世界に嫌われた男 (味噌神のスペリア)
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ここからの旅

俺の名は、天道真…俺は神の新たな戦いへの世界に連れてこられた言わば転生者である。

 

真「ここが新しい世界か」

 

?「そうだよ!まーくん!神様が言うには世界が改変されていくつかの世界が融合されたみたいだよ」

 

真「そうか…だが、俺と一緒に来て良かったのか?束」

 

束「うん!まーくんがいるしね」

 

この女性は、篠ノ之束…前の世界の協力者としてついてきた天災博士だ。

 

真「束…この世界の情報は聞いてるか?」

 

束「全然、聞いてないからわからないよ?」

 

真「じゃあ、周りにいる奴らは敵でいいんだな?」

 

真たちの周りにはオレンジ色や緑色の怪物たちが浮いていた。

 

真「世界に適合がわからないなら、こいつを使うか」

 

真が取り出したのはマゼンタ色のドライバー

ネオディケイドドライバーである。

 

 

束「真っ先にディケイドで行くんだね?まーくん」

 

 

真「あぁ…離れてな」

 

 

真はライドブッカーから1枚のカードを取り出す。

 

 

 

真「変身」

 

 

ネオディケイドライバーにカードを装填してバックル部分を横にする。

 

 

【カメンライド・ディケイド】

 

 

真の身体は灰色の鎧に変わり頭に線が入るとマゼンダ色へと変わりマゼンタ色の鎧の戦士に変身する

かつて、世界の破壊者と呼ばれた仮面ライダー…

『仮面ライダーディケイド』である。

ライドブッカーを剣モードに変え剣を構える。

 

 

真「来い…破壊してやる」

 

 

ディケイドはライドブッカーでオレンジ色の怪物を斬るとオレンジ色の怪物は消滅する。 

 

 

真「なるほど、ディケイドならどの世界の敵も適合するか」

 

 

真は回し蹴りをすると蹴りに当たった怪物は吹き飛ばされ後ろにいた怪物同士がぶつかり消滅する。

 

真「…こいつら数が多いなら、こいつの出番だな」

 

真はライドブッカーから1枚のカードを取り出す

そのカードはかつて欲望の王と呼ばれた仮面ライダー

 

バックルを開きディケイドカードを取り新たなカードをバックルに装填しバックルを回す。

 

【カメンライド オーズ タトバ!タトバタトバ!】

 

赤、黄色、緑の三種類の色の戦士に変わる

欲望の王『仮面ライダーオーズ』

 

 

真「そして、こいつだ」

 

オーズにはメダルを変え戦闘スタイルを変える

コンボと呼ばれるオーズの最大の力 

 

【フォームライド オーズガタキリバ!】(ガータガタガタキリッバ! )

昆虫 仮面ライダーオーズガタキリバフォームである。

 

真「行くぜ?はっ!」

 

オーズが2人4人8人と増え最大50人のオーズへと分身した。

 

真「はっ!せいや!」

 

あとは全滅させて行き一ヶ所に固まった怪物たち

ディケイドは1枚のカードを取り出しバックルに装填する。

 

 

【ファイナルアタックライド オ・オ・オ・オーズ!】

 

全ての分身体が一斉にジャンプし同時に放つ跳び蹴りを怪物に放つガタキリバキックが怪物たちに炸裂すると怪物たちは爆炎と共に消滅した。

 

真「こんなもんか?…束」

 

束「お疲れ様!まーくん!さっきの敵の分析も終わったよ」

 

真「さすがだな…」

 

真と束は取り合えずこの場所から退散することにした。

 

 

?「あの人たちはいったい…何者ですか?」

 

白い鎧を着た茶髪の少女が呟くがその声は誰も聞こえない。



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この世界

真「大体わかった」

 

真たちはあの場所から退散してから神が用意した豪邸…ではなく喫茶室を隠れ家にしていた。

 

 

束「あの怪物たちはノイズって言って人類の核兵器が効かないこの世界の脅威らしいね」

 

 

真「あぁ…俺の世界の役目は学生らしいな」

 

この隠れ家の喫茶室に来た瞬間に真の服装は学生服に変わり束は白衣に変わっていた。

 

真「学生手帳もありがたくあるしな…」

 

束「私は教員免許があるけど私は実験とかデータ収集もあるから保留だね」

 

真「だな…俺は学生として世界を守るしかないな」

 

真は学生手帳を机に置くと珈琲を入れる為にお湯を沸かすと扉が開く

 

?「あ、あの…すいません?ここって空いてますか?」

 

