乗り鉄探偵南 達仁 夏休み青函特急連続殺人 (新庄雄太郎)
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登場人物・登場車両

いよいよ、青函トンネルが開通してから30年になります、私は青函トンネルが開通したころの北海道へ行くとどんな旅になるのでしょうか、楽しみです

日程

2日目 札幌・富良野

3日目 小樽

4日目 函館

5日目 朝市へ、




登場人物

 

 

 

南 達仁

 

音ノ木坂学院 高校2年生

 

小学生の頃から乗り鉄で、いろんな列車に乗って旅をしている

 

最近、探偵小説にハマってる

 

 

 

高坂 穂乃果

 

音ノ木坂学院 高校2年生

 

鉄道オタクだが 撮り鉄担当

 

特に駅弁や食堂車は旅行の楽しみ

 

 

 

南 ことり

 

音ノ木坂学院 高校2年生

 

みんなと列車に乗るのは好き

 

 

 

小泉 花陽

 

音ノ木坂学院 高校1年生

 

臆病で弱虫な場面もあるが

 

鉄道は初めてである

 

十津川省三

 

警視庁捜査一課警部

 

亀井刑事

 

警視庁捜査一課刑事

 

清水刑事

 

警視庁捜査一課刑事

 

日下刑事

 

警視庁捜査一課刑事

 

西本刑事

 

警視庁捜査一課刑事

 

北条刑事

 

警視庁捜査一課刑事

 

登場車両

 

青函トンネルが開業した1988年(3月13日に、初めて東京と北海道を乗り換えなしで直行する列車として運行を開始した。定期運行当時、走行距離 1,214.7 kmはJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離であった[3]。このうちJR線 1,010.8 kmである。定期運行末期の段階では、臨時列車も含めた全旅客列車で、「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される「カシオペア」と同順位の2位であったが、「トワイライトエクスプレス」の廃止後は1位となった。

 

運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。1989年(平成元年)3月11日には3往復全てが定期列車となった。

 

1999年7月16日の「カシオペア」運行開始後は1往復が臨時列車に格下げされ、2往復の運行となった。また2008年3月15日以降は北海道新幹線建設工事に伴い、青函トンネルを含む津軽海峡線区間での夜間工事時間帯確保のため、1往復の運行となった。

 

客室設備

個室寝台主体の列車ではあるが、「カシオペア」とは異なり、乗客が利用できるコンセント設備は「ロイヤル」個室内および各車の共用洗面所(電気シェーバー用のAC100V電源)のみだった。

「ロイヤル」以外の客室にはタオルなどのアメニティ類は常備されていない。石鹸が各車の共用洗面所にあるほかは、就寝時用の浴衣のみであるため、食堂車で購入するか持参する必要があった。

なお、利用に際して、寝台料金に加え運賃・特急料金も別途必要となる。以下の利用金額は2014年4月1日以降の消費税8%を適用後のものである。

 

A寝台

 

ロイヤルで提供されるウェルカムドリンク (2004年7月18日)ロイヤル本列車の最高級室であり、3・4・9・10号車に2部屋ずつ設置された1名用個室。補助ベッドで2名用のダブルベッドとして利用することも可能であった。個室内に専用のシャワーブース(シャワーの温水は延べ20分間使用可能。アメニティセット付)、トイレ、洗面台、ドライヤー、ビデオ放送モニターなどが完備されており、ソフト面でも、乗車時のウェルカムドリンクやモーニングコーヒー、朝刊のサービスのほか、食堂車直結のインターホンでルームサービスも受けられた。1室当たりの寝台料金は17,670円(補助ベッド利用時は9,810円を加算)。ツインデラックス2・8号車に8室設置された2人用個室。上下2段式のシングルベッドとビデオ放送用モニター、小型デスクなどが設置されていた。下段ベッドを起こすとテーブル付のソファーにもなった。上記のようなロイヤル専用の付帯設備・サービスはなく、寝台料金も若干安価に設定された。1室当たり27,460円。

 

B寝台

 

個室タイプ(デュエット、ソロ)、従来の2段式開放タイプの2種類があった。いずれも1名当たりの寝台料金は同額(6,480円)。定期運行時代にはBコンパートと呼ばれる、開放式B寝台に鍵付きのガラス戸を取り付けた簡易個室も存在していた。

