仮面ライダートリガー ~風都を守るもう一人のライダー~ (gooty)
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登場!もう一人の仮面ライダー

どうもgootyです!
今回はclublive!をおやすみしてこっちを書いてみました。
拙い文章ですが読んで頂けると幸いです。それではどうぞ!


彼は走っていた。

とある怪物に追われていたためである。

「はぁっ...はあっ...」

そんな時脚が縺れコケてしまう

「っ!」

反射的に目を閉じる。これまでかと思ったが…

「「ジョーカーエクストリーム!」」

と言う2人の声を聴いた。と同時に目の前の怪物は四散していた。

彼は思わず尋ねた。

「あなたは…?」

「俺たちは仮面ライダーW。この街の涙を拭く2色のハンカチさ。」

 

この数ヶ月後。彼はWのように「仮面ライダー」として街を救う事となる。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風都。関東圏に新しく出来た街である。特徴としては電気は全て風の力を使い発電している環境にやさしい街である。また国からも助成金が出ていて、街もどんどん発展を遂げる。この街に引越してくる若者も少なくない。

 

そんな街の中に朝から玄関先であくびをする少年がいた。

光田俊一。高校2年生。風都立朝倉高校に通っている。家では剣道をしており、部活は吹奏楽部。成績はそこそこの至ってどこにでも居る男子高校生だ。…たったひとつの条件を除いて。

 

俊一「春らしい朝だな~。こういう天気だと眠くなっちゃうな~」

 

その刹那彼はスクールバッグで頭を殴られる

 

??「とか行ってる場合じゃないでしょ!」

俊一「いってー!なんつー鈍器で殴ってんだよ梨奈!」

 

彼女は久石梨奈。俊一の小さな頃からの幼馴染で陸上部に所属する美人さん。明るい性格が特徴。

 

梨奈「あと30分で遅刻になるよ!」

俊一「げっマジ!?」

 

俊一は急いで準備すると自慢の愛車「スズキ・カタナ」のエンジンをかけ、アクセルを全開にして学校に向かった。

 

これが彼のいつもの日常である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俊一「あぁーあ疲れたようやく昼休み。」

梨奈「疲れたね~」

 

そんな時こんな噂が耳に入った。

 

「ねぇねぇ、最近駅前でまたガイアメモリを売る奴らが出てるらしいよ」

「○○先輩も買ったらしいよ」

 

梨奈「最近も物騒ね~。俊一も気を付けなきゃ」

俊一「言われなくても分かってるし。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後。部活動に励む中。突然の爆発音がした。

俊一「マジかよおいおい!」

グラウンドの方には炎が登っており大変な様子だ。

校舎に逃げてきた生徒は口々に「ドーパントだ!」

と叫んでいた。

そんな中梨奈の友人絵里香が俊一の所に走ってきた。

絵里香「大変!梨奈が倒れちゃって動けないようなの!

あとどうやら陸上部の速水先輩がドーパントならしくって。」

速水先輩は陸上部の第2エースで校内でも人気があった人物だ。

俊一「わかった。」

そう言うとカバンの中から左右非対称の赤いベルトのバックルのような物と青いUSBメモリのようなものを持ってグラウンドに向かい走っていった。

 

グラウンドに着くと彼は腰にベルトを付け、ガイアメモリを押す。

『トリガー!』

その音声の後彼は「変身!」と叫びガイアメモリを腰のベルトに挿し右に開いた。すると、海のように青く目が赤い者になっていた。

「さぁお前の罪を数えろ!」

 




今年で平成ライダー20周年と言うことで1番好きなWで書きました。今後オリジナルのガイアメモリやライダーも登場するので楽しみにしていてください!
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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Wとの出会い

どうもgootyです!
もう早速ですがWの2人と会わせてしまいます。
それではどうぞ!


俊一(仮面ライダートリガー)「さぁお前の罪を数えろ!」

そう言うと手に持つ銃“トリガーマグナム”の引き金を引いた。

だが素早い動きでトリガーを翻弄する。

俊一(仮面ライダートリガー)「恐らくあのドーパントの名は“スピード”だな。なら!」

 

彼は懐から別のガイアメモリを出しボタンを押す。

『アイス!』

そのメモリを刺した瞬間、全体の身体の色は白に近い水色になった。

俊一(仮面ライダーアイス)「これならどうだ!」

そう言って手の平から光線のような物を“スピード”の足元に狙って打った。

すると…

 

即座に相手の足元が凍った。

 

その瞬間素早く“トリガー”に換装した

俊一(仮面ライダートリガー)「よし!メモリブレイクだ!」

 

そう言って“トリガー”メモリを“トリガーマグナム”に差し込むそして「トリガーデュエルバースト!」と叫ぶ。すると

馬鹿みたいな火力のエネルギー弾が無数に相手に襲いかかる。

 

その瞬間相手は爆散した。

 

俊一「おー終い!」

 

そう言って換装を解いた。そしてすぐ側には梨奈が倒れていた。

 

俊一「おーい梨奈?もしもーし、聴こえますかー」

 

返事はないが呼吸はしている。

 

俊一(仕方ない保険室まで連れて行くか)

 

彼はいわゆる「お姫様抱っこ」で連れていった。

 

…後連れていく途中で梨奈の目が覚め第一声が「エッチなことしてないよね!?」だったのは別の話。

 

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その晩。

Wの2人はドーパントと応戦していた。中々に苦戦しているが。

 

翔太郎「くっそー埒が明かねぇ!」

フィリップ「翔太郎!このドーパント“トリック”は分身が特徴のドーパントだ。こういう時は全体を潰せばいい!」

 

そう言うとフィリップは“ルナ”翔太郎は“メタル”に換装した。

 

…がそれでもただただ数が増えていき、最終的に囲まれてしまった。

 

そんな時。『トリガー!マキシマムドライブ!』という音声と「トリガーガトリングファンネル!」と言う叫び声が聞こえた。

 

その刹那、目の前にいたドーパントは爆散していた。

 

