ラブライブ!サンシャイン!!僕とAqoursの物語 (紅炎の騎士)
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番外編 松浦果南誕生日特別編

果南さん誕生日おめでとうございます‼︎
今回は果南さんとの話が主な内容です


「幸人君おはようそれじゃあ行こっか」

 

「はいそうですね」

 

僕は今果南さんと一緒に楽器店に来ている

 

「ありがとうこざいます果南さん急なお願いを聞いてもらっちゃって」

 

「ううん気にしないで私もこの後付き合ってもらう事になるし」

 

何故このような事になったのかは昨日の夜に遡る

 

「えっ果南さん明日誕生日なの⁉︎」

 

「そうだよ幸人聞いてないの?それじゃあもしかしてプレゼントなんかも」

 

そもそも明日が誕生日である事自体今知ったのでプレゼントなんて用意できていない

 

「どうしよう」

 

「これじゃああれは頼めないかな?そうだ」

 

曜姉ちゃんが何か思い付いてくれたようだ

 

「幸人明日果南ちゃんと一緒に何処かにお出かけして貰えないかな?」

 

「良いけどどうして?」

 

「果南ちゃんにはお世話になってるしサプライズパーティーにしたいなって思ってね」

 

それがどうしたら僕と果南さんが、そう言う事か

 

「パーティーの準備ができるまで果南さんと一緒にいて準備が出来たらそこに果南さんを連れて来てとそう言う事?」

 

「そう言う事それと幸人はまだプレゼントも決まって無いんでしょそのまま果南ちゃんのプレゼントも選びなよ」

 

そっかそれなら僕も果南さんへのプレゼントが選びやすい

 

「分かったよ曜姉ちゃんでも千歌さん…はダメかあの人すぐに果南さんに言っちゃいそうでも鞠莉さんかダイヤでも「鞠莉ちゃんとダイヤさんはパーティーの飾り付けや料理の手伝いをしてもらう事になってるから」なら仕方ないか」

 

「うん、私と千歌ちゃんそれと3年生を除いて一番付き合いが長いのが幸人だからね頑張ってね幸人」

 

「任せてよ曜姉ちゃん」

 

そして今に至る

 

「幸人君それで目当ての物はあったの?」

 

「ありましたよ、それじゃあ次行きましょうか」

 

こうして僕と果南さんはショッピングモールに向かった

 

「あいからず凄い人ですね」

 

「そうだね逸れないように手でも繋ぐ?」

 

あっこれ曜姉ちゃんが時々からかってしてくる時の顔だ

 

「そうですね逸れては困りますし繋ぎますか」

 

そう言って僕は果南さんが差し伸べた手を握った

 

「本当に握るなんて思わなかったよ。もしかして善子ちゃんと?」

 

「いえ、曜姉ちゃんが時々からかってくる時と同じ顔をしてたのでもしやと思って」

 

本当に握ると思っていなかった果南さんに僕はそう言った

 

「そろそろ行きましょうか」

 

「うんそうだね」

 

そう言って僕と果南さんは歩き出した手は離したけど

 

「それで果南さんは何の用事でショッピングモールに?」

 

「幸人君まだあんまり善子ちゃんとデートとかしてないでしょ」

 

まぁあまりしてないけど善子も特にそう言う事言って来ないし

 

「そう言うの女の子からはあんまり言いにくいんだよ」

 

「そう言うものですか?」

 

僕がそう聞くと果南さんは頷いた

 

「あっ此処だよ幸人君」

 

少し場違いな気がするのは気のせいだろうか

 

「あの果南さん此処僕入って良いんですか?」

 

果南さんが向かった先は女性用の下着売り場あまり男が入って良い場所とは思えない

 

「確かになら私は少し見てくるから幸人君好きに見て来て良いよ」

 

「それじゃあ終わったら此処に集合で」

 

「了解」

 

僕と果南さんはそう言ってそれぞれの目的の物を見に行った

 

「果南さんなら、まぁこう言うのでいいだろう。すみませんこれ下さい」

 

僕がそう言うと店の店員さんがラッピングをしてくれたので僕は果南さんとの待ち合わせ場所に戻った

 

「果南さんはまだか」

 

そう思ってしばらくすると急に目の前が真っ暗になった

 

「だーれだ」

 

今こんな事するのは1人しかいない

 

「果南さんですよね」

 

「流石に分かるか」

 

「そりゃそうですよ。そう言えば果南さんこの後予定ありますか?」

 

「うん空いてるけど、どうかしたの?」

 

実は果南さんを待ってる途中に曜姉ちゃんから準備が出来たと連絡があった

 

「果南さんと行きたい場所があるんですけど良いですか?」

 

「良いけど、どこに行くの?」

 

それは着いてからのお楽しみで

 

僕と果南さんはツリーハウスのある神社の森に入った

 

「まだなの幸人君」

 

「もうすぐです」

 

ツリーハウスのある場所に着くとそこには

 

『果南ちゃん(さん)お誕生日おめでとう』

 

曜姉ちゃん、千歌さん、梨子さん、ルビィ、花丸、善子、ダイヤ、鞠莉さんが果南さんにそう言った

 

「えっどう言う事?」

 

「サプライズってやつですよ果南さん」

 

「幸人君知ってたの⁉︎」

 

「果南さんの足止めですしね僕が任されてたのは」

 

果南さんはそうだったんだと言い曜姉ちゃん達の所に向かった

 

こうして果南さんの誕生日パーティーが始まった

 

「そう言えば果南さん天体観測が好きだって聞いたんですけど」

 

「そうだけど?」

 

「とっておきの場所があるんです」

 

「とっておきの場所?」

 

僕は果南さんを連れてツリーハウスを登りつり橋を渡った

 

「此処です」

 

「すご〜い綺麗」

 

僕が果南さんを案内したのは僕が小学校の時に天体観測の宿題で使った場所だ

 

僕は天体観測も終わりみんなの所に戻ろうとする果南さんを止めた

 

「後果南さんお誕生日おめでとうございます」

 

僕はそう言って果南さんにプレゼントを渡した

 

「ありがとう開けても良い」

 

「どうぞ果南さんが気にいるかはわかりませんけど」

 

僕が果南さんにあげたのは月をモチーフにしたネックレスだ

 

「これ高かったんじゃないの?」

 

「誕生日なんですし良いんじゃないですか?それに贈ることに意味があるとも言いますし」

 

それなりに高かったが特に大きな出費というわけでわなかった

 

「ねえ幸人君これ付けてもらっても良いかな?」

 

「良いですよ」

 

僕はそう言って果南さんにネックレスを付けてあげた

 

「どうかな?」

 

「似合ってますよ果南さん」

 

「ありがとう幸人君」

 

僕がそう言うと果南さんはそう言って星空を見上げた。この後善子に何があったか色々と聞かれた

 

お誕生日おめでとうございます果南さん




次回から本編に戻ります
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国木田花丸誕生日祭

花丸ちゃん誕生日おめでとうございます‼︎
今回は花丸ちゃんとの話が主な内容です


〜花丸side〜

 

「此処は、どこずら?」

 

丸が薄っすらと目を開けると知らない場所に居た

 

「おはよう花丸」

 

丸が周りを見渡していると部屋の扉が開き誰が中に入って来た

 

「誰ずら?」

 

「恋人に向かって誰は無いと思うんだけど」

 

丸に恋人⁉︎どう言う事ずら⁉︎

 

「えっと、取り敢えず名前だけでもお願いするずら」

 

「渡辺幸人だけど?」

 

「幸人君⁉︎よっ善子ちゃんは?」

 

丸の記憶では幸人君は善子ちゃんとお付き合いしているはずずら

 

「善子がどうかしたのか?」

 

「幸人君は善子ちゃんと付き合ってると思って」

 

「本当に大丈夫か⁉︎善子より先に花丸に告白されて付き合う事になったから善子は断ったって前に言ったよ」

 

そっそんな風になってるずら⁉︎

 

「花丸本当に大丈夫か?今日出かけるの辞めとくか?」

 

「出かける?」

 

「花丸が言い出したんだよ、誕生日だから何処かに出かけたいって」

 

丸がそんな事を言ったずら⁉︎

 

「えっでもそれって」

 

「デートかな」

 

幸人君が顔を赤くしてそう言った

 

「丸と幸人君がデート…ずら〜」プシュー

 

「ちょっ‼︎花丸そんなに恥ずかしがらないでよ。とっ取り敢えず朝ごはんにしよっか」

 

幸人君の言葉に丸は静かに頷くことしか出来なかった

 

「美味しいずら〜」

 

「そりゃどうも」

 

幸人君がそう言って笑った

 

「何で笑ってるずら?」

 

「いや、花丸が美味しそうに食べるから作った側としては嬉しくてね」

 

そう言って幸人君はティッシュで丸の口周りを拭いた

 

「こう言う所は相変わらずみたいだね」

 

「まっ丸着替えて来るずら」

 

恥ずかしさのあまり着替えと言う口実を使って自分の部屋に逃げ込んだ

 

「花丸着替え終わった?」

 

「もうすぐずら」

 

あの後色々と部屋の中を見てわかった事がある、1つは此処は東京である事、もう1つは丸は大学に行っている事、最後にこれが夢である事丸はまだ高校生だから大学に行っているのは可笑しいと思いこれが夢だとわかった

 

「おまたせずら」

 

「それじゃあ行こっか、そう言えばダイヤ達も今日はこっちに来るだって」

 

ダイヤさん達3年生はそれぞれ別々の道に進んだけど今日は丸の為に時間を作ってくれたらしい

 

「ダイヤさん達に会うのも楽しみずら」

 

「そうだね」

 

そして丸と幸人君はデートをした

 

『花丸ちゃん(さん)お誕生日おめでとう』

 

「未来ずら〜」

 

今丸の前には沢山の料理がある

 

「たっ食べて良いずら?」

 

「当たり前だよ花丸ちゃんどんどん食べてね」

 

千歌ちゃんがそう言ったので丸は夢中で食べた

 

「もう入らないずら」

 

「食べ過ぎよずら丸」

 

「あははは」

 

結果お腹がパンパンになるまで食べてしまった

 

「それにしても凄い食べっぷりだったよね花丸ちゃん」

 

「そうね、こんなに美味しそうに食べてくれるんだから幸人君も作りがいあるんじゃない?」

 

「そうですね」

 

その後色々と話していると帰る時間になってしまいみんな帰って幸人君と2人だけになった

 

「なんだか今まであった事が嘘みたいずら」

 

「確かに騒がしかったのが急に静かになるとそう思っちゃう時あるよね」

 

丸の独り言に幸人君がそう返してくれた

 

「幸人君片付けお疲れずら」

 

「良いよこれくらいそれと、はい誕生日おめでとう花丸」

 

幸人君がそう言ってくれた箱には指輪が入っていた

 

「まっまさか結婚指輪⁉︎」

 

「行き過ぎだよ、それに結婚指輪はもうちょっと良いの買いたいし」

 

幸人君は顔を赤くしてそう言った

 

「ありがとうずら丸は今凄く幸せずら」

 

「そっか」

 

気づくと丸は幸人君と手を繋いでいた

 

「大好きだよ花丸」

 

「丸も同じずら」

 

幸人君の顔が近づいてきてもう少しで触れると思って丸は目を閉じたが何時まで経っても来ない事を疑問に思い目を開けると

 

「此処は丸のお部屋?」

 

見慣れた丸の部屋だった

 

「まさかこれが夢オチ⁉︎」

 

そんなの無いずらもうちょっとで…って丸は何を考えてるずら

 

「電話来てるずら」

 

丸が起きて携帯を見ると何件か電話が来ていた

 

「相手は幸人君⁉︎」

 

その名前を見た途端さっきの夢が出てきた

 

「もしもし幸人君、何ずら」

 

『何ずらじゃ無いよもうみんな集まってるよ後は花丸だけだよ』

 

みんな集まってるその事を聞いて丸は時計を確認した

 

「ごっごめんずら、丸今起きたところで」

 

『そうだったんだなら、ゆっくりで良いよまだ準備完全に終わった訳じゃ無いし』

 

「良かったずら」

 

さっきのみんな集まってるの言葉で全部思い出した今日は丸の誕生日でその誕生日パーティーをみんながしてくれるって言ってくれたのだ

 

「今から出るずら」

 

そう言って丸は家を出た

 

〜花丸side out〜

 

「幸人君お待たせずら」

 

待ち合わせの場所でしばらく待っていると花丸が来た

 

「いや、主役にそんなに早く来られてもダメだったから寧ろ好都合だったよ」

 

「丸が遅れた事気にして走って来たのに幸人君はそんな事言うずらか」

 

「僕はゆっくりで良いって言ったよね」

 

僕がそう言うと花丸は驚いていた

 

「何時もの幸人君なら怒ってたずら」

 

「誕生日の主役を怒るわけないよ」

 

僕はそう言うと花丸の手を引いて善子達の待つツリーハウスに向かった

 

『花丸ちゃん(さん)お誕生日おめでとう』

 

誕生日パーティーも進みみんなから誕生日プレゼントをもらい後は僕だけとなった

 

「あんまり良いものじゃないけど、はい」

 

「ありがとうずら」

 

花丸は僕からから貰ったプレゼントを開けたそこには可愛い髪留めが入っていた

 

「掴みて良いずら?」

 

「もちろんだよなんなら幸人君につけて貰えば?」

 

「お願いしても良いずら?」

 

「別に良いけど」

 

僕は花丸に髪留めをつけた

 

「どうずら?」

 

「似合ってるよ花丸ちゃん」

 

千歌を始めにみんなが花丸にそう言った

 

お誕生日おめでとう花丸




次回から本編に戻ります
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本編 プロローグ

とある駅の前に2人の女性と1人の男性がいる

 

「凛も花陽もそんなに泣かないで、別にこの先ずっと会えない訳じゃないんだからさ」

 

「だって寂しいにゃー」

 

「そうだよ幸人君」

 

凛と呼ばれた星空凛と花陽と呼ばれた小泉花陽そんな2人を宥める渡辺幸人

 

「なら向こうに着いたらメールしてほしいにゃー」

 

「わかった夏休みには遊びに来るからじゃあ行ってきます」

 

僕はそう言って電車に乗り込んだ。

 

「いってらっしゃい幸人君」

 

「いってらっしゃいにゃ幸人」

 

2人のその声は電車の出発の音で幸人には聞こえなかった。

 

「今から行くよ待っててね曜姉ちゃん」

 

電車の中で幸人はそう呟いた。

 

〜曜side〜

所変わって内浦では2人の女性が駅の椅子に座り電車の到着をいまかいまかと待っていた。

 

「ねえ曜ちゃん弟さんて本当に今日来るの?」

 

「うんその筈だよ千歌ちゃん、叔母さんからそう聞いてるし」

 

曜と呼ばれた渡辺曜と千歌と呼ばれた高海千歌彼女達は今こちらに向かっている渡辺幸人を待っていた。

 

「あっ曜ちゃん電車来たよ」

 

千歌の声に曜は立った。

 

「着いた此処が内浦か静かそうで良いところだ」

 

曜は声のした方を向くとそこには弟である幸人がいた。

 

〜曜side out〜

 

「よしメール送信完了と」

 

「幸人」

 

少し向こうから僕を呼ぶ声が聞こえた。

 

「曜姉ちゃん」

 

そうそこに居たのは僕の姉である渡辺曜であった。

 

「ヨーソロー久しぶりだね幸人会うのはお正月に内浦に来て以来だったかな」

 

「そうだねえっと後ろの方は」

 

僕は後ろにいるオレンジの髪をした人の事を曜姉ちゃんに聞いた。

 

「紹介するね私の幼馴染の高海千歌ちゃんだよ」

 

なるほど高海千歌さんか

 

「高海千歌ですよろしくねえっと」

 

「渡辺幸人ですよろしくお願いします高海さん」

 

高海さんが名前を思い出そうとしていたのでその前に名前を教えた

 

「千歌で良いよ私も幸人君て呼ぶし改めてよろしくね幸人君」

 

そう言って手を差し出してきた

 

「こちらこそよろしくお願いします千歌さん」

 

僕はそう言って手を差し出して握手をした

 

「そう言えば幸人は高校どこに通うの」

 

曜姉ちゃんが聞いてきた

 

「確か浦の星学院だったかな」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんと千歌さんは

 

「その学校多分浦の星女学院だて言う女子校だと思うよこの近くの学校そこしか無いし」

 

「うん多分そうだよきっと叔母さんと叔父さんの所為だね」

 

曜姉ちゃんの言葉で僕は母さんに電話した

 

「もしもし母さん」

 

『どうしたの幸人』

 

母さんはまるで変な事がないかのように答えた

 

「なんで僕が女子校に通わないといけないの説明を要求する」

 

『あんた知らないのそこ今年男子の試験生を募集してたから幸人の名前を書いて応募したんだけど』

 

「そうだったんだわかった教えてくれてありがとう」

 

『それじゃあ頑張りなさいよ幸人』

 

僕は母さんとの会話を終わらせた

 

「お母さんなんて」

 

「浦の星女学院今年男子の試験生募集してたらしいからそれに応募したんだって」

 

曜姉ちゃんの質問に僕はそうこたえた

 

「とりあえず明日学校に行ってみます受かったらよろしくお願いします」

 

僕はそう言って千歌さんと別れ曜姉ちゃんの家に向かった




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1話

「やっぱりまだ曜姉ちゃんも起きてないか」

 

僕はそう言って玄関へと向かった。

 

「いってきます」

 

僕はそう言い家を出てランニングへと向かった。

 

「やっぱり静かだ東京とはかなり違うけど良い所だ」

 

少し走ったが東京とは比べ物にならないほど人が少ない

 

「あれって、やっぱり」

 

僕は見覚えのある人を見つけたので声をかけた

 

「おーい、かーなーんーさーん」

 

「ん?あれ幸人君じゃんなんでいるの」

 

この人は松浦果南さん曜姉ちゃんの幼馴染で毎年内浦に来た時は朝のランニングを一緒に行なっている

 

「それが浦の星女学院が今年男子の試験生を募集していたらしいので僕の親が応募したんです。この後向かうつもりです」

 

「そっかなら合格したら私の後輩になるんだねうちの学校の試験は軽い面接だったと思うから頑張ってね。所で今は曜の家に住んでるの?」

 

「はいでも落ちたら東京にある高校に通うらしいです」

 

「そうなんだ合格できるといいね」

 

僕と果南さんはそんな話をしながらランニングを続け神社の前に着いた。

 

「果南さんいつものやりますか?」

 

「もちろんルールはいつもので良い」

 

いつものとは神社の階段ダッシュでルールは同時に走って先に一番上に着いた方の勝ちで何か命令ができると言うものである

 

「もちろんです、僕が勝ったら帰りにドリンクお願いします」

 

「私が勝ったら今日は無理だから明日1日ダイビングショップの手伝いしてもらうよ」

 

お互いに命令する事は変わらないようだ

 

「「じゃあよーいドン‼︎」」

 

僕と果南さんは同時に走った結果を言うとギリギリで勝てた

 

「やっぱり早いね幸人君は」

 

「いえ果南さんもすごいですよ毎日こんな階段登ってるんですから東京にある僕の家の近くにも神社があるんですけど此処とは比べ物にならないほど階段が少なくて毎日2往復はしてるんですから」

 

僕と果南さんは階段を下りながらそんな話をした

 

「それじゃあまた明日」

 

「はいまた明日」

 

そう言った後果南さんと別れ家に帰った

 

「幸人おはよう」

 

「おはよう曜姉ちゃん朝ご飯できてるよ」

 

帰ってしばらくしたら曜姉ちゃんが起きてきた

 

「美味しそういただきます」

 

「それじゃあ僕は学校の試験に行くから後片付けお願いね」

 

「行ってらっしゃい」

 

そう言って僕は浦の星女学院に向かった

 

「ふー、この坂結構あるな」

 

そう言いながら坂を登ると1人の女性がいた

 

「貴方が渡辺幸人さんですわね、わたくしはこの浦の星女学院生徒会長黒澤ダイヤと言います」

 

「渡辺幸人です今日は宜しくお願いします黒澤さん」

 

そう言って黒澤さんと僕は生徒会室へと向かった

 

「では面接を始めます。まず我が校を選んだ理由は何ですか?」

 

「えっとすみません親が勝手に応募したもので特にないです」

 

僕はそう答えた

 

「では次にこの学校で叶えたい事や、やってみたい事はありますか?」

 

「やってみたい事とは少し違いますが少しでも多く友達を作る事が出来れば嬉しいです」

 

実際僕は中学の時は凛と花陽以外友達がいなかったので少し少ないとは思っていた

 

「わかりましたこれで面接は終わりですお疲れ様でした」

 

そう言って黒澤さんは僕に制服を渡してきた

 

「おめでとうございます合格です新学期から宜しくお願いします。それから黒澤さんでは妹と紛らわしいですし、わたくしの事はダイヤで構いません」

 

「わかりましたダイヤさん僕の事も幸人で良いですよ」

 

そう言って僕は制服を受け取ったすると生徒会室の扉がノックされた

 

「お姉ちゃんお母さんが忘れ物だって、おっ男の人⁉︎」

 

「あの大丈夫ですか」

 

僕はそう言ってツインテールの女の子に話しかけた

 

「あっ幸人さん近づいてはダメです」

 

「えっ?」

 

ダイヤさんがそう言った時にはすでに遅くその子は顔を真っ青にし

 

「ぴ…ぴぎゃぁぁぁあああ!!?」

 

その叫び声を最後に僕は気絶した




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2話

「うっここは」

 

次に僕が目覚めたのはベッドの上だった

 

「何でこんな所で寝て…そうだ確かあのツインテールの女の子が叫んでその叫び声で気絶したんだとゆう事は此処は保健室か」

 

僕は自分がベッドの上で寝ている理由と今いる場所を理解したのと同時に扉がノックされた

 

「あら起きてましたか幸人さん急に倒れられたので驚きましたわ、先程は妹のルビィがご迷惑をお掛けしました。あの子は男の人が少々苦手なもので、その上人見知りが重なってしまいですのでルビィに悪気はないのでどうか許してあげてくれませんか?」

 

さっきの子はルビィって言うのか姉妹揃って宝石の名前なんだ

 

「許すも何も知らずに近づいた僕も悪いですしダイヤさんも止めようとしてくれたじゃないですか」

 

僕はそう言って扉の方に目を向けたそのには顔は隠れてるが髪はしっかりと見えていた

 

「優しいですねルビィ貴方もお詫びをなさい幸人さんに迷惑を掛けてしまったのですからそれに怒ってはいないらしいですわ」

 

ダイヤさんがそう言うとさっきの子ルビィちゃんが出てきた

 

「あのさっきはごめんなさいルビィが迷惑をかけちゃって」

 

そう言ってルビィちゃんは謝罪をした

 

「さっきも言ったけど別に気にしてないよルビィちゃんそういえばその格好僕と同じ一年生だよね」

 

そうルビィちゃんの今の服は浦の星の制服だった

 

「はいえっとお名前は」

 

「渡辺幸人だよそれに敬語も要らないよ僕がルビィちゃんの名前を知ってる理由はダイヤさんが教えてくれたんだ」

 

僕がそう言うとルビィちゃんは頷いた

 

「改めて黒澤ルビィです宜しくお願いします渡辺さんそれとさっきの迷惑を掛けちゃたお詫びをしたいんだけど」

 

「なら少し学校の案内をして貰えないかなルビィちゃん僕よりこの学校の事詳しそうだしでもルビィちゃんもう普通に話ができてるけど本当に人見知り」

 

僕がそう言うと

 

「本当だルビィ男の人と話せてる。わかったよ今からで良いかなそれと良かったら連絡先の交換も」

 

「うん、構わないよ」

 

「ではわたくしとも連絡先を交換して頂けませんこと?何か分からない事があれば力になりますわ」

 

僕は今日学校で2人の人も連絡先を交換し友達になったその後ルビィちゃんに学校の案内をしてもらいその後家に向かった

 

「ただいま曜姉ちゃん」

 

「おかえり幸人、朝ごはんは幸人に作ってもらったからお昼ごはんは私が腕によりを掛けで作ったよ」

 

僕は曜姉ちゃんの料理を食べながら午後の予定を考えていると

 

「ねえねえこの後千歌ちゃんと一緒に幸人に内浦を案内しようって話してたんだけど大丈夫かな」

 

「うーんでも内浦で知らない所って特にないんだよね曜姉ちゃんも知ってるでしょ僕が朝ランニングしてるのその時毎日ルートを変えて走ってるから」

 

そう最初こそ分からなかったが今ではそこそこ知っている

 

「そっか、じゃあ昔からお世話になってる幼馴染も紹介しようって話してたんだけどそれで良いかな」

 

恐らく果南さんの事だろう

 

「わかった良いよ」

 

「それなら食べ終わったらすぐに行くよ全速前進ヨーソロー」

 

それから僕と曜姉ちゃんは急いでお昼ごはんを食べて千歌さんの待つ旅館へと向かった

 

「あっ曜ちゃんに幸人君遅いよ」

 

集合時間の10分前に着いたのに千歌さんに怒られた

 

「ごめんね千歌ちゃん」

 

「すみません千歌さん」

 

取り敢えず謝罪をした

 

「良いよそれじゃあ行こっか」

 

千歌さんの言葉で僕と曜姉ちゃんは歩き出した

 

「ここだよ」

 

そう言って千歌さんはインターホンを押したそしてやっぱり思った通り果南さんの家だった

 

「あれ千歌に曜それに幸人じゃんどうしたの」

 

しばらくすると中から果南さんが出てきた

 

「あれもしかして果南ちゃんと幸人君知り合い⁉︎」

 

「うん大体5年くらい前かな朝のランニングの時に会ったんだそれからこっちに来てる時は毎日一緒に走ってるんだ」

 

その話を聞いて曜姉ちゃんは思い出した様だ

 

「もしかして幸人が前に話してた内浦に来た時朝一緒にランニングする人って果南ちゃんだったの」

 

「そうだよ曜姉ちゃん」

 

それから僕は果南さんに合格した事わ伝え千歌さん達と一緒に近くの喫茶店でお茶をして時間も時間なので曜姉ちゃんと家に帰った。一度学校の制服に着替えてサイズを確認した後眠りについたもう少しで登校か楽しみだな




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3話

浦の星女学院の入学試験の翌日僕は読んでいる本の新刊の発売日なので本屋に来ている。

 

「あった売り切れ寸前か危なかった」

 

本の会計を済まし帰ろうとした時

 

「ずら」バタバタ

 

出る時に誰かにぶつかったらしくその子が持っていた本をばら撒いてしまった

 

「ごめんなさい」

 

「おらこそごめんなさいずら」

 

ん?おら?ずら?どこかの方言かな取り敢えず落ちた本を拾って渡した

 

「手伝ってくれてありがとうずら」

 

「いや僕が前を見てなかったのが悪いんだから気にしなくて良いよ」

 

それにしても凄い量の本また落としたらいけないし

 

「あの良かったら一緒に家まで運ぼうか?」

 

「だっ大丈夫ずらあっ」バタバタ

 

またしても本を落とした

 

「やっぱり手伝うよこのままだと本も傷んじゃうしさ」

 

「ならお言葉に甘えておねがいするずら」

 

本を拾って埃を払い半分持った

 

「そう言えばまだ名前言ってなかった僕は渡辺幸人」

 

「おらは国木田花丸ずら花丸で良いずらよ」

 

僕は花丸ちゃんと一緒に家まで本を運んだ

 

「あの幸人君は何処の学校ずらおらは浦の星女学院で今年から1年生ずら」

 

「僕も浦の星女学院なんだ今年男子の試験生を募集してて昨日試験に行って合格した所僕も1年生だからよろしく」

 

そんな話をしていると花丸ちゃんの家のお寺に着いたら入り口に見知った人が居たあれって

 

「あっ花丸ちゃんとあれ隣にいるのは渡辺さん⁈」

 

「やっぱりルビィちゃんだったんだ」

 

僕は昨日仲良くなったルビィちゃんと会った

 

「幸人君ルビィちゃんと知り合いずら?それにルビィちゃんも男の人と話せてるずらよ凄いずらまさかルビィちゃんと幸人君は」

 

花丸ちゃんが驚いて早口になっていた何か勘違いをされてそうだったので昨日の事を話した

 

「そっそうだったずらかびっくりしたずら」

 

やっぱり勘違いをしてたんだ花丸ちゃん

 

「そっそんなルビィなんて渡辺さんにはもっと良い人がいるよ」

 

何故かルビィちゃんが顔を俯かせながら呟いた

 

「そういえばお姉ちゃんが今度ちゃんとしたお詫びがしたいから近いうちに家に呼んで欲しいって言ってました」

 

ダイヤさん昨日の事はもう済んだのに。その後は花丸ちゃんとルビィちゃんの2人と話して気が付くと夕方になっていた

 

「そろそろ帰らないとルビィちゃんは帰らなくて良いの?」

 

花丸ちゃんとまだ話をしているルビィちゃんに聞いた

 

「うんルビィ今日は花丸ちゃんの家にお泊りするんだ」

 

そうなんだならこれ以上邪魔するのも悪いし

 

「ルビィちゃんも花丸ちゃんも今度は学校でね」

 

「うんさよなら渡辺さん」

 

「さよならずら幸人君」

 

そう言って僕はお寺を出てから晩ご飯の買い物をして家に帰った

 

「幸人電話鳴ってるよ」

 

「本当だ花陽からなんだろう」

 

僕は少し疑問に思いながら電話に出た

 

「もしもしどうしたの花陽」

 

『もしもし幸人君久しぶり』

 

『久しぶりにゃ』

 

花陽の電話から何故か凛の声まで聞こえた

 

「そんなに久しぶりじゃないよね今日は泊り」

 

『うん』

 

『そうにゃ』

 

やっぱり仲が良いね凛と花陽は

 

「そう言えばどうしたの電話なんてしてきて」

 

『うん幸人君最近どうかなって思って』

 

『凛達がいなくて寂しい思いしてないかにゃ』

 

そんなに僕は凛と花陽の子供なの

 

「あっそうだ受かったよ浦の星女学院それと同じ学校の友達が3人できたくらいかな」

 

『幸人君それって女の子⁉︎』

 

『幸人それって女の子にゃ⁉︎』

 

うわびっくりした

 

「うんそうだけど?どうしたのいきなり大声出して」

 

『なんでもないよ‼︎』

 

『そうそうなんでもないにゃ‼︎』

 

あれなんか怒ってる

 

「どうしたのなんか怒ってるみたいだけど?」

 

『どうもしない‼︎もう切るから』

 

なんか怒鳴られたみたいに切られた本当に怒ってないのかな

 

「いやー、幸人も隅に置けないね」

 

曜姉ちゃんがよく分からない事を言ってきたのでどう言う事か聞いても答えてくれない為諦めて寝る事にした。




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4話

今日から学校か頑張ろ

 

「スクールアイドル部でーす!」

 

校門に着いたら聞き覚えのある声が聞こえた

 

「何やってるんですか?」

 

「あっ幸人君」

 

「スクールアイドル…部?あの千歌さん部の漢字間違えてます」

 

「え?あ、ほんとだ!」

 

千歌さんは部の漢字を書き直した

 

「曜姉ちゃんまで何してるの?」

 

「千歌ちゃんがね、スクールアイドルをやりたいって言ったから、勧誘のお手伝い!」

 

「曜姉ちゃんはしないの?」

 

「無理無理!水泳部の方もあるし」

 

「そうなんだ」

 

曜姉ちゃんのアイドル姿うーん制服なんかなら想像できるけど。

 

「それで集まったんですか?」

 

「それが全く…」

 

曜姉ちゃんがそう答えた

 

「もうー!なんで誰も興味持ってくれないのー!?」

 

「勧誘の仕方とかじゃないですか?」

 

「えー…?……あ!み、見てあの子たち!」

 

「あれって?」

 

やっぱりルビィちゃんと花丸ちゃんだ

 

「あなた達!」

 

「ずらっ!?」

 

「ぴぎぃ!!?」

 

「千歌ちゃん速攻だね」

 

大丈夫かなルビィちゃん

 

「あなた達、スクールアイドルに興味無い!?」

 

「スクール…アイドル?」

 

ルビィちゃんと花丸ちゃんは凄い動揺してた

 

「どうどう?スクールアイドル!」

 

「ま、マルは図書委員の仕事があるから…」

 

花丸ちゃん図書委員なんだ

 

「ら、ライブとかあるんですか!」

 

「うん!まだ曲とかも決まってないんだけどねー。あはは」

 

ルビィちゃんスクールアイドル興味あるのかな?てゆうか決まってないのに誘っちゃうだ

 

「わぁ…!」

 

「スクールアイドル興味あるの!?」

 

「す、好きなんです」

 

「わぁ!あなたどう!?可愛いし絶対人気出るよ!」

 

千歌さんがルビィちゃんの手に触れた途端ルビィちゃんの顔色がどんどん悪くなっていった。まずいそう思い僕は耳を塞いだ曜姉ちゃんが何か言ってる様だが今は聞こえない

 

「ぴっ」

 

「ぴ?」

 

「ぴぎゃぁぁぁぁ!!!?」

 

やっぱりこうなっちゃたんだ花丸ちゃんも分かってた様で耳を塞いでいた。

 

「どいてどいてー!!!」

 

「えっ!?」

 

いきなり上から声がしたかと思えば、突如木の上から何かが降ってきて僕に直撃した。

 

「いた…くない?ん?うわ!ふ、踏み潰しちゃった」

 

「大丈夫!?幸人!」

 

「なっなんとか」

 

本当は凄く痛かったけど僕は曜姉ちゃんにそう言った

 

「ご、ごめんなさい!」

 

「別に謝らなくても良いよ」

 

上から落ちてきた女の子が謝ってきたのでそう言った

 

「…はっ!……ふっふっふっ」

 

どうしたんだろ急に笑い出して

 

「ここは…地上?ということはあなた達は下劣で下等な人間ということですか?」

 

へっ下劣で下等な人間?

 

「そう言えば花丸ちゃんルビィちゃん大丈夫?」

 

「幸人君ルビィちゃん気絶しちゃてるずら‼︎」

 

それかなりまずくない

 

「あれって善子ちゃんずら⁉︎おーい善子ちゃん」

 

花丸ちゃんがさっき降ってきた女の子に話しかけに行った

 

「取り敢えず教室まで運ぼう」

 

僕は気絶したルビィちゃんを背負って校舎へと向かった

 

「幸人さんおはようござい‼︎ルビィに何かあったんですの」

 

ダイヤさんが僕に挨拶をしようとしたが背負われたルビィちゃんを見て何があったのか聞いてきた

 

「えっと校門の近くでスクールアイドル部の勧誘をしていてそれでルビィちゃんが勧誘されてその人がルビィちゃんに触れた途端悲鳴を上げて気絶しちゃったんで僕が背負ってるんです」

 

僕がこれまであったことを話すとダイヤさんはその勧誘を止めに行った。しばらくするとルビィちゃんが起き花丸ちゃんとも合流できたので一緒に教室へと向かった。教室に向かう途中ルビィちゃんは何度も謝ってきた。




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5話

『一年生の渡辺幸人さん黒澤ルビィさん至急生徒会室まで来て下さい繰り返します』

 

入学式が終わり帰ろうとした時僕とルビィちゃんが生徒会室に来るよう放送で言われた

 

「今の声ダイヤさんだよね」

 

「うん、なんだろ」

 

僕とルビィちゃんは花丸ちゃんに先に帰ってもらい生徒会室に向かった

 

「幸人さんこの度はまたしてもルビィがご迷惑をおかけしてしまってすみません」

 

生徒会室に入って最初に言われた言葉が謝罪だった

 

「ルビィもごめんなさい渡辺さん」

 

ルビィちゃんもう良いのに

 

「あのもう済んだ事ですしルビィちゃんももう謝らなくても良いよ。ならルビィちゃん僕の事下の名前で呼んでよそれならルビィちゃんとももっと仲良く出来そうだし」

 

僕は一先ず思った事を言って2人に顔を上げてもらおうとした

 

「わかりました。えっとなら幸君で」

 

幸君そんな呼ばれ方したの始めてだ

 

「うんなら僕もルビィって呼ぶよ」

 

「うん‼︎」

 

ルビィが満面の笑みでそう言った

 

「ならこの際ですしわたくしの事もダイヤと呼び捨てにして下さい。後敬語も無しです。わたくしは幸人と呼びますわ」

 

「わかりま…分かったよダイヤ」

 

「よく出来ました」

 

そう言ってダイヤが僕の頭を撫でてきた

 

「あの〜」

 

「すいませんついルビィにやる感覚で」

 

頭を撫でられるなんていつ以来だろう

 

「それで今回来て頂いたのは幸人にお礼を兼ねて黒澤家に招待したいと思ったりからです」

 

えっ⁇招待

 

「今週の土曜日と日曜日は空いてますか」

 

「うん空いてるけど」

 

まさかこの流れ

 

「それは良かったですわ。実は幸人にお茶とお琴の見学をして貰おうと思っていたのです」

 

「あのもしかしなくても泊まりがけですよね」

 

僕がそう言うとダイヤが勿論ですわと答えた

 

「でもお姉ちゃんその日花丸ちゃんもお泊りに来るんだけど」

 

「そうなのですか?ですがもうお父様達にも伝えていますわ後は幸人が了承するかどうかですわ」

 

やる事が早いよダイヤこれは断れない

 

「わかった行くよ」

 

こうして僕が黒澤家に泊まりで向かう事が決まった

 

「へーそうな事があったんだ」

 

「うん」

 

所変わって今は曜姉ちゃんと晩ご飯の最中に今日放送で呼ばれた理由を伝えた

 

「それで僕今週の土曜日の朝から日曜日夜まで行って来るけど曜姉ちゃんは?」

 

「私も千歌ちゃんの家にお泊りに行くから心配ないよ」

 

そうなんだ千歌さんの家でお泊りか

 

「曜姉ちゃんお世話になるんだから何かもって行きなよ」

 

「わかってるわかってる」

 

そして晩ご飯を食べ終えお風呂から出たら電話が鳴ったあいては花陽最近多いな

 

「もしも『どうしよう幸人君音乃木坂学院無くなっちゃう』落ち着いて急にそんな事言われても分からないから」

 

花陽いきなり学校が無くなるなんて言われてもわけが分からないだけだよ

 

「それで簡単に纏めると生徒の入学志望者が少ないから廃校になりそうって事?」

 

『うんそうなんだ』

 

やっと理解出来た

 

「取り敢えず今日は遅いしこの続きはまた明日にして」

 

『うんごめんね幸人君おやすみ』

 

「おやすみ花陽」

 

そう言って電話を切って僕は寝た翌日起きたら凛からの電話とメールの数が凄かった。

 

そういえば浦の星も生徒数少なかったけど大丈夫なのかな?




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6話

花陽から音乃木坂学院の廃校を知った次の日

 

「おはようルビィ、花丸ちゃん」

 

「おはよう幸君」

 

「おはようずら幸人君いつのまにルビィちゃんと名前で呼びあうようになったずら?」

 

僕は昨日の放課後に放送で呼ばれた理由を話した

 

「その日は丸もルビィちゃんの家にお泊りに行くずら。幸人君も来るならよりいっそう楽しみずら後丸の事も呼び捨てで良いずら」

 

「わかったよ花丸」

 

そうこうしている間に先生が来て授業が始まった

 

授業が始まっても僕は上の空だった花陽と凛の通う学校が廃校か、後輩が居ない学校生活を送るのか

 

「おい渡辺聞いているのか‼︎」ヒュン

 

「痛っ」

 

先生が投げたチョークが顔に当たった

 

「渡辺今黒板に書いてある数式の答えを全て書け今の私の話を聞いていれば全て解けるはずだ」

 

「はい」

 

僕は先生に言われた通り黒板に書いてある数式の答えを全て書いた

 

「出来ました」

 

僕はそう言って席に戻った

 

「正解だ、実の事を言うと全ては解けず最後のは応用問題で難しくしておいたんだが」

 

先生はそう言うと問題の解説を開始した

 

「凄いずら幸人君でも授業中はちゃんと先生の話を聞かないとダメずらよ」

 

授業が終わった後花丸に軽く説教された

 

「幸君良かったら此処教えてくれないかな?さっきの授業でどうしても分からない所があって」

 

ルビィが分からない所があったらしいので答えの求め方を教えた後簡単な応用問題をした。

 

学校が終わり家でお昼ご飯を食べていると電話が鳴った。相手は凛か

 

『あっ幸人やっと出たにゃ‼︎昨日何度も電話したのに出ないなんて酷いにゃ‼︎』

 

やっぱりその事かと言うか

 

「凛は僕が寝る時間知ってるでしょ」

 

『勿論あっ、そうだったにゃ幸人は9時には寝ちゃうにゃ』

 

やっと思い出してくれたらしい

 

『ごめんにゃ幸人。凛が悪いのに怒ったりして、でも居ても立っても居られなかったんだにゃ』

 

確かに自分の学校が無くなるんだからそれもそうか凛には悪い事しちゃったかな

 

「うん花陽から聞いてた音乃木坂無くなるかもしれないんでしょ」

 

『かよちんから聞いてたのかにゃ⁉︎凛も何か出来ないかと思ってるんだけどなかなか良いのが思いつかないにゃ』

 

「それは花陽とも今日話し合うつもりだったし今日の20時からグループで電話しよ」

 

『わかったかよちんにも伝えとくにゃばいばーい』

 

「じゃあね」

 

そう言って電話を切った。

 

晩ご飯を作ってると曜姉ちゃんが帰ってきた

 

「ただいま幸人今日の晩ご飯は何」

 

「お帰り曜姉ちゃん今日はカレーだよ」

 

僕は入浴を終え部屋に戻ると電話が鳴った相手は勿論花陽と凛

 

『もしもし幸人君』

 

『もしもし幸人今日は寝る前にかけれたにゃ』

 

「2人共それで廃校の事色々考えたけどやっぱり僕が出来そうな事は何も無いよ」

 

『やっぱりそうだよね』

 

『残念だにゃ』

 

「でも2人なら何か出来るかもしれないいや何か出来るそんな気がするだから頑張って凛、花陽」

 

『うんわかったよ幸人君』

 

『わかったにゃ幸人』

 

そう言って僕は電話を切り眠りについた。




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7話

今日はダイヤとルビィの家に泊まりに行く日なので、今僕はルビィを待っている。

 

「幸君お待たせ」

 

「幸人君お待たせずら」

 

ルビィと花丸が走ってきた。ん花丸?

 

「花丸今日夕方にくるんじゃなかったの?」

 

「そのつもりだったずら、でも夕方まで待てなくなったからルビィちゃんと一緒に来たずら」

 

それでルビィの到着が遅れたのか

 

「じゃあ行こ幸君、花丸ちゃん」

 

「うん」

 

「ずら」

 

ルビィを先頭に僕はと花丸はダイヤの待つ黒澤家へと向かった

 

「着いたよ幸君」

 

「大きい」

 

「相変わらず大きいずら」

 

黒澤家に着いて思った事はとにかく大きいこんな家に泊まるんだ。

 

「ルビィおかえりなさいそして幸人それに花丸さんも、よくいらっしゃいました」

 

家の中からダイヤが出てきた

 

「あら幸人それは?」

 

ダイヤは僕の持っている袋が気になった様だ

 

「これ?家で作ってきたお菓子だよ手ぶらで行くわけにもいかないし」

 

「そうだったんだルビィはてっきり着替えだと思ってた」

 

「おらもずら」

 

僕はダイヤに袋を渡しその後僕の使う部屋に案内してもらった

 

「此処が貴方が使う部屋ですわ。お手洗いは此処の突き当たりの右に、浴室は左ですわ。他に何か聞きたい事はありますか?」

 

僕は無いと言った。お茶の稽古までまだ時間があるので部屋でゆっくりする事にした

 

「そろそろお茶の稽古の時間ですわ幸人行きますわよ」

 

ダイヤに言われ僕はお茶の稽古をする部屋へと向かった

 

「では、始めましょうか」

 

「うん」

 

僕とダイヤはお茶の稽古を始めた

 

「お茶の飲み方、お菓子とお茶の飲む順番までも知っていましたのは意外でしたどれも完璧ですわ。何処かでやった事があるんですの?」

 

「東京に居る僕の叔母さんが凄く礼儀や作法に厳しくてきちんとした食べ方をしないとおやつをくれなかったんだそれで」

 

本当に厳しかった。お陰でダイヤには褒められたけど

 

「ですが、できて困る物ではありませんわ」

 

そう言ってダイヤは立ち上がり着物を着替えに行った

 

「幸人君一緒に遊ぶずら」

 

「ダメだよ花丸ちゃんまだお稽古の途中だったらあれ?幸君お姉ちゃんは?」

 

どうやらルビィはまだ稽古の途中だと思った様だ

 

「ついさっき終わったよ」

 

僕はそう言って立ち上がった

 

「ならルビィのお部屋で一緒に遊ぼ」

 

「うん、そうしよっか」

 

そう言って僕はルビィの部屋に向かって歩いて行った。一頻り遊んだ後夕食の準備ができたらしいのでルビィに案内してもらいつつ食堂に向かった。

 

「でもまさかお風呂がここまで大きいとは思わなかったよ」

 

食事の後今は入浴をしていると扉の向こうに人影があった。

 

誰だろう?

 

「お姉ちゃん入るよ」

 

この声まさかルビィおかしいダイヤに言われた通り入浴中の立て札を掛けて置いたのに

 

「待ってルビィ」

 

「えっその声幸君‼︎」

 

僕が声を出したのと同時にはルビィが扉を開けたまずいルビィは顔を赤くしていきついには茹でタコの様に赤くなった

 

「ぴぎゃぁぁぁぁ!!!?」

 

そんな悲鳴をあげてルビィは気絶した。

 

ルビィの悲鳴を聞いて浴室に来たダイヤにドア越しで事情を説明し気絶したルビィをダイヤに運んでもらった後誰も居なくなったのを確認してから服を着て自分の部屋に向かった。




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8話

浴室での事から30分くらい経った時僕の使う部屋の扉がノックされた

 

「幸人君少しお話ししたいから入って良いずら?」

 

「うん良いよ」

 

僕はまだ赤い顔を隠しながら花丸を部屋に入れた

 

「ん?幸人君顔が赤いずら」

 

「なんでも無いよ花丸」

 

そうずらか?と言って花丸は僕の隣に座った時に髪が肩にあたってある事に気付いた

 

「花丸まだ髪少し濡れてるけどドライヤーした?」

 

「してないずら」

 

さも当然だと言わんばかりにそう答えた

 

「花丸まだ髪乾ききってないからちゃんとドライヤーしてそれから廊下に水滴が落ちてないか観て」

 

僕がそう言うと花丸は歩いてきた道を辿り水滴が落ちてないか確認しに行き僕はドライヤーを準備した

 

「廊下に水滴は落ちてなかったずら」

 

「ならドライヤーしてそうしないと次の日髪の寝癖が凄いことになってるから」

 

僕はそう言って花丸にドライヤーを渡した

 

「これがドライヤー始めて見たずら」

 

ここで花丸の言葉に耳を疑った

 

「花丸さっきのドライヤーを始めて見たって嘘だよね」

 

花丸は首を左右に振った

 

「ならドライヤーの使い方も」

 

「知らないずら」

 

花丸がそう答えたので僕はどうしたものかと考えある案が思いついた

 

「花丸さえ良かったらだけどドライヤー僕がやろうか?」

 

「丸は使い方がわからないからお願いするずら」

 

花丸はそう言って僕にドライヤーを渡し後ろ向きに座った

 

「じゃあ始めるよ」

 

僕は花丸の髪にドライヤーを当てた

 

「気持ちいいずら」

 

「そう良かった自分でやるのと人にやるのとは違うから上手くできるかどうか心配だったんだ」

 

「本当に気持ちいいずらよそれにしても幸人君上手いずらねなんだか眠くなってきたずら」

 

花丸はそう言ってあくびをした

 

「はい終わったよ花丸」

 

「もう限界ずらおやすみなさいずら」

 

花丸がそう言って寝転んだ

 

「花丸ここで寝ないで」

 

「」スースー

 

すでに寝息を立て寝ていた。てゆうか僕が膝枕してるけど普通逆じゃないの

 

「幸君花丸ちゃん居…ごめんなさい」

 

ルビィが扉を開けたがすぐに閉めようとしたので僕はルビィの手を掴んだ

 

「ルビィ、君は勘違いをしているこれには事情があるんだ」

 

僕はルビィにこの状況に至るまでの経由を話した

 

「そうなんだ花丸ちゃんそんなに気持ち良かったんだね」

 

事情を話しなんとか誤解を解いた

 

「ルビィもう部屋には布団敷いてる?」

 

「うん。ルビィがお風呂に入ってるうちにお姉ちゃんが敷いてくれたんだ。」

 

布団が敷いてあるなら後は花丸を部屋に運ぶだけだ

 

「なら花丸を部屋に運ぶけどルビィは何か用事があったの?」

 

「うんお風呂での事なんだけどルビィ時々お姉ちゃんと入ってるからお姉ちゃんだと思って入っちゃたんだごめんね幸君」

 

そう言ってルビィは頭を下げた

 

「そんなに気にしなくても良いんだけど無理だよね?」

 

ルビィが顔を赤くして頷いた。まだ頭から離れない様だ

 

「取り敢えず花丸を部屋に運ぶから手伝って」

 

「うん、わかった」

 

その後ルビィの部屋に花丸を寝かせ僕は部屋に戻って寝た。次の日朝起きると何故か花丸が僕の隣で寝ていた。何があったの‼︎




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9話

僕はいつもより早く目が覚めたその理由は今もなを僕の隣で眠り続けている花丸のせいだ取り敢えず起こしてどうしてこうなったのか聞かないと

 

「花丸起きて」

 

「幸人君これは丸のケーキずら」

 

まだ夢の中にいるらしい少し強引だけど僕はそう思ったがこれ以上このままだとまずい気がしたので空いている手で花丸の顔に枕を押し付けた

 

「‼︎」

 

しばらくすると花丸は手足を動かし苦しみ出した所で僕は枕を花丸から離した

 

「はっ‼︎生きてるずら」

 

どんな夢を見てたんだろう

 

「花丸どんな夢を見てたの?」

 

「幸人君‼︎聞いて欲しいずら、丸が幸人君とケーキを食べてたら大きな地震がきてその後津波がきて溺れちゃった所で目が覚めたずら」

 

なるほど苦しんでいたのは津波溺れたからか

 

「そういえば花丸はどうして僕の隣で寝てたの?何か覚えてる事がある?」

 

僕が一番気になって仕方ない事を花丸に聞いた

 

「えっと、昨日の夜中にトイレに行ってそれから部屋に入って寝たずら」

 

それが僕の部屋だったとそういう事か

 

「それより丸はまだ眠いずら」

 

花丸はそう言ってあくびをした。

 

「ならルビィの部屋まで送るから今度はちゃんとルビィの部屋で寝てね」

 

「わかっ…たずら」

 

花丸はウトウトしながらもそう言って立ち上がった僕は花丸に肩を貸してルビィの部屋に花丸を送って部屋の扉を開け花丸が入ったのを確認した後扉を閉めた

 

「ふーんそうな事があったんだ大変だったね幸人君」

 

僕は果南さんと昨日と今日の朝あった事を話しながらランニングをしていた

 

「本当に大変でしたよ」

 

「幸人君も男の子だしね」

 

「そう言う意味じゃありません」

 

僕は少しペースを上げながらそう言った

 

「それじゃあまた明日ね幸人君」

 

「はいまた明日果南さん」

 

僕は果南さんと別れ黒澤家に戻った

 

「あら幸人どこに行ってたんですの、部屋に行っても居なかったので心配いたしましたわ」

 

黒澤家に戻るとダイヤからのお説教が待っていたまあ何も言わずに出て行った僕が悪いんだけど

 

「それならそうと言って下さい心配してそんしましたわ」

 

「ごめんなさい」

 

僕はそう言って食堂へと足を運んだ

 

「今日の朝食は卵かけご飯にお味噌汁そしてベーコンと野菜ですわ」

 

「あのこれも言い忘れてたんですけど僕卵アレルギーで生の卵はダメなんだ」

 

「だからそういう事は早く言って下さい困りましたわね」

 

ダイヤが少し困った顔をしている

 

「あの厨房だけ貸してくれれば後は自分で何とかするから」

 

「分かりましたわ厨房をお貸ししましょうですがくれぐれも火の取り扱い方には気をつけて下さいねそして包丁を使うなら怪我には気をつけてお鍋を使った際は炊事場に置いて下さい後で片付けますわ」

 

ダイヤはそう言って僕を厨房に案内してくれた

 

「これ材料なら焼き飯が良いかな」

 

僕はそう言って調理に取り掛かった

 

「戻ったよ」

 

僕はスプーンを持って食堂へ戻った

 

「あら幸人他の材料は使わなかったのですか?」

 

「うん、僕だけ材料を追加して食べるのは気が進まなくて」

 

「そうですの?とにかく早く食べましょうか花丸さんがもう待てない様ですし」

 

ダイヤがそう言ったので僕は席に戻って朝食を食べた

 

「ではお琴の稽古に参りましょうか」

 

「そうだね」

 

僕はダイヤの後に続き琴の稽古をする部屋に向かった

 

「始めてにしては上手く出来ていましたわ」

 

「そう言ってくれると嬉しいよ」

 

僕はダイヤに教えて貰いながら琴を弾いたがあまり上手く出来たとは思えなかったやっぱりアレとは違うか

 

「そう言えばそろそろお昼の時間ですわルビィと花丸さんを呼んで食堂まで来て下さい」

 

「分かったよ」

 

僕はダイヤに言われた通りルビィと花丸を部屋に呼びに行った後食堂へと足を運んだ

 

「そう言えばお姉ちゃん、幸君ルビィねさっき花丸ちゃんと一緒にダイビングショップに行こうって話してたんだけどお姉ちゃんと幸君も一緒に行く?」

 

ダイビングショップと言う事は果南さんの働いてる所か

 

「わたくしはまだやる事があるので幸人と楽しんで来て下さい」

 

ダイヤはまだやる事があるらしいのでダイビングショップには僕とルビィと花丸で向かった。

 

ダイビングショップに着くとそこには曜姉ちゃんと千歌さん、果南さんともう1人知らない人が居た。




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10話

連続投稿


僕がダイビングショップに着くとそこに曜姉ちゃん達が居た

 

「曜姉ちゃん、千歌さん⁉︎どうして此処にそれに後ろの人は」

 

「あっ幸人君紹介するね東京の音乃木坂学院から転校してきた桜内梨子ちゃん」

 

桜内と呼ばれた人が一歩前に出て僕の前に立った

 

「桜内梨子ですよろしくね。えっと名前は?」

 

「僕の名前は渡辺幸人です。よろしくお願いします桜内さん」

 

僕はそう桜内さんに自己紹介をした

 

「よろしくね幸人君えっとそれで後ろの人は」

 

僕の後ろに居る花丸とルビィはまだ桜内さんに自己紹介をしていない

 

「おらは国木田花丸ですよろしくお願いしますずら」

 

「くっ黒澤ルビィです」

 

ルビィは花丸の後ろに隠れて自己紹介をした

 

「あの私黒澤さんに何かしたかしら?」

 

桜内さんはルビィが怯えている理由を聞いてきた

 

「ルビィは人見知りで別に桜内さんが怖いわけじゃないので安心して下さい」

 

僕がそう言うと桜内さんはほっと胸を撫で下ろした

 

「そう言えば幸人達はどうして此処に来たの?確か生徒会長の家でお泊りで今日はお琴?の稽古をするって言ってよね?」

 

「それは今日の稽古は早く終わって、その後ルビィと花丸にダイビングショップに行こうって誘われたから一緒に来たんだよ」

 

曜姉ちゃんの質問に対して僕はそう答えた

 

「じゃあ早速着替えに行こっかあっ幸人君覗いちゃダメだよ」

 

果南さんはイタズラじみた顔でそう言った

 

「覗きません」

 

僕は顔を赤くしてそう言った。

 

僕は水着に着替え船上からパーカーを着て船に向かった

 

「あっ幸人君来た」

 

千歌さんがそう言って手を振った

 

「幸人君そのパーカー凄い似合ってるずら」

 

「やっぱ私の見立てに間違いはなかったよ凄く似合ってるよ幸人」

 

ん?曜姉ちゃんの見立てっよく見るとこれ女物のパーカーじゃん

 

「曜姉ちゃんこれ分かってて渡したよでしょ」

 

「いやー久しぶりだねーこんな風に幸人をからかうのも」

 

「もーからかわないでよ曜姉ちゃん」

 

目的の場所に着くまで船の上でこんな話があった

 

「じゃあ行こ曜ちゃん、梨子ちゃん」

 

「僕達も行こっか花丸、ルビィ」

 

「幸人君達は私の目の届く範囲でね。」

 

果南さんにそう言われたのでそうする事にした

 

「花丸大丈夫?」

 

「ダイビングがこんなに体力を使うものだったなんて知らなかったずら」

 

ダイビングを始めて数分花丸が体力が切れてダウンしたのでルビィと潜る事にした。

 

「幸君は大丈夫なの?」

 

「うん、朝居なかった理由なんだけど毎日あの時間はランニングしてるからなんだ」

 

その後ルビィの体力も限界になったので果南さんの所に戻り千歌さん達が戻るのを待った。

 

千歌さん達も戻って来たのでその日は解散し曜ちゃんと家に帰って夕食を食べ入浴をした後ダイビングをした疲れの為かいつもより早く眠りについた。




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11話

僕は学校が終わったので曜姉ちゃんのクラスに向かっている

 

「あっ幸人君あのね詞って?」

 

「歌詞の事だと思いますけど、詞がどうしたんですか?」

 

曜ちゃんのクラスに着いた途端に千歌さんが聞いて来たので僕はそう答えた

 

「幸人来たんだ、梨子ちゃんが曲作りに協力してくれるんだけどね詞が出来てなくて」

 

それで千歌さんが詞の事を聞いて来たのか。その後僕は千歌さん達と一緒に千歌さんの家に向かったのは良いものの桜内さんが家の前で立ち止まったその視線の先を見ると大きな犬がいた

 

「桜内さんもしかして犬苦手ですか?」

 

僕は桜内さんにそう聞いた

 

「ええ少し苦手かしら」

 

桜内さんは僕の後ろに隠れながらそう言った。本当に少しかな?

