ネプ子さん(偽)がログインしました (セントレイズム)
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なんというテンプレ

だがそれが書きたかったんだ。今まで書いていた小説は主人公に酷すぎた。今回はシリアス路線にはいかないよう、気合を入れなくては....

注意、出てくる顔文字は原作キャラの再現です。


 気が付いたらよく分からない部屋にいた。

詳しく言うと真っ白い場所にポツンと机が置いてあるだけの部屋。

何かのドッキリだろうか?そう思いながら机に近づいた。そこには___

 

__ドッキリかと思いました?残念!これはドッキリではありません!Σ(・□・;)

これから貴方には別の世界に行って貰おうと思います。あ、元の貴方が死んだという訳ではなく、コピーの様なものですので安心してください<(_ _)>

何故このようなことをしたかですか?簡潔に説明しますと、私のちょっとした不注意で面倒なことが起こってしまいまして。私は今、手を放せないので代わりに行ってくれる人がいないかなぁ。と探したところが貴方いいのではないかと言われまして、それで貴方に頼んだわけです。

行先は心配しなくても大丈夫です。きっと貴方は知っていますから。

では、よい旅を(^_^)/~__

PS.元の貴方とは姿が全く違いますがそこは許してください<(_ _)>

 

 手紙を読み終わった瞬間、読んでいた手紙が光りだし....

 

 

 

 

 

 

 ...気が付けば空高くから落下していた。

 

「へ?....何でえぇぇぇぇぇぇっっ!!」

 

いや、おおお落ち着け、ま、まだ慌てるような時間じゃない。そうだ、素数を1357...あと何だっけ?ってそんなこと考えてる場合じゃ、待って死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅっ!

目を瞑って、これから来る痛みに少しでも耐えられるように体を力ませる。

...あれ?いつまで経っても痛みが来ない?恐る恐る目を開く。

 

「...浮いてる?」

 

ほんの数センチだけ浮いていた。間違いなくあのまま落ちていたら湖ではなく草むらで犬神家をするところだったろうな~、なんて遠い目をしながら思っているとゆっくり地面に降ろされえた。

 

 それよりここは何処だろうか?

周りは草原が広がっていてスライム?の様なイヌの様などこかで見たような奴が沢山いる。人は何処にもいないけど...

まぁ、考えていても仕方ないか。とりあえず何処か道を探そう。道をたどれば人里があるって何かの本にも載ってたし。

 

 

 

 

 ....結構歩いたと思うんだけど人里はおろか人を見かけない。まさか手紙に書いてあった面倒なことって人が皆いなくなってるってこと?

いや~そんな最初からベリーハードみたいなことないと思うんだけどなー......ないよね?

でも歩いても歩いても人に会わないとなると周辺に人はいないのではないだろうか?

 あ~あ、鳥みたいに空を飛べたらこんなこと考えなくていいのにな~。

なんて思いながら空を見上げると何かが俺の歩いてきた方向に飛んでいくのが見えた。何が飛んで行ったのだろうか?でもその人に会えれば人里まで簡単に行くことが出来るかもしれない。

そんな希望を持ちながらそれを追いかけた。

 

 スライムっぽい奴が沢山いる場所まで走って戻るとその者はいた。

小型の飛行機の様なのもから降り、ブツブツ言いながら機械で俺の落ちたところを調べている....間違いなく俺のせいでここまで来たんだろうな。

 その人に近づこうと一歩踏み出そうとしたとき軟らかい何かを踏んだ。一体何だろう?と思い、足元を見ると....スライムっぽい奴だった。

 

「きゃぁぁぁ!」

 

なんて可愛らしい悲鳴を上げながらダッシュで逃げた。

 

 

 

 

「はぁ...はぁ...はぁ...ここまで逃げれば」

 

数分全力でダッシュした結果、森の中にいた。だがこんなところまでスライム?は来ないだろう。

 

 休みながら周りを見ていると不思議なものがあった。それは壁のように先をふさぎ近づくだけでも肌がピリピリしてくる。

ここに居るのはマズいと思い走ってきた方向を戻ろうと後ろ見たら、でっかいスライム?が目の前にいた。

....死んだな。

そう心から思ったその時

 

「魔招・煉獄!」

 

その声と共にスライム?の後ろから火が飛んできてスライム?爆発させた。

 

「ふぅ...ねぇ貴女(・・)大丈夫だった?」

「へ?...あ、大丈夫です。助けて頂いてありがとうございます」

 

助けてくれた人はそのまま俺に近づき声をかける。というか...うーん、この声どこかで聞いたことがある様な気が....そう思い顔を上げると

 

「ん?私の顔に何かついてる?」

 

アイエフ(俺の一番好きなキャラ)がいた。(ちなみに知ってるとは思うけどアイエフは中二病でケータイ中毒のかっこよくて可愛い子だよ。武器はカタールやクロ―、蹴り技も使うよアイエフー俺だー蹴ってくれー!。ある作品では主人公になったよ)

そして察した。この世界ってネプテューヌかよ!...手紙に書いてあったよく知ってる世界ってそういう事か。それじゃあの壁みたいのが面倒なこと?ん~...分からん。

 

「えっと...ここが何処だか教えてもらえませんか?」

「ここはプラネテューヌから少し離れた森だけど、何でこんな場所に武器も持たずにいるのかしら?」

 

怪しい...と言わんばかりの目でアイエフは俺を見る。正直に答えるべきか誤魔化すかどっちがいい?と聞かれたら別に隠す理由もない...でもな~アイエフは一応諜報員だしな....それにいきなり正体を明かすのもネプテューヌシリーズとしてどうよ?てな訳で、

 

「気が付いたらここにいたんです。記憶も無くて右も左も分からなかったからとりあえず動こうと思って動いていたのですが...」

「そうだったの、疑ってごめんなさい。でも記憶喪失ね....姿は似てるのに話し方はどこかのバカと大違いだわ

「どこかのバカ?」

「気にしないで。記憶喪失ならどこに行っていいかも分からないだろうしプラネテューヌまで一緒に行く?」

「お願いします!」

 

運良く野垂れ死にだけは防げた。

 

 

 

 アイエフの乗ってきた超小型飛行機?に乗りプラネテューヌを目指す。てか、アイエフってバイクしか乗れないんじゃ...なんて思って聞いてみたらネプギアの試作品の試運転中だったそうだ。(ちなみにネプギアはこの作品の元ネタ超次元ゲイムネプテューヌの主人公であるネプテューヌの妹で一度主人公になったキャラだよ。悩みは扱いがぞんざいに扱われ立場が悪くなったり、個性が無いとか色々。なおメカオタで、プラネタワーを巨大タワーに改造したいとか言ったりしてるよ)

 しかし、これからはギルドでクエスト受けて生計を立てるしかないよな。

 

「着いたわよ」

 

そう言われつけていたヘルメットを外す。その時、違和感を抱いた。付けたときは興奮とか不安とか色々あったせいで気づかなかったが....俺の髪ってこんなに長かっただろうか?まさか__

 

「アイエフさん!鏡持ってますか!?」

「持ってるけど...何で私のな「貸してください!」え?」

 

そう言いアイエフの鏡を手に取り顔を見る。

そこには、誰だお前!と言うような顔をした髪が長い以外主人公オブ主人公にそっくりの少女が映っていた。

...さて問題です。何故俺はここまで自分の変化に気が付かなかったでしょうか?正解は本編の後!

 

「えぇっと...大丈夫?」

 

アイエフが心配そうに問う。

 

「体がおかしくなってたくらいで問題ないです」

「それ、問題大アリじゃない!なに、どこか怪我でもしてたの!?」

「俺の体ってこんな見た目じゃなかったな~なんて思いまして」

 

「え?」とアイエフの口から声が漏れる。

そりゃそうだろう。記憶が無いだけなら何とかなるが姿が変わったというなら大問題だ。正直、俺にとっても大問題だ。

こんな姿で街に出てみろ、面倒なことになる。絶対にだ。どうする?教会に女神そっくりになっちゃいました~テヘ。なんて言いに行くか?....いや駄目だ。

 

「あぁ..もうどうしてこんなことに...」

 

絶対に俺をここに送り込んだ奴に一発ぶち込んでやる。そう考えるのに時間はかからなかった。

 

 

 

 

 

「...はぁ....」

「落ち着いた?」

 

数分後、ずっとorzの状態でいた俺はやっと落ち着いた。

 

「聞きたいのだけど何で私の名前を知ってたのかしら?」

「ギクッ....ナ、ナンノコトデスカー。マッタクキオクニゴザイマセン」

 

マズった。驚きのあまりアイエフの名前、普通に言ってたんだ。

 

「正直に話してもらえる?」

 

そう言ったアイエフの後ろにはゴゴゴゴゴという文字が見えた。

 

「じ、実は___」

 

 

 

「へぇ~、別次元の私と面識があるね....」

「そうなんです!だからアイエフさんの名前を知ってて!」

「わかった、わかったから落ち着きなさい」

 

嘘です。面識はないです。

 

「でもそれだったらマズいわね...」

「何がですか?」

「今ここにはネプ子....いいえ、女神さまたちはいないんだもの(・・・・・・・)

「え?」




正解は、ピンポーン 越後製菓!

ではなく、何故分からなかったというと....何故?...ご都合主義だろうか?うん、そういう事にしよう

なお服装はジャージの模様


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ありのまま今起こったことを話すぜ

「俺は手紙を読んでいると思ったらいつの間にか空から落ちていた」
な...何を言っているのか わからねぇと思うが
おれも 何があったのか わからなかった
頭がどうにかなりそうだった... 夢オチとかドッキリだとか
そんな優しいものじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいテンプレの片鱗を 味わったぜ...


「え?」

 

うそ...だろ..?

そう言いたくなることをアイエフは言った。守護女神がいない。それはこの世界の危機を表している。というかネプギアはいるのにネプテューヌがいないという事はMk.2の方なのだろうか?

いや、それだけならいい。手紙に書いてあった面倒なこと、それが気になる。

 

「アイエフさん、守護女神がいない以外で何か変わったことは無いですか?」

「変わったことね....アンタも見ただろうけどそこら中にある塔くらいかしら?」

「それ以外は?」

「う~ん、ここだけの話し、その塔なんだけどシェアエネルギーを吸い取ってるって噂があるのよ」

「シェアエネルギーを?」

「そうなのよ。だからネプ子たちが向かったんだけど....」

「帰って来なかったと?」

 

そういうとアイエフは頷いた。

しかし、シェアエネルギーを吸い取るとは聞いたことのない話だ....オリジナルってこと?というかあれ壁じゃなくて塔だったの?

まぁ考えても仕方ないよね。とりあえずこれからどうやって過ごすかを相談しよう。

 

 

 

「なら一度、教会に行ってみるといいんじゃないかしら」

 

アイエフに相談し帰って来た答えはこれだった。

 

「信じてもらえるでしょうか...?」

「信じるも何もそうなっちゃってるんだから大丈夫でしょ」

 

...確かにその通りだ。嘘であればどれほどよかったか、なんて思うが現実になってしまってるなら仕方ない。

 

「あと、その姿で敬語を使われるのは違和感があるから普通でいいわよ」

 

えぇ...普通って言われても...普通って男らしい?言い方なんだけどな。ネプテューヌみたいな感じでいいかな?それなら男ってバレないだろうし...(え?少し前に自分の事を俺って言ってたじゃないかって?うずめだって俺って言うんだし問題ないんじゃないかな?)

 

「うん、そうだね。それじゃ、アイちゃん教会までお願い」

「ってアンタもアイちゃんっていうの!?」

 

そこまで再現しなくても良かったんじゃないか?と思ったのは数日後だった....

 

 

 

「...ネプテューヌさん?」

 

教会に入って最初に聞こえたのはプラネテューヌの教祖であるイストワールの声だった。その声を聴き協会にいる人たちが俺たちの方を見る。(イストワールはプラネテューヌの教祖で他の皆勤賞キャラよりも立ち絵が多いキャラだよ。シリーズによって設定や能力が大きく変わるから把握も大変。ちなみにこの作品はMK.2の超次元に近い世界だからこっちのイストワールは顔文字は使わないよ。手紙の子は使ってるけど一体どこのなにトワールなだろうね)

まぁでも、それもそうだよね。行方不明の女神が帰ってきたらそんな反応するよね....別人だけど。

どうしよう?ここで俺はネプテューヌじゃない!とか言うのは簡単だけど....ね?わかるだろ?イストワールやここにいる人たちの悲しそうな顔は見たくない。だから

 

「イストワールさんちょっとこっち来て!」

「え?ネプテューヌさん!?」

 

そう言いながらイストワールの手を取り人のいない方向へ連れていくことにした。

 

 

 

 ふぅ...ここなら人はいないだろう。

教会の奥の部屋にイストワールを連れていき一息つく。

 

「急にすいません。イストワールさん」

「私の方こそ間違ってしまいすいません」

 

え?

 

「気が付いたんですか?」

「いえ、先ほど思い出しました。確か3日前に平行世界の私から通信があったのです」

「ちなみにその平行世界のイストワールさんは会話に顔文字が入ってました?」

「えぇ、入ってましたが神次元のイストワールよりは苦手そうでしたね」

 

うん、間違いなくあの手紙の送り主だな。

 

「そのイストワールさんから聞いた話ってどんな話でした?」

「えっと確か...この世界にバグが出てきてしまったからそのバグ処理の為に人を送るとかなんとか」

「で、それが俺という訳か」

「そうなりますね。まさか別次元のネプテューヌさんが来るとは思いませんでした」

 

あ...やっぱり俺の事、別次元のネプテューヌって思ってるのね。(ネプテューヌとは、原作の超次元ゲイムネプテューヌの主人公でプラネテューヌの守護女神。無印ではザ・正義の味方って感じだったんだけど以外のネプテューヌはメタ発言が多く、自分の事を主人公とよく言っていてシリアスは苦手。ちなみに守護女神は女神化と言ってシェアの力で変身できる。前回言い忘れていたけどネプギアも同様だよ。プリンが大好物だよ(ここ重要))

 

「それで俺はこれからどうすればいいでしょうか?」

「私としては早急にバグの処理をして貰いたいのですが...」

「守護女神不在の件ですか?」

「はい、なのでバグの処理と平行に守護女神の代わりをして貰いたいのですが」

「ネプギアさんはどうしているのですか?」

 

そうだ、ネプテューヌが居なくともネプギアが何とかできることもあるだろう。なのにそれをしていない....何かあったか?

 

「多分、貴方の考えた通りです。バグのせいで女神候補生は女神化はおろか戦うことも出来ないのです」

「バグとなるとあの塔の事ですか?」

「諜報部からの情報によると塔は各国二つずつありそれぞれのシェアエネルギーを吸い取っているそうです」

「なら、俺はそれを叩けばいいんですね?」

「お願いします」

 

 

 

 場所は変わってプラネタワー内の一室。

これから少しの間だが女神の代理をするからという事でイストワールが用意してくれたのだ。

ただ一つ問題点を挙げるなら....何でネプテューヌたちの部屋の真横なんだろうか?

まぁ会う予定は今のところ無いからいいけどね。

さて、早速街から出てモンスター退治から始めよう!

イストワールから貰った武器を持ち外へ出た。

 

 

 「あれネプテューヌ様じゃないか?」「パープルハート様~」等、色々聞こえてくる。

すっごい恥ずかしいのですが!?きっと今の俺を鏡を見れば顔が真っ赤だろう。

 

数分後そこにはダッシュで外まで向かう俺がいた。

 

 

 

 

 

 スライム...ではなくスライヌを貰った木刀で叩き切る。

受けたクエストはスライヌ30体の討伐。スライヌくらいなら一人で十分。問題なく討伐できると思い来たのだが....

 

「スライヌ多すぎない!?」

 

明らかに50体以上いる。一定数倒せばいいのだろうが逃げ道を防がれてはどうにもならず体力だけが削られていく。

いや~俺は本物(ネプテューヌ)と違って女神化できないのがキツイよな~。

...でも

 

「クロスコンビネーションッ!」

 

技は色々使えるらしい。

 

 

 

 

「はぁ...はぁ...これでどうだ!」

 

俺の周りにはさっきまでスライヌだったからドロップしたアイテムが沢山落ちている。

疲れた。マジで疲れた。そもそも俺は一般人だってのって愚痴りたくなったがクロスコンビネーションを使った時点で一般人?と疑問形に進化した。

...誰もそんな進化望んでないと思うんだけどな~。というかネプテューヌに憑依してTSっていう特殊性癖なものも皆は望んでないとか言っていいかな?

 

 気を取り直して、無事にクエスト完了!

後は素材を拾いプラネテューヌに帰ってギルドで終わったと言ってくるだけ、最初だと考えても上手くいったと思える出来だった。間違いなく戦闘評価とかあったらSSとかもらえるね。

 

 

 

「ノーマッドさんおかえりになりましたか?」

 

プラネタワーの自室に帰るとイストワールが部屋にいた。

 

「ノーマッド?俺の名前ですか?」

「はい、貴女には悪いですがネプテューヌさんはもういますしね」

「ノーマッド...長いですしノーマでいいんじゃないですか?」

「そうですか?」

 

そっちの方が呼びやすいし楽そうだな~なんて思いそう提案する。

個人的な話になるが外見はネプテューヌとほぼ同じだが髪型は大人ネプであり、これをネプテューヌと呼ぶには少々違和感があるだろう。だから新しい名前は嬉しかった。

 

「それでは改めて、ノーマさん。超次元のゲイムギョウ界の為に力を貸してください」

「任せてください!」




主人公の名前ノーマッドの元ネタは六本の単三電池で動く携帯ゲーム機だよ。ゲームギアに続く新しい携帯ゲーム機として作られていたみたいで、当時としては非常にコストの高いタッチパネルを採用しようとしていたね。でもコストが非常に高かったため製作はどんどん見送られジェネシスの携帯ゲーム機として開発されたんだって。でも発売された時期が悪くって売り上げは最悪。値段は三分の一まで落ちたんだけど100万台は売れたとかなんとか。
まぁ、欧米セガサターン発売数カ月後だし仕方ないといえば仕方ないけど
                           ウィキペディアより


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ネプギアさんがログインしましたがすぐにログアウトしました

Q.こんなに一気に書いて大丈夫か?