エネルギー弾が飛んできた方向を見ると、そこにはよく似た容姿をした仮面ライダーが立っていた。

 

フィリップ「あれは、トリガー!?」

翔太郎「マジかよ!」

 

その仮面ライダーは換装を解いた。

俊一「怪我はないですか!?」

 

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鳴海探偵事務所にて。

俊一「ようやく会えましたね。Wのお二人さん!」

フィリップ「君は?」

俊一「光田俊一です。って言ってもあなたの能力で分かるんじゃないんですか?」

フィリップ「残念だが何故か君の情報は地球の本棚にはないみたいだ。」

翔太郎「そんなことあんのかよ!」

フィリップ「申し訳ないが自己紹介をしてもらえるかい?」

俊一「光田俊一、高校2年生です。都立朝倉高校に通っていて家では剣道、部活は吹奏楽やってます。」

翔太郎「ふーんなるほど。でどうして君みたいな高校生が仮面ライダーに?」

俊一「じつはその件で少し用があるのですが…」

 

その時

 

亜樹子「なに!お客様!?」

と大きな声をした女性が出てきた。

翔太郎「別に依頼人じゃねぇよ。どうやらこの子仮面ライダーならしくって。」

亜樹子「えっ!嘘っ!」

 

俊一「じゃあそこからお話しましょうか。」

 

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ーーーーーーー

ーーー

ある時僕はあなた方に助けて貰いました。

その3日後の事でした。

あるオシャレなオジサンに話かけられて。

?「君、ドーパントと戦ってくれないか?」

俊一「どういうことですか?」

?「ここ数ヶ月でドーパントが関わる犯罪が増えていてな。この街に居る仮面ライダーの数では対応しきれんのだよ。」

俊一「何故自分なのですか?」

?「君には何か光るものを感じたって所か…これを渡しておく。」

そう言ってアタッシュケースを渡される。

?「それを使うのは君次第だ。物は使い手次第で善にも悪にもなりうる。」

俊一「あの、失礼ですがお名前は?」

?「そのうち分かると思うが…そうだな。今は『鳴海荘吉』とでも名乗っておこう。」

ーーー

ーーーーーーー

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俊一「それで家に帰ってケースを開けるとこれが入ってたんです。」

そう言うとカバンの中からロストドライバー、服の懐から6本のガイアメモリをだす。

 

翔太郎「ロストドライバーにT2メモリ!」

フィリップ「しかもトリガー以外は見たことがない。」

 

俊一「でケースの中に伝言としてあなた方にと照井さんですかね?その3人には少なからず会ってこいと書かれていたんです。」

 

フィリップ「なるほど。だからここへ。」

翔太郎「そういうことか、照井なら会わせてやるぜ」

俊一「本当ですか!ありがとうございます!」

翔太郎「それはそうと何故かその男はおやっさんの名前を名乗ったんだ?」

俊一「それは僕にも分かりません。直に分かるそうなので真相が分かり次第お伝え致します」

翔太郎「すまねぇありがとう!」

 

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その後

翔太郎「正直よく分からんな」

フィリップ「地球の本棚にも情報がないのが引っかかる。」

翔太郎「別に悪い方ではないと思うが…」

 

モヤがかかっている不思議な感覚に包まれたまま1日が終わった。




用語説明
トリガーデュエルバースト
大きく貯めたエネルギー弾を乱れ打ちする技

トリガーガトリングファンネル
ガトリングのように乱射した小粒のエネルギー弾を狙う目標全てに当てる技

アイス
氷を司るガイアメモリ

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伏線マシマシですw
見切り列車で書いたため読みずらくてすみません。
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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フィリップと俊一

こんにちは!
今回は俊一の正体が少しだけ分かる状態になっています。それではどうぞ!


フィリップは悩んでいた。

俊一の正体についてだ。

彼の情報はほんの僅かしかなくオマケにフィリップの「地球の本棚」の本には鍵が3重にも掛かっていて手がつかない状態となっている。

フィリップは助っ人を仰いだ。

フィリップ「あなたはどう思う?照井刑事。」

照井「フィリップ。俺に下らん質問をするな。」

フィリップ「少し、手伝って欲しいのだが。」

照井「なんだ?」

フィリップ「彼の戸籍を見せてくれ。」

照井「調べておこう。」

 

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通学路にて。

 

梨奈「ココ最近、風都タワー周辺で血だらけで人が倒れてんだって!それに何故か土曜日だけ!」

 

俊一「で、それがどうした?」

 

梨奈「オマケにその血、明らかに人間の血の量には到底及ばないの!」

 

俊一「まさか調べようなんて言うんじゃねぇだろうな。」

 

梨奈「え、なんでわかったの?」

 

俊一「馬鹿かお前!ドーパントの危険性を分かってるのか!?」

 

梨奈「そんなに心配ならついて来てよ。」

 

結局、俊一は梨奈の押しの強さに負け、風都タワーに行くことになった。

 

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その頃フィリップは

フィリップ「え、どういうことだい?」

照井「言葉通りの意味だそいつの戸籍には親の名前はない。」

フィリップ「またひとつ謎が増えた…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その晩、風都タワーにて

梨奈「なんかワクワクするね~!」

俊一「なに言ってんだ危なくなったらすぐ帰るからな!」

梨奈「もう、心p…えっ?」

 

目の前には鈍器で殴られたような跡が無数にある男と思われるものが血だらけで横たわっていた。

 

梨奈「きゃー!」バタッ

俊一「おいまじかよ…」

 

するとどこからが「みたな…!」

と言う声がした。振り向くとドーパントがいた。

俊一「あれは、“ブラッディ”!?」

そうすると俊一はドライバーとメモリを出した。

「トリガー!」

俊一「変身」

そうすると青色の仮面ライダーに変身した。

トリガー「これでも喰らえ!」

手始めに2・3発打ったが、相手は地面に液体のようになり避けた。

 

トリガー「なに?」

 

そう吐いた直後背後から重たい何かで殴られた。

 

トリガー「ぐはっ!」

 

直後変身は解除されドーパントも消えていた。

 

俊一「マジかよ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌日、鳴海探偵事務所にて。

 

翔太郎「そんなことが…」

 

俊一「相手は多分“ブラッディ”かと」

 

フィリップ「興味深いねぇ。聞いただけでゾクゾクするよ…」

 

その時、「俺にも協力させろ!」と言う声が背後から。

 

翔太郎「照井…!」

 

照井「ちょうど俺達もその事件を負っている。ちょうどいいタイミングだ。」

 

俊一「失礼ですがあなたは?」

 

照井「俺にしt」フィリップ「この人が照井竜。この街のもう1人の仮面ライダーだ。風都署の刑事でもある。」

 

俊一「警察…ですか…。」

 

彼は一瞬躊躇うような表情の後、すぐに愛想笑いを繕い

 

俊一「わかりました。お願いします。」

 

と返事をした。

 

フィリップ(今の反応…なんだ?)

