INFINITE Be The One!!! (テントウムシ!!!)
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キャラ設定集(第1章)

兎野春万(仮面ライダービルド)

CV:犬飼貴丈

年齢:15?歳

身長:173cm

体重:53kg

IS適正値:E(通常男性数値)

 

今作の主人公。記憶喪失の天才物理学者(多分)。海から漂着したところを布仏虚に助けられ、そのままIS学園へ。フルボトルの研究が自身の記憶に影響があると分かり、以降フルボトルの研究に熱を入れている。ライダーシステムの開発にも成功し、仮面ライダービルドとして始動した。ライダーシステムの理念は『兵器ではなく多くの人を守れる力』というが、何故これを作ろうと思ったかは自身にも真相は不明。ライダーシステムとフルボトルに関しては春万以外は作るのがかなり困難な仕様となっている。性格はかなりおおらかであり、研究好き。研究と実験のこと以外はあまり興味を持たない。しかし困っている人がいると無視出来ないお人好しでもある。布仏虚とは研究仲間であり、学園でのサポーターでもあり、関係は良好。甘い物好き。

 

 

布仏虚

CV:工藤晴香

年齢:15歳

身長:168cm

体重:48kg

IS適正値:A-

専用機:なし

 

今作のヒロイン。学年首席であり開発部部員。臨海学校の前、たまたま海辺近くを散歩していたところ、打ち上げられている兎野春万を見つけ救助し、そこから数奇な運命に翻弄されることになる。更識家の頭首:更識楯無(刀柰)の専属メイドであり、布仏本音の姉。春万のフルボトルの研究に何故か付き合わされているが、徐々に楽しみ出してしまった根っからの研究好き。性格は常に冷静沈着、思慮高く、たった3ヶ月で教師の信頼も確保してしまった優等生。無類の可愛い物好き。文武両道であり、周囲の人はお固い完璧超人のように見えているよう。自身はISの操縦が苦手であると思っている。そのため整備科志望であるが、技術ではダリルの次に上手い。クーデレ。意外にジャンクフード好き。

 

 

ノイス・ファルティナ

 

CV:茅野愛衣

年齢:28歳

身長:164cm

体重:秘密♡

IS適正値:B-

 

IS学園の養護教諭。虚と共に春万を運び、IS学園へと入れた第一人者。学園でもかなり人気であったが、今年入った織斑千冬に人気を取られたよう。フランス人。コーヒー好き。

 

 

織斑千冬

 

CV:豊口めぐみ

年齢:22歳

身長:166cm

体重:言うわけないだろ

IS適正値:S

専用機:暮桜(凍結中)

 

言わずと知れたブリュンヒルデ。ドイツで教官を終え、今年新任教師として一年一組の副担任となった。18歳の時にモンド・グロッソで優勝し、21歳の時にドイツで教官を務めた。性格は原作と大差なし。ブラコン。お酒好き。

 

 

ダリル・ケイシー

 

CV:(募集中)

年齢:16歳

身長:175cm

体重:54kg

IS適正値:A

専用機:制作中であるためなし。

 

一年一組のクラス代表であり、アメリカ代表候補生。虚のルームメイト。ISの実力は学年トップ。

最近、何故か姐さん、お姉様と呼ばれ出した。かなり男前な性格。

 

 

 

 



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第1章:1年生編 第1話:出会いと始まりの少年少女

虚Side

ちょうどその日はとても晴れ晴れした日でした。

私は明後日の臨海学校のための準備を済ませ、一人で散歩していました。

あ、申し遅れました。私は布仏虚。IS学園高等部、1年3組に所属しています。私、誰に話しているのでしょうか?まぁいいです。

私は今、非常に大変な状況にいます。

なにせ、目の前で男の子が岩場に打ち上げられているのですから。とりあえず、先生に連絡して男の子を救出し、先生が来るのを待っています。お陰でびしょびしょです。彼は頭から少しだけ血が出ていて、体温冷たくなっているので、温めるために上着を着せ、体をくっつけています。私は、初めて男の子と体をくっつけたので非常に恥ずかしい状態なのです。し、しかし、仕方ないですよね。これは医療行為であるので、それよりも彼の命が危険なのでもう少しだけ頑張ります。

 

「ん?なんでしょうかこれ?」

 

彼の手に何かが握られていました。赤い『ボトル』のようなものでした。これでもISの技術者を目指しているので、ある程度の知識はあるのですが、どうもISに使うようなものではないですね。だからといって飲むものでも無いようです。取り敢えず大事そうに握っているので、これが何なのかが気になります。今更ですが、何故彼はここに打ち上げられていたのでしょうか。彼がどこから来て、いったい誰なのか、私物を探っては見ましたが、特にそのボトル以外は何も持ってはいませんでした。外見は日本人のようですが、

 

「布仏さーん」

 

あ、先生が来ました。とりあえずこのボトルは私が持ってましょう。後で目が覚めた時にでも渡しましょう。

 

「布仏さん、このコは?」

 

「私が散歩していたらそこの岩場に打ち上げられていました。彼が誰なのかは私にも分かりません。身分証も何も持っていませんでしたから。」

 

「とりあえず、保健室に運びましょう。担架も持ってきましたからね」

 

「ありがとうございますファルティナ先生」

 

「いえいえ、さぁ早くしないとこのコが危ないわ」

はい!!!

 

この日の出会いが私にとって大きく運命が変わる日だとは全くとして思いませんでした。

虚Sideout

 

 

???Side

 

「はぁはぁはぁはぁ」

 

「いた◼️」

 

「くっ」

 

「こ◼️◼️終わ◼️よ◼️◼️◼️◼️」

 

「さて、そいつはどうかな」

 

「なに?◼️だ何かこ◼️くで◼️?」

 

「こいつでな!!! 」

 

「そ◼️は!!!」

 

「フフ、さぁ、◼️◼️を◼️めようか 」フルフル

 

「◼️っ!」

 

「いっけー!!!」

 

 

 

 

 

 

「っは!!!い、今のはいったい。って頭痛った」

 

「・・・・目が覚めましたか?」

 

「ん?」

 

そう言われて横を向くと眼鏡の良く似合う女性と、スーツをきた威圧感のある人と金髪の良く似合う外国人がいた。ってかここはどこだ。

 

「ここはIS学園だ」

 

「うわっ心読まれた!!!」

 

「顔に出てるぞ」

 

「そ、そうですか。」

 

「それよりもだ、お前は誰だ、何故打ち上げられていた」

 

「えっと、俺の名前は・・・何だ?俺は誰?」

 

「惚けているのか?」

 

「仕方ないかも知れません。彼は頭を打っていたようなので」

 

「そうか」

 

「俺は、俺は、誰だ。誰なんだ。」

 

俺は、いったい誰なんだ。・・・そうだ、何か、何か大切なものを持っていたような。

 

「そ、そうだ、俺は何か持っていなかったか?」

 

「そ、それなら私が」

 

そう眼鏡の女の子が取り出したのは赤いボトルであった。ボトル?

