誰が為の物語 (コーヒー中毒社会)
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アリスの設定

たびたび意見をもらっていたこれ違うんじゃないの?と言う意見にそろそろ設定作らなきゃと思って作りました。


NAME アリス

 

個性 童話 童謡

童話や童謡などの現象(魔法)や登場人物を召喚できる個性、応用が死ぬほど効く。また魔法でナーサリーライムに縁のある人物を呼び出すことも可能

 

キャラ設定

ある少女が死の間際に何の因果か、他の世界のありすとナーサリーライムを断片的に見てしまい。他世界の心から友人と呼べる存在を得たありすにあこがれ、見た世界にいたありすとナーサリーライムを断片的に見た情報だけで想像して作り上げ自分と共に病室にあった不思議の国のアリスの本に宿った存在。なので他世界の記憶もあるがツギハギだらけの断片的で記憶なので他世界のナーサリーライムが忌避していたこともできる存在。なので見た目はありすと全く同じだがFate世界のナーサリーライム、そしてありすとは全くの別存在である。また自分が作られた存在であると自覚している。また時おり別世界のナーサリーライムの記憶を夢で見ることがある。

 

好きなもの 本(特に童話) 紅茶 友達

嫌いなもの 自分を傷つける人 友達を傷つける人

 

アリスの様な異形

断片的に見えた記憶の中にいた存在、基本的にはアリスによって召喚されアリスに従う存在になってしまっている。だが時おり召喚されたさいに相手に攻撃することを嘆き苦しみ涙を流す様子を見せる。

 

NAME ⬛⬛⬛

個性 憑依 観測 想像

 

設定

悪の黒幕オールフォーワンによる実験の結果、個性は適応したものの体が衰弱し死亡する際に他世界のありすを観測し境遇が似ているのに独りぼっちでは無いありすを断片的に見てしまい、自分もありすやナーサリーライムのようになれたらと考えた結果その記憶をもとに贋作のナーサリーライムを想像し混ざりあって病室にあった不思議の国のアリスの本に憑依した。なので体は死亡しており処分されてしまっている。また死ぬ際にもしオールフォーワンへの憎悪が強すぎた場合あの異形を作り上げた可能性がある

 

好きなもの 本(特に童話)

嫌いなもの オールフォーワン 自分を傷つける人

 

 

その他

アリスの魔法によって呼び出される事のある英霊はアリスとナーサリーライムが別物だと知っている為新しい友人として接している英霊が殆んどである。

 

 

周りからの評価

 

イレイザーヘッド

アリスの里親で同居している戦闘能力や人柄等を信用しているが、純粋すぎてやりしぎてしまうことや一般常識の無さに苦労している。

 

緑谷

個性が気になっている。時々個性の応用方法などについて話したりしている

 

八百万

年の離れた妹のような感覚で接している。紅茶などの話や童話の話なので盛り上がっている。時おり自宅に招きお茶会を開いている

 

切島

仲のいい男子の一人、戦闘訓練の際にコスチュームを取ってもらった事を切っ掛けに話始める。時々教室内で楽しそうに会話をしているところを見ることができる

 

ジャック・ザ・リッパー

ナーサリーライムと別人なのは理解しているがそれでも友人として接している。初対面の時は喧嘩になったが何度も呼び出した結果一番の仲良しになっている。時々アリスとイタズラをしてイレイザーヘッドを困らせている。

 

 




脳内で作っていた設定。見た目以外は完璧に別人なんですよね


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『アリス』との出逢い

友達のリクエストもあって、書くことになったので書いてみた‼


「わすれちゃったの? こう言うの。

 "あわれで可愛いトミーサム、いろいろここまでご苦労さま、でも、ぼうけんはおしまいよ"

 "だってもうじき夢の中。夜のとばりは落ちきった。アナタの首も、ポトンと落ちる"

 "さあ―― 嘘みたいに殺してあげる。ページを閉じて、さよならね!"」

 

そう少女が楽しそうな声音で相手に語りかける。すると1迅の風が少女の三編みを揺らすそれと同時にその少女と相対していた相手の首が宙を舞った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「死体の状況はどうだ⁉」

 

「首ですがまるで鋭い刃物で一息に切り落とされたようです」

 

