~聯合旭日艦隊物語~ 日本国国防海軍 (take8025)
しおりを挟む

本編
第一話 始まり


ご指摘有りましたらよろしくお願いします。



~2018年3月1日~

 

??「これが新しく竣工した艦か・・・まるで戦艦大和を再び建造したみたいな感じだな・・・」

 

渚 裕也・・・この物語の主人公である。

女に優しく、男にもある程度優しい、ふざけた奴や自分が悪いのにそれを認めず他人のせいにしたりする奴は性別関係なく〆る。

部下達からも信頼は厚く、人柄はもともと良いので慕われやすい。

彼は日本国国防海軍の新鋭艦隊である、聯合旭日艦隊の総司令長官の立場で、今日この日は、彼の姿は、広島の呉造船所の第一ドックにあった。

 

2014年に発動された計画、旧日本海軍で計画で終わってしまった「超大和型戦艦計画」と「八八艦隊計画」で建造

される予定であった艦、又はされた艦の再度建造の様子を見に来たのだ。

正式名 第二次超大和型戦艦計画 この計画では2隻の建造が決定された。

正式名 第二次八八艦隊計画   この計画でも2隻の建造のみ決定された。

 

超大和型戦艦の一番艦と、八八艦隊計画の一番艦の艦名は既に起工式時点で決定されていた。

 

裕也「紀伊と二代目長門か・・・」

 

戦艦紀伊・・・今回建造された戦艦の一番艦。

正式名 紀伊型 戦闘護衛艦 訳して紀伊型戦艦。 同型艦 尾張

 

全体図は戦艦大和型をそのまま大きく建造したもの。

当然、全長・全幅・排水量は断然違う。

 

戦艦二代目長門・・・旧日本海軍の国民的象徴であった、長門型戦艦のその名の通りの二代目である。

見た目もそのまま、全長・全幅・排水量が大きく違う。

正式名 二代目長門型戦闘護衛艦 同型艦 二代目陸奥。

 

裕也「しかし今の時代は大艦巨砲主義では無いのに政府が良く承認したな・・・」

 

??「まぁまぁ、裕也もこの計画については賛成していたじゃないか」

 

裕也「大介・・・」

 

岩野大介・・・聯合旭日艦隊の副司令長官、裕也とは同期であり、幼馴染でもある、艦隊の副司令長官でもありながら部下達に慕われやすい人柄の持ち主。

 

裕也「所で海自上層部の連中の反応は?」

 

大介「駄目だな、護衛艦いずもとかがは駄目だとよ」

 

裕也「イージス艦こんごうは?」

 

大介「良いらしい、その他にもイージス艦ちょうかい・みょうこう・あたご・あしがら・きりしま等その他潜水艦」

 

裕也「国の主力イージス艦と潜水艦は良いのか・・・馬鹿なのかあいつらは?」

 

大介「馬鹿だからその答えが出たんだろうよ、その他にも完全確約で退役している護衛艦しらね護衛艦くらまは完全にこっちのものだ」

 

裕也「しかし・・・しらねやくらまはミサイル標的艦で装備全て外して丸裸だ、大規模改修工事は必須だな」

 

大介「大体、必要な予算と時間はこの位だな」

 

大介は手元に持っていた封筒から中に入れていた見積書を提示した。

 

裕也「完了に半年は要すか・・・まぁ、これ位が妥当だよな・・・」

 

大介「そしてもう一つ・・・」

 

裕也「?」

 

大介「航空艦隊司令長官川崎三等海将がまた・・・」

 

裕也「大体察した、またか・・・」

 

第二艦隊 第一航空艦隊司令長官 川崎圭一・・・裕也とは昔からの友達で、結構厄介事を持ってくる奴、高校時代は必ず欠点補修に出ていた位の馬鹿である、以上。

圭一「え?俺の紹介酷くね?」

裕也「知らん、お前の前科が色々あるしな」

 

彼がまたと言うのは、毎回毎回、航空自衛隊の戦闘機に勝手に乗って、空自所属であった機体を航空艦隊の所属機にする事が多くて、空自や裕也や大介は非常に頭を悩ませていた。

 

国防海軍 最上位 階級将

三等海将 少将

二等海将 中将

一等海将 大将

作者「こんな感じですね」

 

裕也「で、今度は何型だ?」

 

大介「・・・F35のB型だ」

 

裕也「はぁ!?」

 

 

裕也達の世界では、F35はまだ出たばかりの機体で、各ミサイルが計4発搭載できる新鋭戦闘機であった。

元の機体はミサイル4発、20ミリ機関銃とその位の装備しか出来ず、

特にB型は、空自が独自でステルス性を限界ギリギリまで向上させ、航続距離の上昇、各ミサイル計10発装備と

30ミリ機関銃装備が出来る様に改良した機体であった。

※作者自体があんまりF35知らないんで攻めないで?ね?

 

裕也「空自の新鋭機を・・・でかした、じゃなくて、何やってんだあの馬鹿が・・・」

 

大介「ぶっちゃけ階級剥奪や処されても文句言えませんよね」

 

裕也「どうなっても知らんぞアイツ」

 

この後、国防軍法会議に掛けられた圭一は、国防海軍航空艦隊一の指揮能力の高さが物を言わせ、階級剥奪は免れたものの、大幅な給料カットは免れなかった。

 

空自と戦闘・爆撃機開発部はキレた、それはもう・・・言い表せない位に・・・。

「「「「「「野郎ぉぉぉ!!必ずぶっ殺してやるぅぅぅぅ!!!」」」」」」

 

責任は連帯責任でないにしろ、裕也と大介にも責任は追及された、上に立つ者として。

 

裕也「お疲れさん、給料10分の1にカットだってな、俺らも半分カットだクソ野郎」

 

圭一「10分の1にカットはキツ過ぎる・・・金貸してくれ」

 

大介「誰が貸すもんか、俺らも被害者だぞ、つーかマジでいっぺん死んどけ」

 

裕也「少し前に空自から連絡あってな?お前近々本当に死ぬかもゾ?」

 

圭一「そんな・・・!」

 

「そだねー」

 

裕也「おっ、拓也」

 

山本拓也・・聯合旭日艦隊第三艦隊司令長官、圭一程ではないが、これまた厄介事を持ってくる。

拓也には今回責任はなかった。

 

拓也「話は聞いたよ、今回は自業自得だね、諦めり」

 

圭一「俺は・・見捨てられる運命・・・なのか?」

 

裕也「知らん、運命とかゴタゴタぬかすな、さっさと始末書書いて来い」

 

圭一、渋々ながら始末書作成の為、予約している旅館に戻る。

 

裕也「さてと、どうすっかね~、仕事は一応終わったしさ」

 

大介「そうだ、まだ牡蠣食べれるだろ?」

 

拓也「季節上、ギリギリだけどね」

 

裕也「んじゃ、広島居るんだし牡蠣食いに行くか!」

 

大介・拓也「「レッツゴー!」」

 

その後、昼から牡蠣食い巡りに回り、旅館に着いたのは夜の8時であったとさ。

 

後日、裕也達の感想「平日の昼から食べて飲む酒は最高でした」

 

圭一「・・・やらなければよかった(戦闘機奪取するの)」

 

裕也「自業自得だ」

「「バーカ」」

 

翌日は旅館をチェックアウトして、東京に戻っていった。

 

~3日後~

聯合旭日艦隊横浜基地

 

~整備室~

 

裕也「・・・って事が呉行った時にあってだな」

??「ははは!それはまた」

 

阿部隆正・・・聯合旭日艦隊随一の整備士の腕を持ち、戦艦紀伊の整備長に配属されるのが決定されている。

兄がアレだけど・・・まだ出番ないよ。

 

隆正「お土産は何処に?」

 

裕也「オメーも中々だな、一応買ってるよ」

 

隆正「ありがとうございます」

 

裕也「で、状況はどうだ?お前さんとこの部下達は使えそうか?」

 

隆正「一応、様にはなってるが不安は残ります」

 

裕也「そうか、それと、戦艦紀伊の就役式は必ず立ち会ってくれ」

 

隆正「分かってますよ、部下達連れて行きますから」

 

裕也「頼んだ、んじゃな」

 

会話を済ませ、裕也は整備室を後にし、自身の長官室に戻っていった。




2~3話辺りから聯合旭日艦隊は本格的に行動開始します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二話 戦艦の象徴

現実の世界に居た戦艦って個人的に大和と長門が強いと思うんですよね、ではどうぞ。



整備長との話を終えて今は長官室に居る訳で特に何もする事が無い裕也は非常に暇を持て余していた。

 

裕也「・・・(暇すぎる・・・必要な書類は既に纏めてあるし、掃除しようにもそれはここ入ってすぐに終わらせた・・・ここWi-Fi通ってるけどゲームする気分じゃないし)」

 

コンコンッ

 

裕也「誰だ?」

大介「私です、岩野です」

裕也「ああ、入ってくれ」

 

ガチャッ

大介「失礼します」 ビシッ

 

奇麗に敬礼をする大介。

圭一たちは全くと言っていい程しない。

大介を見習ってほしいものだ。

 

大介「長官、長官がお暇で居られると思いまして色々持ってきました」

 

トランプ・UNO・将棋・囲碁・LEGOブロック・PSP等々・・ん?

 

裕也「ちょっと待て、何故LEGO持って来たんだ?LEGOで遊ぶ訳ないだろ?しかし良い大人がPSPは・・・」

 

大介「あれ?川崎司令が長官はLEGOが好きだから持っていくと良いぞって・・・」

 

裕也「アイツ・・・まぁいい、トランプで大富豪なり何なり暇つぶししようか」

 

昼14時から始めたこの遊びは、18時過ぎても互いに勝ちは譲らなかった。

 

~4時間後~

 

大介「裕也もほんとに強いな・・・」

 

裕也「いやいや、運が良いだけっちゃ、これ終わったら帰ろうや、定時過ぎてるし」

 

大介「そうだな]

 

結果は裕也の勝ちで幕を閉じた。

 

その後、圭一を捕まえた裕也はLEGOに関して聞くと、請求は自費で出さずに購入した物の品名を書き換えて、経費に回したとの事、これは見逃せませんね。

 

裕也「はい、処す、お前処す」ガシッ

 

圭一「え?」

 

裕也「只でさえ少ねぇ予算を何だと思ってんだゴルァ!!娯楽に使ってんじゃねぇぇ!!」

メキメキメキィッ!

圭一「ちょ!ギャァァァ!!!!」

 

~10分後~

 

裕也「ふぃぃぃ、スカッとしたわ、流石サンドバ・・・じゃなくて問題児だな」

 

完全に気絶した圭一はほっといて、裕也はこのまま自宅に帰宅した。

圭一は翌日の朝五時まで目覚める事は無かったとか。

裕也は自宅に戻って、500ml缶ビールを二本開けてから寝床に着いた。

 

~翌日~

ピピピピピピピピ❗

裕也「・・・ん・・・」モゾモゾ・・・

 

カチッ・・・

裕也「ふわぁぁ・・・」ヽ(´・`)ノ

時刻は午前4時50分、裕也の朝はこの時間から起きる。

 

~30分後~

裕也「は・・!は・・!は・・!・・・ここまでにしとくか・・・」

 

裕也の朝の日課であるジョギング、体力維持と体の健康を兼ねて毎朝行っている、だがしかし、ラジオ体操には参加していない。

現時刻は午前5時20分、ここで切り上げる。

次に朝食の準備。

裕也は基本的に和食が好みなので、朝昼晩3食にお米がないと落ち着かない。

ホカホカの白米にワカメとシジミの白味噌汁、皮をカリカリに焼き上げたシャケの塩焼き、そして納豆。

こんな感じの食事を好む。

 

裕也「・・・よし、完成っと、我ながらそれなりに出来たもんかな」 

 

裕也「いただきます」

~15分後~

裕也「ごちそうさま・・・片付けるか」

食器洗いに、更に20分の午前5:50、朝風呂に入る。

午前6:10、風呂から上がって6:30迄テレビで天気やニュースを確認しておく。

午前6:40には自宅を出て、仕事場へ向かう、これが裕也の朝である、圭一と卓也の二人ははギリギリまで寝て、8:00ジャストに基地に到着して、8:10から仕事を始める。

大介も裕也と大体同じ朝の迎え方をしているので、大介は心配する事(遅刻寝坊)は無い。

 

~国防海軍 聯合旭日艦隊 横須賀基地~

長官室 午前8時20分

大介と裕也は既にこの場に居た。

大介は艦隊勤務中は裕也に対して基本的に敬語を使う、艦隊の立ち位置上、タメ口で聞くには部下に示しが付かないからだ。

 

大介「長官、こちらが紀伊の主砲弾の現在の数量です」 ピラッ

裕也「・・・もう少し必要じゃないかな?」

大介「現在、紀伊型の主砲は類を見ない大きさですので量産に手間取っています・・・」

裕也「大和型戦艦の46サンチ砲を飛び越えた56サンチ砲だからな、手間取るのも頷ける・・・」

大介「そして二代目長門型に搭載されます46サンチ砲の砲身は、あの大和型の主砲を作った工作機械で行われております」

裕也「一度見た事あるが、未だに現役ってのが凄いよな・・・」

大介「それともう1つ」

裕也「ん?」

大介「護衛艦しらね、くらま2隻が、呉のドックに入って改修工事に入ったとの事です」

裕也「以外に早いな、どこにあの2隻が?」

 

大介「芦屋航空自衛隊の所に係留されてたそうです・・・」

 

裕也「何故に空自・・・あの2隻の装備はどうする?他の艦艇に使われていたやつを流用か?それとも新規か?」

 

大介「政府の考えでは、イージスシステムを当然載せて、その他に主砲は、定番の127ミリ砲ではなく150ミリ単連速射砲を開発し、それを搭載との事です、新規ですね」

 

裕也「個人としては、自衛隊合同で演習したいんだがな・・・まだ出来んな・・・」

 

大介「搭乗員の訓練もまだマトモに出来ない始末です・・・第一、海自の艦艇じゃ訓練になりませんしね」

 

裕也「国防軍は海軍限定の運用だからな、国防軍なら国防陸軍や国防空軍とかついでに建てれば良いのにな」

 

大介「予算上に問題があるんでしょうよ」

 

裕也「いやいや、紀伊型や二代目長門型でも予算半端無いぞ?おまけに憲法ガン無視じゃね?軍を持たずじゃないし」

 

大介「朝鮮半島の動きがおかしいですからね、日本だって、いつまでも軍を放棄したまま過ごせる訳ではありませんし、いずれ核兵器や軍は持つのですから・・・それが早まっただけですよ」

 

裕也「核兵器を持つかは分からんが、平和ボケがすごいからな日本人は、俺も平和ボケかも知れんけど」

 

大介「高校時代に滅茶苦茶荒れてた人が良く言いますね・・・」

 

裕也「あれは仕方がない、思春期でもあったし、何より焦っていたからな、何に焦っていたか分からんけど」

 

大介「しかし懐かしいですね・・・」

 

裕也「もう5年か、卒業して直ぐに防大特例で入ってそれぞれの道に進んでまた揃って・・・」

 

大介「腐れ縁」

 

裕也達は今23歳。

 

裕也「進む道は違えどもまた揃うのは驚いたな」

 

大介「自分達が何故特例で防大入れたのか不思議ですし」

 

裕也「もしかしたら、俺達の親戚に偉大な軍人でも居たんじゃないのか?てか、話初期より逸れていってるけど」

 

大介「話が脱線しましたね・・・まぁそう言う事にしておきましょう」

 

裕也「そもそもの話、軍人なる気何か無かったしな・・・俺達」

 

大介「今はそんなに気にしませんね、当時は規律が厳しい軍人なんて嫌で仕方なかったですけど、なってしまえば以外に慣れるものなんですね」

 

裕也「人によるがな、例外でアイツ等がそうだろ」

※アイツ等、圭一達を指す。

 

大介「確かに・・・」

 

裕也「まぁ、この話は置いといて、肝心な本題は?」

 

大介「はい、紀伊型、二代目長門型の就役を早めるらしいです、そして護衛艦いずもの借り入れをお願いしたく」

 

裕也「それは分かった、就役式はいつ頃だ?そして会場は?」

 

大介「明確ではありませんが、10日後だと、会場ですがこの基地で行うとの事です」

 

裕也「3月14日か、一応皆には?」

 

大介「伝えております」

 

裕也「そうか・・・分かった、首相には是非とも挨拶せねばな、いつ位だろうか、顔合わせするのは」

ーーー

日本国首相 佐々木 拓真 国民の安全を第一に考える人物で朝鮮半島の人間が日本国に対して行う事を嫌う者。

そして何よりも世界平和を願う第一人者裕也達からは「おやっさん」と呼ばれる程交流がある、あるが最近は会っていない。

拓真「紀伊には自分が乗りたいんですがね」

裕也「駄目です♥️」

ーーーーー

裕也「まぁ、いずもの件については任しておけ、脅しt・・・

俺からお話しすれば何とかなるだろ」

 

大介「今脅すって「気のせいだ、良いね?」・・・はい」

 

後日、ヘリコプター搭載護衛艦いずもと護衛艦かがを借り入れる事に裕也は成功した。

 

裕也「やったぜ」




艦隊行動の話はもう少し先になりそうです、パソコンとスマホの両方を使って書いてますので時間かかります。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第三話 艦隊の主力

実際、紀伊型戦艦がいたらどうなってたんでしょうね?では、どうぞ。


裕也が海自上層部と会談(脅迫)して2日で海自主力艦のヘリコプター搭載護衛艦いずも、同型艦のかが2隻の聯合旭日艦隊への無期限貸し出しを行った三日後の今日、紀伊型・二代目長門型の就役式が行われた。

世界各国から新聞記者やジャーナリストが国防海軍横須賀基地に押し寄せてきた。

アメリカ・カナダ・メキシコ・チリ・ブラジル・イギリス・フランス・ドイツ・イングランド・アイスランド・スイス・語尾に〇〇〇スタンが付く国全部・インド・インドネシア・ベトナム・フィリピン・タイ・エジプト等々、もう一杯来た。

但し、中国や朝鮮半島の記者は拓真首相が直々に断りを入れた、何でも敵対心を持つ国に紹介はゴメンだとか。

だがしかし、奴ら(中国・朝鮮連中)は居る。

 

何でか知らんがアメリカからはアイオワ級戦艦4隻連れて来るし、出番無いでしょうに・・・。

 

~国防海軍横須賀基地~

式展会場

 

裕也「式典始まってんのに何か緊張が無いな・・・」

大介「えっと・・・最後の締め括りに艦砲射撃を行うらしいですね」

裕也「え?聞いてないぞ、その話」

大介「首相が折角だからやってみたらどうだ?と持ち掛けたらしくて」

裕也「・・・ま、良いか、大日本帝國軍の再来とは言わないが、日本国の新たな軍として見せつけるのも悪くない」

 

紀伊型戦艦 2隻就役

一番艦紀伊 二番艦尾張

スペック

 

全長330メートル 全幅45メートル

基準排水量8万5千トン

満載排水量12万5千トン

 

装甲

最高値600ミリ 基準装甲値550ミリ

艦橋部全て550ミリの装甲で覆われている。

ブロック工法採用

魚雷攻撃に備えられ、計算上は60本迄は戦闘に持ちこたえられる事になっている。

 

主兵装

主砲 45口径56サンチ3連装砲3基9門装備

副砲 45口径25サンチ3連装砲2基6門装備

 

イージスシステム搭載

 

対空砲

20ミリ高性能機関銃(CIWS) 5基装備

30ミリ高性能機関銃(CIWS) 5基装備

 

各ミサイル

シースパローミサイル

航空機の撃破に使用される、対艦にはあまり向かない。

 

2式ミサイル このミサイルはシースパローの機動性とトマホークの射程距離を足したミサイルで、このミサイル1発作るだけでシースパローミサイル5発分のコストが掛かるが、威力は絶大、1発で護衛艦なら葬り去る事が出来る。

 

トマホーク巡航ミサイル

射程距離は申し分ないが威力は2式ミサイルと比べられると半減する、が、生産コストが低い為、量産される。

 

※当初、原子力艦があるならこっちは核の持たずを辞めて核ミサイル積み込むかというヤバい話も持ち上がったが、天皇陛下がこの話を聞きつけ、陛下自らこの話を握り潰した。

天皇「国を守る為には必要かも知れませんが、理由がどうであれ、核兵器の所有は駄目です、非核三原則に基づきます」

拓真「陛下の仰られる通りです」

裕也「核装備の艦艇には乗りたく無いですからね、流石天皇陛下、お分かりになられてます」

「「「「「・・・・確かに」」」」」

裕也「おい、発案した奴が寝返ったゾ」

 

アスロックミサイル

空飛ぶ魚雷。

 

主機関

5式ガスタービン

最高馬力250000ps

使用燃料 軽油 重油も可

満載燃料数 1万トン

 

5式ガスタービンは紀伊型・二代目長門型の様な超大型艦専用動力機関として新開発された。

 

速力

巡航速力30ノット

最高速力38ノット

 

二代目長門型戦艦 2隻就役

一番艦二代目長門 二番艦二代目陸奥

スペック

 

全長270メートル 全幅40メートル

基準排水量6万トン

最大満載排水量8万5千トン

 

装甲

最高値500ミリ 基準値450ミリ

艦橋部全て500ミリの装甲で覆われている。

ブロック工法採用 計算上魚雷40本迄は戦闘を持ちこたえられる。

 

イージスシステム搭載。

 

主兵装

主砲 45口径46サンチ連装砲4基8門搭載

副砲 50口径12.7サンチ砲8門搭載(方舷4門装備)

 

対空砲

20ミリ高性能機関銃(CIWS) 10基装備

 

各ミサイル

紀伊型と同じ装備。

 

主機関

5式ガスタービン 

 

使用燃料 軽油 重油も可

満載燃料数7500トン

 

速力

巡航速力32ノット

最大速力38ノット

 

現代の日本が持てる全ての技術を詰め込んだこの4隻が就役した。

これは世界各国で話題になり、新聞に他のニュースが掲載されない程丸々ビッシリに掲載される程の出来事であった。

因みに艦全体を公表せず、只、基準排水量が旧日本海軍の大和型戦艦を越えてますよ程度しか伝えなかった。

紀伊型・二代目長門型の対抗策を行われては困るからだ。

まぁ、公表してもしなくても対抗策はいずれ出てくるから仕方ないけど。

後は特別に主砲について教えた位、それ以上はない。

結局この日は、艦砲射撃は行わず、明日に持ち越される事になった。

国民への公開は2日後に決定された。

軍事サイトが大炎上。

2ちゃんが凄い、ニコニコ動画もスッゴい。

ナニもかもスッゴい。

この日の就役式は朝9時から夕方の17時迄行われた。

ジャーナリスト達がこれでもかと言う程カメラのシャッターを切る、ん?呼んでもないNHKが来てる、これはご退場(物理的)して頂かねば。(使命感)




そろそろ紀伊型・二代目長門型が書けそうです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第四話 世界に示す4隻の戦艦の存在

中々進みません・・・ではどうぞ。



時間は進み、式典が終了し、艦砲射撃も成功した現在、聯合旭日艦隊は少しゆっくりした時間を過ごした。

裕也「いやぁ・・・暇だねぇ」ゴロゴロ

大介「裕也・・・いくら女が居ないからってベランダで半裸はいかんだろ・・・」

裕也は折り畳みベッドをベランダに置いて海パンを穿いて日焼けしていた。

女性には目の保養だ。

※一応、国防海軍に女性は居る。

「「「あぁ・・・良いわぁ」」」

女性全員の答え。

影でこっそり、裕也と大介の写真集が取引されているらしい。

裕也「まぁ、その写真集でナニしているかは聞かないけどね」

大介「深追い厳禁」

ーー

裕也「良いじゃないか、暇なんだし」

大介「・・・俺も焼こうかな」

裕也「俺はもうやめるけどな」

大介「日焼け跡が痛いのか?」

裕也「ちょっとだけどな」

裕也はその後、長官室で昼寝した。

その頃、圭一と拓也は艦隊行動演習を行っており、拓也は潜水艦隊を率いて、川崎機動部隊に奇襲を行うというもの、これに対し、川崎機動部隊は潜水艦の攻撃対処を行う演習で太平洋で夜明けから日暮れまで行われていた、だから二人は基地に居ない。

帰って来るのは明日だし、裕也達は暇であった。

裕也「紀伊型は表に出す訳にはいかんからな」

大介「公表スペックも抑えてますからね」

裕也「それは当然」

 

~演習先~

圭一「全艦魚雷回避行動始め!!!航空隊全機!何としてでも尾張の撃沈判定を取るんだ!!」

「魚雷視認!面舵60!!」

 

拓也「潜水艦隊に引き続き魚雷攻撃下命!目標!旗艦いずも!!」

「魚雷装填完了!」「撃てぇぇ!」

拓也「対空戦用意!主砲副砲撃ち方始め!絶対に一機も寄せ付けるな!!!」

 

第二艦隊副長 山崎二等海将「司令!第一次攻撃隊!尾張の対空砲で全機撃墜判定!!」

圭一「くッ・・・中々やるじゃないか・・・再度攻撃!!死角を攻めろ!!!」

山崎「このままですと夜戦です!少々不利になります!」

圭一「言葉ならどうとでも言えよう、行動によって不利が有利に変わるんだよ!」

山崎「引き続き尾張を攻撃せよ!」

 

拓也「引き続き!本艦は回避行動を行いつつ邀撃!」

第三艦隊副長川野二等海将「司令!このままですと夜戦に入ります!」

拓也「日本海軍は夜戦は十八番だ!潜水艦艇全艦に下命!敵機動部隊に思いっきり魚雷ぶちまけってな!」

川野「了解!」

 

山崎「敵潜水艦隊!魚雷一斉発射の模様!」

圭一「回避!」

 

川野「主砲射程距離に敵機動部隊が入りました!」

拓也「一斉砲撃!!撃てぇぇぇぇ!!!」

ドッゴォォォォォォォォォ!!!

 

山崎「尾張主砲発砲!!!」

圭一「!?不味い!取り舵!機関最大戦速!!!」

 

距離8万から砲撃を開始した尾張、尾張から放たれた練習砲弾はいずもに飛翔する。

ドボォォォォォォォォォ!!!!

拓也「やったか!?」

川野「命中弾無し!!」

拓也「チッ!!次弾装填!」

 

山崎「被害無し!!」

圭一「シースパロー発射初め!!サルボー!!」

バシュウゥゥゥゥ!!

 

川野「いずも!シースパロー発射しました!」

拓也「副砲!砲撃始め!!」

ドォォォォォン!!ドォォォォン!!

尾張の副砲弾は確実にシースパローを迎撃した。

 

川野「シースパロー迎撃成功!!」

拓也「よくもまぁ副砲で撃墜出来たもんだわ」

 

山崎「副砲弾でシースパロー墜とされました!!」

圭一「副砲でだと!?」

山崎「間違いありません!!」

圭一「トマホーク準備!」

 

その後の演習もお互いに勝ちを譲らずであった。

しかし、損耗を考えれば第二艦隊が不利であり、戦術的にも航空艦隊が劣っていた。

回避術においては第二艦隊が上であった。

 

その後、第二艦隊は第一艦隊(裕也艦隊)と一戦(演習)交えたが第二艦隊が紀伊や二代目長門の対空戦により攻撃隊はズタズタにされ、艦爆隊も然り。

これにより丸裸になった第二艦隊は全滅判定を受けた。

 

裕也「戦艦はお払い箱にあらず、戦術や運用方法により、まだまだ使い勝手がある」

大介「海の王者は戦艦なり」

 

拓也「潜水艦忘れないでね」

 




何かまとまりが付きませんです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第五話 聯合旭日艦隊 始動

あの男襲来か?♂






聯合旭日艦隊が竣工・竣工・合同演習を終えて丁度1ヶ月、紀伊率いる第一艦隊は、福岡県芦屋漁港湾内に仮停泊していた。

第一艦隊の殆ど北九州市出身だった事もあり、そしてこの一ヶ月間は殆どの隊員が休息が取れなかった事もあり、せっかく休みを得るなら地元で過ごしたいと多数決で決まり(裕也大賛成)、何かあった時に備えて、第一艦隊を率いての帰省する事になった。

※第二・第三艦隊は若松湾に停泊、だが圭一・拓也の二人は芦屋空自基地に居る(と言うより現地基地の隊員に拉致られた)。

裕也「あれ?アイツらは?」

大介「さぁ?まーた何かやらかしたんじゃないんですか?」

裕也「まーいっか、んじゃあお前ら!今日は無礼講だ!とことん呑みまくれ!!!」

隊員全員「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

この後、第二・第三艦隊所属隊員と芦屋とと市場で合流し、夜明け迄呑み明かした。

~芦屋空自基地~

圭一「だからそれはもう処理されたんだよ!ここ迄言われなくても反省してんだよ!給料半分カットだぞ!?死ぬぞ俺!」

空自1「いや、そんなん知らんわ、てゆーかオメーマジで死ね」

空自2「テメーがやってくれたお陰で俺達どんだけ上からしこたま言われたと思ってんだ?死ねよ」

空自3「せっかく家族サービス出来ると思ったとたんにテメーが問題起こしてくれたお陰で呼び出されて始末書書かされたんぞ、娘にパパなんて大嫌いっ!なんて言われたんだぞ!お前に分かるか!?この気持ち!そして死ねぇ❗」涙

拓也「それはまぁ・・・御愁傷様そして圭一死ね」

圭一「知るか!目の前に新しいもんがあったら乗りてぇ使いてぇだろ!?俺は心は少年なんだよ!」

空自2「そんなんでよくもまぁ聯合旭日艦隊の航空艦隊司令長官になれたもんだなぁ!」

空自3「このDT野郎!死ねよ」

圭一「はぁぁぁい!残念でしたぁぁぁ!DTじゃありませぇぇぇぇぇん!www」

空自3「ムッかつくコイツぅ!」 

ガッ❗

圭一「ゲボォ!」

拓也「あっ、そー言えば・・・」

圭一「?」

空自1・2・3「?」

拓也「うっかり忘れてたけど、金返してくれない?10万、もう1年経ってるんだけど」

圭一「え?金借りてたか?」

拓也「うん、何でも車の部品買いたいから金貸してって言って僕の財布から10万抜き取っていったの覚えてるからね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

圭一「・・・その様な事があろう筈が御座いません」冷や汗ダラダラ

拓也「・・・死ねぇ!」

ドカッ!バキッ!ボコッ!ズパァァン!

圭一「ギャァァァァァァァァァァァ!」

空自3「血祭りにあげてやる・・・」ブロリー感

空自基地司令「オメェ殺されっぞ」悟空感

圭一「おっ、お助け下さい!」パラガス感

空自2「彼女盗った間男の身代わりとして殺らせてもらうわ、あっもう既に(物理的に)殺ってたわ、ヘヘヘ」ヘラヘラ

空自1「最近ジム行ってないから準備運動兼ねて殺るか」

圭一「もうだめだ・・・おしまいだぁぁ・・・!」

「「「ジェェェェェェットストリィィィィムアタァァァァァァァック!!!!!!」」」

圭一「イヤァァァァァァ❗」

暫くお待ち下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後。

圭一、フルボッコ。

20万取り返した拓也「プラス10万は利子」

空自1・2・3「ストレス発散、八つ当たり、だが後悔はしていない」

圭一「・・・・・・・・・・・・・」

作者「圭一はノーコメントでお願いします」

その頃の裕也達は。

裕也「いやぁ、{自主規制}はイカンだろぉ」

大介「{自主規制}があるからアイツはオカズに困らんのじゃねーのかぁ?」

「川崎司令って熟女好みなんだろ?ヤベェよ・・・」

「うわぁ、引くわぁ」

「アイツ阿部さんにアッー!されちまえば良いのにな」

「ノンノンノン、アッー!じゃない、アッー♂かアッアァァァァァァ♂!だ」

「「「「「「「「ワハハハハハハハッ!」」」」」」」」」」」

裕也「アイツはDTじゃないぞ?彼女いるし」

「「「「「「嘘だろ!?」」」」」」

DT組が騒ぐ。

 

「何で俺らが出来ねぇのにあんな野郎が彼女出来てDTじゃねーんだよ!ざけんな!」

「どうする?処す?処す?」

「待てよ、アイツ熟女好きなんだろ?アイツまさかお母さんか・・・オバハンと」

「「「「{見せられないよ!}キタコレェェェェ!」」」」

「アイツほんっとに糞野郎だなぁオイ!」

「確か、阿部整備長に兄貴居たろ?」

「おい・・・」

「まさか・・・」ゾッ

 

DT組の頭の中にあの男(漢♂)が出て来る。

 

阿部高和「・・・やらないか?」

高和「ところで、俺の金玉を見てくれ、コイツをどう思う?」

高和「お前、俺のケツの穴でションベンしろよぉ」

高和「あぁ、次は・・・ションベンだ・・・」

高和「選手交代だ、俺は受けも攻めもイける男なんだぜ?ついでにノンケだって食っちまうんだぜ?」

高和「お前、いい男だな・・・やらないか?」

 

「「「「「・・・ウワァァァァ!」」」」」

DT組は過去に阿部高和に(ケツの穴を)追いかけ回された記憶(トラウマ)があるのだ。

幸い、第一艦隊と第三艦隊に被害者は居ないが、第二艦隊に被害者が出ている。

ーーーー

第二艦隊掘られた奴ら

「凄く・・・大きいです・・・///」

「アッー↑♂」

「いっ、イきますよ!?  アッアァァァァァァ♂!」

「イグイグイグゥ!」

ーーーー

「だっ・・だけどよ、アイツ(圭一)をあの男にヤって貰ったら大人しくなるんじゃねーのか?」ガタガタッ

「「「「お前・・・天才か!?」」」」

「当たり前だ」

※高和は現在北九州市のとあるゲイBarに居る、飲む為だ、決してヤる為ではない、良いね?

高和「やらないか?」

「「「「「ウホッ!良い男♂!」」」」」

ーーーー

作者「流石阿部さん、期待を裏切らない」

裕也「黙れ作者殺すぞ死ね」

作者「酷い!」

ーーーー

悲報:今回集まった第二艦隊の隊員は、掘られていないほんの一握りの者達だけだった。




作者「何か締まりが無いですねぇ」
高和「やらないか?」
作者「ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第六話 日本海海戦が再度勃発?いや、うせやろ?

あぁ、何か締まりがわる・・・おっと、阿部さん来ちまうぜ
では、どうぞ。
高和「探したぜ・・・やらないか?」ボロンッ
作者「ふぁっ!?」(・д・:)


1ヶ月の休暇をのんびり楽しんだ聯合旭日艦隊に、緊急の一報が入る。

この時、聯合旭日艦隊所属艦艇は博多港に停泊中。

 

聯合旭日艦隊 第一艦隊 旗艦 戦艦紀伊

 

大介「長官、政府より緊急電です!」

裕也「緊急?」

 

裕也は大介が手元に持っていた緊急の案件を記している用紙を受け取る。

 

裕也「・・・・・・全艦に緊急通達!聯合旭日艦隊出撃!海自護衛群の救援に向かう!」

大介「了解!」

ーー

第二艦隊 航空艦隊 旗艦いずも

圭一「何だと!?間違い無いのか!?」

山崎「紀伊からの電報です、間違いないでしょう」

ーー

第三艦隊 旗艦 戦艦尾張

拓也「潜水艦艇は?直ぐに出撃出来る?」

川野「いつでも」

ーー

大介「総員に告げる!聯合旭日艦隊創設初の戦闘である!日頃の訓練を生かし!味方艦艇を救助せよ!」

裕也「日本国国防海軍聯合旭日艦隊!全艦出撃!」

時刻14:30

聯合旭日艦隊は緊急出撃で対馬沖へ急行する。

 

~対馬沖~

同時刻

イージス艦みょうこう

みょうこう一隻は、傷付いた他の艦艇を中国海軍艦隊から引き離す為に、単艦の囮として敵艦隊20隻と奮戦していた。

 

「中国艦!駄目です!チャフを巻かれました!・・・ミサイル着水!」

艦隊護衛群司令「ちっ!敵との距離は!?こうなれば主砲で仕留める!」

砲雷長「現在6万8千!駄目です!主砲射程圏外です!」

艦長「くそ!ミサイルセル数は!?」

砲雷長「・・・先程のミサイルで全弾無し・・・!」

艦隊護衛群司令「・・・・・・艦長、本艦みょうこうは現速力で燃料はどれ位持つか?」

艦長「恐らく、持って3時間と言った所です・・・」

艦隊護衛群司令「そうか・・・並ば、もし本艦が沈むとしたらその時は、何としても敵も数隻は道連れにしなければな・・・」

艦長「司令、それは言ってはいけません、我々は何としても生き延びる事です」

艦隊護衛群司令「あくまで覚悟を、な?」

「司令!聯合旭日艦隊より入電!」

艦隊護衛群司令「!?」

「我、聯合旭日艦隊、貴艦隊の救援の為現場へ急行中、何としても艦と共に生き延びる事を選ばれたし、渚聯合旭日艦隊司令長官、以上です」

艦長「本当か!?」

「はい!間違いありません!この打電先は旗艦紀伊からのものです!」

艦隊護衛群司令「ならば、我々に出来る事は・・・」

艦長「逃げの一手!機関全速!一刻も早く現海域を離脱するぞ!先に離脱した艦艇に心配は要らないだろう」

「はい!「敵対艦ミサイル急速接近!数20!」」

艦長「やはり逃がしてはくれないか・・・主砲!CIWS起動!何としても撃ち落とせ!!!」

砲雷長「CIWS起動!撃ち方始め!」

ウィィィン! ガコォッ バラララララララララララララララララララララッ!!!

 

ウィィィン! ドォン! ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

 

砲雷長「18本の撃墜確認!残り2本!急速接近中!距離2千!」

艦長「チャフ!」

 

バシュゥゥゥゥッ!

 

砲雷長「一本着水!残り一本!駄目です!チャフに効果無し!距離900!」

艦長「な!?」

艦隊護衛群司令「総員!衝撃に備えぇ!」

 

みょうこうの懸命な迎撃はミサイル1発のみを残して全て撃墜・海水へ着水した、1発を残して。

残った1発はみょうこう艦尾のヘリポートに命中、大爆発を起こすも、推進軸への被害と死者が無かったのが、不幸中の幸いであろう。

 

艦長「被害報告を!」

「艦尾ヘリポート全損!着艦不可!但し推進軸に影響無し!火災もたった今消火されました!」

艦隊護衛群司令「敵は?」

「現在は目立った動きは見受けられません、恐らく沈黙状態である本艦を警戒しているのでしょう」

艦長「・・・・・・どこ迄足掻けるか」

ーー 

裕也「第二艦隊に打電!航空護衛隊の発艦準備急がせろ!合図有り次第発艦!第三艦隊旗艦尾張にも打電!本艦隊と共に敵地へ急行!」

ーー

山崎「戦闘機隊は待機!」

圭一「本艦隊は後方待避!」

ーー

拓也「潜水艦艇は第二艦隊の護衛に回れ!」

川野「本艦のみは第一艦隊と合同だ!」

ーー

裕也「全艦!最大戦速!」

紀伊型・二代目長門型4隻は、38ノットという大型艦では有り得ない高速を利してみょうこうの元へ急ぐ。

 

その時、みょうこうとの距離は50キロを切っていた。

 

裕也「主砲砲撃準備!水中弾!」

菊地砲雷長「弾種水中弾、装填」

 

菊地砲雷長「装填完了、距離、射程圏に入ってます」

裕也「威嚇射撃、一番!撃てぇぇ!」

菊地砲雷長「トラックナンバー1000!威嚇!」カチッ

ドッゴォォォォォォォ!!!!!!

裕也「!」

大介「(相変わらず紀伊の砲撃時の衝撃は慣れないな・・・)」

 

戦艦尾張

拓也「紀伊が砲撃したか!尾張も負けてはおれん!主砲!撃ち方始め!」

「トラックナンバー1001!撃ち方始め!」カチッ

ドドドドッゴォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!

~~~

『日本艦!撃ってきました!』

『キイか!?』

『来ます!』

ドッボォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!

艦長『ぬうぉぉぉぉ!(至近弾でこの衝撃だと!?)』

『大佐!数隻が至近弾過ぎて転覆しました!』

大佐『な!?』

 

20隻のうち、4隻が紀伊・尾張からの砲弾の着弾位置が近過ぎた為、水柱に飲まれ、その水柱に艦艇が耐えられなくなり、転覆した。

 

大佐『全ミサイルを使って反撃だ!』

『ミサイルはもう有りません!残るは短魚雷と主砲です!』

艦長『大佐!お言葉ですが、全艦艇で襲い掛かっても紀伊型や二代目長門型の装甲は抜けませんし、大したダメージは与えられません!ここは退くのが懸命かと』

『艦長!大佐!敵艦より国際通信です!』

『『!?』』

艦長『内容は?』

『はっ!本艦隊は既に、射程圏内に貴艦隊を捉えている、大人しく退却すれば、こちらとて人の命を奪いたく無い、しかしまだ抵抗するのであれば1隻残らず殲滅は辞さないものとする、以上です』

大佐『!・・・撤退だ・・・漂流中の乗組員の救助を行いつつ、撤退するものとする・・・』

艦長『大佐・・・本艦も救助を行う』

ーーー

大介「長官、どうやら敵さんは戦闘を辞めた模様です」

裕也「そうか・・・みょうこうは?」

大介「艦尾ヘリポート全損です、推進軸に影響は見られず」

裕也「みょうこうは暫くドッグ入りだな」

大介「その他の艦艇も、長くて三週間はドッグ入りを要する様です」

裕也「曳航する必要は無し、か、一応、不足の事態に備えてみょうこうの動きは監視しておいてくれ」

大介「了解」

 

この出撃は、日本が戦後における初戦闘であった。

中国側は、転覆した艦艇の補償を行えと喧しいが、首相の拓真が「黙れカス殺すぞお前」ととある国家首席を胸ぐら掴んでドス黒く発して脅したら最初の威勢はどこに行ったのか、シュンッ、と大人しくなった。

逆にみょうこうやその他艦艇の修理費、紀伊型の燃料代を中国側から搾り取ってきた。

「「「「「「アイヤァァァァァァァァァァァ!!!!」」」」」

 

裕也「いや~、スカッとしたわ」

大介「次は艦砲射撃したいですね」

圭一「どこで?」

拓也「まさか」

大介「上海と北京」

「「「オイオイ、そんな事したら経済回らんくなるゾ、確かに面白そうだが」」」

拓真「それは駄目♥️」

裕也「あっ、おやっさん」

拓真「艦砲射撃するのは北朝鮮にして?マジで物理的制裁下さねぇとアイツら懲りねぇから」

大介「それで懲りれば良いんですけどね」

裕也「北朝鮮の軍艦に砲弾はちょっと勿体無さ過ぎるので体当たりで沈めます、しかしホント、どっかの誰かさんみたいだよなぁ」(¬_¬)

圭一「ほんとだな、名乗り出てこい!」すっとぼけ

「「「「お前しか居ねぇよ、トラブルメーカークソ野郎!」」」」

 

首相の怒りに触れたのか、拓真は圭一に年収半分カットを言い渡して帰っていった。

 

裕也「あーもうめちゃくちゃだよぉ」マスオ感

 




あぁ~、中々締まりが無いわぁ、アーナキソ
高和さんから逃げ出せたのはよかっガシッえっ?
高和「手間のかかる奴だ、所で、俺の金玉を見てくれ、こいつをどう思う?」
作者「全盛期の加藤鷹よりおっきいんじゃないすかね、ま、どーでも良いんですが」
高和「このままじゃ生殺しだぜ?」
作者「知らん、勝手に猿の如く盛ってるだけじゃねーか、ヤりたいんだったらTDKRかMURとヤれば良いじゃん、そこに居るし、真夏の夜の淫夢の阿部さん特別出演ってな感じで」
TDKR「イグイグイグゥ!」
MUR「気持ちいいダルルォ?」パンパンパンッ
TNOK「ヨツンヴァインになるんだよ、あくしろよ」
作者「オエェェェェェェェェ!!!」ビチャビチャビチャッ!
次回、作者淫夢になる!?の巻き(大嘘)
では。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第七話 平和な日常?いや、戦場の間違いだわ

年末迄には何とか何話か出したい・・・


中国海軍との戦闘?を終えた10日後、帰投した直後にドッグに入ったイージス艦みょうこうが修理を終えて表に出てきた、みょうこうの所属も海自から聯合旭日艦隊に移籍となり、第一艦隊に編成された。

そしてもうひとつの朗報は、くらま・しらねの2隻が予定より早く、改修工事を終えて聯合旭日艦隊に編成された事だ。

この2隻も決定事項で第一艦隊所属となる。

主砲127ミリ砲から155ミリ単装砲に換装。

※本来は150ミリ砲を搭載予定であったものの、150ミリ砲は海自に持っていかれたので、新しく開発された。

20ミリ機関砲(CIWS)も30ミリ機関砲に換装。

機関も蒸気タービン機関から5式ガスタービンを小型化させた4式ガスタービンに換装、これにより最速38ノットと紀伊型と張り合える速力を得た。

兵装も、紀伊型・二代目長門型のみしか装備されていない2式ミサイルを装備されている、贅沢な。

元の船体を真っ二つに切断し、全幅を広げ、全長も延ばされ、裕也は新しくなった2隻を見たとたん、「新造艦かこれ?」と言う程に、面影が無い、何も無いんだ。

イージス艦と張り合う位の全長だもん、全幅なんて話にならない位あるし。

戦力はイージス艦より上↑、護衛艦並みの汎用性を充実させた万能艦、そして装甲も海自の護衛艦の紙装甲よりも分厚くなったから安心だ、予算は不思議とそんなに掛からなかった。

※みょうこうは修理名目で改装を済ませている、艦長は変わらずに海自から聯合旭日艦隊に移籍、3等海佐に昇進した。

艦長「やったぜ」b

みょうこうクルーも移籍、昇進する、給料上がる↑。

全クルー「(紀伊の飯にありつける上に給料アップは)やったぜ、憲法クソ食らえ、戦艦万歳、天皇万歳」

何かおかしくなった。

 

これはこれで、新たに生まれ変わった、くらまとしらねの初代艦長の就任で争奪戦が起きた。

 

横須賀基地

長官室

 

「長官!私に是非とも艦長をさせてください!」

「なーにズルしてんだテメェ!」

「死ねやこのDT!」

「DT違いますゥゥゥゥ!彼女と去年聖なる夜を性なる夜に革命しましたよザンネェェェン!」

裕也「喧しいぃぃ!他所でやれやぁぁぁぁ!仕事の邪魔じゃボケェェェェェ!」

「「「「「ギャァァァァァァァァァァァ!」」」」」」」

バタンッ!!!

争いを起こしていた馬鹿者達が裕也から叩き出される。

 

「いてて・・・」

「何とかしねぇと・・・」

「アイツにヤられる何てごめんだぞ」

「「「んじゃ辞めれば?」」」

「俺に味方はいないのか?」

そこに・・・    (:・ω・)♂    \(・д・:)/ \(・д・:)/ \(・д・:)/\(・д・:)/\(・д・:)/

「「「「「え・・・」」」」」

奴は現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高和「全く・・・・・・探したぜ・・・やらないか?」

「「「「「ウワァァァァァァァァ!来るなぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」トラウマ再発←全力で逃げる

 

数秒間の静けさが悲鳴に変わる。

 

高和「焦らすのかい?全く、しょうがない奴らだ」←全裸で肉棒をバッキバキにしてブンブン振り回しながら徘徊、憲兵みたいな奴はどうしたかだって?

・・・イったよ、高和のテクで。

 

「スゴ・・・スギ・・イ・・・アァ・・・♂♂♂」

 

※因みに来てたの第二艦隊の連中ね、何でも高和さん怖い、ヤダ、ヤられる、だから離れる、絶対、らしい。

 

第二艦隊の連中で掘られた奴でも、身体は堕ちたがまだ心は堕ちてない奴らが、高和さんから離れたい為に裕也に直談判しに来たのだ。

 

ヤられた奴等の証言だと、最初は受けか攻めか選ばせてくれたが三回目となると攻められる♂だけらしい、ア〇ルディ〇ドをブチ込まれて、一回目イかされる。

二回目は自分の肉棒を攻められてイかされる。

三回目は自分の穴に入れられてイかされる。

翌日ケツが痛い、痔になる奴等が急増中、軍医からは必ず治る薬を処方されているが何人かは毎日(犯される♂)らしいので治るどころか逆に酷くなる一方、裕也はそんなの知ったこっちゃない(と言うより衆道は本人曰く、キモ過ぎる為に関わりたくない)と言う事で放置。

ーーー

掘られそうな奴等(第二艦隊

「「「「「助けて渚長官!!!ブスリッ!アッー♂!!!」」」」」

高和「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!♂」パンパンパンッ!

ーーー

裕也「・・・てな訳だ」

大介「鬼ですか長官は!?」

裕也「ニッヘェー!」

圭一「おっ、顎なしゲンさんの笑い方」

拓也「そだねー」

隆正「兄貴が申し訳無い!」←身内(兄貴高和)のせいで彼女が出来ない、出来ても逃げられる・フラれる・ビンタされる三連コンボ。

 

裕也「そう落ち込むな、給料上げちゃるけ」ポンポンッ

圭一「宜し「テメーは駄目だ、多分次問題起こせば確実に首飛ぶぞ」・・・」

隆正「やった!流石長官!」←兄貴を整備の腕としては尊敬しているものの、しかしゲイである兄貴を何回死ねば良いのにと思った事か。




阿部隆正、兄貴を殺したい、が、整備は兄が一流、兄貴を越えて腕の差で絶望させてからどの様に殺すかを今日も考えているブレない奴。

裕也「聞きましたか奥様ぁ?」ガクブルガクブルッ
大介「恐ろしい世の中ですわねぇ」ガタガタガタッ

阿部高和、他人のケツじゃ物足らず、遂に弟のケツを狙う、弟に毎回半殺しにされるが、今日も今日とて隙を狙っている、非常にブレないクソ野郎。

アーナキソ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第八話 一般公開 観艦式 ※紀伊には乗れないよ。

ジパングってリストや原作に書いてますが、タイムスリップのみ使いますので宜しく。
護衛艦「みらい」は出ないよ(・ω・:)



紀伊型・二代目長門型が就役して2ヶ月程経った5月1日、ゴールデンウィーク真っ只中だ、普通の会社員とかは休みだ、だが自衛官・国防軍人に、休みはない。

国防海軍横須賀基地

長官室

 

裕也「良いねぇ市民は、大型連休だし」

大介「俺達も少し前はあったじゃないか」

裕也「それはそれ、これはこれ、この後海自の観艦式に参列ぞ?嫌だわ~」

 

プルルルルルッ プルルルルルッ

 

大介「ん?・・・はい、こちら長官室」

『もしもし、あっ、副長ですか?』

大介「どうしたんだ?」

『実はですね・・・川崎司令と山本司令が海自観艦式の参列なんぞやってられるか、って言って基地から逃げ出しました!助けてください❗』

大介「はぁ!?」

『2分前です❗』

大介「わかった、警察に連絡して捕まえる様に連絡しとく、ああ、手間を取らせて済まなかった、では」

ガチャンッ

 

裕也「何があったんだ?」

大介「・・・圭一と拓也が脱走した」

裕也「・・・警察に、抵抗する様だったら、警棒でバシバシブッ叩いて良いと伝えてくれ、俺だって観艦式に顔なんか出したくないのによ、アイツら逃げやがって」

大介「分かった」

 

2時間後に二人は掴まった、圭一は抵抗した様で、警棒でブッ叩かれた様で顔面が凄かった。

 

拓也はこれ以上抵抗は無駄と分かり、大人しく捕まった、捕まえた警官曰く、とても扱いやすかったとの事。

観艦式の開催時は正午、現時刻午前11:30

今からでも間に合うかどうか。

そもそもの話、裕也と大介は予めあの馬鹿共が逃げる事は考えていた為、説教しながらでも間に合うと言えば間に合う。

再び逃げる事がなければの話だが。

ーーー

逃げる事はなかった。

どうやら諦めた様だ、次逃げると確実に裕也(艦隊司令長官)に指揮権剥奪されかねない上に、副長達には何かしでかしたら〆て良しと伝えている。

今は各自、持ち場について指示を出して動いている。

仮に剥奪された場合、指揮権は副長の山崎・川野に移譲する規定となっている。

 

裕也「(司令官がアレだけど副長がマトモで助かるな)」

大介「長官、我々の出番です」

裕也「おっ、来たか」

ーーー

アナウンス「只今より、国防海軍聯合旭日艦隊の観艦式を行います、まず始めに聯合旭日艦隊の機動部隊、川崎航空艦隊です!旗艦は海上自衛隊所属ヘリコプター搭載護衛艦いずもです!」

いずも、かがの2隻が単陣列で航行する。

「おー、いずもだ」

「戦闘機積んでるんだろ?」

「空母じゃん」

アナウンス「続いて、潜水艦隊の登場です!」

 

戦艦尾張を先頭に、潜水艦隊が観客を乗せた護衛艦艇を通り過ぎて行く。

 

「戦艦じゃん、デケェ!」

「あり得ねぇデカさ!」

 

アナウンス「最後の登場です!最後は、聯合旭日艦隊総旗艦!戦艦紀伊!そして二代目長門型2隻の登場です!」

 

観客と世界中のテレビ局関係者が一斉にカメラを向ける。

 

「スッゲー!そっくりそのまま戦艦長門だ!」

「ながもーん!むっちゃーん!」艦これ提督来たよ。

「紀伊型デカ過ぎだろ!?」

「あぁ・・・昔を思い出すのぉ・・・」

「お爺ちゃん・・・」

「・・・・・・・」

「お爺ちゃん?」

「・・・どうしたんじゃ?」

「ビックリした・・・」

この人はどうやら、祖父が逝ったのかと冷や汗をかく。

ここでアナウンスが掛かる。

 

アナウンス「これより紀伊型・二代目長門型の主砲砲撃を行います、大変音が大きい為、大変ご注意下さい」

 

ーーー

裕也「主砲砲撃戦用意!演習弾装填!」

菊地砲雷長「演習弾装填・・・・・・装填完了!準備良し!」

裕也「一斉砲撃!始め❗」

ーー

拓也「各砲塔自由砲撃!」

川野「撃ち方始め!」

ーー

ドッゴォォォォォォォォォ!紀伊

ドッゴォォォォォォォォォ!ドッゴォォォォォォォォォ!ドッゴォォォォォォォォォ!尾張

ーー

「「「「「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」」」」

「凄まじい爆音に爆煙!」

「スゲェェェェ!」

「やっぱり戦艦は男のロマンだ!」

「俺国防海軍に入隊するぞ!」

「俺も!」

ワアァァァァァァァ!

 

ここで入隊すると言った奴らが来月来るなんて裕也達は知らなかった。

 

裕也「いや~、面白かったな副長!」

大介「はい!何かストレスが吹っ飛びましたよ!」

菊地砲雷長「私もスカッとしました!」

裕也「これで日本は安泰だ!少なくとも我々が 慢心しない限りはだがな!」

「「「「「ハッハッハッハッハッハッハッ!」」」」」

この観艦式は、世界中の戦艦マニア達を震え上がらせた。

そして世界最強の戦艦では第二次世界対戦時以外の艦艇を含めてのランキングだと、紀伊型が見事1位にランクインし、二代目長門型が2位に食い付く。

 

サイト閲覧した 裕也「・・・そりゃそうなるわ」

 

 




ジパング的な展開は後1~2話辺りです。b


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第九話 ミッドウェー海域へ航海の準備

ここか次でタイムスリップっすね。
ここからどーしよーか考えてます。
では、どうぞ。



またまた、観艦式から時間が流れて5月30日、聯合旭日艦隊に新たな部下が入ってきた。

 

国防海軍 横須賀基地

グラウンド

裕也達は、新人隊員を歓迎するべく、新人隊員の数が数な為、敷地の広いグラウンドで歓迎の場を設けていた。

 

大介「我々は、君達を歓迎する」

山崎「君達と共に日本を守れる事を私は副長の立場ではあるが、誇りに思う」

川野「何より君達の働きが、今後の日本に影響すると言っても過言ではない」

圭一「航空艦隊司令長官の川崎だ、俺は君達と共に仕事をする事を大変嬉しく思う」

拓也「そして君達の働きが何より、聯合旭日艦隊の明日を左右すると言うのも過言ではない」

裕也「聯合旭日艦隊司令長官の渚だ、私達と共に、日本を守るのを手伝ってはくれないか?」

 

全員「ハイッ!お供します!」

裕也「良し!その根性気に入った!各自解散!明日から本格的に行動を開始する!何より明日日本を離れるからな!」

「「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」」」

 

※因みにこの新人達、観艦式で登場してるゾ。

 

新人達はその後自由に過ごして翌日を迎える。

 

裕也達は挨拶を済ませた後、長官室にて予定を話し合いながら組み上げる。

 

裕也「明日から日本を離れるんだ、不備等があっては溜まらんからな」

大介「全艦艇、燃料・弾薬・食料・予備部品も不備は無い様に現在確認中です、特に紀伊型・二代目長門型は再度確認中です」

圭一「艦載機のスペアパーツや予備機も確認中、航空燃料もだ」

拓也「潜水艦の重要な魚雷も欠陥が無いか確認させているよ」

圭一「そう言えば、ミッドウェー着いたら何するんだ?」

山崎「長官助けて下さい、うちの司令が馬鹿通り越してヴァカに差し掛かってるんですが」

裕也「コイツはそういう奴だ、何度言っても右から左へ左から右へ通り抜ける耳を持ってんだよ、アーナキソ」

山崎「辞表出して宜しいですか?」スッ

裕也「よし、山崎二等海将、第二艦隊司令長官に命ず」

山崎「辞表捨てます」ビリビリビリッ!

大介「君は良い選択をした、今日は奢ろう」ポンッ

圭一「あの~、俺は?」

裕也「ん?すまん、存在忘れとったわ」テヘッ

大介「川崎、テメーはさっさといずも戻って枕濡らしてこい、ついでにズボンも・・・あれ?」

圭一、長官室退室。

本当に枕を濡らした様だった、下は濡らしていない。

圭一は馬鹿だ、翌日には何もかも忘れる程の大馬鹿だ、昨日の事を聞いてみたが案の定、忘れていた。

裕也「アイツはやっぱり」

大介「馬鹿ですねぇ・・・扱いやすいのが利点ですかね」




ごめんちゃい。
新人が出てきただけでしたね、では。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第10話 艦隊進路、ミッドウェーへ

話数の数字を漢字に変換するのが面倒ですので普通に番号で行きます。
因みにガルパンキャラ達はまだ出番は無いですね、すんません。


6月1日 午前6時

 

戦艦紀伊 艦橋

 

大介「全艦艇準備完了、長官、本艦も完了です」

裕也「聯合旭日艦隊、ミッドウェーへ向け出航!」

大介「了解、機関始動「機関始動、異常無し」微速前進」

裕也「東京湾外迄は全艦15ノットを維持せよ」

「了解」

ーー

東京湾

「頑張れよー!」

「いってらっしゃーい!」

ワアァァァァァァァ!

港からは、ミッドウェーへ向け東京湾を航行する聯合旭日艦隊にエールを送っていた、朝早くからご苦労な事で。

 

ーーー

東京湾外

「湾内抜けました」

裕也「全艦!巡航速力迄上げよ」

聯合旭日艦隊の艦艇の巡航速力は平均で30ノットを占める、大体2日後の6月3日にはミッドウェー海域へ到着出来る、その後は米海軍と、ミッドウェー海戦で戦死した両軍の慰霊式を執り行う予定である。

二代目長門型のみは巡航速力迄出さずに、30ノットで艦隊行動を行っていた。

 

第一艦隊

旗艦 紀伊 二代目長門 二代目陸奥 しらね くらま みょうこう

 

第二艦隊 航空艦隊

旗艦 いずも かが いせ ひゅうが

 

大介「良くもひゅうが型も借り入れ出来ましたね長官」

裕也「まぁ、俺の(物理・精神的脅迫がある為)要請に上が答えてくれたのさ」

※いせ・ひゅうがの2隻は、前日に裕也が海自本部に乗り込み、(物理的に)会談して借り入れを行った。

だからお偉いさんの顔はボコボコだ。

それを守る為のSP?あぁ、ここでも阿部さんのテクニック♂でイかされたよ。

 

ハアハアッ(:≧д≦)♂     ヒェッ\(・д・:)/ \(・ω・)←裕也、(んじゃ、宜しく)

 

阿部「ヤらないか?・・・・暴れんなよ・・・?」ボロンッ

「やめてくれよ・・・」絶望←ノンケ

阿部「イクぞ」ブスリッ

一人目「アッー!♂」

高和「コイツぁ極上もんだぜ・・・ああッ!♂」パンパンパンッ!

高和「ふーっ、さて・・・」

二人目「やっ、やめろ!」

高和「ヤらないか?俺はまだまだイケるぜ?」ビンビンッ

「くっ、来るな!」ガタガタガタッ

高和「ヤらないか?」ドアップ

「やめろ・・・!やめるんだ・・・!!!」ヌギヌギヌギッ

高和「もう遅い、イクぞ」

ブスリッ!

「アッーーーー!!!♂」

ーーー

 

アッーーー!

「なんだね!?あの声は!?」

裕也「さぁ、我々に借り入れ許可出さないと・・・今の奇声をあなた方が出す事になりますよ・・・?」

「だとしても無理がある!いずもにかが、そして主力イージス艦を借り入れしていてまだ欲しいのかね!?」

裕也「うん、だって海軍だもん、数はどこからでも揃えなきゃ聯合旭日艦隊の名が泣くもん」

「こっちは海上自衛隊の名が泣くわい!」

裕也「ゴタゴタぬかすな、書くか書かないか、どっちかにしろ、書かなければお前らはヤられるがな・・・」

「誰に殺られるのかね!?」

裕也「まぁ、書いても保証は出来ませんし、多分確実に殺られましょう」

 

ヤられると殺られるを勘違いするお偉いさん達。

 

「「「ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」」」

裕也「さぁ、書け」

「わかった!分かったから殺さないでくれ!」

「ワシも調印する!」

「もう2度と可愛い孫の顔見れないなぞ、この職業無くしても嫌だ!」

カキカキ カキカキ カキカキ (・・;φ

 

裕也「・・・ん、確かに受け取りました」

高和「何とかなったかい?」

裕也「あぁ・・・高和」

高和「?」

裕也「ゴー」お偉いさんに指差す。

高和「コイツァ・・・不味そうだな」ダメ出し。

裕也「コイツら奥さんからア〇ルディ〇ドで攻められまくってイきまくった経験あるから大丈夫じゃね?」

ーーー

奥様方「「「もっと喘ぐのを楽しみにしていたのに全然面白くなかったし、チ○コちっちゃいし早漏だし、詰まんなかったわ、今は可愛い孫達に囲まれて暮らしているから気にしないわ」」」

ーーー

「ワァァァァ!何故それを!?///」

裕也「デタラメ言ったつもりが本当だったのか」

高和「なら、俺のとっておきのをお見舞いしてやるぜ!」

ボロンッ!

「「「!?」」」

裕也「相変わらず気持ち悪りぃ位にデケェな」

※裕也も勃てばそこそこ大きいし、昔のセフレ達からも大判を貰った。

今の彼女からも逆レされたが、ご自慢のイチモツで反撃し、気絶するまでイカせた経験を持つ。

太く、固く、長く、長い(持続時間)イチモツと、阿部さんの男に対するテクニックとは正反対であるがものの、イカすテクは保証出来る。

濃さも出る量も半端じゃない、ここは保証する。

俗に言う絶倫ってやつだ。

相手が男では勃起どころか、殺意が湧いてくる。

高和は女でもイケなくは無いが、相手が男だともっとチ○コはデッカくなる、20センチ越えてるんじゃないか?

裕也は・・・秘密で。

 

高和「ところで、俺の金玉を(略」

「!?」ゾッ!

高和「イクぞ」

ブスリッ!

「アッー!♂もう尻でイキたくないぃぃぃ!」

高和「コイツァ溜まらねぇ!」パンパンパンッ!

「「カァッ、気持ちわりぃテメェ」」

裕也「・・・(最近ご無沙汰だったな・・・今度(任務終わったら)一緒に過ごすか・・・)」

彼女はとある警察署で勤務中。

 

~1時間後~

裕也「結局三人ともイっちまったか」

高和「年上もアリだな」

ーーー

大介「そうですか・・・(絶対ウラで阿部さんとつるんでナニして会談を有利に進めてきたなこりゃ)」

君の様な勘の鋭い人は嫌いだよ。

 




あぁ~、何か纏まりがつかねぇー、とある警察署と言えばタグで書いてるから分かりますよね~(笑)
ガルパンキャラは当面先ですので宜しく。
では、年明けて投稿かも知れませんので一言。









良いお年を・ω・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11話 ミッドウェー

明けましておめでとうございます。
平成も後、3ヶ月位で終わっちゃいますね・・・何か悲しいです、新元号は何になるか楽しみでもあります。
卒業試験ありますんで遅れるやもしれません。
では、どうぞ。
何度も言いますが、護衛艦『みらい』は出ません、キャラ使うかも知れませんが。



日本を離れて3日経った6月4日の深夜、聯合旭日艦隊はミッドウェー海域へ到着間際だった。

この時、空に月が出ており、この時の月は半月で、雲はない、月と星が浮かぶ夜空だけであった。

聯合旭日艦隊 旗艦紀伊

 

裕也「そろそろ到着か・・・米海軍との交信は?」

「通信に応答ありません」

裕也「そうか・・・それにしてもついさっきまで月が・・・・・曇りになっている・・・これは大雨でも来るか?」

大介「おかしいですね、天候レーダーに雨雲はありませんよ?」

裕也「全艦、所属艦隊問わずに間隔距離100を維持せよ」

第二艦隊 旗艦 いずも

山崎「紀伊より、距離100を維持せよと」

圭一「指示通りに」

山崎「了解」

第三艦隊 旗艦 尾張

川野「指示通りに密集せよ」

拓也「潜水艦もね」

紀伊・二代目長門・二代目陸奥・くらま・しらね・みょうこう、いずも・かが・いせ・ひゅうが・こんごう・きりしま、尾張・けんりゅう・じんりゅう・そうりゅう、の順で航行していた。

潜水艦は深度400で潜航していた為、潜水艦を心配する必要は無い、問題はこの降り続ける雨が早く上がらないかと、米軍と交信が取れない事、そしてジャンジャン降っていた雨が30分で突如上がり、オーロラが空に上がり、そして霧が立ち込めた。

紀伊に搭載されている天候レーダーはこの雨を予測しなかった事に、裕也はオーロラに気付かず疑問を覚える。

 

裕也「・・・・・・(何故あの時、天候レーダーがあの雨雲を探知出来なかったんだ?所属艦艇の各種レーダーは海自よりも新しい最新鋭だぞ、目視出来る物を探知出来ないのはどう考えてもおかしい・・・)」

大介「・・・官・・・長官!」

裕也「!? どうした?」

大介「オーロラです!見て下さい!」

裕也「オーロラ?んな馬鹿な、こんな所で見れる訳無いだろ?」

大介「いいから早く!」

 

裕也は大介に言われるがまま、潮風の浴びれる艦橋外部通路に出て、夜空を確認する。

 

裕也「なっ・・・!?嘘だろ・・・!?」

大介「だから言ったでしょう!?」

 

艦橋外部に居た乗組員もオーロラばかりに目を向ける。

そして、艦隊のトラブルはここ迄に留まらず。

 

「長官!本土からの通信途絶!」

裕也「何だと!?」

「通信衛星に反応なし!」

裕也「所属艦艇にはぐれた艦はないか確認しろ!」

 

「はいっ!・・・味方艦探知!全艦確認しました!」

裕也「はぐれ艦はいないな・・・」

大介「月も見てくれ裕也・・・」

裕也「知っているよ・・・満月だろ・・・?」

大介「あぁ、これはどう考えてもおかしい」

紀伊のレーダーが何かを探知した。

「本艦前方に不明艦!二代目長門型とほぼ同サイズです!」

裕也「距離は?」

「前方距離250!まもなく視認出来ます!」

大介「濃霧のせいで視界が悪い・・・!」

 

距離150メートルを切った所で、濃霧から現れた超大型不明艦。

 

裕也「?!・・・いかん!面舵一杯‼️ぶつかるぞ!急げぇ!」

「面舵いっぱーい!」

 

不明艦との距離140で、紀伊が右へ急旋回、後続にいる第二・第三艦隊も1艦隊に続いて、全艦面舵回避行動を取る。

 

緊急面舵を取る紀伊から船体がギイィィィィィィ!軋む音が艦内に強く響く。

 

裕也「大丈夫か・・・?凄い軋みが聞こえるんだが・・・」

隆正「本艦は大丈夫です、この程度造作もないでしょう」

大介「しかし何故・・・」

裕也「大日本帝國海軍 聯合艦隊 旗艦 戦艦大和・・・」

隆正「が今目の前に何故居るのか・・・」

 

「大和型戦艦後方左舷に大型艦!長門型と思われます!」

見張り員が声を張り上げる。

裕也「大和の次は長門か・・・!」

「大和より発行信号!」

 

ー停船命令発ス 貴艦隊所属 航行目的 明カサレタシ 繰リ返ス ー

 

大介「どうされますか長官?」

裕也「無線封鎖している艦に返答は無用、一先ずは状況が分かる迄は逃げの一手で行こう、もし大和が護衛艦を狙わず紀伊型を狙うなら好都合だ、第一、56サンチ砲搭載する紀伊型戦艦に、大和型戦艦が75年後の戦艦に勝てる訳が無いだろう?2隻も居るんだ」

大介「分かりました、全艦通達!現海域を離脱する!」

 

ーー

圭一「大和じゃねぇか・・・!」

山崎「信じられません・・・我々は夢でも見ているのであろうか?」

「紀伊より!現海域を離脱との事です!」

圭一「分かった!離脱するぞ!」

ーー

拓也「副長、何かおかしいって感じないかい?」

川野「そうですね、おかしいでなく、頭がおかしい事が確実なのは川崎司令ですね」

拓也「いやさ、そうじゃなくて・・・」

川野「分かってますんで黙りません?本第三艦隊も第一第二と共に離脱せよ」

ーーー

大和side

 

「何だあの本艦を超える大きさの大型戦艦は!?どこの艦艇だ!?まさか米軍じゃ有るまいな!?」

「いや、マストに日の丸と海軍旗が上がっています、その他にも・・・聯合旭日艦隊?と掛かれた旗を掲げています!」

「聯合旭日艦隊?聞いた事無いぞ」

「発行信号に応答せず!」

「応答しないか・・・後続の水雷戦隊に聯合旭日艦隊?の行く先を塞ぐ様に命じてくれ」

「了解しました!」

ーー

大介「大和後方に展開していた水雷戦隊が本艦隊前方に塞がりました!恐らく進行を止めさせ、我々を拿捕すると思われます」

裕也「不味いな・・・薙ぎ倒す覚悟で行くか?・・・・・・全艦挺の最高速力は?」

隆正「聯合旭日艦隊所属艦艇は、非公式だが、42ノットを叩き出せる機関を搭載している、高速を利して振り切る手だ、相手が駆逐艦だと、加速でケリを付けて離れるしか手が無いがな」

裕也「それだ!全艦通達!追手を振り切れ!機関最大!面舵50!最大全速!」

「面舵50!」

ーーー

「艦長、配置完了!」

艦長「良くやった、これであの巨大戦艦を拿捕出来るぞ」

「距離500!急速接近中!」

艦長「中々速いな・・・あの大きさで戦艦金剛なみの速力、これは捕らえなければ・・・」

「不明艦隊!艦隊速力35!急速接近中!」

艦長「35だと!?(無理だっ!この艦でも33ノットが最高速力だぞ!?本艦を超える速力を持つ艦隊を止めろなんて無理がある・・・!)」

 

艦長がこんな事を考えている間に、聯合旭日艦隊全艦が既にすり抜けて、距離1万迄離れていた。

 

ーー

大和side

 

「そうか・・・振り切られたか」

「申し訳ありません・・・」

「まぁいい、それよりも先程の続きをしようじゃないか」

 

その軍人は、先程中断した将棋を再開した。

 

ーー

聯合旭日艦隊side

 

裕也「天候レーダーに反応しなかった雨雲、止み上がった直後の空にオーロラの発生・・・そして、聯合艦隊の出現・・・全く持って分からん」

 

大介「そして本土との通信途絶・・・これもうわっかんねぇな・・・」

 

裕也「口調変わってるぞ副長」

隆正「しゃーない」

裕也「資料室行って歴史書持ってきて、副長」

大介「分かりました」

 

大介、艦橋退出。

 

裕也「それと、旧海軍に詳しい奴頼むわ」

隆正「俺分かりますよ、好きでしたんで」

裕也「頼む」

隆正「あの陣形は確か、先行した南雲機動部隊の支援艦隊の山本長官座乗の本隊ですね、恐らくは」

 

ガチャッ

 

大介「持ってきました」 スッ  

裕也「ん・・・どれどれ」(..)

 

裕也もおおざっぱではあるが、ミッドウェー海戦はそれなりに分かっていた。

 

裕也「・・・米国のラジオを全てキャッチしろ、戦況を確認したい、歴史書で確認するよりも、聞く方が良いし」

「分かりました」

 

~2時間後~

「長官、米国本土のラジオ放送をキャッチしました、流します」

 

『ザザ・・・我々は、1941年12月10日に、日本に宣戦布告をザザ・・まして・・・空母ワスプを・・・ザザされまして・・・』

裕也「雑音が酷い・・・何も分からん・・・空母ワスプは確か昭和18年に潜水艦伊19に沈められた筈、何故開戦直後に沈められたのか?」

『現在ザザ・・・修理をかんりょザザ・・・太平洋艦隊に・・・復帰しました』

裕也「なんだ、沈んでないのか」

大介「しかし、開戦の状況が全く持って違いますね」

隆正「もし終戦が史実通りであったら3年は生き延びないと不味いですね・・・」

「燃料や食料弾薬は消耗品、いずれ底をつきます・・・米軍側に着くのか、日本側に着くのか」

裕也「米軍側に着いたとしても優遇なぞあり得んしな、むしろ処分されるぞ、艦を奪われてな」

大介「日本の方がまだマシですね、英語話さなくて良いですし、母国の敵になるのは何か嫌ですし・・・」

裕也「そもそも、米国についたって、パナマ運河とか通れるのか?」

「「「「「通れません」」」」」

 

艦橋に居た全員が口を揃えて言う。

 

裕也「だよな」

「長官、第二第三艦隊の司令官から通信あります」

裕也「繋いでくれ」

 

圭一「どうするんだ?こっちも凄いパニックなってるぞ」

拓也「潜水艦隊を指示出すのがしにくいんだけど・・・」

裕也「それはこっちも同じだ・・・」

大介「可能性があるのは、俺達は過去の異世界に入り込んだとしか言い様が無いぞ」

裕也「レーダーで米艦艇の位置は把握してるか?」

「まだ把握してませ・・・あっ、レーダー範囲内に入って来ました、空母3隻確認、その他に駆逐艦10隻随伴の模様」

裕也「距離は?」

「本艦隊との後方距離800キロです」

裕也「・・・・・・全艦、180度反転、米艦隊を迎え撃つ」

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

圭一「正気か!?」

拓也「それは駄目だよ!?」

裕也「なら聞くが、両軍に付かず、このまま史実通りに終戦するとする3年も生き延びる事が出来るのか?」

拓也「それは確かに無理だけど・・・」

圭一「・・・」

裕也「それに、航空艦隊の艦載機を米軍に捕られてみろ、同じ物が無理でも初歩的な物を量産されたら、日本に尚更不利になる、只でさえ工業力で不利だ」

圭一「確かに・・・米国は工業力が力だからな・・・日本に明け渡してもまずは理解すら出来んだろうし」

大介「例え、今から全速力で向かっても、機動部隊に本艦隊が間に合うのは既に、爆撃を受けて回避行動をしている時でしょう」

裕也「航空隊の航続距離はどれ程だったか?」

圭一「装備付きで2500だな、戦闘介入を考えたらそれなりに距離は近付かんとな」

大介「長官・・・」

裕也「航空隊に、対艦ミサイル装備で発艦準備させろ」

圭一「え?」

大介「まずは空母を叩くんだ、その後でも敵艦載機を落とせば良い」

圭一「分かった、装備させる」

拓也「潜水艦隊はどうするの?」

大介「各艦、対水上戦闘に目を見張るから潜水艦隊は対潜警戒を命ずる、それで良いでしょうか?長官」

裕也「あぁ、それで良い」

裕也「全艦隊!180度回頭、戦闘海域へ進路とれ」

 

聯合旭日艦隊は、生き延びる為に、ミッドウェー海戦の日本側に参戦する事を決めた。




もう少し時間下さいな、


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12話 ミッドウェー海戦、参戦

進みませんな、学校あるし。
所で、親父達の話聞いてたんですが大晦日にあった那須川天心とメイウェザーの対戦ってどう考えても那須川が不利違いません?
那須川ってキックボクサーなんでしょ?
キック無しでの対戦なんて無理だろ・・・。
では、どうぞ。


日本側に参戦を決めた聯合旭日艦隊は、戦闘海域1000キロ手前まで全速力で進出しており、この時、大日本帝國海軍の主力聯合艦隊は史実では、南雲・山口両機動部隊の遥か後方に展開していた、山本五十六長官が座乗する戦艦大和率いる本隊は、この世界では南雲・山口両航空機動部隊と行動していた。

 

尚、聯合旭日艦隊の第二艦隊(航空艦隊)からは既に第一航空護衛隊(いずも所属)と第二航空護衛隊(かが所属)が出撃しており、この時に大和電探が捉えたモノは、航空護衛隊のモノであった。

 

~聯合艦隊side~

 

旗艦 戦艦大和

 

「山本長官!電探に反応有り!数10機!」

 

聯合艦隊司令長官 山本五十六

昭和14(1939)年に聯合艦隊司令長官に就任した人物で、現在の階級は大将。

この世界の山本五十六は、日本海海戦で装甲艦 日進の事故での指の欠損は無い、そもそも事故がなかった。

そして何より日米開戦には反対していた、ここは史実の山本五十六と同じである。

 

そして、昭和16(1941)年12月10日、当時聯合艦隊旗艦であった戦艦長門から作戦名「ニイタカヤマノボレ1210」を発信、真珠湾奇襲を行った。

 

山本「すぐに第一・第二航空艦隊に伝えよ」

宇垣「その必要は無いでしょう、赤城も飛龍も最新鋭の電探を搭載しているので、この事は既に確認していましょう」

 

聯合艦隊参謀長 宇垣纏 中将

作戦立案や司令長官の補佐を行う。

艦隊指揮権は、山本に続き二番目。

 

山本「本当に良いのかい?」

宇垣「間違い有りません」キッパリ パチッ 将棋中

山本「・・・そうか」 パチッ 王手

宇垣「・・・お見事、負けました・・・」

 

この時、電探が捉えたのは、先行した第二航空護衛隊であり、後方に第一航空護衛隊が居るものの、大和の電探では第一航空護衛隊を捉える事は出来ていなかった。

いかにミッドウェー海戦時、最新鋭な電探といえども、ステルス性能の高いF35Bを捉える事は出来ない。

 

第一航空護衛隊は、裕也・大介・圭一(仕事モード)3人が空自からパイロットを選出した日本国と国防海軍が世界に誇るエースパイロット揃いの部隊であり、格闘戦(ここ重要)は勿論、艦攻、艦爆(ここも重要)、国防海軍航空護衛隊に必要な物を行える唯一の隊である。

尚、圭一や高和の♂モード時が原因でグレたり(空自の厳しい規律が国防海軍航空護衛隊には無い為)(高和は一応普段は真面目)、イカれた(特に♂に目覚めた)りしてしまった者達も居る。

しかしちゃんと与えられた仕事は成し遂げるという何とも指摘しにくい奴等。

 

まだ一度も、米海軍第七艦隊と演習を行った事は無いが、専門家等が取り合えず口を揃えて言うのは、格闘戦は第七艦隊所属航空部隊と互角にやりあえるとの事。

 

~第二航空護衛隊~

 

1「こちら隊長機、もう少しで聯合艦隊が見えるぞ」

2「しかし本当にタイムスリップしたんですね、自分ら」

10「米空母を潰すのが俺達第二航空護衛隊の指命だ」

4「格闘戦がよかったです~」

6「無茶言うな、少なくとも潰せるものはあるんだから」

5「空母さえ殺れば後は自由だ、格闘戦も出来るぞ多分」

7「格闘戦は第一航空護衛隊の得意分野だからな、少なくとも空母殺った後、いざ参戦したとしても殆ど墜されてるかもしれんぞ」

8「レシプロ機相手はちょっと大人げない気が・・・」

9「大人げないも糞もあるか、レシプロ機相手でも向こうが殺る気ならこっちも殺られねばな、いかにこっちが良くても数の暴力には流石に勝てん、一隊でもな」

1「お話はそれまでだ、そろそろ聯合艦隊頭上を飛行する、その後すぐに米空母だ、気を引き締めろ」

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

~聯合艦隊~

 空母赤城

 

南雲「急いで攻撃機を上げろ!不明機部隊を追跡もしくは撃墜するんだ!」

「無理です!速度が速すぎます!」

南雲「速度は!?」

「速度は1200キロ以上です!」

南雲「な・・・1200超えだと・・・」

 

第一航空艦隊司令長官 南雲忠一 中将

航空艦隊全般の纏め役、航空戦よりも水雷戦の方が彼の得意分野で、水雷戦隊にそのまま就いていたいが、大本営と山本五十六の命令には逆らえず、渋々と航空艦隊司令長官の座に就いた。

 

空母赤城 飛行甲板

 

隊長「なぁ、あれこの機体で追えるか?」

甲板乗務員「無理ですね、どう考えてもあの速度は追い付き様が有りませんよ・・・」

隊長「だよな、南雲長官は何を考えておられるのか・・・」

 

航空隊の皆は、一瞬で遥か彼方(敵地)へ飛行していった第二航空護衛隊と第一航空護衛隊の残した飛行機雲を見ながら不安を述べる。

 

戦艦大和

 

山本「何だあの機体は・・・」

宇垣「一瞬で消えていきました・・・」

黒島「機体後部から炎を吹きながらとは・・・一瞬被弾したかと思いました」

 

聯合艦隊主席参謀 黒島亀人 少将

作戦立案、陸軍の辻正信 大佐とは犬猿の仲。

 

 

1「長官!ここは追跡すべきです!」

山本「あの速度で飛行する不明機部隊を航空部隊が追い付く事が出来るのかい?」

1「それは・・・」

山本「不可能と判断したから南雲君は艦載機を出さなかったのだろう、俺も南雲君の立場なら出さない筈だ」

2「長官、航空艦隊より入電、不明機部隊の追跡考えるも追跡不可と判断、指示を請う、以上です」

山本「・・・時刻は?」

宇垣「現在0550です、もう少しで夜が明けます」

山本「航空艦隊にM島攻略の為に発艦させよ、空母は直衛機をちゃんと回しておく様打電」

2「了解」

 

~聯合旭日艦隊~

旗艦 紀伊

「聯合艦隊の通信傍受しました、ミッドウェー島攻略の為に攻撃隊発艦、空母に直衛機まわせとの事」

裕也「M島攻略に攻撃隊発艦か、ここまでは史実通りだが、艦隊行動が違う・・・」

大介「もう加勢しましょうよ」

裕也「だから航空護衛隊送り込んだじゃん」

大介「本艦だけでも」

裕也「無理だろ、多分、日本艦との距離でも900キロ近く離れている、鉢合わせは昼辺りだな」

「長官!航空護衛隊より!攻撃開始しました!」

裕也「見つけたか!良し!砲雷長!対空戦闘VLS準備!」

菊地「了解!」

 

~第一航空護衛隊~

 

5「米艦載機上がってきます!数60!」

6「60か、良いカモだな」

4「さーて、何分間足掻いて居れるかな~?」

7「ミサイルは勿体無いから機関銃で殺るか」

8「燃料持つかな・・・ちょっと心配」

9「まぁ大丈夫だろ」

隊長1「良いか!絶対墜ちるんじゃねぇぞ!堕ちるなら整備長(兄)にしろ!良いな!?」

「「「「「「「「「嫌です墜ちないですだから堕とさないで下さいオネガイシマス」」」」」」」」」←高和にロックオンされているがまだヤられてない。

 

隊長1「良し!イクぞ!」

 

速報:隊長はイカれた様だ。

 




あぁ^進まん、少なくともその後更新無しだけは避けたい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第13話 ミッドウェー海戦 戦闘

失踪はしません、宜しく。
では、どうぞ。


米隊長1「あれか!?」

米2「ジャップめ!卑怯な手を!」

米4「こっちは60、向こうは戦闘機10、どう考えても俺達の勝ちだ!一気に畳み掛けるぞ!」

米3「パール・ハーバーの借りを返してやる!」

米隊長1「各機戦闘開始せよ!繰り返す!各機戦闘開始せよ!」

 

2「まずはテメェだ!」カチッ

バララララララララララッ!

 

米隊長1「ウワァァァァ!」 ドォォォォォ!

「「「「隊長ォォォォ!」」」」

 

コックピットには被弾しなかったものの、主翼に命中、燃料に引火、そのまま大海原に墜ちて行く。

途中でパラシュートが開いた。

2「ちっ、仕留め損ねたか」

 

3「オラオラどこ見てんだ!?墜ちろ!」

バララララララララララッ!

米4「なっ!?しまっ!?」 発動機命中、空中爆発

5「遅すぎて草」 グイッ 急旋回

米3「!?」

 

4「ほー、後ろに回り込んだか」

米2「良し!後ろを取ったぞ!」

4「だが断る」グイッ 

 

4の機体は垂直上昇を初め、撃たれる前にF4Fを離す。

 

米2「なっ!?バカめ!すぐに失速するも・・・しない!?」

4「よっこらせ」グイッ

 

4の操るF35Bは、操縦レバーを一気に引き、180回転し、垂直降下で米2のF4Fを襲う。

 

米2「うわぁぁぁ!来るなぁぁぁ!」

 

必死に旋回、急上昇急降下等を繰り返すが、ピタリと食いつくF35B。

 

4「んじゃ、さいなら」カチッ

バララララララララララッ!

米2「わぁぁぁぁぁぁ!」

ドォォォォォ!

 

その後も次々と敵艦載機を墜としてゆく第一航空護衛隊、この世界に第一航空護衛隊の敵はどこにもいない。

 

~米第七艦隊~

旗艦 エンタープライズ

 

司令長官レッグ大将は唖然とした、合衆国とナチスドイツでも開発中のジェット戦闘機を何故日本が持っているか、そしてそのジェット戦闘機のお陰で第七艦隊の戦力は7割を損失し、旗艦である本艦エンタープライズも被害が大きい、随伴艦の駆逐艦も機銃を懸命に打ち上げるも、敵機が速すぎる為に、牽制にすらならず、空に無駄弾を撃ち上げるだけ、空母のみ叩かれている、既にこちらの対空戦闘能力はゼロ、対応出来るのは随伴する駆逐艦のみ、沈むのはもはや時間の問題だった。

 

「敵機直上!急降下!」

レッグ「回避しろ!なんとしても!」

「駄目です!操艦不能ー!」

 

2隊「俺達が生き延びる為に沈んでくれ、去らばだ」カチッ

バシュゥゥゥゥ!

空母エンタープライズの舵は既に壊れ、舵が切れずに、第二航空護衛隊から対艦ミサイルが放たれ、吸い込まれる様に、エンタープライズのエレベーター甲板に命中、風穴が空き、そこに更に2発のミサイルが侵入、そして爆発。

格納庫内で爆発する。

未来の日本が量産し使うミサイルに不良や不発は無い。

 

ドッォォォォォォォォォ!

 

レッグ「ぬおぉぉぉぉ!」

ガシャァァァ!ガラス割れ ギィィィィィィ! 艦橋部に歪み

 

2隊「命中確認!我これより格闘戦開始とす」

 

空母三隻の内、既に2隻(ヨークタウン・ホーネット)からは総員退艦命令が発令し、脱出ボートに乗り込み、護衛駆逐艦などに乗り込む姿が第一・第二航空護衛隊からは見えていた、このまま逃がさずに沈めても良いものの、燃料、弾薬に心配が隊員達に出始めた為に、それは行なわず、したとしても裕也からの命令では無い上に、命令違反に該当するので誰もしなかった。

無駄に殺っても恨まれるだけだし。

 

レッグ「被害を報告しろ!」

「格納庫に火災発生!」

「燃料庫に引火! 逃げろ! うわぁぁぁ!!」

ドッカァァァァァァ!

 

「機関停止!浸水発生!ダメコン効果無し!艦傾斜角15度!」

レッグ「くっ!ここまでか・・・!総員退艦!」

 

~5分後~

「提督!総員離艦完了!後は提督だけです!お急ぎ下さい!」

レッグ「わかった!」

 

レッグは無事に脱出ボートに乗り込み、エンタープライズを離れるが、エンタープライズとの距離300メートルの所で、エンタープライズの機関が爆発、船体が真っ二つになり、海中に没した。

 

乗組員達は沈みゆく空母エンタープライズを見て唖然とした。

たかがロケット数発の被害で、空母エンタープライズが沈んでしまったのだから、そして何より、日本が何故アメリカ軍よりも優秀な機体に武器を揃えきれているのか。

そして彼らアメリカは、攻撃してきた相手を帝國海軍では無いと言うのを誰も知らない。

彼は無事にその後、祖国に帰還出来た。

 

第一・第二航空護衛隊が戦闘中に偵察機3機やって来た。日本海軍所属機だった。

 

空母赤城より発艦した零戦、彼らは第一・第二航空護衛隊の凄まじい(第一・第二からすればお遊び程度)攻撃に言葉が出なかった。

 

「・・・!司令部に打電しなければ・・・!」

「しかし俺達に気付いてもおかしくないのに攻撃してこないな・・・」

「あぁ、それは確かにそうだな・・・」

 

~聯合旭日艦隊~

 

旗艦 戦艦紀伊

 

大介「長官、米空母3隻、撃沈との事です」

裕也「随伴の駆逐艦は狙うな、狙った所で対して面白みが無かろう、彼らを生かしておき、この恐怖を米軍本部に知ってもらわなねばな」

砲雷長「現在戦闘海域との距離500まで差し掛かりました、護衛隊が帰投します」

裕也「そうか」

砲雷長「ん?」

裕也「どうした?」

砲雷長「日本海軍所属機!接近してきます!」

裕也「何?」

砲雷長「艦橋部モニターに回します!」

 

モニターに移る3機の日本軍の偵察機、先程の偵察機とは違う。

 

裕也「!?戦闘機!対空戦闘用意!」

大介「いずもに打電!急げ!」

圭一「対空戦闘!」

「CIWS起動!撃ち方用意!」

「おいおい、撃ってこないかこれ?」

「撃ってきてもおかしくはないだろ普通」

「しかしデカイなあの艦」

裕也「対空戦闘用意止め」

砲雷長「え?」

裕也「向こうは接触を試みているんじゃないか?」

砲雷長「・・・言われてみれば確かに」

裕也「全艦、対空戦闘止め、いずもに打電、日本海軍の偵察艦載機、着艦誘導行われたし」

山崎「指令、紀伊より、偵察機の着艦誘導を行えとの事」

圭一「任せる」

山崎「分かりました・・・(コイツホントに何もしねぇな)」飽きれ

「どうするんだ?このままじゃ燃料が切れますよ?」

「司令部から連絡がな・・ん?海軍旗だ・・」

「着艦誘導?」

 

いずも飛行甲板に着艦作業と誘導が行われていた。

 

「しかしデカイ空母だな・・・」

「赤城より全幅大きいぞ、全長も長くないか?」

「とにかく従おう」

 

聯合艦隊所属偵察機が、いずも飛行甲板にヒラリと1機ずつ綺麗に着艦する。

 

いずも甲板に待ち構えていた作業員達からの口からも話が聞こえる。

 

「零戦だ、スゲー」

「飛んでるとこ初めて見たぞ」

「97式艦爆も見たかったな・・・」

「おい、パイロットが降りてきたぞ」

山崎「お前達、少し黙ってくれ」

 

偵察機から3人纏めて山崎副長の前に立つ。

律儀に敬礼して。

 

「大日本帝國海軍 聯合艦隊 空母赤城所属の野上少尉です」

「同じく川原少尉です」

「私は空母加賀所属の大原大尉であります、貴艦隊の所属、航行目的を知りたい」

山崎「日本国 国防海軍 聯合旭日艦隊 第二艦隊副司令長官の山崎2等海将です、中将に値する」

「「「!?失礼しました!山崎中将!」」」

 

山崎が自分達よりも遥か上に立つ者と知り、野上・川原・大原が勢い良く頭を深く下げる。

 

山崎「顔をお上げ下さい、我々の航行目的ですが、今は目的が無い、というよりは、目的が消えてしまったと言う所でしょうか」

野上「消えた?」

大原「航行目的がでしょうか?」

山崎「ええ」

川原「では、この艦隊は一体・・・」

 

圭一「我々は日本国の人間であり、日本軍人でもある」

山崎「司令(何しれっと来てんだコイツ、腹立つ)」

圭一「聯合旭日艦隊 第二艦隊司令長官川崎1等海将だ、大将に値する、以後お見知り置きを」

野上「川崎司令長官にお聞きしたい、先程の意味を」

圭一「意味をと言われましても、そのままの意味です、まぁ、本音を言いますと、我々はこの世界の人間では無いと言う事ですよ、言うなれば未来から来てしまったという所」

山崎「司令、それは・・・」

野上「・・・確かに、あなた方や艦を見る限り、この時代の代物では無い事は、何となく分かります」

圭一「我々聯合旭日艦隊は、聯合艦隊に接触を試みています、このまま乗艦されますか?それともすぐさま帰投されますか?」

 

艦内放送が掛かった。

ー川崎司令、川崎司令、渚司令長官よりお電話ありー

 

圭一「圭一だ、どうした?」

裕也『連中の反応はどうだ?』

圭一「半信半疑と言う所か」

裕也『まぁ、無理もない、3人を紀伊に連れて来い、史実を教えてやる』

圭一「分かった」 ガチャッ

ーー

裕也「・・・さて、日本海軍のパイロット達はどんな反応を示すかな・・・」

 

裕也は、これから本艦紀伊に乗艦する3人を迎えるべく、艦橋を出て、落ち合う作戦室へ足を運ぶ。




次で聯合旭日艦隊は聯合艦隊と会合します、と、思います。
では。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14話 聯合旭日艦隊・聯合艦隊 会合

他の作者さんの様に上手く書けない・・・日本国召喚も書こっかなー、では、どうぞ。


野上・川原・大原の3人は、紀伊からの迎えである内架挺に乗り、いずもから戦艦紀伊に向かう。

 

野上「これが戦艦紀伊・・・」

川原「大和よりも大きくないですか・・・?大尉」

大原「一度大和に乗った事あるけど、大和が小さく感じるぞ」

 

3人は呟きながらも、階段を上がり、甲板に上がる。

 

「「「おぉぉぉ・・・」」」

大原「大和よりも副砲大きいぞ、20.3サンチ砲か?」

川原「主砲なんて見た感じ大和よりもありますよ・・・どれだけあるんだ?」

野上「艦橋なんて尚更だ・・・」

 

ここで副長登場。

 

大介「あなた方が先程の偵察機に乗られていた方ですね?私は、聯合旭日艦隊副司令長官の岩野2等海将です、司令長官より、あなた方を作戦室にお連れしろとの事ですのでお迎えに上がった次第です」

野上「野上少尉です」

川原「川原少尉です」

大原「大原大尉であります」

「「「宜しくお願いします、中将閣下」」」

大介「どうぞこちらへ」

~~~

 

コンコンッ

 

大介「岩野です、お連れしました」

裕也「あぁ、通してくれ」

大介「失礼します」

ガチャッ

 

裕也「日本国 国防海軍所属 聯合旭日艦隊総司令長官の渚一等海将です、艦隊旗艦 戦艦紀伊艦長も兼任しております」 ビシッ

野上「大日本帝國海軍所属 聯合艦隊 空母赤城所属の野上少尉です」

川原「同じく赤城所属、川原少尉です」

大原「私は空母加賀所属、大原大尉であります」

野上「直率は一体・・・」

裕也「第一艦隊が私の直率指揮下に有ります、戦隊はないです」

野上「戦隊がない?」

大介「我々聯合旭日艦隊は、第一から第三艦隊までしかありません、一艦隊がいわゆる戦艦編成の戦隊、第二がそちらの言う空母艦隊、第三が潜水艦主体の潜水艦隊」

川原「では、聯合旭日艦隊には駆逐隊や水雷戦隊がないのですか!?」

裕也「はい、それに似たのがあるのは・・・

~説明中~

 

~説明後~

大原「ちょっと分からなくなってきました・・・頭いたい」

裕也「未来用語が混じってますから無理もないでしょう・・・」

大介「長官、対水上レーダーが大艦隊を探知、聯合艦隊と思われます」

裕也「距離は?」

大介「本艦一時の方向、距離9万にあります」

裕也「向こうも艦隊速力最大でこっちに来たのか」

大介「どうされますか?」

裕也「向こうが艦爆を発艦したら即座に対空戦闘準備、主砲は対地弾装填、副砲は水中弾装填、距離6万だ」

大介「了解、聞いたな砲雷長?」

砲雷長「バッチリと」

裕也「しかし、俺の合図あるまで待機を命ず」

砲雷長「了解」

主砲・・・対地弾、対陸地砲撃向けの砲弾、砲弾の中には小型爆弾が多数仕込まれており、陸地に大きなクレーターを作るは容易い、対空戦には本来向かないが、相手がレシプロ機程度なら撃墜は可能。

 

~聯合艦隊~

旗艦 大和

「本艦11時の方向、距離9万に艦隊発見、恐らく偵察機の発見した不明艦隊かと」

山本「まだ距離があるか・・・」

宇垣「長官、ここは戦闘準備をしておきましょう」

黒島「向こうがいつ、攻撃してくるか分かりません」

山本「いや、しなくて大丈夫だ、向こうは万が一に備えて対空戦闘を準備してはいるだろう、だが撃っては来ない筈だ、攻撃機の発艦は別名あるまで待機だ、あちらの警戒心を解かねばな」

宇垣「・・・分かりました」

ーー

山崎「第一航空護衛隊、全機帰還!」

圭一「そうか、ご苦労、補給を済ませて、発艦準備だけしてくれ、もしもに備えてな」

山崎「了解」

川野「潜水艦挺が随分遅れていますね」

拓也「仕方ない、本艦も対空戦闘用意」

「了解」

裕也「・・・聯合艦隊との距離は?」

砲雷長「距離7万、本艦は既に射程許容範囲です、会合距離まであと30分と言う所でしょう」

大介「レーダーから目を離すなよ砲雷長」

砲雷長「分かってます」

圭一「対潜ヘリ発艦準備もしておくように」

山崎「潜水艦は発見されず、なので発艦の必要なしと具申します」

圭一「そうじゃなくて移動用に」

山崎「内火艇で行けば良いでしょ?馬鹿なの?無駄に武器を知られて対策練られて不利になるのこっちですよ?

おまけに燃料武器等の消耗品の補給先も無いのに無駄に消耗してどうするんですか?バーカ」

圭一「上官に対してその態度はどうかと」

山崎「司令長官にOK貰った、まともになったら敬語使ってやれと、今は敬語使う必要がゼロなんで」

圭一「・・・・・・」

 

圭一も思い当たる節がある様だ。

空自戦闘機の強奪、処分の際の司令長官の給料減給も巻き込み、拓也の財布からそこそこ大きい金額抜き取る、裕也が大事にしている車・トラックを勝手に乗って事故る(フレーム修正機を掛ける程、フレーム修正機だけで総額40万超え、フレーム修正機の届かない所は裕也が自分で工具を揃えて(圭一持ち)の懸命に修復、パーツはオークションに流れているものの、ジャンクばっかりなので、幸い片側が原型を留めていた為、制作会社に依頼して製作(圭一支払い)予備も作って貰った、全額150万)MDプレーヤー、アル○インのカーオーディオを面白半分に滅茶苦茶に使う(裕也はこの時、品数があまりにも少ない上に、MD支持者との争奪戦の中で獲得して、気に入っていた物を圭一本人が壊した事で本気でキレて、圭一を病院送りにしている。

壊した分の金額を取り返して壊された物を修理・又は買い直す)これは圭一の黒歴史でもある、裕也曰く、これ程キレた事は無いとの事。

裕也が一番、圭一による物理的被害が大きい。

 

大介も圭一による被害が大きい。

出始めたばかりの家庭psなんたらゲーム機を壊される。

キッチリ裕也が弁償させた。

大介のスカイラインHR31のエンジンをブロー。

※裕也が大介に頼まれた為、大介のHR31のエンジンをオーバーホールして修復、圭一に過剰請求、圭一に請求額100万の拒否権は無い。

大介の保有するエンジン溶接機が、(圭一)匠の手によって、原型を留めない物として生まれ変わる。

買い直し。

 

拓也は基本的に貸さなかったり、隠したりした。

よって被害はほぼゼロ。

※圭一からすれば、拓也の持つ物は価値が無いので興味を示さなかっただけで、裕也と大介の持つ物は価値がある為、こう、使いたくなる様だ。

盗られたり壊されたりした本人達は、貸さなかったり、隠したりしたが、圭一がこんな時だけ頭をフル回転させ、見つけ出すという、なんとも腹立つ。

 

圭一「(何とかしてこの癖治さないとな・・・)」自覚あり

この時既に、両者互いを視認出来る距離におり、大和と紀伊が睨みあっている様な感じだ。

 

聯合艦隊 旗艦 大和

宇垣「なんという大きさだ・・・」

黒島「本艦大和よりも大きな主砲に副砲・・・一体なんだあの艦は・・・」

 

山本「・・・距離は?」

「距離500・・・不明艦より発光信号!」

 

ー我、日本国 国防海軍 聯合旭日艦隊旗艦 軍艦紀伊、貴艦隊ハ聯合艦隊カ?ー

 

山本「聯合旭日艦隊?聞いた事無いぞ」

宇垣「日本国ですと?」

黒島「国防海軍?」

山本「取り敢えず返答だ」

 

ーコチラ、大日本帝國海軍 聯合艦隊旗艦 軍艦大和、貴艦隊トノ会談ノ場ヲ求ムー

 

ー我、紀伊、貴艦ニ内火艇送ル、武器持チ込ミハ禁ズ、御理解得ラレタシー

 

宇垣「武器持ち込み禁止だと!?」

黒島「長官!やはり危険です!」

山本「大丈夫だ、確かに正体不明の艦隊だが同じ日本人ではある、そこは何となく分かる、甲板に降りて向こうの内架挺を待とうじゃないか、宇垣くん、黒島くん」

「「・・・了解しました」」

裕也「副長、迎えを頼む、作戦室で待っているから」

大介「分かりました、行ってきます」

 

大介、艦橋退出、裕也、艦橋退出→作戦室へ

 

大介は聯合艦隊の山本達をお連れする為、内火艇に乗り込み、戦艦大和へ向かう。

 

大介「内架挺準備しろ、戦艦大和に行くぞ」

「内火艇準備完了です、いつでもどうぞ!」

大介「行くぞ」

 

大介の乗り込む内火艇は大和へ向かう。

ーー

山本「あれが向こうが寄越してきた内火艇か、軍艦旗を掲げている」

宇垣「早いですな」

黒島「一体どんな指揮官が乗っているんでしょうか?」

ーー

大介の乗る内架挺は大和の右舷中央部に横着きし、到着した内火艇に山本達は乗り込む。

 

大介「始めまして、日本国国防海軍聯合旭日艦隊副司令長官の岩野二等海将です、中将に値します、艦隊司令長官渚より命を受けてお迎えに上がりました」

山本「聯合艦隊司令長官の山本だ」

宇垣「宇垣です」

黒島「黒島です」

大介「存じ上げております、長官がお待ちになられております、行きましょう」

 

山本達が乗ってすぐに大和を離れ、紀伊に向かう。

 

山本「あれが戦艦紀伊か」

黒島「大和が巡洋艦に見えますぞ,,,」

宇垣「主砲が違いますな...大和の主砲が小さく見えますぞ...」

大介「あの艦こそ、我が聯合旭日艦隊旗艦の戦艦紀伊です」

山本「どの位あるのかね?」

大介「私も詳しくは知りませんが、公式排水量8万トンですね」

宇垣「8万トン・・・大和よりもあるとは」

 

大介「全長263メートル、全幅38メートル、最大満載排水量7万2千トンの大和型戦艦の一番艦ですよね?」

黒島「何故それを!?大和型戦艦の詳細は極一部の関係者しか知らないのですぞ!?」

大介「私達聯合旭日艦隊は、大日本帝國と聯合艦隊の未来も知っています、今聞くのはリスクが大きいのでお勧めしませんが」

宇垣「どういう事ですか?」

大介「そこは長官にお聞き下さい、到着しました、足元にお気をつけ下さい」

 

山本達と大介は紀伊甲板に上がり、艦橋部に入る。

 

山本「乗組員はどこに居るのかな?見当たらないのだが」

大介「各自持ち場に就いている為鉢合わせる等が無いのですよ」

宇垣「どれ程が乗っておられるのですか?」

大介「本艦紀伊の乗組員人数が250人です」

黒島「・・・はい?」

大介「本艦隊は殆どが自動化されている為、無駄に人員を置く必要が無いので少ないのです、潜水艦は1隻25人しか乗ってません」

「「「・・・・・・」」」

話をしていく中で一同は裕也の待つ作戦室の前に着く。

 

コンコンッ

大介「岩野です、お連れしました」

裕也「入ってくれ」

大介「失礼します」

 

ガチャッ

 

裕也「初めまして、日本国国防海軍聯合旭日艦隊司令長官 渚一等海将です、旗艦 紀伊艦長も兼任しております」

山本「聯合艦隊司令長官の山本だ」

宇垣「宇垣です」

黒島「黒島です」

山本「先程偵察機を使い、貴艦隊の戦いの報告を聞かせて頂いた、間違いないかな?」

裕也「間違い有りません、我々です、先程の海戦は我々が米艦隊を叩き潰すためのものです」

大介「戦闘中に報告があったのはそれでしたか・・・」

裕也「あったのか?」

大介「ありましたよ、まぁ、長官に報告する程では無いと判断したので言いませんでしたが」

裕也「そっか」

山本「して・・・君達聯合旭日艦隊は何者かな?」

裕也「・・・この際ですので武人同士、率直に申し上げます、我々聯合旭日艦隊は、西暦2018年の未来からこの世界に来たのです」

山本「未来?」

菊地砲雷長「私達聯合旭日艦隊は、2018年6月に、慰霊式があった為ミッドウェー海域へ、そして海域に到着したとたん、大雨に巻き込まれて今に至ります」

裕也「砲雷長いつの間に」

砲雷長「何か画面ばかり見てると吐き気がしますので、気晴らしに艦橋へ」

裕也「そっか」

宇垣「なるほど、全く分からん」

裕也「我々も何故この世界に流れ着いたのか分かりません、少なくとも、聯合旭日艦隊は聯合艦隊の敵では無い事を御理解頂きたいのです」

大介「それと、聯合艦隊の偵察機と兵士をそちらに戻します」

野上「山本長官」

川原「申し訳有りません」

大原「私とした事が連絡を怠ってしまいました」

「「「申し訳ありませんでした」」」

山本「別に気にしてはおらんよ、3人とも無事で何よりだ、どうだったかね、君達から見たこの艦隊は」

野上「はい、我々が逆立ちしても勝てるとは思えない位です」

川原「もしもこの艦隊の所属艦載機と空戦になりますと我々の艦載機に勝ち目は有りません」

大原「本当に未来の日本から来た艦隊に、間違いはないと思います」

山本「・・・そうか、渚指令と言いましたかな?艦隊に配属されている艦載機の航続距離はどれ程あるのかい?」

圭一「ここは私がお答え致します」

裕也「お前いつ来た?」

圭一「今だ」

圭一「山本長官、我々の艦載機は装備付きで2500㎞が限度です、まだ一度も試験した事は有りませんが、装備無しで3500㎞の航続距離は得られると計算が出ました」

山本「に・・・2500・・・」

宇垣「零戦でも増曹装備して2200が限界なのに・・・」

裕也「レシプロ戦闘機の零式艦上戦闘機ですね、確かにレシプロ機としては最強の一角に入りますが、部類が根本的に違いますよ」

 

ー第二航空護衛隊!全機帰還!ー

紀伊艦橋部の作戦室のスピーカーから護衛隊の全機帰還の報告が流れる。

裕也「おお、無事か、あっ、偵察機は?」

圭一「護衛隊の着艦の邪魔にならん様に一時的に格納庫に置いてる」

大介「垂直着艦すればよかろう」

圭一「垂直着艦は流石に見せられるもんじゃないだろ」

裕也「構わんぞ」

圭一「えぇ・・・」

裕也「艦橋に上がりましょう」

 

~移動中~

 

 

艦橋部

「「「おおぉぉぉ・・・」」」

 

山本達が驚くのは、帰投した第二航空護衛隊の着艦風景、着艦速度が異様なのだ、山本達からすれば。

零戦の全速力を超えた速度で甲板に突っ込むのだ、そして何事も無かったかの様に綺麗に一機、また一機と着艦していく。

 

山本「速度はどれ程出るのかい?」

裕也「確かマッハ1.8、速度換算で・・・2230キロですね確か、これ公式ですのであれですけど、多分もっと加速しますよ」

宇垣「・・・主力戦闘機の4倍・・・」

黒島「航空隊は勝ち目がない・・・」

裕也「それと、我が航空隊所属機に装備されているミサイルという武装はマッハ4、時速4900キロです、この時代の戦闘機など只の動く的にすぎません」

大介「(動く的って・・・確かに)」

山本「・・・・・・(少なくとも、敵に回したら壊滅じゃすまない・・・)」

宇垣「(未来の武器、恐るべし・・・)」

黒島「戦艦紀伊はどんな感じですか?」

裕也「紀伊型戦艦は主砲45口径56サンチ砲搭載、副砲45口径25サンチ砲搭載してます、対空火器に20ミリCIWSという機関砲と30ミリCIWSを搭載してます」

宇垣「なんと・・・」

黒島「56サンチ・・・」

山本「ではあの長門型と類似している艦は?」

裕也「二代目長門型ですね、45口径46サンチ砲と副砲50口径12.7サンチを搭載してます」

山本「大和と同等の主砲・・・」

裕也「圧倒的な防御力と攻撃力は紀伊型、機動性と打撃力は二代目長門型です、不足した所を補い合っています」

大介「無論、二代目長門型の防御力は威力の高い酸素魚雷40本の直撃までは戦線に立てます」

宇垣「何も言えない・・・」

 

その後も、情報を交換しつつ、聯合旭日艦隊は聯合艦隊にトラック島に来てみないか?と誘われ、聯合旭日艦隊はトラック島へ聯合艦隊と共に舵を切った。




長文失礼、次はいつか分かりまへん、聯合旭日艦隊
作者「まぁ、検索ワード見たいな所にガルパン書いたけどもーちょい先だから宜しく~」
裕也「・・・」
では。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15話 トラック島

その後(卒業試験と内容)の展開が悩みの種でさぁ。
ある程度区切りがつけたら聯合旭日艦隊が消息を絶った日本でも書きましょうかな、では、どうぞ。


聯合旭日艦隊が聯合艦隊とミッドウェーで会合し、一同は聯合艦隊の最重要拠点であるトラック島、その湾内に、聯合旭日艦隊所属艦艇は錨を下ろした。

 

一先ずは安全地帯を確保した様な感じ。

1942/6/10 トラック島

 

聯合旭日艦隊 旗艦 紀伊

 

裕也「一先ずその後は米軍に見つからずに来れたな、非常に遅かったけど」

大介「はい、我々の艦隊速力では聯合艦隊が追い付きませんので仕方ありませんよ、ここがトラック島ですか・・・」

裕也「そうなるな・・・是非とも観光なら来てみたい所だ、おっ、あそこに金剛型戦艦あるぞ」

菊地砲雷長「あっ、ホントにありますね」

大介「その後方に伊勢型航空戦艦もあ・・・あれ?」

裕也「何でミッドウェー海戦時に航空戦艦になってるんだ・・・?」

菊地砲雷長「やはりこの世界は自分達の居た世界の過去とは似ている様で違います・・・」

裕也「開戦日時から違うしな、米国のラジオを聞く限りでは、太平洋艦隊の戦艦部隊はやられていないそうだし、もしかすればまだ大艦巨砲主義があるのやもしれん」

大介「大艦巨砲主義がまだあるのならば、伊勢型は戦艦から航空戦艦にする必要無かったのでは?」

裕也「さぁね、そんなの知った事じゃないさ、所で、各艦の燃料残量は大丈夫なのか?」

大介「全艦問題ありません、紀伊、尾張、二代目長門、二代目陸奥からケーブルで各艦艇に電力供給を行っていますので、各艦の燃料は当面心配ないです、万が一に備え、いつでも動ける様に準備させております」

菊地「トラック島を中心とした600キロ全域に敵の反応無し、今の所安全です」

裕也「航空艦隊に打電、哨戒中に偵察機を発見した場合、出来る限り撃ち落とさずに追い払えと」

聯合艦隊 旗艦大和

 

山本「彼らをトラック島に招待したは良いが・・・」

宇垣「これから先、大本営にどの様に報告すれば良いのでしょうな・・・」

南雲「アレが聯合旭日艦隊ですか・・・」

山口「何でも、零式戦よりも高性能な戦闘機を持っていると伺いましたが」

山本「赤城所属の野上少尉、川原少尉、空母加賀所属の大原大尉が断言したんだ」

南雲「あの大原大尉がですか・・・?信じられませんな」

山口「あの戦闘狂の大原か・・・」

 

大原大尉は、1航戦所属の中で群を抜いての戦闘狂で、南雲が少々頭を抱える問題児であった、まだ大原大尉は24歳、江戸っ子です。

日中戦争勃発時に、満州から赤城に配属された。

 

一方、野上と川原は戦闘狂では無いものの、空戦になると人格が豹変、19歳、帝都大大学生、徴兵の為休学中。

 

山本「おや、聯合旭日艦隊の戦闘機隊が帰ってきたぞ」

 

飛行訓練に出ていた第二航空護衛隊が護衛艦かが に次々と帰還してきた。

 

山口「アレが向こうの戦闘機・・・」

南雲「綺麗ですな・・・」

山本「渚大将が、あの戦艦紀伊の横に停泊してあるヘリコプター搭載護衛艦いずも を見学されますか?と言われてな、俺は行くが君達はどうする?」

「「「「行きます」」」」即答

山本「おぉ、分かった」

旗艦 戦艦紀伊

 

裕也「いずもに回線繋いでくれ」

「了解・・・繋がりました、どうぞ」

圭一『どうした?』

裕也「今から10分後に山本長官達がいずもに見学に来る、粗相の無い様に」

圭一『分かった、その辺は大丈夫だ』

裕也「高和と田所は絶対に表に出すな、良いな?」

圭一『え?』

裕也「この艦隊にゲイが居るのバレたら洒落になんねぇぞ」

圭一『時既に遅し、盛ってるゾ』

裕也「・・・クソッ!」

圭一『聞くか?あえぎ声』

大介・裕也「「止めろっ!聞かすんじゃねぇ!汚らわしい声を聞かせるなぁぁぁ!」」

圭一『だが断る、ポチっとな』カチッ

『良いよ!来いよ!』(:≧ω≦)

『イクぞ!』パンパンパンッ(:≧∀≦)

               ♂

『ンアッーー!』(:≧△≦)

裕也「うわぁぁぁぁぁぁ!」←耳に入るクッソ汚ねぇ♂の喘ぎ声をかき消そうと必死に声を張り上げる。

大介「ぎぃやぁぁぁぁぁ!」裕也に続き。

砲雷長「長官ッ!副長ぉぉ!」ヘッドホン着けてる為、喘ぎは聞こえない。

圭一『ワハハハハハ!いや~お前らの反応面白すガシッへ?』

高和『・・・・・・』ギンギンッ

圭一『・・・・・・ハハッ!』ミッキー

ヌギヌギッ

ブスッ!!!

圭一『あぁぁぁぁぁぁぁぁ!』(:≧д≦)

             (♂(

ブツッ

 

裕也「・・・・・・」

大介「・・・長官?」

裕也「良いか副長、俺達はダチが掘られるのを見なかった」

大介「いやモニターの前で高和さんに掘られて「見なかったんだ、良いね?」」

大介「アッハイ」

裕也「とにかくいずもに行かんとな、あの馬鹿共どっかに放り込んどかんとバレたら恥ずかしい」

砲雷長「私も手伝います」

裕也「ありがと」

 

取り敢えず、圭一達は取り敢えず、いずもにある防音部屋の一角に隔離した。

高和はまだまだ防音部屋で盛って♂いるだろう。

あの人盛ると一日中盛ってテ〇ノ〇レ〇キだし。

精力剤飲まないであの精力だもん、そりゃ部下達の尻が治らない訳だこりゃ。

 

その後、圭一を抜いて、聯合旭日艦隊幕僚擬きと、聯合艦隊幕僚達と軍事機密を除いた情報公開を、戦艦紀伊の作戦室で行った。

聯合旭日艦隊が分かった事はまず、この世界は裕也達の居た世界とは当然違うという事、この世界の日本の海軍歴史も違うという事、史実ではコンクリートで固定されている、日本海海戦の勝利を納めた聯合艦隊元旗艦 敷島型戦艦4番艦 戦艦三笠が、この世界では港に係留されている事、伊勢型戦艦が太平洋戦争戦前の1935年に航空戦艦に変更された事、八八艦隊計画で計画、建造された長門型戦艦2番艦の戦艦陸奥が、軍縮条約で廃艦の対象に入っていなかった事、第一次世界対戦前の1913年に竣工就役した金剛型元巡洋戦艦が、巡洋戦艦ではなく、戦艦として1910年に竣工就役していた事、そして何より、大日本帝国憲法発布が1889年2月11日であったのに対し、この世界は1889年12月1日に発布、1890年元旦に施行された。

そして1941年12月10日に日米開戦となった、そして米空母ワスプを爆撃で大破させたのみで、敵戦艦部隊に被害は与えられず。

 

山本「そちらとは似ている様で歴史のズレがある様だな」

裕也「こちらも驚きですよ・・・パラレルワールドの世界に来るなんて思いもしませんよ」

宇垣「しかし、そちらの世界では陸奥が廃艦の対象に入っているとは・・・」

大介「一応軍縮条約で解体されるのは免れましたが、陸奥の最期は主砲火薬庫の爆発で沈没しました、瀬戸内海だった筈です」

幕僚s「「「「!?」」」」

砲雷長「1943年に爆沈して75年経った2018年も未だに解明出来てませんからね、乗組員による放火説等がありますが」

裕也「まぁ、陸奥以外にもこの戦争の詳細は本艦と二代目長門型の資料室にありますのでそこで知って下さい、今話すと夜明け迄掛かると思いますんで」

 

紀伊や二代目長門型に完備されている資料室は、当面の間、聯合艦隊幕僚達に占拠されて裕也も入れなかったとさ。




次は聯合旭日艦隊が消息を絶ってしまった日本を書いてみようかと・・・。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第16話 裕也達の日本国

デンプン様、誤字報告ありがとうございます!
投降し終えた後に誤字が無いか確認してましたが全く気づきませんでした!
(:≧д≦)


2018年6月7日

 

やあ、日本国首相の佐々木拓真だ、日本の防衛に大変な事が起こっている。

 

防衛省

 

聯合旭日艦隊がミッドウェーで消息を絶ったとして緊急会議が海自上層部、内閣総理大臣、国防海軍上層部とのあいだで行われている最中。

 

「まだ聯合旭日艦隊の足取りが掴めんのか!?」

「ミッドウェーで消息を絶ったまま依然として連絡が着きません!それよりも!衛生写真から見て、6月5日の午前0時にはミッドウェー海域に居る筈の聯合旭日艦隊がいなかったのです!」

「「「「「何ぃぃぃぃ!?」」」」」

拓真「それは本当なのか?もしこれが国民に知られては大混乱になりかねん、今、日本は中国と朝鮮半島との武力的対立では無いにしろ睨み合いの状態だ、いつ向こうから宣戦布告なぞ受けたら今の保有戦力では本土防衛が出来ないぞ」

「総理、事は一大事です、かねてより、渚指令長官が発案されていた三四二艦隊計画を発動すべきかと」

 

三四二艦隊計画 

戦闘護衛艦(戦艦)3隻、イージス護衛艦4隻、空母(表向きはヘリコプター搭載護衛艦)2隻の建造計画で、この計画は、聯合旭日艦隊の艦艇数が十分に足らず、艦隊行動に支障を来たす為、裕也・大介・圭一・拓也の4人が紀伊型・二代目長門型の竣工就役前、総理に直接提出していた聯合旭日艦隊配備計画、海自とは何も接点が無い為、海自は知らない。

 

海自「三四二艦隊計画?何ですかそれは?それは初耳ですが」

国防海軍「これは国防海軍のもので海上自衛隊とは関係が無いと長官から言われたので言わなかっただけです」

海自「いずも、最新鋭のかが が消息を絶つのは・・・これは痛い」

拓真「海自には まや型イージス艦が就役した筈だ」

海自「ですが、本領発揮がいつでも可能であったこんごう型の様に十分に動けません、慣らすのに最低一年は有するかと」

 

拓真「この事はまだ他国には知られていないだろうな?知られたら一大事だ、経済もナニもかもが混乱する、この事は情報統制を行おうと思う」

国防海軍「それが妥当でしょう、我々国防海軍も国民に嫌われたくないですのでね・・・まぁ、紀伊型・二代目長門型が竣工してから国防海軍の艦隊事務系職務8割は渚指令長官と岩野副長がやってたのですが」

 

拓真「だから長官室には至る所に瓶タイプの栄養ドリンクや缶の炭酸エナジードリンクや缶コーヒーが転がっていたのか・・・それ見た時ゾッとしたぞ・・・死んだ眼をして飲みながら紀伊型・二代目長門型の年間維持費の計算書と先の三四二艦隊計画書を書いたりしてたからな、机の上に山の様に積まれていたし、ゴミ箱の中なぞ使い切れたボールペンと修正テープだけが山の様に入ってたし、風呂には入ってたらしいが一睡もせず休息取らずの3徹だったらしいな・・・君達は何とも思わんのかね?少しは手伝うとかなんかさぁ」

国防海軍「それは私に言われましても・・・長官本人が何としても済ませるの一点張りで、私達は、本人が済ませる内容が終わるまで長官室の立入禁止って言われたものなので・・・」

海自「ウチは関係が無いのでやりません」

拓真「・・・・・・」(:・д・)

国防海軍「何ですその間抜け面は?」

拓真「いや、何でもない、取り敢えず三四二艦隊計画は行う、すぐにでも取り掛かってくれ」

国防海軍「了解しました!」

 

二四二艦隊計画の一番艦、三代目大和型戦艦 三代目大和、初代葛城型スロープ艦大和から名を受け継いだ戦艦大和、その戦艦大和から受け継いだので三代目の大和となる、二番艦 三代目武蔵、三番艦 三代目信濃。

そして、旧海軍の大和型三番艦 信濃は航空母艦であったが、この三四二艦隊計画で、戦艦として名を受け継ぐ。

船体は史実の大和型と同じ、裕也曰く、めんどくさいのでそのまま作れば良しとの事。

 

裕也「ネーミングセンス無くてスマンな」

大介「めんどくさいのでこれで良いです」

圭一「俺大和好きだし」

拓也「僕は武蔵かな、勇ましさが何とも」

裕也「どうせ某艦隊アニメーションで好きになっただけだろ、お前がゲーセンにある某アーケードで提督になってて秘書艦の大和が出撃大破した時、エロにしか興味がない思春期の中学生みてぇになっとるのとその大和の薄い同人誌持ってるの知ってんだからな、特に大和ロリとイチャラブ版と第六駆逐隊の電とか」

圭一「ギクッ 何の事だ・・・?」

裕也「お前俺の長官室に置いてるパソコンで閲覧してんの知ってんだからな、fc2のエロ艦娘とか何とかさ、恥ずかしいから見るのはお前のスマホかパソコンにしろ、上から言われたぞ「まさかとは思うが君はこんな物を見ているのかい?欲求不満かい?私のイチオシのとこ紹介しようかい?」ってな、俺別にそんな不満無いしそんな悠長な事考える暇がないしな」

拓也「お前・・・キモッ」

大介「死ねや、聯合旭日艦隊にオメェ要らんわ」

裕也「俺としてもお前の指揮能力を手放すのは惜しいがこれも仕方ない」

圭一「分かった!なら次からは俺ので見る!それで良いだろ!?」

大介「最初っからそうしろよバーカ」

拓也「アーホ」

裕也「ロリコン野郎死すべし、可愛い妹がコイツに狙われる」←義理の妹持ち。

圭一「ロリコンは良いぞ」

裕也「ニコ静止画像にタグで出てくるガルパンは良いぞ、みてぇに言うな」

「「「死ね」」」

圭一「・・・お前はどうなんだよ、裕也、いたろ」

大介「愛里寿ちゃんか、可愛いな確かに、そこは認める」

拓也「俺的にそのお母さんが美人過ぎてエロかったな」

裕也「俺は別に何とも思わんな、妹の無邪気な所見てるとなんかこう、祖父母の孫LOVEな意味が分かると言うか」

圭一「ジジイかお前は」

裕也「黙れ、ジジイで結構、幼女を性的に見てるテメーよりはマシだ、母性をくすぐる成らぬ父性をくすぐると言う様な感じもある、親父がよく娘が欲しかったと嘆いていた意味が今分かってきた、俺がプレゼントであげたボコ姿の愛里寿は最高に可愛かった、写真も撮ったし、永久保存版」

拓也「お母さんの印象強すぎて」

裕也「拓也、黙れ、後でイチオシのヤツやっから黙れ」

拓也「?」

裕也「ボコ姿の無邪気な愛里寿見てデレデレの千代さんの姿をコッソリ撮ってやったからそれやる、だから黙れ」

拓也「裕也様ありがとうございます、何なりとお申し付け下さいませ」

大介「同等から下に堕ちて草」

 

島田 愛里寿、島田流戦車道の家元 島田千代の娘で、血は繋がっていないが、裕也を本当の兄として慕っている。

島田家と渚家はそこそこ交流があり、関係的にご近所さんみたいな感じで、愛里寿がまだ小さい頃、裕也も時々面倒を見たりしていた。

愛里寿は人見知りな為、あまり人との関係を持ちたがらないが、裕也とボコ仲間は別らしい、

他から来る愛里寿の見合いを断り続けた千代が公認する許婚でもあった、歳の差が・・・。

裕也 現在23歳 愛里寿 現在18歳

千代さん?知らない方が身の為だ、良いね?

砲撃の的になりたかったら直接聞いて来るといい。

 

愛里寿が13歳の頃、裕也18歳。

 

愛里寿「お兄様~」ダキッ

裕也「おぉ、どうした?」丶(・ω・`) ヨシヨシ

愛里寿「♪」

千代「あらあら、本当に中睦まじいわね」ホッコリ

回りから見れば裕也と愛里寿は本当の兄妹に見えるのだ、義理だけど。

裕也「俺の自慢の可愛い妹ですし」ナデナデ

千代「裕也君、やっぱり私の子にならない?」キリッ

裕也「キリッとして言われても困りますが・・・」(:・ω・)

 

そして時は流れ、現在に至っては・・・。

 

愛里寿「私も18になりましたので赤ちゃんも作れます!お兄様!結婚しましょう!」

裕也「ハハハ・・・まだ考えてないから無理・・・(あの頃の可愛い愛里寿はどこへ・・・?)」汗

千代「何この娘の変わり様・・・結婚は良いけど、赤ちゃんはダメよ愛里寿ちゃん」

裕也「嫁入りならまだ良いけど婿入りは無理だな、ジーさんが黙っちゃいないし」

愛里寿「!?」(:・д・)

裕也「仮にもし結婚したなら、名前が変わって渚愛里寿、にでもなるのかな?ハハハ!」

愛里寿「」キュゥ

裕也「冗談だぞ? あれ? おーい・・・・・・気絶してる」

千代「まだまだ愛里寿ちゃんもお子様ね、刺激が強すぎたかしら?」

裕也「・・・失言だったか・・・すまん、愛里寿」

 

ーーー

1942年6月11日

裕也「まぁ、今は全く連絡取れてない、俺が忙しすぎてな」

大介「それどころか、俺達が生まれてすらない時代に来たんだけどな」

裕也「愛里寿大丈夫かな・・・」

ーー

2018年6月8日

 

緊急会議の翌日、聯合旭日艦隊が消息を絶った事は表には出ていないものの、艦隊に所属する隊員の親族達には回りには漏らさないと言う事で内密に知らされた、内容は、ミッドウェー海域到着直後、突如、軍装備の武装勢力による強襲を受け、正当防衛を行うも、艦艇は機密保持の為、自沈、その後戦死という偽装報告を行った、その他の艦艇や隊員達も、裕也に続き玉砕、と。

裕也達の両親は言葉が出ずにその場に立ち続けるだけで、千代と一緒に話を聞いた愛里寿は、ただ涙を流すだけで、千代は「そうですか・・・」と静かに泣く愛里寿を慰めながら、裕也達の死を悔やむ。

国葬までは行かないものの、遺体の無い葬式を挙げる事になった。

裕也達の居た日本国国防海軍は、聯合旭日艦隊が消息を絶った今、急遽、再度軍備編成を迫られた。

 

作者「ホントは死んでないからね!?」




ここでガルパンのキャラ登場、もう少しで他のキャラも出てきますんで。
最期は〆方が分からなかったのでこの様な感じになりました、すいません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第17話 互いの戦略

この話は、米国側をちょっと書いてみました。
所々に裕也達多分入りますんで。


1942年6月20日

米国 ホワイトハウス

 

第32代 現アメリカ合衆国大統領 フランクリン・ルーズベルトは、先のミッドウェー海戦における、戦果報告書を見て、疑問を覚えた。

日本軍のジェット機導入、我が合衆国と敵国のナチスドイツも開発中であるロケットの保有、これは確かに信じがたい。

艦隊を当時指揮していたレッグの報告書であり、この報告書は、太平洋艦隊司令長官、チェスター・ミニッツ元帥も確認した。

ミニッツはルーズベルトの目の前に居るからだ。

 

ルーズベルト「信じられんな・・・日本軍がジェット機等を開発したというスパイ情報は無かった筈だ」

ミニッツ「ですが大統領、このジェット機は艦隊全員が目撃しているのです、そしてそのジェット機からロケットが放たれ、その攻撃で我が海軍は空母3隻を失っているのです、これは信じて頂きたく思います」

ルーズベルト「む、確かに・・・すぐに情報を集めたまえ」

ミニッツ「了解しました、失礼します」

ガチャッ

ルーズベルト「・・・・・・」

 

そしてルーズベルトは新たな戦艦建造計画書を手に取る。

 

アイオワ級戦艦建造計画書、竣工日が今年の8月1日、太平洋艦隊に編入されるのが来年の8月であったが、一月後の9月、臨時(空母3隻損失の穴埋めの)編成に編入される事になった。

 

ルーズベルト「いかに強い日本海軍の戦艦Nagato Classと言えど、この新型戦艦アイオワ級には叶うまい・・・ククッ」

 

どうやらルーズベルトは、日本海軍にその長門型を超える大和型や、その上を行く紀伊型・二代目長門型戦艦があることを知らないようであった。

 

~トラック島~

聯合旭日艦隊

旗艦 戦艦紀伊

 

裕也「そろそろ米国最後の戦艦が建造、もしくは就役するやもしれん」

大介「・・・アイオワ級ですか?」

裕也「ご名答」

大介「アイオワ級は厄介でしょうね、大和型にとっては、確か互角でしたよね」

裕也「圧倒的火力の大和と機動性のアイオワは夢の対決だもんな、世界に誇る大和とアイオワの勝負はもしかすればこの世界で見れるかもしれんぞ」

大介「本艦が相手取るかも知れませんよ?長官」

裕也「それはそれは、何とも嬉しい事だが、最大射程7万(70㎞)を誇る紀伊型だと結果は火を見るより明らかじゃないか?」

大介「わざと相手の射程内で砲撃戦ですよ、そうすれば気持ちがいいでしょう」

裕也「被害は被るぞ、出来るだけそれは避けたいのだがな・・・修理が効かないのだから・・・」

大介「雷撃だけ警戒すれば良いのでは?」

裕也「CIWSがやられては対空戦は出来ん、被弾によって近接防衛システムに支障が起きれば、最悪の場合、艦隊全滅も考えられる、だからアウトレンジ攻撃が良いのだ」

大介「肝心な所をうっかり忘れてました、修理が効かなかった事を」

裕也「そしてこの世界は俺達の世界とは違う歴史を歩んでいるんだ、アイオワ級は既に就役しているやもしれん、艦隊を叩くもそうだが造船所を叩く方が楽だな」

大介「航空機製造工場もですね」

裕也「おっ、分かってるねぇ」(・ω・)b

 

裕也と大介は二人だけで、米国攻略作戦を練っていく、この作戦は今日、連合艦隊幕僚達との作戦会議で提案し、内容を詳細に伝え、採用された。この作戦はほぼ100%成功するが、作戦の成功時に米国がどれ程の大打撃を受けるかを山本達は想像だにしなかった。

 

山本「しかし、聯合旭日艦隊も派手な作戦を考えるものだ・・・」

宇垣「ですが成功すれば米国は暫く好き勝手には出来ません、我々が太平洋を奪還すれば向こうも何か策を出しましょう、それが講話だったり」

山本「それが講話ならばありがたいがな」

黒島「つくづく、聯合旭日艦隊が味方であった事に感謝しますよ、敵であれば連合艦隊は壊滅待ったなしです」

山本「確かにな・・・」

 

作戦名 れ号作戦

 

以下作戦は聯合旭日艦隊主導のもとに行われる。

アメリカのニューヨーク、ワシントン、ホワイトハウスにビラ(講話)をバラ撒き、紀伊率いる聯合旭日艦隊と大和率いる連合艦隊は停泊中の太平洋艦隊に向け艦砲射撃を行う、それと平行していずも所属の第一航空護衛隊とかが所属の第二航空護衛隊が、敵航空隊基地に奇襲を行い、迎撃に上がる戦闘機隊を殲滅、第二波に連合艦隊の零戦部隊が滑走路や格納庫の破壊、その間に戦線離脱を行った両航空護衛隊は補給を済ませた後、第一航空護衛隊は航空機製造工場を爆撃、そして第二航空護衛隊は造船所を爆撃する。尚、燃料基地は燃料奪取の為爆撃は厳禁、その結果油送船団を率いる必要がある為、艦隊行動の動きが遅くなる。よって聯合旭日艦隊の第三護衛艦隊所属潜水艦隊と第二護衛艦隊の護衛艦いせ、ひゅうがの2隻が油送船団の護衛に回り、残りはそのまま進撃する手筈になっている。

 

何より、連合艦隊の艦隊速力を考慮しつつなので裕也達聯合旭日艦隊の隊員達は苛立っている。12~16ノットで航行する連合艦隊は、普段25ノットで艦隊行動を取る聯合旭日艦隊にとってお荷物に近いのだ。非常に困る、だがやるしかない。

 

裕也「艦隊が遅いのは仕方ない、だが作戦は必ずや成功させる、未来の日本で作られた海軍が居るんだ、過去の海軍に負けるなんて日本国の恥だからな」

大介「これで講話が出来れば後はドイツを潰すだけで戦争は終わりますね」

裕也「終わるかは分からんが忘れちゃいかんのはソ連・中国・豪州・オランダ・イギリスが居ることだ、海上戦力は圧倒的にこっちが有利だが陸上戦になると不利だ。日本を攻めるにしても、空か海のどっちかじゃないと攻める事ができんしな、どの道、俺達(海軍)に返り討ちされるだけ」

大介「特にソ連は注意せねばなりますまい」

裕也「海軍力を手に入れる為に日本を吸収したがっているだろう」

大介「まずは対米戦です、頑張りましょう」

裕也「あぁ」

 




最期は滅茶苦茶でしたな、すみません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第18話 海軍大臣の御訪問 前編

いやほんとにスンマセン、書いてる自分もナニがナンだか分かんなくなりましてなぁ・・・物忘れ激しぃのデスヨネ、卒業考査あるのでもしかすれば投稿遅れるやも知れません、事前に謝罪しときます。

スンマヘン。


1942年6月15日、トラック島

聯合旭日艦隊

旗艦 戦艦紀伊

連合艦隊司令長官山本の身は、紀伊にあった。

 

山本「今日、本土から海軍大臣が視察に来られる事になってね」

裕也「・・・米内大臣ですか?」

宇垣「そうです」

大介「我々に敵意を持たれているのでは?」

黒島「それは無いですよ、事情は説明してますので大丈夫です」

裕也「だと良いのですが・・・艦の全てを視察は流石に出来ませんよ?特に戦闘指揮所(CIC)は無理ですよ」

山本「そこは一応了解を得ているから心配は無いよ」

裕也「分かりました、いつになりますか?」

山本「明日の昼頃になるかな」

裕也「分かりました、丁度昼飯なので食べて行かれますか?」

「「「お言葉に甘えて頂きます」」」

 

ウマイッ ナンダコレハッ

 

食事を終えた後、山本達が紀伊を降り、その後は暇になった聯合旭日艦隊時刻は14:00、季節は6月、非常に暑い、目の前には海、海があるのだ、涼しむ手段は1つ。

 

裕也「飛び込めぇぇ!」

「「「「「「「「「「イヤッフゥゥゥゥゥゥ!!!!」」」」」」」」」

ドボォォォォン!ドッボォォォォン!バッシャァァァァン!

イエーイ!ウワーツメテー! キモチィィ!

男達だけの海水浴、女の子のキャッキャウフフな物は無いんだ、すまんな。

紀伊甲板から飛び降りる者や、二番主砲塔を旋回させ、最大仰角に上げた砲身先端から飛び込む者や(裕也許可)

艦橋から飛び込む奴も居る。

 

第二艦隊もしかり、海パンを穿かずに(阿部さんが)全裸で泳ぐモノ♂、HOTリミットスーツで泳ぐ(非常にカオスな)姿が見える、それが圭一だったり ガクブルガクブルッ

 

出雲は甲板が海面と非常に差があるので甲板から飛び込んだ者達の悲鳴が聞こえる。 

ギャァァァァ!イッテーーー!ムリダー! シヌー! アッー!

 

 

圭一は馬鹿だ、本当に馬鹿だ。

 

圭一「俺は今から飛び込むぞぉぉ!」

 

圭一、いずも艦橋に設置されている通信アンテナの上に乗って飛び込もうとしている。

 

山崎「やめろ!やめるんだ!あぁ!ギシギシ言ってるから!アンテナ折れちゃうぅ!」

「まーたあの司令(笑)が何かするぞ(笑)」

圭一「行くぞぉぉぉぉ!」ピョォンッ!

ボキィッ!

通信アンテナ破損、通信回路使用不能。

 

山崎「言わんこっちゃねぇぇ!」

圭一「このスリルたまんねぇぇ!」 

ドボォォォォン!

 

圭一「プハァッ!  あー死ぬかと思ったわ」

 

浮き上がってきた圭一の所に一隻の内架挺が来た。

裕也と大介と高和だ。

 

裕也「お前、あれ見てみ?」スッ/

 

裕也の指差す先は、いずものこき折れた通信アンテナ、そのアンテナの横に居るマジギレの山崎、仕事が増えた高和、今すぐにでも殺りたい裕也と大介と山崎、ヤりたい高和。

 

裕也「あれ修理出来ると思ってんのか!予備も殆どねぇんだぞこのイカれ野郎っ!只でさえ最低限の補給しか出来んこの状況に何してんだテメェェェ!そして高和!テメエはナニさらしてんだ!」

高和「見ての通り、俺のナニを使ってお仕置きしてやろうと思ってな、俺のナニがパンパンだぜぇぇ、朝まで寝かさねぇしワイルドだろぉ?」ギンギン

 

いや、ギンギンにしてワイルドは無いと思う。

 

大介「テメェはさっさと高和と共に明日までに通信アンテナを直せ、直さなかったら航空艦隊指揮権を剥奪し、以後副長の山崎二等海将に委譲する」

圭一「」

圭一は詰んだ。

 

お仕置きが凄かった。

 

圭一「ンアァァァァァァァ!もうイキたく無いぃぃ!」←受け。 

   (:≧д≦)

                    

  (♂(  

 ♂ \\

事は夜明けまで続いた。

消灯前に、いずもから大量の避難者が紀伊にやって来た、男の喘ぎ声はもう疲れたから聞きたくない、と。

流石の大介と裕也も同情した。

そして圭一に同性に対するナニかが目覚めた瞬間でもあった。

 

翌日の昼前には通信アンテナの修理を済ませ、海軍大臣米内に見えない所で、圭一は少し細い金属ワイヤーでミノムシの如く巻かれ、艦尾に設置されている対岸接舷用の突起物に宙吊りでぶら下げられていた。

 

挨拶は既に済ませ、昼食も済ませてから艦隊の案内を行い、終わったのは夕方だった、航空艦隊司令長官にお会いしたいと米内は言ったが、裕也が、「本人がちょっと一人になりたいと言ってますので後程お会いして下さい」と一言言った。

 

続く。




短くてすまねぇ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19話 海軍大臣の御訪問 後編

米内視点です。
これからどうしようか・・・。


大日本帝國海軍の海軍大臣 米内光政だ。

今、私は連合艦隊の最重要拠点であるトラック島に滞在している、滞在目的は、山本が私宛に送ってきた手紙でミッドウェー海戦の戦果と他に非常に興味深い内容が記されていたのだ。

6月5日、ミッドウェー海域にて、未来の日本艦隊との会合と。

 

この内容は他には漏れては不味いと山本君の判断だろうか、何重にも封された封筒だった。

お陰で中々書き記された手紙が出てこないので、頭に来て炉に捨てる所だったよ。

 

彼の手紙に書かれていた日本国国防海軍 聯合旭日艦隊という艦隊は現在、連合艦隊と共にトラック島に居るという、何よりも未来の日本から来たというのが気になるので、トラック島へ来た次第だ。

 

トラック島はいつ来ても美しい、美しく綺麗な海に、海に浮かぶ鋼鉄の城、我が海軍の大和、国民の象徴である長門に陸奥、戦艦から航空戦艦に大改装された伊勢型、艦橋が独特な扶桑型、そして近代的戦艦の象徴で未だに衰えを知らず、乗組員の乗船希望第一位の金剛型戦艦。

 

その景色はいつ見ても変わらない、戦争さえなければ、観光に来てみたいものだ。

 

だが、今回は違った、大和よりも大きく、見慣れぬ兵装を装備する謎の戦艦。

 

長門型と同じ船体ではあるが、大和型よりも大きく、長門型の様に美しく見える戦艦。

 

全長は赤城よりも短いが、着艦が容易に出来る広大な甲板を持つ空母。

砲身が前に一門しかない貧相な巡洋艦や駆逐艦。

 

我が潜水艦よりも大きく黒い潜水艦、この艦隊が山本君の書いていた聯合旭日艦隊か!?

 

特にあの大和型の様な艦、あの艦は何なんだと、到着してすぐに山本君のもとへ向かい、山本君の知る限りの話を聞かせてもらった。

 

紀伊型戦闘護衛艦と言うらしい、そして長門型の様な戦艦は二代目長門型という艦名らしい、何故二代目?

 

紀伊型と言えば、八八艦隊計画にあったあの紀伊じゃないか!?

と思えば違うらしい、あの紀伊型は超大和型戦艦計画で計画された軍艦だそうだ、超大和型戦艦計画?何がなんだが分からんぞ。

 

昼前に聯合旭日艦隊の司令長官渚長官と対面した、なんとも若い、歳を聞いたら23だそうだ、この若造が艦隊の指揮なぞ勤まるものかと思えばそれは間違いだった、彼の頭はどうなっているんだ?

 

昼食は紀伊の食堂で食べた、食事の食べ方に驚いた、我々高官はフランス料理であったから、ここでの食事もそうだと思っていたがそれは違った、海鮮丼という海の幸をふんだんに使った丼物の食べ物だった、我々を馬鹿にしているのかと一瞬苛立ちを覚えたが、朝は何も食べていなく、腹が空いていた、何よりも海鮮丼は食べた事が無いので、興味本意で口にした、なんとも美味しい、この高級そうな丼も、彼らの世界では値段がそこそこ手頃で、市民が良く口にする食べ物だそうだ。

 

そして何よりも、この艦隊は完全な上下関係がなく、食事は同じ、水兵が握り飯を食べれば我々はフランス料理、という差別の様なこの食事情は何としても改善をしなければ士気が下がってしまう、大和魂だけではやっていけないという事だ。

 

そして他にも所属する人員の少なさに驚いた。

 

我が海軍の戦艦1隻に1500から3000人が一気一丸となって戦艦を運用するにも関わらず、紀伊型・二代目長門型は1隻250人程しか人員がいない、自動化が進んでいる為、必要が無いそうだ。

4隻で1000弱・・・。

 

潜水艦1隻だと25だ、少なすぎる、これで艦が動くのが不思議なのだ。

 

こんな艦隊が作れたらどれだけ人件費の削減が出来ただろうか・・・。

 

人員もそうだが何よりも、本当に何よりもだ、紀伊型・二代目長門型の公開出来る限りの情報を聞く事が出来た。

 

紀伊型戦艦は主砲56サンチ砲で射程70キロを誇る艦載砲、我が46サンチ砲搭載の大和では太刀打ち出来ない、大和型の重要区画部分の装甲も一発でぶち抜けると言う、速力も勝てない、あんな大きさをしているにも関わらず33ノット(最速は伏せて)は超えるだそうだ。

 

そして何より、大和型の欠点も知りたく無かったが教えられてしまった、大和型の副砲は重巡の主砲を流用しているのでそれが弱点だそうだ、それと、大和型はスマートである為、艦首の艦首球体部分の装甲はゼロに近いだそうで、他にもある。

 

二代目長門型を相手取っても勝てない、それは速力だ、巡航速力で32ノットを叩き出す二代目長門型には逃げられる、主砲も大和型と同類だが射程距離が桁違いと装填速度が速い、毎分1~2発が平均だが二代目長門型だと毎分5発だそうだ、信じたくないが相手はこっちが1発撃つのに倍を超えて反撃してくるのだ、装甲もほぼ同じと聞いたが大和型の主砲弾では距離1万(10㎞)でも装甲を貫く事すら出来ないのだ。

 

ならば巡洋艦ならどうだ?

・・・無理だ、電探で敵を見つけ出し、電探で距離を把握しつつ、敵が届かない所から一方的に攻撃を行う、もし敵が撃ってきたら近接防衛システムというものが作動して、敵の撃つ砲弾を絶対に撃ち落とすらしい。

 

空中で砲弾を撃ち落とすなぞこの時代あり得ない事だ、映像を見せてもらったが、出来るという言葉を発するのは納得出来た。

 

機動性を高める為に、装甲は紙程らしい、が、これは海上自衛隊という艦隊の艦艇らしい、が、この巡洋艦1隻の戦力は大和型を超えると考えられる。

 

現状の戦力(大和含む)では聯合旭日艦隊に傷1つ付ける事すら叶わん様だ。

 

偵察機を飛ばさずに艦隊中心の円形方位600キロを、各艦艇に搭載されている電探で敵を見つけ出し攻撃出来るという、海軍伝統の十八番である夜戦でも勝てないという事、各国海軍の潜水艦も最高で深度100が限界にも関わらず、聯合旭日艦隊の潜水艦はその6倍を行く深度600を潜航出来ると共に航空機を撃破出来るという驚異、ドイツUボートでも凄いのにドイツが弱く感じてしまう・・・。

 

民間の株式会社で深海6500メートルを潜航出来るという「しんかい6500」の探索機があるそうだ、私の心の中で凄いと思わせていたドイツの潜水艦が、只の鉄屑に変えられてしまった様だ。

 

では航空機はどうだ?

これなら勝てよう・・・・・・駄目だ・・・この艦隊を敵に回せば、連合艦隊全滅は免れないだろう。

 

航空機のF35Bという多様性のある機体を見せてもらった、何という大きさなんだ!まるで零戦が玩具に見えてしまう!しかもこの性能値は何なんだ・・・!

航続力2500㎞だと!?増槽を装備しても無理があるぞ!おまけになんだあのデタラメな速度は!?

時速2300キロだと・・・!?バカな・・・!

 

模擬戦で1航戦の熟練登乗員とF35Bの登乗員で行ったが結果は惨敗、零戦がF35Bの後ろを取っても、F35Bは加速して後ろを取った零戦を引き離す、F35Bはお遊びをしている様に感じる・・・F35Bに装備したペイント弾の威力が強すぎるせいか、零戦の主翼に穴が空いていた、乗っていた登乗員の顔が、空けられた穴を見るやいなや、青くなっていた、たかがペイント弾で大穴を空けられたのだ、私も冷や汗が出た。

 

山本君も顔色が悪い、これが未来の兵器・・・。

 

連合艦隊幕僚達に聞いてみた、「今の戦力で勝つ自信はあるか?」と、皆口を揃えて「何としても敵に回してはいけません」と言う、黄金仮面の宇垣君、人殺し多聞丸こと山口君も同様に口を揃えて言う。

 

なんたる事だ、米国とは格が違うという事か。

 

・・・認めよう、これが未来の戦闘であると・・・、この出来事は永遠に忘れはしないであろう、この力さえあれば、米国を、祖国を守れるやも知れない、いや、必ず守れるだろう、早速帰って、彼らの待遇を何とか準備せねば・・・陸軍の奴らに知られては何かと面倒な事が起きる、急がねば・・・。




今回は米内光政の聯合旭日艦隊を見る視点でした、どっかで、またこの様な視点あるかも・・・。
変な感じ所々ありますがすんません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20話 れ号作戦

暖かい目でお願いします。



1942年6月20日

ミッドウェー島

 

6月15日にトラック島を離れ、連合艦隊と聯合旭日艦隊はミッドウェー島で、れ号作戦の最終の打ち合わせに入っていた。

ミッドウェー島は現在、日本海軍のアメリカ攻略の中継地点であり、日本の霞ヶ浦航空隊所属の一部がミッドウェー島の警備にあたっていた。

 

米本土から偵察機が頻繁に来るので鬱陶しいらしいが、今回は帝国海軍主力艦隊がいるのを知っているか定かではないが、19日にミッドウェー島に到着したその日から米偵察機は何故か来なくなったという。

 

一部からは敵はミッドウェー島を奪還するのは諦めたのではないかという馬鹿な話が出回り出した、馬鹿め、極東アジアの日本を攻撃するのに必要な島を、米国がそんな簡単に諦めると思うのか、と裕也は連合艦隊の水兵達に言ってやりたかった。

 

山本「以上で、終了とするが、何が異議がある者は手を上げてくれ、階級は関係なく、皆の意見が聞きたいのだ」

裕也「山本さん、本作戦とは別件ではありますが宜しいですか?」

山本「?」

裕也「航空護衛隊の燃料に関してですが、これが少々、我々聯合旭日艦隊の悩み所でして、燃料性質の確認の為に少量、そちらにお譲りしますが」

山本「その件に関しては大丈夫だよ、川崎司令が持ってきてくれて、結果は大丈夫だそうだ、そこは気にしなくていいよ」

裕也「ありがとうございます、私からの質問は以上です」

「長官、我々一同、意義はありません、勝ちましょう」

山本「・・・作戦指揮は渚司令、頼めるかい?」

裕也「私がですか・・・分かりました、お引き受けします」

山本「ありがとう」

裕也「聯合旭日艦隊司令長官の渚である、本れ号作戦の指揮権は私にあり、私から1つ、必ずや従って貰いたい。

皇国の為といい、敵機や敵艦に爆弾抱えての特攻は止めてくれ。

その戦いを行えば、現状の日本に対する世界の評価が、あの酷きナチスドイツ以下になってしまう。

何としても必ずや生き延びる事を約束して貰いたい。

出来ない者は本作戦から除外するものとする、それを言ったのはひとつある、新たな登乗員の育成にも影響が及ぶからであり、戦いを知らない新米は、歴戦の登乗員から教わってこそ、新米からベテランに変わるものである。

その歴戦の勇者が、本来ならば生きて帰る事が出来るにも関わらず、無駄に自滅して新たな登乗員育成に影響を及ぼしている。

言いたい事は分かるな?とにかく、生きて帰る、それを第一に考えろ、良いな?」

「「「「「「はっ❗」」」」」」」

裕也「解散!各自持ち場に戻れ!」

 

ゾロゾロと連合艦隊幕僚達が、その場から離れ、残るは山本、裕也、大介の3人だけ。

 

山本「ナチスドイツはそんなに酷いのかい?あまり海軍には情報が回ってこないからね」

裕也「ドイツ軍軍令部等の通信を傍受しましたが、今はアフリカ戦線で少々問題がある様ですね、内容からして補給でしょう」

大介「今アフリカ戦線と言えば・・・ロンメル将軍のロンメル隊だったかな・・・」

裕也「「砂漠の狐」か、本名エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルだったかな、圧倒的火力で敵を潰すのハード・キルではなく、敵を撹乱させ降服に追い込むソフト・キルを好んで戦っていた筈・・・兵士達からも慕われて騎士道溢れる軍人と聞いた事があるな、これが本当であれば・・・対ドイツ戦になったら是非とも彼をこちらに引き入れたい・・・」

大介「何故です?」

裕也「分からんか?彼を率いれば、彼を慕う兵達もこちらに来るだろう、人数は分からんが、無駄に兵を殺したくはないんだよ、それはアメリカも変わらん」

山本「確かに俺も部下達を死なせたくはない、だからこの作戦は賛成する、が、出来る限り、敵国の民も殺したくはない」

裕也「分かってます、れ号作戦で一気に米国の対日戦の戦意を押さえましょう(現大統領はもう使えん、米国には新しき指導者が必要だ・・・)」

 

その後も幾つか話を行って、山本と裕也達は別れた。

 

1942年6月21日、午前4時00分

 

聯合旭日艦隊 旗艦 戦艦紀伊

 

大介「司令長官、お時間です」

裕也「うむ、れ号作戦を発動する!全艦に通達!」

 

「れ号作戦」発動。




短くてすみませんな。
なんかに急いでる感じなんですよね・・・。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第21話 日米激突 前編

目茶苦茶かと。


1942年6月25日 午前05:30

 

裕也率いる聯合旭日艦隊と山本率いる連合艦隊は、米海軍太平洋艦隊(現在空母なし)が現在真珠湾に停泊しているという情報を掴み、ハワイ島1000㎞まで迫っていた。

6月24日には、全部隊が各自、作戦予定地へ向かい、一番近い所では戦闘状態に入っていた。

 

聯合旭日艦隊

旗艦 戦艦紀伊

 

裕也「副長、偵察機を出そうか」

大介「はい、すぐに発艦させます」

 

~5分後~

 

紀伊の後部甲板から、紀伊所属のF35B一機が発艦、攻撃目的地へ偵察に向かわせた。

 

一時間後に偵察機が帰還し、報告を聞くが、太平洋艦隊は戦艦10、巡洋艦30、駆逐艦50と、潜水艦は確認せずとの事、航空隊に関して戦闘機は上空警戒はせず、滑走路にずらり並んでいると。

 

菊地砲雷長官「ん?レーダー探知、数20機」

大介「恐らく、本土から飛んできた偵察機でしょう」

裕也「機種は?」

菊地砲雷長「ちょっと待って下さい・・・機種判明、B17」

大介「B17だと?・・・」

裕也「B17・・・大型戦略爆撃機だ!」

大介「え!?」

裕也「付近に米偵察機がいないか調べろ!」

菊地砲雷長「! いました!ドーントレス!偵察爆撃機です!現海域を離脱中!」

裕也「逃がすか!VLS解放!シースパロー発射準備!絶対に生かして帰すな!」

菊地砲雷長「了解!シースパロー準備!」 ウィィィィン カシュゥゥ・・・「・・・準備よし!」

裕也「発射!」

菊地砲雷長「発射!」カチッ

バシュゥゥゥゥゥ!

裕也「対空戦闘用意!2式ミサイル準備!」

菊地砲雷長「了解!」

裕也「連合艦隊に対空戦闘準備されたし、と打電しろ!急げ!」

 

ーーー

「長官!紀伊より対空戦闘準備されたしと入電!」

山本「偵察機でもいたのか」

「それと更に報告!本艦隊に大型戦略爆撃機20機が接近との事です!紀伊が全機撃墜するとの事ですが万が一に備え、対空戦闘は準備して欲しいとの事です」

宇垣「大型爆撃機だと!?」

山本「急ぎ対空戦闘用意!」

 

ーー

菊地砲雷長「偵察機撃墜確認!」

大介「パラシュート確認、どうやら無事の様です、救助艇を出します」

裕也「本艦に収容せよ、手荒に扱うなよ」

大介「了解」

菊地砲雷長「距離5千!高度150!」

裕也「2式ミサイル!発射始め!」

菊地砲雷長「発射!」

 

紀伊前部甲板に設置されているVLSから2式ミサイル10発、後部甲板に設置されているVLSから更に10発が、紀伊前方の2時方向5㎞先の大型戦略爆撃機のもとへ向かう。

 

山本「あれがミサイル・・・映像を見て分かっていたつもりだが、実物の攻撃を見ると冷や汗が出るな・・・」

宇垣「全くです・・・」

黒島「5秒経たない内にもう見えなくなりましたが・・・」

 

米ハワイ基地所属 第一航空爆撃隊

 

隊長チャールズ・イースト大佐「Japめ、遂に本土まで迫って来たか・・・」

「ワシントンDCとホワイトハウスにJapがビラを撒きに来たらしいです、それと、各航空隊の戦闘機が現在一方的にやられているそうです」

チャールズ「俺達爆撃隊の目的は日本艦隊の殲滅だ、戦艦がウジャウジャ居るらしいからな、カモが居るぜ」

「隊長、偵察機がやられました」

チャールズ「ちっ・・・まぁいい、兎に角いk「前方から何かが急速接近中!速いぞ!」回避しろ!各砲座!撃墜しろ!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!

各爆撃機が2式ミサイルを落とそうとするが、戦闘機よりも小さく、速度が速い為、弾を無駄に撃つ。

 

くそ!当たらんぞ!早すぎる!

あぁ!10番機がやられたぞ!

 

チャールズ「落ち着け!弾幕を張り続けろ!編隊を密にせよ!」

 

おい!消火剤を持ってこい!急いで火を消すんだ!

ダメだ!引火する!脱出しろぉ!

ドカァァァァァンッ!

五番機、墜ちて行きます!

 

チャールズ「一体どこから攻撃しているんだJapめ!」

「隊長!もう無理です!既に18機がやられました!このままですと全滅します!」

後方から来るぞーー!

チャールズ「ひっ・・・!」

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!と音を立て、機関銃は2式ミサイルに撃ち続けるが、当然当たる事はなく、チャールズの乗る機体の左主翼に命中し、主翼が折れ、チャールズ共々第一航空爆撃隊は、太平洋の大海原に墜ちていった、部隊全滅に要した時間は10分も掛からなかった。

ーー

菊地砲雷長「全機撃墜確認」

裕也「救助活動を行う、救助艇出せ、先の爆撃隊の隊長又は副隊長がもし生きてたら連れて来てくれ、捕虜の件に関しては国防海軍法に基づく事」

大介「捕虜の件に関してはお任せあれ、では、行って参ります」

裕也「あぁ、気を付けて・・・(しかし何故、あの時偵察爆撃機を探知出来なかったんだ?・・・砲雷長が見落としでもしたのか?いや、あの砲雷長は抜け目がないからそれは無い、だとしたらなんだ?故障か?故障は勘弁してもらいたいものだな・・・トラック島に帰投したらレーダーを点検するとしよう)」

 

日本国 国防海軍法

捕虜取り扱いに関する軍法。

1.捕虜に人権あり、捕虜の言葉にも耳を傾けよ。

2.捕虜に暴行厳禁とす。

3.人道なる扱いを厳守せよ。

4.(3と2に関して)罪も無き民間人(国籍問わず)虐殺を命じた者、虐殺を行った者に対しては死なない程度に暴行、暴言を許可とする、なお、道具を使用する暴行は厳禁、暴言に関しても、死に追いやる発言は慎めよ。

5.高官・士官・水兵問わず、捕虜は平等に扱われたし。

 

この国防海軍法の本書は天皇陛下がお書きになられたもので、国宝並みに厳重に管理されている、裕也でも直接手に触れれる事が出来ない。

 

裕也「(死なない程度に暴行は許可というのが無理なんだよな・・・俺だったら殺す気でしかやりきらんしな・・・この件は首突っ込むのは辞めとこう)」

「長官、山本長官がお越しになられました」

裕也「?分かった」

 

 

~作戦室~

山本「やあ」

裕也「どうも」ビシッ

山本「油槽船団が無事に燃料を回収したそうだ、途中、敵機80機に襲われたらしいがそちらの戦闘機で撃退出来たそうだ、礼を言わせて貰おう」

裕也「その件に関しては逐一連絡を受けています、本土まで油槽船団をお守りせねばなりますまい」

山本「そうだ」

 

 

山本と話を弾ませて、山本が大和に戻った直後に、大介の救助艇が戻ってきた。

作戦室で2日間、捕虜に質問攻めにして情報を洗いざらい吐かせ、山本座乗の大和に打電、また山本が紀伊に来た。

 ~艦橋、戦闘指揮所~

裕也「・・・と言う事です」

山本「そうか・・・一部作戦を練り直そう」

大介「長官、まもなく、本艦紀伊の主砲射程に太平洋艦隊が入りました、いつでも砲撃出来ます」

 

裕也「良し、主砲砲撃戦用意、弾種、特殊弾装填、駆逐隊をまずは潰す、あんな小さい艦からうろちょろ動いて魚雷放たれちゃ、回避行動が大変だからな」

 

菊地砲雷長「了解・・・・・・・装填完了、射角調整合致、距離6万2千、いつでもどうぞ」

裕也「主砲撃ち方!始めぇぇ!」

ドッゴォォォォォォォォ!!!!

山本「ぬおぉ!?」

裕也「・・・くっ・・・!」

 

ビリビリビリッ!と艦橋が揺れる、スマホのバイブが大きくなった様な感じだ、肩こりの奴にこの衝撃を与えてやると病み付き間違いなし、多分砕けるね、骨。

 

特殊弾、放たれてすぐに(砲弾1発ずつの中に詰め込まれているコンピューターが、CICからの情報を受け)目標に飛翔する砲弾、砲身から放たれるミサイルと行っても過言ではない、コストは安い、ミサイルみたいに燃料を使わないからだ、その代わり射程が最大6万5千が限界。

 

菊地「目標9隻全弾命中、沈没、次弾装填」

 

菊地「装填完了、射角修正完了、撃ち方始め」カチッ

ドッゴォォォォォォォォ!

 

その後も駆逐艦艇を沈め続け、残るは巡洋艦と戦艦だけになった、敵も負けじと動きだし、日本艦隊へ砲撃を行うも、距離が距離の為、砲弾が届かず、一方的に攻撃され、距離が2万を切った時点で巡洋艦は5も残らず、戦艦は7しか残らなかった。

 

事実上、艦隊は半減し、撤退はやむ無しというにも関わらず、太平洋艦隊は紀伊に突撃、紀伊も何発か至近弾を受けるものの、負傷者ゼロの被害ゼロで、太平洋艦隊の砲撃は意味を成さない。

 

ーー

聯合旭日艦隊旗艦 紀伊が太平洋艦隊と激闘を初めて2時間、太平洋艦隊は全滅、聯合旭日艦隊と連合艦隊に損害は無く、事実上海戦は幕を閉じた。途中、紀伊艦首前方に居た軽巡洋艦が魚雷を放った、が、軽巡の船体中央部に艦首が接触、軽巡はミシミシミシィッ!と音を立てて真っ二つになり、その後轟沈した。

紀伊も多少の塗装ハゲという被害を被った、凹み等の被害はない。 

しかし塗装ハゲは痛い。

 

大和に乗艦していた宇垣や黒島、紀伊に乗艦していた山本が、マジマジとその瞬間を見ており、敵に少なからず同情した。

 




すみません


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22話 日米激突 後編

デンプン様、本当にありがとうございます!
書きながらも確認してますがどうしても誤字脱字がありますね・・・
しばしの間はパソコンで投稿します。


スマホの画面があら不思議、真っ暗に・・・ね?


1942年6月30日

太平洋艦隊との海戦(一方的な攻撃)が幕を下ろし、捕虜の救助も済ませた紀伊。各部隊からの戦果報告を受けながら、サンフランシスコ海軍造船所を(聯合艦隊共同での)艦砲射撃で破壊。この時点で、「れ号作戦」の8割が成功、当初に見積もった「れ号作戦」の損害予測を遥かに下回った。

 

艦隊の中には、作戦内容に入ってない事をする部隊も出た。第四航空護衛隊(いせ所属)が独断で米国本土の原爆工場を爆撃、曰く規模(と爆発が)凄まじかったとの事。これは良い、原爆開発ら遅らせる方が良いのだ。それと第二航空護衛隊(かが所属)が一部民間造船所の爆撃に失敗した、ミサイルの不良だった様でターゲットに定めた場所に向かわず燃料を燃やしながら真下に垂直落下。落下後に爆発したので、ミサイルは跡形も無く消えた。本来あってはならないことだが幸い民家は無かったので死者は居ない。第二航空護衛隊は失敗した代わりにドック内の航空写真を撮影、その写真には建造中のアイオワ級戦艦4隻がはっきりと映っていた。

 

航空写真を見る2分前に、ワシントンやニューヨーク・ホワイトハウスにビラを撒き終えたと第三航空護衛隊(ひゅうが所属)から報告があった。

※油槽船団は現在第三艦隊所属潜水艦艇が護衛中

 

聯合旭日艦隊 旗艦 紀伊

 

裕也「そうか、作戦は無事・・・にとは言えんかな」

大介「はぁ・・・しかし・・・」

裕也「アイオワ級戦艦を4隻同時建造とは・・・」

大介「流石アメリカですね・・・」

裕也「やる事がデケェ・・・副長、君はこの戦艦勢が竣工就役するのはいつ頃と思うか?」

大介「私個人の考えではですが・・・今年の八月終わりか九月始めかと」

裕也「ふむ・・・やはり君もそう考えるか・・・」

大介「何か不味い事でも?」

裕也「いや、流石だなと思ってな、確かに八月終わりか九月始めに就役するだろうな、ん?砲雷長どうした?」

菊池砲雷長「長官、副長、お話し中申し訳ありませんが、第二艦隊の山崎二等海将より緊急です」

裕也「緊急?内容は?」

菊池「はい、川崎長官、緊急オペです」

裕也・大介「「は!?」」

裕也「盲腸か?」

菊池「はい、そう書かれています」

大介「何だよ・・・焦って損したわ」

裕也「前に確かそんな事あったような・・・まぁ良いや」

大介「日頃の行いが悪かったって事で良いでしょwww」

裕也「お、そうだな(笑)」

 

他人(圭一)の不幸に笑いを見せる悪魔な二人。

 

圭一が復帰したのは「れ号作戦」が終わった7月5日であった。

 

圭一「あの痛みは死ぬかと思った・・・」

山崎「チッ・・・そのまま〇ねば良いのに」

川野「惜しかったな」

圭一「お前ら・・・」怒

裕也「お前がキレれる立場にあると思っとんのか?ん?」

大介「テメーがイビキかきながら寝とる中を俺らは必死こいてしてたのによぉ?」

裕也「殺されたくなかったら黙りな?な?」

病人を言葉で袋叩きにする始末。

 

高和が好みそうな感じだが、自制しているらしい、「流石に病人相手に無理やりは良くないと思う」と、どの口が言ってんの?ブーメランって知ってる?お前からその言葉出るとは・・・明日は米軍の爆撃機来るんじゃね?

 

大介「そりゃ今は戦争中ですから来ますよ多分」

裕也「あれ、声出てた?」

大介「顔に思いっきりと、圭一程じゃないけどキモかったです」

裕也「ハハハ、この笑顔が消えたら死ぬと思え」

大介「おぉ、怖い怖い」

ーーー

時間は戻り、6月30日 日本時間午後18時に「れ号作戦」は終了した。

 

損害 聯合旭日艦隊・聯合艦隊 纏めて

 

損失艦艇0

未帰還機10(聯合艦隊)

戦死者250(聯合艦隊の水雷戦隊・航空戦隊含め)

大破艦2 軽巡2

中破艦4 重巡3軽巡1

小破艦0

 

破損した艦艇は、聯合旭日艦隊所属の艦艇が曳航してトラック島に帰還、応急修理を行い、本土で本格的修理。

 

みょうこう  機関出力15万馬力 改装前10万馬力

 

しらね    機関出力14万9千馬力 退役前7万馬力

 

くらま    機関出力14万馬力 退役前7万馬力

 

いずも    機関出力20万馬力 艦隊編入前11万2千馬力 

 

かが     機関出力20万馬力 艦隊編入前11万2千馬力

 

ひゅうが   機関出力18万馬力 艦隊編入前10万馬力

 

いせ     機関出力18万馬力 艦隊編入前10万馬力

 

※聯合旭日艦隊編入時に整備長の阿部達が勝手にこの4隻(いずも型とひゅうが型)の主機関を改造している、裕也達に教えたら(裕也達に)確実に殺されるからだ。

無論、裕也達は知っている。誰でも違和感はある、調べたらこの数値、まぁ、馬力落とされるよりかはマシかと、燃費も元より大差ないままの改装であるからにして。

予算も掛かってない、そこが謎のままである。




次は山本視点でいこうかと


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第23話 聯合艦隊 司令長官

山本五十六視点で行きます。


大日本帝國海軍 聯合艦隊司令長官の山本五十六だ。

彼ら、日本国国防海軍 聯合旭日艦隊と会合した時、自身が思っていた事を話そう。

 

1942年(昭和17年)6月5日、あの時我が聯合艦隊は、南雲・山口両航空艦隊と共にミッドウェー海域まで進出、雨が降りしきる中の前進は、敵潜水艦による魚雷攻撃の恐怖を覚えながらも、艦隊はミッドウェーへ進撃していた。

時刻は覚えてはいないが、突然、大雨がパッと止んだんだ。止んだ直後に霧が立ち込めた、俺の乗艦している旗艦「大和」の電探が、前方に艦隊が居ると教えてくれた。

 

霧が立ち込める中、大和とその不明艦との距離150を切った所で、その不明艦が右へ舵を切った。

それが、「聯合旭日艦隊」との出会いだった。

不明艦がいきなり、面舵を切る。船体が多少軋みながらも、あんな旋回性能は我が方の駆逐艦でも無理ではないかと思った位だ。

 

その戦艦にも驚きを隠せなかった、まるで本艦大和が更に巨艦になったかと思わせる程に、瓜二つなのだ。

所々に見慣れない兵装が付いている位が、ここはあの不明艦を拿捕して情報を得ねばと、後方に展開していた軽巡艦艇に緊急打電した。「これであの艦隊を捕らえられる」そう確信した。

だがしかし、その不明艦隊は、艦隊速力35ノットと言う高速を利して軽巡艦艇に出来た隙間から抜け出していった。

 

呆気なく終わってしまった。

その後は居てもたっても居られず、宇垣君を捕まえて、将棋を再開した。この日は宇垣君が圧勝だった・・・4回戦して4回戦とも全敗・・・これがモナコのカジノじゃなくて良かったよ、破産間違いなしだ。

そう言えばカジノ協会から入場禁止令出てたな、忘れてた、もう一回打ちたいものだ、カジノ。

 

その後はミッドウェー島迄行き、ミッドウェー島攻略、その時海域1000キロ沖で航空戦があると報告があった。

電探では届かない所は観測機を使った。

その海域では、赤い日の丸を付けた見慣れぬ機体が、米軍機を一方的に叩き落とす戦闘があったという。米軍機60、日の丸付けた不明機20、どう考えても米軍の勝ちである。誰もがそう思った数分後、報告は予想の斜め上を行く事となった。

 

不明機側が米軍機を全滅させたのだ・・・空母ヨークタウン級3隻を撃沈しての事・・・空母撃沈には、不明機から落ちた数本の白い筒が火を吹き出し、空母に突っ込んで行ったと、にわかに信じられない出来事だった。

その時の偵察機は不明機を追跡するも振り切られた。

 

別の海域に向かわせていた偵察機3機が、不明艦隊を発見、不明艦隊の空母から着艦誘導を受け着艦したとの事であった、赤城所属の野上君と川原君、加賀所属の大原君の三人だ。

その後に、聯合艦隊は不明艦隊であった「聯合旭日艦隊」との会合した。

 

聯合旭日艦隊の旗艦「紀伊」は凄かった。

あの時、良く見えなかったが、こうして改めると、何とも大きい艦であろう・・・。

距離500に差し掛かった所で紀伊から会談の場を求むと来た、これは運が良い。

すぐさま、向こうが迎えに寄こした内架艇に乗り込み、紀伊に乗艦した。

 

何と言う事だ・・・艦隊司令長官がこんな若造だと?

日本国と言うのは落ちているのか?

すまない、失言だった。

その後も会談を進めた、確かに同じであって何かが違う。会談前にはそんな感覚があったが、会談を設けて分かった。彼らの日本は、この世界の祖国とは違う世界の日本だと言う事に・・・。

 

日米開戦から、先のミッドウェーまでも何もかも違う。彼らの世界での開戦は1941年12月8日、ミッドウェーでは太平洋艦隊の戦艦部隊を攻撃、空母は潰せなかった事。建艦競争時代に建造された戦艦長門型の姉妹艦 陸奥の条約による廃艦、伊勢型戦艦の航空戦艦への変更年数違い、金剛型戦艦の艦級が巡洋戦艦から高速戦艦ではなく戦艦一本であった事、敷島型戦艦の三笠がコンクリートで固められず横須賀港に係留されている事、そして何よりも、大日本帝国憲法発布・施行年数が違う事。

 

艦隊幕僚達は騒然とした。

取り合えず、トラック島に招待することとなった。

 

(毎週日曜日の夕方に放送される海家族で、野球少年がおーい磯野~!野球しようぜ~!な感じ)

 

まぁいい、その後俺は大本営に彼らをどう説明するか頭を唸らせた、カジノで絶体絶命時の感覚だった。

そこで一つ頭に浮かんだ、あの人に伝えれば良いと。

「米内光政」現 海軍省大臣で海軍の実権を握る人物。最も、統帥権には逆らえないがね。

そうと決まれば行動あるのみ、俺は米内大臣宛に手紙を書いた、他の連中が「もう良いや・・・」って位に封筒に封筒を重ねて。

米内大臣は手紙の開封に苦労したらしい、危うく中身を見られず焼き捨てられる所だったそうだ。

ここは反省。

 

米内大臣参加での戦艦紀伊見学で衝撃な事を聞いてしまった。

大和型戦艦の主砲46サンチ砲に対し、紀伊型は56サンチ砲を搭載しているとの事。大艦巨砲主義の現帝國海軍が喉から手が出る程欲しい軍艦なのだ、二代目長門型は大和型と同じ、だが射撃精度に装填速度が桁違いで全く話にならなかった。

見学後の最大の見せ場である航空機の模擬戦は全敗。ましてや、主力機の脆さが表に出てしまった。たかがペイント弾で主翼に大穴開けられては話にならない、すぐさま改修が必要だ・・・。

 

纏めて言えば・・・聯合旭日艦隊を「絶対に敵に回してはいけない」と言う事だ。




次がどうしよ・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24話 連合国

1942年7月

連合国は、アメリカ本土の軍港や工業、そしてアメリカ海軍太平洋艦隊が日本軍の攻撃により甚大な被害を受けた事により、軍事物資関係に大きな影響が及んだ。

特にヨーロッパ戦線での補給関係は尋常ではない程、切羽詰まっていたのであった。

アメリカの太平洋艦隊が壊滅した事により、日本海軍は太平洋ほぼ全域の制海権を確保、ミッドウェー島やハワイ島の補給はスムーズに行われている。ヨーロッパ戦線への輸送は太平洋を航行であった為、迂闊に輸送がないのだ。

もしまたアメリカ本土の工業地帯や軍港に日本軍が来た場合、軍備再構成は出来ない。そこで米大統領ルーズベルトは英国に、「東洋艦隊」の太平洋派遣を要請、しかし英国は中々首を縦には振らない。

それはそうであろう、1942年現在、各国海軍の中でどこが強いかと言えば真っ先に上がるのが大日本帝國海軍だ。1905年に起きた日本海海戦(対馬沖海戦)で、あの世界最強と言わせしめたロシア帝国海軍の主力艦隊である「バルチック艦隊」を撃破している。

しかしそれは37年も前、時代は進むに連れて兵器は進化し、戦い方も変わる。

陸の戦いも、空の戦いも、そして、海の戦いも。

 

特に英国が首を縦に振らないのは訳がある。

 

①大西洋からインド洋迄の海域は、独海軍の潜水艦Uボートの脅威がある為、迂闊な艦隊の派遣はリスクが高い。

②ただでさえ独陸空軍が基地外じみた強さを誇るの中、英海軍迄もがやられてしまえば本土が更なる危機にさらされる(現状で空襲被害あり)。

➂海軍の水上戦ともなれば火を見るよりも明らかに「Imperial Japanese Navy」が強い、勝ち目はゼロである。

④艦隊派遣したとして、太平洋に着く頃に士気は激減しているだろう。故に、勝算は無い。

 

だから無理、むしろこっち(対独戦を)手伝って欲しい、フランス堕ちました。

との事。

ソ連は論外、ソヴィエト海軍なぞ旧式艦ばかりで使い物にすらならない。

 

英国に断られたアメリカは自力でどうにかするしかなかった。

アジア大陸利権獲得の為に先走った末路がこの様とは何とも哀しい。

 

豪州も既に「日本と和平交渉やむなし」と議会で上げられる始末で、既に帝國海軍の制海権は赤道を超えた所まで迫っている。

開戦直後から既に、オーストラリア海軍の大半は日本海軍にやられてしまったのだ。

軍備立て直しの度に、日本軍が来るので特に海軍は手の付け様がない。

造船所を必ず毎回破壊されるからだ。

今も造船所の建造や修復に尽力を注いでる様だが、日本軍(聯合艦隊&聯合旭日艦隊)は甘く無いようだ。

 

そして日本は何処よりも資源に乏しい、ならば何で勝つか、量?違う、質で勝つのだ。

質で勝ち、量を潰す。

これしか日本は無い、そして日本は島国、本土防衛にはどれを強化すべきか?今の時代は「海軍」である。

 

海洋国家である英国に負けない程の海軍国であり、海軍なくば国は攻め滅ぼされる。

日露戦争時がそうであった。

当時は空軍なんて無かった時代、島国は陸よりも「海軍」を強化せねば国家を存続出来なかった。

 

その後に「第一次世界大戦」で空戦が行われ、後に、海の戦いが大艦巨砲主義の「艦隊決戦」から「航空戦・潜水艦決戦」へと変わっていった。

 

話が逸れてしまった。

 

とにかく、連合国が現在最も危険視しているのが日本である。

 

連合国の主な軍事物資のアキレス腱であるアメリカがやられてしまったのだ、補給を絶たれては戦闘続行が出来ない。

連合国の中には「連合国総勢で日本海軍を叩いてはどうだろうか」と言う話も上がっている。

確かに、日本を完膚なきまでに叩きのめせばアメリカの補給物資が問題なくヨーロッパ戦線に流れる。

だがしかし、あのアメリカ海軍を叩いた現在世界最強の日本海軍と連合国所属国家で太刀打ちできる戦艦は英国「ネルソン級」フランス海軍「リシュリュー級」あたりである。

もし味方でいれば、ドイツ海軍の誇る「ビスマルク級」戦艦だろう。

 

各国に知れ渡っている(世界第七戦艦(ビック7)の一角で)日本海軍の象徴である「長門型戦艦」を撃沈出来たとしても、その上を行く日本海軍の新型戦艦「大和型戦艦」と、70年後の戦艦である「紀伊型戦艦」「二代目長門型戦艦」相手にして、連合国に勝ち目はあるのだろうか?

