元ブラック鎮守府警備部 (レモンスカッシュ七号)
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第零章 プロローグ
きっかけは電脳ガール


本編のカゲプロに出演(で)ます!!

の設定がそのままきてます


今回の作品に出てくる『パトレイバー』は調べてからのほうが
分かりやすく読めると思います



変更点:AV-X0 零式 から AV-98 に変更


けたたましいサイレンの音が俺の部屋に響き渡った。

音の原因であるスマホをベットに放り投げる。

そのままパソコンの前に座る

 

エネ「ちょっと、もしも~し」

 

エネ「無視しないでくださいよー」

 

ケン「無視してるわけじゃない」

 

ケン「で、なんでここに居んだよ」

 

エネ「えぇーとー」

 

ケン「なるほど、シンタローが構ってくれないと」

 

エネ「そうなんですよ。 ご主人、全然構ってくれないんですよー」

 

ケン「ここに来てもあるのはプラモデルとレトロゲーくらいだぞ」

 

エネ「いいんですよ、それでも」

 

ケン「じゃあ、アジトにでも行こうか」

 

外出用のウインドブレーカー+厚手のパーカーをクローゼットから

出してスマホにイヤホンをさして右耳に着ける。

 

エネ「さぁいきますよー!」

 

イヤホンからハイテンションな声が聞こえる

 

親に出かけると伝えてアジトへ向かう。

 

 

 

 

ケン「熱い、焼ける、焦げる」

 

エネ「えぇ、まぁそりゃそうでしょうね」

 

エネ「こんの暑い日にそんなに重装備ですからね、 見てるこっちが暑くなりますよー」

 

閑話休題とまぁアジトに着いたわけなんだが、

 

ケン「なぁ、嫌な予感がするんだが」

 

エネ「奇遇ですね、実は私もです。」

 

ケン「じゃあ準備はいい?」

 

ドアノブを掴みドアを開く・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケン「……ハッ」

 

ケン「いつの間に寝てたんだ、エネ起きてるか」

 

エネ「はいはいはい!、起きてますよ~」

 

ケン「ここはどこだ俺たちアジトのドアを開けたよな」

 

周りを見渡しても六角形の部屋に壁と床全てがステンドグラスになっている

その中に長机が一つ

 

ケン「シュール過ぎね」

 

長机に近づく、

 

ケン「おぉこれは」

 

エネ「あの~一人で盛り上がってるとこ悪いんですが

   説明を読者の皆さんに」

 

あ~あメタいよ全く

 

机の上に置いてあったのは、

 

 

  AV-98式 イングラム  

 

 

だった知らないよって人はググってね

 

『パトレイバー』で出ると思うよ。

 

 

 

 

 

ケン「さて、これをどうしろと」

 

手に取ろうとすると、突然ひかりだした!

 

ケン「うおっ」

 

エネ「大丈夫ですか!?」

 

 

 

目を開くと周りを機械とモニターに囲まれた狭い空間にいた。

 

前のモニターには、素立ちのイングラムがいて、机の上に立っているようだ。

 

エネ「これ、どうなってんですかー!」

 

スピーカーから聞こえる声はずいぶんと焦っているようだ

 

なんとなく察した。

自分たちが非現実的な事の被害者になっていっていると言うことが

 

ケン「ん……これ…マニュアルかな?」

 

ケン「エネ、前に本があると思う!」

 

エネ「本!本、本んとありましたって!」

 

ケン「次はなんだよ」

 

エネ「なんで物が触れるんですか-!」

 

ケン「知らんよ!とにかくそれ読めよー!」

 

 

 

 

しばらくすると俺たちはだいぶ自分の機体を動かせるようになっていた。

 

 

エネ「あ!この機体、銃がついてますよ」

 

ケン「あぁーリボルバーカノンね。 撃たないでよ」

 

エネ「良いじゃないですかー」

 

ちなみに俺のイングラムにもある。

エネがリボルバーカノンを手に取った瞬間、

 

