対魔忍RPGX 苦労人爆裂記 回想モード♡ (HK416)
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紅、ゆきかぜ、凜子


ッシャァッ! エロ完成!
という訳で、マジカルチンポの時間じゃよぉ~!

では、本作における三人娘のエロを、どぞー!



 

 

 

 小太郎宅の寝室。

 やはり、この部屋も日用品や調度品は殆ど見られない。

 キングサイズのベッドは物珍しかったが、それ以外には見るべきところなど何もない。

 ベッドサイドテーブルの上には日常用のスマートフォンと充電器、照明器具が乗っていたが、ベッドの大きさには合っておらず、不釣合いな印象は否めず、最低限身嗜みを整えるための姿見だけ。

 何時ものように寝室へと足を踏み入れた小太郎に対し、紅達の表情は覚悟を決めていながらも緊張と興奮を隠し切れないようだった。

 

 洗剤や香水とも違う小太郎個人の臭いは薄いが、彼をよく知る彼女達には十分に感じ取れる。

 誰かが生唾を飲み込む音が異様に大きく聞こえてしまう。三人の誰もが期待と興奮から高鳴る鼓動を抑えようと必死であった。

 

 何一つ言葉を発さずに振り返った小太郎の瞳にもまた覚悟の光が灯っている。

 三人もの少女に手を出すのだ。同い年とは言え、相応の覚悟は必要だろう。

 

 誰からだ、とでも言いたげでありながら、誰からでも構わないと感じさせる彼の表情は、普段の無表情から然程変化は見られないが、幾分柔和になっているかのようだ。

 

 

「じゃあ、初めは紅先輩からで」

 

 

「わ、私か……?!」

 

 

「まあ、当然だな。私達の中では、小太郎を想っていた時間が一番長い」

 

 

 ゆきかぜと凜子への信頼から、女の嫉妬を剥き出しになった順番の奪い合いなど起こる訳がないと信じていた紅であったが、譲られるとは予想外でだった。

 二人へと視線を向けるが、それが筋と言わんばかりに頷いており、完全に退路を断たれる。

 逃げるつもりなど毛頭ないが、いざその時となると及び腰になってしまうのは乙女心と言うべきか。

 

 

「――――あっ」

 

 

 うろたえている紅を気にも留めず、小太郎は右手を彼女の腰に回して抱き寄せる。

 

 視界に音、匂いや体温。五感を通して伝わってくる愛しい男の情報に、彼女の顔は見る見る赤く染まり、目は潤み始めた。

 口調も表情も固く、凛々しい印象を受ける紅の美貌が、見る間に乙女と呼ぶに相応しいものへと変化していく。

 同性のゆきかぜと凜子ですら息を呑んで見惚れてしまうほどの愛らしさ。

 

 小太郎は薄っすらと笑みを刻みながら、空いている左手を彼女の顔へと手を伸ばす。

 

 

「あ……はっ……んっ……♡」

 

 

 紅く染まった頬になぞり、耳を撫でる。

 こそばゆさとは異なる明確な快感に、紅の口から甘い吐息が漏れた。

 

 

 未体験の快感に得も言われぬ恐怖と期待を鬩ぎ合わせながらも、紅は小太郎と視線を絡ませる。それだけで意図を察したのか、彼は紅の顎を掴み、くいと上に持ち上げた。

 紅は小太郎の身長に合わせて踵を持ち上げて爪先立ちになり、唇を差し出して瞼を閉じた。

 

 

「……ん……ちゅ……むぅ……ちゅぅ……んっんっ……んちゅ……♡」

 

(あぁあっ、呼吸を止めたりとか考えていたけど、無理だ。心が満たされて、頭が蕩けていく……!)

 

 

 瞼の内側で生じた暗闇の中、押し付けられる唇の感触に、紅は歓喜していた。

 唇から伝わり、頭の中で小さく爆発し、全身へと駆け巡る多幸感。

 待ち望んでいた瞬間であり、一秒でも長く続いて欲しい時間でもある。

 

 ゆきかぜと凜子の視線すら気にかけず、触れ合うだけのキスに没頭していく。

 

 

「んふっ……ちゅちゅ……ちゅ、む……んちゅ……ちゅ……んむっ?!」

 

(し、舌、入ってぇ……?!)

 

 

 カサついた唇の感触を堪能していた紅であったが、自身の唇を割って入ってきたぬらりとした感触に目を白黒とさせた。

 

 唾液で濡れながらもザラつきを感じさせる舌の感触に、びくりと全身が震える。

 与えられる快楽は先程の比ではなく、反射的に腰を引こうとするが、腕に押さえられて逃げられない。

 

 

「んじゅ……ちゅぷ……ず、じゅる……れる……んれぇ……えぁ……んぁん……♡」

 

「うっわ、す、ごい……」

 

「あ、あんなに幸せそうな顔をして……」

 

 

 一足先に愛した男との口付けを堪能する蕩けきった表情の紅に、ゆきかぜと凜子は驚愕とも嫉妬とも付かない感情の下に呟いていた。

 紅がああまで女そのものの表情を浮かべるなどと考えてもみなかった。ましてや、自分よりも先に。

 様々な感情が入り混じりながらも、祝福故にか、はたまた邪魔だけがしたくなかったのか。二人は固唾を飲んで見守るばかり。

 

 気が付けば、紅と小太郎は舌を絡め合わせて、互いの口腔を愛撫し合っていた。

 

 

「じゅ……ちゅぷ……れる……こ、こひゃろ、これ、ひゅご……あらま、える……れろ……じゅるる……ひょろけりゅぅ……♡」

 

 

 口から唾液が溢れることすら厭わず、既にゆきかぜと凜子の事すら頭になく、二人だけの世界に没入していた。

 ようやく叶った夢のような時間は、紅から現実感を奪い取る。傍目から見ればどれだけ淫らではしたなかろうとも気にすらならない。

 

 舌が絡まる度に腰は跳ね、唾液を交換するように甘い雌の鼻息を漏らす。

 もう離さないとでも言いたげに小太郎の背中に両腕を回し、乳房が潰れるのも構わずに引き寄せた。

 

 

「んむ……れるれる……ごく……んあぁっ、なんれ、もっろぉ……んぇあぁ……♡」

 

「何、これからもっとしてやるから。次に行こう」

 

 

 口腔から舌を引き抜かれると、紅は強請りながら舌を突き出す。

 僅か数分にも満たない時間でセックスにも等しい口腔愛撫を覚えた紅は、まだ足りないと舌をくねらせるが、彼は笑うばかりで答えない。

 

 その代りに、紅の身を包んでいた制服を脱がせてく。

 余りの幸福感に茫としていた彼女はされるがままに身を任せ、抗議どころか羞恥すら感じていないようだ。

 露わになった下着は色気も素っ気もない水色のスポーツブラとショーツのセットであったが、紅の健康的な身体にはよく似合っていた。

 

 その下着すらも剥ぎ取られ、生まれたままの姿を晒される。

 ぷるんと揺れる重い乳房は張りから重力に負ける事はなく、括れた腰は彼女の身体能力からは考えられないほどに細い。

 股の中心では髪の色と同じ金の陰毛が生え揃い、突き出た尻は男の欲望を受け止められると主張するように発達していた。

 

 裸に剥いた紅をベッドへと寝そべらせる。

 そこでようやく自分の状況を飲み込んだのか、紅は全身を紅潮させながら片手で胸を、もう一方の手で股間を覆い隠す。

 

 

「紅、ダメだぞ。全部見せろ。頭の上で手を組め。それが抵抗しませんのポーズだ」

 

「……うぅ……こ、こうか? …………こ、小太郎、私の身体、おかしかったり、しない、か……? その、吸血鬼の、だから……」

 

「全然。綺麗なもんだよ。これからオレのものになる極上の身体だ。見てくれよ、これ」

 

「ひぅ……あぁ……こ、こんなに、大きく……」

 

 

 人とは違う、人から外れたヴァンパイアハーフとしての己。

 その差異が身体に現れていないか不安だった紅は、泣き出しそうな顔と声で全てを曝け出したが、次の瞬間には吹き飛んでいた。

 

 裸になった小太郎の股間で隆々とそそり勃つ肉棒に視線が釘付けになる。紅だけではない。ゆきかぜと凜子ですらも。

 想像の中でしか存在しなかった雄の象徴が現実に現れただけでも心臓を鷲掴みにされたかのようなのに、想像の二回りは大きい。

 

 ぶるりと三人の全身がこんなものが入るのかと恐怖で震えると同時に、逞しい雄を見初めた雌の本能から子宮がきゅんと疼いた。

 

 

「二人も見てるだけじゃ辛いだろ。一緒に紅を気持ちよくしてやろう。どうやら、一番緊張しているし、自分に自信がないみたいだからな」

 

「そ、そんな……流石に、それは……」

 

「ご、ごめんなさい、紅先輩。先を譲ってなんですけど……」

 

「わ、私達も切ないんだ。少しでも、自分の番が早く回ってきて欲しいんだ」

 

 

 自分が堪えきれないと言い切った二人であったが、嫉妬の発露が全てではない。

 紅が己に対する自信の無さが見ていられなかったと言うのもあった。まるで孤独に震えている少女を見ているようで放っておけない。

 小太郎だけではなく、私達も傍に居るのだと伝えたい。

 

 様々な感情が綯い交ぜとなり、レズの気がなかった二人であったが小太郎の言葉に誘われるようにベッドへと上がる。

 

 

「う、あぁ……やっ、ダメっ、み、見るなぁ……!」

 

「二人は胸を頼むぞ。くれぐれも歯を立てたりするなよ」

 

 

 ゆきかぜと凜子は紅の両膝を片手で押さえて左右に開かせる。

 その中央ではひくひくと女の花弁が震えており、蜜を吐き出していた。

 

 二人は小太郎の言葉に頷くと、口を開いて乳房の頂点で揺れていた乳首を含む。

 

 

「ふふ、はむ、紅先輩の此処、れろ、すっごく固くなってる……」

 

「これでは、ちゅ、切ないな、ちゅぷ……」

 

「ひわっ……はぁあっ……や、めっ……ひぅぅっ、は……くぅぅ……♡」

 

「そっちばかりを気にしてる場合じゃないぞ」

 

「――――あひぃっ♡」

 

 

 ゆきかぜは舌を使って小石のように固く勃起した乳首を転がし、凜子は乳首に吸い付いて唇で啄む。

 自慰の経験すらない紅は、二人の唇と舌の感触を胸の肉芽で感じる度に、身体に電流が奔るかのようにびくりと揺らす。

 左右の胸からそれぞれ違う刺激を与えられて悶える紅であったが、二人は容赦がなく、更に小太郎も同様だった。

 

 小太郎から教えられた死ぬほど恥ずかしいポーズを忠実に守っていた紅だったが、突然股間に発生した未知の快感に身悶える。

 

 既に愛液で濡れていたヴァギナを舌で舐め上げられたのだ。

 咄嗟に首を動かして視線を向ければ小太郎と目が合う。驚きに目を剥く紅に対して、彼は目を細めて楽しげに笑っていた。

 

 

「うっ、ふっ……はひっ、くぅ、はっ、こ、これ、すごぉ……♡」

 

「これが、紅の処女マンコの味か。しっかり味わわないとな」

 

「わっ、紅先輩の乳首、また固くなってきた」

 

「ふふ、それだけ感じているという事か」

 

「ふ、二人とも、言わないでぇ……あぅっあっ、こたろ、それ、それっ……う、ぃっ、ひくぅっ、はっ、やぁ……ん、んんンっ~~~~~~♡」

 

 

 縦に割れた筋を下から上に舐め上げて、溢れる愛蜜の味を確かめる。

 濡れそぼった秘裂は、悦びを示すようにとぷとぷと更なる愛液を分泌した。

 もうこれ以上ないと思うほどに固くなっていた乳首は、乳輪から盛り上がりゆきかぜと凜子の優しい愛撫を求めているかのようだ。

 

 小太郎は音を立てて蜜を啜り、紅の羞恥を煽り立てる。

 股間を舐め上げる暖かな粘膜の感触に少しでも快楽を逃そうと腰を揺らすが、どうしようもなく扇情的で逆に強請っているかのよう。

 

 自分でも聞いたことのない自分自身の蕩けた雌の嬌声に、困惑以上に幸福感が先に立つ。

 強張っていた身体から力が抜け、三人の愛撫に身を任せる。時折、意思に反した痙攣が全身を襲うが、それすらも快感だった。

 

 

「はひぃぃっ、んぐぅっ、ひぃっ、あっ、あンっ、ひぅうぅぅぅっ♡」

 

「ほら、クリトリスもこんなに勃起してるぞ」

 

「く、クリっ? ひぅっ、はっ、はっ、ンんんっ、ふっ、ふひぃぃいぃっ♡」

 

「もう、そろそろだな」

 

 

 包皮に包まれたクリトリスを剥かれ、ひんやりとした外気に曝されたかと思えば、唇と舌に挟まれて舐め上げられる。

 腰が無意識の内に持ち上がり、女の本能が子宮の疼きとなって現れながらも瞼の裏側では白い稲妻が迸った。

 

 小太郎は紅の反応を見ると、丁寧で優しいながらも性的には未成熟な身体すらも簡単に開発していく愛撫を加速させた。

 すっかり蕩けた雌穴に指二本を入れると、入れる前から分かっていたかのように紅の性急所を擦り上げる。

 