答えはノーだ。

この答えは聯合艦隊と米内海軍大臣、そして聯合旭日艦隊しかその答えを知らない。

そして、連合国は大和型戦艦の存在をまだ詳しくは知らない、日本が新造戦艦を建造していると言う情報は掴んでいる。

紀伊型や二代目長門型に関しては知られていない。

米国には少しばかり知られている様ではあるようだが。

 

この先、「日本がどこまで米国に対して粘れるか眺めよう」と言う輩も出ている。

 

特に、現 英国首相「ウィンストン・チャーチル」は日本に対し、もし海戦になっては我が栄光ある「ロイヤルネイビー」は日本艦隊を前に全滅間違いなしと言う程、日本海軍を脅威に思っていた。

だから同盟国アメリカの要請に首を縦に振らなかったのだ。

又、チャーチルは、もし日本が対独戦に連合国側として参戦してくれれば、海戦においてUボート戦隊等の脅威は少なからずも減ると考えていた。

チャーチルの考えに理解する者も居れば、理解出来ないと言う者も居る。

ドイツと言う脅威に加え、極東の日本が新たに脅威に加わった。この二国が完全合体すれば、その時、世界は終わる。

またアメリカがとんでもない兵器を開発中とも聞く、そしてドイツが核爆弾と言う世界を破滅の道へ向かわせる爆弾を近々実用化間近とも聞く、どっちが先かなぞ、この際どうでも良い、チャーチルは首相辞職を掛けてでも、日本と再度同盟締結の為に、今日もひた走る。




最後はチャーチルで〆ました。
日英海戦でも書こうかどうしようか考えています。

スマホは全損に近いですね・・・京セラのディグノWは全く使い物になりませんでした。
強制再起動も電話も鳴らない、繋がらない、画面が固まる、勝手に電源が落ちる、電池残量をまともに示さない(残量90%が1分後には残量65%)とかSIMカードの読み込みが二日に一度ペースでゲーム中に起きて、折角ボス戦まで行ったゲームが一からやり直し。
もう最悪。
やはり京セラ持ってた中でアルバーノV01(KYV31)が一番長持ちしてデザインが個人的に好みでしたし、ゲーム中固まるとかなかったし、電池持ちもそこそこ良かったです、カメラ性能は駄目でしたが。
次スマホ変えたら5~7回目・・・原因スマホ全部が画面割れですね。
スマホ変えてもLINE引継ぎが出来ないでやり直しと言う悲劇。
モンスト引継ぎ出来ていませんと言う通知。
目に見えてきたなぁ・・・。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25話  チャーチル、「東洋艦隊」太平洋派遣

最初はチャーチル視点で行きます。
パソコン暫く使わなかった為、四苦八苦してます。


1942年7月

 

大英帝国現首相のウィンストンチャーチルだ。 

米大統領ルーズベルトから要請されていた[東洋艦隊]の派遣を最初は断ったが、結局は決定した。

同盟国がやられているにもかかわらず、自分達はその被害を受けた国に対し、物資の要求をしているのだ、流石にこれは悪い。

最近、東洋艦隊にも、自分達が世界で一番強いと慢心している士官達が出てきているのだ。

この艦隊は、6月に起きた独海軍との海戦で、艦隊戦を挑み、多数の被害を受けるものの、敵を全滅まで追い込んだ戦果がある、それが原因であろう。

「日本海軍なんて敵じゃねぇ」「ぶっ潰してやる」「クイーン・エリザベス級戦艦で十分過ぎw」等の声が海軍軍令部からも上がっていると聞く。

どうやら、軍令部も駄目な奴が出てきた様だ。

そもそもの話、クイーン・エリザベス級戦艦で勝てる訳が無いであろう、1915年に竣工してから既に27年が経過し「旧式」とされる彼女に勝算は無い。

いくら栄光ある女王陛下の名を授かっている艦でも、旧式では戦場で敵弾を授かって海底に没してしまう。

日本海軍の最古艦で、我が国が日本に向けて建造した最後の艦である『金剛』でも勝てるかどうか分からない。

 

現状で太刀打ち出来る艦は[ネルソン級][キング・ジョージ5世級][リヴェンジ級]だろう。

だが個人的に言って、これでも日本海軍との海戦では戦力不足だろう、お話にならない。

アメリカから日本海軍の新造戦艦について少しばかりの情報は得られた。

超大型戦艦一隻は就役、同型艦がもう少しで竣工とも聞く。

主砲も航空写真や証言を聞く限りでは、18インチ(45.7センチ)砲を超えているのではともある。

ネルソン級が16、キング・ジョージ5世級が14、リヴェンジ級が15インチと、巨砲を持つのはネルソン級だけなのである。

それも[長門級]とであれば、辛うじて互角であろう。

しかし、敵がそれ以上の巨砲を搭載した戦艦であれば勝ち目は無い。敵は当然、自艦に搭載している主砲口径にも耐えられる様設計されている筈であるからだ。

今回、艦隊を派遣するにあたっての目的は日本艦隊との戦闘だ。

日本の海軍は陸軍とは違い、馬鹿ではない、学習するのだ、学習して再度敵に挑むのだ。

おまけに指揮はあのAdmiral Yamamoto、果たして勝てるだろうか?

とにかく、勝利を祈ろう。

 

トラック島

 

~聯合旭日艦隊~

旗艦 紀伊

裕也「それは本当ですか山本さん」

山本「間違いない、正式に独自部隊として認められたよ、おめでとう」

大介「我々は生まれは違えど同じ日本人、祖国を守る思いは、昔も今も未来も変わりません」

裕也「次は英国を潰しますか」

山本「え?」

大介「米国が英国に対して[東洋艦隊]の派遣要請を行っているのを確認しました、このままですと彼らは来ます」

裕也「米国は今現在まともに動けない状況です、ならば英国も叩くが当然の事」

山本「...流石だ」

裕也「この時代レベルの通信の傍受なんて朝飯前ですよ。

逆に我々の使うの通信技術は、この時代のいかに優れた人間でも絶対に傍受出来ないはずです。」

裕也「万が一に備え、第三と第四航空護衛隊を置いておきます、大抵の事であれば対処出来ますので心配はないでしょう」

 

裕也「副長、第一艦隊の出撃準備を済ませてくれ、俺は山本さんに詳細を話さねばならんからな」

大介「了解しました、お任せを」

 

この日の昼12時から裕也は、聯合艦隊トラック島陸地拠点に出向き、紀伊に戻ってきたのは午後八時であった。

説明に苦労したのか、裕也は帰って来てすぐに寝床に着き、翌日の11時まで目を覚まさなかった。

これが原因でしつこく圭一に馬鹿にされたが五月蝿すぎるので(物理的に)黙らせた、日頃から問題しか起こさん奴に言われると腹が立つのである。

 

裕也「そもそもお前が言えた事なのか?ん?」

大介「お前に言われたらもう末路しか見えんのだがな、いや、それすらも見えんかもな」

圭一「末路って見えるのか?」

大介「先生、うちの子は大丈夫なのでしょうか!?」

裕也「残念ながら・・・手遅れです」

大介「そんなッ・・・!」

圭一「何息子が重い病気にかかって余命申告されてる様な雰囲気になってんだ?」

裕也「奥さん、殺処分をお勧めします」

大介「海中投棄できないでしょうか?」

裕也「海が重油よりも酷く汚れますよ」

大介「まぁ大変!」

圭一「いつまでんな事やってんだゴルァァ!!」

裕也「まぁいいや、疲れた」

大介「お前はこれ位しか役に立たんのだからもっとノっとけよ」

 

この超絶くだらない場面もすぐに仕事モードに変わる。

 

裕也「副長、現在の英海軍の主力艦保有数はどれ程だ?」

大介「戦艦では[ネルソン級]2隻[キング・ジョージ5世級]が3隻で[リヴェンジ級]が5隻です。ですがこの[キング・ジョージ5世級][リヴェンジ級]の艦載砲はカスなので紀伊型や二代目長門型の脅威になりません。

但し、ネルソン級は一応警戒しておくのもありです、16インチ砲搭載艦ですからね」

裕也「日本海軍の長門型を下回っている主砲口径だし、気にする必要も無いんじゃないか?」

大介「それと、1941年にビスマルク級との砲撃戦で沈没している巡洋戦艦[フッド]は健在です、どうやらビスマルク追撃戦そのものが無かったようです。

もう一つ...マレー沖海戦はありませんでした。その時の戦没艦、レナウン級の2番艦の『レパルス』、キングジョージ5世級2番艦『プリンス・オブ・ウェールズ』は健在です。

ですがぶっちゃけ、保有艦艇数なんてどうでも良いのです。

"敵として立ちはだかるならば、潰せば良い。今の我々にはそれだけの力があります"」

圭一「フッドとビスマルクも健在か」

大介「我が艦隊との交戦ではおそらく[レナウン級]も参戦してくるかと」

裕也「それだったら英国の海は誰が守るんだ?」

大介「それなんですが、連合国の国際通信を傍受する限りでは、本国の制海権を捨ててでも太平洋から日本海軍を殲滅し、補給路の確保を優先するようです」

圭一「...アメリカ無ければ戦線持たずってか、まぁ現状ソ連は使えないしな」

拓也「同盟国同士で睨み合ってる始末だしね」

裕也「まぁ、来たら返り討ちにしてやれば良いだけさ、各自、警戒は怠るなよ」

「「「了解」」」

裕也「しかし副長も言うようになったなぁ...」

 

裕也率いる聯合旭日艦隊と英海軍の東洋艦隊との海戦は、もう間近に迫っていた。




多分誤字は無いかと・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第26話 世界各国の陸空海 3軍の対立 艦隊のトラブル

カス以下な性能のDIGNOwからGalaxyS9に買い換えました、やったぜ。
使い方に四苦八苦してますわ、今度からはS9で投稿しようかなと。


第二次世界大戦、1939年から1945年迄続いた世界規模の対戦である。

独・伊・日三国の日独伊三国同盟を中心とする中枢軸国陣営と英・ソ・米等の連合国陣営との戦闘であり、第一次世界対戦を軽々と上回る人類史上最大の戦争である。

現に裕也達が居るこの世界はその世界大戦の真っ只中、しかしアメリカは日本に押されまくって史実上と変わっており、ヨーロッパでも、ドイツが史実以上に戦果を上げてたりと。

ドイツでは各軍の優位性 陸>空>海となり、日本海軍では海>>>>>>>>>>>陸となる、逆に日本陸軍は陸>>>>>>>>>>>海と言うイタチごっこな考えを持っている。

聞きたいが日本は島国、陸が強くてどうするんだ?海軍じゃね?

 

独空軍は海軍とは以上に関係が悪い、独陸軍との仲は悪くなくそれなりの関係であり、独海軍の戦果は‘U-ボートが連合国の輸送船とか潰すだけ‘なので戦果が低い。

逆に空陸両軍はアフリカ戦線や各方面で連合国を圧倒し、活躍している為、ドイツ第三帝国総統閣下のアドルフ・ヒトラーから優遇されている。

一方日本側は、1941年10月に内閣総理大臣に就任した陸よりの東条英機が、天皇陛下の御意思により辞職、新たに海軍大臣の米内光政に天皇陛下が直々にご指名、国家の主導権は海軍の手に回わった。

だから軍事予算とかその他色々と優先順位が海軍>>>>>>>>>>陸軍になった訳だ、やったぜ。

※現状の日本に空軍は無い、海軍航空隊・陸軍航空隊のみ。

陸軍は「戦線継続」を祈願し、海軍は「陸軍を戦争継続派を抑え、各国との和平政策を打ち出す」、犬猿の仲も良い所だ。

アメリカも各軍の関係性は悪い、この事情は敵国問わずにあるのだ。

イタリアは何が強いのか詳しくは知らん、ファシスト?ファシズム?だっけ?。

英国は各国と比べると軍の対立は比較的対等であり、いざこざはない。

所属が違うだけで差別だって事も受けるだろう。

 

裕也や大介が非常にイライラしてストレス発散する為、その辺に居た圭一をブッ飛ばすという様なのもある。

 

裕也「主な原因は圭一が作ってんだからこのイラつきを鎮めるもアイツの務め」

大介「その場に居るだけでサンドバッ・・・こほんっ・・・皆のアイドルになる男」

拓也「皆がジャ〇アン、圭一がのび〇」

山崎「ジャ〇アン的な立場であり、ドラ〇もん的な立場にある自分」

圭一「助けてドラ〇もーん!またイジメられたよぉぉ!」山崎の膝にスリスリ・・・

山崎「しょうがないなぁのび〇君は・・・」ガッ!!!圭一を蹴り上げ、ポケットをゴソゴソ・・・

山崎「さぁのび〇君!これを出すんだ!これを出せばもうイジメられなくなるよ!」ㇲッ

                

              辞

                 

              表

                 

              届

 

                       川

                       崎

                       圭

                       一

 

圭一「ありがとうドラ〇もん!って言えるかぁぁぁぁぁ!!!!」ビリィッ!!

山崎「ちっ!!」

 

ドカァァァ!!!

 

裕也「おいのび〇ぁ・・・野球しようぜぇ?」中島感 血痕付き金属バット所持

大介「楽しい野球だぞぉぉ?」金属バット&何故か血まみれ野球ボールサイズの鉄球

圭一「お前ら殺る気満々じゃねぇか!方向性がちげぇし分かっててやる馬鹿が世界中探してどこ居るんだよ!!!」

高和「やらないか?」意味深

浩二「暴れんなよ・・・暴れんな・・・」

圭一「お前は帰れ!」

大介「浩二とヤッてろ!!!」

裕也・大介・隆正「田所共々死ね!!!!!」

浩二・高和「アッーーー!!!♂」

 

当艦隊も少数のゲイに対する隊員達による異常な差別はある、それは因果応用。

高和が嫌がる部下を掘ったり♂、いつも非番の日には公園のベンチに朝早くから夜まで座って掘れそうな男を待ってたり。

浩二に至っては、GOの指示でホモビに出て「ゲイ」「昏睡レ〇パー」「ウンコの擬人化」等と言われたりと、いくらホモビでとは言え、遠野を昏睡レ◯◯する等もう様々、最近新たに渾名「野獣」と名付けられた。

但し業務は圭一と違い、抜かりなくこなすので文句はない、が、幸いな事にいずも所属の軍医だ、そして最悪だな、栄養剤と称した睡眠薬を盛られるゾ。

 

三浦「おっ、そうだな」

アイスティーにパリパリッ、サッー!って音が聞こえたら逃げるんだ、良いな?

遠野と同じ様にヤられてしまうぞ。

 

その他 野獣一族 代表 田所浩二 

良いよ!来いよ!田所浩二

(数字翻訳1145141919810) 屋上の水泳部先輩 迫真空手部の中間 目力先輩など、その他諸々。  

 

公園ベンチに座る青いツナギの阿部高和 公園のトイレでハメる阿部高和 ノンケの天敵 阿部高和

同性にしか興味を持たない勃たない哀れな阿部高和等様々。

叩かれまくってる始末。

故に隊員達は、公園のトイレには行かない、公園のトイレを見ない、公園のトイレを通り過ぎる時は耳を塞ぎナニも聞かない、公園のトイレ辺りで男に声を掛けられたら逃げる、等の対策があるらしい、まぁ、何一つ高和には効果が無かった様だがな、問答無用でトイレに引きずり込むらしいしな。

まぁ、この程度なら問題無かろう。

裕也「良くねーよ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27話 聯合旭日艦隊司令長官

1942年7月20日

聯合旭日艦隊

旗艦 戦艦紀伊 待合室

大介「裕也が倒れた」

「「「「え・・・?」」」」

裕也は昨日の夜、大介と紀伊作戦室にて雑談をしていたら突然に倒れ、現在は紀伊に完備されている集中治療室に運ばれている。

大介「まだ意識が戻っていないらしい」

拓也「昨日すぐに寝てて気付かなかった、ごめん、そしてこれは非常に不味いね・・・」

山崎「やはり私がもう少し注意を払えば・・・そこの馬鹿が業務こなさなかったので携帯取り上げて電源落としていたので気付きませんでした」

 

ガチャッ

 

大介「容態は!?」

 

浩二「今意識を取り戻したゾ、今は薬で眠ってるから静かにしてあげるのだゾ」

圭一「原因は?」

浩二「それがさっぱり分からんゾ、身体や臓器には胃以外の異常は見受けられなかったし、精神疲労があったかも知れないなぁ~、胃に直径1.5cmの大穴空いてたから縫っておいたけど」

大介「たぶん胃に穴が空いたのはお前しか居ねぇじゃねぇか、原因」

一同が圭一を睨み付ける。

圭一「えぇ・・・」困惑

浩二「後・・・」

大介「どうした?」

浩二「胃の中にニラチャーハンで使ったニラの他にスイセンが入っていたゾ、しかも大量に」

川野「スイセン?あれニラに似ている毒草だぞ?」

大介「そう言えば裕也の奴、飯が足りなかったから厨房行って自分で作ってたな、ニラ玉チャーハン」

拓也「厨房にスイセンが入ってたって事になるよね?大丈夫なの?」

大介「現に俺達何ともなっていないからニラで正解だったのだろうな、厨房を調べておけ、今後の事態に備えるんだ」

 

その後、紀伊の厨房からドッサリとスイセンが押収された。

厨房担当を問い質せると、当初は普通に搬入されたが、その後に異物が確認された為、全部食材を下ろし、代わりに別の新しい食材を積み込んだらしい、その時積み込んだ食材は当初積み込んだ食材で積み込み量も同じだった為、確認を怠っていたと言う。

怠っていたというのは厳重に注意せねばならないが、注意する際に最も階級の高いその者が現在は治療中な為、大介がせねばならなかった。

因みに翌日、裕也は目を覚まし、昼頃には艦隊勤務に復帰。

 

裕也「迷惑をかけてしまったな副長」

大介「大丈夫です、しかし、すぐに戻って大丈夫なのですか?まだ抜糸していないのでしょう?」

裕也「抜糸はしなくて良いらしい、自然に消える糸を使って縫ったと聞いた、無理はしないさ、またブッ倒れるのはゴメンだしな」

裕也「さぁて、昼飯は皆大好きな唐揚げだ、バリバリ食うぞ」

大介「はい」

ここで緊急艦内放送がかかった、この日は艦隊全員が紀伊に集まって昼食を食べる予定だった為、皆が紀伊に居る。

 

ー川崎司令長官の馬鹿が唐揚げ全部にレモン汁掛けやがったぞ!逃がすな!死なない程度ならボコって良し!捕まえた奴には給料10倍だぁぁ!ー

 

ワアァァァァァ! 10倍ぃぃぃ! 川崎許すまじ

川崎死すべし 

ボッコボコにしてやんよ!

阿部さんに引き渡そうゼ! アッー♂

レモン汁より俺等タルタルソース派なんだけど

俺は醤油派 

俺塩派 

俺達柚子コショウ派

ブラックペッパー

コショウと一緒じゃね?ブラックペッパーて

長官はどれが好きですか?

裕也「素のままが美味しいぞ」

さすが長官、分かってますねぇ!

裕也「ト◯イ◯ルに売ってる柚子コショウ味と醤油の唐揚げも好きだぞ」

おぉぉ!

大介「レモン汁基本掛けないから分からんな・・・だけど」

裕也・大介「タルタルはないわ、マヨネーズ類全般嫌いだ」(ヾノ・ω・`)(ヾノ・∀・`)

悲報、俺等に長官のご加護が付かなかった←タルタルソース派

 

艦隊の大半は唐揚げにレモン汁は描けないという結果に、よって圭一は隊員達の強い要望(特に第2艦隊の隊員達)により、処される事になった。

キノコ派にタケノコの里あげる様な大罪を犯したのだ、阿部さんに犯されても文句は言えん、高和もレモンは絶対掛けない。

現状の隊員達の唯一の自由である「食の自由」を圭一は侵害したのだ、罪は重い。

そしてレモンを置いたのは飾りだ。

 

大介「さて」

裕也「シバくか、復帰直後でこんな目に合わされるたぁ付いてないな」

 

圭一はその後、紀伊作戦室のテーブル(シーツひかれてる)の下に隠れて居たのを大介が発見、第2艦隊に引き渡し、引き渡した直後に血祭りに挙げられ、いずものマストに縄でミノ虫の如く吊るされた。

風で揺れる宙吊りの顔面ボコボゴの圭一、それをゲラゲラ'`,、('∀`) '`,、と笑い転げ回る隊員達、高和がジュルリと涎を垂らす、うわ、汚ったねぇ。

田所は圭一向けに医務室で肌クリームと薬を調合、カサカサッ!サッー!と睡眠薬を混ぜて、コイツはもっと汚い。

まぁ、食の恨みとはこれ程に罪が重いのだ、皆も気を付けるのだゾ。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28話 米英共同 連合国艦隊

東洋艦隊は米艦隊と共同で動きます。
最初は短いながらも視点は連合国側からで。


1942年8月1日 サンディエゴ軍港

英国海軍主力艦隊の「東洋艦隊」は太平洋の赤道下を更に南下して日本海軍に発見されない様、最善の注意を払いながらも無事に艦隊は米国に到着した。

 

東洋艦隊 旗艦 戦艦キング・ジョージ5世

艦隊司令長官チャール・ウィル大将

チャール「無事に米国に到着したな・・・」

副長「全くです、米国領海内に入ってから気が楽になりました・・・」

チャール「明日はホワイトハウスでミニッツ元帥にお会いして作戦を確認しあわなければならないからな」

副長「分かっております」

 

英国

「チャーチル首相、東洋艦隊が無事に米国に到着したとの事です」

チャーチル「そうか(無事に帰って来る事を祈るが・・・日本を甘く見てるとどうなるか身を持って知る良い機会だ、ウィル大将、君は確かに良い軍人であるが、相手を良く見ずに格下と見るその考えを日本海軍に正されて来い、無事に帰って来れるか疑問だがな)」

 

トラック島

聯合旭日艦隊 旗艦 戦艦紀伊

大介「長官、東洋艦隊は米国に到着した模様です、どうやら太平洋の赤道下の更に下を南下して米国に向かったと」

裕也「英米艦隊との戦闘か・・・これは少々キツいかもな」

菊地「そろそろアイオワ級出てくるのでは?」

裕也「多分出てくるだろうな、太平洋艦隊旗艦としてかも」

大介「出てきたとしても竣工して最短の沈没艦としてリストに載りますかね?」

裕也「多分記録に出てくるだろうな、しかし撃沈はするな、死なない程度に叩き上げろ、出てくる度にズタズタにしてやれば良いのさ」

菊地「加減がむつかしいのですが・・・」

大介「加減クソも無かろう、撃って命中したら大破は確実だろうな」

裕也「本艦の56サンチ砲は各国海軍の艦艇からすれば脅威だしな、大和級もそうだが」

菊地「そもそも、超大和型戦艦計画と第二次八八艦隊計画の目的って何でしたっけ?」

裕也「中国は物量で来るだろ?韓国は知らんが北朝鮮だと核ミサイルが来る、現状の自衛隊の海上戦力では本土防衛すらままならない、ここで国を守るならば軍を持たねばならない。

そして軍を持とうにも、海自艦艇ではもし戦闘になればワンパン大破だって有り得る、並ば戦艦並みの強固な艦艇を作れば良いという事で、圧倒的火力と不沈艦に相応しい防御力を備える超大和型戦艦計画の紀伊型と、機動性と砲撃戦を重視した戦艦の強靭さを持つ第二次八八艦隊計画の二代目長門型の合計4隻が建造された訳だ」

 

大介「本土防衛には海上戦力が何よりも必要だから再び大艦巨砲主義の艦艇を使っている訳、ワンパン大破は自国問わずに各国もそうだけど」

裕也「レーガン政権時に、強いアメリカというスローガンを元にアイオワ級戦艦が再就役してるじゃねーか、湾岸戦争とか」

菊地「我々の現状の日本は「喧嘩は売らんが売られた喧嘩は買う」と言う感じですかね?」

「「大体あってる」」

裕也「そして先の建造計画以外にも艦隊強化として三四二艦隊計画もあったしな」

大介「我々がいないのでもう計画は行われているのでは?」

裕也「だろうな、三代目大和型や二代目鳳翔型、イージス艦は「おおよど」型があったな」

 

大介「只でさえ、紀伊型と二代目長門型で防衛予算圧迫しているのに大丈夫なんですかね?」

裕也「防衛予算は違う、国防海軍は軍事予算に入るんで防衛予算とは別だから大丈夫だ、だけど聯合旭日艦隊に投資された額は「全自衛隊の防衛予算5年分を超える」らしいな」

菊地「自衛隊に対する批判が突然と減った原因ってそれですか?」←海自上がり

裕也「多分そうだと思う」

「長官、山本長官が作戦室にてお待ちになられております」

裕也「分かった、今行く」

 

8月2日

米合衆国ホワイトハウス

 

ミニッツ「チャール提督、この度は援軍要請、ありがとうございます」

チャール「頭を上げて下さい、我々は友を守る為に来たのです、共に頑張りましょう」

ルーズベルト「そんな茶番は良いから早く席についてくれ、重要な情報もあるから」

「「失礼しました」」

ルーズベルト「まずは陸軍から頼む」

「はい」

米陸軍元帥ダグラス・マッカーサー

マッカーサー「日本海軍の重要拠点であるトラック島に我が陸軍の少数を極秘偵察に向かわせた、そこにはいつも通りの日本海軍の艦艇が多数いたのを確認した、したんだが・・・」

ミニッツ「?」

マッカーサー「報告には、日本海軍所属では無さそうな巡洋艦クラスの艦艇と、以前より多少は情報を掴んでいたヤマトクラスの艦艇1隻、そのヤマトクラスを超える巨大戦艦4隻を確認した」

ミニッツ「ヤマトクラスを超える戦艦だと?」

マッカーサー「詳細には手元の書類に書かれておりますので割愛します」

 

ミニッツは手元におかれていた書類を手に掛け、ページをパラパラと捲っていく。

 

ミニッツ「(これがその写真か・・・巡洋艦がこれか・・・確かに初めて見る艦影だ、たかが一門の主砲とは・・・何とも貧相なものだが所々に見受けられない物が見えるこれは何だ?だがそこまで脅威と見る程でもないか・・・次が戦艦か・・・なんだこの巨艦は!?これがヤマトクラスか!?次もあるのか・・・・・・最初に見た写真とはお話にならない程のデカさじゃないか!?日本海軍はいつの間にこの様な巨艦を建造したのだ!?)」

ルーズベルト「書類に載せられている写真はトラック島で撮られたものだ、その連絡を受けた直後から、その部隊と連絡が取れなくなっている、恐らく全滅か捕虜になっている所だろう」

ミニッツ「ヤマトクラスに似ている巨艦の艦名は「紀伊型」ですか、ナガトクラスに似ている巨艦は「二代目長門型」か」

マッカーサー「なお、二代目長門型の艦名は不明だった為、見た目からしての艦名としました」

 

※合ってますその名前。

確かにトラック島に米陸軍がいたので、みょうこうの155ミリ砲で威嚇して取っ捕まえた、安心なさい、死者は居ない。

 

ルーズベルト「そしてその4隻の戦艦は18インチ以上の主砲を搭載していると予想される、特に紀伊型は22インチ(56センチ)はあるのではないかとの事だ」

「22インチですと・・・」

ミニッツ「もし砲撃戦となると不利ですな・・・」

ルーズベルト「無論、この紀伊型も仮に56センチ砲を搭載しているならば、それに耐えられる設計を施されているだろう」

ミニッツ「この艦は是非とも欲しいですな、大艦巨砲主義の連中が欲しがる」

ルーズベルト「そこで、だ、海軍にはこの四隻の拿捕を命じたい」

ミニッツ「!?正気ですか!?」

ルーズベルト「正気だが?」

ミニッツ「近づく前に砲撃でやられます!」

ルーズベルト「やられる前に乗り込めば良いのだ、大丈夫だ」

ーー

大介「そう言えば長官、この問題発生時各通路閉鎖装置って本当の名目は何ですか?」

裕也「あれ?副長には教えなかったか?」

大介「はい、初めて聞きますが」

裕也「表向きは火災や浸水が発生した際、被害が広まらない様にとの事だが、実際は敵に侵入されるのを防ぐ為だ。

例えば甲板からここまで(艦橋)の通路で閉鎖される区画は100を超える、不審者が発見されれば即座に各部閉鎖され、艦橋から各部閉鎖した中を見る事が出来て、そこの酸素供給を停止する事も出来るし、閉じ込められた所を機銃で蜂の巣にしてやる事も出来る、手榴弾や粘着爆弾なんかで穴空く程柔な作りじゃないしな。

尚、隊員達には絶対そういう事が起きない様にICカードを持たせているから問題ない」

裕也「因みに山本さん達には既にICカード渡してるから不審者扱いにはならないって事さね」

ーー

ミニッツ「大統領閣下、日本海軍が強いのは閣下とてご存じの筈です、先のミッドウェー、ハワイにおいて全て連敗しています、閣下は兵隊に死ねと命ぜられているのですか?」

ルーズベルト「何も死ねとは言っていない、出来ればその艦艇を拿捕してくれと頼みたいのだ」

ミニッツ「だから無理だと申し上げているのです!それに海戦を交える程の戦力は我が太平洋艦隊には微塵たりとも有りません!それどころか本土防衛すらままならない戦力ですよ!?」

ルーズベルト「各造船所はどうなっているのかね?」

「率直に申し上げますと、向こう1~2年程は完全量産は不可能です、この遅れはどう頑張っても一番早い方です」

チャール「あの、大統領閣下」

ルーズベルト「すまない、どうしたのかね?」

チャール「実は我が陸軍が列車砲を数両鹵獲したのですが、本土防衛にはそちらを使われてはどうでしょうか?」

ミニッツ「列車砲?・・・・・まさか列車砲ドーラか!?」

チャール「そうです」

ルーズベルト「欲しいは欲しいが輸送方法が・・・な」

チャール「確かにそうですが・・・こちらでドーラを分解して詳細図面をそちらに送るという形はどうでしょうか?」

ルーズベルト「出来ればそちらでお願いしたいな、いや、我が方の技術班をそちらに送ろう、空輸で」

チャール「分かりました」

ミニッツ「さて、本題に入りますかね」

ミニッツ「チャール提督、そちらの戦力はどれ程でしょうか?」

チャール「戦艦キング・ジョージ5世を旗艦とした東洋艦隊は戦艦5、巡洋戦艦3、駆逐艦や潜水艦は本土防衛の為、随伴出来ませんでした、空母は2隻、アークロイヤルとヴィクトリアスが参加します」

ミニッツ「護衛の駆逐艦がいないのはアレですがこれはまた豪華な・・・(この戦力でも勝てないなこりゃ)」

チャール「東洋艦隊がいる限り、日本海軍に負けはしません!断言します」

ミニッツ「何とも頼もしい(あっ、フラグ建てたな、やっぱりコイツ駄目だ、今回の東洋艦隊はハズレだな)」

チャール「私個人の考えでありますが、日本海軍はそんなに強いのですか?話を聞く限りは強いイメージは有りますが」

「ジャップは強いなんてもんじゃない!悪魔だ」

ミニッツ「レッグ君」

レッグ「奴らはいとも容易く戦闘機爆撃機を次々に落としていき、空母をロケットで沈めた、そして奴らは報告書の通り我が方でも開発中のジェット機を戦線導入しているんだ!」

チャール「本当ですか?」

ミニッツ・ルーズベルト「「間違いない」」

ミニッツ「各艦隊からも同様の報告が上がってます」

マッカーサー「その写真は撮る事が出来なかった、中々飛ばなかったものでな」

ミニッツ「しかし日本海軍の空母とは思わせないものだ、この空母は我が方の空母に少なからず似ていますな、所々は角張っているが」

ルーズベルト「ジェット機を出されてはこちらは手も足も出ない戦況に立たされるだろう・・・今回は戦艦編成で挑むしかないだろう」

ミニッツ「だから現状戦力で日本海軍には太刀打ち出来ませんって言ってるでしょうが」

ルーズベルト「アイオワ級戦艦4隻の竣工就役まで後1ヶ月を切っている、アイオワ級戦艦就役竣工を待って9月に戦いを挑もう」

チャール「(1ヶ月も何もせずここで過ごすのか、それまでの間は本土防衛に回る事が出来たのに)」

ミニッツ「・・・分かりました」

その後も会議は進み、アイオワ級戦艦の就役を待ってから日本海軍を叩く事となった。

ーー

裕也「山本さん、お待たせしました」

山本「いや、そんなに待ってはいないよ」

裕也「ご用件は?」

山本「実は巡洋艦の主砲に関してだが、実は・・・

裕也「成る程、我が艦隊所属イージス艦搭載の高性能速射装置を作りたい、ですか・・・これはなんとも難しい・・・」

山本「装置を作るのはそんなに難しいのかね?」

裕也「現状の艦艇に関しては、我が聯合旭日艦隊が創設された際に、艦艇の大型改修工事で今までの装置を取り払って新型を搭載しているので、新型に関しては良く分からないのです・・・設計図自体は本土に置いてきてしまっているので・・・あればなんとかなるかも知れませんが」

山本「うぅむ・・・」

裕也「それに高性能コンピューターが無いと速射砲は意味を成しませんよ、主機関も、機関始動直後から安定した出力を発揮する軽油仕様のガスタービン機関でないとダメです、蒸気タービン機関も有りましたが、それはもう出力が不足の上に燃費が悪いので廃止されてます、その蒸気タービンも今の時代の様な蒸気タービンとは全く違いますからね」

山本「どれぐらい出力があるのかい?」

裕也「蒸気タービンは大体7万馬力で主機関出力は大体15万馬力です、ひゅうが型護衛艦は18万馬力、いずも型となりますと20万馬力です、紀伊型が25万馬力、二代目長門型は紀伊型と同じ機関を搭載しているので馬力は変わりませんし、発電力も大和型の2倍はあるかと」

山本「大和と同様の出力で2倍の電力を発揮するのか・・・」

裕也「逆に大和型の機関出力が小さ過ぎるのですよ、あんな図体しておいて15~6万馬力は非力です、米戦艦アイオワ級でも約5万トン位の排水量を持って機関出力22万辺りですよ」

山本「うぅむ、上に機関の打診もしておくか・・・」

裕也「あっ、そうだ、うちの整備員何人か送りましょうか?もしかすればその主砲に合った対応をしてくれるでしょう」

山本「ありがたい、是非ともお願いしたい」

裕也「分かりました、明日にでもそちらに手配しましょう、因みに巡洋艦は何を手掛けるんです?」

山本「重巡洋艦の高雄と妙高を」

裕也「成る程」

 

その後、高和や隆正が何からナニまで手掛けて生まれ変わった重巡高雄、重巡妙高は復帰直後から、各戦闘海域において凄まじい戦果を挙げ、連合国海上戦闘部隊を震え上がらせた。(実際は震え上がらせた所じゃないけど)

帝國海軍の大本営もこれには恐怖を覚えた、只の重巡に過ぎなかった高雄や妙高が、聯合旭日艦隊の整備員の手に掛かるだけで日米開戦時同様の戦果を挙げ、敵航空機の大編隊や戦艦部隊、潜水艦部隊などお構い無く、一隻残さず叩き潰す。

そして連合国側から悪魔として恐れられるのだから。

戦艦大和建造に関わった技師の牧野茂と造船の神と言われる平賀譲も断言した「「自分達の努力の結晶である大和でも今の状態では一方的無惨に沈められる」」と。

紀伊型と二代目長門型にも声を挙げた。

牧野「是非とも紀伊型を一目入れたい」

平賀「あの艦こそ私が関わった中で一番衝撃を受けた」

 

連合国の証言では・・・

「Japの重巡は寸分の狂い無く艦の艦橋部に命中させ、煙突、兵装を次々と破壊していった、有り得ない程の射程距離と射撃速度と砲撃威力に命中精度だった、あんな早く20~6センチ砲が飛んで来て見ろ、恐怖以外に何も芽生えない、戦艦や潜水艦とてあの2隻に太刀打ち出来なかったんだ」

「旧式戦艦とて、35センチ砲搭載の主砲弾があの重巡に命中しても何事も無かったかの様に、日本海軍の高威力の魚雷に威力の高い主砲弾をバカスカと撃ち込んで来るんだ、もう手の打ち様が無かった、戦艦に重巡が一方的に叩き込んで勝つなんて想像無かった、あの出来事は死ぬまで忘れないだろうな」

「あの2隻に攻撃を行った潜水艦は一隻も帰って来ていない、爆雷装備の重巡なんて初めてだぞ、あの2隻に留まらず、Japの重巡が来たら尻尾巻いて撤退を始めるしかなかった。

撤退しても次々に僚艦が沈められていく、次は自分の乗る艦が沈められるのではないかというあの恐怖の下の撤退はもう二度と味わいたくないものだ」

「戦艦より強い重巡ってなんなの?」

「戦艦でさえ日本海軍は各国海軍を押し退けて強いのに巡洋艦までもが強くなったら連合国に勝ち目ゼロ」

 

この2隻は、帝國海軍の乗組員乗船希望第一位(重巡部門)にも挙がった。

乗艦しているだけで羨まれる始末。

日米の戦闘で、日本の戦果100%のうち20%は2隻によるものとなった。

終戦後、同型艦は次々に退役して行く中、特に高雄と妙高2隻の退役を海軍部は容認せず、近代改装を優先的に受け、その後も日本の海を守っていった。

裕也達とは別世界の日本で、終戦から80年近くたった今でも、高雄と妙高の2隻は平和ながらも国民の感激や声援などの声を受けつつ、天皇が出席する観艦式に参列する。

 




〆はテキトーでごめんちゃい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第29話 西住 流次期家元 西住まほの思い

まぁ・・・ごゆっくり。


第63回全国戦車道大会で黒森峰女学院代表で、惜しくも、妹である みほの大洗学園に負けてしまった西住まほだ。

私は西住流の次期家元になる者として、日々何事にも努力は欠かさなかった。

 

 

思えばあの時、あの言葉を佐々木さんから聞かされて以降、何をしても気が晴れなかった。

裕也が戦死したという言葉を聞くまでは・・・。

 

裕也達との出会いは高校の戦車道の交流で、あの時を時より懐かしむ事が、裕也達の戦死を聞いたその後から良くある。

私達戦乙女は戦車、裕也達は例外に戦車と、戦男児の戦闘機を使用する。

戦車道は女の嗜みである為「男の出る幕はこの戦車道には無い、大人しく引っ込んでいろ」と裕也達と模擬戦を行う前まではそうだった。

だが一戦交えればどうだ?試合開始から50分経っただろうか、15両居た味方車両が気付けば私とエリカの2両、相手は1両とて欠けていない。

こっちは実弾を使用し、安全を考慮した特殊カーボンが装備されている、裕也達の戦車はどうだ?

搭乗員を守る特殊カーボンなんて装備せず、演習弾を使用するというなんとも異常なハンデだった、それでもここまで追い詰められた。

しかし、使用する戦車が私と副隊長の逸見エリカがティーガー2、裕也と大介が19式(正式名10式改90型特殊戦車、10式と90式を混ぜた戦車、見た目は90式、性能は10式である為、裕也達は「19式」と呼ぶ、自衛隊には存在しないもので、世界で2両だけの特別な戦車)圭一が90式改、拓也も90式改という、自衛隊現役主力戦車であったが、数は4両、そしてこっちは15両、数の暴力で勝てると相手を舐めていたあの時の自分を今でも攻めたい。

西住流の教訓みたいなものでもある「撃てば必中、守りは固く、進む姿に乱れなし、鉄の掟、鋼の心、それが西住流」がまるで意味を成さなかった。

次々と味方がやられていく中でひたすら恐怖を覚えた。

挨拶時にこちらは遠回しに嫌みを言いつつも笑顔で挨拶してくれたあの男がここまで豹変する等、誰にも想像に付かない、きっと頭に来ていたのだろうと思った。

 

そして彼らを悪魔に思えてきてしまった、お母様よりも恐ろしく、私やみほ より優れた指揮能力とも感じた。

その時に何かしら敗北・殺されるという言葉が心の中に出てきた。

そしてエリカが向こうの副隊長車にやられた、残るは私の乗るフラッグ車のみ、エリカがやられた時、その時既に私は3両の敵戦車に包囲されていた。

お母様や戦車に乗ると人格が変わるみほでも、ここまで追い詰められればどうにも出来ないだろう。

そして裕也がキューポラから上半身を乗り出して放った言葉がある。

 

裕也「撃てば必中、守りは固く、進む姿に乱れなし、鉄の掟、鋼の心、それが西住流・・・か、ハハハハハハッ!いやぁ、笑わせてくれるねぇ・・・下手すれば島田流より下かもな、火力に置いては別として、隊長の指示無くば動けない木偶の坊達引き連れて楽しいか?ん?それぞれの判断でせめて動いて俺達を楽しませてくれるかと思えば無駄に時間を取られただけだった、隊長の西住さんだっけ?お前さんは確かに良い腕を持つ隊長格なのは俺も認めよう、だけどたかがこの程度の数を倒す事が出来ない今回のお前さんの指揮にはガッカリだ、まぁそういう訳だ・・・全車‼️撃ぇぇぇ‼️!!!!」

 

その時私は、回避の言葉が口に出なかった。

殲滅戦で私は基本的に負けた事は無かった、でも私は負けた。

これは黒森峰の他にも、プラウダ・サンダース・アンツィオ・聖グロ・BC自由学園や、世界大会選手権所属の大学選抜も同様に裕也達と一戦交えるが、裕也達の前に破れ去る。

 

あの言葉とあの一斉集中砲火は、私自身、戦車に乗り初めて初めての恐怖でもあった上に、西住流としての意地と言えば良いのか、何かをズタズタにされてしまった。

エリカはエリカで、試合後に自分の弱さに嘆いていた、だけど向こうの副隊長(大介)がエリカを慰めていた。

私は隊長、皆の前で泣く訳にはいかない、私は手洗いに行くと行ってその場(選手専用テント)を離れた。

離れて一人になれたと感じたとたんに涙が止まらなくなった。

自分の弱さにか、相手への恐怖へか、もう分からなかった。私はその恐怖の相手である裕也に慰められた。

 

裕也「すまん、流石にあれはちょっと大人げなかったな、なんか甘いもんでも奢っちゃるけ泣き止まんね」(--、)ヾ(^^ )ヨシヨシ

その後からも時よりは連絡を取り合って、それなりの距離を保った。

みほも彼の事を気に入り、時々だがボコミュージアムに引っ張って行った。

大体、裕也のその時の顔は「あぁ・・・またか、もう勘弁して」という様な、もう嫌だと、飽きたと顔で示す位だった。

口には一切出さなかったが。

家にも時々だが遊びに来た、お母様は彼の家柄をあまり良く思っていなかった様子だった。

それもそうだ、西住流の敵である島田流と縁があるから。

そして彼らは旧式戦闘機を使用した男の武道である「空戦道」に身を置く。

彼自身は戦車道を行う際、流派が島田流ではない、独自の戦術を用いて戦う、特に単独での戦闘が一番強い、アクロバティックに戦車を華麗に操り、自分目掛けて放たれた砲弾を最小限の動きで回避し、寸分の狂い無く靭帯、エンジンを狙い、無力化を行う。

断崖絶壁だろうと、下が地面であり敵が居れば、迷い無くアクセル全開で飛び降り、空中で砲撃を行い、砲撃の反動を利用してバランスを取りつつ着地のショックを最小限に抑え、敵へ肉薄する。

これは裕也だけに留まらず、大介も圭一も拓也も皆が出来る技、私達には絶対に出来ない神技を行い戦闘を行う。

空戦道も同じで、機体にパイロットを守る為に使われる特殊カーボンを施さず、全国や世界大会に出場している。

完全無傷で圧勝できる試合もあれば、主翼に被弾しつつも勝ちを得る試合もある、彼らは良く言う言葉がある。

「カーボンを施して上がる奴は臆病で意思の弱い雑魚、逆に施さずして死を覚悟し挑む奴こそ大和魂を持つ男の貫禄」

西住流も、勝利の為には犠牲は厭わないと、人の事は言えたものじゃないけど、これは明らかに危険だ。

これは生では見れなかった為、映像で見たが、お母様も驚愕の顔をしていた。

お母様とみほと一緒に見た映像は、陸上自衛隊の戦車部隊と演習を行ってるもので、主力戦車同士の対決であった。

勝負内容は殲滅戦。

やはり軍隊相手には勝ち目の無い学生達、残るは裕也達だけ。味方がやられていく報告を聞きつつ、隊長の裕也が不適の笑みを浮かべる、これは自分達が圧倒的不利な状況に陥った際に見せるらしく(大介曰く)裕也は大体この時が一番の楽しみ、と見る限りは感じる。

何より味方に気を配る必要が無くなり、慢心している敵を殲滅さえすれば良いという感情を表に出し、映像の終盤に入ると自衛隊側の車両に多数の白旗が上げられているのが見受けられた。

裕也達も多少の損傷を抱えるも、自衛隊残存車両と比べると火を見るよりも明らかに損傷が浅い。

やはり最後はキューポラから身を乗り出し、味方残存車両に、最後の1両である陸上自衛隊所属蝶野1尉が搭乗するフラッグ車に一斉砲火を浴びせる。

蝶野さんは断言した。

 

蝶野「ごめん・・・思い出させないで頂戴、あれトラウマものなの・・・あの時の裕也君の顔は私の指導担当だった教官の激怒時よりも恐ろしかったわ・・・裕也君の笑みを見ててMに目覚めかけた隊員も居たけどね」

 

みほもこれ以上は無理と目を逸らした、私も薄々と感じては居たが、彼のこの一面を知った、知ってはいけないパンドラの箱を開けてしまった様だった・・・。

 

第62回全国戦車道大会で黒森峰の敗退という大失態を犯してしまい、みほ が黒森峰から去ってしまった。

戦車道を再開した大洗に転校して、戦車道を再開した時も、妹の事を心配してくれて、私が姉として妹の元に行きたくても行けないので、代わりに様子を見に行ってくれたりした。

(大洗の名物だというアンコウ鍋食いに行っただけでついでにみほに顔合わせしてきた)

私の事も大会の事があってか心配してくれて、学校と戦車道が休みの日は、良く一緒に居てくれた。

裕也は私達姉妹のかけがえのない存在であった。

そのみほも、裕也達が戦死した事を耳に入れ、子供の頃から大好きであったボコを放棄しだした、裕也がプレゼントした以外のボコを。

どんなにボロボロであったボコでも絶対に捨てる事が無かったあのみほ がボコを捨てているのだ、正直鳥肌が立った。

エリカにも話したら、少しばかり肩を震わせた。

ボコに向けていた、ストレスならぬものを私達に矛先が向かうのでは無いかという恐怖にエリカは震えたのだろう。

エリカは今のもそうだが何よりも、大介が裕也と戦死した事も聞いている。

最初はエリカが心配だったが、時間が経つにつれ、落ち着きを取り戻していった。

生前の裕也と良く、大介&エリカカップルをおちょくったりもした、大介は少々顔を逸らした、エリカは顔真っ赤にして下を向く、満更じゃなかった様だが。

とにかくそれ程に仲が良かった。

エリカからの猛アプローチだったらしく、大介からも本当はエリカにアプローチかけようとすれば、あら不思議、両思いだったとの事だ。

事はトントン拍子に進み、大介が男気を見せて指輪は用意していなかったが、口で直接プロポーズした。

後は大介を除いた皆がサプライズを仕掛けて「末永くお幸せに!」「p.s.リア充爆発しろ!」←彼女いない奴からの要望

と書かれたものを用意していた。

キスより先は結局していないそうだ。

致しそうではあったが、エリカが大介の大っきなモノを見て鼻血垂らして興奮して気絶してしまったので最後までは出来なかったらしい。←大介は生殺し。

キスより先と言えば・・・夫婦の営み・・・///←直球

お母様がこの間帰省したお父様と致していた、凄かった。

確か保健の授業で、男性がその行為をしていないのを童貞?と言ってたので裕也に後先考えずに聞いてみた。

 

裕也「あ~・・・もう童貞じゃないし、経験あるよ{自主規制}や{見せられないよ‼️}や{ピー!}{チョメチョメ}{生{規制}}や{ハメハメ}後はSMプレイも まほ「もういい、もういいから・・・///」そうか、分かった(この反応は処女だな)」

今振り返れば聞いた私が馬鹿だった。

仮に裕也と、エリカ達みたいな関係になれたらそんな事もするんだな・・・///

 

私は彼が好きだった、ついこの間までの私なら躊躇っていたが、覚悟を決めて、彼に言った。

まほ「裕也、好きだ、付き合ってくれないか?」

覚悟はしているが、もし断られたらどうしようと、流派にならい、撃てば必中(裕也にロックオン)なのだが・・・。

裕也「・・・まほみたいは良い女にそこまで言われちゃ断る理由はないな、良いよ、喜んで」

その言葉を聞いたその日は受かれてしまって授業内容をマトモに聞かなかった位に嬉しくて眠れなかった。

その後、晴れて恋人同士になれた。

裕也と一緒に居れた時間は幸せであった。

だけど高校を卒業する前に突然と私の前から姿を消した。

何故か分からなかった、一番仲の良い大介に聞いた。

・・・お母様に直接制裁を受けた挙げ句、戦車の的にされた?

的の破片で脈を切って死にかけた?

・・・そうか、裕也は確かに良い判断をしたと思う、お母様は最悪の場合、殺す事も厭わないから。

大介でさえも裕也が今どこに居るのか分からない状態だという、電話は繋がったけど、場所は明かしてくれない。

西住流のスポンサーも渚家が大半を占めていた。

先の件で渚家がスポンサーを辞め、西住流に対する投資額が半分以下に落ち、規模も大幅に縮小した。

渚家のトップである裕也の父が、西住流への全面投資を凍結、戦車道連盟にも投資を全面停止した。

西住流が戦車道連盟の実権を握っているのも同然であるからしての資金全面凍結という手段を取ったのだ。

 

島田流は本件とは関係が無いので投資凍結は無い、が、戦車道連盟への資金凍結を行った為、今後の活動に支障が生じる事を事前に踏まえ島田流へ、特に大学選抜達へ不便な事が生じない様に最大限のバックアップを行う事を確約した。

更に、西住流に投資していた額の一部を島田流へ。

だが、島田流家元の島田千代は、自分の所の流派への投資額増加の喜びを現さず、息子の様に可愛がっており、自身の娘である愛里寿の兄でもある裕也に、そこまで制裁をする必要があるのかと若干どころか、完全にお母様に向けて怒り心頭であった。

家元の娘である島田愛里寿も、私のお母様に殺意の目を向ける。

裕也のお母さんは、自分の息子を酷い目に合わせた事に苛立ちを覚えるが、旦那がそこそこ高い酒をあげたら母親は態度を変えて酒に飛び付いた、最初の威勢は何処へ?

お義父さん曰く、一度おかしくなったら止められないので、事前に物で釣っておくのが最善らしい。

裕也の父親に至っては、可愛い自分の息子に、たかが交際の否定を拒否された程度で人を殺す必要があるのかと、今にもお母様を殺しに行く勢いがあった。

彼の祖父母も可愛い自慢の孫を傷物にされた事で、歳を取った者とは思えない殺気を見せつけられた。

そもそも、渚家に勝てるのか?いや、無理だ。

渚家は極道一家で、九州全体の極道を纏める程の力を持つ。

日本の裏政治にも関わる上に、親戚に世界中を飛び回る殺し屋も居り、自衛隊のトップにも睨まれている。

西住家にも裏はある、だけど渚家と比べれば赤子同然。

お母様はその事を知らない、知らず知らずに渚家の人間を傷付けたのだ、親戚の殺し屋にお母様を暗殺されてもこちらは文句は言えないし、私は言わない。

自分の彼氏を殺されかけたのだ。

事情を知った みほ もこの事はやり過ぎだとお母様を罵った。

もし渚家に襲われれば、こちらは何一つ手の上げよう無く殺られてしまうだろう。

 

極力暗殺という手段を避けたいが為に、西住流を締め上げる一つとして、渚家は西住流への資金投資を停めた。

 

付き合っていた時に、裕也から西住流への資金投資の主であるお父さんを紹介され、裕也のお父さんが良い人だったのでよかったのを覚えている。

早く子供作って、可愛いであろう孫を見せてくれと、お義父さん、私達はまだ学生です!早いです///

しかし裕也のお母さんには会わせてくれなかった。

どうやらお母さんと裕也は仲がそこまで良くなく、ここ数年はマトモに口を聞いてない、ガラケーからスマホに変わっては一度も電話もした事ないと。

しかし夫婦関係は悪く感じないと裕也から聞いた。

私もお父様が基本的にいないから似た様なものだが。

話を戻そう。

 

お母様は本当にお許しになっていなかった、島田流とそこそこ仲の良い裕也との交際は許さないとの事。

それをこっそりと付き合っていた。

そもそも渚家の人間を何故か嫌っている。

戦車道としての島田流との関わりでなく、お隣さん同士様な関係である島田流と関わる裕也との交際に何が悪いのか分からない。←島田流のスポンサーやってるのを知らない。

私は一言もお母様には言っていない、みほにも教えていない(し、教えたら奪われそうだ)から知らない筈、ならばどうやって?

 

お母様には言っていない、お母様は頑なに彼を否定する。

彼は次期家元としての私でなく、「私」を見てくれた。

誰もが次期家元として期待の目で見てくる事に私は嫌気が差していた。

長女として、西住流を継がなければならない事は分かっている。

お母様は私の夫に相応しい者を選別し、時々お見合いの写真を持って来られるが、見ずに返すか、ゴミとして捨てているだけ、紙やインクの無駄遣いも良い所。

私の中には、彼しかいなかった。

裕也と一緒に居れるなら西住流を切り捨てる覚悟も持ち合わせていた、それ程までに裕也が好きだったから。

 

裕也が姿を消して2年後、その間に留学先のドイツから帰国した。

再開出来たのは嬉しかった、が、また最悪だった。

裕也に彼女が出来ていた・・・みほでも無くば赤星でもない、初めての奴。

名前を磯鷲早矢といった、磯鷲と言えば体術武道で一番大きい流派であったのは覚えている。

そこの長女と裕也の関係を聞かせてもらった。

出会いは、パトカーの故障で困っていた時に裕也から声を掛けられ、その後、仕事先が運良く一緒で再会、一緒に仕事をしていくうちに裕也の優しい性格に惚れ、早矢からアタックしたらしい。

私と同じ感じか。

裕也はいつ警察学校行ったんだ?

その歳で警部補になれるのか?←多分、昇進試験受ければ

賄賂?←違います 即答

裕也は女誑しなのか?

どれだけ女に惚れさせれば気が済むんだ?

裕也「女誑しじゃねーし、別にハーレムなんて目指してねぇよ、それ考えるのはそこに居る馬鹿だよ」

圭一「男達が叶えたくても叶わぬ夢だ」ノンケ

大介「俺はエリカ一筋だけだ、浮気なんぞ糞食らえ」エリカLOVE

拓也「ノーコメントで」詳細不明

 

まぁ、裕也がタラシじゃなかっただけでも良しとしよう。

私は裕也が好きなのは変わらない。

私は諦めないぞ、と早矢に伝えた。

早矢「フフフッ・・・そうですか、私も負けませんよ」ニコニコ

その早矢は裕也が戦死した事はまだ知らない筈、この事は向こうが気付くまで黙っておこう・・・。

裕也も早矢の悲しむ顔は見たくないだろうから。

それがあの時、裕也を傷付けた罪滅ぼしになる事を願って。




西住流好きな方はごめんなさい、ガルパンは少しYouTubeで見た位です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30話 大日本帝國海軍 大和型戦艦 二番艦 武蔵 就役

ラーメン食べるか・・・


1942年8月10日

史実よりも5日遅く、大和型戦艦の二番艦武蔵が就役した。

 

裕也「大和型が増えるのは心強いな」

大介「確かに、世界最大の戦艦として名高い大和型の二番艦ですからね」

圭一「イエェェェェェェイ!大和型が増えるおっ(・ω・)」

拓也「何で語尾に「お」付けるの?キモいんだけど?」

裕也「しかし次は信濃か・・・空母だけど」スルー

圭一「戦艦信濃は想像がつかないがな」受けなかったので止めた

山本「いや、信濃は戦艦としての就役案が出ているよ」

「「「「山本さん!?いつの間に!?」」」」

宇垣「私達も」

黒島「お忘れなく」

裕也「山本さんコンビ」

山本「三番艦は起工式は終わって既に着工しているよ」

宇垣「そこで」

黒島「一つお願いが」

大介「お願い?」

山本「資材と資金はこちらで持つから武蔵の近代化をしてほしくてね」

圭一「なーるほど、阿部さん達貸してって事ですか?」

宇垣「そうです」

裕也「大丈夫ですよ、カチッ、阿部さんブラザーズ、至急作戦室まで来てねぇ、高和さん~、後で圭一ヤっていいからすぐに来てね~」

圭一「俺を売るな裕也!」

~10分後~

高和「お・ま・た・せ」

大介「待ちくたびれた」

隆正「遅れてしまい申し訳ありません、長官」

裕也「いや、謝らんでくれ、仕事中に呼んだのは俺だから」

隆正「ご用件は一体何ですか?」

大介「大和型戦艦の武蔵が就役した」

裕也「呼び出した理由は分かるな?」

高和「・・・分かった、武蔵は本日より2ヶ月預からせてもらおう」

隆正「世界最強最大と私達の世界で言わせ占めている日本海軍の象徴、超々弩級大和型戦艦に恥じぬ戦艦に仕上げる事を約束しましょう」

山本「ありがたい、是非とも宜しくお願いしたい」

裕也「ただし、次の海戦までには間に合うかどうかは分かりませんが」

大介「その代わり、本艦隊の持てる力を余す所無く発揮して殲滅にご覧入れましょう」

高和と隆正達は前から、聯合旭日艦隊の所属艦艇に装備されている高性能機関銃を聯合艦隊所属艦艇に搭載する話があったものの、技術の差と言う壁があった為に進まなかったが、既に高性能機関銃(CIWS)をある程度、本体をオーバーホールし、図面を作成。

護衛艦よりも性能が(裕也達から見ればゴミ以下の)低い電探を搭載する艦艇に搭載出来る様にCIWS本体の性能を落とした機関銃を開発、今回は試験運用として、戦艦武蔵に搭載される事が決まった。

毎分4000発の連続射撃能力を誇るCIWSを載せる事は出来なくとも、初歩的な物を今回は開発出来た為、裕也達は一応満足している。

これは米内大臣からも「聯合旭日艦隊がしてくれると言うなら絶対にしてもらえ」との事。

まだ試験段階の為、どこまで使えるかが疑問である。

特に46サンチ砲の威力は絶大な為、爆風で使用不能にならない様に更なる改良を要した。

この日から10日後に試作品一号は完成、武蔵はこの時、聯合艦隊に編入され、トラック島に回航されていた為、高和達は本土に直接赴く事無くスムーズに作業を開始した。

戦闘力を上げるも優先であるが、裕也達は何よりも、燃費・兵達の居住区の悪さに頭を悩ませていた。

居住区が良くなければ兵達の士気にも関わる。

燃費が悪ければ戦闘中に燃料が底をつき、沈められる事だってありえる。

特に現状の日本の造船能力は現アメリカの10分の1、艦歳30年を過ぎていたとしても日本にとっては大変貴重な戦力なのだ。

第一次世界対戦前に建造された旧式に近い「金剛型戦艦」も現役だし。

そこで、主機関にも手を出し始めた。

手始めに、金剛型戦艦一番艦の金剛を試験運用に採用、これにより聯合艦隊の戦力は一時的に下がるものの、その後で更なる、未来の戦力を得る事が出来るのだ。

こんな美味しい事は現状の日本海軍にとっては喉から手が出る以上に、人間の穴と言う穴から手が出る程に欲しいもの。

普段は真面目な米内や山本達は現在、童心に帰っている始末。

 

戦艦金剛が機関改装に抜擢されるは良かったものの、ここで一つ問題が発生した。

機関室の場所が足りない、紀伊型・二代目長門型に搭載されている主機関の5式ガスタービン程の大きさのタービンが搭載出来ないのだ。

代わりにではあるが、5式と比べると出力は落ちているものの、機関自体はコンパクトに小さく、金剛程度の小さい艦艇ではジャジャ馬の4式ガスタービン擬きを搭載した(4式を元に改良した物)。

重油から軽油へ変わり、デジタル式で起動する4式ガスタービンをアナログ式に改造した。

やはり機関始動はデジタル式の速度には勝てない。

出力も若干誤差が出ている。

しかし数値は機関換装前が10万馬力、機関換装後の出力が16万馬力へ上がり、速力も37ノットという聯合艦隊所属の駆逐艦と張り合える最大速力と航続力を得られ、金剛型戦艦は全艦が同じ改装を受け、聯合艦隊が新たに編成した高速機動部隊へ編入された。

ついでに主砲も改造しようぜ!ととある隆正の部下が発案し、金剛型が竣工時からずっと変わらなかった35.6サンチ砲が41サンチ砲へと大改造された。

砲撃戦能力では、ビッグ7に入る長門型と互角に渡り合える程に上がった。

長門型も是非頼むと言われたが、裕也が「長門型は世界初の41サンチ砲を搭載した艦、出来れば原型を留めておきたいのです、41サンチ砲を搭載出来たのは長門型があってこそな感じで」

代わりに、装填速度を比較的に上げる事と、速力増加を挙げ、自動装填装置と金剛型に搭載された4式ガスタービン改を長門型に搭載、最大速力36ノットを叩き出し、主砲一門につき毎分3発は保証された。

 

大和型に至っては、先に武蔵から改装が始まり、その後に大和と言う順序に段取りが組まれた。

高和は言う、仕事があるのは良いが、良い男が一人も居ない、休みがない、良い男が一人も居ない(こ↑こ↓重要)

これは生殺しだ、との事。

隆正に至っては「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!」

と言う。

下北沢に生息していた過去の偉人、野獣の名言が出る程に疲れが出ている。

田所「呼んだ?」過去の偉人

呼んでません。

お前は薬を作ってろ、栄養剤をな。

但し!睡眠薬は入れるなよ?

田所「ナニヲイッテルノカワカラナイヨー、イレナイヨ、イレルワケナイジャナイカー」

コイツ入れる気だったな!?

睡眠薬混入して眠らせて男の穴にナニをも入れるつもりだったな!?

まぁいい、その事は後回しだ。

それは終戦後にしろ、この世界のどこかにお前の敬愛するGO居るだろうし。

結局は、聯合艦隊の主力艦全部の機関換装が決定した。

終わるのいつになるか分からんけど。

この事は伝えた。

高和達の絶望の顔を見て笑いを堪える圭一!

高和と隆正達は一致団結して逃げる事にした!

しかしそれを逃がさずと追う裕也と大介。

拓也はそれを眺めつつお茶を啜る。

しかしかなりの猫舌である拓也、啜る真似をするだけ。

高和「良い男が居ない場所で仕事なぞやってられるかぁぁぁぁ!」

隆正「長官許して下さい何でもしますから‼️」

裕也「ん!?今何でもするって言ったよね!?」

隆正「あっ!?しまっ!?」

大介「ならば仕事せぇぇぇぇ!」

「「「「「「「「「「「嫌だぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」」」」」」」

三浦「おっそうだな」

 

結局は捕まり、仕事をするはめになった。

高和「長官め・・・絶対にイかせてやる」

隆正「止めとけって兄貴、一度殺されかけたの忘れたのか?」

 

YouTubeとかじゃ兄貴をイかせたいのポジションだが、この小説では、兄貴が弟をイかせたいの世界なのだ、同性あべこべ、みたいな感じ?違う、あっー!べこべ♂ね。

つまんない?ほっとけ。

 

高和「田所の締まりが悪くなってな、最近気持ち良くイけないんだよ」

田所「呼んだ?」ヌッ

隆正「兄貴がお前の締まりが悪いっちよ」

田所「酷い!」

高和「お前だってオォン!アォン!しか基本言わねぇじゃん、それかヌウンッ!ヘッ!ヘッ!以下略 位だろ」

隆正「イク!イク!ンアッー!(≧Д≦.)も忘れてるぞ兄貴」

田所「それはそうだけど・・・それはそうとアイスティー入れてきたんだけど、飲む?」

スッ

隆正「あぁ・・・あんがと(ん?アイスティー?・・・コップに所々付いているこの粉は・・・ハッ!)悪ぃ、ちょっと長官の所行ってくる、先飲んでてくれ」

高和「そうか」

田所「はいよ~(チッ!勘づいたか)」

 

高和はグビグビとアイスティーを飲む。

田所の口がニヤける。

田所「」ニヤァ

高和「旨かった、また・・たの・・む」

ドサッ!

そう、コイツは速効性の睡眠薬を調合しているのだ。

田所「じゃけん今からイきましょうねぇ~」ヌギヌギッ

三浦「おっ、そうだな」参戦

ブスッ! パンパンパン! アッー! ンアッー!イックー!キモチイダルルォ!?

この日の夜は、この世界入って初めての淫夢の聖夜ともなったという。

そして高和が初めて出す♂の雄叫びもトラック島に響き渡ったという。

 

裕也「喧しいなアイツら」

大介「ですね」




三浦再来
木村は次週。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編
番外編2 ある日の裕也の休日


取り合えずあべこべも行こうかと。


愛里寿の家に滞在して7日、流石に盆までは駄目だろうと思い千代さんに「そろそろ地元に帰ろうかと思います」と伝えたら愛里寿に凄い泣き付かれたのでもう少し滞在する事になった。

別に滞在するのは良いのだが、愛里寿が戦車道をしている時が一番暇なのだ。

群馬の峠に行こうと思っても時間的に夜ではないので無理、ハチロクの改造を施そうにも道具やパーツを持ってない、戦車道に関わってるにしても肝心の愛用戦車の19式が学校にお蔵入りしているので持って来させるにしても陸送費用は自腹だし、第一に学校が持って行って良いとか言わないだろう。

戦車整備の手伝いをしても対した時間潰しにもならないし、ふて寝しようにも普段から寝る気の無い俺は何もする事が無いんだよ、どうすればいいんだ?

圭一に電話?いや駄目だ、アイツ阿部さんに呼び出し食らってて未だに音信不通だったな、出てきたの阿部(兄)さんだし、おまけに浩二の声も聞こえた。

拓也?アイツ普段からスマホ手元に持たない事あるから着信掛けるだけ無駄だろう。

大介?うーん・・・確かに良いけどアイツデート中だろうし邪魔したくないしなぁ・・・。

どうしよ・・・詰んだわ。

千代さんの仕事でも手伝・・・無理か、俺頭悪いし、逆に千代さんの足を引っ張りかねん。

 

千代「手伝ってくれるの?助かるわ」

あら、良かったのか。

意外にも書類は簡単なもので、父がしている仕事の見積りや請求、確定申告等よりも楽だった。

これで後数時間は潰せる・・・(マ・クベ感)

必要書類は14時頃に終わり、結局暇を持て余してしまった、取り合えず千代さんの話し相手にでもなろう・・・。

と思えば千代さん戦車道連盟本部に出てったし、連れてって下さいよ暇なんですから、ボディーガード位ならしますよ。

え?西住流家元来てるの?前言撤回、行きたくないです。

あ^、兎に角暇で暇で仕方ない、YouTube見てても飽きてきたし仕方ない、群馬にあるチューニングショップにでも行きますか。

チューニングショップと言えど殆どが戦車道関連だから車のチューニングショップはほんの一握りなのだ、地元の方が群馬の10倍以上はあるだろうけどなんか良いものがないか見て回る事にした。

結論から言おう。

来て正解だったよ、うん、絶対入手が難しい絶版品が売ってる、オークションじゃウン十万を越える桜の弥生ホイールが売ってるし・・・え?この弥生ホイール、初期の鋳物製?はい、買います、買わせて下さいお願いします。

弥生のホイールで何よりも珍しいのは鋳物で作られた弥生のホイールなのだ、時よりオークションで出品されてる弥生のホイールは大体がアルミか鉄のどっちか。

(鋳物で作られた桜印の弥生ホイールは数量限定らしくプレミア付き以上の代物で、作者の家にも最初は4本あったものの、売ったりして2本だけが当時のタイヤを着けたまま飾られている、まだ誰にも売らない、)

その後見事に入手したホイールを積み込んでその他もパーツを買い漁る、いやぁ、良い所ですねぇ。

マフラーのトラスト、フジツボ等色々あって欲しいの一杯!これもう堪らねぇ。

 

ここで店長に声を掛けられた。

「GT-APEXの後期のレビンもついでにいかがかね?タダで良いから」

裕也「レビンですか・・・現車確認良いです?」

「こっち」

 

「これ」

裕也「後期の2ドアレビンか・・・ボンネット開けますね」

 

 

裕也「フルノーマルの115000㎞で所々の錆や腐食は無し、テールランプの割れは無し、足回りもほぼ手付かずでワタナベ装着、機関及びミッション共に良好、車検は切れてるけど内装も小綺麗でタダとは・・・何故売れなかったんです?」

 

「中々買い手が見付からなくて・・・場所も取るし、処分しようにもAE86型はプレミア付きですので処分の選択が出来なくてですね、居たは居たんですよ、買い手、だけど音信不通で、この際だから貴方にどうかなと」

裕也「ハチロク持ってるしな・・・3台、唯一持ってないのが2ドアのレビンだけだけど、なんかカッコ悪いんだよなぁ・・・」

裕也「まぁすいません現金で、今から銀行で下ろしてくるんで待っとって貰えます?買いますんで」

「毎度!」

取り合えず現金下ろしにその場を後にする。

 

 

現金下ろして来て35万程支払った後は陸送手配をしてもらい、この2ドアレビンが地元に来るのは九月頃になるだろう。

パーツ取りに使うのも勿体無さ過ぎる。

書類が無かったら間違いなくパーツ取りだ、陸運局での書類再発行は出来なかった筈だし。

取り合えず整備して車庫に放置しとくか。

 

だいぶ時間は経った、今日は何とか時間を潰せたが明日もこの様に潰せるとは思えない、あぁ、帰ろうかな・・・愛里寿連れてっても良いけど地元で何かあったら洒落にならんしな・・・。

圭一というロリコン野郎に近付けさせない為にもやはり連れて行くのは無理だな。

第一帰りも車だし、愛里寿は絶対疲れるだろうから。

次は まほの所にも行かなきゃならんのか・・・次は新幹線で行こう、車も良いけど向こうは向こうで何か傷つけられそうだし、特にティーガーとかに。

大洗で見たけど蝶野さんが低空降下で学園長の高級車を10式で踏み潰したの見ると流石に無理だわ、学園長の高級車ってアレ現行車だから修理とか大丈夫だろうけど俺のハチロクとかトラックは現行車じゃない旧車だ、修理にも限度はある。

まぁ、熊本行くのは良いけどまた みほにボコについてじっくり聞かされるのか・・・それは流石にもう嫌だ。

この際はっきり言おう、俺はボコはあんまり好まない、行くなら出来る限り一人で行ってくれ、愛里寿は心配なので一人で行かせる訳には行かないからついて行く。

同伴は姉の まほに頼んでくれ、俺はなんと言われようと行かん。

そうだ、明日は愛里寿は休みだ、どっかに連れて行こう。

季節は夏、海か?

・・・君達は群馬に海があると思っているのかい?無いんだよ、海は。

愛里寿の休みはバラバラだからウチの別荘擬きな所にも連れて行けそうにもないし、取り合えず千代さんに聞いてみる事にした。

千代「?別に良いわ、愛里寿ちゃんが羽伸ばし出来るなら」

裕也「そうでしたか」

千代「あっ、そうだわ、ちゃんと避妊はしてね?」

裕也「そうですね、避妊は・・・って、しませんよ!?」

千代「あら、愛里寿ちゃんは嫌いなの?」

裕也「嫌いではありません、好きですよ、異性としてでなく妹として、愛里寿を異性で見たら俺ロリコンですよ!?」

千代「愛に歳は関係無いわ」

裕也「そうでしょうけど俺が社会的に抹殺されるのでヤメテクダサイ」

千代「お付き合いは良いけど居るの?お相手は」

裕也「藪から棒に話変えましたね・・・居ますよ、西住まほって人が」

愛里寿「・・・」グスッ

えっ・・・愛里寿?何故ここに?何故泣くの?

愛里寿「奪われてしまえば奪い返す・・・」グスッ

泣きながら言うなよ・・・それに俺は愛里寿のじゃないし。

取り合えずハンカチで涙を拭き取る。

裕也「愛里寿、俺は確かに西住家の長女と交際をしてるのは否定しないよ、だけどそんなに長続きしないと考えてるから今は付き合ってるだけだよ、向こうの母親にメッチャ嫌な顔されてるのに」

千代「ならば別れる方が楽よ?」

裕也「それもそうでしょうけど別れようって気にはならないんですよね、何故か」

愛里寿「お兄様は私とのお付き合いは嫌なの・・・?」

裕也「嫌じゃないさ、だけども世間体から見ればどうしてもアウトなんだ・・・愛里寿の事は好きさ、一人の女性でなくどうしても妹として見るんだよ、幼さが故に、かな」

愛里寿「・・・・・・」

千代「愛里寿ちゃん、これから頑張れば良いじゃない、少なくとも後3年で結婚は出来るんだからそれまでに立派な女性になるのよ」

裕也「俺成人してますやん、というより高校生じゃないですか、おまけに成人してないと自分的に抵抗あるんですけど」

愛里寿「・・・お兄様」

裕也「ん?」

愛里寿「後7年待って下さい」

裕也「え」

愛里寿「それまでにお兄様の理想な女性になります」

裕也「(俺みたいな後先考えん奴よりも良い人と結婚してくれ頼むから)」

結局7年は経たなかったがその5年後、愛里寿はとんでもない爆弾発言をする。

その事はまだ誰も知らない。 

 

その後2日間滞在し、7月31日に地元に戻った。

7月の後半全部居た気がする。

8月15日の夜に千代さんと愛里寿が地元に来た、8月の31日まで滞在するらしい。

さてと、滞在中の間に地元の良い所、一杯教えてやりますかね。

※結局、熊本の側には行かなかった、まほから凄い電話で怒られた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編01 ある日の裕也の休日

他にも幾つか書こうかなと。
学生時代の裕也です。
裕也達は免許持ってます。


7月の夏休み

裕也は基本的に、明け方に寝ても必ず起きるのは朝の6時だが、する事が何も無ければ遅寝早起きの裕也でも二度寝や昼頃迄寝る事もある。

この日は特にやる事は無いが、単に目が覚めてしまって眠ろうにも寝れないので起きている。

時刻は朝の7時半。

裕也「・・・・・・(暇)」パラッ

取り敢えず新聞を捲る。

但し、掲載されている日付は数ヵ月前の新聞だけど。

その後も新聞を読み、朝の8時になった所で朝食を作る。

シンプルにご飯・焼き鮭・豆腐とワカメのネギ無し味噌汁・納豆という日本の代表的な朝食を作り、そして食す。

食べ終えた頃には時刻は9時半。

その後はのんびり録画をしていた月曜から○○○を見ながらゴロゴロと過ごす。

 

11時半

 

ピンポーンッ

来客現る。

 

裕也「ん?・・・おー、大介」

大介「うぃーっす、暇だから来たぞ」

裕也「車はいつもんとこ停めとるか?」

大介「勿論」

裕也「はいよ、開けるからちょいと待ってくれ」

 

ガチャッ

 

裕也「入ってくれ」

大介「お邪魔しまーすっ」

 

そして客間へ案内。

大介「相変わらずここ綺麗だよなホント」

裕也「特に客間は綺麗にしとかんと不潔って思われたくないからな、あっ、そうそう、良いやつ手に入ったぞ」

大介「どれ?」

裕也「見りゃあ分かる」

 

ガレージ

裕也は、大介に車の原動力ともなるエンジンをお披露目した、今じゃ手に入るか分からない代物であるが。

 

裕也「走行距離2万、コレと一緒にメーター付きの動作確認OKで税込15万のエンジン、お前鉄仮面に載ってるFJ20のエンジン探してたろ?知り合いに聞いてみたら見つけてくれてな、お前が要らんかったら俺が使うつもりで買ってるから、欲しかったら俺に払ってくれ、15万」

大介「あ~、2で15かぁ・・・」

裕也「ぶっちゃけ俺が欲しいぞこのエンジン」

大介「あれ壊したのか?」

裕也「いや、赤黒ツートンの他にガンメタ黒のツートン買ったからさ、でエンジン見ると同じのに取っ替えるのが安上がりだったんだよ。

旧車扱ってる知り合いに頼んでみたらコレあった訳よ、特にFJ20のエンジンは寿命短いからな、こんな低走行のエンジンなんて多分もう二度とお目にかかれないぞ」

大介「悩みどころだな、今金がすぐに用意出来んっちゃのぉ・・・5だったら今出せるけど・・・」

裕也「5か・・・10万手前まで走った同型なら5で良いぞ、因みに俺がオーバーホールしてメンテしたから燃費も少しはマシになったしポン付けでいけるぜ、部品は研磨して使える様にした」

大介「おー、マジか、なら5で頼むわ」スッ

裕也「毎度~、んじゃ早速やるか、今度トラック持って来い、今積んでるエンジン持ってけ」

大介「サンキュー」

裕也「その前に昼飯食いに行くか」

大介「おう」

 

午後12時キッカリ。

二人で食事に出掛け、帰ってくるまで2時間、午後2時半より大介のHR31スカイラインのエンジン載せ換えを始め、時間が経つ事午後6時半。

途中で拓也が参加。

圭一は阿部さんから呼び出し食らってるので不参加。

裕也「良し、かんせーい」

拓也「エンジンかけてみ」

大介「おk」

カチッ キュルルルルルルルルッ! ウォォン!

ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボッ←アイドリング

 

裕也「よーし・・・アイドリングは安定してるな」

拓也「達成感あるね~」

大介「ありがとナス!」

裕也「行こうぜ!」

「「イエーイ!」」

大介「どこ行く?」

裕也「地元(北九州)居る訳だし、久々に河内貯水地でも行くか?」

拓也「あそこか~、難しいんだよねぁ・・・あそこガンガン攻めるのって裕也と大介位じゃん」

大介「それもそうだけど殆どは一定の区間だけな」

裕也「東区・香月・小倉南区の合流する

y字の交差点を攻めるぞ、南側から下って東区へ繋がってる道のコーナーを120オーバーで攻めるのは俺くらいだろ」

拓也「あれ見てて冷や汗ものなんだけど」

大介「ストレートでどんだけ出てんだ?」

裕也「若松の響灘の4車線道路で180は越えたぞ、あそこスピードが出しやすいからな」

拓也「最近警察の鼠取りやオービスあるからゼロヨン出来ないんだよねアソコ」

大介「そして警察官に捕まるという何ともカオスな」

裕也「大丈夫だって、裏でボコボコにしてやれば大抵無かった事にしてくれっから」

拓也「バレれば暴行罪と威力業務妨害で逮捕ものじゃない?」

裕也「見つかっても振り切れば良いだけよ」

「「その発想は出なかったわ」」

裕也「俺のハチロクも大分良い感じに仕上がって来たしな」

大介「この前写真見せてもらったけど写真の時より殆ど変わってないよな、このハチロク」

裕也「変わったと言っても電飾類をLEDに変えた位だぞ。

後はエンジンバラして燃費向上させる様にしたりとか」

拓也「ハチロクはレビンもトレノもカッコいいよね」

「「だな」」

 

裕也はハチロク(トヨタ自動車)3台 AE86 前期3ドアGT-APEXカローラレビン、前期3ドアGT-APEX スプリンタートレノ、後期2ドアGT-APEX スプリンタートレノと他にも保有している、ただし名義が全て裕也ではなく、レビンと鉄仮面が裕也名義。

特に思い入れが有るのはレビン。

日産車も持つ。

ハコスカ、ケンメリ、DR30(鉄仮面)、HR31スカイライン、GT-R R32 V-SPECやワンボックスのセレナも持つ。

しょっちゅう裕也のもとに、特にハコスカやケンメリ、鉄仮面を買わせてくれとわざわざ青森や北海道から来る奴も居る。

特にハコスカの現在の市場価値は400万はザラと言ってもおかしくない、この中でもエンジンが焼けてるもある。

裕也の持つハコスカは改造はされてるものの、走行距離は今現存するどのハコスカよりも少ない、3万キロも走ってないのだ、時々走行会に出向く位なので、マニアから見れば新車に近いのだ。

わざわざアメリカから32を買わせてくれと来る奴も居た。

まぁ、絶対に売らないらしいが。

特にここ最近、R32の中東に向けて盗難される事があるとチラホラ耳に挟む事が多くなった為、ガレージに常に入っている状態だ、鍵も壊されない様に頑丈にされ、警備も掛けてる。

裕也と同じR32を持つ知り合いも盗難にあっている。

但し取り返した、犯人は持ち主がボコボコにした、愛里寿やみほ が大好きなボコよりもボコボコにされた、楽しそうだったので裕也も混ざって犯人を寄って集ってリンチした。

おかげでその場に来た警察官からもドン引きされた。

30や31は西部警察とデザインに憧れたので田舎に住むオーナーさんに譲ってもらったby裕也

日産車は殆ど乗らない為走行距離は無い。

ハチロクともなれば、特にレビンともなるとそれは凄い。

 

裕也「・・・うわっ、428600㎞も走っとる、俺の乗り初めが確か42万辺りだったからこの年で1万㎞近くも走ってるか・・・」

大介「車って30万㎞が確か限界じゃなかったか?」

裕也「大体はそうだけど、ちゃんと手を抜かずにメンテしてたら42万超えてる今でもパワフルに動くんじゃね?俺のハチロクみたいに」

拓也「1年で1万㎞も走れるの?」

裕也「親父もたまに乗ってるからな、乗ったら乗ったで明け方まで帰ってこんし」

大介「お前の親父さん未だに現役か?」

裕也「峠とか俺より速いぞ、コーナー140キロで突っ込むし、曲がりくねったストレートで160振り切るぞ、はっきり言って自殺願望者にオススメだ。

死よりも恐ろしいからな親父の攻めって、ドリフト中にメーター130キロとか指しててさ、崖下のガードレールにわざと近寄るあれは恐怖以外に何もないぞ、ハンドリングミスったら死ぬぞアレ」

二人に想像が出来たのか、冷や汗をかいた。

裕也「後親父はヘッドライト消して爆走するのに最近ハマってるらしい、夜中だから無灯火だ、お前らがコーナー曲がる瞬間に親父が目の前とかもしかしたらあるかもな」

「「お前の親父さんは相手を殺す気かよ!?」」

裕也「知らん、でもあの人どこにもぶつけずにハチロクは無傷で帰ってくる、バンパーは段差で擦ってる跡はあるけど」

裕也「この前親父とタイムアタックしたけどボロ負けしたわ、あの人早すぎ」

大介「ハチロクで160もメーターが指すのか?」

裕也「エンジンが化け物だからもしかすればあるかもよ、黒崎区間から門司区までの都市高速で180キロとか普通に出るし、片道がスピカメ一ヶ所だけだし」

拓也「何馬力あるのこれ?」

裕也「3台とも500はあるんじゃないのか?多分」

大介「とにかく行こうや」

拓也「そういえば車は変わるけど裕也のあの古いトラックって何㎞走ってるの?」

裕也「古いトラック?」

拓也「ほら、横長ヘッドライトの上にウインカーがポコッと付いてるELFだよ」

裕也「あのELFか、もう70万㎞超えてるぞ、NEW ELFでも10万超えてるのに」

大介「NEW ELFのメーターは18万㎞表示してるぞ」

裕也「あの車体で走ったのが50万で、エンジンは1万㎞しか走っていない消防車仕様でその時廃車になったELFからオークションで買ったんだよ、メーターは1万のやつなんて無いから10万㎞のメーター買ったんだよ、前のメーターとエンジンがブッ壊れて動かんくなったし」

大介「何気に入手運が強いよなお前、そもそも消防車に積まれてたエンジンってオークションで買えるかよ」

裕也「よせよ、照れるじゃねぇか」

「「褒めてねぇ」」

裕也「まぁいいや、下らん茶番は置いといて、行きますか」

 

午後8時

河内貯水地に着き、各自自由に貯水地を攻める。

各自が自由に好きなコーナーを攻める、グリップ走行やブレーキングドリフトや片輪だけ溝に落としてドリフトかましてる奴とか、コレ絶対アイツだろ。

走ってる中で見受けられるのはバイク乗ってる奴等だけ、同志が居ないのは何とも寂しい、生まれた時代が後20年位早かったら良かったとつくづく思う。

途中でバイクに煽られる、頭に来たので逆に後ろに付き、煽り返す、そして盛大にコケる、ザマァ!

2時間も走ると流石に燃料は尽きる、近くのスタンドで燃料を補給し、またもや皆は河内貯水地を攻める。

8時から攻め、もう頃合いかと思い、時刻を見ると日付は変わり午前2時。

大介も拓也も明日は用事があると言って12時前には帰っていった、特に大介はエリカだろ、拓也は知らん、アイツ全く分からんし。

 

裕也「(さて、行くかね・・・愛里寿に顔合わせの約束してるから、しかし群馬は遠い・・・)」

 

裕也は疲れた顔を見せつつも群馬へ向かう為、都市高速へ乗りハチロクを走らせる。

 

裕也「あっ・・・タイヤ履き替えるの忘れとった・・・まぁ良いか、バーストはしない程度に走ってるし」

 

時々だが、広島辺りの高速を走ってる所でバシャバシャとスマホで写真撮られるのがウザくて堪らない。

最近ハチロク見掛けないからってオーナーの許可無く写真撮るなよ・・・。

取り敢えずその連中から離れる為にゆっくりと加速する、その連中もジワジワと加速して追い掛けてくる。

時速100キロ メーターから警告音がキンコンッ キンコンッと鳴る。

裕也「・・・ウゼェ、煽りはご勘弁願いたいねっ!」

どうやら少しスピードを上げただけでは離れないので、裕也はハチロクのシフトを落とし、回転数を上げフル加速を稼ぐ。

「げっ!?速いっ!」

「でもたかがハチロクだし140も出れば良い方だ、このまま追い付いてやるよ」

「どんどん離されていくけど」

「・・・・・・嘘だろ」

140キロを超えても裕也のハチロクに追い付かない。

 

その後もSA等のスタンドで給油しつつ走り続け6時間後に群馬へ到着。

走行距離は約1029㎞を走破、殆どの区間は制限速度80キロであったものの、それをブッちぎる160キロで爆走、大幅な時間短縮を実現した、途中で高速機動隊に誰かから通報を受けて追いかけられるが、捕まって堪るかとアクセルを更に踏んで、190キロを超えて走る裕也のハチロクには高速機動隊と言えども追い付かずに追跡は断念、証拠すら掴めず、機動隊は今までに無い程の不快感を覚える。

ハチロクのタイヤが限界ギリギリだったので群馬に入ってすぐ近くのタイヤショップへ赴きタイヤを交換。

その間にも仮眠を取る、それでも30分しか寝れてない。

これ程まで短い睡眠は普段から眠りの浅い裕也でも流石にキツい、大人びているといえどもまだ学生でもあるのだから。

それでも久々に会う妹分の愛里寿を考えればどうって事は無かった、完全に無かったと言えば嘘になるが。

10時頃に千代さんに連絡を入れ、群馬に入ったと伝え、島田邸へ向かう、愛里寿も起きてるらしいし。

昼飯は愛里寿達と食べる事になった、待ってくれるらしい。

しかし大学選抜の連中揃ってとは・・・。

 

裕也「ついてねぇな・・・愛里寿親衛隊連中なんかと一緒とは・・・(ついでにアイツら潰すか、あの証拠あるし)」ニヤッ

 

その頃の島田邸

愛里寿「お兄様まだかな・・・」

「「「隊長・・・」」」

千代「愛里寿ちゃん、もう少しで着くそうよ?後、裕也君から貴方達に見せるものがあるらしいわ」

「何かしら?」

「さあ?」

「まぁいっか」

 

午前10時45分 

島田邸到着

愛里寿の可愛い歓迎を受け、愛里寿を肩車して建物の中へ入る。

途中で愛里寿親衛隊(ストーカー)に出くわす。

裕也「げっ・・・コホンッ、どうも」

「何よその態度」

「隊長に何してんのよ」

「○すわよ、代わりなさい」

裕也「相変わらず口が悪いこったい、ルミ、アズミ、メグミのバミューダ姉妹」

愛里寿「アズミ、お兄様に○すと言う発言は許さない」

アズミ「ごめんなさい!愛里寿「逆に○されてもおかしくないないから」えっ?」

裕也「ハッハッハッ!愛里寿よ、お兄ちゃんが相手の性別問わずに○すで済ますと思ってるかい?生ぬるいねぇ、死よりも恐ろしい恐怖を与えてやるだけさね」

裕也「アンタら3人に言ってやろうか、だから彼氏出来ねぇんだろうが、あぁ?違うか?いつまでもそんなんだと処女のまま終わるだけだろうけどね(笑)」

ルミ「うるさい!アンタも童貞でしょうが!」

メグミ「そうよ!」

アズミ「アンタが童貞卒業出来ないのなんてこっちはお見通しよ!」

裕也「童貞?俺とっくの昔に卒業してるけど、こないだセフレとカーセッ◯スしたし」

「「「なっ!?」」」

裕也「だったら俺の友人に聞いてみろよ」

 

大介『どうした?今デート中なんだけど』

裕也「なんか俺の事童貞だろうがとかほざく奴がいてさ」

大介『あーなるほど、裕也は童貞じゃないぞ、デカいし、長い上に長いしそして絶倫だし』

裕也「ありがと、そして余計だ」

大介『ハハハッ!んじゃ!』

ピッ

裕也「あ~あ、折角良い男紹介してやろうかと思ったけどもう今後一切しないって事で、行こっか愛里寿」

愛里寿「うん♪」

「男」と聞いて3人から待って!と呼ばれるが取り敢えず3人は放置していく。

 

愛里寿「所でお兄様」

裕也「ん?」

愛里寿「カーセッ○スと絶倫、童貞や処女って何ですか?」

裕也「愛里寿は知らなくて良いよ(しまった、話全部聞かれてた!)」

 

千代「遠路はるばる良く来たわね裕也君、歓迎するわ」

裕也「いえ、車の慣らしには都合が良かったので」

千代「目が充血してる」

裕也「あはは・・・昨日の夜中峠を攻めててそのまま高速乗ってここまで来たんで、あんまり寝てないんですよ」

千代「大丈夫かしら?」

裕也「大丈夫です、取り敢えず30分は仮眠取りましたんで」

千代「そう・・・キツくなったら休むのよ?」

裕也「ハハハッ!千代さん、愛里寿の前では流石に無理はしませんよ、ぶっ倒れて愛里寿を心配させる訳にゃああきませんので」

千代「疲れたら本当に休みなさい、私の膝、貸しますから」

裕也「はははっ、その時はお言葉に甘えて」汗

無駄に休めの押しが強い、膝枕ですか、それはありがたい(笑)

その後も食事を取って愛里寿が大好きなボコミュージアム(ホントは嫌だけど)へ連れて行き、適当に夕日が綺麗な所で日の入りを拝み、帰宅。

今日は俺お手製の晩飯を作ろうと思っていたが、前日から休息をマトモに取っていない為、食事と入浴を済ませるとすぐ寝床に着いた。

暫くは島田邸に滞在する事になる、両親は承認済み。

あのバミューダ姉妹は俺に直接嫌みを言いつつも大学寮へ帰っていった、何なんだホントにあの人達。

爆睡時に愛里寿が添い寝してるのは気付かなかった。

隣に違和感があると感じて目が覚めて隣見るとスヤスヤと静かな寝息を立てて眠る愛里寿を見て一瞬驚いたが、一枚写真を撮って千代さんに送った。

ロリコンでは断じてないが、本当の血の繋がった妹居ればこんな感じだったのかと感じる。

その後は眠気も覚めたので下に降りると千代さんが晩酌してたので加勢してお酌したり、愚痴を聞いたりした。

酒は料理でも使うしイケる口なので自分も飲む。

俺はそんなに酒癖は悪くは・・・無いと思う、大介達と日本酒飲んでて気付いたら全裸だった位だし、その時だけだし。

千代さんの愚痴って面白いんだよね、戦車道関連だけど。

また西住流に嫌味でも言われたか(笑)と。

千代さんに送った愛里寿の寝顔の写真言い値で買いますとか言われたよ、流石に受け取りはしないけどさ。

愛里寿は千代さんを嫌ってはいないけど、どこか過保護な所をウザがってる所が見受けられる。

 

午前3時

一緒に飲み始めて3時間、千代さんが酔い潰れたので取り合えず部屋へ送る。

背負う方が良いが、めんどくさいので俗に言うお姫様だっこで千代さんを抱える。

裕也「よいしょっ・・・軽すぎだろ千代さん・・・」

女性に重いとか言ってはいけない、良いね?

嫌いな奴なら良いけど。

送り届けた後、寝床に着くが眠りにはつかなかった。

 

午前6時半

台所を借りて朝飯を作る。

愛里寿を起こさない様に部屋から出るのは至難の技手あったのは言うまでも無い、左腕にガッチリホールドされてたのだ。

取り合えず朝から重いのは男じゃないので無理だから普通の朝食を作る、和食で。

裕也はあんまり洋食を好まない。

レパートリーも親父と比べると少ないので取り合えず作るのに失敗はしないものを作る、夜は出来る限り豪華なものを作ってみせるけど。

卵焼きの中に愛里寿が嫌いなトマトを入れている、見た目も食感も何とかしたのでコレならバレずに食べれるだろう。

午前6時50分

千代さん起床、朝食の匂いで目が覚めたらしい。

朝食を作ってる途中で煎れたコーヒーをカップに注ぎ、千代さんに渡す。

実費で買った100グラム3500円もする豆を使ったコーヒーを不味いとは言わせない。

学生の少ない所持金で買った高級豆だ。

・・・取り合えず口には合った様だ、個人差があるから。

 

千代さんは食べ物の好き嫌いが殆ど無くて助かる、旦那さん?長期出張中らしい、俺も2~3回顔合わせした位で覚えていないんだよな、良い人だったのは覚えている。

 

裕也「千代さん断食してるでしょ?」

千代「・・・いえ」

裕也「それしてますと逆に太りますよ?」

千代「!?」

裕也「逆にちゃんと3食抜かり無く食べてると体重って維持出来るものなんです、逆に千代さん、酔い潰れた後部屋に送った時に抱えましたが軽すぎです、大体今◯7辺りでしょ?」

千代「何故そこまでわかるの!?」

裕也「俺が今54ありまして愛里寿は大体○3キロ位で平均的です、千代さんアバラ骨ほんのちょっとだけ浮き出てるでしょ?そこまで体重落とせば見た目も今後懸念されますよ?」

千代「・・・・・・」

裕也「取り合えずデザート作りましたんで食べます?」スッ

千代「頂くわ」

ダイエットを行っていようとデザートという誘惑には勝てない模様。

 

午前7時

愛里寿起床、裕也が居ない事でハッ!と目が覚めたらしい。

朝食はちゃんと食べてくれた。

千代さんは食べた時に気付いたが、卵焼きにはトマトが入ってる、それを気にせず食べる愛里寿、表情を見るからして気付いているのか気付いていないのか分からない。

一緒に食べたが、分量は愛里寿よりも少ない、だって味見しながら作ったので胃が限界なのだ。

後で卵焼きの中にトマト入れた事教えたら驚いていた、結構大きめに切って入れたのだが、味があれだったのだろう。

そして食感も違和感無くで気付いていなかったらしい。

まぁ、これでトマト食べれれば充分かな。

手間があるけど。

 

午前9時

・・・何しに来た大学選抜。

裕也「何しに来た大抜」

ルミ「昨日家元から貴方が私達に見せたいのがあるって聞いたから」

裕也「あ~そうだった」

アズミ「何かしらね」

メグミ「しょうもなかったら只じゃおかないわよ」

裕也「愛里寿、ちょっと用事があるから勉強してくると良いよ、後で分からない所教えるから分かる所は進めてて」

愛里寿「分かった!」

 

裕也「それはコレを見てから言えや変態ロリコン三姉妹」

「「「何ですって!?誰が変態ロリコンよ!」」」

 

裕也は自身のスマホを出し、証拠映像を見せる、映像先は愛里寿側のチーム待合室。

愛里寿が一時退出する、退出を確認した三人が動き出す。

 

ルミ『あぁっ!隊長のブレザー!スゥゥゥゥ!ハァァァァァ!良い匂い!最っ高!』

アズミ『隊長の手袋!これに取り替えてっと・・・慰めに使いましょ』

メグミ『こっちは隊長が手放さないボコ!・・・取り替えてもバレないよね?』

『『大丈夫だって!』』

コイツら手際良く愛里寿の私物を取っ替えていく、中には裕也が愛里寿にプレゼントした物もある。

コイツらは常習犯だったのだ、間違えてはいけない。

ーー

「「「ウワァァァァァ!」」」

裕也「じゃけん愛里寿に送信しましょうね~」

「「「ヤメテェェェェェェ!」」」

裕也「うるせえぞバミューダ終わりのヘンターイ三姉妹が」

ルミ「いつ録った!?ねぇ!?」

裕也「教えて堪るか」

アズミ「捏造よ!」

裕也「う~んそれが違うんだよなぁ」

メグミ「変態はアンタよ!」

裕也「うん、お前らには一番言われたくない台詞だな、その台詞そっくりそのまま返してやるよ」

裕也「因みにこのケータイ取ったってバックアップは幾つも用意しているんだよねぇハハハッ!まぁ、これ壊したら自動的に千代さんや愛里寿のスマホに送信されるから宜しくぅ!(笑)」最後はハッタリ

ルミ「何でこんな事するの!?」

裕也「己の豊富な胸に手を当ててみろ・・・・・・分かったか?」

アズミ「何がよ」

裕也「その薄汚ねぇ手で俺の可愛い妹に触れてんじゃねぇって事だ、前からなんか相手に対する態度が気に食わんかったし、その程度すら分からんのか?ん?」

メグミ「年下の癖になんか腹が立つわね」

裕也「どうやらもう一度試合で悪夢見せんと分からんみてぇだな、待ってな明日試合開いてボコボコのズタズタにしてやるから」

メグミ「ごめんなさいあの悪魔はもう見たくないのでお願いします」

裕也「分かれば良いけどそれとこれとは別なのでと言う訳で・・・送信❗」ピッ

 

ー送信されましたー

 

「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」」

裕也「うるせぇ!」

既読がつく。

「「「・・・終わった・・・」」」

愛里寿から即座に返信あり。

 

{これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ?}

ヒェッ!?どうやらフリーズしている様だ、恐ろしい。

 

裕也「どうする?二度とあの変態紛いな事はしないと約束するなら説得してやっても良いが?でなければ本物と伝える」

即答で二度としないと口を揃えて言う。

そして録音済み。

裕也{世界中から投稿された動画を使ってイジくりまくって作った動画だよ、気にせんでええさかい、削除しとってくれれば助かるけどお願い出来るかい?}

愛里寿{わかった、削除しておくね}

愛里寿{消したよ}

裕也{良い子だ}

一件落着。

その後も二時間程取り合えず説教してから帰す。

その間愛里寿は課題を済ませる。

大学生という扱いを受けつつも、幾ら天才とは言えど無理があるので裕也が時々勉強を教えている、教えると言えども中学高校で習う勉強だけど。

・・・でもやっぱり勉強教えるの無駄な気がする、だって全部百点だもん。

保健体育の性に関する所全部間違いがあるけどそれは わざと間違えているのかい愛里寿?・・・何故目を逸らすんだ?

絶対分かってるだろ・・・・。

 

午前11時半

長々と説教を済ませ愛里寿のもとへ向かう。

昼食をとる為だ、千代さんも一緒に食べませんか?と誘ったが、仕事があるらしく無理と言われたので、愛里寿をハチロクの助手席に乗せ、どこか昼を食べれる場所を探す。

こういう時って少しは便利よね、Google。

期間限定で販売しているランチがあるとネットで調べてたら見つけて、愛里寿も食べたいと言うのでそこに行く事にした。

・・・距離遠くね?片道15㎞もあるのか・・・間に合うかな・・・あっここが近道、峠超えると片道5㎞程短縮か、そこ使って行きますかね。

久々にハチロクに乗る愛里寿もノリノリで居る、まぁ、事故らない程度に走りますかね。

 

峠を無事に抜けて到着し、期間限定のランチを食べた。

美味しかった、美味しかったけど・・・デザートは優しい味だったけど全然財布に優しくねぇぇぇ!

二人で6000円!?嘘だろ!?牛丼チェーン店の松屋で特盛10杯位は食えるぞ!?事前に値段見ときゃ良かったっ!

・・・一応金はあるけど無駄遣いはあんまりいかんから暫く節約するか・・・。

その後、千代さんから愛里寿のお昼の分を渡されたが返しておいた。

愛里寿が美味しそうに昼飯食べる所見れりゃあ儲けものだと一言伝える。

まぁ、兄としてカッコ付けときたいとでも思って下さいな、と付け加える。

後でスゲェ恥ずかしいぃぃ!と思った、後悔はしていない。

 




次もありますんで宜しく。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編03 俺らの世界と同じだがナニかが違う。

あべこべ行くお(・ω・)


2018年6月1日、日本国国防海軍 主力艦隊の聯合旭日艦隊は、かつて太平洋戦争での大海戦であるミッドウェーで戦没した慰霊式参列の為、本土を離れた。

そして式典を6月5日に終え、日本本土へ戻る途中で大雨が発生、艦艇を見失わない様に各艦挺の距離150をこの降りしきる大雨が止むまで保った。

そして時が経つに連れ、大雨が上がり、気付けば雲1つ無い空があり、6月8日に祖国である日本の領海内に入った突如、日本国の海上自衛隊が哨戒機と護衛艦を使い迫ってきた。

 

裕也「どういう事だこれは」

大介「なぜ海自が俺達に敵対するんでしょうか...全く分かりません」

圭一『こちらいずも!聞こえるか!?』

裕也「聞こえとる、どうした!?」

圭一『何か指示を出してくれ!今迂闊に動けん!』

裕也「ちょっと待て!海自にひたすら敵意無し、国防海軍の聯合旭日艦隊だ、と言い続けろ!」

拓也『裕也!どうしよう!本艦尾張が囲まれそうだ!既にレーダー照準をロックオンされてる!』

裕也「なっ!?」

大介「長官、報告します!向こうからです」

裕也「何と言っている?」

大介「はい、我が日本国には、自衛隊以外に国防海軍等という軍隊は存在しない、貴艦隊はどこから来たのか明かされたし、です」

裕也「こう伝えろ、日本国国防海軍、聯合旭日艦隊、ミッドウェーの慰霊式を完遂し、艦隊祖国に帰還セリ、聯合旭日艦隊司令長官 渚裕也、と発行信号で打て、これでダメなら会談の場を設けねばならん」

大介「了解❗」

ーーー

(相手側)第一護衛群旗艦イージス艦こんごう

司令官兼艦長 牧原愛弓3等海佐

牧原「本当に何なのかしら、あの艦隊は...」

副長「艦長!大型不明艦より発行信号です!翻訳します」

 

{日本国国防海軍、聯合旭日艦隊、ミッドウェーの慰霊式を完遂し、艦隊祖国に帰還セリ、聯合旭日艦隊司令長官 渚裕也}

 

牧原「裕也?妙に男っぽい名前ね...」

副長「男が乗っているのでは?」

牧原「まさか...男が軍艦に乗ってる訳無いでしょ、今の男は皆が保護の対象に入ってるし、国の宝である男がこんな危険な公務員なんてする訳ないでしょ」

副長「それは確かにそうですが...完全に男じゃないかと」

愛弓「世の中男の名前を持つ女は居るのよ」

ーー

大介「反応しませんね」

裕也「会談の場を求む、内架挺を向かわす、と連絡しろ、副長、迎えを頼む」

大介「了解しました」

ーー

副長「艦長!報告します{会談の場を求む、内架挺を向かわす}と」

 

愛弓「どう言う事なの...?取り合えずこのままでは何も進まないから面談しましょう」

副長「お供します」

愛弓「貴女は残ってて、司令官として行ってくるわ」

副長「...お気を付けて...!」

ーーー

午前10時

紀伊から寄越された大介が乗る内架挺がこんごうに到着した。

大介「日本国国防海軍、聯合旭日艦隊副司令長官の岩野大介2等海将である」

愛弓「おっ...男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

大介「!?」

愛弓「嘘でしょ!?え?私夢見てるの!?」

大介「アンタ何言ってるんだ、大丈夫か?」

愛弓「!?えぇ、少々驚いてしまったわ、ごめんなさいね、2等海将とはどういう階級なのかしら?」

大介「2等海将が旧海軍の階級で言えば中将、3等海将が大将であります」

愛弓「生意気言って申し訳ありませんでした中将閣下ぁぁ!」土下座

大介「頭をあげてくれ、とにかく急ぎ会談したい」

取り合えずどうすれば良いのか分からないので大介は愛弓に手を差し出す。

大介「おーい、内架挺を出してくれ」

「了解」

ーー

副長「...男、初めて見たかも」

ーー

その後取り合えず、紀伊に到着した愛弓は、裕也の待つ作戦室まで大介の顔をずっと見続けた。

 

コンコンッ

大介「長官、お連れしました」

裕也「お通ししろ」

大介「失礼します」

ガチャッ

愛弓「!ここにも男!?何!?神様が日頃から頑張っている私へのご褒美なの!?結婚出来るのね!やったぁぁ!」

裕也「なんだコイツ」ヒソヒソ

大介「イカれてますね」ヒソヒソ

( ゚д゚)(゚д゚ )

愛弓「あのっ!私牧原愛弓って言います!21歳で彼氏はいません!処○です!スリーサイズが上から85に50の50(取り合えずテキトーにby作者)で、それから!裕也「失礼、そんな下らない今後も必要性がない事は微塵も聞くつもりも無いし聞きたくもない」」

大介「と言うよりよくもまぁそんな事ペラペラと言えるもんだな...痴女だな」

裕也「絶対付き合いたくないランキング一位ぶっちぎりだな」

大介「あれ?コイツ息してねぇぞ?」

裕也「マジ?息じゃなくて気絶してるだけだろ多分」

菊地「何なんでしょうねこの女」

愛弓が息をしていない、まるで屍の様だ。

~10分後~

裕也「改めて、日本国国防海軍、聯合旭日艦隊司令長官の渚裕也3等海将だ」

愛弓「先程は取り乱してしまい申し訳ありませんでした、日本国海上自衛隊、第一護衛群司令官の牧原愛弓3等海佐です」

 

 

ーー

今回の会談で情報が得られた。

ここの世界は元の世界と年代は変わらない2018年、しかし出生率が著しく偏っている。

朝鮮戦争時からどんどんと男性の出生率が下がっていき、今では男2に対し女が8という。

モテない男達からすれば是非ともその世界に行ければそこで童貞を卒業出来ると考えて是非とも行きたいと悲願するだろう、その程度で済めば良いと思うけどね。

ヤり捨てられるよ?良いの?

裕也「男がほぼ100%の被害者!?」

大介「嘘だろ!?」

菊地「俺達の世界じゃ、男女揃って電車乗ってると女に痴漢ですと勘違いされる世界がこの世界じゃ逆!?」

愛弓「えっ!?そっちの世界は男性が女の体に触れてくれるの!?何それ!?なんて幸せ!じゃなかった、そちらの世界は男女の出生率は均等なんですね、行きたいし羨ましい」

菊地「(行けるなんて事は)ないです」

裕也「この世界じゃ戦車道は...」

愛弓「ありますよ、マイナー過ぎますけどね」

大介「聯合旭日艦隊の隊員の大半が戦車道を経験しているのですよ、そこはこの世界と変わらないのか」

愛弓「何故戦車道を?男性にモテない女達がするものですよ、私も経験はありますが」

菊地「単に戦車道連盟の会長から誘われたので暇潰しにやってただけです」

大介「因みに流派はどういったものが?」

愛弓「西住流と島田流があります」

裕也「マジかい、そこも同じかよ」

愛弓「どこに属されていましたか?」

裕也「自己流で戦っていたよ、高校生時代に西住流家元の長女と付き合ってたし、島田流の家元の娘が妹みたいなものだったしな」

愛弓「名前何と言いますか?西住流の長女は」

裕也「西住まほ」

愛弓「」

裕也「黙らんで何か言ってよ、まほ は俺達の世界では同い年だったんだぞ」

愛弓「今高校三年の黒森峰で戦車道の隊長してますが」

裕也・大介「「うっそだろオイ!?」」

愛弓「因みにこの前プラウダという学園に負けてます」

裕也「あぁプラウダね、黒森峰側のフラッグ車に西住みほって奴が乗ってて、確かだが、転落した味方車両の仲間を助ける為にフラッグ車から飛び出して動けなかった所を撃破された、という事か?」

愛弓「全部合ってます、何で知ってるんですか」

裕也「だから言ったろ、まほ とは同期なんだって、後から別に まほ の妹である みほ は戦車道が無く、後々に戦車道が復活する大洗に転校するんだよ、あの時の姉妹関係は凄かった」

大介「ピリピリどころじゃなかったですもんね」

裕也「簡単に纏めると、現黒森峰の隊長である西住まほと同い年であったのは俺たち側の世界で、この世界では5歳差があるって事、て事は愛里寿とは10歳も離れてるのか」

大介「そして男の武道である空戦道はこの世界は存在しないという事か」

菊地「どうしましょう・・・」

大介「何とかして元の世界に帰る方法を探さねばなりませんね」

裕也「今後どうすれば良いのか教えていただきたいのですが、我々としては同じ日本国民ですから敵意は当然無い」

愛弓「えっと...私個人の意見は政府に言えども発言力は小さいので、自衛隊総司令に緊急として報告させていただきます」

大介「宜しくお願いしたい」

愛弓「この場に居てはあまり良くないので一先ず東京湾へイージス艦こんごう が先導します」

裕也「ありがたい、宜しく頼む、それと尾張にレーダー照準してる様だが止めてはもらえないかな?」

愛弓「すみません!すぐに止めさせます!」汗

ーー

(相手側)

日本国海上自衛隊総司令部

「総司令!第一護衛群より緊急連絡です!」

「ん?何と言っているのかな?」

「はい、不明艦隊は日本国国防海軍所属、聯合旭日艦隊、それはさておき、「男」です」

「そうかそうか...ん?今男って言わなかった?」

「言いました、聯合旭日艦隊は男達の艦隊です!」

「すぐに連れてきなさい!」

「東京湾に向かってるとの事です!」

「よっしゃぁぁぁぁ!脱独身!結婚まっしぐら!ゴメンね良子ちゃん!私結婚して幸せになるからね!」

「良子さんて誰よ、私秋子ですが」

「知らないわよそんな人、私京子ですし」

「最近ずっとナニも出来なかったから襲っちゃおうかしら」

秋子「嫌われたらそこで人生終了ですよ、社会的にもですが」

京子「刑務所で生涯終えますよ確実に、真弓さん」

真弓←愛弓の姉「相手さんは何に乗ってるの!?」

京子「食い気味ですね、戦艦です、パッと写真を見る限り」

「「「戦艦?今更?」」」

真弓「どれどれ」

 

「「何この巨艦...」」

京子「これが戦艦ですからね、アンタらこの前戦艦アイオワで写真撮ったのもう忘れたのか」

真弓「そうじゃなくて、戦艦アイオワよりデカくない?」

秋子「まぁ、そこに乗り込んでいる男達の主砲も大きい事を願いましょうよ」

「「「それは同意」」」

ーーー

裕也「一先ず何とかなったな」

大介「一体何なんでしょうね、もう分からなくなりますよ」

裕也「まぁ、今は東京湾へ行こう、話はそこからだ」

ーー

同日の夜に東京湾に入港したが、自衛隊司令部のお偉いさんが面談を希望したものの、時刻も遅いので翌日に持ち越しとなった。




次から本格的に行こっと。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編04 俺らの世界と同じだがナニかが違う。

駄文で良ければどうぞ。


一先ず平行世界側の東京湾に入港した聯合旭日艦隊の一同は、先に海自総司令、後に内閣総理大臣と極秘に面会を戦艦紀伊作戦室で行った。

※海自総司令との対面は話すと非常に長いので割愛する。会談途中で我慢出来なくなったのか、突如服を脱いで全裸になって裕也達に襲い掛かり、時間は少々掛かったものの圭一に〆られて、騒ぎを聞きつけて会談場に突撃した男性護衛を専門とする公務員達に確保されて、退出。その後一ヶ月、彼女を見た者はいない。

1ヶ月間、愛弓の姉、真弓(海自総司令)はセクハラ現行犯で独房にぶち込まれてた様だった。

 

この世界での女性が男性に対してセクハラ犯罪は非常に罪が重い、世の男性が例えば東京駅のホームで全裸になろう、裕也達の世界ならば{わいせつ罪}で警察沙汰だが、この世界で行えばそれは神として拝まれるらしい。

 

逆に女性がやったとしよう、即座に銀色のキラキラと鏡の様に輝く金属製の物で両手の自由を削がれて連行、そのまま赤い回転灯がピカピカと光る白黒のセダンに乗せられてその場を去るという。

これが後を絶たないらしい。理由は主に、各女子刑務所にこの世に居るとは思えない程の顔付きのイケメンが居るという不確定な情報を便りに犯罪を犯すらしく、その為女子刑務所は常に定員オーバーらしい。

裕也達の世界の女性がその男を見れば口を揃えこう言うだろう。

「え?これがイケメンなの?どーみてもブサメンの間違いじゃないの?私のタイプじゃないわね」

「キモいわ、こんなのと付き合うなんて無理」キモいがブーメラン

「男見る目無いわね」

「気遣い出来るだけマシね」

「鵜飼いの鵜ね、コイツ」奥さんの尻にひかれる旦那さんは大体そうだよ。

ーー

面談先

裕也「日本国国防海軍 聯合旭日艦隊司令長官の渚裕也です」

大介「聯合旭日艦隊 副司令長官の岩野大介です」

圭一「聯合旭日艦隊 第二艦隊司令長官の川崎圭一です」

山崎「第二艦隊 副司令長官の山崎です」

拓也「第三艦隊 司令長官の山本拓也です」

川野「第三艦隊 副司令長官の川野です」

「日本国首相の牧原幸子です」

裕也「牧原?とすると...第一護衛群の司令官の」

幸子「娘です」

大介「やはり...雰囲気が似ていると思えば」

ーー

幸子「...なるほど、事情は分かりました」

裕也「我々は軍人でもあります、国を守る者が艦から降りて施設に入るなぞ有り得ません。むしろ、国を守らずして施設に守られるのはどうかと」

幸子「ですが...そちら側の世界の考えとこちらの世界の考えは違います、出来れば男性保護施設に入所してほしいのですが」

大介「我々は先に申し上げた通り軍人です、自分の身を守る事位は当然出来ます。はっきり言いましょう、この世界の男達ってオカマですか?」

幸子「そんな事ありませんよ、チ○コとキ○タマ付いてさえいればもう完全な男です」

裕也「ワーホントニカンガエチガウナー」

ーーー

面会したその日から上陸許可が得られた。

何故かって?何か壁ドンと顎クイしたら許可貰った。

何か顔が千代さんに瓜二つだったな。

愛里寿のお母さんに迫っているという気不味い感じがあった。

会談時刻が午前の4時からだった為(幸子さんがこの時間じゃないと余裕がなかったらしい)、その日の内に上陸出来たのだ。

元の世界の艦隊規律は、現状見る限りこの世界では通用しないので暫くはフリーター状態、保険に関しては何とかなった。

艦隊一同がフリーターって元の世界から見れば無職のヤバい集まりだよな。

尚、この世界で男が働いてるのはホントに極一部らしい、AV男優が大半を占めるとの事。

男優...男同士...ゲイ...迫真空手部...昏睡レ○プ...ステロイドハゲ...田所浩二...阿部高和...MURポッチャマ...KMR...は知らん...そして暴力団員TNOK。

うっ...!頭が...。

やべ・・・この世界のエロ関連の常識を覆してしまうゾ。

これはいかんですぞ。

野獣「あぁ~^良いっすね~^」

高和「待ってろよノンケ達・・・アッーー!」

 

取り合えず裕也達は東京都に行ってみた。

東京のスクランブル交差点、ここは時間帯問わず人の歩行が絶えない、テレビで見慣れた感じであるにも関わらず、ここのスクランブル交差点は見る限り「女」「女」「女」しか居ない。幸い俺達は窓にスモークが掛けられて車内が見えない様に施された車に乗り込んでてスクランブル交差点の信号待ちなんだ。襲われる「意味深」なんて事は(多分だが)無い。

 

裕也「スゴいな...」

圭一「どこ見渡してもブスが居ねぇ、綺麗なねーちゃんばっかりじゃねーか」

大介「一応気を付けろ、コイツら男に飢えているからな、万が一に備え、拳銃は撃てる様にしとけよ」

拓也「一応出来る限り体術で殺ればいいでしょ」

大介「本気で殺るなよ?やるを殺るに間違えとる」

拓也「分かってるよ」

 

ーー

耳を澄ますと聞こえる...

「いい男居ないかしら...」

「男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男、はぁ、男と{ピー!}して{ピー!}したくて仕方ないわ」

「昨日の合コンに今日のお見合いも向こう側からダメって言われ・・・処◯のままで死んでいくのかしら...」

 

どうやら本当に飢えている様だ...耳を澄ましてはいけない、良いね?

 

取り合えず恐怖のスクランブル交差点を通り過ぎ、その後ブラブラと回っていた。

 

裕也「...確か全国戦車道大会の抽選会がなかったか?」

大介「あれ6月だったよな」

圭一「間違いない」

拓也「あの時の回りからの視線には堪えたよ」

裕也「行ってみるか?」

大介「この格好だぞ?」軍服

圭一「もし何か言われたらどうするんだ?」

拓也「久々に行ってみたいものだね、懐かしい」

裕也「特務機関と言えばどうにでもなるだろ、こうなる事を予想してあらかじめ首相には根回しして正解だったな」

大介「時間は?」

裕也「今9時半、確かあの時の会場入りは10時からだったからギリギリ余裕ある」

大介「取り合えずどこかで服買わないか?流石にこの格好だとなんかな」

裕也「すまんがそれまでは間に合わんぞ、お前の愛しのエリカに会えんやもしれんのに」

大介「さぁ行こう、このままで良いさ」

圭一「時々コイツが俺と同等に見えるの気のせいか?」

裕也「お前と一緒にすんな、コイツはお前より有能だ、時よりこんな事あっても笑って済ませる事が出来るんだ、お前みたいに職務中にいつもいつも私情を挟む事無い奴だし」

圭一「後お前が時より俺と同じ様な行動を見るがお前は俺と同等じゃないんだな」

スチャッ

裕也「次発すと頭ブチ抜くぞ、引き金引けばお前の額に穴開ける事なんて容易いんだがな」カチッ

圭一「何か理不尽極まりねェなオイ悪かったからその銃閉まってくれ何かスゲェ失禁しそうなんだよお前の顔面般若より恐ろしい」

拓也「思うんだけどさ、圭一の彼女居ない理由が分かった気がするよ」

「「それな」」

圭一「大きなお世話だ」

裕也「ここで彼女つくってこの世界で平穏に暮らせよ」

大介「お前の祈願であるハーレム出来るぞ」

圭一「(この世界でハーレムも良いけどそれは)ないです」

大介「あぁ、拓也ってよく女子共に連れ回されてたもんな」

拓也「うん、休憩二時間の部屋にも連れ込まれたよ」

裕也「どうだ?気持ち良かったか?」

拓也「全然、ガバ過ぎてイけなかった、○ェラは上手かった」

大介「今思えば懐かしいなホントに」

圭一「高校生時代が懐かしいな、親父からも聞いてたが、高校生時代が一番短く感じたんだよな、学生生活の中で」

拓也「もう5年か...」

「「「あぁ、今一度青春を」」」

裕也「いつまで懐かしんでいるんだ、もう着くぞ」

「「「アッ、ハイ」」」

ーーー

時刻は9時50分、会場が用意した駐車場に車を停め、身だしなみを整えてから会場に入る。

 

裕也「これ特務機関のカードな、首相から手渡しされたものだ、大体パス出来る」スッ

大介「分かった」

圭一「オッケー」

拓也「おk」

 

会場入り口にはやはり警備員が突っ立ってる。

制止されちゃったよ。

「ここは関係者以外出入り禁止で...男!?」

裕也「すまない、私達は特務機関の者だ、少々だが見学の様なものだ、宜しいかな?」

「はっ!、はい!どうぞこちらへ!」

裕也「ありがとう」

すんなり通してくれた。

大介「以外にチョロかったな」

裕也「あぁ、しかし...」

「「「「視線がスゴい...」」」」

男の人だ...

背、高いね...

濡れちゃった...///

わぁぁ、カッコいい...///

ちょっと声掛けてきなさいよ

こんな所に何の用だろう?

嫌みでも言いに来たのかな...?

ペコ、あそこの殿方らにお声を掛けてらっしゃい

ダージリン様!?それはご自分でお願いします!

みぽりん!見て見て!あそこにスッゴいイケメンが!

わぁぁ///ゲッ、お姉ちゃん...

エリカ、あの人達に声を掛けてこい!///

隊長!?無理です!私恥ずかしくて!///

大介「...(エリカぁぁぁぁ!?めっちゃ可愛いんですけど声を掛けてこいだとぉぉ!?バッチ来ぉぉい!!流石黒森峰の隊長だなオイ!?←いやそれで隊長はオカシイ)いやいやここは我慢だ!むしろ俺からエリカに声掛けたくて堪らねぇんだけどぉぉぉ!ナンパじゃん、これナンパじゃん!?それの逆ナンいっちゃう?いっちゃう!?foo↑↑↑!!!!)」

裕也「流石に目立つな...(大介...気持ちは分かるぞ)」

拓也「暇だから歌おう...アニキがホック外す♪それだけで宙へ浮かぶ♪」

圭一「ウッホッ」ハイライトオフ

拓也「ふわふわり♪ふわふわる♪」

圭一「アニキが刺さっている♪それだけで笑顔になる♪」

拓也「アッー」

裕也「何この場で卑猥な歌歌っとんじゃテメェらぁぁ!」スチャッ

大介「オイ馬鹿!ここで拳銃出すな仕舞えぇ!」

ーーー

「えー、只今より、全国戦車道大会の抽選会を行います、先程からここに居られる皆さんも知る様に本日は特務機関所属の何と{男性}の方々がお越しになられておられます。粗相の無い様、宜しくお願いします。おいコラ、そこは何やってんの」

裕也達「男」を見て発情しだす輩、スカート抑えてしゃがむとか、鼻血垂らす奴とか、ピクピク痙攣しているとか。

まぁそんな事は置いておいて、やはり抽選会、まほの妹 みほの在学する大洗はサンダース相手に1回戦の試合をする様だ、何も変わらないな。

みほの顔を遠目で見る限りだが、あの時の抽選会よりも生き生きとした顔付き(何故か鼻血を垂らしつつだ)が見られる。

まぁ、友達出来て楽しく学校生活が送れているならば俺も安心すると言えば安心する。

大洗でサンダースと決まれば後の予想は簡単。

アンツィオにプラウダ、そして黒森峰と、最後に大学選抜との戦い。試合内容、戦況、勝敗共に全ての行き先を知るのは、この場に居るこの世界の人間ではない男達四人だけ。

大介ももういいやと感じた様で、皆揃って会場を後にする。

何か知らんが継続のミカとか言うカンテレ持って何か曲弾いてる奴が付いて来るので一度撒いたがまた見つかり、めんどくさかったのでそこのお仲間に返しておいた。

 

ミカ「おやおや、もうお別れかい」

裕也「何か雰囲気的にお前手癖悪いと感じたから早めに離れておこうかと」

アキ「良く分かるね!実際そうだよ!」

裕也「やっぱりか」

ミカ「......」ポロロンッ

カンテレに逃げるな。

ーーー

午前11時半

ブラブラと散策して俺達は戦車喫茶にて取り合えず時間を潰していた。

おや?誰か来たようだ。

裕也「...(大洗連中か...みほも居る)」

大介「...(昔に戻った感じだな...)」

圭一「...(このケーキ旨い)」

拓也「...(圭一は何考えてんだろ?)」

 

みほ「あっ、さっき会場に居た人達だよ」ヒソヒソ

優花里「確か特務機関の方々でしたよね」ヒソヒソ

沙織「やだもー、ホントのイケメンじゃない!」

華「何かこう...男性とは思えない雰囲気を感じます」ヒソヒソ

麻子「ほぅ...美味しそうなケーキを食べてるな...あれと同じ物を頼んでみるか」ヒソヒソ

 

「「「「(ヒソヒソ喋らなくとも聞こえてるっつーの)」」」」

裕也「他にも席空いてるのに何で俺らの隣の席に座るんだろうな、嫌がらせか?」ヒソヒソ

大介「俺に聞かれても知らんよ」ヒソヒソ

圭一「...(ケーキお代わりするか)すいませーん!ケーキ追加ー!!」

拓也「コーヒーお代わり」

 

「副隊長?あぁ...元でしたね」

「みほ、まだ戦車道をやっているのは驚いたぞ」

みほ「あっ...お姉ちゃん...」

 

「「「「!?」」」」

裕也「来たな」ヒソヒソ

大介「この場面懐かしいな」ヒソヒソ

圭一「このケーキホントに旨い」モグモグ

拓也「すいません、カルボナーラ1つ下さい」

 

「何で貴方黒森峰から逃げて再びぬけぬけと戦車道をしているのよ!」

優花里「あの時の西住殿の判断は間違ってはいないと思います!」

「部外者は黙ってて!」

裕也「喧しい!!!」

「「「「「「「!?」」」」」」」

裕也「喧嘩すんのは大いに結構だが、よりにもよって店の中で喧嘩すんじゃねぇ!大迷惑だ!」

大介「代わりにその喧嘩買ってやっても良いんだぜ?まぁ、ボコボコで済むかは知らんけどな(流石にしないけどさ)」ボキボキボキッ

「ひっ!すっすみません!」

裕也「...その制服は黒森峰か、お宅んとこの教育はどうなってんだ?」

まほ「すみません、うちのがご迷惑をお掛けました」

裕也「全く...君が西住みほ ちゃんかい?」

みほ「えっ...はい...そうです」

ポンッ

みほ「えっ?」

ナデナデ

みほ「え?えっ?」

「「「「「「「「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」」」」」」」

裕也「お前さんの事情はある程度だが把握はしている。別にお前さんのあの時の判断は間違ってはいないさ。俺だって君と同じ立場に居れば同様の事をしていただろうしね、それが大会10連覇という勝利が掛かってもね。連覇は次の世代に任せれば巻き返しは出来る、だが人の命は最悪の場合、取り返しが付かない、死んだ時どの様に思うよ隊長に新副隊長さんよ、人を殺しておいて詫びで済むと思うか?俺が連盟の会長だったら永遠の出場禁止を出しても気が済まんぞ。勝利を前に犠牲は付き物、それは戦争の話だ、だが戦車道は違う、勝利よりも仲間を思いやる事が何より勝利に1歩近づく、仲間を失っての勝利に浸るより、仲間を選び負けた方が良い、負けたとしても敗者にはその敗因を学ぶ権利がある、分かるかい?」

みほ「はい///」

 

何度も言うがこの世界は男が少ない、男からの押しに弱い、裕也に頭を撫でられてほんのり頬を赤らめる。あらやだ可愛い。そして回りがガン見してくる。店員も店長も瞬きせずにこちらを見る。まほとエリカがスッゴい恐い顔でみほを見る。

 

羨まし...

男...

良いわね...

男タブらかしやがって...許さん

死に値すべし...

裏、行こうよみぽりん

みほ...許さん

憎いわね...

 

おう、お前らはちと黙っとれ。

 

裕也「そして今の西住流は一昔前もそうだが、何よりも勝ちだけしか見ない。はっきり言って馬鹿の集まり以外に何も言えないんだよ。勝ちだけにこだわり過ぎて回りを疎かにする、今回の件もそうだ。仲間を助けると言う人として大事な事を行ったのに回りはこの子を邪魔者、敗因の原因呼ばわり、人を助けた者にこの様な事をするから戦車道がマイナーになるんだ、だから男達からモテないんだ。俺からしてもこの子に助けられたくせにお前らは責任を押し付けるとくる、ホントに...絶対に付き合いたくもないし顔すら見たくもない、人生もう一度やり直せば?と言ってやりたくなるよ、そしてこれだから西住流は気に食わんのだよ」

まほ「......」

裕也「まぁ...姉妹喧嘩に首突っ込む野暮な真似しちまった事は悪かったな...お前の妹だろ?せめてこういう時位姉として妹を甘えさせてやれよ。その妹も辛い思いをしているんだ、戦車道をやっているのは自分の為でもあり、学園の為でもあるという事。まぁ、分かってやれ」

裕也「さてと、首相からお呼びが掛かっとる、金は詫びの形で置いてくから好きに使うと良い。おい、行くぞお前ら」

大介「おう」

圭一「うっす」

拓也「うん」

 

 

まほ「言われなくとも分かってた...みほ...すまなかった...私は...姉失格だ」ポロポロッ

みほ「お姉ちゃん...」

エリカ「隊長...」

まほ「男の人に嫌われちゃったよぉぉぉ....」(´;ω;`)

みほ「......(勝った)」

エリカ「」

 

優花里「こんな大金置いていくなんて...」

 

          50万円

麻子「太っ腹だな」

 

ーーー

車内にて

 

裕也「...(まぁ、向こうの世界と比べると結構キツく言ったから少しは良好になれば良いんだがな)」

大介「しかし...あの時のエリカってあんな誰にでも噛み付く様な性格だったのを思い出したよ」

裕也「確かにな、今じゃツンデレがデレデレじゃねぇか」

大介「ヘヘッ」

圭一「褒めてねぇぞ」

 

ーーー

聯合旭日艦隊の隊員は皆「行く先々で逆ナンされる」「ホテル行きませんか?と言われる」と口を揃えて言う、良かったじゃないか。

艦隊一同「(全然良く)ないです(生命と精神の危機を)感じます」

 

裕也「童貞共は嬉しかろ?」

童貞s「恐いです、生命の危機を感じますし、何よりムスコが「動けっ!動けっ!今動かなきゃ!今動かなきゃ永遠に童貞なんだよ!もう童貞なんて嫌なんだよ!だから!!!動いてよぉぉぉ!!!!!」なシンジ風でも動かないんですよ、本能でしょうか」

大介「でもお前らの顔からして元の世界じゃソープじゃねぇと永遠に童貞捨てれないからここで捨ててけよ」

童貞s「速報:副長の毒舌は我々の常識を遥かに超えていた件について」

裕也「言ってやるな副長、せめて影で言え」

大介「すみません長官、ついうっかりポロっと漏れてしまいました」

童貞に対するディスりが地味に酷い艦隊。

 

取り合えずこの世界での生活にも馴染み、既に1ヶ月程経ち、大洗がサンダースと試合をしている頃だろうか、戦艦の甲板上で釣糸垂らして魚を待っている時に首相が乗艦、依頼を受けた。

 

戦艦紀伊 作戦室

 

裕也「...はい?学園艦の護衛?」

幸子「はい、聖グロリアーナという学園艦なのですが、現在大阪港に寄港中です、大阪から青森港までの護衛をお願いします、本来は海上自衛隊に一任する事なのですが今はどこも艦艇が出せないらしく」

裕也「構いませんよ、なんなら隣国に戦争吹っ掛けて来い何て言っても良いのよ?「駄目です」さいですか...しかしあの紅茶学園ね、はいはいなるほど、確か今の隊長って相当の格言好きでしょ?」

幸子「正解」

大介「あの人ですね」

裕・大・幸「ダージリン」

裕也「聖グロには我々の事を余計には話さないで下さい。特にアイツら自分等の諜報部隊とか使って情報調べ上げる奴なんで」

幸子「国家機密迄は流石に知られませんよ、あなた方の情報は国家機密指定に入るものですので...この場も密会ですし」

裕也「あの子達が我々の情報知ってましたらどうします?消します?」

幸子「流石にそれは駄目、絶対バレないから、もしバレてたら警告だけお願いします」

裕也「分かりました」

 

 

この世界入って初めての仕事依頼を受けた。

護衛?簡単さwww(フラグ

 

ーーー

紀伊半島 大阪港 沖合5㎞

沖合にて停泊中の理由、聯合旭日艦隊は極秘の為、人目につかないここで待機中と言う訳よ。まぁ、護衛中に学生に見られて公にされる事もあるかもしれないけど。

2018年7月15日

戦艦紀伊

裕也「という訳で、学園艦の護衛の任に就く事になった」

菊地「護衛ですか...これまためんどくさそうな任務ですね、後それ先に言いません?何故今言うんです?」

大介「初日がめんどくさいぞ」

裕也「学園長に挨拶してその他の手続きしてから任務開始だからな、後から伝えても問題はないだろうと思って言ってなかった」

菊地「オイオイ・・・」

裕也「という訳で、行ってくる」

大介「不在中はお任せを、お気をつけて」

裕也「ん、」(・-・ゞビシッ

ーーー

紀伊から内架挺に乗り移り、聖グロの学園艦に向かう。

 

~20分後~

さぁさぁやって参りました聖グロ、見渡す限り誰も居ねぇ...なんかスッゲー心細い...大介呼べば良かったよ。

そう言えば(首相)幸子さんが言ってたけど学園艦って本当に女しか居ないのか?男も少なからず居るだろ(可能性

しかし迎えが来ないな、もう少し待つか。

 

~30分経過~

 

裕也「遅い...連絡では迎えを寄越すとか言っていたが...」

見渡す限り、何度でも言おう、誰も居ない。

裕也「しょうがない...歩いて行くか...」

幸い距離は歩いて3分も掛からないだろう、ここから学園が見えるし、たかが徒歩三分位の距離をわざわざ車を使うというのはどうかと思うんだがね、環境とかの問題あるし(ブーメラン

しかし見渡す限りイギリスを思わせる学園だ、まぁそれもそうだろう、元はイギリスの学校がどうとか言ってたしな。

・・・フィッシュ&チップスと鰻パイだけは絶対に食わねぇぞ。

尚、スコーンは良し。

ーー

「私が迎えに行きます!」

「いいえ!私が!」

「あなた達はまだするべき事があるでしょう!そちらを済ませてからにしなさい!」

「貴女だってまだしてないじゃないですか!」

「!?わっ私は直々に指名されたのよ!ダージリン様に殿方をお迎えに行く様に言われたのです!」

ガチャッ

裕也「すまない、少し訪ねたいのだが」

「「「「!?」」」」

「お怪我は!?襲われませんでしたでしょうか!?」

裕也「は?怪我?襲われ?してないけど」

「お待ちになれていれば我々がお迎えに上がりましたのに!」

裕也「30分過ぎても来なかったから歩いて来ただけ、あんまり人を待たせちゃいかんよ?」

「「「「あっ.....」」」」サーーーッ

この四人は後からダージリン直々にお仕置きが下った。

目の前の男より、後々にくるダージリンのお仕置きが恐いらしい。

 

~2時間後~

ここの警備員には警戒されたが無事に学園に入り、学園長の居場所も聞き、ここの学園長との挨拶も終わったは良いが、学園長との話が弾んでしまい、ついつい話し込んでしまった様だ。

 

         紅茶の部屋

 

話し込むのはまだ良い...良いんだが

「紅茶のお代わりはいかがですか?」

どうしてこうなった。

裕也「いや、大丈夫だ」

「初めまして、ダージリンと申します」

聖グロ戦車道隊長、ダージリン(本名不明)本人に、紀伊へ戻る所で声を掛けられ手を引かれ捕まってしまった、これは格言を長々と聞かされるのですね...意地でも逃げれば良かったかな...

裕也「渚裕也と申します、この度、学園艦の青森港までの護衛を任されました、暫しの間だが、厄介になりましょう」

ダージリン「素敵な名をお持ちですのね」

裕也「それはどうも」

ダージリン「この学園も戦車道を行っているのはご存じで?」

裕也「ええ、チャーチル、クルセーダー、マチルダ等の戦車を駆使した品格さを求めた戦いをしていると耳に挟みましたがね」

ダージリン「少なくとも恥を晒さない戦いをしているだけですわ」

裕也「そうですか...(会話が続かん)しかしこの紅茶は旨いな、君の名と同じダージリンティーかな?」

ダージリン「よくぞお分かりで」

裕也「何となくだがね」

ダージリン「この学園艦の護衛が終われば次はどこへ?」

裕也「それはまだ分かりません、この任務が終われば各学園艦を見て回ると良いとの事ですので、まずはここ、大洗、サンダース、黒森峰と言う感じで回ります」

ダージリン「プラウダは回らないのかしら?」

裕也「寒いのは苦手なものでな、そもそもソ連を思わせる感じが気に食わなくてね...私の母側の祖父がロシアで戦死してね、シベリア抑留の捕虜強制労働で、後親戚も幾つか探せば抑留で死んだの居るし、そんな社会主義文化を重んじる所は行きたくない(実話」

ダージリン「......」

裕也「あと継続には行かない」

ダージリン「...何故?」

裕也「あぁ、艦の装備品をパクられそうだからな、抽選会でもソイツに昼飯奢らされそうになったし、電話でお願い出来ないだろうかと有りましたが即答で断った」

ダージリン「そうですか...裕也さん、1つ聞かせて欲しいのですが宜しくて?」

裕也「何かな?内容によりますが」

ダージリン「殿方から見て戦車道はやはり良くないのでしょうか?」

裕也「うぅむ......それは個人個人の差というものだろう、私は別に構わんがね、好きな事をして青春を謳歌するのは当然であろう?私も今一度学生に戻れるなら昔以上に馬鹿をしたいものさ」

ダージリン「ふふっ、殿方とは思えない事を仰られますのね」

裕也「そうかな?昔は本当に酷かったものさ」

ダージリン「聞かせてもらっても宜しくて?」

裕也「そうですね...高校生の頃、授業中に学校抜けて他校に喧嘩吹っ掛けに行ったり、取り立てしていたヤクザ相手に寄って集ってリンチして金巻き上げたり、勿論それは持ち主に返したけどね、あと免許取り立ての頃に車で高速道路とかを180キロ以上で爆走したり、ボロボロの寂れたガードレールを突き破れば数十メートル谷底の峠道のコーナーを130キロで攻めたりしたり、スクラップ屋で車の使えそうなパーツを夜中盗みに行ったりと、警察と追いかけっこもしたし、数え上げればもうキリがない、今を思えば懐かしい記憶さ」

ダージリン「とても殿方のする事じゃありませんわ」

裕也「そうかい?私の友人は皆そうして学生生活を楽しんでいたさ、逆に勤勉すぎた奴は後悔していたよ、もっと馬鹿すれば良かったと」

ダージリン「そうですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~お話し中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「おっと、もうこんな時間か・・・そろそろ勤務に戻らねばなりません」

ダージリン「話せる有意義な時間でしたわ」

裕也「それはそれは良かった、紅茶ご馳走様でした、では、失礼」(・ω・‘)ゞビシッ

時刻は午後の7時。

 

 

~裕也、学園艦退艦後~

ダージリン「・・・アッサム」

アッサム「はい」

ダージリン「彼の素性を調べて頂戴、彼は何としても欲しいわ(意味深)」

アッサム「任せなさい」

 

~数日後~

ダージリン「アッサム、何か分かったかしら?」

アッサム「ダージリン・・・駄目だったわ、彼に関する情報がどこにも無いわ・・・」

ダージリン「何ですって?」

アッサム「私ではやはり限度があるって事よ、諜報部隊に任せるしかないわ」

ダージリン「分かったわ」

 

~更に数日~

部隊「ダージリン様!駄目でした!我々も最善を尽くしましたが情報が一つもありませんでした!」

ダージリン「彼は一体何者なの・・・?」

※この世界の人間ではない別の平行世界の人間です。

ダージリン「まぁ良いわ、次にお会いした際に聞けばよろしくてよ」

~数日後~

裕也「申し訳ない、何度も言わせて貰うが私は特務機関の者としかお教え様がない」

ダージリン「貴方の素性を知りたいのです」

裕也「しつこい人は嫌いです」

ダージリン「」グサッ

裕也「私の事を知る前に先ずはそのしつこさを治してからですね、まぁそれも間に合うかの問題ですが」

大介「次、 我々は黒森峰の海上護衛に回ります」

今回は大介同伴。

裕也「あくまで今回あいさつに来たのは別れの挨拶です」

大介「まぁどこかで再開するやもしれませんが」

ダージリン「アッサム!ローズヒップ!彼らを捕まえて!!!」

アッサム「はぁ・・・分かったわ」

ローズヒップ「分かりましたわダージリン様!」

裕也「副長!ずらかるぞ!」

大介「了解!!なっ!?」

ローズヒップ「逃がしませんわ!」

大介「ごめん!!」

ドスッ

ドサッ

ローズヒップ「....キュゥ....」

ダージリン「ローズヒップ!?」

大介「安心しな、気絶しただけ!」

アッサム「ごめんなさいね、ダージリンの為に大人しく捕まって頂戴」

裕也「アッサムお姫様?何故私をお止めになられるのでございましょう?」

アッサム「!?お姫様!?」

それに追い討ちをかける。

ドンッ!

壁ドンからの!

裕也「私の可愛いお姫様よ、なんと美しい」イケボ

顎クイ!これで堕ちない奴はこの世界には居ない!

アッサム「」ガクッ

アッサム撃沈、膝から落ちる。

ダージリン「アッサムぅぅぅ!?」

裕也「こりゃ生娘には刺激が強すぎたな、おっと」ガシッ

大介「その手があったか、いや、あの子には無理だな」

ダージリン「アッサム!何自分だけちゃっかり良い所持っていくのよぉぉ!変わりなさいよぉ!」←淑女は何処へ?

オレンジペコ「裕也様、大介様、申し訳有りません!すぐに黙らせますので」

裕也「いや、大丈夫だ、ついでにやっておこう」

大介「手短にな」裕也「分かっとる」

裕也「ダージリン...」

ダージリン「はい!?」

スッ

取り敢えずダージリンの頬を撫でる。

ダージリン「あっ...」

裕也「ダージリン、人は他人に聞かれたくない、知られたくない事はあるんだ、それを無理に聞いてはいけない、良いね?」アッサムに使った以上のイケボ

ダージリン「はい♡」

そして仕上げに、ダージリンの身を包む様に優しく抱く。

するとどうだろう?ダージリンが一瞬ピクッと動き昇天した。

その辺の童貞が見たら思わず顔を赤くし、ムスコが立ってるのを知られたくない為に股を閉じるだろう美女のトロ顔。

残念な所は、トロ顔で地面にぶっ倒れており、スカートが捲れてストッキング越しの下着が見えていると言うところだ。

 

大介「堕ちるのはぇぇな(白か、そしてチョロい)」

裕也「エリカに試してみろよ、お前のムスコに大変な刺激が来るぞ多分(白だな、チョロすぎて草)」

大介「はははっ!勿論!」

裕也「オレンジペコさん、本当に申し訳ないが、後は宜しくお願い出来るかい?」

オレンジペコ「はい!ありがとうございました!」

裕也「では」

大介「失礼しました」

 

パタムッ

 

オレンジペコ「...さてと、コイツらさっさと起こさないと...」

 

緊急速報、オレンジペコは一人の時、非常に口が悪かった。((( ;゚Д゚)))




何か話の進み方が泥沼化していってますねぇ。
あぁ、高1の夏休み直前に戻りたい・・・。
あっ、文を追加するかも。
黒森峰は次から。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編05 俺達の世界と同じだがナニかが違う。

スマホとパソコン使って書いてます。


2018年7月25日 日本海

聯合旭日艦隊は現在単艦で日本海を航行する学園艦の海上護衛を行う為、艦隊は学園艦の元へ25ノットで急ぐ、距離は約50㎞、学園艦は航行速度が遅い為、このままいけば午後13時には学園艦と接触が出来る。

 

戦艦紀伊 

裕也「副長、何か面白い事でもないかね」

大介「いきなり言われましても・・・菊池「レーダー探知!」!?」

裕也「何だ?」

菊池「非常に小さい何かですがレーダーが捕らえました」

裕也「距離は?」

菊池「3時の方向、距離6万5千、数25、25ノットで接近」

裕也「対水上戦闘用意!主砲用意!」

大介「主砲弾は特殊弾は勿体ないので水中弾で対応します」

裕也「うむ」

大介「砲雷長!弾種水中弾!照準定まり次第、砲戦開始せよ!」

菊池「了解、水中弾装填完了」

菊池「全砲塔右舷90°...........砲身仰角調整........ピピッ、合致しました!1番から3番!!各砲塔砲撃始め!!」カチッ

ドッゴォォォォォォォォォ! ドッゴォォォォォォォォォ! ドッゴォォォォォォォォォ! 

 

 

菊池「次弾装填…仰角下げ…撃て」

 

ドッゴォォォォォォォォォ! ドッゴォォォォォォォォォ! ドッゴォォォォォォォォォ!

 

 

 

 

菊池「減少!尚も接近中!!」

裕也「チッ!砲雷長!!警告射撃で数隻藻屑じゃ駄目か、どうやら敵さんは引かんらしい、面倒だ!!全部殺れ!!」

大介「不味いですよっ!」

裕也「もし言われたら俺がこう言ってやる「何か学園艦にしてたのが居たので殲滅しました」と言っておく」

大介「それでもいけないかと」

菊池「おk、殲滅しもーす!えいっ!」ポチッ

大介「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ーーー

川野「紀伊が砲戦を開始した模様!!」

拓也「本艦尾張も紀伊に続き砲戦開始せよ」

川野「弾種特殊弾装填、1隻も残すな」

拓也「紀伊に残りは任せろと打電しろ、二代目長門および陸奥にも砲撃準備だけはさせておけ」

「了解」

ーー

大介「長官、残りは尾張に任せろと入電」

裕也「そうか...主砲戻せ、残りは尾張に一任する」

 

~30分後~

 

菊池「目標全ての轟沈確認、砲身内部に装填された砲弾の格納作業終了まで後5分」

裕也「そうか、映像は撮ってあるな?」

大介「一応4Kで」

裕也「良し、早速緊急報告書作成すっか、一時的に指揮を任せるぞ」

大介「了解」

ーー

拓也「主砲戻せ、砲雷長、ご苦労だった」

「久々でちょっと戸惑いましたがね」

ーーー

首相官邸

 

「首相!大変です!」

幸子「あら、どうしたの?」

「聯合旭日艦隊が戦闘を!」

幸子「なんですって!?」

「詳細はこちらに!」

スッ

ー緊急報告書ー

本日11:50、本艦隊進路3時の方向、距離65㎞、速力25ノットにて25隻の国籍不明艦隊を発見、突如不明艦隊の学園艦への発砲(ホントはしてない)を確認、迎撃を行いこれを成功とす、黒森峰学園艦への攻撃と認み、これを撃滅せり、本艦隊は黒森峰学園の学園艦海上護衛任務を続行す。

P.S.救助活動はそちらに任せる。

             聯合旭日艦隊司令長官 渚 裕也

 

幸子「でも全滅は...流石に」

「まぁ良いでしょう、下手に学園艦に攻撃されてはアレです」

幸子「まぁ良いか...」

ーーー

 

午後12時50分、黒森峰学園艦と合流、学園艦に戦艦紀伊を接舷し、艦隊司令長官と副司令長官である裕也と大介は学園艦へ乗艦、今回は学園側が迎えを寄越すと言ってきたが、また待たされるのは嫌なので断りを入れ、戦艦紀伊の格納庫に置かれていた高官専用車を使い、学園へ向かう。

色は黒く、セダンのトヨタの高級車(センチュリーやその辺のタクシーに使われるコンフォートとは言ってない)を使う、運転は裕也が。

 

裕也「司令長官に運転させるとは一体何事かね副長」

大介「いやですねぇ長官、長官が自然に運転席座ったでしょ」

裕也「否定は出来んな」

大介「でしょ」

ーー

「と、言う訳で、今日は特務機関の方がこの学園にお越しになられます。決して粗相の無い様に、もし廊下等ですれ違った時には必ず挨拶を忘れてはいけませんよ、良いですね?」

 

学園長からのありがたーいお言葉を聞く生徒も居れば、ボケーッとしている生徒も居る。特にボケーッとしている生徒がここ最近入学してくるので、教員達は彼女等を危惧していた。

 

黒森峰学園の教員達は、生徒達が何か問題をこれから本校にお越しになられる方々に起こさない様、昼休みが終わる直後に、五時間目を急遽全校集会に変更まで行う始末。

「男」というのはあくまで生徒達には伏せておく。

 

ここで男と伝えてしまえば皆、教員達の言葉に耳を傾けず突然寮に帰宅し、勝負下着を穿いてこれからお越しになられる方々へ誘惑に行くだろうから、新米教員も然り。そんな事あってはならない、そんなお堅いのが黒森峰。

 

何故7月終わりにも学校があるかって?それは戦車道や各部活動に所属する生徒達の勉強遅れがある為、こうして学校があるのだ。

 

他の学園艦は殆どが夏休みに突入している。これはブラック企業の鏡だ。

話を戻そう。かくいう教員達も、これから来る裕也達がどんななのか非常にソワソワしている。話を合わせて行けばゴールインという、アホな奴ですら「これは無理だろ」と分かるものを、未婚の新米教師達はイけると勘違いする。

既婚の教員達も若かりし頃の性春をもう一度味わうべく、舌と下から涎と液を濡らす。

 

40や50のBBAなんか抱きたくねぇぞ?震え

せめてJKだろ?な?

ババアを選んだ奴は今その場で一度死んだ方が来世で良い事あるよ、但し保証はしない。

JKを選んだ君は来世も良い事あるよ、これは保証もの。

 

大介「と言う訳で、エリカのいる学校に到着しました」

裕也「やけにエリカ推しだな」

大介「だって好きなんですもん、それが前世だろうと後世の現世でもそれは変わりませんよ」

裕也「お熱いもので、でも分かってるな?」

大介「あぁ、あまり本気に恋愛感情を持つなと言う事だろ?」

裕也「俺達はこの世界で生涯を全うし骨を埋めるかもしれんし、それとも元に戻る可能性もある、もしこの世界で恋に落ち、共に人生を歩もうとした瞬間に俺達はこの世から消える可能性だってあるんだ。残された者達の悲しみは計り知れん。友達感覚での接触は良いが、それ以上は...俺もお前ももうあの時みたいに学生じゃないんだ、分かるよな?」

大介「分かってる。この世界でのエリカも好きだ、だけど本当に心の底から好きだと言えたのは、元の世界のエリカ只一人だけだ、この世界でも友好的に関係を築きたいが、意味深関係までは俺から踏み込んで行くつもりは無いさ、まぁ、誘惑されたらイくかもだけど」

裕也「善を食わぬは男の恥ってか。まぁ、俺もまほにされちゃヤっちゃうかもな、ちょっとだけ未練があるし」

大介「お前ダージリンとアッサム居るだろ」

裕也「え?何言ってんだお前?あの子達が鬱陶しいのでちょっと優しくしてあげただけよ、ブスなら手、いってるけど」

大介「ブスになら手ぇ出しても良いだろ」

裕也「但し加減はする、男は無用」

大介「いつまでもこの話をする訳にはいかんから一旦止めよう、マジで」

裕也「俺とした事が忘れてた。ここ学園だったの」

「「「「「「(あっ♡良い男♡)こんにちは♡」」」」」」

裕・大「こんにちは」

裕也「学園長室はどこにあるか教えてはもらえないかな?」

「ここを..........です、ホテル行きませんか?」

裕也「なるほど、重要な所を黙っていたので全く分からん、そしてホテルは行かん、冗談は顔だけにしてくれ」

大介「そして然り気無くゴム出しやがった...プスッ 穴開けたぞコイツ...長官、もしやコイツは長官に種付けしてもらいたいのでは?」

裕也「はははっ、全力で断ろう、モブキャラに迫られても対して嬉しくねぇし、穴開けてる所生で見たらそりゃアレだろ」

「「おまけにコイツブスだし」」

二人は逃げた、走りながらも話を続ける。

裕也「それならエリカが良いですねぇ」

大介「はははっ、ヤる時3Pですか?www」

裕也「そーなるな」

大介「全力でお断りします、エリカは私だけのものです」

裕也「冗談だよ冗談、まぁ、あの美形からして俺もこの子良いなと感じた事あるのは事実だし」

大介「その美形から全力アプローチ受けたんですけどね」

裕也「どんな?」

大介「18タグ付く...と思います」

裕也「マジかよ」

大介「当てているのよ、も有りましたが、私のスマホ使って{たわわチャレンジ}しているのを見てナニかが爆発しまして速攻に鷲掴みです、これは堪らんかった。ムニュッという餅の様な触り心地、そしてエリカの「あんっ♡」という蕩ける様なあの甘い声、これは勃ちました⤴️とも、半年位はオカズに困らないと思う位に」

裕也「すげぇなオイ、そしてお前のおっきなモノ↑を見て鼻血垂らして気を失うと」

大介「取り敢えず生殺しでしたので◯◯ズリしました、最高でした。今まで以上に出したのでは無いかと、エリカの、中々おっきいので俺のモノを丸々包み込んでくれまして...全く耐えられませんでしたけど」

裕也「やべ、ヤりたくなってきた」ムラッ

大介「同情します、そしてタグは付かなかったと」ムラッ

 

過去のエロ話でムラムラする二人、この程度でムラムラしててはこの先が重い知れよう、たかが学園長に挨拶に行くだけなのに何故ここまで誘惑されなければならないのか。

まぁ、さっきのブスの行動を思い出し萎えた様だが。

 

裕也「もしさっきのブスがゴムにピコ太郎のPPAPしたみたいにエリカがゴムに穴開けた所見たらどんな感じ?」

大介「そりゃあ開けてなくともゴムは開けずにゴミ箱にシュート、エリカを押し倒してエリカの中へPPAPでしょう、あっ、でもそのシーンでもオカズになるかも...」

裕也「駄目だこりゃ...」 

ーーー

~移動中~

裕也「この学園艦デカくね?」

大介「阿部さんナニ以上にね」

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~移動中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「ここどこ?」

大介「じゃけん戻りましょうね~」

裕也「おっ、そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~移動中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ…ギィィィィィィ……

 

 

裕也「なんで野外の更衣室に出るんですかねぇ...」

誰も居ない更衣室、鍵は無論要らないだろう、だって学園艦に男は居ない、となると覗く輩は居ない、結論は変態。

大介「これもう分かんねぇなぁ...」

裕也「あっ、エリカの(かもしれない)パンツみっけ」見つけたので嘘は言ってない、誰かは知らん

大介「!!?」

             黒紐パン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~移動中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉん!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~移動を始め、さ迷い続けて1時間経過~

大介「やべぇよ...!やべぇよ...!」

裕也「これはもう駄目みたいですね...ファッ!?」

大介「うーん...どったの?」

裕也「こ↑こ↓に看板あんじゃん...」

大介「ここをこ↓行ってこ↑行けば良いのね、なるほどなるほど」

裕也「んじゃぁ、行こっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~10分後~

学園長室前

裕也「何とか到着したな」ヒソヒソ

大介「最初が肝心ですよ」ヒソヒソ

( ゚д゚)(゚д゚ )

コンコンッ

学園長「どうぞ」

「「失礼します」」

ガチャッ

入室、学園長の座る机の前まで歩き、海軍式の敬礼をする。 

この人、どっかで見た事あるなと思えば愛弓さんに似ているな、クローン?綾波レイの「私は多分、3人目だと思うから」みたいな奴?そしたら技術力はこの世界恐るべし、世の女性の性欲と共に。

裕也「この度、黒森峰学園艦の海上護衛任務に付きます特務機関所属 渚3等海将です」

大介「同じく岩野2等海将です」

「学園長のレッツ!ホニャララ(面倒なの)です、名前はこれですが見た目通り女です」

「「プッ!!!www」」

名前に笑いしか出ないので取り敢えず笑いを耐えようと我慢する。

 

ホニャララ「笑わないで下さいよ...」

裕也「名前にホニャララて...ブハァ!wwwwww」

大介「www」

裕也「世界一受けたい授業じゃないんですからwww」

大介「境校長、そして学園で授業を学ぶなだけにレッツ!ホニャララwww」

ホニャララ「話は分かったから出て行けぇぇぇ!そして笑うなこのクソがぁぁぁぁぁ!」(泣)

「「ワハハハハハハハハハッ!!!!!」」大爆笑

学園長室から聞こえる男の笑い声、それは近くを「偶々」通り掛かっていた黒森峰戦車道隊長の西住まほと逸見エリカがその声を聞き逃さず、気付けば立ち止まり壁に耳を澄ませていた。

 

ワハハハハハハハハハハッ!

