グラブルの世界へ転生したんだけどこれからどうしようか (アルザス39)
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グラブルの世界へ転生したんだけどこれからどうしようか

雑だけど転生の万能導入みたいなの書いてみたかっただけなのでガチ初投稿です
続くかはわからん。続いたとしても持ってるキャラで書くンゴ



いきなりで悪いんだけどさ、俺って転生者って奴らしいんだよね。

 

わかるよ?初っ端からなーにトチ狂った事言ってんだって?まぁ聞いてくれよ。聞け。

 

前世ではまぁ頭が悪い、物覚えも悪いなりに微妙な学生生活送った後に新人教育もしないロクでもない会社に入社しちゃったんだけどさ、どうでもよくなって二カ月ぐらいでニートへ転職したんよ。

 

寝て起きて腹減ったら飯くって、スマホやパソコンでゲームや動画見て、風呂入った後にまたゲームやら動画やらして寝る。って言う生活サイクル回しながら家から追ん出されないように洗濯や掃除、親の車で送迎なんかしたりしてよ毎日生活してたんだわ。

 

その時にグランブルーファンタジーってゲームにハマってよ、微課金ながら続けてやってたんだわ。

 

男キャラはかっけぇし、女キャラは可愛いし、武器も抱き枕カバーになるぐらい人気で驚いたよね。

 

スラ爆やヘイローしながらランクも180超えてもうちょい頑張ってやるかぁとか思いながら十天解放素材集めの日々を過ごしてたんだよ。

 

APとBPをとりあえず空にして昼メシにしようとおもってたらうちでは珍しいんだけど、言っちまえば死んじまうその日の昼に食えるレンチン冷食も茹でるパスタもなくてかと言って白米だけだとなんか味気ないしパンは切らしてたし…

 

腹もへってたしいつも使っている車も親が使っててなかったから、昼メシとついでに安酒とツマミを買いにチャリでコンビニへ行ったんだよね。

 

まさかその帰りに信号無視したトラックに轢かれるだなんて思わなかったんだけど。

 

あのトラックの運転手、電話しながら脇見運転してやがってさぁ…わかる?わからないよなぁ…

骨がバッキリ折れる嫌な音を聞きながら右腕の方からミンチにされてく感覚。

 

即死でなかった分「あ、俺死んだな」って感じるあの時間ね?正直やばかったよね…二度と経験したくない。

血がガンガン無くなってくのはわかるし、体の動く感覚はまるでないし、轢かれた時は赤い視界だったはずなのに徐々にブラックアウトしていくしさ…

 

んで目が醒める感覚ってあるじゃん?寝起きの感覚みたいな感じのあれからグラブルの世界へ2回目の誕生ですよ。

 

いやね?わかる、わかるよ?お前は一体何を言っているんだ?ってなるのもわかる。でも当事者はもっと???ってなる。ていうかなった。むしろ現在進行形でなってる。なんでかって?

 

だって俺の体は今、グラブルの婆さんグラの人に抱き抱えられてるんだもの。




書いてびっくりグラブル初登場キャラは婆さんグラのモブ

なんでやろな


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2話

続いてしまった
なお、婆さんしか出てこない模様

主人公君はよ育って


なんやかんやあって俺はその婆さんに世話になることになったらしい。なんせ俺が拾われた所は古戦場と呼ばれる場所で言ってしまえば騎空団対騎空団、いわゆるギルド戦が行われている場合だった。

 

ゲームプレイヤーだった俺はその話を聞いた時よく生き残ることができたなと本気で思っていた。何故かって?そりゃあ……

 

貢献度を稼ぐ為に約30秒程度で魔物を蹂躙してゆく課金額と有給休暇がぶっ飛んでる天上団の方々に、そこまでではないにしろそれに追随して貢献度を稼いでいく順位ランカーの方々、そして実はヤベー奴らが多いエンジョイ勢……

 

そんな奴らが一堂に会し対戦相手より貢献度を稼ぐ為に朝から晩まで戦い続けるのだ、運悪く巻き込まれでもしてみろミンチどころか肉片すら残らんぞ。正直腕や脚の一本や二本無いかもしれなかったんだよ。

 