 A.大丈夫だ問題ない

顔文字は原作キャラのテキストに出てきています。


 皆さんお元気でしたでしょうか?前回にプラネテューヌの守護女神代理になって1週間経ちました。その間、皆さんは他の小説を読んだり感想を書いたり、もしかしたらどこぞの雪国の守護女神のように自分で小説を出している人もいるかもしれません。

俺の方は毎日クエストをやって書類はイストワールに任せるという方法で代理をしています。

ですがずっと上手くいくなんてありえませんでした。え?何故かって?それは...

 

「お姉ちゃん!帰ってきてくれたんだ!」

 

なんて言われながら朝っぱらに本物の女神の妹である女神候補生(ネプギア)に抱き着かれているからです。

 

「えっと...この状態はどうすればいいのかな?」

「少しの間、そのままにしてあげなさい。ネプギアも相当精神に来てたようだし一度吐き出させてあげなきゃ」

 

アイエフにヘルプを求めたがそれは空しく終わった。

そんな話をしている間にもネプギアは俺に抱き着き泣いていた。

 

 

 10分ほどネプギアに抱き付かれながら泣かれていたのだが疲れたのか寝てしまった。

場所がネプテューヌ姉妹の部屋の近くである俺の部屋のドアの前であった為、アイエフに頼んでネプギアをベッドに戻してもらい。今後に悩む。いやだって考えてみろ?ひとつ前の話でも言ったけど俺がネプテューヌじゃないってバレたとき、その人がどんな反応すると思う?絶対辛そうな顔をするって!だからネプギアにはバレないようにしてたのに....

いっその事ネプテューヌの真似でもすれば~なんて思ったけど俺にはあのテンションは無理なんだよね。

まぁ今後、会わなければいいだけだし心配してないんだけどね。

 

 

 

 

 って、あれれ~?おっかしいぞ~?

何でネプギアが目の前にいるんだ?おかしいな...俺は今日の分のクエストをやろうとしていた筈なんだけどな~。幻覚かな?

 

「ノーマさん、今朝は泣きついちゃってすいません。その代わりといってはなんですが私も連れていってください!」

 

うわぁ...幻聴まで聞こえるなんて、やっぱり慣れてないことするから疲れてるんだろうな~。

さっさとクエスト完了して早く寝よ。

そう思いながら素通りしようとしたが、ガシッ、と腕を掴まれてしまった。

 

「HA☆NA☆SE」

「嫌です!」

「ネプギアさんが行きたいだけですよね?」

「そうとも言います」

 

放してもらうため腕を振ったりして見るがビクともしない....シェアエネルギーを奪われて力が出ないって言ってたよね?と疑問を持つほど力が強いんだけど。

っく、どうすれば.....そうだ!

 

「イストワールに許可貰ってきて!そしたら連れて行くから!」

「え?いーすんさんにですか?....わかりました」

 

そう言われネプギアは教会へ戻っていった。

そして思う。ありがとうご都合主義と...

 

 

 多分、皆気になってるだろうけど何でアイちゃんやコンパと行動しないのかって?

アイちゃんは守護女神の皆を探しているし、そもそもコンパとは面識が無いんだよね~。(またまたキャラクター紹介のコーナー。コンパはアイエフと同じで第一作から出ている古参で、「です~」が口癖で天然ほんわかキャラなんだ~。二作目Mk.2からは設定が変わりアイちゃんの幼馴染という設定に、でも看護学校や医師だったり、行く道は同じだね。武器は注射器。あんなでっかい針に刺されたくはないね)

まぁ、そんな感じで絶賛ソロプレイ中なパーティーになっちゃってるね。でもプラネテューヌの最初の敵くらいなら何体来たって問題無し!ねっぷねぷにしてやんよ、ならぬ、のっまのまにしてやんよ!

 

 

 なんて思ってた時期が私にもありました。

 

「何でマスタードラゴンがこんな所にいるのぉぉぉぉおお!!」

 

受けたクエストはハイエナ5体の討伐だったのに....こういう時、主人公なら強いスキルを覚えて逆転大勝利とかってなるんだけど、俺って主人公じゃないしな~。いや~、私は主人公補正は効かないからな。次はきっとこれを見ている人がやってくれるかな?

 

「ノーマさん!」

 

やっば...走馬灯かな?1週間分しかないけど...いやいや、現実逃避してる場合じゃない。

 

「私がひきつけますから逃げてください!」

「え?」

 

ネプギアがドラゴンの後ろにいた。

もう許可得たの?早くない?気のせい?でもそうじゃないなら、これ以上頼もしい増援は無い。

 

「ネプギアさん!俺がひきつけるから強力な一撃お願い!」

「え?えっ!?」

「クリティカルエッジ!!」

 

そう言いながらドラゴンの下に入り込み斬撃で敵を浮かし、落下したタイミングで一閃を繰り出した。

....だが

 

「硬い!どこかの宇宙海賊みたいに毎朝コーンフレークとか食べてるのかよこいつは」

 

やっぱりガードブレイクを狙うしかないのか?というかこれ一定数ターン経過すれば進むタイプ?ならヘイト取ればいいだけじゃない?

 

「そういう事なら任せろ~バリバリ~」

 

 

 

「パンツァーブレイド!」

 

 ネプギアがそう言いながら5連撃を放つとドラゴンが倒れ、結晶となりながら消えていく。

....なんかもう疲れた。そう思いながら寝転がっているネプギアに近寄る。

 

「ネプギアさん、救援感謝します」

「....」

 

感謝を言っただけなのに顔をじっと見られる...なんか恥ずかしい///

 

「...それにしても本当にお姉ちゃんにそっくりなんですね」

「え?」

「あ、いえ、すいません」

「そういえば、イストワールに許可は貰ったの?」

「あ...」

 

貰ってないのね。どんだけお姉ちゃんを探したいのやら...

 

「まぁ、そのことを怒るにしてもとりあえずプラネテューヌに戻ろうか」

「ですね」

 

寝転がっているネプギアを担ぎながらプラネテューヌに帰ることにした。

 

 

「さて、ネプギアさん?どうして外に出たんですか?」

「...ごめんなさい」

「まったく...今は私たちでネプテューヌさんたちを探してますから、ネプギアさんはゆっくり休んでいてくださいとあれほど言っていたのに____」

 

ネプテューヌ姉妹の部屋でイストワールがネプギアに説教している。

俺は自分の部屋のベッドで寝転がっているのだが、すっごく聞こえるね。防音じゃないみたいだ。

そんな事を思いながら眠りについた。

 

 

 

「...起きてください....起きてください!ヽ(`Д´)ノ

「うわっ!」

 

何者かに起こされ周りを見ると第一話最初にいた真っ白い空間にいた。

...どういう事?そう思いぼ~っとしていると

 

「睡眠中にすいません<(_ _)>。どうしても貴方(・・)に言っておきたいことがあったのです」

 

後ろから声をかけられ後ろを見ると、普通よりも小さいイストワールがいた。

すかさず立ち上がり拳を振ったがスカッと言いそうな感じに空を切った。

 

「な、な、何をするんですか!?Σ(・□・;)危ないですじゃないですか!ヽ(`Д´)ノプンプン」

「おい....それは勝手にコピーされ、転移することになった俺を見て同じこと言えんのか?」

「何でブランさんみたいな怒り方してるんですか!?Σ(・□・;)確かに勝手にやったのは悪いと思いますが....思いますが...」

「ん?」

「そ゛こ゛ま゛で゛お゛こ゛ら゛な゛く゛て゛も゛い゛い゛じ゛ゃ゛な゛い゛で゛す゛か゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛( ノД`)」

「....え?おい、ちょっと待てそんなキャラじゃないはずだろ?何でそんな簡単に泣くんだよ!?....あぁもう!俺が悪かったからもう泣き止んでくれ」

「...ほんとうですか?」

「本当だ」

「ほんとのほんとですか?」

「本当の本当だ」

「ほんとうのほんとうのほんとうですか?」

「本当の本当の本当だ」

「ほんとうの「ってなげぇよ!」や゛っ゛は゛り゛う゛そ゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛( ノД`)」

 

うん...このなんだ?本当にイストワールでいいのか不安になって来た。

 

 

 

「お恥ずかしいところをすいません<(_ _)>」

 

数分経ってイストワールがやっと落ち着いた。

 

「それで要件ってなんだ?」

「あ、そうでした。要件ですが、貴方の身体につけるはずだった能力をつけ忘れていたのを謝ろうと思いまして...」

「能力?」

「そうです。ご存知かと思いですがその身体はネプテューヌさんをもとに作られています。ですが女神化は出来ないようにし、その代わりの能力をつけるという事で満場一致し、今用意しているのですが...」

「その準備に時間がかかってる?」

「その通りです<(_ _)>あと2週間はかかる予定です」

 

2週間?俺がゲイムギョウ界に来て1週間だから....

 

「結局3週間ね」

「....はい」

「まぁいいけど...一つ頼んでいいか?」

「私にできることなら喜んで!(`・ω・´)」

「ちゃんとした武器をくれ!」

「( ´Д`)...え?そんな事ですか?」

「そんな事とはなんだ!俺はこの1週間、ずっと木刀だったんだぞ!」

「まぁ...それくらいならいいですが....」

「んじゃお願い。いい加減起きないとマズい気がするし」

「アッハイ」

 

そう言ってすぐ目の前が真っ暗になり....

 

 

 

 見慣れ始めた天井を眺めていた。




 いや~、夢であった方のいーすんは色々駄目そうだね。書いた作者でさえも少し引くレベルで弱そうな子だね。

 そう言えば何でネプギアが戦えたのか?という疑問を持つ人がいるだろうから言っちゃうとね、戦えないという訳じゃなくてレベルが大きく下がるって言う方が正しいだよ。だからネプギアは戦えたし、勝つことが出来たの。
でも、経験値はバグの塔に吸われちゃってるからいくら戦ってもレベルは上がらないんだよね~。


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ネプギアの為に一肌脱いであげようじゃないの!

 ちょっぴりシリアス。
こういう雰囲気は他の二次創作だけで十分なんだけどな~
まぁ、シリアスあってこそのネプテューヌだと思うし少しくらいいいよね?


 俺のゲイムギョウ界に送った張本人である夢?のイストワールと話したその後日、今日も俺はギルドでクエストを受けてせっせと仕事をしています。

正直、俺もネプテューヌみたいに毎日ゆっくりしてたいな~なんて思ったりしちゃうけど、このシリアス状態でゆっくりしてたら怒られそうなのでネプテューヌ復活後にすることにしたよ。

あ、でもネプテューヌたち復活後、急にラスボスとか黒幕とか出てくるのは勘弁ね!

 

 前の話しの最後で夢?でイストワールから剣を貰い。やっと木刀からまともな剣になったんだけど本当に戦いやすいね。

スライヌ程度100体来ても問題無し、どうして今まで木刀で戦っていたのか不思議に思うほど....まぁそこは考えたら負けなんだけどね。

 そう言えば、俺は歩きでクエストの場所まで行ってるけどネプテューヌたち女神はどうやって言ったんだろう?女神化でひとっ飛び?.....それは無いか。でも便利な移動手段とかあれば欲しいな~。......そうだ!アイちゃんみたいにバイクでも使えるようにしよう!

 

 

 

「ノーマさん、いらっしゃいますか?」

 

その日の夜、クエストを終え寝ようと思っていた俺のところへネプギアが来た。

うん...来たんだ。だけどさ?

 

「ノーマさん!一緒にゲームしましょう!」

 

ゲーム機を持っている理由をちゃんと言ってもらいたいな。

 

 

 

「ふふ、ノーマさんゲーム弱いんですね」

「ぐぬぬ...まだ序の口だって!これから巻き返してやる!」

 

体力ゲージ半分も減らせないでKOの文字が画面に映る。ネプギア、ゲーム強いのね...流石ゲームハードの擬人化。

 

 

それから数10分

 

「...おねぇ....ちゃん?」

 

急に聞こえたネプギアの声に、つい横....ネプギアの方を見てしまった。

その顔はとても悲しそうで今にも泣きそうな顔。ゲーム画面に夢中になっていた間になにがあったと驚き、その拍子にコントローラを落とす。

 

「ネプギア!?え?ちょっとどういう事!?」

「グスン...すいませんちょっとお姉ちゃんを思い出して」

「あっ....」

 

急にゲームをやろう言い出した時は何事かと思ったがそういう事だったのかな?確かに今までいたお姉ちゃんそっくりの人が居たら思い出しちゃうよね。

 

「...ごめん」

 

ふと、そんな言葉が出てきた。

 

「ノーマさんは悪くないですから」

「....そうだよね」

「.....」

「.....」

 

互いのキャラは動かず時間制限だけが迫っていく。

 

 

「...そうだ」

 

こんな空気の場所にいたくない。その一心で声を出す。

 

「今日じゃなくていいからゲームを教えてくれない?」

 

こんな空気で、ネプテューヌが帰って来た時に笑われてしまうかもしれない。

 

「それでさ、ネプテューヌさんが帰ってきたら。ボコボコにしてやろうよ」

 

こんなシリアスはネプテューヌという世界には合わないんだ。

 

「だから、少し待ってて。今からあの塔をぶっ壊してくる」

「...そんなことが出来るんですか?」

 

弱弱しい声を出しながら涙で潤っていた目がこちらを向く。

 

「任せて!たとえ火の中、水の中、草の中。どんな無茶でもそれを通して勝利を掴むのがハッピーエンドの条件なんだよ!」

 

俺の知ってる最高の主人公(ネプテューヌ)を真似しながら、そう約束した。

 

 

 

「...イストワールさん」

「駄目です」

 

まだ何も言ってないんだけど?

 

「そういう顔をした人はみんな無茶を言いに来るんです。ネプテューヌさんたちだってそう言って行ってしまったんですから」

「その通りです。なので無理を言わせてもらいます」

「はぁ...行くのですか?」

「行きます。ネプギアに約束してしまいましたから」

 

そう言うと、イストワールはちょっと待ってください言い。どこかに連絡を取った。

 

「誰に連絡を取ったんですか?」

「アイエフさんたちです。貴女だとしてもあの塔は不安ですから」

 

確かにそうだね。俺も不安だったよ。

....いや、別に能力を信用されてなくて悲しいとかそんなんは全くないよ?嘘じゃないから!?

 

 

 

「すいません遅れました。それで、要件は何でしょうか?」

 

6分後、そう言いながらアイエフが部屋に入って来た。

 

「いえいえ、私の急に呼んでしまいすいません」

「そんな...私はイストワール様の部下なんですから、そのくらいお安い御用です」

「それで要件なのですが、別次元のネプテューヌさん__ノーマさんと一緒に塔の無力化をお願いしたいのです」

 

え?と驚いた顔でアイちゃんは俺を見る。アイちゃんに俺を見たのに合わせて頷くと、

 

「わかりました。諜報部所属、アイエフ。ノーマと共に塔へ向かい破壊。または無力化してまいります」

「お願いします」

 

そんな現実では絶対に見ないであろう光景を見ていた俺は

 

「おぉ...カッコいい」

 

と声を漏らしていた。

 

 

「アンタも随分無茶を言ったわね?」

「それほどでもある」

「そこは、それほどでもないでしょ?」

「そうとも言う」

「そうとしか言わないわよ!?」

 

そんなコント見たいなことをしながら街を歩く。周りの人からの目線が結構痛いけど、女神扱いされていたり色々あったからもう慣れてるよ。

 

「しっかし、アイちゃんは随分とツッコミ役をしたがるよね~?原作でもそうだったなんて言われたらその通りだけど、この小説じゃアイちゃんとノワールがごっちゃごちゃになりそうで不安しかないよ。そこは作者が考えることで俺が考えることじゃないけど」

「ノーマ、アンタもネプ子みたいなこと言うのね...」

「あれ?声に出てた?」

「思いっきり声に出てたわよ」

 

うわっ恥ずかし!声に出ているなんて....もしや、今までの考えも声に出てたり?....いや~まさかそんなはずないよね。

 

「まぁいいや。アイちゃん?これからどうすればいいんだっけ?」

「って、アンタが塔を破壊するから私が呼ばれたんじゃない!しっかりしなさいよ!」

「そうだった、そうだった。でも塔ってどんな構造なのか皆分からないの?」

「えぇ。中に入ったものは誰一人例外なく、気が付いたら外に出てるらしく分からないのよね」

 

え?なにそれ?ちょっと聞いてないんだけど?それってどうやって攻略すればいいのだろうか?特殊なアイテムとかギミックがあるとか?

 

 ...あれ?というか

 

「塔は2つあるんだよね?」

「そうだけど...まさかもう片方の塔を先に攻略しようなんて考えてないわよね?」

「その通り!俺のゲーム脳がそっちを攻略すればもう片方に行くことが出来ると言っている!」

「止めておきなさい。もう片方の塔は、遠いし周りの敵は強いしで大変なのよ?」

「大丈夫だ。問題ない」

 

それはフラグよ。と言われたりしながら結局塔を目指すことになった。




 え?ネプギアと急に仲良くなったな。だって?
そんなことないよ?体が弱って、気も小さくなってるからこんな感じなのさ。
ネプテューヌが帰ってきたらネプギアはそっちに行くだろうし、ヒロインは現在のところいないから大丈夫!
だから安心して!

 ちなみに裏話。
この小説の主人公なんだけど、ネプテューヌのしゃべり方を模造したりすることが多いんだけど。本当はネプテューヌを主人公で書こうと思ってたんだよね。でも超次元ゲイムネプテューヌのキャラって色々いるしキャラ崩壊したら怖いな~なんて思ったところ、「それっぽいキャラでよくない?」という考えが浮かんでこの形の小説になった。という裏話だよ。


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塔の攻略と謎の光の球

 圧倒的シリアス(当社比)
次は色々うるさくなるでしょうから安心して!


