俺は一度来た前世の異世界に今度は家族と共に戻って来た (岐阜の人)
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第一話 鏡越しで見守る 前編

さてと神様よ次はどんな世界に連れて来てくれるんかい・・さて神様答えてくれないか次はどんな世界が待ち受けて居るか教えてくれないか人生と言う物を私はね無駄にしたく無いからさ

 

そして神様は「判った判ったならあの世界に御前さんを飛ばすとしよう・・そう確か名前は「異世界で出会った主人の為に生きて行く」と言うタイトルだったかな

 

其れで其の御前さんが良く其のラノベの世界ではお前さんの様な前世の記憶を持つ存在其れも複数回前世の記憶を持つような存在が暴れたり独自の国家の建国をしたり原作にない流れを造ったりもしたりしたんじゃ

 

其れで御前さんは好きにするが良い仲間を集い自分の国を造ったりも仲間と共に既存の国家群相手に戦争をしてそして全ての国々を平定をする戦争もしていい

 

だが全ては御前さん自身が犯した事象は全てお前自身が償いをしないといけない物だ・・まあ3回も輪廻転生をした御前さんなら当然の如く理解して居る筈だ」と神様は当たり前の事を述べた後に「其れで御前さんには有る物を見せなければ成らないな」と其処には宙に浮く噴水が現れたのだ

 

其れで噴水越しに見える景色を神は「之から移るのはメタい言い方をすれば御前さんは此の本来の主人公に成る筈の有坂平治の心境並びにどの様な高校生活を送って居るか見て貰おう」そう神様が述べたので俺は興味本位で見た

 

「俺の名前は有坂平治と言う名前があり自分と言うのも何だが所謂憑依者と言う類に成るのだろう・・そう何度も何度も輪廻転生をしてきた

 

だから世の中の酸いも甘いもある程度は精通をしているのだ・・だが俺と言う存在が最初にと言うのは言い方として可笑しいかも知れないが一番記憶に残る前世と言えば「俺の最愛の人であったマリアと言う名前を持つ存在と出会えた前世の世界」が一番記憶に残っている

 

だからこそ時たま彼女の事を思い出してしまうのだ・・そして何の因果か解らないが俺は又有坂平治と言う名前で生きる事を神様と言う物が認めてくれたんだ

 

・・まあ此の名前だからと言って当然の如く「最愛の人であるマリー」がいるオーシューの大地に行けると言う保証は何処にも存在しないんだがな

 

だけども俺と言う存在は一抹の期待を持って今筋トレをしている・・そう例えマリーに会えなくても筋取れをして日本連邦陸軍の一員として祖国の日本の為に戦えるなら其れでいい

 

さて俺の目の前にいる「転生者」と言う同胞で有ろう「平沢実」に対して述べた・・そう浩二のとある前世の世界でも陸上自衛隊と言う存在が認識する事が出来る同胞だ・・だが当然の如く此の国の正式な国号である「日本連邦国」と言うのは浩二は余り馴染めないそうだ

 

そう此の日本連邦国と言う国は大日本帝国の継承国家である・・其れで日本連邦国の領土と言うのは「樺太全島、千島列島の全域、北海道、本州、四国、九州、済州島、鬱陵島、沖縄、台湾、海南島、フィリピン全島」から成る島国だ

 

だからこそ総人口は1億9000万人まあ約2億人と言うわけだ・・因みにだが此の世界での第一次世界大戦の構図は「ドイツ帝国、イタリア王国、オーストリア・ハンガリー帝国、オスマントルコ、アルゼンチン、中華民国、ソ連対セルビアモンテネグロ、イギリス、フランス、ベルギー、ロシア帝国、オランダ、ポルトガル、ブラジル」と言う感じで北欧と日本とアメリカは静観の姿勢を崩さなかったのだ

 

そして戦争が行われた期間は歴史の教科書では「1910年の4月21日から1915年11月21日」と成って居る・・そうもちろんの事俺の前世での「セルビアの民族系テロ集団がオーストリアの皇太子夫妻を殺して始まった」と言う事ではなく

 

そうだな「経済的にも生きず待ったロシア帝国内での革命運動の後ろ側にドイツ帝国並びにオーストリア・ハンガリー2重帝国がしえんをしたと言うロシア帝国の批判からの武力挑発並びにオスマントルコのドイツ帝国の蜜月関係の危機感」から

 

そして決定打となる1910年の3月21日に起きた「ロシア帝国の皇族の乗る列車の爆発テロ事件」が切っ掛けとなりロシア帝国は犯人が所謂チェチェン等のイスラム教を信じる少数系の民族の人間が居た事により犯人がオスマントルコの差し金と言う事でロシアのオスマンへの懲罰戦争が開始をされたのだ

 

だからこそ第一次世界大戦は俺の記憶の中の最初の前世の世界線での第一次世界線より真の意味での世界大戦と成った・・何しろ死傷者数累計1億2千万人に成った世界だからだ

 

さて過去の話をこの辺止めておこうか・・そして今俺達は関東の東京府に居るそう此の世界での首都は今現在東京ではなく別の場所に遷都をした否遷都をしなくては成らない出来事があった

 

そう今現在の首都は長野県の松代だ・・そう俺の史書の前世で戦時中に松代大本営計画と言う計画があった首都を東京から長野県松代に移す計画だったが此の世界線では其の計画通りに首都が長野に成った

 