まぁそんな人外みたいな奴らが跳梁跋扈しているような場所で俺はなんとか無事に拾われた訳なんだわ。マジ感謝ですわ……

 

そんなアンラッキーな場所にて第二の誕生を迎えた俺は五体無事な状態で拾われたラッキーボーイとしてその婆さんに連れられて今、主人公ことグランもしくはジータがルリア達と邂逅する始まりの島ザンクティンゼルにやってきたのだ。

 

「ふぇふぇふぇ……今日からここがあんたが住む家だよ」

婆さんは楽しげに笑いながら話を始めた。

「この間までいた良い果実の種が旅立ってねぇ、そいつらがいなくなっちまって寂しい空気があったんだけど新たな種が来てみんな嬉しいのさ」

ん?良い果実?旅立つ?もしかして主人公旅立った後なのか?

「お前さんも色々な才能がありそうだから、育て甲斐がありそうであたしゃ嬉しいねぇ」

才能?……もしかしてさこの婆さんあの婆さんか!?

「さて英雄直伝の妙技をしっかり叩き込んでやる為にまずは身体作りからだねぇ…」

やっぱクラスⅣ取得の婆さんじゃねぇか!謎の強さを持ち主人公にクラスⅣのジョブを伝授するヤベー婆さんに俺は拾われたのか。

「魔力の素養もある……あぁ楽しみだねぇ」

拝啓、転生する前のミンチにされる俺。転生した後はもっと過酷な場所にて鍛練をする必要があるようです。

 

あっでも武術と魔法の才能があるっていうのはこの世界ではすごく嬉しいことなのではないか?少なくとも今の俺はスッゲェわくわくというかうきうきというかそんな感情と俺は一体どんなヤベェ鍛練をさせられるのかという不安でいっぱいだった。

 

「とりあえずお前さんに名前をつけなきゃねぇ……」

婆さんはそう言って軽く悩み始める。数分して婆さんはこう言った

「お前さんの名前はストラ、今日からお前さんはストラだよ」

こうしてグラブルの世界にて俺は新たな名前をもらった。

 

 




なーんでキャラが出てこないんですかね
コンナハズジャナイノニィ!


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3話

結構時間が飛びます
そろそろ婆さん以外にもキャラ出したいし多少はね?

最初はグランやジータをお兄ちゃんとかお姉ちゃんとかよびたいだけだったんだよ…


それからしばらく時が経った。年齢的には13歳になり身長175㎝、体重85キロほどにまでなった。あ、自分はヒューマンだよきっと。種族不明とかグランやジータみたいな?族ではきっと無いはずだよ。

個人的にはドラフのガッチリした筋骨隆々な体型やエルーンの独特な耳の似合う優男みたいなしなやかな体型にも……いわゆる種族体型にも憧れはあるけどやっぱ馴染んだ?種族体型でよかったとも思う。

 

それだけの時間が流れ成長した俺は今……

一生懸命丹精込めて作った釘バットを手に、婆さんに連れられて来た場所にいた銀色に輝く巨大なスライムに目掛け死んだカツウォヌスのような目をしながら剣聖1アビを打ち続けていた。

 

あの婆さんEX2ジョブも使えたのね、正直EX2ジョブ取得の時もこの婆さんのグラだからやっぱりなってなるよね。そしたらさ、婆さん突然釘バット持ち出して

「それじゃ行くからついてきな」

って言われてついていった先は謎の塔型の…いやもう言っちまうわパンデモニウムだわここ。色んなヤベー奴らが詰め込められているあそこな?そこで始まる唐突な共闘スライムレベリングよ。

んでそれが5時間くらい続くんすよ、精神壊れるぅ!とか思ってたらさあの婆さん思いついた感じに

「このぐらいでいいかねぇ…それじゃ黒い水晶割りに行くよ」

とか言いだすんですよ。きっとそこからだね、死んだカツウォヌスのような目ができるようになったのは。青色と黄色のビー玉集めてチクチク殴るって言うのが毎日続くんですよ。そしたらいつのまにか使えるようになってる剣聖のジョブとその他EX1とクラスⅢまでのジョブ達。称号?考えるのをやめるようになってから連れていかれたんだろうなぁって思う。なぜか知らんけど最終階層までの素材がゴロゴロあるねんな、後で整理しておかないと……