 クリトリスとGスポットを同時に責め立てられた紅の身体から汗が噴き出し、濃い雌の臭いが発せられる。

 女性を責めた経験のないゆきかぜと凜子ですら、それが絶頂の一歩手前にまで至ったのだと理解できた。

 

 

「な、なにこれ、はへっ、こ、小太郎っ、こ、怖ひぃっ、お、おぉっ♡」

 

「大丈夫だから、初アクメきめちまえ」

 

「うぐぅっ、あ、ああぁっ、んくぅっ、ンっはぁああっ、あぐっ、んくぅううぅううぅううぅうぅうううううっ♡」

 

 

 次の瞬間、紅の尿道口から飛沫が噴き上がり、小太郎の顔を汚していく。

 高く持ち上がった腰からは激しく潮を噴き、未体験の快楽に見開いた目がぐるりと裏返る。

 

 初めての潮吹きに、絶頂体験。

 女性は雰囲気や相手によって性的な反応が変わる。言わば心と性が結びついているのだ。

 とは言え、これは尋常ではない。如何に愛した男の手によって与えられる絶頂であっても、媚薬もなしに此処まで処女を乱れさせるなど凄まじい。

 小太郎の性技が、最早魔界技術によって生み出された媚薬や肉体改造の類にまで達している証明であった。

 

 どさり、と紅の腰がベッドへと堕ちる。

 潮を撒き散らし、小太郎の顔ばかりではなくゆきかぜと凜子の制服までも汚していた。

 

 だらしなく緩んだ紅の表情は恍惚そのものであり、女の二人であっても欲情を煽られる。

 同時に、これが数時間後の自分の表情だと思うとぞくぞくとした恐怖と期待が胸中に渦巻き、知らず知らずの内に股間や胸元へと手が伸びていた。

 

 

「はぁっ、んぐぅっ……はひっ……はっ、はぁっ……はぁ……はっ……♡」

 

「さあ続きだぞ、紅。お前の初めて、オレが貰う」

 

「あっ、あぁっ、来て……小太郎の、女に、してっ♡」

 

「じゃあ、行くぞ」

 

「は、入っ――――ふぐぅうぅっ、う、嘘、これっ、全然痛くなひっ、はぁっ、あっ、あっ、あぁああぁっ、おひぃいぃぃぃぃぃいいぃぃっ♡」

 

 

 待ちに待った瞬間に、己の上に覆い被さった小太郎の顔を両手で挟み込む。

 女としての願いとどうしようもない媚びを含んだ懇願に、イキり勃った剛直を一息で最奥にまで押し挿れる。

 

 処女らしい抵抗など皆無に等しい。

 初めて侵入してくる異物であったにも拘わらず、蕩けた膣は紅の気持ちを汲むように全てを差し出していた。

 

 入り口を押し広げ、処女膜を破り去って、子宮口に亀頭が当たる。

 今まで欠けていた部分が埋まり、幸福感に満たされる奇妙でありながらも待ち望んでいた感覚。

 破瓜の痛みはあったが何処か遠く、膣穴を震わせる快感の方が遥かに強い。

 

 

「はっ……かっはぁ……んっ、あっ……はぁっ……こ、これでっ……♡」

 

「ああ、これでもうお前はオレの女だ。全部、オレのものだからな」

 

「んんっ、み、耳元でそんなことぉ……っ♡」

 

 

 両脇で初体験を眺めている二人の事など、既に頭にはなかった。

 愛している小太郎と二人だけの世界に没入し、思い切り甘え、思い切り媚びる。

 普段の自分など関係がない。今だけは女としての自分を見せていいと安堵と法悦が全てに勝る。

 

 

「んんっ、あひっ♡ ふうぅっ、おっ♡ おぉっ、おひぃっ、ひあぁあっ♡」

 

「ふふ、反応がいいな。そんなにおまんこ気持ちいいのか」

 

「き、きもちいいっ、くれないのおまんこ、こ、小太郎のちんぽで、ごしごし擦られてぇっ、よ、悦んでるっ♡」

 

「じゃあ、もっとしてやらないとな」

 

「はひっ♡ へあっ、おくまでっ、はひっ♡ おく、ぐにぐにっ、なにこれぇっ♡ きもちいいきもちいいきもちいいぃっっっ♡」

 

 

 抽送が開始されると、溢れる愛液によってあっという間に破瓜の血が洗い流される。

 襞一枚一枚の感触まで味わいながら、同時に剛直の形を刻み付け、覚え込ませるような動きに紅は歓喜の嬌声を上げた。

 常に抱えていた孤独が満たされて、全てが丸裸にされてもなお愛した男が傍に居る感覚は、それだけで絶頂に到れる程の幸福感だった。

 

 膣口を亀頭のくびれで刺激され、そのままぷっくりと膨らんだGスポットを擦り上げられ、口の開き始めた子宮口に亀頭を嵌め込まされる。

 自分の女が隅から隅まで蹂躙され、支配されていく。その度に、小太郎の怒張からもぴゅっぴゅと熱い先走りが漏れて、屈辱や羞恥よりも悦びが勝ってしまう。

 

 

「おへぇぇ、あひっ、あぁっ、あっあっあっ、らめぇっ、もっ、らめぇっ♡」

 

「もうイクのか? じゃあ、オレも射精()すからな」

 

「あぁああぁっ、小太郎、射精してっ♡ 一緒にっ、あっ、んンっ、ふひっ、もっ、よすぎて♡ ダメっ、またイクっ、いくっ、ンぅぅぅいぐいぐいぐいぐぅぅっ♡」

 

 

 肉棒の打ち込みが激しさを増し、数分前まで穢れを知らなかったとは思えない雌穴が蠕動してきつく締め上げる。

 本気汁で肉杭を真っ白に染め上げ、軽く潮を噴きながら子宮口が亀頭に吸い付いて精を求めた。 

 

 ぷちんと紅の中で何かが切れると同時に、小太郎が低い呻きを上げる。

 

 

「んほぉっ、ふあぁああああぁぁぁぁっ♡ いっ、いっぐぅううぅううぅぅうぅぅっ♡」

 

「……っ」

 

「ふぐぅっ、あ、熱い、小太郎の、精液っ、私の子宮に直接っ♡ ひぃっ、あぐっ、あふぁっ、あぁっ、おふぅっ、あはぁああぁあああああぁあぁぁあぁあっ♡」

 

「……あ、あぁ、紅先輩、気持ちよさそうっ」

 

「あぁっ、おまんこ熱くて、何回もイッちゃうっ♡ うひぃっ、あひっ、あ゛ぁ~~~~~~~~~~~~~~っ♡」

 

「す、凄い、声だな」

 

「いぐっ♡ まらいぐぅっ♡ あっあぁっ、ひぃっ、いぃぃっぐぅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ♡」

 

 

 まだ誰も侵入を許していなかった子宮に、雄の欲望そのものと言える精液を吐き出されていく。

 余りにも大きすぎる快感と幸福を少しでも頭から押し出して気が狂うのを回避しようと、両手はシーツを掴み、両足は指の先まで丸めながらビクついていた。

 

 しかし、女そのものである膣道と子宮は更に吐精を促すように、肉棒を擦り上げて亀頭に吸い付く。

 子宮をたっぷりと満たすまで止まらない、固形物のように粘ついた白濁液。

 紅は身体や心ばかりではなく、魂まで染み入るような多幸感を味わいながら、女の絶頂を極めていた。

 

 

「ぁあ、はひっ……ん、んっ……はへっ……ひぃ……ひぃっ……はっ……はぁっ……あっはぁ……♡」

 

 

 そして、糸が切れるように紅の身体から全ての力が抜け落ちた。

 小太郎が射精を終えた一物を引き抜くと、濃厚過ぎる精液がごぽりと溢れていく。

 

 すっかりと変形してしまった女陰は、小太郎のものになった証であった。

 それを感じ取ったのか、歓喜の涙を流しながらも意識を失った紅の股間からぴゅると黄金水が漏れ出した。

 だらしなく股を広げて失禁する姿は、意識を失ってもなお絶頂を貪り、ただ一人の女となった事を伝えているかのようだった。

 

 

「意識を失ってもアクメの余韻に浸ってるな。このままにしておいてやろう。じゃあ、次はゆきかぜだ。凜子はもう少し待ってくれ」

 

「……は、はひっ」

 

「それは、構わないが……」

 

「すっかり腰が引けてるな。初めの威勢はどうしたんだ?」

 

「こ、こんなの魅せられて、平気でいられる女の子なんていないよぉ……」

 

 

 意地の悪い笑みを浮かべる小太郎に視線を向けられると、ゆきかぜはぶるりと身体を震わせて顔を反らした。

 

 性に関して未経験でありながらも、ゆきかぜは自分がどうしようもないほど発情していると気付いていた。

 身体は隅々まで熱くなり、乳首や陰核は勃起していた。秘裂からは止めどなく愛液が溢れて内腿を伝っている。

 他人の性交が、此処まで興奮を煽るものとは知らなかった。困惑の中にありながらも、いよいよ回ってきた自分の番に恐怖と期待を隠しきれていない。

 

 ベッドの縁に座った小太郎に手招きをされ、ゆきかぜはふらふらと誘蛾灯に誘われる夏の虫のような足取りで目の前に立った。

 

 彼はすぐさま制服に手を掛け、果実の皮を剥くような丁寧さで一枚一枚脱がせていく。

 曝されたゆきかぜの裸体は起伏に乏しく幼いが、十分過ぎるほどに女の色香を放っている。

 対魔忍装束に沿った形で残る日焼け跡と白い肌のコントラストは健康的でありながら蠱惑的。

 子供と大人の境界線にある少女の魅惑がこれでもかと詰め込んだ肉体は、男であれば誰であれ押し倒さずにはいられまい。

 

 

「ご、ごめんね。私、紅先輩や凜子先輩みたいにおっぱい、大きくないし、貧、相だから……」

 

「謝るなよ。別にお前が悪い訳じゃないんだし。それに、こういうのも好きだ」

 

「あっ、やぁっ、い、いきなりぃっ、も、もぅ……あっ♡」

 

 

 座ったままゆきかぜの身体を抱き寄せると、顔の前に来た胸にキスの雨を降らす。

 ちゅ、ちゅと音を立てながら、肩や鎖骨、乳房に腹、様々な部分に唇を押し付け、軽く吸う。

 

 熱くなった身体を更に熱くさせる上にキスよりも先に始まった愛撫に、ゆきかぜは不満と驚喜の入り混じった声を上げた。

 だが、小太郎に手首を引かれて握らされた剛直に甘い悦びの声を漏らす。

 

 紅の本気汁と小太郎自身の精液で濡れた一物は、今にも射精しそうなほど張り詰めており、びくびくと触れている。雌の本能を刺激される硬さと熱を携えた男性器は他ならぬ興奮を伝えてきた。

 

 自身の身体を貧相と称したゆきかぜであったが、もし他人がそんな言葉を口にしたのならば、得意の雷遁で制裁を加えるほどのコンプレックスだ。

 しかし、そのコンプレックスすらも肯定する熱さと逞しさは、ゆきかぜの顔をニヤけさせ、身体を芯から熱くさせる。

 

 

「ね、小太兄……紅先輩にしたみたいに、甘くて、優しくて、逞しさが詰まったキス、して♡」

 

「勿論、オレもしたかったんだ」

 

「んっ……んあっ……ちゅ、ちゅ……ちゅぷっ……こりぇ、しゅごぉ……♡」

 

(小太兄の唇、熱い。キスする度におちんちんピクピクさせて♡ あぁぁ、もっと、もっとぉ……♡)

 

 

 ずっと想像していながら実現してこなかった現実を堪能しながら身体を震わせる。

 唇を押し付け合うだけの軽いキスだけでも、ゆきかぜの腰と膝は震え、恥ずかしい液体が内股を伝っていく。

 

 

「んむっ!? はれぇっ……ちゅぶ……ちゅちゅっ……ちゅる、ごくっ……れる……れろろ……っ♡」

 

「……ごくっ」

 

 

 口腔に無断で侵入してきた舌に驚愕したものの、すぐさまうっとりと目は蕩けていく。

 妹分の表情の変化に、凜子は己の身体を抱きしめながら生唾を飲み込む。それほどまでに淫らな表情の変化だった。

 

 口の中を舌が這い回る度に、頭の中まで掻き回されているかのよう。

 今ならば紅の気持ちが分かると迸る悦びと成就した恋心のままに、小太郎の身体を抱きしめながら唾液を交換し、自身も積極的に舌を絡ませる。

 

 

「んぶっ……れる……ちゅぶ……んれぇ……れろるっ……んンっ……はぁン……んっんっ……♡」

 

(ひゅ、ひゅごいっ♡ キスってこんなに凄いのぉっ♡ 想像の何十倍も、何百倍も気持ち良くて、幸せぇ……♡)

 

 

 小太郎の舌が引き抜かれると、今度は逆に小太郎の口内へと舌を滑り込ませた。

 唾液を送り込み、二枚の舌で撹拌して、嚥下させる。

 そうさせる一方で、口内のあらゆる部分に舌を這わせた。歯に、歯茎、内頬、舌の裏、上顎まで分け隔てなく。

 

 溢れる気持ちと欲望のままに小太郎とのキスを味わい尽くす。

 

 

「ひっふぅっ!? こ、小太兄、い、いきなりぃっ、しょ、しょこ、クリっ……♡」

 

「ゆきかぜはサプライズが好きみたいだからさ」

 

 

 ディープキスに没頭していたゆきかぜに断りもなく、小太郎の手が股間へと伸びる。

 包皮で隠れたクリトリスを人差し指で押し潰すと、ゆきかぜは目を白黒とさせながら見開いたが、口元にはいやらしい笑みが刻まれている。

 