それは、そうだ、ボトルだ。『フルボトル』!!!

 

「それだ!!!」

 

「きゃ!」

 

「す、すまん。」

 

思わず強引に取ってしまったが、今はどうでもいい。これだ、これがあれば・・・うっ頭が・・・・。

 

「うっ・・・っは。はぁはぁ。」

 

「あ、あの大丈夫ですか?」

 

「あ、あぁ。大丈夫。」

 

「それは一体なんだ」

 

「そう威圧感のある女性が尋ねてきた。」

 

「これは『フルボトル』といって、俺が開発したものです。」

 

「そうか、それよりもお前は誰なんだ。頭を抱えていたようだから何かしら思い出したようだしな。」

 

「えっと、名前は・・そう、ハルマ、『兎野春万』それが俺の名前。」

 

「そう、なら兎野君、君はどこから来て、なんであんなふうになっていたの?」

 

「えっ、と、すいません。そこまでは覚えていないです。」

 

「なら質問を変えましょう。君の覚えていることを全部話して」

 

「は、はい。自分の名前とこのフルボトルのことと、あとは・・・誰かというより何かから追われて逃げてきたことですね。」

 

「追われて来た?何から?」

 

「わからない。兎に角でっかいものからとしか。」

 

「それでは、先程言っていたフルボトルとはなんだ?お前が開発したと言っていたがお前は博士か何かなのか?」

 

「フルボトルとはナノマシンから作ったものなんですが、すいません、まだ記憶に靄がかかったみたいなので、詳細なことは言えないです。

俺が博士かどうかもわからないです。」

 

「織斑先生、とりあえず今日はここまでにしてください。まだ起きたばかりなので頭も混乱しているようなので」

 

「そうですね。では、今日は保健室で絶対安静だ。保健室からは出るなよ。それと、そのフルボトルは私が預かっておく。分からないとはいえ、爆弾でもあったら危険だからな」

 

「は、はい。分かりました」

 

そう言って俺からフルボトルが取り上げられてしまった。まぁ今はあったとしてもどうしようもないしな。

 

「では失礼します。ファルティナ先生、後はよろしくお願いします。」

 

「はい、ありがとうございました。織斑先生」

 

「いえ、では」

 

そう言って保健室?から織斑先生?という威圧感ある人は出ていった。

 

「とりあえず兎野君、君は彼女にお礼を言いなさい。海から打ち上げられていた君を救助してくれたのだから」

 

「え、あ、はぁ。そ、そのありがとう、えっと・・・?」

 

「布仏虚です」

 

「そうか、ありがとう布仏さん。助かったよ。」

 

「いえ、それよりも無事で良かったです」

 

「記憶喪失ではあるけどな。」

 

そう、記憶喪失。俺は自分の記憶がすっぽぬけているようだ。そして俺の記憶の鍵となるのがフルボトルということは分かったが。

 

「私はノイス・ファルティナ。このIS学園で養護教諭をしているわ。よろしくね兎野君」

 

「はい、えっとIS学園?」

 

「あなたIS学園を知らないの?」

 

「すまない、ISというのもよく分からないんだが。」

 

「ISというのは・・・・・・・・・・・・・・というのであって・・・・」

 

「あ、あの、とりあえず宇宙へ行く用のパワードスーツってことであっているか?」

 

「え、えぇ。ごめんなさい。説明し過ぎましたね。」

 

「いや、別に良いよ。」

 

「はいはい、とりあえず布仏さんはもう寮に戻りなさい。そろそろ6時過ぎてしまいますよ。」

 

「は、はい。では。」

 

「あ、明日も来てくださいね。学園長に説明するのに第一発見者がいた方がわかりやすいからね。」

 

「分かりました。それでは失礼しました。」

 

眼鏡の少女、布仏虚と出会ったのはこの時からであった。俺にとっては命の恩人であり、この出会いこそが運命であったのだった。

 

 

 



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第2話:記憶喪失な天才物理学者

春万Side

次の日、俺はファルティナさんとこの学園についてなど色々なことを聞いた。勿論俺は昨日と変わらず何も思い出せていない。記憶はいきなりは蘇らないと言われたから、ゆっくりと思い出していこうと思う。とりあえず今はフルボトルを調べたくて仕方ない。あれを調べることは俺の記憶に繋がるのではないかと思った。その事をファルティナさんに言うと「何だか分からないけど、本当に博士みたいね」と言われた。俺は◼️◼️学者だ。何学者だ?また記憶が蘇りそうで蘇らない。なんというか気持ち悪い状態だ。本当に最悪だ。

それはそうと布仏さんも夕方になるときた。そこで俺は布仏と色々話した。その時にISについても興味を持った。なんというかフルボトルに活かせそうな技術が山ほどありそうだった。そう話していると彼女が「まるで物理学者みたいなことを言うのね」と言われた。物理学者、そう、それだ!!!

 

「俺は天才物理学者だった!!!」

 

「・・・クス、自分で天才と言いますか?」

 

「悪いか?何せ真実だからな。」

 

「どうしてそう言いきれるのですか?」

 

「そりゃこのフルボトルが証明してくれる。」

 

「そうですか。フフ、変な人ですね。」

 

笑われはしたが間違いない。俺は天才物理学者だ。フルボトルを作ったのは間違いなく俺で、今ならどういう風に作ったかも思い出せた。そしてそのフルボトルを使うための『ドライバー』の設計図が記憶の中から蘇ってきた。俺は彼女にペンと紙に設計図を書き出した。書いていて分かったが、この設計図も1度どこかで書いたというかなんというか、何故今ここでこの設計図が頭の中で組み上がったのかが謎だ。しかし、このドライバーは◼️◼️にとって大事なものであり、これは決して兵器では無いということだけが、俺の頭と心が叫んでいるようだ。1度形にしてみないと完全な詳細まで分からないが、この発明は世界に大きな影響を与える。それだけは確信して思える。布仏さんがとても不思議そうに俺の書いている設計図を見ていた。

 

「これは設計図ですか?」

 

「あぁ、これはこの世界を大きく変える大発明さ。」

 

「大発明ですか?よく分かりませんが、とても興味深いですね」

 

「お、これが何か分かるのか?」

 