「...アイちゃーん。一体どのくらい歩けば塔に着くの~?」

「アンタさっきからそればっかりね」

「だってもう4時間くらい歩いてるんだよ!?」

「それはアンタが行きたいって言うからそうなったんじゃない!」

 

あ、どうも、プラネテューヌ守護女神代理のノーマことノーマッドです。

きっと読者の皆は次は塔の攻略から始まるのか。なんて考えたと思うけど残念!そもそも塔までの距離が遠すぎてたどり着いてないのだ。

え?バイクはどうしたって?2つ目の塔への道はバイクで行くのは危ないんだよ。

 

「...それにしても、本当に遠いね~。疲労度なんて時代遅れなステータス、俺は実装されちゃってるし。そろそろ部屋が恋しくなってくるよ」

「もう少しで着くだろうから我慢しなさい」

 

 

 

「...これが塔?」

「そうよ、これが塔。森の中で見た塔とは大違いでしょ?」

 

目視できるようになった塔を見て驚愕する。

それは塔というにはあまりにも低く、4階ほどしかない普通の建物と変わらない高さだったのだ。

 

「えっと....これの何処が塔なの?」

「前の調査の時に判明したんだけど。この塔、上に数階あるけど地下が本命なのよ」

「地下が?」

「そうなのよ。でもこの前来たときは紫色の壁が合って先に進めなかったけどね」

 

下はそんなに進めないのか。

 

「上は?」

「そっちは階段が見つからなかったのよね」

 

え、調査の人たち何やってたん?

....いや待て、もしや

 

「まぁ、考えても仕方ないし、とりあえず中に入ってから考えよう!」

「えっ!?ちょっとノーマ!?待ちなさい!」

 

 

 

「中は案外きれいなんだねー」

「はぁ...はぁ...ちょっとは警戒しなさいよ!ここの敵は強いって出発する前に言ったじゃない!」

「大丈夫だって!なんたって今の俺にはちゃんとした武器があるんだから!」

 

そう言うといいタイミングで敵が出てくる。

それにダッシュで近づき斬ると、まるで豆腐のように簡単に斬れてしまった。

 

「...嘘でしょ?」

「ほら見てた?このくらいの敵なら簡単に倒せるって!」

 

 

 その後も、思ったよりも敵が弱く、どんどん先に進むことができ.....

 

「やっぱり何処にも上への階段はないね」

「だから言ったじゃない...それで、どうするの?」

 

どうするか、か.....

座ろうと思い、床に手をついた瞬間

 

ポチッ

 

と、何かを押した音と共に後ろで何かの開く音と、そこからでかい足音が聞こえた。

 

「...ねぇ、アイちゃん?嫌な予感がするんだけど」

「奇遇ね、私も嫌な予感がするわ」

 

そう思い後ろを振り向くと. . .

 

「侵入者ハッケン 排除 排除 排除 排除」

「「..で...で....出たぁぁああ!!」」

 

真後ろにでっかい二足歩行兵器がいた。

 

「どうするのよ!?」

「いや、どうするって言われても___

__戦わなければ生き残れないよねっ!」

 

剣を構える。

 

「そう言ってもどうするの?あの見た目じゃ攻撃は通らないわよ?」

「大丈夫!こっちにもちゃんと考えはあるから!巨大ロボって言うのは体勢制御が大変だから、一回体勢を崩させれば簡単に倒せるはずだよ!」

 

いや~我ながら完璧な「そんなこと言ってもどうやって体制崩すのよ!?」....あ

 

「まさか考えてなかったとかないわよね?」

「....てへ♪」

「てへ、じゃないわよ!どうするの!?このままじゃ二人そろってやられちゃうわよ!?」

 

そんな話をしている合間にもロボは徐々に近づいてくる。

 

「あぁもう、どうにでもなれ!アイちゃんは援護お願い!」

 

出来れば頭を狙いたいが届かないので足を狙い斬撃を放つ。

すると__

 

「脚部損傷 バランサーニ問題発生 目標ヲ前衛一人ニ固定」

 

簡単に斬れた。

あれ?弱くね?二体目のボスだしこんな感じ?てっきり負けイベかと思ったんだけど。

まぁ弱いならそれでいっか。

 

「さぁ来い!のっまのまにしてやんよ!」

 

 

 

「お疲れさま、大丈夫?」

「大丈夫、大丈夫。心配しなくてもまだ疲労度に余裕はあるよ~」

 

倒された巨大ロボを横目にアイちゃんが声をかける。

思ったより弱かった巨大ロボだがそれでも2人で戦うのは大変で疲れた。

 

だが収穫はあった。巨大ロボの出てきた方向に、新しい道が出来ていたのだ

 

「アイちゃん、アイちゃん。ロボの後ろに新しい道が出来てるよ」

「あら、ホントね。ここから出てきたのかしら?」

「行ってみれば分かるんじゃない?」

「今度は一人で突っ走らないでよね」

「わかってる、わかってる」

 

ホントかしら?なんてアイちゃんの小言を聞き流しながら上に上る。

 

 

 その後、その先に進んでも敵が出るはおろか仕掛けもなく、すぐに4階前まで行くことが出来てしまった。

 

「あれ~?こういうところって一階層ごとに強い敵が出るとかそういうのじゃないの?」

「そのメタ発言はさておき、正直私もそう思ってたわ....なんだか拍子抜けね」

「もしかしたら、この扉を開いたところで強い敵が出てくるかもね」

「もう、そんな怖いこと言わないでよ!」

 

なんて会話をした後、ドアに手をかける。

ドアはギギギと嫌な音を上げながら開き___

___今度は四足ある異形の機械がいた(軽量四脚ブレオンA〇)がいた。

 

「...ねぇ、ロボ系って基本はラステイションに出てくるイメージしかないんだけど、アイちゃんはどう思う?」

「どう?って、そんなこと話してる場合じゃないでしょ!」

 

まぁ、そうだよね。きっと前と同じ見掛け倒しなんだからさくっと倒しちゃおう!

 

 

 

「硬~い!急に強い敵が出てくるのは流石に調整ミス過ぎない?」

 

さっきからずっと斬り続けてるけどキズ一つ出来た様子はない。

 

「ノーマ!相手は四脚だからさっきみたいな方法じゃ厳しいわよ!」

「分かってる!....でもこのままじゃジリ貧か

 

俺一人なら勝てはしなくとも時間稼ぎは出来る。

それに今までの事を考えるとこいつ以外に敵がいるとは考えにくいし....

 

「アイちゃん!俺がこいつを押さえるから奥に行って何か探してきて!」

「えっ!?それじゃアンタが危ないじゃない!」

「大丈夫だって!今までだって何とかなったでしょ?」

「...そうだけど、こいつは今までと格が違うわ!流石にアンタでも「でも!」っ!」

「でも、このままじゃ戦ってても勝てないから....だからお願い」

「あぁもう!死んだら許さないからね!!」

 

そう言い残しアイエフは先に進んだ。

 

それを阻むように巨大ロボが攻撃をしようとするが

 

「サンダークラッシュッ!」

 

そんな事をさせるはずないよね!

 

「さて、相手はこの俺ただ一人。アイちゃんを追いかけたいなら俺を倒してから向かいな!」

 

アイちゃんが入っていった道を背に高らかに宣言をする。

俺の戦いはこれからだ!

 

 

 

「....な~んて余裕ぶっこいてる場合じゃなかったかも」

 

早くアイちゃん帰って来ないかな~。こっちの攻撃は通らないし、敵はどんどん学習しっててる。

この様子じゃ、もってあと数10分。それ以上は死んじゃうね...間違いないねこれは。

ターン経過で進むタイプの戦闘かと思って油断してたよ。

 

 

 

「ノーマッ!」

「アイちゃん!?」

 

後ろからアイちゃんの声が聞こえた。

 

「このまま逃げるわよ!ついてこれる?」

「大丈夫だよ!このまますたこらさっさだね!」

 

急いで4階から降り、外を目指す。

 

その間、敵は一体も出ることはなく楽に出ることが出来たのだが、

外に出られた安心から..か、い..しきが...

 

「ノーマ?ノーマッ!?しっかりしなさいよ!私一人ではこ___」

 

 

 

 

 ここは何処だ?

いつもと似たよな真っ白い空間だが何かが違う。

見た目とか雰囲気とかそういう問題じゃない。目を瞑っていてもいつもの場所とは違うと、まるでこの体が言っているようだ。

 

「...貴女は....誰ですか?」

「え?」

「貴女は...誰ですか?」

 

ふと、声が聞こえ後ろを見た.....するとそこには1つ?の紫色の球が浮いていた。

 

「俺はノーマ。少なくとも今はそう呼ばれてるかな」

「そうですか....では貴方(・・)が」

 

紫色の球はそう言うと俺の周りを回りながら観察し

 

「本来は私たちが成すべきことを任せてしまいすいません....これから辿る道が幸せであることを祈り、これをお貸しします」

 

そう言いながら紫色に光る何かを俺に渡した。

 

「これは?」

「...それは私の力の一部。これから貴方に降りかかる多くの難題の助けになるでしょう」

「助け?それに力の一部?それってどういう?」

「貴方の道に守護女神(ハード)の加護があらんことを....」

「ちょっと....まって...く..れ....」

 

 

 

 

「待ってくれッ!」

「きゃぁ!」

 

....目が覚めると見知らぬ胸に埋もれていた。

 




 イヤー、イッタイダレノムネニウモレタンデスカネー(目逸らし)


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ネプギアの加入!

 あけましておめでとうございます(フライング)
年越しそばを食べながら書く小説はすっごいやりずらいね。初めて知ったよ。
今回ネタが少なくなってます!


「あら、やっと起きたのね。1週間も寝てたから心配してたわ」

 

胸に埋もれている俺を見てアイエフが言った。

...なんで俺は部屋のベッドで寝てるのかな?

 

「あの後気を失ったんだよね?どうやって俺の部屋まで帰って来たの?」

「わたしがここまで運んできたです」

 

...まさか!この脳を溶かすために生まれてきたかのようなとろけるボイスは!

 

「コンパ!?」

「そうですぅ。あれ?何でわたしの名前知ってるですか?」

「あぁ、それは___」

 

 

 

「別次元のわたしと知り合いだったですか」

「信じられないだろうけどホントの事らしいわ」

「でも、ねぷねぷそっくりの人がいるなんて思わなかったですぅ

それに別次元のわたしたちも仲良くやってるようで安心したです」

「う、うん、まぁ仲良くやってるよ」

 

まぁ、嘘なんだけどね!

 

「でも起きて良かったですね。アイちゃんがずっと心配してたですよ」

「ちょ、ちょっとコンパ!?」

「ほうほう。アイちゃんが心配してくれたとな?」

「そ、それは協力者が倒れて心配になっただけで「つまり心配していたと」...ぐぬぬ」

「いや~それほど大事に思われてたなんて嬉しいな~」

 

 

「あ、そういえばあの塔から何か見つかったの?」

「急に話を変えたわね....まぁいいわ。そのことなんだけど__」

 

アイエフが何かを言おうと口を開けた瞬間、ドアがノックされた。

 

「丁度来たみたいね。入っていいわよ」

 

そうアイエフが言うとドアが開いた。

そこから入って来たのはネプギアだった。

 

という事は...

 

「ネプギアに関しての問題は無くなったってことでいい?」

「そうね、でもネプ子やほかの国の事もあるしゆっくりできないわ」

 

うーん確かにそうなんだよな~。でも正直休みたいかな....

身体中が痛いし、あの紫色の球から貰った力ってのも気になるんだよね~。

もしかしたらすっごい力とかそんな夢のあるものかもしれないじゃん?それだったらすぐ試してみたくなるのがゲーム好きってものだと思うんだよ!

 

「って感じで少し休みをくれないかな?」

「いやどんな感じよ!」

「アイエフさん、休ませてあげたらどうですか?」

「ネプギアは分かったの!?」

「あ、いえ。別に分かった訳ではないですが、ノーマさんも身体が本調子ではなさそうですし....」

「え?そうなのコンパ?」

「えぇっと...確かに身体の傷も多かったですし、もうちょっと休ませてあげた方がいいかもです」

 

確かに身体中が痛いけどそんなに酷かったの?

そう思い自分の体を見ると....

 

「確かにこれは....何て言えば...ミイラ?」

 

身体中が包帯だらけになっていた。

 

 

 

 

「それじゃ私たちは帰るから」

「また明日ですぅ」

 

日も落ち、暗くなり始めたタイミングでアイエフとコンパは帰宅した。

 

そしてこの部屋には俺とネプギアの二人っきり....何を話せばいいのかな?

 

「約束を守ってもらってありがとうございます」

「何の事?」

 

ふとしたタイミングでネプギアがそう言った。

 

「塔を壊してくるって言ったことです」

「あぁそのことね。まぁ結局、無力化が精一杯だったけどね」

「でもあの時のノーマさん、まるでお姉ちゃんみたいでかっこよかったです!」

 

...そっか、ネプテューヌをイメージして言ったからそう言ってもらえるのは嬉しいな。

でもちょっと気になることがあるんだよね。

 

「ネプギア、気になってたんだけど....その敬語なんとかならない?」

「普通に話すってことですか?」

「うん。こっちが普通に話してるのにネプギアが敬語ってもの違和感があるからさ。できれば普通に話してもらえないかな~なんて思ったんだ」

「えっと...」

 

まだ好感度が足りないとか?ならあと一押しを....って、そういえば!

 

「ネプギア!」

「なんですか?」

「ゲーム教えてよ!」

 

ゲーム教えてもらおうと思ってたんだ。

きっとゲームで友情を固くしていけば、敬語じゃなくなるはず。

今度こそ完璧な作戦だな!

 

 

 

 

「....ぐぬぬぬ、なんでまったく勝てないのさ!?」

「私はお姉ちゃんとやってたし仕方ないと思うけど」

 

それでもここまで勝てないのは納得いかないな~......そうだ!

 

「今日はこのまま徹夜で練習だ!」

「えぇ!?そんなことしたらいーすんさんに怒られるよ!?」

「大丈夫だって!どうせ今から寝ようとしたってどうせ寝られないんだし」

「本当に大丈夫かな...?」

 

ネプギアも普通に話してくれるようになったし、今日はこのままゲームして、ネプギアを一回は負かせることを目的に頑張ろ!

 

 

 

 

「スゥ....スゥ....」

「あらら、ネプギア寝ちゃったか」

 

まぁ身体の調子が戻ってそんなに時間もたってないしね。

時間は2時...まだ眠くないし、ネプギアをベッドに移動させてから外に出ようかな?

 

 

 

 

 月明りと街の光で照らされたベランダに出る。

 

 もうゲイムギョウ界に来て2週間くらい経ったんだよね....

そう考えるとこの短い期間で色々あったよ。アイちゃんたちに出会って、モンスターと戦って、今さっきまでネプギアとゲームをしてた。

人生何があるか分からないって言うけど本当に分からないね。

 

 

 でもバグの修正か...原因は何なんだろう?夢の方のイストワールなら知ってるのかな?

登場人物が原因謎でいなくなるか行動不能になる。というのもおかしな話だもんね。

 

「ノーマさん。ここにいらっしゃいましたか」

 

後ろから声をかけられた。

 

「イストワールさん?一体こんな時間にどうしたんですか?」

「少し話がありまして、お時間よろしいですか?」

 

大丈夫ですが...。そう答えると俺の横にイストワールが来る。

 

「それで話って?シリアスとか衝撃の真実を伝えるには早いと思うよ?」

「いえ、そういう話ではなく。プラネテューヌの教祖としてお願いがあるのです」

「お願い?」

 

プラネテューヌの教祖としてってことだから相当大事なことじゃない?

 

「それって書類とか準備しなくちゃいけないことだったりします?」

「いえ、確認の様なものなので大丈夫です」

 

確認って...まぁそんな難しい事じゃないよね!

 

「それでお願いって?」

「ネプギアさんたち女神候補生をお願いしたいのです」

「女神候補生を?」

「はい。今回の件で判明しましたが塔の中に現状を打破する鍵があると分かりました」

「それを取り女神候補生を行動可能にすると?」

「その通りです。そうすればこの世界のバグである塔の無力化と戦力の補充になり、守護女神の救出の成功確率が上がります」

 

難しい事じゃないですかやだー___

___でも、元からやるって決めてたことだからね!

 

「俺はその為に来たんですよ?そのくらいネプテューヌさんをゲームで負かす片手間にちゃちゃっと終わらせますから、任してください!」

 

ネプテューヌの真似はしないよ?だってイストワールと話す時は敬語だしね。

 

 

「あ、そうだ!」

「どうかしましたか?」

「どこか近くに訓練所みたいな場所ありません?」

 

紫色の球から貰った力を試すのを忘れてたよ。いや~うっかりうっかり。

さえ、そろそろいつものテンションに戻さないとね。またシリアスかよ。なんて感想が来るのは勘弁願いたいしね。

 

「まさか、その身体でトレーニングをしてくる。なんて言い出さないですよね?」

「ギクッ」

「...ノーマさん?貴女は自分の今の状態が分かって無いようですね」

 

あぁ、何時ぞやのアイちゃんみたいに後ろにゴゴゴゴゴって感じの効果音が見えるよ....言うタイミング間違えたかな?

 

「貴女はまた無理をしようとしているのですか!?そもそも塔の攻略だってもう少し情報を集めてから挑むべきでしたし_____

 

 

 

____と、いう事です。ノーマさん、分かりましたか?」

「...はい..」

 

も、もう勘弁して....太陽のぼり始めてるし正座だったから足が....

 

その後、部屋に向かう途中に倒れている俺が発見された...




シリアス続きで書き直すかも?


 書いてる途中に考えたネタ
支配エンドでの犠牲をノーマッドだけで何とか出来てしまうんじゃないかな~
なんて考えが....(このエンドの場合、ノーマッドが紫色の球から貰った力が守護女神の力という設定になり、今後ラステイションなどに行ったときそれぞれの球から力を貰う必要がある。その条件を満たし、プラネテューヌ勢のキャラのリリィランクが4以下の場合のエンド。尚、女神化が可能になるが最後にどうあがいても死ぬ)....後で書こうかな?


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もう一人のネプギア?

 おかしい....ほのぼのを書いていた筈だ...なのに、それがどうして....

なんて話はさておき、あけましておめでとうございます。そろそろ冬休みも終わりが見えてきましたね。
自分はこれから課題をやらねばいけなくなるので更新が減ると思いますが、最後まで書きたいです(願望)


 どうも、ノーマです。

怪我もある程度治り、ようやく普通に動いて良いとコンパから許可を得ました。

それでいつもの服を着ようと思っていたんだけど....