 

「んっ、くぅっ……はぁ、はぁあっ、こ、小太兄、上手、すっごぉ……♡」

 

「ふふ、どうして上手だなんて分かるんだ? ゆきかぜは初めてだろう?」

 

「そ、それはぁ……」

 

「言わなくても分かるけどな。ゆきかぜはオナニーはクリ派か」

 

 

 皮ごとクリを捏ね回す人差し指の動きに、ゆきかぜは小太郎の首に両手を回しながら腰を跳ねさせた。

 自身の自慰事情を暴き立てる言葉に真っ赤になりながらも、与えられる快感に睨みつけようとした目はとろんと垂れ下がる。

 

 ゆきかぜとて女であり、もう十六だ。身体が幼かろうが、性欲は存在する。

 潔癖な紅とは異なり自慰くらいはした事がある。尤も膣への挿入は恐怖が勝ったために、もっぱらクリを優しく弄る程度であったが。

 

 

「そ、そうだよ。私だって、オナニーくらいするもん。こ、小太兄に素っ気なくされたら寂しくて、優しくされたら嬉しくて……♡」

 

「オレが何をしても結局オナニーじゃないか」

 

「だ、だって、小太兄以外は嫌なんだもん。ずっとずっと、告白する勇気もなくて、妄想で小太兄にされながら、オナニーしてたんだからぁ……あひぃっ♡」

 

「なら、オナニーよりも気持ちよくさせてやらないとな」

 

 

 半ばヤケッパチになって、大胆に自慰事情を明かしていく。

 頭から湯気が登りそうなほど全身を紅潮させながらの告白に気を良くした小太郎は、いよいよ本格的に陰核を弄り始めた。

 

 人差し指だけとは思えない器用さで包皮を剥くと、剥き出しになったクリトリスを撫で上げる。

 瞬間、ゆきかぜは甘い声を上げながらも、爪先立ちになった。自慰のそれとは明らかに違う快感に、全身に電流が奔ったからだ。

 

 

「あっ、やぁっ、はっ、こ、こりぇっ、オナニーとは、全然、違ぁっ……♡」

 

「ほらほら、恥ずかしいくらいに勃起してるぞ、ゆきかぜ」

 

「い、いやぁ、み、見ちゃダメェっ! こ、こんないやらしいところ、見ないでぇっ♡」

 

「そうは言っても、声も身体も悦んでるぞ。容赦できないな、これは」

 

 

 陰核の根本から丁寧に持ち上げ、完全に勃起させられた。

 自らの意思に反して小指の先ほどに大きくなったクリトリスを、抓まれ、扱かれて、ゆきかぜは爪先立ちのまま女陰から愛液を噴き出させる。

 

 ゆきかぜが下を向くと、勃起したクリトリスを見せつけるように持ち上げていた。

 それだけではない。触ってもいない乳首と乳輪はぱんぱんに張り詰めている。

 小太郎を求めて、小太郎に求められて淫らに変わっていく自身の身体に例えようもない悦びを感じながら、ゆきかぜは急速に階段を駆け上っていく。

 

 

「ふぐぅっ、あっあっあっ、あっひぃいいぃぃいぃぃぃぃぃいぃっ♡」

 

「ダメだぞ、ゆきかぜ。イッたんならちゃんと言わないと」

 

「イったぁ♡ い、いい、イってるぅ、もうイッてるからっ、クリちゃん、イジらないれぇっ♡」

 

「ほら、名前もはっきり口にしろ」

 

「イ、イったぁ、ゆきかぜ、イッたぁっ♡ はっ、だめだめだめ、イってるのに、そんなにされたら、イクっ、またいくっ♡ ゆきかぜ、イッッグゥゥウゥゥゥゥゥゥゥウウウゥゥっっっ♡」

 

 

 限界以上に勃起したクリトリスを扱き抜かれ、ゆきかぜは瞬く間に絶頂を重ねていく。

 二度、三度どころの話ではない。絶頂に絶頂が重なり、幾度も潮を噴きながら、爪先立ちで与えられるアクメを貪り続ける。

 

 余りの快感に気を失う寸前、ようやく陰核を開放されたゆきかぜは全身を痙攣させながら小太郎にしなだれかかり、荒い呼吸を繰り返す。

 辛うじて身体を支える両脚は卑猥ながに股に開かれていたが、気にかける余裕すらない様子だ。

 

 

「準備は、これくらいで十分だな。膣も開いているし、解す必要もないだろう」

 

「はぁっ……はひっ……ひぃっ……ふぅっ……あっ、ひ……はぁ、はぁっ……♡」

 

「ほら、ゆきかぜ、大丈夫か? 今からお前が自分で処女を捨てるんだぞ」

 

「……はぁっ、じ、自分からぁっ……?」

 

 

 絶頂で霞んだ思考では小太郎の言葉全てを理解できず、促されるままに身体を動かす。

 

 和式便器で用を足すようにM字に脚を開き、座る小太郎の上に跨った。

 興奮から天を衝く怒張はまだかまだかと女の園の感触を待ち侘びており、それを感じ取った女陰は待ち兼ねた時の訪れに愛蜜を噴き出させる。 

 

 とても処女を喪失する乙女がするような体位ではない。

 しかし、ゆきかぜの中に潜んでいた被虐性故にか、羞恥を覚えながらも止めようとする意思は浮かんでこなかった。

 

 

「うぅ、ンっ……はぁ、す、すごい、小太兄のおちんちん、こんなにおっきく……♡」

 

「そんな子供みたいな言葉使うなよ。チンポだ、チンポ」

 

「も、もう、そんないやらしい言葉使わせたがってぇ――――お・ち・ん・ぽ♡ これでい、ひゃぁンっ♡」

 

 

 はしたない下品過ぎる言葉ではあったが、ゆきかぜの口からは信じられないほどするすると紡がれていく。

 媚を含んだ言葉を聞いた瞬間、陰茎が跳ね上がり、熱い先走りを吐き出した。

 

 愛液とも違う粘液を浴び、じりじりと焦がされるように熱くなった子宮が戦慄く。

 自身だけではなく、小太郎もまた興奮している事実を肌と女で感じ取ったゆきかぜは、処女とは思えない淫らな笑みを深めるとゆっくりと腰を落としていった。

 

 

「くっ、くぅうぅっ♡ はっはっはっ、あぁっ、ぐっ、ふうぅぅっ♡」

 

「痛いか? 止めてもいいんだぞ?」

 

「ち、違うのぉっ♡ 痛くて、苦しいけどぉ、き、気持ち良くて、幸せでぇ、と、止められないよぉ……♡」

 

「じゃあ、そのままゆっくり挿入()れていけ、初めてをしっかりと味わうんだぞ」

 

「うん、うんうんっ♡ あっはぁ、小太兄のちんぽもビクビク跳ねて、悦んでるぅ……♡ ひふぅああぁああぁぁぁぁぁっっ♡」

 

 

 自分の女に小太郎が侵入してくると同時に、快楽の電流が脳天に突き刺さる。

 処女の散る様を堪能するために、そして堪能させるために、ゆきかぜはゆっくりゆっくりと腰を落とす。

 

 その度に膣は歓喜にヒクつき、肉棒は快楽に震えた。

 蕩けた膣道と襞を掻き分ける感覚に、潮を噴いて腰を痙攣させながらも、ゆきかぜは緩めない。

 ぺろりと何度と無く乾いた唇を舐め上げる様は、凄惨と言っても過言ではないほどの淫らさを魅せていた。

 

 

「あっぐぅぅううううぅぅううぅっ♡ はっ……はぁっ……はひっ……こ、小太兄に、私の処女、あげて、イっちゃったぁ……♡」

 

 

 ぷち、と最後の膜を自ら破ってみせたゆきかぜは、処女喪失のアクメの叫びを上げていた。

 淫らな娼婦のようでありながらも、少女そのものとも言える笑みを浮かべる。

 

 小太郎はゆきかぜを労うように抱き締めると、頭を撫でながら唇を奪う。

 

 

「れるっ、れろろっ、ちゅぶ、ちゅちゅ、ちゅぷ、んあぁっ、はうぅっ、れろ、るれぁっ♡」

 

(わ、分かるっ♡ 分かっちゃう♡ 私、どんどんいやらしくなってるのに、小太兄、私のことどんどん好きになってくれてるぅっ♡)

 

「れろっ、んぅう、あぁぁ、っ、じゅるるっ、んれっ、ンンっ、はむぅっ、んっんっ、ごくごく、ごきゅん……♡」

 

 

 腰を押さえられたゆきかぜは全く動くことは出来なかったが、その代りに伸ばした舌を絡ませる。

 虚空で絡み合う舌は淫靡であり、互いに舌の先端を押し付けあったかと思えば、腹同士を擦り合わせ、自ら舌の裏を差し出して愛撫を求め、唾液を垂らて嚥下する。

 

 それから一体どれだけの間、そうしていただろう。

 ゆきかぜが舌の疲れと子宮の疼きが限界に達した頃、二人の身体は恥ずかしい体液でぐちゃぐちゃだった。

 口元は互いの唾液で汚れており、胸や背中どころか腕や脚まで余すことなく汗で濡れ光り、股間などゆきかぜから分泌された愛液で糸を引いていた。

 

 

「はぁあっ、う、動いてないのに、私、またイっちゃいそうっ♡ 小太兄のちんぽ、おまんこの中でぴくぴくして、熱いのびゅっびゅしてるぅっ♡」

 

「こういうのもいいだろう? ゆきかぜのまんこ、締りが良くて動いてないのにちゅうちゅう吸い付いてくるぞ」

 

「はぅっ、は、恥ずかしい事、言わないでよぉっ、もぉっ♡ おっ、おぉっ♡」

 

「そうは言ってもな。ほら、ゆきかぜの子宮口、こんなになってるんだぜ?」

 

「ほおおぉっ♡ そ、そこぉ、女の子の一番大事なところなのにぃっ♡ ほ、ほじ、ほじってるぅっ♡ だ、メ、ダメダメダメっ、ホジホジしちゃダメぇぇええぇぇっ♡」

 

 

 抽送ではなく僅かに腰を揺すられただけで、子宮から歓喜の震えが全身を襲う。

 尿道口からは更に潮が噴き出して、二人の身体とベッドを汚す。

 

 ゆきかぜは小太郎の身体にしがみつき、最後の一線だけは超えまいとしたが、全ては無駄だった。

 子宮口が亀頭を捕まえたのか。それとも亀頭が子宮口を捕らえたのか。

 

 快楽から緩んだ子宮口に亀頭がめり込んだ瞬間、熱い液体が迸り、ゆきかぜはその日一番の絶頂を味わった。

 

 

「おぉおおぉぉっ♡ こ、こりぇ、で、出てっ♡ あ、熱いのでてっ♡ あ゛ぁああ゛あぁあああぁあぁぁぁっ♡」

 

「…………ぐっ、気持ち良いぞ、ゆきかぜ」

 

「わ、わらしもっ♡ イクっ、イクイクっ♡ おまんこイクっ、熱いのいっぱいぃっ♡ 中出しすごいっ♡ すごいっ、ほんとすごいっ♡ 気持ちいいよぉおぉぉぉおおぉぉぉぉっ♡」

 

「……っ」

 

「は、はひいぃっ♡ ザーメンいっぱいっ♡ ひやぁっ、まだ出てるっ♡ お、男の人ってこんなに出るのぉっ? あん、あっ、あっあっ、おまんこの中ぁ、ザーメンでいっぱいぃいっ♡」

 

 

 小太郎の背中に爪を立て、自分の女そのものが揺さぶらせる絶頂を極める。

 これまでの快感が全てまやかしに過ぎない事を認めた上で、女の幸せも同時に味わう本物のアクメ。

 自慰では決して得られない、愛した相手がいなければ成立しない快楽の極みに、ゆきかぜは存分に味わっていた。

 

 

「気持ちいいっ、おまんこ気持ちいい、子宮も気持ちいいっ♡ いい、いいよぉっ、セックス、小太兄とのセックス好きっ、すきすき大好きぃっ♡」

 

「おいおい、セックスばっかりか……?」

 

「あぁ、違う、違うのぉっ♡ 小太兄も大好きらからっ♡ 意地悪言わないれっ♡ はぁあぁっ、小太兄の中出しチンポ最高にいいよぉおおぉぉぉぉぉおぉっ♡」

 

「ふふ、まったく。ほら、最後にもう一回、っ」

 

「ザーメンまた出てっ♡ びゅるびゅる、ぶちゅぶちゅっ♡ あひぃっ、またイクっ♡ おまんこイっちゃうイッちゃうっ♡ いっぐぅううぅぅぅぅううぅぅぅぅぅぅぅうぅっ♡」

 

 

 膣の隙間から溢れるほどの精液を受け止め、一際大きく潮を噴いたゆきかぜは、身体を逸らす。

 体重が股間に集中するその姿勢は、亀頭で子宮を押し潰させ、さらなる絶頂の極みへとゆきかぜを誘った。

 意識的にであったのか、無意識であったのか。しかし、女の快楽に対する弱さと追求を露呈させたようでありながら、蕩けたゆきかぜの表情は女の幸福に包まれている。

 

 カクンとゆきかぜの身体から力が抜ける。

 涎を垂らし、舌をでろんと出した顔は間抜けそのものではあったが、同じ女であれば誰でも羨ましがるだろう。

 どれだけ間抜けに見えようと、どれだけはたしなく見えようと、女の幸せそのものを感じさせるからだ。

 