「いえ、何なのかは分かりません。ですが、私も整備科志望ですので、それとなくは理解できますからね」

 

「へー、そうなの。お、出来た!!!」

 

「少し見せてもらっても?」

 

「いいよ。どうぞ。」

 

布仏に設計図を渡したちょうどその時に、織斑先生?と呼ばれていた威圧感のある女性が入ってきた。

 

「今失礼なこと考えなかったか」

 

「いえ、そんなことは決して。」

 

「まぁいい、それよりも動けるか?」

 

「えぇ、1日休んでいたので歩けるくらいには。」

 

「ならば学園長室に来い。話がある」

 

「分かりました。」

 

そう言われたので頷くしか無かった。実際考えてみて女子高校に男子がいたら不味いよな。ただ、記憶喪失の俺に身内がいるのかどうかは分からないからどうしようもない。とりあえず学園長という方がどう判断するかによる。

 

「布仏、お前も来てもらうぞ。どういう状況だったのかは発見者に聞いた方が分かるからな」

 

「分かりました。しかし先生に報告した通りではありますがよろしいですか?」

 

「構わない」

 

「それは私も行かなきゃね。一応現場を見てるから」

 

「もちろんです。ファルティナ先生にも説明をと理事長が仰っていたので」

 

「理事長ですかー。説明大変そうですね」

 

「大変ですが仕方ないですよ。あの理事長は女尊男卑の思想がありますから。学園に男を入れたとなると」

 

「危険な状態だったので仕方なかったんですけどね。分かりましたよ」

 

やはり、女子高に男がいるというのは不味いのだろうな。特にこのご時世、ISによって出来た女尊男卑の風潮がこの学園は特に強いらしい。まさかの理事長がそうなのだから。さてどうしようかな。

 

「兎野君?」

 

「あぁ、ごめん。よいしょっとっと」

 

「危ない!大丈夫?」

 

「お、おう。大丈夫。」

 

やっぱりかなり体力をもっていかれているのか、立とうとしてふらついてしまった。本音を言えばもう少し休みたいが仕方ない。そう思いつつ力を振り絞ってゆっくりと歩き出した。

 



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第3話:ライダーシステムとフルボトル

天っ才物理学者の兎野春万は気がついたら女子だらけの学園、IS学園へと漂着していた。何故俺がここに流れ着いたのか、俺の記憶は何故なくなったのか?多くの疑問を残した俺だが、俺の天っ才的な発明品であるフルボトルがその鍵を握っている。いやーやっぱり俺って天っ才だな?
「脈絡もなくいきなり自分を天才だとか言う貴方の頭はもう一度打った方がいいんじゃないですか。このナルシスト」
うるさいよ!!!さぁ、どうなる第3話。


場面は変わる。学園長室に到着すると明らかにイラついている理事長と真剣な眼差しではあるがどこかしら優しさを感じるような目でみている学園長が待っていた。なんだこの正反対な態度は。

 

「織斑先生、そい・・その子が行き倒れになっていたという男ですか?」

 

「はい、そうです。健康状態の確認のために保健室であんせいにさせていました」

 

「そうでしたか。それで君の名前は?」

 

「兎野春万です。」

 

「織斑先生から聞いたところ自分がどこから来たのかも何も覚えていないそうですが、本当ですか?」

 

「えぇ、何も。覚えているのは名前とフルボトルと何かから逃げてきたということだけですね。」

 

「ふん、男の言うことなど信用出来ません。学園長、即刻この学園から叩き出しましょう」

 

「まぁまぁ、先程も言った通り聞かなければならないこともありますから、冷静になってください」

 

「ぐっ、」

 

「失礼しましたね。それで、君の言う『フルボトル』とはなんなのですか?」

 

「フルボトルとは、その名の通りそのボトルを振って使うものです。」

 

「なんだお前、思い出したのか?」

 

「はい、1日ゆっくり休んだおかげか、記憶を取り戻す鍵ともなり得るからなのか思い出せました。」

 

「そうか、なら説明を」

 

「分かりました。続けますね。あ、その前に先生に渡したフルボトルがあるとわかりやすいんですが・・・。」

 

「それは・・・」

 

「織斑先生、渡して上げてください。元々は彼のものなのですから」

 

「ですが、これは昨日調べてみたところ、全く解明できなかった代物です。もしも危機となり得るものでしたら」

 

「大丈夫だと思いますよ。彼は私たちを危険に晒そうなどとは全く思ってないようですので」

 

「っ・・・分かりました。兎野、これを返す。ただし、ちゃんと説明をしてくれ」

 

「分かりました。では改めて続けますね。このフルボトルの名前は『ラビットフルボトル』。有機物、兎の成分が入ったものです。」

 

「兎?何故、兎?」

 

「このフルボトルを製作するにあたって、成分の元はナノマシンから出来てます。」

 

「ナノマシンということはISや医療に使われるナノマシンということか?」

 

「えっと、ISにどんなナノマシンが使われているのかは知りませんが、このフルボトルは俺が初めて成功した発明品なんです。確か、使ったナノマシンの種類は遺伝子系統のナノマシンだったはずです。」

 

「ISで使われるのは自然物を生成するためのナノマシンであったはずだ」

 

「なら少し違いますね。それを使う場合は無機物のフルボトルが作れると思いますから。少し脱線しましたが、このフルボトルの性能は勿論振って発動します。」

 

「私は振ったが何も起きなかったぞ」

 

「え、そうなんですか!!!それは新たな研究課題になりますね。フルボトルは使える人が限られるのか。あ、すいません、と、とりあえずこのラビットフルボトルは振ると 」フルフル

 

「?」

 

「このように、えいっ!ガン!!! 痛った!!!」

 

「ワオ!すごいジャンプ力」

 

「イタタ、っとこのように、高い跳躍力が一時的に手に入ります。それも、このフルボトルを振れば振るほど効果が上がります。」

 

「そうですか、それは分かりました。ですがそれは一体なんのために使うのですか?一見特殊な力が手に入っているだけで、ISがある時点では余りにもインパクトにかけますし、正直使いませんよね」

 

「いえ、まず、このフルボトルは一本では使いません。本来は2つのフルボトルを用いて使うものですから。」

 

「2つですか?ですがそれも・・」

 

「フルボトルだけだとですが、これはある装置の鍵となるものなんです。」

 

「ある装置?」

 

「はい。布仏さん、さっき書いた紙ってどこだっけ?」

 

「それなら私が持っているわ。はい」

 

「うん、ありがとう。これです。その名も『ライダーシステム』です。このドライバーに2つの、それぞれ有機物と無機物のフルボトルを差すことで変身することが出来るものです。」