この個性社会、超常社会と言われる現代においてもこの連続殺人事件は異様だった。まず毎回殺され方が違う事にある。ある時は凍らされ、またあるときは全身を焼かれ今回は首を落とされる。そして手掛かりが一切無いことも事件の解明を非常に難しいモノにしている...いや手掛かりの様なものはある。それは不思議の国のアリスをモチーフにした本の栞と童話をモチーフとした被害者の様子を表すような手紙である。それゆえに警察やヒーローからは『狂ったアリス事件』と呼ばれている。この事件の被害者は既に十を越えており一般的な市民は恐怖に震えている...かと言われればそうでも無い。何故なら狙われているのは凶悪な事件を起こした(ヴィラン)である。それ故に危険視する人間もいれば感謝する人間もいる。だがこの事件の一週間後事件は終わりを迎えることになる。切っ掛けはある(ヴィラン)が廃ビルに拠点を作ったと言う情報を掴み何名かのヒーローがそのビルに入った事で事態は動き始めた。

 

「屋内戦闘ともあって、君が来てくれてよかったよイレイザーヘッド」

 

「ああ、(ヴィラン)が一人。確かに俺がいた方が合理的だなシンリンカムイ」

 

「しかし、凶悪(ヴィラン)かぁ、既に『アリス』に殺されていなければいいが」

 

「『アリス』か確かに奴の出現条件に当てはまる」

 

普通は敵の本拠地でこんなに話すことは非常識だと思うが、そこはプロのヒーローである彼らは例外である。今回の事件の主犯は確かに様々なヒーローから逃げおおせている。だがこの二人にかかれば余裕の仕事である。今回の主犯の個性は透明化であり、戦闘になるとそれを駆使して逃げているのだが本人の直接の戦闘能力は低いと、多数の交戦したヒーローが証言した。

 

「と、ここか?だがおかしいな人の雰囲気が一切ない」

 

「確かにおかしい...⁉この臭いは‼」

 

そう、主犯が居るとされる部屋のドア前に立った二人が感じたのは据えた鉄のにおい...血の臭いである。

 

「クソッ、遅かったか‼」

 

そう言ってシンリンカムイがドアを開ける。そこには地面に突き刺さる西洋剣と頭を落とされた主犯の姿だった。

 

「ちっまた『アリス』か。今回は何だ」

 

そう呟くイレイザーヘッドの足下には1通の手紙が落ちていた。中にかかれていたのは簡単な1文だけ

 

「悪い悪いジャバウォックはヴォーパルの剣の前に首を落とされて死んじゃうの。くるくるくるくる回る首、宙を回って落ちちゃった‼」

 

この手紙を見たとき、何の気紛れかイレイザーヘッドは個性を発動した目で周りを見渡す。すると主犯が使っていた机の上から少女の様な声が上がった

 

「キャッ‼表紙がピリピリするのだわ‼本は大切にしないといけないのだわ‼あなたは悪いお友だちよ‼」

 

それと同時に机の上にあったと思われる本がいきなり浮かび上がった

 

「なっ‼何だ⁉」

 

と動揺しながらもシンリンカムイは直ぐに戦闘体制に入る

 

「お前...何者だ?」

 

「あらあら?お名前は人に聞く前にまずは自分から名乗るものだわ‼意地悪な読者さん」

 

「ちっ、俺はイレイザーヘッドだ」

 

「私は『アリス』よろしくね。読者さん」




感想ください‼


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2ページ目

なんとか仕上げましたよ‼


「なんだお前?何で本の姿になってやがる」

 

イレイザーヘッドもとい相澤消太は余裕そうに話しかけるが内心はかなり警戒していた。彼の個性は個性を消す個性。この個性は異形型と言われる個性には効かないが、彼には『アリス』が異形型の個性ではないと踏んでいたため本の姿のままである『アリス』に危機感を感じていた

 

「当たり前なのだわ、だって本が本の姿をするのは当たり前よ?だってそうしないと読者が見つからないのですもの」

 

そして彼の予想は斜め上に外れることになった。彼は何らかの手段で自分の個性を無効化しているのかと思っていたが彼女が言うには自分は本だと言う、もしそれを真実だと仮定すると本に個性が宿ると言うイレイザーヘッドが教師を勤める学校の校長以上にレアな存在になるだろう。その存在はこの社会を揺るがすほどに大きな存在になるだろう。彼はそれによる影響を恐れたが故に彼は彼女『アリス』を独断で保護することにした

 

「なぁ、お前...アリスだったか?」

 

「ええ、そうよ?新しい読者さんそれがどうかしたかしら?」

 

「俺は学校で教師をやってんだ」

 

「まぁ‼貴方先生だったの?でもそれがどうかしたの?」

 

「単刀直入に言おうお前学校に興味はないか?」

 

「まぁ‼本当に⁉学校なんて初めてなの‼嬉しいわ‼嬉しいわ‼」

 

そう言いながら『アリス』と名乗る本は空中でクルクルと回っている。

 

「まず、学校に行く前提条件だが人型にはなれるよな?」

 

「ええ、もちろんなれるわよ?人型にでしょ?」

 

