ハイスクールD×F×Z (赤宮士道)
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EP:00救いたい命2018

祝え、新たなる英霊の誕生を!


真夜中のとある公園で一人の少女が化け物に襲われそうになっていた。

 

悪魔「死ぬがいい、哀れな人間よ」

 

少女「いや!!誰か助けて!!」

 

しかし、その時

 

『アーマータイム!』『セイバー!』『シュヴァリエ・デオン!』

 

と言う音と共に悪魔に誰かが斬りかかるので悪魔は

 

悪魔「ぐっ!?誰だ!!」

 

と叫ぶと空の雲が晴れ、月の光と共に一人の騎士が現れるて

 

ジオウ「俺の名前はフェイトライダージオウ。この世界に害をなすはぐれ悪魔。貴様を狩る者なり」

 

悪魔に可憐に斬りかかるのでそれを見ていた少女はさっきまで殺されかけていたのに関わらず

 

少女「きれい」

 

ジオウに見惚れてしまっていた。

そして、

 

ジオウ「これで、チェックメイトにしましょう」

 

『フィニシュターイム!!』『シュヴァリエ・デオン』

 

ジオウはベルトを360度回すと、フランス王権を象徴する百合の花びらが周囲に撒き散らされる中、鮮やかに剣を振るって舞うと悪魔は

 

悪魔「なんだ!?体が動かん!?」

 

と言いながら動かなくなると同時に

 

『百合の花散る剣』『ターイムブレーイク』

 

必殺の剣撃を叩き込むと悪魔は

 

悪魔「ぐあー!」

 

断末魔の叫びをあげながら消滅するのを見て

 

ジオウ「ミッションコンプリート」

 

俺は少女の元に近づくと

 

ジオウ「大丈夫かい?」

 

と問いかけると少女は

 

少女「はい、助けてくれてありがとうございます」

 

と言って頭を下げるので

 

ジオウ「どういたしまして、じゃあ家まで送るからこのバイクに乗って」

 

俺はバイクライドウォッチを起動してバイクを出現させると

 

少女「でも、私に帰る場所はもうないんです」

 

少女はと言って泣きだすので

 

ジオウ「それってどういう意味?」

 

と聞くと少女は

 

少女「分かりません、家族も友達も幼馴染も皆私のこと知らないってそして、あの化け物が襲ってきて」

 

と言うので俺は

 

ジオウ(どういうことだ?あのはぐれ悪魔がこの子以外の記憶を消したのか?それとも堕天使か?どちらにせよほっとけないか)

 

考えても答えが出てこなかったので変身を解除して

 

海龍「俺の名前は常磐海龍。今日から君の家族になる者って感じかな?よろしくな」

 

と言うと少女はまた泣き出すので

 

海龍「ごめん、急にこんなこと言ったってびっくりするよね」

 

と言って謝ろうとすると少女は

 

少女「いえ、うれしくて、私の名前は紀仲凜祢です。今日からよろしくお願いします。」

 

と言って立ち上がってこっちに来るので俺はバイクに乗り、凜祢もバイクに乗ったのを確認してバイクのエンジンを掛けて俺の家にに向かう。

 

 



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第一章 旧校舎のディアボロス
EP:01友人の死と怒りの2019


俺が凜祢を家族に招いてから一年が経って俺と凜祢は駒王学園の高校二年生になった。

そして、現在俺はある物を作りながら

 

海龍「もうすぐで完成する。凜祢のジクウドライバーとゲイツライドウォッチが」

 

と呟くと一回時間を確認する為、時計を見ると朝の7時になっていたので

 

海龍「もうこんな時間か、朝飯作るか」

 

作業場の椅子から立ち上がり、キッチンに向かうとそこには

 

凜祢「おはよう海龍さんご飯出来てますよ」

 

凜祢が朝飯を作って先にリビングの椅子に座っていたので、

 

海龍「ごめんな、今日は俺が朝飯作る当番だったのに」

 

と謝ると凜祢は

 

凜祢「ううん、このぐらい大丈夫ですよ。だから、早く朝ご飯たべましょ?」

 

と言うので俺は

 

海龍「あぁ」

 

と頷いて椅子に座り

 

海龍&凜祢「「頂きます」」

 

俺と凜祢は朝飯を食べ始めてから数十分後、俺と凜祢は家を出て、駒王学園に着くと

 

村山「こらー!変態三人組!」

 

片瀬「また部室覗いたー!」

 

と声がするので

 

海龍「またか」

 

凜祢「ハァ、あの人達も懲りませんよね」

 

と振り向くとそこには

 

一誠「私は関係ないのに――!!」」

 

元浜「いやー、村山はいいおっぱいだったな」

 

松田「片瀬もなかなか」

 

同じクラスの兵藤一誠、松田、元浜が女子達に追いかけられていたので

 

海龍「凜祢ちょっと、行ってくるは」

 

と言って三人の元に向かおうとすると

 

