エロ人外娘アイドル事務所346 (名無しの変態P)
しおりを挟む

ほんへ
小悪魔ちひろ(人外要素薄め)


エロは初投稿です。


 都内某所のマンション。日当たりの良い高層階に男の住居はある。とことんこだわった内装は男のちょっとした自慢だ。きっかり朝五時に男は目覚ましも無しに目を覚ます。 

 

男の一日は一杯のコーヒーから始まる。自分で厳選した豆を挽き、ブラックで飲むのが彼の流儀だ。朝食は日替わりで、同じメニューと言う惰性を許さない。今日はハムエッグとトースト、ポテトサラダにコーンスープ。実をいうとポテトサラダとコーンスープは男の手作りではない。誰が作ったかについては後ほど。

 

 テレビのニュースを聞き流しながらスケジュール帳をチェック。一日の予定を組み立て、鞄に入れてある資料をチェックし、午前七時に家を出る。オートロックかつデジタル式とアナログ式の二つの鍵をかけ、パリッと糊のきいたスーツで出勤。これが男の朝の光景である。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 男は通勤時に電車に乗る。満員電車に呑まれない時間帯ギリギリの電車だ。なぜならスーツに皺がつくから。スーツに皺なんぞつけた日には烈火のごとく怒り狂う者が知り合いにいる男にとって、スーツの皺は大敵なのだ。そして男にとって、いや、この世界の男性にとってはさらに警戒する存在がいる。

 

唐突に男の隣から、小さく呻く男性の声が聞こえてきた。苦しさを堪える声ではない。快楽でとろけそうな理性を食いしばって保っている声だ。

 

「ふふっ……♡」

 

 横目で現場を見やれば、男性の後ろから女性が密着し、股間を揉む様にまさぐっている。視線を女性の顔に向けると、髪の間から角が見えているし、興奮して目が紅く輝いている。

 

 この世界の女性の内、実に九割はみな魔物だの怪物だの亜人だの、所謂人外の血を引いている。通称“人外娘”と呼ばれる彼女らは総じて性欲が強く、種族によっては幼年期から体系が変わらぬ者もいる。今男性に痴女行為を働いているのはかなりメジャーな種族であるサキュバスだ。

 

彼女たちを含めた人外娘は男性の精を極上の嗜好品として求める。取り分け人間と変わらない食事を行うことが出来る上で欲するので性質(たち)が悪い。無論、生殖にも必要になる。

 

彼女たち人外娘は誰彼構わずに相手を襲う訳ではない。遊びやつまみ食いで相手を襲う事はあるが、彼女たちの遺伝子が強く求める相手が必ずこの世界にいるのだ。彼女たちはその唯一の伴侶を求め、日夜痴女行為に勤しむのである。

 

因みに同意のない性行為はどちらが加害者であっても犯罪である。すぐさま彼女は鉄道警察によって補導され、次の駅で降りていった。被害にあった男性は、助かったという安堵とギリギリまで高められた性感との板挟みで何とも言えない表情をしていた。

 

 心の中で小さく溜息を吐く。なぜなら男の職場は、こういった人外娘たちが多く犇めく魔境と言っても過言ではない場所。

 

最大手芸能事務所、346プロだからである。

 

そして男の職業は、そんな人外娘たちをアイドルとして売り出す為に奔走するプロデューサー、通称Pなのである。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 タイムカードを刺し、Pは自分のデスクに向かう。その途中ですれ違う所属アイドルや女性職員からの舐めまわすような視線を極力受け流し、かつ自分と言う存在を堂々と魅せるように歩いていく。Pには矜持があった。『スマートに、カッコよく、漢らしく生きて死ぬ』。幼いころに見た映画の登場人物に影響されて始めた生き方で生きてきて二十数年。三十路に差し掛かり始めてなお突っ張る生き様を曲げるつもりはさらさらなかった。しかし、それが大いに世の女性たちのハート、というよりかは子宮に来たらしく、言い寄られたり一服盛られたりすることはほぼ日常茶飯事になりつつあった。

 

「おはようございます。プロデューサーさん」

 

 明るいグリーンの――蛍光色のように鮮やかな制服に身を包んだ女性が部屋で待っていた。

 

彼女は事務員の『千川ちひろ』。種族は本人が明かしていないため不明だが、少なくとも人外娘であることは間違いない。彼女は二人きりになると身体的な接触が多くなる。それも露骨なまでに性的なアピールをしながらだ。押し倒されて返り討ちにする度接触が増えるのだ。事実反撃されるために押し倒してくる節がある。

 

「今日はニュージェネレーションズの三人と、愛梨ちゃんに蘭子ちゃん、それから楓さんがお仕事で外に行ってます。LiPPsが午後からレッスン、それから……」

 

 本日のスケジュールを確認するために顔を突き合わせてスケジュール帳の確認をしていく。その間、ちひろは何度も足を組み直したりわざとブラウスの胸元を開けて煽いだりと、やりたい放題である。淡い香水の香りが汗と混ざった艶やかな匂いがPの鼻孔をくすぐるが、仕事に集中することでなんとか理性を保つ。そもそも露骨なアピールには決して乗らないと決心してきているPなのだ。この程度では揺るがない。

 

「それから本日の支給です」

 

 そうして渡される栄養ドリンク剤。これを飲めば臨終間近の御老人がサルみたいに盛りだすと評判の精力剤である。人体に直ちに影響はないが、過剰摂取するとよくて勃起不全、最悪勃起が収まらなくなり陰茎の海綿体が壊死を起こして切除の未来まである。Pはこれの威力を身を持って体験している。1ダースも飲まされ、気がつけば9P状態でゴムが3カートンも消費されていたのだ。ゴムを着けたのは最後の最後、海原に落とされた真水の一滴のような理性が働いてくれたのだろう。

 

若干遠い目をしていると心配そうにちひろが顔を覗き込んできた。アイドルに負けず劣らずの美人の顔が目の前に来ても、Pはうろたえない。ここで下手に動揺しようものならば弄り倒して押し倒されて3時間休憩コース待ったなしだ。反応が無いのをいいことに近づけてきた唇を指で制してデスクに向かう。ふくれっ面のちひろに、ちょっと悪戯心が湧き、ある人物を真似て投げキッスをしてみる。ウインク付きで。

 

「はぅん」

 

 三十路手前のオッサンがやることじゃないという自己嫌悪を知らぬはちひろ。ハートを撃ち抜かれたのか顔を赤くして両手を頬に当てくねくねしている。

 

因みにPに自覚はないが、結構な男前。渋さと若さの中間あたりの味わい深い男盛りは彼女ら人外娘たちにとって最も“食べ頃”なのである。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 デスクに向かって黙々と作業を続けているPの視界に、カフェオレの入ったマグカップが遠慮がちに入ってきた。手を止めずにカップの主を見やると、にこにこと笑うちひろが立っていた。

 

「3時間も作業していたんですよ? 一息入れて下さい」

 

 マグカップを受け取り、一口啜る。P好みの甘さ控えめ。伊達に長い間一緒に仕事をしてきたわけではないようだ。

 

「……ふふふっ♡」

 

 ちびちびと飲みながら固まった体を解していくと、血行が良くなって体中に血が巡る。そして軽い疲労感を自覚した。そうしてくると何か摘まみたくなり、席を立った時だった。不意に強い眠気を感じ、体がふら付く。

 

「大丈夫ですか!? プロデューサーさん!?」

 

 ちひろの声がやけに遠く感じる中、Pの思考は非常に冷静だった。この事務員、性懲りもなくまた盛りやがった。そう思いながらも倒れそうになる体を無理矢理動かし、事務室に備えてあるソファーに体を横たえる。重くなる瞼に遮られる前に最後に見えたのは、ひどく淫靡な笑みを浮かべる犯人の顔だった。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 半ばぼんやりした状態でPの意識が戻り始めた。最初に気にしたのはスーツに皺がついていないかどうかだったが、体が妙にだるくて動けない。それに案の定とでもいうべきだろうか、服はほとんど脱がされていた。ワイシャツも丁寧に脱がされ、ブイネックのインナーが肩のあたりまで捲り上げられている。両腕も頭上で紐か何かで縛られているようだ。

 

「んふっ……じゅぷっ、ずゅるるっ、じゅるるっ。じゅぞっ、ごきゅっ、ごきゅっじゅうううるるるうう」

 

 そして遅れて脳に送られてくる凄まじい快感と何かを飲み込むようにしゃぶる音。重い頭を起こしてみれば、Pの剛直を愛おしそうにバキュームフェラで奉仕するちひろの痴態がそこにあった。こちらが起きている事には一切気がついていないようで、夢中でむしゃぶりついている。

 

「んぐっ、んぐっ、ぢゅる、ぢゅる、ごきゅっ……ぷあっ! プロデューサさんの、本当に大きくて、臭いが濃くて、寝てるのにこんなに硬くして……、あむっ、ふうーーっ……」

 

 臭いを口内にため込んで、一気に肺に吸い込むだけでちひろの目がとろんと垂れ下がり、体が小さく痙攣する。どうやら匂いだけで軽く達したらしい。その振動が生暖かい口内に咥えられたPのモノにまた別の快楽を与える。

 

「んぐ、んぐ、ん~~。ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ、じゅずずずるるるっ! じゅっ! じゅっ! じゅるっ!」

 

 勢いを増すちひろの貪欲なフェラに、思わず腰が跳ねる。喉奥を抉るような突然のイマラチオすら、今のちひろには快感であり、寝ながらに自身の口で感じる愛おしいオスへの愛情に変わる。

 

「んっ……はぁ! プロデューサーさんったら、寝てるのにこんなに感じて……可愛い♡」

 

 再び開始される濃厚なフェラチオに、Pの射精感も限界まで高まる。しかし、やられっぱなしと言うのはPのプライドが許さない。

 

「すごい、ビクビクしてる。んちゅっ、射精そうなんですね? いいですよ。いっぱい私の口の中に出してください。じゅちゅっ! ぢゅるるっ! ぢゅううううう! んぐうっ!? んん!! んん~~~~~!!」

 

 上げっぱなしの腕を無理矢理動かしてちひろの頭を押さえつけて、食道にまで突っ込む勢いで深く咥えさせて、そのまま長い射精が始まった。体中の蛋白質が抜け出ていくように感じるほどの量がPのものからちひろの胃に流し込まれていくのを、ちひろは必死に嚥下していく。十秒以上にわたる長い射精の後、ちひろの頭を持ち上げるようにしてモノを抜きだした。

 

「ぷはぁっ! けほっ! けほっ! ひどいですプロデューサーさん。起きていたなら言ってくださいよ」

 

 ちひろは無理矢理口内射精をされたことよりも、寝たふりをしていたことを怒っているようだった。よく見ればその頭には小さく角が出ている。大量の精液を摂取した興奮で出てきたしまったのだろう。小悪魔染みたその可愛らしさと、酸欠で紅くなった顔に仄暗い獣欲が脊髄を駆け巡り、再び勃起する。

 

「わあっ♪ 今あんなに出したのにまだおっきい♪」

 

 自らもいそいそと服を脱ぎだし、ほぼ生まれたままの姿になって重なり合う。しかし今度はPの方から濃厚な口づけを交わした。不意打ちに一瞬面食らって目を見開いたちひろだったが、すぐさまその表情は甘くとろけ、締まりのない女の顔になった。舌と舌を絡ませ、時に吸出し、歯垢を掻きだすように舐めあげ、唾液を交換し合っていると、ぶるりとちひろが震えた。どうやら再び絶頂したらしく、密着しているせいでその余韻で痙攣しているのが丸わかりだ。

 

「んふっ、プロデューサーさんは、フェラチオした後の女の子にもキスできる人なんですね」

 

 Pに言わせれば、あれだけ愛情こめて奉仕してくれた女性に対してキスの拒否は失礼である。それに、そもそも嫌いだったり無関心な相手とはキスはしない。

 

「……それって私の事、好きな異性として見てくれているってことですか?」

 

 照れくさくなって、Pは返事の代わりにちひろの唇を吸い、鎖骨と首筋にキスマークを付けた。その行為にさらに興奮したちひろは再び小さく絶頂した。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 シックスナインの体勢になって、お互いの性器を舐めあう。ちひろとPの体格差はかなりあるが、そんなことはお構いなしと言わんばかりに互いに貪りあう。ここまできたらPも純粋に楽しむことに決めたらしい。あとの仕事のことを取り敢えず隅に追いやる。幸い電話なんかもまだかかってこない。

 

手入れされたちひろの女性器は、色素の沈着が進んでいない綺麗なピンク色で、ともすれば処女のそれに見える。しかし自ら慰めたり、散々Pのモノを貪ってきたそこ(・・)は淫乱そのものであり、縁をなぞるように舐めあげるだけでちひろの背筋に電流が走り、濃厚なメスが溢れ出してくる。互いに弱点を知り尽くした口淫合戦は、精液をたらふく飲まされて敏感になったちひろの分が圧倒的に悪かった。

 

「んぅっ♡ あっ♡ やんっ♡ ぷろでゅーさーさんっ! そこだめっ♡、弱いの知って、あんっ♡」

 

 硬く尖らせた舌先でクリトリスを突き、丁寧に舐め解すだけでちひろは口淫がままならなくなり、そのまま小刻みに舐められるだけで只々快楽に喘ぐだけのメスとなってしまう。陰唇を広げ、入り口を穿るだけでこんこんと湧く泉のように愛液が舌を伝ってPの口に流れ込んでくる。わざと喉を鳴らしてそれを飲むと、抗議のつもりだろうか、ちひろは激しく頭を上下させディープスロートを開始する。しかしその反撃も虚しく、Pが膣内に潜り込ませた舌を蠢かせ、襞を丁寧に舐めあげただけであっけなくちひろはオーガズムに達し、Pの顔へ盛大に潮をぶちまけた。

 

ふと、Pの視界に見慣れぬモノが見える。ちひろの尾てい骨辺りから生えているそれは、紛れもなく尻尾。動物のような体毛はなく、つるつるとしており、先端がハートのような形をしている。スペードのマークのようにも見えるそれを何気なく握った瞬間、ちひろが鋭敏に反応した。

 

「ひゃひぃっ!? だ、だめ! しっぽらめぇ♡ しょれすぐいっちゃうの!」

 

 命乞いのように思える懇願を聞いたPは、いいことを聞いたと言わんばかりに先端を口に含みながら、尻尾を自分の逸物を慰める時のように、いや、それ以上に荒々しく扱きはじめる。

 

「あ゛あ゛あ゛ああ! だめっ♡ イ゛ぐっ♡ いっぢゃう♡ イグイグイグイグイグっ!! う゛あ゛っ! あああ~~♡♡」

 

 全身をピンと強張らせて、ちひろは深い絶頂に達した。そのままビクビクと何度か痙攣した後、力無く倒れ込む。そして弛緩しきった尿道から暖かい液体がPの胸板を濡らしていく。ソファーは汗と愛液とちひろの小水でびちゃびちゃになってしまい、また新しく買い替える必要がありそうだと考えたPは、こうなってしまった元凶であるちひろに更なる責めを行うことを決意した。

 

 

優しくちひろの体をどかしながら、うつ伏せに寝かせたちひろの上に覆いかぶさる。顎を持ち上げるように顔を起こし、耳元でそっと囁く。

 

――ちひろの所為でソファーが台無しだ。薬を盛った挙句に粗相をする事務員には罰が必要だな?

 

 ちひろは焦点の定まらない目で虚空を見つめていたが、耳元でささやかれたPの声で子宮が震え、罰を想像しただけで体が歓喜に震えた。Pはちひろの顔を自身に向かせ、だらしなく垂れ下がっていた舌を吸いながら、片手でちひろの腰を抱え上げ、背面座位でちひろの濡れそぼった入り口にいきり立った逸物を添えた。

 

ゆっくりちひろの膣内にPの剛直が侵入していく。そんじょそこらのポルノ男優よりも太く、固い女泣かせの具現化はちひろの中を容赦なくなぞりあげ、襞一枚一枚にマーキングしていき、ちひろの膣内がすべて埋まってなお四分の一ほど竿が余っている。

 

普通の女性ならば圧迫感と引き伸ばされた痛みでまともに性感を得ることはできないだろう。しかし、ちひろたち人外娘はほぼ例外なくファロフィリアの傾向がある。Pのそれは彼女たちのお眼鏡にかなう大きさであり、P自身もドリンク剤なしで一晩中相手をするぐらいに絶倫である。極上のオスの極上のペニスを咥えこんだ瞬間に多幸感と性感で、ちひろは一瞬視界がホワイトアウトした。

 

「お゛っ! お゛う゛っ! あ゛っ! うお゛っ!」

 

 一突きされるたびに漏れる声は、最早獣の唸り声のようであり、会社の事務室で行為に及んでいることを忘れているかのようだった。やがてちひろに余裕が少し戻ってきた。そこでちひろは初めて重要な事を思い出した。

 

「ぷろ、でゅーさー、あっ♡ さんっ、これっ、ごむぅっ♡ してないっ、あんっ♡」

 

 所謂生セックスだが、当然人外娘は妊娠のリスクがある。むしろ妊娠したがる傾向があるが、それは将来見つかる運命の伴侶の子を宿すことに人生を賭けているからだ。だが何事にも例外はある。仮に運命の伴侶とは思えない相手に性的な意味で屈服させられてしまった場合、その相手を運命の伴侶だと遺伝子レベルで認識してしまう。

 

今のちひろはすでに屈服しかかっている。元々ちょっといいかもなーと思っていたくらいには好意を持っていた相手に、こうも一方的に組み敷かれて今まで堕ちなかったのは、コンドームと言う最後のセーフティがあったからだ。膣内射精で精液を直に子宮に出されたなら、間違いなく堕ちる。

 

「だめっ♡ なか♡ にゃからしはらめっ♡ おちちゃう♡ ぷりょりゅーしゃーしゃんのおんにゃになっちゃうっ♡」

 

 ちひろは必死に拒否の言葉を紡ぐが、呂律は回らないし、声は媚びるように甘ったるいし、なにより膣と子宮が全力で精液を搾り取ろうとしているのがちひろ自身がよく分かっていた。頭の中で本能が堕ちてしまえと甘言を囁いてくる。Pもまた、孕ませ甲斐のあるメスの哀願に煽られ、射精欲がどんどん高まっていく。ストロークは長く、ピストンは速く。射精するためだけの乱暴な腰使いは子宮口を何度も抉り、雁首がちひろの膣内を出ていくたびに甘く引っ掻いていく。我慢汁と愛液が混ざり、激しいピストンで泡立つ。結合部から肉がぶつかり合う音と粘つくような液体の混ざる音が響く。

 

射精を目前にしてPの剛直がさらに膨らむ。膣全体でそれを感じ取ったちひろは、オスのチンポで自身のオンナを専用に改造されていく喜びと、危険日ではないのに妊娠をする可能性の恐怖と、圧倒的なまでの快楽とで脳がスパークを起こしそうになる。

 

「こっ♡ こわいれすっ♡ ぷろりゅーさーさん♡ イキしんぢゃうっ♡ わらひ♡ ひんじゃうよぉっ♡」

 

 ちひろの脳は、処理できない程の快楽に死の恐怖を錯覚する。どこか遠くに飛んで行ってしまいそうな浮遊感がちひろの体を駆け巡った時、Pが密着するようにちひろを抱きしめた。

 

「あっ」

 

 ちひろは膣内でごちゅんっ! という音がした気がした。そして火山の噴火のように噴出してくる精液を子宮内に直接叩き込まれ始めた。

 

「あああはああああああ~~~~~~っ♡♡♡」

 

 一滴も残さず、全部注ぎ込む。このメスを物にして孕ませる。そんな意思が宿ったような長い長い射精。入りきらなかった分が結合部からボタボタとあふれ出し、白い精液溜まりを作っていく。

 

「あはぁっ……♡ でてるぅ……♡ おなかのなか……♡ あちゅいのぉ……♡」

 

 余韻に浸るちひろを、再びの衝撃が襲う。射精が終わったPがそのまま抽挿を再開したのだ。

 

「あぁっ♡ い、いま♡ イッたばっかりぃ♡」

 

――お仕置きだって言っただろ?

 

「~~~~~っ♡♡♡」

 

 それからPはちひろの中に後背位で3回、正常位で2回、駅弁で1回、対面座位で4回、ちひろに膣内射精した。仕事の電話が来なかったからよかったものの、二人は残業が決定した。そして事務室からの嬌声に当てられた人外娘社員による突発的無差別逆レイプテロにより346全体が残業状態になった。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 後日。ちひろはすさまじくつやつやな肌で出勤した。人外娘にとってセックスは最高のストレス解消である。おまけにPの精気を大量に受けて若返った気持ちだ。残念ながら妊娠はしなかったが、ちひろは自分の周期を把握している。次は危険日に薬を盛ろうと考えながら、今日もPを出迎える。

 

ここ最近のちひろの悩みは、Pの顔を見るだけでショーツがぐしょぐしょになり、オナニーでは満足できない日々が続いていることらしい。

 

そして二人きりになると、決まって逆転されやすいシチュエーションを自ら演出し、濃厚な種付け生セックスを楽しむのだ。

 

最近のマイブームはコスプレエッチ。コスプレに応じたシチュエーションで盛り上がると、二十回戦はPとヤるとかヤラないとか。




難しい

次回はCPから出す予定


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

狼獣人渋谷凛

クール系アイドルは初投稿です



3日でお気に入りが250超えてビビってるゾ……。

もっと人外デレマス流行らせコラ!