 

そんな俺は7歳くらいまでは身体作りと武器、魔法の使い方をみっちり…それはもう濃密な訓練の時間があった訳よ。この世界こんなやらんと生き抜けないの?マジ?ってなるよね。でも考えて欲しい、星晶獣とやたら戦う事のある?いや普段戦わないにしろこの世界で敵から逃げるにも生き残るにも悲しい事に力がいるんよね。そりゃあ必死にもなるじゃん?もう死にたくないし。でも魔法とか武器とかワクワクしちゃってさかーなーり辛いけど楽しくはあった。

 

そんな毎日を送るようになったんだけどさ、元はニートの屑よ。少しでも楽して暮らしたいとか思うわけよ。そんな俺は少しでも楽するために回復魔力を体に意識して回すようになった。魔力って万能でさだいたい普段の生活ならなんとかなったりした。というか疲れを残したまま次の日とか倒れてしまうから回復魔法様いつも助かってます。もっと楽をするために色々頑張らねば……。

 

そして銀スライム爆破をしているの今になるんだけど、気がついたら婆さんいなくなってるのんな。1人でもできるし家に帰るからしっかりやるんだよって事だと思うんだけどさ…一言あってもいいんじゃないかなぁ。

 

まぁやるんだけどさ。




次こそ…次こそは婆さん以外のキャラ出したいのね

成長したから色々ストラ君に意地悪できるぞー!


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4話

(成長はした、だからいきなりの超展開でも…バレへんか…)

あけましておめでとうございました。
気がついたらお気に入り増えてて正直ビビってます
まぁ書きたいように書いていきますんでよろしくお願いします。


あの婆さんが銀天を持ってきた。いやホントもうEX2ジョブを取らせる気マンマンやんけぇ!テンション高めでウキウキの状態から繰り出された

「ストラァ!30秒で支度しなぁ!」

きっとちょっと後には婆さんの忘れたい記憶になるに違いない。そんな婆さんに連れられて今回はみんな大好きシェロカルテの店にやってきたのだ。

 

「あなたがストラさんですねー?あの人からいつも愉快な人だって話を聞いていますよー?うぷぷぷー」

いったいなーにを話してるんですかね(震え声

「今回はこの武器達の鍛え直しという事ですがーよろしかったですかー?」

不本意ですがその通りです。英雄武器一式よろしくお願いします。

「はいー!任されましたー!この量ですのでー少し時間がかかりますが大丈夫ですかー?」

問題ないっすね、それじゃお願いします。

「今後ともご贔屓にお願いしますー!」

そうして17個の武器と大量の素材達を引き渡し俺は日課になったスラ爆を行うため店を後にした。

 

店で渡した17個の英雄武器、つまり2019年1月7日までに実装されている武器達が作られるのだ。実用性は別としてあって困るものでもないからパンデモニウム周回を頑張ったご褒美としては最高級なのでは…?とか考えたけど問答無用で連れていかれてたし割と妥当やな!

 

この時の俺は割と短絡的思考になっていたと思う、あの婆さんがみっちり教え込むという事をすっかり忘れていたから新しいジョブに浮かれてスッゲェ楽しみにしていた。そう、忘れていたのだEX2ジョブが取れるという事はクラスⅣジョブも取れるという事を……

 

つまり英雄武器達が出来る一週間後……

 

みんなストラ君だよ、楽に生きていくためには気をつけないといけない事がある。保護者又は親には気をつけようね、しょうがなくないからね?Noと言える生き物になろうね…約束だぞ!

 

ストラはクラスⅣジョブとEX2ジョブの取得にて地獄のような鍛練が開始されていた。やれ薬は〜やれ魔法は〜だの言われてるが半分くらい頭に入ってなどいない、鍛練についていくだけで精一杯なのだ。

ベルセルクからクラスⅣが始まり同時並行してドクターなどEX2ジョブの取得をさせようとするあの婆さん、なんやかんや言いながらも食らいついてくるストラ君にウキウキしながら笑いが止まらない。正直な話、ついてこれるとは思ってなかったのだ。できなかったら

