儚い感じがする美少女のヒモになる(予定の)話 (クリアグラタン)
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プロローグ

久しぶりにサイバースルゥースやったら面白かったので二次創作も見てみたら余りサイバースルゥースの奴がなかったんで勢いで書いた駄作です。

プロローグなんで短いです。


皆さんは転生というものをご存知だろうか?よくハーレム王に俺はなる!とか俺TUeeeeeeeとかがあるアレだ。

 

よく転生した奴が王の財宝とか無限の剣製とか持って俺TUeeeeeeeするやつでもある。

 

 

 

 

 

かくいう俺も転生しました。神様から特典貰って。その特典は様々機能を備えたD-3とコミュニケーション力の上昇。

 

デジモンの世界だけどよりにもよってサイスルでした。ゲームはクリアしたけどまさかこの世界に来るとはね。

 

いや、考えようによってはいいかもしれない。選ばれし子供達と一緒に冒険したり素手でロイヤルナイツを殴り飛ばすマサルダイモンがいる世界よりはマシな筈………だって片や子供時代に厳しい試練を課せられ、もう一方は逸般人がおる世界だからね。

 

 

話を戻すけどサイスルのあらすじは要約すると、アンモナイトみたいな見た目をしたイーターっていう化け物をぶっとばして世界を救う話だった気がする。

 

途中内輪揉めの常連集団と化したロイヤルナイツが来るけどね。

てか、あいつらいつも内輪揉めしてね?大丈夫?

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな世界で俺は窮地に陥っていた。それは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前らー!今回はジミケンさんとその右腕のオーマジさんも来てくれた!これでザクソンに勝てるぞー!」

 

 

 

いつの間にかデモンズの幹部になってました。しかも右腕。いや、気がついたら流れでこんなんなってました。これまでの経緯を簡単に説明すると………

 

転生するもお金がない。→取り敢えずカツアゲする。→

又吉さんにしょっぴかれる→説教→釈放→偶然ジミケンと出会う。→何やかんやで意気投合→デモンズ加入→いつの間にか幹部←今ここ

 

いやーほんとまさかカツアゲしたら又吉さんに捕まるとかほんとついてないわー。あれはもう終わったと思ったわ。

 

でも又吉さんから解放された後一文無しの俺に衣食住を提供してくれたジミケンさんにはマジ感謝しかない。

 

でもね犯罪行為は駄目だと思うんだ。というわけで又吉さんにこのことをリークしました。

 

最低?だって俺また捕まりたくないし。

 

しかもジミケンのバックにはあの腹黒女がいるとか録でもないことに巻き込まれる未来しか見えない。

 

因みにオーマジっていうのはEDENでの俺の名前。

 

わかる人はわかると思うけど名前の由来は日朝の魔王様ね。皆大好き我が魔王だ。

 

幹部になった経緯はデジモンの進化図みたいなものを説明したら採用されました。

 

それにこの世界は結構美女がいるから当面の目標はタイプの女の子とイチャコラすることだわ。特に神代悠子はいいよね。あの儚い感じがいい。何よりCVが伊藤さんなのもいいわ。最終的には彼女のヒモになろうと思う。彼女は神代エンタープライズで結構重要な立ち位置にいるし、将来性もあるからヒモになるはもってこいだわ。

 

 

 

 

御神楽ミレイさんもいいよね。あのミステリアスな感じが堪らないわ。絶対デレたら可愛いやつや。それにモブキャラの女の子も結構可愛い人多いよね。

 

 

暮島杏子?あの人はちょっと……さすがにデジモンには手を出したくないわ。何よりロイヤルナイツの一員だし下手したらたぶん殺されるし。

 

 

それに下手すれば俺が抱えてる原作知識のことに勘づきそうで駄目だわ。何より胸がない上エロくないし。まぁ

あの風貌でエロさを求めるのは無理があるか。

リリスモンとかエンジェウーモンだったらワンチャンあったけど。

 

岸部リエも同じ理由でアウト。何よりシルエットがダサいアイツがついてるし。何だっけ?ナルシナイトモンだっけか?まぁいいや…

 

 

あ、伊達さんとノキアはノーカンで。あの人らは論外だわ。片やヤンキー感半端ない女らしさ0、片や後先考えずでしゃばるウザい奴、何よりアイツがオメガモンをパートナーにするのが気に入らん。普通そこは主人公君やろ。

 

そんなわけで俺はもう難しいことを考えるのをやめてこの世界をタイプの女性たちとエンジョイすることにした。

 

それが俺の今世での目標だし。……イーターを倒して世界を救う?ちょっと何言ってるかわかんないですね。

 

まぁそれは主人公君がやるってことで。

 

あ、でもこのままいくと悠子さんがイーターとフュージョンするんか。何かそれは嫌やわ。

 

そうだ、ピンチな所を助けて心証をよくした上に、そこにつけこんで慰め続ければ依存度高まってやがてベッドインできるんじゃね?そうと決まれば取り敢えず原作には適度に干渉しよう。