そう言うと、『アリス』の体を光が包む。すると光の中から黒いゴスロリ?の様な服ををつけて、銀髪を黒いリボンで纏めてお下げにした女の子が現れた。

 

「これでいいかしら?先生?」

 

「ああ、バッチリだ」

 

「イレイザーヘッド、お前マジで学校に行かせる気か?」

 

「ああ、そうだ」

 

「理由は?」

 

「まず、『アリス』には論理感が欠如していると思う。だからそれを補うための学校でもあるし、何よりも俺が個性を発動させてコイツを見たのに本の姿のままだっただろ?そう考えると、コイツの本来の姿が本って事だ。これが社会に知れたらどうなると思う?かなりデカイ混乱を招くし確実に個性の実験材料にされる。それを起こさないために俺はコイツを雄英にいれようと思う」

 

「確かに一理あるなイレイザーヘッド、俺も一緒に根津校長に掛け合おう」

 

「お話は終わったの?読者さん達?」

 

「ああ、『アリス』まず学校に入りたいなら俺と一緒に雄英高校に行くぞ」

 

翌日イレイザーヘッドもとい相澤消太はアリスとシンリンカムイを連れて雄英高校の校長室に来ていた。

 

「やぁ、相澤君それにシンリンカムイ‼君が‼しかも他のヒーローまで連れて私に話ってどうしたんだい‼」

 

「根津校長、無理を承知で話すがここに入学させたい生徒が居る」

 

「ふむ、本当にいきなり難しい話を持ってくるね?どんな子なんだい?」

 

「まず、社会に出すと不味いです...かなり」

 

「ふむ、君にそこまで言わせるとは末恐ろしいね‼だけどどう言う意味で不味いんだい⁉」

 

「根津校長は最近起こっている連続(ヴィラン)殺人事件についてご存知ですか?」

 

「勿論さ‼そしてここでその事件の話を持ってくるってことはその事件の関係者かい⁉」

 

「関係者と言うか、犯人です」

 

「じゃあ、君は連続殺人犯をこの学校に入れたいと言うことかい⁉」

 

「確かにそうなりますが、犯人を警察に渡した方がより厄介なことになります」

 

「ふむふむ、警察に出したら駄目でここに入学させたいとなると犯人は子供だったのかい?」

 

「いいえ、根津校長...犯人は本でした。」

 

「本?」

 

「ええ、本です。本に個性と人格が宿ったものが今回の連続殺人事件の犯人でした。」

 

「それは、本当かい?相澤君それにシンリンカムイ」

 

「「ええ本当です」」

 

「と言うことは相澤君が小脇に抱えているその本が今回君が入学させたいと言った生徒かい?」

 

「おいアリス、自己紹介しろ」

 

「ええ、わかったわでもレディに対してその言い方は失礼じゃないかしら?」

 

と言いながら彼の抱えていた本が宙に浮いて、どこからか可愛らしい少女の様な声が響いてきた

 

「私はアリスよ、よろしくね‼可愛い可愛い‼元気な眠りネズミさん‼」

 

「驚いた、まさか本当に本が喋り自我があるとは、ではアリス君ちょっと質問があるのだがいいかね?」

 

「ええ、勿論よ‼さぁお話ししましょ?ネズミさん‼」

 

「じゃあ、まず一個めの質問だ。君に学校に行く意思はあるかい?」

 

「勿論だわ‼だって学校なんて私初めてだもの‼とってもワクワクしちゃうわ‼」

 

「次の質問だ(ヴィラン)とは言え、何故人を殺したんだい?」

 

「だって、悪者は退治されるべきよ?どんな童話でもそう‼悪役はちゃんとやっつけなくちゃ‼」

 

「ふむふむ、大体分かったよ。相澤君‼アリス君の入学を許可しよう‼」

 

「まぁ本当に?嬉しいわ‼嬉しいわ‼これからよろしくお願いね?相澤先生‼それに根津先生‼」

 

こうして、アリスの雄英高校入学が決定したのである。これにてプロローグはおしまい。ここからアリスのお話が動き始めるの‼




感想‼評価‼よろしくです‼


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初めての学校

明けましておめでとうございます(激おそ)頑張ったんだけどね。難しかったです。
2019/5/4 アリスの個性名を変更しました


「はーい、席につけ~昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった。爆豪おまえもうガキみてえなことするな、能力あるんだから。で緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か個性の制御いつまでも出来ないから仕方ないじゃ通させねえぞ。俺は同じことを言うのが嫌いだ、それさえクリアすればやれることは多い焦れよ緑谷。それと今日からクラスメイトが一人?増える、仲良くしてやってくれよ。ほら自己紹介ださっさとしろよ?」

 