 

エリカ「隊長」ヒソヒソ

まほ「あぁ、あの人達だな」ヒソヒソ

エリカ「何しにここへ来られたのでしょうか隊長」ヒソヒソ

まほ「ナニしにという訳でもないであろう、恐らく海上護衛に関してじゃないか?」ヒソヒソ

エリカ「という事はあの方達は自衛隊なのでしょうか?」

まほ「特務機関と聞こえたから、恐らく自衛隊の中の部隊の事だろう」ヒソヒソ

※皆さん、彼等は自衛隊ではありません、「国防海軍」です。国民に色々と知られてはいけないので敢えて特務機関と通している。

エリカ「男性が自衛官というのは初めて聞きました」ヒソヒソ

まほ「私も初めてだ」

だから自衛官じゃないっての、国防海軍軍人だっての。

結局学園長室から追い出された裕也達はまほとエリカの二人とバッタリ遭遇する。

 

裕也「おやおや、盗み聞きはいけませんよ」

大介「大人の話にはまだ早いぞ」

まほ「来年社会人ですが」

裕也「それでも今は学生だ、いかに西住流家元の娘と言えど、所詮は只の小娘だ」

大介「長官、そろそろ戻りましょう」

裕也「それもそうだな…では、失礼する」

まほ「待って下さい」 ガシッ

裕也「?」

まほ「この前のお詫びが出来てません、させて下さい」

裕也「せんで良いよ、別に姉妹喧嘩は良いんだ、只それを店の中ではするなと言っただけさ」

まほ「それでもです」

大介「……長官、時間はまだあります、この際です、彼女らのお詫びとやらを受けましょう」

裕也「‥‥善を食わぬは男の恥、か……分かった、良いでしょう」

エリカ「ありがとうございます」

まほ は裕也の手を引っ張り、大介はエリカに手を引っ張られていた。

大介「(これが本当にあのエリカか?嘘だろ?何で今顔を赤らめたんだ?元の世界のエリカと同じって事か)」

エリカ「」///

~~~~~~~~~

まほ「ここです」

裕也「ほぉ…ナチスドイツの主力戦車ティーガー1にティーガー2、それにパンター、エレファント、クソデカいあのマウス迄あるのか……」

大介「はえぇ~^すっごい……」

裕也「そう言えば、学紋は良く批判受けねぇよな」

大介「ハーケンクロイツのヤツか、確かに」

裕也「旭日旗(海軍旗)でお隣がイカれて火病ってるのにな」

大介「それは今ここで言っても解決しませんよ」

裕也「核ぶち込んで殺っちまえばこれは永遠に解決じゃないか、素晴らしい」

大介「確かに名案だが人非道でしょう」

裕也「え!?アイツ等に人権あんの?マジかよ」

大介「もうその茶番疲れたよ」

裕也「ふぅぅ、スッキリしたわ」

まほ「あの……もう良いですか?」

裕也「ん?あぁ、すまんな。大丈夫だ」

エリカ「(どうして戦車庫にお連れするんですか!?この方々に嫌われちゃ、私もう立ち上がれませんよ!?)」

まほ「(すまん、ついうっかり…でも見てみろ、変な顔は一切していないじゃないか)」

エリカ「(確かにそうですけど…!)」

裕也「?おーい」

まほ「(所でエリカ)」

大介「?おーい、聞こえてるかい?」

エリカ「(何ですか隊長)」

裕也「一体何なんだ?」

大介「さぁ…」

まほ「(何故口には声を出していないにも関わらず会話が出来るんだ?)」

エリカ「」ソコかよ…

裕也「おーい!聞こえてるか!」

「「!?はい!?」」

大介「あっ、やっと我に返った」

まほ「何でしょう!?」

裕也「お詫びって言うのはこの戦車達を見せる事なのかい?」

まほ「まぁ…そうでしたが、乗ってみますか?」

裕也「イヤ結構だ、俺達も戦車はあるからそっち乗れば十分だ」

エリカ「え?」

大介「専用車両を持っているのです」

まほ「因みにどういったものを?」

裕也「19式と言う自衛隊戦車の10式の改良車さ、世界に2台しかない車両だよ」

まほ「……」

エリカ「…」

裕也「あまり時間を掛けたくないのだがな…まだまだ仕事は山の様にあるからね」

大介「君達子供と違って私達は成し遂げなければならない事があるのだ」

まほ「ご迷惑をおかけしました、あの…お名前を」

裕也「特務機関所属、渚裕也」

大介「同機関所属、岩野大介」

エリカ「(大介さんと裕也さんね…良し、覚えた

)」

まほ「裕也さん、大介さん、また是非とも来てください、もてなします」

裕也「その時はお願いしましょう、では失礼」ビシッ

大介「」ビシッ

~裕也・大介、学園退艦中~

戦艦紀伊 

作戦室

「ふふふ、一体どんな人なのかしら、楽しみだわ」

~30分後~

裕也「只今帰還した」

菊池「お帰りなさい、長官。来客です」

裕也「来客だと?」

菊池「はい、何でも陸上自衛隊戦車道指導隊の方が一名作戦室に待たれています、もう30分経ってますので急がれた方が良いかと」

裕也「マジかい…副長、一時指揮権を移譲する」

大介「分かりました」

ーーー

「まだなの…」

コンコンッ

「!?はい!」

ガチャッ

裕也「遅れて申し訳ない、黒森峰学園艦からすっ飛んできてね、いやはや、本当に申し訳ない」

「この度、首相より貴艦隊の事は耳にはさんでおります。陸上自衛隊 戦車道 指導隊 所属の蝶野亜美1等陸尉です、気軽に亜美とお呼び下さい」

裕也「だが断る、日本国 国防海軍所属 聯合旭日艦隊 司令長官 渚裕也三等海将です、旧日本軍の階級で大将に属します」

とりあえずお互いに一度立ち上がり、敬礼を交わす。

そして着席。

裕也「して、ここに来られた要件を伺いたいが宜しいかな?蝶野一尉」

蝶野「…いえ…別にこれと言って要件は有りませんでしたがその…」

裕也「?」

蝶野「その…男性が自衛官だと聞きまして…」

だから自衛官じゃねぇっての。

裕也「自衛官と言うより…特務機関の者ですので自衛官とはまた違いますよ」

裕也「それで?物珍しさからわざわざ本艦紀伊に足をお運びになられたと...」

スチャッ

蝶野「!?」

 

裕也は常に護身用として身に着けている9mm拳銃を蝶野の額に突き付ける。

但しこの9mm拳銃は、自衛隊に配備されている9mm拳銃と同じではあるものの、本機は改造されており、装弾発20発、有効射程150メートル、発射速度は毎分50発と、同型式と比べると発射速度を除いたその他は倍以上の性能を誇る。

しかし、その分重量が増している為、即座に9mm拳銃を構えられる様に筋トレは欠かせられない。

 

裕也「一応警告しておく、首相からであれば問題は無いが、首相からは貴殿がここに来る事は聞いていない。もし我々聯合旭日艦隊の情報が表に出てそれを知りここに来たのであれば、私は……俺はお前を今、この場で亡き者にする。首相からもそれは承認済みだ。我々は国家機密第一級に指定されているの、それが表に出てみろ……国の未来に関わるのだ、国の未来を壊しかねん者は誰であろうが…消す」カチッ

蝶野「」ガタガタガタガタッ

スッ

裕也は蝶野の額に突き付けていた9mm拳銃を下ろし、懐に戻す。

裕也「...まぁ良いさ、ゆっくりして行くと良い。職務の邪魔だけはしないでくれ」

ガチャッ

 

バタムッ

蝶野「……し…死ぬかと思った…でも…カッコ良かった…濡れちゃいそう…この世の男とは思えない雰囲気にあの冷徹な視線...彼は絶対に逃さないわ、これを逃せば永遠に結婚出来なくて独身で死んじゃう...いえ、だって撃破率120%ですもの(試合は)」但し、相手が堕ちた、というより出会い経験は聞いてやるな。

この世の聞いてはいけないランキングに出会い、営みの経験は常にトップを独占する。

 

結論、コイツは只裕也達を見る為に、本部に黒森峰学園に指導に行く虚偽申請した。

無論、この後減給処分を受けたのは言わずも分かるだろう。

また裕也達を狙う者が増えた。

裕也達を狙う者も自衛隊の中に居るが大抵は近付かない、いや、近付けないのだ。裕也達の回りには見えないが常に護衛が居り、護衛にはM4カービンライフル改(サプレッサー付き)を持ち、そして軍隊並みに重装備(軍隊ですから)、もしこれに撃たれれば結婚どころか初めてをヤれずにあの世行きなのだから。

おまけに裕也達も護身用として9mm拳銃改を持つので、裕也達から直接バンされる事もある。

裕也達も自身の安全の為なら殺ると意気込んでいるし。

蝶野はこの後、裕也に付き纏い、色々と自分の話を(一方的に)してウザがられ、今後は避けられる事になる。

裕也「分かりましたんでお帰り下さい」

大介「やっぱりか」

菊池「マトモな奴は居ないのか」

「「「あぁ、幸子さん達以外にマトモな奴は居ない様だ」」」




駄文です。
これも後で追加するかと。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編06 俺らの世界と同じくだがナニかが違う。

駄文でごめんね。


聯合旭日艦隊と学園艦はこの時、学園艦のみ博多港に寄港し、艦隊は人目の付きにくい沖合いにて停泊していた。

聯合旭日艦隊が黒森峰学園艦の護衛の任に着いた時は石川県辺り、そこから2日辺りで福岡へ到着。季節は夏、盆にもそろそろ近い為、黒森峰の学生殆どが帰省し、ほぼゼロに近い。現に戦車道を受講していて、学園艦にいる生徒はまほ とエリカの二人しか居なかった。二人の地元は熊本、並ばこのまま学園艦を降りて自宅に帰れば良いのに何故か帰らない。

丁度その頃、広島に大洗学園の学園艦が寄港しており、現在広島に居る妹のみほ も熊本の自宅に帰ろうかどうしようか悩んでいる頃だ。

※裕也達は現状、帰りたくとも帰る自宅が無い事は触れないでくれたまえ。

 

まほ「エリカ、軍艦紀伊へ行こう」

エリカ「はい?」

まほ「丁度今頃ならば行っても大丈夫だろう」

エリカ「多分迷惑掛かりますよ」

まほ「今は昼頃だ、向こうも小休止位には入っているだろう」

エリカ「そういう問題ではなくてですね...」

まほ「私達の地元に来てもらおうじゃないか、エリカ」

エリカ「そうですね...え?」

まほ「決まりだな」

エリカ「え?え?え?」

ーーーー

裕也「...何しに来たの?」

まほ「遊びに来ました」

大介「お帰り下さい」

エリカ「」ガーン

裕也「君達の来る場所じゃないんだぞココは、副長、内架挺で送ってやれ」

大介「了解」

まほ「私の家が熊本にありまして、良ければ来ませんか?」

裕也「無理だな...用も無いのに艦を離れる訳にはいかん」

まほ「駄目...ですか?」ウルウル

裕也「目をウルウルとさせても無理です、妹のみほちゃんと帰りなさい」

まほ「...」スッ

裕也「何をするつもりかな?」

まほ「...お母様、男性をお連れします」

裕也「は?」

大介「ん?」

菊池「んん?」

まほ「分かりました、では、ピッ 行きましょう」

裕也「馬鹿なの?」

大介「通信手、幸子さんに伝えろ、西住流家元の長女、渚司令官に脅迫せり、とな、緊急だぞ」

「了解」

裕也「あぁ待て待て通信手」

「?」

裕也「まほちゃん、別に行くは構わんが、それは何故なのかな?」

まほ「未来の旦那様の紹介です///」

裕也「」

大介「」

菊池「」

裕也「流石に君の旦那にはならないよ?自分が本気で惚れた女となら良いけど、学生の君と付き合うという様なのは(流石に)ないです」

まほ「」

エリカ「(隊長って戦車道以外はダメダメだったの忘れてた)」

裕也は取り敢えず大介にアイコンタクトする。

裕也「{大介、エリカ連れて食堂かどっかで時間潰しててくれ}」

大介「{分かった}」

 

大介「エリカちゃん、良かったら食堂でも行かないかな?まだ食べてないでしょ?良かったら食べて行かないかな?」

エリカ「行きます」食い気味

 

ここでエリカと大介は退出。残るは裕也、まほ、菊池の三人、その他はこの場に居ては不味いと判断したのか、ソソクサとどっかへ行ってしまった。まるで台所に生息するカサカサと動くGの如く。

 

 

その後二時間程、話は平行線を辿るが、結果的に裕也が折れて熊本へ行くという事になった。

 

2018年8月1日

熊本駅 午前10時

裕也「熊本か...(あの時は群馬だったな...)」

まほ「こっちです」

大介「オーイ裕也、急げよー」

裕也「!?ああっ、分かった、今行く」

 

博多駅から熊本駅まで移動し、降りた駅に西住家から迎えの車輌が来たので、その車輌に乗り込み、熊本駅を後にする。

聯合旭日艦隊は、福岡の海自基地に回航され、基地に停泊。

 

午前11時

車に揺られる事一時間程、西住家に到着。

西住家の従者、菊代さんに家元が執務を執る部屋へ通された。

いやぁ菊代さん、いつ見ても美しい。

トントンッ

菊代「菊代です、お連れしました」

「通しなさい」

ガラッ

一応、この世界の西住流家元とは初対面なので丁重に出る。元の世界の西住流の家元には酷い目に合っているので抵抗感はある。

菊代「失礼します」

ガラッ

 

「初めまして、西住流家元の西住しほ です」

裕也「初めまして、特務機関所属、渚裕也と申します」

しほ「特務機関?それは一体...」

大介「同機関所属の岩野大介と申します、申し訳有りません、特務機関は国家機密第一級指定ものですのでお答え出来ません」

しほ「そうですか...所で、まほ」

まほ「はい」

しほ「この方が貴方の旦那様になるのね?」

裕也「は?」

大介「んん?」

まほ「はい、そうです」

裕也「おい」

まほ「何ですか?」

裕也「誰がいつ、旦那になると言ったか、オイ...ふざけるのも大概にしろ...キレるぞ」

大介「(もうキレてんじゃん...もう回りの空気がヤバイんですけど、冷えてるなぁ...部屋と感情)」

裕也「一応言っておくが、俺は年下には興味ない、年下でましてや学生となると論外だ。あの時、君がわざわざ俺の所まで来て旦那紹介の為に無理矢理連れて来たのか?俺はそもそも君の亭主にはならんと断言した筈なんだが?」

しほ「...まほ?」

まほ「」

しほ「...お母さんとお話しましょう、時間は有ります......説教です」

まほ「...はい...」タスケテ

裕也「(だが断る)」

しほ「良いですか!まほ!男性を脅迫又は強姦等は年齢問わずに刑務所行きです!貴女は西住流に泥を塗るつもりですか!私は貴女をそんな風に育てた覚えは有りません!まだ みほのプラウダ戦の方が私個人の意見では許せます!ですがまほ!貴女の犯した脅迫紛いな事は私が許しましても国や世間が許しません!というよりは私も許しません!大体貴女は!」

 

大介「おいおい...これ長引くだろ?」ヒソヒソ

裕也「多分な」ヒソヒソ

エリカ「どうしますか?」ヒソヒソ

裕也「どっか行っとくか」ヒソヒソ

大介「そうだな」ヒソヒソ

エリカ「美味しい場所知ってますからそこに行きませんか?」ヒソヒソ

「「行こう」」ヒソヒソ

( ゚д゚)(゚д゚ )(゚д゚ )

説教されているまほ を放置してまだ食べてない昼飯を食べに西住邸を一時的に後にする。

熊本市内をブラブラしている途中でみほ に偶然会ったので、一緒に昼食を取った。大介と二人だけだったら昼から酒を呑み回りたかったが、流石に出来なかった。午後15時に西住邸に戻ったが、まほの説教は終わっていなかった。

 

~二時間経過~

しほ「どこへ行くのですか!まだ説教は終わっていませんよ!まほ!」

 

裕也「まだ終わってないのか」ボソッ←帰ってきた

 

~四時間経過~

 

しほ「一応、話は終わります、が!まだ!」

まほ「」

大介「どっちだよ」ボソッ

裕也「モンストのマルチしようぜ」ヒソヒソ

大介「おっ、そうだな」ヒソヒソ

 

~六時間経過~

 

しほ「分かりましたか?」

まほ「はい...分かりました...」

「「御苦労さん」」ボソッ

ーー

午後8時

カポーーン

裕也「あぁ^~」

大介「いい湯だ~」

 

取り敢えず西住家の風呂場でゆったりと湯船に浸かってます。

裕也「何か...紀伊に戻りたいな」

大介「おっ、ビールあるぞ」

裕也「何故にビール...」

 

大介は取り敢えず未開のビール瓶とコップを手に持ち、ビール瓶だけ、裕也に手渡す。

大介「ん」

裕也「開けろって事か?」

大介「」コクリッ

裕也「一言言えや、まぁ良いけど」

キュポッ

歯で噛み開ける、裕也の歯は強い、ビール瓶のキャップを開ける程度は造作もない。他にも試しに六角ネジを噛んで緩め様としたがビクともせず、ピシッ!っと歯が欠ける事があった。情けない歯め。

まぁそれは置いといて、開けたビール瓶を傾け、二つのコップにビールを注ぎ込む。

なんとも良い音だろうか、コポコポコポッ、シュワシュワシュワッ!と言う気持ちの良い音が裕也と大介の喉をゴクリと言わせる。

やはりビール瓶と言えばキリンが思い付くだろう、まさしくそれだから。

そして注ぎ終えた二つのコップを手に取る二人。

カチンッ

裕也「乾杯」

大介「乾杯」

 

そして誰も居ない筈の脱衣場から足音と声が聞こえるが、取り敢えず無視して飲む。それよりも、このキンキンに冷えたビール瓶から注いだビールが、生ぬるいコップに注がれた為、温度は少々上がる、それでもキンキンに冷えているのは変わらない、喉に与えてくれるこの刺激、喉に与えてくれるこの冷たさ、そして二人の大好きな酒、風呂に浸かりつつ飲む酒はまた格別だ。仕事から帰り、コンビニに立ち寄り缶ビールとツマミを揃え帰宅し、ビールとツマミを開け、テレビを見ながらと言うオッサン的なのも悪くはないが、風呂に入りつつ酒を飲むというのは滅多に無いからこれはまた贅沢なもの。特にこの世界入ってから酒を飲む事が無かった為、久々の酒に歓喜しつつ、ビールを味わう。

 

「「プハァ!旨い!」」

大介「これに生ハムあれば最高なんだがなぁ」

裕也「確かに分かるが贅沢言うな、ビール飲めるだけでもありがたいわ、ホントは日本酒か焼酎飲みたかったけど」

大介「それもそうだな、それもそうなんだが...」

裕也「脱衣場だな、何やってんだ?」

 

ー脱衣場ー

まほ「さぁ、入るぞ」←主犯

エリカ「隊長それは勘弁して下さい恥ずかしすぎます恥ずかしすぎて死にますどうか止めて下さい隊長」←被害

みほ「お姉ちゃん!止めよう!?それだけは止めようよ!本当に刑務所行っちゃうよ!?」←巻き込まれた

まほ「大丈夫だ みほ、撃てば必中、守りは固く、進む姿に乱れなし、だ」

みほ「ここでそんなもん使えるかこのバカ!」みほ!キレる

流石に動揺するまほ。

まほ「な!バカだと!どこがだ!」

みほ「そもそも男性が入浴している所へ全裸タオル巻かずに行く奴を馬鹿と言わずして何と言うんだこの馬鹿!」

まほ「私は身体に自信があるからこそ、敢えてタオルを着けずに行くだけだ。それもそうだが、みほこそ、まだ私には勝てない様だな。そんな身体では、満足させられないだろう?」ボインッ

ブチッ

みほ「んだとゴルァァ!あるよ!テメェ股下ツルツルの癖にほざくな!」

エリカ「え!?隊長まだ生えてないのですか!?」今更気付く

 

ーー

裕也「アイツ等なんか卑猥な話になり出したぞ」

大介「まほさん生えてないのか」

裕也「草は生えず」

大介「草」

ーー

まほ「な!?それは違うぞエリカ!どうしても鬱陶しいから剃ったまでだ!誤解はしないでくれ」

みほ「はっ!育毛剤使って生えなかったもんね!www」

ーー

大声で話す為、モロに会話が聞こえる。

「「マジか」」

ーー

まほ「バラしたな!とうとうバラしたな!あれ程言わないと言ったのにバラしたな!」(泣)

エリカ「(隊長が焦りすぎてバラしたなを連呼してる)」

みほ「事実だよ、それが何?」

まほ「こうしてやる!」

バサッ

みほ「キャッ!」

まほ「...なん...だと」

エリカ「あら、綺麗に手入れしてるのね」

みほ「お姉ちゃん程脳筋じゃないから身だしなみには気を付けないとね」

まほ「ならばエリカ!」

バサッ

エリカ「...隊長」

まほ「......」ポロポロッ( ;ω;)

みほ「わぁ、エリカさんって髪色と同じなんだ」

ーー

大介「!!!???」

裕也「落ち着け」

ーー

まほ「姉の威厳がぁぁ...」

みほ「もう威厳もナニも無いよお姉ちゃん」

エリカ「私の理想の隊長が壊れていく」

ーー

裕也「うるせーなアイツ等」

ザバァッ

大介「どうする?ガラッと開ける?」

裕也「その前にお前のムスコを鎮める事をお勧めするよ」

恥ずかしかったのか、湯船に浸かり直す大介。

大介「スマンめっちゃ恥ずかしい」ギンギンッ

裕也「気持ちは分かる」

ーー

しほ「脱衣場から声が聞こえますね...」

菊代「はい、何か喧嘩でもしているのでしょうか?」

しほ「ですが今はお二方が入浴していま...まさか」

菊代「乱入ですね、おそらく」

しほ「全く!反省の色はありませんでしたか、今夜は寝かしません、出てくるのを待ちましょう」

ーー

ガラッ

「「「!?」」」

裕也「うるさい、さっきから丸聞こえなんだけど」

まほ「えっ(うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!聞かれてしまったぁぁぁぁぁ!)」

大介「全く、思春期なのは分かるが俺達の身にもなってもらいたいもんだよ全く」

裕也「コイツ勃ってたぞ」

大介「!?」

エリカ「えっ!?」チラッ

大介の股下をガン見するエリカ、するとどうだろう、顔がみるみると赤くなっていく。

一応収まっている大介のナニ、タオルを巻いているが、ナニがやはりおっきい為、型がくっきりと。

 

大介「気にしなくて良い、あれは嘘だ」

エリカ「責任取ります///」

大介「へ?」

ーー

しほ「やはり突撃します」

菊代「はい」

ーー

しほ と菊代さんが脱衣場に走ってくる最中、まほとみほが姉妹喧嘩を始めたので取り残された三人。このままじゃ埒が明かないと判断した大介はエリカを抱えて湯船に浸かり混浴、ほんの少し離れた所で湯船に浸かりつつビールをラッパ飲みする裕也、エリカはこの世の男ではあり得ない程のイケメンと混浴しているのだ。さぞやエリカも幸せであろう。裕也と大介の背中には入れ墨を施しており、大体は怖がられるがエリカはものともせず大介の右肩に身体を寄らせる。湯船にはタオルは沈めないので三人とも全裸だ。大介の目線は常に、水面にプカプカ浮かぶエリカの胸に向かっている。おや?鼻血も出始めたぞ、なんでポタポタじゃなくて、水道の蛇口を全開に捻るの如くドバァァァァ!と出てるの?出血多量で死ぬぞ?後、汚ねぇから排水口で鼻血を垂らせよ。

 

バタァァァンッ!

しほ「まほ!何をしているの!?」

菊代「お嬢様!いけませんよ!」

まほ「ゲッ!見付かった!」

裕也「しほさん、この子煩いのでお願いします」

しほ「分かりました...ですが...目のやり場に困ります...その姿で居られましては」

裕也「ん...あっ、やべ」 サッ

 

全裸だったのを忘れてた裕也、ガッツリとムスコを見られた。

しほさんは顔を横に向ける。

菊代さんはあらあらと顔に手を当てて赤らめる、みほ は無言で瞬きせずに裕也のムスコを見る、まほ は鼻血を垂らす。

 

しほ「さぁ!行きますよ!今夜は寝かしません!」

まほ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!みほ!助けて!」

みほ「」ニヤァ(^ω^)/

勝ち誇った、負けた奴には殺意を覚える様な顔を姉に見せる。

まほ「(試合でボコボコにしてやるから覚えてろよみほぉぉぉ!)」

まほ は、しほに引きずられて(ほぼ全裸で)脱衣場を後にする。残されたみほ はちゃっかり裕也達と混浴を楽しんだ。これを機に、エリカとみほ の関係も改善し、裕也達にとっては美味しいものとなった。この日はエリカも泊まるらしく、大介の布団に潜り込んで一緒に寝たらしい、かくいう裕也も、みほ と寝ているのだから。だがしかし、意味深はしていない、良いね?

 

ー翌日ー

しほ「良いですかまほ!まだ有りますよ!寝てはいけません」

裕也「もう半日経ってるぞ...」

みほ「流石に気の毒に思ってきちゃった」

エリカ「大介さん、今度私の家に遊びに来ませんか?」

大介「うーん、邪魔にならなければの話だけどね」

更に翌日、まほ はやっと解放されたので、裕也の気遣いで熊本城付近をデートしてきた。みほ も要求してきたので、応じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論を言おう、マトモに休めなかった。

艦隊勤務が一番ゆっくりしていた事が分かり、早く紀伊に戻りたいと願う裕也であった。




キャラ崩壊はお忘れなく。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編07 俺達の世界と同じだがナニかが違う。

(ネットで知ったが){トンスル}飲むなんて無いです。
イカれてる...。
「トンスル」知らない人はググって、どうぞ。
吐き気します。
オッケーGoogle。


8月7日まで西住邸の(半ば強制的な)滞在を終え、9日に裕也と大介は、戦艦紀伊に戻ってきた。

2018年8月10日

福岡県福岡市、海上自衛隊基地

戦艦紀伊

艦橋指揮所

首相の牧原幸子の身は、聯合旭日艦隊旗艦紀伊にあった。電話連絡でも良いが、福岡にも用事があったらしく、ついでに直接艦隊に赴いたのだ。

 

裕也「えっ?群馬ですか?」

幸子「そう、良ければ行ってくれませんか?」

大介「何故です?」

幸子「西住さんの話を聞いた島田さんが是非来て欲しいと私に言ってきたもので」

裕也「この世界の両家は仲良いのか」

幸子「戦車道になると凄いですけどね」

裕也「艦隊はどうすれば良いですか?」

幸子「横須賀の海自基地に停泊して下さい。既に手配は済ませております、私はこのまま同行しようと思います」

裕也「横須賀...三笠公園があったな...」

大介「行った事無いけど」

裕也「帰りに行ってみるか」

菊池「そうですね」

裕也「全艦通達、現時刻を持って横須賀へ出航する」

ーーー

~3日後~

午前7:30

裕也「横須賀に無事到着したな、副長」

大介「はい、大洗の学園艦と途中、遭遇しましたがね」

菊池「まず始めに、補給をしてからですけどね」

「「分かっとる」」

~3時間後~

大介「長官、燃料・物資補給作業、全艦完了しました」

裕也「そうか、副長、暫しの間、頼む」

大介「お任せを」

菊池「お気をつけて」

 

指揮権を副長に一時的に移譲した裕也は、紀伊格納庫に保管されている自車の19式に乗り込み、群馬へは空で向かう事に決めたので、取り敢えずは横須賀の空自基地へ向かう。

従来の10式や90式と比べると倍近くの図体があり、砲身が非常に長い為、操縦は結構苦労する。

砲身も少し前に127ミリ砲から150ミリ砲に換装された為、車重が増し、坂道発進がキツくなった。

坂道発進補助システムがある為に、幾分は楽だが、戦車という重量がものを言わせ、各走行補助装置が壊れる事も良くある。壊れにくく作られていても、裕也や大介達の操縦に耐えられずに破損する。

設計者達は新しく開発した時に「次こそは壊れはしないだろう...」と口揃えて言うが、その言葉を物理的に拒否、その発明品の末路を仕上げるのが裕也達だという事を忘れないでほしい。

唯一(裕也達の考える)耐久性と要求する基準をクリアしたのはエンジンと主砲だけだった。

ーー

はーい、現在陸自が保有するC-1輸送機で19式と共に群馬までの空の旅を楽しんでま~す、はい。

しかしまぁ...女しか居ねぇ...女の所にポツンと男が居るのは非常に心細いから今は19式の車内に居る訳ですよ。

しかしまぁ、快適だわ。

勝手に改装して居住性を上げた価値はあった。

今こうして役に立ってる訳だからさ、どっかの航空艦隊司令長官よりも良い。

 

ーー

圭一「...ん?」

山崎「どうした?」

圭一「なんか噂されてる気がして」

山崎「高和さんにでも噂されてるのか、良いねぇ、お熱いねぇ」

圭一「いやな奴に噂されてるのはマジ勘弁」

高和「呼んだか?」

圭一「」

ーーー

車内に居る理由はそれだけではない、視線がすっごい、まるで野獣だ。

対面して話す時、何故か皆の目線が俺の下半身を向いている。

ジュルリと涎を垂らす音が聞こえる。

どうぞ、とお茶を渡されたが、飲めない、絶対緑茶にナニか混ぜてるよ、変なナニかが付いてるし、白いし。

ぶっちゃけると田所浩二が女に性転換しただけじゃん。

本人も医学生(現在24歳)してたらしいし。MURやKMRポジションな奴も居る。

ーー

残す所、後一時間程で群馬上空に到達するらしい。降下地点は人気の無い森林、そこでなら降下しても問題は無い。道路に降下するのも良いが、通行の妨げは流石に駄目だという事で森林に降下ポイントを定めた。島田邸は山奥の中にある。島田邸から少し離れた所に着地し、そこから島田邸を目指す手筈になっている。

現在高度800、高度1000から降下する。

おっと、少し傾きだしたな。

機首を上げて高度を上げ出したか...バックで戦車を載せた為、シートから離れ、ハンドルに身体が張り付く様な感覚がある。

あっ、ペットボトルが...キャップ閉めてて良かった...。

 

ーー

「さぁーて、高度1000!」

「お茶飲んでくれなかったなぁ...」

「お茶って言えるのアレ!?白い粉一杯付いてたじゃん!何よあれ!?」

「ナニって...睡眠導入剤だけど...あっ、ヤバ」

バッチィィィィィィィィンッ!

「きゃん!」

機長「こんの馬鹿たれがぁぁぁぁぁ!」

ドサッ!

ガッ!

「おい!コイツにパラシュート無しでこの場から下ろせ!」

「あっ...機長」

機長「何だ」

「無線...付いてます、全部バレてます」

機長「」

裕也「やっぱりな、あれ飲まなくて正解だったよ」

機長「すみませんでした!部下に代わり私が罰を受けます!」

裕也「別に気にしなくて良い、あの茶見た時に、コイツ睡眠薬入れてるなと分かったからあの時受け取らなかったのさ」

「あっ、やっぱりバレてましたか」←犯人

機長「お前は反省しろ!」

ゴッッ!

「ゲェッ!」

裕也「間もなく降下地点だ、ハッチ解放求む」

「了解、ハッチ解放します」カチッ

 

ガチンッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ←警告音

ウィィィィィィィィィン ガッチィィン

「ハッチ解放確認、いつでもどうぞ」

機長「ご迷惑をお掛けしました。お気をつけて」

裕也「感謝する、貴機の無事なる帰投を望む。また再会したその時は是非とも一杯飲み交わそう、では」

 

カチッ キュルルルルルルルルルルルル! ウォン! ドドドドドドドドドドド!

 

ブワッ

 

 

「...ハッチ閉めます」

機長「...航路反転、帰投する」

ーー

裕也「(高度800...700..650.600...500..450.400...300.250..200..150.100、今!)」カチッ

バッッ!

 

ゴッ!

 

裕也「うぐっ!!!!」

落下Gがスゴい、自分の体重の3倍位の負荷を感じる。俺の体重が54、となると×3だから162キロ、永遠では無いが、膝や尻が痛む、痛みに耐え歯を食い縛る。

...ふぅ、Gが和らいだか...

 

メキメキッ!バキバキバキィィィ!

ドォンッ!

バチンッ!

裕也「おっ、パラシュートが自動的に外れるのか...えっと」ガサガサガサッ

 

 

 

      テッテレー!      地図

 

地図で先ずは降下ポイントを確認、次にハッチを開けて周りを見渡して位置を確認する。

 

裕也「予定より200メートル程北から離れたか、まぁ良いか」

 

予定通りの降下ポイントに着地していれば、更に北へ500メートル程進めば島田邸へ行ける(舗装された)山道がある。が、しかし、200プラスの750メートル程前進せねばならん。

 

 

 ザァァァァァァァァァ!

 

裕也「ちっ...雨か、やだねぇ...せっかく洗ったのにこれじゃパーじゃねぇか、おまけに地がぬかるんで足を取られる...」

 

 

 

ザァァァァァ!ガコッ!ザァァァァァ!

裕也「クソッ!いぼった!」

※「いぼった」は福岡弁でぬかるみにハマる等を指す。

後500メートル程前進すれば山道に出れる所で問題発生。

取り合えず今は大雨が降りしきるので、弱くなるまで動かない。エンジンも燃料節約の為、バッテリーで電子機器の電力を維持する。

バッテリーだけで維持しようとしても出来るのも時間の問題、さてさてどうするか。

 

 

 

裕也「キャタピラでそもそもいぼるのかよ...あっ、あの大木...アンカー打って引っ張るか」

カチッ

バシュッッ!

ガッッ!

ギリッ ギリッ!

 

 

裕也「良し、いけるか......おっ、行った」

 

ぬかるみから無事脱出し、森林から山道まで無事に抜けた。所要時間僅か30分足らず。

時刻は丁度15時。

ここからだと20分位だろうか、アスファルト汚すし、おまけにキャタピラに装着する、アスファルトを傷付けない特殊ゴムを着け忘れたが、まぁ良いだろう。

雨降ってるし、「雨」降ってるし。

先へ進もう。

 

ーーー

雨が降るせいか、視界が悪い。木々が生い茂って普段は日差しを遮り、小雨程度の雨も遮るが、今回は余計に視界を暗くし、50メートル先を見れれば良い方だ。ワイパーを全開にしているが、それでも先が雨で歪んで見える。ぬかるんだ時よりも雨が一段と、いや、二段と強くなっている。

ゲリラ豪雨が可愛く感じさせる程に。既に道路が浸かっている様に見える。目の錯覚か?それに人?が見えたんだが...幽霊か?いや、良く見るとくっきり体型が人だ、女で鉄板女か。

鉄板は分かるな?胸が無い、ツルペタだ、オカズにもならねぇな。

目の前に居るが、見向きもせず下を向き、右手にある森林へ入っていった。

それはソイツが消えるまでこの目で見た。

見た目が貞子みたいだ。

一瞬{UMA}かと思った。いやマジで。

ヘッドライトをハイビームにしてフォグランプを点灯させているにも関わらず、先が何も見えない...これは少なからず恐怖を覚える。

もしここで何かが起き、何も術が無かったら俺は一人だ。

特に進みながらだが、看板に「土砂、落石、「不審者出没、被害者続出」注意」と看板を立て続けに立っているのを見た。

本当にこんな所に島田邸があるのか?元の世界でこの辺りは土砂、落石の対策は行っていた筈。落石ならば別に大丈夫であろう、戦車は伊達じゃない。

ハッチをこじ開けられるものならこじ開けてみろという話だ。

特にこの19式は自衛隊車両と比べ物にならない。俺達が使っても耐えられる様に作られた戦車だ。

装甲の厚さだって砲弾火薬庫は6センチ程厚く車体装甲も5.5センチはある。只の鉄ではない、特殊鋼を使用した装甲だ。

120ミリ砲は愚か、170ミリ砲にも耐えうる数値が出ている。

靭帯も特殊鋼と特殊ステンレスで作られているから、切断破損する事は基本的に無い。

たかが落石当たろうと死にはしない、俺が今怖いのは土砂に巻き込まれる事だ。

土砂に巻き込まれ、巻き込まれた直後は無事でも、酸素を供給する事が出来ない、脱出も出来ない、見付かるまで生き延びれれば良いが、見付からなければ生き埋めになる。

この辺りは断崖絶壁で、パッと見で土砂警戒しておこうみたいな所が数ヶ所程ある。

今その断崖絶壁の橋を時速30キロと、スクーターの法定速度で微速ながらも前進している。

60トンも重量があるにも関わらず、強風で揺れる様に感じる。そもそもの話、車体が整地された場所では揺れる事はない、となると橋が揺れているのだ。

今この渡っている橋は、特に一際目立つ程の大きい橋、この辺りの橋の補修工事や点検順位は、まずこの橋から始まる。この辺りの橋は全部、戦車通行が出来る橋だ。

だがこの橋は古い、昭和40年(と石板に掲載)に完成した耐震設計(は多分)ガン無視の大橋だ、落ちれば120%死ぬだろう。

橋の上から下の水面までの高さは約150メートル程。

おまけに橋下の川(ダムに流れる)も水深が浅瀬で25メートルと、合計して175メートル、更に深ければ200もある。

いかに戦車と言えど、175メートルや200メートルからの落下は19式でも耐えられない。乗ってる奴が本当に死ぬ。

 

丁度真ん中を通り過ぎた辺りから雷も鳴り出した。窓から見ると落雷が至る所で起きている。

 

良し、橋を無事に渡りきった、このまま行けば無事に島田邸に...

ギメキッギギギッ ドォォォォォォォォォン!

窓越しから覗く。

 

裕也「!?...倒木か、運良く当たらなくて良かった...道路に倒木は面倒だな...乗り越えるか」

 

大木が倒木したが、乗り越えられない程ではないので乗り越えて先へ進む。

一応、目の前で倒木した写真をスマホに納める。

写真を納めた直後、回りの雰囲気に恐怖を覚え、頭より早く体が本能的に動き、身を車内に戻すと同時にハッチを下ろし、即座に鍵を閉めた。

鍵を掛けた直後、ハッチ上からガンッ!ガンッ!と石か何かで叩く音が車内に小さく響いた。

ラジオは鳴らしていない。

聞こえるはエンジンのアイドリングと叩く音だけ。

その音は、アイドリングよりも大きく感じ、恐怖感を更に引き上げた。

エンジンブロー、足回り破損覚悟でアクセルをベタ踏みし、その場を離れた。

更に幻聴であると信じたいが声が聞こえた。ここを開けろ、滅茶苦茶にしてやる。と。

全速で走る中、目の前に生物がヌッと出てくる、人だ。

もうそんな悠長な事は考えず、{グチャッ!!}と轢いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま進めば後5分も掛からない筈、視界が酷い為、今は見えないが、本来はここから島田邸が見えてもおかしくは無い。

電気みたいなのは少し見える気がするが...。

裕也「居らんかったら引き返すまでだな、面倒だが」

裕也「しかし...町へのアクセスが悪いな...こんな山奥は確かに景色が良いが、日常生活を考えるといささか無理があるぞ」

速度を40キロに上げ、雨が降りしきる中、先へ進む。

 

 

そこから時間は5分と掛からなかっただろうか。

今、右手に島田邸がある。門番がいない、電気が数ヶ所しか付いてない、まるで恐怖の館を思わせる。

もう一つ、恐怖を思わせるに、19式もフロント側が血まみれになっている。

雨により付着した血は雨と共に流れ落ちるがね。

 

 

戦車から降りて取り合えずインターホンがあるので、押して応答を待つ、カメラ付きインターホン。

『はい』

裕也「初めまして、内閣総理大臣牧原幸子さんから島田流家元、島田千代さんの話を聞きまして本日こちらにお伺いしました、渚 裕也と申します」

『はい、少々お待ち下さい』

今の声は間違いなく千代さんじゃない、従者だろう。

おっ、開いた。

「渚様ですね、どうぞお入り下さい」

裕也「戦車はどこに置けばいいかな?」

「あそこに停めて下さい」

 

取り合えず19式を指示された所へ(センチュリオンの隣に)停め、館に入り従者の後を追う。

やはり、この屋敷も、部屋の配置も、通路に備わる家具も、元の世界と変わらない。

「こちらです」

コンコンッ

「奥様、お客様です」

「お通しして頂戴」

「失礼します」

カチャッ

裕也「(身だしなみは大丈夫だな、よし)失礼します」

「お茶の準備をしますので、失礼します」

キィィィ、パタッ

家元は来客用のソファーに座り、裕也を見つめる。

千代の目の前に立ち、海軍式の敬礼をする。

 

裕也「日本国国防海軍所属、聯合旭日艦隊司令長官 渚 裕也であります。諸事情ありまして、現在は特務機関に在籍しております」

千代「お話は聞かせてもらっております。島田流家元、島田千代です」

裕也「であれば、我々の事も?」

千代「ええ、聯合旭日艦隊は別の平行世界から何らかの原因でこの世界に流れ着いたと」

裕也「幸子さんにはお話してありますが、渚家とそちらの島田家の交流関係もご存じで?」

千代「ええ、それも聞かせてもらったわ。向こうの世界が羨ましいわ、貴方の様な紳士とうちの愛里寿ちゃんが義理ではあるけれど兄妹関係だったのね」

裕也「紳士...ではありませんよ、それは言い過ぎです。私は破天荒ですよ、それに結構な馬鹿ですから」

千代「そんな事は無いわ」

裕也「ありがとうございます」

裕也「ところで、愛里寿は何処へ?」

千代「今は部屋に居るわ」

裕也「部屋に居るという事は、多分ボコのアニメでも見てるのでしょう、邪魔してはいけませんね」

千代「そちらの世界にもあったのかしら?」

裕也「ありました、愛里寿の為に良くボコミュージアムへ連れて行ってあげましたから...ハッキリ言って、ボコを見るのが精神的に疲れる程に」

千代「何かあったら伝えておくわ」汗

裕也「いやいや、気を使われなくて大丈夫です」

千代「そう言えばこの雨の中良く来ましたね」

裕也「凄かったですよ、大橋渡りきった辺りで倒木が起きましてね、傷は無いんですが、あれじゃあ車の通行は出来ませんでしょう。冠水もちょっと気になりますね」

千代「道路が冠水しているのかしら?」

裕也「目の錯覚でなければ恐らくは」

 

時刻は午後17時、話が弾んでしまった。

途中で、従者さんがお茶を用意してくれて、お茶を片手に過去の話や、両家の交流関係を事細かく話した。

地図を良く見ると、走ってきた道とは別にもう1つの道が後々になって分かった。

そこは落石、土砂の対策がなされた道で、どうやら俺が走った山道は、ほぼ破棄された山道だった様だ。

そこから来た事に驚く千代さん、そこは頭のイカれた奴等(浮浪者等)が縄張りにしていたらしく(野生動物でさえも近付かないヤベー所)愛里寿も絶対に近付かないという。

ここ最近は居ないらしいが、それでも危険だという。

そう言えば走ってる時にボロボロのテント?みたいなのがあったな...人は見えなかったが。

 

裕也「まぁ危険なのは分かりますが、これでも私は護身術はそれなりに出来ますよ、特に殺るのが得意です」

千代「え?ヤる?大胆ね///」

裕也「一応言いますが、やるってのは意味深ではありませんからね?殺の方です」

千代「勿論、分かっているわ(バレてないわね)」

裕也「何故顔が赤いんです?」

千代「気にしなくて良いのよ!?///」

裕也「そうですか...まぁ、良いでしょう」

トントンッ

裕也「ん?」

カチャッ

「お母様、お腹すいた」

千代「あら、愛里寿ちゃん」

この世界の島田愛里寿 登場。ホントに13歳の頃の愛里寿だ。

裕也「君が愛里寿ちゃんかい?初めまして、渚 裕也と言うんだ、宜しくね」

海軍式の敬礼を愛里寿相手にも欠かさずに行う。

だけども、愛里寿は千代の後ろに隠れる。

 

裕也「あれ?もしかして人見知りかな?」

千代「ええ、愛里寿ちゃん、挨拶なさい」

愛里寿「..島田愛里寿です...」

元の世界では、愛里寿が本当に記憶の無い小さい頃から良く見ていた為、人見知りというのは知っていたが、まさかここまで極度の人見知りとは知らなかった裕也。どう接して行けば良いのか考える。

愛里寿「あの...」

裕也「ん?どうしたのかい?」

愛里寿「怖く...ないの...?」

裕也「?怖いとは?」

愛里寿「男性...みんな...女性が怖くて逃げる...距離を置く感じがあるから...」

裕也「(ホントにこの世の男共は腐ってんな...チ○コもぎ取れよ)」

暗い顔から更に暗くなる愛里寿。

愛里寿「...家族のお父様でさえも...私やお母様を避けるから...貴方も...本当は...怖い...よね...?」

ポロポロと涙を流す愛里寿。

裕也「(自分の娘に距離を置くのか、この世界の千代さんの旦那さんは...会えば一発ぶん殴るか、自分が言うのもあれだが、「お前が距離置くせいで娘が傷付いてんだぞ、自分の娘泣かして良いんか?楽しんか?あ?」って攻めそうだな)...別に怖くないさ、それは人それぞれ、恐怖を覚える者も居れば、恐怖を知らぬ者も居る、別に気にしなくて良いんじゃないかな?」

裕也は、千代の後ろに隠れた愛里寿の所へ足を運ぶ。

ポンッ

愛里寿「...え...」

ナデナデ

裕也「少なくとも俺は、女性に恐れを感じた事は無いよ。但し、正常な女性だったらの話だけどね、正常ではない異常な奴は恐怖よりも殺意が湧くけどね」

 

勇気づける為に、愛里寿を抱き寄せる。

 

ギュッ

 

愛里寿「あ...」

千代「......」

裕也「な?いつまでもそんな顔しちゃ、可愛い顔が台無しだぞ?ほら、今度遊びに連れて行ってあげるからさ、元気出せ、な?」

愛里寿「...うん!」

裕也「良い顔だ」

愛里寿は満足したのか、安心したのか定かではないが、とても良い顔して、部屋に戻って行った。

千代「ありがとう、愛里寿ちゃんのあんな顔、久しぶりに拝めたわ」

裕也「まぁ、あの程度で元気になって貰えれば、こちらも嬉しいですよ、しかしまた...喜ぶとは言えどボコを見るのか...今度こそノイローゼになりそうだ.......」

千代「まぁ...頑張って...」

裕也「はい...」

時刻は午後18時半、晩飯を取ったが今回は世話になるので、海軍カレーにしようと思ったが、昨日がカレーだったらしいので、山物とは別の海鮮丼物を作った。まぁ評判は悪くなかった。あとはお手製のデザート位か。

 

裕也「もうこんな時間ですか...そろそろお暇しましょう」

千代「今の時間帯は危険よ、奴等は本当に危ないわ、猿より危険というのを覚えておいて頂戴」

裕也「はい?」

バァンッ! バババババババババババッ!

裕也「!?この音は!まさか銃声!?」

千代「陸上自衛隊が、この辺りに出没する輩の排除を行っているのよ」

裕也「え?」

千代「この辺り一帯に潜む浮浪者達は大体が、男性を無差別に虐殺する等の罪を行った大罪人よ、特に海外からマフィアや逃亡者がこの地に何故か潜む事が多いの、今回は本腰を上げて一掃をするらしいわ」

裕也「そうですか...(あぁ、加勢してぇ...)」

千代「ここに居る者は全員、レンジャー部隊をトップで卒業者ばかりだから、それにそろそろここを引っ越しますから」

裕也「加勢してぇ...(それは頼もしい...)」本音と建前が逆になってる。

千代「え?」

「「「え?」」」

裕也「!?いえ、何でも無いです、私は戦車の中で取り合えず寝ます。寝袋も有りますし、足を伸ばして寝れるスペース有りますから」

千代「部屋があるのに...まぁ、そこまで言うなら良いけど」

チャリッ

裕也「一応、スペアキー渡しておきます」

 

午後22時、お風呂も借りて(入浴中愛里寿入ってきた)頭洗ってあげたりして混浴?を済ませ、取り合えず(19式車内の)寝床に潜り込んだ。Wi-Fiが繋がってるのでギガ数を気にしなくて良いというのはありがたい。

という訳で、この世界のエロ関連がどんな物なのかちょっと調べますかね...。

 

裕也「オッケーGoogle」

 

 

 

 

午後23時

裕也「(ジーザス!!!嘘だろマジかよ...阿部さん達入れたら業界に嵐を呼ぶぞこれ)」

調べた結果が...これだ。

主に検索されてるワード

童貞、ヤリチン、ゲイ、ホモ、淫夢(水泳、空手関連あり)、オォン!、ンアッー!、イキスギぃ!、止めてくれよ…、お前の事が好きだったんだよ!!!、クッキー☆、♂&♂、オネェ、ホモォ...、ショタ、公開オ○ニー(年齢層問わず)、童貞監禁レ○プ!ヤリ〇ンもあるよ!(年齢層問わず)、包茎(赤ちゃんからジジイまで)、剥けチン、筆下ろし、中◯しさせる等様々。

まぁ、SMプレイ、ママプレイ、レズもあるよ。

所でGoogle先生よ。

俺のスマホ、何で検索一文字入れた時、これから打とうとする文字が出てくるの?それ長押ししたら「削除しますか?」とか出てきてさ。

俺一度も検索した事無いぞ。

そしてChrome先生、アンタもだ。

閲覧履歴に見る前だが、何で男と男の意味深のサイト開いてる事になってるんだ?開いてねぇぞふざけんなよ。

お陰でウイルスにやられたんだけど。

クソが。

もういい、寝る。

 

 

 

 

午前0時半

この時、雨、銃声共に止み、雲の隙間から月が回りを優しく照らす。19式のハッチの上に人影あり、その人物は鍵を開け、裕也が寝ている車内に入り、鍵を閉め直し、寝ている裕也の寝袋に潜り込む。

裕也「」zzz

 

カチャッ キィィ  バタッ カチッ

 

モゾモゾモゾッ

 

 

............

 

午前1時 

標高が高い所に建つ島田邸。その島田邸の戦車置き場(真横が庭)、そこに置かれるセンチュリオンと19式。夏場ではあるが、標高が高いので気温が低い。あらかじめ暖めていた19式の車内が冷え、その寒気で目を覚ました裕也。目が覚めた理由はこれだけではない。

 

裕也「(あれ?...ハッチの隙間に水滴が...シートに千代さんに渡したスペアキーが?...まさか)」

パサッ

「...スー...スー」

正体は愛里寿だった、一応だが安心した。

もし千代さんだったら「アンタいくつだ?」と言ってるな。

 

裕也「...(千代さん、愛里寿にスペアキー渡したのか?この時間にか?)」

このまま考えていても無駄なので、愛里寿を起こさない様に寝袋に潜り込み、取り合えず夜明けまで寝る事にした。

 

 

 




次で一度閉めようかなと、本編行きます。
これも編集候補です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編08 俺達の世界と同じだがナニかが違う

次から本編再スタート、と考えてる。もしかすれば番外編を本編に変えるかもしれないし、続けるかも。
会社の入社説明会は面倒だった。
日本国召喚も書きたい。


司令長官(島田邸へ向かっている為)の居ない聯合旭日艦隊が横須賀基地で一時滞在する中、珍客が現れる。

 

戦艦紀伊

 

大介「あなたは...誰でしたっけ?」

「真弓です、お久しぶりです」

菊池「あぁ、あの痴女ですか」

大介「お久しぶりです、日本代表の痴女の鏡こと痴女総司令、今回は真っ裸じゃないんですね、明日は雨でしょうか?」

真弓「痴女ではありません!牧原です!所で、裕也さんはどこですか」

大介「今は居ません、オメーは痴女以外に何も言えん。長官の詳細な所在地は分かりませんが、現在群馬に居ます」

真弓「ありがとう、それで十分だわ」

   真弓、退艦。

大介「何だったんだ?」

菊池「さぁ」

大介「取り合えず幸子さんに連絡入れとくか」

 

大介は幸子さんに密かに真弓の追跡を依頼。群馬に入った直後、真弓は県警に身柄を確保され、今度は2ヶ月程拘置所にブチ込まれる予定だという。

 

真弓「畜生!離せコラ!」

 

「3人に勝てる訳無いだろう!」

「暴れるな!」

「またかコイツ!」

真弓「馬鹿野郎お前私は勝つぞお前!」無双

「行くぞ!立て!」

「立たんか貴様ぁぁ!!!」

「誰が脱いでイこうとしてんだ貴様!」

真弓「あぁぁぁぁ!イかせろぉぉぉぉぉ!」欲求不満

 

愛弓の姉、真弓が現在、幸子さんが頭に抱える問題だという。

幸子「何故!?私はあの子(達)をちゃんと育てたのよ!?それなのになんであんなイカれた事ばっかり最近するの!?男が絡んでもそれだけはさせない様に教育したのに!ウワァァァン!」(泣)

幸子さんは普段、愚痴を漏らす事はしない。酒が回っていても口に出す事は無い。今回ばかりは我慢の限界だった様だ。

 

 

 

 

 

大介「整備長呼んでくれ」

「はい」

~5分後~

高和「おまt...「帰れ」はい」

 

高和、強制的に紀伊退艦

大介「アイツじゃねぇ、隆正整備長だ」

~15分後~

隆正「呼びました?副長」

大介「あぁ、ちょっとな...」

 

ー説明中!ー

 

隆正「なるほど...」

大介「何とかなりそうか?」

隆正「うーん...予備部品の150ミリ砲は有りません、砲弾はありますが150ミリ砲は長官の19式だけですからね、砲身を他から受注して下さい」

大介「分かった(幸子さんに頼めば何とかなるだろ)」

 

~翌日~

 

大介「整備長!」

隆正「呼びました?」ヌッ

大介「昨日、砲身頼んで今日さっき届いたから改修頼む」

隆正「分かりました、でも」

大介「でも?」

隆正「いつ終わるか分かりませんよ?私他にもしなければならない事が山積みですので」

大介「副長権限だ、早めに頼む」

隆正「副長権限でも無理ありますよぉ...分かりました、出来るだけ早目に終わらせます」

 

~3日後~

隆正「出来ました」

大介「サンクス、ちょっと黒森峰行ってくる」

菊池「待って下さい!今副長が居なくなりましたら誰が指揮を執るのですか!」

圭一「俺の出b「Fu◯k Off」Shit!!」

大介「砲雷長、君に任せる」

菊池「ふぁ!?」

圭一「俺は砲雷長よりも信頼性が低いと」

大介「そんな事は無い......多分」

圭一「保証しねーのかよ」

大介「そんな訳だから、よろ」

菊池「副長ぉぉ!?」

大介、19式にて紀伊を退艦。偶然、横須賀に停泊する黒森峰学園艦へ直行。

大介、学園艦へ上がる。学園の校門前に到着、エリカによる(めっちゃ可愛い)歓迎を受ける、校舎内の通路をエリカに案内してもらいつつ歩いて行く途中に在校生達から部屋へ誘われる、部屋へ誘われる、部屋へ誘われる、部屋へ誘われる、部屋へ誘われる。すれ違いの度に声を掛けられ、学園艦を上がって校門の所から黒森峰の戦車庫までそう遠くないのにこの時は遠く感じ、そして疲れる。

エリカに部屋誘われたら行く自信あるぞby大介

大介「何なんだ...」

エリカ「まぁまぁ...仕方無いですよ」

大介「19式から降りずにそのまま直行すれば良かったな」

エリカ「それもそうでしたね(行くなら戦車庫でなくホテルへ...)」

大介「...(どうしよ...エリカ見てると凄いムラムラすんだよな...流石に自己発電する様な(多分)歳じゃないし、学生とヤるってまた何かアレだし、節操ってもんあるしな...あぁ~^でもどっかでヌきてぇ)」

 

エリカ「......(全く喋らない...もしかして、嫌だったのかしら...?それもそうよね、私達の様な戦車道をする女が男性に避けられるのは常識、我慢してるのかな...?)」

大介「(エリカとしたいエリカのたわわな谷間に俺のナニを挟みたい挟まれたいエリカのトロ顔見たいエリカの果てる時の顔が見たいあぁもう我慢出来ねぇ!!)」

我慢はしているが方向性が真逆。

今、大介が戦っているのは理性と欲望、戦車道でなく。

大介の額から汗が垂れる。尚、股間はテントを張らず。

~5分後~

時間が経つごとに落ち着きを取り戻し理性を勝ち取った大介。

一方のエリカは、顔には出さないが心なしか気持ちは沈ませる。

それを見逃す大介ではない。

 

大介「?どうしたのかい?」

エリカ「大介さん、今更言うのもなんですが...女性に迫られるのって嫌ですよね...?」

大介「ん~...どうだろうね、迫られる事はあったがそれでも嫌なら嫌と言うし、て言うより本当に今更だね」

エリカ「...」

大介「それにな」

ポンッ

大介「今にも泣きそうな子に、嫌なんて言う訳無いだろう?そもそも嫌だったなら最初から言ってるよ」

エリカ「...グスッ」ポロポロッ

大介「別に泣かなくて良いじゃないか、ここじゃ、アレだから場所を変えよう、回りの目が、ね」

副隊長...

あのワニ女...

ついに春がやって来たワニ...

赤飯の変わりにハンバーグ作ってやる...

ハンバーグ女め

男に引っ付きやがって...殺

ツンデレが調子こきやがって...

エリカ...貴様、許さんぞ

 

エリカ「隊長!?」

まほ「なに目の前でイチャついてるんだ、嫌がらせか?」

大介「嫌がらせなんぞするかよ」

まほ「黙ってて下さい」

大介「あっ、はい」

まほは回りに人が居るのを構わずエリカに説教を始める。

大介も何かフォローしたいが、内容が全く浮かばない。

午前10時から始まった まほによるエリカへの理不尽な説教は一時間に及んだ。その間に、学園艦に上がる時に預けた19式が手元に来たので19式のボディ洗浄を行う。説教が終わった頃には手入れも終わっており、昼食をとる。

 

ふむ、スパイスがそれ程強くないカレーか...しかし中辛派には甘過ぎるカレーだな。

艦隊は毎週金曜日になるとカレーを出す。

朝は違うが、昼と夜は2食ともにカレーだ。これで聞く限りでは飽きるだろう?でも飽きないのだ。味付けや作り方が変わったカレーだから。

時たま、裕也が厳選するチーズたっぷりカレーがある。味はしょっぱいがチーズのトロリとした食感が人気で良く候補に上がる。大介特製のシーフードカレーも、裕也のチーズと共に1~2位を争う。3番手に圭一のカレードリア、4番手に拓也のドライカレー。ぶっちゃけて言えば「カレー」という言葉が付いてれば何でも良いのだ、特に食に喧しい海上自衛隊はキレた。阿部アニキ手作りの白い「ナニカレー」や、田所浩二の(北海道育ちじゃねぇ下北沢育ちの癖に)ホワイトカレー(意味深)食わせて海自を黙らせた。

本人達は魔法のスパイスや魔法の水とかふざけた事抜かしてるけど、ナニが入っているなんて聞きたいかな?俺は聞きたくない。高和が言うには、オクラ・とろろ芋をふんだんに使ったと言っている、精○やカ◯パーに似ているから白いナニカレーと命名したそうだ。信用は一切出来ん。浩二のホワイトカレー、アレは完全にクロだ。自身から出てきた汗や魔法の(意味深)水、使ってやがる。おまけに粘ってやがる。高和のナニカレーの方がまだ食えるぞ。

 

大介「まぁ、いけるけど甘いな」

エリカ「ハンバーグ好きですか?」

大介「ハンバーグはあんまり好き好んで食べないな、玉ねぎが食えないし、ネギ類全部は無理。食べれなくはないけど」

エリカ「そうですか」

まほ「エリカ、この後は覚えているな?」

エリカ「はい、聖グロリアーナと演習ですね」

まほ「恥を晒さない様に頼むぞ」

エリカ「分かってます」

大介「聖グロか」

まほ「知ってるんですか?」

大介「聖グロ学園艦の海上護衛をした事がある」

まほ「そうですか」

大介「襲われたけど」

「「!?」」

大介「別に驚く事は無いだろう?」

エリカ「どこまでいったのですか!?」

大介「結局はナニも無かったよ、余裕で対処出来たし」

まほ「そうですか...」

大介「俺も出て良いかな?演習」

エリカ「!?」

まほ「ダメです!怪我します!」

大介「いやぁ、なんとなくやりたくなって」

エリカ「ダメ!」

大介「せっかく19式持ってきたのに(乱入すればいいか)」

 

 

~演習場~

時刻は午後13時、丁度演習中の

大介「流石黒森峰だ、いつ見ても一糸乱れぬ戦車隊行進の一言に尽きるな...」

蝶野「ですね!」

大介「しかしまぁ...イーブンと言った所か」

蝶野「流石西住流」

大介「何で君ここに居るの?そして何故俺の膝に座る」

蝶野「今日は非番ですので、それと椅子が無かったので」

大介「俺の横にあるだろ、オメーの目は節穴か」

蝶野「あっ、ホントに有りましたね、気づきませんでした(棒)」

大介「(何だコイツ...)」

蝶野「お茶飲みますか?」スッ

選ばれたのは、コーラメーカーの「AYTK」でした。

大介「いや、要らん(何で白い粉付いてんだよ、粉といえど、すりつぶした様な感じだし...ん?そうか)睡眠薬入りなんて飲まんぞ、既成事実でも作るつもりか」

蝶野「違いますよ、睡眠導入剤です「一緒じゃねぇか、馬鹿か」はいバカです」

大介「お前に既成事実されるなんて絶対やだね、俺には惚れた奴が居るんで」

蝶野「誰よ!私じゃないの!?」

大介「思い上がるな、お前に教えたら殺しかねん」

裕也「おーおー、盛り上がってんな」

大介「裕也...」

裕也「お前、後で裏な」

大介「...」

裕也「高和と浩二の公園のトイレでセットで」

大介「ごめんなさい!マジでごめんなさい!」

 

蝶野「裕也さん、こんにちは」

裕也「蝶野1尉、馴れ馴れしく俺の名を呼ばないで頂きたい、今日は非番なのか?」

蝶野「良いじゃないですか、今日は非番です」

「お兄様」

裕也「ん?」

「この人は」

裕也「あぁ、紹介するよ、コイツは岩野大介、俺の同級生」

大介「こんにちは、君が愛里寿ちゃんかな?話は時々だけど裕也から聞いてるよ」

愛里寿「島田愛里寿です」

蝶野「あら、島田流の娘さん」

 

 

裕也「なるほど、聖グロと模擬戦か」

大介「黒森峰が聖グロ相手に手こずっているな」

裕也「黒森峰の強みは火力と防御、だが、奇襲には弱い、それは前世でもそうだった、覚えていないか?」

大介「確かにそうだったな、詳細は覚えていないが奇襲戦法には弱かったのは覚えてる」

裕也「殿を努めた事有るしな」

大介「あの時は確か...」

裕也「俺の19式はイージス艦標準の127ミリ砲を装備してた、そしてお前の19式は120ミリ速射砲を搭載」

大介「120ミリ砲じゃ満足ならんし」

裕也「150ミリ砲は勧めんぞ、あれ載せると機動性が下がる」

大介「マジか」

裕也「そりゃそうだろ、重量が増して動きが重くなる。エンジンノーマルじゃ持たんからカリカリに改造して漸く機動性を確保出来るからな、エンジンブローしたらもう使えんぞ、19式」

大介「うーん...間を取って130ミリ砲にでもするか」

裕也「それも止めとけ、120ミリ速射砲か127ミリ艦載速射応用砲にでもしておく方を勧める、はっきり言って150ミリ砲はあんまり対戦車の一騎討ちには向かないかもな。俺は無理矢理回してるけど」

大介「何馬力出てるんだ?」

裕也「さぁな、倍以上の2500は出てるんじゃないのか?」

裕也「おまけに言っておくが、燃費が馬鹿にならん。何とか部品変えて何やかんやしてリッター10㎞になれる位だ、後オイルも純正じゃ質が悪いしな」

愛里寿「お兄様、黒森峰が」

裕也「残る残存戦力は、まほ とエリカの2両だけか」

大介「聖グロもダージリン、アッサム、ルクリリと言ったほぼ主力か」

裕也「ローズヒップは変わらずの自爆か」

「「アイツは相変わらずだな」」

裕也「...そうだ、大介、耳貸せ」

ボソボソボソボソボソボソ

大介「マジかお前」

裕也「マジ」

 

演習場に備わるスピーカーを通じて大介に話した事を表に出す。

裕也『今現在の生存車両に告ぐ!このままじゃ大変面白くも無い!だから1つ景品みたいなものを挙げよう!渚裕也、岩野大介の二人は(内容によるが)勝者に対し何でもしてやろう!』

大介『買い物だろうが、戦車道の相手だろうが付き合ってやるぞ』

するとどうだろう?真横に居た筈の蝶野が居なくなってるし、愛里寿も蝶野と同様に姿を消した。撃破された車輌の隊員は項垂れてるし、「もっと早く言え~!」と声を上げる。

いやだってさ、最初に言ったら黒森峰の勝ち以外何も無いじゃん、そんなこの世界では豪華ディナーよりも更に上↑を行く景品だ、これを隊長同士の一騎討ちにぶら下げてみろ。

見ろよ見ろよぉ。

エリカの目がギラリと光ったぞ。

まほ に至っては魔王じゃねぇか、ひぇぇぇぇぇ!

ダージリンはキューポラから身をのり出しコップに紅茶...じゃねぇ!リアルゴールドだと!?そしてアッサム!?お前は何故モンスターエナジーなんだ!?オレンジペコ!お前は想像出来るぞ!モンスターエナジーの次だ!レッドブルだな!?

オレンジペコ『キーバです♪』

斜め上の回答ありがとう!そして何故無線が聞こえるんだ!?お忍びで来てたんだぞ!?コンビニだとミニストップに売ってるな!良く飲んでる!

ええい!レッドブルは誰が飲むんだ!?この際だ!

ローズヒップ『私はレッドブルですわ!』

お前は自爆してんだろ!飲むだけ無駄だろ!ペコにやれよ!飲んで翼を授かって参戦するのか!?翼を授かって自爆の道へ進んだダルォォ!?

ルクリリ『因みに私はグロンエナジーです』

コスモスに売って(る)たヤツだな!

缶に写ってる虎がスッゲーカッコいいからそれ切り取ってフレームに入れてるゾ!というより紅茶飲まねーなら紅茶学園から{エナジードリンク学園}か{聖モンスターエナジー学園}にでも改名しろよ!

『『『『(紅茶学園は分かりますがエナジードリンク学園は)ないです(わ!)』』』』

裕也「うるせぇ、集中しろ」

そして、黒森峰!まほ!オメーは何食ってんだ!

まほ『カロリーメイト、チョコ味』

なるほど、確かに旨いな、分かるがポロポロ溢すな、そして口がチョコまみれだ。

まほ『舐め取って下さい』

裕也「だが断る」

エリカ、お前も何食べてるんだよ。

エリカ『カロリーメイト、ハンバーグ味です』

そんなん有るのかよ、引くわ。ハンバーグ好きなのは変わらんな。

エリカ『冗談です!カロリーメイトのフルーツです』

大介「おー、あれ旨いよな」

裕也「それも良いがプレーンもいけるぞ」

大介「めっちゃ分かる」

さーて、両者共に栄養補給、ただし{物資の}補給はせず。

勝手に中断した試合は始まる。

もうスッゴい、フラッグ車に乗ってるまほ、そしてダージリンは両者共に突撃、それを邪魔する者は居ない、チャーチルをフラッグとするダージリン...おい、なんでチャーチルがそんなタコ踊りみてぇな動きが出来るんだよ、おかしくね?ティーガーを翻弄してんじゃねーか。

 

蝶野『さぁて!行くわよ!』

10式戦車乱入

裕也「テメェは何しれっと参加してんだゴルァ!」

大介「失せろ!」

愛里寿『ボコミュージアム...行く』

センチュリオン乱入

大介「いつの間にセンチュリオン!?」

裕也「愛里寿!今度連れてってやるから戻ってこぉぉい!」

さぁて、模擬試合がタンカスロン本戦になった。

これはもう駄目みたいですね...。

下手すれば殺り合いになるんじゃねぇの?

やっぱり怖いね、戦車道って。

裕也「男達が離れる原因って...」

大介「奇遇だな、俺も思うぞ」

「「獣になるからだろ」」

まほ『殺られろ!』

エリカ『消えなさい雑魚ども!』

ダージリン『負けてなるものですか!裕也さん達に恥を見せられるものですか!』

裕也「もうお前の恥を見てます」

アッサム『ジョンブル魂舐めるなぁ!』

ペコ『Fuck Off!』

裕也「!?」

蝶野『撃破率120%舐めんなァァァ!』

裕也「...ちょっと10式止めてくる」

大介「おう、やり過ぎるなよ」

裕也「善処する」

 

 

 

裕也『蝶野貴様ぁぁぁ!』

蝶野『!?愛の告白ですか!?』

裕也『寝ぼけとんか貴様!』

蝶野『私にだけ当たり酷すぎません!?』

裕也『(そんな事)ないです、これが妥当』

蝶野『』

裕也『撃てぇぇぇ!』

ドォォンッ!

 

蝶野『キャァァァァァァァァ!』

 

大介「...善処した結果がこれか」

 

結果は黒森峰が勝利、途中に乱入突撃した(愛里寿乗機のセンチュリオンは乱入せずに裕也の元に戻ってきた)蝶野1尉の乗車する10式は裕也の19式により(ほぼスクラップ状態)大破に迄叩き潰され、蝶野は病院に搬送された。

全身無傷、1日安静診断。

裕也「アイツどんな身体の構造してるんだ?」

大介「ヤベー奴や」

 

さてさて、何でもとは言ったが、(意味深)なのはちょっと困ると言ったら舌打ちされたよ、それが目当てだったのか。

まぁ、すれすれ。ならば混浴の旅行と口を揃えて言うもんだ、俺達は生殺しだったが、彼女達が頼んできたのでこれなら良しと、それ以降は考えるのを止めた、理性はフル稼働。

後、聖グロリアーナが、殺グローリーアーナに変わったのは黙っておこう。




丁度7000字、もう1話行こうかなと。
免許の合宿面倒ナリ。
ハチロク乗りたい、ハコスカ乗りたい、鉄仮面乗りたい、色々乗りたい、以上。
修正候補。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編09 俺達の世界と同じだがナニかが違う

眠たい。
合宿免許行ってます、福岡から熊本への一人旅。
あべこべ状態で日本国召喚行こうかどうしようか検討中。
仮免に筆記試験あるなんて知らなかったぞ...畜生めぇぇ!


八月の盆も過ぎ、後10日で学生達も夏休みを終え、二学期へ突入するこの日、五人の男達が紀伊の作戦室で何一言も話さず、ジッと姿勢を変えぬまま時間が過ぎていった。

 

 

戦艦紀伊

作戦室

裕也「.......」

大介「.......」

圭一「.......」

拓也「.......」

菊地「何か言えやお前ら」

圭一「いや、だってさ...」

拓也「{コレ}見て言えるの?」

コレとは一体...。

裕也「何で{指輪}があるんだよ」

指輪、婚約時、プロポーズに使う物。

菊地「さっき郵便で来まして」

大介「宛先は?」

菊地「不明です」

裕也「俺の部屋の金庫に保管しとく」

菊地「はい」

 

ーー

裕也自室

 

裕也「さてさて、保管は良いがどこから来たんだ...?」

取り敢えず指輪を取り出し箱の中を確認する。

白い手袋を着けて。

 

裕也「ん?手紙?」

指輪を固定する発泡スチロールの裏(箱とスチロールの隙間)に一枚の小さな紙を見つけた。

 

       ーlch liebe dich heirateー

 

裕也「この字は...ドイツ語だな」

達筆過ぎる字、でも、一目見ただけで人が書いたものではない事は分かった。恐らく正体を悟られるのを避けたかったのだろう。

裕也「貴方を愛しています、結婚して下さい、か...」←少しは分かるし書ける。

ーー

「ふふふ...これで良し」

「何してるんですか?」

「気にしない」

「はぁ」

ーー

~翌日~

紀伊作戦室

裕也「こんなのが挟まってた」

大介「...翻訳してくれ、なんかドイツ語忘れた」

裕也「貴方を愛しています、結婚して下さい、だ」

菊地「なんですかそれ、怖っ」

裕也「俺も知らん、手書きだったらもしかすれば分かったかもしれんがな」

裕也「手書きに近い筆記をコンピューターで行ったんだろ、人はびた一ミリも片寄りしない書き方は出来ん、俺も出来ん」

大介「確かに」

裕也「しかも、だ」

「「?」」

裕也「指輪は二つ入ってた」

コトッ

「「!?」」

裕也「お前らが見たのはダイヤ付きの指輪だ」

「「だな」」

裕也「もうひとつは純金製の指輪だ、多分男が身に付ける物だと俺個人は思う」

大介「じゅ...」

菊地「純金ですか...」

裕也「正確には24kと言えば良いか」

大介「幾らになるんだ...」

裕也「金に走るな、分からんくもないが」

菊地「どうするんです?」

裕也「取り敢えず責任もって厳重に保管しておく、言っておくがあの馬鹿(圭一)に知られてはいかん」

大介「何しするか分かりませんからね」

裕也「まぁいい、コレにて終了、各自職務を全うされたし」

「「了解」」

ーー

8月23日

日本海沖

この日、北海道へ向けて日本海を、艦隊速力20ノットで北上していた所に、一機のヘリコプターが紀伊に着艦許可を求めた。

大介「どうされますか」

裕也「着艦を許可と送れ、こちらの指示に従われたし、と」

大介「了解しました」

 

 

同艦 作戦室

裕也「...」

コンコンッ

裕也「入れ」

カチャッ

「「「裕也さん!」」」

裕也「ゑ?」

大介「......」

裕也「まほ、みほちゃん、ダージリン、何故ここに?」

まほ「北海道に」

みほ「用事がありまして」

ダージリン「ならばご同行しましょうと」

裕也「ならば、じゃねぇんだぞオイコラ、もはや秘匿艦隊もクソもねーなオイ、情報網ガバガバじゃねーか」

大介「まほちゃん、エリカさんはどうしたんだい?」

まほ「面倒事を押しtいえ、用事があるとの事でしたので」

大介「オイ、今面倒事押し付けっつったろ」

まほ「気のせいです」

大介「(今度飯でも奢っちゃろ...)」

裕也「なぁ、突っ込みたいんだが」

みほ「?」

裕也「君達何で水着?」

「「「遊びましょう」」」

大介「(エリカの水着見たかったなぁ...)」

裕也「本音は?」

まほ「裕也さんの水着姿を」

みほ「人目拝もうと」

ダージリン「ここに参上」

裕也「おい、送り返せ」

大介「了解」

 

 

ーー

裕也「日本国特務機関所属、渚裕也です、至急、牧原幸子首相にお繋ぎ願いたい」

 

幸子『変わりました、幸子です』

裕也「渚です」

幸子『どうしたのかしら?緊急と聞いたのだけれど』

裕也「我々の情報どうなってます?」

幸子『情報は国家機密第1級指定よ』

裕也「情報漏れてますやん」

幸子『え?』

裕也「黒森峰学園所属、西住まほ、大洗学園所属、西住みほ、聖グロリアーナ学園所属、(本名不明)ダージリンの三人は現在、日本海を北上しています我々聯合旭日艦隊にヘリコプターで乗り込んで来たんです、公に出てない筈ですが」

幸子『すぐに自衛隊派遣して連れ戻させるわ、ごめんなさいね』

裕也「いや、もう大丈夫です、こちらで保護します、北海道に我々の寄港を確認次第、お願いします」

幸子『分かったわ、無事なる航海を』

裕也「ありがとうございます、では、失礼します」

ーー

エリカ「隊長ひどいですよ!」

「まぁまぁ副隊長、落ち着いて」

「隊長居ないのに叫んでも無駄ですよ」

ーー

大介「艦速力15ノットへ減速せよ」

「15ノットへ減速、ヨーソロー」

裕也「燃料はまだ大丈夫か?」

大介「一応ですが、北海道で補給しておく方がよろしいかと」

裕也「海上自衛隊北海道札幌基地へ進路取れ、それと同時に首相へ連絡せよ」

「了解しました」

裕也「艦速力は減速せず20ノットを維持せよ、他の艦艇に遅れをとってはならん」

大介「了解しました、20ノットへ増速せよ」

「20ノットへ増速、ヨーソロー」

 

まほ「...」

みほ「カッコいい...」

ダージリン「紳士ですわ...」

裕也「(視線だけでも鬱陶しいなコイツら)」

 

 

2日後には北海道へ到着、補給を行った後、北海道を楽しむ事にした聯合旭日艦隊一同、やっぱ北海道はでっかいどうやな。

因みに、殆どが牧場回りだったのはダルかった。

プールも行った、が、誰も居ない、何故?

答えは貸し切りだったのだ。

寂しいが襲われるより遥かに良いだろう。

それはそうだ、性欲の野獣である女だけのプールに、水着を身に付けた良い男(高和ではない)を放り込め、弄ばれるぞ。主にムスコが。

特に艦隊は極秘、その中の者達も極秘。

米・英・独・仏・蘭の5ヶ国には人工衛星でバレているものの、艦隊構成、性別は幾ら5ヶ国でも流石に分からない。但し、旧日本海軍の象徴である大和型戦艦。戦前、当時の国民が口を揃え唱えた国民から見た海軍の世界へ誇る象徴、長門型戦艦の4隻は当然バレてる。

国際会議の場で第一議題で問い詰められたらしい。

戦力の不保持を掲げる日本が何故戦力を保持するのか、だが、牧原幸子は事をうやむやにする為、切り札を出す。

男ものの裸体写真集で手を打ったアメリカ大統領。

男が穿いた使用済みの下着(ブリーフと褌)で手を打ったイギリス首相と女王。

日本限定だが、男が働くソープランド一年分で日本を問い詰めなくなったフランス。

聯合旭日艦隊の詳細、絶対なる他言無用を条件に本件を引き下がるドイツ。

観光客で超が付く程人気である、男だけの「漢」カフェ一ヶ月利用券で「今後も互いの友好を気づけます様努力します」というフランス。

男が作ったカステラで一箱で黙ったオランダ。

...ほんと、男が居ないってだけでこんなにも世界が壊れるなんてね、想像出来ないや。

まぁ、その後は北海道を満喫?した後、艦隊は東京湾へ戻り、まほ は黒森峰へ、みほ は大洗へ、ダージリンは聖グロへ。

まほ は黒森峰に戻って来た直後、副隊長のエリカに説教される。

エリカ「隊長!ひどいじゃないですか!」

まほ「...」

エリカ「隊長が生えてない事バラします!」

まほ「!?」

みほは戦車道を極める。

みほ「パンツァーフォー!」ドイツ語で戦車前進だっけ?

ダージリンは紅茶を飲み極める。

ペコ「ホントに馬鹿ですね」

アッサム「呆れた...」

 

ーー

東京湾

海上自衛隊基地&聯合旭日艦隊 仮拠点

 

裕也「無駄に疲れた...」

大介「だな」

菊地「誰があの指輪寄越したのか分かりました?」

裕也「あの指輪、ドイツメーカーの{クリスチャンバウアー}だ、これがもし、戦車道に関係していたら黒森峰だろ」

大介「黒森峰、まほさんかエリカの二人ですね」

裕也「俺に対してなのか、それとも副長に対してなのか検討がつかんぞ」

大介「やっべめっちゃ嬉しい」

裕也「おう、ちと黙れや、黒森峰の可能性あるな...だったら...」

ーー

~数週間後~

「さて、行こうか」

「どこへですか?」

「今は呉にいるだろう」

「だからどこへ何をしに行くのですか?」

ーー

広島県呉市 呉港 沖合い10キロ

聯合旭日艦隊

戦艦紀伊

 

裕也「それは本当ですか!?」

幸子「ええ、聯合旭日艦隊の大型艦、この紀伊や二代目長門がドッグに入れる様、現在改修工事中です」

大介「ありがとうございます」

幸子「いえ、変わりにですが、ドイツから海軍のお偉いさんがお越しになられますので宜しくお願いします」

裕也「あー、やっぱり衛星等で世界各国にバレましたか、まぁ良いですけどね」

大介「いつ頃でしょうか?」

幸子「12月と聞いております」

裕也「そうですか」

  

 

  幸子、紀伊退艦

裕也「これで一先ず、紀伊型・二代目長門型の修理場所の確保出来たな」

大介「いくら元の世界で現存する軍艦で世界最強と言わせ占めた紀伊型や二代目長門型でも修理をしなければ身が持ちませんからね」

菊地「山でも掘るのですかね?」

裕也「埋め立てじゃないか?」

 

裕也「....ソウカ、ところで副長よ、ちょいと耳を貸したまえ」

大介「ん?なんでしょう?」

ヒソヒソ コソコソ ボソボソ

大介「マジで?マジでやんの?」

裕也「もしかすれば分かるかもしれんがな」

大介「いや、でもよ...」

裕也「良し、ちょっくら公園のトイレで」

大介「喜んでやりましょう」

ーー

「さぁ、着いたぞ」

「ですね」

 

ーー

菊地「長官、副長」

裕也「来たか」

大介「その様ですね」

裕也「クククッ、誰かなぁ~?」ゲス顔

ーー

同艦 作戦室

コンコンッ

「どうぞ」

カチャッ

裕也「待たせて申し訳ない」

「いえ、私達も丁度着いたばかりですので」

「はい」

裕也「そうだ、君達に伝えたい事があるんだ」

「はい(いよいよ来たか)」

大介「エリカ、お前が好きだ、結婚してくれ」スッ

パカッ

「えっ!?」

「ん!?」

裕也「その反応からして...君だな、まほ」

まほ「...何で分かったのですか?」

裕也「勘」

まほ「くっ!バレないかと思えば...!」

裕也「学生とは結婚しねぇっつったろ」

大介「裕也どーしよ、エリカ立ったまま気ぃ失ってる」

裕也「うぉっ、器用な奴だな」

エリカ「(結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結結婚結婚結婚結婚結婚婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚...結婚!?)キュゥ...」

まほ「エリカ、後で覚えてろ」

裕也「副長、部屋のベッドに寝かせてやれ」

大介「了解......よっ」

まほ「!!?」

裕也「ヒュー、大胆なこったい」

エリカは気絶擬きな状態な為、お姫様抱っこなぞされてるなぞ記憶に無い、無いがこの後、まほに殺意を抱かれる。

パタッ

裕也「...さて、何故事をしたのか吐いてもらおうか」

まほ「優しくして下さい」

裕也「はっ倒すぞテメー」

まほ「ちっ...」

裕也「用ねぇなら帰れ、こちとら忙しいんじゃ」

まほ「...分かりました」

カチャッ

大介「エリカは俺が預かっておく」

パタッ

まほ「私も預かって下さい」

裕也「もしもし幸子さん?私です、引き取りお願いします、ええ、黒森峰へ」

ーー

~副長室兼自室~

エリカ「...ん...?ここは...」

大介「おっ、気が付いたか」

エリカ「大介さん...ここは一体」

大介「俺の部屋だよ」

エリカ「大介さんの...(え?男の人の部屋?うそ!初めて見た!あっ、良い匂い...男の人の布団って良い匂いするんだ...何だろう...優しく体を包まれてる感じがす.ピタッ..る?)」

大介「ん~?熱は無いな...」

エリカのデコと大介のデコがピタリと引っ付く。

エリカ「!?///」

大介「何か辛い事でもあったのかい?相談なら乗るよ」

エリカ「いっ、いえ!何にも無いです!はい!///」

大介「そうか、なら、何かあったら言うんだよ?」

エリカ「はい」

大介「今日は俺の部屋に泊まっていくと良い、明日、黒森峰へ送ろう」

エリカ「え!?それはご迷惑じゃ...!」

大介「気にすんな、別に襲いはしねぇよ」

エリカ「そ、そうですか(襲って下さいよ)」

大介「学生相手だったらロリコン疑惑待った無しだぞ?」

エリカ「それもそうですね...(私と既成事実作って下さいよぉ!!!黒森峰を辞める覚悟だって持ち合わせていますから!)」←本音が出ない、出せない。

大介「(ヤりたいけど今の俺ら(艦隊一同)家無し戸籍無しの状態、もしデキたら責任取れねぇよ俺...裕也に本気で殺されるか副長の地位を剥奪されるかだ...もし、帰れたとして元の世界のエリカに顔向けは出来ねぇ、出来ても罪悪感を背負いながら生涯を生きるのは嫌だ!...どうしよう)」

 

大介「まぁ、一度長官の元へ行ってくる」

カチャッ  バタムッ

大介「(はぁ、どうすりゃ良いんだよ、クソ!)」

暗く、重い足取りで長官室へ向かう。

~長官室~

カチカチッ コポポポポポポポポッ カタッ

裕也「...んん、良い香りだ..ゴクッ...味もそこまで悪くないがもう少し薄めが良いか...?」

コンコンッ

裕也「ん?入れ」

カチャッ

大介「失礼します...この香りは...」

裕也「おぉ、良いところに来たな、味見してくれ」スッ

大介「頂きます...ゴクッ、ゴクッ...」

裕也「どうかな?粉っぽくは無い筈だがな」

大介「うまい...」

裕也「このコーヒーに使った水は首相が持ってきてくれた氷を溶かして使っているんだ。何でも、数万年前に凍ったアルプス山脈の水らしい」

大介「永久の時を飲むと言えば宜しいでしょうか?」

裕也「ほう、上手い事を言うじゃないか」

大介「長官程ではありませんよ」

裕也「いやいや、大したものだ」

大介「ありがとうございます、長官...」

裕也「......副長、いや、大介」

大介「...なんだ、裕也」

裕也「実はな...」スッ

 

日本国 国民所得   マイナンバー ◯◯◯◯-◯◯◯◯

以下の名は日本国民である事を認める。

姓 岩野 名 大介 

住所 福岡県 北九州市 八幡西区 八千代町 21-23

父 岩野正和 母 岩野幸江 旧姓 牧野幸江

1995年2月10日生 2018年8月現在23歳

父 1973年2月10日生 母1973年2月10日生

※父母共に2015年10月、交通事故にて死去 42歳

現職 国家公務 特務機関

 

大介「これは...」

裕也「俺達はもう戸籍無しじゃねぇよ、日本人だ、この世界のな、だけど、この世界の戸籍上、両親は死んでる事になってるんだ、交通事故や病死、行方不明でな」

大介「そりゃ仕方ないな、それでいつから」

裕也「なに、少し前だ、戸籍が無い状態は流石に問題が起きかねないので戸籍を至急お願いしたい。と」

大介「艦隊全員分か」

裕也「まだ一部あって残りは後少しで出来るらしい、何せ人数が多いもんだから間に合わんらしいな」

裕也「後、自宅も用意してもらったぞ」

大介「!?」

裕也「幸い、俺達の乗ってた車は艦の格納庫に保管してたんだ、そこだけ喜べ、後この世界にも俺達の乗ってる車のパーツはある」

大介「おぉ!?」

裕也「俺達はもう帰れんかもしれんな...ここまで来れば」

大介「戻れなかったら第2の人生を謳歌するまでさ」

裕也「だな」

 

ーー

圭一「ふわぁぁぁ...」欠伸

山崎「眠いな」

圭一「あぁ」

ーー

拓也「暇だね」

川野「そうですね」

ーー

裕也「...という訳だ」

大介「成る程、アイツ等はまだ知らないのか?」

裕也「そりゃあ知らんだろ、教えてないし」

大介「何で?」

裕也「めんどくさかったから」

大介「め、面倒って...」

 

裕也「まぁともかく、この世界で生涯を終える事も考えんとな」

大介「帰る事も考えろよな」

裕也「もち」

大介「所で自宅は何処へ?」

ーー

裕也「福岡の北九州市だ、地元だな」

大介「おー、良かっ「但し、女の街なのは否定出来ん」マジかよ」

裕也「男が居らんと言っても過言にあらず」

大介「なんも言えねぇ」

裕也「家から一歩踏み出せば逆レされまくりだな」

大介「バイオハザードの鉄格子に群がってるゾンビ共の所に人間ポロンと置いて襲われるみてぇな感じか、それの意味深バージョン」

裕也「うんゴメン全然分からん」

大介「自己解釈や」

裕也「まぁ良いや、めんどくせぇ」

大介「んで、俺達聯合旭日艦隊は今どこへ向かっているんだ?」

裕也「福岡県北九州市、芦屋港だ」

大介「おい、芦屋港って、あのアクアシアンプールがあるアソコか?」

裕也「漁船や漁師達は一時的に追い出されてるらしい」

大介「可哀想だな」

裕也「金額見たら二つの返事でらしいぞ」

大介「漁師はあんま金儲からんらしいからな、金見りゃ目の色変わって承諾か」

裕也「まぁ、そう言う事だ、2日後には着く」

大介「そうか」

裕也「後、エリカの件に関してだが、俺が学園に連絡を入れている、このまま少しの間はお前の隣で過ごすとな」

大介「裕也...やってくれたな」

裕也「え?」

大介「俺が耐えられると思ってんのか?」

裕也「知らん、なんか面白そうだからやったまでだ、それとも何か?公園のベンチに座るウホッ!良い男!と公園のトイレでドッキングする方が良いかやっぱ?分かった、伝えようそうしよう」

大介「いやー前者の方が嬉しいなー!やっぱり!」

裕也「だろ?」

「「ワハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」」

 

 

 

ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

 

エリカ「......///」

いつから居たのか、長官室の扉から室内の声を聞くエリカ。

 

 

裕也「まぁ、話は変わるが」

大介「ん?」

裕也「もし、エリカが黒森峰に帰りたいってあればすぐに帰してやれよ?F35C使って良いから」

エリカ「(まだ帰る気ないです、隊長の制裁怖いです)」

大介「C型?そんなのあったか?」

裕也「こっちの世界に流されてからF35Bをベースに、大改装を施して二人の搭乗が出来る機体に仕上げられたんだ。速度、航続距離共にB型と互角だぜ。ヘリや船、飛行機よりそっちが早い、福岡からだと東京まではどんぐらいだ?1時間か?いや30分位か?」

エリカ「(こっちの世界?...どういう事?)」

大介「まぁ、本人が言うんならそれを尊重するさ」

裕也「そうしてやれ、さて、結構経ったな」

大介「あぁ」

裕也「戻ってやれ、寂しがってんじゃないのか?」

大介「もう高校生だぞ?」

裕也「それでも、だ。男とは違うんだから」

大介「分かった」

エリカ「(!?戻らないと!どこだっけ!?)」

ーー

~2日後~

午前9時半

福岡県北九州市 芦屋港

戦艦紀伊 艦橋

裕也「平行世界の地元に帰港せり、か」

大介「全艦、各部異常が無いか点検作業を開始せよ」

~午前11時~

大介「長官。全艦、点検作業を終了しました、異常は有りません」

裕也「そうか、全艦通達、各自自由に」

大介「了解」

「長官、いずもより、通信です」

裕也「回線開け」

 

圭一『先の報告通り、第一・第二航空護衛隊も終了した』

裕也「そうか」

圭一『その後も聞いておきたい』

裕也「現状は行き当たりばったりだ、待機の状態だな」

圭一『そうか、分かった』

ブツッ

大介「長官、私はこれにて」

裕也「あぁ、お疲れさん」

 

バタンッ

 

裕也「(当番兵だけでも置いておくか)」

菊地「長官、どちらへ?」

裕也「自室にな」

 

バタンッ

 

~裕也 自室~

 

裕也「はぁぁぁ...」ボスンッ

裕也は、自室に入るや否や、今までの疲れがドッと押し寄せ、ベッドに我が身を預ける。

仰向けになり、右手で目元を押さえ、軍服を脱ぐ事なく、意識を手放し、眠りに着く。

 

~裕也、夢の中~

 

裕也「...ん?ここはどこだ...?何も見えない...」

 

 

 

 

「おい!敵戦車のパンターだ!」

「殺れ!」

「撃てぇぇぇ!!!」

ドォンッ!

ガンッ!

シュポッ←白旗

「良し!潰したぞ!」

「次だ!」

「敵は後何両残ってる!?」

「6両!」

「マウスはどうなった!?」

「圭一の90式改がビルの壁にアンカーぶちこんで壁に張り付いてそのビルの下を通過したマウスを上より砲撃して潰したぞ!」

「今回はアイツがMVPだな」

「アイツ生意気だな、殺る?」

「タンカスロンじゃねぇんだぞ」

裕也「...これは...あの時の...!?」

「俺らがフラッグ車を殺る!大介!お前は副隊長車輌を再起不能にしてやれ!」

「オーケー!」

 

「隊長!やられました!残るは私と隊長だけです!」

「くっ...!ここまでか...」

 

「各車!フラッグ車を囲め!」

「「了解!」」

「隊長!」

「逸見ぃぃぃ!墜ちろぉぉぉぉ!!!」

ドォンッ!

ドカァァンッ!

「キャァァァァァ!」

シュポッ←白旗

「!?エリカ!」

「どこ見てんだ?よそ見は厳禁だぜ?」

「!?なっ!?しまっ!?」

「ほんと、西住流も堕ちたもんだ。これが日本代表と言われる西住流とは...ハハハハハハハハハハハッ!!!!島田流の方がまだし一戦交える甲斐があるし強い、隊長の指示無くば動けない木偶の坊共引き連れて楽しいか?ん?笑いが止まらんぞ、全車!撃てぇぇぇ!」

ドドドドォォォォンッ!!!!

 

 

 

 

裕也「やはりあの時の...」

裕也「北九州工業高等学校(北高)VS黒森峰戦か、懐かしいな。俺の指揮する旭隊、圭一指揮する旭日隊、拓也の指揮する長門隊、大介が指揮する、臨時で編成される大和隊という今は無き部隊を仕切って最後の戦いをした時。いや、連合校と大学選抜の最終戦で終わったのだったな...」

裕也「しかし何故、今思い出したんだ?...うわっ!?」

突如、回りが眩しくなり、現実世界に引き戻される。

 

 

裕也「...はっ!!!...夢....か」

チッ チッ チッ チッ チッ チッ....

時刻は正午、丁度昼食の時間。

裕也「...飯食うか...」

ムクッ

 

 

パタンッ

 

~食堂~

紀伊・尾張・二代目長門・二代目陸奥の艦内食堂は、旧海軍の戦艦等に比べると劣るが、現代の護衛艦やイージス艦等と比べると豪華な作りとなっている。

天皇陛下が乗艦され{御召艦}としての役割抜擢されるかもしれないともあっての事。実際に、紀伊が竣工直後に御召艦になった。

天皇がご乗艦なさられるのに護衛艦やイージス艦みたいな食堂では失礼極まりない、天皇がお使いになられる部屋もある。

その部屋の清掃は部下達が行わず裕也が行う。

責任が取れる立場である(可能性の高い)から裕也となっている。

話を戻そうゾ。

 

 

大介「おーい、こっちだ」

裕也「...ん?...あぁ、今行く」

 

 

~食事中~

 

 

 

 

 

 

 

~食事終了~

 

この日はビーフシチュー、旨かった。




本編行かねぇと...(使命感
書くもの全部修正候補って事で。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編10 俺らの世界と同じだがナニかが違う

まぁ、駄文です。


聯合旭日艦隊が、平行あべこべ世界に迷い、それなりに季節は流れた。第63回高校生全国戦車道大会も中盤に差し掛かった。みほの在籍する大洗学園が初戦からサンダース、アンツィオ等を相手に勝ち進んだ。

エリカは取り敢えず9月10日に黒森峰の学園艦へ送り届けた。

裕也達も会場には時より足を運び、大洗学園のみほを応援に行った。行ったは行ったで良いんだが、行ったら裕也達に恥を見せまいとみほが乗機するフラッグ車のIV号戦車が{鬼神}状態になり、単機で敵全てを相手取る等という命知らずな戦法も取り、大洗は強いというものを裕也達、そして黒森峰に教えた。

そして少なからず、大洗が前世の戦況とは違う形で勝ち進んだが、まぁそれは良い。

無名校で新米しか居ないチームがここまで勝ち上がっていく事に戦車道連盟の会長や七三分けクソ眼鏡が驚愕した。

 

 

 

※大会終了後に裕也達から集団リンチされるのを、七三分けクソ眼鏡は知らない、知るよしも(ヾノ・∀・`)よ。

辻廉太だっけ?見るからにして童貞くせぇんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野獣「お前の事が好きになったんだよ!!!」

ホモはお帰り下さい。

浩二「おっす宜ぉしくお願いしまぁぁす」

だからホモはお帰り下さいって。

高和「お前、良い男だな?ジィィィ... やらないか?」

なんでホモが次々に湧くんですかねぇ...

三浦「そうだよ」

迫真空手部、コイツらを愛の巣に持ってけ、邪魔。

三浦「見たきゃ見せてやるよ...ボロンッ」

言葉のキャッチボールなってねぇ...くっせぇぇ!お前何日風呂入ってねぇんだよ!?くせぇぇ!

 

クソ眼鏡「ひぃぃぃぃ!」

大介「オイ!コイツ吊し上げようぜ!全裸だぁ!」

「「「ヒャッハーーー!!!!!」」」

クソ眼鏡「ひぃぃぃぃ!頼む!金なら幾らでも払う!払うからやっ!止めてくれぇぇ!」

会長「何事だね!?辻君!?彼を離しなさい!」

裕也「うるせぇぞゲーハー!」

会長「ゲーハー!?せめてハゲって言ってくれ!」

圭一「うるせーぞシワシワのキ◯タマが!蹴り上げるぞ!」

会長「だからハゲって言えぇぇぇ!」

拓也「お前は干からびた茹で卵だゴルァ!」

会長「だからワシは干からびた卵でもシワシワのキンタ○じゃない!ハゲだ!せめてハゲと言ってくれ!」

裕也「喧しいぞシワシワキ○タマが!」

大介「シワシワキン○マっておまwww!!!」

「「「ワハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」」」

会長「..........スッ ピッピッピッピッピッピッ もしもしリーブ21さん?はい、増毛お願いします」

大介「オバQの髪の毛3本よりもねぇのにどーやって増毛すんのwww」

裕也「止めとけってwキン○マに毛が生えただけじゃねーかww」

圭一「スティックのねぇ歩く生殖器www」

拓也「お前じゃ毛根無理だしw代わりにカツラ被っとけよ」スッ

 

{しわきん}から{ふわきん}にしんかした!

ポケモンになっちまったよ。

 

裕也「判決を言い渡す.......処す(意味深)」

クソ眼鏡「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

...てな事が後々にございました。

 

丁度今、プラウダ戦の真っ只中、戦況も裕也達の現役時と変わらず、建物に一時避難し、プラウダから降伏勧告を受け、限られた時間の内に反抗作戦を立案し、反撃に移る。

反抗作戦を考案中に裕也達からの激励を受け、前世のみほより早く、15分で抜かりの無い完璧な作戦を立ち上げ、立て籠って正面から入った倉庫の後ろから倉庫を離れ、猛吹雪と化す大地を各自自由に動き回りつつ牽制し、フラッグ車のKV2を誘き寄せ、IV号による遠距離精密砲撃、これで勝敗は決まり、決勝戦に出てくるのは大洗と黒森峰。

この世界ではどちらが勝つのか見物である。

まぁ、目星はついてるがね。

 

 

 

 

 

~プラウダ戦~

ー審査の結果、大洗学園の勝利!!!ー

ワアァァァァァァ!

特別指定観客席

裕也「決まったか」

大介「決まったな」

圭一「はいはい決まって良かったな、それより寒いんだけど」

拓也「ココアがおいし~」

裕也「行こうか」

「あら?裕也君」

裕也「ん?あ、千代さん、どうも」

千代「すごかったわね」

裕也「えぇ、そうですね、所で愛里寿は何処へ?」

千代「ホテル先の部屋に居るわ...この方々は?」

大介「失礼しました、岩野大介と申します」

圭一「川崎圭一です」

拓也「山本拓也です」

千代「島田千代です、宜しくお願いします」

「あら、裕也さん」

裕也「?あ、しほさん、どうも」

千代「しほさんも来ていたのですね」

しほ「島田流の...えぇ、勿論」

裕也「...お二方の会話に我々はお邪魔でしたな...私たちはこれで失礼します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー大洗チーム 待ち合い待機テントー

優花里「やりましたね!西住殿!」

沙織「負けるかと思ったよぉ」

麻子「もっと腕を上げねば...」

角谷「西住ちゃーん」

みほ「はい?」

河嶋「西住に来客だ...誰なんだあの方々は!」

ガシッ

みほ「うぐっ...なんの事ですか!?」

河嶋「惚けるな!男をタブらかしたのか貴様ぁ!」

みほ「男ぉ!?あっ、もしかして...フンッ!」

パンッ

河嶋「フグッ!....」ドサッ

角谷「かーしまー!?」

「「「「副会長!?   それより男!待ってぇぇ!」」」」

みほに腹パンされて気絶した河嶋を放置して、みほに続いたチーム全員、但し、生徒会の小山柚子だけ、河嶋の見張りを「会長命令」で任された。

小山「...私も行きたかったなぁ...」

 

 

裕也「ここか..」

大介「軽く挨拶してから戻ろうや」

圭一「はぁぁぁ...寒い...」

拓也「ホットがアイスココアになっちまったよ...」

 

みほ「裕也さーん!」

 

裕也「ん?おー、みほちゃん」

みほ「無事に決勝戦進む事が出来ました!」

裕也「おめでとう」ナデナデ

みほ「♪」

「「「「.......」」」」

大介「えっと...君達は...」

拓也「自己紹介位はしてくれないかな?」

沙織「武部沙織です、みほ、ちょっとテント戻ろ?」

華「五十鈴華と申します。みほさん?お話があります」

優花里「秋山優花里であります!西住殿、戦車行きましょう」

角谷「大洗学園の生徒会長の角谷杏です、西住ちゃーん?」

裕也「これはどの方もご丁寧に、みほちゃんが世話になっております、渚 裕也と申します、お見知り置きを」

大介「岩野大介だ」

圭一「川崎圭一だ」

拓也「山本拓也だよ」

 

「「「「「「宜しくお願いします!」」」」」」

裕也「まぁ、なんだ、これからの道のりは更に険しくなる、諦めず頑張れ。時と場合によっては諦めも必要になるという事を、ね?」

 

「「「「はい!!!...と、言う訳で」」」」」

ガシッ!!

みほ「へ?」

「「「「行こうか」」」」

ズルズルズルッ

みほ「え!?え!?え!?ふえぇぇ!?助けて裕也さん!」

裕也「よーし撤収すっぞ」見て見ぬふり

「「「おk」」」上に続き

みほ「」

 

みほは連れ去られて行く、人生山あり谷あり。

 

裕也「(今が山、いや谷か?これさえ乗り切れば以後はまぁ...保証はしないが、強く生きるんだぞ、みほちゃん)」

 

クリスマス?そんなもんが艦隊にあるかと思うかね?あるのは飲んだくればかりだゾ。

裕也「酒を寄越さんかぁぁ!」

大介「ここにいいちこあるぞ」

菊地「ウィスキー良いですねぇ」

圭一「馬刺旨し」

拓也「黒霧島飲む?」

裕也「スピリタス寄越せ」

圭一「ん?飲むのか?良いよ!飲めよ!」スッ

パシッ

裕也「オラァッ!」

圭一「へっ?ウボッ!ぐっ!?やべれぇ!!(止めれぇ!!)」

大介「飲めやぁ!」

2本追加。

圭一「ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

スピリタス 96度という世界最高アルコール度数を誇る酒、ほぼアルコールなので喉は必ず焼ける。

可燃性大。

 

 

 

そして時は流れる事2019年一月一日。元旦

午後13時

福岡県北九州市 芦屋港 

 

聯合旭日艦隊旗艦 戦艦紀伊

裕也「諸君!新年明けましておめでとう!」

艦隊一同「明けましておめでとうございます!!!」

大介「今年も何卒宜しくお願い致します、長官」

裕也「あぁ、今年も宜しくな、副長、いや、大介」

大介「あぁ」

圭一「あけおめぇぇ!ことよろぉぉ!」片手に日本酒

山崎「良し、今年の書き初めは{司令、しれいだけに死ねぇぇ!!!}に決定だな、うん」

拓也「つまんない事書くね、よく」

裕也「まぁ良いじゃないか....よーしお前らー!!初詣行って来ーい!!」

 

 

 

ー若松区 恵比寿神社ー

 

今日は元旦、初詣で人々がごった返す。

 

裕也「世界違えど居場所変わらずだな」

大介「高校時代が懐かしいな」

拓也「試験終わった日もここに欠点回避の祈願してたね」

裕也「早帰りの時も渡船乗って若松入って帰ってたな、今思えば懐かしい、初めてここ渡ったのいつだったかな...高校一年の一学期期末考査の途中だったか?住宅街入ってウロウロしてたら一件の古い駄菓子屋あってそこよってラムネ飲んで、そして近くの公園入ってその時昼前だし、おっきな木が立ってるからそこの木陰で全員で弁当広げてスマホでYouTube見ながら食ってたな」

圭一「俺も居ったよな」

「「「祈願してもお賽銭入れなかったからなお前」」」

圭一「それが原因かぁ、欠点だったの...」

拓也「渡船乗り場から漁船が置かれてる港までチャリ走したよね」

裕也「桐谷さんみたいにな」

大介「俺ら全員ママチャリじゃなくてMTBだったじゃん、裕也は2学期終わる前までパチモンのMTBだったけど」

裕也「フレームにFD26ってステッカー貼ってるチャリだろ?あれまだあったぞ?次に乗ったTXEDってペイントされてるチャリもパチモンだぞ」

大介「マジか、FD26の方は中学から乗ってただろアレ」

裕也「乗ってても3年位だぞ、走行距離は滅茶苦茶行ってたけど、多分10000㎞は優に越えてたんじゃないか?」

「「「俺達毎週遠出してたからな、片道15㎞先とか、往復40㎞とか、夏休みとかもっと行ってたな、門限あったけどそれぶっちぎってたし」」」

大介「遠賀川の土手でもレースしてたな」

裕也「大体どこでもやってたじゃねぇか」

圭一「18で免許取ってすぐに車買って弄って」

裕也「俺ん家集まってギャーギャー騒いで大迷惑だった」

大介「しょうがねぇだろ?裕也ん家しか集まれる所無かったしさぁ」

拓也「そう言えば圭一って良く免許試験落ちなかったよね」

圭一「合宿だったしな、女居らんかったのがアレだけど」

大介「いや、居たぞ。お前、試験中俺の助言無かったら落ちてたの忘れるなよ?」

裕也「朝は起きん、夜は寝らん、寝てもイビキで俺らが寝れん、勉強もせん、邪魔する。教官も呆れてたぞ」

圭一「マジで?」

裕也「頭大丈夫か?」

圭一「見ての通り」

大介「髪型大丈夫つってねーんだよ」

拓也「筋金入りのバカだね」

「「バーカ」」

圭一「うるせぇぞ、馬鹿ってなんだよ」

拓也「そのまんまだよバーカ」

大介「学習しろよバーカ」

裕也「もう良い、さっさと済ませるぞ、回りの視線がキツい」

 

 

ねぇ見て!男よ!

今年はイイコト有りそうね!

着物姿の男...ゴクッ..ご馳走さま

良い男...あっ...      ドサッ! ビクビクッ

汚いっ、この人失禁してるわ!

声掛けて来なさい!

嫌よ!恥ずかしい!

 

大介「なんかこう...」

圭一「第六感が」

拓也「生命の危機を感じるよ」

裕也「警備は居ないんだ、気ぃ付けろよ」

「「「分かっとる」」」

 

「裕也さん」

「大介さん」

「「ん?」」

裕也「おぉ、みほちゃん、明けましておめでとう」

大介「エリカじゃないか、明けましておめでとう」

「「おめでとうございます」」

裕也「はいコレ、二人にお年玉」スッ

大介「俺からも、はい」スッ

 

    みほちゃんへ10万円←裕也

    エリカへ10万円←裕也

 

    みほへ10万円←大介

    エリカへ10万円←大介

 

    一人20万獲得。

みほ「こんな大金貰えませんよ!?」

裕也「良いって、お年玉だ、受け取っとけ」

エリカ「...大金だ...貰えるなら大介さんが欲しいな...」

大介「んー、逆にエリカが欲しい」

 

ママー、私もお年玉欲しいー!

今日あげたでしょ?

ピンポン玉だよアレ!

いぃい?お年玉、あれは違うのよ?ママがあげたのが正しいのよ?分かる?

分かんなーい!

 

裕也「...とんでもねぇ母親だな」

大介「仕方あるまい、人様の家計に首突っ込むなぞ野暮だぞ」

裕也「かくいう俺も園児の頃お袋にあぁやって騙された」

大介「まぁ、そうなるな」

みほ「あの...良ければご一緒しませんか?」

裕也「お姉さんはどうしたのかい?」

みほ「学園艦に今戻ってるらしいです」

エリカ「駄目ですか..?」

大介「良いよ」即答

裕也「まぁ良いよ、行く場所限られてるけど良いかな?」

みほ「!!!はいっ!」パァァァ

裕也「あっ、そうだ。今日はどうするのかな?」

「「ホテル取ってます」」

大介「そもそも何故福岡来たのかい?熊本でしょ?君達」

みほ「幸子さんから行ってきなさいって言われました」

エリカ「旅行で羽を伸ばして来なさいっても言われました」

裕也「(前世より何かと関わりが多くなったな...)ま、いっか、行こう」

晩飯も一緒に食べ、裕也と大介はエリカ達の取ってあるホテルに直行。意味深は(まだ)ない。

 

1月5日にみほの姉まほ が遅い新年の挨拶の為、芦屋港にやって来た。

 

まほ「明けましておめでとうございます裕也さん、どうでしょうか、この衣装」

裕也「うん、まぁ良いと思う。明けましておめでとう、何しに来た?」

まほ「」スッ

裕也「?...何、この手?」

まほ「ください、お年玉」

裕也「帰れ」

後日、お年玉は一応、郵便局にバレない様、郵送した。

 

 

まほへ 2万

 

裕也「...6万ずつが良かったな...まいっか」

 

電話越しにて

まほ『お年玉ありがとうございます(少ないな...)』

裕也「どういたしまして(今失礼な事考えたなコイツ)」

 

そして月日は流れる。

時間は過ぎ、第63回高校戦車道全国大会は、大洗学園が強豪黒森峰を相手にフラッグ車同士の一騎討ちで勝利を掴んだ。

 

-この試合!大洗学園の勝利!!!ー

 

ワアァァァァァァァァァァァ!!!

 

裕也「...まぁ、当然の結果さ」

大介「あぁ、良く頑張ったよ、黒森峰も、大洗も」

圭一「久々に血の気が騒ぐ様な試合だった」

 

 

勝利した大洗にインタビューがあり、涙を流しつつも心境を口にする。

「優勝おめでとうございます!」

みほ「ありがとうございます」

「お気持ちはどうでしょうか?」

みほ「凄く嬉しいです、今はそれしか言葉に出ないです」

「隊長さんは以前、黒森峰に在学されておりましたよね?何故再び、学園の敵となって戦車道をやられたのでしょう?」

ここで涙が消え失せ、クロになったみほ が現れた。

みほ「難しい質問ですね...一つは、黒森峰という存在そのものが嫌いでした。姉である隊長の指示が無ければマトモに動く事も出来ない者と一緒に居るのが苦痛でなりませんでした。そして第62回の全国大会で黒森峰が敗退した責任を取り、私は本家から勘当され大洗へ転学しました。そこで私はもう戦車道には一切関わらないと決めていましたが、大洗学園存続の為、生徒会からの脅迫強制ながらも、再び戦車道を始めました。後、会長は絶対殺します、出来ない癖にでしゃばる副会長も気に食わないので殺ります。ツケは払ってもらいますし、お母さんも許しません、もし試合が出来るなら事故と見せかけてこの世から◯したいです」

角谷「!?」

河嶋「!!?」

しほ「!?みほ!?」

千代「あらあら、随分嫌われておりますのね」

裕也「すげぇ事言うなぁ、みほちゃん」

大介「恨みって恐ぇな」

「「ご愁傷様です、しほさん」」

 

 

「はいありがとうございましたー」

 

 

 

恐るべし西住みほ、恐るべしIV号戦車。

 

まぁ、良く頑張った黒森峰よ、今は好きなだけ泣け。

三年生は来年のリベンジは出来ないが、これを糧に大学でも頑張って戦車道の青春を謳歌すると良い。

 

 

来年の黒森峰の隊長は逸見エリカと、現隊長のまほが直々に指名した事により確定。

みほは取り合えず続行。

 

大介「黒森峰側に行ってくる」

裕也「あぁ、慰めてやれ」

大介「分かっとる、んじゃ」

 

 

~黒森峰チーム 待機テント~

まほ「皆、良くやってくれた、感謝する」

エリカ「隊長...申し訳ありません。私達の力足らずでこの様な事態になってしまいました...」

まほ「良いんだ。エリカ達を持ってしてもみほ は強かった。それは姉として嬉しいんだ。そしてお前達もあの時と比べると飛躍的に強くなった。それだけでも私は嬉しい」

エリカ「隊長...うぅ..!」(泣)

まほ「涙を拭け、私も泣いてしまいそうだ...」半泣

 

ウワァァァァァンッ!

 

大介「......」

今、大介が居る場所は黒森峰チームが居る待機テント一枚越し前、先(室内)にエリカ達は居る。

入ろうにも雰囲気が雰囲気なので入れない。

大介「...入れねぇ...」ボソッ

~10分後~

大介「もう突撃するか...」

 

エリカ「ううぅ...ヒック...」泣

まほ「...?」

パサッ

大介「あっ...お邪魔だったかな...?」

まほ「いえ、そんな事は...」

エリカ「...大介さん...」

大介「エリカ...おいで」

 

ポスッ

 

大介「よしよし、良く頑張った、偉い偉い」

ナデナデ

 

「「「「「「「!!!???」」」」」」」」

まほ「...(嫉妬しそうだ...)」

大介「よしよし...」

エリカ「///」

スッ  ヒョイッ

エリカ「キャッ!」

まほ「!?」

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

何となく二人だけで居たくなった大介はエリカを軽々と抱え、その場を後にする。

大介「すまんが暫くエリカは貰ってくぜ、後で帰す」

 

パサッ

 

取り残された者達「......」

まほ「(あぁやって裕也さんに甘えれば行ける!)」

 

 

 

拓也「あっ、お帰り」

大介「おう」

裕也「おぉ、熱いねぇ、妬けるぜ」

大介「よせやい、照れるだろうが」

圭一「テメェこのリア充が!死ねぇ!」

山崎「死ぬのはお前だボケ」ガッ!!!

圭一「ウゴォッ!!!」

ドサッ

圭一「......」

山崎「ハッハー!ざまぁねぇぜ!」

菊地「マジでワロス」

大介「騒ぐんも良いけど出来る限り静かに頼むぜ?二人っきりが良いんだ」

裕也「おう、ねっとり愛し合ってこいよ」

大介「ばぁか、そこまで行けねぇよ」

裕也「ハハハ!邪魔もんは退散するとしますかね」

( ´∀`)

 

 

「「......」」

大介「そういえばアレなんだが...」

エリカ「はい?」

大介「あの時、指輪の宛先知る為に、エリカに求婚した。あれ、もう少し先伸ばししてくれないか?」

エリカ「え...」

ウルッ

わぁお、絶望で今にも泣きそうな顔してるぞ。

 

大介「違うぞ、結婚したくないとかそんなものではない。エリカはまだ学生だ、卒業してからの方が良いかなと思ってさ」

エリカ「まだ一年程あるんですよ...」

大介「それまで当然待つさ、惚れた女と居れるんだ、その後の事考えるとたかが一年なぞ軽いもんよ」

エリカ「惚れた女ですか...///」

大介「あぁ、一目惚れってヤツだな、マジで」

大介「一応、口約束での求婚は確かだが効力はある」

エリカ「じゃあ」

大介「ん、俺達は現状、書類申請していない夫婦って事になるな、今更だが、逸見でなく、岩野エリカになってくれ!......何コレ、めっちゃ恥ずかしい」///

スッ

大介「ん?」

ポフッ

大介「!?エリカ!?」

エリカ「いつも慰めてもらってましたお礼です」

大介「...そうか(オイオイオイィィ!何なのこのシチュエーション!!(エリカの手で胸元に大介の顔が埋め込まれてる状態)うわぁ、柔らかだぁ!ドラゴンボールの亀仙人みたいにパフパフしてぇ!ほんのり良い匂いはローズか?う...ヤベ、俺の邪剣が...ムスコが!?そびえ立ちそうだ...収まるんだ!)」

大介「なんかこう...落ち着く感じがする...」

エリカ「そうですか...良かった...///(思いきってやってみたけどすごい恥ずかしい!!)」

大介「もう少し...このままで良いか?」

エリカ「ふふふ、お気に召すまでどうぞ(寧ろもっと先へ!)」

大介「ありがとう、もう1つ良いかな?」

エリカ「?」

大介「膝枕してくれ、色々とあってなんか眠くなってきた」

エリカ「御安いご用です....ポンポンッ...どうぞ」

ソファーに座り自身の膝を叩き、大介を誘う。

大介「ごめん、ホントに我が儘言って」

エリカ「気にしないで下さい」ポンポンッ

大介「お言葉に甘えて」

スッ

エリカ「...どうですか?」

大介「あぁ、凄く良い......」

エリカ「良かった....ん?」

大介「......スー...スー...スー...スー」zzz

エリカ「ふふふ...可愛い寝顔...私も眠くなってきちゃったな...お休みなさい、大介さん」

 

扉越し

圭一「チッ!いけ好かんやっちゃな」

裕也「まぁ良いじゃないか、付き合い方は人それぞれ、首突っ込むのは余りに野暮だ」

拓也「まぁ、大介も満更じゃないから良いんじゃない?」

裕也(だけだと思ったか?全員)がチラッと室内を覗くと、エリカに膝枕されて幸せの顔して静かに寝息を立てる大介、まだエリカは寝てはいないが、大介の頭を撫でて幸せそうな顔して雰囲気も醸し出してる。

 

裕也「あっ...エリカも寝た」

拓也「大胆だね、背もたれに寄りかからずに大介を覆ってる」

圭一「オイオイオイ、大介を窒息させる気か、胸で」

裕也「おい、大介の顔見てみろ、真っ赤ぞ」

拓也「完全には見えないけど何となく分かる」

圭一「器用だなアイツ」

裕也「もうほっとけ、ダチの幸せそうな所ぶち壊すなぞ野暮だ、そろそろ行くぞ」

 

~2時間後~

 

目が覚めた大介は、(何故か服は脱げている)白のブラで覆われている胸を鷲掴みしている自分の手、恐る恐るエリカの顔を見ると勃起不可避な女の達したトロ顔。

これには流石の大介の理性も崩壊してムスコが世界最大級のバベルの塔を立ち上げた↑↑。

片方のブラは外れていた、もうこの際だからブラは外した。たわわチャレンジの女王に君臨なぞ容易い程、小さ過ぎず、大き過ぎずの胸囲、パ◯ズ◯する為に挟まれた途端、出してしまいそうな綺麗な胸の形、今にも母乳が出そうな、ピンピンになった乳首、これには耐えきれなくなった大介、エリカの下にも手を回す...濡れている...大介の股間もカ○パーで少しばかり濡れている。

辺りを見回す...見付けた...。

何故この場にあるかは知らないが、子供が欲しくない時の営みに必要な{近藤さん}を。が、しかし。

エリカ「こんなもの要りません」

ビリッ!!

大介「!!!」

何と破ったのだ、近藤さんを。

大介「近藤さぁん!」

 

近藤「(破られた事に)解せぬ」

 

エリカ「今日は大丈夫です」ボソッ

大介「え?」

エリカ「無くても...大丈夫///」

大介「」プッツーン

ガバッ!

エリカ「キャッ!おっきぃ...これが大介さんの...//」

大介「...ゴメン、我慢出来ないかも..」

エリカ「来て//」

大介「いくよ..」

エリカ「あっ...♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~別所にて~

 

裕也「今頃盛ってる事だろうな」

拓也「右に同じく」

菊地「あぁ~、彼女欲しい」

裕也「お前ならアタックすれば相手はイチコロだろ」

拓也「ちょっと老け顔で中年紳士に見えるね」

菊地「私まだ24ですよ!?そんなに老けて見えますか!?」

「「うん、完全にジ◯◯グに出てる何処ぞの砲雷長だよ、見た目。いや、声もそのまんま」」

菊地「元がそうですので」

裕也「メタい事言うなや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、大介は手作りの指輪をエリカに贈った。スッゴい安物だけど喜んでくれたのでまぁ良しとする。

 

この試合、先にも言った通り、大洗学園の勝利で第63回全国高校戦車道大会は幕を閉じた。

時は2019年2月。

戦車道連盟に関わり、大洗を廃校事案を挙げたクソ眼鏡こと辻は大洗に対し、大学選抜との試合で勝ちを獲得すれば廃校事案は無かった事にするとの事。全国大会で優勝すれば廃校は撤回との事だったが、裏切られた。

 

~聯合旭日艦隊 旗艦 戦艦紀伊~

同艦 作戦室

裕也「...との事だ」

大介「クソ、もう少し締め上げとくべきだったな」

拓也「シワキンは止められなかったの?」

菊地「色々と負けてるじゃないですか、髪も年も」

拓也「歳は勝ってるじゃん」

菊地「勝ってないのは若さです」

拓也「なるほど、盲点だった」

圭一「大学選抜とか、懐かしいなホントに」

裕也「舐めプされてぶちギレてトラウマ植え付けたのが懐かしい」

菊地「なんです?この世界でも植え付けるんですか?」

裕也「舐めプされたらな、愛里寿には申し訳ないが」

拓也「いつに始まるの?」

裕也「予定日は2月10日、午前9時より試合公式は殲滅戦だ」

大介「後5日しかねぇぞ...」

裕也「整備長、各車両の状況はどうなっている?」

隆正「現在、長官の言われた通り、エンジンと足回りの点検が完了し、後はテスト確認のみです」

裕也「人目のつかない場所に行かねばならんな...」

大介「どうされますか?本艦隊が居るのは広島です、会場先は福岡です、今からならば間に合いましょう」

裕也「良し、艦隊は福岡へ向かうぞ、首相に連絡しておけ、後、俺達は乱入する。スペシャルゲストみてぇなもんだな」

一同「了解」

裕也「エリカは?」

大介「もうめっちゃ可愛い...ヤっちまった」///

拓也「で?最後は?」

大介「中にって、思い出すだけでも勃ちそうだぜ///」

一同「」ニヤニヤ

 

 

~大洗side~

角谷「...となったんだ...」

河嶋「無理だ...今回ばかりは...」

優花里「大学選抜と言えば、島田流の忍者戦法という、西住流とは別の戦術を用いた隠密な戦法を得意とする流派です。そして大学選抜は世界大会のレギュラー選手等が在籍するチームもあります。まず言える事は、下手をすれば黒森峰より手強く厳しい戦いになります、いくら西住殿でもこれは流石に無理があります...」

華「相手は確実にレギュラーを引っ張り出すと私は思います...」

みほ「...(愛里寿ちゃん...)」

河嶋「西住!どうにかならないか!?」

みほ「黙れ片眼鏡」

河嶋「片メッ!?」

みほ「流石に時間がないと考えが思い付きません...うぅ」

沙織「負ければ確実に学園は廃校...」

麻子「おばぁの通った母校を廃校にはさせたくない、私は勝つぞ」

沙織「麻子は表情変わらないから全く分からないんだけど...」

麻子「それなりに付き合いがあるのに分からんとは情けない」

沙織「そんな死んだ魚の目をしてて分かる訳無いでしょ」

麻子「悪かったな、死んだ魚の目をしてて」

みほ「静かに」イラッ

「「ごめんなさい」」

みほ「とにかく、出来る限りの事はします。命中率向上の練習しろと言っても一切しない府抜けた片眼鏡とは違いますので」

河嶋「時間が無いんだ!」

みほ「は?言い訳?良い度胸してるね...殺すよ?」

ゴソゴソゴソッ  スッ  カチャッ パチッ スッ ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!

 

鞄から取り出したお気に入りの ぬいぐるみ、ボコを取り出し、十徳ナイフでボコを滅多刺しにし、綿がボロボロと溢れてくる。そこで手を止めた。

 

みほ「はぁぁ♡ボコがボコボコに♡」ゾクゾクゾクゥッ

 

ボロボロと、胴体に詰められていた、今、溢れてくる綿を見つめ、みほ は頬を赤らめ、快感が得られ、満足と言えば満足は一応した様だ。

河嶋「ヒッ!!!」

声を上げたのは河嶋に留まらず、その場に居た全員が声を上げる。この場に一年生は居ない。隊長の1面を知るに、一年生は耐えられないだろう。この場に居なかった事が幸いであった。

とてもだが今している行動が少女ではない。

言うなれば奇人、狂人でも言い方は合うだろう。

 

みほ「ふぅぅ...この程度でも生ぬるいからね?ボコはもっともっともっともっともっとボロボロでなくちゃボコじゃないんだぁ...タノシミダナァ...?こんな風になりたかったらそのままでイイヨ?なりたくなかったら善処するのを薦めるヨ...?」ハイライトオーフ

河嶋「助けて柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

角谷「(今逆らうと本気で殺られる...!?)」ガクガクガクガクガクッ

沙織「みぽりんの意外な一面!?」

麻子「おばぁより恐いぞ...いや互角か」

その後の主導権はみほ が独占、終了まで{生徒会長}という学生のトップである角谷も、一言逆らえば確実に殺されると確信し、何一言も喋らなかった。

ーーー

~黒森峰side~

エリカ「...だそうです」

キラッ

まほ「そうか...所でエリカ」

エリカ「何ですか?」キラキラッ

まほ「左手薬指にキラキラと光る物を着いてるのは何だ?そして何故腰を押さえているんだ?...何となく見る限りまさかとは思うが」

エリカ「はい...大介さんにプロポーズされました。そしてそのままベッドインです。大介さんが激しくてですね、お陰で股がちょっとまだ痛みとあっ、処女膜って破れると凄い痛いらしいですけど、私は好きな人と1つになったという幸せの痛みでした。大介さんの熱いのがまだ中に残ってまして...///それよりも一人の女として求められたのが凄い嬉しいですもう叫びたい位に。あっ、この指輪は別のです。大介さんの手作り指輪でして。隊長がご用意していた指輪は幸子さんが保管してるらしいです」

まほ「!?」

ヒソヒソヒソ

えぇ...あの副隊長が求婚されたぁ!?嘘でしょ!

ウソダドンドコドーン!!!

こんな世の中..間違ってる!

ウワァァァァァンッ!ママー!!

変われ

エリカ「やだ」

ワニ女め、殺してやる...

エリカ「出来るものならやってみなさいよ...フフフッ..大介さん..」

ワニ女に求婚する男...前世はワニね

ワニとワニは惹かれ合う...

ワニがワニに求婚、ワニの営み

ワニックス...

ワニックスは草

ざわ...ざわ...ざわ...ざわ...

エリカ「殺すわよ?誰がワニよ、ワニならアンタ達をとっくの昔に噛み殺してるわよ」

あぁ!恐ろしい!

まほ「くっ...何故だ」

エリカ「隊長が赤子なのでは?ほら、股が」

まほ「頼むから言わないでくれ!!気にしてるんだ!!」

エリカ「隊長じゃないので分かりません」

まほ「」

ーー

裕也「贈った指輪ってどうやって作ったんだ?」

大介「手作りと言ってもそれなりに大きいステンレス製の新品水道配管使って加工しただけだぞ」

裕也「錆びにくいからな、ステンレスは」

拓也「チタンはどうなの?」

裕也「確か配管系にチタンは無かった筈」

拓也「そっか」

ーー

この世のエリカと肉体関係を持ってしまった大介。

これはもう責任取らなきゃ...(使命感

 




次で本編行くと思います フラグ
修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編11 俺達の世界と同じだがナニかが違う

これで番外編を一時占めようと。
多分


2019年 2月9日

福岡県豊前市

大学選抜対大洗学園との対戦を前日に控えたこの日。

前日にも関わらず、多くの人がこの豊前市に集まった。

当然さながら、出場選手達は2月7日に現地入り、それに大洗も当然入る。

前世の様に、両チームの挨拶の際に「待ったぁぁぁぁぁ!」と乱入した黒森峰、その次に続々と乱入する高校戦車道強豪、このあべこべ世界でも当然あるだろうと確信した。

裕也達も2月9日の午後23時に現地入り、最終調整等を行い、隊員一同の就寝時刻は午前3時。

 

ー聯合旭日隊ー

 

投入戦力

 

第一部隊 旭隊 使用戦車19式改2両

           90式改4両

第二部隊 旭日隊 使用戦車90式改1両

            74式改4両

第三部隊 長門隊 使用戦車10式改1両

             10式4両

第四部隊(臨時編成)大和隊 大介使用戦車19式改

 ※第二から第三の所属の74式と10式を選出して編成。

聯合旭日隊の参戦総数は16両。どれも陸上自衛隊が保有する主力戦車、しかもそれの改良型ばかり。

どう考えても、第二次世界対戦時に開発、投入されていた戦車では性能面から使用年数も違う。

何といえども70年近くの技術の差がある。そして乗り手も違う。

この戦、考える限りは聯合旭日隊の勝ちではあるが、実際に争えば勝つのは大学選抜とかだってある。

「戦術」だ。戦術こそ、勝敗を分ける鍵となる。

 

当日 午前8時

 

裕也「今は無きあの頃の部隊復活だ」

大介「大和隊か、懐かしいな」

裕也「大介は臨時編成されない限りは旭隊だしな」

圭一「しかもポストは副隊長」

拓也「フラッグ車は19式改で良いよね?」

裕也「おう、任せろ」

菊地「私はどうしましょうか?」

裕也「俺の19式に乗車しろ、通信手、砲術を」

菊地「了解」

裕也「今回は操縦手はお前に任せるぞ、大智」

「任せろ!」

番外編初登場、山郷大智。

一応、本編でも登場させる。

大智「今出るの?遅くね?」

裕也「まぁ良いじゃねぇか、モブで終わるより良くね?」

大智「まぁな」

裕也「全員飯は食ったな?各員乗車!急げ!会場まで5㎞離れてんだ!乱入出来んくなるぞ!」

一同「了解!!」

 

~大洗side~

みほ「....(どうしよう...)」

みほが下を向き、黙る。この数日間寝る間と惜しんで、頭をフル回転させ、対策を考えていたが、何一つと思い浮かばない。西住流という正面から突っ込んでバ火力とキチ防御力という単純過ぎる戦術でそれしか使わない単細胞的な遺伝子を持つ現家元の子だけに、それしか思い浮かばない。蛙の子は蛙。

故に今、しほを恨んでいる最中。

試合開始まで後一時間を切った。ナニか策は出るのか?

~side out~

 

裕也「各車停止、ここである程度時間を潰すぞ」

スッ

裕也「(8時20分、想像より遅かったな、でもまだ範囲内だし良いか...8時50分にアイツらは両チームの挨拶で乱入する筈、前世がそうだったからな、9時ジャストで乱入。これで行けるな)寒いな」ニヤッ

 

           8:40

 

裕也「全車、聞こえるか?行くぞ」

行動開始

 

 

 

 

 

           8:50

~大会 会場~

「両チーム、礼!」

参加チーム全員「宜しくお願いしま「待ったぁぁぁ!」!?」

ガルパン好きなら知ってましょうぞ。

黒森峰から転校した西住まほと逸見エリカのご登場。

まほ「大洗に転校した西住まほ!」

エリカ「同じく逸見エリカ!」

「サンダースから転校したケイよ!」

「アンツィオから転校したアンチョビだ!」

「同じくカルパッチョ!」

「ひなちゃん!?」

「西であります!」

「継続から大洗に転校したミカだよ」

「聖グロリアーナより大洗学園に転校しましたダージリンですわ」

その後もゾロゾロと出てくる。

最後に

♪♪♪♪

みほ「何?この音楽?」

ー守るも攻めるも黒鐵の 浮かべる城ぞ頼みなる 浮かべるその城日ノ本の 皇國の四方を守るべしー鋼の その艦 日ノ本に仇なす国を攻めよかしー

クソ眼鏡「何故軍艦マーチが流れているんだ!」

会長「自衛隊の戦車!?」

 

裕也「忘れちゃ困る、大洗学園に短期転校した渚裕也!」

大介「同じく岩野大介!」

エリカ「大介さん♡!」

クソ眼鏡「アンタら大人だろう!」

会長「またシワシワキンタマって言われるのか...まぁ良いかさっさと所定の位置についてくれ」

みほまほ「「裕也さん!!」」

裕也「ワハハハハ!俺は今学生なんで大人じゃないんですよステロイドハゲ」

「ヌッ!」

みほ「えっ!?学生なんですか!?」

裕也「まぁ一時的にな」

まほ「裕也さんと夢にまで見た学園生活...!!!」

裕也「(黒森峰には)行かんぞ」

まほ「そんな..!?」

 

 

 

 

ダージリン「あらあら...裕也さんではありませんか♡」

裕也「ダージリンか、久しく」

ケイ「男!?ダージリン!まほ!みほ!知ってるの!?」

「「「知ってる(いますわ)(いますよ?)」」」

裕也「あぁ、そう言えばサンダースの海上護衛はまだしていなかったな」

アンチョビ「男!?」

「「「「「「男ぉぉぉ!?」」」」」」

裕也「ほぉ...アンツィオ、継続、プラウダ、サンダース、黒森峰が参戦か。これは面白いメンツが揃ったな」

大介「なぁ裕也、エリカと一緒に行動しよって良いか?」

裕也「それは出来る限り後にしてくれ、お前ら一緒にさせてたら茂みに隠れてチョメチョメするだろ」

大介「流石にそれはしないぞ...野外プレイも興味あるけどさ」

エリカ「大介さんが望むなら私は...///」

大介「流石にしなくて良いから」汗

裕也「所で、作戦は?だいたいこんな感じか?」

スッ

みほ「!?これは!?」

裕也「やはりな、この作戦で行こうと考えていたのか。まぁ合格点だな。もっと高度なのがあるが今回はこれでも十二分に勝ち目はある」

拓也「僕らはどうしようか?」

裕也「偵察を任せる」

拓也「任された」

圭一「俺らは囮部隊か」

裕也「察しが良いな、誘き寄せた所を俺と大介率いる旭隊の持つ最大の火力で殲滅。内容が殲滅戦だからな」

大介「弾種は榴弾で良いか?」

裕也「徹甲弾も積んでおけ」

大介「分かった」

裕也「確か、この戦闘に制限は無かった、なら...誰か無線傍受が得意な奴居ただろ?出てこい」

「はい」

裕也「君は敵の無線情報を常に傍受しつつ、逐一報告せよ、後方支援に徹しろ」

「わかりました」

裕也「他にも、火力面において申し分の無い車両はすまんが、俺達旭隊に組み込む。機動性、偵察が得意な車両は長門隊に臨時編入する。囮を行う旭日隊に関してだが、ここは誰でも良い。得意な奴はそこに入ってくれ、無論、強制ではない。各自自由に動いて良いしな、フラッグはIV号戦車で良かろう、主役はお前達だ」

『分かりました!』

裕也「何はともあれ時間が無い。さっさと動くぞ」

『了解!!』

 

「隊長!男です!」

「嘘!?」

「ホントよ!」

「...お兄様...どうして...」

「「「え!?隊長に兄が居たんですか!!?」」」

「愛里寿ちゃん、今は敵同士なのよ?慢心はダメよ?」

愛里寿「お母様...分かっております」

千代「アズミ、ルミ、メグミ?貴女達も努力なさい、あの人達は見る限り...強いわよ、今までに無い程に」

「「「はい!(後で連絡先教えてもらお...)」」」

ーーー

※裕也達は絶対教えない、特に大介に至っては。

裕也「アイツらレズだし」

拓也「ロリコンだし」

圭一「年増だし」←本人から見れば

菊地「最悪な3拍子揃ってますね」

「「「それで済めばどうとでもなる」」」

裕也「アイツらは愛里寿の私物を物色してるからな」

菊地「oh...」

裕也「アイツら姉ぶってるけど処◯だぜ?」

菊地「処○はどうでも良いんですけど」

圭一「俺ら同格に見られてるらしいしな」

拓也「童◯って思われてる」

菊地「腹立ちますね」

裕也「俺ら殆どが◯貞卒業してるってのにな」

菊地「対処方法は一切関わらないって事ですね」

「「「そういう事」」」

ーーー

 

 

裕也「さて、当初の乱入時間はズレたがまぁ良い。各自、所定の位置に向かえ。配置完了次第、指示を出す」

『了解』

拓也「ワレ長門隊、偵察行動開始ス」

圭一「同じく、ワレ旭日隊、陽動開始ス」

裕也「頼むぞ...旭隊は二手に別れ、敵を殲滅する!予定ポイントまで前進!」

大学選抜との距離10㎞、辺りは山で囲われ、観客が居ないので、代わりにドローンが飛び、戦闘を映し出す。

ティーガー2両、KV2 1両は裕也達から離れて別行動を取る、指揮は大介に任せ。

まだ季節は冬、辺りに雪が残り、アスファルトはアイスバーンと化し、キャタピラが停止しても車体は止まらない、

今回は特殊ゴムを持ち出しているが使わない。

取り付けに時間が掛かり、今回は時間を無駄に出来ない。

時間無制限と言えど、出来る限り早く済ませたい。

いくらやる気のある者でも、時間が経てば士気は下へ下がる。下がる前に決着を着けねばこの戦いは負ける。

 

裕也「うぉっ!?滑るからガードレールに擦らない様に気を付けろ」

大智「分かってる!くっ!どうしてもドリフトになるぞ」

菊地「戦車ドリフトですか」

裕也「アイスバーンになってるから出来るだけで、普通のアスファルトだったら靭帯破損は確実だ... !?正面!」

ドォンッ!

 

ガァンッ!

裕也「くっ!砲撃始めぇ!」

菊地「徹甲弾装填!距離950!撃てぇ!」カチンッ

ドォォンッ!!

 

 

 

裕也「良くやった!沈黙確認!」

圭一『こちら旭日隊、囮成功、敵現在地送る』

裕也「了解」

拓也『偵察報告、フラッグ車はセンチュリオン、随分遠くから見たが隊長は島田愛里寿で間違いない。バミューダ姉妹も参加と認む、旭隊との距離は正面で約8㎞、途中、川辺にそって旭隊に進撃する車両を認む。川辺も警戒されたし。地形の関係上、主力部隊との距離は8㎞で済むか分からないけど』

裕也「報告感謝する、引き続き、他の敵部隊偵察も遂行されたし」

拓也『了解、任務を続行する』

裕也「各部隊に通達!敵を発見次第速やかに攻撃開始せよ!見敵必殺だ!!」

大介『隊長!別で動くぞ』

裕也「大丈夫か?」

大介『そんな簡単に負けるものか』

裕也「分かった、任せるぞ。大智!エンジン全開だ!思いっきり踏め!」

大智「あいよ!」

裕也の乗車する19式。最高出力2500馬力を叩き出す(型式名:

2SV12D)エンジンは唸りを上げ、マフラーより爆煙(ディーゼルエンジンなので黒煙)吐き、他を置いて加速する。

トルクと回転数がノーマルエンジンよりもあるから急な坂道の加速もグイグイと行く、直型ではなく水冷式2ストロークV型12気筒ディーゼルエンジンを新開発、90式は水冷2ストV10気筒のターボチャージド・ディーゼル、10式は水冷4ストロークV8気筒ディーゼル。

一度、19式に10と90式のエンジンを搭載して試験したものの、どれもがエンジンブロー。裕也達の動かし方と19式の車重に耐えられず、今後も乗せ換えを考えると、19式の車重と裕也達の動きに耐えられるエンジンを予算的にも新規で開発する方が安く済むと考えられ、当初は三菱かコマツが新型エンジンを開発すると誰もが考えていた。が、日本が世界に誇るトラックメーカーいすゞ自動車が名乗り上げ、三菱を驚かせた。いすゞ技術開発部は無理難題を押し付けられ、四苦八苦しながらも2ストV型12気筒ディーゼルエンジンを発明した。開発当初、自衛隊にも配備を計画されたが、このエンジンは整備性と燃費を引き換えに、裕也達の動きに耐えられる耐久性と、要求されていた出力を超える高出力を得た発動機なので、配備するかどうか頭を悩ませている。

耐久と出力を約束されるが整備性と燃費が欠点のエンジンを取るか、それとも出力と耐久性に多少欠ける現行エンジンをそのまま使い続けるか。

聯合旭日艦隊が保有する戦車は全て2ストV12エンジンが搭載されている。部品の共有を懸念しての事。

次に悩むのが燃費である。

燃料関係を改善しない限り、燃費がとにかく悪い。

アイドリング時にも燃料を食うのだ。

本来、アイドリングはエンジンに負荷がそこまで掛かってないので燃費が悪いなんて事はあまり無いが、この2SV12Dエンジンは食うのだ。リッター3㎞あれば良い方だ。改善方法は一度エンジンをバラして部品の取り付け位置調整、燃料ポンプの改造、又は交換、点火の調整、等様々な所に手を加えて漸くリッター10㎞に達成。燃料タンク容量100Lはあるので、走行距離約1000㎞近くは走れる。

トップスピードも80キロをマークし、下りだと状況によればだが100キロ超えも叶う。だが、鉄の塊である戦車に時速100キロを出してみろ、命を預けられるか?俺は無理だ。

これなら配備するだろうと思うが、限られている予算で行おうにも、エンジン一機の購入費、0がいくつ付いているだろうか、出来ても数両分のエンジン確保で手一杯、取り敢えず保留の形なのである。

今使っているのが、元、聯合旭日隊上がりの戦車だけ。

 

まほ「速い...!」

エリカ「凄い加速ですね...置いてかれましたよ」

ダージリン「坂道の凍結を物ともせずに...流石ですわ」

大介「おいおい...よく登るな...特殊ゴム着けてねぇのに...あっ、凍結の氷割れた」

 

 

 

 

 

アズミ「隊長、偵察車両より報告です。ここより前方距離6㎞先に1両の戦車を確認、赤丸部分に旭と書かれた旭日旗のペイントが施されているとの事です」

ルミ「恐らく、男性方の戦車かと」

メグミ「男が何よ、本気を出さなくても勝てるわよ」

愛里寿「メグミ、慢心はダメ」

メグミ「すみません隊長」

愛里寿「多分お兄様...心苦しいけれど、今は敵同士、本気で行くだけ」

「「「隊長、指示を」」」

愛里寿「三人は私とお兄様との戦闘に介入はするな」

「「「分かりました」」」

アズミ「隊長、偵察車両撃破されました」

愛里寿「分かった」

 

 

 

 

 

 

裕也「通信をみほちゃんのIV号へ」

菊地「了解...繋がりました」

裕也「みほちゃん、聞こえるかい?」

みほ『はい!どうしましたか?』

裕也「今いる地点を教えてくれないかな?近くに何か無いか?」

みほ『えっと...今走ってる道路下に水車が有ります、小さい小屋も』

裕也「それは左手かな?」

みほ『そうです、右に旅館があります』

裕也「ハイハイ成る程ね、俺達より結構先か、分かった。君達はその場に待っててくれ、合流しよう」

みほ『分かりました!』

裕也「大智、このまま前進、旅館へ向かえ」

大智「分かった」

菊地「周囲に敵は見当たらず」

裕也「急げ、多分IV号1両しか居ない筈だ、誤射はするなよ」

菊地「分かってます」

 

 

 

 

沙織「まだなの~?」

みほ「もう少し待って下さいよ...来た!」

 

キュラキュラキュラキュラキュラキュラッ

 

裕也「あれだな、近付けろ」

 

ガキィィンッ!!!!

裕也「うぐっ!!!どこからだ!?」

菊地「11時の方向距離500!!茂みに隠れエンジン停止していた模様!迂闊でした!!」

裕也「徹甲弾装填!外すなよ!!」

菊地「徹甲弾装填...装填!調整良し!撃てぇぇ!!!」

ドォォンッ!! 

ヒュゥゥゥ

ガァンッ!

シュバッ

菊地「命中確認、沈黙」

裕也「どこに当たったか?....ここか」

菊地「大丈夫ですか?」

裕也「流石19式だ、敵砲弾など物ともせずだな、塗装が少し剥げた位だが、しかし危ないな、後右に3㎝ズレてたらヘッドライト割れる所だったぜ、テールランプは絶対に割るなよ?絶版品だからな」

大智「分かってるっての、注意するわ」

みほ『大丈夫ですか!?』

裕也「大丈夫だ、敵は撃破した」

IV号の目の前に19式を止めさせ、車長を努める みほ、裕也は互いに握手を交わす。

裕也「ここから先4~5㎞先に敵本隊が居るよ。他の部隊も粗方敵を撃破したと報告が来ているから俺達も負けちゃおれんぞ。行こう」

みほ「はい!」

 

裕也「行くぞ!戦車前進!」

みほ「パンツァー・フォー!!」

 

 

 

大学選抜

アズミ「どうしましょう隊長!」

ルミ「次から次に味方車両が撃破されています!」

メグミ「このままですと我々も!」

愛里寿「...ここで決着を着ける。」

 

 

 

 

会長「何だねあの戦車は...」

辻「とんでもない装甲を施していますね、重戦車のそれでいて重戦車とは思えない加速力と機動性、そして各校の持つ戦車よりも上を行く高火力、これは大学選抜は無理でしょうか...?」

会長「いや、何と言えどあの家元の娘さんが指揮を取っているんだ、そうそうやられはしないだろう、しかしこの大会、波乱万丈だねぇ、面白い」

辻「(このままだと廃校を取り消しに...頼むぞ大学選抜)」

「おや、会長」

会長「ん?おぉ、西住流家元殿、お元気そうで」

しほ「えぇ、戦況はどの様で?」

辻「現在、大学選抜チームが押されています」

しほ「そう...」

千代「あら、しほさん、ごきげんよう」

しほ「島田流..」

千代「そちらに裕也さん達が付きましたね...彼に何をしたのかしら?」

しほ「私は何もしていません。彼が独断で動いたのでしょう」

辻「良い迷惑です」

しほ「その言葉、そのままお返しします」

辻「何ですと?」

しほ「貴方、みほの居る学園を、第63回全国高校戦車道大会で優勝すれば廃校を取り消すと申したらしいですね。なのに何ですか?この手のひら返しは」

辻「はて...?身に覚えの無い約束ですね」

しほ「私の考えですが、彼は、みほの学園を守る為に、みほの居場所を守る為にこの戦いに参戦したと見ます」

千代「...辻さん?話が違いませんか?模擬戦をさせたいからお相手をお願いしたいと伺いましたからお受けしましたのに...詳しく、宜しいかしら?」

辻「...最初に申した通りです」

「「私は男だからと言って甘くないわよ(ありませんよ)」」

辻「」

「私もこの行き先を見届けさせて貰うわ」

「「幸子!」」

幸子「久しぶりね、千代、しほ」

しほ「えぇ、こうして顔を合わせるのはどれ程ぶりでしょうか」

千代「私は少し前に会ったから違うけど」

会長「おぉ!?」

「「「!?」」」

 

 

 

 

 

IV号と19式は、温泉旅館で無事に合流し、時速15キロと低速で先を進んだ、20分は経っただろうか、十字の信号が無い交差点に駐車場がある所に着いた。その駐車場に2両は停車する。

 

菊地「変ですね...もう少し数はある筈」

圭一『旭隊!聞こえるか!』

裕也「こちら旭隊、どうぞ」

圭一『拓也の10式改が少しだが損傷した、すぐに復帰出来る。朗報だが、連合校が大学選抜の大半を撃破したぞ!』

裕也「そうか、拓也達に一時後方へ下がれと伝えろ」

圭一『分かった!』

 

裕也「しかし、拓也の10式改が損傷してるとはな...」

菊地「盾にでもなったのでは?」

裕也「そうだろうな」

大智「どうする?後少しで会敵だぞ」

裕也「そのまま前進だ、砲撃の準備はしておけ」

菊地「了解、榴弾装填」

裕也「みほちゃん、聞こえるかい?」

みほ『はい!』

裕也「IV号はフラッグ車だ、長がやられる訳にはいかん、どこか見通しの良い所から見物すると良い」

みほ「え?分かりました」

大介『大和隊!着いたぞ!』

圭一『旭日隊、到着!』

拓也『同じく長門隊、到着!』

裕也「何両やられた?そして残りはどうした?そして拓也、お前早くね?」

拓也「移動しながら修理してたからね」

大介「エリカ達は別で動きたいって言ってたから任せた。聯合旭日隊の損失車両はゼロ。但し、3両が一時戦線離脱しています。補給ですね」

裕也「そうか、補給はしてはならないと規則に書かれてないから大丈夫だしな」

拓也「裕也、川辺に沿って下っていた車両確認した?」

裕也「いや、見付からんかった」

拓也「なんか白旗立ってたので撃破したのかなと思ったらアレ水没してたんだねやっぱし」

裕也「離脱した3両はそのままで良い。本気で行くぞ!」

「「「おぉぉぉ!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メグミ「隊長...残るは私達だけです」

アズミ「強過ぎます...」

ルミ「高校生にしてやられました」

愛里寿「...そろそろ来る」

「「「え?」」」

愛里寿「聯合旭日隊...お兄様達が」

 

 

見晴らしの良い所

エリカ「隊長、ただいま到着しました」

まほ「よく無事だったな。所で、

ここで良いのか?みほ」

みほ「うん、ここなら見通しも良いし、何より先に大学選抜が見えるからね」

エリカ「どんな戦い方をするんでしょうか...」

アンチョビ「ん~...自衛隊の戦車に類似していたからな、性能の差を利用して遠距離砲撃じゃないのか?」

ペパロニ「確かにありそうッスね」

ケイ「まさか男が参戦するなんて世の中変わってるわ」

ダージリン「何とも刺激の与えてくれる殿方でございます事」

ミカ「彼らは強い、それは分かるね...きっと夜も長持ちしそうだ」ポロロンッ

「「「「「「「夜........ゴクッ///」」」」」」」」

喉を鳴らす一同。男と夜と聞けば思春期の女子なら分かるだろう。セッ◯◯だ。彼女らは飢えている。性欲に。

みほ「それより集中しようよ!!?///」飢え

まほ「確かに裕也さんのは大きいモノだった...」

みほ「凄かったね、お姉ちゃん」

「「「「「「!?」」」」」」」

ダージリン「見たんですの!?」

「「凄い大きいの一言だった(よ)」」

みほ「あれが普通の大きさ、もしぼ...勃起すればと思うと...」

まほ「みほ、それ以上は!」

みほ「玩具より絶対にイイと思う、これは保証出来る」

「「「「「「これが西住流なのか...!!」」」」」」

エリカ「///」ボッ←経験済み

みほ「エリカさん?」

エリカ「!?何でもないわよ!?」

みほ「なら良いけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「大学選抜よ、お前達は勝てるかな...?」

大介「俺達に負けは許されなき戦い」

圭一「負ければ失い、勝てば得たり」

拓也「慢心こそ敗因の元となり」

大智「それは自意識過剰も然り」

菊地「己には己の出来る事を成す」

「「「「「「攻撃こそ最大の防御なり」」」」」」

裕也「興廃この一戦に有り、各員一層奮励努力せよ」

大介「日本海海戦の東郷平八郎司令長官のだな」

裕也「そうだな...晴天ナレドモ波高シじゃねぇな」

裕也「天気雪ナレド指揮高シだ」

圭一「Z旗ペイントするか?丁字戦法取るか?」

「「しねぇよ、丁字戦法は使えるな」」

圭一「ダルォォ?」

裕也「各自敵を殲滅せよ」

「「「「「了解!!」」」」」

 

 

 

 

ルミ「!?来ました!!」

アズミ「正面!距離800!射程範囲内です!!」

愛里寿「各自自由砲撃!撃てぇ!!」

ドドドドォォンン!!!!!!!!

 

大学選抜の隊長である愛里寿の指示により、砲撃を始めた大学選抜の愛里寿含めるセンチュリオン4両。弾数4発、1両一発命中しても残りは9両。

対する聯合旭日隊は、敵の砲撃を確認直後に13両2手に別れ、大学選抜主力の初弾を全弾回避する。

各戦車が突撃してくる聯合旭日隊に向け砲撃を続ける大学選抜だが、それを最小限の動きで回避しつつ距離を詰め、詰める事、両者との距離300メートル。

拓也「今だ!!撃てぇぇ!!!」

ドォォンッ!!!

ルミ「回避!!撃て!!」

 

拓也「ちっ!!!次弾装填急げ!!!回避!!」

 

 

 

 

圭一「煙幕!!」

シュゥゥゥゥゥ

アズミ「くっ!!煙幕!!」

 

アズミ「全く見えない!!!どこ!?」

ガァンッ!

アズミ「!?くっ!靭帯のカバーが!でもまだ行ける!この煙幕の場から離れなさい!!」

圭一「靭帯の切断ミスって逃げられたか!?まぁ良い次だ!!」

 

メグミ「島田流を舐めるなぁ!!」

ドォンッ!

大介「回避!」

ドッシャァァ!

大介「撃てぇ!!!」

ドォォンッ!

 

パッキャァァ!

メグミ「しまっ!計測器が!!これじゃ近距離は愚か遠距離砲撃が!」

大介「チェックメイトだ...撃てぇぇ!!!」

ドォォンッ!!!

ガァンッ!

シュバッ

 

 

裕也「流石だ愛里寿、俺は嬉しいよ」

愛里寿「お兄様...(ボコ!助けて!!)」

(ボコ「ゴメン!無理!」)

裕也「もう大学選抜側に味方は居ない。残りはこの場にいる者のみ、邪魔は一切入らない。これは好都合だ、本気で行かせてもらう、だから愛里寿も、島田流の次期家元になる者として、恥じぬ戦い方を、俺に見せてみろ、そして千代さんを安心させてみろ!」

愛里寿「!!...分かりました...撃て!」

ドンッ!!

ヒュッ!!!!!

裕也「!回避!  おいおい...いきなりか、まぁ良いさ、楽しもうじゃないか!!撃てぇぇ!!!」

ドォォンッ!!

愛里寿「!?回避!距離を取れ!アレに当たるのは不味い!」

センチュリオンに距離を離される19式。

大智「アイツ距離を取ってるぞ!」

裕也「詰めろ、榴弾装填」

菊地「装填します、榴弾」

 

 

菊地「装填完了」

 

戦闘を数機の中継ドローンより、詳細を掴み興奮するシワシワのキンタマ、両家家元に見下されてるクソ眼鏡、クソ眼鏡を見下しつつも戦況を逐一確認する両家家元。

観客達も観客席にて固唾を飲む。

砲声は聞こえるが生で見れない。だが、激しい戦いをしているのは分かる。この大会、どっちが勝つか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乱戦に持ち込む事20分、裕也と愛里寿の戦闘もヒートアップする中、拓也や圭一も決着を着ける。

 

拓也「終わりだ!!!撃てぇ!!!」

圭一「結構面白かったぜ!撃てぇぇ!!!」

 

愛里寿「!?アズミ!?ルミ!? はっ!?」

正面10メートル先に居た筈の19式が、味方車輌撃破を受け、場所を確認する為に一瞬目を離した隙に消えた。

愛里寿「居ない!どこへ!?」

裕也『こらこら、よそ見はダメだぞ?』

愛里寿「!?いつの間に背後へ!?」

裕也「撃て」

菊地「」カチッ

ドォォンッ!

 

裕也乗機の19式の砲身から放たれた榴弾は、愛里寿乗機センチュリオンのリア、エンジン放熱グリルに命中、グリルを突き破り、エンジンの壁を食い千切って中へ潜り込み、エンジンを強制的に止める。

ガァンッ!

ボォォンッ!!!!

シュバッ!

 

ー大学選抜チームの生存車輌はゼロ!!この試合!大洗学園の勝利!!!ー

ワァァァァァァァ!!!!

千代「凄い動きだったわ、裕也君の戦車」

しほ「流石と言いましょう」

会長「うむ、中々楽しめた!」

辻「(廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校は消えた廃校...)」

 

 

 

みほ「凄い...」

まほ「あんな肉薄な戦闘はした事ない...」

ダージリン「知ってても出来ませんわ」

ケイ「クレイジーなバトルね!」

ペコ「凄い格好いいです!」

みほ「とりあえず行きましょう(主役なのに何もしてないけど...)」

 

この試合により大洗学園の存続は確定、大洗学園の廃校発案者の辻廉太には処分が下り、本年度のボーナス無し。来年度も今まで受け取っていた1/3に下がる処分となった。

この世で一番少ない男だからか、少々甘く見られていた様だったが、数少ない男であるにも関わらず、女性達には何かと嫌わていたのだ。男性警護からも「彼の護衛は死んでも嫌です」と拒否されるのだ。

それはそうだろう、何かと皮肉言ってるのだから。

また、それに代わり、シワシワのキンタマは女性達から人気がある。

何故か知らんが可愛いらしい。ホント、世の中腐ってんなぁ。

 

 

 

~3時間後~

旅館

「「「「「かんぱーーーい!!!」」」」」

やりあった後は楽しく宴会。

みほ「ささっ!どうぞ!」

裕也「ありがとう...ゴクッ ゴクッ ゴクッ ゴクッ プハァ!」

大介「良い飲みっぷりだな!」

エリカ「大介さん」トクトクトクッ

大介「ありがとう」

 

しほ「皆さん楽しんでますね」

千代「わざわざここを貸し切った甲斐が有りますよ」

裕也「お二方、本当に、ありがとうございます」

しほ「気になさらないで下さい。アレを見てしまったのでこれ位ならさせてもらいます」

千代「しほさん、アレとは?」

しほ「裕也さんのアレです...あっ...」

千代「まさか!貴女良い歳して彼を犯したの!?」

一同の目線がしほに向けられる、尊敬の眼差しでなく、殺意の籠った眼差しを。

しほ「違います!!」

裕也「違いますよ千代さん、たまたま西住家の風呂場を貸してもらって入浴してたらまほちゃんが入って来たので何とかしてもらったんです。その時タオル巻くの忘れて俺のナニが見えちゃったんですよ。いやぁ、お恥ずかしい」

千代「羨ま...いえ、まぁ、仕方ありませんでしょう。裕也君が気にしないならば良いです」

裕也「あはは...まぁ、どうぞ」トクトクトクッ

千代「あら、ありがとう」

裕也「いえ、しほさんもどうぞ」トクトクトクッ

しほ「ありがとうございます」

トクトクトクッ

裕也「では」

「「「乾杯」」」

カチンッ!

幸子「私にも注いでもらえるかしら?」

裕也「喜んで」

まほ「裕也さん!私も!」

裕也「おう」

 

拓也「おーい◯◯◯は何なんだい?」

圭一「◯◯◯だよ、◯◯◯」

拓也「分かんないから聞いてるんだよ」

圭一「そう言えば俺も何で言ってるのか全くもうこれわかんねぇな」

拓也「何だコイツ」

 

 

 

高和「所で、俺の◯◯◯◯を見てくれ、コイツをどう思う?...ふむ、凄く大きいだって?大きいのは分かったからさ、このままじゃ、収まりが着かねぇんだよな...」

圭一「俺を巻き込むな!」

 

モードMUR「見たきゃ見せてやるよ..」

モードTDKR「暴れんなよ..暴れんなよ..」

モードKMR「止めて下さいよ...!」

モードTON「止めてくれよ...」

モードTDKR「お前の事が好きだったんだよ!!」

モードMUR「気持ち良いダルォォ?」

 

警告、警告。これは一発芸みたいなものである。自身の得意なモノを使ってだが、芸がゲイになってどうするのだろうか。

「「「「.....イイッ、良い男...」」」」

 

みほ「あれ?お母さん、裕也さん達は?」

しほ「裕也さんと大介さんのお二人は個室で飲んでますよ。静かに飲みたいと言ってましたので」

まほ「...」チョンチョンッ

みほ「ん?何?お姉ちゃん」

まほ「覗いてみないか?」ボソッ

みほ「...流石に...悪いよそれは...」ボソッ

 

 

 

宴会部屋より少々離れた個室

 

裕也「まぁお疲れさん、大介。ほれ、コップ貸しな」

大介「あぁ、お疲れ、はい」スッ

トクトクトクッ

大介「  プハァ...旨い、裕也もコップ貸せよ、注ぐぜ」

裕也「ん」スッ

トクトクトクッ

裕也「  旨い」

「「......」」

裕也「なぁ...」

大介「ん?」

裕也「俺達はもう...戻れないかもしれんな、極力関わらない筈がこうして関わりを持ってしまった」

大介「......」

裕也「もう、この世界で、骨を埋める事を考えないとな...」

大介「...そうだな...」

裕也「向こうでは戦死か国家反逆罪だろうな」

大介「反逆罪は違うだろう」

裕也「それは言い切れるのか?俺達の艦隊は日本の秘匿で最新鋭だ。それを指揮するは俺、俺の独断で動かせる事だって出来る」

大介「まぁ、向こうには戻れないならそれは考えなくて良いんじゃないのか?」

裕也「まぁそれもそうだが。マトモな親孝行出来なかった事がな...」

大介「...」

裕也「親孝行の代わりにかなりの生命保険とか掛けてたからその多額の保険金で恩を返すのは嫌だったな...」

大介「あぁ...いずれ俺達は人生の墓場とか言われとる結婚をするし、結婚すれば子供だって出来る。その子供を両親に抱かせてあげたかった...」

裕也「この世界ではその肉親すら存在しない、しても亡き人扱いの孤独な世界だしな...いや、側に寄り添ってくれる奴は、お前には居るだろう?」

大介「まぁ、いずれ愛想尽かされて別れそうだけどな」

裕也「いや、あんなにイチャイチャしててそれは無いと思うしそう言うな。まぁ、一足早い第二の人生って事で俺は捉えるけどな」

大介「早すぎだろ」

裕也「確かに早すぎだけどな、何度も言うが、親父達より早く第二人生するとはな、人生ナニが起こるか分かったもんじゃないな」

大介「確かに」

 

襖越し

 

まほ「聞いたか?みほ」

みほ「うん...」

まほ「これは大変な事を聞いてしまったな...」

みほ「もう行こうよ...」「あぁ」

二人は宴の場にそそくさと戻る。

 

 

裕也達二人はその後も小部屋で静かに言葉を交わし、飲む。

 

 

 

裕也「もう二時間経つのか...」

大介「行こうぜ」

裕也「あぁ」

大介「それにして聞かれたな」

裕也「あぁ、もう良いだろう、いつまでも隠し通せる訳じゃねぇからな」

 

 

 

~宴会場~

裕也「...おい大介」

大介「あぁ」

裕也「何だコレは」

大介「あぁ、そうだな」

菊地「すみません、止めたんですが」

そこには全員、飲んでて裕也達に気付かずにまだまだラッパ飲みしている輩も健在。

裕也「両家の家元は潰れてるな、まほやみほちゃんは...うっ...酒の臭いするぞ...」

大介「飲んだんだろうな」

裕也「そこの畳にエリカ倒れてるけど」

大介「!?」

 

 

エリカ「...ぅ...吐きそう...」

スッ

大介「大丈夫か?ほら、背中さすってあげるから」

エリカ「ありがとう...うっ...」

大介「よしよし、吐きそうなら取り敢えずトイレ行こ?」

 

 

菊地「幸子さんがやられました」

裕也「幸子さん!?」

幸子「ごめんなさいね...巻き込まれちゃった...」

裕也「今は横になって下さい。ほら、背中さすりますから」

幸子「ありがとう...」

 

「お兄様~♡」

裕也「ん?うぐっ!?」バッ

菊地「...」

愛里寿「お兄様好きぃ...♡」ヒック

裕也「愛里寿!?何を飲んだ!?」

愛里寿「あれ~」スッ

愛里寿が指を差した。

その先は、千代が畳に転がり抱いて寝る酒瓶。

     {いいちこ}

裕也「......」

菊地「未成年にはコレまたキツい酒を...」

裕也「愛里寿?吐き気とかはしない?」

愛里寿「全然?むしろポカポカする~」

裕也「そうか...(キャラ変わってますやん...)」

ポテッ

畳に座る裕也の膝に頭を乗せた愛里寿。

裕也「愛里寿?」

愛里寿「...スー..スー..スー..」zzz

裕也「...おやすみ、愛里寿」

何だろう...母性を感じるわ...

奇遇ね、私もよ...

あぁ^~母乳出そう...

それな

濡れちゃった...///

HENTAI!///(言う私もだけど///)

どうしよう//裕也さんの顔(は愛里寿を見てる)見てるとスッゴいムラムラするの私だけ?

めっちゃ分かる

おかわり3杯行けるわ

ピーでピーのピーによるピーのためのピーを今すぐにピーしてピーしまくりたい!!

裕也「おう、お前ら黙っとれ」ボソッ

ロリコンね...

これが島田流...!!!

島田愛里寿...侮りがたし!

ペチャパイよりMeのが気持ち良いわよ?チラッ

ツルツルにしようかな...

裕也「俺はロリコンじゃねーよ...胸がどうした?別に大きさなんて興味ねぇぞ?」

裕也「それにツルツルって何処をツルツルにすんだよ」

菊地「どこって...」

裕也「あっ、ふーん...」察し

圭一「そーいや裕也ってケツ毛は?」

裕也「は?」

圭一「ケツ毛」

裕也「全部ぶち抜いたけど」

圭一「ワキ毛、と髭」

裕也「たまに剃ってる」

圭一「理由」

裕也「脇はくすぐったい、ケツは何か違和感ある、髭は身嗜み。お前はボーボーだろ」

圭一「同志」

拓也「脇毛ケツ毛ゼロ同盟結成だね」

裕也「なんだそのクソ詰まんねぇもん」

圭一「何それカッケー!」

菊地「圭一呑んでるからハイになってる」

「「やっぱりか」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~翌日~

朝5時

 

裕也「...ん....」

裕也、一番目に起床。

裕也「フワァァ...眠ぃ...(愛里寿は膝でまだ寝てるのか...可愛いなぁ...)」

ポンポンッ

愛里寿「...ン....スー..スー..スー..スー」zzz

裕也「(そう言えば大介とエリカは...?あっ...)」

目線の先には腕枕されてスヤスヤと寝るエリカと、腕枕しているので痺れる腕を耐えている様な顔して眠る大介が。

裕也「(そう言えばまほとみほちゃんは...どこにも居ねぇ、朝風呂か?)」

 

裕也「まぁいいか、もう少し寝るか」ボソッ

 

 

宴会は更に数日程長引き、取り敢えず2月の15日には終了し、各校の生徒達は母校に戻り、家元達は自身の仕事を再開。裕也達も艦隊職務を再開した。

 

 

 

 

 

 

月日は流れ、三月一日。

黒森峰より西住まほ、聖グロよりダージリンとアッサム(本名不明)、サンダースよりケイとナオミとアリサ、プラウダよりカチューシャ&ノンナ(粛清されるので不明等は書かない)、継続よりミカ(本名(ry)が卒業。

卒業式の三日前に出席希望書(いわゆるお願い)を各方面より受け取った裕也。

裕也「燃やせ、邪魔だ」

菊地「おk」

次期隊長は逸見エリカが就任、大洗は引き続きみほが隊を指揮する。

取り敢えず黒森峰の卒業式に特別出席として顔を出し、まほを祝う。学園長のホニャララには嫌な顔されたけどね。

それとコールが鳴りっぱなし。

 

ダージリン「こちらにも来てくださいな!!!」

アッサム「負けた...」

圭一「代理で来たゾ」

 

カチューシャ「何でこっちには来ないの!!」

ノンナ「場所が遠すぎる為に却下との事です」

カチューシャ「何処に居るのよユウーシャは!」

ユウーシャって何だよ(哲学

ノンナ「九州地方です、そして私達は現在、北海道。なので来れないのでしょう」

 

裕也「(ソ連を重んじる高校へ行くのは贔屓じゃないけどスッゴい抵抗感あるので今後も行く事はマジで)無いです」

大介「(マジで)嫌ってんなぁ~」

 

 

 

 

裕也「まほ、卒業おめでとう」

まほ「ありがとうございます」

エリカ「隊長!おめでとうございます!」

まほ「エリカ、「元」隊長だぞ?今はエリカが隊長だ」

エリカ「ははは...つい癖で」

大介「まぁおめでとう、これからドイツに行くのだろう?しっかり頑張るんだぞ」

まほ「はい」

裕也「コイツは祝金だ、好きに使うと良い」スッ

       金額10万

まほが金額を知るのは後になる。

まほ「ありがとうございます、裕也さん」

みほ「お姉ちゃん、卒業おめでとう」

裕也「おっ、みほちゃん来てたのか」

まほ「みほか、ありがとう」

みほ「再来週にはドイツに飛ぶんでしょ?」

まほ「あぁ」

みほ「裕也さんにお願いしようよ!」

裕也「?」

みほ「軍艦に乗せてもらって砲撃戦してもらうの!」

裕也「!?」

みほ「ね?!いいでしょ裕也さん!」

裕也「うーん...ちょっと困るんだが....まぁ良いか」

「「やった!」」

裕也「(やっぱ可愛い女には勝てんもんだな...)」

 

 

大介「エリカ、隊長就任おめでと!」

エリカ「ありがとうございます大介さん」

大介「よし!今日は付き合うぞ?何でも良いよ?」

エリカ「!?」

大介「それか...」

大介はエリカの耳元にボソッと呟く。

大介「今夜は...寝かさねぇぜ?」

ギュッ..

エリカ「!!?///」ゾクゾクッ!

ホントに運命の赤い糸ってあるんだなぁ...

 

因みにこの日、大介戻って来なかった。

温泉行ってきたらしいけど。

温泉でナニしてたんだろ?

何で顔反らすんだ?

 

取り敢えず、各校の卒業生達にも金一封(祝金)を贈る。

そして懐は更に寂しさを増す。

 

 

みほ「(お姉ちゃんがいなくなれば取り敢えずだけど強敵は減る、とにかくアタックする!これは戦車道よりも重要!!)」

まほ「(裕也さんが取られてしまう!急ぎドイツへ行って留学済ませねば!)」

裕也「(て、考えてるかも知れんけどドイツ留学はすぐには終わらんぞ、早くて2年、長くて4年は掛かるだろ)」

 

そんなこんなでこの日は過ぎ、そして年日は流れる。

 

2019年から本格的に戦車道を再開した大洗学園、廃校から一転し、今では入学希望者が今年は前年の20倍を超え、これはメディアでも取り上げられた。

男が関わっているというだけでもこれは美味しい記事になる。

また、現首相である牧原幸子は2019年4月1日、陸・空・海の3自衛隊の他に、試験的限定運用であるものの、国防海軍を設立させ、特務機関として裏で動いていた聯合旭日艦隊を、国防海軍主力艦隊に抜擢し、聯合旭日艦隊は回りの目を気にせず、堂々と動く事が出来る様になった。

設立当初、男性保護団体から反発を受けたものの、艦隊で働く男達の、海の男を目の当たりし、反発した男性保護団体のリーダーは即座に解体し、海の男応援団体に改名された。

そして、西住家の長女である まほ は、国際線で行かず、聯合旭日艦隊旗艦紀伊に乗艦し、ドイツの留学に向かった。

今年の12月位にドイツの上層部との面談との事だったが、まほちゃんを送るならついでに面談すると良いとの事だったので、4月に済ませた。

やはり相手さんも驚いていた、だって男が働いているのだから。

男が軍に従軍するのは異例、仮に軍に関わっても強制的に慰安婦的な立場になるので男は皆、軍には極力関わらない様にしている。

取り敢えずはドイツで逆レはされなかった。

 

 

4月10日

ドイツに行き終わって本国に帰国した。

裕也「やっぱドイツ人って肌綺麗だよな」

大介「確かにそれは言える」

菊地「惚れ惚れしますね」

圭一「そしてパ◯パ◯なんだよなぁ、そして毛も金髪」

「「「「人によると思うぞ」」」」

裕也「◯イ◯ンだろうがそんなもん関係なくね?」

圭一「愛里寿ちゃん生えてた?」

裕也「いきなり何だよ、さぁ...どうだろうな」

圭一「風呂一緒に入った事あるだろ」

裕也「前世な、うっすらだけど生えてた覚えはある」

圭一「産毛か」

裕也「そんな所だろな」

大介「早矢さんは?」

裕也「早矢か...まぁ、生えてたけど剃ったって聞いたぞ」

大介「なんで」

裕也「何でも、生えてない方が男性は喜ぶのでしょう?だってよ。我慢出来ねぇで襲っちまったよ、もう盛った猿よりもヤった覚えあるし、その辺の風俗より絶対良い」

大介「人それぞれだろ」

裕也「俺はめっちゃ興奮した」

大介「マジかよ」

裕也「考えてみろ、エリカがもし、お前の為に自ら剃ってツルツルにしたらどう思う?」

大介「......やべぇ、めっちゃ興奮するわ」

裕也「だろ?」

菊地「コレだから日本人は外人にJapanes HENTAI!って言われんだよなぁ」

「「良い響きだなオイ」」

菊地「アンタら終わってんな」

 

 

こんな変態な雑談で笑いあう者達、別な意味で高和や浩二と同レベルなのをまだ知らない。




続きはどこかで。
真面目に本編イきます。
修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再本編
第32話 日本艦隊VS米英艦隊 決戦 そして


手違いで第31話が消えてしまいました。
スマヌ。
本編再スタート。


1942年8月13日

トラック島 聯合旭日艦隊旗艦 戦艦紀伊

作戦室

裕也「敵の現在地は?」

大介「潜水艦からの定時連絡では西北西500㎞に艦隊を展開しているとの事です」

裕也「引き続き敵を追尾しろと伝えろ」

大介「了解」

 

 

 

 

「艦長!推進機音探知!」

「ジャップの潜水艦か!?深度は!?」

「深度不明!ですが!確実にいます!」

「爆雷投下しろ!」

「イエッサー!」

バシュバシュバシュッ!!!!

ドボォン!ドドドボォォン!!

 

「米駆逐艦、爆雷投下を確認」

「深度下げ、調整450」

「深度450へ潜航」

「恐らく、爆雷起爆の深度調整80と思われます。この時代の潜水艦の最大深度は100辺りが限界です」

「何、下げるに越した事はない」

「了解」

 

 

「艦長、やはり深度80で爆雷が爆発しました」

「正当防衛を行う!艦隊決戦時は駆逐艦が一番面倒だ、先に潰しておくぞ。短魚雷装填、一番から二番、発射準備」

「了解、短魚雷装填...装填完了、魚雷発射菅注水......注水完了、ターゲットロックオン」

「発射!」

「発射」

バシュッッ!バシュッッ!

 

 

「...命中確認」

 

 

「なんだ!どこから来たんだ!?」

「左舷中央命中!機関室浸水!!」

「ダメージコントロール急げ!!」

「浸水止まりません!!」

「ベンソンに雷跡!!」

「!?避けろ!!」

ドォォンッ!!!

「ベンソン!敵魚雷命中!艦尾に命中!!」

「クソ!!どこから撃って来てるんだ!」

 

太平洋艦隊旗艦アイオワ

ミニッツ「なっ...ベンソンとラフィーが...!」

「急ぎ救援を出せ!」

「イエッサー!」

ミニッツ「対潜哨戒を厳となせ!」

「イエッサー!」

 

 

 

 

 

「艦長、太平洋艦隊は、先程雷撃した駆逐艦を処分する様です」

「このまま駆逐艦を潰しに行くぞ。潜水艦の天敵は駆逐艦だ。好きに駆逐艦を潰せ!出来る限りの遠距離雷撃可能な魚雷は避けてくれ」

「了解!...発射!!」

 

次々に味方の駆逐艦が敵の潜水艦に対処出来ず、ただただ沈められて行く。

 

「提督!次々に我が方の味方駆逐艦が!!」

ミニッツ「まだ敵潜は見つからんのか!?駆逐隊は何をやっている!?」

「駄目です!駆逐艦の報告では推進機音は聞こえるものの深度が不明との事です!!」

ミニッツ「このままでは全滅は免れん!!艦隊は急ぎ現海域を離脱!」

 

 

「...艦長、艦隊は現海域の離脱をするとの事です」

「うむ...駆逐艦は良い、あとは軽巡を根絶やしに」

「短魚雷が底を尽きそうです」

「何が残っている?」

「短距離自動追尾式魚雷と短距離誘導魚雷、長距離自動追尾式魚雷と長距離誘導魚雷合わせて150発程です」

「距離は?」

「ここから一番近いのですと距離7千です」

「構わん、とにかく潰せ」

「分かりました、データ入力完了!発射!!」

 聯合旭日艦隊所属潜水艦そうりゅう は次々と米軽巡を海の藻屑としてゆく、存在は確認しても正確な位置を割り出せていない太平洋艦隊潜水艦駆逐隊は成す術無くして壊滅の一端を辿る。

 

~15分後~

「報告します、我が太平洋艦隊の駆逐艦4割、軽巡3割を損失しました」

ミニッツ「信じがたいな...日本はいつ高性能な潜水艦を建造したんだ...」

「また、本部では、日本は艦載機を搭載可能な潜水艦を建造しているとも聞きます」

ミニッツ「何?...潜水空母か?」

「恐らく」

 

 

 

チャール「我が方の被害は?」

「はい、我が東洋艦隊の被害は奇跡的にゼロです」

チャール「極東の日本が作った潜水艦などたかが知れていると甘く見ていた...対潜警戒を厳としろ」

「了解」

 

 

 

トラック島 聯合艦隊旗艦 戦艦大和

山本「来るべき決戦の準備は最善を尽くして備えた...この一戦に全てを掛け、講和を果たさねば..日本は終わりだ...」

宇垣「長官、長官が弱腰になられては部下に示しがつきませんぞ、それに今回は強力な未来から来た味方が居るのです、子孫達に見られては舐められますぞ」

山本「...東郷司令長官もこの心境だったのだな...国の運命を左右する一戦を背負った時のこの2度と感じる事の出来ない重圧感、並の人間は耐えられないだろう」

黒島「...」

山本「......いかんな、大日本帝國海軍の軍人として、聯合艦隊司令長官として、上に立つ者としてキチンとせねば」

「山本長官、聯合旭日艦隊司令長官より入電、米英艦隊を我が艦隊所属潜水艦が発見、駆逐艦4割、軽巡3割を撃沈せり、艦隊決戦の際に邪魔である駆逐隊等を引き続き殲滅す、以上です」

宇垣「おぉ...そんなにか」

黒島「これだけでも良い戦果ですぞ」

 

 

 

 

戦艦紀伊

裕也「そろそろ艦隊を出撃させるべきか」

大介「トラック島に近ければ聯合艦隊は補給をしつつ戦線に出られます、今が頃合いかと」

裕也「よし!各艦に通達!!聯合旭日艦隊!出撃」

「了解」

 

いずも

圭一「出撃か!」

山崎「楽しみだ」

 

戦艦尾張

拓也「大艦巨砲主義の頂点に君臨した大和型戦艦を超える紀伊型の底力、英米艦隊、特と味わえ」

川野「主砲開け」

 

二代目長門

大智「よっしゃ艦長就任じゃオラァ!」

「おめでとw」

大智「ヒャッハァ!派手に暴れまわるゾ!!」

 

しらね

「終戦から20年立って建造された本艦がこの大戦に参加するたぁ思いもよらんな副長」

「ですが艦長、本艦は海自では旧式扱いでしたが、聯合旭日艦隊に編入されて更なる大規模近代化改修工事を経て現代のイージス艦に退けを取らない新鋭艦です、戦闘力をとくと長官に見せる時が来ました」

「長官には感謝せねばならんな、あのままだったら姉妹共々、ミサイル標的艦で最期を終えてしまう所だったしな」

「全くです」

 

くらま

「しらねに続き、くらまも歳を取って退役と思えば新戦力か」

「日本の使う艦艇は大体艦齢30年は行きますからね」

「老体にはキツいがね」

「何を言ってるんですか艦長、本艦くらまもしらねに続き新型艦に負けない力を持つんです。老体は老体でも新しい老体でしょ?」

「ははは、これは一本とられた」

「長官には戦果をご期待願いましょう」

 

みょうこう

「海自から異動して随分楽になったよ。給料も良いし、右翼だったか左翼だったか覚えとらんが批判も受けないし、のびのびと国にご奉公出来るよ」

「ですね、お陰で私も家族と過ごせる日々が長くなりましたよ」

「確か子供がいたよな?」

「はい、息子が一人と娘が一人の小さい双子で4人家族です」

「帰ったら目一杯抱き締めてやれ」

「無論そのつもりです」

「俺も帰ったらキャバクラ行きてぇ」

「貴方前に懲りたんじゃないんですか?奥さんにビンタされまくってたでしょ、私の前で」

「あれは酔ってキャバ嬢の姉ちゃんの胸掴んだからたい」

「次は離婚でしたよね、自慢してたじゃないですか」

「...あぶね、あうやく老後が一人になるとこだったわ」

「息子さんに示し付きませんよ」

「成人してるから良い、アイツはアイツで幸せ掴んでるだろ」

「まだ独身でしょ」

「息子の付き合ってた彼女、俺が酔って胸掴んだキャバ嬢の姉ちゃんだった件」

「うわぁ、口が避けても胸掴んだなんて言えませんよそれ」

「墓場まで持ってく」

「頑張って下さいね」

「助けてくれないのね」

「巻き込まれはご勘弁を」

 

 

聯合艦隊 旗艦大和

宇垣「長官、聯合旭日艦隊が出撃しました」

山本「よし、我ら聯合艦隊も出撃する」

黒島「万が一に備え、対空戦闘準備」

山本「航空戦隊はいつでも発艦出来る様に」

「了解」

 

 

帝都 海軍大本営

バンッ!!

「大臣!!!」

米内「どうした?」

「聯合艦隊と聯合旭日艦隊がトラック島を出撃しました!」

米内「な!?どういう事だ!」

「恐らくアレかと」

米内「英国の東洋艦隊を混ぜた連合国艦隊か!?」

「恐らく、トラック島近海まで進出したのでしょう」

米内「だとしても早すぎる!当初の予定は九月だった筈だ!」

「それを私に言われましても困ります!物事は予定や予測通りには進まないし出来ないのです!」

米内「本土の各航空隊に待機命令を出せ!」

「了解しました」

 

1942年8月13日 夕刻

トラック島沖400㎞

太平洋艦隊

ミニッツ「こんな時に空母があれば索敵は苦労しなかったのだがな...」

「仕方有りません、無いものをねだっても無いのです」

ミニッツ「それもそうか...レーダーから目を離すなよ」

「わかっております」

 

 

トラック島沖100㎞ 同刻

聯合旭日艦隊

裕也「敵艦隊の数は?」

大介「現在、英米艦隊凡そ50隻はレーダーで確認しております。後方もあると思いますので100は超えると考えた方が宜しいかと、潜水艦は確認されませんでした。恐らくですが、潜水艦は速力が遅いので艦隊の足を引っ張る為に今回はいないものと考えます、が、万が一に備え対潜警戒は行います」

裕也「そうか」

 

 

太平洋艦隊 深夜

トラック島沖300㎞

旗艦アイオワ

ミニッツ「見張りを増やせ」

「イエッサー」

ミニッツ「日本海軍の十八番である夜戦は現戦力の我々にとっては避けたい、あの夜戦の神様と言わせしめた三川軍一が居るんだ。彼がもし夜戦を指揮しているならば確実に艦隊は殺られる」

「あのアドミラル Mikawaですか」

三川軍一 大日本帝國海軍軍人の一人で現在、重巡洋艦「鳥海」を旗艦とする聯合艦隊所属 第八艦隊(水雷戦隊)の司令長官。

 

ミニッツ「戦前に幾度か面識があるのだが彼は頭が切れる、それ相応の覚悟を決めねば勝てんぞ」

「水雷の強みである駆逐艦や軽巡がいない今だと、戦艦乗りの我々は絶好の的としか言い様がありません」

ミニッツ「航路を迂回する、艦隊取り舵」

 

聯合旭日艦隊 旗艦紀伊

「太平洋艦隊は進路を左に取りました」

裕也「東洋艦隊は?」

「東洋艦隊は進路変えず直進します」

裕也「手始めに東洋艦隊を血祭りに上げてやるか」

大介「意見具申」

裕也「なんだ?」

大介「東洋艦隊を殺るなら空母2隻を叩きましょう」

裕也「東洋艦隊所属の空母との距離は?」

菊地「320㎞離れてます」

裕也「...くらまとしらねに2式ミサイル各艦1発の攻撃命令を出せ」

「了解」

 

くらま

「艦長!砲雷長!司令長官より2式ミサイル1発のみ発射せよと」

「砲雷長、命令通りに」

「了解...緒言データ入力完了、ハッチ解放確認、弾数1!発射!」

 

 

しらね

「くらまから1発発射か、くらまの攻撃目標艦は?」

「アークロイヤルと断定」

「ヴィクトリアスを本艦は攻撃目標とする」

「了解、発射のみです」

「発射!」

「発射!!」

 

戦艦紀伊

菊地「くらま と しらね から2式ミサイルの発射を確認」

裕也「良し、これでどう反応するか...砲雷長、敵攻撃隊による夜間奇襲を想定して対空戦闘の用意だけはしてくれ」

菊地「そう言われると思いまして準備は完了しております」

裕也「流石だ」

 

 

東洋艦隊

チャール「早く祖国に帰りたいものだな」

「気持ちは分かりますが今は日本海軍を打倒する事だけを考えねば勝てる戦いも勝てませんよ」

チャール「分かっているさ...それより、攻撃隊からの報告はまだか?」

「今の所は何も」

チャール「この夜間の中、攻撃隊は良く発艦してくれたものだ」

「日本海軍は夜間発艦は十八番と聞いた事があります」

チャール「そんな馬鹿な、聞いたこと無いぞ私は」

「パールハーバーを攻撃した日本海軍の航空隊は夜間に航空母艦から発艦しております」

チャール「......」

「日本はある意味でドイツよりも強い事は確実です」

チャール「確かにそれは否定はしない、我々でさえ開発するのを苦労した16インチ砲搭載艦(40.6センチ)を日本海軍はそれを超える18インチ砲搭載艦まで作ったと聞く」

「敵国ながらも、彼らの作り出した艦艇には惚れ惚れします」

チャール「うむ、それは分からんくもない」

「提督、太平洋艦隊より電文、本艦隊の後方に続かれたし、です」

チャール「何故だ?まだこの距離では敵も攻撃はしてこない上に燃料を考えれば航路変更しない方が良い筈だが」

「どうされますか?」

チャール「太平洋艦隊の好きにさせておけ、指示には従わないと」

「分かりました、その様に返答します」

 

 

太平洋艦隊

ミニッツ「で、何と言って来たんだ?」

「はっ、チャール提督は現在の航路を迂回はしないと言っております、また、迂回などしていると燃料が心もとなくなると言っております」

ミニッツ「馬鹿が…もう良い、好きにさせておけ」

「分かりました」

ミニッツ「同盟国と言えど、もう東洋艦隊がどうなろうと知った事では無い。少なくとも我が艦隊だけでも生きて帰るのだ」

 

ミニッツ、東洋艦隊を見捨てる。

 

聯合旭日艦隊

艦隊旗艦紀伊

裕也「2艦から放たれた2式ミサイルは何処まで行った?」

菊池「情報共有で現在、アークロイヤルとの距離50キロ、ヴィクトリアスとの距離は51キロです」

裕也「後、の数分で人は死ぬ…」

大介「仕方ありません、戦争は必ず犠牲はあります、彼らもその一つに過ぎません」

裕也「戦争とは恐ろしいものだな…」

大介「情けを掛けるな…これはおやっさんから聞かされた言葉だが」

裕也「まさしく今だ...」

 

この1分後、2発の2式ミサイルは空母アークロイヤルとヴィクトリアスに命中、たまたま2隻とも甲板エレベーターを開放し、魚雷や250キロ爆弾を格納庫や甲板上に出していた為に、誘爆し、アークロイヤルに至っては航空燃料に引火、大爆発を起こし、爆発から30秒と経たなくして海中に没した。

爆発する寸前に甲板から海面に飛び込んだ乗組員は爆発の爆風によりかなりの距離へ吹き飛ばされ、幸いにも飛び込んだ者は全身打撲で済んだ。しかし、その彼を残したその他は、アークロイヤルと運命を共にした。

 

ヴィクトリアスは幸いにも航空燃料に引火せず、甲板乗務員による賢明な消火活動が行われているが、格納庫に残されている燃料を残した艦載機に次々と引火する。

 

「もうダメだ!逃げろ!!」

「総員離艦!!」

「おい!勝手に命令を出すな!私が艦長だぞ!」

「艦と共に死んでろクソ野郎が!」

 

 

午前3時35分

空母ヴィクトリアス、トラック島沖300キロの海域にて、艦長と共に没す。

 

ヴィクトリアスの副長を含める乗組員は数日程、敵の領海内である大海原を漂い、聯合艦隊所属の(高和と隆正達技術班による改装を終えて本海戦に参加中の)重巡高雄と妙高、高速戦艦金剛に無事(10人程は脱水症状だけども)救助された。

一応、英国との交渉材料にするとの事らしいので即座に本国へ捕虜達を移送した。

尚、2隻より発艦した攻撃隊は、攻撃を中止し、太平洋艦隊が航行する海域迄飛行し、海面に全機着水。米駆逐艦や巡洋艦に救助される羽目になった。

 

東洋艦隊

チャール「何だと!?アークロイヤルとヴィクトリアスが轟沈しただと!?」

「間違い有りません...ドサッ  提督!!」

 

チャール、疲労により倒れる。

 

太平洋艦隊

ミニッツ「何?チャール提督が倒れただと?」

「はい、そうです」

ミニッツ「どうせ紅茶の飲み過ぎでカフェイン中毒にでもなったのではないのか?」

「さぁ…」

ミニッツ「時刻は?」

「現時刻3時50分、トラック島沖240キロ海域迄進撃しました」

ミニッツ「私は少し仮眠を取る、何か有ればすぐに伝えてくれ」

「イエッサー」

ミニッツは自室に戻り、軍服を脱ぐ仕草を見せず、靴だけを脱ぎ、体をベッドに打ち付ける。

ミニッツ「はぁ……やはり…私よりもハルゼーやスプルーアンスが適任なのではないか…?この太平洋艦隊総司令長官の任は…まぁ良い…とにかく一秒でも長く休んで戦いに備えねば…」

ミニッツは意識を手放した。

 

聯合旭日艦隊

 

旗艦紀伊

 

裕也「…(0350か)15分位だが仮眠を取ってくる」

大介「それまでの指揮はお任せを」

裕也「済まない」

裕也も、自身の長官室の横にある自室の部屋の布団を見るや否や、体を預けると同時に意識も手放した。

 

~0405~

裕也「……ん……」

裕也起床。

裕也「(相変わらず浅眠りしか出来ないな…不眠症か?)」

とりあえず顔を洗って眠気を払拭し、軍服を新しく着替え、艦橋へ向かう。

 

 

 

裕也「副長、ご苦労だった、休んでくれ」

大介「私も15分位仮眠してきます」

大介も同じように意識を手放し、起きてから服を着替える形であった。

 

 

 

0630

トラック島沖200キロ

聯合旭日艦隊と聯合艦隊は、トラック島に進行中である英米艦隊を迎え撃つべく、艦隊を展開しつつ敵を待ち構えていた。

聯合艦隊

旗艦大和

山本「攻撃隊発艦!!目標は巡洋艦だ!!戦艦は狙う事の無い様に厳命する」

宇垣「了解」

黒島「敵さんは直衛の護衛は無く空はがら空き、これは圧勝ですな」

山本「慢心は敗北の原因だよ黒島君」

黒島「承知しております」

山本「本艦大和に続き、武蔵、長門、陸奥が敵ノースカロライナ級とサウスダコタ級を相手取る!」

宇垣「アメリカ新造艦のアイオワ級は相手にはしないのですか?」

山本「聯合艦隊所属の戦艦勢にはアイオワ級に装備されている様な優秀な電探を持っていない、その代わり聯合旭日艦隊の艦艇にはその電探を遥かに超える電探を持っているんだ。彼らに任せる方が損害も少なく済むからね」

 

 

聯合旭日艦隊

旗艦紀伊

裕也「尾張、二代目長門、二代目陸奥に砲撃準備を下命」

「了解」

 

戦艦尾張

拓也「聯合旭日艦隊初の艦隊砲撃戦だ!手ぇ抜くんじゃねぇぞ!!!」

 

いずも

圭一「また見学かよ」

山崎「仕方無い」

圭一「何か…小学校のプールの授業で水着忘れて見学してる様な気分だな」

山崎「小学校の頃今思えば些細な事だけど当時を思えば寂しいとか一人だけ仲間外れ的な感じだな」

 

二代目長門

大智「行くぞ!主砲砲撃戦用意!!!」

 

戦艦紀伊

裕也「第二艦隊は後方へ展開しろと下命、我々第一艦隊と第三艦隊(潜水艦を除く)は突撃する!最大戦速!」

「最大戦速!」

紀伊、尾張、二代目長門、二代目陸奥の4隻は主機関を唸らせ、艦速を25ノットから37~8ノットへ増速する。

太平洋艦隊との距離、150キロ

裕也「距離2万5千で砲撃を開始する」

大介「Z旗掲げよ」

紀伊のマストに掲げられている軍艦旗の真下にz旗が固定され、海風により、旭日旗と共になびく。

 

裕也「国の興廃この一戦に在り、各員一層奮戦努力せよ、本日天気晴朗なれど少々波高し」

大介「今は亡き東郷司令長官は見ておられましょうね」

裕也「女神の微笑みは我らにある事願いたし、だ」

 

0730

 

ミニッツ・裕也「全艦!!!砲撃!!!始めぇ!!!」

太平洋艦隊旗艦アイオワ、聯合旭日艦隊旗艦紀伊が同時に砲撃を開始、それが各艦への合図代わりにもなり、1隻1隻が戦闘を開始する。

時代は航空戦を使った海戦であるにも関わらず、40年前の艦隊砲撃戦に本海戦は逆戻りしてしまった。

新造戦艦揃いで40.6センチ砲を全艦装備する太平洋艦隊、41センチ砲、46センチ砲と56センチ砲と40.6センチ砲をこる巨砲を装備する聯合旭日艦隊と聯合艦隊。

聯合艦隊の戦艦は一部を別に旧式戦艦であるものの、聯合旭日艦隊の技術班が手を加え、近代化改修を受けて新造艦に対抗出来る様になった為、少しは気楽に戦える様になっている。

この海戦では重巡高雄と妙高が参戦しており、敵巡洋艦や駆逐艦を蹴散らしつつある。

裕也「!取り舵!」

 

「至近弾!!」

ミニッツ「くっ!!砲戦を続行せよ!!」

 

 

大介「長官!聯合艦隊旗艦大和より入電!撃沈は出来ずとも敵戦艦の戦闘不能を確認!拿捕に入る!以上!」

裕也「良し!」

菊地「!アイオワ!ウィスコンシン!本艦に向け発砲!」

裕也「ミサイルハッチの命中だけは何としても避けろ!やられてしまっては只の戦艦と変わらん!」

菊地「了解!」

 

 

「長官!敵艦が速すぎて照準が間に合いません!」

ミニッツ「何ノット出ているんだ!?」

「そんな馬鹿な!!信じられない事にあの図体で36ノットを超えています!」

ミニッツ「36ノットだと!?」

「敵艦発砲!」

ミニッツ「回避!」

「報告します!ウィスコンシン被弾!」

ミニッツ「何だと!?」

「艦首全損!一番二番砲塔砲身仰角稼働不能!」

ミニッツ「待避させろ」

「ミズーリ艦橋部に命中!ああ!」

ミニッツ「!?」

 

 

 

「報告します...戦艦ミズーリの艦長以下、艦橋に居た者、全員戦死...」

ミニッツ「...」

「おい機関室!もっと艦速を上げられないのか!?」

『無茶言わないで下さい!これが限界です!このままを維持しても機関が耐えきれません!』

「何分持つ!?」

『タイムリミットは後5分持てば良いとお考え下さい...』

「長官...」

ミニッツ「...後5分...」

 

 

 

 

 

裕也「...何故砲撃を止めるんだ...?」

大介「もしかすれば機関に異常でも生じたのでは?」

裕也「敵との距離は?」

菊地「現在1万5千、こちらも向こうも射程内です」

裕也「航空隊でも待っているのか?」

菊地「それにしてはおかしいでしょう、敵との砲戦中にピタリと止めるなんて」

「敵艦、引いています」

裕也「...砲戦止め、これ以上は無駄だろう」

大介「一応警戒はしておきましょう」

菊地「?東洋艦隊の艦艇を探知。距離前方11万」

裕也「...二代目長門を向かわせろ、単艦でも東洋艦隊を相手取る位は、朝飯前だろう」

 

二代目長門

「と、言う事です」

大智「マジかよ...良し、行くか、機関全速!」

「機関全速!」

 

 

 

太平洋艦隊

ミニッツ「...我が方の損失は?」

「はい...本海戦に参加した駆逐艦と軽巡は全滅、重巡部隊も全滅、残る戦艦部隊も、本艦アイオワ、小破したニュージャージーの2隻を除き、全て大破、サウスダコタ級、全滅。8割は損失しました......敵の目立った損失は見当たりませんでした」

ミニッツ「...クソッタレがぁぁ!!!」

「!?」ビクッ

ミニッツ「...これで確定したな」

「何がでしょうか?」

ミニッツ「我々は日本海軍には勝てないって事だ...これは急ぎ講話せねば新たに若者達が血を流してしまう...」

 

 

 

東洋艦隊を相手取れと命令された二代目長門。

東洋艦隊に殴り込みし、砲撃戦を行い、至近弾を受けるものの、東洋艦隊所属の戦艦勢を大破まで追い込み、艦長である大智は、このまま東洋艦隊所属の戦艦勢を1隻残さず沈めるつもりであったものの、帰りの事を考えると燃料が心許なく、砲弾残数が僅かな為、これ以上の戦闘は不可能と分かり、大破まで追い込んで二代目長門はトラック島に帰還した。

 

チャール提督は片腕骨折、全治一ヶ月の怪我を負った。

 

数日後、この大海戦は世界中の新聞に掲載され、連合国(特にアメリカとイギリス)を恐怖にさせ、中枢軸国は歓喜した。

新聞に掲載された要因は、ミニッツが本国の新聞記者にその時あった出来事をありのまま語り、それが記事に載ったのだ。

ルーズベルトが情報統制を行なった時には既に遅く、国民に知られ、世界中に拡散していった。

イギリス国民がこの新聞を見た時は絶句した。

自国が世界に誇る東洋艦隊が日本海軍の戦艦1隻に全てをしてやられた。

アメリカ国民もこれはまた絶句した。

工業力、軍事力ともに世界一を自称するだけある国が極東の日本にしてやられたのだ。

爆撃、奇襲、夜戦、雷撃も出来ず、艦隊戦ですらも勝てなかったのだ。

この一件により、米国内の戦争反対派が一層力を増し、戦争賛成派は衰退の一端を辿った。

 

イギリス 

 

チャーチル「やはりここは再度日英同盟を結ぶべきだな…」

「手配しますか?」

チャーチル「頼む、早期講和をせねばな、陛下に認可されているから問題ない」

「分かりました」

 

アメリカ ホワイトハウス

 

ルーズベルト「もはやこれまでか…」

ミニッツ「閣下…もう日本と戦争をする必要は有りません、現状の海軍力は実質ゼロに近いのです、もう命令をされても実行する程戦力はございません」

マッカーサー「我が陸軍もそうです、敵はナチスドイツです」

トルーマン「そうですぞ大統領、日本が味方になってくれれば少なくとも海上輸送は安心出来ます」

「ソ連経由で輸送していたヨーロッパ戦線への物資も、経由する手間無くして直送出来ます」

ルーズベルト「君達さっきから物資の話しかしてないよね」

ミニッツ「外を見て下さい」

 

戦争反対!

さっさと講和しろ!!

息子を戦地に送るな!

我が子を返せ!

徴兵なんかするな!!

大統領なんか辞めちまえ!

死ねぇぇぇぇぇ!!!

金払え!!!

保険金!

失業した!!

無料食堂!

俺の懐が世界恐慌!!!

ワァァァァ!!!!!

ルーズベルト「何この言われ様…」

「「「「言論の自由です」」」」

ルーズベルト「逮捕しろ」

MP「断る」

警察「やだ」

警備員「自由侵害」

ルーズベルト「気分侵害」

「侵害を侵害で返しやがった」

 

その後の次期大統領選にてトルーマンが当選し、ルーズベルトは大統領の座から降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京

「以上を持ち、双方の合意に基づき第二次日英同盟再度締結を」

カァンッ!カァンッ!

1942年10月1日、東京の会議場にて日本と英国の日英同盟が再度締結、同日に米国とも和平交渉し、無事に事は進んだ。

この同盟締結は世界中へ即座に流れ、中枢軸国に衝撃を与えた、ナチスドイツ総統閣下アドルフ・ヒトラーの耳にも即座に入った。

 

ドイツ第三帝国

総統官邸

ヒトラー「同盟を破棄するだと!?」

「マインヒューラー、これは間違い有りません、それならまだしも、日本は英国と再び日英同盟を締結したとの情報がございます」

ヒトラー「確かなのか?」

「間違い有りません」

ヒトラーは考える、どうするか。

 

ヒトラー「......極東の島国が舐めた事をしてくれる...即座に日本に宣戦布告しろ!太陽を落としてやるのだ!!」

「ハイル・ヒトラー!」

 

 

 

大日本帝國

東京 国会議事堂

米内「ドイツが我が国に宣戦布告か...」

「恐れていた事に...」

米内「恐れる?何にだ?」

「ドイツです、我が国によりも遥かに高度な科学技術を有する国が宣戦布告してきたのです」

米内「その高度な科学技術を有する国が持たない艦隊が、我が国にはあるじゃないか」

「聯合旭日艦隊ですか...」

米内「それと聯合艦隊も、対米戦の時よりも強くなっている事を忘れちゃならんよ」

「それはそうですが...」

米内「そろそろあの兵器量産に目処が立ってきた」

「まさか...誘導式噴進弾ですか!?」

米内「あぁ、聯合旭日艦隊の艦艇に配備されている2式ミサイルという兵器を1発程技術供与として譲渡してくれてな...本家の2式ミサイル程とは言わないが、開発に成功した、対艦攻撃には向いているだろう」

「それでも量産能力です、心配するのは」

米内「我が国の10倍を超える工業力を有するあの大国アメリカと互角に渡り合ってきたんだ、何とかなるだろう」

 

 

 

 

トラック島

 

山本「コップは持ったか!?」

裕也「対米戦終結を祝い!」

『乾杯!!!!!!!!』

 

無事に対米戦を終わらせた祝いとして、宴の場が設けられ、この場には皆が階級を無視して楽しく飲んでいる。

この宴は翌日の朝まで行われた。

何せ大国アメリカとの戦いに終止符を打てたのだ、それも無事に生きて。

山本達は喜ぶ。

戦況が悪化し、未来を担う若者が爆弾を括り付け、片道燃料のみを入れられた航空機に乗り込み、敵艦目掛けて特攻や、爆弾を抱き、敵戦車に突っ込み特攻、という人として大切な心得を無くした行いをせずに済んだ事と、陛下や国民、領土を無事に守り抜いた事に。

この終結は日本の民を大いに歓喜を沸かせた。

国民の一部も、アメリカと戦えば確実に負けると確信していた者も、今は歓喜を上げる。

 

 

 

1942年10月5日

ナチスドイツ、大日本帝國へ宣戦布告。

 

1942年10月6日

大日本帝國、ナチスドイツからの宣戦布告を受託し、ドイツへ逆宣戦の布告。

 

1942年10月10日

聯合旭日艦隊&聯合艦隊、ドイツ艦隊撃破命令を下されトラック島を出撃。

 

1942年10月20日

インド洋沖にてUボート戦隊を聯合旭日艦隊が殲滅。

 

1942年11月25日

喜望峰沖にて戦艦ビスマルクを旗艦とする独艦隊と聯合旭日艦隊と聯合艦隊が交戦、投降した戦艦ビスマルク、重巡プリンツオイゲン拿捕、その他全てを撃沈。

 

1942年12月1日

聯合旭日艦隊第2艦隊の第一航空護衛隊と第二航空護衛隊がドイツ空軍と交戦し空軍基地を爆撃後、ドイツ首都、ベルリンを爆撃、空母赤城、加賀より発艦した爆撃隊が総統官邸を爆撃。

 

紀伊、尾張、二代目長門、二代目陸奥、大和、武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、扶桑、山城、金剛、比叡、榛名、霧島の大日本帝國海軍の主力艦である全戦艦がキール軍港や各ドイツ海軍港を艦砲射撃にて壊滅させた。

現在の日本海軍が持てる力を持ってして行った艦砲射撃、各国から派遣された観戦武官(聯合旭日艦隊の艦艇には乗艦許可を認めないを条件に観戦武官の派遣を認めた日本海軍)や報告書

からは信じられない事を口にする。

「あの旧式艦である戦艦Kongoが戦艦Nagatoの主砲を装備している」

「Nagato Classの射撃速度が速すぎる」

「日本の艦艇速力速すぎ、特に戦艦」

「Yamatoデカ過ぎ」

「日本の重巡ヤバすぎ」

「フォッケウルフとメッサーシュミットが片っ端から叩き落とされてる、ゼロファイターヤバすぎ」

「日本はヤバい」

「敵に回すとヒトラーよりヤベー国」

「スターリンの粛清がまだ可愛く聞こえる」

「ママァ...」退化

 

1942年12月25日

敵国ドイツに日本からのX'masプレゼントとして原爆工場と航空機生産工場等の工業地帯をフル爆撃プレゼントした。

総統官邸にも特別に1t爆弾3発を投下し、破壊された総統官邸の残骸をプレゼントした。

夜の暗く白い雪の降り積もりの大地を、雪が溶け赤く燃える眩しい大地に模様替えした。

もしホントに現実化してたらマインクラフトのリフォームの匠こと、緑色の物体で、人によっては汚いや、マインクラフターとの間では緑色の悪魔であるクリーパーを大量にあげちゃうけどね。

言わずもサンタが日本だ。この時、爆撃隊隊員の服装はサンタクロースのコスプレで作戦に参加した。

隊長はトナカイのコスプレ。

 

 

同日アフリカ戦線

ロンメル隊、暴動を起こし、総統であるヒトラーの命令を拒否してロンメル隊を率い本国に帰投。

 

1943年1月18日

エルヴィン・ロンメル、アドルフ・ヒトラーを殺害、その後、ロンメルが自決しようとしている所を発見した隊員が全身全霊を掛けて止める。

 

聯合旭日艦隊と聯合艦隊がズタズタにされたキール軍港に入港。

 

1943年1月20日

ナチスドイツ、無条件降伏。

聯合艦隊旗艦である戦艦大和の甲板にて無条件降伏の調印。

ヒトラーはドイツ陸軍のエルヴィン・ロンメルにより「殺」された。

降伏調印はエルヴィンロンメルが行い、これにて日独戦は幕を閉じた。

イタリアも降伏した。

 

 

 

 

 

 

数日後には中枢軸国に属する9割の国が連合国に降伏や和平交渉を行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         1943年2月1日

 

      第二次世界対戦  完全終結。




修正候補。
頭も薄いし内容も和紙より薄いね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第33話 終戦 艦隊帰還 そして

次話より日本国召喚行きます
タグつけなきゃ


1943年2月1日、この世界での第二次世界対戦は終結した。

史実より2年半程早く戦争が終わった。

アメリカと講和を果たし、イギリスとも再び同盟を結んだ日本、世界もまた戦争を止めた。

まだヨーロッパ各地にてナチスドイツ残党のゲリラ戦はあるものの、数日前の大戦と比べればテロ行為みたいなもの。

次第に殲滅していった。

 

1943年2月5日、大和型(戦艦)3番艦 空母信濃、大鳳型装甲空母1番艦大鳳の空母2隻が就役、同日付けで聯合艦隊空母機動部隊に編入された。

明治時代より昭和に掛けて植民地としていた領土を全て手放し、日本は平和主義を表明、ソ連時代から現ロシア連邦と平行線の北方領土の問題はこの世界では起きなかった。

陸軍や空は数で攻めれば何ともないが、世界が最も恐れているのはドイツではなく、日本の海軍力と航空戦力である。

アメリカやオーストラリアの造船所が復旧工事を完了しない限り、軍艦を建造する事は出来ない状態で(量産されては勝てないので爆撃には容赦なかった)もし日本が暴走したら手に負えない事、陸は世界最強と言われるソ連陸軍に任せれば何とかなるが、海軍は別、勝てるという見込みすら無い。

最大射程70㎞という艦載砲の常識を覆す射程を有し、砲撃を行える艦隊決戦で完全なアウトレンジ戦法を取れる紀伊型戦艦が居る為である。(連合国名称リヴァイアサン、又はモンスター)

現状、大艦巨砲主義の頂点に君臨する大和型(と紀伊型や二代目長門型)。

この6隻で、射程圏外である敵艦からの砲撃を受けず、一方的な大火力を持ってして敵を殲滅する。

紀伊型は、日本海軍が望んでいた大和型戦艦でも実現出来てないものが出来ている究極の戦艦の完全体。

他国もそうだが、何より日本海軍が一番望んでいたものと言えよう。

向かう所敵無し(帝國海軍は連合国等各国からそう思われている事を知らない)の日本海軍が暴走をしない事を願う国もあるが、実際に日本は暴走のぼの字も無いのだから心配無用。

丁度今、トラック島で大宴会が行われている最中だし。

 

1943/2/16

午前1時

トラック島

裕也「やっと戦争は終わりを迎えました、しかしドイツは味気が無かったです」

山本「さて、後はどうするかね、俺が死ぬとされていた時より2ヶ月早く終結したからね」

大介「そろそろお開きにしましょう、まともに休みが無かったものですので」

米内「それもそうだな...飲みたい者はまだ飲んでいいが迷惑の掛からないように」

「「「「分かりました!!!」」」」

 

 

ヒャッハー!

飲め飲めー!

ハイな気分だぜー!

ウェーーーイ!!!

ヒーハー!

おっ、そうだな

じゃけん飲みましょうね~

おっ、そうだな

ガッシャァァァンッ!!!

ギャァァァァ!!!

頭が!頭がぁぁ!!!

酒が染みるぅ!

foo↑↑↑!

ポッチャマ...

金!暴力!S○○!

帰りたぁぁい 帰りたぁぁい 暖かい我が家が待っているぅ!

お前に待ってるのは取り立てだろ、夢見んな

夢位見たって良いやん!!

(お前に夢見る余裕なんて)無いです

グフッ...

109の精神ダメージをくらった コイツは怯んで動けない

ポケンモ止めや

ポケモンなw間違っとるwww

つか、何やポケンモってwww

マジでワロス

 

ーー

1号室 寝室

裕也「...うるせぇ..寝たいのに寝れん...」

 

2号室 寝室

大介「...(明日殺すか)」

 

3号室 寝室

圭一「」オフライン ゲーム中

 

4号室 寝室

拓也「なるほど、ここをこーしてと...」ナンプレ攻略中

 

5号室 寝室

山本「」zzz

 

6号室 寝室

宇垣「明日はここをまとめて...」明日の行動予定をまとめてる、纏なだけに。

...

7号室 

黒島「今日こそは風呂に入らねば」使命感

数日入ってない、クサい。

風呂に2時間掛けて身体をガシガシ洗った。

 

8号室

菊地「フンフン...クッサ、何だこの腐った臭いは...スプレー振っとくか」