扉が開くと私服の女性が現れた

 

真「…束」

 

束「ごめんなさい…接客頑張ってね!」

 

まだ束は人が苦手らしい…仕方ないか…

 

真「空いている席に座ってくれ」

 

?「あ、ありがとうございます!」

 

真「すまないがこの珈琲しか出ないがいいか?」

 

?「はい!大丈夫ですがミルクとかありますか?」

 

真「ある」

 

真は豆を潰してお湯を注ぎ温かい珈琲を入れると

女性に珈琲を出す。

 

?「ありがとうございます!ゴクッ…あ、美味しい!」

 

真「それは良かった…」

 

?「あの…その制服って私立リディアン音楽院の制服ですか?」

 

真「確かにそうだ…明日から転入するからな」

 

?「私もリディアンの学生なんですよ!私、立花響って言います!」

 

真「俺は、天道真…あっちの人は」

 

束「私はまーくんの姉の天道束だよ~」 

 

響「はい!」

 

響は珈琲を飲むとケータイが鳴る

 

響「未来から?…どうしたの?未来」

 

未来『どうしたじゃないよ響…何処にいるの?』

 

響「えっと…未来を待ってるまで喫茶室で珈琲を飲んでいます…」

 

未来『はぁ…私も行くから場所を教えて』

 

響「えっと…○○ビルの路地にある喫茶室の名はnascitaだよ」

 

未来『わかった 今から向かうよ』

 

響はケータイを切るとだはぁーと声を出しだらける。

 

真「友達か?」

 

響「はい!私の友達が今から来るらしいんです」 

 

真「そうか…なら、珈琲を入れないとな」

 

真はお湯を沸かしていると扉が開き一人の女性が入って来ると一直線に響の元に向かう。

 

未来「響!」

 

響「未来!」

 

未来は響の隣に座る。

 

未来「響たら…また人助けをしてたんだね」

 

響「うん…困っている人がいたら助けたくなるしね」

 

未来「でも、まだあの人たちが…」

 

響「大丈夫だよ!昔よりは酷くないし!へいき!へっちゃらだよ!」

 

真「お待たせ」

 

真は珈琲を未来の前に出す

 

未来「あ、ありがとうございます!響が迷惑をかけてすみません…」

 

響「わ、私迷惑は…」

 

未来「店の扉に準備中って札が立っていたけど響は何で準備中の喫茶室にいるの?」

 

 

響「えっと…その…英語で書かれてたので…そのまま入ってしまいました!すみませんでした!」

 

俺はわかったことがあるこの子はある意味才能があると…

 

 



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破壊者vsノイズ

響たちが帰ってから真たちは作戦を練っていた

 

束「ノイズが現れた時にバイクだったら間にあうかわからないよ」

 

真「確かにな…なら、クロックアップシステムを応用して高速で向かえば行けないか?」

 

束「確かにそれならいけそうだね!私がまーくんのバイクにクロックアップシステムに耐えれるバイクに改造してみるよ」

 

束は工具を持って地下に向かうと真は取り合えず

立ち上がり外に出てみる。

 

真「俺が使えるのは、クウガからビルドまでのカードだけ…ディケイドとクウガとダークキバにダークカブトとエターナルのみか…」

 

残りのライダーシステムは前の世界に置いて来た

大量にあっても使いこなせないからだ

アークルは完全に一体化している

キバット二世とダークカブトゼクターには世界の情報を探してもらっているからいない。

 

真「取り合えず晩飯の買い物に行くか」

 

真は近くのスーパーに向かうと大きなスーパーにたどり着くと真はスーパーに入る。

 

真「…今日はカルパッチョにするか」

 

レタスとサーモンをかごに入れていると

頭に頭痛のような痛みが来る。

 

真「くっ…敵が近付いているのか?」

 

頭痛が無くなるとサイレンが街に鳴り響くと人々は逃げ回ると真のケータイが鳴る。

 

真「俺だ」

 

束『まーくん!近くにノイズが現れたよ!!』

 

真「わかった…」

 

真はネオディケイドドライバーを装着しディケイドカードをバックルに装填する。

 

真「変身」

 

【カメンライド・ディケイド】

 

仮面ライダーディケイドに変身すると外に出る

外にはノイズが大量に現れた。

 

真「数が多すぎるな…ふん!」

 

ライドブッカーを銃モードにし発砲すると当たったノイズたちは消滅する。

 

真「なら、これならどうだ!」

 

【アタックライド・ブラスト】

 

光の弾がノイズたちに炸裂すると近くにヘリがやってくる。

 