波の音がした

 

ケン「なぁ波の音、しないか」

 

エネ「波?ほんとですね」

 

波の音がした方を向くと

 

黒い塊が2つこっちにやってくる

 

ケン「なんだ?この感覚」

 

ケン「エネ、銃を構えろ」

 

エネ「えっいいんですか?」

 

エネ「でも変な感覚がするのは同感です」

 

ケン「あぁ良く狙え、俺が格闘でエネが射撃。 射撃は得意だろ」

 

黒い塊がはっきりと姿を現した。その瞬間、

 

低く重い音が轟いた。

 

攻撃してきた敵と判断していいだろう。

 

ケン「エネ、撃て!!」

 

俺は、黒い塊に向かって突っ込む。そのまま左腕に収納されている電磁警棒を抜き出し相手に突き刺す。

引き抜きながら、もう一体の方を確認する。黒い塊が水に沈んでいるところだった。

 

エネ「ふぅー、二発で片付いちゃいました、手応えがないですねぇ」

 

ケン「そりぁお前」

 

エネ「そんな事よりびっくりしましたよ」

 

ケン「あぁ、いきなり撃ってくるからな、びっくりした」

 

エネ「チュートリアルですね、難易度が!」

 

ケン「チュートリアルって、変なこと言わないでくれ!」

 

 

ケン「なんか。 また意識が・・・」

 

エネ「あれ。 私も意しきg・・・」

 

 

 

 

〈あなた方、二人でこの世界の人を運命から助けてください〉

 

 

意識を失う前の俺が聞いた最後の言葉だった。




今回はここまでです

えっとエネの口調ががが!?違和感です

なぜケンタローとエネなのかというと

なんとなくです!!

フウタとか他のメカクシ団メンバーは他の話で出ます。



今、企画してるのは

艦隊これくしょん   No.1キド、No.6エネ、No.8ケンタロー


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目覚めました。組み上げ

新年明けましておめでとうございます

冬休みの宿題、おわんねー




バカでかいサイレンの音が俺の耳を襲った。

 

飛び起き、音の原因を掴み

 

ケン「エネ、うるさい」

 

エネはびっくりしたようにスマホを振るわせて、どっかいった

 

ケン「・・・てか・・・・ここどこだ?」

 

気を失ってから誰かがこの医務室みたいな場所に

 

いったい、誰が?

 

 

 

 

 

しばらくして、目の前のドアがゆっくりと開いた

 

??「起きたか?」

 

ケン「あ、あれ? キド?」

 

キド「あぁ 事情はエネから聞いている」

 

ケン「ちょ、ちょっと、まってくれ」

 

ケン「まず、後ろに居る人は?」

 

キド「あぁ、こいつは」

 

??「はじめまして、 五月雨と言います。 よろしくお願いします」

 

ケン「うん、よろしく それで?」

 

五月雨「それでと言われましても」

 

ケン「いや、君じゃなくて 団長?」

 

キド「分かってる」

 

キド「えーとだな、つまり、あれだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケン「はいー!! ゲームのなかぁ~!?」

 

キド「そ、そうだ」

 

ケン「キドの?」

 

キド「そうだ」

 

エネ「始めた理由が女子の友達がほs」

 

ケン「ちょ! 俺のスマホ、潰さないでくれー!」

 

キド「うるさい!!」

 

エネ「それが最善策じゃないことを~」

 

五月雨「落ち着いてください! 司令官!」

 

キド「ふぅー」

 

ケン「エネも余計なこと言うな」

 

エネ「わかりましたよー、スマホを潰されたら大変ですからねー」

 

ケン「主に俺がな」

 

エネ「いやいや、死んじゃいますって」

 

キド「おまえら、これ、」

 

ケン「投げるなよ!」

 

キドが白い箱を二つこっちに投げてくる

 

ケン「なんだこれ」

 

箱を開けてみる

 

