比企谷八幡の妹チェンジシリーズ[ SAO編 ] (Oceans)
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[ 紺野木綿季(ユウキ)編 ] 第1話

活動報告で述べた通り、シリーズを再編しての再投稿です。このカテゴリにはSAO編のキャラのみを投稿致します。第1陣は紺野木綿季編です。

それでは今回もよろしくお願いします。


俺には可愛い可愛い1つ年下の妹がいる。

しかし、1つ問題があった。

 

それは....

 

 

「お兄ちゃん〜!おはよ〜っ!大好きっ」ダキッ

 

俺の妹が重度のブラコンであることだ。

その理由としては...俺達が小さい頃に両親を交通事故で亡くし、妹であるユウキは甘える相手がおらず、ずっと部屋で泣いていた。

俺はその姿を見て、すぐさまユウキを抱きしめて、これからは親の代わりにお兄ちゃんに思う存分甘えてもいいと言った。これがいけなかったのかもしれない。今でも、ユウキとは高校生になっても一緒に風呂に入ったり、寝たり、抱きしめ合ったりなど...とにかくスキンシップが激しくブラコン度がやばい。俺も大概シスコンだから人の事はいえないが、さすがに高校生になってもこの状況が続いているのはマズイと思う。だから、ユウキには話をしないといけないな。

俺はユウキに抱きつかれながら話をする。

 

「ユウキ、おはよう。朝飯出来てるから歯を磨いてこい。それに、後で話があるから」

 

「うん。わかった!」

 

ユウキは洗面所に向かっていった。その間、俺は朝飯をテーブルの上に並べた。

 

 

「「いただきます!」」

 

そして、ユウキが戻ってきたとこで俺達は朝食を摂り始めた。今日の朝飯はユウキの好きなオムライスだ。

 

「お兄ちゃん!頰にケチャップついてるよ」

 

「ん?どこについてる?」

 

「ボクが取ってあげるよ」ヒョイ

 

そう言って、ユウキは俺の右頬についてるケチャップを指で取り自分の口へと運んだ。なんかこの仕草が可愛く見えてきた。俺のシスコンも重度なのかもしれない。

 

「それで、お兄ちゃん。話って何?」

 

「ああ。話ってのはな...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から過度なスキンシップとか辞めにしないか?」

 

「それって...」

 

「ああ、一緒に風呂入ったりとか寝たりするのは辞めにしようってことだ」

 

「やだ!」

 

ユウキは俺の提案を即座に否定した。

 

「俺達はもう高校生なんだぞ。いくらなんでもこの歳ではマズイ」

 

俺の理性が持たない。いつか理性が壊れて暴発する前に手を打つ必要がある。

 

「ユウキ、これだけは分かってくれ」

 

「やだっ!ボクはもっとお兄ちゃんに甘えたいの!前に約束したじゃん!『親の代わりにお兄ちゃんに思う存分甘えてもいい』って」

 

「それはそうだが...」

 

「千葉の兄妹なら一緒に風呂入ったり、寝たりは普通のことだよ!」

 

「そんなことはない」

 

千葉の兄妹は仲が良くても、そこまではしない。

 

「お兄ちゃんはボクのことが嫌いになったの?」ウルウル

 

「そんなことは絶対にない」

 

「じゃあ、これからもお兄ちゃんと一緒に風呂入ってもいいよね!」

 

ああ...これは何を言ってもダメな気がする。もう諦めるしかないか...「押してダメなら諦めろ」が俺の座右の銘だしな。それより、なぜ俺と一緒に風呂に入りたがるのかが分からない。

 

「なんで、ユウキは俺と一緒に風呂に入ったがるんだ?」

 

「そんなの決まってるよ!ボクはお兄ちゃんが大好きなの!お兄ちゃんの大きな背中をいつも洗ってあげたいの!あっ!今のボク的に超ポイント高い♪」

 

「最後のが無かったらな。分かったよ、これからもユウキの好きにしろ」

 

「ありがとっ!お兄ちゃん、大好きっ!」

 

やはり俺は妹に甘いらしい。しょうがないよね!ユウキは可愛いし俺の自慢の妹だしな。

 

 

 

 

そして俺とユウキは朝食を食べ終え、学校に行く準備をする。ユウキは一足先に家を出た。俺もユウキの少し後に家を出る。

すると、すでにユウキは俺の自転車に乗ってスタンバイしていた。

 

「お兄ちゃん!早く!」

 

「ユウキ、まさか後ろに乗ってくつもりじゃないだろうな?」

 

「もちろん!お兄ちゃん、早く行こ?」

 

「へいへい」

 

俺はチャリに跨り、ユウキを後ろに乗せ俺達の通う総武高校に向かった。(※自転車の2人乗りは法律違反なので絶対に真似しないように)

 

「ユウキ、痛くないか?」

 

「うん。大丈夫だよ!...お兄ちゃんの背中温かい」ギュッ

 

俺がそう聞くと、ユウキは俺の腰に手を回しそう答える。背中に2つほどの柔らかな感触が伝わってくる。やばい。理性が...いかんいかん。ユウキは妹だ。煩悩退散、煩悩退散。

 

「あっ!そうだお兄ちゃん!」

 

「ん?なんだユウキ」

 

「今日は学校すぐ終わるよね?」

 

「ああ。始業式からまだ1日しか経ってないからな」

 

「じゃあさ、学校終わったらALOやらない?」

 

「いいぞ」

 

「やった!」

 

「ALOで何やるんだ?」

 

「もちろん、お兄ちゃんとデュエルだよ」

 

マジかよ...絶剣の剣技を受けないといけないのかよ。ボコボコ確定じゃん。でも、可愛い妹のためだ。仕方ない...

 

「分かった。時間があったらな」

 

「わーい!お兄ちゃんとデュエル♪お兄ちゃんとデュエル♪」

 

ユウキは俺とデュエルが楽しみなのか、上機嫌だった。そして、学校前まで来たところでユウキを降ろし俺も自転車を降り、歩いて学校へと向かう。

 

「あっ!ユウキちゃん。おはよー」

 

「シリカちゃんだ〜。おはよっ!」

 

「あっ!八幡先輩もおはようございます」

 

そう言って、シリカは俺に挨拶をする。

いい子だなぁ...

 

「おう」

 

「じゃあ、お兄ちゃん。ボクは先に行くね!」

 

「分かった。気をつけてな」

 

「うん!」

 

俺はユウキとシリカを見送った。さて、俺も早く自分のクラスに行きますかね...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺は妹の木綿季と別れ自分の教室、2-Fへと入り自分の席に着く。そして、しばらくして担任が来て朝のHRが始まる。

 

「え...今からクラス委員を決めるぞ。やりたい人はいるか?挙手してくれ」

 

「」シーン

 

担任の先生がクラス委員をやりたい人を聞いていたが...クラス内はシーンと静まり返っており、手を挙げる者はいない。それもそうだ。クラス委員なんて面倒くさいことを自分からする奴はまずいないだろう。

 

「誰もいないか。しょうがない...こちらで決めさせてもらう。男子は比企谷、女子は結城にクラス委員をやってもらう」

 

マジかよ。何で俺がクラス委員なんだよ...早く学校とか帰れないじゃねーか。それに働きたくないんだが...

 

「これで、朝のHRは終わりだ。1限の用意をしておけよ」

 

そう言って担任は教室を出ていった。1限は移動教室の授業なので、クラスの人達も各自移動先の教室へ向かう。俺も教材を準備して教室を出る。すると...

 

「比企谷くん!」

 

後ろから、声をかけられる。なので、俺は振り返る。

 

「結城か...どうかしたか?」

 

その主は総武高校で1、2を争う美少女で成績も優秀、男子からも絶大な人気を誇っている結城明日奈だった。俺は中学時代にSAOで初めて結城明日奈と知り合った。SAOの時は大変だったなぁ...何が大変だったのかは個人の想像にお任せするとしよう。

 

「クラス委員のことなんだけど...これからよろしくね」

 

「ああ、よろしく頼むわ」

 

律儀だな...結城のやつ。こういうところがみんなに好かれるんだろうけど...美少女だし。

もう完璧すぎだよね。でも、怒らせたり病んだりするとヤバイ。おっと...これ以上語るのはやめておこう。そんな事を考えていると...

 

「それと移動教室先まで、一緒に行かない?」

 

結城はそう俺に聞いてくる。

 

「ああ、いいぞ」

 

俺は別に断る理由がないので一緒に行くことにした。

 

「やった!」

 

そして、俺は結城と共に移動教室先に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1限の後も無事、授業は消化してお昼休みとなった。俺はいつも通りにベストプレイスで自分で作った弁当を食べる...はずだったのだが...

 

「お兄ちゃん〜!お昼、一緒に食べよ〜」

 

「ユウキちゃん。声を抑えて」

 

俺が教室から移動する前に、妹のユウキとユウキの友達のシリカがやってきた。そして、教室内がざわつく。

 

「誰あの子?可愛くない?」ヒソヒソ

 

「お兄ちゃんって誰なんだろ?」ヒソヒソ

 

「あんな可愛い妹がいるなんて羨ましい!」ヒソヒソ

 

俺はユウキ達に見つからないように、そっと教室を出ようとする。

俺は目立ちたくないからな...ここは撤退だ。ステルスヒッキーを発動する。

 

「お兄ちゃん、どこに行くのかなぁ?」

 

しかし、妹のユウキに見つかってしまった。俺のステルスヒッキーが使えない....だと!それと、いつの間に俺のところに来たんだよ...

 

「ちょっとトイレにな...」

 

「じゃあ何で、弁当持ってるの?ねぇ?何で?ちゃんと説明してよ、お兄ちゃん」ハイライトオフ

 

ちょっとユウキちゃん。顔が怖いよ。目立ちたくないから、1人でベストプレイスに行こうとしたなんてユウキに言える訳がない。言ったら、ユウキに何を言われるかたまったもんじゃない。

 

「ちょっと、アレがアレでアレでして」

 

だから俺ははぐらかすことにしたのだが...

 

「ふーん。これはお兄ちゃんにお仕置きだね。ほら、行くよ。お兄ちゃん。シリカちゃんもね」

 

完全に裏目に出てしまった。

 

「う、うん...」

 

「分かったから、引っ張らないでくれ。ユウキ」

 

俺はズルズルとユウキに引きずられる。

 

「シリカ、助けてくれ」

 

「ごめんなさい、八幡先輩。助けることはできません。今のユウキちゃんを止めれる人はいませんから...」

 

俺はシリカに助けを求めたが拒否されてしまった。

 

 

「「比企谷くん!頑張って!」」

 

「「比企谷の妹、可愛いすぎるだろ!羨ましい!!俺らと立場変われ!!」」

 

そしてクラス内では俺を応援する女子と、何かを懇願する男子達がいたとか、いなかったとか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、俺はベストプレイスでユウキにきついお仕置きを受けたのち、3人で昼飯を食べた。そして昼飯の後は午後の授業があったのだが...ユウキにこってりと絞られたため受ける気にはなれず、ずっと眠りについていた。その結果....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、何か言うことはあるかね?比企谷」

 

「いえ、全面的に俺が悪いです。はい...」

 

俺は只今、生徒指導の先生であり現文講師の平塚先生に放課後、職員室に呼び出しをくらっていた。昼の出来事さえなければこんなことにはならなかったかもしれない...悔やんでも仕方ないか。

 

 

 

 

 

「ったく...午後の授業の私の現文の時間に居眠りとは。いい度胸しているじゃないか」

 

「すんません。昼に色々ありまして...」

 

「そうか...それでも、ちゃんと授業を受けることだ。いいな?」

 

「はい。分かりました」

 

「よろしい。それで...だ、比企谷。この後は時間あるかね?」

 

「あ、はい。大丈夫だと思います」

 

「そうか。それと確認だが、比企谷は部活には入ってなかったよな?」

 

「はい。俺には親がいないんで、バイトしないといけないんですよ」

 

「そうだったな。すまない、嫌な事を思い出させてしまったな」

 

「気にしなくていいですよ。それより、先生は俺に部活に入ってほしかったんですか?」

 

「ああ、私が作った部活でな。奉仕部というボランティア部みたいな活動をするんだよ」

 

「それって、毎日行かなくても大丈夫みたいなとこっすか?」

 

「比企谷!部活に入ってくれるのか!」

 

「バイトない日ならいいですけど...後は部の雰囲気次第っすね」

 

部活に入っておけば大学受験にも有利に働くかもしれんしな。

 

「そうか。それじゃあ、ついてきたまえ。案内しよう」

 

そう言って、俺は平塚先生の後をついていった。それよりも、何か忘れているような...

 

 

ー side out ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で...ハチマンの妹、ユウキはというと一足先に家に帰っており

 

 

「お兄ちゃんが帰ってこないよ〜!学校から帰ってきたらALOを一緒にやるって約束したのに〜!」

 

そう、1人で叫んでいた。そして、お兄ちゃんを待つこと1時間...

 

「もうユウキ、怒ったもん。絶対、お兄ちゃんが帰ってきたらALOのデュエルでOSSの11連撃をたくさんお兄ちゃんにぶつけてやるんだから!」

 

ユウキはとうとう怒りが頂点に達し、そう決意するのだった...

