COMbat Providence AnalysiS Systemの力を持って…… (名状しがたい物)
しおりを挟む

プロローグ

小説は初めて書くので暖かい目で見てください。コンパスに関しては結構知っている(つもり)ですがハイスクールDxDに関してはハッキリ言うとにわかです。自分の妄想を形にしたと言っても過言ではないです。そこだけは知っておいてください。そして時間軸がぐちゃぐちゃで女性陣がチョロインです。





………………

 

主「ここは……?」

 

目が覚めたら目が痛くなるほど真っ白な部屋にいた

 

?「おや?目が覚めたかい?」

 

主「誰だ!?」

 

?「ゴメンゴメン。驚かせてしまったようだね」

神「僕は神だよ」

 

主「神?本当に神なんですか?本物だとしたらなぜ神がここに?」

 

神「先に謝っておくよ、ゴメンね。」

 

主「なぜ謝るんですか?」

 

神「僕の部下が君を殺してしまったんだ。」

 

主「……別にあなたが悪い事してないと思うんですが?」

 

神「僕の部下が人を殺すことを楽しんでいるとは思っていなかった。もっと部下の管理をしていれば君が死ぬ必要が……」

 

主「そんなに責任感じないでください。」

 

神「でも!君は!」

 

主「たしかに僕は死んでしまいました。しかし、起こってしまったことは仕方ありません。これが運命と受け入れます。」

 

神「君は優しい人だね……。普通の人はそんな事言わないよ……。」

 

主「ところで、これから僕は何をすればいいんですか?」

 

神「あぁ、言ってなかったね。殺してしまったお詫びに特典を6つ持たせて生き返らせてあげるよ。行先はクジだけどね。」

 

主「……クジを先に引くことって出来ます?」

 

神「それは出来ないね……ゴメンよ……特典は何がいいかな……?」

 

主「(強い奴らが多い世界だと困るからな……強い特典貰っても許されるだろ……好きだったあのゲームから頼むか……)決まりました。」

 

神「何にするんだい?」

 

主「1つ目、#コンパスのキャラ、カードの力を自由に使える様になる。

2つ目、コンパスのキャラであれば誰にでもなれる。

3つ目、常時全天使用状態になる、割られても数秒後に修復する。

4つ目、常時ドルケストル使用状態になる。

5つ目、常時打ち上げ花火とアンジュ使用状態になる。

6つ目、マルコス君並の運動神経、知能、容姿が欲しい。

……この6つでもいいですか?」

 

神「……ギリギリ大丈夫だったよ。でもかなり強くなってつまらなくなるけどいいの?」

 

主「次の世界に面白さは求めてません!次の世界は危険かもしれないので生き残りたいと思った結果がこれです!」

 

神「……まぁ、君がそれでいいならいいよ。あと、君の転生後の名前を決めようか。」

 

主「そうだな…君の好きだったゲーム…戦闘……摂理……解析……かいせき……せつり……」

主「櫂碩 雪璃(かいせき せつり)!これにしよう!」

 

神「名前も決まったね。さて……と。」

 

雪璃(あれ?眠くなってきた……)

 

神「眠たくなってきただろう?」

 

雪璃(なぜ分かるんだ……?)

 

神「そろそろ君が転生する時間だからね……転生する前は必ず眠くなり、寝ると転生するんだ……」

 

雪璃(何言ってんだ?眠くて何も聞こえなくなってきた……)

 

神「眠くて何も聞こえていなさそうだね。眠りから覚めたら向こうの世界にいるはずだ。特典は起きた時から使えるようにしとくよ。いい旅を……お休みなさい……」

 

………………

 

神「行き先はどこかな〜」

『ハイスクールD×D 』

神「……まぁ、特典強いから行けるでしょ。」

 

………………

 

 




コンパス知らない人に色々説明


全天(全天首都防壁Hum-Sphere LLIK)
……被ダメージを100%減らす(6秒間)

ドルケストル(楽団長 ドルケストル)
……自分の防御力を8秒間極大アップ

打ち上げ花火(祭りの真打ち!打ち上げ花火)
……ライフを持続回復(10秒間で最大120%)

アンジュ(アンジュ・ソレイユ)……ライフを持続回復(20 秒間で最大100%)

マルコスの運動神経と知能……100m走を9秒台で走れる。IQは340


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1話

雪璃「ん〜……すっごい寝た気がする……そしてなぜか特典の使い方が分かるぞ?頭痛いけど……ってかここどこ!?空紫色なんだけど!?」

 

『 神「雪璃君、聞こえるかい? 」』

 

雪璃「あ、神様?どうかしたんですか?」

 

『神「また謝りたいことがあるんだ。あと、この念話の返事は口に出さずに思い浮かべた方がいいよ。独り言を言っている変な人に見られるからね」』

 

雪璃(分かりました。そして、何をしたんですか?)

 

『神「君を飛ばす時代を間違えてしまった。本来はある小説の原作開始する時代に飛ばすはずだったんだけどね」』

 

雪璃(……僕が来たことによって助けられるものってあります?)

 

『神「……やっぱり君は優しいね。もちろんあるよ。この世界の今の時代には【悪魔】と【天使】と【堕天使】の三つ巴の戦い。それだけではない。二天龍がその三つ巴に介入したりだとか沢山あるよ。もうすぐ二天龍が三つ巴に介入する時だ。誰かを少しでも多く助けたければ二天龍を倒せばいいさ」』

 

雪璃(二天龍……戦ってみます。)

 

『神「僕は見ているからね。戦い終わったら未来に飛ばすよ」』

 

雪璃(分かりました。)

 

『神「じゃあ、頑張ってね--」』プツン

 

雪璃「う〜ん二天龍といきなり言われても見つけ……あれかな?行って確かめた方が速いよな……それにしても大きい障害物多いな……ん?『速く走れて大きい障害物を飛び越える』ならあのヒーローにあのカードがいいかな?」

 

 

…………

 

 

雪璃「やっぱりスプリンターに『ぶじゅつか』は速いな……あっという間に着いた……ん?あの子戦闘中に止まってない?しかもあの龍が吐く炎に焼かれそうだな……一応あれ使うか。うおおおおおおおお!勇者の作戦!『みんなを守る』!」

 

 

ーーーーーー

 

 

サーゼクスside

 

私達は悪魔、天使、堕天使の三つ巴に介入してきた二天龍と戦っている。

 

サーゼクス「全員!散開しながら回避!」

 

このままでは全滅してしまう……どうすればいいか

 

ドライグ「鬱陶しいハエ共が!!!これでもくらえ!!!」

ウオオオオオオオオオ

 

?「キャァァァアアアアア!!!」

ユウシャノサクセン!!!

 

まさかあの声は!!!

 

サーゼクス「セラフォルー!!!」

ミンナヲマモル!!!

 

セラフォルーは赤龍帝の炎によって焼かれてしまった……

 

サーゼクス「そんな……」

 

ドライグ「我らの戦いに茶々を入れるからこうなるのだ!!!フハハハ「あれ?」……ハ!?」

 

 

……焼かれてしまったはずなのだ

 

 

 

サーゼクス「セラ……フォルー……?」

 

セラフォルー「私は確かに焼かれたはずなのに……」

 

?「間に合ったようだね!!!」

 

サーゼクス「君は……?」

 

勇者「僕は勇者!まだかけだしだけどね!」

 

 

セラフォルーを救ってくれた小さな箱の様な物でできている彼はかけだしの勇者だと名乗った。

 

 

ーーーーーー

 

 

雪璃side

 

何とか焼かれそうだった彼女を助けることが出来た

雪璃「これを使って……と」空掛け

 

サーゼクス「なんだ……?」

 

セラフォルー「体が……軽い……?」

 

雪璃「皆と一緒に避難して!!!二天龍は僕に任せて!!!」

 

サーゼクス「君一人で戦わせるわけにはいかない!!!」

 

セラフォルー「私達も一緒に戦う!!!」

 

雪璃「大丈夫、絶対勝つから。僕を信じて」

 

サーゼクス「……わかった。二天龍に関しては君に任せる」

 

セラフォルー「待って!!!」

 

サーゼクス「どうしたんだい?セラフォルー」

 

セラフォルー「勇者さん!必ず……必ず!帰ってきて!!!」

 

雪璃「了解!!!」

 

…………

 

 

雪璃「待たせたね!!!君達の相手は僕がする!!!」

 

ドライグ「連中はどうした?」

 

アルビオン「まさか我らをお前は1人で倒そうというのか?」

 

雪璃「そのまさかさ!!!」

 

ドライグ「フハハハハ!!!こんな愚か者は初めて見た!!!」

 

アルビオン「そうだ……我らの戦いを邪魔したらどうなるか……見せしめになってもらうぞ!!!」

 

雪璃「出来るもんならやってみな!!!」

 

 

ーーーーーー

 

 

サーゼクスside

 

悪魔も天使も堕天使もみんな逃げることが出来た。たった一人、勇者を除いて。

 

セラフォルー「…………」

 

サーゼクス「大丈夫かい、セラフォルー?」

 

セラフォルー「……えぇ」

 

大丈夫と言っているが顔が暗い。おそらく……

 

サーゼクス「彼……勇者のことを思っているのだろう?」

 

セラフォルー「っ!……えぇ、私達の問題を彼に押し付けてしまったような気がして」

 

サーゼクス「……それに関しては私も悪いと思う。しかし、なぜか分からないが『彼なら何とかしてくれる』と思えてしまう。彼を信じよう、信じて待とう」

 

セラフォルー「……えぇ」

 

 

ーーーーーー

 

 

雪璃side

 

 

 

ドライグ「さて……愚かな者よ……」

 

アルビオン「死ぬ準備は出来たか?」

 

ドライグ・アルビオン『いくぞ!!!』

 

ドライグは炎を吐き、アルビオンは鋭い爪で切り裂きにかかって来た

 

雪璃(ここは攻撃するためあえて攻撃を受けるか……)バーゲンセール使用

 

アルビオンの爪が自分に当たったことによりカウンターが決まった

 

アルビオン「グッ!!!なかなかやるな……」

 

雪璃(あれ?結構もろい?)

 

ドライグ「白いの、近くで攻撃するのは危険だ。遠くから攻撃するぞ」

 

雪璃「その前に倒す!!!勇者アターック!!!」

タイオワ+フルーク使用

 

アルビオン「くっ…すまない……赤いの……」

 

ドライグ「おい!!!白いの!!!」

 

雪璃「次は……お前だぁ!!!」ぶじゅつか使用

 

ドライグ「くっ…させぬ!!!」炎を吐く

 

雪璃「そう来ると思っていたさ!!!」

ジョバンニ使用

 

 

 

 

ドライグ「……いないな。やったか?」

 

雪璃「それは敵の生存フラグだよ!」

僕はドライグの真後ろにいきなり現れる

 

ドライグ「!?なぜここに!?貴様は焼き尽くされたはずだろう!!!」

 

雪璃「なぜここにいるかはナイショだよ。勇者アターック!!!」

ひめたる力+フルーク使用

 

ドライグ「ガハッ!!!」

 

雪璃「次々行くよ!!!剣からビーム!!!」

アバカン使用

 

ドライグ「か、体が……う、動かない……」

(このままでは二天龍がたった一人の男に負けてしまう……)

 

雪璃「……ドライグっていったね、冥土の土産として僕の……我の真の力を刮目せよ!!!」

 

緑色の桜の花弁が舞いながら発光した

 

雪璃(みんなには悪いけど……演出って大事だからね!)

 

 

ーーーーーー

 

 

サーゼクスside

 

 

セラフォルー「キャァ!」

 

サーゼクス「ま…眩しい……!!!」

 

いきなり光が勇者のいる所から届いた。光が少しづつ収まって来た時、勇者を見ると……

 

サーゼクス「す、姿が……変わっている……?」

 

彼は『勇者』から『緑の軍人』になっていた……

 

サーゼクス「あの光といい……もしかして……」

 

セラフォルー「彼……勇者の真の姿かしら……?それにしても……/////」

 

サーゼクス「……セラフォルー、もしかして」

 

セラフォルー「どうしたの、サーゼクスちゃん?」

 

サーゼクス「彼……勇者の事が好きになったのかい?」

 

セラフォルー「……うん」

 

サーゼクス「もしかして、助けて貰った時からかい?」

 

セラフォルー「まぁ…ね……/////」

 

サーゼクス「僕は恋愛についてなんも教える事が出来ないけどこれだけは言える、頑張ってね。」

 

セラフォルー「う、うん……/////」

 

 

ーーーーーー

 

 

雪璃side

雪璃(よし、変身できた!!!この姿であの紹介文のアレンジ……言ってみたかったんだよなぁ……)

 

雪璃「総帥と呼ばれる我の素性を決して口にしてはいけない……」

 

雪璃(言えたぁぁぁああああああ!!!)

 

ドライグ「わ……悪あがきだとは…………わかっているが……これで…………最後だぁ!!!」

ドライグは最大出力の炎を吐く

ワレノシンノチカラヲカイホウスル……ワガゴウカ…ソノミニヤキツケヨォォオオオ!!!

炎が雪璃を包み込む、後ろに気配はない

 

ドライグ(……今度こそ、勝ったか?)

次の瞬間、目の前に緑の大きな手が出てきた

 

ドライグ「な……なんだこれはぁぁぁあああ!!!」

 

雪璃「言ったであろう?『真の力を刮目せよ』……とな?」

 

 

…………………………

 

 

雪璃「我は今戻ってきたぞ!!!」

 

サーゼクス「あの二天龍を本当に1人で倒すとは…………」

 

雪璃「我は言ったぞ?『絶対勝つ』……と」

 

セラフォルー「ありがとう!!!勇者様!!!」

 

雪璃「気にするな。しかし……『勇者様』というのは辞めてくれないか?あと、この戦いによって出た負傷者を集めてもらえるか?」

 

サーゼクス「わかった、今すぐ集める。」

 

 

……………………

 

 

天使「痛たた……」

 

堕天使「治療中だったのに……」

 

悪魔「二天龍倒したかなんだか知らねぇけどはやくしろよ!!!治療したいんだよ!!!」

 

サーゼクス「全員静かに!!!」

悪・堕・天「「「…………」」」

 

雪璃「……負傷者、治療済みの者も含めて全員揃っているか?」

 

サーゼクス「揃っているよ」

 

雪璃「では始めるか……」

月夜叉+ユニドール使用

 

悪・堕・天「「「!?」」」

 

悪魔「なんだ……この光は……?見たことない……」

 

堕天使「暖かい……」

 

天使「癒される……」

 

サーゼクス「悪魔は光が弱点だけど……」

 

セラフォルー「こんな癒される光なら……」

 

雪璃「治療は終わったぞ……」

 

悪魔「すごい時間かかっていた治療をあっという間に……」

 

堕天使「しかも大人数を一度に……」

 

天使「あ、ありがとうございます!!!」

 

雪璃「何度言わせるつもりだ。我が勝手にやったことだ、気にするな」

 

セラフォルー「……あれ?」

 

雪璃「む?どうした?」

 

セラフォルー「体が……透けてる?」

 

雪璃「……この時代での我の役目も終わったという訳だな。」

 

セラフォルー「そんな!!!」

 

雪璃「心配するな……いつか会える……」

 

セラフォルー「待って……行かないで……」

 

雪璃「セラフォルー……だったな?」

 

セラフォルー「はい……なんですか?」

 

雪璃「……雪璃」

 

セラフォルー「……え?」

 

雪璃「雪璃、我の名前だ。覚えておくがいい……」

そう言い残して、雪璃はこの時代から去った……

 

 

 

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

セラフォルー「雪璃さん……覚えておきます……」

 

 

 

………………

 

 

 

 




コンパスを知らない人のために色々説明

ヒーロー
・かけだし勇者
ゲームの中から飛び出してきた勇者
『ジャンプ』するのが特技
ヒーロースキル……勇者のさくせん
テーマソング……君はただ二回飛べばいい

・桜華忠臣
総帥と呼ばれるその男の素性は
決して口にしてはいけない
ヒーロースキル……グリード拘束呪式解放
テーマソング……残響

カード

ぶじゅつか(ぶじゅつかの超速加速)
……移動速度を25秒間大アップ

バーゲンセール(ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争)……4秒間 最初に受けた攻撃を無効化し、近距離敵にカウンター攻撃(中ダメージ)

タイオワ(創霊の加護タイオワ)
……味方チームの攻撃力を9秒間極大アップ

フルーク(機航師弾 フルーク・ツォイク)
……前方に強力な攻撃(大ダメージ)

ジョバンニ(✱真実の美✱ジョバンニ)
……4秒間最初に受けた攻撃を無効化し背後移動&カウンター攻撃(小ダメージ)

ひめたる力(ひめたる力の覚醒)
……自分の攻撃力を12秒間大アップ

アバカン(迅雷の科学者 アバカン)
……遠くの敵を4秒間スタンにする

月夜叉(妖炎参謀 月夜叉)
……味方チーム全員のライフを40%回復

ユニドール(銀河防衛ロボ Unidoll-2525)
……味方チーム全員のライフを60%回復


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2話 (少し修正)

妄想の塊であり、こんな駄文を見てくださった方、ありがとうございます……



…………


…………て………………てよ……………………きてってば……………いいかげん…………

 

神「起きろっつってんだろうが!!!腹立つなぁ!!!」

 

雪璃「━━━━━━っ!!!」声にならない叫び

 

神「やっと起きたね。驚かしてごめんね、でも話があるからどうしても起こさないといけなかったんだ。」

 

雪璃「うぅ…………またこの白い部屋ですか?話ってなんですか神様?」

 

神「君を約1000年後の冥界に飛ばそうと思う」

 

雪璃「め、冥界ですか!?」

 

神「驚くほどじゃないんじゃない?さっき二天龍倒した場所も冥界なんだし」

 

雪璃「そうだったんですか!!!」

 

神「どこをどう見たら地球だと思えるの?そこを聞きたいけどいいや。あと、ヒーロースキルについてだ」

 

雪璃「ヒーロースキルですか?」

 

神「今君はかけだし勇者になっているとしよう。今まではかけだし勇者の姿では『勇者のさくせん』しか使えなかった。しかし、これからはかけだし勇者の姿でも『勇者のさくせん』以外のもの。例えば、『グリード式呪縛解放』等を使うことが出来るぞ」

 

雪璃 「それは便利ですね。……ん?」

 

雪璃(また眠くなってきた……って言うことは)

 

神「眠そうだね……そろそろ君が飛ばされる時間だ」

 

雪璃(やっぱり……)

 

神「それじゃあいい旅を……おやすみ……」

 

 

………………

 

 

雪璃「ん……着いたのか……?」

 

『神「やぁ、やっと起きたようだね。気分はどうだい?」』

 

雪璃(よく寝ましたよ。で?ここに飛ばした理由、あるんですよね?)