 

「ライダーシステムですか。これはどんなコンセプトのものなのですか?」

 

「勿論、対IS用ですけど。」

 

「何?お前は戦争でも始める気だったのか?」

 

「ふん、やはり男など頭の悪いことしか考えないようですね。何が対IS用ですか!男、しかも年端もいかない若造がISに敵う兵器など作れるわけないでしょう!!!」

 

「ライダーシステムは兵器じゃありません!!!これはISの暴走を止めるために使うものです!!!決して人を傷つけるものじゃない!!!」

 

「ふ、ふん。そんなことはどうでもいいです。学園長、これで分かりましたよね、やはり男など野蛮で危険なんです。さっさと学園から追い出しましょう」

 

しまった、つい熱くなってしまった。どうするか、このままじゃ路頭に迷って死ぬかも。

 

「まぁまぁ、2人とも落ち着いてください。まず、君のことを調べましたが、貴方には両親もいなければ戸籍もありませんでした」

 

「(更識家が調べましたから間違いないです)」

 

「つまり俺は身寄りもなければ行く宛もなしってことですね。」

 

「はい、残念ながら。貴方が兎野春万君という事も証明できていないという状態です」

 

「誰かにそう呼ばれていた記憶が薄らあったんですけどね」

 

「このまま学園から外に出したとしてもどうにも出来ないでしょう」

 

「そうでしょうね。このままだと野垂れ死にますね」

 

「なので提案があります」

 

「提案?」

 

「貴方が先程仰っていたライダーシステム、それを1週間で作り、学園に入学することです」

 

「は?」

 

「は?」

 

「へ?」

 

「ふ?」

 

「ひ〜?」

 

「ほう」

 

「なんで遊んでるんですか先生方」

 

「別に遊んでないですよ〜、私、全然喋ってなかったからね」

 

「そうですね、ファルティナ先生もいましたね」

 

「酷いよ布仏さん」

 

「いやあの、なぜ?俺は男ですよ。ISは動かせませんよ。」

 

「貴方は先程暴走したISを止めるためといいました。もしそれが本当に可能ならば学園はより安全に保たれますからね」

 

「学園長、どういうことですか?」

 

「もしかして、学園にあるISが暴走した時のための抑止力として欲しい、ということですか?」

 

「えぇそうですよ。見た所、貴方は技術者の様ですからISの整備科に所属できるでしょうし、そろそろ男性にもIS学園で通えるように考えていたところですので、それのテスト学生としてもですが」

 

「ま、待ってください学園長!!!本気ですか。この神聖な学園に穢らわしい男を入れるなど」

 

「理事長先生、そのような発言は一つの長としては宜しくないのではありませんか?」

 

「くっ、ですが・・」

 

「それに私は心配しているのですよ.」

 

「心配?」

 

「学園にあるIS全てが暴走した際、いったい誰が止めるのですか?」

 

「そ、それは・・・」

 

「その為にも彼の言うような抑止力が学園に居さいすれば、対処出来ます。そのような保険としても考えていただけませんか?」

 

「うっ、わ、分かりました。ですが、それはISバトルで勝利してからですよ」

 

「勿論です。学園に入学する以上、試験は受けて頂きます。勿論兎野君が試験に通った際には必要事項は全てこちらで用意します。それでよろしいですか兎野君?」

 

「俺としても願ったり叶ったりですよ。ありがとうございます学園長先生。1週間もあれば完成させられます。設計は全て頭に入っているので。」

 

「そうですか。ではそういう方向で。ただし、開発には必ず誰かを見張らせます。貴方は未だ不穏分子であることには変わりありませんからね」

 

「了解です。資源さえあれば今からでも作りますよ。」

 

「分かりました。織斑先生、1週間彼をお願いしますね」

 

「分かりました。兎野、開発には何が必要なのかを後で私に出してくれ。揃い次第始めてくれて構わない」

 

「ありがとうございます。でも本当にいいんですか?記憶が無いとはいえもしかしたらテロリストだとか、スパイとかかもしれないんですよ。」

 

「大丈夫だ。若造に負けるほど落ちぶれてはいない」

 

「フフ、伊達にブリュンヒルデの称号は貰えませんからね」

 

「そう、ですか。では遠慮なく作らせてもらいますね。」

 

こうして俺は◼️◼️◼️となったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第4話:鋼のムーンサルト!!!

天っ才物理学者の兎野春万はIS学園で拾われ、そこの学園長に自分の戸籍は一切ない身元不明人であることが分かった。俺はこのまま外へ出ても野垂れ死ぬだけであったが、学園長がこの学園で転入試験を受け合格したらIS学園の生徒として通えわせて貰えるようだ。ただし、ISとも戦わなければ行けないようだ。しかしそこは天っ才であるこの俺だ。自身の発明品でこの事態をどう乗り切るのか?さぁどうなる第4話!!!



あれから1週間、何とか作り上げることが出来た。え、どういう風に作ったかだって?それは企業秘密さ。織斑先生は訳分からなそうな顔していたからあまり期待はしない方がいいな。布仏にも臨海学校から帰ってきてから手伝って貰った。というより織斑先生が自分はどうにも手伝えないから、代わりとして事情を知っていて、技術力もある彼女なら問題ないとして手伝って貰った。布仏が学年首席と聞いた時は驚いたが、納得の能力だった。流石わからないところがあるとはいえ、ドライバーが4日で出来てしまったことにはなんとも言えなかった。そこから2日かけて奇跡的に出来た、無機物フルボトル『タンクフルボトル』を作り上げ、半日かけて武器を作った。ドライバーにはISの持ちうる技術である量子化技術を用いることで収納を可能とした。それとは別ではあるが、タンクフルボトルを生成した際、『自分がラファール・リヴァイブというISに追い回されてラビットフルボトルを使って海にダイブした』という記憶が蘇った。ただ、こんな風に断片的なのをゆっくりとしか思い出せないというのには、とてももどかしさを感じた。そんなことよりも、今日は待ちに待った試験日。どうにかしてでも勝って、自分の生存を確立しなければならない。ライダーシステムは兵器じゃなく、抑止力ということを証明しなければいけない大事な日なのだが、俺にとって実際そんなことよりも、フルボトルの力を試せることに興奮しているんだがな。

 

「ところで筆記試験の方は大丈夫なんですか?」

 

「まぁ何とかなったよ。なにせ、天っ才だからな!!!」

 

「・・・・」

 

「待って、ゴミを見るような目で見ないでね。」

 

「・・・はぁ。とりあえず頑張って下さいね」

 

「勿論。それじゃ行って来る。」

 