 

「お、おひっ……へぁあ、ひゃっ……あぁっ……はぁあぁっ……はぁんっ……んぅうっ……へひゃあ……♡」

 

「おっ、すっげっ」

 

 

 糸の切れた人形のようになったゆきかぜを持ち上げて、剛直を引き抜くと、じょろと尿道口から恥ずかしい液が漏れ出した。

 女であれば誰であれ見られたくない失禁姿を意識のないままに晒したゆきかぜであったが、小太郎の身体に跡を残そうとしているかのようでいじらしい。

 

 失神してもなお失禁アクメを味わっているのか、びくりびくりと身体を痙攣させるのを一頻り眺めると、小太郎は壊れ物を扱うように優しくゆきかぜを紅の隣へと寝かせた。

 

 

「さて、お待たせ凜子…………大丈夫か?」

 

「あっ、あぁ、ずっ、ぐじゅっ、ち、違うんだ。これはその……」

 

 

 立ったままだった凜子は大粒の涙を流しながら、唇を噛み締めていた。

 小太郎に涙を見られた凜子は、慌てて目元を拭い、鼻を啜ったが後の祭りだ。

 

 初めから全てを納得した上で、行為へと至った。

 にも拘わらず、紅とゆきかぜが女の幸せを噛み締めている姿を見る度に、あそこにいるのが私ではないのかと妬んでいた。

 嫉妬で気が狂いそうになりながらも、邪魔をしなかった自分は褒めてやりたいが、泣くまで嫉妬していた様を見られるのは情けなさ過ぎる。

 

 不甲斐なさから目を逸らした凜子であったが、小太郎は顎を掴んで無理やり視線を合わせる。

 

 

「こんな程度で恥ずかしがってどうする。それに、オレは寧ろ嬉しいぞ。それくらいオレが好きだって事だろう?」

 

「そ、それはそうだが……」

 

「ダメだ。凜子、お前の全部を見せてもらう。頭の天辺から爪の先まで、余すこと無くオレの(もの)にするからな」

 

「あ、あぁっ、あっ――――んんっ♡」

 

 

 その宣言と深い黒瞳に魅入られた凜子は、言葉にならない声を漏らしながらコクンと頷く。

 小太郎は満足気にそれを眺めると、凜子の唇に己の唇を重ね合わせた。

 

 唇の熱さと感触に、びくんと身体を震わせた凜子であったが、すぐさまキスを受け入れる。

 ぐつぐつとマグマのように煮え立つ嫉妬と女そのものが、鎮火されていきながらも、別の炎が燃え上がる不思議な感覚。

 

 一人残された惨めさも、二人が先に女になった事実もどうでもよくなり、彼女の頭にあるのは小太郎の事だけになった。

 

 

「ちゅ、ちゅちゅっ、ちゅるっ、んむっ、れる、じゅるっ、はっ、えろぉっ、れろれろっ、じゅぷっ、んぷんぷっ、ぢゅるぅっ♡」

 

(あぁっ、今なら紅とゆきかぜの気持ちが分かる。こんなの頭がおかしくなって、顔が緩んでしまう。キスが、キスがこんなに幸せなものなんてぇ……♡)

 

 

 とても前戯とは思えない、激しいキス。

 唇で触れ合うだけでは足りないと、凜子は積極的に口を開き、舌を伸ばして閉じられた唇を突いきまわす。

 しかし、それもそこまで。小太郎が舌を伸ばすと、途端にやられる側に回ってしまって為す術もない。

 必死に小太郎に合わせて舌を絡めていくが、経験の差故にされるがままだ。

 

 それでも悔しさは沸いてこない。愛した男に蹂躙されるのは、凜子にとって堪らない悦びであった。

 

 

「はんむっ、じゅぷっ、れるろっ、れろっ、ちゅぷっ、じゅるるるっ、あむっ、んンっ、ンむぅっ、れりょっ♡」

 

「ほら、凜子、キスばかりしていないで、脱いで」

 

「あぁんっ、いやだぁ、もっとぉっ♡ んむっ、れるるっ♡ れろれっ、じゅる、ごくっ、んんっ、んえぁぁっ♡」

 

 

 キスに熱中していた凜子は、片時も離れるのが嫌だと言わんばかりに、小太郎が制服を脱がす邪魔になってしまう。

 何とか一瞬だけ顔を離してセーラー服を脱がすも、凜子はむっとした表情で首に手を回し、甘えきった様子でキスを求める。

 

 ゆっくりと制服を脱がされている事すら気にならないのか、上の次はスカートが落ちる。

 身体を密着させている故によく見えないが、セクシーな黒い下着は凜子によく似合っていたが、これもまた脱がす。

 ブラのホックを外し、凜子を促して剥ぎ取り、更には腰の横で結ばれた紐を解くと、べちゃと愛液で濡れたショーツも床へと落ちる。

 身に付けているのは、黒いサイハイソックスだけ。それすらも、内腿の部分だけが濡れており、淫らなことこの上ない。

 

 

「はぁっ、はぁっ、キス、凄いなっ♡ も、もっとしていたいくらいだっ♡」

 

「凜子も凄かったぞ。あんなにキスをしたがるとはな」

 

「だ、だって……どれだけ待たされたと思っているんだっ。それに、小太郎だって、あんなに激しく、それに私を自分の女にしようという気で溢れていた癖にぃ……♡」

 

「じゃあ、凜子を待たせていた分だけ、お前好みに責めてやるからな」

 

「わたし、好み……♡」

 

 

 ごくん、と喉を鳴らして生唾を飲み込んだ凜子の目には、明らかに期待の色が浮かんでいた。

 

 小太郎に手を引かれ、凜子は姿見の前に移動させられた。 

 全身が映し出される鏡を前に、ようやく羞恥を覚えたのか両手で肝心な部分を隠そうとしたが、背後に回り込んだ小太郎に手首を掴まれて身動きが取れなくなる。

 

 

「ほら、凜子、自分の身体がどうなっているか、説明してくれ」

 

「う、うぅ、や、止めてくれ……どうして、私ばかり……」

 

「いいから、早くしろ」

 

 

 冷たい声で囁かれると恐怖からか、ぶるりと身体を震わせる。

 どちらにせよ、逃げる術などありはしない。小太郎に言われるがまま、望まれるがままの振る舞いを見せるしかない。

 

 

「ち、乳首が大きくなって、こ、興奮して、全身、汗塗れに、なって、いる……♡」

 

「そうじゃないだろ。ほら、もっと下品な言い方をしろ」

 

「ん、んぐっ……乳首は、乳輪からビンビンに勃起して、二人とのセックスに欲情して、全身、汗で濡れ光って、い、いやらしい身体になってしまったぁ……♡」

 

「よぉし、いいぞ凜子。下はどうなっている?」

 

「く、クリトリスも乳首に負けないくらいに勃起して、早く弄って欲しがっているっ♡ おまんこも、愛液を――」

 

「スケベ汁だ」

 

「お、おまんこも、す、スケベ汁でびちゃびちゃになって、ちんぽを欲しがっているんだぁっ♡」

 

「よしよし、いい子だ。凜子は立派でスケベなマゾメスだな、くく」

 

「はぁああぁぁああぁぁぁんっ……♡」

 

 

 命令通りに屈辱的な言葉で自らの身体が如何にいやらしいかを説明し終えると、小太郎は片手で凜子の身体を抱き締め、もう一方の手で頭を撫でる。

 たったそれだけ。小太郎の体温を皮膚で感じながら褒められただけで、凜子は天にも昇るような喘ぎ声を堪えられなかった。

 

 昔から凜子はそうだった。

 犬のように後を付いてくるゆきかぜや凜子を鬱陶しく思い、遠ざけようと意地悪をしてやると、ゆきかぜは泣き出したが、凜子は怒りに表情を歪めながらも口元はどこかニヤついていた。

 歳を重ねる事でゆきかぜは泣くことはなくなり、凜子も冷静に諭す言動は増えたものの、凜子自身も気付いていなかった密かな悦びを見逃す男ではない。

 生まれ持っていた被虐趣味を掘り起こし、当人に自覚させていくのは、何物にも代え難い愉悦と言ってもいいだろう。

 

 自らを貶める言動は凜子の興奮を堪らなく煽った。

 小太郎以外であれば愛刀の石切兼光で叩き斬っている所であるが、小太郎であれば全てを曝け出す他ない。

 心臓は早鐘の如く跳ね上がり、子宮は切なく戦慄いて、秘裂からは止めどなく愛蜜を溢れさせる。

 

 自分でも信じられないマゾの悦びに、凜子は泣き笑いを浮かべながらも徐々に受け入れ始めていた。

 

 

「ほら、今度はこうだ」

 

「あぁっ、こ、こんな格好ぅ……っ♡」

 

「ダメだ、凜子。もっとだ。もっと腰を深く落とせ」

 

 

 背後に立った小太郎にされるがまま。

 頭の上で両の手首を握られ、下半身はみっともないガニ股で開かされる。

 女がするものとは思えない、惨めで卑猥な格好に凜子は全身を震わせた。

 

 しかし、両足を開いた瞬間にした粘着質な音は、凜子が屈辱から興奮している事を示していた。

 

 

「これが、服従のポーズだ。女が、絶対に敵わないと認めた男にしかやっちゃいけない格好だぞ。よおく、覚えておけ」

 

「ふ、服従……ん、んくっ……はぁっ、こ、こんな、恥ずかしい、のにぃ……どうして、興奮しているんだ、私はぁ……♡」

 

「言ったろう、凜子が虐められて悦ぶマゾメスだからだよ」

 

「い、言うなぁ……こ、こんなもの、女のする格好では……♡」

 

「ああ、そうだぞ。凜子がオレの前でだけ見せていいポーズだ。ほら、しっかりやったから褒めてやる」

 

「んンっ! あぁ、いま身体を撫でられたら、あンっ♡ はぁっ、し、尻を撫でっ、ひぅ、太腿もダメだぁっ、あぁ、ぁっ、脇ぃっ♡」

 

 

 やわやわと身体中をフェザータッチで撫でられ、凜子の口から快感と切なさが同居した嬌声が溢れた。

 紛うことなき調教の過程。本来、女の心を圧し折るためだけの手管に曝されながらも、愛した男によるものという理由だけで凜子は更に高ぶっていく。

 

 蠕動する膣はぶちゅと粘っこい愛液を漏らし、両脚はがくがくと震え、秘裂は意思とは関係なく濃いメスの臭いを撒き散らす。

 酷い辱めと優しい愛撫と褒誉の言葉に挟まれながら、凜子の身体と心にはマゾの悦びが着実に刻まれていった。

 

 

「くく、凜子、辛くなってきただろう。そんなにスケベ汁を垂れ流して、まんこが泣いてるぞ」

 

「うぅ……そ、そうだ、切ないんだぁ。子宮がずきずき疼いて、あ、頭がおかしくなりそうだぁ……♡」

 

「そうか。素直になってきたな。じゃあ、ご褒美にチンポを貸してやる」

 

「な、何を……あぁんっ♡」

 

「これだけまんこが蕩けてるんだ。凜子がオナニーを繰り返してた事くらいお見通しだぞ。ほら、早く擦り付けてアクメ決めてみろ」

 

 

 後ろからガニ股に開いた脚の間に剛直が差し込まれる。

 余りの大きさと長さに、鏡には凜子の股間から生えているかのように写っていた。

 

 秘所に充てがわれた怒張の硬さと熱さに、凜子は喘ぎを抑えられず、身体もまた歓喜からか蜜がごぽりと溢れる。 

 悦びと屈辱の間で揺れながらも、言われるがまま剛直にヴァギナを擦り付けるために、ゆらゆらと腰を振り始めた。

 

 

「ん、はぁっ……あんっ……あ、つい……はぁぁっ……んンっ……ふっ、んぅ……♡」

 

「偉い偉い。まだまだ下手くそだが、オレも気持ちいいぞ。ほら、凜子、普段はどんな風にオナニーするんだ?」

 

「ち、乳首や、く、クリトリスを弄りながら、濡れてきたら、(なか)を指でぇ……♡」

 

「へぇ。じゃあ、オカズは?」

 

「も、妄想……こ、小太郎に、無理やり押さえつけられて……逞しさに逆らえず、そのまま……♡」

 

「ははは、やっぱりマゾメスだな。ゆきかぜみたいに優しくとか言うなら可愛げもあったろうに」

 

 

 嘲るように笑う小太郎を鏡越しに睨み付けようとしたが、腰を振ると直ぐに強張った表情は蕩けて崩れる。

 そもそも睨みつけようとした瞬間でさえ、口元には嬉しげな笑みが浮かんでおり、凜子のマゾとしての業の深さを物語るばかりだ。

 

 すっかりと粘っこい愛液で濡れた陰茎は幾本も糸を引くほどで、凜子の股の下には愛液溜まりが生まれている。

 へこへこと情けなく腰を振り、少しでも快楽を得ようとする己の姿は顔から火が出るほどに恥ずかしく情けない。

 しかし、それが返って快感となり、秘裂と陰核を擦り付ける動きを辞められない。

 

 

「ふんんぅっ、はぁっ、はっ、ダメっ、ダメだぁっ♡ もう、イクっ、こんなに情けない格好で、イッてしまうっ♡」

 

「いいぞ、凜子。許してやる。手伝ってやるから、思いっきりイってごらん」

 

「はぁあっ、ち、乳首、いきなりっ♡ おぉっ♡ ち、チンポも動かして、ひっ、ひぃっ♡ イクっ、イックゥぅぅっ♡」

 