何しろ1920年代に起こる筈だった関東大震災が1950年代にきて・・其れに此の世界線では1940年代の前半に原子力発電と言う物が完成をして日本にも1949年に原子力発電所が導入をして

 

まあ後は解る通りに先程述べた関東大震災の際に対応が不十分で原発漏れが発生をしてと負の連鎖が続いて首都の移転所謂遷都をしたと言う訳だ

 

だからこそまさか此の日本で原発が漏れてウクライナのチェルノブイリ原発事故の様な事が起こるとは思わなかったんだ

 

さて何故俺が何故東京に居るのかは・・まあ此の世界線での日本は「州ごとに其の州の代表と成る高校生の中で州事一人づつ集まり自然災害についてのスピーチをする」と言う事をしている・・まあ其の開催場所が東京府と言うわけだ

 

だからこそ「パソコンを直しに東京の代々木に来た」と言う事は残念ながら遊びの為に来た前世とは違う・・だがスピーチを終えれば多少の観光案内も出来る

 

・・・もし又君と出会えるなら俺は又あの場所に向かうよそう思いをはせていた」そしてマリーさんの方も今噴水越しで見る事が出来た

 

「さてと貴方と言う存在は此の私に対して「貴方と言う存在は何者か?」と言う事を尋ねたくて私に話しかけて来たんでしょ?・・そうね端的に言えばね「貴方と同じ様に前世の記憶を持つ存在其れも何度も前世の記憶を持つ哀れな存在」と今の私には其れしか貴方に掛ける言葉は之しかない

 

さて之から話内容は私の今までの人生と言う物を述べたもの・・だから其れ以上それ以下でもないある一人の人間が歩んできた道を出来るだけ回りくどくなく述べた話

 

そう先ず最初に私が覚えている中での最初の前世と言うべき存在を端的に纏めたのを述べるとするなら以下の通りに成るかも知れないわね

 

・・そう「最初の前世は今と同じオーラシア大陸の国家群の一つのダッチ王国の有力諸侯のマーケット公爵家の家系・・そう王に連なる家系の3女」であった

 

其の最初の前世の人生では私は周囲から落ちこぼれと言う烙印を押された存在だった・・だからこそ今ではそんな時も会ったなあと笑い話でも出来る様に成った

 

だけどあの時は「何で私は努力をしても他の人の様に出来ないの?と思ったり」又「何で私がこんだけ努力をしても誰も私を認めてくれないの?」と言うような気持ちしか無かった

 

だからこそ私はあの時の私は焦って居たのかも知れないと感じだのよ・・そして其の後に運命的な出会いを果たしたのよね・・そう後に私にとって忘れられない最愛の人と出会えたんだから

 

さて其の大事な人が出来た後の出来事でも話をするとね・・そうね私達は最初は他者からしてみれば険悪みたいな関係だったけど

 

まあ其の時の私の心境と言うのは端的に言えば「何で使い物に成らない人間を使い魔にしなくてはならないのよ」と言うのがあの時の私自身の感想なの・・だけど最初に彼を見直したなと思ったのが「自分より非力な人間を打算では無くて感情のままに理不尽に立ち向かう姿勢」を見たときかなあ

 

まあ其の後に本当に色々有ったの・・例えば学校の学院長の秘書が巷に名を轟かす大泥棒だったり其れに私の婚約者であった人が他国の間者だったりと色々な事が有ったのよね

 

そして私は最終的に幸せな家庭を築けたわけなのよ・・そして次の前世の世界はね端的に言えば最愛の夫が私と出会う前の世界で暮らしていた世界の約86年前に生を受けたのよ

 

そう貴方からしてみれば西暦1920年の8月21日と言った所かしらね・・そう私は最愛の夫否此の際だから「ヘイジ」と言う名前で呼ぶね

 

まあ其のヘイジさんが生まれた島国の「日本国」と言う国では無くて「ユーラシア大陸に存在するフランス共和国のパリ」と言う場所で生まれたの・・そう其れであなた自身の前世の世界でもわかる通りに私が生まれて19年後にどの様な事象が起きたのかは理解できるでしょ?

 

そう1939年の9月にポーランド侵行によって始まった俗に言う第二次世界大戦と言う累計死傷者数が8000万人を超す大戦争が起きたでしょ

 

そして其の年の翌年の5月にはアドルフ・ヒトラーが党首を務める国家社会主義ドイツ労働者党そうあのナチス・ドイツが我が国に軍事侵攻を開始をした事は貴方でも判るでしょ?

 

そう1940年の5月にあのナチスが軍事侵攻をした事は私からしてみれば非常に忘れる事が出来ない日である事は・・そうあの時のナチスのした行為を私は忘れる事が出来ない

 

そう私の其フランス人であった時の世界線での家族や親族等の身近な大切な人の大半はドイツとの戦い・・そうプロイセン・フランス戦争そして第一次世界大戦共に多くの親戚や知人の家族たちが死んだのだ

 

だけど私が生まれたのは1920年の8月だからこそ直接的に第一次世界大戦の際に徴兵をされて戦場否敢えて言うなら塹壕戦でドイツ帝国軍相手に塹壕越しで銃を打ち合うような事象をしなかった

 

だからこそ私は第二次世界大戦前まではもドイツと言う国をいい印象を持ちあわえる事が出来ずに暮らす生活を送って居たの・・まあ例えるなら「自分から見て会った事も無い叔父や祖父を殺さなくては成らない状態で殺す手段を選んで

 