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

ー 軽い設定 ー

 

 

 

ユウキは総武高校1年の設定。ALO内では「絶剣」と呼ばれている。病気持ちとかにはしてません。シリカ(SAO)とはクラスメイト。そして、なんといっても重度のブラコンであり、いろんな男子から告白されたりしているが一蹴。理由はもちろん、お兄ちゃんが大好きだから。

 

比企谷八幡は原作通り。ALO内では死剣と呼ばれ、恐れられている。

実力はかなりのものだが、デュエルでは絶剣こと妹のユウキには勝てていない。(妹だからという理由ではない。本気でやってもユウキには勝てない)

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

他作品の方も再編版として改めて投稿致します。

次は、明日更新です。

それでは次回もよろしくお願いします。


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第2話


前回の続きです。

それでは今回もよろしくお願いします。


「比企谷、着いたぞ」

 

「ここですか...」

 

平塚先生に連れられてきたのは特別棟にある教室だった。

 

「雪ノ下、失礼するぞ」

 

平塚先生はそう言って、教室内に入っていく。

それよりも平塚先生から雪ノ下って言葉が聞こえたが気のせいか...

 

「平塚先生、入るときはノックをお願いしたはずですが...」

 

「そんなことより、入部希望者を連れてきた。比企谷、入りたまえ」

 

「うっす」

 

「あら?誰かと思えば、比企谷くんじゃない...」

 

「2人は知り合いか?」

 

「ええ、比企谷くんとはSAOで知り合ったので...」

 

「それなら、話が早い。雪ノ下、比企谷をよろしく頼む」

 

「はい。承りました」

 

「比企谷、部の詳しい話は雪ノ下から聞いてくれ。私は職員会議だから失礼する」

 

そう言って、平塚先生は職員室に戻っていった。

 

「とりあえず...比企谷くん、座ってちょうだい」

 

「あ、ああ」

 

俺は近くにあった椅子に腰掛けた。

 

「それじゃあ...まずはこの部活の説明から。この部活は奉仕部と言って相談者の依頼や悩みを手助けする...まぁ、相談所的な部活動という認識でいいわよ」

 

「なるほどな。それで、過去に依頼とかって来たことあるのか?」

 

「まだないわ」

 

「じゃあ、依頼が来ない間は何してんだ?」

 

「読書とかかしらね。好きにしてもらっていいわ」

 

「そうか...」

 

「それより、比企谷くん」

 

「何だ?」

 

「妹さんの木綿季さんは元気にしてるかしら?」

 

「ああ。あいつは元気だぞ」

 

雪ノ下とユウキの初めての出会いはSAOである。仲は良さそうな感じだ。一番は結城みたいだけど...

 

「そう、それなら良かったわ」

 

「また、ALOとかでユウキと遊んでくれると助かる。あいつも喜ぶだろうしな」

 

「...妹思いなのね」

 

「まぁ、大事な妹だからな...」

 

「そう...じゃあ、今日にでもALOでユウキさんと会いましょうか」

 

「そうしてくれ」

 

ん?ちょっと待てよ。今日確か...ユウキとALO遊ぶ約束を...

 

「あっ!!!」

 

「きゃっ!...比企谷くん、いきなり大きな声を出さないでもらえるかしら?」

 

「すまん...雪ノ下。俺、早く帰っていいか?ユウキとALOで遊ぶ約束をしてたのをすっかり忘れてたわ」

 

ALOでボコボコにされるのは確定しそうだ。

 

「早く行ってあげなさい。ユウキさんが怒って待っているだろうから。私もALOでユウキさんにフォローしておくから」

 

「ああ...恩にきる」

 

俺は急いで部室を出て昇降口へと向かう。

 

「あっ...比企谷くん!」

 

昇降口に結城がいた。

 

「すまん、結城。急いで帰らないといけないから....」

 

結城に話しかけられるが、それどころではないのでそのまま帰ろうとすると

 

「待って!どうかしたの?」

 

結城に腕を掴まれた。どうする、結城にも事情を話すか...

 

「妹のユウキとALOで遊ぶ約束をしてたんだが、すっかり忘れててな。だから急いで帰らないといけないんだ」

 

「私に何か出来ることはない?」

 

「そうだな...結城もALOのいつもの所に来てくれないか?出来ればユウキを宥めてくれると助かる」

 

ユウキは結城に懐いているみたいだから少しは機嫌も良くなると思うしな。

 

「わかった。それじゃあ、また後でね」

 

「おう」

 

俺は結城と別れ、急いで家へと向かった。

 

「...ただいま」

 

俺はそっと、玄関のドアを開ける。

 

「遅かったね。お兄ちゃん...」

 

玄関には腕を組み、怒っている妹のユウキの姿があった。

 

「ボクの約束を忘れて何をしていたのかな?」

 

「す、すいませんでした!」

 

とりあえず俺は頭を下げて謝った。

 

「で?遅れた理由は?」

 

さすがに謝っただけでは怒りは収まっていないようだ。

 

「部活に行ってた」

 

「あのボッチなお兄ちゃんが?」

 

うわぁ...グサッってくるなぁ...

 

「ボッチはともかくとして、雪ノ下は覚えてるか?」

 

「雪乃さんでしょ?覚えるよ」

 

「雪ノ下が部長をやってる部活にお兄ちゃん、入ったんだ」

 

「なんていう部活?」

 

「奉仕部って言ってな。相談者の依頼を解決、手助けする部活だ」

 

「なるほどね...それじゃあ、仕方ないね」

 

「許してくれるか?ユウキ」

 

「うん!デュエルでボクのOSSの11連撃をたくさん受けてくれたねっ!」

 

「Oh...」

 

どうやらユウキは許してくれないようだ。これからはユウキの約束を忘れないようにしようと心に固く誓ったのだった。

 

 

「「リンクスタート」」

 

そして俺とユウキはALOの世界に入った。俺の種族はスプリガンだ。選んだ理由は黒いからだ。影っぽくて俺に合っているからな。ちなみに妹のユウキの種族はインプだ。

 

「それじゃあ、お兄ちゃん。デュエルを始めるよ!」

 

「ちょっと待て」

 

「何でよ!お兄ちゃん!」

 

「それはだな...」

 

俺がそう言うと...

 

「ユウキさん。こんにちは」

 

「ユウキちゃん!久しぶり!」

 

「ユウキ、エイト、久しぶりだな」

 

雪ノ下と結城、キリトがちょうどALOにログインしていた。ん?キリト?

 

「キリトがなぜいる?」

 

「雪乃さんに呼ばれたからさ」

 

そういえば、雪ノ下とキリトは付き合っていたんだったな。

 

「それより、雪乃さんから話聞いたぞ。災難だったな」

 

「まぁ、俺が約束を忘れてたのが悪いんだがな」

 

「それも、そうだな。でもユウキとデュエル出来るのは羨ましいな」

 

「この戦闘狂め」

 

キリトは極度の戦闘好きだ。SAOから変わらない。ユウキにデュエルを申し込んではいるものの、実現はまだ出来ていないようだ。

 

「まぁ、とにかく頑張れよ。エイト」

 

「ああ...」

 

キリトと俺が言葉を一通り交わした後、雪ノ下と結城はユウキの元へ向かっていった。

 

「あっ!雪乃さんとアスナさん!」

 

ユウキは雪ノ下と結城に飛びついた。

 

「ごめんなさいね。比企谷くんを借りてしまって」

 

「雪乃さんは悪くないよ。ボクの大事な約束を忘れたお兄ちゃんが悪いんだから」

 

「それもそうね」

 

何がフォローするだよ。ユウキの味方じゃねーか。と言っても俺が全面的に悪いから仕方ないが...

 

 

「エイトくん」

 

「なんだ?アスナ」

 

ユウキと雪ノ下が話している際、アスナは俺の方に来て話しかけてきた。

 

(*ここでは八幡と明日奈はプレイヤー名で呼び合っています。雪ノ下に対しては八幡は雪ノ下と呼んでいます。雪ノ下の要望により)

 

「ユウキちゃん、機嫌が良くなってよかったね」

 

「アスナと雪ノ下のおかげだ。でもOSSの11連撃を受けるのは確定だけどな」

 

「そうなんだ。頑張ってね、エイトくん」

 

「ボコボコにやられてくるわ」

 

そして、俺はユウキの元へと向かう。

 

「ユウキ、デュエル始めるぞ」

 

「うん!ボコボコにするから覚悟してねお兄ちゃん!」

 

そして、俺とユウキはデュエルを開始した。その際、雪ノ下とアスナ、キリトは俺とユウキのデュエルを近くで見守っているのだった。

 

 

 

...続く

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

次の投稿は桐ヶ谷直葉編を投稿します。

それでは次回もよろしくお願いします。


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第3話

大変、お待たせ致しました。

4話目です。今回はオリジナル要素、ご都合主義満載でお送り致します。



それでは今回もよろしくお願い致します。



 

 

 

 

 

カッ!

 

 

 

 

 

 

 

キィーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

ブン!

 

 

 

剣と剣が重なる音、激しくぶつかり合う音、空振る音がALO内の一角で鳴り響く。

 

 

 

 

その主はALO世界で「絶剣」と呼ばれる少女ユウキと「死剣」と呼ばれるエイトである。壮絶な戦いぶりを一目見ようと噂を聞きつけたALOのプレイヤーが多数、ユウキとエイトの戦いを見守っていた。

 

 

 

 

10分後.....

 

 

 

 

戦況は五分五分でいい戦いをしている。いつもであれば、エイトがユウキ相手に既に負けているのだが....今回は違ってエイトがかなり粘っている。

 

その姿を見ていたユキノ、キリト、アスナの3人は....

 

 

「比企谷くん、凄いわね。ユウキさんの剣戟を軽々と捌いているわね」

 

「さすが、エイトだな。俺もやりたくなってくるなぁ」

 

「エイトくん、カッコいいなぁ...」

 

比企谷八幡、ALOプレイヤー名エイトの剣さばきにユキノは感心しており、キリトは戦闘狂でもあるため戦ってみたいのかウズウズしていた。アスナはエイトの戦う姿に見惚れていた。他のALOプレイヤーもユウキとエイトの戦いの行方を見守っていた。

 

 

そして、戦っているユウキとエイトはというと...

 

 

「もう!お兄ちゃん!ボクのOSSの11連撃をおとなしく受けてよ!」

 

「今回ばかりはダメだ。お兄ちゃんは死にたくない。だからお兄ちゃんも本気だ」

 

俺は必殺技で早めの決着をつけることにした。長期戦になればなるほど不利になるからな。

 

「お兄ちゃんがその気ならボクも本気出すからね」

 

「望むところだ」

 

そして、俺は闇の必殺技...闇の解放剣(ダークネスハーツ)を繰り出す準備をする。その際、剣からは闇のオーラが放たれる。

 

「お兄ちゃん!そんな必殺技があったの!」

 

「まぁな。これで勝たせてもらう」

 

「んなっ!ボクだって「マザーズ・ロザリオ」でお兄ちゃんに勝つんだから!」

 

「.....いくよ!お兄ちゃん!」

 

「かかってこい!」

 

「はあぁぁぁ.....」

 

そして、俺とユウキは必殺技をぶつけ合う。

 

ユウキの必殺技、マザーズ・ロザリオは十字を描く10連続の突きを光の速度で放って、その連撃に加え最後に連続で与えた十字の傷の中央部分に最も強烈な11撃目の突きを与えるものだ。この剣戟に勝るプレイヤーはいない...この時までは

 

 

 

 

 

 

「ボクのOSSが無効化された!?なんで...」

 

 

 

ユウキは自分の必殺技が無効化され、驚く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それはな....殺戮の闇の消滅剣 (マーダリングシェイド)のおかげだからだ」

 

 

 

 

俺は闇の解放剣(ダークネスハーツ)の直後に殺戮の闇の消滅剣 (マーダリングシェイド)も発動させていた。これによりユウキの必殺技を消滅・無効化し、受けるダメージを増幅させ行動及び戦闘を不能にするものだ。これは隠し球の1つでもあり、多用できない代物でもある。

 

「勝負、あったな」

 

「そうね...比企谷くんの勝利ね」

 

「すごい...」

 

 

「」オオオッ!!!

 

 

キリト、ユキノ、アスナは2人の勝負にそう評して2人の戦いぶりを称え、拍手を送る。そして他のALOプレイヤーからも歓喜の声があがり2人の戦いを称えていた。

 

 

 

殺戮の闇の消滅剣 (マーダリングシェイド)か...ボクの負けだよ。お兄ちゃん」

 

 

 

 

ユウキは戦闘不能となり敗北。絶剣として初の黒星を喫することとなった。

 

 

 

「ごめんな、ユウキ。お兄ちゃん、本気出しちまって」

 

俺は動けないユウキを抱える。

 

「ううん。お兄ちゃんの本気が見れてボクは嬉しかった」

 

「そうか...ログアウトしたらお兄ちゃんにいっぱい甘えていいからな」

 

「え...いいの?」

 

「当たり前だ。約束をすっぽかしたほんの償いだ。それと明日もまたデュエルしような」

 

「ありがと、お兄ちゃん。大好き!」

 

「お兄ちゃんも大好きだぞ」ナデナデ

 

「えへへ....」

 

そしてユウキは体力などが回復するまでの間、俺の膝の上で眠り休んでいた。

 

 

「エイト、お疲れ」

 

「比企谷くん、お疲れ様」

 

「エイトくん、おつかれさま」

 

ユウキが眠った後、キリトとユキノ、アスナが俺の方にやってきた。

 

「おう」

 

「エイト、俺ともデュエルしないか?」

 

「すまんな、キリト。明日でいいか?ユウキを見てないといけないんだ。多分、回復するのに時間がかかると思うからな」

 

「分かった」

 

「比企谷くん、初勝利おめでとう。いい戦いだったわ」

 

「そうか。それと今日はありがとな。ALOに呼び出しちまって」

 

「構わないわ。今日は特に予定はなかったし」

 

「そう言ってもらえると助かる」

 

「それじゃあ、私はこれで失礼するわね」

 

「ああ」

 

「キリトくん、行きましょう」

 

「え?」

 

「この後も空いてるわよね。空いているならこの後、私とデートをしましょう」

 

「分かった。じゃあな、エイト」

 

「おう。デート頑張れよ」

 