 

『神「もちろん、君にはここで2人。いや、2匹なのかな?妖怪を助けて欲しい」』

 

雪璃(どうしてですか?)

 

『神「その妖怪は姉妹で強い力を持っている。このままでは無理やり眷属にされた上に姉が妹を助けるために指名手配されるからだ」』

 

雪璃(!?)

 

『神「それで?君は助けてくれるのかい?」』

 

雪璃(もちろん!そんな酷い目に遭わせたくないからね!)

 

僕は『近衛騎士団長』の姿になり、助けに向かった

………………

 

しばらく走っていると、黒い羽根を生やした男達が2人の女性を追い詰めていたのを見つけた

 

雪璃「オドを集中するか……」

 

 

ーーーーーー

 

 

黒歌side

あいつらいい加減しつこい!

 

私はだけなら……白音を一人にするわけには……

 

悪魔「観念して、俺たちの仲間になれ」

 

黒歌「絶対にいやにゃ!クズの仲間になんかならないにゃ!」

 

悪魔「なら、殺してからゆっくりと仲間になってもらうぜ!」

 

オドヲシュウチュウスル…

 

と言い悪魔が黒歌と白音に魔力弾を放とうとする

 

黒歌「白音!」

 

白音「姉様!」

 

ヒョウチュウヨイデヨ!!!

 

何も出来ず、死が怖くて目をつぶる

……が何もこない。目を開けるとつららのようなものが地面から生えていた

 

??「護衛対象と接触、現時刻より任務を開始致します」

 

白音「!?」

 

黒歌「だ……誰にゃ!?」

 

アダム「"この姿では"アダム=ユーリエフと申します。以後お見知りおきを。ここは私に任せて少し離れてください、レディー達」

 

白音「……/////」

 

黒歌「れ、レディー……/////」

 

優しくてかっこいい黒い騎士に私達は助けられた……

 

 

ーーーーーー

 

 

雪璃side

 

悪魔「人間風情でよくもやってくれたな……」

 

人間を馬鹿にしやがって……馬鹿にされたからこっちも馬鹿にしてやるか……

 

雪璃「その人間風情の魔法すら破壊できない雑魚はどこのどいつだ?」

 

悪魔「さっきのは調子悪かっただけだ!!!」

 

雪璃「貴様の調子はどうでもいい…早く終わらせよう、レディー達がお待ちだ」

 

アダム風に言うならこうかな?

 

悪魔「早く終わらすだと!?俺達が雑魚だと言いたいのか!!!」

 

雪璃「そうだ、分からなかったのか?」

 

嘘です、そんな気はなかったです

 

悪魔「人間風情が俺様達を……悪魔を馬鹿にしやがって!!!命乞いしても許さん!!!まとめてかかれ!!!」

 

まとめてかかるか……だったら周囲攻撃か……

 

黒歌「アダム!!!逃げるにゃん!!!」

 

白音「危ないです!!!」

 

雪璃「そう来ると思った……唸れ!ダーインスレイヴ!」シルブレ+サテキャ使用

 

悪魔「何!?俺の眷属達が!?」

 

黒歌「あんなにいたのに……」

 

白音「たった一撃で……」

 

雪璃「ゴミに見合いの末路だな……これでも調子が悪いと言うのか?」

 

悪魔「くっ…!!!近くに行ったから倒されたんだ!!!近くがダメなら遠くから攻撃すればいいだけの話だ!!!」

 

雪璃「遠くから攻撃すればいい、か……」

 

悪魔「お前は俺を怒らせた!!!本気でいくぞ!!!この技をくらって生きていたものはいない!!!」

 

雪璃「それは楽しみだな……」

 

黒歌「そんなこと言ってる場合じゃないにゃん!!!」

白音「アダムさん!!!早く逃げてください!!!」

 

悪魔「もう遅い!!!死ねぇ!!!」

 

そして魔力玉に飲み込まれた……

 

雪璃(こんなものか……ドライグの炎の方がだいぶ強い気がするな…………)

 

白音「そんな……アダムさん……」

 

黒歌「嘘……」

 

悪魔「俺を怒らせたお前が悪いんだ!!!ハッハッハッハッ「貴様の技は弱くはないが、相手が悪かったな」……はぁ!?」

 

白音・黒歌「「!?」」

 

悪魔「お前!!!なぜ生きている!!!」

 

雪璃「なぜって言われても……『貴様より強いから』としか答えられないな……」

 

悪魔「(こ、こいつには勝てねぇ……)こ、コイツらを見逃してやる!!!だから許してくれ!!!な!!!」

 

雪璃「見逃す?許せ?そもそも眷属にしようとしなければこんなことは起きなかった……」

 

悪魔「ヒィッ!!!」

 

雪璃「それに貴様は『命乞いしても許さん』と言った。だから俺も命乞いしても許さない……」

 

悪魔「ヒィィイイイ!!!」

 

白音「あっ!!!」

 

黒歌「逃げたにゃん!!!」

 

雪璃「ハァ…逃げましたか……」

 

……………………

 

悪魔「ここまで来れば大丈夫か……「反応が遅すぎる」グハ!!!」

テレパス使用

 

悪魔「なぜお前がここにいる!!!」

 

雪璃「貴様の後ろに飛んだだけだ。そして、チェックメイト。貴様の負けだ」

 

悪魔「嫌だ……嫌だぁぁぁぁあああああ!!!」

 

雪璃「安心しろ、一思いに殺してやる」

 

悪魔「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁぁぁぁあああああ!!!」

 

雪璃「カラドボルグ!」秘めたる+フルーク使用

 

悪魔「い……や…だぁ……」

 

雪璃「雪璃、貴様を斬った者の名だ……」

 

 

……………………

 

白音「アダムさん!!!急に消えてどこいってたんですか!!!」

 

黒歌「アダム大丈夫かにゃん?」

 

雪璃「えぇ、大丈夫ですよ。後、危険は去りましたよ」

 

白音「え?」

 

黒歌「それって……」

 

雪璃「あの悪魔を倒しました。安心して暮らして下さい」

 

白音「そんな……私たちは悪い人かもしれないんですよ……なぜここまでしてくれるのですか……?」

 

雪璃「君達は悪い人じゃない。襲われてる時の目を見ればわかりました。あれは誰かからの助けを乞う目でした。後、なぜ私はここまでするのかですよね?手の届く範囲であれば困ってる人を助けたいからですよ」

 

黒歌「ア、アダム……ありがとうにゃん……/////」

 

白音「あ……ありがとうございます……アダムさん……/////」

 

雪璃「お気になさらず……おや?そろそろ時間が来ましたね……」

 

黒歌「時間が来たって何のことにゃん?……ってアダム!体が!」

 

白音「アダムさん!体が透けています!」

 

雪璃「私は違う場所に行きます……心配しないでください……必然があれば……また、きっと会えますから……」

 

黒歌「じゃ、じゃあせめて!」

 

白音「あなたの……アダムさんの!」

 

黒歌・白音「「本当の名前を聞かせてください!!!」」

 

雪璃「……なぜ本当じゃないと思ったかが気になりますけど今はいいです……。"雪璃"……これが本当の私の名前です……さようなら……どうか、お元気で……」

 

この時代での僕の役目もこれで終わった……

 

 

…………………………

 

 

白音「…………」

 

黒歌「ねぇ白音……」

 

白音「姉様、どうしました?」

 

黒歌「たとえ妹でも譲らないからにゃ」

 

白音「にゃ!?なんのことですか!!!」

 

黒歌「好きになったんでしよ?雪璃の事」

 

白音「うぅ……////」

 

黒歌「譲る気は無いけど2人とも幸せになる方法ならあるにゃ」

 

白音「それはなんですか?」

 

黒歌「白音の協力も必要だけど……」ゴニョゴニョ

 

白音「…………」

 

黒歌「どうかにゃ?」

 

白音「私も愛していただけるなら……は、ハーレム……でも……/////」

 

 

ーーーーーー

 




コンパス知らない人のために色々説明

ヒーロー
・アダム=ユーリエフ
氷雪に閉ざされた王国の近衛騎士団長
女王陛下に拾われた恩を返すため冷徹に魔剣を振るう
ヒーロースキル…アイシクルコフィン
テーマソング…Let Me Take You


カード

シルブレ(連合宇宙軍シールドブレイカー)
……敵チームの防御力を20秒間大ダウン

サテキャ(連合宇宙軍サテライトキャノン)
……全周囲に強力な攻撃(大ダメージ)

テレパス(恒星間転送装置Tele -Pass)
……一番近くの敵の背後に瞬間移動


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3話

………………………て…………………てよ……

 

雪璃(このやり取り、この感覚……またか……)

 

………………きてってば……

 

雪璃「起きましたよ。そして今度は何の用ですか?」

 

神「君を元の世界に飛ばそうと思う。ここに来るのはこれで最後だと思う。」

 

雪璃「これで最後なんですか?」

 

神「どうした?まさか最後と聞いて寂しくなったかい?」

 

雪璃「まぁ……寂しくないと言えば嘘になりますね……。」

 

神「そんなこと思ってくれてくれてたんだ。ありがとう。」

 

雪璃「…………うるさいです/////」

 

神「この話は置いといて、君はこれから住んでもらう駒王町に飛んでもらうよ。」

 

雪璃「駒王町……?聞いたことない町ですね……。」

 

神「そりゃそうだよ。君がいた世界では無かったんだからね。」

 

雪璃「え!?そんなこと…………言われてませんが世界を選べないと言ってましたね思い出しました…………。(ん?また眠くなってきた……もう時間か……)」

 

神「おや?そろそろ時間が来たようだ……少しの間だけど話し相手になってくれてありがとう……おやすみなさい……」

 

ーーーーーー

 

雪璃「…………初めて見る天井だ。って俺小さ!!!」

 

目を開けたら小学生位の大きさになっていて、ベッドの上にマルコスのあの浴衣を着て転がっていた。

 

雪璃「……ん?テーブルの上に手紙があるぞ?」

 

『伝え忘れていたが君の両親、親戚は居ないことになっている。生活費の全てはこちらで負担させてもらう。2度目の人生を楽しんでね。後、神社にいってみて。助けを求めてる人がいるよ。』

 

雪璃「生活費全て負担は嬉しいな……ってか神社行かなきゃ!!!」

 

僕は急いでハイスペックニートになり、神社へ向かった。

 

 

ーーーーーー

 

 

朱乃side

 

朱璃「この子には危害を加えないで、目的は私の命でしょ!?」

 

堕天使「貴様等は堕天使と家庭を築いた!穢れた血など姫島家にあってはならない!だから貴様の一家は皆殺しだ!今すぐ死ねええええ !」

 

朱璃「朱乃!」

 

朱乃「お母様!誰か助けてぇぇええ!!!」

 

もうダメだ!殺される!と思った。しかし……

 

━━━や ら せ な い よ━━━

 

堕天使「誰だ貴様!!!」

 

?「いつもなら名乗る前に名乗れって言いたいけど今回は特別に名乗ってあげる。」

 

マルコス「僕の名前はマルコス'55!!!ハイスペックな普通の人間だよ!!!」

 

ピンクの髪の女の子が書かれた服とオレンジ色のパーカーを着て、枝を持った人が来た。この人が私達を助けてくれる"ヒーロー"に見えた

 

堕天使「人間がここに入れるわけがないが、見られたものはしょうがない……こいつをやってしまえ!」

 

堕天使達は光の槍を投げようとしてる……狙いはマルコスさんだ!ハイスペックと言っても人間だ、マルコスさんが危ない!

 

朱乃「マルコスさん!逃げて!」

 

 

ーーーーーー

 

 

雪璃side

 

雪璃「よっ!ほっ!とりゃ!」

 

僕はひたすら光の槍を枝で弾いてる朱乃?さん親子は驚いた顔をして見てる。堕天使はすごくイライラしているような顔で槍を投げてくる。視界に剣を持って朱乃?さん親子に向かう相手がいた。僕は堕天使に向かって枝を投げた。

 

「ぐっ!」

 

雪璃「言ったよね?『やらせないよ』って……」

秘めたる+マジスク使用

 

「!?体がっ!ぐはっ!まっ!やめっ…死ぬっ……」

 

雪璃「死ぬ?理由がどうあれ人を殺そうとしたんだ。殺される覚悟くらいあったんだろ?待たないしやめないよ。」

 

「…………」

 

雪璃「あーあ、死んじゃった「マルコスさん!後ろ!」ん?」

 

朱璃「そ、そんな……」

 

朱乃「ま、マルコスさん!」

 

堕天使「ここに来たのが運の尽きだったな……「こんなものか…」何ィ!?」

 

雪璃「数が多いな……ちょっとだけ本気、出してみよっかな〜」

 

堕天使「今まで手を抜いていたというのか!怒らせるのもいい加減にしろ!これでも喰らえ!」

※Fateのギルガメッシュのゲートオブバビロンの数を減らし、剣を全部光の槍に置き換えて想像してください

 

………………

 

堕天使「そろそろ死んだだろう……」

 

雪璃「誰が死んだって?」

 

堕天使「!?貴様ッ!なぜ生きている!?」

 

雪璃「なぜって?そりゃ簡単だよ〜本気を出したからに決まってるじゃないか〜。」

 

堕天使「ぜっ、全員退散!」

 

雪璃「ひょいっとほい、させないよ。ぬがあああああぁぁぁぁぁ!」アレクサンドラ+ドラ花+聖戦使用

 

堕天使「!?ひっ、引き寄せられる゛っ!?があああぁぁぁぁ!!」

 

雪璃「よし、効いたね。最後に……どりゃぁぁぁあああああ!」タイオワ+サテキャ使用

 

堕天使「こ、この……人間……風情が…………よ、よくも……やって……くれた……な…………。」

 

雪璃「ん?なんか言ったかな?それより……大丈夫〜?」

 

朱璃「え、えぇ……こちらはなんとも……」

 

バラキエル「朱璃、朱乃!無事か!?」

 

雪璃「ん〜?誰かな〜?」

 

朱乃「あ、マルコスさん!あれはね……」

 

バラキエル「貴様は誰だ!?まさか、朱璃と朱乃の命を狙う者か!!許さん!」

 

雪璃「待って!話を聞いて!」

 

バラキエル「問答無用!」

 

雪璃「(冷静さを失っているな……こうなったら仕方ない……)撤収!」手筒花火使用

 

朱乃+朱璃「きゃぁ!」

 

バラキエル「くっ…目がぁ……目がぁ!」

 

雪璃「朱乃ちゃんだったっけ?ごめんね……」

 

朱乃「!?」

 

 

…………………………

 

雪璃「ここまで来れば大丈夫かな……?あ、枝がない!神社から出る時忘れたかな……自分の枝だとわかりやすいように名前が刻んであるから本当の名前がバレたな……まぁいいか。

 

 

……………………

 

バラキエル「彼には済まないことをしたな……ん?この枝……朱乃!朱璃!」

朱乃「なんですか?」

 

朱乃「どうしました?」

 

バラキエル「この枝に見覚えあるか?名前のようなもの……『セツリ』と刻まれているのだが……」

 

朱璃「もしかして…」

 

朱乃「マルコスさんの本名……/////」

 

バラキエル「朱乃どうした?顔を赤くして。」

 