シューー!!ファブ○ーズ

 

9号室 寝室

米内「」zzz

 

男子トイレ 

 

高和「」zzz

トイレにて仮眠を取る。

 

この後大体0200頃には騒いでいる者達も黒島を除き、寝てしまった。

 

 

午前3時半

 

カッ!!!!!!!

 

突如、トラック島全体が光に覆われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年2月16日

午前6時

日本国 防衛省

「もう6時か...」

ピー!ピー!ピー!

「ん?.........な!?」

「どうした?そろそろ交代だぞ」

「聯合旭日艦隊の所在判明!!!!」

「何ぃぃ!!??」

「どういう事だ!?」

「分かりません!いきなり反応しました!」

「直ぐに首相に伝えろ!緊急報告だ!」

「はい!!」

 

首相官邸

 

ジリリリリリリリッ!ジリリリリリリリッ!

 

拓真「...ん...?...カチャッ...私だ.「聯合旭日艦隊の所在判明しました!!!!」!?何!?分かった!すぐ行く!」ガバッ!!

 

 

 

 

バンッ!!

拓真「見つかったのは本当か!?」

「間違い有りません!」

拓真「どこに居る!?」

「トラック島です!」

拓真「トラック島?なんでまた」

「わかりません!」

拓真「通信繋げ」

「応答ありません」

拓真「繋がるまで続けろ」

「了解」

 

午前6時

 

チュンチュン… チュンチュン…

小鳥のさえずりが薄暗く、朝日はまだ見えぬ夜明けを知らせる。

 

裕也「…ん…ふわぁ……!何だこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

目を覚ませば一面廃墟と化した部屋、何がどうなってやがんだ…?

 

ドンドン!! 裕也ー!無事か!?

 

裕也「!?ああ!無事だ!どうした!?」

ガチャッ!

大介「おい!急いできてくれ!ってここもか!」

裕也「お前らの部屋もなってんのか!?」

大介「それもそうだが山本さん達がヤベー事になってんぞ!!!」

裕也「淫夢にでも目覚めたのか?」

大介「違うっての!若返ってんだよ!!」

裕也「ふぁっ!!?」

山本「渚君、分かるかい?俺だ、山本だよ」

宇垣「私は宇垣です」

黒島「黒島です」

米内「何がどうなっているのだね!?若返ってしまったぞ!」

裕也「こちらが聞きたいです!!」

圭一「大介ー!裕也ー!外見てみろ!」

床に生い茂る草みたいなのをかき分け、壁に張り付く生命力の強い蔓をかき分け外を見る。

グリーンカーテンだな、環境に良い。

 

裕也「嘘だろオイ!?たった一日でここ迄なるか!?いくら何でもおかしくね!?」

大介「艦に行こう!」

裕也「それしかない!」

一同は戦艦紀伊に足を運ぶ。

 

~戦艦紀伊~

 

裕也「砲雷ch「本国より通信!!!!」何!?」

菊池「回線回します!」

 

『聯合旭日艦隊、応答せよ』

裕也「こちら聯合旭日艦隊司令長官であります」

『やっと繋がった!』

裕也「聯合旭日艦隊、現世に帰還しました」

『現世?まあいい、貴艦隊はトラック島に居るのだな?』

裕也「おっしゃる通り、本艦隊は聯合艦隊最重要拠点、トラック島に居ます」

『即刻横須賀港に帰投せよ、聞きたい事が山程ある』

裕也「了解しました、聯合旭日艦隊、横須賀へ帰投します」

 

菊池「…長官」

裕也「マイクを全艦へ」

 

裕也「達する、艦隊司令の渚だ。聯合旭日艦隊隊員諸君、我々は一人も欠ける事無く元の世界に戻ったぞ!!」

 

おい!聞いたか!?今の放送!

聞いたぞ!

やった!!!!!!!!

信じられねぇ!

借金返済の利息...幾らだろ...

公務員がなんで借金してんだよ

会社員やってて何故かクビにされてな、生活費と借金返済の為に入隊って訳、給与良いし、職場環境は良いし、このまま行けば2ヶ月位で返済が完済したのにな。

なんだ、そういう事か

 

山本「えっと…イマイチ分からないのだが…」

裕也「私もさっぱり分かりません」

大介「艦隊進路横須賀だ!急げ!」

菊地「いきなりでしたが、本土や衛星通信を受信しました!」

トラック島で、自分達の身に何が起きてしまったのか分からないまま、艦隊は午前8時には準備を済ませ、進路を横須賀港へ向かう。

 

 

防衛省

「所で、あの三四二艦隊計画はどうするのですか?」

拓真「取り合えず続行で」

「はい」

 

 

聯合旭日艦隊

旗艦紀伊

裕也「トラック島から横須賀まではどれ位掛かる?」

大介「距離は3500位だった筈なので...10から15ノットでの航行ですので大体1週間か10日程ではないでしょうか?聯合艦隊も居ますし」

裕也「どのように報告しようか…聯合艦隊を」

大介「うーん…率直にタイムスリップして歴史変えちゃいました、テヘペロ♪って言えばどうでしょうか?」

裕也「その口調でおやっさんに言ってみ?」

大介「イヤです、絶対に殺されますんで」

裕也「まぁ良い…何とかするか…そう言えば戦闘映像は?」

菊池「バッチリ4Kで撮ってます」

裕也「DVDに焼いてくれ、証拠品として見てもらうから」

菊池「分かりました」

 

聯合艦隊

旗艦大和

山本「さてさて...我々は帝都に向かっている」

宇垣「その帝都がどの状態なのかですな」

米内「うむ...」

山本「各艦に遅れを取るなと通達」

「了解」

 

2019年2月17日

首相官邸

「首相、こちらをご覧下さい」

拓真の使う机に10枚程の衛生写真を広げる。

拓真「衛星写真か」

「これを見て下さい」

スッ

拓真「これは...大和型戦艦が2隻!?こっちは長門型戦艦に歴代の戦艦型、そして空母勢じゃないか...!?」

「私も一目見た時は信じられませんでした...」

「現在、旧日本海軍の艦艇は聯合旭日艦隊の艦艇と共に横須賀港へ向かっているとの事です」

拓真「拝みたくても拝めないと分かっていた帝國海軍の象徴である戦艦大和や長門を見る事が出来るのは45年生きてきて初めての衝撃だ」

「どうされるおつもりですか?」

拓真「聯合艦隊の艦艇は博物館だろうな、即戦力にもなれる様に改修してからだけど」

「うーむ...なるほど」

拓真「横須賀港に停泊する護衛艦を他所に回せ、聯合旭日艦隊と聯合艦隊の艦艇が入港出来ないから」

「了解、手配します」

 

 

時間は経ち、自分以外誰もいないこの部屋、1つの書類を纏めながら拓真は頭をフル回転させる、前年の6月にミッドウェーで戦死したと報告した親族に生きていた事をどの様に説明するか。

 

「生きてました!テヘッ!許してヒヤンシス」

 

死ねや貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

血祭りの時間だゴルァァァァ!!!

「ギャァァァァ!!!!」

絶対にぶっ殺されるのは確実、(限度によるが)嘘を嫌う渚家の人間には何されるか知れたもんじゃない、阿部家とかにナニされるかも知れたもんじゃない。

拓真「...正直に話すか...辞職覚悟で...」

翌日、聯合旭日艦隊所属隊員の親族にこの事を報告し、拓真は親族に殺されると覚悟したものの、殺される事はなかったので一安心した。

後日、逆に何でこんな事で死ぬ覚悟してんだろうな…と賢者モードには入ったのは秘密である。

 

 

海自

「聯合旭日艦隊が発見されたってよ」

「マジ?どこで?」

「トラック島だってよ」

「トラック島?なんでまた」

「俺は知らんよ」

「俺達は横須賀から呉に行かねばならんぞ」

「了解」

 

 

 

 

まほ「...裕也が...生きていた...!」

愛里寿「お兄様...良かった...!」

早矢「裕也さん...」詳細はみほから聞かされた。

 

みほ「エリカさんも良かったね!」

エリカ「うん!大介...良かった...」ポロポロッ

みほ「拓也君...良かった、おかえり...」

 

 

 

2019年2月23日

午前7時

横須賀港

紀伊型2隻、二代目長門型2隻、大和型3隻、長門型2隻、伊勢型2隻、扶桑型2隻、金剛型4隻が、港の各所に置かれる桟橋に接舷され、各艦の接舷側にタラップが掛けられる。

桟橋には首相の拓真、海自の幕僚達、国防海軍の幕僚や親族達がその桟橋に押し寄せた。

その中にも当然、大介の想い人や裕也の想い人も居る。

 

戦艦紀伊

裕也「...やっと帰ってきたな」

大介「あぁ、やっとだ」

菊地「やはり自分達の帰る国や時代はここなんですね」

裕也「行くぞ」

「「はい」」

 

 

~桟橋~

拓也「本当に戻ってきたな」

「はい、所々錆が見受けられますね」

拓真「何があったのか聞かねばな...それにしても...大和や長門が目の前にある事が本当に信じられんよ」

「ですね、もしかすれば、聯合艦隊司令長官は山本五十六なのでは?」

拓真「大和に武蔵が居るからな...もしかすれば古賀峯一かもしれん」

「過去の偉人に会えるとは...」

拓真「人生何が起きるか分からんな」

「はい、」

桟橋で待つ事、紀伊より裕也、大介、菊地砲雷長等の各艦の各代表が下艦する。

 

降りてきて綺麗に拓真の前に並ぶ聯合旭日艦隊所属隊員、代表の裕也が前に出る。

 

裕也「聯合旭日艦隊、只今帰還しました」

拓真「うむ、無事で何よりだ...所で、あの艦隊は?」

裕也「山本五十六司令長官率いる聯合艦隊ですが」

拓真「...過去の偉人か」

裕也「そうですね、現在、艦内に居ます」

拓真「後日で良い、官邸に来てくれる様に頼んでくれないか?」

裕也「分かりました」

拓真「この世界から消えた間の話をじっくりと聞かせてもらおうじゃないか」

裕也「信じてもらえるか分かりませんがね」

 

ーーー

 

 

 

拓真「成る程...この世界と同じではあるが歴史の違う過去にタイムスリップしたと...にわかに信じがたいな」

圭一「でも事実は事実だぜおやっさん」

大介「現に、無い筈の聯合艦隊があるんだから」

拓真「そうならばあの方々の処遇を考えねばならんな...」

「それとどの様にして国民に伝えるかですよ」

拓真「首相の責任は重いものだな」

裕也「暫く休み貰って良いですか?一度も休み無かったものですので」

拓真「あぁ、ゆっくり骨休めしてくれ」

裕也「大分に温泉旅行に行ってますんで、何かあれば連絡お願いします。それと艦の整備補給をお願いします」

拓真「各艦の補給整備は当然しておく、報告書は旅行後で良いから提出してくれ、規則だからな」

裕也「了解。渚裕也、休暇を使わせて戴きます」

 

大介「さて...私も休暇貰います」

圭一「私も」

拓也「自分も」

拓真「分かった」

 

聯合艦隊

旗艦大和

山本「ふむ...ここが未来の横須賀港か」

宇垣「我々の世界では信じられません..」

黒島「見慣れない物ばかりです」

米内「あの桟橋に人だかりがある...あの人達の持ってるのが渚司令の持っている端末機か...?」

 

すげぇ、大和じゃねーか

長門もあるゾ...

はえ~スッゴい...

じゃけん写真撮りましょうねぇ~

おっ、そうだな、撮ったら道場戻って練習だゾ

おかのした

分かりました

 

山本「本艦に向けてるぞ」

宇垣「写真?でも撮ってるのでは?」

黒島「それは不味いのでは」

山本「この世界のこの時代は最早大和型は皆に知られているから隠すだけ無駄だろう」

米内「我々の処遇はどうなる事やら」

 

後日、聯合艦隊司令長官である山本五十六、帝國海軍の海軍大臣である米内と首相の拓真は、都内の料亭で言葉を交わし、聯合艦隊は大日本帝國海軍より日本国国防海軍へ編入され、聯合艦隊の指揮は変わらず山本五十六が指揮を取る、聯合艦隊の直接指示を出すには、国防海軍の幕僚達には不向きで有り、聯合艦隊を一番理解している米内は即刻国防海軍上層部へのジョブチェンジ。

階級は呼び方が変わったのみで変わらなかった。

尚、宇垣、黒島、南雲、山口は中将であったが、二等海将(中将)へ改名した。

また、聯合艦隊の艦載機の変更され、愛機とは空を飛ばなくなるという悲しさを見せるパイロット達だったが、旧式ではあるがF4戦闘機を見せると愛機そっちのけでF4に飛び付いた。

艦載機はおおよそ3桁になり、世界に現存する零戦5機だけだったのが何と3桁も超えたので零戦の性能解明が先へ進んだ。

また、戦艦大和や長門等というある程度新しい艦艇は大改修され、イージス軍艦として運用される事になり、旧式である伊勢型、扶桑型も大改修され、「防衛戦力さっさと寄越せやオラ」と言ってきた海上自衛隊に編入。

尚、金剛型戦艦に関しては、聯合艦隊の水兵達の要望も有り、聯合旭日艦隊が高速戦艦を中心とした第四艦隊を創設し、そこに金剛型戦艦が編入された。

伊勢型戦艦と扶桑型戦艦を海上自衛隊に編入させたは良いものの、海自上層部が「他国を侵略する兵器は我が海上自衛隊に置く事は出来ない、てゆーか護衛艦いずも と かが とイージス艦こんごう 返せや」と言い出したので、伊勢型と扶桑型を第四艦隊に編入。

いずも型は書類上では海自所属で裏は国防海軍所属になった。

ひゅうが型護衛艦は修理等を終えた直後に海自へ戻った、イージス艦こんごう等は現在も海自に返還はされていない。

空母に至っては、殆どが木製甲板であるので現代戦闘機の運用が出来ないと判断、美観を損なわない様に、F35等が離着陸出来る甲板に何とか改修された。

乗組員達の悩みの種であった動力機関の排気熱の問題も、機関自体を5式タービンに換装した為、熱処理問題も解決し、乗組員達は大いに喜んだ。

日本国国防海軍は隣国の保有戦力を大幅に超え、万が一宣戦布告されても対処出来る程になった。

また、宇宙には国の所有空域は無い、各国の人工衛星が当然ながら飛ぶ、そして当然ながら聯合艦隊はバレているので、国際会議場で「あの艦隊はなんだ?」と予想してた質問をアメリカから受けたので馬鹿正直に拓真は返答。

中◯や韓◯が(北○鮮はお呼びでない)会議場でマイクを持って大発狂した、某アニメのジャイ○ンのガキ大将より汚い雄叫びを張り上げ、退場した。

アメリカとイギリスは信じられないと口を揃え「「えぇ...(困惑)」」ドイツ側はキラキラした目で山本達に会わせてくれと拓真に言う。

これは当然ながら、彼らの意思にもよるので確認すると断りを入れた。

結局「嫌だ」と言われたので面会する事はなかった。

 

この事で世界中から視線を浴びる事となった聯合艦隊。

特に世界中の軍艦オタクが戦艦長門、戦艦金剛、そして大目玉の戦艦大和を一目見に日本へ来る。

たった数日間で世界中から10万人が日本へやって来た。

特に戦艦大和や長門、金剛等は広島の呉に回される予定であったが、思わぬ事情から東京湾に停泊していたのだった。

 

オーマイゴッ!

ジーザス!

Battle Ship YAMATO and NAGATO and KONGO!

Beautiful!

Oh...

まぁ、外国人の反応は人それぞれ、涙を流して戦艦たちを見つめる者も居れば拍手をする者も現れる。

 

拓真達が苦労してる中、特に裕也と大介はのんびりと旅行を楽しんでいる。

 

大分県 別府市

観光地

 

裕也「いや~、久々に来たもんだな」

早矢「はい、楽しいです」

大介「そう言えば半年以上だな」

エリカ「ホントよ、心配させないで頂戴、ね?早矢?」

早矢「はい」

大介「ホントにゴメンって」

裕也「何でもするからさ」

早矢「はい?今何でもって言いましたね?」

裕也「あっ...」

大介「(馬鹿だなぁ...)」

早矢「飲みに付き合って下さい」

裕也「何だ...そんな事か、OK、喜んで」

 

エリカ「私もそれで良いわよね?」

大介「致し方ない、喜んで」

 

早矢「それと、今夜は眠れないと思って下さいね?」

裕也「え?」

早矢「私、裕也さんが居なくなったとみほさんから知らされた直後からずっと毎晩ヤケ酒しました。お陰様でお酒には耐性が付いたんです、一杯で酔うなんて事は有りませんので...フフフッ、そして裕也さんが酔い潰れた所を朝までセッ 裕也「ストップこの場で(人だかり)それ以上言ってはいけない」分かりました」

裕也「(半年以上お預けだったから我慢の限界だったか...)分かった、俺も正直言って半年以上我慢してたからな、今にも爆発しそうなんだ、○ませる気で行くから覚悟してね?」

早矢「勿論です...濡れちゃいそう...」ボソッ

裕也「ん?」

エリカ「...大介...」

大介「何?」

エリカ「今夜...良いかしら...?私も我慢出来ないの...お願い」ウルウルッ

大介「男って人によっちゃ凄い事に精力絶倫になるんだ、いつもみたいに3~4回で終わると思っちゃ駄目だぞ?」

エリカ「...(そんなに凄いの...?)」ゴクッ

大介「俺も裕也と同じく○ませる気で行くから覚悟してくれよ?」

エリカ「♡」ゾクゾクゾクッ

 

裕也「そろそろ戻ろうか、夕食の時間だ」

早矢「はい」

大介「だな」

エリカ「えぇ」

四人は泊まっている旅館に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食堂

裕也達の座るテーブルには様々な料理が並べられ、順に出された物を食べていく四人、中でも特に裕也と大介は大食いなので次から次へと皿を開けていく。

 

裕也「いや、分かるけどさ...」

大介「よりによってスッポンかよ...」

エリカ「精力付けて?私を○ませて?」

大介「精力ドリンクあれば十分なんだがな、やべ、ムラっとしたわ」

裕也「ここの部分上手いぞ」

大介「あっ、確かに旨い」

「失礼します、お通しにカキフライを」

「「カキフライか、これまた旨そうな」」ジュルリッ

 

エリカ「ねぇ、早矢」

早矢「?」

エリカ「もう後には引けないわ、お互い頑張りましょうね」

早矢「はい、もう濡れてますわ」

エリカ「私もよ」

「「(早く早く♡)」」

 

 

「「ご馳走さま」」

裕也「んじゃ、明日な、大介」

大介「おう、お互い頑張ろうぜ」

「「ハハハッ」」

2手に別れる。

 

~10分後~

 

裕也と早矢の部屋

 

 

裕也「ウッ...勃ってきた...スッポンスゲェよ」

早矢「まぁ♡」

裕也「早矢の身体見てたらこんなになっちまったぜ」ボロンッ

 

早矢「!?嘘...こんなに、前よりもおっきいの...♡」

裕也「早矢...んっ....」

早矢「んっ...///」

接吻を交わし、早矢の顔がドキッとさせる淫らな顔を見せる。

これには耐性がある裕也でも我慢は出来ない。

裕也「..プハッ...もうここまで濡れていれば大丈夫だろ、もう我慢出来ないから入れるよ、優しく動くから」

早矢「はい♡ あっ♡...」

 

 

 

 

我、夜戦を開始せり

 

 

大介「どうやら向こうも始まったな...クックックッ...覚悟しろよ?」

エリカ「望む所よ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~15分後~

 

エリカ「だめぇぇぇ♡!!」

大介「ほら、この程度でイっちゃダメだよ?ほら、後ろ向いて? 入れるよ」

 

エリカ「んんッ♡...!あっ!ん♡///」

大介「うっ...!さっきよりもキツいな...今にも出そうだ...何分半年以上貯めてたんだ、いつも以上に濃いだろうぜ...大丈夫、優しく動くから」

 

 

 

 

~翌日~

午前4時

早矢「ハー..ハー..ハー..ハー..も...もう...許して...もう入りませんよ...お腹一杯...です..」

裕也「何を言ってるのかい?...まぁここまでヤれば...仕方ないね、後1回」

早矢「え...  あぁぁぁぁ♡..」

 

 

 

 

大介とエリカの部屋

 

エリカ「...んっ♡..もう十分でしょ...?」

大介「?何を言ってるんだ?まだまだ足りないよ?マジで○ませるってのに、こんなんじゃ治まりつかねぇよ...ほら、後1回で良いから頑張って」

 

エリカ「あっ...♡(あぅ...ホントに出来ちゃう..♡)」

 

 

 

 

裕也「ちょっと待ってくれ!出したばっかで今敏感な「アムッ..」アウッ..!」

早矢「ん!...ゴクッ(凄い勢い...こんなに沢山なのに濃い...、駄目、口じゃ入らないわ、溢れちゃう)」

裕也「うぅっ!..あぁぁ...!(早矢、スイッチ入った?射精止まんねぇ...!)」

早矢「プハッ..」

裕也「ハー...ハー...ハー...ハー...(我ながら出しすぎだな...俺のが口回りと胸に掛かってる...ヤベ、エロい)」

早矢「...ゴクッ...おいし♡もっと頂戴?」

裕也「」プッツーン

ガシッ ドサッ

早矢「!?」

裕也「こりゃあ...お仕置き、かな?」

早矢「はい///(嘘!?さっきより大きいのだけど!?無理!絶対こんな大きいのなんて入らないから!裕也さん止めて!あぁ!何で声に出ないの!?あぁ駄目!入っちゃ!)..コツッ ハヒッ!」

裕也「早矢、子宮にグリグリと当たってるのが分かるかい?」

早矢「あっ♡ホントに当たっ!んっ♡///」

裕也「(これだから早矢をいぢめたいんだよな♡)ほら、ゆっくりピストンするから」

早矢「!駄目!今動いちゃダメぇぇ!♡//」

裕也「ダーメ、ほら」

早矢「あぁぁ♡♡♡!!///」

 

 

 

 

 

 

 

夜9時位から朝まで営みを行い、昼に旅館をチェックアウト、この日は自宅に帰る日でもあったので、四人は三泊四日の大分旅行を終え、東京に戻った。

因みにこの三泊四日ずっと夜はヤってた。

 

※因みに旅館の支配人から帰りがけ、滅茶苦茶怒られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職場の昼休み

 

エリカ「早矢?」

早矢「どうしましたか?」

エリカ「どんな感じだった?裕也とシたんでしょ?」

早矢「凄いの一言です、最後にした時以上にイっちゃいました、もし危ない日だったら出来てますよ、エリカさんはどうでしたか?」

エリカ「私も早矢と同じよ。危ない日だったら出来てるわね、大丈夫な日だったけど、でも、あっ、これ出来ちゃう♡と思った位だから...でも、それでも良いかなって思っちゃうのよね」

早矢「全く同じです...出来るのは嬉しいけれど二人だけの時間が無くなるのを考えると今赤ちゃんが出来ちゃうのは...」

エリカ「...それもそうね、妊娠発覚してから半年はシてはいけないって聞いた事あるわ」

「ほう?楽しそうな話だな?」

エリカ「ええ、そうよ...隊長!?」

早矢「あら?まほさん、こんにちは」

まほ「久しぶりだな、早矢」

早矢「ええ、お久しぶりです」

まほ「なんなのだ?今の話は?」

早矢「お聞きになられた通りです」

まほ「ヤったんだな...」

早矢「えぇ、勿論」

まほ「先を越されたか」

早矢「お言葉ですが、先を越されたというのは大間違いですわ、元より私と裕也さんはこの様な関係は持っておりましたので」

まほ「私も裕也と付き合っていたんだが?勿論私ともシたぞ」

(裕也「(まほ とは一度もシて)ないです」←ホントにヤってない)

早矢「そうでしたか...ですが今は今、昔は昔です。裕也さんがまほさんに距離を置いたのも家柄の関係上でしょう?妹のみほさんに続き貴女までもが身内に勘当されるのは少なくとも避けたいと思っていた裕也さんの身にもなって下さい。あの人が辛かった時に何もしなかった。今は良いにしても過去の受けた仕打ちはまだ完全に癒えては無いのですよ」

まほ「それはどう言い逃れもしない。私が無力だったのは分かっている。それでも、裕也の側に居れるなら西住流を切り捨てる覚悟もあったぞ」

早矢「今はその切り捨てる覚悟のある流派の家元候補と」

まほ「私は諦めないからな、裕也の正妻の座は私のものだ」

早矢「そうですか...(いきなり何を言ってるのか分からないのですけど...)」

まほ「他の奴もまだ裕也を狙っているからな」

早矢「えっと...ダージリンさんとケイさんとかでしたよね?」

まほ「あぁ、プラウダのチビッ子隊長もな」

早矢「裕也さんはロリコンではないですよ?」

まほ「まぁ裕也の事だ、ソ連を重んじるものは嫌っているし、何より気に止める事すらしないだろう」

早矢「要件はそれだけでしょうか?」

まほ「他にも色々とあったが何分忙しい身でな」

早矢「そうですか」

まほ「裕也に宜しく伝えてくれないか?」

早矢「えぇ、勿論です」

まほ「エリカも、幸せにな」

エリカ「はい!」

取り敢えず言いたい事を手短に済ませた まほ は玄関先に待たせている車に乗り、署を後にする。

 

 

早矢「どこから聞いてたのでしょうか?」

エリカ「確かにそれもそうね」

「「ここ、署内ですけど...(なんだけれど)」」

エリカも大介達が居ない間に仕事を辞め、警察学校に入学、そして卒業し、大介と裕也や早矢の所属する葛飾署に(人事部にティーガー2で突撃して脅迫して)配属された。

裕也「早矢~、パトロール帰ったよ~」

大介「エリカ~飯~」

早矢「お帰りなさい、丁度良かった」

エリカ「お帰り、食べよ?」

大介「おう」

裕也「うん、食べよう」

 

 

圭一「なぁんか、腹減んないすかぁ?」

拓也「あ~、腹減ったなぁ」

圭一「この辺にぃ、旨いラーメン屋、来てるらしいっすよ」

拓也「へぇ~」

圭一「じゃけん夜行きましょうね~」

拓也「夜かい」

裕也「おっ、そうだな」

裕也「と、言いたいが無理だな、パス」

大介「俺もパス」

拓也「ゴメン僕もパス」

圭一「えぇ...(困惑)しょーがねーなー、俺もパスすっか」

高和「おいおい、俺は誘ってくれないのかい?寂しいじゃないか、ん?」

浩二「じゃけん一緒に行きましょうね~」

三浦「そうだよ」便乗

圭一「なんでアンタらここに居るんだよ」

ゲイホモ (主な)三銃士

この三人は淫夢業界では皇帝扱いで、海外のホモビに出演願いを受ける、「ホイホイチャーハン?」のビリー兄貴も共演を望んでいた程の裏の有名人である。

ビリー兄貴はもうこの世には事故で居ないと言っておこう。

ホモガキ共の中ではトップアイドル的地位に位置付く。

ホモガキ共からしたら圭一は調教の的。

 

男トイレの一番端っこの個室に佇む神様 阿部高和

水泳部の先輩 田所浩二

迫真空手部の大将 三浦智将

ヤーさん TNOK 谷岡

奴隷 KMR&遠野

調教次第で変わる現在中途半端な奴 圭一

 

圭一「...(アカン...アカンのや、俺までもがゲイ扱いされるんだよ...お前らと俺は生きる場所や存在価値が違うんや...)」

裕也「モテモテだねぇ~...この卵焼き俺好みの塩加減だね」

大介「こっちの卵焼きも行けるぞ、甘味が癖になるぞ」

裕也「1個貰って良いか?」

エリカ「良いわよ、ほら」

裕也「Thank You  あっ、甘うま」

エリカ「早矢の卵焼きも良いかしら?」

早矢「ええ、どうぞ」

エリカ「ありがとう ん...美味しいわね、この塩加減は多いけど癖になるわね 」

早矢「エリカさんの卵焼きいただきますね」

エリカ「これでお相子ね」

早矢「はい」

「「ふふふっ」」

完全に二人の世界に入った早矢とエリカを静かに見つめる裕也と大介。

大介「ほのぼのしてるなぁ」

裕也「そうだな、何かこっちもホッコリする」

大介「子犬と子猫がじゃれてる感じ」

裕也「早矢が子猫だな」

大介「いやいや、エリカが子猫だろ」

裕也「ん?」

大介「あ?」

裕也「考えてみろ、エリカはどう考えても犬だろ、高校時代は土佐みてぇな狂犬だったし」

大介「そこは否定出来んが今は違うぞ」

裕也「早矢は最初からもの凄い大人しいから子猫だろ、動物に例えたら」

大介「早矢さんが動物に例えたら子猫だと言うのは分からなくもない気がするが、エリカの動物に例えたら子犬と言うのは違う、子猫だ、異論は認めんぞ」

裕也「いや、子猫は子猫でもハイテンションの時は違うか」

大介「どんな?」

裕也「人懐っこ過ぎるシェパードかハスキー」

大介「...想像つかんぞ...あの早矢さんが?」

裕也「ギャップ萌えって奴か?」

大介「何か違う気がする」

...

エリカ「何か楽しそうね」

早矢「男性だけの世界観があるのでしょう」

エリカ「なんかこっちも嬉しく感じるわ」

早矢「同情します」

 

平和な時間がその場には流れている。

そしてその平和?な時も終わる時はやって来る。

 

 

2019年3月1日

日米会議にて在日米軍の撤退をアメリカが表明、1週間と経たない内に米本土へ撤退した。

本土防衛等の不安はあるものの、沖縄県民は大いに喜んだ。とでも言っておこう。

 

2019年3月10日

計画中であった聯合旭日艦隊の艦隊配備計画であった「三四二艦隊計画」は中止された。

 

2019年3月12日

長門型戦艦、突貫近代改修工事開始

 

3月20日

長門型戦艦、改修工事終了

同日、軍艦大和型の近代改修工事開始

聯合艦隊の旗艦である戦艦大和が工事の為、先に近代改修工事から復帰した戦艦長門へ将旗を移乗

 

3月28日

戦艦大和、工事完了

翌日、聯合艦隊旗艦長門から本艦大和へ戻す。

 

3月29日

聯合艦隊所属艦艇の改修工事開始

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年4月1日

午前0時

突如、日本中が一瞬の光に包まれ、地球より消失

それと同時に世界中からの通信が途絶えた。

日本は新たな世界へ召喚されてしまったのだった。




相変わらずの修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第34話 日本、異界へ召喚

タグ付けなきゃ...(使命感
何でも突っ込む主義


2019年4月1日

平成31年

午前0時半

防衛省

「どういう事だ!衛星が消失だと!?馬鹿を言うな!」

「本当です!」

「首相に緊急連絡しろ!」

「するに決まってんだろうがこのどくされハゲ野郎!」

「誰が俺の事超絶イケメンっつったか!?嬉しいじゃねーか消してやるぞ!衛星みてーにな!」

「「「「誰がテメェにそんな言葉使うと思ってんだゴルァァ!!!」」」」

 

首相官邸

拓真「なんだったのだ...さっきの光...隕石では無いと思うが...」

ジリリリリンッ ジリリリリンッ ジリリリリンッ

ガチャッ

拓真「私だ...何?衛星通信途絶?分かった、すぐ行く」

カチャッ

拓真「何か嫌な予感がするぞ...」

 

裕也「...早矢」

早矢「はい...」

裕也「行ってくる、これはただ事じゃない、どうせ召集が来るだろうからな」

早矢「分かりました、行ってらっしゃい」

裕也「なるべく早く帰るから」

早矢「アナタ...」

裕也「!俺はまだお前の亭主になれてねぇぞ」

早矢「フフフッ...アナタ///」

裕也「止めてくれ恥ずかしい」

 

軽い口付けを交わして玄関扉を閉め、裕也は国防海軍本部へ向かう。

 

ーー

大介「エリカ、行ってくる...ギュッ ん?」

エリカ「もう私の前から消えないで」

大介「(あの時の事か)エリカ、俺はお前に惚れたんだ、俺がお前を好きだという事は変わりないし、これは死ぬ迄変わりはしない、そして俺はお前の悲しむ顔は見たくない、あの時は仕方なかったんだ...必ず帰ってくる、だから手を離してくれ」

エリカ「...約束よ」

エリカは手を離す。

大介「あぁ、約束だ」

 

ーー

午前1時

国防海軍本部

圭一「アイツ等まだかよ...」

拓也「あれ?圭一早いね」

圭一「おう」

大介「嘘だろ?お前が一番乗りか?」

圭一「そうだとも」

裕也「今日は雨だな」

圭一「失礼な」

「渚長官!岩野副長!川崎司令!山本司令!こちらに居られましたか!」

裕也「先の光は目視した、状況を確認したい」

「はい、先の光により通信衛星等が消失しました」

大介「消失?」

「はい、突然です、現在全力を上げて調査中です」

圭一「これは...」

拓也「どうするべきか...」

裕也「本日0500より艦隊出航、聯合艦隊にも0500には出航出来る様に伝えておけ」

「了解しました」

圭一「第二艦隊、即座に準備させる」

拓也「第三艦隊も」

裕也「頼んだぞ」

聯合艦隊

山本「皆は見たかな?」

宇垣「先程の光でしょう?」

黒島「はい、バッチリと」

有賀「初めて見ましたよあんな眩しい光は、探照灯では有り得ない程の明るさです」

有賀幸作、1942年1月に、戦艦大和初代艦長に就任。

史実は違う。

「山本長官、聯合旭日艦隊渚長官より本日0500、艦隊出航出来る様にと通信あり」

山本「ふむ...通信通りに」

「了解」

ーー

午前4時55分

大介「長官、第二艦隊及び第三艦隊、準備完了との事です、聯合艦隊からも同様の報告有り」

裕也「良し、艦隊微速前進、艦隊は福岡博多港まで回航し、博多港から韓国釜山港までを警戒海域とする」

大介「分かりました」

「長官、政府より入電、海上自衛隊を動員するとの事です」

裕也「そうか」

「朝田さんと篠原さんを護衛艦に乗せてるらしいです」

裕也「何でだ?」

大介「もしかして異世界転移でもしたのか?」

裕也「さぁな、そこは分からん、転移は違うが別世界に行ったのは記憶に新しいしな」

大介「確かに」

 

ーー

朝田「聯合旭日艦隊旗艦紀伊へ行ってくれ」

篠原「護衛艦では安心出来ん」

艦長「紙装甲だからですか?」

「「そりゃ当然」」

艦長「言うと思ったよコノヤロー、ヘリ出せ」

「長官、外交官二人はこちらに乗艦するとの事です」

裕也「そうか、出迎えねばな」

大介「どこで合流だ?」

「ヘリで来るらしいであっ、来た」

紀伊が穏やかな波を突き進む左手より1機のヘリが飛んできた。

裕也「誘導着艦」

「了解」

大介「すぐに艦橋へあげろ」

「分かりました」

紀伊 艦尾

 

朝田「これが戦後初、建造された世界最大最強の戦艦か」

篠原「まるで戦艦大和だな」

朝田「大和はいるだろ、超大和型戦艦計画の建造予定艦は大和型戦艦をそのまま大きく作り上げる計画だったんだぞ」

篠原「八八艦隊は特に陸奥が怖い、まだ爆沈する」

朝田「しねぇよ、この前改修工事受けただろ」

 

「朝田さん、篠原さんですね?司令長官より、お二方を艦橋まで案内しろとの事でしたのでお迎えに上がりました」

朝田「これはどうも」

「こちらへ」

 

コンコンッ

「司令長官、お連れしました」

裕也「通せ」

カチャッ

朝田「初めま...裕也君じゃないか!?」

裕也「朝田さん、篠原さん、お久しぶりです、5年振りでしょうか?」

篠原「大きくなったな、裕也」

裕也「人は大きくなりますよ」

朝田「この方は?」

大介「初めまして、聯合旭日艦隊副司令長官の岩野大介と申します二等海将、中将です、お見知りおきを」

朝田「外交官の朝田です、こっちは補佐の篠原です」

篠原「篠原です、宜しくお願いします」

「長官、大和より入電」

裕也「何だ?」

「聯合艦隊空母赤城所属の航空隊が陸地を発見したとの事です...後これは信じられませんが、偵察中、ドラゴンと接触した、との事です」

大介「ドラゴン?んなバカな」

裕也「ドラゴンボールの読み過ぎだろ」

「ドラゴンボールで出てくるのアレだけじゃん」

裕也「まぁ良い、続けろ」

「は、そのドラゴンに鎧を着けた人が乗っていたとの事です」

裕也「本艦隊と聯合艦隊との距離は?」

「2時方向、距離8000」

裕也「近過ぎる、レーダーは捉えなかったのか?」

「本艦のレーダー範囲は500キロです、そこより先まで行ったのでしょう」

裕也「本艦隊は聯合艦隊と合流する、面舵20、速力35」

大介「面舵20!速力35!」

 

朝田「この艦は本当に戦艦なのかい?」

裕也「はい、厳密に言えば戦闘護衛艦ですけどね、頭と後ろを取って「戦艦」と呼んでいます」

篠原「すごい...」

中央暦1639年

クワ・トイネ公国

「クソ!何て速度だ!追い付けねぇ!!」

竜騎士のマールパティマは一機の機体を追跡する。

自分の乗るワイバーンではない、ムー国の飛行機械に似てはいるがそれとはまた違う飛行機械を追跡する。

相棒は息を切らせつつも全力で飛行する、が、正体不明機との差は1秒ごとに100メートルは離されている。

マールパティマは魔法通信機、通称 魔信を使い、軍本部に{国籍不明騎現る、特徴は灰色の硬質な外装、巨大な翼を動かす事無くして飛行する、古竜でも無くば生物かすら不明なり、追撃するも、我、追跡不能、国籍不明騎は北東海域よりマイハークへ飛行中}と打電。

マールパティマ「何だったんだ...少なくとも敵意...は無いのか」

 

クワ・トイネ公国

マイハーク

普段は人々で賑わう町も、今日は軍が町を賑わせる

 

急げ!敵は待ってくれんぞ!

バリスタ用意!

飛行出来る飛竜をすぐに出せ!

第六飛竜隊が出せます!

惜しむな!出せ

 

 

ーー

「現在高度2500、速度950」

「大尉、ここは町ですかね?」

「間違いはないだろ、おい、航空撮影しろ」

「してますよ、私のデジカメで」

「馬鹿かお前は、ガンカメラだ」

「へいへい」

来たぞーー!

早いぞ!!

対空戦闘用意!!!

おい、どう考えてもこの高度では無理だ!

ワイバーンはどうした!?

上昇中です!現在500!

「この辺りを旋回する、しっかり撮れよ」

「分かっとります」

赤城より発艦した1機のF4改戦闘(偵察仕様)機は、クワ・トイネ公国の経済都市であるマイハーク上空を高度3千まで上昇し、5週ほど旋回する。

その後、満足したのか、飛行してきた空へ消えていった。

 

何なんだあの飛行体は?只ずっと旋回しているだけじゃないか…

何だよ

敵意は無いと言うのか...?

「撮ったろうな!?」

「バッチリ!」

「では帰投する!」

第6飛竜隊は何をやっとるのか!

何言ってんだ!あの速度に追い付く筈ないだろ!

落ち着かんかお前ら!あの不明騎は我らに攻撃の意を示さなかった、少なくとも敵意は無い、それは確認した、対空警戒は厳となせ

了解!

聯合艦隊&聯合旭日艦隊

空母 赤城から飛び立った偵察機がもたらした航空写真や証言を元に話を進める。

会議は踊る、去れど進まずとは良く言ったものだ。

途中、いずもから一機のヘリが、外務省の田中を紀伊に送りに来た。

 

戦艦紀伊

裕也「うーむ...」

大介「この航空写真を見る限りですと異世界に我が国が転移したのはこれで確信しましたね」

山本「これからの外交が大変だね」

朝田「まぁ、隣国と比べると比較的に楽かな」

篠原「隣国の翻訳マジ大変」

「長官!レーダーに感!」

裕也「何だと?」

「映像回します」

 

裕也「...帆船?」

大介「中世ヨーロッパの船団みたいだな」

「こちらに接近中、距離30キロ」

裕也「全艦、この海域で仮停泊だ、あの船団を取っ捕まえて話を聞かせてもらおう」

朝田「取っ捕まえるのはいかんよ裕也くん、この先の国際問題になりかねないからね」

裕也「冗談ですよ、冗談」

ーー

同時刻

マイハーク港

クワ・トイネ公国海軍基地

「国籍不明騎の正体、司令はどうお考えですか?」

司令「本当に竜なのかねぇ…そもそも、北東海域に国は無い、他に考えれば北の列強国{パーパルディア皇国}あるいは第二文明圏の列強{ムー国}更に考えれば、対立傾向にあるロウリアだな」

「パーパルディアですか…これがもし本当にパーパルディアだったら我が国は終わります...ムー国との距離は2万キロ位離れてるのですよ?そこからここ迄飛行機械を飛ばすのは無理と判断しますが…」

司令「常識で考えればムー国の飛行機械がここ迄来る訳が無いな…コンコンッ カチャッ「お話し中申し訳ありません、司令、第二艦隊より魔法通信です」ん?」

一人の士官が司令の座る机に、通信内容が記された巻物を優しく置き、その巻物を手に取り、内容を確認していく。

司令「...今度はマイハーク沖に大型船?どうなっているんだ?」

 

マイハーク沖

聯合旭日艦隊

旗艦 戦艦紀伊

「長官、やはりこちらに向かってきますな」

裕也「それは言わずも知れずだ、まさか砲艦外交を日本が戦後に行うたぁな...まぁ、悪くないな」

大介「どうされますか?下に降りられますか?」

裕也「下で待つ、降りよう」

クワ・トイネ公国海軍

第二艦隊 旗艦ピーマに乗艦する司令官ミドリは、聯合旭日艦隊と聯合艦隊が仮停泊している海域(クワ・トイネ公国海域領海内)を航行中、(クワ・トイネ側からしたら領海侵犯をしている艦隊)所属不明艦隊を発見した為、臨検を行う事を決定した。

「正体不明の大型船の艦隊は停船しています」

ミドリ「うむ、我が艦隊に恐れを成したか」

「ですが船長、あの船、大きすぎませんか?」

「とても木造船には見えません」

ミドリ「ムー国の鋼鉄船とでも言うのか?」

「分かりませんが恐らくは」

ミドリ「これより大型船団の臨検を行う、二名、ついてこい」

「「はっ!!」」

 

 

ミドリ「デカい...何だこれは?これは船なのか?まるで要塞だ...ん?」

「司令官、人が乗っています!」

「アレから乗艦しろとの事でしょうか?」

ミドリ「行こう」

一先ず、ミドリとミドリについてきた二人は、紀伊に乗艦する乗組員を発見し、その乗組員の指示通り、艦尾から甲板に上がる。

 

ミドリ「!何だここは...!船なのは間違いない..これは..鋼鉄製のじゃないか...!(それになんなのだ!見慣れぬ物体に見慣れぬ国旗(軍艦旗なので国旗ではない)、奇妙な服装...えぇい!ままよ!)ここは、クワ・トイネ公国海域領海内である、所属と航行目的を話してもらいたい」

「「「「「「!?」」」」」」

「安心しました、言葉は通じるようですね」

スッ←ミドリに名刺を差し出す

田中「失礼、私は日本国外務省の田中と申します」

ミドリ「日本国?..聞かぬ国だな...」

田中「それもその筈、我が国は突如として国ごと転移したのですから、偵察機による報告からその確証を得ました」

 

ミドリ「すると我が国マイハーク上空の不明騎は...」

田中「はい、あれは予期せぬ領空侵犯でした」

朝田「我が国、日本国は貴国に対し敵意無しと断言できます」

この事はミドリによって海軍司令部に知らされた。

「司令!第二艦隊より緊急通信です!」

司令「読め」

「大型船の所属は「日本国」!外務官が乗船しており、我が国との会談を希望しているとの事!我が国に侵入した国籍不明騎も同国の竜と自供し公式に謝罪を行いたいと申し入れ!なお、日本国の成り立ちについてですが...エット....転移国家である...との事です」

司令「...神話の伝承にもある「転移国家」を称する者が会談を求め更に「あの竜」も自らの仕業と名乗り出たと...」

 

「司令、どこへ」

司令「公都で開催している政治部会へ行ってくる、この件を提言してくる」

 

政治部会 会場

「お待ちください!部会に召集されておらぬ方はお通しできま..ゴホッ!! ゴホッ!!煙たい!!」

 

 

外務卿「何事か!第二艦隊司令!お呼びでないぞ!」

司令「これはこれは外務卿」

「おやめなさい外務卿、急務の案件とお見受けします」

司令「報告します、現在第二艦隊が臨検している大型船が転移国家を名乗り、マイハークへの領空侵犯を公式に謝罪したいとの事です」

「転移国家だと?国名は?」

「日本国!?知らん、追い返せ」

「あの様な敵対行動を取りつつ謝罪とはどういった了見か!?」

司令「追い返せ等言われますが、我が国を取り巻く諸国状況、同盟国のクイラは飛竜を持たない貧しい国だが天然防塁と山岳行動に長けた獣人部隊を有し難攻不落、その為ロウリアは近年、軍船を大造強し我が国との国境に圧力をかけている、日本国と事を構える余裕は我が軍に有りません、首相、ご英断を」

首相カナタは数秒程黙り、口にする。

カナタ「そうですね...先ずは謝罪を受け入れる形で日本との会談を持ちましょう、その大型船団はどこにいるのかな?」

司令「現在、第二艦隊が日本の艦隊をマイハーク港へ先導しているとの事です」

カナタ「そうですか…彼らが到着次第、何時でも会談が行える様にしておきましょう」

司令「分かりました」

ーー

聯合旭日艦隊

旗艦紀伊

田中「何とかなりましたね」

朝田「言葉の壁があるかと思いましたが」

裕也「まぁ向こうもきちんとした国そうですね」

大介「このまま友好国になれると良いのですが」

篠原「なれますよ」

 

後日、艦隊はクワ・トイネ公国海軍基地マイハーク港に入港し、入港した翌日、日本国使節団はクワ・トイネ側が指定した会場に向かい、その会場で日本側が先ず、マイハーク上空に出現したモノを自国のモノであるとこの場で再度自供、領空・領海侵犯を深く謝罪した。

カナタ「公に謝罪を受け入れます、その上で貴国についての誠実な説明を求めます」

田中「ごもっともです、不確かな情報は双方にとって大きな損失でしょう、そこで本日は資料を作成しましたので配布しますね」

 

外務卿「この字は読めませぬぞ」

田中「え?」

裕也「ん?」

田中「日本語を話されていますので読めるものとばかり…」

外務卿「私からしますとあなた方が世界共通語を話している様に聞こえますぞ」

裕也「世界共通語ってホントにあるのか…」

朝田「異世界スゴ~イデスネ」

裕也「キャラ変わっとる「気のせい」そうですか」

田中「では口頭で説明します、我が国日本は貴国から北東1000㎞に位置し、37万8000㎢の国土と1億2700万人の人口を有する島国です」

外務卿「あの海域にその様な形をした島等聞いた事ないですぞ!」

田中「原因は判明しておりませんが、客観的な事実から…この世界に国土ごと転移したと考えられます」

外務卿「{そらまた始まった}あなた方はおとぎ話を元にしたホラ話を吹聴しておるのか?」

裕也「……」カチンッ

田中「我々は貴国使節団をお迎えする用意があります、ご足労を大変お掛けしますがお願い出来ますでしょうか?」

カナタ「良いと思います」

外務卿「!?」

カナタ「日本の方々は礼儀を弁えておられる、かの国ロウリアと違い」

外務卿「…」

カナタ「何より…強力な竜と船を有しながらも威嚇する事も無い、その様な国が築く都市や文化を私は知りたい」

 

その後も会談は進み、無事に会談は終了した。

使節団が日本へ行く足については、聯合旭日艦隊がクワ・トイネ使節団を乗せ、本国に貴国する事が決まり、数日後にクワ・トイネ使節団を迎え、日本へ帰還した。

 

クワ・トイネから日本は航海日数は2日程なので使節団や隊員にストレスを掛けずに済んだ事を安心する裕也達。

 

クワ・トイネ首相カナタより日本へ使節団の一員のヤゴウが書き記した内容を抜粋

 

ー日本国の九州地方、福岡市博多港に着いた、艦から街を初めて見た時の衝撃は生涯忘れる事は無いであろう、100メートルを軽く超える建物、馬車より早く移動する人を乗せた鉄の塊、これだけでも驚いたのに日本国は私達使節団を更に驚かせる、日本国には魔法は存在しない、魔法が無いのにこれ程の都市を作り上げたというのはこの世界中どこを探してもこの日本だけであろう。

但し、私が初めて見た時に感じた事であり、日本の首都である東京はこれよりも凄いのだ。

この国が第三文明圏にある、現在第三文明圏の列強国であるパーパルディアの都市であるエストラシントがまるでド田舎に見えてしまった、日本の田舎も写真で見たものの、エストラシントより無駄の無い美しい町であった。

これは断言できる、日本国はパーパルディア…否、第一文明圏の神聖ミリシアル帝国でも日本国には勝てない。

日本国は機械文明国でもあり、科学文明国でもある、機械文明国のムーはどんな顔をするのであろうか想像がつかない程である。

私個人が率直に確信した事は、我々はとんでもない世界を相手取っても勝てる国と国交を結ぼうとしているのだ、パーパルディアが今思えば大変弱く感じてしまった。

もし日本がパーパルディアと戦争に突入してしまったとしよう、勝敗は痛み分け等と言う事は空間占いからも確率は0%だ。

良くて無条件降伏、最悪属国か消滅かの2択だろう、パーパルディアの行いにより多くの国が苦しめられてきた、これはある意味、パーパルディアへの反撃チャンスではないだろうか?

パーパルディアは少なくとも日本に服従を要求するだろう、日本は国家憲法に基づき平和主義を掲げる、集団的自衛権を行使し、日本は国を守る。

我々が危惧しているロウリア、もし日本が介入してくれれば我が国は消滅する事どころか逆に潰す事だって出来るだろう、だが日本は戦争には介入出来ない、国の決めたものを国が破る訳にはいかない。

日本人は忠実で礼儀正しいであるがどこかお堅い所もある、これは我々の知る生物とは違う。

東京で行われた日本・クワ・トイネ実務者協議会にて日本が我が国に求めてきたのは食料であった、奴隷を差し出せ等と言わるかと半面思えば我が国でも対処できるものであった。

良く分からない品種も多数あったものの、要求された5500万トンはわが国だけで賄える。

賄えるが、それを輸送する手段がない、そして日本側から湾港施設や穀物地帯の鉄道、いわゆるインフラを提供してくれると提示してくれた。

この協議で両国の要求は互いに受理され互いに関係良くして協議は終了した。

私は人生の中で一番の出来事と言われればこの日本との足掛かりなれた事だろう、胃が痛んだ。

時に気を失いそうにもなった、それでも私はやり遂げた、苦しさよりも達成感が大きい、この職務に就いて良かった事を今に思うー

 

2019年4月5日 中央暦1639年

日本・クワ・トイネ 国交樹立

翌日にもクワ・トイネの友好国であるクイラ王国とも国交樹立

 

日本は転移危機を脱すべくクワ・トイネ公国から農産物の輸入を開始、クイラ王国が要らない燃える水と言う石油の輸入を開始、それに伴い両国のインフラ設備に着手、文化交流も盛んになり、全ては順調に進んだ。

 




日本国召喚ぶち込みました、所々だけど手抜き。
日本国召喚の原作から少し離れるかも。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35話 迫り来る脅威 消滅

さーてと、ロウリア戦いきますか?
主に海。


日本が異世界に転移し、時に数ヶ月が経つ。

日本と国交を結んだ両国(クワ・トイネ、クイラ)は日本の求める食料と石油の輸出により、自国の有り余った物と引き換えに日本のインフラ技術(民政技術等)を提供し、3国は協調する。

クイラやクワ・トイネは、自衛隊や国防海軍に使用される艦艇とミサイル兵器類の技術提供を望んだものだが「技術流出防止法」がこの世界に転移した翌日に国会で立案採用、即座に施行された為に、提供はされなかった。

代わりに、友好国が攻撃された場合には、自衛隊、国防海軍派遣を行うと確約。

それと同時に「自衛隊によるクワ・トイネ軍及びクイラ王国軍強化計画」と「日本国国防海軍によるクワ・トイネ公国海軍とクイラ王国海軍強化計画」を提案し、関係は一層固まった。

クワ・トイネやクイラの国民は思う。

今までの生活は何だったのだろうと、日本の水道技術によりそのままの水でも飲め、夜になれば部屋を明るくする火よりも明るい電灯、今よりも更に良くなった衛生面等、国交を樹立する前より国民が豊かになったのは明白である。

カナタ「たったの数ヶ月で国がここまで豊かになるとは...」

外務卿「あの時は無礼を働いてしまいました」

カナタ「軍も前より数段強くなっています、現状でロウリアが宣戦布告等してこなければ良いのですが...」

日本国

東京 国防海軍本部

 

裕也「食料関係は解消、国家の血液たる石油も確保出来た、石油無くば国は滅ぶ、強き国の脆き弱点は何とかなったな」

大介「えぇ、異世界転移して石油は確保出来ないと半分覚悟しましたがこれは嬉しかったですね」

圭一「だけど用心する国はあるぞ」

拓也「ロウリアかい?」

大智「そうだ」

裕也「ロウリア王国海軍の帆船は4桁はいくと聞いた、これは面倒だ...艦隊を率いて殲滅も良いがそれだと動くだけで予算が吹っ飛ぶ、ここは単艦出撃が良いかもな」

大介「それは賛成するぜ」

裕也「おやっさんもそこは考えているらしいぞ、ワイバーンを見た事ないって知ったとたん態度が変わったらしいからな、因みにこれ、朝田さんだけど」

大介「苦労してるんだな」

裕也「この世界に転移してブラック公務職は外交だな」

圭一「一般ピーポーになりたい」

裕也「俺もなりたい」

大介「俺も」

拓也「だけど公務員は年収確実じゃん、でも生きてくには当然金が要るからね」

裕也「現実を考えればそうだろ、公務員の給料に一部税金使ってるだっけ?」

大介「この話やめようぜ」

裕也「やめようか」

圭一「おいおい、この2ちゃん見ろよ、面白いぜ」

裕也「仕事用のパソコンで見るなアホ」

 

ロウリア王国 ロウリア城

 

「第二文明圏の列強国であるムーがクワ・トイネに付いたのは事実か?」

ロウリア王国第34代目のハーク・ロウリア34世は、国の長であるが故に、豪華な入浴をしつつ部下の報告を耳に入れる。

「いえ、まだ何も証拠は見つかっておりません、ですが、クワ・トイネやクイラ内でムーの機械兵器に類似したものが多数確認されております」

「まぁいい、クワ・トイネとクイラに必ず勝つ為にパーパルディアの屈辱の要求を飲んでここまで増強した軍があるんだ、痛み分け等で元は取れん、確実の勝利が大前提だ」

「手始めにクワ・トイネの町、ギムを占領しようかと軍部では考えております、食料に関してですが、そこは現地調達致します、クワ・トイネは家畜すら旨い飯を食べてますので」

「うむ、準備整い次第、戦争を許可する」

「はっ」

2019年6月

日本国内に起こった暴動や混乱は、今では嘘の様に何事も無く国民は日常を送っている。

パソコンの2ちゃんねるや8チャンネルのサイトがとてつもなくヤバくなっているのだ。

クワ・トイネとクイラは人のほかにエルフやドワーフが居る、エルフの娘は美しい、ブスやデブがどこにも居ない。

そもそもの話、エルフにデブやブスやBBAみたいなのが居るかな?誰も想像しないよね?そして日本が異世界に転移した事によりエルフの娘は空想と思われていたものが現実に見れるのだ。

エルフ等をモチーフにした薄い同人誌を作る作家達も喜んでる半面、コ○ケではいつもの売り上げの4分の1位しか売れなくなってしまったので作家達は頭を抱える。

半年に一度の大稼ぎであるその時に稼げてないのだ。

話を戻そう、そのちゃんねるスレ等は色々行き交い、そして荒れに荒れまくっている。

議題 エルフ、ドワーフの存在を確認した件wwwwww

 

名無し1

おいおい、ヤベーわムスコが勃ったわw

名無し2

俺昨日エルフの娘抱いたぜ!意味深

名無し3

〉〉2

はいはい、夢の中でしょ?妄想乙www

名無し4

可愛いよなぁエルフ、明日行ってみよ、仕事継いでだし

名無し5

二度と帰ってくんな

名無し6

行って男汁を搾られて氏ね!!!

名無し7

※このコメントは運営により削除されました。

名無し8

7は何が言いたかったんだ?

名無し9

結論を言おう、日本でモテねー奴はエルフと結※ここから先は運営により削除されました。

名無し10

珍しいな、運営がコメント削除するなんて

名無し11

→10

確かに珍しいな

名無し12

今年のコミケに同人誌出したんだけどいつもの4分の1しか売れんかったばい、どうしよ...

名無し13

→12

ドンマイ

名無し14

い○ゞ~のトラック~

名無し15

→14

頭大丈夫か?

 

→15

ノープロブレム

 

→14

ヤベーわ

 

名無し16

魂が勃起する!!!!

・・・

・・

これは一部を抜粋しただけであり、全部書くと作者の頭と内容規制範囲がパンクするので割愛する。

8割は意味深が付く内容なので運営がその9割を削除した。

この運営はニ◯○コ本社、翌日、ハッカーはコメント削除された事に苛立ちを覚え、コンピューターウィルスを本社にプレゼント。

更に翌日はコメント削除された者達により物理的に本社が燃え上がった。

2ちゃんや8ちゃんはどんな言葉を使っても良い、放送禁止用語もガンガン出てくる。

テレビで使われるチーンッ!やピー!やワンワンワンワン!やバキューン!等のモザイク音はこのちゃんねる世界では通用しない、と言うより、意味がない、言論の自由だから。意味不明

 

これを元の世界の人間達が見ればどう思うのだろう?

 

ヘンタイか?それともHENTAIか?←どっちでも良い

イエローモンキーか?←日本人黄色くないよ

そんな事はどうだって良い。←どこが良いの?

 

異世界に転移したんなら好きな事好きなだけヤりまくる、政府も国民もそんな感じ。

こんな感じで今日も日本は平和であり現在チート国家である。

友好国が危険にあるに関わらず。

 

聯合艦隊

山本「...これだ」

宇垣「長官ホントに勘弁して下さい私もう35連敗なんですよ」

黒島「えっと..中将は既に50万円の手負いですね」

有賀「流石長官、ですが、私も負けてはおれませんよ」10万負け

山本「はっはっはっはっ、さぁ、どんどん来ると良い」60万勝ち

山本達がしているのは大富豪とポーカー、神経衰弱、ババ抜き、将棋、囲碁、オセロ、チェス、スロット、パチンコ、パチンコ←こ↑こ↓大事)等とゲーム三昧。

大日本帝國時代と比べると格段に暇となったのだ。

{月月火水木金金}時代ではないので、前世では出来なかった娯楽に勤しむ五十六、負けて負債が増えて嘆く宇垣、次は勝つと意気込む有賀、自分は入らなくて良かったと安堵する黒島、人事部で今日も部下の為に働く米内、聯合艦隊の水兵達も大半が仕事に繰り出している。

水兵達にもこの世界に到着した直後に配布した端末機器等は戸惑いはあったものの1ヶ月としないうちに完全マスターし、現代の日本人と何も変わらなかった。

山本達は世代がお爺ちゃんなので何故かガラケーを使いたいと言う。

山本「スマホは動画やネットが出来るのはありがたい」

宇垣「利子ってあります?」

有賀「次は負けません!」

 

聯合艦隊の者達は普段はその辺のサラリーマンみたいな仕事をしている、まぁ予備役ってやつだな。

山本達は若返ってるのだが、精神年齢が...まぁ、お爺ちゃんみたいなものなので年金でのんびりスローライフを送っている。

普段はノホホンとしてるが戦闘になると軍神になるので御注意を。

そんなこんなで聯合艦隊も平和な1日が過ぎて行く。

 

2019年 中央暦1639年 6月30日

ロウリア軍、クワ・トイネ公国の町、ギムを占領。

この事はクワ・トイネ公国に駐在する日本大使館より日本政府に知らされた。

 

2019年7月1日午後9時

国会

ロウリア王国が同盟国クワ・トイネ公国に進撃した事により、緊急会議が開かれ、これは生中継されていた。

 

「首相、貴方の意見をお聞かせ願いたい」

拓真「私は、クワ・トイネに自衛隊派遣を命令する、同盟国の町、ギムであの虐殺が起こったのだ」

「これは75年程も平和を貫いてきた我が国を戦争に導くのですか!?」

拓真「そうとは言っておらん!同盟国が攻撃されたのだ!我が国は同盟国を守る責務がある!ロウリアは同盟国を占領した後に我が国に必ずや進撃してくる!ならば被害はギムの町だけで充分だ!!貴様らは同盟国の戦地を広げたいのか!」

「そうとは言ってません!国民の反発を考えて下さい!」

拓真「国民が反発だと!?そんなもん知らん!だったら勝手にさせておけ!クワ・トイネ公国をやられては我が国は日干しになるのだからな!」

「!!」

拓真「考えてみらんかその腐った頭でなぁ!我が国の消費されている農作物の7割程がクワ・トイネからの物だからな!国内で生産している3割で国民をどうやって養うんだ!?あぁん!?分かってから口開かんか!いや!お前口が酷いから喋るな!空気が不味くなる」

「(横暴だなこの首相)」

拓真「ともかく!集団的自衛権を行使する!これは友を守り為であり祖国を守る為でもある!オイテメェ今俺の事横暴だと思ったろーが?」

「何故バレたし」

拓真「勘」

「ヤベー奴や」

 

テレビ越し

 

自宅

夕食も済ませ、畳が敷かれた部屋にテーブルと座布団を敷いて、早矢の淹れてくれた緑茶を啜り、おやっさん(首相)の国会生中継を見ている裕也。

 

裕也「...これはおやっさんが正しいな」

ズズッ

裕也「旨い」

早矢「裕也さん、どうぞ」スッ

裕也「おっ、きな粉餅だ」

早矢「どうですか?少し甘めにしてみました」

裕也「...旨い、この甘さは丁度良いかも、早矢、店開いて作ってみたらどう?」

早矢「遠慮します...あなただけに食べてもらいたいので//」

裕也「嬉しい事言ってくれるね...さて、風呂入ろ?」

早矢「はい♡」

 

 

その後風呂場で、寝床でねっとり愛し合う二人であった。

お陰で裕也と早矢は普段から寝不足。

これは裕也と早矢だけに留まらず、大介とエリカも同じ。

 

エリカ「ちょ!今日はダメよ!?」

大介「おいおい、口で満足する訳無いだろ?たったの2回じゃシた気にもならんし、そっちから始めたんだぜ?散々焦らしといてそれはないよ?ほら...おまけにエリカのココもこんなにトロトロになってるのに?欲しいんでしょ?俺の...」

エリカ「それは...!あっ♡うぅ...///」

大介「ここだと汚しちゃうし、風呂場でなら沢山出来るから行こっか...ちょっとエッチなお仕置きしないとね」ボソ

エリカ「え...」

大介「今夜も寝かさん、と言うよりもう我慢出来んから入れるよ」

エリカ「!!あぁぁ...♡」

言葉で否定しても身体は求め欲に負ける、人間はそんなもの。

 

2019年7月2日

午前11時

日本政府はクワ・トイネ公国に自衛隊派遣を決定。

海の防衛には万が一を備え、本土防衛には海上自衛隊の護衛隊群を全て導入、クワ・トイネ公国の海域防衛には国防海軍 聯合旭日艦隊所属の二代目長門と及び姉妹艦の二代目陸奥と後方支援を含めた4隻の派遣を決定。

後方支援艦として聯合旭日艦隊所属 第二艦隊 旗艦いずも、かが を派遣とした。

当初は艦隊の旗艦でもある戦艦紀伊を派遣としたものの、紀伊の主機関に異常が見つかり、呉のドッグ内にて修理。

戦艦紀伊程では無いものの、火力、装甲、航続距離、速力を誇る二代目長門型に目星が付いた。

二代目長門型には左右中心に副砲である127mm単装砲が計20門装備、砲門の数では二代目長門型が有利なのである。

 

裕也「紀伊は国の切り札だ、そうそう簡単に表には出せんぞ」

大介「燃費を考えると二代目長門型の方が安上がりですしね」

菊地「私は撃てれば文句なし」

大智「主な艦の指揮は私が取ります」

裕也「任せた」

圭一「俺の艦隊は後方支援なんだな、まかせろ」

拓也「第三艦隊は?」

裕也「本土防衛に就く海自護衛隊群を指揮しろ」

拓也「任された」

裕也「事は一刻を争う、聯合旭日艦隊、出撃!」

「「「了解!!!」」」

 

午後13時

聯合旭日艦隊は横須賀を出撃、3日を要してマイハーク沖まで進出する。

クワ・トイネ公国海軍の観戦武官を1名乗艦させて欲しいと公国から要請を受けた為である。

午後22時には第三艦隊とその他の艦艇は鹿児島沖辺りにて艦隊の戦列を離れ(元)日本海へ、4隻はひたすらクワ・トイネへ、広がる大海原を堂々と進む、その姿は正しく世界のビッグセブンと言われた長門型そのもの。

(※二代目長門型と戦艦長門型は色が違う為一応見分け可能、二代目長門型が現代艦と同じ灰色に塗り替え)

 

二代目長門型の2隻は巡航速力の32ノットを出しつつ穏やか波を切り裂く、甲板に出て耳に入る音は元気良く稼働する機関の音と波を切り裂く位だろう。

海軍軍人には聞き慣れたもの、これが聞こえなくば落ち着かぬ者も居るだろう。

 

 

~三日後~

聯合旭日艦隊 代理 旗艦 二代目長門

大介「長官、クワ・トイネ公国海軍の観戦武官1名、お連れしました」

裕也「日本国国防海軍 聯合旭日艦隊指令長官渚一等海将であります」

大智「戦艦二代目長門の艦長であります、山郷です」

「クワ・トイネ公国海軍のブルーアイと申します、この度の救援、誠に感謝を申し上げます」

裕也「クワ・トイネ公国の町、ギムにて亡くなった方々へ哀悼の意を捧げます」

大介「」黙祷

その場に居る全員が黙祷を捧げる。

30秒程黙祷、大介が作戦を口にする。

大介「改め、作戦概要をお話しします、クワ・トイネは現在、ロウリア王国、いえ、武装勢力により2方面からの驚異にさらされていますが、聯合旭日艦隊は第一に、マイハークの安全を確保する為に前方艦隊を本艦を含め2隻で対応します、後方支援に2隻展開しています」

ブルーアイ「すみません、失礼を承知でお尋ねしますが、ロウリアの船数はご存じでしょうか」

裕也「ご心配なく、我々は既に数、位置ともに全てを把握しております、ご安心を」

「長官、ロデニウス大陸北沿岸にてロウリア船団を発見、いずもより発艦した哨戒ヘリが武装勢力に対し警告、それに従わず進撃を確認」

裕也「艦長、艦速力を35へ増速、敵へ威嚇射撃を行う、主砲を用意、両舷副砲も用意」

菊地「了解」

大智「了解、艦速力35」

 

ロデニウス大陸北沿岸

「クワ・トイネ公国よ、我が船団に恐れおののくがいい」

ロウリア王国海軍シャークン海将が口をひらく。

シャークン「しかし先の飛竜は何だったのだ?そもそもあれは飛竜なのか...?嫌な予感がする...」

 

それはいずれ的中する。

 

 

「武装勢力との距離5万!」

裕也「左舷砲撃戦用意!全砲門開け!副砲は撃つな!」

大智「艦速35より25へ減速!!急げ!」

裕也「砲雷長!距離は任せる!これは威嚇だ!絶対当てるなよ!」

菊地「分かってます!先頭の帆船から見る前方200にセットします! セット完了!いつでもどうぞ!」

裕也「ブルーアイさん、これが日本国の艦です...主砲一斉射!撃ぇぇ!!」

ドッゴォォォォォォォ!!!!

二代目長門より46㎝砲弾8発の初弾が武装勢力へ向け飛翔する、二代目長門より数秒遅れて二代目陸奥も8発の初弾を放つ。

ブルーアイ「うわぁぁぁ!!!」

裕也「!!紀伊程では無いがこれも凄い...!」

 

「着弾今!」

ーー

シャークン「!!何が起きた!?」

「分かりません!いきなりです!!」

「!?距離は不明ですが何かが見えます!!!」

裕也「取り舵!真っ正面に突っ込む!」

大智「とーりかーじ!」

シャークンは部下の報告から1分も経たない内に二代目長門を双眼鏡にて視認する。

シャークン「なんだアレは!?島が動いているだと!? 嫌!島ではない!まさか船か!?(何でデカさなんだ!!!蛮族の新興国家でなかったのか!!アレが撃ってきたのか!?)」

裕也「マイク」

大介「どうぞ」

ーー

裕也「こちら日本国国防海軍所属、聯合旭日艦隊である、貴船団らに警告する、これは{最終}警告である、直ちに回頭せよ、従わぬ場合、貴船団らに対し砲撃は辞さんものとす、繰り返す、直ちに回頭せよ」

ーー

シャークン「たったの二隻で何が出来るのだ!!我ら4400隻の船団だ!面舵!敵船に並走!距離200!」

シャークンの乗艦する船を先頭に、4隻が二代目長門の左右に広がる。

 

シャークン「射てぇぇ!」

二代目長門を取り囲んだ船団がバリスタを放つ。

大半は装甲により弾かれるものの、木製甲板に刺さり1ヶ所に消火器で消火出来る程度の被害を受けた二代目長門。

ーー

裕也「二代目長門、攻撃された、防衛戦闘に移行、両舷副砲、準備良いか?」

菊地「指示あれば」

裕也「殺れ」

菊地「撃て」

ドドドドドドドドドドドドドォォンッ!!!!!

両舷20門から127㎜砲弾が一斉に放たれ、取り囲んだ船団を蜂の巣にする。

一秒と掛からず、蜂の巣になった船団は海中底へ沈んでいった。

 

シャークン「な...何が起こった...一瞬で8隻も損失だと...!」

「提督!攻撃命令を!」

 

裕也「機関全速、敵船団より距離20キロを取れ、主砲と副砲でなぶり潰してやる、二代目陸奥には対空戦を用意させよ」

「敵ワイバーンを探知、数250!」

大智「了解、右砲撃戦及び用意!全砲塔右90度旋回させ!射角調整水平!」

菊地「了解!全砲塔右90度旋回! 旋回良し!弾種徹甲弾

装填良し!いつでも!」

裕也「撃ち方始めぇ!!!」

 

「提督!敵船より新たな発砲!!!」

シャークン「あの距離から発砲だと!?ふんっ..当たりはせドッボォォォォッ!!!!何!?」

「至近弾!ですが!波が大過ぎで密集していた20隻が転覆!!」

シャークン「全艦!絶対に密集はするな!!」

ーー

シャークンの指示通り、各自バラバラに動くが、そんな行動をしようと聯合旭日艦隊にとっては無意味でしかなく、裕也達は敵が次々と潰されていくのを哀れな目で見続ける。

数は多くも所詮は木造船、近づく木造船も来るが、近づくものは二代目長門の艦首をぶつけ、沈んで行く。

艦首は高い為、金に輝き、日本の艦を表す菊の紋章には傷1つ着いていない。

二代目陸奥は容赦が無い。

次々と近づくワイバーンを30㎜機関砲(CIWS)で一斉に蜂の巣にして行く、水面に落ちる頃にはワイバーンの頭と胴体が別々になって落ちていくものもある。

対空戦に時間は掛からない、二代目陸奥も2分足らずでワイバーン250騎を墜とし水上戦闘に移行する。

移行した時には二代目長門が既に約1000隻を海の底に沈め、次から次へと木造船を漂流する木材に変えて行く。

二代目陸奥は砲撃は行わず、体当たりで次から次へと敵船を沈める。

そして耳には幻聴が聞こえる。助けてくれ、死にたくない。

あんな化け物と戦える訳がない、等様々。

軍人は、命令された事は絶対である。

死ねと言われれば世の為国の為、自害するなり敵を道ずれに死んで行く。

ーー

裕也「あの戦列艦(シャークン乗艦)を狙え、但し副砲でな」

菊地「了解......いつでも」

裕也「撃て!」

 

シャークン「撤退だ!このままでは全滅す...

シャークンの乗る船は見事に爆沈、シャークンは運が良いのか悪いのか、海面に放り出された為、無傷とは言わないものの、無事であった。

海面に放り出されて数分後に目を覚ましたシャークンは近くに漂流する木材に掴まり、二代目長門と二代目陸奥が味方船を潰して行く様を最後まで見続けた。

シャークン「あ...あぁぁ...!!!(栄光のロウリア王国東方討伐海軍が...成す術無く...沈んで行く...!これではパーパルディアですら蹂躙されるだけだ...!まさか古の魔法帝国を味方に付けたとでもいうのか!?)」

 

ー戦闘終了ー

裕也「救助急げ、完了次第現海域を離脱する」

大介「長官。陸の戦闘ですが、陸は陸自の第7師団と西住まほ と西住みほ が指揮する戦車隊が陸上武装勢力を完膚無き迄叩き潰したとの事です...降伏は認めずらしいです」

裕也「!馬鹿なのかアイツ等は!」

大智「私達も言えたものではありませんよ」

裕也「...確かに言えばそうだな...これは戦争だ。生きるか死ぬかの争奪戦で一々相手の事を考える暇なんて無いからな」

 

この海戦での生存者はシャークンを含めて3桁も行かなく、後に{ロデニウス大海戦}と歴史に名を刻む事となる。

ロウリア王国側に第三文明圏最強であるパーパルディア皇国は自国の観戦武官を派遣したものの、海と陸に派遣されていた者は本国に報告を出来ずにこの世を去ってしまった。

後にパーパルディアも同じ末路を辿る事となる。

 

観戦武官ブルーアイは日本に感謝を覚えると共に恐怖を覚えた。

自分の乗艦する二代目長門がもし敵であったらクワ・トイネは絶滅していると言っても過言ではないと確信するブルーアイ、しかし彼らは友好国、それに感謝しつつこの海戦の勝利を喜んだ。

 

彼の出した書籍はベストセラーにもなった。

一家に一冊はある位に。

(一部抜粋)

ー私は、あの大海戦であるロデニウス海戦にクワ・トイネ公国海軍の観戦武官として、日本国国防海軍の艦艇に乗艦し、その戦闘を目の当たりにした。

私自身がスッポリと収まる程の大口径の鉄砲、その鉄砲から打ち出される際にある大地の地震を思わせる程の揺れ、次から次へと沈められていく敵船団、空の覇者であるワイバーンが大穴開けられて墜ちていく。

あのロウリアが、ワイバーン弄ばれているのだ。

ワイバーンは陸上兵士1万を足止め出来ると言われている。

そのワイバーンを次から次へと動く的の如く数を減らしていく。

私は日本が友好国であった事に、神へどれ程の感謝をした事だろうか。

もし日本が敵であった場合、クワ・トイネとクイラは一日持たずして敗戦してしまうだろう。

最後、戦闘を終了した直後から、敵を救助しだした。

これは私も予想外な事であった。

日本が言うには「敵であれども同じ知性ある生き物である、今日の戦いを糧に生き方を変えるもまた生き物だ」と。

私はこの言葉に感心した。

敵に情けを掛ける、敵も自分の国の為に戦った、何かしらの目的があり、敵にも人情はあったからだろう。

陸に至ってはあの頭がおかしい軍人、アデムは根本的に人情があるのか怪しい。

陸は全滅したと聞いているし、あのアデムが捕まったとも聞いた。

まぁ、西住(まほ)という日本の軍人が降伏したアデムを戦車という鉄の塊で降伏を許さずして轢き殺した(事実)と聞いてしまったがそれは本当なのか分からない。

今はこの戦いに勝った事を喜ぶものとしよう。ー

 




ぜーんぶ修正候補と思って下さい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第36話 対ロ戦終結 ムー

所々手短に。


2019年7月20日

日本国 首相官邸

「首相、戦争は終わりました」

拓真「それがどうしたかね?」

「首相も終わって下さい」

拓真「オイ、コイツをつまみ出せ」

 

国防海軍本部

 

裕也「暇になったねぇ」

大介「さてさて、ロウリアからどれだけ搾り取るんだろね」

大智「次はパーパルディア戦も懸念せねばなりますまい」

裕也「次は聯合艦隊に任せる?」

コンコンッ

ガチャッ

「失礼します、司令長官、戦艦紀伊の修理が完了しました、急ぎ呉へ向かえとの事です」

裕也「やれやれ、人使いが荒いねぇ...」

大介「まぁ良いじゃないですか、行きましょう」

菊地「久しぶりに紀伊の砲雷長だな、やったぜ」

オォンッ!!

裕也「ん?今なんか野獣の喘ぎが...」

ンアッーーーー!!

大介「アソコのトイレから聞こえるぞ」

大智「もうやだこの艦隊」

裕也「ソッとしてやれ、関わるとロクな事にならん」

圭一「俺達が人間の屑と同類になっちまうからな」

「「「「お前こっちみたいな事言ってるがお前向こう側だからな?そこ勘違いすんなよ?」」」」

圭一「メンタルボロ雑巾より脆すぎて草原生えず」

ーー

クワ・トイネ公国

カナタ「何とか戦争は終わりました...まさかアレ程の戦果を出すとは予想外でした」

外務卿「生活水準といい軍事力と言い、何もかもが第三文明圏を超えていますぞ」

カナタ「彼らは近い内にパーパルディアから宣戦布告等を受けましょう...クイラ王国には彼らの欲している石油や鉄鉱石類を援助する様に要請しましょう、我が国は食物関係を惜しみ無くですよ」

外務卿「二度と言い三度と言い彼らには助けられました、最善を尽くしましょう」

クイラ王国

「そうか、日本には惜しみ無く、彼らの必要とする石油、鉄鉱石等を援助するのだ」

「はは!承知しております!」

「我が国も日本国から教えられた食料保管等で国民の飢餓を救えたからな」

広島県 呉市

呉 造船所

超大型艦専用一番ドック

「お待ちしておりました、こちらです」

裕也「久しぶりに紀伊の腹底を見たな...」

大介「改めて見ると紀伊ってここまで大きかったんですね...」

大智「そりゃあもちろん、世界最大最強の戦艦なんですから」

菊地「惚れ惚れしますね」

「「「それな」」」

「今回、新たに手を施した所がこちらになります」

裕也「サイドスラスター?艦を横に押しやるやつか?」

「はい、前回サイドスラスターを装備する予定でしたが予算の都合上、先送りにしていました、今回紀伊がドックに入った為、そしてロウリアからガッポリ賠償金が確保出来たんで増強しました」

裕也「何tになるんだ?」

「12万5千tが5千t増しの13万tです、絶対に壊れない様に装甲を改良してこれが一番の軽量になりました」

大介「何トンになるんだったんだ?」

「改良をしなければ3万5千t増しの16万tでした」

「そして基準排水量8万5千tが10万tになりました」

裕也「舵の利きは?」

「以前よりは1.5倍程良くなりました、巡航速力も落ちていません」

裕也「次の回収工事では紀伊型を巡航速力32ノットになる様に仕上げてくれ」

「難しいですねぇ...まぁ、頑張ってみますが」

裕也「もう動けるのか?」

「はい、ドックに注水すれば」

裕也「良し、艦を出す」

「「「了解」」」

 ~2時間後~

「ドック内注水完了、防水壁開きます」

 

 

「防水壁の解放確認」

裕也「機関始動、微速前進」

 

紀伊はドックを微速にて抜き出し、出てから600メートル進んだ所で錨を下ろす。

大介「やはり紀伊が落ち着きますね」

裕也「あぁ」

大介「...ん?...そうか分かった、ご苦労、長官、本部より帰還命令が」

裕也「ちっ...出航準備、ある程度の海域に出た所で巡航速力」

大介「了解」

国防海軍本部に到着したのは同日の夜21時であった。

 

7月25日に、聯合旭日艦隊は第二文明圏のムー国へ進路を取った。

前々日にそれなりの船旅になると言ったら早矢とエリカに泣き付かれた裕也と大介、取り合えず二人を宥めるのに時間が掛かったのは言うまでもない。

 

まほ「私も行きたい」

裕也「まほ、お前は西住流のもう家元だろ、迂闊に離れちゃいかん」

まほ「切り捨てる覚悟 裕也「もうそれ100回目」むぅ...」

裕也「お土産あったら買ってきてやるから」

まほ「約束だぞ、甘いものだ」

裕也「はいはい」

まほ「はい、は一回だ」

裕也「お前はお袋か」

まほ「それも悪くない」

裕也「何言ってんだお前」

 

~日本側 (中央暦1639年)2019年8月1日~

第2文明圏

列強国ムー

ムー国の軍士官であるマイラスは、軍本部から召集命令(来なかったらクビだよ?クビ)を受けた為、自分は何か粗相をしてがしたのか?と自問自答しながら指定された会議室へ足を運ぶ。

戦術士官でマイラスの親友(かもしれない)ラッサンも又、召集(遠回しに言えば、来なかったらクビだぞオメーと書かれている)を受けていた。

 

~会議室~

コンコンッ

「「失礼します」」

「おお、来たか」

本部の総長が口を開く。

ラッサン「用件は何事でありましょうか?」

「君達二人に重要な任務があってな」

マイラス「何故私達に?」

「君達は若い、若いから頭も柔らかい、実は調査を行って欲しい国があるんだ」

ラッサン「調査して欲しい国ですか、それはどこですか?」

「日本国という国だ、第三文明圏にある最近出てきた国でな、そこの国から大使が来て我が国と国交を結びたいと言ってきた、問題は国交でなく彼らの乗ってきた船だ」

マイラス「艦ですか...どんな感じですか?」

「我が国と同じ機械動力船だ、我が国の最新鋭艦を超える巨艦を」

ラッサン「機械動力船ですか...」

マイラス「それは興味深い」

「しかも彼らは飛行機械を有しているのだよ、彼らにマイカルを案内してくれ、そして我が国と彼らの軍事力と比較してくれ」

「「わかりました」」

 

ラッサン「機械動力船とは驚いたな」

マイラス「機械文明なのかな?」

ラッサン「聞いた話じゃ、日本の艦はマイカル港にいるらしいぜ」

マイラス「行ってみようか」

 

行ってみた結果。

 

「「嘘だろ!!」」

マイラス「何てデカさなんだ!」

ラッサン「最新鋭艦のラ・カサミを超えてるぞ!見た事もない軍艦だな!」

マイラス「まさかアレが日本艦なのか?」

ラッサン「そうとしか考えられないだろ」

彼らが見ているのは戦艦紀伊とその横に停泊する二代目長門、彼らは自国の戦艦と比較している。

マイラス「遠くだけど主砲は30センチ砲は余裕で超えてる」

ラッサン「とにかく行ってみるぞ!」

 

ー戦艦紀伊ー

裕也「ここが第二文明圏か...」

大介「昭和を思わせる場所ですね...」

菊地「カメラを光学ズームしたらあそこに戦艦敷島あるんですけど」

裕也「どれどれ...敷島じゃねぇな、三笠だ、戦艦三笠」

大介「敷島と三笠って何か違ったか?」

裕也「敷島と三笠は外見はさほど変わりはしないが、それぞれの歴史が違うだろ」

拓也「日本海海戦の旗艦とそうでなかったものの差?」

菊地「言い方」

田中「予定ではそろそろ桟橋に降りておかないと」

裕也「しかし...自分が全権大使なんかで大丈夫なんですか?」

 

今後の外交は砲艦外交になるので、外交官を態々乗せて行くもの時間の無駄なので聯合旭日艦隊司令長官である裕也と聯合艦隊の山本五十六に全権大使を任せた。

当初は断ったものの、パーパルディア皇国や最近話を聞くグラ・バルカス帝国との外交を任せるとついでに給料とボーナスを3倍にアップと聞いたとたん2つの返事で二人は承諾。※叩き潰す為。

裕也「まぁ、町並みを見た感じだが国民の意見を尊重して成り立っている様な国みたいだな、これはスムーズに進みそうだ、それより田中さん、何で来たんです?」

田中「なんか粗相をしでかさないか」

裕也「ないです」

大介「ん...あそこに人が...」

 

マイラスとラッサンだ、走ってこっちに来る。

 

マイラス「マイラス士官です、こっちは戦術士官のラッサンです」

ラッサン「どうも初めまして」

裕也「日本国 国防海軍 所属 聯合旭日艦隊 司令長官 渚です、全権大使も兼任しております。本日はこのマイカルの案内をしていただくという事でありますので、大変楽しみにしております」

マイラス「ははは、これはより一層頑張りませんと」

 

日本時間 午前10時

第二文明圏 ムー国 マイカル見学

二時間ほど町を見学し、途中マイカルにて昼食を取り、ムー国の空軍基地へ向かった。

午後13時

 

裕也「中々活気のある町だ、皆が活き活きしていたな」

大介「ゴミ1つ落ちてない」

菊地「空も青い」

圭一「旨い」

拓也「楽しい」

田中「何か懐かしい」

マイラス「続いては我が軍の主力戦闘機です」

マイラスが説明を行い、ラッサンが機体に覆われた白い布を引き払い、主力戦闘機がお披露目される。

マイカル「こちらが主力戦闘機のマリンと言います」

裕也「ほぉ...複葉機か」

ラッサン「?」

圭一「エンジン見せてもらっても?」

マイラス「えぇ、どうぞ」

 

圭一「うーん...精々、このマリンは最高速度350キロが限界と言った所か」

裕也「この発動機は星形発動機の元祖とも言えるものだぞ?まぁココとココの配管がこんな複雑な形してれば抵抗あるからな」

大介「良く見たらコレにタービン付ければ急降下の時500は行くんじゃないのか?」

「「確実に行くだろうな」」

マイラス「(え?何故マリンの最高速度知ってる!?何故エンジンを知ってる!?(裕也達の方が技術力は上↑))」

田中「これは希少価値がある」

マイラス「失礼ですがそちらの空軍の戦闘機はどのぐらい出ますか?」

田中「空軍はありませんよ?代わりに航空自衛隊というがあります、主力戦闘機のF15という機体はマッハ2.5、時速換算で3017キロですね、その戦闘機に装備されるロケットという武器は時速4900キロ出ます」

マイラス、ラッサン「「......」」放心状態

放心状態に陥ったラッサンが口を開く

ラッサン「因みにマリン程の戦闘機ですとどれ位の骨董品ですか?」

裕也「約90年程の骨董品とでも言えば良いのでしょうか」

マイラス「...頭を絞らせた技術班が病院に運ばれる...」

ラッサン「(だが、ラ・カサミがある)」←紀伊を忘れてる

マイラス「続いて海軍本部に行きましょう」

~移動中~

 

マイラス「こちらが最新鋭艦のラ・カサミです」

「「「「「戦艦三笠!」」」」」

ラッサン「戦艦三笠?」

大介「日本の大昔の戦艦です、日本の命運を背負ったとも言われる艦です」

マイラス「何年前の艦ですか?」

裕也「えっとですね、少なくとも我が国では120年以上前に運用された艦です」

マイラス「120...」

 

ラッサンとマイラスは日本の技術力は上と確信した瞬間でもあった。

この後も陸軍を紹介したが、それも全てが古いと言われ無駄になり、逆に空しさを感じた二人。

紹介を終えた後に裕也より拝借した数冊の本({聯合艦隊の生涯}、{激戦の硫黄島}、{戦局が180度変わってしまったミッドウェー海戦から戦艦大和の最期である坊の岬沖海戦までの聯合艦隊}、{戦艦大和の生涯}、{軍艦長門の生涯}、{大和型110号艦と大和型111号艦の謎}、{幻の超大和型戦艦計画}、{国家破綻、前代未聞の大艦隊計画{八八艦隊計画}}、{日本海海戦・国の命運を背負った英雄艦・敷島型戦艦四番艦 戦艦三笠}、{下町ロ○ット}、{聯合艦隊司令長官 東郷平八郎}{零戦の岩本徹三、坂井三郎、菅野直}、{戦後も帝国陸軍兵士で在り続けた男、小野田寛郎}{零戦の生みの親、堀川二郎}{ゼロファイター}{零式艦上戦闘機}{戦闘機 雷電}{戦闘機 疾風}{戦闘機 烈風}{九九式艦上爆撃機}{高々度迎撃機 局地戦闘機 震電}{幻のジェット戦闘機 秋水})を何度も何度も読み返し、日本が強い事、軍を支える町工場の技術力、ムー国でも経験の無い程の大戦で経験した事を糧に同じ末路を辿らない様にする懸命さに心打たれた二人。

翌日には軍本部にマイラスとラッサンは出向き、報告を行った。

「すると何かね?日本は我が国の最新鋭の物を全て骨董品と言ってたのかね!?」

マイラス「マリンの速度は350です、それに対し向こうの戦闘機の速度は3017キロですよ?マリンの10倍近い速度を出す戦闘機には勝てません」

ラッサン「向こうからすればマリンは動く的です」

「ラ・カサミはどうなのかね?」

マイラス「120年以上前の艦と言われました」

「......」

ラッサン「ラ・カサミの主機関であるレシプロ機関も100年以上前に終わった物らしいです」

マイラス「因みにマリンは90年前の主力戦闘機と言われました」

「...アタマイタイ」

マイラス「日本とは国交は結んでみてはどうでしょう?」

ラッサン「話を色々と聞いてみましたが、マリンでもエンジンにタービンとか言う部品を付けて慣らしを掛ければ急降下で500は出るとも聞きました」

「!?500だと!?」

マイラス「巡航速度も100は延びると」

「上に具申してみよう」

ラッサン「あっ、でも」

「?」

ラッサン「日本には技術流出防止法という法律があるらしいので今後の外交を頑張れば良い戦闘機が出来るかと」

「分かった」

マイラス「私達を日本国に派遣してくれませんか?」

ラッサン「これは大変良い収穫になります」

「分かった」

 

同日にマイラスとラッサンは紀伊にて日本へ向かった。

 

戦艦紀伊

 

マイラス「凄い...」

ラッサン「全くの揺れがなく、そして速い!」

裕也「本艦は基準排水量10万トンです、これ程の巨艦は荒れた波でも然程揺れる事無いですよ」

マイラス「10万トン!?」

ラッサン「貴国には勝てない事は分かるがこれ程の巨艦を作り上げるとは...」

 

~移動中~

 

~到着~

裕也「ここが我が国の首都、東京です」

「「!?」」

二人が驚くのも無理はない。

100メートルは超える建物や600メートルを超える建造物に、ラ・カサミを超える大きさの艦艇(護衛艦)に、見た事のない大きさの橋である東京レインボーブリッジを見て改めて日本の技術力の差を見せつけられた。

東京に着き次第、陸上自衛隊の演習を見学し、次に航空自衛隊を見学、最期に海自と国防海軍を見学した。

二人で一番印象に残ったのは国防海軍、ミサイル類もそうだが何よりも海中兵器である魚雷に目を向けた。

二人は見学後、政府が手配したホテルにチェックインの予定であったが、東京の書店で兵器類の雑誌を片っ端から購入(必要経費なので問題なし)してホテルに向かった。

 

ー部屋ー

マイラス「日本の兵器は恐ろしい」

ラッサン「ミサイルもそうだが何より魚雷はどうしようもない」

マイラス「主砲に使えるFCS装置(射撃統制システム)は先ず現段階のムーでは絶対に作れないな、そもそもコンピューターという概念が無い」

ラッサン「援助してもらおう」

マイラス「これは法に引っ掛かってるから無理だな」

ラッサン「んじゃどうするんだ?」

マイラス「我々に出来るのと言えばこの魚雷だろう、日本の様な誘導式魚雷や酸素魚雷までは行かなくとも、初歩的な物なら出来るかもしれん」

ラッサン「それと帰国したらラ・カサミの対魚雷防御を立案しないとな」

マイラス「これは忙しくなるぞ」

ラッサン「あぁ」

 

数ヵ月後、彼ら二人が日本でかつて使用された酸素魚雷を元に開発したムー式魚雷は、当初ムー国海軍軍本部が要求した基準を大幅にクリアしており、軍事力貢献によりムー国政府より二人して大将に昇進し、全権大使の任も受けた。

 

裕也「おめでとう」

「「ありがとうございます」」

 

陸と空は国交樹立後、陸自と空自により強化するとなった。

日本に滞在中、マイラスとラッサンは本国より臨時外交官を任され、日本国首相 佐々木拓真 承認の全権大使である裕也と山本五十六と外交会談を行い、2019年8月10日、日ム同盟が締結された。

日本の異世界転移後、初めての同盟国であるクワ・トイネとクイラは仲間が増える事を共に喜んだ。

 

そしてムー国政府は驚愕した。

たった数ヵ月で、軍事力は然程代わり映えしなかったものの、国民の生活水準が樹立前の3倍に上がっているのだ。

KBTIT「国民を芸術品にしてやるよホラ」

裕也「誰やお前」

国民が前より活き活きしているのは明白でもあった。

中には日本に住みたいや、旅行に行きたい、留学したい等という国民も現れた。

ムー国人はパーパルディア皇国にも行く事はある、それは今では日本に流れてしまい、パーパルディア観光旅行客はほぼゼロになってしまった。

パーパルディアに住むムー国人もせっせと荷造りして自国に帰国してしまい、パーパルディアにムー国人は大使館を残し 

一人も居なくなってしまった。

 

それは当然、第三文明圏の列強国であるパーパルディア皇国はこれを良しとしなかった。




日本国召喚(小説持ってない)分かんないです。
他の投稿者さんのを参考にさせてもらってます。
続きは次話にて


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第37話 フェン王国 軍際

さーて、どうすっかね。
平成終わっちまったよ。
令和ねぇ...


2019年8月9日

マイラスとラッサンは8月の20日に帰国予定であったが、9月まで日本に滞z...いや、聯合旭日艦隊の元に居る事になり、日本政府が国交を樹立しようと考えるフェン王国の軍際に王国の剣王シハンから、第二文明圏のムー国も居られるならば是非とも御出席願いたいと要請を受け、聯合旭日艦隊とマイラス達は参列する。

そしてマイラス達は日本の盆を満喫した。

マイラス「ここ数日はお祭り騒ぎだな...」

ラッサン「調べると日本の盆って色々とあるらしいな」

※Wikipediaで調べて。

 

 

聯合旭日艦隊の皆は9日から休暇届を全員提出し、地元に帰省。

裕也も早矢を連れて地元の北九州に戻った。

大介はエリカの地元である熊本に連れていかれた。

 

2019年8月10日

エリカ「つべこべ言わない!」

大介「むぅ...仕方ねーな、12日には俺の実家行くぞ?」

エリカ「分かったわよ」

裕也「エリカ、まほ やみほに宜しくな」

エリカ「知らないの?みほって拓也と付き合ってるのよ?」

「「ゑ?」」

大介も初耳。

エリカ「この前妹に先を越されたと愚痴を聞かされた身になって」

裕也「すまん、聞き間違いだったな」

 

そして転移後初の盆に突入。

国民は転移前と何ら変わらぬ生活をする、ただ一言付け加えるなら、帰省した裕也の実家に早矢の父親(磯鷲剣之介)が居たので裕也にストレスが溜まり、普段は吸わない数のタバコの本数が増えるに増えた。

 

早矢「あなた!?もう2箱目(40本)ですよ!?」

裕也「あんのクッソジジイが居なけりゃイチャイチャ出来たんになぁ...フーッ...ちっ、タバコスカスカか」

剣之介「周りの気を使わん男に娘はやれん」

裕也「誰のせいでストレス溜まっとると思ってんじゃブチ殺すぞ貴様!」

早矢「裕也さん!?」

剣之介と裕也は非常に仲が悪い、事の発端は早矢との婚約に関してだった。

結婚するには旦那が嫁側の名字を名乗るか、旦那に嫁ぐかの二つに一つ、剣之介は磯鷲家の婿養子になれと言い、逆に渚家は早矢に嫁入りしてほしいと対立している。

権力を考えれば渚家が断然あるのだが、表に出せる権力でなく、裏の権力な為余り口出し出来ないのだ。

裕也と剣之介が酒を呑んでたら尚更酷い、お互い血まみれになるまで大喧嘩をする、これには早矢も早矢の母も止めたくても止められない。

毎回裕也と剣之介の大喧嘩の止めに入った磯鷲家の門下生が全治数ヵ月の病院送りにされるのは珍しくない。

今回もお互いに顔面をぶん殴り合う。

裕也の父、達郎は入れられた湯気の立つ緑茶を、息子と彼女の父との喧嘩を見ながら啜る。

早矢はアワアワしている、可愛い。

午後15時から始まった喧嘩は午後17時まで止まらなかった。

酒は入ってないので酷くはない。

 

~喧嘩終了、剣之介帰宅~

 

裕也「痛ててっ!...あんの糞ジジイめ、容赦ねぇな」

早矢「もう見慣れた光景ですので余り言いませんが我慢も必要ですよ?」

早矢が目線を下にして話し掛ける。

裕也「我慢?してるぞ、色々と」

早矢「?」

裕也「今にも早矢を抱きたいけど滅茶苦茶我慢してるし」

早矢「もう///」

裕也「それに早矢の膝枕はいつしてもらっても眠くなるな...」

早矢「お気に召しましたか?」

裕也「あぁ、大満足だ」

早矢「良かった」

裕也「だけどま、このまま寝たいがそうも言っておれん、飯作る準備しよか、親父もお袋も今日は外で飲んで来るって言ってたからな」

早矢「お義父様とお義母様ったら...」

裕也「お袋はいつも通りだから気にせんで良いよ、飯食ったら一緒に風呂入ろ?」

早矢「はい!」

 

当然、料理中にムラムラが達し、我慢出来なくなった裕也は早矢にイリュージョン、一度事を終えた後に食事を作り、そして食事を済ませ、風呂場で第二ラウンドに突入した。

 

早矢「もうダメ!あぁん♡お義父様達が帰って!あっ♡」

裕也「ん?あぁ、メールで親父達は帰ってこんってぞ、さぁ可愛い子猫ちゃん?君の声を聞かせてくれないか?」

早矢「あぁぁん♡///」

裕也「(ヤベーめっちゃゾクゾクする、今にも出そうでたまんねぇ!その顔見るとついつい「いぢめたくなっちゃう」んだよなぁ...)さぁ、続きは布団でしようか?」ヒョイッ

軽々と早矢を持ち上げ、風呂場を後にする。

 

ポイッ ドサッ

早矢「あっ...そこは♡」

裕也「...うん、ここまで濡れてれば大丈夫だ...俺のが垂れてきてる」

早矢「あなたったら...出し過ぎ...♡赤ちゃんのお部屋があなたので一杯よ?ホントに出来ちゃう♡」

裕也「出来るのは困るけど早矢の中で果てたいってのは否定しないけどね」

早矢「ほらあなた♡かき出して?」

裕也「分かった.............................................................ここまでかき出せば良いかな?かき出してる時にあんな甘い声を聞けばそりゃこうなる訳よ」ギンギンッ

早矢「嘘......さっきより大きい...♡(この前よりおっきいかも♡)」キュンッ

裕也「口でお願い」

早矢「もう♡仕方のない旦那様ですこと♡」

早矢の口で数発抜いた、早矢が自分のを毎回飲み込み、その仕草がエロすぎで裕也のセクスカリバーは衰えを知らず、本番も抜かずに連チャン。

早矢はイキ過ぎた為に気を失った、気を失っても感じているのか早矢は声を僅かにだが発する。それが可愛くて仕方なくて、その後も自分が眠りこけるまで発情期の犬の如く、腰を振り続けた。

 

~翌日、朝~

裕也「」zzz

早矢「」zz

ガラガラガラッ

達郎「ただいま!って臭ぇっ!!」

裕也母、麻央「スンスンッ...イカ臭いわね」

人の営みは臭いで分かる。玄関先で匂うという事はどれ程激しかったかお分かりだろう、達郎と麻央は裕也の部屋に直行する。

部屋前に着き、ソッと襖の隙間(隙間と言うより30センチ開いてる)から覗く。

/(・-・)←麻央 ヌッ

/(・ω・)←達郎 ヌッ

達郎の目の前に広がる光景。

脱ぎ捨てられた服は見当たらず、朝日の刺さる部屋、日光が裕也を包み、裕也の逞しい腕が早矢を抱く。

掛け布団を下半身に被った状態で、対する早矢も裕也の胸元に顔を隠す様な感じでスヤスヤと寝ている。

達郎「...立派になったな」

麻央「孫が楽しみね?貴方?」

達郎「それはそうだが俺達まだ52だぞ?」

裕也「ん...ガバッ..チラッ.( ゚ロ゚)!!」

達郎「よ...よう」

裕也「早矢には黙っとく様に」

麻央「」コクリ

 

こうして日数は進み、盆は過ぎていった。

盆の開けた16日に艦隊はフェン王国へ日本を発った。

 

中央暦1939年8月20日

フェン王国

軍際会場

聯合旭日艦隊 旗艦紀伊

裕也「大介、盆はどうだったか?」

大介「そりゃ勿論、毎晩よ」

拓也『毎晩じゃないけどヤったよ』

裕也「通信を私語に使うな」

拓也『ははは』

菊地「各レーダーに異常なし」

裕也「廃船を撃沈しろと言ってきたが...あったか?」

菊地「ここより左90、距離2万にあります、数4」

裕也「一番砲塔旋回、レーダー照準砲撃」

菊地「了解」

「あれが日本の艦ですか...」

シハン「うむ、そうらしいな、だが距離は大丈夫なのか?我が国の 廃船から20kmも離れているんだぞ」

「分かりませんが...あっ、撃ちましたね」

シハン「ここまで振動が伝わるのか」

56cm砲3発の砲弾は20隻の廃船に吸い寄られる如く綺麗に弾道を乗り、見事命中する。

着弾衝撃からか、水柱150メートル以上を上げ、20隻の廃船は残骸を残さずして姿を消した。

軍際に出席した各国海軍幹部は衝撃を覚える。

射程20キロというこの世界では常識を遥かに覆した射程距離を有する日本艦紀伊に恐怖を覚えると共に、希望の艦にも見えた。

実際に紀伊の射程距離は70キロを有し、第二文明圏諸国を相手に現在戦争中であるグラ・バルカス帝国の戦艦グレード・アトラスターの戦力を倍近くを誇る紀伊は、ムー国などにとっては唯一の手段なのであり、その為にムー国は国交樹立後、即座に軍事同盟を結びたいと言ってきたがご存じの通り、日本は民間技術を除き、国の生命に関わる武器の輸出を一切禁じている為、軍事同盟こそ結べなかったものの、同盟国が攻撃された際には集団的自衛権を行使出来る様、署名した。

これは天皇陛下からも御承認を頂いた正式なものであった。

政府からの承認も大きいが何よりも、日本国の象徴である皇帝(天皇)からの承認がある、それは何よりも大きいのだ。

※転移後、武器の輸出等に関連する重要な事は天皇陛下の承認無しでは何も出来ない事となってしまった。

 

国会で発案→防衛省にて議論→官房長官の承認→国民に公表→首相承認→天皇陛下が御承認され、御署名される。

今の所、陛下の承認を受けた国はクワ・トイネ、クイラ、そしてムー国の三ヵ国のみ。

この軍際後、文明圏外国から「国交樹立を!」とやって来る使節団が増えるに増え、海保と政治家と議員と拓真と天皇陛下が疲弊した、疲弊した変わりに給料に反映され、下っ端でも給料はいつもの3倍を越えたという。

海保「艦艇が持たん!」

「呉でもどこでも良い!造船所開けてくれ!」

拓真「む~り♡今聯合艦隊の駆逐艦が占めてるから頑張って」

「せめて貸し出し!」

拓真「それも無理!」

「日本○ね!」

話は戻りフェン王国 軍際

戦艦紀伊

たった三発の初弾で廃船20隻を沈めた日本艦隊1隻、暫くは軍際に参加した各国海軍はビクビクしながら聯合旭日艦隊にご機嫌を取っていたが、剣王シハンが気兼ねなく全権大使兼任の裕也に接していたので、周りも緊張感が途切れたのか、裕也に詰め寄る。

「是非我が国とも!」

「いいや!私が先だ!」

裕也「あの~...いくら全権大使と言いましても決定権は政府に有りますので私の判断しかねま「レーダー探知!」何!?」

菊地「光学線ズーム、アルゴリズム解析...これはワイバーン?ですかね」

裕也「どこの国のワイバーンだ?それにしてはおかしい...」

「パーパルディアだ!」

「あの国旗、間違いない!パーパルディア皇国の観察軍だ!」

「フェン王国に懲罰しに来たんだ!」

裕也「懲罰だと!?...いかん!このままでは我が艦隊への被害は免れん!全艦に緊急通達だ!!対空戦用意!ミサイルは極力使うな!」

大介「機関始動急げぇ!」

「機関始動異常なし!」

戦艦尾張

拓也「近接防衛システム起動!CIWSで迎撃せよ!」

菊地「左60!距離1万!高度400!速度220!まっすぐ突っ込んでくる!」

裕也「左対空戦用意!全砲塔旋回!旋回後、レーダー照準!アレを使うぞ!」

菊地「アレですね!分かりました!」

 

菊地「照準よーし!」

裕也「撃てぇ!」

紀伊の砲身よりアレが撃たれる。

パーパルディア皇国観察軍の40騎のワイバーン部隊に飛翔し、ワイバーンとの距離150メートルでアレは突如光を放つ。

光に包まれたワイバーンがその光から抜け出す事はなく、アレの光と共に消滅した。

戦艦紀伊より放たれたアレとは日本国が異世界転移後、政府や国防海軍は、この世界の主な空の平気はワイバーンという認識が立ち、いつまでもミサイルをバンバンと飛ばしては国家が破綻しかねないので、対空戦で鈍足のワイバーン等を落とすには

砲弾で十分とされ、ならば高威力で高火力な砲弾を作ろうという事になった。

 

          『気化弾』

砲弾の中に可燃物質を多量に詰め込み、エアゾールも中にたっぷりと詰め込まれ、空中に飛散し、火が着けば周りの酸素を燃やし尽くす。

この砲弾は足の遅いレシプロ戦闘機にも対抗出来るとなっている。

コストを鑑みれば気化弾が財布に優しいと言っておこう。

「39騎のワイバーンを...一瞬で...」

「夢を見てるのか私は...」

菊地「まだ一騎残ってます!」

裕也「!低空か!?」

菊地「あっ...レーダーがロストしました、おそらく着水かと」

裕也「念には念を兼ねてロストした者の救助を」

大介「了解、急ぎ手配します」

 

裕也「いよいよパ皇か...」

シハン「感謝しますぞ」

裕也「お気になさらず、我々は降りかかりし火の粉を払った迄の事です」

シハン「貴国とは是非とも不可侵条約を結ばせていただきたい」

裕也「ならば、こちらが調印書になります」

 

戦艦紀伊の艦橋にて正式な場でなくの調印となったものの、これで晴れてフェン王国と日本国は国交樹立となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観察軍の生き残りであった竜騎士のバースは多少の火傷を負ったものの、無傷で漂流していた。

相棒が身を呈してバースを庇ったのだ。

その相棒、着水と共にすぐ様海底へ没す。

救助艇はバースを艦隊旗艦である紀伊へ移送し、戦艦紀伊の作戦室にて(言葉攻めの)尋問、バースは随分と上から目線での物言いをする。

バース「貴様ら文明圏外国が偉大なる皇国に物言いとはふざけたゴミ共め、皇国の人間にそんな言葉使いは駄目だろう」

裕也「そうかいそうかい、私からすればその偉大なる皇国のゴミが救助されといてその口は無いと思うがね」プッチーン

バース「俺がゴミだと!?ふざけるな!」

裕也「副長、カービンライフル持ってこい、コイツの片腕を蜂の巣にして殺る」

大介「持ってくるのは良いですがあくまで威嚇ですよ?」

裕也「えぇから持ってこい」

 

大介「」スッ 

カチャッ ジャッキンッ!

マイラス「(あれがカービンライフルという銃か)」

パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパッ!!!!!

バース「!」

「「!?」」

裕也「次ふざけた事ゴタゴタ抜かすと本気でテメェのドタマぶち抜くからな?ぶち抜かれりゃそこで絶命だ」

バース「脅しか?そんなもんがこの俺に効くと思うのか?哀れだnバンッ!ギャァァァァァ!!!!!」

右腕を撃ち抜く。

裕也「さっきから一々うるせぇんだよ、テメェがどう思おうがテメェの勝手だそりゃ、尋問に淡々と答えりゃこんな痛てぇ思いしなかったのになぁ?次は左足だ、撃たれたくなけりゃさっさと答えろ」

撃たれた痛みが効いたのか、質問の受け答えにはしっかり応じてくれたのでまぁ助かった、これなら最初から痛めつけりゃ良かったなと考えた裕也。

治療は当然、軍医である浩二がシた。

この尋問にマイラス達も立ち会っていた、彼らはこう振り返る。

マイラス「(渚司令を怒らせたら確実に死ぬ)」

ラッサン「(死んでも敵に回したくない)」

この出来事により、日本政府はパーパルディア皇国に対しての警戒心を強め他国(フェン王国)への渡航を制限し、パーパルディア皇国との関係対立を増長させた。

 

-パーパルディア皇国 第三外務局ー

「フェン王国の軍際に向かった観察軍からの報告はまだか?」

第三外務局局長のカイオスは、部下に問う。

「申し訳ありません、まだ連絡が無く...」

カイオス「定時連絡すらしてこんとはな...」

「あり得ないと思いますが、まさか全滅したのでは?」

カイオス「馬鹿を言うな、観察軍は皇軍程とは言わないが蛮族な国からすれば正規軍だぞ?やられる訳がないだろう」

「はぁ、ですが何か嫌な予感がするのです...このパーパルディア皇国に何か異変が起きる様な気がします」

カイオス「...今は休んでおけ」

「はい...」

 

カイオス「(...ここまで連絡が無ければ本当に全滅したかもしれんな...軍際にムー国でも参加していたのか?それであれば国際問題だな...世界最強のミリシアル帝国が蛮族の国の軍際に出る事は絶対ない..となると、最近出てきた日本国か?)」

カイオス「(最近よく聞く第八帝国なる国もある、今回は警戒を高めねば...負ける事はミリシアル帝国と戦えば確実に負けるが...どうなる事やら)」

 

カイオスは、誰も居ない執務室の中で、観察軍の事とその後を考えた。




ここで一旦切って次話凸


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38話 異世界転移後の日常、そして

裕也たちの休日や日常等を。
パ皇は潰さなきゃ...


午前5時

ピピピピピピピピピピッ!

カチッ

裕也「...ふわぁぁ...ねむ...」

裕也の日常。

異世界転移した日本、それでも今は元の世界とほぼほぼ変わらずの日常が流れ、裕也たちの日常は平和。

軍務がなかろうと休日であろうと寝溜め等は基本的にしない。

軍人たるものリズムを乱す事は部下に示しが着かない、どこかの航空艦隊司令官と比べると雲泥の差。

とりあえず上半身を起こし隣を見る、早矢が静かに寝息を立て眠る、可愛いのでとりあえず頬を指でつつく。

早矢「ん...」

裕也「(可愛い)」

今日は異世界転移後初の警察職務に復帰する。

また早矢と一緒に仕事が出来る、その事に今は喜びを感じる。

時刻は午前5時5分、早矢を起こす。

トントンッ

裕也「早矢、起きて?朝だよ?」

早矢「ん...?あっ、おはようございます、あなた♡」

裕也「まだその呼び方止めてくれ恥ずかしいから」

早矢「フフフ」

裕也「ほら、朝シャンするんでしょ?起きないと遅刻するよ?」

早矢「手伝って下さいな」

裕也「俺が入ると確実に遅刻するぞ」

早矢「?」

裕也「風呂場でムラっと襲っちゃうかもよ?」

早矢「...休みますか?」

裕也「何でよ」

早矢「昨日出来ませんでしたし」

裕也「早矢は俺の事どう思っとる訳よ?」

早矢「発情期のワンちゃん」

裕也「だと思ったよコンチクショー、ムラっと来たじゃねーか、風呂場でサクッと一発しよか」

早矢「焦らさないで下さいね?」

裕也「焦らした時困った顔する早矢の顔が可愛いから断る」

早矢「///」

この後当然遅刻して署長に怒られたのは言うまでもない。

ーー

ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!

カチッ!

エリカ「んん...起きなきゃ...?あっ...」

大介「ん...何か俺のジョイスティックが暖か...い?」

大介の砲身はエリカの中に入ってた、だから暖かい。

エリカ「おはよう」

大介「おはよ」

エリカ「抜いてくれないかしら?」

大介「ゴメン無理、朝の一発出させて」ガシッ

エリカ「あぁ!♡朝からなの!?あっ♡」

当然遅刻して(ry

ーー

午前9時半

葛飾署

しょちょー(・ε・)室

裕也・早矢「「......」」

頓田ゴメス署長「何か言う事はあるかね?」

裕也「...朝、目覚めの一発は最高でした」

早矢「欲に負けました、凄かったです///」(〃▽〃)ポッ

頓田「そんな感想聞いとらぁぁぁぁん!!!」

裕也「んじゃ何だよアフロ毛GG」

頓田「アフロ毛GGって何だよ喧嘩売ってるのかテメェ!」

早矢「血圧上がりますわよ署長さん」

頓田「磯鷲くん何か変わってない!?」

早矢「?どこか変わりましたか?」

頓田「変わってるよ!?君相当性格変わってるよね!?渚警部補と付き合いだしてから周りの婦警みたいになってるよ!?」

ガチャッ!

大介「来ましたぜ署長~」

エリカ「おはようございます」

頓田「はぁ...君達も変わったもんだ、後ノックしてから入って」

裕也「変わってないの署長達だけだよ?漫画約40年位経ってて変わってなくね?おまけに80か90そこらだよね歳、100のランク行ってから逝っても良いのよ?」

大原「メタい事言わないで下さい」

頓田「おぉ!大原くん!」

 

漫画だろうがアニメだろうが映画だろうとも関係なく両津に向かって事ある毎に「バッカモォォォォン!」でお馴染みの大原部長が参上。

早矢に惚れてる、気持ちは分かるが手ぇ出したら必ずshoす。

 

裕也「大原君おはよう、このアフロG何とかして」

頓田「アフロG!?アフロのゴキブリみたいに言わないで!」

早矢「エリカさん、おはようございます」

エリカ「おはよう早矢、その様子じゃ私と同じね?」

早矢「はい」

裕也「んじゃ俺達職務戻りまーす」

頓田「あっ!コラ!待て!」

バタッ

 

裕也「さーて、AGGから解放されたから職務始めるか」

大介「んじゃ昼な」

エリカ「えぇ、また」

早矢「行きましょう」

 

女子交通課

 

ガラガラガラッ

裕也「皆、久し振り!」

「「「「「課長!お帰りなさい!!」」」」

裕也を歓迎。

早乙女「我らが課長!お帰りなさい!」

纏「随分と遅かったな!まぁ無事に帰ってきただけでも良いかな!おかえり!」

裕也「皆!今までマトモに課長としての職務をこなせなかった事、本当に申し訳なかった!」

「大丈夫ですよ課長!課長は日本を守る軍人さんなんですからそんな事で頭下げなくて良いですって」

裕也「そう言ってもらえたら助かるよ、さぁ!始めよか!」

『はい!!!』

 

午前9時40分

職務開始

 

五分後

 

裕也「早矢~、お茶お願い」

早矢「はい!」

「課長~、ここの書類にサインを」

裕也「ハイよ、ちょっと待ってね~....よし、はい」

 

午前10時

裕也「...ん~...今月の予算が圧迫して...いや、減らされたか」

ガチャッ ピッピッピッピッピッ

裕也「 ちょっと予算部に変わって、そうそう、交通課予算部に...「代わりました、交通課予算部です」おい、今月の予算減らしたろ?」

「はい?」

裕也「今な?ちょっとおかしいなと思って先々月と先月、そして今月の予算書見てると右肩下がりなんだよ、先々月の3分の1だぞ今月、減らした予算どこにやった?」

「えっと...男子交通課から、女子交通課は予算をもて余してると言われまして、男子交通課は足りないから増やしてくれと言われ」

裕也「課長誰か?」

「...」

裕也「言わんか!」

『!!』

「ひっ!!はい!両津巡査chいえ、両津巡査部長です!はい!」

裕也「わかった、ちと待っとれ」

「分かりました...」

裕也「皆~、ちょっと隣うるさくなるかもだけど我慢しとって?」

 

 

男子交通課

両津「何か嫌な予k」

ガラガラガラッ

裕也「両津貴様ぁぁぁ!」

男s『!!!』

両津「げっ!渚警部補!」

ガシッ!

裕也「両津!貴様うちの予算を減らしたんか!」

両津「...知りませんよ?」

裕也「お前まさか...また横領か」

 

両津勘吉、本来は亀有公園前派出所勤務、過去に男子と女子交通課の予算の半分を横領し、競馬につぎ込む等を行い裕也と大介にシバかれている。

 

両津「失礼な!横領はもう懲り懲りです!」

裕也「失礼もクソもあるか、一度でもヤってりゃ疑われるんだよ、お前ホントに大人か?猿の間違いじゃねぇのか?あ?」

裕也「そして何でテメーが男子交通課の課長なんだ?大介だろうが」

両津「岩野警部補が亀有派出所に行きたいと無理やり...「よーしホントだな?今聞こうか......もしもし?大介?俺だけど」」

大介「両津は?」

裕也「今から俺がサンドバッグにしようかなぁと「丁度良いや、コイツ書類に男子交通課課長とか書いて今ポストの座が両津になっとる」オイ、覚悟しろよ」

裕也「本庁に誤解伝えとく「助かる」」

 

裕也「さて...高和んとこ行ってこい、行ってヤられるか俺に殺られるか選びな」

両津「」

裕也「(お前に選択権は)ないな、高和ー!お前に掘られてぇ奴こ↑こ↓に居るゾ~!」

 

高和「またせたな」ぬっっ!

裕也「ヤって良し、徹底的にな?」

高和「コイツ調教のしようが無いんだよなぁ...田所よりマシか、まぁいい、トイレ逝くぞ」

 

高和に担がれ、目の前の男子トイレに入ってく奴ら。

30秒も経たない内に悲鳴が聞こえる。

 

両津「あ!ちょ!やめ!」

高和「暴れるな、いくら筋肉質のお前でも俺のこの筋肉じゃ無理だろうな、抵抗しない方が身の為だぜ?分かったらケツ出しな、アヘらせてやるよ」

 

図太い喘ぎが署内に響き渡る、早矢の耳を塞がねば...(使命感

 

裕也「......(俺知ーらね、仕事戻ろっと)」

 

 

女子交通課

裕也「すまん待たせた、予算は三ヶ月前と同じで」

「分かりました」

裕也「それと一つ、岩野警部補が何故か亀有公園前派出所になっている、早急に戻してくれ」

「分かりました、人事に伝えます」

裕也「宜しく頼む」

ガチャッ

早矢「あなた、お茶」

裕也「!言い方!」

「あらあら、お熱いですね」

纏「ホントに仲が良いよな!羨ましいよ」

裕也「...恥ずかしいから言うな」

「照れてる課長可愛い」

裕也「バカもん」

 

昼休み

屋上

裕也「食った食った」

大介「しかし平和だねぇ...」

早矢「平和が一番ですね」

エリカ「夜は激戦だけどね」

大介「上手い」

裕也「座布団一枚進呈しよう」

「「「「アハハハハハハハ!」」」」

こうした平和な日常も、翌日には無くなってしまう。

 

~翌日~

午前8時

国会

「皆は昨日行われたパーパルディア皇国との交渉を確認したな?」

「してます」

「あれはあんまりです」

拓真「そこでこの場に居る全員に問いたい、パーパルディア皇国を消すべきか、植民地かするべきか」

「大臣!奴らを植民地にするですと!?いえ!消すべきです!」

「植民地を持てば国は疲弊します!かつての日本がそうであった様に!」

 

拓真「...殲滅戦をされたら仕返す、反対意見は無いな?」

『『『意義なし!!!』』』

ーーー

国防海軍本部

会議室

山本「すまなかった、俺の力不足で罪の無い市民を虐殺させてしまった...申し訳ない!!!」

裕也「山本さんのせいじゃ有りませんよ、悪いのあのパーパルディアです、山本さん、その怒りをパーパルディアにぶつけましょう」

山本「ああ!」

裕也「今回のパーパルディア戦は国防海軍主導とする!陸自に仕事は無いだろ多分、空自はあるかもな」

山本「聯合艦隊にあったレシプロ機は使えないかな?」

裕也「レシプロ機は爆撃に使いましょう、空戦はギャップが有りすぎてパイロットの負担が心配ですので」

 

作戦内容は翌日もすれば纏まり政府に提出、承認を許可した日本政府はパーパルディア皇国に対し2019年10月10日、(中央暦1639年同月同日)宣戦布告、パーパルディア皇国から殲滅戦も受けた為、同じ様に殲滅戦を宣言。

 

「行き先にて生ける者全てを殺し尽くす、降伏は認めない」という隠れた条件を兼ねて。

 

第2文明圏列強国ムー

マイラス「日本に宣戦布告するとはな...」

ラッサン「ホントに馬鹿なもんだよ、ムーが日本に宣戦布告したって1ヶ月持つ保証無いぞ...」

マイラス「日本が保有するこの窒素爆弾と水素爆弾を投下されたらムーは消滅だな」

 

窒素爆弾と水素爆弾は、異世界転移後、日本は非核化三原則をいつまでも貫くのは無駄と判断、そこでまずは安全性について頭を回した。

この世界には魔法がある、ならば開発者達は「メンドクセェから魔法で安全性をカバーすりゃ良くね?魔力が切れたらその時」と口を開き安全性は{一応}クリア。

窒素爆弾に至っては開発出来てなかった、旧世界でも世界の国アメリカンパワーのアメリカでも実用化出来なかった代物なので「無理だよ、これ無理ゲー」と思ったがここでも「魔法で何とかなるくね?切れたらそ(ry」と言う。

結論は魔法でどうにかなった。

但し、大魔術師100人動員してて全員ぶっ倒れたのは秘密である。

最後に水素爆弾であるが、在日米軍が撤退した時「持って帰るのメンドイから処分しとって、宜しく」と置いていったのでそれを徹底分析、放射能あるかも...なのでここでも大魔術師500人体制で放射能を押さえてもらっての分析となった。

結果は無論。

{魔法はチート}、という事は?

 

大成功だ。

 

爆発しない限り、人体に無害、爆発した後も放射能の心配はなくその場に居れる。

人が死んだその場に居れるなら。

大きさに関してだが、それも魔(ry

 

マイラス「日本はホントにスゲェよ」

ラッサン「だけどパーパルディア皇国工業都市のデュロの頭上に窒素爆弾落とすのは多分確実だってよ」

マイラス「マジ?」

ラッサン「キレさせたら終わりだな」

マイラス「早速、世界地図の書き直ししないとな、ほら、パーパルディア皇国消えるじゃん?」

ラッサン「確かに」




修正時に追加するかも


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第39話 日パ戦

パ皇は滅ぼさなきゃ...(使命感



2019年10月10日

日本はパーパルディア皇国に対し宣戦布告。

翌日の11日には聯合艦隊の赤城・加賀率いる空母機動部隊、大和・長門を含む第1・第2戦隊、聯合旭日艦隊の紀伊・二代目長門艦隊、航空艦隊の いずも・かが等の主力艦隊は東京湾を出航した。

聯合艦隊 空母機動部隊の役目はパーパルディア皇国の各工業都市を爆撃。

聯合旭日艦隊 航空艦隊は迎撃に上がるであろうワイバーンの排除。

聯合艦隊の主力戦隊と聯合旭日艦隊の第一艦隊は皇都エストラシントの南方に位置する海軍本部を艦砲射撃にて撃滅せんとす為に進路を取る。

パーパルディア皇国海軍の主力艦隊は南方海軍基地に居らず、所在地はまだ今の所掴めない、が、必ずや潰す。

改めて、日本国首相 佐々木拓真から課せられた命令書を読み返す。

          「命令書」 

{降伏を許すな。

殺された遺族達の心境を思い、仇討ちを取れ。

奴らは弱き者に強く、強き者にすがり付く。

奴らは己の犯してきた罪を何も考えていないだろう。

教育をしてやるのだ、してきた罪深さを。

捕らえるも良し。

但し、死より辛く、身体を、精神を痛め付けろ。

手段は問わない、とにかく、徹底的に痛め付けろ。

特にレミールとか言う舐めた小娘、皇帝のルディアス、軍人アルデ、その他日本人の処刑を実行した者達を絶対に生きたまま捕らえよ。

法廷で裁く出す前に遺族達にリンチさせる。

 

当初、窒素爆弾をエストラシントに投下と検討すが、パ皇ごときに使うのは予算浪費と無駄弾と判断、艦砲射撃と爆撃にて殲滅を命令す。

更地にしてやれ、その辺のパ皇国民は出来る限り生かし、恐怖を植え付けよ。

 

たかが第三文明圏の列強国ごときが、転移国家の我が国を属国にしようなどという3歳児でも無理と分かる愚か者共に制裁を。

そしてパ皇の属国と化す国々へパ皇はカスと教え、属国に国家再建、{独立}の希望を与えよ。

首相である私を侮辱する、それは大いに結構である。

だがしかし、天皇皇后両陛下を侮辱した罪は重い。

侮辱した愚か者に対し命に変えて償わせよ。

 

見敵必殺を心掛け、殲滅は殲滅にて対処せよ。

本戦に置いては国防海軍法を主に除外とする、好きにやれ。

何度も言おう。

死より辛く、身体を、精神を、全てにおいて叩きのめせ。

生きる意志を、雑魚の面子を引き裂け。

パ皇にツケを払わせよ。

 

追加補足、アルタラス王国のルミエス王女を海自護衛艦が保護、身体に問題なし、亡命を承認。

集団的自衛権を発令し、陸自はアルタラス王国領土奪還に向け進撃中}

 

裕也「...(了解しました、多くの同胞を殺され、お怒りになられる首相の御気持ちは痛い程分かります、私とて同じ気持ちです。敵に情けをかける...今回はそんな甘い事は如何なる事なれども致しません、ご命令に沿い、{降伏認めず、見敵必殺}と致します...ですが、命令書に私念入ってますやん)」(`´)キッ

心を鬼と化した裕也に曲げの邪念は無い。

が、思ってる事ボロクソ書かれてる事にちょっと戸惑う。

 

この命令書はまだ副長の大介は知らず、武士道精神で進む大介にとってこの命令書は従うに従えない事だろう。

 

祖国を離れ2日、ムー国の観戦武官として顔なじみのマイラスとラッサンが紀伊に乗艦し、海戦の行く末を見届けるとの事。

 

マイラス「お久しぶりです渚長官」

ラッサン「どうも」

裕也「観戦武官として、身の安全は保証させていただきます」

まずは社交辞令。

 

裕也「作戦室に足をお運び願いますか?少々見てもらいたい命令書がありまして」

「「分かりました」」

 

 

 

ー作戦室ー

 

裕也「こちらになります」

 

マイラス「..!?」

ラッサン「.!?本気なのですか!?」

裕也「首相は大変お怒りになられております、私とてパーパルディア皇国を許しはしないでしょう、あの国がどれ程傲慢で、野蛮な国家なのか、奴らは我々を野蛮等といいますがそれは我々に言えたものなのかと、奴らのしてきた物理的教育を我々が教え返すのです」

マイラス「...」

裕也「万が一を備え、我が空自がパーパルディア皇国に住まうムー国人の国外脱出を支援します」

ラッサン「ムー国政府はパーパルディア皇国に住む国民に帰国命令を出して既に撤退してます、大使館も万が一を備え撤退させました」

裕也「そうでしたか、それなら...我々は本気で暴れる事が出来る....艦橋に戻りましょう」

 

 

 

 

 

2019年10月15日

 

ー艦橋ー

大介「聯合艦隊は南方海軍基地に向け艦砲射撃を開始!本艦も皇都エストラシントを射程に納めました!手始めに皇都防衛隊を消滅させます、弾種、徹甲弾装填」

裕也「任せよう」

大介「了解、砲雷長!初弾で殺れよ」

菊地「お任せを」

大介「撃ち方初め!」

56㎝砲から爆煙を放ち、砲より放たれる9発の砲弾は皇都エストラシントを防衛する防衛隊基地へ向く、先ずは一人残さず着弾付近に居れば爆死は間違いないだろう。

 

菊地「命中確認」

裕也「一番副砲、照準...あのクソデカい城(レミール達の居る場所)を狙え、但し屋根辺りを」

菊地「了解!   いつでも!」

裕也「撃て!」

25㎝砲三発は予定箇所に着弾、城を少しばかり破壊した。

その後も、艦砲射撃を止める事は無く、軍の回りにそびえ立つ民家をもどさくさに紛れて破壊した。

栄光あるエストラシントが攻撃される事は永遠に無いと錯覚していた皇民は、レミールは、皇帝ルディアスは怯える。

選り優れた民族国家であるパーパルディア皇国が、国の顔である皇都エストラシントが劣等国家相手に、今まさに攻撃され、軍は動けず、民間人の死者も出てきた。

 

皇城

アルデ「ワイバーンをあげろ!」

「無理です!滑走路がやられました!そして皇都防衛隊は全滅です!!!」

アルデ「ならば!海軍本部にいない第一第二艦隊を呼び出せ!!」

「分かりました!」

 

ー聯合旭日艦隊ー

菊地「!上空にワイバーン!」

裕也「まだ生きてたのか!シースパロー発射始め!」

 

南方海軍基地

「急げー!!!」

「逃げろぉぉ!あんなもんに勝てる訳がねぇよ!」

「ワイバーン隊はどうなってるんだよ!?」

海将バルス「この建物から急ぎ避n」グッシャァァァ!!!

「「「司令!!!!」」

バルス、大和より放たれた主砲弾が建物に着弾し、崩落により脱出に間に合わず建物の瓦礫にプレスされ即死。

建物が崩落した今、たまたま本部建物回りを掃除していた掃除夫のシルガイアは生命の危機を感じ艦砲射撃を受ける前に逃げたので生きている。

シルガイアとバルスは同期、頭や身体能力はバルスが一枚上手、その一枚上手の差が掃除夫と司令官の天と地の差に繋がった。

得た者と得られなかった者、今は命を得られた者と得られなかった者。

「何なんだよアレ!新たな敵って弱いんじゃねーのかよ!上は何を考えてギャァァァァァァ!!!」

「畜生!化け物で蛮族め!ウワァァァァァ!」

「逃げろぉ!殺されるぅぅ!!」

シルガイア「......」

 

聯合艦隊

山本「引き続き砲撃を続行せよ」

「新たな敵!3時方向高度500!」

宇垣「対空戦用意!」

黒島「いくら木造船でも数が多すぎる!副砲及び両舷高角砲!凪ぎ払え!!!」

ーー

レミール「我々は...何と戦っているのだ...」

ルディアス「レミール...我々はどうなるのだ!貴様が蒔いた種だ!貴様で事を片せ!」

レミール「承知しております皇帝陛下!」

アルデ「日本を見誤りしてしまった...!」

「レミール様!日本国の外交官がお越しになられました」

レミール「!分かった!すぐに行く!」

 

待合室

朝田「(今丁度、聯合艦隊と聯合旭日艦隊が皇都防衛隊と海軍基地、そして工業地帯を艦砲射撃や爆撃をしている頃だろう、流れ弾で私を殺さないでくれよ裕也くん...!)」

 

裕也「全艦隊に打電!朝田外務官らが皇都の外交場に居る!朝田外務官が出るまでは絶対に皇都を撃つな!」

ガチャッ

レミール到着。

 

レミール「貴様らは何をやっているのだ!」

はじめの口を開けばその言葉。

朝田「何とは?貴国がフェン王国の軍際に行った懲罰を、我々が貴国に対して行っているまでですが?」

レミール「ふざけるな!貴様らの様な蛮族国家が行って良いものではない!」

朝田「ほぉ...随分の物言いだなクソガキが...!」

篠原「我々からすれば貴様らこそが蛮族だ!我々は平和を望む、ただそれだけだ!それを壊す貴様らがどの口をほざく!」

朝田「そして貴国は我が国に対し、殲滅戦と民族浄化を宣言した。ならば我々も同じ事をするまでだ。やられて文句は言わないよな?言い出しっぺが」

レミール「...」

篠原「どうするのかな?既に皇都防衛隊は今頃全滅、新型ワイバーン、ワイバーンオーバーロード等というワイバーン、ワイバーンの中では強かろうが我が国からすれば只の雑魚に過ぎん。貴国の陸軍に使われているフリントロック式マスケット銃は、我が国から見れば300年以上前の骨董品。そしてリンドルウムだか魔導砲だか魔法だか知らんが、まぁ精々そんなお粗末な代物で頑張ってくれや。そして降伏は認めん。「パ皇誅すべし」、先ず手始めに軍は殲滅してやる。そしてきっちり、日本人を殺した数だけは何としても皇民を処刑してやる、皇族含めてな。

ムー国もこちらについてくれるしな」

朝田「もう貴国とは関わるのはこれで最後でしょう。第三公務のカイオスさんの様に理解ある方が、後にこの国に現れると良いですね。もうこの国に未来は無いけど。

それともう一つ、皇帝ルディアス、日本人処刑宣言及び殲滅戦を宣言した貴様レミール、そして軍司令官アルデ、そして日本人処刑実行者並びに関係者は、皇国国民を全て始末してでも、全て生かして捕らえよというのが、我が国の方針だ。そして貴様らが逃げる事は出来ないと伝えておこう。

我が国はいつでも、テメーがクソ垂れようが自慰してようが何してようが監視しているという事を忘れるな」

篠原「御愁傷様www」

朝田「私一個人として、テメェ見てぇな性格ブスな奴は顔すら見たくねぇよ、ヌけもしねぇし」

「「まぁ頑張ってねwww」」

レミール「貴様らぁぁぁぁぁ!!!!」

「「やってやったぜwww」」

外交は(一方的に)破綻(させ)し、これで気兼ね無く攻撃が出来る事になった。

だがしかし、エストラシントはまだ完全に攻撃できていない。

 

移動中

篠原「しかしまぁ、皇帝が馬鹿なら民も馬鹿なんですね」

朝田「急いでここを脱出しないと巻き添えを食らうz」

二人が移動する中、見覚えのある一人の男が声を掛ける。

「済まない、そこを通りすぎた所に私の屋敷がある、話がしたい」

朝田「カイオスさん...!?申し訳ないが、貴国との交渉は決裂し、殲滅戦を受けています、申し訳無いが貴殿とは話す事は永遠にないでしょう、では」

カイオス「まってくれ!せめて貴国との連絡は取り合いたい!窓口を置く場所には爆撃はしないだろう?なんなら貴国の通信機を置いても良い」

篠原「爆撃...少しは我が国を知っている様ですね、分かりました、早急に」

カイオス「よろしく頼む」

 

 

朝田「...めんどくせぇ...」

篠原「そうだよ」便乗

後日、カイオスの屋敷に通信機が設置された。

カイオスは確信した、ムーの通信機よりも遥かに高性能と確信させる代物を寄越すのだ、日本の技術力は皇国が100年経とうと追い付くは愚か、逆に引き離される事を見せ付けられた。

 

 

 

 

聯合旭日艦隊

菊地「一番砲塔の残弾90を切りました!二番砲塔は残弾数ゼロ!三番砲塔180発です!」

大介「満載にしていた弾薬も足りなくなってきたか...」

裕也「ここまで攻撃すれば良いだろう、もともとあまり積み込んでなかったからな...回頭180、フェン王国及びアルタラス王国にて戦闘中の味方部隊の艦砲支援射撃を行い、本国へ帰投する、ありったけを放て、ここでの戦闘は終了する」

菊地「了解」

「長官、空母赤城、加賀より飛び立った爆撃隊が各工業地帯を爆撃、先ずはデュロを確実に潰しました、現在帰投中」

 

聯合艦隊

「長官!聯合旭日艦隊紀伊より、フェン及びアルタラスにて交戦中の味方の艦砲支援射撃を実施せよと!」

山本「ここでの戦闘は終わりか...」

 

パーパルディア皇国に向けた艦砲射撃はこの日パ戦で最も大きな戦果とも言えよう。

 

フェン王国 

陸自 第七師団

師団長大内田「敵の戦力は?」

「現在確認しただけで2万の兵、空の覇者、ワイバーンが500と言った所です、それと聯合艦隊が艦砲支援射撃を行うと言ってきました」

大内田「戦艦の艦砲射撃か、これは期待できる」

「着弾ポイントに味方の配置は行っておりません、徹底的にやってもらいましょう」

大内田「政府からも降伏は認めるなと言われてるからな...私としては心苦しいがこれは戦争、生きるか死ぬかの争奪戦だ。

俺には家族が居る、家族を守る為、生きて帰る愛する妻と子供たちの元に帰る為なら、それを阻む敵を撃つ事に躊躇いは持たない。

旧世界の事情とは違う、この世界は弱肉強食、弱きものは強きものにやられる、ならば俺達は強きものにならねばならんだろう?」

「国に仇なすパ皇を誅すべし、です」

 

アルタラス王国

 

陸自第一師団

師団長兼総司令 西住まほ

まほ「これでは只の虐殺だな...」

みほ「旧世界のヒトラーおじさんの国、ナチスドイツがしたホロコースト、広島と長崎の原爆投下を超える虐殺は無いよお姉ちゃん」

まほ「...それはそうだが...エリカ「隊長、聯合旭日艦隊が艦砲支援射撃を行うと連絡あり」そうか!」

「隊長!全車両の物資補給完了しました!いつでも動けます!」

まほ「我が戦車隊は一時後方退避!味方艦の艦砲射撃が行われる!」

「「「了解!!」」」

 

ー回想ー

まほ「え?私が陸上自衛隊の第一師団長ですか?」

拓真「それと総司令ね」

まほ「何故私に?」

拓真「今はもう戦車道は無いが、君の成績は裕也君より聞いていたよ。何分、あの黒森峰の隊長だったじゃないかね、裕也くんも言ってたよ、戦車道現役時は苦戦した五本の指に入る相手だと」

まほ「裕也が...」

拓真「裕也「指揮を任せるなら まほ が適任でありましょう、妹のみほ は司令というより小隊長が適任です、みほ は現場主義ですので」と」

まほ「...申し訳無いですが私は忙しい身です、それでh「裕也くんを好きにして良い、と言ったらどうすr」やります」

拓真「よくぞ言ってくれた」

まほ「約束ですからね」

※裕也はその約束を知らない。

ー終わりー

 

まほ「(約束は必ずですよ拓真さん)フフッ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

エリカ「隊長が恐い」

みほ「何か悪巧みを考えそうな顔」

エリカ「助けて大介...」

 

聯合旭日艦隊

艦隊旗艦 戦艦紀伊

菊地「第一師団より射撃指示あり」

裕也「指定されたポイントに向け一斉砲撃、向こうが指示したからにゃ味方は居ない筈だ、味方ですら恐怖を抱く程の圧倒的火力を見せ付けてやれ」

菊地「了解」ニヤリッ

菊地が目の前にあるコンピューターを操作し、世界最大級の56㎝砲9門が指定された方角へ旋回し、戦艦大和の砲身を超える砲身がギギギギギッと音を立て上を向く。

艦速を5ノットという低速なので照準には困る事はない。

菊地は装填する弾薬を考える、回りを吹き飛ばす、それは=消滅させても良い。

装填する弾薬、それは。

 

菊地「気化弾装填!!消失させます!」

裕也「指示あるまで砲撃認めん!」

大介「!!砲撃指示!今」

裕也「良し!全砲門!!撃ぇぇぇ!」

菊地「撃てぇ!」ガチンッ

ドッゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!

裕也「前より衝撃は緩和されたか...!」

大介「立ってるので精一杯だ...!う...!」

 

 

カッ!!!! ゴォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

気化弾を空に放てば空の覇者、ワイバーンを消滅させてるだけに留まらず、陸に向ければ陸にも使える。

ただし、爆発規模がデカ過ぎるので下手をしたら敵も味方も逝ってしまうので要注意。

 

まほ「!!!....」

みほ「凄い...」

エリカ「...何て火力なの...国はとんでもない軍艦を造ったものね...」

気化弾は敵の居た箇所を確実に焼き払う。

まほ達には敵の声は聞こえない、だが、幻聴は聞こえる。

 

1分もすれば視界は元に戻る、敵の居た場所は巨大のクレーターを作り、敵の持っていた装備は、兵は跡形も無くこの世より消滅した。

 

菊地「着弾箇所の敵の殲滅確認」

大介「新たな砲撃指示認む!」

裕也「指示通り砲撃続行せよ!」

 

~30分後~

菊地「全砲塔残弾数ゼロです」

裕也「ここまでか、第一師団に打電、我、聯合旭日艦隊、貴軍の支援砲撃を続行したきものの、弾薬ゼロとなり帰投する」

「了解」

 

 

「隊長!敵の全滅を確認しました!」

エリカ「隊長、聯合旭日艦隊より、我、聯合旭日艦隊、貴軍の支援砲撃を続行したきものの、弾薬ゼロとなり帰投する、以上です!」

まほ「聯合旭日艦隊はよくやってくれた!彼らの支援を無駄にしてはならない!残存戦力を一気にに潰す!全部隊前進!」

 

 

その後も敵を殲滅する第一師団。

黒森峰の隊長だったあの西住まほ が帰ってきた。

思わせる雰囲気はあの時の風格が甦った。

裕也に関わればヘッポコも露にするあの面影見せず、只日本の誇る軍人に変わりなかった。

これにより更に士気は高まり、その後も敵を殲滅する。

やがて数日立てば、アルタラス王国内にパーパルディア皇国の兵士は一人して立つ者は居なかった。

 

パーパルディア皇国 皇都 皇城

日本との開戦から2週間、開戦してたったの2週間で国家の存続に関わるという異例な事態が起こってしまった為、急遽、緊急会議を開いた皇帝ルディアス、軍司令のアルデより様々な近況報告を受けていた。

 

アルデ「...皇帝陛下へ、大変お伝えしにくいご報告が一つございます」

ルディアス「申せ」

アルデ「はっ、フェン王国及びアルタラス王国に進撃した我が軍は全滅...と報告が上がっております...日本国の使者は降伏の際は白旗掲げよと言ってました、が、敵軍の指揮官全員はこれ魔法を唱えていると誤認し、戦闘続行の意思ありと確認し降伏を認めませんでした...レミール様があの様な処刑を行わなければ、少なくとも戦争になった所で、降伏した我が軍はもしかすれば生きて祖国の土を踏めた事でしょう...」

ルディアス「...」

第一公務局

局長エルト「このままですと日本国は確実に我が国を滅ぼしましょう...」

第二公務局

局長リウス「...たかが第三文明圏諸外国と侮っていたばかりに多くの若き兵士が血を流しております、所で、第三公務局のカイオスはどうした?」

「はっ、現在疲労で倒れ療養中です」

※疲労で倒れたのは嘘、書類でそう書いて提出している、理由は革命、原作愛読者ならお分かりだろう。

 

ルディアス「カイオスは第一や第二よりも厳しい仕事をしている、今は回復を祈ろう」

レミール「......」

エルト「先ずは、日本国は何を求めているのだ?」

「現在提出された書類の中では、日本人虐殺実行関係者の引き渡し及び、指示をしたレミール様、これは確実です。

それと賠償金ですね、金額は我が国の30年分の国家予算です。

これを承認しない場合、国家を皇民丸ごと必ず消してやると外交官から言葉を取ってます、レミール様が」

「レミール様は何としても差し出せと言ってきてます、恐らくですが、向こうの遺族に頭を下げさせるつもりでしょう」

リウス「頭を下げさせるだけじゃ収まらないだろう」

エルト「最悪その場で殺されるだろう」

レミール「」ガタガタガタガタガタッ

「それと、身柄引き渡しは皇帝陛下も入ってます、それとアルデ殿も」

「「!?」」

「少なくともですが、皇帝陛下は報告を受けていたに過ぎないので、引き渡した所で事情を聞き取る等でしょう、生命の危機までは及ぶかどうかは分かりませんが、アルデ殿はレミール様と同じ目に合いましょう」

アルデ「私は絶対に行かんぞ!」

「一人でも欠けたら国を消すと言ってます!もしルディアス陛下を引き渡し出来なくばレミール様とアルデ殿は絶対に引き渡せと言ってきてるんです!」

アルデ「ならば皇国の意地を日本国に見せつけろ!徹底抗戦だ!!!」

「それが出来るならとっくにやってるでしょうが!アンタそれでも司令官か!徹底抗戦したってそれは只の自滅にしか過ぎません!」

「現状でも兵士達が不信感を抱いてるんです!上がそんな事を言えばたちまち士気は低下します!これ以上の士気低下は軍の規律を乱します!」

「そして何より!我が国の食料が底を尽き掛けています!節約をしたところで持っても半年足らず!そして軍需物資を生産する主要工業都市と造船所は敵の艦砲射撃により壊滅!武器もままならず!食料もままならずの状態でどの様にして日本に勝つというのですか!!!」

アルデ「だから徹底抗戦と言うのだ!」

「国民を巻き込んで徹底抗戦をする気かお前は!罪の無い小さな子供を巻き込んでまで戦うつもりか!?それならそれで良いだろう!お前が前戦に立ってならな!お前は後方の安全な所から指揮をするだけだろう!そんな事しか出来んやつが指揮をするもんじゃないと私は思うがな!潔く皇国民を救う為に行ってこい!国民を守る為に皇軍に入ったのだろうが!!!」

その後も会議は平行線を辿り気づけば時刻は夜23時、午前11時から会議が始まったので、12時間もぶっ通しで会議を行っていたのだ、途中で疲れが表に出てきて会議が進まなくなったのだ。

結論は後日に持ち越しとなった。

その次にカイオスは革命を起こす事となる、それはたまだ誰も、カイオス本人も知らない。

ーー

同時刻

カイオス邸

 

カイオス「...(開戦からはや2週間、日本軍との激突で皇軍はやられてしまい動けず、ここは反乱のチャンスでもある、だがまだこちらに付く者の数は圧倒的に少ない、今はまだ堪えるべきなのか...奴等がさっさと身柄引き渡しに応じれば皇国はもしかすれば助かるやも知れんのに!!)」

(助かるなんて事、現状見てる限り)ないです。

 

2019年10月20日

東京

拓真「ほう?」

朝田「今後の事を踏まえまして、パーパルディア皇国は解体、新しくパーパルディア共和国として再スタートさせてはどうでしょうか?」

拓真「少なくとも虐殺された数は殺れ、話はそこからだ」

朝田「皇族も含めてでしょう?」

拓真「勿論だ、最悪皇族の末裔がどうなろうと知った事ではない、ツケはキッチリ耳揃えて払ってもらわにゃなぁ?」

朝田「勿論です」

 

コンコンッ ガチャッ

「失礼します、聯合旭日艦隊が帰投しました」

拓真「そうか、聯合旭日艦隊司令長官を呼んでくれ」

「分かりました」

 

ガチャッ

裕也「お呼びでしょうか?」

拓真「待ってたよ、はいこれ」スッ

裕也「 何です?こr...ん?」

 

      

2019年○月×日

          

陸自第一師団と総司令を引き受ける代わりに、以下を条件に引き受けるものとする。

 

 

  聯合旭日艦隊司令長官、渚裕也を好きにして良い事。

 

       回答 おkおk、ナニしてもおk。

          但し、責任は取れへんで。

署名 西住まほ 印

契約者 佐々木拓真 印

 

裕也「...ゑ?」

拓真「そういう訳で、宜しく、あっ、破ってもコピーあっからよろ45」

 

デデドンッ!!!(絶望)

裕也「...畜生めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

戦争終了後、コレをダシに意味深を迫られたがコレを早矢が全力で(物理的に)阻止し、意味深は免れたものの、休日1日をこき使われた裕也だった。

 

ー数か月後に得られた休日ー

西住邸

裕也「あんの野郎!ゼッテェーぶっ殺してやんよ!!!」

まほ「まだまだあるぞ、ほら」ドンッ!!

裕也「あぁぁぁもうやだぁぁぁ!!!早矢ぁぁぁ!!!」(泣)

ーー

2019年10月25日

補給を完了した聯合旭日艦隊はまた一度と、敵地パーパルディア皇国へ向かう。

まだ、パーパルディア皇国の主力艦隊に会う事無く艦隊は静かで波の穏やかな、無限に広がる大海原を突き進む。

艦隊速力20ノットで各艦は波を切り裂く。

パーパルディア皇国艦隊を殲滅する為に進撃中、丁度本国に帰投した聯合艦隊より入電、パーパルディア皇国第一艦隊及び第二艦隊は殲滅せりと報告があり、残るは第三艦隊のみと判明した、いくら自艦隊より弱いと見て手加減はしない、それは相手に失礼でもある。

圧倒的な力を持つ艦を使うならば、例え相手が木造船だろうが関係なく全力を持って叩く、ただそれだけである。

 

エストラシント 南方沖

 

パーパルディア皇国海軍

主力第三艦隊 旗艦ディオス

旗艦であるディオス艦橋部から前方の海を睨むアルカオン、時間はそう掛からないうちに日本艦隊と海戦を交える事になろうから。

 

第三艦隊提督アルカオンの予感は的中する。

「報告します!!」

「我が第三艦隊所属の竜母艦隊が正体不明の攻撃を受け全滅!!現在上空にある250の竜騎士が南方方角へ向かい、敵を発見次第攻撃を行うとの事です!」

「全滅だと!?そんなバカな事信じられるか!竜母艦隊は主力艦隊の遥か後方に展開しているのだぞ!」

アルカオン「敵は長距離かつ高精度な兵器を持ってるのだな、海戦において航空戦力は重要だ、その戦力を奪ったならば、敵には余裕が無いと見える、狼狽えてはいかんぞ」

 

「戦列艦アディスより報告」

「アディス前方50km先の海域地点にて艦影確認!艦数不明」

アルカオン「見つけたか!全艦隊戦闘配備!少し外れに居る竜騎士団に敵へ突撃する様命じろ!艦隊の隊列を乱してはならん!最大全速!!空と海から同時攻撃だ!」

「はっ!」

アルカオン「竜騎士団が居たのは不幸中の幸い、空と海からの同時攻撃を、歴史上今回ほど大規模に受けたものはいない、日本よ、お前達は耐えられるか?」

 

聯合旭日艦隊

艦隊旗艦 戦艦紀伊

菊地「距離5万、全艦砲撃可能です」

裕也「左舷砲撃戦用意、各艦は準備完了次第自由砲撃を開始せよ」

菊地「準備完了、撃ち方始め」

 

「提督!敵艦隊が発砲!」

アルカオン「まだ50kmも離れているのだぞ?当たるわkドッボォォォォォォォォォォンッ!!! 何!」

「不味いぞ!竜騎士団は何をやっている!!」

 

「おい!あそこのデカイ艦を狙え!火炎弾準備!」

 

大介「長官!本艦上空にワイバーン!」

裕也「何!?..まぁ良い、あんな攻撃を受けても本艦は沈まんさ、{当てさせてやれ}」

大介「了解、砲雷長、上空のワイバーン隊に本艦を攻撃させてやれ、奴らは一撃離脱戦法を取るかもしれん、攻撃を済ませた後からシースパローや機関砲等でミンチに変えてやれ」

菊地「わかりました」

 

「火炎弾!発射!!!」

 

 

裕也「被害報告」

大介「木目甲板一部に火災が発生、ですが、自然消火しました」

菊地「ワイバーンは凡そ50騎が本艦に攻撃しました」

裕也「手始めに50騎全部落とせ」

菊地「トラックNo.0050から0100、攻撃始め!」

 

 

 

 

 

 

「味方竜騎士団全滅!提督!」

アルカオン「くっ!...艦隊突撃!」

 

大介「敵は突撃してきますね...」

裕也「左機関砲、敵艦隊を叩き潰せ、主砲納め」

大介「対水上戦闘用意!副砲旋回、各機関砲は撃ち漏らすなよ!」

 

 

 

 

「駄目です!敵の弾幕が強すぎて前進した戦列艦は撃沈されます!」

アルカオン「沈没艦艇は!?」

「むしろ残存艦艇を数えるほうが早いです!」

「敵艦発砲!!!」

ドッ!!! ゴォォォォォォォッ!!!!!!!!

 

アルカオン乗艦の第三艦隊旗艦ディオスは、紀伊の25センチ副砲三発が右舷中央に命中、装甲(木)を紙の様に突き破り、船内で近接信管が作動、中で保管されていた火薬等に引火し、1秒と掛からず水面より下へ消えていった。

 

大介「敵艦隊全滅を確認」

裕也「雑魚過ぎて言葉出ねぇわ」

「他の艦艇からも殲滅を確認」

 

ディオスが沈没した丁度その頃に第三艦隊は壊滅。

他にも、パーパルディア皇国の属国であるクーズ王国に住む市民が反乱、その後もクーズ王国の影響からか、属国の国々は次々と、属国を管轄するパーパルディア皇国属国統治機構(軍?)を数の暴力でフルボッコ。

 

アルタラス王国

 

やめろ!離さんか!コラ!

10万人(の国民相手)に勝てる訳ないだろう!!!

馬鹿野郎貴様俺は勝つぞ貴様!!!

おい皆!殺っちまえ!!!

おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!

ヒエーーーー!!!

やめろぉぉぉぉ!!!皇帝陛下ぁぁぁぁ!!!お助けをぉぉぉぉ!!!

 

 

 

クーズ王国

 

金!暴力!強姦クソ野郎共を許すなぁ!!!

娘の仇だクソ野郎がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

おい!あそこにパ皇の女が居たゾ!

ヤっちまおうZE!!!

foo↑↑↑!!!

 

 

 

 

イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!

ヤメテェェェェェェェェェェェ!!!

俺のデカ○ラ食らえぇぇぇぇ!!!!!!

気持ちぃダルォォ!?

おっと?お口がお留守だぜ?

イクぜ!フンッ!!!  どうよ俺のマーラ様は!?ズドォォォォンッ!!!

アッーーーーーー!!!!

俺はこっちの穴でイクぜ!!!

あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!!

ホラホラホラホラホラホラァ、イイ所当たってんだルォォ?

三本目ぇぇぇぇぇ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こーんな事が各国で起こってる最中にカイオスは革命を起こした。

 

カイオス「今しかない!」

いつやるの?

今でしょ!

 

皇城

 

アルデ「まだだ!まだ終わらんよ!!」

「万歳突撃でもするのか?」

アルデ「それは嫌」

レミール「私は...」

ルディアス「栄光ある皇国もここまでか」

バァァァンッ!!!

「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」

動くなぁ!動けば撃つ!

「何をやっているのだ!貴様ら」

カイオス「大人しくしていただきたい」

ルディアス「カイオス!どういう事だ!!」

カイオス「私が日本国と密約を交わし、現時刻を持ってパーパルディア皇国を皇帝陛下にお好きにさせる事は金輪際有りません、ルディアス陛下、貴方にはこの座を降りていただきます」

アルデ「カイオス!貴様!」

カイオス「!アルデを捕らえよ!」

アルデ「何だ貴様ら!うわ!はなsh.!」

大人しくしろ!

死にたいか!

イイ男だな...ゴクッ

アルデ「殺すぞ」殺気

アンタもお目が高いねぇ

カイオス「連れていけ」

ハハッ!!

カイオス「残るはレミーr..!!何!?」

逃げられましたーー!!!

カイオス「追え!あの小娘を必ず捕らえろ!でなくば皇国は滅びる!!」

「カイオス様!日本人虐殺実行者及び関係者全員を確保しました!!」

カイオス「よくやった!!!」

「抵抗していたので縄で亀甲縛りにしてムチでバシバシぶっ叩きました!ンアッー!とかンニャピ...とか喘いでその後、突然大人しくなりました!あと!物凄い臭いです!」

カイオス「前言撤回」

 

レミールは逃亡するも小一時間で確保された。

港付近をウロウロと不審者してたら掃除夫のシルガイアに声を掛けられ話をするも、レミールは懐からミニナイフを出し、シルガイアに向ける、が、シルガイアは格闘名人なので、当然{返り討ち}にされ、カイオスの手下によって確保された。

 

 

2019年11月10日 中央暦1639年

日パ戦終結。

後に{ロデニウス一ヶ月戦争}又は{パーパルディア皇国がフルボッコされる戦争}という名で歴史に刻まれる事となった。

終戦協定はクワ・トイネ公国にて行われた。

 

           戦後条約

 

パーパルディア人の日本国、及び日本の友好国への渡航を外交以外は無期限凍結とする。

パーパルディア皇国へ日本製品の輸出を無期限凍結。

パーパルディア皇国の全軍を解体、自国防衛戦力のみの保有を認める事とする。

※武器の輸出は一切認めない。

パーパルディア皇国は属国へ今までの謝罪と賠償金の支払いをを行うものとする。

パーパルディア皇国の現状国家予算30年分を賠償金としてロデニウス連合へ支払いを命じるものとする、代用も可能とする。

※減額は如何なる理由あれど認めない。

※他国からの搾取を確認した場合、賠償金を当初規定した100倍に増額する。

パーパルディア皇国の復興支援は日本国も関わる事とする。

 

{パーパルディア皇国}は解体し、現パーパルディア皇国はパーパルディア共和国として復興を許可するものとする。

 

 

拓真「以上です」

カイオス「分かりました」

 




パーパルディア皇国は取り敢えず借金地獄の新しい共和国として生き返らせる事に決定。
その後も日常も書きますので宜しく。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第40話 戦後 異世界での新年

日常も所々入れます。
意味深有り、事前に言おう、下手ですまん。


パーパルディアとの戦争終結から数日間、戦勝祝いが日本各地で見受けられた。

まぁ勝てば普通はそうなるよね。

パーパルディア皇国の元皇帝ルディアスは諸事情あって皇帝の座から国を動かす地位の持たない象徴になり、現在パーパルディア共和国を動かしてるのは元第三公務局の局長カイオス。

先代(ルディアスとレミール)がやらかしてくれたお陰で各国(属国等)に頭を下げ、共和国再建の為の予算回収をどうするか考える日々が続き、憂鬱な日々を過ごす。

※前話で皇国民を虐殺された分だけ殺れとあったものの、結局は出来なかった。

だがしかし、皇国民にはあの世に逝っても記憶に残るトラウマを植え付けれたのでそれだけでも良しとしよう。

終戦協定にパーパルディア人の日本国及び日本国と友好国である国の渡航を外交目的以外禁じているのでどこにも行けない袋のネズミ状態、そしてムー国に滞在していたパーパルディア人は自国へ強制送還された。

皇国民は反発するが、首相の拓真が生声明で「黙らんとエストラシントに町1つ消し飛ばす爆弾落とすぞ?」と口を開いたら反発してた奴等はとたんに黙る。

カイオスは顔面蒼白。

レミールを捕らえた掃除夫のシルガイアは現在カイオスの右腕、所謂「補佐」として新たな人生を再スタートした。

明るくは無いけどね。

負け犬の遠吠え。

日本をキレさせた小娘レミール、アルデ、虐殺実行並びに関係者全員は12月1日に日本へ移送され、現在は東京の特殊拘置所にブチ込まれている。

レミール「私は皇族だ!貴様等に罰せられると思っているのかこの野蛮め!粛清してやる!!!」と毎回意味不明な奇声、本人からすれば正当な主張を発するので、レミール監視役の女性刑務官(AL○OKの吉田沙○里と瓜二つの人、腕力クソ強いのでビンタも(蝶野による方正への蝶野式ビンタの100倍)クッソ強い(多分))が事ある度にビンタを咬ましてレミールを気絶させている。

アルデは特殊拘置所に入ってから一言も話さずに黙ったまま。

口を割らないアルデは一度、阿部(高和)さんに引き渡す事(調教とホモビに出演させる為。捕まえた中でそれなりの顔立ち(イケメンとは言ってない)であるアルデを見逃しはしなかったのは高和である)が確定した。

 

関係者と実行者はただただ。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい...」

を繰り返して発する、まるで壊れたレコーダーの如く。

 

日本各都市では同盟国の観光客が賑わいを見せる。

ムーやクイラ、クワ・トイネの観光客が大半を占める。

最近はフェン王国やアルタラス王国の国民が新年を日本で過ごそうとやって来る。

中に紛れて来るパーパルディア人等も居る、差別とは似てしまうが、これは戦後条約で決定した事。

間違いが無い様に選別し、居たら問答無用でパーパルディアへ強制送還。

各国際空港や港では警察の他に自衛隊と特殊部隊SATも配備、

そして防衛の為に、PAC3 {地対空誘導弾、パトリオット3}を取り敢えず各県に配備。

足りない分は増産、その間はイージス艦等を配備した。

日パ戦争が終わった頃の季節はそろそろクリスマス、クリスマスイブに日本国首相である佐々木拓真が{第二次佐々木内閣}を立ち上げ↑ほぼ独裁者状態になってしまった。

 

-裕也 自宅ー

女子アナウンサー『...でありまして、来年度の首相選挙は無くなりました、よかったですね』

政治家『(全く良く)無いです』

 

裕也「ホントの独裁者だな」

早矢「拓真さん大丈夫なのでしょうか..?」

裕也「基本的におやっさんは温厚だよ、国や天皇陛下を侮辱されたり、自国民を傷つけられたら、相手の末路がパーパルディア皇国みたいになるから怒らせたらいけないよ?しかしおやっさん夫婦は見てて羨ましいよ...夫婦歴20年以上喧嘩無しで経ってるんだぜ?」

早矢「私達も拓真さん夫婦みたいになりたいですね?あなた」

裕也「そうだな、だけどまだ婚姻届提出してねぇぞ?」

早矢「早く出しましょう!」

裕也「式はあげる?」

早矢「お任せします」

裕也「...ちょっと考えるか...(ケーキ作ろ、そろそろせびられるだろし)」

エリカ「大介ー!ご飯出来たわよー!」

大介「ちょっと待ってくれー!今行くー!」

エリカ「ご飯冷めちゃうから早くねー!」

 

食事中

大介「...学生時代の頃が懐かしい」ボソッ

エリカ「?何か言った?」

大介「いんや、何も言ってないよ?」

エリカ「そう」

大介「(エリカが寝た後でクッキー☆でも作るか)」

翌日

2019年12月25日

クリスマス

葛飾署

「メリークリスマスです!課長!」

裕也「メリークリスマス、皆」

「「「「プレゼントくださーーい!!!」」」」

裕也「チョコレートケーキで良いかな?」スッ

早矢「いつ作りました?」

大介「俺からはクッキー☆だよ」

エリカ「いつ作ったのかしら?」

圭一「メリー○○◯◯◯!!!」意味深

裕也「オイ今モザイク掛からんかったか?」

大介「上見てみ?バッチェモザイク掛かっとるぜ」

「皆!ヘンタイが来たわ!!!課長達を連れて逃げるわよ!!!!」

「「「「「はい!!!!!」」」」」

 

圭一「えぇ...」困惑

 

数時間後

 

圭一「ちょっとジョークのつもりで言っただけなんだが」

裕也「お前が言うとジョークになんねぇよ」

大介「歩く生殖器だな」

裕也「男女問わず皆チ○ポじゃねぇかその言い方」

みほ「...」

拓也「止めようよ...みほ が女の子がしちゃいけない顔して引いてるよ」

裕也「何で居るの」

拓也「新しい婦警」

「「「婦警」」」

 

帰宅後

 

 

早矢「おかえりなさい」←先帰り

裕也「ただいま」

早矢「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも私ですか?」

裕也「そりゃ先ずは飯、それからいただこうかね」

 

大介「おかえり、遅かったね」←定時上がり

エリカ「ただいま、ごめんね?隊長に呼び出されて」

大介「飯は出来とる、大好きなハンバーグ煮込みにしたぞ」

エリカ「あら嬉しい♪」

大介「食べたら風呂入ろ」

エリカ「えぇ」

クリスマスに大体カップル揃ってりゃ性なる夜ってね。

その後はご想像にお任せします。

 

12月27日

裕也「という訳で、明日から来年の1月5日まで早矢と一緒に休暇取ります、新年会は面倒くさいから出ないので宜しく署長」

早矢「お願いします」ペコッ

頓田「えぇ...」困惑

 

ー翌日ー

裕也と早矢は、福岡に帰省し(早矢は京都出身、帰省する気が早矢は無い、理由?必ず剣之介と裕也が喧嘩するので帰ろうにも帰れない、裕也とは離れたくないので帰らない、そして両親より裕也の両親の方が優しく一緒に居て楽しいのも理由の1つ)、年を北九州で越す事となり大介(エリカ同伴)も北九州で年を越す事とし、圭一と拓也(みほ同伴、本家に帰りづらい)も12月29日には北九州に帰ってきた。

 

2019年12月31日 午後8時 大晦日

大晦日では午後18時位から必ずある{○ってはいけない◯◯時}今年はガー○ーク○ビ○リ研究所。

紅白見てるとN○Kが元日にやって来そうな気がするのでE○レ等のチャンネルは一切開かない。

時刻的に笑っても良いけど捕まったらキツーイお仕置きを食らう場面を見ている。

 

浜○『あかん!最近の鬼の早さはアカン!』

松○『アイツ等足遅くなったなぁ...この菓子うま』囚われの松○

バサッ! デデドンッ!!!(絶望)

鬼 TKO木○『遊びに、来たよぉぉぉ!!!』

松○『ふおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?』

 

グラウンド

方○『つっ...疲れた...!』

田○『鬼こっち来おった!!!』

スリッパ叩きの鬼、クソデカいハリセン持ってる鬼、???の鬼の三点セットが追っかけてくる。

田所『ふぁっ!?じゃけん校舎に逃げましょうねぇ~!』猛ダッシュ

『『『『流石24歳、元学生は侮れん!!』』』』←大体50代

 

裕也「何でテメーがガキ使出てんだよ!」

早矢「あら?この方は確か...」

ネットでガキ使◯◯時の視聴率を調べたら紅白の三倍は差がある。

田所が出ているからであろう。

ホモガキが見ている。

大晦日の限定特別2チャン スレ

        同志ホモ(+ガキ)達の反応

           名言集

淫夢はまだか?

叫べよ人間のクズ

ウンコの擬人化

ウンコに失礼だゾ

汚い汚物

114514

ステロイドハゲ

おっすよぉしくお願いしまぁす!

あっ、ふーん...(察し)

ンアッー!

ファッ!?

11451445451919810(翻訳:良いよ来いよイク逝く野獣)

 

お前の事が好きだったんだよ!!! 迫真

じゃけん夜いきましょうね~

でっ、出ますよ?

ブッチッパッ

foo↑!

こ↑こ↓

上がって、どうぞ

ウチさぁ...屋上あんだけど、焼いてかない?

サーーーッ!!! 迫真

お待たせ!アイスティーしかなかったけどいいかな?

暴れんな...!暴れんな...!!!

柔らかスマホ

ヌゥンッ!ヘッ!ヘッ!ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!

胸にかけて胸に!

オォンッ!アォンッ!

気持ちぃぃ~

ぬわぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

24歳、学生です

王道を行くソープ系ですね

やりますねぇ!

はっきりわかんだね

etc.

野獣先輩、女の子説

野獣先輩、イデ○ン説

野獣先輩、ウンコ説 当たり前だよなぁ?

野獣先輩、田所浩二説 ラブ&ピース!

etc.

サイクロップス先輩

BB先輩

アザラシ先輩

歩く先輩

 

         {野獣先輩}

TDKR

辞めたくなりますよホント

 

MUR

さっき俺等の事チラチラ見てただろ

そうだよ 便乗

 

KMR

なんで見る必要があるんですか...?

えへへ...

 

遠野 名前不明

やめてくれよ...(絶望)

ちょっ!止めて下さいよホント!

 

GO 本名 山本聖也

GO IS GOD

金!暴力!S○X!

30分で5万...

暴れんな!バラ巻くぞこのヤロー!

 

TNOK

黒塗りの高級車、セ○チュ○ー

オイゴルァァ!免許持ってんのかぁ!!

あくしろよ、ヨツンヴァインになるんだよ

 

AKYS

・・・。

 

KBTIT 先生

かしこまり!

芸術品にしてやるよ...!

 

淫夢くん 

スローロリス

被害動物

勝利の右手

威嚇

つよい(確信)

 

第三章 迫真空手部 ○の裏技

第四章 ~水泳部、野獣と化した先輩!!!~

真夏の夜の淫夢

 

第一章 体育部員達の逆襲

やべぇよ...!やべぇよ...!

許して下さい何でもしますから!

ん?今何でもするって言ったな?

デデドンッ!!!(絶望)

 

ポッチャマ...

そうだよ 便乗

見ろよ見ろよ

おっ、そうだな

良いゾぉ~!コレ

見たきゃ見せてやるよ 迫真

気持ちいいダルォォ!?

縦割れア◯◯

野獣の眼光

池沼

MUR ポッチャマ...

クッキー☆

流行らせコラ!

(2人又はガチムチのアニキでも居れば良い)勝てる訳無いだろう!!

馬鹿野郎お前俺は勝つぞこの野郎!!!

淫夢の、ヤベー奴

昏睡レイパー

NT-D=IN-M

ニ○ニコ本社爆破すっぞ!!!

は↑と↓先輩を神風特攻。

ウェーイwww!!!

 

裕也「何だこのスレ...吐き気するぞコレ、関係ねぇやつも混じってるし...コイツらホモガキだな」ノンケ

早矢「あっ、捕まっちゃいました」

裕也「あらら、スリッパは痛いぞ」

田所『やめちくり~!!!』ゲイ

スッパァァァァァァン!!!!!!!!

田所『!!ンアァァァァァァァァァァ!!!』

浜○『ワハハハハハハハハハハハハッ!!!』

デデーンッ! ○田~、アウト-

浜○『なんでや!!!』

・・・・

・・・

・・

午後23時

早矢「フフフッ,可笑しい」

裕也「公衆の恥さらしだな、笑えるけど」

達郎「年越し蕎麦食べようや、出来とるから」

麻央「冷めちゃうから食べなさい」

裕也「天ぷら付きか...コシがあるな」

達郎「今年は手打ちから始めたからな」

裕也「凝ってるな」

達郎「そろそろ、他にも趣味を見つけようと」

裕也「そうか」

麻央「あんなに小さかった裕也が今じゃ大人だから早いものね」

裕也「気付けば俺もう24だしな、ホントに時の流れが早いもんよ...」

達郎「式は挙げないのか?」

裕也「アンタらも挙げなかったろ?」

達郎「金が無かったからな」

裕也「確かに良い思い出になるかもしれんが俺は別に挙げなくても良いんだよな、金は馬鹿にならんが、早矢が挙げたいってなら挙げるけど」

早矢「私は裕也さんの傍に居れれば十分ですのでどちらでも良いです」

麻央「早矢ちゃん、私達はね、少し後悔をしてるのよ?」

達郎「俺はしとらんけど」

麻央「黙ってて」

達郎「アッハイ」

麻央「あなた達には幸せになってもらいたい、良い思い出を持っていてほしいの、お金ならこっちも出すから式は挙げておきなさい」

早矢「えっと...」

裕也「そこはまだ考えてる、少なくともまだお互い独身状態でもう少し居たい、独身の青春を謳歌出来る最後だから、28前には籍を入れるつもりだし、ハチロクも家族出来るなら売ろうと思ってるし」

麻央「デキ婚するのね」

裕也「デキ婚良いかもと思ってな、それに警察業務止めて本業に進もうかなと思ってるし」

達郎「止めとけ、全く稼ぎにならんから、ハチロク売るなら返してくれ、俺が乗る」

裕也「まだハチロク売るか分からんぞ?でも楽しかったのは変わりないしな、金は腐る程稼いだから余裕はある、アンタ等ホントに年金納めなかったからな...まぁ、俺が万が一に備えて稼ぎに稼ぎまくったから、その金で好きにとは言わないが生活は出来るっしょ、死んだ時の保険も掛けてるしな、億は出ると思う。」

達郎「自営業に年金は納め様が無いぞ、だから貯蓄しまくってたんだ」

早矢「暗い話はそこまでにして、先ずは飲みましょう!ほら!コップ持って!」 

裕也「...まいっか、ほら、注いでくれ」

 

「「「「乾杯!!」」」」

 

裕也「アンタ自営業から公務員なっとろうが」

達郎「あっ、バレた?」

裕也「俺は軍人もそうだが自営業に誇りを感じてるんだ、一代で畳むにゃ惜しい、ウチだけしかしない仕事もあるんだからさ、ユーザーの声にも答えんとな」

裕也「特に一番初めから営業取引ある会社とかは尚更」

達郎「それは当然答えてるさ、もう20年位は取引してるからな」

裕也「そして会社を畳むという事はあの車もスクラップになる、それだけは何としても避けたい、あの2台の車のお陰で俺が生まれて成人するまで食っていけたんだから、恩ある車を処分するのは心が痛むぞ」

達郎「どこ置いとる?」

裕也「雨風が凌げる様に、向こうで倉庫建てて2台共並べて停めとる、メンテはしっかりしてるからいつでも動けるぞ」

達郎「一台売れよ」

裕也「だが断る、あっ、そうそう、レビンのクーペあげるわ、俺は乗らんし」

達郎「パーツは?」

裕也「とりあえずエンジンはAE111、テールはトレノ後期、バンパーはレビン前期着けてる、馬力でも160は出てるんじゃないか?」

達郎「良し」

 

麻央「ほらあなた、後一時間よ」

達郎「まぁ今年も何後となく終わるな」

裕也「転移後初の年越しか...これから先は波瀾万丈な生涯を送るかな...」

早矢「あなた?」

裕也「まだ恥ずかしいから言わんでくれ、普通に裕也って呼んでくれ」

 

その後も時間は過ぎた。

 

 

ゴーン.....ゴーン....ゴーン....ゴーン...

 

2020年、中央暦1640年の幕開けだ。

ここでチャンネルを変える。

 

アナウンサー♂『新年、明けまして、おめでとうございます、2020年の幕開けです。

そして長かった平成も2020年元日を持ちまして、令和元年となり、新しい元号がスタートしました』

裕也「天皇陛下の御退位させ、現皇太子が天皇即位か...」

早矢「裕也さん...新年明けましておめでとうございます」

裕也「明けましておめでとう、今年も宜しくね」

早矢「はい!」

 

麻央「あなた、今年も宜しくね」

達郎「また1つと歳を取るのは辛いな...まぁ、良いか、麻央、おめでとう、今年も宜しくな」

麻央「えぇ、飲みましょう」

達郎「新年及び新元号に、乾杯!」

「「「乾杯!」」」

 

まぁ、特に達郎は呑みすぎ、午前2時頃、急性アル中で倒れ新年早々の大騒動となった。

 

ー岩野家ー

父「ほら大介!もっと呑まんか!」

大介「無茶言うなよ!コレでも一升呑んでるんだぞ!」

母「アンタ!何本呑んだの!」

大介「あっ、お袋か、親父もうそこら辺に転がってる瓶は呑んでる」

父「俺はよっおらんぞ」酔っとらんぞ

母「嘘仰い!手が震えてるわよ!」

父「ういぃぃぃぃ....」ドサッ

母「アンタぁぁぁ!?」

大介「救急車呼べ!急性アル中だ」

エリカ「分かったわ!」

 

救急が到着後、父を救急車にブチ込み、母が随伴し、家に残るは大介とエリカ、回りのカップルがリア充爆発しろと言う程仲の良いカップルを放置するのは大変破廉恥な事が起きよう。

エリカ「大丈夫かしら...お義父さん」

大介「大丈夫だろ、あの人これで10回目だし」

エリカ「凄いわね」

大介「所で中々似合ってるぞ、着物」

髪が元よりクリーム系?の色をしているエリカの身を包む着物。

胸辺りに桜が書かれ、それは足元辺りに広がる。

但し、足元辺りの桜は散る様に染められている。

説明がむつかしいので割愛する。

 

エリカ「あっ..ありがとう...///そう言う大介も袴は似合ってるわよ」

大介「ありがとな、でもコレ成人式に使ってたヤツだけどね」

エリカ「そう」

大介「所で...」

エリカ「?」

大介「俺も親父に散々呑まされて少し酔いが回ってきたんだ...膝枕してくれ」

エリカ「もう...しょうがないわね、ほら」ポンポンッ

大介「すまんな」

 

大介「はぁ...落ち着く」

エリカ「そう...良かった」

自身の膝に頭を乗せている大介の頭を優しく撫でる。

 

エリカ「♪♪ ヒャッ!!!」

ムニュッ

大介「うん、満点」揉みッ

エリカの胸を薄目で直視し続ける事5分、我慢出来なくなった大介はちょっとお触り。

 

エリカ「いきなり揉まないでよ!驚くじゃない!..//」

大介「ごめんって、膝枕されて目に写るのはタワワなエリカの胸、そりゃ我慢は出来んよ」

スッ

エリカのキツく締められた着物の帯を意図も簡単にほどいて行く。

シュルッ シュッ!

パサッ

ユサッ

エリカ「あっ...///」

大介「あれ?ノーブラ?」

エリカ「お義母さんに着物は基本的に下着を着けないって...」

大介「それ何か違う気がする...て事は下も...」

エリカ「下は流石に穿いてるわよ?」

大介「まぁ良いや...いただきます...あむっ」

 

エリカ「あっ♡ もう...赤ちゃんみたいに吸わないで..♡」

大介「プハッ..エリカが母でも良い気がす...やっぱ無理、恋人なれねーし」

エリカ「上だけじゃ嫌よ...下も...ね?」

袴の裾を持ち、スカートみたいなのを託し上げるエリカ。

 

エリカ「ほら...さわって?」

大介「胸弄っちゃっただけで...トロトロになってるね..このまま入れたいけどもっと気持ち良くしないとね」

エリカ「大介のも出して?私だけ気持ち良くなっても嫌」

大介「お互い気持ち良くなろっか?」

エリカ「負けないわよ」

大介「フッ(オチが見えるよ)」

 

~30分後~

 

エリカ「ソコは!あぁッ♡」

大介「ここでしょ?ほらほら、俺のがノックしてるの分かるか?」

エリカ「中に入っちゃ...!カヒュッ!?」

大介のナニがエリカの子宮の中に入ってしまい、過呼吸する。

今まで得た事ない快楽に耐えられなくなり、それなりに鍛えられた大介の胸部に身体を預けるエリカ。

ポスッ

エリカ「あっ...♡中に入って..!♡ちょっと待って..♡お願いだかr「うんゴメン無理」!!!」

その後もズンズンと子宮に大介のナニが当たり、エリカが更に乱れる。

自分の彼女(愛妻)がここまでエロく淫らで、自分の性欲を更に高めてしまう様なトロ顔を見せられて大介の性欲は120%を越えた。

ナニかを吐き出したい。

 

大介「うっ...キツい...エリカ!出すぞ!お前の中に一杯な!」

エリカ「あ♡出るのね?♡ふぁ♡良いわよ♡一杯出して♡!あなたのなら受け入れるから!あぁ♡!」

 

大介「!うぅ...!!」ビクビクビクッ!

エリカ「んんんんんっ!!♡♡...あっ♡ん♡」

大介「まだ出る..くっ..!!!」

エリカ「あっ♡(熱いのが一杯...♡大介が私を懸命に孕ませようとしてる...♡大介の顔可愛い..♡!?あぁ駄目!もう入らないから!大介!駄目!あぁ!♡)」

 

大介「ハー...!ハー...!ハー...!ハー...! エリカ...」

エリカ「沢山..出しちゃったわね♡ん..♡」

エリカの中から大介のナニが白い糸を引きつつ出てくる。

大介も出し疲れたのか、頭をエリカの胸元に預ける。

ポスッ

大介「これで出来ると良いけどな...」

エリカ「今日は大丈夫な日だから出来るか分からないわよ?その割りには大丈夫な日しかシないんだから」

大介「毎日シたいけど流石に無理があるし、大丈夫な日は孕みにくいんだろ?俺はそんな日を無駄になる位に孕ませる。

危険な日にするよりも大丈夫な日にする方が良いし...ヤベ、何言ってるか分からんくなった...」

エリカ「そうね...出来ると良いわね、男の子かしら?女の子?」

大介「男が良いな、女の子も悪くないが...ん?ほらエリカ、空見てみ」

エリカ「?  綺麗...」

時刻は午前5時、気付けば時間は経ち、異世界に転移したので初日の出がズレる事だってあるだろう。

2020年、新元号 令和元年の幕開けである初日の出を拝む。

 

大介「改めてだけど、今年も宜しくな!エリカ!」

エリカ「ええ、宜しくね、あなた」

 

ー渚家ー

早矢「あなた、起きて?」

裕也「...ん?揺さぶらんでくれ、起きとるよ?どしたの?」

早矢「初日の出が出てますよ」

 

初日の出『2020年の幕開けだよ~、今年も平和を第一に行こうね~、て事でリア充はタヒね!!!そして無職童貞ニートもまとめてタヒね!!!』

 

裕也「...何か酷い事言われた気がする、初日の出に」

早矢「はい?」

裕也「て事で、もう一回ね」ムクムクムクッ

早矢「もう...仕方ない旦那様です♡ あっ♡...」

 

ーー

拓也「今年も宜しくね、みほ」

みほ「うん!」

拓也「父さんも母さんも居ないし...ヤらないか?」

みほ「もう、分かってて言うんだね...良いよ、来て..♡」

拓也「僕のビッグマグナムの前に普通を保てるかな?」

みほ「!いつもよりおっきい...♡(こんなの入れられたら気持ちいいかも...♡)」

拓也「舐めて?」

拓也は一緒に気持ち良くなる体位を取った。

拓也の目の前にあるのは みほの大事な所、拓也が取る手段、それは攻めるのみ、攻めて攻めて攻めまくる。

みほ「!そこは駄目だよ!♡あ!♡あぁぁぁ~!♡」

・・・・

・・・

・・

~病院~

病室

達郎「......」

父「あっ、達郎さん、どうも」

達郎「君も倒れたのかね?」

「お恥ずかしながら急性アル中で」

達郎「お互い様だな、まさか新年早々やらかすとはな」

「怒られましょう、盛大に」

達郎「あぁ」

その後もそれぞれ自由な日々を過ごし、結局、皆が東京に戻ったのは5日も越えた1月10日だった。

新年早々こってり署長に搾られたのは言うまでもない。

 




次話はどうしようかな...
駄文はごめんね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第41話 うぅん...マジ駄文で草

まぁ、主な視点はエリカで。
エリカは可愛い、ツンデレ無かったら個人的に最高だね、うん。
キャラ崩壊待った無し(可能性大
駄文で良ければ...
野獣先輩は次かその次。


岩野大介の(妻になる確で)彼女の逸見エリカよ、今回は私の事を(脱線しながら)話そうと思うの。

私は今、大介といつも一緒に居るけど、高校の頃はそれなりに仲が悪い時とかあったのよ?

今を思えば懐かしいわね...初めて出会ったのは6年前、まだ高校生で戦車道の対戦時だったかな...。

 

6年前

黒森峰、学園艦

(戦車道)作戦室

教官「今回の対戦相手だが、北九州工業高等学校の戦車道チームだ」

まほ「工業高等学校ですか?」

教官「試合は明日だ、この学園艦で執り行う事となった、この地を熟している君達なら勝てるだろう」

エリカ「隊長、何両編成ですか?」

まほ「これから決めよう」

 

 

ー翌日ー

午前8時

試合開始時刻は午前9時、1時間前には顔合わせを行う。

両者共に挨拶は交わす。

まほ「黒森峰戦車道シュバルツ・バルト隊隊長兼、ティーガー隊隊長、西住まほ です」

エリカ「副隊長の逸見エリカと申します」

裕也「北九州工業高等学校 戦車道 聯合旭日隊総兼、旭隊隊長、渚裕也です、本日は宜しくお願いします」

大介「聯合旭日隊 副隊長の岩野大介と申します」

まほ「しかし驚いた、男性が戦車道をするとは」

裕也「あはは(汗)、良く言われますよその台詞は、まぁ良いじゃないですか、高校生活なんて一度きり、出来ない事を徹底的にやる、男って意外とそんなものですよ」

大介「楽しそうだったのでね、お互い楽しくいきましょう」

エリカ「そうですね(戦車道を馬鹿にしてるの?舐めてるの?)」

まほ「(まぁ所詮は赤子の手を捻る様なものか、警戒するまでもないか)」

裕也「(これが西住流家元の長女、西住まほ か、愛里寿とは正反対の面影だな、それはまぁ当然か...隣にいる副隊長、逸見と言ったか、時々俺達の顔を見て何かを言いたげにしているな、聞いてみるか...)逸見さん、と言ったかな?」

エリカ「え?はい」

裕也「言いたい事があるなら言ってくれて構わない、男が戦車道をするな、汚れてしまう、と思っているのだろう?だったら言ってくれないか?それを顔に書いて口に出さないのは大変苛立ちを覚えるのでな」

エリカ「...えぇ、そうよ。戦車道は乙女の嗜み、それを男がするのは言語道断、あってはならない事なのよ。貴方達は戦車道を汚しているのよ、失せなさい」

まほ「!エリカ!」

大介「...言いたい放題言ってくれるな、こちとら物腰低く対応しているのに何だその手のひらを返す様なものは、イライラする」

裕也「大介落ち着け、君の言いたい事は分かった、だけどそれは聞けないものだ、男はすると決めたら最後まで成し遂げる、君の最後はどうなるか楽しみだな」

エリカ「あら?負け犬の遠吠えね、楽しみだわ」

まほ「エリカ!!!済まない」

裕也「いや、良いんだ、口で言って分からないなら試合で叩き込んでやるだけさ、話は以上ですね?では、失礼します」

 

 

エリカ「隊長はどうも思わないのですか!?」

まほ「...確かに差別感はある、男がするのは空戦道、何故それに進まなかったか...男が戦車道を汚しているというのは分からない、もしかすればしているかもしれん、とにかく、今は試合に集中しろ」

エリカ「...はい」

 

大介「何だよあの生け好かん女は!?腹立つなあの腐れビッ○で催眠オ○ニーしてそうな奴が!あぁマジで腹立つ!」

裕也「確かに腹立つな、あの場に居た者達からもそんな雰囲気を感じたぞ、催眠オナ○ーって何だよ」哲学

大介「こうなりゃ徹底的にぶっ飛ばしてやる!!」

裕也「今回は殲滅戦、俺が殺られても残存車輌はとにかく数を減らせ」

大介「分かっとる、任せろ」

 

午前9時、聯合旭日隊VSシュバルツ・バルト隊の殲滅戦が始まった。

範囲は戦車道で使う土地全部の範囲内で行われる。

黒森峰15両、北九州工業高等学校4両という3倍程の戦力差、ギャラリーの応援は当然ながら黒森峰だろう、中には応援に駆け付けてきてくれた者達も居るが存在感が薄い。

いや、黒森峰側が濃すぎるのか。

3倍の車両数でも年式や性能を鑑みるに勝算率はある。

19式、90式改は現在陸自が保有する戦車(90式や74式、64式や10式)以上の戦闘力を持つ車両、そして19式と90式改はレーダーを装備しているので観察の搭乗員が居ない、精々操縦士と砲撃手、それと車長(隊長)の3人位。

射程距離もティーガーと比べるまでもなく長距離かつ高精度を誇る精密射撃を有する。

装甲も馬鹿には出来ない、8センチ砲なんて余裕で跳ね返す事が出来る。

ティーガーと19式の差は歴然。

それは誰もが分かる。

但し、戦闘開始してから西住まほ は分かった事がある。

それは相手の戦車である。

陸自が使っている戦車と同一なのだ。(西住視点で)

それも聞いた事がない車両。

しかも数は4両と舐められたものだと思う まほ。

数で叩けると即座に答えが出てきて指示を出す。

まほ「全車両、相手の車両は4両だ、数で叩けばすぐに終わる」

エリカ「分かりました」

「!!副隊長!偵察車両より連絡有り! 1両、敵フラッグ車です!」

エリカ「取り敢えず確実に仕留める為に4両を出します」

まほ「任せる」

 

 

 

大介「隊長、敵さんはどうやら引っ掛かったぜ」

裕也「バカだねぇ...ホントにバカ、こんな分っかりやすい罠に引っ掛かるたぁホントに草」

聯合旭日隊が罠を仕掛けた、それは何か?

それはダミーである。

物作りが大好きな者達が集まる聯合旭日隊、物作りを生かして作戦で使うならばダミー戦車を作る、それがまた精工なのよ。

距離1~5キロから見ればモノホンの戦車と同じ大きさに見ただけでわかる重量感、そのダミー戦車がその場に留まるだけなら良い。

裕也「ラジコン式だよ、マジで事故らない様にしねぇと」

大介「キャタピラ動くのか」

裕也「エンジン入ってるぞ、4リッターディーゼルのNAだけど」

大介「マジか」

裕也「恐らくコレを狙いに来るだろうな、撃ってきたら全車は敵車両をとにかく撃て、多分堪だけど4両寄越してくるかもな」

圭一『敵車両を発見!数4!』

裕也「ほらな?」

大介「ヤベー奴や」

裕也「方位、距離を知らせ」

圭一『距離3千、正面だ』

裕也「砲撃準備!ダミーを動かす!」

圭一『任せろ!』

 

「あれがフラッグだな(※ダミー戦車をマジモンのフラッグ車と勘違い中)!砲撃準備!」

 

「準備よし!」

「撃てぇ!」

ドンッ!!!

 

裕也「当たるかカス!」グイッ

ダミー戦車は寸分の狂い無くプロポからの指示に的確に反応し、敵砲弾を交わす。

 

「外した!ちょこざいな!撃て!!」

 

裕也「全車!撃てぇ!」

ドドドドォォォォォンッ!!!!!!

 

菊地「撃破確認!」

 

 

ーー

エリカ「!!隊長!一気に味方車両4両がやられました!!!」

まほ「何!?」

ーー

 

大介「まだ動けるか?」

裕也「うーん...ちょっと怪しいけどまぁ使い捨てだし良いか、まだ行ける、全車通達、次は市街地戦にいくぞ」

菊地「こ↑こ↓森林地区でしたね」

裕也「淫夢用語やめーや」

菊地「敵の偵察車両いますよ」

裕也「泳がせとけ、市街地に着き次第潰す 全車、市街地に前進せよ」

エリカ「隊長、偵察車両より連絡あり、敵4両は市街地方面に進撃中です」

まほ「万が一に備え、マウスを出す」

エリカ「あんなデカブツをですか!?」

まほ「装甲も火力もマウスに敵は勝てない、大丈夫だ」

エリカ「分かりました」

 

~市街地~

裕也「ここが市街地か、随分金持ってるな」

大介「強豪校の学園艦だぜ?そりゃ持ってろうよ」

圭一「俺は単独行動に移る、まぁ、偵察みたいなもんだな」

裕也「分かった」

~市街地~

「隊長!こちらマウスです!たった今市街地に入りました!」

まほ『このまま前進、警戒しつつ砲撃は出来る様にな』

「了解!」

 

 

圭一「ここで良いかな...」

圭一の操る90式改は地上8階建て駐車ビルにある、エレベーターで最上階に上がり、エレベーター出入口付近の(コンクリート製)壁に特殊アンカーを打ち込み、打ち込みを確認した圭一は90式改をゆっくりと前進させ、床から垂直下の壁に引っ付く様な状態で敵戦車隊を待つ。

 

圭一「隊長、こっちの所在地を報告する、その地点に敵戦車を誘導頼む」

裕也『了解した』

 

 

「隊長、敵の戦車は見つかりません」

まほ「偵察車両からの報告は?」

エリカ「連絡が着きません」

まほ「判定を受けたか...」

大介「敵戦車パンター発見!!数3!速度約30!距離1500と認む!」

裕也「砲撃用意!   撃てぇ!!!」

 

エリカ「隊長!また味方3両やられました!!!」

まほ「どこから狙っているんだ...!」

 

冷静沈着の西住まほ も流石に焦りは出てくる。

知らず知らずの内に7両程が撃破判定を受けた、試合開始から30分たった、それだけで3分の1強を損失。

試合は殲滅戦、そして試合時間は無制限、頭の弱い脳筋みたいな奴みたいに突撃万歳でも良いし夜まで待って攻撃するも良し、裕也達はその選択ではなくスナイパー砲撃(みたいな)事をして数少ない戦力を温存している。

この試合で補給は許可されていない。

最も弾薬消費が高いのは聯合旭日隊だが、効率を考えると聯合旭日隊は有利になる。

そして まほは指示を下す。

 

まほ「ティーガー隊を前進させる、肉薄するぞ」

エリカ「!?分かりました」

 

圭一「(待機して15分、裕也達が煽ってるしそろそろ来てもおかしくは...マウス来た)」

圭一の90式改の下を通過しようとしている大きな図体に戦艦クラスを超える主砲口径を兼ね備える戦車、マウスである。

マウス後方にティーガーⅠとティーガーⅡがそれぞれ2両、護衛として行動している。

そして圭一の90式改がぶら下がるビルを通り過ぎるその瞬間

 

圭一「撃てぇぇぇ!!!!」

90式改の主砲から放たれた砲弾は、マウスのエンジングリルに目掛け垂直落下し、それはものの見事にマウスの心臓を破壊した。

圭一「残りもぶっ潰す!!!」

 

 

「どこから撃ってきてる!?」

「上!」

「な!?壁に引っ付いてるだと!?」

「最大仰角を遥かにオーバー!この場から離れる事を提言します!」

圭一「逃がさんわぁ!!!」

 

 

~5分後~

圭一「殲滅確認!スカッとしたぁ!」

 

ーー

観客席

 

嘘だろ...!マウスが...!

何なんだよアイツ!?

壁に引っ付く!?アリなの!?

ギャラリーの閲覧するスクリーンは圭一側を写している。

 

おい!どんどんティーガーがやられていってるぞ!

すげーー!!!

デタラメでしょ!?

 

ーーー

エリカ「隊長ーー!!マウスが!!マウスがやられました!!!残る残存車両は3両です!!!」

まほ「(何で!?どうしてこうなった!?訳が分からない!?助けてお母様!?)こうなれば突撃だ!!それしかない!黒森峰の維持を見せつけろ!!!」

エリカ「(隊長がヤケになった!)はい!!!残存車両は突撃しろ!!!」

 

ーーー

裕也「全車聞こえるか?」

大介『聞こえるぞ』

圭一『問題なし』

拓也『出番無かった...』

裕也「敵は精々あっても3から5、気を抜くな、まだ親玉を叩いた訳じゃねぇ、本気で潰せ、{総}隊長命令だ」

「「「任せろ!!!」」」

圭一『合流する』

大介「裕也!敵の副長車両は俺に殺らせてくれ!」

裕也「良いぞ、トラウマは流石に言い過ぎだが軽く教育してやれ」

大介「かしこまり!」

裕也「やめーやKBTIT」

 

聯合旭日隊と黒森峰のシュバルツ・バルト隊(まほ/エリカ チーム)との距離は市街地と(間に森林地区有り)平地、なのでそれなりの距離がある、会敵するとすれば、聯合旭日隊は森林地区を背にして戦う事になる。

走破性と機動性の高い19式と90式改は狭い所でも何のその。

邪魔な物は踏み潰すかなぎ倒すだけなのだから。

森林地区に誘き寄せればもう勝ち確。

 

森林地区で叩くのは詰まんないので、平地で潰す事を全車に伝え、先へ進む。

 

ギャラリーが観戦する場に寒気(黒森峰応援チーム側)が立ち、逆に聯合旭日隊を応援に来た集団に熱気が籠る。

 

foo↑ヤれ~!

良いよ良いよー!

負けたら掘る!

但し!勝っても掘る!

マジ?

女に負けんじゃねー!

 

勝ちますとも(確信)

 

~10分後~

両者との距離500、いち早く砲声を上げるは黒森峰側。

 

裕也「各自!回避行動!数に差は無い!」

菊地「狙うはパンター!」

裕也「撃て!」

 

エリカ「小梅!!」

まほ「こうも呆気なく!」

 

裕也「!良し!離れたぞ!大介!!!」

 

大介「合点承知! 墜ちろ逸見ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

ドッゴォォォンッ!!!

 

ドッカァァァァンッ!!!

エリカ「キャァァァァァ!!!」

 

まほ「エリカ!? な!?しまっ!」

 

拓也「包囲完了」

 

圭一「指示待ち」

 

裕也「情けを掛けるな!一斉砲火!!!」

 

ここで勝敗は黒森峰の負けで終わった、今まで負ける事の無かった黒森峰が負けた。

それも戦車道経験の浅い者達に私たちは負けたのよ。

戦車の性能もそうだけど何よりも大介達のチームワーク力に私達黒森峰は負けたのよ、悔しかったけど。

あの後私は泣いた、負けた事が悔しくて泣いたのかそれは詳しく覚えてない、だけどあの時、大介が慰めてくれたのは覚えてるの。

試合前にあんな酷い事を言ったのに...。

大介「別にもう気にしちゃいねぇよ、言われた借りは返したしな、もう泣くな、可愛い顔が台無しだぞ? ほら」スッ

 

可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?可愛い顔が台無しだぞ?

       {可愛い顔が台無しだぞ?}

 

私はその時反応出来なかったが、後々にそんな事を言われ顔が赤くなったのは覚えている。

その後も時々だが会う事もあり、会っていく内に私は大介の事が好きになってしまったの。

そして私はとにかく、大介に{アプローチ}を掛けて掛けて掛けまくった。

蝶野さんから「当たって砕けろコンチクショー!何で年下に彼氏出来て私には出来ないのよぉぉぉ!」と言われたのでそれにしたがって腹を括って、大介に{大好きな人}だと教えた。

どうせ私には答えてくれない、隊長の様な冷静沈着な人が好みなんだろうと思っていた。

大介「...何て言えば良いんだろな...正直言って、俺から言おうと思ってたら言われちまったかぁ...良いよ、喜んで」

 

この言葉を聞いた夜は眠れなかった。

翌々日に期末テストあるのに勉強が進まず、大介の承諾が頭から離れなかった。

テストは勿論嬉しさからか全教科オール満点、戦車道でも隊長に演習で勝てなかったのに一発の被弾無くして圧勝した。

先生達や仲間が驚いていたのは今でも覚えてるわ。

そしてその年のクリスマスは今まで過ごした事の無いクリスマスだった。

今までクリスマスなんて部屋に籠ってネットサーフィンか読書で過ごすのが例年行事だったし今年もそうして過ごそうかなと思ってたから。

よく考えたら忘れていた、大介と付き合っていてクリスマスを一人で過ごすなんて事はあり得ない、ビッグイベントがあると確信した。

ホントにあった。

よくネットで見てたが{クリスマスイブと本番の夜、カップルは聖なる夜と共に性なる夜を過ごす}と。

      『(私も例外では)ないです』

この(淫夢用語を借りて)一言を付け加えておきましょう。

痛かった。

だけど後悔はしてないわ、初めて大好きな人とシちゃったんですもの。

そして激しかった、戦車で荒道進む以上に激しかった。

男のアソコってあんな大きいのね///

 

12月26日頃の夕方

二学期も終わって、戦車道も終わって腰が少し痛む中、何故か知らないが西住隊長にバレて怒られてしまった。

隊長だって向こうの隊長さんと付き合ってる癖に何か文句でもあるんですか?

え?

クリスマスは性なる夜じゃなかったと?相手は親戚の所(裕也は可愛い妹分の愛里寿からクリスマスパーティーにお呼ばれした為にスタこらさっさとハチロクで群馬へ)行ったんですね?へぇ~。

それは知りません、そして御愁傷様デース。

ねぇねぇ、今どんな気持ちですか?年下に先を越された感想は。 煽り

悔しい?そうですよね(笑)

 

隊長(笑)が卒業し、大介も学生生活を終えた。

残る私は黒森峰の隊長になり活躍した。

隊長になって苦しい時もあった、それでも大介は私を支えてくれた。

その甲斐あってか、プラウダはボッコボコに、継続は物資強奪をしてたので物理的お話と対戦でズタズタに、アンツィオは奇襲で、聖グロはフリッツXを持ち込んでフル活用し、その圧倒的パワーを!(ベジータ風)。

そして、みほの大洗には負けてしまったけど...何だか気分の晴れた{自分の納得出来る負け}だった。

フリッツX使ったけど何でか不発。

列車砲ドーラ持ち込んでもレールがない、又は脱線。

陸上戦艦ラーテを持ち込みたかったけど計画だけで実現されなかった。

 

いや、やっぱ納得出来ないわ。

 

 

 

 

高校を卒業した後、私は普通の会社に就職した。

大介は様々な事をしていたのでよく覚えていない。

そして私が最もショックを受けたのは大介達が消息を絶った事。

それを聞いた時、心支えでもあった大介を亡くした事もあり心は荒れた。

暫くは家からまともに出ず籠ったままだった、時々隊長や みほが来てくれた。

あのショックは二度と経験したくない。

このままだと自分も大介の後を追ってしまう、大介もそれは望んでない、気持ちを入れ換える為に警察学校に入学して速効でやる事覚えて配属先が葛飾じゃなかったのにキレてティーガーⅡを持ち込んだっけ...懐かしいわね。

配属されてからイライラしてて調べるのも面倒だったから片っ端から犯人っぽいのを適当に決めて逮捕したのも懐かしい...。

そして大介達が発見、生きていたと知ったその時の状況も覚えてる。

大介にこんな姿を見せられないと頑張ってたっけ。

 

今思えば波瀾万丈ね...異世界へ転移した日本と同様に。

話変わるけど別世界の私は高校生で指輪貰ってるのにね←何で知ってる。

私まだ指輪もらってない!

 

大介「(金と時間の余裕が)ないです」

嘘おっしゃい。

大介「(車に金掛けすぎてマジで)ないです」

どれだけ使ったの?

大介「(改造パーツ代と純正部品代と車検代と維持費と燃料費で)200位...」

たったの200円なのね。

大介「違う、200万強」

よし、今日は寝かさないわよ。

大介「昨日もじゃね?」

今日はコレを使うわよ!

大介「ゑ? !!!いつの間に縄で体縛ってんだなんで全裸なんだ!?コラどこにア○ルディ○ド擦り付けてんだ!オイィ!!!まさかケツにぶち込む気じゃねぇよな!?」

えい!!

ブッッッスッ!!!

大介「アッーーーーーーー!!!!!」

今日こそは主導権を握るわ!

 




エリカを怒らせちゃ穴を掘られる。
当然この後、大介が男気魂を見せて主導権を奪還し、大介は(満足するまで)お仕置きとしてエリカをアへ顔Wピースさせまくった。
痔にはならなかったが毛は思いっきり抜けた、だからお仕置きby大介
後日、エリカはちょっとしたトラウマを抱えた。
{ヤりすぎた}{大介(の穴)を傷つけちゃった}{新たな快感を覚えてしまった}と。
大介「またシような!」スッキリ☆
エリカ「アレはイヤ!」
裕也「(ナニしたんだコイツら)?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第42話 捕まった奴等

レミールとアルデ書きますかね...。
駄文でマジごめんね?


2020年1月11日

東京都 下北沢

 

午前8時10分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イクゥ!イクイクッ...!アァッ!..!アァァァァァァッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝っぱらの住宅街から特定人物の汚い喘ぎ声が響き渡る。

聞こえる所、それはとある下北沢駅付近の住宅街に紛れ、高級感がそこそこ沸き立つ屋上付きの一軒家。

     {野獣(田所)邸}

日曜と祝日、その他を除き、午前8時10分から午後19時19分までは喘ぎ声が野獣邸より発せられる。

休みなんて(艦隊勤務で家を空ける等以外には)無いです。

近隣住民の一部は野獣邸より聞こえる図太い喘ぎ声を我慢して聞き続けたが、精神的ストレスを起こした者がでた。

声の大きさが尋常ではない、大陸間弾道ミサイルのサイレン並みにうるさいのだ。

なので朝8時10分になる前までには自宅を出て下北沢駅辺りに避難しなければならない。

これのお陰で会社は遅刻をしない、そこに関して会社員は野獣邸に感謝の意を述べている。

今日だけは聞こえなかったが...。

 

~野獣邸~

浩二「おまたせ!今回は新しい新人だよ、入って。どうぞ」

アルデ「...アルデです...」

三浦ならぬMUR「声が小さいゾ!もっと大きく「アルデです!」そうだよ」

KMR「確か君は」

浩二「パーパルディアの軍司令官だったらしいぞ」

MUR「なんでこ↑こ↓にやって来たんだゾ?」

浩二はMURの耳元で小声で離す。

 

浩二「俺達ネットで晒し者扱いだろ?」ボソボソッ

MUR「ポッチャマ達は凄く辛いんだゾ、それでも人間の屑のお前よりは遥かに良い待遇だゾ」

浩二「アイツも巻き込もうと思ってな」

MUR「...やっぱり野獣はいつまで経っても人間の屑なんだゾ...だからウンコと言われるんだゾ」

アルデ「(何なんだこの集まりは?何があるんだこれから?)」

 

~数日前~

東京 特別拘置所

「囚人番号114514番、アルデ、面会だ」

114514、これがアルデの囚人番号、何とも汚い。

アルデが独房より出てきて向かった先は面会室、面会室にはあの淫夢大スターが来ている。

ガチャッ

 

パタンッ

刑務官「面会時間は凡そ30分です」

「君がアルデ君かな?」

アルデ「間違いない、あなたは?」

「俺かい?そうだね、GOと名乗っておこう」

金!暴力!S○X!でお馴染みの「GO」。

そして野獣と方を並べて淫夢スターに輝くGO。

GO「君をここから出しても良い...但し、ここから出すには{ある条件}がある」

~~     ~~

引き受けた先がこれである。

話を聞いた後、すぐに出所してGOのもとで少しの間は常識勉強を行い、今日、野獣邸に来た訳だ。

GO「こ↑こ↓だよ、じゃあ頑張ってね」

アルデはこれからナニをされるか分かってない。

※重要な所だけ何も喋ってないGO。

 

野獣「んじゃあ撮影いこっか」

「オッケーでーす!いつでも始めちゃって下さい」

監督「良いか田所くん、三浦くん、木村くん、アルデくんも」

「「「はい!」」」

「はい!(何すんだ?)」

野獣「見とけよ見とけよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ンアッー!(≧Д≦")

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー

~東京 特別拘置所~

レミール専用刑務官「囚人番号1919番、レミール、お前に面会だ」

レミール「分かった」

コイツらマトモな番号貰ってねぇな...。

酷い奴は1145141919番や1145141919810番、810番、893番、TNOK番、KBTIT番、KMR番、MUR番、TDKR番という淫夢語呂が使われている。

虐殺実行者に与えられた称号は...?

刑務官「おい、人間の屑はどんな感じだ?」

「屑は今日もごめんなさいを連呼してます」

 

てゆーか後半もはや番号じゃねーし...

刑務官a「これもう分かんねぇな」

刑務官b「何でこんな番号着けるんですかねぇ」

 

面会室

朝田「やぁやぁレミールさんよ、どうかな?拘置所過ごしは」

レミール「想像していた監獄生活とは違うな」

朝田「今回面会に来たのは仮釈放に関してだ、本国へ帰す事は出来ないが、お前はこの日本を専属刑務官と一周してもらう、逃げる事は出来ないとまずは言っておこう、明日から予定は3ヶ月だ」

レミール「(絶対逃げてやる)分かった」

 

 

旅中

レミール「離さんか!蛮族め!」←逃亡した所を捕まった。

専属刑務官「フンッ!!!!」ビンタかます

パチィィィィィンッ!!!!

レミール「フゴッ!!」

 

ーー

野獣邸

午↑後↓12時

ヌゥン!ヘッ!ヘッ! ヴァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"アァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!! アァァァァァ!!!

ご近所のヤーさん「喧しいぞクルァァ!!!」

アァァァァァ!!!!!!!!!!!

ご近所のヤーさん「こりゃダメだ、聞いてると耳が腐っちまう」

KMR「先輩、腕を上げましたね」

MUR「これは負けられないゾ」

 

監督「おぉい!撮影中止だ!飯食うゾー!」

野獣「!?」

MUR「監督が飯の時間を作ったゾ!?」

KMR「僕たち今まで一度も昼食の時間が無かったブラック企業なのに」

アルデ「...(なにコレ嫌なんだけど)」

 

昼食メニュー

捌かず生きたまま投入したスッポン鍋(グツグツ沸騰してる中でまだしぶとく生きてる)、殻を剥いてないカキ鍋、スッポンの唐揚、殻剥き生カキ、カキフライ

焦げまくった白米、麦飯、地味に嫌がらせのトーストしてない食パン、そして極めつけは野獣先輩のお食事専用料理{脱糞}、出したてなのかホカホカと湯気が立っている。

 

ドリンクメニュー

ホモガキ推奨オリジナルブランドメーカー{Hakushin}イチオシ人気商品アイスティー、精力剤ドリンク、栄養ドリンク、媚薬入りドリンク、睡眠薬入りコーラ、メントス入り炭酸水(翻訳:胃の爆発に苦しんでシね)硫酸カリ入り天然水(翻訳:もがき苦しみそしてシね)。

 

監督「浩二!お前はコレだ」スッ

監督は野獣に脱糞を差し出す。

野獣「...俺の飯なんでウンコなの?」

MUR「飯はまぁ置いといてドリンクは殺す気満々なんだゾ」スルー

アルデ「これはうまそうだ」

KMR「生カキおいしい」モグモグ

ーー

同時刻の葛飾署

昼休み

裕也「おーい!もう昼休みだから仕事は中断だぞー!」

早乙女「あら?もう昼休みかしら?」

纏「昼ご飯食べようよ早矢」

早矢「はい、裕也さんも」

裕也「あぁ」

ガラッ

大介「エリカ~!飯食べよ~」

エリカ「お弁当は?」

スッ

大介「持っとる」

裕也「屋上で食べようや」