俺はキリトとユキノを見送った。この場には俺とアスナ、眠るユウキの3人となった。

 

「ユウキちゃん、気持ち良さそうに寝てるね」

 

アスナは俺の隣に腰を下ろした。

 

「そうだな」

 

「さっきのデュエルは凄かったね」

 

「そうか?」

 

「うん。剣戟とかも凄かったし、何より2人とも楽しそうにデュエルしてた。ユウキちゃんのあんな笑顔で戦ってるのを見るのは久しぶりかもしれない。SAO以来かな」

 

「SAOの時か、懐かしいな」

 

SAO時代は確か....俺が中2でユウキが中1だった時だ。

 

 

「あんなデスゲームはゴメンだ。それに黒幕がヒースクリフ、茅場晶彦だとは思わなかったな」

 

「うん、私も団長が茅場晶彦だったなんて驚いたよ」

 

アスナはヒースクリフ、茅場晶彦率いるギルドで副団長を務めていており閃光のアスナと呼ばれていた。

 

「でもSAOを攻略できて良かったな」

 

「うん。SAO攻略には2年以上かかると言われてたけど、それを1年でクリアしちゃうんだもん。本当にエイトくんとユウキちゃんにはみんな感謝してるんだよ」

 

「あの時は意地でも現実世界に戻りたかったからな。ユウキが学校に通いたい!とかいうもんだからなぁ...それでも、1年でSAOを攻略できるとは思ってなかったわ」

 

「後ね、エイトくん」

 

「なんだ?」

 

「私がラフィンコフィンに捕らえられた時、あったじゃない?」

 

「そんな事もあったな。あの時はすまなかった」

 

ラフィンコフィンとはSAO内での殺人ギルド集団のことを指す言葉である。アスナは俺をおびき出すために人質として捕らえられていた。本当に申し訳なく思っている。

 

「ううん...別に大丈夫だよ。エイトくんだったら私を必ず助けてくれるって信じてたから。ALOで檻に閉じ込められた時も」

 

「そうか...」

 

アスナは俺の妹のユウキと仲良くしてくれていたし、色々と助けてもらっていたのもあるし、それよりアスナが死んでほしくなかったってのもあった。それにALOの時は須郷にアスナを好き勝手にされてほしくないという気持ちがあったから助けたのかもしれない。

 

「だから私を助けてくれて本当にありがとう」

 

「おう」

 

「これからもよろしくね、エイトくん」

 

「ああ、こちらこそよろしく頼む」

 

「それじゃあ、私は用事があるからログアウトするね」

 

「分かった」

 

「また明日、学校で会おうね」

 

「おう」

 

そしてアスナはログアウトしていった。

 

 

その数分後にユウキが目覚めた。

 

「ユウキ、もう大丈夫か?」

 

「うん!.....あれ?みんなは?」

 

「キリトとユキノはデートしに行った。アスナは用事があるからログアウトしたぞ」

 

「そっか」

 

「俺達もログアウトするか?今日は色々と疲れたし」

 

「そうだね。ボク達もログアウトしよう!そしたらお兄ちゃんにいっぱい甘えてもらえるし」

 

「そうだな。でも程々に頼むぞ」

 

「うん!」

 

俺とユウキもALOからログアウトした。家ではいつも通りにユウキと一緒に食事をし、一緒に風呂に入り身体を洗い合ったのち、一緒のベッドで寝た。その時に八幡が理性と闘ったのは言うまでもない。

 

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

かなりの原作改変、オリジナル要素満載でお送りしました。



少し説明をしておくとSAOは八幡とユウキ、キリト、ユキノ、アスナの活躍により1年でクリア。(ヒースクリフ、茅場晶彦も1年での攻略にびっくりしていた)ALOでのアスナの救出はリハビリ込みの3か月でクリアしている設定にしております。


次回は学校編です。

それでは、次回もよろしくお願い致します。


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[ 桐ヶ谷直葉 (リーファ)編 ] 第1話


予告通り、桐ヶ谷直葉編です。

それでは、今回もよろしくお願いします。


俺はいつも通りに朝6時に起きる。そして顔を洗うべく1階に降り洗面所に向かう際、庭で何やら音がしていた。俺は気になり庭の方に向かうと俺の1個下の妹、直葉が竹刀を振っていた。俺の妹の直葉は小さい頃から剣道をやっており実力は全国クラスだ。俺は高校入学と共に辞めた。理由としては、犬を庇い足を負傷したためである。足はほぼ完治しているが、いまだに強く足を踏み込めないため再び俺が剣道をやることはなかった。そこまで俺は剣道強くなかったし、辞めるにはちょうど良かったのかもしれない。そんな事を考えていると俺の妹である直葉が声をかけてきた。

 

「おはよう!お兄ちゃん」

 

「おう。直葉は練習か?」

 

「うん!もうすぐ、大会があるの」

 

「そうか。まぁ頑張れよ。大会の日は応援に行くから」

 

「うん!頑張るね!それと、お兄ちゃんはもう剣道はやらないの?」

 

「ああ。大して俺は強くなかったからな」

 

「そんな事ない!お兄ちゃんは強いよ!だから、また私と一緒に剣道やろうよ!」

 

「すまん、直葉。それは無理だ」

 

「な、なんで...」

 

「高1の時の事故の影響でな。足を強く踏み込む事が出来ないんだよ。それにブランクもあるしな」

 

「そ、そんな...また、お兄ちゃんと剣道やりたいのに」

 

「そんな顔すんな。直葉」

 

俺は泣きそうになっている直葉の頭を撫でて宥める。

 

「お、お兄ちゃん?」

 

「お兄ちゃんはな、直葉が剣道をやってくれるだけでいいんだよ。それだけでお兄ちゃんは嬉しいんだ。だから、俺の事は気にせずに頑張って大会で優勝してくれ」

 

「うん!絶対、優勝するから。お兄ちゃんのために私、頑張るから」

 

そう言って、直葉は涙を流しながら俺に抱きつく。俺はそんな直葉を優しく受け止め、抱き返す。直葉には悲しい思いをさせたことに俺は後悔する。

 

「落ち着いたか?直葉」

 

「うん...」

 

「それじゃあ、直葉は風呂に入ってこい。今日は学校あるしな」

 

「うん!それじゃあ、行ってくるね!」

 

そう言って、直葉は風呂へと向かっていった。

俺は二度と直葉に悲しい思いをさせまいと固く誓った。

たまには、直葉の剣道相手をしてやるかな...

 

 

そのあとは、お互い朝食を摂った。

そして学校に行く時間になったので支度をし、俺は家を出る。すると門の前で直葉が立っていた。

 

「お兄ちゃん、一緒に学校に行かない?」

 

「それじゃあ、自転車取ってくるから待ってろ」

 

「ううん。今日は歩いて行かない?」

 

「わかった」

 

そして、俺と直葉は歩いて総武高校に向かう。

 

「お兄ちゃんと一緒に学校行くのって中学以来だね」

 

「ああ、そうだな。あの時は一緒に学校に行こうって駄々こねてたなぁ。懐かしい」

 

その時は確か、直葉が中1の時だったかな...

 

「そんな昔の話しないでよ!恥ずかしいよ...お兄ちゃん」

 

直葉は昔の事を思い出したのか顔を赤くしていた。

 

「悪い、悪い。でも、また直葉と一緒の学校とはな...」

 

「お兄ちゃんは私と一緒じゃ...嫌なの?」

 

「そんなわけないだろ。俺は直葉と一緒の学校に行けて嬉しいぞ」

 

「私もお兄ちゃんと一緒の学校に行けて嬉しいよ」

 

直葉はそう言って俺の手を握る。

 

「それは良かった。それで、何で直葉は俺の手を握ってるんだ?」

 

「中学の時にお兄ちゃんとこうやって手を繋いで学校に行ってたなぁ...って思ってね」

 

「そうだったか?」

 

「うん。だから、今日もこうして手を繋いで学校に行かない?」

 

「直葉がいいならいいぞ」

 

「やった!」

 

直葉は嬉しそうにして、歩くスピードを上げた。

俺も直葉に遅れをとらないように歩くスピードを上げ学校へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、お兄ちゃん。また昼休みにね!」

 

「おう」

 

俺と直葉は学校に着いたのち別れて、自分のクラスを確認して教室に向かう。

 

「俺のクラスは2-Fか...」

 

俺のクラスは2-Fだった。とりあえず、材木座と同じクラスじゃなくて良かった。あいつに絡まれると色々と面倒くさいからな。そんな事を考えつつ、教室へに入り自分の席に着き、HRの時間までイヤホンを耳に装着し音楽を聴いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、15分後...

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら、席に着け。HRを始めるぞ」

 

担任の先生が教室に入ってきてHRを始めた。クラス委員と決めたり始業式の流れを説明をし、HRは終わる。

 

「それと最後に1枚、プリントを配るぞ」

 

担任はそう言って、1枚のプリントを配る。俺はそのプリントに目を通す。

 

「皆も知ってると思うが...今年から生徒全員、どこかの部活に所属することになった。部活に所属していない者は今週中まで行われる仮入部期間でどこに入るか決めておくように」

 

そういえば、そうだったな......面倒くせぇ...

 

「これで、HRは終わりだ。この後の授業はしっかり受けろよ」

 

そう言って、担任は出ていった。本当に部活、どうしようか...

 

 

 

 

 

時は過ぎ、昼休み。俺は妹の直葉と昼食をとっている。

 

 

「なぁ、直葉」

 

「なに?お兄ちゃん」

 

「部活のことなんだが、直葉はもちろん剣道部だよな?」

 

「うん!でも、それがどうしたの?」

 

「いや、俺も部活に所属しないといけなくなってな。どうしようか迷ってな。直葉はどう思う?」

 

「だったら、お兄ちゃんも剣道部に入ろうよ!お兄ちゃんと一緒に剣道やりたいし」

 

「朝も言ったが足がな...」

 

強く踏み込めないんじゃ足手まといにしかならない。しかも2年からの加入だから受け入れてもらえるかも分からない。

 

「部員の人に頼んで足の負担にならないようにしてもらえればいいんじゃない?」

 

「そうだな...まぁ、考えてみるわ。お兄ちゃんの相談に乗ってくれてありがとな」ナデナデ

 

「うん!」

 

そう会話しながら妹と昼休みを過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、午後の授業も消化し放課後。

 

 

「部活、どうすっかな...」

 

俺は剣道部にするか、他の部活にするか迷いながら廊下を歩いていると...

 

「おや?比企谷じゃないか」

 

「...平塚先生」

 

1年の時の担任である平塚先生に声を掛けられた。

 

「どうした?考え事か?私でよければ相談に乗るが」

 

「いいんですか?」

 

「もちろんだ。私は生徒指導担当だからな。どんな生徒の相談にも乗るさ」

 

本当に平塚先生は優しい人だ。俺が事故した時にも、真っ先にお見舞いに来てくれたしな...

 

「じゃあ、相談してもいいですか?」

 

「それじゃあ、職員室で話を聞こうか」

 

そして俺と平塚先生は職員室に入った。

 

「話を聞こうか」

 

「相談というのはですね...」

 

俺は平塚先生に今年から部活動に所属が義務付けられ、足の怪我を踏まえて部活動選択をどうしたらいいのかを話した。

 

「そうだな。運動部となると足の怪我は響くな...剣道部となると尚更か」

 

「はい。妹は俺に剣道部に入ってほしいみたいなんですけどね」

 

「そういえば、妹さんは剣道をやっていたな。それで妹さんは元気かね?」

 

「ええ。元気ですよ」

 

「そうか...それで部活についてだが、他に当てがあるんだが」

 

「それは文化部ですか?」

 

「ああ、そうだ。足に負担もかからないから比企谷にはピッタリだと思うがどうかね?」

 

「そうですね。部活の雰囲気とかを見て決めたいと思います」

 

「わかった。部室に案内しよう」

 

「はい」

 

そう言って、俺と平塚先生は職員室を出て部室へと向かった。

 

 

 

 

 

「部室はここだ」

 

「特別棟にあるんですね」

 

「まぁ、文化部にもたくさんの部活があるからな。それじゃあ、入ろうか」

 

そう言って、平塚先生は部室内へと入る。俺もその後に続く。

 

「失礼するぞ、雪ノ下」

 

ん?どっかで聞いた名だな...

 

「平塚先生、入る時はノックをお願いしたはずですが...」

 

「いや、すまん。つい」

 

「つい、ではないでしょう」

 

雪ノ下という少女はそう言って、手をこめかみに当てていた。なんか似合ってんな...そのポーズ。

 

「それより、平塚先生の後ろにいる生徒は?」

 

「そうだった。紹介する。比企谷、自己紹介を頼む」ボソッ

 

「2-Fの比企谷八幡です」

 

「比企谷、それだけかね?」

 

「他に何を喋ればいいんですか?」

 

自己紹介なんて名前を名乗るだけでいいと思うんだよね。

 

「まぁ、いい。雪ノ下、比企谷はこの部活の入部予定者だ。仲良くしてやってくれ」

 

いやいやいや、まだ入るとは言ってないんだが...

