイコトサレテタカラ、ツイ......」

 

何と恐ろしい愛.....!ティキちゃん何的恐ろしい娘!

 

 

「仕方ないよ、済んだことは。だけど折角だから.....」

 

そしてアダムは目を大きく見開く。

 

「知らしめようか、完成した神の力をッ!ディバインウェポンの恐怖をッ!」

 

すると、ティキの両肩が発光し、極太のレーザーが発射される。さらにティキはレーザーを発射し続ける。一瞬にして周囲の建築物は残骸へと変わる。

 

「人でなし、サンジェルマンはそう呼び続けていたね。何度も僕を」

 

「そうとも。人でなしさぁ、僕は。何しろ人ですらないのだから」

 

「アダム・ヴァシスハウプト、貴様はいったい.....」

 

アダムは地面へと降り、答える。

 

「僕は造られた。彼らの代行者として」

 

「彼ら.....?」

  

響の疑問など介さずにアダムは続ける。

 

「だけど廃棄されたのさ、試作体のまま。完全すぎるという理不尽極まるという理由をつけられて」

 

「ありえない.....完全が不完全に劣るなど.....」

 

「そんな歪みは正してやる。完全が不完全を統べることでねッ!」

 

その言葉を聞いたサンジェルマンは怒りを露わにする。

 

「ならば私たちは何のためにッ!」

 

サンジェルマンの怒りを見たアダムは笑う。

 

「全ては、僕が完全を超えるための、道具だ」

 

その言葉にゼットンは違和感を覚える。

 

あのアダムの言葉、何処かで.....

 

アダムはティキへと攻撃を命じる。ティキがエネルギーをチャージし始める。すると、響が飛び掛かる姿勢をとる。

 

「何をッ⁉」

 

「さっきみたいなのを撃たせるわけにはッ!」

 

響は腰のバーニヤを起動させ、ティキへと迫る。そしてティキの頰を殴りつける。殴られたことにより、ティキ光線は空の彼方へと放たれる。そして、米国の衛星を蒸発させた。それを見たゼットンは直ぐに思考を切り替える。

 

米国のゴミ掃除の準備は整ったか

 

 

サンジェルマンは神の力を目の当たりにし、声が震える。

 

「こんな力のためにカリオストロは.....プレラーティは.....」

 

 

響はティキの攻撃でダウンしており、戦えるのはゼットンとサンジェルマンしかいなかった。サンジェルマンが銃弾を撃ち出し、ティキへと攻撃する。

 

「全力の銃弾でッ!」

 

だが、一瞬で再生されてしまった。

 

「それでもか.....」

 

何度も銃弾を撃ち込むが全て再生される。そして、ティキの攻撃によって、サンジェルマンが吹き飛ばされる。

 

「不完全な人類は、支配されてこそ、完全な軍隊へと完成する。人を超越した僕によってッ!」

 

「世迷うなよ人形.....!」

 

「錬金術師失格だな、君は。支配を受け入れたまえ。完全を希求するならばッ!」

 

「支配からの解放。その全ては利用され、消えてしまった。思想も理想も、生贄と捧げた数多の命までもッ!」

 

アダムは倒れた響を見てほくそ笑む。

 

「最早ディバインウェポンを振るうまでもないな、この幕引きには。手ずから僕が始末しよう。君だけは入念に」

 

そう言った直後、ティキが悲鳴を上げる。

 

「アアアアアアアッ!」

 突如聞こえた悲鳴にアダムは驚き、ティキの方を見やる。すると、

 

 

物真似必殺!真・竜星胡蝶拳ッ!

 

アダムがティキへと前世で見たアニメの必殺技を食らわせていた。

 

「しまった!失念していたよ.....君の力を」

 

 

あれ?神殺しって響ちゃんだけの力なんじゃ?

 

 

ゼットンは忘れてしまっていた。ハイパーゼットンと言うのは死を齎す神だったことを。その死は平等であり、どんなものにも例外はない。

 

その間、響は失われたバルベルデ・ドキュメントを解析結果を聞いていた。それは自身の纏うガングニールに込められた神殺しの力。もう一つはゼットンがかつて創造主に封印された邪神であったことを。ゼットンの話を聞いて驚きはしたが、自身の持つ神殺しの話を聞き希望が湧いた。

 

「そう、なんですね.....」

 

「まだ、何とか出来る手立てがあって、それが、私の纏うガングニールだとしたら.....」

 

「気取られたのか」

 

響は立ち上がる。

 

「もう踏ん張り、やってやれないことはないッ!」

 

そんな響へとティキはレーザーを放つ。響は浮いている瓦礫を足場にしてレーザーを躱しながら、ティキへと迫る。

 

「行かせるものか、神殺しッ!」

 

アダムは帽子を投げつけるが、サンジェルマンの銃弾によって帽子が撃ち落とされる。

 

「なるほど。得心がいったわ。あのむり筋な黄金錬成は、シンフォギアに向けた一撃ではなく、局長にとって不都合な真実を葬り去るためだったのね」

 

サンジェルマンの答えにアダムは言い放つ。

 

「言った筈なんだけどなぁ、賢しすぎるとッ!」

 

アダムがサンジェルマンに接近する。ゼットンはサンジェルマンの援護に向かおうとするが、サンジェルマンはそれを断る。 

 

「私のことはいい!それよりも立花 響の援護を!」

 

了解ッ!

 

 

響へと繰り出される攻撃を火球を撃ち出して、相殺する。そして、響とティキの拳が激突する。

 

「うおおおおおおッ!」

 

「アダムを困らせるなあァァァァァッ!」

 

ティキの叫びも虚しく、神殺しによってティキの右腕が破壊される。

 

「キィヤアァァァァ!」

 

ティキは腕の復元をしようとするが神殺しによって再生が出来なかった。それでも反撃を試みる。反撃によって響へと瓦礫が降り注ぐ危うく気を失いそうになるが、サンジェルマンの叫びによって気を取り戻す。そして、腕のガングニールをドリル状に回転させ、ティキへと迫る。

 

「神殺しッ!止まれッ!」

 

だが響は止まらない。

 

「八方極遠に達するはこの拳ッ!如何なるものも瓦解は容易いッ!」

 

このままではティキを破壊されてしまうと考えたアダムはティキへと呼びかける。

 

「ハグだよティキッ!さあ!飛び込んでおいでッ!」

 

アダムの言葉が聞こえたティキはアダムを見る。

 

「神の力を手放してッ!」

 

すると、胸の結晶らしきものが取り外され、結晶の中に入ったティキがアダムへと抱きつこうとする。だが響がそれを許さなかった。

 

「うおおおおおおおおおッ!」

 

響のドリルはティキを貫き、上半身と下半身に分かれる。そして、ディヴァインウェポンが光となって消滅する。そして、上半身だけのティキは、アダムへとハグを求める。そんなティキを見てアダムは吐き捨てる。

 

「恋愛脳め.....一々が癪に障る。だが間に合ったよ、間一髪。人形を.....神の力を付与させるための」

 

そう吐き捨て、アダムはティキを蹴飛ばす。そして、引きちぎった自らの腕を眺める。

 

「断然役に立つ.....こっちの方がッ!」

 

そして腕を掲げる。

 

「付与させるッ!この腕にッ!」

 

「その時こそ僕は至るッ!アダム・ヴァイスハウプトを経た、アダム・カダモンッ!新世界の雛形へとッ!」

 

だが、その光はアダムへは流れていかなかった。

 

「どういう事だ.....?」

 

何故自分へ神の力が付与する事が出来ないのか困惑するアダム。神の力の向かう方を向くとそこには、

 

「な、に.....これ?」

 

その光は神殺し、立花 響へと流れていった。その光景を見たサンジェルマンは驚きを隠せなかった。

 

「なッ.....!」

 

「どうしたの、えっ.....?」

 

響は自分へと纏わりつく光の粒子を見た。すると、身体へと痛みが走る。

 

「あ.....あ.....。ウアアアアアァァァァァッ!」

 

響の体を黄金の光が包み込み、付近にある2つのビルに触手の様なナニカが絡みつく。そして、繭の様な形へと姿を変える。

 

 

アダムは信じられなかった。響へと神の力が宿ったことを。

 

「宿せないはず.....穢れなき魂でなければ、神の力をッ!」

 

それはサンジェルマン同様だった。

 

「生まれながらに原罪を背負った人類に宿ることなど.....」

 

 

信じられなくとも、響に神の力が宿ったことに変わりはない。そんなことを教えているかのように、繭の様なそれはただ脈打つだけだった.....。

 

  




「全ては、僕が完全を超えるための、道具だ」

「全ては、俺が元の姿を取り戻すための、道具だ」

ザギ様のセリフを少し変えてみました。


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アクシズ?そっちは逆襲のシャアだ。正解はこっちのAXZ

タイトルは本編に関係ないです

すいません。復活してない響ちゃんがいつの間にか復活してました。ですので投稿し直しました。


アダム・ヴァイスハウプトとサンジェルマンは困惑していた。神の力が宿るはずのない人類、立花 響へと宿ってしまったという事態に。

 

 

 

「台無しだぁ.....僕の千年計画が.....。それでも神の力をこの手にッ!」

 

 

 

アダムは悔しそうに吐き捨て、その場から転移し、姿を消す。

 

 

後は反応兵器か。俺も忙しくなるなぁ.....

 

 

ゼットンは心の中でそう呟き、繭になった響を見上げる。反対にサンジェルマンは未だに驚きが収まってはいなかった。

 

 

(立花 響.....。お前はいったい.....)

 

 

だがサンジェルマンはすぐにその思考を振り払う。

 

 

「ゼットン、私は一旦拠点に戻るわ。あなたはどうする?」

 

 

そうですね.....。じゃあ俺も戻ります

 

 

ゼットンがそう答えると、サンジェルマンは転移結晶を取り出し、地面に落とす。すると景色が変わる。

 

拠点へ戻り、サンジェルマンとゼットンは少しでも失った体力を取り戻すために休んでいた。そして朝を迎えてからサンジェルマンが話を切り出した。

 

「ゼットン、私はシンフォギアたちの元に行こうと思う。あなたはどうする?」

 

 

勿論!あなたに着いていきますよ

 

 

「そうか.....じゃあ今から行くわよ」

 

 

サンジェルマンが転移決勝を砕くと2人を赤い光が包み込み、景色が変化する。転移したのは、潜水艦が停泊している港の近くだった。それから2人は歩き始め、潜水艦へと向かう。そして、扉をノックする。

 

 

「失礼する」

 

お邪魔しま〜す

 

 

潜水艦へ入った直後、2人へと黒服たちの銃口が向けられた。黒服たちの顔からは驚きと焦りが感じられる。そして、1人の黒服がインカムから連絡をしていた。

 

 

ま、いきなり敵対していた奴が本部に来たってんだからしょうがないけどそんな怖い目で見ないでくれ 

 

あれだけ迷惑かけといてなにを言ってるんだこのHENTAIは.....

 

 

銃口を向けられてから、エルフナインがその場に訪れ、サンジェルマンがラピスの情報を教え、そして自分たちの目的を伝える。それからまた黒服たちに銃口を向けられてから5分ほどの時間が経過した。このまま膠着状態が続くかと思われたが、扉が開き司令官でもありOTONAでもある風鳴 弦十郎が黒服たちへと銃を下げるように指示する。

 

 

「協力者に失礼だ。銃を下げろ」

 

「ですが.....」

 

「何かあったとしても、俺が動きづらくなるだけだ」

 

弦十郎がそう言うと黒服たちは銃を下げた。そしてサンジェルマンがエルフナインへと話しかける。

 

「情報は、役に立ったのかしら?」

 

サンジェルマンが聞くと、エルフナインは笑顔でタブレットを見せながら答える。

 

「賢者の石に関する技術なくして、この短期間で反動汚染の除去は出来ませんでした。ありがとうございます」

 

 

敵だったとしても礼を言えるとは.....人間、いやホムンクルスの鑑だなぁ

 

 

「何よりだわ」

 

 

そして、弦十郎が口を開く。

 

 

「それで、我々への協力についてだが.....」

 

 

弦十郎が話を続けようとしたがサンジェルマンは静かに言い放つ。

 

 

「それでも、手は取り合えない.....」

 

すると、アラー厶が鳴った。

 

 

「どうした!」

 

 

「司令!鎌倉から直接!」

 

 

すると、モニターに、白髪の老人が写し出される。

 

 

あ!俺が米国の次に嫌いな訃堂さんじゃないですか〜♪。死んでくれないかなぁ?(草加スマイル) 

 

写し出された老人は風鳴 訃堂。風鳴 弦十郎とその兄、八紘の父親である。因みにだが先程も言ったがゼットンはコイツが嫌い。(作者も)

 

 

「護国災害派遣法を適用した」

 

護国聖獣伝記?魏怒羅とか最珠羅とか婆羅護吽の出るアレか?

 

それはGMK(ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃)だ。タイトルにバラゴンが入ってないのはツッコんではいけない。

 

ゼットンとは反対に弦十郎は驚きの声が漏れる。

 

 

「なッ!」

 

「まさか立花を、第二種特異災害と認定したのですかッ!」

 

 

「聖遺物起因の災害に対し、無制限に火器を投入可能だ。対象を速やかに、殺処分せよッ!」

 

 

ゴミが.....XVでコイツ死なねぇかなぁ?にしても米国にしてもコイツにしてもゴミばっかだなぁ。シンフォギアに頼らなきゃ何も出来ないくせに文句ばかりつけやがってよぉ。コイツは生かしておくとして米国はやっぱり掃除しとくか

 

訃堂の命令に弦十郎は反対する。

 

「ですが現在、救助手段を講じており.....」

 

「儚きかな.....国連介入を許すつもりかッ!その行使は反応兵器。国が燃えるぞ.....」

 

 

そんな訃堂へと立花 響の友人である小日向 未来も反対する。

 

「待ってくださいッ!響は特異災害なんかじゃありませんッ!私の.....友だちですッ!」

 

それに翼も同意する。

 

 

「国を護るのが風鳴ならば、鬼子の私は友を.....人を防人ますッ!」

 

 

翼の反対に訃堂は怒りに顔を歪める。

 

「翼、その身に流れる血を知らぬかッ!」

 

「知るものかッ!私に流れているのは.....」

 

 

そう言って翼は今は亡き最高のパートナーである天羽 奏を思い出す。

 

 

「天羽 奏という、一人の少女の生き様だけだッ!」

 

 

残念だな訃堂さん、アンタに味方なんていなんだよ。分かったらさっさと失せやがれこのクソったれ野郎

 

 

口が悪い。だけど作者も同意見。

 

 

その直後、またアラームが鳴り始め、オペレーターの友里の顔が映し出される。

 

「司令、響ちゃんの周辺に攻撃部隊の展開を確認ッ!」

 

 

「作戦開始は2時間後。我が選択した正義は覆さん」

 

 

そう言って訃堂は通信を切る。

 

 

「アレもまた、支配を強いる者......」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ドカンドカンと辺りに大きな音が響く。音の発生源は、国連直轄の先遣隊の戦車による繭へと砲撃する音だ。

 

「次いで第二波、攻撃開始」

 

「第二波、攻撃開始ッ!」

 

そう言って再び繭へと砲弾が発射される。砲弾が命中すると、繭へ亀裂が入る。 

 

「全段命中ッ!対象の外殻部に亀裂を確認。効果あり」

 

その光景を潜水艦内ではモニターで確認していた。

 

「彼らは知らされていないのか?あの中に人が取り込まれているんだぞッ!」

 

そう声を荒げるのはオペレータの藤堯 朔也。だが、ここで幾ら叫んでも外へは届かない。

 

「次いで、第三波攻撃か「待ってくださいッ!あれはッ!」」

 

 

先遣隊の隊員が叫ぶと、繭の亀裂が大きくなり、光が漏れ始める。そして繭は地面に落ちる。繭を突き破って出てきたのは神の力に取り込まれ、変わり果てた姿になった響だった。

 

「アアアァァァ.....」

 

神の力に取り込まれた響、もとい破壊神ヒビキは叫び声の様な咆哮を上げながら口から光線を放つ。それは周囲の地面を抉っていく。そしてその光線は、戦車部隊へと向かう。

 

 

「フッ!」

 

 

マリアが短剣を重ねてガードするが、弾き飛ばされてしまう。それを切歌と調が受け止める。

 

 

「大丈夫、マリア?」

 

 

「あのデタラメな強さは、なんだかとっても響さんデスよッ!」

 

 

そして、翼が先遣隊へと言い放つ。

 

 

「この戦場は此方で預かる。撤退されよッ!」

 

「国連直轄の先遣隊だ。我らは日本政府の指揮下にある。撤退命令は受けていない」

 

 

そう答える先遣隊だったが、その直後にサンジェルマンのラピスにより、砲身が切断された。

 

 

「理由が必要ならば、くれてあげる」

 

サンジェルマンさんカッコいい.....じゃ、アンタら後はお邪魔なんでお帰りください。巻き込まれても責任は取りませんよ〜

 

「力を貸してくれるのか?」

 

翼の疑問にサンジェルマンは答える。

 

「これは共闘ではない。私の闘いだ」

 

 

すると、アンチリンカーを積んだトラックが集まる。

 

 

んじゃあ俺もお仕事開始だッ!

 

 

ゼットンはそう言って巨大化し、ヒビキの前に降り立つ。

 

 

「グルルルルル.....」

 

 

獣の様な唸り声を上げながらゼットンを見るヒビキ。ゼットンの足元には装者たちとサンジェルマン画それぞれのアームドギアとラピスを構えていた。

 

 

「全員で動きを封じる。ゼットン!立花 響の注意を引いてくれッ!」

 

 

了解しましたッ!

 

 

ゼットンとヒビキが腕を組み合う。掴み合う両者の足元が陥没していく。

 

そいやっ!

 

ゼットンは腕を外しヒビキへとタックルし、近くのビルに叩きつける。

 

 

「グウウ.....ウァッ!」

 

 

ヒビキは口から光線を放つ。ゼットンはアブソーバーで吸収しようとするが、威力が何倍にもなってしまいヒビキを傷つける可能性があると思い、先程のボロボロになったビルを引っこ抜く。

 

 

ライドル風車!火炎(レーザー)返し!

 

 

ゼットンはビルを回転させ、ヒビキのレーザーを跳ね返す。跳ね返されたレーザーはヒビキの足元に命中し、ヒビキは怯む。

 

 

「グウウッ!」

 

 

怯んだ隙にゼットンは弱めの火球にヒビキに連続で発射する。だが威力を下げすぎたのか、ヒビキを止めることは出来ず、ヒビキが動き出し、ゼットンへとパンチを繰り出す。

 

 

うおッ!

 

 

下手に手出し出来ないため、まともなガードが出来ないゼットンは瓦礫の山に叩きつけられる。そして、ゼットンが倒れた箇所にあった瓦礫が宙を舞う。ヒビキが追撃しようと瓦礫に手を叩きつけるが、ゼットンの姿はない。辺りを見渡すと、後ろにゼットンが立っていた。

 

 

お返しだぜッ!

 

 

ゼットンは尻尾を響の足首に巻き付けて転ばせる。起き上がると同時に、ラリアットで響を大きく吹っ飛ばす。だが響は倒れる直前にゼットンの足を掴み、ゼットンごと吹っ飛ぶ。

 

 

なんのッ!

 

 

ゼットンは瞬間移動で空中へと移動し、体制を立て直す。そして火球を連射する。

 

 

「今よッ!」

 

 

マリアがアームドギアを使い、エネルギーで膜を生成し、ヒビキに巻きつけ動きを封じる。

 

 

「止まれぇぇぇぇ!」

 

 

「グ、グガガガガ」

 

 

ヒビキは抵抗し、膜を引き剥がそうとする。だがしかし、力が足りずに引き剥がされそうになりこのままかと思われたが、後から切歌、調、翼、クリスがマリアに力を譲渡しマリアがそれを束ねることによって動きは封じられた。

 

「今ですッ!緒川さんッ!」

 

翼が叫び、緒川の指示で、アンチリンカーが射出される。アンチリンカーがヒビキへと注入され、ヒビキは苦しそうな唸り声を上げる。

 

「グ、グウァァァァァ!」

 

あと少しというところで、ヒビキを捕縛していたエネルギーの膜が振り払われる。

 

「ガアァァァァァ!」

 

ヒビキの口から放たれたレーザーがマリアたちへと発射される。防御が間に合わない。そう思われたが

 

出番がなかったゼットンバリヤー!