朱璃「朱乃も女の子です。マルコスさん……いえ、セツリさんを好きになってしまったんですよ。」

 

バラキエル「何!?そうなのか朱乃!」

 

朱乃「……はい/////」

 

バラキエル「うおぉぉぉおおお!まだ娘はやらん!やらんぞぉぉぉおおお!」

 

朱乃「うるさいです、お父様……」




……………………


コンパス知らない人の為に色々説明

ヒーロー
・マルコス(マルコス'55)
「マルコス'55」はハンドルネーム
帰国子女の最強スペックのニート
ヒーロースキル……スーパーニート
テーマソング……ハイスペックニート


カード
・マジスク(ドリーム☆マジカルスクエア)
……前方敵の全行動速度を4秒間大ダウン

・アレクサンドラ(忘愛の長女 アレクサンドラ)
……敵を5秒スタンする罠を設置(20秒)

・ドラ花(祭りの目玉!ドラゴン花火)
……敵に大ダメージを与える罠を設置(20秒)

・聖戦(【聖戦の軌跡】蒼の従者と紅の猟兵)
……超広範囲の敵を容赦なく引き寄せる
※このカードはあるシーズンでしか手に入れることはできない

・手筒花火(祭りの粋!オトコの手筒花火)
……周囲の敵ヒーローの視界を8秒間奪う


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4話

設定

主人公 櫂碩 雪璃(かいせき せつり)
名前の由来
櫂碩雪璃→かいせきせつり→解析 摂理→摂理解析
→戦闘摂理解析システム→#コンパス

ステータス倍率(戦闘時)
攻撃×1,50(双挽乃保から)
防御×1,50(ジャスティス ハンコックから)
体力×1,50(ジャンヌ ダルクから)
※この小説内でステータスは戦闘時では無い時は下げることが出来ます。

カードは全てLv,60(戦闘時)
※この小説内でカードレベルは戦闘時では無い時は下げることが出来ます


・神の部下によって殺された不運な少年

・転生後、特典により見た目はマルコス。

・コンパスのカード(コラボ含む)とコンパスのヒーロー(コラボ含む)の力を使う事ができ、コンパスのヒーロー(これだけコラボ以外)の姿になることが出来る。

・桜華忠臣の妖力などが影響して悪魔と同じくらい長生きできる。

・オカルト研究部の男子は女子になっている
兵藤一誠→兵藤一聖
木場祐斗→木場祐奈
ギャスパー→ギャスパー(変わらないね)

・朱乃、リアス先輩とはあまり関わってなかった

・リアス先輩達が悪魔ということは知らない。

・雪璃がオカ研と関わる前にイッセーはレイナーレに殺されている。

……今のところこれくらいですかね?


神社で親子を助けてから何年もたった。小学生だった僕も今では高校生だ。

 

雪璃「さてと……準備出来たし、学校に行きますか!」

 

……………………

 

木場「雪璃君、おはよう!」

 

雪璃「祐奈ちゃん、おはよう」

 

白音「雪璃先輩、おはようございます……。」

 

黒歌「雪璃、おはよう!」

 

雪璃「白音ちゃん黒歌ちゃんおはよう。後、君達は僕の匂い毎日のように嗅いでいるけどどうしたの?」

 

白音「似てるんです……あの人の匂いと……」

 

黒歌「あの人と同じ名前だし…………モシカシテ……」

 

雪璃(見た目は変えられても匂いは変えられないのか……バレるのも時間の問題かな……ん?)

 

アイツダケモテヤガッテ……ジョシニチヤホヤサレヤガッテ……

 

男子からの視線が痛いな〜

 

…………………………………

 

放課後

 

女子生徒達「「「「「コラ━━ッ!! 待て━━━━━━ッ!!」」」」」

 

松田「ヤベェ!覗きがバレた!」

 

元浜「待てと言われて誰が待つもんか!」

 

はぁ……またアイツらか……何度やられれば懲りるのか……

 

雪璃「ひょいっと…」呪詛包帯使用

 

松田「このまま行けば逃げられ……あれ……?」

 

元松「足が……」

 

雪璃「覗きをする君たちにオシオキだよ?ペルセウス流星群!」ケルパーズ使用

 

松田「イダダダダダダダ!!!」

 

元松「痛い痛い痛い痛い痛い!!!」

 

雪璃「全く……覗きをするからこうなるんだぞ?あと……コイツらを気の済むまでやっていいぞ!」

 

女子生徒「雪璃くんいつもいつもありがとう!そしてあんた達!!」

 

女子生徒達「「「「「覚悟ーッ!」」」」」

 

松田・元松「「ギャ━━━━━━!!!」」

 

…………………………

 

雪璃「アイツら、覗きさえしなければ恋人の1人や2人……2人以上は不味いな……恋人が出来そうなんだけどねぇ〜………。」

 

兵藤「雪璃君、今日もあの二人を退治してたの?ありがとね!」

 

雪璃「まあねぇ〜……あれで懲りてくれればいいんだけど……」

 

兵藤「ハハハ……あ、そろそろ部活だ!じゃあね雪璃君!また明日!」

 

雪璃「イッセーさんじゃあね〜。さて、帰りますか……」

 

…………………………

 

『神「やぁ、雪璃くん。覚えているかい?僕のこと」』

 

雪璃(忘れるわけがないでしょう。)

 

『神「君に頼みがある。この街の外れにある廃工場に向かって欲しい」』

 

雪璃(なぜですか?)

 

『神「実は自分の欲の為に人を殺す悪魔がそこにいるんだ。それを退治して欲しい」』

 

雪璃(了解です!)

ハイスペックニートがいつも着てるオレンジパーカーと姿になりながら急いで廃工場に向かった

…………………………

 

雪璃「廃工場……ここかな?」

 

「不味そうな……いや美味そうな臭いがするぞ? 甘いか不味いか……食べて確認してみようかな?」

 

なるほど……これが自分の欲のために人を殺した悪魔か……

 

雪璃「…………君の名前は何かな?まぁなんだっていいや、どうせ倒すしね。」

 

「ほざくな!すぐに食い殺してやる!」

悪魔は襲いかかってきた。僕は手を合わせている。

 

「命乞いか?もう遅い!」

僕は手を地面に勢いよく付ける

 

雪璃「等価交換!」秘めたる+フルーク使用

 

「ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 

僕はそこら辺に落ちてる枝を拾う

 

雪璃「攻撃は辞めないよ!どりゃぁぁぁあああああ!」サテキャ使用

 

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

拾った枝が折れた

 

雪璃「拾ったヤツじゃダメだったか……アダムくんの武器を使うか……これで最後だ!僕に距離は関係ない!」

イナシュー使用

 

「ギャァァァァアアアアア!」

 

雪璃「こんなものか…「初めまして、はぐれ悪魔バイザー。大公の命により、貴方を討伐しにきたわ……ってあら?」………ん?」

 

リアス「ここにはぐれ悪魔のバイザーがいると報告を受けたんだけど……それよりあなたは誰かしら?」

 

朱乃「あ、あなたは……マルコスさん?」

 

リアス「マルコスさんってあなたを助けた…………?」

 

黒歌「あの武器……アダムさん、いや……」

 

白音「雪璃さんの……?」

 

リアス「雪璃さん?雪璃って貴方達の事を助けた人って言ってたわよね……?とりあえずあなた何者?」

 

雪璃「とりあえず自己紹介するね。僕は雪璃。櫂碩雪璃。高校2年生でイッセーさんと同じクラス……ってこれどこまで言えばいいの?」

 

兵藤「せ、雪璃くん!?」

 

小猫「雪璃先輩……まさかあなたが……」

 

リアス「あなたは人間のようね……人間がどうしてここにいるの?」

 

どうしよう……なんて説明するか……

 

雪璃「ん〜……ここに人を殺す奴がいるって案内された気がするから?」

 

これでごまかせるか……?

 

リアス「…………明日放課後残るように」

 

雪璃「は〜い……。」

 

無理でした。

 

朱乃「雪璃くん……」

 

雪璃「ん?どうしました〜?」

 

朱乃「これ、落し物ですわ。」

 

雪璃「あ!これ僕の枝!ありがとう!これじゃないとダメなんですよ〜……ってあれ?なぜ僕のだと……あ!」

 

朱乃「思い出しましたか?」

 

雪璃「思い出したけどね……ゴメンね!名前がわからないんだ!」

 

朱乃「私は朱乃、姫島朱乃です。覚えてくださいね、マルコス……いや、雪璃さん」

 

雪璃「よろしくね、朱乃さ……ん?」

 

誰かがじっと見てるような気がした

 

雪璃(気のせいか……?)

 

………………………………

 

朱乃(やっと見つけましたわ……私のヒーローで……初恋の相手を………/////)

 

白音(確信した……。先輩が、彼が私の……いや、私と黒歌姉様が恋をした黒い騎士だって……/////)

 

黒歌(やっと見つけたにゃん……。私と白音が恋をしたヒーローだって……/////朱乃を見てみると顔が赤い、朱乃も彼のことが好きなのかにゃん?白音に前にした話を朱乃にもしてみた方がいいかにゃん……?)

 

……………………




コンパス知らない人の為に色々説明

・ケルパーズ(無限軍旅ケルパーズ)
……前方に連続攻撃(小ダメージ)

・イナシュー(名門サッカー部 イナズマシュート)
長射程の強力な攻撃(中ダメージ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

5話

翌日の放課後、イッセーにオカルト研究部連れられて行った。

リアス「さて、いくつか聞きたいことがあるけど、まず最初に貴方は何者?」

 

雪璃「ん〜……僕は変身が出来るだのハイスペックな人間だよ?あ!変身と言っても変わったバイクに乗ったり、全身黒タイツみたいなやつを倒してるような人にはなれなれからね?」

 

リアス「変わったバイクとか全身黒タイツはわからないけどそれは別にいいわ。あなたは何人に変身できるのかしら?」

 

雪璃「仮●ラ○ダー知らないか……あと変身できるのは22人かな……?男性だけじゃなく女性も合わせて……」

 

白音「ちょっと質問していいですか?」

 

雪璃「…………何が聞きたいのかは少しは予想できてる。もしかして黒歌ちゃんも?」

 

黒歌「私も白音と同じ質問にゃ!」

 

雪璃「予想はできてるけど聞くよ?何が聞きたいの?」

 

白音「雪璃先輩、あなたは私たちを助けてくれた黒い騎士……アダムさんですか?」

 

雪璃「…………あーあ、バレちゃったか。」

 

床からつららが出てる様に僕が氷漬けになる。

それを見て驚くオカルト研究部の皆。

数秒後、発行しながら氷は砕け、アダムの姿で出る。

 

雪璃「……ふぅ、この姿は久しぶりですね。黒歌様と白音様以外この姿では初めましてですね。この姿ではアダム、アダム=ユーリエフと名乗っております、以後お見知りおきを。」

 

兵藤「せ……雪璃くん……/////」

 

朱乃「この雪璃君もいいですわね……/////」

 

木場「後で手合わせ願おうかな……?セツリクンニナラキズヲツケラレテモ……/////」

 

白音「雪璃先輩……やはりあなたでしたか……/////」

 

黒歌「私達の、私と白音のヒーロー……/////」

 

みんな顔が赤くなってる……アダムくんはかっこいいもんね!あと、木場ちゃん!勘違いしちゃうから変なこと言わないで!聞こえてるからね!

 

リアス「ほ、ほかにどんな姿になれるのかしら?/////」

 

雪璃「こんな姿もありますよ?」

 

黒く発光し、烏の羽が舞う。

数秒後、赤い鎌が黒い光と烏の羽を薙ぎ払う。

 

雪璃「ご指名ありがとよ。いっちょ暴れるかぁ「指名はしてないわ」え、何?呼んでないだと?後、この姿では『13†サーティーン†』と名乗ってるぜ。」

 

兵藤「これは……なんか……うん、ちょっと……ね。」

 

白音「かなりのお調子者ですね」

 

朱乃「私はこの方がいいですわ。」

 

黒歌「私もこの方がいいニャン」

 

雪璃「お?俺の良さが『お調子者だから照れずに話しやすくていいからですわ(ニャン)』…………そうですか。」

 

木場「たしかに照れずに話せますね……。」

 

兵藤「そう言われれば確かに……」

 

白音「照れずに話せてる……」

 

雪璃「おいおい……そんな理由かよ……。」

 

リアス「今度は女性の姿になってもらってもいいかしら?」

 

雪璃「いいぜ、ちょっと待ちな。」

 

変身が始まると雪璃の身を隠す様に小さい花火が何十個、何百個も打ち上げられる。

オカ研のみんなは花火に夢中だ。

変身が終わると同時に花火がやんだ。

 

雪璃「どんどんどどーんと、打ち上げ花火!ってね。この姿では『深川まとい』と名乗ってるよ、よろしくね。」

 

リアス「ホントに女性になったわね……。」

 

朱乃「あら、ずいぶん可愛くなりましたね……。」

 

黒歌「可愛い雪璃も好きニャン♪」ナデナデ

 

雪璃「や、やめとくれよ/////」

 

白音「可愛いですけど……それより……」

 

兵藤「その手に持ってるでかい筒……何?」

 

雪璃「ああ、これかい?これは武器にしている火筒だよ。火筒は危ないから気をつけな!」

 

兵藤「は、はい!」

 

雪璃「ま、こんなもんだねぇ。元に戻るよ!」

 

そう言うと発光して元に戻った。

 

雪璃「僕のことは教えたよ?君たちの事も教えてくれない?」

 

リアス「えぇ。そのかわり、一つお願いがあるの」

 

雪璃「何ですか〜?」

 

リアス「オカルト研究部に入ってくれないかしら?」

 

雪璃「……それだけ?それだけだったらいいよ〜。やること無くて暇だし〜?」

 

リアス「ようこそ櫂碩雪璃君、オカルト研究部は貴方を歓迎します」

━━━━━━悪魔としてね。

 

 

 

………………はい?悪魔?リアス先輩達が?

 

雪璃「…………悪魔って仏教では仏道を邪魔する悪神を意味し、煩悩のことであるとも捉えられる。キリスト教ではサタンを指し、神を誹謗中傷し、人間を誘惑する存在とされる。サタン以外の西洋文化の悪霊(デーモン)も現代日本語では一般に悪魔と呼ばれたりする。イスラム教においては悪魔はシャイターン、イブリースと呼ばれるあれですか?。(※wikiより)」

 

リアス「…………あなたの想像する悪魔とは違うかもしれないけど。」

 

オカルト研究部全員が黒い羽根を生やした

 

リアス「私達は悪魔よ。」

 

この先、とんでもない事件が起こりそうだなぁ……

 

リアス「……ところで、貴方。私の眷属にならない?」

 

雪璃「お断りさせていただきま〜す……」

 

眷属にはならなかったがオカ研に入ることにはなった

 

…………………………

 

 

帰り道

 

 

?「はわぅ!!」

 

雪璃「……大丈夫?」

 

?「あうぅ……なんで転んでしまうんでしょう……ああ、すみません。ありがとうございますぅ」(※日本語ではないですがマルコス君のスペックはIQ340で帰国子女、12ヶ国語話せるので英語も簡単にわかります)

 

雪璃「ところで……こんな所に来てどうしたの?旅行とかじゃなさそうだけど……。」

 

?「実はこの町の教会に赴任することになりまして……あなたもこの町の方なのですね、これからよろしくお願いします。」

 

雪璃「僕の名前は櫂碩雪璃だよ。よろしくね〜。」

 

アーシア「私はアーシア・アルジェントと申します! アーシアと呼んでください!」

 

雪璃「……ところで、教会に行こうとして迷った?」

 

アーシア「はい……この街に来てから困っていたんです。人に聞こうとしても私、うまくしゃべれなくて……」

 

雪璃「それは不運だったね……でももう大丈夫!僕が案内するよ〜!」

 

アーシア「ほ、本当ですか! あ、ありがとうございますぅぅ!」

 

 

…………………………

 

 

雪璃「そういえば聞き忘れてたんだけど、教会ってこれ?」

 

これ……どう見ても廃墟じゃん……

 

アーシア「ここです!ありがとうございます!! 良かったぁ……」

 

あってんの!?