 346のアイドルは全国的に有名である。アイドルだけでも二百人に迫る人数だ。それらをかつてはPがひとりでマネジメントとプロデュースを行っていた。

 

現在Pは新人育成をメインに据え、成長したアイドルたちは半分セルフプロデュースを行い、マネジメント管理はちひろが主体に行なっている。

 

 さて、そんなアイドルたちのファン層なのだが、人外娘が跋扈する世界では女性が大半を占める。無論315プロの男性アイドルたちのファンの数は世界レベルになるが、それと張り合うくらいにはファンがいる。なぜなら彼女らアイドルは、人外娘の到達すべき理想の女性像の一つであり、尊敬の念を抱くファンが多い。偶にガチ恋勢がいないこともない。

 

その中でも顔が売れている、つまりは世間的に346のアイドルと言えば? という問いに対する回答で上位に食い込む少女、狼獣人娘の渋谷凛と言うアイドルがいる。実家は花屋で、花言葉等の知識にも通じるクールな印象の少女だが、彼女もまた人外娘の特性が濃く出やすい少女である。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 基本的に、獣人には3パターンが存在する。

1つは割とポピュラーの部類にある半人半獣(ハーフビースト)タイプ。動物の耳と尻尾、手足を持つタイプだ。ミノタウロスやラミア、アラクネ種などもここに分類されることがある。

1つは完全獣人(ビースティアン)タイプ。動物がそのまま二足歩行をしているような外観をしている。また、骨格や筋肉のつき方が人間よりの者は獣頭人(ビーストヘッド)と呼ばれ、知識に秀でている者が多い。

1つは変身(トランス)タイプ。人間と動物の姿を持ち、中間が存在しない。非常に珍しいタイプであり、総人口の一割程度だ。

 

 凛は半人半獣の狼型だ。普段は人間と変わらぬ見た目で生活しているが、満月の夜等の特定の状況下ではその姿を見せるだろう。一度人外娘の姿で撮影を行った写真集の売れ行きは非常に好調だった。

狼の特性が強い凛は、仲間を非常に大切に扱い、絆と和を重んじる。不器用ながらもその優しさはユニットの仲間や事務所内でも評価が高い。

 

そして男性の好みも別れやすい獣人型で、凛は特に統率者やリーダーシップを発揮する男性が好みだ。多くの獣人型は格闘家や軍人等の戦闘能力が高い男性を好む傾向にあるが、群れを形成するタイプの動物がベースにある獣人は、群れのリーダーに強く恋い焦がれる。

 

Pと言う男はアイドルたちに的確に指示を飛ばしながらケアを忘れず、346という巨大な群れの中でもかなりリーダーシップがある。時に大胆なプロデュースをする度胸の強さもあって、凛はいつしかPに夢中になっていた。

 

人外娘のほとんどは一夫多妻容認派だが、大人しそうに見えて凛は独占欲が結構強い。自分が狙うオスが、多くのメスに想いを寄せられているということは人外娘にとって一つのステータスになる。それだけ自分が目を付けたオスが優秀だという証左に他ならないからだ。

 

しかし、凛はやはり自分だけを見てほしいと思うところがあり、Pと二人きりの時はそのクールな佇まいからは想像できない程に、飼い主に甘える子犬のようにPにべったりになる。本日は珍しく凛がどこのユニットも関係なく、オフを取れた日。しかし、Pがいるのは事務所。実家の手伝いも何もない凛は、普段使わない香水を軽く振り、勝負下着に換装し、桃色の妄想をしながら事務所に向かった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「プロデューサー、居る?」

 

 いつものデスクにいるプロデューサーは、この間のフェスについての報告書を作り終えたところで伸びをしているところだった。昼休憩に入ろうとして椅子から立ち上がろうとしたところに入ってきた凛は、辺りを素早く警戒する。このタイミングで乱入してくるであろうちひろの姿はなし。デスクの下に蚕娘のまゆもマタンゴの輝子も栗鼠獣人の森久保もいない。天井裏にサキュバス科くノ一目のあやめもいない。ドアに鍵をかけて、抑えていた本当の姿――狼獣人としての姿の凛を見せる。

 

「なんで鍵を閉めたのかって? ……加蓮や未央に見られたら絶対からからわれるし」

 

 そのままPに、傍から見れば対面座位のように抱き着く。

 

「ねえ、今は二人きりなんだからさ。思いっきり甘えてもいいよね?」

 

 お預けをされた子犬のようにPを見上げ、おねだりする凛を、Pは優しく抱きしめて頭を撫でてやる。髪型が崩れないように優しく、丁寧に。凛はその手つきに確かな愛を感じ、幸福感に満たされた。自分の意思とは関係なくぶんぶんと音がするほどの勢いで尻尾を振り、Pの手に自らの頭をこすり付ける。

 

Pはふと、凛からいつもとは違う花の香りがすることに気がついた。ジャスミンの香りだ。しかし、市販されているそれとはなんだか違う気がする。

 

「あ、気がついた? うん、今日だけ付けてきた特別なやつ」

 

 気がつけば凛は密着していることをいいことに首に顔を埋めて臭いをかいだり、Pの股間にパンティごと擦り付けたり、やりたい放題を始めていた。夢中になってやっているので邪魔しては悪いと思いつつも、Pは目の前でぴこぴこと揺れる耳を咥えた。

 

「ひゃいんっ!!?」

 

 凛の反応は劇的だった。飛び上がろうとするのを抱きしめて抑え込み、逃げようと身を捩るのを力づくで制しつつ、口で耳を丁寧に愛撫する。凛は耳からもたらされる快感と、人間になっている時よりも鋭敏になった聴覚を犯す卑猥な水音に、脳を直接犯されているかのような、ある種危険な悦楽が流し込まれる。丁寧に耳の中を舐られ、快感に抗おうにも身動きは取れず、たまらず凛はPに咬みつく。しかしPはその咬みつきすら愛おしく感じ、さらに耳への強姦を続けた。

 

「ふう゛ーっ!! う゛う゛う゛ーーっ!! うみゅっ!? んんーっ! んっ♡ んう゛っ♡」

 

 強く噛んだせいで滲んだ血の味に、一瞬凛は怯んでしまった。しかしPは構わず耳を愛撫する。一瞬生まれた思考の空白さえ、快楽に塗りつぶされた凛は半ば考えることを放棄し始めた。やっとのことでPが凛の耳を解放したとき、凛の表情にいつものクールでスマートな、名の通り凛とした面影はなく、発情した犬のように息を荒げ、だらしなく舌を垂らしたメスがそこにいた。その光景に背筋に電流が奔ったPは、さらに凛の口内を犯し始めた。

 

「んむっ!? んちゅっ♡ ちゅるる、じゅちゅっ♡ ぷろりゅっ、んふっ、さー、ちゅっ、はげし、んふっ♡」

 

 興奮で温度の上がった凛の口内にPの舌が侵入してくる。押し返そうと反射的に凛が伸ばした舌はすぐさま絡めとられ、味を確かめられるように丁寧に裏側までなぞりあげられる。敏感な感覚器官でもある口内を徹底的に蹂躙され、唾液を塗り混まれた凛は、Pの匂いが鼻から出ていくたびに子宮が疼いていくのを無自覚に感じ取っていた。口内を存分に味わったPは、そのまま凛の舌を吸い出して自らの口内へと連れ去る。先程耳に行なった愛撫の焼き直しを、今度は舌で行われた凛は、へこへこと情けなく腰を振り、男性器の如く尻尾を勃起させた。

 

「はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡」

 

 凛の興奮は既に限界値を大きく上回っており、もう自分でも何が何だかわかっていない。ただ、目の前のオスがくれる快楽の津波に身を委ねれば気持ちいいという事しか分からない。ふと、凛の鼻にある匂いが漂ってきた。口に塗りこまれたPの唾液よりも濃いPの匂いがする。

 

実をいうと、Pも今まで以上にこの状況に興奮を覚えていた。思えばあのジャスミンの香りを嗅いだ辺りから、なんだかムラムラしてくる。昨日も実は家に乗り込んできたクールアイドル5人を性的にK.O.してきたと言うのに、だ。凛が持ってきたジャスミンの香水は、そういう気分にさせやすい作用があると言われている。しかし、この香水の製造元が一ノ瀬志希となれば話は変わる。P自身この香りを被検体と称して嗅がされ、木天蓼を嗅いだ346ネコ科獣人娘たちと、ちゃっかり混ざってきたちひろとの壮絶な戦い(性的な意味で)を生き残った。

 

それを今になって思い出したが、すでに戦闘準備も整い、抜刀の時を待つばかりの宝刀がズボンを押し上げ天を衝かんとしている。それをバッチリみた凛はもう我慢ができないらしく、それに頬擦りする始末。前回の反省を踏まえ、Pは凛を抱きかかえると最近増設された専用プレイルームへと足を向けた。

 

因みに本日の業務のことは一旦忘れることにした。アイドルのケアも立派な職務なれば。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 ガラスで仕切られた部屋にはバスルームとベッドが設置されている。最早風俗店そのものと言った感じの部屋だが、Pたちにとっては重要な部屋だ。直ぐに体は洗えるし、事務所の仮眠室を圧迫しないで済む。なにより防音なので気にせずに好きなプレイに興じることが出来るのだ。なお設置費用及び維持費は346持ちである。それだけ稼いでいることの証左でもある。

 

「……あのさ、プロデューサー」

 

 少し時間を置いたおかげで幾分か冷静さを取り戻した凛は、先程までの自身の痴態を思い出してベッドのシーツを被っている。衣服に皺がつくことまで頭が回らない程にテンパっており、真っ赤な顔でPを睨んでいるが、迫力は皆無であり、Pにしてみれば可愛い子犬にしか思えない。

 

「さっきのはなんというか……その……、私が私じゃなかったというか……」

 

 さらに顔を真っ赤にして縮こまる凛を、Pは優しく撫でてやる。可愛かったというフォローも忘れずに。

 

「フォローになってないっ!!」

 

 吠えたてる子犬の姿に、早坂美鈴のそれを思い出すが今は凛の事だけを考えねばならない。わしゃわしゃと頭を撫でてやれば、ちょろい子犬は直ぐご機嫌になり甘えてくる。考えなくてもPは今日の凛の態度の理由が分かる。仕事だのなんだのでずっと構ってやれなかったので、寂しさが爆発してしまったのだろう。出なければあんな香水もつけてこない。なので、今回は徹底的に凛を甘やかすことに決めたPは、そっと凛を抱きしめた。

 

「だ、騙されないから! う、うれしくなんてないから!」

 

 残像が見えるんじゃないかと思うほどに尻尾を振られては説得力の欠片もない。しかし敢えて黙ってやるのも男の甲斐性である。紳士は女性に恥をかかせず、伊達男は女を口説くのが仕事なのだ。膝の上に横抱きにし、腰に手を回して密着度を高めると凛はマーキングをするように全身を擦り付けて甘えはじめる。頬にされるキスの感触がくすぐったくなったPは、不意を打って唇を奪う。先程のようなディープキスではなく、啄むようなバードキス。しばらくそれら楽しんだ後に、少しの間犬同士の挨拶のように鼻と鼻をくっつける。まるで恋人同士のようなやり取りに、Pと凛は思わず笑みが零れた。

 

「ありがとね、P」

 

 見つめ合いながら手を握っていると、凛が言葉を紡ぎ始めた。

 

「仕事中だっていうのに、私のこんなワガママに付き合ってくれて。……それにこういうやり取りにもちょっと憧れがあったからさ」

 

 今度は凛からPにキス。穏やかな空気の中で見つめあう二人だけの世界に、どこか現実感が薄れてきて、凛は腕に力を込めてPを抱きしめる。頭蓋を揺らすPの鼓動に生きているという実感を、Pの温もりが凛に暖かい活力を与えてくれる。

 

「ねえ……」

 

 この先の言葉を紡ぐ前に、凛はPに押し倒される。唇を塞がれ、思考の隙間に差しこむ様にこじ入れられた舌が優しく凛の口内を慰める。快楽ではなく、満たされる温かい感覚が胃に流れ落ち、凛の体内を温めていく。凛の中がPで満たされていく。

 

「……ぷあっ。はぁ……はぁ……」

 

 長い長いキスを終え、離れていく二人の間に細い橋が架かる。垂れ下がっていきシーツに落ちるまで、それは二人の紡いできた強固な絆のように、切れることは無かった。

 

「うん、私も待ちきれない」

 

 潤んだ瞳でPを見上げ、凛は最後の言葉を告げた。

 

「……優しく、ね?」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 服を脱ぎ、生まれたままの姿になった二人は丁寧に互いの体をまさぐりあう。体温を確かめるように、存在を確かめるように。Pのゴツゴツとした太い指が凛の絹のように滑る肌を撫でる。凛の白魚のように美しい指が無骨なPの身体をなぞっていく。凛が知る異性の中でもPの身体と言うのはセクシーだと思っている。無駄な体毛も少なく、無駄な脂肪もない。同世代の異性の裸もあまり見たことない乙女ではあるが、それでもPの肉体は蠱惑的に見える。

 

目を背けたい羞恥心と目を離せない魅力との狭間で葛藤している間も、Pは凛への愛撫を止めない。スレンダーと評価される凛の身体は細くしなやかで、少しでも力を籠めたら折れてしまうのではないかと思うくらいに儚く感じてしまう。

 

「はぁっ……、っ! んっ! あっ……、くうんっ!」

 

 Pの両手に丁度収まるくらいの美乳を下から揉み上げ、首筋に吸い付くと凛の愛撫の手が止まる。経験した人数と回数の差が明確に現れる形になり、徐々に凛は受けることに専念させられていく。抱きしめながら濃密に口づけを交わし、背中を撫でまわしながら引き締まってハリのある尻を揉む。尻尾の付け根付近を揉んでやると凛の身体はビクビクと跳ね、Pの腕の中で暴れる。

 

「んふっ、うぅん! んっ♡ ちゅばっ、ちゅっ、ちゅくっ、れろっ、れるっ、んぅ♡」

 

 キスをしながらも悦びの声は漏れだし、興奮を示すように体温が高まる。尻尾は高く立ち上がり、興奮状態であることが一目でわかる。押し倒したあとで尻尾の事を考えて体を起こさせたのは正解だったようだ。対面座位の形で絡み合う最中に、凛は秘所にPのペニスが当たるのを感じた。太い棒で体を持ち上げられるような感覚だが、伝わってくる熱に自然と腰が動き出す。天然の潤滑剤を塗りたくられる様に責められたPは快楽に小さく呻く。

 

「ふふっ♡ プロデューサーも気持ちいいんだ♡ じゃあ、こういうのっ♡ んっ♡ いいでしょ♡」

 

 ダンスレッスンで鍛え上げられた腰捌きで、素股を行う。自身のクリトリスを擦れて味わう快感に合わせて快感に震えるPを見ると、快楽を共有しているように思えて凛はますます腰の動きを大胆にする。しかしやられっぱなしのPではない。隙を見て興奮で硬くしこっている凛の乳首に指を這わせる。

 

「きゃいんっ!? いま、そこっ! びんかんだからっ! やぁん♡」

 

 頂点を指の腹で軽く押しながらクリクリと円を描くと、リズミカルだった凛の腰の動きがみるみるうちに乱れていく。コリコリと弾くように弄ぶだけで太腿がガクガクと痙攣し、軽く抓った瞬間に快感のキャパシティをオーバーした凛が(おとがい)を反らして絶頂した。お互いの性器は凛の愛液でグチャグチャに濡れており、Pも既に臨戦態勢だ。しかし、凛は絶頂の余韻が抜けておらず、表情も何処かふわふわしている。気つけの意味も兼ねて、Pはベッドに腰掛けたまま凛の膣内へとねじ込んだ。

 

「きゃひいいぃぃん!! い、いま、イッてるのに、挿入れたら、またイくっ……! あ゛っ♡ くひいいっ♡」

 

 所謂抱き地蔵と呼ばれる体位で、Pは容赦なく凛のGスポットと子宮口を突き上げる。一方の凛はPにしがみ付いていないと背中から床へ落ちてしまう不安定な状態なので、Pに抱き着くしかない。Pの身体に密着して乳首とクリトリスが擦られ、違う場所でほぼ同時に発生する快楽にあっという間に再びオーガズムへと昇らされる。だが、Pの責めは終わらない。イッた傍からイかされ、イくとまたすぐに快感が押し上げてきて降りられない。凛は0秒間隔で絶頂を繰り返した。

 

――ずっとイきっぱなしだな、凛。そんなにエッチな子だとは思わなかったぞ。

 

「っ!! っっ!! っ♡ っ♡ っ~~~♡」

 

 ダメ押しとも言える言葉攻め。既に凛から思考という行為が抜け落ち、本能が肉体を動かし始めた。凛の膣は泣きながらPの剛直へ媚びて奉仕するだけの穴となり、子宮口は子種を吐き出されて妊娠するための袋になりつつあった。そこへ更なる刺激が凛を襲う。

 

「しょ、しょこぉっ! おひりぃ!! らめ、らめらっれ! んぎいいいぃぃぃっ♡♡♡」

 

 高まった性感は凛の排泄孔さえも性感帯に変えつつある。Pの指がさわさわと蠢くだけで、本来とは逆の動きでPの指を飲み込もうとしてしまう。体の制御が凛から離れつつあった。少なくとも凛はそう感じた。そんな女体がPに与える快楽も凄まじいものだ。自慰行為に目覚ていないような少年でさえ、今の凛の膣に挿入れたならば一生凛の膣以外でイくことの出来ないオナニー廃人になっていただろう。

 

凛は膣内でビクビクとPのモノが震えているのを感じた。射精が近い。Pはすかさず凛の身体を抱き上げてペニスを抜こうとしたが、その瞬間腰を強烈な力で締め付けられ、背中に引っかかれたような激痛が走った。そしてその刺激がトリガーとなり、凛を思いっきり突き上げた後壊れた蛇口のような勢いで射精した。盛り上がりすぎてうっかり生でしてしまっている現状、凛の体内へPのザーメンが余すことなく注がれていく。凛の子宮は母乳を求める子犬のように、貪欲にそれを飲み干していく。

 

凛の肘から先と膝から先はデフォルメが入っているが狼のように変化しており、Pの腰に絡んだ脚は何があろうと離さないと言わんばかりにガッチリと組まれ、背中に回った腕はいくつもの傷をPの背中にマーキングしていく。恐ろしい勢いでリスクについて考えているPを、凛が強引に捻じ伏せて腰を振り始めた。

 

「まだ、もっと! もっとおおお!! プロデューサーももっとしたいからまだかたいんでしょぉっ♡ きょうはコレぜったいはなさないから♡ あっ! またイくっ! んん~~~~~♡」

 

 凛の目に正気の光は無く、Pには瞳の中にハートマークが幻視された。どうやら今日はこのまま翌日コースらしい。射精したばかりで敏感なペニスが萎れる暇もなく続けざまに射精を要求する凛の膣から、Pのペニスが引き抜かれたのは実に40回に及ぶ連続膣内射精が終わり、体力の限界を迎えた凛が失神した後だった。その姿がエロかったのでそのままPは膣内に追加で5発射精した。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 数日後。

 

「んにゃぁああ♡ なんで♡ あたしが♡ キミにっ♡ オシオキされないとっ♡ いけないのさぁっ♡」

 

 Pは一ノ瀬志希の隠れ家となっているプロダクションの一室で、志希に拘束種付けプレスをしていた。今回はゴムつきなのでいくら出しても安心だ。

 

「こ、こうすい、つくったのは、んにゃぁっ♡ 確かにあたしだけどっ♡ 凛ちゃんがいつのまにかもってったんだってええぇぇっ! あたしわるくにゃああああああ♡♡」

 

 ラミア娘である志希を縛るのは難儀した。言動や行動が猫っぽいのにヘビとはこれいかに? そんなことを考えながらおもいっきりゴムの中に射精する。

 

「でてるのにぃぃぃ♡ 子宮に来てくれないのぉぉぉ!! 頂戴よ! キミの遺伝子詰まったザーメン子宮で飲みたいのぉっ!!」

 

 ペニスを抜き、ゴムを外して志希の顔に出したザーメンをぶっかける。彼女にとっては拷問だ。なぜなら非常に濃いPの匂いという媚薬をかがされながら、それを一切迎え入れることが出来ないからだ。

 

「はあぁぁぁぁぁっ♡ すっごいニオイ♡ たまらないのほぉ♡ わかった♡ 分かりました♡ あたしが凛ちゃんに譲った! ちゃんと謝るから生でちょうだい! キミのオス汁膣内にぶちまけてぇ!」

 

 因みに証拠は押さえてある。Pの流儀としてちゃんと謝れた良い子にはご褒美をしなければならない。ぐちゃぐちゃに掻きまわされ、ぽっかり開いた志希のメス穴に生チンポをぶち込む。

 

「おほおおおおぉぉぉぉ♡ きたきたぁ♡ キミの生チンポッ♡ キクっ♡ ニューロン焼き切れちゃう゛う゛♡」

 

 アへ顔晒してよがりまくりイきまくりの志希にしこたまザーメンを吐き出しつつ、Pは凛がオフの時にまた襲って来やしないかと考えるのだった。余談だが凛は1人で相手をするのは困難だと認識を改め、次のオフでNGの二人とTPの二人を誘い、6Pでの乱交を計画していた。

 

しかしこの計画、ある重大な問題がある。その問題とは……

 

 

――島村卯月、17歳。種族、人間。処女である。




正体不明枠

こずえ ヘレン 茄子さん ウサミン


(次回は卯月では)ないです。



※クール三重士の表記を修正。担当Pの皆さん、気分を害されたなら申し訳ないです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ペガサス娘本田未央

パッションは初投稿です。というかお気に入り伸びスギィ!やっぱ好きなんすね~。

感想まで来るのか(困惑)正直来ない物だと思ってたゾ。

感想ありがと茄子!

(更新速度が上がったりは)ないです。

これ書いてる間にお気に入りが500超えて本気で戦慄してます(素)



 突然だが、Pという男について少し語ろう。 

 

バケモノ染みた精力を持つ男性は実は結構確認されている。家系図の中に人外娘の血が入っている男性は世代を重ねるごとに精力絶倫になることが確認されている。しかし、P程の性豪ともなると話は別だ。性ホルモン値が常人の男性をはるかに超えて最早致死量である。

 

それでもPが健康体なのは、厳密にいうと人間ではなくインキュバスのクォーターであるからだ。馬鹿げた精力もこの血統が原因である。そしてこの世界においてインキュバスは確認されている数が歴史上100人に満たない。

 

仮に世間にPの肉体の真実が世に公表された場合、政府公認の種馬として一生を過ごす羽目になる。Pのあずかり知らないところでギリギリの人生を生きているのだ。

 

さて、このお話の為だけに生まれてきたような当の本人は今日も今日とてアイドルのプロデュースして、アイドルとセックスして、仕事して、スカウトして、仕事して、セックスである。アイドルと肉体関係を持つことは本来ならばタブーであり、週刊誌が飛びつくネタなのだが、この世界では日常茶飯事である。なので問題は何もない。むしろ子供ができると祝福の声の方がよく上がる。

 

ぶっちゃけ他の事務所では男性事務員や職員が腎虚で亡くなる方が多い。

 

「また114プロで職員が入院だって~」

 

 夜も間近な夕暮れ時に、事務所で仕事しているPによっかかってテレビを見ているのは元気っ子アイドル本田未央である。本人に自覚はないが男女問わずに仲良くなる素質があり、輝く笑顔が眩しい。だがそのメリハリのあるボディは同年代男子にはかなりの毒である。

 

「そういやこの前しぶりんとすごい激しくやったんだって?」

 

 テレビ画面に顔を向けているため、Pからは表情は見えないが明らかに不満そうだ。

 

実をいうとこの事務所、パッション勢人外娘はほとんどが初心だ。おまけに恋愛観が少女漫画に憧れる女の子のそれである。その所為でカリスマ処女と弄られるカリスマJKがいるとかいないとか。

 

そしてこの本田未央も事務所の屋上で告白するという、今時の少女漫画でも稀少なシチュエーションでPに告白した。しかしその現場をポジパの2人とNGの2人をはじめとした大体の者に見られてしまい、そのまま既にPを性的な意味で食ってた面子に巻き込まれて初めて――厳密にはちょっと違うのだが――まで経験してしまった。

 

その後の未央は大いに荒れた。アイドル止める宣言をPが三日三晩説得して何とか撤回させ、一週間の旅行で機嫌を取って再びアイドル本田未央が復活したのだ。因みに未央の初めてを乱交に持ち込んだ某元婦警と某しゅがー☆は一週間貞操帯装着によるオナ禁と禁酒の刑が下された。

 

そんな経緯もあって未央はPが他のアイドルとセックスをすることをあまり快く思わない。が、Pを想うアイドルも多いし、その娘たちの気持ちも大いによく分かるのでもやもやとした気持ちが積もっていく。

 

 ふと、未央がPから離れ、纏う気配が変わるのをPは感じた。こういう時は大概人外娘としての姿を取っているアイドルが多い。因みに未央はペガサスという非常に珍しい種族である。本人曰く、得意技は『ミツボシ☆☆★りゅーせー拳』だとかなんとか。

 

「ねえ、プロデューサー。ひとっ飛びつき合わない?」

 

 下半身が白馬に変わり、小さな羽を側頭部に生やした未央に誘われ、Pは夜の空へと飛び立つこととなる。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「やっぱ星空はいいよねー! 飛んでて気持ちいいし!」

 

 Pを背中に乗せ、ご機嫌に飛び回る未央。どうやって飛んでいるのかというと、この世界でもなかなか使い手のいない『魔法』である。原理、術式、その他一切がまるで不明だが、使える人外娘は呼吸同然にそれらを行使できる。現代科学で使用されている物の方が便利という理由で使われていない魔法が大量にあるらしいが、一部人外娘

は魔法を用いて特定の男性を手籠めにしているとかいないとか。

 

さて、星空を翔ける未央は自身の持ち歌である『ミツボシ☆☆★』を歌い始めた。NGの中で最も長い間日の目を見せられなかったことは、今でもPの苦い思い出だ。今でこそ高い人気を誇る彼女が一番星へと近づいていくのを感じているが、やはりPは申し訳なさを未央に感じている。

 

彼女の弾けるように輝く笑顔は、彼女の不屈の魂と言う名の宝石の輝きだと、Pは信じている。

 

他にもまだまだ芽吹いたばかりのアイドルや、ながらく地方営業しか仕事が取れていないアイドルもいる。彼女らもトップアイドルにのし上がらせるのがPの生涯をかけた目標であり、彼女たちをこの道に引き込んだPが勝手に背負った責任である。