 

「繋いだ手を振り払うのが、お前のやりたかった事かッ立花 響ッ!」

 

ゼットンとサンジェルマンがそれぞれ防御し、光線を掻き消した。そして、適合係数も上昇していく。作戦は失敗したかと思われたが、ここに来て作戦の切り札が投入された。

 

「響ーー!!!みんなが.....あなたを待ってる.....。だから、目覚めてー!!!」

 

すると、響の動きが停止した。すると、ヒビキの体から黄金の粒子が飛びたした。

 

 

「やったか!?」

 

 一同の顔は安堵の色に染まる。だが.....光が漏れ出ると、ヒビキの体は.....

 

石へと変わっていった。

 

 

 

「何だとッ!何故だ⁉立花 響から神の力は消え去ったはず....」

 

 

そして、さらに反応兵器が発射された。

 

 

 

やっぱりやりやがったかぁ!クソ米国がぁ!

 

 

 

装者たちの間で動揺が拡がる。

 

 

 

「私はこの瞬間のために、生き永らえてきたのかもしれないな.....」

 

 

 

サンジェルマンはそう言って空へと浮かび上がる。

 

 

 

「まさか.....!」

 

 

 

サンジェルマンは、自らの命と引き換えに反応兵器を消そうとしていた。

 

 

 

「一人でやれるか?」

 

 

 

自分へとサンジェルマンは問い掛ける。だが、とある少女の言葉を思い出す。

 

 

 

「いや、だとしても。だったわね」

 

 

 

そう言うとサンジェルマンのラピスが輝きだす。

 

 

 

 

 

ダメですよ、サンジェルマンさん。死んだりなんてしたら

 

 

 

 

 

サンジェルマンが歌い始めようとすると、ゼットンがサンジェルマンの肩を叩く。すると、この場にはいない、死んだはずの仲間の声が聞こえてきた。

 

 

 

「そ~よサンジェルマン♪一人だなんて水臭いわ」

 

 

 

「私たちを忘れてもらっては困るワケダ」

 

 

 

声の主はカリオストロとプレラーティ。サンジェルマンは、死んだと思っていたため、動揺を隠せない。

 

 

 

「カリオストロ!プレラーティ!どうしてッ!?」

 

 

 

カリオストロさあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!会いたかったですよぉぉぉぉぉぉぉ!

 

 

 

 

 

「女の勘で局長を疑ったあーしは死んだフリなんて絡め手で、姿を隠していたの♪」

 

 

 

「そんなカリオストロオに救われた私は、一矢報いるための錬成をこっそり進めていたワケダ」

 

 

 

「それで、これからどうする?」

 

 

 

サンジェルマンは命を燃やす覚悟でいたが、2人からはそういった気配が感じられなかった。

 

 

 

「何か作戦があるんでしょ?ゼットンちゃん♪」

 

 

 

そう言ってカリオストロはゼットンを見る。

 

 

 

 

 

勿論ありますよ!誰も死なない最高の作戦がね!

 

 

 

「私たちも最初は命を燃やす覚悟で此処に来たワケダが、ゼットンからは何やら余裕を感じたというワケダ」

 

 

 

 

 

「ゼットンちゃんにおんぶに抱っこになっちゃったけど、頼めるかしら?」

 

 

 

 

 

任せてくださいッ!

 

 

 

 

 

ゼットンはそう言って反応兵器の下へと瞬間移動する。そして、宇宙空間へと転移する。それも宇宙の端の端、何もない、遠くの星しか見えない場所へと。

 

 

 

 

 

なぁ画面の前のシンフォギアファンのお前ら、満足か?カリオストロさんたちが命を燃やすのが。俺は嫌だね。あの人たちが死ぬのが。人のために誰かの貯めに世界の明日のためにと頑張ってきた人死なせていいと思うか?

 

 

 

ゼットンはそう言って胸にエネルギーを集中させ、火球を作る。その温度は一兆度。全てを焼き尽くす温度だ。

 

カリオストロさんたちには死んでほしくない。だからよぉ!

 

 

狙い撃つぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

 

 

ゼットンから放たれた火球は反応兵器を焼き尽くした。

 

 

 

反応兵器を跡形もなく消滅させたゼットンは、カリオストロたちの元へも戻る前に、ゴミ掃除をしに行った。

 

 

 

よぉ、米国の政治家さんたち。楽しいバカンスをお過ごしのようで

 

 米国の政治家たちはバカンスを過ごしており、ゴルフの真っ最中の様だった。

 

 

 

 

 

アンタらには一つ警告を死に来たんだ。バカンスで浮かれていないかと思ってなぁ

 

 

 

ゼットンの喋っている声は聞こえず、ただゼットンと鳴きながらピポポポと音だけが鳴り響いていた。

 

 

せいぜい火には気をつけな

 

 

ゼットンはそう言って特大の火球を放つ。

 

 

 

「あ.....」

 

 

米国の政治家たちは断末魔の悲鳴をあげることなく、焼け死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「悪いわねゼットンちゃん。いっつも大変な思いさせちゃって♪」

 

 

 

そんな事はありません。カリオストロさんのためならばどんな事だって出来ますッ!

 

 

 

「ウフフ。そんな事言われちゃったら恥ずかしいわね」

 

 

 

4人は地上へと降りる。その途中サンジェルマンが涙を流していた。

 

 

 

「ゼットン、ありがとう。あなたのお蔭で私は、私はまたみんなと.....」

 

 

 

「ほらサンジェルマン。涙を拭いて♪折角の美人が台無しよ?」

 

 

 

「カリオストロの言う通りなワケダ」

 

 

 

だが、そんな空気は直ぐに壊される。

 

 

 

「しなければね、君たちに感謝を」

 

 

 

空間が割れて、アダムが神の力を腕に纏わせていた。 

 

 

 

「僕の手に、今度こそッ!」

 

 

 

「止めるぞッ!」

 

 

 

全員が神の力がアダムに渡るのを阻止するために行動する。

 

 

 

「もうさせないよ、邪魔立てはッ!」

 

 

 

アダムは水の錬金術を使い、翼たちとサンジェルマンたちを水流で閉じ込め、さらに氷の弾を打ち出す事によって凍らせれてしまった。

 

 

 

神の力ッ!壊させてもらうぞッ!

 

 

 

「近づけさせないよ、君だけはッ!」

 

 

 

すると、ティキがアダムの足へと抱きついた。

 

 

 

「アダムのいけずぅ〜」

 

 

 

オレは愛の力でッ!ぶん殴るッ!

 

 

 

ゼットンはアダムの腕の元へと向かい、腕を破壊する。

 

 

カリオストロさんたちを騙した罰だぁぁぁぁぁ!

 

 

ゼットンの拳がアダムの腕を貫いた。

 

 

 

だがその場にいた全員は気づいていなかった。アダムの顔からは焦りが感じられなかったのを。ゼットンも気づいていなかった。アダムの顔からは焦りではなく、僅かに笑みを浮かべていたのを.....

 




サンジェルマンさん、カリオストロさん、プレラーティが命を焼却するために歌ったシーンはAXZで一番の名シーンだと思います。あのシーンをリアルタイムで視聴していた私は涙が止まりませんでした。さらに言うと、声を出して泣きました。



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希望の復活と絶望の覚醒

未来ちゃんが響ちゃんに叫ぶシーンのセリフをウルトラマンサーガのセリフに変えたんですけど分かった人っています?

希望が復活する時は、君だけは守りたい。をお聞きください。


アダムの腕を破壊したゼットンは翼たちとサンジェルマンたちとアダムへと向き直る。

 

「局長。神の力は砕け散りました、今のアナタに勝ち目はありません。それでも私たちと戦いますか?」

 

サンジェルマンはアダムへとそう話しかける。

 

「君は良かったのかい?アレほどまでに求めていただろう?神の力を。人類をバラルの呪詛から開放し、人類を相互理解の道へと歩ませ、完全へと正すと」

 

「確かにそうですね。ですがそれも必要ありません」

 

「どういうことだい?必要ないとは」

 

「立花 響が言っていました。神が施した呪いを解くのにを超えるのに神になる必要はない。と.....そして、例えそうでなくとも人は分かりあえると」

 

サンジェルマンの答えにアダムは笑う。

 

「分かり合えるものかッ!バラルの呪詛がある限り。呪詛を施したカストディアン、アヌンナキを超えられる限りッ!」

 

「だとしても.....」

 

サンジェルマンのそう小さな呟く。

 

「だが一つになれば話は別だ。統率者を得ることで、無秩序な軍隊は完全体へとッ!」

 

「だとしてもッ!」

 

サンジェルマンが声を荒げる。

 

「ん?」

 

「分かりあうために手を伸ばし続ることは、無意味ではないッ!立花 響なら、こう言うだろうな」

 

サンジェルマンの言葉にクリスも賛同する。

 

「確かに、あのバカならそう言いそうだな」

 

クリスに他の面々も続く。

 

「お前が語ったように、私たちの出来は良くない」

 

マリアの次に切歌が、

 

「だからなんちゃらの一つ覚えで、何度だって立ち上がってきたのデスッ!」

 

切歌の次に調が、

 

「諦めずに、何度でもッ!そう繰り返すことで一歩ずつ、踏み出してきたのだからッ!」

 

調の次にカリオストロが、

 

「あーしたちだって最初は敵同士、だけど今は同じ方向を見ているわ」

 

カリオストロの次にプレラーティが、

 

「バラルの呪詛があったとしても、私たちはこうして並んでいるワケダッ!」

 

ゼットンも続くが、こんな状況でもゼットンはブレない。

 

(俺はカリオストロさんの笑顔のためッ!幸せのためッ!この愛はッ!誰にも邪魔させねぇぞォォォォォ!)

 

そして最後に翼がアダムへとアームドギアを向ける。

 

「たかだか完全を気取る程度で、私たち不完全をッ!上から支配できると思うてくれるなッ!」

 

その叫びにアダムも叫び返す。

 

「どうしてそこまで言えるッ⁉大きな事をッ!大きな顔でッ!」

 

アダムはアルカ・ノイズの入った結晶を投げつける。

 

「人でなしにはわかるまいッ!」

 

サンジェルマンがそう言って駆け出す。

 

他の面々もアルカ・ノイズの元へと向かう。そんな中、切歌と調が続く争いへの思いを口にする。

 

「どうしてこんなにも、争いが続くのデスかッ!」

 

「いつだって争いは、信念と信念のぶつかり合い」

 

「正義の選択が、争いの原因とでも言うのかよッ⁉」

 

「安易な答えに、歩みを止めたくはないッ!だが.....」

 

装者たち5人によるユニゾンは凄まじい勢いだった。アルカ・ノイズは、瞬く間に数を減らしていった。然し、XDを起動させるにはほど遠い。

 

「それもこれも、相互理解を阻むバラルの呪詛!」

 

マリアがそう叫んだ直後、マリアの足元に振動が走る。マリアはそれを感知し、飛び上がる。そしてドリルの様に回転しながらアルカ・ノイズが地面を突き破って出てきた。マリアは自分たちの中に流れる歌を歌いながらアルカ・ノイズへと蛇腹状にした短剣を巻き付け、切り裂く。

 

「だとしてもだッ!」

 

サンジェルマンがアダムへと刃を向ける。

 

「ハッ!」

 

サンジェルマンがラピスの刃を振り下ろす。アダムは刃を紙一重で躱し続ける。

 

「その程度じゃあ倒せないよ?僕は」

 

アダムは錬金術で光弾を作り出し、至近距離でサンジェルマンに放つ。サンジェルマンは両手をクロスさせて防御の姿勢をとる。

 

「何とかなっただろうね、XDさえあれば」

 

先程とは違い、威力は低いが連射の出来る程のサイズになった光の弾がサンジェルマンに連続で放たれる。サンジェルマンは刃でそれらを斬り落とす。光弾を斬り落としながらアダムへと迫り、刃を振り下ろす。と見せかけて拳で殴りかかる。

 

「乗るなよ、調子にッ!」

 

アダムはサンジェルマンの拳を受け止め、放り投げる。そして、先程と同じ様に光弾を連射する。サンジェルマン空中で方向転換を繰り返し、光弾を避け続ける。

 

「力を失っている今ならばッ!」

 

「隙ありよッ!」

 

翼が刃に纏ったエネルギーを、カリオストロが拳から蒼いエネルギーをアダムへと撃ち出す。アダムは自分へと撃ち出されたエネルギーを障壁で防ぐが片腕のため、自分へ迫るサンジェルマンのラピスの刃の防御が間に合わない。

 

(届いたッ!)

 

サンジェルマンはそう確信した。だが、相手は統制局長アダム・ヴァイスハウプト。そう簡単に倒せる相手ではなかった。

 

「左腕だとッ⁉」

 

サンジェルマンのラピスの刃を、アダムは引き千切ったはずの左腕で受け止めていた。だがその左腕は人間のものとは思えない形をしていた。

 

「ッ!ウアアッ!」

 

アダムはサンジェルマンを左腕で殴り飛ばす。

 

「そうさ、力を失っているのさ。僕は。だから、保っていられないのさ。僕は。僕の完成された美形ォォォォォォォォォ!」

 

アダムの目が赤く光りながらそう叫ぶと、から途轍もない量のエネルギーがアダムの内部から放出される。そして、見る見るうちにその姿は変わっていく。美形だった時の姿の面影もない、怪物の様な姿だった。

 

「知られたくなかった.....、人形だと。見せたくなかった.....こんな姿を」

 

アダムは悲しみを含んだ声色で話し始める。

 

「だけど頭に角を戴くしかないじゃないか!僕も同じさ負けられないのはッ!」

 

アダムの体から放たれたエネルギーが周囲のアルカ・ノイズを消し飛ばした。

 

「人の姿を捨て去ってまで.....」

 

「いったい何をするワケダ.....」

 

アダムは目をギョロギョロと動かす。

 

「務まるものか、端末と作られた猿風情に.....」

 

「分からせてやる、より完全な僕こそ支配者だと。そのために必要だったのさ、彼らと並び立てる神の力が」

 

アダムはそう言うと、サンジェルマンたちへと急接近した。余りのスピードに誰も反応する事が出来ない。

 

「速いッ!」

 

一瞬で距離を詰めたアダムはサンジェルマンに拳を叩き込む。

 

「グアアッ!」

 

サンジェルマンは大きく吹き飛ばされ、土煙を上げる。次にアダムは翼へと狙いを定める。翼へと拳を振るうが、翼はアームドギアで防御する。だが一撃が重いため距離を空けようとするが、角で突き飛ばされる。

 

「巨体に似合わないスピードッ!」

 

すると突然、電話の音が鳴り響いた。その音を聞いた切歌と調は困惑する。

 

「何でこんな所に電話がッ⁉」

 

その電話はアダムのテレパシーが具現化してものだった。その隙にアダムは2人を吹き飛ばす。

 

「キシャアアアアアア!」

 

怪獣の様な雄叫びを上げるアダム。

 

「クソったれ!」

 

「よくもッ!」

 

クリスがガトリングを、マリアが短剣をアダムへの頭部へと振り下ろす。アダムはガトリングなどものともしていなかった。そしてマリアへと尻尾を巻き付け、吹き飛ばす。

 

「あーしたちをッ!」

 

「忘れてもらっては困るワケダッ!」

 

(お前の見た目は好きだけど中身は大ッ嫌いだよこの野郎ッ!)

 

 

カリオストロの右ストレートを尻尾で吹き飛ばす。プレラーティのラピスを腕で弾き、殴り飛ばす。ゼットンはアダムの脛に尻尾を叩きつけようとするが、尻尾を踏みつけ、ゼットンの動きを止めさせる。そして動けなくなったゼットンに頭突きする。

 

何だ.....?視界が歪みやがる

 

アダムの頭突きでゼットンの脳が揺さぶられ、脳震盪を起こす。

 

「カリオストロ!プレラーティ!ゼットン!」

 

サンジェルマンが起き上がる。その直後、アダムが再びサンジェルマンへと狙いを定める。サンジェルマンを蹴り飛ばす。そしてサンジェルマンを踏み潰そうと、足を振り下ろす。

 

「サンジェルマン!避けてッ!」

 

「サンジェルマン!避けるワケダッ!」

 

カリオストロとプレラーティが叫ぶが、間に合わない。

 

(避けられないか。お母さん.....今そっちに行くわ.....)

 

アダムの足がサンジェルマンへと振り下ろされた直後、アダムの動きが止まった。

 

「何が起きてるんだ?いったい」

 

アダムの足を、一つの光が受け止めていた。その光の正体は.....

 

「ダメですよサンジェルマンさん。生きるのを諦めないでくださいッ!」

 

先程まで石になっていた立花 響だった。その姿はウルトラマンダイナを彷彿とさせる。

 

「復活したのか、神殺しッ!」

 

「うおおおおおッ!」

 

響はアダムの足を跳ね除け、アダムを大きく後退させる。復活した響はサンジェルマンへ手を差し伸べる。

 

「遅くなりましたッ」

 

「フッ、来るのが遅いわよ」

 

サンジェルマンはそう言うが顔は笑顔で、響の手を掴む。

 

「どうにか出来るとでも?一人増えただけで」

 

「方法ならある」

 

アダムはそう言うが、サンジェルマンには秘策があった。

 

「賭けにはなるがスペルキャスターでギアを強化する。だが失敗すれば.....」

 

サンジェルマンはこの作戦は期待よりも不安が大きかった。フォニックゲインを由来とするエネルギーではないものをシンフォギアで強化するということがどれほど危険な事か。

 

「だとしても、あの人を倒すのにその力が必要なんですよね?だったら、それを私たちに使ってください」

 

響の目を見たサンジェルマンは、響たちにスペルキャスターを向ける。

 

「.....分かったわ」

 

「翼さん、聞こえてましたか?」

 

響とサンジェルマンの会話を聞いていた翼たちは起き上がる。

 

「やる事は分かった。だがどうするのだ?」

 

「S2CAを使います」  

 

「なるほど、ヘキサゴンバージョンを応用するという事か」

 

「サンジェルマン。お願いしますッ!」

 

サンジェルマンがエネルギーを響たちに撃ち込もうとするが、アダムはそれを許そうとはしなかった。

 

「許すと思うかい?僕が」

 

邪魔をしようとするアダムへとカリオストロ、プレラーティ、ゼットンが立ちはだかる。

 

「あーしたちが時間を稼ぐわッ!」

 

「そのためにも邪魔させないワケダッ!」

 

だからさっさと終わらせてくれッ!