 

「まさかこんなにボロボロになっていたなんて...まさか俺の服はぐるぐるに巻いた包帯に...?」

「ノーマちゃん(・・・)?それ以外の服はないの?」

「だってしょうがないじゃん。服屋の場所なんて分かんないし、洗濯にかけてもすぐに乾くから使いませるし、別に必要性を感じなかったんだよ」

「駄目だよ!女の子なんだからちゃんと服は買わないと!」

 

そんな感じでネプテューヌの服を借り、ネプギアと買い物に行くことになりました。

 

 

 場所は変わってプラネテューヌの服屋。

女の子用の服が色々売ってるんだけど....うん、何というかさ視線が痛い。

そりゃね、俺がネプテューヌそっくりな姿でネプテューヌの服を借りてるのもあるけどさ?俺本物じゃないからね!女神化できないし、強くないし。そもそもネプテューヌじゃないから!

...落ち着こう俺。KOOLになるんだ。

 

 でもお金は大丈夫なのか?ネプギアに聞いたら

 

「いーすんさんに貰ったので大丈夫です」

 

なんて言ってたけど、それって国家予算じゃないよね?微々たるものだろうけど服なんかの為に国家予算を使うのもどうかと思うよ?

まぁ服を買ってもらうのは嬉しいかな。

 

「ノーマちゃんこの服なんてどう?」

「こ、これはっ!?」

 

ネプギアが俺に合うような服を持ち俺の合わせる。

だが問題はその服のデザイン。

色が黒というだけでそれ以外は1の頃のパーカーワンピと全く同じ....というか大人ネプのサイズ違いだよね?何でここにあるんだろう?まぁネプテューヌそっくりならこういう服の方が合ってると思う...でもさ

 

「スカートの丈短すぎない?」

「そう?お姉ちゃんも私もこんな感じの服ばっかりだけど...それにノーマちゃんに着せたい服が沢山あるんだ♪」

「...え?」

 

ズボンが恋しいな~なんて遠い目をしながらネプギアの着せ替え人形になっていた。

 

 

 

 

「ふぅ、これで服は大丈夫だね」

「そうだね。なんか今日はもう疲れたから帰ろう!」

「...ノーマちゃん?何言ってるの?」

 

寒気が俺を襲う。

間違いなくこのままここにいたら着せ替え人形になるより嫌な予感がしたのだ。

急いで逃げようとダッシュするが...

 

「まだ下着、買ってないよね?」

 

候補生といえど女神、逃げられるはずなかった。

 

「HA☆NA☆SE」

「駄目です♪」

 

 

 下着を買わされ死んだような目でネプギアに帰り路を歩く。

 

「さて、これで後は帰るだけだね」

「...いっそ殺してくれ」

 

なんて会話?をしながらプラネタワーに帰った。

 

 

「はぁ...」

 

ため息に似た息を漏らしながら風呂に浸かる。

誰かと一緒に買い物をするなんて久々で楽しかったのだが、ちょっとネプギア攻めすぎじゃない?

確かに仲良くなりたいから一緒にゲームしたりしたけど、この短い期間で変わりすぎじゃない?気づいたらちゃん付けになってるし...

 

 いい加減出ようかな?

そう思い湯船から出る。明後日からは遂にラステイションに行くんだ。今日はしっかり寝て、明日は準備しよう。

 

 

 

 

「え?...今なんて言った?」

「だから、昨日は私一人で(・・・・)アイテムを買いに行ってたけど」

「...昨日俺と買い物には行ってないんだね?」

「うん」

 

 次の日、ネプギアとの会話に違和感がし聞いたところ、帰って来たのは予想外の答えだった。

確かに昨日はネプギアと服を買いに行ったよね?なのにネプギアは行ってないって言ってる....どういう事?

 

「...俺は一体、誰と買い物をしたんだ?」

「もしかして別次元の私とか?」

「流石にそれは無いんじゃない?別次元に行くのだって簡単じゃないんだし」

 

流石に急展開過ぎないかな?もう一人のネプギアとか嫌な予感の塊だよ?大体そう言うキャラって重要なことを言いに来るか、敵のどっちかなんだから。

しかもそれがネプギアなんて...ん?ネプギアが二人?ネプギャーかな?

やべぇよ...やべぇよ...このままじゃ初代もビックリなシリアス小説が出来ちまうよ。

 

「...ノーマさん大丈夫?」

「え、あぁうん。大丈夫だよ!ドラゴンだって小指で倒しちゃうくらい元気だよ!」

 

考えても分からないとはいえちょっと不安だな。

....一応、こっちのイストワールに聞いてみるか。

黒いパーカーワンピを着て、教会へ向かった。

 

 

 

「もう一人のネプギアさんですか?」

 

俺の問いに、何かを考えるような仕草をするイストワール。

 

「何か思い当たる節があるんですか?」

「いえ....ですがネプギアさんがもう一人となると別の次元から来たと考えるしかないですね」

「別の次元...か」

「はい。ノーマさん同様、別の次元の同一人物の可能性が高いと思われます。ノーマさんは何か心当たりはありませんか?」

 

心当たりね...そもそもネプギアとの関わりなんてこの次元が初めてのはずなんだよね。

 

「妙に俺と親しげに話してたくらいですかね」

「親しげにですか?」

「はい。俺をちゃん付けで呼ぶ人なんてこの次元にはいないですから」

「!...そのネプギアさんは、ノーマさんの名前を知ってましたか?」

 

あ...そう言えば

 

「知ってました。でも、なんで俺の名前を知ってたんですかね?」

「...それは、別次元の(イストワール)に聞いてみるしかないですね」

「お願いします」

「はい。分かり次第、連絡します」

「あ...」

「どうかしましたか?」

「そういえば俺、電話持ってないんですよね」

「そういえばそうでしたね。不便でしょうし買いに行きますか?」

「...行きます」

 

午前10時、今日の予定は決まってしまった。

 

 

 

 

 場所は変わって携帯ショップ。

明日の準備をしていた携帯電話好きのアイちゃんとコンパを連れてきた。

 

「今から買うなら携帯電話よりNギアの方がいいんじゃない?」

「ゲームするわけじゃないし。連絡出来ればいいんだから、無理にNギアにする必要はないかな~って」

「アイちゃん良かったですね!携帯電話仲間です」

 

コンパにそう言われ、アイちゃん嬉しそうに笑っている。

本当に嬉しいんだな~。って思ったけど、Nギアってスマホみたいなものだもんね....そりゃ携帯電話を使う人も減るよ。

 

「でも、連絡だけで携帯電話を選ばれても困るわ。ガラケーにはNギアよりも優れてる点がちゃんとあるんだから!まず、折り畳み式だから画面が傷つきにくいし、セキュリティーだってNギアよりも高いわ。それに通知音が滅多にならないから諜報員の仕事の時にも邪魔にならないし、操作がしやすいのよ!」

「う、うん。...そうだね」

「そう!だから最近、携帯電話なんてだっせーよな。帰ってNギアをいじろーぜ。なんて言ってるのが許せないのよ!」

「アイちゃん落ち着くです!」

「あ...ごめんなさい。つい熱くなっちゃって」

 

うん、まぁ知ってたけど...どれだけ携帯電話が好きなんだよ。

 

 

 

 自分の部屋のベッドに寝転がりながら、買った携帯を弄る。

幸い、俺の知ってる携帯と同じで操作に困ることは無いが、それでも俺の知ってる携帯よりも性能は高い...だってさ、Nギアで出ている一部のゲームなら携帯電話でもプレイできるんだぜ?

....まぁゲームはしないけどね!

 

 とりあえず、ネプギア、アイちゃん、コンパ、イストワールの連絡先を入れたけど、これらの連絡先をいつ使うのかな?....連絡先なんて登録するより、使う数の方が少ないもんね。

 

 さぁ、明日はラステイションに行くんだ。

準備はちゃんとしたし、武器の手入れもしてある。何が来たってのっまのまにしてやんよ!




 もう一人のネプギア...一体何が目的なのだろうか?

いーすんとコンパの話し方が難しいと思う今日この頃

PS.最近パロネタが少ないかなぁ...なんて思ったり。


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レツゴ―ラステイション!

 この小説文章力無いですからね?そこは期待しないでくださいよ?

...タグに書いてあるのにいちいち評価で書かなくていいじゃないですか。(ならチラシ裏に投稿しろとか言うのは無しで)
自分はそういうの真に受けちゃうんですから。 
正直、どうすれば文章力って上がるんですかね?よく本を読めとか色々言われますが、自分はそれなりに読んでいるんですよね。
ある意味、この小説もそのために書いているのですが....

 はい、気を取り直して話を戻します。
言い訳になりますが、自分自身この小説でどのような風に書いて良いかわかりません。色々手探りで書いているもので、読みやすい小説と言うのは分かりません。
だからもし急に更新が無くなったら察してください。

長文失礼しました。では本編どうぞ


 最近の悩みは、街に出るとみんなからの視線が痛い、ノーマだよ。

前回の話から一日たって、現在車でラステイションに向かってる途中なんだ。え?そんなこと知ってるって?

まぁまぁ、所見の人がいるかもしれないし、たまには前回のあらすじでも入れないと忘れられちゃうかもしれないからね!

 話が変わるけどアイちゃんすごいね。車まで運転できるんだもん。

アイちゃん曰く「諜報員たるもの、乗り物くらいは使えないといけないのよ」

だってさ、いや~憧れちゃうな~

 

 そうそう、前も思ったけど、この作品ってシリーズでいうとMK.2っぽいね。犯罪神とかマジェコンとかの話は聞かないけど守護女神が最初捕まってるし。

まぁ、ネプギアが他の女神候補生と友達っていう大きな差はあるけど...それでもMK.2みたいなストーリーだね。

まさか俺もゲハバーンされちゃうのかな?いや~流石にそれはないよね?

 転生者ではないけど一応俺、転生者みたいな立ち位置だよ?それでそんなエンドなら作者はどれだけバッドエンド好きなんだって話だし、そんなエンドは流石にないよね!.....ないよね?

 

 

 

「もう少しでラステイションに着くから降りる準備しなさい」

 

そうアイちゃんが声を出す。

 

「もうそんなに移動したんだ~。さっすがアイちゃん!気づかなかったよ!」

「そんなこと言ったって何もあげないわよ」

 

わかってるわかってる。なんて言いながら窓から外を見る。そこには....

 

「銅鉄島~って感じの場所だね。ここは...」

 

まるで産業革命時のイギリスのような街並みがあった。

 

「ここにシェアを奪ってる塔があるですか?」

「ここに来る途中には見かけなかったですし、反対側にあるかもしれませんね」

 

コンパとネプギアが不安そうに話している。

 

「何とかなるって!プラネテューヌの塔だって俺とアイちゃんだけでなんとかなったんだし!」

「....そのせいで大けがしたのはどこの誰だっけ?」

「い、いや。でも今回はみんないるし大丈夫だって!」

「まぁでも、4人もいればきっと上手くいきますよね」

 

そんな会話をしながらラステイションの教会を目指した。

 

 

 

 

 

「ラステイションへようこそ。僕はラステイションの教祖、神宮寺ケイ。守護女神の代わりに歓迎するよ」

 

そういいながら出迎えたのは、少年のような中性的な見た目をした少女だった。

(久々のキャラ紹介のコーナ―!神宮寺ケイはラステイションの教祖で性別を感じさせない服装なのが特徴だね。なんでもビジネスライクで考える性格で、気を使うのが苦手らしいよ)

 

「しかし、本当にプラネテューヌの女神にそっくりだ....」

 

その少女はまじまじとこちらを観察し、ぶつぶつと何かを言っている。

 

「俺の事、知ってたの?」

「あぁ、最近プラネテューヌの女神そっくりの人がいるという情報を得てね。それで調べていたんだが、そちらから来るとは好都合だ」

「それなら話が早いね!それで要件なんだけど____」

 

 

 

 

「___代わりに塔を攻略をしてくれると....条件は?」

「条件も何も守護女神の救出の助けをして貰いたいくらいだよ」

「それは願ったり叶ったりだが....代わりと言っては何だが、宿はこちらで用意しよう」

「あ、今居ないけど後二人いるからお願いね!」

 

そう言いながらケイは奥の部屋に入っていった。

 

「アイちゃん、あんな感じでよかったかな?」

「上出来よ。まさかあそこまで円滑に進めるとは思わなかったわ」

「いや~、そこは交渉を書く力量が作者にないという裏話があってね」

 

本当はアイちゃんと俺が頑張って説明して、最後にネプギアが~って感じにしたかったんだけどね

作者は、どう頑張っても3人以上キャラを一気に出せないんだよ。

 

「...にしても宿まで用意してくれるなんてラステイションもいいところだね」

「いや、多分裏があるわ」

「裏?」

「予想だけど宿を指定して監視をしやすくしてるんじゃないかしら」

「え!?この次元は友好条約結んでるんじゃないの!?」

「それを利用するかもしれない....なんて考えてるのよ。あの教祖は」

 

でも、監視されてるならその分活躍も分かるだろうし別にいいかな。

 

 

 

 

「遅くなって悪いね。宿の用意が出来たから案内するよ」

 

数分後、ケイがそう言いながら奥の部屋から出てきた。

 

 そのまま外に出て宿に案内してもらう。

プラネテューヌと違い、工場が多いラステイションは見た目は空気が悪いように思えるが、全くそんなことは無くビックリするほど普通だった...というか普通過ぎた。咳き込むほど空気が悪いわけでもなく、霧のように煙たいわけでもない。違和感バリバリな場所だ。

 

「ここが君たちの宿だ」

 

着いたらしくケイが声をかけてくる。

宿はギルドや教会からそう遠くなく、移動しやすい場所にある。

...そこまではいい...そこまでは良いんだ。問題はその宿の外観。

 

「どう見ても高級ホテルです、本当にありがとうございました」

「ええっと...ここが本当に宿なんですか?」

「あぁ、非公式とは言え君たちはプラネテューヌからの使者だ。そんなひどい扱いはしないさ」

 

確かに胡散臭いね!騙して悪いが仕事なんでな、とかやってきそうと思っていたが、

 

「プラネテューヌからの使者と言えば鍵をくれるはずだ。では、僕は教会に戻る...ラステイションを、ノワールたちを頼む」

 

最後の言葉でその考えは無くなった。

 

 

 

 

 ケイと別れホテルに入ると、そこは新世界でした。

内装は機能美を追求し無駄が無い、いかにもラステイションらしいホテルだった。

でも一番いいのはふかふかなベッドと大きな風呂だよね!

 

「ぴょいーん!ぴょいーん!」

「ノーマ!ベッドの上でジャンプするのは止めなさい!」

「え~、せっかくのふかふかベッドだよ?ジャンプしなきゃ損だって」

 

自分の事ながら子供みたいなことしてると思う。たまに子供みたいなことしたくならない?

 

「それでこれからどうする?」

「まずは塔を探すのが先よね」

「ケイさんに聞いてみるのもいいかもしれませんね」

「でも今日は遅いですし、もう寝た方がいいです」

 

俺、アイちゃん、ネプギア、コンパの順に話し今後の行動を決める。

俺にとっては初めてのラステイション。ゆっくり観光したいけど、それはまた後だね。

とりあえず風呂に入ろうかな?

 

 

 

「ふぅ...」

 

大きな湯船に浸かり声が漏れる。

もうこの身体の裸体は見慣れ、興奮することは無い。でも結構細いんだよね。我ながらよくこの身体で剣を振り回せるよ。

塔で受けた傷も何故か残ってないし、2次元は凄いね。

 

 ふと、音が聞こえドアを見た。

誰かいる。誰かは分からないがシルエットがあった。

もしかして今から風呂に入ろうとしているのだろうか?

 

...だとしたらマズくない?確かにこの身体には慣れたよ?でも他の人の裸体は見てないからね?

急いで出るか?いやそうしてももう脱ぎ始めてるだろうから手遅れか...えぇい、ままよ!

 

 

 

「ノーマさん、入るよ?」

 

そう言いながら入って来たのはネプギアだった。

正直ほっとした。ここでコンパが入ってきたら精神が崩壊するところだったよ。

え?アイちゃん?なんか俺と一部(・・)似てるし興奮はしないんじゃないかな?

 

って言っても、ネプギアだから大丈夫って訳でもないんだけどね。

ネプギアだって少なからず胸はある。少なくとも俺よりは....っは!別に気にしてないからね!?

 

「どうかしたの?」

「い、いや何でもないよ」

 

身体を洗ったネプギアが俺の近くに来る。

どうする?風呂から出るか?.....うん、そうしよう。

 

「あ__」

 

そんな声を出したネプギアを背に、ダッシュで風呂から出た。

 

 ...今日はもう寝よう




今更ですが多くのお気に入り登録、評価。ありがとうございます。
自分の胃がもつまでは更新するつもりです。


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夢とピンチとノマステーション!

 DMMで神次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth3を買ったらこんなに時間がたっていたなんて....

あ、今回試作で本編内に、ネプステーション改めノマステーションがあります。
今回短め!


  プラネテューヌに俺はいた。

さっきまでラステイションで寝ていたのに何でプラネテューヌにいるのか、何で手に紫色の刀身のある禍々しい剣を握っているのか俺には分からない。

ただ、空にデカい何かが浮かんでいて、プラネテューヌがボロボロになっていることは分かった。

 

 ネプギアたちは何処だろう?

不安になりながらも皆を探す。だが、あるのは瓦礫だけで人っ子一人いない。

 

 ...もしかしてだけど、これ夢落ちってやつ?多分そうだよね。縁起でもない夢見てるな~、これ間違いなくバッドエンドな夢だよ。一番正夢になっちゃいけないパターンだよ。

まさか!前回にゲハバーンとか言ってたせいでこんな夢を!?...流石に無いか。

でも空に浮いてるやつ、結構強そうだね。今までのネプテューヌシリーズのボスよりも凶悪そうな見た目だよ...

 

 

 にしても、夢ってどうやって起きればいいのかな?夢なんて基本無意識に動いてて自分で動けたことなんてないしね!....本当にどうすればいいんだろ?

このまま夢にとらわれるなんて勘弁だよ?まだ始まったばかりのこの旅が夢にとらわれるエンドっていう最悪な終わりを迎えるのは読者の皆が許さないからね!夢オチ並みにがっかりなエンドだからね!?

...落ち着こう。取り合えずもう少し皆を探したほうがいいかな。

そう思い、瓦礫の散乱したプラネテューヌを探索し___

 

 

 

 

 ___気が付けば寝た宿の天井を見てました。

...急に目を覚ましたなぁ~。なんて考えながらベッドから出て周りを見る。外はまだ暗く、時計は1時を指していた。

普通ならまた寝るだろうけど...流石にあんな不思議な夢を見て寝なおすことは出来ないしなぁ....そうだ!ちょっと町の外で実験しよう!