ケン「プラモ? でもこれ」

 

エネ「どうしたんですか?」

 

ケン「これ、余裕に500パーツぐらいある」

 

エネ「へぇー、多いんですか?」

 

ケン「うん、ガンプラのMGは300パーツぐらいかな」

 

エネ「多いですね~」

 

ケン「組み立てるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケン「はぁ~」

 

ケン「終わったー」

 

エネ「あの、3時間は長いです。」

 

??「夕立もそう思うっぽい!」

 

ケン「………ん、君は?」

 

??「夕立っぽい!」

 

ケン「……はいはい、これでもはやいぞ」

 

ケン「いつもなら3日はかかってるぞ」

 

エネ「これって、あの時乗ったやつですよね」

 

ケン「うん……AV-98 イングラムだな、1号機と2号機だ。この2号機はテストタイプになる前のヘッドか」

 

ケン「さて、キドの所に行くか」

 

突然、扉が開いた。

 

??「お邪魔するよ」

 

エネ「また、新しい人ですねー」

 

夕立「あ、時雨っぽい、なんできたっぽい?」

 

時雨「うん、夕立、提督が呼んでたよ」

 

夕立「わかったっぽい!」

 

時雨「二人のことも呼んでたよ」

 

ケン「わかった、エネ、どっち?」

 

エネ「こっちで!」

 

エネはアルフォンスを選んだ

 

ケン「行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

執務室の前についた

 

ケン「失礼します」

 

キド「やめてくれ、そういう他人行儀な感じは」

 

ケン「わかったよ、で?」

 

キド「ちょっと、五月雨と時雨、夕立と出撃してほしいんだ」

 

ケン「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

 

ケン「説明、出撃ってなんだし、それに」

 

時雨と夕立を指さして

 

ケン「この二人がいつ来たとかさ」

 

エネ「そこは、スーパープリティー電脳ガールのエネちゃんにおまかせください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケン「なるほど、俺が組み立てるの遅すぎて建造してたと」

 

ケン「了解した」

 

説明によると、日本の海がヤベー、てことらしい

 

エネ「そんな軽くないですよ」

 

ケン「わかってるよ、さぁ逝くか」

 

エネ「漢字さん自重してー」

 

 

 

 

閑話休題

 

自分の機体に手をあてて

 

ケン「できる気がしないけど出撃!!」

 

エネ「よゆーです!! 行きますよー」

 

五月雨「抜錨ですっ」

 

時雨「駆逐艦 時雨 出撃するね」

 

夕立「駆逐艦 夕立 出撃っぽい!」




キドの初期艦は五月雨でした。白露型、好きなんですよね、わかります?特に白露が

あとMGのRX-78 ガンダムは270パーツぐらいあるらしいですね。

でも500パーツのプラモ2つを3時間で作るって化け物ですね

アルフォンス はHGのガンプラ位です。15cmくらいかな。


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この世界の在り方

すみません、テストがあって封印してました

リア友によくわからないよこの話といわれたのでまずは、『艦これ』の説明を
するための道にしました


みんなで海に出ようとして機体を動かそうとしたら

 

ケン「って、あれ動けない」

 

エネ「本当にうんともすんともいいませんねー」

 

ケン「五月雨と時雨、夕立だけで悪いんだけどいってくれ」

 

夕立「わかったっぽいっ! 行ってくるっぽい!」

 

ケン「ああ、気を付けて」

 

つまり、出撃は3人だけでいってもらった。俺とエネでどうするか考えることにした。

そういえば、港から帰ってくる時に人とすれちがった。顔を隠してたけど赤いマフラーでバレバレだった

顔を隠す意味はどちらへ?