クラスメイトは何故人数のところで悩むような口ぶりになったか疑問に思ったし、ドアが開いて人が入ってくるわけでも無いので尚更皆の頭のなかには疑問が渦巻いていた、だがその疑問も数秒後に解決されることになった。突然相澤先生が持っていた本が独りでに動き始めたからである

 

「まぁ‼お友だちになれそうな人がいっぱいで嬉しいわ‼」

 

そう言って教卓の前に本が移動すると、今度は本が光輝いて光が収まると同時に雄英高校の制服を着けて銀髪を三つ編みにした女の子が教卓の前に立っていた

 

「私はアリス‼よろしくね‼お兄さんにお姉さん。」

 

「というわけで編入生のアリスだ個性は童話、童謡だ、席は八百万の隣な八百万面倒を観てやってくれよろしくな。」

 

するとアリスと名乗った少女はとてとてと自分の指定された席まで歩みを進み席につく

 

「よろしくね、私アリスよ‼八百万お姉ちゃん」

 

「ええ、これからよろしくお願いしますわアリスさん」

 

相澤先生がアリスが席につくとついでにといった感じで結構な発言をかましていった。

 

「それと急で悪いが今日は君らに学級委員を決めてもらう。」

 

学級委員、今日編入したばっかりのアリスには殆んど関係のない話なので立候補せずそのまま静観していた。因みに投票制になったので取り合えずアリスは隣の席の八百万に投票しておいた

 

隣の席になったアリスに対して八百万は内心疑問を感じていたまず時期がおかしい、なぜ学校が始まってすぐの今の時期なのかこんな時期に編入するのであれば最初から受験を受けて入った方がいい。そんなことを考えていたがまずは人柄を知ろうとアリスに話しかけてみることにした。

 

「アリスさん、あなたの個性は童話、童謡と聞きましたが一体どんな事ができるのですか?」

 

確かに気になると周りから声が上がる。これも個性社会ならではの会話だろう

 

「八百万お姉ちゃんは頭がいいのね‼とっても素敵よ‼私が何をできるかでしょ?おとぎ話や童話に出てくることは何でもできるわ‼もちろん魔法だって‼何だってできるのよ、だって私は子供たちの夢ですもの‼」

 

他にも様々なことを聞かれているうちに、一時間目のチャイムがなって、そのままお昼に延期になった。

 

「アリスちゃん一緒に学食でごはん食べよ‼」

 

そう言って話しかけてきたのはピンクの肌に角を持つ芦戸三奈ちゃんである。これで飯を食えと相澤先生からお金は渡されているので、アリスはその提案に乗ることにした。

 

「ええ、もちろんよ‼お茶会もご飯も友達と一緒の方がもっと楽しく美味しくなるもの‼」

 

そう言って、三奈と一緒に食堂まで向かう途中で八百万と耳朗を見つけたので巻き込んで食堂に到着して、たまたま近くにいた緑谷と飯田と麗日も一緒に食べることにした。因みにアリスのお昼はオムライスにした。そして楽しく談笑していたが、突如響き渡ったサイレンにそれは打ち消された。

 

「あら?お祭りかしら皆急に走り出したわ‼」

 

「アッアリスさんコレは避難警報です‼早く避難しないと(ヴィラン)に襲われますわ‼」

 

「でもでも、お姉ちゃん悪い人たちは居ないわよ?来てるのはカメラとマイクを持った大人だけよ?」

 

「アリスくん‼外にいるのは報道陣だけなのかい⁉」

 

「ええそうよメガネの騎士さま?」

 

「俺を浮かせろ‼麗日くん‼」

 

そう言って麗日お姉ちゃんとタッチした飯田がフワリと浮き足からでたエンジンで出入り口の上に張り付いて叫んだ

 

大丈ー夫‼ただのマスコミです!何もパニックになる事はありません大丈ー夫‼ここは雄英‼最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう‼」

 

彼の活躍によってパニックは落ち着き、生徒も冷静な判断ができるようになり騒ぎは沈静化した。そして次の時間にその事件を見ていた緑谷の推薦で飯田が委員長になったのであった

 

そして放課後、相澤先生の申し出により演習場で個性の確認をすることになった。そしてそのとき偶々一緒に居た数名のクラスメイトと一緒にドーム型の演習場にアリスは来ていた。

 

「じゃあ、始めるかアリス」

 

「ええ、よろしくね?真っ黒で優しいルークさん‼私は何をしたらいいの?」

 

「じゃあ、自分が一番危険と思う事をやってみてくれ」

 

「う~ん、難しいわ?だって殺しちゃいけないんだから手加減できて危ないものをやらなきゃね、だったらやっぱり(アリス/わたし)かしら?だから手を貸して可哀想なもう一人の(アリス/私)

 