 

「そうですか。分かりました、平塚先生」

 

「それじゃあ...後は頼んだぞ、雪ノ下」バタン

 

なんか、勝手に話が進んでんだけど...それに平塚先生もどっか行っちゃうしよ。

 

「比企谷くん。ずっと立ってないで座ったら?」

 

「あ、ああ...」

 

俺は近くにあった椅子に腰かけた。

 

「それで、比企谷くんはこの部活に入部という事でいいのかしら?」

 

「それは違う。俺は部の雰囲気を見て決めようと思ってたんだが...」

 

「それを平塚先生は入部予定者と解釈したということかしら?」

 

「そうなんじゃないか?それよりこの部活は何をするんだ?」

 

「平塚先生から説明を受けなかったの?」

 

「ああ」

 

「そう...それじゃあ、私が説明するわ。ここは持たざるものに自立を促す部活。ホームレスには炊き出しを、途上国にはODAを、部活の名前は奉仕部。そして私が部長の雪ノ下雪乃よ」

 

雪ノ下からの説明から察するに、依頼の手助けをする部活みたいだな。部員は雪ノ下だけのようだ。

 

「そうか。要するに依頼があれば手助けをする部活ということでいいのか?」

 

「その解釈でいいわ。それでこの部活に入部する気にはなったかしら?」

 

「ああ。この部活なら足の負担なく出来るからな」

 

直葉には後で謝っておくか。剣道部に入らない事に。

 

「...そう。なら、ここで入部届を書いてくれないかしら?」

 

「わかった」

 

俺は入部届を鞄の中から取り出し、記入欄に書いていく。

 

「それと、比企谷くん。1ついいかしら?」

 

その際に雪ノ下から話しかけられた。

 

「何だ?」

 

「さっき比企谷くんが言っていた、足の負担なくというのはどういうことかしら?」

 

「そのことか...俺、足を怪我してるんだ」

 

「足を?」

 

「高1の入学式のことだ。その日は浮かれて1時間前に家を出てたんだが、そん時に車道に犬が飛び出してな。不運にも高級な車がそこを通りかかって、それを俺が庇ったんだ。その結果、足を怪我してな。1年経った今でも足に痛みがあるんだよ。だから、足の負担のかからない部活に入ろうと思ってな」

 

「........」

 

俺がそう雪ノ下に説明すると、雪ノ下は無言で顔を俯かせていた。

 

「雪ノ下、どうした?」

 

「ごめんなさい」

 

「何、謝ってんだ?」

 

「その事故車に私が乗っていたのよ」

 

「だから?」

 

「え?」

 

「別に雪ノ下自身が起こした事故じゃないんだから俺に謝る必要なんてないぞ。むしろ、飛び出した俺の方も悪いしな」

 

雪ノ下自身には非がないのだから俺に謝る必要なんて無いのだ。それに運転手の人にはすでに謝罪を受けてるし。

 

「優しいのね...ありがとう」

 

「......この話はこれで終わりだ。ほれ、書けたぞ入部届」

 

「ええ...確認したわ。後で平塚先生に渡してちょうだい」

 

「わかった」

 

この後は、読書をしながら依頼人が来るのを待った。

 

 

 

そして、時は過ぎて午後5時。

 

 

「依頼人も来ないようだから今日の部活はこれまでにしましょうか」

 

 

「そうだな」

 

俺は本をしまい帰る支度を始め、部室を出る。その後に雪ノ下も部室を出た。

 

「鍵は職員室に持っていくのか?」

 

「ええ」

 

「それじゃあ、俺が鍵を返しに行くわ」

 

「鍵は私が返しに行くから大丈夫よ」

 

「いや...俺は入部届を職員室にいる平塚先生に渡しに行くから、そのついでに部室の鍵を返すわ」

 

「そう...なら、よろしくね」

 

「ああ」

 

「それじゃあ、比企谷くん......」

 

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......また明日」

 

雪ノ下はそう言って、胸の辺りで小さく手を振っていた。その姿に思わず息を呑んでしまう。

 

 

 

 

「...また明日な」

 

 

「ええ...」

 

 

そう言って俺は職員室に、雪ノ下は昇降口にそれぞれ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼します。平塚先生はいますか?」

 

「私はここだ」

 

平塚先生は職員室の奥の方にいた。

 

「どうしたのかね?」

 

「いえ...入部届と部室の鍵を持ってきたんですよ」

 

そう言って俺は入部届と部室の鍵を平塚先生に渡す。

 

「そうか。それで、比企谷は奉仕部に入部か?」

 

「まぁ、そうですね」

 

「雪ノ下とは上手くやれそうかね?」

 

「どうなんでしょうね?現段階では分かりません」

 

「そうか。まぁ、これから頑張りたまえ」

 

「うす」

 

「比企谷はこの後は用事とかあるか?」

 

「いえ、ないですけど...」

 

「久しぶりにラーメンでも食べに行かないか?」

 

「それなら、妹の直葉も呼んでいいですか?」

 

「もちろんだ。それじゃあ、私の仕事が片付くのが20時ごろだから21時に比企谷の家に向かいに行くからな」

 

「分かりました。それじゃあ、失礼します」

 

そして、俺は職員室を出て昇降口に向かった。

 

 

「あ!お兄ちゃん!」

 

 

すると偶然にも昇降口で妹の直葉と会った。

 

「部活は終わったか?」

 

「うん!楽しかったよ。でも、お兄ちゃんはどの部活に行ってたの?剣道部じゃないみたいだけど...」

 

「その事なんだがな...お兄ちゃん、別の部活にしたんだ」

 

「...そうなんだね」

 

「ごめんな、直葉」

 

「謝らないでお兄ちゃん。足が痛いのに無理に誘った私が悪いの」

 

「悪いなんてことはない。直葉は一緒に剣道をやりたかっただけだろ?」

 

「うん...」

 

「まぁ、早く足を治してまた直葉と一緒に剣道をやってやるからそんな泣きそうな顔すんなよ」

 

そう言って俺はポンと手を直葉の頭に置いた。

 

「......うん」グスッ

 

なんか、気まずい空気が流れてるな。なんか話題を...

 

「あ、そうだ。直葉はこの後は予定とかあるか?」

 

「え?」

 

「平塚先生は覚えてるか?」

 

「えっと...お兄ちゃんの元担任の先生?」

 

「そうだ。久しぶりにラーメンを一緒に食べることになってな。直葉も行くか?」

 

「うん!行く!また平塚先生と会いたいから」

 

「21時に家に迎えに来るらしい」

 

「わかった!それまで、ALOで遊ばない?お兄ちゃん」

 

「それいいな。そうするか」

 

「うん!」

 

俺と直葉はそう会話しながら学校を出て、家へと向かった。

 

 

 

そして、家に着き....

 

「「リンクスタート」」

 

俺と直葉は自分の部屋からALOの世界へと入っていった。

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

- 軽い 設定 -

 

直葉は比企谷八幡の妹で高1の設定。剣道部に所属することになる。直葉はブラコンでお兄ちゃんである八幡が大好き。彼氏はいない。告白される事はあるが、断っている。理由はもちろんお兄ちゃんである八幡のことが好きだから。

 

比企谷八幡は原作通り高2で奉仕部へ加入。妹の直葉を溺愛している。

 

 





次回は結城明日奈編を投稿します。

それでは、次回もよろしくお願いします。


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第2話

お待たせいたしました。3話目です。

引き続き、活動報告でアンケートを行っておりますのでよろしくお願い致します。

安定のご都合主義です。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


俺は無事、ALO世界に入った。ちなみに俺の種族はスプリガンである。リーファ(直葉)とは違う種族設定なので合流するには多少の時間がかかる。まぁ...急ぐこともないので、ゆっくりと合流することにした。

 

ちなみにALO内にある種族の一覧は下記の通りである。

 

風妖精族 シルフ

火妖精族 サラマンダー

影妖精族 スプリガン

猫妖精族 ケットシー

水妖精族 ウンディーネ

土妖精族 ノーム

工匠妖精族 レプラコーン

闇妖精族 インプ

音楽妖精族 プーカ

光妖精族 アルフ

 

 

先程、少し述べているが俺は3番目の種族に属しており、トレジャーハントと幻惑の能力が優れており、幻影魔法も使える。ステルスヒッキーを使えばさらに効果的で、容姿的にも黒を基調としているため俺にすごく適している。

 

妹のリーファ(直葉)は1番目に紹介してある風妖精族(シルフ)に属している。名前の通り、風属性の魔法を得意とし緑がかった容姿をしている。俺の妹の容姿が良すぎるため他の男共が寄り付かないか心配になってしまう。

 

 

そんなことを考えつつ、中立域を目指して歩き続けていると

 

 

「あっ!エイト〜!」

 

後ろから可愛い声で俺を呼ぶ女のプレイヤーがやってきた。

 

「久しぶりだな、キリト」

 

そのプレイヤーは俺と同じ種族を選択している少女、キリトである。ALO内でトップの座を争うほどの美少女でもある。出会い等の話は今後ということで。

 

「今日は1人?」

 

「いや、リーファもいるぞ」

 

「今は中立域に向かってるって感じ?」

 

「そんなとこだ。キリトの方こそ、1人で来たのか?」

 

「ううん。アスナも一緒だよ、中立域にあるいつもの店で待ち合わせしてるんだ」

 

キリトはアスナと約束していたのか。本当に2人は仲がいいよな。

 

「そうか。じゃあな」

 

「ま、待って!」

 

キリトは俺の袖をギュッと摘んで引きとめる。

 

「ん?どうした?」

 

「そ、その...」

 

キリトは頰を染め、俯きながら何か言おうとしていた。その仕草がなんか可愛かった。

 

「相談事か?」

 

「ううん...その、中立域まで一緒に行かない?」

 

「俺と?」

 

「ここに私以外エイトしかいないでしょ?」

 

「それはそうだが...」

 

出来れば1人で行きたいんだが...

 

「エイトは私と一緒に行くの嫌?」

 

「うっ...」

 

キリトは上目遣いで俺に訴えかける。断れなくなるからそんな悲しそうな顔をしないでくれ。

 

「まぁ、俺でよければ別にいいけど」

 

「いいの?」

 

「キリトは俺と一緒に行きたいんだろ?」

 

「うん!やった!」

 

キリトは悲しい表情から一転して、ぴょんぴょんと嬉しそうに跳びはねていた。そんなに俺と一緒に行けるのが嬉しいのだろうか。俺としては目立つことなく行ければいいのだが....

 

「じゃあ、エイト。行こ?」

 

「そうだな」

 

俺とキリトは中立域へと向かった。案の定....向かう際、目立ってしまった。やはりキリトは美少女なだけあって注目の的だった。俺に対しては嫉妬の視線などが突き刺さる。ごめんなさいね、美少女のキリトの横に冴えないボッチがいて...

 

 

「アスナとの待ち合わせ場所はここか?」

 

「うん!ありがとね、ここまで一緒に来てくれて」

 

「別に気にすんな。それより、アスナの元に向かったらどうだ?」

 

「うん!エイトもアスナに会ってく?」

 

「いや、いい。妹のとこに早く行かないとだし」

 

「少しだけならいいんじゃない?」

 

「じゃあ、少しだけなら」

 

「じゃあ呼んでくるから待ってて」

 

「おう」

 

キリトはアスナを呼びに店の中へと入った。そして数分後、アスナを連れて店を出て俺の方へ戻ってきた。

 

「エイトくん!久しぶり!」

 

アスナは俺の前に来て、俺の手を取りにぎにぎと握ってくる。くすぐったいし恥ずかしいからやめてほしい。

 

「お、おう...今日はキリトと遊ぶのか?」

 

「うん!エイトくんは?」

 

「俺は妹と合流するとこだ」

 

「そっか。じゃあ、今度私とエイトくん、リーファちゃんとキリトちゃんで一緒にALOで遊ばない」

 

「予定が合えばな」

 

「うん!じゃあリーファちゃんにもよろしく言っておいてね」

 

「わかった」

 

そう言って、キリトとアスナは店の中へと入っていった。

 

それじゃあ、俺は妹のとこへ向かいますかね。

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん、遅かったね」

 

しばらく歩き、俺の妹、リーファと合流する。

 

 

「ちょっとキリトとアスナに会っててな。だから、少し遅れた。すまん」

 

「ううん。別に大丈夫だよ」(大丈夫って言ったけど、なんか複雑だなぁ...なんかモヤモヤする。お兄ちゃんを取られたくないって気持ちがあるからかな)

 

「それで、この後はどうする?約束21時まであんまり時間はないけど」

 

「お兄ちゃん、いろんな店を見て回ったり世界樹に行かない?」

 

「リーファがいいなら俺は別にいいぞ。リーファと一緒にいれればいいし」

 

「うん!ありがと!じゃあ、行こ?お兄ちゃん」

 

「おう」

 

俺とリーファは中立域にある店や、世界樹周辺の店などを時間を許す限り見て回った。その際、リーファはすごい笑顔だった。その笑顔を俺は忘れることはないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、夜9時。俺と直葉はALOをログアウトし平塚先生が来るのを家の前で待つ。

 

 

「やあ、比企谷。待ったかね?」

 

「いえ、そんなには」

 

「そうか。それと、君が比企谷の妹さんかね?」

 

「はい。いつも、お兄ちゃんがお世話になってます。妹の直葉です」

 

「比企谷とは違って妹さんはしっかりしてるな」

 

「ええ、自慢の妹ですから」

 

「お兄ちゃん、恥ずかしいよ」

 

「まぁ、ここで話はなんだから車に乗りたまえ」

 

「はい」

 

俺と直葉は平塚先生の運転する車の後部座席に座った。

 

「シートベルトはしっかりな」

 

平塚先生はシートベルトをするように促し、車を走らせる。

 

「直葉くんは確か、剣道部だったかな?」

 

「はい。もうじき試合があります」

 

「そうか。優勝出来るよう頑張りたまえ。私も微力ながら応援しているよ」

 

「はい。ありがとうございます」

 

この後も、平塚先生と直葉は学校についての話をしていた。俺はその会話を隣で聞いていた。本当に平塚先生は優しい先生だと思う。生徒1人1人を心配し指導しているし、上司からの押し付けられた仕事も愚痴はいいつつもちゃんとするしな。なのに何故、結婚できないのだろうか?俺がもっと早く産まれていたら多分、先生を貰っていたことだろう。それほどのいい先生である。

 

そんなことを俺が考えていると先生の行きつけのラーメン屋に着いた。

 

「着いたぞ。直葉くんはラーメンは食べれるかね?」

 

「はい!いつもお兄ちゃんと一緒に行っているので大丈夫です」

 

「本当に仲がいいな、君達は」

 

「千葉の兄妹は常に仲が良いですから」

 

「比企谷が言うと説得力があるな。それじゃあ、店内に入るか」

 

「はい。直葉も行くぞ」

 

「うん!」

 

俺と直葉は平塚先生の後にラーメン屋の店内へと一緒に入った。

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます。

キリトは女体化しております。

次回は学校編へと戻ります。

それでは、次回もよろしくお願い致します。


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[ 結城明日奈(アスナ)編 ] 第1話


予告通り、結城明日奈編です。

それでは今回もよろしくお願いします。


俺は今、総武高校に向かっている。妹の明日奈の合格発表を、確認するためだ。ちなみに俺は総武高校に通っている。

 

「ううっ...ドキドキする」

 

妹の明日奈は総武高校に合格できるかどうか不安なのか、そう呟く。

 

「明日奈なら受かるだろ。それに、もう1つ受けた東京の高校に受かってんだから気楽にいけよ」

 

「私はお兄ちゃんの通う高校に行きたいの!お母さんが決めた高校なんて行きたくない!」

 

「そうか...」

 

明日奈は母ちゃんのことかなり嫌ってるな。まぁ、教育に厳しいからな。俺も数学の点数悪すぎて超怒られた事あったわ...思い出しただけでゾッとする。

 

「じゃあ、総武に受かるといいな。俺も明日奈と一緒に総武に通いたいしな」

 

「うん!」

 

そう明日奈と会話してると、総武高校に着いた。

そして俺と明日奈は合格発表の紙が張り出される場所へと向かい、明日奈の受験番号「59」が載っているかどうか確認する。

 

45...47...50...54...58...59...61

 

明日奈の受験番号が書かれてあった...