そして其の私の様な直接的に親族の顔を見た事も無い存在が殺した人が罪悪感を持っている状態で私に詫びに来た」と言う状況の方が正しいのかもね

 

だからこ其の時の私の心境は「ドイチュラント・ゲルマニア・プロイセン・バイエルン・ザクセン・ミュンヘン」とかのドイツに係る単語を聞くと余りいい感情を浮かぶ事が出来ないけども其のドイツ人個人は恨むのはお門違いと言う二つの思いを持ち合わせる存在だった

 

そうだからこそ私と言う存在は1940年の6月の其の自身の祖国であったフランスと言う国がナチス・ドイツ否ドイツ人共によって占領をされてしまった時から先程のドイツと言う存在に対する葛藤と言う物は解消した

 

そう私は此の祖国フランスと言う大事な存在を踏み躙り我が物顔で歩くよそ者に対して情けをかけたり機嫌を伺う様な事をしても仕方がないと言う感情しか残さなかったんだ

 

前世の様に誇り高く生きようとしたの俗に言うレジスタンス的な活動に身を投じる事に成ったのよね、そして私はそのレジスタンス活動をして其れがナチスの連中にばれて・・まあ其の後は射殺されたと言う訳

 

だから私は其のフランス人として生きていた人生では最終的には子供も夫と言う存在を作れずに死んだけど・・だけど同じ様な志を持って居た仲間を家族の様に接する事が出来たのが私に取っての夫や子供見たいな者だった

 

さて此の辛気臭い戦争の否戦時下の話は之くらいで止めにしましょ・・其れにもうそろそろ授業も始まるしね、だから又聞きたかったら私の元に来なさいね 」そしてマリーさんは如何やら別の人と会話をしていたが

 

だけどもどこの誰と話して居るのかが判らなかったが自分と同じ転生者か所謂憑依者の類だと言う事を十分に理解をしている様で故に少しでも見方をそして友達を増やそうと努力をして居る事が伺えたのだ 

 



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第二話  鏡越しで見守る 後編

性懲りもなく私は鏡を見ているそう前世の記憶を持つ主人公と言う存在がどの様な結末を迎えるのか其れとどの様な改変シナリオを生み出すのかが気に成るからだ

 

そう人は大なり小なり人の観察をしたがると言う行為に走る其れは人を詳しく知りたいと言う感情や人を出し抜きたいと言う感情から来る

 

そしてあの人は多分だが私の様な自身の同族に否転生者や憑依者と言う

 

「あら又此の哀れな女の人生を聞きに来てくれたの・・其のありがとね私が知る中で此の世界で前世の記憶を持つ存在は今の所貴方しか居ないのよ

 

さて貴方に対して私は何処まで語ったかしら・・そう何しろ前世の記憶と言う物を私は鮮明に覚える事が如何やら出来なかったからさ自分がその時々の人生で忘れる事が出来ないことしか覚えてないのよね

 

ああそうそう話逸れちゃったね・・さて貴方に伝えなければ成らないのは私は前に述べた「並行世界の前世の記憶」そして「フランスでレジスタンの一員としてナチス相手に戦った記憶」の他に未だ二つ程の記憶を持って居て合計して4回輪廻転生をして居る事はる判るよね?

 

さて私が次に輪廻転生をした世界と言うのは端的に言えば「ローマ帝国が存在をしていた世界」と言えばいいかしらね・・そう早い話を言えば「ローマ帝国の市民」に成って居たのよね

 

だからこそ私の前世の世界から見て役だけど1850年前の世界に居たと言う訳・・だからこそ私の其世界線では後世では多分だけど歴史の教科書に記載までは行かないけど其の音楽史では記録が残るんじゃないかなと言うくらい色々な偉業を成し遂げたのよね

 

まああの世界は前のフランスの一レジスタンスとしてドイツ相手に戦って居た時よりかは確かに文明的そして技術的には劣って居たけども・・だけど私はあの偉大なローマ帝国の一員として生きて行く事が出来たからこそ

 

だからこそ今でもローマ帝国の一員として誇り高く生きる事が実感できた・・そう今まで私が生きてきた世界線の中で自分の国が偉大である事を周囲の国々そして周辺の民族を黙らす事が出来たからね

 

そう貴方も理解している通り此のイユロパ周辺の情勢から考えれば此の世界のローマ並びにイタリア半島を支配をしている「バチカン連合皇国」は此の世界のローマ帝国の様な権威も覇権を握るだけの存在しない

 

そうむしろ貴方も知っている様に同じアース教を仰いでいる物の総本山である筈のオリンポス皇国連邦と言う貴方でも知っている様に此の世界での東ローマ帝国又はビザンツ帝国の方が広大な面積を持ち合わせている上に

 

そして国力もバチカン連合皇国の数倍の差も開いている・・だからこそ正直な所ね此の社会情勢がまるでイスラム教と言う物が台頭をする前の東ローマ帝国の様ね

 

まあ其れ以上に広大な面積を支配をしているのが・・そう私たちの隣国に成るオスとランと帝国と呼ばれる此のオーラシア大陸に存在をする唯一無二の大帝国

 

そうあの帝国を端的に表すとナチス・ドイツの様に何もかも私の祖国と比べて圧倒的に凌駕し・・そうあの国がその気に成ったら此のダッチ王国は滅ぼすことが可能なのよ

 

・・何しろ彼の国は此の私の祖国を何時でも軍事侵攻をするだけの理由が有るのは貴族と言う職に就く人間の大半は理解している筈、だからこそオストラント帝国は此のダッチ王国に対して「貴様らの様な老いぼれ国家なぞ我が国は何時でも殺す事なんぞ造作もない事だが