「来ましたね、今日はよろしくお願いしますね」

 

そう言ってこのアリーナで待っていたのは茶髪の髪の女性だった。

 

「よろしくお願いします。」

 

「と、とりあえずこの試験のルールとしては私のSE(シールドエネルギー)を半分まで削れば合格という全生徒が受けた試験となりますけど、何か質問はありますか?」

 

「いえ、ただ俺の場合はどうなるんですか?変身の解除が不合格ってことですか?」

 

「制限時間20分の間に削れなければ不合格ということですね。私は攻撃よりも妨害という形で自分のSEを守るので、それを考えた上で頑張って下さいね。」

 

「分かりました。丁寧な説明ありがとうございます。」

 

「いえ、先生としては当然ですから。ただ、未知の相手と闘うのは少し怖いですが、全力でやらせてもらいますからね」

 

「えぇ、それではそういうことで。」

 

「フフ、『さぁ、実験を始めようか』!!!」

 

 

 

 

虚Side

『さぁ、実験を始めようか』!!!

 

そう言って彼は赤と青の2つのフルボトルを振り始めた。赤いフルボトルは『ラビットフルボトル』。高い跳躍力を手に入れることが出来ます。もう1つの青いフルボトルの方は『タンクフルボトル』。戦車の様なスピードが手に入るボトルです。その2つのフルボトルを私たち2人で作ったビルドドライバーにセットする事で誰も見たことがないような力が手に入ります。

 

【ラビット】

【タンク】

 

【ベストマッチ!!!】

 

確かベストマッチする事で、2つのフルボトルの力を最大限に引き出すことが出来ると彼は言っていました。これで条件が整った様ですから、次の手順ですね。ベルトの横にあるレバーを回してフルボトルの成分をドライバーに流し、力を解放します。そうしているとまるで科学実験しているような状態になりました。これで準備完了ですね。

 

【Are you ready?】

 

「変身!!!」

 

【鋼のムーンサルト=ラビットタンク!!イェーイ!!!】

 

「それじゃあ、始めようか!!!」

 

赤と青の力が混ざりあったような姿が生まれました。兎と戦車がベストマッチって本当によく分かりませんね。でも私はこれから起きることにワクワクさせながら、彼がどのように闘うのかにきたいしていました。

 

「あれがアイツの言っていたライダーシステムと言うやつか?」

 

「はい、その名も『仮面ライダービルド』と言うらしいです。」

 

「ISとは違い空を飛べないようだな」

 

「そうですね。ですが彼なら何か面白いことをしてくれる気がします。」

 

「ほぅ、信頼している様だな。随分と仲良くなったものだ」

 

「それは・・どうでしょうかね。この4日間で彼に散々付き合ってみて、なんというか面白い人なんだな、ということくらいしか分かっていませんよ。」

 

「だが、なにかするのだろうか。これでアイツがISに本当に勝ってしまったら、世界がまた一変するかもな」

 

「一変するかは分かりませんが、台風のような人であるということですね。クス、マスクで隠れてはいますがとても楽しそうですからね。」

 

「ふ、そうだな。向こう側からしたら気味悪いと思うがな」

 

「そうですね。でも彼がこれからやることは本宮先生をきっと驚かせるでしょうね。いえ、私達も驚きそうですが。」

 

「そうだな。さて、お手並み拝見といこうか」

 

そう、彼ならもしかしたら本当にISに勝ってしまうかもしれない。私には何となくそんな予感がしてならなかった。そんなことになれば、これからが楽しくなりそうです。



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第5話:天災の発明vs天っ才の発明

天っ才物理学者の兎野春万はつ、つ、ついに仮面ライダービルドとなるのであった。いやーやっぱりそんな凄いものたった一週間で作っちゃうなんて、やっぱ俺は天っ「皆さん、貴方のその天才天才という自意識過剰さに呆れ果てていますよ。それでは、どうなる第5話。」俺のセリフ取るなよ〜。


「そ、それが貴方の・・・」

 

「そう、これこそ俺の最大の発明、その名も『仮面ライダービルド』。

作る、形成するっていう意味のビルドだ。以後お見知りおきを。」

 

「は、はぁ(何なんですかねあれ?)。えっとそれでは試験を始めますね」

 

「さぁ、ビルドの初陣だ。張り切っきていくぞー!!!」

 

『それでは始め』

 

「行きます!!!」

 

織斑先生の掛け声の元、先生は空を飛んだ。ここで一つ、ビルドは空を飛べません。それでは問題です。この状態で俺はこれからどうするでしょうか?チクタクチクタク、はい終わり。答えは、左足で思いっきり跳ぶでしたー。え、何言ってんだバカだって?俺はバカじゃなくて天才物理学者だ!!!そこ間違えない!!! まぁ見てなって。ビルドの左足、クイックラッシュレッグには強化バネ、ホップスプリンガーが付いておりそのまま、ラビットフルボトルの力を最大限に使用出来る。その力を使えば、先生が飛んでいる高さなんて一瞬さ!!!それとこの武器があればな!!!

 

「フフ、『勝利の法則は決まった!!!』」

 

先生は上空に上がってからラファールの通常兵装であるアサルトライフルを持って狙いを定めている。俺は決めゼリフを言うとその場で思いっきりジャンプし、ベルトから武装『ドリルクラッシャー』を取り出し回転しながら、切りつけに行った。

 

「へ!」

 

先生とっさ飛んできた俺に驚いたのか、緊急回避を行い背中を見せるというミスをした。そのミスを見逃さず、一瞬でブレードモードからガンモードへ切り替え、空を飛ぶためのスラスターを狙って撃ち抜いた。スラスターを撃ち抜かれたことで上空で体を維持出来なくなっため、やむなく先生は不時着することに。そう、俺はこのためにISの構造を出来る限り頭に叩き込んだんだ。空を飛ぶ相手にはその空を飛べるスラスターを破壊してしまえば地上に引きずり下ろせるからな。俺は地上に着地してからもう一度ブレードモードに切り替えて、ベルトにセットしてあるラビットフルボトルを抜き、ドリルクラッシャーに挿した。

 

【Ready~Go!】

 

このドリルクラッシャーにフルボトルを挿すことでフルボトルの力を引き出した必殺技を放てる。その名も・・・。

 

【ボルテック ブレイク!!!】

 

「これで終わりだ!!!」

 

「へ、きゃーーー!!!」

 

俺は一気に先生に迫り思いっきり切りつけた。ボルテックブレイクは綺麗に決まり、ラファールのSEは完全に無くなった。先生は絶対防御が発動したため無事なようだ。

 

「よっしゃ、実験成功だな!!!」

 