 

雪璃「それじゃ、僕はこれで……」

 

アーシア「待ってください! 私をここまで連れてきてもらったお礼を教会でさせてください!」

 

雪璃「気にしないで、僕はお礼のためにやったわけじゃないから……おっと!帰ってご飯の支度しなきゃ……ごめんね!」

 

アーシア「そ、そうですか……それでは雪璃さん、必ずお会い致しましょう!」

 

雪璃「うん、また会おうね。後、君に会ったのも何かの縁だと思うからこれあげる!」(この子……なんか事件に巻き込まれそうだからね……)

 

アーシア「この箱は何ですか?」

 

雪璃「開けてみなよ、ネックレスだよ。ちょっとデザインが気に入らないかもしれないけど。」ポータルキー(シルバー)を渡す

 

アーシア「あ、ありがとうございます!!あ、あと……」

 

雪璃「ん?どうしたの〜?」

 

アーシア「友達になってください!!」

 

雪璃「……いいけど、一つお願いがあるんだけどねぇ?」

 

アーシア「はい、何でしょうか?」

 

━━━そのネックレス、ずっと身につけてくれないかな?━━━

 

 

……………………

 

 

リアス「今回は人間だから良かったけど私達と関わってることがバレたら大変なことになるから教会に行くことはやめなさい」

 

雪璃「は〜い……」

 

 

……………………





コンパス知らない人のために色々説明

キャラ
・13†サーティーン†
“元”天使 今はワケあって死神
『#コンパス』の世界に潜り込む
ヒーロースキル……堕天変貌
テーマソング……天使だと思っていたのに

・深川まとい
大筒を抱えた 見習い花火職人
亡き師匠を超えるべく 日々修行中
ヒーロースキル……からくりタレット
テーマソング……アヤカシ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

6話

前書きは読まなくても結構です。

雪璃君、よく考えたらチートすぎます……まずコンパスにはコラボ含めると243+‪α枚(これからまだ増える為+‪α)のカードがあります。そして、ゲームでは4枚人デッキですが、雪璃君の装備はデッキという概念がないので243+‪α枚。全てのカードのレベルが60なので雪璃君の戦闘時のレベルは今のところ14,580になります。全てのカードのステータスが20だと考えたら20×14580×1,5=437,400(戦闘時)。……あれ?オーバーキルしてる?……まぁいいか。


オカ研 部室内

 

 

雪璃「アーシアちゃんが連れ去られた?」

 

兵藤「うん、ごめん……私の不注意で……」

 

リアス「連れ去った者は何か言ってたかしら?」

 

兵藤「うん……『神器』とか『儀式』とか……」

 

木場「まさか神器を抜きとるつもりじゃ!?」

 

雪璃「神器を抜き取られるとどうなるの?」

 

白音「神器を抜き取られると……」

 

黒歌「神器を持っていた人間は死んでしまうにゃ……」

 

雪璃「へぇ……部長、これから僕がやることを止めないでよ?」

 

リアス「雪璃?何するつもりなの!?」

 

雪璃「いや、ちょっとだけ」

━━━オシオキしちゃおうかな?って━━━

 

そう言って僕は『ドア』を使い、アーシアの所へ飛んだ……

 

 

…………………………

 

 

アーシア「レイナーレ様!やめてください!」

 

レイナーレ「あと少し……あと少しで儀式が終わるわ……」

 

アーシア「雪璃さん……助けて……助けてぇぇええええ!」

 

レイナーレ「これで私は……至高の「ささっといこっか」……何者!?」

 

アーシア「せ……雪璃さん……?」

 

雪璃「何者かって?僕は櫂碩雪璃。ただアーシアちゃんを助けに来た人だよ〜。ところでなにこの魔方陣……?」

 

レイナーレ「貴方1人で何ができるのかしら?その魔法陣は人間風情が破壊できるようなものではないわ!」

 

雪璃「壊せないと言われると……壊してみたくくなっちゃうな!燃えろ!僕の小宇宙!」生徒会使用

※小宇宙は「コスモ」ではなくそのまま「しょううちゅう」と読んでください

 

レイナーレ「な!?人間風情が魔法陣を壊せた!?」

 

雪璃「アーシアちゃん、怖かったよね。でももう大丈夫、僕に任せてアーシアちゃんは隠れてて。」

 

アーシア「雪璃さん……ありがとうございます……」

 

レイナーレ「人間風情で邪魔するな!お前達!アーシアを取り返しなさい!」

 

雪璃「ひょいっとほい、アーシアちゃんはわたさないよ?」呪詛包帯+アレクサンドラ+おかあさん+タイオワ使用

 

神父1「なっなんだ!?」

 

神父2「体が……重い……」

 

神父3「し、痺れる……」

 

雪璃「攻撃は止めないよ!ぬがぁぁああああ!!!」サテキャ使用

 

神父達『ぐぉぉおおおお!!!』

 

レイナーレ「そ、そんな……たった一人にやられるなんて……」

 

雪璃「レイナーレって言ったっけ?降参してくれないかな?僕はアーシアちゃんを助けに来ただけで人殺しをしに来たわけじゃないんだ……神器はもう諦めてくれないか?」

 

レイナーレ「それは無理な相談ね。どんな手を使っても私のものにするわ!」

 

雪璃「はぁ……ここで降参してくれれば怪我をしないで済んだのに……びっくり攻撃!」テレパス使用

 

レイナーレ「っ!?消え……グッ!後ろからだと!?」

 

雪璃「休ませないよ?友情は、時を超える!」

アバカン使用

 

レイナーレ「な、何故だ……か、体が……痺れて……動かない……?」

 

雪璃「これで最後だ、等価交換!」ブラストアッパー使用

 

レイナーレ「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!!!」

 

雪璃「手加減してこれなんだ……これで諦めてくれると嬉しいんだけどな……」

 

……………………

 

 

木場「助けに来たけど……一人で堕天使や神父を倒しちゃうなんてね……」

 

朱乃「あらあら……助けは不要だったようですね……」

 

白音「やっぱり雪璃先輩は規格外……」

 

兵藤「雪璃くん……こんなに強かったんだ……」

 

黒歌「やっぱり雪璃はカッコイイにゃ……」

 

リアス「眷属にできない気がするわ……」

 

雪璃(え!?いつから居たの!?)




……………………


コンパス知らない人のために色々説明
・ドア(どこにでもいけるドア)
……前方にある任意のポータルキーに瞬間移動

・ブラストアッパー(一撃必殺 ブラストアッパー)
……前方に強力な攻撃(中ダメージ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

7話

お待たせしました!(待ってませんよね……)


リアス「初めまして堕天使レイナーレ。私はリアス.グレモリー、グレモリー家の次期当主よ」

 

レイナーレ「グレモリー一族の娘か…!!」

 

リアス「どうぞお見知り置きを。短い間でしょうけど。それから、訪ねて来てくれた貴方のお友達は私が消しとばしてあげたわ」

レイナーレの前に3枚の黒い羽根を落とし言った。

 

レイナーレ「け……消しとばしたって……」

 

リアス「以前ドーナシークにイッセーが襲われた時、この町で複数の堕天使が何かを企んでいた事は察してたわ。私達に害を及ばせなければ無視してたんだけど「ちょっと待って」……何かしら?雪璃。」

 

雪璃「確かに彼女、レイナーレは悪い事をした。したけど、消し飛ばさなくて大丈夫じゃないかな?」

 

リアス「何故そう思うのかしら?」

 

雪璃「もう彼女に戦意はないですよ……。僕と戦って傷一つ負わせることが出来ずに負けたんですから……。後、消し飛ばしてから1時間経ちます?」

 

リアス「いいえ、経ってないわ。」

 

雪璃「なら良かった……僕の力の1部を見せてあげます……死を退けます!」復活の福音発動

 

僕はジャンヌ ダルクの御旗を出して言った

 

レイナーレ「何してるの?死んだ者は蘇るわけないのに……!?」

3枚の黒い羽根が光り始めた。

 

カラワーナ「んん……ここは……」

 

ミッテルト「……あれ?ウチら」

 

ドーナシーク「……消されたはずでは?」

 

レイナーレ「嘘……カラワーナ……ミッテルト……ドーナシーク…………ごめんなさい……そして雪璃くん……ありがとう…… 」

 

雪璃「こっちは誰一人欠けてないのに君たちの部下を消して終わりってのもちょっと嫌だったからね……君の為にやった訳じゃないよ……」

 

レイナーレ「だとしても礼は言うべきだと思ったわ……ありがとう……」

 

雪璃「ま、気にしないで……」

 

 

……………………

 

 

リアス「そういえばイッセーは神器持ちなのよ?」

 

イッセー「(やっとセリフが貰えた!)どんな神器ですか!?」

 

リアス「持ち主の力を10秒ごとに倍加させ魔王や神すらも一時的に超えることができるという13種の神滅具(ロンギヌス)の一つの『赤龍帝の篭手』よ!……ってあら?雪璃、どうしたのかしら?」

 

雪璃「い、いや……なんでもない……。(あれだよな……篭手の見た目だけで判断するとあれだよな……二天龍の赤い方……ドライグだったっけ?あれだよな……?その篭手に宿ってますってことはないよね?)」

 

……………………

 

 

黒歌「アーシア、もしかして雪璃の事好きになったにゃ?」

アーシア「ふぇ!?な、何をおっしゃってるんですか!?」

 

黒歌「隠してもバレバレにゃ。雪璃はカッコいいし優しいから好きになるのは当然にゃ」

 

アーシア「うぅ……/////」

 

黒歌「雪璃が好きなアーシアにいい案があるにゃ……」ゴニョゴニョ

 

アーシア「……私も、愛して貰えますか?」

 

黒歌「きっと愛してもらえるにゃ」

 

アーシア「なら私も行きます……/////」

 

 

 




……………………


コンパス知らない人のために色々説明
キャラ
・ジャンヌ ダルク
青碧の軍旗は傷ついた仲間に癒しを
立ちはだかる敵に恐怖を植えつける
ヒーロースキル……復活の福音
テーマソング……マチガイサガシ

※コンパスの復活の福音とこの小説の復活の福音の効果が少々変わっております。
コンパス……使用してから1回だけ倒されてもその場で復活することが出来る
この小説……1回だけ倒されてもその場で復活+死後1時間以内なら生き返らせることが出来る


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

8話

リアス「今日から新しくアーシアが眷属として増えたわ!」

 

アーシア「よ、よろしくお願いします」

 

兵藤「よろしく!」

 

木場「よろしくね!」

 

雪璃「シスターなのに悪魔って……大丈夫何ですか?」

 

リアス「そういう所気にしたら負けよ。」

 

雪璃「ア、ハイ。……ところで、アーシアちゃんはどこに住むの?」

 

アーシア「あれ?聞いてませんでしたか?」

 

リアス「雪璃の家よ。荷物も運んであるわ。」

雪璃「ちょっと……住むのは構わないんだけどさぁ……ちゃんと先に言ってくれない……?」

 

リアス「次から気をつけるわ……」

 

朱乃「リアス、そろそろあの話をしても……」

 

リアス「そうね。」

 

雪璃「あの話?」

 

リアス「雪璃とアーシアが新しく入ったから使い魔を与えようと思うの。」

 

兵藤「使い魔?」

 

雪璃「使い魔……術者の近くにいる小動物を催眠状態にして使う事が多いが、目的によっては一時的に術者の能力の一部を与える場合もある。強力な術者の場合は使い魔を異世界から召喚したり、竜の牙など触媒から産み出す、護符や宝石に封じておいた魔物を解放するなどの手段を取る場合もある。いずれの場合も使い魔が術者以上の力を発揮する描写はあまり見られないものですか?」(※wikiから)

 

リアス「……貴方の思っている使い魔とは多分違うわ。因みに私達は使い魔を使役する権利が与えられているわ。主に連絡用だったり、レーティングゲームで罠を仕掛けるために使うの」

 

雪璃「違ったか……」

 

アーシア「それで、皆さんはどのような使い魔をお持ちなのですか?」

 

リアス「ついでに紹介しておこうかしら、これが私の使い魔。普段は契約者を集めるためのビラ配りや連絡用として働いているわ」

リアスさんは掌に紅いコウモリを呼び出した。

 

朱乃「それでは私の使い魔も紹介しましょう。」

朱乃さんは1つ目の小鬼のような使い魔を呼び出した。

 

雪璃「使い魔って色々あるんだね……。身近に居る小動物だけかと思ってた……。」

 

ニャー

 

雪璃「ん?」

 

アーシア「何か鳴きました?」

 

白音「……シロです」

 

黒歌「クロにゃん!」

白音ちゃんが白猫の、黒歌ちゃんが黒猫の使い魔を僕の後ろで抱えていた。

 

アーシア「はぁぁ…可愛いです!」

 

木場「因みに私の使い魔はこの子だよ。」

木場ちゃんは小鳥を呼びだした。

 

雪璃「……あれ?イッセーちゃんは?」

 

兵藤「私は悪魔になりたてだからまだなんだ……」

 

雪璃「あ……なんかゴメン……」

 

アーシア「皆さん素敵な使い魔ばかりですね!」

 

リアス「まぁ殆ど好みで選ぶ事が出来るし、私達みたいに小柄なものもあればゴツかったり気色の悪いものまであるわ」

 

雪璃「使い魔には色々あることはわかりました。でも、使い魔って勝手に捕まえられるんですか〜?」

 

リアス「使い魔は使い魔マスターと言って使い魔専門付きでなければいけないのよ。それじゃあ明日、使い魔を捕まえに行くわよ!」

 

 

……………………

 

 

?「ゲットだぜ!」

 

アーシア「キャッ!」

 

雪璃「殴るっ!」ブラストアッパー使用

 

?「ぐぉぉおおおお!!!」

 

誰かが急に現れたからビックリしてつい殴っちゃった☆

 

?「いちち、いきなり危ねぇな……」

 

雪璃「いきなり現れた人が悪いと思いま〜す!」

 

リアス「コラッ!雪璃やめなさい!彼の名前はザトゥージさん。使い魔専門マスターよ」

 

ザトゥージ「俺の名前はザトゥージ!使い魔マスターに俺はなる!」

 

リアス「今日は宜しくお願いします。ザトゥージさん。」

 

ザトゥージ「おう!グレモリーさんはお得意さんだから今回もやるぜ!」

 

……………………

 

 

目的は『蒼雷龍』というドラゴンの捕獲だ。まだ幼いためアーシアでも使い魔にできるのでは?という事で探している。

 

ザトゥージ「おい、静かにしろ!! いたぞ!あそこの巨木の枝で休んでいるあのドラゴンだ…! 間違いねぇ!」

 

リアス「蒼雷龍…生で見るのは私も初めてだわ。キレイな鱗ね。ブルーダイヤモンドのように蒼く輝いているわ」

 

雪璃「あのドラゴン?ま、確かにカッコいいより可愛いかな?アーシア、どうしたい?」

 

アーシア「私…あのドラゴンさんと仲良くなりたいです!」

 

 

……………………

 

 

アーシア「……ア、アーシア・アルジェントの名において命ず! な、汝、我が使い魔として、契約に応じよ!」

アーシアと蒼雷龍の契約の儀式が無事終わった。スプライトの「ライ」と僕の名前を合わせてドラゴンの名前は「ライリ」にしたようだ。

 

兵藤「結局使い魔見つからなかったな……」

 

雪璃「僕も見つからなかったなぁ……」

 

リアス「雪璃、何言ってるのかしら?」

 

雪璃「?」

 

朱乃「ほら、雪璃君の後ろにいる……」

 

白音「青いマントみたいなものをつけてる猫と軍服を着た目玉……」

 

黒歌「使い魔じゃないならなんにゃ?」

 

雪璃「!?(り……リリィとケルパーズ!?何故ここに居るんだ!?)」

 

木場「どうやら勝手についてきたようだね……」

 

兵藤「いいなぁ……」

 

ピュイイイイイィィィィィ

 

兵藤「ん?なにか聞こえたような……って鷲だ!」

 

雪璃「鷲!?」

 

兵藤「あれ?あの鷲、片方の目の周りになにかつけてない?」

 

雪璃(片目……周り……鷲……まさか!?)

 

兵藤「あれ?雪璃君の方に突っ込んできてない?」

 

雪璃(マピヤ!?お前もか!)

 

木場「ッ!?雪璃君!背中から黒いモヤ出てるけど大丈夫!?」

 

雪璃「(今度は悪魔かよ!!)だ、大丈夫だよ〜!」アセダラダラ

 

木場「ほ、ほんとに大丈夫……?」

 

ズシン!ズシン!ズシン!……

 

雪璃「(……振り向きたくないなぁ)……ねえ、僕の後ろに何がいる?」

 

白音「け、ケルベロス……」

 

黒歌「ケルベロスがいるにゃ……」

 

雪璃「マジかぁ…………ん?」

ギャオオオオオオオオオ!!!

 

雪璃「……なにか聞こえない?」

 

朱乃「恐らくあのドラゴンですわ……」

 

雪璃(ドラゴン?……ッ!?あ、あれはブレイズドラゴンじゃないか!?)