 

まあ、大体のアイドルはトップアイドルになるよりもPといかにして結ばれるかの方が重要だったりしているのが唯一のすれ違いだろう。ファンの人外娘たちも自分の推しが恋していることぐらいファンになる前から承知であるし、憧れのメスが恋い焦がれるオスに興味もある。知らぬはPばかりなのが何とも悲しいところだ。

 

「ん? また歌が上手くなったって? 頑張ってレッスンしてるもんね! ファンのみんなも楽しみにしてくれてるし!」

 

 星空をバックに空を飛びながら歌う。Pの頭に新しい企画が生まれ、ハーピー娘等飛べる娘限定野外ライブから水族館全面協力が前提になるが、大型水槽を用いた水中ライブなどを早速メモし始める。

 

「ちょっと~? せっかく星空デート中なのにお仕事かね? プロデューサー君?」

 

 ちょっとむすっとした顔で睨まれても、Pには可愛いという感応しか湧かない。メモ帳をしまうと、人間でいう腰のあたりに手を回してしっかりと未央に抱き着く。

 

「お? トップスピードをお望み? よーし! 落っこちないように捕まっててよ! 未央ちゃん号はっし~ん! 輝けー! りゅーせーのごとく!」

 

 時速120kmに迫る速度で飛ぶ未央に、今度からゴーグルを装着することを決意するPだった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 屋上に返ってきたPと未央は、久しぶりの星空デートの〆という事で机を引っ張り出して軽食を楽しんでいた。事務所の冷蔵庫はPと響子がこだわったモノを晶葉が更に改造したものだ。なので事務所で生活も実質可能だし、何かあった時に籠城も可能なほどに設備が整っている。個性的なアイドルたちによる謎改築の賜物である。

 

「あー楽しかった! 久しぶりに飛び回れたからすっごいスッキリしたー!」

 

 文字通り羽を伸ばした未央はご機嫌な様子でオレンジジュースを飲む。既に姿は人間のモノと変わりない状態にある。

 

人外娘たちがどうして普段は人間の姿をしているのかと言えば、端的に言って生活がし辛いからである。ラミアやケンタウロス、タイタン等、必要なスペースが広すぎたりする種がいれば、マーメイドやアルラウネ等、生活する環境が特殊すぎる種もいる。人間の形態をとることでそれらを一時的に解決することが出来るので、普段人間の姿をしていると言う訳だ。ちなみにこれは人外娘ならば誰でも出来る。

 

「でも、しぶりんとの事を水に流すにはまだちょっと足りないかなー?」

 

 ジト目、というよりかは小馬鹿にしたような薄めでヘラヘラと笑う未央は、ずずいっとPににじり寄る。姿もペガサス娘のモノに変えて何時になく真剣な雰囲気だ。

 

「私達人外娘なんて言われてるけど、こういう風に本当の姿曝け出して男に言い寄るって事の意味、わかっているよね?」

 

 シチュエーションはあの時よりもよりロマンティックだ。Pは未央の想いに応えることは簡単だが、それで泣かせる娘がいることも知っているし、未央自身がそのことを望んではいないことも分かっている。つくづく女泣かせな星に生まれてきたことを痛感するPだが、どうしようもないことだ。

 

Pにできることは、今目の前で勇気を奮い立たせた少女を優しく抱きしめてやることだけだった。

 

「……ずるいよ、私スゴイ頑張って告白したのに。プロデューサーは黙ってるなんてさ」

 

 抱きしめ返す未央の力は普段と違い、弱弱しい。通常時のきらりよりも身長のあるPだが、ペガサス状態の未央の身長には流石に負ける。未央のペガサス部分の体高は152cmぐらいあり、馬の首のあたりから女性の鼠蹊部から上が生えている状態なのがケンタウロス種共通の容姿だ。

 

未央を慰めるために抱きしめたのに、Pの頭は未央の胸に埋められている状態だ。本末転倒も甚だしい。しかし未央にはそれで十分らしく、静かに涙を流し始めた。Pにできることは、肩に降る乙女の涙を受け止めてやることだけだった。

 

 しばらく泣いて、目元を赤く腫らした未央は無理に笑顔を作ってPから離れようとする。だが、Pは腕の力を緩めない。困惑する未央を真正面から真っ直ぐに見つめる。真剣な表情のPに少しドキドキしながら、未央も見つめ返す。

 

「え……っと、プロデューサー?」

 

 ――今から俺は最低なことを言う。

 

 Pの低い声に思わず萎縮する未央だが、内容はこうだ。

 

Pは立場の上で誰か一人を特別扱いすることはできないし、したこともない。

 

だから未央をPの特別にしてやることはできない。

 

でも、未央が求める限りPはそれに出来るだけ応えるつもりである。

 

我慢を強いることを許してほしい。

 

いつかPを憎く思うようになったのならば、Pは未央に殺されたっていい。

 

「何それ……ホントに最低じゃん……浮気がバレた人みたいだし……ちゃっかりハーレム宣言までしてさ……」

 

 未央が発したのは非難する内容だが、声は笑いを堪えるように上ずっているし、浮かべている表情も笑顔だ。

 

「しょーがない! これも惚れた未央ちゃんが負けだった! 特別に許して差し上げようじゃないか、プロデューサー!」

 

 ――でも裏切ったら成層圏から蹴り落とすからね?

 

 最後のセリフに若干肝を冷やしながらもなんとか許してもらえたようで、Pは安堵する。

 

「でもよくまゆちゃんとか説得できたね? 傍から見てもべったりなのに」

 

 実のところ、一度まゆの繭の中に監禁されたことがあったが、中でひたすら愛し合ってK.O,させ脱出したのだ。

 

『まゆ独りでプロデューサーさんの愛を全て受け切るのは不可能でした……んああっ! ダメです! 今イってるのに動かしちゃ……! またイくっ……!! あぁっ♡』

 

 悔しそうに絞り出しながらもアへ顔でビクビク痙攣しているまゆを駅弁で抱えながら繭から出てきたPに戦慄しつつ発情するアイドルが大勢いたとかいないとか。

 

「……やっぱり独り占めは良くないよね!」

 

 限界を超えてイかされるのは男女ともに辛い。未央の掌返しも理解できるPだった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「さて、プロデューサー。まさかあのまま有耶無耶にして終わりだなんて思ってなかったよね?」

 

 いろいろ吹っ切れた未央がPを押し倒している。場所は屋上から移っていつものプレイルーム。つい最近までまゆの繭だったものが辺り一面に広がっていたが、ウサミンロボによりすべてきれいに掃除されていた。いつでも風呂に入れるし、いつでも綺麗なシーツが敷かれたベッドがお出迎えしてくれる。

 

ペガサス娘状態ではベッドに乗れないので、未央はベッド脇に器用に座りながら人間の部分で覆いかぶさっている。

 

「あの日は皆いたから、遊び穴だけだったけどさ。今日は本命穴でやって欲しいの」

 

 人外娘の人間形態は種族によってフェイクの穴が作られる。それは人外娘形態でも残るものであり、処女膜も存在する。凛やちひろのように人外化しても基本の骨格が人間とさほど変わらない者はフェイクの穴は作られないが、ケンタウロスやアラクネなどの下半身が完全に別の生き物の特徴を持つ種族はその限りではない。

 

ケンタウロスならば馬の下半身部分に、しっかり馬の生殖器があり、そちらが繁殖用である。当然サイズも馬のモノだ。

 

「正直、プロデューサーだってさ、馬とヤるっていうのはいやだと思うんだけどさ」

 

 自信なさそうに瞳を伏せる未央への返事は、熱烈なキスで行なうP。ぶっちゃけ言って今更である。アラクネともマーメイドともスライムともヤったのだ。お尻にキノコを突っ込まれてゴートゥーヘヴンさせられるよりはマシである。犯人のマタンゴはゴートゥーヘヴン(性的な意味で)させた。

 

「……本気なんだね? じゃあ私も我慢しない。本命穴でやってもらうからね」

 

 少々乱暴にPのベルトを外し、下着ごとスラックスをずり下げる。特に抵抗することなく脱がされたPのモノがぶるんっという音がしそうな勢いで解放され、改めてそれを間近で見た未央は思わず硬直する。

 

「あ、あはは……。遊び穴によく挿入ったね。コレ。……本命穴でもみっちり埋まりそう」

 

 しかしすぐさま気を取り直して未央は口淫を始めた。たっぷりと唾を溜めた口内は火傷するかと錯覚するほどに熱く、肉厚の舌が雁首、裏筋、鈴口を絶え間なく刺激してくる。予想だにしなかった悦楽にPが思わず呻くと、気をよくした未央の追撃が始まる。舌先で鈴口を穿られ、雁首の恥垢を掃除され、頬肉で亀頭を扱かれ、喉を使って竿を扱かれ、あっという間にPを射精寸前まで導いていく。

 

「ぐじゅるっ、ぢゅぷっ、ぎゅちゅっ、じゅっじゅっじゅっじゅっじゅっ!」

 

 我慢などさせないとばかりに、未央の口撃はいっそう激しくなり、Pは10分も持たず未央の口へ射精してしまった。

 

「んぶぅっ!? んくっ♪ くちゅ、ぐちゅ、ぬちゅ、ぢゅずるるるる……」

 

 未央は尿道に残った分も丁寧に吸出し、自身の唾と絡めて咀嚼して、

 

「んぐっ、ごきゅっ、ぷはぁっ! 飲んじゃった……♡」

 

 Pのペニスを解放し、飲み込んだことをアピールするように口を開いてPに見せつける。カミツキガメの疑似餌の如く、Pの性欲を煽るように動く舌がいやらしく、その舌の奉仕を思い出して再びの勃起。

 

「いやー、知ってたけどやっぱり回復速いよねPって。まあたくさん楽しめるからいいんだけどさ」

 

 そして敏感になった亀頭を今度は咥えることなく丁寧に舌で舐めあげていく。ぴちゃぴちゃと敢えて音を立てて興奮を煽り、咥えていた時に把握した弱点を重点的に攻め上げる。そして咥えている最中に一切手を出していなかった玉袋も弄ぶ。

 

「えー? 何処で覚えたって? 早苗姉さんとかさとしんがコーチしてくれたんだよ♪ 他にもこんなのとか、っと!」

 

 Pの剛直に二つの重量が襲い掛かる。15歳には不釣り合いなほどにおおきな乳房に挟み込まれたらしい。

 

「うわー……私ので挟んでもまだ余るんだ……そういう時は、はむっ♪」

 

 パイズリフェラにより射精までの時間があっという間に削られる。ハリとほんの少しの柔らかさが未だ未成熟の果実であることをPに訴えてくるが、ペニスを伝って流れる未央の唾液が潤滑油になり、竿と亀頭に生じる二種類の複雑な快感が楽しむという行為さえも許さない。

 

「あはっ♪ また射精た♪ すごい勢い♪」

 

 自分の技術で、自分の身体で意中のオスが果てる姿は人外娘にとって何よりの興奮材料だ。それに精液の匂いが子宮を疼かせ、愛液を溢れさせる。

 

「んふー♪ 未央ちゃんの本気はこんなもんじゃないぞぉ? プロデューサーくぅん♪」

 

 調子に乗り始めたらしく、馬体を起こし、Pを見下ろす未央。Pの目の前には人間の女性器に瓜二つな未央の遊び穴が迫っていた。

 

「次はプロデューサーが気持ちよくしてよ♡」

 

 Pの頭を抱え込む様にして遊び穴に押し付ける。イマラチオの体勢にも似た強制クンニを行わせられているPは特に抵抗することもなく未央の穴へ奉仕を始める。

 

「あっ♡ やっぱりプロデューサー上手いっ♡ そこっイイっ♡」

 

 遊び穴と言えども性感はある。ハマりすぎた人外娘は遊び穴でなければ絶頂できなくなることもあるのであまり推奨はされていない。

 

「あっ♡ やばいっ♡ 遊び穴なのに本気になっちゃいそう♡ そこイイのぉ♡」

 

 人間の物と同じクリトリスを鼻で押し潰しながら穴の中を舐めあげる。蠢く襞が舌を歓迎するように纏わりつき、奥へ奥へと誘う。天井の方を押し付けるように舐めあげると押さえつけている手がびくつくのが分かる。

 

「そこ、イイっ! イイのぉ♡ イかせて♡ プロデューサーにイかされたいのぉ♡」

 

 ここまで哀願されて応えなければ男ではない。頭上で体が震えるたびにぷるんぷるんと揺れていた未央の乳房、その頂点を摘まみあげる。

 

「はひゃぁっ! 今乳首はずるいっ♡ あっだめっ♡ こりこりだめっ♡ しごくのもだめぇっ♡」

 

 悦んでいると判断したPは責めの手と舌を休めない。口の標的をクリトリスに定め、片方の手を遊び穴に添えて指を挿入する。抵抗もなく2本滑り込んだ指で奥の方を穿る。

 

「ひぃっ♡ そこイイ♡ だめっ♡ イくっ♡ イっちゃうっ!」

 

 未央の身体が大きく痙攣し、力無く倒れこんでくる。荒い息のまま未央と見つめ合い、どちらからでもなくキスを交わす。

 

「はぁっ、はぁっ、すごかったぁ♡ ぷろでゅーさーうますぎ♡ 自分で弄ってもあそこまでかんじないもん♡」

 

 感じまくる未央の痴態に既にPは再びの臨戦態勢。ゆっくりと未央の後ろ側に回りこむ。

 

「あっ、いよいよするんだね……」

 

 尻尾を自ら動かし、興奮で濡れそぼった本命の生殖器をさらけ出す。発情期の馬と同じようにライトニング――外陰部を開閉して陰核を露出させる行動を行っており、Pにはそれがひどく扇情的に感じ、思わず舌を這わせた。

 

「あっウソっ!? そこまで舐めなくていいって! プロデューサー!? 聞いてるの!?」

 

 未央からしてみれば一番恥ずかしいところを舐められているのである。まさかの行動に処女が初めてクンニをされたように混乱するが、Pの丁寧な愛撫に次第に快楽を受け入れ始める。そうなってしまってからはもう未央は乱れに乱れた。

 

「あっ♡ はっ♡ だめぇ♡ きたないよぉ♡ だめなのぉ♡ ほんめいあなきもちよすぎるよぉっ♡ こんなのしらないっ♡ うままんこでかんじちゃってるのぉっ♡」

 

 あのアイドル本田未央とは思えない乱れっぷりと、はつらつとした歌声を発する喉が発する淫語にPの愛撫も熱が入る。さらに激しくなった愛撫に未央が耐えられるわけもなく、全身をガクガク震わせてへたり込んでしまった。

 

「はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ……」

 

 ベッドにもたれかかる未央の顔は涙と涎でぐちゃぐちゃで、快楽によって蕩かされ、あの快活な笑顔も振りまくアイドルと同一人物だとは思えない。

 

我慢が出来なくなったPは脱力して垂れ下がった尻尾を優しくずらし、ゆっくりと馬並ではないにしろ巨根と称されるペニスを埋めていく。

 

「あっ……はじめて、もらわれちゃう……♡」

 

 全てが挿入る刹那、強い抵抗があったところを抜けた。所謂処女膜を裂いたわけだが、かなり解されていたことと女性器に対するPの男性器の大きさもあって傷をつけることもなかったようだ。アイドルの中には激しいダンスレッスンで膜が破れる娘もいる。

 

「んんんんんぅぅぅっ♡」

 

 未央は愛おしいオスに初めてを捧げたという達成感にもにた多幸感で挿入されただけで絶頂し、本命穴を締め上げる。その刺激にたまらずPは腰を振り始めた。

 

「はひっ♡ あぅっ♡ はあっ♡ んぐっ♡」

 

 本命穴から感じる性感に翻弄され、未央はもはや意味のある言葉を紡げなくなってしまったようだ。Pも予想以上の締め付けにあっという間に追い詰められてしまう。だが反応を見ていると気持ちのいいところがあるらしく、そこを重点的に攻めてみる。

 

「あぎっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡」

 

 しかしそれはより締め付けを強くさせ、結果的にPを追い詰めることになってしまった。余裕がなくなった荒々しいピストンで締め付けてくる未央の本命穴を掘削していく。

 

「あ゛っ♡ イ゛ぐっ♡ イ゛ぐぅっ♡ イ゛っっっ!! あ゛っ! あ゛あはああああっっ!!」

 

 未央が先に絶頂し、急激にPのペニスが締め上げられる。その刺激に耐え切れずPも未央の中へ精を注ぎ始めた。

 

「あっ……あったかいのがでてる……♡ よかった……気持ちよくなってくれてた……♡」

 

 イき疲れたらしく、未央はそのままベッドに突っ伏して眠り始めてしまった。射精の終わったペニスを引き抜いたPは、未央をねぎらうように頭を撫で、目尻に溜まった涙をそっと指で拭った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 それからの未央は飛ぶ鳥を落とす勢い、というよりかは正しく流星のような勢いで活躍した。何かが吹っ切れた乙女のパッションは留まることを知らず、人外娘が感じる最も欲しい愛に満たされたメスの雰囲気が新たなファンを呼んだ。

 

それからも時々、卯月や凛、藍子や茜を乗せて夜空を翔ける未央の姿が見られるようになった。

 

しかしPには新たな悩みの種が出来た。あの日以降激しくなった未央のアプローチのせいでついデレデレしてしまい、嫉妬した他のアイドルから絞られる回数が増えてしまった。

 

これもまた多くのアイドルに慕われるが故の嬉しい悩みだと思おう。そうしてPは企画書を書き上げるのであった。

 

因みにペガサス娘の未央をメインに据えた野外ステージの星空ライブは大成功を収め、更なるオファーが舞い込む嬉しい悲鳴がしばらくやむことは無かった。




次回今度こそしまむーです(島村卯月とはいってない)

なんか今回話が支離滅裂な感じがする……しない?

もうちょっと人外特有のエロ要素ぶち込んでいきたい(願望)

でもいちゃいちゃさせちゃうと比較的オーソドックスなプレイになっちゃうのは私の技量不足です。許し亭ゆるして。もっと人外娘エロ本読まなきゃ(趣味と実益)

ペガサスまんこって物凄いパワーワードに自分で笑いそうになったのでカットしました。(裏話)

※(追記)本当に捻れてる文があったので修正しました。すいません許してください。なんでもしまむら!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

人間島村卯月(withニュージェネ)

キュートかつ人間は初投稿です。

はたして卯月ちゃんはベッドヤクザPの巨根絶倫セックスに耐えることはできるのでしょうか?

それでは、ご覧ください。


 この世界で最も稀有な存在は、一周回って人間である。人外娘も基本的な人権は普通の人間と変わりはないので、実質人間なのだが、種族としての人間は本当に稀少である。

 

普通であるという事は時として異常なのだ。

 

そんな普通な少女、島村卯月は今人生の岐路に立っている。

 

「ちゅぶっ、じゅぽっっ、ぢゅこっ、ぢゅこっ、ぢゅこっ、ぢゅこっ!」

 

「あむ、えろ、れろっ、ちゅっ、れぇー、ちゅぽっ」

 

 目の前でPのペニスに奉仕するユニットの仲間であり親友の全裸の渋谷凛と本田未央。あまりの光景に脳が理解を拒否し始めていた。

 

どうしてこうなったのか? 卯月は脳内で時系列を整理し始めた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 島村卯月はいつも通りの時間に事務所へ向かい、いつも通りに学校の課題を終え、いつも通りにレッスンをし、いつも通りに昼食を取った後、いつも通りにデスクに居るPとお喋りしようとしていた。

 

卯月にとってPは自分をアイドルの舞台へと押し上げてくれた恩人である。父親に向けるような信頼感があり、自身を庇護してくれる者への情愛があり、一異性として感情を向けている。実際夜のオカズはこっそり撮ったPの上半身裸の写真である。

 

友人との楽しいおしゃべりも好きだが、やはり好きな異性と過ごせる時間と言うものは何物にも代えがたい幸福の時間である。

 

しかし、Pは居らずNGのメンバーであり、親友と言ってもよい存在である渋谷凛と本田未央が居た。いや、待っていたというのが正しいだろうか。

 

「お、しまむー。待ってたよ」

 

「もうプロデューサーは準備しているから、あとは卯月だけだよ」

 

 卯月には何の事だかわからない。しかし二人の友人に手を引かれるままに一度も入ったことの無い扉の奥へ誘われる。

 

そこはガラスのセパレートで分けられた部屋だ。風呂とベッドがあり、ベッドにPが寝かされていた。深く眠っているようでピクリとも動かない。だが、問題はPの格好だ。衣服を脱がされてすっぽんぽんにさせられ、シーツもかけずに転がされているのだ。

 

卯月は幼いころにみた父親のモノ以外で、初めて男性の陰部を見た。恐怖感すら湧く大きさである。性知識も学校で習っているのでわかるが、アレがさらに大きくなるのだ。顔を手で覆っているが指の隙間からバッチリ見てる。

 

「やっぱりしまむーは初めてだよね」

 

「あとでちひろさんもくるから、最初は私達のをみてて」

 

 そして話は最初に戻る。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 卯月は目の前の痴態から目を逸らすことが出来なかった。逸らしたいのに逸らせなかった。目の前の光景を脳が認識することを拒否しているが、映し出される映像が生々しすぎて思わずつばを飲み込んだ。

 

「んっ、ぱぁっ! しぶりん、私もそっち味わいたいんだけど」

 

「ちゅごっ! じゅぷっ! んっ、はぁっ! じゃあ二人で一緒にしない? 卯月によく見えるように」

 

 ギンギンに勃起し、反り返っているPのチンポ、その先端を二つの唇が挟む。亀頭越しにキスをしているようにも見える奉仕を受けてなお、Pは目覚めない。しかし反応はあるようで時折小さな呻き声がする。凛の舌が雁首の括れを執拗に舐め磨き、未央の舌が鈴口をぴちゃぴちゃと何度も擽る。

 

二人の顔が互い違いに上下し、竿を丁寧に舐めあげていく。もう二人は卯月の事が頭から離れてしまったかのように夢中で奉仕を続ける。やがて刺激に反応してPが反応して体を起こした。

 

「あ、起きた? こっちの方は早起きみたいだけど」

 

「んちゅっ、ちゅうっ、ぴちゃっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ」

 

「後でちひろさんも来るし、本日のメインもお待ちかねだよ」

 

 Pの目が卯月を捉える。気まずそうに笑顔を浮かべながら手を振るが、卯月はガッチガチに固まったまんまだ。そこへ2人の口淫が激しくなる。強い刺激に思わず腰が引けるPだが、2人がかりで腰をがっちりホールドされ、逃げられない。

 

「じゅぼっ、じゅぼっ、じゅちゅっ、ちゅぼっ、ぐぽっ、ちゅぼっ!」

 

「ちょっ! しぶりん! 独り占めはずるいって!」

 

 対抗するようにPの陰嚢を未央が口に含み、熱い口内で舐め転がす。Pの射精の気配を感じとった凛はそのままPのモノを限界まで飲み込む。イマラチオで亀頭を喉で刺激され、Pは凛の中へと精を吐き出した。出されている凛は息苦しさと異物を食道に突っ込まれた嘔吐感を上回る快楽で瞳が裏返り、溜まらず逆流した分の一部が鼻から飛び出した。それと同時に潮を吹き、瞳は瞼の裏に回りそうなほどにグリンと上へ。

 

あまりにも女性としてしてはいけないようなアへ顔で精を飲み干す凛を羨ましそうに見ていた未央は、ゆっくりと卯月に近寄っていく。恐怖を感じた卯月が一歩下がった時、柔らかくてしっかりとしたものにぶつかった。

 

「こんにちは♪ 卯月ちゃん」

 

 既に全裸になったちひろが退路の扉の鍵を後ろ手に締めたところで、卯月は逃げられないことを悟った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 Pの射精が終わったところで正気に戻った凛は、尿道の分を丁寧に吸い出してちゅぽんっ! と音を立てながら口内からPのペニスを解放する。口内に溜まった精液を味わうように咀嚼し、未央とちひろに口移しで分けていく。