え?なんの実験だって?忘れてたけど、紫の球から貰ったのがなんだか分かってないじゃん?だからその実験に行こうっていうこと。

さぁ!決まったのなら即行動!皆が起きる前に帰ってくれば大丈夫でしょ。

 

 

 

 さて突然ですが、紫色の球から貰った力を試そうと洞窟の奥に一人(・・)で来ている俺から問題です。

現在、ドラゴンに追いかけられている俺ですが、この後どうなるでしょうか?

 

1.急に隠された能力が出現する

2.仲間が助けに来てくれる

3.希望は無い、現実は非常である

 

さぁこれを正解したプラネテューヌの国民の方には!抽選で3名様にアイちゃんとコンパのツーショット写真をプレゼント!

 

 

さぁ正解は____

 

「アクセスッ!ってこれはやったか、超変身!...これもダメか」

 

どうしたものか、変身系の掛け声は大体試したんだけどな~。

塔の時はあんなに戦えたのに、それ以外の場所じゃあんまり攻撃が通らないし...あ~ぁこんな話をしている間にもドラゴンはどんどん近づいているんだよね。なんだかデジャヴを感じるよ...

 

どんどん近づいているドラゴンを前に他の掛け声で変身が出来ないかと確かめるも出来る様子は全くない。

何か条件でもあるのかな~?なんて思ってみたけど、覚醒イベント必須なの?それともまだ力を使うには足りないの?...まぁ考えていてもドラゴンに追いかけられてるのは変わらないし___

__いい加減、倒しちゃおう

 

「さぁ来い!のっまのまにしてやんよ!」

 

 

 

 

 

 

 ドラゴンが光となり消えていく。

結構時間をかけてしまったのだろう、洞窟から出ると外はもう明るくなり始めていた。

 

深夜に何も言わずに洞窟に来たから皆心配してるよね?携帯も部屋だし、これは説教コースだね。もしイストワールが居たら...考えちゃダメだ。急いで帰ろう。

 

 クイズの正解は4.のっまのまにしてやんよ!でした!え?選択肢に無かったって?....え?マジ?

えっと...その...クイズはまた後でね!

 

 

 

 

 宿に戻ると___そこには!鬼の形相をしたアイちゃんがっ!

 

「ノーマ?アンタこんな時間に外で何をしていたのかしら?」

「ギクッ!...な、何もしてないよ?ほら外の空気を吸いたいというか、外を回りたいというか」

「へぇ、それにしては随分と服がボロボロじゃない。一体どこでどんな無理をしてきたの?」

「えっ!...い、いや、無理したとは限らないんじゃないかな」

「あら、なら何処で何をしていたのか教えてもらえるかしら?」

 

ぐぬぬ...そうだ!

 

「コンパ~、アイちゃんが虐めるよ~」

「アイちゃん!ダメですよ、ノーマちゃんだって遊んでたわけじゃないんですから」

「えっ!私が悪いの!?」

 

ふっふっふ、こういう時コンパに言えば何とかなるって本編で知ってるんだな~。

 

「でも!」

「え?」

「ノーマちゃんも、皆に言わないで出て行ったのは駄目だと思うです」

「あ~...うん、確かにそうだね。そこは、ごめん」

 

せめて手紙でも置けば良かったかな?今後はそうしよう。

...結局、また紫色の奴分かんなかったな~

 

 

 

 では、本編を切って___

 

___【ネプステーション....ならぬ、ノマステーション!】

 

この番組は、小説の中途半端なんだけどもう少し文字数が欲しいなぁ~。なんて思ったから裏話や設定、時々ちゃんとしたニュースなどを書く番組です。

 

 まずは、色々こんがらがるイストワール(以下:いーすん)のお話。

ちょっと言われたことなんだけど、最初と3話で出てきた顔文字付きのいーすんはちゃんと原作通りだよ。

顔文字を完全に一致させるのは無理だったけど、顔文字を使ってるのは再現だからね!ちゃんと言ったからね!

...でも、主人公(以下:ノーマ)のいる次元のいーすんは顔文字使わないから!そこは注意ね。

 

 1つ目のニュースは真面目に、プラネテューヌに行方不明の守護女神、ネプテューヌらしき人物が確認されました。これについてプラネテューヌの教会は何も明言せず、現在、真相の解明を急いでいます。

...いや~ネプテューヌそっくりの人って誰なんだろうね~。マッタクソウゾウデキナイナ~ダレダロウナ~

 

 2つ目のニュースは、ラステイション街はずれの洞窟の地面が、不安定になっているそうです。

それに対しラステイション政府は、安全が確保されるまで洞窟を通らないように呼びかけています。

 

 最後に言われるであろうことを先に言おうと思うんだけど...

これあとがきで書くべき、とか言われちゃうよね。でも、本編にもネプステーションあるし、本編に関わることも言おうと思ってるからいいよね!

 

以上!ノマステーションでした!




アイエフとコンパの絡み難しくない?
こういうの書ける人が羨ましい....

PS.今後またノマステーションを書くことがあるならゲストでネプギアとか出そうかな~....なんて思ったり


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アクセスッ!

KH3がひと段落したので投稿です。
書き方など下手になっていると思いますが許してください。

PS.メガミラクルフォース入れました。個人的にアイエフが当たったので満足です。あとはボイスを....
別次元いーすんが話すときの顔文字は原作再現ですよ(顔文字が違うことが多いけどそんなに種類を覚えられない...)


 いや~、アイちゃんとコンパに怒られて、ネプギアに心配される...我ながら罪なことしたね。

最近すっかり忘れてたんだけど、別次元イストワール...略して別いーすんが言ってた能力っていつくるのかな?2週間って言ってたけどもうそろそろだよね?

まさか、紫色の球から貰ったのがそれとか?...流石に無いよね?

 

 

 

「そう言えばこれからの予定はあるの?」

 

ふと気になり聞いてみる。

何もないならケイに塔の事を聞きに行きたいんだけど、ネプギアはユニちゃんの事を気にしてるかもしれないしね!(キャラ紹介のコーナ―!ユニはラステイションの女神候補生でノワールの妹なんだ。ネプギアや他の女神候補生とも仲がいいんだけどノワールと同じくツンデレなんだ。ノワールの事はまた後で説明するけど、ユニは姉であるノワールの事が大好きで目標にしているね。

あ、そうそう、超次元ゲイムネプテューヌでは唯一の銃使いだね。アイちゃんは使わなくなったし)

 

「とりあえず塔を探すことが先よ」

「それが目的ですしね」

「だよね~、ネプギアは何か用はない?」

「えっ!?あ、あの...ユニちゃんに会って来ていいですか?」

「えぇ、ラステイションの教祖に聞きに行くし、その時なら問題ないわ」

 

 

 

 

 

 

 えぇっと...ノーマッドですが、現在パーティ内の空気が最悪です。

塔の事とユニちゃんの様子を見に行ったんだけど、ユニが行方不明らしい。

少し前にノワールそっくりの人影がいたらしくそれを探しに行ったかも、て言われたんだけど....確実にヤバいパターンだよね?

俺、知ってるよ?こういう時、敵に捕らえられるか、洗脳された状態で出てくるんだよ!

まぁ、そんなことを聞いた俺たちは急いで情報のあった場所に向かってるんだ。

 

「アイちゃん。ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

「何よ?」

「女神候補生の皆は女神化できるの?」

「それ、ネプギアに聞けばいいんじゃない?」

「あぁ....うん。確かにそうだよね」

 

そういうことは仲のいい人が聞いたほうがいいと思うんだよね。

だって、多分俺とネプギアのリリィランク3くらいでしょ?だったら仲のいい人が聞くべきだって

 

「まぁいいわ。女神候補生は女神化できない....と言うか、そもそも現状ネプ子たち守護女神でも女神化できないはずよ」

「塔が原因なんだよね?」

「えぇ、そうよ」

「....それなら、プラネテューヌの塔が壊れた今、ネプギアは女神化できるんじゃないの?」

「あっ、確かにそれが原因なら出来てもおかしくないわ」

 

アイちゃんがネプギアを呼び確認をする。

もしこれで女神化できれば戦力も安心できるし、今後の行動にも大きく関わるからね!

個人的な希望としては、最近シリアスっぽいし戦力補充で明るい物語に戻したいから。そもそも、ネプテューヌの小説でシリアスを求める人の方が少ないはずだよ!...まぁ作者のテンションが続かない言い訳なんだけど...

あぁもう!色々考えても仕方ないよね!考えすぎはダメ!気楽にいくのが一番だよ!

 

「アイちゃーん!どうだった?」

「...驚いた。まさか本当に女神化できるなんて....」

「まぁこれも俺の圧倒的洞察力のおかげだね!ドヤァ」

「その言い方はムカつくけど....まぁ確かに助かったわ」

 

後は、これがネプギアだけなのか、それとも他も女神候補生も女神化できるようになるかが重要だね。

...まぁ、今考えても仕方ないけど!

 そもそも、塔が国に2つずつあるならそれぞれに対応した塔を壊さないとダメだろうしね.....あれ?リーンボックスも2つあるんだっけ?おかしいな~リーンボックスに女神候補生はいないから1つだと思うんだけど...設定ミスかな?いやいや、もしかしたらその塔がストーリーに大きくか変わるかもしれない....やっぱり考えるだけ無駄だね。

 

...あ、そうだ。ネプギアが女神化できるなら聞きたいことがあったんだった。

見た感じ今なら話しかけやすいだろうし。

 

「ネプギア、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

「あ、うん。なにかな?」

「いや~女神化するときの感覚ってどんな感じなのかな?って」

 

参考にそういうのが聞ければ俺も女神化出来たりしないかな?って思ったんだけど、

 

「えぇっと...こう、体の奥から力がドバーって出る感じなんだけど...」

「ドバーっと?」

「うん。体の奥にある力を外に出すの。それで自分の守りたいものをイメージをして」

「う、うん」

 

えっと...要は力を開放するんでいいのかな?でも

 

「守りたいもの...か」

 

ネプギアの守りたいものを聞こうと思ったけど、聞く必要はないね。だってネプギアだもん。きっとネプテューヌやアイエフ、コンパたちプラネテューヌの人たちだけでなく、ユニたち...別の国の人たちもその守る対象に入っているんだろうね。

 

 

「二人で話してるときに悪いけど中断してもらえる?」

 

話を遮るようにアイちゃんが声をかけてきた。

様子からして大事なことだと思うんだけど、まさか...

 

「え?え!?なになにアイちゃん?もしかしてユニを見つけたとか?」

「...えぇ、そのまさかよ」

 

だよね。そう簡単に見つかるわけ___って

 

「嘘ッ!?」

「ノーマちゃん、嘘じゃないです。現実をしっかり受け止めるです」

「おぉう、コンパの真実が突き刺さる...」

 

目の前に突っ立っているユニを見る。

あー、あれは完全に洗脳されてるパターンだね...ほら銃なんてこっちに向けてきちゃって....向けてる?

 

「みんな危ないッ!」

 

そういいながらみんなの前に出て銃弾を弾く...最近、自分が本当に一般人なのか不安になってきた。大丈夫?人間やめてない?...って、そもそもこの体は女神だから人間じゃないのか。

 

皆は無事、俺の後ろにいる。怪我もしてないと思う。

でもこれで確定だね。

 

「アイちゃん、コンパ。ネプギアをお願い」

「「えっ?」」

「ネプギアは優しいから。できればユニを傷つけさせたくないんだ」

 

後ろから俺を止めようとする声が聞こえる。でもそれを無視してユニに向かって走る。

 

 

さっきネプギアから聞いた女神化する方法。俺の守りたいもの。自分が女神化した時のイメージ。

 

もし俺に女神の資格があるなら

 

「刮目せよッ!」

 

 

 

 

 

 ふと、気が付けばいつもの場所(白い空間)にいた。

うん、予想はしてたんだけど....まさか本当に来るとは思わなかったよ。これから戦闘っていうのに気が抜けちゃうよね。それにこの調子じゃ戦闘は次回になりそうだし...まぁそこはいいか。

 

「やっとこちらに呼ぶことができました(-_-;)」

「イストワール?やっとってどういうこと?」

「私のことはいーすんと呼んでください。そろそろあちらの私と分けるもめん___大変になってきたでしょうし」

「あ、バレてた?そうなんだよ~、あっちのイストワール、こっちのイストワールっていちいち言うのも大変でね~。文字数稼げるからありがたいけど、実際微々たる差だし」

 

それにキャラが分かりにくいしね。

 

「で?何か用があったの?」

「あぁそうでしたΣ(゚Д゚)。前回私が話した貴方に渡す能力の話をしましたよね?」

「あ、うん」

「その時に、貴方に女神の力を与えないと言いましたが手違いで女神の力を与えてしまったようです」

 

紫色の球から貰ったのが原因なんだろうけど...

 

「何か問題でもあるの?」

「あ、いえ。問題は全くありません。ただ___」

「ただ?」

「私が渡したわけでもないのにいったい誰からその力を渡されたのか...っと思いまして」

「心配してたの?」

「当り前じゃないですか。貴方には関係のない話で呼び出しておいて放置なんて酷いことはしません....もしかして疑ってたんですか?(^^;」

 

うーん、話したほうがいいのかな?

話すなとは言われてないから言っても大丈夫だとは思うんだけど....心配というか、こんな事に簡単に言ってしまっていいのだろうかと。

 

 いや、だって冷静に考えてごらん?

プラネテューヌで会った別次元から来たと思われるネプギアがいるじゃん?

なんで俺のこと知ってたのか、なんで俺と親しそうだったのか....もしかしたら、俺は気づかぬうちに大きな陰謀の渦に!?なんてオチがあるかもしれない!

 

 

...なんか突っ込みがないと悲しいなぁ

まぁ、いーすんになら言っても大丈夫だよね。

 

「いや~、それがね___

 

 

 

 

 

___って訳なんだ」

「ふむふむ、紫色の球ですか」

「うん、それが力を貸してくれてると思うんだけど...この世界にそういう存在っている?」

「いえ、いないはずです。でも、もしそうならばやはり....

「何か言った?」

「何も言ってないですよ(*^-^*)」

「えぇー、さっき絶対なにか言ってたよね!?ノマイヤーは地獄耳なんだから聞こえてるんだよ!」

「言ってませんよ(#^ω^)」

「アッハイ」

「ゴホン、それよりも戻らなくていいのですか?」

 

あ、そういえば戦闘前だった。そろそろ文字数もいい感じだし次回は最初からクライマックスだね。

 

「それじゃ戻るよ___って、どう帰ればいいの?」

「【アクセス】そう言ってください。きっと貴方はできますから」

「ありがと、いーすん」

 

俺の守りたいもの、それはまだ決まってない。でも近くにいるみんなくらいは守れる力が欲しい。

ネプテューヌのようにとは言わない、でもみんなを守りたいんだ。だからその力を貸して....

 

 

 

「【アクセスッ!】」




 次回、いきなりユニとの戦闘!
なぜユニが攻撃してきたのか?ノーマの女神化はどんな見た目になるのか(検討中の案:大人ネプ化、ネプギアと同じくらいの背丈のパープルハート(髪を縛らない)、背丈と見た目そのままで女神化など)

このままでは原作キャラからヒロインができてしまうという恐怖と隣り合わせの小説の次回は徐々に書いていきます。(現状有力ヒロイン:ネプギア)


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戦闘描写なんて....ら、楽勝だし....うん、楽勝だよ

今回書いていた時に「オリジナル設定のタグを付けなければそろそろ辛い」と思い、付けることにしました。
今回、メタ発言多め!


「【アクセスッ!】」

 

 そう叫んだ瞬間俺の周りが輝き始める。不思議なことにどうやればいいのか分かる。

不思議だが有り難い。そもそも、本編でもロクな変身描写が無いのにやれって言う方がおかしいもんね。

 

 

 光が収まり周りが見えるようになる。

ユニは自分を警戒し、アイちゃんたちは驚いた顔で自分を見ている。

女神化したから姿が変わってるし仕方ないと思うけど、そんなに驚くような姿なのかな?....まさか、さっきから視点の高さに違和感があるのはそういうことなのか!?出来ればカッコいい系の女神化がいいな~。

でもそれを確認するのは後だね。とりあえず今は__

 

「___ユニをどうにかすることが先だね」

 

 

 

 鉄と鉄がぶつかる音が森に響く。

剣と銃というやりずらい戦闘は最近ロクな戦闘をしていなかった自分と最近ロクな戦闘描写をしていなかった作者には酷なもので、特に進展もなく時間だけが過ぎていった。

でもそれもあと少し、ユニに限られたことではないけど銃の弱点は弾が限られていること。多分もう少しでユニの弾が切れるはず。そうなれば勝てる。

 

 でも、流石は女神化だ。

最初はユニに勝てるか心配だったけど危なげなく戦える。まぁ、女神化のチュートリアル戦闘だろうしね。チュートリアルで殺しに来るのはどこぞの変態企業のゲームくらいで十分だよ。

それに、さっきも言ったけどこの戦闘、ユニの銃が弾切れしたら技を一気に叩き込む。そうすれば勝てる。

ふっふっふ、この前の塔の時のロボ戦(5話)みたいな見落としもないし勝負ありだね。風呂入って、田んぼ見て、故郷に帰ったら結婚する人がいたとしても勝てるよ!

 

 

 

 

 そして、その時が来た。ユニの銃撃が止まったのだ。

後はユニに必殺技で攻撃できれば...

 

「さぁユニ!覚悟して!クリティカル「待って!」なにさアイちゃん?これで終わるよ?」

「アンタ、ユニの息の根まで終わらせる気かしら?」

「え?どういうこと?」

「誰かに操られてるだけなのに倒したらマズいでしょ!」

「...あ」

 

...マジ?それじゃ攻撃できなくない?

 

「アイちゃん?それじゃこのままだと打つ手なしって言ってるように聞こえるんだけど?」

「聞こえるも何もそう言ってるのよ。今、コンパとネプギアがイストワール様に聞いてるからもう少しユニを押さえて頂戴」

 

 え?....えぇぇぇぇぇ!!??

ちょっと!?アイちゃん!?何でネプギアたちのところに戻ろうとしてるの!?なんか俺の扱い悪くない?無理するなとか言っておいて無理するような配置になってるんだけど!?