するとアリスの足元に巨大な魔法陣が現れ光を放つ

 

「おい‼アリス何をする気だ⁉」

 

「一番危なくて制御できるものを呼び出したのよ?それとねひとつ教えてあげる。童話はね日々の希望ではないわ、日々の絶望を和らげる小さな光、そして童話って怖くて危ないものも多いのよ?」




感想と評価をよろしくお願いします‼


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相澤先生と訓練

長らくお待たせして申し訳ない...今回は短めですが楽しんでくださいな


         可哀想な女の子は

      色んなモノを食べちゃって

       怖い怪物になっちゃった

 

そうアリスが唱えると足元の魔法陣が一際輝き、そこから異形が現れた。その姿はまるでアリスの姿を無理矢理歪めたような姿だった異様に伸びて垂れ下がった首、片腕はまるで樹木の枝のようになりその先には黒を基調にし斑点が大量に付いた球体状のモノが無数に付いていた。その姿を見てついてきていたクラスメイトは全員息を飲む。するとノイズのかかった、だが悲しい声が聞こえてきた

 

『女の子は...お砂糖..と...スパイス..と...素敵なモノ...』

 

そして、枝の先の球体は歌を紡ぐ子供のような声で不気味に嘲笑うかのように

 

『『Ring-a-Ring-o' Roses,

  A pocket full of posies,

  Atishoo! Atishoo!

  We all fall down.』』

 

その異形を見るアリスの表情はとても悲しそうな顔をしていた。でも表情を切り替えて相澤先生にこう告げた

 

「この子はアリスあり得たかもしれない私、可能性の私。私が守れなかった約束を守るために壊れた私よ。でもね先生躊躇わなくても良いわ。だって躊躇ってたら大ケガするもの‼」

 

アリスがそう言うと共に異形の枝の先から球体が数体物凄いスピードで突っ込んできた。相澤先生はうまく回避したが、球体達が壁にぶつかった音を聴いてなお恐ろしく感じる。その音はまるで大砲が硬いものに当たったかのような轟音であったからだ、そこから間髪を入れず異形は背中から骨組みだけの翼を展開する。そしてその骨組みにはまるで羽毛のように大量のハサミが生え相澤を狙い射出される。射出が始まってから最初の方は相澤先生もハサミを捌ききれていたが、徐々に捌くのが難しくなり数本のハサミが刺さる‼と言うところで相澤先生の個性によって異形と全てのハサミが消え去った。

 

「コレはかなりヤバイな、コイツ単体だけでもヤバイが+お前の攻撃まで入ってくると回避不可能だな。それにしてもあの怪物はなんだ?」

 

「う~ん、何て言ったらいいのかしら?私であって私じゃないとしか言えないわね。でもねあの子は正真正銘アリスよ女の子には秘密が多いもの」

 

そう言ってアリスは演習場を出ていった。そして演習場に来ていた他のクラスメイトは唖然とすることしかできなかった。

 

-------------次の日----------

 

朝学校にくると早速アリスは昨日演習場にいたメンバーに質問攻めにさせられた。特に詳しく聞いてきたのは緑谷と八百万の二人だった。いくつか質問を抜粋して説明してみよう。

 

八百万PART

「アリスさん‼昨日のあの生き物はいったい何ですの⁉」

 

「相澤先生にもいったけど彼女はアリスよ?私であって私ではないもの私の可能性の一部よ?」

 

「他にもあのようなものは呼び出せますの?」

 

「ええ、童話や童謡に関わるものなら何でも喚べるわハーメルンの笛吹だって青髭のおじ様だって海賊だって雪の女王だってロビン・フッドだって何でもねそして、個人的な縁があって呼べる人も少しだけいるわ」

 

緑谷PART

 

「アリスさん‼昨日のあの生き物は何⁉」

 

「相澤先生にも八百万さんにも説明したから先生か彼女から聞いてちょうだい?まぁ私の可能性の一部とだけ言っておくわ」

 

「他には何ができるの?」

 

「皆大体聞くことは同じなのね、他にできるのは童話や童謡に関わるものを呼び出したり魔法が使えたり色々できるわよ」

 

大体の質問はこんな感じだった。基本似たような質問が繰り返されるので後半は若干受け答えが雑だったらしい。そしてその日の午後アリスは初めてのヒーロー基礎学の時間であった。




何か、ジャックザリッパーとかロビン・フッドとかアリスが召喚できる流れになってしまった...アリスがどんどんチートに...感想や評価待ってるZOY。因みにジャックちゃんを呼べるのは個人的な縁があってのことです


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童話の救助訓練

遅れてすいません‼かなりの難産でした...これからもペースは遅いと思いますが更新は頑張ります‼


「救助訓練?ヒーローは悪い人達をやっつければいいんじゃないの?」

 