「まったくだらしないねぇ…しょうがないからクラスⅣから叩き込んでやるから覚悟しな」

とか言って一つずつ教えていくつもりだったのだ。なのにストラはついていけてしまったのだ、つまりは「無理ぃぃい!」と叫べなかったストラが悪いのだ。自業自得である。

そんな事何にも知らないストラ君

 

地獄のような鍛練からだいたい12日後

 

「ひよっこだけどついにたどり着いたねぇ…お疲れさん、今のところ免許皆伝だよ」

 

ストラ、クラスⅣ&EX2までのジョブ取得完了。

 

 




婆さん「増えたら叩き込みにいくからね」
ストラ「」

ようやく…ザンクティンゼルから抜け出せるんやなって…これで最低限、俺つえーしても許されるはず
次回からちっさい騎空艇に乗り、他のところへ行くか
なんやかんやあってメインストーリーに絡むか

悩みどころやな


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5話

島から出るまでに時間かかりスギィ!



地獄のような鍛練に耐え一通りのジョブを取得したストラは悩んでいた。今まで必死だった彼はゆっくりというかぐったりというかそんな感じの時間をようやく作ることが出来たためか、気になる事もとい知らなければならない、いや知っておきたいことがあった。

 

転生してから結構な時間が流れている今グラン達はどこで何をしているのか、正確にはメインストーリー的には何話あたりなのかがわからないのだ。

知っていればその時にヤバめでテンアゲな場所には気をつけないといけないからね。

正直言ってもうてきとーに生きていく事を考えているために面倒ごとに巻き込まれたくないのである。

 

ただ問題がある、あの婆さんがなんかの支度をしている。

あ の 婆 さ ん が な ん か の 支 度 を し て い る

やめてくれよぉ(震え声

あとはもうシェロさんのとこでちょっとしたお仕事もらって毎日ダラダラ生きていくんだからぁ!

 

「ストラァ!ちょっとこっち来なぁ!」

ほーらお呼び出しですよ、行きたくねぇなぁ……

まぁ行かないと地獄の鍛練パート2が始まってしまうからね、しょうがないけど行くしかないんだなこれが。

「とりあえずこの荷物持ってついてきな」

と言われて渡された大きめなバックパック、なにこれすんげぇ重いんですがいったいなーにが入ってるんですかね。

 

言われるがままに荷物を持って婆さんについていくとそこは騎空艇の発着場でさらにはシェロさんがいたのだ。

「お久しぶりですねストラさんー、今回ちょっと用があってーその護衛を頼みたいんですよー」

お仕事ですか、それは構わないですけど何故俺を選んだのかコレガワカラナイ。

「ストラ、そろそろ世界を見てきな。きっとお前を誰かが待っているからね力は授けた、あとは見つけるだけさ」

はいぃ?婆さんそれはつまりどういう?

「独り立ちの時さ、これからは傭兵として頑張りな荷物とあの小型の騎空艇は選別さね。頑張りな」

マジか、つまりゲームでいうソロ団設立ですか。

「という事でしてー護衛の依頼、頼まれてくれませんかー?」

えーっとわかりました。依頼、受けます。

「ありがとうございますーそれでは2時間後には出発しますのでー2時間後ここでー準備のほどよろしくお願いしますねー」

そう言ってシェロさんは去っていった。

「とりあえず騎空艇に案内するからついてきな」

婆さんもそう言って歩き出した。俺も妙な気分になりながらついていく。

 

婆さんから騎空艇の事を色々話された。これから一人暮らしと考えると、自然と真剣に聞いていたらしい。緊張しているのだろうか、それともワクワクしているのだろうか。

「一通り説明は終わったよ、それじゃ頑張りな。」

婆さんはそういうと足早に去っていこうとするけどその背中に向けて

「…ありがとうこざいました!いってきます母さん。世界、見てきます!」

そう言ってあたまを下げた。

 

その後、シェロさんと合流して俺の始めての空の旅が始まる。

さぁ、冒険を始めよう。

 




ようやくサイドストーリー的に言う「オープニング」が終わりました。長すぎィ!