「ぅぅ、イタタ。SEは全部削らなくてもいいんですよ〜」

 

「そうでしたね〜。そんなことよりも早くデータを解析して、より完璧なものにしあげないと!!!使ってみて少し手がブレたりしたからな。改良のしがいがあるな。ベルトもよりいいものに仕上げないとな。必殺技もちゃんと放てるように。とりあえず俺は合格ですよね?」

 

「えぇ?! えっと、た、多分ですが。報告もありますから後日には分かるはずです。それよりもまだそれ、完成してないんですか?」

 

「えぇ、かなり急造だったので完璧に仕上げる時間もありませんでしたからね。特に問題はなかったみたいだから細かいところをメンテナンスするだけですが。それじゃあお疲れ様でした〜。さぁ、早く改良して再実験しなくちゃな!!!」

 

そうして俺は開発室にはしってむかうのであった。あ、途中で布仏も捕まえていった。布仏がいると開発がより早く進むからな!!!彼女は

「私、用事が〜」って言ってたけど、そんなのは後回しにしてくれ。さぁ、実験を始めようか!!!HAHAHA

え?ISの修理をまずしろだって。知らないな。

 

虚Side

彼はいきなり空を跳んだかと思いきや武装を取り出して攻撃しに行った。いくら高く跳べるからといってあんな真っ直ぐに攻撃しに行ったら避けられてしまうと思いました。ですが彼には計算通りだったようです。本宮先生は咄嗟のことで緊急回避したために背中を空けてしまったようです。彼は落ちていく中で武装をライフルモードへ切り替えISのスラスターを狙って撃ち抜きました。はぁ、修理が大変なんですけどね。先生は機体を維持できなくなったのでやむなく地上に降りたのですが、彼はそこからまたドリルモードへ切り替えてラビットフルボトルをドリルクラッシャーに挿しました。一体何をするのかと思いきやそのまま武器が力を解放し、先生に切りつけたところ、一撃で残りのSEを削り切ってしまいました。試験官をたった3分で倒すなんて驚きました。それもISではない兵器でです。これでこれで彼は試験を合格しましたが、それよりも彼の言っていた通りISに勝ってしまいました。これが世界に知られれば、本当に世界の情勢が変わってしまいます。その片棒を私が担いでしまいましたが。なんというか・・・・大変クレイジーですね。何故でしょうか、この胸から込み上げてくる熱いものは。彼が実験する時にワクワクするように、私もとても興奮してきます。ISの整備だけでは感じられないような面白さを私は感じました。これが恋なんですね(違います)。そんなことを思っていたら彼がいきなり私のところに来て、

 

「さっきの実験データを元に改良するから手伝ってくれ!!!」

 

「へ?」

 

私は間抜けな返事してしまいましたが、それよりもいきなり手を引かれて開発室に直行させられました。あの、私、お嬢様に君の事についての報告しなければならないのですが。それを言ったところで彼は「すぐ終わるから〜(多分)」と言いました。

はぁ、今日も徹夜コースですか。ドライバーを作った際も徹夜させられたのですが・・・、お嬢様、報告が遅れましたが、彼はただの発明馬鹿です。自称天才物理学者という名のナルシストです。他に言うことはありませんが、とりあえず彼、兎野春万君は危険人物という訳ではなさそうですよ。それと兎野君、先生のISの整備もしますからね。逃げないでください。

 

 

 

 

 

 



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第6話:合格通知とトライアルフォーム

仮面ライダービルドであり、天っ才物理学者の兎野春万は前回、先生とのISバトルにおいて見事な勝利を納めるのであった。いやー、素晴らしい戦いぶりだったよな。
「それはどうも、こちらとしてはいきなり夜遅くまであの後付き合わされたのですが。それについては何か弁明はお有りで?」
目が怖いです布仏さんや。と、とりあえず、第6話どうぞ!!!



次の日、俺は学園長から直々に合格通知を言い渡された。理事長がその時に「別に君のことを認めた訳ではありませんからね」とツンデレみたいなことを言われ吐き気が・・・・・・・あんた年齢考えろよ。

 

「君にはこの学園で初の男性特待生ということで転入してもらいます。初の試みですので嫌がらせややっかみなどもあるでしょうが、立派に努めてくださいね。貴方にはこの学園での抑止力としても期待していますからね。勿論勉学も確りとなさってくださいね。それにしても筆記試験を満点で合格するとは本当に大したものですね」

 

「それはありがとうございます。」

 

「せっかくですので、ISにも携わってみるのも何か貴方のためになるかもしれませんからね。フルボトルの研究ばかりにならないようにして下さいね」

 

「了解です。ところで俺の住む場所ってどうなるんですか?流石にもう、懲罰部屋は勘弁して欲しいんですが。」

 

「それに関してはこちらでプレハブ小屋を用意しますが、場所や、管理、費用なども考えると会議などで決定しなければなりませんから、2ヶ月以上先までかかってしまいます。ですので、一時的ではありますが女子寮の中から一人部屋を・・・」

 

「いや、あの女子寮じゃなくて開発室で寝泊まりって出来ませんか?だいたいフルボトルの研究中に寝落ちしちゃいそうなので。というより女子寮なんて入ったらそれこそ捕まっちゃいそうなので勘弁してください。」

 

「開発室ですか?そうですね〜。・・・分かりました。一時的にそこにベッドとシャワーを置き、貴方の部屋としましょう」

 

「学園長、よろしいのですか?」

 

「別に構いませんよ。彼が望んでいるのですから。流石に女子と同じ部屋にというのは出来ませんからね。やはり君も女子寮というのは些か問題があると思いますよね。それと兎野君の転入は夏休み明けの二学期からということになります」

 

「分かりました。部屋の件はありがとうございます。これで研究に集中できそうです。」

 

「いえいえ、それと兎野君は男子として初であり、この学園のことなどをサポートするために布仏さんと行動してもらいますね。布仏さんよろしくお願いしますね」

 

「・・・学園長、お言葉ですが私は布仏家の長女として楯無お嬢様にお仕えしているのですが、」

 

布仏のお家は中々に名のある家なのだろうか?詳しくは分からないが、お嬢様というよりは口調的に誰か仕えている人のような奉仕する人という印象が強い。今の言葉で誰かに仕えているのは分かったが、それが俺と何の関係があるかは分からない。そんなことを考えていると突然ドアの方から声がした。

 

「フフ、虚ちゃん、これは更識家としての任務でもあるのよ。」

 

「ん?誰だ?」

 

「お嬢様!!!何故ここに?と言うよりも、どういうことですか?」

 

「ちょっと虚ちゃん、耳拝借、・・・・・・・ということよ」

 

「・・・そう、でしたか。当主であるお嬢様が言うのであるならば承りました。ということで兎野君、これからよろしくお願いします。できる限り学園ではサポートします。」

 

どういうことでよろしくなんだ??というか君は誰だ?