 

だが仮に我が国が貴様を吸収したとしても旨味が一つも存在しやしない・・だからこそ我が国は貴様を侵略しないだけだ其れに其の為に我が国の人間を殺すのも惜しいしな」と言う感じなんでしょうね

 

だからこそ此の世界でのオストラント帝国は非常に厄介・・だけども其れ以上に厄介なのは「アルザス大公国連邦」と言う私の最初の前世の世界には存在しなかった

 

そして此の世界で一番謎に閉ざされた閉鎖国家・・そう私たちの国から見れば「ルクセンブルク湖」と言う自然の要害を挟んだ隣国そして約40年前に出来た新興国

 

そして何度も他国の干渉に対して其の尽くを退け国家・・そう正直な所言えばね私や貴女の様な存在が複数人又は過去に複数の人達がアルザス大公国連邦の中枢機関下手したら大公陛下や其のブレーンの人達の中に居たんじゃないのかなと思うのよね

 

だけど一番気に成るのは其の先の大戦期の時にダッチ王国がアルザス大公国への軍事進攻をした際に反撃をしてきて良い物を彼の国はその様な事をしなかった

 

だけど先のダッチ王国と断交状態に成ってからのアルザス大公国は直接的な攻撃手段を取らずにダッチ王国に対して行動を起こしているのよ・・勿論の事・陰謀論抜きで

 

先ず最初に最初にオストラント帝国経由で私の祖国のダッチ王国に対してもたらした情報で滅んで居たオランダ公爵家の4男ハンス・オランダがアルザス大公国の高官に成って居ると言う情報が流れたんだ

 

そしてアルザス大公国軍の軍隊を借りて彼の家族が代々治めていた彼の島を占領をしてアルザス大公国連邦の諸公国として影響下に置くという事をすると言う情報を流したらしいわよ

 

まあ後20数年間に此の世界で言う所のアイルランド本島に相当をするヒベルニア空中島に嘗て存在した国家ヒベルニア共和国とも国交の樹立をしたのよ・・まあ因みに先程のヒルべニア共和国と言う国を国と認めたのは「カレドニア連合国・オリンポス皇国連邦・アルザス大公国連邦そしてノルド諸国連合」の4か国だけね

 

そう此の世界のスコットランド地域に相当をする地域が独立国としてなったカレドニア連合国と共に対エングレス王国共同防衛戦線を築いていて・・そして最終的にはダッチ王国を始めとした「異教徒討伐連合」と言う物を結成をしたのよね

 

まあ其の異教徒討伐連合に参加をした国は「バチカン連合皇国、オストラント帝国、エングレス王国、フランク王国、ノース大公国」が参加をしたのよ・・まあ早い話で言えばねアルザス大公国連邦以外はね

 

まあ当然の如くアルザス大公領の独立戦争の際にオストランと帝国とオリンポス皇国連邦以外の国々によって攻められて苦渋と辛酸を舐めさせられる様な状況下に置かれたアルザス大公国連邦は直接的な軍事行動を侵さずに武器や食料等の支援に徹したり・・国が支援をする傭兵の投入をした事が後に分かったのよ

 

だからこそ一部では先程述べたヒルべニア共和国そしてカレドニア連合の政府高官や軍人達をオルレアン大公国連邦に匿いそして何れ起きる可能性がある「エングレス王国の動乱」の際にアルザス大公国連邦はカレドニア連合とヒベルニア共和国の復活を指せる積りだと私は思うのよね

 

さて辛気臭くだるい政治の話は此処までにしときましょうかね・・其れで私の前世の世界は「留守エリカ」と言う名前の早い話は「日米のハーフ」と言う存在だった

 

だけどね私の前世の世界では有坂平治と言うべき人間は存在していたけど・・だけど私が生まれたのは彼が死んでから22年後に生まれたのよね

 

そう此の前世の世界の有坂平治は有名なミュージシャンだったけどもアルゼンチンのブエノスアイレスでの公演中に訪れたショッピングモールでの共産主義を掲げる勢力の銃撃事件で流れ弾に当たり帰らぬ人に成って居たのよね・・だから私はね其の時神様を恨んだのよ

 

さて「木橋瑞枝さん」否此の世界の「ジョゼット・ダルクさん」私の話を聞いてくれて態々聞いてくれて有り難うね」そうマリーさんは述べて居たなあ

 

俺事平賀才人とは所謂転生者である・・そう俺自身は一番最初の前世では「異世界で大事な人と出会いそして成り上がって最終的に幸せな家庭を築けた」と言う世界線だった

 

そして次の世界線は早い話は一昔の週刊少年ホープとかで連載をした下天の夢 天下統一記やアメリカとかで流行ったダーティーワールド2の様に現代の先進諸国の都心部的な高度文明等が地球の環境ロボ確か名前は「ノア」によって文明が崩壊し地上が荒廃をした世界だったのだ・・そう俗世間的に言うデストピアと言うべき世界がそこにあったんだ

 

まあ前世の前世の世界では陸上で泳ぐサメが居れば逆にサーフィンをする骸骨もいたりした・・そしてに4足歩行で動く大根もあれば軍艦と草食の首長竜が合体をしたのもいる様な世界だった

 

だが俺自身はその様な生態系と言う物が狂ったような地球で生きていた・・だが何でだろうなああの世界が時々だがよく思えている自分が存在するんだよな

 