デュエット4・10号車に7室設置されている2人用個室。上段と下段の2タイプがあり、いずれも2つのシングルベッドが平行に配置されていた。ソロ3・9号車に12室設置(車両により13室で運行される場合あり)されている1人用個室で、シングルベッド。デュエットと同様に上段と下段の2タイプがあった。開放式B寝台1・5・11号車に設置。上下二段式のシングルベッドが2組向かい合い、4名で1ブロックとなっている。通路とそれぞれのベッドはカーテンで仕切られていた。

 

食堂車「グランシャリオ」

 

本列車は食堂車を連結していた。フランス語で"北斗七星"の意で「グランシャリオ」 (Grand Chariot) と命名された食堂車が7号車に組成され、フランス料理や和食、軽食類などが用意された。JR東日本の飲食サービス子会社である日本レストランエンタプライズが営業を担当した。

ディナータイムフランス料理コースか懐石御膳のいずれかを選択できた。事前予約制で、乗車日3日前までにみどりの窓口で食事券を購入した乗客のみが利用できた。また、A寝台の乗客は、懐石御膳に限りルームサービスが可能。定期列車末期は上り列車は2タームで営業し、下り列車は発車が19時台と遅いため、1タームのみであった(臨時化後は下り列車でも2タームで営業された)。パブタイムディナータイム終了後に軽食類を提供する営業時間帯で、ビーフシチューやハンバーグなどのアラカルト、おつまみ・デザート・アルコール類などが提供された。予約不要で、全乗客が利用可能であった。パブタイムはディナータイム終了後の案内放送から開始。ラストオーダーは22時30分、営業終了は23時00分だった。モーニングタイム6時30分より朝食メニューが用意された。和食と洋食が選べた。予約は不要で、全乗客が利用可能であった。

ロビーカー

 

6号車はロビーカーがあり、全ての乗客が利用可能であった。ソファや飲料自動販売機、共用シャワー室などが設置されていた。シャワーの温水は1名当たり延べ6分間使用可能。利用時はシャワー券(320円)を購入する必要があった。なお、共用シャワー室にタオル・石鹸・シャンプー等のアメニティ類は設置されていないので、シャワー券と一緒に購入するか、持参する必要があった。

 

なお、ロビーカーは客車が全てJR東日本所属車となった2015年3月14日のダイヤ改正で7年ぶりに復活したが、それまで4両あった全室ロビーカーのうち廃車を免れ唯一保留車(突発的に「北斗星」の運用に入ることもあったとなっていた1両を使用した。2015年3月14日のダイヤ改正以降は、自動販売機は利用できなかった

 

本州と北海道を結ぶ海底トンネル。 1954年津軽海峡連絡隧道技術調査委員会が発足,諸調査の結果,湧水や軟弱部に遭遇する困難はあるが,トンネル掘削は可能と結論。これを引継ぎ,日本鉄道建設公団青函建設局で 64年から調査坑の掘削に着手し,71年に調査を終了,本州側の青森県東津軽郡今別町浜名と北海道側の上磯郡知内町湯里間を結ぶ全長 53.85km (海底部 23.3km) の本トンネルは,71年 11月 14日 (北海道側) ,15日 (本州側) 起工式が行われ,本格的な掘削が進められた。海底部の施工は,水平ボーリングによって前方の地質状態を確認しながら,先進導坑と作業坑を先進させ,作業坑のあとを追って本坑を掘進する。海峡の水深は最も深いところで 140mあるが,トンネルはこの海底から,さらに 100mの地下を通る。 88年3月 13日開業。世界最長。

 

青函トンネルに通過する列車

 

寝台特急・北斗星

 

夜行急行・はまなす

 

寝台特急・日本海

 

  快速・海峡

 

 L特急・はつかり

 

 




まずは紹介を書きました 次からは本篇です


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第1章 上野発・16時40分

いよいよ、達仁と穂乃果達は北海道へ旅をします、そして北斗星に乗った達仁たちは北斗星に乗って北海道へ目指しました、しかし達仁達が乗った北斗星はすでに眠っていた
ところが北斗星の車内で殺人事件が起きた、そして殺害方法は?