 

ケン「さて、どうするか」

 

エネ「どうしましょうね」

 

腕を組んで、考える

 

ケン「よくよく考えたらさ」

 

エネ「外側しか作ってないですもんねー」

 

夕立「なにか問題っぽい?」

 

ケン「内側のっていうか中身ができてないってあれ、帰ってきてたんだ」

 

時雨「うん、さっきね」

 

エネ「五月雨さんはどこ行ったんですかー」

 

夕立「提督さんのところっぽい!」

 

エネ「へーそうですかー、機体については、頭のなかがまだまだなんですよね」

 

時雨「なるほど、だからさっき歩けなかったんだ」

 

なんとなく、ポケットの中に手を入れる。手になにかが当たった気がして取り出してみる。

手に取ったのは紙で文字が書いてあった。

 

ケン「そういうこと、でさ時雨」

 

時雨「なんだい」

 

ケン「これとこれをキドに渡してきて」

 

エネ「ちょ、ちょっとまってください! なんで私まで」

 

ケン「はい、時雨、」

 

時雨「わかった」

 

エネ「無視しないでください~」

 

 

 

 

ケン「ふぅ」

 

夕立「なんで、エネまで行かせたっぽい?」

 

ケン「エネに会いたいって人がいるからね」

 

夕立「そうっぽい? よくわかんないっぽい」

 

ケン「ならいいんだけどね。」

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると俺のスマホを持ってキドとエネ、その後ろに2人、人がいた。

 

ケン「人を伝言板にするってどういうことですか。アヤノさん」

 

アヤノ「ごめんね、シンタローがどうしてもって言うから」

 

ケン「そうでしたか、それでなにを言いに来たんですか?」

 

キド「夕立、すこし席を外してくれ」

 

夕立「?? わかったっぽい」

 

キド「シンタロー」

 

シン「わかってる、おまえキドからここがゲームのなかだって聞いたらしいな」

 

ケン「あ、ああ」

 

シン「そうか、でもなここはゲームなんかじゃない。ここはれっきとした1つの世界だ」

 

ケン「よくわかんないけどわかった、それでこの世界ではなにが起こってる」

 

シン「すこし長くなるけど聞いてくれ」

 

アヤノ「ケンタロー、お願い最後までしっかり聞いててね」

 

シンタローとアヤノさんの真剣な表情に頭のスイッチを切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。

次回〔俺とエネの進む道〕


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俺とエネの進む道

艦これの設定って難しいですね

さて、やりますか


シン「さて、こっから話す話は気合いを入れて聞いてくれ」

 

ケン「あ、ああ、わかってる」

 

 

 

 

 

 

3年前に突如として海から現れた者達が人を襲い始めた。

それを人は『深海棲艦』と呼んだ。

 

深海棲艦には、既存の兵器は一切効果がなくシーレーンをズタズタにされてしまう。

 

しかし、そこに現れたのは深海棲艦と対等に戦うことのできる『艦娘』という

存在だった。

 

人は艦娘と手を取り合って、深海棲艦を押し返すことのできるようになり、

3年間戦い続けている。

 

 

 

 

 

シン「ということなんだけど」

 

アヤノ「ごめんね、信じられないだろうけど」

 

ケン「いや、信じるから良いけど、なんかまだ言いたりないって顔ですね」

 

アヤノ「う、うん」

 

ケン「それでさ、団長?」

 

キド「なんだ?」

 

ケン「俺はなにをすればいい?」

 

キド「うっ」

 

シン「あ、悪いキドにはなにも言ってないぞ」

 

ケン「あっそう」

 

シン「実はな、ここだけ、というか信用できるやつにしか伝えてないんだけどな」

 

シン「ブラック企業って知ってるだろ」

 

キド/ケン「「ああ」」

 

アヤノ「それのね、艦娘バージョンがあるの……」

 

ケン「……」

 

アヤノ「艦娘を集めて深海棲艦と戦ってるところを鎮守府って言うんだけどね」

 

ケン「それで、鎮守府でブラック企業ばりのブラックしてるってことね」

 

シン「ブラックしてるってなんだ」

 

シン「でも、あいつらは命をかけるからな」

 