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次の夜の番とある港にて。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

ーーーーー

 

フィリップ「検索を始めよう。」

 

俊一「凄い…!」

 

翔太郎「これが地球の本棚だ。」

 

フィリップ「キーワードは?」

 

翔太郎「1つ目はブラッディ、2つ目は風都タワー」

 

フィリップ「…ダメだ絞りきれない。まだないのかい。」

 

俊一「だったらO型の医者だと思います」

 

翔太郎「何故そう言える?」

 

俊一「被害者の血痕全部O型ならしくて。」

 

フィリップ「ビンゴだ!犯人の名前は皇竜一。」

 

翔太郎「マジかよ…」

ーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

俊一「と言う訳で呼び出して見たけど来るかな?」

 

照井「あれじゃないのか?」

 

そこに佇むのはスーツ姿の男だ。

 

俊一「すみません。あなたが皇竜一ですか?」

 

皇「そうだが呼び出したのは君達かい?」

 

照井「害者血塗れ殺人事件についてだ。」

 

皇「その事を知っているのか…なら生かしては返せんな。」

 

「ブラッディ」

 

その瞬間皇はドーパント“ブラッディ”に変身した。

 

俊一「不味い!」

 

「トリガー」「アクセル」

照井「変…身!」

俊一「変身!」

 

アクセル「お前が第3の?」

トリガー「そうですよ!では!」

23発打ち込むが前回と同じ様に液体化して避ける

トリガー「同じ手はくらわないよ!でもこのメモリ初めて使うんだけど…」

 

「スターゲイザー」

 

そう言うとグレーに黄色の線が入り、後ろに巨大な輪を背負った姿になった。

 

スターゲイザー「これかな?」

 

そう言うと緑色のビーム性の輪っかを作り出す。

 

そこに手を突っ込んで…

 

スターゲイザー「捕まえた!」

 

空に放り投げた。

 

スターゲイザー「照井さん!」

 

アクセル「分かった!」

 

「エンジン!スチーム!」

 

下に叩き付けた。

スターゲイザー「よしメモリブレイクだ!」

 

「スターゲイザー!マキシマムドライブ!」

 

スターゲイザー「スターゲイザーシューティング!」

 

そう言うと緑の輪っかから大量の隕石が落下

 

ブラッディ「うっ…」

 

メモリが抜け割れる。

 

照井「逮捕だ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

事件は解決した。

どうやら娘が白血病のため血液が必要でこんなことをしていたらしい。もう少しマシな方法があったと思うが…

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フィリップ「1つの鍵が分かった。」

彼は地球の本棚の中で1人そう呟いた。

フィリップ「警察嫌い。」

そう言うと鍵が1つ空いた。

フィリップ「ビンゴだ。」

 

to be continued…




ブラッディ
血塗れの記憶を司るメモリ。

スターゲイザー
流星群の記憶を司るメモリ。
緑の輪っかからはどこへでも繋がるようになっている。
また緑の輪っかを飛ばして攻撃も可。
マキシマムドライブは「スターゲイザーシューティング」

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どうでした?それではまた次回( ¯−¯ )ノシ


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本戦へ

どうもgootyです。
今回はなんとドライバーの変更から始まります。
それではどうぞ。


俊一はコックローチドーパントと戦っていた

トリガー「マジでゴキブリみたいだな!一体いたら30体はいるんじゃねえの?」

 

その時

「スカル・マキシマムドライブ」

との音声があった後周りのコックローチは全滅していた。

 

??「久しぶりだな、その姿で戦うのは慣れたか少年。」

俊一「あんたは…鳴海荘吉」

??「そうか、お前にはその名で名乗っていたな。」

俊一「アンタの狙いはなんなんだ?」

??「まぁ戦った先に答えは待っているだろう。それよりこっから本戦に入る」

俊一「本戦?」

??「これを受け取れ。これがあればそのお前にあげたT2.5メモリは最大限に能力を発揮出来るようになる。」

 

俊一「これはT2よりも上のメモリだったのか?」

??「今街に出回っているのはT2メモリが一般的だ。そのお前の持っているメモリと俺の持つ“スカル”が唯一能力を上回るメモリだ。今使ってる“ロストドライバー”では限界がある。」

俊一「ではこのケースの中には…」

??「使うか使わないかはお前が決めろ。いずれにしてもそのうち限界がくる。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俊一は鳴海探偵事務所に行った。昨夜の出来事を話に。

 

翔太郎「ドライバーをくれたヤツに再び接触したのか?」

俊一「そうなんです。そしてこれを」

アタッシュケースを出す。

フィリップ「中身は確認したのかい?」

俊一「いえ、今からしようと」

翔太郎「じゃあ開けてみようぜ。」

開けると…

そこにはドライバーらしきものが入っていた。

説明書らしきものも着いていた。

読むと「ネクストガイアドライバー」と書いていた。

成型色はコバルトブルー。いかにもマシン感が漂っていた。

フィリップ「なになに…このドライバーはT2.5メモリ専用!?」

翔太郎「つまり俊一が持つメモリはT2.5メモリっつー事か!」

フィリップ「翔太郎と俊一トリガーメモリを見せてくれ」

翔太郎「ほらよ」

俊一「どうぞ」

違いは微妙にあった。

青の成型色が濃かった。

フィリップ「これは気づかないね。」

翔太郎「色が濃いんだ」

その時

亜樹子「翔太郎くーん!お客さん来たよ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔太郎「依頼人は片寄風音。依頼内容は自分の夫が変わったと言う。仕事から夫が帰ってきたら別の人が自分の夫を装っていたらしい。尚新婚ならしい。」