達仁は、穂乃果とことりと一緒に北海道へ旅行すると話をしました。

 

「ねぇ、穂乃果、ことり北海道の列車旅行しようと思ってるんだけど。」

 

「へぇーっ、北海道か、私前から寝台特急「北斗星」に乗ってみたいな。」

 

「ああ、上野から札幌へ行くやつだね。」

 

「チュンチュン、私大好きなのこの列車。」

 

「そうか、ことりちゃん寝台特急が好きなんだよね。」

 

「だって、ロマンチック何だもん。」

 

穂乃果は、花陽に声をかけた。

 

「あっ、花陽ちゃん発見。」

 

「あっ、穂乃果ちゃんに達仁君。」

 

「ねぇねぇ、夏休みに俺達と北海道旅行しようと思ってるんだけど。」

 

「いいよ。」

 

「ありがとう。」

 

「ねぇねぇ、その寝台特急・北斗星ってなあに。」

 

「昭和63年のダイヤ改正で青函トンネルが開通したのに合わせて新しく登場した夜行列車なんだって。」

 

「そうなんだ。」

 

「その列車、前から乗って見たかったのよ。」

 

「そうなのか、ことり。」

 

「うん。」

 

「じゃあ、今年の夏休みに乗ろうか。」

 

「いいね。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は今年の夏休みに北斗星に乗って北海道へ行く事にしました。

 

上野駅

 

夏休みの日、達仁と穂乃果達は寝台特急・北斗星に乗るため上野駅へ向かった。

 

「上野駅に来たのね。」

 

「上野駅は北国の出発点だからさ。」

 

「そうだね、お兄ちゃんと一緒だったら上野から夜行列車で一緒だったよね。」

 

「ああ、前の旅行の時か。」

 

「うん。」

 

そして、しばらくするとアナウンスが流れた。

 

「まもなくー、13番ホームに東北本線周り寝台特急・北斗星1号札幌行が入線してきます、黄色い線の内側に下がってお待ちください、列車が到着しますご注意ください。」

 

「うわーっ、これが寝台特急・北斗星ね。」

 

「うわぁ、ワクワクしてきたよ。」

 

「私も、新しい電車に乗るとワクワクするし、楽しみだよ。」

 

「北斗星の他にもね、後は夜行急行「はまなす」と快速「海峡」とL特急「はつかり」も函館まで伸ばしたんだよ。」

 

「へぇー、凄い情報ネ。」

 

「うん、前に調べておいたのさ。」

 

「穂乃果、ことり、花陽、はやく乗るぞ。」

 

「うん。」

 

「あ、待ってよ、達仁君。」

 

プルルルルルルル。

 

「まもなく13番乗り場に寝台特急「北斗星1号」札幌行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。」

 

ピィーッ!

 

16時40分、北斗星1号は上野を発車した。

 

寝台特急・北斗星1号は上野を16時40分に発射し、大宮、宇都宮、仙台、盛岡、青森、函館、室蘭、苫小牧、千歳、終着札幌には、8時53分に着く約16時間の旅である

 

「私たちは、個室寝台のデュエットにしたんだよ。」

 

「4人用個室ね。」

 

「うん、この寝台はねあさかぜとさくらでも人気なんだって。」

 

「へぇ、このデュエット人気なんだ。」

 

「達仁君って、鉄道が好きなんだね。」

 

「うん。」

 

郡山に近づくと、夕食の時間だ、楽しい食堂のグランシャリオだ、穂乃果達は肉のフランス料理である、いろんな会話している間に、東北本線を通って行く。

 

「窓を眺めながらの食事も楽しいよね。」

 

「うん、北斗星にはねフランス料理が人気なんだって。」

 

「ねぇ、グランシャリオにはフランス料理の他にどんなメニューがあるの?。」

 

「肉のフランス料理の他にはね、後は魚のフランス料理とビーフシチューが食べれるフランス料理とか海峡御膳もあるんだ。」

 

「凄いね、達仁君って。」

 

「俺も小学生の時に父さんと一緒にね。」

 

「私、フランス料理初めてなの?。」

 

と、花陽は言った。

 

「本当。」

 

穂乃果と達仁は食事を済ませた後、ロビーカーで車窓を眺めていた。

 

「ねぇ達仁君、依然行ったときはにこちゃんと一緒に行ったんだよね、にこちゃんも行きたかったかな。」

 

「そうだね、あいつは絵里と真姫と一緒にジョイフルトレインに乗るってね。」

 

「誰と誘ったんだろう。」

 

ところが、達仁と穂乃果達が乗った北斗星に事件が起きた。

 




ご意見・ご感想をお待ちしています

次回もどうぞご期待ください



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第2章 ロイヤルAで殺人

北斗星に乗った達仁と穂乃果とことりと花陽はロイヤルAで殺人を目撃した。

犯人は拳銃で殺害された、そして犯人はどこへ消えたのか


そして、事件は起きた、男は個室A寝台ロイヤルにやって来た、男はコルト・ガバメント45口径を取り出し、

 