真「ヘリだと?…どっかの放送局か!」

 

【Croitzal ronzell gungnir zizzl】

 

 

【Imyuteus amenohabakiri tron】

 

 

真「なんだこれ?歌か?」

 

 

ヘリに目をやると、ヘリから2人の女が飛び降りて歌のようなものを口ずさむと、2人の女は光に包まれて、その身に妙な機械の鎧を身に纏った。

 

 

 

真「…なんだあれは」

 

 

女2人は平然と地面に着地をした。女の2人組で1人は朱色の髪をして身に纏っている機械の鎧のメインカラーはオレンジであり、もう1人の女は青い髪をして纏っている機械の鎧のメインカラーもその髪色と同じ青であった。そしてお互いが持つ武器は、朱色の髪の女の方は槍で、青い髪の方は剣であった。

 

 

?「お前は誰だ!!何故、ノイズと戦える!」

 

?「ちょっ!落ち着け翼」

 

青髪の女性は剣をディケイドに向けて言う。

 

 



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破壊者vsノイズvs装者

?「お前は誰だ!!何故、ノイズと戦える!」

 

?「ちょっ!落ち着け翼」

 

 

青髪の女性は剣をディケイドに向けて言う。

 

真「俺は通りすがりの仮面ライダーだ…覚えなくていい」

 

真はライドブッカーを剣モードにし後ろを向くと

翼は真に斬りかかるが真はライドブッカーで受け止める。

 

真「何の真似だ?」

 

翼「私の質問に答えろ!何故、ノイズを倒せるかと聞いている!」

 

?「バカ!翼!任務を忘れたのか!」

 

翼「奏はノイズを倒して!私はコイツに聞くことがある」

 

敵意を向けながら真に斬りかかる。

 

真「お前の敵はノイズだろ?何故、俺に敵意を向ける」

 

翼「なら、私の質問に答えろ!」

 

真は翼の剣をかわしながら後ろに下がると翼の剣が大きくなり振り下ろす。

 

真「…ふざけるな」

 

真は翼に蹴りを入れ壁まで吹き飛ばす

 

奏「翼!!」

 

真「お前たちはノイズを倒しに来たのか?邪魔しに来たのか?邪魔をするなら容赦しない…お前たちも破壊してやる」

 

奏「!?か、身体が…動かない…」

 

真は殺気を出すと奏は殺気のせいで身体が思うように動けなくなるとノイズたちが真に襲い掛かる

 

真「殺気に反応したのか…都合がいい…破壊してやる」

 

真はバックルにカードを装填する。

 

【ファイナルアタックライド ディディディディケイド】

 

標的のノイズの間にカードがずらりと並び

助走をつけずに真上に飛びあがるとカードがななめ一直線に並ぶ

飛び蹴りの体制に入り人差し指だけを立てて額の前でクロスさせカードに引かれるようにディケイドがノイズたちにめがけ一直線に降下する。

カードの中を通り過ぎながらエネルギーを蓄え、敵に蹴りを叩きこむ。

 

真「はっ!」

 

真は着地するとディメンションキックが炸裂したノイズたちは連鎖に爆発すると全てのノイズたちは消滅する。

 

真「さて、あとはお前たちだが…また邪魔をするなら容赦はしない…これを見ている奴らにも言っておく」

 

真はヘリに指を指し向こうで見ている奴らに言い

灰色のオーロラに入ると真の姿は消えた。

 

奏「き、消えた…そうだ!翼!しっかりしろ!」

 

翼「くっ…奏?…あ、アイツは?」

 

奏「ノイズを倒した後に消えたよ」

 

翼「…そうか」

 

?『お前たち!無事か!?』

 

奏と翼のインカムから一人の男の声が聞こえる

 

奏「ダンナか?翼は無事だ…あの仮面の騎士なんだが…」

 

?『あぁ…報告はあとで聞こう…翼、何故奴に攻撃した?仮面の騎士と接触する時は向こうの情報を聞けと言ったが攻撃をしろとは言ってないぞ』

 

翼「…すいません…私の責任です」

 

?『取り合えず、二人は帰還してくれ』

 

奏「了解と…翼、何でアイツに攻撃したんだ?いつもの翼じゃないぞ」

 

翼「ごめんなさい…ただ」

 

奏「ただ?」

 

翼「嫉妬してしまったから…」

 

 

 

 

 

 

 

その頃、真は隠れ家の喫茶室に帰ると束が入り口で待機していた。

 

真「ただいま」

 

束「お帰りなさい!まーくん!お疲れ様だね?」

 