そう何しろあの世界は縛りとか規則と言う物が町以外には存在しなかったんだ、だからこそ賞金首の連中を狩るのは非常に面白おかしく生きる事が出来た・・そう自分と言う物を縛るようなものが無いらこそに柵も少ない状態なのでに己に正直に生きる事が出来たんだ

 

其れで其の世界線では最終的に老衰と言う事は出来ずに・・まあ早い話は殺されたんだよな、そう誰かを守るために誇り高く死ねたんだよな

 

だからこそ享年で行けば43に成るのだろう・・まあ孫も見れたし短くも太くて濃い人生を歩む事が出来た、なあミシカ其れにレナこんな俺を愛してくれてアリガトナ

 

其れで後に平沢実から聞いた話では彼の前世の世界線では「ギアーズオブハート2リターンズ」と言うタイトルで出たゲームの内容に似ていると言われたんだ・・まあだからこそ俺はまさかファンタジーの世界からゲームの世界に輪廻転生をすることが出来るとは思わなかったと言うのが率直な感想だ

 

さて今の俺から見て前世の世界と言うのは日本の戦国時代の様な世界だった・・そうだったという言い方が正しいのだろう

 

そう何しろ織田信長や豊臣秀吉そして徳川家康などの天下の三英傑等が存在し武田信玄や上杉謙信、北条氏康、長曾我部元親、伊達政宗、毛利元就、島津義弘等の地方の有力大名も存在した

 

だが俺がルイズとあった世界線での日本の戦国時代とは少し違っていたのだ・・そう例えば北条氏康は70歳まで生きていない筈なのに確か彼が死んだ死んだ後に起こる筈の小田原の北条攻めに北条軍の総大将として参陣をしていたり

 

そして関ヶ原の戦いの際にも前年に死んだ筈の長曾我部家の当主長曾我部元親も生きているし・・そして何より元親の格好が非常に奇抜である事は忘れられないのだ

 

そう何しろ彼の格好は端的に言えばビジュアル系バンドの格好をしている上に其の上彼の代名詞である槍では無くて改造を施している三味線なのだ

 

そして関ヶ原の戦いの時の東軍の総大将である徳川家康自身の武器もあれだ槍なのに大砲と言うかバズーカが合体をした様な状態に成って居るのだ

 

そして西軍には東軍の本田平八郎忠勝と共に天下に名が知れている剛勇鎮西一として知られる立場宗成の奥方で後世の文献で名が知られる立花誾千代其の人が居たのだ

 

だが元来彼女は九州の立花領で九州の東軍大名と戦って居る筈だ・・まあ何故かは知らないが加藤清正も此の関ヶ原に居るのだ・・だからこそ俺は確信したんだ並行世界の戦国時代だと

 

まあ最終的に俺の前世は1573年生まれの尾張の国と成るだろう・・そして死んだのは1631年と言われた最終的には徳川家の旗本に成る事には成功をしたんだ

 

そして俺の前世の世界も如何やらの情報から俺の同胞の宮川佳代そう彼女自身の前世の世界で発売をされた「合戦乱舞シリーズ」と言う戦国時代を題材にしたアクションゲームの世界線で生きていたと言う事も解ったのだ

 

そして今現在の世界に生まれての来たと言う訳だ・・・そして現世はあのマリアと会う事が出来た世界線とはまた違う世界線の現代日本に来たと言う訳だ

 

だが俺自身と同じ様に前世の記憶を持つと言う境遇に置かれた仲間所謂「同胞」が出来た事は俺としては非常に有り難いと思っている

 

其れで今現在俺が合って交流できたのは俺を除いて3人だ、其れで其の三人で今この秋葉原の地に居ると言う訳だ・・因みにだが此の同胞との関わり合いは死ぬまで続ける積りで居る

 

そう俺除いて5人は所謂「家族の契り」を結んだ中なのだ・・だからこそ所謂相互扶助並びに転生者や憑依者と言う同じ身の上同士を介入したり連絡を取り合って居るんだ

 

さて其の俺以外の5人の名前と簡単的な紹介を述べていこうと思う因みにだが俺の精神年齢は200歳を超しているのだ

 

さて述べるか「 平沢実 そう現世での年齢俺と同い年 転生憑依回数4回 累計精神年齢数 250歳」、「宮川佳代 現世での年数 同い年  転生憑依回数3回 累計精神年齢数 80歳」、「小山香織 現世での年数同年 転生憑依回数6回 累計精神年齢数 108歳」この俺含めた4人が今秋葉原に居る

 

そして其の他に「山下修一 現世での年数38歳 自営業 転生憑依回数8回 累計精神年数 430歳」そして最後に「緑川菜奈 現世での年齢26歳 コラムニスト 憑依転生回5回 累計精神年数 189歳」で表向きは「祖国発展会」と 言う組織で繋がっているのだ

 

さてこの秋葉原の街に来たのも端的に言えば皆で面会をして食事をする為に此の街に来たと言う訳だ・・まあ本当は俺自身は一番最初の前世の世界線の様にマリーと会えればと言う思いで此の街に来たのは皆には内緒にしている

 

だが如何やら神と言う存在は悪戯が好きなのか其れとも奇跡を望むものに祝福を贈る物かは判らないが

 

だが俺は目の前に見える宙に浮く鏡を見て神は存在するんだなと思った・・だからこそ俺は一番最初の前世とは違い戸惑いも躊躇も無く迷わず飛ぼうとしたが

 

だが他の同胞が特に年長者の修一さんが「なあ平の字よ流石に長年生きたがこの様な事は早々此の世には無いから一度親や学校そして警察に報告してからでも良いんじゃないか?