 

ケルパーズ、リリィ、マピヤ、悪魔、ケルベロス、ブレイズドラゴンの6体全てと契約しました。

 

 

……………………

 

 

ザトゥージ「使い魔6体と契約……しかも6体とも自ら使い魔になりにきたとは……

 

リアス「初めて見たわ……」

 

 




……………………


コンパス知らない人のために色々と簡単に説明

・リリィ(聖女の守り手黒猫リリィ)※カード
……ライフを60%回復

・マピヤ……イスタカの相棒で共に狩りをしている鷲※カードではない

・悪魔……コクリコという少女に片思いで取り憑いている※カードではない

・ケルベロス(地獄の番犬ケルベロス)※カード
……敵に中ダメージを与える罠を設置

ブレイズドラゴン(荒れ狂う天空王 ぶれいずどらごん)※カード……前方の敵に防御力無視の攻撃


キャラ
・イスタカ
イーグルを神鳥と崇めるティワロロ族の戦士
相棒のマピヤと共に獲物を確実に射止める
ヒーロースキル……塵滅の天撃
テーマソング……キミノカゼニナル

・コクリコ(コクリコット ブランシュ)
変な悪魔に 片思いで取り憑かれた少女
今は亡き家族を探し 異世界をさ迷い歩く
ヒーロースキル……インフェルノ シュリーカー
テーマソング……撥条少女時計


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

9話

13シーズン終わりましたね……除外されなければシーズンチップ1枚確定です……


数日後の夜

 

アーシア「おやすみなさい……」

 

雪璃「アーシアちゃんおやすみ〜…… さて、僕も寝ようかな……ん?」

部屋に入ってベッドに転がると床に魔方陣が浮かび上がり光り始めた。

 

雪璃(待て待て!?何事!?)

現れたのはネグリジェ姿のリアスだった。

 

雪璃「(だから何事!?)ぶ、部長。よ、夜にそんな格好で来るっていきなりどうしたの〜?」

 

リアス「私を抱いて、雪璃。貴方しかいないの。」

 

雪璃「……はい?」

 

リアス「聞こえなかった?私を「聞こえていましたよ!いきなりすぎてビックリしただけです。」……そう。」

 

雪璃「それにしてもいきなり何故そんなことを……?」

 

リアス「私じゃ、いやなの?」

 

雪璃「い、嫌ってわけじゃないけどね……。でも……。」

 

リアス「ぐずぐずしていられないの……もうすぐここに来るの……」

 

雪璃「だ、誰が?」

 

リアス「それは…」

 

また床に魔法陣が浮かび上がり光り始めた。

 

雪璃(また!?)

 

?「こんなことをして破談へ持ち込もうというわけですか?」

 

雪璃(だれ!?)

 

リアス「こんなことでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてはくれないでしょう?」

 

?「このような『下賤な輩』に操を捧げると知れば旦那様とサーゼクス様が悲しまれますよ」

初対面の人に下賎な輩か……

 

雪璃「頭が高い!」タイオワ+サテキャ

 

?「ッ!?(危ないと感じ咄嗟に交わしたからよかったけどあれは防御しても当たったら大怪我では済まないくらいの威力……)貴方、何者?」

 

雪璃「名前は自分から名乗るものだと習わなかったか?」

 

グレイフィア「……そうね、私から名乗りましょう。初めまして、私はグレモリー家に仕える者です。グレイフィアと申します。以後、お見知り置きを」

 

雪璃「雪璃、櫂碩雪璃だ。」

 

リアス「雪璃!やめなさい!」

 

雪璃「今のは奴が悪い。これは下賎な輩といった奴への不敬罪だ。」

 

リアス「だとしてもやめなさい!グレイフィア、私の根城へ行きましょう。話はそこで聞くわ。朱乃も同伴でいいわよね?」

 

グレイフィア「『雷の巫女』ですか? 私は構いません。上級悪魔たる者、『女王』を傍らに置くのは常ですので」

 

リアス「後、雪璃。」

雪璃「……なんだ?」

リアスはツカツカと僕に歩み寄り、頬へキスをした。

 

リアス「今夜はこれで許して頂戴。迷惑をかけたわね。明日、また部室で会いましょう。」

 

雪璃「……グレイフィアと言ったな?下賎な輩言ったことに関してだが、普段なら消し炭にしてやるところだが……よかろう。しかし、次は無い。」

 

 

……………………

 

 

グレイフィア(彼、何者かしら……恐らく魔王様が束になっても勝てない。それにしても『せつり』という名前……昔どこかで聞いた事のある名前でしたね……。)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

10話

何話か忘れましたが「グリード拘束呪式解放」を「グリード式呪縛解放」と間違えて覚えて書いてしまいました。申し訳ございませんでした。

………………


部室内

 

 

グレイフィア「始めまして。私はグレモリー家に仕えています、グレイフィアと申します。以後、お見知りおきを」

 

兵藤「あっ・・・これはご丁寧にどうも・・・」

 

雪璃「僕ははじめましてじゃないけどね〜……」

 

リアス「皆、揃ったようね?実は・・・ッ!?」

 

いきなりでかい魔方陣が現れ、赤い炎が広がっていく。

 

雪璃「!?(アダムの武器を出して……手を抜いて……と)アルマ一刀流秘奥義……」

 

木場「アルマ一刀流秘奥義……?」

 

白音「……雪璃先輩?」

 

黒歌「何をするつもりにゃん? 」

 

雪璃「アイシクルコフィン!」

 

僕がアイシクルコフィンを放った瞬間、炎が消え1人の金髪のホスト風な男が立っていた。

 

雪璃「あ、やべ」

 

?「ふぅ~・・・人間界はh……」

 

雪璃「ごめん……炎を消そうと思ったら知らない人を氷漬けにしちゃった……」

 

朱乃「あらあら……雪璃君もやらかしてしまう事ってあるのですね……」

 

雪璃「あ!言い忘れた。その氷に触れないでよ?中にいる人?ごと砕けるから……」

 

兵藤「中にいる人大丈夫なの!?」

 

雪璃「大丈夫大丈夫〜凍っている間意識はあるから〜後、10分位経てば氷は壊れるから安心して〜。」※本来は数秒で壊れます

 

 

……………………

 

 

10分後、氷が砕けてから……

 

グレイフィア「改めてご紹介させていただきます。このお方はライザー・フェニックス様・・・純血の上級悪魔であり、フェニックス家のご子息様で、グレモリー家時期当主の婿殿です」

 

兵藤「グレモリー家時期当主って・・・まさか!?」

 

グレイフィア「即ち、リアスお嬢様のご婚約者であらせられます」

 

兵藤「部長の・・・婚約者ぁぁああ!?」

ライザー「おい、リアス……お前の眷属管理はどうなっている……」

 

リアス「彼は私の眷属じゃないわ。お互いの秘密を知っている部活仲間であり友人よ。」

 

ライザー「お前の眷属じゃない!?じゃあ誰の眷属だ!」

 

雪璃「僕は人間だよ。悪魔でも堕天使でも天使でもないただの人間だよ。」

 

ライザー「人間……だと?人間風情が何故ここにいる!!!」

 

雪璃「いや、人の話聞いてた?僕は部活仲間で友人だからここにいるんだよ?君、鳥頭?不死鳥だけにってお?何マジな顔しちゃってんだよ……もしかして怒ってるぅ?」

 

ライザー「貴様ッ!!!ブッ殺す!!!」

 

グレイフィア「お止めください。お2人様……」

 

ライザー「クイーン最強の貴方に言われたら、従うしかありませんね?」

 

雪璃(え?クイーン最強だったの?昨日戦ってみたけどそんな強くなかったな……本気出してなかったのか?)

 

リアス「ライザー・・・以前にも言った様に私は貴方と結婚する気はないわ!」

 

ライザー「おいおいリアス~・・・君のお家事情はそんな我が儘が通用しない程、切羽詰まっているんだと思うんだが?」

 

リアス「家を潰すつもりはないわ‼婿養子も迎え入れるつもりよ?でも、私は私がいいと思った人と結婚する!」

 

ライザー「先の戦争で激減した純血悪魔の血を絶やさないと言うのは、悪魔全体の問題である。君のお父様もサーゼクス様も未来のある縁談として決めたんだろう?」

 

グレイフィア「これじゃあ、埒があきませんね・・・レーティングゲームで決めるのはどうでしょうか?」

 

ライザー・リアス「それでいい(それでいいわ!)」

 

 

……………………

 

 

リアス「ということで明日から修行しに行くわよ!」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

11話

……あれ?いつの間にか修行が終わってる?……まぁいいか。

 

グレイフィア「皆さん、準備はお済みになられましたか?開始十分前です」

 

レーティングゲームの説明を受けた。僕は人間だから出られないらしい。

 

グレイフィア「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんなに派手なことをしても構いません。使い捨ての空間なので思う存分にどうぞ。今回の『レーティングゲーム』は両家の皆さまも他の場所から中継でフィールドの戦闘をご覧になります。さらに魔王ルシファー様も今回の一戦を拝見されております。それをお忘れなきように……」

 

リアス「お兄様が?・・・・・・そう、直接見られるのね」

 

グレイフィア「そろそろお時間です。皆様、準備をお願いします」

 

雪璃「皆……僕は出られないけど頑張ってね……」

 

オカ研部の皆が戦闘フィールドに転送した。

 

 

雪璃「……クソッ!!!なんでこんな時に力になれないんだ!!!」

 

 

このレーティングゲームで部長達は負けてしまった……

 

…………………

 

ゲームが終わって数日後

 

雪璃(結婚式……確か今日だったな……)

 

━━━━

 

雪璃(もしもあの時僕が出られたなら……)

タラレバは意味ないか……そう家で考えてると魔法陣が浮かび上がった。

 

グレイフィア「ゲームは終わりました。ここから先、あなたがリアスを連れ出そうが何をしようが自由です。」

そう言ってグレイフィアさんは折りたたんでいる紙を僕に渡して去っていった

 

━━━━

 

雪璃「グレイフィアさん……何をしても自由だっていったよね……ならやることは決まってるよ……ささっといこっか!」

 

 

……………………

 

 

リアスside

 

ライザー「皆様! この度は私、ライザー・フェニックスと、その妻となるリアス・グレモリーの婚約の席にお集まり頂き、誠にありがとうございます!」

 

会場全てに響く様な声で挨拶するライザーを私は他人事であるかのような気分で見つめていた。視線を動かすと、幼い頃からの友人であるソーナ。その姉のセラフォルー様。私の眷属達の顔が見える。皆悲しい表情を浮かべている。

 

リアス(みんな…そんな顔をしないで)

 

イッセーも、朱乃も、祐斗も、小猫も、アーシアも、みんな私の為に全力でゲームに挑んでくれた。本当に、私は恵まれている。あんなに素晴らしい眷属を持つ事が出来たのだから……

 

(せめて、もう一度だけでも雪璃に……)

 

「では! 改めてご紹介しましょう! 彼女こそ、我が最愛の妻となる女性リア━━━」

 

魔法陣が浮かび上がり、ライザーの言葉が止まる。それと同じように、参加者達の拍手も治まった。

 

サーゼクス「おや、今になって誰だい? 確か、参加者は全員揃っているはずだが……」

 

グレイフィア「ええ。そして、これから現れるお方こそ、リアスお嬢様が一番会いたいと望んでいるお方です」

 

サーゼクス「リーアが1番会いたいと望んでいる?」

 

魔法陣から発せられる光が徐々に強くなっていく。そこから現れた人影。その正体が明らかになった時、私は目を疑った。

 

雪璃「遅れちゃったかな?遅れてたらごめんね〜。」

 

リアス「雪璃…………」

 

 

……………………

 

 

雪璃side

 

兵藤「雪璃君!待ってたよ!」

 

白音「ふふ、ずいぶんと遅いご到着ですね、先輩」

 

朱乃「信じてましたよ、神崎君。あなたなら、きっとリアスを助けに来ると!」

 

サーゼクス「あの少年は?」

 

グレイフィア「あの方の名は櫂碩雪璃。リアスお嬢様の話によると部活仲間で後輩で友人の“人間”です」

サーゼクス「あの少年がリーアが言っていた人間か……ん?雪璃?どこかで聞いたような名前だな……」

 

セラフォルー「あの子の名前……もしかして……?いや、話によれば彼は人間のはず…………」

 

「人間だと!? 何故そんな者がこの場所に!?」

 

「招待状を持っているという事は、正式な参加者なのか?」

 

「馬鹿な! 人間風情がこの席に呼ばれるはずが無かろう!」

 

ライザー「何をしている! さっさとつまみ出せ!」

 

「で、ですが、招待状を持って…」

 

ライザー「知るか! 人間風情にこのめでたい場を汚されてたまるか! 早くしろ!」

 

悪魔達が襲いかかってくる……が

 

兵藤「雪璃君! ここは私達に任せて!」

 

雪璃「皆……ありがとう!」

 

皆が戦ってくれている

その間に僕は部長のところへ向かう

 

ライザー「貴様ぁ!貴様のような男が何故ここに!」

 

雪璃「僕は部長……いや、リアス先輩との結婚は反対だからね〜」

 

サーゼクス「……雪璃君、キミの事はリーアから聞いていたよ。人間でありながら、かなりの実力を秘めているとね。そこでだ、ライザー君。この少年……雪璃君と手合わせしてみないかい?」

 

ライザー「…それがご命令なのでしたら」

 

サーゼクス「雪璃君もそれでいいかな?」

 

雪璃「もちろんだよ〜」

 

サーゼクス「雪璃君、勝利の代価は何がいいかな?」

 

雪璃「なんでもいいの?」

 

サーゼクス「もちろんさ。何を望む?富か?それとも絶世の美女か?」

 

雪璃「富も良いし絶世の美女もいいね……。でも、僕が望むのは〜……」

 

 

知っているかい?この世で本当に恐ろしいのは

 

 

雪璃「代償を2つにして下さい。」

 

 

━━━『人間の欲望』だって……

 

 

「二つだと!?」

 

「貴様!図に乗るなよ!!」

 

雪璃「『何でもいいの』かと質問して魔王様は『もちろん』と返答した……魔王様も認めたんだから文句は言わせないよ?」

 

サーゼクス「雪璃君、代償を2つにするのは構わない。しかし、条件がある。」

 

雪璃「予想だけど大体わかるよ〜。ライザーと眷属を倒せとかそんな感じのことでしょ〜?」

 

サーゼクス「倒す眷属は1人でいいけどね……。眷属はライザー君に選んでもらうよ。ライザー君、それでいいかい?」

 

ライザー「サーゼクス様が言うなら……ユーベルーナ、行け。」

 

ユーベルーナ「わかりました。」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

12話

テスト終わった〜……駄文度が増してる〜……

…………


ユーベルーナ「弾け飛べ!愚かな人間が!」

 

ユーベルーナ爆発魔法を繰り返す。しかし、どこに打とうとしてるかわかるため全く当たらない。

 

雪璃「はぁ……つまらないからぱぱっと終わらせちゃうね〜……」テレパス使用

 

ユーベルーナ「まだ終わる訳……消えた!?」

 

雪璃「びっくり攻撃!からの〜……等価交換!」ブラストアッパー使用

 

ユーベルーナ「きゃぁぁぁああああ!!!」

 

雪璃「……続ける?はっきり言うとその程度の力じゃ僕に勝てないよ〜?」

 

ユーベルーナ「…………ですわ……」

 

雪璃「ん?何〜?」

 

ユーベルーナ「まだですわ……まだやれますわ!」

 

雪璃「ん〜……諦めて欲しかったんだけどねぇ……死んだらごめんね!っと」

 

僕はユーベルーナに向かって枝を投げた

 

ユーベルーナ「!?グハッ!!!」

 

雪璃「今まで技に頼っていたけど、ただひたすら殴るってのもいいのかもね……」

 

ユーベルーナ「ヒィ!!!」

 

雪璃「僕はちゃんと言ったよ?『僕には勝てない』ってね……」

 

この後僕の勝利を知らせるアナウンスが流れるまでひたすら枝で殴った。

 

━━━━━

 

 

ライザー戦

 

ライザー「クソッ!人間風情に負けるとは約立たずめ!」

 

雪璃「約立たず……?おい、今自分の眷属を約立たずって言ったな……?」

 

ライザー「あぁ言ったさ!人間1人倒せなかったんだ約立たずに決まって……!?」

 

雪璃はライザーに向かって殺意を放った

 

ライザー(な、なぜだ・・・なぜ人間風情がこれ程の殺気を!?)