アヤノ「鳴るべく助けてあげたいの、協力してほしいの」

 

ケン「了解した。それで俺はなにを?」

 

するとシンタローは紙を俺の前に出した。

 

シン「これに合格してもらう」

 

ケン「これは……海軍の入軍試験?」

 

アヤノ「そう、それの結果しだいで入軍と階級が決まるの」

 

ケン「へぇ、ちなみに2人の結果って?」

 

アヤノ「シンタローが少佐で私が少尉だったかな」

 

アヤノさんが言うには、下から・少尉・中尉・大尉

・少佐・中佐・大佐・少将・中将・大将・元帥

らしい

 

アヤノ「でも今はシンタロー、中将になっちゃて司令長官なんて仕事してるけど」

 

シン「不可抗力でだ、なりたくてなったんじゃない」

 

ケン「ちなみに、これ、いつ?」

 

シン「1ヶ月後」

 

ケン「1ヶ月? きびしー!!」

 

キド「まぁ、なんだ、頑張れ」

 

ケン「わかってる」

 

アヤノ「それでね、ケンタローとねエネちゃんをね大本営につれて行きたいの」

 

ケン「わかりました。従います。」

 

シン「そういや、エネのやつ妙に静かだな」

 

ガチャ  扉がゆっくり開いていく

 

夕立「お話終わったっぽい?」

 

エネ「やっと終わりましたかー!!長過ぎて皆さんと遊んで来ちゃいましたー」

 

シン「エネ、おまえはしばらく俺とアヤノと一緒だ。」

 

アヤノ「あっ、ケンタロー、つぼみのとこの娘、1人選んで一緒に来てもらってね」

 

シン「キド、いいか?」

 

キド「大丈夫だ」

 

ケン「なら、了解」

 

時雨「なんの話しだい?」

 

吹雪「私も気になりますッ!」

 

ケン「俺が大本営に行くから3人の誰かと一緒に行くってこと」

 

夕立「なら、夕立が行くっぽい!!」

 

ケン「ありがとう、2人は?」

 

五月雨「私達は司令官と一緒にいます。頑張ってくださいね!!」

 

ケン「うん、頑張るよ。疲れない程度にね」

 

シン「じゃあ、準備して門の前まで来てくれ」

 

ケン「了解しました。司令長官殿」

 

シン「やめてくれ」




少し複雑でした。
僕の子供の脳みそでは

ていうか、シンタロー、初っぱなから少佐ってこれ、よく考えたらヤバイですよね



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少尉になったけど銃の弾は当たらない

入試が終わったので投下します。
休校、みんなとの時間が、
では、どうぞよろしく


ケン「16378……16378………おっ、あった!」

 

提督試験の発表日自分の番号を発見した俺。

 

prrrr,ピッ

 

ケン「もしもし、ケンタロウです。ありました、書類貰って行きます」

 

??『書類はこっちにあるからそのまま帰ってきて』

 

ケン「執務室ですね。今行きます。アヤノさん」

 

アヤノ『はやくしてね』

 

ケン「了解」

 

ピッ

 

電話を切り、ポケットに入れて足早にその場を去った。ちなみに俺の階級は少尉だったとここに記しておく。

 

 

 

 

トントントンッ、ガチャ

 

ケン「失礼します。お待たせいたしました、司令長官補佐殿」

 

シンタローの執務室に入って、アヤノさんに声をかける。

 

アヤノ「やめてよ、もう」

 

ケン「やめます、シンタローは?」

 

ソファに座り、ソファの柔らかさを堪能してると扉を開く音を背中で受けた。

 

シンタロー「早かったな」

 

手に持った資料に目を通しながら、俺の横を通り過ぎてアヤノさんの隣の椅子に座る。シンタローの机の上には大量の書類が重なっていた。本気で30cm位ありそうだ。

 

ケン「暇か?」

 

シンタロー「見えるか」

 

ケン「楽しそう!」

 