 

印象をよくするためにも取り敢えず接触しておかなければ。やっべ俺天s

 

 

「それではオーマジさん最後に一言お願いします。」

 

…………やっべぇぇぇ!俺何も聞いてなかったわ。ヤバいよホント。取り敢えずそれっぽいこと言っとこう。

 

「ザクソンは確かに強大だ。だが勝機は必ずある。向こうはこちらのことは烏合の衆と思ってるだろう。我々の真の力を見せつけてデモンズたる所以をザクソンに示すのだ!」

 

 

オォーーー

 

 

何とかなったな。まぁそれっぽいこと言えばこういうのは楽勝やろ。

 

 

 

 

俺は神代悠子のヒモになって毎日自堕落に生活してみせる!俺のセカンドライフはこれからだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこの時彼女のヒモになることで頭がいっぱいで忘れていた。この後ザクソンの前にアイツらがやってくることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




深夜テンションで書いたのでちゃんと続くかわかりません。できるだけ書くようにはします。

活動報告にてオリ主のデジモンを募集してます。詳しくは活動報告をご覧下さい。


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デモンズアジトにて

ジミケン「刹那あぁいい~ハミングバアぁぁ~ドぉぉぉ~俺のぉぉ~心うおぉ震わすぅぅう~」

 

 

デモンズのライブ会場に響くジミケンの歌声に多くの人が魅了されてる中、白峰ノキアとタ相羽タクミはデモンズアジトに潜入していた。

 

そもそもなぜこんなことをしているのかと言うとそれはタクミの同級生のある依頼が発端だった。

 

 

 

イーターに捕まり、現在EDEN症候群に陥ったタクミはなんやかんやあって仮の肉体を手に入れた。

 

その仮の肉体を手に入れることに大きく貢献し、現在の彼を保護したのが暮海探偵事務所の暮海杏子である。

 

彼女は衣食住を提供する代わりにタクミにここで住み込みで働くように求めた。その仕事をこなしていく内に今回の依頼である同級生の幼なじみの様子の調査を引き受けた。

 

タクミと同伴するのは白峰ノキア。ショートツインテールで赤い髪が特徴の女性である。成り行きで依頼に関わることになり、現在に至る。

 

「サクラさんの居場所がわかったから突入するよ。」

 

「わかった。行くよっ!」

 

 

「………」

 

 

そうして突入していく一行をオーマジはどこかに連絡しながら遠目に眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

ノ「サクラっち!助けに来たよ!」

 

 

「………」

 

ノキアが彼女に呼び掛けるも彼女は心ここにあらずといった状態で、様子がおかしいのは一目瞭然であった。

 

「oioioi?フーアーユー!? なんだぁテメーら?オレ様の悪魔巡礼に殴り込みたぁいい度胸……ってか逆にロックじゃねぇかぁっ!………ぬあぁああ!!

てかオメ、あん時の!?デジモンごときで目くじら立ててたアイホエールガールじゃねぇかぁあ!」

 

その声の主はザクソンの元幹部にしてデモンズのリーダーであるジミケン。こんなナリだが一応ハッカーとしての実力はあったりする。尚、我らがオリ主のオーマジにとっては救世主だったりする。理由はプロローグを見て欲しい。

 

 

 

 

 

「あいほえーる…ねぇタクミ、意味わかる?」

 

 

「目くじらだからたぶんそれを掛けたんだと思う…」

 

「うわっ!目くじらだからアイホエールとかって……さっぶう!超絶さっぶう!」

 

「まぁ確かに……」

 

ジミケンのワードセンスのなさに軽く引く2人。まぁいきなりアイホエールとか言われてもわかりづらいからしょうがない。

 

 

 

「…ってか何してんの、これ?これってテレビカメラ?ひょっとして……今まさに絶賛電波ジャック中ってこと!?…ちょ、ちょっと待って!それって今あたしの顔が全国のお茶の間に?あ、あたしまだ準備が謎の超絶美少女としてr」

 

まぁコイツはコイツで痛々しいが。

 

「バーカwwwそのカメラは俺様だけに向けられてんの!俺様の魅力だけを映し出すカメラだ!」

 

ノキアのアホさに毒づきながらもしれっと自己アピールするジミケン。もう一度言うがこんな奴でも一応ザクソンの幹部を務めたことがあるのだ。こんな奴だけども。

 

 

「けど、街で流れてた映像はPVだったのに…」

 

「ライヴはなぁナマで聴かねぇとイミねぇんだっつうのwwwそれにな、このファンたちは俺のPVの魅力に取り憑かれてここまで聴きにきたのだぁ!今によぉ…!もっともっと大勢のファンが俺様の音楽を聴きに来るぜぇwww」

 

「何言ってんのよ!この子たちがここにいるのはアンタのPVに込められたサルモネラ効果だってネタは上がってんだからね!」

 

 

「はあぁ~?っんだよその効果は?それを言うならサブリミナル効果じゃねぇ~~~?www」

 

 

 

「そ、そう!それよそれっ!…アグモン、ガブモン!そのカメラを壊して!」

 

 

 

「ああああああああああ!?!?信じらんねぇ!?!?ユー、ホワイぶっ壊してんの!?!?