 

「私は更識楯無。IS学園中等部3年中等部生徒会長よ。君の護衛ということも兼ねて更識の任務ということよ。よろしくお願いしますね。」

 

「・・・いや、あの更識って何?」

 

「昔から国の裏で暗躍していた対暗部用暗部ですよ」

 

「対暗部用暗部??日本ってそんな国家だっけ?

・・・あー、まぁいいや。考えても無駄だな。とりあえず布仏は俺の研究を手伝ってくれるってことか?」

 

「まぁそうなりますね。出来る限りですが。私も開発部のこともありますから。ですが、出来る限り手伝いますよ。フルボトルは貴方の記憶に繋がる大切なものなのですからね」

 

「ん。それならいいよ。布仏がいた方が研究スピードが上がるからな。」

 

「私としてはその技術をそのままISに活かせると思いますからね」

 

「ということはお互いwin-winってことだな。それじゃこれからよろしくな。」

 

「はい、こちらこそよろしくお願いします。」

 

布仏はとても綺麗なお辞儀をしてきた。やはりいいとこの育ちなのだろう。

 

「むーー、なんか唐突に二人の世界に入っちゃったんですけど。私、完全に忘れ去られたわ」

 

「フフ、貴方達2人を見ていると、これからとんでもない様なことが起こりそうで、とても興味深いですね。あぁ、忘れていました。兎野君」

 

「はい?」

 

「フルボトルの研究を行う際には必ず報告してくださいね。貴方の記憶が蘇った時に知っている人が多くいた方が良いですからね。それに一人の生徒にIS以上の力を持つ者がいるとなる周りの人が不安になりますからね」

 

「分かりました。出来る限り報告します。色々とありがとうございました。」

 

「いえいえ、これを勝ち取ったのは貴方なのですから当然ですよ。それと特待生ということで学費免除の上、一月5万円程のお金も支給しますから、有意義に使ってくださいね」

 

「おぉ、何から何までありがとうございます!!!」

 

〜~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~

 

それから俺は夏休みの一月半、ひたすらフルボトルの研究に勤しんだ。え?中身を言えってか?

ひたすら開発室にこもってナノマシンを分解して成分化してエンプティボトルに入れてまた分解してフルボトル生成マシン(ナノマシンの不純物や熱分解と冷却化を繰り返して成分を固形化しフルボトルとして形にする機械)にぶち込んで何日かしてから、出来上がる。その後、成分がちゃんと使えるのかの実験して、失敗したらやり直してを繰り返しただけだよ。

何かしらイベントがなかったかだと?あるわけないだろ。あ、開発部の部員になったくらいだな。ISのこともちょくちょくしてたら、開発部の部長さんに気に入られたからだ。入部した時に部活棟の榊原先生に会ったが、何故か獣みたいな目でロックオンされたのだが・・・。少し怖かった。それと開発部って変人が多くてかなり頭おかしいとこではあるが面白いぞ。おい、今俺の事も変人だとか思っただろ。

そんなことよりも、今はアリーナに来て、新しいフルボトルの性能テストをしているところだ。

 

【ハリネズミ】

【ダイヤモンド】

 

「ベストマッチじゃないか。よし、とりあえずラストの性能テスト始めるぞ。布仏ー、データ取りよろしく。」

 

「本当に人使いが荒くないですか?・・・分かりましたよ」

 

【Are you ready?】

 

「よし。変身!!!」

 

独特の音を鳴らしてハリネズミとダイヤモンドのトライアルフォームに変身し動いてみる。

トライアルフォームとはベストマッチとは違い、ただ2つを合わせただけのフォームであり、最大限に力を引き出すことは出来ないが、フルボトルの種類に応じて何千通りもの戦い方が出来る。

これもまた重要なんだ。まずハリネズミの力は右腕にBLDスパインナックルの能力が付与される。ダイヤモンドの力は様々な物体を結晶に変える能力がある。

戦略としては、敵の銃弾や実体剣を結晶化させ、その結晶を投げつけISの足止めをし、BLDスパインナックルで一気に削りきる算段で行こうと思うが、相手が光学銃の場合は結晶化出来るかが不安だ。だが防御力には十分である。

欲をいえば、攻撃力の高いのと組み合わせるのが望ましいだろうな。30分ほど試し、最後にレバーを再度回して必殺技を放ってみる。

 

【Ready〜Go!】

 

【ボルテックアタック!!!】

 

的に向かって力を解放してみたが、イマイチ攻撃力に欠けてしまう。やはりベストマッチじゃないと最大威力が発揮出来ないようだ。

とりあえずこのデータもちゃんと後で活かせるように戦略も練り直しだな。

 

「終わりましたか?なら、早く戻ってください。そろそろアリーナの使用時間が過ぎますから」

 

「おう!毎度サンキューな。」

 

「そうですか。感謝しているならもう少しいたわってください」

 

「しょうがないなー。後でなんか甘いものでも買ってやるよ。」

 

「あ、甘いもので釣られませんからね」

 

「チョロいw」

 

「キザみますよ」

 

「す、すみませんでした!!!」

 

なんだかんだ言いながら付き合ってくれる布仏に感謝しつつ開発室に戻る俺たちであった。今日も平和だな!!!

 

 

 

 

 

 

 



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第7話:入学とバトルガール?!

仮面ライダービルドであり、天っ才物理学者で晴れて学生となった兎野春万はようやく夏休みが明け、初のクラス対面となった!!!
しかし、平穏に始まるはずだった学生生活に突如イベントが!!!
「それよりも早く出したかったあの設計図を見せてください。早く試したいです」
お、おぉう。なんかノリノリな布仏は放っておいて、第7話どうぞ!!!
「早く!!!」


虚Side

今日は夏休み明け初の登校日。今年の夏休みはひたすら開発室にこもってました。フルボトルの研究を手伝いましたが彼にしか分からないことが多く役に立った気がしませんね。逆に彼には開発部で色々手伝ってもらい、先輩達には「男の子だからって侮っちゃダメだね〜」とも言われていましたね。ISのことを一頻り教えましたが飲み込みが早く流石というところでした。ただ、その時に「さっすが俺、天っ才でしょ!!!」と五月蝿かったですが。

 

「おはようございます、皆さん」

 

「「「おはようございます」」」

 

「はい、おはようございます。今日は皆さんに新しい仲間が増えますよ」

 