 

「ワンッ‼︎」

 

「‼︎」

 

犬が吠えた途端桜内さんは僕の服を引っ張りながら家の中に入って行った

 

「苦しかった」

 

「ごめんなさい幸人君」

 

桜内さんが何度も謝って来たのでもう十分ですよと答え千歌さんの部屋に向かった。先に行った千歌さんと曜姉ちゃんは歌 作詞を始めてらのかな?

 

「酷すぎるよせっかく志満姉が東京で買って来てくれた限定プリンなのにそう思わない?」

 

僕と桜内さんが千歌さんの部屋に入ると千歌さんが曜姉ちゃんにそんな事を聞いていた

 

「そんな事より作詞を」

 

「いつまでも取っておくのが悪いんですー」

 

美渡さん子供ですか

 

「うるさい」

 

千歌さんはそう言って抱えていた伊勢海老のぬいぐるみを美渡さんに投げたがそれは桜内さんに当たり美渡さんの投げた浮き輪もまた桜内さんの元に向かった桜内さんは扉の前まで行き

 

「失礼します」

 

とそう言って扉を閉め作詞を始めようとしたが今度は千歌さんが曜姉ちゃんのスマホがかわっている事に気づき話が脱線していたので桜内さんも流石に怒ったのか

 

「始めるわよ」

 

「「はい」」

 

有無を言わさない雰囲気でそう言った所でようやく作詞が開始された。

 

「うーんダメだいいのが浮かばない」

 

千歌さんが卓袱台にうつ伏せになりながらそう言った

 

「やっぱり恋の歌は無理なんじゃない?」

 

「嫌だ、絶対に恋の歌が良いの」

 

桜内さんの指摘に千歌さんは強くそう言った

 

「でも恋愛経験ないんでしょ?」

 

「何で決めつけるの」

 

でも曜ちゃんが言うには恋愛経験無いですよね千歌さん

 

「あるの?」

 

「無いけど」

 

やっぱりなかったんですね

 

「幸人君何か良いの無い」

 

「えっと、今の千歌さんのスクールアイドルへの気持ちを歌詞にして書くとかどうですか?」

 

僕は苦し紛れにそう答えると千歌さんは目を輝かせた

 

「そうそれだよ、ありがとう幸人君」

 

えっ?本気にしたんですか

 

「それならいくらでも書けるよ」

 

そう言って千歌さんは歌詞を書き始めた

 

「そう言えば幸人君私の事も梨子で良いわよ」

 

「わかりました梨子さん」

 

僕は梨子さんにそう答えた

 

「それでバイオリンはもうしないの?」

 

「えっと、どこで知ったんですか?」

 

「ネットよそれでもうしないの?」

 

「いえ、バイオリンは続けてます。でも大勢の前で演奏するのは最近はあまりしてないですかね」

 

その後千歌さんの歌詞が完成して時間を見ると最後のバスが終わっていたので美渡さんに軽トラで送ってもらった。




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12話

『一年渡辺幸人さん至急理事長室まで来てください繰り返します』

 

朝学校に来て花丸もルビィもまだ来てなかったので読書をしているとそんな放送が聞こえた。

 

「ダイヤが理事長は今居ないって言ってたのにまあ呼ばれたんだし行こっと」

 

僕はそう言って理事長室に向かった。

 

理事長室に着くと既に中に人が居る様なのでノックをした

 

「えっと渡辺幸人です放送で呼ばれて来たんでんですけど」

 

僕がそう言って入ると中には千歌さんに曜姉ちゃんそれに梨子さんさらにはダイヤと金髪の女性って言うか此処に居る筈のない鞠莉さんが居た

 

「鞠莉さんどうして此処にそれに曜姉ちゃん達にダイヤも」

 

「わたくしは鞠莉さんが理事長だと言う事を聞いてどうゆう事なのかを聞きに来たのですわ。それよりも、わたくしは幸人と鞠莉さんが知り合いだと言う事に驚いていますわ。」

 

「私達は朝練習してたらヘリに乗って理事長が来て。それより私も気になるよ幸人と理事長が何で知り合いなのか」

 

ヘリで登場って何やってるんですか鞠莉さん

 

「幸人は私の彼氏よ」

 

うわぁ、あれ鞠莉さん絶対ダイヤや曜姉ちゃん達の反応を見て楽しもうとしてる。

 

「「「「なっ‼︎」」」」

 

ダイヤが顔を赤くする

 

「本当ですの鞠莉さん‼︎」

 

「本当なの幸人‼︎」

 

ダイヤが鞠莉さんに曜姉ちゃんは僕に聞いてきた

 

「It's joke!」

 

「そうだよ曜姉ちゃんそれに鞠さんとは2年前に少し会っただけで彼氏なんかじゃ無いよ」

 

曜姉ちゃんがジト目でこちらを見て梨子さんは考え事をしている。たぶん2年前と言う事で僕が人前であまりバイオリンを弾かなくなったのと関係があるのかと考えているのかな?

 

「それとダイヤ久しぶり!」

 

相変わらず切り替えが早いですね

 

「ずいぶん大きくなって」

 

「触らないでいただけます?」

 

ダイヤが少し怒っているかの様な言い方をする

 

「胸は相変わらずねぇ」

 

「やかましい!…ですわ」

 

ダイヤは顔を赤くしてそう言った。それと鞠莉さん、そういうことは他でやって下さい

 

「It's joke!」

 

「まったく一年の時にいなくなったと思えばこんな時に戻ってくるなんて、一体どういうつもりですの?」

 

「シャイニー!」バサッ

 

答えになって無いですよ鞠莉さん

 

「人の話を聞かない癖は相変わらずのようですわね!」ガシッ

 

ダイヤが鞠莉さんのネクタイを掴みそう言った

 

「It's joke」

 

「とにかく高校三年生が理事長なんて冗談にもほどがありますわ!」

 

「そっちはジョークじゃないのよね」

 

「は?」

 

鞠莉さんは一枚の紙を取り出した

 

「私のホーム小原家の学校への寄付は相当な額なの」バサッ

 

「うそ…!」

 

「そんな!なんで!」

 

まぁ鞠莉さんの事だから多分スクールアイドル関係だろうけど

 

「実はこの浦の星にスクールアイドルが誕生したという噂を聞いてね」

 

やっぱりそうだったんですね

 

「まさかそれで?」

 

「それだけではないわよ幸人貴方の事「鞠莉さん僕が大勢の前でバイオリンを弾かないのはあの事が理由じゃありませんから気にしないで下さい」わかったわ幸人」

 

鞠莉さんの言葉を僕は強く遮った。

 

「「「あの事?」」」

 

梨子さん以外の人が疑問符を浮かべ梨子さんは何かあったと確信した様な顔をしている

 

「まぁ、スクールアイドルの応援しにきたという方向も間違いではないはね」

 

「本当ですか!?」

 

千歌さんが嬉しそうに言った

 

「Yes!このマリーが来たからには心配ありません!デビューライブは秋葉ドゥームを用意してみたわ」

 

「そんな!いきなり」

 

鞠莉さんの事だからさっきと同じで嘘だと思うけど

 

「It's joke」

 

ほらやっぱり嘘だった

 

「ジョークの為にわざわざそんな物を用意しないで下さい」

 

「実際には、ついて来て」

 

どこに行くんだろう?

 

「幸人貴方もよ」

 

僕も?鞠莉さんについて行って到着したのは体育館?

 

「ここで?」

 

「はい。ここを満員にできたら人数に関わらず部として承認してあげますよ?」

 

鞠莉さん多分この体育館学校の全生徒集めても満員にならないんですけど?

 

「本当!?」

 

「部費も使えるしね!」

 

「待って、もし満員に出来なければ?」

 

梨子さんが最もな疑問をぶつけた

 

「その時は解散してもらうしかないそう言う事ですよね鞠莉さん」

 

「Yes!流石幸人話しが早くて助かるわ」

 

いや話の流れで大体わかってたけどね

 

「え⁉︎そんなぁ」

 

見るからに残念そうな顔してそう言う千歌さん

 

「嫌なら断ってもらっても結構ですけど?どうします?」

 

「どうって」

 

「此処結構広いよね?やめる?」

 

普通なら断ってるでも

 

「やるしかないよ!他に手がある訳じゃないんだし!」

 

千歌さん本気でやる気だ。よし

 

「千歌さん、僕にも手伝わせて下さい」

 

僕も出来る限り手伝おう

 

「うんよろしくね幸人君」

 

千歌さんが笑顔でそう言った

 

「オーケイ行うって事でいいのね?それでは頑張って下さいね!」

 

鞠莉さんはそう言って体育館を後にした

 

「よしっ!幸人君も手伝ってくれるらしいし!チカの家に行こう!!」

 

「ヨーソロー!」

 

この状況で水を差す様で悪いけど聞いてみよ

 

「あの千歌さん、曜姉ちゃん、梨子さんもですけど?」

 

「「「なに?」」」

 

もしかして気づいてないのかな

 

「皆さんも気づいてるかもしれないですけど鞠莉さんが言った条件この学校の生徒だけじゃ無理だと思うんですけど?」

 

「うそ」

 

「もしかして鞠莉さんそれ分かってて」

 

気づいてなかったんですね皆さん。




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13話

ついに鞠莉さんとの約束のライブの日が来た。スクールアイドルのグループ名はAqoursらしいそして僕は今学校には居らず駅で人を待っている

 

「あっ居たにゃ幸人」

 

「お待たせ幸人君」

 

そう凛と花陽を待って居た

 

「いや、凛も花陽もわざわざ東京から来てくれてありがと」

 

そう言って僕は凛と花陽と一緒に浦の星女学院に向かった

 

「そう言えば先週の日曜日音乃木坂で新しいスクールアイドルが出来たらしいね」

 

僕は花陽にそう言った

 

「うん、そうなんだ‼︎わたし感動しちゃったよ歌もダンスも凄く良かったしそれに」

 

花陽の音乃木坂のスクールアイドル確かμ’sだったかな?その時のライブでの話を始めたこうなった花陽は中々止まらないから気がすむまでやらせておこう

 

「花陽それに凛此処が浦の星女学院だよ。後花陽着いたからその話はまた後でね」

 

僕が花陽の肩に手を置くと花陽がいつもの調子に戻った

 

「やっぱり花陽スクールアイドルの事になると結構印象変わるね」

 

「凛はこっちのかよちんも好きだよ」

 

そんな話をしながら体育館に向かった一雨来るかな?

 

「あっ幸人君来たよ。あれ!曜ちゃん幸人君が女の子を2人も連れて来たよ」

 

千歌さんがそう叫ぶと曜姉ちゃんが来た

 

「本当だ。私は幸人の姉の渡辺曜だよ、よろしく。君たちが幸人の幼馴染の凛ちゃんと花陽ちゃんだね幸人から話は聞いてるよ」

 

「私は高海千歌よろしくね」

 

「桜内梨子よ、よろしく」

 

曜姉ちゃん達がそれぞれ自己紹介をした。

 

「小泉花陽です。幸人君とは小学2年生からの幼馴染です」

 

「星空凛よろしくにゃ。幸人とは幼稚園の年長の時からの幼馴染にゃ」

 

凛と花陽も自己紹介をした所で千歌さん達は控え室に戻った

 

ライブの始まる時間になった集まった人はうちの生徒数名と2人。

そこには千歌さんのクラスメイト、鞠莉さん、ルビィと花丸、変装した怪しい人、そして僕と花陽そして凛だけだった

 

「やっぱり、ダメかな」

 

全く無名のスクールアイドル当然といえば当然だだった。でも、今回はそこで終わらせてはいけなかった。鞠莉さんから出された条件をクリアしないとここで解散してしまう。つまり、この状況はそういうことになる。

 

そして、ステージの幕が開いた。ステージ上には手を繋いで、目を瞑った千歌さん達が立っていた。小さな拍手が微かに響き、千歌さんはゆっくり目を開く

 

「え?」

 

きっと千歌さんはもっと多くの人がいて、そんな中でキラキラ輝いて踊りたかったけど、現実はそう上手くはいかない。梨子さんと曜姉ちゃんも体育館を見渡し、暗い表情で落ち込んでいる。すると、千歌さんは一歩踏み出した。

 

「私たちは!スクールアイドル!せーの!」

 

そんな千歌さんにつられて曜姉ちゃんと梨子さんも一歩前に出てきた。

 

「Aqoursです!」

 

「私達はその輝きと」

 

「諦めない気持ちと」

 

「信じる気持ちに憧れ、スクールアイドルを始めました。聴いてください!」

 

千歌さんの声を合図に曲が流れ始めた。花陽も目を輝かせながら見ているし僕も今の千歌さん達の姿が凄く輝いて見えている。

  

曲は順調に進んでいきミスも今の所はない人は少ないが、千歌さん達の歌声がしっかりと響く。サビに入ろうとした時アクシデントが発生した。

 

いきなりの落雷のせいで停電してしまい暗いステージが残された。曜姉ちゃんと梨子さんは千歌さんを見て不安気に立ち尽くしている。千歌さんも今の状況で言葉を無くしている。

 

僕に今出来る事は無いかと考えていたら体育館の扉が勢いよく開き、光が差し込んだ。

 

「バカチカ!あんた開始時間、間違えたでしょ!」

 

この声は美渡さん!?

 

僕は美渡さんの元に向かった

 

「美渡さん!」

 

「おっ、幸人じゃん。」

 

そうじゃなくて

 

「いや来る時間遅くないですか?」

 

「千歌の奴が開始時間を間違えてたの。外を見てみ?みんな、来てくれたよ」

 

美渡さんに言われた通り、外を見るとそこには沢山の車と沼津の高校生が大勢いた。この光景に僕は言葉をなくす。そして、体育館に光が戻った。電気が復旧したのだろう。

 

この体育館に入り切らない程の観客。みんなこのAqoursを見に来てくれた。

 

千歌さんの声で曲が再開した。何度も練習して来たステップに、何度も歌った歌詞。それが今歌になって完成している。

 

曲が終わり、暫くの静寂。ステージにいる千歌さん達は肩で息をしながら、やり遂げた顔をしている。また、歓声が湧き、拍手が鳴り響いた。曲は上手く行かなかったしまだ完璧でもない。それでも輝いてた。このライブは成功した。

 

観客の波を突っ切って行くダイヤが観客の先頭に立ち、ステージ上の3人を睨む。

 

「これは今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意があっての成功よ。勘違いしないように」

 

ダイヤの言った事は変えようの無い事実でもわざわざ威圧するように言わなくてもいいんじゃ

 

「分かってます!」

 

千歌さんは全く怯むことなく言葉を返す。

 

「でも、でもただ見てるだけじゃ始まらないって!上手く言えないけど今しかない瞬間だからだから!」

 

千歌さん達は手を取ってこう言った。

 

「「「輝きたい!」」」

  

外を見ると雨は止み雲の切れ間から青空と太陽の光が差し込んでいた。

 

「皆さんライブ凄く良かったです私感動しちゃいました」

 

「凛もにゃ」

 

ライブも終わり花陽と凛も帰る時間になった

 

「凛ちゃんも花陽ちゃんも今日は来てくれてありがとね」

 

「ほら凛、花陽早くしないと電車行っちゃうよ」

 

僕のこの声に花陽と凛は急いで電車に乗り込んだ

 

「今度は夏休みに遊びに行くよ」

 

「待ってるよ幸人君」

 

「まってるにゃ幸人」

 

凛と花陽の言葉を後に電車の扉が閉まり出発した。

 

「よし、これでスクールアイドル部結成だよ」

 

そう鞠莉さんの条件を満たしたのでスクールアイドル部が人数に関わらず設立される

 

「やったね千歌ちゃん」

 

「うん曜ちゃんや梨子ちゃんそれに幸人君のおかげだよ本当にありがとう」

 

そう言って千歌さんが曜姉ちゃんと梨子さんに抱きついた

 

「幸人君もおいでよ」

 

千歌さんが手招きをしている

 

「あの千歌さん忘れてるかもしれないですけど僕の手伝いこれで終わりですよ」

 

「そうなの‼︎」

 

千歌さんやっぱり忘れてたんですね

 

「僕が手伝うのは今回だけですよ」

 

「そんなー」

 

千歌さんが残念そうな声でそう言う

 

「こればっかりは仕方無いよ千歌ちゃん幸人にも事情があるんだし」

 

「そうよ千歌ちゃん」

 

曜姉ちゃんと梨子さんが千歌さんにそう言う

 

「でも、部室の掃除なら手伝いますよ。そう言うの力仕事があるかも知れないですし」

 

「ありがとう幸人君」

 

そう言って千歌さんが抱きついて来た

 

「なら放課後部室前に集合した後部室に入ろう」

 

そう言ってその場は解散となった




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14話

「失礼します」

 

僕は学校に早めに来て生徒会室に入った

 

「幸人何か用ですの?」

 

生徒会室ではダイヤだけが居た

 

「あの放課後の音楽室の使用許可をもらいたいんだけど」

 

「音楽室?構いませんわ、ですが何の目的で使用するか理由を説明してもらってもよろしいでしょうか」

 

「今背負ってる物の練習がしたいんだそれでどうかな?」

 

僕はダイヤにそう聞くと

 

「良いんじゃない?」

 

扉越しで聞いていたのか鞠莉さんが生徒会室に入ってきた

 

「もともとそのつもりですわ」

 

「じゃあ「ですが」何か条件があるの?」

 

ダイヤが僕の言葉に付け足すかのようにこう言った

 

「今日の放課後の音楽室での練習でわたくしが納得できる演奏ができれば音楽室での練習を許可しますわ」

 

「今日の放課後は千歌さん達の部室の掃除を手伝うと言ってあるので明日になると思います」

 

僕がそう言うとダイヤがわかりましたと言ったので生徒会室から出てた

 

「朝早くに家を出たのは生徒会長に音楽室の使用許可を取りに行く為だったんだ」

 

「うん、そうなんだ」

 

学校の授業が終わり放課後僕は曜姉ちゃんと話しながらスクールアイドル部の部室へと向かった

 

「あっ曜ちゃんに幸人君来たんだ」

 

僕と曜姉ちゃんが部室の前に着いた時には既に千歌さんがいた

 

「スクールアイドル部?千歌さんまた部の漢字間違えて書いてますよ」

 

「本当だありがと幸人君」

 

千歌さんはマジックで部の漢字を書き直した

 

「お待たせ」

 

そこで梨子さんも来たのでスクールアイドル部の部室に入った

 

「「「「うわー」」」」

 

部室の中は本当にぐちゃぐちゃだった

 

「片付けて使えって言われてだけど」

 

「これ全部なの」

 

ずっと使われてないだけあるかな本なんかも埃だらけだ

 

「この本は学校の備品みたいですよ」

 

「本当だ」

 

この部室の中の本を全部調べた所ほとんどがこの学校の備品だった

 

「それにしても本の量が多いですね。よいしょ」

 

僕は本を何冊か持ってそう言った

 

「そうね、少しずつ図書室に返しに行きましょ」

 

「そうだねっと」

 

曜姉ちゃん達もそう言って図書室に向かった

 

「花丸いる?」

 

僕は図書室に入ってそう言った

 

「幸人君どうしたずらその本」

 

「この学校の備品みたいだから部室から持って来たんだ」

 

僕の代わりに千歌さんがそう答えた

 

「確かにそうずらね。戻しておくから部室に戻って良いずらよ」

 

「花丸本の整理手伝うよ、千歌さん達は先に戻って掃除の続きをお願いします。」

 

僕がそう言うと千歌さん達は部室の掃除に戻った

 

「ありがとうずら幸人君」

 

「良いよこれくらいそれにいつまでも千歌さん達が居たらルビィも出て来づらいだろうし」

 

少し離れた所でルビィが隠れていた

 

「幸人君気づいてたずら」

 

「まあ髪の毛が少し出てたし」

 

「ルビィも手伝うよ幸君、花丸ちゃん」

 

僕とルビィと花丸で本を元の場所に戻して僕は部室に戻り掃除を再開した。

 

翌日の朝いつものように果南さんとランニングをしているとしたの方に曜姉ちゃん達がいた

 

「あれ?曜姉ちゃん」

 

「千歌」

 

僕と果南さんは曜姉ちゃん達に近づいた

 

「果南ちゃんに幸人君」

 

千歌さんも僕と果南さんに気づいた

 

「もしかして上まで走ってきたの?」

 

「うん、そうだけど」

 

「日課だしね」

 

その事に梨子さんが驚いた

 

「千歌達こそどうしたの急に」

 

「鍛えなくっちゃって、ほらスクールアイドルで」

 

「そっか」

 

果南さんは視線を外しそう答えた

 

「頑張んなよじゃあ店開けないといけないから。」

 

「果南さん約束忘れてますよ。曜姉ちゃん達も頑張ってね」

 

そう言って僕は果南さんを追いかけた。




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15話

曜姉ちゃん達と別れた後果南さんにようやく追い着いたのはダイビングショップの近くでドリンクを買って待っていてくれた。

 

「ごめんね幸人君、でもこんな所まで追いかけて来るなんて思わなかったよ」

 

「そうですか?」

 

僕は果南さんからドリンクを受け取り一口飲んでからそう言った

 

「そうだよドリンクを奢ってもらう為だけにここまで来るなんて私だったら絶対行かないよ学校にも遅れるかもしれないし」

 

確かにそうかもしれない

 

「でも、来たかいはありましたよ」

 

「それもそっか」

 

その会話を最後にして僕は学校に向かった。

 

「おはようルビィ、花丸」

 

「おはよう幸君」

 

「おはようずら幸人君」

 

僕はルビィと花丸に挨拶をした

 

「今日体育の授業あるけどルビィと花丸は大丈夫なの?」

 

「ルビィはちょと自信ないかな運動苦手だし」

 

「丸も体力が持つか心配ずら」

 

ルビィと花丸はそう言った

 

「幸人君は大丈夫ずら?」

 

「僕は毎日ランニングしてるから体力には自信があるよ。運動も別に苦手じゃないし」

 

僕がそう言った所で先生が来た。

 

「じゃあ2人か3人組のグループになって」

 

体育の先生がそう言ったのと同時に僕の所にルビィと花丸が来た

 

「幸人君おねがいずら」

 

「幸君おねがい」

 

「わかったよルビィ、花丸一緒のグループね」

 

ルビィと花丸はほっとしている

 

「じゃあこれから授業を始めるが、今日は一回目の授業だし何かやりたい事がある人は挙手を」

 

僕は特にしたい事が無いので手を挙げなかったがそれはみんな同じなのか誰も手を挙げていなかった

 

「何も無いかなら提案なんだが、渡辺ちょっと来てくれ」

 

僕は疑問に思いながらも先生の元へ向かった。この時もう少し考えるべきであったと後悔する事になるとも知らずに

 

「これからここに居る全員でどんな方法を使っても良いので渡辺からこのボールを奪えそしてボールを取った者は渡辺に1つ命令又はお願いを聞いてもらえるどうだ?面白そうだろ」

 

そんな事を言い出した

 

「えっ」

 

「先生僕そんなの聞いてないですよ‼︎」

 

「当たり前だろ今決めたんだから」

 

先生はそう言って僕にボールを渡してきた

 

「僕の意思は」

 

「そうだなこれに参加しなけれは今後体育の実技の点数を最低点にする。参加すればそれ相応の点をやろう」

 

それって職権乱用じゃないですか?

 

「では始め」

 

先生のその言葉を合図に全員がボールを取りに来た

 

「先生範囲は?そしてこれで逃げ切れば何かあるんですか?」

 

僕は逃げながら質問した

 

「範囲はこの学校の校舎以外の全て。逃げ切れればそうだな、よしここに居る誰かに好きな命令をしても良い」

 

別にしたい命令はないけど

 

「幸君ボールちょうだい」

 

ルビィがそう言って走って来た。まあルビィならあまり無茶な命令やお願いはして来ないだろう

 

「はいルビィ」

 

そう言って僕はルビィにボールを渡した

 

「ありがとう幸君でも良かったの?」

 

ルビィはボールを受け取った後そう聞いてきた

 

「うんルビィならあまり無茶な命令やお願いはしないと思ってね」

 

「そっか」

 

ルビィはそう言って頬を染めた

 

「幸君今は別に無いから後で良いかな?」

 

「うん良いよルビィ」

 

僕はそう言ってルビィからボールを受け取った

 

「渡辺今のはちょっと無いんじゃないか?」

 

先生はそう言って僕の所に来た。何が?

 

「自覚なしか、周りを見てみろ」

 

「あっ」

 

僕は先生に言われた通り周りを見るとルビィ以外の人が凄くがっかりしていた

 

「まあ始まって10分もたたないうちに終わったんだそりゃあ面白くも無いな」

 

確かに面白くはないだが、他の人がどんな命令やお願いをしてくるかが分からない以上ルビィが一番安全だと思った

 

「なら二回戦いや、この授業が終わるまでで始める。だが渡辺がまだ渡していない誰かに渡したら一先ずここに集合する。良いか」

 

全然良くないです

 

「では始め」

 

先生がそう言ったのと同時に僕は走った

 

「幸人君待ってずら」

 

息を切らせながら花丸がそう言った。そうだ花丸が居た花丸も無茶な命令やお願いはしないだろう。しかし今花丸に渡してもすぐに再開される時間はまだ40分くらいある残り20分くらいになったら花丸にボールを渡そうそう思って僕は走った。

 

あれから20分ほど経った僕は花丸の居る方向に走った

 

「花丸はい」

 

「ありが‥とうずら‥幸人‥君」バタッ

 

ボールを受け取った後花丸は体力が尽きて倒れたのでルビィと一緒に日陰へ運んだ

 

「残り20分だ今まで全て渡辺からボールが渡っている全力で奪い取れ」

 

「先生始める前にちょっと良いですか?」

 

そう言って僕は先生の元へ向かった

 

「どうした渡辺降参か?」

 

「違います今からこちらからも条件を出したいと思って」

 

僕は先生にそう言った

 

「まあ良いだろう条件はなんだ」

 

「今から僕からボールを取れなかった人は今年一年先生の仕事の手伝いをし続けるってどうですか?」

 

僕のその言葉を聞いて残っている人が全員の顔から血の気が引いていった

 

「即採用だ渡辺‼︎今から渡辺からボールを取れなかった者は全員この一年の私の仕事を手伝ってもらう。それが嫌なら死ぬ気で渡辺からボールを奪い取れ、では始め」

 

先生がそう言った途端に全員がこれまで以上に全力でボールを取りに来た。結果は、

 

「ふぅ、良い運動になったよ」

 

その後僕のボールを取れた人はおらず全員地面に寝転がっている

 

「渡辺最後の方かなり本気だったな。それよりあれだけ走ってどうして息1つ切らしていない」

 

「えっと理由としてあげるなら毎朝の5時からランニングをしているからだと思います」

 

僕が思い当たる理由を答えると先生が頭に手を当てて

 

「それなら、息1つ切らしてないのも納得だし誰も取れないわけだ。後渡辺良い案を出してくれた事感謝する」

 

こうして初めての体育の授業が終わった。




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16話

あの地獄の様な体育も終わり今は放課後僕は教室を出ようとすると花丸に止められた

 

「待つずら幸人君」

 

「どうしたの花丸?」

 

僕は花丸に聞いた

 

「あの協力して欲しい事があるずら」

 

協力して欲しい事なんだろう

 

「ルビィちゃんがスクールアイドル部に入りたいみたいなんだけど」

 

花丸のその言葉だけで何となく理解できたでも

 

「花丸今日はこの後用事があるから無理だけど明日なら大丈夫だよ」

 

「用事ずら?」

 

僕は音楽室の使用許可を貰えるかどうかをダイヤに決めて貰う為に音楽室でバイオリンの演奏をする事を花丸に伝えた

 

「バイオリンの演奏?それ丸も行きたいずら」

 

「花丸ちゃんどうかしたの?」

 

「あっルビィちゃん実は」

 

花丸が今日僕がバイオリンの演奏する事をルビィに伝えた

 

「幸君バイオリン弾けたんだ。ルビィも行きたい」

 

その話を聞いてルビィまでそんな事を言い出した

 

「わかった良いよルビィ、花丸」

 

こうしてルビィと花丸の参加が決まった

 

「それでルビィと花丸さんまで居るのですね」

 

ダイヤがルビィ達が一緒に来た理由を理解してくれた

 

「では、さっそく始めてもらいますわ」

 

ダイヤがそう言って僕の方を向いた

 

「幸君頑張って」

 

「幸人君頑張るずら」

 

ルビィと花丸が僕にそう言ってくれた

 

「じゃあ始めるね」

 

そう言って僕はバイオリンを弾いた

 

〜鞠莉side〜

 

私が音楽室に入ったのと同時にバイオリンの音が聞こえ始めた。

 

やはりうまい、あの時から思っていたが彼には才能があるその才能を発揮できる場を私は何度か彼にあげた。彼の奏でる音がメロディーがすべてが聞いている人を魅了する。そして彼自身もその曲の一部であるかの様に思わせる。

 

彼の才能に気付いたのは2年前の東京でのコンサートを聞きに行った時だ。始めて聞いたにもかかわらずすぐに彼、渡辺幸人の奏でるバイオリンの音の虜になった。その後私は彼に今度開催される家のパーティーへ招待する事にした。

 

「ヘイそこのボーイ‼︎」

 

「あのもしかして僕の事ですか?」

 

彼は私にそう聞いた

 

「YES‼︎その通りです、昨日のコンサートでの演奏聞かせてもらったわ」

 

「そうですか。それで用件は」

 

彼はあまり興味がないかの様に聞いてきた

 

「実は今度私の家でパーティーをするんだけどそれに貴方も招待しようと思ってね。どうかしら?良いなら私の手を取って、嫌なら手を払ってくれて構わないわ」

 

私はそう言って手を差し出した

 

「僕でよろしければお受けします」

 

彼はそう言って私の手を取った

 

「thank you‼︎私は小原鞠莉気軽に鞠莉で良いわ」

 

「よろしくお願いします鞠莉さん、ご存知かも知れませんが僕は渡辺幸人です」

 

これが私と幸人のファーストコンタクトだった。

 

「鞠莉さん、鞠莉さん」

 

私が思い出に浸っていると誰かに呼ばれる声がした

 

「全くいつまで惚けているのですか‼︎もう演奏は終わりましたわ」

 

気が付くとバイオリンの演奏は終わっておりダイヤが私の前に居た

 

「鞠莉さんはどう思いましたか?わたくしとしては幸人に音楽室の使用を許可しても良いと考えていますわ」

 

あとは私だけらしい

 

「Excellent‼︎とても良い演奏だったわ幸人。私もダイヤと同じよ」

 

私は幸人にそう言うとダイヤはこう言った

 

「では、幸人の音楽室の使用を許可いたしますわ」

 

ダイヤはそう言って幸人に音楽室の使用許可書を渡した

 

「ありがとうございます」

 

そう言って幸人はその許可書を持ってルビィ達と一緒に音楽室を後にした

 

「そう言えば鞠莉さん演奏の時何を考えていたのですか?」

 

「そうね、思い出していたのよ幸人と始めて出会った時のことを」

 

私はダイヤにそう言って音楽室を出た

 

〜鞠莉side out〜

 

バイオリンの演奏を終えた後僕はルビィと花丸2人と下校してる

 

「幸人君のバイオリン凄かったずら」

 

「うん、ルビィ感動しちゃった」

 

ルビィと花丸がそれぞれ僕のバイオリンの演奏の感想を言ってくれた

 

「ありがとうルビィ、花丸そう言えば一緒に帰るのって入学式以来だね」

 

「言われてみるとそうずら」

 

「幸君いつもお姉さんと帰ってるもんね」

 

ルビィと花丸この2人と居ると時々凛と花陽と一緒に居る様に感じる

 

「ばいばい幸君」

 

「ばいばいずら幸人君」

 

そう言って2人と別れ家に帰った。




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17話

夜知らない番号から電話が掛かって来たので無視をした。そのすぐ後ルビィからメールが来た。

 

『さっき花丸ちゃんが電話をした見たいだよ』

 

さっきの知らない番号は花丸の携帯だったのかそれは悪い事をいた。僕はルビィに今から掛け直してみると送り花丸に電話を掛けるた

 

『幸人君酷いずらさっきの電話どうして出てくれなかったずら‼︎』

 

「知らない番号だったから出なかったんだごめんね花丸」

 

花丸に事情を説明するとわかってくれた

 

『そう言えば幸人君と連絡先交換してなかったずら。丸はルビィちゃんに教えてもらったからわかったけど』

 

ルビィ人の電話番号勝手に教えないでよ

 

「それで電話をして来た理由はルビィの事だよね?」

 

『そうずら、ルビィちゃんはスクールアイドル部に入りたいけどダイヤさんに気を遣っちゃって、丸はルビィちゃんがやりたいならスクールアイドル部に入るべきだと思っているずら』

 

花丸は本当にルビィの事が大切なんだね。そういう所凛に似てる

 

「それで花丸は僕にどうして欲しいの?」

 

『明日ルビィちゃんと一緒にスクールアイドル部に体験入部をしに行くからそれに着いて来てルビィちゃんがスクールアイドルを始める後押しを一緒にして欲しいずら』

 

花丸は僕にそう言った

 

「わかったよ花丸その事をルビィには伝えてるの?」

 

『ルビィちゃんには明日の朝言うつもりずら』

 

花丸はそう言ったそういえば

 

「花丸はしないのスクールアイドル」

 

僕は花丸にそう聞いた

 

『丸には無理だよ幸人君それじゃあおやすみずら』

 

「うんおやすみ花丸」

 

そう言って電話を切った

 

「僕はそんな事ないと思うよ花丸」

 

電話を切った後僕はそう呟いた

 

しばらくするとまた電話が掛かって来た相手は凛だった

 

「もしもし凛どうしたの?」

 

『幸人、起きてて良かったにゃ』

 

確かにいつもなら寝ている時間だ

 

『幸人はかよちんがスクールアイドル好きな事知ってるよね』

 

「何を今更」

 

花陽がスクールアイドルを好きな事なんて今に始まった事じゃないのに

 

「もしかして花陽もスクールアイドルをやりたいのに出来てないの?」

 

『かよちんもって?』

 

「うん、花陽と同じくらいスクールアイドルが好きな子がいてね明日友達とその子がスクールアイドルをやる為の後押しをしようって電話で話してた所なんだ」

 

僕は凛にそう言った

 

『そうなんだ』

 

「凛はしないのスクールアイドル多分凛が後押しすれば花陽はやると思うよ」

 

『凛には無理だよ。スカートなんて似合わないし』

 

凛はまだ小学生の時の事を気にしてるのか。

 

「そう、僕は似合うと思うけど?」

 

『そんな事ない‼︎幸人おやすみ』

 

そう言って凛は電話を切った

 

「僕も寝よっと」

 

そう言って僕は眠りについた




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18話

「本当に⁉︎」

 

千歌さんの言葉に僕は頷いた

 

「ルビィと花丸が今日部室に来るって言ってましたよ」

 

「やったー。これで正式な部に必要な人数揃ったし幸人も「千歌さん話聞いてました?体験入部ですよ」えっ?」

 

千歌さんが勘違いしてそうなのでもう一度言った

 

「要するにお試しで入ってみて行けそうならそのまま入部、無理そうなら辞めるって事」

 

さすが梨子さん話がスムーズに進む

 

「じゃあ」

 

「まだ僕は部員にはなれませんね」

 

僕は千歌さん達との約束で正式な部に必要な人数が集まればマネージャーとしてスクールアイドル部に入部する事になっている

 

「そっかそれでルビィちゃんと花丸ちゃんはいつ来るって」

 

「授業が終わったらすぐに向かうらしいですよ」

 

そう言って僕はスクールアイドル部を出た

 

「それで幸人君どうだったずら?」

 

「うん、千歌さん達部室で待ってるらしいよ」

 

僕は花丸にさっきの事を話した

 

「後はルビィちゃんに伝えて一緒にスクールアイドル部に行ってルビィちゃんがちゃんとやりたいって言ってスクールアイドル部に入れたら丸も嬉しいずら」

 

花丸がそう言ったのとほぼ同時にルビィが帰ってきた

 

「花丸ちゃんも幸君も何の話してたの?」

 

ルビィがそう聞いてきたので花丸はルビィに話した

 

「幸君と花丸ちゃんでそんな事話してたんだ」

 

「そうずら、ルビィちゃんも一緒にどうずら?」

 

ルビィは少し考えていた多分ダイヤの事だろうけど

 

「うん、ルビィも一緒に行く」

 

ルビィがそう言ったので花丸の考えた作戦を実行する事が決まった

 

「あっルビィちゃんに花丸ちゃん待ってたよ」

 

部室に入ると千歌さんがそう言ってルビィと花丸を歓迎した

 

「でも、幸人まで来るなんて」

 

「いくらなんでも、いきなり千歌さん達と同じメニューをやるのは少し難しいかもしれないからそのサポートをしにきたんだ」

 

「確かにそうね」

 

特に花丸の体力が持つかが心配だよ

 

「でも何で体験入部なの?」

 

千歌さん少し察しましょうよ

 

「それは色々と」

 

「もしかして生徒会長?」

 

曜姉ちゃんは理由を察してくれたみたいだ

 

「はい、だからルビィちゃんと一緒に来た事は内密に」

 

「それじゃあ、練習してもらうのが一番ね」

 

莉子さんの言葉で練習が始まった

 

「これが練習メニューよあるスクールアイドルの物を参考にして作ってみたの」

 

あれ?この練習メニュー何処かで

 

「あの梨子さんその参考にしたスクールアイドルのメニューもしかしてA-RISEですか?」

 

「そうだけど?どうして知ってるの幸人君」

 

やっぱりそんなんだ

 

「当たり前ですよ、これ僕が考えたんですから」

 

僕のその発言で部室の時間が止まったかのような感覚に陥った

 

「「「「「えー‼︎」」」」」

 

何どうしたの?

 

「幸人君A-RISEと知り合いなの‼︎」

 

そうだったあの人たち一番人気のスクールアイドルだった

 

「えっと綺羅ツバサさんが小学生の時の先輩で」

 

僕がそう言うと

 

「小学生の時の先輩か良いな、そんな有名人が先輩で」

 

「あの幸君そのサインか何かある?」

 

ルビィがそう言ってきた

 

「えっとサインは今はないけど家にならあるよ統堂英玲奈さんに優木あんじゅさんのも」

 

ルビィが目を輝かせながら僕を見てきた。でも

 

「それよりも今は練習じゃないんですか?」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

僕のその言葉に千歌さん達が練習の事を思い出したようだ

 

「とりあえず中庭は?」

 

「多分無理ですよソフトボール部が練習してるの毎日見かけますし」

 

僕がそう言うと梨子さんが残念そうにしていた

 

「なら砂浜は?」

 

「少し時間がかかるからできれば学校の中が良いわ」

 

曜姉ちゃんの案は悪くないけど莉子さんの言う通り時間がかかって練習時間が減ってしまうので僕も学校の中が一番良いと思う

 

「あの千歌さん屋上は使えないんですか?」

 

「ルビィも今そう思ってた」

 

それに屋上なら無理してたらすぐにわかるしね

 

「屋上か、確かに良いね」

 

「行ってみよう」

 

こうして僕らは屋上に向かった

 

「凄ーい」

 

「富士山くっきり見えてる」

 

「でも、日差しは凄いずら」

 

屋上が使える事がわかったので早速練習を開始した

 

「1、2、3、4、1、2、3、4」

 

今は曜姉ちゃんがリズムを取り千歌さんとルビィが踊っている

 

「流石ルビィちゃん」

 

「出来ました千歌先輩」

 

「あれ?」

 

ルビィが間違えなかったが毎日練習してるはずの千歌さんが間違えた

 

「千歌ちゃんはやり直し」

 

梨子さんの言葉を聞いて千歌さんだけがやり直していた

 

「幸人君もやってみてよー」

 

千歌さんがそう言って僕の所に来た

 

「僕もですか?」

 

「うん!私だけやり直すなんて嫌だから」

 

そんな理不尽な

 

「わかりました」

 

そう言って僕は千歌さんと一緒に踊った

 

「何ですぐにできるのー」

 

千歌さんがそう聞いてきた

 

「スクールアイドルの練習メニュー考えるのに自分が踊れないなんて事あるわけ無いじゃないですか」

 

「うっ確かに」

 

僕の指摘に千歌さんは言い返す事が出来なくなった

 

「今日までって言ったでしょ」

 

「いやー良いの思いつかなくてさ」

 

どうやら歌詞が今日までなのに千歌さんの歌詞が出来上がって無い様だ。その間ルビィはダンスの振り付けの復習をしており花丸はそれを見て微笑んでいた

 

「これを一気に登るんですか」

 

「もちろん」

 

「でも途中で休憩しちゃうんだけどね」

 

まだ休憩しないと登りきれないんですね

 

「幸人君はいつ頃からこの階段登ってるの?」

 

「えっと確か小3の夏頃には休憩なしで登りきれるようになってましたよ」

 

僕がそう言うとみんなが僕の方を向いた

 

「幸人嘘ならもっと現実味のあるものを」

 

「嘘じゃないよ証拠の写真もあるし」

 

僕はそう言って携帯の写真を見せた

 

「本当だ‼︎

 

「嘘!」

 

「すごいわね幸人君」

 

「すごいずら」

 

「すごいよ幸君」

 

僕の写真を見た後みんなは階段を登り始めた

 

しばらくするとダイヤが来た

 

「あら幸人どうして此処に?」

 

「ダイヤこそどうしたの?」

 

聞くとダイヤは花丸に呼ばれたそうだ

 

「ダイヤさん」

 

すると花丸が降りて来た

 

「何ですのこんな所に呼び出して」

 

ダイヤは花丸にそう聞いた

 

「ルビィちゃんの話を、ルビィちゃんの気持ちを聞いてあげて下さい」

 

「ルビィの?」

 

花丸はそう言うと走って階段を降りていった

 

「花丸⁉︎」

 

僕は花丸の後を追いかけた

 

「どうしたの花丸」

 

「丸の役目はもう終わったずらルビィちゃんも今頃ダイヤさんに自分の気持ちをちゃんと伝えられているはず」

 

僕は花丸が言いたい事を理解した

 

「わかった今は何も言わないよ」

 

「ありがとうずら」

 

僕は歩き出した花丸にこう言った

 

「でもその後ルビィがどうするかは知らないからね」

 

僕は花丸に向かってそう言った。

 

その翌日僕は花丸と一緒に図書室に居た

 

「スクールアイドル部に行かなくて良いずら?」

 

「千歌さん達との約束なんだ僕が入るのは正式な部員の人数が揃ってからだって」

 

僕がそう言うと花丸は黙って本を読み始めた。さて僕は、

 

しばらくすると廊下を走る音が聞こえた

 

「花丸ちゃん」

 

「ルビィちゃん?」

 

「ルビィね!花丸ちゃんのことずっと見てた!ルビィに気を使ってスクールアイドルやってるんじゃないかって、ルビィのために無理してるんじゃないかって、心配だったから!」

 

ルビィは今にも泣きそうな声で叫ぶ。

 

「でも練習の時も、屋上にいた時も、みんなで話してる時も!花丸ちゃん、嬉しそうだった!それ見て思った。花丸ちゃん好きなんだって!ルビィと同じくらい好きなんだって!スクールアイドルが!」

 

ルビィの瞳からは涙が溢れ出す。

 

「僕も同じだよ。だって好きじゃないと出来ないよあんな楽しそうな顔」

 

「丸が?まさか」

 

「じゃあ、なんでその本そんなに読んでたの?」

 

「それは」 

 

ルビィはカウンターに近づき花丸の正面に来る。

 

「ルビィね、花丸ちゃんとスクールアイドル一緒にできたらって、ずっと思ってた!一緒に頑張れたらって!」

 

ルビィの気持ちは花丸に伝わってると思う

 

「オラには無理ずらよ、体力ないし、むいてないよ」

 

「体力なら今から付けていけば良いよ」

 

僕はルビィの隣に行き花丸にそう言った

 

「それに」

 

僕は扉の方に視線を向け、花丸も扉の方に視線を向けた

 

「スクールアイドルが好き」

 

入口から新しい声が聞こえた

 

それは梨子さんだった。その隣に千歌さんに曜姉ちゃんもいる。

 

「やってみたいと思った。最初はそれでいいと思うけど?」

 

梨子さんは少しおどけて話す。

 

そして千歌さんが花丸に手を差し出す

 

「ルビィ、スクールアイドルがやりたい!花丸ちゃんと!」

 

「オラにできるかな?」

 

「私だってそうだよ!」

 

千歌さんが明るく言う

 

「大切なのは、できるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!」

 

「千歌さん」

 

花丸は千歌さんを見る

 

「Aqoursへようこそ、花丸ちゃん!」

 

千歌さんは花丸にそう言った

 

「はい!」

 

「花丸ちゃん!」

 

ルビィちゃんがカウンター越しで花丸に抱きつく

 

「ルビィちゃん!」

 

こうしてAqoursは5人にいや

 

「千歌さん何か忘れてませんか?」

 

僕は千歌さんにそう言った

 

「えっ忘れてる事?」

 

千歌さんはん〜と唸りながら考えている

 

「そうだよ千歌ちゃん正式な部に必要な人数が揃ったんだから」

 

千歌さんは思い出した様だ

 

「そうだよ幸人君」

 

「はい、僕もAqoursのマネージャーとしてスクールアイドル部に入部します」

 

こうしてAqoursは5人になり僕はAqoursのマネージャーとなった。




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19話

「ほら遅いよ花丸」

 

「花丸ちゃん頑張って」

 

「2人共待って欲しいずら〜」

 

僕とルビィそして花丸がAqoursに入った翌日の朝、今日は休日なのでルビィと花丸の体力(主に花丸)を付けるためランニングをしている

 

「花丸のためにルビィも付き合ってくれてるんだから頑張って」

 

そう本当は花丸の体力を付けるためだけのはずだったがルビィもすると言って参加が決まった

 

「もうダメずら」バタッ

 

「花丸ちゃん‼︎」

 

初めて30分早速花丸が体力切れで倒れた

 

「ルビィ花丸運ぶよ」

 

「うん」

 

僕とルビィで花丸を日陰に運んだ

 

「花丸ちゃん大丈夫かな?」

 

「心配しすぎだよルビィそれに今日はお弁当作って来たから花丸が起きなかったら2人で食べちゃお」

 

「それはダメずら」

 

花丸が起きそうな事を言うと花丸が起きた

 

「起きたなら始めるよ因みに花丸が頑張らないと本当に僕とルビィだけで食べちゃうよ」

 

「ルビィちゃん、幸人君、丸頑張るずら」

 

「花丸ちゃんその調子だよ」

 

花丸もやる気が出た様なのでランニングを再開した

 

「疲れたずら」

 

「幸君はこれを毎日登ってるの?」

 

「うん、そうだよ」

 

頂上に着いては降りてを繰り返す事2回目で良い時間になったのでお弁当を食べる事にした

 

お弁当は三段重ねになっており1段目に野菜を中心にし、2段目に卵焼きやタコさんウインナーなどのおかず、3段目におにぎりをぎっしりと詰めたお弁当を持って来た

 

「美味しそうずら」

 

「美味しそう」

 

「じゃあ食べよっか」

 

「「「いただきます」」」

 

そう言って僕達はお弁当を食べ始めた

 

「美味しかったずら」

 

「そうだね。幸君今度お料理教えて貰えないかな?」

 

「丸も教えて欲しいずら」

 

お弁当を食べ終わった時ルビィと花丸がそう聞いてきた

 

「うん、良いよでも2人に教えるとなると1日掛かるかな」

 

1人なら半日くらいで終わるけど2人になるとそれなりに時間が掛かってしまうので僕はそう言った。本当は花丸が電化製品を使えるかどうかだけどあえてそれは言わなかった

 

「なら明日はどうかな?」

 

「明日は、特に予定も無いし良いよ」

 

「楽しみずら」

 

僕がそう言うと花丸が笑ってそう言った

 

「それじゃあ午後のメニューこの階段を後2週したら終わりだよ」

 

「まだそんなにするずら」

 

花丸がそう言って立ち上がった

 

「本当は1週にしようと思ったんだけど明日出来ないなら今日しようって思ったからね。ほら、行くよ」

 

「花丸ちゃん頑張って」

 

「わかったから待って欲しいずら〜」

 

僕を先頭にまた僕達は階段を登り始めた

 

「へーそんな事あったんだ」

 

僕は今日あった事を曜姉ちゃんに話していた

 

「うん、後ルビィと花丸が僕のお弁当を食べた時に少し2人で話してたんだけどどうしてだろ」

 

「幸人のご飯を食べて女の子として複雑な気持ちになったんじゃ無い?私はもう慣れたけど」

 

曜姉ちゃんがそう言ってご飯を食べ始めた。結局、何故か分からずに眠りに着いた。




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20話

「行って来ます」

 

そう言って僕は家を出た。今日はルビィと花丸に料理を教える日なのでランニングの後そのまま黒澤家へと向かう事にした

 

「おはようございます果南さん」

 

「おはよう幸人君今日はリュックを背負っているけど何処か行くの?」

 

いつもの場所で果南さんに会いそこでそんな事を聞かれた

 

「この後ルビィと花丸に料理を教える約束があるので予備の材料です」

 

「それってダイヤの家でだよね?それ必要なの」

 

確かにダイヤの家だから予備の材料なんて要らないと思うけど

 

「何を作るか分からないので一様ですよ」

 

そう言って僕は走り出した

 

「幸人君今日はリュックもあるけどやるの?」

 

「もちろんです」

 

「「よーいどん」」

 

僕と果南さんは同時に走り出した

 

「幸人君今回は私の勝ちだね」

 

「やっぱり無理でしたか」

 

僕がそう言うと果南さんが意外な顔をした

 

「幸人君もしかして最後の方諦めてた?」

 

「完全には諦めて無かったですけど最後の階段でこれは無理かなと思いました」

 

僕が思ってた事を言うと果南さんが

 

「それじゃあ約束のダイビングショップの手伝いよろしく」

 

「わかりました。来週の土曜日に」

 

「うん、まあ月曜日から金曜日までもあるからもしかすると増えるかもね」

 

「それは勘弁して欲しいです」

 

僕と果南さんはそう言って別れた

 

黒澤家に着いたのでインターホンを押すと知らない女性が出てきた

 

「あら?どちら様ですか」

 

「あの、僕は渡辺幸人と言います。それで「貴方が渡辺君ねルビィとダイヤから話は聞いてるわ」そうですか」

 

出てきてくれたのはルビィとダイヤのお母さんだった様だ

 

「ごめんなさいね、ルビィとダイヤはまだ起きてないのよ」

 

「いえ、僕が早く来ただけですから気にしないで「おや?君は誰だい?」えっと」

 

僕がルビィとダイヤのお母さんと話していると今度は知らない男性が来た多分

 

「あなたこの人がルビィの言っていた渡辺幸人君よ今日はルビィと花丸さんに料理を教えて下さるらしいわ」

 

やっぱりルビィとダイヤのお父さんだった

 

「君が幸人君かルビィとダイヤから話は聞いている。これからも2人と仲良くしてやって欲しいそれで幸人君は料理が得意なのか?」

 

「まあ毎日朝食と学校のある日はお弁当も僕が作って夕食は姉と交代で作ってますから、人並みにはできると思います」

 

僕がそう言うとルビィとダイヤのお父さんはそうかと答えてこう言ってきた

 

「母さん朝食の準備はまだしていないんだよね?」

 

「ええ、これからしようとしていた時に渡辺さんが来たのでまだですね」

 

「そうか、それなら幸人君僕達の朝食を準備してもらえるか?君がどれほどの腕か見てみたい」

 

この人無茶振りにもほどがある。でも確かにそうだ、娘が料理を教わるんだから教える人の腕くらい知っておきたいよね

 

「わかりました。今から準備をしますんで少し待っていてもらえますか?」

 

「むしろこちらから頼んでいるんだ。材料はうちにある物を使うと良い」

 

僕はその言葉を聞いて台所に向かった

 

〜ダイヤside〜

 

「ん〜」

 

私は目覚ましの音で目を覚まし顔を洗った後食事をする為に食堂へ向かうと既に起きているお父様とお母様の声が聞こえた

 

「幸人君は中々に礼儀正しい子だね」

 

「そうね、もしかすると将来ルビィかダイヤのお婿さんとしてきたりして」

 

「彼にならあの子達を任せて良いと思っているよ」

 

食堂の中からそんな話が聞こえてきた

 

「お父様もお母様も何て話をしていますの‼︎」

 

私は柄にもなく大声で叫び扉を開け中に入った

 

「あらダイヤおはよう」

 

「おはようダイヤ」

 

「おはようございます。そうではなく先ほど幸人の事で話していた様ですが何故そのような話になったのですか⁉︎」

 

私はそう言わずにはいられなかった

 

「いや、さっきまで幸人君と話していてね。中々に礼儀正しい子だったから彼にならルビィの事もダイヤの事も任せる事が出来ると母さんと話していたんだ」

 

本人達が居ない所で何て話をしていますの

 

「それ以前にわたくしもルビィも幸人にそんな感情は持って居ませんわ!確かに幸人は優しいですし気遣いもでき何かとルビィの事も気に掛けてくれていますがそれはあくまでも友人としてですわ。わたくしは幸人の事など別に好きでは「えっダイヤは僕の事が嫌いなの?」幸人⁉︎」

 

タイミングが悪く後ろから何やら料理を持って来た幸人が居た

 

〜ダイヤside out〜

 

僕が料理を作り終え食堂に戻るとダイヤが起きたようで何やらお父さんと話をしている

 

「わたくしは幸人の事など別に好きでは」

 

僕が食堂の扉を開けたのと同時にそんな声が聞こえた。えっダイヤは僕の事が嫌いなのかな

 

「えっダイヤは僕の事が嫌いなの?」

 

「幸人⁉︎違いますわ今のはそう言うわけではなく」

 

ダイヤがこちらに来て弁解を始めた

 

「おや、幸人君もうできたのか?」

 

「はい、できました」

 

僕は少し悲しさを押し殺してそう言った

 

「それでは頂こう」

 

「そうですね」

 

2人はそう言って席に座りダイヤも自分の席に座った

 

「えっと大した物では無いですけど」

 

僕はそう言ってそれぞれの席に料理を置いた

 

「スープとベーコンの皿に盛りつけられた野菜にパン中々に良い組み合わせだね」

 

「そうですわね。いつもは和食が多いですからこう言った物は中々出ないので少し斬新ではありますわ」

 

そう言ってダイヤ達はスープを口に運んだ

 

「これは?」

 

「えっとトマトと牛乳があったのでそれをミキサーにかけて温めた物で簡単にできるのでそれにしました」

 

僕がそう言うとダイヤがまたスープを口に運んだ

 

「とても美味しいですわ」

 

ダイヤが微笑んでそう言った

 

「このパンも」

 

「はい、このスープに一番合いそうなのを選びました」

 

「では最後にベーコンの皿に盛りつけられた野菜は」

 

「パンとスープでは栄養バランスが偏ると思ったので用意しました」

 

僕がそう言った後は無言の食事が続いた




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21話

朝食の後ダイヤからの弁解が再開した

 

「あの先ほどの事は」

 

「えっとそれって僕の事が好きじゃないって事だよね」

 

僕がそう言うとダイヤが頷いた

 

「良いですよ僕は気にしてませんから」

 

もちろん嘘だ少し悲しかった

 

「なら目を見てそう言っていただきたいですわ。それに」

 

「それに?」

 

「どちらかと言うと幸人のことは友人としては好ましく思っていますわ。ですが、異性としてと聞かれると分からないと言うのが正しいですわ」

 

そう言うとダイヤは顔を赤くした

 

「それならさっきそう言ってくれれば良かったのに」

 

「いえ、そう言おうとした時に幸人が来たので言うに会えなくなってしまったのですわ」

 

「ごめんダイヤ。そういえばルビィ遅いね」

 

前回の黒澤家でのお泊りの時は7時30分には起きて来ていたが今の時間は8時を回ろうとしている

 

「確かにそうですね」

 

そう言ってダイヤが立ち上がった

 

「何処に行くの?」

 

「ルビィを起こして来ますわ。幸人はそのうちにルビィの分を温めておいてください」

 

そう言ってダイヤはルビィを起こしに僕はルビィの分の朝食を温めに厨房に向かった

 

厨房でルビィの分の朝食を温めていると電話が鳴った。相手は花丸?