それはあの人がオレっちにくれたんだぞ!?!?大事な大事なスウィートメモリーなんだぞ!?!?」

 

アグモンとガブモンによってカメラが完全に破壊されて動揺しまくるジミケン。そのせいか結構重大なことを思わず口から溢してしまってる。それにしてもリアクションがオーバー過ぎないかコイツ。

 

 

 

「アンタのその失敗した歌舞伎役者みたいな顔をこれ以上お茶の間に晒す訳にはいかないわ。あ、それかなんか有名なバンドのパクりでしょ?アメリカとかイギリスとかなんかそっちの欧米的な方の。リップがベーゼかだかわからないけど。」

 

 

「ハァアアアアアアアアア!?パ、パパパパクりなんかじゃねぇし!」

 

図星を疲れたのかあからさまに動揺するジミケン。

ポーカーフェイスも出来ないのかお前。

 

 

「許さねぇ!今度こそ絶対に容赦しねぇからな!おい、オーマジ!お前も隠れてないで早く来い!」

 

 

オーマジ「わかりました。で、俺はどちらを相手にすればよろしいので?」

 

 

タクミ ノキア「「!!」」

 

 

突如現れたもう一人の敵に動揺が走る主人公一行。口振りからするに恐らく幹部だろう。そう推測するタクミは内心冷や汗をかいていた。

 

それもその筈当初の予定ではノキアとタクミでジミケンを袋叩きにする予定だったのだから。それがオーマジの登場により計画が頓挫した。

 

ジミケン「お前はあのアイホエールガールを頼むわ。俺はゴーグル野郎をやる。」

 

オーマジ「了解。じゃあ、やろうか。」

 

 

タクミ「来るよ!」

 

ノキア「アグモン、ガブモン。お願い!」

 

 

今、それぞれの戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

 

 

 

ジミケン

 

デスメラモン(データ種)[火属性]

ボルトモン (データ種)[電気属性]

デスメラモン(データ種)[火属性]

 

VS

 

タクミ

 

ラピッドモン (ワクチン種)[電気属性]

アンドロモン(ワクチン種)[電気属性]

リリモン(データ種)[草木属性]

 

 

※デスメラモンが2体いるので便宜上デスメラモンA、デスメラモンBとします。

 

 

 

オーマジ

 

マタドゥルモン(ウィルス種)[闇属性]

ヴァンデモン(ウィルス種)[闇属性]

リリモン(データ種)[草木属性]

 

VS

 

 

ノキア

 

アグモン(ワクチン種)[火属性]

ガブモン(データ種類)(火属性)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マズい。今の状況は本当にマズい。タクミがまず感じたのは焦燥感だった。ノキアと2人がかりでジミケンを袋叩きにする。だが、実際はどうだ。こちらは完全体が3体、ノキアは成長期2体なのに対して相手はおそらく究極体が3体。そしてオーマジの完全体3体。絶望的と言っていい戦力差だ。あまりの戦力差にこの状況を投げたしたくなるが、それをグッとこらえる。

 

今、自分に出来ることは諦めることではなく、少しでも戦局を有利に進めること。ステータスで負けているなら戦略でカバーするしかない。そのためには情報が必要不可欠だ。

 

「随分強そうなデジモンだね。今まで戦ってきたデジモンとは纏っている雰囲気が違うみたいだし。」

 

これで少しでも乗ってくれればいいが、念のためアンドロモン達に直ぐ戦闘出来るよう合図を出す。

 

「へっ!当たり前だろォ?何せこのボルトモンは俺様が持つ唯一の究極体!残りの完全体のデスメラモンよりはるかに強いんだZE!」

 

バカ正直に答えてくれたおかげで少しは希望が見えた。

究極体はどうやら1体だけで残りは完全体らしい。

 

ボルトモンとはおそらく半裸の斧を持ったデジモンだと思われる。デスメラモンとはジミケンが言うには鎖を体に巻いた半裸のデジモンのことだろう。ここで状況を整理する。自分は完全体3体、相手は究極体1体、完全体2体と最悪の想定よりは幾分かましになったものの、これに加えてあのオーマジとやらも相手にしなければならない。状況が悪いのは代わりはない。

 

ノキアのデジモンであのオーマジとやらにどこまで持ちこたえられるかわからないが、まずはジミケン率いるボルトモンらを倒す。

自分のこれから為すべきことを確認した後、アンドロモン達に以下の指令を通達する。

 

 

デスメラモンから先に倒して。その後ボルトモンをお願い。

 

 

 

アンドロモン達にアイコンタクトでその旨を伝えた後、自分はいつでも彼らが回復出来るようポーチから回復アイテムを取り出す。

 

 