 

本来のゼットンの能力ならアダムを倒す事は出来る、しかしゼットンの中身は一般人。ゼットンの能力を全て引き出す事は出来ない。それ故に今のゼットンではアダムを倒し切るのは難しい。ゼットンはそれを自覚していた。だから自分の出来る事を精一杯やるだけだ。

 

ゼットンはアダムの周りを瞬間移動し、カリオストロとプレラーティの邪魔にならない様に火球を連射する。カリオストロはアダムの死角へ移動しながら殴りつける。プレラーティはけん玉状のラピスでアダムの顔面を殴りつける。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl Gatrandis babelzigguratedenal  Emustolronzen fine el zizzl」

 

こうして時間を稼いでいる間に、響たちのリビルドが完了し、勝ち筋が見えてきた。

 

「シンフォギアのリビルドをこの土壇場でッ⁉」

 

リビルドした響たちの姿を見て、サンジェルマンも覚悟を決める。

 

「カリオストロ、プレラーティ。私たちもいくわよッ!」

 

「分かったわサンジェルマン!」

 

「何処までも着いていくワケダッ!」

 

サンジェルマンはスペルキャスターを上空に撃ち出す。放たれた赤い光がサンジェルマンたちを包み込む。

 

「「「ハアアアアアアッ!」」」

 

光が晴れると、リビルドした響たちのようにファウストローブが進化していた。それはこの世界とは異なる世界のサンジェルマンたちが纏う事が出来たローブ。それはファウストローブTypeII(2)とよばれていた。

 

「進化したのか、ファウストローブが?」

 

「人でなしには分からないだろうな。私たちを繋ぐ絆がッ!」

 

「くだらないッ!そんなものッ!」

 

アダムが走り出す。

 

「いくぞッ!」

 

アダムは腕を伸ばして薙ぎ払おうとする。伸ばされた腕を翼とマリアが切り裂く。

 

「小癪な、たかが人間の分際でッ!」

 

アダムが腕を再生させ、翼とマリアを弾き飛ばそうとする。それを阻止するため調がヨーヨー、プレラーティがラピスでアダムの体を縛る。

 

「一気にキメるッ!」

 

「今のうちにトドメを刺すワケダッ!」

 

クリス化アームドギアを弓状に変化させて、矢を発射する。矢はアダムに当たる直前にカリオストロが弓を殴りつける。矢の速度にカリオストロのパンチの威力が加算され、アダムを貫く。

 

 

これでトドメだッ!

 

「いくぞッ!立花 響ッ!」

 

「はいッ!サンジェルマンさんッ!」

 

サンジェルマンと響は同時にラピスの刃と拳をアダムへ叩きつける。

 

 

「これでッ!終わりだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

2人の刃と拳がアダムを穿いた。そして大爆発が起き、爆炎で視界が塞がれる。

 

「これで、これで終わったか.....」

 

サンジェルマンがそう呟く。その呟きは全員に聞こえており、先程の爆発を自らの目で確認した響たちは安堵の表情へと変わる。

 

俺っていうイレギュラーがいるせいかアダムの死に方が違ったけど、これにて一件落着ッ!てやつだな

 

だが、その安堵は仮染の時間でしかなかった。

 

「勝ったつもりかい?それで」

 

この場で最も聞きたくない者の声が辺りに響く。

 

「ま、まさか.....」

 

死んだと思っていたアダムは生きており、何故か人間態に姿が戻っていた。

 

「何故だッ!何故キサマが生きているッ!」

 

サンジェルマンは最悪の事態に声を荒げる。

 

「かけておいたんだよ、保険を」

 

そう言ってアダムはふところからドス黒いナニカを取り出す。

 

「なんと.....禍々しい.....」

そのナニカを見た翼はそう口にする。それは他の面々も同じ感想だった。

 

「フ、フハハハハハハハハッ!」

 

突然アダムが笑い出す。いきなりのことでその場にいた全員は身構える。するとアダムはそのドス黒いナニカを自分の胸に押し付けた。すると、アダムがボソリと呟く。

 

「時だ.....」

 

「なに?」

 

 

「復活の時だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

辺りを闇が飲み込み、アダムの体を赤と紫を混ぜた様な禍々しいオーラがアダムを包み込む。するとアダムの目が赤く光り、額と頬に真っ赤なラインが浮かび上がる。そして胸には他の部分とは違う、大きな赤いコアの様なものが浮かび上がる。

 

「心を強く保てッ!さもなくば呑み込まれるぞッ!」

 

翼がそう叫び、その場にいた全員はお互いに手を繋ぎ合う。そして闇に呑み込まれるのを耐えようとする。

 

そして闇が晴れる。

 

「な.....」

 

その姿を見た全員は絶句する。先程の様な怪物の姿ではない。だが人の様な姿でもなかった。一言で表すとすれば.....

 

 

 

邪悪

 

 

真っ黒な体の所々にある赤いライン。そして赤く光り輝く目した人に似た姿をした者だった。

 

 

uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!

 

 

アダムだったナニカは獣の様な咆哮を上げる。

 

 

「何という咆哮だ.....」

 

全員は堪らず耳を塞ぐ。そしてゼットンはその姿を見て、驚きを隠せなかった。

 

なんで.....なんで、ダークザギがこの世界に.....

 

 

そのアダムだったナニカの名前はダークザギ。この世界とは異なる世界では邪悪なる暗黒破壊神と呼ばれていた存在である。

 

 

 

 

 

 

 




次回、最終決戦!  終わってから暫くはギャグ話しとか書きます。


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ULTRAMAN 絆ーネクサスー

待たせたな!(大塚○夫さんVoice)

サブタイトル 目覚めよ勇者 諦めるな!


ダークザギと化したアダムはその場に佇んでいた。傍から見れば隙だらけだと思うが、ザギと相対していた者たちは、冷や汗が止まらなかった。

 

(何故だ?何故動かない.....)

 

全員の思考は一致していた。叫び終わってから一言も喋らず、動くこともない。それが不気味でしょうがなかった。

 

「どうする?我々から先に仕掛けるか?」

 

「そうしたいのは山々だが.....」

 

翼たちはザギを知らない。それ故にどんな能力を持っているのかが分からない。能力が分からないなら自分たちから攻めて能力を確かめるというのも一つの手段だろう。だがどれ程危険な能力をもっているも分からないから攻めきれない。そのジレンマが延々と続いており、翼たちはそのため動けずにいた。だがその状況は直ぐに動き始めた。沈黙していたダークザギが動き始めた。

 

「ッ!奴が動き出したぞッ!」

 

翼がそう叫んだ事で、その場にいた全員の意識は警戒から迎撃へと変わる。だがその意識が切り替わる瞬間、ザギは瞬間移動したと錯覚するかの様な速度で走り出した。

 

『君だよ、最初は』

 

ザギが最初に狙いを定めたのはゼットンだった。

 

速いッ!

 

ザギはゼットンの目の前に迫っていた。そして頭の角を掴みとり膝で顔面を蹴り、地面に叩きつける。

 

なんだよ.....この威力.....

 

さらにザギは倒れたゼットンの頭を力強く踏みつける。

 

グウァァァ!

 

「このぉッ!」

 

黙って見ている響たちではなかった。響がザギにパイルバンカーの様になった拳でアダムを殴りつけようとする。アダムは倒れているゼットンを持ち上げ盾の様に構える攻撃を防ぐ。

 

「なッ!」

 

響の拳はゼットンに直撃する。ゼットンの体からは火花が散り、ゼットンは苦しそうな声を上げる。そして、ゼットンの足を掴み、武器の様にゼットンを振り回し、響へ叩きつけた。

 

「うああああッ!」

 

ゼットンを響に叩きつけたザギは、向かってきたサンジェルマンたちの元へとゼットンを投げ飛ばす。カリオストロがゼットンを受け止め、地面に寝かせる。

 

「以前のアダムとは比べ物にならないワケダな.....」

 

ザギと化したアダムの力は想像を絶する力だった。ここにいる最高戦力のゼットンが簡単に倒された事により、全員に動揺が走る。だがそれで諦める者たちではない。

 

「だがここで諦めるわけにはいかないッ!人類のためにもッ」

 

『聞き飽きたよ、そんなセリフは』

 

サンジェルマンはtypeIIのラピスの刃でザギを斬り裂こうとする。ザギはラピスの刃を掴み、圧し折る。

 

「なにッ!」

 

ザギはサンジェルマンの腹部へ強烈な打撃を放つ。

 

「ぐはッ!」

 

サンジェルマンは吐血しながら地面を膝をつく。そんなサンジェルマンへとザギは追い打ちをかけようと両手を構え、エネルギーを込める

 

「サンジェルマンにはッ!」

 

「これ以上やらせないワケダッ!」

 

カリオストロが腰に取り付けられた巨大なメリケンを拳に取りつけザキへと殴りかかる。プレラーティはけん玉型のラピスでザギへと殴りかかる。だがそれはサンジェルマンたちの仲の良さを利用した作戦だった。

 

『そうすると思ったよ、君たちなら』

 

ザギは両腕の構えを解き、腕を左右へと伸ばす。そしてカリオストロの拳とプレラーティのラピスを掴む。

 

「フンッ!」

 

アダムは両腕に力を込める。するとカリオストロの左拳のメリケンサック、プレラーティの玉状のラピスを握り潰した。

 

「うそッ⁉」

 

「なにッ⁉」

 

ザギは両腕を離すとカリオストロとプレラーティの頭を掴み、互いの頭を叩きつける。

 

「ぐううッ!」

 

ザギは2人の頭から手を離し、プレラーティの方へと向き直る。そしてプレラーティの腹部へと蹴りを放つ。プレラーティはボールの様に転がり、瓦礫の山に叩きつけられ、次に後ろのカリオストロの腹部へと肘で裏拳を叩き込み、吹き飛ばす。

 

『脆いなぁ、人間は』

 

ザギがそう言った直後、足元にアンカーが打ち込まれる。

 

「だったらザババの刃でッ!」

 

「真っ二つにしてやるデスッ!」

 

調と切歌はザギを斬り裂こうと左から調がアームドギアを回転させ、切歌がギロチンの様に変化させたアームドギアで、ザギに迫る。ザギはその場から動かず、自分へと迫る二つの刃を黙って見ていた。

 

「動かないならこのままッ!」

 

「真っ二つデスッ!」

 

二つの刃がザギを斬り裂こうとしたその瞬間、ザギは両腕を調と切歌の方へと向ける。そして、両腕から紫色のエネルギー弾を発射する。回避する事ができない距離まで接近していたため、回避も防御する事もできず、エネルギー弾は調と切歌に命中する。煙が立ち昇る。

 

「この程度でッ!」

 

「ザババの刃は止まらないデスッ!」

 

エネルギー弾の威力が低かったのか、後ろに後退するだけでそのままザギへと迫る。煙を突き破った先には.....

 

「いないッ⁉」

 

「いったい何処に隠れたデスかッ⁉」

 

2人が辺りを見渡すと、頭上から影が2人を覆う。

 

「調ッ!切歌ッ!上よッ!」

 

マリアが2人にそう叫ぶ。マリアの叫び声を聞いた調と切歌は上を見ようとする。だが間に合わなかった。

 

『遅いよ、気づくのが』

 

ザギは流星の様なスピードで調と切歌へと迫り、2人の頭を掴んで地面に叩きつける。

 

「「うわあああッ!」」

 

調と切歌は地面に叩きつけられ、動かなくなった。動かなくなった2人へマリアが駆け寄る。

 

「調ッ!切歌ッ!」

 

マリアはザギへと向き直る。ザギはマリアの方を見ておらず、翼の元へと歩きだそうとしていた。余裕の態度のザギの背後からマリアが逆手持ちにしたアームドギアを振り下ろす。

 

「隙がありすぎよッ!」

 

ザギの背後を攻撃しようとするマリアを翼が静止させようとする。

 

「待てマリアッ!それは奴の罠だッ!」

 

翼が叫ぶが間に合わなかった。ザギは僅かに体を下げ、そのままマリアへと足払いをしかける。マリアは体制が崩れ、転びそうになるが何とか持ちこたえる。ザギは立ち上がると同時に突き上げる様な拳をマリアへと放つ。マリアはとっさに右腕で防ごうとするが、防御など意味を成さないかのようなザギの拳にマリアの体が地面から浮き上がる。

 

「グッ!」

 

浮き上がったマリアをザギは回し蹴りで吹っ飛ばす。マリアが地面に落ちる前に翼がマリアを受け止める。その直後にザギが翼へと迫る。ザギは体をきりもみ状に回転させ、マリアごと翼を蹴り飛ばす。

 

「うああッ!」

 

「先輩ッ!このヤロウよくもッ!」

 

クリスはガトリングやミサイルなどの全火力による集中砲火でザギを攻撃する。ミサイルがザギに着弾し、煙を立つ。

 

『足りないなぁ、火力が』

 

ザギは埃を払う様な仕草をしながらクリスを挑発する。クリスはその挑発に乗った訳ではないが、ザギへと攻撃を続ける。

 

「だったらコレでッ!」

 

クリスはアームドギアを弓状に変化させ、矢をザギの額へと撃ち放つ。ザギは額へと撃ち放たれた矢を難なく掴み取った。避けるのではなく、掴み取ったのだ。

 

「嘘だろッ!」

 

『ふんッ!』

 

ザギは両腕で大きく円を描く様に動かし、両腕をクリスへと突き出す。ザギの手から紫色の光線。ザギ・グラビティが発射される。

 

『教えてあげるよ、火力とは何かを』

 

手から放たれた光線はクリスへ命中し、地面を抉りながらクリスを吹き飛ばす。

 

「うわあああッ!」

 

クリスを吹き飛ばしたザギは、両腕を大きく空へ広げる。

 

『溢れ出る、力がッ!さらにッ!』

 

ザギの体からさらにエネルギー放出される。するとザギの体に変化が現れ、苦しみだす。

 

「gggggggggggggggggggggggggg!aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaauuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu」

 

ザギの背中から触手の様なナニカが生える。

 

「uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuurrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrgggggggggggggggggggggggaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」

 

その触手の様なナニカは形を変えた。その形はまるで、全ての闇を凝縮したかのような翼だった。名前があるとしたらザギイージスだろうか。だがザギにはノアイージスに相当する器官は存在しない。それが何故ザギに出現したのか?その原因はアダムにあった。アダムという完全な存在がザギを完全な存在へと昇華させてしまった。

 

『フハハハハハ!超える事ができたッ!遂にッ!完全をッ!』

 

ザギは自分から溢れ出るエネルギーに歓喜する。体から発せられるオーラの量は格段に上がっていた。

 

「だとしてもぉぉぉぉぉ!」

 

倒れていた響は起き上がり、ザギへパイルバンカーの様な拳を放つ。

 

「うおおおおおおおッ!」

 

ザギは響の拳を避けるのでもなく、防御するのでもなく、ただ黙ってその拳を胸に受けた。響は腰のバーニヤを起動させ、さらに加速する。

 

『その程度かい?神殺しの力というものは』

 

「くッ!まだまだぁぁぁぁぁ!」

 

響はさらに拳の力を強める。それこそ全ての力を振り絞って。だが.....

 

『もう終わりかい?』

 

ザギへダメージは与えられなかった.....

 

「そ、そんな.....」

 

ザギは響の腹を殴る。すると響が消える。そして殴り飛ばされた響はビルに叩きつけられる。

 

「立花 響ッ!おのれよくもッ!」

 

サンジェルマンがザギへ突進する。だがラピスの刃は破壊されているため、近距離での戦闘は出来ない。サンジェルマンは取り付けられた銃での中距離戦での戦闘を展開する。

 

『勝てると思うかい?進化しただけのファウストローブで』

 

「だからといって諦めるワケにはいかないッ!人類の明日のためにッ!」

 

サンジェルマンはスペルキャスターからはダメージ重視の銃弾と連射性能の高い銃弾を発射する。ザギは銃弾を払い除けながら前進する。

 

「動きを止めることも出来ないとのか....」

 

サンジェルマンが放った銃弾ではザギを足止めする事は出来なかった。サンジェルマンの銃弾を払い除けていたザギは足を止め、突然ムーンサルトジャンプで後ろからの攻撃を躱した。

 

「今のが見えてたのッ⁉」  

 

攻撃をしたのはカリオストロだった。残された右の巨大なメリケンサックでザギを殴りつけようとしていたのだが、ザギに気配を悟られてしまった。ザギはムーンサルトジャンプをした直後、カリオストロの首に足をかけ、カリオストロを宙へ持ち上げ、背中から地面に叩き落とした。

 

「がはッ!」

 

カリオストロの肺から強制的に空気が吐き出される。ザギは追い打ちをかけようと拳を握り、振り下ろそうとする。その直後、ザギの目の前にゼットンが瞬間移動し、追い打ちを阻止する。

 

これ以上カリオストロさんに手は出させない.....

 

ゼットンがカリオストロを守るようにザギの前に立ちはだかる。

 

『守れるかな?君に』

 

守れるかじゃないッ!守るんだよッ!

 

ゼットンとザギが激突すると周囲の瓦礫が浮き上がるほどのエネルギーが発生する。

 

おおおおおおおおッ!

 

ゼットンは連続でザギにパンチを繰り出す。ザギはゼットンの連撃を全て紙一重で躱していく。

 

『当たってないなぁ、一撃も』

 

ナメんなぁ!

 

ゼットンは後ろに下がり、瞬間移動を繰り返してザギを撹乱しながら攻撃のチャンスを伺う。

 

ここだッ!

 

ザギの後ろに転移し、拳に力を込めてザギヲ殴りつけようとする。だがゼットンの拳は見切られており、受け止められてしまった。

 

『ワンパターンなんだよ、君の動きは』

 

ザギは右フックでゼットンの後頭部を殴る。そしてゼットンの顔面を連続で殴りつける。

 

うがあッ!

 

ザギのフックでゼットンが怯んだ隙にザギが連撃を叩き込む。そのスピードはゼットンの連撃よりも速く、重い拳だった。ゼットンはこれ以上を攻撃を受け続けるのは危険と判断し、胸から拡散型の火球を発射する。

 

『ウザったいな.....』

 

ザギはシールドで火球を防ぎながら呟く。そして、ゼットンの後ろで未だに倒れているカリオストロを見つける。

 

『そんなに大切なのかい?、君は。カリオストロが』

 

当たり前だ!これ以上カリオストロさんに傷一つつけさせねぇぞ!

 

ゼットンはザギへの怒りで周りが見えていなかった。そのため、戦闘中にカリオストロのいた位置へと戻ってきてしまったことに。

 

『見せてもらうよ、その言葉に嘘がないのか』

 

ザギは、クリスを吹き飛ばした時と同じように両腕で円を描くように動かし、両腕を合わせ、ザギ・グラビティを発射する。しかしザギ・グラビティはゼットンを避け、後ろのカリオストロへと向かう。

 

このクソ野郎がぁぁぁぁぁ!

 

ゼットンは、ザギ・インフェルノがカリオストロを狙って放たれたことに気づきカリオストロの元へ瞬間移動する。ゼットンアブソーバーで跳ね返そうとしたが間に合わないと判断し、体を盾にして受け止める。

 

ぐああああッ!

 

ノーガードでザギ・グラビティを受けたゼットンの体から大量の火花が散る。しかしどれだけ体力が削られようとゼットンには関係ない。自分の後ろにいる大切な人を、どれだけ傷つこうとも歯を食いしばって守り抜く。死んでも守り抜く。

 

「いつまで続くかな?君の我慢は」

 

ザギは拳から闇の光弾を連射する。ゼットンは全ての攻撃をノーガードで受け続ける。ゼットンの体から火花が散るがゼットンは倒れない。自分の後ろに倒れているカリオストロを守るため、絶対に倒れることはない。

 

まだ.....だ.....ま.....だ

 

ザギはゼットンにトドメを刺そうとゼットンの元へと歩み寄る。

 

「終わらせるよ、これで」

 

ザギはゼットンにトドメを刺そうと拳に力を込める。それを待っていたかの様にゼットンは、自分にザギを右こぶしで殴りつける。だがザギもゼットンの攻撃を見切っていた。ザギはゼットンの右側面に回り込み、肘と膝でゼットンが振り抜いた右拳の関節を全力で挟み、圧し折る。

 

あッ!があああああッ!