 

「もしもしどうしたの花丸?」

 

『幸人君どうしようルビィちゃんが約束の時間になっても来ないずら』

 

ルビィ約束してたのならちゃんと起きてあげようよ

 

「実はルビィまだ寝てるんだ」

 

『そうずらか…‼︎ちょっと待つずら何でそんな事知ってるずら⁉︎』

 

あっ説明忘れた

 

「実はね」

 

僕は今まであった事を花丸にはなした

 

『そうずらか、幸人君の作った朝ごはん丸も食べてみたかったずら』

 

どうやら花丸は僕の作った朝ごはんを食べてみたかったようだ

 

「なら、今日お弁当箱持ってきて」

 

『どうしてずら?』

 

僕の言った事の意味を花丸は理解して居ないようだ

 

「今日お弁当箱持って来たら明日のお弁当僕が作って行ってあげるって事」

 

『本当ずらか』

 

花丸が電話越しではあるが大声で叫んでそう言った

 

「本当だよ」

 

『なら今からお弁当取りに帰るずら。またね幸人君』

 

花丸はそう言って電話を切った

 

食堂に戻るとダイヤが居た

 

「あれ、ルビィは?」

 

「ルビィなら花丸さんを迎えに行きましたわ」

 

遅かったか

 

「あのそれがですね」

 

「?」

 

僕は厨房であった電話の事を話した

 

「と言う事はルビィが遅いと花丸さんから連絡がありそれに幸人が答えその流れで朝食を作った事を言うと花丸さんも食べてみたいと思ったのでお弁当を取りに花丸さんが家に戻ったので今度はルビィが待たされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「はい」

 

僕はそう言ってダイヤの前に正座してそう言った

 

この状況はルビィと花丸が来るまで続いた




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22話

「それじゃあ、早速料理を始めよっか」

 

「よろしくね幸君」

 

「よろしくずら幸人君」

 

僕がそう言うとルビィと花丸がそれに続いた

 

「最初は簡単なカレーとサラダかな」

 

僕がそう言うとルビィと花丸は準備を始めた

 

「幸君お鍋はこれで良いかな?」

 

「うん、それで良いよ」

 

ルビィが鍋を見せてくれたので僕はそう言ってコンロの上に置いた

 

「ご飯の準備も出来たずら」

 

「それじゃあ野菜を切ろっか」

 

僕はそう言って人数分の包丁を準備した

 

「ルビィと花丸は料理した事があるの?」

 

「うん、中学の時調理実習で花丸ちゃんと一緒にしてそれ以来家ではお姉ちゃんかお母さんが作るから」

 

「丸も同じでおばあちゃんが作ってるずら」

 

良かったそれなら凛の時みたいにはならないか

 

「その時は何を作ったの?」

 

「えっと確か」

 

「野菜炒めとお味噌汁ずら」

 

野菜炒めと味噌汁か

 

「なら包丁の使い方は大丈夫だよね」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「幸人君は心配し過ぎずら」

 

そうだよね流石に包丁くらい使えるよね

 

そう思っていた時期が僕にもあった

 

「花丸そんな包丁の使い方してたら危ないよ包丁を使ってない手は猫の手にして」

 

「ルビィは玉ねぎの皮むき過ぎで身まで落ちてるよ」

 

「花丸火を通す時間も考えて切って」

 

凛よりかは多少マシだけど結構酷かった

 

「よし後は煮込んで火が通ったらルーを入れて完成だよ」

 

色々あったけど後は煮込むだけになったので休憩にした

 

「料理って結構大変なんだね」

 

「毎日やってるおばあちゃん凄いずら」

 

2人がこんな会話していると僕の電話が鳴った。相手はあの人か

 

「もしもし、どうしたんですか?」

 

『あっ幸人君、 一昨日言ってたの今日の夕方くらいにそっちに届くみたいだから言っておこうと思って』

 

わざわざ電話をしてくれたんだ

 

「ありがとうございます」

 

『どういたしまして、それじゃね』

 

そう言って電話を切った

 

「幸人君誰からずら?」

 

電話の相手が気になったのか花丸が聞いてきた

 

「うん、知り合いが頼んでおいたのを送ったから今日届くって言う電話だったんだ」

 

「そうずらか」

 

「幸君もうそろそろ良いんじゃないかな?」

 

時計を見ると確かに良い時間だった

 

「ならじゃがいもに串を通して硬かったらもう少し煮込んで柔らかくなってたらルーを入れよっか」

 

「幸人君何でカレーにチョコレートを入れるずら?」

 

僕がルーと一緒にチョコレートを持ったので気になって花丸が聞いてきた

 

「カレーにチョコレートを入れると味に深みが出て美味しいんだ」

 

「知らなかったずら」

 

「ルビィも」

 

ルーとチョコレートを入れ後数分煮込めば完成する所まで来た

 

「ルビィご飯炊けた?」

 

「後少しで炊けるよ」

 

ならサラダを作る時間はあるか

 

「なら今のうちにサラダ作ろっか」

 

「わかったずら」

 

「わかった」

 

サラダは2人に任せて僕はドレッシングを作り始めた

 

「幸君出来たよ」

 

「幸人君出来たずら」

 

僕がそう言われてサラダを見た

 

「うん、良いと思うよ」

 

「幸人君は何をしてたずら?」

 

「ああ、サラダにかけるドレッシングを作ってたんだ」

 

僕は花丸にそう言ってサラダにかけたのと同時にご飯が炊けた

 

「ルビィはダイヤを呼んできて」

 

「わかった」

 

ルビィはそう言ってダイヤを呼びに行った

 

「幸人君丸は何をすれば良いずら?」

 

「花丸は自分のお皿にご飯を入れて持って来て」

 

「わかったずら」

 

花丸はお皿にご飯を入れて持って来た

 

「これ明らかにご飯の量が多いよね」

 

「これは丸が食べるずら」

 

そうだったんだ

 

「わかったよ。はい、花丸」

 

「ありがとうずら」

 

花丸はそう言って自分の席に運んだ

 

「幸人君お姉ちゃん呼んで来たよ」

 

「良い匂いですわね」

 

「ルビィとダイヤもお皿にご飯を入れて持って来て」

 

僕がそう言うとルビィとダイヤもお皿にご飯を入れて持って来た後僕も自分の分を入れて席に着いた

 

「「「「いただきます」」」」

 

「美味しいずら」

 

「美味しい」

 

「美味しいですわ、ルビィよく頑張りましたわ」

 

各自がそう言ってら中僕はいつも通りの味なので特に代わり映えしなかった

 

「このサラダも美味しいですわ」

 

「そのドレッシング幸君が作ったんだよ」

 

「幸せずら」

 

「あまり自信がなかったから口に合って良かったよ」

 

僕がそう言った。こうして料理が終わり後片付けを済ませて家に帰った

 

「あっ幸人何か届いてたよ」

 

「ありがとう曜姉ちゃん」

 

曜姉ちゃんがそう言って渡した物を僕は受け取った

 

「何だったの?」

 

「言えないかな明日分かると思うよ」

 

「明日?」

 

「そう明日」

 

そう言った後夕食を食べた後電話が鳴った。相手は花陽?なんだろ

 

「もしもし、花陽何かあったの?」

 

『幸人聞いて私凛ちゃんと一緒にスクールアイドルやる事になったんだ』

 

前に凛が話してたやつか

 

「いつ?今日って訳じゃないよね」

 

『金曜日に先輩に言ってやらせてもらう事にしたんだ。その時に凛も一緒にって』

 

「そっか」

 

これを機に凛があの時の事を克服出来れば良いんだけどね

 

「頑張ってねスクールアイドル僕もスクールアイドルのマネージャーやるからお互いに頑張ろ」

 

『うん、それじゃあおやすみ幸人君』

 

「おやすみ花陽」

 

僕はそう言って電話を切って眠りに着いた




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23話

「おはようルビィ」

 

「おはよう幸君」

 

僕が教室に入ってルビィに挨拶をすると机に突っ伏している花丸に気がついた

 

「どうしたの花丸?」

 

「花丸ちゃん幸人君のお弁当が楽しみで朝ごはん食べて来なかったんだって」

 

朝ご飯を抜くほど楽しみだったんだ

 

「幸人君おはようずら」

 

「おはよう花丸、ルビィに聞いたよ朝ご飯抜いて学校に来たんだってね」

 

「お腹空いたずら」ぐ〜

 

花丸のお腹が鳴った

 

「朝ごはん抜いて来る事ないんじゃない?」

 

「土曜日に食べたお弁当が美味しくて昨日の夢にまで出てきたずら」

 

夢の中での事を思い出しているのかよだれが垂れてきた

 

「花丸ちゃんよだれが出てるよ」

 

「じゅら」

 

花丸は袖でよだれを拭いた

 

「期待してる事は伝わって来たよ」

 

「あははは」

 

僕がそう言うとルビィは苦笑いをしていた

 

「やっとお昼ずら」

 

「幸君お弁当どれくらい作って来たの?」

 

「まぁ、花丸は今までの事があったから渡されたお弁当より少し多く作って来たよ」

 

そう言って僕はカバンからお弁当を取り出した

 

「はい」

 

「美味しいそうずら」

 

花丸がお弁当の中を見てそう言った

 

「良かったね花丸ちゃん」

 

「「「いただきます」」」

 

僕たちはお弁当を食べ始めた

 

「お腹いっぱいずら」

 

「良く食べ切れたね花丸ちゃん」

 

「幸せそうに食べてくれたから作った甲斐があったよ」

 

本当に花丸はお弁当を幸せそうな顔で食べていたので作った側としてはこれ以上ないくらいに嬉しかった

 

「お腹いっぱいになったからって午後の授業中寝ないでね」

 

「大丈夫ずら」

 

授業が始まるまでそう言っていたが花丸は結局授業中に寝てしまい先生に怒られていた

 

「幸人君宿題手伝ってずら」

 

授業中寝ていた罰として宿題を多く出された花丸がこちらに来た

 

「だから言ったじゃん寝ないでねって」

 

前回僕が授業中上の空だった時はテキストすべてのページをやって来る様に言って本当にやって来た時の驚いた顔が今でも忘れられない

 

「そう言えば幸君授業の時余所見とかしてたのに注意されてなかったけどなんで」

 

「ああ、ほら初日の授業の時上の空だったでしょあの時テキストすべてのページをして来るように言われたから本当にやって来たからだと思うよ」

 

僕がそう言うとルビィと花丸が驚いていた

 

「幸人君あのテキストもう終わったずら?」

 

「うんそうだけど、それがどうしたの?」

 

僕はそう言ってテキストを見せた

 

「本当に終わってるずら」

 

「凄いよ幸君」

 

「それほどの事じゃないよ」

 

僕はそう言ってルビィと花丸と一緒に部室に向かった

 

「忘れる所だった」

 

僕はそう言ってカバンからある物を取り出した

 

「はい、ルビィ」

 

「ルビィに?」

 

ルビィはそう言って袋を開けると僕と中身を交互に見た

 

「幸君これ本当に貰って良いの‼︎」

 

ルビィの問いに僕は頷いた

 

「ありがとう幸君」

 

そう言ってルビィは僕に抱きついて来た

 

「ルビィちゃんがあんなに喜ぶ何てこの中には一体何が入ってるずら?」

 

「凄いよ花丸ちゃんあのA-RISEのサインだよ」

 

ルビィはそう言って袋からツバサさん達のサインを取り出した

 

「とりあえず部室に行こ」

 

「そうずらね」

 

僕と花丸は未だにサインに見とれているルビィを連れて部室まで行った

 

「3人とも遅いよ、あれルビィちゃんどうしたの?」

 

「聞いてください千歌先輩幸君があのA-RISEのサインを貰ってくれたんです」

 

ルビィがそう言うと千歌さんもサインを見に来た

 

「本当だ凄いね」

 

「でも良く貰えたわね」

 

「あー明日になれば分かるってそうゆう事か」

 

千歌さんはルビィと同じ反応をし梨子さんは貰えた事に疑問を抱き、曜姉ちゃんは昨日の言葉を理解した

 

「貰えた理由としてはマネージャーのお礼と言うよりかは僕がツバサさん達にお願いしたからかな。こっちで出来た友達にA-RISEのファンがいるって言ったら送るから住所を教えてと言われて」

 

僕が理由を説明すると全員納得した




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24話

連続投稿


「今日もあんまりランキング上がってないね」

 

千歌さんがふとそんな事を呟いていた

 

「いえ、むしろ1日で100位くらい上がるなら充分だと思いますよ?今やスクールアイドルは年々増え続けているんですから」

 

「ダメだよ。もっと注目されないとラブライブにはでれないんだから!」

 

千歌さんは僕の言葉を否定した

 

「それに、新加入の2人もかわいいって」

 

「そうなんですか!?」

 

ルビィが嬉しそうに聞き返す

 

「特に花丸ちゃんの人気が凄いんだよね」

 

曜姉ちゃんの言葉通り、コメント欄は花丸ちゃんがいい、やかわいいなどの書き込みが多かった

 

「花丸ちゃん、応援してます」

 

「花丸ちゃんが歌ってるところ早く見たいです」

 

流れてくるコメントを梨子さんと曜姉ちゃんが読んでいく

 

「ね、ね!?大人気でしょ!」

 

千歌さんも自分のことのように喜ぶ

 

すると、花丸は不思議そうな顔をしながら、フラフラとパソコンの画面によっていく。

 

「これがぱそこん?」

 

「「そこぉ!?」」

 

千歌さんと曜姉ちゃんのツッコミがハモった

 

「これが知識の海に繋がっていると言われているいんたーねっと!」

 

自分を褒めてくれるコメントよりパソコンに反応するんだ

 

花丸の目はキラキラ輝き、画面を一心に見つめている

 

「そ、そうね。知識の海かどうかはともかくとして」

 

「おぉ~!」

 

パソコンに興味津々な花丸の後ろで千歌さんはルビィにこそこそ話していたので僕もそれを近くで聞く。

 

「もしかして、花丸ちゃんパソコン使ったことないの?」

 

「まさか、流石に授業でやるでしょ?」

 

「それが家が古いお寺で。電化製品とかもほとんど無くて、学校にあるのはデスクトップだからノートを見るのは初めてかも」

 

ルビィの説明に僕は納得した

 

「そういえばこの間ルビィ達とのお泊りの時もドライヤー知らなかったからもしかしてと思ってたけど」

 

「うん。おじいちゃんが古風な人らしくて。この前沼津に言った時も」

 

ルビィは苦笑いしながら話し出す。

 

ルビィの話によると、自動で水の出る蛇口に驚いたり、ジェット乾燥機の下にしゃがみ、その風を頭から浴びていたらしい。

 

「そういう機械を見るといつも『未来ずら!』って。正直、少し恥ずかしかったです」

 

「未来なのかな?」

 

僕の言葉にみんな苦笑いする。

 

「これ、触っても良いずら⁉︎」

 

パソコンを見て喜んでいた花丸は見ているだけでは物足りないのだろう。

 

「もちろん」

 

千歌さんが許可を出す。

 

「うわぁ~!」

 

感動の声を上げながら花丸はゆっくり手をパソコンに近づく

 

「ん?」

 

その手がピタリ、と止まり、視線がある1点を見つめる。

 

「ずらっ!」

 

花丸がボタンを押すとパソコンの画面が消える

 

「うわっ!?」

 

「いきなり何を押したの?」

 

梨子さんが慌てて花丸に尋ねる

 

「1つだけ光るボタンがあったから気になって」

 

その答えを聞き終わる前に梨子さんと曜姉ちゃんが物凄い速さでパソコンに向った。花丸の言った光るボタンはパソコンの電源ボタンなので花丸はそれを知らずに、パソコンを強制シャットダウンさせたのだ。

 

「大丈夫!?」

 

「衣装のデータ、保存してたかなー」

 

慌てて曜姉ちゃんと梨子さんはパソコンを再起動させ、データのチェックを初めた。

 

「丸何かいけない事しちゃった幸人君」

 

花丸が僕にそう聞いて来た

 

「花丸がさっき押しちゃったのはパソコンの電源を入れたり切ったりするボタンなんだ、だから」

 

「だから?」

 

「急に電源を切るとパソコンが壊れちゃうかも知れないんだ」

 

僕がそう言うと花丸が泣きそうになったので千歌さんがそれを落ち着かせた。パソコンのデータは無事だった

 

みんなが着替えると屋上に移動する

 

「おおっ!こんなに引法太子空海の情報が!?」

 

屋上にパソコンを持っていき、曜姉ちゃんが花丸に操作の説明をしている。

 

普通女子高生が空海で喜ぶ?

 

「うん。ここで画面、切り替わるからね」

 

「凄いずらー」

 

「もう、これから練習なのに!」

 

練習そっちのけでパソコンに興味津々の花丸と操作を教える曜に痺れを切らした梨子さんが注意する。

 

「少しくらい、大丈夫ですよ」

 

「それより、ランキングどうにかしないと」

 

「それは仕方がないと思いますよ。さっきも言いましたがスクールアイドルは年々増え続けていますから」

 

「でもさー」

 

ランキングが上手く上がら無いからか、千歌さんは苛立ちを覚えているのかもしれない。

 

「ルビィも幸君と同じだと思います」

 

ルビィも僕と同じ意見のようだ。

 

「しかもこんな何も無い場所の地味!アンド地味!アンド地味ー!なスクールアイドルだし・・・」

 

自分で言ってて落ち込む千歌さん

 

「そんなに目立たなきゃダメなの?」

 

千歌さんの言葉に疑問を持った梨子さんが質問する。

 

「人気は大切だよ」

 

曜姉ちゃんが答える。

 

その曜姉ちゃんの隣で花丸はパソコンに夢中なっている

 

「なにか目立つことかー」

 

「そうねー。例えば名前をもっともーっと奇抜なのにつけ直してみるとか?」

 

確かに梨子の案は悪くは無い。

 

「奇抜って、スリーマーメイド?」

 

千歌さんがそんな名前を口にする。

 

「あ、今はファイブだ!」

 

「ファイブマーメイド」

 

ルビィは気に入ったの?

 

「なんで蒸し返すの!?」

 

蒸し返す?どう言う事だろう

 

千歌さんは聞く耳持たずと言った表情で梨子さんを煽る。

 

「じゃあ、みんなの応援があれば、足になっちゃう、とか!」

 

ルビィはぴょんぴょん跳ねながらファイブマーメイドの設定を口にした

 

「あっ!なんかいい!その設定!」

 

「でも、その代わりに声がなくなるという」

 

曜姉ちゃんがイタズラな顔をしながらさらに設定を加た

 

「って、ダメじゃん!」

 

頭を抱える千歌さん

 

「だから、その名前は忘れてって言ってるでしょ!」

 

その千歌さんを梨子さんは掴み揺らして忘れるように促す。

 

「悲しい話だよねぇ、人魚姫」

 

「曜姉ちゃん梨子さんの言ってた蒸し返すってどう言う事?」

 

「ああ、幸人居なかったもんね実はね」

 

聞けば梨子さんが名前を考えている時に上げた名前らしい

 

パソコンに夢中な花丸を見ると何やらどこかを見つめている。

 

「善子ちゃん?」

 

花丸の見つめる先を見たけどそこには誰も居なかった

 

「丸ちょっと御手洗に」

 

「行っておいで!」

 

梨子さんに掴まれたままの千歌さんが返事をする

 

「あの千歌さん僕もこの後用事が」

 

「用事?何々」

 

「音楽室に用事が」

 

僕がそう言うとルビィは分かってくれた

 

「音楽室で何するの?」

 

「バイオリンの練習をするんです」

 

僕がそう言うと梨子さんがこっちに来てこう言った

 

「またバイオリン始めたの?」

 

梨子さんの質問に僕は頷いて音楽室に向かった




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25話

〜善子side〜

 

ずら丸との話が終わり家に帰ろうとした私は何処からか懐かしい音が聞こえた

 

「この上って確か音楽室よね」

 

階段を上って中を覗くと1人の男子生徒がバイオリンを弾いていた

 

「バイオリンかぁ」

 

私はバイオリンには思い出がある。あれは確か私がまだ小学1年生の頃私はクラスで孤立していて友達なんて呼べるような人は誰1人居なかった。そして夏休みに入り暇つぶしに散歩をしている時に迷子になってしまった。パニックになって動き回ったのがいけなかったのか気がつくと知らない森の中に居た。

 

「此処どこだろ」

 

私は辺りを見回すが人影は無かったしばらく歩いているとバイオリンの音が聞こえてきた

 

「この上から聞こえる」

 

その音に気をとられてたのがいけなかったのか私は近くで寝ていた熊を踏んでしまった

 

「きゃー!」

 

私はそう叫んで逃げるが熊は追いかけてくる。そして私は何かに躓き熊がすぐ近くに迫って来ていた

 

「だっ誰か助けて」

 

「くーちゃんストップ、大丈夫?」

 

そこで出会った今はもう会っていない初めての友達に

 

「すいません‼︎」

 

「何よ!いきなり大きな声出して‼︎」

 

「僕が何回呼んでも聴こえて無いみたいだから大きな声で言ったんだけど」

 

知らない間に音楽室の中でバイオリンを弾いていた男子生徒は私の前に来ていた

 

〜善子side out〜

 

僕が音楽室でバイオリンを弾いていると外から視線を感じた

 

「誰だろうあの子」

 

リボンからすると僕と同じ1年生かな?でもあんな子見た事ないし、もしかしてずっと学校に来てない僕の隣の席の子

 

「あの、すいません」

 

僕は音楽室を出てそう言ったが返事はない

 

「すいません」

 

もう一度言ってみたけどやっぱり返事がない

 

「すいません‼︎」

 

「何よ!いきなり大きな声出して‼︎」

 

3回読んでやっと気付いたのに何故か怒った様に言ってきたので僕はこう言った

 

「僕が何回呼んでも聴こえないみたいだから大きな声で言ったんだけど」

 

「ごっごめん」

 

女の子がそう言って謝って来た

 

「もう良いけど聴きたいなら中で聴いて外から見られてると気が散るから」

 

「なら、そうさせてもらうわ」

 

女の子がそう言って入って来た

 

「同じ1年生だよね僕は渡辺幸人今年浦の星女学院が男子の試験生を募集していたから東京から引っ越して来たんだ」

 

「私は堕天使ヨハネよリトルデーモン…またやっちゃったー」

 

ヨハネちゃんがそう言ってしゃがみ込んだ

 

「あのできれば本名でお願いできないかな?」

 

「津島善子よ、よろしく」

 

時間はあっという間に過ぎていった

 

「久しぶりに聞いたわバイオリンの音」

 

「感想は?」

 

僕は津島さんにそう聞いた

 

「良かったんじゃない」

 

「そっか」

 

僕は津島さんと別れて家に帰宅した




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26話

翌日学校の教室に行くと津島さんが学校に来ていた変なローブのようなものを着て

 

「あの津島さん?」

 

「渡辺さん⁉︎」

 

「あの、その格好って何かのコスプレ?」

 

僕がそう言うと津島さんは走って何処かに行き花丸がそれを追いかけて行ってしまった。あの格好、昔見たことがある気がするんだけど、どこだったかな?思い出した‼︎

 

「幸君どうしたの?」

 

「いや何でもないよ」

 

あの格好で何であの子よっちゃんが出て来たんだろう

 

時は過ぎ放課後の部室

 

「どうして止めてくれなかったのよー、せっかく上手くいってたのに」

 

「まさか学校にあんなの持って来てるなんて思わないずら」

 

まぁ、普通は持って来ないよねあんなの

 

「どうゆう事?」

 

梨子さんがそう言うとルビィが花丸から聞いたことを話してくれた

 

何でも中学の時津島さんはずっと自分は堕天使だと思い込んでいたらしくその時の癖が今でも抜けずあんな行動をとってしまうようだ

 

「そう言えば昔の友達に津島さんと似たような事言ってる子がいたよ自分は堕天使なんだって」

 

「幸人そんな友達いたの」

 

「うん、確か中1まで一緒に遊んでたかな」

 

僕がそう言うと津島さんが動いた

 

「ねぇ、その子貴方の事なんて呼んでた?」

 

「確かゆー君だった気がする」

 

僕がそう言うと津島さんはそうと答えた。その時の津島さんの顔がまたよっちゃんの事を思い出したのは何でだろ

 

「実際今でもネットで占いやってますし」

 

ルビィが何かを再生した後に津島さんの声が聞こえそれを見て千歌さん以外が軽く引いていた

 

「やめて兎に角私は普通の高校生になりたいの何とかして」

 

そう言って花丸に顔を近づけた

 

「可愛い」

 

千歌さんのその呟きに周りが反応した

 

「これだよこれ」

 

「もしかして千歌さん津島さんをスクールアイドルに勧誘する何て事言わないですよね?」

 

梨子さんに聞いた話だと梨子さんの時も同じような感じだったらしい

 

「凄いよ幸人君どうして分かったの」

 

「分かりますよ一番の被害者である梨子さんがそう言ってたんですから」

 

僕がそう言うと梨子さんは頷いていた

 

「津島喜子ちゃんちゃんいや、堕天使ヨハネちゃんスクールアイドルやりませんか?」

 

「何?」

 

いきなり勧誘されたらそうなるよね

 

津島さんの勧誘も無事に終わり今は千歌さん達は家で堕天使アイドルなる物の衣装を試着している

 

「しいたけこんにちは」

 

「ワン‼︎」

 

旅館の中で放し飼いになっているしいたけと遊んでいる

 

「幸人君着替え終わったよ」

 

「わかりましたまたね」

 

僕はそう言ってしいたけから離れた

 

「どう幸人君」

 

「これは」

 

酷いスクールアイドルの冒涜としか思えない衣装だ、でもそんな事言ったら可愛そうだし

 

「なんか恥ずかしい」

 

「落ち着かないずら」

 

確かにルビィも花丸も普段そんな格好しなさそうだよね

 

「津島さんは凄く自然に着こなしてるよね」

 

「まぁ、偶に似たようなの着るしね」

 

僕がそう言うと津島さんは頬を染めてそっぽ向いた

 

「いやー‼︎」

 

廊下からそんな声が聞こえた

 

「来ないでー」

 

梨子さんとしいたけが追いかけっこをしていた

 

「大丈夫だよ梨子ちゃんしいたけはおとなしうわぁ」

 

襖を倒して梨子さんが走って来たそして

 

「とりゃー」

 

千歌さんの部屋の窓から飛び自分の部屋の窓に飛び移った

 

「はぁはぁ、もお」

 

「お帰り」

 

梨子さんが振り向くとそこには部屋を掃除していた梨子さんのお母さんがいた

 

「ただいま」

 

梨子さんはそう言ってこっちに戻って来た

 

「災難でしたね梨子さん」

 

「ええ」

 

僕は梨子さんにそう言って今日は解散となった




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27話

津島さんがAqoursに加入した翌日の放課後の音楽室でバイオリンの練習の休憩でスクールアイドルサイトの動画を見ていた

 

「新しい動画か」

 

僕はそう言って動画を再生した

 

「‼︎」

 

僕は思わず飲んでいたお茶を吹き出してしまった

 

「予想はしてたけどここまでだなんて」

 

そこに映っていたのは昨日の衣装を着ているAqoursだった

 

「この動画ダイヤが見たら千歌さん達間違いなく生徒会室に呼ばれるだろうな」

 

ルビィがこんな格好で映ってるんだから間違いないかな

 

『スクールアイドル部の方々今すぐ生徒会室まで来なさい』

 

僕がそう考えているとそう放送が流れた

 

「僕も行くか」

 

そう言って生徒会室に向かった

 

「こう言うのは破廉恥と言うのですわ」

 

僕が生徒会室に着くと既にダイヤによる説教が始まっていた

 

「失礼します」

 

僕はノックをした後そう言って生徒会室に入った

 

「幸人今は大事な話の最中ですわ、要件なら後「僕はスクールアイドル部のマネージャーをしてるんです」そうですか」

 

ダイヤがそう言って僕を睨んだ

 

「マネージャーであれば何故彼女たちを止めなかったのですか‼︎」

 

確かに止めれば良かったでも

 

「やる前から止めて何になるんですか?」

 

「こんなのスクールアイドルに対する冒涜ですわ」

 

「確かに衣装とそれに決めた理由のランキング上昇の為とゆう事に関してはそう思いました」

 

僕は思った事を言った

 

「なら「ですが」えっ」

 

「ですが、堕天使アイドルその発想自体を否定するのはおかしいと思ったのと、失敗から学ぶ事もあるからです。貴方の偏見だけでそれを否定しないで下さい‼︎」

 

僕がそう言うとダイヤが黙った

 

「話は終わりですか?」

 

「ええ、ですがこれからのAqoursの事をもっとよく考える出来ですわ」

 

ダイヤのこの言葉を聞いた後生徒会室を出た

 

「幸人君フォローありが「勘違いしないでください」えっ」

 

「僕が言ったのは堕天使アイドルと言う発想を否定しないで下さいと言っただけで衣装や目的に関してはダイヤと同意見です」

 

僕がそう言うと千歌さんは驚いた表情をしていた

 

「もういいわ」

 

突然津島さんはそう言った

 

「高校生にもなってこんな事してるのがおかしかったのよ」

 

「ならスクールアイドルは」

 

「やめとくはまた迷惑掛けそうだし」

 

「少しの間だけど堕天使に付き合ってくれてありがとう。楽しかったわ」

 

そう言って津島さんは部室を出て行った少し見えた津島さんの表情は暗かった

 

「思い出した」

 

「幸人どうしたの?」

 

曜姉ちゃんがそう聞いて来たがその前に僕は走り出していた

 

あの顔はよっちゃんが何かを捨てようとしていた時の顔だった。間違っていたら恥ずかしいでも、それでも良いから確認をしたかった

 

津島善子ちゃんあの子はよっちゃんなのかを

 

〜善子side〜

 

先輩達に迷惑をか掛けてしまったそう思って私はスクールアイドル部を辞め同時に堕天使を辞めようと思って昔彼奴と遊んだツリーハウスに来ている

 

「最後くらいはね」

 

私はそう言って長い間使っていたローブを身に纏った

 

「これで最後」

 

頭の中では分かって居ても中々言葉に出来ない。まだ私の中に堕天使を辞めたくないそう思っている私がいるそう思っていると後ろから声が聞こえた

 

「やっぱり此処だったんだ」

 

振り向くとそこには彼奴幸人が居た

 

〜善子side out〜

 

津島さんがよっちゃんなのかを確認したいと言う理由だけで部室を飛び出したけどどこに行ったんだろ

 

「もしかして‼︎」

 

僕が向かったのは昔よくよっちゃんと遊んでいたツリーハウス昔よっちゃんは嫌な事や悲しい事があるとそこに向かって居たと聞いたので一か八かそこに向かった

 

「これで最後」

 

中からは津島さんの声が聞こえた。僕は梯子を登りツリーハウスの入り口まで行ってこう言った

 

「やっぱり此処だったんだ」

 

僕がそう言うと津島さんが振り向いた

 

「渡辺さんどうして」

 

「渡辺さん何て他人行儀な呼び方やめてよ、よっちゃん」

 

僕がそう言うと津島さんは驚いた顔をした

 

「今更何よあんただってあれが理由で私と遊ぶのが嫌になってあの時来なかったんでしょ」

 

よっちゃんの言うあの時とは多分中1の時の夏休みだろう

 

「答えられないんでしょやっぱり「夏風邪ひいてたんだ」えっ」

 

僕が津島さんの声に被せてそう言った

 

「夏風邪?」

 

「うん」

 

中1の夏休みあの時僕は夏風邪をひいてそれでもなをよっちゃんに会いに行こうとした。その途中で曜姉ちゃんに捕まり自室のベッドまで何度も戻された最後には曜姉ちゃんが僕の部屋で見張るほどまでに僕は外に出ようとした。そのあとは安静にして居たお陰で2日後には治りツリーハウスに向かったがよっちゃんの姿はなくそこにあったよっちゃんの私物が全て無くなっていた事、その後ずっと待っていたがよっちゃんの姿が現れなかった事。

 

「大方こんなところかな」

 

「そう」

 

僕が全てを話終えるとよっちゃんは小さな声でそう言った

 

「バカね私ゆー君はそこまでして私に会いに行こうとしてくれてたのにそれを踏みにじって勝手に勘違いして本当バカ」

 

よっちゃんは泣きながらそう言った

 

「よっちゃん」

 

「何?」

 

僕は立ち上がりよっちゃんの前に行った

 

「よっちゃん覚えてる?初めて会った時の事」

 

「覚えてるわよ。あの時熊に追いかけられていた私をゆー君が助けてくれた」

 

懐かし記憶が蘇ってくる

 

「そうだったね、初めて会った時は何だあの子って思ったよ」

 

「そんな事思ってたの⁉︎」

 

僕が笑いながらそう言うとよっちゃんが驚いた

 

「だって声のする方を見たら女の子が熊に追いかけられてるんだよ」

 

「確かに今考えると変ね」

 

僕がそう言うとよっちゃんも笑ってそう言った

 

「やっと泣くの辞めてくれた」

 

「そうねやっぱりゆー君と話すのは楽しいわ」

 

よっちゃんがそう言った所で僕は本題を持ってきた

 

「よっちゃん本当に堕天使辞めて良いの?」

 

「ええ、やっぱり高校生にもなってあれは駄目だと思ったしね」

 

「そっか」

 

僕はそう言って立ち上がった

 

「堕天使は辞めても良いでもその前に僕の言いたい事言って良い?」

 

「ええ、良いわよ」

 

よっちゃんの言葉を聞いて覚悟を決めた

 

「僕はよっちゃんいや、津島善子さんの事が好きです」

 

言ってしまったずっと言えなかった事

 

「そっそう私もよ、貴方の事友達として好きよ」

 

「いや、そうじゃなくて1人の異性としての好きだから良かったらだけど、僕と付き合って下さい!」

 

僕はそう言って頭を下げた

 

「えっと、聞き間違いかしら?ゆー君が私の事が1人の異性として好き?」

 

よっちゃんが顔を赤くしてそう言った

 

「聞き間違いじゃ無いよ、僕はよっちゃんの事が好き友達としてじゃなくて1人の異性として」

 

僕がそう言うとよっちゃんの顔が今までに見た事のない程に赤くなった

 

「…るいわよ」

 

「ごめん、よく聞こえなかった」

 

「ずるいわよこんな時にそんな事言うなんて」

 

そう言ってよっちゃんは僕の胸に顔を押し付けてきた

 

「いつ」

 

「へっ?」

 

「いつ私が好きって気付いたの」

 

その事か正直言うとあまり言いたくない

 

「嘘は言わないでよね」

 

「よっちゃんと会えなくなった中1の夏休みだよ。もうよっちゃんに会えないのかなって思ったら凄く悲しくなった、それまで楽しかったバイオリンを弾いても楽しく無くなった、よっちゃんの存在がいつのまにか僕の中で凄く大きくなっていたその時に気付いたんだよっちゃんの事が好きだったんだって」

 

凄い恥ずかしいでも後悔は無いこの気持ちは嘘じゃ無いから

 

「それで答えを聞いて良いかな?」

 

答えは何だって良いよっちゃんに告白できたその事実だけで十分だった

 

「今までの行動で気付きなさいよ」

 

よっちゃんはそう言って覚悟を決めたような顔をして居た

 

「私も渡辺幸人の事が好きですこんな私で良かったらよろしくお願いします」

 

よっちゃんが今までに無いくらいの笑顔でそう言った

 

「良いって事だよね」

 

「何度も言わせるんじゃ無いわよ。でも尚更辞めないとね嫌でしょ彼女が堕天使何て言ってるの」

 

よっちゃんはそう言って今まで使っていたローブに手を伸ばした

 

「そんな事ないよ、僕は昔のよっちゃんが好きになったんだよなら堕天使ヨハネとしてのよっちゃんの事も好きなんだよだから無理して堕天使を辞めなくて良いよ。それに本当は辞めたくないって思ってるんでしょだって手が震えてるもん」

 

「本当に良いの?」

 

よっちゃんがそう聞いて来たので僕は頷いた

 

「ありがとう、それから浮気なんてしたらこのヨハネが天罰を下してやるんだから」

 

「それは嫌かな、それに僕がそんな事するように見える?」

 

「そう言う訳じゃないわ、ただ心配だっただけ」

 

よっちゃんはそう言って微笑んだ

 

「じゃあ、これからよろしくねよっちゃん」

 

「こっちこそ、よろしく幸人」

 

「昔みたいな呼び方は辞めるんだね」

 

僕がそう言うとよっちゃんは

 

「流石にゆー君は抵抗があるからしたの名前にするわ」

 

「なら僕は善子って呼べば良いんだよね」

 

僕がそう言うと善子は頷いた

 

「なら改めてこれからよろしくね善子」

 

「こっちこそ、よろしく幸人」

 

こうして僕と善子は恋人になった

 

「そう言えば幸人はこの後はどうするの?」

 

「どうするって何が?」

 

善子の言ってる事が分からなかった

 

「だから、その、今日両親居なくて私1人なのよだから」

 

「1人は寂しいから泊まって欲しい?」

 

僕がそう言うと善子は恥ずかしさのあまり顔を赤くして頷いた

 

「わかったよ」

 

「なら着替えを持って来て私は此処で待ってるから」

 

そう言って善子は座り僕は家に着替えを取りに帰った




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28話

着替えを取りに家に帰ると曜姉ちゃんが居た

 

「お帰り幸人急に出て行ったからみんな心配してたよ」

 

「その事についてはごめん。今から友達の家に泊まりに行くから」

 

僕はそう言って自分の部屋で着替えを準備した

 

「じゃあ行ってくるね」

 

「いってらっしゃい」

 

言い忘れてた

 

「僕スクールアイドル部のマネージャー辞めるから」

 

「えっ何で幸人」

 

そりゃいきなり辞めるなんて言われても驚くだけだよね

 

「今のAqoursに居ても意味がないと思ったから、でもちゃんとした理由を聞いて僕が納得したらもう一度マネージャーをやるよ千歌さん達と考えて聞かせてAqoursの答えを」

 

僕はそう言って家を出た

 

〜曜side〜

 

幸人の言った事は正しい確かに今の幸人がAqoursに居ても意味がない私は千歌ちゃん達に幸人がAqoursを辞める事そして幸人が千歌ちゃん達と考えてと言った事を伝えるとすぐに千歌ちゃんからメッセージが届いた

 

『Aqoursの答え?』

 

『幸人君は衣装も目的の事に関しても生徒会長と同じって事ねそしてその答えは私達にしか出す事が出来ないそう思ったんじゃない?』

 

『ルビィもそう思います』

 

『丸もそう思います』

 

うーん、難しいAqoursの答えか

 

『幸人君も居てAqoursになるんだから分からないよ』

 

『そうね練習メニューも結構幸人君に頼る事も多かったし』

 

『丸の体力がない事にも一生懸命考えて練習メニュー作ってくれてました』

 

『うん、幸君周りをよく見てるよねルビィが無理してる時は休憩にしてくれたし』

 

そうだったんだ

 

『幸人がいつの間にかAqoursに欠かせない存在になってたんだね』

 

千歌ちゃん達のメッセージを見て私が思った事を書いてメッセージを送った

 

『それだよ曜ちゃん』

 

『曜ちゃんの言う通りね』

 

『丸も同じです』

 

『ルビィも幸君も居てAqoursだって思います』

 

私達Aqoursとしての明確な答えはまだ出ていないでも1つ答えが出たそれは

 

幸人も居て初めて1つのグループAqoursになる

 

〜曜side out〜

 

「善子お待たせ」

 

僕が曜姉ちゃんにAqoursの答えを見つけると言う課題を与えた後善子の待つツリーハウスに戻った

 

「随分と遅かったじゃない」

 

「着替えを持って来るにしても選ぶ時間もあるからね」

 

僕はそう言って善子の家に向かった

 

「今鍵開けるわね」ガチャッ

 

鍵が開いた音が聞こえ中に入ろうとすると善子に止められた

 

「私が次にドアを開けるまで中に入って来ちゃダメよ」

 

そう言って善子はドアを閉めた後中から物凄い音が聞こえた片付けてるんだろうけどそこまでしないと入れられないほど散らかってたの?

 

しばらくすると善子がドアを開けた

 

「入って良いわよ」

 

「おじゃまします」

 

そう言って僕は家の中に入った

 

「良い部屋じゃん景色も綺麗だし」

 

「普通よ普通ほら晩御飯にするわよ」

 

僕は善子に手を引かれリビングに向かった

 

「どっちにする?」

 

「えっと善子さんこれは?」

 

「あんた東京にいたのに知らないのインスタントラーメン」

 

そう今善子が手に持っているのはインスタントラーメンこれって結構栄養偏るんじゃ

 

「冷蔵庫開けて良い?」

 

「ええ、良いけど大した物無いわよ」

 

冷蔵庫の中には卵と豚肉に野菜があった

 

「善子今から作るからそのインスタントラーメン仕舞って」

 

「えー良いじゃない美味しいんだから」

 

「そんなのばっかだと栄養が偏るからダメ」

 

僕はそう言って善子の持っていたインスタントラーメンを棚の上に仕舞った

 

「わかったわよなら私はお風呂を沸かして来るわ」

 

善子はそう言って浴室に向かった

 

その後晩御飯を食べたがルビィと花丸同様に善子も複雑な顔をしていた

 

「お風呂先にもらったよ」

 

「ええ、なら次は私ね分かってるでしょうけど覗いたりしたら承知しないわよ」

 

善子はそう言って浴室に向かったそんなに信用ないかな僕

 

〜善子side〜

 

「ふー」

 

湯船に浸かりながら今日あった事を思い出している。スクールアイドル部の先輩やずら丸達に迷惑を掛けて堕天使を辞めようとしていた時に幸人が部活を放り出して私を追いかけて来てくれた事あの時幸人が来てくれなかったらきっと私は堕天使を辞めて後悔していたと思う。

 

そして幸人からの告白正直に言うともう少しムードと言うもの大切にして欲しかったが、あそこは私と幸人にとっては沢山の思い出のある場所であり初めて会った場所そして一度すれ違ってしまった場所まぁすれ違いは私が一方的にそう思っていただけで幸人はずっと私の事を待っていてくれた。

 

「さっきはあんな事言ったけど少し期待しちゃうわね」

 

さっき幸人にはああ言ったが実際のところ私は期待をしていたまぁ幸人に限ってそんな事は無いと思うけど、本当に来た時は多分恥ずかしくてその場で殴ってしまう自信がある

 

「もうでよ」

 

これ以上は頭がおかしくなりそうだったので冷たいシャワーを浴びて頭を冷やした後お風呂を出た

 

〜善子side out〜




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29話

「お風呂上がったわよ」

 

善子のその声を聞いて僕は歯を磨きに浴室前の洗面所に向かった

 

「どうかしたの?」

 

「いや歯を磨き忘れたから来ただけだけど」

 

「そう」

 

そう言って善子も歯を磨き始めた

 

「そろそろ寝たいんだけど」

 

時刻は9時30分何時もなら既に寝ている時間だ

 

「何言ってるの夜はまだよ寝るには早いわ」

 

「僕は何時も9時には寝てるんだ」

 

「早いわね」

 

最初凛と花陽にも同じ事を言われた事がある

 

「仕方ないわね幸人こっちよ」

 

ほとんど寝ている僕はそう言った善子に手を引かれながら自分の寝る部屋まで向かった

 

「幸人もうふらふらじゃない」

 

「もう限界」バタッ

 

そこで僕の意識は途絶えた

 

〜善子side〜

 

「ちょと起きなさいよ」

 

私は部屋に向かってる途中で寝てしまった幸人を起こそうとしたが一向に起きる気配がない

 

「もう、仕方ないわね」

 

私は少し笑みを浮かべそう言った。どこか幸せそうな寝顔を見てると起こす気にはなれなかったこう言う所は小さい時から変わっていない

 

「よいしょ」

 

私は幸人を背負い寝かせるつもりでいた私の部屋に敷いてある布団に寝かせた

 

「本当今日はありがとね」

 

幸人に聞こえていないと分かっていたが自然とその言葉が出てきた

 

「本音を言うと私はあんたの隣に居て良い人間なのかわからないのよね。あんたと違って私には誇れる物は何も無いわ、この先もできるのかどうかも分からないでも、何故か分からないけどあんたと一緒だと見つけられる気がするだからそれまで待っててね私が自分に誇れる何かを見つけるその時が来たらきちんと私から言うわ」

 

これは今言う事じゃ無い、そう思って私はその言葉を胸の奥に仕舞って眠りに着いた。

 

『大好きよ幸人これからもずっと一緒にいなさい』これは起きてる時にそしていつか私が誇れる物を見つける時に最初に言う言葉にした

 

〜善子side out〜

 

「んー」

 

僕は何時も時間に起きた

 

「おはよう善子」

 

僕はまだ寝ている善子にそう言って書き置きをしてランニングと買い出しに向かった

 

「おはようございます果南さん」

 

「おはよう幸人」

 

僕は果南さんと合流して何時ものコースを走っている

 

「そう言えば果南さんこの近くでこの時間から開いてるスーパーってありますか?」

 

「あるけど、どうしたの?」

 

「実はお弁当の材料を買い忘れちゃって」

 

「そう言う事かこの近くだし今日はそこまでにして早めに帰る?」

 

「そうします」

 

僕は果南さんにスーパーまで案内してもらった。果南さんはまだ走るようなのでお礼だけ言った

 

「それじゃあ帰りますか」

 

僕は材料を買った後善子の家に向かって歩いて帰った

 

「おはよう幸人」

 

家に着いてしばらくすると善子が起きてきた

 

「おはよう、それと寝癖凄いよ」

 

「嘘⁉︎」

 

善子はそう言って洗面所まで走って行った

 

「何使ってるの?」

 

「朝ごはんとお弁当だよ今日も学校だしね」

 

「そっか、ねえ幸人良かったら堕天使グッズ少し減らそうと思うの良かったら捨てるの手伝ってもらえない私だけじゃ戸惑いそう」

 

そう言って善子はダンボールを持ってきた

 

「了解」

 

僕は火を止めてダンボールを持った

 

「ありがとう幸人」

 

「本当に良いの?」

 

「何が?」

 

「あれ」

 

僕が指をさし善子が視線を向けるとそこには千歌さん達が居た

 

「堕天使ヨハネちゃん」

 

「「「「「スクールアイドルをしませんか?」」」」」

 

千歌さんの声を合図に全員がそう言った

 

「ううん、入って下さいAqoursに堕天使ヨハネとして」

 

千歌さんは本気で善子をAqoursに入って欲しいそう思っているけど善子はもう千歌さん達に迷惑を掛けまいと断って走り出した

 

「待って」

 

千歌さん達はそう言って善子を追いかけて行った

 

「家に戻ってお弁当の準備しよ」

 

誰も居なくなってそう呟いた後善子の家に戻ってお弁当作りを再開した

 

「ただいま」

 

「お帰り善子どうなった?」

 

「私やる事にしたスクールアイドル千歌さん達と一緒に」

 

そう言った善子の顔は嬉しそうに笑っていた

 

「そういえば幸人はいつから気づいてたの?」

 

「外に堕天使グッズを捨てに行った時点で気づいてたよ」

 

「そう」

 

善子はそう言って僕の渡したお弁当を鞄に入れた

 

「行くわよ幸人」

 

「待ってよ善子」

 

そう言って善子と僕は学校に向かった

 

「それで何か用ですか?」

 

その放課後スクールアイドル部の部室に来るように花丸とルビィに言われ部室に向かうとAqoursのみんなが居た

 

「Aqoursとしての明確な答えはまだ出てないでも1つ答えがわかった」

 

僕が出した課題の明確な答えはまだ分かってないか

 

「幸人君、Aqoursは幸人君も居て初めて1つのグループAqoursになるんだ。幸人君にはこれからも苦労をかけると思うでも、今回と同じ事はもうしない」

 

千歌さんがそう言って前に出てきた

 

「幸人これからは私も頑張ってみる、幸人の負担も出来るだけ減らすようにしてみる。だから、Aqoursに戻ってまた一緒に頑張って行こう」

 

曜姉ちゃんもそう言って前に出てきた

 

「幸君ルビィも頑張って練習するよ」

 

「おらも頑張って体力付けるずら」

 

ルビィと花丸もそう言って前に出てきた

 

「幸人私は何か言えるほどスクールアイドル部に居ないでも私は幸人と一緒に何かできたら嬉しいわ」

 

善子も前に出てきた

 

「と言うかそもそも梨子さんは僕の言いたい事気付いてますよね?」

 

1人前に出てきて居ない梨子さんに僕がそう言うと千歌さん達の視線は梨子さんに向かった

 

「あの後少し考えてみたのよ、幸人君が言ったのは納得すればマネージャーをまたやる、納得しなかった時の事は1つも言ってないなってだからどんな答えが出てもスクールアイドルのマネージャーに戻るつもりだった。あくまで私達に話し合わせる事が目的なんじゃないのかって」

 

「正解ですよ、目的は千歌さん達に一度話し合ってもらう事にありました」

 

僕がそう言うと千歌さん達は固まった

 

「「「「えー‼︎」」」」

 

「幸人あんた意外とこう言う事するのね」

 

千歌さん達は驚き善子は意外そうな顔で僕を見てきた

 

「なら?」

 

「どっちにしろ僕はAqoursに戻っていたって事ですね」

 

僕がそう言うと千歌さん達はほっとしていた

 

「なら早速練習をしますよ。それとまぁ今回の事で少しメニュー変更しようと思ったんですよ。特に千歌さんの」

 

「何で私だけ⁉︎」

 

「梨子さんから聞いてますよ千歌さんよく遅刻するって」

 

僕がそう言うと千歌さんは身に覚えがあるのか渋々了承した

 

「それで次から遅刻した時は千歌さん問わず練習の後このメニューをしてもらおうと思ってます」

 

僕はそう言って千歌さん達に一枚の紙を渡した

 

「これ本当にするの⁉︎」

 

「これは」

 

「きついわね」

 

「ルビィ出来るかな?」

 

「おらは自信がないずら」

 

「私は無理そうね」

 

各自が僕のメニューを見てそう言った

 

「善子と花丸それにルビィはもうちょっとマシなのにするけど千歌さん達はこのメニューで行きますから」

 

「そんなー」

 

「これで千歌ちゃんの遅刻が無くなれば良いんだけどね」

 

「遅刻しなければ良いんだよ千歌ちゃん」

 

千歌さんが落ち込み、曜姉ちゃんは励まし、梨子さんは千歌さんの遅刻が無くなる事を願っていた

 

「おら達のはどんな感じずら?」

 

「ルビィも気になる」

 

「教えなさいよ」

 

僕はそう言ってきた花丸達にそれぞれ違う紙を渡した

 

「花丸はまだ体力が足りてないと思うから体力作りを中心に、ルビィは一先ず千歌さん達のメニューを軽くしたやつを、善子は朝ので体力は大丈夫だと思ったからダンスを中心にしたメニューだよ」

 

「これなら大丈夫そうずら」

 

「ルビィもこれなら大丈夫かな」

 

「私はダンスに関してはあまり触れた事無いしこれくらいが丁度いいわね」

 

「それじゃあ始めよう」

 

千歌さんの言葉で練習が始まった




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30話

練習の休憩の時に善子が隣に来てこんな事を言ってきた

 

「それで幸人私と付き合ってるって事いつ話すの別に隠す必要はないと思うけど?」

 

「まぁそれもそうだけど」

 

確かに隠す必要はないか知るのが遅いか早いかの話だし

 

「取り敢えず練習を再開するわよ」

 

梨子さんが手を叩いてそう言った

 

「そうだ、明日は練習をお休みにして一年生の歓迎会しようよ」

 

「それ良いね千歌ちゃん」

 

「まぁ、息抜きも必要だし良いと思うわ。でもその前に今日の練習をするわよ」

 

明日一年生の歓迎会をする事になって練習が再開した

 

「今日の練習は此処までにしましょう梨子さん」

 

「そうね、朝練はあるから遅れたら駄目よ特に千歌ちゃん」

 

「うっはい」

 

本当に大丈夫かな?