部屋にノックをした、列車は仙台に入った。

 

「誰なんだこんな時間に。」

 

男は、ガバメントを片手に持っていた、サングラスとトレード坊とコートと黒づくめの男だった。

 

「お、おお、お前は。」

 

バキューン、バキューン、バキューン、

 

車内に銃声が響いた、その時、1人の女性がロイヤルに入ったら、血まみれの男が倒れていた。

 

「キャーッ!。」

 

と女性が悲鳴を上げた。

 

「どうした、一体何事か。」

 

達仁と穂乃果は個室A寝台に行って見るとそれは男の人が死んでいたのだ。

 

「穂乃果、車掌を呼んで来い。」

 

「わかった。」

 

穂乃果は、早速車掌を呼びに行って来た。

 

「どうかしました。」

 

「個室寝台で人が死んでいるんです。」

 

「えっ、何だって。」

 

穂乃果は車掌を連れてロイヤルAにやって来た。

 

「どう、達仁君。」

 

「だめだ、死んでるよ。」

 

「ええっ。」

 

寝台特急・北斗星1号は仙台駅を通過した。

 

「ロイヤルの次はどこで殺しが起きるのか」

 

「犯人は、必ず現れる、どこで下車するのかな?」

 

「犯人はどうやって個室A寝台に入ったのか、どうやって入ったのか。」

 

「この個室は、カードキーで入れるはずだよな。」

 

「ねぇねぇ、何があったの達仁君。」

 

そこへ、ことりがやって来た。

 

「ことり、どこへ行ってたんだよ。」

 

「シャワーに行ってたんだよ。」

 

「あっ、今ね不審者は見なかったか。」

 

「えっ、私はシャワーしてたから見なかったよ。」

 

「そうか。」

 

「A寝台で何かあったの?。」

 

「ロイヤルで男性の死体だよ。」

 

「ええ、ロイヤルで殺人。」

 

「うん。」

 

達仁は、中で不審な物はなかったか調べて見た。

 

「薬きょうが落ちてる、恐らく45口径だ。」

 

「被害者は商会の人みたいだな、肺と心臓を狙って打ったのか。」

 

「じゃあ、犯人は一体何のためにこんな事を。」

 

「そう言えば、この前十津川警部から聞いたんたけど有楽町の宝石店で強盗があったんだ。」

 

「ええ、それ本当。」

 

「うん。」

 

「犯行時刻は午前10時15分頃、サングラスとテキサスハットをかぶった男の2人が押し入り1000万円相当の宝石を奪って逃走した、犯人の2人はシルバーのホンダ・アコードで逃走した。」

 

「じゃあ、犯人はその宝石強盗の。」

 

「いや、わからん、そこまでは。」

 

そして、穂乃果は車掌に知らせた後、警乗していた鉄道警察隊が駆けつけてきた。

 

「あなたが通報した方ですね、名前は。」

 

「僕は音ノ木坂学院に通う、南 達仁と言います。」

 

「何、南 達仁。」

 

「あの高校生探偵の。」

 

「ええ、被害者は拳銃で撃ち殺されたと考えられます。」

 

「なるほど。」

 

「じゃあ、犯人は解ったの。」

 

「恐らく、宝石強盗の仲間割れかもしれない。」

 

「確か犯人は2人組って言ってたわよね。」

 

「それがさ、2人ではなく3人の可能性のあるんだ。」

 

「えっ、3人。」

 

「実は、花陽のクラスに学校に来ていないと依頼があったんです。」

 

まもなく、寝台特急「北斗星1号」は青函トンネルに入った。

 

「ロイヤルの次はどこで殺しが起きるのか」

 

「犯人は、必ず現れる、どこで下車するのかな?」

 

花巻を通り過ぎると、いよいよ青函トンネルに入る、そして、第2の事件が起きた。

 

黒ずくめの男は、ガバメントを取り出し、そして、男はガバメントを片手に。

 

バキューン、バキューン、バキューンと3発発砲。

 

男は、窓を破り、列車に窓を破り、そのまま、竜飛海底駅で姿を消した。

 

「達仁君、犯人が姿を消えた。」

 

「何だとっ。」

 

達仁と穂乃果は、車内を捜査した、だが、男は姿をもういなかった。

 

「くそーっ、逃げられたか。」

 

「犯人は何者かな。」

 

 