フィリップ「そんな不思議な事があるのかい?」

翔太郎「さあな…あるとしたらドーパントのせいとしか思えない。」

そこで俊一を連れて捜査することにしてみた。

俊一「何故自分なのですか?」

翔太郎「お前は頭の回転が早い。あと敬語辞めないか?なんかむず痒くてしょうがない。お前と同い年の女子高生でさえタメだぞ。」

俊一「わかった。じゃあ普通に話すよ翔太郎。」

翔太郎(なんかフィリップっぽい?)

そんな時マンションの入口にて

女「あなた誰よ!」

男「酷いなぁ挙式までしたじゃないか!」

翔太郎「おいまさかあれ!」

俊一「間違いないね、事件と同じだ。」

翔太郎「じゃあ…」

俊一「あそこ!」

翔太郎「ドーパントだ!」

 

俊一「試運転と行こうか!」

ネクストガイアドライバーを取り出す。

「トリガー!」

翔太郎「フィリップ変身だ!」

フィリップ「了解だ翔太郎」

「サイクロン」「ジョーカー」

俊一「変身」

そういってガイアメモリスロットを上げてメモリを挿入する。その時点で凄い力が俊一の周りに集まっていた。

俊一「これはすごい!」

ガイアメモリスロットを下ろす。

そうするとツリ目気味でツノは少し形状の変わった、Wとは少し違う姿の仮面ライダーがそこにいた。

翔太郎「なんじゃありゃぁ!」

フィリップ「僕達もいくよ!」

翔太郎/フィリップ「変身」

「サイクロン・ジョーカー!」

 

??「なに?仮面ライダー!?」

トリガー「今日の的はお前だ…!」

W「さぁ、お前の罪を数えろ!」

 

??「そうは行くか!そりゃ!」

 

W(翔太郎)「あっぶねぇ遠距離系か!なら」

「ルナ」「メタル」

 

??(よし今だ!)

 

その瞬間ドーパントは2人(+1人)の頭上にビーム波を打った。

 

すると…

トリガー「えっ、メタルシャフト?」

W「トリガーマグナム?」

 

??「はーいさよーならー!」

 

W(翔太郎)「あっおいちょっとまて!」

 

俊一「逃げられた、が声に聞き覚えが」

翔太郎「何処でだ?」

俊一「学校です…あっ!」

そう言うと俊一は電話をかける。

梨奈『もしもし俊一!アンタ今どこいるの?せっかく休みだから何処か行こうと誘おうとしたのに〜』

俊一「あぁごめん、今探偵さんと一緒にいて、ちなみに小尾雄馬って確か今まで5人位に振られたんだっけ?」

梨奈『5人どころか13人よ!それがどうかしたの?』

俊一「ありがとう!また次の休みは絶対どっか行こう」

梨奈『約束よ!』

 

翔太郎「誰と電話してたんだ?」

俊一「幼馴染の梨奈。それより事件について繋がった!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリップ「検索を始める」

 

フィリップ「第1のキーワードは新婚 第2は入れ替え 第3は…」

 

俊一「小尾雄馬」

 

フィリップ「流石だ俊一。ビンゴだ。メモリの名前はエクスチェンジ。」

 

翔太郎「なるほど、だから俺らの武器が交換されたんだ。」

 

俊一「次はどこに現れそう?」

 

フィリップ「多分…ここだ。この辺で新婚と言えばあきちゃん位しか残ってない、生憎照井警視は今、東京へ出張ならしい。ならあきちゃんが狙われる可能性が高い。」

 

と言っていると

 

エクスチェンジ「見つけたぜ新婚さんよぉ!」

亜樹子「きゃー!助けて竜くん!?」

俊一「やめろ雄馬!何してる」

エクスチェンジ「俊一!?何故ここに?」

俊一「話はお前を倒してからだ!」

 

「トリガー!」

 

俊一「変身」

フィリップ「行くよ翔太郎」

翔太郎「あぁ」

「サイクロン」「ジョーカー」

フィリップ/翔太郎「変身」

「サイクロン・ジョーカー」

 

トリガー「さぁ次の的はお前だ…!」

W「さぁ、お前の罪を数えろ!」

 

エクスチェンジ「今回も交換してやる」

 

W「同じ手を喰らうかよ!」

 

「トリガー」

 

「サイクロン・トリガー」

2人の頭上にビームが当たるが、交換した所で意味がない。

 

W「撃つぜ」

ダダダダダッと短い射撃音とともに弾があたる。

 

トリガー「じゃあ美味しいところをいただきます!」

ドライバーと同じケースに入っていた別のメモリをトリガーマグナムに挿す。

 

「グレネード!マキシマムドライブ!」

トリガー「グレネードストライク!」

 

そうするとエクスチェンジドーパントからメモリが抜け、冗談抜きでメモリは粉と化した。

 

フィリップ「なんだあの力は…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この事件は解決した。犯人の動機は自分は付き合えないのに、目の前で仲睦まじく話す新婚夫婦にムカついたからと言うくだらない理由だ。そんなことで人生が狂ってしまうのはなんとも哀れだ。

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フィリップ「前前から気になっているんだが…俊一は僕に似ていると思わないかい?」

 

翔太郎「俺も思った。」

 

フィリップ「何者なんだい彼は…」




ネクストガイアドライバー
T2.5(タイプ2.5)専用のドライバー
外見はロストのメモリスロットがドライブのマッハドライバー炎のように横向きになった形。俊一専用に設計されたらしい。
このドライバーで変身するとWの感じにチェイサーのような装甲が追加される。角の形もチェイサーに近い。

エクスチェンジメモリ
「交換」の記憶を宿したメモリ。
ドーパントは相手の武器やその人の関係性を別の何かと交換出来る。
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今相当3年A組が流行ってますね~。個人的にはちょこちょこ挟んでくる仮面ライダーネタを毎回楽しみにしてます。
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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黒幕

本編の中でガイアメモリを流出させている人が登場します。またそこに属す仮面ライダーも登場します!