~~~

 

「「「「「いただきます!」」」」」

5人揃っての食事は旨い。

 

エリカ「大介、あーん」

大介「あーん....今日も旨い」

裕也「見せつけてくれるもんだねぇ、ヒュー!お熱い事で!」

大介「うるせぇ」

早矢「あなた、あーん」

裕也「あっ俺もなのね...あーん...やっぱ旨いわ」

纏「良いなー、私も彼氏が欲しいもんだよ」

早矢「いくら体力のある纏さんでも夜は大変ですよ?」

纏「夜?あっ...///」察し

エリカ「昨日も凄かったんだから」

 

裕也「俺らってそんな激しいのか?」

大介「さぁ?普通だと思ってたけど」

話を聞きつつ女グループから離れ、柵に体を預け下の駐車場に停めている自家用車を眺める。

大介「今日は2doorのトレノで来たのか」←今日は裕也より早めの出勤

裕也「いつものレビンはエンジンのオーバーホール中、5バルブ積もうかどうしようか悩んでてな」

大介「今は?」

裕也「ソレックスの44キャブ着けてる」

大介「もうパーツ殆ど無かろ?」

裕也「探すの手間取った、だからFCRにしようかな~と思っててさ」

大介「FCRは良いと思うぞ、キャブ式レスポンスの良さはコンピューター式のレスポンスでも勝てないからな」

裕也「だけど高いんだよなFCR」

大介「そういや、使ってないレビンクーペは?」

裕也「アレ親父に譲った」

大介「マジかよ、俺31乗ってるだろ?あれまたエンジン不調起こしてアイドリングがどうしても安定しなくてさ、足回りもなんか可笑しくてな」

裕也「だからハチロク乗ろうと?」

大介「そーゆー事、180で買うぞ?」

裕也「一度31持ってこい、一緒に直そうや」

大介「パーツは持ってるから揃える心配は大丈夫だ」

裕也「ホントにお前の31よく壊れるよな」

大介「安く買ったのがいかんかったかもな」

裕也「幾らだっけ?」

大介「えっと...30」

裕也「安っ!」

大介「でもスクラップ場に並んでた」

裕也「訳有りじゃねーか、いざという時にセカンドカー持っとけよ」

大介「場所取るから要らん」

裕也「エリカは31乗りきらんだろ?」

大介「いや、峠攻めてるぞ?俺の31で」

裕也「マジか、そもそも31は峠を攻める車じゃないだろ...想像つかねぇぞ」

大介「早矢さんは?」

裕也「俺のレビンは乗り切らんな、だってパワステ付いてない重ステだから」

大介「あのトレノなら乗れるだろ?」

裕也「トレノはたまにしか乗らんぞ?乗ってもセレナかノアだけ」

大介「どうせ古かろ?」

裕也「C24の前期セレナとAZR60後期Xリミテッドのノアだな」

大介「全部古いな」

裕也「乗り換える気無いからな、早矢も気に入ってるし」

大介「そうか」

裕也「ちなみに言うけどハチロク維持するの相当大変だぞ?」

大介「リッターどれ位?」

裕也「俺のレビンがリッター4km走れば上等、トレノは6あれば良い方だな」

大介「ハチロクはレギュラーだろ?」

裕也「バカだなお前、今時ハチロクにレギュラー入れる馬鹿がどこに居るよ?ハイオクだよ、ハイオク」

裕也「後、補足するけど、3日4日に一度はボンネット開けてチェックは必要だからな?40年近く経つ旧車だからな、いつエンジンが止まるかなんて予測出来んからな」

大介「4AGは強いんだろ?」

裕也「高回転型エンジンの4AGは強い、だけど年期が入ってるからな」

大介「あぁ...」

 

そして休み時間は過ぎていく。

 

~パーパルディア共和国~

 

共和国首相カイオス邸

カイオス「これで何とか国は復興できる...外交何とかしなきゃな」

シルガイア「難しいでしょう...国交は結べても人同士の関わり、特に日本とは」

カイオス「小耳に挟んだが我が国の女達が日本に向けて婚約命令書を送ったと聞いたが本当なのかね?」

シルガイア「...ホントらしいです、それを見た日本の男性達がキレたらしいです」

カイオス「婚約{命令}書だからな...翻訳すれば、私と結婚しなさい、高貴で美しい(自分で言う?)私と結婚出来る事を大いに喜びなさい下僕、と言ってる様なものだからな」

シルガイア「コレもう分からないです」独身

カイオス「全くだ」妻子持ち

「「はぁ...」」

パーパルディア共和国の女はツンデレを通り越した高飛車女ばっかり、誰も好まない。自国の人間ですら好まない性格になってしまった。

婚約命令書の送り主は全員ドブスと思ってくれて構わない。

受け取った男達は全員シュレッダーか焼却炉に入れて保管した。

 

裕也の所にも書類は来た。

早矢「...やはりあの国は滅ぼしましょう♪裕也さんに手を出そうなんて許されません♪」ぶちギレ

裕也「早矢、落ち着いて?ほら、抱きしめてあげるから」バッ

 

大介にも来た。

エリカ「ティーガーⅡで殺ってあげる♪私の大介に手を出そうとしてる事を後悔させなきゃね♪」使命感と共にぶちギレ

大介「そんな事言う位ならこっち(車整備)手伝って」

 

 

 

「「「「あんのクソ国家の人間と結婚なぞ出来るか!!死ねぇ!!」」」」

 

そもそもの話、パーパルディア人との結婚を認めない法律は無いが、罪もない一般人を虐殺した国の人間と結婚なぞ君は出来るかな?私は出来ない。

ユダヤ人がホロ○ースト、強制収容所、大虐殺、迫害を起こした国の人間と結ばれる様なものだゾ?

もっともっと簡単に言えば、太平洋戦争中に敵国アメリカのアメリカ人と日本の日本人が結婚するのと同じだよ?

無理でしょ?

法律で結婚出来ても人としてそれは無理。

逆にぶっ○してやりたい位だ。

 

仮に結ばれたと仮定しよう、どこ住むの?

どうやって会うの?どうやって子作りするの?どうやって育てるの?どさくさ紛れに日本や他国に入国出来ると思ってるの?

日本国はパーパルディアへの渡航を禁止し、パーパルディア人の日本及び友好国への渡航を厳禁している。

下手すれば一生顔を合わせる事なく人生終わっちゃう。

考える中でそれはハイリスクノーリターン。

利点が無い。

自分が日本人なら相手も同じ日本人で結ばれる方が抵抗も無いだろう。

パーパルディアの女達には悪いが、敗戦して財産を無くした男達と細々と生きていくと良い、今までのツケを払っとけ。意味不明

 

日本『おい!賠償金返済の中に偽造金と他国からの搾取を確認した!お仕置き(物理的制裁)開始!!!』

朝田「待ってました!」

裕也「艦隊出撃!」

山本「砲撃戦用意!」

山口「殺ってやる!爆撃隊!行け!」

南雲「二水戦を舐めるな!水雷戦用意!」

高和「掘る価値も無し...おっと、ムスコが挨拶したいってさ、ケツ出しな、お礼にガバガバにしてやるよ」イケボ

野獣「じゃけん攻めましょうね~」

MUR「おっそうだな」便乗

パ共『』チーン

カイオス「誰だ偽装金入れた奴はぁぁ!」

なんて事がならない事を願うまで。

 

~19時19分、野獣邸~

 

監督「終わり!今日はお疲れさん!」

野獣「アルデくん、これで分かったっしょ?」

アルデ「はい...(同性性行為...吐きそう)」

   19:45

 

野獣「ビールビールゥ!!」

MUR「ポッチャマ...」

KMR「疲れましたね」

野獣「ぬわあぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!」

ピンポーンッ 迫真

アルデ「?」

KMR「僕が出ますね」

 

高和「浩二、オッス」ヌッ!!!

浩二「高和!オッスオッス!」

高和「所で、コイツは誰だ?」

MUR「コイツは今日入った新人だゾ?」

高和「ほぅ...」

高和はアルデをマジマジと見て、ナニを触って、ナニを握って、ナニをこすって、タマを揉んで、皮を摘まんで、を繰り返す。

するとどうだろう?

アルデのおティンティン(睾丸)が凛々しく勃とうとしている。

アルデ「!?ナニを!?あぁっ!」

高和「コイツは上玉だな」

MUR「ダルォォ?」

KMR「(道連れが増えた)」ニヤァ

アルデ「え!?え!?え!?え!?ナニをするんで!?」

 

野獣が服を脱ぎ、それに続き他も服を脱いだ、凛々しいムスコがこんにちは!と姿を見せる。

高和「こうなれば分かるよな?      やらないか?」

 

野獣邸の外

 

アッ!チョッ!ヤメテ!ソコダメ!...

    アッァァァァァァァァァ♂️!!!!!!

 

アルデの喘ぎは外に響き、野獣邸から少し離れた下北沢駅からも聞こえた。

 

野獣邸に居る限り、仕事(意味深)は終わらない。

 

~行為終了後~

野獣「あっ、そうそうアルデ、君今日からこ↑こ↓の住人ね」

アルデ「え...」

三浦「シェアハウスなんだゾ」

KMR「部屋はそれなりに広いよ」

高和「お前さん、中々締まったケツしてるじゃねぇか、気に入ったぜ、明日も宜しくな?」←今日と明日は野獣邸にお泊まり

アルデ「ぇ...」絶望

野獣「あっそうそう(唐突)...ヨイショッ...この子はINMくんワシャワシャ、スローロリスっていう種類のペットね」

淫夢君「...」無言の右手上げ。

そして淫夢くんはアルデに威嚇を示す。

アルデ「(コイツ...強い...!)」

右手を上げる、ただそれだけで、強さを確信させる最強の生き物「淫夢くん」。

1ヶ月後、ホモビデオに新たな淫夢スターが誕生した。

そしてアルデのホモビはホモガキ共に衝撃と新☆快感を与えた。

{令和(一発目)の淫夢 パーパルディア人アルデ君◯◯歳初デビュー!初イキ!6時間分!イイとこ てんこ盛り!必ずヌけるヨ!}

は予定として1万本程揃えたものの販売開始5分という異例の早さで完売。

値段が野獣の○液が付着した汚い色紙セットで114514円(税込)+送料というぼったくり価格でも完売したのだ。

ホモガキ達には受けたのだろう、この企画を発案したGOはネット(有料114514円+通信料)ダウンロード、DVD、SDカード、今は懐かしいVHSを使っての追加販売の指示を出した。やっぱりダウンロードとSDカードは一本も売れなかった。

「GO様!全く生産が追い付きません!ご指示を!」

GO「これは参ったね、まさかここまで売れるとは」スマホいじり

秘書「どうされます?」

GO「あっ...ピカ丸逃げちゃったよ」

秘書「それ○カチュウです、未だにPOKEMON GOしてるのですね」

GO「異世界に転移してるのにコレ出来るのホントにスコ」

「指示を!」

GO「あーもう分かったよ!お前脱げ、俺の入れてやるから」ボロンッ

「はいぃ!?」脱ぎ脱ぎ

ーー

アルデの事は数ヶ月後、第三文明圏諸国に知れ渡った。

日本ではネットの晒し者としてBB素材、フリー素材として使われ、浩二ほどでは無いがかなり酷い扱いを受ける事となった。

アルデの両親は泣いた、しかも笑い泣き。

映像を見た両親は腹を抱えて大笑いした。

普通は悲しくて泣くんじゃないんですかねぇ...涙流す方向性逆ですよ?

ホモビに出てた者達を使って動画を作る人達は新たな素材が増えたと喜んだ。

 

ウンコの擬人化 田所浩二

ウンコに群がるハエの擬人化 アルデ

世界で一番イイ男(中年)阿部高和

ポケモンの擬人化に成功した男 三浦

黒塗りの高級車の擬人化 谷岡

監督「次のビデオも宜しくね」

アルデ「あっ...そうですね...ハハハ」絶望 逃げる事を諦めた。




アルデ 異国の日本にてホモビ デビュー!
レミール 日本一周中に逃亡するも専属刑務官(吉田沙○里似)に捕まりマジ打ちビンタを受ける。

次はあべこべ書こうかな...?どうしよ
修正k(ry


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第43話 番外編パート1

あべこべだと思った?


本小説登場人物紹介

2020年1月始め現在

 

主人公

渚 裕也 24歳

1995年1月25日生まれ

性格

基本的にのんびりしている、怒らせると何を仕出かすか分かったものじゃないよ?

人柄は良いので周りから慕われやすい方、人見知りな所もあると言えばあるものの、然程気にするまでもない。

 

小学生の頃から(特に)火遊びや学校の備品(チョーク等を折るや強奪)を壊す等の非常にショボい、何かと問題児。

中学の時、一時的にゲーム中毒になり不登校になったものの、高校入学と同時に心を入れ換え、学生最後の高校生活は酷く荒れつつも勉学は{一応}励んで卒業。

(ダブって)無いです。

高校卒業と同時に防大に特例で(強制)入学。

それと同時に通信で警察学校にも(強制)入学。

現在は警察官と国防海軍軍人、たまに自営業(機械修理・納品等)を両立中。

2016年「聯合旭日艦隊」初代司令長官就任。

※2014年には主力艦の紀伊型、二代目長門型の建造計画が発動され、2014年には艦隊思想も固まっていた。2018年から艦隊は動いた。

 

好きな物

(彼女)早矢の作るもの

種類を問わず、車のエンジンやその他の機械弄り

友達(特定人物)をサンドバッグにする事

早矢を可愛がる事

愛車で峠を攻める事

早矢とイチャイチャする事

ゴルフ

デコトラ愛好会に参加する事

 数え上げるとキリがないので割愛する。

 

愛車

トヨタ AE86 GT-APEX 2ドアクーペ後期 スプリンタートレノ

トヨタ AE86 GT-APEX 3ドアハッチバック前期トレノ

トヨタ AE86 GT-APEX 3ドアハッチバック前期カローラレビン

日産 DR30 RS-TURBO後期2ドア(鉄仮面)

いすゞ 4代目後期ELF 2t標準冷蔵コンテナボディー(改)

いすゞ 5代目 NewELF ハイルーフ仕様 3.5tアルミコンテナロングボデー

 

最近の悩み

車のパーツが手に入らない事

レビンをキャブ仕様で続行するかエンジン載せ変えるかの事

しっかりした休みがない事

友人をサンドバッグにしても気分が晴れない事

ここ最近、四六時中ムラムラしてる事

異世界に転移後、魔力のせいか知らないが性欲が増しに増してほぼ毎晩シてる、そのお陰で腰痛気味。

 

裕也「あれ?そういやこの世界魔法あるよな...魔法でショタ化して早矢に甘えるってもの考えものだな...それにしても腰が痛い」

結論、とんでもないクソ野郎。

 

 

岩野 大介 24歳

1995年2月10日生まれ

性格

裕也と同じのんびり屋さん、ビシッと決める時は決める。

何にでも馴染みやすい性格。

 

裕也と幼馴染みで、小学生の時は裕也と同格の問題児だった。

高校の時は裕也と同じ荒れまくっていたが裕也と一緒に戦車道を極めてた。

その甲斐あってか現彼女の逸見エリカと出会う。

2016年「聯合旭日艦隊」初代副司令長官就任。

Myカーがよく壊れるのでハチロクを探している。

 

好きな物

友達をサンドバッグにする事。

峠を攻める事。

車弄り

エリカと旅行

デコトラ愛好会に参加する事

ゴルフ

 

愛車

NISSAN HR31 後期2ドアクーペGTS-R

三菱ふそう 6代目キャンター 3tワイドロング

 

最近の悩み

愛車が以前より壊れ易くなってる事

しっかりした休みがない事

転移後、子孫を残さねばと謎の使命感が湧き毎晩シてる、お陰で股間と腰が酷く痛い。

大介「魔法でエリカを小さくして甘えてもらいたい」

結論、コイツもクソ野郎。

 

川崎 圭一 24歳

1995年2月13日生まれ

性格

誰にでも基本的にフレンドリー、調子に乗ると手の施しようがない。

年下に舐められる。

 

小学生時代は今では想像付かない程の大変大人しい性格の子だったが、中学に入り全てがおかしくなった。

バリカンを持参し担任の数少ない頭の髪の毛を刈り上げる。思春期真っ盛りの時に部活中の水泳部が使う女子更衣室に侵入。※バレないと思っていた様だが見つかって女子と顧問にフルボッコに(ポア)された。同じ事を2度してる。

ガチムチの体育教師を竹刀で叩く。※後日、半殺しにされる。

 

高校はそのおかしさを更に開化させた。

毎回定期考査は欠点まみれで休み期間は学校に補習に出てた。

戦車道も経験済みで、戦車道の成績は良かった。

戦車道では奇襲乱戦と偵察が十八番、黒森峰5両編成されている相手に単機で乗り込み敵の隊列を乱し敵を混乱させるなど、北九州工業高等学校 戦車道に大いなる貢献をした、また学校に大きな損害も出してくれた。

 

2016年、聯合旭日艦隊 第2艦隊司令長官就任。

 

好きな物

キャンプ

峠を愛車で攻める事

車弄り

デコトラ愛好会に参加する事

 

愛車

日産 SKYLINE ER34 2ドア

日野 デュトロ 3tワイド

 

最近の悩み

彼女が出来ない事

しっかりした休みがない事

高和に狙われる(意味深)

野獣と同じ目で見られる事

友達からサンドバッグにされる事

 

圭一「彼女が欲しいなぁ~...」

高和「彼女♂はここに居るぜ?」

圭一「」

        ★万★事★解★決★

 

山本 拓也 24歳

1995年2月15日生まれ

性格

裕也より のほほんとしている非常に柔らかい性格。

キレるとヤヴァい。

 

小学生の頃は殆ど自宅で遊んでいた陰キャ。

中学に上がり段々と陽キャになり外で遊びだし、高校では自宅にて遊ぶ事、というより殆ど家に居なかった。

戦車道修得者。たまに10式改に乗ってる、基本的に90式改。

 

好きな物

機械弄り

愛車の手入れ

ゴルフ

 

 

最近の悩み

みほ から毎日ボコの心得を3時間以上聞かされる事

みほ の性欲が強すぎて宥めるのがキツい事

みほ から要求されるプレイに難がある事

 

拓也「SMプレイはまだしも産○プレイはちょっと...」困惑

 

阿部 高和 25歳

1994年10月10日生まれ

性格

キレる事は無いが、男に対して全てがイケボ。

女性には紳士的に対応する。

 

 

小学生の頃、彼は{まだ}ノンケだった。

恋愛対象は(ブスではない)女の子だったのだ。

ある日の中学生の夏休みに近所の橋下から見つけたビデオ、女性という対象を粉々にしたあのビデオ。

 

1999年7月 真夏の夜の淫夢 委員会 製作

{真夏の夜の淫夢~野獣と化した水泳部先輩~}

軍医である田所浩二の父 田所高次(こうじ)主演のホモビデオで。

※父の高次は、ムスコに、自分の様な存在になってほしいと願い、同じ名前を着けた。

そのお陰でネットの晒し者扱いだけどね。顔も瓜二つ。

 

このビデオのお陰で高和の考えは変わり、♀から♂に恋愛対象を変えてしまった。

対象を変えてしまった直後、まだ抵抗感はあった、だが、それをさらに加速させてしまうホモビが。

同年12月製作

   {真冬の夜の淫夢~迫真空手部 性の裏技~}

このホモビを閲覧してしまった事で、阿部高和は今の阿部高和に成り果ててしまい、高校生の頃は弟を対象として毎日ヌいていた。

弟とは一つしか変わらない(1995年2月10日生まれな)ので、自分でヌいてると知った隆正はぶちギレて兄をボコった。

その後はWindo○sXP等のネットが普及していた頃なのでネットを駆使してとにかくホモビを見まくった。

父のパソコンでホモビを閲覧中、父にバックから掘られた。

父も{ショタ専属}でホモ専だったのだ。

但し、掘られたのは一度きり。

高校で裕也達と出会い、連れション(意味深)に誘ったが半殺しにされている。

バレてたのだ、隆正によって。

その後も公園のベンチに張り付いてイイ男を探した。

高校から一度も変わってないが、異世界に転移してからはベンチに張り付く事はしなくなった。

圭一を掘って少しは満足している。

 

最近の悩み

対象が男なのに本気で勃たなくなってしまう事

未だに童貞と影で噂される事

 

高和「彼女つくるか...」

お前には無理。




パート2はどこかで


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第44話 本土防衛会議

主は日本ですので。


2020年1月20日

午前8時

日本国 東京都

国際会議場

司会者「スクリーン見たまえ」スッ

デデンデンデデン デデンデンデデン 

一同「(あっ、ターミネーt..)」

デデドンッ!(絶望

野獣の汚いイキ顔がフルHDにて スクリーンに写し出される。

それを見て照れる不届き者が1つ。

やったぜ!

 

「「「「「「!!!ヒィィィ!!!」」」」」震え

裕也「オイ待てや」

大介「なんでINMの効果音使ってんねん、特定人物達が盛りだしたぞ」

会議に参加している大半が効果音を耳に入れた瞬間、身震いした。

効果音を聞いた高和は下を向きワナワナと体を震わせ、自分のイキ顔を見た浩二は周りに野獣の眼光を放つ。

「あれ?パソコンが...」

ノートパソコンが(主に)野獣とコンピューターウィルスに犯されてしまった。

最新型のパソコンの画面が野獣のイキ顔と勝利のINM君(に支配されて)しか写さなくなってしまった、電源ボタンを押すと2020年、1月(本機の発売日)です、XP時代に何か音楽が鳴っていたのを覚えているだろうか?このノートパソコンは立ち上がってホームに入る時に鳴るのだ、FOO↑!って。

キーボードをポチッと押せばclearキーでオォン!SHIFTキーでアォン!enterキーを押せばンァー!と鳴き出してしまう。

どうやらスピーカーも侵された様だ。

そしてマウスを使いサイトを一回クリックすると 良いぞ良いぞォ?ダブルクリックすると 見ろよ見ろよぉ?となる。

電源オフの時に(電源落とすの)やめてくれよ...(絶望、と言って電源が落ちる。

 

 

拓真がどこから持ってきたのか、真っ赤な血生臭い金属バットで最新型のノートパソコンを叩き壊し、別の新しいパソコンを取り出した。

拓真「おるぁぁぁ!!!」ブンッ!!!

バキィィィィ!!!! メキメキィィ!!!

パソコンが断末魔を上げる。

野獣「フ↑ァ↑ァ↓ァ↑ァ↓ァ↓ァ↑ァ↑!俺のパソコン!!!」

 野獣も奇声を上げる↑

裕也「お前のかよ」

大介「趣味悪」

高和「気持ちわりーなお前」

野獣「114514円もしたのに...」+消費税810円

裕也「安くね?」←50万、遊びのパソコンで20万

大介「確かに、訳ありか?」←35万、遊びで20万

高和「新しく買うと良い」←中古品で1万、本人が使う分には十分らしい。

拓真「こんなもん捨てちまえ」←新品60万オーバー、これでも5Tの容量でも不足なので困ってる。

 

~15分後~

スクリーンがやっと本題を写したので会議に進む。

 

         {本土防衛}

拓真「さて...本会議での主な議題はスクリーンを見ての通り、本土防衛に関してだ」←パソコン持ち込み

「陸・空・海の各自衛隊と国防海軍と兵器開発部のみの会議です。

無論、この場には与党や野党は居ません」

「野党は居ないが野獣は居るゾ」

野獣「呼んだ?」ヌッ←パソコン壊されたけど開き直った。

拓真「貴様らは黙っとれ」

「「アッハイ」」

裕也「首相、質問ですが何故国際会議場で議題を?」

拓真「ここの方がしっかりしてるのでな」

裕也「分かりました」

 

 

 

~1時間後~

「この場合ですと本土防衛はままなりません!現在配備されてるPAC3の迎撃能力は認めますがそれでも不安は残ります!」

「だが今現状で回せる戦力はそれしかない!」

「新型はどうなっているのですか!そして核兵器の保有は!?」

「核兵器に関しては未だに閣議中です」

「今は試験段階だ!実験場がないのだ!どこでするのだ?」

「ボソボソ...県」

「アホか!放射能で最悪の場合○ぬぞ!」

裕也「同盟国の土地借りれば?影響無い所とか」

「「「「「それだ!!!!」」」」」

大介「コイツらその発想無かったのかよ」汗

 

2019年後半より配備された大陸間弾道迎撃 PAC3、PAC3の迎撃能力はあくまで{ミサイルを迎撃する為の代物}、本土防衛には些か不安の残る。

裕也「ちょっと思い付いたんだが...PAC3にシースパローを搭載してみたらどうだろうか?今でもシースパローは余ってるし、対空戦闘には何とかなるだろう」

拓真「あれは増産中だよ、ESSMを現在も量産中だけどね」

「確かに...試してみましょう」

裕也「それと、国防海軍より意見具申です、聯合旭日艦隊所属艦艇に搭載する予定の発展型シースパローはいつ頃ですか?」

拓真「そう言えばそんな話もあったな...今は聯合艦隊の所属艦艇を対象に行っていてな、まだもう少し先だね」

大介「そうですか..」

「開発部です、現在量産中の発展型シースパローですが、我々開発部としては、発展型シースパローにしては射程距離が短く、アメリカが開発した発展型シースパローは射程距離30~50kmです、これはどう考えましても短い。

今倉庫に在庫として保管されている発展型シースパローはそのままとして、次に量産する発展型シースパローは最大射程距離80から100kmまで行き届く様、現在改良中です。

また水爆や窒素爆弾についてですが、これは予算から考えまして大量生産には向いてないです、以上です」

「海上自衛隊です、こちらの意見ですが、現在護衛艦に搭載されていますSSM-1B(90式艦対艦誘導弾)の着弾精度に少々難点が見受けられます」

「陸上自衛隊です、10式と90式、そして74式戦車が主に使われていますが、戦力を考えまして、19式の量産配備をお願いします」

「陸上兵器開発部です、そちらの件に関しましては無理があります、19式は生産には不向きであり、専用です。

従来の戦車とは全く違います、そして予算も違います、以上です」

「航空自衛隊です、こちらの哨戒機P-1と主力戦闘機F15の更なる武装強化を、どうせアメリカや我々の知る国は存在しませんし、国家憲法第9条を破棄しても叩かれる事はありません、まぁ、国民には叩かれましょうな」

拓真「お前は何を言ってるんだ?」

裕也「そう言えば、現在の第二文明圏はどうなっているのですか?何でも第八帝国、いえ、グラ・バルカス帝国が第二文明圏諸国、ムー国含んでの宣戦布告をしたと聞きましたが」

拓真「その件に関しては朝田くんから」

朝田「その件に関してですが、友好国ムーを通じて神聖ミリシアル帝国より文書が来てます」

圭一「新鮮ミネラル帝国?」

拓真「吸収(物理的)したら国が潤いそうな名前だな」

朝田「文書に関してですが、内容が以下に印されております、{今年開催される世界会議に第三文明圏の代表として参加を願いたい}です」

裕也「まぁ行っても良いんじゃないか?パ皇みたいな頭のおかしい国にまた宣戦布告されちゃ困るし」

拓真「どこで行われるのか?」

朝田「神聖ミリシアル帝国のカルトアルパスという所ですね」

裕也「分かりました、すぐにでも艦隊出航準備を行います」

拓真「全権大使、任せた」

裕也「お任せを」

 

その後も会議は進む。

 

 

 

 

~国防海軍本部~

裕也「・・・です」

山本「ほぅ...成る程」

宇垣「準備は出来てます」

 

~翌日~

午前4時

聯合旭日艦隊 戦艦紀伊・二代目長門・聯合艦隊 戦艦大和・長門・金剛※聯合旭日艦隊 第4艦隊所属(戦艦金剛は本土待機の予定だったが、水兵達が希望してたので随伴艦として参加)

世界会議に参加するグラ・バルカス帝国がもし宣戦布告し、攻撃をした時に備え、全艦は弾薬・燃料を満載にして祖国を離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神聖ミリシアル帝国 

港町 カルトアルパス

 

広大な湾口施設を持つミリシアル帝国の港町、カルトアルパス。

世界会議(先進11ヶ国会議)には各国の軍が大使を護衛して来る為、全てを収用出来る様、開催地にはカルトアルパスが選ばれた。

湾口管理側には、カルトアルパスに到着する各国の軍の情報が集約される。

「第一文明圏トルキア王国軍到着、戦列艦7、使節船1」

「第一文明圏エリアへ誘導せよ」

「了解、第一文明圏エリアへ誘導します」

 

「同じく第一文明圏アガルタ法国到着、魔法船団6、民間船1」

「了解」

 

 

「第二文明圏よりムー国、1隻です」

「了解」

「おっ、ラ・カサミだな」

「第三文明圏代表 日本国軍到着!戦艦5!デカいです!」

「なっ...!?」

湾口管理責任者ブロンズは衝撃を受けた。

自国の第零式魔導艦隊よりも巨大な艦艇、ミリシアル帝国のミスリル級よりも一回り以上大きく、そして美しく見える日本艦(見てるのは戦艦紀伊)、彼の目は日本艦に釘付けだった。

 

「あれが日本艦か!?」

「一体何センチの主砲を積んでるんだ!?」

「こっちに向けて撃ってこないよねお父さん!?」

「バカモン!撃つ訳無いじゃろ!?」

カルトアルパスに住む住民はあまりの巨艦に恐怖を抱く。

 

ブロンズ「これが...第三文明圏最強だったパーパルディア皇国を完膚無きまでに叩き潰した日本国の船...これはグラ・バルカス帝国より強いかもしれん...」

カルトアルパスに住む住民は同じ第一文明圏の軍船には目もくれず日本艦隊に釘付けとなった。

「第二文明圏グラ・バルカス帝国到着、戦艦1隻」

ブロンズ「適当にどっかやっとけ!」

「えぇ...」困惑

戦艦紀伊

裕也「艦速微速」

大介「長官」

裕也「分かっている」

 

戦艦大和

宇垣「グラ・バルカス帝国...」

山本「本艦大和と同じと考えるべきだな」

黒島「本家である大和は負けません!」

 

二代目長門

大智「大和と瓜二つだな...」

「ホントですね」

大智「だがしかし、本艦二代目長門は負けはせんぞ」

 

~グラ・バルカス帝国~

戦艦グレード・アトラスター

「艦長!本艦と同じ艦艇が!」

「いや!本艦よりデカいのが2隻!」

グレード・アトラスター艦長ラクスタル「な...本艦と同じ戦艦が2隻...!」

ラクスタルの目に紀伊と大和が写る。

ラクスタル「(あの日本艦に見受けられる物...あれは何だ?そして対空砲が少ない、水兵が全く見えない、あくまで威嚇として随伴させたのか?それならば水兵は居なくて機関要員さえ居れば良い、しかし...本艦グレード・アトラスターを超える巨艦、どれ程あるのだ?)」

「それだけではありません!ペ・テルギス級にメイサ級です!」

ラクスタル「ほう?ペ・テルギス級にメイサ級の戦艦か...外見上はそうだが、それ以上にデカいな」

「ラクスタル艦長、日本という国は驚異ですか?」

ラクスタル「シエリア大使...私の個人的意見ですが...日本は強いと見ておくべきかと」

 シエリアも日本艦紀伊を見つめる。

シエリア「...!これは確かに強いと見ておくべきですね」

 

 

~翌日、会議当日~

 

裕也「もし何かあれば指揮は任せるぞ、大介」

大介「分かりました、必ず帰ってこいよ!」

裕也「善処する」

 

 

 

 

 

~帝国文化館~

開始予定時刻は10時、今は9時55分、残り5分で会議が始まるにも関わらず、グラ・バルカス帝国の大使は見えない。

日本国の全権大使である裕也の隣にはムー国の友人でムー国の大使マイラスとラッサンが居るのでボッチではない。

裕也「しかし緊張する...」

マイラス「その割には顔色は普通ですね」

裕也「ハハハッ、あまり表に出ないんですよ」

 

戦艦紀伊

「副長、グラ・バルカス帝国の戦艦の機関が始動しました」

大介「何?...本艦も機関始動、二代目長門、大和、長門、そして金剛にも伝えよ」

「了解」

大介「万が一に備え、主砲の砲撃準備、旋回はするな」

午前10時

 

先進11ヶ国会議、スタート。

会議予定は一週間、その間に何も起こってほしくない事を願う裕也。

ミリシアル帝国主催の会議に参加出来る事は大変名誉な事とラッサンより聞かされた裕也。

裕也「しかし...内容がクソみたいな...」ボソッ

マイラス「何か言いました?」

裕也「いえ何も」

パーパルディア皇国が駄目になり、レイフォルが物理的に消滅した為、現在の常任理事国はミリシアル帝国、竜人の国エモール、そして同盟国のムー。

 

11ヶ国先進会議参加は以下の国

第一文明圏

代表国兼主催国 ミリシアル

エモール

トルキア

アガルタ

 

第二文明圏

代表国 ムー

グラ・バルカス

マギカライヒ共同体

ニグラート連合

 

第三文明圏

代表国 日本

パンドーラ大魔法公国

 

文明圏外、南方世界

アニュンリール皇国

となった。

 

力ある国が集まり、開催される世界会議の場は空気が張り詰められる。

日本国の代表(大使である山本は大和に乗艦中、現在グレード・アトラスターを警戒中)である裕也は回りを見回す。

裕也「(人じゃない民族の参加か...我が国は本当に異界に召喚されたのか...)」

グラ・バルカス帝国の大使がいつの間にか居た事に気付く。

裕也「(グラ・バルカス帝国も大使は一人...女か、遠くだから分からないがあれは年増だな)」確信 ←失礼な

 

エモール王国側の大使が手を上げ、議長が指名、エモール王国側の大使が口を開く。

「エモール王国のモーリアウルです、今回は皆に伝えねばならない事がある。心して聞いてもらいたい、先日、空間占いを行った」

裕也「空間占いってなんだ?」ボソッ

モーリアウル「その結果、古の魔法帝国、ラヴァーナル帝国がそう遠くない時、復活すると結果が出た」

 

回りがざわつく

ざわ...ざわ...ざわ...

裕也「マイラスさん、ラヴァーナル帝国って何ですか?」

マイラス「自分もよく分かりませんが、何でもこの世界を相当に苦しめた国と聞いた事があります、神の怒りを買い、別世界に転移したと、そして日本の様な兵器を持つとか」

裕也「ほぅ...成る程」

 

モーリアウル「時期、場所に関しては空間の歪みがあり分からなかったが、早くとも4年後、遅くても17年後の間には復活すると計算されている」

裕也「その位の期間があれば余裕で新開発出来るな...」ボソッ

ラッサン「ホントに日本って凄いですよね」

裕也「前世の教訓ですよ、太平洋戦争」

マイラス「確かに...」←毎日寝る前に太平洋戦争に関しての本を読んでいる。

 

ざわ...ざわ...ざわ...とざわつく中で笑い声が。

参加者の多くと裕也(はゴミを見る目)が非難的な目でとある国の大使を見る。

「いやいや失礼、グラ・バルカス帝国外務省、東部方面異界担当課長のシエリアと言う。

魔帝だか何だかは知らないが過去の遺物を恐れる...その現地人レベルに唖然としてるところだ」

 シエリアは日本国の代表の裕也の元へ歩き出す。

シエリア「占いなぞ国際会議で発言する事が私には大変理解しがたい、貴国は、日本国は同じ様に思わないか?(ほぅ?中々良い男じゃないか)」

 裕也の顔に近づけるシエリア。

裕也「(うわ..スゲェ厚化粧だな、早矢のスッピンが一番綺麗(※もとより早矢はスッピン、化粧は基本的にしてない))...この世界は異界、前世界と違う事もあろう?我が国として、俺一個人として、大変面白い話だがね、ラヴァーナル帝国...少しは骨のある国だと良いがね」

 シエリアは顔を近づけたまま話を進める。

シエリア「この世界の列強である国がこの発言だ、我が国に滅ぼされたレイフォル等と言う国も、我が国としては非常に弱かったが、それでも列強だった。

世界会議...レベルの低さが分かるな」

「新参者が何を言う!口を慎め!」

裕也「(いつまで顔近づけてんだコイツ?)まぁまぁ落ち着いて、個人個人で考えは違う、思っているなら勝手に思わせておけば良い、それはそうと、シエリアさん...と言ったかな?」

シエリア「あぁ(告白か?)」頭おかしい

裕也「貴殿が乗ってきた戦艦、何故機関始動しているのかな?」

シエリア「...はて、なんの事やら?(チッ...違うか)」

裕也「惚けないでもらいたい、貴国の戦艦グレード・アトラスター、目標は知らないが、攻撃しようとしているだろう?」

「副長!グレード・アトラスターが主砲旋回!」

大介「どこだ!?」

「湾口施設です!」

大介「砲撃戦用意!目標!グレード・アトラスター!」

山本「砲撃指揮所、準備は!?」

「後10秒!」

ラクスタル「目標は湾口施設だ」

「日本艦が本艦に主砲を!」

「日本艦隊より電文!」

ラクスタル「読め」

{グレード・アトラスターへ注ぐ。

主砲を納めよ、たかが46センチ砲で何が出来る?

砲撃を確認次第、本艦隊は全力を持ってして貴艦を沈める}

ラクスタル「(..!!何故本艦の主砲口径を知っている!?)構うな、砲撃指揮所、準備よいか?」

「どうぞ」

ラクスタル「撃て!」

ーー

 

裕也「この振動...撃ったな」

会議場が更にざわつく。

マイラス「何だこの振動は!?」

ラッサン「避難だ!急げ!」

大半の参加国の大使達は逃げ惑う、裕也は紛れず紀伊に戻る。

裕也「チッ!....俺だ!状況を知らせろ!」

大介『グラ・バルカス帝国の戦艦グレード・アトラスターが突如湾口施設に対し発砲!』

裕也「我が艦隊は狙われたか!?」

大介『まだです!』

裕也「威嚇砲撃だ!すぐに戻る!」

大介『分かりました!』

 

シエリア「何だその機械は?」

裕也「教えてる暇なんぞ無い!付いてくんな!」

大介「長官の指示だ!威嚇砲撃!」

菊地「徹甲弾装填してます!」

大介「挟夾させろ!」

菊地「緒言データ入力...良し!どうぞ!」

大介「威嚇砲撃!撃てぇ!」

山本「主砲!撃てぇ!」

 

大智「シースパロー発射始め!サルボー!!!」

56cm砲9発、51cm砲9発の計18発はグレード・アトラスター艦首50メートル、左舷中央40メートル、右舷中央20メートルにそれぞれ着弾した。

着弾した事により大きな水柱が立ち上がる、そしてグレード・アトラスターの艦首前方を埋め尽くす水柱、静まる迄に1分は要した。

 

ラクスタル「うぐ!? 何だこの衝撃は!?」

「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」

戦艦グレード・アトラスター、最大満載排水量7万トンもあるにも関わらず着水した衝撃波により船体が揺れる。

 ラクスタルも今まで生きてきて経験した事の無い衝撃を。

「行動に支障なし!」

ラクスタル「この衝撃を起こすに本艦の46センチ砲では圧倒的に足りない!...!まさか日本艦は50センチ砲を超えているのか!?」

大介「次弾装填急げ!」

菊地「次は気化弾を装填します」

「艦長!グレード・アトラスターより撃たれた砲弾はシースパローにて見事空中撃破!」

大智「良くやった!主砲旋回!目標グレード・アトラスター!」

「了解!」

ーー

ラクスタル「どうなっている!?」

 ラクスタルが声を出す頃には水柱もある程度は落ち着き、回りは見える様になった。

「こちら射撃指揮所!本艦の主砲弾の着弾は認められません!恐らく主砲弾は日本艦により落とされました!」

ラクスタル「何だと!?何かの間違いじゃないのか!?」

「艦長!日本艦隊より新たな電文!」

{最終警告、砲を下ろせ}

ラクスタル「...!威嚇であの威力...!」

「艦長!我が航空隊が到着するとの事です!」

ラクスタル「おぉ!来たか!」

 ラクスタルはこの湾口施設に入る前、万が一に備え、味方航空隊に援軍を要請していたのだ。

この航空隊(アンタレス艦上機)の数と通信内容は把握している。

「レーダーに感!数150!距離2万!高度500!」

大介「攻撃機に爆弾括り付けか...対空戦闘用意!主砲仰角最大!距離一万にて一斉砲撃かませ!」

山本「対空戦闘準備!」

大智「シースパロー発射準備!それと主砲仰角最大!気化弾装填!」

「了解!」

カルトアルパスの南方の彼方に展開していた空母アキレスより飛び立ったアンタレス艦上攻撃隊は呑気に話をする。

 

「ラクスタル艦長はなんなんだろな、いきなり」

「知るかよ、俺達は日本艦を沈めさえすれば良いんだよ」

「いや、あのグレード・アトラスターより巨艦らしいぞ」

「最高のカモだな」

「俺達は攻撃隊なのになんで500の爆弾積んでるんだ?」

「航続距離だろ、シリウスはこのアンタレスより無いからな」

「確かにな」

「距離15000!高度変わらず!」

大介「撃ち方...」

 

 

菊地「距離一万!」

大介「始め!!」

 

紀伊の56cm砲9門より盛大な黒い爆煙と炎が空を舞う。

紀伊の砲撃姿に心を惹かれたラクスタル、気化弾を撃ち上げて30秒後、心を惹かれたラクスタルの目に眩しき光、そして光が止むと同時に彼の元へ悲報が飛ぶ。

 

アンタレス艦上攻撃隊と高度変わらずの前方100にて気化弾は自爆、アキレスより発艦したアンタレス艦上攻撃隊150機、一機残さずして気化弾の光と共にこの世から消え去った。

気化弾の威力はラクスタルを恐怖のドン底に突き落とした。

 

「艦長!!!味方航空隊が!攻撃隊がぁ!!」

ラクスタル「な...あ...ぁ...」絶望

グレード・アトラスター艦橋部は氷点下に下がる。

バンッ!

裕也「敵は!?」

大介「現在は沈黙してます!」

裕也「決して警戒を怠るな!最悪の場合!撃沈を許可する!」

大介「了解!主砲照準!グレード・アトラスターだ!指示あるまで砲撃認めん!」

裕也「本土に緊急電だ!」

 

拓真「あ~...You○ube飽きた」

「仕事して下さいよ」

コンコンッ

「首相、聯合旭日艦隊より緊急入電です」

拓真「どれどれ......やっぱりね」

「?」

拓真「第八、いや、グラ・バルカス帝国の連中が問題を起こした、それで対処すると」

「あっ、そうですか」

戦艦紀伊

裕也「左舷砲撃戦用意!!弾種!特殊弾を装填!」

戦艦大和

山本「全砲門開け!一発も外しは認めんぞ砲術長!」

「お任せを!」

戦艦長門

艦長「世界七大戦艦の頂点である本艦長門の意地と大和魂をぶつけてやるぞ!主砲!砲撃準備!!!」

戦艦二代目長門

大智「主砲の一斉射撃を食らわせな!」

戦艦金剛

艦長「生まれ変わった戦艦金剛の力を見せてやれ!!!」

56cm砲9発、46cm砲17発、41cm砲16発、総勢42発の砲弾を摘めた砲身42本が、戦艦グレード・アトラスターへ向けられる。

如何に世界最強(笑)に君臨するグレード・アトラスターと言えども、全弾が命中すれば最低中破か大破、最悪の場合、轟沈は免れない。

 

「艦長!!!日本艦隊全艦が砲を本艦に向けてます!!!」

ラクスタル「な!?不味いぞ!!!機関全速!急げ!」

大介「どうやら焦っている様ですね、長官?」

裕也「全艦通達、まだ当てるな、手前で着弾させろ」

菊地「了解」

ラクスタル「機関室!どうした!何故機関出力を上げない!」

「こちら機関室!機関は今全開にしますとイカれます!」

ラクスタル「構うな!事は一刻を争う!」

裕也「グレード・アトラスターの砲が一向に我が艦隊へ向かないな...まあ良い、主砲...」

裕・山・大・(長門)艦長・(金剛)艦長『撃ぇぇ!!!』

司令長官二名と各艦長の指示の元、日本艦隊5隻、紀伊・大和・二代目長門・長門・金剛の砲身は莫大な爆煙を吐き出し、戦艦グレード・アトラスターへ向け、砲弾を放つ。

 

 




続きは待ってて下さい。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第45話 

書いてて頭おかしくなっちゃうよ


聯合旭日艦隊が神聖ミリシアル帝国主催の世界会議に出航し、現在の本土防衛は海自と聯合旭日艦隊と聯合艦隊の一部で行っている。

本隊が居ない間にも、日本近海には国交樹立の為に至る所からの国から使節団が南海トラフの大津波の如く押し寄せる。

海保と海自は日本海側を、聯合旭日艦隊と聯合艦隊の一部は太平洋側を警戒している。

使節団に紛れた海賊船も居たから見た目で選別して海賊船は警告も出さずに撃沈していった。

救助は出さず。

 

 

本土防衛艦隊 旗艦尾張

拓也「ホントに見渡す限り木造船ばっかりだ...」

川野「これはホントにオーバーワークですね」

拓也「今日こそ帰るぞ」

川野「無理っすね」

拓也「辞めてぇなぁ...」

川野「あんまり上官がグズりますと示しがつきませんよ」

拓也「そりゃもちろん分かってるけどさぁ?もう当面帰宅出来てないんだよ?ケータイの着信が既に600超えてるからね?」

川野「みほ さんでしたよね?」

拓也「うん」

川野「それまたヤバいですね」

拓也「今スマホ持ってるけど、とにかくずっとバイブレーションが鳴ったままなんだよ」

拓也のズボンのポケットに手を当てる川野、確かにポケットからブルブルとスマホが震えてるのが分かる。

川野「...ナニコレめっちゃ怖い」

拓也「電池持たんのよ、てゆーか帰ったらマジで搾り取られる...」

川野「内容がまさか...」

拓也「5割はご希望プレイとでも言っておこう」

川野「うわぁ...」困惑

 

 

 

国防海軍本部

 

「所で、海自は何か言ってきたか?」

「連中は何も言ってませんよ、言ってきても黙らせるのがオチですがね」

「昨日、首相から2式ミサイルの緊急増産が承認されたぞ」

「2式ですか...今の予算じゃキツくないですか?」

「予算は引き上げるってよ、国民を守るなら安いって、それとグラ・バルカス帝国は知ってるだろう?戦力は旧日本軍並に匹敵らしい、もし武力衝突すれば必然的に2式ミサイルは必要なんだろうよ」

「ESSMや90式艦対艦誘導弾じゃ駄目なんすかね?」

「絶対的な殲滅が出来るのは2式だな、俺が思うに」

「確かに2式ミサイルって化け物ですよね」

「おまけにESSMとかは自衛隊のもんだろ」

「国防海軍で開発されて運用されてるって2式だけですね」

「2式で十分って事だ」

「おっそうだな」

聯合旭日艦隊

戦艦紀伊

菊地砲雷長「...着水確認」

裕也「しかし...いつ見ても圧倒的だな」

大介「前世でも現世でも、本艦は世界最大最強の座を譲りません」

 

戦艦グレード・アトラスター

ラクスタル「被害を報告しろ!」

「はっ!日本艦の砲撃の衝撃により艦橋部のガラスの全て破損、それと衝撃により、副砲の旋回が不能になりました」

ラクスタル「主砲弾は?」

「いつでも」

ラクスタル「目標照準、あの一番デカいのを狙え」

 

菊地「グレード・アトラスター!砲身を本艦へ!」

裕也「何?戦う気か?...良いだろう」

ラクスタル「撃てぇぇ!!!!」

菊地「!左舷ファランクス撃ち方始め!撃ち落とせ!」

CIWSの砲門が予定弾道予測方角に向き、機関砲を放つ。

左舷配備の20mmCIWSがグレード・アトラスターの砲弾を爆発させ、被弾を防いだ、そして他の砲弾にも誘爆する。

防いでもまだ5発は押し寄せる、距離からして機関砲やミサイル迎撃を行っている時間はない。

裕也「総員!衝撃に備え!」

 

 

「 !!!やりました!日本艦に5発の命中弾!」

戦艦グレード・アトラスターの艦橋部からまた歓喜の声が聞こえる。

ラクスタル「...やったか..」

 

「!!!」

ラクスタル「どうした」

「日本艦!健在!!」

ラクスタル「何だと!?」

裕也「被害知らせ」

「左舷中央部の装甲と第2砲塔に命中!但し!全て弾きました!各機関砲に異常なし!」

裕也「やってくれたな、全艦通達、手出しは無用、正当防衛開始せよ」

菊地「一応ですが、火力を掛けてみましょう、追い込めるまで追い込みます」

裕也「次弾装填」

ラクスタル「本艦の46cm砲を受けてもビクともしないだと!?」

「日本艦が砲撃準備!」

ラクスタル「くっ..!化け物め...!」

裕也「グレード・アトラスターの火力を奪え、主砲を潰してしまえ」

菊地「了解、本艦の51cm砲ならば容易に装甲を貫きましょう、全砲門、徹甲弾を装填」

裕也「私の指示あるまで砲撃絶やさず敢行せよ」

その後もグレード・アトラスターは紀伊の主砲弾の的となり、5度目の砲撃で木目甲板は無惨に破壊され、主砲塔の天井も貫通こそしていないものの、大きなダメージを与えた。

目視で確認出来る程、砲身に歪みを生じさせた。

艦橋も至るところに大きな凹みや破損跡が見受けられる。

 

「艦長...これ以上攻撃を受けますと...」

ラクスタル「...」

「現在本艦の損傷率は60%を越えています...航行が唯一と言ったところです..砲身の歪みにより射撃不能」

ラクスタル「大使の乗艦を確認次第、速やかに離脱する」

「了解」

 

 

 

 

 

 

裕也「撃ち方止め、もう良いだろう」

菊地「了解、主砲、所定位置へ」

大介「戦艦グレード・アトラスター、カルトアルパスから離脱、本土へ帰還かと」

裕也「俺達も帰投する」

世界会議初日でグラ・バルカス帝国がやらかしてくれたお陰で先進会議は水の泡となった。

グレード・アトラスター艦長ラクスタルは本国へ帰還後、軍の上層部へ報告した。

{この異世界に我が帝国を脅かす国在り}と。

戦艦グレード・アトラスターを傷物にされ怒り狂った某帝国海軍はミリシアル帝国の第零式魔導艦隊に八つ当たりした。

魔導艦隊『解せぬ』←だろうね

自国の艦隊を八つ当たりされた事を後に知ったカルトアルパスの住人や湾口施設の管理者ブロンズは語る。

「脅威だが、グラ・バルカスを敵に回した方がまだマシ」と←何でだろ?

現在、日本の敵となった国は殆ど建ち直しが出来るかどうかまで追い詰められている。←ロウリア王国は直接日本に宣戦布告した訳では無いのでパーパルディア程被害は無い、パーパルディアが何とかギリギリだが生きてるぅ~。

ムー国の大使マイラスとラッサンの2人は紀伊がグレート・アトラスターへの{一方的}のフルボッコを見ていてこう語る。

{凄いストレス発散になる}。

会議を滅茶苦茶にされたミリシアル帝国はグラ・バルカス帝国へ宣戦布告、何でか日本を巻き込んで。

ミリシアル帝国西部担当外交部長シワルフ「宣戦布告するから共同声明宜しくね」

全権大使裕也「全権大使と言えど流石に宣戦布告は出来ませんので、一度本国へ持ち帰ります」

マイラス「流石に勝手に他国を勝手に巻き込んではいかんでしょ」

シワルフ「中央世界の我が国が誘っているのだぞ?」

裕也「ふざけんな」

ラッサン「日本はミリシアルより遥かに強いぞ」

マイラス「我が国の120年先の技術を有してるからな」

そして聯合旭日艦隊は帰国した。

 

 

裕也「・・・・・・です」

拓真「そうか」

大介「さっさとESSMの配備してくれよおやっさん」

拓真「もうちょい待って、他にもあるから手の着け様が無いと言う訳で、帰って、どうぞ」

裕也「車弄って早矢と営みターイム」

大介「ナニを使ってエリカと朝までハッスルするゾ^~」

圭一「合コン行かねば、そして即○メ」使命感←クズ

大智「P○4でオンライン」←善良なチーター

菊地「何しよっかな~」

拓也「...」

野獣「明日は叫ぶぞ~」

ポッチャマ「そうだよ」便乗

高和「ARD(アルデ)使わせてくれよ浩二、楽しみたくなった」

野獣「そうですねぇ~...いいっすよ、INM君もバッチェ可愛がって下さいよ?」

アルデ「...?何か寒気が...」ブルッ

GO「アルデ君?」

アルデ「あっ、はい、大丈夫です」

高和「勿論だ、可愛いもんな、淫夢君」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓也「待って!マジで待って!明日にして!?少しの間は休みだから色々出来るよ!?」

みほ「ごめんね...?我慢出来ないの...もう凄くウズウズとムラムラしててね?何で返信くれなかったの?」ハイライトオーフ

拓也「そりゃもちろん返信する暇なかったよ!?俺軍人なの知ってるよね!?」

みほ「寝る前位には欲しいよ..返信」

拓也「内容見たけど俺のナニが欲しいのか返信が欲しいのかどっちかにしてよ、後メールに書かれてたプレイは無理」

みほ「それは勿論!拓也くんの◯液!後返信もボソッ///」

拓也「みほ が変わってしまったなぁ...」遠い目

みほ「どこ見て言ってるの?」

拓也「何でもない」

みほ「んじゃあ...シよ?」

デデドンッ!

拓也「(スルのは決まりなの)ハッキリわかんだね」

みほ はテキパキと自分の服を脱ぎ捨て20秒と掛からず全裸になった。

拓也「え?何?マジでするの?」

みほ「ほら♡拓也くんのたくましい(自主規制)がもうこんなにおっきく♡はぅ...♡濡れちゃう♡」

拓也「!?(俺のズボンいつの間に脱がした!?)うぉ!?」

拓也の(自主規制)が みほ に刺激され、更なる快感を味わう拓也、ちょっとの間はお預けだった為、久々の快感を流石に耐えきれず達する。

達してから みほ を拝めば自分の(自主規制)から出た液体を美味しそうに飲み込む みほ。

そして自分の彼女のトロ顔見て理性は破壊された。

拓也「ゴメンけど我慢出来ん、覚悟してね...フンッ!!」

みほ「!?アッ!♡あぁぁぁぁぁぁ駄目ぇぇぇ!!!♡」

拓也は最後、みほ を(意味深)で撃破して撃破して撃破しまくった。

戦車道では互角だが、布団の上の戦いはいつも必ず拓也の勝ち。

みほ に勝ち目?

無いよ←即答

裕也「ただいま~」

早矢「お帰りなさい、裕也さん」

裕也「...ん?何故メイド服...」

早矢「こうした方が良いかなと思いまして...私には似合いませんか...?」ウルウルッ

裕也「いやいや!めっちゃ良いよ!?何か谷間がエロい!足元も何かエロさを感じる!...ご主人様って言ってみて?」

早矢「はい。..ご主人様♡お帰りなさいませ♡」谷間を強調

裕也「グハァッ!!!!!」血吐

ドサッ

渚裕也 早矢のメイド姿で撃沈。

早矢「あなたぁぁぁ!?」

 

~20分後~

 

落ち着きを取り戻した裕也は早矢に膝枕してもらっていた。

裕也「はぁ...落ち着く...(着たままか)」

 メイド服を着たままの早矢は自分の膝に頭を置く裕也を優しく撫でる。

裕也は裕也で、早矢の小さ過ぎず大き過ぎずジャストフィットな胸をマジマジと眺める。

早矢「お疲れ様で...あら?」

 裕也のズボンの一部に大きいテントが張っているのに気付く。

裕也「少しの間お預けだったからな...ムラッとしちゃった」

早矢「もう...///シちゃいますか?ご奉仕させて頂きます♡ご主人様♡」

裕也「ヤろうか...早矢」

ネットリした搾○手コ○プレ○がスタート。

いや、ご奉仕プレイとでも言えば良いのか。

 

~2時間後~

裕也「うぁぁ!?くっ!?」迫真

早矢「んんッ!?凄い...4回目なのにまだこんなに..♡あっ♡」

裕也「まだ妊娠して無いのに母乳出たね...ペロッ、あっ甘い、何か癖になる甘さ」甘過ぎるのは嫌い派

早矢「好きなだけどうぞ♡」

裕也「お言葉に甘えて」

 

早矢「あんッ♡吸い過ぎですご主人様♡左右一緒になんて...///あっ♡」

裕也「プハァ...俺は欲張りな男なもんで...下も頂きます」

 

早矢「あぁん♡ご主人様ぁぁぁ♡♡♡」

 

大介「ただいま!」

エリカ「おかえり..なさい///」

大介「...何故裸エプロン?」

エリカ「男性を喜ばせるにはこれが良いって雑誌で...///」

大介「喜ぶ所かもう今にも挿れたい、アンアン言わせたい」

エリカ「もう何回も言ってるじゃないの...」呆れ

大介「言わせ足りない!そして新しい快感を味わうと良い」

エリカ「次はそんな簡単にイかないわよ?」

 エリカは挑戦状擬きを受けた......大介にお約束通り、(イージー)簡単にイかされました(即オチ2コマ)

廊下で、台所で、リビングで、風呂場で、布団で、とにかくイかされまくったエリカでした。

野獣邸

ガチャッ 迫真

ウンコ「ただいま」

MUR「疲れた...」

KMR「あっ、おかえりなさい」←ARDを洗脳した

アルデ「やっと帰ってきた」←馴染んだ

野獣「ビールビールゥ!そしてお約束の~、ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉん!」

KMR「ビールは冷えてますよ、ホラ」

キンッキンッ!に冷えてやがるビールがソコに在る。

ソレを手に取る野獣こと浩二。

浩二「ありがとナス! ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ! プハァ!くぅ~生きてるぅ~!」

ピンポーン! 迫真の極み

アルデ「俺が出ます」

 

世界のトオノ、こ↑こ↓に参上。

そして世界で一番イイ男、阿部高和もやって来た。

KBTIT「俺もかしこまり!」

AKYS「オイお前ら、ちゃんとやってっか?」

TNOK「オイゴルァァ、俺も忘れてんじゃねぇぞ?」

道下正樹「高和さん、お久し振りです」

GO「忘れちゃいかんよ忘れちゃ」

その他etc.

役者は揃った、これだけ揃えばナニが始まるのか、皆は検討が着こう。

転移後初!大乱淫夢大会スタート...!

 

時間無制限!近所迷惑お構い無し!

参加地 野獣邸

参加料9千310円

追加料8千100円

初心者歓迎!ホモとレズのテクニシャン求む!!!

※因みに全員参加料を納めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

納めた金額はどこへ行くのか?

それは勿論、ホモやレズを育成する専門学校の運営費に回っている。

その名も、{迫真同愛専門学校}

     東京都六本木にそびえ勃つ。

※日本は異世界転移してるが、国内では転移前よりヤりたい放題。

淫夢連中とホモガキ共は最近、国外に手を出し始めた。

淫夢教を広める為に。 

GOの狙い通り、現在国交を樹立している各国から生徒が入学してきた、何年在学とかは無い。

GO(学園長)が飽きたらソイツは退学になる。

見込みのある奴以外は生き残れない。

浩二に関して、浩二の父、田所高次が偉大な人物だった。

それはGOも知っており、何より師匠であり、その息子なので在学を許可されている。

 

     スローガン 金!暴力!S○X!

創立者GO

学園長GO

選択科コース

{ホモ科}道下正樹、阿部高和

{ゲイ科}野獣、アルデが現在KBTIT先生により調教中。

{オカマ科}クリ○松○、は○な愛、今は懐かしい楽し○ご等

{レズ科}

{クソレズ科}

{アニキ科}高和が現在通信教育を受けている。

{受け科}※受けを極める科目、攻めにはトコトン弱い

{攻め科}※攻めを極める科目、受けにはトコトン弱い

{受け攻め?良いよ!来いよ!科}※受けも攻めも対応可能なオールマイティーを目指す科目、高和と浩二が通信教育中。

{特進コース、獣科}獣を極める科目

{スーパー特進コース、世界科}トオノが選択した科目。

{ウルトラスーパー科、淫夢科}野獣が設立。

{野獣科}浩二ただ一人が教育中。その他は受け付けない

{昏睡レイパー科}浩二の為だけに設立された限定科目。

{くそみそテクニック科}高和と、正樹が通信教育中

{性の裏技科}MURとKMRが現在通信教育中

週4回の丸々一日{実技}体育は必ず出席せねばならない。

※高和達は公務員なので艦隊勤務の時は休む事を許可されてる。

でないとAKYS先生とKBTIT先生に空手でAKYSに空手の究極奥義で〆られ、その後KBTITに調教されちゃう。

etc.

まぁそんな事は置いといて、暫く間、野獣邸から男達の図太い喘ぎ声が下北沢を支配した。

数日後、SMKTZWに住む住人はこう語る。

GOがスポンサーを勤める深夜の(意味深番組でもある)バラエティー番組 

  {下ネタぶっ飛び!愛の果てまでイってQゥゥ!}のスタッフが下北沢に住む住人にインタビューしてきた。

野獣邸のお隣さんに突撃取材した馬鹿スタッフ。

 

Qこ↑こ↓下北沢にあの田所邸がありますが、どんな感じですか?

母「本当に迷惑なんですよねぇ...」

 

Q何か不便な事は?

母「あの家がうるさいおかげでペットが飼えないんです」

父「犬猫大好きなんですがペットを飼う事が出来ないのは手痛いです」

息子「ゴールデンレトリバーかシェパードかハスキーかアラスカンマラミュート飼いたい」ため息

 

Q少し前にですが、この野獣邸のせいでSMKTZW病院に運ばれたと聞きましたが本当ですか?

「ウチの旦那が運ばれたんです、あの家から発する声を聞き続けて」

「精神がおかしくなりました」←旦那

「面白いよ、学校で流行ってる!こ↑こ↓って!w」ムスコ

 

Q引っ越さないのですか?

父「引っ越したいけどお金が...」

息子「お小遣い減った」両親より金持ってる。

母「金は増えぬが体重増えた、今、三段腹」デデドン!

父「そして残業増えて給料上がらず」

 

Q会社は遅刻しますか?

「あの家のお陰で会社に遅刻しないのはホントですね、社長に褒められました」

 

Qどんな喘ぎ声が聞こえますか?

「なんかこう...ンアー!やイクゥ!イクイク!ァァァ!アッーーー!とかです」

「最近、良いよ!来いよ!胸に掛けて胸に!とか、かしこまり!とか、イケボで、やらないか?とかです、騒音おばさんに勝りますかね」

 

Q騒音おばさんを見た事は?

「(見た事)無いです」専業主婦

「ハッキリわかんだね」リーマン

息子「あぁ、あのYou○ubeで投稿されてる気持ち悪いBBAね」息子はYou○uber、お金をコッソリ稼いでる。

Qコレはもう駄目みたいですね...^ω^"

「「Foo↑」」

息子「そだねー」同情




修正候補
頭おかしくなっちまったよホントに...


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第46話

どこかで階級間違ってるかと...
どこ修正すれば良かだっけ?
何度も言いますけど全部修正候補ね 迫真


2020年2月14日 異界の地にて初のバレンタイン。

この日は平日、モテる学生(にとっては忙しい日)は校舎裏や体育館裏に女子(又はヤンデレ)から呼び出されチョコ(髪の毛入り又は血液入りもしくは唾液、最悪の場合、体液入り)を貰っていたり、ロッカーに知らん内に入ってたりしているだろう。

モテない奴のロッカーにはヤンキーが噛んだガムが入ったアルミ紙。

ゴミ箱扱い。

日本は平等と言ってる割りには格差社会、まぁ、差別がはぇ^~スッゴい...のよホントに。

まぁこれもまた青春だな。

 

既に隊員達は短い与えられた休暇を完全に使いきっており、全員が本部に籠る。

 

国防海軍本部

会議中

大介「あっ(唐突)そういや裕也ってもう25だよな、おめでと」

裕也「おう、あんがと、といっても、早矢より誕生日おせぇけど」

大介「俺まだ24、エリカは23、早矢さんいつだっけ?」

裕也「早矢は1月3日だ、もうちょいだな」

大介「そうか、話は変わるが、実はさ...」

~~

裕也「何?結婚するだぁ?」

大介「あぁ、もうグ帝と戦争になるかもしれんこの状態でな」

裕也「式は?」

大介「考えてない、取り合えず区役所に提出しようかな、と、俺だけはもう婚姻届にサインしてるから、後はエリカのサインだけ」

裕也「俺も早矢に出すか...婚姻届」

大介「指輪は?」

裕也「作ろうと思ったけど時間無いから諦めて探してる、お前もだろ?」

大介「作る」

裕也「ほぅ...それもアリだな、で、作る暇あんの?」

大介「無い」

裕也「だろーな」

圭一「今回の合コンも駄目だった」10回目

裕也「もうお前には無理なんだよ」良心

大介「ハッキリわかんだね」確信

大智「当たり前だろ」即答確信

拓也「股間が痛い」ヤりまくり

菊地「まぁ楽しかったです」ゲーム

圭一「あっ(突然)バレンタインチョコ貰った?」

裕也「貰った、お返しに俺のホワイト(意味深と)(普通の)チョコレートの手作りでお返しした」

大介「俺も同じだな、」

拓也「Me too」

圭一「だと思ったよコンチクショーが」

 

ガチャッ 迫真

バタンッ 更なる迫真

 

浩二「司令長官オッスオッス!」

高和「それなりに楽しめた休暇だったぜ」

大介「司令長官にその口は何だ貴様ら、死にたいのか?」

浩二「やべぇよ...!やべぇよ...!」

裕也「構わん構わん、別に良かよ、今回はオイル片手に競泳水着でのご登場でないだけマシだからな」

拓也「確かに」

話には出なかったが、事ある毎にモッコリを強調するブリーフ系の水着を着用する。

裕也「ん?」

ヒョコッ

浩二「あっ!?コラINMったら!勝手に着いてきたのか!?」

淫夢君は右手を上げ、ご主人様である浩二を威嚇する。

元と言えば高次がホモビに出た、いや、ホモビがあるお陰でホモガキ共やその他から風評被害を受けた動物なのである。

怒って当然(名推理)

大介「お前...頭おかしいよホントに...」つよい確信

拓也「だからご主人様のオメーに威嚇してんだろーよ」確信

裕也「何で自分のペットに淫夢て名付けんだよホントにお前は馬鹿か?」

淫夢君が野獣から飛び降り、トコトコと歩いて裕也に近付く。

裕也「どうした? ヨイショッ 可愛いなお前、名前さえ卑猥でなくばな...」

淫夢君は裕也に対して一切威嚇せず、頭を撫でられご満足の模様。

屑は衝撃を受けた。

浩二「(ファっ!?そうだ!(唐突)動物に効く薬を作れば良いんだ!俺は軍医だし!腹立つ奴(AKYS(師匠)とKBTIT)にビタミン薬と称して下剤をぶちこんだ!今頃トイレで下痢だぜ!Foo↑!!!栄養剤と言って(世界のトオノに)睡眠薬盛ってヤっちまったぜ!栄養ドリンクと言って(高和と裕也に(※裕也の異常な性欲は早矢が(全力を持って)何とかして納めた))精力剤飲ませた!俺に作れない(主な)ヤク(※アダルト系)はねぇ!(クソ天下無双)そうすりゃINM君も俺になついてくれる!クゥゥゥ!やべぇよ!俺って天才!あったま良い~!自分を誉めたいZe!Foo↑!)」

大介「コイツま~た良からぬ事考えてるぜ」( ´ノД`)ヒソヒソ

裕也「いつもの事だ、もう気に留めない」( ´ノω`)ヒソヒソ

高和「トイレ行ってくる」

圭一「45んなよ?(笑)」

ガシッ

高和「連れションだ、イクぞ」

圭一「」

 

 

アッー!

 

「どうされますか?」

拓真「グ帝に宣戦布告ねぇ...ムー国は何と言ってきてる?」

「特に何とも」

拓真「グ帝の動きは?」

「我が国に宣戦布告するのは間違いないかと」

拓真「パ皇みたいにか?」

「どうでしょうね、向こうの英雄艦を傷つけたんですから」

拓真「こっちだって紀伊を傷つけられたんだからさ、宣戦布告出来るならとっくにしてるよも~...我が国は平和を強調してるからそうそう簡単に自分達から相手に対して宣戦布告は出来んのよこれがまた厄介な事に」

「もう憲法第9条破棄しませんか?」

拓真「新☆てんのーへーか が駄目だって」

「あんな若いのが天皇即位とは信じられませんな」

拓真「そんな若くないぞ?俺と同じか少し上」

「へぇ~...」

ーー

ムー 軍法特殊会議

「どうするのですか!?グラ・バルカス帝国は驚異ですよ!?」

「我が国の技術力の50年先は進んでいると研究者達が口を揃えて言ってます!」

「友好国の日本のお陰で国民は豊かになったが軍務は特に変化なし」

「そう言えば、魚雷という新型海中兵器はどうなってる?」

「まだ設計段階ですよ、日本の技術班達が我が国の技術班に教えるのが難航しているそうです」

「基礎からだもんなぁ~...」

「もし、グラ・バルカス帝国が攻めて来たとしたら、どこが狙われるか先ずは絞りこみたい」

「はい、私個人の考えですが、ムーの中で軍が少なく警備が甘いアルー、及びキールセキ(もしくはキセキ)かと」

「確かに...彼処は攻め込むには楽で行ける...直ぐに軍を派遣するぞ」

「了解」

「海上に関してですが、民間から軍艦全てを建造出来る日本の○菱造船にラ・カサミの超近代改修工事を依頼しようかと思います」

「国の最新鋭艦を他国に任せるのか!?」

マイラス「いえ、これは独自の判断でもありますが、日本国 国防海軍聯合旭日艦隊 渚司令長官からの判断でもあります」

「「「「「「「聯合旭日艦隊の司令長官からだと?」」」」」」

ラッサン「えぇそうですよ」

「あの艦隊の司令官からか...」

大介「そう言えば以前スタンドのバイト入ろうとしてただろ?アレどうなった?」

裕也「去年のだろ?アレ止めた、何かスゲェ腹立った事あったしな」

~回想~

面接の時

店長「え~、先ずは年齢を教えてもらえるかな?」

裕也「24歳です」

店長「何か仕事はやってたの?」

裕也「軍人です」

店長「軍人..あっ...(嘘つきやがって、コイツはニートだな)ふーん」意味不の察し

 

~回想終わり~

裕也「てな事があってな、まぁその店は(物理的に俺が)畳(ませた)んだらしいけど」

大介「俺もあったわ」

裕也「いつよ」

大介「年明け前」

裕也「近っ」

 

~回想~

面接の時ぃ!

「昔はどんな感じだったのかな?」工事現場監督

大介「そうですね~、昔は結構ガリガリだったんですよ、高校から鍛え始めて今に至りますね」

工事現場監督「彼女はいるの?」

大介「えぇ、居ますよ」マジ

監督「そうですか(童貞臭いんだよなぁ...絶対居ないな彼女)」謎の察し

 

~回想終わり~

大介「当日の夜にちょびっとだけプラ爆仕掛けて建設中の建物ぶっ飛ばしただけよ」

裕也「やり過ぎ」即答

菊地「イキ過ぎ」

野獣「んにゃぴ...」

拓也「んにゃぴ警察は?」

大智「居らんゾ^」

高和「あぁ...♂」

??「会議は終わりナリ!そうだ!長官に言って、トイレに行くナリ!長官、トイレに行っても良いですか?」

裕也「ダメです」○ーマン風に即答

??「あぁぁぁぁぁぁ!!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ブパァァァァァァ!!!!

大介「931ゾ、見ろよ見ろよぉ、野獣の同士が増えてるぜ~」

目力先輩「ヴァァァァァァァ!!!!」←歓喜の声

裕也「知らねー奴が居るぞ、誰だテメー」

「僕の名は...そう!唐澤貴洋ナリ!」

裕也「...!あ!あのMMD版ではウンコ漏らしの!」

圭一「現実では弁護s...」

野獣「俺と同じか」

菊地「コイツ認めたぞ」

裕也「分かりきってる事を頑なに認めなかったからなコイツ」

大智「そもそも何の会議だったんだよ...」困惑

大介「さぁな」

ーー

「日本の海軍司令長官からか...」

マイラス「集団的自衛権を行使してもカバーは難しい、ならばムーのラ・カサミを強化すれば良い、との事ですね、それと、日本の聯合旭日艦隊の他に聯合艦隊があります、その聯合艦隊が運用していた93式酸素魚雷と95式酸素魚雷と91式酸素魚雷という海中兵器を提供しても良いと小耳に挟みました」

「93式酸素魚雷?95式酸素魚雷?91式酸素魚雷?我が国が開発中の魚雷とどの程度の差があるか教えてくれないかラッサンくん」

ラッサン「こちらの資料をお配りしますのでご覧ください、ページ数は10ページまであります」

幕僚達は手渡された資料をパラパラと捲り、性能値を確認する。

「!!!なんだこの性能は!?デタラメじゃないのか!?」

 

九三式酸素魚雷、この魚雷は射程距離40km、速力36ノットを誇る。

これは同時期の米英の魚雷を比較して射程距離で4~5倍、速度で10~20%程優れており、炸薬量も米英が300kgであるのに対し500kg(1500kgという資料もあり)も搭載していたため破壊力にも優れていた。

 

九五式酸素魚雷、大日本帝國海軍の潜水艦用魚雷。

主要目は,全長 7.1m,直径 53cm,重量1600kg,射程は速度49ノットで9000m,速度42ノットで1万5000m,炸薬量 380kg。

水上艦用の九三式魚雷に次いで開発された酸素を酸化剤とする魚雷で、高速の高性能魚雷であった。

 

ちょこっとエピソード

第2次世界大戦終了まで,連合国側にはこれに匹敵する性能の魚雷は無かった。

 

九一式酸素魚雷、頭部重量 213.5〜526.0kg、搭載炸薬149.5〜420.0kg、水中走行速度42ノット(77.8km/h)で射程距離は2,000〜1,500m。

この酸素魚雷は艦船攻撃の際に装備される兵器でいわゆる航空魚雷。

 

ラッサン「この以下に書かれている魚雷を技術提供しても良い事です」

「「「「「「ふぁ!?うっそだろ!?」」」」」」

マイラス「聯合艦隊は以下の魚雷を今後は運用する事は可能性的に無く、旧式に入るので提供しても良いと」

「日本には技術流出防止法があるだろう?」

マイラス「我が国には一部規制の緩和が国会で可決されたらしいので今回、武器の提供が出来ると」

ラッサン「その変わり日本は更に新兵器を続々と開発しています」

「「「「「日本にゃ勝てんわこりゃ...」」」」」

ーー

日本国 防衛省

 

 

「!なんだこれ!」

「おっ!?どうした!?」

「グラ・バルカス帝国海軍艦隊を衛星がとらえました!」

「数は!?」

「解析します!     解析出ました!空母90!戦艦60!巡洋艦150!駆逐艦300のとてつもない大艦隊です!」

「グ帝如きがそんな短期間で揃えれる訳無いだろう!空母はタンカーを改装しての空母化だとすれば足は遅い...大艦隊の本土到達はどれ程だ!?」

「予測計算出ました!およそ20日後です!」

「直ぐに首相に連絡しろ!緊急だ!」

ーー

同時刻

グラ・バルカス帝国 帝都ラグナ

 グラ・バルカス帝国皇帝 グラ・ルークス「ふむ、海軍は一隻も残さず出撃したのか...」

「仰る通りでございます皇帝陛下、世界会議で我が国の英雄艦を傷物にした懲罰を行おうと」

グラ・ルークス「だが、グレード・アトラスター艦長、ラクスタルの報告だと、日本国の戦艦はグレード・アトラスターよりも巨艦で存在感?というのだろうか、その存在感がグレード・アトラスターと比べると大人と子供に感じたと、そう書かれている」

「ご安心下さい皇帝陛下、我が国は最強です、決して負ける事はございません」

グラ・ルークス「だと良いがな...(何だ?何か凄く嫌な予感がよぎってしまう...)」

同日夕方

グラ・バルカス帝国海軍 

日本殲滅艦隊

艦隊旗艦グレード・アトラスター

艦長兼司令長官ラクスタル「次もあの巨艦が現れるだろう...」

世界会議の際、紀伊と一戦を交え大破に近い損傷を受けたグレード・アトラスター、本国に帰還した直後から、昼夜を問わずの緊急修理が行われ、こうして艦隊旗艦に復帰しているのだ。

ラクスタル「(前回の様なヘマは今度こそしない...次こそ、あの艦を沈める...本艦と道連れに)」

ラクスタルは覚悟を決め、日本艦隊を、日本国を殲滅する為、覚悟を決めたその後も艦隊を指揮する。

 




んにゃぴ...
ナニかが足りないんだよなぁ..


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第47話 殲滅

さーて、次話でリーム王国は処す。


グラ・バルカス帝国海軍の日本殲滅艦隊が日本本土へ艦隊進路を取っている丁度その時、グラ・バルカス帝国側は気付いてないが、この星の上空(多分この世界にも宇宙あると思う)に日本が衛星をポンポンと打ち上げており、その打ち上げたその数(軍事衛星だけで)20機全てがグラ・バルカス帝国海軍の日本殲滅艦隊を捉えた。

防衛省がグラ・バルカス帝国と日本殲滅艦隊との通信を傍受し、追加緊急報告として国防海軍と3自衛隊に通達された。

 

 国防海軍本部

 

大型会議室

 

内閣総理大臣 佐々木拓真

国防海軍 聯合旭日艦隊 司令長官 渚裕也

国防海軍 聯合艦隊 司令長官 山本 五十六

国防海軍 上層部長 米内 光政

等々その他etc.

 

拓真「ではこれより、緊急会議を行う」

裕也「一同起立! 敬礼! 着席」

 

「まずですが、グラ・バルカス帝国の大艦隊が我が国へ進行中です」

「大艦隊の艦隊規模は資料の通りです、艦隊速力を考慮しますと、潜水艦は居ないと判断出来ます」

・・・

・・

「という訳であり、グラ・バルカス帝国の行いは全世界に対し宣戦布告とみてとれます、我が国にも然り、です」

拓真「国の存続に関わる、首相として、集団的自衛権を発動する」

陸自「あの~所で、新型はどうなってるんです?」

「帰れ!」

海自「あの~修理依頼していた武装の精度は..」

「取り敢えずテキトーに直したから使っといて」

空自「あの、武装強化は?」

「予算オーバーなのでごめんね?」

『ふざけんなオラァ!!!』

自衛隊には何故か当たりが悪くなってしまった兵器開発部。

 

裕也「発言許可を「許可する」ありがとうございます、4桁程いくグラ・バルカス帝国の大艦隊、幾ら高性能な兵器を運用しても、艦隊を展開させた所で数の暴力には勝てません、ここは先に航空戦でどうでしょうか?」

「「「「先に航空戦..」」」」

裕也「艦隊を出すならば、我が聯合旭日艦隊の第一第二航空護衛隊と聯合艦隊の航空戦隊、空自の爆撃機を惜しむ事無く先手で導入し、敵の数を減らす、そして艦隊決戦へ持ち込めれば勝てます」

「長官、それならば窒素爆弾や機雷を敵艦隊の頭上に落としたらどうですか?」

『......それだ!!!』

国防海軍「それならば紀伊も傷が付かずに済むな」

裕也「戦艦は傷がついてこそ戦艦でしょうよ、まぁ綺麗のままもカッコいいけどさ」

拓真「しかしな...人道的に」

裕也「あの艦隊は絶対的に必要な犠牲です、日本の民、友の信用、そして資源を引き換えるならどうします?」

拓真「資源と民を守るなら犠牲は要る」

裕也「でしょ?」

 

満場一致。

 

とりあえず形として、先ずは警告として航空戦を行い、そして降伏勧告か、撤退勧告を出す。

徹底交戦を示すなら敵艦隊の上空18000に待機する大型機達による窒素爆弾と機雷の雨あられの攻撃をお見舞いする。

殲滅を確認した所で、グラ・バルカス帝国の国土所在地は既に確定しているので、第二次攻撃は敵本土爆撃となった。

※どさくさ紛れて皇都に窒素爆弾を落とす予定もちゃっかり組まれてる。

 

コンコンッ ガチャッ 迫真

 

「首相!リーム王国が!」

拓真「ナニ?」

 

以前(パーパルディア戦辺り)より何となく警戒していたリーム王国が日本企業の資産凍結を行った。

日本国民の国外退去はリーム王国側に悟られない様、極秘で日本国民には知らされており、資産凍結一ヶ月前には一人残らず日本へ帰国しており、リーム王国に駐屯する日本人は既に居ない、あくまで{会社}を置いていた もぬけの殻状態。

そして報告を聞く30分前に日本国外交官の城川が外国家群対策部海洋国家課の課長フェルダスと交渉する、が、しかし交渉は5分も経たずに{決裂}。

当たり前だよなぁ?

リーム王国の国王バンクスからは日本を刺激しない様にと言い渡されていたが、刺激してしまった。

※日本の兵器はグラ・バルカスより高いと認識しているものの、質より数で強さを見ていたので、日本の企業の資産凍結にバンクスは踏み切った。

グラ・バルカス帝国が入ってくる土地に日本の企業があってはダメという判断。

判断的に反面正しい、技術を知られてしまうのだから。

 

 

リーム王国はグラ・バルカス帝国と同盟を結び、自国の領土に帝国軍を駐屯させている、これは祖国への攻撃の足掛かり。

日本国首相 佐々木拓真は決断する。

拓真「(雑魚国家がイキがりやがって...チョー許さん!)国を裏切る国は必要ない...リーム王国に宣戦布告、但しグラ・バルカスを潰した後でな、最後の晩餐位は楽しませてやろう」

「分かりました、伝えます」

 

城川『...本当なんですね』

「そうです、急ぎ!本土へ戻ってください!」

城川『分かりました』

日本のリーム王国への宣戦布告は表に出なかったものの(リーム王国には通達してない)、日本の友好国(同盟国)であるクワ・トイネ、クイラ、ロウリア、アルタラス、ムー、フェン、ミリシアル帝国の極一部の関係者等々に極秘情報として知れ渡った。

クワ・トイネ

首相カナタ「日本の怒りを...」

「リーム王国は買ってしまいましたな...」

カナタ「輸出する食料を増やして下さい」

「分かりました、取り敢えず3倍で大丈夫ですか?」

カナタ「構いません、むしろ10倍でも大丈夫のでは?」

「確かに」

クイラ

国王テンヘラ(だった筈)「...日本がキレるのは当たり前だ、これはパーパルディアよりも残酷だな...良し!総務!」

「はっ!」

テンヘラ「我が国は日本へ石油と鉄鉱石等を支援だ!戦時下だ!この際構わん!」

「分かりました!」

アルタラス

国王ルミエス「リーム王国も間違った選択を選んでしまいましたね...」

「全くです」

ルミエス「日本に支援出来る物は何でもしなさい、命令です」

「分かりました」

ロウリア

 ロウリア34世「怒らせちゃならん国を怒らせたな」

シャークン「高見の見物といきましょう」

拓真「あっ(唐突)そうだ、ムー国に連絡してみて?(イイ武器あるから)一緒にグ帝、殺ってかない?って」

裕也「とどめをムーにさせる形ですか?」

拓真「そーゆー事、それと友好国に万が一を備え、自衛隊の派遣を」

※この内容にムーは飛び付いた。

 

2020年2月20日

第三文明圏日本国は第二文明圏グラ・バルカス帝国に宣戦布告、この宣戦布告を外交官の朝田から直に聞いたシエリアはゲロの湧きそうな笑みを浮かべた。厚化粧め。

グレード・アトラスターをボッコボコにされた姿を見て身震いしたのをもう忘れている様で、日本に勝てると意味不の勝利宣言を掲げた。

お前も窒素爆弾の餌食に(多分)なんのにね...哀れな奴め...。

 

翌日の2月21日明け方、日本の各飛行場よりP1哨戒機20機(機雷、窒素爆弾ガン積み)グ帝撃滅隊(拓真命名)が日本殲滅艦隊へ向けて飛び立つ。

同日正午、海上自衛隊第一護衛群(旗艦いせ)、聯合艦隊(旗艦大和)及び聯合旭日艦隊(総旗艦紀伊)が出撃。

※宇垣と南雲が不在。

 

纏めて言えば{聯合旭日自衛艦隊}

野獣「長過ぎィィ!!!」論破

裕也「オイル塗って日焼けしてねぇで仕事しろ貴様ぁぁぁ!」

日本側の2/22、第二文明圏ムーがグラ・バルカス帝国に宣戦布告。

同日にムー国戦艦ラ・カサミは日本へ近代改修工事の為出航。

予定として、航空戦で攻撃隊の名前の通り{撃滅}させるので主力艦の出番は多分無いのだが、念には念を入れての事。

 

2020/2/28 ラ・カサミ、広島県呉市、紀伊型の故郷であり大和の故郷である{くれ造船所}へ入港。

 

ラ・カサミ艦長ラミエル大佐「凄い造船所だな...ここまで充実しているのは初めて見た」

ラ・カサミの改修期間は二週間。

ラミエル達は東京に向かい、国防海軍本部にて知識を覚える。

その間までに、搭載される武装の知識を覚えなければならないので意気込みを入れる、そして3日経たずにラミエルは頭を痛める。

教官「今日はコレ、ミッチリ教えるから覚えてちょんまげ」

ドンッ!バンッ!パラパラッ...!

音を立てるは教材の山、机に増えるは消しカスと折れたシャーペンの芯、シャーペンの芯と同じ様にラミエル達の心も折れる。

ラミエル「無理だ...こんなの覚えれる訳がない」絶望

「日本人の頭の作りはおかしい...」別におかしくない

ラミエル達は1日に二個の普通サイズの消しゴムを必ず消費する程、書いては消してを繰り返す。

コピー用紙が全く足りない、インクが足りない、ラミエル達の頭の容量も足りない。

ラミエル達が日本にて教育を受けているのは、聯合艦隊の南雲忠一から水雷戦術と、艦隊砲撃戦は宇垣纏、航空戦に関しては山口多聞と言いたい所だが、作戦に参加しているので、南雲と宇垣が教官を務めた。

南雲「コレでも優しい方だ」

宇垣「私達の頃が一番キツかった」

 

2020年3月1日

日本より旅立ったグ帝撃滅隊は日本殲滅艦隊を高度18000より猛攻爆撃、猛攻爆撃で生き残った艦艇数はグレード・アトラスター(小破状態)を含む僅か数隻、海域に到着した聯合艦隊と聯合旭日艦隊のミサイル攻撃を受け、グレード・アトラスター1隻を残し全滅。

 

~グ帝撃滅隊~

「現在高度17500!」

機長「高度18000に上げろ」

「了解、高度上げ18000」

※既に航空戦では日本殲滅艦隊が不利に陥り、制空権は聯合旭日自衛艦隊にあった。

機長「司令長官から指示有り次第、半分程投下だ」

「予定と違いません?」

機長「俺達はムーで物資補給後、グラ・バルカス帝国に直接爆撃を行う事に急遽なった」

「!機長!我が航空戦隊及び航空護衛隊が海域を離れます!」

 

~聯合旭日自衛艦隊~

裕也「回線繋げ...こちらは日本国 国防海軍 聯合旭日艦隊司令長官渚である、グラ・バルカス帝国艦隊に警告する、直ちに祖国へ引き返せ、戦力差は火を見るより明らかである、無駄な犠牲を払いたくなくば、降伏するなり帰投せよ、でなくば、貴艦隊を殲滅する」

ラクスタル『グラ・バルカス帝国海軍 日本殲滅艦隊司令長官ラクスタルだ、警告は受けない』

裕也「これは脅しではない、もう一度だけ言う、速やかに帰投せよ」

ラクスタル『断る』

裕也「そうか...残念だ..ガチャッ、撃滅隊に下命!」

「了解!」

ーーー

「機長!来ました!」

機長「良し!ハッチ開け!機雷全弾投下!窒素爆弾用意!」

「機雷を先に全弾投下します!」

機長「任せる!」

「了解!」

「高度18000!」

ーーー

大介「敵も馬鹿ですね」

裕也「それが奴らの選んだ選択だ、それに沿って殺る迄さ」

大介「艦隊通達、現海域より離れるぞ、窒素爆弾の威力は図り知れんからな」

 

 

 

「良いですかぁ?それじゃあ(日本殲滅艦隊があの世に)逝きますよぉ?えいっ!」

ポチッ

ガラララララララララララララララララッ!!!!

機雷が吸い込まれる様に墜ちていく、見るだけでも気持ち良い。

          ★快★感★

ただその一言。

「Foo↑!」

「機雷全弾投下完了!窒素爆弾1発!投下します!」

機長「よーし、投下!」

 

ガコンッ

機長「急ぎ離脱!」

 

ーー

「長官!何かが海面に!」

「ん...何だあれは... !機雷だ!面舵!」

「無理です!機雷に囲まれています!」

「味方艦が機雷にぃぃぃ!?」

ラクスタル「構わん!前進!「上空より更に一発!」何!?」

 

カッ!!!!!!

グレード・アトラスター真上500メートルで窒素爆弾は爆発。

 

「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」」」」」」

 

 

菊地「窒素爆弾の爆発確認」

裕也「リトルボーイ並みだな」

大介「いやいやファットマンでしょ」

菊地「そこは原爆って言ったらどうです?」

「「おっそうだな」」

菊地「草」

窒素爆弾の威力を真上より受けた戦艦グレード・アトラスターは、皇帝グラ・ルークスや大使シエリアも目を背けるだろう。

残存艦はどこにも居ず、ただ1隻、グレード・アトラスターが辛うじて海面に浮いているだけだった。

機銃要員や高角砲を取り扱う者達は窒素爆弾の威力を受け、骨を、一人も残さずこの世から消え、上部艦橋に居た者達は重度の火傷を負った。

ラクスタルも例外ではない。

他の兵士程では無いが、ラクスタルもそれなりの火傷を負った。

 

艦橋部の最上部に付く測距儀は元より無かったかの様に消滅し、左舷右舷の高角砲や機銃の銃身はくの時に折れ曲がるなり溶けたりし、旗を掲げるマストはへし折れ、斜め上に仕上げられた独特の煙突は排煙口を潰されてしまった為に、その排煙は機関室に充満する。

その排煙は機関要員をもがき苦しませ、そして殺していく。

黒煙が充満するお陰でどこに扉があるのか分からず、その場から脱出出来ず死ぬ者もいる。

排煙処理が出来ず、徐々に速力を落としていったグレード・アトラスターだが、それも速力はゼロとなった。

厳選された木を使用している木製甲板は全てが燃え、燃えていない箇所を探すのが難しい。

これ以上抵抗すれば、この艦もろともあの世逝きだと。

まだ生きている部下を死なせたくないと考えたラクスタルは生き残っている通信兵に、我、貴艦隊に降伏す、と電文を打たせ、それを確認し、降伏を認められた事を知ったラクスタルは緊張の糸が切れたのか、その場で倒れた。




Foo↑!
ナンか物足りない


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第48話 リーム王国・グラ・バルカス帝国(物理的)死ス01

さぁ!皆大好き!嫌な奴を完膚無き迄に叩きまくる(惨殺な)時間だゾ!(・ω・)
MUR「おっそうだな」便乗


緊急医務室

「......ん....ここは...」

「あっ!?気が付いた」

「ここは何処なんだ...?...艦の中か?」

「そうだ」

「見慣れないな、ここはどこだ?」

「日本殲滅艦隊司令長官ラクスタルだな?」

「!?まさか...」

「ここは緊急医務室だ、君には少ししたら取り調べがある、拒否権はない」

ラクスタル「...そうか、この艦は日本艦か...」

聯合旭日艦隊 旗艦紀伊 専属軍医 田所浩二「しっかしオメェどっかで見たツラだなぁ?」

ラクスタル「気のせいだろう」

浩二「ま、いっかな」

ラクスタル「私の...部下達はどうなっている?」

浩二「捕虜として扱っている、国防海軍法に基づいての扱いだから、命の保証はする、人道的な扱いをせよと司令長官からのお墨付きだな、パ皇は誅すべしと言ってたけど」

ラクスタル「そうか...」

ひと安心したラクスタル、ラクスタルの火傷は酷かったものの、命に別状も無い。

今は少しでも動くと激痛があるものの、時間が経てばその痛みは無くなると浩二(屑)はラクスタルに説明する。

ラクスタル「何日程眠っていたのだ?」

浩二「10日」即答

ラクスタル「そ...そんなに...」

浩二「その証拠に...コレに乗れ、甲板まで行こう」

 浩二は車イスを出し、ラクスタルを乗せて甲板へ向かう。

 

ー甲板ー

 

浩二「見とけよ見とけよ~?その証拠に、アレ、見てみ?」

ラクスタル「?なっ...グレード・アトラスターが...!」

運搬船の足は遅く、聯合旭日自衛艦隊の艦隊速力は10ノット。

{重量物運搬船}の半潜水式重量運搬船がグレード・アトラスターを抱えて航行していたのだ、このグラ・バルカス帝国の史上最大とも言われるグレード・アトラスターを軽々と持ち上げる運搬船に釘付けとなったラクスタル。

浩二「グレード・アトラスター、排水量7万2千トン、あの運搬船は15万トンまでの船体なら運搬可能だ、7万トンは軽いぞ」

ラクスタル「」

「あっ、ここに居たのか」

浩二「あっ、司令長官」

裕也「貴殿が日本殲滅艦隊司令長官ラクスタルだな?」

ラクスタル「そうだ」

裕也「日本国 国防海軍 聯合旭日艦隊司令長官 渚裕也である、階級は大将だ」

ラクスタル「!?失礼しました、司令長官殿」現在大佐

裕也「貴方には話を聞かせてもらう、拒否はダメだ」

ラクスタル「分かりました...」

裕也「物分かりが良くて助かる、貴殿の部下には少々手を焼いたがね」

ラクスタル「申し訳ない」

裕也「まぁ、ちょっと別の奴(TKKZ)に頼んで白状させたがな」

その後は甲板にて話を聞き、作戦室にて大介と話を纏めた。

※ラクスタルへの尋問は面倒なので甲板で手短に済ませた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丁度その頃、 高和の部屋

「やめろ!やめてくれ!分かってる事!何でも話す!」

「だから!そんなデカいのを挿れるのだけは!」

TKKZ「中々楽しそうだな...ジュルリッ、他にもイイのが一杯あるから出す量は自制しなきゃな」

ドスッ♂

「アッー!♂」

「イソノォォォ!」

高和「イソノ?あぁ、だから坊主なのだな」

「シマナカ!助け!アァッ!♂」

高和「海家族だな」

「イソノォ!?

 無事に帰れたら野球しような!?」

「それフラグン!イクゥ!!♂」

・・・

・・

作戦室

裕也「成る程...」

大介「長官、撃滅隊がムーに到着し、燃料補給を済ませ、帝都へ向け飛行準備との事です」

裕也「早くないか?」

大介「下らん事はさっさと片付けたいとの事です」

裕也「まぁ良いか...手加減無用で殺ってこいと伝えよ」

大介「了解しました」

裕也「あれ?そういや爆撃地ってどこだっけ?」

大介「帝都と工業地帯(主に鉄工所と石油コンビナート)、造船所です、弾薬数によってですが、軍本部も爆撃との事です」

裕也「帝都と工業地帯を主に集中爆撃だ」

大介「分かりました」

ムー マイカル

ムー国 空軍マイカル基地

日本殲滅艦隊を攻撃したグ帝撃滅隊は友好国であるムーのマイカル基地にて燃料等の補給を受けていた。

「機長!燃料及び物資補給完了しました!」

「エンジン暖気も良し!」

機長「良し!さっさと殺りに逝くぞ」

「了解!」

 

リーム王国

バンクス「何だと!?それは間違いないのか!?」

「間違い有りません!先程日本国の外交官が言ってました!」

外交官 城川はリーム王国 国王バンクスに伝える様、リーム王国外国家群対策部海洋国家課 課長フェルダスに伝えた。

フェルダス「これはこれは城川殿、どういったご用件か?」

上から目線で城川を見下しながら生ゴミみたいに匂う口を開く。

城川「クッサ「何か言った?」いえ...我が国は、貴国に対し宣戦布告します」

フェルダス「...へ?」

城川「我が国のみならず、世界各国は、グラ・バルカス帝国と貴国の行いを危険視している。

我が国や友に仇なす敵を撃つ事こそが我が国の戦う意思であり、敵の援助をしている貴国を野放しにはしない、グラ・バルカス帝国と共に消滅してもらう」

フェルダス「ふぁ!?」

城川「こちらが我が国の長...そちらで言う皇帝の立場に近いのでしょうか、その方の直筆書類です」

スッ

城川はフェルダスに書類を手渡す。

 

{リーム王国へ、グラ・バルカス帝国を迎え入れていかがだったかな?我が国は悪を成敗する事こそが武器を手に持つ理由であるが、貴国は既に我が国の同盟国ではない、悪である。

ならばどうするか?{潰す}当たり前だよなぁ?

国交断絶を宣言すると共に、リーム王国が降伏(させない)するまで殲滅戦を宣言とす。

来週か、遅くても2ヶ月後が楽しみである。

生きてるとイイねwww国も、民も、土地も、全てがwww

 

①イイ男達(窒素爆弾喰らって生きてたら)を我が国のホモ専門家(KBTITやAKYSやMURやTNOKや野獣や高和やGO)に引き渡して専門家が選別し、選ばれたモノ達はGOのホモビに強制出演。

それと同時に、野獣やKMRやMURの在籍する迫真同愛専門学校に強制入学、最初は教育の一貫でGO直々の教育となっている。

※選別で選ばれなかったものは自費にて強制送還、アルバイトなりなんなりして稼いでね。

※(選ばれたモノ達で)GOが飽きたら帰って。どうぞ。

 

②リーム王国の現状年間国家予算50年分を先に我が国へ支払う事、資源にての支払いも可

※重要項目:属国等から搾取や他国から借金したら消滅させるねw

 

③貴国は軍事力を破棄とし、我が国が許可する必要最低限(ゼロに等しい)の戦力保有とする。

※戦艦?木造船なら良し。ワイバーン?ダメ。

 

④国王バンクスとフェルダスその他はギロチン((拓真の気分次第)にて処す)かも知れないので覚悟しておく事。

 

日本国首相 佐々木 拓真}

 

城川「ホント...生きてるとイイっすねwww」←ここで初めて内容を知って腹を抱えながら笑いを押さえず。

フェルダス「まっ!待ってくれ!」

城川「我が国がキレないと思うな、パーパルディアより酷い末路を辿る...想像するだけでもメシウマだぜこりゃwww」

フェルダス「!!!頼む!待ってくれ!ならばグラ・バルカス帝国が駐屯している所を叩いてくれ!」

城川「叩くのは国ごとで決まっているんだ、諦めろ」

フェルダス「」デデドンッ!(絶望

城川「貴国が同盟を結んだグ帝も後少しの命、そうすれば我が国は何一つリスクを抱える事なく貴国を血祭りに挙げる事が出来る。

世界の敵、グラ・バルカス帝国と同盟を結んだ事を悔やむが良い」

「・・・です」

バンクス「不味い..非常に不味いぞ...!」

日本からリーム王国はの宣戦布告は世界に(友好国の上の者達は知っていた)新たな衝撃を受けた。

あの温厚(と言われてる)な国が遂にパーパルディア程では無いにしろ、キレて牙を国を滅ぼすというパーパルディア以降は絶対に無いとまで言われた宣戦布告を宣言したのだ。

屈服させる以前の問題に根絶やしにさせる。

自国や友好国に手を出さなければ危害は加えない(口からそんな事言ってない)と言っていた国をキレさせ、立場を危うくしてしまった。

バンクス「フェルダス!貴様!!」

フェルダス「国王も賛成してたでしょうが!」

バンクス「賛成でも刺激をするなと言っただろう!」

フェルダス「でも第八帝国と同盟を結んだのは国王だろ!」

「「「「「(いやいや、世界の敵と同盟を取った時点で攻撃されても可笑しくないだろ)」」」」」

「国王!ミリシアル帝国及びムーより通信です」

 

バンクス「ん....!?な!?」

 

{神聖ミリシアル帝国は、世界戦争の発端であるグラ・バルカス帝国の同盟国と認識し、貴国に対し宣戦布告を宣言とする}

 

{貴国の行いは世界に対し、我が国に対しての宣戦布告と捉え、ムー政府は貴国及びグラ・バルカス帝国に対し、宣戦布告する}

 

バンクス「何かの間違いでないのか!?」

「(間違い)ないです」

バンクス「」

ミリシアル帝国からの通信、日本やグラ・バルカス帝国が転移する前まで、この世界最強だった国からの宣戦布告。

二流や三流に落ちていようと我が国に脅威である事に変わりはない。

国土は第三文明圏に位置し、技術力・国力は第一文明圏から第三文明圏の全てを相手取っても(余裕で)勝る国、日本。

 

国土は第二文明圏に位置する(日本よりは劣っているが、更なる技術進化の見込みがあると高和や隆正から評価されている)機械文明の列強国ムー。

 

中央世界に君臨する(魔帝を追い払ったとか噂されてる)神聖ミリシアル帝国。

この国々に寄ってたかって攻められたら1日持たない。

 

(A.半日でも十分過ぎるby拓真)

(窒素爆弾で瞬殺by裕也)

(男は俺にメロメロby高和)

((ウチさぁ~...国滅ぼすイイモン持ってんだけど)殺ってかない?by浩二)

((消滅するとこ)見たけりゃ見せてやるよby三浦)震え

(何で(アイツ等※リームやグ帝が)生きる必要あるんですか?by木村)

 

こっちはただ一国だけではない、ムーと同じ第二文明圏に位置するムーを遥かに上回る技術を持つ国、グラ・バルカス帝国がいる。

技術力はムーより遥かに上回っているから脅威ではないが、問題は日本がどんな兵器を導入するかだ。

バンクス「こうならりゃ引くに引けん...腹を括るぞ」

フェルダス「何とかします」

「いや無理でしょ」

グラ・バルカス帝国上空

高度18500m

~グ帝撃滅隊~

「現在高度18500、帝都ラグナまで後5分」

「こちらは敵のレーダーに探知されておりません、されていましてもこの超高々度で飛行する我が隊を迎撃出来る戦闘機を持っては居ないので大丈夫でしょう」

機長「爆弾投下する、ハッチ解放」

「了解、ハッチ解放します」

カチッ

 

「ハッチ解放良し」

機長「全機に告ぐ、今回の任務は比較的に楽に終わるだろう、だが、相手を舐めて掛かってはいかん、良いな?」

「「「「「「はい!!!」」」」」」

機長「帝都への爆弾投下は一機に付き5発までだ!出来るだけ温存しておきたい」

グラ・バルカス帝国 帝都ラグナ

 

ウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!

帝都ラグナに耳を塞ぎたくなる程、大音量のサイレンが鳴り響く。

野獣の声と互角の音量。

「急げぇぇぇ!!!」

「高角砲準備良し!」

「敵の大型爆撃機の高度は!?」

「信じられません!高度約18000を超えています!」

「何だと!?迎撃隊も上がれないじゃないか!?」

「高角砲は!?」

「用意している高角砲では無理です!せめて15センチ砲であれば撃墜は出来たかと!」

隊長「よーし!今は逃げ延びるゾ!」

帝都に迫る20機の大型爆撃機(グ帝撃滅隊)を迎撃する事は不可能と判断した帝都守備隊は、誰一人残らず任務を放棄して逃亡する。

帝都ラグナ 地下要塞

「クソ!守備隊は何をやっている!」

「任務を放棄して逃走した模様です!」

「アイツ等後で処せ!」

「迎撃機はまだなのか!?」

「日本殲滅艦隊からの通信はまだなのか!?」

「通信の返答がありません!恐らくは...全滅したかと」

「そう考えるのが妥当でしょう...悔しいですが...艦隊規模は勝りますが...技術は敵に劣ります」

「こうなれば追加の艦隊派遣だ!カイザル!」

「帝都上空です」

機長「投下!」

「...」

機長「どうした?」

「まぁイイか、投下始め!」

それぞれの爆撃機から5発の窒素爆弾が投下された。

1機に5発という事は20機×5発=100発の窒素爆弾が帝都ラグナを襲う。

投下確認後、素早く別の目的地に向かい、窒素爆弾を節約しつつ工業地帯を壊滅させた。

「5発の投下完了!」

機長「全機!高度2万2千まで緊急上昇!」

「了解、出力最大、2万2千まで緊急上昇」

「(無事に)成仏しろよな...南無阿弥陀仏」

 

グ帝撃滅隊は達成感に浸り、グラ・バルカス帝国から離れた後は友好国であるムーのマイカル基地にて帰りの燃料等を補給し、母国へ帰還した。

帝都ラグナに落とされた窒素爆弾100発は風の影響を受け、バラバラに落ち、一発は人々が賑わう商店街みたいな所、他の一発は軍本部の頭上、更に他の一発はラグナの港に、それぞれ上空300メートルで爆弾し、威力を発揮。

1945年8月に広島や長崎に落とされた原爆の威力と比べると、原爆の数倍以上の威力を誇るラグナに落とされた窒素爆弾。

一瞬にして帝都ラグナを包み込む窒素爆弾の光とキノコ雲、この爆撃で帝都ラグナは、地下要塞を(えぐられた状態で)残し消滅した。

帝都ラグナに居た軍人や民間人は一人残らずしてこの世から消え去った。

帝都ラグナの象徴であり、皇帝の邸宅であった城は瓦礫すら残さずクレーターを残して消滅。

城での死者は一人とて居なかった。

それは何故か?

全員が地下要塞に{偶然}居たからだ。

落とされた日から数日後に地下要塞から出て国の顔であった帝都ラグナが深さ150メートルの巨大なクレーターに成り果てた姿を見た皇帝グラ・ルークスは恐怖の余りか発狂した。

皇太子グラ・カバルは泡吹いてズボンを濡らした。

カイザルは地下要塞に感謝した。

大使のシエリアは過去を振り返る、それも時既に遅し。

時間が流れると共に皇帝グラ・ルークスと皇太子グラ・カバルが正気を取り戻し、地下に籠ってた奴等は暫く外を出回り、至る所から自分達を守ってくれた地下要塞を見る。

全体の4~5割りは地上に剥き出しに出ており、次の空襲で敵の500キロ爆弾に耐えられるかどうかという程の損傷、もう一度戻って空襲に耐えろと言われれば誰も戻りはしない程の壊れ方。

日本は侮ってはならず、敵にしてはならぬ国、次かその次で完全に帝国は滅ぶと今になり確信した。

何とかして国交を結(ばせないよ?by拓真)ぼうと考えた皇帝達であった。

ーーー

~数日後~

拓真「そうか、爆撃は成功したか...まぁ当然だろう、何か物足りないが」

「首相、聯合旭日自衛艦隊が敵戦艦グレード・アトラスターの拿捕に成功し、帰還しました。

艦隊が帰還したと同時に、ムーはグ帝の本土爆撃の為に戦闘機から爆撃機までの全航空戦力を投入するとの事です」

「では命令書の通りに、我々はリーム王国へ戦力を」

拓真「頼む」




ふぁ!?
修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第49話 番外編

ひでしね「淫夢を広めなければ...」
GO「スローガン言え、金!」
TNOK「暴力!」
高和「S○X!」
TNOK「ヨツンヴァイン若しくは強さを確信させんだよ、あくしろよ」
淫夢君「...」プルプルプルッ...
勝利の右手。
つよい(確信


聯合旭日艦隊が平行世界に流されてほぼ一年。

まほ達三年生は卒業(出来なかった奴も居る)し、みほ やエリカ達が学生生活最後の年となった。

学園艦の海上護衛の任は無く、暇をもて余す。

※聯合旭日艦隊 所属艦艇は現在、くれ造船所にてドッグ入り。

 

2019年4月10日

ー広島県呉市ー

戦艦大和ミュージアム

 

裕也「ここは前世と何ら変わってないな」

大介「10分の1スケールの戦艦大和も変わってない」

圭一「アソコに戦艦長門の軍艦旗あるぞ」

拓也「実物の大将旗だね、多分だけど、聯合艦隊 司令長官 山本五十六の大将旗」

菊地「綺麗に保管されてますね」

大智「あんまり立ち止まらん方が良いぞ、回り見てみ」

凄いイイ男ね..

どうする?ヤっちゃう?ヤっちゃう?

ヤっちゃいましょうよぉ~

誰か縄と精力剤持ってきなさい

警護官居ないから今がチャンスよ!

裕也「...よーし!逃げろ!」

「「「「もち!!!」」」」

全員その場から逃走する。

 

もちろん、それを追いかけない女達は誰一人とて居ない。

大和ミュージアムの館長からスタッフから警備員からと、もう仕事を放棄してまでも優先するのが男なのだ。

ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ!見付かった!?

ダメ!どこにも居ないわ!下水口の下に潜ってるかも知れないから別の班を作って行かせたわ!←男の執着心ヤバすぎて草

私は住宅街を探すわ!貴女達は海岸沿いとビルの隙間等を探してちょうだい!

勿論!今日こそは合体するわよ!

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

ーコイツらが話してる目の前の5階ビル屋上ー

裕也「......」

大介「......」

圭一「......」

拓也「......」

大智「......」

菊地「......」

全員が耳を澄ませ、会話を盗み聞きする。

裕也達は絶句した。

まさか自分達を探す為に下水にまで潜ってまでも探し出す行為に恐怖を覚えた。

裕也「さっさと逃げようぜ」

「「「「意義なし」」」」

その後も、裏道を通ったり(見付かって追いかけ回されたけど何とか圭一を囮に使ったり)して安全な場所(くれ造船所)に戻ってった。

ーくれ造船所ー

会議室

裕也「迂闊に外には出られんぞ...」

大智「高和と浩二はどうした?」

圭一「ホモビに出てるぞ、ほら」

ピッ

地上波デジタル放送5チャン

拓也「もうやだこの世界」

裕也「何で地上波にホモビが流れてんだよ...」

高和『あぁ...次は..ションベンだ...』

裕也「ドラマかよ!そしてそのオチは良いから」良心

野獣『イキますよぉ~!ヌンッ!!!』

大介「斜め上だな」

高和『おぅ..♂』

裕也「テレビ消せ、耳が腐ってしまう」

~数日後~

場所は変わり、首相官邸。

裕也「お久しぶりです、幸子さん」

幸子「元気にしてたかしら?」

大介「数日前ですが、大和ミュージアムを見学してた時、スタッフや館長達から追い回されました」

圭一「大丈夫です、童tスパァァァンッ!!!ゲッ!!」

裕也「ふざけた事抜かすな」

大介「お前そもそも童貞じゃねぇだろ」

大智「所でですが、我々をお呼びになったのはどの様なご用件でしょうか?」

幸子「貴方達は高校の教師に興味は無いかしら?」

裕也「教師ですか...(保健体育やらされそう)」

大介「黒森峰の保健体育教師やりたいです」

大智「お前は何を言ってるんだ?」

裕也「教育問題だぞ、エリカだけに特別教育すんだろーが」

幸子「良いわよ」

大介「ヨッシャオルァァ!!!」

「「「えぇ...」」」困惑

圭一「俺はニートで」

拓也「僕は適当に」

裕也「...大洗で良いや」

圭一はニートを希望したが、却下されて継続へぶち込まれた。

拓也(も体育教師)は聖グロ、菊地は数学が得意であったので、数学教師として大洗で留年を食らった生徒へ指導を行う事となった。

大智は裕也と同じの体育教師となりサンダース。

圭一がサンダース行ったらヤリチ○になって帰ってきそう(確信)

プラウダには一人も派遣してない。理由?寒いから。

ノンナさん怖い。

        ノンナ「失礼な」

アンツィオ?知らん。

BC?どこよそれ。

大学選抜?やだ。

 

 

それぞれバラバラになってしまった裕也達。

※教師免許を貰ってる、いつまで先生をするか分からないけどね。

 

          ~数日後~

          黒森峰学園

           体育館

             朝礼

学園長ホニャララ「えぇ~、生徒諸君に取って今日はイイ日だろう、新しい教師が我が校に着任なさった」

眠い...

誰だろう...?

女でしょ?

もうババアは嫌

40年後の自分達にブーメラン振ったわね

男の人だったら良いなぁ

それは無いでしょ

ホニャララ「では、登場してもらおう」

大介登場。

全生徒『!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

大介「(うわぁ...スゲェ)」

ホニャララ「岩野先生、自己紹介を」

大介「はい...皆さん、おはようございます、今日よりこの黒森峰学園の教師として着任した岩野大介です、どうぞ宜しく」

ホニャララ「岩野先生の科目は保健体育だ、特に君達は思春期、性教育で発情はするなよ?」

それは出来ない!!!と心の中で即答する生徒達。

 

一人の生徒が声を上げる。

「学園長だって昨日の昼休みに発情して学園長室でオナってたじゃないですか!」と。

突然体育館全体が冷え込み、大介が軽蔑した目でホニャララを見つめる。

ホニャララ「!?馬鹿者!誰がするか!」

取り合えず大介(♂)が保健体育の先生と知り、全生徒がゴクリッと唾を飲む。

エリカも例外ではない。

ホニャララ「んん!、まぁいい、岩野先生が担当する学年はお楽しみに」

その日、全生徒は授業をサボって大介を追いかけ回した。

大介はエリカの手を引っ張って一緒に逃げ回った。

 

         ~同日同時刻~

           大洗学園

       {緊急}全校集会

生徒会長 角谷 杏「はいは~い、みんな注目~」

生徒会 副会長 河嶋 桃「今日はこの学園に取って一番イイ1日だろう、新しい教師が着任された!」

ぇ、誰?

みぽりん、誰だろうね?男の人かなぁ?

沙織さん...それはどうかな?

殿方だと良いですね...

戦車道万歳!

 

河嶋「静粛に!では登場して頂こう!この方々だ!」

全校生徒達に電流走る..!

角谷「自己紹介をお願いねぇ~」

裕也「皆さん初めまして、今日よりこの大洗学園の教師として着任した渚裕也です、どうぞ宜しく」

菊地「同じく数学担当の菊地です、名前は秘密です、その内教えましょう」

※まだ考えてないby作者

生徒達『男...オトコ...おとこ...Otoko?男ぉぉぉぉ!?』

角谷「ハイハイ静かに静かに、この二人の担当科目は保健体育と数学だよ、アタックすればお近づきになれるかも~」

大洗学園の全員に更なる衝撃が走る...!

何故...角谷と河嶋が未だに生徒会をしているのか...答えは1つ。

(特に角谷)職権乱用(生徒会長の権限を好き放題に)し過ぎて教育委員会から留年を食らったのだ。

河嶋は頭が悪過ぎて成績の為にダブったのと生徒会の職権乱用のWブッキング。

※河嶋の親友、小山柚子は過去のそれなりの優秀な成績からして角谷と河嶋程の事はやってないので無事に卒業している。

菊地の大洗学園決定はコイツらを何とか卒業させる、コレが主な原因。

角谷「担当する学年はお楽しみにねぇ~」

生徒達をムラムラさせる一言だった。←なんでや

 

角谷「あっ(唐突)そうそう、渚先生は保健体育だからアタックすればイケるかもよ~」

裕也「んな事ほざく暇あんなら勉強せんか貴様」

ゴスッ!←軽めの拳骨

角谷「アデッ!」

菊地「今からみっちり教えてやる、覚悟しろ」金○先生モード

河嶋「はい!」

全校集会を終えた菊地は、河嶋を引っ張って体育館を退出し、空いている教室を使って勉強会を始めた。

菊地と河嶋、この日は夕方まで昼休み以外、一歩も教室から出てこなかった。

途中、助けて柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!(泣)、と悲鳴が校舎に響き渡ったけど。

意味深ではない。

※裕也の場合、朝の挨拶を終えた後、みほ達に引っ張られて戦車道の部室を紹介され、そこから始まる雑談(武部沙織からの一方的質問6時間コース、やだも~(`・д・´))、話に区切りが着いた頃には夕方となっていた。

その頃には裕也はヘトヘト(※原因は武部にあり)となっていて、弱っている所を知られ、一部の生徒から逆レされかけたのは言うまでも無い。

ーー

裕也「オイやめろ!離さんかコラ!」

「お願い先生!先っちょだけ!先っちょだけで良いから!」

「濡れてますから大丈夫!」

「ほら!おっぱい見せちゃう!」ペロンッ

裕也「...希望が無いねぇ(ブッフォwww(‘^ω^’)ちっさw Aカップかよwww)」

「先生から希望を貰いますのでご安心を!」

「ほら!先生のオチンチ○も出して!」

カチャカチャッ!

ボロンッ

プランプラ-ンッ

「勃ってない!嘘でしょ!?」

裕也「ガキ相手に勃つかアホタレ!」

「ノーマルでこのサイズ!?信じられない!」

「玉がおっきい♡量も凄そう♡」

「コレでもし...」

「勃起してたら...!...凄い!」

 

ブチィィ!!!

裕也「止めろっつってんだろうがこのクソガキぃぃぃぃ!!!」マジギレ

「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ★完★全★勝★利★




ふぁっ!うーん...
(大洗が偏差値どれ程か分からないけど、ダブるなんて有り得)ないです。
次はサンダースと継続、黒森峰の続編も検討中


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第50話 番外編

裕也「平和な日常ってなんだろう...」
作者「ボーナス消えました」



2019年4月20日

数日前、大智がサンダース(附属大)の体育教師として配属され、今日が初めての授業(一時限目)、結構ハードルの高い大学1年生を教える事となった。

サンダースの巨乳率トップが現在大学1年生(ケイの学年)。

大智「...どこだっけ」

大智が右を見るも左を見るも巨乳の生徒ばかり、その生徒達は体育教師である大智を野獣の眼光より鋭い目で見つめる。

正確に言えば下半身と言えば良いだろう。

※その生徒達はこれから授業に関わる者達ではない。

違和感を感じたのか、その場をはなれる。

学園は広い、広いからどうしても迷うのだ、まだ完全に場所を把握してなく、今現在、大智の居る場所が高校生の学校校舎に居る。

大智「high school...高校の校舎か、んじゃ反対側か」

当然授業が始まって20分が経過しており、授業を待つ学生達は妄想と期待を膨らませる。

 

 

 

 

午前9時30分

サンダース大専用体育館

大智「遅れてすまない、何分初めてなものでな、遅れてしまった、さぁ、準備体操を始めよう」

「質問あります!」

大智「ん?何かな?」

「彼女いますか!?」

「「「「「..........」」」」」」

大学生達が黙って大智を見る。

大智「居ると言えばどうするのかな?」

「」

「「「「「」」」」」

精神的ショックを受けた。

大智「下らん質問は無視する、さっさと授業を開始するぞ」

ーー

サンダースより時間が進んだ黒森峰sideだと。

3-2

三時間目 保健体育

大介「・・・であるからして、第二次成長期は・・・」

流石は黒森峰、授業態度は非常に良い。

座学は非常に眠気がある、今は教師として教壇に立つ大介も学生時代は座学の時は(9割程)寝ていた。

気持ちは分かるので寝てても別に怒りはしないが、寝ようとする生徒はどこにも居ない。

それどころか、机の隅っこに栄養ドリンクがそびえ立っているではないか...。

眠たいけど寝たくないんだなぁ...。

大介「...(しょうがない、眠気覚ましに誰か指名して起こすか...えーっと...この子で良いか)では、ここ1ページの文章を読んでくれ、眠そうにしている赤星君、読んでくれ」

赤星「!?はい!」

良いなぁー

羨ま

戦車の的にしましょう

マウスの砲身に詰め込んでやる

エリカ「......」やきもち

大介「眠りこけそうな奴はビシバシ点数引くゾ^~」冗談

点数と同時に、男に引かれたくない(意味不)と必死に努力する生徒達が見えたそうな。

寝てるだけで男(大介)が引く訳無いじゃないか。

ーーー

大洗学園

裕也「よーし、今日は適当にマラソンなり何なりとして良し、但し、寝るのは許さんぞ」

みほ「先生、何をすれば良いんですか?」

裕也「内容にもよるが基本的に好きな運動をしていいぞ」

沙織「先生が下になって私たちが上で上下運動を...「はっ倒すぞテメー」やだも~!///」

華「花をしても」

裕也「運動をして欲しいのだが...まぁ良いか」

優花里「何故花をここに...華道でありますか」

裕也「...」

みほ「先生?」

裕也「?どうしたかな?」

みほ「どこへ行くのですか?」

裕也「生徒会」

 

 

 

ー生徒会ー

菊地「だから何度言わせりゃ分かるんだこのスーパー馬鹿が!ここの公式はこ↑してこ↓すりゃ良いだろうが!」

河嶋「助けて柚子ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!」(泣)

菊地「泣いても助けは来ん!」

角谷「まーまーそんなに責めないでって」

菊地「口開く前に手ぇ動かせぇ!」

角谷「はいぃぃ!」

ガチャッ 迫真

裕也「とんな感じだ?」

菊地「あっ、渚先生、これはダメみたいですね...当面は」

裕也「お前が作ったテストは何点取れてる?」

菊地「25点が満点の問題ですよコレ」

角谷20点

河嶋0点

裕也「オゥフ...この問題でゼロはダメでしょ...」

菊地「S・C・Tと掛け算が出来なかったらこれは末期です」

裕也「角谷はまぁ出来てなくは無いな、惜しい所まで行ってる、所で聞くが河嶋君、3×3は?」

河嶋「33です」マジレス

菊地「ほらね...?」諦め

裕也「成る程、こりゃ卒業出来ん訳だわ、出来ても小学1年生だな」

菊地「2+9は?」

河嶋「肉」

裕也「小学生以前の問題で救い様がねぇなこりゃ」

菊地「よく高校進学したもんだ」

ーーー

継続学園

別名、サバイバル高校に飛ばされた圭一は学園艦の至る所へ逃げている。

事の始まりは着任式が終わった時の事、こ↑こ↓でもダブった輩が一人。

カンテレ依存症のミカである。

ミカはプラウダからKV-1を10両、食料(見付けた分全部)、燃料(200Lドラム缶20缶分=4t分)、弾薬(一回戦に使う10両分)を強奪した事により、処罰として留年となった。

そのミカ(お付け目役のアキやミッコは圭一を保護する為に捜索中)を筆頭に全生徒が血眼になって圭一を探し出す。

圭一の今現在居る所は定期船が停泊する場所、そこで定期船を待っているのだ。

 

圭一「やべぇよ...!見つかったらドナドナされちまう...!早く来てくれよ!」切実

~定期船が到着しました~

無事に乗船

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来た時期がありました。

スー...

ミカ「見つけた」

圭一「ふぁ!?」

ミカ「君はここに居ると風が教えてくれたんだ」

圭一「大丈夫?病院行く?救急車呼ぶ?」

ミカ「ホテルならウェルカムだよ」

圭一「話の通じねぇお前は抱きたくねーよ!アキちゃん紹介せーや!」ロリコン屑

ーー

その後、圭一は継続を脱走し、知波単学園に転属された。

本家を知ってる人なら知ってると思うが、隊長が西という胸がおっきな人ね。

※前世で、圭一が好きと告白したけど即答で断った人。

この世界で男は(数が少ないので)最強、コクれば二つの返事だ、やったな圭一、この世界でもフラれ(る事を願う)たら永遠のネタにされるゾ。

裕也「草生える通り越して森になるわ」

ーー

 

聖グロ

「こんな格言をご存じで?」

拓也「ダブってて恥ずかしくないの?ダージリン」

ここにもダブり居り。

オレンジペコ「ダージリン様、戦車道での実績は評価されてたのですが成績がよろしくなかったそうで...」

ダージリン「ペコ?後で裏に来なさいな」

拓也「んじゃぁダージリン、戦争と恋は手段を選ばない、これは誰の格言?」

ダージリン「スターリンですわ、間違いないもの」

拓也「格言好きが間違えちゃならん事を間違えたよコイツ、スターリンはシベリアと粛清が大好き人間だ」

ダージリン「こんな格言「もういいから」」

聖グロに来てから数日、未だに授業をせずに紅茶を飲まされる日々の拓也。

拓也「授業いつすればいいの?さっさとしてさっさと帰りたいんだが」

ダージリン「私と保健体育の実技をお願いします」

拓也「え、やだ」キッパリ

ダージリン「そうおっしゃらずに」

拓也「体力奪われるからやだ」

ダージリン「準備できてますから♡」

拓也「fucking Bitch!」

ーー

 




行き当たりばったり
早めの投稿急ぎます汗


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第51話 番外編

次で本編いきまーす、裕也達が各校に入って3ヶ月たった事書きますんで。
作者の初マイカーの修理に初ボーナスはマジで消えました。
8月25日の岡国AE86フェスティバルに参加予定です。



4月に担任として各校に配属され3ヶ月経った7月。

季節は春から夏、(頭悪い(作者)奴には悪魔の)期末考査も過ぎ、そしてプール開きでもあったこの日、圭一や拓也の姿は職員室に。

彼女居た癖に女性恐怖症擬きな病気に犯されている拓也。

拓也はコミュ障。

西隊長に監禁されている圭一。

監禁されている理由は知らない方が良いと思うんだ。

 

圭一「やめて!乱暴にするんだろ!?エロ同人みたいに!」

絹代「ふふふ...ここに居るのは二人だけ...」ハイライトOFF

圭一「あれぇぇ!?アイツ等どこ行った!?なんなの!?そして力強っ!?そしてプラスにデカい!(気持ち)良さ!」

絹代「準備は出来てます、さぁ!」

圭一「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

~黒森峰~

「先生~!体操終わったよー!」

大介「準備体操おk?んじゃ好きに泳いでよし」

大介が許可した直後にプールへ飛び込む生徒たち、キャッキャと楽しみつつある生徒達を見てバレない様に微笑む大介。

揺れる、揺れる、揺れる、この3コンボ。

大変、目に保養である。

大介にとどまらず、裕也、拓也、圭一、大智も目に保養と考え、鼻の下を伸ばす。

但し、股間は立たさず。

「先生は泳がないんですか?」

大介「んー?まぁ泳ぎたいっちゃ泳ぎたいけどねぇ、教師だし、もし溺れる子が出たら助けないかんからな、この台で待っとるよ」

エリカ「大介さん!泳ぎましょう!」ユサッ

大介「うーん...(めっちゃ揺れたな)じゃ、お言葉に甘えて」

惚れた女の誘惑には勝てない...はっきりわかんだね。

一応水着(海パン)穿いてたのでシャツだけ脱いでプールに飛び込む。

シャツを脱いだ時、一部の生徒達がボソボソと騒ぐ。

「ねぇ、これって先生の...」

「間違いないわね、先生が脱いだシャツよ」

「おっきい、LLなんだ」

「ちょっと汗臭いけど」

「でも良い匂いよ」

 

「「「「はぁぁぁぁぁ...」」」」

「でも、こんなものより良いのは...」

 

エリカ「えい!」

ビシャッ!

大介「うぉ!?やったな!そりゃ!!!」

水の掛け合いを楽しむ所(SNSだと炎上)を遠くから見る影。

回りの生徒達から殺意の目を向けられるエリカ、そんな事は気にせずに楽しむ。

逸見エリカは つよい(確信

 

「...先生...」

「凄い...」

「あんなに筋肉ついた男なんて見た事ない」 

「下半身が...私には分かる、岩野先生はおっきい」意味深

「あんな肉体に時は優しく、時に激しく求められて抱かれたいなぁ」

「「「それな」」」息ぴったり

「...どうする?今から誘惑しちゃう?」

「来るかなぁ?」

「他の先生達に殺されるよ?」

「ホニャララ学園長も狙ってるとか聞いたよ」

「それよりも岩野先生が側に置いてる生徒知ってるわよ」

「「「誰よ?」」」

「聞く必要もないと思うけど...」

「逸見エリカ?」

「あそこでキャッキャウフフしてるあのハンバーグ?」

「ワニ?」

「あんた達の隊長のイメージ分かってしまったわ」

ーー

大洗学園

ここでも今日はプール開き。

但し、戦車道受講者のみのプール開き。

全校生徒のプール開きは翌日。

今日は晴天30℃、最高だ。

 

大洗学園 戦車道メイン顧問 渚裕也

戦車道副顧問 菊地

 

裕也「良いか?戦車道において必要なのは大和魂の精神とずば抜けた身体能力、このプール開きに精神は関係ないと思うが、泳ぐ事により、肺活量等も上がって体力向上に務まると判断した、今年も一位を目指すなら鍛える事、良いな?」

『はーい!!!』

菊地「小まめな休憩は取る事!」

裕也「俺達ここで将棋の続きやってるから何かあったら呼んでくれ、はい王手」パチ

菊地「ふぁ!?俺また負けたぁ!?」

『(いつからしてたの...?そしてどこから将棋セット取り出したの)』

 

~2時間後~

じりじりと太陽は輝き、気温はどんどん上がり、現在32℃。

日陰に居ても汗はボタボタと垂れる。

暑さに耐えきれなくなったのか、菊地が口を開く。

菊地「なぁ...」

裕也「何だ?」

菊地「目の前、プールあるな」

裕也「...何が言いたい?」

菊地「真っ裸で飛び込んで良いか?」

裕也「(オーバーヒートしたかコイツ)海パンはいとろーが、シャツ脱いで飛び込m...あれ?どこ行った?」

ドボォォォォォンッ!!

菊地「あ^~気持ちよかゾ^~!」

裕也「...俺も入るぞクソ暑い!!」

戦車道受講者達が遊ぶプールに飛び込む。

戦車道受講者達だけの特権である。

他の生徒達は教室でお勉強中、角谷や河嶋は菊地から課題を提出する様に言われてる為、生徒会室で黙々と勉強中。

ダブりに遊びは不要、卒業する為の知識が必要だ、遊ぶ時間が勿体ない。

みほ「会長達はどうしたんですか?」

裕也「アイツ等には悪いが勉強させてる、何せダブってるんだ、遊ぶ時間があるなら勉強する方が良い」

菊地「あっそうそう(唐突)、盆に愛してるゲームしようぜ」

みほ「ふぇ!?(伝説のゲームをするの!?)」

裕也「いきなりお前は何を言ってるんだ?」

ーーー

聖グロ

紅茶の楽園?みたいな所。

オレンジペコ「今日はプール開きでしたね、ダージリン様」

ダージリン「そうね、水着は大丈夫かしら?」

ルクリリ「大丈夫ですよ」

拓也「ん?ダージリンお前、泳ぐ暇あると思ってんの?」

ダージリン「え?」

拓也「保健体育欠点だから補習な、お前」

ダ「」

拓也「ローズヒップですら86点取ってんのにお前と来たら...何で30点?バカなの?俺のテスト内容は基本的に全部一年から三年まで同じだからな?」

ローズヒップ「マジですの!?ダージリン様?」

ダージリン「こんな「言わせねーぞ欠点者、オメーはミッチリ補習じゃ」」

拓也「補習受ける奴はえ~と?...ペコ、お前も結構ヤバイぞ」

ペコ「え?」

拓也「筆記は満点だけど体育がなぁ...「そんな..」まぁ良いや、日頃の頑張りに免じて、好きに泳いでこい」

ペコ「!」

拓也「ダージリン、これがお前に出す課題な、この程度なら2時間ありゃ終わるよ」

~保健体育~

100問中何点取れるかな?100点取れなきゃバカ!

ブフォwww(^ω^)www

内容を見て絶句するダー様

ダージリン「ここ習ってませんわよ!?「教えてるから、ペコ、ここの問題、答えてみ」」

ペコ「はい!◯◯です!」

拓也「大正解」

ダ「」

ーー

日数は早くも8月のお盆を迎えた。

ドイツに留学してた西住まほ も帰省の為に帰国し、実家に戻ってすぐに集まる場所が何故か戦車カフェ。

 

まほ「裕也さん、お久しぶりです」

裕也「久しぶりだな、なんかこう...見ないうちにしっかりしてきた、と言えば良いかな」

まほ「一人の女として見てくれますか?」

裕也「見ようと思えば見えるけど俺からしたらお前はガキのままだな」

大介「で、何でこんな所に呼んだんだ?」

菊地「ん、じゃあ、始めるか...愛してるゲーム!」

「「「「...は?」」」」

『ん!?』

菊地「俺は思った、君達が恥ずかしがる所が見たいと」

圭一「シャブでもキメたかアイツ」

大智「注射器切らしたからシンナーじゃね?」

拓也「使った前提で話してるんかい」

裕也「疲れが溜まってるんだろうよ」

大介「めんどくせぇからパs「させると思ってるのか?」何ぃ?」

大介の耳元で囁く菊地。

菊地「あわよくばエリカの照れ顔見れるぞ?「のった」毎度ありー!」

裕也「チョロいな」

菊地「参加者は、大洗、黒森峰、サンダース、聖グロ、アンツィオ、知波単、BCとBL学園ね」

大介「プラウダ以外全部じゃねーか」

大智「BL学園ってなんだよ」

裕也「Boys Love Schoolか」確信

圭一「汚い学校だな」

菊地「因みに高和と浩二は機械顧問と保健教師に行ってるぞ」

裕也「一時間に一回ペースでアァッー!て聞こえそうだな」

高和「聞こえてるぜ」

世界で一番イイ男、参上。

大介「浩二は?」

高和「プールで水泳部員達とアイスティー持ち込んで日焼けしてたぞ」

「「「「「(学生にまで手を出す屑野郎...大介も同類と言えば同類だな)」」」」

大介「あ?何か言ったか?」

裕也「いや?俺なんも言ってないぞ?」

拓也「俺も」

圭一「俺もだゾ」

菊地「さっさと始めるぞ、と言いたいが、参戦者ね、島田流家元と愛里寿ちゃんと大学選抜が追加ね」

裕也「誰がすんねや」

菊地「you」

裕也「マ?」

菊地「マ」

裕也「...はぁ...HPゴリゴリ減ってんだけど...まぁ良いや」

菊地「スターート!手始めに大介からな!お相手は逸見エリカさんで!」

大介「...わぁーったよ、やりゃ良いんだろうが(後でブッ殺す)」

まほ「頑張れ、エリカ」

エリカ「はい!」

 

裕也「実況誰?」

「私です」

みほ・まほ「!?」

西住流家元 西住しほ 実況参戦セリ。※暇だったので来た。

「私も居ますよ!」

陸自 戦車道指導教官 蝶野亜美※しほに連れてこられた。

裕也「コレまた厄介なのが来やがった...」

菊地「これはこれは!ご足労をお掛けします!」

しほ「構いません、時間に余裕が出来て何か暇潰しをと思い、来ました」

亜美「師範が行くと聞きましたのでついて来ました!」

菊地「なるほど蝶野さん貴女の意見は聞いてないですお?両者が対面しました!」

裕也「始まってたのか」

エリカ「何からすれば良いのかしら...」

大介「おーい!何からすりゃ良いんだ!」

菊地「すまーん!肝心なルールを伝えてなかったわ!ルールは簡単!自分の相手に対する事を言ってから愛してます!と言え!」

「「えぇ!?(はぁ!?)」」

菊地「その驚く顔たまんねぇなぁぁ!はい!スタァァァト!」

裕也「(菊地の処分を考えとくか)そだねー」棒

エリカ「えっと...一緒に1つ屋根の下で住んでて凄く充実してる...でも毎日求められるのも嬉しいけど腰が...もうちょっと自制して...?あっ..///愛してます!//」

大介「!...エリカ..俺は、お前が好きだから自制してくれってのは無理だな、今でもお前と1つになりたいって感じてるんだぜ?エリカ、愛してる」

エリカ「キュゥ..」

大介「!おっと」

その後はエリカを抱えてご退場。

菊地「決まったぁぁぁぁぁぁ!」

裕也「毎日はいかんでしょ、毎日は」

圭一「禁断の恋だな」

菊地「さぁて!お次は!裕也vsみほ ちゃん!」

みほ「!」

裕也「!俺か」

まほ「!!!!!」

ケイ「どうしたの?」

まほ「何故私じゃないんだ...!」

菊地「知らん、ダーツで決めたらこうなった」

みほ の向かいに立つ裕也、先手はみほ。

みほ「毎日のご飯、凄く美味しい...だけど..3食全てにピーマン入れないで!それと毎日のお風呂やリビングやベッドで求められちゃ我慢出来ないよぉ!///愛してますぅ!///」後半ヤケクソ

全員「オメェも手ぇ出してんじゃねぇぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

裕也「許してヒヤンシス★」

まほ「みほ!貴様ぁ!!!」

ケイ「実の妹に手を出しちゃダメよ まほ!!」

菊地「次は裕也だゾ^~」

裕也「みほ?俺はね?お前が可愛くてどうしようもないんだ、今こうして普通にいるけど内心ムラムラしてるんだぜ?お前の中に入りたいし、お前の中で果てたいからな、みほ、愛してるぜ、心の底から」イケボ

みほ「はぅぅ///」

菊地「コレも決まったぁぁぁぁぁぁ!そしてアウト!」

まほ と一緒かと思えば、自然と みほに片寄ってしまった。

まぁ一緒に居れば妥当だな。

裕也「まぁ、そうなるな」

大介「どこの師匠か」

「「瑞雲師匠」」

菊地「さぁお次はぁ!裕也vsまほ!」

裕也「連戦かよ」

大介「頑張れ」

まほ「!」パァァァ

ケイ「まほ が輝いてるわ...」

アンチョビ「こんな西住初めて見たぞ..しかし羨ましい、あんな良い男に迫られてはドゥーチェである私も耐えられんぞ」

カルパッチョ「あんな人に迫ら(攻めら)れたい...」

裕也「何を言えば良いんだ?  ん?」

まほ「」

みほ「あれ?」

ケイ「?どうしたのかしら?まほ」

裕也「緊張からか気絶してやがる...」

菊地「え?気絶?嘘だろ?つまんねーなぁ...裕也の勝ちって事で、んじゃ次、島田千代さん、行ってみよー」

しほ「まほ!それでも次期家元なのですか!?」

亜美「私も参加したい!」

菊地「しほさん、そんなに叫んでいてもまほ には届いてませんよ、だって気絶してるから」

裕也「」

千代「宜しくね?」ニコッ

裕也「(終わったら遺書書こ)」

菊地「もう先手とかどうでも良いや、好きにやっちゃって」

裕也「後でブッ殺すからなテメェェ!」

・・・

・・

菊地「流石年上キラーだな、物ともしねぇとは...」

しほ「...(なんて羨ましい)」

千代「///」

裕也「ワハハハハハァ!!!!もうこうなりゃヤケだ!行けるとこまで行ってやんよこんちきしょう!!」ラリった

大介「あーら、裕也が壊れちまったか...俺知ーらね」

その後も次々と戦車道乙女達を口説いていく、メンタルが再生不可避になるまで。

拓也は拓也で、聖グロ全員を口説いていった。

増えてしまうはストーk...いや、(何でも)ないです。

試合が始まって30分、イケボや口説きに耐えた生徒は誰一人も無く、ただそこに愛里寿がたっていただけだった。

菊地「20分休憩とろかぁ~、休憩取って。どうぞ」

 

 

 

喫煙所

 

ガチャッ 迫真

大介「おっ?お疲れさん」

裕也「あぁ...」

大介「心境は?」

裕也「今は煙草吸って気を紛らわしたい」

大介「ほれっ、お前はコレだろ」ポイッ

裕也「Thank You」

 

スッ チィンッ! シュボッ! パチンッ!

裕也「..フー...」

大介「相変わらずそのオイルライター使ってるな」

裕也「このオイルライター気に入ってんのよ、質量感が堪らんのたい...確か中古で4~5万弱だった気がする」

大介「俺なんかDAI○Oで3つ入って108円の激安ライターだぞ」

裕也「知らんぞ、これ使う前まで俺もお前と同じ激安ライター使ってたんだぞ」

大介「そしてお前は高校から変わらず結構キツい煙草吸うよな」

裕也「基本的に12㎜だもんな」

大介「俺は9で限界」

裕也「わ○ばの16も行くぞ」

大介「お前はキチガイ」

ーーー

休憩も終え、その後も愛してるゲームは続行、最後の難関である義理の妹である愛里寿にそう言った事をほざくのはものすんごい度胸と精神力がホントに必要だった。

それだけは言っておこう。

ーー

菊地は処す、異論は認めん。

菊地「!?やめてぇ!!!」

野獣「...」ポチポチ

柔らかスマホ

高和「ホントに良いのかい?」

大智「良いんじゃね?」

裕也「コイツにはお仕置き(意味深)が必要だ、しかしKBTIT先生が居ないってのは手痛いな」

大介「ヤれ」

裕也「総員待避「ちょ!?ま!?」」

大介「頑張れよ~」

大智「肛門科にイクかもなぁ」

圭一「ガバナルってか」

裕也「お前もいっぺん掘られんと駄目みたいだな」

 

 

千代は驚愕した、表情を表には出さない愛里寿があんな(恋する乙女の)顔をしている事、そしてこの場に居る男達は皆、女に恐怖感を抱いていないという事。

恐怖感を抱いてたなら学生相手にヤってないもんね。

現に愛里寿は裕也にベッタリとくっつく、猫みたいに。

千代の目線には、裕也に頬擦りする愛里寿、無表情の裕也の後ろから鬼神のオーラを漂わせる みほ。

恋のライバル?←それはない

愛してるゲームの最終相手は愛里寿、堕とす事は楽だったがメンタルを(ここ重要)削った。

裕也「知り合いの母親を口説くのは二度と御免だ」




ヤらねば(使命感)
相変わらず駄目だこりゃ..


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第52話 リームとグ帝殲滅

野獣の眼光 昏睡レイパー
三浦の便乗 MUR肉
世界の遠野 オンナノコ
絶望の木村 絶望
高級車の谷岡 ヨツンヴァイン
キムタク似の山本達也(だった筈) GO
ゆうさく お前のデカマラ、突っ込んでくれよ..欲望
ぼくひで  
淫夢君(UC) つよい(確信)そして風評被害動物
淫夢は以下の者達無くば成り立たない...ホモガキ共が居なかったら淫夢は存続出来なく過去の産物(汚物の間違い)となっていた。
でも、ひでしね。
うーん...足りねぇなぁ...





ひで死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

アァァァアァァアモウヤダァァァァァアァァァ!!!!!

ごめんなさい。


日本は現在、マ○オカートで言えば戦力と戦況は1位の独走状態。

経済は1980年代バブル次期の十倍を超え、平のノラみたいな「しもしも~?」しか言わない奴みたいな姿をした女性達が目立ち、男達も学生の(福岡県北九州市だと)大半がモヒカンとかリーゼントヘアーが目立つ。何でだろう?

~北九州市~

「何ガン飛ばしてんだぁ?あ?」

「ヤンのか?」

「血塗れにしてやんよ」

「女でも手加減しねぇぞ」

「裕也お兄様...知ってる?」

「「「!裕也の兄貴!?」」」

「まっ...まさか...」

「裕也さんの事をお兄様って...」

「島田..愛里寿...」

愛里寿「今のお前達のせいでお兄様の故郷がこんなに汚くなった、浩二の次に」

(浩二「酷スギィ!ンアァッーー!!」)

「裕也の兄貴の生まれ育ちはこの北九州市だぞ」

愛里寿「知ってる、お兄様が高校生の頃、良く群馬まで遊びに来てくれたし、こっちに連れて来てくれたから」

「何しにきたんだ?兄貴は今東京だぞ、ここにゃあ年に一度か二度しか来ないぞ」

愛里寿「分かった」

愛里寿は暇潰しと裕也に会いに福岡に来ただけだった。

それもカスッただけ。収穫ゼロ。

~国防海軍本部~

第一会議室

裕也「グラ・バルカスは国としての力を無くした、現戦力はリーム王国へ回した今、俺達は何故か休み」

大介「休みとか言う割にはこうして職務を全うしてる訳なんですけどね」

大智「入れ替わりとして、聯合艦隊がリーム王国を叩く為に出撃していった訳だが...」

裕也「本基地に貯蔵されている燃料や弾薬は後どれ程持つか?」

大智「2回分は聯合旭日艦隊が総出撃出来るかと」

裕也「追加を急がせろ、それと紀伊の新たな改装案が上がった」

大介「まだグ帝から降伏する様子は伺え無いので迂闊に貴重戦力をドッグに長入れさせるのは..」

裕也「あくまで、確定した訳じゃないからまだ分からん、それと いずもの飛行甲板を新規にやり変えだとよ」

大智「航空戦力無くても十分に戦えるからな、鋼鉄の船体にワイバーンの火炎弾等、受けても蚊に刺された程度にもならない」

圭一「航空戦力を出すのは少し抵抗あってな...まだ分からない未知の星であるこの世界で、最新鋭機のF35とかを出すのはなぁ...もしパイロットが墜落して救難を出しても最悪それを絶対に見つけきる事だって出来ない、地球の頃でもそうだったんだ」

裕也「それと海自の連中(上)は使えないからおやっさんに直談判して、各護衛艦の船体補強を頼んだ。

戦闘に支障が無い様に5隻ずつドッグ入りさせる予定、それと前にあった艦隊計画、あれは完全に無くなった...特に第二次世界対戦時代の戦艦や空母1隻を維持させるのには莫大な予算が掛かるからな。

但し、あの艦隊計画はクワ・トイネとクイラに提供した、内容は大幅に書き直したけどな」

大智「あの2国なら信用出来る」

大介「いつまでも守る訳にはいかないからな、己は己で守るって事知ってもらわんと」

裕也「グ帝から拿捕した戦艦グレード・アトラスターなのだが、こっちの解体所でスクラップして大和の部品取りに使うか、解体してムーに売却するかどうするかの判断を任せられてな、お前達はどう判断してくれるか?」

大介「こっちで使うって選択はないのか?」

ーー

拓真「拿捕したあの大和擬き(※グレード・アトラスター)なんだが...はてさてどうするか」

裕也「邪魔ですからねアレ」

拓真「グ帝に見せしめとして沈めるか」

裕也「パーツは取り除きましょう、金になりそうですし」

拓真「あんなパチモンが金になるんかねぇ...?まぁ良い、判断は任せる、紀伊の的にするなり鉄屑にするなり好きにして良いぞ」

裕也「分かりました、所でですが、グ帝は何か動きは?」

拓真「各国にグ帝の外交官の確か...女だったな」

裕也「...シエリアですか?」

拓真「そうそう、ソイツが我が国の友好国に赴いて日本に会談の場を開かせる様にと言っているらしい」

裕也「日本の首相として、意見を」

拓真「会談の場を開いてやっても良いが今は駄目だ、徹底的完膚なきまで叩き潰し、誰に対して物事を言っているか、弱肉強食のこの世界、生かされるも殺されるも日本次第という事を知らしめるまでな」

裕也「では、リーム王国をすり潰した後で再度の攻撃をですか?」

拓真「次は聯合艦隊に任せよう」

裕也「聯合艦隊の本職は艦隊決戦ですからね...」汗

拓真「それと話はそれるが、今年のGWはどうする?仕事するか?休むか?死ぬか?」

裕也「何で選択肢に死ぬがあるんですかねぇ?休みますよ、早矢と一緒に実家へ帰ります」

拓真「仲睦まじい事で」

裕也「おやっさん程じゃ無いですけどね」

・・・

・・

圭一「確かに...本家を持つ俺達から見れば戦艦グレード・アトラスターは大和「擬き」だもんな」

拓也「こっちで葬る方が良いんじゃないの?ほら?紀伊や二代目長門の主砲砲撃の的には使えるでしょ」

戦艦グレード・アトラスターの生涯は長かったのか短かったのか定かでないものの、主砲や兵装、主機関や船体の一部を(ムーに(高値で)売却(して)する(国防費を稼ぐ)為に)取り外され、海自護衛艦のミサイル標的と紀伊型、二代目長門型の砲撃的として最期の役目を与えられた。

日数は未定であるが、屈辱を味わせる為に、終戦後のグ帝本土の港の沖合いで戦艦グレード・アトラスターを沈めると形は纏まった。

話の纏まった翌日にグレード・アトラスターは呉の造船所に回航され、乾ドッグに入るや否や、作業員達が手元に切断用ガスやハンドグラインダーを持ち、手始めに甲板の手すりを切り落とし、ガスを持つ作業員は、艦尾の偵察機を吊り上げるクレーンを切断する。

作業リーダー「ここ切れー!」

チュィィィィィィンッ!!!!!