アンドロモンがデスメラモンAの脚を狙ってスパイラルソードを繰り出し、ラピッドモンはデスメラモンBに背中のリボルバーから銃撃を浴びせる。当然デスメラモンらがこの程度で倒れる筈もなく、炎熱を纏った拳などでアンドロモンらに反撃した。

 

それらをアンドロモンは横へ飛ぶことで、ラピッドモンは耳のレーダーで相手の位置を割り出しつつ回避した。

 

デスメラモンAが口からへヴィーメタルファイアーを吐き出した後、数秒のタイムラグを挟んでパニックウィスプを繰り出そうとする。

 

その僅かなタイムラグの時にラピッドモンは両腕のキャノンからデスメラモンAの顔面目掛けて砲撃を繰り出し、デスメラモンAの視界を潰す。デスメラモンAの視力が失われている内に、アンドロモンはデスメラモンAの腕の腱にスパイラルソードを放つ。

 

いくら完全体でも腕の腱を斬られたら満足に闘うことは出来ない。この攻撃が決まれば戦局はタクミ側に有利に傾く。最もアンドロモンの攻撃が通ればの話だが。炎熱を纏った強靭な肉体に下手な攻撃は通用しない。

 

しかし腐っても完全体。デスメラモンの肉体に傷を与えることは出来た。本来ならアンドロモンのスパイラルソードは傷が付くだけで終わるようなレベルの技ではない。

 

だが、現実ではデスメラモンには大したダメージを与えられずにいる。その理由としては2つある。

 

1つは相性の問題である。デジモンにはワクチン種、データ種、ウィルス種、フリー種と4つのカテゴリーに分けられる。

 

ワクチン種はデータ種に弱く、データ種はウィルス種に弱く、ウィルス種はワクチン種に弱いと三竦みの関係にある。 フリー種は全てに等倍である。

 

加えて、属性の相性も存在する。デジモンの属性は火、水、地面、草木、電気、風、光、闇、無属性が存在する。

 

火は水に弱く、水は草木に弱く、草木は火に弱い。電気は地面に弱く、地面は風に弱く、風は電気に弱い。光と闇はお互いに強弱関係にある。

 

この場合アンドロモンはワクチン種電気属性でデスメラモンはデータ種火属性なのでアンドモンの攻撃が通りづらくなっている。

 

完全体というステータスが同じ者同士の戦う場合に戦局を左右するのは基本的に相性である。

 

そして2つ目がデスメラモンの炎熱である。

デスメラモンは常に体に蒼炎を纏っており、大抵の攻撃はその炎によって遮られる。これによりデスメラモンを完全に撃破するためには炎バリアを貫通出来るほどの火力を叩き込まなければならない。だが、完全体でそれが出来るものなどごく僅かしかいない。究極体ならばそれが出来たかもしれないが、アンドロモンは完全体でワクチン種。炎熱のバリアを突破することはほぼ不可能だ。アンドロモンの表情が歪むのも仕方がないことだ。

 

 

 

 

 

 

半ば詰んだ状況の中タクミはアンドロモンに出来るだけ相手の攻撃を回避するよう指示を出す。 今のところボルトモンは攻撃を仕掛けて来ない。おそらくジミケンの指示だろう。

 

お前らなんぞ完全体でも十分という余裕の現れかそれともデスメラモンでこちらの戦闘の様子を観察してるのかわからないがタクミにとっては何にせよ有り難かった。おかげでデスメラモンに専念出来る。

 

リリモンにアンドロモンの体力を回復するよう指示を出しつつ、自分もサポートアイテムをリリモンに使う。リリモンは戦闘が始まって以来、ずっと回復に専念しているせいかMPが切れるのが早い。それを回復アイテムで補うことでなんとかなっている状況である。

 

 

 

一方のラピッドモンは耳のレーダーで常にデスメラモンBとボルトモンの位置を把握しつつ一定の距離を保って攻撃していた。デスメラモンBの攻撃はレーダーによって判別出来るため、今のところこれといった大きなダメージはない。

 

だが、それはデスメラモンも同じである。先ほどからラピッドモンは両腕のキャノン攻撃をデスメラモンに当て続けているも、デスメラモンの炎熱のバリアによって大したダメージを与えられずにいた。それでもラピッドモンはただひたすらにデスメラモンを攻撃する。

 

お互いに膠着状態が続く中、先に痺れを切らしたのはデスメラモンBの方だった。デスメラモンBは怒りの雄叫びと共に全身から蒼炎が噴き上げる。

 

次の瞬間、デスメラモンBを大量のホーミングミサイルが襲った。それに伴い、辺りを爆炎が包み込む。だが、ラピッドモンはこの機を逃さんと言わんばかりに両腕のキャノンと背中のリボルバーからラピッドファイアを撃ち続ける。

それは先ほどの回避にしながら断続的に行っていた攻撃とは威力が段違いだった。ラピッドファイアを連続で放つことによりデスメラモンBの姿を目視出来ない程に辺りを爆煙が立ち込めていた。だが、ラピッドモンはレーダーを用いてデスメラモンBの位置を把握し、デスメラモンBの熱源が点滅仕掛けていることに自分の