俊一・フィリップ、翔太郎・照井はココ最近頻発している奇妙な事件を追っていた。その事件の概要とは…

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ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

照井「ココ最近人がツルや木の枝の様なものでぐるぐる巻きにされて窒息死している状態で発見される事件が相次いでいる。」

フィリップ「珍しいねぇ、君がこうやって僕らに事件の協力を仰ぐとは」

翔太郎「まぁ、街を泣かす存在であることは決まっている!全力でぶっ倒すだけだ。だよな、俊一!」

俊一「そうだね。それが一番だ。」

ーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

そうして街を捜査していると、

「うっ、ぐっ、ぐぁぁぁあ!」

と言う声が聞こえた。

俊一「まさか!」

 

??「姿を見たな!お前も道ずれだ!」

照井「不味い!」

「アクセル」

翔太郎「行くぞフィリップ!」

フィリップ『ドーパントかい?』

「サイクロン」「ジョーカー」

俊一「撃ち抜くか!」

「トリガー!」

照井「変…身!」

翔太郎/フィリップ/俊一「変身!」

 

??「3人か!そらっ!」

 

3人を足を枝で絡めさせた

W(翔太郎)「不味いなこれ」

??「今だ逃げろ!」

W(フィリップ)「こうなったらヒートで燃やそう。」

「ヒート」「ヒート・ジョーカー」

アクセル「待て!ドーパント!」

トリガー「逃がすか!」

 

アクセルがバイク形態になりWを乗せる

トリガーは愛車の「スズキ・カタナ」に乗り追いかける。

 

??「きやがった!そらっ!」

道に大木が何本も立った

 

トリガー「げっ!」

慌ててブレーキをかける。

 

アクセルが飛び越える。がそこにはドーパントの姿はなかった。

 

W(翔太郎)「仕方ない!」

「バット」「バットショット」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俊一「なんなんだあのメモリは」

フィリップ「木や植物を相当操れる、つまり相当強力で抽象的なメモリだろう。例えば」

そういって地球の本棚に入る。その時俊一はフィリップの手を握った。

 

フィリップ「君…入れるのかい?」

俊一「ここが地球の本棚かぁ、暖かい場所だ。」

フィリップ(この表情…安堵感に近いのか…?)

「例えばこのメモリ、ZOOメモリだ。このメモリは動物を全て操れた。」

俊一「なるほど、そういうことなのか。」

 

フィリップ(ますます彼が分からない…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔太郎「バットが帰ってきた!」

俊一「見つけたの?」

翔太郎「あぁ、じゃあ早速聞きに行くか!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウォッチャマン「翔ちゃん、こいつは前科もちだねぇあと…この子が俊一くん!?聞いてた通りキレイな顔してるねぇ!」

俊一「あ、えっと…ありがとうございます。」

翔太郎「前科ってなんだ?」

ウォッチャマン「それは…」

クイーン「こいつ、岩永俊哉は今まで殺人が1件、痴漢容疑が3件よ」

翔太郎「殺人?」

クイーン「通り魔だったって噂。」

翔太郎「そうか、ありがとう!」

エリザベス「俊一くん?LINE交換しようよ!」

クイーン「こらエリザベス、俊一くん困ってるじゃない。俊一くん。私たちは風都イレギュラーズって言って翔太郎の協力者なの。安心して相談とか、協力のお願いとかしてくれて構わないわよ!あと敬語禁止ね!」

俊一「ありがとう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフィリップ「キーワードは岩永俊哉、植物、殺人」

 

翔太郎「どうだ、出たか?」

 

フィリップ「どうやら犯人はなかなか強いメモリを使ってるね。メモリの名前はフォレスト。植物だけでなく、土や岩、川の水など森に関するものが全て使えるらしい。」

 

照井「今刃野と真倉が星を追っている。合流するぞ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バイクで向かっていると…

照井「真倉か、なに!?」

 

翔太郎「どうした照井?」

 

照井「岩永が今、メモリ商人とあっているらしい。」

 

俊一「なんだって?」

 

着くと真倉と刃野は倒れていた。

 

フォレスト「俺を見たな?」

 

俊一「さっきの借り、返させて貰う!」

「トリガー!」

??「おっとぉ!そいつにてを付けられては困るなぁ。」

俊一「なんだ?」

そこには黒のコートを羽織った背の高い男がいた。

黒夜「私は柳瀬黒夜。メモリを売っている『neo never』のリーダーです。」

照井「neverだと?」

黒夜「そう、かつて大道克己が作り上げた組織。それの模倣をさせて頂いただけ。同じように輪廻転生を繰り返す選ばれた人間だけで構成されています。と言うことであなたは私の計画に邪魔な存在なので消させて頂きます。」

「ダークマター」

?「待ってください。あなたが出る必要はありません。」

背後から腰まで伸ばし黒髪を靡かせた、スタイルのいい女性がでてきた。

黒夜「奈緒。じゃあ頼みます。」

奈緒「私は西木野奈緒。全力で潰します。」

ロストドライバーを取り出す。

俊一「まさか…」

「サバイブ!」

奈緒「…変身」

そうするとそこには真紅のボデイに偏りのあるツノ、Wとは違い曲線で成り立つボディをした仮面ライダーがそこにはいた。

 

サバイブ「あなた達よりも強いから…」

 

そういって腰の太刀を抜いた。




フォレストメモリ
森の記憶を司るメモリ。森に関するもの全てを使い攻撃出来る。

neo never
ガイアメモリを流出させる団体。全てのメンバーが生き帰ってきた者達。彼らの目的とは…

ダークマターメモリ
ゴールドメモリの1本。漆黒の闇の記憶を司る。

サバイブメモリ
ゴールドメモリの1本。生存の記憶を司る

ゴールドメモリ
neverと呼ばれる生き返ったものの中でも幹部級でなければ使用できないメモリ

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ようやく黒幕登場させました。
次回は結構色んなことが判明すると思います。
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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回避

今回はストーリーが少し前に進むと思います。
それではどうぞ!