 

「ん~~♪ 濃厚濃厚♡ 凛ちゃんの唾液が混ざっててこの濃さ♡ 流石はプロデューサーさんですねぇ♡」

 

「しぶりんなんか射精されながらイってたし、直飲みはたまらないよね~」

 

「んっ、鼻にちょっと流れちゃってる……流石に啜るのははしたないし、ちょっと鼻かんでくる」

 

 凛がティッシュで鼻をかんでる間に、Pはちひろに詰め寄る。

 

「はい♡ 盛りました♡」

 

 反省の色なし。しかも本人は準備万端でしとどに濡れた股座を弄りまわしながら受け答えしている始末。怒られている自覚はないらしく、この後のお仕置き(ご褒美)を今か今かと待っている。

 

「ちひろさん。今日はしまむーがメインなんだから抑えて抑えて」

 

「はわわわわわ……」

 

 いつの間にやら卯月もすっぽんぽんにひん剥かれており、必死に胸と股間を隠している。久しぶりに見る恥じらいの様子に節操なくPは勃起した。

 

「やったね、卯月。プロデューサーも卯月の裸に興奮してるよ」

 

「でででっででででも! 私達アイドルだし! プロデューサーさんとそういうことは……」

 

「おや~? 体は正直みたいだよ~?」

 

「ひゃあっ!? あぁん! みおちゃん! いきなりなにを!?」

 

「見てるだけで興奮しちゃってこんなに濡らしちゃったんでしょ? でもプロデューサーのは大きいからもう少ししっかり濡らして解さないとね」

 

 そう言って未央は卯月の性器に優しく愛撫を始める。女性器全体を手で包み込む様にしながら刺激を与え、クリトリスと陰唇を擦っていく。

 

凛は卯月の乳首に吸い付き、舌で乳輪をなぞって興奮を煽り始める。

 

「ほら……、みてしまむー。今からちひろさんとプロデューサーさんがセックスするよ」

 

 壁ドンしながらちひろの唇を奪い、片足を抱えつつ挿入する、立ち鼎という体位だ。条件反射のように挿入されただけでちひろは一度絶頂する。ピストンが始まると、ちひろは夢中になってPの唾液を啜り、腰を振って快感を貪る。抉るような突き上げで開発され切ったポルチオを責められる度に子宮から涙が溢れる。

 

「はっ♡ あっ♡ あっ、あっあっあっ♡ おく、おくすきぃ♡ ぷろでゅーさーさんのおっきいのすきぃ♡ これじゃないとだめなんです♡ これじゃないともうイけないんです♡ んひぃ! またイく! イくぅ♡」

 

 小さく断続的に潮を吹くちひろをPは抱え上げ、駅弁でさらに奥を抉る。解された子宮が持ち上げられる程激しい抽挿はPのいきり立ったモノが一瞬ちひろの膣内に全て収まる程。

 

息継ぎのために口を離すと、ちひろは歯をガチガチ鳴らしながら声なき喘ぎ声を零し、目尻から涙が伝う。その涙をPが優しく舐めとるとさらにちひろに快感が叩き込まれる。

 

快感の津波に飲み込まれ、溺れるちひろをPの体温とピストンが繋ぎ止め、永遠に思える交合にも最後の瞬間がやってくる。一際膨らむPのペニスと若干乱れるピストン、そしてさらに密着するように抱きしめる力が強くなる。

 

「ぷ、ぷろでゅーさーさんっ♡ キスしてぇ♡ キスしながらイきたいっ♡ んちゅっ♡ ちゅぶっ♡ ちゅばっ♡ んんっ! んっ! んんんんんぅ~~~~っ♡♡♡」

 

 舌を絡めながら最後の一突きを突き上げるとともに、Pは思い切り射精した。結合部から精液が漏れ出て白い精液溜まりを形成し、ちひろの顔はうっとりとした深い絶頂を噛みしめるように身体を痙攣させていた。射精を終えちひろをベッドに下ろすと、何を言うでなく当たり前であるかのようにお掃除フェラを始めた。

 

「すごかったでしょ? しまむーは初めてだから優しくしてくれると思うけど、あんな風に膣内に一杯だされちゃったらって考えただけでイっちゃいそうになるでしょ?」

 

 途中から卯月は親友二人に愛撫されていることも忘れてPとちひろの激しいセックスに見入っていた。映像でも見たことが無かった男女の激しい交わりを、無修正で、目の前で、それも想いを寄せた男と信頼している姉のような存在が一心不乱に。あまりの情報量は卯月のキャパシティをあっという間にオーバーし、代わりに興奮と言う形で体に現れる。

 

「ぢゅ~~~っ」

 

「ひぃっ!? り、りんちゃん!?」

 

「卯月の乳首……こんなに硬く勃起して、赤くなって、すごいえっちになってる。はぷ、ちゅっ、れる、じゅる、ちぅ、はむ、ぢゅうっ」

 

「ホントだ……すごく美味しそう。あむっ♪ じゅるっ、ぱぁっ♪ れるれるれるれる……」

 

「あっ、ダメぇっ! 両方同時なんて自分でもしたことないのにぃっ!」

 

 両方の乳首を二人に同時に弄られるというあまりに非現実的な体験は、卯月に未体験の興奮と快感をもたらし、一人で自慰をしている時の何倍もの快感は卯月の女性器を更に熱くさせる。

 

「しまむーのここすごいことになってる♪ いつもこんなに濡らしちゃうの?」

 

「そ、そんなことないもんっ! 二人が弄るからっ! 私こんなのしらないもんっ!」

 

「感じてくれてるんだね、卯月。もっと気持ち良くなって欲しい……、ぢゅぷっ、ぢゅるるるっ!」

 

「いやあっ! りんちゃん! そんなところ舐めないで! きたないよぉっ!」

 

「じゅずるるるるっ! ぴちゃ、ぺちゃ、れろ、じゅる、卯月のおまんこ、すっごい溢れてきて、美味しい」

 

「だめぇっ! クリトリスすっちゃだめぇっ! イ、イっちゃう! りんちゃんに舐められてイっちゃうぅっ!」

 

 卯月は気がついていなかったが、二人は興奮しすぎて既に人外娘の姿に変わっていた。一心不乱に卯月の愛液を舐めとる凛は飼い主に愛情表現で舐めまわす犬のようであり、後ろから卯月を支えながら乳首を弄ぶ未央の下半身は寄りかかってくる騎手を支える馬のように頼もしい。

 

お掃除フェラからイラマチオを始めるちひろの頭からは角が覗き、羽根と尻尾は正しく悪魔と言った感じだが、オスに奉仕する淫魔にしか見えない。卯月の視線を感じ取ったちひろは見せつけるように向きを変え、フェラチオのテクニックを目の前で実践する。

 

「(りんちゃんも、みおちゃんも、ちひろさんも、なんでこんなにえっちなのぉ!? プロデューサーさんも、あ、あんなに激しくちひろさんを、あんなふうに、私も……?」

 

 先程のセックスの光景が脳内でフラッシュバックする。その中のちひろを自分に置き換えると、卯月は言いようのない熱を胎内で感じる。あの逞しい腕に抱かれて、壊れそうなほど突き上げられて、妊娠させられるかもしれない程に膣内射精されて……。

 

「あっ、だめっ、いくっ! いっちゃう! いっ…………うあっ! あ~~~っ!!」

 

 凛は卯月の絶頂に合わせて思い切りクリトリスを吸い上げ、未央は乳首を摘まみあげた。卯月は初めて潮を吹き、それは凛へと降りかかるが、凛は構わずクリトリスにしゃぶりつき続けた。

 

「あっ……はっ……、はっ……ごめん、りんちゃん……ごめんね……」

 

「初めての潮吹きだよね? いいんだよ卯月。気持ちよかったんでしょ?」

 

「それに、本番はこれからだし……♡」

 

 未央が指差す先を卯月がふわふわした目でみやると、乱れ牡丹で乱れまくるちひろの姿があった。背後から耳も乳首もクリトリスも、そしてチンポで突き上げられて乱れる姿こそが私と言わんばかりに善がり狂うちひろに、自らを重ねる。

 

「(わたし、あんなふうにぷろでゅーさーさんに、やられちゃうの……?」

 

 ぶるりと子宮が震え、背筋にゾクゾクとした電流が流れた。卯月はもう、この先の悦楽の事しか考えられなかった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 ベッドに寝かされた卯月は、心臓の音がうるさすぎる位に聞こえていた。バツが悪そうなPと、その周りでニヤニヤといやらしい笑みを浮かべる友人二人と事務員。ある意味拷問とも言える衆人環視での処女喪失。最初にちひろが様々な助けをしてくれたらしいので、生で膣内射精されても大丈夫らしいが、いざPのモノをみると恐怖が込み上げる。

 

――卯月。

 

 Pが優しく、薄く微笑む。養成所で卯月をスカウトした時のように安心できる優しい微笑み。

 

――俺に任せてくれ。

 

 あの日、この人についていこうと決心させたあの微笑みが、卯月に最後の勇気を与えた。精一杯恐怖を殺して、小さく卯月は頷いた。

 

というかこのP、女を抱く時によりにもよって信頼を勝ち取った時の、大事な思い出の表情をするとかスケコマシ以前に人間の屑だと思う。だがテンパってる卯月には効果てきめんだったので何の問題もない。

 

「んぐっ、ふっ、おっき……!」

 

 ガチガチに力が入り、固くなった卯月の体を解すようにゆっくりとPが頭を撫でる。それに合わせるように凛と未央も卯月の身体に舌を這わせ、乳首に吸い付く。ちひろはクリトリスをじっくりと舐め解し、快楽を与えていく。

 

「力抜いて、卯月。ちゅぶっ、固まってると痛いから」

 

「そうそう、ぴちゅっ、プロデューサーを信じて」

 

「それに、ぴちゃっ、私も軽く魔法をかけてあまり痛くないようにしてありますから」

 

 快感を送られて、少しずつ卯月の体が解れていく。ゆっくり、ゆっくりとPのペニスが卯月の処女を奪っていく。やがて竿を三分の一ほど余らせて一番奥へとたどり着いた。僅かに流れ出た血がシーツに染みを作った。

 

「おめでとう、これで私達と同じだね、卯月」

 

「しまむーとも竿姉妹になっちゃったね。でもうれしいな」

 

「まだ異物感が強いでしょうから、優しくしてあげてくださいねプロデューサーさん」

 

 Pは卯月の身体を抱き上げて、目線を合わせる。そっと涙を拭ってやると、卯月は安心した笑みを浮かべた」

 

「プロデューサーさん……、私、うれしいです。こんなふうになれるなんて思ってもみませんでした」

 

 ゆっくりと二人は口づけを交わす。正真正銘のファーストキスに処女まで想い人に捧げた乙女の心は歓喜に満ち、再び涙が流れ落ちた。

 

「はい、大丈夫です。動いてください……♡ プロデューサーさんの、ください♡」

 

 ゆっくりとPが動き出す。与えられる快楽が破瓜の痛みを拭い去っていく。愛しい人の女になれた充足感、愛しい人に女にされた感動が卯月の中でスパークし、快感と言うシグナルとなって全身を駆け巡る。

 

「あっ♡ ひぃ♡ んっ♡ だいじょーぶです♡ もっと激しくしてください♡ がんばりますから♡」

 

 愛願されたのなら仕方がない。Pはペースを上げ始める。明らかに快楽を感じ取って喘ぐ卯月に触発され始め、凛と未央が互いを弄り始める。ちひろも卯月を羨ましそうに見つめながら、交わる二人をオカズに自慰を始めた。

 

「あん♡ あぁん♡ こ、こんなにきもちいなんて♡ しらなかった♡ いいっ♡ いいのぉ♡ プロデューサーさんのオチンチンでずぷずぷされるのきもちいいのおっ♡」

 

 ステージの上で眩しい笑顔を振りまくアイドル、島村卯月の姿はそこにはなく、愛しいオスに抱かれ、快感に顔を蕩けさせるメス、島村卯月がいた。思わずPの腰使いも熱が入り、徐々に卯月の弱点を穿ち始める。

 

「きゃうっ! そ、そこいいっ! そこですっ! あはぁ♡ うえのところゴリゴリきもちいい♡」

 

 自覚はないだろうが『普通』とよく言われる卯月の膣は普通ではなかった。動く度にツブツブが絡み付いてPのペニスに尋常でない刺激を与えてくる。それが天井付近だけでなく膣全体がそうなのだ。とんでもない名器を隠し持っていたアイドルを、自分専用に作りかえるような行為にPの興奮のボルテージが上がっていく。並みの男性なら三擦りどころか挿入した途端に、無残に果てていただろう。

 

「プロデューサーさんもきもちいいですかっ♡ もっと気持ちよくなってください♡ しまむらうづき、がんばります♡」

 

 卯月の膣がさらに締まり、Pのペニスとの密着度を上げる。堪らず腰を動かし、少しでも早く卯月をイかせようとPは歯を食いしばる。

 

「あっ♡ ひあっ♡ いいっ♡ もっと♡ もっと突いてください♡ プロデューサーさんのせいえきください♡」

 

 対面座位であることをいかして卯月も腰を使い始めた。そんじょそこらのサキュバスですら叶わない程の上達速度だ。どうして人外娘に生まれてこなかったのかが不思議なぐらいだ。思いもよらぬ強敵に戦慄するPに構わず、卯月は快感を求めて腰を振る。

 

「ひゃあぁん♡ これ! いいっ♡ きもちいい♡ イっちゃいそうです♡ プロデューサーさんも、いっしょにっ、イってください♡ いっしょにイきたいです♡ イきましょう♡ わたしもうイっちゃいます♡」

 

 目にハートマークを浮かべ、Pのピストンに合わせて腰を振る卯月の痴態にとうとうPも限界が来た。卯月の腰を掴み、遠慮のない射精するためのピストンを開始する。

 

「あっ♡ あっ♡ やあっ♡ はげしっ♡ あっ、あっ、あぁっ、んあっ、ひ、イく、イく、イくぅ♡」

 

 卯月の丸く綺麗な尻を鷲掴みにしたPは、奥の奥まで深く挿入した。卯月の口から空気が漏れたのを合図に精液を膣内へとぶちまけ始める。それがトリガーとなり、卯月も今までにない絶頂が始まった。

 

「イっっっっくぅ~~~~~~!!」

 

 半ば絶叫に近い嬌声を上げながらPの精液を絞り出すように卯月の膣が締まる。それを受けてPがさらに射精する。そしてそれが卯月の膣を蠢かせる。快感を与えあうループが終わるころには溢れた精液が結合部に溜まり、プールになっていた。

 

「はひっ……♡ しゅごいのぉ……♡ はじめてなのに……♡ しゅごくきもちいいのぉ……♡」

 

 トロ顔の卯月からペニスを引き抜くと、ごぼりと精液が零れだす。久方ぶりに射精だけで疲労感を覚えたPは、最終兵器に手をだした。

 

最終兵器とは、それすなわちスタドリである。キュッと一本キメれば爺でも絶倫になるそれをPが使う事の意味が分かるだろうか? エロマンガの種付けおじさんやNTRチャラ男も真っ青な性豪の降臨である。

 

「ぷろでゅーさー、私達も準備できたよ……♡」

 

「しまむーに注いだ分よりも頂戴ね、プロデューサー♡」

 

「おかわり三杯目ではしたないかもしれませんが、私もお願いしますね♡ プロデューサーさん♡」

 

 このあとむちゃくちゃ乱交した。

 

途中で体力差でダウンした卯月にも最低15発、喘ぐだけの雌犬に堕ちた凛に少なくとも30以上、Pのペニス以外でイけなくなった未央に20以上、最近組み敷かれるような寝バックにドハマりしてるちひろに40以上発射して、気がついた卯月も加えた豪華クアドラプルフェラで顔射が3発、ちひろと未央のダブルパイズリや卯月と凛のダブル素股や卯月と未央のケツズリや凛へのイマラチオ&ちひろによるアナル舐め、NG丼など、そのほかにもめちゃくちゃにやりまくった。最後に立っていたのは少しやつれたPだけだった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 NGはさらに強くなった絆と共に、全国ライブを達成した。どのハコも会場も満員で、プロダクションへの収益も莫大なものになった。彼女たちの人気の秘訣を知るのは、事務員とPだけ。

 

「プロデューサーさん、これからもがんばります!」

 

 卯月の笑顔は、天真爛漫な少女のそれに女としての艶が入り混じり、ファンクラブの人外娘会員らは目敏くそれを察して祝福のファンレターを送った。

 

だが、Pにはまだまだアイドルたちがいる。今回のNGの成功を皮切りにそういった機会は爆発的に増えるだろう。来たるべき性戦に備え、Pはスクワットの量を増やすことにした。




やおい穴は無くてもTSはあります。(書く予定があるとは言ってない)

取り敢えずNG達成したし、次からはシンデレラガールズとCPメインにやっていく予定だゾ~。

(リクエスト募集の予定は)ないです。各担当Pはケツマンおっぴろげて神妙に待て!
もしくは自分で書いて俺にも回して下さいよ~。(欲しがり)

ちなみに

卯月⇒数の子+バキューム 凛⇒俵締め 未央⇒蛸壺(遊び穴) ちひろ⇒ミミズ千匹

という裏設定があったりなかったりするゾ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グラキエスアナスタシア

がいで製作中はスマブラ(淫夢)ほんへをリピートで垂れ流しながら書いてたゾ。
10週はしたからみんなもほんへ観て♡(提案)観ろ(殺意)


今更ながらこの小説の世界では初潮を迎えたらセックスOKと言う法律が施行されているゾ。因みに来てなくてもOKだゾ。どっちだよ。合意ならいいんじゃない?(適当)

この世界で最も重い罪は殺人と寝取りゾ。
寝取りをした男は去勢のち国家への奉仕50年。寝取りした女は子宮摘出の上終身刑ゾ。

無論レイプも犯罪なので、やめようね!


 今日も今日とてPは仕事である。週一で休みは取っているし、就業中も社の方針で休憩時間は多くある。まあ休憩(意味深)になるのが多いのでP以外の男性社員は実質休めていないのが現状であり、今日もまた誰かがスタドリを飲み干している。

 

一息入れようと戸棚を開けて、事務所に作り置きされてある茶請けのお菓子と茶葉を見つけ、おそらく橘製であろうイチゴジャムを取り出す。濃いめに淹れた紅茶とジャムを楽しむロシアンティースタイルだ。無駄に揃ってる紅茶グッズを使って、濃いめにアッサムを淹れる。

 

「Доброе утро……おはようございます」

 

 丁度淹れたところで部屋にアナスタシアがやってきた。彼女は北海道で拓海たち炎陣とツーリング中にスカウトしたアイドルで、例によって人外娘だ。彼女のスカウトにあたり、彼女の父と壮絶なバトルがあったがここでは割愛する。

 

「プロデューサー、Время чая、アー、お茶の時間ですか?」

 

 彼女は習慣になっていたロシア語が時々強く出てしまう。最初の頃はそのせいで皆との距離感に戸惑いが見られたが、Pを始め、ユニットを組んだ美波やみく、蘭子などの友人にも恵まれ、次第に明るさを見せ始めた。

 

「私も一緒にイイですか? Спасибо! うれしいです!」

 

 ちなみにPは出張先でアイドルの卵を連れて帰ることが多い。メアリーやナターリア、楊菲菲などもPが発掘してきた逸材だ。そのため多数の言語を普段から学んでおり、格アイドルの出身地の言語は会話も可能だ。

 

「じゃあ、失礼します。プロデューサー」

 

 アナスタシアは向かいのソファーではなく、Pの足の間に腰を下ろす。背中をPに預ける形でもたれかかり、嬉しそうにニコニコとしている。Cuアイドルかと勘違いするぐらい可愛い。

 

「Что? どうかしましたか? プロデューサー」

 

 見上げるように覗き込んでくるアーニャに、ひとつ溜息を吐きながらも頭を撫でる。さらさらの銀髪は乱れてもすぐに元に戻り、撫でられてアーニャもご満悦である。

 

まあ、Pが茶を飲めないという被害はこれでチャラだ。

 

「Да! プロデューサーはとっても温かいから大好きです!」

 

 Pの腕をとって自身のお腹に巻き付け、セルフあすなろ抱き状態になるとアーニャの機嫌は最高に良いものになる。Pの熱を感じられるこの体制はアーニャのお気に入りである。

 

一方Pはお菓子もお茶もお預けなので、癒しを求めてアーニャを只管撫でていた。きっとアーニャには癒し成分が大量に詰まっているのだろう。Pは疲れとストレスがどこかへ飛んで行くのを感じていた。

 

「あっ! これじゃプロデューサーがお菓子とお茶を楽しめないですね……」

 

 重要な事に気がついたアナスタシア。だが彼女はここで終わるポンコツではない。茶請けのクッキーを一つ取るとPの口元へと運ぶ。

 

「アーンです! プロデューサー!」

 

 きらきらと目を輝かせてPへクッキーを差し出す。期待に応えて口で受け取る。

 

「Это вкусно? プロデューサー」

 

 かな子や愛梨が作るお菓子はそんじょそこらのお菓子屋の腕前を上回っており、甘いものを好んでは食べないPもお気に入りだ。ましてやアーニャからのアーンまでついてきたら幾らでも札束、いやアタッシュケースが積み上がるだろう。そんな商売はさらさらさせる気はないが。

 

「なんだか楽しいです。こうして一緒にお茶するのって久しぶりな気がします」

 

 アーニャはここ最近、ライブに撮影、CMにイベントと、あっちこっちに呼ばれて大忙しであった。特に彼女らアイドルが出演し、視聴率36%台をキープし続ける大人気特撮ドラマ『生存本能ヴァルキュリア』で、彼女が務めたのは物語のキーパーソンだったので仕事量も多かった。因みに現在シーズン4である。続編も決定している。

 

ドラマについては置いといて、アーニャとのコミュニケーションを取れていなかったPは謝罪の気持ちを込めて、ゆっくりとアーニャの頭を撫でた。気持ちよさそうに目を細めて、アーニャは横抱きの格好になってPに寄りかかる。

 

身体全体をPに預け、温もりを分けてもらいながら心臓の音を聞く。そんな最高の子守歌を聴いていると次第にアーニャは眠くなってきてしまった。自覚する前に意識は落ちていき、Pは目覚めるまでアーニャを抱くことにした。

 

「ただいまもど……あら、アーニャちゃんはお休みですか」

 

 丁度いいところに戻ってきたちひろに資料などを持ってきてもらい、アーニャを起こさない様に細心の注意を払いながら仕事をしていく。深く眠っているアーニャは、呼吸で僅かに上下する胸と呼吸音が無ければ死んでいるのではないかと錯覚するほどだ。そして彼女は種族柄、非常に体温が低い。

 

 アーニャはグラキエスという人外娘である。亜寒帯から寒帯にのみ生活圏を築いていた彼女らは、暑さに弱い。アーニャも例外ではなく、本来なら夏の間はほぼ休業である。それを承知でPは彼女をスカウトした。ユニット『ラブライカ』を組んだアイドルである新田美波、ヴァルキュリア娘。そしてその他のアイドル達の力を以てアーニャは夏を克服する。

 

ヴァルキュリア娘やエンジェル娘など、血統に所謂神々とか天界とか言われてるモノの要素を含む者達は、人外娘たちの弱点をある程度緩和させることが出来る。そのために必要な魔力は度合いによって多くなり、アーニャのためにPは美波と芳乃、歌鈴ら天界系人外娘達に只管魔力を注いだ。初めてPが枯れかけた。

 

そんな経緯もあって、アーニャはアイドル生活を謳歌している。だが、15歳の少女であるアーニャはまだまだ精神は子供っぽさが残っている。寂しければ誰かに甘えたくなる。そういうモノだ。因みにPは一度、高橋礼子とのベッドで甘えてみたことがあるが、礼子の母性本能にクリティカルヒットしてしまったらしく燃え上がったそうだ。

 