スパッ!!  プシューーー!!!

リーダー「おいバカ!酸素ホース切ったな!酸素止めろぉぉ!爆発するぞ!」

チクッ ボッ! チュッドォォォォォォォォォォン!!!!

「逃げろぉぉ!!!」

「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」」」

 

「リーダー!コイツの腕が!」

「あぁぁ...逝くぅ...」プルプルプルッ...複雑骨折

リーダー「さっさと救急車呼べ!今日中には退院しろよ!」

「そんな事より小休止望みます!」

リーダー「あと一時間で昼飯だ!我慢せい!」

「ひぇぇぇぇ!!!」

 

 

 

どさくさに紛れてグラインダーを持つ作業員が切断ガスホースの酸素ホースを切ったりして、金属火花に酸素が引火して小爆発する騒動が起こったものの、解体(破壊活動の間違い)から三日としない内に予定していた主機関や兵装が取り外され、そのまま放置プレイとなった。

 

リーム王国 

グラ・バルカス軍が借用する軍港に土足で入る聯合艦隊の戦艦勢、軍港から見る者達が、マストにはためく軍艦旗を見て思う事はたった1つ。

「あっ...詰んだわ」と。

 

聯合艦隊

宇垣「長官、全艦が射程内に入りました、長官の指示を待っています、ご指示を」

山本「全艦砲撃始め!!!」

黒島「全艦砲撃始め!」復唱

 

聯合艦隊旗艦 戦艦大和から武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、扶桑、山城、金剛、比叡、榛名、霧島の合計12隻の聯合艦隊の戦艦勢が同時に砲撃を開始、初弾で軍港は火の海となる。

軍港に停泊するグラ・バルカスの駆逐艦や重巡、軽空母等はビッグ7の長門型2隻と伊勢型がMURの如く便乗(そうだよ)して撃沈。

その他の港とリーム王国の貿易港への艦砲射撃は重巡、リーム王国海軍の戦列艦は軽巡と駆逐艦の水雷戦隊が対処する。

後は一方的に攻撃する聯合艦隊と、攻撃を受けて受けて受けまくるリーム王国の軍港と貿易港。

次に司令長官である山本五十六は、艦砲射撃じゃ物足らなくなったので航空艦隊に攻撃命令を出し、聯合艦隊の第一から第五航戦までの航空隊が(国内で余った旧式在庫の)ミサイルをガン積みで母艦から発艦する。

パイロット達は在庫を抱えるに不満を持つ。

が、しかし、パイロットである彼らは、大国アメリカとドンパチしてた時に使っていた250㎏爆弾とか零戦と比べると不満どころか大満足だろう。

この世界(現代の日本)でF4ファントムやF15イーグル戦闘機という自分が戦闘機乗りとして生きている頃にはお目にかかる事は絶対に無い未来の兵器をこうして操っている。

彼らが不満なのは「在庫」という肩書きの爆弾なのだ。

これは我慢してもらおう。

 

宇垣「長官、各空母から攻撃隊が発艦しました、直衛機を回します」

山本「いや、確かに昔の大和やその他の艦艇も直衛機は必須だったが、今は要らないだろう?」

黒島「参謀長考えましょう、もしワイバーンが来たりすればCIWSやミサイルで迎撃すれば良いんですから」

宇垣「申し訳ありません、前世の考え方をしておりました...」

山本「いや、気持ちは分かるから気にする必要はない、今は敵の殲滅に集中しよう」

「「はい」」

その後も聯合艦隊は(リーム王国相手に)無双していった。

リーム王国もリーム王国で呆然と立ち尽くすだけで何もしなかった訳では無い。

迎撃で持てるワイバーンを全て導入した、が、相手は腐っても戦闘機乗り、勝てる訳が無いのだ。

攻撃隊のパイロット達は大体撃たずに振り切るか体当たりしてワイバーンを始末していった。

「うわ!血塗れで汚いぞ!」

「おまけに鉄の匂いがするぞ!」

「鉄で出来てんじゃん」

「ジュラルミンだけどな」

「しっかし...この機体は良いな...愛機だったアイツ(零戦)より良いぞ^~コレ」

「ワイバーンが鬱陶しくて頭にきますよぉ」

「おっそうだな」

「そうだよ」便乗

「おっ、(ワイバーンの土手っ腹が)開いてんじゃ~ん」

「第二部隊が殺ったらしいぞ!」

「(味方の被害は)ないです」

「よし!撤退するぞ!帰ったら呑む!」

「ずりぃぞ!俺もだ!」

パイロット達にも楽しい時はある、それは無事に帰投して仲間同士と飲み交わす事。

イイ趣味してんねぇ~。

 

聯合艦隊はその後2週間で本土に帰投した。

 

ー2週間後ー

~国防海軍本部~

山本「いやはや、久々の出撃だった」

宇垣「気分が良いです」

黒島「殺り過ぎない様に注意せねば...」

裕也「山本さん、長門型を暫く預かりたいのですが宜しいですかね?」

山本「ん?長門型を?」

裕也「長門型の船体強化を行う様にと大臣から仰せ付けられてまして」

山本「期間はどれ程かかるのかい?」

裕也「予定では1ヶ月掛かりませんよ」

山本「分かった、長門型を宜しく頼む」

長門型2隻は即日、呉に向かった。

向かう途中でも、まだ長門型の護衛として護衛艦4隻が護衛しての移動となり、移動費は掛かるに掛かった。

が、掛かった費用はグ帝に提示する賠償金に乗せるのはお約束。

長門、陸奥がドッグに入渠した丁度その時、ムー政府から日本政府に「空軍機及び海軍機をグラ・バルカス帝国に全機全てを投入、朗報お待ち願いたい」と情報が入った。

随分と遅い気がするものの、まぁ良しとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

日本の過剰攻撃で大ダメージを負ったグ帝に更なる悲劇、自国より技術力の低い国にボッコボコにされる。

皇帝グラ・ルークスはキレた、とにかくキレた。

キレたとしても何も出来ない、それにキレたグラ・ルークス。

キレる事は永遠の無限ループである。寒気

シエリアはまだ帰ってこ(逃げては)ない、息子は使えない、海軍はズタボロ、空軍は消滅、陸軍はカス、の5連チャン。

グラ・ルークスの元に更なる悲劇が...。

「皇帝陛下!緊急事態であります!」

グラ・ルークス「なんだ?」

「ムー空軍機が我が本土に!!数からして300いや500は!」

グラ・ルークス「」

その後も悠々自適に空の旅を楽しむムーの戦闘機や爆撃機のパイロット達、普段は柔らかいが、締める所は締める。

グ帝の本土に入るや否や、至る所に散らばるグ帝陸軍を機銃で潰していく。

 

ババババババババババババババババババババッ!!!!!!

「逃げろ!!」

「ぬぁぁぁぁぁんん!!!」

「あーこれは逃げられませn...グベッ!」諦め

「グラ・バルカス帝国万z..ウボッ!!」死

「「「「「隊長ぉぉ!!!」」」」」

 

「はっは~!ザマァねぇゼ!」

「あぁ~^気持ちぃ...」

「だから何時まで経ってもグ帝は愚帝なんだよ..」名推理

「おっそうだな」便乗

「何で学習しないんですかグ帝は」

ムーにも淫夢は広まった...特に日本でよくある流行語大賞みたいなヤツでムー国バージョンがあり、流行語に選ばれた言葉がある。

1、やりますねぇ!

2、見たけりゃ見せてやるよ

3、何で見る必要があるんですか?

4、おっそうだな

5、かしこまり!

6、大丈夫だって!ヘーキだからヘーキ

7、◯◯分で、◯万! 客引きが使われる

8、やめてくれよ...

9、お待たせ、

10、こ↑こ↓ (国会でも使われる 例 国↑交↓を樹立)

11、(~をだよ)あくしろよ

12、(マッサージは)気持ちいいダルォォ?

13、お前の事が好きだったんだよ! 告白100%成立する言葉

14、感じるんでしたよね

15、ブンブンブンブンブンブンブンッ チクッ アァァァ!アァァァイクッ! チーン

16、いやらしい穴だなぁ..なんの穴だよ?

17、これもうわかんねぇなぁ?

18、ハッキリわかんだね

19、そうだよ 便乗

20、オォン!アォン!...

21、野々村竜太郎?隆太郎?の予算私的使用で問題になって伝説になった記者会見

その他etc.

とまぁ、これ以上書いてもキリがないので割愛します。

要するに、軍の中は男だけ、そこで芽生えるは同性愛。

もう書きたくない、お兄さん許してぇ..。ひで は死ね。

そんなこんなで、説明している間にムー空軍は爆撃を開始、グ帝の帝都は消滅しているので、帝都の次に栄えている町に拠点を置くグラ・ルークス一同、日本政府はムーにその情報を流しているので敵からの迎撃を受けずに目標地点に飛行するムーの攻撃隊。

戦闘で激しく、ベッドで激しくと攻める。

方向性は違えど攻めの一択。

脳筋の考える事ってこれもうわかんねぇなぁ?

ムーの攻撃が終わった丁度その頃、暇をもて余していた浩二と高和は野獣邸に1発ヤりにと帰宅、大介は速攻で帰宅、圭一は残業、拓也と大智は呼び出し、裕也は帰宅と、それぞれ解散となった。




イイ歳して童貞狩りの阿部高和(処○狩り不可能
モブみたいで童貞脱却不可避の道下正樹
モブ童貞(確定)と童貞(かもしれない)イケメン
最悪で最高のコラボレーション
くそみそテクニック

修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ちょっとした事 ゴールデンウィーク

裕也「うーん...ひでしね」
ガバ穴ダディーって面白くて草
熱中症と食中毒には気を付けましょう。
久々に食中毒になりました、死ぬかと思いましたよ(--;)


2020年5月

グ帝との戦争状態が始まり、既に3ヶ月。

戦争開始から1週間?とせずにグ帝の主力打撃艦隊の日本殲滅艦隊を叩き潰し、その後もグ帝本土上空にフラッと土足で入って国の顔である帝都を消滅させた。

ムーも便乗してグ帝が植民地としている国?に爆撃をぶちかます。

ミリシアル帝国の出番は今の所何もないのでお留守番。

後方支援として、クワ・トイネは食料、クイラは国家存続の為に必要不可欠である血液たる石油を支援している。

お陰さまで日本のGSにちょいと寄ればレギュラーだとリッター100円ジャスト、新品タイヤ一本5000円から。

クワ・トイネと日本の石油コンビナートは絶賛フル稼働中。

そして給料はジワジワと上がる、過労死は直角90°、止まる所を知らない。

 

   「仕事が忙しすぎぃ!社員募集中!!!」

エ○オス「アルバイト募集!時給1000円から!」

コ○モ「時給1500円から!心(とお財布の中身)も満タンだよ!」

ES○O「2000!これでどうですか!?これなら来てくれm シェ○「ぶっちぎりの5000円」」

「「「「何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」」」」

石油委員会「コラコラ○ェル君、君の所高すぎる、ダメだよ出し抜きは」

 

石油産業はちょっと微妙な顔しているが、日本国民(走り屋と運送会社)は歓喜した。

逆に聞きたいが、グ帝はどこから石油を入手してるんだ...?

話が逸れてしまったな、まぁ、そんなこんなで現在のグ帝は抵抗する力がない。

となれば次、リーム王国を殺る。

リーム王国は元よりグ帝より(失礼な事言っちゃうけど)弱いので一方的と言っても過言ではない。

精々、力を出したと言えば高燃費の艦艇を揃える聯合艦隊を派遣した事だろうか...。

リーム王国とグ帝は現在、軍の戦力立て直しを行っているものの、何せ被害が被害なので早々簡単に立て直せる訳ではない、立て直しとなれば国民の税の負担は今までの10倍になると計算されている。

そうなれば国民がデモを引き起こす→引き起こして対処に時間が掛かる→反乱を起こす軍人出てくる→敵には好都合→また攻撃される→被害が増える→降伏する→莫大な賠償金→領土割譲=植民地の減少→増税確実→帝国国民奴隷化 意味不→帝国の終わり。

幾ら景気が良くても税金は上がる。

 

消費税10%が100%、100Yenショップで110円の品物が200円になるという事。

100Yenショップじゃねーじゃん、200円ショップじゃん。

まぁ、そんな事ならないから一安心。

 

その戦争も終わりにしようと考え出した。

 

~日本~

東京 首相官邸

拓真「さてさて諸君」

裕也「何ですかね、今から実家に帰ろうとしてたのにいきなり呼び出して...」車で帰省予定

大介「こりゃぁ夜通しして帰るかぁ..」車で帰省予定

圭一「帰りたい」

拓也「眠い」

菊地「オンライン」

大智「腹へった」

拓真「好き勝手に言うね君達は...今我が国とリーム王国及びグ帝との間で戦争中だ」

裕也「おやっさん戦争がだぁい好きだもんな」

大智「どこかの少佐と同じ位にサイコパスだしな」

圭一「幼女○記並みにな」

大介「それな」

拓真「テメーら俺を何だと思ってるんだ」

「「「「「ユダヤ人を殺るのが大好きなヒ○ラー若しくはシベリアが大好きなスタ○リンだよ、間違いなく」」」」」

拓真「チクショウメェェェェェェェェ!!!それはそうといつ戦争を終わらせるかだ」

裕也「入れ変わり早すぎ」

大介「草不可避」

圭一「対グ帝リーム戦ですか?」

拓真「そうだ」

裕也「...消滅させた方が良いのでは?戦後処理が楽そうだし」

大介「世界が黙ってねぇゾ、特に元パ皇が」

拓真「それも良いけどさぁ...なんかこう..面白みが無いじゃないか」

大智「戦争に面白み求めてる時点で首相の器かどうかこれもうわかんねぇなぁ」

裕也「とりあえず、おやっさんは敵に屈辱を味あわせたいならジワジワとまだ戦線を押すだけですね、海上はどうもないですが陸は少々考えものでしょうな、戦力は帝国陸軍でも、物資の充実は第二次対戦のアメリカ相手にしてると考えれば対策は取れます、我が国防海軍で対処出来ます」

大智「グ帝相手に陸自は要らないと思います、国防海軍 (聯合艦隊)航空戦隊で対処出来ると自分は思います」

拓真「...そうか、分かった」

裕也「?では、これで失礼します」

大介「失礼します」

「「「失礼します」」」

「おっすお願いしまーす」

バタンッ

 

拓真「..降伏勧告は促すとするか....さて、明日からGWだし、羽を伸ばすか..ん?今なんで浩二が居たんだ?まぁイイか」

 

ーーー

首相官邸 玄関

圭一「明日からGWなんじゃ^~」

裕也「今年は12連休か...」(読者側は知らない)

大介「俺は実家に帰って久々に遊ぶぞ」

裕也「田所、お前はどうするんだ?そしていつから居た?」

浩二「そぅですねぇ...例年通りに実家に帰ってホモビに出ようかなと」

大智「だからお前はネットで叩かれるんだよ、淫夢くんが被害に遭うわけ」

裕也「最も、お前の野獣実家は福岡だもんな、お前の親父のホモビのBBが笑いもんだけど、んじゃ、ここで解散だな」

大介「あぁ、また地元でな」

圭一「んじゃ」

拓也「ばいばーい」

大智「地元戻ったら電話しろよー、呑むから」

浩二「帰って。どうぞ」

裕也「おう、お先に失礼」 ・∀・)ノ帰省の為、先に帰宅。

ーーー

~ 自宅~

ガラララララッ パシッ

裕也「ただいま」

早矢「裕也さん、おかえりなさい」

裕也「準備出来てるか?」

早矢「出来てますよ」

裕也「なら荷物積んで行こうか」

 

裕也と早矢は福岡に帰る途中、広島県の大和ミュージアムに立ち寄ってから帰路についた。

今年は5月1日の月曜日からGWとなり、前週の木曜日と金曜日を有給休暇にしてGWを迎える国民ばっかり。

日曜まで仕事したのは社畜と公務員だけだった。

 

 

~地元の北九州~

裕也「暫くぶりの地元や^~」

早矢「半年前と雰囲気変わってませんか?」

裕也「確かに変わってるなぁ...ヤンキーが居そうな感じや」

早矢「あそこにいましたよ、リーゼント?の学生」

裕也「荒れてんなぁ~」

ーーー

~翌日~

一日遅れて帰省した大介達。

大介「なんかヤバい事になってんぞ」

エリカ「何があったのかしら...地元帰りたいな...」

大介「また盆に行くぞ」

ー昼ー

圭一「...なぁにこれ?」

-夕方ー

拓也「カオス」

みほ「怖い...」

ー夜ー

黒崎 居酒屋

裕也「何がどうなってんだ?久々に帰ってくりゃこの有り様」

大介「俺が聞きたい」

圭一「昭和じゃねーか」

拓也「令和だよ」

大智「そっちじゃねーよ」

菊地「ビールビール」

高和「焼酎も飲めよ」

裕也達は地元の変わり具合に困惑するものの、一度酔いが入れば現実を簡単に受け止めてしまった。

 

日本や友好国の国民は明日の為に休息を取る。

が、リームとグラ・バルカスは現在、息つく暇すらない。

特にグラ・バルカスは同じ第二文明圏のムーにいつ、また攻撃を受けるかビクビクしている。

リームに至ってはいつ、日本に殲滅(消滅)させられるかヒヤヒヤしている。

パーパルディアは現在、良くもなくば悪くもないという微妙な安定を保ってる為説明しがたいが、賠償金はしっかり払ってくるので文句はない。

日本の方針としては、グ帝とリームに降伏してもらいたいが、今の所はその気が感じないので何とも言えない。

という、内容のTVが放映され、首相の反応がこれだ。

拓真「降伏しなかったらトドメを刺す、というより殺らせろ」

このコメントはSNSで大炎上した。

国の長ともあろう人物がヤバい発言したからだ。

それも休日中の生テレビで。

 

 

裕也「最近さぁ...おやっさんはっちゃけ過ぎじゃね?」酔ってる

大介「アメリカ無いからじゃね?」酔ってる

圭一「アメリカあっても無くてもはっちゃけてただろ」酔ってる

大智「あの艦隊計画推してたからな」酔ってる

菊地「追加で枝豆下さい」ほろ酔い

裕也「話は変わるが、残りの休日の事なんだが」

大介「休日は車弄ってエリカ弄って過ごす、最高じゃねぇか」

圭一「平常運転だな「殺すぞ」ホントじゃねぇかよ」

拓也「裕也は?」

裕也「俺も大介と同じだな」

圭一「草」

この日、途中で浩二と三浦と木村と遠野と谷岡が参戦し、ヒートアップ。

谷岡が暴れだし、浩二が野獣になり、三浦が何事にも便乗してポッチャマになり、木村と遠野が絶望する。

仕舞いには店長から叩き出された。

店長「アンタらええ加減にしてくれや!お客さん逃げてしもうたやん!!代金払ってもらってないんだぞ!!!」

逃げた奴ら『ウェーーイ!タダ飯最高!!!』

裕・大・拓・大・菊「コイツ持ちで」

浩二「当たり前だよなぁ?」全裸

三浦「そうだよそうだよ」

谷岡「早く(全額)払うんだよ、あくしろよ!」1円も払う気無し

高和「礼は身体で払うぜ?」

圭一「へ?...はぁぁ!?何で俺だよ!」

店長「毎度あり!!当店は激安なので お会計25万8千5百円です!!お支払は現金ですか!?現金ですね!現金なんですね!?」ニッコリ

圭一「何で現金推しなんだよ...カード」

裕也「金にがめつい」

店長「ありがとうございました!そして二度と来るんじゃねー!」

圭一が支払いを済ませたと同時に店主から叩き出され、その場で解散となった。

裕也「叩き出されたな...しゃーない、帰って寝て車弄るか」

大介「俺も帰って寝るわ」

圭一「久々にオールしたな...暫くは節約だな」

拓也「どうせ圭一は今も今後も彼女出来ないんだから懐寂しくて問題無いっしょ、「おい」しかし眠い...みほ に膝枕してもらお...」

高和「久々に呑んだぜ」

谷岡「迎え呼ぶか......おう、俺だ、クルルァ(※車)で迎えに来いや、待ってるからな、んじゃ」

浩二「ラーメン食べたい」

三浦「おい待てぃ、帰るんだゾ」

浩二「は?」威圧

三浦「俺達に休みなんて無いんだゾ、今日と明日は朝8時10分から9時31分まで師匠と組手で、9時31分から11時45分14秒まで筋トレ、13時から19時19分まで撮影、その後日付が変わるまでTNOKとクルルァの練習、午前0:30から5:00までKBTIT先生のアシスタント予定があるんだゾ」震え

浩二「ふざけるな!死んでしまうぞ!殺す気なのか!」

木村「先輩居酒屋でもラーメン食べてたじゃないですか(先輩死ねば良いのに)」

浩二「あんな物がラーメンと言えるかよ...」

遠野「先輩は基本的に悪食だからカップ麺でも食べたら良いじゃないですか、この前だってカップ麺の容器をムシャムシャと食べてたし(ゴミでも食ってろ俺をレイポゥした糞レイパーが)」

浩二「」

三浦「本当なのか?」

浩二「まさか...「これ証拠映像ですよ、今日撮りました」ふぁ!?」

ーーー

浩二「ふわぁぁぁぁぁぁん美味しかったもぉぉぉぉぉぉん!!汁も飲むか!」

ズズズズズズズズズズッ

ゴクッゴクッゴクッ ゴクッ ゴクッ

浩二「汁も全部飲んだし、捨てるか...いや、ちょっとだけかじってみるか......!?たまんねぇ!」

その後もカップ麺の容器をネズミの如く噛り続ける。

キャラのネズミはこんな事しないんだゾ?コイツはするんだ。

浩二「びゃぁぁうばいぃぃぃぃぃ!!!」ガジガジガジッ

ーーー

三浦「田所...お前」

浩二「長官助けて!」

木村「長官達帰りましたよ」

          「張り倒す、お前を」

師匠、参上。

浩二「ゲェ!?何で師匠がこ↑こ↓にぃ!?」

AKYS「お前が空手をサボっていると聞いてな」

浩二「ないです!」

AKYS「この際サボったサボってないはどうでも良い、というよりパチンコで30万負けてなKMR「30!?」...今イライラしてんだ...分かるよな?」

時刻は朝の7時、時間は早いが、場所は変わってとある建物で、建物に入った直後から9時31分まで師匠のサンドバッグとなった浩二であった。

浩二「んぁああ!!やめちくりぃぃぃぃぃぃぃん!!」

・・・

・・

9時30分

AKYS「ふん...こんな所か、今日はこれでおしまいだ」

浩二「」

MUR「浩二が死んでるんだゾ...ポッチャマ..」

KMR「大先輩!後30秒で9:31です!筋トレ準備ですよ!」

             9時31分00秒

MUR「腕立て50回30セット!反復横飛び1分間20セット!腹筋40セット!マラソン19キロと810メートルだゾ!」

KMR「始め!」

遠野「必ず出来ます」

 

ー裕也sideー

裕也「3時間寝ればスッキリしたわ、さて、車弄ろ」

 

ー大介sideー

大介「珍しくエリカが9時過ぎても寝てる...指でつついてやるか」

 

 

 

 

           腕立て

野獣「腕が壊れちゃぁ↑ぁ↑ぁ↑う^!!」

MUR「筋肉がもっと虐めてくれと叫んでるんだゾ~^」

KMR「まだまだぁ!!!」

遠野「全身の筋肉という筋肉が震えてやがる...!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          反復横飛び

野獣「うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

MUR「この程度はチョロいもんなんだゾ~」

KMR「靴の中が熱い!摩擦が!うわぁぁぁぁ!!!」

遠野「フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             腹筋

野獣「見とけよぉ見とけよぉ?     ヌンッ!!!」

MUR「腹筋は苦手なんだゾ...頑張るんだゾ」ポッチャリ...

KMR「足腰が痛い...!」

遠野「あぁぁぁぁぁん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            マラソン  19810メートル

野獣「行きますよぉ~逝くイク」

MUR「仕上げ行くゾ~!」

KMR「何で休憩入れてくれないんですか...?休憩入れて下さいよ...」絶望

遠野「キツいすっね~」

MUR「走りながら間食を取るんだゾ、ほら、食料来た」

 

TNOK「オイMURゴルァァ!人をこき使ってんじゃねぇぞ!そして人の愛車を何だと思ってやがんだぁアァン?取り敢えず飯持って来てやったんだ!あく食えよ!」

セン○ュリーの後部座席の窓から顔を覗かせるTNOK、TNOKは野獣達に握り飯を雪合戦の雪玉の如く投げ付ける。

 

野獣「コレ熱過ぎぃ!ぬ!目に米がぁ!」

 

 

パシッ!

パクッ!

MUR「良いゾ^~コレ」

パシッ!

KMR「ありがとうございます」

パシッ!

遠野「美味しそう...旨い!何だこの適度の塩加減は!癖になるぞ!」

TNOK「精々無理せずに筋トレするこったな!おい!クルルァ出せ!」

奴隷「はい...クルルァ出します」

TNOK「あくしろよ」

MUR「あっオイ待てぃよTNOK」

TNOK「あ?」

MUR「まだコイツら離さないのかゾ?」

TNOK「当たり前だよ、コイツら俺の愛車にぶつけやがったんだ、一生奴隷だよ、コイツらのクルルァを手始めにスクラップにしてやったんぞ」

MUR「いつかは離してやるんだゾ、スクラップにするなら俺に欲しかったんだゾ」

TNOK「おう、クルルァはMURにやれば良かったな...コイツらは考えてやんよ..いつまで止まってんだよ、あくクルルァ出せ」

 

TNOKを乗せたセンチュ○ーは去って行く。

MUR「後5キロだゾ!」

KMR「今回は乗りきれそうだ...」

野獣「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅんッ!!!」

MUR「日本語を喋るんだゾ、野獣」

 

午後12時

エリカ「うぅぅん...(背伸び)今何時かしr..もう12時!?」

大介「やっと起きた、ちゃっちゃと着替えり、飯食いに行くぞ」

早矢「貴方!ご飯出来ましたよ!」

裕也「アムッ...うん!おいしい!」

早矢「お口に合って何よりです、では、私も頂きます」

MUR「良し皆!ご飯食べるんだゾ!」

KMR「お腹空きました」

野獣「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」

遠野「確かにキツかったですね先輩」

野獣「(筋トレを)止めたくなりますよぉー」

MUR「おっ、そうだな」

・・・

・・

午後13時

監督「おっ、全員揃ったな!」

MUR「お願いしますだゾ」

野獣「オッスお願いしまーす」

監督「今日の撮影はコレね、いつもの宜しく」

KMR「そして歴史は繰り返す」

遠野「やめてくれよ...」絶望

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19時19分

監督「はい!お疲れ様~!」

スタッフ「明日も宜しくお願いしますね」

「「「「......」」」」

MUR「...次はTNOKとクルルァの練習に行くんだゾ」

浩二「クルルァの練習って..コレもうわかんねぇな」

KMR「追突の練習でもするのですか?」

遠野「ヨツンヴァインの練習もあるんですかね」

三浦「ハイエース用意したから乗って。どうゾ、なんだゾ」

浩二「その語尾のゾは何とかなんねぇのかぁ?クソ池沼よ」

三浦「ポッチャマ..」

遠野「(何を言っても)これはもう駄目みたいですね」謎の諦め

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~移動中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンッ   ガチャッ

TNOK「おう、入れや」

虐待おじさん「おや?君達!?」

ひで「お兄さん達はだぁれ?」初対面

「「「「ひでしね」」」」初対面の挨拶

ひで「あぁぁぁあぁぁぁぁぁぁもうやだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」泣

虐待おじさん「コラひで、泣いちゃ駄目だぞ」

MUR「こんなデカい図体した奴が小学生だと?」

野獣「気色悪い、はっきりわかんだね」

KMR「迫真奥義かまして良いですか?」

遠野「不味いですよ!」

TNOK「騒ぐんじゃねぇぞ!今からクルルァの練習するぞ!」

遠野「クルルァの練習ってなんだよ...?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23時30分

裕也side

裕也「飯も食ったし..風呂入ろっか?」

早矢「はい♪タオルは用意してますよ」

大介「良し、ここまで仕上げりゃ裕也に勝てる...おーい!エリカー!風呂入ろー!」

エリカ「お風呂沸いてるわよー!」

拓也「さて、今日はゆっくり呑もう..スパァァァァン!(襖)」

みほ「呑んでますかぁ!?ヒック」酔ってる

拓也「...呑んでるよ」

~ホモ達クルルァ練習中~

TNOK「クルルァ!」

MUR「クルルァなんだゾ」

野獣「クルルァォォン!」

KMR「クルルァ」

遠野「クルルァアァァン!!」

ひで「スピー...」熟睡

おじさん虐待「...明日は水攻めだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前0時

~練習終了~

MUR「さぁ、次はKBTIT先生の所行ってアシスタントだゾ」

野獣「...満月が身に染みるぜ...オォン..」

KMR「野獣になるなよこの屑でクソ野郎が」

 

 

 

 

裕也「...月が綺麗だな...」  意味はwikiで調べて。どうぞ。

早矢「え..?(察し)はい、月が綺麗ですこと...♡」

エリカ「...」zzz  大介の膝枕にて熟睡

大介「..今宵の月は丸く明るく大きく...そして美しい...どこかの誰かさんみたいに..なぁ、エリカ...おやすみ」

みほ「」拓也の膝の上で泥酔

拓也「...お前より綺麗なものなんて無いんだけどな...」

 

カランカランカランッ!

「あら!いらっしゃい」

MUR「アシスタントに来たゾKBTIT先生」

野獣「先生オッスオッス!」

KMR「新作はどんな状況ですか?」

KBTIT「それがイマイチなのよねぇ...貴方達程じゃないけどクソ高い金払って雇ってやってるそれなりに腕が良いアシスタント達は奴隷の調教に行っちゃってる始末だし...あ、奴隷と言ってもSMよ?」

野獣「取り敢えずビールビール!」

KBTIT「かしこまり!」

そして夜は更けていく。




続きは次話にて
修正候補


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ちょっとした事 ゴールデンウィーク2

後編...と言った所でしょうか?
仕事が忙しくて...(涙が)で、出ますよ...


GWも終盤に差し掛かり、生活リズムを整えねば...使命感と帰省ラッシュが始まった。

そのラッシュがホンの少しばかり始まる最中、まだ東京に帰る気の無い裕也の居る渚家の実家に島田家が遊びに来た。

朝9時半

~渚家実家~

裕也「...ふわぁぁ..眠い」パラッ

朝の新聞が日課となり読み始める事2時間半、新聞も殆ど読み終えて、もう一眠りしようかと新聞を片付けていた時にチャイムが鳴る。

ピンポーンッて。

裕也「ん?宅急便か?はーい、今開けます」

 

ガラガラガラガラッ

「久しぶりね、裕也くん」

「お兄様!ひさしぶりです!」

裕也「おぉ!千代さん!お久しぶりです!愛里寿も元気だったか!?」

愛里寿「それなりにですよ」

裕也「ここで立ち話もアレなんで上がって下さい、お茶の準備しますから...おーーい!千代さんと愛里寿来たぞー!」

真央「あら!千代じゃない!久しぶりね!」

達郎「おぉ愛里寿ちゃん!大きくなったなぁ!何年振りかな?」

愛里寿「7年振り?と言った所でしょうか?母とは幾度かお会いしてるかと思いますが..」

真央「いつまで滞在するのかしら?」

千代「最終日までは滞在しようと思ってるのよ」

真央「裕也、アンタは暇でしょ?」

裕也「は?」威圧

裕也「俺今から寝るんだけど、夜明けまで走り行ってて寝てないから、昼からなら良いけど」

真央「早矢ちゃんは?」

裕也「俺のトレノでどっか行っとる、いつ帰って来るか知らんけど」

真央「いつ帰って来るの?「知らん」そう」

千代「真央、久々に積もる話もあるからどこか行かないかしら?」

真央「それは良いわね、ねぇアンタ、車使うわよ」

達郎「何で?」

真央「レガシィが良いわね」

達郎「...せっかく弄ろうと思ってたのにな...まぁ良いぞ」

真央「行って来るわね」

裕也「アンタにゃレビンあるでしょ」

達郎「オーバーホール中、最近はレガシィにはまってな、マフラー替えて車高調入れるし」

裕也「あっそ、俺は寝るから愛里寿の相手しちゃって、11時には起きるんで」

達郎「分かった..んじゃ愛里寿ちゃん、どこか遊びにでも行くかい?」

愛里寿「おじ様(お義父さん)、お兄様が起きるまで待っておきます、2時間くらい携帯弄れば大丈夫です、お気遣いありがとうございます」

達郎「そ..そうか」汗

 

午前11時

スッ 襖

裕也「大分スッキリした。起きたぞ愛里寿」

愛里寿「本当に11時に起きましたね...」

裕也「起きようと思えば人間起きれるもんよ、親父もそうだったしな」

愛里寿「お腹空きました」

裕也「飯でも食いに行くか」

昼飯はファミレスで済ませ、のんびりとドライブに行った。

愛里寿「久しぶりに乗りましたがこの車で寝るのはキツいですね」汗

裕也「コイツ(AE86 GT-APEX 3dr レビン)は年数も経って走る為の車だからな、快適を求めるなら別の車だよ」

愛里寿「でもこの車は好きですお兄様」

裕也「ありがとな...そう言えば愛里寿はもう二十歳だっけ?」

愛里寿「はい、二十歳になりました」

裕也「そうかぁ..お前ももう大人か...まだ俺とお前の人生は長いし、もしかしたら短くして生涯を終えるかもしれん、俺が言うなら...《悔いの残らない人生、今を楽しめ、限られている時の中で》てな、親父の受け売りだけどな」

愛里寿「はい」

裕也「それと早い内に相手見つけといた方が良いぞ?」

愛里寿「お兄様一筋なんですけど」

裕也「俺は結婚するので無理」

愛里寿「もし重婚良しと出たら結婚して下さいね、お兄様」

裕也「おう、考えてやるよ(考える気無し)、それと酒の一杯は奢ってやるさ」

そう言い裕也は愛里寿の頭をワシャワシャと撫でる。

愛里寿もご満足なご様子で。

 

          ~夜なのです~

PM21:30

食後

千代「とても美味しかったわ」

真央「また腕を上げたんじゃないの?」

裕也「料理は早矢がやってるぞ、俺は稀に」

達郎「旨かった」

アナウンサー『番組の途中でありますが、臨時ニュースをお伝えします、臨時ニュースをお伝えします』

裕也「ん?」

アナウンサー『政府発表の元、数年前に戦争をしたパーパルディアと国交樹立し、パーパルディア人入国を試験的に認める方針です、果たしてこれは正しいのか、専門家にお伺いしましょう』

専門家『人種差別的な事を発してしまいますが、それはご了承願います、彼らは罪も無き現地人、そして日本人を虐殺しています、政府の考えは・・・』

裕也「...パーパルディアと国交樹立?」

達郎「ん?」

裕也「パーパルディアの渡航は外交以外認めない方針だった筈...路線を変えたのか?」

達郎「後で聞いとけ」

裕也「勿論、それと今から車弄るから邪魔せんでくれよ」

その後もガヤガヤと騒ぐ一同。

 

 

 

 

 

~翌日~

午前7時

チュンチュン...ピチチッ!

雀の鳴き声が聞こえ、何か自分のいる布団が狭く感じた為、誰よりも早く目が覚める裕也。

右に早矢、左に愛里寿が腕をガッチリホールドして離れない。

早矢に至っては布団からはみ出てる始末、何とかして両腕を引き抜き、布団から脱出、早矢と愛里寿を布団の中心部に押し込む。

裕也「(何とか脱出成功、朝風呂入るか)」

ーーー

朝風呂を終え朝食を作り始める、次に起きてきたのは千代さん、その次に親父、お袋、早矢、愛里寿の順、全員が布団から出てくる頃には朝食が出来ており、全員で食卓を囲む。

 

~食事中~

からの

食後

 

 

達郎「しかしこんな休みに朝早くから起きてもなぁ...」

裕也「ツーリング行かね?キャブから4スロに変更したんでその変わり具合を見ておきたい」

達郎「どれで行こうか...」

裕也「アンタのレビンはいつでも動けるぞ、足回りも組み直して燃圧、油温、水温、排気温センサーもバッチェ付けてる、タイヤも15インチSタイヤをフロントに」

達郎「良し行こう」

早矢「あなた、トレノ借りますね?」

裕也「ケガするなよ」

早矢「はい」

ーー

~ガレージ~

ガレージには3台のAE86が並ぶ。

赤黒ツートンカラーの3ドア ハッチバック前期型GT-APEX のバンパーがボロボロのレビン

ブラック・ガンメタ ツートンカラーの2ドア クーペ後期型GT-APEX の手入れしっかりのトレノ

白黒ツートンカラーの2ドア クーペ後期型GT-APEX 再塗装済みのレビン

全国のハチロクマニアからすれば羨むだろう。

※因みにこのガレージはハチロクを格納する為だけのガレージ。

 

ガチャッ バンッ カチッ キュルルルルルッ! ヴォォンッ! ボボボボボボボボボボッ←アイドリング

 

早矢「では行ってきますね」

裕也「気を付けれよ」

早矢の操るトレノはガレージを出て国道へ向かっていく。

達郎「上手いもんだな早矢ちゃん」

裕也「だいぶ良くなった方だ、付き合いだした頃とか車運転させられなかったし、特にMT車は。今はレビンもたまに乗ってるぞ」

達郎「コイツをか!?無理だ、このレビンは余りにも難し過ぎる、お前に譲渡する前まで乗って仕上げてきた俺ですら乗りこなせなかったんだぞ、そしてお前もコイツで大怪我した事あるだろ...どれ位酷かったんだ?」

裕也「大怪我って言ってもドリフト中に重ステだからハンドルの回転を抑えきれずに指の骨へし折れたとかだろ?別に壁に突っ込んだとかそう言う訳じゃ無いし、そうだなぁ...ギアチェンジする時にクラッチをしっかり踏まずにミッションをガガガッ!!!って痛めたりな...何回ミッション下ろしてオーバーホールした事か...今じゃ普通に乗る分なら問題ないぞ、俺だってコイツの挙動についていけない時だってあるのによ」

達郎「まぁ話は変わるが、このレビン(裕也に譲渡した3drレビン)と出会ってもう30年以上か...今も尚姿をほぼ変えず」

裕也「そう言えばコイツがアンタの初めてのマイカーだったろ?」

達郎「そうそう、ワンオーナーの低走行で86万...懐かしいな」

裕也「その次に早矢の乗ってったトレノな」

達郎「まぁ良いや、取り敢えず行こう」

裕也「おk、愛里寿も連れて行こう」

ーーー

エリカ「大介起きて、朝よ」

大介「...んん...今何時..?」

エリカ「8時半よ、朝ごはん冷めちゃうから早く食べて?」

大介「ふわぁぁ...(あくび)食べる食べる」

エリカ「それと今日は買い物付き合って?」

大介「良いぞ、俺も買いに行く用事あるから都合が良いや、買うもんって何?」

エリカ「ブラジャー」

大介「え?」

エリカ「だって..大介が毎日揉むんだから今のじゃキツいの///それと食材買わないと料理作れないから...ムニッ もぅ、言ってるそばから」

大介「(デカくなったのって)マジか..いつ触っても..餅みたいに柔らかくて...買い物後回しで一発ヤらない?ムラムラします」^^

エリカ「もう..仕方ないわね///一回だけよ?」

大介「やったぜ(そう言って何度も求めてくるのはエリカだろ..)」

ーー

午後12時

拓也「...そろそろ離れてくれない?暑苦しい」

みほ「やだ」

拓也「学生時代ならいざ知らずもう24だろ?幾ら怖いもの見たっていって俺に抱きついてくるのはどうかと」←25歳

みほ「駄目なの..?」絶望

拓也「別に駄目って事じゃなくてだな...何と言うかその気になっちまうから」

みほ「あ..なるほど」

拓也「おまけにもう日が出てるんだ、別に怖いものなんて無かよ」

みほ「昼からシちゃうのも良いんだけどね」

拓也「俺が押さえられんから止めちくり」

みほ「あ!最近○乳出る様になったんだよ!」

拓也「ふーん...ゑ!?今何て言った!?「ほら..ンッ♡..」!!!!!!」

確かに みほ から母○が出ていた。

 

みほ「あんっ♡大きい赤ちゃんでちゅね~♡(凄い♡イきそう...)」

拓也「プハッ..甘い...(はっ!?いかん!俺とした事が誘惑に負けちまった!!)」

みほ「(あ♡おっきくなってる♡)」

股間を撫でる様に触る。

大きなテントが...たまげたなぁ

拓也「ぬぉ!?(あーもうこれヤるしかないな)」

営み開始。

響灘軍艦防波堤

圭一「...釣れねぇな(阿部さんは釣れるけど)」

彼女の居ない圭一はゴールデンウィークが暇なので釣りをして時間を過ごしている、番外編では彼女出来るかもしれないが、本編では作らせる予定は無い。ぶっちゃけ

圭一「阿部さんに呼び出し食らうより良いか...暇だなぁ...ん?このエンジン音は...」

 

圭一「やっぱり裕也のレビンだったか(それともう一台のレビンはなんだ?)」

裕也「お?圭一じゃねぇか」

圭一「よう、後ろのレビンは誰のか?」

裕也「親父のレビンだぞ」

達郎「おや?圭一君じゃないか、彼女は出来たかな?」

裕也「コイツに彼女出来たらこの世の終わりだよ、というより俺が阻止する」

圭一「応援してくれよなぁ~、頼むよ~、俺もそろそろ身を固めようと思ってさ」

裕也「かかあ天下だな」

圭一「それだけは絶対にやだ」

達郎「圭一君、話変えるがゼロヨンしないか?」

裕也「(あっ、コレ絶対に途中で煽って峠行きだな)」

圭一「今軽トラですよ」

達郎「んじゃあ裕也、やらないか?」

裕也「愛里寿乗せてんだけど、事故ったら洒落にならん」

達郎「...チッ」

裕也「おまけにまだ慣らし走行中だぞ、後200㎞は慣らし走行しないとエンジンが駄目になっちまう」

圭一「またオーバーホールしたのか?」

裕也「今まで載せていた4AGと4スロを下ろして新たに5AGとキャブを組み付けたぞ」

圭一「7AGにはしないのか?」

裕也「それ大体エンジンが黒ヘッドじゃん、エンジンのハーネスを引き換えてエンジンのバルクヘッドを処理しなきゃならんだろ?めんどくさいから5バルブはまだ載せないぞ、今のエンジンがブローする迄は4バルブで勝負してやるさ」

圭一「ふーん...ハチロク買おっかな...」

裕也「今の相場は200から250万だぞ?お前が買えるのか?」

圭一「俺さ、お前とが乗ってるハチロクに憧れてな、ある程度は金を貯めてたんだよ、赤黒ツートンのハッチバックのレビンが欲しいんだよ」

裕也「俺のと被るから止めれ、そしてお前の経済力と腕じゃ無理、精々半年か1年位しか持たんぞ」

圭一「お前のレビンは前期バンパーだろ?俺は後期バンパー着けるから見分けつくだろ多分」

裕也「俺のはコーナーレンズが後期、グリルも後期だから見分けつけるのはリアを見てからじゃねぇとな」

圭一「後期レビンのリアテール好き、それとグリルはGTにするぞ」

裕也「後期も良いけど俺は前期テールが好きだな」

・・・・

・・・

・・

~話が始まる事3時間半~

愛里寿「」車内にて熟睡

達郎「ふわぁぁ..(まだ終わらんのか...)」あくび

~更に2時間半経過~

裕也「いやだからこれは~・・・」

圭一「当たり前ダルォォ?・・・」

裕也「あ...もう日が暮れてるじゃねぇか」

圭一「6時間も喋ってたのかよ...ギネス記録もんだぞ」

裕也「気が付きゃ親父も愛里寿も寝てるし...」

圭一「俺も帰るわ、今日はボウズだったし」

裕也「んじゃ...オイ親父起きろ、帰るぞ」

達郎「ん...やっと終わったか...?」

裕也「あぁ、6時間位話してたな」

達郎「さっさと帰ろうか、飯や飯」

裕也「愛里寿は家に着いてから起こそう、起こすまでの間はそっと運転しなきゃな」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

愛里寿「ん...あれ?」

裕也「あ、起きたか」

愛里寿「いつから寝てましたか?」

裕也「いつからは分からんけど気付いてから30分は寝てたぞ..ほら、家着いた、先に戻っとき、車戻すから」

先に愛里寿が家に入り、車をガレージに戻して車から出る所で早矢が帰宅。

家に入り、リビング目指せば呑んでハイテンションの真央と床に倒れる千代、裕也と達郎は呆れ、愛里寿も便乗して呆れる。

日本酒が入っていた筈の中身の無い一升瓶が至る所に転がってる。

 

裕也「オイ、アンタ等何時から呑んでた?」

真央「朝!」

千代「助けて...吐きそう」

達郎「嘘やん...俺の秘蔵酒...飲まれとる」

裕也「...早矢と一緒に呑むつもりで奮発した定価25万の酒を飲み干しやがった...一滴も呑んでねぇよこの野郎がぶっ殺してぇ」

達郎「オイオイオイ、冷蔵庫のビールも全部無い!」

裕也「(そろそろアル中で)倒れても救急車は千代さんだけな、アイツ(母)なら気合いで何とかなるだろ」

達郎「おっそうだな」

愛里寿「1、2、3、4、5、6、7...全部で7本開けて缶ビール10本、お母様も呑んだとしても精々5本、12本は...真央さんが」

裕也「取り合えず飯作ろうか、愛里寿手伝って」スルー

愛里寿「はい、勿論」

早矢「私もお手伝いします」

裕也「親父にお酌してやってくれ」

早矢「分かりました......さぁお義父様、どうぞ」

達郎「おっ、ありがとう、こんな可愛い子が義理娘とはお父さんは嬉しいぞ裕也」

裕也「小さい頃の俺にストレートで『お前じゃなくて娘が欲しかった』とか言ってた奴がこうした発言するとは殺意沸くゾ」

達郎「あれ?そうだっけ?」

裕也「白々しい...まぁ良いけど」

愛里寿「お兄様?」

裕也「ん?いや、何でも無いぞ、気にするな」

愛里寿「人参も炒めますか?」

裕也「一度レンチンで蒸かして肉と炒めると良いよ」

愛里寿「分かりました」

裕也「(実家に帰ってきて早矢とご無沙汰だな...千代さんや愛里寿も居るから流石に出来ないし...早く帰りてぇn..あ...帰って直ぐに艦隊勤務か...)」

 

早矢「もう!お義父様ったらご冗談がお上手なんですから!」

達郎「いやいや!コレも良いゾ~コレ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「お待たせ~、毎週金曜日の朝から夜まで必ず食べるから伝統の海軍カレーだゾ~、それにホンのちょいとアレンジしたゾ」

達郎「海軍カレーか...レトルトパックに入ってるやつしか食った事無いぞ」

裕也「しかもコレ秘蔵のレシピだゾ」

ーーー

~回想~

戦艦紀伊 専属料理長「(海軍秘蔵レシピを教えるなんて)不味いですよ!この海軍カレーを食べたいが為に入隊する馬鹿も居るのですよ!?自分もそうだったんで人に馬鹿とか言えませんけどwww」

裕也「そうか、教えてくれなければ...お前のカレーが出てくる穴に阿部さんのソーセージをぶち込んでソーセージカレーにすっz「喜んでお教え致します!!!」宜しい」

屑の極まりである。

ーーー

裕也「(もし浩二がカレー持ってきたら顔面に投げ返すだろうなw)頂きます」

「「「「頂きます」」」」

裕也「我ながら(ルーの)出来は良いな」

早矢「このカレー辛いですね」汗

裕也「これが伝統の海軍カレーさ」

愛里寿「お兄様のカレー辛いですけど食べれますね」

達郎「中辛の更に上を行く辛さだな」汗

真央「辛いわね、酔いが覚めたわ」

千代「美味しいけど胃が痛いわね...」

裕也「後で愛用している胃薬渡します、バッチェ効きますよ」

千代「ありがとう」

食後に千代は薬を飲み、先に入浴して就寝、達郎は真央に連れられ夜の町(居酒屋かな?)へ、愛里寿はボコを観賞、裕也と早矢はハチロクを弄る。

ハチロクを弄る事3時間の午前1時半、愛里寿は千代の隣に布団を敷いて就寝、真央と達郎は帰ってこず、携帯には朝までハシゴするとメールがあり、邪魔者は居なくなった。

こうなればする事は1つ。

~入浴中~

裕也「早矢...良いか?もう我慢出来ねぇ」

早矢「あ..♡お尻に硬いのが...私も我慢出来ません...滅茶苦茶にして?」

裕也「声は出来るだけ抑えて、じゃないと愛里寿起きちゃうから...じゃあ...入れるよ」

早矢「あ♡..んん♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営みは朝まで(真央達が帰ってきた時には終わってたので大丈夫)続き、寝不足の最中、千代さんと愛里寿を見送る。

予定では最終日まで滞在するつもりだったが、大学選抜の戦車道を長らく離れては腕慣らしに時間が掛かると判断した愛里寿が予定を切り上げたのだ。

後2日あるのに...。

裕也と早矢も予定を切り上げ、寝不足のままレビン(トレノは特急陸送手配)で東京に帰り、また普段通りの日常を過ごす。

 

~裕也達帰宅中~※大体今のところ広島位

 

渚家 実家

達郎「裕也...行ったな、今頃は広島辺りか」

真央「ええ...」

達郎「市民の平和を守る警察の立場である俺と、国の命運が掛かる戦いを背負う軍人である立場のアイツ...昔は泣き虫で弱虫だったのが今じゃ父親の壁を超えて...」

真央「元はと言えば私の育児放棄が原因で子供の頃は嫌な思いさせてたのよ...後悔しか無いわね」

達郎「..まぁ、これで何かあっても安心して死ねる...悔いはない」

真央「えぇ..そうね「だが」だが?」

達郎「孫を抱くまでは何としても死ねん、俺もお前も、な?」

真央「フフッ、そうね..楽しみだわ」




(上手く書かないと)ご褒美はないんだぞ?
アー..惜しい、ウン..
MUR「修正候補なんだゾ^~コレ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第53話 ゴールデンウィーク終了からの日常

野獣浩二「見とけよ見とけよぉ~」
KMRナオキ「おい汚物!何で見る必要なんかあんだよ!?」
MUR知将「KMRが当たり前だよなぁ?......そうだよ」便乗
遠野「先輩!何してんですか!?」
野獣「暴れんな...!暴れんな...!」
遠野「あぁぁぁぁぁん!!!」
野獣「ホラホラホラぁ!クチアケーナホラ!」

裕也「おい、ホーミングランチャーあるか?」
大介「ほれ」ポイッ
裕也「じゃあ..死のうか...カヂッ ジャッキンッ! 良し!じゃあ(ホーミングランチャーを)ぶち込んでやるぜ!」
カチッ
バシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!
野獣「ん?」眼光
遠野「不味いですよ!」
野獣「ファ!?ほらいくどー!」
KMR「(僕まで巻き込むの)止めてくれよ...」絶望
MUR「チカレタ...」
チュドォォォォォォォォォォン!

浩二「ゲホッ!ゲホッ!何でランチャー...持ってたんですかね?」
裕也「チッ!汚物を消毒し損ねたか...」
大介「生きてる事自体スゲェんだけど、あのホーミングランチャー、改造してるから火薬量が通常の3倍だったんだけどな」
圭一「人じゃないから生きてるも不思議じゃねーだろ」


ゴールデンウィークが終わって一週間、サラリーマン達はまた死んだ魚の目をして会社に出勤し、社畜と化す。

日本国 国防海軍の聯合旭日艦隊と聯合艦隊はゴールデンウィークが終わった翌日から勤務が始まり、拓也を司令官とする第3艦隊の旗艦 戦艦尾張が単艦で第3文明圏の(に位置し、そして現在は世界の敵である)リーム王国へ出撃。

圭一が司令官の第2艦隊(航空護衛隊)は友好国のクワ・トイネへ。

山本五十六指揮する聯合艦隊と裕也を長官とする第1艦隊は第2文明圏友好国のムーへそれぞれ赴く。

ー戦艦紀伊ー

裕也「長期休日からいきなり出撃はキツいぞ...腰痛い」

大介「それな、腰が痛すぎる」

菊地「目が痛いです、ゲームやり過ぎて」

裕也「次の帰港っていつだっけ?」

大介「少々お待ちを......このままの予定で進めば5月20日の0130ですね」

裕也「しかし...出撃は良いものの上からの命令は特に何も出ていない...俺の独断で良いのだろうか?」

大介「良いのではないでしょうか?上が何も言わなければ次に指揮権があるのは司令長官である裕也なんだから」

裕也「...そうだな」

 

 

ー護衛艦いずもー

圭一「クワ・トイネまで後どれぐらい?」

山崎「そぅですねぇ...(野獣っぽく)後半日位じゃないですかね?」

圭一「ちゃちゃっとやって終わり!にしようや」

 

 

ー戦艦尾張ー

拓也「各自警戒を厳となせ、いつどこから来るか分からん...」

川野「主砲開け、行います」

拓也「頼む」

 

ーグラ・バルカス帝国ー

空軍総司令官バッファル「陛下、大変喜ばしい事がございます」

グラ・ルークス「余に喜ばしいとは何だ?」

バッファル「民間で生き残っていた工場をフル稼働させ、300機の艦爆機を製造出来ました、その300機はリームの生き残った我が軍へ配備いたしました」

海軍総司令官ベルス「それともう1つ吉報が、日本国の戦艦1隻のみがリームへ航行中との事です...」

陸軍総司令官ハルノス「唯一生き残った我が精鋭なる陸軍第2師団がリーム王国に到着し、来たるべき戦闘に向けて準備中との事です」

グラ・ルークス「そうか...日本の超々弩級戦艦1隻に...艦爆機を一機も残さず送り込め、我が軍は日本艦を、日本軍にダメージを何一つ与えられていない...後は分かるな?」

バッファル「...分かりました」

このやり取りは、リーム攻撃でまだしぶとく、台所のGの如く生き残っていたグラ・バルカス帝国軍攻撃隊(航空機全て全損)に即座に届き、攻撃隊は新たに受領した300の艦爆機の最終チェックに入る。

ー夜ー

グラ・ルークス「(この泥沼(池沼)化した戦争に日本(GO)という太刀打ち出来ない強国を引きずり込んだのは余である...先の攻撃命令が無駄である事は重々承知している...意地と言うのは詰まらないものだ...意地があるおかげで多くの若き兵士の血を流させてきたのだ...余も...腹を括る時が近付いてきたな)」

闇夜の空に1つ、赤く眩しく、美しく光を放つ月を見上げながら(心の中で)呟くグラ・ルークス。

その隣で鼻をかんだバカ息子グラ・カバルのお陰で雰囲気が台無しとなったのは秘密である。

まぁ、そんなこんなで「戦艦尾張(的には無意味)に危機迫りけり」

ーーー

 

ー葛飾警察署ー

女子交通課

エリカ「大介達が出撃して一週間か...何年も経ってる様な感じがするのよね...はぁ、仕事が進まないわ..」

早矢「それは同情しますね、でもあの人達は絶対に帰ってきますから、あっ、そこ、間違ってますよ、後ここも」

みほ「はうぅ...早矢さんはポジティブに考えれて良いなぁ..早矢さん、ここ教えて」

早矢「そんなポジティブなんて...毎晩やけ酒ですよ?昨日の夜だって日本酒2本空けましたのに...ここの書類は書かなくて大丈夫です、課長が印鑑を押した後に課長が追記する箇所ですから」

エリカ「早矢、今夜は付き合うわ、どうせ明日と明後日は休みだから」

みほ「私も!」

 

交通課婦警全員『(これはもう手遅れだわ...)』

テレビで流れていた生ニュースは次のニュースを告げる。

アナウンサー『続いて次のニュースです。

本日未明、東京駅内のコンビニで強盗が発生し、警察はパーパルディア国籍の男を現行犯逮捕しました。

取り調べに対し男は、〟悪いのは貴様らだ、貴様らが栄光ある皇国を潰してくれたお陰で生きていけなくなり、やってやったのだ、感謝するが良い〟等と意味不明な発言をし、捜査が難航しているとの事です。

.速報でs『はぁい、よぉいスタート...んにゃぴ...おっと!突然乱入失礼するゾ^~!5月21日に政府がお楽しみ情報を放送すっから楽しみにするんだぞ!?オラもうスッゲェワクワクすっゾ^~!てな訳で、すみません許して下さい!何でもしますから!はい、宜しくぅ!』..え?』

全員「ん?」

『~暫くお待ち下さい~』と画面表示。

スタッフ達の声は聞こえる。

 

おい!なんだ今のは!?

知りません!電波ジャックなのでは!?

んにゃぴ...とか言ったぞ!

ま!まさか!←ホモ通

!?

や!野獣...!

馬鹿な...!野獣先輩だと!?←動画にて新たなBB動画を作成中

(野獣「ないです」)

これは放送事故だ!

謝罪文を書かねば!

(謝罪文を)書け..

やです

書けっていってんだよぉぉぉ!

書けって言う野郎が書けや

あ、社長に呼ばれてたんで行ってきもーす!

捕まえろ

あっ!おい!やめ!離さんかワレ!

大人しくしろ!(そして謝罪文書け!)

10人に勝てる訳無かばい!

馬鹿野郎おどれワイは勝つんじゃおどれぇぇ!!!

おい!この話視聴者に聞かれとるゾ!

やべぇよやべぇよ!

視聴率ガタ落ち不可避で草も不可避

www

テレビ画面が再びアナウンサーを撮し、修正と(監督から土下座の)謝罪が入り、その後は天気予報が流れ、終わった。

ーーー

拓真「オイオイ...オイオイオイオイ、今のは何だ!?お楽しみ情報を何故知ってる!?」

「お楽しみって何ですか?」

拓真「ん?あぁ、重婚をオッケーにしようかなと」

「「「いやいや、それはダメだと思う、長官達がキレる」」」名推理

ドンドンドンッ!!

拓真「ん?入れ「総理!」何だ?」

「はい!横須賀の旧米軍基地の倉庫に放置されていた機材等を整理していた時にこの機体が!」

タブレットを見せつけられる拓真。

拓真「...ん?これは...」

「F-106戦闘機!デルタダートです!」

拓真「デルタダートだと?...冷戦時代に米軍が開発したあの戦闘機か?」

「F22よりも戦闘力を上回る戦闘機です!それが5機も!」

拓真「デルタダートは確か生産数340機だぞ!?そんな貴重な戦闘機が何故そんな所にあるんだ!?まあ良い!とにかく押収して徹底解析しろ!」

「分かりました!」

            F-106戦闘機

アメリカ合衆国のジェネラル・ダイナミクス社のコンベア部門がF-102の性能向上型として開発した戦闘機。

    公式な愛称は「デルタダート」(Delta Dart)

初飛行は1956年。アメリカ空軍ADC(防空軍団)で要撃機として使用された。

俗にセンチュリーシリーズと称される戦闘機のうちの1機種である。

※Wikipedia参照

F22より強いとかどうとか。

拓真「デルタダートか..昔、よくプラモで作ってたなぁ...実物は見た事なく、いつか見たかったがまさか異界に転移してデルタダートを見る事が出来るとは...人生何が起こるか...分からんものだ」

「嬉しそうですね」

拓真「当たり前だ、デルタダートと零戦は、俺が今まで見てきた戦闘機で衝撃を与えてくれた機体だからな」

ーー

戦艦紀伊

大介「裕也!コレ見ろ!」

大介はタブレットを裕也に手渡す。

裕也「どれよ、って...確か、F-106戦闘機デルタダートじゃねぇか、コレがどうした?」

大介「聞いて驚くな、このデルタダートが横須賀の旧米軍基地にあったんだ!5機も!しかも!ジニー空対空核弾頭をフル装備でだ!」

         AIR-2 ジニー(英: Genie)

ダグラス・エアクラフトが開発した核出力1.5 kt W25核弾頭付き無誘導空対空ロケット弾である。

冷戦期の1950年代後期から1980年代までアメリカ空軍と王立カナダ空軍(1968年2月1日からカナダ軍)によって使用された。

後に現存するいくつかの関連する訓練用と試験用の派生型を含め、1,000発以上生産された後、生産は1962年に終了した。

※Wikipedia参照

裕也「マジか...」

大介「デルタダートが量産されれば勝ちに揺るぎは無いぞ」

裕也「F4ファントムさえあれば今の所は問題ないだろう?」

大介「馬鹿だな裕也は!「誰が馬鹿じゃテメー」良いか!?技術ってのは卓越した方が良いんだ「こんな半世紀前の戦闘機をか」F22じゃ勝てねぇんだぞ「知ってる」」

裕也「まぁ、手持ちの戦闘機が増えるに越した事は無いからな...問題は維持費だ」

大介「おやっさんの事だから何とかするっしょ」

裕也「だな」

ーー

護衛艦いずも

山崎「司令、こちらを」

圭一「ん?...なんだこの航空機は?よく分からんぞ」

山崎「F-106戦闘機、デルタダートです」

圭一「何故?」

山崎「横須賀の旧米軍基地で見つかったらしいです、5機も」

圭一「ちょっと調べてみる......わぁお、チートやんけ」

山崎「デルタダートは早速解析されるとの事ですよ」

圭一「配備されるのも時間の問題やな」

山崎「せやね」

ーー

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

戦艦尾張

拓也「そろそろリームか..「レーダー探知」あ?」

「前後左右の4方向から迫ってます、距離200、高度500、一方向の数75!真っ直ぐ突っ込んで来る」

拓也「リームからか?」

川野「恐らくですが、グ帝の生き残りでしょう」

拓也「第一戦闘配備、対空戦闘用意、シースパロー準備!」

川野「いつまでシースパロー使うんでしょうね」

拓也「ESSMを聯合艦隊への配備に時間が掛かるんだろうよ」

川野「在庫ってどれ位あるんですかねぇ?」

拓也「まだ倉庫一杯だと」

川野「本土防衛の為にと調子に乗って作り過ぎましたからね、友好国に輸出はしないんですかね?」

拓也「検討中だってよ」

砲雷長「シースパロー発射準備良し」

拓也「...待て、やはりシースパローでなく、オートメラーラ127mm砲で撃墜せよ」

砲雷長「了解、127mm砲、起動」

各部に配置されている127mm砲は旋回し、ロックオンした機体に狙いを定める。

拓也「撃ち方始め、とにかく墜とせ」

レーダー長「!?本艦頭上に敵5機!急降下!」

拓也「いつの間に!?」

レーダー長「どうやら探知出来て居なかった模様!」

砲雷長「近接防衛システム作動!全CIWS!ターゲット頭上の敵航空機!撃ち方始め!」

拓也「撃ち漏らすんじゃねぇぞ!死ぬ気で撃て!」

CIWSはコンピューターから提供された指示に従い、敵機を次々と墜として行く。

5機中2機は何も出来ずに殺られ、3機は500キロ爆弾を切り離し、CIWSの餌食となり海中に没した。

3発の500キロ爆弾は頭上20メートルの所で無事に爆発、目立つ被害は無く、爆風で塗装が剥げたとかそういった所で済んだ。

 

その後もCIWSから放たれる弾数はかつての機関砲と比べて月とスッポン、天と地の差。

拡散能力のあるCIWSの前にして敵機なす統べなく大海原に沈んでゆくグ帝の航空機たち。

砲雷長「敵機が離脱する模様「逃がすな、叩き落とせ」了解、トラックナンバー1230から1250、撃ち方始め」カチンッ

グ帝の攻撃機(魚雷装備機)は自機の持つパワーを振り絞り、狙いに影響が出ないように。127mm砲弾に当たらないように左右と上下に動くものの尾張に備わる127mm砲は寸分の狂い無く狙いを定め、弾を弾き出す。

一発撃墜、また一発撃墜と、戦闘開始から10分で既に90機が大海原に没し、生き残りの敵機搭乗員は尾張に恐怖を覚える。

「...!お前ら!何としても!あの巨艦(尾張)にお見舞いしてやrドカァァァァァ!

「おい!おい!生き残りは各自バラに動き敵艦の死角を攻めろ!」

「これでも喰らえぇぇ!」魚雷

砲雷長「トラックナンバー1230から1250の撃墜を確認せり、トラックナンバー1251より1280、撃ち方始め、!敵機が魚雷を!10時の方向距離650!魚雷速力36!」

拓也「取り舵75!艦速28より最大全速へ!」

「了解、艦速力28ノットより最大全速!」

「くそ!なんて艦だ!速過ぎる!」

「あの艦デカい癖して旋回能力も化け物並みだ!」

 

ーー

ムー国

マイラス「日本艦隊が領海内に入ったと連絡あったぞ」

ラッサン「到着予定は明日だな」

「今日は仕事を切り上げて明日に備えましょう」

「「おっそうだな、あっ(唐突)そうだ、後は宜しく」」

「(後片付けをするなんて)ないです」

 

戦艦紀伊

大介「ムーの領海内に無事入りましたな」

裕也「今何時だ?」

大介「日本時間で0330です、少し速度を上げましょう、艦隊速力30ノットでマイカル港に0630にドンピシャです」

裕也「良し、艦隊速力を30ノットへ増速」

「了解」

裕也「各自、適度に休めよ」

「「「「「了解!」」」」」

ーー

ー同時刻 東京葛飾区 どこかの居酒屋ー

早矢「まだ足りませんね、すみませーん!追加お願いしまーす」

エリカ「ビール飲みたいわね...早く大介帰ってこないかしら...」

みほ「気持ちは分かるけど今は我慢だよ?その分快感が凄く気持ちいいから」

アルバイト「すみません、このお酒は先程で無くなりまして..代わりにですがこちらのお酒なら御座いますよ」スッ

早矢「それで良いです、追加で馬刺お願いしますね」

 

アルバイト「お待たせしました、馬刺です」

早矢「ありがとう......アムッ、美味しい」

エリカ「ソーセージ食べたい...」

みほ「大介さんの?」

早矢「ダメですよエリカさんったら.無い物ねだりなんて..酔ってるんですか?」

エリカ「!バっ!バカ!そうじゃないわよ!(本音はそうだけど!」

早矢「心の声が駄々漏れですわよ?」

エリカ「!?」

みほ「気持ちは分かるよぉ?私も拓也のソーセージ食べたいんだもん!」

早矢「続きは私の所でしませんか?」

エリカ「あ、そう言えば裕也と一緒に住んでるんだっけ?」

早矢「ええ、そうですよ、裕也さん、暫しの間は帰ってこれないらしいので」

みほ「女子会いくよー!」

「「(ええ)もちろんよ!」」

みほ「それプラスにボコの観賞会を」

エリカ「それは止めて頂戴」

早矢「疲れますから...みほ さんのボコの愛情を聞かされる身になって下さい」

みほ「えぇ~、しょうがないなぁ...」(´ロ`ノ)ノ

早矢「お勘定お願いします」

拓也「!?」ゾクゾクゾクッ!

川野「?どうしました?」

拓也「なんか寒気が...」

川野「風邪?そんな時にh「違う、そうじゃない」」

拓也「どこかの野郎が俺の話をしている気がした」

全く持ってその通りである。※野郎ではないけどね。

0630

ムー マイカル港

戦艦紀伊

裕也「ふぅ...マイカルに無事到着したな...」

大介「結構の航海ですからね」

裕也「山本長官に、赤城より今回の交渉に使う零戦を準備しておく様に伝えよ」

「了解」

戦艦大和

「長官、渚長官より通信です」

山本「?」

「赤城より、本外交に使う零戦の用意されたし、以上です」

山本「準備しておくように」

「はい」

マイラス「日本と新たな交渉がある、間違っても相手を刺激させ過ぎない様に頼んだぞ」

ラッサン「相手は第一文明圏が総出で掛かっても敵わない俺の知る中で世界最強の国だ、お前たち新米は大人しく外交というやり方を覚えてくれ」

「「「「はい!」」」」

0900

日ム会談なんだゾ~^、はぁい、よーいスタート。

裕也「お久しぶりです、マイラス殿、ラッサン殿」

ラッサン「お元気そうで何よりです」

マイラス「山本さんもお元気なようで」

山本「まぁね、ははは」

大介「後ろの者達は?」

マイラス「この若者達は我が国の新米外交官ですよ」

裕也「そうでありましたか...初めまして、日本国 国防海軍 所属 聯合旭日艦隊 司令長官 渚 裕也3等海将です、ムーの軍階級で言えば大将、全権大使も兼任してます、どうぞ宜しく頼みます」

大介「同じく聯合旭日艦隊 副司令長官 岩野 大介2等海将、中将です、どうぞ宜しく」

山本「国防海軍 所属 聯合艦隊 司令長官の山本 五十六3等海将だ、宜しく頼む」

宇垣「聯合艦隊 参謀長の宇垣纏2等海将です」

黒島「聯合艦隊首席参謀の黒島亀人2等海将です」

「「「「(日本海軍の主力艦隊のトップ!?)!宜しくお願いします!」」」」

裕也「君達は私達と同じく若い、同世代だから余り人生の先輩という感じには言えないが、外交官と言うのは文字通り外の者と国の利益を第一にやり取りを行う。

一歩間違えれば国と国との全面戦争だ、自分が全権大使の任を受けた時、パーパルディアと戦争になった事は「「「「(あの一方的戦争か)」」」」記憶に新しいと思う、あの頭のネジが全て吹き飛んだ連中を相手にやり取りをしなければならない時だってある。

君達は自ら望んで外交官と言う狭き門の道に進んだ。

今からこの先、良い時もあれば悪き時も起きるだろう、それでも外交官、国の顔という立場を忘れず、ムーの為に頑張って欲しい、期待しているぞ」

「「「「!はい!」」」」

山本「さて...本題に移ろう、今回、我々が赴いたのは他でもない、技術提供に関してです」

マイラス「技術提供は大変ありがたく」

裕也「その技術提供の物ですが、聯合艦隊 所属 正規空母赤城の飛行甲板に用意しております、ご足労をおかけしますがよろしいでしょうか?」

マイラス「構いません」

ラッサン「ご足労なんてとんでもない」

大介「では、行きましょう」

空母 赤城 飛行甲板

ムー側「おぉぉぉ!」

裕也「A6M零式艦上戦闘機、通称:零戦と呼ばれる今となっては国防海軍や自衛隊から見れば旧式で骨董品ですが、グラ・バルカス帝国の戦闘機とは互角に渡り合える老兵ですね、その中でも武装強化型の22型甲という型式の機体です、急降下制限速度は低下してますけど問題はないです」

「長官!これより飛行します!」

山本「おう!一発派手に頼むぞ!」

「ん、おかのした」

裕也「(淫夢がまさか長官達にまで広まるとはな...)」

・・・・

・・・

・・

~見せ物飛行終了~

裕也「今回の技術提供はこちらです、我が国としての言い分等は現状有りません、強いて言いますれば、今後も関係を今以上に良く、です」

マイラス「勿論ですとも」

ラッサン「今後とも宜しくしたい」

「「「「(日本には敵わないな)」」」」

戦艦尾張

砲雷長「全機撃墜確認」

拓也「中々しぶとかったな...かなりはしっこから来たのか?まぁ良い」

川野「まもなく、射程内に目標、入ります」

拓也「さぁ、ここからがお楽しみだ」

護衛艦いずも

圭一「やる事ナッシング!」

山崎「テメェのやる仕事は山程あんだよ!それを何で副官の俺がしなくちゃならねぇんだよふざけんなぁ!」

圭一「長官命令な?」

山崎「コロコロすっぞテメェ!」

ドンッ!

追加の書類の山を目の前に置く圭一、人非道である。

山崎「...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「「「「「(この人(圭一)の下で働いて大丈夫なのか今更だけど心配に...転属願を出す準備しておくか...)」」」」」

そんなこんなで各自は任務?をこなしていく。




野獣「俺って女の子説出るけど男♂だからね?」
MUR「え...?野獣って♂♀じゃなかったのかゾ?」
野獣「なんで♀が付くんですかねぇ?これもうわかんねぇな」
KMR「先輩は人間じゃない説が浮上してますね」
ダディー「(野獣が人間だったら)怖いねぇ...」
野獣「課長にまで言われるなんて末期っすよ」
作者「安定の修正候補」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 転..生だと?バカな...

幻想郷のあべこべ行ってみますかね。
行き当たりばったりスマソ




圭一の自宅

 

圭一「」zzz

呑気に寝ている。

そして目覚めの時はやってくる。

圭一「ん...ここは..あれ?」

圭一の目覚めたその場所は森林の中、時刻は太陽の位置と体内時計からして昼前、圭一は状況が分からないまま、取り敢えず手持ちの物を確認する。

圭一「軍刀に拳銃、スマホに財布...まぁ、何とかなr...圏外?...電源は切っとくか」

服装は軍服、動きにくいと言えば動きにくいが、気にするほどでもない。

取り敢えず辺りを散策する事にした。

圭一「ホントにどこなんだよこ↑こ↓は...確かあの時、家で爆睡していた筈...裕也達が調子に乗って寝ていた俺を森に放置したのか...?俺をサンドバッグにする奴等だから、この森林放置は生温い筈...獣とかいたら終わりだもんな、でも...」

 

     『この世界観を何かで見た、そういう記憶がある』

 

森をさ迷う事4時間。

圭一「クソ暑いし...そして不味い...日が落ちてやがる..今日は野宿か「貴方は食べても良い人間なのかー?」ん?」

圭一は、声の聞こえた方に目線をずらす。

声の主は少女、黒のワンピ?の下に白のシャツを着こなす圭一の好むロリ系だった。

圭一は疑問に思う。

     『何故?ここにルーミアがここにいるのか』

圭一「食べちゃいかんよ、俺は圭一と言う、お嬢ちゃんのお名前聞いても良いかな?」紳士的に

「ルーミアなのだー」

圭一は確信した。

  『あっ(謎の察し)この世界観はやっぱり東方Projectだった』

と。

ルーミア「圭一は外来人なのかー?」

圭一「多分、そうなるのかな?取り敢えず、この世界の情勢を知りたい」

ルーミア「そーなのかー」

圭一「そーなのだー」便乗

・・・・・

・・・・

・・・

・・

圭一「えぇ!?男3に女7の世界だぁ!?(あべこべってるなぁ...)」

森林を出る為に歩きながら情報を聞き取る。

ルーミア「男は人里以外で見た記憶が無いのだ、だからあの時に食べても良い人間なのかー?と聞いたのだー」

圭一「ダメだよ(人里以外の人間だったら食べる気満々だったな...こんな可愛らしい幼女でも幻想郷では警戒しないと死ぬかもしれん)」

ルーミア「そうこう話をしているうちに森林を出たのだ」

圭一「これを真っ直ぐ行けば人里に行けるのか?」

ルーミア「真っ直ぐ行けば魔法の森という場所に行ってしまうのだ、今立っている方向の少し左「こうか?」その向きで真っ直ぐ行けば人里なのだー」

圭一「(人里と言えば寺子屋、寺子屋と言えば教師が一人..慧音がいるじゃねぇか!よーし早速!)ほらいくどー」

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

ー人里ー

夕方

圭一「おぉ!?こ↑こ↓が人里かぁ(しみじみ)寺子屋どこなんだ?」

ルーミア「付いて来るのだー」

圭一「ん、おかのした」

覚えている限りの淫夢用語を駆使する圭一、屑でありカスである。

寺子屋へ向け足を運ぶ、歩く途中で見慣れた奴を発見した。

          「そうだよ」

圭一「ファ!?MURじゃないか!何でここに!?」

MUR「AKYS師匠の相手をして気が付けばここに居たんだゾ~」

圭一「あ(察し)そっかぁ...」

MUR「そうだよ」便乗

ルーミア「二人は知り合いなのかー?」

圭一「一応だけどね」

MUR「(自分と同じナニかを感じるんだゾ...)」

 

~元の世界では~

AKYS「おいMURぁ!返事せんかぁ!」

野獣「師匠!先輩気絶してますから返事出来ませんよ!?」

KMR「おい池沼ぁ!起きろぉ!」

野獣「おいKMR!?最近お前変わってないか!?」

KMR「俺だって池沼とかクズと居りゃあ変わんだよあぁ!?」

AKYS「よーし、今から罰を与えてやっからなぁ?」

野獣「師匠ってやっぱり脳筋..」ボソッ

AKYS「聞こえてるぞ人間のクズがぁ?」スッ

野獣「すみません許して下さい!何でもしますから!」

AKYS「ん?今何でもっつったよなぁ?」

野獣「あ」察し

~~

裕也「何?圭一が失踪?」

大介「あぁ、電話も出ないからアイツん家行ったら鍵が開いててよ、部屋入ったらスマホ、財布と軍服は無くてな、それ以外はあるんだ」

裕也「それ鍵の閉め忘れだろ」

大介「部屋を見たら失踪した?って思うぜ、雰囲気がそれだもん」

裕也「別に心配せんでも大丈夫だろアイツの事だし、北に拉致られてもコマンドーのアーノルドになって自力で帰ってきそうだしな」

大介「俺らが言えるもんじゃねぇけどな」

裕也「だな」

~~

ルーミア「寺子屋に着いたのだー」

圭一「動画のMMDで見た時と全くもって一緒だ!スゲェ!」

MUR「こんな学校に通ってみたかったんだゾ~」

   「この声はルーミアか!コラァ!!!ルーミア!また授業をサボったな!!!」

「「ん?」」

RMA「不味いのだー、慧音に見つかったのだー」

青のワンピースに特徴的なドデカい帽子(とおっきな胸)が特徴のエロガキが好みそうな女性、上白沢 慧音が出席簿を片手に出て来る。

慧音「こらルーミaな!?殿方!?何故ここに!?」

圭一「スゲェ!本物の上白沢 慧音だ!」

MUR「圭一、ポッチャマにも分かるように説明して欲しいんだゾ~」

圭一「実は・・・」

ー説明中ー

 

ー説明終了ー

MUR「成る程なんだゾ、で、それがどうなるんだゾ?」

圭一「説明した時間返せやこの池沼ぁ!!!」

慧音「あ..あの!」

圭一「あっ、ごめん、夢中になっていた」

慧音「いえ、それは大丈夫ですが..貴殿方は何故ここに?」

圭一「実は・・・」

ー少女に説明中ー

慧音「成る程...事情は分かりました」

圭一「どこかの池沼と違って助かるよ...」

慧音「もう日が暮れて来てます、夜は妖怪に襲われてしまいますので、今日は私の所で休んで下さい」

圭一「ありがとう!アンタやっぱり良い人だ!」

慧音「いや...///そんな...///」

ルーミア「(これは助かりそうなのだー)「逃げるなよルーミアお前にはたっぷりお話があるのだからな?」逃げられないのだー...」

圭一「紹介が遅れてしまった、申し訳ない、俺の名は川崎圭一だ、宜しく」

三浦「三浦知将と言います、何故か皆は俺の事を池沼やMURと呼ばれてるんだゾ、宜しくなんだゾ」

慧音「上白沢慧音です、人里で教師をしています、どうぞ宜しくお願いします」スルー

圭一「そう言えば...ここって確か妖精とか居たよね?⑨とか」

慧音「あぁ、⑨(チルノ)の事ですね...あの子には困りましたよ、他にも大妖精、ミスティア、リグル、これからボコs..んん!ルーミアが今の所ですね、あっ、フランも居ますね」

圭一「(ルーミア強く生きるんだぞ...)フラン?...あぁ、吸血鬼であるレミリアの妹のフランドール・スカーレットか...外出許可出たのか...」

慧音「異変も随分前ですから...ここ最近は無いですね...」

圭一「異変解決のスペシャリスト、博麗霊夢に会ってみたいなぁ(脇巫女の脇を拝みたい)」

この日は慧音の計らいにより寝床を確保出来た。

池沼と居るのはシャクだが...。

ー幻想郷に来て2日目ー

慧音「圭一殿、三浦殿、おはようございます」

圭一「おはよう慧音さん、俺の事は普通に圭一って呼んでくれて良いよ」

三浦「ポッチャマも知将で良いんだゾ~」

慧音「では...圭一、知将、朝御飯を食べよう」

「「おう」」

~食後~

慧音「食事も終えた所だし、博麗神社へ行ってみよう」

圭一「大丈夫なのか?」

慧音「人里の守りは知り合いに任せてあるから心配は無用だ」

圭一「藤原妹紅だっけ?不死で綺麗な白髪(しらが読みでなく)の」

慧音「時間が出来た時に会わせると約束するよ」

圭一「あぁ、約束だぜ」b

慧音「じゃあ行こう」

 

MUR「...あっ、おい待てぃ(江戸っ子)ポッチャマも行くんだゾ」

会話に入れなかった三浦も後を追う。

ーー

 

ー博麗神社ー

「今日も平和な一日にな「おーい霊夢~!」らないわね」

縁側にてお茶を片手に持ち過ごす中、霊夢の親友である霧雨魔理沙が大声で霊夢を呼ぶ。

霊夢「何よ、朝から大声出さないで頂戴、草むしりさせるわよ?」

魔理沙「それはご勘弁願いたいぜ、暇だから遊びに来たんだ」

霊夢「ふーん...霖之助さんの所に行ってたんじゃないの?」

魔理沙「行ったけど留守だったんだ」

霊夢「まぁ良いわ、お茶、用意するから待ってなさい」

魔理沙「お、サンキューだぜ霊夢」

 

 

 

 

博麗神社 階段前

慧音「この階段を登れば博麗神社だ」

圭一「想像したより時間は掛からなかったな...」

三浦「部活より楽しいんだぞ、早く上がろうゾ」

三人は神社へ続く石の階段を登る、階段を登りながら辺りの風景を拝みながら。

登る事、3分、博麗神社の鳥居をくぐる。

圭一「おぉぉ...!マジモンの博麗神社だ!」

三浦「歴史のある神社に見えるんだゾ」

慧音「霊夢がいるかな?  おーい!霊夢~!」

オーイ!霊夢~!

霊夢「ん?この声は...」

魔理沙「慧音じゃないか?この声は」

霊夢「ちょっと行ってくるわ「分かったのゼ」今いくわよー!」

今イクワヨー!

慧音「どうやら居た様だ」

圭一「いよいよご対面か」

 

 

霊夢「慧音どうしたのって男!?」

慧音「あぁ、霊夢、今回来たのはこの二人が霊夢に会いたいと行ってたからな」

圭一「本当に博麗の巫女だ!スゲェ!脇巫女!」

霊夢「脇巫女って何よ!?違うわ!「霊夢~」この声は..!?」

圭一と霊夢の間に突然と隙間が現れ、隙間の中を覗く圭一。

圭一「気持ち悪ぃ目ん玉だらけだな...ん?これってまさか妖怪の賢者の八雲紫じゃなかったっけ?「正解よ!」ヌッ!?」

ちょっと説明しにくい服に身を包む金髪の少女(かもしれない)八雲紫が参上。

紫「ようこそ圭一様、知将様、幻想郷は全てを受け入れm「帰りたいから何とかしてくれ」へ?」

圭一「仕事溜まってんだよ、早く帰らねぇとドンドン仕事増えるからさぁ?ね?」

知将「師匠に怒られるんだゾ~」

圭一「紫さん、アンタが俺等をここに連れてきたんだルォォ?」

MUR「ポッチャマ...」

紫「私そんな事してないのですが..」(^^;

圭一「は?」威圧

知将「あっ、そっかぁ」

圭一「ちっと黙っとれ池沼、取り合えずはよ帰して」

霊夢「ちょっと待ってて、結界開くかr「ちょっと霊夢!」」

紫は霊夢を自身の隙間に放り込む。

紫「霊夢と結界の話をして来るわ、お茶でも飲んで待っててちょうだい」

知将「YKR早くしろー」

魔理沙「ん?誰か居るのか..って男!?香霖以外に見たのは初めてなんだぜ!」

圭一「(ルーミアが言ってた男3に対して女が7という割合じゃなくて男1~0.5に対して女9~9.5じゃねぇのかぁ?)おや?君は..あっ、普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ」

魔里沙「!何で私の名前知ってるんだぜ!?」

圭一「前置きだけ話しておくよ」

~説明中~

魔理沙「そうか...事情は分かった、だけど圭一は私達が恐くないのか...?」

圭一「恐い?何故だ?」

魔理沙「人里に限らず、男は女が恐いと認識がついてな...」

圭一「別に恐くないさ、自身に降り掛かる驚異は振り払うまで、自分の身は自分で守るさ」

魔理沙「そっか」

圭一「まぁ誰であれ、襲ってきた奴はズタズタにしてやるだけさ」

~す↑き↓ま↑~

霊夢「何するのよ!」

紫「まだあの二人を帰すには勿体ないじゃないの?」

霊夢「はぁ!?」

紫「只でさえこの幻想郷に男は居ないのよ?霊夢、貴女殿方とお付き合いした事無いでしょ?今回を逃したら二度と会えないかもしれないのよ?あの二人なら絶倫かもよ?(※MURは男に対して絶倫である)永遠に処○よ?」

霊夢「うるっさいわね!アンタも○女でしょうが!」

紫「そっ!そんな訳無いでしょ!?私○リ○ンよ!?」経験無し、以上。

霊夢「疲れる...(確かに...紫の言う通り、私はまだ処○、今回を逃せば人里で男を拐って○すしか卒業する道は無くなる...でも、確か巫女って経験無しじゃないと駄目だった気が...守矢のピーマン(※早苗である)には先を越されたくない!)」

この後、結局霊夢は紫の発案に便乗する事にした。




行き当たりばったりですがお付き合い下さい(^.^)(-.-)(__)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編 転生その2

キャラ崩壊は絶対的お約束
本編と交互に行こうかなと。


紫の提案に乗った霊夢は圭一と知将に事情を説明する。

霊夢「ごめんなさい、最初は結界を開く準備していたけれど力が足りなくて...」

紫「私も隙間を使って開こうと試みました、開いた先は全く別の世界で思う様にいきません...」

知将「あっ、そっかぁ」

圭一「大体どれ位掛かるの?」

「「多分早くても数年後かと...」」

圭一「...もぅ良いや、暫くの間はどこかで...人里の近くにでも家建てて住むか..」

紫「霊夢の所に居れば良いじゃないの?」

圭一「女の家に転がり込むのは苦手でな、襲っちゃうよ?良いの?」

霊夢「わっ、私は...別に」

慧音「暫くは私の所で大丈夫か?圭一」

圭一「ホントにすまん、迷惑掛けるけど家出来たらすぐに出るから」

慧音「別に迷惑じゃないぞ?ははは」

「霊夢さーん!」

霊夢「げっ...守矢のピーマンが」

守矢神社の巫女、東風谷 早苗、登場。

圭一「ホントに緑や!」

「霊夢?お嬢様がお呼びよ?て!嘘!男!?」

霊夢「紅魔館の駄メイドもか!」

紅魔館主のレミリアの従者、十六夜 咲夜、参上。

この世界の咲夜はレズでもありノーマルでもあり、ロリコンでもある、皆様のお好きなあの完璧な従者とは程遠いかと。仕事は出来る

圭一「あっ、PAドスッ ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!!!」

咲夜「誰がPADですか!本物です!見ますか!?」

池沼「当たり前だよなぁ?」

~元の世界~

ー葛飾警察署ー

大介「圭一の件は取り合えず(サンドバッグ役が居なくなるのは困るから)捜索願出したぞ」

裕也「おっそうだな」

エリカ「大介、お昼よ」

早矢「裕也さん、ごはん食べましょう?」

「「おう!」」

ダチには酷く、惚れた女にはトコトン甘い2人であった。

 

ー迫真空手部ー

KMR「MUR先輩がそのまた病院送りになりました、まだ目を覚まさないらしいです」

野獣「しょうがねぇな...行ってやるかぁ」

AKYS「おいお前らサボってンじゃねぇぞ、後でMURのお見舞い行くからな」

GO「あぁ~良いねぇ、俺も行くっすよ」

AKYS「居たのか」

GO「まぁね」

AKYS「後で連絡すっから取り合えずどこかで時間潰しとけ」

GO「おっけ、はい宜しくぅ!」

練習場からGOは姿を消す。

AKYS「さて...田所、組手...やろうぜ?」

田所「今日こそは負け「後ろががら空きだぜぇ?」な!?」

AKYS「オルァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

ズダァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!!!

ナオキ「一本!この勝負!!汚物の負け!!!」

AKYS「相変わらず進歩のねぇ奴だな...ん?」

田所「」

KMRナオキ「気を失ってますね」

AKYS「コイツもか、ん?後頭部を強打..やべ、コイツも病院連れてくぞ、下手すりゃ死ぬぞコイツ」

田所 浩二、AKYS師匠の背負い投げにより後頭部を強打し気絶、病院へ搬送され入院。

(作者「コイツも幻想入りしてやる...」)

~~

早苗「圭一さん!是非私の所に来ませんか!?」

霊夢「おいピーマン!何圭一さんを誘惑してんのよ!」

圭一「襲っちゃうよ?良いの?」

早苗「全員相手して下さ「無理」そんなぁ..」

魔理沙「そう言えばアリスが来てないな...」

知将「確か...人形遣いのゾ?」

魔理沙「そうだぜ」

ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野獣「クゥーン...ファッ!?」

 

俺の名前は田所、そう、田所浩二、25歳、学生です、あっ...いや、学生じゃないな、今じゃ立派な軍医だ。

さっき、部活でAKYS師匠(脳筋野郎)の背負い投げを受けて気絶した。

気絶して目覚めた先が神社の前って何なんですかね?これもうわかんねぇな...。

俺が遠野をレ○プする為、野獣邸へ招待した時に着たシャツに短パンを身に纏い、鞄の中には遠野を昏睡レ○プをする為に使うつもりで常に所持している粉々にした睡眠薬と媚薬と小粒の勃起薬、そしてお手製のアイスティー、何故か丸まって鞄の中にいるペットの淫夢君(本物)。

俺は取り合えず石垣の階段を登る事にした。

浩二「しかし...この辺は良い所だなぁ...空気が美味しい」

これが動画に流されてる時のコメント。

環境汚染、(空気が)臭そう...、その場に居るだけで公害、等々。

温泉やお風呂、川や海だと。

水質汚染、汚水、(水が)臭そう...、汚物の天然水、下水が飲料水として飲めるレベル、等々。

この世界は動画と言う概念がない、よって汚物扱いされないと言う幸せをまだ知らない浩二。

そして田所は階段を登り終える。

浩二「ぬわぁぁぁん、疲れたもぉぉ「アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ!」ん?」

先ず一番に目に入ったのはフリーズしたMUR先輩...んん!?先輩ぃ!?

浩二「先輩!何故ここに居るんすかぁ!?」

知将「あっおい待てぃ!浩二もなんでここに居るんだゾ!?」

圭一「(魔理沙、可愛いのに野獣の隣に居るからUDK姉貴に見える..)野獣!なんでここに!?」

紫「あらぁ?良い男が来たじゃない...」

圭一「紫さん気を付けろ、コイツ、ホモだぞ」

紫「ホモ?」

圭一「同性愛だ、コイツ、遠野って奴を無理やり強姦してるからな」

紫「えっ何それ恐い...」

早苗「スゴい!感激です!野獣先輩に会えるなんて!」

霊夢「野獣先輩?この人の素性ってなんなの?」

早苗「はい!この人の本名は田所浩二、24歳学生さんだったんです!真夏の夜の淫夢という作品では相当の有名人ですよ!

第4章で水泳部の後輩、遠野って男の人に睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませてレイプ(直球)したんです!それが原因で別名、『野獣先輩』という別名がつきました!

あと!何章か覚えてませんが、迫真空手部、性の裏技という作品ではそこに居る空手部大将の三浦知将大先輩と一緒に年下後輩のKMRさんを強姦したんです!

自分はインタビューされる所の野獣先輩が大好きです!

本当に会えるなんて!早苗!ホントに感激です!」

野獣「嬉しいなぁ!照れますねぇ///」

射命丸「まず、年齢を教えてもらえますか?」

野獣「えっと25歳です、学生です」ノリ

早苗「キャー♡!」

圭一「(こんな可愛い早苗ちゃんがホモ通なんて...たまげたなぁ)」

三浦「世も末なんだゾ」

・・・

・・

三浦「そっかぁ、ポッチャマは未だに目を覚まさなかったのかゾ...」

圭一「意識がここに有る限りは、目を覚まさないって事か...ん?じゃあ俺の体は...所で田所、お前、どこでリスポーンした?」

田所「そうですねぇ...この神社の下で」

圭一「そうか...まぁこの世界の状態を説明しとくからよく聞いてくれ」

浩二「ン-、おかのした」

~汚物に説明中~

 

~汚物に説明終了~

浩二「ありがとナス!状況は何となくだけど分かったの」

圭一「ともかく、この世界では俺達の持つ常識は通用しないんだ、臨機応変に対応しないとやっていけなくなる、この俺ですら冷静になってるんだ、お前も自然となる」

浩二「バッチェ大丈夫っすよ!あっ(唐突)自己紹介遅れましたね!すみません許して下さい!何でもしますから!田所浩二です!皆からは野獣、汚物、ステハゲ、イボ野郎、人間のクズ、レイパーとか呼ばれてます「自分で言ってて悲しくない?」悲しいなぁ...」

圭一「マトモな名前で呼ばれないってのがアレなんだ...まぁ、出来れば浩二って呼んでやってくれないか?」

霊夢「私は浩二って呼ぶわね、いいかしら?」

浩二「良いっすよ!」

魔理沙「私も浩二って呼ぶぜ!」

早苗「私は野獣先輩って呼びますね!(紫「人の話聞いてたのかしらこの緑カエルのピーマンは」」

咲夜「私も浩二と呼ばせていただきます」

慧音「私も浩二で良いか?」

浩二「皆...!(そう呼ばれたのが初めてで涙が)出、出ますよ..」ポロポロッ

生まれて初めて(身内以外の人から)マトモに呼んでもらった事に涙する野獣こと浩二。

良かったな浩二。

「「「「「「あっでも、飲み物は飲まないから」」」」」」

上げて落とすタイプだなコイツら。

浩二「大丈夫っすよ、(もう学生じゃないし二度と)しないっすから、あっ、この子の紹介忘れてた」

霊夢「何よその生き物?」

浩二「この子はスローロリスっていう確か猿に分類される種類の生き物だ、名前は淫夢君」

この時、淫夢君は挨拶として右手を挙げ、己の強さを示した。

博麗の巫女、妖怪の賢者は即座に感じ取った。

霊夢「(右手を挙げただけで強さが分かるってなんなの...?)」

紫「(可愛さの反面、強さが半端じゃない...)」

圭一「いつ聞いても名前が卑猥だな」

三浦「いつ触っても良いぞ^~コレ」ワシャワシャ

淫夢君の頭を撫でまくる池沼先輩、満更でもない淫夢君。

我慢出来なかったのか、早苗は淫夢君を抱き抱える。

早苗「うわぁ!軽いです!それにモフモフしてて気持ちいいでふ!あぁ~癒されるぅ~!」

霊夢「ちょっとピーマン!「ピーマンじゃありません!!」うるさいアンタは永遠のピーマンよ!私にも触らせなさい!」

淫夢君はいつしか囲まれていた。

圭一「俺達、蚊帳の外だな」

三浦「ちょっと似ているけど違うんだゾ」

浩二「この幻想郷?で第二の人生を過ごそうかなぁ...」

圭一「許さねぇからなぁ?」

ーー

エリカ「ねぇ?ホントにするの?」

早矢「はい、今日は4月1日、エイプリルフールです、あの人にどこまで嘘が通用するのか気になりますからね、フフッ」

エリカ「まぁ良いわ、行ってきなさい、どうなっても知らないわよ?」

早矢「噂をすればです..貴方..」

裕也「それでよ大介、ハチロクが.. 「貴方...」ん?早矢じゃないか、どした?」

早矢「ごめんなさい...貴方とはこれから先、どうにもやっていけそうに無いの...私と別れて、裕也さん...(嘘ですけどねテヘペロ、さて、どんな反応しますか?)」

裕也「..........」

フラッ...

大介「ん?」

早矢「え...?」

ドサッ!

恋人からの別れ話(嘘)を真に受け、そして日頃の激務により、遂に膝から落ちていった裕也。

 

大介「!!オイィィィィィ!裕也ぁぁぁぁ!!!」

早矢「貴方ぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

エリカ「!!!裕也!大丈夫!?ねぇ!ねぇってば!」

どうした!?

いやぁぁぁ課長ぉぉ!!

大介「救急車呼べエリカ!早矢さん!アンタ言っても良い事と悪い事があるだろうが!流石にアレはキツい!」

早矢「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!ごめんなさい貴方ぁぁぁぁ!」

大介「泣く暇あんなら励ませやボケぇぇ!」マジギレ

エリカ「救急車呼んだわ!後5分は掛かるわよ!」

大介「!!」

 

 

 

大介「(俺は嘘だと分かったがまさか真に受けるとはな!俺もはっきり言ってお前と同じ事なるだろうな!エリカに言われたら!)チッ!まだか!」

エリカ「来たわよ!」

 

隊員1「大丈夫ですか!?」

隊員2「うわ、これは酷い..!」察し

隊員3「つべこべ言うな!急げ!」

「「はい!」」

隊員2「おい!ストレッチャー!」

隊員4「はい!  ストレッチャー良し!」

隊員3「足持て!」

隊員1「はい!」

「「いっせーのーせ!」」ブワッ

ドスッ

裕也の乗せたストレッチャーは救急車に収納され、病院へ緊急搬送される。

大介「...何とか任せれたな...」

いきなりだった為か、膝から崩れる大介、それを支えるエリカ。

エリカ「お疲れ様...凄いわね」

大介「氷みたいに冷たかったな...アイツの肌、たかがアレで気絶と言うが流石に呼んで正解かもな」

エリカ「ちょっと早矢と話をしてくるわね?」

大介「あぁ...分かった...」

エリカ「早矢、ここじゃあれだから、話、良いかしら?」

早矢は頷く。

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「...あれ...ここはどこだ...?」

辺りを見回せばそこは何もないただの森、記憶を振り替える。

裕也「確かあの時...早矢に別れようと言われてショックで気絶したのか...?はぁ...情けねぇ...手持ちを確認しとくか...」

手持ち、艦隊勤務以外では持たない筈の軍刀、警察職務中は手元に持つ拳銃、服装は警官服。

裕也「取り合えず民家を探そう...」

裕也は現在地より範囲を広げた。

 

 

 

 

 

 

 

裕也「あそこの木陰で休むか...    ドカッ ふぅ...どこなんだよここ..あ、やべ、意識が...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー

「...今日は魔理沙、来ないわね」

私の名はアリス・マーガトロイド、魔女であり人形師よ。

いつも読書をして過ごしているけど、今日は読書を邪魔してくる親友の魔理沙が来ない、これは嬉しいけどなんか違和感を感じるわね。

アリス「...畑、見てましょうか」

シャンハーイ!

私の家族とも言える人形、上海と蓬莱が左右の肩に乗る。

ホントに軽いわね、羨ましい...。

羨ましんでも仕方ないので家から出てきて植えた畑を見つめる。

アリス「まだ収穫には早いわね...ん?何かしら?何かを感じるわ...上海、蓬莱、行くわよ」

シャンハーイ!

ホウラーイ!

家から歩いて1~2キロ?だろうか、アリスは目にする。

 

 

木陰で木に背中を預け、刀を抱いて静かに寝息を立てる裕也を。

 

 

 

裕也「」zzz

アリス「!?(男ぉぉぉぉぉぉ!?!?)」

バカジャネーノ?

主であるアリスを馬鹿呼びする上海。

アリス「(何で!?何で魔法の森に男居るの!?しかもイケメンじゃない!ラッキー!..じゃなくて!この格好からして...外来人かしら?)「んん..」!?」

裕也「何だ...誰か居るのか...?」

アリス「(ここは冷静によ!私!)大丈夫かしら..?」

裕也「あぁ...すまん...迷い疲れて寝てしまっていた様だ..」

アリス「そう...ほら、肩貸すわ、近くに私の家があるからそこまで頑張って」

裕也「すまん...恩に着る..」

一先ず、アリス邸に連れて行かれた。

 

 

 

 

ーアリス邸ー

アリス「はい、お水」

裕也「ありがとう   あぁ、生き返る、流石に死ぬかと思った...」

アリス「紹介が遅れたわね、私はアリス・マーガトロイド「人形師であり魔女でもあるのだろう?そこに浮かぶ人形、上海、蓬莱と言ったっけな?可愛いものじゃないか」!知ってるの!?」

裕也「知ってるも何も...俺達の世界で君達は架空の存在だからね、簡単に言えば本の登場人物、と言った感じだね」

アリス「そうなのね...貴方の名は?」

裕也「すまん、紹介が遅れたな、俺の名は渚 裕也だ、さっきはありがとな、お陰で体力もある程度は戻ってきた」

アリス「何故裕也は魔法の森に居たの?」

裕也「さぁな...気が付けば居たんだ、距離にして10キロは歩いたかな...」

アリス「取り合えず今日は泊まりなさい」

裕也「すまん...助かる」

 

 

 

          ー裕也、幻想郷生活2日目ー

魔法の森、いや幻想郷に朝がやって来る。

圭一達は博麗神社で飲んだくれて酔いつぶれて朝を迎えた。

 

 

裕也「...もう朝か(アリスは寝てるだろう、朝食くらいは作ろうか)」

ガチャッ

アリス「おはよう裕也、ソファーだったけど寝れたかしら?」

裕也「あぁ、寝れたよ、基本的に俺はどこでも寝れるからな、心配無用」

アリス「朝ごはん作るわね」

裕也「いや、俺が作ろう、それ位はしないとな」

アリス「お言葉に甘えるわね」

 

 

~朝飯の完成~

「「いただきます」」

 

 

 

~食事中~

 

 

 

 

~食後~

アリス「美味しかったわ」

裕也「そりゃ良かった、腕は鈍ってなかったな」

アリス「私は実験台にされたわけ?」

裕也「すまんが言い方ではそうなるかもな」

アリス「まぁ、美味しかったから良いとしましょう、博麗神社に行かない?」

裕也「博麗神社?博麗...あぁ!あの博麗神社か、思い出した。

行こう」

アリス「決まりね、裕也は..あっ..空飛べなかったわね」

裕也「そう言えばそうだったな、俺人間だし、別に飛ばなくても走りゃ行けるだろ多分」

 

ー博麗神社ー

圭一「あぁ..吐きそう...図に乗って一升瓶を3本はダメだったな...」

知将「そうだよ」便乗

霊夢「調子に乗りすぎたわね...ウップ」

紫「私はまだ飲んでないから何とも無いけど...あら?」

魔理沙「どうしたんだぜ紫?」←飲んでない

紫「気配が...」

霊夢「またお客さんかしら?」

アリス「ほら、あの鳥居をくぐれば博麗神社よ、頑張って!」

裕也「結構階段あるんだな...キツい...」

アリスと裕也は鳥居をくぐる。

裕也「おぉ、ここが博麗神社...何とも古き良き雰囲気だな...賽銭は入れんとこれはまた祟られそうだな」

裕也はお賽銭のある場所まで歩き、参拝の作法を行い、財布から1万円を取り出し、賽銭箱に納めた。

裕也「(せめてこの幻想郷に居る間だけでも...ストレスで胃に穴が空く様な出来事が無い事を願うまで...)」

参拝を行う裕也を影から見つめる者達。

霊夢「(え!?また男!?イケメンじゃないの!アリスはどうでも良い、やった!お賽銭もしてくれて...嬉しいわ!アリスはどうでも良い)」←イケメンが嬉しいのか賽銭が嬉しいのかハッキリしない、ガバガバである。

紫「霊夢?どうしたn..(また男なの!?しかもまたイケメン!ひゃっほぉぉぉぉぉぉ!!!もう妖怪の賢者の肩書きなんてどうでも良いわ!とにかく合体したい!)」←賢者を捨てたら永遠の17歳!ゆかりん♡を痛々しく自虐するのか疑問

裕也「...はぁ、影から見ずに出てこい、そこに居るのは分かっているんだ」

アリス「え?どこ?」

「「(あっ、バレてたか)」」

渋々と裕也の前に出てくる紫と霊夢。

アリス「霊夢、紫..何したの?」

霊夢「何もしてないわよ」

紫「ただ、あそこの影から見ていただけよ」

裕也「ふむ...君が博麗の巫女、博麗霊夢か...成る程、これは中々強いな、貴女が妖怪の賢者こと八雲紫...何とも、二人とも綺麗なツラしてるな」

霊夢「あっありがとう..//」

紫「うふふ///」

裕也「紹介が遅れた、すまない、俺は渚 裕也、宜しく頼む」

霊夢「貴方の他にも男は居るわ、ついて来て」

裕也「ほう?どんな奴...てアイツ等かぁ~「知り合いなの?」知り合いも何も仕事仲間であり馴染みだよ」

圭一「ん~? ファ!?クゥーン...何で裕也がこ↑こ↓に?」

裕也「俺が聞きたい、お前が失踪となったから届けを大介が出してたぞ「ま?」ま」

池沼「おいNGSぁ!「何だよその英語、そして誰やそんな奴知らんぞ」ん?」

田所「アーイキソ!」

裕也「こりゃまたロクでもねぇ連中揃いかよ...(こりゃまた胃に穴が空くパターンか)」

・・・・

・・・

・・

ーーー

病院

大介「先生、裕也の状態は!?」

医師「極度の疲労ですね、これは暫く安静にする事をオススメします...そのとどめとして他にもあったのかと」

大介「そうですか...(トドメを刺した元凶はここに居ないけどな..)」

医師「まぁ、1ヶ月は入院ですね」

大介「分かりました(うわ...次は俺が倒れるかな)」

ーー

裕也「...暇だ...」

圭一「確かに..幻想郷に来て2~3日経つけど何も無くて暇」

田所「豚骨ラーメン味噌ラーメン醤油ラーメン塩ラーメン野獣特製ラーメン「うるさいぞ野獣」遠野も食べてぇなぁ..」

知将「物凄くポケモン見たいんだゾ!「ポケモンは居ないけどボケモンなら居るじゃないかこの場に」ナニィ!?」

アリス「あっ、人里に用事があるんだった...忘れてた...」汗

裕也「人形劇?「そう」あらら...こりゃ迷惑かけたな」汗

 

 

 

 

 

 

~人里~

「人形劇まだかなぁ...」

「今日じゃなくて明日じゃないの?」

「いやいや、今日って言ってたんだからな!」

この様に、人形劇を楽しみに待ってた子供達は、昼から日が暮れるまで待ち続けた。

 

 

後日、お詫びとして劇のサービスをしたアリスだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~後日~

「楽しかった!またね!お姉ちゃん!」

アリス「はいはい、またね」

ーー

アリス邸

 

アリス「つ...!疲れた...!魔力どれだけ使ったかしら...」

裕也「お帰り、そしてお疲れさん、そういう疲れた日は早めに寝るってのが一番さ、ほら紅茶」スッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

霊夢「裕也、取り合えずこの世界の現状を教えておくわね」

~少女、青年に説明中~

~説明終了~

霊夢「・・・て事なのよ」

裕也「成る程...大体は分かった、この世界は野郎が1~2に対して女が9~8なのか..ふーん...」

圭一「やっぱりその割合だったか」

紫「いざという時はお守りしますわ」

裕也「それは気持ちだけで結構さ、俺や圭一、そこの池沼や田所は己の身を守り、逆に『女を守れ』と言われて鍛えられてきたからな、別に守られなくても良い、もし、己自身が守れなかったらその時は絶つ、ただそれだけだ」

霊夢「考えも何もかもが違うわね...惚れちゃいそう「どこに?」」

魔理沙「確かにこの場に居る男からは強い雰囲気を感じるんだぜ「照れますねぇ」」

裕也「この世界の男達ってホントはゲイじゃねぇのか?」

紫「いざという時にカッチカチになる ちんこ(直球)ついてたら完全な男ですわ」

裕也「ワーホントニカンガエガチガウナー」棒

田所「これもうわかんねぇな..」困惑

知将「ポッチャマが鍛えてやるんだゾ」使命感

圭一「所で、住むとこ決めたか?俺は人里に家建てるぞ」

知将「俺は人里に迫真空手部を立ち上げる↑んだゾ」

田所「クゥーン...そぅですねぇ...俺は先輩についていこうかなぁ」

知将「あっ、そっかぁ」

圭一「お前は?」

裕也「...まだコレをする、と考えてないが、強いて言えば、暫く放浪の旅をしてみたいな、と」

魔理沙「男一人じゃ危ないんだぜ!」

圭一「コイツなら大丈夫だと思うぞ、コイツ(喧嘩や奇襲は)強いし、(対抗する為の体力持続出来る時間は)長いし、しぶといから」

紫「へぇ..(性欲が)強くて、(持久力も)長く、しぶとい、ね」

霊夢「紫、今変な事考えなかった?巫女の勘がそう言ってるのだけれど」

紫「気のせいよ」

田所「腹減りませんか?」唐突

三浦「腹減ったなぁ」

圭一「もう昼じゃね?」

裕也「人里行ってみっかな」

魔理沙「案内するぜ!」

裕也「ありがとう」

霊夢「私も用事あるからついて行くわ」

アリス「私も行くわ」

紫「隙間で送るわよ」

 紫の隙間で人里に送られ、慧音と魔理沙に人里を紹介してもらい、とてもはしゃいだ1日でもあった。

 




オッスお願いしまーす!
最近、YouTubeでビルダー拓也見るのにハマってます。
課長こわれる(ガバ穴ダディー)も面白いのでよく見ますな。
〆はΨ悪。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第54話 課長こわれるぅ^~

圭一「番外編で転生した俺はどうなんの?」
作者「お前の望む世界になるかもなぁ?」煽り


ーグラ・バルカス帝国ー

皇帝 グラ・ルークス「これ以上悪戯に兵士の命を散らすのはもう無理だ...降伏しよう...前世から世界最強に君臨していた我が帝国をここまで叩き潰す事の出来る国だ...これ以上、面子と国民を傷付けたくないのだ...」

バッファル「何を仰られるのですか!陛下!所詮は第三文明圏の属国ですぞ!」

ベルス「いや!陛下の仰られるお言葉は今すぐにでも行動に移さねばならん!(面子は元から傷が付きまくりなんだよなぁ)」

ハルノス「我が陸軍の総戦力は...現状、開戦前の10分の1にまで低下している...これが何を言ってるか、空軍バッファル殿ならお分かりでしょう!?」

バッファル「貴様らは相手に怖じ気ついたのか!?」

ベルス「バッファル...貴様も言える立場ではなかろう..陸・海・空3軍の戦果報告は常に共有されているのは知っているだろう?私とハルノスは貴様ら空軍の戦果報告書を見た...アレは何なのだ!?偽装した戦果報告書を良くも提出したものだな!」

グラ・ルークス「何...?今、戦果報告書を偽装したと聞こえたが...気のせいか?」

バッファル「陛下!陛下に忠誠を誓うこの私めが!陛下がお目を通される書類を!偽装等という大罪を犯す訳がないでしょう!この二人に騙されてはいけませんぞ!陛下!」

ベルス「ほぅ?認めないのか?それも良いだろう...オイ、アレを持ってこい」「はい」

ハルノス「空軍には陸軍の将兵を混ぜ込んでおいてな、その将兵の名誉と特定を防ぐ為に、名は黙っておくが、その将兵から逐一、お前が提出する書類を確認させて証拠も撮らせていた、お前の逃げ場は無い、諦めろ」

「こちらになります」

ベルス「ご苦労...陛下、こちらが、偽装される前の写真と偽装された後の書類であります」

ハルノス「バッファル貴様、書類を記入するのに、なぜ軍が指定する物でない万年筆で書くのだ?

本来、軍指定外の万年筆で書類に記入は禁じられているのだぞ。

そして良く見てみろ、ここに鉛筆の痕が残っている。

部下から受け取った書類を全て自分で書き直している」

部下が提出する時、書類に記入するのは鉛筆と決まり、上が最後は万年筆で再記入する事が規則でないが、そういった感じだ。

 

原文

『開戦当初より元戦力は、5分の1にまで落ち込み、最前線に立つ兵士達からは、日本軍を相手に明日を迎える事が出来るかと恐怖の声が上がります。

兵士達の中には悪夢にうなされ、睡眠障害を引き起こす者も出始めており、そして本土が奇襲を受け、同盟国のリームまでもが大打撃であり、これ以上の戦線維持は致しかね、陛下の御英断を仰ぎたく所存であります』

 

書き換え後

『開戦当初より戦力は酷く落ち込んだものの、兵士達の意欲は落ちるに落ちず、日本の音速戦闘機を数機ほど撃墜する事が出来ました。

明日は今日より1人でも多くの敵を倒す、と意気込んでおります。

どうぞ、次の朗報をお待ち下さいませ。

親愛なるグラ・ルークス皇帝陛下』

ベルス「お前の筆記は非常に汚く、読めないのだ。

これが分かるか?万年筆の事は別にして、部下の筆記とお前の筆記の差を」

ハルノス「そして、バレたくなかったら何故、別の紙に書いて提出しなかったのか、というより、部下の書いた鉛筆の痕のほうが見やすい」

バッファル「」

グラ・ルークス「バッファル貴様!」

ーーー

ー戦艦紀伊ー

大介「長官、首相より直々の命令書です」

裕也「何、首相からだと?」

ーーー

聯合旭日艦隊及び聯合艦隊は、本命令書を確認した現時点を持ち、本土へ帰還せよ。

佐々木 拓真

ーーー

裕也「...全艦に通達、現時点を持ち、本土へ帰還する」

大介「了解!」

裕也「そもそも今日は何日だっけ?」

大介「今日は5月15日です」

裕也「もう時間の感覚がねぇな...」

大介「そもそも今日が5/15なのかすら定かじゃねぇよ」

ーーー

ー戦艦大和ー

山本「何?もう帰還なのか?」

宇垣「紀伊からの入電です」

山本「我が聯合艦隊も聯合旭日艦隊に続き、本土へ帰還する」

ーーー

ー護衛艦いずもー

圭一「帰還命令来たな」

山崎「はよ帰りたい」

ーーー

ー戦艦尾張ー

拓也「帰還命令が思ったより早くて良かったばい」

ーーー

戦艦紀伊 医務室

田所「俺の邸宅で何かイラヤシイ事ヤってんぜ...早くヤりてぇなぁ、俺の白餡が溜まってんぜ」

裕也「唐突にお前は何を言ってるんだ?」

田所「俺の勘がそう言ってるんだ」

裕也「どーでも良いからさっさとドリンク寄越せや」

野獣「精力ドリンク?ヤるの?」

裕也「(お前を)殺るぞ?」殺意

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同時刻          {野獣邸}

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

課長「やだ(堕ちるのが)怖い...止めて下さい...やあぁ...」

 

ゆうさく「おっ?ここか?ここがエエんか?」覚醒

 

課長「いやぁ...やぁ...やめて....」

 

ゆうさく「締まりの悪そうな(ケツ)穴だなぁ」

 

課長「(ケツ穴ほじるの)やめて...」

 

ゆうさく「今入れてやるからなぁ?」

 

課長「ヌゥッ!ウゥゥゥゥゥゥ!」

 

ゆうさく「ほら、入ったぞ」

 

課長「ンーンー動いてる中で..ンー!おっ..お尻が...!」

 

ゆうさく「気持ちいいって言ってみ?」

 

課長「ウーキモチース...」

 

ゆうさく「入ってるやろ?」

 

課長「ンー動いてる...」

 

ゆうさく「もっと見えるようにしないとな」

 

課長「あ (もっと奥まで)入っちゃう..アーソコ!アぁっ!(チンポが)太すぎるっピ!!!女の子になりそぅ...」

 

ゆうさく「鳴けもっと」

ズンッ!!

課長「アーチャーーー!!! はっ!ヒクヒクしてるぅ!おまんこ(平仮名ならセーフ)ロックオン..!」

 

ゆうさく「(気持ち良くしてくれないと)ご褒美は無いんだぞ」

腰を振る ゆうさく

課長「ハイ...いっぱいいっぱいゆうじろう..!アッ! 我慢できない..! アァァァァァァァンンンンンンンン!!! 気持ち良くて我慢出来ないぃ..!!」.

 

ゆうさく「違うだろ?何が気持ち良ん?」

 

課長「うぅお尻の穴が...!お尻の...お尻が!オマ◯コになっちゃう...!!!ムッ..キュ!!」

 

ゆうさく「違うだルォォ?」

 

課長「...しゃぶりたい」

 

ゆうさく「しゃぶりたい?」

 

課長「しゃぶりたい..しゃぶ..イクゥッ! おちんちん(もっと奥まで)下さぁぁい!」

 

ゆうさく「気持ちいい?」

 

課長「ウン」(洗脳済み)

 

ゆうさく「もっと欲しいって?」

 

課長「イッパイイッパイホシィィィィィィィィイ!!!!!!オォォウ!...んにゃ、が、我慢できな...」

 

ゆうさく「オラよ」

 

課長「ア"ア"ア"...後ろ..」

 

ゆうさく「ホラ、二本入ったぞオラ」

 

課長「ジャッ!キー!チェンッ!シーッ!チェンッ!」大興奮

 

ゆうさく「(だらしなくイったら)ご褒美は無いんだぞ?」

 

課長「アー..惜しいウン...」冷静

 

ゆうさく「今からまた大きいの入れてやるからな?」

 

課長「Foo!イクヨ!」(大興奮)

 

ゆうさく「(そろそろフィニッシュだから)いいかぁ~?」

 

課長「イクイクイクイクイクイクイク!いくよお!イク!オォォォォォォォォォオォォォォオォォォォオンンンンン!!!!」

 

ゆうさく「気持ち良かったか?え?イッたか?」

 

課長「オレモイッちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」←イきまくり

 

ゆうさく「(もうイッてるだろ...)オラ、次行くぞ」

 

課長「男に犯されるなんて(もぅ)嫌よオマ⚪コ壊れるウゥゥゥゥゥゥ!!!アァ!お兄さん許してぇ..お兄さん許してぇ!!!」

ゆうさく「(まだまだ)許さねぇからなぁ?俺の乳首舐めてくれよ、マラも気持ち良くしてくれよなぁ~、頼むよ~」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

MUR「今日も課長とゆうさく は時既に壊れてるんだゾ」

KMR「いつになったら治るんですか?」

MUR「(治ら)無いんだゾ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー葛飾署 女子交通課ー

午前3時

エリカ「大介いないから夜勤入れたけど夜勤はめんどくさいわね...ん?」

スマホに着信が入る。

エリカ「(大介!)ピッ...もしもし」

大介『もしもし?俺だ、大介だよ、元気か?』

エリカ「まぁ...一応だけどね、それでどうしたのかしら?」

大介『予定より早く帰れるんだ』

エリカ「ホント!?『マジだよ』」

大介『早矢さんと みほ にも伝えておいてくれ』

エリカ「勿論、伝えておくわね、愛してるわ」

大介『あちゃー、先に言われてしまったか...俺もだ、じゃ』

プツッ

エリカ「早矢!みほ!大介達帰ってくるわよ!」

話を聞いた早矢と みほ の顔色がみるみる良くなっていった。

 

「まるで水を得た魚ね...」ボソッ

「自分を支えてくれる良い男居ないかしら...渚課長みたいな人が良いなぁ」ボソッ

「アンタにゃ無理よ、考えてみなさいな、金遣いも荒くてガサツで適当な性格を持つアンタに渚課長の様な良い男が寄ってくるとか日本が滅んでも無いわよ」確信

「ちょ!そこまではないでしょ!」

「「「「「「いいえ、あるわよ」」」」」」」

「そんなー!」("≧Δ≦)

夜勤組全員が口を揃えて言う。

早矢「騒がしいですね?」

エリカ「まぁ良いじゃないの?男子はほぼ居ないんだし」

みほ「なんか活気が出てきたね」

ーーーー

2020年5月17日午前3時40分

日本国 東京湾

ー戦艦紀伊ー

裕也「本国にやっと帰ってきたな」

大介「ぬわぁぁぁん疲れたもぉぉぉん!」

田所「違う! ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんん!!! だ!フざけんなっ!話にならん!やり直せ!!」

裕也「汚物が淫夢室(隊員の大半は医務室を淫夢室と呼ぶ)から沸いて出たゾ」

大介「えぇ..」困惑

菊地「(色々と)チカレタ...」

裕也「ホモはタヒね」

ーーー

ー護衛艦いずもー

圭一「祖国を目にすると安心するな」

山崎「休暇ほしい」

ーーー

ー戦艦尾張ー

拓也「暫くはゆっくりしたいな」

川野「ですね」便乗

ーーーー

首相官邸

「総理、聯合旭日艦隊及び聯合艦隊が帰投しました」

拓真「そうか、彼らには暫しの休暇を与えるんだ」

「了解、お伝えします」

ーーー

帰投後は各自、別々の仕事に従事する。

 

2020年5月21日  正午

葛飾署 第一会議室

裕也「しかし、千代さんと愛里寿が来るとはちょいと予想外だったな...いかなご用件で?」

千代「たまたま私が、葛飾に住む知り合いに用事があってね、どうせだから裕也君に会おうと愛里寿と話し合ったのよ」

裕也「そうでしたか...愛里寿、最近どうよ?」

愛里寿「普通通りですお兄様、(お兄様の生着替え写真(盗撮)で(意味深)毎日慰めて)元気に過ごしてますよ」

裕也「そうか、元気なら良かった」

大介「そういや、政府からお知らせあるんだってよ」

拓也「みほ から聞いた」

まほ「気になる」

裕也「まほ、何でお前ここに居るんだ?」

まほ「会いに来た」

裕也「...あほくさ」

早矢「まほさん?」威圧

まほ「何だ?早矢」威圧

早矢「何故、貴女が裕也さんの隣に座ってるのですか?なぜ股間に近い部分を撫で回してるのでしょうか?殺りますよ?」

まほ「ふっ、私は諦めないと言った筈だ、殺れるものならやってみると良い」

裕也「早矢、殺るなんて言っちゃダメだぞ、まほ も早矢を煽るな」

「「ごめんなさい(すまない)」」

裕也「分かれば良し」

大介「始まるぞ」

『政府からの発表です。

我が国日本は今日(こんにち)まで、重なる婚姻、「重婚」を法律で認めない方針を掲げておりましたが、「重婚」を認める事を我が日本政府はお約束致します。

法律改正、最高です。』

裕也「...は?」

大介「ん?聞き間違いかな?」

愛里寿と まほ の目がギラリと変わる。

(野獣「やべぇよやべぇよ...!」恐怖)

「「裕也(お兄様)!!!」」

裕也「!?何?」

愛里寿「今から役所行って書類貰ってきますので一番にサインください」

千代「愛里寿ちゃん!?」

まほ「私もだ!」

早矢「貴女はダメです!」

裕也「は?何?何が何だかわかんねぇぞ」困惑

ギャー! ギャー! ギャー!

・・・

・・

大介「巻き込まれるうちに...書類だけでも出そっかな...スッ ほらエリカ、サインくれ」

エリカの前に一枚、自身の名を記入した書類を差し出す。

          「婚姻届」

エリカ「!」

大介「ほら、早く書いてくれないか?驚く気持ちは俺も分かるさ」

顔を真っ赤に染めながら名前を記入するエリカ。

エリカ「ほら!これで良いでしょ!?///」

大介「おう、これで俺達は夫婦だな」

エリカ「...///」ボソッ

大介「裕也、役所行って婚姻届出し行くから俺らはこれにて」

裕也「助けてくれよ「無理」oh...」

 

圭一「お?(面白い事)やってんじゃーん!」

「「「あ?」」」威圧

圭一「ヒッ..!」恐怖

裕也「修羅場だコラぶち殺すぞこの野郎」

圭一「返し酷い..酷くない?「妥当」さいですか」

まほ「裕也の隣の座は頂いていくぞ」

早矢「正妻は私です!」

   2020年5月21日 正妻戦争勃発。

世界は平和になりつつも、裕也達の日常に平和は訪れない 恐怖

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




止めてください...アイアンマンッ...!
修正候補不可避


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その3

東方に転生したい人はいますかね?
自分はイきたい。


昼から人里を紹介されて時刻は夕刻。

人里を歩けばキャーキャー騒がれ、「お兄さん?ちょいと来て?」と誘惑され、「あやや!取材させて下さい!」と足の速さが取り柄の天狗がすっ飛んで来た。

「三分だけ!三分だけで良いですから!」

圭一「先っちょだけ!先っちょだけで良いから挿入れさせて!」意味深

「あいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

~人里、寺子屋への帰路~

慧音「どうだったかな?」

裕也「活気がある里だ、これは」

圭一「あぁ~良いねぇ^」

浩二「良いねぇー」

知将「平和なんだゾ」

慧音「気に入ってもらえたかな?」

知将「当たり前ダルォォ?」

浩二「バッチェ気に入りましたよぉー」

圭一「こう言った平和な里に住みたい」

魔理沙「そろそろ晩御飯食べないか?」

裕也「そう言えば聞いたか聞いてないか覚えてないけど、単価ってどんな感じかな?」

霊夢「1銭からよ」

裕也「げっ...一円単位からしか持ってないんだけど...」

アリス「幾ら程持ってるの?」

圭一「俺は15万」

浩二「そうですねぇ...11万4514円、ありますあります」

知将、ポケットを物色する→財布発見→予想しながらご開封→現金9310円と500円QUOカード10枚。

知将「...↓知ってた↓...」※給料日前に転生した為、少ない金銭でやりくりしてた。

裕也「ひぃ..ふぅ..みぃ..よ...ざっと数えて22万8931円あるな、貯金ならこれの100倍はあるぞ」

「「「「「にっ!?22万!?」」」」」

霊夢「大金持ちとかそんなレベルじゃないわよ!?」

慧音「レミリアの屋敷が幾つ建てる事が出来るか...」

アリス「天文学的な金額...」

紫「(私の貯金の何倍かしら...いや、私のほうがまだあるわね多分)」大汗

魔理沙「一枚くr「断る、欲しければ自力で稼げ」チェッ...」

紫「換金しましょうか?」

浩二「頼むよ~」

圭一「オナシャス!」

知将「良いぞ~コレ」

裕也「助かる」

~換金後~

浩二「多過ぎィ!」

圭一「重過ぎィ!」

知将「筋トレになるぞ~コレ」

裕也「俺が一番多い上に重い...米俵位あるぞ、すまん紫、必要な時だけ換金してくれ」汗

紫「そ、そうね」汗

知将「あっ、オイ待てぃ。

そこに美味しそうな店があるじゃねーかゾ?」

慧音「?あぁ、私の親友が営んでる焼き鳥屋だ、味は保証するぞ」

浩二「じゃけん行きましょうね~」

裕也「おっ、そうだな」

「「そうだよ」」便乗

慧音「私達も行こう」

 

「いらっしゃ...男!?」

裕也「驚く所そこかよ、俺らはもう驚かねぇぞ」

慧音「どうだ?」

「あっ慧音、この男の人達は?」

慧音「すまないな妹紅、彼らはこの幻想郷に流れ着いたらしくてな、紹介する、親友の藤原妹紅だ」

妹紅「私が妹紅だよ、宜しくね」

裕也「渚 裕也だ、宜しく頼む、藤原さん」

妹紅「妹紅で良いよ」

圭一「川崎 圭一だ、宜しくな、妹紅さん」

浩二「田所浩二って言うんだ、オッスお願いしまーす」

知将「三浦知将(※ともまさ)だゾ、宜しくなんだゾ^~」

裕也「何かオススメはあるかな?それと一升瓶ごとで銘柄は何でも良いから日本酒を、ほら、皆も好きに頼んでくれよ、里を紹介してもらった礼だから、気にせんで良いよ」

「「「ゴチになりまーす!」」」

裕也「野郎共は自腹じゃボケ」

浩二「ヒドスギィ!そしてオメーケツの穴舐められた事あんのか誰かによぉ、おい」

裕也「うるせぇよ!このステハゲ岡山の県北の糞まみれのつうずるっ混んだチンポコナーの汚ねぇイボ野郎が!」

浩二「あのオッサンと一緒にするんじゃねぇよバァカッ!」

裕也「あぁーもう!わぁーったよ!第4章の眠らせてくるヤツにしてやんよ!これで満足かこのステハゲ岡山の県北の土手の下の糞まみれのつうずるっ混んだチンポコナーの史上最高の最悪に汚ねぇイボ野郎!」

浩二「これもうわかんねぇな...」

裕也「お前はテニスボールをケツの穴から食った事あるのか?」

浩二「ごめんなさい許して下さい!何でもしますから!靴舐めもケツ舐めもタマ舐めも乳首舐めも!」

知将「あっそっかぁ...おし、じゃあ自分で出すぜ...ポッチャマ...」

裕也「当たり前だよなぁ?」

慧音「しかし..「気にせんで良いって」そうか...頂きます」

霊夢「それじゃ悪いわよ「良いって」」

魔理沙「じゃあ頂くぜ!「ガッツリ食っとけ」」

アリス「私も頂くわね「おう」」

紫「私も良いかしら?「構わんぞ」」

妹紅「お待たせ、無名酒しかないけど良いかな?私も飲んだけど結構キツいが美味しいよ、それとオススメの皮塩だよ」

裕也「頂きます......おっ、程々に塩が効いてて旨い、このパリッとした食感が堪らんのよこれが、そしてこの酒も旨い」

紫「私は何でも良いから見繕ってちょうだい」

霊夢「私は皮塩ちょうだい、なんか見てて食べたくなっちゃった」

浩二「旨いラーメン屋よりもうんめぇなぁ~」

知将「この酒良いぞ~コレ」

魔理沙「そう言えば咲夜はどこ行ったんだぜ?」

霊夢「さぁ?とっくの昔に帰ったんじゃないの?」

アリス「まぁ良いじゃないの」

妹紅「私も今日は店を閉めて呑もうかな」

浩二(野獣モード)「良いよ!来いよ!」歓迎

裕也「お勘定は幾らかな?」

妹紅「5円で良いよ」

慧音「結構するんだな」

妹紅「これだけ人数がいるからそりゃ「安いな!とりあえず10円払っとくわ!お釣要らん」え?」

※1銭=0.01円、10銭=0.1円、50銭=0.5円、100銭=1円。

妹紅「ま、毎度あり..」汗

ツンツンッ

妹紅「何だよ慧音」

慧音「裕也さんが安いと言うのは金銭感覚が私達とは違うんだ、裕也さん達の外の世界の金銭感覚は1円から始まるんだ」

妹紅「そ、そうだったのか」

裕也「妹紅、この酒追加!」

妹紅「もう飲んだのか!?「うん、旨い」分かった(凄い飲みっぷりだな)」汗

~2時間後~

浩二「は、吐きますよ?吐いちゃって良いですkオロロロロロロロロロロロロロッ「おい!店が汚なくなるだろうが!このハゲェェ! スッパァァン!!」オォン!!」

知将「オイ待てぃ、肝心なゲロ袋忘れてんゾ、ほれ、吐けよ吐けよ」

浩二「もう吐いちゃったじゃねぇかこのクソ池沼が、あくしろよホントに」吐き終わり

池沼「ポッチャマ...」

裕也「うーん...中々酔わないな、酔った感じがしない...」

圭一「そろそろ風呂入りに行かねぇか?」

知将「当たり前だよなぁ?」

浩二「風呂入ってサッパリしましょうよ、銭湯行きません?」

妹紅「(近くに銭湯が)あるよ、あるよ」

浩二「ほらいくどー」聖徳太子

裕也「全員酔い潰れてはないな...銭湯行こうぜ」

ーー

近くの銭湯

店主?♀️「お?珍しいね、男の人が来るとは、こりゃ商売上がったりだよ」

慧音「湯加減はどうかな?」

「バッチェいい湯だよ」

浩二「(俺のセリフ!)」

妹紅「女6と男4ね」

店主?「あいよ、ごゆっくり」

 

 

 

店主?「ふっ...」ニヤッ

男子脱衣室

浩二「ぬわぁぁぁん疲れたもぉぉぉん「チカレタ..」キツかったすっねー今日は「あぁ、もうすっげぇキツかったゾ~」辞めたくなりますよぉ」

裕也「とりあえず汗を流さないかん、不潔な男って思われたくないからな」

圭一「それな」

裕也「浩二は良いよなぁ~、存在そのものが不潔だから、周りの目を気にしなくて生きてけれるんだから「酷くない?酷すぎますよ」そうか?」

知将「(関係が)冷えてるかぁ~?」

「「「黙れ池沼(MUR)が」」」

知将「クゥン...」

ーーー

女子脱衣室

霊夢「銭湯なんて久し振りね」

魔理沙「そう言えば私は来た事なかったような...」

紫「皆で入るお風呂は気持ちが良いわよ」

慧音「む?」

妹紅「どうした?」

慧音「妹紅、お前の胸、前よりおっきくなってないか?」

妹紅「そうかな?大きくなくば小さくもないと思うけど」

アリス「この中で大きいのは誰かしらね」

二人だけ全員の視線を受ける。

紫「え!?」

慧音「何!?」

妹紅「慧音は大きい、そこは否定しない、羨ましい「あっても良い事無いんだぞ?肩が凝るし、周りの目がちょっとキツイし、何かと不便だ、まぁ...(近い将来に結婚するし)夫を満足させる事が出来るというのは嬉しいな」喧嘩売ってるのか?」ムニッ

紫「やぁねぇ、私は胸の大きさなんてどうでも良いわよ?私は妖怪、小さくさせようと、今より大きくさせようと思えば出来るのよ?それに今は何もしてないでこの大きさよ?」ボインッ

魔理沙「アリスも大きいんだぜ」ペタンッ?

アリス「セクハラよ魔理沙「女の子同士なんだから関係無いんだぜ!」全くもう...」プルンッ

霊夢「私も大きくなるかな..「大丈夫です!奇跡を信じるのです! ムニュッ」キャァァァァァァ!!!」

魔理沙「早苗じゃないか!どこ行ってたんだ?「帰ってたんですが、呼ばれた気がしたので来ました!」うん!呼んでないけどな!帰れ」

早苗「では!」

アリス「大丈夫?霊夢」

霊夢「あんのドクサレピーマン...!次は生かして返さん...!」

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カポーーーンッ

 

 

 

ザザザザァァァァァァァッ

 

浩二「はぁぁ疲れたもぉぉん」

知将「良いぞ~コレ!」

圭一「いい湯じゃねぇか」

裕也「お前らタオルは湯船に沈めるなって教わらなかったのか?」

圭一「固い事言うなって、それにここはタオル沈めるの禁止って書いてないだろ?ならして良いんだって」

知将「体洗うんだゾ~」

 

浩二「はくさい掛けますねぇ「おう」頭にきますよ~」

裕也「そう言えば俺らが出てきた扉の横の扉は何だ?」

圭一「サウナ室じゃねぇのか?」

裕也「幻想郷にあるのか?」

圭一「さぁね」

カラカラカラッ

裕也「あれ?開いたz..「凄い湯煙ね」なっ!?」

圭一「やべぇ!?ここ女湯か!?」

 

アリス「ん?裕也達の声が..えぇぇ!?」

霊夢「今裕也さん達の声がしたわね...湯煙が凄過ぎて全く見えない..」

アリス「そこの湯船に浸かってるわよ!」

魔理沙「ホントか!?」

紫「混浴なのかしら?」

浩二「何で冷静に入れるんですかねぇ?」

知将「肝心な所を隠し忘れてるゾ」

霊夢達は真っ裸、裕也達も湯船から出ればナニが見える真っ裸状態。

30秒間程、静かに時間が過ぎた。

裕也「えっと...取り敢えず、一緒に入ろうか」汗

 

お互い、背を向けて入る。

恥ずかしがる者、平気で入る者と別れる。

圭一「何か恥ずかしいな」

裕也「俺は慣れてるから何とも思わんがな」

浩二「良いすっねー!彼女居たんですから!」

アリス「彼女いるの?」

裕也「勿論、後ちょっとで夫婦になってたんだけど」

アリス「(羨ましい...あれ?待って?今、裕也と常に居るのは私...!これは..!正妻になれる大チャンス!?神様ありがとう!やったわ!子供何人出来ちゃうかしら!キャー♡)」顔には出さないが脳内は桃色ピンクでお花畑

 

 

慧音「......」

妹紅「?慧音、どうした?」ボソッ

慧音「いや、裕也さんといい、この場に居る殿方全員、凄く良い身体をしている、と思ってな」ボソッ

妹紅「めちゃくちゃ分かる」ボソッ

魔理沙「香霖と同じ身体をしてるんだぜ、裕也と圭一は」ボソッ

霊夢「私は男の人の身体をマジマジと見た事無いからよく知らないけど、胸部の筋肉って凄いのね...確かに、体格は霖之助さんと変わらないのは分かるわ」ボソッ

アリス「引き締まった身体をしてるのね...ねぇ、触っても良いかしら?」

裕也「ん?別に触っても良いぞ?ほれ」

アリス「わっ...凄い...」

霊夢「私も触っていい?「別に減るもんじゃないし、いいぞ」凄い..」

裕也「そこに居る最高にイボが汚い奴が俺よりもガチムチだけどな」

浩二「すみませんね、最高にイボが汚くて」

 

紫「あぁ^ー生き返るわぁ^ー(当面の間はオカズに困らなくて済むわね)」

裕也「(紫の中身は絶対、KNN姉貴や)」

圭一「(KNN姉貴だなクォレハ..)」

知将「あっそうだ...おいお前ら、今俺達の事チラチラ見てただろ?」

慧音「い、いや、見てないz..「嘘つけ絶対見てたゾ」」

浩二「そう言えばアンタらさっきから俺達をジロジロ見ながらボソボソ話してたよな?」

知将「そうだよ」便乗

妹紅「いや、そんな事...」

MUR「見たけりゃ見せてやるよ」ちょい震え

「「え!あ!ちょ!」」

裕也「ここでその発言は止めとけや」

圭一「お風呂場が...淫乱の場になっちゃう...おばさん許して」

ブチィッ

「「「「「「「誰がおばさんだクルァァァァ!!!」」」」」」

圭一「ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ!!」

ザパァッ!

裕也「アリス!落ち着けって!おい!田所!お前もボケッとしてねぇで霊夢や魔理沙を止めろ!「しょうがねぇな...ンー,おかのした」魔理沙!八卦炉直せ!てゆーか何処から取り出したんだソレ!?「帽子から」スゲェな四次元ポケットか!霊夢!夢想封印の準備するな!」

浩二「見とけよ見とけよ~」COWCOW多田

ガシッ

魔理沙「浩二!離せよ!」

浩二「暴れんな...暴れんなよ...!」

知将「おい裕也ぁ、お前の棒とモチモチさんが丸見えなんだゾ」

霊・魔・ア・紫・慧・妹・「!!!!!!!!!!!!」

裕也「え?   あっ、やべ、タオル巻かねぇで立ってしまったな、こりゃ失敬」

ザブッ

圭一「女性の皆さん、ご感想は?」

『凄く...大きい(のぜ)わ(ね)///』

裕也「...これは黒歴史になるなこりゃ」

圭一「恥ずかしくねぇのかよお前」

裕也「恥ずかしながら、見られるのは慣れてしまってな」

圭一「慣れとは怖いものだ」

知将「おっ、そうだな」

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

~風呂上がり~

全員「(凄い気まずい...!)」

裕也「随分肌寒いな...」

圭一「湯冷めが...」

浩二「酒が飲みたいですねぇ?」

知将「そうだな、ポッチャマもスッゲェ飲みたいんだゾ~」

??「お酒ならいくらでも飲めますわよ?」

「「「「ん?」」」」眼光

メイド服の(自称)完全完璧な従者、十六夜 咲夜、再び..!

霊夢「あら?紅魔館の駄メイドじゃない、どうしたのよ?」

咲夜「お嬢様が幻想入りした男性方を連れて来なさいとの事よ」

裕也「めんどくせぇ...連れて来なさいじゃねぇでテメェが出向いて来いやアホ、と伝えとけ」

圭一「おぜう様に会うのはめんどくさいぞ」

浩二「おぜう様って誰っすか?先輩、次俺が舐めますよ」

圭一「???、M○Dでは必ず{うー☆}って言ってるロリB○Aだな、500歳、吸血鬼です、だ。

妹のフランって子が俺的に好ましいな、あの金髪で愛くるしい顔がな「まーた始まったよコイツ...(呆れ)」」

知将「行ってやろうじゃないかゾ?ポッチャマは行くゾ」

浩二「明日にしてくれよなぁー頼むよー」

圭一「眠いんだよなぁ」

浩二「はい、パパパッて明日に決まr「大丈夫ですわ、今、到着しました」ファ!?」

咲夜の「到着しました」の一言で紅魔館の門の目の前に到着。

鼻提灯を作り、スヤスヤと眠る門番。

浩二「はぇ^~...スッゴいおっきい...」

知将「良いゾ~コレェ!」

霊夢「瞬間移動させたわね」

慧音「巻き込みはゴメンなのだが」

妹紅「しょうがない、付き合うよ」

アリス「ワイン貰おうかしら?」

紫「(最近調子に乗ってるし、一度絞めようかしら?)」

次に瞬きした時には、門番の額にナイフが1本、根深く刺さる。

ドスッ!

「いった!?...咲夜さん?痛いですよ!」

咲夜「寝てる貴女が悪いわよ美鈴、後20本、サービスするわよ?」

「抜いて下さい!「分かったわ」え?」

ビチィィッ

「いっ..た...死にそう...」

裕也「音がエグくて草」

圭一「幻想郷来て良かったわ、今のシーン好きだもん」

紫「何でも受け入れるのが幻想郷だけど、今のシーン見て幻想郷来て良かったってコメントした人は圭一さんが初めてよ」汗

浩二「ほらほらほらぁ!早くイこうぜー!」

裕也「はぁぁぁぁぁ...(クソデカため息)もう行ってやんよ、ヤケクソだ」

咲夜の後ろから付いて行く一同。

美鈴「...男性方、私の事完全に眼中に無かったですね...泣きそう」

鳴けもっと。

・・・・

・・・

・・

圭一「あのチャイナ服の美鈴可愛くね!?」

裕也「まぁ否定はせんがな、良い顔してる」

浩二「おまけにボインと来た」

圭一「あれでシゴかれたらたまんねぇよなぁ!?」

裕也「あーもーはいはいはい、分かったから」

咲夜「こちらになります コンコンッ お嬢様、咲夜です、お連れしました「入りなさい」失礼します、粗相の無いよう、お願いします」

裕也「はいはい」

咲夜が扉を開け、裕也達を先に部屋へ入れる。

「ようこそ紅魔館へ、私はこの当主のレミリア・スカーレットよ、スリーサイズは上から「そんな情報は聞く気無いから(良心」そう?」

裕也「(チビっ子だな、こんなチンチクリンが当主?)」

圭一「(マジモンのおぜう様や!今はカリスマだけどな、ダメになっていくと かりすま☆、最終地点の かりちゅま☆へのランクアップがホント好き、うー☆)」

浩二「(ん?クォレハ...コウモリの擬人化?だって羽がコウモリだもん)」

知将「(ポッチャマ...ちょっと期待外れだったんだゾ)」

レミリア「...フフフ、怯えたのかしら?」ゾクゾクッ

裕也「いやいやスマンな、まさかこの屋敷の主がこんなチビっ子だった事に「チビッ子!?」驚いてな」

圭一「おぜう様「おぜう様って誰よ!?私!?私の事なの!?」他に誰が居んのよ?」

霊夢「コウモリ...クククッ」ボソッ

紫「おぜう様...フフッ」ボソッ

アリス「もうレミリアが涙目よ」ボソッ 汗

魔理沙「これじゃもう かりすま☆だぜ」

慧音「遠慮が無いな」ボソッ 汗

妹紅「ほぼ無理矢理連れてこられたから苛立ってるんだろうよ」ボソッ

浩二「コウモリの擬人化はちょっとなぁ...「コウモリじゃない吸血鬼ぃ!!!(泣)」あっ、ふーん...」スルー

知将「ホントに吸血鬼なのかゾ?」

レミリア「ホントよ!カリスマ性の高い私に気付くとは中々ね!良い目をしているわね!」復活

知将「何言ってるか分からんしこれは病院レベルなんだゾ...」

浩二「(永遠亭に)行きませんか?行きましょうよ~!」

圭一「レミリア、お前にカリスマは無い!あるのは かりすま☆若しくは かりちゅま☆、うー☆しか無い!」

レミリア「(プライド ズッタズタ)ぬわぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!咲夜ぁぁぁ!」(泣)

咲夜「どちらに向かって言われてるのでしょうか...私はここに居ますが」汗

裕也「この程度で泣くとはな...ホントの500歳か疑問だn「お姉様?」ん?」

咲夜「妹様」

レミリア・スカーレットの妹、フランドール・スカーr(長いので割愛)が騒ぎを聞き付けてこちらに向かってきた。

圭一「紅魔異変は終わってるって事か...良いねぇ」

慧音「たまにだが、寺子屋にフランは来ている、あの⑨共より理解力があって助かるよ」

浩二「勉強熱心なのは良い事だな、ぅん、関心関心」

フラン「貴方達は誰?」

裕也「すまない、紹介が遅れた、俺達は外の世界からこの幻想郷に流れ着いてしまってね、俺の名は渚 裕也、隣に居るのが川崎 圭一「宜しくなフランちゃん」、そこに居るのが田所 浩二、25歳「なんで年齢言うんですかねぇ?、まぁオッスお願いしまーす!」、そして三浦 知将だ「宜しくなんだゾ~」」

フラン「フランドール・スカーレット、フランって呼んでね!それでお姉様は何してたの?」

浩二「クゥン...(あの羽に付いてるの宝石か?)」考え

裕也「実はね・・・・」

~説明中~

 

レミリア「うー☆うー☆...無視って酷くない?」

 

~説明後~

裕也「・・・という事...めんどくさい奴だったよホント」

フラン「そっか、お姉様が迷惑掛けてごめんなさい」ペコリ

浩二「良いねぇ...(売ったら金になるってハッキリわかんだね)」ボソッ

裕也「フランが謝る事は無いさ」

フラン「お姉様」

レミリア「何?」

スッ...

フラン「お姉様に(今まで出した事のない全力の)キュッとしてドカーン、私の気が済むまで、していい?」

レミリア「!?やだやだやだぁ!痛いもん!!苦しいもん!!!太陽に照らされる方がマシよ!!!!(太陽「お呼びですか?お呼びですよね?おぞう様?」)フランちゃん許して...「だ~め♡」うーーーー☆..」

圭一「(フランちゃんが かりすま☆よりしっかりしてるってハッキリわかんだね、めっちゃ可愛い)っ!っ!っ!っ!」

知将「圭一が黙っててもうるせぇゾ、究極奥義{コ↑コ↓ア(ッー)ライ(クイクイクッ!)オォン!}でめっちゃぶん殴りたいんだゾ」

裕也「気が済むまで殴っとけ」

圭一「やだ怖い...おじさん許して...「お兄さんダルォォ!?」おかのした」

浩二「フランちゃん可愛いねぇ?じゃあまずゥ年齢を教えてくれるかな?」

フラン「? 495歳、吸血鬼だよ?」

浩二「ファ!? アァァァァッ!!」イく。

 

霊夢「...帰りましょうか」

魔理沙「流石に眠くなってきたんだぜ」

紫「冬眠しようかしら「まだ先でしょ」そうよね」便乗

アリス「読書の続きがしたいわ裕也と」

慧音「今日は私の所で寝ると良い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「コイツらの淫夢語呂はいつまで使い回しされるんですかねホント」

早苗「私は好きです!「君いつから居たの?」えっ、酷くないですか?」

裕也「存在感が無さ過ぎ、居ても居なくても分からんし」

早苗「(涙が)出、出ますよ...?」

裕也「可哀想に、これで涙拭きなさい、汚したら訴訟な?はい訴訟」

圭一「デデドンッ!デデデデンデンデン!ドォォォォォン...起訴」

浩二「クゥーン...アーイキソ!勝↑訴↓」

知将「ポッチャマ...ポッチャマ...ポッチャマ...ポッチャマ...ポッチャマ...敗訴不可避ゾ」

早苗「提訴」

慧音「な、何の話をしているのか理解に苦しむが...」汗

妹紅「気にしたら負けって事さ」すっとぼけ

アリス「裕也が壊れちゃっ...た」限定

裕也「安心せい、壊れてねーよ」

アリス「なら一安心」

...何がよ?




ー理想ー
課長「第二の人生である幻想郷で平和な暮らしをあげるわあなたに...んにゃぁ~..」
ー現実ー
アリス「裕也は私のものよ!」ハイライトOFF
裕也「お前のものじゃない、俺は俺のもの」
妹紅「人形と一緒にお前も燃やしてやるよ!」OFF
紫「妖怪の賢者、舐めてかかっちゃ嫌よ?フフフッ」オッフ
霊夢「博麗の巫女、舐めてんじゃねーぞ?」
魔理沙「パパパッてやって、終わり!マスパいくぞ!」
・・・
・・

裕也「平 和 と は ?」威圧
課長「お兄さん許して!お兄さん許してぇ...」悲願
圭一「なんだこのオッさん!(驚愕)もう許さねぇからな?」
知将「よし!じゃあケツ出せ!」
課長「男に犯されるなんていやよぉ!」
知将「おっし!じゃぁブチ込んでやるぜ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第55話 海自の悩み、総理の苦労、なぁにこれぇ?

裕也「(仕事辞めちゃって)いーい?」
大介「うわぁぁぁ!(辞めるなコールの嵐が)来るっ!来るぅ!」
拓真「仕事辞めたら、人生終了だよ?」
裕也「仕事が...したいです...!」血涙


ー防衛省ー

海自幕僚長「皆揃ったかな?」

「揃ってますとも」

幕僚長「これより、会議を行う、議題{何故、海自は人気ないのか}だ」

「お言葉ですが宜しいですか?」

幕僚長「何かね?」

「少し前、雑誌で見たんですが、{海自は軍隊擬きの危ない集団}と掲載されてたので、それが原因かと」

幕僚長「出版社は?「秋田書店とKADOKAWAです」よし、殺れ」

「不味いですよっ!」

幕僚長「じゃあ何かね?」

「そもそも、何故そこまでこの自衛隊にこだわるんですか?」

幕僚長「...分からん」

「あ ほ く さ」

ーーーー

ー国会議事堂ー

 大集会室

拓真「・・・てな訳で、国防海軍を試験的限定運用を取り止め、正式採用とする」

自民党「総理にお尋ねします、現在、国防海軍の他に海上自衛隊があります、海自は如何なさるおつもりで?」

拓真「陸・空・海の3つが揃ってこその自衛隊であります、海自を解体まではしませんものの、海自の保有艦艇数の大半は国防海軍に移籍となりましょう」

G党「そんな事して良いのですか!?」

拓真「大丈夫だってヘーキだからヘーキ!」

BL党「そんな事よりこれから植民地にする(予定の)グ帝にイイ男、居るんだろうな?」

HM党「BL党と同じ意見よ」

拓真「見つけ次第犯せ」グ帝を植民地にするとは言ってない

「「FOO↑!イイねぇ!最高だよ!」」

拓真「という訳でお前ら立ち去れ」

「「はーい!」」

HM&BL党、退席。

淫夢党「総理にお尋ねしたい、我々のお頼みした「のか?「さぁ?」」下北沢政府の承認を!」

拓真「は?やだよ」

ーーー

幕僚長「このままだと海上自衛隊の誇りが...!」

「今、陸、空、海の自衛隊の中で志願率の高いのが陸です」

「何でだ?」

「何でも、第一師団に西住流の家元、西住まほ が長として指揮しています、美貌じゃないとですか?」

幕僚長「確かにそれは分からなくもない、あの子可愛いもんな、ワシが若かったら間違いなく彼女の所に行ってた」

「草」

「彼女の(一方的)想い人が国防海軍の聯合旭日艦隊 渚 裕也司令長官です」

幕僚長「何ぃ!」

ーーー

淫夢党「もう一度お願いします!下北沢政府の創設の承認を!何でもしますから!」

拓真「だからダメだって!お前ら淫夢党は文字通り、淫らな事しかしねぇだろ!そしてオ○ム真理教みてぇに下僕共を増やして国の顔に精○ぶっかけるつもりか!顔射か!?設立してナニすんだ!?手コキ足コキか!」フルストレート

淫夢党「オ○ム真理教はサリンを蒔く!なら俺達は○子!命の源だ!ぶっかけしてナニが悪い!?」

拓真「摘まみ出せ!それは中国で充分!「中国居ません!」ならグ帝で良し!腹一杯!」

警備員「「おk」」

淫夢党「その薄汚ねぇ手で触れてんじゃねぇよバァカッ!」

警備員『ガチムチの警備員50人相手に敵う訳ねぇだろ大概にしろ!』

淫夢党「我らは細マッチョで(特にケツの穴の)締まりがイイ男40人だ!やらせはせん!やらせはせんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

警備員「各自!プロテインを補給せよ!筋肉を捧げよ!」ムキィッ!

『応!』

拓真「ダンベル何キロ持てる?」

スタジオズブリ党「我らはアシ○カ(という宮崎 駿)を掘る為に生まれた者だ!そなたは、この神々の森(国会議事堂)に住む者か!?」

拓真「...去れ!」サン風に

A党「それマ?」

E党「嫌だなぁ~」

8党「総理!表現アウト!コレにて閉廷!」

6党「やれやれー!!」

堀逝党「やばいやばぃ」野獣

ぼくひで党「早く帰って宿題(要望書)しなきゃ」使命感

虐待党「おじさん達の事を本気でおこらせたねぇ!?」

ぼくひで党「虐待党やめちくり~!ダイナマイッ!!」     

淫夢君を崇拝する党「」ただ、静かに右拳を上げる(´・ω・)」

GOisGOD党「どうもこんちゃーっす」

ホモガキ党「俺達が求めるのは、穴は穴でも、男の穴だぜ?ウッホ♂イイ男(※拓真の事)だな♡」

拓真「やだ怖い...止めて下さい...!アイアンマンッ!」

ダディー党「ムッキュッ!オチンチンくださぁい!」

レズ党「ク○ニこそよ...あっ♡そこ♡」

拓真「神聖な議事堂ですんなこのボケナス共がブチ殺すぞクルァァ!」

レズ党「アァァァァァンッ♡♡♡」

ビチャビチャッ!

拓真「うっわっ!きったねぇ!」

ロリコン(直球)党「パ○パンびゃあぁうばいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」現在集団4545中

ドピュゥッ! プーンッ...

拓真「イカくせぇぇ!」

ショタ党「包茎のオチ○チン剥き剥きしてペロprしてぇ、おほぉ^~♡それで精通させてぇ~それでぇ~おほぉぉ~^たまんなぁーい♡」

くそみそ党「公園にベンチと公衆トイレの設置を!コレが無きゃナンパ出来ねぇ!そうだろ!?な!?」

拓真「同情求めんなクソ共が」

唇デカ過ぎ党「ブルァァァァァァァァ!サザエさんの穴子君と同じくして今日も我々の唇はデカぁぁいぃぃぃ!モールハブブリタァァニァァァァ!!」

拓真「日本語でおk」

マスカキ党「文字通りマスを書いてヤりますよぉ~」

拓真「マスカキ兄さん」

カウパー党「(ネバネバして)気持ちぃ...!」

ピンキー党「」ニコッ

拓真「心肺停止、訴訟」

コスプレ党「早くこんな下らねぇもん終わらせて秋葉原行きたいんだが?ほら、私達ってコスプレ党じゃん?コスプレしないと家族を食わせていけないからさ、まぁ、多少はね?「恥ずかしくないのかよ?コスプレして金稼ぐって」悲しいけどこれまた癖になんのよ、金になるかr「あっそっかぁ、悲しいなぁ」ダルォォ?」

冥土党「あの世、良いよね?」

天国党「ブッタとイエスが居るよ、とあるアパートの一室に」

地獄党「いちじく浣腸一杯あるよ!」

閻魔様「早く糞遊びしようや」

拓真「どこから湧いて出た!?」

石川県知事「何で俺はこんな所に居る?そして何故両手にいちじく浣腸が3本...はっ!?」

和歌山県知事「国会に何故私は要るのか20文字以内に誰か説明してくれ、...む?感じる...ナニかを感じるぞ...!」

岡山県知事「今日の朝5時に突然、メールくれた和歌山県知事で汚れ好きの土方の兄ちゃん(24)、浮浪者の石川県知事のオッサン(60)とワシ(53)、今日は明日が休みなんで、コンビニへ部下をパシらして(部下「(お前の金でコンビニで酒とツマミを買って来いとか)止めてくれよ...」金欠)

酒とツマミをしこたま買い込んで、総理の居る国会議事堂で盛りあってるぜ、そして総理達が議論してるど真ん中で、お互いのケツの穴に三本ずついちじく浣腸を入れあった、そして糞が腹の中をグルグルし、その我慢する痛みが快感に変わって思い切り糞をドバーッと出してから射精したんや、あぁ^~、たまらねぇぜ」

あぁ~^もぅめちゃくちゃ党「あぁ~^、もう(始まりから全てが)メチャクチャや、たまらねぇぜ」

野獣党「お前(日本)の事が好きだったんだよ...!良い世!来いよ!(明るい未来を)夢に掛けて夢に!...!(質問が)出、出ますよ?出しちゃって良いですか?ヌッ!「あーなるほど大体理解した(何も分かってない)」(明るい未来へ)イクッ!イクイクイクイクイクイクウッ!アッ!ハァァ! アァァァ!!!」(≧Δ≦:)

迫真党代表AKYS「俺が直々に、(日本の有るべき存在と進むべき道を)教える」

ブリーチ党代表KBTIT「(国と国民を)芸術品にしてやるよ...もう許せるぞオイ!」

拓真「マトモな党は1つもねぇのか!ちくしょうめぇぇぇ!」

秘書「もうやだこの者共」

拓真「呼んでもねぇ奴らも来てるし何なんだよ!」

「敗戦国の末路とはこの事ですね総理」

拓真「そうだよ」便乗

ーーー

「そして我々の要望した武器の配備だって...」

「突っぱねられる」

幕僚長「現状の武装で専守防衛は出来なくないが、不安は残るな」

「そもそも、艦艇は何と何が移籍したのか忘れたんですが」

管理部長「護衛艦いずも、かが、いせ、ひゅうが、イージス艦みょうこう、あたご、こんごう が私の分かる限り、正式な移籍ですな、あっ、次は最新鋭艦のイージス艦まや」

幕僚長「主力艦の殆どが移籍じゃねぇか!?新造艦まで盗られて堪るか!」

「移籍理由が...給料が良い、休みたい時に休みを申請出来る、階級が上がった、子供が喜ぶ、子供が学校で苛められてて、自衛官から軍人に変わった途端、苛められなくなった、等々ですね」

「不満だったのか!?」

「知りませんよそんな事..艦長達は喜んで我々に辞表叩き付けたんですから、ほら、ここに血の拇印が」

幕僚長「減り続ける給与とボーナス、上がりつつある酒税にゴルフ税に各税金、減っていく年金とお小遣いと孫へのお年玉と孫の笑顔と孫と会うこと、薄れ行く髪、ウスラーだな『ウスラー...』そして夫婦の営み、まぁ、セックスレスだ、そして思春期、反抗期まっしぐらの子ども達、相手にしてもらえなくて不倫という{(浩二「やっぱり僕は)王道を往く(、ソープ系ですか」)}奥さん、ウチの家内がソーナノ...(不倫)しちゃった...」

一同『あっ...そっかぁ...それもそうだな(同情)』

「私情をブチ込まれても困惑以外何も出、出ませんよ?」

幕僚長「まっ、ワシもしたけどな、不倫」

全員『おっそうだな』適当

ーーー

議論は核へ。

国民党「パパパッと殺って!終わり!」

SHINE党「(講和交渉なんて必要)無いです、(生かす価値も)ないです」

拓真「あっそっかぁ...↓おっそうだな」

N国党「さっさと核を(NHKとグ帝に)ブチ込んでやれば良いんだ!」

G党「ホウ酸団子食べる?」

瑞鳳党「食べりゅー!」

ショタ党「力いっぱい搾り取ってあげなきゃ...」使命感

拓真「搾り取るのは金にしろ」

KBS党「(賠償)金!暴力(による統治)!SEX(による士気の維持)!」

拓真「金と暴力は好きなんだがSEXも良い、が、俺は食だな」

秘書「...インポ」ボソッ

拓真「あ?」ガチギレ

ーーー

幕僚長「観艦式どうする?」

「止めて良いんじゃね?」

幕僚長「タメ口やめーや」

ーーー

葛飾署

菊地「はいはいはい、始まりました!正妻争奪戦!!!」

裕也「...もーどうにでもなれ」

圭一「選手紹介、早矢さん!」

早矢「負けません、最低限まほ さんには」

圭一「意気込み入ってますねー!次ぃ!」

まほ「なに、負けてもティーガーの主砲をぶっぱなせば良い事だ」

圭一「死んじゃうから止めようね!次!」

愛里寿「...ノーコメントで」

菊地「第一問、裕也が考えるKBSは何でしょう?」

まほ「金」

早矢「暴力」

愛里寿「セックス」直球

菊地「答えをどうぞ」

裕也「金と暴力と戦争、愛里寿、惜しいぞ」

菊地「おしい!次!裕也の趣味は!?」

早矢「車弄り」

まほ「戦車道」

愛里寿「釣り」

菊地「さあ答え合わせ!」

裕也「早矢と愛里寿はよーく分かっとる、車弄りと釣りだよ、戦車道?飽きた」

まほ「」

菊地「次ぃ!裕也の愛車は!?」

まほ「それ私に不利じゃないか!?「ソンナコトナイヨー」」

愛里寿「トヨタAE86 GT-APEX TWIN CAM16 前期3drカローラレビン」

早矢「トヨタAE86 GT-APEX TWIN CAM16 後期2drスプリンタートレノ、日産スカイラインRS-TURBO DR30 鉄仮面」

まほ「知らない」

裕也「正解」

菊地「次、裕也の戦車を答えよ、ほらいくどー」

まほ「19式戦車」

愛里寿「10式改90型特殊戦車」

早矢「存じません」

菊地「早矢さんがここでは答えられなかっ...たぁ!」

裕也「愛里寿と まほなら知ってて当たり前だな」

菊地「次!裕也の一日のオ○ニー回数はどれ程!?」

早矢「このゴミめ...私が直々に射て差し上げますから死になさい」

まほ「安心しろ、ティーガーで吹き飛ばせば跡形もないさ」

愛里寿「ボコをボコボコにするの、飽きた、だからお前を痛め付ける」

菊地「アイエェェェェェェェェェェェェ!?」

圭一「はい次!いってみよー!」

菊地「裕也は攻め派か受け派か?」

早矢「攻めしかないです」

まほ「受けだろう」

愛里寿「攻めしかあり得ません」

圭一「おk?」

裕也「正解、俺は攻め派だよ」

菊地「最後の質問!裕也はどう言ったプレイが好きか?勝った人は正妻一番目ね」

早矢「裕也さんは正常位と正面騎上位が好きですよ、一番奥まで届いて...思い出すだけでも濡れちゃいそう...私も虜になりましたから」フルストレート

まほ「のーこめんと(くっ!ついていけない!これが...磯鷲流か...!)」

愛里寿「...///」

裕也「動かなくて済むからな」

菊地「それで良いや、これにて閉廷!」

ガシッ!

菊地「へ?」

早矢「」ニコッ

菊地「あっ...」察し

早矢「逃がさねぇからな?」

裕也「!?早矢!?どうした!?」

ーーー

議会

拓真「おっし!じゃあ!結論言うぞ!」

一同『おかのした、オナシャス!』

拓真「しょうがねぇな(孫悟空感)俺が(話を)勃たせてやるか!耳の穴かっぽじってよーく聞けよクソ共」

秘書「総理のあるまじき言葉草」

拓真「敵が降伏してこない限り!徹底的、完膚なきまでに!無差別に!殺る!これにて終了じゃ!」

自民党『オイオイオイ!ちょっと待てや!』

便乗党『あっおい待てぃ!』

ブリーチ党代表KBTIT「殺っちゃったら芸術品が出来ないダルォ?」

秘書「ほらやっぱりブーイング」

ーーー

葛飾署

大介「...ただいま」

裕也「?どした?」

エリカ「実は・・・」

ー回想ー

葛飾区役所

大介「これさえ出せば...」

エリカ「夫婦、ね...独身期間短かったな...」

大介「まぁ良いじゃねぇか!ほら!行くぞ!」

・・・

・・

職員「すみません、こちらは受理出来ません」

大介「...あ?今、なんつった?」威圧

職員「ですから、これは受理出来ません」

ダンッ!!!

大介「ブチ殺すぞテメェ!訳を話せ!」

職員「この婚姻届を見てください、クシャクシャですよね?ですから、受理出来ないのです、お分かりですか?」

大介「え?  あっ......」

職員「本日はもう受理出来ません、後日、お越し下さい」

エリカ「...戻ろ?」

大介「...うん」( ;´・ω・`)

・・・

・・

~回想終了~

エリカ「・・・てな訳」

裕也「あらら...今日は奢るぜ、朝まで呑もう」

大介「あぁ、ありがとう」




アズレンのあべこべに憧れちゃ~^う。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その4

サルゥ!でも読める様に。


幻想郷に来て(感覚で)1ヶ月、人里に出向けば里の女に追い掛けられる生活を過ごしている裕也達、今日も今日とて朝のランニングで追い掛けられて女達から逃げる。

~人↑里↓~

浩二「捕まんな...捕まんなよ...!」

知将「当たり前だよなぁ、軽くランニングは良いぞ~これ」

圭一「何呑気に言ってんだこのサルゥ!」

浩二「というより裕也はどこなんだよ!」

圭一「アリスん家!朝っぱらから追い回されて既に昼頃だぞオイィ!てゆーかコイツらどんだけ体力あんだよ!誰一人脱落してねぇ!慧音ぇ!助けてくれぇ!」

追い掛ける女達『待ちなさい!今日こそは捕まえる!!!そして孕む!!!!本能のままに!!GOisGOD!!!』迫真

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!

 

「「「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!(この幻想郷にもGO絡んでんのかよぉぉぉぉぉ!!!)」」」

(GO「どうもこんちゃーっす!」)

浩二「助けてAKYS先生ー!もうムエタイおじさんなんて心の中じゃ言わないからさー!!!」

(AKYS「人間の屑がこの野郎ぉ...!俺をそんな風に思ってたんだな、今から幻想入りして、お前に罰を与える、覚悟しろ!」)

圭一「それ直接口では言う事になるぞオイィ!」

知将「おそうだな!!!(訳、おっそうだな)」

浩二「ファ!?良いすかぁ!?」

ーーー

ーアリス邸ー

アリス「裕也どこー? ん?このホコリ...」

裕也「どした?」

アリス「キャッ! なんで天井裏に居るの?」

裕也「天井裏に荷物を収納出来る様にしてるんだよ、ほら、アリスの人形作る素材、床に置いてるだろ?だからな」

アリス「あ...」

裕也「別に攻めてるとかそんなんじゃねぇよ?場所は有効活用しなきゃ、な?」

アリス「う、うん(あっやば、惚れそう///)」時既に遅し

裕也「さて、荷物入れて人里行こうか、欲しいのあるから」

アリス「うん!」

ーーー

(人里の)ー寺子屋ー

慧音「・・・であり、これが・・だな、寝てる奴はセカンドインパクトと特別大サービスでサードインパクトを頭にブチ込んでやるからな」

ミスチー(※ミスティア・ローレライ)「先生、店番あるので帰っていいですk「帰れ」ほな、さいならー」

ルーミア「慧音先生、助けなくて良いのかー?「助けなきゃならんのはお前達の頭の悪さ」そーなのかー「そうなのだ」」

ギャー!      悲鳴

タスケテクレェェ!    SOS

フザケンナッ!     怒り 

オンナニ オカサレル ナンテ イヤヨ オチンコ コワレルゥゥゥ!!! 悲鳴

 

ナキナサイ モットォォォ!   願望

フトイ チンポガオマンコ ニ ハイッチャウ!!   バベルの塔

 

オォォォォォンッ!!!    雄叫び

アナガキツスギル ッピィ!  挿入

ヨシ! (もっと奥まで)ブチコ ンデヤルゼ!震え

イイヨ!コイヨッ!    挑発

ケツノアナ ナメロッ!  挑戦

ウンッ!ミエルゥ!    感動

クサァイ!      臭う

 

     ☆ア☆○☆ル☆地☆獄☆賞☆ 賞与

  ウ ン チ ー コ ン グ って知ってる? 質問

(それ以上しゃぶられると精○が)デ,デマスヨ? 予告

ヤダコワァイ..ヤメテクダサァァイ..!         恐怖

ヌッ!!!                  射精

 

ケツアナ ナメナメ~♪  誘惑

タマタマ ナメナメ~♪  タマゴボーロ

・・・

・・

 

 

大妖精「先生?これは流石に...」

リグル「先生助けよ?「すまんがお前達!自習だ!」...て、あれ!?先生!」

⑨ことチルノ「チャンバラしよ!」永遠の⑨

コラァァァオマエラァァァァ!!!

 

ソウインタイサン!

(ウシチチ オンナが)ウワァ!クルッ!ウルゥッ!

ニガスカァ!

 

ズドォォォォンッ!←頭突き音 セカンドインパクト 

アァ...イイ... 逝去

タイチョォォォォ! 追悼

 

ヌワァァァァ ツカレタモォォォォォ!!! 犯され疲れた

 

フラン「?何してるの?」超久しぶりの出席

大妖精「...さぁ、知らないってはっきりわかんだね」感染

フラン「?」ノンケ

ーーー

人里の入り口

妹紅「おや?裕也にアリスじゃないか」

裕也「お、妹紅か、門番か?」

妹紅「ま、そんな所さ」

裕也「ちょっと建物作るから資材を買いに来たんだ、それついでに飯も食べようと思っててな、良かったら一緒に食わないか?奢るぞ」

妹紅「いや...奢ってもらえるのはありがたいんだが、慧音に門番を任されてる以上、サボるのはちょっとな...」

裕也「そっか...無理に誘っちゃ悪いしな、なら、今度にしよう」

妹紅「楽しみにしてるぞ」

裕也「おう、じゃ、行こうか」

アリス「えぇ」

 

妹紅「...やっぱりサボって裕也とアリスと行けば良かったかな...」

 

ーーー

ー寺子屋ー

圭一「助かった...ありがと慧音」

浩二「ありがとナス!」

慧音「何があったんだ?」

浩二「この辺をぉ、朝の日課でランニングしてたんすよ、そしたら女の人達が俺達について来てぇ、何時間もしぶとく張り付くもんだからバッチェ怖かったっす、辞めたくなりますよ~ランニング」

知将「スゲェ緊張したんだゾ~」

圭一「最近、空手の道場にも張り込みする奴が居るんだよなぁ...」

慧音「(もう一度集会開いとくか...)た、大変だな...」

浩二「(次は殺っちゃって)いーい?」

慧音「殺るのはダメだがヤるなら良いぞ?」

浩二「(遠野じゃバキバキに勃つけど女じゃ)勃たないんだよなぁ...なんでだろ?」

圭一「それはお前がHMでありSTRIDHGでもありイボが汚いからだろう」謎の推理

浩二「あっそっかぁ、なるホモな」

知将「納得するなゾ」

ーーー

資材購入後の一服

「はいお待ち!」

裕也「おっありがとさん 「ではごゆっくり」」

アリス「久々の団子ね 美味しい」

裕也「アリス、ちょっとそのまま..「え?」頬に着いてる...ペロッ うん、みたらしか」

アリス「え!?あっ...ありがと//(舐めるなんて大胆でしょ!)」

裕也「ほら、こっちのきな粉も上手いぞ、ほれ、食うてみ?」

アリス「あーん...美味しい」

裕也達を影から見る者居り。

霊夢「羨ましい...」

魔理沙「何してるんだ霊夢?」

霊夢「裕也さん大胆よ、アリスの頬に着いてた みたらし のタレを指で掬ってペロリと舐めたのよ!?」

紫「これは見逃せないわね」

魔理沙「訳分かんねぇよ!」

 

裕也「そろそろ行こうか、買いたい物買えたし」

アリス「釘にネジ、ノコギリに金槌、何するのかしら?」

裕也「ん?小屋作る「小屋?」そそ、前から作りたかったんだよなぁ~...幻想入りする前は忙し過ぎて自分の時間が無かったし、幻想入りした今じゃ何でも出来るしな!はよ帰ろう!おーいおばちゃん!お勘定!」

「はいよ、貴方男だからオマケして10銭で良いよ」

裕也「いやいや、オマケなんぞ良いよ別に」

「まーまー、良いから良いから」

裕也「分かったよ......はい、丁度ね」

「毎度あり」

裕也「さぁ、行こっか?荷物持つぞ」

アリス「これ位持てるわよ?寧ろ私が持たなきゃダメなのに...」

裕也「俺からしたらレディーファーストなの、だから大人しく荷物渡しとけ、ほれ」

アリス「う、うん」

裕也「軽いな...まぁ良いや、はよ帰ろう」

 

霊夢「裕也さん行っちゃうわよ!」

紫「追うわよ」

魔理沙「私帰って良いよな?」

「「ダメよ、帰ったら...貴女に明日が来ると良いわね?」」

魔理沙「だと思ったよコンチクショー!」

ーーー

ー人里出入口ー

妹紅「...(そろそろ(慧音が)呼びに来てくれても良い頃なんだが...そういえば輝夜が殺り合いに挑んでこないな、どうしたんだ一体...)ん?」

裕也「お?まだしてたのか?」

妹紅「まぁな、そろそろ終わるよ、所でその工具は?」

裕也「これか?小屋作るんだよ」

妹紅「小屋?何で?」

裕也「まあ、正確に言えば家作りたいなと思ってな、先ずは腕試しに小屋を作るって訳よ」

妹紅「なるほどな、何か手伝える事はあるか?」

裕也「いんや、今の所無いぞ?」

妹紅「そうか、何かあったら呼んでくれ、力になるから」

裕也「そりゃ頼もしい!そんときゃ頼む、んじゃ」

妹紅「あぁ」

ーーー

紫「先回りするわよ」

霊夢「場合によっては乱入するわよ」

魔理沙「私も参加するのかぜ?」

紫「4○、いいえ!アリスも入れて5○よ!」

魔理沙「裕也が完全ハーレムじゃないか!私は巻き込みゴメンだぜ!!!」

霊夢「ちょちょいのちょい!」ガッ!!

魔理沙「うっ...なぜ...!」

ドサッ

紫「隙間の中に入れときましょ、さぁ行くわよ」

霊夢「えぇもちろん」

史上最強で最悪のタッグ、コイツらに襲われたらその時、豚骨ラーメンに使われる豚よりも搾り取られる。

ーーー

アリス「すぐに始めるの?」

裕也「うーん...もう日暮れだしな...明日するよ、取り合えず天井裏の収納スペースをもうちょいしておきたいな」

アリス「分かったわ、晩御飯作るわね」

裕也「すまん、明日の朝飯は俺が作る」

アリスは台所、裕也は天井裏へ。

天井裏で作業していた所に目ん玉だらけのスキマが...やだ怖い...。

裕也「なんだこのキンモチ悪ぃモンは「は~い」何だ紫に霊夢か」

紫「今から呑まない?良い酒持ってるわよ?」

霊夢「私もどうかなと思って...」

裕也「すまんが今からこの回りの片付けして飯何だが...アリスー!紫と霊夢が来たばい!「はーい!」まぁ飯食ってから盛り合おう」

紫「それまで待ってれば良いのね?「そ」分かったわ」

霊夢「アリスの手料理久々ね」

ーーー

夜 人里 出入口

妹紅「...まだ呼びに来ないのか...」

慧音「すまん!すっかり忘れてた!」

妹紅「遅いぞ!「奢るから!」よし」

ーーー

知将「ホレ、見ろよ見ろよ、ホレ」

圭一「えっ何これは...」

浩二「俺の空手胴着と海パンじゃないか!」

知将「無縁塚とか言う所にあったんだゾ、それとコレも」

浩二「俺が睡眠薬を作る時に使ってたすり鉢!」

圭一「はぇ^~スッゴい...(無縁塚ってどこだっけ?)」

知将「銭湯いくゾ~」

浩二「あっ待って下さいよ~」

ーーー

アリス「お待たせ(迫真)、久々に和食を作ってみたわ!」

裕也「おぉ~ええやん 塩分少し高いけど..大丈夫だ問題ない」

紫「飲み合いましょう?」スッ

霊夢「うん、美味しい」

・・・

・・

紫「随分強いのね...」

裕也「この程度で酔う程ヤワじゃないぞ?ほら、まだまだ飲むぞ」

~81.0分後~

紫「もぅ...ダメ.」.ドサッ

裕也「だらしねぇなぁ?この程度かぁ?妖怪の賢者が酒の席で人間に負けるってどうよ?ホント 起きねぇと犯すぞー?(笑) ヒック」

アリス「裕也も酔ってるじゃない、手が震えてるわよ?」呑んでない

裕也「一升瓶6本も空けりゃ酔いが回ってくる...久々に深酒したな

ビリィッ!! んん?」

アリス「...!ちょ!どこ破ってるのよ!?ブラ見えてる!」

裕也「あれ?おかしいな、視点が合わねぇ...俺の手はアリスの腕を掴んでるけどなぁ「掴んでるのは私の胸よ!ムニュッ あっ..♡」まぁ良いかぁ」

アリス「女のmあっ♡胸なんか揉んで楽しいの?あん♡」

裕也「野郎の胸なんざ興味ねぇよ、胸なら俺は女の胸だ」

 

霊夢「」爆睡

アリスのご立派な胸を揉み、吸い舐めまくる事10分、アリスは5回程イク。

幻想入りする前の経験が物を言わせる。

裕也も男、そりゃ勿論、...勃起、しちゃいましてね。の状態だ。

我慢出来なくなったアリスは裕也のズボンのチャックをずり下ろしてムスコと初対面、顔を更に真っ赤にさせる。

裕也「無理にしなくて良いんだぞ?」

アリス「...」

ここまでくればナニをするか?

そりゃ勿論、お互いを刺激し合う。

毛の生えない○○○(規制中)を舌で舐め、指を1本づつ、ゆっくり入れて刺激させる。

アリス「ん...!」ブルッ!

裕也「(...綺麗だ)」ムラッ

たまに視線を紫と霊夢に向ける、霊夢は爆睡、紫は泥酔、(見た所は)大丈夫だ、問題ない。

まぁ、別に起きても良いんだけどね?