サバイブ「あなた達よりも強いから…」

 

そういって太刀を抜いた。

 

俊一「2人はフォレストを追いかけて!」

 

翔太郎「分かった!」

照井「死ぬなよ!」

 

俊一「目には目を、だな。」

「セイバー!」

俊一「変身!」

 

そうすると緑に近い青のボディに銀のラインに金の装飾が入った姿に変身した。

 

セイバー「切り刻む!」

 

そう言うと腰の1振りの剣を抜いた。

 

サバイブ「私に勝てるかしら?」

 

すざましい剣劇を見せる。

 

お互い一手譲らぬ戦いだ。

 

そして鍔迫り合いになる。

 

サバイブ「にしてもこのメモリ、皮肉よね。死んだ存在である私に生存の記憶が寄せ合うなんてね。」

 

セイバー「戦いの中、良く喋ろうと思うな。以外と口が軽いのか。」

 

サバイブ「あら、あなたもでしょ?」

 

そうしてお互い退く。

 

セイバー「これで決める!」

 

セイバーソードにメモリを指す。

 

サバイブ「負けないわ…」

 

同じように自分の持つ「鴉巣生鳳」にメモリを指す

 

「セイバー!」「サバイブ!」

「「マキシマムドライブ!」」

 

セイバー「セイバーストライク!」

サバイブ「生滅滅已!」

 

そうしてお互い切り合う。

 

すれ違った後お互い変身が解ける。

 

俊一「なっ…」

奈緒「やるわね…名前、なんて言うの?」

俊一「光田…俊一です。」

奈緒「俊一ね。覚えておくわ。」

そういって奈緒は俊一の手に軽くキスをした後去っていった。

 

俊一「いったいなんなんだ…?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方翔太郎達。

W(翔太郎)「マスカレイドドーパント!?」

W(フィリップ)「そんな、ミュージアムは壊滅したのでは!?」

 

アクセル「くそっ、埒が明かん!」

 

その時…

「スカル!マキシマムドライブ!」

と言う音声と共にマスカレイドドーパントたちは全員メモリブレイクされていた。

スカル「早くフォレストをやれ!」

W(翔太郎)「おやっさん!?」

W(フィリップ)「早く行くよ翔太郎!」

アクセル「ツインマキシマムだ。振り切るぜ!」

 

「ジョーカー」「アクセル」「マキシマムドライブ」

3人「ライダーツインマキシマム!」

フォレスト「ぐぉーーー!?」

アクセル「絶望がお前のゴールだ。」

 

そうしてメモリブレイクした

 

翔太郎「にしてもあんたいったい?」

スカル「ここでは話せん、事務所へ行こう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

事務所に着くと俊一が待っていた。

俊一「3人とも無事だったのか?フォレストメモリは?」

翔太郎「無事だ。フォレストメモリもブレイクした。」

照井「岩永俊哉も警察が逮捕した。」

フィリップ「その時に彼が助けてくれたんだ。」

 

そこには、ドライバーを俊一に渡した張本人がいた。

荘吉「私は君たちには一応『鳴海荘吉』と名乗っていたが、あながち間違いじゃないらしい。これから話すことをよく聞いて欲しい。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

まず私はあの時フィリップと翔太郎を庇い「死んだ。」はずだった。しかし私の死体は奴らに回収され、財団Xの研究材料になった。そうして私もneverとして蘇った。そんなある時:…

財団Xの男「彼が2人目のnever、柳瀬黒夜だ。」

黒夜「よろしく」

財団Xの男。「君には彼のお目付役をさせたい。」

荘吉「私が彼を、か?」

財団Xの男「お前にはSのメモリとドライバーがある。」

しかし黒夜は恐ろしいことを考えていた。

彼はガイアメモリで人を統制支配することを考えていた。

かつての大道克巳と同じように…

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

荘吉「私は彼の計画を知りギリギリまで近づき本来彼の持つ『ダークマターメモリ』ように設計された『ネクストガイアドライバー』をトリガーメモリに引き合った彼に託した。」

 

俊一「そういうことだったのか…」

翔太郎「だとしたらほっとけねえな。この街を再び泣かす様な奴らに好き勝手はさせねえ」

フィリップ「あぁそうだね翔太郎」

照井「俺も協力しよう。」

荘吉「ありがとう。しかし私そう長くないみたいだ。奴らは私が裏切ったのを知っていたらしい。」

 

翔太郎「まさかおやっさん?」

荘吉「翔太郎、お前は私とは違うが立派になった。」

直後荘吉の体は灰となり風都の風に飛ばされた。

翔太郎「あぁ、おやっさんの分までぶちのめしてやるよ…」

荘吉がいた跡には三本のガイアメモリが落ちていた。

フィリップ「これは…T2.5メモリの『サイクロン』『ジョーカー』『アクセル』!?」

照井「これなら対等に戦える。」

 

そうして彼らは街を守るため長い戦いを繰り広げて行くのである。




セイバーソード
セイバーメモリ使用時の専用剣
セイバーストライク
セイバーメモリをセイバーソードに指すことによって発動するマキシマムドライブ。横一振に強い打撃を与える。
鴉巣生鳳
サバイブメモリ使用時に使える太刀。
正滅滅已
サバイブメモリを鴉巣生鳳を指すことによって発動するマキシマムドライブ。横に切ることで相手を滅ぼしかねないエネルギーを発す
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次回はとある読者さんから頂いたメモリの設定を使用させて頂きます。
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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運命

どうも!今回はとある読者様より頂いたアイデアを使わせて頂きます。
それではどうぞ!