 

其れに仮にこの向こうがどの様な世界に繋がって居るかは判らない以上は早い話ある程度の装備をして行った方がいいぞ」と尋ねたので・・そうして俺は親や関係者に事のあらましを述べて

 

そして数日後に俺は装備をして向こうの世界に行ったんだ・・そう同胞と共に大きい志を持ち最初の前世よりより良い世界を造る為に」

 

 

さて此の鏡の中で一通り見て神様が「其の世界が気に成るのであれば御前も行くがよい」そう述べたので行く事にしたのだ

 

 

 



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3話

今俺は自分の家に居る・・そう荷物の整理の為だ、因みにだが何故この作業をするのかは大将である修一さんが「なあ平の字其れに全員に言えるが例え以前御前さんが述べた前世での魔法の有る中世の世界に行ける保証は何処にも無いぞ

 

其れに行けたとしても中世の世界は基本的に国家完結主義と言ってな大抵の人間の人生はその国で生まれてその国で死ぬ物だ・・だからよそ者に関して本当に厳しい社会だし

 

そして何よりだ此の鏡の向こう側の世界が先程述べた中世欧州の世界ならまだましだ・・そう考えれる中では最悪なのは所謂核戦争後の文明が崩壊した世界線だの恐竜が地上で我が物顔で歩いていた時代かも知れんぞ

 

まあどの様に転ぶかわからんから其れなりの装備をしていく方が良いから一度其々の帰るべき場所に帰り・・まあ色々と準備をした方が良い

 

まあ取り合えず食料に成りそうな物と武器とビー玉とか中世の科学力で出来なさそうな物を持ち込んで売り込める謂わば金に成りそうな物を持っていけばいい」と親っさんは述べた

 

・・確かに俺の一番最初の前世の世界では確かに好奇心と言う物を最優先にして後先考えずにあの宙に浮く鏡に入っていったんだよな

 

まあ其れであの後に運命的な出会いをしたんだよな・・だが親っさんの言う通りマリアにあえれるかも知れない可能性が低い事は重々承知だ

 

だが俺自身今の人生では駄目だと言う事を自覚しているんだ・・そう前世でも足軽の一人から徳川将軍家に使える8900石の旗本に成れたんだ

 

そしてその前の前世の世界でも日本国復興戦線の関西州総統の地位にまで皆の協力で上がる事が出来たんだ

 

そして一番最初のマリアと出会えた世界線は一回の不法入国者的な存在からトリスティン王国から子爵の号を承る事が出来たりして・・そしてトリスティン王国では英雄として称えられた人生が有る

 

そう俺は言い方が悪いが野望が有るんだ・・そう沢山の人に自分と言う存在を認めさせたいと言う野望

 

そして「そう言う頭脳戦だけをしずに此の地位にまで上がれるんだぞ」と言う証明もしたかったんだよな・・確かに今の日本連邦国での生活は一番最初の日本国と住んでいる世界とは何も変わりはしないかも知れないが

 

だが此の世界で長くいると自分と言う存在は先程述べた様な「立派な人間」になる事が出来ないんじゃ無いかと言う思いが有った

 

・・さて俺は大将に言われた通りに一度家に戻ってリュックサックに家の近くで買ってきた「ペットボトルの水やレトルトカレー等の長期保存が出来る物や懐中電灯とか所謂十徳ナイフ的な物そして簡易式のテント

 

そう生活必需品を持ち合わせを持ち合わせなければ色々と苦労をする事は目が見えて居るのだ

 

そして自分が居世界に来たと言う証拠に成りそうな世界地図や向こうの世界で飽きる可能性が有るのでトランプや小さい将棋盤」とかも準備をしたんだ

 

・・なあマリア否鏡の向こうの人物がセシリアかも知れないが、だがもしルイズやテファニアとかも俺の様にあの一緒に笑いあい涙を流した記憶を持つ存在なら又一緒に居よう

 

そう考えていると兄弟の平沢実から電話が来た「なあ兄弟少し聞きたいが御前さんは仮にあの秋葉原で見たあの鏡が兄弟が依然述べたその同じ中世の魔法が存在する世界だとしよう・・まあ実際に其の先がどうなって居るかは判らないがな

 

 

其れで兄弟は其の最初の前世と同じような人生を歩む積りで居るんか・・もし思って居るならその考えは捨てろよ長生きしたいなら」とは平沢実は釘を刺す行為をしたのだ

 

だからこそ最初は何を言っているのかと思ったが冷静に考えて「短絡的で無鉄砲な人生を歩んだ人生だから何時死ぬかわからない人生だからこそ注意して生きろよ」と解釈をしたのだ

 

だが実からの電話の続きで「まあ兄弟・・今兄弟は俺の言葉を「人生は不確定事項が多いから気をつけろ」と解釈をしたろ

 

まあ之は俺らのリーダーであるさんから「俺の代わりに修造に伝えといてくれや」と伝言が来たから俺は伝言しているんだよ

 

まあ其れで大将が先程述べた意味はな端的に言えば「異国の貴族階級に着く事と其のダッチ王国に深く肩入れをするなな」言う事らしい

 

まあ御前さんも察して居るかも知れないが俺らは当然日本連邦国籍を持つ紛れもない日本人だ之は今の日本連邦国籍を捨てない限り変わる事ない事だ

 