 

ゼットンは圧し折られた腕を抑えながらザギを睨む。体に蓄積されたダメージと腕の痛みで今にも気絶しそうだが、気力で持ちこたえていた。

 

「驚いたなぁ、本当に守り切るなんて」

 

ザギは歓喜と驚きが混じった声を上げる。そしてゼットンに近寄り、腕に暗黒の炎を纏わせながら体を回転させ、ゼットンの胸部を全力で殴る。だがそれでもゼットンは倒れなかった。

 

カ.....リオ.....スト.....ロ.....さ.....ん

 

ゼットンはそう呟き、立ったまま気を失った。自分の体をカリオストロの盾の様にして。

 

「終わらせよう、コレで」

 

ゼットンが気絶したのを確認したザギは左腕から光弾を生成し、空中に撃ち出す。撃ち出された光弾は分裂を繰り返し数えるのも億劫になる程の数に増えた。ザギが右手を下げると、空中の光弾が流星群の様に地面に降り注ぐ。

 

「うわあああッ!」

 

降り注いだ光弾は地面に落下し、連鎖爆発を引き起こす。爆発によって辺り一帯は火の海へと変わり、その場にいた者全てに立ち上がるのが困難になる程のダメージを与えた。

 

ザギは両腕を大きく広げ、獣の様な咆哮をあげる。まるで勝利の雄叫びをあげているかの様だった。

 

(このままでは.....負ける.....)

 

サンジェルマンの心の声はこの場にいた者の総意だった。ザギには一切ダメージを与えることすら出来ず、自分たちは地面に倒れ伏している。そんな状況を見て、サンジェルマンの希望は僅かに薄れかけていた。

 

「トドメを刺そう。神殺し」

 

ザギはまず最初に響にトドメを刺そうと、腕から光線を放とうとする。

 

(力が.....入らない.....)

 

響は必死に体を動かそうと力を込めるが、受けたダメージのせいで力が入らない。そんな中、S.O.N.Gから通信が送られてきた。

 

「未確認飛行物体がそっちに向かっているぞッ!」

 

「何処かの航空機ですか⁉」

 

翼は送られてきました通信に質問するが、答えは航空機かは分からないという答えだった。そしてその直後、さらに通信が送られる。

 

「謎の未確認飛行物体は響ちゃんへ向かっていますッ!」

 

S.O.N.Gの面々及び、その場にいた全員は焦る。敵か味方かも分からないナニカが響へと迫っている。サンジェルマンたちは響を守ろうと体を動かそうとするが、力が入らない。

 

「動けッ!動いてくれッ!」

 

サンジェルマンは叫ぶが、体は動いてくれなかった。すると、突然ザギが弾き飛ばされた。

 

『誰だ、いったい?』

 

ザギは自分を弾き飛ばした物の正体を見る。その正体は赤い光の球だった。

 

「私を.....助けてくれたの?」

 

響は、ザギを弾き飛ばした光の球へと問い掛ける。光の球は響の方へと向き直る。すると赤い光の球は響に接近し、響を呑み込んだ。

 

「どういう事だ?これは」

 

ザギは困惑し、サンジェルマンたちは絶句する。

 

「嘘.....だろ?」

 

「立花が.....」

 

「呑み込まれちゃったデスよ⁉」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

赤い光の球に呑み込まれた響は、青と緑のトンネルの様な場所にいた。進んでも進んでも、青と緑のトンネルが続くだけだった。誰かいないのかと声をあげようとした瞬間、前から光が見えた。

 

「アレってさっきの.....」

 

それは先程、自分を呑み込んだ赤い光の球だった。すると赤い光の球の形が発光し、徐々に変化していった。響はその眩しさに思わず手で顔を覆う。光の球はTと酷似した形へと姿を変えた。さらに血管の様な橙色の線が伸び始め、人の様な姿になった。

 

(この巨人さん.....夢の中で見た)

 

響がそんな事を考えていると、夢の中で見た巨人が響へ話しかけてきた。

 

『光を君に託す。立花 響」』

 

「ま、待ってください!光を託すってどういう事なんですか⁉」

 

光の巨人が響の質問に答える事はなかった。響は答えてもらおうともう一度問いただそうとするが、その前に巨人は消えてしまった。そして響は現実へと戻される。

 

『戻ってきたのか、ようやく』

 

ザギは腕を組み、響を待ち構えていた。だが響にザギの声は聞こえていなかった。先程の光を託すという言葉の意味と、自分の体に漲る力の事しか頭になかった。

 

(力が.....漲ってくる)

 

『聞いているのかなぁ、人の話しを』

 

ザギは手刀で響を斬り裂こうとする。すると、響の目が赤く光った。

 

『何が起きてるんだ、いったい?』

 

響の目が赤く光ったかと思うと、ザギの二の腕と手首を掴み取った。

 

「あなたの様な人でなしを!私は!許さなぁぁぁぁぁい!

 

響が叫ぶと響の体に血管の様な光の紋様が浮かび上がり、白い光に包まれる。その眩しさに、その場にいた者は目を瞑る。そして光が晴れると、響の姿が変化していた。鎧の様な銀色のボディ。背中には背びれの様な突起。所々に筋肉の様な赤い部分と胸にはザギと似た形状をしたエナジーコアがあった。響が夢の中で見た巨人とそっくりな姿だった。その巨人の名はウルトラマン。ザ・ネクストと呼ばれたウルトラマンだ。

 

『力が漲ってくる.....』

 

『変身したのか?僕と同じ様に』

 

ザギとネクストが組み合う。だがネクストでは力及ばず、押し負けてしまう。ネクストがよろけて動きが鈍っり、隙が生まれる。その隙を突いてザギは右拳でネクストの右即頭部を殴る。更に連続でネクストを殴る。ネクストは両腕で必死に防御の構えを取るが、防御を上回る攻撃力で押し切られる。ネクストはパンチやキックで反撃する。だがザギには通じず、逆に投げ飛ばされてしまう。

 

『まだこんなに実力差があるなんて.....』

 

ザギは手から光弾を発射して追い打ちをかける。ネクストは腕から光の刃、ラムダスラッシャーを発射して相殺する。光弾と光の刃がぶつかることで爆発が起き、視界が塞がれる。

 

(煙で周りが.....)

 

ネクストは辺りを警戒するが、ザギから発せられる威圧感が大きすぎて位置を把握できないでいた。

 

『ここだよ、僕は』

 

左からザギの声が聞こえた。ネクストが左を向くとザギが目の前まで迫っており、両腕でガードの姿勢を取るが突然ザギの姿が消えた。視認できない程の速度でネクストの目の前へと移動していのだった。そしてザギの拳がネクストを捉えた。ネクストは瓦礫を破壊しながら地面を転がっていく。

 

『呆気ないなぁ、思っていたよりも』

 

ザギは倒れているネクストを見ながら呟く。その口調から呆れや落胆が感じ取られた。

 

『こ、このままじゃ..... 』

 

ネクストのエナジーコアが点滅し始める。元より体力の限界が近かった響の体力はザギとの戦闘で更に消費されてしまった。

 

『私たちは、負けちゃうのかなぁ.....』

 

響の口から弱音が漏れた。圧倒的なザギの力を見せつけられた響の心は、崩れかけていた。

 

「めるな.....」

 

「諦めるなッ!立花 響ッ!」

 

そんな響へサンジェルマンが叫ぶ。

 

『サン.....ジェルマンさん?』

 

響はサンジェルマンの叫びに気づき、サンジェルマンを見る。さらにサンジェルマンは続ける。

 

「私ともっと話し合いたいと言ったのは誰だッ!それは立花 響!お前だろうッ!それとも、私と話し合いたいと言ったのは全て嘘だったのかッ!」

 

『ッ.....』

 

「立てッ!立花 響ッ!まだ私たちがいるッ!お前と手を取り合えていない私たちがッ!お前は誰かと手を取り合うために戦っているのではないのかッ!」

 

サンジェルマンの叫びは、折れかけていた響の心に活力を取り戻させた。

 

(そうだ。まだ私は、サンジェルマンさんたちと手を取り合えていない。そんなままで終わるなんて.....そんなの.....嫌だッ!)

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!』

 

ネクストが立ち上がると、ネクストは響の姿へと戻った。そして響とその場にいた者全ての体から、黄金の光が溢れ出し、響の手に集まっていく。

 

(暖かい.....)

 

光が消えると、響の手には短剣の様な物が握られていた。響はその短剣の様な物、エボルトラスターを夢で見ていたのを思い出した。

 

(これは.....絆。人が人に繋いできた.....)

 

響はエボルトラスターの鞘を左手で持ち、腰に構える。

 

「絆.....ネクサス」

 

そして右腕で本体を前方に引き抜き左肩に当てる。そこから右腕を伸ばし、空に掲げる。

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

 

エボルトラスターから光が溢れ、響が光に包まれる。そして響の姿が変わる。その姿は先程のネクストと似ていたが、筋肉の様な赤い部分は銀色に、手首のカッターは突起に変わっていた。顔つきも少し変わっており、全身が銀色で覆われていた。胸には形の変化したエナジーコアがあった。それはネクサスアンファンスと呼ばれる姿だ。しかし、それだけではなかった。更にネクサスの体に光が集まり、ネクサスが光に包まれる。

 

(光は、絆だ。誰かに受け継がれて、輝いていく.....)

 

光が晴れるとネクサスの姿が変化していた。顔には3本の縦筋の様なライン。全身はネクサスよりも更に美しい銀色へと変化しており、背中からは翼の様なものが生えていた。

 

それはウルトラマン・ザ・ネクスト及びネクサスの本来の姿、ウルティメイト・ファイナルスタイルでもあるウルトラマンノアと呼ばれる存在だ。

 

「綺麗.....」

  

「なんて眩い光なワケダ.....」

 

「それに、暖かい光ね.....」

 

パヴァリアの三人組はそう口にする。ノアから発せられる光は、自分たちの痛みすら忘れさせてくれる程の暖かさを持っていた。

 

「くだらないッ!そんな光ッ!」

 

ザギがノアへと迫る。ノアは両腕でガードし、カウンターのパンチでザギの顔面を殴ろうとするが、ザギは後ろに飛び退いて回避する。後ろに下がったザギは手から連続で光弾を発射する。ノアは全て受けきるのは危険と判断し、回避に専念する。その時、地面を突き破って光弾がノアに襲いかかった。その光弾をノアは、無意識に空を飛ぶことで回避した。ザギはさらに光弾を発射するが、全て回避されてしまった。

 

(飛べる。私はこの空を、飛べるッ!)

 

そしてノアは更に高く舞い上がった。

 

『落ちろッ!カトンボッ!』

 

ザギもノアを追いかけるために、飛び上がった。

 

(不思議.....私は空を飛んだことなんてないのに、どうして飛んだことがある様に感じるんだろう.....)

 

響は自分が飛べることが不思議だった。そんな事を考えていると、頭の中に声が聞こえてきた。

 

『この感覚だ』

 

声が聞こえてきたと同時に、響は戦闘機のコックピットの中にいた。隣にはもう一機の戦闘機が飛んでいる。何処からか聞こえてきた声は、隣の戦闘機から聞こえてくるようだった。

 

『三万フィートの空を、たった一人、空気を切り裂いて飛ぶ。自分が、光になった様だ。まるで、銀色の流星みたいに.....』

 

その声の正体は、最初のデュナミストである航空自衛官の真木 舜一だった。真木の声が聞こえなくなると、響は現実へと引き戻される。

 

『余裕だなッ!随分とッ!』

 

ザギが先程と同じ様に光弾を連続で発射し、ノアへ迫る。ノアは光弾を躱しながらザギへ光弾を発射して応戦する。両者はお互いに光弾を発射するが全てが躱されるか撃ち落とされてしまい、攻めあぐねていた。

 

『どうだい?これならッ!』

 

ザギは手に光弾を作り出し、拳で殴る。殴られた光弾は分裂し無数の光弾へと変わり、ノアへと襲いかかる。ノアは自分に向かってくる光弾を、視界からザギを外さない様にしながら躱す。たがその内の何個かの光弾がノアを追尾してきた。

 

『追尾式ッ!?』

 

ノアは追尾式の光弾を躱そうと飛行するが追尾性能が高く、ノアは光弾でそれらを撃ち落とした。だが、爆風でザギを見失ってしまった。

 

『ここだよ、僕は』

 

爆風を突き抜けて、ザギが接近してくる。右腕には闇のエネルギーで作られた鉤爪の様な武器、メフィストクローが装着されていた。ザギはノアを貫こうとメフィストクローを連続で突き出す。あまりの速さに残像が残る。それに対してノアも残像を残す程の速さでメフィストクローを回避し、頭を下げカウンターのアッパーカットでザギとの距離を空ける。ザギは飛行能力で体制を立て直し、ノアの追撃を警戒する。両者は2分程睨み合い、再び戦闘を開始する。すると、破裂音に似た音が鳴り始める。それは、2人のスピードが、音の壁を破った事を意味していた。両者は飛行しながら互いに攻撃を繰り出す。

 

『ジュワッ!』

 

『uuurrrggg!』

 

ノアの右ストレートがザキの腹部を、ザギの蹴りがノアの顔を捉えた。ノアはザギの足を掴み体を回転させ、ザギを投げ飛ばそうとするが投げ飛ばされる直前にザギはノアの腕を掴み、逆に投げ返した。

 

『uuuuugggggrrrrr!』

 

ザギが叫び声を上げながらノアに近づき、拳に闇の炎をを纏わせる。ノアは腕に炎を纏わせ、迎え撃つ。

 

『うおおおおッ!』

 

『uuuugggg!』

 

互いの拳が激突すると付近の雲が消し飛ぶ程の衝撃が発生し、その衝撃は地上にまで到達した。空を見ると、音速で飛び回るノアとザギの姿がしっかりと目に入った。

 

「銀色の.....流星..... 」

 

誰が言ったのかは分からないが、その場にいた者全員はノアの姿を見て、そう感じていた。光を反射しながら飛び回る姿はそう思わせる程の説得力有していた。

 

『落ちろ、いい加減にッ!』

 

ザギはグラビティ・ザギを発射して撃ち落とそうとするが逃げ場の多い空中では、簡単に避けられてしまう。

 

(どうすればいい、奴を地面に落とすには.....)

 

ザギは飛行しながら考える。すると、地上にいるサンジェルマンたちを見つけた。

 

(そうか、サンジェルマンたちを使えば.....)

 

ノアを追いかけていたザギは動きを止めて、降下していった。

 

『まさかッ!』

 

ノアはザギの思惑を察し、ザギの後を追う。

 

『守ってみろッ!神殺しッ!』

 

ザギは光弾を地上に向けて発射する。向かう先にはサンジェルマンたちがいた。

 

『間に合えぇぇぇぇッ!』

 

ノアは自分の体を盾にして光弾をガードする。

 

『ぐあああッ!』

 

『ハハハハハッ!バカだなぁ、君もゼットンも』

 

ザギはさらに光弾を発射する。ノアは自分の体を盾にして地上にいるサンジェルマンたちを守る。

 

『消えてもらうよ、邪魔な君たちは』

 

ザギはノアのエナジーコアに手を当てる。すると、ノアのエナジーコアからエネルギーがザギに吸収されていく。

 

『うああッ!』

 

ノアは苦しそうな声をあげながらも抵抗するが、体に力が入らない。ザギはその光景をサンジェルマンたちに見せつけている様だった。希望を完全に破壊するために。

 

「このまま黙って見ていられるかッ!」

 

『何が出来るというんだい?君に』

 

サンジェルマンが飛び上がり、ザギの背後へ接近する。

 

『何が出来るというんだい?たかがスペルキャスターで』

 

だがザギはサンジェルマンの接近に気づいていた。だが、サンジェルマンでは自分に勝てない事は分かっていたため何もしなかった。

 

「確かに私では局長には勝てません。だがッ!勝利への道を切り開く事は出来るッ!」 

 

サンジェルマンは一発の銃弾をスペルキャスターに装填し、ザギの背中へ発射する。

 

『立花 響ィィィィィィィィィィ!』

 

放たれた銃弾はザギの背中へ命中し、突き刺さる。

 

『傷つくと思うかい?そんな銃弾で.....』

 

その直後、ザギの体に激痛が走った。

 

『グゥアアアアアアアアアアッ!』

 

ザギはあまりの痛みにノアを手放した。ノアは重力に引かれて落下するが、サンジェルマンが受け止め、地上へと運ぶ。

 

『何をしたサンジェルマンッ!答えろッ体の中から焼ける様なこの感覚は何だッ!グアアアアアアアッ!』

 

怒りの感情を剥き出しサンジェルマンへと怒鳴るが、痛みが増して、ザギを苦しめる。そんなザギの姿を見て、サンジェルマンは笑みを浮かべながら答える。

 

「私が打ち込んだのはプレラーティが局長に撃ち込む為に作った最高純度のラピスの銃弾でもあり、私たちの絆の結晶です。独りよがりなあなたには劇薬に等しいでしょうね」

 

そんなサンジェルマンの態度にザギはさらに怒る。すると全身から闇が溢れ出し、溢れ出た闇が空を覆った。

 

「闇が.....」

 

空中にいるザギを見ると、ザギの体の赤いラインが闇の中でもハッキリ分かるほど発光していた。

 

 

『皆殺しだァァァァァァァァァァァ!僕の邪魔をする奴はァァァァァァァァァァァァァァ!』

 

ザギは両腕を広げ、左手首に右拳を打ちつける様に腕を組む。

 

『消えてなくなれェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!僕に従わない存在はァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!』

 

ザギの腕から紫と黒、赤の混じった禍々しい光線、ライトニング・ザギをノアたちに向けて発射した。

 

『私たちだって、滅ぼされてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

 

ノアはザギとは逆の右手首に左拳を打ちつける様に腕を組む。ノアの腕から太陽の様に光り輝く光線、ライトニング・ノアが発射され、両者の光線が衝突する。

 

『uuuuuuuuuuuuuuuuugggggggggggggggggggrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!』

 

『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!』

 

光線の撃ち合いはザギが僅かに軍配が上がっていた。

 

(ダメだ.....パワーが足りない.....)

 

先程ザギにエネルギーを吸収されたせいで、力が低下してしまっていた。

 

もうダメだという思いが頭の中に浮かんでくる。だがそんなノアの背中を支える者がいた。

 

『サンジェルマンさん?』

 

ノアの背中をサンジェルマンたちが支えていた。

 

「諦めるな立花 響。お前は一人で戦っているのではないッ!その光は私たちの絆が生み出した光。私たちは共に戦っているのだッ!私たちが諦めていないというのに、お前が諦めてどうするッ!」

 

その言葉に響はハッとする。

 

(そうだ、この光は私だけの光じゃない。サンジェルマンさんが、みんなとの絆の力で私は戦えているんだ.....それなのに、私が諦めるなんて絶対に出来ないッ!)

 

『おおおおおおおおおおおおおおッ!』

 

ノアの光線が、ザギの光線を押し始めた。ノアの力が増したことにザギは動揺する。

 

『僕が押されているのか⁉何故だッ!僕は完全だッ!負けるはずがないッ!何処にそんな力が残されているんだ⁉』

 

『これが私たちのッ!絆のチカラだァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!』

 

サンジェルマンたちの力がノアに集中するとノアの光線の幅が広がり、ザギの光線を呑み込んだ。そして、そのままザギは光に呑み込まれた。

 

『絶望しろ、明日に、未来に。アヌンナキの降臨は.....近い.....』

 

ザギはそう言い残して、爆発した。ザギが爆発した事によって、空を覆っていた闇は晴れ、雲ひとつない青空が広がる。

 

『やっと.....終わったんですね.....』

 

ノアがそう言うとノアの体が発光し、響の姿へと戻った。その光の行く先を見ると、空へと昇っていきやがて消えてしまった。光が見えなくなると響は、サンジェルマンの方を向く。

 

「サンジェルマンさん、ありがとうございました。サンジェルマンさんが励ましてくれたお蔭で私は、諦めずに最後まで戦うことが出来ました」

 

「礼を言うのはコッチの方だ。お前たちのお蔭で私は人の光を見ることが出来た。だから、ありがとう」

 

礼を言ったサンジェルマンの顔は、とても暖かい笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでさぁ.....みんな俺のこと忘れてない?

 

これも全て作者って奴の仕業なんだ.....

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はエピローグ。

ネクストとネクサスのセリフを入れてみました。


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エピローグ それからどしたの?