ご意見・ご感想をお待ちしています

次回もお楽しみに



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第3章 吉岡海底駅

達仁は北斗星に乗った時、殺人事件に巻き込まれたのだ、ロイヤルAと青函トンネルの出口白神崎で殺人が起きた、2人目は6月頃から学校に来ていなかった花陽の同級生が死体で発見されていたのだ。


そして、吉岡海底駅に到着した「北斗星1号」は運転停車していた、既に現場検証をしていた。

 

「どうも、北海道警察の橘です。」

 

「警部、発見者はこの2人です。」

 

「そうか、確か音ノ木坂学院の。」

 

「はい、南 達仁です。」

 

「私は高坂 穂乃果です。」

 

「この2人は確か、高校生探偵の。」

 

「はい、俺達は夏休みに寝台特急・北斗星に乗って北海道へ行く事になったんです。」

 

「犬養、被害者の身元は分かったのか。」

 

「ロイヤルで殺されたのは、江川商会の村瀬健太郎さん47歳。」

 

「住所は。」

 

「東京都の有楽町です。」

 

「そうか、凶器は。」

 

「凶器は拳銃で射殺された模様、薬莢から45APC弾と判明しています。」

 

「すると、青函トンネルで銃声がして黒ずくめの男が消えたと。」

 

そこへ、一人の鉄道警察隊の刑事が橘警部に伝えた。

 

「警部、白神崎で死体発見。」

 

「よしっ、すぐ行く。」

 

白神崎で男性の死体が見つかった、なんと達仁が行方不明で捜索していた花陽の同級生だった。

 

「あっ、誠司君。」

 

「君、その子を知ってるのかね。」

 

「うん、その子花陽ちゃんの同級生なの。」

 

「誠司君どうしてこんな事に。」

 

花陽は、担架に乗せた誠司の前で泣いた。

 

「安相 誠司さんに間違いないですね。」

 

「はい、私のクラスメートです。」

 

「安相君は6月以降に音ノ木坂に来てなかったんです。」

 

「なるほど。」

 

達仁は、北斗星の事件の事を十津川警部に連絡した。

 

警視庁捜査一課

 

「うん、安相誠司、わかった、こっちも調べて見る。」

 

と、電話を切った。

 

「亀さん、日下、安相誠司の身元を調べてくれ。」

 

「わかりました。」

 

亀井と日下は、安相誠司の身元を調べて見ることにした。

 

「花陽、泣くなよ必ず俺達が犯人を見つけてやる。」

 

「ありがとう、達仁君。」

 

「さぁ、デュエットに戻ろう、明日は札幌と富良野に行くんだから。」

 

「うん。」

 

やがて、北斗星1号は北海道に入った、函館で8分停車するのだ、函館からDD51ディーゼル機関車2台を連結して

 

札幌までひっぱるのだ、また、方向が変わって函館本線に入り、室蘭本線、千歳線に経由して札幌まで向かった

 

顔を洗ってさっぱりした。

 

穂乃果は「なれないベットだから、どうもへんだわ。」

 

達仁と穂乃果はグランシャリオに先に朝食をしていた。

 

ブーンとコーヒー、ふっくらオムレツ。北斗星は今登別。北海道の朝だ。

 

「お早う達仁君、もう朝食なの。」

 

「うん、ことりと花陽はよく眠れた。」

 

「よく眠れたわ。」

 

「今日は札幌を観光して、午後からは富良野でラベンダー畑。」

 

「そう言えば、花陽ちゃん富良野に行きたいって言ってたわ。」

 

「うん、私前から行って見たかったのよ。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は、デュエットで荷物を纏めて札幌へ降りる準備をした。

 

「いよいよ札幌だね。」

 

「うん。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽が乗った北斗星1号は、午前8時53分、札幌に着いた。

 




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劇中の寝台特急「北斗星」の時刻は昭和63年の時刻を使用しています



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第4章 札幌・富良野観光

北斗星で札幌で下車して、札幌と富良野を見物します


札幌市内

 

 

 

「結構にぎやかだね札幌って。」

 

 

 

「札幌の時計台はもうすぐだよね。」

 

 

 

「おっ、やっと時計台だ。」

 

 

 

「達仁君、早く、早く。」

 

 

 

「じゃあ、撮るぞ。」

 

 

 

カシャッ。

 

 

 

時計台を見物していると、もうすぐ昼食の時間だ。

 

 

 

「札幌と言えばスープカレーだよね。」

 

 

 