作戦が成功したことを確信する。

 

 

ラピッドモンの作戦はデスメラモンを窒息させた後に止めを刺すといったものだった。デスメラモンは常に炎を纏っている。常に炎が燃焼してるということはその分酸素が消費される。

 

当然燃える規模が大きければ大きいほど酸素の消費は早くなる。それを利用してデスメラモンBを怒らせることで、周りを見えなくさせると同時に周囲の酸素も減少させていく。

 

その後、ありったけのミサイルを撃つことで更に辺りを燃焼させていく。これにより急激な酸素不足に陥ったデスメラモンBは呼吸することが困難になり行動不能になる。

 

これがラピッモンが立てた作戦だった。デスメラモンだからこそ通用したと言える。

 

そしてラピッドモンはY字の体勢を取り、エネルギーをチャージする。爆煙が晴れ、視界が明瞭になる頃にはラピッドモンの必殺技のエネルギーチャージは終了しており、被弾すればデータごと分解するというゴールデントライアングルをデスメラモンBに目掛けて放たれる。結果は火を見るより明らかだった。デスメラモンBはデータごと消滅し、見事ラピッドモンの勝利に終わった。

 

 

 

 

ラピッドモンが無事デスメラモンBに勝利したことに安堵するタクミ。アンドロモンの方は未だに厳しいがラピッドモンが加勢してくれるなら何とかなる。

だが、直ぐ様その安直な考えを頭の隅に追いやる。ボルトモンが控えてるからこそ出来たことだ。ボルトモンが出てきたら状況は一瞬で逆転する。緩みかけた気持ちを引き締めて、次の一手を考える。

 

 

自分が想像していたより熾烈な戦いになることを確信したタクミは気持ちを新たに引き締めた。

 

 

 

 

 

 

 




すみません。オーマジのノキアとのバトルは次回になります。

文章を大幅に修正しました


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デモンズアジトにて②

ジミケン編はこれにて完結です。


それと一部残酷な描写があります。嫌な方はブラウザバックを推奨します。






オッス!オラ、オーマジ!今主人公一行がアジトにカチコミしてきたからジミケンさんと相手をしてる。遂に主人公さんと対面したけどやっぱり容姿はゲーム通りなのねコイツ。俺的にはアミちゃんの方がよかった。だって可愛いし結構大きいと思うし。どこがとは言わないけども。まぁ、おふざけはこの辺にして真面目に対処しよう。かっこよく啖呵を切ったのはいいものの、負けたらめっちゃ恥ずかしい。黒歴史まっしぐらですよ。

 

でもぶっちゃけると勝っても結構問題なんだよね。

だってコイツらここで倒したら絶対録な目に遇わないからね。ロイヤルナイツとかイーターとか色々相手にしてもらって世界を救ってもらうという重大な使命がコイツらにはあるからここでノキアを倒してジミケンに加勢するのはマズい。

 

それに主人公さんたちと敵対したら勝てる気がしないし何より悠子さんの好感度がマイナス方面になる。ヒモになるためにはそれはなんとか避けたい所でもある。

 

 

ジミケンさんには悪いけどここは徹頭徹尾時間を稼ぐスタンスで行こう。主人公がジミケンさんを倒すまで粘ればこっちの勝ちだからね。それに時間をかければザクソンが彼らに助太刀するだろうし。まぁ俺はザクソンが来る前にエスケープ決め込むけれども。

 

万が一駄目でも今回のことは又吉さんにリークしてるから遅かれ早かれデモンズは終わる。俺?幹部だけど警察に協力したから大目に見てくれるだろ。

 

まぁ、問題は岸辺リエかな。あの腹黒女はマジで処すべきだと思う。確かに見てくれはいいし財力もあるから大変魅力的ではあるんだけどもそれを帳消しにするほど性格がクソだからね。

 

それに悠子さんをあんな目にあわすようなクソ女はカマホモ野郎と一緒に消えた方が世のためだわ。話を戻すけど岸辺リエに俺のことがバレてるとしたら十中八九俺を消しに来る。だから少しでもダメージを抑えるために後ろ楯を作っとかないと。そのために俺は恩人であるジミケンさんを裏切って警察(一部の人間)に協力する。え?最低?だってこのまま行くと俺が大変な目に逢うからしょうがない。

 

ジミケンさんは犠牲になったのだ……俺の保身のための犠牲にな。まぁ、ジミケンさんには後で謝っとくわ。

 

 

 

 

 

………とそろそろ決着が着きそうかな。

 

 

ホント俺のデジモンたちはよくやってくれてるよ。なるべく手加減しつつ、時間をかけて倒してくれ。違和感がない程度にっていう命令をこなしてくれてるからね。

 