凜祢「いってらしゃい、海龍さんさっきに教室の行ってまね」

 

凜祢はと言うので

 

海龍「分かったよ、凜祢」

 

と言ってから三人の元に向かうと

 

一誠&松田&元浜「「「どけ(いて)ええええ海龍(さん!?)!!」」」

 

と叫ぶので

 

海龍「アホかお前ら!!」

 

と言って一誠以外の二人にパンチすると

 

松田&元浜「「ぐはぁ」」

 

と言って止まって一誠に関しては木にぶつかりそうになるので

 

海龍「危ない!?」

 

手をひっぱてこちらに引き寄せて受け止めると

 

一誠「ありがとうございます、海龍さん」

 

一誠は頭を下げてお礼を言ってくるので

 

海龍「無事で何よりだ」

 

と安心していると後ろから女子達が来て

 

村山「海龍君、変態三人組止めてくれてありがとね」

 

片瀬「さあ、観念しなさい」

 

三人に近づいて行くので俺は

 

海龍「その件なんだが、一誠は関係ないから見逃してくんない?」

 

女子達にと言うと一誠は目を見開くので俺は

 

海龍「実はな一誠はたまたま女子更衣室の前を歩いてたらこの馬鹿共に誘われたから行っただけなんだよ。だから頼む!!」

 

と言って頭を下げると村山と片瀬は慌てて

 

片瀬「海龍君がそこまで言うなら」

 

村山「一誠は無関係でいいのよね?」

 

と聞いてくるので俺は

 

海龍「あぁ、だから頼む」

 

とお願いすると村山と片瀬は

 

村山&片瀬「「分かったわ」」

 

と一誠を見逃してくれるので俺は

 

海龍「ありがとな二人とも、行こう一誠」

 

と言って手を引っ張ると

 

一誠「あ、はい」

 

一誠は呆然と歩きだす。

 

‐放課後‐

 

俺は凜祢と家に帰ろうとしていると正門で一誠が一人の女子と歩いているのを見て凜祢は

 

凜祢「海龍さん、あの子って人間じゃないですよね!?」

 

と言うので俺は

 

海龍「凜祢、先に帰っててくれないか?」

 

と呟くと凜祢は

 

凜祢「はい」

 

と行って家の方に行くので俺は

 

ライドストライカーに乗って

 

二人の後を追いかけて公園の近くにライドストライカーを止めて公園に入っていくと

 

血まみれで一誠が倒れていたので

 

海龍「一誠!?」

 

一誠の元に走っていくと一誠は

 

一誠「海龍・・・さん・・・よかった・・・最後に・・・会えて・・・今までありがとう」

 

と言って目を閉じると堕天使が

 

堕天使「おかしいわね、此処には人間が入れなように結界をしといたハズだけど?」

 

と言うので我(俺)は

 

海龍「『おい、そこの雑種(堕天使)なぜ故にこの娘(一誠)をした?』」

 

と聞くと

 

堕天使「それは彼女が神器を宿していたからよ」

 

と答えるので我(俺)は

 

海龍「『そうか、そんな理由で貴様(お前)はこの娘(一誠)殺したのか!!』」

 

と叫びジクウドライバーを腰に巻いて二つのライドウォッチを起動する。

 

『ジオウ』『ギルガメッシュ』

 

そして、ジクウドライバーにセットしてジオウはベルトを360度回すと

 

『フェイトターイム!!』『フェイトライダージオウ』

 

という音声と共に俺はフェイトライダージオウになり

 

『アーマータイム!』『アーチャー!』『ギルガメッシュ~!』

 

そして、そのままフェイトライダージオウギルガメッシュアーマーになり

 

ジオウ「『消えろ!!雑種(堕天使)!!』」

 

『フィニシュターイム!!』『ギルガメッシュ!』

 

そして、我(俺)はベルトを360度回して

 

ジオウ「『──裁きの時だ』」

 

ジオウ「『世界を裂くは我が乖離剣!』」

 

ジオウ「『受けよ!』」

 

と言って乖離剣エアを構えると

 

『天地乖』『ターイムブレ―イク』

 

エアが回転し三つの円筒が風を巻き込み生み出すと、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって雑種(堕天使)に襲い掛かろうとした時、雑種はその場から空中に飛んで逃げようとするので

 

ジオウ「『逃がしはしない』」

 

と追いかけようとすると、魔法陣が現れるので

 

ジオウ「『くっ、此処は引くとしよう。覚えてけ雑種(堕天使)次はない(ぞ)!!』」

 

と呟いて変身を解除してライドストライカーに乗り家に帰ると凜祢が

 

凜祢「どうかしたんですか?海龍さん?」

 

と言うので俺は

 

海龍「なんでもないよ。凜祢」

 

と言って部屋に入ると

 

海龍「くそがぁぁぁぁぁぁ!!何が守るだ!!何が友達だ!!大事な友達一人守れないのに!!俺は!!俺は!!」

 

と泣きながら叫ぶ。

 



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