 

雪璃「恐らく……なぜ人間風情がこれ程の殺気を出すことが出来るのか?とか思っているような顔だね……たくさんの悪魔が来てるしせっかくだから僕の……いや、我の正体を教えてやろう……。」

 

 

━━━━

 

 

サーゼクス「彼の一人称が変わった!?それに……」

 

グレイフィア「人間が、悪魔を恐れさせる程の殺気を出せるとは……本当に彼は人間なのでしょうか?」

 

サーゼクス「人間のはずだよ。彼は……」

 

 

━━━━

 

 

枝を左手に持ち替え、ライザーにぶつけワープした後、右手で殴った。

 

雪璃「悪いが……本気で行かせてもらうぞ」

 

ライザー「に、人間が…人間風情がこの俺をぉぉぉぉぉぉぉ」

 

僕の周りを巨大な炎の壁が取り囲んだ。

 

ライザー「ははは! そのまま骨まで燃え尽きろぉ!」

 

中々の火力だ……だが、この僕には無意味だ

 

雪璃「無 駄 だ」多脚戦車使用

炎の壁を消し飛ばした

 

ライザー「な、なにぃ!?」

 

雪璃「ライザーと言ったな?」

 

ライザー「ッ…!」

 

雪璃「我は仲間と……リアスと一緒に笑い合う……そんな理想実現のため、この力をふるわせてもらう!!!」

 

緑色の桜の花弁が舞いながら発光した

 

 

━━━━

 

サーゼクス「は、はは、はははははは!あの少年がまさか勇者様だとは!!!」

 

セラフォルー「う、嘘…。勇者様? 本当に勇者様なの!?」

 

「勇者様? …ッ、勇者様だと!? 二天龍と1人で戦い、三陣営の傷を数秒で癒し、冥界を救ったと言われるあの伝説の勇者様か!?」

 

「馬鹿な!その正体が人間なんてありえん!!」 

 

「そ、そうだ! あれはただの真似じゃないのか!?」

 

「いや、人間があの存在を知っているはずが無い!……やはりあの少年が勇者だという事だ!」

 

 

━━━━

 

ライザー「そ、そんな猿真似でこの俺が怯えるとでも思っているのか!」

 

雪璃「猿真似かどうか、その身で確かめ、刻み込むがいい!」

 

ライザー「これでもくらって死んでろ!」

ライザーは自分の体の5倍以上の大きさの炎の球を撃った。

 

雪璃(……避ける価値すら感じぬ。)

僕はそのまま炎の球に飲まれた

 

ライザー「馬鹿め!負けを認めたな!!!」

 

雪璃「油 断 す る に は 早 い ぞ」テレパス使用

 

ライザー「!?い、いつの間に俺の後ろに来た!」

 

雪璃「火の玉に飲まれてからだが?」

 

ライザー「こ、これでもくらって死ね!死ね!死ね!死ね!死ねぇぇぇぇぇえええ!!!」

ライザーは雪璃に炎の球を撃ち続ける。しかし……

 

雪璃「まだわからんのか?お前の攻撃全てが無駄だと……」

雪璃は全ての炎の球を防いだ……

 

ライザー「な、何なんだお前はぁ! 俺はフェニックスだぞ! この婚約には悪魔の未来がかかっているんだぞ! 人間風情のお前に何の関係があるというのだ!」

 

雪璃「婚約?確かに我には関係ない。さっきも言ったが我の理想はただ仲間達と……ただリアスと共に笑い合いたいだけだ。リアスが望まない婚約をするとその理想が叶いそうになくてな……」

 

ライザー「そ、それだけで……それだけの理由で婚約を破棄させてたまるかぁぁぁああああ!!!」

ライザーが殴りかかってきた

 

雪璃「……なぜ我の理想を解せぬ」号令使用

 

ライザー「ぬぉっ、おっ、ごぅっ……」

 

雪璃「ライザーと言ったな?喜べ、我の糧になる栄誉を与えてやろう」

 

ライザー「ヒィッ!!!い、嫌だ……死"に"た"く"な"い"……嫌だ、嫌だぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"!!!」

 

雪璃「我に歯向かう罪深さ……思い知れ!!!」

 

ライザー「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……嫌だぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"!!!」

 

サーゼクス「そこまで!!!この試合、雪璃君の勝利!!!」

 




……………………


コンパス知らない人の為に色々説明

・多脚戦車(連合宇宙軍強襲制圧型装甲多脚戦車)……周囲の敵を 遠くに弾き飛ばす

・号令(号令する歌姫)
……周囲の敵を5秒間スタンにする


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

13話

バレンタイン編?そんなのありませんよ?
あと、チョコより文才、語彙力が欲しいです……

………………


※雪璃君はマルコスの姿に戻ってます

 

サーゼクス「素晴らしい戦いだったよ雪璃君……」

 

雪璃「……サーゼクスだったっけ?久しぶりだね……。」

 

セツリサン!!!

 

雪璃「ん……?なんだ……!?」

一人の女の子が僕に向かって走ってきた。そして、僕の胸に飛び込んできた

 

セラフォルー「ひっく、会えた…! ぐす、やっと会えたよぉ……!ずっと信じてたの……。絶対いつかまた会えるって……!!!」

 

雪璃「確か……君はセラフォルーだったっけ?寂しい思いをゴメンね……」

 

ソーナ「お姉様!」

 

雪璃「し、蒼那先輩 !?セラフォルーがお姉様……ってまさか先輩も悪魔!?」

 

ソーナ「あれ?言ってませんでしたっけ?……そんなことよりお姉様!!!」

 

雪璃「僕の疑問をそんなこと扱いされた……」

 

セラフォルー「あ、ソーナちゃん」

 

ソーナ「あ、じゃないですよ! こ、こんな大勢の皆さんの前でなんて事をしてるんですか!」

 

セラフォルー「だってだって!雪璃さんだよ!勇者様だよ! ずっと会いたかった人にやっと会えたんだよ! 今の私は誰も止められないのです!」

 

ソーナ「はぁ、お姉様は……それより、雪璃君。まさかあなたが悪魔の関係者。しかも、あの勇者様であったと誰が予想出来たでしょう」

 

雪璃「そう言う割に、落ち着いているみたいだけど〜?」

 

ソーナ「明かされた事実が大き過ぎて受け入れられていないだけです……それにしても、会場に乗り込んでまでリアスを助けるとは感動しました……。少しだけ、彼女が羨ましいと思ってしまいましたけど……。」

 

雪璃「もしもリアス先輩と蒼那先輩の立場が逆だったとしても僕はここに来てこの力をふるっていましたよ」

 

ソーナ「なっ……/////こ、コホン! では、私達はこれで失礼しましゅ! お、お姉様、雪璃君に迷惑をかけないでくだしゃいね!」

 

サーゼクス「……そういえば雪璃君が望む2つの代償を聞いていなかったね。雪璃君、改めて聞くよ。君は一体何を望む?」

 

雪璃「まず1つ目、リアス先輩を返してもらうよ。そして2つ目、リアス先輩が望まない結婚をさせない……かな?」

 

サーゼクス「……それでいいのかい?富や絶世の美女を望めば手に入るんだよ?」

 

雪璃「う〜ん……富や絶世の美女よりリアス先輩の笑顔がほしいかな?」

 

サーゼクス「そうかい……雪璃君、リーアを迎えに行きなさい……」

 

 

…………

 

 

雪璃「リアス先輩……迎えに来ましたよ……」

 

リアス「雪璃のバカ……自分の事を考えずに……でも、ありがとう……」

 

雪璃「リアス先輩……。いや、リアス……」

 

僕はアダムに変身した

 

リアス「な、なんでその姿に……/////」

 

雪璃「姫を迎えに行くのは王子か騎士と決まっていると聞きましてね、それより……」

ギャオオオオオオオオオ!!!

 

僕は使い魔のブレイズドラゴンを呼び出した

 

雪璃「姫、帰りましょう。」

 

リアス「えぇ……雪璃、本当にありがとう……」

 

雪璃「……リアス、少しお待ち下さい。」

 

僕は会場の悪魔が多く居る方を向き殺気を向けた

 

雪璃「……俺の仲間に手を出すな。俺の仲間の敵は俺が斬る。」

 

僕は殺気を収めリアスの方を向いた

 

雪璃「お待たせしました。さぁ、行きましょう。」

僕はリアスと共にブレイズドラゴンにのって会場から飛び去った

 

 

………………

 

サーゼクス「…………彼はとんでもないものを盗んで行ったね、怪盗じゃないのに。」

 

セラフォルー「サーゼクスちゃん?何言ってるの?何も盗まれてないわよ?」

 

サーゼクス「いや、盗んで行ったさ……。この会場にいる女性達の心をね……。」

 

サーゼクスはこのあと顔を赤くしたセラフォルーに無言で叩かれました

 

 

…………………




カード何使ったか、何使ってないか忘れかけてます……


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

14話

どうしよう……ネタ切れて終わる結末が見えてきた……

初代死神はこの話ではないですが出します

━━━━━━━━━━━━━━


リアス「小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃小さい雪璃……」

 

いきなり先輩が狂っていてごめんなさい……

え?何故こうなっているか説明してって?

何故かオカ研は僕の家で活動することになったんだよねぇ〜……そこまではいいよ?イッセーちゃんが何故か知らないけど僕のアルバムを持っていてさぁ〜……部活動からアルバム鑑賞になっちゃったんだよねぇ〜……

 

木場「私も見させてもらうよ!」

 

雪璃「もう好きにしてください……」

 

木場「あははは ん?………………っ!!!」

 

木場ちゃんの目が鋭くなった。

 

木場「ねぇ雪璃君、これに見覚えはある?」

 

一枚の写真を指さした

 

雪璃「見覚えあるに決まってるよ……それ僕のだし?」

 

木場「ねぇ、この写真に写っている剣を出してもらえないかな?」

 

雪璃「……ゴメン、それは無理なお願いかな?」

 

木場「なんで断るの?」

 

雪璃「今の君の目を見ると分かる。剣を破壊しそうかな?って……理由は思いつかないけどね。」

 

木場「じゃあ1つ質問していい?」

 

雪璃「答えられることならね」

 

木場「その写真の2つの剣は聖剣?」

 

雪璃「いや、違うね。魔法と化学を融合して生み出した生物兵器に人類が対等に戦うための兵器を8つに細分化したものの内の2つだよ……」

 

木場「そうなんだ……」

 

 

………………

 

 

あの写真を見て以来、木場ちゃんの様子が変わった。

此処1週間ずっと上の空だ。

 

雪璃「木場ちゃん、最近変だけど大丈夫?」

 

木場「雪璃君には関係ないよ」

 

雪璃「そんなことはないよ。仲間なんだ心配するよ」

 

木場「……仲間ねぇ」

 

雪璃「うん」

 

木場「……雪璃君、僕はねここのところ基本的な事を思いだしていたんだよ」

 

雪璃「基本的な事?」

 

木場「うん、そうだよ。私が『何のために戦っているか』をね……」

 

雪璃「リアスの為じゃないの?」

 

木場「それは違うよ。私は復讐の為に生きている。聖剣エクスカリバー。それを破壊するのが私が戦う意味だ」

 

強い決意を秘めた表情で木場ちゃんはそう言った。木場ちゃんがいない時にリアス先輩に「なぜそこまで聖剣を破壊したがるのか」を聞いた。木場ちゃんが聖剣を破壊したがる理由は過去の[聖剣計画]というものにあった……

 

 

[聖剣計画]

 

教会のとある神父が立ち上げた、聖剣使い育成施設。

 

それは聖剣の使い手を育てるというモノだったが、それは邪教徒が作った施設だった。

 

育成は表向きの理由で、その本懐は人体実験によるモノだった。

 

しかし実験は失敗し、被験者である子供達は1人を残して毒殺されてしまった。

 

その唯一の生き残りが木場ちゃんだった……と。

 

 

雪璃「木場ちゃんが聖剣を憎む理由がやっとわかったよ……」

 

リアス「でもどうして急に?今までこんな事無かったのに……」

 

雪璃「ん〜……それに関しては心当たりがあるかな?」

 

リアス「そうなの?一体何をしたの?」

 

雪璃「何もしてないよ……木場ちゃんが僕の家にある剣を見た……かな?」

 

 




……………………


雪璃がコンパスのコラボキャラにはなれないとは言ったけど雪璃がコラボ武器を『持ってない』とは言ってないよ?

※今回の話で出てきた雪璃の家に置いてある剣は
封雷剣
封炎剣(ジャンクヤードドッグになっている)
の2つです(どっちもGUILTY GEARの武器です)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

15話

待たせました!(誰も待ってない)
ネタが切れそうです……

━━━━━━━━━━━


数日後の放課後……

 

「今日の放課後はお客様がくるから部室に来て」と言われたからオカルト研究部に行った。勇者の存在を知っている人が来る可能性もあったため「ピンクの死神」の姿で待っていることにした。もちろん棺桶も背負っている。勇者だからなんだって出来る!という考えの人の依頼は受けたくはない。

僕が部室についてからしばらくすると。

 

?「失礼する。ここがリアス・グレモリーのいる所だろうか?」

 

リアス「えぇ。間違ってないわよ。座って頂戴」

 

?「すまない」

 

?「失礼しま〜す」

 

部室にはオカルト研究部員、先程入ってきた長いツインテールの子と青髪の子が集まった。

 

そしてツインテールの子と青髪の子は自己紹介を始めた。

 

ゼノヴィア「この度、会談を了承してくれた事感謝する。私はゼノヴィアと言う者だ」

 

イリナ「紫藤イリナです」

 

それに続いて、リアスも自己紹介した。

 

リアス「私はリアス・グレモリー、グレモリー家の次期当主よ」

 

自己紹介が終わると、ゼノヴィアが本題に入った。

 

ゼノヴィア「本題に入ろう。私達教会側が所有する、エクスカリバーが奪われた」

 

グレモリー眷属「な!?」

 

エクスカリバーと言えば、聖剣の中でもトップクラスらしいけど僕からすればあまり強く感じないかな?

 

さらにゼノヴィアが続ける。

 

ゼノヴィア「我々が所有しているのは7本有る内の6本で、残りの一本は行方不明だ。そして、所有している中の3本が奪われた」

 

…………え?ちょっと待って?7本?1本じゃないの!?

 

ゼノヴィア「そしてその内の2本がこの、破壊の聖剣(エクスカリバー・ディストラクション)と」

 

イリナ「私の持ってる、擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)よ」

 

ゼノヴィア「私達の任務は奪われた聖剣の奪還、もしくは破壊だ」

 

リアス「それで、首謀者は判明してるの?」

 

ゼノヴィア「主犯は神の子を見張る者(グリゴリ)の幹部、コカビエルだ」

 

リアス「それで、貴方達の要求は何かしら?」

 

ゼノヴィア「簡単だ。今回の件に一切関わらないでいただきたい」

 

リアス「まさか、貴方達2人で戦うつもり?」

 

ゼノヴィア「そうだ正教会は保留としてだがね」

 

リアス「……死ぬつもり?」

 

イリナ「そうよ」

 

ゼノヴィア「私もイリナと同意見だ。できれば死にたくはないが」

 

リアス「はぁ〜……全く…貴方達の信仰心は理解できないわ」

リアスは呆れていた。

 

イリナ「私達の信仰心は異常なのよ。ね?ゼノヴィア」

 

ゼノヴィア「ハハッ!そうだな。」

 

ゼノヴィアは立ち上がった。

 

ゼノヴィア「では、そろそろ失礼させてもらう」

 

2人は部屋を出て行こうとした。だが突然立ち止まり、雪璃の横にいるアーシアへと鋭い視線を向けた。

 

ゼノヴィア「……まさかとは思ったが貴様、『魔女』アーシア・アルジェントだな?」

 

イリナ「あ〜貴方が噂の悪魔になった元聖女さん?」

 

アーシア「え…………」

 

ゼノヴィア「しかし、元聖女も堕ちたところまで堕ちたものな。まだ我らの主を信じているのか?」

 

イリナ「ゼノヴィア〜、悪魔になった聖女さんが主を信じてるわけないでしょ?」

 

ゼノヴィア「……その子から信仰の匂いが微かにする。やはりまだ信じている様だな」

 

アーシア「す、捨てきれないだけです……ずっと信じてきたので……」

 

ゼノヴィア「そうか……」

 

ゼノヴィアは聖剣をアーシアに突き付けた。

 

ゼノヴィア「ならば、今この場で私達が断罪してやろうか? 『魔女』であろうと、我等の神ならばきっと救いの手を差し伸べてくれるはずだ」

 

雪璃「彼女に……アーシアに触れるな!」多脚戦車使用

 

ゼノヴィアがアーシアを斬ろうとした時、雪璃がゼノヴィアを吹き飛ばした。

 

雪璃「……アーシアを魔女と言ったな?」

 

ゼノヴィア「?何も間違った事は言っていないと思うが」

 

雪璃「少しでも自分等の求めてる物と違ったら掌返し、か……お前に聞きたいことがある」

 

ゼノヴィア「なんだ?答えられる範囲なら答えてやろう」

 

雪璃「……家族への別れは済ませたか?」

僕は殺意を出しながら銃をゼノヴィアに向けた

 

ゼノヴィア「っ!?」

ゼノヴィアは青い顔をしている

 

雪璃「おっと、自己紹介が遅れたな……この姿の私はルチアーノと呼ばれている……それにしても教会の者達は勝手に聖女だと祭り上げ、悪魔にも注げる優しさを見たら魔女呼ばわりし、断罪しようとする。なんて身勝手な連中だ……もしかしたら教会の者達は天使より悪魔の方が似合っているのではないか?」

 

ゼノヴィア「なんだと!?神を信仰していない人間風情が教会を語るな!アーシアより先に貴様を断罪してやる!」

 

雪璃「わたしを断罪する……か、お前に一つ問おう。お前は、私を殺すに価する人間か?」

 

木場「せt……ルチアーノさん、待って下さい……教会は一度滅ぶべきだ。間違いしか犯さない愚かな存在……だから私が相手をします」

 

ゼノヴィア「……誰だ、君は」

 

木場「君たちの先輩だよ……失敗作のね」

 

……………………

 

 




コンパスを知らない人の為に色々説明

・ルチアーノ
亡くなった妻への想いを胸に
人の死を生業とする 孤高の殺し屋
ヒーロースキル……束の間の幻影
テーマソング……ドクハク


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

16話

忠臣シーズンカード手に入れました!