まあそんな下世話な話は置いといて、アーニャとのコミュニケーション不足を反省しながらPは仕事を続けていた。合間合間に見るアーニャの寝顔は天使よりも尊く、Pに活力を与え続ける。冷却シート代わりに時々手を借りながら、本日分の仕事を終えるころには定時になっていた。

 

事務所の方針で18歳未満のアイドルは地方ライブ等を除き、20時までに寮に帰るか家に帰る。寮暮らしのアーニャは15歳なのであと2時間以内に寮に帰るか、寮母へ外泊を届けなければならない。しかしアーニャは起きようとしない。仕方がないので就業中終始ヤリたいサインを送り続けてたちひろを見送った後、アーニャを優しく起こす。

 

「んぅ……?」

 

 寝ぼけ眼のアーニャは、Pの顔を見た後嬉しそうにPの胸板に頭をこすり付けたあと二度寝を始める。

 

「んみゅ……。Доброе утро」

 

 寝坊助が起きたので、Pは時計を見せてアーニャに帰宅を促した。だが、アーニャは変えるそぶりをみせず、Pの上から動こうとしない。どかそうとするとぐずってしまい、Pはお手上げ状態になってしまった。

 

よっぽど寂しい思いをさせてしまったのかと自己嫌悪に陥りそうになるPの頬に、ひんやりと冷たいものが軽く押しつけられた。驚いてみると眼前にアーニャの顔。キスされたと理解するまでに時間はかからなかった。

 

「スキあり、です。プロデューサー♪」

 

 悪戯が成功した子供の笑みで喜ぶアーニャの頬をむにむに揉む。抵抗するそぶりもなく、むしろ楽しそうに声を上げている。構ってもらえるのが本当にうれしそうだ。

 

「? プロデューサー? なんで謝るんですか?」

 

 アーニャに寂しい思いをさせたことを詫びるPに、アーニャは唇を重ねて黙らせる。

 

「Не против……気にしないでくださいプロデューサー。今私、すごくсчастье、幸せです」

 

 今度は甘えるようにではなく、委ねるように身体をPへと預けるアーニャ。ひやりとしたアーニャの熱が服越しにPに伝わる。

 

「大好きな人と、一緒ですから」

 

 そこまで言われてしまうと、Pもなにかアーニャにしてやらなければと思う。Pにできる事ならば何でもしてやろうと提案する。

 

「Это? Вы сказали мне сделать что-нибудь сейчас, верно?」(Google翻訳)

 

 いやに早口で捲し立てられたが、PはOKした。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「Это удивительно!」

 

 Pは休みを利用してアーニャとデートに来ていた。場所は都内ではない。ちょっと遠くの山へキャンプに来たのだ。設備もガチガチに用意し、最長3泊まで可能だ。

 

時刻は夜。キャンプ場から見える星空にアーニャははしゃぎながら駆けまわる。まるでドッグランに来た犬のようだ。Pは火にかけたヤカンでお湯を沸かし、まだ冷える夜を過ごすためココアを淹れた。はしゃぎ回っていたアーニャが満足して帰ってきたので差し出した。砂糖とミルク多めのココアは疲れと寒さを癒してくれる。Pは砂糖少な目のほろ苦さを楽しんでいた。

 

カップを受け取る手は冷たい。種族柄仕方がないことだが、アーニャは最初この冷たい体がコンプレックスだった。そうして閉ざしかけていた心を溶かして、温もりを教えてくれたPがアーニャは大好きである。将来を誓うぐらいには。

 

「えへへ……温かいです。それにочень вкусный……美味しいです」

 

 二人で並んで一息入れている間も、アーニャは意味ありげな視線をちらちらとPへ向ける。Pもそれは分かっているので火を消してテントへと入っていく。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 テントは4人まで入れる大きさで、特殊な素材で作られており南極だろうが砂漠だろうが快適な温度を保ってくれる。幸子の愛用している物と同じものである。

 

テントの入り口を閉め、寝袋を用意しているPをアーニャが後ろから覆いかぶさって押し倒す。白い肌は紅潮し、息は荒い。ともすれば風邪をひいたような表情はその逆、愛おしいオスとの情交を期待しすぎて発情したメスの顔である。

 

今日この日この時この瞬間のために、アーニャは実に一ヶ月のオナ禁を自らに課し、Pも同様の期間一度も射精をしていない。ある程度理性でセーブを掛けることが出来る大人のPとは違い、アーニャはまだまだ欲望に忠実な子供なのだから仕方がない。

 

一般的な寝袋と違い、布団のようになるタイプの寝袋に二人で潜り込む。当然の如く二人とも裸だ。アーニャの裸体は完成された美を体現し、未成熟な瑞々しさが男を誘うフェロモンを醸し出す。オナ禁で溜まりに溜まった性欲が鎌首をもたげ始めたPもその姿に煽られ、否応なしに興奮が高まりすでに半勃ち状態だ。

 

ランプの灯りを落としてなお、アーニャの白い肌は星のように輝いてみる。青い瞳と黒い瞳が徐々に近づき、二人は重なり合う。Pはそのすべすべした肌と柔らかさにたまらず勃起し、アーニャは力強くしなやかな筋肉に触れて股座が湿り始めた。

 

反り返った逸物はアーニャのウエストに先走りを塗りたくり、二人の意思とは関係なく腹コキが始まってしまう。だが興奮している二人はそんなことはお構いなしに、どちらからでもなくキスを求め、互いの舌を貪欲に貪り始めた。

 

冷たくて熱いという矛盾した心地よさを持つアーニャの口内をPが夢中になって貪れば、アーニャは歓迎するように舌を絡ませ、熱を奪うようにPの唾液をちゅうちゅうと吸い上げる。

 

冷やりとした温感と先走りでぬるぬるしたアーニャの腹コキで、オナ禁していたPの限界はものの数分でやってくる。久々の刺激にしては強すぎる腹コキで、一ヶ月ぶりの射精が近くなってきたのを本能で感じ取ったアーニャは動きを止め、射精をさせぬようPの逸物の根元を優しく握る。

 

射精を取り上げられたPだが、彼女の望んでいることは分かる。目と目だけで会話し、そっと彼女のオンナへと手を伸ばす。

 

「ひあっ♡ Вы должны лгать♡ 自分じゃ、こんなに、感じたことない、のにぃっ♡」

 

 大洪水だったアーニャのアソコは、泉のように冷たく心地が良い。源泉へと指を掻きいれると、冷たくてぬるぬるとした狭い穴いっぱいに襞が蠢き、来訪者を底へ底へと沈めようと引き込んでくる。天井を優しく指の腹で引っ掻いてやると、ライブの観客を陶酔させて止まない歌声を出す喉から発情したメス猫のようないやらしい嬌声が響いてくる。これを聴けるのがPだけだという優越感から、何度も何度も天井を刺激する。

 

「Подождите! プロデューサー! 指はイヤですっ! プロデューサーのхуйでイかせてください!」

 

 そんな嘆願をされては、Pは期待に応える他ない。アーニャが上の状態で下から遠慮なしに剛直をぶち込む。

 

「~~~~~っ♡ ~~っ♡ っ♡♡ っっっ!!」

 

 ごちゅっ! と音と共に子宮まで一気に貫かれ、アーニャは断続的に絶頂する。何度も何度もきつく締め上げ蠢く膣内にPもあっという間に決壊し、一ヶ月ぶりに射精する。もはやゼリー状のそれは子宮口から子宮内に一気に雪崩れ込み、受精するまで出ていく事はないと言わんばかりに居座り始める。そして満タンにされた子宮から溢れた分は膣から溢れ、結合部を伝い寝袋へと垂れていく。

 

汚れることなど気にできない程の快楽の中で、二人は同時に腰を振り始めた。陰茎に襞が絡み、膣奥に剛直が突き刺さる。二人は快楽を共有し合い、理性がカッ飛んだ獣のようなセックスへと没頭していった。

 

アーニャの口からは日本語ともロシア語とも聞き取れない嬌声が絶えず吐き出され、Pは腰を打ち付けるたびに射精をしたと勘違いするほどの快感が体内に走り回る。

 

テントに篭る性臭が二人の嗅覚からさらに性欲を煽り、アーニャの冷たさを上書きするように注がれるPの熱がアーニャの理性を溶かし尽くしていく。射精しても射精してもPの絶倫チンポは萎えることを知らず、アーニャがその凛々しい顔を涙と涎でぐちゃぐちゃに蕩けさせられたころには最早射精しながらピストンを続けるようになっていた。

 

前戯もテクもない、生殖本能に身を任せた肉欲の宴は夜が明けても続いた。碌に休憩も挟まず、再び日が沈む時間になるまで延々種付けし続けた結果、アーニャの下腹は子宮の形が浮き上がっていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「アー、すごかった、です。私、溶けちゃうかと思いました♡」

 

 グラキエスは高温の環境にいても溶けて消えるわけではない。しかし間違いなく蕩かされていたのは間違いないだろう。Pは愛おしそうに下腹部を撫でるアーニャにキスをする。

 

ここ最近はアイドル達に生で射精しまくってる。今はまだ事前のピルやら安全日周期で妊娠の心配はない……はずである。万が一にもアイドル活動に支障が出るようならばPは去勢するとアイドル達に警告しているので一先ずは安心だと信じている。

 

「今度はミナミやランコも一緒がいいですね」

 

 次々と仲のいいアイドルの名前を挙げていくアーニャだが、膨れ上がる人数に若干疲れた顔になりつつあるPには気がつかないようだ。

 

そして現在は帰りの車の中である。残念ながら寝袋は処分、のはずだったが志希が回収していった。いつの間に来たのかは不明であるが、フレデリカの運転するハーレーに乗って帰っていった。

 

「ン……、プロデューサー。Женская комната……アー、お手洗いいきたいです」

 

 高速道路に乗ってかれこれ一時間、PAに入って休憩を取る。平日休みとは言えども車は結構少なかった。アーニャを待ちながら車で待機する。

 

しかし中々帰ってこないので様子を見いくと、アーニャは男性に絡まれていた。ナンパらしい。

 

「ネー彼女? 俺達といいとこ行こうよ~」

 

「Сделать его исчезнуть」

 

「つーかこの娘アナスタシアじゃね!? ほら、テレビにでてる……」

 

「マジで!? やっべテンションアガって来たわ!」

 

「Худший……」

 

 見たことないくらい不機嫌な顔で男から離れようとするアナスタシアさん。普段見せる笑顔とのギャップに内心Pもビックリしている。眼光だけで人が殺せそうだ。

 

「……あ! プロデューサー!」

 

 Pに気がついたアーニャが嬉しそうに駆け寄る。しかし気に入らないのはナンパ男たちだ。

 

「オイコラ」

 

「なんだよテメェ?」

 

「おいちょっとコイツどうする?」

 

「おいやっちまおうぜ! オラ!」

 

「やっちまうか?」

 

「やっちゃいますか!?」

 

「やっちゃいましょうよ!」

 

「その為の右手?」

 

「おー、マジで」

 

「右手」

 

「スカっトォ…」

 

「あとその為の拳?」

 

「やっちゃいましょうよ」

 

「拳? 拳はやる為にあるでしょ」

 

「金! 暴力! SEX! 金、暴力、SEXって感じ」

 

 なんだか息巻く若者三人。しかしPもうかつに暴力で応じる訳にはいかない。もしアイドルのスキャンダルに繋がってしまった場合、責任はPにある。Pが辞職する分には問題ないがアイドルが食べていけなくなるのは許せない。

 

「やっちゃうよ? やっちゃうよ!」

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 この時の状況をアナスタシアは、事務所にてこう語っている。

 

――Да! プロデューサーは最初、顔を殴られたんです。でも殴られるのに合わせて頭を振ったんです! そうです! 杏が言った通りスリッピングアウェーです! その後もう一人が殴りかかった時は、パンチに向かってГлава Батт……頭突きしました! すごい音しました! 

 

それで最後の一人が掴みかかったんですが、プロデューサー、掴まれたまま投げ飛ばしちゃったんです! 早苗さんに教わった柔道のちょっとした応用? とかで、空気投げらしいです! 

 

今度は最初の一人がナイフを出して、私思わず悲鳴を上げたんです。そしたら、その男が私を人質にとって、Pを脅したんです。私ですか? Pに教わった通り思いっきり足の親指を踵で踏みました! その時のPさんの顔とっても怖かったですけど、私のために怒ってると思うとすごく嬉しかったです!

 

私を抱き寄せてかばったプロデューサーは、怪我がないかとかいろいろ心配してくれました。でも後ろからナイフを持った男が刺そうと走ってきてたんです! でもプロデューサー、全部わかってたみたいで振り返りながらキック……有香が言ってた上段マワシゲリですね。Что? なんですか光? カブトのライダーキックですか? アー、よく分からないです。でもすっごくかっこよくて思わず押し倒しそうになりました!

 

ナイフ男が倒れた後、手に頭突きされた男がスタンガンで襲い掛かってきました! でもプロデューサー、男の膝を蹴って動きを止めて、おもいっきり顔を殴ったんです! Что? なんですか比奈? スナイパー空手? アー、よく分からないです。でもそのあとのザンシンがかっこよくてぐしょぐしょに濡れました!

 

そして最後に投げられた男が警棒で私に殴りかかってきたんです。私、目を閉じちゃったんです。そしたらプロデューサー、私をかばって殴られてしまって、頭から血が流れてました。抱きしめながら耳元で大丈夫って言ってくれたんです。思わず妊娠しそうになりました。

 

もう一度殴ろうとしてた男を、プロデューサーが思いっきり脇腹を殴って、そこからいっぱい殴ったり蹴ったりしてました! Что? なんですか有香? レンゴク? アー、確かプロデューサーそんなこと言ってました。見惚れててよく覚えてないんですけど、多分十分くらい続けてました!

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 後日、頭に包帯を巻いた状態で出勤したプロデューサーを見たアイドルたちの反応はそれはもう大変だった。ジュニアアイドル達は泣くわハイティーン組はパニくるわウサミンがどさくさに紛れてぎっくり腰になるわ、慌ただしかった。額に傷が残ったPだったが、アナスタシアを守った勲章として残すことに決めたらしい。そしてアナスタシアはセックスの度にそこの傷を舐めるようになったとか。

 

最後に、Pとアナスタシアを襲った三人組は表社会から姿を消した。346には凄まじい財力やコネを持つアイドルが多い。敵に回そうなどと努々思うことの無いよう……。




ぬわあああああああああああんエロパート少ないもおおおおおおおおおおおおん!!

アイデア不足だって、はっきりわかんだね。

ところでがいで書いた後にお気に入りが一気に100近く伸びたんですがそれは(驚愕)

次回は……かな子と何人かでむっちり複数プレイです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オーク娘かな子、ハニービー娘里美、リリム愛梨

タイトルで怒る担当Pの気持ちもわかる。

だが、ちょっと待ってほしい。中身はちゃんと(?)エロ小説しているし、姫騎士黒川がくっ殺されるわけでもない。

本日はムチムチ娘三種のハチミツパンケーキセットとなっております。

ぷにょふわは……ナオキです。


 その日、Pは朝からクソ忙しかった。

 

346のパチモン事務所である364プロダクションへ抗議を行うべく走りまわされていたのである。渋谷凛のパチモンだからって恵比寿煉は無いだろう。ピンキーで十分だ。

 

昼を回って午後三時。訴訟の準備を終えてようやく事務所に帰ってきたPは、事務室中に広がる甘ったるい匂いにむせた。

 

暴力的なまでに甘い空気はちひろをもダウンさせ、窓全開+換気扇フル稼働でもまだ甘い匂いが篭っている。

 

一体どうしてこんなことになったのか?

 

「さ、里美ちゃん? そんなに蜜を掻きだしたら相葉さんが……」

 

「美味しいから大丈夫ですぅ~♪」

 

「りゃめぇぇ~~っっ♡ わらしのみちゅかきだしゃないれ~~っっ♡」

 

「それはそうと暑いから脱いでいいかな?」

 

 ハニービー娘の榊原里美がアルラウネの相葉夕美から蜜を採取していたようだ。グチュグチュネチョネチョとえげつない手マンで蜜を大量に掻きだし、瓶に詰めている。夕美はもうあらゆる蜜というか水分というか、いろんなものを垂れ流してビクンビクンアへる卑猥なオブジェクトみたいになっている。到底人に見せられる顔ではない。

 

それをみてオロオロしているオーク娘の三村かな子と特に理由もなくすっぽんぽんになったリリムの十時愛梨。実にカオスな空間だ。

 

「た、助けてくれ……親友……」

 

 夕美の蜜塗れになったマタンゴの星輝子が息も絶え絶えな状態で這ってくる。夕美蜜塗れでねとねとだ。被害を免れているのは書類ぐらいなもので、そこらじゅう夕美蜜まみれになっている。

 

「あ、プロデューサーさん! お帰りなさい!」

 

「おかえりなさいですぅ~」

 

「あ、プロデューサーさん! 里美ちゃんがずっと相葉さんのア、アソコを弄ってて……」

 

「んほおおおおおおおおぉぉぉ♡ またイグッ! イグッ! イッッッグぅうううう!!」

 

 潮吹きならぬ蜜噴きをしながら夕美がビクンビクンのたうつ。しかしイッているのを承知でまだ弄る里美。最早拷問である。

 

「いっぱい気持ちいいととってもおいしくなるんですぅ~」

 

「んひいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ! もうムリ! イキ死ぬゥ! 狂っちゃうのほおおおお!」

 

 流石に夕美が可哀想なので里美を抱え上げて無理矢理やめさせる。

 

「はわぁ~? 抱っこですか? プロデューサーさん。お兄様によくして貰ってたのを思い出しますぅ~」

 

 何やら勘違いしている里美を嗜め、蜜を集めて事務室を掃除する。実にバスタブ一杯分に匹敵するかもしれない量の蜜が採取された。よく夕美は干からびなかったものである。掃除したはいいものの、皆べとべとである。

 

このアルラウネの蜜と言うものは、非常に美味でありハニービー娘の唾液にある酵素と反応することで最高級のハチミツに変わる。

 

このハチミツは保湿性、殺菌性なども優れており、肌に塗れば美容に良し。ホットミルクにいれて飲めば内臓に良し。コンディショナーにすれば髪に良し。そして稀少なローヤルゼリーは男性機能に良し。正に万能ハチミツである。

 

お湯に溶かして浸かれば、血行促進、肩こり、腰痛、目の疲れ、リウマチ、神経症、肌荒れ、にきび等々に効く入浴剤にもなる。

 

「いっぱい採れましたねぇ」

 

「ぺろぺろ……ん~♡ おいしいですぅ~♡」

 

全裸の愛梨が蜜を肌に塗りたくり、里美は手についている分を舐めとっている。

 

「あっ! そうだ! いいこと思いつきましたぁ~!」

 

 何かを思いついた里美はかな子と愛梨に何か耳打ちをする。瞬間、真っ赤になるかな子と楽しそうに笑う愛梨。

 

「どうぞこちらへ~」

 

 里美に手をひかれ、Pは三人と共にプレイルームへと連れられて行った。

 

「おぉう……、エリンギみたいにスベスベになってる……」

 

「まゆの髪ももっと艶々サラサラになりました……」

 

「森久保も全身なんだか甘ったるい匂いなんですけど……」

 

 なお某元アナウンサーはこの蜜の定期購入者である。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 最近改築されたプレイルームは最大8人まで入れる入浴場に変わった。湯船にも余裕で5人は大人が入れる。

 

「プロデューサーさん、お背中流しますね」

 

 自身に泡立てたボディーソープを塗りたくり、Pに密着して身体をこすり付ける3人娘。ボディーソープは泡立てる時に少量のローションを混ぜ込み、かなり粘度がある。

 

「んっ……♡ Pさんの身体逞しいですね……♡」

 

「背中もおっきくて頼もしいですぅ~」

 

「えっと、その……か、かゆいところはございませんか~? なんて……うぅ、恥ずかしいよぉ……」

 

 里美と愛梨が背中をかな子に任せ、それぞれ腕を胸とお腹、太腿でこすり始める。腕で自慰をするかのような動きと柔らかく張りのある女体に囲まれているという状況に、徐々にPは勃起し始める。

 

「じゃあ、次は~……」

 

「こっちも、ですねぇ~」

 

 Pの太腿に跨った愛梨と里美は、股間を押し付けながらPの半勃起したペニスを二人で扱きはじめる。同時に身体をPに預けるようにしてこすり付け、上半身を洗っていく。何処で覚えてきたのか分からない巧みな手淫は並みの男性ならば三擦り半で即射精モノだ。

 

愛梨が亀頭を優しく撫でるように掌で刺激し、里美は絶妙な力加減で竿をゆっくりと扱く。

 

「あむっ、ちゅっ、れろっ、あははっ! プロデューサーさんビクッてしましたね」

 

「男の人も乳首は感じるんですねぇ~」

 

 愛梨が乳首に舌を這わせ、里美は吸い付いた。アイドル達に散々舐られてきた乳首は性感帯になっていることは間違いではなく、より海綿体へと血液が送り込まれていく。

 

「あっ♡ 私も感じ始めてきちゃった♡」

 

「プロデューサーさんでいけないことしてるみたいで、なんだかドキドキしますぅ」

 

「わ、私、乳首だけでこんなにかんじて……」

 

 腕が解放されたPは愛梨と里美の尻を撫でまわし始める。可愛らしい悲鳴を上げながらもうれしそうな二人は腰の動きとペニスへの愛撫を熱の篭った動きにしていく。

 

「はぁ……♡ ダメ……♡ 私、もう、イきそっ……♡」

 

「私も、ふわふわしてきちゃいました……♡ あっ♡」

 

「あっ! 嘘っ! 私、乳首だけでイッちゃうっ!?」

 

 三人の絶頂に合わせた様に、Pも射精した。愛梨の掌に叩き付けられた精子はべっとりとくっつき、それでもなお余った分は静かに排水溝へと流れていった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「ん~、お風呂は気持ちいいですぅ~」

 

「そ、そうだね……」

 

「ちゅびっ、ちゅぱっ、ぢゅるっ、ちゅぶぅ、じゅるっ、じゅぷっじゅぷっじゅぷっ」

 

 4人で湯船に浸かり、愛梨は潜望鏡でPの極太チュロスを堪能している。体温の高い愛梨の口内は入れているだけでチンコが溶けそうになり、更にリリムと言う種が生まれながらに備える性技によって射精感が急ピッチで高まっていく。

 

リリムとは、サキュバスの上位種である。その性技はEDを数フレームで勃起させ、一擦りで射精まで導く。汗はフェロモン、体液は媚薬、穴に突っこみゃ極楽往生とひたすら性に特化している。

 

愛梨の場合は頻繁に脱ぐことで辺りにフェロモンをまき散らし、優秀なオスを選定している。現場では愛梨が脱ぐ度に男性スタッフが無意識に射精している。

 

唯一、フェロモンだけで射精しなかったどころか、逆に自身をイかせる程の男であるPに狙いを定め、愛梨の舌は卑猥な水音と共にPへと奉仕する。

 

「ん~~♡ プロデューサーさんは簡単にイかないから長く楽しめますね♡ もうちょっと激しくしますよ♡」

 

 さらに激しくなる口撃と合わせて、間違いなくまた育ってる双丘が援護に加わった。そろそろプロフィールの書き換えが必要かもしれないとPが考えていると、亀頭に這い回るぬめりとしたモノが増えた。

 

「れろっ、ぴちゅっ、ぴちゃっ、プロデューサーさんのシロップ、とっても美味しいですぅ。頭がほわ~んてしちゃいますぅ」

 

 ただでさえ愛梨の舌技で散々嬲られたPのペニスは爆発寸前のダイナマイトのように射精欲が膨れ上がっていたところに、不意打ちのような里美の鈴口舐めに思わず腰が跳ねそうになる。

 

「ちゅるっ、ぴちゃっ、もっとぉ、もっとほしいですぅ。はぁぷ、ぢゅるるるるるるるっ! じゅぼぼっ! ずるるっ! じゅちゅっ!」

 

 亀頭をぱっくり咥えこんだ里美が凄まじい勢いで吸引を開始した。吸い出して溢れてくる我慢汁を舌で絡め取り、亀頭全体をくるくると舐めまわす貪欲すぎるフェラチオ。

 