「ちゃんと名前も叫んで、アクメ宣言しろよ」

 

 

 後ろから乳首を抓まれて捏ね回され、凜子の動きに合わせて小太郎も腰を振る。

 急激に増した快楽に、凜子は舌を出しながら下腹を震わせ、膝を笑わせながらも腰の動きを止めようとしない。

 

 情け容赦のないマゾ快楽の連続に、凜子の身体も心も完全に屈服していた。

 今、頭にあるのは小太郎から与えられる快楽を享受することだけ。どれだけ恥ずかしい姿も、より強い快楽を得るためのアクセントでしかない。 

 

 

「ほら、イケっ」

 

「ひぃいっ、ち、乳首、痛ぁっ♡ は、イクっ、いくいくいくっ♡ 凜子、イキますぅっ♡ いくひぐいっぐぅうぅううぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 

 

 乳首に爪を立てて潰され、パンと尻に腰を叩き付けられてクリトリスと秘裂を強く擦られた瞬間に、凜子は絶頂に達した。

 激しく潮を噴いて、剛直と床を汚す事すら気にせずに身体を反らして、惨め過ぎるガニ股仰け反り絶頂姿を披露する。

 

 ひくひくと痙攣する下腹に合わせ、犬のように短い呼吸は大きすぎる凜子の乳房を揺する。

 仰け反った状態のまま舌を出してアクメを味わうその姿が、何処に出しても恥ずかしい、そして小太郎しか見る事のないマゾメスの姿だった。

 

 

「はっへぇ……ひぅっ……おっほぉっ……おっおっ……ひぃ……はぁっ……あぁン……♡」

 

「よしよし、よくイッたな。いよいよ処女喪失だぞ。凜子、ちゃんと言う通りにするんだぞ」

 

「は、はひぃ……わ、わひゃったぁ……♡」

 

 

 呂律の回らない口調であっても、小太郎に頭を撫でられながら褒められるのが嬉しいのか、凜子は必死に舌を縺れさせながらも返事を怠らない。

 耳元で囁かれる言葉、これから宣言させられる言葉を聞いた瞬間に凜子は目を見開いたが、すぐさま口の端が緩むのを抑えようと唇を噛み締める。

 

 そして、絶頂の余韻が引くと、鏡に映った自分自身と目を合わせ、口を開く。

 

 

「わ、私、秋山 凜子は、これよりふうま 小太郎に処女を捧げますっ♡」

 

「こ、小太郎のぶっといチンポでおまんこを蹂躙され、女として、完全に屈服させて頂きますっっ♡」

 

「こ、これからは、小太郎専属のマゾメスとして、小太郎の欲望を満たし、チンポを満足させるメス一番の役割に生きると決心しましたっっ♡」

 

「小太郎のチンポが疼いたら、口も、胸も、尻も、おまんこも差し出しますっ♡ どうぞ、マゾメス凜子を末永く、たっぷり可愛がって下さいぃっっ♡♡」

 

「嬉しいぞ、凜子。其処まで言ってくれるとは思わなかった。ちゃんとご褒美をくれてやるよ、そぉらっ♪」

 

「ひはぁっ♡ あっ、へあぁああぁああぁああぁあああああぁぁぁぁああぁぁっっっ♡」

 

 

 マゾメスの屈服懇願宣言を終えた瞬間に、小太郎は後ろから女の園を掻き分け、一度で最奥にまで到達する。

 

 破瓜の痛みは一瞬で、とてつもない快楽へと変わっていく。

 凜子にマゾとしての資質があっただけでなく、小太郎の性技もまた魔界に纏わる技術を凌駕していたからでもあったのだろう。

 

 凜子はこれ以上ないだらしない表情で、処女喪失の嬌声を上げていた。

 小太郎の男根を深くまで挿入した女陰は、ひくひくと絶え間なく痙攣を繰り返し、破瓜の血を洗い流す愛液を垂れ流す。

 

 その様を見た小太郎は、笑みを深めて抽送を開始する。

 

 

「おっ、おぉっ♡ は、激しっ、ほぉっ、おっ、んっほぉぉおっ♡」

 

「どうだ、凜子? こうやって激しく腰を叩き付けられるのは気持ちいいだろう?」

 

「う、嘘ぉっ♡ こ、こんなの嘘だぁっ♡ は、初めてなのに、処女だったのに、こ、こ、こんなに気持ちいいなんてっ♡」

 

「嘘じゃないぞ。凜子はマンコを必死で擦り付けるから、マンコもオレのものになる決心がついたんだ。ほらほら、どうだっ」

 

「んおぉっ♡ お、おまんこ引っ張られてっ♡ こ、今度は奥ぅっ♡ は、はひ、あひぃっ、ひへひゃぁああぁぁんっっ♡」

 

 

 凜子の喘ぎがくるんと裏返り、甘く蕩ける。

 処女に対してするべきではない激しい腰使い。文字通り、凜子の女を蹂躙する抽送。

 痛みは微塵もなく、止まる事を知らない愛液に破瓜の血は瞬く間に洗い流され、粘着質な愛液が幾本も糸を引いては切れるを繰り返す。

 

 小太郎の剛直が引き抜かれると、カリ首に襞の一枚一枚が縋り付いてハミ出していく。

 小太郎の剛直が突き入れられると、膣口から最奥までの弱点全てを抉り上げられ、腰を受け止めた尻が波打ち、胸が揺れる。

 

 その様に、小太郎も凜子も興奮を高め、更に激しい腰使いに、更に激しい喘ぎ声を上げる。

 

 

「チ、チンポぉっ♡ おぉっ、あひへぁっ、あががっ、はぐぅっ♡ き、気持ち良いっ♡ お、おまんこ蕩けるぅっ♡」

 

「オレも気持ちいいぞ。凜子の処女まんこ、キツキツに締め上げて、亀頭にキスしてくる」

 

「おぉおおぉっ♡ そ、それも好きぃっ♡ 一番奥っ、子宮口ぐりぐりっ♡ それされると、子宮、降りてくるぅっ♡ 口開いてちゅぱちゅぱ吸い付くぅっ♡」

 

「はは。戦闘ばっかりじゃなくてセックスも優秀だな」

 

「ほぉおぉっ♡ ほ、ほじくられるっ♡ 子宮口、ぐりぐりほじられるっ♡ こ、これ、紅も、ゆきかぜもされたやつぉッ♡ す、好きだ、これ好きぃっ♡」

 

 

 抽送を一時止め、凜子の尻に腰を押し付けたまま、丁寧に亀頭を使って子宮口を撫で上げる。

 野太いメス声が凜子の口から漏れ、その言葉が嘘ではないと証明するように、腰を捻られる度に潮が噴き出す。

 潮だけではない。快楽に剛直を締め上げる膣からは、真っ白な本気汁が溢れ出る。

 

 最早、立派な雌穴だ。

 男を受け入れ、精を求めて搾り取って、子を孕むだけの穴。

 僅か数分前までは未使用だったと言うのに、凜子のマゾとしての才能故か、それとも小太郎の性技によるものか、何年も何十年も使い込まれたかのように怒張を扱く。

 

 

「ダメだ、もうっ♡ 私のおまんこ、気持ちいいだけっ♡ 小太郎専用のメス穴になってるぅっ♡ いやらしい穴っぽこになってぇ、おふぅううぅうぅぅぅぅっ♡」

 

「嬉しいな、こんなに感じてくれるとは」

 

「おぉ、おおおっ、おほぉぉおおぉっ♡ こ、これ、子宮持ち上げられて、子宮口開くぅっ♡ あぁっ、またチンポ抜かれて、おまんこ引っ張られ、あへひゃぁあああぁああぁっ♡」

 

「さっきからマンコがヒクつきっぱなしだぞ? もうイクのかっ」

 

「む、無理らっ♡ こんなの我慢むりぃっ♡ こ、小太郎、お願いっ♡ お願いしますっ♡ わ、私と、マゾメス凜子と一緒にイってくだひゃいぃっ♡」

 

 

 快楽から涙を流しながら、鏡越しではなくしっかりと目を合わせ、小太郎に懇願する。

 その姿に終始嗜虐的な笑みを浮かべていた小太郎は呆気に取られたものの、すぐさま優しく笑みを刻むと、頷いた。

 

 ただの一度で小太郎に屈服した凜子の女陰は、正確に男根の変化を感じ取る。

 亀頭が膨れ上がり、陰茎は太さと痙攣を増していく。尿道を上ってくる精液の位置さえ把握して、互いの絶頂を合わせようとしていた。

 

 一際大きく腰を引いた小太郎は、凜子が待ち望んだ絶頂の到達に生唾を飲む暇すら与えずに全てを解き放った。

 

 

「凜子、失神しなかったら褒めてやるぞ…………おぉっ」

 

「チ、チンポっ、子宮の中にぃっ♡ あっ、おっおっ、おほぉおぉぉおおぉぉぉおおおぉぉぉぉぉおぉっっ♡」

 

「あ゛ぁああぁっ、子宮熱いっ♡ あついぃいいぃぃっ♡ し、子宮がぁ、子宮が、蕩けるぅううぅっ♡」

 

「おぉ、お゛ぉンっ♡ ら、らめらぁ、ザーメン射精()しながら、ずこずこらめぇっ♡ ザーメン染みるぅっ♡ これ、癖になっひゃうぅぅぅうぅっ♡」

 

「あ゛ぁっ、凜子、イッてますぅっ♡ マゾまんこ、ザーメン漬けにされてイッてるっ♡ ほおぉっ、ザーメン子宮に塗りたくられて、またイクっ、マゾまんこ、またいぐぅううぅぅうぅっ♡」

 

「イグぅっ♡ マゾメスまんこいぐひぐイッグぅうぅぅううぅうぅううぅぅうううぅうううううううっっっ♡」

 

 

 凜子は自分が何を口走っているか分かっていまい。

 マゾの本能に従うまま絶頂を繰り返し、小太郎の精液の味を覚えながら絶叫し続けた。

 

 そうしている間にも、己を屈服させた男根を満足させようと腰を捻り、膣を締め上げ、子宮口は吸い付いていく。

 舌を突き出しながら涎を垂らし絶頂を味わいながらも、小太郎に対する奉仕を忘れない姿は、立派な専用マゾメスだ。

 

 

「あへぁっ……ぁぁっ……おっほぉっ……イっひゃぁっ♡」

 

「子宮まれぇ……チンポ、ザーメンに犯されてぇ……イッひゃぁ、ぉぉっ……はっへぇぁっ……はぁ、で、出るぅ、で、で、あぁあっ、ああ、あ゛ぁ゛~~~~~~~~~~~~~~っ♡」

 

 

 ガニ股のまま絶頂を極めた凜子は譫言のようにアクメを伝え、収まりきらないザーメンを垂らしている。

 生まれて初めての子宮アクメに蕩けきり、自分がどれだけ不様な姿を晒しているか分からないであろう。いや、分かっていたとしても絶頂を彩るアクセントにしかなるまい。

 

 対魔忍の誇りなど何処にもないメスそのものの笑みを浮かべ、ぴくぴくと全身を痙攣させている。

 アクメの波が引かないのか。凜子は最後の一線を堪らえようと身体に力を込めたが、返って剛直から精液を絞り出してしまい、決壊した。

 

 凜子の股間から小水が弧を描いて迸る。

 尿道を通る小便の感覚すらも快楽に変わるのか、再び凜子は絶頂へと至ってしまった。

 

 

「ほら、凜子。アクメを決めたら報告、だろ?」

 

「は、ひぃぃっ♡ な、中出しれ、アクメきめて……小太郎の、マゾメスになりぇたのが、嬉ひくて、嬉ションアクメきめちゃいましたぁ、ぴぃすぅっ♡」

 

 

 じょぼじょぼと湯気の立つ黄金水を垂れ流しながら、凜子は両手で指の折れ曲がった出来損ないのピースサインを顔の横に作る。

 快楽で蕩けた中で、牝としての媚びと女としての可愛らしさが発露した結果だろう。 

 どうしようもなく淫靡で惨めで、だからこそ美しい姿に、小太郎は満足げな笑みを浮かべて頭を撫でると、凜子も笑みを深めてぴゅると最後に残った小水を噴き出させる。

 女を芯から創り変えられてしまった事実に、屈辱よりも恍惚の方が強い。逞しい牡に屈服し、牝として恭順する悦びを心底から学んだ瞬間だった。

 

 

「おっ、ちゃんと失神しなかったな。嬉ション撒き散らしてアクメも良かったろう?」

 

「さ、最高だぁっ♡ 小太郎の、(もの)になって、悔しいのに、気持ちよくてぇ……お前の女として、頑張ったから♡ もっと、褒めて、くれても、いいんだぞぉっ♡」

 

「ふふ。可愛いな。ゆきかぜも紅も可愛かったが、凜子も可愛い」

 

「な、なら、頑張ったお前の女にご褒美をくれっ♡ 今度は、ゆきかぜや紅にしたみたいに、優しく、してくれぇっ♡」

 

「分かった。オレもまだまだ満足しちゃいないからな。気を失っても、チンポを使って起こしてやるからな」

 

「あ、あぁっ、そんなの逞し過ぎるぅ、あ、あなたぁっ……♡」

 

 

 未だに萎えない怒張を膣で感じながら、凜子は感極まった声で鳴いた。

 愛しい夫を呼ぶニュアンスであなたと呟いた凜子の口から、次の瞬間には甘い嬌声が迸る。

 

 暫くの間、凜子の喘ぎ声だけが寝室に響いていたが、時間が経つにつれ、紅の声が混じり、ゆきかぜの声が追加されていく。

 一人の声が消えれば、また一人声が増え。その逆もまた然り。

 思いを達した三人の女と三人を愛すると決めた男の淫らな宴は、夜を徹して行われ、朝になっても終わる事はなかった。

 

 

 

 

 





ほい、というわけで、三人娘のエロでした。
こんな感じで、エロだけはこっちで展開。色んなキャラとエロ書けるといいなぁ!