 

「明日の朝練幸人も参加する?」

 

「そうするよ、朝練で何してるか気になるし」

 

曜姉ちゃんがそう聞いてきたので僕も参加する事にした

 

「何時ごろからしてるの?」

 

一番気になるのが始める時間

 

「えっと確か6時30分くらいかな」

 

「えっそれじゃあそんなに練習できないんじゃ」

 

僕が曜姉ちゃんに聞くと苦笑いを浮かべた

 

「それは千歌ちゃんがね」

 

それだけで理解した

 

「要するにその時間より早いと千歌さんが起きる事が出来ないと」

 

「何の話?」

 

善子が話に入って来た

 

「明日の朝練の時間について」

 

「そう、それで何時からなの?」

 

「6時30分だって」

 

「遅いのね朝練って言うから5時とかだと思ってたんだけど」

 

善子も僕と同じ意見のようだ

 

「それはそうと善子は起きれるの?」

 

「当たり前じゃない」

 

それはどっち起きれるか起きれないのかどっちなの

 

「起きれないわ」

 

「それは胸を張って言う事じゃないずら善子ちゃん」

 

花丸の言う通りだ

 

「花丸は大丈夫なの?」

 

「丸はルビィちゃんと一緒に練習に行ってらから大丈夫ずら」

 

ルビィと一緒でもルビィが遅刻…する所があまり想像出来ないかなそれにダイヤも居るし

 

「明日から善子ちゃんも一緒に行くずら?」

 

「頼むわずら丸」

 

善子も花丸とルビィが一緒に行く事になったし心配はないかな後は千歌さんが遅れて来ない事を願うばかりだ

 

「それで何か言う事はありますか?」

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

翌日千歌さんと一年生全員が遅れて来た

 

「理由を教えて」

 

「丸とルビィちゃんは善子ちゃんが中々起きてくれなくて遅れたずら」

 

「ルビィ、ずら丸ごめん」

 

要するに善子のせいか

 

「私はその」

 

「寝坊ですか?」

 

「はい」

 

ルビィと花丸はまだフォローができる善子も初日だし許せるでも千歌さんはフォロー出来ないもはや先輩としての威厳は僕の中から消えた

 

朝練が終わり今は学校に向かう途中のバスに乗っている

 

「取り敢えず千歌さんは歓迎会が終わり次第僕が昨日渡したメニューをしてもらいます」

 

「そんなー」

 

千歌さんはそう言って見るからに落ち込んでいた

 

「自業自得よ」

 

梨子さんの言う通り自業自得です

 

「あはは、頑張ってね千歌ちゃん」

 

「丸達は初めての遅刻で善子ちゃんも今日が初めてだから注意だけでよかったずら」

 

「ルビィも遅刻して練習の後に幸君の昨日のメニューは嫌かな」

 

「まぁ今日は私が悪かったんだしそうなってたら私がずら丸達の分までやってたと思うわ」

 

そんなやり取りがバスの中であった




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31話

「それでは調理実習を始めます」

 

家庭科の授業での調理実習今回はお菓子作りなのでAqoursの一年生歓迎会で食べる物に追加する事にした

 

「花丸とルビィはお菓子作りってした事ある?」

 

「丸は無いずら」

 

「ルビィも無いかな」

 

2人とも無いのか後は善子だけだけど夕食をカップラーメンで済ませようとするので論外

 

「ルビィは僕と卵と砂糖にバターそれと薄力粉で花丸は善子と協力してボウルにヘラ後麺棒を探して来て」

 

「うん」

 

「わかったわ」

 

「それなら丸にもできそうずら」

 

花丸と善子が必要な物を僕とルビィが材料を取りに行った

 

「幸君卵いくつ使うの?」

 

「人数が多いから5個お願い薄力粉は多めに3袋砂糖とバターは僕が見つけておくよ」

 

ルビィとそう言って別れた後バターと砂糖を持って席まで戻ると花丸と善子が居た

 

「そう言えば聞いてなかったけど何作るの」

 

「クッキーだよ」

 

「そう言えば幸人君卵アレルギーだったんじゃ」

 

花丸の疑問は最もだけど

 

「大丈夫だよ卵なしでもクッキーは作れるから」

 

「なら大丈夫ずらね」

 

そんな話をしていると後ろから不機嫌な顔をした善子が居た

 

「何でずら丸は幸人が卵アレルギーだって知ってるの?」

 

「それは前に幸人私はとルビィちゃんの家にお泊まりした事があるからずら」

 

「そうなの」

 

花丸にはそう答えたが僕には目で後で話を聞かせて貰うとそう言っているかの様な目で見ていた

 

「幸君卵と薄力粉持って来たよ」

 

「それじゃあルビィも戻ってきたし始めよっか」

 

ルビィが戻って来た所で僕達はお菓子作りを開始した

 

「それじゃあこれ幸人君達が作ったの?」

 

今はスクールアイドル部の部室で歓迎会をしている

 

「はい、正直もうこのメンバーで調理実習は嫌だと思いましたよ特に善子」

 

僕がそう言うと善子は顔をそらした

 

「何かあったの?」

 

「それが、善子ちゃんクッキーに唐辛子を入れようとして幸人君に怒られたずら」

 

あれは、もう少し遅かったら世にも奇妙な辛いクッキーが出来上がる所だった

 

「でも、あそこまで怒らなくても良いと思ったんだけど」

 

「お菓子作りはちょっとしたミスが完成した物の味が変わっちゃうから仕方ないと言えば仕方ないかな」

 

曜姉ちゃんの言う通りだ

 

「文句があるなら食べなくて良いよ」

 

「そんな事言って無いじゃない」

 

忘れる所だった

 

「後これが善子が作ろうとしたものだから」

 

「「「「「うわぁ」」」」」

 

善子が作ろうとしたクッキーは真っ赤になっていてもうクッキーと言えない状態だった

 

 

「いつ作ったの?」

 

「調理実習の時です」

 

僕はそう言ってテーブルに置いた

 

「大事なのは見た目じゃ無くて味よほら見た目は悪くても美味しいかも…‼︎辛い辛い辛い辛い」

 

「本当に幸人君が善子ちゃんを止めてくれて良かったずら」

 

「そうだね」

 

辛いと連呼して床を転がる善子を見て花丸とルビィがそう呟いた

 

「じゃあそろそろ解散しましょうか」

 

「えー何でまだ完全下校まで時間「この後のメニュー忘れてませんか?」そうだった私だけ追加メニューあったんだった」

 

千歌さんがメニューの事を思い出してそれまでの元気が無くなった仕方ない

 

「千歌さん2つ選択肢をあげます」

 

僕がそう言うと千歌さんが頭に疑問符を浮かべた

 

「1つメニューをこなして帰る、2つこのクッキーを食べ「きちんとメニューをこなします」わかりました」

 

「あはは、確かに選択肢はあげてたけど」

 

「あれってどっちを選んでも千歌ちゃん辛い思いするんじゃ」

 

曜姉ちゃんと梨子さんがそんな事を話していたが聞こえないふりをした




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32話

〜善子side〜

 

「これ部のみんなで食べてだって」

 

一年生歓迎会の翌日の放課後私の親が帰って来た。お土産のお菓子をスクールアイドル部のみんなで食べるように言われたので学校に持って来て今は部室に居るか蓋を開けるとチョコレートが入っていた

 

「でもこれ6個しか無いから一人食べれないんじゃ」

 

「ならジャンケンにしよ」

 

千歌の提案でジャンケンで勝った人が食べる事になった

 

この時私は知らなかったもしこのジャンケンで勝った人が食べる事になった

 

「私の負けか」

 

結果は曜が負けてそれ以外の人が食べる事になった

 

「曜姉ちゃん食べたいならあげようか?」

 

「良いの良いの、幸人が勝ったんだし幸人が食べなよ」

 

幸人が曜に譲ろうとしていたが曜に断られ食べる事にしたようだ

 

「ならみんなでせーので食べるよ」

 

「「「「「「せーの‼︎」」」」」」

 

私達は一斉にチョコレートを食べた

 

私はこの時チョコレートを食べた事を物凄く後悔した

 

〜善子side out〜

 

「「「「「「せーの‼︎」」」」」」

 

曜姉ちゃん以外の全員で善子の持って来たチョコレートを食べたこの時チョコレートに苦味があったのが少し疑問に思った

 

「んー美味しい」

 

「そうね、でも何だったのかしらあの苦味」

 

「チョコレートに何か書いてませ「幸人ー‼︎」善子⁉︎」

 

少しの間黙っていた善子がいきなり大声で叫び抱きつこうとして来たのでとっさに避けた

 

「何で逃げるのよー」

 

「なら何で善子は追いかけてくるの⁉︎」

 

「善子ちゃんどうしたずら‼︎」

 

「善子ちゃん落ち着いて」

 

それに花丸が驚きルビィは何とかして善子を止めようと追いかけている

 

「何だったんだろこれ?幸人これウィスキーボンボンだよほらチョコレートの中にお酒が入ってる」

 

曜姉ちゃんが箱を確認した結果あのチョコはウィスキーボンボンだと判明したて事はないまさか善子

 

「善子まさか酔ってる?」

 

「そんなわけないれしょ」

 

多分あれ酔ってる酔ってる人は大抵そう言う、しかもよく見ると顔も赤いし決定的なのは判断能力の低下こんな皆んなが見てる前で善子は抱きつこうとしない

 

「絶対酔ってるでしょ」

 

「待てー」

 

そんな追いかけっこが30分くらい続いた

 

「あったか〜い」

 

「…」

 

走ってる途中に足がもつれてしまった後すぐに善子に捕まり今は僕に抱きついた状態になっている

 

「えっと取り敢えず私たちは練習に行くわね」

 

「待って下さい梨子さんこの状態で善子と2人だけは勘弁して下さい」

 

梨子さん達が居るからまだましだが居なくなった途端何が起こるかわかったもんじゃ無い

 

「何よ〜私と2人だけがしょんなにいやにゃらはっきり言いなしゃいよ」

 

善子が頬を膨らませそう言って来た

 

「幸人それはダメじゃ無いかな恋人として今は幸人が善子ちゃんの側に居てあげないと」ニヤニヤ

 

曜姉ちゃんがニヤニヤしながらそんな事を言って来たと言うか

 

「曜姉ちゃんいつ知ったのその事⁉︎」

 

「善子ちゃんから聞いたんだ幸人と付き合ったって」

 

思わぬ所に裏切り者が

 

「善子曜姉ちゃんに言っちゃったの?」

 

「うん、昨日の晩にいひゃいよ幸人」

 

気がつくと善子の口を思いっきり引っ張っていた

 

「知らなかったよ善子ちゃんと幸人君が付き合ってるなんて」

 

「私も知らなかったわ」

 

「丸も知らなかったずら」

 

「るっルビィも」

 

だって言って無いですから

 

「曜姉ちゃんそれ分かってて止めなかったよね‼︎」

 

「いや〜善子ちゃんが私に話した事幸人には内緒にしてって言われたからね」

 

本当にそれだけ単に面白かったからって言うのもあるよね絶対

 

「幸人君それじゃあこれ以上わお邪魔だろうしそろそろ私達は練習に行くね」バタンッ

 

千歌さん達はそう言って部室を出て行った

 

「幸人」

 

「何っ‼︎」

 

僕が振り向いた途端に善子にキスをされた

 

「えへへ、キスしちゃった」

 

善子はそう言って笑った後そのまま寝てしまった

 

「はぁ曜姉ちゃんそれに千歌さん達もそこに居るんですよね」

 

「ばれてた?」

 

「最初からですかね」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃん達は今度こそ練習に向かった

 

「まあこんな日もありか」

 

僕は1人になった部室でそうつぶやいた

 

少しして善子は起き何があったのか覚えてるようで顔を赤くして逃げるように帰った

 

〜善子side〜

 

まさかあれがウィスキーボンボンだったなんて思わなかったわそう思い私はバスの中で肩を落とした後ふと自分の唇に指を当てた

 

「しちゃったのよね幸人と」

 

思い出したら恥ずかしくなってきた私からしたとは言え酔った状態だったからこそ出来たのかもしれない

 

「出来れば今度は幸人からだと…って何考えてんのよ私は」

 

バスに誰も乗ってなくて助かったわ流石に今のを聞かれるのは応えてたと思う

 

「そう言えば、お父さんに幸人家に呼ぶように言われてたんだった」

 

思い出した私は幸人にメッセージを送るとすぐに返事がきた

 

「今週の日曜日が空いてるか」

 

日曜日は私も特に用事がないので日曜日に幸人が私の家にくることになった

 

〜善子side out〜




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33話

「あのダイヤ僕が此処に呼ばれた理由って一体何?」

 

朝学校に登校すると校門前にダイヤが居てそのまま生徒会室まで連れていかれた

 

「幸人貴方には話して置いた方が良いと思って来て頂いたのですわ」

 

ダイヤが真剣な表情で言って来たので何かあったと直ぐに分かった

 

「実はこの浦の星女学院が沼津にある高校と統廃合になる話が上がっているのです」

 

「そんな事ですか?」

 

ダイヤの言った事があまりにも今更だったので少し気が抜けた

 

「そんな事とは何ですか‼︎」

 

「えっ?だって東京にある学校でも廃校問題が上がってるんですよ。この学校の生徒も廃校になってもおかしく無い人数だと思っていたんですけど」

 

東京にある学校とは当然花陽と凛が通っている音乃木坂の事である

 

「そうなのですか?」

 

「はい、疑問に思ったのは東京の高校に通ってる幼馴染の学校が廃校になると電話があったのがきっかけでこの学校も廃校もしくは統廃合になってもおかしくない生徒数だと思いました」

 

「そうですか」

 

僕がそう言うと生徒会室の扉がノックされた

 

「Hello‼︎幸人きっと此処に居ると思ってたわ」

 

鞠莉さんがそう言って僕に抱きつこうとして来たがそれはダイヤによって阻止された

 

「鞠莉さん今は大事な話をしていたのですが?」

 

「大事な話?はっまさかダイヤが幸人に告白「ち・が・い・ま・す・わ」it'sjokeそれにダイヤそんなに起こるとまたシワが増えるわよ」

 

怒らせた張本人の台詞とは思えない

 

「全く鞠莉さんはそれで幸人に何か用事とは?」

 

「統廃合の事を幸人に話そうと思ってたんだけどその反応なら既にダイヤが話した後みたいね」

 

相変わらず察しは良いようだ

 

「ええ、その事を今幸人と話していた所ですわ」

 

「それで幸人の答えは」

 

「予想していたそうですわ東京にある幼馴染が通っている学校で廃校になると言う話があるのなら生徒数の少ないこの学校も廃校もしくは統廃合になるのではないかと」

 

鞠莉さんにダイヤが今まで話していた事を全て伝えた

 

「そう幸人はこうなる事を予想していたにも関わらず誰にも話さなかったのはどうしてかしら」

 

鞠莉さんが分かりきっている事を聞いて来た

 

「そんな事を言えばパニックを起こす生徒がいるかもしれませんからね」

 

「そうですわね、それで幸人の幼馴染はどの様な対策を?」

 

「2年の先輩3人が始めたスクールアイドルみたいですよ今では部員が7人居るだとか」

 

この間の電話で三年の人が入ったと花陽から連絡があった時そのPVを見せて貰ったが最初赤髪の子かと思っていたがその子は同じ一年で凛達と同じだしだと思った黒髪のツインテールが三年の先輩だと知った時は驚いた

 

「似たような事を考える人が居るのですね」

 

「そうですね」

 

μ'sのリーダー高坂穂乃果さんの事を花陽から少し聞いた時千歌さんと同じ物を感じた

 

「それでそのスクールアイドルの名前は?」

 

「μ'sだそうですよ」

 

「確か音楽など文芸の女神の名前ですわねですがその女神は9人のはずなのですが」

 

そうμ'sは本来9人の女神のはずなのに7人なのはどう考えてもおかしい聞くとスクールアイドルの名前を募集した時に入っていたのがその名前だけだったそうだ

 

「そのスクールアイドルはAqoursのような事はしていないのですね」

 

「そんな事はあり得ませんよだってそこにはスクールアイドルの事なら丸々2日話していられるほどのスクールアイドル好きが居るんですから」

 

「そんなに長い間話された事があったのですね」

 

あの時は本当に花陽が別人に思えた

 

「ええ」

 

僕は遠い目をしてそう言った

 

「ですがその様な方が居るのならAqoursの様な間違いはありませんわね」

 

「そうですね」

 

花陽に聞いたが三年の人もかなりのスクールアイドル好きで花陽が欲しがっていた伝説のアイドルDVDボックスを部室に1つ家にもう1つあるそうだちなみに僕は抽選2名のスクールアイドルショップ3000円引きの券のセットで入手したと言った時花陽に見せて欲しいと一晩中電話でせがまれた

 

「では話しはこれで終わりです朝早くからありがとうございます」

 

ダイヤのその言葉でこの場は終了となり僕は教室に向かった

 

「そんな事があったのね」

 

「花陽ちゃん達もスクールアイドルやってたんだ」

 

現在練習の休憩時間に朝話していた事を千歌さん達に話していた聞けば統廃合の通知が学校に張り出されていたそうだ恐らく後から来た鞠莉さんが貼って来たのだろう

 

「それでそのスクールアイドルの名前は?」

 

曜姉ちゃんが鞠莉さんと同じ質問をしてきた

 

「μ'sだそうですよ」

 

「本で見たことあるずら確か音楽とか文芸の9人の女神ずら」

 

花丸そう言う本にも手を出してるんだ

 

「でも今7人なんでしょ後2人は?」

 

「これから入るんじゃないかな善子ちゃん」

 

善子の最もな疑問にルビィがそう答えた

 

「それで幸君あの伝説のアイドルDVDボックス持ってるんだよね」

 

ルビィがツバサさん達と知り合いだった時と同じテンションで聞いてきた

 

「うん、今は僕の部屋にあるけど良かったら明日部室に持って来ようか?」

 

「うん!お願い幸君早く明日にならないかな〜」

 

ルビィはそう言って目を輝かせていた

 

「ルビィまだ練習終わってないから早めに戻って来てね」

 

練習が再開される寸前にルビィは戻ってきた

 

「いやぁ幸人がそこまでスクールアイドルが好きだったなんてね」

 

部活が終わり家に帰って晩御飯の準備をしている時に曜姉ちゃんにそんな事を言われた

 

「そりゃそうもなるよ花陽に2日かけてスクールアイドルの良さを教えられたんだから」

 

あの時の事は夢にまでスクールアイドルの良さを語る花陽が出てきたから思い出しただけでぞっとする

 

「そんなに酷かったの⁉︎」

 

僕の反応を見て曜姉ちゃんが流石におかしいと思ったらしく焦って聞いてきた

 

「大丈夫ちょっと軽いトラウマが出来ただけだから」

 

「幸人それ大丈夫じゃないよ‼︎」

 

あれ以来花陽の話に付き合う様になったけど未だに普段と違うテイションに慣れない。凛はこっちのかよちんも好きだと言うが凛はどんな花陽も好きなんじゃ無いの

 

「ほら後は私がやるから幸人は座ってて」

 

曜姉ちゃんがそう言って準備を再開した後その晩御飯の間何も喋らない僕を見て曜姉ちゃんがずっと謝ってきた




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34話

「統廃合絶対反対‼︎」

 

僕が部室に着いたのと同時に善子がそんな事を言っていた

 

「何の話?」

 

「幸人君遅いよ朝練の時間に遅刻したら怒るのに「千歌さんみたく寝坊とかじゃなくて日直の仕事で遅れました」何も言い返せない」

 

千歌さんが言い切る前に理由を話した

 

「日直の仕事じゃ仕方ないわよ」

 

まぁ本当はもう少し早く来れたんですけど

 

「全く幸人も遅刻するなら「言っとくけど本当は善子が一緒にしなきゃいけない事を一人でしてたから遅れたんだけど」ごめんなさい」

 

そう善子が本来なら一緒にしなきゃいけない事を僕一人で終わらせて来たそれが僕が遅れた一番の理由である

 

「善子ちゃん流石に日直の仕事を放り出して来るのはちょっと」

 

「幸君は善子ちゃんの分まで頑張ったんだね」

 

「幸人君は善子ちゃんの分まで頑張って終わらせて来たずらね」

 

「私も流石にそれはしないかな」

 

「酷い恋人もいたものね」

 

皆んなが善子をジト目で見ている

 

「悪かったわよ幸人ごめん」

 

流石にもうこの辺りで許してあげようか

 

「もう良いよ、でも次からは気をつけてね」

 

「幸君優しいね」

 

「幸人君は優し過ぎるずら」

 

かなり話が逸れたけど本題に移ろう

 

「それで善子何で統廃合反対なの?」

 

「それが沼津には中学の時の知り合いがいるかもしれないって丸が言ったら善子ちゃんがそう叫んだずら」

 

大体理解出来た大方自分の中学時代の事を知ってる人に会いたく無いとかそんな所だろう

 

「ならこの内浦の良いところをPVにして紹介でもしてみたらどうですか?」

 

「ナイスアイデアだよ幸人君そうだよPVだよ」

 

こうしてAqoursの内浦の良い所を紹介するPV作りが始まった

 

「PVは出来たけど千歌さんストレートに言っても良いですか?」

 

今はPVが完成したと千歌さんに言われたので近くの喫茶店でそれを見た感想を聞かれている

 

「うん、良いよ良いよ」

 

「最悪ですね、僕には内浦の良さは全く伝わって来ませんでした」

 

僕がそう言うと善子はやっぱりと言った顔をしていた

 

「私も編集しててお世辞にも良い出来とは思わなかったもの」

 

「そっかそう言えば何で喫茶店何ですか?」

 

まぁ大体の予想はつくけど

 

「梨子ちゃんがしいたけ居るなら家には来ないって」

 

「行かないとは言ってないでしょ」

 

梨子さんやっぱり犬が居るからなんですね

 

「でも梨子さんこの辺りなら家の中は大体放し飼いですよ」

 

「そんな、はぁ」

 

まぁ梨子さんからしたら嫌な所ですよね

 

「ワン‼︎」

 

僕の足元に来た犬が何かを咥えていたこれって

 

「梨子さんこれ梨子さんの財布じゃないですか?」

 

僕が聞くと梨子さんはポケットを探った

 

「確かにないわありがとう幸人君どこにあったの」

 

「いえそれが」

 

僕は足元に来ていた犬を持ち上げた

 

「その子がどうかしたの」

 

「この犬が梨子さんの財布を咥えて僕の所に来たんですよ」

 

「そっそうなのあっありがとね」

 

梨子さんが怯えながらお礼を言うとその犬は梨子さんに飛びつこうとした

 

「いやー」

 

「ワン!ワン!」

 

そのまま梨子さんと犬の追いかけっこが始まった

 

翌日鞠莉さんにPVを見せたが途中で鞠莉さんが寝てしまいダメ出しを受けて終わった

 

「幸人君の言った通りの事言われたね」

 

「だから言ったじゃないですか。最悪だって」

 

僕はそう言って千歌さんの所に向かった

 

「そう言えばさっきね部室に忘れ物取りに戻ったんだけどそこでダイヤさんが踊ってたんだ」

 

「千歌さん達知らないんですか?」

 

「幸人君何を知らないの?」

 

梨子さんがそう聞いてきた

 

「知らないなら良いですよ」

 

僕はそう言って千歌さん達を置いて家に帰った

 

「そっか千歌さん達は知らないんだダイヤ達がスクールアイドルをしていた事」

 

僕はそう呟いて携帯の写真を見た。そこには中学2年の時の僕と当時高校1年の時のダイヤと鞠莉さんそして果南さんが写っていた

 

「海開き?」

 

「そう毎年恒例の行事なんだ」

 

そんなのがあったんだ

 

「だから幸人も頑張って起きなよ」

 

「僕は千歌さんが一番心配かな」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんが苦笑いを浮かべた

 

「曜姉ちゃん起きてよ」

 

「あと5分」

 

これ起きない人の言う事だ仕方ない

 

「今すぐ起きないと曜姉ちゃんの制服コレクションの一部をオークションに「幸人起きるから勘弁して」よろしい」

 

やっぱり曜姉ちゃんが起きない時はこの手に限る

 

「海開きに行くんじゃないの?」

 

「そうだった今何時⁉︎」

 

「3時20分」

 

「良かったまだ間に合う」

 

僕と曜姉ちゃんは急いで浜辺に向かった

 

「幸人君、曜ちゃんおはよう」

 

「おはヨーソロー千歌ちゃん」

 

「おはようございます千歌さんこの調子で練習の時もきちんと起きて下さい」

 

僕はそう言って花丸達の居る場所に向かった

 

「おはようルビィ、花丸、善子」

 

「おはようずら幸人君」

 

「おはよう幸君」

 

「ふわぁ〜おはよう幸人」

 

善子が眠そうに挨拶をした

 

「どうしたの善子もしかして寝不足?」

 

「ちゃんと寝たわでもここまで早いなんてそう言うあんたは元気ね」

 

昨日は8時過ぎには寝たからこの時間でも大丈夫だけどいつもの時間に寝てたらきつかったかな

 

その後梨子さんが来た。鞠莉さんや果南さんダイヤも来ていた

 

「凄いですね梨子さん」

 

「ええ、普段はあまり人は居なさそうだけど意外とこの辺人がいたのね」

 

僕と梨子さんは辺りを見回してそう言った

 

「これなんじゃないかな?」

 

「何がですか梨子さん?」

 

「どうかしたの?」

 

千歌さんもこっちに来た

 

「これなんじゃないかってこの町の良い所って」

 

僕も梨子さんの言葉を聞いて思った。1つの行事のために町の人たちがみんな集まってきている、みんなで1つの事をやろうとしている所、確かにこれはこの町の良い所なんじゃないかとそう思った。




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35話

「おはようございます果南さん」

 

「おはよう幸人今日は海開きがあったし午前中でお店閉まるから」

 

海開きが終わり果南さんとの約束のダイビングショップの手伝いに来た

 

「て言っても今日は特にする事ないしのんびりするくらいかな海開きの後ってお客さんあんま来ないし」

 

まあ朝早くに浜辺でゴミ拾いしたんだから来るとすれば観光者が記念に来るぐらいだろう

 

とそう思っていた時期が僕にもありました

 

「幸人君酸素ボンベお願い」

 

「はい」

 

何この凄い人あんまりお客さん来ないんじゃないんですか⁉︎

 

「ふーお疲れ幸人君今日はやけに忙しかったよ」

 

ダイビングショップを閉めた後果南さんがそんな事を言っていた

 

「普段はあそこまで来ないんですか?」

 

「うん来る時は来るけどあそこまで多かったのは去年の夏以来かな」

 

そんなに多かったんだ

 

「じゃあ失礼します」

 

「あっ待った待った」

 

果南さんがそう言って追いかけて来た

 

「これ今日のお給料」

 

「えっと、お手伝いだったはずですけど?」

 

そう今日はお手伝いだから給料が出るのはおかしい

 

「あんなに頑張ってくれたんだもん当然だよそれにタダ働きで返すわけにはいかないからね」

 

そっちが本音ですよね

 

「分かりましたありがとうございます」

 

僕はそう言って家に帰った

 

「それで居なかったんだ幸人」

 

「そうだよ曜姉ちゃん」

 

海開きが終わった後曜姉ちゃんはもう一度寝たが次に起きると僕が居なかったのでかなり慌てたようだ

 

「さっき善子ちゃんから電話があったけど明日幸人を家に呼んだ理由だけどお父さんとお母さんに幸人の事紹介したいんだって」

 

「それでいつ行けるか聞いて来たんだ」

 

この間のメールの意味がやっと分かった

 

「それで明日はお父さんもお母さんも仕事だから私が行くって善子ちゃんに伝えたよ」

 

「明日お父さんとお母さんの代わりに曜姉ちゃんが来るの⁉︎」

 

嫌な予感しかしないんだけど

 

「どうして驚くの?私一様幸人の姉で保護者の代わりも出来るんだよ」

 

それは分かっているでも曜姉ちゃんが余計な事言わないかが心配なんだ

 

「もし良かったら僕だけで行くけど」

 

「ダメだよ善子ちゃんに私も行くって言っちゃったもん」

 

ダメだもう選択肢がない

 

「分かったよ曜姉ちゃんと行くよ、でも絶対に余計な事言わないでね」

 

「そんな事言わないよ幸人」

 

曜姉ちゃんの場合わざと言って楽しむことが時々あるから変に警戒してしまう

 

「まぁそれなら良いけど」

 

「絶対に言わないよ幸人私が幸人に制服を着せて遊んだりしている事は」

 

本当に大丈夫だろうか心配になって来た




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36話

曜姉ちゃんが善子の家に同行する事が決まった翌日

 

「ほら幸人行くよ」

 

「はーい」

 

今は曜姉ちゃんと善子の家に向かっている

 

「まさか月姉が生徒会の仕事で来れないなんて」

 

「だから言ったでしょ多分無理って」

 

まぁ生徒会の仕事じゃ仕方ないか

 

「それで幸人善子ちゃんの部屋の番号って?」

 

「知らないなら何で先に入ったの」

 

本当曜姉ちゃんが時々わからなくなる僕は善子の部屋の番号を押した

 

「もしもし来たわね幸人今開けるわ」

 

そう言って善子はマンションの扉を開けた

 

「いらっしゃい幸人、曜さあ入って」

 

「「お邪魔します」」

 

僕と曜姉ちゃんはそう言って善子の家に入ったすると中から声が聞こえた

 

「善子それで幸人君だったかしら?その子来たの?」

 

「あっお母さんえっと右から幸人のお姉さんの渡辺曜その隣が幸人よ」

 

善子がそう言って善子のお母さんに説明した

 

「渡辺幸人ですよろしくお願いします」

 

「幸人の姉の渡辺曜です」

 

「善子の母ですよろしくね幸人君、曜ちゃん」

 

善子のお母さんに案内され僕と曜姉ちゃんは善子のお父さんのいるリビングに移動した

 

「君が渡辺幸人君か?」

 

「はいそうですけど」

 

「善子の事を頼んだよ」

 

来ていきなりOKですか

 

「と言うより善子が決めた事に私は特に何も言う事は無い」

 

「奇遇ね貴方私もよ」

 

少しは考えてあげましょうよ善子のお父さんとお母さん

 

「善子ちゃんのお父さんとお母さんって随分とあっさり認めたね」

 

「一様どう言う子が来るのかは言ってあるから旅館で働くって決まってるなら特に何も言う事ないって」

 

あっそう言う事

 

「えっととりあえずこれからよろしくお願いします」

 

「おいおい、そんな他人行儀な挨拶やめてくれわたし達はこれから家族なんだから」

 

「そうよ幸人君」

 

「まぁ、これからは幸人の御母さんとお義父さんにもなるんだからそんなにかしこまらなくて良いんじゃ無いの」

 

「そうだよ幸人」

 

そんなに早く打ち解けられるわけが無いて言うか曜姉ちゃんいつのまにそっち側へ

 

「それで幸人君何かお料理できるの?」

 

「一様旅館では僕が料理を作る事もあったのでそれなりには」

 

「そんなこと言って叔母さんから聞いてるよ幸人の料理を楽しみに来るお客さんも居るって」

 

叔母さん僕そんな話一度も聴いた事無いんですけど何で曜姉ちゃんに言って僕には言わないんですか?

 

「それは楽しみだ」

 

「期待裏切らんじゃ無いわよ幸人」

 

「善子貴方も手伝いなさ「良いんです善子は来なくて」どうして?」

 

僕はこの間あった調理実習での事を話した

 

「善子はぁ」

 

「善子お前」

 

「「そこまで料理が出来なかったなんて」」

 

親にここまで言われる善子っていったい

 

「出来ましたよ」

 

「善子運ぶのは手伝って来なさい」

 

善子はそう言われて手伝いに来た

 

「美味しいわね確かにこれならこの為だけにこの旅館に行く気持ちわかるわ」

 

「ああ、でも少しは料理の勉強をしろよ善子」

 

「はい」

 

自分の親にここまで言われている善子が少し可愛そうになってきた

 

「でっでも善子にも良い所があると思いますよそれと料理に関しては僕が好きでしているので大丈夫ですよ」

 

「善子この子他の子に取られちゃダメよ」

 

「そうだぞ善子」

 

「そうだよ善子ちゃん」

 

あれなんか変な方向に話が進んでない?

 

「あっ当たり前よ幸人は誰にも渡さないんだから…ってなんて事言わせるのよー」

 

善子はそう言って自分の部屋に入って行った

 

「いやー善子ちゃん可愛い反応しますね」

 

「そうね」

 

「だな」

 

もう既に曜姉ちゃんは善子のお父さんとお母さんと仲良くなっている

 

「えっと、僕は善子の部屋に料理を持って行って来ます」

 

僕はそう言ってその場を後にした

 

「善子入るよ」

 

「ええ良いわよ」

 

善子にそう言われたので善子の部屋に入った

 

「はいこれ」

 

「ありがとう幸人…はぁだから私あんまり乗り気じゃなかったのよ」

 

「そうなんだ」

 

確かにあんな親彼氏には見せられないよね

 

「優しそうで良いじゃん」

 

「まぁ優しいのは否定しないわでもああやってからかってくるのが少しね」

 

僕にとっての曜姉ちゃんみたいなものか

 

「幸人これからゲームして勝ったら負けだ方に何でも1つお願いできるルールでゲームしない?」

 

「良いよ善子」

 

僕と善子はそう言ってゲームを始めた

 

「やった」

 

「何で勝てないのよー」

 

「何でって頭を使うゲームじゃ僕今まで負けなしだよ」

 

そう言うわけで僕が善子に何かお願いできるのかそうだ

 

「善子まだデート一回もしてないよね」

 

「考えてみればそうね」

 

「お願いデートじゃダメかな?」

 

「いや、幸人がそれで良いなら良いわよ」

 

そこから僕と善子でデートプランを考えて良い時間になったので家に帰った




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37話

この間鞠莉さんに作り直したPVを見せてそれが人気を呼び今のAqoursのランキング順位は99位にまであがったそんなある日千歌さん達が東京のライブイベントに招待された

 

「東京?」

 

「そうでーすっ!東京で開かれるTokyo school IDOL WORLDに招待されました!」

 

「嘘…!!!」

 

結構大きなイベントだったはずしかも今回このにはイベントツバサさんたちA-RISEも出るらしい昨日来るようにって連絡あったし

 

「あのA-RISEと同じステージに立てるなんて凄いよ」

 

「でも今回はそのA-RISEも敵なんだから気を引き締めないとね」

 

そうA-RISEが相手なのだから生半可な気持ちじゃ入賞することはできない

 

「でもライブイベントの2日後まで鞠莉さんが特別に休みにしてくれたんですしイベントが終わったら東京で自由時間とか作れば良いんじゃないですか?」

 

「幸人君の言う通りだよじゃあ集合は私の家の前ね」

 

集合場所も決まって解散となった

 

「善子、ルビィ、花丸ちょっと待って」

 

「何ずら幸人君」

 

「どうしたの幸君」

 

「どうしたのよ幸人」

 

「今日曜姉ちゃんと梨子さんは千歌さんの家に泊まるらしいし僕たちは一年生で集まって泊まらない?」

 

決して1人が寂しい訳ではなくみんなの服装が心配なのだ

 

「もしかして幸人君1人が寂しいずら?」

 

「違う‼︎そうじゃなくてみんながどんな服装で東京に行こうとしてるのか気になっただけ。それにあまりにも酷いと僕もフォロー出来ないから」

 

特に善子なんか心配しかない

 

「まぁ幸人なら東京に住んでたからそう言うのはよく分かってるし参考にはなるし良いんじゃないの」

 

「丸も賛成ずら」

 

「ルビィもお姉ちゃんと一緒に選んで持ってくるね」

 

こうして善子とルビィに花丸が家に泊まる事になった

 

「それでみんなは東京にどんなイメージがあったの?」

 

ルビィは東京を魔界の巣窟かなにかかと思っているの⁉︎どうやったらそんな仰々しい格好になるの⁉︎

 

花丸は東京は洞窟とかじゃないから鶴橋なんかいらない君は東京に何しに行くの

 

善子は案の定僕の予想していた格好だった

 

「全員チェンジ」

 

「「「えー‼︎」」」

 

当たり前だよ恥ずかしくてこんなの連れて東京に行けないよ

 

「善子持ってきた服見せてルビィと花丸も」

 

「わかったわ」

 

「分かったずら」

 

「うん」

 

大抵のはさっきと似たような服だった

 

「ルビィはこれで良いよ」

 

「これお姉ちゃんが選んでくれたやつだ」

 

ありがとうダイヤ、ルビィにまともな服持たせてくれて

 

「花丸はこれかな」

 

「これ丸は少し地味かなって思ったんだけど」

 

さっきのよりかいくつかましだよ

 

「善子は持ってきた服全部却下」

 

「なんでよ‼︎」

 

いやだってこんな厨二臭い服装の人と歩きたくないよ

 

「確かこの辺りに」

 

「あんた女物の服なんて持ってたの?」

 

持ってるんだよね理由としては

 

「よく従姉妹と曜姉ちゃんに着せ替え人形の様にされた経験があるからね」

 

「それは、なんかごめん」

 

謝らないで善子なんか悲しくなる

 

「これ着れる?」

 

「ちょっと待ってて」

 

善子は着替えに行った

 

「ちょうど良いわ」

 

「良かった」

 

しばらくしてお風呂に行っていた花丸とルビィが戻ってきた

 

「善子ちゃんそれどうしたずら?」

 

「善子ちゃんが持ってきた服には無かったよね」

 

善子が説明すると何故かルビィに花丸まで似た様なのが良いと言ってきた




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38話

「んー、朝か」

 

僕は何時もの目覚ましで起きた下の敷き布団には善子にルビィそして花丸が寝ている

 

「千歌さんからメッセージが来てる」

 

そこには集合時間に遅れない様にとあったが僕から言わせれば千歌さんが遅れないか心配だ

 

「ほら善子にルビィそれに花丸も起きてもう出て千歌さんの家に向かうよ」

 

僕はそう言って善子達を起こそうとしたが一向に起きる気配がない

 

「ほら善子」

 

そう言って善子をさすったが

 

「お母さん後五分」

 

僕は善子のお母さんじゃ無いし声で女の人じゃない事に気付いて

 

「ルビィも起きて」

 

そう言ってルビィもさすったが

 

「お姉ちゃんもうちょっと」

 

ルビィも声で女の人じゃ無い事に気付いて

 

「花丸も起きなよ」

 

そう言って花丸をさすると

 

「幸人君おはようずら」

 

うっすらと目を開けて花丸がそう言った

 

「花丸おはよう朝ごはんもう出来てるから顔洗ってきて」

 

花丸はふらふらしながら洗面所に向かった

 

「ほら善子もルビィもそろそろ起きて‼︎」

 

僕はそう言って善子とルビィの布団を取り上げた

 

「おはよう幸人」

 

「おはよう幸君」

 

やっと善子とルビィが起きてくれた

 

「おはようもう花丸は起きて朝ごはん食べてるから顔洗って2人もご飯食べちゃって」

 

僕がそう言うと善子とルビィは洗面所に向かった

 

「忘れ物無い?」

 

「大丈夫ずら」

 

「ルビィも大丈夫だよ」

 

「私もよ」

 

忘れ物の確認が取れたので僕達は千歌さんの家に向かった

 

「まぁある程度予想はしてましたがそっちでも似たような事になってたんですね」

 

「ええ大変だったわ曜ちゃんは幸人君が居たからなんとも無かったけど千歌ちゃんはね」

 

聞くところによると千歌さんも昨日のルビィの様な格好で東京に行こうとしていたらしい

 

「幸人君早く来ないとお弁当無くなっちゃうよ」

 

お弁当?もしかして

 

「千歌さん待ってくださいそれお昼ですよ」

 

「そうなの⁉︎」

 

見ると多めに作っていたお弁当の約8割が無くなっていた

 

「千歌さん達はお昼は無しですかね」

 

「そうねこれだけ食べたんだもの」

 

「そんなー」

 

食べてない僕と梨子さんはそう言って他の人のお昼抜きが決定したその数分後東京に到着した

 

「人がいっぱい!」

 

「未来ずらぁー!!」

 

個人個人いろんな反応をしている

 

花丸に関してはノーコメントで

 

後善子、公衆の面前でやらないでよ。変な目で見られてるから。

 

「梨子さんはさすがに冷静ですね」

 

「私はここに住んでたから幸人君も冷静だね」

 

「そりゃあ僕も住んでましたからね」

 

僕からしたら花丸や善子の反応がおかしい僕がそう思っていると聞き覚えのある声が聞こえた

 

「幸人もう来てるかにゃ?」

 

「幸人君ならもう着いてるはずだよ」

 

「凛も花陽もそんなに走ると危ないですよ」

 

あれってやっぱり

 

「凛、花陽こっちこっち」

 

「幸人久しぶりですね」

 

「お久しぶりですね海未さん」

 

凛と花陽を追いかけてきたのは園田海未さん僕が少しの間通っていた道場の人だ

 

「幸人君海未ちゃんと知り合いなの?」

 

「うん海未さんの家の道場に行ってた事があってね」

 

花陽が海未さんと知り合いだった事に疑問を持っていたので僕はそう答えた

 

「幸人君凛ちゃんと花陽ちゃん来たんだ。あれ、この人誰?」

 

千歌さん達がこっちに来て海未さんの事は知らないか

 

「はじめまして園田海未です」

 

海未さんはそう自己紹介をして千歌さん達も自己紹介をした

 

「そう言えばどうして海未さんまで?」

 

「穂乃果に頼まれたんですよ幸人に合わせろと煩かったので大丈夫ですか?」

 

僕は千歌さん達の方を見るとみんな頷いた

 

「大丈夫だそうです」

 

「では行きましょうか」

 

僕達は穂乃果さんの待っている店まで海未さんに着いて行った

 

「海未さん本当にここなんですか?」

 

「ええ、そうですけど?どうかしたんですか?」

 

ここって和菓子屋なんじゃ僕がそう思ってると扉が開いた

 

「いらっしゃいませ「久しぶり雪穂ちゃん」幸人さん⁉︎バイトのシフトは入ってませんよ?」

 

海未さんと来た和菓子屋はほむらと言って前にバイトをしていた事のある場所だ

 

「雪穂、海未ちゃん達来たの?」

 

雪穂の後ろからそんな声が聞こえた

 

「今着いた所ですよ穂乃果」

 

「ならそこに居るのが幸人君?」

 

「渡辺幸人ですよろしくお願いします」

 

僕はそう言って穂乃果さんに挨拶をした

 

「渡辺?そう言えば前にバイトのシフトの表にそんな名前があった気がする」

 

「そう言えばお姉ちゃんとは一度も同じになった事無かったね」

 

2年間バイトしていたが雪穂のお姉さんには初めて会った

 

「とりあえず入って「μ'sのメンバー7人Aqoursのメンバー7人合計14人も穂乃果の部屋に入るんですか?」それもそっかどうしよう」

 

穂乃果さんが腕を組んで考えている

 

「あの僕の家でどうですか?」

 

「それ良いにゃ」

 

「幸人君の家なら大人数でも問題無いもんね」

 

僕の家を知ってる凛と花陽は賛成した

 

「ですがいきなり大勢で押しかけてはご迷惑では?」

 

「大丈夫ですよ海未さんそう言う場所ですから」

 

僕がそう言うと穂乃果さんが部屋にいる2人を呼びに言った

 

「それで幸人の家はどこなんですか?」

 

「この先を少し行った旅館ですよ」

 

「そうなんだ」

 

曜姉ちゃんはおじさん達が何の仕事をしているのか初めて知ったので驚いていた

 

「それじゃあことりちゃんと真姫ちゃんも来た事だし幸人君の家にしゅっぱーつ‼︎」

 

「待ちなさい穂乃果貴方は幸人の家を知らないじゃありませんか‼︎」

 

場所も知らないのに向かおうとした穂乃果さんを海未さんが止めた花陽から大体の事を聞いて予想は出来たけど本当に千歌さんそっくりだ

 

「こっちですよ」

 

僕はそう言っておじさん達のしている旅館に向かった

 

「ここです」

 

「凄い」

 

「大きいずら」

 

「うちの数倍はあるね」

 

旅館に着いたので僕はと凛と花陽そして西木野さんは中に入って来た

 

「いらっしゃい、幸人いつ戻ったの戻ってくるなら連絡ぐらいしてくれれば良いのに貴方幸人が帰ってきたわよ」

 

「おお、帰ったか幸人早速で悪いがちょっと手伝ってくれないか?」

 

旅館の受付にいた萃香叔母さんとお客さんを部屋に案内していた卓也叔父さんがみんなを出迎えた

 

「曜ちゃんも久しぶりね」

 

「しばらく会ってないうちにまた可愛くになったな曜ちゃん」

 

少しして曜姉ちゃん達が入って来た

 

「叔母さんも叔父さんも久しぶり」

 

「一先ず僕の部屋に案内します」

 

そう言って僕を先頭に穂乃果さん達が着いて来た

 

「ここが僕の部屋です」

 

僕は穂乃果さん達を部屋に案内した

 

「それじゃあ僕は手伝いがあるので失礼します」

 

僕はそう言って部屋を出た

 

〜善子side〜

 

「そう言えば幸人君って昔どんな子だったの?」

 

「ルビィも気になる今みたいに何でもできる子って感じがするけど」

 

「丸もルビィちゃんと同じ印象があるずら」

 

何故こんな話になったかと言うと幸人が持って行き忘れていたアルバムを見つけたからだ

 

「私と会った時は今のような感じでしたから何とも」

 

「私と会った時は少し物静かだけど誰とでも直ぐに仲良くなれるそんな感じでした。でも凛ちゃんが言うには初めて会った時は人見知りが凄くて、初めて話したのが年長の時らしいですそれまで何度か同じクラスになったらしいですけど話かけたら直ぐに先生か近くの物の後ろに隠れちゃうほどだったらしいです」

 

意外すぎると一瞬思ったが少し記憶を辿るとそこまでは酷くなかったけど私の時も最初はあまり話さなかった気がする

 

「うん幼稚園の年長になる前くらいまで人見知りが凄かったんだお正月親戚で集まるんだけど当時はずっと私の後ろをついて来たよ」

 

「凛も仲良くなってしばらくの間は良く幸人が後ろをついて来てたにゃ」

 

何かしら曜とりんはその時の幸人にとって安全地帯の様な認識だったのかしら

 

「「可愛い」」

 

「なんかルビィちゃんみたいずら」

 

まぁ共通点は結構あるわよね平均より身長が低い所とか

 

「でも凛そんなに人見知りな子とよく仲良くなれたわね」

 

「仲良くなったのは幼稚園の年長の時に遠足で山に行った時にゃ」

 

そう言って凛は幸人と仲良くなった時のことを話し始めた

 

「そんな事があったんだ」

 

「ですがよくそんな案が出て来ましたね幸人は」

 

でもその方法何処かで聞いた事がある様な

 

「遠足に行くちょっと前に読んだ絵本がヘンゼルとグレーテルだって言ってたにゃ」

 

そう言えばそんな方法を使ってた様な気がするでも

 

「実際にやってうまく行方法じゃ無いわよね?」

 

結果的に上手くいったがもし森の生き物が食べてたらどうするつもりだったんだろう

 

「えっと確かその時は先生から貰ってる笛を吹くつもりだったって」

 

そんなものがあるなら最初から使いなさいよ

 

「そう言えばμ'sって7人なんですよね後の1人は?」

 

「にこちゃんなら今向かってるって連絡があったよ」

 

千歌の疑問に穂乃果がそう答えた

 

「それよりも凛は幸人と善子ちゃんの事が気になるにゃ」

 

「私も」

 

凛と花陽がそんな事を言い出した私と幸人の関係ってまさか

 

「幸人と善子ちゃんって付き合ってるんだよね」

 

「私も幸人君とどこまで行ったのか気になる」

 

凛と花陽のその発言を発端に全員から質問責めにあったのは言うまでも無い早く戻って来なさいよ幸人

 

〜善子side out〜

 

「いってらっしゃいませ」

 

僕はそう言ってお客さんを送り出した

 

「ちょっと良いかしら」

 

そこに黒髪をツインテールにした子が入って来た

 

「どうかしましたか?」

 

「ここに高坂穂乃果って来てる?」

 

穂乃果さんの妹だろうか?でも雪穂妹が居るなんて事言ってなかったし

 

「えっと穂乃果さんの妹さんですか?」

 

「なっ‼︎」

 

その子はそう言って怒りを抑えてる様な顔をした

 

「どうしてそう思ったのか聞いても良いかしら?」

 

あれでもこのツインテール見覚えが、そうだ

 

「すみません矢沢にこさんですよね穂乃果さんから聞いてます」

 

僕はそう言って頭を下げて謝った

 

「べっ別に良いわよ分かったならそれで良いわそれでどこに居るの?」

 

「今は僕の部屋居ますけど」

 

「そう、なら案内してそれとどうして私を穂乃果の妹と思ったのか話してもらえないかしら」

 

「はい」

 

この有無を言わさない迫力初めて作詞をした時の梨子さんの様だ思わずはいと言ってしまった

 

「それでどうして私の事穂乃果の妹だと思ったの?」

 

「えっとあまりにも年上に見えず「ふん‼︎」痛いです」

 

僕が何を言いたいのか理解したらしく思いっきり殴って来た

 

「まぁすぐ気付いたんだから今回はこのくらいで許してやるわでももし次同じ事したら承知しないわよそれとこれどう思うか言ってみなさい」

 

にこさんはそう言ってこちらを向いた一体何が始まるんだろう

 

「にっこにっこにー、あなたのハートににこにこにー、笑顔届ける矢澤にこにこにー、にこにーって覚えてラブにこ♪」

 

にこさんは言い終わると何かをやり遂げた表情をしていた

 

「これがにこさんのキャラですか?良いと思いますよこっちにも似たような子が居ますがにこさんの方がまだましだと思います」

 

あれはキャラじゃなくてただの厨二だけど

 

「そうこの間寒いなんて言われたからちょっと気になってね」

 

花陽は絶対に言わないしむしろ参考にすると思う、そしてそう言う事を言いそうなのは1人

 