FGOで20連やったら爆死しました。

シティーハンター公開初日に見に行ったんですけど最高でした。私と同世代の方は誰もいなかったんですけどね.....


アダムとの最終決戦が終わり、サンジェルマンたちとゼットンは病院へ搬送されていた。勿論ただの病院ではなく、S.O.N.G預かりとなっている病院に搬送された。その車内では、

 

 

酷いよ.....みんなが俺のこと忘れてたなんて.....序盤しか出番がなかったとはいえ俺のこと忘れてさ。もう嫌だ、お家帰るぅ.....

 

 

ゼットンは、自分が無視されたショックで暗いオーラを発し続けていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ザギとの戦闘が終わり、傷の状態を見るためにサンジェルマンたちは護送車、響たちは潜水艦へと乗り込もうとしていた。

 

 

お〜い、誰か気づいてくれ〜。聞こえてる?下が瓦礫でさっきから傷口が痛いんだよ.....

 

 

この場にいた誰もがゼットンの事を忘れてしまっていた。どれだけ叫んだとしても喋ることの出来ないゼットンは気づいてもらおうと痛みを堪えながら体を動かして自分の居場所を伝えようとしていた。

 

 

痛ただただただただ!傷口に瓦礫が刺さった!ちょっと!誰か気づいてってば!頼むからさぁ!早く見つけてくれよ!痛いんだってば!あだだだだだだ!

 

ゼットンの叫びは誰にも聞こえていなかった。体を動かせば傷口が痛み、満足に動くことも出来なかった。

 

サンジェルマンたちが護送車に乗り込もうとした時、カリオストロがゼットンの姿が見当たらない事に気づいた。

 

「あら?ゼットンちゃんの姿が見えないけど?」

 

「「あ.....」」

 

サンジェルマンとプレラーティの声が重なった。サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティは冷や汗をかきながら、ギギギと聞こえそうな程の遅さでゼットンのいた方に首を動かす。そこには全身から悲しそうな青色のオーラー出したゼットンがこちらを見ていた。目からは涙が流れている。

 

気づくのが遅いよぉ.....サンジェルマンさんもだけどこの扱いはあんまりだよ作者ぁ.....

 

すると世界の時間が止まり、全身が黒いモヤで覆われた何者かが姿を現した。

 

ごめん.....響ちゃんをノアにするってなるとさ、どうしてもこうなっちゃうんだよ.....だけどだよ?最後にセリフあったからまだ良かったでしょ?だからさ、その件についてはチャラって事で.....

 

許すわけねぇだろ。殺すぞテメェ.....

 

後でカリオストロさんのシーン書くから許してくれる?

 

前言撤回だ。許す。だけど書かなかったら、分かってるよな?

 

はい.....書きます。絶対書きます。何が何起きても書きます

 

 

作者の姿が消え、世界の時間が動き出した。そしてサンジェルマンとカリオストロが肩を貸し、ゼットンと護送車に乗り込んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「本当に申し訳ないわ.....」

 

「本当に済まなかったワケダ.....」

 

サンジェルマンとプレラーティがゼットンに謝っているが、ゼットンの耳には入っていなかった。

 

 

アダムを倒せたのは良いんだよ?だけどさ、幾ら何でも途中で忘れるなんてのは扱い悪すぎでしょ.....

 

ドヨ〜ンと効果音が聞こえてきそうな程の落ち込みようだった。

 

「ダメよ二人とも、こういう時はこうやるのが一番なのよ♪」

 

カリオストロは正面からゼットンを抱きしめた。

 

「よしよし。ごめんねゼットンちゃんのこと忘れちゃって。あれだけ頑張ったのにごめんね」

 

カリオストロは拗ねた子供をあやす様にゼットンを抱きしめ、頭を撫でながら語りかける。

 

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カリオストロの胸がゼットンの顔を挟んでおり、それによってゼットンは訳の分からない言葉を発していた。

 

「どう?元気になった?」

 

ゲンキニナッタ.....ゼットンゲンキニナッタ.....

 

ゼットンは心の中でそう答えて気絶した。

 

「あれ?ゼットンちゃん大丈夫?」

 

ゼットンの様子がおかしい事に気づいたカリオストロがゼットンを揺さぶるが、サンジェルマンが止める。

 

「きっと疲れが出てきて気を失ってしまったのよ。そっとしておいてあげましょう」

 

「カリオストロ、そこに寝かせてやるワケダ」

 

プレラーティがカリオストロの膝を指差す。その時のプレラーティの顔は何か良からぬ事を考えていそうな顔だった。病院に到着してから目覚めたゼットンが、再び気絶したのは言うまでもない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サンジェルマンたちに対する処遇について、重い刑罰を与えるという意見はなかった。サンジェルマンたちに手を出した場合、ゼットンが自分たちに対し牙を向けるのを恐れたからだった。米国の政治家たちを殺害した事についても何も言われなかった。米国政治家の死は、火の後始末を怠りその火が原因で起きた爆発事故によるものとして片付けられた。

 

 

 

 

 




次回はシンフォギアのキャラでやりたかったネクサスのシーンをやります


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番外編 力を求める者

YouTubeの方でシンフォギアの曲を聞いていてコメントをしたらタッツマン様と偶然お会いしました。

前回言っていたネクサスのワンシーンをシンフォギアのキャラでやってみました。


ガングニールの装者である天羽 奏はノイズ出現の報告を受け、ノイズの出現した廃工場へと走っていた。

 

「まさか無人の場所にノイズが出るなんてな.....」

 

奏の心中は複雑だった。ノイズが出たという事に対して怒りを感じているが、無人の場所に出たという事に対し安堵していたからだった。

 

(クソッタレ、無人の場所に出るならアタシん時もそうしろってんだ)

 

奏のは自分がシンフォギア装者になるきっかけとなった忌まわしい出来事を思い出していた。家族と一緒に聖遺物発掘調査でノイズに襲われ、自分以外の家族全員をノイズに目の前で奪われた忘れる事のできない出来事を。そして現場に到着すると、ノイズたちはその場から動かずに奏を待ち構えているの様に留まっていた。

 

「Croitzal ronzell Gungnir zizzl」

 

奏は聖唱を口にし、ガングニールのシンフォギアを纏う。

 

「いくぞッ!」

 

奏はアームドギアを顕現させ、ノイズの群れへ斬りかかる。

 

「オラッ!」

 

アームドギアでノイズを次々に貫いていく。奏が力強くガングニールを突き出すと、竜巻の様なエネルギーの本流がノイズを呑み込み塵に変えていく。奏は次々とノイズを塵に変えていくが、ふと違和感を感じていた。

 

(何でだ?何でコイツらは抵抗しない。普通だったらアタシたちに襲いかかってくるってのに.....)

 

そんな違和感を抱えたまま奏はノイズを殲滅し、本部へ報告をしようとした直後、新たな通信が入る。

 

『奏、そちらでノイズではない謎のエネルギー反応が検知された気をつけろッ!』

 

「なんだって!?場所は何処だ!?」

 

『お前の.....』

 

弦十郎が位置を伝えようとするが、通信が途中で切断されてしまった。

 

「いったい何が.....」

 

奏はもういちど通信を試みようとした直後、自分の後ろで、ズシンズシンと大きな音が聞こえてきた。

 

「新手のノイズかッ!」

 

奏が後ろを振り向くと、いたのはノイズではなかった。赤と黒のボディに肋骨の様な装飾、そして黒い目をした巨人だった。奏はその姿を見て、死神が頭に浮かんだ。

 

「誰だ?」

 

奏はアームドギアを巨人に向けながら問いかける。その巨人は奏の方を向き直り答える。

 

「ダーク....メフィスト.....」 

 

ダークメフィストと名乗った巨人の声に得体のしれない恐怖を感じた奏は、アームドギアの先端からレーザーを発射した。

 

「砕け散れッ!」

 

発射された光線はダークメフィストの胸部に直撃するが、微動だにしなかった。

 

(無傷なのかよッ!?)

 

ダークメフィストは奏の目線に合わせるようにしゃがみ込み、奏に語りかけてきた。

 

「お前は、ノイズを殺すことを楽しんでいる」

 

ダークメフィストの発言に奏は苛立った。自分はノイズに恨みこそあれ、人を助けるために戦ってきた。そんなダークメフィストの発言に奏は苛立ちを隠せなかった。

 

「何だと?」

 

奏の苛立ちなど我れ関せずといった様に続ける。

 

「ノイズが人を襲うのも、人がノイズを倒すのも、全く同じということだ」

 

そう言われて奏は、相棒の翼と共にノイズを倒していく自分たちの姿を思い浮かべていた。

 

「弱肉強食の世界に、正義も善悪もない」

 

その一言で、奏の心に僅かだが陰が指した。奏はそんな自分を偽るために目を伏せてメフィストの顔を見ないようにする。だがメフィストは奏の心を揺さぶるように言葉を続ける。

 

「あるのは、強き者だけが生き残るという結果だけ。つまり.....」

 

「力こそ全てに優先される真実だ」

 

メフィストが言葉を続ける度に、奏の心の影は大きくなっていった。メフィストは奏の心の影を広げようとする。

 

「戸惑うことはない。素直に自分の心を開放しろ。そしてもっと強くなるがいい.....」

 

そう言ってメフィストは立ち上がる。奏は立ち上がったメフィストを睨みつけながら問いかける。

 

「貴様、何者だ?」

 

「私は.....お前の影。天羽 奏.....お前が望む、お前自身の姿だ」

 

そう言うとダークメフィストの体は黒煙となって消えていき、奏の体を覆い尽くし消えていった。煙が消えていくと、奏は俯きアームドギアを下ろす。すると工場の扉を透過し新たなノイズが出現した。そんな奏の顔は笑っている様な顔だった。

 

「力こそ真実か.....確かにその通りかもしれねぇなぁ 」

 

奏はそう言って顔を上げる。その顔は何故かは知らないが笑顔だった。そして奏はアームドギアをノイズへと向ける。

 

「あばよ、人間ども.....」

 

奏のアームドギアからレーザーが発射され、ノイズを呑み込む。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先程の出来事から5分が経過し、翼が廃工場に到着した

 

「奏ッ!何処にいるの奏ッ!かな.....」

 

翼が見つけたのは、床に落ちている見慣れたペンダントと、炭素の塊だった。

 

「嘘.....かなでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少女の翼は、黒く染まった.....

 

 




次回もネクサスネタをやります。ヒントはオペレーターです。

シンフォギアとネクサスのクロスオーバー小説を書こうとしたけど文才がないため書けない悲しみ。誰か書いてくれ!(他力本願)


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番外編 飛び立てない私にあなたが飛び立つ勇気をくれた。

予告したのと違うお話で申し訳ない。メフィストの話を書くなら今回は必要だと思い書きました。ネクサスで言うとメフィストVSツヴァイです。

この番外編の時系列とかは別に設定してないです。

因みにですが、この世界でネクサスになったのはマリアさん(ジュネッス)エルフナインちゃん(ジュネッスブルー)です。


かつてダークメフィストとして暗躍し、特異災害対策機動部二課。そして二課が再編成された形となって誕生したS.O.N.Gと幾度となく激闘を繰り広げてきた天羽 奏はマリアとの決戦の影響で記憶を失っており、S.O.N.Gに拘束されていた。だが隙をついて逃げ出した先で任務中の翼と遭遇してしまった。

 

「お前は.....」

 

「やっぱり.....何も覚えてないの.....?」

 

奏は翼を睨みつけながら問い詰めると、翼の顔は悲しみで歪む。

 

「覚えてないだぁ?アタシはお前なんて知らねぇ!潜水艦にいた奴らだってそうだ!自分たちの事を覚えてないかなんて聞きやがって!お前らの事なんざ知らねぇんだよ!」

 

奏の叫びを聞いて翼は涙を流し始めた。ノイズによって命を落としたと思っていた嘗ての自分の片翼。敵として現れた時は生きていたという喜びと、刃を向けなければいけないという悲しみが心の中にあった。それが今では記憶を失い、初めて会った時と同じ様に自分を敵視する姿がとても悲しかった。

 

「私は.....」

 

「あ?言いたい事があんならハッキリ言えよ」

 

「私はアナタの嘗ての片翼!貴女と一緒に歌って、一緒に戦ってきた風鳴 翼!貴女が覚えていなくても私は覚えている!貴女は私の最高の相棒!」

 

「ッ⁉」

 

その時、奏の頭にズキンと痛みが走った。そしてボンヤリとだが過去の記憶が浮かび上がる。

 

「片翼.....ツヴァイウィング.....やめろやめろやめろ!ボンヤリと浮かび上がってくるコレは何なんだよ⁉アタシは.....アタシは誰なんだよ⁉」

 

「思い出して!私が貴女と過ごした毎日を!リディアンでツヴァイウィングで!シンフォギア装者として過ごした事を!」

 

翼の叫びで奏の記憶に掛かっていた靄が晴れ、全てを思い出した奏は叫び声を上げる。

 

「う、うあああああああああああッ!」

 

叫び声を上げた奏は地面に倒れそうになる。だが翼が支え、抱き締める。

 

「ゴメンね奏。今まで貴女がそんなに苦しんでいたなんて気づけなくて、本当にゴメンね.....」

 

「ア、アタシは.....ッ⁉」

 

「奏?どうし「どけッ!」なッ!?」

 

奏が翼を突き飛ばした。翼は何で自分を突き飛ばしたのかと聞き出そうとするが、奏が脇腹から血を流して倒れたのを見て顔が青ざめた。奏の元へ駆け寄ろうとするが、奏に傷を負わせたであろう犯人の声を聞いてその足を止めた。

 

「そんなくだらない友情ごっこで手に入れた力を捨てるとは.....この力は英雄となる僕にこそ相応しいですねぇ。貴女もそう思うでしょう?」

 

その声を聞いた翼は全身の毛が逆だった様に感じた。その声の主はS.O.N.Gの面々には苦い思い出しかなかった。

 

「何故だッ!何故お前が此処にいるッ!」

 

 

 

 

 

「ドクター・ウェル!」

 

 

 

 

翼の反応を見て、狂気を含んだ笑い声を上げながらドクター・ウェルは答えた。

 

「ヒャーハハハハハハハハハハ!何で僕が此処にいるかだって?僕の英雄になる為にアンノウンハンド様が力を貸してくれたからですよ!そして僕が英雄になるためにはシンフォギア装者たちは邪魔なのでね、先ずは貴女から死んでもらいますよッ!風鳴 翼!」

 

ドクター・ウェルは懐から黒い棒の様な物を取り出した。

 

「そ、それは奏が使っていた....」

 

ドクター・ウェルが取り出した物、それは奏がメフィストに変身するために使っていたダークエボルバーだった。

 

「僕が英雄になる為には、お前は邪魔なんだよッ!」

 

ドクター・ウェルはダークエボルバーを左右に伸ばすとドクター・ウェルの姿が変わる。

 

「ア〜ヒャヒャヒャヒャヒャ!お前を殺して僕の英雄への第一歩だぁ!」

 

「そう簡単に倒せると思うてくれるなッ!」

 

「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

翼は聖唱を歌い、アメノハバキリのギアを纏う。奏に危険が及ばない様にするために場所を変える。そしてアームドギアを手にし、ダークメフィストIIへと斬りかかる。メフィストはアームドギアを腕に装着された鉤爪状の武器、メフィストクローで受け止める。両者の武器から火花が散る。

 

「想像以上の重さだな.....」

 

「当たり前でしょう!何故なら僕は英雄になるのですからねぇ!」

 

翼はダークメフィストIIのパワーに驚いていた。非力なドクター・ウェルが変身したならば苦にはならないだろうと僅かにだが油断していた。

 

「その程度かぁ!」

 

「くッ..... 」

 

その油断で隙が生じ、押し負けてしまった翼はメフィストクローの連続攻撃を受けてしまう。

 

「此れはオマケですよッ!」

 

メフィストIIは光弾を翼に狙いを定めて発射する。

 

「うあああッ!」

 

翼は何とか立ち上がるがダメージが大きく足元はフラついていた。

 

「まさかこの程度で終わりですかぁ?貴女とあろう者がぁ!」

 

メフィストIIの目が赤く光り、翼へ殴る蹴るなどの追い打ちをかける。翼は防御する事も出来ず攻撃を受け続けるしかなかった。

 

「それじゃあ貰いましょうかねぇ。貴女のエネルギーを!」

 

メフィストIIが翼のペンダントに触れると、ペンダントからエネルギーが吸い出されていった。

 

「ぐ、ぐあああああッ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天羽 奏は翼がメフィストIIに追い詰められているのをただ見ているしかなかった。ギアもなく、ダークエボルバーはメフィストIIが持っているため今の奏に出来る事は何もなかった。

 

「どうしてこんな時に限ってアタシには力がないんだッ!くそッ!」

 

奏は地面に拳を叩きつける。その拳には、目から溢れ出た涙が落ちる。

 

「頼むッ!一度でいいんだッ!力をッ!翼を助けられる力をくれぇぇぇ!」

 

その時だった。奏の右手に光が集まってきた。

 

「これは.....」

 

やがて光は大きくなり、目が眩む程の輝きへと変わる。すると光は奏の体全体へと集まり、奏の体から光の粒子が解き放たれた。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

 

奏の体にヒビが入りダークメフィストに姿を変えた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(ダメだ.....力が入らない.....)

 

メフィストIIにエネルギーを吸収され続け、翼の体力は限界に近づいていた。

 

「これでお前も終わりだぁぁ!」

 

(私は此処で終わるのか.....情けないな.....)

 

翼が諦めかけた直前、メフィストIIが殴り飛ばされた。

 

「デュアッ!」

 

「ぐがああッ!」

 

翼はメフィストIIを殴り飛ばした者の姿を見ようとすると、そこにはメフィストが立っていた。

 

「奏.....なの?」

 

メフィストが翼の問いかけに応えるはなかったが、メフィストの正体が奏であることに気づいた。

 

「一度は力を手放した愚か者がぁ!」

 

メフィストIIはメフィストクローで斬りかかる。メフィストは体を捻って回避し、蹴り飛ばした。さらにメフィストIIの顔面を右ストレートで殴りつける。

 

「おのれぇぇぇぇ!」

 

メフィストIIは激昂し殴りかかるが投げ返されてしまった。立ち上がったメフィストIIはクローでメフィストを突き刺そうとするが左手で受け流され、右拳でアッパーカットで反撃を受けた。

 

(このまま一気に畳み掛けるッ!)