もういいよ!一人の方が戦いやすいもん!....泣いてないからッ!悲しくも無いからッ!

 

 なんて考えてる場合じゃない。

 ふと嫌な予感がし、ユニの方を見る。そこには先ほどまでのユニの姿はなかった。

長い黒髪ツインテールは白いドリルツインテ―ルになり、ワンピースはそのデザインを損なわないアレンジをされスク水の様なものに、そして持っていたアサルトライフルは巨大な銃に胸は薄くなって....どう見ても女神化です本当にありがとうございます。

でも違うところがあった。それはユニの周りに浮いているノイズの様なもの。正体は分からないけどこれがユニを操ってる原因で間違いなさそうだね!

 そうと決まれば即行動。

ユニを行動不能にしてノイズを引きはがせばいいんだ....え?どうやって引き剥がすかだって?手でとれるんじゃない?

 

「ユニ!今度こそ覚悟して!今すぐそのよく分からないの取ってあげるから!」

 

 

 

 

 

「それじゃあユニちゃんを救えないんですか!?」

 

ノーマと少し離れた場所でネプギアが叫ぶ。

 

『すいません。私がそこにいればまだ手はあったのですが....』

「でもこのまま放置するわけにもいかないですぅ」

『はい、確かにその通りです。今ノーマさんはいらっしゃいますか?』

「え?いえ、ノーマさんはユニちゃんと戦ってますけど...」

『なら今すぐ通信を切らずにNギアをもって向かってください!』

 

いーすんさんが大きく声を出す。ネプギアもコンパは急いで言われた通りにノーマのもとに走った。

だって、あそこまで急いでいるいーすんさんを見るのはお姉ちゃん(ネプテューヌ)が行方不明になったとき以来なのだから...

 

 

少し走るとアイエフさんがこちらに向かって来ていた。

 

「イストワール様に方法を聞いてきたの?」

「アイエフさん!話はあとでするのでついて来てください!」

 

ちゃんと説明したいが、急がないとノーマさんが危ない。そう思いながらアイエフとコンパを連れてノーマのいる場所に急いだ。

 

 

 

 

 走って、やっと着いた3人の目に映ったのは倒れている2人。ユニと女神化?が解けたノーマ。

 

「いーすんさん。見えますか?」

『見えます。状況を察するに、無事にユニさんを行動不能にすることは出来たようですね』

「これで安心ですぅ」

『...いえ、まだ安心するには早いです』

「「「え?」」」

『ユニさんとノーマさんのどちらかにノイズの様なものが付いてませんか?』

 

目を凝らして2人を観察する。どちらも寝ているように動かないが、いーすんさんの言っていたノイズは見つからない。

 

「いえ、どっちにもノイズは付いてないです」

『そうですか....なら、そのまま戦闘態勢で待機していてください。もし片方どちらかが起きた場合、意識がしっかりしてるか確認してください』

 

 

 

 

 

 ここは何処?

ラステイションの様な...またちょっと違うような場所に立っていた。

流石に同じようなネタを使いまわすのは小説としてどうなのかな?確かにネタが無いのは分かるけど、このままじゃブランにダメだしされそうな小説になっちゃうかも...

 

 でも、本当にここは何なんだろうね?発展途中な感じがあるし、まさか昔のプラネテューヌだったり?.....ないな。もし本当に昔のプラネテューヌだったとしても俺が知ってるはずない。そもそも何でこんな場所にいるのか....確か、ユニに付いてたノイズみたいなものを取って....そこから...そこからどうしたんだっけ?

いーすんに聞けば分かるかな?って別次元のネプギアの事聞き忘れてた!....俺って忘れっぽいのかな?いやきっと聞く暇がないだけだね!

 

 

 う~ん、流石に何もないと暇だね。誰もいないし、そもそも自分の姿がまた変わってるし....って、変わってるッ!?

髪色とか長さは変わらないけど背丈がネプギアくらいかな?それくらい大きくなってる。それに、俺には付いてなかった...えっと....頭についてる十字キーの...何だっけ?まぁ、それが付いてた。

でもこのネタも二回目だからね!驚くことはあっても取り乱すことは無いよ!

 

「ノーマちゃーん!」

「え?」

 

ふと聞こえた声の方向に顔を向ける。先ほどまで誰もいないはずの道から誰か走ってくるのが見えた。だが驚いたのはその姿

 

「ネプ...ギ..ア...?」

「ノーマちゃん?どうしたのそんな顔して?」

「い、いや何でもない。それでなに?」

 

ここが何処か、何でネプギアがいるのか気になるけど....

 

「なに?って、今日からノーマちゃんが守護女神になるんでしょ?」

「そっか、そうだよね...って、え?えぇぇぇぇ!?」

「忘れちゃったの?もう、心配だな~」

「ちょっと待って!どういう事?俺、知らず知らずのうちに次元を移動しちゃったの?」

「大丈夫?やっぱりノーマちゃんには荷が重かったんじゃ...」

 

っぐ...これが夢だとは言えネプギアにまで...

 

「ぐぬぬ...大丈夫!守護女神だって問題なくやって見せるよ!」

「本当かなぁ?」

 

そんな会話をしながらネプギアと一緒にどこかへ向かう。

 

俺たちの戦いはまだ始まったばかり。守護女神になっても終わりは遠い。

そう、俺たちの戦いはこれからだッ!   ~次回のノーマの冒険にご期待ください~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 _____なんて言ってる場合か!

どうする?このままじゃ、ストーリーが変わりすぎて読者も俺もポカーンってしてるよ!

もうっ、作者がしっかりしないからこんな意味不明なストーリーになるんだよ?ほら、今回のタイトルだって戦闘回らしいネーミングなのに途中から別次元の話じゃん。

 それに戻る方法だって分からないし...そもそも、今日から俺が守護女神ってどういう事さ?ほら、守護女神って生まれたときから守護女神じゃないの?神次元なの?

いやいやいやいや、そんな事はない。だって急すぎるよ。サラマンダーもびっくりな早さだよ!?

 

『.....マさ..、ノ...マさ..』

 

ん?何処からか声が

 

「ノーマちゃん?どうしたの?」

「いや、ちょっと声が聞こえて」

「声?...聞こえないよ?やっぱりノーマちゃんには荷が重かったんじゃ...」

「違うよ!違うからね!?本当に聞こえるんだって」

ノーマさん...ノーマさん!( ゚Д゚)』

「ッ、やっぱりだ!」

 

この声と顔文字、間違いない___

 

「___いーすんだ!」

『ふぅ...やっと見つけられました(*´▽`*)』

「いーすん、ここ何処なの?」

『すいません。私にそれを言う権限は...(-_-;)』

「...そっか、なら、どうやったら帰れるの?」

 

権限か....そっちのいーすんも大変なんだね。

 

『あと少し待ってください』

「分かったよ...あ、そうだ!この前ネプギア以外のネプギアに会ったんだけど知らない?」

『別のネプギアさんですか?....いえ』

 

知らないか~。いーすんなら知ってると思ったんだけどな~。残念!

 

 

 

『ノーマさん、準備出来ました。目をつむってください』

「おっけー、目をつむってるよ」

『はい、では元の場所に戻しますね』

 

そう言われた瞬間、体を温かい光が包んでいった




 自分に戦闘を書くセンスは無いようだ。
あと、最初の計画通りに書くセンスも....
そして、勇者ネプテューヌを買おうと思った(唐突)

PS.フェアリーフェンサーエフが何処にも売ってない( ;∀;)


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全部を背負い込もうとする奴 ノマステーションあり

 今回短め
そしてシリアス気味...シリアルとは何だったのか...


 ...暖かい

目を開けると...って、もしやこれは知らない天井ってやつでは?おぉ!これ一度やってみたかったんだよね~。

 

「ノーマさん!?」

「あ..れ...?イストワール...さん?」

 

ここラステイションだよね?なんでイストワールがいるの?

 

「よかった...ネプギアさんたちから聞き、急いで出てきましたが大丈夫そうですね」

「え?...じゃあ、今プラネテューヌには誰もいないんですか?」

「護衛の方々がいますが...」

「違います。名前がついてて立ち絵がシルエットじゃない人のことです」

「あぁそういうことですか。でしたら、今プラネテューヌにはいませんね」

 

むむむ...いないって何だか嫌な予感というか何というか....お約束だとその間に街が襲撃に合うんだよね...てか、それを考える前に

 

「ネプギアたちは何処に?」

「ネプギアさんたちですか?今は攻略可能な方の塔を攻略してますが」

 

...え?

 

「それ大丈夫なんですか?」

「えぇ、先ほど無力化したと連絡がありました」

 

ならよかった...って、3人で無力化出来たのか....まぁ、そっかプラネテューヌのが2人で攻略できたと考えれば普通だね。

でも、俺がいない状態で攻略されてもこの小説には一切の描写が無いのが悲しいところだよ。せめて、もう少し頑張れるなら描写の1つや2つくらいは出来るんだけどな~。

 

 って、そうだ。いい加減聞かないといけないことがあったんだ。

 

「イストワールさん。前に話したネプギアの事で何か分かりました?」

「別次元から来たと思われるネプギアさんの事ですよね?他の(イストワール)に聞いてみましたが、情報は無かったです」

 

なん...だと..?

まさか、ストーリーが進んで、今明かされる衝撃の真実!!とかになるパターンなの?いや、それはマズいよ。感想でもあったじゃん最後の最後で全てを明かすなんてことは....って、別に最後になる可能性はないのでは?.....うん、そうだ。なら問題ない。

 

「ノーマさん、1つ確認したいことがあります」

「何ですか?知ってる事なら答えられますが」

「単刀直入に聞きます。ユニさんを助けたとき貴女はノイズに触れましたね?」

「触りましたが、特に何もなかったですよ?」

 

その後、気を失ったけどそれ以外は特に何もなかったね。

 

「本当に他に何もなかったんですね?」

「あえて言うなら、不思議な夢を見たくらいですかね」

「夢...ですか?」

「うん、確か...俺がプラネテューヌの守護女神になるとか」

「ノーマさんが?元々いた次元の話しではなく?」

 

そっか、イストワールたちだとそう言う捉え方になるのか。

まぁだよね。イストワールたちは俺が別次元から来たネプテューヌだって考えてるんだもん。

でもどうやって言えばいいんだろ?今更、俺、別次元から来たネプテューヌじゃないよ。なんて言えないもんな~。

 

「いえ、違いました」

「そうですか....」

「あと、イストワールさんに質問って言うか...聞きたいことがあるんです」

「なんですか?」

「あのノイズ、ユニが操られたってことは」

「女神候補生にも影響を与えるのか?という事なら...その通りです」

 

やっぱりか~。

でもどうするべきなんだろ?そもそも、あのノイズって何なのかな?

 

「イストワールさん。あの...ノイズって何なんですか?」

「ノーマさんは汚染されたモンスターと戦ったことはありますか?」

「え?えぇっと...汚染されたモンスターは、多分ないですね」

「そうですか。では簡単に説明します。汚染と言うのは汚染されたものを狂暴化させ、ステータスなどを強化する。というものです」

「...狂暴化?」

「はい、それに生き物だけでなく、機械などにもその影響は出ています」

 

機械...もしかして

 

「ノイズに触れると汚染される?」

「そう考えています」

 

だからユニは俺たちに攻撃をしてきたのか...ん?俺ノイズに触れたよね?

 

「ノーマさん?どうかしましたか?」

「な、何でもないです」

 

いや、今意識があるんだから大丈夫なはずだよね。

それに、今それはどうだっていい、重要なことじゃない。

 

「それで1つ、イストワールさんに提案があります」

「何でしょう?」

「このままネプギアたちを連れて行くのは危険だと思います」

「....理由を聞いてもいいでしょうか?」

「まず、今回で確定した女神候補生でもノイズの影響を受けるという事です。もし今後、旅の中でネプギアたちがノイズに汚染された場合....俺には攻撃できません」

「...」

「それに、まだプラネテューヌの塔にいた機械モンスターを倒していない。それと、多分その機械モンスターはノイズの影響を受けています」

「っ....それは本当ですか?」

「あくまでも予想です。ですが、一番上にいた機械モンスターだけ異常な強さでした」

 

俺も剣で一つも傷がつかないんだもんね。振動で手も痛くなるし

 

「分かりました...ですが、皆さんの意思を尊重させてもらいます」

「意思を尊重って...これ以上一緒に来るとみんなが危険なんですよ!」

「わかってますッ!...私だって、本当は危険な場所に行かせたくないですよ...」

「なら!」

「それで平和になるんですか!元通りになるんですか!...皆さんが助かるんですかぁ...」

 

当たり前だよね。誰だって大事な人を危険な場所に行かせたくない。イストワールにとって、ネプギアもアイちゃんもコンパも、みんな大事な人なんだ。

___なら、俺も出来ることは1つだけ

 

「大丈夫だよ!いーすん(・・・・)!」

「...え?」

「この物語はハッピーエンドにするって決めたんだ!だから大丈夫!」

 

前みたいに俺の知ってる最高の主人公(ネプテューヌ)の真似をして宣言した。

 

「...お願いできますか?」

「私を誰だと思ってるの?泣く子も笑顔になる、ハッピーエンドの代名詞、ネプテューヌだよ?だから、ネプテューヌもノワールもブランもベールも女神候補生も皆も、前と変わらない平和な日常も帰ってくるから....待ってて」

 

本当はネプテューヌじゃないけど、罰は当たらないよね?

 

 

 

 

 デレレーデレレーデン!ノマステーション!!

この番組は、もう少し文字数が欲しいと思ったタイミングでいれるメタコーナー(番組)です。

 

 まず1つ目。

2話前に書いてあったヒロインが出来てしまう...という話があったけどハーレムみたいなことには絶対にしないつもりです。せめて1人、最善はいないこと

本当は、いてもいいかな~、何て考えてたんだけどね...ただでさえキャラ崩壊がいつ起こってしまうかドキドキしているのにこれ以上やったら書きにくくなりそうだしね。

 

 2つ目。

この回で「あなた、この小説シリアスになり始めてない?」と思う人が出てきたと思うけど、その通りでシリアスになり始めてる。今までこういうタイプのは書いてなかった...というよりか、ただこういうタイプのを読んでいない作者の問題だね。

だから、今回ネプギアたちをプラネテューヌに戻して自分一人で行こうなんて考えが出てきてるんだし...そもそも、一人で行って、自分がノイズに汚染された場合はどうするの?って話だよね。

 まぁ、ノーマがノイズに触れたはずなのに汚染されてなかったから、自分なら大丈夫なんて考えてるのかもしれないけど....何でも一人でやろうっていう考えは作者の書く主人公の悪いところだよ。

 

 んじゃ、いい感じに文字数も稼げたし、今回はここまで!

次回のノマステーションが何時になるか分からないけど、またいつか~




 この小説...うずめとかプルルートとか出るのかな?なんて思いながらタグにメタ発言を追加した作者です。
若干スランプ気味になりギャグ要素が薄れ始めているのに、どうにかならないものか...なんて思い始める今日この頃、ネプテューヌV2をやりながら本編がどんな感じだったかを思い出しています。

 次回予告《これからノーマがどうなるのか...向かう先はルウィー!ロムとラムの安否は!?ネプギアたちはこれからどうするのか!?___
                      ___次回!メルヘンな魔法の国ルウィー》


PS.どうしてシリアスは発生するんだろう?(某イレギュラーハンター並みの疑問


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番外編 ベール妹(※転生要素あり

 思い付きで書いたため続くか分からない番外編です。(ベールの話し方の練習のついでです)
次はルウィーに向かったノーマの話しと言ったな?あれは嘘だ。(ちゃんと書いてます)
気が向いたら続くか、他の女神版を書くかも?ほのぼの系で

こちらには転生要素がありますがタグに追加した方がいいですかね?


「なぁ、そんなつまらない生活で終わりにするならオレと一緒に来ねぇか?」

 

ソレが最初に話したのは、そんな感じの胡散臭い誘いだった

 

「胡散臭いとはなんだ、胡散臭いとは。だがまぁ、来れば間違いなく楽しくなるぜ」

 

いや、だって確かにつまらない生活してるけどさ?だからって現状を打破しようなんて考えてないし、そもそも誰かの力に頼るのもどうかって思う

それに、黒い虫にそんな力があるとも思えない

 

「頼るも何も、オレから一緒に来ねぇか?って言ってるんだから別にいいだろ。それとオレは虫じゃねぇ!」

 

そもそも、何で俺なんだ?

 

「って無視かよ!....まぁいいや。オメェ自分の状態に気づいてねぇのか」

 

俺の状態?何かおかしいのか?

 

「下を見てみろ。あ、驚くな...って、もう遅いか」

 

下を見る。そこには、見慣れた自分とがいた。

 

 自然と驚かない。それがどうした?と言いたくなるほど動じなかった

死因は何だろうか?ぱっと見、刺し傷はない....そもそも目立った外傷がない。なら病的なものか?でも病気にかかっていた記憶はない

 

「あれ?思ったより驚かねぇんだな。面白くねぇ」

 

死因が何か知ってるか?

 

「死因?....いや、知らねぇな。オレが見つけたときには、もうこんな状態だった」

 

...そうか。なら俺は今後、地獄に行くか天国に行くかのどちらかって訳だ

 

「いや、ちげぇよ。さっきから俺が何で一緒に来ねぇか?って言ってると思ってやがんだ」

 

てっきり地獄か天国かのどちらかに連れてがれるものかと

 

「誰がそんなつまらねぇ場所に連れてぐかよ。オレが連れてぐのはもっと楽しい場所だ」

 

そっか...なら頼むわ

 

「おう!任された!」

 

そう言うと黒い虫「虫じゃねぇよ!」...黒い球は何かを始める。

 

「よし、準備終了。んじゃ、あっちで会ったらよろしくな」

 

あぁ、ありがとう___

 

 

 

 

 

 

 身体中に冷たい空気が当たり目が覚める...ここは何処だろうか?

てか、寒い。暗いから確認できないが薄着になっているのだろう。あとこの寒さと暗さ、そして何処かから聞こえる風の音、多分ここ....洞窟だ。

う~ん。動きたいけど、動いて迷子に...って、もう迷子か。

明かりもないし、どう動いたものか。とりあえず、風の音を頼りに外に出るべきか。

 

 

 ...マジでここは何処なんだ?