その時はその時って事で☆

 

既に刺激されまくったアリスはイきながらモノをしゃぶる。

裕也「う!...(まどろっこしい..こりゃ口じゃイけねぇな、しゃーない、本気でイくか)アリス、そろそろ...」

アリスは目を合わせるのが恥ずかしく、無口で頷き、ベッドに仰向けになり足を開く。

そして裕也はゆっくりと近付き、己のをアリスに。

裕也「(寸前の所で引き抜くか、ゴム無いからちょいと不安だけど)いくよ?」

 

アリス「ん...あっ...(思ったより痛くない...)♡」

裕也「...よし、全部入った、ゆっくり動くよ それ」

お互い完全真っ裸なので霊夢や紫にバレれば乱入される、見られたらどうしようという事に興奮するようだ。

ゆっくりと動くなかでも、久々であり、何分初めての子となので、いつもより早くに果てる。

裕也とて例外ではない。

ーーー

ースキマの中ー

魔理沙「クゥーン... ドンッ!衝撃 ウグッ!!いったぁぁい!」

痛む頭を押さえ、当たりを見渡す。

魔理沙「相変わらず気持ち悪いスキマの中なのぜ...さて、ここからどうやって脱出するか...キュピーン! !!! おっしゃ!マスパぶっぱなすぜ!」脳筋

チャキッ

魔理沙「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

カッ!!!!!

ーーー

霊夢「...(やばい、起きようにも起きれない...)」現状維持

紫「(ある程度酔いは覚めたけどナニしてるのよ!あの二人は!!)」

アリス「あ♡あ♡あんっ♡そこ♡だめぇ♡いっ♡」

裕也「おやおや?この程度かなぁ~?ほれ、こ↑こ↓も弄ってあげるよ、ほら」

キュッ!

アリス「あぁぁぁぁん!!!♡」

「「(ひじょーに気まずい!そして濡れる!熱い!)」」

裕也「あーやべ、そろそろ1発目出すぞ!   くっ!!」

アリス「あ!♡いっ!くぅ♡♡」

中には出さず外に出す。

それは 当 た り 前。

デキたら責任取れんもん、いや、ヤる時点でアレだけどさ。

まぁ、多少はね?

裕也「(あっぶねぇ...後ちょっとで中に出す所だった... ん?)」眼光

紫「(凄い...こんなに出るものなの...!?)」起きてるけど

霊夢「(顔に掛かっちゃた..)ペロッ(に、苦い...でも...癖になる...)」起きてるけど

ーーー

ースキマの中ー

魔理沙「...駄目でした!」

デデドンッ!

魔理沙「どうすれば良いのぜ!?アレか!?S○Xもしくはオ○ニーしないとこ↑こ↓から出られないって事なのかぜ!?いやいやいやいや!!!!それは無い!断じて無い!!!」

ーーー

裕也「...」

アリス「?どうしたの?」冷静

裕也「...おい、お前ら起きてるんだろ?起きてるなら脱ぎな「え?ナニを言ってるの?」コイツら起きてる「え!?」」

紫「い..いつから気付いてたのかしら?「最初から」」

霊夢「ば、バレてたのね...」

裕也「さてどうする?俺はまだヤれる、俺とするか、このままアリスとイチャイチャしてる所をマジマジと股から愛液垂らして傍観するか、さぁどうする?俺としては後者だな」

紫と霊夢は裕也のビンビンのイチモツ見つめ、ヨダレを垂らしつつ考える。

紫「(答えは勿論ヤりたい!だけどヤっちゃったら妖怪の賢者がアへ顔決めてしまう..!!)」

霊夢「(ヤりたい!だけど巫女は確か処女じゃないとダメだった様な気がでもあの守矢産ピーマンには先を越されたくない!)...!」

アリス「あっ...♡」

裕也「ホントに良い乳してるよ「母乳出ないわよ?」弄り甲斐がある..」

チュー♡

紫「あぁもうダメ!裕也くん!今すぐ挿入れて!」ムラムラMAX

霊夢「私も!!!」ムラムラMAX

裕也「しょうがねぇな、ほらいくどー...(孫悟空)」酔いMAX

・・・・

・・・

・・

~朝~

裕也「(ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)...ヤっちまった...」賢者モード

目の前にはグッタリとするアリス・紫・霊夢の三人。

取り合えず

この出来事は{何故か}新聞(普段は捏造だらけ)に速報として出回り、幻想郷の女達全員に衝撃(と謎の希望)を与えた。

そしてその日から裕也は幻想郷中の女達の的(意味深の)になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー数日後ー

ー博麗神社ー

霊夢「ねぇ紫、魔理沙知らない?全く来ないんだけど..」

紫「魔理沙?    あっ!...スキマの中に入れたままだったわ!!!急いで出さなきゃ!!!」

霊夢「何で忘れてんのよこのスキマババアァァァ!!!」

紫「ババアじゃないわよ!お姉さんでしょ!言い直しなさい!「断る!」後で覚えときなさい!!!」

ースキマの中ー

魔理沙「クゥーン...アーイキソ(逝き)(何で...こんな目に合わなきゃならんのぜ...)」




ヤりたい時はヤれる、それが あべこべ幻想郷 (個人的感想
もしあべこべの幻想郷に行けたら真っ先にアリス、紫、妹紅に会いに行きますねうん(確信)
あぁ^~、4○したいぜ。 (土方風)
おぜう様は相変わらずうー☆うー☆言ってますこと。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その5

見切り発車はお約束。
サーセベリア(植物)でも出張料理人中野が(ヴォエェッ!な)料理作りながらでも読めるように。


ーあんな事やそんな事やチョメチョメな事が起きて魔理沙が(餓死寸前で)無事に助けられた数日後ー

ー博麗神社ー

紫「・・・・という事があったのよ、ねぇねぇ?今どんな気持ち?先を越されるってどんな気持ちぃ?www」

どこかの亡霊「何ですって!?」

どっかの亡霊の従者「なっ!?」

どこかの賢者の式神「紫さまが!?」

守矢産ピーマン「霊夢さんが!?」

紅魔館の図書室に居る紫モヤシ「アリスが!?」

おぜう様「私の運命は見えなかったわよ!?」自ら出張

咲夜「(メイドのご奉仕(意味深)でなら...イける!)!」随伴

「「「「「「(※裕也の事)男とヤったぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」」驚愕

亡霊「紫...(男性が)可哀想に...そこまで溜まってたのね...」

賢者の式神「紫様はとうとう再起不能に...」

紫「何とでも言いなさい、私は寛大よ許してあげるわ」

「「スキマババア!・行き遅れ!(ブーメラン)・加齢臭(ぅ)・ストーカー・オナリスト(ブーメラン)・変態「貴女達死になさい。そして、殺す」やっぱりぃぃ!ぎぃゃぁぁぁぁぁ!」」

式神「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

(「はい藍しゃま!」)

守矢産ピーマン「これは有り得ません!正に奇跡!!」

霊夢「でも事実は事実よ、受け止めなさい..」ミサト風

守矢のカエル神「私たちに春来るってかな?」

守矢の神「まぁ、そうなるな」

紫モヤシ「あんな人形で性欲満たしてる奴に○女を卒業出来るなんて有り得ないわよ!!」

永遠亭の医者「紫より長く生きてる私でもまだなのに...!」

永遠亭のニート「誰よその男性は!私の相手に相応しいの!?」

永遠亭の働き兎「この発情を...やっと発散出来る!(聞いただけでめっちゃ濡れました!)」

永遠亭のイタズラ兎「いやいや姫様には振り向かないと私は思うウサ、だってニートだし」

亡霊「経緯を教えてもらえるかしら?気になるわ~」

紫「私とその人と一緒に呑んでたのよ、そして私がお酒は強い筈なのに負けて私は泥酔したわ、そして気づいたらアリスとその人が合体してたわね、そして私と霊夢も合体したわよ///」

霊夢「今何をしてるのかしらねぇ...今夜も行こうかしら」

紫「今度は持ってきた奴よりもキツいお酒を用意しましょ、フフフ」

亡霊「紫!友達として私も紹介してほしいわ!」

紫「考えておくわ、幽々子」考えない

式神「紫様!私にも!」

紫「分かったわ、藍」

おぜう様「所で、肝心の裕也達はどこかしら?何故か運命が読めないけど」

紫「裕也君はアリスと一緒に居るわよ多分今頃あんな事やそんな事ヤってるに決まってるわ私もホントはこんな下らない会談終わらせて良いお酒持って裕也君と一緒にどんちゃん騒ぎたいしベッド上でのどんちゃん騒ぎだって今すぐしたいわよあのテクニックはホントに凄かったわもう語れない程に凄くってあーもう濡れそう」

(おぜう様改めて)レミリア「夜は長持ちしそうね、カリスマ性の高い私をイかせられるかしら」

霊夢「凄かったわよ、というより、レミリアには残念だけど、裕也さん達の眼中に入ってないわよ、初対面が問題だったようね、あぁいう態度の奴が一番嫌いで○したくなるってね」

ーーー

ーアリス邸ー

アリス「あ.♡」

そこには顔を赤らめる少女(美女)が一人。

裕也「...」

無口で後ろから少女の胸を朝御飯食べてからずっと揉み続けるクズ野郎が一人。

紫の言ってる事はあながち間違ってない。

アリス「そろそろ止めt..んっ♡♡」

裕也「ごめんけど無理、俺の手がアリスを離したくないと叫んでるんだ」

アリス「手は叫ばないわよ..(ホントに手慣れてるわ//あっダメ♡イきそう...♡)」

その後は流れにそって6発。

ーーー

「あやや!これは記事になりますね!(そして今夜のオカズ!)」

※後日、新聞をばら蒔き、それを見たアリス(上海、蓬莱を操作)に半殺しにされ、トドメとして裕也滅茶苦茶にボロカスに言われた。

裕也「このアマァ!!」

「あひぃぃぃ!」歓喜

アリス「喜んでるわよ...凄い性癖ね」

裕也「帰ろっか、こんな奴ほっといて良いよ、次は斬るから」

アリス「うん」

ーーー

ー人里ー

迫真空手道場

浩二「...暇っすね」

知将「練習サボるんじゃないゾ!」

浩二「何で幻想郷来てまでムエタイおじさんの真似しなきゃいけないんですかねぇ「よう、田所」ヌッ?」

ムエタイおじさん事、AKYS師匠参上。

浩二「ファ!?」

AKYS「約束通り、お前に罰を与える為に幻想入りした、覚悟しな」

知将「お久しぶりなんだゾ~師匠」

AKYS「おうMURか...ん!?MUR何でここいるんだ!?」

知将「実は・・・」

ポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマポッチャマ・・・

知将「・・・だゾ」

AKYS「なるほどな...おらぁぁぁ!!!」

浩二「逝く逝く逝くぅ逝くよぉ逝くぅ!!!」

・・・

・・

浩二「クゥゥゥン...」ボロボロ

AKYS「さて...罰も与えた所だし、帰るか、おいMUR、その博麗神社まで連れてってくれ」

知将「良いゾ^~これ」

浩二「あっ待って下さいよ」復活

ーーー

ー寺子屋ー

圭一「・・・て事で、チルノ、答えてみな」

チルノ「えっと...+10-11は...-21!」

リグル「チルノはやっぱ凄いや!」

圭一「チルノは凄い(馬鹿で手遅れだ)な!」

チルノ「えへへ!」

圭一「答え-1だけどな!」

大妖精「チルノちゃんチルノちゃん、バカにされてるよ...」呆れ

ルーミア「ミスチーはどーしたのだー?」

圭一「店番だとよ「そーなのかー」そーなのだー」

ガラッ! 迫真

慧音「圭一居るか!?」

圭一「ん?今授業中だぞ?どうした?」

慧音「お前達!またですまんが自習するなりしてくれ!圭一!急いで博麗神社に行くぞ!」

圭一「おっ、おう..」

ーーー

アリス邸

 

裕也「...よし、寸法もバッチリ!」

アリス「裕也、魔理沙が「よ!」」

裕也「ん?どうした?」

魔理沙「迎えに来たぜ!紫が裕也を連れてきてくれってな!」

裕也「しょうがねぇなぁ「早く来いよ!後でな!」は?」

アリス「...行っちゃったわね」

裕也「言われた通り、博麗神社に行こっか」

ーーー

ー博麗神社ー下

AKYS「ほぅ?ここがお前の言う神社か...とても古き良き神社だな」

浩二「良いっすかぁ~?ゴッ!! オォォンッ!!」

AKYS「お前ちったぁ黙れや殴るぞこのステハゲ」

浩二「既に殴っt「あ?」(何でも)ないですないですスミマセン許して下さい何でもしますからその拳を下ろして下さい」

知将「師匠早くしろー」

ーーー

慧音「紫!来たぞ!」

妹紅「あれ?慧音じゃないか「妹紅も居るのか」」

輝夜「ホントに男居た!?「あっクソニートやん」クソニート!?」

ハヤク アガッテ クルン ダゾ

ミウラ ハヤイッスネー

紫「この声は...知将くんかしら」

知将「おっ?紫さんに皆、どうしたんだゾ?」

AKYS「歴史を感じさせる神社じゃねーか、て、おいおい、女ばっかじゃねぇか...」

紫「あら♡凄い良い男性ね♡」

AKYS「すまんが俺を元の世界に戻してくれ、弟子に色々してやらなきゃならんからな」

藍「お気持ちはお察し致しますが、紫様はまだ力を貯められておりますので時間が...」汗

アシ ダイジョウブカ?

エェ...

紫「裕也くんも来たようn...え?」

霊夢「どうしたのゆかr...は?」

幽々子「どうしたのよ2人とm...あら~♡」

半人半霊「どうされましt..ミョォォォン...♡」

 

アリス「もう大丈夫だから下ろしてよぉ...///」

裕也「いーや、さっき足を挫いておいて大丈夫な訳無いじゃないか、帰りもこうやって帰るからな」

アリス「(あぁ!もう幸せぇ!いつ死んでも良い!(上海「バカジャネーノ?」)魔理沙!パチュリー!ゴメンね!私は一足先に女になったわよ!悔い無し!)」カァァァ///

 

紫「なんて羨ましい事を...!?」

霊夢「お姫様抱っこだと...!?」

幽々子「あらあら~♡スッゴくイケメンじゃない、お姉さん惚れちゃった..♡」(*´∀`*)ポッ

妹紅「(今度絶対甘える!ホントは今すぐ甘えたいけど!)」

輝夜「...濡れちゃった...!永琳、替えの下着、頂戴な」

永琳「(姫様の下着なんて持って)ないです」即答

 

裕也「紫、霊夢、済まない、遅れてしまった」

紫「き、気にしないで ウラヤマシイ」ボソッ

霊夢「さ!上がって頂戴!」

・・・

・・

~居間~

裕也「驚いた、まさかAKYSさんも幻想入りしたとは...」

AKYS「俺は野獣に罰を与える為だけに来たんだ「なぜ幻想郷に居ると知って?」何でだろうな、俺も分からねぇ」

紫「AKYSさm「秋吉で良い」分かりました、この幻想郷の過去から今をお話しますわ」

 

 

ゆかりんお話し中

 

 

AKYS(悔い)改めて秋吉「成る程な...この幻想郷には強い奴(男)は居ないのか...」

浩二「鬼なら居、居ますよ..」

秋吉「何ぃ?」

裕也「女だけどな、多分メッチャ強い」

秋吉「鬼か...そんなに強いのか?」

紫「えぇ、この幻想郷の中でも最上位の(特に性欲が)力を持っていますわ、秋吉さんがご満足なさる程のお力を持つかと..」

秋吉「...そうか」

裕也「あっそうだ(唐突)秋吉さんって下の名前何て言うんですかね」

秋吉「下の名前教えてなかったっけか?」

浩二「ないです」

知将「ないゾ」

裕也「ないっすね」

圭一「ない」

秋吉「和人だ」

※(ホントか知ら)ないです。

秋吉「紫さん、と言ったか?その鬼がいる場所に案内してくれないか?お手合わせ願いたいものだ」

紫「!ダメですわ!死にますわよ!?」

!!!「大丈夫だってヘーキヘーキ!」

GO参上

秋吉「GOじゃねえか」

紫「キャー!イケメン!」

早苗「うわぁぁ!本物のGO様だぁ!」

霊夢「確かにイケメンなのは賛成(チャラく感じるけど)」

GO「どうもこんちゃーっす、名前なんてぇの?」

紫「紫です♡」

GO「30分で、5万!」

裕也「やめたれ」

GO「秋吉が鬼にやられると思ってるのかい君達は、そんな訳無いじゃん...常識を考えるとそうなんだけどさぁ?ね?常識に囚われないのが秋吉なんだからさ」

紫「そ、そこまで言うなら...藍、案内しなさい「分かりました」」

藍&秋吉、退出。

裕也「藍さんの尻尾モフモフしてて気持ち良さそうだな...」

圭一「確かに」

紫「気持ちいいですわよ」

裕也「今度触らせてもらお」

圭一「俺も」

知将「そうだよ」便乗

浩二「ですよね」

※後日、藍は滅茶苦茶にモフモフされムラムラする事をまだ知らない。

ー2時間後ー

藍「紫様、ただいま戻りました」

紫「どうだったかしら?」

藍「信じられませんよ!?強過ぎます!鬼が総出で掛かってくるのに平気な顔して倒していくんですよ!?」

ー回想ー

秋吉「そんなんじゃ虫も殺せねぇぞ」

「ば!馬鹿な!」

ガッ!!!

「コレでもどうだ.!?...何!?」

秋吉「カスが効かねぇんだよ!」無敵

勇儀「おりゃぁぁぁぁ!!!ドカァッ!!! 殺ったか!?」 

 

秋吉「良い身体してんねぇ!ムニッ「そこ触るな!」だけど、そんなんじゃ蟻すら殺せねぇぞ?オルァァ!オルァァ!」

「つ、強すぎる...!」

秋吉「お前らは俺のおもちゃで良いんだ上等だろ」

藍「」

ーーー

紫「それで、秋吉さんは?」

藍「それが...簡単に倒した伊吹萃香と星熊勇儀を筆頭に追い回されてます...恐らく堕ちたかと」

紫「馬鹿っ!すぐに助けにいきなさい!!!」

GO「大丈夫だってぇ安心しろよぉ!」

浩二「俺達の師匠が簡単に襲われる訳ないっしょ!」

知将「当たり前だよなぁ?」

裕也「お前らが言うと嫌な予感しかしないんだがそれは」

圭一「汚物と不安要素の塊」

ーーー

ー地底ー

秋吉「...(めちゃくちゃヤベェ...今まで生きてきた中でこれ程危機を感じたのは初めてだぞ...!KENどうにかしろ!(KEN「知らねぇよムエタイおじさん!」)お前ブッ殺す!)」

 

「どこ行った!捜せぇ!探して一発ヤるんだ!あくしろよ!」

「たかが人間だ!すぐに見つかる!」

「あの男!大きいぞ!(ムスコが太くて)絶対気持ちいい!」

萃香「初めて卒業出来るねやっと」

勇儀「私を惚れさせた男はあの男が最初で最後、絶対に離さないからな!待ってな!」

秋吉「(誰が待つかこの野郎!誰か来てくれよなぁ!頼むよぉ!)」

ーーー

裕也「......」

アリス「?どうしたの?」

裕也「...紫、どうも嫌な予感がする、一刻も早くスキマで秋吉さんを連れ戻さなければ、最悪の場合...二度と戻って来ない」

圭一「勘が鋭いな、そして奇遇だな、俺も感じた所だ」

紫「そうね「それと、俺達をスキマで送ってくれ、探してくる」何ですって!?」

霊夢「危険よ!」

裕也「俺達は幻想入りする前から隠密行動の訓練はやってきてるんだ、そして対人戦闘は元から得意なんだ」

魔理沙「人じゃなくて鬼だぜ!」

圭一「コイツに言っても無駄だぜ魔理ちゃん、二足歩行するもんは何でも人間と捉える程の馬鹿から「殺すぞ?」ナンデモナイヨー」

アリス「裕也、通信の役目として上海を預けるわね「シャンハーイ!」」

裕也「あぁ、ありがとう、上海、宜しくな「シャンハーイ!」よしよし」

紫「あまり乗らないけど...分かったわ、送るわね」

「「オッスお願いしまーす」」

浩二「俺のセリフ奪うなー!」

・・・

・・

ー地底ー

良く分からない所。

圭一「さぁさぁやって来ました不明な地底に」

裕也「なんかあそこにはぇ^~スッゴい大きな建物あるぞ」

圭一「地霊殿じゃね?」

裕也「ふーん...」興味なし

圭一「ちょっと さとりちゃん見に行ってくr「下心丸見えだぞコラ」気のせいだっての」

裕也「俺たちゃ秋吉さん見付けてはよこの地底から脱出せにゃならんのだ、パパパッてやって、終わり!にしようや」

圭一「それGOのセリフ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~青年、秋吉(AKYS)捜索中~

 

 

 

圭一「おい、あそこに鬼の集まりが」ボソッ

裕也「近付くな、見つかるぞ、でも、あそこの近くに秋吉さんが居る気配がする」ボソッ

圭一「暫くはここで気配を消す」ボソッ

裕也「あぁ、くれぐれも見つかんなよ、見つかりゃ俺達も秋吉さんもこの地底でお陀仏だ」ボソッ

圭一「お前も見つかんなよ、お陀仏するなら慧音に看取られてのお陀仏が良いな」ボソッ

 

 

 

萃香「...」

勇儀「どうした萃香」

萃香「何かもう二人、男の気配が...人間の」

勇儀「そうか、もう少し増員するか?」

萃香「いや、その必要はないよ多分」

 

 

 

裕也「(奴等(鬼達)...何故あの場から離れない...?)」

圭一「(まさかバレているのか...?いや、俺も裕也も秋吉さんも気配を消すなんて朝飯前だ...見つかるなんて有り得んぞ..)」

裕也「圭一...」ボソッ

圭一「何だ...?」ボソッ

裕也「俺が囮になって奴等を引き付ける、その間にあの場を探し回れ、間違いなくあの場に秋吉さんは居る」ボソッ

圭一「お前の事だからあり得んがもし、捕まればお前はどうする?」

裕也「この世界は女ばかり、性欲モンスターの集まりだ、捕まって犯されるならその時は...アリス達には悪いが」ボソッ

圭一「そうか」ボソッ

裕也「時間がねぇ、やるぞ「場所は最初に降りた場所でいいな?」あぁ、後でな」

 

ホラホラオニサーン!

? !!!イタァァ!!

オエー!ニガスナァァァァ!!!

オソスギルヨォォォォ!?

ハヤスギィィ!!

アッ,ヤベ!

スキアリィ!

ザンネンダ.

ナニィ!?

 

圭一「..流石裕也だ、さて、行くか」ダッ

 

 

 

 

 

圭一「ムエタイおじさーん!「誰がムエタイおじさんだクルァァ!!!」おっ生きてんじゃーん!」

秋吉「取り消せ!その言葉!」

圭一「取り消してここで搾り取られて死ぬのと生きて地上に上がるのどっちが良い?」

究極の問題。

秋吉「ちっ、しゃぁねぇな」即答

圭一「おっし!決まり!ほらいくどー!」

 

 

 

 

 

 

裕也「はぁ...!はぁ...!はぁ...!(撒いたか...?流石にここまで来れば奴等も...)「やぁ」ん?」

 

緊急速報:伊吹萃香に見つかる。

 

裕也「お..おう...」焦り

萃香「何も逃げる必要無いじゃないか、ただちょっと遊ぼうと思っただけだよ?いやホントに ジュルリッ」

裕也「(考えてる事が手に取る様に分かるわアホ!)ふーん...あっ(唐突)そろそろ行かなきゃ、ではさらb「逃がさないよ」離せバカヤロー!」

「オルァァ!」

 

ゴッ!!

 

秋吉「渚!無事か!」

裕也「!秋吉さん!助かった!」

圭一「萃香やん!..ちょっとスカートの中をご拝k ゴッ!! 痛ぇぇ!」

裕也「秋吉さん!コイツ囮にしましょうや「そうだな」」

圭一「やめちくりぃぃぃぃぃ!!」

裕也「上海、スキマを頼むよう伝えてくれ「シャンハーイ!」」

ーーー

アリス「!紫!スキマ!」

紫「分かったわ!」

ーーー

圭一「お!スキマや!アレに入れば勝ち確!」

秋吉「ホントか!?」

裕也「ええからはよ入れy マテェェェェェェェ!!!! ヤベェもう見つかった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕也「ふぅ...これにて一安心「だと良いね」」

圭一「」

秋吉「」

裕也「」

 

 

 

 

 

 

萃香「や♪」

 

 

 

 

「「「...うそやん...」」」

裕也「脱ぐか...「あぁ..」「そうだな..」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ!!!来るなら来いやぁぁぁぁぁぁ!!!」

「バッチコォォォォォイ!!!!」

「いいだろお前成人の日だぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       \アッーーーーーー!!!!♂/

      \ンアァァァァァァァァッ!!!♂/

     \やだっ!やだっ!やぁぁぁぁぁ!!♂/

・・・・・

・・・・

・・・

・・

続く




24歳、じゃけん学生やりましょうね~。
邪淫って、知ってるかい?
邪淫は、止めようね!
あっ、そうかぁ、やりてぇなぁ~。
なんでやる必要なんかあるんですか。正論
そうだよ。便乗
アリス(のたわわな胸)に飛び込みたい...飛び込みたくない?
妹紅にも飛び込みたい 欲望


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第56話 (超久々)ラクスタルの日記...

壊れる課長可愛い(健前)洗脳済み
エリカ可愛い(健前)ガルパン良いぞ
ほな、イクでー?


○月×日

私は日本艦隊に敗れ、捕虜となった。

ショック以外何も無い、それはそうだろう?

今まで一度も負けを経験せず勝ち続けていた。

この日記を書く前の私は日本海軍、恐れに足らずと思っていたのだ。

その時の自分に会えるなら目に入り次第、殴り飛ばすだろう(確信)

爪剥いで前歯叩き折ってロウソク垂らして鞭を振るって、そしてその他etc..

まぁ...全身に包帯を巻かれてる今は無理だがな

 

○月△日

捕虜になり数日が経った。

まぁ、日記も飛ばし飛ばしなんだがな。

身体はまだ万全になく、少し身体を捻ると皮膚が破れ出血が止まらず痛む、軍医のタドコロが良くしてくれてるお陰で幾分は良い。

捕虜の扱いに関しては、我々では想像出来ない程良い。←ここ重要

 

○月□日

乗組員からこの艦の航路を聞くと祖国に帰投していると聞いた。

さて、どんな所かこの目でじっくり見物させてもらおうと思う。

しかし、ベッドからは出られないのがアレなんだがなぁ...。

 

○月&日

軍医のタドコロ(野獣先輩)にクルマイス(※車椅子)という怪我人を運ぶ物に乗せられて甲板に出た。

暫くぶりの潮風を浴びて気分が良くなった。

このクルマイスというのも怪我人や障害を持つ人には優しい乗り物だ。

我が国にはそんなものは無い、帰ったらこういう物を作って人の為になる事をしよう。

 

○月w日

私が目覚めた時、日本艦隊は祖国の母港に到着していた。

私はまだ怪我の状態が酷いらしく、直ぐ様車両に乗せられて病院へ搬送された。

車両から見る景色に衝撃を受けた。

100~200メートルはあるだろう建物があちらこちらにあり、祖国では見る事が少なく、持っていれば皇族や貴族、成金とまで言われる車がバンバン走る、そしてデザイン性にまた衝撃を受けた。

国民の9割が車を持っていると言う事にもまたまた衝撃を受けた。

そして車の騒音性や機動性もデザイン性も燃費も維持費も我が国の車両と比べてしまうと、はっきり言えば我が国のは玩具だ。

 

○月ww日

昨日の日記を書く事が出来なかった。

私はあくまで軍人であり一人の人間でもある。 意味不

 

○月www日

日本国の内閣総理大臣と面会した。

国のトップともあろう方がそんな腰を低くしてどうするのかと思うが、この人当たりの良さの塊が国を指導していくから国民はこの人についていくと確信した。

 

△月○日

月が変わり、私の身体も良くはなってきた。

私は捕虜としてもう感覚的に1~2ヵ月は経つ、私の担当である刑務官に部下達の事を聞いたが、今思えば聞かなかった事としている。

ーーー

ラクスタル「私の部下達はどうなってるのですか?」

刑務官「残念だが...あの人達(阿部&田所)から選ばれた男は雌になっとる」

ラクスタル「は?」

刑務官「ホモ、同性愛者に選ばれて四六時中、掘削中って所だな」

ラクスタル「はい?」

刑務官「止めたよ?まぁ、多少はね?」

ーーー

△月×日

今日からリハビリが始まった、暫く振りに立つのだから足に力が思う様に入らない...支えとして居てくれたナースのお姉さん良いな...。

柔らかかった。

 

△月a日

リハビリを始めて暫く経つ、身体も前よりは思う様に動く。

ナースのお姉さんが優しいから思わずついつい頑張って無理してしまう。

いかんいかん、私には愛する妻と生まれてまもない一人息子が居る。

それを忘れてはいかん。

無事に帰れたら目一杯抱き締めたい。

 

△月d日

私は病院を退院し、直ぐ様収容所に移送された。

病院の時よりは不便であろうが、祖国の収容所よりはマシだと言うのは分かっている、が、やはり抵抗がある。

 

△月e日

久々に部下達と顔合わせが出来た事を喜んだ。

が、一番目に聞いた事を今も尚後悔しているのだ。

ー回想ー

ラクスタル「お前達、どんな感じだったか?是非聞かせて欲しい」

「...ごめんなさい、聞かないで下さい」まだノンケ

ラクスタル「?」

「我々一同、軍医のタドコロとアベに数時間おきに掘られました」

ラクスタル「...は?」

「ちょうどその時宴会(収容所の(艦長の)歓迎会)があったんですけども」

「アベに襲われてですね」

「トイレに(無理矢理)引きずり込まれて」

「フェラさせられて(仕返して)...」

「バックで掘られて(掘り返して)」

「身体が小さいからかヤリやすかったんでしょうね」

「そして{薔薇族}という本で勉強して、タドコロさんと、屋上に、遊びに行きましたね」

ラクスタル「お前らいつからホモ..になったんだ!?」

『お恥ずかしい話ですが...痛気持ち良かったです///』

ラクスタル「(コイツらスゲェ変態だぜ)...」

「それが何とも、痛気持ちいい、ですね」

ラクスタル「(お前達のアへ顔が)おぉ、見える見える」震え

「そしてお尻の拡張が癖になりまして///」性癖開花

「あっ!(唐突)オナニーは、週一回若しくは二回です!はい!」

「えっ!最初は本で、後は想像しながらと両方、両方あります、はい」

「やはり感じる場所はおっぱいですね」

「そこを人差し指で触る(と)血が出て、紙で拭くと、血が、ついてしましてね、その痛いのが、気持ちいいと言うか..ピンピン勃っちゃいますね」柔らか乳首

ラクスタル「(生きてて)恥ずかしくないのかよ」呆れ

「おまんこぉ^~」

ラクスタル「(良い歳して)恥ずかしくないのかよ...」恐怖

「おっ..おっぱげた!」

ーーー

ー回想ー

ー田所病↑院↓ー

野獣(兄)院長「田所先生(我が弟よ)、怪我人として見てきたラクスタル(♂)さんの容態はどうですか?」

田所「そうですねぇ...(傷のかさぶた は)少々柔らかめですが、大丈夫です」

野獣(兄)院長「えぇ...それで良いのか...?」困惑

田所「あ、良いっすよ別に!ヘーキヘーキ!だって困るの俺じゃないし」屑の極み

ーーー

□月○日

収容所生活が始まり10日、傷もある程度は癒えて(尻の痛みは何故か癒えずで)身体に自由が戻ってきた、これもあの人(田所)のお陰だろう。

 

□月×日

収容所生活も最初は色々と困った事もあったが、それも何とかして普通の生活をしている。

収容所の食事は不味い、帝国の収容所に一度だけ視察してその際に食べた事がある。

本当に不味かったのだ。

収容所での食事は万国共通、不味いと思っていた。

だが、ここの収容所の食事は不味くない、むしろ美味しいのだ。

病院で出されていた食事と同じ位に(味覚麻痺)

部下達からも好評であった。(幻聴)

栄養を考えられて作られている食事だ。

おかわりも自由とはありがたい。

病院では多少の制限が掛けられていたから腹一杯になれなかったのだ、さぁ、目一杯食べるぞ。

さて、捕虜には仕事(肉体労働)が与えられる。

身体が弱い者には内職もあるが普通の奴は土木建設が主だ。

私も条件付きの土木建設だった。

捕虜だから何をしても良い、一人死んでも他の捕虜を使って仕事を進ませる。

「捕虜に人権は無い」

それが私の思っていた事、だが現実は違った。

確かに、仕事として土木建設はあった。

作業に従事している部下達を見るとツルハシを使わず見慣れない機械を使って掘削や切削を行っている。

防寒対策には防寒具一式、熱中症対策にはスポーツドリンクに暑さ対策具を支給する。

信じられん。

見張りは拳銃を持つ軍人ではない現場監督。

警戒心を解いてもらうためか?

まぁ良い、私は私に課せられた物を済ませるまでだ、その後は部下の仕事を手伝うも休むも自由、早めに終わらせて部下の仕事を手伝った。

 

□月□日

今日は軍医タドコロに診察された。

まぁ、私は部下達より最初の容態が酷かったので定期検診と言ったところだろうか、何故かタドコロは海パン姿でご登場とは何ともおかしい。

不覚にも笑ってしまった。

ーー

田所「ラクスタル君、自分で何か感じる(意味深と怪我の両方)ものは無いかな?」

ラクスタル「特に何も...只、最近お尻が痛く感じてですね...」

田所「おっと(迫真)...それはいかん、すぐに見なくては、その前にこれを飲んでおくと良い、アイスティーで良いかな?「ありがとうございます」...」ニヤリ

 

 

 

 

ーー

アイスティーを飲んだ後、{何故か}睡魔がドッと押し寄せ、そのまま寝てしまった。その後は覚えてない。

ーーー

田所 主犯

浩二「まぁ...(気持ち良さなんて)良く分かんなかったです、はい」

野獣兄 睡眠薬 提供者

 

阿部 共犯

高和「その年でその締まりは一級品だぜ?」アナ掘りマスター

伊藤 誠 死ね

誠「何で毎回殺害予告に殺害されてるの?僕、何かしたの?」殺されマスター

知らん、いいからさっさと誠タヒね。刺されろ。燃えろ。

ーーー

 

 

 

 

 

 

□月△日

今日、外出許可が下り、私の艦グレード・アトラスターの現状が見たく、ヒロシマのクレにあると聞いたので向かった。

グレード・アトラスターが目に入った瞬間、悲しみが大津波の如く押し寄せてきた。

国の英雄として、海軍の象徴であったあのグレード・アトラスターは見る影も無くバラされて乾ドックにその身を置いていた。

所々は凹み、所々はまたサビ、真っ黒焦げになっている最高級品の桧で出来た甲板。

情けないが、幾らハンカチで拭っても涙が止まらなかった。

付いて来た部下達も同じく大粒の涙を流す。

前世からこの現世にかけて日々を過ごした仲間を失った様なものだ。

ほんの少し離れた対岸に、グレード・アトラスターを完膚無き迄に叩き潰した、あの戦艦キイ。

仲間を無くして涙を流す私を、キイは嘲笑うかの様に見えた。

このグレード・アトラスターの最期はどうなるか?を聞いてはみたものの、標的艦とほぼ確定しているのはと言う、ここまでされれば嫌でも分かる。

《さらばだ、私が最も愛した艦、戦艦グレード・アトラスター、お前には感謝してもしきれない。

また私はお前に命を救われた。

もう私はお前を助ける事が出来ない。

お前の最期は、せめてお前の最後だけは...この目で見届ける...ありがとう》

 

 

おや?ラクスタルの日記はここまでの様だ...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話の変わりは唐突に。

 

 

 

 

ー岩野邸ー

大介「...」

エリカ「?どうしたの?ジーッと通帳みて」

大介「暫くは目一杯働かなきゃ...」ゲッソリ(ヽ´ω`)

エリカ「どうしてよ?」

大介「貯蓄がな...使い過ぎや...700万切った...」

エリカ「え...」驚愕

大介「...やっぱり車に使い過ぎた...」

エリカ「無理に働かなくて良いじゃない、まだ700万あるならそこからゆっくり貯蓄していけば良いのよ」

大介「車(旧車で部品が非常に高騰な為)に年間1~300万の金が掛かるしな?数年で底つくぞ?」

エリカ「使わない車はナンバー切れば良いじゃない、少しは支出は減らせるんじゃないの?」

大介「うーん...無理、特にあのR31だけはナンバー切って放置なんて出来ない」

エリカ「...じゃあ、頑張って?私も頑張るから」

大介「慰めてくれ...」

エリカ「しょうがないわね...ほら、おいで」ポンポンッ

大介「あぁ^~、太ももがスベスベで堪らないんじゃぁ^~...」

エリカ「くすぐったいから止めて?「やだ、めっちゃ気持ち良い」もぅ..」

ーーー

ー渚邸ー

裕也「......」

早矢「?どうしました?」

裕也「ん?いや、何ともないよ、何か眠くなってきてな...」

早矢「お布団用意しましょうか?」

裕也「いや...そのまま小一時間だけ寝る」

早矢「お膝を貸しますよ、ほら」ポンッ

 

 

ーーー

ー山本邸ー

拓也「懐かしいなぁ...」

みほ「どしたの?」キョトンッ

拓也「ほら、あの時の写真だよ」

一枚の写真を見せる。

みほ「わぁ!懐かしい!」

拓也「整理してたら見つけてさ」

みほ「確かこの時って、私のⅣ号戦車と拓也の90式改が互角で張り合ってたよね」

拓也「そうだったっけ?」

みほ「あの後、Ⅳ号を滅茶苦茶にして自動車部を泣かせたなぁ...その場に拓也居なかったけどどこ行ってたの?」

拓也「そっか、確か終わってすぐ裕也達と場所忘れたけど飲酒してた気が...」

みほ「未成年が呑んじゃダメだよ!?」

拓也「今となっちゃ時効だよ、時効」

みほ「むぅ...」腑に落ちない

拓也「ホント...懐かしいね」

みほ「もう一度学生に戻りたいな...」

拓也「まぁ、戻る事は望めないが、思い出として残しておけるからそれで良いんじゃない?」

みほ「それもそうだね」単純

拓也「どっか食べに行こっか」

みほ「うん!行こ!」

 

ーーー

ー島田邸ー

愛里寿「お兄様...」

千代「どうしたのかしら?何か悩みでもあるの?相談乗るわよ?」

愛里寿「正妻争奪戦に...負けました...」

千代「当たり前でしょう...仮に争奪戦に勝ったとしても正妻にはなれないわよ?いい?裕也君はね、愛里寿ちゃんを{可愛い義妹}として見てるのよ?異性として見れなくはないけど見るつもりないって断言してるわよ?」

愛里寿「」ピシッ..

愛里寿に電流走る...!

千代「...愛里寿ちゃん...もうハタチなのよ?そろそろ現実見なさいよ...「やだ!私は絶対にお兄様と結婚します!!」愛里寿!」

愛里寿「やだっ!やだ!やだぁぁ!!!」泣

千代「...はぁ...あの頃の愛里寿ちゃんや今の裕也君が見たら何て言うかしら...誰かに似て手の掛かる子ね..昔の私が言えるものじゃないけど...」遠目

ーーー

続く。

※〆るのが苦手なのです。




ケツデカピングー最高(本音)
エリカのデレデレな所(最高)ナニコレ可愛い(歓喜)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その6

藍の尻尾をモフモフしたくて堪らないんじゃ^~
不眠症的な感じの僕には最高の枕になるかとb



秋吉「...!うわぁぁぁぁぁぁ!!!  あれ...?」

霊夢「あっ!起きた!」

秋吉「俺は確かあの時、ブッ飛ばした筈のクソガキに犯されて...ダメだ、そこから先が思い出せねぇ...思い出したら俺が壊れちまうか...」

魔理沙「圭一!起きるんだぜ!」

圭一「...!ファ!? あれ...?」

慧音「良かった!心配したぞ!?」

圭一「すまん慧音、裕也は.あっ...」

裕也「うぅぅ...」絶賛うなされ中 そしてゲッソリ

アリス「裕也だけ起きないわね...大丈夫かしら...」

圭一「(生きてて良がっだぁ..!!)裕也と秋吉は特にメッチャ搾られてた気がすr『萃香ね?(鬼神モード)』おっ、おう...」

アリス「肉人形にしてあげるわ、心を持たない痛みだけを感じる人形に、ね...フフフッ..」ブチギレ

霊夢「あら?アリスも殺るのね?奇遇ね、私も新たな技を身に付けたから実践しようと思ってたのよ」ブチギレ

紫「妖怪の賢者の怒りを買ったお馬鹿さんは誰かしら~?」ブチギレ

妹紅「燃やしてやるよ、灰になるまで」ブチギレ

慧音「歴史をめちゃくちゃにしてやる」ブチギレ

 

アリス(ヤベー奴1(代表))・霊夢(ヤベー奴2)・紫(ヤベー奴3)・妹紅(ヤベー奴代表と同格、骨まで燃やされる)・慧音(敵に回すとオワコン(記憶すり替え))・魔理沙(まだ(マスパやられるだけだから)マシ)がロープでギチギチに縛られ御札をベタベタ貼られてる((名探偵コ○ン風)見た目はロリっ子!頭脳は淫ピ!種族は)鬼(!)、(その名は!)伊吹萃香(!)を睨み付ける。

裕也達を(意味深的な意味で)襲った時の威勢は何処へ?

今はガタガタと小鹿の如く震えるだけである。

霊夢「(札の力は)気持ちいい?」

萃香「(縛りの強さと札の効力が)いや~キツいッス!」

秋吉「口答えすんじゃねぇ」

圭一「...あったまきた」

裕也「ふぅ..」太すぎる声

「「ヌ!?大丈夫なのか!?」」

裕也「まぁ何とか..マジで(搾られ過ぎて)死ぬかと思った...」フラッ..

アリス「裕也!良かったぁ!」

ムギュッ!!

裕也「え? ムゴッ!?」

魔理沙「何か...アリスの性格と雰囲気が裕也と出会ってから180度変わったんだぜ..」過去を振り替える

過去を振り替えるな、未来を見るんだ。 現実

アリス「良かったぁぁ!!」泣

裕也「アリs..!苦s..!(ホールドされて息出来ねぇ!)う..」チーンッ...

浩二「離してやれよなぁ~、また気絶してんぜ?(おったまげる程おっぱい おっきいなぁ...)」

アリス「え?  あっ...」

霊夢「取り合えず裕也さんはそのまま寝かせておいて...萃香を殺るわよ」

紫「何発したのよ」気になる

萃香「えっとそうですねぇ..13回位、まぁ多少は(自制したんだから許してよ?)ね?」馬鹿正直に

妹紅「舐めて(調子のって)んじゃねーぞ?」殺気満々

アリス「上海、取り合えずブッ叩きなさい、魔力尽きるまで」直接手を出さない

上海「シャンハーイ!」スッ

萃香「えっ何それは..」震え

アリス「これ(バラ鞭♡)は貴女を気持ち良くする為のモノよ、ほら、あくしなさい」

バシィッ!

萃香「!痛ぁぁぁ!?何これ想像を絶する位に痛(気持ち)いんですけど!?」

アリス「ほらほらほらほらほらッ!」

バシィ!バシィ!バシィ!バシィ!バシィ!バシィ!

萃「痛い痛い痛い痛いいたぁぃぃぃ!!!!」ひで

紫「(次はスキマの世界(淫乱な触手が生存)にブチ込んで)幸せの暮らしをあげるわあなたに」スッ

藍「紫さま!触手達が今か今かと待ち構えてますよ!」

触手『ネチャァァァ...(こんにちは!お引き取りにお伺いしました!)』

霊夢「ひぇ..」

アリス「気持ち悪いものね、だけど貴女にはお似合いね...」

魔理沙「一匹貰って良いか?研究材料に使いたいんだぜ」純粋

霊夢「今度から出禁にするわよ魔理沙」

魔理沙「冗談だぜ★」結構マジ

紫「よし、じゃあ萃香「ヒ!?」行ってらっしゃい♪」

萃香「覚えてろこの行き遅れのスキマババアァァァァァァ!!! あっ!ちょ!やめ..!」  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スッ...

紫「...これで良し」

アリス「上海、ありがとう「シャンハーイ!」

妹紅「燃やしてやりたかったんだがな..まぁ良い、裕也にお粥でも作ってあげるかn「それは私がするわよ」あ?」

アリス「私が作るから貴女は気にしなくて良いわよ?」ゴゴゴゴゴッ

妹紅「嫌々、そんな訳にはいかん、アリスはずっと裕也の看病していて疲れただろう?ここは任せろ」ゴゴゴゴゴッ

浩二「あっ裕也目覚めt...」

「「!!!」」

知将「裕也がビビって風呂場に逃げたゾ?」

何故バラすのだ池沼め。

紫「さて..」タオル持参

霊夢「なぁに自分ん家みたいにしれっと風呂場に行こうとしてるのかしらぁ?」コイツもタオルと石鹸を手に持ち

アリス「(上海、紫と霊夢、妹紅を足止めしなさい)」目で合図

上海「出来る訳ねぇだろいい加減にしろ」キレる

アリス「! 上海!?」

?「心の中をご拝見させて頂きましたよ妹紅さん?アリスさん?」

妹紅「ゲ!?」

アリス「何でここに居るのよ!?さとり!」

 

ロリコン共からは人気の悟り妖怪。 

ある意味で最恐である。

 

さとり「貴女方は男性に出会ってから頭が可笑しくなってますねwww」

アリス「うるさいわね!貴女、私の人形になりたいかしら?」

妹紅「丁度焼き鳥で使う炭が無くなっててな?お前が炭になりたいなら好都合なんだが...燃やして良いか?「だめです (即答」」

さとり「......成る程、アリスさん、貴女はドがつくほど変態ですね、裕也さんの愛玩人形になりたいとか..プププッ」

アリス「お前だけは生かして地底に帰さんからなぁ!!!」

さとり「おぉ、怖い怖い、妹紅さんもホント変態で救いようがないですね」

妹紅「あ?何言ってるんだお前殺すゾお前?」

さとり「貴女も裕也さんに食べられたい(意味深)とか、これもう外の世界で言う草しか生えないです、草www」

「「......殺すっ!!!!!!!」」

さとり「お姉さん許してお姉さん許して!」

魔理沙「あーもうめちゃくちゃだぜ★」

さとり 壊れる。

ーちょうどその頃、風呂場ー

裕也「ふぅ...(幻想入りして以前より負担が増えたのは気のせいですかねホント...)一人でお風呂は寂しいわ~↑ってな..ハハッ..何言ってんだろ俺..」

カララッ..

裕也「ん?」

紫「お背中流しますわ~」全裸

霊夢「私も」タオルで隠し

裕也「いや結構、自分で出来る」即座に拒否る

紫「まぁまぁ、そう仰らずに」グイッ 攻める

裕也「...(あっそうだ! ヒラメキ)霊夢は背中、紫には前を流してもらおうかな?」ニヤッ

霊夢「はーい」

紫「わ、分かったわ(えぇ!?前!?嘘でしょそんなの反則よ前だったらおっきなアレが見えちゃって得しかないじゃない抑えられないわよいいの良いんですか良いんですわねぇ!?しゃぶらせて下さいお願いしますわねぇ!?)」役得

裕也「(まーた良からぬ事考えてる...コイツゥ..)」

霊夢「(良いなぁ...)」

ーーー

 

 

 

ー居間ー

浩二「俺もぅ腹へったっすね先輩」

知将「腹へったなぁ」

圭一「んー...確かに腹へったな」

慧音「そう言うと思って軽食作ったぞ、ほら」

出てきたのは塩ラーメン。

これのどこが軽食と言えようか。

もはや飯。

二人の腹からは音が鳴る。

「「ありがとナス!」」

知将「あっおい、待てぃ」

浩二「ナンダム...」

知将「肝心な物入れ忘れてるダルォォ?」スッ

チャーシュー。

知将「よし、じゃあ容器出せ!」

浩二「ん、おかのした」スッ

圭一「おし、じゃあブチ込んでやるぜ!オルァ!」

ポチャッ... 丁重に入れる。優しい。

知将「ホレ、食えよ食えよ、ホラ」

「「いただきナス!」」

 

浩二「Foo↑!良いねぇ!おいしぃよぉ!?」

圭一「もっと(舌使って味覚を感じて)美味しそうに食べろよぉ!」

浩二「(ラーメン食えなくてストレスが)溜まっちゃってさぁ!」

秋吉「MUR、俺の分はねぇのか?」

知将「無いゾ、欲しいなら今から作るゾ、どうするんだゾ?」

秋吉「頼む」

浩二「あっ先輩今度俺(が調味料をナメナメしながら)作りますよ」

知将「(別にお前が作らなくても)良いゾ~これ」

秋吉「良しお前ら、これ食ったら練習開始だからな、覚えとけよ」

「「了解」」

秋吉「何だその返事はぁ?キチンとエンジン全開!(訳:返事せんかい!)」

「「オッス!!!」」

秋吉「よぉし」

ーーー

ー紅魔館ー

レミリア「咲夜」

咲夜「はい、おぜう様」

レミリア「その呼び方止めてちょうだい」

カチャッ..

フラン「お姉様」

レミリア「?フラン、どうしたのかしら?」

フラン「寺子屋終わったから帰ってきた!ただいま!」

レミリア「そぅ...お帰りなさい、フラン」

咲夜「妹様、お帰りなさいませ、お食事になさいますでしょうか?」

フラン「ううん、このままパチュリーの所でお勉強する!」

咲夜「分かりました、後で美味しい紅茶とケーキをお持ちいたします」

フラン「はーい!」

フラン退出。フランは可愛くて賢い。これは揺るぎ無い事実。

レミリア「...変わったわね、フラン」感動

咲夜「はい、笑顔がお増えになられました、そしてお嬢様も大変お変わりになられましたよ」しみじみ

レミリア「そうかしら?」すっとぼけ

咲夜「えぇ、それはもう私が従者を辞めたいと思う程にです」本音

レミリア「辞めちゃやだぁぁぁぁぁ!!!」本音

咲夜「私は辞めません!」(101回目のプロポ○ズ的な)ノリ

ー廊下ー

小悪魔「...何してるのでしょうかアイツ等は..」

ーーー

アリス「さて、いざ」

妹紅「風呂場へ」

喧嘩は終了。

裕也「もう風呂は終わっとるぞ「「え..!?」」」

アリス「さっぱりしたら良かったわ♪(くっ...!美味しい場面を見逃した..!)」

裕也「?別にヤってないぞ?」

妹紅「そっか(霊夢に紫め...!美味しい場面を!)」

霊夢「ねぇねぇw」

紫「今、どんな気持ち?w」

妹紅「...何も感じないが」ピクピクッ

アリス「そうね、私も何も感じないわよ?ホントよ?(ヤってないなら良し)」

紫「嘘おっしゃい」

裕也「ふー...さて、早速触らせてもらおうかいな」ワキワキ

アリス「え!?ナニを!?(良いのよ?思いっきり鷲掴みしても良いのよ!?)」

妹紅「(いつでも!)?」

藍「ん? ボフッ! きゃ!」

裕也「うわぁぁぁぁ...!モフモフじゃねぇか~たまんねぇ」(´ω`)

「「「「「!!!!」」」」」

知将「俺も触るゾ   フワァ..!柔らかいゾ~これ!」

浩二「俺も仲間に入れてくれよ~ 「何だこの汚物!(驚愕)」 気持ちよスギィ!」

秋吉「さわっても良いだろお前 ...おいお前ら、今日の練習は無しだ、というよりこの幻想郷に居るまではな」

浩二「やりますねぇ!」

 

九尾である藍の尻尾をモフモフしている男達。

 

裕也「やべぇよこれ..!サラサラしてフワフワして言葉に言い表せないこの心地よさ..!あー寝そう..寝ていい?」

藍「ふわぁぁ..///」

浩二「(匂いが)良いねぇ~!気持ちいよぉ~?」

裕也「変態.」

圭一「んぁ^~...(尻尾がキモティィィ!!!)」※元よりブッ壊れてます。

秋吉「あ^~、たまらねぇぜ!」

浩二「(尻尾が)固くなってんぜ?どの位(自家発電を)ヤってないん?

(それにしても毛並みが)セクシー!(で)エロい...!」

 

紫「藍が発情してるわ!」

霊夢「紫も常日頃から発情してるでしょ、ブーメランよ」

紫「何よ!?女は所詮そんなもんなのよ!?悪いの!?貴女もいずれそうなるのだから気にしちゃ負けよ!?」

霊夢「開き直るな、そして私をアンタ達と一緒にしないで頂戴」

アリス「(良いなぁ...私も魔法で尻尾生やしてみようかしら..?そうすれば裕也も私に...キャー!♡)所で何なのよあの水溜まりは...」困惑

水溜まりは、勘の良い人、察して、どうぞ。

 

ー1時間後ー

 

 

裕也「あーもうめちゃくちゃ(満足)だよ」

浩二「気持ちいいか?気持ちいいだろ?」

知将「そうだよ」

藍「」

紫「藍が失神してる...してない?」

アリス「そろそろ帰らない?着いた頃には日が暮れてるわよ?」

裕也「あっそっかぁ..帰るか」

浩二「バイビー」

三浦「またゾ~」

圭一「んじゃ」

裕也「またな 行こう、アリス」

アリス「うん、霊夢・魔理沙・紫、また来るわね キャッ!?裕也!?」

裕也「約束通り、担いで帰るぞ?良いな?」

アリス「...うん///」

圭一「ヒューヒュー!」(^ε^')

 

裕也&アリス、帰宅。

 

慧音「圭一、そろそろ帰ろうか、人里に着いた頃には真っ暗だからな、それに...イロイロシテモライタイコトガアルシ...」ボソッ

圭一「それもそうだな、帰ろっか じゃあまたな!(最後のは空耳だな、うん、気のせい気のせい)」

 

慧音&圭一、帰宅。

 

浩二「先輩帰りませんか?「おっそうだな」ですよね」

秋吉「帰りは全力ダッシュだ!」

浩二「フざけんな!!!」

秋吉「行けよオラッ..!俺に逆らうってのか?あぁ?」

浩二「(逆らうなんてあり得)ないです」

知将「早く帰りたいんだゾ」

浩二「(俺の華麗な動きで)師匠をビックリさせたる!」

 

浩二(野獣先輩)&知将&秋吉、帰宅。

 

妹紅「...裕也達も帰ったし、私も帰るか」

霊夢「さよなら」

 

妹紅、ボッチ帰宅。

 

永遠亭組『え?え?え?私達、出番が全然なかったんですが』困惑

輝夜「素敵な殿方にクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれた・・・」フリーズ中

鈴仙「姫様が可笑しくなりましたよお師匠様」

永琳「姫が可笑しいのは元からよ、元から、別に今始まった訳じゃないから気にしないし問題ないわ ...さて、帰りましょう」

てゐ「はいウサ」

鈴仙「姫様どうしますか?」

永琳「そうねぇ...放置で良いわ「分かりました」」

永遠亭組、輝姫を置き去りにして帰宅。

ーーー

~翌日~

輝夜「クソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれたクソニートって呼ばれた・・・」永遠のフリーズ

霊夢「連れて帰りなさいよ!何でこんなの置いて帰るのよ!邪魔よこんなもの!夢想封印!!!」

カッ!!!

 

霊夢「...これで良し」

いや良くねーよ、消すなよ。困惑

ーーー

 

幽々子「出番無いのはまだ我慢出来るわよ?お腹が空くのは我慢なら無いわよぉぉぉ!妖夢!ご飯用意してちょうだい!男盛り(女体盛りの男版)よ!」

幽々子壊れちゃ^~↑う。

妖夢「ミョォォォォォォン...♡ミョォォォン♡」

妖夢も壊れちゃっ..たぁ!

紫「しょうがないわね..私が(帰路を)たたせてあげるわ」

白玉楼組、紫により帰宅。ついでに紫は自分ん家に帰宅した。

ーー

霊夢「......何だったのかしら...」

魔理沙「まーまー、気にしちゃ負けだぜ?霊夢」

霊夢「ま..いっか、さてと、今夜は付き合って貰うわよ、魔理沙」

魔理沙「勿論、良いぜ★」




モフラレ過ぎて藍は絶対に(810%)淫乱(藍)狐不可避
久々で上手く表現出来ずにスミマセンねホント。
修正候補です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第57話 陸自の(訳あり)特殊部隊、リームへ出撃

...あっ(唐突)そうだ、セール狙おう。
もう三が日が終わっちゃ...たぁ!!
閲覧注意


首相官邸

2020年7月10日

拓真「何?それは本当なのか?」

「間違いありません」

官房長官「現在、敵として認識しているリーム王国が一時休戦を求めてくるとは信じられませんでした」汗

「朝田外交官が直に耳にした様です」

朝田「はい、直に聞きました、嘘を言ってる様には感じませんでした」

拓真「...休戦の合間、奴等に兵器を増産する時間を与えてしまう事になる、これは流石に認めたくても認められん」

朝田「私としましてはこの戦い、早急に終わらせなければなりません」

拓真「それは分かっている、だが、このまま休戦して終戦に持ち込めてもイメージというか後味が悪い」

「決め手はメンツかよ」

ーーー

ー ムー国 ー

陸軍本部

司令「グラ・バルカスとリーム王国との開戦から早くも5~6ヵ月だ、今の所は大きな損害は無い、それでも小さな損害を見逃す訳には行かん」

「ですが司令、日本から直々に(陸自 GO指揮官の淫夢隊から)指導を受けた最新部隊の364364師団の第114514隊でも大した戦果はありません、また、朗報として第931隊が戦果を少しですが挙げてます」

司令「何しろ武器が違うからな...彼らが大きな戦果をあげられないのも無理は無い、別に怒りはしないさ」

「...まぁそうでしょうね、睡眠薬を武器にして戦えてる事自体が凄いんですがそれは..」困惑

司令「武器を配備しようにも(予算が)限界近いからね、しょうがないね」

ーーー

ー日本国ー

陸上自衛隊 特殊部隊の中でもヤバい部隊の淫夢隊

指揮官GO「焦んないでよ」笑

MUR閣下「焦る?ナニを言ってるんだゾ?」

田所「あのぉ..何で海軍軍医が陸自にいきなり転属されるんですかね」

指揮官GO「まぁそう焦んないでよ」笑

KMR「それは先輩が余りにも臭過ぎるからじゃないですか?現に今も臭いです、マスク越しからも臭うってなんですかこれもう分かりませんねクォレハ」

田所「てゆーか何でこんな池沼が閣下なんだよふざけんな!」

MUR閣下「何でポッチャマは怒られているんだゾ?」

阿部(高和)「久しぶりに出てみりゃ陸自に転属とはたまげたぜぇ?」

「おっ..おっぱげた..!」

「敵さん許して..味方に.死人が出ちゃう...嫌よ嫌よぉぉぉ!!!」

「もう待ちきれないよ早く(戦場に)出してくれ..!」

GO指揮官「(殿は)はい宜しくぅ!」

「(戦果を挙げたら)これって..勲章ですよ..?」

「(気分が)ビンビンになっていらっしゃる様だ..(正義の鉄槌を)咥えて差し上げろ..!」

「(敵地に)突っ込め..!(さっさと敵地に)突っ込めって言ってんだよぉぉぉぉ!!!!」

「お、そうだな」池沼

「悪い国はお仕置きだどー!!!」虐待

「そうだよ」便乗

「やっちまおーぜ」殺

「ヤっちゃいますか「やっちゃいましょうよ!」」淫

「お兄さん許しておま○こ壊れる..!」深

「コイツスゲェ変態だぜ」

「お!(平和への扉が)開いてんじゃーん!」

本家のKBS軍団参戦。

「(勝ち過ぎて気が)狂いそうっ...!!!」

「(勝っても負けても)動物裁判だ...!」

「(敵の防衛に)穴が広がってないかぁ~?」

「(負けてしまったら俺達は)恥ずかしくないのかよ~」

「敵の防衛(があまりにも)ユルユルじゃねーか..!」

「イきますよぉ.?(突撃しちゃって)良いですかぁぁ?」

「何てヤらしい(防衛の)穴なんだ...」

「(敵の防衛の隙間に我々の攻撃が)入っちゃ...たぁ!!!」

「あ^ぁぁぁ(強過ぎるから)許してぇ!許してぇ!!」

「ぬわぁぁぁぁ!太いシーチキン(武器)が欲しいぃ!!」

「あぁ^~ダメダメダメダメッ!(攻撃戦力が)太いっ!太過ぎるぅぅぅ!!!」

「太い(大戦力で勝つ)のが(最高に)気持ちぃ!」

「(我々の圧勝した姿が)おぉ、見える見える」

「何とか言えよ変態」

「(勝利を確信した瞬間が)気持ち良いんだろ?」

「ん~(喜びが)よう染みる」

指揮官GO「おぉぉ!(淫夢隊の皆は)良い身体してんねぇ!」細マッチョ

田所「いや全然」

MUR閣下「当たり前だよなぁ?」ムッキムキ

KMR「ありがとうございます..!」細マッチョ

コンコンッ カチャッ

下っ端「お待たせしました」封筒差し出す

               ↓

         参謀長→ 封筒開封

                ↓

                発覚

参謀長「ねぇちょっと待って...いなり(報告書) が入ってないやん」

下っ端「えっ、いやそれは」困惑

参謀長「いなり(報告書)が見たかったから注文(寄越す様に)したの!」

指揮官GO「パパパッて、終わり!」

「ママァ!」

「がわ"い"い"な"ぁ"だい"ぢぐん"~♡」

「わぁぉ!大人のおチ○コだぁ!」

「僕(と敵)を死刑にして下さい..!」

「じゃあ..(一緒に)死のうか...」

カチャッ...!

ひで「やだ!やだっ!やらっ!死ぬのやだ!や!や!や!や!やぁぁぁ!!!」巻き込まれ

分隊長TNOK「オイクルァァ!テメェ免許(という階級)持ってんのか!?」

MUR閣下「ほれ、見ろよ見ろよ、ほら」

           階級将 大佐

指揮官GO「(この階級を)あげる(から失せろ)よ」

MUR閣下「当たり前だよなぁ?嬉しいダルォォ!?」

分隊長TNOK「あびゃぁぁ!!!」狂喜

MUR「良し!じゃあケツ出せ!(階級将を)ブチ込んでやるぜ!おらぁ!」

分隊長TNOK「(上官に向かって)馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前ぇ!!!」自身のケツ穴拡張計画を全力で死守

「お?どうしました?」参上

田所「日本ってやりますねぇ!」

「俺も混ぜてくれよ~」

「何だこのおっさん..!」驚愕

「(敵と現実から)逃げちゃ駄目ですよ」

ーーー

首相官邸

拓真「何?備蓄していた物資が底を尽き掛けているだと?」

「今回の戦闘は予想を遥かに上回る程の消費でした」汗

「燃料はまだ力一杯あります」

「主に消費の原因は国防海軍ですな」

「その変わり戦果も挙げてますが」

拓真「参ったな...生産ラインはどうなっている?」

「最も、工業都市である北九州がフル稼働していると言う事は、もう言わずも分かりましょう」

拓真「出来るだけ消費を抑える様に通達せよ、これじゃ国が持たん」

「分かりました」

ーーー

~戦艦紀伊~

裕也「ん?政府から通達だと?」

大介「えっと...簡単に言えば弾薬を節約しろって書いてるぞ」

裕也「節約してるんですがそれは..」汗

大介「...ん?これ多分、聯合艦隊じゃないか?この消費量は」

裕也「......一応、山本さんに伝えよう」

大介「聯合艦隊は現在、クワ・トイネのマイハーク港に停泊してます、返答には多少の時間が掛かりましょう」

裕也「構わんさ、急ぎの用件じゃない」

ーーー

~戦艦大和~

山本「ん?渚司令からだと?」

宇垣「はい、政府からの通達で、弾薬を出来る限りの節約してほしいとの事です」

山本「うむ...確かに、ここの所、弾薬の消費が激しいな...」

黒島「敵の攻撃は然程激しくはないですが」

山本「了解した、可能な限り節約に努める、と返答してくれ「了解」」

ーーー

ムー国

マイカル

マイラス「戦争中であるにも関わらず、この町と言い、国が平和だな」

ラッサン「俺達は相手にされてないと言う事じゃないのか?」

マイラス「まぁ、戦争ももうじき終わるだろう」

ラッサン「さっさと仕事を終わらせるぞ?「おうよ」」

ーーー

淫夢隊

MUR閣下「防衛省から命令来たゾ」

GO指揮官「開けてみてよ」

MUR閣下「えっと..ポッチャマ...」

高和「?」

            ー命令書ー

お○んこ^~(気軽な挨拶)、突然の命令に失礼するゾ(突然過ぎる)、この命令は重要だから目ん玉ひん剥いて見とけよ見とけよ~?

貴部隊が強いって、ほんとぉ?(疑う)

...メッチャ強いってはっきりわかんだね(即座に疑い晴れる)

強いならヤってほしいんだけどな~頼むよ~(絶対)

リームは強くないけど、存在が鬱陶しいので滅んでもらう事になりますなります。(理不尽)

我が国のホモに襲わせて、ビックリさせたる!(最悪の襲撃)

攻撃回数もえっと..そうですねぇ、13回位♡

攻撃は武器をNGでお願いしたい。(素手で戦え)

格闘技でヤって、どうぞ。 (ココアライオン)

ヤる時は十悔い改めて十

出す時は出しちゃって、どうぞ。(ナニとは言わない)

捕虜は要らない。(大嘘)

敵前逃亡しちゃ駄目ですよ?(警告)

そしてこの命令書を見たらすぐに行けよオラッ...!

Q.E.D 命令終了

ーーー

田所「...これもうわかんねぇな」

MUR閣下「ポッチャマには読めない漢字が多くて分からないゾ...」

「はぁ..、つっかえ(ねぇ閣下だな)!」

GO指揮官「(閣下の癖に頭がの悪さが)ヤバいね」

KMR「最後のQ.E.Dって何でしょうか?まぁ、調べる気なんて更々有りませんが」

「へぇーそうなんだ..」

「(涙が)出、出ますよ..?出しちゃっていいですか?「うん」」

田所先輩「じゃけん今から行きましょうね~!」

淫夢隊、出撃。

ーーー

ー戦艦紀伊ー

待合室

大介「は?」

裕也「我々がテレビに出演して欲しいと?」

圭一「しかも年末大晦日のあの番組に」

拓也「○ってはいけない24時に...」

スタッフ1「はい、是非宜しければご出演お願いします」

スタッフ2「報酬は言い値でお支払いさせて頂きます」

監督「ゲストではありますが最初から最後までのご出演でお願いします」

圭一「ダウンタ○ンの○田に松○さん達と一緒に共演出来るなんて最高じゃねーか!俺は受けるぞ!」

裕也「黙れや猿ぅ!」

圭一「さ、猿ぅ!?」

拓也「俺も別に構わん」

大介「同じく」

裕也「自分としても出演するのは構いません、ですが条件があります」

「「「?」」」

裕也「年末年始はいかなる理由があろうと生出演はしません、それで宜しければお受け致します」

監督「分かりました、宜しくお願いします!」

聯合旭日艦隊

第一・二・三艦隊司令長官並びに副司令長官、○ってはいけない24時に出演決定。

ーーー

ーリーム王国ー

ー夜ー

王都ヒルキガよりかなり離れた人気の無い沿岸部

MUR閣下「さて、着いたゾ」

田所「疲れましたよぉ」

指揮官GO「テント張っちゃって」

KMR「不味いですよ!食料がありません!」

田所「何だよKMR(食料が無いのに)嬉しそうじゃねーかよ...」

「あぁ^(胃が空っぽなので)感じちゃうぅ!!!」

「(修羅場が)楽しそうだねぇ~」

「違うだろぉぉ?」

「僕もすりゅぅぅ」

「(食料忘れるなんて)管理状態おかしいよ...」

MUR閣下「とりあえず鹿を捕まえたゾ」

「暴れんな...!暴れんなよ...!!!」

「先輩頭大丈夫っすか?」

「玉も竿もデケェなコイツ」

ペロッペロッペロッペロッ...

田所「コイツ タマタマ舐めだしましたよ、やっぱ好きなんすね」

捕らえられた鹿は恐怖の余りか、声を一度たりとも出さず、自分のイチモツを舐め出した。

「何か芸術的...」

指揮官GO「しゃぶるなよ」

田所「(この鹿みたいな生き物は)ケツ舐められた事あんのかよ」

KMR「舐めれば良いじゃないですか」

MUR閣下「んじゃあ、〆るゾ?」

「オッスお願いしまーす!」

「さぁ...解体ショーの始まりや...」

ミチチッ..!ブチブチッ..!

「分かるこの罪の重さ」

「ラブ&ピース!」

「何てヤらしい音なんだ...」

「ねぇ(音聞いて)感じちゃう!」頭可笑しい

・・・・

・・・

・・

MUR閣下「出来上がりだゾ」

田所「悪魔を召喚しそうなんですけどコレ、白菜掛けますねぇ~」

「(鍋の色が)ヤバない?」

KMR「何ですかこれ...発光してるんですけど食べれるんですかコレ...!」(;´д`)

「この闇鍋食べたらO-114514の感染不可避」

 

田所は作ってないのにO-114514が混入している可能性は否定出来ない。

だってホモが作ったんだから、しょうがないね。

 

「O-114514に(確実に)当たる...当たるくない?」

「O-114514の潜伏期間は810日だゾ」

「長すぎるッピ!」

「何だこれは..!(鍋がキモ過ぎて)たまげたなぁ...!」

指揮官GO「大丈夫だって安心しろよぉ!」確信ゼロ

「マジックスパイスを使って味を変えてビックリさせたる!」

指揮官GO「あ^~、良い匂いすんね~」

「あぁぁぁうんめぇなぁぁぁ」

田所「ちょっと歯ぁ当んよぉ~」O-114514大腸菌の産みの親、屑である。

KMR「うん、美味しい..!」

MUR閣下「食べたら寝るゾ」

~ホモ達お食事中♂~

~食事終了~

指揮官GO「今日は寝るよ、朝8:10に集合せよ」

「終わり!!!閉廷!!!」

『ん、おかのした』

各自、張ったテントに潜り込む。

ひで「恐いなぁ..戸締りすとこ...」

淫夢隊に何故、ひでが居るか。

赤紙(召集令状)がひで 宛に来た。

              ~回想~

ピンポーンッ! 迫真

 

ハァイ!

 

カチャッ 迫真

 

「どうも、軍の者です、ひで君、君には赤紙が来ている筈だ、さぁ、御同行を」

ひで「へぇーそうなんだ..」

「分かったら おじさんと行こうか」

グイッ

ひで「誰か助けて!お父さん!お母さん!」

父「バンザーイ!バンザーイ!」

母「お国の為に頑張るんだよ...私の可愛い ひで!」

両親は屑である。

軍用車に乗せられて再び出るまでずっと「やだ!やだ!収集やだ!ねぇ開けて!助けて開けて!」と叫びながら虐待おじさん的な立場の兵士(憲兵擬き)に無理矢理連れてこられて参加。

現在は環境に慣れてきたのか、嫌がる素振りを見せない。

淫夢隊が窮地の時、敵地に万歳突撃(特攻)の一番槍をさせられる事を知らない可哀想な ひで(タヒね)。

ーーー

 

              ー翌日ー

朝8:10

田所「オッハーー!オッハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

「うるせぇ!!」

指揮官GO「いやぁ気持ちいい朝だ」

MUR閣下「こんな天気の良い日に戦争なんて嫌なんだゾ」

田所「9:31まで寝かして下さいよホントにもぉ...」

「ちょっと横暴ですね」

指揮官GO「まぁ良いよ、パパってイって終わり!おっし決まり!」

MUR閣下「各員乗車!殴り込みゾ!」

「掘り♂の時間だぁぁぁ!!!」

「イかせて逝かすぜぇぇ!!!」

「どっちだよ(笑)」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

ー移動中の車内ー

「ねぇねぇ、移動中だけでも1発ヤっとかない?」お誘い&準備万端

「しょうがねぇな...(孫悟空)、(入れて欲しかったけど)俺が(チ○ポ)勃たせてやるか..!」攻め込み準備中

「良いよ!来いよ!」受け付け万端

「(俺達も)チン○がいきり勃つ事をしようや..!」

「挿れて下さい...」

移動には丸二日掛かった。

ーーー

ー葛飾警察署ー

女子交通課

エリカ「一人で仕事寂しい...寂しくない?」

みほ「いきなり何を言ってるのエリカさん」

エリカ「早矢は弓道の全国大会で居ないし、大介は居ないしもう寂しいのよ!」

みほ「早矢さんが居なかったのって全国大会に行ってるんだ、知らなかっt..ん?エリカさん、その指輪..」

エリカ「え?あぁ、貰ったのよ、大介に」

キランッ...!

みほ「遂に結婚!?おめでとう!」

エリカ「まだ籍は入れて無いわよ?一応、指輪を先に渡しておくって事で、ね///」

 

         ーまた回想ー

大介「また暫く掛かりそうだ」

エリカ「仕方ないわね」

大介「あっそうだ、これを渡しとこっかな」

エリカ「?」

大介がポケットから出すのは黒くチョイとばかし大きな箱。

エリカも勘づく。

大介「いつまでもエリカに待たせる訳にゃあかん、せめてコレだけでも、受け取ってくれるか?」スッ

エリカ「!えぇ..!///」

~~~

ーーー

みほ「良いなぁ~羨ましいよ!拓也何てまだ何もくれないんだもん!」

エリカ「まぁ、拓也もこっそり準備しちゃってるんじゃないの?」

みほ「そうだと良いけど...」不安

エリカ「...ん?みほ、その机に置いてるボコ、ちょっと貸して」

みほ「え?うん、良いよ」

スッ

エリカは手渡されたボコを睨む。

エリカ「...「どうしたの?」何か入ってるわね、中を開けるわよ」

ハサミでボコの背中を切開、すると小さな紙とキラキラと輝く1つの指輪が...。

みほ「え...?え?えぇぇぇぇ!?指輪!?嘘!何で指輪がここに!?」

エリカ「ボコが置かれてる向きがおかしいなって思ったらこんなサプライズとは..」

みほ「手紙だ...」

ーーー

この手紙を見つけたという事は指輪も見つけてさぞや驚いているよね?

こんな形で指輪を渡すというのはロマンチストもクソもないけど受け取ってくれれば嬉しいな^.^。

みほ、愛してる。

                    山本 拓也

ーーー

エリカ「良かったわね、みほ..みほ?」

みほ「」顔真っ赤にしてフリーズ

エリカ「...仕方ないわね」

ーーー

淫夢隊

指揮官GO「各員下車!戦闘(深)準備!」

MUR閣下「(準備は)出来てるかぁ~?」

田所「大丈夫っすよ、バッチェ出来てますよ~」

「はぁい、よーいスタート」

・・・・

・・・

・・

ーリーム王国軍 王都 守備隊ー

「...ひー、まー、だー、なー、暇だなー」

「バカ言うな、シャキッとせんか」

「だってよぉ...ん?アソコ何か居ねえか?」

「ん...?!!!!敵だ!!!各隊に伝達!急げ迎撃だ!」

「了解!!」

ーーー

淫夢隊

指揮官GO「淫夢隊の初陣だぁ!イイ身体を敵さんに魅せつけてやれ!」

MUR閣下「ヤれ!」

分隊長TNOK「殲滅すんだよ!あくしろよ!」

ゆうさく「俺のデカマラ..突っ込んでやるよ..!」

・・・・

・・・

・・

ーリーム王国軍 セルコ城 守備隊ー

「先方した部隊が敵部隊と戦闘に入りました、極めて優勢との事であります」

守備隊長「ふむ?敵はどこの国かね?」

「は!日本であります」

守備隊長「!!!!!!!!!!!!!!!!」

「?何をそんなに驚かれているのですか?」

守備隊長「馬鹿者!敵が日本だと!?」弱腰

副長「...負け確定ですなクォレハ...」

守備隊長「逃げよ」

副長「あっ待って下さいよぉ」

ーーー

田所「おい!後どれ位居るんだ!」

KMR「敵も中々やりますよ!」

「大人しくしろ!(お前の卑猥な写真を撮って)バラ撒くぞこのヤロー!」

リーム王国守備隊員「殺れるもんなら殺ってみやがれ!」捕まった

ズルッ!

リーム王国守備隊員「!何故ズボンと下着を脱がす!?」下半身丸出し

「OKっすよ兄貴!ブチ込んじゃってくだせぇ!お前ノンケかよぉ!?」

高和「久々に男とヤるぜ...あぁ!もう我慢出来ねぇ!ウルァァァ!!」

リーム王国守備隊員「!!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「兄貴がヤるなら俺は口を攻めるぜ!オラ!シャブれよ!」

リーム王国守備隊員「嫌だァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

「おら!クチアケーナ!ほら!?」

リーム王国守備隊員「気持ちぃぃぃ!」新たな性癖を開花

~~~

この様にリーム王国兵士達を次々とねじ伏せて行く。

指揮官GO「あぁ^~(攻め方がスッゴく)良いねぇ!」

ーーー

~戦艦紀伊~

大介「長官、本国より覚えの無い報告書が...」

裕也「ん?どれどれ...ん?んん!?何だこれは!?」

大介「何ですかこれ」

裕也「コレ、淫夢隊とか書いてるぞ..リストに田所が入ってる...淫夢室にアイツ居ねぇと思ったら淫夢隊に居やがる...」イラッ

大介「どうする?」

裕也「ほっとけ、メンドクセェ」

ーーー

リーム王国

ーセルコ城ー

国王バンクス「何!?敵は日本軍なのか!?」

「間違いありません、日本の攻撃です」

「陛下!大変です!王都守備隊が全滅です!敵の攻撃が激しすぎます!」

バンクス「(堕ちるの)早くないか!?」

守備隊員「現在セルコ城守備隊が応戦中!陛下!お逃げ下さい!!」

ギィィィィィ!!!

淫夢隊員KBS1「お!開いてんじゃーーん!!!」

淫夢隊員KBS3「その為の..右手?その為の、拳?」

淫夢隊員KBS2「金!暴力!セェェッ○ス!!!」

バンクス「!!!もうここまで来たのか!?」

守備隊員「陛下!セルコ城守備隊も全滅!!!!うわぁ!敵!?」

指揮官GO「ここまでだ!」

MUR閣下「大人しくしろ!淫夢隊のお出ましだ!」

「ざぁんねんでしたぁぁぁ!!!」

KMR「陥落するの早くないですか?」

「良いじゃねえかよ、さっさと終わらせて中野くんの飯が食いてぇよ」

指揮官GO「このリーム王国は存在が鬱陶しいので滅んでもらいます、宜しく頼むぜぇぇぇ!!!」

バンクス「止めてくれぇぇぇぇぇ!!!滅ぶのだけは!」

MUR閣下「(事情なんか知ら)無いゾ」

「最後の1発くれてやるよオラァ!」

「(リーム王国が)逝く逝くッ!逝くゥ!逝くゥ...!アァ..ハァ..!アァァァァァァ!!!!」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

淫夢隊は日本国に大きな貢献をした。

たった1部隊、第三文明圏でそれなりに栄えているリーム王国を屈服させた、これは(黒)歴史に残った。

国王を捕虜に捕られたリーム王国軍は混乱、反撃して国王にナニかされればヤヴァイので、一切反撃せずして軍を(淫夢隊により)解体させられた。

捕虜となったバンクスは淫夢隊の隊員(ホモ)達の営みをマジマジと見せつけられ精神崩壊したまま日本の刑務所へ。

「目を背けんじゃねぇよオラ!」

「掘られたくなけりゃ見ろやクルァァ!!」

バンクス「止めろぉ!下劣なものを私に見せつけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

「お兄さん許してぇ! アッアッアッ!おま○こが! こ、壊れるぅぅ!!!」

バンクス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

その後も大きな戦闘は無いが、キッチリ13回ほど戦闘した。

 

これにより残る敵はしぶとく生きてるグラ・バルカス帝国となった。

次はグラ・バルカス帝国に淫夢隊は牙を剥く。

淫夢隊、恐るべし。

 

ー今回の(ある意味での)犠牲者ー

リーム王国

セルコ城守備隊・ヒルキガ守備隊 ほぼ全部

越えてはいけない一線を殆どが越えてしまった。

新たな性癖を開花させた。

 

日本側 淫夢隊 ゼロ。

元から一線を越えてる強者ばかりなので犠牲は当たり前の如くゼロ。

 




鐘なる音は野獣の声ぇ~...。
「(ゴ)オォォォンッ!!!」
リーム王国を滅ぼせなかったのが心残りとGOは言う。
クォレハ修正候補ゾ^~。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その7

お久しゅうございます。


~人里~

ー昼ー

裕也「こうやって野郎だけで集まるのは久々だ」

圭一「必ずと言って良い位、女が居たからな」

浩二「じゃけん酒盛りしましょうね」

知将「空手も今日は休みにしたんだゾ」

裕也「慧音は?」

圭一「別室で⑨達に勉学を」

〈ダカラ ココハ チガウ!!!バカモノ!

〈アタイ ハ ダイテンサイ!!!

〈ソーナノカー?

裕也「GOはどうした?」

浩二「(何処に居るかは)んまぁそ..良く分かんなかったです...はい..」

裕也「成る程な、所でお前ら、秋吉さんはどうした?」

「「あの人は寝てる、ここ最近寝る事が多いから置いて来た」」

圭一「アリスは?」

裕也「アリス?寝てた」

圭一「そっか」

裕也「さて、今俺達は東方Projectの幻想郷というアニメの世界に居る、3次元の人間が2次元の世界に行くなんて本来、あり得ないってそれ一番言われてるから」

圭一「それ一番言われてるからってその言葉それ一番言われてるから」

浩二「俺はこの幻想郷に来て良かったって思うっすよ」

裕也「あ、そっか(察し)、お前、凄かったもんな」

圭一「もう色々な意味で、な」

知将「俺は池沼とか言われてるゾ、どうしてなんだゾ?」

裕也「いや、お前が池沼と呼ばれて不自然ではないってそれ、一番言われてるゾ」

圭一「まだやるか「ハマった」そうか」

浩二「先輩は顔からして池沼っぽいっすからね」

知将「酷くない?」

浩二「大丈夫っすよ、バッチェ池沼っすよ」

圭一「俺は正直どうとも言えん、確かに、幻想郷に来てから生活リズムや食生活、対人関係も変わって色々と良くなった気がする」

裕也「俺も圭一と同じく何とも言えないな、元と生活感覚はそう大差ないから何とも感じないが、暇」

「「「それな、確かに{暇}」」」

裕也「だるぉぉ?」

浩二「何か異変でも起きてくれないっすかね」

裕也「いや~平和が一番」

圭一「いや~キツいっす!」

知将「平和が一番なのは賛成だゾ」

圭一「ま、野郎だけで呑もうぜ、ほらほらほらほら」

トンッ

裕也「旨そうな酒だな」

浩二「ビールビール!」

圭一「ねぇわ」

裕也「..ん?」ピクッ

圭一「ん?どした」

裕也「...何か嫌な予感がよぎったな...」

圭一「まーまー、今日は呑もうぜ、ほらほら」

 

~2時間後~

 

圭一「あら?もう酒が無くなったか、新しく酒持ってくらぁ」

知将「圭一早くしろー」

浩二「ワカメ酒呑みたい」

裕也「タヒねよこの屑」

圭一「お ま た せ」

「「「早っ!?」」」

圭一「ほんとぉ?」

「「「前言撤回、やっぱタヒね」」」

圭一「酷くなぁい?」

裕也「まぁ良いや、おら、さっさと寄越すんだよ、あくしろよ」

圭一「ほれ」(゚Д゚)ノ⌒・

 

~3時間後~

 

慧音「ふぅ...⑨共に勉強を教えるのは疲れる...ん?襖が開いてるな、声からして圭一達が騒いでいるのか...どれ、覗いてみるか」|д゚)チラッ

ーー

浩二「いきますよ~イクイクッ!」

知将「良いゾ~これ!」

裕也「裸でマイムマイムは草w」

圭一「月がぁぁ出たぁ出たぁ~月がぁ出たぁぁぁよぉいよぉい!」

浩二「オォン!オォン!」

裕也「こんの汚らわしい汚物w」

ーー

慧音「な...何をしてるんだ...?」

ーー

圭一「今からやるんだけどさぁ野球拳をさぁ..、やってかない?」

裕也「めんどくさい けどな、まいっか」

知将「良いゾ」

浩二「やってかない?」

「「「「ジャンケンほいっ!!!」」」

裕也 グー

圭一 グー

知将 チョキ

浩二 チョキ

裕也「はい、俺の勝ち」勝者

圭一「何故負けたか、明日までに考えて下さい」勝者

浩二「しょうがねぇな」ヌギヌギッ

知将「ポッチャマ...」ヌギヌギッ

ーー

慧音「(ジャンケンをして負けた者は脱ぐだと!?急いで妹紅達を呼ばなきゃ!)」使命感

・・・・

・・・

・・

妹紅「いきなり呼び出して何だ?」

アリス「気持ち良く寝てたのに...」

紫「よく私の居場所が分かったわね...フワァ..眠い..」

霊夢「異変と呼ばれて飛んで来たのに何も無いじゃない!」

早苗「呼ばれてませんが来ました!」

慧音「あぁ、呼んでないから帰れ」

早苗「さよなら!」帰宅

魔理沙「? 何があるんだぜ?」

慧音「覗いてみろ...」

 

アリス・妹紅・紫・霊夢・魔理沙は僅かに開いている隙間から裕也達を覗く。

眠そうな紫とアリスは目を見開き「カッ!!!」と。

霊夢と魔理沙は顔を真っ赤に染め上げ「ボッ!!!///」と。

妹紅は両方。

その頃の裕也達は全員、野球拳に夢中。

裕也はシャツとズボンと靴下、圭一は上裸の下は穿いている。

知将はパンツ(ブリーフ)にシャツ、浩二はズボンだけの半裸の状態である。

この世界は貞操逆転、この世界の女からすれば襖越しは楽園なのだ、分かるダルォォ?

思春期の男子中学生が更衣室で着替える女の子(野獣先輩)を覗く様な感じだゾ。

おっと!野獣先輩女の子説はNG、すみません許して下さい!何でもしますから!

 

慧音「わかったか?」

紫「この世界は...」

アリス「間違いなく楽園よ...!」

霊夢「開けてイイかしら」

魔理沙「これは呼ばれた事に感謝だぜ!」

慧音「静かに!」ボソッ

ーー

「「「「ジャンケンほいっ!!!」」」」

裕也「げ..俺が負けか..」

浩二「脱げよオラオラァ~」

裕也「じゃあ、シャツ」

 

裕也、上半身裸。

圭一「いつ見ても良い身体してんな」

浩二「無駄な脂肪が無い」

知将「細マッチョだゾ」

裕也「誉め言葉として受け取っておこう」

浩二「やりますねぇ!」

ーー

アリス「!!!」

ガッ!

紫「!!!」クワッ!!

慧音「アリス!襖を開けるな!紫!覚醒するな!」ボソッ

アリス「どうしてよ!」ボソッ

紫「無理よ!」ボソッ

慧音「このまま見続けるぞ!」ボソッ

紫「アリスは裕也君と何度も肌を重ねた(意味深)事ある癖にそこまで反応しなくて良いじゃない!」ボソッ

アリス「それとは別よ!」ボソッ

ーー

圭一「よし!再開や!」

~20分後~

裕也、全裸。

圭一、全裸。

浩二、全裸。

知将、全裸。

(野球拳)終わりっ!閉廷っ!

裕也「いやあのさ...最後の最後が全裸になる迄ってなんなの?」

圭一「裕也勝ってたもんな最後まで」

浩二「道連れって、知ってるかい?」

知将「野球拳のルールがそもそも違うゾ」

圭一「道連れは、やめようね!」

裕也「あ ほ く さ」

知将「そうだよ」便乗

ーー

『ごちそうさまです..♡』ムラッ

アリス「いつ見ても良い身体してるわ///濡れちゃった♡」ムラッ

妹紅「(もういい加減誘っても良いよな...?)」ムラッ

霊夢「突撃したい..したくない?///」ムラッ

紫「ダメよ、これは焦らしプレイと受け取ったわ///」ムラッ

慧音「声が大きいぞ!」ボソッ

ーー

~青年達お着替え中~

~終了~

裕也「んん...?」

圭一「ん?どした」

裕也「見られている気がする...」

ーー

『!(バレた!?)』

ーー

圭一「気のせいじゃねぇのか?」

知将「そうだよ」便乗の極み

裕也「んな訳ねぇだろ大概にせぇやこの池沼とインムチュウが」

インムチュウ「いや全然」拒否

ーー

アリス「...逃げよ」ボソッ

紫「ではさらb「スキマで逃げるな」離しなさい!」ボソッ

慧音「記憶を食べれば良いのさ」ボソッ 気楽

アリス「裕也にボコられるわよ?」ボソッ

慧音「私は半獣半人だぞ?獣化すれば余裕で勝t「やっぱりお前らの視線だったか」!!!」

アリス「裕也!?いや違うのよ!?これは!」

浩二「んまぁそぅ..(アリス達が居た事)良く分かんなかったです...」

裕也「いや別に怒りゃしねぇよ、どこから見てた?」

アリス「......」

裕也「...もう良いや」

浩二「MURさん終わりませんか?」

知将「おっそうだな、終わろうか」

圭一「いやぁ楽しかったわ」

裕也「お前らはいつまで全裸なんだよ」

圭一「裸族だからね、しょうがないね」

裕也「んな訳ねぇだろ、下を穿け」

圭一「大~きなぁイチモツゥを下さぁいぃ!」

ゲシッ!

圭一「!!! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

裕也「次言ったら本気で蹴るぞ」

圭一「ヴァイ...」股間を撫でる

裕也「そろそろお暇するぜ、行こうアリス」

アリス「うん」

裕也「あっそうだ(唐突)今日は寝かさないからな?覚悟しとけよ?」

アリス「...うん///」

裕也「? どうした?妹紅、何か言いたそうな顔をしているが..」

妹紅「アリスばかりズルいと思って...私も..ダメか?」不器用なアタック

裕也は頭の中で推理する。

裕也「(え?何?妹紅は俺の事好きな訳?寿命の関係で好きにはならないと(自己解釈)思ってたのにな...いや待てよ?そう言えば初対面の時も何か違和感感じた様な気が...まぁ俺は妹紅みたいな白髪(しろかみ、しらがじゃない)美人はOKだな)」

妹紅「..」

裕也「フッ..構わんぞ、良いよ、来いよ」

妹紅「!」パァァァァ!

アリス「!? 裕也!?」

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

※この後、「いいよこいよ」の台詞は人里で超絶に流行った。

ーーーーーーーーー

裕也はアリス、紫、霊夢に加えて妹紅とも肉体関係を持った。

妹紅の初めて(意味深)はアリスも混じっての3P、違和感はあったものの、大変満足した様だ。

顔がキラキラしていて生き生きしている。

初めては痛い、だけど好きな人としたので幸せの痛みだったと(本人談)

裕也も頑張った、二人にメッチャ搾り取られた。

先に妹紅が先に、そして2回でダウン。

そして次はアリス、そして彼女は魔女だ「ねぇ、魔女って...性欲、高いの..アッ♡ 責任..ん♡取って貰うわよ?」との事。

もう今までに無い位に出した。

もうメチャクチャや、またヤりたいぜ。(土方 風)

 

裕也「あかんこれじゃ(俺の股間は)死ぬゥ!」

妹紅「そう言いながらもまだココは出し足りない様だぞ?」復活

アリス「あんなに出したのにまだこんなに大きい♡」

裕也「デッカくてもキツいんだ...もう3時間ブッ通しだぞ...休ませてくれ...(絶倫じゃねぇんだよ...)」

アリス「だ~め♡って言いたい所だけど正直に言って私も限界に近いのよね」汗

妹紅「裕也、膝枕してやるから ほら」ポンポンッ

裕也「ありがと...「どうだ?」あぁ、気が楽になる」

妹紅「そうか♡」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

ーーーーーー

ー数日後ー

裕也「・・・てな事になってな、あーもぅ、どーしよ...」賢者モード

圭一「コ↑コ↓で一言言わせてもらいやす、ハーレム幻想郷をお作りする気でっか?」

裕也「断じて無い」

浩二「現在進行形でなってるんだよなぁ」

裕也「現在進行形でウンコなんだよなぁお前」

浩二「悲しいかなぁ」

知将「ポッチャマ...」

裕也「そーなのかー?」

秋吉「やっちゃえ」

裕也「(王道を往くのは流石に)いやーキツいっス!」

圭一「で、お前はどっちにつくんだ?アリスか、妹紅か」

裕也「...アリスには恩があるからな、俺としては、この世界から元の世界に戻れるその時までアリスの側に居る」

浩二「Foo↑!お熱いねぇ!」

裕也「所で圭一よ「何だね?」お前はいつ、慧音とくっつくんだ?」

圭一「いやそれ、今別に関係無くね?」

浩二「お前さ圭一さ、この前さ、慧音に風呂場で○ェラされてたよな?」

(ご感想は?)

(慧音「凄く大きくて濃厚だった///」)

知将「そうだよ」知らないけど便乗する

圭一「!?(何で知ってんだよ)こんのハゲぇぇぇぇ!!!!」

ゴッ!!!

浩二「アォン!!!」

裕也「ほう?オメーがそれならくっつくのも時間の問題やな、で?ヤったんか?ヤったんだろ?」

圭一「そうですねぇ..!」認めた

浩二「良いねぇ!よぉし!さっさと帰ってオ○ニーでもするか!」

圭一「こん汚らわしい汚物め!消毒だぁぁぁ!」アルコール準備

シュッ!シュッ!←アルコール散布

浩二「! ンァァァァァァァァァァァァ!!!!!」目に入りとっても痛い

ーーーーーー

ー同日夕方ー

-永遠亭、(何処かの)迷いの竹林ー

妹紅「...まだやるか?輝夜...」

輝夜「ねぇちょっと待って何故貴女いつの間にかそんな強くなってるのよおかしくないかしら?」ボロボロ

妹紅「私は、私を支えてくれる人が出来たって事だ「は?(威圧)」」

輝夜「おいおいおい、ちょっと待てや、それ、どう言うこったい」

妹紅「口調が変わってるぞ...好きな人が出来たって事だ//」

輝夜「...は?..はぁぁぁぁぁぁ!?嘘でしょう!?こーんな白髪のBBAに先を越されたの!?「誰がBBAだお前も同じBBAだろ」うっさい!」

妹紅「まぁ、お前には一生(アッチ方面の卒業は)出来ないだろうな!」

輝夜「くっ...!言わせておけば言いたい放題ね...!」

妹紅「取り合えず、今日はこの後会うし、これで最後とするか...じゃあな」

輝夜「ちょ!待ちなさi.もう居ない...」

ーーー

裕也「...もうこんな時間か」

圭一「どうした?」

裕也「妹紅と会うんだよ、後で」

浩二「ヤるの?」

裕也「ちげぇよ、お茶すんだよ」

知将「嬉しいダルォォ?」

裕也「まぁな、ここは男として奢らねば...」使命感

圭一「んじゃあな」

裕也「悪ぃな、じゃあな」

 

 

圭一「裕也も居らんくなったし、そろそろお開きにすっか」

知将「お、そうだな」

浩二「俺達...こんな自由に過ごして良いんすかねぇ...アイツ等に申し訳ないっすよ」

圭一「...それはそうだな...俺達は働き過ぎたんだ、これ位、許してくれるさ」

知将「そうだよ」

圭一「きっと」

浩二「今の一言、お前が言うのは申し訳無いがNG」

圭一「なんでや!」

ーーー

-人里、お茶屋ー

妹紅「(裕也、まだかな..)」

裕也「お ま た せ」ヌッ

妹紅「うわっ!? ビックリした...!」

裕也「スマン、そこまでビックリするたぁ思わんかった」

妹紅「全く...心臓に悪いぞ「死なねぇから問題無かよ」そうだけどさ...」

裕也「おばちゃん、みたらし団子ね「はいよ、ちょっと待っとくれ」はーい」

妹紅「...あのさ「ん?」裕也達の居た世界ってどんな所だったんだ?」

裕也「...どう言う意味でか?「人同士の関係とか、色々」そうだな...この世界の様に女だけに人口が片寄らず、ほぼイーブン、女はイケメンに惚れ、男は美女に惚れる、そしてこの世界ので人力で行う作業は、俺達の世界じゃ機械を使って物事を済ませたりしている、説明が下手でゴメンな、て言うか前にも説明した事ある気がするゾ」

妹紅「いや、良いさ、大体は分かった」

「はい、みたらしね、それとお茶」

裕也「お、旨そうだ」

「ごゆっくり~」

妹紅「...」

裕也「..ほれ、妹紅も食えよ、旨いぞ「今は良いさ」そうか」

ー丁度その頃のアリス邸ー

アリス「あれ!?裕也!?どこ行ったの!?」大慌て

上海「シャンハーイ...(裕也さんなら随分前に人里へ出たよ)」

慌てるアリスに体を使って説明する上海、アリスは上海と蓬莱の生みの親なので人形達の言いたい事は大体分かる。

アリス「え?上海、ホント?なら良かった..」

ーーー

裕也「・・・・・・さて、そろそろ帰るか「そんな時間か、早いもんだ」あぁ、おばちゃん、勘定」

妹紅「裕也が帰るなら私も帰ろうかな..じゃあ、また「あぁ、またな」」

妹紅、帰宅。

裕也「さて、日が暮れる前に帰r「裕也さん」ん?」

声を掛けられて振り向く、声の主は咲夜、紅魔館のPADちょ..、いや、メイド長。

裕也「咲夜s「咲夜とお呼び下さい」いや咲夜s「咲夜とお呼び下さい」...咲夜」

咲夜「はい♪」

裕也「俺は帰ってアリスとイチャイチャするから忙しいのだが「それは忙しい、とは言えません」いやそれ俺が忙しいと捉えてるだけだから、何の用かな?」

咲夜「はい、お嬢様より命をお受けしまして、参った次第です」

裕也「...フランの様子を見に行く事(紅魔館の優先順位)も出来るし都合が良いか...良いだろう、行こう」

咲夜「分かりました」

裕也「歩くのめんどいから瞬間移動で宜しく「チッ..」なんで舌打ちした「気のせいです」さいですか」

人里に居た裕也と咲夜はものの一瞬で紅魔館の目の前に。

 

咲夜「着きました」

裕也「いつ見てもデケーよな」

咲夜「私のが、ですか?ご覧になられますか?少々お待ち下さいませ」スッ

裕也「それもそうだけど、ってオイちと待てや、どうすればそうやって聞き取れるか俺の邪剣を使って3時間程問い詰めたいのだが(お前確かPADじゃなかったけ?)あれ?門番居なくね?」

咲夜「彼女は今日、非番ですよ「あっそっかぁ」さぁ、どうぞ」

裕也「手土産の一つ位用意しときゃ良かったな」

 

コンコンッ

咲夜「お嬢様、咲夜です、裕也さんをお連れしました「通しなさい」はい、失礼します」

ガチャッ

 

パタンッ

裕也「久し振りと言うべきかな?おチビちゃn「レミリア!!!」あそうそう、レミリアよ、忘れとったわ、スマンスマン」

レミリア「次はスピア・ザ・グングニルをお見舞いs「やれるもんならやってみろや、マジでブッ殺すからな? お前のユートピア☆THE★グングニルって長くね?」スピア!ザ!グングニル!」

裕也「まぁ良いや、で?何の様だ?用も無く呼んだってなら...パキパキッ 分かってるよな?」

レミリア「!...用件は咲夜の事よ「咲夜?」そう、あの娘 経験無いのよ「何が」男よ「この世界男少ねぇもん、後、お前もだろw」黙りなさい「おん」あの娘の初m「断る」最後まで言わせなさいよ!!!」

裕也「咲夜の初めては、咲夜自身が決めるものだゾ、お前がそこまで指図する権利は無い」

レミリア「」

裕也「その前にお前が経験しないとダメな気がするんだよなぁ...ま、俺は絶対協力しないけど、これ以上肉体関係持ちたくない、紫に「紫!?」霊夢に「霊夢も!?」アリスに「アリス!?」...黙れや猿ぅ!」

レミリア「猿じゃない吸血鬼ぃ!!!」怒

裕也「あ?コウモリ?」ボケ全開

レミリア「」

咲夜「お嬢様..」

レミリア「咲夜ぁぁぁぁぁぁ!!!」泣

カチャッ..

「お姉様?」

裕也「? おぉ!フラン!元気か?」

フラン「! うん!元気だよ!」

裕也の問いに答えるとフランは裕也に飛び付く。

対する裕也も、フランを受け止める。

裕也「おっと! あれ?翼は?「邪魔だったから消した!」翼って消せるのか..」汗

レミリア「え(翼って消せるの...初めて知った)」驚愕

フラン「その代わり翼を消すと飛べないんだよ」

裕也「ふむ、成る程」

フラン「裕也お兄様は何で紅魔館に居るの?」

裕也「人里から連れて来られた」

フラン「そうなんだ」

ーーーー

アリス「裕也...いつになったら帰ってくるのよ......グスンッ」ポロッ

ーーー

フランに正面から抱き着かれてる為、頭を優しく撫でながら{☆かりすま★}と話を進める裕也。

裕也「…」

フラン「~♡」

レミリア「(フランが誰かに懐くなんて信じられないわ…姉である私に懐く事無かったのに…なんか悔しい...「心の声が聞こえとるぞ」」

裕也「レミリア、咲夜の事は咲夜に任せろ、お前が紅魔館全てを丸投げしてるようにな「!?」」

フラン、そろそろ降りてくれ「はーい」良い子だ」

レミリア「あら、急いで帰った方が良いわよ」

裕也「誰のせいじゃ...咲夜の件は考えておく。次、しょうもない事で呼んだら許さんぞ」

 

アリスのもとに着いた時は既に月が上り地面と周りをぼんやりと照らす。

アリスにメチャクチャ泣き付かれ、その夜はメチャクチャ搾り取られた。

 

 




書き方忘れちゃった、てへっ★


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第58話 毎年8/10は野獣の日 転移問わず

何でか、感想欄が見れない事が多い、何で?


2020年8月5日

裕也達は8月3日に警官職務に復帰し、署長を含めた上の立場の者達と会議を行っていた。

 

葛飾署 第一会議

「・・・であって、これが・・・」

大介「.....ヘヘッ...!」キラキラッ☆

圭一「おい裕也、「何だよ」何か大介がもの凄いニコニコしてるぞ?」ボソッ

裕也「あぁ、大介?アイツ昨日、エリカと籍を入れたんだってよ、それで浮かれてんじゃね?」ボソッ

拓也「やっと結婚したんだ...次は誰がゴールインするかな?」ボソッ

裕也「俺d「いや僕でしょ」」ボソッ

圭一「クソッ!俺なんか彼女居ねぇのに..!」ボソッ

裕也「祝ってやれよ、そんなんだから彼女出来ねぇんだろ」ボソッ

圭一「るせぇ!大きなお世話だ!!!」

「川崎警部補!うるさいぞ!「! すみません!」」

頓田署長「・・・の議題をここまでとし、次の議題に進みたい皆さんはスクリーンをご覧あれ」

 

    {8/10 毎年恒例、野獣邸騒動・騒音問題}

裕也「あの~質問宜しいでしょうか?「許可する」何故、我々葛飾区がこの問題を?下北沢は世田谷区寄りですよ?であれば、管轄は世田谷の連中かと」

頓田署長「分かってないねぇ君は」

裕也「は?」

頓田署長「世田谷区の各署の者達に軽くアンケートを取ったのだが、誰もあの野獣邸の地主を知らないと言ってな「んな訳ねぇだろ」、野獣邸の地主と知り合いである者が葛飾署に居たから、この問題を我々が解決するとなった...所で、淫夢とは何なのだ?」

裕也「ご自分で調べて、どうぞ」

拓也「簡単に言えばホモやゲイ、同性愛的な捉え方でおk牧場」

圭一「昏睡強漢するヤベー奴も居るし」

拓也「トイレが横にあるベンチで早朝からスタンバってる整備士も居るし「それ淫夢じゃなくて薔薇族だった気がする」」

裕也「深入りしない事をオススメします」

頓田「おっ、おう...」困惑

・・・

・・

裕也「皆さんには淫夢がどれ程子供達に影響を与えているか、去年の動画ですが、今サイトで見つけたのでこちらをご覧ください、先ずは本家から」

ー本家ー

『『..!』じゃぁまず、年齢教えてくれるかな?』

『24歳です『もう働いてるの?じゃぁ?』学生です『学生?あっ..ふーん..』』

『身長体重はどれ位あるの?』

『身長170cmで体重が74㎏です』

『今何かスポーツやってんの?凄いガッチリしてるけど』

『特にはやってないんですけど..トレーニングは、やってます、昔はぁ太ってたんで結構..そこから段々体重落としていって、今に至ります、健康目的ですけどね(笑)』

『彼女とかいるの?』

『..今は居ないです』

『今は居ない?いつまで居たの?』

『こ..去年ですね』

『じゃぁオナ○ーとかってのは?』

『やりますねぇ!』

『どれ位の頻度でやってんの?』

『週~..3日か4日位です』

・・

・#

『風俗とか行くの?』

『行った事ありますよ』

『どういう系統が好きなの?』

『そうですねぇ...やっぱり僕は、王道を往くソープ系ですか』

『ソープ?高いでしょソープって』

『ピンキリですよねぇ』

・・・

・・

ー台詞集ー

『ぬわぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉん!』

『辞めたくなりますよ部っ活ぅ!』

『風呂入ってサッパリしましょうよ~』

『白菜かけますね~』

『ふわぁぁぁぁ疲れたもぉぉぉん..!』

『頭にきますよ!』

『俺も暖めたからさ、俺も洗ってくれよなぁ~頼むよぉ~』

『上がったらビールっすよ先輩!』

『冷えてるかぁ~?』

『バッチェ冷えてますよ!』

『先輩夜中腹減んないすか?』

『腹減ったなぁ』

『ですよね、この辺にぃ、旨いラーメン屋の屋台、来てるらしいっすよ、行きませんか?』

『あっ、行きてぇなぁ』

『行きましょうよ じゃけん夜行きましょうね』

『おっそうだな、あっそうだ、おいKMRぁ』

『な、何ですか?』

『お前さっき俺等着替えてる時チラチラ見てただろ』

『見てないですよ』

『嘘つけ絶対見てたゾ』

『お前さKMR、さっき脱ぎよった時中々来なかったよな』

『そうだよ』便乗

『いやそんな事...』

『見たけりゃ見せてやるよ』

『えっ...?何するんですか?』

『見ろよぉー』

『やっ止めてくれよ...!』絶望

『ナンダム...ケツ舐められた事あんのかよ誰かによぉ』嫉妬

『なんか溜まっちゃってさぁ!』

『俺もしてほしいけどなぁ~!ホラホラホラッ!逃げんなよ~!』

『見とけよ見とけよ~!』

『よく見ろよホラッ!』

『クチッ!クチアケーナホラ! てゐ!てゐ!てゐ!』

『ちょっと歯ぁ当たんよぉ~!』業務連絡

『先輩コイツタマタマ舐め出しましたよ!やっぱ好きなんすねぇ!』

『もっと舌使って舐めてみろよ~』

『気持ちいいか~KMRぁ~?』

『お前勃たねぇな...俺が勃たせてやるか!しょうがねぇな』孫悟空

『あぁ先輩気持ちいいすよぉ~、もっと舌使って下さいよ舌ぁあぁぁ気持ちいいっす~』

『もっとシゴいてぇ~...!』

『ンーおかのした』正岡子規

『あっ先輩今度俺舐めますよ』

『いや別に抵抗は無いですよ、はい』

『出、出ますよ?出しちゃって良いですか?』

ブッチッパ!

『クゥーン...アーイキソッ! アッ!イッ!キッ、キモチィィ!』

『こ↑こ↓』

『入って。どうぞ ✝️悔い改めて✝️』

『ねぇ今日練習キツかったね!』

『まぁ大会近いからねしょうがないね』

『タァイムはどう?』コカ・コーラ北島

『まずウチさぁ、屋上、あんだけど..焼いてかない?』

『オイル塗ろっか?』

『これもう分かんねぇな...』

『どれぐらいヤってない?』

『溜まってんな!』

『まぁ、多少はね?』

『これ以上気持ち良くなってきたら...!もう良いよヤバイヤバイ!』

『焼けたかな?お前どう?』

『喉渇かない?何か飲み物取ってくるよ』

〈サッー!

『お ま た せ、アイスティーしか無かったけど良いかな?』

『オッス、大丈夫か?』

『暴れんな...!暴れんなよ...!』

『気持ちいいか?気持ちいいだろ?』

『ちょ!不味いですよ!』

『お前の事が好きだったんだよ!』

『ンッ!ンッ!』

『イクイクッ!イクゥ!あ!...あぁぁぁぁぁ!』

『いいよ!こいよ!』

『胸に掛けて胸に!アァッ!』

『ンン...!マ゜ッア"ッ!↑』

ーコメント欄ー

名言ラッシュ

人間の屑

世界一イキ顔を見られた男

女の子じゃないか...!

掘られたい

淫夢最大の被害者

S○Xするだけで人々を笑わせる男

ホモビに出ただけで日中関係を修復する男

YMN姉貴揃って浣腸させなきゃ...使命感

国↑交↓

今田 耕司

鈴木 福

臭そう

臭い

今年最後なのに何見てるんだろ俺...

性犯罪者

ホモビに出ただけで一生ネットの晒し者

(年齢制限を掛けるなんて)頭にきますよ!

・・・・

・・・

・・

裕也「次は影響を受けた子供達ですね...くくっw」

圭一「(ウケてる)」

ーネットに投稿されてる動画ー

ホモガキ勢『イコイコ!皆で!いきますよぉ?良いですかぁ?ほら 5! 4! 3! 2! 1! こ↑こ↑~!』

『お ま た せ』

『いいよ!こいよ!』

『ンアッーー!』(≧д≦)

『やりますねぇ!』

『24歳です 学生です』

『まぁ多少はね?』

『ぬわぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉん!』

『お前さっき俺達の事チラチラッ見てただろ?』

通行人『見てないですよ』

『嘘つけ絶対見てたゾ』

『そういやさっきお前さ、俺等がこ↑こ↑~!ってした時、なかなか通らなかったよな?』

『そうだよ』便乗

通行人『いやそんな事...』

・・・

・・

ーコメント欄ー

敗戦国の末路

少子高齢化

近所迷惑ですマジレス

強く生きて...

ーーー

裕也「・・・と、他にもありますが割愛します、この様に、淫夢は現代っ子達に過大なる影響を与えております」

頓田署長「...少子高齢化の原因はこれか!」

裕也「(少子高齢化の原因はこれだけじゃ)ないです「あ、ない?」」

世田谷署署長「我が署の署員大半を動員しても彼らが優勢で手に負えません...「役たたね」

裕也「大介、何か言ってやれ「エリカと結婚したんだぁ...ヘヘッ..」駄目だコイツ..早く何とかしないと..」

圭一「浮かれッぷりがスゲェな」((;´∀`)

拓也「ダチが幸せそうで何より」(^^)

その後も会議は進む。

結論は簡単、野獣邸の隣に派出所を急ピッチで建てて治安を守るとの事となった。 あほくさ

期間は3日、8/9迄に終わらせ、署員を配備する事となった。

ー会議終了後ー

裕也「建てるのはこの限られた日数では絶対に出来ん..どうしよ「プレハブ建てればどうだ?」!それだ!」

拓也「問題はプレハブをどこから、だよn「俺にツテがある、ちょいと聞いてみるわ」マジ?」

圭一「今から連絡してみるからちと待っとれ」

ー10分後ー

圭一「ちょいとボロいが、程度の良いヤツをくれるってよ「でかした」」

裕也「因みにそれはすぐ寄越してくれるのか?」

圭一「大急ぎでと言ったから大丈夫、明日には持ってくるよ」

・・・

・・

ー翌日ー

野獣邸

 

裕也「いつ見てもデカいな」

圭一「俺ん家(実家)よりデケェ」

拓也「後4日だよ、騒がしくなるのは」

裕也「あ、1つ言い忘れ取った、8/10は圭一、ここで仕事だからな」

圭一「は?」

裕也「俺と大介と拓也は普通の勤務だ、気にするな、差し入れはしてやる」

圭一「断るっ...!」

裕也「これ命令ね、署長から「クソッ!」」

「お?司令長官じゃないすかぁ!オッスオッス!」

野獣邸の主、田所浩二現る。

裕也「おぉ、イキスギじゃないか「田所です」」

拓也「イキスギコージー草」

浩二「何してんすか?」

裕也「毎年8/10はここにホモガキ共が来るだろ?「そうですねぇ..頻繁に」頻繁かよ」

大介「ここにプレハブ建てて警官を配備するんだ「お?復活した」」

浩二「はぇ^~成る程、最近は信者(ホモガキ共)が敷地内に入って来て困ってたんすよ」

裕也「今年は徹底的に抑えるから警察に任せんしゃい」

浩二「良いっすかぁ!?おっすお願いしま~す」

圭一「あ、(プレハブ積んだトラック)来たぞ」

 

「久しぶりじゃねぇか!頼まれてたプレハブ持って来たぞ!「ありがと、えっと ここに置いて」任せろ」

・・・

・・

裕也「(仕事が早いな...)電気配線は俺と大介でやる「俺もかよ」付き合え「まぁ良いけどよ」」

圭一「俺は必要無いとお見受けしたのでバイバ~i「寄ってかない?」は?やだよ、よっしゃ、こんなもん終わらせて帰って{自主規制}するか」

・・・

・・

ー夜ー

裕也「大介、そっちはどうだ?こっちは終わったぞ」

大介「おう、丁度今こっちも終わった所たい」

裕也「どうだ?久々に一服「良いねぇ」」

二人は、自身のポケットに入れていたタバコとライターを取り出し、タバコの箱から一本のタバコを抜き、ライターで火をつけ、深々と吸う。

大介「フーッ...久々に吸った気がする」

裕也「だな、俺も久々に吸ったぞ」

大介「最近、タバコ安くなったよな?」

裕也「520円が390円になったのは嬉しい」

大介「でもなぁ...フーッ...いつまでも喫煙する訳にゃアカンしな..禁煙してみようかな...」

裕也「1日なんぼ吸ってんの?「1箱、あんま吸わなくて10本くらい、お前は?」俺は2箱だな、ほら、ストレスがなんだが最近はガチで一本も吸ってない」

大介「分かる、ストレスでガンガン吸うのは」

裕也「何ミリ?「マル○ロ4ミリ、お前は?」俺はマ○ボロ12と8ミリ「結構いくな」」

裕也「早矢の目の前じゃ吸いたくないな、受動喫煙で早矢に影響あるし...するんじゃなかったって後悔しとる「分かるわ、でも辞められないよな」百害あって一利無しとはこの事よ」

大介「エリカが居る時は極力吸わない様にしてるよ」

裕也「いくらタバコが安くなったとは言えど、こうして話してる間にもドンドンと燃えてくから勿体ないな...フーッ...旨い」

大介「一服したし、仕上げといきますか」

・・・

・・

ー2020年8月10日ー

時は来た、午前8時09分、こんな早朝から全国各地からホモガキが世田谷の下北沢に押し寄せ、いや、もう既に野獣邸の目の前に居るゾ。

たまげたなぁ...。

ー野獣邸 派出所ー

警官1「凄いですね...」

警官3「コイツらホモなんだな」

圭一(野獣邸派出所の部長に一時就任)「アイスティー配って何してんだ?」

〈まずさっきさぁ、アイスティー...買ったけど要らない?

〈サーッ!

〈ありがとナス!

〈いただきマース!

警官2「部長!アイスティーが根こそぎ買い取られたと近くのコンビニから電話が殺到してます!「ダニィ!?」」

ーコンビニー

バイト「店長!アイスティーだけ売り切れました!」

店長「腐る程仕入れたけどまたか...」←毎年この日だけアイスティーが売り切れるので困惑する

バイト「店長...」

店長「来年は今年の倍プッシュで仕入れる「マジですか」マジ」

ーー

ー野獣邸 正面ー

ホモガキ1「んにゃぴ...」

圭一「んにゃぴ警察だっ!」

警官1「はいはい君達、近隣住民から通報を受けたからお家に帰ろうね~」

ホモガキ2「やだよ」即答

警官2「やだじゃないよ」

ホモガキ3「おじさん達やめちくり~」

警官3「おじさんの事本気で怒らせちゃったね!」ブチッ!

圭一「おじさんだとふっざけんじゃねぇよオルァァァ!お兄さんだるぉぉぉ!?」ブチギレ

 

浩二「お ま た せ」唐突

知将「お っ そ う だ な」唐突

KMR「先輩の家っていつみても先輩と同じく汚いですね」

遠野「はぇ^~...(いつ見ても)スッゴいおっきい..」

AKYS「いいだろお前成人の日だぞ」

ISI「(野獣邸が自分の部屋より)汚いんですけど...ホントに..」

MNR「じゃあ..死のうか...!」

TNOK「取り合えず、ワンワン鳴いてみろよ」

TDN「(野球キャンプ中に無理やり拉致られてTNOKに免許盗られてあーもうメチャクチャだよ...)やれば帰していただけるんですか」無免許

TNOK「考えてやるよ、あくしろよ」センチュリー破損

GO「あっ、どうもこんちゃーっす!」

課長「嫌よ嫌よ~!」

ゆうさく「俺のチ○コ舐めてくれよ..!」

syamu「オィィィィィィッス!どうもぉぉ!syamuでぇぇぇぇぇす!二日前のオフ会は、誰一人...来ませんでした..」伝説のオフ会0

淫夢・サムソン勢(一部は用事の為居ないけど)集結...!

ホモガキ勢『!!!!』

浩二「良いねぇその顔気持ちいいよぉ~?」

知将「あっ..そっかぁ...」

ーーーー

同時刻

葛飾署 女子交通課

婦警一同『エリカ(逸見)さん!結婚おめでとう!!!』

裕也「親友の俺からも言わせてもらうよ、おめでとうエリカ」

エリカ「ありがとう皆、裕也も」

早矢「幸せそうですねエリカさん」

みほ「良いな~」

エリカ「お腹の中には既に..ね?」サスサスッ...

一同『え!?嘘!?デキたの!?』

裕也「!」

エリカ「..なんてね!冗談よ冗談、どんな反応するか気になったから言っちゃった、でもね?ホントに心の準備は出来てるわよ?」

大介「(今夜は本気で..「心の声が聞こえとるぞ」」

早乙女「キャー!岩野さん大胆!」

エリカ「それと私は、もう「逸見」じゃなくて岩野エリカよ?」

裕也「名字で揉めたりしなかったか?」

エリカ「?そんな事無かったわよ?逸見家なんて普通の家系だから婿入りして逸見大介になれ、なんて無かったし、寧ろ{こんな娘ですが宜しくお願いします}なんてお父さんとお母さんが言ってたわ。」

大介「エリカが俺の妻になったなんて未だに信じれねぇ、幸せで泣けてくるぜ...」

裕也「涙拭けや」ハンカチ差し出し

みほ「式はどうするの?」

エリカ「その事なんだけど...別に式は挙げなくても良いかなって思ってるの、大介の側に居れればそれで充分だし、ほら、隊長って未だに出来て無いでしょ?仮に式を挙げたら隊長(まほ)呼ばなきゃいけないし...」

みほ「あ...そっか。お姉ちゃんまだ居なかったね..忘れてた」

拓也「忘れてたって..」(--;)

裕也「重婚すんなよ?」

大介「当たり前だ!俺が愛しているのはエリカだけだぞ!俺は死ぬまでエリカと一緒だからな!そこ忘れんじゃねぇぞ!」

婦警『ヒューヒュー~!』

エリカ「///」

大介「エリカがもし、事故や病気とかで死んだら俺も死ぬ覚悟はある」

裕也「その発言はこの場で言うなバカ者」

ーーー

ホモガキ勢『GOisGOD!やりますねぇ!GOisGOD!24歳、学生です!GOisGOD!いいよ!こいよ!GOisGOD!嬉しいダルォォ!?』

警官1「んにゃぴ...」現実逃避

警官2「応援を要請します!SATたちゅけてー!」

SAT出動。

圭一「何でこんなクッソみたいな騒動にSAT呼んでんだクルァァァァ!!!」

警官3「あーもうメチャクチャだよ」

圭一「コイツら淫夢語録しか喋ってねぇじゃねぇか!マトモに会話出来ねぇよ!田所どこ行った!?「屋上で日焼けしてます!」あんのステハゲがぁぁぁぁぁぁ!!!」

ーーー

 野獣邸屋上

野獣先輩「クゥーン...」

遠野「暑いっすね...」

知将「ポッチャマ...」

木村「日焼けも良いですね」

野獣先輩「喉渇かない?」

知将「おっそうだな」

遠野「そうですね...」

野獣先輩「何か飲みもん取ってくるよ」

ここで、野獣は本領発揮する。

・・・

・・

遠野「何すんですか...!?「暴れんなよ...!」ちょっとホントに...!」

 

ーーー

葛飾署 女子交通課

裕也「エリカ、大介、お前らはもう帰って良いぞ、新婚なんだから好きにやってこい!俺が代わりにやってやっかっら」

大介「すまんな裕也...エリカ、行こう「えぇ、皆、明日ね」」

エリカ&大介、帰宅。

裕也「...さて、アイツ等帰ったし、ちゃっちゃとやって帰るか!」

早矢「クスッ..えぇ、そうですね」

纏「アタシも手伝うよ「ありがとう纏さん」」

ーー

夕方 野獣邸

圭一「やっと半分が居なくなったか...!」

警官2「ぬわぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉん!!!」

警官3「既に8時間超えてるんですがこれは...」汗

警官1「お願いだから帰ってぇぇ!!!」

圭一「SAT来ねぇじゃねぇか!」

SATの隊員達は{あほくさ}と言う理由で出動拒否していた。

・・・

・・

ーーー

15:50

葛飾署 女子交通課

裕也「皆今日もお疲れ様、すまないが俺と早矢は今日早めに帰らせてもらうね」

早乙女「何かあったんですか?」

裕也「ちょいとね、早矢、行くよ」

早矢「皆さん、また」

早乙女「お疲れ様!」

夜勤組と残業組に見送られて退出。

ー帰りの車内ー

裕也「さて、エリカと大介の結婚を祝いに行くか」

早矢「私はまだエリカさんの事を分かってない事があるのですが、エリカさんと大介さんの馴れ初めって?」

裕也「あれ?話して無かったっけ?確か...高校時代、俺達は戦車道(と空戦道)をやっててさ、それで試合の対戦校がエリカ達の学校だったんだ。

顔を合わせた時はエリカに嫌みを言われたなぁ...男が戦車道をするな、てな」

早矢「そうだったんですね」

裕也「まぁ、勿論試合は俺達が勝って、試合後にエリカが泣いてた所を大介が慰めた、俺もそのから先の詳細はよく分からんからアレだけど、まぁそこから交際が始まった訳よ」

早矢「6~7年の交際してたんですね」

裕也「そうだな、知ってる中じゃ長い付き合いだな」

早矢「私と裕也さんとの付き合いも結構経ちますよ?」

裕也「確かにな...夫婦になりたいけど、今のまま恋人で居たい、何か複雑な気持ちだよ」

早矢「私は待っていますよ、あなた♪」

裕也「あぁ(こりゃご期待に添えねばな...アレ、もう渡すか...後、何か忘れてる気がするが良いか)」

圭一に差し入れ忘れてるゾ...ポッチャマ...




ガバガバ内容でスマソ...
修正候補に入るは当たり前ゾ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その8 咲夜 こ わ れ る

んにゃぴ...や、やっぱり自分でする方が一番ですよね?
それはそうと、コロナのせいで志村けん さん逝っちゃいましたね...カナシイ...カナシイ...


幻想郷にいる事既にどれ程かこれもうわかんねぇな...位にまで時間は流れ、日に日にストレスが溜まる裕也。

裕也「...(タバコが)吸いてぇ...!」

アリス「え?あ(察し)...ちょっと待ってね 」ヌギヌギ

裕也「何してんの?」

アリス「吸いたいんでしょ?ほら」

裕也「吸いたいを間違ってるぞ、俺が吸いたいのは おっぱい(ストレート)じゃなくてタバコ、喫煙したいの、いやそっちも好きだけどさ」

アリス「...///」

裕也「取り合えず着直そうよ、ほら手伝うからさ」

手伝ってる途中で(美乳のおっぱいに)我慢出来ず、美味しく頂きました...。

ー人里ー

寺子屋

圭一「良いか~?ここはテストに出すからちゃんと覚えるんだぞ~」

一同「はーい」

ガラッ

慧音「圭一、ちょっと来てくれ、相談があってだな「待っててくれ、すぐ行くから」分かった」

圭一「今日の授業は終わりっ!閉廷っ!一同解散っ!」

チルノ「やっと終わったー!何して遊ぶ!?」

大妖精「お腹空いたから何か食べようよチルノちゃん!」

リグル「ミスチーの所で食べようよ!」

ミスティア「ご馳走するよ!」

ルーミア「そーなのかー?」

圭一「気を付けて帰れよー」

 

別室

圭一「慧音、来たぞ「入ってくれ」お邪魔しまーす」

慧音「相談なんだが・・・・」

圭一「なるほどねぇ...これはちょっちムツかしいなぁ」

相談は保健体育の性に関してだった。

慧音は圭一以外とは(意味深)関係をした事が無く、知識としてはあるものの、経験者には敵わないので圭一を頼ったのだ。

圭一「俺も裕也程経験がある訳じゃねぇけど力になるよ、慧音の頼みだしな!」

慧音「ありがとう圭一」

・・・

・・

ー永遠亭ー

医務室?

秋吉「なにぃ?」

永琳「あなたは勃起不全なのよ(嘘だけど)」ムラムラ

秋吉「な訳ねぇだろ、この前鈴仙ちゃんとヤりまくったぞ」

鈴仙「ちょっ!///」

永琳「...へぇ...?ウチのペットに手を出した、と」

秋吉「ペットだと!?ザケンナ!一人の女の子じゃねぇか!もういっぺん言ってみろ!ぶっ殺すぞ!」カチンッ!

てゐ「ゴム?生?」WAKWAK

秋吉「あ?生に決まってんだろ当たり前じゃねぇか、好きな奴と生でヤって文句あっか?」

鈴仙「///」顔真っ赤、あの時感じた感覚がまだある。

永琳「取り合えず注射するわよ?(これさえ打てば私にメロメロよ)」

チクッ...! ※ゆうさくじゃないゾ。

秋吉「...む!」

秋吉のムスコがみるみる{おはようございますっ!!!}になっていくじゃないですかヤダモー(`・д・´)。

永琳「これは想像を越える程の大きさね♡何で凛々しいのかしら♡」

鈴仙「」ゾクッ...!

秋吉「くっ...!うぅっ..!(な!何だこの感じは!?ヤりたくて仕方ねぇ!昨日も人里で鈴仙と10発もヤったのにまだシたくて溜まらねぇ!治まれ!俺のムスコ!)」

永琳「無駄よ、この効果は行為をしないと治まらないわよ?」犯人

秋吉「鈴仙!...ヤりたい..!お前のあの蕩ける顔が見たい!お前と一緒に気持ちよくなりてぇ...!(迫真)だから...ヤらないか?」イケボ

鈴仙「はい♡」即答

永琳「(あれ?私にメロメロの効果無くない?ま、いっか)」

大淫乱パーティー、はぁい、よーいスタート。

ーーー

博霊神社

霊夢「今日も良いペンキ★」

魔理沙「大丈夫か?永遠亭行くか?」

霊夢「冗談よ」

紫「霊夢~」ヌッ

「「うわっ!ビックリした(ぜ)!」」

霊夢「いきなり出てこないでよ!」

魔理沙「心臓止まるかと思ったぜ!」

紫「それはごめんなさいね?霊夢、裕也君来なかったかしら?」

霊夢「ここ最近は来てないわよ?来ても人里ね」

紫「コレを渡そうと思ったんだけど...」

スキマから1カートンのタバコを取り出す。

霊夢「なにこれ?」

紫「タバコよ、外の世界のね」

魔理沙「裕也って喫煙者だったのか?」

紫「昔はかなりのヘビースモーカーだったらしいわよ?とにかく吸ってたらしいわね」

霊夢「美味しいのそれ?」

紫「本人曰く、気持ちが和らぐらしいわよ?一本試しに吸ってみたけどこれはキツすぎるわね、私は吸いたくないわ」

マル○ロ12mmとピ○ス21mm(は試しに吸い始めた)。

霊夢「裕也さんってば...こんなの身体に悪いのに...」

紫「禁煙は心掛けてるらしいけどそれが中々出来ないらしくて」

(裕也「タバコに手を出すんじゃなかったと反省してる、だがしかぁしっ!後悔はしてない!(開き直る)」キリッ( ・`д・´))

紫「でもね霊夢、裕也君がタバコを蒸かす所を想像してみて......ほら、カッコいいでしょ?」

霊夢「めっちゃ分かる」即答

魔理沙「(私の知っている霊夢や紫が別人になっていくんだぜ...)」遠い目

ーー

裕也「♪」

アリス「(は、恥ずかしい)..//」

裕也「いつ見ても触っても良い乳してるな~♪」

アリスを膝に乗せ、服越しでも未だにお触り続けるクズ野郎。

トントンッ

アリス「?誰かしら...ちょっと出るわね」

裕也「ごめん夢中になってた「もぅ/// はーい」」

 

「アリスちゃん!」

アリス「お母さん!?」

アリスの母、魔界の神こと、神綺がやって来た。

神綺「元気にしてたアリスちゃん?」

アリス「えぇ、もちろん元気に過ごしてるわよ、どうしたの?いきなり来て」

神綺「何となくよ♪お邪魔しても良いかしら?」

アリス「え?良いけど..」

神綺「お邪魔します !!!えぇぇぇぇぇ!?」驚愕

裕也「こんにちは、どちら様でしょうか?」

神綺「はっ初めまして神綺です!アリスちゃんの母です!」緊張

裕也「ご丁寧にどうもニコッ、渚裕也です、威張って言えませんが、アリスのお世話になってます、アリスのお母さんでしたか、お綺麗ですね」口説いてない。

神綺「あ、ありがとう///」堕ちた

アリス「お母さん...」

神綺「ん?なぁにアリスちゃん?」

アリス「私の裕也に色目使わないで!」

神綺「やぁねぇ使ってないわよ?」

裕也「まぁまぁ落ち着いて、それとアリスのじゃなくて俺のだからな」

ーー

紅魔館

ー回想ー

レミリア「咲夜」

咲夜「お呼びでしょうかお嬢様?」

レミリア「裕也を連れて来て頂戴」

咲夜「畏まりました」

・・・

・・

ー現実ー

アリス邸

玄関前

咲夜「...///」

咲夜は扉に耳を当て、中の音を聞き取る。

聞き取った事が間違っていたか定かではないが、今、物凄くヤバい場面に出くわしている。

咲夜「(このまま何事も無かった様に入るか...取り合えず窓から覗いてみましょう)」

姿を見られない様に注意しつつ、室内を確認する、目に入るは男の胸板、それをペタペタと触るアリスと神綺、これには咲夜も驚く。

 

咲夜「!」

ーー

神綺「凄い身体しているわね♡」

裕也「いやぁそうでもないっすよ」野獣

アリス「いつ見ても目に保養ね♡」

裕也「男の胸板に需要なんてあるんすかねぇ「「ある!」」さいですか...気が済むまでどうぞ」諦め

ーー

咲夜「(な...何て羨まs...いえ、私は従者、そんな如何わしい事を考えちゃいけないわ、裕也さんを紅魔館へお招きする為に来たのよ私、目的を見失ってはいけないわ!)」

〈アー モウ シアワセー♡

〈ムラムラ シチャッタ...

〈ヤラナイカ?

〈〈ハーイ♡

バンッ!!! ドア大破

咲夜「だめぇぇぇぇぇぇ!!!」

「「「!!!」」」

裕也「咲夜さん!?」

アリス「ぇ? え? え?」

神綺「?誰かしら?」

咲夜「扉を壊したのは申し訳ありません、裕也さん、お嬢様から招待を、との事で参りました」

裕也「おぜう様の相手すんのも疲れるんだが...まぁ良いや、行ってくる」

アリス「気を付けてね」放置プレイ

裕也、咲夜と共に紅魔館へ。

・・・

・・

神綺「アリスちゃんと裕也君ってどんな感じなの?どんな出会い方したの?お母さん気になるわ~」ワクワクo(*゚∀゚*)o

アリス「う~ん説明がちょっとしにくいわね...出会い...そうね、確か、いつもと変わらず読書をしていて、途中で育てている作物が気になって外に出て、その時に違和感があって、その気になる場所へ行ったら疲労している裕也が居た、とでも言えば良いのかしら、ごめんねお母さん、説明下手で」

神綺「良いのよ別に、所で彼って本当に人間...かしら?」

アリス「どういう事?」

神綺「なんと言うか...人間が持つ魔力じゃない...私と同等、若しくはそれ以上の魔力を持ってるわね...」

アリス「裕也は人じゃないとでも言うの?数ヵ月前に幻想入りしたのよ?」

神綺「まぁ良いわ、別に気にしたって大した事にならないだろうし」

アリス「突然咲夜が裕也を連れてっちゃったからナニも出来ないわ...」ムラムラ

神綺「私も混ざって良いかしら?」ムラムラ

アリス「裕也が良ければ..ね」

ーーー

紅魔館

レミリア「よく来たわね、歓迎するわよ、裕也」上から目線

裕也「...」カチンッ

レミリア「しかし、今日も良い天気、そう思わない?裕也」

裕也「...」

レミリア「良い紅茶を手に入れたから特別に淹れてあげるわ、しっかり味わいなさい」上から目線

裕也「...」

レミリア「何か喋ったらどうなの?」

裕也「...」

レミリア「ねぇってば...何か言ってよ...」

裕也「...」

無口を貫く。

レミリア「うぅっ...」泣

トントンッ

ガチャッ

咲夜「お嬢様、紅茶を用意しましt..これは一体...」

裕也「(口聞いて貰えんかっただけで泣くのかよ...レミリアってホントに500も生きてんのか?)はぁ...用件は何だ、レミリア」

レミリア「やっと口を開いてくれたわね、次に貴方はこう言うわ、レミリアを抱きたい、メチャクチャにしたい、と」泣き止んだ

裕也「レミリアを抱きたい..な訳ねぇだろこの おぜう が」

レミリア「へ?」思考停止

裕也「寝言は寝て言え、まさか呼び出したのはこんな下らない事だったのか?前にも言ったよな?次、下らない事で呼んだら許さんと」

レミリア「まぁ冗談は置いといて、本題は私に関して」

裕也「ふーん」興味なし

レミリア「ちょっとは興味持ってくれても、異性として見ても良いのよ?」

裕也「(興味と異性感覚は)ないです、はい」

レミリア「異性のベッドでの付き合い方(意味深)を私に教えて頂戴」

裕也「めんどくさいのでお断りします」ズバッと即答

咲夜「即オチ草」

敬語は何処へ?

・・・

・・

レミリア「さっきは取り乱してしまったわ」

裕也「あれが平常運転の間違いだろ」確信

咲夜「そんな事は無いかと...多分」

裕也「従者に多分とか言われるなんて これもうわかんねぇな」

レミリア「うー★」

カチャッ

フラン「あ、裕也お兄様来てたんだ!」

裕也「お、フランじゃないか、また翼を消したのか?」

フラン「ずっと前から消してるよ!無くても別に困らないから」

裕也「そうか」

フラン「今日は何しに来たの?」

裕也「またお呼ばれだよ」

フラン「そうなんだ」

レミリア「フラン、貴女、お勉強は?」

フラン「お勉強?そんなものとっくの前に終わらせたよ!」スッ

裕也「どれどれ...凄いじゃないか、これが出来るたぁ思わんかったぞ、この問題は特に難しいし、俺でも間違うぞこれは...そこの おぜう、この問いに答えよ・・・・・・とは?」

レミリア「簡単よ、答えは○○○よ!「えぇ...(困惑)これもう(おぜう様の頭は)ダメみたいですね...」何でよ!」

裕也「先ず聞きたいが、何で回答が○○○なんだ?おかしいダルォォ!?そこは△△△ダルォォ!?もういっぺん赤子からやり直して、どうぞ」

レミリア「なんか私に対する当たり方酷くないかしら?」

裕也「へ?どこが?」

・・・・

・・・

・・

ーーー

永遠亭

迷いの竹林のどこか

課長「迷子になるなんて嫌よ精神壊れちゃう!あぁぁぁぁ!やいやいやぁぁぁぁぁ!!!」

現場監督「(幻想郷に)入っちゃっ...たぁ!!!」

幹事長「ぁあぁぁ違和感感じちゃうぅ!」

遠野「(生命的に)不味いですよ!」

GO「通りでねぇ!」犯人

更にホモビ達が幻想入り。

課長達はその後、迷いの竹林をさ迷い続け、運良く妹紅と出会い、助かった。

妹紅「(なんだコイツら...)」

ーーー

紅魔館

正門

美鈴「(今日は珍しく魔理沙さんが来ませんね...よし、一眠りしまs)ん?このスキマ......紫さん?」

紫「あら、紅魔館の番犬じゃない「誰が番犬ですか」そんな事は良いわそれより裕也君は居ないかしら?」

美鈴「居ますよ、お嬢様のお相手をされてま「お邪魔するわよ~」ちょ!?」

ーーー

紫「裕也君~」

裕也「ん?この声は...紫じゃないか」

レミリア「美鈴はどうしたのよ?」

紫「私お得意のスキマでダイレクトお邪魔しましたわ」

レミリア「(門番はいっつも役立たないわね!)そう」

紫「裕也君に渡す物があるから はい、コレ」

裕也「おぉ!俺の好きなタバコじゃねぇか!ありがとな紫!」

紫「ええ、喜んでもらえて何よりですわ(ヨッシャ喜んでもらえたぁぁ!)」ニコッ

裕也「わりぃが今吸わせてもらうぞ   フー...生き返るわぁ~」

紫「(想像を超えるとかそう言うレベルじゃない位にカッコいい!)」

レミリア「(今日のオカズは決まりね)」

咲夜「ゴクリッ...!(いただきました)」

・・・

・・

裕也「んで、どこまで話が進んでたっけ?」

レミリア「貴方の剣(意味深)で私の盾(意味深)をベッドで貫くって話、だったわね」

裕也「なに言ってんだ頭イッてんのか?この おぜう」

レミリア「冗談で頭がイカれてるなんて言う必要あるかしら...貴方を執事として雇おうかと」

裕也「は?何?誰が従者になってお前の世話しなきゃならんの?バカなの?俺が執事しないと死ぬんか?あ?お?」

レミリア「そこまで拒否する事ないじゃない」

裕也「お前の相手しなきゃならんなんてHPゴリゴリ減るんですよクォレガ」全力拒否

咲夜「私からもお願いします」_(..)_

裕也「...分かった、条件がある、出来る事ならやってやるが、出来ないものには出来ないとハッキリ言わせてもらう、住み込みは絶対にしない、そして休みがとりたい時は取らせてもらう、それだけは何がなんでも譲らん、以下3つでどれか1つでも守れないなら俺は引き受けない、執事する位ならアリスにしてやりたいんだ」

(アリス「裕也が執事ですって!?て事は私をおっ...!お嬢様と...!...もういつ死んでも良い///はっ..!(閃き)その反対(自分がメイドになってご奉仕)もあるわね...!いや寧ろ私が(意味深)ご奉仕したい!」)

レミリア「ええ、勿論構わないわ、条件と言われて思ってたのとは違うわね、給料を言い値にしろって言われるかと」

裕也「金は別に要らん、金の価値観が違い過ぎるしな、まだ21万円以上持ってるから」

レミリア「に!21万!?」

咲夜「お嬢様!?」

裕也「俺達の価値観は1銭からじゃなくて1円からだ、そこ勘違いするなよ」

レミリア「咲夜、私達のどれ位かしら...?」

咲夜「正確には把握しておりませんが..多く見て倍は...」

レミリア「」

裕也「で、いつからやれば良い?」

レミリア「明日からお願いね」

渚裕也、幻想郷にて再就職が確定。

紅魔館での話は長引き、帰って来た時は既に日が暮れ、満天の星空が見える夜、アリス達がどうなっているのも知らずに何気なく扉(いつの間にか直ってる)を開けて中に入る。

 

裕也「ただいま~」

アリス「お帰りなさ~い♡」

裕也「お..おう、何故にバニーガール?」

アリス「ごめん、ムラムラしちゃって...それがお母さんも、ね?」

裕也「オッフ...」驚愕

神綺「ごめんなさいね...あんな身体見せられちゃ我慢できなくて..」ムラムラ

裕也「親子丼バニープレイかぁ...あんま乗り気じゃないんだよなぁ」ムクムクッ...!↑

アリス「そうは言っても下の方は正直じゃない?」

裕也「男だからね、しょうがないね」諦め

 

この夜、魔法の森(もう力一杯)に喘ぎ声が響いた。

魔法の森に住むとある少女は言う。

『結構離れてるのに親友の喘ぎ声が凄すぎで昨日は寝られなかったんだぜ...お陰で私もムラムラしちゃって...朝まで張り切っちゃったぜ☆』

いやもうこれ魔理沙じゃね?

・・・

・・

ー朝ー

裕也「(またヤっちまった...!)」(´・ω・`; )

目の前にグッタリとするアリス(回数不明)と神綺(とは初めて)、夜明け前に何度もアへって居たのは秘密だ。

取り合えず風邪をひかない様、アリス達に毛布を掛け、朝食を作り、自分の準備をテキパキと済ませ紅魔館へ足を運ぶ。

理由?仕事だよ、仕事。

歩くこと20~30分で紅魔館に到着、門番は相変わらずデッカイ鼻ちょうちんを作って熟睡、取り合えず揺さぶってみる→起きない、鼻ちょうちんを潰す→起きない、鼻を摘まんで呼吸を出来なくしてみる→起きない、こうなりゃ最終手段、豊富な乳を鷲掴み、それでも起きない。

裕也「(...これだけしても起きねぇとはたまげたな...もう良いや、勝手に入ろっと、しかし、柔らかかったな、満足満足)」

静かに門を開け、静かに門を閉める。

ーー

美鈴「...(めっちゃ揉まれたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)」カァァッ///

※どうやら起きてた様です。

ーー

紅魔館の館内に入った裕也は前日に教えられた部屋へ入り、丁寧に畳まれた執事服に素早く着替える。

裕也「サイズぴったりだな...動きやすい...」

着替えを済ませ部屋を出ると目の前に咲夜が。

咲夜「おはようございます裕也さん、あら、お似合いです♪」

裕也「あぁ、おはよう、しかし俺のサイズをよく知っていたね」

咲夜「メイドたるもの抜かり無く、です」

裕也「そっか」

咲夜「では、仕事を始めましょう」

裕也「お手柔らかに、な」

ー咲夜sideー

裕也さんが寝ている美鈴を起こそうと四苦八苦なされたので加勢しようと思いましたが、その必要は無かった様ですね、まぁ、美鈴は後程ナイフで殺りますけどね♪

そして裕也さんは何事もなく館内へ入って昨日お教えした部屋に入りお着替え。

ここで私とした事が、盗○カメラを...置き忘れました(血涙)

技術力のある河童に○撮カメラを頼んでいましたが、つい引き取りに行く事を忘れていたのです、迂闊でした。

まぁ仕方ありません、たかが1つ、今晩のオカズを無くしただけの事なので気にしません(強がり)

(にとり「ナイフ突き付けられて...かなり恐怖を感じた」(´・ω・`))

暫くは裕也さんをサポートしなさい、とお嬢様から命を受けたので咲夜、頑張ります!(高速戦艦3番艦)

後で美鈴は寝た罰として一回殺ります。←ここ大事なので2回

ーside outー

裕也の仕事振りに咲夜は驚いた、重量物の持ち運び等、難なく済ませたり、レミリアのお茶出し(粗相を仕出かさず)、特に驚いたのはフランの遊びの相手、結構本気でじゃれてくる(目が本気の)フランを軽々と受け止めて可愛がる裕也に対して疑問を持った『彼は人間なのだろうか』と。

 

咲夜「裕也さん「ん?」裕也さんは...裕也さんは本当に人間なのですか?」

裕也「いや人間だよ」即答

咲夜「妹様のお相手は一番この職場で一番危ないんです「そうなのか」はい、あの時の妹様の目、かなり本気でした、裕也さん(の理性)を壊したいと思われていたかもしれません」

裕也「壊されてたまるかよ(壊されるのは課長で結構)...確か、ありとあらゆる物を破壊する程度の能力だっけ?「はい」ふーん...羨ましいもんだ、俺だって欲しいさ、そんな能力」

咲夜「妹様はかなり悩んでおられますよ」

裕也「いくら490年と以上生きていようが幼い事に変わりは無いさ、俺だってガキの頃にゃフランと同じでメンタル脆かったもん、それを支えてやるのが俺とお前、従者の役目だろ?」

咲夜「はい!」

裕也「さて、昼まで後少しだ、お互い頑張ろう」

・・・

・・

裕也「(さて、昼も食べたし、おぜう も寝たし、軽く一服しますかね)咲夜、喫煙所ってどこにある?」

咲夜「汚さなければ何処でも構いませんよ?」

裕也「そこのベランダで吸うとしますかね、咲夜、悪いけど、使わない皿ちょうだい」

咲夜「どうぞ、それと田所さんから教えてもらったアイスティー(ヤる口実)もどうぞ」スッ

裕也「皿はありがとうなんだが何故にアイスティーのコップのフチが白いんだ?」

咲夜「?気のせいですよ」すっとぼけ

裕也「いやコレ白いんだけd「気のせいですから」いやs「一気一気!」ガボォッ!?」

無理やり飲まされた。

咲夜「これ薄力粉ですから!片栗粉ですから!」迫真

裕也「混ぜる必要あるかぁ!?マッズ!水!」

咲夜「バイアグラなら手元にございますわ」

裕也「!まさかさっきの白い粉てやっぱ...!」

 

ドサッ...

 

咲夜「..フフフッ、即効性の睡眠薬を混ぜたのにしぶといですね...」眼光

 

ー5分後ー

 

裕也「...んん...あれ?何で俺、ここで寝て...は!?」

咲夜「あら?もう起きられたのですか?お早いですね」全裸

裕也「なんで全裸!?そして俺も全裸ぁ!?何故に縛られてる!あ、咲夜って胸あったんだ」

咲夜「ありますよ、当然です♪うるさいですよ旦那様「旦那様!?」そうです、これから私の旦那様になられるのですから♡」

裕也「訳わかんねェよ!」困惑

咲夜「暴れない...!暴れないで...!」迫真

裕也「(アリスや紫にバレたら)不味いですよ!」遠野

咲夜「ふふっ♡おチン(ピー!)に塗りたくった勃○剤も効果を発揮しましたね♡」

裕也「(く...!駄目だ!チ(見せられないよ!)ポの制御が効かねぇ...!)...」

ーーー

裕也が出た直後、神綺は朝早くに帰ってしまい、読書し、人形を作ったりで時間を過ごしていたアリス。

 

アリス「♪~  ! (性的に)裕也が危ない!上海!蓬莱!」危機を感じた

今まで以上に鋭くなった。

ーーー

咲夜「ほら、胸でされるのが気持ち良いんですよね?それにしても何て大きさなのかしら...♡私の胸に収まらない、これは凄いわね..♡..スゥー...はぁぁぁ♡凄いエッチな匂い..♡」

裕也「(咲夜ってマジで未経験なのか!?テクがスゲェ!このままじゃガチでイかされる...!)や、やめてくれよ...!だっ...!誰かぁぁぁ!!!」ピクピクッ

咲夜「声を上げた所で誰も来ませんよ?ほら、私は万端です、挿入れますよ♡」

咲夜の秘部からトロ~リと液が裕也のモノに垂れ、ゆっくり咲夜は腰を下ろし、自ら挿入れようとする。

裕也「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(良いよ!来いよ!)」大ピンチ

ガッ!!

咲夜「ウグッ!?」

ドサッ!

 

「裕也!助けにきたわよぁファァァァァ!!?」ブシャァァァァァァッ!!!!←鼻血

裕也「!アリスか!助か..!アリスゥゥゥゥ!?」

・・

アリス「ごめんなさいね取り乱したわ」鼻血ボタボタ

裕也「アリス...あのさ、お前の鼻血が俺の身体にボッタボッタと掛かってるから鼻血拭こ?その前に縄ほどいてくれ」

アリス「そっ、そうね」汗

裕也「ふぅ、やっと自由に...」

アリス「ねぇ裕也、咲夜どうする?」

咲夜「」チーン...。

裕也「...取り合えずほっとこう」

・・・・

・・・

・・

ー帰宅後ー

裕也「ひどい目にあった...まさか初日で襲われるとは思わんかったぞ...」ボロボロ

アリス「裕也...事情を説明してくれるかしら?」事情を知らない

裕也「実は・・・・・・・・・

アリス「そうだったのね...」

裕也「う...!さっき、咲夜の奴に勃○剤を塗られて時間はどれ程経ったか知らんけど未だに収まんねぇ...!」ギンギンッ

アリス「(いつもより大きい...!)///」

ガシッ!

アリス「!裕也!?」

シュルッ.. パサッ..

アリス「あっ...♡」

裕也「すまん......アリス...!我慢出来なくなって...!ゴメン!アリスと一緒にイきたい...!大丈夫だ、気持ち良くするから...!アリスも十分に濡れてるね「あっ♡裕也のせいだからね?♡一緒に気持ち良くなろ?♡」 いくよ...!」

アリス「あぁん♡」

ーーー

一方その頃、キャッキャウフフした圭一と慧音は全裸(当たり前だよなぁ?)で布団に潜り楽しく雑談していた。

圭一「慧音、どうだった?良かったかな?」事後

慧音「すまない圭一、また私だけ気持ち良くなってしまって...」

圭一「なに、気にすんなって!俺も気持ち良かったんだからさ!」

慧音「優しいんだな、圭一は///」

圭一「そうか?俺は別に普通に接しているだけだぜ?それはそうと、今日は満月、ハクタクにはならないんだな」

慧音「圭一と出会う少し前には制御出来る様になったんだ、圭一はどっちが好きなんだ?」

圭一「うーん...それは考えた事ないな...俺はお前(容姿問わず)が好きだし、それは変わらん」

慧音「...そうか///」

ーーー

裕也、帰宅後

咲夜「......」

レミリア「なんですって!?」

フラン「咲夜が裕也お兄様を襲った!?(私は(性的に)襲いたくても襲ってないのに!)」

パチュリー「どうするレミィ?処す?処す?」本見ながら

小悪魔「許してはいけないと思うのです」ムチを手に持ち

美鈴「咲夜さん...」咲夜愛用のナイフを添えて。

従者である咲夜が仕出かした事を知った紅魔館一同は咲夜を問いただして驚愕した。

レミリア「(幸いにして最後まではイってないにしてもこれは未遂、明日から裕也は来なくなる!それは仕方なくても最悪の場合、八雲 紫に話がいき間違いなく私達は消される...!)」

(YKR「私のカッコ良くて可愛い裕也君を傷付ける何て死刑ものよ~♪」ALC「裕也を傷付けるのは許さないわよ!」RIM「夢想封印より痛い技を浴びせてやるわよ!」MKU「惚れた男に傷付ける奴は燃やし尽くしてやる...!覚悟しな!!!」裕也の(過)保護団体、代表者達、ケンカ売ったら生きて帰れない 事実)

フラン「どうするのお姉様!?」

レミリア「落ち着きなさいフラン」ガタガタガタガタッ!

パチュリー「落ち着くのはレミィの方よ」(´・ω・`; )

美鈴「咲夜さん、何か言ったらどうですか?」

咲夜「後もうちょっとだったのよ...後もうちょっとで...」後悔

美鈴「反省してないんですね...」呆れ

レミリア「咲夜、貴女の気持ちは分からなくもないわ、でもやってしまったのは事実よ、暫く頭を冷やしなさい、良いわね?」冷静

咲夜「...はい..」

 

フラン「(裕也お兄様来なくなったら甘えられない...!)」絶望

レミリア「さて、咲夜の罰はどうするかしらね」

パチュリー「だから、処せば?」

レミリア「どの様に?」

小悪魔「パチュリー様に1票」

レミリア「意味分かって1票なの?」疑問

美鈴「アリスさんに引き渡すか、人里で全裸回りはどうですか?」

レミリア「美鈴、それはそれで私達の精神状態が問われるわよ、そしてアリスには絶対に渡してはいけないわ、肉人形にされかねないから」

フラン「私が壊しても、良い?」

レミリア「それだけはやめなさい」即答

ーーー

裕也「アリス、ゴメンな、俺の相手なんか頼んで...」賢者モード

アリス「そんな悲しそうな顔しないで裕也、スッゴい気持ち良かったから別に良いわよ? それに...やっと中に出してくれたし..///(ボソッ)」

裕也「ん?なんか言った?」

アリス「!いいえ!何でもないわ!?」

裕也「なら良いんだが」

アリス「一杯出してもらった裕也のが出てきちゃって...」

裕也「我ながら良く出したな...いかん、また..」汗

アリス「もう一回、する?」

裕也「...ゴメン」

アリス「今度は繋がって居ましょ?」

裕也「うん」

ーーー

人里

迫真空手道場

浩二「先輩、何か面白いものって無いんすか?」

知将「それはポッチャマに聞かれても答えようが無いんだゾ~?聞きたいなら師匠に聞いてみると良いゾ」

浩二「師匠、何か面白い話無いすか?」

秋吉「ねぇよ」即答

浩二「何でも良いから異変起きてくれないっすかね」

秋吉「異変が起きたら起きたでそれはまた面倒になる、俺としては今の平和のままが良いんだ、ラブ&ピース!」

浩二「片っ端から喧嘩吹っ掛けて来てた人が言う台詞じゃ無いと思うんですが」ボソッ

秋吉「なんか言ったか?」

浩二「いや全然」すっとぼけ

秋吉「良し、今日の練習はここまでだ、後は好きにすれば良い」

浩二「先輩、ラーメン行きませんか?」

知将「終わったらルーミアの勉強を見てやらなくちゃいけないから無理だゾ」

浩二「マジかよ...じゃあ師匠でいいや、師匠、行きましょう」

秋吉「やだ、このあと鈴仙ちゃんとデートすっから、汚物に構う暇ない」

野獣先輩、ボッチラーメン確定。

ーーー

事後

アリス「明日はどうするの?」スッキリ

裕也「一応顔は出すよ」スッキリ

アリス「気づけばもう夕暮れね..ご飯の準備しましょ」

裕也「手伝うよ」

アリス「ありがとう」

・・・

・・

裕也「さて、飯も食ったし、風呂の準備しとくか」

アリス「お風呂は洗ってあるからお湯沸かして」

裕也「分かった」

・・

裕也「今溜まりよるよ」

アリス「ありがとう」

裕也「どうする?先に入る?俺はどっちでも良いよ」

アリス「一緒に入るって...駄目?」お誘い

裕也「良いね、一緒に入ろう」即答

 

ー翌朝ー

裕也「じゃ、行ってくるね、なるべく早く帰って来るから」

アリス「うん、行ってらっしゃい」

 

アリスに見送られた。

道中、人里によって美味しそうなデザート(レミリアとフランの分)を購入し、紅魔館へ向かう。

裕也「(紅魔館に着いても咲夜に会うのは確実だな...怖がってる様に見せるとするか...)」

・・・・

・・・

・・

レミリア「良く来てくれたわね」

裕也「すまないが、暫く暇を貰いたい...咲夜に襲われたのはちょいと傷付いてな...」ふり

咲夜「あら、裕也さん、来られておられたのですね」

裕也「ヒッ...!咲夜...さん」ガタガタガタッ...

咲夜「そんなに怖がらないで下さいな、襲いませんから...ホントですよ?」

レミリア「(かなり恐怖心があるわね)咲夜、貴女は暫く頭を冷やしなさい、と言った筈よ、何故ここに来てるのかしら?」

咲夜「お嬢様、私はもう大丈夫です、反省しております」

裕也「(2人とも俺の演技に疑問は持ってないな、でもこの演技がいつまでも持つ訳じゃねぇな...早めに退散しよう)えっと...とりあえず、人里でレミリアとフランにデザート買ってきたからそれでも食べてくれ、んじゃ」

裕也は、自身から一番近かったレミリアにデザートが入った袋を手渡し、ソソクサと紅魔館を後にする。

袋の中にはデザートだけを入れていた訳じゃない。

『退職届』も入っており、これが受理されれば再び無職に戻る。

裕也「(無事に受理してくれればありがたいんだがな...しかし無職で居るのは俺自身が許せん...)久々に博麗神社行こ...」

ー博麗神社ー

霊夢「...暇ね」

魔理沙「お茶出してくれ、お客だぜ?」

霊夢「アンタは客じゃないの、白湯なら出すわよ?お賽銭入れてくれるならお客としてお茶を出すわよ?」

魔理沙「酷いのぜ...ん?」

 

裕也「おや?魔理沙じゃないか、久し振りだな」

魔理沙「裕也!久し振りだな!元気だったか?」

裕也「まぁ、それなりに、な」

霊夢「! 裕也さん!こんにちは♡どうされたのですか?」

裕也「何となく来てみただけさ、ダメかな?」

霊夢「いえ♡ゆっくりしていって下さい♡お茶だしますね♡」

裕也「ありがとう」

霊夢はお茶の用意の為に台所へ姿を消す。

魔理沙「私とは扱いが違いすぎるのぜ」

裕也「まぁまぁ、気にしない気にしない」

魔理沙「裕也に聞いてみたかったんだが、良いか?」

裕也「?」

魔理沙「アリスとは、上手くやっていってるか?」

裕也「?当たり前だろう?俺が居るんでアリスに迷惑掛けてるし..それがちょっとな」汗

魔理沙「その...ど、どこまでいったんだぜ?///」乙女

裕也「いった?あ...(察し)、そりゃもちろん...」

指で形を作ってズポズポと。

魔理沙「! そうなのかぜ///アリスには負けないって思ってたんだけどな...」

裕也「魔理沙、自身を持てよ、お前は可愛いんだから近い内に男出来るって」

魔理沙「か!可愛い!?私が!?」

裕也「うん、良い顔してるしな」本音

魔理沙「面と向かって良く言えるんだぜ///」

裕也「俺もそう思う、まっ、盗みをしなければの話だがな(笑)」

魔理沙「借りてるだけだぜ!...死ぬまで」

裕也「それを盗んでると言うんだよ」正論

魔理沙「」

霊夢「裕也さん♡どうぞ♡」ヌッ

裕也「ありがとう・・ん、良い茶葉だ、熱いけどかと言って熱い過ぎない俺好みだな♪」

霊夢「ほら、アンタにも」スッ

魔理沙「お!茶柱!」

ーーー

数日後、魔理沙は裕也と合体(意味深)する事になろうとは思ってもなかった...。




見とけよ見とけよぉ~?なにやってんだ嬉しいダルォォ!?
野獣先輩「修正候補なんだよなぁ~頼むよ~」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第59 グ帝降伏

大介との新婚生活に浮かれる岩野(旧姓:逸見)エリカ氏、裕也の正妻を狙う 西住 まほ(のみならず当時、戦車道に関わった者全員)、それを全力阻止する磯鷲 早矢、妹ポジションを維持しつつ(裕也(お兄様)の)正妻を狙う事にした島田 愛里寿、そして一方に臭さを増して留まる所を知らない田所 浩二、これもうわかんねぇな。


2020年8月15日

ー国防海軍本部ー

第一会議室

拓真「グ帝が降伏したよ」

裕也「...はい?」

拓真「グ帝が降伏したんだってば」

大介「何事かと思えば突然過ぎて理解が」汗

圭一「で?どうするの おやっさん?認める?潰す?」

拓真「向こうが降伏するのは予想はしていた、ただ予想していたより早くてな...国を守る者として、意見を聞きたい」

裕也「私として、降伏を認めるは賛成です、このまま争いを続けた所で、得るものなぞ たかが知れています、逆に日本側としては資金・資源の無駄遣いになりましょう、戦争を続けた所で国民からは良い顔されません」

大介「当初は潰すと言ったり、最後は降伏認めたり、パーパルディア戦でもそうでしたが、ガバガバ過ぎません?」

圭一「まぁ良いやん、俺達に損はないし」

拓也「でもさ、戦争が終わった所で僕達には別の戦争があるじゃん?特に裕也はさ」

裕也「それは言うな、マジでめんどくさくなってんだからさ..」

拓也「正妻戦そ..「マジ黙れ、次言ったら口縫うぞ」ごめんなさい」

拓真「この事は聯合艦隊の山本君達にも話が回ってる筈、一度話し合ってみてくれないか?」

「「「「分かりました」」」」

ー2時間後ー

山本 五十六「話は聞いているよ」久々の登場

宇垣 纏「自分としましても戦争終結は大いに賛成です」久々の登場

黒島 亀人「参謀としても宇垣さんに一票」久々の登場

戦艦大和艦長 有賀 幸作「平和が一番ですからね」

山本「有賀君、何で君がここに居るのかな?責務は?」

有賀「宇垣中将に着いてこいと命ぜられましたので、一時的にですが副長に一任しております」

山本「そうだったか、疑ってスマンな」

裕也「聯合艦隊の考えとしては、戦争の終結に賛成、との事ですね?」

山本「あぁ、私は元々、戦争は好きじゃないからね」

宇垣「根っからの戦争嫌いでしたからね長官は」

ーーー

裕也「聯合艦隊も戦争は終わらせるべき、と口を揃えております」

拓真「そうか、ならば終わらせよう、その前に条件つけなきゃ...」

ーーー

裕也「俺達、聯合旭日艦隊は暫く仕事は回ってこん」

大介「んじゃ、また警察業務かな?」

圭一「まぁ、そうなるな」

拓也「ホント、仕事は1つに絞りたいよね」

裕也「色々やってたらさ、何でも出来る感じがして良いじゃないか?」

拓也「確かにその捉え方もあるね」

圭一「そういや、山本さん達って艦隊業務ない時って何してんの?」

裕也「あの人らは年金ライフだよ、だって年寄りじゃん」

圭一「見た目は若者だけどな」汗

大介「普段は麻雀したり、チェスしたり、盆栽したりして1日を潰してるらしいぞ」

圭一「マジか」

ーーー

2020年8月16日

葛飾署

大介「てな訳で、戻ってきましたよ日常が」

裕也「お前らは仕事は溜まっとるけどな」

圭一「やる気しねぇな...」

拓真「眠い...」

大介「頑張れよ二人とも」

「「へいへい」」

 

早矢「こうして一緒に仕事が出来るというのも幸せです」

エリカ「早矢と同じ」

裕也「そう言って貰えて嬉しいよ」

大介「照れるぜ」

早矢「あなた「ん?」承認してほしい書類があるのでお願いしますね?一応纏めてます」

裕也「お、ありがと」

エリカ「大介、また後でね」

大介「あぁ、また後で」

 

 

 

ー仕事中ー

裕也「よし...こんなもんかな、早矢、確認してくれ」

早矢「早いですね「承認の印鑑押すだけだからな」...大丈夫ですね」

裕也「みんな~!ちょいと早いが昼休みに入るぞー!」

早乙女「え!?まだ昼休憩まで30分早いんですよ!?」

裕也「別に良かよ、のんびりしてらっしゃい」

・・・

・・

大介「ホント、俺達ってよく屋上で食べるよな」

裕也「雨降ってたら階段で食べるって..俺ら学生かよw」

大介「懐かしいなぁ、所で圭一達は?」

裕也「圭一は野獣邸の所に仮設したプレハブ派出所あったろ?そこにまだ常駐しとるよ」

大介「マジか」

ーーー

野獣邸 派出所

圭一「俺...いつまでここの勤務なんだよ...」

警官1「(知ら)ないです」

警官3「いつまで居たの?」

圭一「こ..今年の8月10日ですね..はい.....このネタ止めん?」

警官2「いや、面白いので止めません」淫夢中毒者

圭一「ポッチャマ...」

ーーー

ー回想ー

拓真「所で、グ帝とのやり取りはどうなってるかね?」

朝田「向こうも条件を突き付けて来ました、改めてですが、我が国としては無条件降伏・賠償金を提示しており、向こうは一定の陸・海・空の3戦力保有、現在の植民地の所有維持・戦後賠償金支払いゼロを条件としてならば応じるとの事ですね、私はどれ1つとて譲歩は致しませんが」

拓真「こう伝えてくれ、ふざけた事ぬかすと窒素爆弾を投下すると」

篠原「分かりました」

ー回想終わりー

朝田「だそうだ、さて、貴国のご回答を貰いたい」

グ帝外交官1「何だと!?」

グ帝外交官3「我々を舐めているのか!?」

グ帝外交官2「蛮族め!」

シエリア「お前達!」自国の外交官に向かって

篠原「舐めプしてるのはお前らなんだよなぁ」正論

朝田「話になりませんね篠原さん」

篠原「これはもう窒素爆弾...投下決定かな?かな?」諦めレナ

朝田「ですよね、はい決定、ヨシッ!」現場猫

山本「良いのかい?」

「「あっ良いっすよ!」」

グ帝外交官一同「「「「(今度こそ終わった...)」」」」

この会談の翌日、グ帝にまた窒素爆弾を投下される事になった。

・・・

・・

ーーー

「「「「ご馳走さまでした」」」」

裕也「また腕を上げたかな?」

早矢「嬉しい事です♪」

大介「たまには俺も作ろっかな」

エリカ「たまにはお願いね?」

裕也「さて」

大介「一服するか」

エリカ「裕也と大介って考える事は一緒なのね」

「「言われてみりゃそうだな」」(笑)

エリカ「ほらまた...早矢、私達は戻りましょうか」

早矢「そうですね、まだ終わっていない書類がありますし」(´・ω・`; )

裕也「早矢、休憩中には仕事はダメだよ、別に急ぎじゃないから」

早矢「そう言われるなら...分かりました♪」

・・・

・・

裕也「よーし!仕事再開するぞー!」

「「「「はーい!」」」」

「課長!この書類の確認お願いします!」

裕也「はいよー、そこ置いとってー」

「課長!お茶どうぞ!」トンッ

裕也「ありがとう、気が利くね」

・・・

・・

ー男子交通課ー

大介「(何でこんなむさ苦しい所で仕事しなきゃなんねぇんだよ」

「心の声が駄々漏れですゾ」

「俺達の事そう思ってたんすね...カナシイ...カナシイ...」

大介「エリカの癒しが欲しい...」

一同「黙れや猿ぅ!それしか言えんのかこの猿ぅ!」

大介「?人間って元から猿じゃね?」

「そりゃそうだけどさぁ...!」

「アンタはヤバイね」

「アンタ結婚してから可笑しくなってない?」

「それな、色々と可笑しくなってる」

大介「どこが?」

「なんかこう...エリカさんに対する愛?て言えば良いのかな?それがより一層強まってると言うか...」

「見てる側がイラッとします」怒

大介「エエやん、それぇ最高の誉め言葉やわ」

ーーー

〈この課長ダメやん!

〈おほぉ^~

〈何してるんだお前達は

〈あ!両さん!

ーーー

裕也「男子交通課が騒がしいな...」

「うわ!両津勘吉!」

「今日も汚いわね」

「あんなケダモノが居たら課長が可哀想...」

早矢「皆さん言い過ぎです」(´・ω・`; )

裕也「気持ちは分かるよ?でもそこまで言ってやるなって、な?」

「課長がそう仰るなら...」

裕也「良い子だ」

ナデナデヾ(・∀・`*)

「! 私は子供じゃないです!」

裕也「ハハハ!」

纏「課長!今日は暇か?」

裕也「ん?夜かな?「そ」まぁ、暇と言えば暇だけどどうした?」

纏「ウチに来ないか?良いネタが入ったんだ!」

裕也「そう言えば纏の所は寿司屋だったな...分かった、行かせてもらうよ」

纏「よし!約束だぞ!」

裕也「あぁ、約束だ」

早矢「あらあら、今夜のご飯は美味しそうですね」

纏「早矢も絶対に来てくれ!」

早矢「はい」ニッコリ

裕也「(纏って可愛いけど男っぽすぎるからちょっと勿体ないな...俺は気にしないけど)」

早矢「?あなた?」

裕也「ん?どした?」

早矢「今日はあのレビン、運転させて下さいね?」

裕也「あぁ、良いけど気を付けて乗ってくれよ?」

早矢「勿論ですよ、レビンにトレノ、凄い愛着がありますから♪」

裕也「そう言えば全然乗らないな?ノアとセレナ、どした?」

早矢「FFオートマチックに飽きちゃいまして」(´・ω・`; )

裕也「たまには乗りんしゃい(また新しくレガシィが来る事は黙っとくか...」

早矢「心の声が聞こえてますよ?レガシィ、買ったんですか?」

裕也「あっ、やべ...「別に怒る理由なんてありませんよ?」あぁ、前期BP5レガシィ(4代目)を買ったんだ」

早矢「MTでしょうか?「勿論、MTさ」やった!♪」

裕也「(可愛いなぁ)程度が良い2.0GT B型のspec.Bを、な?それともう2台」

早矢「?」

裕也「必死で探した3代目のBH5レガシィGT-Bと2代目のBG5レガシィGT-Bな、どっちもMT」

早矢「MTワゴンばかりですね(B4のレガシィも乗ってみたいです...)」(´・ω・`; )

裕也「俺が免許取ったばっかりの頃から乗りたくて堪らなかったんだ、免許取った時なんてまだ大きな修理とか出来なくて..今ならさ、腕に自信あるし、古い車を買っても何とか出来るしな♪」

早矢「どこに置くのですか?レガシィたちを」

裕也「新たに土地買って倉庫でも建てる」

早矢「車が好き程度の私では裕也さんの車愛には勝てません..」

裕也「伊達に車乗ってねぇからな~」( ̄∇ ̄*)

早矢「いつ頃納車なんですか?」

裕也「手打ちはしてるからね、引き取ろうと思えばすぐに引き取れるんだが...ほら、あれじゃん?ウチって今置く場所ないじゃん?「あっ...」だからまだ向こうに頼んで引き取るのを待ってもらってるんだ」

早矢「お義父様の所に置かせてもらえばどうでしょうか?」

裕也「いやぁ、そのつもりで電話したらさ・・・」

ーーー

裕也「親父、久しぶりだな、俺だよ、俺」

達郎『オレオレ詐欺なら間に合ってる』

裕也「んな訳ねぇだろ」

達郎『どうした?』

裕也「いやぁ、実は車買ったんだけどさ」

達郎『ほう?』

裕也「買ったは良いんだけど今こっち(自宅)に置く場所が無くて駐車場借りようにも借りる場所が無くてな、それで一時的で良いからそっち(実家)に置かせてもらえんかな、と思って電話したんだ」

達郎『何買った?』

裕也「俺が免許取った時から欲しい欲しいって言ってたろ?スバルのBHとBGレガシィ、それとBPレガシィの3台を」

達郎『はぁ!?お前馬鹿か!?只でさえお前が買ったレガシィの中で一番新しいBPレガシィでも部品供給は少ないんだぞ!』

裕也「いや知っとるよ、部品は知り合いが持ってあるからどうにでも成る」

達郎『じゃあ何で買ったんだよ』呆れ

裕也「そりゃレガシィが好きだからだ」即答

達郎『お前今何台持ってる?』

裕也「えっと...4代目エルフに5代目エルフ、AE86トレノ(2台)とレビン(1台)、鉄仮面が一台だから..6台持ってる」

達郎『何台か手放せ「断る...!!!」』

裕也「エルフ2台は俺をここまで育ててくれた恩義があるし『稼いだの俺なんだよなぁ...』アンタにも恩義はある、エルフ2台は絶対に手放さない、そしてハチロクだけどあれにも愛着があるし、早矢もトレノとレビンに惚れ込んだらしく手放せない、鉄仮面も無理、レガシィ兄弟も無理」揺るがぬ意思

達郎『エルフはもう何年見て乗ってないかな...どうだ調子は?』

裕也「元気に走るぞ、雨風を受けさせない様に倉庫に入れてるしね、洗う時にも結構気を使って洗ってるし」

達郎『ハチロクは?』

裕也「そりゃ勿論、心配なくとも元気さ、毎日走ってるよ、早矢が最近、2ドアのトレノを弄りだしてさ、本人も楽しそうにしてるよ」

達郎『なら良いんだ、あっ、でもレガシィの件は無理』こちらも揺るがぬ意思

裕也「デスヨネー」予想的中

ーーー

裕也「・・・となった訳よ」

早矢「お義父様の言い分も分かります」汗

裕也「ま、別に良いけどな」

ーーー

グ帝 植民地レイフォル

レイフォル軍港

ー聯合艦隊ー

艦隊旗艦 戦艦大和

第一艦橋

宇垣「長官、どうなりましたか?」

山本「あぁ、(グ帝は)終わったよ」

黒島「あ...(察し)そうでしたか」

朝田「急ぎ戻りましょう、既に本国からグ帝撃滅隊所属の3機が成田空港より離陸したと連絡がありました」

篠原「何で成田空港から飛び立つんですかねぇ...」

山本「全艦通達、我が聯合艦隊はこれより帰投する!」

ーーー

日本国 首相官邸

「グ帝も馬鹿ですな」

拓真「それはそうだが、このままだと我が国は周辺国から古の魔法帝国、ラヴァーナル帝国と同じと見られてしまう...友好国からも」

「そうならない様、既に幾つかでありますが、案を」

拓真「ほう?聞かせてもらおう」

「はい、今まで通り、敵を完膚無きまでに叩き、取れる物はとにかく徴収、そして復興には惜しみ無く、です」

拓真「うん、説明がガバガバ過ぎて理解不可避」(´・ω・`; )

「説明がめんどくさいのでコレ(書類)読んで、どうぞ」パサッ

カチャ パタンッ

拓真「...は?アイツ舐めてんの...?書類放り投げて退出しやがった」

補佐官「頭にきますよ!」野獣

秘書官「処す?処す?」ワクワクo(*゚∀゚*)o

拓真「検討中」

ーーー

グ帝撃滅隊

隊長機

隊長「どう思う?」

副長「?唐突に何ですか?」

隊長「この戦争の行方よ」

副長「圧倒的我が国の勝利ですよそりゃ」

隊長「だよな」

操縦士「現在高度17500!速度800!」

隊長「領空権は無いな?」

副長「えぇ、もう本国の領空を外れてますので問題ありません」

隊長「ほらいくどー」

グ帝撃滅隊2番機「あっ待ってくださいよ~」

グ帝撃滅隊3番機「隊長機 速スギィ!」

隊長機「あくしろよ」

「「ん、おかのした」」

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

隊長機

隊長「さて、予定時刻まで後3分、各機、投下用意!」

『2番機!投下準備よし!』

『3番機も2番機と同じく準備よし!』

「隊長!本機も準備よし!」

隊長機「高度!速度このまま!」

 

「隊長!予定時刻になりました!」

隊長「......全機!投下!!!」

2・3番機「イキマスよ~イクイクッ! ヌッ!!!」

 

ーーー

グラ・バルカス帝国

皇帝陛下専用 地下要塞

皇帝グラ・ルークス「また日本があの爆弾を」ガクガクガクガクッ...

「今度こそ我が帝国は終わりでしょう...」

グラ・カバル皇太子「まだ俺は生きたいよ父さん!」

ルークス「カバル...」

カバル「まだ女の子とエッチ出来てないもん!(孫を父さんに見せたいんだ!)「は?」」DT皇太子

カバルの放ったこの一言でその場に居た者達は驚愕する。

「え...!?皇太子ってまだ童t..ゲフンゲフンっ」ヤリチン

「私が手取り足取りお教え致しましょうか?」ヤリマン

「(DTだったのは俺だけやなかったんやな...良かった)」同志が居て喜ぶ

ルークス「......」

「爆弾来ちゃっ...たぁ!!!」

一同「ファ!?」

 

ーーー

葛飾署

午後17時

裕也「んじゃあ皆、お疲れ様」

『お疲れ様でーす!』

早矢「早く纏さんのお寿司屋に行きましょう、もうお腹が空きました」汗

裕也「はははっ、俺も同じく腹ペコだよ」

・・・・

・・・

・・

ー超神田寿司ー

 

裕也「ここか」

早矢「ここですね」

 

ガラララララッ

「へいらっしゃい!」

裕也「どうも、擬宝珠纏さんの上司、渚 裕也と申します」(_ _)

「...あ!もしかしてお嬢さんが言ってたはあなたでしたか」

纏「いらっしゃい!案内するよ!」

ムギュッ

裕也「!オイオイ、当たってるぜ~?」

纏「当たってるんじゃない、当ててるんだよ」

早矢「...」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

裕也「そ...そうか(早矢がめっちゃ怖い)」

早矢「纏さん?...後で、裏、行きましょうか♪」殺意剥き出し

纏「いや、遠慮しとくよ(やり過ぎた)」汗

・・・

・・

寿司屋で食事をする事3時間、車で来ているので裕也は飲まなかったが早矢も纏は一升瓶を3本開け、かなり酔っている。

かなり... 酒 臭 い 。

早矢「旦那ひゃま~♡ヒック」

裕也「うっ...!(酒の臭いが半端ねぇ!)」

纏「課長ぉ~♡」

裕也「お前も酒クセェ!」汗

早矢「ねぇ...あなた?ヒック ここで...シましょ?ね?♡」

裕也「お冷や飲め、酔いも覚めるから、覚めた時にこんな事思い出したくないだろ?ホラホラホラホラホラホラ」迫真

早矢と纏に酔いを少しでも覚まさせる為に冷水を手渡す→払い除けられて冷水は地面にこぼれて畳に染みる。

裕也「! え?」

早矢「纏さんは裕也さんをおさえてて「はいよ」あなた、我慢出来ないの...ごめんなさい..」

裕也「(これはダメみたいですね)...」

・・・・

・・・

・・

裕也「ちょっ!ま!マジで許して!?7回目!ダブルフェ○とかこれもうヤバすぎる!もう出ないから!アムッ♡ アッー↑!!!」

・・・

・・

ー朝ー

裕也「(まさか、早矢があんな大胆に俺を襲ってくるたぁ驚いたな、しかし...マジで不味い事になった...!)」(´・ω・`; )

昨夜の出来事は早矢との一戦でなく纏も加わっての一戦。

ひたすら、愛里寿・まほ・その他の告白(と言うより婚姻届)を断ってきたのに今回の出来事でそれが無駄となった(可能性)。

裕也「(早矢はまだ良いにしても俺とそんな深い関係でない纏と肉体関係を持ってしまった事に今はどうするべきか頭をフル回転させて考えなきゃ...)」

裕也が起きて一時的に部屋から出た5分後に二人とも起床、二人が顔を合わせた時、昨日、裕也にした事がフラッシュバックした二人は酷く顔を赤らめた。

纏「...どうしよ...///」

早矢「もうマトモに顔を合わせられません///」今更

・・・

・・

ーーー

2020年8月25日

日本の友好国であるクイラ王国の軍港に停泊する戦艦紀伊の艦上にて降伏調印がなされ、日本とグラ・バルカス帝国との戦争は終わった。

ー降伏条件ー

グラ・バルカスの国家予算30年分を賠償金として支払う事。

グラ・バルカスは現戦力を放棄し、日本国の許可がない限り、軍備再編成、軍備増強を行ってはならない。

グラ・バルカスは現在保有する植民地とした全てを放棄する事。

グラ・バルカスは今迄の侵略・略奪・虐殺等をしてきた国々に対し謝罪・賠償金を支払う事。

ー最重要項目ー

グラ・バルカスは日本にイイ男(いる数だけ)を引き渡す事。絶対。

皇太子グラ・カバルは、日本のホモビ(COAT社)に出演する事。 揺るがぬ意思。

グラ・カバルは阿部高和・田所浩二にガン掘りされる事。

グラ・カバルは田所浩二に昏睡レ○プ(回数無制限)される事。

外交官シエリア・オウドヴィンは、ピンキー(笑うと化け物)と{自主規制}に出演する事。

ーーー

「以上が、我が国の提示する条件だ」

グ帝一同『いや、これは流石におかしい』

日本の外交官(臨時)TNOK「早く条件飲むんだよ、あくしろよ」

日本の外交官(臨時)TDN「早く飲んで(大会に遅れるから)」せっかち

日本の外交官(臨時)KMR「何で条件を飲まない理由があるんですか?」

ホモばっかりの外交官。

山本「...」

グ帝外交官2「なぜ皇太子を貴国の性行為のビデオに参加させるのだ!?」嫌でもホモビとは言わない

グ帝外交官1「お前ら精神状態おかしいよ...」

シエリア「そして私が{自主規制}に出演とはどういう事だ!?」

裕也「良いから黙って条件飲めや、また窒素爆弾をブチ込まれたい?」

シエリア「ついこの前に落とされたばっかりなんだが...」

佐々木拓真「もう条件のんだって事で良いよね?ヨシッ!決まり!」せっかち

グ帝一同『待てぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!』

クイラ一同『ホラホラホラホラホラホラ、条件のもうよ』迫真

クワ・トイネ一同『どこまで我が儘なんだ...』呆れ

ムー 一同『もう始まって6時間経ってるんですが..』イライラ

ミリシアル一同『...』

朝田「まさかここまで長引くとは思いませんでした...」

篠原「全くです」

拓真「いい加減飲まないと賠償金を30年から100年分にするよ?」切り札

グラ・ルークス「お前達」

シエリア「!? 陛下!?」

グラ・ルークス「お前達では話が進まん、私が進める方が速いだろう、私が応じる」

シエリア「...了解しました...お前達」

「「「はい...」」」

シエリア達は席から外れ、皇帝のグラ・ルークスが席につき、拓真・裕也・山本・朝田・篠原・TNOK・TDN・KMRと対面する。

グラ・ルークス「ウチのが迷惑を掛けた、申し訳ない、貴国の提示する条件、飲ませて頂く」

グラ・ルークスは、その気になれば滅ぼす事も日本は容易いのに、あえて我が国にチャンスを与えてくれる事に感謝し、拓真が出した調印書に署名する。

 

グラ・ルークス「これで良いだろうか?(すまんなカバル、お前は生け贄になってもらう...)」スッ

拓真「ん、そうですね」




田所が臭すぎる、修正候補。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その9 海に(行ったついでに)イこうよ!前編

(コロナ対策で自粛だから)...暇だな。
時間感覚はガバガバなのはご理解下さいませ。


裕也達が幻想郷に来た時はまだ春前、そして時が経ち、季節は夏になっていた。

ーーー

魔法の森

アリス邸

裕也「(俺が幻想入りしたってのは春前か春真っ只中だったのか?てことはもう3~4ヵ月は経ったのか...)しかし、今日も暑いなぁ...汗が止まらん...」ボタボタ

アリス「仕方ないわよ、だって夏なんだから(汗で皮膚が光る裕也の姿がもうエロい...!)」ムラッ

裕也「アリスは暑くないのか?そんな格好してて」

アリス「?別に暑くないわよ?」

裕也「そうか...こんなに暑いとなると...海に行きてぇ」

アリスは幻想郷に海は無い、と言う。

裕也「マジか...」(´・ω・`)ショボーン

アリス「(ショボーンとしてる裕也可愛い...♡あっ、濡れちゃった♡)霧の湖にでも行く?そこなら水遊び出来るわよ?」

裕也「うーん...ちょっち考えるわ」

ーーー

人里

寺子屋

圭一「今日から夏休みだが、羽目を外し過ぎるなよ?」

チルノ「分かってるって先生!」フラグ一級建築士

大妖精「分かりました」

ミスチー「はい!」

リグル「夏の夜は僕の出番!」蛍

圭一「蛍は梅雨時期だぞ~」名推理

リグル「嘘だっ!!!」レナ

ルーミア「夏休みは嬉しいけど宿題は敵なのだー」

圭一「夏休みの友って言うより夏休みの敵だよな、分かるよその気持ち」(´・ω・`; )

ガラッ

圭一「ん?」

襖を開けると、両手に沢山の課題を抱えた慧音が入ってきて、テーブルに課題を置き、チルノ達に発する。

慧音「お前達、残念ながら赤点だ、補修を必ず受ける様に」

一同『』

圭一「え?大妖精やミスティアもか?」

慧音「大妖精・ミスティア・フランは基本的に赤点を取らないが今回は初めてだ、あっ、フランは赤点じゃないぞ」

大妖精「そんな...!」

ミスティア「あぁぁぁんまりだぁぁぁぁぁぁ!!!」泣

ーーー

博麗神社

霊夢「はぁ...昨日と変わらず今日も暑いわね...」

只でさえ暑い上、更にクソ煩いセミが鳴くとか、余計にイライラする...するくない?