「じゃあ私はこっちをいただきまーす♡ あ~むっ♡」

 

 むっちり乳マンコから竿を解放した愛梨は、Pの玉を飴玉のように口に含み、ずっしりとした重さのソレを転がして楽しむ。溜まっている精子を直接精巣から引きずり出されそうな玉フェラと里美のバキュームに耐えられず、Pは里美の口内へ精子を爆発させた。

 

「んふ~♡ ごきゅっ、ごきゅっごきゅっ」

 

「ぷあっ、里美ちゃんずる~い。私にも頂戴?」

 

 むせるどころか余裕の表情で精液を飲み、もっともっととせがむ様に雁裏を舌でベロベロなでる里美。その口の端から溢れて零れた分を愛梨が舐めとる。その耽美な光景にPのチンポが萎えることを許されない。

 

しかもまだまだ硬いPのチンポの様子を見た二人は、隅の方で一人もじもじしていたかな子を引っ張ってきた。

 

「じゃあ今度はかな子ちゃんが前で、里美ちゃんが右側ね」

 

「しっかり密着して……、あんっ♡ 愛梨ちゃんと乳首が擦れちゃいますぅ~♡」

 

「え、えっと、こう、でいいのかな?」

 

 三人のむっちりおっぱいを合体させた豪華乳オナホ。Pの左右から乳を押し付け合う里美と愛梨、そして二人の乳を抜けた先で迎えてくるのはふわふわなかな子っぱい。こんなものを目の前に出されて突っ込まないのはホモか筋金入りの貧乳スキーだ。

 

むっちりとした乳肉の中を進んでいくと、コリコリと勃起した乳首が刺激してくるし、かな子ゾーンの入り口にも門番のようにビンビンの乳首が立ちふさがる。ギッチリこりこりふわふわと様々な感触を楽しめるおっぱいオナホを勢いよく犯し始めるPと、乳首が擦れる感覚で嬌声を上げる三人娘。目と耳とチンコでたっぷり楽しんだPはオナホへと射精した。

 

「うわっ! すごい勢い!」

 

「はわぁ~。こっちにまで逆流してきましたぁ~」

 

「気持ちよかったんですね。プロデューサーさん」

 

 射精後のペニスを丁寧に掃除する三人の舌。敏感になっていたPはそのまま二発目を顔にかけた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「さーて、こんどはこちらです!」

 

 いつの間にやら用意されたマットにはたっぷりとハチミツ入りローションが塗されていた。Pがそこにうつ伏せになると、お湯と混ぜて温めたローションがかけられる。

 

「じゃあ、行きますよ~」

 

「そぉ~れぇ~」

 

 愛梨と里美2人がかりのマットプレイ。柔らかな女体がぬるぬると背を滑る感覚は何とも言えない心地よさをPに与える。

 

「これ楽しいね!」

 

「あんっ♡ 乳首とおまたも擦れて気持ちいいですぅ」

 

 Pの背中に当たる硬い感触は合計4つ。それらがPの背中を引っ掻いていく。まるでPを使ったオナニーのようだ。

 

「それじゃあ、これはどうですかぁ? ぺろぺろ~」

 

 背中を這いまわる生暖かい感触。肩甲骨や背筋、尻たぶを舌が這いまわる感覚に腰が砕けそうになるP。マットと腹の間ではすでに臨戦態勢だ。

 

「ちょっと失礼しますね……あ~♡」

 

 腰を上げさせられ、尻穴を舐られる。同時に乳搾りをするように竿を扱かれ始めた。屈辱的な状況だが、それ以上に与えられる快楽にPは呻き声を上げる以外のことが出来ない。

 

「それじゃあ、失礼しますねぇ~。はむっ♡」

 

 里美が下から潜り込み、亀頭を咥えて吸いはじめる。腰を浮かせば尻穴を愛梨に晒し、腰を落とすと里美へのイマラチオでチンコ全体に快感が奔る。正にPは快楽責めの最中にいた。

 

「プロデューサーさん……私もお願いします♡」

 

 ハイライトが消え、興奮した顔で女性器をPへ押し付けるかな子。たっぷりと塗られたローションはハチミツの味がする。それがまるでかな子の味のように感じたPはもっともっとと、舌を穴へ突きいれる。そのたびにかな子から甘い声が漏れ、Pの性感を煽っていく。

 

「ああぁっ♡ すごい♡ プロデューサーさんに舐められるのすごい興奮するぅ♡」

 

 オーク娘はサキュバス並みに強い性欲を運動や食事によって昇華する。かな子もお菓子なんかで誤魔化してはいるが、相当性欲が強い。

 

ちなみにオーク娘の体型は基本3サイズの平均が120cmなので、痩せすぎである。一部からは栄養失調疑惑が上がるほどだが、至って健康だ。そのふわふわの腰回りは抱き着き心地が最高で、いつまでも抱きしめていられる。わざと音を立てて啜ってやると、それに呼応するようにびくびくとかな子が震える。

 

「にゅぽっ、あっ! かな子ちゃんいいな~」

 

「じゅぱっ! こっちももっとしましょうねぇ~」

 

 さらに激しくなる攻勢に、多勢に無勢なPはあえなく暴発。再び特濃ザーメンミルクを里美へ御馳走するのであった。

 

「次は仰向けですよぉ~」

 

 ひっくり返されたPのチンポは未だギンギンだ。

 

「今度はこういうのは如何でしょうかぁ~?」

 

 里美がひざ裏にペニスを挟み込み、そのまま擦りあげる。同時に乳首をかな子と共に舐めあげ、愛梨は顔面騎乗でPに奉仕させる。さらに追い打ちのようにかな子は亀頭を撫ではじめた。むっちりとした腿とふくらはぎの圧力に加え味を占めた様に繰り返される乳首責めと亀頭責めに射精したばかりだというのに再び金玉から精子が込み上げてくる。

 

「あはぁっ♡ プロデューサーさん上手っ♡ イかされちゃいますっ♡」

 

 グリグリと窒息させそうな勢いで押し付け、腰を振る愛梨の胸を鷲掴み、荒々しく揉みあげながらPは必死の抵抗を試みる。しかしそれも僅かなモノであり、愛梨がイく前にイかされてしまった。

 

「わっ! やったぁ!」

 

「そんなに私の足がきもちよかったんですかぁ~?」

 

「あっ♡ 待って♡ 今動かれたら私、イくっ♡ いっっっ~~~~♡」

 

 遅れてなんとか愛梨が絶頂した。しかし宴はまだまだこれからだ。激戦の予感にPは内心冷や汗をかいていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 それからそれから。

 

「W授乳手コキでちゅよ~♡」

 

「どっちのおっぱいがおいちいでちゅか~♡」

 

 里美とかな子の乳首を同時に咥えさせられながら、Pは愛梨の極上パイズリフェラを受けていた。

 

「あんっ♡ もう、エッチな赤ちゃんでちゅねぇ~♡」

 

「んうっ♡ 上手におっぱい吸えてえらいでちゅね~」

 

「にゅくっ、んくっ、じゅぽっ、ずじゅるるるるるっ、じゅぼぼぼぼっ、ぢゅるるるっ、こっちにもたっぷりミルクをだしましょうね~♡」

 

 耳元でかな子と里美に囁かれ、愛梨に精巣ごと吸いだされそうな極上フェラで奉仕されて、10分間耐えたPを誰が責められようか。

 

「ひゃあん♡ ホントにエッチ……んぅん♡ なんだからぁ~♡」

 

「ママのことも、あひんっ♡ きもちよくできて、んっ……♡ えらいえらい♡ あんっ♡」

 

 せめてもの反撃で、吸っていない方の乳首も指でこねくり回す。しかし反撃と言わんばかりに再びかな子と里美も指でPの乳首を転がし、さらに耳を吸い始めた。

 

こんなことをされて我慢できるわけもなく、3分持たずにPは再び射精した。

 

「んぐっ♡ ごくっ♡ ごきゅっ、んくっ、……っはぁ~~♡ 御馳走様です♡」

 

 今度は通称スケベ椅子に座らされたP。

 

「じゅるぅ、じゅぽっ、きす、すきぃ♡」

 

「じゅぶぶっ、じゅぽっ、あむ、じゅぞぞぞぞぞっ」

 

「れるれるれるれるれる……」

 

 里美とキスしながらかな子のフェラと愛梨のアナル舐めを味わう。愛梨とかな子は双頭ディルドで繋がりあい、Pは里美に手マンを施す。里美のそこは遊び穴なのだが、ハチミツローションのおかげでぐちゃぐちゃにぬめっており、ぴくぴくと反応する里美の様子にさらに興奮を煽られる。

 

「んちゅっ、んぅっ♡ はぷ、にゅちゃっ、んふぅんっ♡」

 

 絶頂が近くなった里美の舌がPの口内を暴れ回る。それをPの舌が巧みに絡めとり、お互いの唾液でミックスジュースを作っていく。

 

「つぱっ、ちゅぱっ、Pさんのここ、ひくひくしててえっちです♡」

 

「んちゅるっ、いつでも私のお口にくださいね♡」

 

 都度七度目の射精にもかかわらず、Pの精液は濃度を失わない。風呂場に充満する愛梨のフェロモンが原因だが、4人ともそんなことは思考の外に放り出していた。

 

再びマットに仰向けにされたPの目の前には、里美の遊び穴が迫っている。

 

「トリプルフェラですよ~♡」

 

「しっかり里美ちゃんのを舐めてくださいね♡」

 

「あんっ♡ お兄様にも舐められたことない場所ですぅ♡」

 

 里美と69しながらのトリプルフェラを堪能する。

 

「あっ、はっ、あぁん♡ プロデューサーさぁん♡ そんなにされたら、ご奉仕できない……ぁはぁん♡ ですよぉ~」

 

 さっきまでの仕返しも兼ねた執拗なクリトリス責め。舌先で、指先で、最も反応の良い触り方で責め、遊び穴から流れてくる蜜を舐めとる。ハニービー娘たちは女陰の手入れにもハチミツを使用しているため、非常に甘い香りがする。女の花園へ導かれる蜜蜂のようにPは貪欲に里美の遊び穴を舌で犯しぬく。

 

「あっ……はげしっ……、がまんできないですぅ……、いっちゃいそぅ……」

 

 里美からの口撃が止まったのを感じ取ったPはラストスパートをかける。絶対に今のうちにイかせる。そう決意したPは指で膣内をかき乱しながらクリトリスを思いっきり吸う。

 

「あっ、だめっ、イく、イく、イくっ……、ぁあっ♡ はぁっ! あっ♡」

 

 里美の絶頂に合わせて、Pの頭上を何かが通っていった。黄色と黒の縞模様のそれは蜂の腹の部分であるとわかる。

 

「はぁ♡ はぁ♡ 愛梨ちゃん、かな子ちゃん。先にしてもらってもいいですかぁ~♡」

 

「我慢できなくなっちゃったんだね♡ じゃあ、ベッドいこっか」

 

「久しぶりにみたぁ。里美ちゃんのその姿」

 

 ローションを洗い流し、戦いの舞台はベッドへと移った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「んちゅ、ちゅぱっ、ふぅっ、んうっ! ちゅっ」

 

 ハニービーとしての姿を見せた里美は脇の下辺りから虫のそれに酷似した一対の腕が生えている。そして節くれだった触角が頭から生え、絶えずPを探るように接触している。

 

両手足と虫の足を用いただいしゅきホールドで立っているPへとしがみ付き、遊び穴へと挿入させた里美は、キスをしながら腰を振り、快感を貪る。

 

それを見ながら愛梨とかな子は互いの秘所を弄りあっている。

 

「あっ♡ はぁっ♡ そこぉ♡ いいのぉ♡ もっと♡ もっとぉ♡」

 

 何処か余裕そうな里美にちょっとムッときたPは、一度ペニスを引き抜いて里美の弱点に照準を合わせる。優しくベッドへと下ろして後背位の体勢になった後、蜂の腹、普通なら針が収まっている部分を持ち上げる。

 

「はわぁ!? プロデューサーさん!? そっちはだめ……ひゃああああああああん♡」

 

 ハニービーは針の代わりに、産卵管兼搾精管が発達している。こちらで精子を子宮まで吸い上げ、出産を行う。そしてその感度は遊び穴の約8倍と言われている。

 

「やぁぁん! あんっ! だめぇ! イかされちゃいますぅ!」

 

 余裕など吹っ飛んでしまい、急速に絶頂へのカウントダウンが早まる里美。その搾精管は歓喜の収縮でもってPのペニスへと卑猥な奉仕を続ける。先程まで遊び穴で嬲られていたこともあり、Pも限界が近い。

 

「き、きちゃう♡ きちゃいますぅ! あ゛っ! ん゛っ! ああぁ! っはぁあ~~っ!」

 

 里美の絶頂に合わせて締まる搾精管に、Pも管が埋まるのではないかと思うほどに射精する。射精する傍から搾り取ろうと蠢くあたり、搾精管の名は伊達ではないようだ。

 

ビクビクと震える搾精管が緩まるのを待ってから、Pはペニスを引き抜いた。ぽっかり空いた穴からドロドロと精液が流れていく様子は、里美の姿も相まって非現実的だ。

 

「次はかな子ちゃんですよ~」

 

「はっ、はっ、はっ、はあっ、はぁっ」

 

 すっかり出来上がったかな子は、愛梨の手マンでイク寸前まで高められていた。Pは壁に手をつかせ、後ろから思いっきりかな子の中へと突っ込んだ。

 

「んひいいいいぃぃぃ♡」

 

 突っ込まれただけで絶頂したかな子はぷしゅっ、ぷしゅっと潮を吹く。肉感的な尻にPの腰があたり、ぱちんぱちんと音が響く。波打つ尻肉に触発されたPは、その尻肉へと平手を落とした。

 

「あひぃん♡ いいのぉ♡ もっと、もっと激しくしてください!」

 

 リクエストに応えて激しく突き上げながら尻を叩く。大げさに音だけが響くように打っているので痛みはあまりないはずだが、叩かれながら犯されているという状況に極端に興奮しているかな子は、叩かれるたびに小さく絶頂を繰り返している。

 

「あ゛っ! イイですコレっ! ハマっちゃいそうですっ!」

 

 羽交い絞めにされてさらに奥を抉られ、歓喜の嬌声を上げるかな子。いつの間にか可愛らしい豚の耳が生えている。おそらく尻尾も生えているだろう。オーク娘の姿がとうとう表面化したようだ。

 

オーク娘は極端なドMが多い。彼女らにとってメス豚とは最低最悪の名誉であり、目指すべき姿は夫の為の孕ませ機能つき肉オナホである。かな子もオーク娘の姿が表面化している最中は極端にドMになる。ベッドに組み伏せられ、無様に犯されているという状況に興奮は最高潮に達し、大きな波がすぐそこまで来ていた。

 

「あ゛ひぃ! あぎぃ! だめ、もうイきます! イっちゃいます! イっっ……」

 

 ここにきてPはかな子にあることを呟く。

 

「~~~~っ♥♥ そんなぁ♥ ひどいですよぉ♥ そんな事言われたら、ずっときもちよくなっちゃいますよぉっ♥」

 

 Pはかな子に絶頂を禁じた。オーク娘にとって、上位者の命令は絶対である。かな子は絶頂寸前の瀬戸際でずっと我慢を強いられながら、子宮が降りてきてなお剛直で貫かれた。

 

「あ゛~~♥ あ゛あ゛~♥ も、もうダメ、いぎだいっ♥ いがせてくださいっ♥ おねがいしますっ♥」

 

 限界が近いかな子は、顔から涙と涎をまき散らしながら懇願する。流石に壊れられては困るので、Pはもう少しだけ我慢させる。

 

かな子の膣内は肉厚でぷりぷりとした肉襞が所狭しと並んでおり、出し入れするだけでも相当気持ちいい。事実Pももう少しでイきそうだ。しかし限界の近いかな子の膣内は必死にご主人様へと吸い付いて甘えてくるため、いつまでも挿入れていたくなる欲求が鎌首をもたげる。

 

しかし、かな子が無意識のうちに膣を締め上げたところで、Pの限界が訪れた。

 

「一緒ですか♥ わかりましたぁ♥ 一緒にイきます♥ あっ♥ 我慢しなきゃいけないのにいいぃぃ♥」

 

 かな子も限界を超えた我慢に狂いそうなほど高まっている。そして最後の瞬間は訪れた。かな子の子宮口をこじ開けるかのような凄まじい一突きの後、決壊したダムよりも凄まじい勢いで射精が始まる。

 

「あっ……、っっ!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~っっっ♥♥♥♥♥」

 

 一瞬、快楽の波が大きすぎて認識が出来なかったかな子は、次の瞬間に流れ込んだ来た凄まじい快楽にあっという間に決壊を迎え、盛大に潮を吹きながら飛んで行きそうなほどにイき始めた。

 

ぎゅうぎゅうに締め上げる肉厚まんこはなかなかチンポを放そうとせず、そのまま2回戦が始められそうなほどだ。しかし、今は待ち人がいる。名残惜しそうに吸い付いてくる肉壺からチンポを引き抜いたPは、愛梨と向かい合う。

 

「最後は私ですね」

 

 リリムとしての姿、羊のような角に蝙蝠の羽根、そして尻尾に子宮の上に浮かび上がった淫紋。正しく淫魔といった風貌の愛梨はゆっくりとPへ近づき、優しくペニスを握る。

 

「楽しませてくださいね♡」

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「ん゛ん゛ーーっ! ん゛っ! ん゛うっ! ん゛ー!」

 

 愛梨はPに組み敷かれ、壮絶な陵辱を受けていた。目隠しをされ、縛りあげられ、尻にもPの物と同じ形のディルドを突っ込まれ、口にはディルド状のギャグボールを噛まされている。

 

一般女性ならば廃人どころか腹上死しかねない行為なのだが、リリムである愛梨ではこれでもまだアトラクション感覚だ。彼女を本気でオトすならば、絶倫のセックスマシーンが4人は必要になるだろう。

 

だが、Pはたった1人で愛梨をオトすという矛盾を成し遂げている。そんじょそこらのオスとは一線を越えた精力が成し遂げた奇跡だ。

 

そんな愛梨の膣内へは既に3回も出しているが、愛梨の愛液の影響で一向に萎えない。射精したそばからピストンし、射精する。そのサイクルが永遠と続きそうだった。

 

しかし、Pしかしらない愛梨の弱点がある。そこを着けば難攻不落の城砦であっても、たったの一突きで陥落する。それは、何か?

 

「ん゛ん゛っ!? ん゛っ♥ ん゛っ♥ ん゛ん゛ん゛ん゛っ♥」

 

 答えはシンプル。リリム状態でしか見えない淫紋。そこへ唯一認めた男の体温を感じると並みのサキュバス並みにまで性能が落ちる。それでも一般の男性では地獄級の難易度だが。

 

淫紋を押さえられ、よりはっきりとプロデューサーを感じるようになった愛梨は即オチで只々絶頂を繰り返すメスに堕ちた。ギャグボール(ディルド)を外されて、喘ぎ声を奏でる。その声は辺りに強い催淫効果をもたらし、ダウンしていた里美とかな子が復活した。

 

「今日は……」

 

「とことんですぅ~♥」

 

 理性の光が消えた目をした3人との1日は、まだまだ続きそうだ。覚悟を決めたPはベッドのしたからスタドリを取出し、ちひろへと小さく感謝した。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「はぁー……♥ はぁー……♥ はぁー……♥ はぁー……♥」

 

「もう……だめ……ですぅ~♥」

 

「あちゅい……♥ あちゅいのがいっぱい……♥」

 

 どれくらい射精しただろうか?

 

とてつもない疲労感の中でPは横になっていた。左右にかな子と里美、上に愛梨を乗せた状態でシーツをかけている。3人の体温の心地よさの中で眠りたいが、そうはいかない。

 

『件名:例の訴訟の件について

FROM:社長

 

 本文

 364プロ内での強制猥褻が発覚したため、我々が手を下すまでもなく364プロは終わりそうだ。なんでも先輩社員2人がかりで後輩社員を襲ったらしい。オマケに男性同士だったとか。

 

という訳で、君は通常業務に戻ってもらう。次のイベントの成功を祈る。

 

PS.向こうのアイドルのうち一人が後日面接にくるので応対してもらうからよろしく』

 

 

 明日の面接に向けて準備をしなければならない。Pは3人の身体を優しく拭い、部屋を後にした。

 

のだがその面接の日の朝っぱらの事である。

 

「あははっ、プロデューサーぬるぬるでたのしー!」

 

「プロデューサーちゃまったら、こんなイケない遊びでお楽しみでしたのね」

 

「みりあちゃん、あんまり滑ってたら危ないよ。あっ♡ 気持ちいいところに当たります♡」

 

 赤城みりあ、櫻井桃華、佐々木千枝の三名に何故か話が漏れたらしく、再びPはロリ三人とマットプレイをしていた。ロリ三人による奉仕は正しく天国だったと記載しておく。

 

因みにこの子たちにもきっちり3回ずつ出した。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 その日の午後、面接会場。

 

「一万円くれたらしゃぶってあげるよ」

 

 もちろん不採用だった。




ぬわあああああああああああああああああああああああああああああああああんつかれたもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん

次回はいよいよ蘭子語に挑戦ですかね……。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ティターニア娘、赤城みりあ

転職後初投稿です。


 毎度おなじみ346プロダクション。今日も今日とてPは仕事である。最近大きなライブの成功やCDの売り上げ、アイドルが出演している番組の高視聴率などで不景気を感じさせない繁盛ぶりである。

 

因みに346全体の運気は未だに正体不明の超幸運アイドル『鷹富士茄子』と同じく正体不明の不幸体質アイドル『白菊ほたる』により相殺され、気持ち幸運ぐらいに納まっている。淫気のほうは既に浄化不可能な域まで高まっているので、オナ禁中の諸氏は近寄らないように警告する。1ヶ月は勃起しないぐらい絞られてしまう。

 

そんな淫魔まみれの346プロだが、実を言うと成人しているアイドルの方が割合的に少ない。多くのアイドルはハイティーンの少女たちである。中にはその年齢らしからぬ発育をしている者もいる。例えば海外出身のジャガー獣人ナターリアやホルスタウロス娘の及川雫などだ。そしてローティーンのジュニアアイドルの中にも、比較的発育が進んでいるアイドルがいる。

 

「みんなー! 今日はみりあのライブに来てくれて、本当にありがとー!」

 

 ステージの上で快活なダンスと歌を披露し、会場のファン達に両手を振って感謝を伝えるアイドル、

赤城みりあも平均的な11歳の少女よりもオトナの身体つきをしているアイドルである。

 

身長的にはそうでもないが3サイズ、特にBの発達具合は将来的に向井拓海レベルになるポテンシャルを秘めている。そして最近は妹が生まれたことにより、姉としての振る舞いも考え始めたせいでファンの中には彼女に母性を見出して彼女に甘えたがるダメな大人が増えてきている。

 

企画でPが出した『赤城みりあに膝枕されながら耳かきと子守歌を歌ってもらうASMR』は346プロ歴代最速で1億DL&1億枚販売を達成した。噂では内閣総理大臣(50代、女性、サキュバス)も購入者だとかなんとか。

 

 さて、偉大な記録を成し遂げたみりあに何かご褒美をあげたいと考えたPは、少し長期間のオフをみりあに用意した。彼女はつい最近できた遊園地でPとのデートを所望した。

 

最近のアイドルとのデートと言えばムードもなにもなくいきなりホテルに連行され、そのまま朝まで、長くて5日ぐらい拘留されてSEX三昧と言うのが多すぎて、デートらしいデートは久しぶりなPである。

 

待ち合わせ場所はみりあの家。家までお迎えして2泊3日の小旅行である。

 

「プロデューサー! おはよう!」

 

おはようのハグで出迎えるみりあを抱き上げ、そのまま横抱きへ。所謂お姫様抱っこと言うやつである。Pの胸板に頭をこすり付けて甘える仕草は動物の子供のようであり、ここ最近絞られまくって若干ささくれ立っていたPの心を癒していく。