無事、総武高校に合格できた。これで、4月から明日奈と一緒に通うことができる。俺としては嬉しい限りだ。

 

「明日奈、番号あったぞ」

 

「ど、どこ!お兄ちゃん!」

 

「上の方だ。明日奈」

 

「ほ、ほんとだ!やったよ!お兄ちゃん」ダキッ

 

「おう。本当に頑張ったな」ナデナデ

 

「うん。よかったよぉ...」

 

明日奈はよほど嬉しかったのか俺の胸に顔をうずめ、泣いてしまう。

俺は明日奈が泣き止むまで、ずっとそのままの状態でいた。

その光景を見ていた周囲の人達は俺達を暖かく見守っていた。

 

 

 

「もう大丈夫か?明日奈」

 

明日奈が落ち着いたところで俺は声をかける。

 

「うん...取り乱してごめんね。それと...ありがとね、お兄ちゃん」

 

「気にすんな。それより昼飯をどっかで食べに行くか?合格祝いも兼ねてな」

 

「うん!」

 

俺と明日奈は総武高校をあとにし、駅前に向かいサイゼで昼食を摂った。その後は、近くのイオンモールで服やアクセサリーなど明日奈の欲しいものを買った。明日奈に買ってあげた中で...1番高い買い物があった。それはというと...

 

「お兄ちゃん」

 

「なんだ?」

 

「本当にVR、貰ってもいいの?」

 

1番高い買い物というのはPSVRだ。今は重要が多く手に入れにくいのだが、俺はあらかじめ自分の分と明日奈の分を予約していたのだ。

もちろん今冬に発売される茅場晶彦監修のSAOのソフトも2本予約済みだ。

 

 

 

「大丈夫だ。それに明日奈もVR欲しかっただろ?」

 

「それはそうだけど...高かったんじゃないの?」

 

「気にするな。明日奈の合格祝いだから、これぐらい大丈夫だ。受け取ってもらえるとお兄ちゃんは嬉しい」

 

まぁ...親父に必死に頼んでおいたから、何とかなった。

 

「うん。大事にする」

 

そして俺と明日奈は夕方に家へと戻り、親に明日奈が総武高校に合格したことを伝える。その際、母ちゃんと明日奈は総武高校にするか、東京の高校にするかの話し合いをし、途中から俺も説得に入ってなんとか明日奈が総武高校に行ってもいいとの了承を得た。マジ、疲れたわ。母ちゃん説得すんの...

 

 

説得の後は夕食を家族で摂り、そして風呂に入り俺は眠りにつくために自室のベッドに入る。すると、俺のドアがノックされる。

 

「入ってもいい?」

 

ノックの主は妹の明日奈だった。

 

「おう。入っていいぞ」

 

そして、明日奈は寝巻き姿で枕を持って入ってきた。なぜ枕持参?

 

「どうしたんだ?枕なんか持ってきて」

 

「それは...その...」

 

俺がそう聞くと、明日奈はモジモジしていた。

 

「お兄ちゃんと一緒に寝てもいい?」

 

「まぁ、いいけど...」

 

俺がそう言うと、明日奈は俺のベッドの中へと入り俺の背中を抱く形となる。こうやって明日奈と寝るのは中1以来か...

 

「お兄ちゃんの背中、温かい...」

 

「そうか?」

 

「うん...すっごく温かい」

 

「それは、よかった」

 

「それと、今日はありがとね。プレゼントとかお母さんを説得してくれたりとか」

 

「まぁ、お兄ちゃんとして当然の事をしただけだ。それにしても、母ちゃんを説得するのには苦労したわ」

 

「うん。お母さんは頑固だからね」

 

「まぁ、でもこれで明日奈と一緒の高校に通えるんだよな」

 

「うん!凄く楽しみ!早く新学期にならないかなぁ...」

 

「そうだな」

 

そんな会話をしながらお互い眠りにつくのだった...

 

 

...続く

 

 

 

 

ー 軽い設定 ー

 

八幡は高2、明日奈は高1設定。

 

八幡は原作通りでシスコン。明日奈もお兄ちゃんの八幡が大好きなブラコン。お互い、総武高校に通う。

 

他の俺ガイルキャラも随時、登場させる予定。

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

次回は他作品の妹チェンジシリーズを投稿予定です。

それでは次回もよろしくお願いします。


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第2話

お待たせ致しました。SAO、明日奈編2話目です。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


月日が経ち明日奈の入学式、俺の始業式の日となった。

 

 

そして、朝のこと...

 

「ふぁぁ...」

 

俺は携帯で時間を確認し、起きる。

 

「zzz...」

 

妹の明日奈は隣で気持ちよく寝息を立てて寝ている。

 

「可愛い寝顔だな...」

 

俺は明日奈の顔にかかっている髪を耳元にかけ明日奈の可愛い寝顔(天使級)を数分間、見ていた。日頃の疲れが嘘のように吹っ飛んだ。ごちそうさまです。眼福です。

 

 

数分後、俺は明日奈を起こす。

 

「おーい、明日奈起きろ」

 

「んっ...」

 

「起きろ〜」

 

「zzz...」

 

ダメだ。明日奈のやつ、起きないぞ...

少しいたずらしてやるかな。

 

「朝だぞ。起きろ」ぷにっ

 

「おーい、明日奈」ツンツン

 

俺は明日奈の頬を優しくつまんだり指でツンツンしたりして起こす。

 

「可愛い寝顔の明日奈さん〜」

 

「んふふ...」(お兄ちゃんに可愛いって言われたぁ...すごく嬉しい...)

 

「明日奈が笑ってるよ...」

 

なんか面白い夢でも見てんのか?時間的にもマズイから早く起きてほしいんだが。最終手段を使うか...

 

「早く起きないと...お兄ちゃん、先に学校に行くぞ」

 

「それは、ダメっ!」

 

「あ、ようやく起きたか」

 

この言葉を言ったら、すぐに起きたな...

 

「お兄ちゃん!先に行かないで!」

 

「じゃあ、早く支度してこい」

 

「うん!」

 

そう言って、明日奈は俺の部屋を出て自分の部屋へと戻った。俺も明日奈が出て言った後、学校に行く準備をしてのち1階に降り洗面所で顔などを洗う。

 

 

 

そして、いつものように朝食を摂るのだが...

 

「八幡と明日奈、早くしなさい」

 

「おはよう...八幡、明日奈」

 

「おはようございます」

 

何故か、敬語になってしまった。

 

「パパ、ママ...おはよう」

 

今日は珍しく、家族4人揃っての朝食だった。

 

「「「「いただきます」」」」

 

「.........」

 

「.........」

 

「.........」

 

そして、静かに朝食を摂っていると...

 

「今日から学校ね」

 

珍しく、母ちゃんが口を開く。

 

「明日奈は今日から総武高校に通うことになるけどしっかりとやりなさい。成績も常に上位をキープしなさい」

 

「分かっています」

 

「それと、八幡」

 

「俺?」

 

「そうです。貴方も結城家の長男ですから明日奈同様、成績は上位を目指しなさい。それで、今日は課題テストがあるわよね?」

 

「あるけど...」

 

「そのテストで学年3位以内を取りなさい。特に数学は90点以上を取ること。赤点は以ての外です。私が直々に教えたのですから頑張りなさい」

 

「はい」

 

「貴方からは何かある?」

 

「そうだね。明日奈はいい学校生活を送りなさい」

 

「うん!」

 

「八幡はそうだな...気楽にテストを受けなさい。でも、赤点は取らないように頑張れよ」

 

 

「わかった」

 

母ちゃんは親父の言葉に苦い表情をしていたが、特に何かを言うことはなかった。

 

「それよりも、早く朝食を食べようか」

 

親父がそう言った後は、静かに朝食を摂った。

 

 

そして...朝食を摂り終え、親父は総合電子機器メーカー「レクト」の本社へ、母ちゃんは大学の教授をしているので大学へそれぞれ車で向かっていった。

 

「じゃあ、俺達も学校に向かうか」

 

「うん!一緒に学校に行こうね!」

 

「ああ...」

 

 

俺達も学校へ向かうべく家を出た。

 

 

 

 

総武高校に向かう道中にて...

 

 

 

「お兄ちゃんも大変だね」

 

「何のことだ?」

 

「テストの事だよ。大丈夫?数学は90点取れそうなの?」

 

「多分、大丈夫だと思う。母ちゃんに春休み中、数学の基礎は十分ってほど叩き込まれたし」

 

「そっか...」

 

「明日奈も楽しい学校生活を送れよ」

 

「大丈夫だよ!お兄ちゃんと毎日、同じ高校に通えるからそれだけでも楽しいんだから!」

 

「そうか。そう言ってもらえるとお兄ちゃんも嬉しいぞ」ナデナデ

 

「えへへ...」

 

そんな楽しい会話をしながら学校へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、お兄ちゃん!頑張ってね」

 

「おう。明日奈もな」

 

「うん!」

 

学校に着いたのち、俺と明日奈は別れた。

 

 

そして、俺は自分の教室に入り自分の席を確認して席に座る。

 

「やあ、八幡。久しぶり」

 

俺は前の席に座っていた。あるクラスメイトの男子生徒に声を掛けられる。

 

「葉山か...」

 

その主は葉山隼人。俺の親父が資金提供している雪ノ下家の会社の顧問弁護士をしている葉山家の長男だ。俺はパーティー会場などで葉山と会う機会があり、その際に話をしたりと仲はいい方である。

 

「どうした?元気ないように見えるが」

 

「課題テストの件でちょっとな...」

 

「なるほどな。課題テストで高得点を取らないといけないから、そのテンションなのか」

 

「まぁ、そんなところだ」

 

「そうか。俺も八幡に負けないように課題テストを頑張るよ」

 

「おう、頑張れ頑張れ」

 

「棒読みだな...」

 

「テスト嫌だなぁ...」

 

「そんなに嫌なのか...」

 

当たり前だ、テスト好きな奴はそうそういないだろう。

 

「ハヤ×ハチ、最高...」

 

「姫菜、ティッシュ」

 

「...優美子、ありがとう」

 

海老名さんには触れないでおこう...

三浦も大変だな...

 

俺と葉山の会話後は担任であろう平塚先生が教室に入ってきて今後の日程を話した後、始業式を行い、ついに課題テスト(国数英)が45分×3の日程で開始されたのであった。

 

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 追加設定 ー

 

 

・結城彰三

 

八幡と明日奈の父親。原作とは違い家族の時間を大切にしている。八幡を次期レクトのCEOに就任させようと考えている。

 

・結城京子

 

八幡と明日奈の母親。大学の経済学部の教授でエリート。他の教科も得意であり、八幡に苦手である理数系を教えたりしている。原作とは違い家族を大事にしている。

 

 

結城家は両親と八幡、明日奈の4人家族の設定。

 

 

・雪ノ下家

 

結城家に資金援助をしてもらって会社を経営している。

家族構成は両親と娘2人。

 

 

 

 

・葉山隼人

 

雪ノ下家の会社の顧問弁護士をしている葉山家の長男。八幡とはパーティー会場で会ったりと顔見知りであり話す機会もある。

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願いします。


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第3話

お待たせ致しました。

3話目です。

最初の部分は会話シーン等はあまりありません。
中盤から会話シーンがありますので、ご注意ください。

それでは、今回もよろしくお願いします。


俺の運命を左右する課題テストの時間がやってきた。

 

 

課題テスト、1限目。国語...

 

 

大問 1 [配点:12]

 

 

Q. 次の文章でカタカナ表記の部分を漢字に直しなさい。

 

 

1. この作品は素晴らしい出来ではあるが、前よりはオトっている。

 

 

2. 試験の問題が難しく、解く速度がオソい。

 

 

3. 今日は予定がなくヒマを持て余す。

 

 

4. とある目の腐った少年はヒねくれている。

 

 

 

 

 

 

(漢字は大丈夫だな)カキカキ

 

ってか、4番目の問題はおかしくね?4番の人物に心当たりがあるのは気のせいか?まぁ、いい。次の問題にいくか...