 

メフィストは追撃をしようとするが、撃たれた脇腹が痛んだ。

 

「ぐッ.....」

 

メフィストIIは痛みで動きが鈍った隙を逃さず、クローで何度もメフィストを切りつけた。

 

「隙ありだぁ!」

 

「ぐああああッ!」

 

トドメの一撃と言わんばかりにメフィストIIは脇腹にクローを突き刺した。

 

「う.....」

 

「邪魔が入ったが此れでッ!」

 

メフィストIIはクローを引き抜こうとするがメフィストはその手と肩を掴み、ガッシリと押さえつけた。

 

「貴様何をする気だッ!離せッ!」

 

「こうするんだよッ!」

 

メフィストIIの手と肩を掴んだメフィストは、体を翼の方へと向けて叫んだ。

 

「アタシごとコイツを斬るんだ翼!」

 

「嫌だよ!私には、私には奏を斬るなんて出来ないよッ!」

 

翼は斬りたくないと叫ぶが、メフィストはそれでも続ける。

 

「巫山戯んなッ!お前の剣はなんの為にあるんだよ!お前は防人だろッ!人を守る為にシンフォギアを纏ったんだろ!人を傷つける悪が此処にいるんだッ!やれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

翼は涙を流し、その手は震えていた。だが奏の叫びを聞いて翼は目を見開くとアームドギアをしっかりと握り、力を込める。

 

「ああああああああああッ!」

 

翼のアームドギアから蒼色のエネルギーの刃が放出されメフィストとメフィストIIを呑み込む。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翼は奏を探していた。森の中を歩き回り、奏の名前を叫びながら辺りを見渡していた。

 

「奏ッ!」

 

すると、脇腹から大量の血を流し、木に寄りかかっている奏を見つけた。

 

「アハハハ.....何だか寒いし周りも暗くなってきたよ」 

 

「ダメだよ奏ッ!生きて、生きて私たちと一緒に!」

 

翼は涙を流しながら奏の意識を保たせようとするが奏は首を振る。

 

「翼のお蔭でアタシは.....飛び立つ勇気が持てたよ.....それに翼?お前はもう、一人でも飛べるさ。お前をもっと見ていたかったけどさ、お別れだ」  

 

「嫌だ.....これでお別れなんて嫌だよ!もっと歌いたかった!学校生活を送りたかった!なのにこれで終わりなんて奏はイジワルだよ!」

 

「最後に、最後に伝えておくよ。アンノウンハンドは、お前たちの近くにいる。気を.....つ..... けろ.....」

 

そう言って奏は目を閉じ、腕からは力が抜け地面に落ちる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

S.O.N.Gの休憩所では、一人のオペレーターがパソコンに文字を打ち込んでいた。

 

天羽 奏(ダークメフィスト) Delete

 

ドクター・ウェル (ダークメフィストII)Delete

 

文字を打ち込み終わったオペレーターは席を立ち、自身の職場へと向かった。席を立った直後、女性オペレーターの友里 あおいがそのオペレーターへと声をかけた。

 

「温かいものどうぞ」

 

そう言って友里はコーヒーを渡した。そのままオペレーターはコーヒーを受け取る。

 

「温かいものどうも」

 

「それにしても随分と熱心に打ち込んでたね。何か大切な仕事なの?」

 

「いや、趣味みたいな感じかな?人にみせるほどでもないけどね。アハハハハ」

 

「そうなの?だけど程々にね。疲れを感じたらちゃんと休んでね

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        藤尭くん」

 

 

そう言われて藤尭は苦笑いを浮かべながら答える。

 

「ま、まぁ善処するよ」

 

 

藤尭は友里に背を向ける。その時の藤尭の顔は不敵な笑みを浮かべていた。




次回で番外編は終わるかも?


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番外編 真実

今回の出番はあの方です。

それとオリジナル設定があります。S.O.N.Gは世界各国に支部があり、米国に本部があるという設定です。

番外編はあと一話続きます。


風鳴 翼はとある事を考えていた。それは.....

 

(奏が言ったあの言葉の意味とは.....)

 

奏が死の間際に残したアンノウン・ハンドは近くにいるという意味をずっと考えていた。だがその言葉の意味が分からず、ずっと考えていたが意味がさっぱり分からなかった。

 

(何故だ?奏は何故近くにいると言ったんだ.....)

 

その直後アラートが潜水艦内に鳴り響いた。翼は直ぐに意識を切り替え、ブリッジへ向かう。

 

「何事ですか!?」

 

「先程だが、完全聖遺物レーテの保管庫に侵入者が現れたらしい。だが防御システムによる迎撃によって何とか侵入は防ぐことは出来たぞ」

 

弦十郎が答えたが、侵入者という言葉に翼は引っかかりを覚えた。

 

(侵入者だと?此処は潜水艦だ。人が侵入する事などできるわけが.....)

 

すると翼の背筋に悪寒が走った。それは考えたくもない事だった。

 

(まさかアンノウン・ハンドは侵入したのではなく.....最初から我々と一緒にいたのか!?)

 

奏の言った言葉の意味を理解した翼は、冷や汗を書き、周囲を見渡した。そんな翼の様子を一人のオペレーターが鋭い目つきで見ていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

此処はS.O.N.Gの潜水艦。そこでは敵の首領であるアンノウン・ハンドについての情報を持っていると思われる米国本部へのハッキングがされていた。

 

「米国本部ゲートウェイへ到達。バックドアから侵入成功。ファイアウォール突破!」

 

ハッキングを行っていたのはS.O.N.G所属するオペレーターですある藤尭 朔也だ。その手際のよさに大人たちから感嘆の息が漏れる。

 

「だけどいいんですか?米国本部のサーバーをハッキングするなんて.....」

 

米国本部へのハッキングは、本来ならの許される事ではないが状況が状況なので仕方がないが、響にはまだ迷いがあった。

 

「本来であれば許されないのは分かっている。しかしだ。S.O.N.G米国本部の内部を調べなければ、アンノウン・ハンドの正体は分からない。続けてくれ。もしもの時は俺が責任を取る」

 

司令の風鳴 弦十郎が響の懸念に答える。弦十郎とてハッキング行為には完全に賛成ではない。だが、多くの人間を犠牲にしてきたアンノウン・ハンドの正体を掴めるかもしれない最大のチャンス。これを逃せばこれからさらに多くの犠牲者がでる。そんな事を見逃せる訳がなかった。

 

「だけど出来るの?そんなこと」

 

藤尭と同じオペレーターの友里は藤尭にそんなことが出来るのか不安だった。藤尭は友里の疑問に自信に満ち溢れた笑みを浮かべる。

 

「俺を誰だと思ってる?」

 

藤尭は自信満々に答えた直後、モニターの画面が赤く染まる。何か起きたのではないかとS.O.N.Gの面々に同様が走る。

 

「ヤバい、気づかれた.....」

 

「どうしたの!?」

 

藤尭の自信は何処へ行ったのやら、その顔からは焦りが感じられた。

 

「クソッ!パッチでバックドアを塞がれた!ダウンロード出来たのは、これだけです」

 

File 2013 The  First

 

と書かれたファイルと、一つの動画が流された。

 

「こ、これって.....」

 

「ビースト.....」

 

響と調から驚きが漏れる。この映像に込められた意味。それは5年前に起きた新宿大災害、それは隕石落下によるものではなく、ビーストによって引き起こされていたという事。その全貌をS.O.N.Gは隠していたのだ。その映像を見た響たちの心にS.O.N.Gへの不信感がしこりとなって残った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翼は夢を見ていた。森の中で遺跡を発見し、銀色の巨人から溢れ出た光が自分を包み込む夢を。

 

「ッ!?今の夢はいったい.....」

 

翼が懐に違和感を感じ、手を当てると短剣の様な物が入っていた。

 

「私に光が.....」

 

その時、ブリッジ内にいた藤尭が不敵な笑みを浮かべていた。

 

「遂に来たか.....」

 

その笑みを見た友里が声をかける。

 

「藤尭くんこの前もそんな風に笑ってたけどどうかしたの?」

 

すると藤尭が銃を取り出し友里へと向け、不適な笑みを浮かべながら言い放った

 

「お疲れさん」

 

友里は藤尭の悪い冗談かと思い笑いが溢れる。

 

「ちょっと藤尭く.....」

 

だがその直後、藤尭は銃弾を発射しブリッジ内に銃声と悲鳴が響き渡った.....




場面転換が多いかもしれませんがご了承ください。

ネクサス×シンフォギアの話の構想が思いついても文に出来ない.....

次回で番外編は終わりです。


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番外編 復活する闇と復活する光

お気に入り登録してる方でFGOユーザーって誰かいますか?

この世界でのファウストは未来さんです。それ以外にも、翼さんのお母さんはザギによって殺されています。


ブリッジ内に銃声と悲鳴が鳴り響いた。

 

「イヤああああああッ!」

 

「友里さんッ!しっかりしてくださいッ!」

 

友里は息をしてはいるが撃たれた箇所から血が止まらず、制服が赤黒く染まっていく。友里を撃った藤尭は他の職員と装者へと銃弾を発射する。装者たちは何とか回避するが、座った状態だった職員たちは回避する事が出来ず、床に倒れ伏した。

 

「やめてください藤尭さんッ!」

 

響が叫ぶも藤尭には聞こえておらず、次々と職員たちを撃ち抜いていく。男性職員が何とか抵抗を試みるも、まるで歯がたたない。

 

「司令と緒川さんがいない時に襲撃を仕掛けるなんて.....」

 

司令と緒川はS.O.N.G本部に呼び出されており、この場にはいなかった。だがそれも藤尭が本部の人間を操っているので、本当は呼び出しなどなかったのだが.....

 

大半の職員に重傷を与えた藤尭は装者へと狙いを定めるが、手に持った銃を何者かが撃ち落とした。藤尭は腕を擦りながら自分を撃った者の方向を見た。その正体はエボルトラスターを構えた翼だった。

 

「四番目の継承者。その銃、似合ってるじゃないですか」

 

藤尭は笑顔で翼にそう言った。すると藤尭の顔から笑顔が消え、背後に闇が浮かび上がった。

 

「あの闇は、アンノウンハンド.....」

 

調はそう呟いた。そして翼が声を荒げながら藤尭へと問いかける。

 

「藤尭さんだったんですか、裏切り者は」

 

「はい」

 

藤尭はさも当たり前と言わんばかりの態度で答えた。

 

「今までずっと、騙していたのかッ!」

 

翼はエボルトラスターから光弾を発射する。その弾は後ろの闇に吸収され、翼に跳ね返った。

 

「くッ!」

 

翼は跳ね返った光弾を回避する。藤尭は笑みを浮かべたままブリッジにいた者を見渡すと、ブリッジから出ていった。

 

「艦が沈められる前に浮上しますッ!」

 

無事だった職員が立ち上がり潜水艦を浮上させようと操作を開始する。その間に装者たちが藤尭の後を追う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

藤尭が向かったのは完全聖遺物レーテが保管されているSectionー0だった。大きな扉は藤尭を通すまいとシールドを貼るが、片手で掻き消されてしまった。

 

「来訪者、今の貴様らの力で俺は止められない」

 

藤尭の目が赤く光り、扉が開かれた。藤尭は赤く発光し続けるレーテへ呟いた。

 

「もっと恐怖を吸い込め」

 

その直後、最も機動力が高い調が藤尭の元に辿り着き、鋸を発射した。だが発射された鋸は藤尭が放った闇のエネルギーで消し飛ばされた。

 

「あなたはいったい何者なの?」

 

調の問にザギはゆっくりと答えた。

 

「ダーク.....ザギ.....」

 

遅れて来た翼たちが到着し、アームドギアを構えながらザギへ問いかける。

 

「どうしてS.O.N.Gに潜入したッ!」

 

「S.O.N.Gはポテンシャルバリアが保たれている内に、ビーストを発生させない抗体の開発を勧めた。だが俺はそうさせないためにビーストとの戦いを管理し、調整を繰り返してきた。ただそれだけの事さ」

 

さらにザギは続ける。

 

「俺は、翼がウルトラマンの光を手にすることを予知していた。ファウストや、メフィストを造ってぶつけたのは、光の力を強化させるため。小日向 未来や天羽 奏を利用したのは、翼。お前の心に闇を植え付けるためだ。S.O.N.Gにいるのは、都合が良かったんだ」

 

「全ては、俺が元の姿を取り戻すための.....

 

 

 

道具だ」 

 

 

すると藤尭の目が赤く光り、レーテの元へと飛び上がる。翼たちはザギへ肉薄するが、ザギから放たれた衝撃波で弾き飛ばされてしまった。

 

「俺は十三年前のあの夜から、ずぅぅぅっとこの時を待っていた.....」

 

その言葉と共に翼は思い出した。十三年前、母の命を奪った者の顔を。

 

「お母様ッ!」

 

倒れたまま動かない母親、かそして自分を見つめる謎の男。

 

「俺がやった」

 

そう言って男は母親の死体を踏みつけた。

 

「お前が俺に光を手渡す、その時のために」

 

段々と翼の顔が怒りに歪む。その表情の変化をザギは面白そうに眺め、追い打ちをかける。

 

「思い出したか?」

 

「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

その一言をきっかけに翼は立ち上がり、激情に駆られたままエボルトラスターを引き抜いた。

 

「うあああああああああッ!」

 

光に包まれ、そして大きな爆発が起きる。その爆炎の中からネクサスとなった翼がザギへ殴りかかった。

 

「なにッ!?」

 

だがその拳が届くことはなかった。レーテから伸びる恐怖のエネルギーがネクサスを捉えた。

 

「レーテに蓄積された恐怖のエネルギーが、お前の憎しみにシンクロした。結果、光は闇に、変換される」

 

するとネクサスのコアから光が溢れ、レーテに吸い込まれていく。

 

「うわあああッ!ぐッ!ああああああああああッ!」

 

するとレーテが真っ黒に染まってしまった。そしてザギは両腕を大きく広げる。

 

「来い.....」

 

ザギの元へと闇が移動する。その闇はザギへと吸い込まれていった。

 

「おおおおおおおおおおッ!うぐッ!はあああああああああッ!」

 

「復活の時だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

すると闇があたりを飲み込む。響たちは身構え、辺りを警戒をする。闇が晴れると、ザギの本来の姿が目に入る。全身が黒く、所々に赤いラインが描かれていたその姿は邪悪と言う他なかった。

 

「uuuaaaaaaaaaaaaaa!」

 

ザギは雄叫びを上げ、屋根を突き破って出ていった。響は未だ闇に囚われたネクサスの元へと走る。

 

「翼さんッ!」

 

「響さんッ!?」

 

調たちも響の後を追おうしたが、住民をザギから守るのが先決と判断し、地上へと向かった。

 

その頃、東京では突如現れた黒い巨人の攻撃でパニックが起きていた。

 

「uuuuurrrrrggggg!」

 

ビルは倒壊し、東京は火の海に染まっていった。逃げ遅れた者はその身を焼かれ、断末魔の叫びを上げることなく死んでいった。

 

翼化囚われている闇に飛び込んだ響は、意識を失っている翼を見つけた。

 

「翼さぁぁぁぁぁん!駄目だッ!闇に呑み込まれたら、駄目だッ!貴女の厳しさが私を今まで支えてくれたッ!貴女の強さが私を勇気づけてくれたッ!憎しみは乗り越えられるッ!」

 

だがそれでも翼は目を覚まさなかった。

 

「だから翼さん.....

 

 

 

 

 

 

 

諦めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

 

 

響が叫んだ直後、翼の目がうっすらと開き始めた。  

 

「立花.....」

 

翼が手を伸ばす。すると響も手を伸ばし、翼の手を掴んだ。すると光が響へと流れる。そして闇が晴れ、レーテが崩壊した。

 

東京では、調と切歌が被害者を少しでも抑えようとザギを攻撃していた。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

 

「デェェェェェェェスッ!」

 

鋸と鎌を飛ばし、ザギの注意を惹こうとしたが、シールドによって全て防がれてしまった。いつの間にか地上へ移動していた響は自分たちも援護しようと聖唱を歌おうとすると、手に違和感を感じた。握られていたのは、エボルトラスターだった。そして、今までネクサスとして戦ってきたマリアとエルフナインのイメージが頭に浮かんだ。響が翼の顔を見ると翼は黙って頷いた。響は立ち上がり、エボルトラスターを構える。

 

「絆.....ネクサス」

 

そして右腕で本体を前方に引き抜き左肩に当てる。そこから右腕を伸ばし、空に掲げる。

 

「おおおおおおおおおおッ!」

 

光が響を包み込み、ネクサスへと姿を変える。

 

 

調と切歌はザギの攻撃を必死に避けていたが連続で発射された光弾を回避出来ず、地面に落下しようとしていた。だがそれをネクサスが受け止めた。

 

「ウルトラマン......」

 

「もしかして、響さんデスか?」

 

ネクサスは二人を地面に下ろすと、ザギの元へと飛んだ。

 

「シェアッ!」

 

「eaaaaaaaaaaaaaaaaa!uuggggggggggrrrrrruuuuuuaaa!」

 

ザギの手から発射された光弾でネクサス馬が吹き飛ばされ、ビルに叩きつけられた。

 

「ウアアアアッ!」

 

すると響の頭の中にマリアの声が聞こえてきた。

 

『立て立花 響!お前は絶望の淵から何度も立ち上がった。だから私も戦えたッ!立て!お前が立たなくてどうする!』

 

するとネクサスのエナジーコアが光り、姿が変化する。その姿は全身が赤かった。それはマリアが変身していたジュネッスと呼ばれる姿だった。

 

「ハァァァァァッ!シェアッ!」

 

ザギはネクサスの姿の変化に警戒し、一旦距離をとる。その隙にネクサスは両腕を下方で交差させ、ゆっくりと両腕を広げエネルギーを生み出し、両腕をL字に組んでオーバーレイ・シュトロームを放った。ザギは正面から受け止め完全に耐えきった。

 

「uuuuoooa!」

 

「フッ!」

 

ザギのパンチネクサスは頭を下げることで回避し、右脇腹を蹴りつける。ザギは一瞬怯むが直ぐに立て直し、追撃よりも速くネクサスの胸を蹴りつけ、更に回し蹴りの追い打ちでネクサスの右腕を蹴りつける。ネクサスは痛む右腕を押さえつけながらもザギからは目を離さない。ザギはネクサスにゆっくりと近づく。ネクサスは立ち上がり右拳で殴りかかるが腕と首を掴まれて、押し負けてしまう。

 

「シェアァァァァァァ!」

 

「aaauuuuuuuuuuuuuuu!」

 

ネクサスは構えたままザギとの距離を維持する。すると今度はエルフナインの声が頭の中に聞こえてきた。

 

『負けないでください響さんッ!僕も響さんのお蔭で最後まで戦えました。ウルトラマンとして』

 

ザギの蹴りを左腕で払い落とす。ザギはそれを利用として振り向きざまのパンチを放つが、ネクサスが手首と関節部分を掴み動きを封じられる。そしてネクサスはその体制からザギを投げ飛ばした。ザギは立ち上がって反撃しようとするがネクサスのタックルを受けて後退する。ネクサスが構えをとると、赤から青の姿に変化する。その姿はエルフナインが変身していたジュネッスブルーと呼ばれる姿だ。ジュネッスブルーに変化したネクサスは

不死鳥のような光の矢、オーバーアローレイ・シュトロームをザギに向けて発射した。

 

「Uuuuuaaaauuu!」

 

イズマエルを貫いた技をザギは片手でかき消してしまっま。

 

「イズマエルを倒した技でさえ通用しないなんて.....」

 

「あんなトンデモにどうやってたら勝てるんデスか!?」

 

「安心しろ月読、暁。立花いや、ウルトラマンは絶対に負けることなどない」

 

翼の言葉に近くにいた少年が賛同する。

 

「そうだよ。前にも新宿で悪い怪獣をやっつけてくれたもん!」

 

「私も覚えてる。守ってもらった」

 

「ウルトラマンは、俺たちのために戦ってくれた」

 

人々の目の先ではネクサスとザギの格闘が繰り広げられていた。ネクサスはスピーディーな連続攻撃を繰り出し、僅かではあるがザギにダメージを与えていた。

 

「ウルトラマン!」

 

「ウルトラマン!」

 

「ウルトラマン!」

 

「ウルトラマン!」

 

「ウルトラマン!」 

 

ウルトラマンを応援する人々の声が徐々に上がり始める。

 

「uuuuoooooooooooaaaaaaaaaa!」

 

ザギが両腕を左右に伸ばし突き出すと、闇の光線、ザギ・グラビティが発射される。ネクサスはバリアで防ぐが威力が凄まじく、どんどん後退していった。街の人たちが、自分を呼んでいることに気づいた。

 

「頑張れぇぇぇぇぇ!」

 

その声援を切っ掛けに、ネクサスの体が光り輝き始めた。

 

「オオオ、シェアッ!」

 

光が晴れると、ネクサスの体は全身が銀色に変わり、背中には翼が生えていた。それはネクサス本来の姿であり、ノアの神と呼ばれる存在だ。

 

「uuuu..... ugaaaaaaaaa!」

 

変化したネクサスの姿を見たザギは、威嚇する様な方向をあげる。

 

「シュワッ!」

 

ザギはノアを殴りつけようとするが、ノアはザキの関節部分に腕を絡ませ、投げ飛ばす。反撃しようとするザギだが、胸部に蹴りを受け吹っ飛ばされ、蹴られた部分を抑え、うめき声をあげる。

 

「uoooooooooooooo!」

 

 

ノアはザギに歩きながら距離を縮めていった。ザギはノアを蹴りつけるが両手でガードされ、肘打ちをノーガードで受ける。それでも尚反撃を試みるが、クロスチョップにより反撃の隙さえ与えられなかった。さらにノアは腕に炎を纏わせたパンチで、ザギを宇宙空間まで吹き飛ばした。

 

「uuuuuuuuuooooooooooaaaaaaaaaa!」

 

「ハアアアアッ!シェェアッ!」

 

ノアは右手首に左拳を打ちつける様に腕を組む。ノアの腕から太陽の様に光り輝く光線、ライトニング・ノアが発射される。それに対しザギは左手首を右拳に打ち付け、ライトニング・ザギを発射し応戦する。

 

 

「ugaaaaaaaaaaaaaaa!」

 

だがザギの光線はノアの光線に押し負け、自分の放った光線ごと呑み込まれた。

 

「uuuuuaaaaaaaaaa!」

 

ザギは爆散し、地球からでも目視できる規模の爆発が起きた。その光景を子供たちは目に焼き付けていた。自分たちを守ってくれるヒーローは、存在するんだということを。

 

 

 

 

 

 

 

       諦めるな!