「私も食べてみたいわ。」

 

 

 

「じゃあ、俺は何と言っても札幌ラーメンだ。」

 

 

 

「ふふふ、達仁君は凜ちゃんと同じだね。」

 

 

「ハハハ、一度は食べて見たかったんだ。」

 

クラーク博士の銅像も見物しました。

 

カシゃ。

 

花陽はクラーク博士の銅像で記念写真を撮った。

 

そして、札幌を見物した後午後からラベンダー畑の見に行くため富良野へ向かった。

 

「次の富良野行はこれに乗ればいいのか。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は函館本線と根室本線に乗り次いで富良野へ向かった。

 

「ラベンター見ごろかな。」

 

「花陽もラベンダー見たいよ。」

 

「うん、なんかワクワクしてきたよ。」

 

富良野

 

ファーム富田に来た香澄と穂乃果達は、花畑を回ったりしていました。

 

一方、穂乃果とことりと達仁はじゃがバターやゆでアスパラ等を食べていた。

 

達仁と花陽は、ラベンダーラムネを飲んだ、

 

「うーん、ラベンダーの香りがする。」

 

「本当だ。」

 

ことりはラベンダー畑を駆け巡っていた、キレイなラベンダーを囲まれ、いい匂いに誘われて、富良野を巡った。

 

「いい香りだね。」

 

「うん、やっぱり富良野も素敵ね。」

 

達仁は、穂乃果とことりと花陽と一緒にラベンダー畑で記念撮影した。

 

カシャッ。

 

「ありがとう、達仁君。」

 

そして、達仁達は再び札幌へ戻った、今日の夕食はジンギスカンだ。

 

「今日の夕食はジンギスカンだ。」

 

「わーいっ。」

 

「ジンギスカンと言えば、白いご飯が合いそう。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は、札幌のジンギスカンの店で夕食を食べた。

 

「うわー、よく焼けてるね。」

 

「うん、御飯が合いそうだよ。」

 

花陽は、ジンギスカンと御飯と一緒に食べた。

 

「楽しいよね、達仁君と一緒に旅行するのは。」

 

「いい夏の思い出にしようね。」

 

「うん。」

 

そして、達仁と穂乃果達は夜の札幌を巡り、ホテルへ向かった。

 

「いい街だね、札幌は。」

 

「凜ちゃんも行きたかったかな?」

 

「うん、あいつのラーメン好きには敵わないな。」

 

「そうね。」

 

「明日は、小樽だよね。」

 

「うん、実はな鉄道記念館も行って見たくない。」

 

「そう言えば、お兄ちゃんが小樽に行くときに見物して来いって言ってたわ。」

 

達仁達は、札幌市内のホテルで一泊して、明日は小樽へ向かった。

 

 




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第5章 小樽

達仁と穂乃果達は、札幌から小樽へ観光します、小樽の鉄道博でキハ80系や懐かしの客車と郵便客車も見物します、どれも懐かしいですね。


次の日、達仁達は小樽運河と鉄道記念館へ観光するので、達仁と穂乃果とことりと花陽は札幌駅で小樽行きの列車を待っていた。

 

「札幌と富良野楽しかったね。」

 

「うん、ラベンダーもきれいだったわ。」

 

「でも、達仁君も一緒で良かったよ。」

 

「次の小樽行の快速「マリンライナー」は9時30分か。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は、昨日の札幌と富良野ことを話した。

 

「昨日食べたジンギスカン、美味しかったわ。」

 

「うん。」

 

「御飯が合いそうだよ。」

 

「うん。」

 

そして、達仁と穂乃果達が乗る快速「マリンライナー」が入線してきた。

 

「うわっ、711系の快速列車だ。」

 

穂乃果はカメラで711系の写真をカメラで収めた。

 

「穂乃果ちゃん、はやく乗るよ。」

 

「穂乃果、置いてくぞ。」

 

「待ってよ。」

 

9時30分、札幌駅から小樽行の快速「マリンライナー」は発車した。

 

「札幌からは函館本線の山線を通って小樽へ行くんだぞ。」

 

「凄いね、達仁君。」

 

10時04分、快速「マリンライナー」は小樽へ到着した。

 

「ここが小樽ね。」

 

「小樽は楽しそうだよ。」

 

「小樽と言えば、鉄道記念館だよ。」

 

「鉄道記念館。」

 

「うん、小樽の観光名所何だって。」

 

小樽鉄道記念館

 