 

 

 

 

 

 

大問 2 [配点:44]

 

 

Q. 次の小説を読んで各設問に答えなさい。

 

 

タイトル 「こころ」 著者 「夏目漱石」

 

 

以下、省略。

 

 

大問2は俺の読んだことのある小説だったので簡単に問題を解いていく。

 

 

大問 3 [配点:12]

 

 

Q. 次の古文を読み、単語や文の意味を答えなさい。(全4問)

 

 

参照文献:伊勢物語 更級日記

 

 

以下、省略

 

 

大問 4 [配点:32]

 

 

次の漢文をよみ各設問を答えなさい。

 

 

Q. 次の各文を書き下し文に直しなさい。(全4問)

 

以下、省略

 

Q. 次の各文の下線部の意味を選択肢から選びなさい。(全4問)

 

以下、省略

 

 

 

 

 

 

大問3と4は古文と漢文の問題が出題されていた。まぁ、学年3位の実力を持ってすれば何ら問題はない。問題はここからだ。

 

 

 

 

 

課題テスト...2限目、英語。

 

大問 1 [配点:12]

 

Q. 次の①〜③の中から指定している部分の発音が異なる単語を1つ選びなさい。

 

(1)「b」 ①. climb ②. knob ③. subtle

 

(2)「gh」①. bought ②. cough ③. drought

 

(3)「h」 ①. inhabit ②. exhibit ③. honor

 

(4)「t」 ①. castle ②. listen ③. moisture

 

 

(英語はあんまり得意じゃないんだよな...②、②、①、③だな...)カキカキ

 

発音問題も解き終え、次の問題へと進める。

 

 

大問 2 [配点:20]

 

Q. 次の設問の()の中に入る単語を選択肢の中から選びなさい。

 

 

(1)I don’t approve ( )the plan.

 

「① with ② to ③ of ④ at 」

 

 

(2)Henry is putting ( )money for his trip.

 

「① behind ② over ③ aside ④ across 」

 

 

(3)I ( )to her as soon as we met.

 

「① set ② put ③ made ④ took 」

 

 

(4)His house was ( )into last night.

 

「① broken ② stolen ③ gone ④ entered 」

 

 

(5)A good idea ( )to me.

 

「① occurred ② happened ③ fell ④ dawned 」

 

 

 

(やばいぞ...だんだん難易度が上がってるな。③、③、④、①、①っと...)カキカキ

 

 

 

 

大問 3 [配点:38]

 

 

次の長文から各設問に答えなさい。

 

以下、省略。

 

 

 

大問 4 [配点:30]

 

リスニング問題 15分

 

CDを聴き、各設問に答えなさい。 全15問

 

 

 

 

(長文とリスニングは苦手だが、なんとか解答を埋めることが出来た。自信はないが...それよりも次の教科が重要だ)カキカキ

 

 

 

 

 

そして、運命の3時間目。 数学だ。

 

大問 1. 計算問題 (因数分解、二次関数、グラフや図形)

 

大問 2. 命題と証明問題

 

大問 3. 確率と順列の応用問題

 

大問 4. 整数の性質の応用問題

 

 

4つの大問があり各25点の配点が与えられている。俺は全般的に苦手なので、高得点が期待できない。しかし、母ちゃんに90点以上の点数を取れと言われているのでやるしかないのだが...

 

 

(もう数学やだ...脳が震えるし疲れる)カキカキ

 

 

 

俺は疲れた脳を酷使し数学の問題を解いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまで!解答用紙を後ろの列の人が集めて、前に持ってきてくれ」

 

 

そして、やっと課題テストが終わった。

 

「八幡、プリント」

 

「あ、ああ...」

 

俺は葉山に数学の解答用紙を渡す。

 

「ちゃんとできたか?」

 

「わからん。だが、最善は尽くしたと思う」

 

「そうか...俺は完璧だぞ」

 

「さすがはみんなの葉山隼人だ。イケメンは何でも出来るんだな。お前が羨ましいな」

 

「本当に羨ましいって思ってるのか?」

 

「想像に任せる」

 

羨ましいとはあまり思わない。みんなの期待などは背負いたくはないし。

 

「やれやれ...」

 

「葉山、早く集めて持ってこい」

 

「すみません」

 

葉山は前の人のプリントを集め先生に渡す。

 

 

そして課題テストを終え、今日(金曜)の日程は全て終了し各自下校という形となった。

 

 

「八幡、これから暇か?」

 

「暇ではあるな...」

 

「課題テストも終わったし、どこかに遊びに行かないか?優美子や戸部達も一緒に行くが」

 

「すまんが、俺は早く家に帰りたい。テストで疲れた」

 

「そうか。じゃあ、しっかり休めよ」

 

「おう」

 

「じゃあ...優美子と戸部、行こうか」

 

そう言って葉山、三浦、戸部達は教室を出ていった。

 

「テスト終わっても元気とか、どんな身体してんだよ...」

 

俺は葉山達にそう思いつつ、帰る支度をする。すると...

 

「お兄ちゃん!一緒に帰ろ!」

 

妹の明日奈が教室の扉の前で手を振っていた。

 

「ちょっと待ってろ」

 

「うん!」

 

俺は帰る支度を素早くして明日奈の元に向かう。

 

「待ったか?」

 

「そんなに待ってないよ」

 

「それじゃあ、行くか」

 

「うん!」ギュッ

 

俺と明日奈は手を繋ぎ、一緒に帰ることになった。

 

 

俺と明日奈が教室を出た後の教室内では...

 

「あの2人、本当に兄妹か?」

 

「兄妹らしいけど、手を繋いでいるあたり恋人同士に見えるよな」

 

「俺にもあんな妹欲しいよな」

 

「そうだな」

 

 

 

「結城くんって妹想いだよね?」

 

「そうだね。妹さんもあんな笑顔で一緒に帰ってるし結城くんは優しいお兄ちゃんなんだろうね」

 

「私もあんな優しいお兄ちゃん欲しいなぁ...」

 

「私は彼氏としてお付き合いしたいなぁ...」

 

「でも無理そうだよね。あの兄妹の仲を見ちゃったら」

 

「そうだね」

 

 

こんな男女の会話が2-Fの教室内に飛び交っていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん、課題テストどうだった?」

 

「国語と英語は90点以上取れてるとは思うが、数学が90点以上取れてるかわからん」

 

「そっか...お母さんにはなんて言うの?」

 

「どう言おうか、迷ってる」

 

「お母さんに何か言われたら、私がお兄ちゃんを慰めてあげるからね!」

 

「おう、そん時は頼むわ」

 

「うん!」(お兄ちゃんに何してあげようかなぁ...膝枕とかかな?それともお兄ちゃんにナデナデしてあげようかな...)

 

そんな会話をしつつ、家路につく。

 

 

 

「「ただいま」」

 

「おかえり」

 

家には珍しく親父がいた。まだ、昼過ぎだが。

 

「親父、今日は早いんだな」

 

「今日は早めに仕事を切り上げた」

 

「何で、お父さん?」

 

「八幡の課題テスト終了祝いと、1日遅いけど明日奈の入学祝いも兼ねて外食に行こうかと思ってね」

 

「なるほど...」

 

「ありがと、お父さん」

 

「お礼なんていいよ。祝うのは当たり前だからな。それじゃあ、支度してきてくれ。その間に車を用意するから」

 

「わかった」

 

「うん」

 

俺と明日奈は荷物を自室に起き、親父の待つ車に乗り込んだ。

 

そして、俺の課題テスト終了祝いと、1日遅い明日奈の入学祝いも兼ねての外食を高級そうな店で取り、その後はショッピングなどを楽しみ夜には母ちゃんと合流し、夕食も外食で済ませ夜はいつも泊まる結城家御用達の高級旅館で一泊を過ごすこととなった。

 

 

 

 

...続く

 

 

そして...八幡と明日奈がSAO世界に囚われる時まで後、251日。

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

次回は温泉回と課題テストの返却回となります。

温泉に入るシーンも執筆する予定です。

それでは、次回もよろしくお願い致します。


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第4話

今回の温泉シーンは各年代の人が読めるようにR15に留めようと思います。といってもR18スレスレだと思われます。

ネタバレを少し、明日奈が暴走します。果たして理性の化物の八幡は耐えられるのか....

休日編は2話構成でいきたいと思います。

それでは4話目です。

今回もよろしくお願い致します。



 

 

 

 

 

夜はいつも泊まる箱根の旅館に泊まることになった。そして明日と明後日は鎌倉や横浜に観光することに急ではあるが決まった。

 

今は旅館内にいる。泊まる部屋は2つあり1つは親父と母ちゃんの部屋、もう1つは俺と明日奈の部屋だった。親父と母ちゃんが一緒なのは分かるが何故、俺は明日奈と泊まるのか分からなかった。年頃の2人なので別々の部屋にした方がいいと思うんだが...

 

「なぁ、親父」

 

「なんだ、八幡」

 

「なんで明日奈と同じ部屋なんだ?」

 

「明日奈からの強いお願いでね。断れなかったんだ」

 

親父の威厳はどうしたんだ。妹に甘すぎじゃないですかね。まぁ、明日奈があざとくお願いしたのだろう。

 

「それはそうと、あまり夜更かしはするなよ」

 

「分かってるよ」

 

「それと...」

 

「ん?」

 

「仲がいいのは良いことだが一線とかは超えないようにな」

 

「親父はどんな心配してんだよ」

 

「念のためさ」(明日奈は八幡にベッタリだから何かあるんじゃないかと心配なのさ)

 

「そんなことにはならんと思うから大丈夫だ」

 

「そうか」

 

そう言って俺は親父と別れて自分の部屋である1122号室に向かった。

親父の心配が現実のものとなるのを八幡は後で体験するのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん、遅かったね。どうかしたの?」

 

「いや、親父と話をしてただけだ」

 

「どんなこと?」

 

「大したことないから気にすんな」

 

「そう...」(なんかお兄ちゃん、怪しい...)

 

「それより明日奈はこの後、どうすんだ?」

 

「友達とLI○Eでお話してから温泉に入ろうかなぁって思ってるよ。お兄ちゃんは?」

 

「俺は今から入ろうと思う。明日奈も遅くならない内に入っとけよ」

 

「うん!」

 

俺は明日奈を部屋に残して露天風呂のある大浴場へと向かった。

 

 

 

ここの大浴場は男湯と女湯、さらに混浴の三種類がある。

 

男湯は何故か人が多かった。一方で混浴は誰1人とも入っていないようだ。声とかがしないし。まぁ、この時代セクハラとか色々面倒事になるだろうから入る人はいないのかもしれない。と思ったら清掃中の札がかかっていた。どおりで声がしないわけだ。

 

「おや、混浴に入りたいのかい?」

 

俺は女性の清掃の人に声を掛けられた。

 

「いや、そういうわけでは...」

 

「じゃあ、何で男湯に入らないんだい?」

 

「思ったより人が多かったので、部屋の風呂を使おうかと...」

 

「それじゃあ、清掃中の札を掛けておくから1人で混浴風呂に入るかい?」

 

「いいんすか?」

 

「他のお客さんは入りたがらないから大丈夫だよ」

 

「お言葉に甘えます」

 

清掃の人の計らいで1時間だけ混浴風呂を1人で使わせてもらうことが出来た。感謝しないとな...

 

そして俺は身体を洗った後、大浴場の風呂に浸かる。

 

「超気持ちぃ〜!」

 

大きい風呂に1人で入るのは何か不思議な感じはあるがこれはこれでいいものだ。マジ超気持ちぃい〜もう何も言えねぇ...

 

「露天風呂にも入ってみるかな」

 

「」ガラッ

 

「ん?」

 

誰か混浴風呂に入ってきた。清掃中の札が掛けられてたはすだが...

 

 

「すっごい、広い〜!」

 

「マジかよ」

 

しかも入ってきたのは俺の妹である明日奈だった。

ふと、さっきの親父との会話を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【仲がいいのは良いことだが、一線とかは超えないようにな】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マズイな...」

 

このままだと、親父の心配した通りになってしまう。

 

 

「お兄ちゃん、どこかなぁ...」(清掃の人の話だともう風呂に入ってるって言ってたけど...)

 

明日奈が俺を探し始めている。どうにかしてこの危機を乗り越えなくてはならない。俺は明日奈に見つからないように隠れる。そして、機会をみて脱衣所へ避難しようと決めた。

 

 

「ここにはいないから、露天風呂とかにいるのかな...」

 

よし、明日奈が露天風呂に向かった。ここで脱衣所に逃げるのがベストだろう...俺は脱衣所に向かってダッシュした。

 

 

 

 

 

しかし...

 

 

 

 

 

 

 

「」ガコッ

 

脱衣所に向かう際、桶らしきものにぶつかってしまった。

 

「あっ!お兄ちゃん、いたー!!」

 

「げっ!」

 

明日奈に見つかってしまった。すぐに逃げなければ...

 

「逃がさないよ、お兄ちゃん♪」ガシッ

 

と思ったのだが、明日奈に俺は捕ってしまった。なんて速さなんだ。俺と明日奈、結構な距離があったはずだが...

 

「離してくれ、俺はもう出るんだ」

 

「ダメっ!お兄ちゃんはこれから私と一緒に入るんだから」

 

「勘弁してください...」

 

俺の理性が持つのも時間の問題である。ならば早く退散した方がいい。

 

「お兄ちゃんは私と一緒に入るのは嫌?」

 

明日奈は目に涙を浮かべ、上目遣いで俺に聞いてきた。

 

「ぐっ...」

 

その表情はダメだろ。お兄ちゃんとして断れなくなってしまう。だが、この状況はマズイ。ここで許してしまうと取り返しのつかないことになる...