「凛ですか?」

 

「ええ、それにしてもよく分かったわね」

 

「僕も花陽程では無いですけどスクールアイドルは好きですからむしろ花陽の場合参考にしたんじゃ無いですか?」

 

僕がそこまで言ってにこさんは何かを理解した様だ

 

「花陽の言ってた静岡に行った幼馴染ってあんただったのね改めて自己紹介するわ矢沢にこよにこで良いわそれと敬語もなし」

 

「渡辺幸人です僕の事も幸人で良いよにこ」

 

それぞれが自己紹介をした所で案内を再開した

 

「お待たせって何があったの?」

 

にこに続いて僕が見たものは顔を赤くした善子と海未さんそして満足げな顔をした穂乃果さん達だった




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39話

〜凛side〜

 

穂乃果ちゃん達から幸人の昔の話を聞かれた時初めて幸人と会った時のことを思い出していた

 

凛と幸人が初めて同じクラスになったのは3歳の時

 

いつもの様に幼稚園に行き新しいクラスになって最初に見たのは隅の方で一人で遊んでいる幸人だった

 

「私は星空凛よろしく」

 

「‼︎」

 

凛がそう話しかけると幸人は走って先生の後ろに隠れた

 

「凛ちゃんおはよう」

 

「先生おはようございます」

 

「おっおはよう」

 

幸人は先生の後ろから少し顔を出して挨拶を返してくれた

 

「なんで逃げるの?はっ‼︎もしかして鬼ごっこまだじゃんけんしてないけど逃げるって事は凛が鬼?まてー」

 

この時の幸人はただいくら逃げても追いかけてくる凛の事が怖かっただけだったと後から知った

 

そしてそれが毎日のように続いて友達からはよく飽きないねと言われたのと幸人がかなりの人見知りだって事を知った。時々仲良く話をしたり遊んだりしている所を見かけるが1人で遊んだり絵本を読んだりしている事が多かった。それと幸人の周りにはよく鳥や犬や猫色んな動物が集まっていた

 

凛と幸人が仲良くなったのは年長になった時に遠足で山に行った時

 

「それじゃあこれから山に登るのできちんと付いて来て下さいね」

 

『はーい』

 

凛や他の子が返事をする中幸人は返事をせず空の雲を見ていた

 

そんな中山登りが続き分かれ道があった

 

「あっちょうちょだまてー」

 

凛はみんなと違う方に進んでしまった

 

「逃げちゃったあれ?ここ何処?」

 

気が付くと凛は1人になっていた

 

「先生どこー」

 

そう叫びながらその場から動いたのがいけなかったのか道に迷ってしまった

 

「先生、みんなどこ」ポロポロ

 

座り込んで泣いちゃった凛の近くの茂みがカサカサと揺れた怖くて目を瞑った凛が次に見たのは兎を抱えた幸人だった

 

「渡辺君?」

 

凛がそう言うと幸人が頷いた

 

「森で迷ったら…あまり…動かない方が…良いと思う」

 

途切れ途切れに幸人はそう言ってこっちに来た

 

「でも帰る道わからないよ」

 

凛がそう尋ねると幸人は歩き出したので凛も着いて行くと道端にお菓子が撒かれてあった

 

「迷わない様に目印付けてきたから大丈夫」

 

そう言って幸人は撒いたお菓子を拾いながらその道を歩いて行った

 

「凛ちゃんー、幸人君ー、どこに行ったのー」

 

しばらく歩くと先生の声が聞こえてきた

 

「先生こっち」

 

凛がそう叫ぶと先生がこっちに走ってきた

 

「凛ちゃんも幸人君もダメじゃ無い勝手に居なくなっちゃ」

 

「ごめんなさい」

 

凛は先生に謝って幸人も兎を抱えたまま頭を下げて謝っていた

 

「何事も無くて良かった所で幸人君その兎さんは?」

 

「探すのを手伝ってくれた子」ナデナデ

 

幸人がそう言うと先生もありがとうと言ってその兎を撫でた

 

「それじゃあおやつにしましょう」

 

凛は幸人を探したが一ヶ所だけ動物が集まっていたのでそこに居るとすぐに分かった

 

「渡辺君一緒に食べよ」

 

凛がそう言って幸人に近づくと隣に居た兎を膝の上に乗せた。凛は幸人の言葉を聞くまでどう言う意味かわからなかった

 

「お菓子…一緒にだべるんじゃ…無いの?」

 

幸人がそう言ったので凛は幸人の隣に座った

 

「渡辺君さっきはありがとう」

 

「気にしないで」

 

凛がお礼を言うと幸人はそう言ってお菓子を食べ始めた

 

「渡辺君いや幸人君‼︎凛とお友達になって」

 

「お友達?」

 

「うん、凛もっと幸人君と仲良くなりたいだからお友達になろ」

 

凛はそう言って手を出したすると

 

「よろしく凛ちゃん」

 

そう言って幸人も手を出して来てくれた

 

こうして凛と幸人は友達になった。でも、その後から幸人は良く凛の後ろを付いて来る様になったその時に幸人に聞くと

 

「曜お姉ちゃんと似てるから」

 

幸人はそう言って笑っていた

 

〜凛side out〜




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40話

「曜姉ちゃん善子顔赤いけど何があったの?」

 

「実は」

 

曜姉ちゃんに聞いた話だとにこと僕が到着する前まで善子は拷問と言う名の質問責めにあっていて海未さんは穂乃果さん達が聞く内容に顔を赤くしているらしい相変わらず海未さんはそう言う話に弱いらしい

 

「それで幸人からも聞きたいんだけど善子ちゃんとはどこまでいってるの?」

 

どこまでも何も

 

「善子が話したんじゃ無いの?」

 

僕がそう聞くと曜姉ちゃんは首を横に振った

 

「それがね善子ちゃんほとんどまだか無言で頷く以外何も言ってくれないんだ」

 

僕と曜姉ちゃんの会話が聞こえたのか千歌さんがそう言った

 

「一体どんな質問を?」

 

「まずデートはしたのかって穂乃果ちゃんが」

 

定番と言えば定番ですね

 

「それで善子はなんて」

 

「まだだって、その後穂乃果ちゃんがどんなデートをしてみたいかって聞いたら何も言わなかったんだ」

 

まぁこんな大勢の前じゃ言いにくいよね

 

「それで幸人君はどんなデートをしたみたい」

 

穂乃果さんが善子と同じ質問を僕にぶつけて来た

 

「そうですね、まぁ普通に買い物とかですかね」

 

僕がそう言うと穂乃果さんはそっかと言って穂乃果さんの質問は終わった

 

「次は私だよ」

 

善子に次の質問をしたのは南さんですか

 

「幸人君って女の子の服とか着せたらから良いと思うかって聞いたんだけどそしたら黙り込んじゃって」

 

おそらく善子は僕が女の子の服を着た姿を想像したのだろうというか

 

「なんて質問してるんですか南さん」

 

僕はそう言って南さんの頬を引っ張った

 

「いひゃいよ、ゆひとひゅん」

 

「まぁこんな質問をしたことりが悪いのですがこのままでは話が進まないのでそのくらいにしてあげて下さい幸人」

 

海未さんのその言葉で僕はことりさんの頬から手を離した

 

「次は私よ」

 

善子に次の質問をしたのは西木野さんか

 

「私は幸人のどんな所が好きなのかって聞いたわ」

 

これも穂乃果さんと同じくらい定番ですけど恥ずかしくてあまり人に言えないかな

 

「善子はなんて?」

 

「この質問には答えてくれたわまず優しい所、それから一緒に考えてくれる所、最後にペースを合わせてくれる所これは練習メニューを見て思ったそうよ」

 

そんな風に思っててくれたんだ流石に少し恥ずかしい

 

「次は凛でその次がかよちんにゃ」

 

善子に次の質問をした凛でその次が花陽か

 

「凛は幸人と初めて会った場所を聞いたらツリーハウスって答えてくれたにゃ」

 

まぁ凛の事だからそんな事だと思ったよ

 

「私はその幸人君とキスとかしたのか聞いたんだそしたら善子ちゃん顔がどんどん赤くなって結局答えてくれなかったんだ」

 

おそらく善子はウィスキーボンボンの時にキスをしたのでその記憶の消去に忙しかったのだろう

 

「それで幸人君、善子ちゃんとキスしたの?」

 

「まぁしたと言えばしたけどウィスキーボンボンで酔ってる時だったからね」

 

「そっかキスはしたんだ」

 

そう言って花陽は顔を赤くした自分が恥ずかしくなるなら聞かなければ良いのに

 

「次は私でその次は曜ちゃんが最後で良いって言ったから梨子ちゃんだよ」

 

善子に次の質問をしたのは千歌さん曜姉ちゃんは最後でその次が梨子さん

 

「えっとねー幸人君には何て告白されたのって聞いたんだやっぱり気になるしさ」

 

「私は手を繋いだかって聞いたら善子ちゃんは無いって言ってくれたわ」

 

千歌さんの質問も定番は定番だけど一番答えたく無いやつ

 

「幸人君お願い教えて」

 

「なら条件を出します明日僕と同じ時間に起きて走り込みが出来たら答えても良いですでも出来なければ答えません」

 

「わかったよ」

 

千歌さんは自信なさげにそう言った

 

「次は丸とルビィちゃんで同じ質問をしたずらねっルビィちゃん」

 

「うん」

 

2人はせーのと言って

 

「「幸人君の事いつ好きになったのってきいた(ずら)」」

 

この質問は僕も知らないからきになる

 

「それで善子は何て?」

 

「小学校1年生くらいの時だって」

 

「熊から助けるなんて幸人君もやるずら」

 

熊から助け…あの時か

 

「あれ助けるって言うか善子が寝てる熊を踏んじゃったのが原因なんだけどね」

 

それを聞いたみんなは善子をジト目で見た

 

「善子ちゃん聞いた話と違うずら」

 

「善子ちゃんは急に追いかけてきた熊から幸人君が助けてくれたって」

 

ルビィがそう言うと善子は目をそらしたまぁその話は後で良いや

 

「それで最後は曜姉ちゃんなんだけど一番不安なのが最後に来たね」

 

「えっ?そうかな私的には無難なのにしたんだけど」

 

曜姉ちゃんにとっての無難と善子にとっての無難と は違うよと心の中で突っ込み曜姉ちゃんの質問を聞いた

 

「私が聞いたのは幸人とどこまで進んだかだよ」

 

大体予想通り僕との関係がどこまで進んだか聞いたようだ

 

「善子は?」

 

「顔を真っ赤にしてショートして倒れたよ」

 

こっちも予想通りの反応をしたようだ

 

「そう言えば穂乃果さん達時間は大丈夫何ですか?」

 

「いけない忘れてたすぐ帰らなきゃ」

 

穂乃果さんのこの言葉を聞いてμ'sの全員が急いで部屋から出て行った凛と花陽を除いて

 

「2人は帰らなくて良いの?」

 

「凛とかよちんはここにお泊まりするよ」

 

「そうなんだ」

 

そう言った僕の肩を曜姉ちゃんが叩いた

 

「そう言えば幸人私達どこに泊まるの?」

 

「ここだよ部屋もとってきたし」

 

そう言って僕は曜姉ちゃんとルビィに部屋の鍵を渡した

 

「二年生組は僕の隣の部屋で一年生はその隣の部屋だよ」

 

「ありがとう幸君」

 

「ありがとう幸人」

 

曜姉ちゃんとルビィがそう言って出たので千歌さん達もそれについて行った

 

「そう言えば凛と花陽の部屋は?」

 

「凛達の部屋はルビィちゃん達の隣にゃ」

 

そうなんだでもこれは寝れそうに無いかな

 

 

 




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41話

結局あの後予想通り凛達が来ていつもより寝る時間が遅くなった。でも気になったのが前はなかった混浴?って言う温泉が追加されていたその事をみんなに聞くと僕は知らなくて良い物だと言われた

 

「それで結局千歌さんは起きれず昨日の条件は達成できなかったと」

 

誰もいない中1人で走る僕はそう呟いた

 

「おはようさん、いつも早いなぁ」

 

「おはようございます希さん」

 

この人は東條希さん僕の2歳上で今は学校の副会長をしているらしい

 

「最近見かけへんかったけどどないしてたん?」

 

「静岡の学校に行ってて今はスクールアイドルのマネージャーとして東京のライブに招待されたグループの付き添いですよ」

 

「そっか、それでお参りしていくん?」

 

希さんの質問にはいと答えて神社にお参りをした後練習もあるので早めに帰った

 

「おはよう」

 

「おはよう曜姉ちゃん後寝癖ついてるよ」

 

「嘘‼︎どこどこ」

 

「後ろ髪の所珍しいね」

 

曜姉ちゃんは普段からそう言う所はしっかりしてるから本当に珍しい

 

「一旦部屋に戻ってからまた来るね」

 

そう言って曜姉ちゃんは階段を上って行った

 

「曜ちゃんが走って上がって行ったけど何かあったの?」

 

「おはようございます梨子さん、曜姉ちゃんは寝癖ついてるから直しに行きました」

 

曜姉ちゃんと入れ違いで梨子さんが起きて来た

 

「そう、美味しそうな朝食ね」

 

「今はお客さんが少ないですから、僕たちだけ見たいですし」

 

おじさんに聞いたら今泊まっているのはAqoursのメンバーと凛に花陽それに僕だけらしい

 

「そうなんだ千歌ちゃんはまだ寝てるわルビィちゃんと善子ちゃんは起きてるみたいよ」

 

起きてるなら早く降りて来てもらいたい物だ

 

「おはようずら幸人君」

 

「おはよう幸君」

 

「おはよう幸人」

 

噂をしてると3人が降りて来た

 

「おはよう花丸、ルビィ、善子起きてるならすぐに降りて来なよ」

 

「ずら丸が中々起きなかったのよ」

 

花丸はまだうとうとしている

 

「花丸早く起きないと朝ごはん無くなっちゃうよ」

 

「それは駄目ずら‼︎」

 

僕がそう言うと花丸が起きたそして

 

「びぎぃっ‼︎」

 

「うわぁ‼︎びっくりした」

 

花丸が急に大声を出したのでルビィと善子が驚いた

 

「幸人君酷いずら」

 

花丸が頬を膨らませながらそう言った

 

「おはようにゃ幸人」

 

「おはよう幸人君」

 

「千歌ちゃんもう幸人起きて走り終わってるよ」

 

「うぅ、やっぱりお布団には勝てなかったよ」

 

それと同時に凛と花陽そして曜姉ちゃんと千歌さんも降りて来た

 

「おはよう凛、花陽、それと曜姉ちゃんはお帰りで千歌さんは残念でしたね」

 

こうしていつもより少し賑やかな朝食を迎えた

 

「それじゃあ練習始めよっか」

 

「「「「「「おー‼︎」」」」」」

 

千歌さんの言葉を合図に練習が始まりまず僕が朝走ったコースを走る事になった

 

「内浦にあるのよりかはマシだけど」

 

「まあそれなりにあるわね」

 

「そんな弱気でどうするんですか、ほら行きますよ」

 

僕がそう言って走ると後ろから千歌さん達も着いて来た頂上に着くと朝は居なかった人がいた確かあれって

 

「saint snowだったかな」

 

「知っているの幸人」

 

「うん、今結構人気のある姉妹ユニットだったはずだよ確か北海道のスクールアイドル前に動画も見たことあるし」

 

曜姉ちゃんの質問に僕はそう答えた

 

「あ、こんにちは」

 

「こ、こんにちは!」

 

「あなたたちは、もしかしてAqoursの皆さんですか?」

 

「知ってるんですか!?」

 

「えぇ。今度のライブにも参加されますよね?お互い頑張りましょう」

 

確か姉の方だったかなぁ

 

その時、もう1人の方がものすごいテクニカルな技を繰り出した

 

なにあれ?バク転?宙返り?側転?

 

「すっごーい」

 

「ふんっ」

 

うわ、すごいドヤ顔

 

「あなたが渡辺幸人さんですね?」

 

「そうですけど」

 

「やはり動画で見るのとは少し印象が違いますね」

 

動画?ああ、あれか

 

「お姉様先程から誰と…渡辺幸人⁉︎何でえっどうして」

 

さっきドヤ顔していた妹の方は僕を見て驚いていた

 

「彼はAqoursのマネージャーらしいですよ。ごめんなさいね理亜は貴方のファンなのよ」

 

「えっとわっ私は鹿角理亜です。貴方の演奏を初めて聞いた時から一度お会いしてみたいと思っていましたもしよろしければサインを頂けないでしょうか」

 

サインか一度もしたことないから何を書けばいいのか

 

「えっとサイン何て書いた事無いから何を書けば良いのか分からないんだけど」

 

「そうなんですか?意外ですなら名前書いてもらって良いですか?」

 

「そんなので良いなら書くけど」

 

僕は渡された色彩に名前を書いた

 

「ありがとうございます」

 

「あの、動画って一体」

 

蚊帳の外だったAqoursの中から曜姉ちゃんがそんな質問をして来た

 

「善子は知ってるよね。とゆうか編集してるの善子だし」

 

「まぁそうなんだけどここまで人気だとは知らなかったのよ」

 

最近僕と善子は動画サイトにバイオリンの演奏をしている動画を出している多分鹿角妹はそれを見たんだろう

 

「そんな事してたんだそれで練習のない日いない事があったんだね」

 

「でも理亜はその前からファンだったみたいよ」

 

「やめてくださいお姉様恥ずかしいです」

 

どうやら鹿角妹は僕が中1の時からのファンだったようだ

 

「でも活動再開したんですね」

 

「まぁ、一様ね」

 

「後私の事は理亜で良いですよ」

 

何で女子ってみんなそんなにフレンドリーなの

 

「わかったよろしく理亜」

 

「よろしくお願いします後良ければ生でバイオリンを演奏して頂けると嬉しいんですけど」

 

なんだそんな事か

 

「構わないよ」

 

「ストップ、今は練習が先だよ幸人君」

 

珍しい千歌さんがまともな事を言っている

 

「今失礼な事考えてなかった」

 

何で女子はこんなに鋭いの

 

「いえ、まぁ確かにそうですね。それじゃあ理亜また今度で良いかな?」

 

理亜は大丈夫ですと言って神社の階段を降りて行った

 

「ならライブ当日に」

 

鹿角姉(名前を聞いてないのでそう呼ぶことにしている)も階段を降りて行った

 

そしてライブ当日Aqoursのステージはこれまでに無いくらい上手くいったと思ったでも結果は

 

「0」

 

「誰も入れなかったって事ね」

 

「幸人は?」

 

「僕は何処にも入れてません。それに僕が入れたところで千歌さん達はお情けで入れて欲しかったですか?」

 

「違うずら」

 

「ううん違う」

 

「確かにマネージャーならそう言う考えもありね」

 

僕と千歌さん達は別々で旅館に帰った千歌さん達は理亜に会い

 

『ラブライブは遊びじゃない‼︎』

 

そう言われたそうだ確かにラブライブは遊びじゃないそして千歌さん達Aqoursもそんな気持ちは無いと思うでも理亜達saint snowから見ると遊びだと思えるほどの出来だったようだ

 

「幸人君こんばんは」

 

「こんばんはツバサさん何かようですか?」

 

珍しくツバサさんが旅館に来た

 

「今日のライブの感想聞こうと思ってね」

 

後ろから英理奈さんとあんじゅさんも顔を覗かせた

 

「何故僕に聞くんですか普通は今のマネージャーである美香ですよね」

 

「美香にはもう聞いたわリズムテンポが少し気になったって言ってたわね」

 

「確かに僕も気になりましたでも、もう一つあんじゅさん少し振り付け間違えました所それくらいですかね」

 

僕がそう言うとあんじゅさんがバレたかと言う顔をしていた

 

「それだけじゃ無いんですよね」

 

「ええ、一先ず私達今日此処に泊まるからチェックインよろしく」

 

話は後でって事ですねそう思いながら僕はツバサさん達に鍵を渡した




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42話

ツバサさん達との話が終わり部屋に戻ろうとしてる時に善子に会った

 

「善子今からお風呂?」

 

「そうよ、そういやあんた本当に混浴知らないの?」

 

「うん、初めて聞いた」

 

本当混浴って何だろ気になる

 

「気になるなら入ってみれば?それが幸人にとって良いものか悪いものかはさておき」

 

確かに一理あるかも

 

「なら行ってみるよ」

 

「そうしなさい」

 

こうして僕は混浴に行くことにした後でこの選択で恥ずかしい思いをすることになるとも知らずに

 

「普通のお風呂だ」

 

中に入って最初に思った事がこれだったでもどうして曜姉ちゃん達は僕に知らなくていい何て言ったんだろ?そんな事を思いながら僕は体を洗い始めた

 

「やっぱり何時ものと変わらない」

 

僕がそう思いながら湯船に浸かっていると人影が見えた

 

「はぁ、やっぱりいた」

 

そう言って善子が入ってきた。

 

「あれ?何で善子が」

 

「混浴って言うのは男と女が一緒に入る温泉の事よ」

 

そうだったんだ知らなかった

 

「それにしても意外ねてっきり慌てたりすると思ったんだけど」

 

「まぁ相手が善子だしね」

 

僕がそう言うと善子が走って来た

 

「ちょっとそれどう言う事よ‼︎」

 

「そんなに走ると転ぶよ」

 

「もう、子供じゃ無いんだからきゃっ」

 

ほら言わんこっちゃ無い

 

「だから言ったじゃん。ほら立てる?」

 

「ありがとう幸人」

 

「なら僕は出るから」

 

僕がそう言って出ようとすると善子に止められた

 

「良いじゃないこんな経験中々出来ないし」

 

「善子が良いなら僕は別に良いけど」

 

僕はそう言ってまた湯船に浸かった

 

しばらくして善子が僕の隣に浸かりこう言った

 

「ねぇ今日のイベントどう思った?」

 

急にどうしたんだろ

 

「私さ少なくとも1人は入るだろうそう思ってたでも、世の中そう甘くはないわね」

 

「確かにA-RISEにほとんど持っていかれたしね」

 

「そりゃそうよね今一番人気のあるスクールアイドルだもんね」

 

そう言って善子は少し時間を開けた

 

「でも、それでも悔しい。負けた事に悔しかった訳じゃないそりゃ負けた事は悔しいでもそれ以上に一票も入ってなかった事が凄く悔しかったし幸人の隣にいて良いのかも分からなくなった」

 

僕の隣に居ても良いか分からないどう言う事だろ

 

「あんたには才能があるバイオリンの才能がでも私には何も無い胸を張って才能と言えるものがそんな私が幸人、あんたの隣に居ても良いのか」

 

そんな風に思ってたんだ

 

「善子」

 

「何?んっ‼︎」

 

僕は善子にキスをした

 

「急に何するのよ‼︎」

 

「だってそう思うって事は善子僕の事信じて無いでしょ」

 

「そんな事「あるよ‼︎」どうしてそう思うのよ」

 

僕は善子の声に自分の声を重ねた

 

「善子は僕がそんな事気にし無いって知ってるはず、僕が自分の才能なんかより善子の事を優先する事も知ってるはずそれなのに善子はそんな風に思ってるそれって僕の事信じてくれて無いって事だよね」

 

「ならどうすれば良いのよ‼︎私なんかの為にあんたに才能を無駄になんかしたくないそうなっちゃうんなら私は幸人と「それ以上は言わないで!」幸人⁉︎」

 

僕はそう言って善子に飛びついた僕の突然の行動に善子も驚いている

 

「お願いそれ以上は言わないで僕は善子と付き合えて嬉しかったよだから聞きたく無いやっと善子と付き合えたんだもんもっと沢山の思い出を作りたい、もっと沢山遊んだりもしたいだからお願い僕と付き合わなければ良かった何て絶対に言わないで」

 

「幸人」

 

僕の声は震えていてそれを聞いた善子は黙っていた

 

〜善子side〜

 

はぁ私本当に何考えてんだか幸人の気持ちは分かってただから私がこんな事言えば幸人はきっとこうなるって分かってたはずなのに本当に最低だなぁ私

 

私は本当に幸人の隣に居ても良いんだろうか多分ダメなんだろう幸人が良いと思っていても私自身がそれを許さないでもだからこそ私は幸人の気持ちにきちんと応える為にせめて自分が誇りに思える才能を見つけよう

 

〜善子side out〜

 

「ありがとう幸人少し元気出たわ」

 

そう言って善子は立ち上がった

 

「明日は東京の観光なのよね?」

 

「そのつもりだけど?それがどうかしたの」

 

僕がそう言うと善子はこう言った

 

「明日デートしましょ東京の観光に便乗するみたいだけど初デートの場所としてはうってつけなんじゃない?」

 

確かに内浦じゃここ程大きなデパートなんかも無いし

 

「良いよ善子と言うかそろそろ出よ流石にのぼせて来たよ」

 

「そうね」

 

僕と善子はお風呂から上がって部屋に向かう途中曜姉ちゃん達に会った聞くと僕たちの会話は全部丸聞こえだったらしい善子は顔を赤くし走って自分の部屋に入って行き僕もそれに習い部屋に入って鍵を閉めた。多分善子は皆んなからいじられるだろうでもそんな事よりも多分いや絶対僕の顔も見るまでもなく赤いだろうこの顔をどうすれば何時もの顔に戻せるのかそれを考えるのが先だ。

 

僕はそう思って考えていて気付けば寝て朝になっていた。それと寝るのがいつもより早かったのか空はまだ薄暗い中ランニングに出かけた。




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43話

「行ってきます」

 

「どこに行くのよ幸人」

 

この声

 

「善子どうしたの?」

 

「どうしたも何も、こんな薄暗い時間からどこに行くつもりなのかと思って」

 

「あれ?善子言ってなかった僕一様毎日朝走ってるんだけど」

 

「確かに聞いたわでもこんな早くからしてる訳じゃ無いでしょ」

 

確かにいつもよりかは少し早いけど

 

「それでも5時ごろからは走り始めてるよ」

 

「あんたよく寝不足にならないわね…あっだから9時には寝るんだ」

 

どうやら善子は僕が寝不足にならない理由がわかったようだ

 

「それで善子は普段こんな時間に起きないよね」

 

「昨日の事があってすぐ寝たから」

 

ルビィからのメールで大体の事は知っている鍵は部屋の中なのに善子が中から鍵を閉めたせいで中に入れず昨日はルビィと花丸は2年生組と一緒に寝た様だこの事を善子に伝えると

 

「帰ったらルビィとずら丸に謝らないと」

 

善子はそう言って僕と同じく靴を履いた

 

「いっその事このままデートに行きましょその方が多く回れるだろうし」

 

「そうしよっか」

 

確かにその方が多く回れそうなので僕は善子の提案に乗った

 

「それじゃあランニング始めよっか」

 

「そうね」

 

今後の事が決まったのでいつもより1人多いランニングを始めた

 

一時間ほど走った所で善子が息を切らしていた

 

「あんたよく毎日こんな事出来るわね」

 

「毎日してたら次第になれるよ」

 

今しているのは神社での階段ダッシュちなみに僕は3週目善子は2周と少しを行った所だ

 

「幸人君おはようさん隣の子は?」

 

「おはようございます希さんほら善子挨拶」

 

「津島善子ですよろしくお願いします」

 

「うちは東條希やよろしくなそれにしても珍しいやん幸人君が女の子と一緒やなんて」

 

珍しいと言うよりかなり少ないと思う

 

「それじゃあ僕達はこれで」

 

僕がそう言うと善子も頭を下げて僕の後ろを付いて来た

 

「次はどこに行くの」

 

「ほむらだよほら穂乃果さんの家の和菓子屋あそこのほむらまんが凄く美味しいんだっと話してる間に着いたよ」

 

僕が善子と話しているとあっという間にほむらに着いた

 

「ごめんください」

 

「あら幸人君雪穂から聞いてたけど本当に来てるなんてね何時もので良いわよね?」

 

「はい何時ものを2つ」

 

この人は雪穂と穂乃果さんの母親でバイトの時よく商品である和菓子をつまみ食いしていたのが記憶に新しい

 

「はい、いつもありがとう」

 

「いえ僕もほむらの和菓子好きですから」

 

僕はそう言ってほむらを出た

 

「遅いわよ幸人すぐ戻るなんて言っておいて」

 

「ごめん、ごめんそのかわりこれ買ってきたから期限直してよ善子」

 

「美味しい、まぁ許してあげるわ」

 

僕と善子のデートはまだ始まったばかりだ




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44話

「おかえりなさいませご主人様」

 

「おかえりなさいませ…ご主人様」

 

僕は今メイド喫茶に来ているそれ自体は別に大きな問題ではない問題は

 

「雪ちゃんもっと笑顔で」

 

僕がメイド服を着て手伝いをしている事だ。どこで間違ったんだろそう思ってここまでに至るまでの事を思い出すそうあれは善子の要望で服を見に行った時

 

「ここがこの辺で一番大きなデパートだよ」

 

「こんな大きいデパート初めて見たわ」

 

まぁ沼津のデパートと比べたらそうなるのも納得かな

 

「ほら早く行くよ善子時間は限られてるんだから」

 

「ちょっと待ちなさいよ」

 

僕と善子はデパートに入った

 

「これなんてどうかしら?」

 

「良いんじゃないかな?」

 

今は善子の着た服の感想を言わされている

 

「なんかてきとうね、なら次の服着るからどっちが良いか教えて」

 

そう言って善子はまたカーテンを閉めたこれで何度めかなそう思っているとカーテンが開いた

 

「どうかしら?」

 

「どちらかと言うと今着てる服の方が似合ってると思うけど」

 

「そうならこれにするわ」

 

善子はそう言うと会計をしにレジに向かった

 

「そろそろお昼だけど善子は行ってみたい所とかある?」

 

「ならちょうど良いわ、会計の時この券貰ったんだけど何処で使えるか知ってる?」

 

善子が見せたのはメイド喫茶の割引券だった

 

「そこで良いならそうするけど」

 

「良いから聞いてるのよそれにメイド喫茶って1回行ってみたかったのよね」

 

善子もそう言ったのでそのメイド喫茶に向かう事にした今思うとこの時に間違ったんだとはっきりと言える

 

「おかえりなさいませお嬢様にご主人様」

 

「「えっ?」」

 

この声何処かで聞いた事あるような

 

「あの南さんですか?」

 

「南誰のことですか⁉︎私はこの喫茶店のメイドミナリンスキーでーす」

 

この甘い声やっぱり南さんだでも確証が欲しいよし

 

「もしもし、海未さんですか?」

 

「幸人君ストップ‼︎あっ」

 

これで確信したこのがメイドは南さんである事を

 

「とりあえず席に案内してもらっても良いですか?」

 

「こちらにどうぞ」

 

善子がそう言うと南さんが席に案内してくれた

 

「幸人ちょっとやり過ぎじゃないことりさん結構居心地悪そうにしてたわよ」

 

「うん、僕もあそこまで効くなんて思ってなかったから」

 

流石にやり過ぎたかな確かに南さん居心地悪そうにしてたし

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

「えっとこの券使えますか?」

 

善子がそう言ってメイドに割引券を見せた

 

「大丈夫ですよ」

 

「ならオムライスとシフォンケーキを1つずつ幸人は?」

 

「僕はクマさんカレーとチョコパフェを1つずつ」

 

僕がそう言うとメイドはメニューを繰り返した後別のテーブルに向かった

 

「やっぱり男性客が多いわね」

 

「まぁ僕はそうは思わないけどメイドは男の憧れらしいよ」

 

僕がそう言うと善子は少し残念そうにしていた

 

「どうかしたの?」

 

「いや、そう言うのネットで見たのよメイドは男の憧れって言うのだから幸人も喜ぶんじゃないかなって思ったんだけど」

 

善子が顔を晒しながらそう言った

 

「お待たせしましたオムライスとクマさんカレーです」

 

南さんもといミナリンスキーさんがオムライスとカレーを持ってきた

 

「ありがとうございますそれとさっきはすみません」

 

「ううん気にしないで幸人君」

 

僕がカレーを食べようとすると南さんに止められた

 

「幸人君も善子ちゃんも待って、美味しくなーれ萌え萌えキュン!」

 

「えっとこれは?」

 

状況が読み込めない善子が南さんに質問をした

 

「これは美味しく食べられるようになる魔法の言葉だよ」

 

そんなのがあるんだ

 

「どう思う幸人」

 

「どうって別になんとも思わないよ」パクッ

 

そう言って僕はカレーを食べたが普段食べてるカレーにハンバーグを乗せた事以外普段と大差ない気がしたのは僕だけだろうか

 

「幸人君ちょっとお願いしたい事があるんだけど」

 

「何ですか?」

 

南さんが僕にお願いしたい事?なんだか知らないけど嫌な予感がする

 

「今日バイトの人が1人来れなくなっちゃって「お断りします」そんなぁ」

 

嫌な予感が的中した

 

「僕は男なんですよ」

 

「幸人君おねがぁい!」

 

なんだろなんか断ったら罪悪感で押しつぶされそう

 

「わかりました」

 

僕は気がつくとそれを了承しメイドをやることになってしまっていた

 

そして冒頭に戻る

 

「幸人改めて見るとよく似合ってるわね」

 

「そうだよね善子ちゃん」

 

褒められているはずなのに全く嬉しくないから不思議だ

 

「ほらご主人様にオーダーとってきて」

 

南さんにそう言われた後からは僕はやけくそになって仕事をした

 

「お疲れ、もうあがっていいよ」

 

「お疲れ様でした」

 

ようやくメイド喫茶の手伝いが終わった時は既に5時をまわっていた。今日観光の筈なのに4時間も働かされたし結局殆どの時間をメイド喫茶で過ごしてしまった

 

「やっと終わった」

 

「お疲れ幸人凄い接客だったわね」

 

善子が聞いた話によると1日であそこまで慣れることはないらしいでも慣れてしまったのだから仕方ない。こうして僕と善子の初デートが終わった

 

そして僕が今日一番思ったのがデートの事ではなく<メイド服はもう二度と着たくない>だった




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45話

〜曜side〜

 

「んー朝?」

 

私は携帯の目覚ましの音で目が覚めた昨日は善子ちゃんが部屋の鍵を中から閉めてしまって鍵も中に置いたままにしてしまったのでルビィちゃんと花丸ちゃんは私たちの部屋で寝ている

 

「メール?えっと差出人は幸人?えっ⁉︎みんな起きて」

 

メールの内容を見た途端に私は千歌ちゃん達を起こした

 

「おはよう曜ちゃん」

 

「大変だよ幸人と善子ちゃんもう観光に行っちゃったよ。それに幸人朝ごはん作って行ってないから自分たちで何とかしてだって」

 

「それじゃあ朝ごはんは」

 

「今から作るしか無いって事ね」

 

と言うか時間は9時をまわっているから今から朝ごはんは作って食べるとなると少し遅いかな

 

「どうしようそうだ曜さん今何時ですか‼︎」

 

「丸も教えて欲しいずら‼︎」

 

ルビィちゃんと花丸ちゃんが起き上がって時間を聞いてきた

 

「えっと9時5分だけど」

 

私がそう言うと2人は急いで準備を始めた

 

「何か約束でもあるの?」

 

気になった千歌ちゃんが2人にそう聞くと

 

「ルビィ花陽ちゃんとスクールアイドルショップに行く約束してるんです」

 

「丸は凛ちゃんにオススメのラーメン屋さんに行く約束をしてるずら」

 

「集合時間は⁉︎」

 

「「9時30分にほむらの前です(ずら)」」

 

2人が同時に同じ場所を答えた

 

「それって2人は凛ちゃん、花陽ちゃんと一緒に観光するって事?」

 

それで急いでたんだ

 

「幸君が花陽ちゃんと凛ちゃんは約束の5分前にはついてるって」

 

「丸そんなの聞いてないずら⁉︎」

 

幸人ルビィちゃんに言って花丸ちゃんには言わなかったんだ

 

「多分ルビィちゃんに言ったから良いと思ったんだと思う」

 

たまにあるんだよね幸人

 

「花丸ちゃん急ごうもうすぐ来るよ」

 

「待ってずらルビィちゃん」

 

2人は走って待ち合わせ場所であるほむらに向かった

 

「私達はどうしよっか?」

 

「そう言えば特にこれと言って決めてなかったね」

 

私と千歌ちゃんがどうしようか悩んでいると

 

「私で良かったら案内するけど?」

 

「「良いの梨子ちゃん‼︎」

 

「えっええ」

 

良かったこれで私達だけ旅館でじっとしてたなんて事になったら勿体無いもんね

 

「どこか行ってみたい場所ある?」

 

「私は制服見に行きたい」

 

「曜ちゃん制服好きだね私は服かなぁ」

 

梨子ちゃんの質問に私と千歌ちゃんはそう答えた

 

「ならこの近くに大きなショッピングモールがあるからまずそこに行って千歌ちゃんの服を見ましょその後に曜ちゃんのリクエストの制服売ってるお店探そう」

 

「「賛成」」ぐぅ〜

 

私と千歌ちゃんそして梨子ちゃんのお腹が同時に鳴った

 

「とりあえず何か食べよっか」

 

「「うん」」

 

こうしてまずは朝ごはんを食べる事になった

 

「それじゃあしゅっぱーつ」

 

「ヨーソロー」

 

「ちょっと迷子になっても知らないわよー」

 

旅館を出て走り出した私と千歌ちゃんを梨子ちゃんが追いかけて来た

 

「これなんてどうかな?」

 

「良いんじゃない?」

 

「似合ってるよ千歌ちゃん」

 

今はショッピングモールで千歌ちゃんの服を見ている

 

「んー、でも中々これって言うのが無いんだよね」

 

「そう言うのってあんまり見つからないよね」

 

「そうね私も何度も選んでやっとこれっだって思うのが見つかるし」

 

あれ?でもそう考えると

 

「どうしたの曜ちゃん?」

 

「いや、幸人って私がこれだって思う服を誕生日にくれるんだけどそれって凄い事なんだなって思って」

 

「そうなんだ凄いね幸人君」

 

「そうね幸人君には曜ちゃんに似合う服わかるんじゃ無いかしら」

 

そうなのかな?考えてもわからないしそう言う事にしとこ

 

「あっこれ良くない?」

 

千歌ちゃんが持って来たのはオレンジを中心にしたワンピースだった

 

「良いと思うよ千歌ちゃんって感じするし」

 

「そうね私もそう思うわ」

 

「ありがとう曜ちゃん、梨子ちゃん買ってくるから待ってて」

 

そう言って千歌ちゃんは会計をしにレジに向かった

 

「それじゃあ次は曜ちゃんの番だね」

 

「うん!でも制服のお店ってあんのかな?」

 

「それ幸人君に聞いてみたんだけどあるらしいわ幸人君の中学の時の友達の家が服屋さんでそこなら制服も取り扱ってるんだって」

 

じゃあ幸人が誕生日にくれる服そこで買ってるのかな?

 

「それじゃあそこに行こうよ、場所は?」

 

「ここのデパートを少し行った所よ」

 

結構近くなんだ良かった

 

「ここらしいけど「曜ちゃん待って」曜ちゃん⁉︎」

 

私はその服屋に着いたのと同時に制服売り場に向かった

 

「こんなにたくさん制服が」

 

私の前にあるのは沢山の制服ありがとう幸人こんなに良い所教えてくれて

 

「梨子ちゃん、曜ちゃん見つけたよ」

 

「本当千歌ちゃん、へぇ制服ってこんなにたくさんあったんだ」

 

その後私は時間も忘れて制服を見た後いくつか買って旅館に帰った

 

家に帰ったら直ぐに着てみよ

 

〜曜side out〜

 

〜ルビィside〜

 

「間に合ったね花丸ちゃん」

 

「疲れたずら」

 

ルビィと花丸ちゃんは待ち合わせ場所のほむらに着いた時間は9時20分約束の時間の10分前に着いた

 

しばらくすると凛ちゃんと花陽ちゃんが来た

 

「ルビィちゃん、花丸ちゃん遅れてごめんね」

 

「凛が支度に手間取っちゃってごめんにゃ」

 

「ルビィ達も今来た所だよね、花丸ちゃん」

 

「そうずら」

 

ルビィと花丸ちゃんがそう言うと凛ちゃんと花陽ちゃんがほっと胸を撫で下ろした

 

「ならまず」ぐぅ〜

 

「うぅ」

 

「ずら」

 

どっちに行くか決める前にルビィと花丸ちゃんのお腹が鳴った

 

「まずはご飯食べにいくにゃ〜」

 

「あはは、ルビィちゃんと花丸ちゃんは朝ごはん食べて来なかったの?」

 

「それが起きたのが出る少し前で9時くらいまで寝てたんです」

 

何時もならお姉ちゃんが起こしてくれるから油断してた

 

「それなら仕方ないよ」

 

「そうだよと着いたにゃ」

 

話していると凛ちゃんのオススメのラーメン屋さんに着いた

 

「ルビィラーメン屋さんに入るの初めてなんだ」

 

「丸も沼津にもあんまり無いから始めてずら」

 

「そうなんだなら凛が選んであげるにゃ」

 

凛ちゃんが選んでくれるなら安心…そう言えば昨日幸君が

 

「凛に任せると凄く脂っぽくなるよ」

 

そんなこと言ってたけど大丈夫だよね

 

「凛ちゃんルビィのラーメンあんまり脂無い方が良いんだけど」

 

「そうなんだ、でもなんで凛が脂ましましにする事知ってたにゃ?」

 

「昨日幸君が言ってたんだ凛ちゃんに任せると凄く脂っぽくなるって」

 

そう言うと凛ちゃんはそれが美味しいんだにゃと言った

 

「ふー美味しかったにゃ」

 

「丸も満足ずら」

 

「ルビィも」

 

「私もかな」

 

ラーメンを食べた後スクールアイドルショップに向かった

 

「ここが一番品揃えが豊富なスクールアイドルショップだよ」

 

ルビィが一番楽しみにしていたスクールアイドルショップに着いた

 

「これA-RISEの新作だよ花陽ちゃん‼︎」

 

「本当ですか⁉︎」

 

そこからルビィと花陽ちゃんはスクールアイドルグッズを沢山買った

 

「花陽ちゃん性格変わりすぎずら」

 

「凛はこっちのかよちんも好きだよ」

 

スクールアイドルショップを出た後旅館に戻った

 

「ルビィちゃん沢山買ったずらね、そう言えばルビィちゃんは家族へのお土産何か買ったずら?」

 

あっ忘れてた

 

「どうしよう花丸ちゃん」

 

「明日幸人君と一緒にお土産を見に行くずら」

 

「うん、そうするよ」

 

こうしてルビィの明日の予定の1つが家族へのお土産選びに決まった

 

〜ルビィside out〜




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46話

「幸君お願いお姉ちゃん達のお土産選び手伝って」

 

「でもそれってルビィが悪いんじゃ」

 

僕がそう言うとルビィは罰が悪そうな顔をした

 

「丸からもお願いずら」

 

「花丸まで、わかったよ2人共明日はダイヤ達へのお土産を選んで買うそう言う事で良いの?」

 

ダイヤには僕も色々とお世話になってるからやぶさかでは無い

 

「よかったねルビィちゃん」

 

「幸君ありがとう‼︎」

 

ルビィはそう言って頭を下げた

 

そして次の日の朝

 

「ルビィおはよう今日は随分と早く起きれたんだね」

 

僕が朝起きてしばらくするとルビィが起きてきた

 

「うんそれで幸君オススメは?」

 

「やっぱりほむらまんかなあれ凄く美味しくて僕は好きだよ」

 

それにダイヤならルビィが買ってきた物なら何でも良さそうかな

 

「それ以外は?」

 

「んー後は特に思い当たらないかな?」

 

「そっかぁ」

 

「それじゃあ早く食べてダイヤ達へのお土産買いに行こって言いたいけどまだ僕とルビィ以外誰も起きてないね。それにこの時間じゃまだ開いてないお店の方が多いしそれまで何かゲームでもする?」

 

僕がそう聞くとルビィは頷いて朝ごはんを食べ始めた

 

「それでルビィはやってみたいゲームってある?」

 

「これかな?」

 

ルビィが取り出したのは格闘ゲームこれならルビィでも出来そうだ

 

「普通にやっても面白くないし勝った方が負けた方に何かお願い出来るてルールでしない?」

 

「でもそれって幸君が勝っちゃうんじゃ」

 

「何回か練習してある程度慣れてからで良いよ実際僕もこのゲームするの久しぶりだし」

 

僕がそう言うとそれならと言ってゲームを始めた

 

「嘘⁉︎」

 

「ルビィが勝ったの?」

 

あれから30分ほど経ったルビィはすぐに慣れて僕はやるのが久しぶりすぎてボロボロに負けた

 

「もう一回しない?」

 

「うん、良いよ幸君」

 

ルビィの了承も得た所で再戦次こそ本気を出す

 

「また負けた」

 

「幸君これ凄く面白いよ」

 

あの後3回勝負したが全部ルビィが勝った

 

「はぁ、ここまで負けたんだしルビィのお願いって?何かあったからしたんでしょ?」

 

「ううん、お姉ちゃん達のお土産を一緒に選んでくれるんだからそんなのないよ。でも幸君が良かったらこのゲームルビィに貸してくれない?」

 

なんだそんな事か

 

「良いよ僕もうやらないと思うしなんならあげようか?」

 

「良いの?でも幸君にはお土産も一緒に選んでもらうのに」

 

「僕が良いって言うんだから気にしないで」

 

僕はルビィにそう言って良い加減に花丸達を起こさないといけないので起こしに行った

 

「花丸みんなそろそろ起きて」

 

僕がそう言ってノックをすると梨子さんが扉を開けて出てきた

 

「私と曜ちゃんそれに善子ちゃんはさっき起きて下に行こうとしてたんだけど千歌ちゃんと花丸ちゃんがまだ起きなくて」

 

梨子さんの言葉に僕は部屋の中を覗くと曜姉ちゃんと善子は鏡の前で髪を直していた

 

「花丸も千歌さんも早く起きないと朝ごはん抜きにするよ」

 

「「ダメだよ(ずら)幸人君」」

 

やっぱりこの手が一番効くな

 

「ほら花丸今日はルビィのお土産選び一緒に行くんだから早くしなよルビィはもう起きて食べ終わってるから僕の部屋でゲームしてるよ」

 

「ルビィちゃんがゲーム、ちょと意外かな」

 

「昔僕がやってた格闘ゲームだけど僕はもうやらないしルビィにあげたんだ」

 

僕はそう言って部屋に戻るとルビィは他のゲームも気になったのか他のゲームをしていた

 

「それじゃあルビィちゃんのお土産選びにしゅっぱーつ」

 

何故か全員で行く事になったルビィのお土産選び千歌さんの言葉を合図にみんなが外に出た

 

「叔父さん、叔母さん行ってきます」

 

「「行ってらっしゃい」」

 

僕は叔父さんと叔母さんに挨拶をして千歌さん達を追いかけた

 

「良かったねルビィお土産ちゃんと買えて」

 

「うん!幸君もみんなも一緒に選んでくれてありがとう」

 

「それでルビィちゃん幸人君から何のゲームもらったずら?」

 

花丸は僕がルビィにあげたゲームが気になったのかそんな事を聞いた

 

「これだよ、今度花丸ちゃんも一緒にやろ」

 

「やるずら」

 

僕はあげたゲームであそこまで喜んでくれたのであげて良かったとルビィと花丸の会話を聞きながらそう思った




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47話

連続投稿


東京から沼津に帰るとそこにはダイヤが居た

 

「お姉ちゃんただいま」

 

「お帰りなさいルビィそして貴方達も」

 

ルビィはダイヤを見つけると抱きつきダイヤはルビィの頭を撫でながらそう言った

 

「あの生徒会長がどうしてここに?」

 

「ルビィを迎えに来たのですわ。それから少し話をしませんか?」

 

「良いですけど?」

 

千歌さんがそう言うとダイヤは歩き出した

 

「それで話って何ですか?」

 

「今回のイベントはどうでしたか?」

 

千歌さんは今回の結果をダイヤに話した

 

「やはりそうなりましたか」

 

やはり?って事はもしかして

 

「ダイヤはこうなる事予想してたの?」

 

「ええ、恐らくこうなると予想していましたわ」

 

ダイヤがそう予想出来たのはやっぱりスクールアイドルをやってた事が関係あるのかな?

 

そこからダイヤは話した自分と鞠莉さんそして果南さんでスクールアイドルをやっていた事をそしてイベントで踊れなかった事を

 

「だから止めたんですか」

 

「…えぇ。知っていますか?ラブライブの出場者数は7236。第1回大会の約10倍ですわ。aqoursはその中のひとつでしかない。私たちが歌えなかったのも、あなた達が入賞できなかったのも、仕方ないことでしたわ。貴方達は踊れただけまだマシな方ですわね」

 

そう言って歩き出したダイヤをルビィが追った

 

「幸人知ってたんだ生徒会長がスクールアイドルやってた事」

 

「どうしてそう思ったの?」

 

曜姉ちゃんの言葉に僕がそう返すと

 

「何年幸人のお姉ちゃんやってると思ってるの?あの時幸人だけ驚かなかったそれは前から知っていたから違う?」

 

完全に図星をつかれた僕は曜姉ちゃんに全部話した僕が何故それを知っているのかも

 

「そうなんだ」

 

「うん、その時ダイヤから言われた事があるんだまぁ言わないけど」

 

「ここまで話しておいてそれは無いんじゃない⁉︎ちょっと幸人待ってよー」

 

あの留学の話が来ていた時ダイヤから言われたのは『貴方が思った事をその幼馴染に伝えると良いのですわ、でも決して後で後悔しない選択をする事が大切ですわ』と言われた僕はその言葉のお陰で花陽、そして凛と仲直りができたダイヤさんの言葉が無かったら多分そのまま留学に行ってしまいその後で後悔していたと思うだから

 

『今度は僕が力になるよダイヤ』

 

僕は走りながらそうな思って走った

 

「幸人君とこうやって走るの久しぶりかもね」

 

「そうですね果南さん」

 

次の日の朝僕は偶然会った果南さんと一緒にランニングをしている

 

「そう言えばダイヤが千歌さん達にスクールアイドルしてた事話してましたよ」

 

「うん、ダイヤから昨日電話で聞いた」

 

そう言って走り続ける果南さんにある写真を見せた

 

「幸人君これどうしたのって知ってたけどダイヤは覚えてないみたいなんだよね多分鞠莉も気づいてると思う」

 

嘘⁉︎鞠莉さんも気づいてたの全然知らなかった

 

「これダイヤには見せたの?」

 

「見せてないですよ、でもあれ自分に向かっても言ってた気がするんですよね」

 

僕のその言葉に果南さんは何も答えてくれなかった




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48話

「「ダメ」」

 

休み時間に教室で花丸達と話して居ると窓からそんな声が聞こえた

 

「曜姉ちゃん何してるの⁉︎」

 

窓を乗り出して見てみるとそこには制服を掴んで落ちそうになっている曜姉ちゃんとそれを支えている千歌さんと梨子さんの姿があった

 

「取り敢えず曜姉ちゃんその服離して部活の時に僕が持って行ってあげるから」

 

「幸人ちゃんと受け取ってね」

 

「わかってるよ曜姉ちゃん」

 

僕がそう言うとよく姉ちゃんは制服を離したので僕はその制服を掴んだでもこの制服見覚えが

 

「幸人君なんだったずら?」

 

どこかに行っていた花丸達が戻ってきたので僕はさっきの事を花丸に話した

 

「曜さんがそんな事するなんて以外ずら」

 

「そうだね」

 

「2年の中じゃ梨子さんの次に真面目な人だと思っていたんだけど」

 

「曜姉ちゃん制服が絡むとどんな事でもしちゃうから」

 

曜姉ちゃんのあれはもう一種の病気だよ月姉もだけど

 

「でもこの制服どこかで見た事ある気がするんだ」

 

もう半分くらい出てるんだけど

 

「一先ずそれ仕舞いなさい」

 

善子にそう言われて周りを見るとクラスの人がこちらに注目していた

 

「そうするよ」

 

僕はそう言って鞄に制服を仕舞った

 

そしてその日の昼休み

 

「結局その制服誰のなのよ」

 

「んー?あっ思い出したこれダイヤ達がスクールアイドルをしてた時の衣装だよ」

 

「そうなの⁉︎」

 

僕はそう言って携帯に保存してある写真を見せた

 

「本当だ、じゃあこの衣装はポニーテールにしてる人のって事?」

 

「うん、曜姉ちゃんと千歌さんの幼馴染で松浦果南さん此処の3年生だよルビィと花丸はあった事あるよほらダイビングショップで」

 

僕がそう言うとルビィと花丸は思い出したようだ

 

「そうずらダイビングショップに居た人ずら」

 

「同じ学校だったんだ」

 

あっ驚く所そこなんだ

 

「幸人は知ってたの?」

 

「うん今日の朝ランニングで会ったからねその時に言ってたんだ」

 

そんな話をしていると電話が鳴った相手は曜姉ちゃん?