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不知火その1

おっしゃぁ! 何とか週一投稿完了じゃ!

待たせたな、皆の衆。不知火ママンのエロだぜエロだぜぇ!

では、どぞー!



 

 

 

 

「じゃあ、始めるよ」

 

「い、いきなりね。せめて、シャワーを……」

 

「いらないよ。オレ、そっちの方が好きなんだ」

 

「もう、その年で物好き過ぎるわ。それからあくまでも仕事だと言う事を忘れないで」

 

「それは勿論。でもセックスは男が独り善がりになりがちだからね。女の方にも気持ちよくなって貰うのはオレのポリシーでもある」

 

 

 ベッドの端に座った不知火の隣に腰を下ろし、小太郎は真剣そのものの表情で告げる。

 一瞬、覗き込んできたその顔が亡き夫の顔と重なり、ドキリと心臓が跳ね上がるのを自覚したが、不知火は直ぐ様に冷たい瞳を小太郎に向ける。

 

 

「そうやって、アサギや災禍、天音さんにも手を出したのね」

 

「何だ、バレてたんだ。でも、無理矢理じゃないよ?」

 

「知ってるわ。皆、自分から望んで女の顔をしていたもの。尤も、責めるつもりも言い触らすつもりもなかったけれど、自分やゆきかぜが関わるとなると、ね」

 

 

 年齢の近いアサギ、災禍は個人的に交友があり、天音は若が世話になっているから、と菓子折りを持って家に押しかけてきた事もあって面識がある。

 平時は殆ど表情を変える事のない三人であったが、ふとした時に見せる自然な表情は不知火からも見ても魅力的であり、特に女性としての魅力が跳ね上がるのは、小太郎について語っている時だ。

 まさか、と疑う程度の些細な感覚ではあったが、こうして女性の扱いに手慣れている小太郎を前にしては、納得の至りであった。

 

 其処で不安になってくるのは、ゆきかぜの事。

 娘は何時だって小太郎について回り、自身の好意を積極的に伝えていた。それは先輩である凜子や紅も変わらない。

 ふうま一門を再興の実績を積むために設立された独立遊撃部隊に彼女達が所属しているのであれば、実績のみならず再興にまで手を貸すと思って間違いない。ならば、アサギ達にも劣らない深い関係になっている筈だ。

 

 それに関しては不満はない。忍の家系において一夫多妻など珍しくないからだ。

 遺伝する忍法、受け継がれる才能の多寡、対魔忍の死亡率を考えれば、多くの嫁を娶り、多くの子を儲けなければ、家が途絶えてしまう。

 不知火としては、本人達が納得の下に決定したのであれば、口を挟むつもりはなかった。

 

 

「ゆきかぜや凜子ちゃん、紅ちゃんを裏切るような真似だけはしないで」

 

「言われるまでもない。少なくともオレから裏切る事はないよ。あるとしたら、アイツ等が自分の意思で離れていく時だけだ」

 

 

 関係が拗れて破綻するのならばまだいい。自由恋愛のこの時代には、さして珍しくもない男女の結末の一つである。

 だが、小太郎であれば話は別だ。仮にもふうまの当主、単純な男女の関係だけであれる筈がない。非情な決断を迫られる時も来るだろう。そうなった時、犠牲になるのは我が子達。

 其処まで考え、一人の母親として、人の親として子供達の行く末を案じ、口にせずにはいられなかった。

 

 不安の吐露にも親の懇願にも取れる不知火の言葉に、小太郎は彼女の膝の上に置かれた手を握り、力強く答えた。

 

 

(本気のようね。そう感じさせるものがある……たらし、か)

 

 

 不知火も時に人を騙し、時に嘘を見破ってきた人間である。

 表情や仕草から相手が何を考えているかを読み取るかなど容易く、裏で何を企んでいるのかを見破るなど朝飯前。

 その経験は小太郎が嘘を吐いておらず、言葉にした心情は全て本心であると告げている。

 

 奇妙な安堵を懐き始めている自分に、小太郎の方が一枚上手であると認めざるを得ない。

 今まで対魔忍の内部で駆け引きや交渉をし続けてきた故だろう。人を安堵させ、心を開かせる術に長けている。

 

 小太郎は、不知火の手を開かせ、指を絡め始めた。

 

 

「小太郎君、そういうのはいいから。さっさと、始めましょう?」

 

「いや、駄目だよ。不知火さんに苦しい思いはさせられないからね」

 

「――――んっ」

 

 

 空いた手で不知火の頬を撫でながら、真っ直ぐと目を見据えて告げる。

 娘の想い人と繋がる罪悪感と年下の男に身体を任せなければならない羞恥、それらを基にした興奮によって、どくんと心臓が今一度高鳴った。

 夫が亡くなって以来、自覚する事のなかった女が徐々に疼き始めている事実から、不知火の気分は堕ち沈んでいく。

 

 それを察したのか、小太郎は不知火をベッドに優しく押し倒す。

 

 

「良い匂いがする」

 

「……んっ……ふっ……嫌だわ、こんなおばさんの匂いなんて、嗅がないで」

 

「仕方ないよ。オレも興奮してるから」

 

 

 ベッドへと倒れた不知火の上に乗り、首筋へと鼻を押し当て、犬のように匂いを嗅ぐ。

 肌を通して伝わってくるこそばゆい感覚に、ぞくぞくと認めたくない快感が奔る。

 

 いくら自分に言い聞かせても収まる事のないそれは、肉体改造によるものだけではない。改造によって掘り起こされた女が疼いている。

 これまでリーアルやリーアルの用意した下衆では決して感じる事などなかったが、それは精神的なハードルが高かったからだ。対魔忍として闇の住人に鳴かされるなどあってはならない、と心を固く閉ざしていた。

 無論、娘の想い人である小太郎であっても同じ事だが、任務や生還のために身体を任せなければならない前提があり、幾分かハードルは下がっている。

 

 ましてや女である事からは逃げられず、性欲とは溜まるもの。

 改造と調教によって得る快感は澱の如く溜まっていた。それを敵の前だからと面にこそ出さなかったが、解消する手段もない。

 こうして、快楽を受け入れる土壌が整ってしまった以上は、溜め込んでいたものが溢れるのも無理はなかった。

 

 

「あっ……んんっ……ふ、うぅっ……は、ぁっ……! そ、そんな……くぅっ……優しくぅ……!」

 

「ちゅっ……ふふ、不知火さんも、そんな声を出すんだね」

 

「い、いやぁ……! 言わないでっ……!」

 

「いいよ、不知火さんは悪くない。奴等の改造のせいだからね」

 

(こ、この子っ! 私の言い訳まで用意してっ! で、でも、拒めない。こんな優しく愛撫されたら……!)

 

 

 匂いを嗅いでいた首筋に舌を這い回り、不知火は小太郎の下で身体をくねらせた。

 堪えようのない快楽を、どうにかして全身から逃そうとしているかのようだ。

 

 夫との情事を思い出す、余りにも優しい愛撫だった。

 舌を這わせるばかりではなく、時に唇で吸い付き、時に歯を使って甘く噛む。首筋だけに飽き足らず、鎖骨を伝い、徐々に身体へと向かっていく。

 

 

「ひぃっ……そ、そんなところ、までぇ……」

 

「発情した牝の匂いがする」

 

「だ、ダメよっ! そんな事を、あっ、くっ、はぁっ……♡」

 

 

 両手を頭に組まされ、無防備になった脇を曝される。

 綺麗に手入れされてはいるが、まじまじと見られて楽しい訳もない。じりじりと恥じらいで炙られる不知火であったが、舌を這い回ると堪えきれずに甘い声が漏れた。

 べろべろと汗の吹き出し始めた脇を舐められ、歓喜から全身が鳥肌が立つと同時に、胸中には困惑と罪悪感と期待が綯い交ぜになって満ちていく。

 

 その顔を見た小太郎は、心底から嬉しそうな笑みを浮かべ、その瞳には伴侶に向けるものと変わらない慈しみに満ちていた。

 傍から見れば、とても望まぬ性交には見えなかった。どう見た所で、年の離れた者同士の愛情からなる性交であった。

 

 

「じゃあ、脱がすね」

 

 

 そう宣言すると、小太郎は不知火の対魔忍装束に手を掛けた。

 いきなり胴を覆う薄布を奪う強引な真似はせず、不知火の心の準備が整うのを待つように、手甲と具足を外し、グローブとニーソックスを剥いていく。

 冷たい空気に晒された手足は僅かに紅潮しており、未だに布で覆われた胴も同様であろう。実際に、彼女の頬は上気して瞳は潤んでいた。

 

 

「余り、まじまじと見ないでちょうだい。もう、若くはないから……」

 

 

 そして、遂に不知火は生まれたままの姿を晒す事となった。

 片手で胸を潰し、もう一方の手で股間を覆い隠す姿は男の情欲をよく誘う。

 

 とても出産したとは思えない身体だ。

 豊かさの象徴として豊満な肉体で描かれる大地母神を連想させる肉付きの良さ。確かに若くはないのだろうが、実年齢以上に若々しく、だらしなさは感じさせない。

 男の目を引くために成長したとしか思えない巨乳と巨尻は、小太郎であっても生唾を飲み込んでしまうほどであった。

 

 

「そんな事ない。ほら、見てよ」

 

「う、ぁ……もう、そんなに……ごくっ……」

 

「じゃあ、続けるから。不知火さんも期待しててね」

 

「あっ……んんっ……は、ぁあっ……ひっ……はぁぅ……っ」

 

 

 小太郎がズボンを押し上げる剛直を見せつけるように膝立ちになると、不知火の視線は股間に釘付けになってしまう。

 直接目にしたわけではないにもかかわらず、大きさも太さも長さも尋常ではないと感じさせる膨らみに、期待から生唾を飲み込んだ。

 不知火は恥知らずな己の行為にようやく視線を外したものの、チラチラと様子を伺うように何度となく視線を彷徨わせてしまう。 

 

 小太郎はまだ性欲に対して素直にならず、なれる筈もない不知火の心情を察しながらも、一切の情け容赦のない優しさを持って、肌の表面に手を這わす。

 肩から始まり、鎖骨を伝い、胸を避けて脇腹を這い、焦らすように下半身へと向かっていく。 

 

 肌に触れるか触れないかを進むフェザータッチに、不知火は押さえられない牝の吐息を漏らして応じる。

 手で覆い隠した乳首は乳輪から勃起し、股間も既に濡れそぼっている。全身には玉の汗が浮かび、濃い牝の芳香まで放っている中で微弱過ぎる刺激は逆に辛いものがある。

 

 

「――――んひぃっ♡」

 

 

 臍を超え、下腹部へと至った小太郎の手は、皮膚の上から子宮を押した。

 ようやく強めの刺激を与えられた不知火の口からは、歓喜の嬌声が漏れる。

 マグマでも収めたように熱くなった子宮は、突然の刺激に戦慄き、秘部を覆った手の隙間からは愛液が漏れる。

 

 

「ふふ、じゃあ今度は舐めてあげるからね」

 

「な、なめ……? あっ、あっ、くぅっ……ひぃっ、そ、そんなところまでぇ……!」

 

 

 下腹部を撫で回していた小太郎が手を離すと、途端に子宮から湧き上がる切なさに身を捩る。

 しかし、それも一瞬の事だった。手で撫で回していた肚に唇を落とすと、そのまま唇と舌を這わせて下へと下へと向かう。

 

 一番肝心な部分を避け、鼠径部の溝に舌を滑らせ、太腿、膝、脹脛にキスの雨を降らす。

 もどかしさとくすぐったさが燻り、何とかしようとする身体は、明らかに快感を求めていた。

 筋肉は痙攣し、腰は跳ねる。その度に甘い声を抑えようとするも、口からは垂れ流される。

 

 

「こ、こんなっ……んんっ、ど……ひっ……どうしてぇ……」

 

 

 持ち上げられた足にピチャピチャと音を立てて舌が蠢く。

 足裏や足の甲のみならず、指を一本ずつ丁寧に口に含んで吸われ、指の間には舌を差し込まれて撫でられる。

 くすぐったさは既に遠く、快感へと変わる。剥き出しになった快感神経を、羽毛で撫でられるようなもどかしさと狂おしい感覚。

 

 

「ゥうぅ~~~~~~、くふぅゥ~~~~~~~~っっ♡」

 

(あぁ、あ、こ、こんなのダメよぉ。こんなのおかしくなるっ。ま、まださわりなのに、気持ちよすぎて、おかしくなるぅ……♡)

 

 

 もどかしさすらも快感に変わる。

 足の指を吸われ、舐められる度に、空いた方の足の指は引き攣りを起こしたかのように開いては閉じられが繰り返されていた。

 

 

「はぁっ……はひっ……はぁっ……はっ……はっ……♡」

 

(まだ、肝心な部分に触られてもいないのに……こんなに感じて……私、どうなって、しまうの……)

 

 