「おい、アリスヒーローはな確かに(ヴィラン)を倒すのも仕事だ。でもな災害や人災で市民を守り救助するのもヒーローの大切な仕事だ」

 

「まぁそれは本当⁉だったら私ももっと頑張らなくちゃ‼」

 

アリスが質問し相澤先生が答える。アリスがこのクラスに入ってからよくみる光景だ。アリスは頭は見た目以上にかなり良いのだが、常識が欠けている部分がある。それを相澤先生が補足すると言う流れに最近はなっている。

 

「まぁと言うことで今日のヒーロー基礎学は人命救助訓練、そして今回の授業だが俺とオールマイトそしてもうひとりの3人体制で見ることになった」

 

「レスキュー...今回も大変そうだなー」

 

なんてぼやく生徒やヤル気に溢れる生徒などやはりと言うべきかかなり個人差のある考えを話している。アリスは内心ウキウキしていた。ヒーローになるために必要な勉強ができしかも様々なヒーローと会えるこの授業が好きだったからである。

 

「おいまだ途中」

 

その相澤先生の一言で教室が静まり返るのもまたいつもの事だったりする

 

「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。それと訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく以上準備開始」

 

相澤先生がそう言うと共にクラスメイトが準備していくのをアリスは少しの間眺めていたが、自分も先日相澤先生に用意してもらったコスチュームに着替えようと思いコスチュームを取ろうとするがコスチュームがアリスの身長よりも高い場所にあり困っていると

 

「少し失礼するぜ」

 

と言う言葉とともにフワッと言う感覚と共に誰かに抱えあげられた。抱えられたのでコスチュームまで手が届き、コスチュームを取ったら優しくおろしてくれた

 

「ありがとう‼優しいお兄さん‼たしか名前は切島さんであってるわよね?」

 

「おう、当たってるぜアリスちゃん名前覚えててくれてサンキュな。でもお礼を言われるような事じゃないぜ?困ってる人がいたら助けるのは当たり前だからな」

 

そう言って切島さんがアリスの頭を少し粗っぽく撫でてくれるコレにはアリスもくすぐったそうに身をよじっている

 

「もう‼切島お兄さんったら髪が乱れちゃうわ‼でも撫でてくれてありがとう‼でもちょっと急がないと遅れちゃうわ‼お兄さんじゃあバスの前で会いましょう‼」

 

そう言ってアリスは他の女子と共に女子更衣室へ小走りに走っていった

 

「そう言えばアリスちゃんのコスチューム見るのは初めてだね」

 

「そうね私もデザインはやったけど、実物を着けるのは初めてだからワクワクしちゃうわ‼」

 

そう言いながら服を脱いだアリスの体を見て驚きの表情をする者が数名いた。理由はこの個性社会でも目を引くからだの構造をしていたからである。確かに個性社会には人の形を外れる異形型の個性もある。だがアリスの体は異形型の個性とは思えないほど人間に近いものであったある一点を除いては。そこは関節であったアリスの関節部分は球体関節と言われる主に人形に使われる関節であったからである。だが何度も言うが町にも異形の姿が溢れる個性社会である。全く異形型に見えなかったため少し驚いたがそれだけであり、そのままアリスと仲良く話ながらバスへと向かうのであった。

 

「切島お兄さんのコスチューム、コスチュームって言ってるけど殆ど肌を隠してないわね?でもとっても似合っててかっこいいと思うわ‼」

 

「サンキュ‼アリス。でもアリスのコスチュームも似合ってて凄く可愛いぜ‼」

 

「まぁ‼切島さんったらお上手ね♪」

 

「切島ちゃん、アリスと随分仲が良いけどいつの間にそんなに仲良くなったのかしら?」

 

「あぁ、それはなアリスのコスチュームが高いところにあって取りにくそうだったから取ってあげたんだよそこから色々話してな」

 

「そうよ‼切島さんはとっても優しいのよ‼」

 

そう言って満面の笑みを浮かべるアリスを見て何名か浄化されそうになると言う事件?があったもののバスは無事目的地についた

 

「「スッゲー‼USJかよ!!?」」

 

「水難事故、土砂災害、火事......etc.あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場ですその名も............ウソの災害や事故ルーム(USJ)

 

「スペースヒーロー13号だ!災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

「わーーー私好きなの13号!」

 

と、緑谷と麗日の二人が盛り上がっていると相澤先生と13号が二人で話し込んでいて話終わると相澤先生はしょうがないかと言うような顔をして13号が話始める

 

「えー始める前にお小言を一つ二つ...三つ...四つ...」

 

「あら?お小言がふえていってるわね?」

 