 

「もしもし、どうかしたの?」

 

『幸人実は』

 

要するに朝の大声が2年の教室まで聞こえていて千歌さんが鞠莉さん達を止めて部室で話す事になったと

 

「わかったルビィ達にも伝えておくね」

 

『うん、よろしく幸人』

 

そんな言って電話を切った

 

「誰から?」

 

「曜姉ちゃんからヤバ早くしないとお昼休み終わる」

 

僕が気付いた時にはお昼休みはほとんど終わっていたちなみに3人は僕が電話をしてあるうちに食べ終わり曜姉ちゃんは食べてから連絡してきたらしいこうしてギリギリの所で食べ終わり午後の授業を受けた




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49話

「スクールアイドルは絶対にやらない」

 

僕が部室に着く少し前にそんな声が聞こえると果南さんが部室から出て来た

 

「果南さんどうかしたんですか?」

 

「幸人君ちょっとね」

 

果南さんはそう言って歩いて行こうとしたのを僕は止めた

 

「何?」

 

「あのこれ果南さんのですよね?」

 

僕はそう言ってスクールアイドルの衣装を鞄から取り出した

 

「何で幸人君が?」

 

「それが」

 

僕は朝あった事を果南さんに話した

 

「そうだったんだ、ならそれ曜にあげて私もう着ないし」

 

そう言って今度こそ果南さんはその場を後にした

 

「遅れてすみません」

 

「‼︎」

 

僕が部室に入ろうとしたのと同時にダイヤが部室から出ようとしてぶつかった

 

「ナイスタイミング幸人君‼︎」

 

「いったぁ」

 

「えっと一先ず状況の説明をしてもらえますか?」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんがある程度説明してくれた

 

「それでダイヤが逃げて部室から出ようとした時に僕が来たと」

 

「そう言う事」

 

成る程大体わかった

 

「そう言えば曜姉ちゃん果南さんがそれもう着ないから曜姉ちゃんにあげてだって」

 

僕はそう言って衣装を曜姉ちゃんに渡した

 

「これ果南ちゃんのだったんだ」

 

「果南」

 

僕の言葉を聞いた鞠莉さんが残念そうに呟いた

 

そして僕達はダイヤさんから話を聞くために黒澤家に足を運んだ

 

そこで全て分かったライブイベント当日鞠莉さんは怪我をしていたそのまま進めていたら事故になる可能性もあったので果南さんはあえて歌わなかった。そして鞠莉さんは転校や留学などの話も来ていたが全て断っていた果南さんとダイヤは自分達が鞠莉さんの未来の色んな可能性を奪ってしまうのではないかそんな時に果南さんは職員室の前で偶然鞠莉さんが留学の話を断っているのを聞いた

 

「そんな事で」

 

鞠莉さんはそう言うと走り出したがそれをダイヤさんが止める

 

「おやめなさい、果南さんはずっと貴方の事を見てきたのですよ、貴方の立場も、貴方の気持ちもそして貴方の将来も、誰よりも考えている」

 

鞠莉さんはダイヤの言葉を聞いて再び走り出した

 

「ダイヤ」

 

「何ですの?」

 

「覚えてる2年前鞠莉さんに似た境遇の人がいた事」

 

ダイヤは首を傾げて思い出そうとしている

 

「まぁこの写真を見れば分かるんだけどね」

 

「写真?これはまさか幸人が⁉︎」

 

ダイヤは僕が見せた携帯の写真を見て思い出したようだ

 

「うん、あれは僕だよ」

 

「そうだったんですの」

 

「ダイヤあの時の言葉僕だけじゃなくて自分自身にも言ってた違う?」

 

僕がそう聞くと

 

「そうなのかも知れないですわね」

 

ダイヤはそう言って鞠莉さんの後を追いかけ僕達もそれを追いかけた

 

「幸人君ダイヤさん達と昔あった事あるの?」

 

「うんちょっと中学2年生の少し早めの夏休みの時にね」

 

走ってる途中千歌さんからの質問に僕はそう答えた

 

学校に着きしばらくするとダイヤが出てきた

 

「ダイヤさん本当に2人が好きなんですね」

 

「それよりも頼みましたわよあの2人ああ見えて繊細ですから」

 

「ならダイヤが居てくれればいいんじゃないですか?」

 

僕がそう言うと千歌さんもそれに続く

 

「そうだよダイヤさんも居てくれないと」

 

「わたくしは生徒会長ですわよとてもそんな時間は」

 

「それなら大丈夫です。鞠莉さんと果南ちゃんそれに7人居るんですから」

 

千歌さんがそう言うとルビィが衣装を持ってダイヤの前に行った

 

「親愛なるお姉ちゃんようこそAqoursへ」

 

ルビィがそう言うとダイヤは微笑んでその衣装を受け取った

 

「幸人君この際だから私達の事も呼び捨てで呼べば?敬語も抜いてさ」

 

「それ良いかもしれない」

 

「でも曜ちゃんは?」

 

そう千歌さん達はまだ良いでも曜姉ちゃんを呼び捨てにするのはちょっと

 

「私はそのままで良いと思うよルビィちゃんもダイヤさんの事お姉ちゃんって呼んでるし」

 

「それもそっか」

 

「ほら試しに読んでみてよ」

 

はぁ仕方ない

 

「千歌これで良い?」

 

「うん」

 

「そう言えば知ってる?私達3人の時の名前もAqoursだったんだ」

 

果南が少し懐かしそうにそう言った

 

「えっそうなの?」

 

「そんな偶然って」

 

「私もそう思ってたんだけどね」

 

果南は少し間を空けてこう続けた

 

「まぁでも、今この状況は誰かさんにまんまとはめられたから、かもね」

 

うーんこう言う事を一番する人は

 

「鞠莉?」

 

「少なくとも私じゃないわね」

 

「わっわたくしでもありませんわよ」

 

1人だけ口元にあるホクロを触りながら動揺を見せているダイヤ

 

「可愛い所あるんだねダイヤ」

 

「幸人私ではないと」

 

ダイヤはそう言うが本当の事を言うと僕は近くで見ていた浜辺にAqoursと描いて千歌達の声が聞こえてきたので急いでその場を後にしたダイヤの姿を




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50話

〜善子side〜

 

私は今部室に向かっているそこまでは普段と変わらないでも

 

「本当に…曜お姉ちゃん居るんですか?」

 

5歳の時の幸人と向かっているお陰で時々少し変な目で見られている

 

「居るわよ良いからついて来なさい」

 

「はい…」

 

曜や凛から聞いてたけどこの様子じゃ凛と仲良くなる前かも知れないわね。凛の事話しても知らないみたいだったしと言うか話すたびに泣きそうになるからちょっと辛いわね

 

「曜居る?」

 

「何善子ちゃん「曜お姉ちゃん‼︎」幸人⁉︎何でこんなにちっちゃく」

 

「それについては今から説明するわ」

 

私は幸人がこうなった理由をみんなに伝えたあれは1時間くらい前

 

「善子何?急に多目的室に来てなんて?」

 

「よく来たわねリトルデーモン「そう言うのいいから」わかったわよ実はこれ試してみたくて」

 

そう言って私はページを開いて幸人に渡した

 

「えっと何々?これ本当に大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫よ…多分」

 

「最後の一言で台無しだよ」

 

幸人はそう言ってため息をついた

 

「これで何も無かったら今後こう言う怪しいのはしないわ。あくまで安全第一でやるわ」

 

「わかったよ、どのみちやらされそうだし」

 

幸人はそう言って私の用意した魔法陣の上に座った

 

「取り敢えず必要なものを準備して」

 

「善子これは何?」

 

幸人はそう言って瓶を持った

 

「コブラの生き血よ、その隣は熊の唾液、そして最後のは鷹の爪これは鳥の鷹よ」

 

「そんなのどうやって手に入れたの⁉︎」

 

まぁ普通は手に入らないわよね。でも、お父さんが仕事の土産って持って帰って来るのよ

 

「取り敢えずやっちゃいましょ」

 

私はそう言って本に書いてある手順にそって進めた。そして全てが終わったと思ったら突然凄い音を立てて爆発した

 

「幸人大丈夫⁉︎「お姉さん誰?」えっ?」

 

煙が腫れて現れたのは小さな子供だった

 

「えっと「‼︎」速っ⁉︎」

 

その子は多目的室にあった机の後ろに隠れた

 

「名前教えて貰えないかしら?」

 

「曜お姉ちゃんから知らない人に名前を聞かれても答えちゃダメだって」

 

曜お姉ちゃん?何処かで聞いた事ある様な

 

『私幸人が小さい頃曜お姉ちゃんって呼ばれてたんだ』

 

私は少し前に曜がそう言っていた事を思い出した

 

「もしかして曜の弟の幸人君?」

 

「曜お姉ちゃんの事知ってるんですか?」

 

幸人がそう言って机から顔を覗かせた

 

「ええ、同じ部活の先輩よ私は津島善子」

 

私はそう言って幸人に手を差し出した

 

「その…わっ渡辺幸人ですよろしくお願いします津島さん」

 

幸人はそう言うが私の手を取った

 

「それで今に至ると」

 

「はい」

 

私はダイヤに正座させられながらそう言った

 

「曜お姉ちゃん月お姉ちゃんは?」

 

「月ちゃんは違う学校なんだごめんね幸人」

 

月ちゃん?初めて聞く名前だ

 

「曜ちゃんさっき話してた月ちゃんって?」

 

「私の従姉妹だよ幸人が親戚で初めて仲良くなったんだ。私よりも先に月ちゃんと仲良くなったから嬉しい反面ちょっとショックだったかな」

 

実の姉より従姉妹と仲良くなるって

 

「幸人君」

 

「‼︎」

 

千歌が幸人に話しかけるが曜の後ろに隠れて話そうとしない

 

「幸人この子は高海千歌ちゃん私の友達だよ。ほら」

 

「渡辺…幸人ですよろしくお願いします」

 

「可愛いー」

 

千歌がそう言って幸人に抱きついたのがいけなかったのか

 

「うぅ」

 

「ちょっ幸人君泣くのは勘弁して曜ちゃん」

 

「あはは、幸人千歌ちゃんみたいな子苦手だったから」

 

曜が苦笑いしながらそう言った

 

「津島さんは曜お姉ちゃんのお友達なの?」

 

「津島?あっ善子ちゃんの事か!うん、そうだよ」

 

「善子ちゃんは大丈夫ずら?」

 

そう言えばどうなのかしら?

 

「幸人私今日用事で出掛けないといけないから善子ちゃんと居てね」

 

「津島さんと…わかった津島さんと居る」

 

あれ?少し考えてたけど随分とあっさりしてる

 

「sorry理事長の仕事で遅れちゃた所でそこのprettyなボーイは?」

 

また説明しないといけないのねそう思って私は鞠莉に説明した

 

「なら同じ材料集めれば良いんじゃないの?」

 

「えっとそれが私のお父さんが仕事のお土産でくれたものを思いっきり使ったから」

 

「つまり予備が無いと」

 

その通りなので私は頷いた

 

「なら小原家のハンターに頼んで持って来てもらうわ」

 

ハンター⁉︎小原家にはそんなのも居るの

 

「えっと必要なのがコブラの生き血それから熊の唾液そして最後のは鷹の爪これは鳥の鷹よ」

 

「そんな物どうやって手に入れたのですか⁉︎」

 

「お父さんが仕事のお土産だって持って帰って来て」

 

「善子ちゃんのお父さんの仕事って」

 

私も何度か疑問に思ったけど何故か気にしてはいけない気がするので気にしない事にしている

 

「と言う訳で、善子ちゃん幸人の事よろしくね」

 

「わかったわよ曜」

 

こうして小さくなった幸人と一晩過ごすことになった

 

「お母さんただいま」

 

「お帰りよし…貴方大変よ善子が子供を連れて帰ってきた‼︎」

 

「何⁉︎」

 

早くもここからダッシュで自分の部屋に篭もりたくなった

 

「津島さんのお母さん?」

 

「そうよ幸人」

 

取り敢えず中で騒いでる親の誤解を解かないと

 

「そうならそれは幸人君との子供じゃ無いのね。残念だわ」

 

「私と幸人は学生よそんなわけないじゃ無い」

 

今は夕食を食べている

 

「ああほら、こぼしてる」

 

私はそう言って幸人の口を拭いた

 

「ごめんなさい」

 

「別に怒ってるわけじゃ何のよ」

 

落ち込む幸人をフォローしているとお母さんがこちらを見て微笑んでいる

 

「何よ」

 

「ううん、善子良いお母さんになると思ってね」

 

お母さんの言葉を聞いた私は顔を赤くしたそれってつまりう〜

 

「ごちそうさま」

 

「ごちそうさまでした。待って善子お姉さん」

 

私が急いで食べてその場を離れようとしたら幸人も付いて来た

 

「ほら髪の泡流すから目瞑ってなさいよ」

 

「うん」

 

しばらくして今はお風呂に入っている

 

「善子お姉さんは誰か好きな人が居るの?」

 

「きゅっ急にどうしたのよ」

 

「ううん…何でも…ない」

 

幸人は目を擦りながらそう言った

 

「こら、ここはお風呂だから寝ちゃダメよ」

 

私はそう言うが幸人は限界なのだろううとうとし始めた

 

「眠いならもう出るわよ」

 

「うん」

 

私がそう言うと幸人はお風呂から出て服を着た後フラフラとしながら私の後をついて来ていたが前に来た時と同じで途中で寝てしまった

 

「またなのね」

 

私はそう言いながら笑みを浮かべた

 

「やっぱり軽いわね」

 

私はそう言って幸人を背負ってから自分の部屋に連れて行った後私のベットの上に寝かせてその隣で私も寝た

 

〜善子side out〜




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51話

〜善子side〜

 

翌日の朝私はお腹にある重みで目が覚めた

 

「善子お姉さん起きて」

 

目を開けると私の上に幸人が乗っていた

 

「今日は休日だしもう少し寝かせて」

 

そう言って幸人を降ろして寝ようとしたが

 

「ダメ曜お姉ちゃんにお願いされたから絶対に起こすの‼︎」

 

幸人はそう言って私の布団を取った

 

「善子ちゃん早く起きないと朝練に遅刻しちゃうよ」

 

そんな聞こえるはずのない声が聞こえた

 

「曜⁉︎何で居るのよ‼︎」

 

「いやぁ、善子ちゃんのお父さんとお母さん早いって聞いたから善子ちゃんを起こしに来たんだ」

 

そう言えば昨日そんな事言ってたような

 

「それで何でメイド服?」

 

「これ?料理する時よく来てるんだ」

 

料理って事は曜が朝ごはん作ってるのね

 

「朝来た時は驚いたよ幸人が冷蔵庫から卵出そうとしてたから慌てて止めたんだけど」

 

そんな事してたんだ

 

「ごめんなさい」

 

「大丈夫だよ幸人怪我しなくて良かったよ」

 

曜はそう言って幸人の頭を撫でた

 

「そうだ今日から善子ちゃん今日から幸人が元に戻るまで順番で家に泊まる事になったから因みに今日は私の家だよ」

 

「そう」

 

私はそう言って立ち上がった

 

「曜お姉ちゃんこれ」

 

「どうしたの幸人?まずいよ善子ちゃんダイヤさんから連絡来てる」

 

ダイヤからの連絡その事を曜から聞いた私は急いで朝食を食べて曜そして幸人と走って練習に向かった

 

「遅いですわよ全く」

 

「「ごめんなさい」」

 

結局20分くらい近くして私と曜はダイヤから説教されている

 

「まあまあ幸人君起こしてたのかも知れないし」

 

「それが幸人は善子ちゃんが起きる前から起きてて」

 

「そういえば幸人君はどこずら?」

 

ずら丸の言葉を聞いて全員で辺りを見回したが幸人は見つからない

 

「どこ行っちゃったんだろ」

 

「曜ちゃんなら幸人君がどこに行くとか知ってるんじゃないの?」

 

梨子が曜にそう聞いたが

 

「私小さい時から千歌ちゃんとばっか遊んでたから知らないんだ」

 

それは姉としてどうなのよ。幸人が行きそうな場所ね

 

「あっ1つ心当たりがあるわ」

 

「何処‼︎」

 

「えっと確証はないけど小さい頃幸人とよく遊んでたツリーハウスがこの近くなのよ」

 

私はそう言ってツリーハウスに向かって走った

 

「千歌ちゃんツリーハウスなんてあった?」

 

「ううん、私は知らないよ」

 

「そりゃそうよ、私だって最初に見つけたのただの偶然なんだから」

 

私は走りながらそう言ってやっとツリーハウスに着いた

 

「こんな所あったんだ」

 

「曜ちゃんあれ見て‼︎」

 

千歌が指を指した方を見ると幸人が熊に襲われていた

 

「あれって」

 

「幸人早く逃げて」

 

曜はそう言って幸人の方に向かって行った

 

「曜お姉ちゃん?」

 

「ゆっ幸人に何してるの‼︎」

 

曜はそう言うが熊の方は状況が理解できず呆然としていた

 

「やっぱり曜それ誤解よ」

 

「善子ちゃん⁉︎えっ誤解?」

 

「そうよその子は幸人の友達よって、きゃっ」

 

熊は私に飛びついてきた

 

「善子ちゃんだい「やめなさい、くすぐったいわよ」えっと善子ちゃんその子は?」

 

「だから言ったじゃない」

 

私は熊に離れる様に言って立ち上がった

 

「くーちゃーん」

 

幸人が呼ぶとその熊は幸人の方に向かって行った

 

「あの子は熊のくーちゃん私が初めて幸人と会った時にはもう中が良かったわ」

 

「そっそうなんだ」

 

千歌がそう言って幸人を見ると確かに怪我はしてない

 

「でも危なくないずら?」

 

まあその心配はあるだろうけど

 

「大丈夫よあれは2人のコミュニケーションみたいなものだし」

 

「そっか、ねえ今日はもうここで練習しない?」

 

「そうですわね。今から戻っても時間がかかりますし」

 

ダイヤも賛成の様なので今日はここで練習する事になった

 

〜善子side out〜

 

〜曜side〜

 

Aqoursの練習も終わり今は幸人と家に帰っている。今思うと小さい頃幸人と一緒に歩いた事ってあんまり無い事に気付いた

 

「曜お姉ちゃん?」

 

「ううん、何でもないよ」

 

私は笑いながら幸人にそう言った

 

「お父さんとお母さんは?」

 

「今日遅くなるから先に食べててだって」

 

私がそう言うと幸人は少し寂しそうにしていた

 

「そう言えば向こうでは叔父さんと叔母さんとも一緒にご飯を食べてるの?」

 

「ううん、叔父さんも叔母さんもお仕事忙しいから一人で食べてる」

 

「そっか」

 

幸人がこっちにきた時に私やお父さんそれにお母さんと一緒にご飯食べたがるのって東京じゃ一人で食べてて寂しいからなのかな?

 

「出来たよ幸人、それと明日どこか遊びに行こっか」

 

「うん‼︎」

 

私がそう言うと幸人は嬉しそうにしていた

 

幸人がお風呂に入っている時私は叔母さんと電話をしてその事を話していた

 

「うん、そうみたいなんだ」

 

『幸人ってそう言った素振りとかいう全然見せないから気づかなかったわ』

 

「うん、私も今日聞くまで一人で食べてるなんて知らなかったよ」

 

『変な所で我慢しちゃうのよね幸人は』

 

「そうだね」

 

私がそう叔母さんと話しているとお風呂の扉が開く音が聞こえた

 

「あっ幸人出て来たみたいだし切るねおやすみ叔母さん」

 

『おやすみ曜ちゃん』

 

私はそう言って叔母さんとの電話を切った

 

「曜お姉ちゃん誰と電話してたの?」

 

「ルビィちゃんだよ、幸人明日はルビィちゃんとダイヤさんのお家に泊まるんだから迷惑かけちゃダメだよ」

 

「うん」

 

幸人は目を擦りながらそう言った

 

「そろそろ寝よっか」

 

私はそう言って幸人の手を引いてベットまで向かった

 

「こう言う所は昔から変わらないね」

 

私は隣で幸せそうに寝ている幸人を見てそう呟いた後眠りについた

 

〜曜side out〜




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52話

〜曜side〜

 

「曜お姉ちゃん朝だよ起きて‼︎」

 

「幸人、起きるから退いて」

 

私は幸人に昨日の善子ちゃんみたいに起こされた

 

「幸人どうしたの?」

 

「遊びに行くんでしょ!早く行こ」

 

そう言えば昨日そんな事言った様な気がする

 

「だからって、こんなに早く起きなくても」

 

携帯で時間を確認するとまだ朝の4時過ぎだった

 

「ごめん幸人もうちょっと寝かせて」

 

「わかった」

 

幸人はそう言って私の部屋を出た

 

「そろそろ起きようかな」

 

私は部屋を出てリビングに向かったが誰も居なかった

 

「お父さんとお母さんはもうお仕事に行ったんだろうけど、幸人ー?」

 

私はそう叫ぶが何処からも幸人の声がしない

 

「自分の部屋かな?」

 

私はそう思って幸人の部屋を覗くとそこには幸人が居た

 

「おはよう、幸人」

 

「おはよう、曜お姉ちゃん」

 

そう返事をした幸人の手には本が握られていた

 

「ここがいいの?」

 

「うん」

 

幸人が持っていた本には魚の絵が描かれていた

 

「なら水族館に行こっか」

 

「水族館?」

 

そっか幸人が初めて行ったのは確か小学校の遠足だったから知らないか

 

「水族館って言うのはお魚が沢山いる所だよ」

 

「本当‼︎」

 

そう言って幸人は嬉しそうに私のところまで来た

 

「うん、本当だよ」

 

「早く行きたい」

 

「その気持ちはわかったよでも、その前に朝ごはん食べてからだよ幸人」

 

「はーい」

 

私がそう言うとよっぽど楽しみなのか走ってリビングに向かって行った

 

「そんなに急がなくてもお魚は逃げないよ」

 

私はそう言って幸人を追いかけてリビングに向かった

 

「そう言えば何であそこにいたの?」

 

「何と無く?」

 

偶にあるよねそう言うの

 

「そっか」

 

「うん、ごちそうさまでした」

 

幸人はそう言って食器を台所に持って行った

 

「幸人、もう食べ終わるからさっきの部屋でちょっと待ってて」

 

「うん、わかった」

 

幸人はそう言うと自分の部屋に入って行った

 

「曜お姉ちゃん早く」

 

「走ったら危ないよ幸人」

 

水族館の中に入ってからはしゃいで走る幸人を見て人とぶつからないか心配になって追いかけるとやっぱり人とぶつかった

 

「だっ大丈夫ずら⁉︎」

 

「花丸ちゃん大丈夫⁉︎あれ幸君?」

 

ぶつかった人はどうやら花丸ちゃんだった様だ

 

「ごめんね花丸ちゃんほら、幸人」

 

「ごめんなさい」

 

私がそう言うと幸人も花丸ちゃんに謝った

 

「丸は大丈夫ずら」

 

「良かった」

 

私が安心して胸を撫で下ろしていると違和感を感じた

 

「あれ?幸人は⁉︎」

 

「そう言えばルビィちゃんも居ないずら」

 

いつの間にか幸人とルビィちゃんが居なくなっていた

 

〜曜side out〜

 

〜ルビィside〜

 

花丸ちゃんと曜ちゃんが話していると幸君が何かを見つけて走って行ったのが見えたからルビィは今幸君を追いかけている

 

「幸君急に居なくなったら曜ちゃんがびっくりするよ」

 

「お姉さん?でも」

 

幸君が見ている方を見るとペンギンが飼育員さんと一緒に歩いていた

 

「あれが見たかったの?」

 

ルビィがそう聞くと幸君は頷いた

 

「それでも急に居なくなったらダメだよ」

 

「うん、ごめんなさい」

 

幸君も反省しているのかルビィに謝った

 

「後で曜ちゃんにも謝らないとね」

 

「うん」

 

ルビィと幸君がそんな話をしているとルビィの携帯が鳴り出した相手は花丸ちゃんだった

 

「もしもし、花丸ちゃん」

 

『ルビィちゃん今何処ずら?』

 

「今幸君と一緒にイルカショーの会場の入り口前に居るよ」

 

ルビィがそう言うと花丸ちゃんは曜ちゃんに代わると言った

 

『ルビィちゃんごめんね、幸人が迷惑かけちゃって』

 

「ううん、気にしないで曜ちゃん」

 

『今から私も花丸ちゃんと一緒にそっちに行くから幸人と一緒に待ってて』

 

「うん、わかったよ」

 

そう言ってルビィは電話を切ったすると服の裾を引っ張られた

 

「どうしたの幸君?」

 

「あれ」

 

幸君が指した方を見るとペンギンの子供が居た

 

「どうしたんだろ」

 

「多分お父さんとお母さんと逸れたんだと思う」

 

幸君はそう言うとペンギンの方に向かって行った

 

「幸君「ルビィちゃん」曜ちゃん、花丸ちゃんちょうど良かった幸君が」

 

「幸人ならそこに居るけど?」

 

ルビィが後ろを振り返るとそこにはペンギンを持った幸君が居た

 

「それルビィちゃんが買ってくれたの?」

 

「よく出来てるずら」

 

曜ちゃんと花丸ちゃんが幸君が持っているペンギンに近づいて行った

 

「ダメ‼︎」

 

「どうしたの幸人?動いたもしかして生きてるのそのペンギン⁉︎」

 

曜ちゃんと花丸ちゃんが近づいて行くとペンギンは幸君の後ろに隠れた

 

「何でこんな所に居るずら?」

 

「それが」

 

ルビィは幸君が走った理由を説明した

 

「そうだったんだ、それじゃあその子散歩の時に迷子になっちゃったの?」

 

「多分そうだと思います」

 

ペンギンは未だに幸君の後ろに隠れたままでこちらに来てくれそうに無い

 

「幸人その飼育員さんどっちに向かったか分かる?」

 

「お姉さんが来た後は知らない」

 

「そっか取り敢えず飼育員さんに渡しに行こ」

 

曜ちゃんがそう言ったので先ずは飼育員さんにこのペンギンを渡しになった

 

「良かった、この子が居なくなって飼育員全員で探し回ってたのよ」

 

飼育員さんにペンギンを渡すとそう言って安心していた

 

「見つかって良かったですね」

 

「でも驚いたわ、この子全然飼育員に懐かないのに君には随分と懐いてるわね」

 

飼育員さんは幸君を見てそう言った

 

「そう何ですか?」

 

「ええ、飼育員が触ろうとすると噛んだりするのよ」

 

そうなんだ、でも幸君最初からその子に触れてたような

 

「ねえ、良かったらあなたがその子を飼育小屋に居るお父さんとお母さんの所まで連れて行って貰えないかしら?」

 

「うん!」

 

幸君は頷いて飼育員さんについて行った

 

「水族館楽しかったね幸君、花丸ちゃん」

 

「うん!」

 

「楽しかったずら」

 

今は幸君と花丸ちゃんと一緒に家に帰って居る

 

「幸人君今日はルビィちゃんの家に泊まるずら?」

 

「そうなんだ!」

 

曜ちゃんは用事があって先に帰った

 

「バイバイ花丸ちゃん」

 

「ルビィちゃんバイバイずら」

 

花丸ちゃんとも別れて弟が居たらこんな感じなのかなと思いながらルビィは幸君と2人でお姉ちゃんの待ってる家に帰った。

 

「お帰りなさいルビィ、そしてようこそ幸人ゆっくりしていってください」

 

家に帰るとお姉ちゃんが外で待っていてくれた

 

「お姉ちゃんただいま」

 

「えっとおじゃまします」

 

幸君はルビィの後ろに隠れてそう言った後ご飯を食べた

 

「そう言えば幸人はルビィの部屋で寝るのですよね?」

 

「うん、そのつもりだけど」

 

お風呂の後お姉ちゃんがそう聞いてきた

 

「幸人はもう行ってますから」

 

「うんわかった」

 

ルビィは幸君が待ってる部屋に向かった

 

「幸君お待た…寝ちゃったんだ」

 

そりゃそうだよね幸君今日は水族館で走り回ってたんだから疲れたよね

 

「おやすみ幸君」

 

ルビィはそう言って電気を消して眠りについた

 

〜ルビィside out〜




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53話

〜ダイヤside〜

 

私はいつもより少し早くに目が覚めたのでまずはルビィを起こしに行く事にした

 

「ルビィ入りますわよ」

 

私はそう言ってルビィの部屋の襖を開けると幸人はもう起きているのに対しルビィはまだ寝ていた

 

「起きていたのですね幸人」

 

「うん」

 

幸人はそう言うと部屋を出た

 

「どうかしたのですか?」

 

「おトイレ」

 

「なら玄関で待っていますわよ」

 

走り出した幸人に私はそう言った

 

「ほら、ルビィ起きなさい」

 

「うゆ、お姉ちゃん?おはよう幸君は?」

 

「お手洗いに行ってますわ、さっ早く着替えて出ますよ」

 

私はそう言ってルビィの部屋を出た

 

「あら?幸人もう居たのですね」

 

玄関に着くと幸人が座って待って居た

 

「お姉ちゃんお待たせ、それとおはよう幸君」

 

しばらく待っているとルビィも来たので練習に向かった

 

「そう言えば幸人はいつから起きて居たのですか?」

 

「お姉さんが来る少し前」

 

どうやら幸人が起きたのは私が起きる頃には既に起きて居たらしい

 

「なら、なぜルビィを起こさなかったのですか?」

 

「曜お姉ちゃんが迷惑かけちゃダメって言ってたから」

 

成る程曜さんがそう言ったのでルビィや私に迷惑になると思い起こさなかったのですね

 

「そう言えばルビィ達が学校に行ってる間幸君どうするんだろ?」

 

「確かにそうですわね、後で曜さんに聞いてみましょう」

 

「お姉さん達遅いよー」

 

ルビィとそんな話をしていると幸人が遠くを走っているのが見えた

 

「いつの間に」

 

「幸君早いよ」

 

私とルビィは幸人に追いつこうと懸命に走ってるが幸人との距離が一向に縮まないなか練習場所に着いた

 

〜ダイヤside out〜

 

〜千歌side〜

 

練習が終わって学校に向かっている途中ダイヤさんが曜ちゃんにこんな事を聞いていた

 

「そう言えば曜さん、わたくし達が学校に行っている間幸人はどうするのですか?」

 

「そう言えば考えてなかったなぁ、ねえ鞠莉さん私達が学校に居る間幸人も学校に居させられる?」

 

「そうねぇ、まぁ部室くらいなら何とか出来ると思うけど」

 

何とか出来ちゃうんだ

 

「幸人、今から私も善子ちゃん達も学校に行ってお勉強しなきゃダメなんだ、だから幸人には私達の部室で大人しくしてて欲しいんだ」

 

「曜お姉ちゃん達は?」

 

幸人君は寂しそうにそう言った

 

「毎時間は無理だけど時々様子見に来るよ」

 

「わかった、大人しくしてる」

 

幸人君はそう言ったけどその表情は凄く落ち込んでいた

 

「そう言えば幸人君のお弁当ってどうするの?」

 

「それならわたくしが作って来ましたわ」

 

ダイヤさんがそう言って幸人君にお弁当を渡した

 

「ありがとう」

 

お弁当を貰った幸人君はダイヤさんに笑ってお礼を言った

 

「私幸人を送ってから教室行くね。行こ幸人」

 

「うん」

 

曜ちゃんはそう言って部室に幸人君を送りに行った

 

「千歌ちゃん私達は先に教室に行きましょ」

 

「そうだね」

 

私と梨子ちゃんは一足先に教室に向かった

 

「曜ちゃん幸人君どうだった?」

 

「うん、私と部室に向かってる時は嬉しそうにしてたけど私が部室から出る時はちょっと寂しそうだったかな」

 

「そう、ちょっと可哀想ね」

 

梨子ちゃんがそう言うのと同時に先生が来た

 

〜千歌side out〜

 

曜お姉ちゃんが部室から出て少し僕は部室で本を読んでいた

 

「曜お姉ちゃん?」

 

外から声が聞こえたので窓越しで見たがそのには曜お姉ちゃんでは無く沢山の人が居た

 

「どうしたんだろ?」

 

そう思って外に出ようとしたが曜お姉ちゃんに言われたことを思い出した

 

『幸人この部室から出ちゃダメだよ』

 

ここは遊ぶ所じゃ無くてお勉強をする所だって事は曜お姉ちゃんから聞いていたので外に出るのを辞めて本の続きを読み始めようとすると窓を叩く音が聞こえたので窓開けると白い猫が入って来た

 

「猫さん?」

 

僕が抱き上げるでも嫌がる事は無かった

 

「一緒に遊ぼ」

 

僕がそう言うと猫は僕の言葉に答えるかのように鳴いた

 

〜曜side〜

 

午前中の授業が終わり部室で幸人とお昼を食べる為に私と千歌ちゃんそれから梨子ちゃんは教室を出て部室に向かった

 

「幸人大人しくしてくれてるかな?」

 

「大丈夫だよ曜ちゃん」

 

「そうよ、幸人君凄い良い子なんだしきっと大丈夫よ」

 

そんな話をしていると部室に着いた

 

「幸人?」

 

「曜お姉ちゃん」

 

私が中を覗くと幸人と白猫が居た

 

「猫だ!何処から来たんだろ?」

 

「もしかして幸人君一人で寂しかったからこの猫と遊んでたの?」

 

梨子ちゃんがそう聞くと幸人は頷いた

 

「そっか幸人は約束通り大人しくしててくれたんだ」

 

「だから言ったじゃん曜ちゃん心配し過ぎだよ」

 

「そうよ」

 

千歌ちゃんと梨子ちゃんの言う通り少し心配し過ぎなのかな?

 

「幸人こっちで一緒にお弁当食べよ」

 

「うん」

 

幸人は猫を置いてこっちに来た

 

〜曜side out〜

 

〜千歌side〜

 

「それじゃあ千歌ちゃん幸人の事宜しくね」

 

「うん、曜ちゃんまたね」

 

「また明日ね曜ちゃん」

 

「行ってます曜お姉ちゃん」

 

そう言うと曜ちゃんは降りてバスは発進した

 

「そう言えば着替えは?」

 

「曜ちゃんが用意してくれたよ」

 

私はそう言って曜ちゃんからもらった袋を持って見せた

 

「幸人君、曜ちゃん居なくても平気?」

 

「うん、平気」

 

幸人君はそう言って頷いた

 

「千歌ちゃんまた明日」

 

「梨子ちゃんまたね」

 

「さようなら」

 

梨子ちゃんとも別れ私は幸人君を連れて家に入った

 

「幸人君お風呂どうだった?」

 

「広くて気持ち良かった」

 

「そっか、幸人君の部屋はこの隣の部屋だからねそれと明日は梨子ちゃんが迎えに来てくれるからそれまで家で待っててね」

 

私はそう言ってお風呂に向かった

 

「幸人君まだ起きてる…もう、しいたけってば」

 

私の部屋に戻って幸人君が居なかったので隣の幸人君が使う部屋を覗くと布団で寝ている幸人君の隣でしいたけが寝ていた

 

「おやすみ幸人君」

 

私はそう言って静かに襖を閉じた

 

〜千歌side out〜




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54話

僕は体全体に掛かる重さで目が覚めた

 

「おはようしいたけ」

 

「ワン!」

 

僕が目を開けると僕の上にしいたけが寝転がっていた

 

「しいたけ重いから退いて」

 

僕がそう言うとしいたけは僕の上から降りたので僕は起き上がった

 

「おっ起きたか幸人」

 

下に行くと美渡さんが居た

 

「美渡さんおはよう」

 

「おはよう降りて来たばかりで悪いけど千歌の奴起こして来て貰えないか?呼んで起きなかったら千歌の上にしいたけを乗せろそうすれば大体起きるから」

 

「わかった、行こしいたけ」

 

僕がそう言うとしいたけが後をついて来た

 

「千歌お姉さん起きて」

 

僕は千歌お姉さんの部屋に入ってそう言ったけど起きなかった

 

「行っちゃえしいたけ」

 

僕がそう言うとしいたけは千歌お姉さんの上に乗ったが苦しそうにしただけで起きなかった

 

「千歌お姉さん起きてよー」

 

そう言って僕はしいたけの上に乗った

 

「うう、しいたけ重くなったねって幸人君⁉︎何でしいたけと一緒に私の上に乗ってるの⁉︎」

 

「しいたけが乗っても起きなかったから?美渡さんがしいたけが乗っても起きなかったから僕も乗って良いって」

 

「美渡姉め1つ文句言ってやる。ちょっと美渡姉ー」

 

千歌お姉さんはそう言って下に部屋を出て行った

 

「僕達も行こっか」

 

千歌お姉さんが起きたので僕達も下に向かった

 

「酷いよ美渡姉、幸人君にそんな事言うなんて」

 

「起きない千歌が悪いんだろ、それにしても本当にやるとは」

 

朝ごはんを食べている時も僕が千歌お姉さんを起こした方法に対して千歌お姉さんは美渡さんに文句を言っていた

 

「そう言えば今日の朝練?は良いんですか?」

 

「そうだった、美渡姉今何時⁉︎」

 

「4時30分だ幸人のお陰で遅刻しないで済みそうだな」

 

美渡さんがそう言うと千歌お姉さんは急ぐのを辞めてゆっくりして居た

 

「それで今回の遅刻の理由が朝早く起きて油断して居たと」

 

「はい」

 

結局あの後千歌お姉さんはゆっくりし過ぎて朝練の時間に遅刻してしまってダイヤお姉さんに怒られている

 

「せっかく幸人君が起こしてくれたのにね、方法はあれだけど」

 

「あれ?」

 

「良いのよ気にしないで今日は私が千歌ちゃんの家に迎えに行くからそれまで待っててね」

 

梨子さんが僕から少し離れてそう言った

 

「曜お姉ちゃん梨子お姉さんどうかしたの?」

 

「梨子ちゃん犬が苦手なんだ」

 

今僕の近くにはしいたけが居るので梨子お姉さんは離れた所に居たんだ

 

「幸人君、しいたけと家に帰ってて後で梨子ちゃんが迎えに来てくれるから」

 

このままでは練習にならないと思った千歌お姉さんが僕にそう言った

 

「うん‼︎帰ろしいたけ」

 

僕はそう言ってしいたけと千歌お姉さんの家に帰った

 

「幸人帰ったか、後ここはお客が出入りするから裏口から入れよ」

 

「何処か行くの?」

 

帰ると美渡さんが出て来た

 

「今から仕事なんだよ、行ってくる」

 

「いってらっしゃい」

 

僕はしいたけと一緒に車に乗った美渡さんを見送った

 

「しいたけ遊ぼ!」

 

「ワン!」

 

僕は千歌お姉さんと梨子お姉さんが帰って来るまでしいたけと遊ぶ事にした

 

〜梨子side〜

 

学校が終わり今は千歌ちゃんの家に幸人君を迎えに行っている

 

「ただいま、幸人君居る?」

 

「幸人ならしいたけと遊んでるはずだぞ」

 

「ありがと美渡姉」

 

幸人君はしいたけと遊んでるのか

 

「梨子ちゃん大丈夫そう?もし良かったら私が幸人君連れてくるけど?」

 

「ううん、私も行くわ」

 

私がそう言うと千歌ちゃんは幸人君を探しに家に入った

 

「幸人君どこ行ったんだろ?」

 

「家の中には居なかったわね」

 

そう幸人君の部屋や家の近くを探したが幸人君は居なかった

 

「まさか誘拐⁉︎」

 

「千歌ちゃん物騒な事言わないでよ」

 

でも本当に誘拐だったら曜ちゃんになんて言えば良いの

 

「千歌お姉さーん、梨子お姉さーん」

 

しばらくすると何処かから幸人君の声が聞こえた

 

「幸人君どこ行ってたの?」

 

「あっち」

 

幸人君が指を指した方には海があった

 

「もしかしてしいたけと海で遊んでたの?」

 

「うん」

 

幸人君は頷いてそう言った

 

「いつから?」

 

「えっと…分かんない」

 

幸人君は考えたけどいつからか分からないようだ

 

「そうだ‼︎幸人君時計見た?」

 

「時計?」

 

「うん、入ってすぐに見えるあれ」

 

千歌ちゃんはそう言って時計を指した

 

「見たよ」

 

「長い針と短い針どこにあったか覚えてる?」

 

「うん、えっとね」

 

すると幸人君は木の枝で地面に時計の針を描いた

 

「こうなってた」

 

「それじゃあ3時頃かな?」

 

「そうじゃない?」

 

幸人君が描いた針は3時を少し過ぎた時間だった

 

「それじゃあ私の家に行きましょうか」

 

「うん!バイバイ」

 

「またね幸人君、梨子ちゃん」

 

まあ帰るって言っても隣の家なんだけどね

 

「幸人君お風呂でたのね」

 

「うん」

 

私がそう聞くと幸人君は目を擦りながらそう言った

 

「眠いのねもう寝ましょうか」

 

私はそう言って幸人君を隣に敷いてある布団に寝かせた

 

(弟が居たらこんな感じなのかしら?)

 

私はそんな事を考えながら眠りについた

 

〜梨子side out〜




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55話

〜梨子side〜

 

私が携帯のアラームの音で起きた時には既に幸人君は起きていた

 

「幸人君おはよう」

 

「おはよう梨子お姉さん」

 

(なんだろ幸人君って時々本当に抱きしめたくなるくらいに可愛く見える時あるんだけど)

 

「どうしたの梨子お姉さん僕に何かついてる?」

 

私がそう思って幸人君を見ていると不思議に思った幸人君がそう聞いて来た

 

「何でもないのよ幸人君、ほら早く準備しないと朝練の時間に間に合わないよ」

 

私はそう言って部屋を出た

 

「待って梨子お姉さん」

 

幸人はそう言って私を追いかけて来る

 

「hay‼︎幸人今日はマリーの家に泊まるのよ」

 

鞠莉さんはそう言って幸人に抱きついた

 

「鞠莉さん幸人が苦しそうですわ」

 

「もうすぐ迎えのヘリが来るからちょっと待っててね」

 

「鞠莉さんヘリとはもしやあれの事ですか?」

 

ダイヤさんが指を指した方には何がこちらに向かって飛んで来ていた

 

「そうよあのヘリは私の家が経営しているホテルまで真っ直ぐ飛んでいくわ、ちなみに部屋はスイートルームよ」

 

「スイートルーム⁉︎5歳児の為にそんな物を用意したのですか‼︎」

 

スイートルームって結構な値段するのよね?

 

「おー」

 

「お嬢様幸人様のお迎えにあがりました」

 

「ご苦労様さっ幸人乗って」

 

「シートベルトをしっかり締めてくださいね」

 

「はーい」

 

幸人がシートベルトを締めたことを確認するとヘリコプターは出発した

 

〜梨子side out〜

 

「幸人様こちらが今日泊まっていただくお部屋になっております」

 

「広ーい」

 

曜お姉ちゃんにも見せてあげたいなぁ

 

「では何かあればすぐに駆けつけます」

 

「ありがとう」

 

黒い服を着た人はそう言って出て行った

 

「ふか…ふか…」

 

しばらくすると眠気が襲ってきたので寝る事にした

 

「幸…幸人…起きて幸人」

 

ぼんやりとする意識の中で僕は目を開けると

 

「鞠莉お姉しゃん?」

 

「YES‼︎今帰ったわ」

 

そこには制服のまま僕の隣に寝転がる鞠莉お姉さんが居た

 

〜鞠莉side〜

 

私がホテルに行くと幸人がベッドの上で気持ち良さそうに寝ていた

 

「起きて幸人」

 

私はそう言って幸人を何度か呼んだが起きる気配が無い

 

「ちょっと失礼して」

 

そう言った私は幸人の隣に寝転んだ

 

「ほっぺぷにぷにしてる」

 

わたしは幸人が起きそうになると思いながらも気にせず幸人のほっぺを触った

 

「んー」

 

流石にやり過ぎたのか幸人は寝ながら私の手を払いのけた

 

「起きて幸人」

 

「鞠莉お姉しゃん?」

 

寝起きでまだ意識が有耶無耶のようだ

 

「YES‼︎今帰ったわ」

 

私は幸人にそう言って抱きついた

 

「やっぱり幸人の抱き心地は最高ね」

 

「そんな事言われても全然嬉しく無い‼︎」

 

幸人はそう言うと布団で自分の顔を覆い尽くした

 

「もう照れちゃって」

 

「照れてない」

 

しばらくの間そんなやりとりが続いた

 

「幸人そろそろ寝ましょうか」

 

「うん」

 

夕食も終わり今はもう寝る準備をしている

 

「おやしゅみ鞠莉お姉しゃん」

 

よっぽど眠かったのか部屋に戻って来るなりベッドの上に目転がって見てしまった

 

「おやすみ幸人」

 

私はそう言っておでこにキスをした

 

〜鞠莉side out〜




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56話

〜鞠莉side〜

 

「おはよう鞠莉お姉さん」

 

「おはよう幸人」

 

私が朝食を食べていると幸人が起きて来た

 

「今日の夕方に花丸と迎えに来るからもう少しの間ここでゆっくりしててね」

 

「うん!」

 

幸人はそう言って頷いた

 

「それじゃあ私は朝練に行くってくるわ」

 

「いってらっしゃい鞠莉お姉さん」

 

「いってらっしゃいませお嬢様」

 

私がそう言うと幸人と執事が見送りをしてくれた

 

「それじゃあ幸人は昨日ほとんど寝て過ごしてたって事?」

 

「そうなるわね」

 

朝練が終わり学校に向かうバスの中で昨日の話をしていた

 

「今日は花丸ちゃんの家だよね?」

 

「そうずら」

 

「花丸ちゃん楽しみなんだね」

 

楽しみなのは何となくわかる気がする

 

「丸は一人っ子だからお姉さんや兄さんそれと弟に妹なんかには憧れるずら」

 

「私もかな」

 

「私もね」

 

「でも姉妹なんかも嫌だよ勝手に千歌のプリン食べるしそれに」

 

ちかっちはあまり良いように思えないみたい

 

「私はしばらくの間幸人が居るのが当たり前だったから最近少し寂しいかな?」

 

「曜ちゃん」

 

「まあ、急な事でしたからね私もルビィが居ないと少し寂しいと言うか落ち着かない時がありますわ」

 

ダイヤもなの意外ね

 

「それなら、曜朗報よもう少しで必要なものが全部集まるらしいわ」

 

「本当⁉︎」

 

すっ凄いくいつきね

 

「ええ、昨日連絡があったわ」

 

私が今日集まるわけじゃないと言うと花丸と果南がほっとしていた

 

〜鞠莉side out〜

 

〜花丸side〜

 

学校が終わって今は鞠莉さんと一緒に幸人君をホテルに迎えに行っている

 

「鞠莉お姉ちゃんお帰り」

 

「ただいま幸人‼︎」

 

鞠莉さんはそう言って幸人君に抱きついた

 

「鞠莉さん⁉︎」

 

「そうそう、幸人は今日花丸の家に泊まるのよ」

 

なんだか上手く誤魔化された気分ずら

 

「幸人君よろしくずら」

 

「花丸お姉さんよろしく」

 

お姉さんなんだかこそばゆいずら

 

「花丸お姉さん?」

 

「なっなんでも無いずら」

 

ボーとしていると幸人君がおらを見上げる感じで丸の名前を呼んだ

 

「花丸はお姉さんって呼ばれ方が嫌だったんじゃ何の?」

 

鞠莉さんがニヤニヤしながらそう言った

 

「そうなの?」

 

幸人君が残念そうな声でそう言った

 

「そんな事無いずら‼︎」

 

「‼︎」

 

丸が急に大きな声を出したので幸人君は驚いて鞠莉さんの後ろに隠れた

 

「ごっごめんずら」

 

「」ふるふる

 

丸が謝ると幸人君は鞠莉さんの後ろに隠れながらも首を左右に振る

 

「花丸、幸人を怖がらせちゃダメよ」

 

「鞠莉さんのせいずら!」

 

丸はそう言って幸人君とヘリに乗って家に帰った

 

「ここが丸の家ずら」

 

「お寺?」

 

幸人君は不思議そうに丸に聞いて来た

 

「丸のお家はお寺ずら」

 

丸がそう言って幸人君の方を向くとそこに幸人君は居なかった

 

「花丸お姉さん早くー」

 

「待つずらー」

 

丸より先にお寺に入った幸人君を追って丸も家に入った

 

「ここが丸の部屋ずら、今日は一緒に寝るずら」

 

「うん」

 

丸はそう言って布団を敷いた

 

「幸人君おやすみずら」

 

「おやすみ花丸お姉さん」

 

丸はそう言って眠りに着いた

 

 




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57話

〜花丸side〜

 

丸は携帯の音で目が覚めた

 

「花丸お姉さん電話鳴ってるよ」

 

幸人君がそう言って丸の携帯を持って来てくれた

 

「もしもし」

 

『花丸ちゃん⁉︎朝練遅刻だよ』

 

ルビィちゃんがそう言ったので丸は急いで時間を確認すると既に6時30分で朝練に大遅刻していた

 

「幸人君何で起こしてくれなかったずら」

 

「起こしたけど起きなかった」

 

丸は急いで準備をしているのに対し幸人君はのんびりとしている

 

「丸はもう出るずら」

 

「花丸お姉さん忘れ物」

 

幸人君はそう言ってお弁当を丸に渡してくれた

 

「今度こそいってきますずら」

 

そう言って丸は走って練習に向かった

 

「ごめんなさいずら」

 

「仕方ないよ花丸ちゃん」

 

「まあ、こんな日もあるよ」

 

結局間に合わなかった丸はバスの中でしょんぼりしているとルビィちゃんと千歌さんがフォローしてくれた

 

「ですが、千歌さんはともかく花丸さんが遅刻するなんて何かあったのですか?」

 

「それが昨日の宿題でわからないところがあって」

 

「もしかしてその問題をやってたら真夜中だったとか?」

 

「そうずら」

 

もしも幸人君が同じ歳だったら学校で教えてもらえたかもしれないずら

 

「幸君が居たら」

 

「そうですわね、改めてわたくし達には幸人が必要だと実感しますわねね」

 

「そうだね」

 

早く元に戻って欲しい丸はそう思いながら学校に向かった

 

〜花丸side out〜

 

僕が神社の近くで遊んでいると花丸お姉さんのお母さんが来た

 

「幸人君お昼出来たわよ」

 

「はーい」

 

僕はそう言って花丸お姉さんのお母さんに着いて行った

 

「それにしても幸人君のお姉さんはどんな人なの?」

 

「曜お姉ちゃんはね優しくて、泳ぐのが上手で、お洋服が好きで、僕が一番大好きな人」

 

僕がそう言うと花丸お姉さんのお母さんは笑った

 

「幸人君は本当にお姉さんの事が大好きなのね」

 

「うん!」

 

そう言って僕も笑った

 

〜果南side〜

 

「花丸ちゃんの家に着いたのは良いけど、幸人君は?」

 

「可笑しいずらね、お母さんが言うにはこっちの方で遊んでたらしいんですけど」

 

花丸ちゃんと一緒に幸人君を探すが一向に見つからない

 

「このまま見つからなかったら‼︎」

 

「大丈夫だよ花丸ちゃんきっと見つかるよ」

 

花丸ちゃんが慌てているので私はそれを落ち着かせていると近くの茂みが揺れた

 

「ゆっ幸人君ずら?」

 

「きっとそうだよ」

 

私はそう言って茂みに近づいた

 

「それ」

 

私が茂みの中で捕まえたのは

 

「果南お姉さん?」

 

「幸人君、良かったよー」

 

「良かったずらー」

 

幸人君が見つかったので私と花丸ちゃんは幸人君に抱きついたが

 

「ドロドロずら」

 

「そうだね」

 

泥だらけになった幸人君に抱きついたので自分達の服も泥だらけになった

 

「果南さんシャワー浴びて行くずら?」

 

「ううん、家で浴びるよそれじゃあね花丸ちゃん」

 

「バイバイ花丸お姉さん」

 

私と幸人君は帰ってすぐにお風呂に入る事にした

 

「幸人君何して遊んでたの?」

 

私はどうしたら彼処までドロドロになるのか知りたくて聞いた

 

「えっとね、猫さんと犬さんそれから」

 

「大体わかったよありがと」

 

要するに沢山の動物と遊んでて彼処までドロドロになったんだね

 

「これじゃあ流すから目瞑っててね」

 

「うん」

 

幸人が目を瞑ったのを確認して私は泡を流した

 

お風呂から上がると携帯に電話がかかって来ていた

 

「もしもし鞠莉?」

 

『果南、幸人はそこに居る?』

 

「幸人?居ないけど」

 

『さっき必要なものが全部集まったって連絡があったからその事話そうと思ったんだけど』

 

そうなんだ

 

「わかった幸人に伝えとくね」

 

『よろしくねそれじゃあおやすみ』

 

「おやすみ」

 

鞠莉との電話も終わり幸人が待っている自室に向かった

 

「幸人、話があるんだけど良いかな?」

 

「何?」

 

「明日ね、みんなで遊ぼって鞠莉から電話があったんだそれで幸人も一緒にって話になったんだどうする?」

 

「行く‼︎」

 

即答かやっぱりと言うか何と言うか

 

「わかった、千歌達に伝えとくからもう寝て良いよ明日も早いし」

 

「うん、おやすみなさい」

 

「おやすみ」

 

幸人が寝た所で私も眠りに着いた




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58話

〜果南side〜

 

「んー、おはよう幸人君」

 

「おはよう果南お姉さん」

 

翌日の朝私が起きると既に幸人君は起きていた

 

「起こしてくれても良かったのに」

 

「曜お姉ちゃんがみんなの家に泊まる時は迷惑かけちゃダメって言ってたから」

 

幸人君は私に気を使ってくれたんだ

 

「ありがとね、幸人君」

 

私がそう言って頭を撫でると気持ち良さそうに目を細めた

 

「それじゃあ朝ごはん食べてみんなのとこ行こっか」

 

「うん‼︎」

 

私と幸人君は朝ごはんを食べて鞠莉とダイヤにルビィちゃんそして花丸ちゃんと待ち合わせしている神社に向かった

 

〜果南side out〜

 

鞠莉お姉さん達と待ち合わせしてる神社に着くとそこには既にルビィお姉さんとダイヤお姉さんが居た

 

「幸君〜、果南さ〜ん」

 

僕と果南お姉さんに気付いたのかルビィお姉さんが僕達の名前を呼んだ

 

「幸人も果南さんもおはようございますわ」

 

「おはようダイヤ」

 

「ダイヤお姉さんおはよう」

 

僕と果南お姉さんがダイヤお姉さんに挨拶をすると花丸お姉さんと鞠莉お姉さんも来た

 

「おはようございますずら」

 

「みんな集まってるわね、それじゃあlet's go」

 

鞠莉お姉さんの言葉を合図に曜お姉ちゃん達が待っている旅館に向かった

 

「曜お姉ちゃん〜」

 

「うわ、幸人急に走ったら危ないって言ったじゃん」ナデナデ

 

「ごめんなさ〜い」

 

曜お姉ちゃんは怒りながらも優しく僕の頭を撫でてくれた

 

「幸人君、曜ちゃん見つけた途端に走ってきたね」

 

「そうね、本当に曜ちゃんが好きなのね」

 

「幸人ってもしかしてシスコン?」

 

「曜お姉ちゃんシスコンって何?」

 

善子お姉さんが言っていた意味がわからないので曜お姉ちゃんに聞いた

 

「えっと、お姉ちゃんの事が好きって事かな?」

 