 両の足が小太郎の唾液に塗れ、皮膚がふやける頃には息も絶え絶えの状態だった。

 ぐったりと全身から力が抜け、全身が汗で妖しく光る。辛うじて両腕の位置は恥ずかしい部分を隠していたが、それも何時まで持つか。

 

 荒い呼吸を繰り返す不知火を見た小太郎は、頃合いだとでも思ったのか、両足首を掴んでM字に開かせ、未だに手で隠された股間へと顔を近づける。

 

 

「こ、小太郎くんっ……!」

 

「凄いね。クラクラするくらいに牝の匂いがするよ」

 

「だ、だから、匂いなんて……っ」

 

「ほら、手をどけて」

 

「あぅっ……ひっ……そ、そうやって、あぁンっ……」

 

 

 小太郎の言葉に羞恥を煽られ、不知火は泣きそうな表情になる。

 恋愛どころか結婚も出産も終えた自分が、年下の男に良いように嬲られる。これほど屈辱的な事はないのに、強く拒絶も出来ないでいる。もう、女としてのプライドはボロボロであった。

 

 それでも小太郎に容赦はない。目眩を覚えるほどに濃厚な、はしたない芳香を放つ股間に顔を近づけて鼻をヒクつかせる。

 不知火は反射的に胸を覆っていた手を動かし、両手で女陰を覆う。しかし、その程度で牝の芳香が押さえられる筈もない。

 重力に引かれた重すぎる乳房は柔らかさを示すように左右へと広がり、隠されていた乳首は乳輪から勃起しているのを明らかにして、更に羞恥を煽られる。

 小太郎の嬉しげな視線が恥ずかしいほど勃起した乳首へと注がれ、不知火は身を捩ったが、腰がくねるばかりで若い牡を誘っているようにしか見えなかった。

 

 気を良くしたのか、それとも初めからそのつもりだったのか。小太郎は股間を覆う両手に舌を這わせる。

 舌の動きは優しくも官能的だ。手の皮膚から伝わるそれだけも身体が勝手に反応してしまう。

 目に見えずとも、膣が蠕動して愛液を吐き出し、更なる快楽を期待しているのを自覚し、不知火は恥じらいから死んでしまいそうであった。

 

 

「あうぅっ……ひゥっ……あ、ふっ……はぁっ、ふうゥ……うゥう……っ」

 

(も、もどかしい……け、けど、これを許したら、もう私、収まりがつかなくなる……!)

 

「ねぇ、不知火さん。見せてよ。ちゃあんと、気持ちよくして上げるから、ね?」

 

「あ、ああぁっ……んぐっ……はぁっ、はぁっ……ふぅっ……うううっ……っ」

 

(あぁ、そんな切なそうな目で見ないで。ダメ、絆されてはダメ、だめ、駄目、ダメ)

 

 

 両手の隙間から溢れる愛液を啜り、胸の谷間から視線を送る小太郎に、不知火の心は意思に反して揺れ動く。

 その表情から、彼もまた迸ってしまいそうな情動を必死で押さえているのが分かる。それも不知火のためにだ。

 少しでも不知火が負う傷を少なくしようと考え、不知火が嫌がるような真似を決してしないと誓っている。ただ、それと牡の欲望とは無関係だ。己から溢れ出るものを抑えるのは誰とて苦しい。

 

 その姿に胸がきゅうと締め付けられると同時に子宮が震え、不知火は観念した。

 任務のため。撤退のため。改造のため。小太郎のため。ゆきかぜのため。亡き夫のため。

 様々な言い訳を用意しながらも、快楽を受け入れる覚悟を決め、不知火は股間を覆っていた両手を開く。

 

 

「こ、小太郎くん。おばさん、もうおかしくなっちゃうから、笑わないでね……」

 

「勿論だよ。不知火さんも辛かったでしょ? 今は何もかも忘れさせて上げるから。全部、任せて」

 

「ええ、情けない母親でごめんなさいね、ゆきかぜにもなん――――あっひっ、はひぃいぃぃっ♡」

 

 

 むわり、と自分でも分かるほど濃厚な牝の香りに情けなさを覚えながらも、秘陰から奔った衝撃に不知火は堪らず表情を崩して甘い鳴き声を上げた。

 無防備になった女陰を舐められたと気付いたのは、反射的に背中を海老反りに反らせた後、衝撃から立ち直って股間を覗き込んだ時であった。

 

 小太郎は足首を掴んでいた手を離し、不知火の両手に指を絡ませていた。

 女がどれだけ感じているかを測るためであり、余りの快感から生じる不安を和らげさせるためであり、女を逃さないためでもあった。

 開かれた両脚は小太郎の腕によって閉じさせられる事も叶わず、不知火に出来る事は喘ぎ声を上げて、藻掻くだけだ。

 

 

「はアぁぁぁッ……ふぐっ、んっくぅぅっ、んひっ……あおぉぉっ……♡」

 

「どう? 気持ちいい?」

 

「き、きもちひぃ、きもちぃいわよ、こんなのぉっ♡ さん、ざん、焦らされてから、いきなりクンニされたら、誰だって、おっおっ、あおぉぉぉっっ♡ ク、クリまで、あひぃぃィイっっ♡」

 

 

 既に花開きながらも女陰を、ざらついた舌で舐め上げられる快感に、不知火の腰は一瞬で砕けてしまう。

 割れ目を上下に舐め上げるだけでは飽き足らず、包皮を押し上げて剥き出しになっていたクリトリスまでもゆったりと舌が這い回る。

 

 涙を流しながら身悶えるしかない不知火の表情をしっかりと確認しながら、小太郎は口を使った愛撫に熱中する。

 割れ目や陰核だけではなく、潮を吹き始めた尿道口をぐりぐりと穿るように舌で押し、充血しきった陰唇を唇で喰む。性の何たるかを理解し、女体の反応を理解していなければ出来ない愛撫だ。

 魔界技術からなる媚薬や改造では短絡的過ぎて、決して辿り着けない性の深淵であった。

 

 

「は、恥ずかしひぃっ♡ も、もう、おばさんなのよっ♡ 私、もう年増なのに、こんな、優しくっ♡ おぉ、はっ、はぁっ、あ゛ぁアアぁあっっ♡」

 

「年なんて関係ないでしょ。ほら、もっとオレを感じてよ」

 

「か、感じ過ぎるぅっ♡ んにぃっ、はおぉぉ……あぐっ、うぅ、ほおオぉォぉぉぉっ♡」

 

 

 舌が膣に侵入し、不知火の身体が一際大きく跳ねた。

 任務の過程で男根ばかりではなく、籠絡すべき対象の悪趣味な性癖に付き合わされて触手にすら犯された事のある不知火でも未体験の繊細さに、裏返った声が迸る。

 膣道に存在する襞の一枚一枚を丁寧に、舌のザラつきを覚え込ませるかのようなクンニリングスに、どれだけ頑張って歯を食いしばっても直ぐに牝の嬌声が漏れてしまう。

 

 長い舌は蛇のようだ。

 膣のやや奥に存在するGスポットを擦り上げるばかりではない。

 陰核と尿道口の間、Gスポットとは反対側の襞の奥。不知火ですら知らなかった性感帯。

 陰核に舌を押し当てながら微妙な振動を振動を与えるピンクローターのような刺激。音を立てながら白濁した本気汁を啜られる官能。不知火ですら新たに体験する快感の放流。

 

 目を大きく見開きながらも映るのは真っ白な白い光ばかり。身体が勝手に痙攣し、大きすぎる胸は乳首と乳輪ごと揺れ動く。

 

 

「だ、めっ、だめだめだめぇっ、イクっ、イッちゃうっ♡ こんなのイクゥッッ、はぁぉっ、ん、んぎっ、ひぃぃ、おっほぉっ、おぉ、お゛ぉおお゛おぉオオおおぉぉっっ♡」

 

「ぷあっ、うわぁ、凄い勢いで潮吹いたね」

 

「ふ、ふくっ♡ こんなの吹いちゃうっ♡ おっふっ、んぐっ、あああ、いっっだっ、まらひぐぅううぅぅぅっっ♡」

 

 

 ぶしゅ、と音を立てて熱い牝潮が尿道口から噴き上がって小太郎の顔を汚す。

 恥ずかしすぎる潮吹きで絶頂を男に伝える不知火であったが、小太郎はなおもクリトリスにしゃぶりついて離れない。

 何度も何度も潮を吹き、足をピンと伸ばして爪先までもぶるぶると震わせて、不知火は絶頂を享受していた。

 くるんと上を向いた瞳からは涙が溢れ、口の端からは涎が垂れ、高い鼻からも鼻水が漏れていた。

 とても人には見せられない女のプライドを粉砕された牝の絶頂顔であったが、そんなものを気にする余裕がないほどの高みへと駆け上がり、不知火はどさりとベッドに両脚を落とす。

 

 

「んひぃぃっっ……いっ、くふっ……んぐっ、い、いふぅっ……ひぃっ……はぁっ……はひぃっ……♡」

 

「さて、そろそろ本番。もうちょっとだからもう少し頑張ってくれ」

 

「……ほ、ほん、ばん……はぁっ……ふっ、はっ……あ、あぁ、あああぁあぁぁ……っっ♡」

 

(お、大きい。太さも、長さも、あの人とも、リーアルとも、オークとも違う……これより大きいのを見たことも経験もある。け、けど、これは駄目よ、ダメだわ。か、形が違うもの。こ、こんな、女を泣かせて牝にする形ぃ……♡)

 

 

 不知火が絶頂の余韻に浸っている間に全裸になった小太郎は、己の剛直を見せつけるように曝け出しながら、コンドームを付けた。

 彼女は自身の下腹部の上に置かれた男の象徴に、女としての恐怖と牝としての歓喜の混じった声を漏らす。

 

 確かに、大きく、太く、長いが、これ以上のものを目にした事がある。だが、不知火は冷静になどなれなかった。

 女としての意思が目の前の男根に恐怖し、牝としての本能が目の前の男根に歓喜して、相反する感情が鬩ぎ合ったからだ。

 

 今まで味わった性技は勿論の事、直感も告げている。

 これを受け入れてしまっては、今までの性交が児戯に等しいものになってしまうと。

 それでも拒否する、という思考が生まれてこなかったのは、不知火の女も牝も、既に受け入れる覚悟が決まっていたからだろう。

 

 

「不知火さん。先に謝っておくけど、ちょっと辛いかも」

 

「はぁっ……はっ、はっ……ふっ……ど、どうしたの、急に」

 

「生半可な事をするとリーアルにバレかねない。オレ以外でも感じるように、不知火さんの女を引きずり出さなきゃならないから、さ」

 

「はあっ……あ、あぁっ……そ、そんなこと、まで……ごくっ……ふぅ、ふっ……で、でも、仕方ないわよね? に、任務、ですもの。必要な、ことだもの……♡」

 

 

 そう語っている最中も、不知火は犬のように短い呼吸を繰り返しながら小太郎の怒張から目を逸らせないでいた。

 明らかに期待の色の浮かんだ瞳に、誰の耳でも感じ取れる期待の声色。言い訳を並べながらも不知火が快楽地獄の魅力に片足を突っ込んでいるのは誰の目から見ても疑いようがない。

 

 小太郎としても、したくはない決断であった。

 だが、不知火の調教を巧く進められなかったとは言え、リーアルは名うての調教師。女が演技をしているかどうかなど簡単に見破ってしまうだろう。

 故に、ほんの少し。ほんの少しだけ、不知火を誰であったとしても快楽に流されやすいように躾なければならないのだ。

 冷静になった不知火が何を思うのか、考えただけで恨まれないか頭が痛くなったが、小太郎に選択肢はない。

 

 

「じゃあ、挿入()れるね」

 

「ふぅっ、ふっ、ううぅう゛ううゥううゥゥぅっっ♡」

 

 

 本気汁の垂れた牝穴に、コンドームで締め付けられた男根を挿入した。

 

 女陰は悦びから愛液を吹き出し、待ち望んだ牡を簡単に受け入れる。

 どんな女であっても苦痛を覚えるほどの巨大さであるが、理性と共に蕩けた牝穴は快楽しか覚えないようだ。ひくひくと蠢き、奥へ奥へと誘おうとする。

 

 しかし、小太郎は腰をピタリと止め、それ以上挿入しなかった。

 

 

「ど、どうしたの、小太郎君。もしかして、緩い、かしら」

 

「いや、違うよ。ただ、不知火さんのプライド、もっと粉々にしないとマズいんだ」

 

「う、嘘よっ、あぁっ、そんなっ……そんなぁっ……♡」

 

(こ、これ、以上……これ以上、なんて、私、どうなってしまうの……)

 

 

 女として魅力ある期間を過ぎている不安を吐露した不知火の表情は、まるで恋人を気持ちよくできない不甲斐なさを煮詰めたかのようだ。

 しかし、小太郎の返事は、不知火にとっては恐怖であると同時に歓喜でもあった。潜在的にあった、或いはとうの昔に自覚していた蹂躙される悦びに震えている。

 

 そんな彼女の様子に気をよくした様子もなく、無視するのがマナーだと言わんばかりに小太郎は腰を動かした。

 但し、奥ではなく、外へ向けて。亀頭の収まった膣口にカリ首を引っ掛け、にゅぽにゅぽと大量の愛液と膣の吸い付きを分からせる卑猥な音を立てさせる。

 女のプライドも牝の欲望すらも小馬鹿にした、雄の逞しさと優位性を自覚させる下品過ぎる焦らし。

 