外に出た俺を待っていたのは、森...俺の知っている場所ではないのは確定した。

だが、これからどうすればいいんだ?こんなことになるなら黒い球に聞いとけばよかった。

 まぁ、まずはここが何処かを知るべきか。それがわからなくては行動できないし...って、まてまて、よく考えろ。あの黒い球の言ってたことが何処まで本当か分からないがアイツは面白い事を求めてる。転生や憑依とかじゃ主人公に過酷なことをやらせまくるって本で読んだことがあるんだが...うん、考えちゃダメだ。

それよりも、今は人のいる場所に向かおう。

 

 

 

 数十分ほど歩けば都市部のような場所が見えてきた。

見た目は...近代的って言えばいいのかな?街の真ん中にある大きな...白くて大きくて緑色のラインがある建物が特徴の街だった。

だがこんな見た目の街を見たことがない。テレビでも、アニメでも、ゲーム....ゲーム?おい待て、ここには見覚えがある。そう確か....リーンボックスだ!

どういう事だ?こういうのって基本的に空から落ちてくるんじゃ....それか最初って教会で凄腕Pとして召喚されるか、ネプテューヌたちをハッピーエンドに導いたプレイヤーとして部屋に来てくれるとかそう言うのじゃないの?

まぁいいや、とりあえずここがゲイムギョウ界ならギルドに行こう。そうすれば金の問題だけは何とかなる。幸い、この世界の敵って弱い奴は本当に弱い。それこそ木で倒せる程に。そうと決まれば急ごう。

 

 

 街に入ると背の高い(・・・・)人が沢山歩いていた。

ふと、違和感を抱いた。いくら背の高いといっても、俺より3、40センチくらい大きい人が多すぎる...まるで俺の方が小さくなったのでは?と疑問に思うほどに

そこで、一度自分の姿を確認しようとガラスを覗く。だが、デジャヴというかなんというか...そこに記憶通りの俺の姿はなかった。

 

 髪色は黒から金に変わり、目は青に...だがそれだけならよかった。背丈は予想通り小さくなっており、それに合わせたかのような肩を出している緑と白ををメインとしたワンピースを着ていた。一瞬でも似合うと思った自分を殴りたいだが、これで分かった。この見た目、最初にいる場所がリーンボックス。これらが表す答えは....あの黒虫がぁ~俺を地獄に叩き落すつもりだったんだな!今度会ったら絶対に一発殴ってやる!

まぁ落ち着こう、とりあえずはギルドに行く...教会には絶対に行かない。これ大事

 

 

 ギルド...綺麗だった(小並感

背の低さが悪いのか、どうしていいか分からずキョロキョロしてたのが悪かったのか、それとも両方か、危ないからダメ。と言われクエストを受けさせてくれなかった。

ロムとラムはギルドでクエスト受けてたと思うんだけどな~...女神候補生だからかな?

 

 でも、どうしよう?ギルドでお金を稼げないって言うのは想定外だ。どこかでバイトでもするか?...無理か、そもそもこの見た目で雇ってくれる店はないし....教会に行くか?どうなるかは目に見えてわかる。だが、野垂れ死ぬよりはいい。

...だが、間違いなくこの見た目じゃ女神候補生じゃなくとも妹扱いせれる。

 そう考えていると、後ろから何か軟らかいもので押されるような衝撃が襲った。

 

「す、すいません!」

 

そう言いながらぶつかった相手に謝罪する。

 

「お気になさらず。それより、怪我はございませんか?」

「大丈夫で...あ」

 

声の主を目で見た瞬間、絶望が押し寄せた。

 今の俺と同じ、金髪で青い目で、緑と白をメインにしたドレス。そして圧倒的な主張をしている胸...まさに今俺が最も恐れている存在が目の前にいたのだ。

 

「その姿...まさか貴女は「あ、あ....ごめんなさいぃぃぃ!」え?ちょっ__」

 

そう言い残し、俺はダッシュで逃げた。

 

 

 

「はぁ...はぁ...ここ...何処?」

 

走り続け、気が付けば人通りの少ない場所にいた。

日も陰り始め、街灯がつき始める。徐々に気温も低くなる。

 

不安

 

 今の俺の気持ちを表すのに、それ以外の言葉は要らなかった。

額に冷たいものが流れる。

涙だろう。例えゲームで知っていても、本当は知らないんだ。そんな場所に放り込まれたら泣きたくもなる。

 

「何で、あの時逃げちゃったのかな...?もし逃げてなければ、もし勇気を出して話していれば...もし「もし...なんですの?」...え?」

「はぁ...やっと見つけましたわ。まったく、世話のかかる妹ですこと」

「え、え?....ベール、何でここに?」

「妹のためなら、例え世界の裏側にでも探しに行きますわ。それとベールではなく、お姉ちゃんですわ」

「お、お姉、ちゃん?」

「ふふっ、ここだと話しずらいでしょうし教会に行きましょうか」

 

そのまま一緒にリーンボックスの教会に向かい、俺は今日からリーンボックスの女神候補生になった。




ベールの話し方難しい...本編の話し方をおかしくしないために練習しなくては。


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メルヘンな魔法の国 ルウィー

 先に言っておきます。西沢ミナファンの人、すいません。自分には上手く書けませんでした。


 最近、他のネプテューヌ二次創作小説を読んでみていますが....キャラの違和感がない小説が多すぎません?どうやって書いてるんですかね?参考にしているものとか...私、気になります!

今回控えめ


「あーのーバーカー。やっぱりこの前の塔でも懲りてなかったのね!」

 

アイエフが声を荒げる。

 ラステイションの塔を無力化し帰って来たアイエフたちに待っていたのは、イストワール1人だけだった(・・・・・・・)。そこで聞かされたのは、ノーマがこれから一人で行動するというもの。

そりゃ、アイエフもキレるわけで...

 

「あぁもうッ!何でネプ子は次元が違えど人をイライラさせるのかしら!?」

「アイちゃん、落ち着くです」

「そうですよ。それにここで考えても変わりませんし、倒しきれなかった機械モンスターの事も心配ですからプラネテューヌに戻りましょう」

「はぁ、本当にそうかしら?確かにノーマに何か考えがあるかもしれない。でも、あの子は間違いなく無理をするわ」

 

アイエフの言葉を聞き、全員が口を閉じる。

 

「プラネテューヌの塔の攻略だって、本当はこんなに早くやる予定はなかったの」

「それって、どういうことです?」

「あの子は色々一人で背負い込もうとしすぎてるの...まったく、何であそこまで無理をしようとするのかしら。そう言うところはネプギアそっくりね」

「え?私ってそんなに無理してます?」

「はぁ...本人は自覚してなかったのね。この前だってネプ子を探そうと1人で行こうとしてたじゃない」

「うぅ...それは」

「まぁ、ここで考えても仕方ないし、一度プラネテューヌに戻りましょうか。イストワール様、よろしいですか?」

「そうですね。今はノーマさんの言っていた倒しきれていない機械モンスターの事もありますし、一度戻りましょうか」

 

そう話し、ネプギアたちはプラネテューヌに戻っていった。

 

 

 あぁ~あ、何で皆をプラネテューヌに戻すように言っちゃったのかな...俺は。

せめてさ?コンパかアイちゃんが居てくれえれば...え?ネプギアはどうだって?HAHAHA、それは無理。理由は分からないんだけど...なんか、ネプギアに無理をさせたくないんだ。

だからと言ってアイちゃんやコンパに無理させることもできないしね。

 

 ...でもな~、1人って辛くない?

だって、ボケても誰も突っ込んでくれないんだよ?そもそも、誰もいないのにネプテューヌの真似をする必要も無いけどさ。いつ、誰が見てるか分からないし、崩すわけにはいかないんだよね。

 まぁ、あとちょっとでルウィーに着くし、頑張ろー!おー!....やっぱり寂しいな。

 

 

 

 ここはルウィー、見渡す限りの雪景色でメルヘンな魔法の国....やっぱり寒い!

あぁもう!何でルウィーってこんなに寒いのさ!?確か女神の加護で寒さが和らぐとか...って、そもそも今は女神の皆いないじゃん!

失敗、失敗。こんなことならちゃんと防寒具用意するべきだったね。どこかで買おうかな?でもな~、所持金少ないし...そうだ!ギルドでクエストやればいいじゃん!そうすればお金も手に入るし、塔の情報も手に入る。まさに一石二鳥だね。

そうと決まれば善は急げ。防寒着買ってからギルドに行こう!

 

 

 おぉ、丁度いいところに服屋さんが!

 

「おばちゃん!サイズの丁度いい防寒具ちょうだい!」

「まぁ、そんな服装で寒くないのかい?」

「寒い!」

「おやおや、それならすぐに用意してあげなきゃね。1500クレジットだよ」

 

お金を渡し防寒着を着る。

うん、動きにくいけど、サイズも丁度いい。これなら大丈夫そうだね。

 

「おばちゃん、ありがと!」

「行ってらっしゃい........ん~、何処かで見たような顔なんだけどねぇ。でも、こんなご時世。あんなに元気な子供は貴重だねぇ。おや?お客さんかい?___え?嬢ちゃんに似た子を見なかったかだって?あぁ、それならギルドの方に行ったよ」

 

ノーマの後姿を見ながらおばちゃんはそう言った。

 

 

 ギルドにとうちゃーく!ここまで来るのに、一体何時間かかったとかは考えちゃダメだね。

さて、クエストでも受けて使った分のお金を取り戻さなくちゃね。そうだな~何か楽に稼げるクエストないかな?....お、この[ケモケモ!]って言うの丁度いいんじゃない?バンチョ―キャット8体倒せばいいみたいだし。

よし、カウンターで受けてこよっと。ギルド...クエスト...受けさせてもらえない...うっ、頭が...

 

「すいませーん!クエスト受けたいんですけどー」

「あっ、すいま...せ..え!?」

「ん?」

「ぱ、ぱ」

「ぱ?」

「パープルハート様ッ!?」

「のまっ!」

 

...あー、うん。俺って、そう言えばそうだったね。

 

「とりあえずクエスト受けさせてもらえないかな?」

「あ、はい。すいません、取り乱しちゃって」

「仕方ないよ、急に来たらビックリもするよね」

 

あ、そうだ。ついでに聞いておこう

 

「ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ。塔についての情報、何かない?」

「塔について、ですか?すいません。ギルドには来てないみたいで、教会に行けば分かると思いますが...」

「そっか、ありがと!」

 

なら次は教会だね!入れたら、ユニの時と同じにならないためにロムとラムがいるかも見よう。

...って、さっきのギルドの人、女神がいることより女神が来ていることに驚いてた?もしかして情報規制されてるのかな?なら気を付けないと

 

 

 着いたー。ルウィーの教会って森の中にあったり普通に街の真ん中にあったりとバラバラだから不安だったけど、この次元じゃ街の真ん中なんだね。まぁ、V2を基にした世界観だから当たり前だけど。

さて、早速中に入って確認したいんだけど、この見た目で入って大丈夫かな?

でも、またギルドの時みたいに騒がれてもな~。それに、ネプテューヌ(の姿の人)が急に来たら、ブランもどこかにいるのではないか?とかいろいろ言われそうなんだよね...考えすぎかな?

 

「あら?あなたは...ネプテューヌ様?」

 

ふと、後ろから声をかけられた。

そこにいたのは、水色の髪と赤い博士帽にコートを着た...あれ?

 

「えっと、確か...」

「西沢ミナです。あなたはネプテューヌ様ではない...ですよね?」

「あれ?知ってるの?」

「少し前に目撃情報を聞いてましたから」

「そっか、ならめんどくさい説明の大体は省けるね。という訳でスキップ!」

 

 

 

「つまりあなたは、現状を打破するために送られた別次元のネプテューヌ様...という事ですね」

「うんうん、そんな感じ」

 

本当はネプテューヌじゃないけどね

 

「にわかに信じがたいですが...それで、ここまで来た目的は何でしょうか?」

「あ、そうだった。えっとね。塔の情報が欲しかったんだけど」

「塔ですか?あの?」

「うん、あの塔」

「それなら教会に資料があるはずです。ついて来てください」

 

おぉ、流石はミナ!情報網がすごいとか色々言われてただけはある!

これなら簡単に無力化できそうだし、楽に終わりそうだね。

なら、急いで教会の資料貰って無力化しちゃおう!

 

 

「ありました。これが塔についての資料です」

 

そう言いながら、ミナはまるで辞書と見間違えるような厚さの紙を渡してきた。

 

「お、重い」

「やっぱり重いですよね」

「うん、でも貰えるだけありがたいよ」

 

そうそう、忘れてた

 

「ちょっと聞きたいんだけど、ロムちゃんとラムちゃんは教会にいるの?」

「え、えぇ、いますけど」

「それならいいんだけど。この前、ラステイションでノワールらしき人物の目撃情報があったんだけど。それを探しに行ったユニちゃんが敵に洗脳されちゃって」

「それは本当ですか!?」

「うん、だから警戒しておいてもらえないかな?」

「分かりました」

 

ふぅ...これで、ロムとラムが敵になるってこともなくなるね。

 

 さて、これで情報も手に入ったし、クエストやって、塔を攻略して、次はリーンボックスだね。

楽に進むねー。こんなに楽に進んじゃっていいのかな?...っは!ま、まさかこの後に、ものっすごく大変なことを用意してるとかじゃないよね?マズい。この作者本気で書いたらキャラを全滅させるとか平気でやっちゃうんだよ!?支配エンドも真っ青なバッドエンドが完成しちゃうよ!?

全力で回避しなきゃ(使命感

 

 

 




 《ノーマは塔への突入を決行した
時を同じくして、ネプギアたちはプラネテューヌに戻って来た
時間はある
だが、急がねばならないと何かが囁く
       ____次回、ルウィーの塔》

こんな感じの次回予告を書いてみたかった。予告は適当なので半分は嘘です。


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ルウィーの塔

 お久しぶりです。今回は上手く書けなかったです。


 時は少し遡り。ノーマがルウィーに着く前__

 

 

 

「ノーマさん、大丈夫かな?」

 

自分の部屋に戻ったネプギアが最初に言ったのは、ノーマへの心配だった。

アイエフの言ったこと、間違いなくノーマが無理をするというのはネプギアも分かっている。だが、自分がどうすればいいのかなど、ネプギアには分からなかった。

 

姉の力になることも出来ず、ただ待つことしか出来なかった

 

仲間が姉を探している時に、一緒に探すことしか出来なかった

 

____それなのに、また同じ過ちを繰り返そうとしている自分がいる

 

『なら、ノーマを助けに行くべきじゃないの?』

 

姿は見えないが、唐突に何かが話してきた。

 

「誰ですか?」

『私が誰かはいいの。それよりも、ノーマを助けてあげて』

「っ...一体どういうことですか!?ノーマさんは無事なんですか!?」

『今は大丈夫。でもこのままじゃ...』

 

ネプギアは考える。

本当の可能性と罠の可能性。仮に、本当ならば急いで向かわないとノーマが危ない。嘘だとしたらユニと同じ道をだどるだろう.....でも、それでも、ネプギアは無視できなかった。

 

「ノーマさんは、今どこにいるんですか?」

『そろそろルウィーに着く頃だと思う。だからお願い。私の代わりに助けて』

 

そう言われると、ネプギアは女神化して窓から飛び立った。

 

『...このまま進んでも私の守りたかった、お姉ちゃんたちがいるゲイムギョウ界は守れる。でも、約束は果たせないの。だからお願い、ノーマちゃん(・・・)を救って』

 

誰もいなくなった部屋で何かはそう呟いた。

 

 

 

 時は戻り、ノーマ視点に戻る

 

ルウィー初クエストの感想:バンチョ―キャットって割と強いんだね...

 

 いや~、慢心とかしてたわけじゃないんだけどね。ほら女神化も出来るようになったし、何があっても大丈夫でしょ。って、考えてたらこの様...せっかく買った防寒着が台無しになっちゃたよ。

まぁ、塔の中は外よりも寒いってことは無いだろうし大丈夫だろうけどね!

 

 ....ねぇ?今思ったんだけど、ギルドの報告って先に行った方がいいかな?いつもはギルドのクエストをメインでやってるから、今回みたいなサブで受けるってなったことなかったんだよね。

ぐぬぬ...こういう時にネプギアたちがいてくれれば、一体誰だー!危ないとか言っておいてきた奴はー!俺だー!.....前話でも言ってたけど何でネプギアたちを置いて行くなんて考えたかな...心配だし報告は先にしてこよ。

 

 

 

 さぁ、クエストの報告も終わったし気合を入れ直して塔の攻略を...あれ?あのまるでナスのような色のおばさんは、まさか!マザコング!?いやいやいや、おかしくない?だって急すぎるよ!?この前もそんな感じだったけど、本当に急すぎだよ!それに周りの人も反応しようよ!....って、この次元ってマザコングは敵なのかな?いや、敵だよね。うん、逆に敵じゃないマザコングとか見てみたいよ(ちなみにマザコング___もとい、マジェコンヌはメインストーリー皆勤賞のキャラだね。初代から敵という役割は変わらないけど、所属してる組織が違ったり色々で。初代では元女神、リメイクでは先代女神を倒す勇者一行の1人、mk2では犯罪神として。Vだと七賢人って言うお笑い集団として出てきてるね。え?VⅡ?いや~作者がそこまで把握してなくてね...本編に入れられるかどうか分からないんだ)。

 

(そうそう、ついでに前話でやり忘れてた紹介でロムとラム、西沢ミナの紹介もし忘れてたから今説明するね。ロムとラムはルウィーの女神候補生で双子で、女神化するとホワイトシスターになるんだ。ロムは台詞の後に擬音が入ったりする特徴的な話し方をする。で、物静かな性格なんだ。ラムは、俗にいう元気っ子だね。悪戯とか色々するし....。まぁ二人そろってホワイトシスターって感じだね!んで、西沢ミナは同じくルウィーの人なんだけど、教祖の一人なんだ。話によると、ブランの性格がアレだし、ロムとラムは幼いとか、そんな感じの理由で公務とかほぼほぼ1人で行ってるとかなんとか....それに、2人(ロムとラム)に魔法を教えたり色々してるとか。まぁ、イストワールと同じくらいの苦労人ってことだね)

 

でも、どうしようかな?マザコングどうせ敵だろうし....そうだ!尾行すればいいじゃん!