だがもしもの話だが世の中には不確定要素と言う物が沢山ある・・そう俺や兄弟の様な前世の記憶を持つ存在とかだ

 

其れに俺や兄弟が出会えたのも修一さんが別の同胞から引き入れてと言うか引き継いで護った組織によって守られているんだよ

 

だからよさんはな・・仮に其の兄弟が其のダッチ王国で高い地位に就いたとしようか、当然の如く兄弟は其の国で馬車馬の如く扱き使われるだろう

 

そしてお前さん自身は地縁と言う物を持ち合わせていない・・だから例え良い地位についても難癖付けて殺されるかもしれないし

 

其れに修一さんは此の世界で商会を築くと断言した以上其の兄弟の裏で其の修一さんの商会も関りが有るからと言う難癖をつけて金や金品を国の勅命だの強権を発動をして分捕ると言う事も出来る

 

だからこそそう言うリスクが有るからこそ秀平さんは出来るだけ何処の国にも肩入れしない立ち位置で居たいと言う思って居るんじゃないかと俺は思うんだよね

 

まあ兄弟よ之が俺らのボスの此の言葉の真意だ・・まあ準備が済んだらさっさと寝ろよ」そう兄弟である浩二から言われたのだ

 

・・・なあマリアよ俺はどうすれば良いんだ

さて今俺は家で就寝をする事なく大将である修一さんと俺の近所のファミレスで話し合って居るのだ・・そう注しで

 

何故俺が修一さんと話し合って居るのかは理由は俺は大方察して居る「あの鏡の向こうの世界での今後の立ち振る舞いに就いて」と「仮に向こうの世界が前世と同じの世界ならどの様な世界観なのか」言う事だ

 

其れで修一さんは「なあ平の字・・否有坂修造一人の日本人として御前さんに問わすが仮にあの場所で見た宙に浮く鏡の先が御前の知る前世の世界否其の世界の別の世界線だとしよう

 

其れで御前さんは如何したいんだ?・・否俺の性分で回りくどい事は言わないが端的に聞く何故御前さん自身前世の因縁と馬鹿げた存在に縛られて居るんだ?否自らの遺志で縛られようとして居るんだ」と言う風に尋ねて来たのだ

 

・・そう今の俺等の大将が置かれる立場は「異郷の地で同胞を安全な立ち位置で居続けさせる」と言うのが今の大将を勤めている存在である以上

 

・・そうだから「俺自身は一番最初の前世の様に大事な人であるマリアと幾多の困難を乗り越えそして有名な存在までは行かなくてもいいけど皆から認められる存在に成りたい」と言う気持ちが有るが

 

だが修一さんは俺と言う存在以上に輪廻転生を繰り返した存在は御礼状に人間の酸いも甘いも理解しているし・・だからこそある程度の事は察して居るのかも知れないなあ

 

だからこそ最初に兄弟である実の伝言と言う形にして俺に対して有る程度釘をさす様な行動をしたのかも知れない・・だから下手に取り繕うと言う事をすれば直ぐにバレテしまうのが落ちだ

 

だからこそ俺は自身の本心を隠さずに述べたのだ・・否此の選択しか今の俺には出来なかったんだ「なあ大将否修一さん少し俺の前世について述べるけどいいか?・・そう俺自身の最初の前世であの場所に行ったのは早い話俺自身の好奇心だとか探求心だとかの付けであの世界に飛ばされたんだ

 

 

・・そうだから前世では俺自身の落ち度だ此の事に関しては否定する事が出来ないで居る、だからこそ最初あの世界に飛ばされた俺は何が何だか解らなかったんだ

 

そして此の世界に飛ばされた理由が・・其のルイズと言うダッチ王国と言う王政国家のマーケット公爵家の3女が自身の進級試験合否により落第其れか進級かと言う瀬戸際に立たされた時に俺が呼び出してしまったと言う事に成る

 

 

だからこそ俺は最初は其のマリアと言う存在が言い方悪かったけど憎かったんだよな・・そう確かに俺自身にも落ち度が有ったがまるで物の様に扱われた事に憤りも覚えたんだ

 

だが何でだろうなあ・・其のマリアと言う存在が其の彼女が学園否社会的に置かれている立場に何だが道場と言うか憐れみと言う物を俺は思うようになったんだよ

 

そう彼女は先に述べた様に非常に高位な立場に置かれていて・・そして其の先程述べた世界では貴族と言う称号を持つ存在と家族は魔法が使えて基本的に当然だと言う社会風潮が有って

 

其れで其の世界では人間の使う魔法は4大元素を2重そして3重に掛け合わせれる存在が尊敬されるんだけど・・だけどマリアと言う存在は其の大元素の火、水、風、土其の全て使えなかったんだ

 

だからこそ彼女は無能だのと魔法の才能カーラと言われたんだ・・だが後で判ったんだが其の彼女は先程の4元素の魔法全てを否定する事が出来る「クーヤ」と言う魔法の使い手だったと言う事が判った

 

 

・・だから言い方が悪ければ俺は例え並行世界だろうと其のマリアと言う彼女を救いたいんだよ」そう言う事を修一さんに述べたんだ

 

そして修一さんは「・・其れが修造嘘偽りの無い御前の今の本心か・・なら俺が言える事は唯一つしか無いな

 

そうだな良いか修造よ己と言う死ぬまでの間何時でも己の存在の意義を辛苦に受け止め感情や時流に飲み込まれるなよ」と述べたのだ

 