 

出発前にご両親へと挨拶をしようとみりあに話したところ

 

「パパとママは今お部屋のお掃除をするから挨拶しなくても大丈夫だって言ってたよ?」

 

 その一言で全てを察したPは静かにみりあパパへ黙祷を捧げる。恐らく次に会うときは更にやつれていることだろう。今度は亜鉛とアルギニンを摂取できる物を土産にしなければならないとPは固く決意した。

 

ちなみにみりあパパはれっきとした人間である。スポーツマン風の爽やかなイケメンであり、近所の奥様方(一部女子高生)は皆竿姉妹である。日々もげそうなほど絞られているので男性諸氏は日に10回ほど抜かずの5連射を耐え忍んでから石を投げるように。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 本日みりあと訪れた遊園地は都心から新幹線で1時間程の場所にあるジェットコースターの聖地『東京ドバーランド』通称TDLである。本拠地は岡山にあり、そこには世界最大のジェットコースターがあるのだが、東京の方にはそれが無い。飛行機の関係とかであえなく製造が断念されてしまったのだ。それでも本家に劣らぬジェットコースターのラインナップに加え、その他のアトラクションでの売り上げもあるので収支は黒字である。

 

また人気キャラクターであるイッキーことイキスギィマウスやどかちゃん等のグッズもハイティーンに好評である。

 

「それでねー、時子さまのところのプロデューサーさんが『ブヒ』って一言言っただけなのに、スタジオのスタッフさん達が一斉に動き始めてねー」

 

 みりあとの会話は取り留めのないモノが多いのだが、彼女はアイドルとなってからの毎日がとてもキラキラしていて楽しいらしく、何の変哲のないことでも楽しそうに話すので、聞いているだけでPも自然と笑顔になる。

 

だが油断してはいけない。彼女もまた魔物娘。隙あらばPを性的な意味で喰らわんと狙う淫魔である。赤城家の女性は皆フェアリー種である。本来の大きさならばそれこそ妖精サイズなので、彼女らと結婚するという事はロリコンどころかペドのレッテルを張られてもおかしくはない。

 

遊びたがりで同種と群れる性質のある彼女たちと遭遇した場合は、まず逃げることを推奨するが、近年彼女らのテリトリーに攫いやすい少年たちがターゲットとなっており、妖精の秘義で不老不死となり、ピーターパンと呼ばれる男性の魔物種になってしまう事案が多発している。

 

罪の意識が無い為に性質の悪い事案だが、彼女らが罰せられない理由は政府の上層部に食い込んでいるショタコン共の所為であり、稀にピーターパンとなった少年がそのままアルプ化現象で女の子になったり、近年ではメス堕ちしたピーターパンによるママ活及びパパ活が流行している。

 

 話はさておき、みりあの視線は時折Pの股間へと向けられており、フェアリー種特有の催淫効果のある鱗粉が若干散布され始めている。Pは愛梨や蘭子と言ったリリム種の血を引く上級淫魔の催淫に20時間以上耐え続けているのでこの程度では発情どころか勃起すらしない。

 

だが同じ車両内では早速カップルたちがもじもじし始め、気の早いカップルは既に男性の上に女性が乗っかっている。

 

そんな感じでちんちんに優しくない新幹線での移動は、Pとみりあ以外が車両内でおっぱじめてしまい、正しい駅で降りられたのはPとみりあだけであった。

 

 蛇足だが、時子Pはオーク種とのハーフでオスと言う割と珍しい存在である。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「どかちゃんと写真撮れてよかったねー」

 

 Pにはサングラスにビール腹、スキンヘッドに褌一丁のオッサンが人気の理由がよく分からない。だが、みりあが満足ならそれでいいのだろう。

 

その他にも346プロが少し関わっているアトラクションなどを中心にまわり、特に事務所有数の人間でありながらそんじょそこらのリッチやワイトすら舌を巻く死霊魔術使いである白坂小梅監修のホラーハウスは無駄に2種類あり、和風と洋風どちらも楽しめる仕様となっている。死人型の魔物娘であるリッチやワイトが恐怖のあまり失禁したと有名である。

 

今のところこのホラーハウスを真顔で突破したのは財前時子と高峰のあの二名のみとなっている。

 

小腹がすけば椎名法子監修のドーナツ屋の屋台に五十嵐響子監修のレストランなども見えるし、何故か分からないが設置されているラーメン屋の屋台が胃へと誘惑を掛ける。

 

腹を満たせばまた遊び、遊んでは余韻を楽しみ、あっという間に一日目が終わっていく。ライトアップされた遊園地内の景色は幻想的であり、昼とは違った趣がある。特にホラーハウス方面。

 

ドバーランドの運営会社が提携しているホテルは櫻井家や西園寺家の御令嬢も満足な出来であり、Pが用意した部屋は最上階のスイートルーム。みりあの希望により大きなベッドで二人で眠る。無論風呂も一緒だ。

 

最上階のスイートルーム。男と肉食獣の如き性欲の幼女が二人きり。何も起きないはずがなく……。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「ちゅっ、ぷあっ、はむっ、ふっ、んむっ」

 

 小柄な身体で成人男性を巧みに抑え込み、唇を貪るローティーンの少女。この言霊だけで多くの者が目を疑うだろうがこの世界ではままあることである。

 

布一枚纏わず、惜しげもなくその裸体を晒すみりあの背中から生える蝶のような形の透き通った羽根は現実感を薄れさせていく。

 

脱がされたPは少女たっての希望で仰向けに寝転がっているだけであり、少女に対しなんのアクションも起こしていない。ぷにぷにの乳房の感触を胸板で味わい、少女特有のイカ腹の感触を腹筋で感じる。そして唾液に含まれる媚薬成分と巧みな舌技が触れてもいないのにPの陰茎を勃起させていく。

 

臭いで敏感に勃起を感じ取ったみりあはそのまま両足の裏で陰茎を優しく挟み、先走りをよく馴染ませながらしごいていく。汚れ1つないスベスベの足裏による足コキはとてもじゃないがローティーンの少女がするようなことではない。しかし、彼女が籍を置くのは天下の淫魔の魔窟346プロ。男を昇天させる術を学ぶのにもってこいであり、教育に悪すぎる場所である。なおこの世界にBPOもCEROもあったもんじゃないのは皆知っていると思う。

 

兎も角、事務所のお姉様方に実践形式で叩き込まれたみりあの足コキはPの射精欲を的確に高めていく。中学校にも上がっていない少女が全裸で自分に覆いかぶさっているという非日常と見た目に釣り合わない熟達したテクニックで攻め立てられているという興奮がPの欲望を突き動かす。

 

 ふと、Pの唇を貪っていたみりあがずいっと身体を上にずらした。小さく盛り上がった乳房とその頂点にピンと張りつめたピンク色の乳首が視界を独占し、そのまま片方の乳首が口へと押し付けられた。反射的に口に含み、ねっとりと舐めまわす度にみりあの身体が小さく震える。

 

「いいこ、いいこ♡ いっぱい吸っていいからね♡」

 

 少女の乳を吸いながら頭を撫でられる。もう大人としてダメな絵面だが、これを望んでいるのは少女の方だというのだから世の中分からない。何人もの魔物娘を相手にし、イかせてきたPの舌技に耐えながらも頭を撫でる姿がいじらしく、その興奮がさらにPの股座をいきり立たせる。優しく歯を立てれればぶるりと震え、労わるように舌で撫でてやればカクカクと腰が動く。視界をみりあで覆われている所為で見えてはいないが、感じ取ることはできる。

 

「んっ……♡ もう、えっちなあかちゃんなんだからぁ♡」

 

 するりとPから離れたみりあは、そのままするすると頭をPの股間へと下げていく。みりあのぷにぷにのすじマン、おなか、へそ、おっぱいを経てその眼前に少女が目にするにはあまりにも凶悪な逸物が姿を現す。しかしみりあは臆することなく、悪戯っ子をあやす様にその先端をゆっくりと撫ではじめた。

 

「こっちのあばれんぼさんもいいこ♡ いいこ♡」

 

 亀頭を掌でぐにぐにと撫でられ、同時に玉を揉みほぐされていく。余りの快楽に身を捩りそうになるが、何時の間にか体が痺れて動けなくなっていることにPは気がついた。視線を巡らすと辛うじて目に映った茶色の瓶。そしてラベルに描かれた虹色の星。

 

心の中でPは盛大に千川ちひろの名を叫んだ。みりあになんてもの教え込んでくれとんじゃあの事務員は。帰ったらオモチャ責め寸止めの上ぶっかけのみのお預け刑に処す必要がある。これをやるとマジ泣き寸前までいくが一回ハメるだけでイキ続ける姿はPの中の加虐心が満たされていくようで興奮する。

 

しかしそんな思考もみりあの亀頭責めで早々に流されていく。逃げられない快楽とは暴力と同義であり、堰き止められていた精液が噴火のように尿道から噴き上がる。そしてみりあはそれを一滴も逃がさないように鈴口を小さな口の中へ含み、喉を鳴らしながら嚥下していく。

 

たっぷり続いた射精の直後にもかかわらず、みりあの舌が尿道を穿りだす。逃れられない快楽を尿道から精巣へと流し込まれ、動かない腰を動かして逃げようとしても、延々と流し込まれる快感が脊髄すら陵辱していく。幼げな少女に一方的に攻め立てられる屈辱に歯を食いしばっても、限界というものはある。許しを請う暇すらなくみりあの口内へ再びの射精。普段ならばガクガク震えるであろう腰は動かない。

 

十分に精液を楽しんだみりあは再び亀頭を掌で撫ではじめた。

 

「たーっくさん射精(だせ)ていいこだねぇ♡」

 

 みりあの口調はあくまでも褒める為。そして褒めるように撫でているのだが、二度の射精と魔物娘の体液で感度が上がりまくった陰茎へのそれは拷問である。辛うじて動きはじめた首を上げてみりあを見やれば、確信犯のサディスティックな笑みを浮かべながら亀頭を撫でまわしていた。ただ只管に送り込まれる快楽の暴力はPへと強烈な尿意にも似た感覚を起こさせる。

 

「いいよ♡ そのままだして♡」

 

 みりあの手がさらに早くなる。Pにこれ以上の我慢は無理だった。

 

凄まじい勢いで噴き上がる透明な液体。所謂男の潮吹きというものだ。未だに原理が不明なこれだが、排尿にも似た羞恥心を煽られ、そしてみりあという小さな少女に弄ばれたという屈辱とでPは涙が出そうになった。そんな悔しげに歪んだPの顔を見たみりあの背には、ゾクゾクっとえも言えぬ快楽が奔った。

 

「……♥」

 

 そしてその晩の間、Pは一切みりあに触れることを許されぬまま、延々と精液を絞られ続けた。バックでアナルを舌で穿られながら乳搾りに似た動作でペニスを扱かれ、チンぐり返しでセルフ顔射をさせられ、指で前立腺を撫でられながらの連続射精。腰が抜けたPの上に跨り何度も何度も膣内へと精を吐き出させ、声をあげそうになったPの口に自らの愛液でぐしょぐしょのパンティを押し込んで、逆レイプよりも壮絶な少女による陵辱はみりあが疲れて眠るまで続けられた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「んっ……ぷ、プロデューサーぁ……」

 

 二日目、アトラクションを回るみりあには先日のような快活さは無い。何かを堪えるように足を閉じ、もじもじと太腿を擦り合わせる。縋るように赤らめた顔と潤んだ瞳でPを見上げるも、Pは優しく微笑むだけで何もしない。

 

「ひぃっ!?」

 

 みりあは股から込み上がった快楽に飛び上がりそうになったが、なんとか堪えた。同時に自分が上げた甘い声を誰かに聞かれていやしないかキョロキョロと辺りを見回す。

 

今現在、みりあの胎内には朝に自由を取り戻したPの精液が充満しており、それをPの物と大きさと形が同じバイブで栓をしている。

 

みりあは胎内に感じる熱と膣で感じる快楽に抗いながら、屋外で散歩する非日常の中にいた。端的かつ頭の悪い言い方をすればとびっこデートである。

 

幼い少女が醸し出す凄絶な色気は隠しきれず、遊園地の物陰で盛りあうカップル達を尻目に、Pはズボンのポケットに忍ばせたリモコンでバイブを操作する。

 

「あっ……やだっ、ぷろでゅーさー、ごめんなさい、もうゆるして」

 

 加えてみりあにはパンティを穿かせていない。気が緩めばバイブは幼い膣から抜け落ち、そのまま子宮から精液が流れ落ちてしまうだろう。

 

何より公衆の面前でバイブを突っ込んで歩くノーパンの露出狂と言うアイドルとしては致命的なレッテルが付きまとう。気が気でないみりあ様子を見て、Pの嗜虐心が刺激されていく。

 

「ぷ、ぷろでゅーさー、と、といれ、いきたい、です」

 

 みりあの懇願に、Pはトイレを探しながらもバイブの振動を強くする。耳を澄ませば聞こえてしまうかもしれない程に強い刺激にみりあの膝が笑い始める。

 

程なくしてトイレを見つけたみりあにPはそっと耳打ちをする。その内容にぎょっとするも、みりあは小さくうなずき、トイレへと駆けこんでいった。

 

やがてPのスマホにみりあから写真が送られてくる。それはバイブをしっかりと刺している様子を撮影させたものだ。それを確認した直後、落ち着かない様子でみりあがトイレから出てきた。

 

涙目になりながら必死に快楽を我慢するみりあの手を引きながら、Pはアトラクションを回っていくのだった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 二日目の夜。みりあはむくれていた。せっかくのデートが羞恥プレイの所為であまり楽しめなかったからである。昨日の夜は確かに苛めすぎたかもしれないが、それでも乙女心と言うものをちょっとは考えてほしかったというのが本音だ。

 

いくら早熟とは言えみりあはまだ11歳である。どう考えてもそんな年齢の女児と肉体関係を結ぶ事はアウトだが、この世界ではそんなことはレイプでもない限り問題ではないので気にしてはいけない。

 

しかし思わぬ誤算があった。みりあの胎内にしこたま射精された精液を魔力として取り込んだおかげで、みりあにしかない特性が開花したのだ。

 

端的に言えば時限式の成長である。膨大な魔力と引き換えに1時間の間、みりあは大人の姿になれる。フェアリー種の中でもロード、君主とも言える特性を持ったみりあだけの特性だ。

 

そして、このような特性を持ったフェアリーはティターニアと呼ばれるのである。

 

 なのでPはちょっとしたお詫びを兼ねて、1時間だけみりあの自由にされることにした。みりあもそれで納得したので早速成長した姿になる。

 

Pの目測では160cmの上から98-60-93のIカップといった感じだ。形も崩れておらず、張りと柔らかさがある母性的なおっぱいだと言えるだろう。

 

すらりと手足も伸びているので、将来はグラビアやモデル業界でもやって行けるだろうとPはプロデュース方針を考え始める。

 

「あ、お仕事のこと考えてるでしょ! 今はそういうのは忘れるのがマナーでしょ!」

 

 恐らくは兵藤レナあたりの入れ知恵だろうセリフと共に、Pは膝枕され、その母性の暴力を顔に押し付けられる。そしてみりあの手は甘勃起しているPの逸物へとのばされ、優しく扱きはじめる。

 

頭を撫でられながらの授乳手コキ。この状態のみりあだからできるプレイだ。少女の姿ではPの股間はみりあの腕では少し遠いのでPは自分の手でしごかねばならない。

 

バブみ全開で甘えながらダメにされるのも悪くはないかもしれない。蕩けきった脳味噌が射精の指令を出すまでもなく、Pは射精へと導かれた。

 

「わ! いつもよりはやい! そんなにコレがよかったの?」

 

 実をいうと授乳手コキは今のところ雫ぐらいしかしていない。アダルト組はどちらかというと激しくされるのが好みなので、Pが甘えるというシチュエーション自体が稀なのである。

 

しかし、妹が出来て姉としての自覚が芽生え始めたみりあにとってこのシチュエーションはちょっと癖になりそうだった。甘えられるという行為がちょっとツボに入ったらしい。

 

昨日の夜とは打って変わって甘やかすように優しくPの逸物へと愛撫を繰り返し、ゆったりと濃厚なセックスを行う2人。まさしくデートで盛り上がったカップルのような2人のセックスはみりあが元の姿に戻っても続き、繋がったまま眠るまで続いた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 みりあが大人の姿になれたと言うニュースは早速事務所内に広がった。結果的に同じくロード種の素質があったのは薔薇型のアルラウネである櫻井桃華だった。そして検証の名目でローティーンアイドルにしこたま精液を搾り取られたPは若干八つ当たり気味に千川ちひろを鬼イカセシリーズよりもエゲツないくらいにイカセまくった。

 

その後、艶が出始めたみりあに魅了されるファンが急増、例のASMRは世界中で2億ダウンロードを達成するロングセラーとなり、みりあは世界へと活動の場を広げる事となるが、それはまた別のお話。

 




真面目にここ最近リアルが激動すぎて書く暇が取れなかったゾ...

おかげで描写もちょっとなんか物足りない...足りなくない?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

堕天使(真)神崎蘭子

引っ越したので初投稿です。


「煩わしい太陽ね!(おはようございます!)」

 

 今日も元気にPはアイドル達とコミュニケーションを取りながらお仕事である。本日の業務は神崎蘭子のレッスンとゴシックファッション誌の撮影に同行する事である。

 

「我がは・・・・・・否、我が友よ、我に力を!(旦那さ……じゃなくてプロデューサーさん、レッスンお願いします!)」

 

 その独特な言い回しは業界で蘭子語または出身地になぞらえて熊本弁と呼ばれ、多くのファンの黒歴史を穿り返して悶絶させている。普通に挨拶もできるので大御所さんからの受けも悪くはない。根っこが気の利くいい子なのだ。

 

さて、この神崎蘭子は自称『傷ついた悪姫』『ブリュンヒルデ』などと名乗っているが、実のところ天界族の中でも特に珍しい堕天使種である。そして堕天使種の特徴として、ほぼ例外なく全員が一度中二病に発症し、極一部の者は本当にその権能を振るう事がある。

 

そしてこの神崎蘭子、その極一部の者なのだが、ほぼ専属の相方である分類不可能枠のレア中のレア種族、観測者種である二宮飛鳥のおかげで力が過剰に発現しないように押さえられているのだ。

 

それだけではなく、その血脈にはやんごとなき方との繋がりも歴史書に示唆されている最強の淫魔族であるハイリリム種の血が流れている。

 

彼女の場合、愛梨とは違い言葉に魔力を乗せ、その波長が合うものを自らに傅かせる正しく女皇帝の資質がある。だが、その中身はまだまだ甘えたい気持ちが抜けない14歳の女の子。魔力の矛先は当然の権利のようにプロデューサーに向けられた。

 

「此度の修練も、我が魔力を存分に高めるものであった(今日のレッスンもばっちりこなせました)」

 

 すすすっとPの傍に近づき、密着して頭を差し出す。

 

「特別に王冠を授ける権利を与えようぞ(いつものご褒美をください♪)」

 

 Pは丁寧に蘭子の頭を撫でる。蘭子はそれに充足感と満足感と、幸福感と、様々な喜びの感情が自身の中に満ちていくのを感じた。だが、あまりやりすぎると発情してしまうためにものの数分撫でるだけである。

 

「フハハハハ! 我が魔力、再び活性せり!(ありがとうございます! 元気が湧いてきました!)」

 

 それだけで蘭子の機嫌とやる気とテンションは鰻登りであり、シンアイMAXマッタナシである。因みにこの事務所の拓海はくっ殺プレイに一時期ハマッてたことがあるが、それは禁句である。(炎陣のメンバーにはバレてる)

 

二代目シンデレラガールの座を獲ってからというもの、ゴスロリ系のファッション雑誌のモデルや、14にしては良すぎる発育の所為でグラビアモデルの仕事がひっきりなしで舞い込んでくる。しかし、本人的には露出は派手すぎない方が好きなので、過剰な露出の衣装はPが没にしているのだ。

 

因みに過激な露出の衣装はそのまま松本紗理奈に再デザインしてまわしたりして再利用しているので無駄になることは無い。

 

カッコよければ露出が派手でも着こなして見せるあたりは流石というべきである。水着のセンスは大分謎というか、どこで見つけてきたのかよく分からない。

 

相方の二宮飛鳥は飛鳥で夢女子を量産し、夏の有明ではあす×らんモノの薄い本が出回りまくる。一番売れないのは作者を投影したモブと飛鳥が絡む本であり、リバを出そうものなら血で血を洗う仁義なき抗争が始まる。男体化本は売れすぎて発禁になった。

 

さておき、神崎蘭子という堕天使の少女はその独特な言い回しのせいで多くの者が意思疎通において苦労をする。問題なく会話できるのは、彼女と関わる時間が長く、ニュアンスならば掴み取ることが出来るPの他には数名ほどいる。

 

あらゆる言語に対して本能で理解してしまうマルチリンガル、赤城みりあ。(一説によると発音不可能な言語を発して遊佐こずえと会話していたことがあるらしい)

 

相方にして観測者、そして自覚がある分余計に性質が悪くダメージが大きくなること間違いなしな中二病患者、略すと同類、二宮飛鳥。

 

同郷の熊獣人(ヒグマ種)、小日向美穂。

 

正体不明の幼女にして異星人説すら上がっている遊佐こずえ。

 

性格はともかく、頭脳は間違いなく特Aクラス、一ノ瀬志希。

 

蘭子の憧れの女性にして、既存のゴーレム娘よりも明らかに技術系等が未来に行っているアンドロイド娘、高峰のあ。

 

なぞなぞ好き故に思考が柔軟なスフィンクス娘、篠原礼。

 

『音の色』から辛うじてニュアンスを掴むエルフ娘、梅木音葉。

 

文武両道のボーカリストでおっぱいのついたイケメン、ドラゴン娘、木場真奈美。

 

説明不要のサンタクロース、イヴ・サンタクロース。

 

メモから要点を探り出す翻訳家の兎獣人、今井加奈。

 

ほぼ正確に蘭子の話す言葉の意図を掴むことが出来るのはこの面子くらいである。グレムリンの池袋晶葉は翻訳機を完成させたが、日によって言い回しのパターンが若干変わる法則性の所為で完璧とは言い難い。

 

しかし、言葉は難解でも蘭子の心根は真っ直ぐで素直である。琴線に触れる物には強い興味を示し、気に入ったモノは大事にする。そして他人の痛みを感じることが出来る優しい心を持っている。

 

そして、それと同じくらいのむっつりスケベである。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 本日は珍しくオフのP。彼の趣味は多岐に渡るが、身体を動かすことは彼にとって一番のストレス解消になる。昨晩は激レア種族『ハートの女王』の兵藤レナとのポーカーガチ勝負で、レナをスカウトしたとき並みの激闘を繰り広げてきた(オーナーとタイマンのBJ、負けたらPは性奴隷堕ち。この時レナはPを運命の男と確信した)。

 

そんなPが久しぶりに身体を動かすためにやってきた場所がここ。

 

簡単に施設の概要を言えばストリート系の遊び場であり、今Pが挑戦しているのは一般公開されているSAS○KEのステージである。本日は記録更新を目指し、TAに挑戦していく。

 

ことPの身体能力はアスリートよりも高い。その気になれば街中でパルクールしながら出勤できるが、事務所的にNGである。しかしながらその高い身体能力を生かす先は専らベッドの上(時々野外)で腰を振ったり抱えあげたりすることに費やされている。

 

さておき、いい汗を流してタンクトップにカーゴパンツ姿で水を呷るPにはいくつものねっとりと粘っこい視線が絡みつく。Pの身体は削りだされた彫刻のように、漲る荒々しさと美しさを兼ね備えた益荒男の身体である。そしてその血に流れるインキュバスの力は、汗にフェロモンを微量に含む。稀に男にも作用しアルプ化させるその男性としての美は近くで同じく汗を流してた女性の性欲を煽り、劣情を刺激する。中には股間に手を当てて致し始めている剛のものもいる。

 