 

 

 そんな感じで尾行して数十分、尾行を続け、マザコングはある建物に入っていった。

まぁ、ある建物って言っても分からないし言っちゃうと塔に入って行ったんだよ。でもこれで黒だね。やっぱりいいマザコングなんていないんだよ!

 

 なら俺も塔に突入するべきだね。2回目の塔攻略だけど...1人でも大丈夫だよね!だって女神化も出来るし、2回目だよ?さっきはバンチョ―キャットに後れを取ったけど、もう大丈夫!パパッとマザコングを倒して、塔の無力化もしてくるよー!

 

 

 

 塔の中はプラネテューヌにあったものとは違い、氷の塔って感じの内装だった。

防寒着、買い直しておけばよかったかな?....寒い!だって、氷の塔だよ?私は寒いですって言ってるようなもんじゃん!誰だよ塔の中なら寒くないとか言った奴は!俺だよ!...ネタの使い回しは駄目だね。うん。

 

 それよりも、マザコングは何処かな?逃げられたとかは....流石にないよね?

まぁ、先に進めば見つかる!...はず。見つかるよね?

 

 

 塔を登っていく。敵を斬り、仕掛けを解きながら。一歩一歩確実に

...なんてカッコよく書いても書き方が無いから適当に書いてるだけなんだよね。

うーん、でもどうすればいいのかな?正直マザコングに勝てるかどうかって言われたらキツイし...でも引き返すわけにもいかないし...

 

「はーはっはっはっは!まさか追ってきた奴がお前だとはな!」

「この十数年前の悪役の様な笑い声は!?」

 

噂をすればなんとやら

 

「わざわざ自分からヤラレに来るとは愚かな」

「やっぱり、マザコング!」

「私はマザコングではないと言っているだろう!....ふん、まぁいい。どうせ貴様はここで死ぬのだからな」

 

出てきたのは紫色っぽい肌色をした女性___って言うかマザコング。もう言ったよね。

 

「守護女神が行方不明なのもお前のせいか!?」

「知らん」

「...え?」

「知らんと言っている。仮に知っていたとして、何故敵であるお前に言わねばならんのだ」

 

あーうん、確かにそうだね。でも、この言い方は知っているはず。

 

「なら、無理にでも聞かせてもらうよ!___【刮目せよッ!】」

 

.....あれ?

 

「待って、何で女神化できないの!?」

 

掛け声違った?【アクセス】の方が良かったの?

 

「【アクセスッ】」

 

...うん。

 

「女神化できなーい!!」

 

ヤバいよマズいよ!このままじゃ負けちゃうよ!

 

「なんだ、女神化できないのか?なら私が相手をする必要も無いか___出てこい、モンスターども!」

 

マザコングが指を鳴らすと何処からかスライヌ、シカベーダ―、ひこどり、エンシェントドラゴン、などのモンスターが出現する。

 

「待てマザコング!」

「貴様はそいつらと遊んでいるがいい」

 

そう言い残しマザコングは塔の奥に消えた。

 

...もしかして、今、絶体絶命だったりする?

 




今回からちょっとこれから更新が遅くなると思います。

 理由はあまり調子が出なく。スランプというものになっていまして....
ネタは思いつくのですが、いざ書こうとキーボードを触ると、どう表せばいいのか分からなくなってしまいまして。

書くには書きますが、文章やストーリーが変になることが多くなると思います。すいません


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番外編 ベール妹(主人公の話し方を変更しました

 あまり納得のいく出来ではないため、消すか直すか、どちらかをする可能性があります....やっぱり、練習文だし消さなくてもいいかな?


「...ここが、リーンボックスの教会?」

「えぇ、そして、これから貴女の家になる場所です」

 

そう言われ着いたのは館のような見た目をした教会でした。

今日からここがわたし(・・・)の家。なら、言う事は一つだけ

 

「ただいま、お姉ちゃん」

「おかえりなさい」

 

そう笑顔で言うと、お姉ちゃんも笑顔で返してくれました。

 

 あ、そうでした。読者?の皆さんには悪いですが、話し方が変わります...ただ、もう元には戻れないなら、わたしはわたしを受け入れようと思って...

 

 

 

 

カポーン(風呂でよく流れる音)と効果音の様なものが響く。

 

「痛くはありませんか?」

「うん、大丈夫」

 

「ふふっ、そうですか」とお姉ちゃんは返し、頭を洗ってくれている。

もう一回言おう。お姉ちゃんが頭を洗ってくれている(・・・・・・・・・・・・・・・・)...わたしは男、お姉ちゃんと一緒に風呂。後は分かる?マズい状態です。

いや、よく考えて。今のわたしは女。女なんです....って無理があるかな。だが何も言わなければ心配も要らないはず。体は完全に男ではなくなっている訳だし大丈夫...ですよね?

 

「...勘弁して」

「どうかしましたか?」

「い、いや、なんでも無いから気にしないでください!」

「そうですか?言いたいことがあったら遠慮しないで言ってください。なんせ(わたくし)はお姉ちゃんなんですから!」

 

あー...うん。ちょっと大丈夫じゃないかもしれません。

 

 

 

 風呂から出て最初に考えたのは自分の名前についてです。というか、わたしは一番大事なことを忘れてたんですか...

 

「お姉ちゃん。わたし...名前はどうなるのですか?」

「え?名前ですか?...そうですねぇ、こんな時チカがいてくれればすぐに決まるのですが」

「チカ...さん?」

 

一応知らないふりをした方がいいですよね

 

「チカはこの国の教祖ですわ。とても頼りになる子ですのよ」

「そうなのですか?」

「えぇ、体が弱いのに教祖としての仕事をしっかりとしているんですもの」

 

...ちょっと言いたいことがあるけど我慢すべきですか?

 

「ゴホン。それで、貴女の名前をどうするか、ですわね。流石に名前が無いのはかわいそうですし...」

 

急に話を変えましたね。まぁ名前の方が大事ですし良いですけど...だって、もとの名前は使えないですし

 

「___リトゥ

「...え?」

「リトゥなんてどうですか?」

 

リトゥ...か。うん

 

「ありがとうございます、お姉ちゃん」

 

今できる最高の笑顔をしながらそう言いました。その瞬間

 

「グハッ」

 

お姉ちゃんの鼻から血が出てきました

 

「だ、大丈夫!?」

「大丈夫ですわ。少し、リトゥが可愛すぎたので」

「わたしは可愛い...ですか?」

「えぇ!それはもう!」

 

そうなのかな?いまいち実感が湧かないんですけど...お姉ちゃんが言ってるし本音なんでしょうね

 

 

 

 数日後、この身体での生活にも慣れ始めた頃にお姉ちゃんはわたしにあることを尋ねました。

 

「そう言えば、リトゥ。武器はどうしますの?」

「え?武器ですか...?」

 

...まったく考えてなかったという訳でもないですが、まだ決まってないんですよね。武器は自分を預けるもの、合わないものを使うのは自殺行為ですから。

しかし、いつまでも決めないでいるという訳にもいきません。仮にもわたしは女神候補生、転生者と言えどそこは変わらない真実です___なので

 

「お姉ちゃん。私を武器屋まで連れて行ってくれませんか?」

「ふふっ、えぇ。一緒に行きましょうか...個人的には連れて行ってくださいの方が嬉しいのですが

「お姉ちゃん、何か言いました?」

「いいえ、何でもありませんわ。それよりも、行きましょうか」

 

お姉ちゃんは笑顔でそう言ってくれた。

 

 

 

 武器屋に着くと沢山の武器たちがわたしたちを出迎えました...まぁ、武器屋ですし当たり前ですが

店内に置いてある武器は一般的な剣や銃から、鎌や鞭などのマイナー武器まで色々ありました。

 

そしてその中から選ぶ武器は剣、シンプルイズベストで選ぶなら間違いなくこれでしょう。そう思いながら置いてある剣を持とうとしましたが、その重量にこの身体は耐えられませんでした。いくら力を入れようとしても剣は持ち上がらず___

 

「__あ」

 

剣は宙に舞い上がり...ザクッと音を立て床に刺さりました。

...どうしましょうか?弁償は確定でしょうが、まさか剣が飛んでしまうとは。

 

「リトゥ!大丈夫ですか!?」

「お、お姉ちゃん?...ごめんなさい」

(わたくし)が目を離したのも悪いのですから気にしないでください」

「でも弁償しなきゃ...」

「大丈夫ですわ。(わたくし)を誰だと思って?」

 

あぁ...そう言えば、お姉ちゃんはこの国の女神でした

 

「えぇ、ですからここは(わたくし)に任せてくださいな」

 

ウィンクをしてそう言いながらお姉ちゃんは店の人と話に行ってしまいました。

...それで、わたしはここからどうすればいいのでしょうか?武器を決めるにも先ほどと同じになるのは怖いですし。なんて思いながらも近くの武器の入ったショーケースを覗きました。

中身は小さめのサイズの武器たちで、まるでタクトの様な杖やトンファーなど、わたしでも持てそうなサイズの子たちはそれぞれ違った特色を持った子でした。普通ならどれにしようか迷うところでしたが、ふとある子が目に入りました。それは___

 

 

 

 

リトゥ:Xboxonesのsがスモールであることから小さいという言葉を他の言い方で検索。その際に出てきた【リトル】の読み方を少し改変、リトゥとなりました。




あぁ...花粉が辛い
あぁ...小説がうまく書けない
あぁ...ほかに書くことない


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関係ないけどトランプとスランプって似てるよね

 前回のあとがきに書いたようにスタンプ気味です。ストーリーも文章もおかしいかもです。
納得できる出来でもないですし...

急遽書いた小説のせいで、俺のメンタルはボロボロだ!

PS.次をいつ出すか分かりませんが長い目で....あぁ、胃が痛い
あ、今さらですが誤字報告などありがとうございます。ミスが多いので助かります


「チェスト―ッ!」

 

叫びながらモンスターを駆逐していく。

塔の一室を埋め尽くすほどの量だったモンスターも半分くらいには減ったと思いたいんだけど...

 

「さすが...に、この量....は..むり..」

 

さっきまで勢いで誤魔化していたが、疲労で身体に力が入らない。

 

「―――あ」

 

だからだろうか、握っている剣が手から滑り落ちた。

急いで手を伸ばし、剣を拾い直そうとするがその瞬間、鋭い痛みと共に浮遊感が身体を襲う。蹴られた、そう理解するのに時間はかからなかった。吹き飛ばされながらも体勢を戻そうとする。だが、身体はもう思い通りには動かず、壁に打ち付けられることになった。

....正直、もう無理かもしれない

 

 治りきっていない身体で長時間の移動、これだけでも無理があった。それに加えて無双シリーズの様な戦闘をしていたのだから、流石に身体が悲鳴を上げる。どうにかして立ち上がろうとするも、力の入らない身体では立ち上がるどころか態勢を変えることも出来ない。

 

 救出キボンヌ...自分が悪いとわかっていながらもそんなことを思い、意識を___

 

「―――古き月の光よ」

 

あれ、もう救助来たの?それならもう少し...あ、やっぱ駄目、意識が....

 

 

 

 

 

 

 ____そして、目が覚めたら......

 

 

 

 

 

 

 割れた世界にいた。

 

...また、いつものかな?周りを見ながらそう呟く。この世界は色々なものに亀裂が入ってるけど、何かあったのかな?今までの経験からして夢だから気にしなくてもいいはずなんだけど....なんだろう?気にしなきゃいけない気がする。

 

『...【遅かったね】』

 

自分だけど、自分じゃない。そう感じるこもった声で誰かに言った。

 

「よぉ、×××」

 

それに反応した誰かが、後ろから返答をしてきた。

だが、聞き取れなかった。名前を言ったのは分かる。でも、聞き取れなかった。

 

「...なぁ、どうしてもこうしなきゃダメか?他にいい方法はなかったのか?」

『【正直いい方法があればそうしたかったんだけどね】....【ごめん】』

 

誰かの問いに自分じゃない何かが答える。

正直、俺は一体何のことを話しているのか全く分からないんだけど、誰か分かる人いる?...いないか....おぉぉーい!作者ぁぁ―!__え?分からないの!?...そんなぁ...

 

「だとしてもッ!...まだ...まだ、何とかなるかもしれないじゃねぇか...」

『【でも、これが()の出来る最善の方法だったから】』

「ならこのまま全部自分のせいってことにして死ぬのか!?あいつらに最後まで恨まれるままなんだぞ!お前はそれでいいのかよ!?」

『...【...】』

「チッ、ここまで言っても届かねぇのかよ...だったら、俺はお前の(ダチ)として―――」

 

誰かは武器構え

 

「――― 一発ぶん殴って、目ぇ覚まさせてやるッ!」

 

 

 

 

 

 

 ...んぅ..ここは...?

 

「おぉ、ネプテューヌさんよ。死んでしまうとは情けない」

「死んでないからねっ!?...あれぇ?、ここ何処?」

 

知らない天井、知らない部屋。病院って雰囲気じゃないけど...と言うか、塔の中で戦ってたよね?あの後どうなったの?それに___

 

「―――君は、誰?」

 

そう言いながら起き上がり、その者に視線を向ける。

金色の髪に青い瞳を持ち、すらりとした体形、胸は大きくないけどその姿はまるで...

 

「私はリトゥ。リーンボックスの女神候補生です...こんなことを聞くなんて、ネプテューヌさん、また記憶を失くしたのですか?」

 

そうそう、ベールの妹のよう___へ?

 

「えぇぇぇぇッッ!!??」

「ど、どうかしましたか!?」

「ベールの妹!?いやいやいや、絶対おかしいよッ!だってあのベールだよ!?いつも妹が居ないことをネタにされ続けてたベールだよッ!?―――まさか!偽物!」

「偽物じゃありませんよ。正真正銘、リーンボックスの女神候補生です」

 

いやいやいや、おかしいよ!だってあのベールの妹だよ?いつもネプギアとか色々な子を妹にしようとするベールだよ?もし、本当にリトゥって子が妹なら...

 

ポン

 

「え?」

「大変だったよね」

 

手を肩に置き、やさしい声でそう言った。

 

(今回のキャラ紹介のコーナー!ドンドンパフパフー。さっきも話してたけど、ベールはリーンボックスの守護女神で4女神の中でも色々デカいんだ。ちなみに見た目と違いかなりのゲーマーで、ゲーム、アニメ、マンガを三種の神器とか言ったり腐女子だったり、あるネトゲのトッププレイヤーだったりするんだよ...まぁ、ここまではまだいいんだけどね.....ちょっと妹が欲しすぎで暴走したりするのがね。そこがいいんだけど...え?妹のリトゥはって?それは番外編を読めば分かるから)

 

 

 

 

 

 

「そう言えば、リトゥちゃん。俺ってどのくらい寝てたの?」

 

ベッドの横にある椅子に座っているリトゥにそんなことを聞いてみた。

 

「2日くらいです。ですが、どうしてあんな場所に倒れてたのですか?」

「あんな場所?」

「記憶ないのですか?海岸に倒れてたので、てっきり船などの乗り物から落ちたものかと...」

「...そんなドジに見える?」

「?...だってネプテューヌさんじゃないですか」

 

何言ってんだこいつ?見ないな感じに頭を傾げて、リトゥから問われる。

あぁあ、うん。そういうことね。完全に理解したよ。このまま誤解されてるのも嫌だし、説明しておこうか。

 

「えっとね、すっごく説明しにくいんだけど...ネプテューヌじゃないんだ」

「何処からどう見てもネプテューヌさんじゃないですか。冗談言ってる場合じゃありませんよ?」

 

考える人の様なポーズをしながらリトゥは言葉を返した。

信じてもらえるような説明が出来ないのが悔しいけど...

 

「冗談じゃないんだ。色々ややこしいかもしれないけど、本当にネプテューヌじゃないんだ」

「確かに相違点はありますが本当にそんなことが?そういえば確か、少し前にラステイションから情報が....分かりました信じましょう」

「信じて貰えてよかった。俺の名前はノーマ、よろしく。でも、どうして皆間違えるんだろう?どこからどう見ても別人って分かると思うんだけどなぁ」

 

ていうか、簡単に信じちゃうのね。こんな状態だから仕方ないかもしれないけど。

 

「...何故かですか?差が少なくて判断しにくいと思うのですけど」

「差?」

「はい、正直今の貴女のほぼほぼネプテューヌさんと被ってますしオリジナリティがありません。このままでは妹として見られるか、本人がちょっと見た目を変えたくらいにしか見られないでしょう。それに―――」

 

あ...(察し

このままじゃ面倒なことになりそうなんだけど。具体的にはこの話の後に着せ替えやら色々させられそうな...

 

「リ、リトゥちゃん?ちょっと落ち着こう?」

「へ...あ、すいません!少し熱が入ってしまって」

 

少し...?

ペコペコと効果音の出そうに頭を下げながら謝る少女を見ながらそんなことを思ってしまった。

 

「ゴホン。それで貴女の目的は?」

「あー、それは説明しにくいんだけど...まぁ、この次元の異常を直しに来たって考えてくれれば合ってるかな」

 

具体的な原因が分かってないけどね!

 

「異常を直す。それは、あの塔やお姉ちゃん....いえ、守護女神の救出が貴女の目的という事ですか」

「うん。その為にも女神候補生が戦えるようにしてるんだけど「肝心の原因の場所が分からないと?」...うん」

「それだったら、明日。私と一緒に来てください」

 

リトゥは立ち上がり廊下に出る扉の方へ歩いていく。そしてドアノブに手をかけ、足を止めた。

 

「明日、9時にここを出ます」

「まさかリトゥちゃんも一緒に行くの?」

「はい」

「ユニのこと、聞いてるよね」

「あのノイズのせいで一時的に敵となってしまった。と言うのは聞いています」

 

俺の疑問にリトゥが答える。

 

「もし、それと同じことになってしまうと考えているなら問題ありません」

「なんで?」

 

ドアノブにかけていた手を放し、リトゥはこちらを向き

 

「そのための準備は出来ていますから」

 

そう言って、外に出て行った。




番外編の子を出すことにしました。正直、出す気はなかったのですがね...。そのせいで、本編に出すためにステータスや見た目、中身などが番外編中(過去話)より成長しております。
レベルで言うと40ほど(他の女神候補生も同じ、アイエフなどは35、ノーマは50で、四女神は80ほどと考えています)


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