そんなアリスの呟きをスルーして13号は話始める

 

「皆さんご存じだとは思いますが僕の個性はブラックホールどんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですいね」

 

そう緑谷が言うと麗日が横で頭を激しく振っておりアリスはあんなに頭振って外れないのかしら?と呑気な事を考えていた

 

「ええ......しかし簡単に人を殺せる力です皆の中にもそう言う個性がいるでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知りオールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では心機一転!人命のために個性をどう活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない助ける為にあるのだと心得て帰ってください。以上!ご静聴ありがとうございました」

 

「まぁ‼とっても素敵なお話だったわ、13号さん‼」

 

そのアリスの言葉を皮切りに他のクラスメイトからも称賛の声が上がる。その時アリスは何故か空気がピリッとしたような感覚を覚え周りを見渡すと噴水の近くに黒いモヤのようなものが突如現れた。そしてその中から人の腕が現れると、それを相澤先生は確認し叫んだ

 

「一かたまりになって動くな‼13号‼生徒を守れアリス‼非常事態だ‼力を貸してくれ」

 

「あら?そこまで貴方が言うと言うことは本当に非常事態なのね?わかったわ」

 

「何だアリャ⁉また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」

 

「いいえ違うわ、切島さんあれは」

 

「動くなあれは」

 

(ヴィラン)(だ)(よ)!!!!」




いや~私事ですが最近学校の方が大変でキツいですね~小説を読んだり書いてる時間が癒しです~


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童話と友達

すまねぇ皆...違うってのは分かってる‼でも‼俺は...ナーサリーとジャックの絡みが...見たかったんだ‼
あっ、後この小説は更新が遅いながらも続けていく予定なので生存報告もかねてかなり短いですが投稿しました


「アリス‼俺との模擬戦の時に呼び出したあの怪物を出せるか⁉」

 

「ええ勿論よ‼じゃあ呼び出すわよ。来てっ‼ありす‼」

 

そう叫ぶとアリスの足元からアリスの姿を歪めたような怪物が現れた。その怪物は異形の翼からハサミを大量に射出して(ヴィラン)達を射ぬいていく

 

Ring-a-Ring-o' Roses

  Ring-a-Ring-o' Roses,

  A pocket full of posies,

  Atishoo! Atishoo!

  We all fall down.

 

異形は唄う、生半可な悪を嘲笑うかのように幼いが故の悪意が達に牙を剥く、ハサミから逃げ切った(ヴィラン)達を次は枯木となった腕から黄色い目玉のような模様のついた黒い球体が(ヴィラン)達を襲った。アリスの指示なのか肩や足など急所から外れた場所へ襲いかかり、的確にその部位を抉り取っていく。

 

「なんだァ⁉こいつわァ⁉」

 

「いてぇ、いてぇよぉ簡単な仕事じゃねぇじゃんかよぉ」

 

「くそっ‼化けもんが‼」

 

そう口々に悲鳴や悪態をつく(ヴィラン)達をアリスは嗤い異形は歌う。

 

「おい、アリス(ヴィラン)とは言え殺すんじゃねぇぞ合理的じゃないからな」

 

「くそっ‼なんだよこの餓鬼は...面倒だな黒霧」

 

そう顔に手を張り付けた男が呟くと黒い霧のような(ヴィラン)がアリスと相澤先生の間を抜けて後ろで避難しようとしていた皆の元へと襲いかかり、皆が霧に包まれたと思ったら13号先生と数人を除いて皆居なくなってしまった。

 

「しまった⁉チッ、数がかなり多いなこう言ってられないが少しでも援軍が欲しいな」

 

「相澤先生...援軍...私なら呼べるわよ‼」

 

「お前そんなことできるのか⁉」

 

「出来るけれど、少し時間が必要なの‼相澤先生、時間稼ぎをお願いできるかしら?」

 

「どれくらいだ‼」

 

「3分もあれば充分よ‼」

 

「任せろ‼」

 

相澤先生がそう返事をすると早速アリスは何処から取り出したのかわからないが、黒いナイフと小さなランタンを取り出して詠唱を始める

 

「届いて私のお友だち、出てきて私のお友だち、お別れなんて言わないわ、何時でもあなたと会えるもの、もしも私の招待状が届いたならば何時でも何処でもご招待‼来てーーーー‼ジャック・ザ・リッパー‼」

 

そうアリスが詠唱を終えるとアリスの目の前に一人の人影が現れた。ボロボロの真っ黒なマントを着け、美しい銀髪に宝石のようなアイスブルーの瞳を光らせ白磁の様な白い肌、そして顔の頬にそのあどけない顔に似合わない縫い目を持った少女だった。

 

「久しぶりに私たちを呼んでくれたね‼アリス‼会いたかった‼」

 