真「取り合えずはノイズは全滅…あとわからない二人組に攻撃された」

 

束「映像で見てたよ!ISとは違う感じだったね」

 

真「まだこの世界はわからないだらけだな…束、こいつを渡しとく」

 

真は束に機械を渡したそれは…

 

束「まーくんは優秀だね~!戦いの最中にあの青髪に発信器をつけるなんて」

 

そう、真はあの戦いの中に発信器をつけていたのだ

 

真「あとは、ダークカブトゼクターに調べて貰うか」

 

この世界を知るためにダークカブトゼクターに命令をする。



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仮面ライダーの意思

真「この世界は複雑な世界だな…」

 

束「まーくんのライダーシステムなら世界に適合するけど私が作ったISや三大勢力の連中や魔導師の連中たちは適合するのは無理かな?その世界には世界の適合があるしね~」

 

真「束…俺が渡したライダーシステムの修理は終わってるのか?」

 

束「うーん、まだかな?ベルトさんたちの力を借りてG4の修理をしたんだけど大体75%かな…」

 

真「そうか…何かあった時は逃げることだけに専念してくれ…」

 

束「了解!まーくんは優しいねー!で、あのまーくんに攻撃した奴らはどうするの?」

 

前に出会った二人組…シンフォギアとか言っていたな

 

真「今は、様子見だな…組織で動いているらしいが俺は組織を信頼していない…もしライダーシステムが奪われたら、それこそ世界の破滅だ」

 

束「じゃあ、鳴滝さんは何か言ってたの?」

 

この世界に来る前に鳴滝さんからいくつかのライダーシステムを渡された。

 

真「いくつかのライダーシステムを渡されたが一つはこのネビュラスチームガンとフルボトルとゲーマドライバーとマイティアクションX…そして、時空最強の魔王…オーマジオウドライバーだ」

 

真のお腹に黄金のドライバーが現れる

 

束「オーマジオウドライバー…凄い存在感だね…」

 

真「鳴滝さんはこのドライバーは平成ライダーの力を継承し最善最高の魔王の最終形態だと言っていた」

 

束「最終形態…オーマジオウのデータはどうする?」

 

真「データは取っていてくれ…束にゲーマドライバーを渡しておく…あとで使えるようにウイルスを感染する」

 

束「わかった!ゲーマドライバーは預かるね!」

 

真「オーマジオウの力を使いこなす為に実験に行くか」

 

真は束にドライバーと数本のガシャットを渡した。

真はオーマジオウドライバーを装着したままオーロラを出し束と共に違う場所に飛ぶ

オーロラから出るとそこは崩れた建物の中だった。

 

真「束、ここはどこらへんだ?」

 

束「えっと…アメリカにある研究所だよ!」

 

真「じゃあ、あの怪物に襲われている少女を救い出すか」

 

束「あの子が着ている装備、あの二人組のと似てるね?」

 

真「…あの怪物を倒して来る」

 

真の背後周辺の地面に大きくヒビを入れながら、これまでにないほど巨大で赤黒く燃え盛る時計が出現した。そのヒビは彼が立っていたビルの上から下まで広がっていき赤い亀裂が入ってきて壊れんばかりと思わせる。

 

 

 

真「…変身!」

 

 

猛る如くそう叫び、掛け声と共にオーマジオウドライバーの左右スロットを入れると「ライダー」の文字が溶岩のような物質で満たされると共に無数の赤黒い帯状のエフェクトが回転し真の身体が包まれる。包まれると巨大な爆発が起きて真の姿は異なる姿へと変わった。人によっては悪趣味な高級時計のような印象を与えかねない装飾を纏い、全身が黒と金に統一される姿へ

 

 

爆発が終わって黒い煙が漂う中、稲妻が周りに走っていき、顔部分の文字盤に禍々しい色の『ライダー』と呼ばれる文字がセットされ、変身が完了した。

 

禍々しく邪悪な変身シーンは正に『魔王』と呼ぶに相応しい。

 

 

 

 

 

【祝福の刻ッ!】

 

【最高!最善!最大!最強王!】

  

 

【逢魔時王(オーマジオウ)】

 

仮面ライダーオーマジオウ。全ての平成ライダーの力を手に入れ、時空を超え過去と未来を知ら示す究極の時の王者。

 

 

真「これがオーマジオウ…行くか」

 

オーマジオウが歩くと怪物と少女はオーマジオウの姿をとらえる。

 

?「あ、あなたは…」

 

真「俺は、仮面ライダーオーマジオウ!そこの怪物を消しに来た者だ」



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