「それなら僕曜お姉ちゃんの事好きだからシスコンになるの?」

 

僕がそう言うと周りの時間が止まったと錯覚するくらい曜お姉ちゃん達が動かなくなった

 

「ちょっ善子ちゃんどうするのこの空気⁉︎」

 

「しっ知らないわよそんなの曜の言い方が悪いんじゃない‼︎」

 

「 でもきっかけは善子ちゃんだよ」

 

「幸人君ちょっとこっちに来てくれる?」

 

そう言って千歌お姉さんが僕を呼んだ

 

「何?」

 

「曜ちゃんと善子ちゃんは今凄く大事な話をしてらから千歌達と遊ぼ」

 

「そうね、そうした方が良いかもしれないわね」

 

梨子お姉さんがそう言うと曜お姉ちゃんと善子お姉さん以外の人が頷いたので僕は千歌お姉さんに手を引かれて遊びに行く事になった

 

「あっ置いてかないでよ千歌ちゃん」

 

「ちょっと待ちなさいよ」

 

その後を曜お姉ちゃんと善子お姉さんが追いかけて来た

 

「それで鞠莉必要なのは今日届くんだよね?」

 

「ええ、そうきいてるわ」

 

鞠莉お姉さんと果南お姉さんが何か話をしていると遠くからヘリコプターが飛んで来た

 

「鞠莉お嬢様、儀式に必要な物をご用意して来ました」

 

黒服の人が鞠莉お姉さんに色んなものを渡していた

 

「儀式?」

 

「幸人、私や千歌ちゃん達とは今日でお別れなんだ」

 

「お別れ⁉︎嫌だ、もっと曜お姉ちゃんや千歌お姉さん達と遊ぶの‼︎」

 

「幸人‼︎」

 

気が付いたら走って曜お姉ちゃん達から離れていた

 

〜曜side〜

 

まさか幸人があんなに嫌がるなんて

 

「幸人君どうしたんだろ」

 

「さっきの反応からするに私達とお別れって言うのが嫌だったんじゃないかしら?」

 

「そう言えば東京じゃ1人でご飯食べてるって言ってたし、また1人になるのが怖かったのかな?」

 

そう考えればさっきの幸人の反応にも頷ける

 

「えっ幸人君東京じゃ1人でご飯を食べてるの⁉︎」

 

「うん、叔母さん達旅館は夜でもお客さんが来るから2人じゃその対応で余り幸人に構ってあげれてなかったってそう言ってたし」

 

私がそう言うと千歌ちゃん達は幸人が何であんな行動をとったのかわかったみたいだ

 

「そっか、寂しかったんだね幸人君は」

 

「多分そうだと思う。小学校に上がって幸人が手伝うようになってからは結構幸人と食べれるようになって来たらしいけど」

 

「一先ず幸人を探さないと何も解決出来ないし幸人を探すわよ」

 

いつもと変わらない口調で善子ちゃんがそう言って走り出した

 

「善子ちゃんは何も思わないのかな「そう言うわけでわ無いと思いますわ」ダイヤさん?」

 

「善子さんは幸人に元に戻って欲しいその気持ちで一杯なのです。過去にあった事は無かった事には出来ませんわ、ならこれからはそんな想いをさせなければ良いそれだけの話ですわ」

 

ダイヤさんに言われて初めて気が付いた

 

「そうだよね、これからはそんな想いをさせなければ良いだけなんだよね」

 

「みんな幸人君を探そ」

 

千歌ちゃんがそう言うとみんなが幸人を探し始めた

 

〜曜side out〜

 

僕は森のツリーハウスに来ている

 

「やっぱりここだったのね」

 

「善子お姉さん?」

 

「ええ、ちょっと話しましょ」

 

そこから善子お姉さんと沢山の話をした

 

「あっ電話だわ、もしもし曜?幸人なら見つけてるわよ」

 

どうやら曜お姉ちゃんと話しているようだ

 

「わかったわでもちょっと待って、ねえ幸人?」

 

「何善子お姉さん」

 

「これの先ずっと会えないわけじゃないのまた会えるわ、だから今はお別れでもまたきっと会えるそう思ってると必ず会えるわ」

 

不思議とそこに寂しさはなかった、また会えるそう言ってもらえたのが嬉しかったのか僕には分からないでも

 

「うん、わかった」

 

善子お姉さんの言った事を信じても良いそう思えた

 

「幸人も納得したみたいよ、前に行ったツリーハウスにいるわ」

 

善子お姉さんはそう言って電話を切ってしばらくすると曜お姉ちゃん達が来た

 

「ごめんね幸人急にお別れなんて言われても「大丈夫だよ、曜お姉ちゃん」えっ?」

 

「善子お姉さんがずっと会えないわけじゃないまた会えるって言ってたから、大丈夫」

 

「そっか」

 

僕がそう言うと鞠莉お姉さんが準備した大きな布の上に乗った

 

「始めるわよ、そう言えば元に戻ったら服ってどうなるのかしら?」

 

「確かにそうですわね?幸人が大きくなるのですから⁉︎服は破れますわ」

 

ダイヤお姉さんの言葉に千歌お姉さん達が真っ赤になった

 

「よっ善子ちゃんは大丈夫だよね?」

 

「大丈夫は大丈夫だけどその後どうするの?」

 

「えっ?」

 

「はっ着替え無いよ「それなら問題ないわ、ホテルの浴衣持って来たから」いや、浴衣はまだ寒いんじゃ」

 

「はあ、仕方ないから帰るまで浴衣を着てもらいましょ後は家で着替えれば済むわけだし」

 

そう言って善子お姉さんが儀式?を始めると曜お姉ちゃん以外が外に出た

 

「さあ、これで終わりよ」

 

善子お姉さんがそう言うと僕の視界が煙で覆われた後ビリっと言う音が聞こえた

 

「此処って何で僕服着てないの⁉︎善子、曜姉ちゃん何か着るものって何で抱きつくの善子⁉︎」

 

「良かった本当に」

 

取り敢えず抱きつく善子を引っぺがし曜姉ちゃんから浴衣を受け取った

 

「幸人君、元に戻ったんだね!それで何で善子ちゃんは泣いてるの?」

 

「こうなった原因を問い詰めて叱りつけただけだよ千歌」

 

僕は千歌にそう言うとダイヤ達に色々と聞いた

 

後日善子には改めてお仕置きと練習メニューの追加で事件は終結した




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59話

僕が元の姿に戻った翌日

 

「それで何で期末テストのこと言わなかったの⁉︎」

 

「忘れてたずら」

 

「ルビィもごめんね幸君」

 

「私は、覚えてたけど言い忘れてた」

 

「ルビィと花丸はまだ許せる、でも善子は覚えてたならちゃんと言ってよ」

 

学校に着くと先生に期末テストの事を伝えられ知らないと言うとルビィと花丸そして善子に伝えとく様に頼んだらしい

 

「それで伝え忘れてた善子ちゃん達は部室で正座させられていると」

 

部室に来た果南の質問に僕は頷いた

 

「元に戻ったのが1週間前だったから良かったけど、もうしも前日とかだったらどうしてたの?」

 

「「「ごめんなさい(ずら)」」」

 

僕がそう言うとルビィと花丸そして善子は土下座をした

 

「まあまあ、幸人もその辺で勘弁してあげなよ」

 

「はあ、反省もしてるみたいだし今回はこれで許すよ、でも、次同じことしたらわかってるよね」

 

僕がそう言って睨むと3人は無言で頷いた

 

「それで、テスト期間中は部活あるんですか?」

 

「いえ、部活はありませんわ」

 

それなら心置き無く勉強に集中できる

 

「そう言えば3人共テスト勉強は捗ってるの?」

 

「丸は大丈夫ずら」

 

「ルビィもお姉ちゃんに教わりながらだけど」

 

「わっ私も大丈夫よ」

 

成る程誰が嘘をついてるのかすぐにわかった

 

「善子は今日からテスト当日まで放課後は勉強漬けにするから覚悟しておいてね」

 

「そんなー」

 

家じゃ誘惑する者が多くて勉強出来ないだろうし

 

「なら、場所は私の家で「却下」うー」

 

「普通に図書館とかで良いと思うけど、花丸のバス停の近くに勉強出来そうな所あったっけ?」

 

「それなら図書館が近くにあった筈ずら」

 

図書館か確かに勉強に向いてる場所だ

 

「ありがとう花丸ほら、早速行くよ善子」

 

「いやー、助けなさいよずら丸」

 

千歌に聞いた話によると僕に引きずられながら叫ぶ善子を見て曜姉ちゃんが敬礼をして居たらしい

 

「ほら、何時までそうやってるつもり早く教科書を出して」

 

「えっと教科書を教室に忘れて…冗談だからそんな怒んないでよ」

 

図書館に着いても勉強を始めない善子

 

「それにあんただって勉強「同じのする?」…やっぱり遠慮するわ」

 

今僕がやってるプリントは僕が作った模擬試験なのだが、これは僕がテストに出しやすいと思った問題をピックアップした物であり結構な確率で似たような問題がテストに出てくる

 

「幸人君勉強どうずら?」

 

「ルビィ達も此処で勉強する事にしたんだ」

 

どうやら花丸とルビィも此処で勉強するらしい

 

「ルビィはダイヤに教えてもらってるんじゃないの?」

 

「うん、でも何時までもお姉ちゃんに頼ってちゃダメな気がしたんだ」

 

「そのやる気を少し善子に分けて欲しいよ」

 

僕がそう言って善子を見ると善子は目を逸らした

 

「幸人君は何してるずら?」

 

「僕は自分で作った模擬試験かな、結構当たるんだよこれ」

 

僕はそう言って花丸とルビィにそのプリントを見せた

 

「幸君これルビィにも作ってもらえないかな?」

 

「丸も欲しいずら」

 

「良いよまだ数学しか出来てないけど明日には全科目完成するし」

 

僕がそう言うとルビィと花丸はほっとしていた

 

「幸人君この問題はどうなるずら?」

 

「この問題は」

 

「幸君この問題なんだけど」

 

「ここはこの式を応用して」

 

2人にプリントを渡してから質問が殺到して僕の勉強どころじゃ無くなった

 

「んー、今日はこの辺かな?ルビィと花丸は家に帰ったら僕に聞いた所は復習しておいた方が良いよ」

 

「うん」

 

「わかったずら」

 

何か忘れてるような

 

「ちょっと何でみんなして先に帰ってるのよ⁉︎」

 

「ごめん善子忘れてた」

 

僕がそう言って善子に謝ると花丸とルビィも忘れてたらしく善子に謝っていた

 

「それじゃあ、また明日」

 

「また明日ずら」

 

「バイバイ、幸君、花丸ちゃん、善子ちゃん」

 

僕はルビィそして花丸と別れ善子に着いて行った

 

「何で着いてくるの?」

 

「僕が善子の家に泊まるからだよ」

 

「はぁ⁉︎そんなの聞いてないわよ」

 

当たり前だよだって

 

「言ったよ、善子のお母さんに」

 

そう僕が言ったのは善子のお母さんなのだから

 

「何で私じゃ無いのよ⁉︎」

 

「善子が色々と理由付けて勉強から逃げるから」

 

「うっ!否定できない」

 

しばらくして善子は諦めたのか何も言わなくなった

 

「そうそう、今度から善子のお母さんとお父さんどっちも居ない時は僕が泊まりにくる事になったから」

 

「もう何も言わないわよ」

 

おそらく善子は僕が帰った途端勉強しなくなるだから

 

「でもテストが終わるまでは毎日泊まりに来るから」

 

僕がそう言うと善子は見るからに落ち込んだ




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60話

「この時間は自習とする各自それぞれの勉強に励むように」

 

期末テストの事を知った翌日の1時間目の修行が自習となったのでルビィと花丸そして善子と一緒に勉強をしている

 

「幸人君残りのプリント出来たって本当ずら?」

 

「うん、本当だよ」

 

僕はそう言って花丸とルビィそして善子(強制的)に渡した

 

「これで赤点の心配は無くなるずら?」

 

「まあ、僕が出やすいと思った所だから絶対にとは言えないけどね」

 

僕はそう言ってプリントを始めた

 

「幸人君此処の問題なんだけど」

 

「此処はね」

 

「幸君此処は?」

 

「此処は」

 

「幸人」

 

「頑張って、昨日と同じ問題だから」

 

わからない所は基本的に教えるが善子は昨日の夜同じプリントをしてもらった為出来るだけ頑張って貰っている

 

「渡辺調子はどうだ?」

 

「順調ですかね」

 

「何だ?このプリント」

 

先生が僕の作ったプリントを見てそう言った

 

「それは幸人君が作った模擬試験のプリントずら」

 

「模擬試験か、これほとんど出そうと思ってた問題なんだが」

 

「幸君凄いね本当に当たるなんて」

 

ルビィの言葉に先生は疑問を持ったようだ

 

「当たる?何の事だ」

 

「それ、僕がテストに出やすいと思った問題をピックアップしたプリントなんです」

 

「そう言う事か、渡辺お前学校の先生とか向いてるんじゃないか?」

 

学校の先生か考えた事なかったかな

 

「幸人君教えるの上手だから丸もそう思うずら」

 

「ルビィも」

 

「渡辺は、そうだな」

 

「幸人君ならそうずらね」

 

「幸君だったら」

 

何か先生とルビィと花丸3人で僕の将来先生になるの確定で話始めたんだけど⁉︎

 

「ちょっと静かにしなさいよ勉強に集中できないじゃない‼︎」

 

驚いた、まさか善子が勉強に集中できないなんて言うとは

 

「すっすまん津島」

 

「ごめんずら善子ちゃん」

 

「ごめんね善子ちゃん」

 

ルビィに善子それから先生は善子に謝り自習に戻った

 

「そんな事があったんだ」

 

「ですが、本当によく作られていますわね」

 

今は昼休みに部室でお弁当を食べてる時にこの話になった

 

「そう言えば、部室で勉強しても良いそうですね」

 

「そうですわね、それには先生の許可が「もう貰いました」随分と早いですわね」

 

「昨日何度か善子が逃げようとしたので」

 

僕がそう言うとダイヤが善子をジト目で見ると善子は目をそらした

 

「一様聞きますが何回くらいずら?」

 

「軽く20回は超えてたと思います」

 

僕がそう言うと今度はダイヤだけでなく千歌以外の全員から善子はジト目で見られた

 

「仕方ないじゃない、机に向かってると何かこう落ち着かないって言うか」

 

「わかる、わかるよ善子ちゃん」

 

善子の意見に同意する千歌もしかして

 

「梨子もしかして昨日千歌も」

 

「ええ、逃げようとしたわ」

 

やっぱりそんなんだ善子の意見に同意した時点でわかってたけど

 

「今日からテスト当日まで放課後は部室に残ってテスト勉強をして頂きますわ。特に善子さんと千歌さんは逃げないでくださいね」

 

「「はい」」

 

ダイヤが有無を言わさない表情で睨むと善子と千歌は諦めたのかそう返事をしていた




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61話

テストが終わってもうすぐ夏休み(因みに全員赤点は回避した)部室でこんな話をしていた

 

「さて、これから夏休みですが夏休みと言えば?」

 

「夏休みの宿題?」

 

僕は今思い付いた事を言った

 

「まあ、それもあるでしょうが違いますわ」

 

違うんだ後はラブライブ?

 

「はい」

 

「はい、ルビィ‼︎」

 

「ラブライブ」

 

「そうですわ」

 

確かにそれが重要なのはわかるでも

 

「ダイヤ、この練習メニューは流石に無理があるツバサさん達も無理だったんだから」

 

「何故このメニューがA-RISEのものだと?」

 

そりゃそうだよだって

 

「幸人君が知ってるって事はこれ幸人君がA-RISEのマネージャーしてた頃に作ったの?」

 

「ええ、流石に無理が溜まって全員2日目でリタイア「ちょっと待って下さい‼︎」なっ何ダイヤ⁉︎」

 

そこまで言った所でダイヤに止められた

 

「さっきほど幸人がA-RISEのマネージャーをしていたと言うふうに聞こえたのですが」

 

「そっか、ダイヤさんはまだ居なかったから知らないか。幸人はね中1から中2の冬までA-RISEのマネージャーしてたんだ」

 

曜姉ちゃんがそう言うとしばらく沈黙が続いた

 

「どっどう言う事ですの幸人、貴方がA-RISEのマネージャーをやっていた⁉︎どうして教えてくれなかったんですの」

 

ダイヤはそう言って僕の両肩を掴み前後に揺らして来た

 

「ダイヤさん落ち着いて幸人君が‼︎」

 

「はっ幸人⁉︎」

 

「頭がグラグラする」バタッ

 

僕がそう言って倒れたのでしばらくの間部室は騒ぎになったらしい

 

「すみませんでした、あの様な事をしてしまって」

 

「あはは、大丈夫ですよ。それに僕も練習メニュー考えて来たので」

 

僕はそう言って考えて来た練習メニューの書いた紙をホワイトボードに貼った

 

「これが僕の考えた練習メニューです」

 

「確かにダイヤさんのよりはマシだけど」

 

僕の考えた練習メニューを見て千歌は苦笑いをして居た

 

「何か意見があったら修正するけど」

 

「はい!遊ぶ時間「「却下(ですわ)‼︎」」そんなー」

 

遊ぶ時間があるならその分練習して貰わないと

 

「理亜にも言われたんだよね、ラブライブは遊びじゃないって」

 

「うん、そうだよね」

 

僕がそう言うと千歌は少し反省したようにそう言った

 

「理亜とは誰の事ですの?」

 

そっかダイヤさんは行ってないから知らないか

 

「ダイヤsaint snowって知ってますか?」

 

「ええ、確か北海道の姉妹のスクールアイドルだった筈です、もしや⁉︎」

 

「ええ、東京のイベントに参加していたんですよ」

 

僕がそう言うとダイヤは悔しそうにしていた

 

「まあそれはさて置いてその時に妹の理亜にそう言われたそうなんです。僕は先に旅館に帰っていたので、その場にいませんでしたが」

 

「そうですか、それでは尚の事過酷な練習メニューが必要ですわね」

 

まずい、火に油を注いでしまった

 

「ダイヤ待って、曜姉ちゃんもそうだけど、この日海の家の手伝いしなきゃいけないから練習参加出来ないよ?」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんと千歌が頷いた

 

「でしたら、Aqoursでお店のお手伝いをしましょう!終わったあとでも練習はできますわ!」

 

確かにそれなら早く終わりそうだ

 

「ありがとう、ダイヤさん」

 

「べっ別に大した事ありませんわ」

 

千歌が手を握ってお礼を言うとダイヤは頬を染めてそう言った

 

「それじゃあその日は5時に集合と言う事でよろしいですわね?」

 

『はーい』

 

こうして海の家をAqours総出で手伝うことになった




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62話

Aqours総出で海の家の手伝いをする当日、僕はいつもより少し早めに家を出た

 

「着いた、あれ?彼処に居るのって」

 

僕は階段の側で座っている人に近づくと僕の思った通りの人だった

 

「おはよう花丸、随分と早いね」

 

「幸人君、良かったずら誰も来ないから集合場所間違えたかとしんばしてた所ずら」

 

「そうなんだまだ時間はあるから話しながらみんなを待とっか」

 

「丸も丁度話し相手が欲しかったずら」

 

しばらく話していたが誰1人として来ない

 

「花丸今何時?」

 

「4時30分ずら」

 

そろそろ果南なら来てもいいのに、もしかしてみんな集合時間忘れてる?

 

「花丸はルビィに電話してみて、僕は曜姉ちゃんに電話してみるから」

 

僕がそう言うと花丸は電話を取り出しルビィにかけた

 

『もしもし、幸人?どうしたのこんな朝早くから』

 

この感じからすると寝起きみたいだ

 

「曜姉ちゃん今日の集合時間5時だよ⁉︎急いで」

 

『ふぇ?うわぁ!もう4時30分過ぎ⁉︎幸人何で起こしてくれなかったの⁉︎』

 

僕がそう言うと携帯越しで物凄い音が聞こえた

 

「だっ大丈夫曜姉ちゃん?」

 

『うん、大丈夫もうみんな来る⁉︎』

 

「まだ、僕と花丸「おーい、2人とも」今果南も着いた」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんは今から出ると言って電話を切った

 

「遅れた?」

 

「まだ大丈夫だよ、珍しいね果南が遅刻寸前だなんて」

 

僕がそう言うと果南は苦笑いを浮かべた

 

「ダイヤ達はまだなの?」

 

「花丸がルビィに確認した所忘れてたみたいですよ「幸人ー!」遅刻を免れたのは3人みたいですね」

 

僕が果南と話していると曜姉ちゃんが来た

 

「間に合った⁉︎」

 

「ギリギリだけど、大丈夫だよ」

 

「良かった、夏休みにまで幸人の追加メニューはきついからね」

 

そう言った曜姉ちゃんは息を整えていた多分走って来たんだろう

 

「曜姉ちゃんは少し休んでて、花丸と果南はみんなが来るまで練習してよ」

 

「「はーい」」

 

そう言って僕と花丸それから果南は浜辺で練習を始めた

 

「そう言えば花丸はいつ来たの?僕が来た時にはもう居たけど」

 

「えっと、4時くらいずら」

 

と言うことは僕が来る少し前か

 

「花丸はちょっと休んでて、果南と曜姉ちゃんははそのまま続けて」

 

「うん、わかったよ」

 

果南はそう言って曜姉ちゃんを連れて走って行った

 

「ふう、少し早く起きすぎて眠いずら」

 

「なら少し寝れば?全員集まったら起こすから」

 

「それじゃあ、お言葉に甘えてお休み…ずら」

 

僕がそう言うと花丸は眠りについた

 

「「幸人(幸君)遅れました「静かに」そうですわね(だね)」」

 

花丸が寝てしばらくするとダイヤとルビィが来た

 

「すみません、わたくしが言い出しておきながら」

 

「次からはダイヤも起きれる時間にしてね」

 

謝ってきたダイヤにそう言って果南と曜姉ちゃんの所に行ってもらった

 

「幸人君ごめんなさい、千歌ちゃん起こしてたら遅れちゃって」

 

「ごめんね梨子ちゃん」

 

その直ぐ後に千歌と梨子も来た

 

「梨子は大丈夫として千歌はみんなより厳しくいくから覚悟しておいてね」

 

僕がそう言うと千歌は肩を落として梨子と一緒に4人の所に行った

 

「さてと、そろそろかな?」

 

「「幸人待ってー」」

 

やっと来たか

 

「花丸起きて全員揃ったよ」

 

「あと5分ずら」

 

これだんだん長くなるやつだ

 

「花丸早く起きないとお弁当無くなるよ」

 

「それは困るずら‼︎」

 

僕がそう言うと花丸は飛び起きた

 

「幸人君酷いずら、また丸を騙したずらね」

 

「ずら丸が起きないからでしょ、それと遅れてごめん幸人」

 

「sorry、マリーも忘れてたわ」

 

まあ、鞠莉と善子は大体わかってたけど

 

「仕方ないよ、花丸は誰よりも早くに来てたんだから」

 

「んー、気持ちずら」

 

僕がそう言って花丸の頭を撫でると花丸は目を細めてそう言った

 

「それなら、でも幸人不用意にそんなことしちゃダメよ」

 

「わかったよ」

 

「あっ」

 

僕が辞めると花丸が残念そうな声を出した

 

「どうかした?」

 

「何でもないずら」

 

僕が花丸に聞くとそう言ったのでこれ以上聞かない事にした




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63話

「一先ず曜さんと鞠莉さん、善子さんと幸人で料理を担当して下さい」

 

ダイヤのその言葉に僕と曜姉ちゃんが同時に不安そうな顔を浮かべた

 

「幸人、善子ちゃんが料理担当で良いの?」

 

「心配しないで、僕がちゃんとお客さんに出せるのを作らせるから

 

そして各自料理に取り掛かると善子が早速やらかした

 

「善子これは何?」

 

「堕天使の涙よ」

 

名前はとりあえず置いといて

 

「何使ったか正直に言って」

 

「わかったわよ、殆どはたこ焼きの材料なんだけどタコの代わりに大量のタバスコを「よ・し・こ?」ごめんごめん、謝るから無言で私の口に運ぶの「善子はい、あーん」あーん、‼︎」

 

僕がそう言って善子の口に持っていくと善子は反射的に口を開けたので善子の作った堕天使の涙を口に放り込んだ

 

「辛い辛い辛い」

 

「善子ちゃん、またやったんだね」

 

善子がそう言って地面を転がっていると曜姉ちゃんが来た

 

「今回はたこ焼きのタコの代わりにタバスコ入れたんだって、こんなの絶対出せない」

 

「なら、その生地捨てるの?」

 

「捨てないよ、タバスコで丁度良い案も浮かんだし」

 

「タバスコで?」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんは疑問符を浮かべた

 

「もしもし、果南追加で買って来てほしいものがあるんだけど」

 

『わかったよ、それって結構必要かな?』

 

「取り敢えず1箱分くらい買って来て」

 

『わかったよ』

 

僕はそう言うと果南は電話を切った

 

「果南ちゃんに何頼んだの?」

 

「それは、できてからのお楽しみで」

 

僕はそう言って自分の料理を始めた

 

「まあ、こんな感じかな?」

 

「幸人の出来たの?可愛いー」

 

「Excellent‼︎凄いじゃない幸人これならお客さんも集まるわね」

 

僕が作った猫のケーキを見て曜姉ちゃんと鞠莉がそう言った

 

「問題は味よ、…美味しい」

 

「まあ、幸人が作って美味しくなかった試しはないけどね」

 

僕のケーキを食べてそう言う善子に曜姉ちゃんはそう言った

 

「曜姉ちゃんと鞠莉は出来たの?」

 

「私のはこれ、シャイ煮よ」

 

何これ善子以上に酷いのが来たんだけど

 

「鞠莉、これ何入れたの?」

 

「色々よ、味は確かよ」

 

鞠莉はそう言って僕にシャイ煮を渡して来た

 

「そっそれじゃあ、あれ?美味しい」

 

「「嘘⁉︎」」

 

見た目は酷いが味の方はかなり美味しい

 

「鞠莉、因みに値段は?」

 

「えっと、10万円?」

 

「「それ高すぎて頼めないから‼︎」」

 

善子と曜姉ちゃんのツッコミが被った、10万流行りすぎだよ

 

「色々心配だけど、曜姉ちゃんはまともだって信じてるから!」

 

「うん、善子ちゃんと鞠莉ちゃんからしたら普通かな?はい、ヨキそば」

 

焼きそばじゃダメなのだろうか?

 

「うん、味も美味しいしまともにお客さんに出せるのは曜姉ちゃんのくらいかな?善子は論外として鞠莉は見た目を気にして作ってみて」

 

「わかったわ」

 

「幸人君、頼まれてたの買って来たよ」

 

僕と鞠莉がそう話していると買い出しに行ってた果南が帰ってきた

 

「本当にこんなに必要なの?」

 

「お客さん次第ではもっと必要かな」

 

「でもこんなに使う?チョコレート」

 

そう果南に追加で頼んだのはチョコレートだ

 

「善子タバスコの代わりにこれ入れて作ってみて」

 

「わかったわ」

 

善子はそう言ってチョコレートを受け取り堕天使の涙を作った

 

「この猫のケーキ可愛いね、これならお客さんもたくさん来そう」

 

「鞠莉と曜姉ちゃんにも同じ事言われたよ」

 

「これ幸人が作ったの⁉︎」

 

そんなに驚かなくても

 

「そうだよ果南、良かったら食べてみる?」

 

「そうするよ」

 

果南はそう言って猫のケーキを食べた

 

「美味しい、見た目良し、味良し完璧じゃん」

 

「一様出来たけどなんかいまいちなのよね」

 

善子も堕天使の涙2号が出来たようだ

 

「さっきのよりか絶対にマシだよ」

 

「そうかしら、確かに甘くて美味しいわね」

 

「でしょ、それに細かく切ったイチゴを入れても美味しいと思うよ」

 

僕がそう言うと善子は頷いてイチゴを入れたものを作りに行った

 

「幸人さっきのって?」

 

「あー、これだよ果南」

 

僕はそう言って善子が最初に作った堕天使の涙を持ってきた

 

「見た目は赤いたこ焼きだけど」パクッ

 

「あっ果南それ「辛い辛い辛い」遅かったか」

 

最初に作った堕天使の涙を食べた果南はさっきの善子と同じくそう言いながら地面を転がった

 

「果南ちゃ⁉︎幸人君何があったの⁉︎」

 

果南を呼びに来た千歌が僕にそう聞いて来た

 

「えっと、善子が作った堕天使の涙を食べて」

 

「もしかして善子ちゃんまたやったの⁉︎」

 

またやったんですよ僕の彼女は、あれには学習能力は無いのか

 

「幸人、試しにやってみたら本当に美味しいかったわ」

 

善子がそう言って戻ってきた

 

「善子ちゃん⁉︎良いの幸人君、また堕天使の涙作ってるよ!」

 

「問題点は僕が改善したので大丈夫ですよ」

 

僕がそう言うと千歌は恐る恐る善子の作った堕天使の涙を食べた

 

「本当だ美味しいよ善子ちゃん」

 

「当然よ」

 

善子はそう言って胸を張るがそれ考えたの僕だから

 

「そろそろ、開けますわよ」

 

『はーい』

 

ダイヤのその言葉に僕たちはそう言った

 

「いやぁ、大変だったけど楽しかったね」

 

「そうですわね、こう言った経験はなかなか出来ないので少し斬新でしたが楽しかったですわ」

 

海の家のお手伝いは無事成功し今は千歌の家の旅館でくつろいでいる

 

「幸人の猫のケーキが一番人気だったね、その次が意外に善子ちゃんの作った堕天使の涙だったけど」

 

「曜姉ちゃんは知らなかったね、あれはタバスコをチョコレートに変えた堕天使の涙2号だよ」

 

「なら、1号は?」

 

梨子の言葉を聞いて僕が指を指した方を全部が見ると

 

「辛い、けどこれは私が作ったんだから私が食べないと」

 

善子が堕天使の涙1号の処理をしていた

 

「そう言えば、幸人言わなくて良いの?」

 

善子が涙を堪えながらそう言った。忘れてたよありがとう善子

 

「実は、東京の音楽コンクールに出ないかって招待されたんですけど、行こうかどうか迷っていて」

 

僕がそう言うとみんなが驚いていた

 

「それって凄い事じゃん!」

 

「そうだよ、行くべきだよ幸人」

 

「丸もそう思うずら!」

 

「ルビィも幸君は行くべきだと思う」

 

「何事も挑戦ですわよ」

 

「行って来なよ幸人その間は私とダイヤで練習見張っとくから」

 

「ダイヤの言う通り何事もChallengeよ幸人!」

 

みんなが思い思いの事を言ってくれる中梨子だけが携帯を見て何か考えてる顔をしていた

 

「梨子にも来てるんでしょその招待」

 

「え⁉︎」

 

僕がそう言うと梨子はどうして気が付いたのか聞きたそうにしていた

 

「だって、僕がその話をした途端、梨子が携帯を見て何か考えてる感じの顔してたからそう思ったんだよ」

 

「そうなの、幸人君って周りの事凄く良く見てるのね。そうよ、でも正直私も行くかどうか迷ってるの」

 

「私は行くべきだと思う」

 

梨子がそう言うと千歌が小さくそう呟いた

 

「だって梨子ちゃん時々音楽室でピアノ弾いてるしその時の梨子ちゃんの顔すごく楽しそうだもん、だから私は行くべきだと思う」

 

千歌がそう言うと梨子は小さく笑った

 

「本当に変な人、わかった私行くわ東京に」

 

梨子が東京に行く事を決意したので今度は僕の方に全員向いた

 

「僕も行きますよ東京に」

 

「お互いに頑張りましょ幸人君」

 

「ええ、負けないよ梨子」

 

こうして僕と梨子が東京の音楽コンクールに出る事が決まった




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64話

「幸人忘れ物ない?」

 

「家でチェックしたから大丈夫だよ善子」

 

「梨子ちゃんは忘れ物ない?」

 

「大丈夫よ千歌ちゃん」

 

僕と梨子はAqoursのメンバーの見送りの元東京に向かう電車に乗る所だ

 

「向こうで花陽達も待ってるから大丈夫だよ、善子心配し過ぎ」

 

「うるさいわね、それくらい良いじゃないそれと、これ」

 

善子はそう言ってお守りを渡して来た

 

「ありがとう善子」

 

「当たり前じゃない、このヨハネ様にここまでさせたんだから絶対に入賞して来なさいよ」

 

「まあ、約束は出来ないけど今の僕に出来ることをして来るよ」

 

話しているうちに電車の出る時間はなった

 

「「みんな行ってきます」」

 

『行ってらっしゃーい』

 

僕と梨子はそう言って東京に向かった

 

「なんだか静かに感じるわね」

 

「そうだね、コーヒー熱いから気をつけてね」

 

僕はそう言って梨子にコーヒーを渡した

 

「ありがとう幸人君、いくらだった?」

 

「別に気にしなくて良いよ、僕が好きでやった事だから」

 

僕はそう言うと自分の席に座った

 

「でも、わざわざ向かい合わせにしなくても」

 

「仕方ないよ、この席しか空いてなかったんだから」

 

昨日急に行くことになったので新幹線の席が此処しか余っていなかった

 

「それもそうね、そうだ私お弁当作って来たの」

 

「僕もです、これ食べ切れますか?」

 

僕と梨子は同時にお弁当を出したがお互いに結構な量がある

 

「えっと、向こうで花陽達と食べましょうか」

 

「そうね、私達だけじゃ残しちゃいそうだし」

 

こうして東京に着いて最初にする事がお弁当の処理となった

 

「着きましたね東京」

 

「そうね、内浦に居たからかしら此処が随分と賑やかに感じるわね」

 

「わかります、内浦も良い所ではあるんですけど何となくそう思っちゃうんですよね」

 

僕が梨子と話していると見知った人が走って来るのが見えた

 

「幸人君〜」

 

「幸人〜」

 

「凛も花陽もそんなに走ると人とぶつかるわよ」

 

「真姫の言う通りです少しは落ち着いて下さい」

 

凛と花陽は僕の前で止まりそれを注意しながら追いかけていた海未さんと真姫も止まった

 

「凛も花陽もあんまり海未さん達に迷惑かけちゃダメだよ」

 

「海未ちゃん、真姫ちゃんごめんなさい」

 

「海未ちゃんも真姫ちゃんもごめんにゃ」

 

「2人とも反省はしているようですし許します、そう言えば幸人と梨子さんが持って居る物は何ですか?」

 

「お弁当です、作ったのは良いんですけど、2人分も食べ切れそうになくてそれでみなさんと一緒に食べようと思って」

 

梨子がそう言うと凛と花陽がお弁当と言う言葉に反応した

 

「幸人君が作ったんだったらご飯はおにぎりだよね!」

 

「うん、相変わらずおにぎりが好きなんだね花陽は」

 

「幸人の作ったお弁当早く食べたいにゃ」

 

「わかったけどその前に穂乃果さんに南さんそれににことも合流してからね」

 

僕がそう言うとよっぽど早く食べたいのか2人は走って高坂さんの居るほむらに向かって行った

 

「全くさっき言ったばかりじゃない」

 

「まあ、穂乃果よりかはいくつかマシですけどね」

 

真姫がさっき注意した事をまたやってる凛と花陽に呆れ海未さんは苦笑いを浮かべていた




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65話

「美味しいにゃ」

 

「幸せです」

 

「2人とも大袈裟だよ」

 

現在、僕はほむらの近くの公園でμ'sの全員+梨子とお弁当を食べている

 

「でも意外でしたね、希と幸人が知り合いだったなんて」

 

「うちも凛ちゃんと花陽ちゃんが言うてた子が幸人君やなんて思わんかったわ」

 

「僕も意外でした希さんが花陽から聞いていたμ'sに入った新しい3年だったなんて思ってもみませんでしたから」

 

意外な事にその中に希さんが居た

 

「ほら、早く食べないとなくなるよ海未ちゃん」

 

「穂乃果貴方は少し遠慮をしなさい!」

 

「良いですよ、海未さんあそこまで美味しそうに食べられると作った甲斐がありますよ。だよね梨子」

 

「そうね、なんか穂乃果ちゃんって千歌ちゃんに似てる気がするわ」

 

「僕も同じ事思いました」

 

なんか似てるんだよね千歌と穂乃果さんって

 

「そう言えば幸人君、なんで私だけことりじゃなくて南さんなの?」

 

「私も聞きたい事があったの亜里沙が貴方の事を時々話すけどいつ知り合ったのか教えてもらえないかしら?」

 

僕がそんな事を考えていると南さんと綾瀬さんからこんな事を聞かれた

 

「南さんって呼ぶのには特に理由はないですね、亜里沙とは図書館で勉強してる時に会いました」

 

僕がそう言うと遠くから走って来る人影が見えた

 

「お姉ちゃん、置いてかないでよ幸人さん久しぶりです」

 

「うん、久しぶりだね亜里沙ちゃん」

 

遠くから走って来る人影、亜里沙が綾瀬さんにそう言って僕に挨拶をしてきた

 

「それで亜里沙は何しに来たの?」

 

「あっそうだった、幸人さん夏休みの宿題ってもう終わりましたか?」

 

僕の夏休みの宿題?

 

「まだじゃないかしら?「うん、終わってるけど?」嘘⁉︎いつの間に終わったの⁉︎」

 

「えっと、学校が終わった翌日だけど?どうしたの梨子?」

 

僕がそう言うと梨子が驚いていた

 

「えっと、その日練習あったわよね?」

 

「ええ、でも夏休みの宿題ってあんまり量無いと思うんですけどって今度はみんなして何ですか⁉︎」

 

僕がそう言うと今度は穂乃果さん達にまで驚いて凛と花陽はもう慣れたみたいな顔をしていた

 

「あんた今夏休みの宿題の量があんまりないって言った?」

 

「ええ、言いましたけ「「そんなわけないじゃない、冗談よね(だよね)‼︎」そうですか?」

 

僕がそう言おうとすると穂乃果さんとにこに怒鳴られた

 

「幸人君中学の時からずっと満点ばかりだから、そんなに多く感じないだけだと思う」

 

「そうにゃそうにゃ」

 

凛と花陽がそう言うと今度は海未さんも驚いていた

 

「ずっと満点ばかり⁉︎頭が良いと思ってはいましたがそこまでとは」

 

「そう言えば今回の期末テストも全部満点だったわよね?」

 

「ええ、そうですけど「幸人、英語の宿題手伝ってにゃ!」宿題は自分でやってこそ意味があるんだよ凛、花陽は国語の点数どうだった?」

 

「うん、幸人君のお陰で結構上がってたよ」

 

花陽はそう言って国語のテストを見せてくれた

 

「確かに上がってるけど、うっかりミスが結構目立つね」

 

「見直しはしたんだけどね」

 

「それなら仕方ないよ、でも確かに中学の時よりかは結構上がってるね、問題は凛の英語なんだけど」

 

「ギクッ!」

 

凛まさか赤点⁉︎

 

「凛英語のテストの結果を見せて」

 

「いっ嫌にゃ」

 

凛はそう言って走り出すがそれをすぐに僕が捕まえる

 

「逃げるほどに悪かったの⁉︎」

 

「悪くわないけど言いたくないにゃ!と言うか幸人また足速くなってないかにゃ⁉︎」

 

「当然だよ、マネージャーなのに僕まで一緒に走らされてるんだから」

 

僕がそう言うと凛は抵抗を辞めた、どうやら逃げ切らないと諦めたらしい

 

「それで、どうだったの?」

 

「えっと、「はい、凛ちゃんの英語のテスト」かよちんいつのまに!」

 

花陽がいつのまにか凛の英語のテストを持って来てくれたので僕はそれを受け取った

 

「どれどれ、まあ中学の時に比べたら良くここまで上がったね頑張ったじゃん」

 

僕がそう言うと凛は驚いていた

 

「どうしたの凛?」

 

「いや、てっきり怒られると思ってたにゃ」

 

なんだそう言う事か

 

「まあ、赤点なら怒ったけどセーフなら怒らないよ」

 

「良かったにゃ「それで、間違えた所の復習は?」やって無いにゃ」

 

凛はそう言ってまた逃げようとした

 

「中学の時から言ってるよね、間違えた所はきちんと直しなって‼︎」

 

「ごっごめんにゃー」

 

「幸人君今はその辺で今日は幸人君の家の旅館に泊まるから」

 

「はぁ、わかったよ花陽」

 

僕はそう言って凛を解放した

 

「かよちーん」

 

「凛ちゃん、よしよし」

 

凛はそう言って花陽に抱きついて花陽は泣く凛を慰めている

 

「幸人君って意外と厳しいやね」

 

「あれは凛だけですよ、全く何度言っても治らないんだから」

 

僕はそう言って座った

 

「そう言えば亜里沙ちゃんはなんでそんなこと聞いたの?」

 

「えっと、宿題で分からない所があって」

 

そうなんだ、あれ?

 

「でも、それなら綾瀬さんに教えて貰えば良いんじゃ無いの?」

 

「お姉ちゃんも学校の宿題があるから迷惑かけたく無くて」

 

そう言うものなのかな?

 

「亜里沙、そんなの気にしなくて良いのに」

 

「それに、幸人さんの方がわかりやすいし」

 

亜里沙ちゃんのその言葉に綾瀬さんはショックを受けたようだ

 

「ごめんなさいね、亜里沙」

 

「あっ!そう言うわけじゃ無くてねお姉ちゃんのも良いと思うけど、幸人さんに教えて貰う事が多かったからね、だからお姉ちゃんそんなに落ち込まないで!」

 

落ち込む綾瀬さんを亜里沙が一生懸命フォローしていた

 

「お姉ちゃん、店番早く変わってよ」

 

「ごめーん、雪穂今から戻るよそれじゃあね幸人君」

 

「幸人さん失礼します」

 

穂乃果さんと雪穂がそう言ってほむらに戻ったのでそこで解散となり僕は凛と花陽そして梨子と共に旅館に向かった




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66話

「んー、昨日は遅くまで凛と花陽のテスト直しで寝るのが遅くなったけどいつも通りに起きれるものだね」

 

僕はそう言って部屋を出ると梨子にあった

 

「幸人君おはよう昨日凛ちゃんと花陽ちゃんのテスト直し随分と遅くまでやってたみたいだけどよく起きれたわね」

 

「多分起きる時間を体が覚えてるんだと思うけど、梨子はどっか行くの?」

 

「私も同じかしら、スクールアイドル部に入ってから毎日朝練があったから」

 

梨子は朝練のため、僕は日課のランニングが原因でもうこの位の時間には起きてしまうようだ

 

「せっかくだし、練習って訳じゃないけどランニング一緒に行く?」

 

「そうするわ」

 

こうして僕と梨子でランニングに向かった

 

「確かに内浦のに比べたらマシだけど、結構きついわね」

 

「梨子、もうちょっとだから頑張って」

 

神社の階段往復2周の一周半で梨子は息切れし始めていた

 

「幸人君は東京に来てる時毎日してるのよね?」

 

「まあ、始めたのはA-RISEのマネージャーをしてからだけどね」

 

「それじゃあ、中2の時からって事かしら?」

 

「うん、そう言ってる間に終わったよお疲れ」

 

僕がそう言うと梨子は階段に座った

 

「あれ?幸人君に梨子ちゃん何でいるの?」

 

僕と梨子が休憩をしていると穂乃果さんが来た

 

「さっきまで走ってたので少し休憩ですよ」

 

「そうなんだ、そうだ!もう少ししたらにこちゃん達も来るから練習見ていかない?」

 

「良いんですか?一様はラブライブの対戦相手なんですけど」

 

「幸人君知らないんだ、私達ねラブライブを辞退したんだ」

 

僕は疑問に思いラブライブの出場グループを確認すると確かにμ'sの名前が無かった

 

「何かあったんですか?」

 

「実はね「穂乃果ちゃーん」あっ、ことりちゃんおはよう」

 

穂乃果さんがラブライブ出場を辞退した理由を話そうとするとことりさん(昨日の帰り際に絵里さんと共に頼まれて断る理由もないのでそう呼ぶ事にした)が来た

 

「幸人君と梨子ちゃんもおはよう、穂乃果ちゃんとなんの話ししてたの?」

 

「μ'sがラブライブ出場を辞退した理由です」

 

「そうなんだ」

 

僕がそう言うとことりさんは沈んだ顔をした

 

「話が逸れちゃったね、それじゃあ話すね」

 

僕と梨子はμ'sがラブライブ出場を辞退した理由を聞いた

 

「ことりさんの留学に、穂乃果さんがライブの途中で倒れてしまったその時に音乃木坂の理事長にラブライブに出場した理由を問われてその後このままラブライブに出場しても意味がないと思いラブライブを辞退した。こう言う事ですか?」

 

「うん、そんな感じ」

 

そんな事があったんだ、多分凛と花陽は僕に迷惑になると思ってこの事を言わなかったんだろう

 

「確かに、そんな状態でラブライブに出場しても意味がないどころか、ラブライブに出場している全グループの恥さらしになっただけでしょうね」

 

「幸人君!何もそこまで言わなくても」

 

僕の言葉を梨子がそう言った

 

「でもそれが現実です、厳しい事を言うようですが僕はそう思います」

 

「そうだよね「ですが、その後はどうしたんですか?」え?」

 

「大事なのはその失敗をどうやって取り返すかです。何もしなかったのなら、僕はその程度だと思います。ですが、何もしなかった訳じゃない、それが今スクールアイドルをしてる理由に繋がっていると思ったんですが違いますか?」

 

「うん、スクールアイドルは続けるでも、またラブライブに出場するかはわからないかな」

 

穂乃果さんはそう言って苦笑いをした

 

「穂乃果来て居ましたか、幸人と梨子さんまで何を話して居たのですか?」

 

「その前に、隠れてないで出てきてもらえませんか希さんと絵里さんそれと凛に花陽と真姫も」

 

僕がそう言うと呼ばれた5人が出てきた

 

「ごめんなさいね盗み聞きするつもりはなかったんだけど希が」

 

「うちは何も言っとらへんよエリチ」

 

「希‼︎」

 

「私達もばれてたのね」

 

「あはは、幸人君ごめんね」

 

「ごめんにゃ、幸人」

 

これで8人かそう言えば

 

「にこは?1番に来そうなんだけど」

 

「悪かったわね最後で」

 

僕がそう言うと膨れっ面のにこが来た

 

「そう言えばみんな、今日は幸人君と梨子ちゃんに練習見てもらおうと思うんだけどどうかな?」

 

全員集まった所で穂乃果さんがそう言った

 

「私は構いません」

 

「私も良いと思うよ」

 

「別に良いんじゃない」

 

「私も賛成です」

 

「そうね、それも良いわね」

 

「うちはかまへんよ」

 

「まあ、見たければ見れば良いんじゃない」

 

ここまではまだ良かったしかし、最後に凛が爆弾を落とした

 

「凛も賛成にゃ、何たって幸人は中2の時A-RISEのマネージャーしてたって前に言ってたし「凛それ言っちゃダメだって」あっ‼︎」

 

僕がそう言った事で凛は思い出したのだろうでも時すでに遅い

 

「幸人君A-RISEのマネージャーやってたって本当⁉︎」

 

「ちょっと、どう言う事よ‼︎」

 

「凄いよ、あのA-RISEのマネージャーをしてた人に見てもらえるなんて!」

 

穂乃果さんの反応は予想外だが、花陽とにこの反応は予想通りだった

 

「それなら、このメニューを全員クリア出来たら教えますよ」

 

そう言って僕はA-RISEのマネージャーをしていた時の練習メニューを取り出した

 

「これ本当にするの?」

 

「結構ハードですね」

 

「教えたくないからこんなきついメニューにしたんじゃないの?」

 

「それ、僕がマネージャーしてた時ツバサさん達には1日に4セットしてもらってましたから」

 

僕がそう言うと全員が驚いていた

 

「これを1日に4セットも⁉︎」

 

「凄いですね」

 

「凛には絶対無理にゃ」

 

「これはエリチでもきついんとちゃう?」

 

「そうね、幸人君もう少し軽く出来ないかしら?」

 

まあ、確かにあの時は正直やり過ぎたと思ったけど

 

「仕方ないですね、なら6人がクリア出来たら教えますこれ以上は無理です」

 

僕がそう言うと絵里さんは考えていた

 

「わかったわ、みんな頑張りましょ」

 

『おー‼︎』

 

これは本当に行けるか?

 

「もうダメ」

 

「凛も、もう無理にゃ」

 

「私も限界です」

 

「はあはあ、もうちょっとだったんだけどごめんね」

 

穂乃果さんと凛そして花陽最後にもう少しの所でことりさんがリタイアした

 

「クリアならずこの話はなしですね」

 

僕はそう言って梨子と旅館に戻った

 

「教えてあげても良かったんじゃない?」

 

「そうかもしれませんね「幸人君じゃない」はぁ、ここで会いますかツバサさん」

 

「何でいきなりそんな事言われないといけないの⁉︎」

 

そう僕に声を掛けたのはさっきまで話題になっていたA-RISEのリーダー綺羅ツバサさんだった




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67話

あの後、僕と梨子はツバサさんに誘われUTX学院に来ている

 

「あの、ツバサさん凄い視線を感じるんですけど」

 

「私もそう思う」

 

「まあ、女子校だから男子が珍しいんだと思うわ。それにその視線今年入った1年生だと思うわ2、3年生は貴方が私達のマネージャーしてた時に何度か入ってるの知ってるしね」

 

そう言う視線ではないと思う、何と言うか上手く言えないけど有名人に会ったかのような

 

「ただいま、あんじゅに英玲奈今日はお客を連れて来たわ」

 

ツバサさんはそう言って部屋に入った

 

「ツバサさん遅いですよ!それに勝手にお客何て連れてこないで下さい!変な噂とかになったらどうするんですか‼︎」

 

ツバサさんが部屋に入ると聞き覚えのある声が聞こえた

 

「すみません、ツバサさんが「やっぱり、美香だったんだ」幸人⁉︎何で居るのよ、それと隣の人は誰よまさか恋人なんて言うんじゃないでしょうね!」

 

「違うよ!僕の隣に居るのは桜内梨子僕がマネージャーしてるスクールアイドルAqoursのメンバーだよ」

 

「小波美香です、よろしくお願いします桜内さん」

 

「桜内梨子です、こちらこそよろしくね小波さん」

 

梨子と美香の自己紹介も終わったので僕と梨子は部屋に入った

 

「本当に幸人君だ、久しぶり」

 

「悪いね幸人、ツバサに付き合ってもらっちゃって」

 

部屋に入るとあんじゅさんと英玲奈さんが出迎えてくれた

 

「いえ、この後特に用事も無かったので大丈夫ですよ」

 

「そうか、ん?隣の子は?」

 

「幸人君の彼女とか?」

 

「あんじゅさんも英玲奈さんも扉越しに会話は聞こえてたと思いますけど?」

 

あんじゅさんと英玲奈さんの言葉に美香がそう言った

 

「それに、幸人君には他に恋人が居ますよ」

 

「梨子、それ言っちゃダメだよ」

 

「え?」

 

僕はそう言うとゆっくりとツバサさん達の方を向いた

 

「えっと、幸人今の桜内さんが言った事本当なの?」

 

「うん、本当だよ」

 

僕がそう言うとしばらくの沈黙の後

 

「「「「えー‼︎」」」」

 

ツバサさんと英玲奈さんとあんじゅさんそれに美香が叫んだ

 

「ちょっと幸人どう言う事私聞いてないんだけど⁉︎」

 

「花陽と凛には言ったよ?」

 

「何でその2人に言って私には言わないのよ!」

 

「どんな子なの⁉︎」

 

「幸人の恋人か一度会ってみたいな」

 

「もしかして幸人がスクールアイドルのマネージャーしてる理由ってそのグループに恋人がいるから⁉︎」

 

やっぱりこうなったか

 

「ストップです、1人1つずつです」

 

「まあ良いわ、でもその前に」

 

「「「「?」」」」

 

「美香も気づいてたんだ」

 

僕はそう言って扉を開けると沢山の人が雪崩のように流れ込んできた

 

「あんた達早く散らばりなさい!それと、録音なんかしてたらただちゃおかないわよ‼︎」

 

『はいー』

 

美香がそう言うと全員が散らばったと思ったが1人だけ残っていた

 

「あの、その」

 

「何?なんか用でもあんの?」

 

美香が口調を変えずそう言ったので怯えた様子を見せた

 

「ちょっと何よ幸人」

 

「美香ちょっとストップ、何か用?」

 

このままじゃ可哀想だと思い美香と変わってそう聞いた

 

「あの、渡辺幸人さんですよね?」

 

「そうだけど、僕に用なの?」

 

「はい!あの、私ずっとファンだったんですサイン下さい」

 

まさか、僕のサインが目当てだったなんて

 

「良いよ、はい」

 

「ありがとうございます、今度の音楽コンクール頑張ってください、私応援してます」

 

そう言うとその子は走って行った

 

「まさか、幸人君のフアンだったなんてね」

 

「うん、僕も驚いたよそれじゃあ場所変えよっか」

 

僕のその言葉に美香達も頷いてUTX学院を後にした

 

「それで、何処に行くの?」

 

「そうですね、僕の家の旅館で良いと思いますけどどうですか?」

 

僕がそう聞くと全員が頷いたので旅館の僕の部屋で話す事にした

 

「さてと、先ずは私からね幸人の恋人ってどんな子なの?」

 

最初は美香かとそう考えてると

 

「あっ!それ私が聞こうとしてたのに」

 

「早い者勝ちよそれで、どんな子なの?」

 

善子がどんな子か?まあ一言で言うと

 

「厨二病が再発してる人かな?」

 

僕がそう言うとツバサさん達は疑問符を浮かべ梨子は思い当たる節があるのか苦笑いをしていた

 

「幸人、あんたそんな子に惚れたの?」

 

「そうだよ」

 

僕がそう言うと美香は釈然としないが1人1つなので諦めたようだ

 

「次は私ね」

 

次はツバサさんか

 

「私はそうね、幸人はいつ付き合い始めたの?」

 

「付き合い始めたのは5月の半ばくらいですかね」

 

僕がそう言うとツバサさんも美香と同じでまだ質問したそうだったが1人1つなので諦めた

 

「次は私ね」

 

「なら必然的に私が最後か」

 

次はあんじゅさんで最後が英玲奈さんか

 

「私は、幸人君の彼女は可愛いのかかな?」

 

「私は、幸人がどんな風に告白したかかな?」

 

あんじゅさんはまだ良い、でも英玲奈さんのは千歌と同じような質問だそうだ

 

「英玲奈さんの質問は前に同じグループのメンバーにも聞かれたのでその時と同じ条件で行きますね?」

 

「ああ、構わないよ幸人」

 

「なら、僕がランニングを始める時間までに起きてここに来て下さい。因みに、僕がランニングを始める時間は5時です。あんじゅさんへの答えは可愛いと思います客観的に見ても、主観的にみても」

 

「写真か何かある?」

 

あんじゅさんの質問に僕はあると言い携帯を取り出した

 

「これがそうです」

 

僕がそう言うとツバサさん達が携帯を見に来た

 

「確かに可愛いわね」

 

「そうね」

 

「ああ」

 

「まあまあじゃない…確かに可愛い…」

 

ツバサさん達が思い思いの反応をしたが美香だけが最後の方に何かを言っていたが僕には聞こえなかった

 

「それじゃあ、また今度幸人君の彼女に合わせてね」

 

「はい、わかりました」

 

僕がそう言うとツバサさん達は帰って行った




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68話

ツバサさん達が帰ってしばらくすると穂乃果さんを含めμ'sの全員が来た

 

「穂乃果ちゃんとことりちゃんから聞いたけど、あの時μ'sがラブライブを辞退した話をしてたんだね」

 

「そうだけど、何?」

 

「あんたもう少し言い方って無かったの!」

 

にこがそう言って僕に詰め寄ってくる

 

「あれが僕の本心です、それなら聞きますが他にどう言えば良いんですか?」

 

僕がそう言うとにこは黙り込んだ

 

「そうね、私なら励ますかしら?」

 

「励ましてその後どうするんですか?励ましだけで何とか成る程現実は甘くないですよ、それに僕は言いましたよねその後はどうしたか、失敗をどうやって取り返すかが大事だと、まさかとは思いますが何も考えないでスクールアイドルを続けていたんですか?」

 

「違う、何も考えない訳じゃない!でも、どうすれば良いか分からない」

 

「どうすれば良いのか?それを考えるのが貴方達μ'sの今後の課題だと思います。僕が言いたい事は以上ですそれじゃあ仕事に戻ります「待って」まだ何かあるんですか?」

 

僕がそう言うと穂乃果さんがこちらに来てこう言った

 

「チェックインおねがいします」

 

「わかりました、この部屋を使って下さい、夕食は18時〜20時の2時間、朝食は6時〜8時の2時間です。温泉の時間は自由ですが22時から30分、4時から30分は清掃の為利用できませんので気をつけて下さい」

 

僕はそう言って仕事に戻った

 

〜穂乃果side〜

 

私達はチェックインを済ませて貰った鍵の部屋に向かった

 

「この部屋だよね?」

 

「ええ、その筈ですよ」

 

「でもこれって」

 

部屋の前に着くとそこは大きな扉があった

 

「取り返す入ってみましょ」

 

絵里ちゃんのその言葉を聞いて私達は部屋に入ることにした

 

「おっきい」

 

「広いわね」

 

「でも、こんな所だったんだね私知らなかった。凛ちゃんは知ってた?」

 

「ううん、凛も知らないにゃ」

 

花陽ちゃんも凛ちゃんも知らない部屋か

 

「花陽はまだわかるとして、凛まで知らないとなると気になりますね」

 

「ねえ、これ見て」

 

そこを見るとこんな紙が貼られていた

 

『この部屋を貸しきるので今後のμ'sについてしっかりと話し合って下さい 幸人』

 

「それじゃあこれは幸人君が?」

 

「そのようですね、確かにそうですねμ'sの今後の事について話すならあまり人に聞こえない様な部屋が良いと思ったのでしょう、その辺りの配慮は幸人ならしてくれるでしょうから」

 

確かに、この部屋の近くには他の部屋は無かったけどこんな大きな部屋借りるんだから値段は結構するんじゃ

 

「あっ幸人君からメールが来ました。えっと、その部屋は僕が勝手に

決めましたのでお金の方は心配いらないだそうです、後亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんが今日夏休みの宿題をしにこっちに来るから私達と同じ部屋に泊まって貰うだそうです」

 

私が心配していた事はこうして解決された。後雪穂と亜里沙ちゃんが来るようだ

 

「そう言えば雪穂今日は知り合いの家で夏休みの宿題をするって言ってた気がする、幸人君の家だったなんて」

 

「亜里沙もそんな事言ってたわ、でも今はそれよりも、せっかく幸人君が私達の為にこんな部屋貸してくれたんだから早速話しましょμ'sの今後を」

 

「そうですね、絵里の意見に賛成です」

 

私達はこうしてμ'sの今後について話を始めた

 

「ラブライブにはもう参加しないの?」

 

「うん、学校の廃校も無くなったし出なくても良いかなって私は思ってるそれに」

 

「また、周りが見えなくなってみんなに迷惑をかけてしまうんじゃないか、そう言いたいんですよね穂乃果」

 

海未ちゃんには分かっちゃうか

 

「うん、だからどうしようか正直迷ってるんだよね」

 

「私は出たいわ、出来る事ならもう一度出たい」

 

にこちゃんいつもより必死だけど何でだろ?