そして修一さんは「さて今度はビジネス的な話に成るが仮に御前さんの述べた最初の前世の世界線と同じに近い状態なら全て包み隠さず俺らに放せよ

 

そう御前さんも長く生きているなら情報の重要さを痛い程理解しているだろ・・まあ最悪どの様な国が存在してどの様な流れに成ったかを教えてくれれば良い」そう述べたのだ

 

其れで一通り述べると修一さんは「・・やはり魔法と言う存在が有るから人類は魔法と言う手段でしか世の中の優劣を図る事しか出来ないようだな

 

だが逆説的に言えば魔法と言う存在が有るからこそ既存の社会情勢と言う物が安定的に保てると思う・・御前さんも知って居る通り魔法と言う物が有るから社会が安定するんだ

 

其の仮に向こうの世界で自由民主主義と言う劇薬をばら撒いた日には向こうの其ゆーろぱの世界は今以上の戦国時代に突入するだろうよ

 

そして一番凄いのはよくオストラント帝国はダッチ王国と言う国を間接的に滅ぼすと言う手段に出なかったのかが俺には理解できんな

 

・・まあサイト御前さんも判る通りに其のダッチ王国と言う国は早い話俺等の前世の世界風で言えばプロイセン王国やオーストリア帝国が参加したドイツ連邦見たいな状態なんだろ

 

だからオストラント帝国の皇帝一家が其の借財に困る公爵家の人間に嫡男よくて正妻の子を婿養子にさせればオストラント大公国と名乗れる筈なんだよね・・そして気を見てドサクサに紛れてオストラント王国と名乗ればいい

 

まあ其の後にオストラント帝国政府がダッチ王国内で全ての公爵家がエゲレス王国とずぶずぶな関係を甘んじて受け入れているダッチ王家に対してクーデターを起こして

 

そしてダッチ人によるダッチ人の為のダッチ王国を造るべきだと言う現実味のある噂を広めた後にダッチ帝国政府が直々に巧妙でオストラント帝国政府が疑われ無い細工をした偽旗作戦を実行してやれば

 

まあ其の後はオストラント帝国政府発のダッチ内戦又はダッチ動乱と言う物が出来上がると言う訳だ・・まあ此処まで理解出来たか」そう大将が述べて俺は沈黙をした

 

 そして「話を戻すがもし仮に直系のダッチ王家の断絶をしてもあのノース大公国の当主を新生ダッチ王国の国王を据えればいいと言う風な流ればどうなると思う

 

そう普通に考えれば其の政治に関心を持たずに王の妻が政治に参加をしない状況で王女が好き勝手をする国が誰が信用できると言う話になる

 

其れに現ダッチ王国体制に因り其の新生ダッチ王国政府の連中は独立独歩を歩んで何時オストラント帝国並びにフランク王国と対ダッチ王国戦線を造らせるよりか何倍もマシだと納得がいくだろう

 

そして仮に新生ダッチ王国が出来ても其の出来る過程でどの道フランク王国かオストラント帝国の支援を受けなければ成らない以上

 

・・そう仮にフランク王国だけに支援を受ければ其の現体制側のダッチ王国はエングレス王国以外にオストラント帝国は頼らざる得ないだろう

 

そうエングレス王国が先程のダッチ王家に全力を支援をしても其れをするのに大量の軍事費そして徴兵をするから・・まあ其の後はエングレス内戦に成る事は目に見えていると思う

 

だからこそ国力も兵隊もあるオストラント帝国にも頼らざる得ないと言う風な風潮が出来るんだよ・・まあオストラントの皇帝が欲しいのは其の始祖血統なんだろ?様は

 

だから何故オストラント皇帝が其れをしないのか良く解らんな・・其れか頑固頭をしている連中なぞ何時でも潰せるわと思って居るんかね」と修一さんは述べたのだ

 

まあ確かに修一さんは以前「国家間による戦争の鉄則は先ず最初に戦争は手段に過ぎないから其の手段を行使を起こさせない努力をする・・其れが無理なら敵の嫌がる戦法をするそして最後に妥協点が見つかるまで交渉をする」と言うのが彼の持論だ

 

そして最後に修一さんは「さて修造之から話す事なんだが仮の話だが俺らの同族が周辺国の高官又は諸侯の様な存在最悪王族や皇族だとしよう

 

其れで其の国が外交上や領土上の問題でダッチ王国を亡ぼす選択を選んだら国家に殉じるか同族に殉じるかどっちだ?

 

因みにだが俺はあくまでも同族に殉じる積りだ・・そう国家と言うのは所詮国民と言う盲目な存在を入れ込む囲いにすぎん

 

だから古くて機能しない囲いは朽ち果てるまで待つか打ち壊すしか無い・・だから俺は人であるが故に同族に殉じるのだ」と修一さんは先程とは重い口調で述べたのだ 

 

そして修一さんは「御前さんの思いは理解した・・だが前も言った通り己と言う死ぬまでの間何時でも己の存在の意義を辛苦に受け止め感情や時流に飲み込まれるなよ

 

さて辛気臭い話は此処までだ・・さっこの先の人生は又其の鏡の向こう側で選択を決めてその選択の実現に向けて頑張ればいい

 

ああ其れと仮に鏡の其の先の向かうなら御前さんが住んでいる此の平川市の風景や御前さん自身の先祖代々の墓に迎い報告をしに行けよ」と述べた後に店からリーダーは出て行ったのだ

 

 



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