シンタロー「楽しいわけあるか!」

 

シンタローはドカッと椅子に座り直す。いやー、ここ最近勉強ばっかで疲れたんだよね。シンタローも一緒か

 

シンタロー「合格おめでとう、と言っておく。さぁ、本当の地獄はここからだ」

 

ケン「キャラが……ま、いっか…………仕事をちょうだい、暇なのは好きじゃない」

 

暇なのが好きじゃないのは本当だ。けどシンタロー並みに働きたいかと言われれば俺は速攻でNoと答える自信がある。

 

アヤノ「はい、これが仕事だよ。」

 

席から立ち上がったアヤノさんは俺のところまで来て、資料を手渡した。

さてどれどれ、訓練指令書………?

 

ケン「訓練……」

 

アヤノ「そんなに残念そうにしないでよ」

 

ケン「いや、大丈夫。それで期間は?」

 

資料から目を上げ、シンタローの回答を待つ。て、なんか後ろ向いて……あ、前向いた。

 

シンタロー「1週間後だ………!」

 

ケン「了解!」

 

アヤノ「頑張ってね!」

 

 

回れ右して執務室を出る。

その足で工廠……武器とか整備するところへ向かう。 

 

 

 

ガラガラと音を鳴らして重たい金属の扉をゆっくり開け、1番手前の作業机に座る。

それから、右腰のケースを机の上に置いて開け、イングラムを立てる。

やっぱ、カッケーなイングラムは………

 

 

 

ピンセットでコックピットをカパッと開ける。‥‥‥‥細かっ!‥‥‥もっと大きくならないかな…………あっ大きくなったけど…80cmくらいかな。

 

まぁ、やるか。OSを作るぞ〜

 

 

とか意気込んでいた時期が私にもありました。

なんだよ⁉︎ 初期設定だけで十分だったぞ⁉︎

 

……楽だからいいけど、OS作れないけど!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

カーン!カーン!

 

イングラムのリボルバーカノンが10mくらい離れた距離にある的を撃ち抜く。

 

ケン「結構、当たるようになったな」

 

エネ「まだまだですね〜。10発中6発ではしょぼしょぼですよ」

 

ケン「そりゃあ、うん」

 

10発中10発当てられたら反論できん!

 

エネ「最初よりマシになりましたけど」

 

ケン「1発も当たらなかったもんね」

 

エネ「はい、ですが、今日で最後ですね〜」

 

ケン「頑張るよ」

 

イングラムを降りて、小さくしてケースに入れる。よし!時間だ。

シンタローのところ行こう。

 

 

 

コンコンッ

 

ケン「失礼します」

 

シン「おう、来たな。つーわけではい、頑張れ」

 

ドサッと資料を渡される。多くない?

 

ケン「さらっとしてるね。」

 

シン「忙しいんだ。それに早く終わらせろ」

 

アヤノ「ごめんね、シンタロー今、引き継ぎがあるから」

 

引き継ぎ? ま、いっか

 

ケン「行ってきまーす」

 

アヤノ「夕立ちゃん、ちゃんと連れて行ってね」

 

ケン「えぇー、大変そう…」

 

アヤノ「それでも、護衛としてね」

 

ケン「はーい」ビシッ

 

敬礼決めて回れ右して出る。

 

シン「まぁー、なんだ頑張れ」

 

バタンッ!

 

 

 

 

陸路で電車を乗り継ぎ夕立を連れ目的地へ

 

来たのは良かったんだけどなー。オバケ屋敷かっての⁉︎ 怖い怖すぎます……

 

へっ?夕立はどうしたのかだって?走ってどっか行った。迷子になってないよななるわけないか。

 

ケン「覚悟を決めて………コミュ症にはキツイ仕事だ」

 

キィィ

 

音が悪意の塊だ。ふふっ怖ぇ。

 

 




ほぼ、リハビリ感覚…………駄文ですね、はい。
感想、意見、批判お願いします。


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