俺のデジモン達は完全体だから成長期2匹を倒すことなんて簡単だ。例えこの先ロイヤルナイツになる奴でも今は成長期だから問題ない。相手が遥か格下だからこそ出来た作戦だ。これが成熟期だったら危なかった。

 

その場合だと成熟期がもし何らかの要因で完全体にでもなったりしたらヤバい。ステータスではこちらが勝っているとは言え、精神的に追い詰められることになる。

そうなると録なことにならないからね。

それに残りの奴も完全体になったら本当に互角になってしまう。だが、成長期の場合仮に進化しても成熟期。どうとでもなる。

アーマー進化やジョグレス進化などされたらまた別だがコイツらがそんな物を知ってる筈もない。

 

 

………どうやらあちらも終わりみたいだ。そろそろ終わらせよう。帰って寝たいし。

 

 

 

 

マタドゥルモン達に合図を出す。それを契機にマタドゥルモン達がアグモンとガブモンを本格的に攻撃し始める。完全体の猛攻を成長期のデジモンが耐えられる筈もなく、2匹のデジモンはあえなく戦闘不能になった。

 

 

ノキアが悲痛な面持ちでアグモン達に駆け寄るけど無視する。この後早々にログアウトしないとザクソンの奴らが来るからね。

 

 

「ジミケンさん。俺どうやらリアルでヤバいことが起きたみたいなんでこの辺で失礼します。そこの彼女の処遇はジミケンさんに任せます。ご武運を。」

 

 

「オーマジ?!オイオイふざけんなよ!あの野郎1人だけトンズラしやがった!絶っ対後でシバく!!まぁ今はこっちの方が先だな。なぁゴーグル野郎!」

 

 

「…………」

 

 

 

 

それは惨憺たる有り様だった。アンドロモンの片腕は喪失し、ラピッドモンはプロテクターに大きな亀裂と所々窪みが入っている。リリモンは2匹に比べて傷は浅いが、所々傷の跡が見えている。それに3体とも肩で息をしており、状況はかなり絶望的だった。

 

タクミはこの状況から目を背けたくなるが、必死に頭を働かせる。何があったかというと簡単に言うとボルトモンにボコボコにされた。

 

 

 

 

デスメラモン2体を倒したはいいものの、ボルトモンを倒すには至らなかった。タクミが想定していたより究極体ははるかに強く、完全体と究極体では雲泥の差がある。そのことを彼は身をもって理解した。

 

 

 

この絶望的な状況を見てタクミは自分の愚かさを呪った。何が希望は見えただ。究極体1体ならなんとかなると思っていた過去の自分を殴りたい気分だ。あの時自分がするべき選択は戦闘ではなく撤退だった。そのことに今更ながらも気付くも時既に遅し。己の見通しの甘さに怒りを覚えつつも次の手を考える。

 

 

「まぁお前もよく頑張った方じゃねぇ?まさかデスメラモンを2体を倒した上にボルトモンに少量とはいえ傷を負わせるなんて予想外もいい所だっつーの!まぁ俺様には及ばなかったけれどなwwwwつー訳で止めを刺せボルトモン!」

 

ジミケンの言葉に歯軋りしつつも自分の無力さに辟易し、諦めようとしたその時ボルトモンを1つの砲撃が襲った。

 

 

「よくここまでやってくれたね。後は僕らに任せてもらおう。フェイ、彼らのデジモンの保護を。」

 

白いジャケットに身を包み、銀髪の死んだ魚のような目が特徴なのは、ザクソンのリーダーであるユーゴ。

その傍らにいるのは双肩に巨大な大砲を搭載し、全身機械で出来ているデジモンのムゲンドラモン。

 

 

 

 

「ユーゴはんの命令なら仕方ないどすなぁ……ホンマなら嫌なんやけど。」

 

変わった口調で喋るのは独特のヘアーをしており、ザクソンの幹部でユーゴに心酔しているフェイ。傍らには両手にビームソードを持った人型蜂がおり、そのデジモンこそタイガーヴェスパモンである。

 

口では嫌がりつつも、ユーゴの命令のためにフェイはタイガーヴェスパモンにアンドロモンらの回収を命じる。

 

タクミは自分らが首の皮一枚繋がったことに深い安堵を覚えた。あの絶望的な状況から一転、ザクソンのリーダーと幹部直々の援軍によって状況は一気にジミケン側に不利になった。

 

 

 

「な、なななななななんでお前らここにいるんだよ!?」

 

「そりゃあこの人らをここに潜入するよう命じたのは他でもないウチらだからや。それとタクミゆうたけ?あんさんら早くログアウトしいや。ここにいても邪魔なだけや。」

 

 

ジミケンからすれば相手はザクソンのトップとそのNo.2で自分のデジモンであるボルトモンは先のタクミとの戦いで少しダメージを受けている。そんな状態で戦えば勝ち目が薄いのは明白。当然ジミケンもそれはわかっているのか顔面蒼白になっている。

 

 

 

「ち、畜生ーーー!!まさか、オーマジの野郎これをわかってやがったのか?!アイツ自分だけトンズラしやがって!!しかも相手が究極体2体とかふざけんな!!」

 

