インフィニット・クロスボーン ゴースト (エガえもん)
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インフィニット・クロスボーン ゴースト
お試しで第1話投稿。
それではどうぞ!
とある紛争地域
「隊長!基地が完全に包囲されました!」
「くそっ…残っているヘビーガンを出せ!避難ブロックの民間人は地下避難口から脱出させろ!俺も出る!」
「了解!」
飛来するIS
「ISなんかに、負けるかよォ!」
逃げる人を守ろうと立ち上がるMS
でも 圧倒的な力の差の前に為す術がない―
「グァッ!」
「隊長!もう我々だけにッ…ウッ!」
「オイ!〇〇!…クソッタレ。」
その男はビームサーベルを起動、1対1の格闘戦に持ち込もうとするものの全て奴には届かず、脚を、腕を徐々に無くしてった。
「ア゙ア゙…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」
死んだ―彼はそう思った。
次の瞬間
「アァッ!」
目の前のISに1本の剣が刺さったかと思うと内部からビームが発生され目の前のISは撃破―
「ん…?」
その男の眼前に合ったのは
胸に
1機のMS?であった―。
数年後―ドイツ
「フォント!フォント・ボー様!」
「ん…ん…むにゃ…。」
「貴方の忠実なAI ハロロが、 午前7時半をお知らせしますよ!起きてくださいまし!」
「あ…おはよう…。今日も元気だね…ハロロ。無駄に…。」
「そうなるように作ったのは、貴方でしょうが!さっさと飯食って、ウンコして、学校へ行きまし!」
「ふぁ〜い…プログラムに改善点あり…っと。」
-西暦2XXX年
10年前、日本人の
インフィニット・ストラトス…通称ISが生まれた。
これの出現により世界の軍事バランスは見事なまでに崩れた。
ISは本来、人類が進出途中である宇宙での作業用に開発されたものだ。現行のパスワードスーツ?であったモビルスーツ、通称MSを超える拡張性、能力、センサー能力などからごく一部の若い科学者は嬉々とその出現を喜んだものの、頭の固い歳をとった科学者連中は自分より若い彼女がそれを発表したことを嘲笑したため、ある事件が起きた。
―白騎士事件―
10年前、世界各国の核ミサイル発射装置が同時にハッキング、ミサイルが日本に発射された。それをたった一機のISで防いだ
これだけならまだいい。さらにそのISは防衛を名目に日本にずらずらとやってきた世界各国の軍隊をそのままの勢いで全滅させた。しかも無傷で。
それまでのMSや戦車、航空機、艦隊はISに傷一つ入れられなかったのである。
この事件以降、各国の軍隊が揃ってISを軍備にいれた。そして彼女自身が望まない方向でISは有名となってしまったのである。
然し、そんな最強兵器といっても過言ではないISには大きなデメリットが2つがある。一つ目は機体数制限がある事。これはISの中核とも言えるISコアの個数に制限があるからだ。何故なら篠ノ之 束 しかISコアは作れず、また世界のあらゆるスペシャリスト達が解析を試みたが駄目だった。世界は彼女の家族を盾に彼女にコアの生産を強要、彼女は途中まで作り続けてはいたもののある日いきなり生産をやめ逃亡、以降の行方はわかっていない。そんなこともあってISに機体制限があり、新型を作る際には既存の機体を解体、初期化する必要性がある。2つ目は女性にしか扱えないという事だ。これもコアの問題なのだが、ISコアが反応する人が女性だったということである。男性は装着することも負担動かすことなど全くできないのである。
これの二つ目のデメリットは見事なまでに世界を女尊男卑の世界に作り変わる口実になった。無論、男性側はそれに反発。
ここ10年、戦争…紛争といった物をを続けて来た。
でもおれはまだ学生だったし、何より学校ではそんな事に遭遇したりしたことはなかったから何処か遠い…対岸の火事の様に感じていたんだ-
-ハイスクール-
「おはよ…ふぁぁぁ…。」
「おーっす。何時にもまして眠そうだな。」
「いやぁ…それがさ昨夜ネットサーフィンしてたらな…だいぶね…。ほら、ネットってさ、ときたま変なものが流れてくるじゃん。」
「お前の好きな変なMSとか?」
「まぁ…ISも好きなんだけどね…。それでふぉぉぉんとに妙なデータを見ちゃってさ…。そのデータの是非について熱く語ってしまったら…寝落ちした。」
「それはおつかれだったな。んで、そのほんとに妙なデータっていうのは?」
「そのデータの通りなら男性だけを殺す機械…その名も バグっていうらしいんだけど」
「ははっ、なんだそりゃ。そんなもん作ってどうするつもりなんだ?」
「そうなんだよね…。」
「今回もどーせガセだって。。」
「十中八九な…。」
「だって兵器としてなりたつのかよ。今の世の中ほとんど女性ばっかりの世の中でさ。」
「俺からはなんとも…」
「ま、その辺に軍事機密が落ちてるわけないしな…。」
「でもなんか気になるんだよな。おれがそういうの考えるならもう少しそれっぽくすると思うから」
だが、俺が違和感を感じたのは何か大事なことを忘れているような気がした。これだけじゃまだ兵器として不十分なのであってもし、これを補うための物が、おれが考えているようなものがあれば…。いや、辞めておこう。ろくなことにならない気がする。
「とりま、授業行こうぜ。次の授業ユータだろ?あいつ慌てるといつもドントウォーリーって頭殴ったりするからちゃんと受けないとな」
「あーね…。ん?」
「どうした?」
「いや、あそこ…迷子か?」
そこに居たのは高校生とは思えない小学、中学生位の女の子―
まさかあの子が、俺の運命に深く関わるとはその時の俺は思っても見なかった―
どーだったでしょうか?
原作設定を多少改変しております。MSとか出てくるので。
感想、誤字訂正あればよろしくお願いします!
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