「私もよ‼ジャック‼」




アリスの個性は童話と童謡になりましたが、ジャックを呼べたのはその応用で魔法を使って、個人的に縁のある人物もしくは童話などの登場人物を呼び出すことができます


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アリスVS脳無

2ヶ月振りですね、遅れた理由としては単純にスランプです。新しい小説の原案は思い付くのになぜ連載中の作品の続きが全く浮かんでこないのでしょう。


「アリス、私たちを呼んだってことはまた誰か解体するの?」

 

「ううんちょっと違うわジャック、今日は私の友達を探してほしいのジャックだったら足も速いし見つからないでしょ?」

 

「そうだよ‼じゃあ私はアリスのお友だちを探せばいいんでしょ?特徴は?」

 

「皆私と同じ体育着を着けてるわ‼それで判断して、皆見つけたら私のところにきて戦闘を手伝ってね‼それまでは私が時間を稼ぐから‼」

 

「させるか‼ガキ‼」

 

そう上半身に無数の手を張り付けた男がジャックを攻撃しようとすると足元から氷柱が飛び出し男の行く手を塞ぐ

 

「わかったよ‼アリス‼じゃあ行ってくるね‼」

 

そういって、ジャックはまるで霧の様にその場所から消え失せた。

 

「消えたっ⁉チッ取り合えず脳無‼目の前の先公とガキを殺せ‼」

 

そう上半身に無数の手を張り付けた男が言うとその後ろで微動だにせずに制止していた脳みそが剥き出しになった大男が凄まじい速さで動き始めた。

 

「させないわ‼」

 

アリスと怪物が大男に反応し、アリスは炎を怪物はハサミをそれぞれ放ち脳無と呼ばれた大男を引き付ける

 

「相澤先生は、その手の人をお願い‼私とアリスはコイツを抑えるので精一杯かも‼」

 

「わかった‼だがアリス、お前も気を付けろよ‼」

 

「もちろんよ‼物語は皆が笑顔のハッピーエンドが良いものね‼悪い悪い悪役はアリスがやっつけちゃうんだから‼」

 

アリスはそう言い放つと今度は、風の刃と強風を作りだし脳無へと次々に浴びせかける。怪物もそれに合わせハサミを翼から発射し続けて脳無の行動を妨害し続ける。だが脳無は風の刃を受け続けても動きが少し鈍るくらいで全く堪えたようすが無く強風のなか1歩1歩着実にアリスとの距離を詰めていく

 

「どうしましょ‼これじゃらちが明かないわ‼全然効いてないみたい‼」

 

アリスが本気だったら脳無は多少時間はかかるが確実に勝負には勝てているだろう。ただしそれは加減が効かず脳無を殺してしまう可能性があった。アリスが目指しているのは悪を倒すヒーローだが、ヒーローでも人を殺すのは良くないと学校生活のなかで相澤から厳しく言われていたアリスが威力を上げすぎないように加減しているこの状況では脳無に傷を負わせる事が出来ても決定打に乏しくなってしまうのだ

 

「そこのガキも中々やるようだがなぁ‼そんなかすり傷じゃあ俺の脳無には効かねえ‼俺の脳無の個性はショック吸収そして超再生‼そしてオールマイトの100%にも耐えられるように改造されたサンドバッグ人間‼それがそんなちゃちな風で倒せるかよ‼」

 

「ふぅん、それにしてもあの脳無って呼ばれてる人どこかで見たことがあるような...?まぁいいわ‼どんな奴であれ悪い人はやっつけなくっちゃ、再生するんだったらあのお話が一番ね‼」

 

アリスがそう呟くと脳無の足元に幾何学的な模様、魔法陣が浮かび上がった

 

「あなたは高い塀の上、落っこちちゃったら、さぁ大変王様だろうが兵士だろうがあなたを元には戻せない‼『ハンプティダンプティ‼』」

 

そうアリスが唱えると脳無の足元の魔法陣から放たれた謎の光が脳無を包む、だが脳無はそんなものは気にせずアリスへと襲いかかる。だがアリスはそれに怯えること無く先程よりも大きく威力の高い風の刃で脳無の四肢を切り落とした、ここで先程の魔法の効果があらわになる。先程までであればその程度の傷はすぐさま再生し襲いかかるはずの脳無が四肢を再生することができず地面をもがいているのだ

 

「私が今、あなたにかけた魔法はハンプティダンプティ。効果は私が解除するまで永遠に傷の治癒、再生をさせない魔法よ。だからそこでゆっくり待っててね真っ黒芋虫さん」




また次回お会いしましょう...少なくとも1ヶ月で2回ぐらいは更新できるようにしたいなぁ


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