「うわーっ、いろんな列車がいっぱいだ。」

 

達仁は、カメラを持って穂乃果とことりと花陽と香澄とりみと沙綾とたえと記念撮影した、これで楽しい北海道の旅行の思い出になりました。

 

「うわー、列車がいっぱいだ。」

 

「北海道の博物館の中でも一番人気なんだって。」

 

「凄いねっ。」

 

穂乃果は、キハ80系の中を見学した。

 

「これがキハ82系ね、北海やおおとりに使われたんだね。」

 

穂乃果は、座席を坐ってみた。

 

「なんか、列車気分だ。」

 

そこへ、花陽は穂乃果に声を掛けた。

 

「穂乃果ちゃん、こっちの客車と郵便客車もすごいよ。」

 

「これは凄いよ、花陽ちゃん。」

 

「うん、なんか列車に乗って通学してるみたいだね。」

 

「音ノ木に行くときは普通電車だけど。」

 

「そうね。」

 

「ことりちゃん、達仁君、ここよ。」」

 

「おーい、穂乃果、花陽。」

 

達仁はカメラで赤い電気機関車で記念撮影した。

 

「小樽って、鉄道記念館だけじゃないよね。」

 

「うん、運河のきれいだよ。」

 

「え、本当。」

 

そして、達仁と穂乃果達は小樽運河を周ることにした。

 

小樽運河

 

「キレイね、小樽運河って。」

 

「本当ね。」

 

「鉄道記念館の他にも見れることもあるんだ。」

 

キャーッ!

 

と、2人のカップルが悲鳴を上げた。

 

「どうした。」

 

「えっ、まさか。」

 

そして、小樽でも殺人事件が起きた。

 

まもなく、小樽警察署と北海道警察捜査一課のパトカーが駆けつけてきた。

 

「又君たちか。」

 

「ええ、橘警部。」

 

「警部、運河で殺害されたのは、橋本遊馬です。」

 

「なるほど。」

 

「あっ、この人。」

 

と、花陽は驚いた。

 

「何か、知ってるのか。」

 

「ええ、その人は確か、有楽町の事件の仲間らしいの。」

 

「なんだって。」

 

「うん、多分、有楽町の事件と北斗星の事件も関係あるんじゃないのかな。」

 

「という事は、仲間割れの可能性か。」

 

「ええ、恐らく。」

 

達仁は、警視庁の十津川警部に電話してみた。

 

「うん、なるほど、わかった、ああそうだ南君、例の強盗事件のだけど意外なことが分かったよ、2人の強盗の中でも、もう1人いた、名前は安相 誠司、どうやら無免許運転で強要されたらしいんだ。」

 

「それ本当、十津川警部。」

 

「ああ、それから被害者の村瀬は元宝石店の店員だったんだ、2年前に退職に江川商会に勤務していたんだ。」

 

「そうか、どうもありがとう、十津川警部。」

 

「うん。」

 

そこへ、西本刑事と北条刑事がやって来た。

 

「警部、被害者の橋本は強盗の一味と判明しました。」

 

「そうか、犯人は橋本を殺害したのか。」

 

「ええ、恐らく仲間割れでしょう。」

 

「うん、犯人は恐らく、北海道に居るはずだ。」

 

「可能性がありますね。」

 

「今、亀さんと清水と日下が北海道へ向かっている。」

 

「そうね。」

 

一方、亀井刑事と清水刑事と日下刑事は犯人を追うため、北海道へ向かっていた。

 

 

 

 

 




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これで、犯人は解りましたか、有楽町で起きた宝石強盗事件と関係していると考えられます、謎は解けたかな。


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第6章 函館

さて、宝石強盗の犯人は解りましたか、いよいよ達仁と穂乃果達は最後の旅先、函館へやって来ました、函館山で犯人に接触、達仁と穂乃果達は事件を解決することが出来るのでしょうか。


8時9分、達仁と穂乃果達は小樽駅からキハ40系の気動車である。

 

「小樽凄かったわね。」

 

「本当ね。」

 

「ねぇ穂乃果、函館と言えばなんだと思う。」

 

「そうね、函館と言えば朝市かな。」

 

「そうだな、俺は五稜郭行って見たいな。」

 

「うん、私も行って見たいわ。」

 

と、ことりは言う。

 

11時8分、達仁と穂乃果達が乗った列車は、室蘭本線の分岐駅長万部に到着した。

 

「ここが長万部駅ね。」

 

「うん。」

 

「函館まではどうやって行くの。」

 

「次の函館本線の特急「北斗4号」は11時18分か。」

 

「これに乗れば函館へ行けるのね。」

 

11時18分、函館行特急「北斗4号」が入線してきた。

 

「やっと来たか。」

 

と、穂乃果は特急「北斗」の写真を撮った。

 

「お待たせ、達仁君。」

 

「早くしろよな。」

 

「だって、北斗に乗るのは初めてだから写真撮ってたの。」

 

達仁と穂乃果達は、自由席に座り、函館本線の車窓を眺めた。

 

プァーン!