俊一は梨奈と一緒にバイクに跨り通学していた。毎朝一緒にラジオを聴きながら通学するのが普通になっている。今朝のラジオでは…

『最近、どうやら死亡するはずの事故になりかけるのになんと死んでいないと言うまるで摩訶不思議な事が起きています。』

と言う内容だった。

俊一「そんなことがあるのか?」

梨奈「ドーパントとか?面白そう!」

俊一「おいおい…」

そんな時信号待ちを終え青になったため交差点を直進した時。信号無視をしたトラックが突っ込んで来た。

俊一(不味い!)

彼は梨奈に「捕まれ」っと叫んだのち、ハンドルを切りブレーキを掛けて避けようとしたが、タイミングが遅く避けきれそうになかった

俊一(こうなりゃ梨奈だけでも…)

そう思った直後、トラックは気がつけば通り過ぎていた。

俊一「あり?」

梨奈「これってもしかして…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリップ「まるで運命が変わったようだね。実に興味深い。」

翔太郎「そんなこと出来るのはドーパントくらいだろう。」

俊一「善良のドーパント?」

フィリップ「気になるな、調べてみよう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そうして3人はよく交通事故が起きる交差点に行ってみた。

早速翔太郎が渡ると、飛ばしすぎのプリウスが突っ込んできた。すると突如、時空が歪みプリウスは通りすぎ、翔太郎も交差点の先に着いていた。

時空が歪んだ中心点をよく見ると、そこにはドーパントが佇んでいた。

翔太郎「ドーパント!?」

フィリップ「あっ、逃げた。」

俊一「行くか。」

「サイクロン!」「ジョーカー!」「トリガー!」

3人「変身!」

??「仮面ライダー!?」

するとドーパントは変身を解き頭を下げた。

??「見逃して下さい!お願いします!」

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近くの公園にて

フィリップ「名前は出島海成。風都大学の2年生か。どこでこのメモリを?」

海成「実は…」

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ーーーーーーーー

僕には明恵という彼女がいました。

同じ大学に通い、卒業したら結婚する話もしてました。そんな矢先、とある雨の日でした。彼女は大型トラックに惹かれ亡くなりました。

それからというもの僕は死が見えるようになりました。

とても怖くなり家から出ることも少なくなりました。その時、家のポストにこのメモリが入ってました。僕はこのメモリを使い人を助けるようになりました。

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ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海成「それから僕は助けることが癖になり、辞められなくなりました。」

翔太郎「そうか…分かった。今回はm」

奈緒「そこまでよ」

「サバイブ!」

俊一「奈緒さん!?」

サバイブ「あのような強力なメモリをこの様な使い方をするなんて…貴方は必要ないわ。」

俊一「マジかよ!」

「トリガー!」

トリガー「翔太郎、海成さんを頼む!」

翔太郎「分かった!行くぞ!」

トリガー「何故この様なことを」

サバイブ「彼はメモリを有効活用しなかった。だから消えてもらう!」

トリガー「させるか!」

「ランサー!」

そう言うと翡翠色をした姿に変身した。

ランサー「その命…貰い受ける!」

そう言うとゲイボルグと呼ばれる赤色をした槍を出した。

そして、突く、突く、突く、突く!

サバイブ「くっ!今回は退こう。」

そう言うとサバイブは撤退して行った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリップ「俊一、おつかれ。少しドライバーを貸してくれないかい?」

俊一「いいけど、どうして?」

フィリップ「彼の新しいドライバーを作ろうと思って。」

俊一「なるほど…」

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数週間後

海成「明恵…」

フィリップ「ここですか…?彼女が亡くなったのは。」

海成「フィリップさん…」

フィリップ「自分にも大事な家族がいました。しかし自分は彼らを残して1度死に、さらに彼らと対立してしまうことになりました。しかし最後に彼らは自分にここで生きるように願ってくれました。きっと彼女さんもそれを考えてるんじゃないんですか?」

海成「ですね…」

サバイブ「見つけた!」

フィリップ「君は…確かneverの!」

フィリップはロストドライバーを取り出す

「ファング」

フィリップ「変身」

そこには純白の仮面ライダーがいた。

ファング「さぁ勝負だ。」

サバイブ「そう…園崎來斗。私に勝てるかしら」

ファング「上等だ」

肉弾戦にもつれ込むがやはりT2.5メモリには叶わず

ファング「これ以上は持たない…そうだ!」

彼はカバンから1個のドライバーを出す。

ファング「海成さん!これを!」

海成「これは…まさか!」

ファング「今のあなたなら恐らく使えます!使うかどうかは自分できめてくれ」

海成「…僕はあの時何も出来なかった。でも!今の運命は自分で変える!」

「デスティニー!」

海成はデスティニーメモリをデスティニースロットに刺し

それをドライバーに挿入、90度回転させた。

そうするとそこにはオレンジ色のグラデーションに黒い翼を携えたまた別の形状をした仮面ライダーがいた。

デスティニー「もう逃げない!」

そう言って背中にある折りたたみの大剣「アロンダイト」を展開させ相手に向けた

サバイブ「予想は出来なかったけど、敵じゃないわ!」

しかし彼のセンスは抜群だった。

サバイブも苦戦する一方だ。

デスティニー「これで決める!」

アロンダイトにデスティニースロットを差し込む

「デスティニー、マキシマムドライブ!」

デスティニー「デスティニースラッシュ!」

サバイブはギリギリの所で避け撤退した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔太郎「あんたも仮面ライダーに!?」

海成「はい、拙い戦い方しか出来ませんがよろしくお願いします。」

こうして以外な形でこの事件は幕を閉じた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

??「仮面ライダーが4人、か。まぁ僕の敵じゃないかな!」




ランサーメモリ
槍騎兵の記憶を宿したガイアメモリ。
ゲイボルグ
仮面ライダーランサー時に使用する紅の槍
デスティニーメモリ
運命の記憶を宿したメモリ
デスティニードライバー
デスティニースロットと呼ばれるろ紙代わりのフィルターが入ったスロットにメモリを刺しそれをディケイドライバーのように90度回して変身する。
アロンダイト
デスティニーの持つ大剣
デスティニースラッシュ
アロンダイトにデスティニースロットを刺してするマキシマムドライブ。大きく振りかぶって下に下ろすことですざましい衝撃波を起こす
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サラッと色んなネタを詰め込んでます。
また最後には不敵なやつの一人語りが…