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6話

おかしい感動の船出をしたはずなんだけどなぁ…
こんなはずでは……

あ、ようやく仲間?になります。


冒険を始めて最初に知ったのはシェロさんの人望というか信用というかマジ半端ねぇっすわってこと。いやすんげぇのよ、シェロさんのとこ人が途切れないのよ。やっぱスゲー人なんやなって。

 

そういえば俺の初船出から3日ぐらいで目的の島についたんだけど、いやー空飛んでる魔物達割と多いね!苦労せずに倒せたけどソロ団はキツイッシュ。傭兵業が盛んなのもわかる初船出でした。

 

そうそう、それでね?ようやく会えたんですよ。グランブルーファンタジーエンドコンテンツ衆の人達に。まぁ十天衆なんですけど……

ヤベーのよ、強者の風格半端ないって。フェイトエピソードとかでモブが絡みにいったりしてたけど何を考えたら絡みにいけるのかコレガワカラナイ。

 

まぁそんな人達に会えた俺は今

「ありがとうストラ君、おにーさん助かっちゃったよ。あいつらほーんと話聞いてくれなくてさぁ。影でどんだけ俺が火消ししてるか知らないんだよねぇ…。」

いやーやっぱ頼りになる人だからみんな甘えてるんですよー。あなたならなんとかしてくれるって感じで。

「ははは!まぁそれならちゃーんと俺の話聞いて欲しいんだけどなぁーって」

新しい仕事として十天衆頭目、シエテさんをタクシーしています。

……どうしてこうなった。

 

いや、まぁいいんだけどね?お仕事だし、お金入ってくるし。いいんだけどねぇ!

 

シェロさんにシエテさんが「ん?あの子どうしたの?」的な話を振った事から目をつけられたと言うかなんというか……シェロさんもノリよく「頼りにできる子なんですよー」なんて言うから「おにーさんと力試ししようか」って言われてシエテさんと何故か天星器を覚醒も所持もしてないのにタイマン張ることになり、手加減されているとはいえ勝ってしまった為かなお目をつけられてしまった。

 

そしてシェロさん所からの紹介って感じでシエテさんを送る事になりったら小声で「これからしばらくこう言うお仕事お願いしますねー」と笑顔のシェロさん。もしかしなくても俺、十天衆専門でタクシー業務を行う人になるんですか(震え声

 

そんな事になってしまったので小型騎空艇君頑張ってくれ……。

座標指定して自動運行できる艇でほんと良かった。ありがとう婆さん、まさかタクシー業務を行う事になるとは思わなかったけど乗せてる人が人だから間違いなくなんらかの出来事に巻き込まれるよ!チクショー!俺のグータラ傭兵人生は?怠惰な生活は?どこにいってしまったのか……

(そんなもの、最初からきっと最後まで)ないです。

 

もう一度言わせてくれ、どうしてこうなった!




ストラ君、十天衆専門でタクシー業務はじまったし
実質十天衆が仲間になったな!(暴論


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7話

オリ主はやっぱ扱いが雑でもなんとかなるんやなって

なお、話は進まない模様
間が空いてごめんね?


十天衆のタクシー業務を行う事になってしばらくしたけどあの人達は戦闘民族か何かなのかな?どいつもこいつもタイマン戦闘仕掛けてきやがって!なんとかギリギリで勝ったからいいけど話を聞いたらシエテさんが「戦ってみるとわかるよ」って言って回ってるらしいの。絶対に目の前で七星剣叩き折ってやるからなあの野郎ぉ……

あっでもソーンさんとエッセルさんと仲良くなれたのは嬉しい。俺が年下だからかほんとお姉さんしてました。また甘いものとか買い物とか行こうね。

 

そんなちょっとしたデートみたいな事、いい思いもしたストラ君。忘れられているかもしれないが根は屑の怠け者である。十天衆様達にタクシー業務でこき扱われているが、大体は婆さんがくれた騎空艇のおかげで操縦を多少やるだけで毎日三食昼寝付き生活をしており、そこまでまじめに働いていなかったりする。

そんなストラ君にも、最近困ったことが起きている。

 

最近、婆さんの気配を感じるのだ。

 

ストラ君、大体のやな予感って奴はしっかり当たるのが世の常……

具体的に2019年の3月22日ぐらいからやな予感を感じているのだ。

もっと詳しく言えば何事もなければその日のアップデートでジョブが増えるのだ、それもクラス3とクラス4同時に。

 