「この時期に転入生ですか?」

 

十中八九彼ですね。特待生ということで入ってきますが、私のクラスでしたか。今年は荒れそうですね。

 

「それじゃあ入ってきてください」

 

「どうも〜」

 

「「「え?男子!!!」」」

 

「はい、今日からこの学園で初の男性特待生として入学してもらった兎野春万君です。皆さん仲良くしてくださいね」

 

「いやいや先生!ここ女子校ですよ。それなのに男子って」

 

「岡野さん、ここIS学園も変わらなければいけませんからね。世界でISは女性のみが使えるということで女尊男卑の風潮が広まってしまいました。ですがそれでは永遠に男性が虐げられてしまう世界になってしまいます。男性にもISに携われる世の中を作っていく為にも、まずは最もISに携わりやすいこの学園から変わっていかなければならないのです」

 

「ですけど、無知無能な男がISに関わったってあまり意味ないんじゃありませんか?」

 

「勿論、特待生ということですので普通の生徒よりも入学率は難しいとは思いますよ。ですが、彼は無能では無いですよ。言っておきますが、兎野君は筆記試験はオール満点の優等生ですよ」

 

そういうば、筆記試験はなんとかなると言っていましたが本当に何とかなったのですね。それ以上に満点ということは凄いですね。実技試験もリミッターが付いていたとはいえ、ISを倒していますからね。これだけ見るとかなりの優等生ということですね。

 

「「「オール満点!!!」」」

 

「うぉ、びっくりした。というかそろそろ終わらせませんか?動物園のパンダみたいな状態なんですけど。それと、個人情報を簡単に漏らさないでください」

 

「あぁ、ごめんなさいね。とりあえず席は布仏さんの隣ね。」

 

「ん?あぁ布仏と同じクラスだったな。よろしく」

 

「えぇ、よろしくお願いします」

 

「あ、そうだ。布仏、見ろよこれ」

 

「ん?なんですか?フルボトル?」

 

彼の手には新しい黄色のフルボトルとスマホ?のようなものがありました。

 

「そう、昨日布仏が帰った後にな。その時に出来たフルボトルで、『ライオンフルボトル』だ」

 

「そうですか。何かまた思い出しましたか?」

 

「んーと、どうだろ?なんか金髪の女?になんか言われていたんだよな?何て言われたかは分からないけど。にしても本当に断片的なものしか思い出せないから困るよな。もうちょっと分かりやすく思い出して欲しいものだ。まぁフルボトルの研究してれば次第に思い出していくはずだし、今は考えても仕方ないしな」

 

「金髪の女性だけではなんとも言えないですね。まぁ、ゆっくりと思い出していってください。それともうひとつ、そのスマホ?のようなものはなんですか?」

 

「よくぞ聞いてくれた。これは『ビルドフォン』って言ってな、普通のスマホよりも高性能な携帯だ。さらに、このビルドフォンには普通のスマホと違い、隠された機能があってな」

 

彼は悪戯をするかのような笑みを浮かべて説明してくれました。正直その才能はISで活かして欲しいのですが。この自称天才物理学者(笑)は自分の研究以外はあまり興味がなさそうなんですよね。本当に殴りたい。いや、キザみたくなりますね。

 

「隠された機能?なんですかそれは?」

 

「それはだな、このライオンフルボトルをこのビルドフォンにセットしてこうすると」

 

彼は徐にビルドフォンに先程のライオンフルボトルを挿し込むと、

 

【ビルドチェンジ】

 

そう音がなり、彼は軽く投げた。すると、みるみるうちにバイクへと変わってしまいました。

 

「え、バイク?」

 

「そうそう、凄いだろこれ、天っ才でしょ!!!」

 

「兎野君!!!何しているんですか!!!これから授業なのに何故バイクなんか、というかどこからバイク出したんですか!!!」

 

「あ、しまった。すいませーん」

 

本当にこの天才は頭がいいのか、馬鹿なのか分かりませんね。ですがその技術、後で私に教えてくださいね。可変機なんてロマンの塊じゃないですか!!!

 

「ん?布仏の目がキラキラしてるんだが、なんだ、変形にロマンでも感じたのか?とことん趣味が合うなwww」

 

「そ、そんなんじゃ、あり、ませんよ。ただ、後でそれの設計図見せてください。とても興味が湧きましたから。」

 

「いいよ、その代わり今日も研究に付き合ってもらうからな」

 

「仕方ないですね。今日は何の研究をするんですか?」

 

「今日はな、フルボトルに使用するナノマシンをだな・・・」

 

「そこ二人、イチャイチャしてないで授業始めますよ!!!」

 

「してません(よ)!!!」

 

 

~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~

 

 

昼休み、私たちは食堂でお昼を摂ることにしたのですが、そこで困ったことになりました。それは・・・。

 

「おい、そこの男、ちょっとオレに付き合え!」

 

「・・・えっと、君は誰?」

 

「俺はダリル・ケイシー、アメリカの代表候補生だ。お前強いらしいな。ちょっと俺と模擬戦しよぜ」

 

「布仏、何この脳筋バカ?」

 

「私に聞かないでください。ダリル貴方も戦闘狂みたいなこと言わないでください。貴方が使った後のISを整備するの大変なんですから」

 

「えぇーイイじゃん。やろうぜ、ISを使わずにどうやって戦うのか興味あるんだよ!!!」

 

「というか、なんでそんなことがバレてるのかを知りたいんだが」

 

「え?織斑先生が普通に言ってたぞ」

 

「あの人か!!!たくっ、個人情報もあったもんじゃないな」

 

織斑先生ですか・・・。あまり簡単に個人情報を漏らさないでくださいね。

 

「まぁそんなことよりも、やろうぜ!!!」

 

「うーん・・・・・、まぁいいよ。新しいフルボトルも試したいし。やるか」

 

「本当にやるんですか?貴方が前に戦った時は、先生のISにはリミッターがかかっていたので弱体化していましたが、今回は変わってきてしまいますよ」

 

「やっぱりリミッターがかかってたのか。それじゃあ尚更やるよ。ちゃんと本領発揮出来るISと戦って勝たないと意味無いからな。いい実験になるよ」

 

「アリーナはもう借りてあるから放課後に第3アリーナな。虚、お前も来いよ!!!それじゃな」

 

「・・・なんか嵐のような奴だな。それよりもこうしちゃいられない。早速開発中のフルボトルを完成させないと」

 

あ、ちょっと、お昼がまだ・・・。はぁ、今回はお昼抜きですか。お嬢様、私の胃はこの1年で穴が空きそうですよ。

 

 

 

 

 

 



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