次回を御楽しみに待っていて下さい!
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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疾風と銃撃手/時間を検索

今回はフィリップと俊一の共通点が分かります
それではどうぞ


7月末の某日。

鳴海探偵事務所では大きなくしゃみが何回も聞こえていた。

その主は…

翔太郎「ぶぅえっクションいぇ!…ぁあ、アギゴー!ざむげがぶぅえっクションいぇ!」

亜樹子「絶対夏風邪だよーそれ!休んでどいて!」

翔太郎「ぞんなゔぁけにはいがねぇんだよ!ぶぅえっクションいぇ!」

フィリップ「そういえばこんなこと前にもあったね」

翔太郎「だじかに…」

フィリップ「また1度入れ替わろう。僕が左翔太郎になる。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後海成と俊一が探偵事務所に向かうと、普段の翔太郎のような格好をしたフィリップがいた。

俊一「な…何をしているんだい?」

フィリップ「翔太郎が千年に1度かかる夏風邪にかかってしまって…」

海成「えぇ…」

フィリップ「それで僕が左翔太郎になったんだ。」

俊一「おぅ…」

 

その時、事務所のドアを叩く音がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

唯子「お願いします。時間を取り戻して欲しいんです!」

依頼者の女性、石田唯子は言った。

フィリップ「時間を…?」

唯子「実はここ最近の行動の記憶がないんです。周りの友人らは何をしたかとかは知っていて、私だけ記憶がないんです。まるで私の周りだけ時間が動いて居るようで…」

フィリップ「そうですか…わかりました。引き受けましょう。その依頼。」

唯子「ありがとうございます!」

フィリップ「いつから記憶がないと思ったんですか。」

唯子「2週間前の記憶はあります。」

フィリップ「その2週間前、誰かと接触したとかはないですか?」

唯子「バスの中で居眠りしていて…起きた時黒いパーカーを着た人がいたんですけど直ぐに降りて行きました。」

フィリップ「そうですか…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリップ「今回の事件中々きびしいなぁ」

俊一「確かに証拠が少ない。」

フィリップ「一応検索してみよう。」

 

ー地球の本棚ー

フィリップ「1つ目の条件は時間、2つ目はパーカー」

俊一「ダメだね、全然絞り込めない。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その日の夕方がきた。

俊一「ダメだ、全然検討がつかない。」

フィリップ「見つかるのか?」

その時、バスに乗るパーカーの男がいた。そのバスを見ると唯子さんもいた。

 

俊一「乗ろう!」

フィリップ「あぁ!」

 

そのバスには、唯子さん以外は乗ってなく、そこにパーカーの男、俊一とフィリップが乗った。唯子さんは同じように寝ている。そこでその男は唯子さんの隣に座り、ずっと懐中時計と睨めっこしている。

その時計が5時を指すその瞬間男はフードを被り肩にガイアメモリを刺した。

俊一「不味い!」

「トリガー!」

しかしタイミングが遅くもう既に彼は唯子さんに触れたまま無数に体に着いている時計の中から肩にある時計を選び体の穴に入れる。そしてリューズを引き時間を止める。

こうすることによって彼女の中で時が止まり周りだけ時間が流れるという状況が出来上がる。

 

トリガー「くそっ」

??「仮面ライダーだと?不味い!逃げるぞ」

するとそのドーパントは窓から飛び降りた。

 

フィリップ「見失ったね。」

俊一は変身を解いた。

俊一「でも多くのキーワードを見つけた。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

探偵事務所にて

 

フィリップ「検索を始めよう」

 

ー地球の本棚ー

俊一「キーワードを追加、懐中時計、フード、リューズ」

フィリップ「ビンゴだ!クロックドーパントだ。変身者は桐山朔月。唯子と同じ風都大学に通う大学生だ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリップ「どうやらクロックの持つ効力は1日だけで毎日かけないと効果がないらしい。」

 

俊一「じゃあ5時前に共立病院前の風都バス乗り場にいれば

捕まえられるな。」

 

照井「俺も手伝う。その事件は警察でも追っていた。」

 

フィリップ「そうか…よろしく!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PM4時50分。共立病院前のりば。

そこにはバスをまつ朔月がいた。

照井「桐山朔月。少し話をいいか?」

朔月「そうは行くかよ!」

「クロック」

クロックドーパントに変身する。

「トリガー!」

「サイクロン!」

「アクセル!」

俊一/フィリップ「変身」

照井「変…身!」

 

黒夜「そうは行きませんよ…!」

「ダークマター」

そこには仮面を付けたまるでオペラ座の怪人のような姿をしたドーパントがいた。

サイクロン「照井!朔月を頼む」

アクセル「俺に質問をするな!」

トリガー「行くよ!」

 

ダークマター「俊一、久しぶりだな。」

トリガー「お前に呼ばれる名はない!」

ダークマター「よく言えますね!」

彼は闇のオーラを放ち闘う気力を削ぐ。

トリガー「効くかよ」

ダークマター「やはりな…だが」

どんどんオーラは広がり彼を傷つけていく。

フィリップ「やめろ!」

ダークマター「やはりお前は効かんな。流石元祖データ人間だ。」

トリガー「どうしてあえて自分に攻撃を…?」

ダークマター「ではこの際だから言おう。君は人間ではなくデータの塊だ。」

 

トリガー「え…?」

彼はトリガーマグナムを落とし膝から崩れ落ちる。

トリガー「嘘だ、嘘だ!」

フィリップ「その話、本当なのかい?」

ダークマター「嘘は言ってないぞ。まぁ苦しむが良い。ふっふっふっ」

 

フィリップ「おい!しっかりしろ!俊一!」

 




という訳で俊一の秘密のひとつを解禁出来ましたね。
ということで次回をお楽しみに!
それでは(´・ω・`)/~~ノシ


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