婆さん……ジョブ……やべぇ修行……うっ頭がぁ‼︎

みたいな感じになっているので、致し方なく頑張る事にしたのだが……

 

「ストラ君、じゃあやろうかぁ!」

「それじゃ君の強さまた見せてもらうとしよう」

シエテとウーノにちょっと頑張っている姿を見られてしまった為に何やら多大なる勘違いをされ、2人相手に手合わせをする事になってしまったのだ。単体でもひーこら言いながら戦ってたのに2人になったら勝てるわけないだるるぉ⁉︎

 

あ、やめて!シエテさん自分単騎なのに10回のアビダメはダメだって!剣光も付けて殴りに来ないで!ウーノさんもかばうカウンターとかされたらシエテさん殴れないし反撃痛すぎィ!しかも的確に100%カットを綺麗に決めないで!

 

こっちからの攻撃はまるで通らないのに相手からの攻撃は一方的に通るやべぇ糞ゲーをやらされてる気分になりつつもなんとかHPを0にする事なくしのいでいる。むしろなぜかしのげてしまっているから余計に辛い思いをしているのだがストラ君以外にもその事実に気がついていない。下手に強いと余計な地獄を見ることがある……

 

よくよく考えてみたらやってる事婆さんとの修行と割とかわらねぇじゃん‼︎ヤメロー!シニタクナーイ‼︎

 

 

 

 

ヒギィ

 




なんでストラ君十天衆様達と殴り合ってるんですかね?ワカラナイワー


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8話

やだ!小生古戦場やだ!

もっと楽してヒッヒと金剛欲しいもん!
どいつもこいつも強くてかてるわけないじゃぁぁぁん!


古戦場頑張ります(白目


〉ババァ突然の襲来〈

いや、待ってくれよ……急に二刀流とかできないって、剣とか一本でもてんてこ舞いなのに二本とか正気の沙汰じゃないですって。

え?オクトーさんは三本だって?いやあれは十天衆様だし別枠だっていつも言ってるでしょ。シエテさんもいっぱい出してるって?あれは射出してるし使ってるの実質一本だってノーカンだよノーカン。ね?普通は一本でいいんだって、一本でいいって言ってるだろぉぉお!

 

無事?にストラ君を確保したババァ、満面の笑み。

突然剣を二本持たされてスパルタスライム道場開園である。

本汁(エリクリシール)を頭からかぶりながらひたすらスライムと殴り合い。シェロさんの方にはすでにババァから連絡がいっているらしく、その情報は十天衆頭目シエテにも届いてしまう、当たり前だよなぁ?専属タクシーマン?

 

「やぁストラ君、楽しい事してるじゃない。おにーさんにも教えて欲しかったなあ?」

「急とはいえ、二刀使うとは僕も少しばかりお手伝いしましょう、大丈夫ですよ安心して切り刻まれてください。」

「お主が力をつけることは良き事、久方ぶりに手合わせ願おう。」

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

やめて!許して!ババァだけども大変なのに!十天衆様達がしごきに来たら死んじゃう!本当に死んじゃうから!シエテさんはにやけ面だし、カトルさんは前に負けた事根に持ってるし、オクトーさんに限っては普通に死合いなんだけど!

ソーンさん、エッセルさんこの際フュンフちゃんでもいいから!

ダレカタスケテェェェェェ!

 

〈クラスⅢグラディエーターおよびクラスⅣクリュサオルが使用できるようになりました〉

 

ストラ君の尊い命が消えかけたが何の問題もない。死んでなければ安いのだ、しぶとい奴め。その分少しだけ強くなれたのでまたしぶとくなった筈だ。

 

そう言えばストラ君の夢(気絶中)に天司達が最近よく現れている。

眷属を頼むだの優しい子だからお願いね?だの好き勝手に言っては消えてゆくのだ。挙げ句の果てには試練を受けてもらうだのやめてほしい。…え、もしかしてまた厄介ごと増えるのん?ただでさえ一人になる時が寂しく感じるようになってホワイトラビットを飼い始めたばかりなのに兎さんストレスで死んじゃうやん。勘弁してね?