 

「終わりだジミケン。君はEDENの秩序を乱しすぎた。EDENの秩序を乱すものは誰だろうと許さない。やれ。ムゲンドラモン。」

 

ユーゴが言い終わるや直ぐにムゲンドラモンの大砲から∞キャノンが放たれる。ボルトモンは超弩級のエネルギーをその一身に被弾した。∞キャノンの余波で辺りに爆風が吹き荒れる。爆風が止みボルトモンの姿が露になるが、その身体はボロボロだった。

 

 

 

 

「畜生ーーーボルトモン!せめてあのゴーグル野郎か女を狙え!せめてもの仕返しだ!」

 

ボルトモンは一瞬人間を襲うことに躊躇ったが、主の命には逆らえないので最後の力を振り絞り、タクミらに向けて斧を投げようとした。

 

「アンタ、どこまで堕ちれば気が済むんや。」

 

だがそれは未遂に終わる。予め待機していたタイガーヴェスパモンが目にも止まらぬ速さでボルトモンにマッハスティンガーVを繰り出す。首、腕の関節、脚の関節、鳩尾など体の急所に突きを放たれたことによりボルトモンの体が地に伏す。

 

余りにも呆気なくボルトモンが倒されたことによりジミケンは腰を抜かす。自身が誇る究極体のデジモンがいとも簡単にやられたことによって戦意が喪失し、思わず項垂れる。

 

 

「アンタはもう終わりや。大人しく豚箱に入っとき。」

 

 

フェイはそういうや否やジミケンのデータをロストさせた。

 

 

 

 

「ちょっとアンタ何してんのよ!これからアタシらが色々問い詰めてやろうと思ってたのに!オーマジとか変な奴のことも聞かなきゃいけないんだから。」

 

 

「深入りは禁物ですえ…ブッサイクなお嬢はん。」

 

 

 

ここからゲーム通りなのである程度スキップ

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後無事にログアウトし、御神楽ミレイのいる空間へ飛んで負傷したデジモンの治療を頼んだ後今回の一連の出来事を事務所に報告したタクミとノキア。そして依頼は完了した旨を同級生のリョウタに伝える。するとリョウタは彼女の見舞いのために事務所から退室し、残ったメンバーはそこで又吉刑事から重要なことを聞かされる。

 

 

「お前さんが言ってたオーマジだがな。アイツは今回のの事件に関する情報をこっちに流して貰ってたんだ。アイツが情報を流した理由だが、何でも捕まるのはごめんだからってよ。

一応ブラフの可能性も含めて裏を取るために調べたんだが、アイツが流した情報に虚偽はなかった。そして交換条件として今回の件で自分へ捜査の手が及ばないようにすることを俺に求めた。

俺にとってもこういうハッカー絡みの犯罪に有力な情報提供者がいてくりゃ捜査もスムーズに進むんでアイツとの取引に応じたよ。」

 

 

 

「まぁ、オーマジに関してはこんなもんだ。後は俺が上手くやっとくからお前さんらも無理すんなよ。」

 

 

一通りオーマジのことについて語り終えた又吉は事務所から退室した後、タクミはノキアに話があると言われ2人も退室し、残された杏子は1人思案する。

 

 

「オーマジ……カミシロ……まだまだ調べることが山積みだな。」

 

 

 

 

 

 

 




フェイの口調がおかしかったらすみません。


それとノキアとオーマジのバトルですが、どう考えてもノキアにとって悲惨なことにしかならないので戦闘描写は極力省きました。一応ザクソンのメンバーと闘わせることも予定していたのですが、それだと逆にオーマジのデジモンが屍となってしまい、初の見せ場でいきなり退場という不憫なことになるので没にしました。


楽しみにしていた方は本当にすみません。







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設定

オーマジ

この小説の主人公。神様転生により、特典をもらってサイスルの世界に転生した。転生するも無一文で住むところがないという詰んだ状況に陥るも、ジミケンにその窮地を救われ、以降なんやかんやで意気投合する。因みに現実での

 

 

名前は天宮 誠《あまみや まこと》

 

 

 

その後、デモンズの幹部となるも犯罪行為を思ったより実践してることによりビビって又吉さんにリークする。

 

尚、現在所持してるデジモンはマタドゥルモン、ヴァンデモン、リリモン。これから後3体程増える予定。

 

基本的にこの世界での面倒事は主人公一行に丸投げするのがデフォルト。自分に降りかかるトラブルまたは悠子さんの危機は対処するものの、世界の運命を左右するようなイベントは主人公に任せる。この小説のあらすじ紹介にもあるように大きな使命より自身の欲望を優先する所がある。デジモンとの仲は良好。尚、他の天使系のデジモンや性格が善よりのデジモンとは余り気が合いにくい模様。逆に悪よりのデジモンとは気が合いやすい。

 

 