番外編は終了です。


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俺が大勢でもうグチャグチャ

今回はネタで溢れている。主人公になる予定だったキャラが何名か出てきます。

台本形式あり。さらにオチがない。


ゼットンは眠りについてから何故か襖の前に立っていた。。

 

「何だ此処?てか俺のセリフに「」がついてる。じゃあこの話は真面目な話じゃないな。最近は真面目なバトルばかりで疲れてたから息抜き出来るのは有り難いなぁ」

 

ゼットンが襖を開けると果てしなく広がる畳が広がっており、ちゃぶ台とテレビが置かれている部屋に出た。辺りを見渡すと、テレビの前にいくつもの人影が見えたので向かってみると.....

 

「あの〜すいませ.....」

 

「「「「ん?」」」」

 

ゼットンは自分が話しかけた人物を見て言葉を呑み込んだ。その自分が話しかけた人物とは

 

 グリーザ、ネオカオスダークネス、ン・ダグバ・ゼバ、デスイマジン

 

というえげつないスペックを持つラスボスたちがいた。ゼットンは死を覚悟したが、予想は裏切られた。

 

グ「待ってたよゼットン!いや、作者に選ばれた俺!」

 

グリーザの言葉にゼットンは頭に?マークが浮かんだ。自分はグリーザに会った事もなければ話した事もないのに、このグリーザはまるで自分の事を知っているかの様な口調だった。

 

「え?作者に選ばれたってどういう事なんですか?」

 

ロ「あぁ、説明がまだだったね。実は.....」

 

此処にいるラスボスたちはこの小説の主人公になる予定だったキャラだったのだが、作者のリアル友人との話し合いをした結果ハイパーゼットンになり作者とリア友たちの頭の中に留まるだけのキャラになってしまったのだがギャグ回という事で特別に今回だけ登場する事が出来るようになったのだ。

 

ネ「理解できたか?」

 

「理解は出来たけどさぁ、みんなは俺なのに何で口調が違いますよね?」

 

ゼットンの疑問にデスイマジンが溜息をつきながら答えた。

 

デ「あの作者《バカ》が見た目が違うだけで中身が同じキャラの書き分けが出来ないからだとさ。作者よ、首を出せ.....」

 

デスイマジンは作者への不満を爆発させるが、ロンたちがそれを宥める。この状況の説明が終わり、次にゼットンが目をつけたのはテレビだった。

 

「ところでみんなは何を観てるんだ?」

 

ネ「俺がお前でお前が俺なら分かってるだろう?何を観てるかなんて」 

 

「ま、まさか.....」

 

「「「「お察しの通りだ!俺たちが観ているのは!戦姫絶唱シンフォギアAXZのカリオストロさん登場シーンだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」

 

「ふ、アンタら俺ってのは半信半疑だったが、どうやら本当みたいだな」

 

ゼットンはそう言って全員と手を取り合い、テレビを見始める。しかし、平和な時間は直ぐに崩れ落ちてしまう。

 

「いや〜やっぱカリオストロさんの声って最高だなぁ」

 

ダ「は?一番はオッパイに決まってんだろ?お前は何アホか?」

 

グ「いやいやアホはお前だろ?一番は太股に決まってんじゃん」

 

ネ「みんな分かってないなぁ、一番は顔に決まってるだろ?」

 

デ「一番は仕草だってことを理解出来てないとは.....ちゃんと本編観てんのか?」

 

全員の意見が食い違った。同じカリオストロ好きとはいえ、何処が好きかは異なる様だ。

 

「表に出ろや。久しぶりに、キレちまったよ.....」

 

グ「お前らに本当のカリオストロさん愛ってのを見せてやる」

 

ロ「お前らが自殺志願者だってのは分かったよ。楽に死なせてやるから感謝してくれよな?」

 

ダ「お勉強の時間だ。カリオストロさんはオッパイがどれほど素晴らしいか教え込んでやるよ」

 

デ「バカに関わるだけ時間の無駄だけどしょうがないか.....」

 

全員は同時に動いた。ギャグ漫画の様な誰が何をしているのか分からない乱戦が起きる。全員の実力は拮抗しており、戦況が動かずにいた。そしてその状況を動かしたのはゼットンの一言だった。

 

「俺はなぁ!カリオストロさんのオッパイも太股も仕草も、顔も仕草も!テレビじゃなくなて間近で見てるんだよぉぉぉぉぉ!」

 

 

「「「「ッ!?」」」」

 

これが作者に選ばれた者と作者に選ばれなかった者の違いだ。テレビでしか見れなかった世界を生で見ることが出来る。そして生きている推しキャラを間近て見ることが出来る。ゼットンの発言により全員の動きが停止し、大きな隙が生まれた。

 

「隙ありぃぃぃぃぃ!」

 

ゼットンは瞬間移動の上をとりライダーキックのポーズをとり、グリーザへと迫る。

 

グ「ギャァァァァァ!」

 

グリーザは畳を突き破り、奥底へと落ちていく。そしてその体からは火が吹き出していた。だがグリーザもただでは死なない。カリオストロ好きを証明するために、断末魔の叫びを上げた。

 

「我が魂は!カリオストロさんと共にありぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

ケタロスの様な叫び声を上げながらグリーザは消えていった。

 

「はい次ぃ!」

 

ゼットンはネオカオスダークネスへと、巨大な暗黒火球を発射した。ネオカオスダークネス発射された暗黒火球を避けられず、飲み込まれた。

 

「くそッ!やられ千葉ぁ!」

 

爆☆散☆

 

自分で書いておいて言うのもアレだが扱いが酷い。だが私は謝らない。残されたのはダグバとデスイマジンだけだった。

 

デ「まさかこの技を使うときが来るとわな.....」

 

デスイマジンは趣にそう告げ、得物を構える。

 

「ヒテンミツルギスタイル!オトリヨセェェェェェェェェェェェェェェ!」

 

ゼットンが右に避けると、デスイマジンは襖を突き破り、そして下へと落ちていった。

 

(何やってんだアイツ.....)

 

収集がつかなくなってきたゼットンは焦った。作者の文才ではこの状況からどうやって巻き返すのかがとても不安だった。そしてその不安は現実のものとなる。

 

ダ「俺だってなぁ!ただでやられるワケにはいかねぇんだよぉ!最終奥義ぃぃぃ!」

 

ダグバは腕に力を込め、ゼットンの元へと走り出した。

 

「フタエノキワミアーッ!」

 

ダグバはかつてニコニコで人気だった技を放つが、ゼットンには届かずカウンターのパンチで魔石ゲブロンを破壊されてしまった。するとダグバは最後の嫌がらせに出た。

 

「作者さん!作者さん!!出してくれ…出してくれェッ!

 

出してくれ…出してくれェッ!!作者さん!作者さん!!!出してくれェッ!!

 

作者さん!作者さん!!作者さぁん!!作者さん!出してくれっ!出してくれよぉっ‼

 

俺は帰らなくちゃいけないんだ、俺の世界に!!

 

!!……嫌だ……いやだァッ!!出してくれ……出してェ!!

 

 

何でこうなるんだよ……

 

俺は……

 

おれは……

 

 

幸せになりたかっただけなのに……………… 」

 

 

ダグバはそう言って消えてしまった.....

 

「ヤリスギチャッタ.....」

 

申し訳なさそうに作者が姿を現した。その時ゼットンはこの状況をなんとか出来るかもしれない方法を思いつき、実行した。

 

「貴様、人が死んだんだぞ、人がいっぱい死んだんだぞ!」

 

作者もこの状況をなんとかしたいと思ったのか、ゼットンの動きに合わせる。

 

「お前もその仲間に入れてやるってんだよ!」

 

「遊びでやってんじゃないんだよー!」

 

ゼットンの体が光り始め、そして光に包まれた。作者は攻撃の描写を実体化させゼットンを近づけさせないようにするが、全て掻き消されてしまう。

 

「なんだと?あ、あ、あれは…?」

 

「生命(いのち)は、生命は力なんだ。生命は、この宇宙を支えているものなんだ!それを、それを…こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、酷いことなんだよ!!」

 

「こ、こいつ…何だ?」

 

ニコニコで数多くのパロディが作られてきた素材と、ただのバカ《作者》では、その力量差は歴然のものだった。

 

「何が楽しくて、戦いをやるんだよ!?貴様のような奴はクズだ!生きていちゃいけない奴なんだー!! 」

 

ゼットンはバカ《作者》に頭から突撃する。

 

「此処から消えてなくなれぇぇぇぇぇぇ!!」

 

「何故だ!Z.O何故動かん!?」

 

作者はゼットンのスイカバーアタックを避けることが出来ず自分の体を貫かれた。さらにそこに追い打ちをかける。

 

「速攻魔法発動!狂戦士の魂!手札を全て捨て、ドロー!モンスターカード」

 

追加攻撃!

 

「ドロー!モンスターカード!」

 

追加攻撃!

 

「ドロー!モンスターカード!」

 

追加攻撃!

 

「ドロー!モンスターカード!」

 

追加攻撃!

 

「もうやめて、!バカ《作者》のライフはもうゼロよ!」←コイツは誰だよ!?

 

「HA☆NA☆SE」

 

 

という訳で!作者が死んだのでこの小説は終わりです。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

んな訳ねぇぇぇぇぇぇダルルルォ!だってゼットンとカリオストロさんの絡みが書きたいんだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この夢を見ている時の現実のゼットン。

 

ヌゥン!ヘッ!ヘッ!

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!

フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!

フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真)

 

という叫び声をあげながら魘されていた。

 

 

 

 

 

 

  

  

 

         汚い

 

 

 

 

作者は死んで詫びるべき。てか文才を誰かPlease。ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




自分でも何を書いているのか分かりません。これでお気に入り登録者は絶対に減る(確信)

主人公と中身は全員同じなのでこんな感じになってしまうんだろうなぁ(無責任な屑。死んで詫びろ)


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UNOだっ!(ひぐらしではない)

カリオストロさんのフィギュア出してくれ。普段着とファウストローブどっちも買うから。

因みにですがは4月3日に作者はまた一つ歳をとりました。

今回は微キャラ崩壊があります。


諸君は知っているかい?UNOというゲームを?1971年にアメリカのオハイオ州で理髪店を営むマール・ロビンス (Merle Robbins) により考案され、1979年に広く発売されて人気となった。本ゲームは専用のカードを用い、配られた手札を早く0枚にした者が勝者となるゲームだが、対戦相手を妨害する役札が存在することと、残り手札が1枚となったときに「UNO」と宣言しなければならないことが特徴であるゲームを。学生もしくは学生だったユーザー様なら分かるはずだ。修学旅行の電車やバスで時間を忘れてしまうほど遊んだことだろう。

 

『この説明っていうか豆知識に意味ってあるか?』

 

『え?ないけど』

 

『は?お前は読者に無駄な時間を過ごさせたってことか?』

 

作者の悪びれもしない答えにゼットンは呆れてしまう。しかしこのまま続けていても無意味なので、強制的に本編に移動する。

 

と思っていたのか!  

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

眠りから覚めたゼットンは作者から聞いたUNOの説明を思い出していた。

 

あの無駄な時間は何だったんだろうか.....

 

前回、作者のクソみたいなギャグによって特撮のラスボスになっていた平行世界の自分たちの特に悲しくもない死に様を見せられたゼットンは、作者のUNOの説明を聞いて少しばかりの苛立ちと不安を感じていた。

 

あのクソ蝙蝠が何かやらかしそうだしな、警戒はしといた方がいいか

 

『作者に対して何と失礼な.....(憤怒)』

 

お前みたいな奴に作者としての威厳もクソもあるか。お前はただのクソ野郎だ。てかお前は分かってんのか?あのクソみたいなギャグのせいでな、減ったんだぞ?お気に入り登録者が3人減ったんだぞ!(カミーユ風)

 

『だけどあの後4人増えたから結果オーライってことで.....』

 

 

いや、3人減って4人増えたんなら実質1人しか増えてないじゃん。ふざけんじゃねぇよオイ!

 

 

『1人増えたんならそれでも十分だろ!アムロ感激ィ!』

 

いい加減に本編に移動させてくれ。お前との絡むのは疲れる

 

ゼットンの何気ない一言が、作者の心を傷つけた。心を抉られた作者の体が浮かび上がり、見えなくなった。

 

今度こそ本編に移り変わります。カリオストロさんに誓って約束します。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「突然だが全員でUNOをやるワケダ」

 

プレラーティがUNOの説明書を読みながらそう言った。

 

「UNO?私は別に構わないが.....」

 

「面白そうじゃない。やってみましょうゼットンちゃん♪」

 

前世の修学旅行で鍛えた俺のテクニックをお見せしましょう!ナムサンパワァァァァァァァァァァ!

 

 

プレラーティがカードをシャッフルし、全員に配る。順番はサンジェルマン、プレラーティ、ゼットン、カリオストロだ。最初は大した妨害もなく、淡々と進んでいった。だがゼットンはとある事を確信していた。

 

プレラーティとカリオストロさんのあの顔、絶対に何か仕掛けてくる。警戒は必須だな.....

 

それから5分ほどの時間が経過した。サンジェルマンのカードは6枚。プレラーティのカードは3枚。ゼットンのカードは2枚。カリオストロのカードは2枚だった。サンジェルマンは自分に手札とカリオストロたちの手札を見比べて焦りを感じ始めていた。

 

(マズい.....このままでは私が最下位になってしまう。くっ、切り札は残しておきたかったんだがやむを得ないか.....)

 

サンジェルマンの切り札。それは次の相手にカードを4枚ドローさせるカードであった。この状況を打破するにはこれしかないと考えたサンジェルマンは自分に順番が回ってきた時、切り札を使った。

 

「悪いわねプレラーティ!あなたには最下位になってもらうわ!」

 

順番の都合でカリオストロにコレを使えなかったのは残念だが、自分が最下位になる事はなくなったと安堵していたが.....

 

「ふっ」

 

プレラーティが笑ったように見えた。だがそれは気のせいなどではなかった。本当にプレラーティは笑っていたのだ。

 

「余りの驚きに笑うことしか出来なくなったのかしら?」

 

サンジェルマンはドヤ顔で言い放った。だがブレラーティから返ってきた返答は、サンジェルマンに不安を与えるものだった。

 

「受け攻め、幾つか予想していたワケダが、そりゃあ悪手はワケダ。サンジェルマン」

 

その時のプレラーティの後ろには、「心」とプリントされた服を着た老人の姿を浮かび上がっていた。

 

「そのカードを持っているのはサンジェルマンだけではないワケダ」

 

プレラーティはカードをドローせず、手札から一枚のカードを抜き取った。そのカードは先程サンジェルマンが使ったカードと同じ、4枚ドローのカードだった。

 

「まさか貴女が私と同じカードをもっていたといるなんて.....それならゼットン。アナタが最下位になるのね。恨むなら、私と同じカードを引き当てたプレラーティを恨みなさい」

 

またしてもドヤ顔で言い放った。その顔を見てゼットンは申し訳ないという罪悪感と、自分の手札にあるカードを出した時にサンジェルマンがどんな顔をするのかという嗜虐心があった。

 

サンジェルマンさん。こんな言葉を知っていますか?切り札は先に見せるな。見せるなら、更に奥の手を持てっていうマンガのセリフを

 

因みに作者は中3で北斗の拳にどハマりし、今は銀牙シリーズにどハマリしてる未成年オジさんです。

 

ゼットンはホワイトボードにそう書くと、4枚ドローのカードを出した。又もやサンジェルマンのドヤ顔が崩れ、カリオストロに助けを求めるような目を向ける。

 

「ねぇカリオストロ。貴女は4枚ドローカードは持ってないわよね?」

 

カリオストロは答えない。カリオストロは自分の手札を一枚掲げる。

 

「UNO♪」

 

サンジェルマンの顔が絶望に染まる。

 

「お願いカリオストロ!お願いだからやめて!お願いだからぁぁぁぁぁ!」

 

普段のサンジェルマンからは想像も出来ない姿だった。そんなサンジェルマンの姿を見たカリオストロの顔は清々しい程の笑顔だった。今ではその笑顔がとても恐ろしい。

 

「撃っちゃうんだなぁコレが!」

 

何処のゾルタン・アッカネン様だよ.....

 

カリオストロの笑顔とは真逆で、サンジェルマンの顔は絶望に染まっていた。

 

「みんなが出した4枚ドローを合わせてサンジェルマンは.....」

 

「16枚ドローね♪」

 

希望はない。

 

「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

サンジェルマンは叫び声を上げ、動かなくなった。




地球防衛軍IRON RAIN楽しみすぎてヤバい。(語彙力皆無)


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赤い通り魔

怪獣やら怪人が登場するのなら、彼が登場するのもまた然り

個人パートでは台本形式じゃなくなります


かつて最高にカオスな空間を繰り広げ、読者のみならず、作者でさえ混乱に陥らせたカオス回を作ったグリーザ、ネオカオスダークネス、ン・ダグバ・ゼバ、デスイマジン、ハイパーゼットンが再び集結した。

 

グ「またか.....」

 

ネ「今度はどんなカオスが繰り広げられるのやら、怖いもんだよ」

 

二人はこの状況への不安を口にした。それはこの場にいた全員が思っていた事であった。

 

ン「おい、誰か作者が何処にいるか知らないか?呼び出された時に焦ってたのか「アイツが来るぞ!」って言われたんだけどよ」

 

デ「あ〜それ俺も言われたな。一応ここに来てみたんだけど誰も知らないって事ですいいんだよな?」

 

ゼ「あぁ、それでいいと思うぜ?作者を見つけたら全員でとっちめてやるか」

 

ゼットンがそう言うと全員の口から笑い声が上がる。するとその直後、悲鳴が響き渡った。

 

「ぎゃあああああ!」

 

突然の悲鳴に全員が身構える。そして辺りを見渡す。

 

ダ「おい!今の悲鳴って.....」

 

デ「あぁ、作者の声だ。全員構えろ!何か来る.....おそらく作者の言ってたアイツだ!」

 

各々は何時でも戦えるように体からオーラを放出する。すると、上から何かが落ちてきた。

   

「「「「「お、お前は!」」」」」

 

落ちてきた物の正体は全身が傷だらけになった作者であった。

 

ゼ「おい何があった!おい!聞こえるか!」

 

作者はゼットンの声によって意識を取り戻した。だが発せられる言葉から対した情報は得られそうになかった。

 

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、赤い.....赤いアイツが.....」

 

ゼ「アイツ?アイツっていったい誰なんだよ?」

 

ゼットンは作者からさらに情報を聞きだそうとするが、それをネオカオスダークネスが遮った。

 

「作者の事は後にしろ!どうやら犯人がおいでなすったみたいだ.....」

 

ゼットンたちは、犯人と思わしき人物の方を向いた。だがそのシルエットに全員は絶句し、息を呑んだ。

 

グ「なぁ、アイツってまさか.....」

 

そのアイツとは、全身が赤く、罪なき怪獣たちに等しく死を与える赤い通り魔

 

ダ「レ、レ、レ.....