 

天司に目をつけられたストラ君、君の船が星晶獣でいっぱいになる日は割と近い。悲しい事にストラ君はホワイトラビットが「可愛いウサギ」程度にしか見てない、あれは石での効果だし…とたかをくくっているのだ。言ってしまえばネクロノミコンの原本を持っているのと割と変わらないのである。……つまりそういう事であるがまるで気がついていない。

 

ストラ君の平穏な日々はまだしばらく先になりそうだ。

 

 

 

 




仲間にし易さはきっと星晶獣達のが大変だと思うんですが…

二次創作物やし、多少はね?


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9話

古戦場おつかれ様でした。

結果だけ見たらAランク帯で全勝と言う素晴らしい結果。
なお、味方がやべぇ人ばっかで草生える。

あ、自分は累計2億が限界でした()
今回から少しずつちゃんとした仲間枠ですね。


ホワイトラビットとのほほんとした日をゆったりと過ごしているストラ君は割とスローなライフを満喫していた。勝てる気がしない婆さんはいない、無茶無謀な修練は無い、めんどくせー相手もいないの3無いづくしを堪能しているのである。

もふもふしながらゆっくり時間が流れている感じがするなぁ…

ずっとこんな風に過ごしたいなぁ…

そんなことを考えていると

(真実を追い求め彷徨いし者、異端なる人の子よ…安寧の黄昏を捨て、さぁ!今こそ覚醒を……!)

脳内に直接語りかけてくるような声が聞こえる。なんでようやく得た安寧を捨てなきゃならんのかコレガワカラナイ。つまりはスルーが一番やなって。あぁ、ホワイトラビットは可愛いなぁ…

(あ、あれ?聞こえてない?いやいや、そんなことないよね!?あのあの!俺、俺!俺だってー!)

誰だよと思ったのも束の間のんびりとした空気を切り裂き風が唸り、騎空艇は嵐に巻き込まれたかのように激しく揺れ動いた。

流石のストラ君でも只事ではないと直感し何が起きたか確かめるため、甲板に向かって駆け出した。ホワイトラビットを抱えているのは気にしてはいけない。

 

騎空艇の甲板にやってきたストラ君が目にしたのは踊り狂う暴風の渦中に立ち、いい感じに陽の光を浴びながら微笑む藤色の髪の青年だった。

「フッ、とある方から聞いていると思うが我は軍神!踊り狂う暴風!グリィィィィィムニル!」

………お、おう。

「あ、あれ?ちょっと待って?なんか引いてない?カッコよかったよね…?よね?なぁ!なんか言ってくれよー!」

勝手に涙目になりながら懇願されたストラ君はとりあえずホワイトラビットをグリームニルにもふっとさせる。

「んはぁ…なんだこいつ!もふもふしてて可愛いじゃないか!」

なんか悪い奴ではなさそうやん。んでつい最近追加されたこのブラックラビットを持ってくるじゃろ?それを両肩に乗せてやるとな?

「もふもふが倍になって庇護欲二倍ニルだぞ!なんか何にでも勝てる気がするぞー!あ、今日からここでお世話になるからな!よろしくな!」

 

え、あの夢ってマジの話だったんか。いやまぁ部屋はあるから問題ないんだけどつまり後三人も来るのか…こんな濃い奴が後3人もくるのかぁ!え、シエテさん達になんて説明しよう。ウチのラビット達が連れてきた……?いやこれだと間違いなく誘拐犯やん。突然やって来てラビット達にやられた奴…これだけ聴くと強盗犯、うさぎ達に負けるみたいになってるし……。

その時、ストラ君の灰色の脳細胞が閃めく。

婆さんの知り合いってことにすれば良いじゃん!もしかして俺って天才的発想の持ち主なのでは?