 

「まあ、にこっちの気持ちも分からんくもないですけどな」

 

「そうね、私達にとっては最後のラブライブだった。でも、あんな結果に終わっちゃった。私も出来る事ならまた出たいそう思ってるわ、実際にプロを目指す人はいるけど、私達9人でラブライブに出られるのはこの次が最後だと思う」

 

そっかこの9人でのμ'sとして出られるのは後1回だけかも知れないんだ

 

「穂乃果、前にも言いましたが穂乃果に迷惑をかけられるなんて今更です。だから、もう一度出ませんか?ラブライブに」

 

「海未ちゃん、私も出たいみんなにもまた迷惑かけちゃうかもしれないけど、それでも出たい」

 

「決まりね」

 

「そうやね」

 

「ええ、こんなった穂乃果は止まりませんからね」

 

「やるからには次のラブライブは優勝するわよ!」

 

「私も頑張ります!」

 

「凛もやってやるにゃ!」

 

「もう、しょうがないわね」

 

「頑張ろうね穂乃果ちゃん」

 

「よーし、今度こそ優勝するぞー!」

 

『おー‼︎』

 

μ'sの今後<取り敢えず次のラブライブを目指す>

 

「みなさん少し静かにして下さい」

 

「お姉ちゃんうるさいよ」

 

〜穂乃果side out〜

 

穂乃果さん達がチェックインを済ませて少しすると雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんが来た

 

「いらっしゃい2人共、今日は穂乃果さん達も来てるからみんなと同じ部屋で良いかな?」

 

「お姉ちゃん達も来てるんだ、どうする亜里沙ちゃん?」

 

「私は良いよ」

 

「亜里沙ちゃんがそう言うなら私も良いよ、幸人さん、それでお願いします」

 

「了解なら案内するね」

 

穂乃果さん達を案内した部屋に着く少し前

 

『おー‼︎』

 

「なっ何かあったんでしょうか?」

 

「多分何かが決まったんだと思うよ」

 

僕がそう言うと亜里沙ちゃんと雪穂は疑問符を浮かべていた

 

「みなさん少し静かにして下さり」

 

「お姉ちゃんうるさいよ」

 

僕がそう言って扉を開けると雪穂も続いてそう言った

 

「あっ!幸人君に雪穂それに亜里沙ちゃんもどうかしたの?」

 

中で何かあったのか穂乃果さんが拳を上げた状態でそう聞いてきた

 

「亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんが来たから部屋に案内して来たんですよ」

 

僕がそう言うと2人は頷いた

 

「幸人君ありがとうね、それとこんな大きな部屋貸切にしてくれてありがとう」

 

「でも、良かったんですか?こんな部屋勝手に貸して?」

 

「良いんですよそれで、決まったんですかμ'sの今後は?」

 

僕がそう言うと穂乃果さん達が頷いた

 

「決まったよ、取り敢えずは次のラブライブに向けての練習をして、ラブライブが始まったと同時にエントリーするよ。それで、この間のライブでの失敗を取り返す!」

 

穂乃果さんが高らかにそう宣言した

 

「そうですか、頑張って下さいね」

 

「Aqoursの応援はしなくて良いの?」

 

「はい、Aqoursなら大丈夫そんな気がするんです」

 

花陽の質問に僕はそう言った

 

「そう言えば、これどうぞ」

 

僕はそう言ってチケットを人数分渡した

 

「これは?」

 

「明日の音楽コンクールの入場チケットです。僕も出るので是非来てください」

 

「音楽コンクール⁉︎行くよ」

 

「確かに作詞の良い刺激になりますし、私も行く事にします」

 

「穂乃果ちゃんと海未ちゃんが行くなら私も行くよ」

 

「幸人君の演奏久し振りに聞くね」

 

「楽しみだにゃ」

 

「作曲にも役立つし私も行くわ」

 

「招待されたからには、うちも行かなな」

 

「仕方ないわね、このスーパーアイドルにこにーが行ってあげるわ」

 

「楽しみにしてるわ幸人君」

 

「「私も楽しみにしてます幸人さん」」

 

どうやらみんな来てくれる様だ

 

「それじゃあ、夕食の準備も出来てるし早く食堂に来てよ」

 

『はーい』

 

僕はそう言って扉を閉めた

 

「あっ梨子ありがとう、梨子も誘いたい人が居たかもしれないのに僕がもらっちゃって」

 

「ううん、良いのよそれで後の4枚はやっぱり?」

 

「うん、ツバサさん達に渡そうと思ってるよ」

 

招待された人が誘う事が出来るのは1人8人までそこで梨子の分も使ってμ'sとA-RISEのメンバーと亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんそして美香を誘う事にした




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69話

「ふぅー、よし」

 

「幸人君もう大丈夫なの?」

 

「うん、梨子は大丈夫そう?」

 

「まだ、ちょっと緊張してるかな」

 

コンサートの控え室で僕と梨子はそれぞれが演奏する順番を待っている

 

「千歌ちゃん達は大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよ、千歌達ならきっと」

 

『桜内梨子さん、準備をお願いします』

 

僕がそう言うと梨子が呼ばれた

 

「はい、行って来るね幸人君」

 

「頑張ってね梨子」

 

僕がそう言うと梨子は控え室を出た

 

「電話?もしもし」

 

『もしもし、幸人君?』

 

電話の相手は千歌だった

 

「何?」

 

『梨子ちゃん居る?』

 

「梨子ならついさっき準備に向かった」

 

『そうなんだ』

 

僕がそう言うと千歌が少し残念そうにそう言った

 

「梨子に何か用?」

 

『ううん、始まる前に頑張ってって言いたかったんだ』

 

そうだったんだ

 

『善子ちゃん何?えっ、始まる前に幸人君と話がしたいの?わかったよ幸人君今から善子ちゃんに変わるから待ってね』

 

『えっと、幸人そのこう言う時なんて言えば良いのかわからないけど、頑張りなさいそれじゃあ』

 

『あっ善子ちゃんどこ行くの⁉︎曜ちゃんパース』

 

えっ?まさかパスって携帯投げてないよな千歌⁉︎

 

『あっ千歌ちゃん携帯投げちゃダメだよ、幸人さっき善子ちゃんも言ってたけど、頑張ってね』

 

「うん、ありがとう曜姉ちゃん『渡辺幸人さん、準備をお願いします』はい、行って来るね曜姉ちゃん」

 

僕はそう言って電話を切った

 

「梨子さんどうでした?」

 

僕が控え室を後にしてしばらく歩くと梨子と会った

 

「今までの中で一番良い演奏が出来たと思うわ、幸人君も頑張ってね」

 

「はい」

 

僕はそう言って梨子と別れた

 

『次は渡辺幸人さんによるバイオリンの演奏です』

 

そのアナウンスを聞いて僕はステージに上がった

 

〜真姫side〜

 

私達は幸人に招待された音楽コンクールに来て居て、ついに幸人の番となった

 

「幸人君大丈夫かな?」

 

「幸人ならきっと大丈夫にゃ」

 

花陽は幸人の事を心配してそれを凛がそう言った

 

『次は渡辺幸人さんによるバイオリンの演奏です』

 

そのアナウンスと同時に幸人がステージに上がって来て演奏を始めた

 

「凄いね海未ちゃん、ことりちゃん」

 

「そうですね」

 

「うん」

 

「なんか知らないけど、引き寄せられる演奏ね」

 

「そうやね、にこっち」

 

「「ハラショー」」

 

「やっぱり凄いね、凛ちゃん」

 

「そうだにゃ」

 

「幸人さん凄い」

 

みんなが思い思いの感想を言い私はにこに心の中で同意していた

 

「これが同年代と思うと信じられないわね」

 

私はそう言って周りを見ると沢山の人が幸人の演奏に聞き入っていた

 

演奏が終わり幸人がステージを降りる時、今までにないくらいの拍手がステージにあった

 

〜真姫side out〜

 

「幸人君お疲れ様、凄いわ私聞き入っちゃったわ」

 

「ありがとう梨子、後は結果を待つだけだね」

 

「そうね、幸人君は良いとして私は不満ね」

 

僕と梨子はそんな話をしながら音楽コンクールが終わるのを待った

 

『以上により音楽コンクールを終わります。集計結果が出るまでしばらくお待ち下さい』

 

「取り敢えず外に出よっか」

 

「そうね、穂乃果ちゃん達も待ってるだろうし」

 

僕と梨子はそう言って控え室からホールを出ると強い衝撃が来た

 

「凄かったにゃ、幸人」

 

「幸人君、凄かったです」

 

強い衝撃の正体は花陽と凛だった

 

「2人共ありがとね」

 

「幸人君、集計結果出たみたいよ」

 

梨子はそう言って上にあるビジョンを指した

 

「梨子夢じゃないよね?」

 

「幸人君夢じゃないわよね?」

 

集計結果

 

1位 渡辺幸人 桜内梨子

 

一位の所に僕と梨子の名前があった

 

「「やったー!」」

 

僕と梨子は嬉しさのあまり抱きついた

 

「よかったね」

 

「そうですね、ですが抱きつくのはどうかと思いますよ」

 

海未さんの声その言葉を聞いて僕と梨子は顔を赤くして離れた

 

「えっと、ごめん梨子」

 

「私もごめんね幸人君」

 

「あんた達は付き合い始めたカップルか!」

 

にこのその言葉を聞いて梨子がさらに顔を赤くして倒れた

 

「梨子ちゃん⁉︎」

 

「ひっ一先ず、家の旅館に連れて行きましょう」

 

こうして僕と梨子の音楽コンクールは幕を閉じた




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70話

〜善子side〜

 

私はライブが終わって直ぐにパソコンで今日の音楽コンクールの結果がどうなったか見た

 

「みんな結果が出たみたいよ」

 

「本当、善子ちゃん‼︎」

 

私がそう言うと千歌を先頭にみんなが来た

 

「上から見る?それとも下から?」

 

「そうですね、あえて下から見ていきましょう」

 

ダイヤがそう言ったので下から見ていく事にした

 

「中々無いずらね」

 

「でも、それって結構上位なんだよね?」

 

「その為に下から見ていってるんだよ千歌ちゃん」

 

「そっか」

 

かなり上までいって残すは1位〜3位になった

 

「それじゃあ、いくわよ」

 

「うん」

 

私はそう聞いて1位〜3位の名前を見た

 

「えっと、凄いじゃないあの2人両方とも1位よ」

 

「嘘⁉︎」

 

「そんな事もあるんだ」

 

「驚きましたわ」

 

みんなが思い思いの反応をしていると私の電話が鳴った。相手は幸人だ

 

「もしもし、幸人!あんたやったじゃない」

 

『うん、僕も信じられないけど』

 

私がそう言うと千歌達も相手が幸人だと気づいたらしい

 

「善子ちゃんスピーカーにして」

 

「ええ、わかったわ」

 

私はそう言って電話をスピーカーにに切り替えた

 

『もしもし、善子?』

 

向こうはまだスピーカーにした事に気付いてない様だ

 

「幸人君おめでとう」

 

『ありがとう千歌、梨子にも代わろうか?』

 

「うん、お願い」

 

千歌がそう言うと幸人は梨子を呼んだ

 

『千歌ちゃん、私だけど」

 

「梨子ちゃん、さっき幸人君にも言ったけどおめでとう」

 

『ありがとう千歌ちゃん、私も信じられないわ。幸人君の演奏を聴いた時1位は持って行かれたと思ったし』

 

梨子がそこまで言う何て相当凄かったのね

 

「こっちにはいつ戻って来れる?」

 

『幸人君は暫くは無理そうかな、旅館にお客さんが一杯来てるから』

 

まぁ、コンクールの1位がやってる旅館なんだから暫くの間はお客が来て繁盛するでしょうね

 

「そっかー、そうだなら私達が幸人君の旅館に泊まりに行くよ」

 

「おっ千歌ちゃんナイスアイデアだよ」

 

「そう言う事ならマリーにお任せ、これからヘリの準備をするからちょっと待っててね」

 

軽く言ってるけど泊まれなかったら意味ないけど?

 

『幸人君に言ったら部屋取っておくって』

 

向こうも仕事が早いわね

 

「流石幸人君だよ!鞠莉ちゃんのヘリの準備が出来次第行くって言っておいて」

 

『わかったわ、それじゃあ待ってるわね』

 

梨子はそう言って電話を切った

 

「みんなヘリの準備が出来たわよ」

 

「そうと決まれば着替えを持って浜辺に集合ね」

 

『うん』

 

こうして私達は東京に行く事になった

 

〜善子side out〜




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71話

こっちに来ると千歌から連絡のあった一時間後

 

「いらっしゃいませ」

 

「あの?」

 

「はい」

 

「外にヘリコプターが飛んでるんですけど何かあるんですか?」

 

ヘリコプターと聞いて急いで僕は外に出た

 

「梨子あれって」

 

「多分そうだと思う」

 

僕はある人に電話をかけた

 

「鞠莉さっさと下に降りてこい」

 

「wats⁉︎幸人何か怒ってない?」

 

「良いから降りてくる」

 

「おっOK」

 

僕がそう言うと鞠莉は近くにヘリを止めて旅館に来た

 

「来たわよ幸人」

 

「あのヘリは何?」

 

「あー、小原家のヘリよ私が手配したの」

 

成る程状況は理解できた

 

「幸人何で無言で私の顔に手を痛い痛い、ダイヤ果南helpme!」

 

「幸人その辺で許してあげてください止めなかったわたくし達にも問題があるのですから」

 

「はぁ、ダイヤがそう言うなら」

 

僕はそう言って鞠莉のアイアンクローを解いた

 

「ダイヤー」

 

「きゃっ!鞠莉さん急に抱きつかないでください」

 

ダイヤそう言う割に顔はそんなに嫌そうじゃ無いよ

 

「やっぱりそうなったのね」

 

そこにヘリから善子が降りて来た

 

「着いても怒らないでってこう言う事だったんだ」

 

「そうよ、結果的に怒ったみたいだけど」

 

それとこれとは話が別だ、また似た様な事をされても困るし主犯者はきちんと叱らないとね

 

「驚かしてごめんね幸人」

 

「曜姉ちゃんも鞠莉を止めてくれれば良かったのに」

 

「私が言った程度じゃ鞠莉ちゃんは止まらないよ、それに千歌ちゃんもノリノリだったし」

 

まあ、千歌と鞠莉は時々感性が似てるって思う所あるし

 

「あっ梨子ちゃん」

 

「千歌ちゃん驚いたよ、ヘリコプターの音がしたからもしかしたら浜辺の時と一緒で鞠莉ちゃんなんじゃないかって思ったら本当に鞠莉ちゃんなんだもん」

 

そう言えばそんな話を聞いた気がする

 

「所で何で鞠莉ちゃんはダイヤさんに抱きついて泣いてるの」

 

「あはは、怒った幸人君が鞠莉ちゃんにアイアンクローをかけてそれで」

 

梨子がそう言うと想像ができるのか曜姉ちゃんと千歌が苦笑いをしていた

 

「あっ幸人君ずら」

 

「本当だ、おーい幸君」

 

暫くしてルビィと花丸も来た

 

「取り敢えず取って置いた部屋に案内するよ」

 

僕はそう言ってみんなを部屋に案内した

 

「へー、結構良い部屋ね」

 

「広ーい」

 

「未来ずらー‼︎」

 

広い部屋ではしゃぐルビィと花丸

 

「ルビィも花丸さんもそんなにはしゃいで物を壊さないで下さいね」

 

「良いですよ、此処にあるのは全て僕の私物ですから」

 

僕がそう言うと千歌と曜姉ちゃんまでもがはしゃぎ出した

 

「貴方達親しき仲にも礼儀ありですわ」

 

『ごめんなさい』

 

ダイヤはそう言ってお説教を始めた。僕は他の仕事があると言ってその場を後にした




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72話

千歌達がヘリでこっちに来た翌日

 

「おはよう幸人」

 

「おはよう曜姉ちゃん今日は早いね」

 

僕が起きて下に降りると既に曜姉ちゃんが居た

 

「何か早くに目が覚めちゃって、幸人はこれからランニングに行くの?」

 

「うん、良かったら曜姉ちゃんも一緒に行く?」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃんが頷いたので一緒に行く事にした

 

「内浦とは違って朝でも結構人が居るね」

 

「内浦と比べたら大抵の所は がそうなるよ」

 

そんな話をしながら走っていると神社に着いた

 

「幸人君やん、おはようさん今日はこの間の梨子ちゃんとは違うんやね」

 

「おはようございます希さん、はい曜姉ちゃんです」

 

「幸人の姉の渡辺曜です、よろしくお願いします東條さん」

 

曜姉ちゃんはそう言って敬礼をした

 

「うちは東條希よろしくな曜ちゃん、それと希でええよ」

 

希さんはそう言って手を出した

 

「はい、希ちゃん」

 

それに曜姉ちゃんも手を出して握手をした

 

「この後穂乃果ちゃん達が練習するんやけど行かへん?」

 

「遠慮しておきます希さん、それじゃあ」

 

「バイバイ希ちゃん」

 

僕がそう言って断り走り出すと曜姉ちゃんも後を着いて来た

 

「幸人、今ダイヤさんから千歌ちゃん達が起きたってメールが来たから戻ろ」

 

「そうだね、本当はもうちょっと走りたいけど戻るよ」

 

そう言って僕と曜姉ちゃんは旅館を目指して走り出した

 

「曜姉ちゃんあれって」

 

「うん、凛ちゃんと花陽ちゃんだよね」

 

僕が旅館に戻ってら途中から何故か凛と花陽が僕と曜姉ちゃんを尾行している

 

「多分2人は気づかれてないと思ってるんだろけど」

 

「2人共結構目立つ髪の色してるしわからない訳がないのにね」

 

僕か曜姉ちゃんが振り向くと何かに隠れるが隠れきれてない為何処に居るのかが丸わかりの状態である

 

「取り敢えず旅館に戻ってその後にしよ」

 

「そうだね」

 

そう話しているうちに旅館に着いた

 

「おはようダイヤ」

 

「おはようございますダイヤさん」

 

「曜さんも幸人も遅いですわ、もうみんな食べ始めてますわよ」

 

旅館に着くと玄関にダイヤが居て帰りが遅いと怒られた

 

「あっ曜ちゃんと幸人君お帰り」

 

「ただいま千歌(ちゃん)」

 

僕と曜姉ちゃんが食堂に行くと千歌を含むAqours全員が揃って居た

 

「幸人君おはようずら」

 

「おはよう幸君」

 

「おはよう幸人」

 

「おはよう善子、ルビィ、花丸」

 

席は学年ごとに分かれてたので1年で集まっている席に座る

 

「幸人君は今日も旅館の手伝いずら?」

 

「そうなるかな、僕が音楽コンクールで1位入賞したからあそこまでお客さんが増えてるんだからね」

 

「旅館の仕事も大変ね、良かったら手伝おうか?」

 

すると善子が嬉しい提案をして来た

 

「善子さえ良かったらお願いしても良いかな?」

 

「もちろんよ、今後お世話になるかもしれないし慣れとこうと思ってね」

 

成る程そう言う事か確かに慣れておくに越した事は無いね

 

「それじゃあ頼むよ善子」

 

「任せなさい」

 

「何々何の話?」

 

僕と善子の話している内容が気になったのか千歌がこっちに来た

 

「今日は善子が旅館の手伝いをしてくれるって話をしてたんです」

 

「そっか、それじゃあ私も手伝うよ旅館の仕事なら大体出来るし」

 

「私も手伝うよ幸人」

 

「私も手伝うわ幸人君」

 

「丸も手伝うずら」

 

「ルビィも」

 

「わたくしも手伝いますわ」

 

「私も手伝うよ幸人君」

 

「マリーも手伝うわ」

 

「ありがとうございます」

 

少し心配が残る人が居るがAqours全員が旅館を手伝ってくれるらしい




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73話

Aqoursが旅館の手伝いをしてくれる事となり鞠莉は受付それ以外は部屋の掃除などに行って貰った

 

「鞠莉には外国人のお客さんが来たらその対応をして欲しいんだ」

 

「OK、マリーにお任せ」

 

鞠莉と話しているとお客さんが来た

 

「お疲れ様でした、鞠莉は本当に助かったよありがとう」

 

あの後外国人のお客さんが結構来て僕だけじゃ無理だったと思う

 

「no problem!あれくらい朝飯前よ」

 

こう言う時鞠莉の性格に救われるよ

 

「それと、これ今日のお給料だよ。流石にタダ働きには出来ないしね」

 

僕はそう言ってお金を入れた封筒を渡した

 

「丸お給料貰うのはじめてずら」

 

「ルビィも」

 

「私もよ」

 

「んー、千歌はお給料じゃなくてお小遣いだったから何か斬新」

 

「千歌もそう思う?私もなんだ」

 

「そっか、千歌ちゃんは家の旅館の果南ちゃんはダイビングショップの手伝いしてるもんね」

 

「そうね、お小遣いとして貰ってたお金とお給料じゃ違うのなのかしら?」

 

「せっかく東京に来たのですし、明日は練習をお休みにして何処かに遊びに行きましょうか」

 

「そうね、たまにはenjoyした方が良いかもね」

 

明日は練習をお休みにして東京の観光をする事になったらしい

 

「それならダイヤスクールアイドルショップに行ってみれば?」

 

「スクールアイドルショップ?」

 

そっか前回の観光の時千歌達はスクールアイドルショップに行ってないんだ

 

「スクールアイドルショップにはA-RISEをはじめとする色々なスクールアイドルのグッズが置いてあるんですよ」

 

「確かAqoursのグッズもあった気がするけど」

 

僕がそう言うと千歌達が固まった

 

「幸人君、それ本当?」

 

「うん、一応買ったけどこれルビィだよね?」

 

僕はそう言って缶バッジを出した

 

「本当だ、ルビィちゃんだよ‼︎」

 

「ルビィのグッズがスクールアイドルショップに⁉︎」

 

「グッズが出てるって事はそれだけ人気があるって事だよルビィ」

 

僕がそう言うとルビィが顔を真っ赤にした

 

「ルビィちゃん大丈夫ずら?」

 

「うゆ」

 

ルビィはまだ顔は赤いが頷いた

 

「幸人君、他のは無かったの⁉︎」

 

ルビィのがあるなら自分のもあると思って千歌がそう聞いてきた

 

「えっと、後は梨子と曜姉ちゃん、それと花丸に善子と3年生組だけかな?」

 

「えー、千歌のは無かったの⁉︎」

 

僕がそう言うと千歌が残念そうにしていた

 

「まっまあ、幸人が最後に行ったのは東京に来た翌日みたいだしもしかしたら増えてるかもしれないよ千歌ちゃん」

 

「それそうだね、明日見に行こうよ」

 

どうやら明日の予定が決まったようだ

 

「明日は僕も休みだし久しぶりにのんびりするよ」

 

「えー、幸人君も行こうよー」

 

「ダメよ千歌ちゃん、幸人君にもゆっくりしたい時があるのよ」

 

駄々をこねる千歌を宥める梨子を見てると千歌が梨子の子供に見えてくる

 

「幸人君今何か失礼な事考えてなかった?」

 

「そんな事ないよ」

 

何でこんな時だけ勘が鋭いの?

 

「なら前回と同じで賭けをしましょう。前回と同じで僕がランニングに出かけるまでに起きれたら千歌の勝ち、明日は千歌達に付き合うよ、でも起きれなかったら諦めてね」

 

「わかったよ、今回こそは」

 

千歌がそう言って気合を入れるが多分千歌だから起きれないだろう。そう言えば

 

「予備予選の結果はどうだった?」

 

「それがまだ出てないんだ」

 

まあ、数が多いからそんなに早く出せないのかもね

 

「幸人から見てどうだった?」

 

「僕がまさ見た感じでは予備予選は通過してもおかしくないと思いますよ」

 

僕がそう言うと全員がホッとしていた




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74話

「起きれたのは良いけど一足遅かったね千歌」

 

「うー、あとちょっとだったのに」

 

僕がランニングに出て数分後千歌が走って来た

 

「今回の賭けも僕の勝ちって事で、今日は諦めてね」

 

「わかった、今から寝たらいつ起きれるか分からないし一緒に走るよ」

 

昨日みたいに希さんに会ってまた説明するのも面倒だと思い今日は神社に向かわない事にした

 

「それで私に会ったのね」

 

そして今日は絵里さんに会った

 

「これから練習ですか?」

 

「ええ、幸人君と千歌さんだったかしら?良ければ一緒に行かない?」

 

千歌が行くと答えたので僕はダイヤにメールを送り2人に着いて行った

 

「あっ絵里ちゃん来たよ」

 

「一緒に居るの幸人と千歌さんにゃ」

 

神社に着くと既に穂乃果さん以外が居た

 

「凛ちゃんも花陽ちゃんも久しぶり」

 

「穂乃果さんはまだなんですか?」

 

「ええ、全く穂乃果には何時も早く寝る様に言っているのですが」

 

「どこにでも居るんですねそう言う人」

 

僕はそう言って凛と花陽と話している千歌を見た

 

「海未ちゃんごめん遅れた」

 

「近くの理由は?」

 

「えーと、寝坊です」

 

穂乃果さんがそう言うと海未さんは顔に手を当てていた

 

「大変ですね海未さん」

 

「ええ、本当に」

 

千歌と穂乃果さん、やっぱりこの2人はどこか似ているそう思い練習を始めてもらった

 

「それで幸人君、A-RISEのマネージャーをやって居たのを含んで私達の練習を見てどうだったかしら?」

 

練習が終わった後絵里さんがそんな事を聞いて来た

 

「正直に言うと、確かにA-RISEの脅威にはなりますがA-RISEを超える事は今の段階では無理だと思います」

 

僕がそう言うと穂乃果さん達もその事を理解している様だった

 

「ですが、今後次第で充分に可能性はあると言えます」

 

「それは、私達がA-RISEを超えることのできる可能性ですか?」

 

「はい、そう言う事です」

 

僕はそう言うと立ち上がった

 

「帰るよ千歌、ダイヤから遅いって連絡きたよ」

 

「嘘⁉︎本当だ急がなきゃそれじゃあ」

 

そう言って穂乃果さん達と別れて旅館に着くと昨日と同じでダイヤからの説教が待っていた

 

「それで一緒に走ってたって事は千歌ちゃんのは起きれたんだ」

 

「違うよ曜姉ちゃん、僕がランニングに出かけたと同時に起きて急いで下まで降りて来たみたいなんだ」

 

僕がそう言うと曜姉ちゃん達は今日は僕が一緒に行動しないのを理解した

 

「まあ、スクールアイドルショップには行こうと思ってたからそこまでは一緒に行くよ」

 

「そう言えばスクールアイドルショップって何時頃に開くの?」

 

「10時ですから、そんなに急がなくて大丈夫だよダイヤ」

 

ダイヤは前回行けなかった為早く行きたいのか既に準備を始めていた




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75話

「それじゃあ僕は行くけど千歌と善子はダイヤに迷惑かけちゃダメだよ鞠莉だけでも大変なんだから」

 

「「何で迷惑かける前提で言うの⁉︎」」

 

「Way⁉︎私迷惑かけるの確定なの⁉︎」

 

そりゃそうでしょ

 

「明日の夜には内浦に帰るから忘れたら置いて帰るよ」

 

「no problem!その時はマリーのヘリを「そんな事したら次は本気で怒るからね鞠莉」おっOK」

 

思いっきり睨みを効かせて鞠莉にそう言って僕はみんなと別れた

 

「それで私と会ったのね幸人君」

 

その後近くを歩いているとツバサさんと会った

 

「それで、静岡にはいつ帰るの?」

 

「明日ですけど」

 

「なら今日は久しぶりに私の個人指導してもらえないかしら?」

 

特に断る理由も無かったので個人指導をする事にした

 

「良いですよ、そのかわりあんじゅさんも英玲奈さんも居ないので何時もより厳しく行きますからね」

 

「望む所よ、私だって伊達に美香の練習を受けてないもの」

 

ツバサさんがそう言ったのでUTX学院に移動した

 

「ツバサさんテンポ遅れぎみですよ、今度は振り付けミスです」

 

「きっ厳しい「当たり前です、厳しく行くって言ったじゃないですか」それはそうだけど」

 

「それに予備予選最後の最後でツバサさんワンテンポ遅れてましたよね」

 

「うっ、気づいてたんだ」

 

伊達に2年もマネージャーして無いですからね

 

「はぁ、後1時間くらいしたら30分休憩にします」

 

「ええ、わかったわ」

 

そうこうしてるうちに時間も時間なので帰ることにした

 

「今日はごめんね、せっかくの休みなのに1日中練習見てもらっちゃって」

 

「いえ、楽しかったですし」

 

休憩の後から僕もダンスの練習に参加したので良い運動になった

 

「それじゃあ、お疲れ様でした」

 

「お疲れ様、次のAqoursのライブも楽しみにしてるわ」

 

「みんなに伝えておきます」

 

そう言って僕は旅館に帰った

 

「何で言ってくれなかったの⁉︎」

 

「そうですわ、あの綺羅ツバサと一緒に居たなんて羨ましいですわ」

 

旅館に帰った後千歌達に話すと千歌とダイヤが詰め寄って来た

 

「いや、偶然だよその後はツバサさんに頼まれた個人指導をしてただけだし」

 

「個人指導って?」

 

「ダンスのリズムの指摘、それから振り付けのミスなんかを伝えるだけの何時もと変わらないよ、強いて言えば英玲奈さんとあんじゅさんがいないってだけだよ」

 

僕がそう言うと千歌達が羨ましそうにして居た

 

「そう言えば次のAqoursのライブも楽しみしてるってツバサさんが言ってたよ」

 

「あの綺羅ツバサが私達のライブを楽しみにしてる⁉︎」

 

僕がそう言うと千歌達は驚いていた

 

「うん、期待に応えるためにももっと練習しないとですね」

 

「よーし、Aqours頑張るぞー」

 

『おー』

 

「その前に予備予選の結果が先ですね」

 

「そう言う事言わないでよ幸人」

 

僕がそう言うと善子がそう言った




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76話

東京から内浦に戻りついに予備予選の結果が発表される日が来た

 

「曜ちゃんまだ?」

 

「あはは、千歌ちゃんそれさっきも聞いたよ」

 

千歌は我慢できなくなったのか曜姉ちゃんに同じ質問ばかりしている

 

「少しは落ち着いてよ千歌」

 

「幸人君は落ち着きすぎだと思うずら」

 

花丸がこっちを見てそう言った

 

「出たよ千歌ちゃん」

 

「本当曜ちゃん‼︎」

 

曜姉ちゃんがそう言うと全員が曜姉ちゃんの携帯を見に行った

 

「幸人君も来なよ」

 

「僕は遠慮します」

 

そう言いながらも僕はラブライブの予備予選の結果を眺めていた

 

「えーと、イーズーエクスプレス・グリンティーズ・ミーナーナ・Aqours」

 

結果的にAqoursは予備予選を通過していた

 

「果南そっちの魚運んでおいて」

 

「了解、それにしても刺身まで捌けるなんてね」

 

料理に関しては大体の事を叔母さんに叩き込まれたから問題はない

 

「これが出来たら持って行くから先に食べてて」

 

「あはは、千歌か花丸ちゃんがもう食べちゃってるかもね」

 

それもそうだ

 

「それじゃあ食べた人は僕が来るまで食べちゃダメとか言ったら?千歌と花丸ならそれで反応しそうだし」

 

「ならそうするよ」

 

果南はそう言うと部室に向かった

 

「持って来たよ」

 

『おー』

 

「美味しそうずら」

 

みんなが食べてる中食事に手をつけずに僕を急かす花丸

 

「食べたんだね?」

 

「ずら」

 

僕がそう言うと花丸は頷いた

 

「まあ、予想はしてだよ。これは僕からのお祝いです」

 

「丸達のアイスずら」

 

花丸のその言葉でみんなの視線が一気にこっちに向いた

 

「本当だ!凄い上手いね幸人君」

 

「これもうお店で出せるレベルよね」

 

「そうだね」

 

「幸君凄いよ」

 

「チョコ細工なども使ってある事ですし、事前に準備の様なものがあったのでしょうね」

 

「そうだね、幸人君もやるね」

 

「Excellent!凄いわ幸人」

 

みんなが思い思いの感想を言ってくれた

 

「それで満足した?」

 

『うん、満足した』

 

みんながそう言っている中鞠莉は携帯を見ていた

 

「何見てるの?」

 

「入学希望者の数よ、Septemberに学校の説明会をすることになったの」

 

学校の説明会か、確かにラブライブの予選で浦の星女学院の名前はある程度知れ渡っただろうでもここは都会とは違う

 

「PVの閲覧数から見ても…0」

 

学校の説明会の参加希望者は0だった

 

「やっぱりそう簡単にはいかないか」

 

「幸人はわかってたの?」

 

「わかってた訳じゃないよ、でも都会と田舎の違うだからその可能性はあるかもとは思ってた」

 

曜姉ちゃんの質問に僕はそう答えた

 

「花陽ちゃん達の学校、音乃木坂はどうなったの?」

 

「音乃木坂は存続が決まったらしいよ」

 

「まあ、都会じゃすぐに人は集まるかもね」

 

僕の答えに善子がそう言った

 

「最終手段が無い事も無いです」

 

「それは?」

 

あまりやりたく無いでも最終手段として提案しておこう

 

「僕のバイオリン、それから梨子のピアノで人を集めその中から入学希望者を探す」

 

僕がそう言うと千歌は良い案だと思ったが3年生組は出来れば使いたく無い様だ

 

「それって、幸人と梨子さんが客寄せパンダ状態になるって事だよね?」

 

「うん、でもそれで入学しても僕と梨子が居るから入学した事になるだから」

 

「2人が卒業した後直ぐに無くなるかもしれない、そう言う事ですわね?」

 

ダイヤの言葉に僕は頷いた。そう僕と梨子が居るから入学したのだからその2人が卒業すれば当然学校に行く意味がなくなる

 

「確かにあまり使いたく無いわね」

 

僕が説明すると鞠莉はそう言って手を顎に当てて考えていた。

 

「そっか、確かにあんまり良い案じゃないね」

 

千歌も僕があまり使いたく無い理由がわかった様だ

 

「取り敢えず今日は解散して、また明日考えよ」

 

曜姉ちゃんのその言葉で今日は解散となった




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77話

予備予選を通過した翌日の朝僕は駅前で穂乃果さん達を待っていた。

 

「はぁ、来るのは良いけど電話をした翌日だなんて、曜姉ちゃんも肝心な時に居ないし」

 

昨日の夜穂乃果さんから電話で明日みんなで内浦に遊びに行くからと聞きどうしようかと思い曜姉ちゃんに相談しようと思ってリビングに向かうと月姉の所に遊びに行くと机の上に置き手紙があった。急いで千歌に電話をしてなんとか3人分の部屋を3つ抑えて貰った

 

「おーい、幸人君」

 

「穂乃果‼︎走っては人にぶつかってしまいます」

 

「あはは」

 

周りを気にせずにこっちに走って来る穂乃果さんとそれを注意する海未さんそして苦笑いしながらそれを追いかけることりさんどうやら着いた様だ

 

「穂乃果さん少し落ち着いて下さい」

 

「はぁ、全く穂乃果は」

 

僕の近くまで来てやっと止まった穂乃果さん、しばらくして凛達も来た

 

「幸人、案内よろしくにゃ!」

 

「よろしくね、幸人君」

 

「わかった、でも次からは来る時は事前に連絡を下さいね、千歌の家が旅館だったから良かったものの」

 

僕は穂乃果さんに説教をしながら十千万へと向かった

 

「いらしゃい幸人君、穂乃果ちゃん達来たんだ」

 

「3日間お世話になります」

 

絵里さんがμ'sの代表者として千歌にそう言ってお辞儀をした

 

「取り敢えず部屋に案内するよ」

 

「それでは、僕はこれで」

 

僕はそう言って家に帰った

 

「それで、凛と花陽はどこまで着いて来るつもり?」

 

家に帰って居る途中から気づいていたがあえて無視し続けた凛と花陽はついには家にまで着いて来た

 

「幸人君の住んでる家ってどんなのか気になって着いて来たにゃ」

 

「私は凛ちゃんを連れ戻そうと思って」

 

成る程いつも通り花陽の制止を無視して着いて来たのか

 

「花陽海未さんから電話結構来てるんじゃ無い?」

 

あの人結構心配性だからなぁ

 

「本当だ、真姫ちゃんからも来てる」

 

海未さんだけじゃなく真姫も遅い2人を心配してかけてた様だ

 

「次のバスまで結構時間あるけど、どうする?」

 

「「うーん」」

 

僕がそう聞くと凛と花陽は考え出した

 

「千歌?」

 

2人が考えている途中千歌から電話がかかって来た

 

「もしもし」

 

『もしもし幸人君?ちょっとお願いがあるんだけど」

 

お願い?なんだろ嫌な予感がする

 

『ごめん、9人分取らなきゃダメだったのに7人分しか抑えれてなかった』

 

僕の嫌な予感って何でこうも当たるんだろう

 

「はぁ、まあ今回は急に頼んだ僕が悪いんだし千歌は気にしなくて良いよ」

 

『本当ごめん、それでそっちに花陽ちゃんと凛ちゃん居るだよね?』

 

「大方こっちに泊めてあげてって言いたいんですよね?」

 

『うん、幸人君さえ良かったらだけど』

 

今回千歌は本当に悪くない、悪いのは来る前日に電話で言った穂乃果さんだ

 

「わかった、3日間こっちに泊めるよ」

 

『ありがとう幸人君それじゃあね』

 

そう言って千歌は電話を切った

 

「幸人君誰からだったの?」

 

電話の内容を聞いてた花陽がそう聞いて来た

 

「千歌が止まる人数間違えて7人にしちゃったみたいで穂乃果さん達が十千万で花陽と凛はうちに泊まることになったから」

 

「そうなんだ、急に来た私達が悪いんだし何も言えないね」

 

「千歌ちゃんは悪くないにゃ」

 

2人も千歌は悪くないと思ったらしくうちに泊まることにした

 

「そう言えば曜さんが居ないけど?」

 

「もうすぐ帰るだって」

 

「ただいまー」

 

曜姉ちゃんの事を話していると丁度帰ってきた

 

「そっか、それで花陽ちゃんと凛ちゃんがうちに居るんだ」

 

事情を説明すると曜姉ちゃんは快く受け入れてくれた

 

「月姉元気だった?」

 

「うん、予備予選突破おめでとうだって」

 

「本当におめでとうございます」

 

「おめでとうにゃ」

 

こうしていつもより少し賑やかな食事の時間が過ぎていった




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78話

「それで、どっちかが幸人の部屋で一緒に寝ないといけないんだけどどうする?」

 

 

「あの、曜姉ちゃん僕がリビングで寝れば解決する「「「却下に決まってるでしょ(ます)(にゃ)」」」それじゃあどうするの?そろそろ僕眠いんだけど」

 

時刻は9時30分何時もなら既に寝ている時間なのだが僕の部屋で誰が寝るのかを話していると言う理由で寝かせてくれない

 

「なら3人まとめて曜姉ちゃんの部屋で寝なよ」

 

「狭いし3人も寝れないよ!」

 

全くわがままな姉である

 

「凛は幸人と一緒に寝たいにゃ」

 

「私も幸人君と居ると落ち着くから一緒が良いかな」

 

「モテモテですな幸人」

 

凛と花陽の発言にニヤニヤしながらそう言う曜姉ちゃん

 

「断固として断る!それで旅館で何度寝る時間が遅くなったか」

 

「「うっ」」

 

心当たりがあるのか凛と花陽は言い返して来なかった

 

「あはは、幸人の寝る時間が早すぎるだけなんだけどね」

 

「僕からすれば何で遅くまで起きておくのが気にならんだけど?」

 

後は3人で決めてと言って僕は部屋に入って寝た

 

「それであの状態か」

 

翌日起きると体が動かなかった為周りを見ると花陽と凛が僕に抱きついた状態で寝ており床には曜姉ちゃんが寝て居た

 

「おはよう幸人君」

 

「おはよう果南」

 

朝のランニングをして居ると久しぶりに果南に会った

 

「こうして一緒に走るのも久しぶりですね」

 

「そうだね、ちょっと前までは一緒に走ってたのに最近はスクールアイドル部の朝練があったからね」

 

果南とそんな話をしていると浜辺に海未さんが居た

 

「海未さん何してるんですか?」

 

「おはようございます幸人、それから隣の方は?」

 

「はじめましてかな?私は松浦果南、よろしくね海未ちゃん」

 

「私は園田海未です、こちらこそよろしくお願いします松浦さん」

 

「果南で良いよ、堅苦しいの苦手だし」

 

「わかりました果南」

 

自己紹介も終わり果南が海未さんをランニングに誘って海未さんも一緒に走る事になった

 

「それにしても、幸人はまだ続けていたのですね。素直に感心しました」

 

「はい、朝の運動は良いと聞きますし」

 

続けていたとは朝のランニングの事だろう、最初は海未さんに勧められて始めた事だが今となってはこれをしないと落ち着かない程にまでになっている

 

「海未ちゃんはここの神社の階段登るの初めてだよね?」

 

「はい、幸人から聞いてはいましたが、確かに東京にある神社の階段とは比べものにならない程ありますね」

 

海未さんは僕と果南が日課で登っている階段を見てそう言った

 

「ですが、これは確かに鍛えるのには打って付けですね」

 

「海未さんならそう言うと思ってましたよ」

 

普通の女性なら直ぐにそんな考えは浮かばないだろう

 

「今日の練習はこの神社の階段ダッシュから始めましょうか」

 

「流石にきついと思いますよ?僕でさえ今はもう慣れましたけど最初は堪えましたし、ここの神社の階段ダッシュの途中で堪える人が出てくると思います」

 

僕がそう言うと海未さんは考え出した

 

「取り敢えず走ってみればわかると思います」

 

「そうですね、それでは行きましょう」

 

海未さんはそう言って階段を登り始めた

 

「はぁはぁ、確かに慣れてないとかなり堪えますね」

 

「でしょ、海未さんでそれなんですから穂乃果さんやことりさんがやったら途中でダウンすると思うので推奨しません」

 

「そうですね、それで体調を崩しては本末転倒ですしね」

 

僕がそう言うと海未さんは諦めた様だ

 

「それじゃあ、そろそろ帰りましょうか凛に花陽も居るし」

 

特に凛に料理を作らせる訳にはいかないので凛が料理を作ってないかが心配だ

 

「そうですね、そう言えば幸人昨日は突然の事にもかかわらず凛と花陽を泊めてくれてありがとうございます」

 

「別に良いですよ、それじゃあ」

 

僕は凛が料理を作ってない事を祈りながら家に帰った

 

「幸人お帰りにゃ」

 

「聞くけど凛、料理してないよね?」

 

「しようとしたらかよちんに止められたにゃ」

 

それを聞いて安心した

 

「それで曜姉ちゃんは?」

 

「ついさっき起きて今はかよちんを手伝ってるにゃ」

 

「凛ちゃん朝ご飯出来たよー」

 

リビングから花陽の声が聞こえた

 

「わかったにゃ、幸人も早く行くにゃ」

 

「わかったよ凛」

 

僕はそう言ってリビングに向かった




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79話

「幸人この後この辺の案内して欲しいにゃ」

 

「凛ちゃん良い考えだけど幸人君今日も練習だよね?」

 

「まあそうだね、地区予選まで一週間を切ったし前日はリフレッシュしてもらうとしてそれまでは無理かな」

 

僕がそう言うと凛はがっかりしていた

 

「1日くらい大丈夫だよ。幸人が居なくても果南ちゃんとダイヤさんが居るし」

 

「まあダイヤには遅刻者の追加メニューの紙は渡してあるし大丈夫か」

 

「千歌ちゃん遅れないと良いけど」

 

千歌は良く遅れて来るので今日は追加メニューに加えダイヤからの説教が付いて来る事になるのか

 

「「それじゃあ」」

 

「うん、案内するよ」

 

「 よろしくにゃ」

 

「よろしくね幸人君」

 

こうして今日1日凛と花陽を案内する事になったのだが

 

「なんで真っ直ぐ浜辺に来て水着に着替えてんの?なんで穂乃果さん達が居るの?」

 

凛と花陽は真っ直ぐに海に行くと穂乃果さん達が居て全員水着に着替えた

 

「えっと、案内って言うのは建前で」

 

「本当は幸人と遊びたかっただけにゃ」

 

成る程正直に話した事は褒めるだが

 

「ごめん、練習行って来る」

 

「いや、そこは居るべきでしょ」

 

僕がそう言って練習に向かおうとするとにこに止められた

 

「何で?」

 

「ナンパ避けよ」

 

ナンパ?それなら

 

「海未さんが撃退してくれますよ」

 

「幸人は私をなんだと思っているんですか⁉︎」

 

いや、道場に行ってた時一回も海未さんに勝てて無いですよ

 

「海未ちゃんがナンパを撃退、何か想像できるかも」

 

「ことりも海未ちゃんが居たら大丈夫な気がする」

 

「穂乃果、ことりまで⁉︎」

 

穂乃果さんとことりさんも同意見の様だ

 

「と言う訳で僕は練習に向かいます」

 

「たまには良えんとちゃう?練習ばっかやと体が持たへんよ?」

 

希さんの言う事にも一理あるが

 

「それなら地区予選の前日は練習がないので大丈夫ですよ」

 

僕がそう言うと希さんはどう返すか迷っている様だ

 

「幸人君」

 

そうしているとことりさんが近くに来た。嫌な予感がする

 

「お願「お断りです」うわーん、ダメだったよ海未ちゃん」

 

「成る程ことりが良いから前に断ると言う方法もありですね」

 

「海未ちゃん⁉︎」

 

嫌な予感が的中しメイド喫茶の時の前科があるので良いから前に断った

 

「何より、他の人が練習をしてるのに僕だけ遊ぶ遊んでるなんてそんなこと出来ません!」

 

「要するに、貴方のお姉さん達が厳しい練習をしてる時に自分が遊ぶ事は出来ないとそう言う事ね?」

 

「はい、しかも地区予選まで一週間を切った大事な時期ですから練習のない日以外は遊ぶ暇があるなら練習に向かいます」

 

本当は地区予選の前日に通しでやってみたかったけど体が持ちそうにないので練習を無しにした

 

「そうだ!これからみんなで誰が一番早く泳げるか競争するんだけど、幸人君もそれに参加して幸人君が勝ったら練習に行っても良いよ。でも、幸人君が負けたら私達と遊ぼ」

 

それで諦めてくれるなら

 

「分かりました、でも僕がやる時は僕を含めて3人にして下さいね」

 

「わかったよ!」

 

僕の水着は何故か凛が持って来ていた

 

「それじゃあ、スタート!」

 

穂乃果さんがそう言うと僕と凛と海未さんが海に入った

 

「僕の勝ちですね」

 

「運動じゃ勝てないにゃ」

 

「そうですね」

 

僕が勝ったのが意外だったのだろう穂乃果さん達は驚いていた

 

「海未ちゃんに勝っちゃうなんて」

 

「そう言えば、幸人君中学の頃もプールの25m泳ぐの一番速かった気がします」

 

「意外だわ、凛じゃないのね」

 

「凛ちゃんも良い勝負してたんですけど大体は幸人君が勝ってました」

 

穂乃果さん達が何か話しているが勝ったので特に気にせず練習に向かおうとすると向こうから千歌が来た

 

「あれ?幸人君凛ちゃんと花陽ちゃんの案内は?」

 

曜姉ちゃんから話を聞いていた千歌がそう聞いて来た

 

「それは建前で本当はナンパ避けらしいです」

 

「それって幸人君知ってたの?」

 

「知りませんよ、そんなこと知ってたら断って練習に行ってます」

 

僕がそう言うと千歌はやっぱりと言う顔をしていた

 

「千歌ちゃんだ!何してるの?」

 

「あっ穂乃果ちゃん!実は今日は早めに切り上げて遊ぼって事になったんだ曜ちゃん達もそろそろ来るよ」

 

成る程それで千歌が水着を持って来たのか

 

「千歌ちゃんお待たせ、あれ?幸人じゃんどうしたの?」

 

僕は曜姉ちゃんに千歌と同じ説明をした

 

「そっか、それで幸人が練習に向かおうとした所に千歌ちゃんが来たんだ」

 

「そうだよ、せっかく練習に行けると思ってたのに」

 

「それよりも練習がないなら遊ぼうよ幸人君」

 

そう言って穂乃果さんが近づいて来た

 

「遠慮しときます。って凛に花陽⁉︎何で僕の両腕にひっつくの⁉︎」

 

「練習がないなら遊ぼうよ幸人君」

 

「勝ち逃げは許さないにゃ!」

 

花陽はただ遊びたいだけだけど凛はまだやり足りないの⁉︎

 

「わかった、わかったから取り敢えず離れてよ」

 

僕がそう言うと渋々と言った表情で花陽と凛は離れた




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