 

 

 

 

レッドマンだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

怪獣たちに絶望を与える最狂の存在、レッドマンがこの空間に舞い降りた。ゼットンたちは一瞬にして悟った。勝てない、殺されると。そんなゼットンたちに残された道はただ一つ。脱兎の如く逃げて逃げて逃げるだけだった。

 

ダ「逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

ダグバが叫んだ。その声からは恐怖が滲み出ており、ダグバの叫びと共に全員が走り出した。

 

ゼ「お、おい!作者はどうすんだよ!放っておく気かよ!?」

 

ゼットンは作者を助けないのかとダグバたちに言うが、助ける余裕があるほど今回の相手は生易しくはなかった。

 

デ「無理に決まってんだろ!レッドマン相手に足を止めたら殺されるぞ!」

 

ネ「そういう事だ。作者には悪いが囮になってもらうしかねぇんだ!」

 

全員はそれぞれ自分が生き残るために走った。持てる力全てを振るい、ひたすら走った。

 

レッドアロー!

 

「ま、待ってくれよぉ!俺はまだ死にたグゥ!」

 

作者が言いきる前に、レッドアローが作者の頭を貫いた。貫いた槍は作者の後頭部を貫き、眉間から突き出された。レッドマンがレッドアローを引き抜くと、作者の脊髄ごとレッドアローが引き抜かれた。

 

「.....」

 

レッドマンはREDアローについた作者の頭部を抜き取り、投げ捨てた。そしてレッドマンは次の狙いを発見した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(このままじゃ殺られちまう!何とかして、何とかして逃げなきゃヤベェ!)

 

ダグバは必死に考えた。最初は瞬間移動能力で自分がいた世界に戻ろうとしたが何故か発動できず、こうして走り回っていた。

 

「出口は、出口は何処なんだよぉぉぉぉぉ!」

 

ダグハ叫びながら出口を探すが、いっこうに見つからない。そんなダグバの元に、悪魔が舞い降りた。

 

レッドファイッ!

 

「マジかよ.....クソ!やってやる!やってやるぞぉ!」

 

ダグバはモーフィングパワーでボウガンを精製し、空気の弾を連射する。

 

「来るな!来るなぁぁぁぁぁ!うわぁぁぁぁぁ!」

 

空気弾は全て命中するも僅かに仰け反る程度で、目立った損傷は見られなかった。

 

「だったらこれで、灰になりやがれぇぇぇぇぇ!」

 

ダグバはパイロキネシスでレッドマンを焼き殺そうとする。だがしかし結果は思わしくなかった。

 

「.....」

 

レッドマンが手を降ると、炎が全て掻き消された。

 

「おいおいマジかよソレ!」

 

レッドアロー!

 

「しまッ.....」

 

避けようとしたが既に遅く、レッドアローはダグバの胸を貫き壁に突き刺さった。

 

「あ、が、ががが.....」

 

ダグバの胸から血が溢れ、ダグバから苦悶の声が漏れる。レッドマンは無慈悲にも苦しむダグバの頭部にレッドナイフを突き立てる。

 

「あがぁ!」

 

ダグバの手足がピクピクと痙攣し、動かなくなった。しかしレッドマンは手を休めることはない。何度も何度もダグバの頭にナイフを突き立て、原型が分からなくなるほどの状態になってやっと攻撃をやめた。

 

「.....」

 

レッドマンは次にネオカオスダークネスが逃げた方を向き、歩き出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ダグバの霊圧が.....消えた.....」

 

中身が同じ存在なのか、全員はダグバが死んだ事を感じ取った。そして、次に狙われるのは自分になるのではないのかと恐怖した。

 

レッドファイッ!

 

絶望は、悪魔にも与えられた。

 

「こんな所で死んでたまるかぁぁぁぁぁ!」

 

ネオカオスダークネスはレッドマンに爪を突き立てようと突撃する。するとレッドマンはしゃがみ込み、下からレッドナイフを突き立てた。するとネオカオスダークネスの体は自らのスピードを利用され、体を真っ二つにされた。両断された体は畳に血の海を作り、臓物をぶち撒けた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次に狙われたのはグリーザだった。グリーザは必死に逃げようとするが、「レッドファイッ!」の掛け声とともに、逃げることが出来なくなってしまった。

 

「この通り魔ヤロウがぁぁぁぁぁ!」

 

グリーザは電撃で辺り一面に攻撃を仕掛ける。だが狙いを定めた攻撃ではないので、攻撃は全て命中する事はなかった。ダメージはなかったが爆風が発生し、目眩ましとなってレッドマンの視界を塞いだ。

 

(今が最大のチャンスだ!走れ俺ぇぇぇぇぇぇ!)

 

グリーザは己を鼓舞し、全力でその場から走り去る。だがそんなものは単なる気休め程度の煙幕でしかなかった。

 

「.....」

 

レッドマンはレッドアローをグリーザが逃げた方向に投げつけた。そしてそのレッドアローは.....

 

「はぁ、はぁ、はぁ、此処までくれば大丈夫か.....」

 

グリーザが立ち止まった直後、レッドアローがグリーザの頭頂部から股間を貫通した。

 

「あ.....あああ.....が.....ががが.....」

 

ダグバと同じ様にグリーザの体が痙攣し、動かなくなる。レッドマンはレッドアローを引き抜くとグリーザは力なく畳に倒れ伏した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダグバ、ネオカオスダークネス、グリーザの死を感じ取り、デスイマジンは逃げる事を諦めた。

 

「逃げてもダメなら.....殺るしかねぇ.....殺るしかねぇんだよぉぉぉぉぉぉ!」

 

デスイマジンは得物を構え、レッドマンに特攻する

 

レッドファイッ!

 

「うおりゃあぁぁぁぁぁ!」

 

デスイマジンは鎌でレッドマンを切り裂こうとし、レッドマンはレッドアローで応戦する。

 

「俺は生きて帰るんだあぁぁぁぁぁ!」

 

デスイマジンはレッドマンを斬り裂こうと目にも止まらぬ速度で鎌を振るう。鎌はレッドマンの体を傷つけ、僅かではダメージを与えていく。

 

「.....」

 

レッドマンは畳に膝をつき、動く気配はない。デスイマジンはトドメを刺すべく鎌を振り下ろす。

 

「これで終わりだ!くたばりやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

鎌がレッドマンを斬り裂こうとし頭部に刃が触れる直後、レッドマンは立ち上がりデスイマジンの右腕をすれ違いざまに斬り裂いた。ボトっとデスイマジンの右腕が畳の上に落ち、切断面から鮮血が迸る。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

デスイマジンは斬り落とされた右腕を抑えながら痛みに耐えようとする。するとレッドマンはナイフで残された左腕さえも切断する。そして両足を切断し、デスイマジンは仰向けに倒れる。そしてトドメに頭にレッドアロー、心臓部にナイフを突き立てた。

 

「ごがぁ!」

 

残されたのは、ゼットンただ一人.....

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「死んだ.....みんな死んだ.....俺は、俺はまだ生きてる..... 」

 

ゼットンの心はズタボロだったギャグでの死ではなく、一方的な虐殺。そして死んでいく自分たち。耐えられるわけがなかった。だが一つ希望はある。それは.....

 

(作者はAndroid投稿。つまりアイツの死体のポケットを探せばAndroidを持っている可能性がある。もし俺がレッドマンがいなくなるという文を入力すれば.....)

 

もし成功すればレッドマンはこの場から消え去るだろうう。だがリスクの大きさはかなりのものだ寧ろ命を落とす可能性の方が大きい。だが此処で引いてしまえばレッドマンに殺される。ならばやるしかない。ゼットンは既に覚悟を決めていた。

 

「俺は、俺は、生きて帰る。そしてカリオストロさんに会うんだ!だから俺はやるぞ!あの通り魔を消してやる!」

 

ゼットンは作者の元に瞬間移動する。だが作者の死体の付近に人影があった。

 

「こっちの考えはお見通しってわけか.....」

 

レッドマンがナイフを構え、ゼットンは拳を構える。

 

「いくぞぉぉぉぉぉ!」

 

ゼットンが先に仕掛けた。瞬間移動でレッドマンの右側面に移動し、頬を殴りそして瞬間移動で移動し殴るというような戦法をとった。与えられるダメージは微々たるものだが、全く効果がないわけではなかった。

 

「.....」

 

先程まで戦っていた怪獣、怪人たちと違う戦い方にレッドマンは僅かに戸惑う。だが一瞬で戸惑いを断ち切る。自分は目の前にいるゼットンを殺す。ただそれだけだ。

 

「吹っ飛べぇ!」

 

ゼットンの蹴りがレッドマン腹部を捉えた。レッドマンは後方に大きく吹き飛ばされ、畳を転がる。

 

「今だッ!」

 

ゼットンは作者の胸ポケットを漁る。するとAndroidが入っていた。

 

「これだッ!奴が来る前にこれを入力すればッ!」

 

そしてゼットンはハーメルンを開き、こう入力した。

 

レッドマンば突然動かなくなり、体が粒子となって消え去る。

 

すると書かれた通りにレッドマンは動かなくなり、体が粒子となって消え去ろうとしていたが、怪獣を殺すというその心が、レッドマンを突き動かした。

 

レッドアローッ!

 

レッドマンは消え去る直前にレッドアローをゼットン目掛けて投げつけた。そしてそれはゼットンの胸を貫き、ゼットンは壁に貼り付けにされた。

 

「チ、チクショウ.....」

 

レッドマンが消えるとレッドアローも消え、ゼットンは畳に叩きつけられる。必死に体を動かそうとするが力が入らず、そして.....命を落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、どうせ次の話で復活するんだけどね!

 

 

 Fuck You!

 




オチが書けねぇよコンチクショウ!

(自分の実力不足を棚に上げて怒る作者の屑)

因みにですがアンケートやってるので活動報告欄ヘGo!


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設定説明のようで設定説明じゃないナニカ

平成最後の投稿。


ハイパーゼットン

 

この物語の主人公でカリオストロさんへの愛がヤベーイ!奴。前世でカリオストロさんの初登場シーンを見た瞬間からゼットンの心は鷲掴みにされ、一番の推しになった。元々カリオストロさんタイプのキャラが好みだったため、それも相まってその愛は未来さんを超えるレベル。カリオストロさんが死亡、もしくは殺害されたら暴走して世界が滅びる。サノス並みにヤベー奴

 

「人間として転生したかったけどこの体で良かったって思ってます。人間の姿だったらアソコが常にヤバかった」

 

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立花 響

 

原作主人公。この作品では神の力のみならず一時的とはいえウルトラマンノアというモノホンの神様に変身したイケメン系女子。更には神殺しの力を持っているので技全てを急所に当てればゼットンを殺れるという。お父さんはラウ・ル・クルーゼでデュオ・マックスウェルの声を持つ人。

 

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SAKIMORI  風鳴 翼

 

現代を生きる防人で、人類最強であるOTONA 風鳴 弦十郎を叔父に持つち、乳部・タイラーの称号を与えられている。本当の父親は人間としては最低だが防人としては一級の人間。

 

「ハァ、ハァ、乳部・タイラー.....?」

 

「んん?」

 

「取り消せよ、今の言葉ぁ!」

 

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雪音クリス

 

ガンダムヘビーアームズとカラミティガンダムを混ぜた様なシンフォギアを展開する愛されキャラで、作者のリア友の一番の推し。装者の中で一番重い過去を抱えている(と作者は思っている)。公式によってうたずきんのコスチュームを着せられているが、ポスターの絵を見る限りノリノリである。

 

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暁 切歌

 

ガンダムデスサイズからステルス性能取り除いたシンフォギアを纏っているデスGirlでお墓に醤油をお供えする常識人。調ちゃんとのユニゾンで南無さんパワーを引き出して無類の強さを発揮できる。ガンダムシリーズで言うとフロスト兄弟の様な感じ。

 

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月読 調

 

見た目と胸が一番釣り合ってる装者。作者は調ちゃんのアームドギアを見たときにガイガンを思い出し、一時期ガイガンと呼んでいた。シンフォギア装者の中でトップクラスの女子力を誇る。トマトだけで沢山の料理を作るという凄まじい実力をAXZの最終話で視聴者に見せつけた。

 

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マリア・カデンツァブナ・イヴ

 

みんなのオカン。妹の意志を継ぐと必死に頑張ったのにイキ杉田ホモ和博士によりマムを月遺跡に飛ばされて激昂し、ホモ和博士を殺そうとしたところを響ちゃんに静止され、更には纏っていたガングニールを響ちゃんが纏うことによって世界に全裸を晒した歌姫。作者は初めてマリアさんを見たときに「ポンコツそうだな.....」と呟きました。

 

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風鳴 訃堂

 

情報が不足しているのでハッキリとは言えないが擬人化した護国三聖獣。

 

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アダム・ヴァイスハウプト

 

無能全裸。当初はザギ様に乗っ取られて出番終了という流れにしたかったが作者の力量不足により、ザギ様へと進化できた。

 

 

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サンジェルマン

 

苦労人気質。作者のせいでギャグ回では結構な被害を被るであろうキャラ。

 

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プレラーティ

 

時々ヤベー顔をする元男。ゼットンとカリオストロが一緒にいるのを見て、最近ではゼットンをからかうのが少し楽しみになってきている。

 

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カリオストロさん

 

天使で女神。(作者とゼットンの中では)シンフォギアの世界で最も美しい存在。そして胸、声、仕草、太もも、顔などとあらゆる全てが尊い存在である。そしてこの人が死亡、もしくは殺害された場合ゼットンが暴走するのである意味この世界の全ての命の命運を握っている。

 

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作者

 

この作品を執筆している存在。作者なのに弱く、特殊な能力も持たないザコ。レッドマンに瞬殺され、プレデターのワンシーンの様に脊髄を引っこ抜かれた。自分で書いておきながらゼットンとカリオストロの絡みを見て、血涙を流している。

 

 

 




平成最後のクソ投稿だぜベイビー


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葬式

今回のお話はナナシ連中さんからのリクエストです。




「ね、ねぇプレラーティ?此処でホントにお葬式?っていうのが行われてるの?」

 

「そ、そんな事を私に聞かないでほしいワケダ」

 

「静かにしなさい二人とも、他の人たちに迷惑よ」

 

「いやサンジェルマン、人って何処にいるの?」

 

カリオストロが真面目な顔でそう返した。何故カリオストロがそう返したのかと言うと、周りを見ると喪服を着たゴ・ガドル・バやEXゼットン、ガゾート、レデュエ、ヒッポリト星人、バルタン星人、メフィラス星人、クロコダイルオルフェノクその他幹部キャラという危険極まりないキャラたちがいたからだ。

 

そもそも何故このような事態になったかと言うとそれは朝を迎えてからの出来事だった。サンジェルマンたちの元へとゼットンが死んだという手紙が届いたのだ。サンジェルマンたちは驚きのあまりに、固まってしまった。そして手紙のなかに一つの石が入っており、サンジェルマンがその石を取り出すとそれは砕け、サンジェルマンたちの姿が喪服へと変化し葬式の会場へと転移される。

 

「此処が.....」

 

転移が完了し、会場に到着する。そして冒頭に繋がる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「と、取り敢えず此処に名前を記入すればいいのかしら?」

 

サンジェルマンは受付を担当している人物、ダダにそう聞いた。

 

「はい。此処にお連れ様のお名前もご記入ください」

 

サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティが名前を記入していく。全員は名前を記入し、移動する。

 

バド星人が御経を読み、サンジェルマンたちは正座しながらそれを聞いていた。その中で、カリオストロは隣にいるプレラーティに疑問を口にした。

 

(此処にいる人たち?ってゼットンちゃんの知り合いなのよね?)

 

(その筈なワケダが.....)

 

周りを見ても明らかに人間ではない怪人、怪獣ばかり。ゼットンが人間でないのは知っていたがここまで人外の知り合いがいたとは思っていなかった。そして、此処で一つの悲劇が起きた。

 

「それでは、お焼香を.....」

 

そう、お焼香である。作法を知っている者からしたら儀式の一つであったが、サンジェルマンたちは日本生まれではなく日本について調べたことはあっても、完全に熟知している訳ではなかった。そのため何をすればいいのか分からなかった。

 

「ま、先ずは私から行くわ。みんな私のやり方を見ていなさい」

 

サンジェルマンがタトウトした直後、サンジェルマンの足に電流が走った。

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」

 

サンジェルマンは慣れない正座のせいで足が痺れていたのだ。

 

 

「どうしたのサンジェルマン!?」

 

カリオストロがサンジェルマンを立たせようとするが、サンジェルマンはそれを手で制した。

 

「わ、私は大丈夫.....だからあなた達は私のやる事を見ていなさい.....」

 

そしてお焼香の前に辿り着いた。だがやり方が分からないサンジェルマンは、お焼香という名前からどうすればいいのかを考える。

 

(考えるのよサンジェルマン!ここまで来てやり方が分からないと言えるわけがない、どうすれば.....)

 

そしてサンジェルマンは答えを見つけた。

 

(お焼香.....この名前から想像出来ることはつまり!)

 

サンジェルマンは炎の錬成陣を描き始めた。周りの者は何事かとサンジェルマンに目を向ける。サンジェルマンが見つけた答えとは、炎で棺を焼くことだった。

 

(焼とは燃やす。燃やすには炎が必要。つまりお焼香とは棺を炎で焼くこと!)

 

「ゼットン、此れはアナタへの手向けの炎よ!受け取りなさい!」

 

サンジェルマンの放った炎が、ゼットンたちの棺に直撃した。棺からは炎が燃え上がり、それが会場の畳に燃え移った。  

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ゼットンたち視点

 

「ラスギ!ビゲスゾ!」(不味い!逃げるぞ)

 

ダグバは焦りのあまり、グロンギの言葉で話していた。

 

「どうやって逃げるんだよ!俺たちの肉体は棺の中だぞ!?」

 

ゼットンのツッコミにダグバはハッとなる。自分の肉体は棺の中、死体が焼けると完全に死んでしまう。

 

「「「「「どうにかしろぉぉぉぉぉ!」」」」」

 

全員は避難しようと自分の死体にタックルを繰り返し、体に入り込もうとする。

 

「クソクソクソクソクソっ!入れよ!入れよぉぉぉぉぉ!」

 

残念だが体に入り込むことは出来なかった。そして体に炎が燃え移った。

 

「あっ.....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

会場は阿鼻叫喚の嵐だった。喪服に炎が燃え移り、参列者たちは逃げ出そうと出口に殺到した。そのせいで将棋倒しになり、出口が塞がれてしまった。

 

「サンジェルマン!早く逃げるワケダ!」

 

「だ、だがどうすれば!?」

 

「転移結晶は残っている!これで脱出するワケダ!」

 

プレラーティは胸のポケットから転移結晶を取り出し、地面に叩きつけた。この状況を作り出したサンジェルマンは苦い顔をしながら光の中に飛び込んだ。

 

「.....とその前にゼットンちゃんを連れて行かなきゃ♪」

 

カリオストロはゼットンの遺体を持ち抱え、その場を後にした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ダグバたちは、最後の最後でこの話を作った作者への恨みを込めて叫んだ。

 

ガボブゴガブギャグァァァァァ!!(このクソ作者がぁぁぁぁぁ!)

 

そして会場を大爆発が包み込んだ。だが作者は反省しない。

 

 

やっぱり作者はクソ野郎だね(確信)

 

当たり前だよなぁ?




自分のイメージで書いたけどなんだコレ?こんな話を書く作者の頭の中どうなってんだ?


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