例 セラフィモン、デュークモン、ケルビモン(善)等

例 ベルフェモン、ピエモン、ケルビモン(悪)等

 

 

オーマジのデジモンの進化経緯

 

 

パルモン→トゲモン→リリモン

ピコデビモン→デビモン→ヴァンデモン

ドラクモン→サングルゥモン→マタドゥルモン

 

神代悠子のヒモになることを最終目標としており、そのためにイーターとフュージョンイベントを阻止することを画策する。そのために邪魔な障害は排除する。

ロードナイトモン、岸部リエ等

 

 

相羽タクミ

本来のサイスルの主人公。イーターに身体をパクパクされた後EDEN症候群になる。その後、暮海杏子の協力もあり仮の肉体を手に入れる。基本的には依頼をこなしつつデジモンとの絆を深めていく。ジミケン戦以降、自分の無力さを痛感しており、慎重に慎重を期す戦いに方針転換した。アンドロモンらに格上デジモンとの戦闘の経験を積ませるためにミレイに頼みこんでトレーニングして貰っている。自分のデジモンを究極体にすることが当面の目標。基本的に困ってる人がいたら放っておけないお人好し。デジモンとの仲は良好。オーマジとは逆に善よりのデジモンと相性が良い。悪よりのデジモンとは余り相性が良くない。

 

例 オメガモン、オファニモン、マグナモン

例 ルーチェモン、ボルトバウタモン、カオスデュークモン

 

タクミのデジモンの進化経緯

 

テリアモン→ガルゴモン→ラピッドモン

ハグルモン→ガードロモン→アンドロモン

パルモン→トゲモン→リリモン

 

 

白峰ノキア

 

お転婆系女子。基本的に頭は悪い方だが、根は優しい女の子。ゲームではリベリオン結成がスムーズ過ぎだの何でお前がオメガモンのパートナーなんやと一部の人の間ではボロクソに言われていた。尚、この小説では今のところそんなに出番はないために特筆すべきことは余りない。因みにアグモンとガブモンとな仲は良好。

 

 

 

 

 

 

ユーゴ

 

銀髪で死んだ魚のような目が特徴の少年。某ギャグ漫画の主人公と特徴が被ってるが彼は木刀を振り回したり、K点を越えたりはしない。ザクソンのリーダーでEDENの秩序を乱す者に強い敵意を抱いている。

 

パートナーデジモンはムゲンドラモンとライズグレイモン。

 

ユーゴのデジモンの進化経緯

 

ゴツモン→タンクモン→ギガドラモン→ムゲンドラモン

 

アグモン→ジオグレイモン→ライズグレイモン

 

 

 

フェイ

 

 

ユーゴに心酔しているザクソンのNo.2で、独特な髪型と

京都弁を使うのが特徴の女性。基本的にユーゴの命令は絶対としており、ユーゴに仇なす者は容赦ない。

 

 

パートナーデジモンはタイガーヴェスパモン

 

 

フェイのデジモンの進化経緯

 

ワームモン→ワスプモン→キャノンビーモン→タイガーヴェスパモン

 

 

神代悠子

 

神代エンタープライズの前社長の娘で、EDEN症候群の謎を追っている少女。現在神代エンタープライズではそこそこ重要なポジションにいる。尚、主人公のモロタイプの女性なためこの先主人公との接点は増えていく模様。今の所オーマジと接点はない。

 

 

 

岸部リエ

現在の神代エンタープライズの社長代理であり、絶大な権力を持っている。おっとりとした口調とは裏腹に性格はかなり悪い。政界や軍との繋がりもあるようで、その正体はロイヤルナイツの1人であるロードナイトモン。とある理由で超がつくほどの人間嫌い。

 

 

又吉刑事

オリ主が金に困ってカツアゲしてる所を目撃して警察署で説教した後、連絡先を交換する。

その後ハッカー絡みの犯罪でオリ主と協力関係になる。

 

 

暮海杏子

中野ブロードウェイ名前にある「暮海探偵事務所」を経営する私立探偵で主に電脳関係の依頼を取り扱っている。 胸元を大きく開いたシャツとホットパンツという露出の高い服装だが、性格はクールで強か。

オーマジのことを怪しんでいる。

 

また、イーターにパクパクされて半電脳体となったタクミが仮の肉体を獲得する手助けをし、自らの助手にする代わりにタクミの衣食住を提供している。 その正体はロイヤルナイツの1人であるアルファモン。

 

 

 

御神楽ミレイ

中野ブロードウェイ内で相談屋をしているミステリアスな女性。デジラボでタクミのデジモン達の管理をしている。

 

 

 

 

 

 

ジミケン

デモンズの幹部にして我らがオーマジの救世主。無一文のオーマジに衣食住を提供した聖人。尚、オーマジに裏切られて又吉さんに捕まる。

 

ジミケンのデジモンの進化経緯

 

ギルモン→メラモン→デスメラモン

ギルモン→メラモン→デスメラモン

ピコデビモン→デビモン→ブルーメラモン→ボルトモン

 



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