魔理沙「遊びに来たぜー!」

霊夢「..またうるさいのが...」イライラ

魔理沙「お茶くれよな!それとせんべいも!」図々しい

霊夢「アンタ...私は今、イライラしてるの...黙らないと、アンタを消しちゃうかもしれないわよ?」お札準備

魔理沙「ヒェッ..」

霊夢「分かったら掃除...手伝うわよね?」ニッコリ

ーーー

人里

迫真空手道場

浩二「今日も暑いっすね~先輩」

知将「おっそうだな、確かに今日も暑いんだ、水分はしっかり取るんだゾ」後輩を心配する人間の鑑

ガラッ

秋吉(和人)「おうお前ら、しっかり練習してるか?」

知将「あっ師匠、今は休憩中なんだゾ」

和人「今日は特にアチィから、水分取っとけよ」

浩二「こんな暑いと海に行きたいっすね」

知将「海か~、確かに行きたくなるゾ~」

和人「確かにな、それは分かる」

浩二「行きませんか?」

知将「あっオイ待てぃ、確か幻想郷に海ってあるのかゾ?」

浩二「多分あるっすよ!じゃけん準備しましょうね~!」

ーーー

アリス邸

裕也「アリス~」

アリス「?どうしたの?」

裕也「何か暇だから魔導書貸して、魔法を習得したい」

アリス「裕也は人間だから魔法は使えないわよ?」

裕也「いや?魔法(多分)使えるぞ?ほら、{分身}」

ボンッ!!!

アリス「!!!嘘!?」

裕也「...ほらな?」

裕也2「分身しても、それぞれが自我を持つ様だね」

アリス「わ、分かったわ、好きに読んで良いわよ」(・・;)

裕也「ありがと、てな訳で{分身}解除~」

裕也2「ばいば~い」

ピチューン!

アリス「(今の技って魔法と呼べるのかしら...?)」

ーーー

博麗神社

魔理沙「ゼー..ゼー...!お...終わったのぜ...」

霊夢「ん~...まぁ良いとしましょう」

魔理沙「疲れた...」

紫「霊夢~」

霊夢「あら?紫じゃない、今回は驚かせての登場じゃ無いのね」

魔理沙「どうしたんだぜ?」

紫「今は夏、とっても暑いわよね?」

霊夢「それはそうね」

魔理沙「だぜ」

紫「海に行きたいと思わない?」

霊夢「私は霧の湖で水遊び出来れば良いわよ」

紫「裕也君、凄く海に行きたいらしいの「気が変わったわ、海に行きましょう」決まりね、魔理沙、貴女はどうするかしら?」←裕也とアリスの会話を盗み聞きした。

魔理沙「行けるなら行ってみたいぜ!」復活

紫「決まりね、準備が出来たら呼ぶから」

そう言うと紫はスキマの中へと消えていった。

霊夢「...良し!頑張って痩せよう!」

魔理沙「頑張るんだぜ~」

霊夢「アンタも痩せるのよ!」

魔理沙「私は霊夢みたいに無駄な脂肪は無いから意味が無いんだぜ!☆」...ペタン娘...

霊夢「!何ですってぇぇぇ!!!」ガチギレ

魔理沙「では霊夢!さらばだ!!」箒に股がり逃走

霊夢「待てこのガキィィィ!!!」怒りの追跡

魔理沙「頑張るんだぜ~www」煽り

霊夢「お前チョー許さん!夢想封印!!改っ!!!」ちょび髭おじさん(♀️)の攻撃

魔理沙「!ヤバッ!? 恋府!マスタースパーク!」防衛

霊夢「ハハッ☆君はそんなものでこの夢想封印{改}を防げると思っているかな?(夢の国のネズミ感)無駄無駄無駄無駄ァァァ!!!(dio感)」威力増加

魔理沙「私のマスパが全く効かないのぜ!? ! うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

夢想封印{改}をモロに受けた魔理沙は墜落した。

霊夢「堕ちたなっ...!」迫真

 

魔理沙「痛いのぜ...」森林の木に引っ掛かり何とか無傷

霊夢「やりました」青い一航戦(´・ω・`)v

霊夢「次、調子乗ったら...分かってるわよね?ね?」ハイライトoff

これ以降、魔理沙は霊夢の前だと物凄く大人しくなった。

ーーー

アリス邸

裕也「アリス、紫ってどうすれば来るか知らない?」

アリス「紫を呼び出すって言うのは難しいわね、誰も紫を呼び出せれた事が無いから...私もそうだったし」

裕也「...!あっ!そうだ!」閃き

裕也は外に出て、おもいっきり叫ぶ。

裕也「スゥゥゥゥ.....紫ぃぃぃぃ!俺とヤらないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」呼び出し

アリス「叫んでも来ないわよ、その呼び方はちょっとね(ムラムラしちゃうじゃない)...」

裕也「大丈夫だって安心しろよぉ~」GO

アリス「それで来るのはあり得ないわy「は~い♡」嘘でしょホントに来た!?」驚愕

紫「裕也君どうしたのかしら?」

裕也「紫!海に行きたいんだが幻想郷に海って「残念だけど無いわね」だよなぁ...「だから、皆で海に行きましょ?」ヨッシャァァァ!!!」ガッツポーズ

アリス「えぇ...」困惑

紫「ねぇ裕也君、さっきの一言、本当かしら?」

裕也「いや?別にヤりたいとかじゃないぞ?紫がヤりたいなら付き合うぜ」

ムニッ♡

紫「あんっ♡..前からスッゴいムラムラしてるの、ヤりましょ♡」

裕也「いいよ!こいよ!」ギンギンッ

アリス「! 抜け駆けは無しよ!」

3P勃発、もう気が狂う程、気持ちイイぜ。

良い子の皆は、やめようねっ!

ーーー

寺子屋

圭一「慧音~、チルノ達帰ったぞ~」

慧音「そうか、そろそろお昼だ、昼食にしよう」

圭一「おっ、旨そうな そうめん!」

ーーー

紅魔館

美鈴「zzz...」門番サボって居眠り中

ドスッ!!!

美鈴「zzz ドスッ! !! 痛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

咲夜「また寝てたわね」

美鈴「咲夜さん痛いですよ!?」

咲夜「刺されたくないなら寝ない事よ」スッ

美鈴「ごもっともです」

咲夜「ナイフは返してもらうわよ」

ズッ...!

美鈴「うぐ...!し、死ぬかと思った...」

咲夜「大丈夫、貴女は死なないから」零号機パイロット

美鈴「死ぬ時流石に死にますから」正論

ーーー

博麗神社

霊夢「...よっしゃ!3㎏の減量に成功よ!」

魔理沙「どうやったらたったの数時間で3㎏も痩せるのか、私にゃ理解に苦しむのぜ」

霊夢「幻想郷は常識に囚われないの、良いわね?」迫真

魔理沙「アッハイ」

ーーー

アリス邸

裕也「こ...腰が痛ぇ...!」事後

紫「だ...大丈夫かしら?」事後(´・ω・`; )

アリス「無理に動いちゃダメよ」事後

裕也「無理し過ぎたか...ビキッ! ! つぁぁぁぁぁ!!!」

アリス「痛みを和らげるからしっかりして!」

紫「(ちょっと欲を出し過ぎたわね)」汗

・・

裕也「ありがとなアリス、お陰で楽になったわ」

アリス「どういたしまして」

紫「じゃあ、私は準備があるから行くわね」

裕也「おう、気ぃつけれよ~」

紫はスキマを開き、スキマに入って姿をスキマと共に消した。

裕也「...行ったか」

アリス「そうね」

裕也「ヤり過ぎたら流石に腹減った...何か食べよ」

アリス「そうね、食べたら人里に行きましょう」

裕也「何か買う物でもあるか?」

アリス「いえ、特には無いけど、まぁ、何となくね(新しい水着買わなきゃ)」

ーーー

人里

寺子屋

圭一「慧音、紫が来たぞ」

慧音「ん?紫が?一体何の用だ?」

紫「こんにちは慧音、今度皆で海に行くから水着を用意してほしいの」

圭一「海!?ヨッシャァ!」

慧音「水着?分かった、用意しておくよ」

紫「お願いね~」

ーーー

迷いの竹林

の、どこか

紅妹「何の用だ、紫」

紫「海に行く招待よ~」

紅妹「海?別に行く気は「裕也君が行きたいって言うから行くのよ~」良し分かった直ぐに準備しよう」即答

紫「私も準備があるから用意が出来たら呼ぶわね」

紅妹「あぁ、楽しみにしているぞ」

ーーー

紅魔館

レミリア「スキマ妖怪が何の様かしら?」

紫「海に行くから招待よ~」

咲夜「お嬢様はお忙しいので海に行く時間は御座いません」

紫「あら、残念ね、裕也君は絶対に行くのに...また今度誘うわね、じゃあね(よし、邪魔者は減ったわね)」

レミ・咲「!!!待てぇぇぇぇ!!!」ガシッ!

紫「!!! ちょっと!服が伸びちゃうでしょ!放しなさい!」

レミリア「突然に予定が無くなったわあら不思議!」行きたい

咲夜「これではお嬢様がお暇になられてしまうわ!あら大変!」便乗

紫「(こ...コイツら!コロッと態度を変えやがったわ!!腹立つわ!!!)じゃあ、参加って事で良いわね?」

レミリア「紅魔館組全員参加よ!はい決定!!!」

紫「わ..分かったわ、準備が出来たら呼ぶわね、それじゃ」困惑

 

レミリア「..咲夜!急いで水着とかを準備するわよ!」

咲夜「サー!イエッサー!」米兵

ー扉越しー

フラン「何してるんだろお姉様達...」ボソッ

 

ーーー

人里

裕也「そう言えばさっきリスト書いてたよな?それ見して」

アリス「えぇ、どうぞ」スッ

ーリストー

・水着

・浮き輪

・タオル

・日焼け止めオイル

・マットレス

・ビーチパラソル

裕也「まぁ、要るやつだな..(ん?下に書かれてるやつって何だ?)」

ー注意ー

・※水着は、裕也が見たら絶対にフル勃起するめちゃくちゃエロいやつ、これ絶対!!!

・ローション

・超強力精力剤

・塗り媚薬

・惚れ薬

・ローター

・アイスティー(田所特製)

・・・

・・

裕也「(...うん、俺は見なかった、そうだ、ナニも見なかったんだ)ん、返すわ」スッ

アリス「急いで準備しなきゃ♪」

裕也「そうだな(魔女の性欲ヤバすぎ...親父、お袋、アンタらより先に俺は魔女に搾り取られてイキスギィ!てあの世に逝ってしまうやもしれません...)」

ーーー

慧音「う~む...これも良いがこちらも捨てがたい...」

圭一「ゆっくりで良いぞ~(女の買い物って長ぇ...既に2時間過ぎてるんだけど...)」自分の買い物は済ませた。

慧音「すまない、どれも良くて迷ってしまう...」

圭一「慧音が良いって思った物を選んだ方が良いよ、俺が選んだら絶対おかしくなる」

 

裕也「あら?圭一じゃねえか」

圭一「お、裕也にアリスじゃん、二人も水着を買いに来たのか?」

アリス「えぇ、そうよ、慧音も?」

慧音「あぁ、それにしても良い水着があって迷うんだ」汗

アリス「私も迷いそうね(笑)」

裕也「さて、俺は俺の水着を探すとしますかね」

圭一「そういやさっき俺も買ったんだけどさ、良い水着あったぞ」

裕也「マ?一緒に行こうぜ」

圭一「おう」

ーーー

迫真空手道場

浩二「ふぅ...一息しませんか先輩、師匠」

和人(AKYS)「そうだな、そろそろ頃合いか、よし、休憩するぞ」

知将「チカレタ...」

ヌッ

浩二「ファ!?何すかこのスキマ!?それに目ン玉多過ぎて怖スギィィ!心臓弱かったらホントに逝きますよぉ!?あぁぁぁ逝く逝く逝くぅ!ンアッーーー!」絶頂

紫「あら、お邪魔だったかしら?」

知将「丁度今休憩に入ったんだゾ、一体どうしたんだゾ?」

紫「今度、海に行くから招待よ~♪」

和人「海か...!ちょっと前にコイツらと話し合ってたんだ」

紫「参加って事で良いわね?「勿論だ!頼む!」分かったわ、準備が出来たら呼ぶわね♪」

浩二「オッスお願いしまーす!」復活

和人「鈴仙ちゃんも誘ってくれ、頼む」

紫「分かったわ」

ーーー

永遠亭

鈴仙「あれ?このスキマ「はーい、私よ」紫さんだ」

紫「海に行くから招待よ~」

鈴仙「海ですか「そうよ、和人さんが貴女をご指名よ~♪」!!!行きます!!!」

紫「分かったわ、後で他にも声は掛けておくから任せて」

鈴仙「分かりました!(水着買わなきゃ!)」キラキラッ!

ーーー

人里

水着専門店

圭一「どうだ?この水着は?」

裕也「そうだな、よりにもよってHOT LIMITスーツを寄越すとはたまげたぜ...てゆーか幻想郷にもあった事に驚愕なんだが」試着中、そしてキメポーズ

圭一「メッチャ似合ってんぜ?セクシー...!でエロいっ!...って、これもうわかんねぇな」

裕也「...これはこれで買っておく、海では使わん」ちょっと気に入った。

圭一「チッ...」

裕也「他を探すぞ」

圭一「へいへい」

裕也が選んだのは波模様が染められている至ってシンプルな海パンをチョイス。

一方その頃、アリス側は。

 

アリス「これも良いわね...でもこっちも捨てがたい」悩み中

慧音「うぅ...迷う...」悩み中

ー店外ー

鈴仙「和人さんってどんな水着が良いのかな... !そうだ!ボディーペイントすれば良いんだわ!私って天才ね!お師匠様を超える天才だわ!」いや、アホの間違いだゾ、この兎め

鈴仙「そうと決まればペンキを買わなきゃ!(和人さんが喜ぶ水着を!)」どっちだよ

 

咲夜「(そう言えば今年の水着は何にしようかしら...?いつも通りにメイドビキニでも...いやいや、流石に今年は別のにしましょう、と言ってもどんなのがあるのかしら?まぁ、見てから決めましょう)」

ーー

アリス「コレに決めたわ!」

選ばれたのは HOT LIMITスーツでした(綾鷹感)

裕也「これはいけない、やめなされやめなされ...!」

圭一「それは男が着るヤツだから」良心

アリス「あらそう?良いと思ったのに...裕也は何にしたの?」

裕也「俺は普通の海パンだよ」

アリス「裕也に似合いそうね「ありがと」速く決めるからもうちょっと待っててね「はいよ」」

圭一「慧音まだ~?もう3時間経ってるんだけど」汗

慧音「すまない!どれも良いから迷ってるんだ...」汗

ーーー

永遠亭

永琳「あら?妖怪の賢者様が何の様かしら?」

紫「海に行く招待よ」

永琳「そんな暇無いわy「男性達来るわよ」行くわ!」即答

てゐ「えぇ...」困惑

紫「貴女の助手はこの事は知ってるわ、準備が出来たら呼ぶわね」

永琳「待ってるわよ」食い気味

紫、帰宅。

永琳「てゐ、この事は姫様に内緒よ、良いわね?」

てゐ「分かったウサ」

ーーー

マヨヒガ

紫「藍!行くわよ!」唐突

藍「耳元で叫ばないで下さい紫様...帰って来ていきなりどうされましたか?」

紫「水着よ!」

藍「何着も持ってるじゃないですか...」

紫「持ってる水着って着心地が悪いのよ」汗

藍「そうでしたか、ならば紫様の水着を買いに行きましょう」

紫「藍、貴女の水着も買いに行くのよ?「え?」」

藍「私は持っていますよ「毎年アレじゃ、それしか持ってないって思われるわよ?」」

藍「橙(ちぇん)!「はい藍しゃま!」橙もついて来なさい」

橙「はい!」

紫「行くわよ~」

ーーー

そして女達は店で揃う。

ーーー

アリス「裕也、買ったから帰りましょ?」

裕也「おっ、やっと終わったか、はよ帰ろか」

圭一「慧音まだ~?もう5時間...」

慧音「ホントにすまない!もうちょっとだけ待ってくれ!」

圭一「頼むよ~」野獣

紫「あら?慧音」

咲夜「あら?裕也さん」

鈴仙「紅妹さん!」

紅妹「鈴仙ちゃん」

裕也「...!さ...咲夜さん...」演技

咲夜「まだ怖がられておられるのですね...咲夜は悲しいです」

アリス「お前が言うな」半ギレ

裕也「アリス...!気にしてないから、咲夜さん、良い水着が見つかると良いですねでは失礼」後半早口

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

ーーー

当日

現地の海

誰一人居ない離島にやって来た一同(水着に着替え済み)、見渡す限りの景色に様々な感想を述べる。

ゴミ1つ落ちてない真っ白な砂浜、透明度高スギィ!な海水、穏やかな波が押し寄せる場所とサーフィンが出来る大きく波が押し寄せる場所と区切られていた。

全ては八雲紫のお陰である。

 

紫「どうかしら?気に入ってもらえたかしら?」

裕也「うぉスゲェ!綺麗な海だな!」

圭一「何だこの綺麗さは...たまげたなぁ...!」

浩二「焼いてかない?」

知将「良いゾ^~これ!」

和人「最高じゃねぇか!」

アリス「綺麗...(岩影に隠れて浜辺でのHに期待しちゃう♡)」

慧音「凄いな...心が穏やかになる」

霊夢「凄い...」

魔理沙「すごい綺麗なんだぜ...」

藍「流石です、紫様」

橙「速く泳ぎたいです藍しゃま!」

紅妹「(新しく買った(勝負)水着で裕也と...♡)」

永遠亭組

鈴仙「(ボディーペイントは最後の手段に...和人さん、喜んでくれるかな♡)」

永琳「...」

紅魔館組

レミリア「紫には感謝しなきゃね」太陽克服薬服用

フラン「お兄様達と遊べる♪」太陽克服薬服用

咲夜「(結局今年もメイドビキニ...)」(PAD長では)ないです。

小悪魔「綺麗ですね~パチュリー様」

パチュリー「たまには、外に出るというのも、良いわね」

美鈴「綺麗ですねホントに」

紫「私達、女性陣から水着のお披露目!タオル外すのよ!」

一同『!?』

裕也「お!マジ!?」(* ゚∀゚)

圭一「慧音!早く見せてくれ!」o(*゚∀゚*)oワクワク

和人「最高だな!」

MUR「良いゾ^~これ!」

 

アリス「わ..分かったわ...! パサッ ど...どうかしら?///」白ビキニ

裕也「可愛い...めちゃくちゃ似合ってる」ムクムクッ↑

アリス「はぅ...!」撃沈

霊夢「わっ!私も///」

裕也「赤ビキニか、可愛いぞ~、霊夢に似合う色だ」^^

霊夢「ん...!」撃沈

紅妹「どうだ裕也?私も..似合っているか?///」

裕也「白い綺麗な髪に黒ビキニとか組み合わせ良いじゃんセンスあるなぁ」d(*゚∀゚*)o

紅妹「///」撃沈

紫「裕也君、私もどうかしら?スタイルには自信あるのだけれど...」

裕也「金髪でスタイル抜群の紫に黒ビキニとかもう...お前らは俺の理性を殺す気か!?」ギンギンッ

紫「もう♡そこまで反応してくれるなんて嬉しいわ///」

慧音「どうだ圭一、似合って...いるか?///」水色ビキニ

圭一「いやぁ最高っす!でっけーね!」言いたかった一言

慧音「そうか///悩んだ甲斐があったな///」

鈴仙「和人さん...どうですか?///」青ビキニ

和人「メッチャ可愛いぞ鈴仙ちゃん!」

もぅビキニばっかりや。

レミリア「よりにもよってコレ着るとはね...」スク水

フラン「お姉様と一緒だね!」スク水(白)

咲夜「お似合いです、お嬢様、妹様」黒メイドビキニ

小悪魔「やだ...サイズがちょっとキツい...」ピンクビキニ

パチュリー「ムキュ~...」ワンショルダービキニ(紫)

藍「紫様...」紫と同じ黒ビキニ

紫「お次は裕也君達よ~」

裕也「一番手は俺か.. パサッ ま、こんな感じかな?」波模様の青色海パン 条太郎ポーズしつつフル勃起

圭一「俺はこんな感じ パサッ 頼むから勃起してるのには触れんで下さいお願いします何でもしますから」真っ黒海パン ジョジョ立ちしつつフル勃起

浩二「しょうがねぇな...見とけよ見とけよ~! パサッ ホラホラホラッ!よく見ろよホラッ!」競技用ブリーフ海パン ホモなので勃起してないが非常にモッコリ 野獣先輩ポーズ

知将「見ろよ見ろよ、ホラッ! パサッ 嬉しいダルォォ!?」水陸両用サーフパンツ(水色)

和人「こんな感じ、だな... パサッ 」水陸両用サーフパンツ(黒)両手組みのフル勃起

アリス「やだ...カッコよすぎ...鼻血が止まらないじゃない...♡///」ボタボタ

霊夢「アリスと同じよ///」ボタボタ

紅妹「更に赤くなっちまう...///」ボタボタ

紫「あら~大きいわね♡」涎垂らし

魔理沙「凄く...大きいのぜ...♡」股抑え

鈴仙「(海水に濡れる前に愛液で濡れちゃいそう)わぁぁぁ..♡」

紫「はいはい!じゃあ皆!飛び込むわよ!」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

アリス「裕也!助けっ!溺れる!溺れる!」ひで

裕也「大丈夫か!?浮き輪使え浮き輪!ホラッ!」ブンッ

 

アリス「お...溺れ死ぬかと思った...!」

裕也「浮き輪使って泳ぐ方が良いなこりゃ」

アリス「泳ぎ方教えて♡」

裕也「浮き輪使いながらな」

 

慧音「こ...こうか?」

圭一「そうそう!上手く平泳ぎ出来てるやん!」

 

鈴仙「和人さん!イカが!イカが獲れました!」

和人「お!活きの良いイカじゃねぇか!刺身にすると旨いぞ!」

 

紅妹「裕也、私にも泳ぎ方教えてくれるか?」

霊夢「あの!私も!」

裕也「おう!ドンと来い!」

 

フラン「冷たくて気持ちいい!」

知将「海水は目に入ると痛いから気を付けるんだゾ^~」泳ぎの手ほどき中

レミリア「こういった時間の過ごし方も良いわね」

咲夜「はいお嬢様」

パチュリー「...図書館が恋しい」引きこもり

小悪魔「(う...胸が苦しい...)」

 

裕也がアリス達にご教授し、一時間も経たない内に泳ぎをマスターし、それぞれが海を楽しんでいた。

 

裕也「フー...疲れた」

アリス「お疲れ様、ほら、アイスティーが冷えてるわよ」正妻感半端ない

裕也「...田所特製じゃねぇよな?「私が作ってるわよ?」なら貰う」

飲み終わり

アリス「裕也、こっち来て」

裕也「ん?おぉ」

アリスは裕也の手を引っ張り、紫達の目に入りにくい岩影に向かう。

 

誰にもバレてない事を確認したアリスは、裕也に自分の体をさらけ出す。

アリス「ほら、ここなら誰もバレないわ♡」

裕也「アリス...んっ」

アリス「んっ♡」

お互いが舌を絡め合い、裕也の手はアリスの胸と愛液で濡れている秘部に触れ、アリスの体がビクンッと跳ねる。

裕也「オイオイ...ここまで濡れてるなんて、さては期待してたな?」

アリス「あっ♡も、勿論..ん♡期待しちゃったわ♡あん♡」

裕也「ヤベェ...俺のを見てみな、どう思うよ」

アリス「え...!嘘...今迄の倍位あるじゃない...無理、無理よ...!こんなおっきな裕也のオチ○チ○なんて入らないわ私のアソコ壊れちゃう...♡」ジワッ..

裕也「無理じゃないさ、ほら...ゆっくりと腟内(なか)に俺のが入ってくよ...?」

アリス「あ♡..あぁっ♡裕也のがぁ♡私の中にぁ♡入ってくるよぉ♡」

裕也「う..!キツいな...ほら、俺のがアリスの奥に当たってるの、分かる?」

アリス「あひっ♡」

裕也「ゆっくり...動くよ」

アリス「! ちょっとまっt!あんっ♡激しっ♡」

ゆっくりと腰を振り、刺激と快感をアリスに与える、それと同時に裕也にも刺激が伝わり、ゆっくりの筈が、激しく動かしてしまう。

裕也「うぉっ!?凄い締まって...!ヤバいもうイきそう...!」

アリス「!ダメッ♡中に出しちゃっ♡あぁっ♡」

裕也「うっ...! アリスっ...!出るっ...!」

 

アリス「アァァァァァァァン♡ 出てるっ...♡中はダメって...♡言ったのに...///熱いのが一杯...あっ♡ あっ..♡」

裕也「ハァ...!ハァ...!ゴメン...」

 

霊夢「あれ?裕也さんが居ないわね」

紫「確か日陰で休んでなかったかしら?」

紅妹「トイレにでも行ったんじゃないか?」

魔理沙「アリスも居ないのぜ」

咲夜「足跡が岩影まで続いてるわね」

「「「「「う~ん...どこ行ったんだろ.......  !!! まさかっ!?」」」」」確信

レミリア「おぉ、(貴女達の運命が)見える見える...」能力

霊夢「アリスぅぅぅぅ!!!」突貫

魔理沙「脇巫女とスキマババアと人形で性欲発散してる淫乱魔女に先を越されたぁぁぁぁぁ!!!」突貫

霊夢「キノコ中毒が死ねぇぇぇ!」攻撃

紫「貴女はこの世から抹消よ~♪」スキマ解放

魔理沙「私の体液が裕也の体液と再び私の中で混ざり合うまで死ねないのぜ!」防御

紅妹「私も混ぜろぉぉぉぉぉ!!!」突貫

紫「あらあら~」

咲夜「今度こそっ!!!」突撃

 

アリス「ふぁ..♡強く吸っちゃ...あっ♡」

裕也「ん...」

アリス「ココも...弄って♡」

裕也「...」コリッ

アリス「あっ♡イクッ♡」

霊夢「アリスっ!!!」乱入

アリス「!?」イき損ね

魔理沙「ナニ ヤってんだぜ!!!」乱入

紅妹「私も混ぜろ!」乱入

紫「火照りをおさめて下さいな♡」乱入

咲夜「咲夜は大丈夫です!」某高速戦艦3番艦 乱入

裕也「ファッ!?」

 

慧音「皆が居ない...」

圭一「?どこ行ったんだ?」

浩二「オイル 塗ろっか?」

知将「お、良いゾ」

浩二「頭来ますよ!」

知将「あっオイ待てぃ!何で頭を塗る必要があるんだゾ?」

浩二「先輩ハゲてるじゃないっすか、そして日焼けしたら大変ッスから塗るッスよ」ピチャピチャッ

知将「浩二、お前なんかスッゴい臭いゾ?何か...菊から出るカレーみたいな臭いが」

浩二「ま、多少はね?」人間の屑

レミリア「咲夜はどこ行ったのよ?」

フラン「フランに聞かれても知らないよお姉様」

小悪魔「?」

パチュリー「アイスティー欲しい...」

浩二「お ま た せ」眼光

パチュリー「何だろう喉が潤ったわ」拒否

浩二「ファ!? クゥーン...」

圭一「慧音、足跡があるけ、辿ってみらん?」

慧音「そうだな」

浩二「邪険行きましょうね!」

圭一「お前らは待っちょれ、俺と慧音で見てくるけ」

浩二「ん、お・か・の・し・た」

・・

圭一「(てな訳で近くの)

慧音「(岩影に来たんだが...)」

「「(お盛んだなぁ...)」」

 

霊夢「あぁん♡」

紅妹「あ..♡」

紫「弱い所イジめちゃいや..あっ♡」

咲夜「焦らしプレイですか旦那様~♡「旦那じゃないから」」

アリス「裕也の{自主規制}が欲しい...///手だけじゃ満足出来ないのぉ♡「うん、俺もアリスの中に入りたい」もう///」

裕也「魔理沙、スマン、出る...!」迫真

魔理沙「んぐっ!?♡  に、苦い...」

裕也「飲むもんじゃないからソレ、後少し休ませてくれ」要求

一同「ダメ♡」拒否

裕也「デスヨネー」絶望

類を見ない7P中。

 

慧音「(どうしよう...見てたら私もシたくなってきた...)」ジワァッ..

圭一「(アイツの性欲半端ねぇな...絶倫じゃねぇか)」ムクムクッ...!

慧音「(! 圭一のが大きくなったな...見ていてそういった欲が湧いたのか)」

圭一「(やべ、見てるとヤりたくなってきた...)慧音、向こう...行こうか」

慧音「...うん..♡」

・・

レミリア「圭一と慧音、遅いわね」

フラン「どうしたんだろうね、お姉様」

レミリア「(ちょっと能力で見てみましょ・・・ ! な!)」

フラン「?どうしたの?」

レミリア「な!何でもないわ!」隠し

フラン「?」

レミリア「それはそうと、海を楽しむわよ!」

フラン「はーい(お姉様、何か隠してる様な気が..)」鋭い

・・・

・・

後半へ続くゾ~イ☆(DDD大王感)

 




幻想郷にコロナウイルスってあるのだろうか?
(修正候補なんて)恥ずかしくないのかよ?
許して亭許してぇ..!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その10 海(行ったついでに)イこうよ!後編

浩二「幻想入りしてから...何か、幸せな気がする..あぁ..なんか、(心が)あったかい..!」
(妹紅が紅妹と間違えてる事)ありますあります、はい...すみません許して下さい!何でもしますから!(その気無し)


さて、離島へやって来てすぐに海を楽しみ、男と女の遊び(意味深)も満喫中の一同は、夕方になってそこそこ大きな(紫の)別荘に行き、着替えて夕食を取る。

 

ー別荘ー

紫「...さて、これから夕食なのだけれど」

藍「誰が作るか、ですね」

皆海で遊んでたので夕食を準備していなかった、そこで誰が作るかと相談していた。

スッ...

裕也「俺が作ろっか?」´・ω・)/

紫「!?」ガタッ テーブルから立つ

藍「!?」ガタッ テーブルから立つ

霊夢「裕也さんの手料理!?」ガタッ テーブルから立つ

魔理沙「!?」ガタッ テーブルから立つ

妹紅「!?」ガタッ テーブルから立つ

レミリア「!?」ガタッ テーブルから立つ

アリス「あら?裕也が作らなくて私達でも良いのよ?」

慧音「そう言う事は私達に任せろ」豊富な胸を張る

女(アリス・慧音を除く)一同「(余計な事を言うなっ!!!)」

裕也「と言っても...何の材料があるかまだ見てないし、あまりに凝った物は作れんけどな」(´・ω・`; )

圭一「俺も手伝うぜ」

裕也「サンキュー」(´・ω・)b

浩二「俺も仲間に入れてくれよな~頼むよ~」

裕也「」q(・ω・`)

圭一「」q(・ω・` )

浩二「クゥーン...ダメみたいですね...」野獣犬

和人「(田所を台所に立たせないなんて)当たり前じゃねぇか!集団食中毒になりかねん!!!」

紫「なら、お願いね?」

「「おう、任せちょけ」」

ー台所ー

裕也「冷蔵庫と食糧庫にあったのはこれだけか...」

ー材料ー

牛肉

豚肉

鶏肉

油揚げ

豆腐(ソフト・木綿)

キャベツ

レタス

玉葱

長ネギ

ピーマン

大根

人参

キュウリ

ナス

ジャガイモ

小麦粉

玄米

マグロ(刺身用)

鰹(刺身用)

鯛(刺身用)

アジ(刺身用)

ブリ(刺身用)

タコ(刺身用)

イカ(刺身用)

エビ(天ぷら用)

アサリ

シジミ

牡蠣

ホタテ

ワカメ

もずく

メカブ

ー調味料ー

醤油

コショウ

ウスターソース

エ○ラ 焼肉のたれ(甘口・辛口)

味噌

カレーのルー(甘口・辛口・中辛・10辛)

オリーブオイル

キャノーラ油

ゴマ油

ミリン

日本酒

焼酎

ワイン

ウォッカ

牛乳

豆乳

その他etc.

ーー

裕也「いや...こんだけありゃ普通に作れるわな」

圭一「俺はどうすりゃ良い訳よ?「補助」おk」

裕也「まずは味噌汁から作りますかね...」

・・・

・・

圭一「お、完成だな ズズッ お、旨いぞ、何かお袋の味」

裕也「んな訳あるか、味噌汁と言えるか知らんがこれで良し、米を炊きますかね」

・・

裕也「炊飯器ってホントに便利だわ、有り難みが分かる」

圭一「紫の別荘って何でもあるんだな...」

裕也「幻想郷には無い物がな」

・・・

・・

裕也「おっし!完成だな!」

圭一「唐揚げに刺身の盛り合わせに回鍋肉にナスと卵の汁物に...俺の大好物ばっかりじゃねーかよ」

裕也「いや、俺も好きなものがあるんだがな」

圭一「どうする?デザート作るか?」

裕也「残念ながらそこまでの時間はねぇな」(´・ω・`; )

圭一「しょうがねぇな...」

ーーー

霊夢「台所から良い匂いが漂うわね...」ジュルリッ

魔理沙「食い意地だけは凄いな霊夢は」

霊夢「魔理沙~?死ぬ?」

魔理沙「ごめんなさい」即答

藍「紫様、スキマ使って盗み食いはいけませんよ、幽々子様じゃないですから」

紫「...「紫様?」思い出した...幽々子、誘うのを完全に忘れてた...!」

藍「えぇ...?」困惑

レミリア「仕方ないわよ」

永琳「今度誘えば良いじゃないの」

紫「...それもそうね、今回を反省して今度は忘れずに招待をしましょう」

アリス「裕也と圭一が来たわよ」

「「お ま た せ、こんなもんしか出来なかったけど良か?」」

美鈴「!回鍋肉!」涎垂らし

霊夢「唐揚げ!」涎垂らし

裕也「ガッツリ食え!おかわりあるからな!」

一同「(残すもんか!)いただきまーす!」

・・・

・・

一同「ごちそうさま!」

裕也・圭一「(量が量だから残ると思ったが全部無くなるとはたまげたなぁオイ)お粗末さま、旨かったなら良かったばい」

咲夜「(私と互角...いや、負けた...!)」敗北

アリス「いつ食べても美味しいわね♪」

霊夢「久し振りに食べたけど美味しい~♪」

魔理沙「旨かったのぜ!」

妹紅「旨い!」

紫「満足満足~♪」

藍「美味しかったです」

レミリア「ピーマン...嫌い」人参も嫌い、子供である

フラン「今度また作って!」嫌いなもの無し、大人である

裕也「あぁ、良いよ」

慧音「殿方の手料理というのも良い...」

裕也「食器を片付けてクルァァ、手伝えや圭一」TNOK

圭一「しょうがねぇな...」悟空

・・

裕也「ついでに、明日の準備でもしとくか?」

圭一「何にする?」

裕也「そうだなぁ...俺が得意のチーズカレーでもどうだ?」

圭一「おー、エエやん、気に入ったわ」

裕也「食器洗いよって、俺はカレーの準備しよくわ」

圭一「おかのした」

ー30分後ー

アリス「あ、遅かったわね?」

裕也「明日の準備もしてたから、仕方なかよ」

圭一「で、何する?」

紫「トランプでババ抜きや神経衰弱でもどうかしら?」

藍「UNOもありますよ」

裕也「UNOも幻想入りしてるのか...それはまぁ置いといて、神経衰弱は強いぞ~俺?」

霊夢「先に神経衰弱から始めましょう」

・・・・

・・・

・・

裕也「どんなもんよ?」

霊夢「裕也さん強い...!」対戦中

魔理沙「どうやったらそんなに取れるんだぜ...」対戦中

裕也「俺は勘が人一倍鋭いから、しょうがないね、ほらぁ?まだ取れる」ドン勝ち

・・

裕也「...はい、俺の勝ち」

アリス「裕也がほぼ全部取ってるわね」汗

霊夢「裕也さん!もう一度勝負です!」

魔理沙「私は止めるのぜ...」心折れた

裕也「あぁ、何度でも付き合ってやろう、霊夢」人間の鑑

その後、何度も何度も霊夢は裕也に神経衰弱で挑むが10回目で、もう裕也には勝てないと観念し、負けを認めた。

アリス「次は私、勝負は一度きり、恨みっこ無しよ?裕也」

裕也「あぁ、勝負だ」

ー5分後ー

アリス「...負けを認めるわ」惨敗

裕也「いつでも挑戦待ってるぜ」連勝

紫「次は私とよ~♪」

・・・・

・・・

・・

藍「...紫様、賢者である貴女がボロ負けするお姿なんて見たくありませんでした...」

紫「だって強過ぎるんだもん!!」半泣

裕也「平和的戦争、だな」(´▽`)

裕也「...(しかし、このまま神経衰弱で勝ち続けた所で俺は面白くない...よし、やってみっか)神経衰弱に限らず、ババ抜きなり何なり、俺に1度でも勝ちを取れたら、何でもしてやるぞ?」

何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?何でもしてやるぞ?・・・・・・・・・・・・・・・

         {何でもしてやるぞ?}

一同「...ん?今、何でもするって言ったよね? ね?」迫真

裕也「おっ、そうだな、何でもすると言ったな(コイツら怖っ!?目の色変わったぞ!?)」震え

アリス「絶対に勝つっ!!!」

霊夢「博麗の力、ここで発揮します!!!」

魔理沙「そこまで言われたらやるっきゃねぇ!!!」

紫「絶対に勝ちますわ」マジモード

藍「男に煽られて勝たねば女の恥です」

フラン「裕也お兄様にお願い事(意味深)一杯あるから絶対に勝つ!」

咲夜「勝って私のご主人様になってもらいます!」

レミリア「私が主よ咲夜!?(おかしいわね能力使っても勝ちが私達に来る予感がしないわね...)」

妹紅「勝つのは私だ」

裕也「いいよ!こいよ!(腹ぁ括るかね...)」

圭一「あー...こうなっちまったか、俺知らねっと」

浩二「(これもう女達が勝つのは)ダメみたいですね..」

知将「ポッチャマ....」

この一言でアリス・霊夢・魔理沙・紫・藍・妹紅・フラン・咲夜・レミリア達の目が野獣(先輩)の眼光みたいに(じゃなくてそのまま)変わってしまい、裕也に挑んできた。

・・・・

・・・

・・

白熱したバトルは裕也の圧勝で幕を閉じた。

女一同「ま...負けたっ...!」絶望

裕也「(俺が強いって)ハッキリわかんだね」勝者

浩二「Foo↑!さっすが裕也っすね!惚れたっすよ!」

裕也「申し訳無いがお前に惚れられるのはNG」

知将「良いゾ^~これ!」

裕也「俺から願い事出そっかな~?(手元には無いけど今度、猫ランジェリーでも着てもらおうか!)」人間の鑑から屑へ降格

が、諦めの悪い一同はと、言うと...。

一同「惨敗だけどそんな事はもういいの!犯す(わ)(ます)(ぜ)(わね)(させていただきます)(さ)(ちゃう)(されて下さい)(されなさい)っ!」逆レ集団結成

裕也「ファ!?オイ待てぃ!(江戸っ子(極み)何でそうなる!?」

浩二「頑張れ裕也!」

圭一「ベストを尽くせば結果は出せる...!!」

裕也「(見捨てるのは)やめちくり~!」

アリス「いくわよ!」

霊夢「覚悟して下さい!」

魔理沙「こってり絞り取るぜ!」

紫「ゾクゾクしちゃうわ~♡」

裕也「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」自己防衛開始

・・

~少女達暴走、青年自己防衛中~

アリス「あれ!?裕也ってこんな強かったかしら!?あ!上海!裕也を押さえて!!」上海を糸で操る

上海「シャンハーイ!(嫌だなぁ...)」

裕也「この糸が上海を操ってんだなぁ!?上等だクルァァ!!!」

アリス「無理よ!この糸は絶対に切れ「るんだよな~これが」嘘でしょ!?」

裕也「アリスすまん!ちぃと眠っちょれ!」手刀

トンッ..

アリス「アウッ...!」気絶

裕也「よし次ぃ!」

咲夜「メイド秘技!(わざと大怪我させて)『ご奉仕ドール』!!!」

圭一「オイオイオイオイあんなにナイフがあったら裕也は一溜りも!!」

知将「ナイフが中に浮くって何でだゾ?」能天気

和人「こりゃ俺でも避けきれねぇぞ!」

浩二「いや!裕也の奴!刀で己に飛んでくるナイフを叩き落としてるぞ!」

咲夜「そんな!?全部弾かれた!?ならば.. !しまった!もう手持ちのナイフが!?」

裕也「咲夜テメェ!俺を殺す気か!?やってくれたなこの淫乱メイドがぁぁぁ!もう許せるぞオイ!秘技!『ココアライオン』!」

知将「おい待てぃ!それはポッチャマの技ゾ!」

裕也「知るかこのクッソ池沼!」

知将「ポッチャマ...」落ち込む

霊夢「夢想封印!深!神社の神主(※旦那)になって下さい!」ムラムラMax

裕也「やべぇよやべぇよ...!防御!『24歳、学生です』!」

知将「どんな防御なんだゾ浩二?」

浩二「知らないっす」即答

圭一「 チュンッ..!!(刀が頭を掠める) うぉアブネッ!?」

慧音「圭一!危ない!」

霊夢「嘘!?私の夢想封印が効かない!?(切れない筈のお札が次々に斬られていく...!)」

裕也「これで終わりだ!『野獣と化した先輩』!!!」峰打ち

霊夢「ウグッ...!」撃破

浩二「んにゃぴ...」失神

圭一「裕也がドンドン汚くなってる...」呆れ

紫「フフフッ、私は甘くないわよ? 境符『四重結界』」

知将「四重結界ってなんゾ?美味しいのかゾ?」池沼発動

和人「俺は霊能力者だが、四重結界というのは知らんな、結界というのは分かるが、どう言った物かまでは」脳が筋肉で出来てるムエタイおじさんだけど一級の霊能力者

裕也「ゲェッ!?これはまた面度クセェのが相手かいな!撃符!『提督の決断!』」

圭一「いや提督の決断ってゲーム名じゃねーか!そんな技使える訳ねぇだろいい加減にしろ!!単に刀振り回してるだけじゃねぇか!!!」

浩二「いや!でも紫の四重結界を斬ってる!」

圭一「ファ!?何だこれは!?たまげたなぁ!」

紫「え!」驚愕

裕也「俺を上から飲み込もうとしてるようだな!四重結界は!もっとぶった斬ってやんぜ!もう紫を殺ってやんよ!」殺意剥き出し

紫「嫌ぁぁぁぁ!!!」逃走開始

魔理沙「裕也!『ファイナルスパーク!』」不意打ち

裕也「カスが効かねぇんだよ!(天下無双)撃符!『太平洋の嵐』!」

知将「それもプレステのゲームだゾ^~」

圭一「うせやろ!?嵐が発生してやがる!いやアレはハリケーンとでも言うべきか?「どうでもエエわ」」

和人「おいおいマジかよ...ファイナルスパークを跳ね返したぞ...」

浩二「これもうわかんねぇな...」

圭一「こわいなーとづまりすとこ...」現実逃避

魔理沙「嘘だろ!?私の究極の技が効果を示さない...だと...!?」

裕也「ちと寝てな!!」峰打ち

残った妹紅達は裕也に対し、「もう良いや...どうせ戦ったって勝てそうにないや...」と感じ、手を出してこなかった。

・・・

・・

裕也「ゼー...!ゼー...! な...何とか勝った...!」ギリギリ迎撃成功

アリス「ごめんね裕也、私とした事が...」我に帰る

裕也「別に」

霊夢「ごめんなさい裕也さん...」我に帰る

裕也「謝らんくて良い」

魔理沙「ごめんなのぜ..裕也...」我に帰る

裕也「謝らんくて良い」

紫「淑女のつもりで居たのに我を忘れちゃった...」我に帰る

藍「主を止められず申し訳ありません」

裕也「藍、まずは自分を止められる様にしような?」

フラン「ごめんなさい裕也お兄様...フラン反省する..」ショボーン

裕也「良い子だ、フラン」

咲夜「完璧な従者であるこの十六夜咲夜、わが主を間違えておりましたわ」

裕也「咲夜さん程(訳ありで)スゲェって思わせた人は居らんわ」

レミリア「もう色々な意味で咲夜を尊敬するわ」

妹紅「すまなかった裕也...あんな事言って...嫌いになったか...?」

裕也「嫌、別に嫌いなったとかじゃねぇけど...」

圭一「お、やっと終わったか」

浩二「そろそろ皆寝ましょうよ~」

知将「あの時計じゃもう23:40だゾ^~、遅く寝るとお肌の美容に大敵なんだゾ」

紫「あら、もうそんな時間なのね」戻ってきた

霊夢「ここまで起きたのは初めてな気がするわ」元気

魔理沙「早く寝るのぜ」

裕也「お前ら先に風呂入って良いよ」

アリス「お先に頂くわね」

・・・・・・

・・・・・

・・・・

アリス「全員上がったわ、後は裕也達よ」

裕也「お?意外に早く上がったな」

和人「女の風呂は結構長いらしいからな」

霊夢「あんまり待たせるってのもどうかと思いまして...」

浩二「風呂入ってサッパリしましょうよ~」

知将「そうだよ」便乗

圭一「海入った後は体が痒くて堪らん!サッパリしたいとばい!」

・・・

・・

浩二「ぬわぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉん!」

知将「チカレタ...「ナンコン ナ キツイ ン スカ ネ モゥ...」」浩二はでしゃばり

裕也「はぁ...」フラッ...

圭一「おっす大丈夫か?」支え

裕也「アイツ等の逆レ攻撃を鎮圧出来たは良いんだがメッチャ体力使ったぞ...アーシンドイ...」

和人「まぁ、ゆっくり休め、疲れは取れる」

裕也「だと良いんすけどね...」

浴槽浸かり中

浩二「ふわぁぁぁぁぁ疲れたもぉぉぉぉぉん...!」

 

ー20分後ー

裕也「ふぅ...サッパリしたわ...」

浩二「ビールビール!」

知将「冷えてるか~?」

圭一「だからねぇんだよビールは...」

和人「もう寝るか...今日は良い日だった」

圭一「だな!」

知将「そうだよ」

裕也「あぁ、そうだな」

浩二「そっすね」

和人「お前ら、もう寝るぞ」

時刻は午前0:30、先に入浴を済ませたアリス達は既に熟睡中。

裕也「俺はちょっと読みたい小説あっからそれ読んで寝るわ」

圭一「そうか、お休み」

裕也「おう、お休み」

圭一・和人・浩二・知将は先に寝床に入り、1分も経たずに全員はイビキをかきながら爆睡する。

イビキをかきながら爆睡する隣で小説を静かに読む裕也は思う。

裕也「(コイツらうるせぇ...!...外で読むか...月が明るいし、読めるだろ...)」イラッ

ーーー

紫「...」zzz

霊夢「...」zzz

魔理沙「...」zzz

アリス「ん...(皆...は寝てるわね..上海も蓬莱も...もう一眠り...いえ、寝られないし、裕也を見に行こっと)」

・・・

・・

アリス「(おかしい...裕也がどこにも居ない...どこ行ったのかしら?もしかして外?)」

 

アリス「(あ、やっぱり外だったのね)裕y..」

優しく、明るい光を月に照らされ、黙々と小説を読む裕也に声を掛けようとしたが、躊躇った。

アリス「(どうしよう...声掛けるにも掛けづらい...何の本を読んでるのかしら...)」

裕也「(...ふむ、なる程な...この後の展開はこうなるのかな?)...」夢中

アリス「(やっぱりソッとしましょ...) ペキッ! あ...」

足元に落ちていた小枝を踏んで音を立ててしまい、裕也に気付かれる。

裕也「ん? アリスじゃないか、どうした?寝れないのか?」

アリス「え? えぇそうよ、中々寝付けなくって...」

裕也「分かる分かる、ちょっとでも場所が違うと寝れなくなるもんな」

アリス「ごめんね、邪魔しちゃって...」

裕也「いや気にするな、邪魔とも何とも思ってないさ」

アリス「...ねぇ、一つ聞いても良い?「ん?」裕也は幻想郷に来て暫く経つわよね?元の世界に帰りたいって思わないの?」

裕也「元の世界ねぇ...、そりゃ勿論、帰りたいって思う時もある、だけどさ、仮に帰れたとしても、それはアリスや紫達とは二度と会えなくなるかもしれない、帰ったその時こそ{本当の別れ}になるんだ、俺としてはそれを望んじゃいない、今のままが良いんだ...」

アリス「今のまま...」

裕也「俺からも聞かせてくれ、皆は..いや、アリスは、俺と出会って嫌な感じとかしなかったか?」

アリス「いいえ?嫌な感じなんて何もなかったわ...むしろ、もっと一緒に居たいって感情が募るばかりよ...裕也と出会う前は1人が幸せだったのにね(笑)」

裕也「...そうか、そう言ってくれて俺も嬉しいよ」

小説を閉じ、立ち上がる。

裕也「ふわぁぁ...(欠伸)眠くなってきたな...アリス、俺はもう寝る」

アリス「え..うん、分かったわ... !?」

裕也「何ぼーっとしてんだ、ほら、早く寝るぞ」

アリス「え!?ちょっと!?」

アリスの手を引き、部屋に戻る。

ー男部屋ー

アリス「いやココ男の部屋よ!?」小声

裕也「構やしねぇよ、良いからホラホラッ」小声

アリス「う..うん、じゃあ、入るわね..」小声

裕也「アリスが寝るまでギュッと抱きしめてあげるから安心しな」小声

アリス「ごめんね.先に寝そu...」

布団に入るや否や、アリスはすぐに寝息をたてる。

裕也「おやすみ...アリス」ボソッ

その後も自分が眠りこけるまでアリスの頭を撫で続けた。

この時、時刻1:14。

・・・・

・・・

・・

ー朝ー

5:14

咲夜「ふわぁ...(眠い...でもこの時間はいつもより遅く起きたわね...朝食の準備をしましょ)」

咲夜はいつもの服装に着替え、まだ寝ている霊夢達を起こさない様に台所を目指す。

ー台所ー

咲夜「(あれ?明かりがついてる...)」

裕也「おはよう咲夜さん、ずいぶん早いね」

咲夜「おはようございます裕也さん、お早いのですね」

裕也「あぁ、いつもより早く目覚めた、ただそれだけさ」

咲夜「私が朝食をお作りします」

裕也「いや、その必要はない「え?」もう出来るから」

咲夜「...裕也さん、いつ頃起きられましたか?」

裕也「えっと...4時半過ぎかな、俺は元々寝られない体質だからいつでも起きれるんだ」

咲夜「そうでしたか...皆さんを起こしますか?」

裕也「いや、もう少し寝かせてやれ、朝7時半にでも起こせば良いさ」

咲夜「分かりました」

裕也「さて、やる事やったし、暇潰しは何をしようかな...」

咲夜「それでしたら私と朝の1発を..しませんか?」スカート捲って誘惑(ノンケなら勃起不可避)

裕也「...小説の続きを読むか!」お誘い拒否

咲夜「ちょっ!?」誘惑失敗

・・・・

・・・

・・

7時半

ー別室(男部屋)ー

カチカチッ!←照明スイッチ君

和人「起床ぉ、起きろ朝だぞー」朝メッチャ強い

浩二「 !(目覚め) オッハーーーー!オッハァァァァァァァァァァァァ!!!」朝は弱くなくば強くもない、起きて第一声がNSDR兄貴

 

圭一「おいイボの悪霊!うるせぇぞクルァァ!!!」NSDR兄貴の声で目覚めた

げ ん

こ つ!(クレヨンし○ちゃん風)

浩二「オォン!俺のケツマン(というか頭が)壊れちまうよ...!」

圭一「何言ってんだコイツ?」

浩二「オメーそれよりもイボの悪霊って何だよ」

圭一「お前以外に居ねーだろ」

浩二「(イボなんて)ないです」

圭一「ホモは嘘つき」

知将「ポッチャマ...もう少し寝かせて欲しいゾ...」

 

ー別室(女部屋)ー

紫「おはよう藍「おはようございます紫様」」冬眠時期は朝に弱い

霊夢「だらしないわね魔理沙...」朝に強い

魔理沙「キツいで眠いのぜ...」朝に弱い

妹紅「もう少し寝たい..」

慧音「ダメだ妹紅、キチンと起きるんだ」朝に強い

フラン「お姉様起きて~、朝だよ~」朝も夜も(欲も)強い

レミリア「」zzz おぜう様

フラン「起きろっ!!!「 !!!」あ、起きた」

鈴仙「あれ?咲夜さんとアリスさんが居ませんね」

霊夢「咲夜なら起きて朝ごはん作ってるんじゃないの?それよりもアリスがいない?」

『.......!  アリスぅぅぅぅぅ!!!』

ー男部屋ー

〈アリスゥゥゥゥ!!!

和人「?何か向こうが騒がしいな」

浩二「先輩「どうした?」なんか裕也がまだ寝てるっすよ」

知将「起こしてやるよ... おい裕也、朝だゾ^~「ンン...」」

スッ

「おはよう裕也...あれ...」寝ぼけ

浩二「ファ!?アリスさん!?」

圭一「裕也は!?」

知将「裕也はアリスになったのか~、良いゾ^~これ!」朝一発目の池沼発言

アリス「あれ...?裕也居ないの...?」寝ぼけ

圭一「あ(察し)、て事は裕也起きてるな」確信

和人「おうオメーら、裕也が飯作って出来てるってぞ、早く食ってランニングするからな」

浩二「は?(威圧)何?こんなバカンスに来てまで修行?やっぱ師匠って脳ミソ筋肉で出来てるってホントにハッキリわかんだね、やっぱムエタイおじさんじゃん、ファーwww ズガッ!!! アォン!!!」

和人「もういっぺん言ってみろこのホモイボ野郎!」ブチギレ

浩二「すみません許して下さい!何でもしますから!」降伏

和人「人間の屑がこの野郎ぉ...まぁ良い、後でお前に罰を与える」

圭一「お前もう生きて帰れねぇなぁ!www」

浩二「あっそっかぁ...生きてぇなぁ...」自分のした事を悔いる

圭一「悔い改めて」

・・・

・・

和人「よぉし飯は食ったな、田所!お前はこの島を114514周だ!走破しない限りは幻想郷には帰らせんからな!」理不尽

圭一「足壊れちゃ^~う↑!」課長

紫「この島は広いわよ~、確か...島一周で10キロそこらはあったかしら?」水着着用

藍「その位はあります」水着着用

114514周×10キロ=114万5140キロ

浩二「無理っすよ!デタラメな数字言うんじゃねぇよバァカ!」反論

和人「口答えすんじゃねぇ!走れってったら走れってんだよ!」

裕也「アリス、(海へ)行こう!」

アリス「うん!」

霊夢「私も!」

魔理沙「のけ者にしないで欲しいのぜ!」

妹紅「まだ着付けが!」着替え中

フラン「裕也お兄様待って~!」

咲夜「妹様!水着を着て下さい!全裸はいけません!」

レミリア「はしたないわよフラン!水着を着なさい!」

裕也「いやいやレミリア、お前も全裸じゃねーか、ブーメランだゾ、あっ、お前生えてないのか、やっぱ おぜう だなお前」名推理

レミリア「!!!」

その後、夕方まで海水浴したりイロイロして過ごし、夜は夜で男と女のお楽しみ(裕也がHOT LIMITスーツでサプライズして女達をムラムラさせ別の宴が始まったり)を過ごし(その間も浩二は島を走り回る)、翌日に一同は幻想郷に戻った。

※裕也達に遅れ7日後、浩二は114万5140キロを見事走破、走破したその直後に和人と幻想郷に戻ってきた。

戻ってきたその日から10日は、田所は死んだように眠った。

眠る直前に田所浩二は言う。

ー帰宅後、迫真空手道場ー

浩二「ぬわぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」

知将「お帰りだゾ」

浩二「風呂入ってサッパリするっすよ~沸いてるっすか?」

知将「自分で沸かせ」

浩二「酷いっすよ先輩!」

ー帰宅後ー

裕也「(あれ?...行って楽しめたは良いけど殆どヤってない?それしか思い付かん...)」(´・ω・` )

 

全てが終わった後、紫は幽々子に経緯と謝罪を述べたものの、幽々子は大激怒し、怒りに身を任せ、紫が引く位に暴飲暴食を始めた。

只でさえ普通の白玉楼の出費のうち、7割が幽々子の食費でヤヴァイのに、今回の一件で、暫くの間、出費100%は食費となった...。

妖夢「幽々子様ってあんな身体(ちょっとポッチャリ)なのにどうやってあんな膨大な量を食べれるんだろう...あ、食材買いに行かなきゃ...さっき行って帰ってきたばっかりなのに...」

今日も妖夢は食材の調達に走り回る。




アリス「男の手料理...良いわね?」( -ω・)?
霊夢・紫・藍・鈴仙・妹紅・咲夜・慧音・魔理沙「確かに」即答
浩二「修正候補はっかりじゃねぇか...犯すぞ」野獣の覚醒
作者「やめろ、そして近づくな、(死ぬほど)臭い」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第60話 インムゥ↑

知将「ほれ、見ろよ見ろよ、ホラッ」


2020年9月2日

首相官邸

拓真「グ帝が降伏して1週間か...」

「暇っすね」

拓真「お前暇じゃねーだろコラ、アレの事、何か言い分は?」

書類放り投げた奴「アレとは?」すっとぼけ

拓真「お前明日から来なくて良いよ、帰って、どうぞ」

「ファっ!?」

ーーー

ーグラ・バルカス帝国ー

淫夢隊

MUR閣下「報告するんだゾ」命令

指揮官GO「まぁまぁっ、そう焦んないでよ(笑)」

浩二「すぃっすぃっすっー」挑発

KMR「ナオキです」

課長「(心を)気持ち良くinして下さい...!ムッキュッ!!」

虐待おじさん「竹刀くれ」

ひで「無理ぃもぉ~!」ボコボコにされてる途中

大地「あれぇ?可笑しいね、(ホモ野郎が)誰も居ないね」

浩二「だってさぁ、イイ男は皆、日本に持っていったんだからさ、しょうがないね」

ーその頃、日本の新宿奴隷調教センターー

KBTIT「本日調教する、奴隷少年は19歳、未だに包茎の童貞です」ゲス顔

平野源五郎「そこまで言ってやるな、涙目じゃないか...」呆れ

KBTIT「ん?涙目インプ?」

平野源五郎「何で涙目って言っただけでインプレッサが出てくるんかねぇ...」車好き

KBTIT「インプレッサじゃない、WRSEXの淫プレッサ(ーッ!)だ」

TNOK「馬鹿じゃねぇの」トヨタ派

源五郎「スバルに謝れやコラ」スバリストの怒り

因みに源五郎はGC8インプとBH・BPレガシィを愛車として保有

(源五郎「燃費クッソ悪いけどスバルのボクサーエンジン最高!」)

ーーー

MUR閣下「オイ!アソコにイイ男が居たゾ!まだ残っているようだ!日本に持ち帰るゾ!」

イイ男「! うわ!こっちに来るっ!?ヒィィィィィィィィ!!!」全力疾走

浩二「まるで俺ら日本人を拉致する北朝鮮の工作員みたいっすね指揮官w」追跡

指揮官GO「あんな屑共と一緒に例えられるのって殺意湧くんだよねw」追跡

ワシ(53)「申し訳無いが、朝鮮人と同じされるのはNGだ」

課長「逃げれるなんて思っちゃ嫌よ嫌よ~!」デブの癖にクソ速い

浩二「速スギィ!」全力追跡

「捕まえたッ!」

「イイ男!ゲットだぜっ!」サトシィ...!

イイ男「離せぇッ!」抵抗

「じゃあ特別な稽古をつけてやるか!」

「ケツ向くんだよ90度っ!」

 

ーーー

葛飾署

休憩室

裕也「山本さん達聯合艦隊に仕事取られてるから暇だなホント」

大介「しゃーない」

圭一「やっと帰ってこれた」野獣邸派出所より帰任

拓也「お疲れさん」

エリカ「大介、麦茶で良かったかしら?」コトッ

早矢「あなた、お茶どうぞ」コトッ

裕也「お、ありがと」

大介「キンキンに冷えてんな」

みほ「拓也アイスココアどうぞ」

拓也「ありがと」

圭一「俺も彼女欲しいんだよな~」

みほ「お姉ちゃん紹介するよ?」

圭一「う~んゴミを見る様な目付きが怖いのでNG」

みほ「お姉ちゃんって26だったかな?「まだ25だろ」そうだっけ?まぁ良いよ、お姉ちゃん焦ってるんだって、伴侶が見つからないって、どう?」

圭一「だからやだっての」

みほ「裕也君、どう?」

裕也「俺とまほ の関係は高校で、そしてあの事件で終わってんだよ、それにな...」

グイッ

早矢「キャッ!」

早矢を抱き寄せる。

エリカ「あら、裕也って大胆ね」

裕也「もう俺には愛しの子猫が居るから、な?」

早矢「あなたったら...///」

大介「ラブラブだな、ま、俺達もだけど、な?」

エリカ「ふふっ、そうね」

みほ「お姉ちゃん嫉妬するね(笑)」

ーーー

淫夢隊

「(今日の特別な稽古は)終わりッ!閉廷っ!」

「指揮官!イイ男が今日だけで114人も居ましたよ!」

指揮官GO「明日は514人確保して、どうぞ」

「GOisGOD!」ナチス式敬礼みたいな感じ

 

浩二「良く見ろよホラッ!逃げんなよ~!」味見

MUR閣下「ちゃんと2本はい入れろよぉ~?」味見

イイ男「やめろぉっ!やめてくれぇ!」犯され中

KMR「なめてんじゃねーぞ」味見

課長「前立腺をね?...こうやると...おっ..!おっぱげた!」

「穴が広がってないか~?」

「穴を拡張中!」

「もう始まってるぅ!」

高和「チ○ポをこうして...ココにねじ込んで..くぁwせdrftgyふじこlp ..!oh...!」

KMR「常識人が誰もいない...ココ(淫夢隊)は狂ってる...!」

淫夢隊は頭の可笑しい集団の集まりだから常識人を探すのは「あ・ほ・く・さ」いゾ。

ーーー

葛飾署

午後17時

女子交通課

大介「おーいエリカ、帰るぞ~」

エリカ「今片付けてるから、車で待ってて?「はいよ~」」

 

みほ「お疲れ様、エリカさん」

エリカ「みほ は夜勤だっけ?「そうだよ」頑張りなさい」

みほ「うん!」

早矢「エリカさん、お疲れ様です」

エリカ「早矢もお疲れ様♪」

裕也「今日は定時だったなエリカ、気を付けて帰れよ」

エリカ「いざと言う時は大介に守ってもらうわ」

裕也「はははっ!そうしろそうしろ、んじゃ、また明日な、お疲れさん」

エリカ「お疲れ様♪」

大介&エリカ、帰宅。

1時間後

午後18時

裕也「よし、俺も帰るか...早矢、帰るぞ」1時間残業

早矢「はい♪あ・な・た♡」1時間残業

裕也「この場でその呼び方やめてくれ早矢、恥ずい」

早乙女「愛されてますね(笑)課長~?」夜勤組

裕也「まんねぇ~(※まぁね)」

早矢「みほさん、頑張ってください」

みほ「早矢さんお疲れ様!」夜勤組

裕也&早矢、帰宅。

ーーー

グラ・バルカス帝国 帝都ラグナ

淫夢隊 駐屯地

MUR閣下「今日の仕事は終わりだゾ」

指揮官GO「ビール飲んでい?」

浩二「風呂入ってサッパリしましょうよ~」

・・・

・・

「(お湯の)蛇口捻るんだよ90度!」

「じゃあお前、鏡向かって..シコれ」

「良いすかぁ!?  いきますよ~イクイクッ! ヌッ!(鏡に届かず湯船に射精)」

「オ・イ・ヤ・メ・ロ・バ・カ・ッ!お前の汚ねぇ男汁が湯船に入っちまったじゃねぇか!もう許せるぞオイ!」

「二回も男汁を出したっ..!」土方

「あげるわ貴方にぃ(男汁を)」課長

「お慈悲^~」悲願

「じゃあ死ねっ!」無慈悲

「アッ↓...!」絶命

「堕ちたな...!」死亡確認

「生き返れ生き返れ...!」人工呼吸開始

「お ま た せ(王の帰還)、一回死んだけど生き返ったわ」

「スゲェ、生で射精する所を見たの初めてや」感動

「感動するとこソコ?生き返った所で感動せぇへんの?」

「いや全然」野獣

「あぁ^~...たまらねぇぜ..!」

「早く糞まみれになろうぜ!」土方

「いちじく浣腸アルヨっ!」岡山県知事

「お前精神状態おかしいよ...」

「不味いですよ!?」

「汚ねぇなぁ...」

「よっしゃ、こんな風呂なんかちゃっちゃと終わらせて、(自室に)帰ってオ○ニーでもするかっ!」

「(第2波を)出そうと思えば(王者の風格)、すぐに来るもんっすよ」第2波準備

「ヤメロォ!(健前)(ナイスゥ!(本音))」

「(風呂から)出、出ますよ?」

課長「ムワァァァァ~↑...キモチンポォ^~↑」

「尺八ぃ、大好きです」

「オイ何を勃起している..!」

高和「俺はノンケだって構わず、食っちまう人間なんだぜ?」

「ウッホッ!♡イイ男...!///」

 

ーーー

カラララッ! 扉

裕也「ただいま~っと」仕事終わりの買い物帰り

早矢「早くご飯の支度をしましょう」仕事終わりの買い物帰り

ー50分後ー

早矢「あなた、ご飯炊けましたよ」

裕也「こっちも出来た、旨いぞ~牡蠣鍋」

早矢「良い匂いがしますね♪」

裕也「牡蠣は栄養満点で女の生理痛にも効果があるらしい」

早矢「へぇ...(・_・;)そうなんですね...、知りませんでした」(´・ω・`; )

裕也「沢山食べると性欲が増すだって」

早矢「早く食べましょう、沢山食べて下さいね?ね?」食い気味

裕也「お、おう..」汗

ー40分後ー

裕也「ウップッ...もう入らん...食い過ぎたわ...30個はちとキツいな」

早矢「牡蠣ってこんなに美味しかったものでしたか?」

裕也「料理の仕方かな」

早矢「食器、洗ってきますね「俺も洗う」」

二人仲良く食後のお片付け、そして風呂へ。

風呂場

早矢「痛い所は無いですかー?」

裕也「痛い所は無いよ(あ↑ヤベ勃ちそう...勃った)」ピーン

風呂場にはタオルを持ち込まない主義なので、自分の分身がせり勃っていても隠す事は出来ない、よってバレる。

早矢「あら♪ココは随分とお元気ですね♪」

そう言うと早矢は裕也の分身(意味深)を優しく撫でる。

裕也「うっ...!しゃ、しゃーないよ、それにしても早矢の手、柔らかくて温かい...」

早矢「ココの所ご無沙汰でしたので...シませんか?」お誘い

裕也「牡蠣のおかけで今日は思う存分出来るぜ」

早矢「あ..♡」

ーーー

エリカ「大介!お腹すいた!」駄々こね

大介「ハイハイちょっと待っときーや」料理中

・・・

・・

大介「お ま た せ」お約束

エリカ「あら!今日は牛しゃぶなのね、美味しそう...!」

大介「俺の実家が肉を送ってきたんだ」

エリカ「いただきまーす! ! 何これ!美味しいじゃない...!」

大介「俺も! ! これウマッ!」

エリカ「明日は私が作るわね」

大介「おう、頼むわ 何か酒取ってくる」

エリカ「呑み過ぎちゃダメよ?」

大介「呑み過ぎはしねぇよ(笑)」

・・・・

・・・

・・

エリカ「はぁ~..満足満足♪」

大介「〆の雑炊は旨かったな!」

エリカ「ねぇ大介?」

大介「どうした?」

エリカ「こうして夫婦になってるのだから...そろそろ作らない?」

大介「エリカ...俺も、お前との子供は欲しいさ、だけど、今出来たら、2人だけの時間は無くなるんだぞ?」

エリカ「...大介のご両親、そして私の両親がね、電話で『孫はいつ生まれる?もう祝儀は準備万端(せっかち)』って始めに言われるのよ」汗

大介「あんのバカ親父にバカお袋が...」汗

大介「まぁ..お前の両親と俺の両親には言っとくよ、まだエリカと2人だけの時間を過ごしたいって、俺が28になったら本気で作ろ?」現在25歳

エリカ「そうね...ごめんね大介、私、両親に言われて焦っちゃってたわね(笑)となると私は27...か、それまでに満足出来る位2人だけの時間を過ごしましょ♪」現在24歳

大介「当たり前だよなぁ?」MUR

ーーー

グラ・バルカス帝国 帝都ラグナ

ラグナ軍港

聯合艦隊 艦隊旗艦 戦艦大和

山本(五十六)「ここは中々良い軍港じゃあないか、我々が居た世界の軍港を思い出すな」

宇垣「はい、何か懐かしい感じがします」

黒島「敵国ながら良く出来た軍港です」

「長官!輸送艦が捕虜(※イイ男)の収容を完了したとの事です」

五十六「そうか、戦艦金剛・重巡高雄・駆逐艦吹雪に、輸送艦の護衛に就く様、下命」

「了解しました」

宇垣「しかし...淫夢隊の活躍は凄まじいですね」

黒島「淫夢隊だけでリーム王国に乗り込んで降伏させてますからね」

五十六「確かにすごい、が、しかし、最も、ホモでさえなければこれは凄いがね...」

「「あっ..そっかぁ...ホモの集まりでしたね」」池沼感染

宇垣「しかし長官、護衛としては多すぎないでしょうか?」

黒島「高雄だけで事足りるかと思います、何せ、爆撃機・潜水艦・戦艦ですら重巡である高雄を撃破出来ないんですから」

五十六「護衛は高雄だけで確かに充分だろう、しかし、金剛・吹雪はどの道、本土に帰還命令せよ、と政府から出ているからその次いでだよ」

「「そうでしたか」」

五十六「高雄は今でさえ最強だが、また近々、近代改修を受ける事になっているよ」

ーーー

広島県呉市 くれ造船所

阿部隆正(高和の弟♂️)「艦隊勤務がないからってくれ造船所に飛ばされるとは思いもしなかったぜ、兄貴の野郎は淫夢隊に入隊してグ帝に行ってるし...」

「兄貴が居ない分、俺達の尻は無事ってことさ(笑)」

「おっ、そうだな」

「そうだよ」便乗

隆正「あっ、そうだ、その兄貴なんだけどさ、明日帰ってくるよ?」

「ファ!?」

「ヤベェよヤベェよ...!」震え

「やだ怖い...!」トラウマ

「帰って来なくて、どうぞ」震え

「日本人だから日本に帰ってるのは、しょうがないね」諦め

「兄貴に掘られるのはもう勘弁だっ!掘り返してやるっ...!」

「掘られたら掘り返す!倍掘り返しだっ...!」

「ガバガバ^~」

「グチョグチョになるまで...!」

「なんて嫌らしい兄貴なんだ...!」

ー想像ー

ギチッ...!

太い縄が一人のイイ男、全裸の阿部高和の動きを封じる。

高和「オイオイ...俺をこんな太い縄で縛るとは驚いたぜ?良かったのか?俺をこんなに縛りつけて...俺はノンケだって構わず食っちまう人間なんだぜ?」

「うるせぇ!アンタは黙って俺達の肉棒を咥えてりゃええんじゃ!」

「オイオイ兄貴ぃ?何でココの穴がヒクヒクしてるんだぁ?さては期待してたんだな?この変態っ!」特大ブーメラン

高和「それじゃ、トコトン喜ばせてやるからな?」煽り

「オイ、ヤったれ」

「イエッサー! 現時刻より俺は、俺の誇るスーパービッグマグナム(※チンコ)を駆使して..!...悪い子はお仕置き♂️だどぉぉぉぉ!!!」

ドスッ!♂️

高和「oh...!」

「やっべぇわ!兄貴メチャ締まり良かばい!!アーイキソッ!」

「早くなぁーい?」

「イきますよ~イクイクッ!! ヌッ!!!」射精

高和「アァッ...!♂️」

「アァッ...!キッ..!キモチィィ..!」

「オイ変われ!次は俺だ!」

高和「休ませてくれっ...!頼むぅっ...!」ピクピクッ...!

「俺をホモにした責任取りやがれっ!!!」

「ノンケだった俺をホモに変えやがって...!チョー許さん!」

「今までのお返しだオラァァンッ!!!」

「オラオラッ!休憩してんじゃねぇ!」

「ホラッ!口がお休みしてるゾ」

「ここに居る全員がバイアグラ飲んでるから」

「休めないってのは覚悟して、どうぞ」

・・・

・・

高和「アッーーー!♂️」

・・

ー想像終了ー

現実↓

「やべぇ勃起不可避」ビンビンッ!

隆正「そういや、あそこの新造艦は?」

「海上自衛隊に配備予定の型式INM1919、田所型護衛艦{田所}です」

「その二番艦がINM810、田所型護衛艦{野獣}です」

「その隣がOMNK184、壊れる型護衛艦{課長}です」

「建造中のMUR364、池沼型護衛艦{池沼}ですしおすし」

「MUR364の二番艦は誰もが予想つく{三浦}じゃ」

隆正「うん、知 っ て た」

「海 自 壊 れ る」

「艦 艇 壊 れ る」

「自 沈 不 可 避」

「味 方 か ら の 誤 射 に て 轟 沈 不 可 避」

「爆 沈 不 可 避」

「敵 が 唯 一 拿 捕 を 躊 躇 っ た 艦」

「敵 が 乗 り 込 む の を 躊 躇 う 艦」

「解 体 不 可 避」

「艦 内 臭 そ う」

「艦 長 臭 そ う」

「乗 組 員 臭 い」

「脱 臭 剤 を 置 い て も 臭 い が 勝 る」

「草www」

「草に草生やすなw」

「オマエモナーw」

「もう待ちきれないよ早く(就役)出してくれっ!」

(汚い艦艇達「解体して...解体してぇ...!」解体希望・就役拒否)

隆正「もうコイツら救いようが... あっ...」

??「オイオイ、俺が居なくて寂しかったかい?」

全員「!!!!!!」

隆正「あっ、兄貴おかえり」

高和「またせたな...!(ス○ーク感)今日から眠れない夜を俺と過ごそうぜ..」王の帰還、そしてイケボ

一同「(平和な日々が)お、終わった...」絶望のドン底イき

ホモじゃなかったら高和はイケメンなんだよなぁ..。(個人主観)

そしてこの日より暫くの間、くれ造船所の作業員達は高和の玩具と化した。

事の重大さを重く見た くれ造船所の社長は、作業員達に当面の間、ケツ穴に塗る軟膏を無料配布した。

ー社長室ー

社長(60)「ワシが狙われなかったのが幸いじゃな..可愛い部下達が可哀想じゃ..「あぁ、旨かったぜ?(意味深)」!!!」

社長「あああ阿部くん!君はとんでもない事をしてくれた!どう落とし前をつけるつもりだね!責任を取りたまえ!」

高和「さぁて、デザート、いただこうか...ジュルリッ...」ボッキーン!

社長「え?」

高和「(ツナギのホックを下げつつ)や ら な い か ?」恒例

社長「ヒッ!?」

アッ チョッ! ヤメッ!ダレカタスケッ!・・・アッーーーーーーー!!!!

社長と作業員達が一人の男に食われた(意味深)事で、くれ造船所は当面の間、国に休業申請を提出し、休業した。

政府「あの男(高和)は生かしておけん、何処かで始末しなくちゃ...」使命感

裕也「何してんだあの野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

聯 合 旭 日 艦 隊 司 令 長 官 大 激 怒

大介「紀伊や尾張の修理改装が出来ねぇじゃねぇぇかぁぁぁぁぁ!!!!」

副 司 令 長 官 激 怒

隆正「ホモ兄貴がホントにスイマセン!もう殺しちゃって良いっす!」弟 謝 る

こんな感じで国と国の戦争が終わっても、男と男の戦争(意味深)は未だ、終戦を迎えない。(絶望)




MUR「じゃあケツ出せっ!」
AKYS「(修正候補だと?)人間の屑がこの野郎...!」
作者「男に犯されるなんて嫌よ~!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第61話 岩野家

裕也「もぅ早矢にプロポーズしようかな?でもまだ独身でいてぇし...」優柔不断
シリアス?に行けたらな、と思いますねぇ!(あ、思うんだ)思います思います、はい(野獣)
エリカと大介に視点を置こうと...。




















































































お話しします。(変態糞土方)

 

  \出だしがお前かよ(ロクでもないけど良い話が)壊れるなぁ/

2020年8月4日(火)10時14分22秒 (時間は嘘)

あぁ^~、たまらねぇぜ。

なんとなんと、大変おめでたい事が起きたのじゃ。

結婚式は挙げていないが、岩野大介と逸見エリカが(やっと)入籍したんじゃよ。

大介は変わらずそのまま、エリカが嫁入りした。

良いねぇ~気持ち良ぃよ~?(野獣)

大介自身は、婿入りでも良いぞ?と姓が変わる事を何にも抵抗感無く、多少は問題あるが特に気にしてなかったものの、当のエリカと言うと・・・

{婿入りでも大介と結ばれるのは嬉しい...だけどね?私は!「!」逸見エリカじゃなくて!『岩野』エリカとして名乗りたい!大介のお嫁さんになりたいの!それじゃ...ダメ...?(上目遣い)}

大介「良いよ!(嫁入り)来いよ!」即答

との事で嫁入りが完全確定した。

ま、多少はね?(水泳部の先輩)

おーええやん、気に入ったわ(関西クレーマーの祝福)

これを聞いた瞬間、大介は極度の興奮と未来の想像にて気分が通常の三倍で高揚し鼻血による大量出血で緊急搬送された。

あ ほ く さ、辞めたら人間?(関西クレーマー呆れる)

いやだねぇ..(土方親父)

だあ^~!!!(現場監督)

運ばれる時の顔は大変満面笑みで嬉しそうだったとの事(エリカ談)。

後日、この事(大介の緊急搬送)を聞いた裕也と圭一は運悪く、場所も悪く階段を下りながら話をしていて、笑い過ぎて階段から足を踏み外し転げ落ちて頭を強打、多量出血と意識不明に陥り緊急搬送された。

コイツら(※裕也・圭一)馬鹿じゃねぇの?(TNOK呆れる)

搬送された日の夜に意識を取り戻し、翌日の早朝に裕也と圭一は退院している。

退院早すぎィ!(イキスギ先輩)

おっそうだな(便乗大先輩)

おっと..話が逸れたな...。

と言うことで旧姓:逸見エリカ→岩野エリカに。

エリカの両親は入籍したと電話越しで娘から聞いた瞬間、涙が溢れた(らしい)。

出、出ますよ?(脱糞先輩)

じゃ、(涙を)流しますね(KMR)

※大介の両親も多いに喜んだ、母が涙を流し、父が喜びの舞をした位だから。

Foo↑!気持ち良い~!(空手部の先輩)

ラブ&ピース!!!(閉廷おじさん)

 

そりゃそうじゃろ。

自分達の愛おしい子が、学生時代から想いを寄せていた相手と遂に結ばれたのだ、こんなに嬉しい事はないダルォォ?

娘の性格を誰よりも知っていた両親は結婚の朗報を聞くまで思っていた。

{恋人で居れても性格がアレだから結婚は無理かな...}

いやー(子孫繁栄は)キツいっす!と。

まほ は別として、エリカは誰に対しても当たりがキツい、それは両親に対しても少々柔らかめだったが、そうだった。

特にピークは黒森峰に在学していた時。

高校生ともなれば思春期でもある。

それがダブルブッキングしてもう滅茶苦茶酷かった。

 

手に取った糞を身体・顔中に塗りまくった、もぅ糞まみれや、堪らねぇぜ。

いやお前誰やねん↑

こんな変態親父と糞遊びしたい奴、至急メールくれや(変態糞土方)

申し訳無いがNGだ(即答)

 

それに色をつける様に、男勝りの戦車道もしていたのだ。

{一生男は出来ない}

孫を見れないと、夫婦は絶望と覚悟した。

所がドス恋...エリカが高校2年になり、友達である みほ が大洗に転校した後になってから変化があり、ガラリと変わった。

それは何か?

そう、裕也達と戦車道で一戦交えた事、その事でエリカにも変化が訪れたのだ。

裕也達、男と戦車道で戦い、負けた。

そして、泣いてた所を大介に慰められた。

    {もう泣くな、可愛い顔が台無しだぞ?}イケボ

戦う前に暴言擬きな事を吐いていて、その暴言を吐いた男にエリカは慰められイケボで囁かれ、時々会っていき、そして惚れた。

恋愛未経験でどうしたら良いか分からない為、大人の蝶野に相談したところ「当たって砕けなさい!」と、恋愛経験豊富(大嘘)の教官からそう言われたので、覚悟を決めて自分からアタックしたのだ。

そのアタックは成功し、晴れて恋人同士となった。

へぇーそうなんだ...(ぼくひで)

※速報ニュース:未だに蝶野は連戦連敗(マジ)

※合コン行っても逃げられる。

※合コン参加の男達にウザがられる。

男出来ないって、はっきりわかんだね。

 

交際が始まった年のクリスマスにビッグイベントが起きた。

聖なる夜を共に過ごす。

じゃあ..特別な稽古つけてやるか!(相撲部員)

ー当時のクリスマスー

大介「ホントに良いのか?嫌なら今の内に言ってくれよ...我慢、出来なくなっちまうから」

エリカ「嫌なんて言わない、私の初めては大介が良いの、ホントよ?そうじゃなかったら私はここ迄の事はしないわよ」冷静

(「あげるわあなたにぃ~..」)

(バシィィッ!!!!)

(「んにゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」)

大介「エリカ... ンッ..」

唇を合わせ、幸せのキスを...野獣先輩と遠野のキスシーンを思いつかれるのはNGだ。

思った奴は帰ってくれ。

エリカ「ンッ..プハッ..キスは何回目かしらね(笑)」

大介「回数は覚えちゃいねぇよ(汗)エリカ、脱がしても...良いか?」

エリカ「ええ、服は汚したくないから...」

大介はエリカの服を摘まみ、ゆっくりと制服を脱がす、ブレザーからシャツと...。

シャツを脱がせりゃそこそこ大きく胸を支えるブラジャー、そして黒である。

大介「おぉ...!(○フレの裸体よりめちゃくちゃ興奮する!)」

エリカ「(は...!恥ずかしい..!!)///」

シャツも脱がせた、残るは下着、大介は顔には出さなかったが内心ドキドキしていた。

ドキドキしているのはエリカも同じ。

ブラジャーも取っ払えばそれはもう引き締まった体に色白い肌と美乳(強調)、大介は鼻血を垂らす。

大介「めっちゃ綺麗...あっ、いかん...」ポタポタッ...

エリカ「ちょっと!ティッシュティッシュ!」

・・

大介「あんまりに綺麗すぎで鼻血出しちもうたわい」本音

エリカ「そう///...それでもちろん...続き、するわよね?」

大介「あったりめーじゃねーか!」

エリカをベッドに押し倒す

ボフッ...!

エリカ「あ..♡」

乳に意識を吸い寄せられ、ワシワシと揉みチョイとばかし強めに乳首を弄り、エリカから甘い声が出てますます調子に乗る大介。

仕舞いにはデコピンされる。

大介「あでっ..!」

エリカ「弄りすぎよ..///」

大介「なら...もっとスゲェ快感があるぜ?」

グイッ

大介はエリカの股を開く。

エリカ「え!?ちょっと!そこは!汚っ..あ..♡」

・・・

・・

エリカ「す..!凄かった...!」ドキドキ

大介「じゃあ、そろそろ...「うん..」その前にゴム着けねぇとな~..どこだっけ? みつかんねぇな..」汗

エリカ「...ぃぃ..」

大介「?どした?」

エリカ「着けなくて..良いから..///」あらま!タコも驚く程の真っ赤!

大介「いやでも...デキるぞ?下手すりゃ」良心

エリカ「もし出来ても大介との子なら...良いよ?(凄い恥ずかしい!)///」

流石の大介も理性が崩壊した。

大介「じゃあ...行くぞ...!」

エリカ「~~~ッ!!!♡♡♡♡♡」

・・・

・・

ー思い出終了ー

終わりっ!閉廷っ!以上っ!皆解散っ!(閉廷おじさん)

この年のクリスマス程、学生時代での最高の思い出は無いと思う。

大介が予想を遥かに上回る程、男らしかった事、自分みたいなのを受け入れてくれた事、何より幸福感を得ていた。

この年を境にキツゥイ!性格は!ヤバスギィ!な勢いで改善された。

まあそれでも、当たりはキツいと言えばキツかった。

ツンツンからツンデレになっただけ。

ヤンデレにならないだけマシだな!

大介が性格を改めさせたのだ。

大介が相手だともうヤベー位にデレデレ、人懐っこい子犬よりも子犬してますしてます、はい...これもうわかんねぇな(野獣呆れる)

性格が突然変わった事におかしいと感じ問い詰めた結果、男(※大介)と付き合っていた、それならまだしも、生○メS○Xをした事を知った両親は大激怒し、岩野家に乗り込もうとした、やべぇよやべぇよ...!

愛する我が子を傷物にした責任を取らせるべく、父は大介を殺すつもりで居たらしい。

大介さん!不味いですよっ!?(遠野心配)

エリカは両親が大激怒するまで今迄の出来事を何も話していなかったので説得に物凄く苦労した。

ぬわぁぁぁん疲れたもぉぉん!(野獣)

一応、両親も納得した。

後日、大介はエリカの両親に挨拶、最初は敵意剥き出しだったものの、悪い輩じゃないと分かってもらえて受け入れられた。

両親は岩野家の詳細を出会った当初はまだ知らず、付き合っていく内に大介の岩野家、大介の親友である裕也の渚家が裏政治でどれ程ヤバく、裏権力を有するかを知った。

それを知った直後エリカ達、逸見家は真っ青になった。

あの時、本気で岩野家に乗り込んで無くて良かったと、大介を殺さなくて良かったと本気で思う逸見家の両親、乗り込んでたら死んでたかもね。

東京湾でドラム缶にコンクリートと一緒に詰められて沈められるとかして。

事を知った当初、逸見家は岩野家を恐れ、話をする度に一言一言を間違ったりしないよう、本気で冷や汗をバレない様垂らしながら言葉を選んでいた。

このままでは息子と相手の関係も良くならないと、大介の父が積極的に逸見家と交流をしていき、徐々に逸見家も岩野家に対する警戒を解いてくれた。

大介が学生生活を終える直前あたりから、大介の父、そしてエリカの父同士仲は凄く良く、月に2~3回は飲みに行く程になった。

多い時には週3ペース。

 

学生時代はお互い学校が違った為、会える事は少なかったが、夏休みや冬休み等の長期休み、戦車道・空戦道関連で大介がエリカの所に行ったり、エリカが大介の所に行ったり等、使える時間を利用して会えなかった分を補った。

大介が学生生活を終えたその1年後にエリカも学生生活を終えた。

卒業した年の5月に東京へ上京、最初はそこら辺の雑草みたいに生えているカスみたい(というよりカス)会社に普通のOLとして就職し、大介と東京で再会し同棲生活開始から暫くして、聯合旭日艦隊がミッドウェー海域で消息不明となり、大介が消息を絶った、事を知ったエリカは、心に深い傷を負った。

自分の心の支えでもあった大介がこの世から、ミッドウェー海域で消息を絶った。(聯合旭日艦隊は別世界の過去にタイムスリップした、その時に聯合艦隊と会合)

勤めている会社を(無断で)休んで部屋に引き籠り、廃人みたいになっているエリカを、両親は何もしてやれなかったと後悔している。

大介がまだ完全に死んだと決まった訳でも無いのに、大介は死んだと思い、後を追おうと自殺を考えた、ナニかがエリカを精神的に追い詰めていたのだ。

手に持ったナイフで首の脈を切ろうとしたのだが、ふと頭を過った。

このまま大介の後を追っても良いの?と疑問が残り、考え抜いた末、大介の分まで生きよう、頑張ろうと決心した。

その辺に雑草みたいに生えているカス会社を(※辞表を叩きつける)辞め、警察学校に速攻入学し(異例の)最短で卒業、当初の配属先は葛飾ではなく別のだった為、ぶちギレて黒森峰(高校生)時代に使用していたティーガーIIをわざわざ学校から引っ張り出して、自分の仕事先である警視庁を脅迫、その要望通り葛飾署に配属された。

警視庁は逸見エリカという1人の女に恐怖した。

やったぜ。←(良く)ないです。

警察業務をがむしゃらに(片っ端から犯人っぽいのを探して問答無用で逮捕する警察官の屑)こなしていた時、聯合旭日艦隊の発見という朗報を聞いた瞬間、暗くなっていた性格が一瞬で戻った。

そして大介と感動の再会。

再会したその日から暫くの間、夜は激しかった。

(エリカ「自殺しなくてよかった...」)

もうめちゃくちゃや、たまらねぇぜ。

だから岡山帰れよ↑

嫌だねぇ(拒否)

 

その後、日本が異世界に転移して経済・政治が混乱していても、大介とエリカの関係は混乱せず、バブル経済以上に関係良好だった、もう最高や。

交際していてたまに些細な事で喧嘩になったりしたが、翌日には何事も無かったかの様に仲直りしてイチャイチャしている。

職場でも自宅でも出先でも車の中でも実家でも、場所と人目を構わずにイチャイチャしているもんだから。

早矢は羨み、みほ も羨む

「「良いなぁ...」」(´・ω・)(・ω・`)

裕也「羨ましいぜ」

拓也「だね」

ーーー

まほ「ホントウ ニ ナカ ガ イイナァ..!」血涙 嫉妬

みほ「お姉ちゃん怖い...(よし、煽るか)」

ポンポンッ...

みほ が姉の肩を叩き、まほ が みほ の顔を見る。

みほ「ねぇお姉ちゃん、エリカさんと妹の私に先を越されるってどんな気持ち?ねぇ答えてw」

まほ「? !(みほ に指輪を見せつけられる) みほぉぉぉ!!!貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」怒

西住みほ、圧倒的大勝利。

ーーー

流石にお互い24(※歳です、学生ですby野獣)を過ぎてからは喧嘩が全くという程、無い。

さて、次は誰がゴールインするかな?




大介「あぁ^~、もう幸せで心と気持ちがピョンピョンするんじゃぁ^~!たまらねぇぜ!」
裕也「これ言う為にわざわざ岡山の県北にある川の土手の下まで来たのかよ...一人で行けよな~頼むよ~、俺を連れて来なくてさぁ..困りましたね後藤さぁぁん?」汗
大介「後藤さんって誰だよ、ここで愛を叫ぶってのも良い!うむ!胸が熱いな!」
裕也「艦隊ナンとか これくしょん の戦艦ナガモンかお前は「長門ダルォォ!?」うるせぇ!...ここは世界の中心じゃねーぞここ、岡山県の県北にある川の土手の下だぞ。
あの変態糞土方の糞遊びの性地(※聖地)だぞ?
叫んだらあの土方の変態親父か、その土方の兄ちゃんか浮浪者のオッサン若しくは掘るホモ集団が野獣と化して飛んで来るってハッキリわかんだね。
てゆーかお前の行動ってエリカと結婚してから可笑しくなってっし、これもうわかんねぇな」SCP-114514jp感染
修正候補なり


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その11

アリスと早矢が目の前に居ます、やったぜ。
結婚し子供を作るなんてもう最高や、さぁ、二人のうち誰と人生を共にする?
裕也「...ごめん、1日待って」
ー翌日ー
裕也「ごめん1週間待って」
ー1週間後ー
裕也「ゴメン1年待って」
早矢・アリス「...」
ー1年後ー
裕也「悩んだ末の結果だけど二人を幸せにするよ、これぞWin-Win-Winという素晴らしい関係」v(´・ω・`)v
重婚する屑である。
結果がこれなのでこの後、一年待たされた二人はキレて裕也は逆レされた。
でめたしでめたし。
裕也「めでたくねぇぇぇ!!!」事後









































アッ!チョッ!ヤメッ!!!....




































裕也「アアアアアアアアアッ!!!!!」


海で散々楽しんで幻想郷に戻ってきてから10日が経ち、各自それぞれ普段の日常に戻り過ごしていた。

異変も無く平和な日々が流れる。

が、しかし。

ー人里ー

迫真空手道場

浩二「先輩、師匠~」

智将「おっどうした?」

和人「なんだ?」

浩二「さっきすっね、守矢神社の八坂?って背中にブットい大縄背負った神?って輩と命蓮寺の聖白蓮?て奴が勧誘に来たんすよね、ご丁寧に和菓子持ってきて、まぁ、もらった和菓子、なんかベトベトして気持ち悪かったので捨てたんですが」

智将「あっそっかぁ」

和人「ふぅん...」

浩二「聖って女の人、おっぱいデカかったっすよ~、多分Eカップ以上っすよ!アレに挟まれたらすぐにイキますよ~!ヌッ!」ホモだけど巨乳好き

和人「悪ぃがデカ過ぎるのはNG、鈴仙ちゃんの大き過ぎず小さ過ぎずの胸、あの大きさが俺にとっては最高なんだ」

智将「ポッチャマ...」巨乳派

ーーー

アリス邸

裕也「よし、部屋の増設はこれにて終わりっ!」

アリス「凄いわね...へぇ...裕也って器用なのね♪」

裕也「俺なんかまだまだよ、世の中にゃ俺よりスゲェ奴がごまんと居るぜ」

アリス「それでも凄いわ、で?この作った部屋をどうするのかしら?」

裕也「腕試しに作ってみたけど思いの外、出来が良いんで家建てるの辞めて俺の部屋にでもしようかな、と」

アリス「ふむ...(裕也が家を建てなかったらこのままずっとひとつ屋根の下!)」

裕也「ま、寝る時はどうしようかな...「私のベッドで私と一緒よ♪」俺ぶっちゃけて床に敷く布団派なんだが...」汗

アリス「うーん...それは難しい相談ね...布団も悪くは無いけど」汗

裕也「この部屋は土足で入っちゃ駄目ぞ?スリッパも脱いでくれ」

アリス「分かったわ」

裕也「人里に買い出し行こうか」

アリス「うん!」

ーーー

ー人里ー

寺子屋

慧音「圭一「?」すまないがこっちの採点もお願い出来るか?」

圭一「お、良いぞ~」

・・・

・・

圭一「フランは変わらず満点か、すごいなコリャ...しかし大ちゃん(大妖精)はホントに惜しい...後1点でフランと同じ満点だがなぁ...」

慧音「ミスティアとリグルは至って普通の70点だ」

圭一「そして問題は...「チルノとルーミアだな」あぁ...」

慧音「あの二人はホントに覚えが悪くて困ってるんだ」汗

圭一「ルーミアは未だしも、チルノに至っては何だコレ...名前すら書き間違えるってコレ...ルチノーってオカメインコかよアイツwww」

慧音「地霊殿の鳥と互角の悪さだ...」

圭一「お空の事か?「そうだ、三歩進んだら忘れるらしい」鶏かよw」

慧音「鶏に失礼だぞ圭一w」

圭一「だなw あ、採点終わったぞ」

慧音「よし、昼ご飯とするか」

ーーー

命蓮寺

聖「ただいま戻りました」

雲居一輪「お帰り聖」飲酒がバレて罰を受けてる最中、聖のおもch...

村紗水蜜「そろそろ許してぇぇぇ!!!」一輪と同じ、そして聖のおもちゃ

虎丸(星)「随分遅かったですね聖」修行終わり、聖が唯一マトモと認める

聖「人里で布教をしていたら博麗の巫女、霊夢さんと会ってお茶屋で雑談をしていてですね、思いの外、時間が掛かってしまいました、ごめんなさいね」

星「珍しいですね、聖が霊夢さんと雑談なんて」

話している内に何処からか、ドブネズm...いや、夢の国のクソネズm..でもないな(逝ッキーマウス「ハハッ☆今君は僕の事をクソネズミって言わなかったかい?「(全部言って)ないです」君を叩くとどんな楽しいエレクトリカルパレードが聞けるか僕たのしみ!ハハッ☆ハハハッ☆」)、いやいや失礼、星の従者?的なポジションに位置するネズミのナズーリンが部下のネズミ達を引き連れてやって来る。

ナズーリン「ご主人、宝塔をなくす、何回目かな?」

星「えっと...「宝塔が1919回、髪飾りが810回目だよ、ご主人」そ..そんなに?」困惑

失くした回数が余りも汚すぎる。

ナズーリン「次、失くしたら自分で探すんだ、ご主人が宝塔を失くして探す事になるこっちの身にもなってくれないか?もういい加減疲れたよ」ハイライトOFF

星「えっと...ご、ゴメンなさい...」

ナズーリン「と言う訳で、はいコレ、宝塔ね」

聖「星...もう貴女の身体にその宝塔を埋め込まないと駄目かしらね...」呆れ

星「ごめんなさい!本当にゴメンなさい!!!」m(_ _)m

ーーー

紅魔館

レミリア「咲夜?「はいお嬢様、お呼びでしょうか?」裕也を呼んで」恒例

咲夜「畏まりました」

フラン「お姉様、また裕也お兄様を呼ぶの?何の用で?」

レミリア「それは...呼んでから考える」キリッ!( ・`д・´)

フラン「また?裕也お兄様、次こそは用も無いのに呼ぶと本気で怒ると思うよ?ほら、次、用もねぇのに呼んだら本気でキレるぞ?って言ってたの、覚えてないの?」

レミリア「うっ...そう言えば言ってたわね...」

フラン「人の事を考えないお姉様、その妹として恥ずかしいってこれ程思った事無いよ...」

レミリア「フラン!?」

フラン「だからお姉様はいつ迄経っても かりすま☆もしくは かりちゅま☆の おぜう様なんだよ?そこの所 分かってる?」

おぜう「うー☆」幼児化

咲夜「どうされますか?お呼び致しますか?「呼ばなくて良いよ、裕也お兄様に迷惑掛けちゃダメ」分かりました」

ーーー

人里

裕也「(人里に来たは良いんだが...)」

アリス「~♪」

人里に入る直前、ちょっと おちょくる つもりでアリスに、恋人繋ぎをしてみないか?と言ってみた!→モジモジと顔を赤らめながら手を繋ぐ→10秒で現在に至る。

裕也「(幸せそうなら良いか..それにしても視線が痛い...)」

この幻想郷には男が少ないのでとにかく目立つ、そして更に、今回はアリスという女が隣で幸せそうにしてるので尚更目立つ。

羨ましい...とか、気持ちが良い...とか、そんなんじゃ..無いんだよ(変態親父)

嫉妬の視線が強い...殺意の目線が多い...そう言ったのが多いんだよ。

そんなのに負けず...生きようね!(変態親父)

チュッドーン!

 

あらやだ良い男ね...

あの素敵な殿方の隣に居るのって...

ええ間違いないわ、人形遣いの魔女よ

人形にされてるのかしら...?

可哀想に...弱みでも握られてるのね...

博麗の巫女に相談しなくちゃ...(使命感)

裕也「(流石に1発ガツンと言うか)オイテメぇら、何か言いてぇならボソボソ喋らず言ってこいや!アァン!?」

ヒョロッちい男相手なら涎垂らしつつ身ぐるみ剥いで運動会(意味深)をするが、ヒョロッちくも無い寧ろガタイの良い裕也が相手、流石にビビった村人達は散らばる。

村人は流石にマ゜ッ!淫クルァァフトじゃないよ!

裕也「何なんだアイツら...行こうか」

アリス「うん」

ーーー

霊夢「久々の人里」

魔理沙「何しに来たんだっけ?」

霊夢「食材の買い出しよ」

魔理沙「あそっか、私は寺子屋で待ってるのぜ」

霊夢「アレレ可笑しいわね、手伝うのじゃなかったのかしら?」

魔理沙「嫌だぜ、私は霊夢の使い勝手の良い人間じゃないのぜ」

霊夢「夢想封i..「ゴメンなさい手伝います」分かれば良いの」

〈ここで買い物するか

〈そうね

魔理沙「ん?どこかで聞いた声がするぜ」

霊夢「裕也さんなのね!?裕也さん!今行きます!」

魔理沙「エェ...」

〈裕也さーん!

〈おぉ、霊夢じゃないか

魔理沙「...私も行くか」

ーーー

裕也「珍しいじゃないかな?人里で会うのは」

霊夢「確かに珍しく人里でお会いしましたね♪」

アリス「霊夢も元気そうね?」

霊夢「勿論よ!」

魔理沙「よ!久しぶりだな裕也!アリス!」

裕也「おお魔理沙、久しぶりだな」

アリス「元気そうね魔理沙」

裕也「そろそろタイミング的に昼時、といっても過ぎたけど食いに行かないか?奢るよ」

霊夢「そんな!奢ってもらう訳には!?「いーからいーから、気にすんなって」では、お言葉に甘えますね♪」

魔理沙「いただくのぜ!」

アリス「(ちょっとは拒否と言うか拒みなさいよ魔理沙...)」

裕也達4人は近くの食事処に向かう。

ーーー

紫「どれ位ぶりかしら?人里に来るのって」

藍「異変がある時は良く来ていましたがここの所随分来ていない気がします、紫様」

橙「藍しゃま!紫しゃま!お腹空きました!」

紫「あら?お腹空いたの?なら近くの食事処に行きましょう」

橙「お蕎麦が食べたいです!」

藍「しょうがないな橙は、ちゃんと食べるんだぞ?」母親代わり

橙「はい!」

紫「ここが良いんじゃない?」

藍「ここにしましょう」

紫達も食事処に向かう、入った所が裕也達と同じ所って言う偶然。

店内で鉢合わせする。

ーーー

裕也「・・・これがよ~...て、紫・藍・橙じゃないか!」

紫「あら裕也君こんにちは♪奇遇ね♪」

藍「裕也様、お久し振りです」ニッコリ

橙「こんにちは裕也さま!」元気一杯

裕也「お~橙も元気そうだな!」^^

霊夢「あら、紫じゃない、どうしたのかしら?」

紫「あらあら、霊夢も来てたのね、私は何となく人里に出向いただけよ?」

藍「ご一緒させてもらっても宜しいですか?」

裕也「勿論良かよ!奢ったるたい!」

※裕也の出費はデカく跳ね上がるぅ^~↑。

ーーー

迫真空手道場

浩二「三浦ぁ昼腹減んないすか?」

智将「腹減ったなぁ「ですよねぇ」あぁ」

浩二「ちょいと離れた所にぃ、旨い食事処、あるらしぃんすよ、「あっそっかぁ」行きませんか?」

智将「あっ..行きてぇなぁ~「ですよねぇ」」

浩二「じゃけんこの後で行きましょうね!」

智将「おっそうだな、あっ(唐突)そうだ、オイ課長」

課長「な、何でしょう...?」

智将「お前さっき俺ら空手の修行してた時チラチラ見てたよなぁ?」

課長「嫌よそんなの見てないよぉ~」マジ

智将「嘘つけ絶対見てたゾ」拒否

課長「何で貴方達を見る必要なんてあるんでしょ」ド正論

浩二「あっさっきさ課長さお前さ、さっきヌッ、(胴着を)脱ぎよった時に中々(胴着の洗濯のため回収に)来なかったよな?」

智将「そうだよ、野獣は嘘つかないゾ」

課長「嫌そんな事...」

智将「見たきゃ見せてやるよ」震え

浩二「ホラホラホラホラホラッ!」ボロンッ!!! 野獣の覚醒

課長「男に犯されるのや!や!やぁぁ!!にゃぁぁぁぁ!!!」

スッ..

和人「おうお前ら飯にすっ..ナニしてんだテメェらぁぁぁ!」怒

浩二「あ!ヤベッ!?」

智将「どうしたんだゾ師匠?」池沼発動

和人「テメぇらこの神聖な道場を汚すんじゃねぇぞクルァァァァァ!!!!!!!」

A K Y S 大 激 怒 ☆

ガシッ

浩二「捕まってしもうた!ムエおじさん許して!」

和人「だぁれがムエおじさんだ!貴様だけは許さん!覚悟せい!」

浩二「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!!!!!」目力先輩

ガラッ! 迫真の扉音

鈴仙「和人さーん!ご飯食べに行きましょう!(そして一発!)」発情ウサギ

和人「鈴仙ちゃん!?...すまねぇがチョイと待っててくれ、コイツにお灸を据えなきゃならんからな」

グイッ!

鈴仙「そんな事良いから行きますよ!」

和人は鈴仙に引っ張られ道場を出ていく。

智将「オイ浩二、大丈夫かゾ?」

浩二「鈴仙さんありがとナスッ!!!バッチェ冷やっ冷やっ!したっすよ~!師匠怖スギィ!」

智将「ご飯食べに行くゾ^~これ!」

浩二「あっ待って下さいよ~!」

課長「置いてけぼりは嫌よぉ!」

ーーー

裕也「ふー、食った食った!」

アリス「裕也って良く食べるわね?」

霊夢「私の倍以上に食べてましたね」汗

紫「私も食べるわよ~♪」

藍「これでもか、て程にですよね」

紫「幽々子程じゃないわよ!?そこは勘違いしないでね!?」

裕也「いや紫は少食だろ、見てて思った」

紫「そうかしら?」

裕也「幽々子って誰やったか忘れたが、ソイツの食いっぷりを拝みたいもんだわ」

霊夢「引きますよ絶対に」汗

魔理沙「何でも食うし、それも飲み物みたいにだぜ」

裕也「マジかよ」

「「「マジ(です)(よ)(だぜ)」」」

裕也「そうか...まぁ良いや、ちょっくら会計済ませてくるわ」

霊夢「私は帰るけど全員ウチに来ない?」

裕也「時間あるし良いなら行くぞ」

アリス「私も」

魔理沙「行くぜ」

藍「紫様に判断委ねます」

紫「そうねぇ~...久々に行くわ」

全員は博麗神社に向かう。

ーーー

博麗神社

裕也「何か久々に来たな」

霊夢「お茶準備してきますね♪」

・・

霊夢が台所に居る間、居間で話し合っている。

紫「霊夢...裕也君の前では愛らしいわね...」

魔理沙「それ私も思ったぜ」

アリス「態度が違うわね...」

裕也「俺もちょっと思った、俺には甘い感じがする」

藍「普段は当たりがちょっとキツいが裕也様の前では何故あんなに...」汗

裕也「まー、俺は別に気にせんよ、霊夢は霊夢だ、ありのままを俺は受け入れるよ」

アリス「心が広いわね」

裕也「そんな広くねーぞ?」

藍「紫様が凄いポッチャリになりました、どうでしょう?「ちょ!?」」

裕也「程度によるし、限度越えたら申し訳ないがNGだ」即答

紫「そんな!?」

ムニッ...!

裕也「うーん...若干だけどポチャってるな、しかし肉付きが良い」

紫「(頑張って痩せよう...)」

霊夢「お待たせ、お茶出来ましたよ はい♪裕也さん♪」

コトッ

裕也「ありがとう」

霊夢「ホラ、アンタ達の分もあるわよ」

アリス「ありがと」

魔理沙「おっ、サンキューだぜ霊夢」

藍「済まないな霊夢」

紫「ありがとう」

・・・

・・

裕也「何か思うんだけどさ、男が俺だけって何か寂しかばい」

アリス「男性があまりにも少ないから」汗

紫「男性1に対して女9の割合よ」

裕也「え?男0.5に対して女9.5だと思ってたゾ?」

魔理沙「その捉え方もあるっちゃあるぜ」

裕也「男居ねぇかな...あっ(唐突)そうだ、おい魔理沙、お前知り合いに男居ただろ?確か...森近霖之助...だっけ?男でありつつ半霊の」

魔理沙「!?何で知ってるのぜ!?」

裕也「本来この幻想郷は、俺達の居た世界では架空の存在、お前達に分かりやすく簡単に言えばだな、本の中の世界や登場人物に過ぎないって事さ」

紫「そうなのね...」

裕也「次いでに言やぁ、俺達の世界では男女比はイーブン、こんな極端過ぎる出生率はじゃねぇぞ?少子高齢化が進んで大変だけどな」汗

一同は驚愕する。

裕也「イヤこれ前にも言った筈なんだけど...」

アリス「私は一応聞いてたけど忘れてたわ」汗

裕也「まー良いや」

その後、全員は何も話さず只お茶を啜るだけであった。

ーーー

迫真空手道場

ガララッ 扉がすんごく迫真

智将「あれ?師匠がまだ帰って来てないゾ?」

浩二「どーせ鈴仙さんとどっかでラブオイル!を使って濃厚なドチャシコラブラブセッ○スでもしてんでしょ?(適当)ま、多少はね?」

智将は「そうかぁ^~」と首を縦に振る。

課長「どうしましょ...」

浩二「そうですねぇぇ...ぅぅん...」

顎を握る様に触れ、ロクでもない事を考える。

浩二と同じく智将もその池沼な頭で池沼な発想を出そうとする。

智将「あっ(ひらめき)そうだ、おい野獣「なんすか池沼先輩、また池沼な発想でも閃いたんすか?いや池沼の考えてる事なんかこれもうわかんねぇな」ポッチャマ...」

浩二「ノムリッシュ迫真相撲部の真似でもします?」

智将「却下だゾ」

課長「無いわ~ソレ無いわぁ^~↑」(`ω´ )

ーーー

博麗神社

裕也「ヤベェ...いつの間にか全員が寝てもうて起きりゃもう夜じゃねーか...」

アリス「寝過ぎたわね...」

魔理沙「腹減ったぜ!」

霊夢「今日は泊まっていって下さい、夜は妖怪が活発に動きますからね」

裕也「すまねぇ、恩に着る」

霊夢「ふふふ♪気にしないで下さい♪魔理沙、アンタはどうせ泊まるでしょ?「勿論だぜ!」はいはい、布団敷くとかは手伝いなさい」

アリス「私も良いかしら?「別に構わないわよ、どうせ裕也さんが居るならアンタも居るでしょう?」分かってるじゃない」

紫「私も泊まるわね」

藍「霊夢、すまないが私と橙もだ」

霊夢「ハイハイ、あっ...」

裕也「?どした?」

霊夢「布団が1組足りない...誰か雑魚寝になるわね...」

裕也「俺が雑魚寝するわ『!?』」

霊夢「いけません!風邪を引かれたら困ります!」

裕也「大丈夫だって安心しろよ~(GO感)」

アリス「裕也が雑魚寝するなら私もするわ!(腕枕は誰にも渡さない!)」

裕也「ヘーキヘーキ!平気だから!無理して慣れない雑魚寝はいかんぞ?」

アリス「でも!」

裕也「俺としちゃあお前らに風邪をひかれるのが困るんたい、俺達とお前達との世界観・男女比問わずに置いて感覚?と言えば良いか?それが色々と違うんだ、男は頑丈さね、俺は布団に入らずソファーで寝たり、色んな所で雑魚寝ばっかりしてたから慣れてんだわ、圭一も雑魚寝してたし、俺達は兎に角、大丈夫だ」・ω・b

霊夢「...分かりました、今は残暑があるので寒くはないです、が、タオル位は被って下さいね?」

裕也「おk」

紫「所でなんだけど...お風呂は誰が先に入るのかしら?」

風呂の話に入った途端、女の目?がギラリと変わる、やだ怖い...止めてください...!アイアンマンッ!

アリス「裕也はどっちが良いかしら?」

裕也「俺は別にどうでも良いけど、出来れば一番最後が良いな、他の奴を気にせずにゆっくり出来るし...」そこそこ絶倫の男、股はBigCity

どこかにある中学校卓球部の竹○部長よりもデカいって、それ一番言われてるから。

アリス「私が隅々まで洗ってあげるわね?ふふっ♡」アリぱい最高

霊夢「お背中お長ししますよ♪」乳巫女でもあり脇巫女でm((殴

魔理沙「背中流して欲しいのぜ...!」ドコとは言わないけどアソコはツr((ピチューン!

紫「お風呂の中でマッサージしてくださるかしら?」デカいので説明不要

藍「...」非常に けしか藍っ!うむ!国を傾ける程度と言われる程とだけはあるな!よし!じゃあ尻尾モフらせろ!犯されてぇか!?(迫真)

裕也「えっ何これは?俺1人で入るのは最初から無し的な?」

「「「「「勿論」」」」」

裕也「んじゃもう全員で入りゃ良くね?水着着用で」

アリス「私達水着置いてきてるわよ...」

裕也「あ...忘れちょった」

アリス「必然的に全裸になるから仕方ないわよ」

裕也「しょうがねぇな...」悟空

・・・

・・

カポーン...!

 

霊夢「痛い所はないですか~♪」

裕也「あぁ^~↑上手に洗う、しかしここの風呂場は広いな?」

魔理沙「この前にとり が工事したらしいのぜ」

裕也「にとり? もしかして河童のか?」

魔理沙「その通り」

紫「はぁぁぁぁ~疲れが吹き飛ぶわぁ^~↑」

藍「紫様、股を広げないで下さい、はしたないですよ?」

紫「何よ藍、別に見られて困るものじゃないわよ~」

藍「...裕也様がお隣に居られるのにですか?」

紫「...!」

裕也「いや別にナニも見えてないから」

アリス「私の身体洗ってね♪」

裕也「はいはい「隅々までよ?」分かったよ」

霊夢に背中を洗ってもらった。

霊夢「その///前は...」

裕也「良いよ良いよ、別に前は自分で洗うから、ホレ、霊夢も背中向けい、洗ったるよ」

・・・

・・

霊夢の背中を洗ったまでは良い...良いんだが...。

裕也「何で背中洗っただけでイってるんですかねぇ...`(困惑)霊夢」

取り敢えず先に身体を洗って湯船に浸かっていた魔理沙が風呂上がり次いでに運んでいった。

橙も魔理沙に続いて上がった、残るは裕也・アリス・紫・藍。

これもう1つしかない。

アリス「裕也のココも凄い事になってるわよ?♡」

裕也「照れますねぇ...///」

ヤっちゃえ!4P!

・・・・

・・・

・・

裕也「何回出したかもう分からん位に搾られた...」(ヽ´ω`)ゲッソリ

アリス「サッパリしたわ♪」ツヤツヤ!

紫「気持ち良かったわ~♪」ツヤツヤ!

藍「満足しましたよ裕也様♪」ツヤツヤ!

裕也「そりゃどーも...」(ヽ´ω`)

魔理沙「随分遅かったな」

裕也「見ての通りさ...風呂で精力搾られました、もうフニャフニャですわい」(ヽ゚д゚)

霊夢「ご、ご苦労様です」(´・ω・`; )

ーーー

迫真空手道場

風呂場

浩二「ふわぁぁぁ疲れたもぉぉぉん...!」

知将「浩二、洗って欲しいゾ」

浩二「はいはい・・・ザバァッ! 頭に来ますよ~!」

知将「おう」

浩二は、坊主である知将の頭をワシワシと洗う。

浩二「先輩髪を伸ばさないんすかぁ?」

知将「おっそうだな、伸ばそうと思ってるゾ」

浩二「暫くはワカメ料理っすね!」

知将「あっおい待てぃ「何すか?ワカメ料理に不満でもあるんすか?」ワカメを過剰摂取したところで髪は伸びないんだゾ?ワカメ食って髪が伸びるってのは迷信なんだゾ」

浩二「分かってるっすよ(大嘘)んじゃあ流しますね~」

・・・

・・

知将「?課長、何をジロジロ見てるんだゾ?」

課長「にゃ?見てないよぉ~?」

知将「ウソつけ絶対見てたゾ」

課長「何で貴方達、汚物を見なくちゃいけないの?見る必要ある?無いよね?」ド正論

いやお前(課長)も十分引けを取らない程に汚いんですが...

和人「おうオメーら、いつまでそんな下らねぇ事やってんだ」

遠野「先輩!ナニやってるんですか!?止めて下さいよホントにっ!?」

監督「オチンポキモチーノ...!」

ガラッ

圭一「オメーらウルセェぞクラァァ!近所から苦情入ってんぞ!!!」

浩二「ファっ!?」

知将「ポチャ?」

遠野「マ゜っ↑!?」

和人「マジか!?すまねぇ!コイツら今すぐ黙らせとく!」

圭一「頼むよ~」

ピシャッ

圭一は慧音の元へ戻ってった。

浩二「...上がりますか」

智将「おっそうだな、(酒は)冷えてるか~?」

課長「(冷えてないと)嫌よ嫌よ~?」

遠野「安心してください、冷えてます」d(゜ω゜)

・・・

・・

ーーー

圭一「ただいま~、言ってきたぞ」

慧音「お疲れ様、さぁ、明日も早いから寝よう」

圭一「あぁ」

ーーー

博麗神社

裕也「......」

霊夢「んん...裕也さぁん...♡」寝言

魔理沙「ソコは広げちゃダメ...なんだぜ..あっ///」寝言

紫「太い...太いのがぁ...入って///」寝言

藍「スー....スー...」熟睡

アリス「裕也...好きぃ...♡」寝言

裕也「(コイツらウルセェ...!どんな夢見てるんだよ...寝ようにも寝られん...アリスに至っては俺を抱き枕か何かと勘違いしてるし...)」

裕也は今、熟睡して裕也のナニと自分のナニを合体してナニを頭の中でしているアリスに抱き締められて居る、顔を胸元に埋められいるものの、辛うじて呼吸は出来ている。

裕也「(脱出しようにも喘ぎ声出すしチ○ポは元気になるし...!それにしても...良い香りだな...いつ迄も嗅いでいたいな...)」

深く深呼吸、裕也はH E N T A I である。

深呼吸の際に顔が動いた、くすぐったかったのか、アリスは甘い声をあげる。

裕也「(考えるの面倒やし、もー良いや、寝よ...)」

寝る事に集中し、そう時間経たずに裕也も眠ってしまい、博麗神社に居るもの全員が眠ってしまった。

こうして時間が過ぎ朝を迎える。

~数時間後~

朝になり、一番に起きた霊夢が裕也を抱き締めて寝ているアリスを目の当たりにし、一人占めしている事に激怒して他の者達を起こしてしまうのだった...。

紫「うるさいわよ霊夢!」

藍「橙が起きてしまったらどうするんだ!ほら見ろ!起きてしまったじゃないか!私の可愛い橙がっ!!」

橙「いや私少し前から起きてたんですけどこれは...」困惑

魔理沙「もう少し寝かせろよな!!!」

霊夢「アンタ最近図々しくなったわね?」

魔理沙「だからなn「夢想封印{改}」ホント調子に乗ってすみませんでした」

アリス「裕也を抱き締めて寝ていた事は認めるわよ?だから...抱いて寝ていて何が悪いのよ!!!」

裕也「オメーらウルセェんじゃぁぁぁぁぁ!!!!」

こうして騒がしい朝を迎える。

平和だなぁ...。




早矢とアリスって可愛い...可愛くない?
早矢「当然ですわ」
アリス「美しく、淑女でなければ裕也の女になんてなれないわ」
裕也「早矢はともかくとしてアリスが言うのは無理があると思う」
浩二「ちょっと修正候補あたんよ~」業務連絡


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第62話 日常

一月振りかな?お ま た せ(王の帰還)
金と暴力とセッ◯スは大事ってハッキリわかんだね。
教えてくれたホモビに感謝感謝、感謝の気持ちぃ^~↑



戦争も終わって平和になり、やる事が無くなった日本国 国防海軍 聯合旭日艦隊、及び聯合艦隊は、それぞれ個人個人が持つ仕事に従事する。

2020/9/20

葛飾署

所属・職員通勤専用駐車場

昼休み

昼食を早めに済ませ、やる事無くなったのでマイカーのAE86レビンをジャッキアップさせエンジン回りをチョコチョコと弄ってる裕也、その隣でスパスパと煙草を吸う大介、圭一・拓也?あの二人はお昼寝。

「「ここの所あんまり寝れてない...」」

との事。

少し前よりセルモーターの動きが悪く、今日の出勤時にセルを回したところ「カチンッ...!」 裕也「げっ...マジか」

としかならず何回かキーを回して漸く、エンジンが回る、以前購入し保管していたリビルト品の新品セルモーターに交換しようとボルト・ナットにラチェットとスパナを掛け、手際よく緩めていく。

大介「最近さぁ」

裕也「ん~?」

ボルトを外しカプラーを外し手にセルを持った直後に大介が衝撃の言葉を口に開く。

大介「エリカ(※愛する妻)の性欲が凄過ぎるんじゃあ^~」

「(何言ってんだコイts..)」

ツルッ..

「あっ...」

ゴッ!!!

裕也「ブゴッ!!!」

大介「?」

手に持って外そうとしたセルモーターが手から滑り、裕也の顔面に落ちて直撃した。

痛 そ う (小並感)

ク ォ レ ハ 痛 い (確信)

裕也「アアアアア!!!!イッテェェェェェェェェェ!!!!!」

大介「裕也どぉしたぁ!!!?」野球審判

裕也はレビンの下から顔だけを出す、裕也の顔を見た大介はギョッとする。

血まみれだもん。

裕也「オメーがアホみてーな事言うから滑らせて怪我しちもーたじゃねーかよ、てゆーか鼻の骨折れたんじゃねーか?...」ボタボタボタッ...

大介「すみません許して下さい何でもしますから!だってエリカのは事実なんだぜぇ?こいつをどう思う?」

裕也「岩野大介は阿部高和に掘られるべきだと思いますのじゃ」

「誰か俺を呼んだかい?」

大介「ゑ?」

噂をすればなんとやら、世界で1番イイ男♂️ランキング1位をここ数年独走し続ける男{阿部 高和}が居るじゃないですか。

いやだねぇ(変態親父)

裕也「おぉ、高和...ハイよ、外したセルな、返品遅れてスマン」

高和「いや別に気にしちゃいねぇぜ?」

裕也「後スマンが、4バルブ用の4AGビッグバルブと強化バルブスプリング・T50のTRD3速クロスかフルクロスミッション・92の輸出ピストン・111ハイレビンのクランクシャフト、何れも新品な、あったら教えてくれ、それと値段も」

高和「あぁ、安くしとってやるぜ、しかし...111ってったら5バルブの4AG黒ヘッドの事だろ?ソイツのクランクシャフトが新品であったかな...T50は今在庫に無いぜ?全部外注に出してオーバーホール中だ」

裕也「自動車整備士のお前がしないのか?」

高和「普通のミッションならするさ、4AGのオーバーホールもするぞ?AA63カリーナ乗ってるしな「マジかよ」「63乗ってんのかお前」やけに食いつくな...だけどAE86のT50はいっぺん試してみたんだがこれがまた難しいんだ「何回かやれば自然と出来るぜ?そんな難しいか?T50ミッション」あぁ、他の車やDR30ならエンジン「FJ20ターボか」あぁ、それとミッションに足回りならバラバラでも組む事が出来るが...」

裕也「63カリーナも同じ4Aが載ってんならミッションはT50じゃねーの?」

高和「載ってるだろうな、まだエンジンと足回りしか触ってないからよく分からねぇんだ」

裕也「4AGクラブ発足しねぇか?」

大介「それは止めとけ本家に怒られるから」良心

裕也「冗談だ」

大介「いや冗談な顔してなかったゾ、マジの顔してたゾ」

裕也「あっそっかぁ」

高和「まぁイイや、承ったぜ」

裕也「宜しく頼まぁ」

大介「ついでにFJ20エンジンも頼むわ」

高和は営業車(トヨタのハイエース)に乗り込み、帰っていく。

裕也「さて、取り付けしますかね...」

大介「何のセル?」

裕也「AE92後期の寒冷地仕様だ」

大介「なんで寒冷地?」

裕也「寒冷地仕様は普通のより強いんだ、特にエキマニの真下にセルがあるだろ?4AGは「確かに」だから普通のセルじゃどうしてもエキマニの熱でやられてダメになっちまんだよ、寒冷地仕様だと熱には強い」

大介「ふーん、なるほどな」

裕也「AE86に載ってるエンジン、青文字の方だけど」

大介「青文字?」

裕也「4A-GEU、ハチロクに載ってる元々のエンジンの名称の事、92前期はそのままキューニー前期と言ったり赤文字と言ったりな、俺のレビンに載ってるのがキューニー後期さ、ハイコンとも呼ばれとるよ、同じ4AG4バルブでは92後期の方がトルクあるんだ、馬力もグロス値じゃなくてネット値だからな」

大介「青文字と赤文字、キューニー後期の区別を教えてくれ」

裕也「しょうがねぇな...青文字はTWINCAMの部分が黒、16VALVEの部分が青、TOYOTA 1600の部分は黒だ、TWIN CAM 16 VALVEが赤、TOYOTA 1600が黒、これが赤文字、そしてキューニー後期が確か...どうだったっけなぁ...インテーク側のポートを見れば分かる、ハチロクからキューニー前期までは確かインマニ側のポート数が8あって、キューニー後期からはインマニポート数は4になったんだ、穴は小さいけど数が多い、数は減ったが一つ一つが大きくなった」

大介「うーん、いまいち分からん」

裕也「だろうな、ま、ハチロク乗りゃ嫌でも分かるぜ」

大介「だろーな」笑

・・・

・・

裕也「よし、締め忘れないな...」

 

カチッ...キュッ!キュルルルル!ヴォォォンッ!!! ドッドッドッドッドッドッドッドッ!

裕也「...(うーん、こんなもんか...ハンチングもしないな、まー良いとしましょ)」

パパパッと工具を片付け時計を見ると12時58分。

不味いですよ!?

裕也「っ!!」

裕也は全力疾走し、部署に戻る。

12時59分58秒

ギリシャセーフの飛び込みで遅刻を回避した。

裕也「あっぶねぇー、間に合ったわ」

早矢「珍しくギリギリでしたね」

裕也「スマンスマン」汗

ーーー

下北沢

野獣邸 屋上

野獣「暑いねぇ、オイル塗ろっか」

遠野「あぁ~イイっすねぇ~(いつまで歴史は繰り返すのか)」

野獣は遠野の体の隅々に渡ってオイルを塗っていく。

特に股間は入念に。

野獣「固くなってんぜ?」元凶

遠野「あ~はい、そぉっすね、先輩、今度は僕が塗りますよ」

選手交代、今度は遠野が野獣の茶色く焦げて汚すぎる体にオイルを塗っていく。

腐女子共が見たら「汚い、汚すぎる...!ヴォエッ!」と一言を発し、盛大にゲロを吐くだろう。

だって襟巻きトカゲとウ○コが戯れてるんだぜ?

たまげるわぁ^~。

まぁその後は幸せなキスして終わるお約束だから、ま、多少はね?

ーーー

新宿調教奴隷センター

調教師KBTIT「今日は特に調教する奴隷が居ない...」

平野源五郎「そんな事より漫画は大丈夫なのか?」

KBTIT「今月と来月は休載するよ、だってストーリーが思い付かないんだからさ(諦め)必死で思い付いた結果、BLE○CH~ファン待望のスピンオフ!専属調教師のバイトをある日から始めた死神代行の黒○一護、ある日を境に、相棒である女死神の朽○ル○アを自分好みに調教する!~ってやつなんだけどさ、見るぅ?」

源五郎「もうお前のファン辞めるわ、そしてお前今日限りで来なくてイイよ」○キア推し

KBTIT「すいません許して下さい何でもしまむら!」

源五郎「ん?今なんでもするって...じゃあ死ねっ!」

ーーー

葛飾署

女子交通課

ピリリリリリッ! ピリリリリリッ! ピリリリリリッ!

裕也「......」

ピリリリリリッ! ピリリリリリッ! ピリリリ...

裕也「やっと止んd ピリリリリリッ! うせやん...」

早矢「?出ないのですか?」

裕也「いや、コイツからの電話だけは特に出たくない」

       03-○○○○-○○○○

       聖グロ アールグレイ

早矢「?誰なのですか?」

裕也「俺の1個上の人、戦車道やってた人だよ、滅多に表に出てこんからあんま記憶無いんだよな...秋元巡査と同じ金髪の髪型であと...何だっけ?兎に角、関わりたくねぇ人って事」

アナウンス「渚警部補、渚警部補、正面玄関前に来客がお待ちです」

裕也「ん?誰だ」

・・・

「やぁ裕也くん!元気そうで何よりだ!」

裕也「どちら様でしたっけ?当方は記憶に御座いません」他人講義

「アールグレイだよ!」

裕也「オッフ...(絶句)...何しに来たの、てゆうか、何で俺の仕事知ってんのよ」

アールグレイ「そんなの、ウチの諜報部隊に任せりゃチョチョイのチョイよ!何しに来たって?そんなの決まってるじゃないか~「何が」私との結婚の話さ!」

裕也「は?何言ってんのお前?とうとう脳にハエが集る位に腐りこんだか?」引き気味

アールグレイ「高校の頃、約束してくれたじゃないか!「(約束なんてして)無いです」立派な大人になったらお嫁さんになってください!って!」

裕也は過去を振り返る、高校時代にアールグレイと会った事があるのは2~3回程度、頻繁に会ってたなら話は変わるが、ホントにアールグレイとの記憶が無いのだ。

「立派な大人になったらお嫁さんになってください!」なんてそんな田所並みに臭過ぎる台詞を吐いた覚え無いし。

仮にそんなクッセェ台詞を吐いたとしても、アールグレイを嫁に貰う気なんか無いしというより貰いたくない、現に後ほんのちょっとで自分の妻になる早矢が居る。

裕也「ワリィけど帰ってくれ、俺にはもう愛する人が居るんでね」

アールグレイ「誰よ!浮気はダメじゃない!」

裕也「浮気じゃねぇよバァカ!そもそもお前と結婚する気なんぞ毛頭無いわ!」

 

大介「ん?何か騒がしいな...」

騒ぐ声に気付いた大介は声のする方向へ向かい遠くからチラッと覗く|д゚)チラッ

「(ファ!?うせやん!何でおんねん!)」声に出せなかった

大介は驚愕する。

高校時代から表に出てくる事が無かったので、生きてるのか死んでるのか存在していなかったのかも定かでは無かったアールグレイが居るのだから。

大介「(えぇ...!何であの人ここに居んの...?てか、生きてたの?)」

チョンチョンッ...

エリカ「どうしたのかしら?」小声

大介「エリカ...裕也が困っちょる」小声

エリカも大介が見ていた所を覗き込む。

エリカ「誰かしら?」小声

大介「アールグレイ」小声

エリカ「アールグレイ?...記憶に無いわね」小声

大介「あんま表に出てこんかったからなぁ~」小声

エリカ「どうするの?」小声

大介「見つかると厄介な事になるってのは目に見えてるし、急いで逃げよう」小声

エリカ「了解♪」小声

大介とエリカは、アールグレイに見つからないよう逃げた。

 

早矢「遅いですね...(見に行ってみましょう)」

・・

〈ギャー! ギャー! ギャー!

|д゚)ヒョコッ

裕也「大概にしてくれぇや!」

アールグレイ「いーや!ユー君が私をお嫁さんとして認めてくれるまで帰らない!」

裕也「ユー君って誰や!?てゆーか何度言わせりゃええんや!オメーを嫁として貰うなんざ死んでもゴメン被るわ!俺には早矢という京都美人で大和撫子の女が居んだよ!パッキン女とか帰国子女とか付き合うは百歩譲って良かとして結婚とかそんなん無理や!」

麗子「えっ...(絶句)」たまたま近くを通った時に聞いてしまった。

金髪婦警s「そんな...!(絶句)」

アールグレイ「あっそうだ(唐突)私って...アッチの方、凄いよ?」

裕也「お前ヤベーパッキンビッチだな、アッチの方が凄い?ほーう?なら、俺の超高速ピストンとビッグガンに耐えれるんだな?あん?」

アールグレイ「何センチ?」

裕也「そうだな...この場で正確には言いづらいから{ピー!}センチオーバーと言っておこう」ガチ

アールグレイ「!」驚愕

話を盗み聞きしている婦警達も衝撃を受けた。

憧れである課長のズボンの中に居るアソコの課長がまさかの{ピー!}センチをオーバーしている事に。

正確に言いたいが、何かややこしい事になるので申し訳ないがNG。

裕也「色んな女を相手にしてきたけどさ、相手にした奴でアへ顔しなかった奴は居ない、気絶しなかった奴も居なかった」

アールグレイ「」

裕也「後お前、○女だろ」指摘

アールグレイ「そんな訳無いでしょ!?経験豊富よ!」

裕也「あっそっか、尚更無理だわ、○病持ってそうだし無理、他当たって、どうぞ」

アールグレイ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

アールグレイは泣きながら帰っていった。

影で見ていた早矢は裕也に声をかける。

早矢「あなた..流石にあの言い方は酷いのではないでしょうか...?」

裕也「ん?あぁ、アレは嘘よ、アイツに諦めさせる為の嘘、気にすんなって!」

タネ明かしした裕也の言葉を聞いた金髪婦警sと秋元巡査の目に(希望の)光が戻ってきた。

裕也「まー、あれ程言ってもまた求婚しに来そうだけどな」汗

早矢「」汗

裕也「話をしてて分かる、ただの馬鹿だもん、アイツ」

早矢「(裕也さんは誰にも渡しません...誰にも)」

・・・

・・

場所は戻って、女子交通課

裕也「さーてパソコンの処理も終わったし..ん?何これ?」

カチカチッ(マウス君のWクリック音(迫真))

ーーー

             せ ん ず り

            投稿者:変態親父

          投稿日 3月8日(木)00時21分39秒

この前から、電話してくれてる おっさん連中

           申し訳ないが昼はNG

それから

日曜日は全く電話に出る事ができない

(家では立派なお父さん)

電話でせんずり掻きながら

よがり声をあげる声を

          聞きたいぜ。

平日の午後10時~午後11時30分ならOKだぜ。

       それ以外は

        絶対に出ないから

       その時間にせんずりしながら電話してくれ、

 

又、 その時間以外は、

      ドライブモードにしてあるので全く出ないぜ。

             (岡山自動車道爆走中)

       夜10時過ぎに電話で変態的な話をしながら

せんずり

              掻こうぜ。

わしは、  163、90、53歳の

             {変態

             土方親父や。}

          090-????-????

            (ピィィィィィ!)

いきなりちんぽ(直球)の連呼でも良いぜ。

         声を上げない奴はNGだ。

思いきり変態の声を上げれる奴だけ連絡してくれ。

    チンポがいきり立つ話をしようぜ。

 

せんずり。

ーーー

裕也「え...何これは...(困惑)こんなん検索した覚え無いんだけど...」汗

早矢「どうされました?」

裕也「俺のパソコンでヤベーもんを検索しとる輩が居るばい...」困惑

困惑している裕也、突如パソコン画面に警告表示がなされる。

ーー

ウィィィィッス!!!!どうもぉぉ!エラーでぇぇすっ!

(このパソコン)なんか犯されてるよぉ!

ヤバい!ウイルス!!感染!!!(やかましいわ)

このパソコンは1919(イクイク)ウイルスに犯されています!

すぐに364364(見ろよ見ろよ)ソフトをインストールしましょう!

犯されて本パソコンが使えなくなるまで

(翌日の朝)7時14分22秒(まで)

ーー

裕也「イヤ使えなくなるまでの時間長ぇわ!」

早矢「時間が汚いですね」意味が分かってる

纏「確かに」

裕也「うぉっ!?(驚愕)纏居たのか!?気付かんかった」

纏「で、どうするのさ、課長?」

裕也「...見る限りは、本物のウイルスでは無さそうだな...、イタズラでやられたんだろう、どれ、再起動してみっかな」

再起動クリック(いやーキツいッス!あいたっ..!)

パソコンOFF(やめてくれよ...!)

起動(見ろよ見ろよ、ホレッ!)

再起動完了(お ま た せ)

検査開始(しょうがねぇな..(悟空感))

問題検査中(すいませぇぇん、KNSTぁでぇすけど、まだ時間掛かりそうですかねぇ?)

エラー表示無し(な い で す)(ヨシッ!(現場ネコ))

裕也「ほれ、消えたばい、一応ウイルス検査してるがこれといって引っ掛かるもんは無いし、大丈夫やろ」

早矢「このパソコンうるさいですね」汗

裕也「聞いたことあるセリフばっかりだな」

纏「まぁ良いんじゃないか?」

裕也「あぁまぁエエわ、とりあえず..あ、雨降ってきた」

早矢「...少ししたら雨が強くなりそうですね」窓から空を見上げながら

下に目をやると両手を頭の上に上げて署内に走って来る婦警、椅子に座って雨をシャワーにしてシャンプーしてる奴とかが...。

おい待て、何で頭洗ってんだよ?

「くぅぅ!気持ちいい!」

嫌そんな感想要らねぇよ。

銭湯行けよ。

風呂代ケチるな、風邪引くぞ(良心)

早矢「雨の中でシャンプーするのは気持ちいいのでしょうか...?」

裕也「風邪引くからやめとけよ?」

早矢「しませんよ」汗

裕也「仕事終ったし、定時まで暇だわ」

現在16時、定時まで後1時間。

早矢「私は少し残ってますね、時間的に後15分もあれば終わります」

裕也「そっか、なら俺は喫煙ルームでタバコでも吹かしてくるわ」

早矢「終わったら連絡しますね?」

裕也「分かった」

 

ー 喫煙ルーム ー

裕也「フー...(そろそろ禁煙すっかなぁ...)」

ガチャッ

大介「お?裕也も来てたんか」

裕也「ん?大介、圭一、拓也じゃねーか」

圭一「うっす」

拓也「やっ」

軽く挨拶を交わした所で大介達も煙草を吸い始める。

裕也「煙草吸ってると何か落ち着くわ..スゥゥゥ...フー...」

大介「二コ中じゃねーか?」

圭一「俺らより吸ってるもんな」

拓也「今、1日どれ位吸ってるの?」

裕也「ん~と...吸わない時は1本も吸わんぞ、吸う時はな...とにかく吸うな」

「「「吸い過ぎじゃ(だよ)」」」

裕也「月収の10分の1は煙草に消えてるような気がする、しょっちゅう吸いかけのタバコの箱どっかにやってしまって買い足してるからな」f(^^;

圭一「10分の1っつったら...10万くらいか?」

裕也「まぁそうだな、月最低100から300万は稼いでるし」

大介「それ、本業(自営業)入れてか?」

裕也「本業入れたらもっとあるぞ「どれ位?」年収で良いか?「良いぞ」最高で5億だった「マジかコイツ」言っとくけど、本業が下手すりゃ一番稼いでた気がするぞ、今は疎かにして収入減ったけどさ」

拓也「本業はどんな感じなの?」

裕也「暇を見てやっとる、やっぱ両立は厳しいわ」汗

圭一「公務員と自営業、辞めるとしたらどっちだ?」

裕也「愚問だな「(自営業だろ辞めるとしたら)」公務員」

圭一「そうか公務i...は?」

大介「何でだ?」

裕也「そもそも、公務員になった理由って無理矢理だぜ?防大に強制入学させられるし、通信制の警察学校にも同時入学させられたし」

「「「え!?嘘だろっ!?」」」

裕也「かなり前に説明した筈なんだがな」

大介「全く覚えとらん」

圭一「大介と同じく」

拓也「Me too」

裕也「公務員は嫌々やらされてるだけだし、ま、公務員やってるお陰で早矢と出会ったし、その事には感謝だな」

圭一「ホント、裕也ってイイ女見っけたよなぁ」

拓也「京都美人で性格も良し!家柄も良し!武道万能!家事能力も満点とか凄いよホント」

大介「エッ..!エリカも負けてねぇかんな!」

裕也「エリカも性格はエエもんな」

大介「さっすが裕也!分かってるじゃねぇか!foo↑!」

裕也「別にな?早矢の家柄なんぞどうだってエエんや、早矢が貧乏だろうが普通だろうがそんなんどうだって良い、俺は磯鷲早矢という1人の女に惚れちまったんだからよ」

圭一「ヒューヒュー!」\・ε・

裕也「まぁ、最近の流行りを知らなかったり、ちょっと常識外れな事も仕出かすけどな」汗

拓也「それでも早矢さんを?」

裕也「勿論、愛してるさ」

大介「あっそうだ」唐突

圭一「あっそうだ」唐突

拓也「あっそうだ」唐突

裕也「何だこの池沼と同じ唐突感」

「「「おい裕也ぁ...所でいつ入籍す(る)んの?」」」被った。

裕也「まだ心の準備が出来てねぇんだ」

大介「ケッ!意気地n..イダダダダダダダダダッ!!!!!」

裕也「だぁれが意気地無しだアァン?、じゃあ1発イっとくか、イケよオラッ!」

大介「アァァァァァァァッ!やめちくりぃ~!おっ!お手手が!お手手壊れちゃ^~う!!!」

ゴキッ!!!

大介「! アァァァァァァァッ!!!」絶望的に汚い声

圭一「うわぁ...(引き気味)アームロック決めやがったぞ...」

拓也「絶対やられたくない」

圭一「骨折れたんじゃねーか?ゴキッ!!!ってヤベー音したぞ」

裕也「大丈夫だ、骨の関節外しただけだ、問題ない」

「「問題アリアリだわ」」

大介「痛い」(`;ω;´)

裕也「しょうがねぇな、関節戻してやらぁぁ、オラッ!」

ゴキィッ!!!

大介「アァァァァァァァァァッ!!!!!」目力先輩

裕也「工事(関節戻し)完了ですっ...!」

大介「もうちょい優しくしてぇな..!」

ーーー

〈アァァァァァァァァァッ!

この大介の悲鳴は署内に響き、何の騒ぎかと他の警官達がやって来た、更には署長も来てしまった。

後でやるんじゃなかったと後悔する裕也だった。

ーーー

野獣邸

屋上

MUR「何でポッチャマ達は屋上の掃除をしてるんだゾ?」

KMR「先輩がやれって言ってたんですよ、自分達で汚した癖にあの汚物が...トイレにでも流してやろうか...」

MUR「野獣は汚物と言われても人間に変わり無いんだゾ、トイレには流せないんだゾ」

KMR「分かってますよ、それ位」

MUR「それにしても床が凄いヌルヌルするゾ~、オイKMR、足元を滑らせない様に気を付けるんだゾ」後輩に注意する人間の鑑

KMR「気を付けますよ あ...汚物の精○踏んじゃった...」

ーーー

野獣の部屋

浩二「じゃけん淫夢君にオヤツあげましょうねっ!」

浩二はペットとして飼っているスローロリスの淫夢君に、淫夢君の大好物であるバナナを細かく切った物をあげる。

淫夢君は常識のあるKMRやAKYS・GO・アルデ・池沼だけど優しいMURにはそこそこ懐いているが、飼い主(マスター)である田所浩二(25)には懐くどころか、右手を上げて威嚇している始末だ。

これもう分かんねぇな。

浩二「淫夢~、そろそろ懐いてくれよな~、頼むよ~」バナナをあげる。

威嚇しつつも大好物のバナナを受け取って美味しく食べる淫夢君。

その姿を見てほのぼのする浩二、食べ終えた直後からまた浩二を威嚇する。

浩二「もっと美味しそうに食べろよ~!」

(そりゃそうじゃろ、淫夢君の名前が淫夢だっただけで風評被害を受けたのは浩二のせいと言っても過言じゃ)ないです。

ネットでは淫夢君ucなるものの動画が出回っている。

そこら辺の家庭に飼われて愛想を振り撒くスローロリスと違い、このスローロリスは違った。

淫夢君は人間で言うと6歳児、小学一年生並の頭の良さを持っている。

人間の言葉を理解している。

KMRの所に行ってる時、KMRは必ずと言って良い程、ネットでホモ・野獣・空手、性の裏技・ムエタイおじさん・Shamu・チンフェ・ウンフェ・弁護士 唐澤◯洋・GO・風俗情報・COATコーポレーション・サムソンビデオ等、ホモ関連を検索(KMRが自分に対する風評被害が無いかを確認する為に)しており、それを一緒に見ているのだ、淫夢君は情報を得る為にKMRの所に行っている。

AKYSの所に行ってる時は空手の稽古(ホモガキ共に襲われた時の自己防衛)を受けているし、AKYSは(動物大好き)淫夢君相手だと優しいので懐いている。

MURは特にこれと言って「ポッチャマ...」「アッアッアッアッアッアッ!(唐突)」「そうだよ(便乗)」としか喋らず、全くと言って良いほど、気が利かない池沼の極みであるものの、側にいても無害であるし、時たまブラッシングしてくれるし、何より優しいので懐く。

アルデも動物が大好きなので淫夢君を可愛がっているし、淫夢君の散歩(日光浴や月見散歩)によく行っている、そして優しい。

お世話係だ。

淫夢君は理解した(何年も居て今更過ぎて草)。

自分の敵はKMR・AKYS・MUR・GO・アルデ・(時々ホモセしに来る)阿部高和じゃなく、マスター(飼い主)である田所浩二であると。

ひで より頭は良い。

ので淫夢君は ひで・課長 を見下している。

ひで君と課長は可哀想だなぁ...(大嘘)

淫夢君は自分の力の弱さを自覚しており、知っているのであえて浩二に攻撃せず、威嚇に留めている。

ーーー

葛飾署

圭一「おーい、裕也~」

裕也「あ?どうした?」

圭一「レガシィ買ったんだろ?「あぁ」見して♡」

裕也「ハート付けんなキモいわ殺すぞ、なら帰りに来い「おk」」

・・・・

・・・

・・

ー帰宅後ー

ガレージ

裕也「ここがレガシィ専用のガレージだ、開けるぞ」

裕也はガレージのシャッターを手早く開ける。

拓也「綺麗なガレージだね」

圭一「おぉ!BGにBHにBPじゃねぇか!」

大介「GT-BのBGとBHに2.0GTのSPEC.BのBPレガシィだろ!?良い趣味してんなぁ!」

圭一「しかもBPのリアテールは日本じゃ手に入らねぇ北米仕様のUSテール!」

裕也「転移する前に買ったんだ、輸送費込みで6万掛かった」笑

大介「たっか!」

拓也「速そうなレガシィだね」

裕也「因みに3台ともMTだゾ」

「「「マジか」」」

裕也「程度が良いのを探すの苦労したばい」

拓也「ホントに程度良いね~」

大介「エンジン掛けてみろよ!」

裕也「ハイよ、BGから掛けるゾ」

BG5からBH5のエンジンを掛けていく。

BG5(2代目)とBH5(3代目)からは水平対向エンジンであるものの、BP5とは排気系の取り回しが違い、ドコドコ音、俗に言う{ボクサーサウンド}をガレージ内に力強く響かせる。

お次は裕也の保有する中で比較的新しい4代目のBP5レガシィ。

(作者「4代目BP5レガシィMT乗ってますが良い車ですよ、燃費さえ気にしなきゃ」)

BP5は先代型のBH・BGとは違い、力強い{ボクサーサウンド}が出てこず、静かにアイドリングする。

大介「BPってホントに静かだな」

圭一「BG5とBH5の力強いボクサーサウンドが最高!」

裕也「だろ?」

大介「セカンドカーにレガシィもアリっちゃアリやな」

裕也「燃費は悪いけどオススメやな」

圭一「大体なんぼよ?」

裕也「ここにある3台はBGでリッター5~6、BHでリッター7~9、BPでリッター9~12だな、誤差はあるけど街乗りでこんな感じ」

「「「レガシィって燃費悪いなぁ」」」

裕也「古い車だからそんなもん」

圭一「でもよ、こんなに車持ってても使う事ねぇだろ?」

裕也「まぁそうだな、メインはレビンかトレノ(2ドア後期)だし、SUBARUの社長と知り合いだし、今度レガシィの部品復刻を頼もうかと思っとる」

拓也「...他は?」

裕也「んー?スバルの他にトヨタ、日産、いすゞには顔が利くぞ、大介、お前あの31は手放すつもりねぇんだろ?「当たり前だ」なら、31の部品を再販するよう言っとっちゃるよ」

拓也「壁見ると色々のポスターあるぞ...」

{富士重工業倒産の危機を救った車、LEGACY}

{①Legacy=大いなる伝承物}

{②Legacy=後世に受け継がれてゆくもの}

{SUBARU is Boxer}

{SUBARU=STI}

{2WD?No!Symmetrical AWD!}

{継承・熟成}(2代目BG/BDレガシィ・グランドワゴン)

{日本にはレガシィがある}(2代目BG/BD(RS)レガシィ・ランカスター)

{レガシィを極める}(3代目BH/BE(B4)レガシィ・ランカスター)

{3KEYS LEGACY}(3代目BH/BE(B4)レガシィ・アウトバック)

{存在として美しいか、否か。}(4代目BP/BL(B4)レガシィ・アウトバック)

{SUBARU NEW LEGACY Global Strategy}(4代目BP/BL(B4)レガシィ・アウトバック)

{I feel Legacy}(4代目BP/BL(B4)レガシィ・アウトバック)

 

大介「2代目3代目4代目レガシィの開発テーマとフレーズか」

裕也「あぁ、あのポスターか、社長に欲しいって言ったら貰えた」

圭一「あのポスターめっちゃ欲しい...」(^q^ )

裕也「やらんぞ」即答

裕也「盗んだら腐れ縁のお前らでも本気で殺すからな」念押し

拓也「例えばだけどさ、早矢さんに手を出したら、どうする?」

裕也「?お前は何を言ってるんだ?答えるまでもねぇよ、愚問だわwwwソイツの一家から親戚まで引っ捕らえて痛め付けて痛め付けるだけじゃ物足りねぇなやっぱ、指足全て切り詰めてやって戸籍と存在を消すまでしないとな」(#・ω・)p

「「「(コイツ(裕也)ホント危ない発言してるけど、マジで殺りかねんな)」」」

裕也「因みに(BP5)前期レガシィ3.0RのMTも狙っとる」

「「「まだ買う気か!?」」」

裕也「うん」

早矢「車好きの裕也さんには勝てません」f(^^;

ーーー

同時刻 

国会議事堂

秘密の議会

「えー、首相にお尋ねしたい」

拓真「何だね?」

「我が日本国は憲法第9条を守っていた、だがこの世界に転移してから戦争をしてしまい9条を破棄した、と、私一個人は思いますが」

拓真「確かに、日本がこの世界に転移してから3度の戦争を行った、それは紛れもない事実である」

「責任はどう取られるのでしょう?」

拓真「不可抗力、という言葉を君は知らないかね?」

「不可抗力?それは勿論の事、知ってますが」

拓真「最初のロウリア戦、あの戦争は仕方の無い事だ、あのまま関与せずに居れば、ロウリアが敵としていたクワ・トイネやクイラに石油や食糧等を輸入している、その輸入国が堕ちれば我が国は飢餓状態に陥るだろう、友を守る為、日本の生きる為の戦争である。

そして次にパーパルディア戦だ。

あの戦争はハッキリ言おう、虐殺された国民の、日本人の仇を取る為の戦争である、力を見せつけなければ我々は舐められる、それは断じて合ってはならない事。

そしてパーパルディア皇国はやり過ぎた、あのまま放置していては今後の外交に支障があると判断したまでだ、正義の鉄槌を下せるのは我が国もしくはムーしかあるまい。

だから我々が鉄槌を下したのである。

最後はグラ・バルカスとリーム戦争であったな。

あれは、相手を調べずに喧嘩売る事の無知がどれ程恐ろしい事かを教え込んだ迄、リームに至っては我が国を裏切ったのだ、その報復である」

「...」

拓真「他に何かあるか?」

「いえ、言われてみますと確かにそうでした」

拓真「分かってくれたなら良い」

・・・

・・

ーーー

裕也「アイツ等も帰ったし、そろそろ飯作ろっか」

早矢「はい!」

・・・・

・・・

・・

裕也「豆乳鍋旨いな」(´ω`)

早矢「あなたの好きな牡蠣も入ってますよ♪」

裕也「良いね~」

・・・・

・・・

・・

裕也「皿も洗い終わったし、風呂入るか」

風呂は勿論二人で一緒に混浴である。

カポーン!

裕也「早矢、「はい?」明日から暫くの間、仕事は頼むな」

早矢「え、艦隊勤務に戻るのですか?急ですね」(´ω`;)(´ω`)

裕也「ムーに行かなきゃならないんだ、ごめんな?」

早矢「お土産、お願いしますね?」

裕也「おう!勿論だ どした?」

早矢「いえ、あなたにこうやって抱かれていると落ち着きます」

裕也「こんな、後ろからの抱きが?ま、嬉しい事言ってくれるねぇ」

早矢「そろそろ上がりません事?」

裕也「そうだな、このまま入ってたらのぼせてしまう」(´ω`)

早矢「シたいのですが今日は...その...危ない日ですので...その...」

裕也「あぁ、分かったよ、おいで...早矢」




スバルのLegacyシリーズではBG5とBH5とBP5が最高です(個人主観)
BR9?アレ野獣先輩のデカ枕みたいにデカ過ぎて無理
修正候補はお約束(確定)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生その12

私(裕也)は思った、幻想郷に結婚制度はあるのだろうか、と。
野獣「ソーナンスよ」
裕也「黙れイボ野郎」



霊夢の神社でお泊まりし、朝一発目から騒がしかったものの、それは次第に落ち着きを見せ、昼前には各自解散となった。

ーーー

帰り道

裕也「なぁアリス「どうしたの?」紅魔館寄ってかないか?」

アリス「良いわよ♪」

・・・

・・

紅魔館

正門

裕也「相変わらず寝てるよなここの門番は」

アリス「門の前で寝る事が仕事なのよきっと」

ドスッ!

美鈴「! イッタァァァァァァァァァ!!!!」

「裕也様!大変お見苦しい所をお見せしてしまい申し訳ありません!」

裕也「あ、咲夜の声だ」

アリス「何処からかしら?」

目を正門にやるといつの間にか咲夜が両手でスカートを摘み礼をする。

裕也「おぜうは居るかな?」

咲夜「はい、お嬢様ならお休みになられてます、変わりにですが妹様が」

裕也「あぁ、フランが元気にしとるかどうか気になってな、会いに来たって訳さ」

アリス「随分と可愛がってるわね」プクー

裕也「オイオイ、フランは俺からすりゃ妹みてぇなもんさ、頬を膨らますな、可愛いけどさ」(´ω`)

咲夜「こちらです 妹様、裕也様がお見えです」

〈ハイッテー!

ガチャッ

フラン「お兄様!」

裕也「やぁフラン、元気そうだな」

アリス「こんにちはフラン、元気そうでなによりよ」

フラン「うん!暇だけど元気だよ!」

裕也「フランの姉ちゃんは寝てるのか?」

フラン「うるさかったから(物理的に)寝てもらった!そこ!」スッ

指を指すフランの先にはボロ雑巾の如くボロボロにされたレミリアが...

裕也「あ...そっかぁ(察し)」

アリス「何するのかしら?」

フラン「実はパチュリーの所で面白い本を見つけたの!それをやってみたい!」

裕也「どんな本か見せてくれるかな?」

フラン「うん!」

スッ

フラン「これ!」

 

ーゴムありセッ◯スなんかより絶対に生中セッ◯スが気持ち良いゾ~これ!ー

上手に、お互いが気持ちよくなる為のコツを記した類を見ない最強のヤベー本だゾ、ポッチャマ...!皆買ってけドロボー!てやんでぃ!

1919円(税込み)

ーーー

裕也「えぇ...(イヤこれ知ってるし持ってた本だし...こんなものまで幻想入りしてるのかよ)」困惑

アリス「これはまた...///」ジワッ...!

フラン「この本に記載されてるのやってみたい!」

裕也「いや...これはぁ...「だめ?(誰もがコロッ!と堕ちる上目遣い)」...(嫌々ちょっと待てよオイ、もしこの本と同じ様にフランとヤってしまったら間違いなく、只でさえ煩いあの おぜうが喧しくなるに違いない...どうすれば良い!?)」

(神の声「フフフッセッ◯ス!今ヤらなくていつするの?今でしょ!」)

カ◯ーユとあの今でしょ先生やめーや。

まぁ、アリスにも迫られ結局、裕也が折れてチョメチョメしたって、ハッキリ分かんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!///(課長より綺麗で録音したい声)

 

 

 

 

 

 

!裕也!そこはだっ...!あっ♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ンニャァァァァァァ!

美鈴「  !何の声ですか!?」

咲夜「妹様が裕也様と遊んでいるだけよ、気にする事は無いわよ」

美鈴「アッハイ(絶対にヤってますよこれ...)」

ーーー

人里 迫真空手道場

浩二「稽古とかダルいっすよ先輩~」

知将「練習サボるのはダメだゾ」

課長「おはぎ作りました、食べてくれなきゃイヤよイヤよ~」

浩二「ふざけんな!なんでおはぎがこんな茶色いんだよ!」

知将大先輩「ハエが集り出したゾ」

浩二「先輩コイツ俺らに人糞おはぎ食わせようとしてましたよ」

知将「ギルティ」

知将は手袋をハめ、課長の作ったおはぎを課長の顔面に塗りたくる、するとどうだろう?

もう気が狂う程、めちゃくちゃハエが寄ってくるじゃないですかヤダモ~。

課長「ギャァァァァァァァ!!!」

課長はのたうち回り、そして失神する。

と て つ も な く 汚 い。

浩二「先輩、気絶したっぽいですねぇ」

知将「おっ、そうだな」便乗

遠野「練習の邪魔にならない様に退かしておきます」

遠野は課長を引っ張って道場を後にする。

浩二「なんだったんだアイツ...」

知将「練習再開するゾ」

~30分後~

現場監督「あぁ~ダメダメダメ!」

浩二「この程度の絞め技で根を挙げんじゃねぇよ!」

現場監督「身体壊れちゃ^~う!」

知将「感じるんダルォォ?」

AKYS(秋吉)「おぅテメーら、休憩するぞ、その前に田所、ちょっとお前の技をやってみろ」

浩二「良いすかぁ!?イキマスヨ~イクイク! 必殺!邪険夜!逝きましょうね!」

刀をどこからか取り出し技を繰り出す。

うんこが刀振り回すって危ない...危なくない?‘ω‘

秋吉「馬鹿野郎!空手だ!」

浩二「(空手の技なんて)ないです」

ーーー

裕也「ヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまったヤっちまった...ヤっちまったよ・・・」絶賛賢者タイム中

アリス「気持ち良かったわ~♡」ツヤツヤ

フラン「ちょっとお股痛い...」

ーーー

浩二「あー...人差し指イテェ...」人差し指骨折

智将「師匠の顔を調子に乗ってツツくからだゾ、人差し指がモゲなかっただけでもありがたいゾ」’ω’

課長「で、私は無関係なのに追い出されたのですが...」^ω^:

遠野「先輩のせいですよ!」‘ω‘#

現場監督「お腹すいた...」‘ω‘|||

浩二「そうですねぇ...慧音の所行って飯たかろうか!」

智将「おっ、そうだな」

ー寺子屋ー

圭一「~♪ !」

慧音「?どうした?」

圭一「何か嫌~な予感...」

ー5分後ー

ドンドンドンドンッ!

浩二「すいませぇ~ん、迫真空手部なんですけどぉ~開けてもらえますかぁ~?」

ガラッ

圭一「んー!帰って!どうぞ!」

ピシャッ!

圭一は一言だけ物申して扉を閉める。

浩二「開けろぉ!頼むよ~!腹へってんだよぉぉぉぉ!」

圭一「適当にその辺の生えた雑草でも食ってろ!それがお似合いだ!!!」

浩二「そんなもん等の昔に食った!(大嘘)」

圭一「ウwッwソwだwろwおw前w!」

慧音「圭一、私は別に大丈夫だぞ?ご飯は皆で食べる方が美味しいからな!」

圭一「うーん慧音がそこまで言うんなら...オイお前ら、慧音に感謝しろよな」

浩二「慧音さんありがとナス!」

遠野「ありがとうございます!」

課長「すみません」ヘコヘコッ

現場監督「ゴチになります!」

・・・

・・

ー食後ー

浩二「ご馳走さま!」

智将「旨かったゾ!」

遠野「こんなに美味しいのは初めてです!」

課長「うん!おいしい!」

現場監督「うまーい!」

慧音「お粗末様」

圭一「食ったんなら帰れよ、俺と慧音は授業の準備をしなくちゃならんからな」

浩二「ん、おかのした」

智将「お前ら早くしろー」

浩二「あっ待って下さいよ~」

・・・

・・

浩二達は去っていった。

慧音「良く食べるな」

圭一「俺はあいつらとあんま関わりたくないぞ」

ーーー

アリス・裕也邸

裕也「はぁ...」

アリス「ため息してどうしたの?」

裕也「俺もうロリコン確定やん...だってそうやろ?俺自身いつの間にかフランに欲情したんだぜ?...俺達の世界にゃYesロリータ!Noタッチ!という言葉がある、言葉の通り、過度が過ぎれば犯罪さね、俺はもう犯罪を起こしたと変わらんわ、これもう責任取って腹切るしかねぇわ、おいアリス、すまんが介錯を頼む」

アリス「! 死ぬなんてダメよ!良い!?裕也!?幻想郷は常識に囚われてはいけないのよ!?」

裕也「あっ、ふーん...(無関心)」

アリス「だからって別に死ななくて良いのよ」汗

裕也「...すまん、なんかもう吹っ切れたわ」

アリス「別に気にしなくて良いんだからね?」

裕也「お、おう...」

トントントンッ!

「「!?」」

裕也「俺が出るよ」

ガチャッ

裕也「はいはいどちらさんで..あらっ、神綺さん」

神綺「あら裕也くんお久し振りね♡アリスちゃんは元気かしら?」

裕也「えぇ、居ますよ」

裕也は神綺を部屋に通し、アリスの居るリビングへ向かう。

神綺「アリスちゃん!」

アリス「お母さん!?」

神綺「元気そうで良かった、夢子(従者)ちゃんもアリスちゃんを随分気に掛けてたから...」

アリス「あっ..そうなんだ」汗

裕也「雨降りそうだな..落雷もしそうな雰囲気だぞこりゃ...」

アリス「あらそうなの?ならお母さん、雨が止むまで居ると良いわ」

神綺「ごめんねアリスちゃん」

裕也「お茶淹れてくるわ、緑茶で良いかの?」

アリス「うん、それで良いわ」

裕也「おk」

・・

裕也「ほいよ、熱いから火傷はしないように..ズズッ、あっつ」

アリス「最近になって緑茶飲む事が多くなったわね~」

神綺「あら美味しい!緑茶は飲んだ事無かったけど」

裕也「口に合ったのなら良かったです♪それと菓子でせん餅を」

アリス「どうしたのよ、そのせん餅?」

裕也「あぁ、霊夢がくれたんだ、{良かったらお土産にどうぞ♡}って」

アリス「!?(‘ω‘ ) あのド貧乏でケチな霊夢が!?嘘でしょう!?異変だわ!!!」

裕也「え?アイツって...霊夢てドケチだったの?」

アリス「裕也の前だとデレデレになってるだけよ」汗

裕也「ふーん...(無関心)」‘・ω・ ‘

外は雨が次第に強くなり、雷の音が中にまで響いてくる。

いつまでも話が続く訳が当然無く、全員が無口になる。

裕也「で、流石にいつまでもここに居る全員が無口ってのはアレなんだが...」

アリス「だってする事が無いし...」

神綺「確かに」

裕也「やる事がねぇってのもなぁ...」

女二人に男一人、野郎だけなら下ネタから何からと話が永遠と続けられるが異性同士な為に下ネタはNG。

(そのNGな行為を前からしてるのは仕方)ないです。

現実の女優が裸足で逃げ出す程に凄い美貌のボディをお持ちの2人を前にして現状ムラムラしない裕也。

いや滅茶苦茶、ムラムラするけど顔と表には(出せない)出さないのが正確か。

周りから裕也を見るとすれば「スッゲー綺麗な人をイヤらしく見つめてるでなく憧れの人を見る様な感じ」と口を揃えて言うだろう。

現実は違う。

裕也「(神綺さんってアリスのお母さん...だよな...?マジで、母にしてはありえへん位に人妻感や未亡人な感じが無いし...何て言ったら良いんだ...?セクシー...エロいっ...!(野獣と化した人感)それは言える)」

アリス「?なに考えてるの?」

裕也「ん?イヤ別に?」

アリス「その割りにはお母さんをジッと見てたけど...」

裕也「え?マジで?どうやらボーッと神綺さん見てた様でした、すみません神綺さん(あっぶねぇ~下手すりゃバレるとこだったわ...)」

神綺「いえいえ、別に大丈夫ですよ♪」

裕也「ホントにすみませんね(汗)  今でも十分ドシャ降りなのにもっと酷くなりそうだな...」空を見る‘_‘

裕也「しかしまぁ、湿気が凄いと言うか...気のせいか?なんか室内が暑くなってきてないか?」

アリス「言われてみればちょっと暑くなってきたわね...魔法が弱ってきたのかしら?」

裕也「風呂入って汗でも流そうかな?」

アリス「私も入ろうかしら?」混浴目当て

裕也「なら先入って良いよ、後から入るわ」やんわりお断り

アリス「」

・・・

・・

裕也「さーて、何すっかな」

アリス「ご飯も食べたし、何もする事が無いわね」

裕也「もう真っ暗だしな…取りあえず寝る準備だけしてくるわ」

裕也「あ、そうだ、アリス、夜はどうする?シたい?」

アリス「勿論よ」即答

神綺「私も良いかしら...?そのぉ~...(欲が)溜まりに溜まっちゃって...」

裕也「良いですよ、但し、先にバテないでくれますよね?」

神綺「え?バテる?」

裕也「俺、前より性欲が格段に増してるんですよね、魔力のせいからか、だから毎回アリス、ヤり過ぎて気ぃ失う事あるんですよ」

神綺「という事は私も...」

裕也「えぇ、蛙の子は蛙、気を失うかもですね」

その後、裕也の言った通りに神綺とアリスは快感の凄さに耐えきれず意識が飛んだ。

まぁ、裕也本人は関係なく攻めるに攻めまくった。

アリスが先にイき、娘の後に続いて神綺も裕也のテクニックに負けイかされた。

裕也は二人をイかせる為に幻想入りする前にヤリまくった経験を活かし、色々と体位と攻め場所を変えたりし様子を見ながら攻めていった。

裕也が「もう良いかな」と考えた頃には既に雨は止んで雲の隙間から朝日が、夜明けである。

裕也「おーい、二人とも大丈夫か?」

2人は何も言わない、只の屍の様だ。

裕也「(流石に無理させ過ぎたか...とは言えヤりまくってキツイな...二人が復活したらどっちかともう一回ヤッて寝ようかな…)」

昼前に二人は起きて、神綺は「幻想郷の人里寄ってから帰るわね♪」とのことで昼食後に帰っていった。

神綺を見送りした後、裕也はアリスに「やらないか?」と再度迫り、追加で更に一発してから寝た。

アリス「(裕也を侮ってたわ...魔女である私とお母さんの二人掛かりでも勝てないなんて...いや、性欲の化身であるスキマ妖怪(失礼)でも勝てないから私達が裕也を仮に襲った所で返り討ちなのは当たり前ね...うぅ..腰痛い...!)」腰痛

アリス「(それにしても裕也の寝顔...)ゴクッ...」ムラッ

裕也の寝顔にムラムラしたアリスは我慢ならず、裕也を起こすのではなく裕也の裕也(ムスコ)を起こして一人で勝手におっ始めてそれがバレてしまい、寝込みを襲った罰として気絶する迄イかされ続けた。

ーーー

慧音邸

圭一「暇だな...」

慧音「確かに暇だな...」

圭一「何にもやる気が起きん...ダルい...」

慧音「明日の授業準備は終えているしな、本を読んで時間を潰そうにもそんな気分じゃないな...」

圭一「あっそうだ(唐突)団子でも食いに行かないか?」

慧音「団子?」

圭一「うん、ちょいと小腹空いたしな」

慧音「良いな、行こう」

・・・・

・・・

・・

「はい、みたらし団子とお茶ね」

圭一「お、ありがとおばちゃん」

「ごゆっくり」

慧音「ここの団子は久し振りに食べたな」

圭一「いつもは近くの団子屋さんのしか食べないもんな、たまには別の団子を食べるのも良いな~」

慧音「あ、ジッとしているんだ、口元にみたらしがついてるぞ」

圭一「ン...すまんすまん」汗

慧音「次は香霖堂に行かないか?」

圭一「香霖堂?」

慧音「ガラクタ屋さん、と言った方が分かりやすいかな?」

圭一「お、良いな、多分まだ行った事無いから行ってみよう」

慧音「決まりだな、すまない、お勘定」

会計を済ませた後、二人は香霖堂へ足を運ぶ。

ー香霖堂ー

「今日は騒がしくない平和な一日だ...」

やぁ、僕はこの香霖堂の店主 森近霖之助だ、半人半霊だよ。

いつもこの時間帯だと霊夢や魔理沙、顔を合わせる度に下手くそな誘惑をしてくるスキマ妖怪の八雲 紫、スキマ妖怪の式神でストッパー役でもある藍、吸血鬼が住む紅魔館の従者である十六夜 咲夜に天狗の犬っコロ(犬走 椛)に文々。新聞の(射命丸文)...はたてだっただろうか?それともホタテ?...誰だっただろうか?まぁいい、兎に角、いつもこの時間は騒がしいんだ...いや、時間は関係ないかな?僕が風呂に入ってる時も就寝している時も構わず連中は来るんだ、参ったね。

但し、良い客も居るさ。

人形遣いの彼女はね。

彼女と紅魔館の従者とスキマ妖怪の式神と天狗の犬っころは僕の中では比較的安全だと判断しているよ。

だけど何故か、ここの所誰も来ないし来ても直ぐに帰ってしまう。

紫も下手くそな誘惑をしない。

いったい何があったんだろうか?

まぁ、僕としてはゆっくり出来るし万々歳だけどね。

今日も僕の予想では誰も来ずに一日を過ごせる...筈。

と言うより、霊夢と魔理沙はいい加減にツケ、払ってくれないかな...キレそう(正論)

次ツケと言ったらブチ切れてみよう。

トントンッ

霖之助「おや?」

ガチャッ

慧音「やぁ霖之助、元気だったか?」

霖之助「あぁ、いらっしゃい慧音、僕は変わらず元気でいるさ」

圭一「はぇ~...ここが香霖堂か... ! マジかコレ!?64ゲームあんじゃん!」

霖之助「彼は?」

慧音「圭一、「ん? どした?」 紹介しよう、少し前に幻想入りした「川崎圭一だ、気軽に圭一って読んでくれ、宜しくな!」」

霖之助「この香霖堂を営んでいる森近霖之助だ、宜しく」

霖之助「早速ですまないが圭一ならコレ分かるだろうか?」スッ

圭一「ん?これは...スーファミ?(※スーパーファミコン)」

霖之助「すーふぁみ?「あぁ、正式名スーパーファミコン、訳してスーファミって呼んでたんだ、家族や友達と遊ぶ機械だな、懐かしいなソレ、15年ぶりに見たぞ」そうか...ならばこれはどうだろうか?」

圭一「! ゲームボーイじゃねぇか!これでメチャクチャ遊んだなぁ~!懐かしい~!」

霖之助「使い方を教えてくれないかい?名前と用途は分かるんだが使い方が分からなくてね...」

圭一「別に良いぜ~、これをこうして・・・」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

霖之助「ありがとう、助かったよ」

圭一「いやいや、別に良いって事よ、俺も楽しめたしな!」

霖之助「そう言えば圭一は外来人なのかな?」

圭一「外来人?あぁ、別の世界からいつの間にかこの幻想郷に幻想入りしたから、多分外来人に入るな」

霖之助「僕と同じ同性を見たのはホントに久し振りだよ、男はあまり居ないからね」

圭一「確かに男って全然見ねぇな...女の割合が高いってのは分かるぜ」

霖之助「圭一は怖くないのかい?」

圭一「怖い?何で?」

霖之助「女は僕達男より力もあるし...ほぼ男が犯されるからね...」

圭一「別に怖くねぇよ?俺から喧嘩売るなんて野暮な真似はしねぇが、向こうから売ってくるなら買ってやるし、そんじょ其処らの女共には負けねぇよ?」

慧音「あぁ、圭一はこう見えても強いぞ」

圭一「俺よりも強い奴は他にも居るぜ!」b

霖之助「それは是非ともどんな人物か見たいな」

トントンッ

霖之助「ん?空いてるよ、どうぞ」

ガチャッ

「ここがアリスの良く来る店かい?」

アリス「えぇそうよ、ここが香霖堂」

圭一「お、噂をすれば何とやら、だな...裕也も来たか」

裕也「おう、久々にツラを会わせた気がするぜ」

慧音「久し振りだな、裕也」

裕也「おう、慧音も元気で何よりだ」

裕也「ここは色々と懐かしい物があるな...64にスーファミ、ゲームボーイまであるとは...」

霖之助「初めまして、僕はこの香霖堂の店主、森近 霖之助だ、宜しくね」

裕也「ご丁寧に、俺は渚 裕也だ、宜しく頼む」

霖之助「ガラクタばかりだけど良ければ見ていってくれ」

裕也「あぁ、ありがたく拝見させてもらうよ」

ーーー

人里 迫真空手道場

浩二「MUR今日どうすんすか休みなのに」先輩を呼び捨てにする屑

知将「アチャモ...」(‘д‘ )

遠野「そう言えば少し前に慧音さんに聞いた所があるんですが...」

浩二「お、遠野何か良いとこあんのか?」

遠野「確か人里から少し離れた所に古物を扱う店があると聞いた事あります、行ってみませんか?」

知将「あっそうか、行きてぇなぁ~」

浩二「遠野、超愛してるぜ、行く前にお前も俺も1発イかないか?」

現場監督「凄くステキィ↑~」

課長「行きたい...行きたい...」

和人(AKYS)「おうお前ら、今日は休みだからと言って羽目外し過ぎるんじゃねぇぞ、俺は一先ず鈴仙ちゃんの所に行ってくる」

浩二「羽目外すなと言った奴が羽目外す事しに行ってんじゃねぇかよ...」小声

和人「なにぃ?何か言ったか?」

浩二「(何でも)ないです」大嘘

和人「ちっ...まぁいい」

師匠である和人は鈴仙に会いに永遠亭へ全速で向かう。

現場監督「(師匠が)行っちゃうわよぉ...!」

知将「よし、じゃぁ遠野の言う古物の店に行くゾ、あっそうだ..」

浩二「ナンダム...?」

知将「最近ポッチャマ空飛べる様になったゾ」

浩二「は?」

知将「行くゾ? ムッ!!!!!」

知将の顔が険しくなり、どこに力を込めてるか分からないが知将は宙に浮いた。

浩二「ファッ!?」(‘д‘ )

知将「課長も見てないでこっち来て」空中浮遊

課長「ど、どうやって...」

知将「心を無にして、そこから先は...えっと...まぁ自分の判断でなんとかなるゾ」説明放棄

課長「じゃぁ...イきますよ...お兄さん許してっ!おま◯こ壊れる!ホッホッホッホッッ!ホアッーーー!」

浩二「えぇ...」困惑

課長も空中浮遊に成功。

その後も全員が空中浮遊に成功し、香霖堂へ向かう。

知将「浩二だけ超越人力な感じするゾ」

浩二「(尊師じゃ)ないです、頭に来ますよ!」

ーーー

霖之助「アリスはいつものを買いに来たのかな?」

アリス「裕也にここを紹介のつもりでね、ついでだから材料も買いに来たって訳よ」

霖之助「そうかい、ついででも君の様な常識人なら大歓迎だよ、ちょっと待っていてくれ、裏に置いてるからね」

霖之助は裏方に姿を消す。

アリス「裕也はここ、どうかしら?」

裕也「? 良いと思うぞ?」

慧音「さて圭一、そろそろ帰ろう」

奥の部屋から霖之助が品物を抱えて戻ってくる。

霖之助「これだね」

アリス「悪くない素材ね...今あるの頂くわ」

霖之助「毎度あり」

裕也「終わった?「えぇ」んじゃ帰ろっか」

霖之助「常識を持っててマトモで嬉しいよ、僕はいつでも歓迎するよ、同じ男だからね」

裕也「そいつぁ嬉しいこったな、また来るよ」

圭一「あ、もう帰んのか..またな~」

裕也「あぁ、またな」

ーーー

帰路

アリス「どうだったかしら?香霖堂とその店主は」

裕也「良いと思うぞ」

こうしてまた、幻想郷の1日が過ぎてゆく。

因みに裕也達と空手組とは入れ違いとなった。




現実「こっちくんな」ハッキリ
岡山の県北の川の土手の下「唯でさえあの親父共が居るのにこれ以上増えて堪るか」全力拒否
岡山県知事「岡山県民になられるのを全力でお断りします」ガッツポーズ
ネット社会「人間の屑で臭いとかこれもうわかんねぇな」困惑
ホワイト企業「色々と(肌色と考え)黒そう、これで良いや」不採用通知
ブラック企業「何か色々と白そう(意味深)」不採用通知
田所家 之 墓「子孫であるお前が納骨されるとワシらの骨と墓まで臭くなるワイ」先祖様達もNG
天国「申し訳ないが臭いのはNG」拒否
地獄「閻魔様に貴様の臭さが付着してしまったらどうする!帰れぇ!」拒否
幻想郷「幻想郷は何でも受け入れると言ったな?あれは嘘だ」
ニコニ◯本社「114514」歓迎
ホモガキ社会「もう待ちきれないよ!早く来てくれ!」歓迎


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。