 

「大沼公園だわ。」

 

「函館本線の車窓だからな。」

 

「うん。」

 

特急「北斗4号」は12時43分に到着した。

 

函館

 

「函館といえば、五稜郭にハリストス教会に八幡坂。」

 

「着てよかったよ、北海道へ。」

 

「後、朝市に函館港も見に行こうぜ。」

 

「わおっ。」

 

といいながら、函館市内を回った。

 

「昼食の後は、五稜郭見物だ。」

 

「うん。」

 

五稜郭

 

「結構、人気の場所なんだね。」

 

「うん、何しろ北海道の文化遺産だからな。」

 

「うん。」

 

そして、ハリストス教会を見物した。

 

「よしっ、写真撮るよ。」

 

「達仁君、キレイに撮ってよ。」

 

「わかってるぜ。」

 

カシャッ

 

と、シャッターを押した。

 

「ねぇ達仁君、私ね函館て言ってみたいところがあるの。」

 

「それは、何処なんだい。」

 

「八幡坂だよ。」

 

「そう言えば、穂乃果が行って見たいって言ってたな。」

 

「うん。」

 

達仁と穂乃果達は八幡坂にやって来た。

 

「凄い坂ね。」

 

「穂乃果、撮るよ。」

 

「うん。」

 

達仁は穂乃果が八幡坂で写真を撮った。

 

「ありがとう。」

 

「じゃあ、赤レンガ倉庫に行って見ようか。」

 

「賛成!。」

 

そして、金森赤レンガ倉庫を見物する事にした。

 

「こんなに店が沢山あるんだ。」

 

「うん、どんな店があるのかな。」

 

「たくさんあるわね。」

 

その時、ある人に声を掛けた。

 

「よぉ、南君じゃないか。」

 

「あっ、亀井刑事。」

 

「やっぱり南君の言う通りだったよ。」

 

「じゃあ、犯人は。」

 

「多分、この人ではないかと。」

 

「やっぱり。」

 

達仁は、吉岡海底駅に降りた後、木古内に逃亡したと確信した。

 

「恐らく犯人は函館山に現れます。」

 

「なるほど、早速北海道警察にも連絡しておく。」

 

「じゃあお願いね、亀井刑事。」

 

「わかった。」

 

達仁と穂乃果と花陽は函館山に行って見ることにした。

 

「イヒヒヒヒ、これだけあれば。」

 

「やっぱりお前が犯人だったのか。」

 

「だ、誰だてめぇは!。」

 

「ロイヤルAで江川さんを殺害し、吉岡海底駅で下車し、木古内に逃げた。」

 

「よくぞ見破ったな、高校生探偵。」

 

「そしてあなたは、小樽で強盗の仲間を絞殺して運河に落とした。」

 

「な、なぜわかったのだ、私の計画が。」

 

「あなたは有楽町で起きた宝石強盗の犯人だからだ。」

 

「くそーっ、てめぇらは何者だ!!。」

 

「南 達仁、探偵だ。」

 

「こんな所で捕まってたまるか。」

 

「そこまでだ、本荘 聖。」

 

そこへ、橘警部と亀井刑事と清水刑事と日下刑事がやって来た。

 

「又もお手柄でしたね、南さん。」

 

「ええ。」

 

「それにしてもお手柄だぞ。」

 

「いやー、それほどでも。」

 

宝石強盗の犯人本荘 聖は仲間の橋本と村瀬と安相殺害容疑で逮捕された。

 

函館朝市

 

「うわー、にぎやかだね。」

 

「うん、函館の朝市は北国の台所だからな。」

 

「美味しそうな、魚もあるわね。」

 

「うん。」

 

達仁と穂乃果とことりと花陽は、盛岡行L特急「はつかり14号」と「やまびこ4号」に乗り次いで帰った。




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劇中のL特急「はつかり」と新幹線「やまびこ」は平成9年のダイヤを使用しています



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