 

「可愛い妹のお願いであっても、こればっかりはダメだ」

 

「な、なんで...昔は一緒に入ってたのに」

 

「昔は昔、今は今だ。状況が違う。今の俺と明日奈は高校生であり兄妹だ。こういうことをしてはいけないってことぐらいはわかるだろ?」

 

「わかんない...」

 

おいおい...分かってくれよ。お兄ちゃん、困っちゃうんだけど...

 

「今も昔も関係ないよ!私はお兄ちゃんと一緒に入りたいの!」

 

この後も明日奈はお兄ちゃんと一緒に入りたいと駄々をこねていた。このままだと、収拾がつかなくなるな...しょうがないか。

 

「これっきりだぞ」

 

「えっ...いいの?本当に私と一緒に入ってくれるの?」

 

「嫌なら別にいいぞ」

 

「ううん...お兄ちゃんと一緒に入る!それじゃあ、行こ?お兄ちゃん」

 

「はいはい...」

 

俺はしょうがなく明日奈に付き合うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん、優しくね」

 

 

「ああ...」

 

 

 

 

はじめに、俺は明日奈の背中を洗うことになった。何故かって?そりゃあ、明日奈に上目遣いで頼まれたからだ。あんな表情されたら断れないよね...

 

 

「じゃあ、洗うぞ」

 

「うん.....」

 

俺は泡立てたボディーソープを明日奈の背中に乗せ、手を使って洗っていく。

 

「んっ.......あっ..........」

 

「............」(煩悩退散...何も考えるな。無心だ)

 

「そこ.....気持ちいい......あっ.......んっ.....」

 

「明日奈、変な声出すなよ」

 

「しょうがないの!お兄ちゃん、我慢して!」

 

我慢してって言われてもなぁ...俺の理性がいつまで持つのか心配なんだよな。この後も、明日奈のエロい声に耐えながら背中を洗っていく。

 

「終わったぞ」

 

「お兄ちゃん、次は前も洗って」

 

「それは自分でやってくれ」

 

さすがに前を洗うわけにはいかない。

 

「しょうがないなぁ...」

 

明日奈は自分で前の方を洗っていく。

 

 

「次は私がお兄ちゃんの背中を洗ってあげるね」

 

「いいよ、俺はさっき自分で洗ったから」

 

「遠慮しなくていいから、ほらいくよ」

 

「ちょっ...」

 

明日奈は俺の言うことを聞かず、俺の背中を洗っていく。

 

「...........」

 

俺は変な声を出さないようにひたすら、くすぐったさを堪えていた。それにしても...

 

「...........」スリスリ

 

「............」ピトッ

 

明日奈の洗い方がエロい。出来ればやめてほしい。俺の息子がヤバいことになるから。

 

「最後の仕上げに入るね、お兄ちゃん」

 

「ん?お、おう...」

 

「........」ムニュッ

 

「ヒッ!」

 

「お兄ちゃん、どう?柔らかい?気持ちいい?」

 

最後の仕上げと言って明日奈は自分の胸を使って俺の背中を洗い始めた。俺の何かが弾けそうなぐらいヤバい感触が伝わってくる。

それと○○が俺の背中に変な風にあたり、変な感覚が身体全体を襲う。おかしくなりそうだ...

 

「おい、いくらなんでもやりすぎだぞ」

 

「でも、お兄ちゃん。嫌がってないよね?そんなに気持ちいいんだ?」(お兄ちゃんの心臓の鼓動が背中越しから伝わってくる。ドキドキしてくれてるのかな?そうだと嬉しいな)

 

「くっ.....」(やりたい放題やってくれるな...明日奈のやつ。大丈夫かな...俺の理性。なんとか保ってこの場を耐えてくれ)

 

この後も八幡は明日奈の暴走に耐え...なんとか自分の理性を保ち、親父の心配していた一線を越えることなく背中流しTimeは終わった。

 

「お兄ちゃん、風呂の中に入ろっか」

 

「おう...」

 

ふぅ...なんとかなった。これで親父との約束は守れそうだ。

 

「気持ちいいね、お兄ちゃん」

 

「そうだな」

 

この後は、何事もなく。明日奈とのちょっとエッチなお風呂Timeは終わりを告げたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、部屋にて

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん。明日は鎌倉に行くけど、どこ回るとか決めてる?」

 

「ああ、そうだな...前にドラマでやってた舞台の地を巡ろうかなと思ってる」

 

「確か、「恋染紅葉」ってドラマだよね。あのドラマは良かったよね」

 

「明日奈はかえで推しだったよな?」

 

「うん!かえでちゃんは可愛いし、それに好きな人を他の女の子に取られないようにどんどんアプローチしていく姿勢とかも好きだったなぁ...」

 

「そうだな」

 

ちなみに俺もかえで推しである。親父がスポンサーを務めたこともあり先行上映会やパーティー等にも参加し、出演者とも話しを少しばかりしたこともある。

そして俺と明日奈はこの後も、恋染紅葉のドラマの話をして明日にその舞台地である鎌倉に行くことを楽しみにしながら共に同じベッドで寝るのだった。

 

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願い致します。


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第5話

休日編の2話目です。

今回は鎌倉を観光で回る感じとなります。パロキャラが登場します。


それでは、今回もよろしくお願い致します。



次の日の朝の7時30分。モーニングが8時からなので、この時間帯に起きなければいけないのだが...

 

「...お兄ちゃん...大好き....zzz」スゥ...

 

お兄ちゃん的に、それは嬉しいのだが...

 

「起きれない...重い」

 

重い。なぜ重いかというと...明日奈が俺の上にうつ伏せの状態で寝ているのだ。しかも下着姿で...

 

俺は大丈夫か?裸とかになってないよな....兄妹で○○○しましたってのはダメだぞ...俺は視線を下に移す。

 

「大丈夫だな....」

 

俺の衣服はちゃんと身についている状態だ。ふぅ...なんとか俺の一生奪われることのない童貞は守られたようだ。よかった...

 

「起きますかね...」ゴソッ

 

俺は明日奈を優しく動かし起きる。(その際、下着姿の明日奈を動かすのに、一苦労かかったのは言うまでもない)

 

 

 

 

俺は一足先に着替えて朝食を摂る準備をする。明日奈はまだ寝ているからそっとしておこう...

 

「ふにゅ?」

 

そう思ったのだが、明日奈は可愛い声を出し目を覚まし起きた。

 

「おはよう、お兄ちゃん」

 

「おはようさん。8時からモーニングだから早く支度しろよ」

 

「うん!」

 

「それと....早く下着姿をなんとかしてくれ」

 

「ふぇっ!お兄ちゃん!見ないで」(なんで下着姿なの!?しかもお兄ちゃんの前で!)

 

「見てないから早く着替えろよ」

 

「う、うん...」(もうお嫁にいけない。お兄ちゃんに貰ってもらおうかな...)

 

俺は洗面台の方へと向かい、寝ぐせ等の身だしなみを整えた。

 

 

「もう着替えとか大丈夫か?」

 

「うん。さっきのは忘れてね」(ううっ...恥ずかしかった)

 

「ああ、忘れた」

 

忘れる訳はないが、ここは忘れたと言っておくべきだろう。

 

「じゃあ、モーニングに行くか」

 

「うん!」ギュッ

 

俺と明日奈は手を繋いで1Fにある食堂へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう....八幡、明日奈。ちゃんと眠れたかい?」

 

「ああ」

 

「うん!」

 

すでに食堂には親父と母さんがいた。俺と明日奈はモーニングを受け取った後、親の向かいの席に座った。

 

「「いただきます」」

 

「八幡、明日奈。今日は一日、鎌倉で観光だけど行き先とかは決まっているかい?」

 

「まぁ、ドラマ「恋染紅葉」の聖地巡礼とか他の観光名所を回るつもりでいる」

 

「私もお兄ちゃんと同じかな」

 

「そうか。父さんと母さんは行くところがあるから、2人でゆっくり鎌倉を一日中観光するといい。お金はこれを渡すから会計などはこれで済ませなさい」

 

そう言って親父は明日奈にお金を3万円渡した。

 

「ありがとっ!お父さん!」

 

「それじゃあ...僕らは先に行くから、2人も気をつけて観光するようにね」

 

「ああ」

 

親父と母さんは席を立ち、先に行ってしまった。

 

「俺達も朝食、食べたら行くか」

 

「うん!」

 

俺と明日奈も朝食を済ませ、鎌倉観光へと向かった。

 

 

 

まず最初に向かったのは...ドラマ「恋染紅葉」の舞台で使われた八葉神社である。

 

「お兄ちゃん、ここが八葉神社なんだね」

 

「ああ....」

 

「懐かしいね。確か、かえでちゃんが好きな先輩に唇を奪うシーンがこの神社であったね」

 

「そうだな。あのシーンは凄かったな」

 

「うん!紅葉の中でのキスシーンは感動したなぁ....あっ!そうだ!お兄ちゃん」

 

「何だ?」

 

「そのシーンを再現しようよ!」(ふふっ...頭いいなぁ...私!)

 

「は?」

 

明日奈のやつ、何言ってんだよ...出来るわけないだろ。

 

「じゃあ、早速やろう!」

 

「えっ...ちょっ...」

 

そう言って明日奈は俺に近づく。

 

「先輩、ずっとあなたの事が好きでした」(←明日奈はかえで役になりきっている)

 

「そうか....」

 

「お兄ちゃんもちゃんと役になりきってよ!」

 

「そう言われてもな...」

 

「もう一回やるよ!」

 

「ええ....」

 

「先輩、ずっとあなたの事が好きでした。キスしてもいいですよね?」

 

明日奈は再度、かえでの役になりきっていた。というか、明日奈さん。セリフ変えてませんか?原作はそんなんではなかったはずだが...

 

「.........」

 

もう俺は流れに任せることにした。というか、流れに任せるしかない。ここまでくると俺が何を言っても明日奈は言うことを聞かないから...

 

せめてものあがきではないが...一歩一歩、後ずさる。

 

しかし、後ろには大きな木があり...もう後ずさることは出来ない。明日奈は俺の方に近づいてくる。

 

「......」(やばい、近い近い近い)

 

「......」(もう少しで大好きなお兄ちゃんとキスができる...)

 

「」(誰でもいいからこの状況から救ってくれ)

 

そして、俺と明日奈との距離が3m.....2m.....1mと縮まっていく。俺は明日奈のことを直視できなくなり目を瞑る。

 

「んっ....」(あと少しで、お兄ちゃんと...)

 

そう明日奈が思い八幡にキスしようとした瞬間....

 

「あれ?八幡くんと明日奈ちゃん?」

 

後ろから女の子らしき人が俺達に声を掛けてきた。助かった...なんとか兄妹の禁断のキスは免れた。別に明日奈とキス出来なくて残念だとかは思ってないよ。ハチマンウソツカナイ!

 

「....っ!!!」(誰よ!今いいところだったのに。もう少しでお兄ちゃんと自然にキスが出来たのに...)

 

明日奈は俺から距離を取り後ろを振り返っていた。俺も声のした方を見る。

 

「やっぱり八幡くんと明日奈ちゃんだ。久しぶりだね」

 

すると...ドラマ「恋染紅葉」のかえで役を務めていた女の子、今では各年代から支持を集めている人気女優である紫之宮紗奈の姿があった。ありがとう...紫之宮さんのおかげでピンチを脱する事ができた。

 

「お久しぶりです。紫之宮さん」

 

「あっ!紗奈ちゃん!お久しぶりです」

 

明日奈は紫之宮の方へ駆け寄っていく。

 

「2人とも、今日は観光?」

 

「はい!鎌倉観光で恋染紅葉の聖地巡礼をしてたところです」

 

「そうなんだね」

 

「紫之宮さんは何故、鎌倉に?」

 

「私も観光かな?久しぶりに鎌倉に来たからここに寄ったの。私の初のお仕事だった恋染紅葉の舞台で思い入れもあるし」

 

「そうだったんですね!恋染紅葉の続編とかやらないんですか?」

 

「私もやりたいとは思うけど、その話はまだ来てないかな」

 

「続編やるといいですね!お兄ちゃんもそう思うよね?」

 

「そうだな。いいドラマだったし」

 

「ありがとう。あっ、そうだ!久しぶりに2人に会えた事だし、これから一緒に鎌倉の観光地を回らない?私、今日はオフだから夜まで大丈夫だから」

 

「それはいいですね!お兄ちゃんもいいよね?」

 

「明日奈がいいならいいぞ」

 

「やった!じゃあ、紗奈ちゃん。一緒に行きましょう」

 

「うん」

 

こうして俺と明日奈、紫之宮の3人で鎌倉を観光することになった。

 

八葉神社の後は、ドラマの舞台校である恋ヶ浜高校など色々な所を回ったりドラマの聖地以外にも鎌倉の大仏や極楽寺、鶴岡八幡宮などの鎌倉定番の観光地を巡った。

 

そして、今は鶴岡八幡宮の帰りである。

 

「ほれ、明日奈」

 

「ありがと!お兄ちゃん」

 

俺は近くの売店で買った紫いもソフトを明日奈に渡し

 

「紫之宮さんもどうぞ」

 

紫之宮さんにも紫いもソフトクリームを渡す。

 

「ありがとね、八幡くん」

 

「気にしないでください。明日奈と一緒に鎌倉観光してくれたお礼として受け取ってください」

 

「優しいね、八幡くんは」

 

「そんなことはないですよ...それより、この後はどうします?昼飯にはいい時間ですけど」

 

「もうそんな時間なんだ...」

 

「明日奈はどうする?」

 

「小町通りで食べ歩きがしたい!」

 

「俺は別に構わんが、紫之宮さんは食べ歩きでもいいですか?」

 

「いいよ」

 

紫之宮の同意も得られ、小町通りで食べ歩きをすることになった。

ちなみに紫之宮さんは食べ歩き初らしい。

 

「はふはふ...ん〜!美味しい!!」

 

「本当に美味しい...」

 

明日奈と紫之宮は、はふはふしながらアツアツのコロッケを食べていた。その食べる2人の姿が色っぽく見えてしまう。しょうがないよね、2人共美少女だし。

 

「お兄ちゃんも食べる?」

 

「いいのか?もらっても」

 

「うん!たくさん買ったからいいよ!」

 

本当だ。袋の中にコロッケなどの揚げ物類がたくさん入ってる。

これ1人で食うつもりだったのか?さすがに違うよな?紫之宮さんと

一緒に食べるために、たくさん買ったんだよな?