 呻き声を漏らしながら、屈辱に涙を流した不知火であったが、脳髄の奥まで響く卑猥な音に堪らない切なさを覚えてしまう。

 自分から腰を浮かせて男根を迎え入れようとするが、小太郎は自らの両膝で不知火の両膝を固定させ、腰の動きすら制限して弄ぶ。

 股間と喉の奥から漏れる端なさすぎる声と音に、不知火は女としてのプライドを一切合切砕かれながら、地獄のような焦らし責めを必死に受け入れた。

 

 

「ふぅっ……も、もう、許じてぇ……小太郎くん、もう無理、無理よぉ……こ、こんな、こんなの、女になっちゃう……ゆきかぜの、母親に戻れなくなるぅっ……♡」

 

「今だけでいいから認める? 自分はオレの言いなりの牝ですって認めるかい?」

 

「み、認めるぅっ……♡ こ、こんなの、認めるしかないわよぉっ……女のプライド、メチャクチャにされて、好き放題にされたら、認めるしかないぃぃっ……♡」

 

「じゃあ、ちゃんと言葉にして。オレの命令で、オレ以外でも感じるように努力する牝になりますってね」

 

「なるっ、頑張り、ますっ♡ 私は、ふうま 小太郎様の牝ですっ♡ 言いつけ通り、どんな下衆な男でも感じるように、努力しますぅっ……♡」

 

 

 それからどれだけの時間を焦らされただろう。

 不知火は快楽と焦らしによってポッキリと心が折れ、涙を流しながらも媚びきった表情で自らの屈服を宣言した。

 顔や言葉だけではない。亀頭を飲み込んだ膣はヒクつきながら、間欠泉のように愛液を吹き出して吸い付いている。

 

 

「ありがとう。それからゴメンね。でも、その代わりの不知火さんを必ず助けるから、もう少しだけ頑張ってくれ」

 

「んぎぃぃっっ♡ き、きたぁっ、あっはぁっ、あひいイイぃぃぃっっ♡ い、イグゥっ♡ あ、へぁあアァァぁぁぁっっ♡」

 

 

 苦虫を潰した表情ながらも、小太郎は謝罪と礼を告げ、不知火の奥へとゆっくりと怒張を沈めていく。

 不知火は待ち望んだ奥への挿入に、生娘のように膣を締め上げながら野太い咆哮を上げた。

 

 

「ど、どうして……こんなにぃ、あひぃっ、はぁっ、んぐぐっ、ひぅっ、私の弱い所、分かっちゃうのぉっ……♡」

 

「よく分かるよ。不知火さん、しっかり反応してくれるから。ほら、Gスポット」

 

「おぉ、オオォぉぉっ♡ ほおっ、んぐぅっ、ひぐぅっ、いっ、おほぉっ、んっほぉっ、おおぉぉぉっっ♡」

 

 

 ゆっくりと亀頭でGスポットを押し上げるように擦られ、不知火は再びぐちゃりと表情を崩した。

 小太郎の腰が前後する度に、潮がぴゅっぴゅと吹き出し、不知火の享受する法悦の深さが見て取れる。

 

 全てを晒した女のいっそ凄惨なまでの淫靡さ。

 もう声を我慢する必要も、快楽を逸らす必要すらなくなった不知火は、みっともないアヘ顔を年下の男へと見せつけた。

 

 

(もう、無理っ、拒めないっ♡ あんなに焦らされた後に、こんなに優しくっ♡ 女を躾けられてるのに、同時に愛されちゃってるぅっ♡ 無理矢理犯されるなら何て事ないのに、こんなに愛されたら、拒めないわよぉっ♡)

 

「……う、くっ……不知火さん」

 

「あ、んんっッ♡ あっ、キスぅっ、あむっ、ちゅぶっ、れろるっ、じゅつる、んむっ、はむぅっ、れるれろっ、ちゅ、ちゅっ♡」

 

「凄い、上手だよ」

 

「こ、これくらい、いくらでもぉっ♡ はむっ、んむぅっ、うぅ、ごくこくっ、れろっ、ちゅばっ、れろれろっ、んえぁ、んれぇっ、んあぁっ――ふむぅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 

(お、奥ぅっ!? 子宮口にがっつり、べったりぃっ♡ こ、こんなの夫婦っ♡ 夫婦のセックスよっ♡ あ、頭蕩けて、イックゥゥゥゥゥゥゥっ♡)

 

 

 両手の指を絡ませて、顔の横で押し付けると小太郎は不知火の唇を奪った。

 本来ならば守るべき操も頭にないのか、不知火は積極的に唇を押し付け、舌を複雑に絡み合わせ、唾液を思う存分に交換する。

 既に小太郎の腰へと両脚を絡めた不知火は目にハートを浮かべながら、或る意味で性交よりも許してはならない口付けを繰り返す。

 

 その時、とうの昔に下りきって緩みきった子宮口に亀頭を押し付けられて、不知火は目を白黒とさせる。

 それでも唇を離さなかったのは、唯一残った女のプライドだろうか。例え、一時的なものとは言え、自分を堕としながらも愛してくれる男への感謝故にだったかもしれない。

 

 

「分かる、不知火さん?」

 

「わ、分かるっ♡ 私の、子宮口、はおぉっ、小太郎くんにチンポに、す、吸い付いて、おひっ、こ、こんなに、必死にぃっ♡ あぁ、またくるっ♡ アクメ、おぉぉっ♡」

 

「今まで我慢してた分、いっぱいイッていいよ」

 

「あおぉっ、イクぅっ、ま、まらいくっ、あぁああぁっ、波、引かないっ♡ アクメの波、終わらなひっ♡ 欲しい時に、欲しい所にきてくれてっ、はぁぁああぁぁああぁあぁんっっ♡」

 

 

 もはや、愛し合う男と女。いや、牡と牝であった。

 牡に膣と子宮の欲しいところを思う存分に愛されながら、牝は精一杯のお礼として一生懸命に牝穴を喰い締める。

 激しさなど何処にもない快感の交換と粘膜の擦り合い。ぐちゃぐちゃに蕩けて屈服した牝穴を掻き回しながら、剛直は歓喜に先走りをゴムの中へと放出していた。

 

 

「どう、不知火さん。子宮口をねっとりされると堪らないでしょ?」

 

「た、堪らないっ、堪らないわっ♡ 私、好き、これっ、ねちっこいの、一番好きっ♡ はぁっ、こ、小太郎くんもこんなに大っきくっ♡」

 

「オレもそろそろ限界みたい」

 

「だ、射精()してっ♡ おチンポいっぱい震わせながら、どっぴゅんしてっ♡ もう、それでおしまいっ♡ 私、もうおしまいよぉっ♡」

 

「じゃあ、遠慮なく」

 

「――――――あっ? かはぁっ、こ、こりぇぇっ……♡」

 

 

 自ら陥落を宣言しながら媚びた不知火であったが、更なる深みに嵌められ、目を見開きながらも、次第にうっとりと目を細めた。

 

 緩んだ子宮口を越え、完全に亀頭が子宮へと収められた。

 子宮からの快楽に震えながらも、感覚で全てが分かっているにも関わらず、信じられずに下腹部へと目を向ければ子宮を内側から押し上げる膨らみがあった。 

 

 

「イクぞ、不知火っ。オレの射精顔みながら、お前もアヘ顔を見せろっ。ちゃんと自分の名前をいいながらだぞっ」

 

(こ、此処で、呼び捨てっ♡ もう、完全に媚びちゃってるのにぃっ、よ、容赦無さ過ぎるわよ。本気で、愛されちゃってるぅっ♡)

 

「は、はひぃっ♡ い、イクっ、イキますっ♡ おまんこイクっ、子宮もイクっ♡ 不知火、イキますぅううぅぅううぅっ♡」

 

「…………づっ」

 

「おっほぉおぉぉっ♡ イグゥっ、しゅ、しゅごぉっ♡ ザーメンすごひぃっ、ゴム越しなのに、あ、熱い熱いぃぃっ♡」

 

「んにゃぁああああぁぁぁっ、な、なひっ、にゃひ、こりぇぇえええぇぇっ♡ イグ、イグイグゥぅぅぅぅぅっ♡」

 

「ひぃぃっ♡ ひいいいぃぃっ♡ あ、あぁ、小太郎くんも、すごい気持ちよさそうな顔ぉッ♡ んんっ、イク、そんな顔見たら、またイクっ、イッちゃうっ♡」

 

「んっほぉ、んあひぃっ♡ おっ、おっおっ、おぉおぉぉ、いっだぁ、またひぐぅっ♡ イグゥっ♡ イッグうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 

 

 子宮一杯にゴムが広がるほどの射精。

 ビクつく男根からすらも快楽を得られるのか、不知火は瞳を上に向け、舌を突き出した情けない牝のアクメ顔を見せて、小太郎の牡を満足させる。

 対する小太郎も眉根を寄せた切なさと快楽を伴う射精の表情を隠す事なく見せつけ、不知火の女を満たす。

 

 長く続く射精に、互いの絶頂をより享受しようと不知火は指を丸めた脚を腰にがっつりと巻き付ける。

 吐き出される精の多さに重くなっていく子宮に、女が満たされていく感覚を覚える頃になって、ようやく射精は収まった。

 

 

「はぁ……んっ……はっ……んひっ……ひぃっ……んっはぁ……はぁ……っ♡」

 

「抜くからね」

 

「あぁっ、いひゃ、いっひぃぃっ、ぬかれたりゃぁ……んおぉぉっ♡」

 

 

 ぐったりと力が抜け、なすがままにされる不知火であったが、呂律の回らない声で法悦の声を上げた。

 指を握りあったまま、小太郎が腰を引くと、子宮の中で広がったゴムが形を変えて引き抜かれていく。

 子宮は生殖欲求のままにゴム越しの精液を逃すまいと吸い付いたが、絶頂で緩くなってしまっては対抗も出来ない。

 

 だぷんとしたゴムが抜かれると、不知火は野太い声を上げ、今一度潮を吹く。

 快楽で朦朧とふやけた思考のまま、抜かれたコンドームの先端には信じられない量のザーメンが溜まっている。

 

 小太郎はゴムを外すと口を締めて、不知火の顔の前に持ってきた。

 かつて味わった精液の味を思い出しながらも、ゴムの中に排泄されたザーメンの量と濃さにごくんと何度目になるか分からない生唾を飲み込む。

 

 

「んぐっ、れるぅっ、ひゅ……ひゅごぉいっ♡ こんなに、たっぷりっ……ねっとり……あぁぁ、まだあちゅいっ、んっんっ、んれぉ、ちゅぶっ……♡」

 

「でも、まだ続けるからね。もう不知火さんの女は掘り返したから、後は躾けるだけだよ」

 

「そ、そんな、躾ける、だなんて……う、嘘ぉ、駄目よぉ……も、もう、そんなに、あぁぁぁっ♡」

 

 

 渡された本気汁塗れのコンドームを舐めながら、精液の味を必死で想起していた不知火は、再び目を見開いて悦んでしまう。

 小太郎の股間は萎える事なく肉槍がそそり勃ち、まだまだ足りないと痙攣を繰り返していた。彼はそれを見せつけるように晒しながら、二枚目のコンドームを装着していた。

 牡の逞しさにうっとりとした表情を浮かべ、不知火は駄目だと口にしながらも、両脚を大きく開く。

 

 母であることも、未亡人であることも。娘も夫も忘れた牝の嬌声が響くのに、そう時間は掛からなかった。

 

 

 

 

 

―――――

――――

―――

――

 

 

 

 

 

「んひぃ……はっへぇ……あ、ぁっ……はぁっ……あひぃっ……んぐっ……い、っふぅぅっ……♡」

 

 

 小太郎が不知火の監禁された部屋に入って、まる一日の時間が過ぎた。

 窓もなく時計もない部屋の中では、どれだけ時間がたったか分かるまい。そもそも、地下のヨミハラでは時間の感覚が希薄になる。

 

 牡と牝の欲望の匂いで満たされた部屋の中で、不知火は朦朧とした意識の中で今もなおアクメを貪っている。

 ベッドの上で身体を投げ出し、両脚をだらしなく開いたまま、身体を痙攣させていた。彼女の身体の上と周りには使用済みのコンドームが何十とバラ撒かれている。

 

 

「不知火さん、お疲れ様」

 

「んむっ……れろっ……んんっ……ちゅ……こくっ……はぉっ……んんんっ……♡」

 

(散々嬲って、女のプライドも投げ捨てさせたのに、最後にこんな優しいキス、なんて。卑怯よ、こんなの許しちゃうわよぉ……♡)

 

 

 心地よい虚脱感と精液を受けられずに子宮の甘い疼きを感じながら、横に寝そべった小太郎からキスを貰う。

 指先一本も動かせないものの、精一杯の気持ちとして、力なく舌を絡め、唾液を交換する。

 

 そうしている合間にも、小太郎はまるで労うように腹の上から子宮を撫で回す。

 

 

(あ、駄目、小太郎くん、やめて、そんなに子宮とオマンコ優しく褒められたら、頑張ったって褒められたら、イクっ、またイクっ♡ あっ、堕ち――――)

 

「――――んっほぉっ♡」

 

 

 瞬間、不知火の股間から黄金水が迸った。

 女と牝を労われ、嬉しさから至った失禁絶頂に、不知火は致命的な最後を自覚するよりも早く、意識を闇の中へと飲み込まれるのだった。

 

 

 

 

 




ほい、というわけで不知火ママンのエロでした。
やっぱり人妻未亡人はエロいんじゃ~。個人的には対魔忍で一番エロくてお気に入りのキャラですわ。
さーて、これでもう半分堕ちたも同然。マジカルチンポってすげーや。


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