━━━━━━━━━━━


ゼノヴィア「……アイツを庇ったつもりか?ま、どの道後で奴も断罪してやるつもりだがな」

ゼノヴィアは剣を構えた

 

木場「ふ…ふふふ……ふふふふふ………」

 

ゼノヴィア「なぜ笑っている?」

 

木場「いや…壊したくて壊したくてたまらないものが目の前にあるからついね」

 

ダメだな、復讐の事しか頭にない……この試合は木場ちゃんの負けだな……

 

 

━━━━━━━━━

 

 

結果、木場ちゃんは速さが取り柄なのに聖剣を破壊しようとして巨大な魔剣を作り出し、取り柄の速さをなくし負けた

 

ゼノヴィア「最後は貴様か、待ちわびたぞ」

 

雪璃「……1人でいいのか?2人まとめてかかってきても構わないぞ?」

 

ゼノヴィア「なっ!?どこまで馬鹿にすれば気が済むんだ!!!」

 

イリナ「待って!!!私も戦うわ!!!この人、只者じゃないわ!!!」

 

雪璃「お前達に教えてやろう、これから始まるのは試合じゃない……私が勝つだけの簡単な仕事だ」

 

ゼノヴィア「なっ!?許さん!!!絶対に許さん!!!殺してやる!!!」

 

ゼノヴィアは雪璃を何度も斬ろうとした。しかし

 

雪璃「隙を見せたな!」テレパス使用

 

ゼノヴィア「なっ!?(いつの間に後ろに来たんだ!?)」

 

雪璃はゼノヴィアの後ろに回ったあと、ゼノヴィアを撃……

 

イリナ「私もいるよ!」

 

てなかった。イリナの剣を避けて撃てなかった。今の雪璃の動きは遅い為、ゼノヴィアに攻撃する隙がない

 

イリナ「大口叩いていた割に弱そうだね!」

 

イリナが雪璃を斬ろうとしたらイリナは急に痺れて動けなくなった

 

イリナ「なに……これ……?」

 

雪璃「……意外だったか?」ワキンヤン使用

 

イリナより素早いゼノヴィアがイリナがやったように後ろから攻撃すれば勝てると思い、背後から襲いかかった。しかし、雪璃は後ろから来ることを読んでいた。

 

雪璃「寄るな!」グライフ使用

 

イリナ「キャアァァァ!!!」

 

ゼノヴィア「グッ!この程度!!!」

 

雪璃「……まだ立つか」

 

ゼノヴィア「思っていたよりやるようだな」

 

雪璃「……一つ言っておこう」

 

ゼノヴィア「……なんだ?」

 

雪璃「今の私は本気ではない」

オカ研部員全員は納得したような顔をしている

 

ゼノヴィア・イリナ『なんだと(なんですって)!?』

 

ゼノヴィア「ど、どうせ嘘に決まっている!」

 

イリナ「そ、そうよ!」

 

雪璃「ハァ……少し待て、死を退ける……」復活の福音 使用

 

イリナ「な、なに?この黄色い球体は?」

 

雪璃「それか?生き返らせるために必要となるものだ、それがついていれば1度だけ生き返ることが出来る……」

 

ゼノヴィア「つまり相手に殺され、これが先に無くなれば負けという訳だな?」

 

雪璃「理解が早くて助かる」

 

ゼノヴィア「そうと決まればイリナ、行くぞ!」

 

イリナ「ええ!(なんか勝てる気がしないけどね!)」

 

雪璃「ハァ、本当は使いたくなかったのだが……『死を超えるからこそ死神』」

全てが灰色になり、全ての動きが止まる

 

ゼノヴィア(な、なんだ!?体が動かない!?)

 

イリナ(強いとはわかっていたけどこんな事まで出来るとは……)

 

オカ研部((((((雪璃(先輩、さん、君)……後ろにいる女性は誰(ですか、よ、なの)!?))))))

 

雪璃「撃つ、ふん……はぁ!……死んだ妻すら、利用する男なのさ」

 

オカ研部(妻!?)

 

世界に色が戻り、全てが動き始めた。

その瞬間、ゼノヴィアとイリナが爆ぜ、肉の塊になった

 

オカ研部「「「「キャアァァァァァァァ!!!」」」」

 

あまり殺しとかしていないから忘れていた……この世界は死んだら『ナタデココ』にならないんだった……思ったより束の間終了後がグロかった……

 

ゼノヴィア「……なんだ!?今の攻撃は!?」

復活の福音の効果でゼノヴィアとイリナは生き返った

 

雪璃「この攻撃は私にしか使えない、だから説明するのが無駄だ……そして、私の勝ちということでいいな?」

 

ゼノヴィア「約束だからな、負けは認めよう……あと兵藤一誠、白い方はもうとっくに目覚めているぞ」

ゼノヴィア達は去っていった

 

 

━━━━━━━━

 

 

雪璃「アーシアに謝らずに行ったな……」

 

アーシア「大丈夫です、雪璃さんが守ってくれたので……」

 




━━━━━━━━

コンパス知らない人のために色々説明
・ワキンヤン(雷霊の加護 ワキンヤン)
前方の敵を4秒間スタンにする

・グライフ(全翼飛将グライフ)
全周囲に強力な攻撃(中ダメージ)

・束の間(束の間の幻影)
「ルチアーノ」のヒーロースキル
一時自分以外の時間を止める(停止中は超攻撃力上昇)

・ナタデココ
ヒーローが倒された時にできる四角い物。
正式な名前ではないがコンパス民にナタデココと呼ばれている。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

17話

進撃の巨人とコラボしましたね……もちろんコラボヒーローの兵長は手に入れましたよ……

━━━━━━━━━


ゼノヴィア「うまい!日本の食事はうまいぞ!」

 

イリナ「うんうん!これよ!これが故郷の味なのよ!」

 

【速報】……速報って程じゃないな。

ゼノヴィアとイリナを餌付け(?)してる。

話を聞いてみるとどうやらイリナが騙されて高い絵を買い、お金が無くなったらしい……もう少し考えよう?

空腹状態で物乞いしてる2人を見かけ、ファミレスに連れて食事中。ファミレスが故郷の味とかどんな舌をしてんだよとかそんなツッコミはしないよ?それにしてもよく食べるな……

 

あ、僕の今の姿はレトロゲーマーだよ?

何故その姿になったか?頑張って探せばこの世界に1人はいそうじゃん?

 

イリナ「ご飯ありがとね !お礼とかしたいけど……」

 

雪璃「お礼は要らないよ。ただ2人に聞きたいことがあるんだよ」

 

ゼノヴィア「なんだ?答えてやろう」

 

雪璃「お前達、エクスカリバーを奪還するためにこの国に来たんだよな?」

 

ゼノヴィア「!?お前、なぜそれを!」

 

雪璃「シィー……静かにしろよ?客がいるんだから……後、これを見たらなぜオレがエクスカリバー奪還について知ってるかがわかるぜ」ゴトンッ

ルチアーノの銃を置く

 

ゼノヴィア「ま、まさかお前!?」

 

イリナ「ル、ルチアーノだったの!?」

 

雪璃「ルチアーノは偽名だ、今のオレは『十文字 アタリ』だ。それより、頼みたいことがあるんだ」

 

ゼノヴィア「できる限りなら聞こう」

 

雪璃「エクスカリバーの破壊に協力させてくれないか?」

 

ゼノヴィア「ふむ・・・一本くらいならいいだろう、ただし正体をバレないようにしてくれ」 

 

イリナ「ちょっとゼノヴィア!?いくら強いとはいえ人間よ!?」

 

ゼノヴィア「私たち二人だけでは正直つらいだろ?」

 

イリナ「それだけど……」 

 

ゼノヴィア「私は無駄死にはしたくないんだよイリナ」

 

イリナ「私もよ……でも……」

 

雪璃「おいおい……そんなに悩むことないだろ?俺を組んどきゃ間違いねーよ」

 

イリナ「じゃあ……お願いするわ」

 

雪璃「あ、イッセー達もお前達のところに来ると思うからこの話をした事とオレの正体は内緒にしといてくれないか?」

 

ゼノヴィア「わかった」

 

 

━━━━━━━━━

 

 

今僕は学校に向かっている。

活動しやすいと思った夜に1人で聖剣持ちを探していたら学校が光った。何かあったに違いない

……何故見ただけでわかるのか?

そもそも光は分かるものなのか?だって?

ご都合主義だよ!察して!

 

 

━━━━━

 

 

コカビエル「・・・吠えるなよ小娘」

 

イッセー「ッ!? う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

コカビエル「今の児戯に耐えられないお前達が、俺を倒せると思っているのk「バッ!」誰だお前!」

 

雪璃「(攻撃が効いていないだと!?)俺か?俺はアタリ、十文字アタリ!足の速さが自慢のレトロゲーマーだ!お前はコカビエルか?」テレパス使用済み

 

コカビエル「そうだと言ったらどうする?」

 

雪璃「もちろん……倒すだけだ!」

 

コカビエル「ほぅ……仕えるべき神は既に死んでいるというのによく戦うものだな……」

 

リアス「どういう意味かしら?」

 

コカビエル「ハハハ! まあ、知らなくて当然だな。神が死んだなどと誰も言えないからな! 人間は神がいなくては心の均衡と定めた法も機能しない不完全な集まりだ! 我ら堕天使、悪魔さえ下々にそれらを教えるわけにはいかなかった。どこから神が死んだと漏れるかわかったもんじゃないからな。三大勢力でもこの真相を知っているのはトップの一部の者達だけだ。先ほどバルパーが気づいたようだがな。戦後残されたのは、神を失った天使、魔王全員と上級悪魔の大半を失った悪魔、幹部以外ほとんどを失った堕天使。最早、疲弊状態どころじゃなかった」

 

ゼノヴィア「そんな……嘘だ……嘘だろう……」

 

コカビエル「正直に言えば、もう大きな戦争など故意にでも起こさない限り、再び起きない。それだけ、どこの勢力も先の戦争で泣きを見た。お互い争う大元である神と魔王が死んだ以上、戦争継続は無意味だと判断しやがった。アザゼルの野郎も戦争で部下を大半亡くしちまったせいか、『二度めの戦争はない』と宣言するしまつだ! 耐え難い! 耐え難いんだよ! 一度振り上げた拳を収めるだと!? ふざけるなッ! あのまま継続すれば、俺たちが勝てたかもしれないのだ! それを奴はッ! 人間の神器所有者を招き入れなければ生きてはいけぬ堕天使どもなど何の価値がある!?」

 

アーシア「主がいない……主が死んでいる……ならば、ならば、私達に与えられる愛は……?」

 

コカビエル「そうだ。神の守護、愛がなくて当然なんだよ。神はすでにいないのだからな。ミカエルはよくやっている。神の代わりをして天使と人間をまとめているのだからな。まあ、神が使用していた『システム』が機能していれば、神への祈りも祝福エクソシストもある程度動作する。ただ、神がいる頃に比べ、切られる信徒の数は増えたがね。そこの聖魔剣の小僧が聖魔剣を創りだせたのも神と魔王のバランスが崩れているからだ。本来なら、聖と魔は交じり合わない。聖と魔のパワーバランスを司る神と魔王がいなくなれば、様々なところで特異な現象も起こる」

 

コカビエル「俺は戦争を始める、これを機に! お前たちの首を土産に! 俺だけでもあのときの続きをしてやる! 我ら堕天使こそが最強だとサーゼクスにも、ミカエルにも見せ付けてやる!」

 

雪璃「そんなマネさせねぇ!ここでぜってぇ倒してやる!」

 

コカビエル「お前は攻撃が効いていないことに焦っているようだが……俺を倒す方法はあるのか?」

 

雪璃「そんなものあるわけねぇ……でも、お前を倒してやる!」

 

 

━━━━━━━━━

 

 




コンパス知らない人のために色々説明

・十文字アタリ

スピード自慢のゲーマー少年
ゲームは1日24時間
ヒーロースキル ……モンスターサーカス
テーマソング……レトロマニア狂想曲


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

18話

進撃の巨人コラボ終わった……コラボステージの巨人が邪魔だった……それよりコラボヒーローとして参戦した兵長、はっきり言って強くない(使う人による)。兵長強いんじゃないんだよ。楽しいんだよwww


兵長で遊んでてサボってましたすいません……

━━━━━━━


 

 

雪璃「派手にぶっ飛ばす!」フルーク使用

 

何故効かなかったかわからないけど、とりあえず1発殴ってみるか……

 

コカビエル「無駄だ……お前の攻撃は効かないと言っているだろう?」

 

やはり効かないか……これならどうだ!

 

雪璃「殴る!」ろんぎぬす使用

 

コカビエル「ゴフッ……!」

 

貫通は効く……と

 

雪璃「休む暇はあたえねぇ!殴る、さらに殴る、おまけにもひとつ!」ジル・ド・レ使用

 

コカビエル「ガハッ!」

 

雪璃「どうだ!?」

 

コカビエル「…………乗るな」

 

雪璃「なんだよ?聞こえねぇよ?」

 

コカビエル「調子に乗るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

パリンッ

 

雪璃「(全天が割れた!?すぐに治るから別にいいけど……ん?そういえばなぜコカビエルは薄く黄色を帯びているんだ……もしかして!)へへっ!」シュゥゥゥ

 

コカビエル「……なぜ笑っている?」

 

雪璃「お前を倒せるかもしれねぇからだよ!」

 

コカビエル「人間風情がこの俺を倒すだと?何馬鹿なことを……」

 

雪璃「馬鹿なことかはこれから決めろ!殴る!」ワキンヤン使用

 

コカビエル「何回も言わせるな。無駄だ、さっきのは遇戦だ。」

 

スタン無効……転倒しない……フルークが効かない……やはり制限時間無しの全天か!

 

雪璃「わかったぜ……」

 

コカビエル「何がわかったというのだ?」

 

雪璃「お前を倒す方法だ!派手にぶっ飛ばす!」カノーネ使用

 

コカビエル「無dぐあああああぁぁぁぁあ!」

パリーン

 

雪璃「よし!俺の考えが合っていた!」

 

コカビエル「貴様……この俺に何をした!!」

 

雪璃「ん?何をしたかって?簡単なことだぜ。お前が貼ってるシールドを割った……ただそれだけだ」

 

コカビエル「くっ……こうなったら一時撤t「気合で、飛ばす!(アバカン使用)」か、体が……動かぬ……」

 

雪璃「一気に片付けてやるぜ!8bitの底力ー!見せてやる!ドットモンスター軍団、参上!」

 

オカ研部(ドットモンスター……可愛い……)

 

コカビエル「くっ…………風情が……人間風情がよくもぉぉぉおおお!!!」

 

雪璃「お助けキャラだぜ、バッ!」

秘めたる+テレパス使用

 

コカビエル「ぐはっ…………お、俺は……死な、ん…………ぞ…………」

 

雪璃「これでトドメだ!殴る!」

フルーク使用

 

コカビエル「ぐおぉぉぉぉおお!!!」

 

雪璃「フッ…俺のほうが強いっ!」

 

……………………

 

リアス「助けてくれてありがとう……雪璃……」

 

雪璃「どういたしま…し……て…………」汗ダラダラ

 

白音「やはり先輩だったんですか……」

 

雪璃「初めっからわかっていたのか!?」

 

黒歌「初めっからじゃないにゃん、多分途中からみんな気付いていたにゃん」

 

雪璃「なんでわかったんだ!?」

 

木場「カードだよ。敵の後ろに飛ぶ時に使ったカード。ユーベルーナに使ってたじゃん」

 

雪璃「そう言われると……使ってたじゃん……忘れてた……ん?そこにいるのは誰だ!?」

 

兵藤「雪璃君……空に向かって何叫んで……」

 

……………………………………………………

 

?『まさか…な。噂以上の実力を秘めていたとは意外だった』

 

?「ああでなくては面白くない。彼は勇者、運命の人ではないが二天龍を倒したんだ。このぐらいの事で負けてもらっては困る」

 

?『フッ、それで? フリードとバルパーはいいとしてコカビエルはどうする? 生きたまま連れてくるように言われていたのに、あれでは……』

 

?「構わないさ、見たまま『勇者が倒した』と話せばきっとアザゼルもわかってくれる」

 

 

━━━━そこにいるのは誰だ!?