 

「じゃあ、もらうわ」

 

「はい!あーん」

 

「いや、自分で食べれるから」

 

「食べさせてあげるからお兄ちゃん、あーんして!」

 

「周りの視線がだな....」

 

「「」」ジッ(う、羨ましい!!)

 

周りの嫉妬の視線がヤバイ。

 

「早く!」

 

「分かった、分かった」

 

「はい、あーん」

 

「...あーん」パクっ

 

俺は明日奈が手にしているコロッケを食べる。

 

「どう美味しい?」

 

「ああ、美味いぞ」(恥ずかしすぎて、あんまり味は分からんかったが...)

 

「2人は仲が良いね」

 

「うん!」

 

「羨ましいなぁ...私も八幡くんみたいな優しいお兄ちゃんが欲しいなぁ...」

 

「は?」

 

「紗奈ちゃんのお願いでも、私のお兄ちゃんは絶対に渡さないよ!」

 

「紫之宮さんが俺の妹か.....」

 

歳は紫之宮さんの方が1つ上だが、もし年下だと仮定し俺の妹になったとしたら...それはそれでいいかもしれないな。「お兄ちゃん!」とか言ってもらいたい....もう毎日がハッピー過ぎないか?こちらからよろしくお願いしたいものだ。

 

「是非、俺の妹になってください。お願いします」ペコリ

 

俺は丁重に紫之宮さんにお願いしていた。

 

「えっ!」(八幡くんに妹になってほしいってお願いされちゃった...どうしよう。凄く嬉しいけど、やっぱり八幡くんとは恋人の方がいいかな)

 

「」ゲシッ

 

「痛っ!!!」

 

俺は紫之宮さんにお願いをした後に明日奈に思い切り足を踏まれた。

 

「ばかっ!お兄ちゃんは私のお兄ちゃんでしょ!紗奈ちゃんに何をお願いしてるの!」ゲシッゲシッ

 

「悪かったって...つい、お願いしちゃっただけだから許してくれ。そして、足を踏むのはやめてくれ」

 

「もう、お兄ちゃんなんて知らない!!!」

 

「俺が悪かったから許してくれ。許してください」

 

「ふん!」(お兄ちゃんは私だけのお兄ちゃんなんだからね!)

 

「やっぱり2人は仲がいいね。ふふっ...」

 

笑ってないで...紫之宮さん、僕を助けてください。俺は明日奈を宥めるのに数時間かかったのは言うまでもない...

 

 

そして明日奈を宥めた後も鎌倉を散策し、時刻は夕方になっていた。紫之宮さんは明日に仕事があるため鎌倉駅で、お別れすることになった。

 

「今日はありがとね。楽しかったよ」

 

「私も紗奈ちゃんと一緒に鎌倉を観光できて楽しかったです!」

 

「八幡くんもありがとね」

 

「いえ、こちらこそありがとうございました」

 

「また時間があったら遊ぼうね」

 

「はい!」

 

「機会があれば」

 

そう会話し、紫之宮さんは家へと帰っていった。

 

「じゃあ、俺達もホテルに戻るか」

 

「うん!でもその前にお土産買っていこうよ」

 

「そうだな」

 

俺と明日奈はお土産を買ったのち、ホテルへと戻ったのだった。

 

 

 

...続く

 

 

そして...八幡と明日奈がSAO世界に囚われるまで後、250日。

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
一部、恋染紅葉の告白のシーンは原作とは少し変えています。
パロキャラとして紫之宮紗奈を高校3年生として登場させました。

それでは次回もよろしくお願い致します。


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第6話

予定を変更し休日編は終了させていただきます。早くSAO編の話までいきたいので。と言っても、SAO編に入るまで後50話ぐらいかそれ以上かかりそうではありますが......

それと、他作品ではありますが活動報告もありますので良ければ見てくれると嬉しいです。


それでは、今回もよろしくお願い致します。



 

 

 

 

休日、2日目も何事もなく横浜観光を終えた。まぁ......横浜では赤レンガ倉庫や中華街で食べ物食べたりしただけであったので、1日目みたいに詳しくはお伝えするまでもないだろう。

 

そんなわけで......つつがなく休日は終わり、新たな月曜日がスタートする。しかし、今日は運命の課題テスト結果発表の日である。母ちゃんのいいつけである学年3位以内と数学の赤点回避かつ90点以上を取らなければならないので、この結果発表は重要なものであるのだ。母ちゃんには怒られたくない。説教も長くなりそうだし。そんなことを考えながら明日奈と通学路を歩いている。

 

 

「お兄ちゃん、大丈夫?」

 

「ああ......大丈夫だ」

 

明日奈は俺の浮かない表情を見てなのか、心配そうに俺の顔を覗き込んだ。明日奈の顔を見ると癒されるなぁ...

 

「課題テストの結果が気になるの?」

 

「まぁな。結果次第では母ちゃんのきつい説教が待ってるからな」

 

「そっか...でも私はお兄ちゃんの味方だからね!」

 

「ありがとな。明日奈」

 

明日奈が味方だと心強い。

 

「それに、お兄ちゃんなら学年1位を取れるって信じてるから!」

 

「そうだといいんだがな」(あんまり自信はないけどな)

 

そう話しているうちに学校へと到着する。

 

「じゃあ、お兄ちゃん!また放課後にね!」

 

「おう」

 

俺は明日奈と別れ、自分のクラスへと向かう。

 

 

「...あっ!私、結構いい順位」ざわざわざわ

 

「よっしゃ!」ざわざわざわ

 

「俺はダメだったな...」ざわざわざわ

 

俺らの学年の2年の廊下はいろんな人で埋め尽くされていた。何故なら、課題テストの結果が廊下に張り出されているからだ。俺は何位なのだろうか......

 

「やあ、八幡」

 

「葉山か、おはようさん」

 

「疲れは取れたかい?」

 

「ああ、週末は鎌倉と横浜観光でリフレッシュできた」(まぁ、明日奈が暴走して大変ではあったがな......)

 

「それは良かったな。それより、自分のテスト結果は見たかい?」

 

「まだだが、葉山は見たのか?」

 

「八幡と一緒に見ようと思ってね、まだ見てないんだ」

 

別に俺を待ってなくていいから、先に見ればいいのに。何?俺のこと好きなの?いや、やめよう。BL展開に持っていくのは......

 

「そうか。じゃあ、見にいくか」

 

「そうだね」

 

俺と葉山は廊下に張り出されている、課題テストの結果を見に行く。

 

「ごめんね、僕達にも見せてくれないか?」

 

「あっ!葉山くん!ごめんね......」ササッ

 

「ありがとう」ニコッ

 

「結城くんもごめんね」

 

「お、おう。別に気にしなくていいぞ」

 

急に話しかけられて思わず、びっくりした。女子との会話は明日奈ぐらいだからな。キョドらないか心配になる。

 

「えっと......」

 

俺は自分の順位を確認した。

 

 

・課題テスト 結果順位

 

 

1位 結城八幡 300点

 

 

2位 雪ノ下雪乃 285点

 

 

3位 葉山隼人 284点

.

.

.

 

マジか...3教科で300点。予想外でびっくりだわ。2位には雪ノ下が入ってんのか。葉山は3位と......

 

「俺は3位か。完璧だと思ってたんだがな。やはり八幡には敵わないな」

 

「いや、俺も3教科満点はびっくりなんだが......」

 

「結城くん、すごいね!」

 

「うん、うん。葉山くんや雪ノ下さんを抑えて1位なんて!しかも全教科満点だし」

 

「お、おう」

 

初めて、知らない女子から褒められたな......悪い気はしないな。

 

 

........ゾクッ!

 

なんだ?どこからか凄い視線かなんかがあった気がしたんだが。

 

 

その主はというと.........

 

「さすが、結城くんね....負けてられないわ」(中間試験では絶対、結城くんに勝ってみせるわ)

 

「雪ノ下さん、顔怖いけど大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫よ。気にしないでちょうだい」

 

「なら、いいんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「むっ!今、お兄ちゃんが他の女の子にデレデレしてた気が......」

 

「何言ってるの?明日奈」

 

「ううん、なんでもないよ!里香ちゃん」

 

「本当に?その割にはさっき怖い顔でボソボソと言ってたみたいだったけど?」

 

「本当に!」(後でお兄ちゃんに聞いてみよっと!)

 

「それならいいんだけど......」(怪しいわね。こういう時の明日奈は何かあるのよね)

 

 

 

雪ノ下の御令嬢であり次女である雪ノ下雪乃と八幡の妹である結城明日奈であった。

 

 

 

 

「......気のせいか」

 

「どうしたんだ?八幡」

 

「いや、なんでもない。それより教室入ろうぜ」

 

「そうだね」

 

俺と葉山は順位を確認したのち、教室へと入った。

 

しばらくして、担任であり生活指導の先生でもある平塚先生が教室に入って来た。

 

「席につきたまえ。皆も確認したとは思うが、課題テストの個票を渡すので改めて成績を確認したまえ」

 

そう言って、平塚先生は五十音順で個票を渡していく。

 

「次、結城」

 

「はい」

 

平塚先生に呼ばれ、俺は平塚先生の元へ向かう。

 

「結城、おめでとう。全教科満点だ」

 

「どうも」

 

「これからも頑張りたまえ」

 

「うっす」

 

 

俺は個票を受け取り、自分の席に戻った。

 

 

「みんな、受け取ったな。今回、赤点の者は補習があるのでそのつもりでいるように」

 

「ええっ!」

 

平塚先生の補習という言葉に赤点であろうクラスメイトの何人かは異議を唱えていた。

 

「それじゃあ、今日の授業も頑張れよ」

 

そう言って、平塚先生は教室を出た。

 

「良かったな、八幡。補習が無くて」

 

「全くだ」

 

そして、この後はつつがなく授業を消化して放課後を迎えた。

 

「お兄ちゃん!一緒に帰ろ!」

 

俺の妹である明日奈が俺の教室まで来ていた。

 

「ちょっと待ってろ」

 

「うん!」

 

俺は急いで荷物をまとめ、明日奈の元へ向かう。

 

「待たせたな」

 

「気にしてないよ!じゃあ、帰ろ?」

 

「おう」

 

そして、俺と明日奈は教室を出る。

 

 

 

 

 

 

 

帰路にて......

 

 

 

「お兄ちゃん、課題テストの結果どうだった?」

 

「ああ、1位だった」

 

「ほんと?」

 

「ああ...」

 

「何点だったの?(確か、3教科だったよね?)

 

「300点」

 

「おめでとう、お兄ちゃん!これで、お母さんに怒られなくて済むね!」

 

「マジで良かったわ」

 

「そんな、頑張ったお兄ちゃんに......明日奈ちゃんが、ご褒美をあげます!」

 

「なんだ?」

 

「今日1日、私を好きにしていいよ!」

 

「1日つっても、もう夕方だけどな」

 

「うっ...大丈夫だよ!これから濃い時間を過ごせばいいんだから!」

 

「濃い時間って......」

 

明日奈がそう言うときは大抵、変な事なんだよな......

 

「お兄ちゃんは私になんでもお願いしていいんだよ?」

 

「たとえば?」

 

「それを私に言わせるの?」

 

「言い出しのは明日奈だろ」

 

「それはそうだけど......まぁ、いいか。たとえばね、お兄ちゃんがエッチなことを私にしてもいいんだよ」ボソッ

 

「そんな事、出来るかよ....」

 

急に何を言いだすかと思えば.....お兄ちゃんが妹相手にすることではないだろ。また明日奈の暴走が始まりそうだな。

 

「ええ!いいじゃん!遠慮しなくてもいいからぁ!私とエッチな事、しようよ!」

 

「バカ!声が大きい。俺は先に帰るから」スタスタ

 

 

「はわわっ!」

 

「だ、大胆にゃ〜!」

 

「は、破廉恥です!」

 

「お、落ち着いて!ことりちゃんも落ち着かせるの手伝って!」

 

「うん!」

 

「こんな公の場で...意味分かんない!」

 

「仲のいい、カップルやね」

 

「アイドルに恋愛は必要ないのよ!」

 

「そんな事より早く、東京に帰るわよ!」

 

これ以上明日奈といるのは危険と判断し、俺は先に帰る。ほら、見ろ。向こうにいる観光していると思われる9人の女子高生らしき人から向けられる視線がやばい。ここは戦略的撤退だな......というか、俺達はカップルではなく兄妹なんだが。

 

「ちょっと!お兄ちゃん、待ってよ〜!」(もう!お兄ちゃんはヘタレなんだから!)

 

明日奈は八幡の後を追って走るのだった......

 

 

 

 

...続く

 

 

 

そして...八幡と明日奈がSAO世界に囚われるまで後、248日。

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

予告通り、パロキャラを登場させました。すぐに誰か、分かったとは思いますが。


次回は奉仕部回、雪ノ下雪乃との対話までいきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


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