とりあえず婆さんのせいってことにすれば大体何とかなるって気が付いた事が良いか悪いかは次に婆さんに会うときにわかることだろう。

 

こうして、ストラ君のほのぼのな日々は消えてゆく。喧しい仲間とこれから加入してくるであろうヤベー奴らによって基本的に屑側のストラ君は良くも悪くも動かなくてはいけない人間になってしまった。

 

尚、シリアスさんの見所さんはいないのであしからず。

 




作者はこの主人公に恨みでもあるのかと思う人もいるかもしれない。違うんだ、文を作っているとキャラが勝手に動いていくんですよ。つまり何が言いたいかと、オレハワルクナイ。


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10話

古戦場お疲れ様です、やっぱ二ヶ月に一回くらいがちょうどいい。
ブレクラも頑張りましょうね。

あ、今回もストラ君には酷い目にあってもらいます()


いやー平和だなぁ…最近は人…人?が増えたから作業分担したんだけど、なんやかんや言って楽しく作業してくれるグリム君のおかげでラビット達と触れ合える時間が増えた。ゆったりと時間が過ぎて行く…ありがてぇ話ですよ、wもふもふ堪能できるのは…

「ストラァ!迎えにきたから30秒で支度しな!」

 

※新ジョブ実装されるたび婆さんはストラ君を拉致しにきます。

 

平和、だったなぁ…短い平和でしたねぇ…。

あ、グリム君。ちょっとラビット達よろしくね?きっとすぐに戻ってくるからそれまで自由にしててね。それj

 

言い切る前に婆さんはストラ君をお米様抱っこしてどこかへ消えて行った。尚、今回実装されたジョブはソルジャー。つまり突然のサバイバル訓練が始まるのである!!

 

いきなりだがよくわからないジャングルのような場所に連れてこられたストラ君、婆さんから

「多分一週間後ぐらいに迎えに来るからしばらくここで生活しな、今回は生き残る訓練も兼ねてるからね、まぁ死ぬんじゃないよ?」

死ぬようなことがあるのか…とか思っているとナイフとネブカドネザルを渡された。

支給品はこれだけらしい…え?マジ?水場も食えるもんもわからないジャングルのような場所で一週間?ヤバヤバのヤバじゃん。

いや待てやと言ったところですでに婆さんの姿は見えない、どこかへいかれてしまったようだ。

 

しょうがなく始まってしまったサバイバル1日目

馬鹿野郎!ちょっと探索しただけでやべぇ魔物ばっかじゃん!

無駄にでかいスライム、群をなしているキラービー、そこら辺を闊歩しているヒドラ達、空にはグリフォンにワイバーン、おまけに見つけた水場にはマイトフィッシュの群れ。

…俺は生き残ることができるのだろうか

 

サバイバル2日目

…せめて水場は確保しなくてはとか思ってたらグリフォン君が水飲みにきた。グリフォン君、マイトフィッシュをバリボリ食ってますやん…あれは食えるやつなのか…?まぁいい、暫定食料と水の情報があるだけましやな。

 

サバイバル5日目

日は飛んで5日目だがマイトフィッシュくんは食えた、うん味は考えない事とする。水も飲めるようだったので特に何があったわけではない。あえて言うならグリフォンとワイバーンに目をつけられちゃった事ぐらいかな(震え声

エサ場を荒らした奴みたいに執念深く追ってきやがる。

 

サバイバル7日目

グリフォンやワイバーンの肉ってまだ食える部類に入るんやなぁ…

わかった事は今の装備ならスライム以外はなんとかなる魔物ばっかりって事。なんや、楽勝やな!ガハハ!

 

サバイバル9日目

馬鹿野郎!お前、ヒドラが群れたら勝てるわけないダルォ!

さらっと婆さんは迎えにこねぇし!スライムにも見つかるし散々や。

もふもふが恋しい。

 

サバイバル12日目

いやぁぁぁぁ!ヒドラがスライムコーティングされたぁぁぁ!

ダメージが入らないのぉぉぉぉ!

やべぇよ…やべぇよ…

 

サバイバル14日目

逃げ切った…生き残ってやったぞオラァ!

婆さん迎えに来るの遅いんだよ!二度とこれはやらんと誓うとストラの意識は次第に落ちていった。

 

ジョブ、ソルジャー解禁。

 

 

戻ってきたストラ君、グリム君に心配されながらしばらくはもふもふが手放せない体になってしまったようだ。

 

 

まぁ新しいジョブが来るたびに酷い目にあわされるのは婆さん…もとい作者のせいである。

 

 




しょうがないんや…
なんで使えるようになったのかとか
強くなった理由がないと

ワシが納得できないんじゃ…

つまり、ワシは悪くない。()


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