 

?『!?』

 

?「……フフッ、面白い!」

 

………………………………

 

雪璃「降りてきたか、俺の名前は雪璃!この姿の時は『十文字アタリ』って呼んでくれ!」

 

?「君の実力の一端を見ることが出来たよ……そもそもあの程度の相手に勝ってもらわなきゃ……おっと君が名乗ったんだから僕も少しだけ正体を明かそうかな……」

 

雪璃「正体?」

 

?「僕は白龍皇……そこにいる兵藤さんのライバル関係……かな?」

 

雪璃「白龍皇……兵藤……赤龍皇……もしかしてあれか?俺の前の考えが正しければなんだけど…お前はアルビオン、兵藤はドライグを宿している?」

 

?「宿しているよ……さてと、目的は一応果たしたし帰るとするよ。また会おう雪璃君、兵藤さん」

 

リアス「白龍皇……問題起こしに来なければいいのだけれど……」

 

雪璃「そうだな…さてと、俺は帰るとする「待ちなさい、雪璃」か……リアス先輩?」

 

リアス「助けてくれたことには礼を言うわ。でも、1人で勝手に動くのはいけないわ……いけない子にはお仕置きしなくちゃ……お尻叩き1000回よ」

 

雪璃「クソゲーかよ……」

 

この後めちゃくちゃ叩かれた……

 

 

 




━━━━━━━━━━━━

コンパス知らない人のために色々と説明

・ろんぎぬす(聖槍ろんぎぬす)
前方の敵に防御力無視の攻撃(中ダメージ)

・カノーネ(反導砲カノーネ・ファイエル)
前方の敵にガードブレイク攻撃(ブレイク成功で大ダメージ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編

この話、はっきり言って本編には関係ありません。ただ書きたいと思って書いただけです。

━━━━━━━━━━


リアス「いきなりだけど雪璃、アナタの特技って何?」

 

雪璃「ほんとにいきなりですね!?特技ですか……」

 

兵藤「そういえば雪璃君って音楽が好きじゃなかったっけ?」

 

雪璃「特技って言える程じゃないけどね……まぁ好きだよ」

 

リアス「ふ〜ん……雪璃、いきなりだけど歌いなさい」

 

雪璃「言うと思いましたよ……わかりました、全員揃ってからならいいですよ……」

 

木場「呼んだ?」

白音「先輩、呼びました?」

黒歌「雪璃、呼んだにゃ?」

アーシア「よ、呼びました?」

朱乃「あら、呼びました?」

 

雪璃「ここにいる皆は地獄耳持ちですか……?」

 

リアス「約束通り歌ってもらうわよ!」

 

雪璃「ハァ……下手だと思っても苦情は受け付けませんからね……さて、音楽室に行きますか……」

 

━━━━━━━━━

 

雪璃「合唱部に音楽室の楽器貸してくれと頼んだらギャラリーが増えるなんて聞いてないよ……」

 

白音「先輩……歌うんですよね……?」

 

雪璃「歌うよ……聞かなきゃ良かったなんて後悔しないでよ……」

 

 

〜〜〜♪

 

雪璃「この両手から零れそうなほど 

君に貰った愛はどこに捨てよう? 

限りのある消耗品なんて僕は 

要 ら な い よ」

 

※初めから最後まで歌っています

 

〜〜〜〜♪

 

雪璃「こんな感じですがどうでした?」

 

リアス「綺麗、悔しいけどそれしか言えないわね……」

 

白音「それにしても聞いたことない曲ですね……雪璃先輩の自作ですか?」

 

雪璃「(この世界で164さんについて知ってる人いなさそうだし……いいか!)まぁね……僕が書いたよ、曲名を付けるなら……『天ノ弱』かな?」

 

白音「他に雪璃先輩の自作の曲はありますか?」

 

雪璃「あるけど聞く?あ、わかり切ったこと聞くなっていうことですか……」

 

〜〜〜〜〜♪

 

雪璃「ハッピーシンセサイザ 君の胸の奥まで 

届くようなメロディ 奏でるよ 

つまらない「たてまえ」や ヤな事全部 

消してあげるから この音で」

 

※最初から最後まで全部(ry

 

〜〜〜〜〜♪

 

リアス「……もしかしてこれも自作?」

 

雪璃「(この曲を作った人も知らないだろうし……いいか!)そうですね……」

 

リアス「なんか……なんか負けた気がする……雪璃!」

 

雪璃「他の曲ですね、わかってますよ……」

 

〜〜〜〜〜〜〜♪

 

雪璃「逆夢のままに踊れ 踊れ

ボクらがボクらでいられるまで

形振り構わず手を叩け

いつの日かこの夢が覚めるまでは」

 

※最初から最後(ry

 

〜〜〜〜〜〜〜♪

 

朱乃「ロック……いや、でも和風……」

 

雪璃「どっちもですよ、知りません?和風ロック」

 

朱乃「初めて聞きました……こういうのもいいですね………」

 

雪璃「さて、次の曲に行きますよ……」

 

〜〜〜〜〜〜〜♪

 

雪璃「全然アタシに興味ないじゃん 

キミが好きなのは自分でしょ 

やっぱりアタシに興味ないじゃん 

その話もう聞き飽きたわ 」

 

※最初から(ry

 

〜〜〜〜〜〜〜♪

 

兵藤「雪璃君……恋愛系の曲多いね……」

 

雪璃「しょうがないでしょ!思い浮かんじゃうんだから!」

 

兵藤「まぁ……早すぎず遅すぎずのこのリズムの曲は好きかな?」

 

雪璃「歌は次で最後だよ!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜♪

 

雪璃「今 I Love Youで始まる僕らを 

もっと照らしてくれよ 

変わらない愛や希望の類いもまだ 

信じてみたいのさ」

 

※さ(ry

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

 

木場「落ち込んでいる時に聴きたい曲……それにしても…… 」

 

雪璃「言いたいことはわかってる……恋愛系の曲が多いでしょ?思い浮かんじゃうんだよ!」

 

木場「こういった曲好きだから気にしないけど……」

 

雪璃「誰がなんて言おうと次で最後の曲だよ」

 

木場「あれ?今ので最後じゃ……?」

 

雪璃「歌は最後だよ、まぁいいから見てて」

懐から白いある機械を取り出した……

 

『『『『『よ、呼び込み君!?』』』』』

 

雪璃「よし、最後の曲だよ!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

 

※YouTubeで「ドンキとかで流れてるアレRemix」と検索すれば多分出てきます

 

雪璃「これで終わりです!どうでした?」

 

リアス「雪璃……なぜあれを最後にしたの……?」

 

雪璃「え?反応が面白そうだったからです」

 

リアス「ハァ……今回はいいわ……次は許さないわ」

 

雪璃「はい!ってえ?次?」

 

リアス「ええ、また歌ってもらうつもりよ?なにか質問あるかしら?」

 

雪璃「質問ないです……わかりましたよ……歌いますよ……」

 

この日から定期的に雪璃のリサイタルが開かれるようになったのと、合唱部の噂によってギャラリーが増えていったというのはまた別の話……

 

 

……………………………………

 

 




色々説明

1曲目 天ノ弱 作曲者 164
#コンパスの桜華忠臣のテーマソングである『残響』と作曲者が同じ

2曲目 ハッピーシンセサイザ 作曲者 easypop
#コンパスの輝龍院きららのテーマソングである『だから言ったでしょ』と作曲者が同じ

3曲目 夢のまた夢 作曲者 まふまふ
#コンパスのジャンヌ・ダルクのテーマソングである『マチガイサガシ』と作曲者が同じ

4曲目 気まぐれメルシィ 作曲者 八王子P
#コンパスのメグメグのテーマソングである『バイオレンストリガー』と作曲者が同じ

5曲目 夜もすがら君想ふ 作曲者 西沢さんP
#コンパスのニコラ・テスラのテーマソングである『テスラは夢の中』と作曲者が同じ

6曲目 ドンキとかで流れてるアレRemix
作曲(?)者 さつきがてんこもり
#コンパスのヴィーナス・ポロロッチョのテーマソングである『CRAZY BEAT』と作曲者が同じ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

19話

コンパス街キャラバンまであと一週間!(北海道住みです)楽しみです!後、遅くなりました!



━━━━━━━━━━━━



※全カットしてますがゼノヴィアはリアスの下僕になってます。

 

コカビエルの一件から数日が経ち、平和な日々が訪れた。最近はゼノヴィアが悪魔になって駒王学園に入学してきたり、イッセーが堕天使の総督アザゼルと接触したが特に問題はなく平和だった……

 

 

雪璃「プールか……しばらく入ってないなぁ……」

 

僕は今水着でプールサイドに立っている。

(マルコスの装備がルチアーノの「夏男スタイル」の棺と肩の刺繍がないやつとイメージしてくれると助かります)

生徒会長がオカルト研究部にプール掃除を頼んできて、「掃除してくれるなら終わった後遊んでもいい」と言い、部長が引き受け、今に至る……あ、掃除は終わってるよ?

 

雪璃「それにしても、皆遅いなぁ……」

皆を待つ間、準備運動しながら待っていた。しばらくすると皆がやってきた。

 

リアス「雪璃。私の水着、どうかしら?」

布面積が少ない赤のビキニを着た部長が水着の感想を求めながらやってきた。

 

「あらあら。部長ったら、張り切ってますわ。よほど雪璃君に見せたかったんですね。」 

 

そう言いながら朱乃先輩はプールにやってきた。そして部長同様にに水着の感想を求めて来た。

 

雪璃「と、とりあえずリアス先輩!ぬ、布面積が少ないのでこれに着替えてください!あと、朱乃先輩は似合っていますよ!」

僕はヴィオレッタのコス「ヴァカンスを楽しみましょ」の帽子以外をリアス先輩に渡す

 

白音「雪璃先輩・・・似合ってますか?」

白音の水着はスク水だった。胸の所に平仮名で「しろね」って書かれていた。

 

雪璃「ん?似合っているよ?だけど……」

 

白音「だけど?」

 

雪璃「白音ちゃんはそれが着たいと思ったの?」

 

白音「私もこんなのを着たいと思ってませんよ!……でも、私に似合うものがないんですよ」

 

雪璃「……これ、白音ちゃんにプレゼント」

僕はコクリコのコス「すいすいすいみんぐ」の帽子以外を白音ちゃんに渡す

 

白音「カ、カワイイ…ありがとうございます……」

 

雪璃「気にしない「雪璃〜!!!」……で……」

 

黒歌「これどうにゃん?似合うかにゃ?」

黒歌がスリングショットを着てやってきた

 

雪璃「何てモン着てるんだ!?」

 

黒歌「ダメにゃん?」

 

雪璃「ポロリしそうじゃないか!これに着替えて!」

まといのコス、「夏は花火と水着だよ」を黒歌ちゃんに渡した

 

 

リアス「雪璃、あなたにお願いがあるのだけどいいかしら?」

あ、皆が着替えが終わったようだ

 

雪璃「僕にできる範囲なら構いませんよリアス先輩?」

 

 

━━━━━━━━━

 

 

白音「離さないで下さいね雪璃先輩……」

※着替えた

 

雪璃「はいはい、分かってるよ」 

 

リアス先輩から頼まれたのは白音ちゃんの泳ぎの練習だった。白音ちゃんは泳げないらしく練習を頼まれたのだった。

 

雪璃「よし、白音ちゃん。早く泳げるようになりたいとはいえ運動に焦りは禁物、少し休憩しよっか」

 

白音「はい……」

 

なんて白音ちゃんと話していると

 

リアス「雪璃〜」

 

あれ?今、呼ばれた気がしたよ?(cv,青木 志貴)

……やめよ、僕の見た目でこの声は合わないや。

雪璃「なんですか〜?」

 

呼ばれたから振り返ると……

 

リアス「背中にオイル塗ってくれないかしら?自分じゃ届かないの」

 

と言ってプールサイドに敷いたタオルの上に寝そべりつつ、背中の水着の紐をほどいているリアス先輩がいた

それを見て、僕は顔を赤くした

 

雪璃「……背中だけだよ?」

 

リアス「えぇ、構わないわよ」

 

そんな守の赤い顔を見ながらクスッと笑みを漏らすリアス

 

雪璃「こ、こんな感じで良いかな?」ヌリヌリ

 

リアス「えぇ、とっても上手よ。」

 

褒められてもねぇ……

 

朱乃「あらあら、部長だけ狡いですわ~」ムニッ

 

雪璃「な、なな!?何してるんですか!?」

 

朱乃「うふふ、どうかしら雪璃君?」

 

せ、背中に胸が!?

 

リアス「ちょ、ちょっと朱乃!邪魔しないでくれるかしら!」

 

部長!起き上がらないでください!見えてます!

 

朱乃「うふふ、雪璃君は本当に可愛いですわ……ねぇ部長、雪璃君を私に下さらない?」

 

リアス「ダメよ!雪璃は髪の毛一本に至るまで私の物なんだから!」

 

朱乃「あらあら、でしたら強引に説得するしか無いようですわね」

 

リアス「上等じゃない……私の雪璃を誑かした罪は重いわよ!」

 

僕の所有権でバトル始めないでよ!?こうなったら……ドリーム☆ステッキを出して、と……

 

雪璃「ぐるぐるど〜ん!」和太鼓使用

 

朱乃・リアス「キャァッ!?」

 

雪璃「やめてください!仲間同士で争いを起こしてもいい事はないですよ!」

 

リアス「……そうね」

 

朱乃「……部長、ここは仲良くしましょう」

 

雪璃「わかってくれたならいいです!」

 

━━━━━━━

 

雪璃「ふぅ、少し休むか……」

 

ゼノヴィア「こんな所で何をしているんだ?櫂碩雪璃」

 

雪璃「雪璃で構わないよ。遅かったね、ゼノヴィア」 

 

ゼノヴィア「初めての水着だから、着替えるのに手間取ってしまった。似合うかな?」

 

俺が尋ねると、ゼノヴィアがそう言ってさらに聞いて来た。

 

雪璃「うん、似合ってるよ。でも、見るからに時間掛かりそうな水着には見えないけど……」

 

ゼノヴィアが来ていたのは普通のビキニだ

 

ゼノヴィア「……実は着替えた後、考え事をしていたんだ」

 

雪璃「考え事?僕で良かったら相談に載るよ〜」

 

俺がそう言うと、ゼノヴィアが真剣な表情で言った。

 

ゼノヴィア「私と子供を作らないか?」

 

 

イッセー「・・・はい?」

 

考え事が想定の範囲外……

知り合って間もないのにいきなり子供って……

 

雪璃「……その考えに行き着いた理由は何?」

 

ゼノヴィア「そうだな。順を追って説明しよう」

 

そう言って、ゼノヴィアは説明を始めた。

 

ゼノヴィア「私は今まで、信仰の為に生きて来た。主の為に戦い、主の為に生きる。それが全てだった」

 

ゼノヴィア「だが、主が居ないと知り、私には目標が無くたってしまった。そこで、リアス部長に聞いたんだ。そしたら『 悪魔は欲を持ち、欲を叶え、欲を望む者。好きに生きなさい』と言われたんだ」

 

雪璃(リアス先輩……あなたが原因ですか……)

 

雪璃「それで、何で子作りなの?」

 

ゼノヴィア「女の欲と言うのは何だと考えたら、子供を育てる事だと思い至った。子を育てるなら強い子に育てたい。だから、強い遺伝子を残したい。だからこそ君だ。君はとてつもなく強い。あのコカビエルを完膚無きまでに倒した。だからこそ、君との子供が欲しい」

 

男として選んでくれたのは嬉しい。でもね……

 

雪璃「ゼノヴィア、確かに子孫は大事かもしれない。だけどね、そういうのはもっと親密な関係になってからじゃないかな?」

 

僕はゼノヴィアにそう言い聞かせた。

 

ゼノヴィア「分かった。それなら、少しずつ関係を深めて行く。だがな雪璃」

 

雪璃「ん?何?」

 

ゼノヴィアは俺の名前にはを呼んだ直後、僕の顔に両手を添えてキスして来た。

 

ゼノヴィア「ん」

 

触れるだけのキス。 

 

1分しない内に離れた。

 

ゼノヴィア「お前へのこの想いは、絶対に覆らない」

 

ゼノヴィアは真剣な表情でそう言って、プールへ向かった。

 

……さて、僕もプールに戻るか。

 

 

…………………………………………

 

 

 

本編とははっきり言って関係ないおまけ

 

ライザー戦での没シーン

 

 

 

雪璃「ライザー……だったな?」

 

ライザー「ッ…!」

 

雪璃「なぁ、想像つくかい?

 

飛べない事、歌えぬ事……

 

やり方は分かっているのに……

 

鉛みたいに体が動かない事……」

雪璃に黒いモヤがかかる

 

ライザー「お、お前はなんなんだよ!?」

 

雪璃「……俺か?元天使の……死神だ」ニヤァ

 

 

没理由

オカルト研究部以外の悪魔が「………………誰?」

になりそうだったから

 

 

 

 




━━━━━━━━━━━━━━━


コンパス知らない人のために色々説明

・ヴィオレッタ(ヴィオレッタ ノワール)
作曲から演奏までこなす 音楽家
大貴族の家系に育ち 音楽を人生とする
ヒーロースキル……~狂詩曲~ 白夜百花ラプソディ
テーマソング……カンタービレ×パッシオーネ

・和太鼓(祭り開始!どでかい和太鼓)
周囲の敵を9秒間サイレントにする

・ドリーム☆ステッキ
前方に攻撃(小ダメージ)
※今回は武器として出した


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。