本人はそんなことは気にせず、最近始めたスケボーに挑戦していく。簡単なトリックを決めながら風を受ける爽快感に、段々とPの口角が上がっていく。冬になったらスノボーでもしにいこう。そんなことを決めながらさながら高校生のころに戻った気分で軽快な滑りを見せていく。

 

「あっ、Pさんじゃん」

 

「奇遇っすね」

 

 滑りに滑って満足したPが広場のベンチで休憩していると、愛の女神の眷属とされる踊り子の精霊、アプサラス娘の小松伊吹と芸術家たちがこぞって捜し求める芸術の妖精、リャナンシー娘の吉岡沙紀の二人がやってきた。彼女たちも本日はオフが被っており、二人で遊びに来たらしい。

 

「この先でダンスバトルあるんだけどさ、よかったらPさんもどう?」

 

 二人の誘いに三十路間近のオジサンが参加してもいいものかと遠慮する。

 

「大丈夫だって! Pさん普通に20前半でも通じる顔してるし」

 

「それにアタシら知ってるっすよ~。意外にダンスもイケル口だってこと」

 

 二人に手を捕まれて連行されたPは、仕方なくだがストリートダンスを披露する事になる。まさかまさかでトリを任され、張り切りすぎてしまったPははしゃぎ過ぎて大技を連発。入るときに決めた高めのコークスクリューから会場の空気を根こそぎ掻っ攫い、鋼のシックスパックとの熱い戦いの末、優勝してしまった。大会中何人かスカウトしようとした娘がいたが、逆にダンスチームからスカウトされそうになって失敗してしまった。

 

やらかしはフリーズ中の舌だしウインク、ならびに倒立系でよくある服の捲くり上がりで腹筋どころか乳首まで丸出し。トーマスなどでの大開脚。それはもう視線を掻っ攫うのである。

 

特に鋼のシックスパックとのダンスバトルはそこらで百合の花が咲くほどに盛らせた。

 

一番の悲劇は準優勝まで上り詰めたスーパーキッズチームのショタコンによるお持ち帰り未遂事件。犯人は伊吹でも沙紀でもない。

 

「あんな風におへそや乳首をコンニチワさせる男の子とか誘ってるに決まってるので犯そうと思った。今は脳内でダンスを反芻している。脇とかおへそをぺろぺろしたかっただけでやましい気持ちは何もない」

 

 とは犯人の供述である。

 

その後スーパーキッズ達は315プロにスカウトされアイドルデビューすることになるがまた別の話である。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 休み明けの事務所。昼休みを終えてデスクへ戻ってきたPだったが、何やら備え付けのテレビの前が騒がしい。何事かと思ってみてみると、ダンスバトルのときのPの映像が流されていた。

 

パッション勢たちはそのアクロバティックな動きに大いに沸き立ち、美嘉はメスの顔でカッコイイPに見とれていた。

 

クール勢はダンスのキレに注目し、興味深そうに観察していた。篠原礼が今度社交ダンスも仕込もうと決め、アプサラス娘の綾瀬穂乃香もバレエに付き合ってもらおうかと考えていた。

 

そしてキュート勢だが、終始視線は腹筋や開脚した股、汗で怪しく光る肢体へと向けられており、まゆはこっそりオナっていた。そして大量に汗を吸ったタンクトップは洗濯前に志希が堪能し、キキーモラ娘のアイドル五十嵐響子もこっそり堪能してから洗濯された。

 

そしてレッスン間近だというのに食い入るように見つめては顔を赤くしている蘭子の姿を見つけたPは、それとなく蘭子にレッスンの時間を伝え、蘭子は慌ててレッスンに向かった。

 

しかし、肝心の蘭子はレッスンにまるで身が入らず、何度も何度も頭の中でPの身体が舞う姿がリピートされる。

 

キレ、振りの大きさ、魅せ方。どれをとってもトップアイドルに劣らない素晴らしいものだった。だからこそ、蘭子は二つの感情を持て余していた。

 

1つは純粋に意中の異性のカッコいい姿にときめいた乙女心。

 

もう1つはアイドルとして、ダンスの完成度の高さへの嫉妬。そしてこれは、すぐにそんな感情を抱いた自分への怒りと悲しみに変わり、蘭子の心を締め付ける茨へと変わった。

 

トレーナーもそれを察し、一度レッスンを中断し、メンタルケアのためにPを呼ぶ。呼ばれたPも若干複雑な気持ちで蘭子を迎えに行った。

 

レッスン場にいつまでもいる訳にもいかず、蘭子を連れ立って少し歩きはじめる、が、すぐに雨が降り始め、やむなくPと蘭子は近くにあった喫茶店へと入った。

 

店内は少しだけ暗く、木目調のカウンターとテーブルが相まってどこか重厚で落ち着いた雰囲気が流れている。店内に静かに流れるレコードは既存の曲のピアノアレンジが多く、それがまた控えめな明るさを醸し出している。

 

Pはブレンドを、蘭子にはミルクティーを注文し、二人きりの静かな時間が流れ出す。窓を叩く雨音が、心を落ち着けていく不思議な感覚と、体の内側から温まっていく事で生まれてきた心のゆとりが、蘭子の心の底へ溜まっていた澱がだんだんと浮き上がり始めた。

 

Pにそっと目元を拭われて、初めて蘭子は涙を流していたことに気がついた。止まらなくなってしまった。

 

そっと蘭子の隣に座り直したPは、胸元へと蘭子を抱き寄せる。小さく聞こえる嗚咽と涙を胸で受け止め、ただじっと抱きしめているだけ。Pが今蘭子にしてやれる慰めは、その涙と心を受け止めてやることだけ。

 

少女の純真を赫く染める茨がゆっくりと解かれていく。

 

やがて全ての穢れが涙とともに流れ落ち、堕天使は温もりに包まれ、深き魂の底へと意識を落としていった。

 

「お客さん、お客さん。ここ、二階が個室の休憩所なんで」

 

 謎システムに困惑するPだったが、取り敢えず休憩所を借りることにした。

 

「180分3500円です」

 

 Pはずっこけた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 蘭子が目を覚ました時、そこは見慣れぬ部屋だった。どこか斜めに構えつつも自らの片翼である友人ならば、『知らない天井だ』とでも呟くのだろう。寝ぼけた頭が冴えてくると、まず蘭子は時間を確かめた。17時40分。門限は破っていない。

 

次にさっきまでPの腕の中で泣いていたことを思いだし、枕に顔を押し付けて悶え始めた。恥ずかしいと言う思いとそんな自分をただ優しく受け止めてくれたPへの恋慕と合わさって顔が一気に真っ赤になる。そしてPの事を思いだし、慌てて辺りを見回す。

 

誰もいない。

 

急な心細さが襲ってきた蘭子はおっかなびっくりあたりの探索を始める。外は雨がすっかり上がって、夜と夕日の境界線を見ることが出来た。

 

ふと、隣の部屋から水の音がすることに気がついた蘭子は、そろり、そろりと近づいていく。勇気と覚悟を持って扉をゆっくりと開く。

 

小梅と見た映画だとこの後恐ろしい魔物が襲い掛かってくる。

 

しかし、蘭子を襲ったのはそれよりも強烈な『肌色』だった。

 

仕切りが透けているシャワールームでシャワーを浴びるPの裸体を見た瞬間、蘭子の中で何かが千切れ飛んだ。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「プロデューサーさん……」

 

 Pは突然背中に走った衝撃に驚く。シャワーのお湯とは違う温もりと柔らかな感触に焦燥が走るも、視界に入った銀色に急速に思考が落ち着いていく。蘭子がどうしてこんなことをしたのかわからないが、ひとまず落ち着かせようとした時、Pは体に違和感を感じる。

 

身体がうまく動かない。そして妙に耳に残り続ける蘭子の言葉。

 

徐々に奪われていく理性と思考の中、Pは蘭子のリリムとしての能力が発動されていることを確信する。

 

前述のとおり、蘭子の血統は堕天使とリリムの血が流れている。堕天使種は高位の力を持てば持つほど、高いカリスマ性を発揮していく。そこにリリム種の異性を強烈に引き付ける力と、蘭子自身が無自覚に有している、一種の催眠音声が合わさり、蘭子は声のみで異性を強烈なまでに洗脳、支配が可能な王者としての力を持っている。

 

世が世ならば間違いなく世界を支配するほどの強力な力が宿った蘭子だが、彼女の力は今、P一人に向けられている。通常の男性ならば、蘭子に全てを捧げ、命すら放棄するような信者になるところをギリギリ理性を保ち続けているPの精神力は、もはや人間ではない。

 

起死回生のPの一手は、言葉を紡がれる前に蘭子の口を塞ぐことだった。

 

「んむっ!?」

 

 頭を抱え込むように押さえつけ、口内に舌を滑り込ませる。一瞬見開いた眼はとろんと蕩け、ディープキスに驚き硬直した体はくたりと力が抜けていく。

 

リリム種とのセックスにおいて重要なことは、主導権を握り続けること。愛梨との度重なるセックスでそれを学んでいるPは蘭子の身体を抱え上げ、駅弁の体位で挿入する。

 

あがるはずだった男の理性を蕩かせる嬌声はPの口内でくぐもって響き、鼓膜だけでなく筋肉や骨をも経由して脳を揺らす。しかし、快楽に乱される蘭子の魔力は本人の未熟さも相まって強く作用しなかった。

 

対してこちらは百戦錬磨の性豪。徐々に余裕を取り戻し始め、すぐさま蘭子の弱点を探り当て、執拗に攻め始める。こうなってしまってはリリム種とはいえ蘭子はただ快楽に溺れる少女でしかない。抽挿されるたびに絶頂するまでに性感を高められた蘭子は、必死になってPにしがみつき、背中にその爪痕を残していく。

 

そして蘭子はディープキスをしながら奥を突かれ、今までにない大きな絶頂を体験した。背筋を駆け巡った電撃と衝撃は蘭子の脳髄を直撃し、同時に制御不能になった魔力が一気にPへと逆流する。

 

その魔力はPの中で暴れ狂い、インキュバスの血統がそれを精力に変換する。結果、男性機能がさらに増進したPの激しいピストンが再開される。蘭子の絶頂の度に流し込まれる魔力がPの精力へ……。

 

繰り返される快楽の無間地獄は、蘭子が気絶するまで続き、結合したまま注がれ続けたPの精液によって蘭子のお腹は妊婦のように膨らんだ。ふらつく足取りで蘭子をベッドへ運んだPもまた気を失うように眠った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 ちひろからの着信で反射的に目を覚ましたPは、すぐさま身支度を整えると、気絶した蘭子の服を着せ、タクシーで蘭子と共に事務所に戻った。わずか一時間の間にPの精液はすべて蘭子の魔力へと変換されたらしく、蘭子のお腹は元に戻っていた。

 

しかし、肝心の性交の匂いは完全に消えておらず、事務所でPはあっという間に押し倒され、事務所内にいたアイドルはおろか、女性職員を全員まとめて相手にさせられることとなるが、とるに足らない話なのでここでは割愛する。そして肝心の蘭子は、あの日以来無自覚にPを甘言にのせ悦楽へと誘う様になる。

 

「本当に、君たちを見ているのは飽きないね」

 

 しとどに濡らした股座にマッサージ器を当てながら、事の次第をすべて観測していた飛鳥は、Pのモノと同じ大きさのバイブを抵抗なく膣内へ迎え入れ、蘭子とPの情交をネタに自慰へふけていった。




書きたいネタが多いけどアウトプットが間に合わない。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

蚕娘まゆ、ワーシープ娘藍子、エルフ娘音葉、ホルスタウロス娘雫(プレイなし)

配属先が変わったので初投稿です

あけましておめでとナス!(激遅)

タイトル通り雫の出番はチョイ役ゾ。


 その日、珍しくPは凹んでいた。

 

別に仕事で大失態をしたわけではないし、だれとも険悪な喧嘩はしていない。白菊ほたるのような一歩間違えば人生が終わりそうなほどの不幸も経験していない。

 

しかし、なんでかわからないが、人間はたまにものすごくへこんでしまい、非常にネガティブな状態になることがある。

 

Pは鬱も患っていないし、職場のストレスも比較的軽い。いや、ほぼ毎日のように亀頭がヒリヒリするまで性交させられる職場でストレスが軽いというのはいささか疑問が残るが、P自身は労働環境に不満はなかった。

 

いや、アイドル含む職員全員が抱える心当たりはたった一つ。

 

 

『歌って踊れる本能寺』

『不死鳥より燃えた女』

『火鼠とラーヴァゴーレムが嫉妬する燃え具合』

『ドラゴンのブレスから生まれた女』

 

 

そんな炎上系の二つ名をほしいままに、よく炎上する新人アイドル、レッサーサキュバスという半人前のサキュバスである『夢見りあむ』である。

 

Pは彼女のサポートに全リソースを割いて早2週間。火の勢いはデビュー当時の失言からずっと勢いが止まらず、ある意味芸風にまで昇華した時には、Pの火消しはもはや森林火災にハチドリが水を汲むようなものだった。

 

しかし、このPという男は仕事に対してはクソ真面目であり、おまけにアイドルに対する愛情が深い。そういう芸風だとあきらめる心を何度も叱咤し、何度も何度も火を消す水を汲み続けた。

 

そして、プロデューサーは無念のギブアップを喫する。蜜を吸わないハチドリは桜の花びらより儚いのだ。

 

Pのテンションは輝子曰く『天日干しされたしいたけ君のようにしおしお』な状態だった。何にも悪くないのにりあむに謝り続けるPにりあむも応えようとして、結果炎上した。もうお前なんでサキュバスなの?

 

 打ちのめされ、凹んだ心によってネガティブな時、人間はとにかく癒されたいと思う傾向にある。活力が枯渇している状態では活力の源を求めてしまうのは道理であろう。

 

半ば幼児退行気味なPに母性を刺激され、今にも抱きしめて赤ちゃんプレイや疑似おねショタプレイの妄想にふけるアイドルもいる中で、Pを心から癒しているのは、そういった打算すらないほどに心から癒しを提供するアイドルたちだった。

 

穏やかな時間を提供する空間は芳乃でも茄子でもフレデリカでもみだりに荒らさない。というかフレデリカは空気を読んだうえで敢えて読まない。島津豊久かな?

 

なお、その空間の名はかの有名な『まゆの繭』であるが、現在その繭は事務所の一角を占拠するほどに巨大なものになっており、キキーモラ娘の響子がそのシルクを使って編み物をしている。

 

なんだかんだ、事務所は平和なのだ。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「プロデューサーさん、苦しくないですか?」

 

「あぁ……こんなにプロデューサーさんがまゆを抱きしめてくれるなんて……♥」

 

 Pはまゆの繭のなかで、クッションに座った藍子に膝枕されながらまゆに抱きついていた。ワーシープである藍子の衣服は自身の毛を用いたものであり、高い安眠作用がある。藍子自身はこの安眠作用は何ともないのだが、藍子のもつ独特の雰囲気、通称『ゆるふわおーら』と組み合わさった安眠作用の前には櫻井家や西園寺家でも購入できない天上の安眠空間になる。

 

そして胸の中にかき抱く蚕娘のまゆが持つ甘い匂いのするフワフワの髪の毛と、沈み込んでしまいそうなほど柔らかな身体が、接触に伴うストレス軽減効果を何十倍にも高める。まゆはただPに抱き着かれているだけで、どこまでも多幸感が沸き上がり、それがPへの愛情となって、その安心感がまゆから新たな生糸を生み出させる。

 

暖かい物体を抱いた時、人間は安心と幸福を感じる。今まさにPの心は深い安心と穏やかな幸福の中にあった。

 

「~~~~~♪」

 

 そして聴覚を通して心を潤す歌声を聞かせるのはエルフ娘の梅木音葉。本来ならばスノークイーンの幼体である望月聖がその役を担うはずだったが、あいにく彼女はクラリスとともに教会で聖歌を歌っているころだ。

 

なお聖の歌声は心優しく、清らかな心を持つもの。または弱者のため、愛しき人のため、友のために全てを投げ打つ程に義を貫くもの。黄金のように輝く精神を持った人間の鑑と呼ばれるような者たちには勇気と希望を湧き上がらせる。逆に人を陥れるもの、妄信するもの、どこまでも腐りきった、吐き気を催すほどの邪悪な心を持ったステハゲのような輩にはゴーストライダーもニッコリするような極寒の精神攻撃が襲い掛かる。†悔い改めて†

 

音葉は本人も自覚はあるだろうが、共感覚の持ち主であり、彼女は音が『見える』。それらは色がついており、色で音の性質を理解することができる。

 

Pから発せられる音の色、その優しさに惹かれて事務所にやってきた音葉もまた、優しい輝きを放った色が曇っていくのが見過ごせず、自分の出せる最も優しく暖かい色でPを包み込んでいく。

 

「ふあぁ……あたたかい牛乳で心も体も温まりましたね~」

 

 そして穏やかな気質の多いホルスタウロス娘の及川雫が用意した"新鮮な"牛乳で作られたホットミルクは、身体を胃からじんわりと温め、そして芯から力を漲らせ……

 

「あん♥ プロデューサーさんのがあたってます♥」

 

 漲らせた結果がこれだよ!!

 

ホルスタウロス娘は10歳になるくらいにはすでにカップ数にしてGを超え、雫のサイズですら同年代では平均的になる。そしてその母乳は第二次性徴気が始まるころには分泌され始め、その滋養効果はマカが土下座するレベルである。

 

そんなもんをPが飲み、日ごろの疲れとかなんだであっという間にカッチカチの疲れマラがビンビンになってしまう。

 

脈動する陰茎の音を見てしまった音葉も顔が一気に真っ赤になるが、その音から目が離せない。

 

そしてそれを直接押し付けられているまゆはすでに目の奥にハートマークが浮かび、ぐちょりと高い粘度の愛液が奥から分泌され始める。

 

そうなってしまえば人外たちの欲求は素直なもので、まゆは器用にPの勃起チンコをズボンから取り出すと、そのまま膣へと飲み込んでいった。

 

まゆの下着は基本手作りである。Pにいつ求められてもいいように、肝心な部分に布のない下着を着用している。この程度の下着を作るなど、まゆにとっては朝飯前である。この下着、変に紐やフリルで隠れる分ぶっちゃけ裸よりも恥ずかしい。事務所内でこれを着こなすのは紗理奈ぐらいである。

 

なお一度、終身名誉未亡人(独身)こと三船美優と美波が騙されてこの下着をつけさせられたことがあるが、その羞恥の雰囲気だけで周囲一帯の男性が年齢問わず射精し、付近で精通を体験した児童はその日からオナニーを覚えてしまった。

 

「んんっ♥ はぁっ♥ 挿入(いれ)てるだけでイっちゃいそう……♥」

 

 まゆの本番は実は人間でもかわらない。というのも蚕娘は存在そのものが人間にとって第二のメスと言わんばかりに人間への奉仕に特化している。

 

蚕は完全に家畜化された昆虫である。その管理のすべてを人間の手で行う必要がある。そんな蚕の性質は人外娘特有のエロ解釈から、人間のオスにとって非常に都合のいい、悪い言い方をすればダッチワイフや性奴隷のような存在なのだ。

 

そんな蚕娘の膣は、人間の男性に与える快楽の強さはそれこそリリムに匹敵する。場合によってはリリムよりも強いかもしれない。何よりも専用化された膣だからこそだ。事実、挿入途中での暴発ランキングで長年首位を保ち続けているのは蚕娘に他ならない。

 

だが、この小説の竿役を一手に担うPは、ほんの数パーセントいる例外である。

 

蹂躙するかの如くまゆの膣を貫き、甘えるようにざわめく襞へ逆に快楽を教え込んでいく。それでもまゆは愛しいオスの剛直へと、献身的な愛撫を続ける。

 

そんな快楽の中、Pはというと

 

―――……zzZZZ……zzZZZ

 

 眠っていた。眠ったまま勃起しているのである。射精の感覚としては言わば夢精の感覚になるであろう。情人ならば気が狂いそうになる程に、脳を焼く快楽の中でPが眠っているのは他ならぬワーシープ娘の安眠作用によるものだ。

 

因みに人間の男性は眠っている間にも何度か勃起を繰り返す。成長期にこの夜間勃起を繰り返すことでご立派な御チンコ様に成長するのだが、この頃から不規則な生活を送っていれば身体はもちろんチンコも育たないのだ。

 

話が逸れたが、まゆは眠ったままのPを茶臼伸ばしで犯しているような状態の倒錯した状況と、突き刺さるような音葉からの視線と、あらゆる非日常な状況が複雑に絡んだ状況によって興奮を煽られ、既に何回か甘イキを繰り返している。

 

不意に、Pが寝返りを打った。そしてグリッとまゆの膣がその反動でえぐられ、脳天まで突き抜けそうな快楽が一気にまゆをぶち抜いた。

 

「ん゛ん゛っっ♥ ん゛~っ♥ ~~~~っっっ♥♥♥」

 

 まゆはPを起こすまいと必死に口を手で塞ぐも、絶頂に合わせて震える身体を制御することは叶わず、潮の代わりに盛大に生糸をぶちまけてしまう。

 

その姿も蚕娘としての完全な姿に変わり、頭の触覚、首元のふわふわな毛、背中の飛ぶことのできない大きな白い羽、脇の下よりも少し下、横腹のあたりから生えた一対の節っぽい腕、そして昆虫の腹部がおしりの上のあたりからずるりと姿を現した。

 

昆虫の腹部からは絶えず糸が吐き出され、膣の中でPのチンコの熱さを感じるたびにビクビクと虫の腹が震える。

 

そして、そんなまゆの絶頂シーンを目の前で見せられた藍子と、終始ガン見しながらこっそりオナってた音葉。

 

我慢の限界はすぐそこだった。

 

一方、雫は藍子のゆるふわおーらと眠りの魔力に中てられ眠っていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 Pはゆめをみている。夢を見ているとはっきりと自覚している。なぜならPの腕は、本来なら狼獣人の凛達のように狼の手足をしていない。

 

しかし、なんだかとてもムラムラする。その場に女がいればすぐに覆いかぶさって犯してしまいそうだ。

 

ふと、鼻に暖かなお日様の匂いと仄かな女の匂いを感じ取った。体が勝手に動きだす。今までにない速さだ。匂いの元にたどり着くのにはほんの数秒しかかからなかった。

 

草原に立っている小さくて、ふわりとした雰囲気の背中に飛びつく。怪我をさせないよう最大限注意をしながら押し倒す。小さな悲鳴が上がったが、もうなりふりは構っていられない。

 

正面を向かせる。なんだか藍子によく似た羊だ。そんなことは今はどうでもいい。

 

纏っている草色の衣服を力ずくで破り、柔肌を白日の下に晒す。

 

凹凸は少ない身体だが、それでも女性を感じさせる丸みとツンと勃った桜色の乳首、そして幼さが残る産毛も生えていない割れ目。女性と少女の狭間、売れる直前の果実に思わず舌なめずりをし、手首を頭上で押さえつけて暴れられないようにする。身長差や自身の腕の長さもあり、抑え込むのは容易だった。

 

そのまま、瑞々しい肌の中で主張する桜色のぽっちを(ねぶ)りあげる。少しざらついた、生暖かい舌がゾリゾリとぽっちを刺激するたびに、快楽をこらえようとしてくぐもった、それでも抑えきられなかった悦楽が溢れた甘い声がさらに獣性を刺激してくる。口に含み舐め転がす度にどんどん甘く蕩けていく声に、限界を超えて陰茎がそそり立つ。

 

熱を持ち、痛みすら感じるほどに張り詰めた、まさしく魔羅と呼ぶにふさわしい逸物は少女のオンナを蹂躙する瞬間を今か今かと待ちわびている。無論、我慢するつもりなどもとよりなく、先端を無垢な割れ目へと当てる。

 

くちゅり、と水音がした。

 

慎ましやかな胸の頂点への凌辱に感じていたらしく、くちゅくちゅと先端をこすりつけるだけで華奢な体がビクビクと震える。無意識に口角が吊り上がる。

 

見覚えのある瞳が官能に潤み、期待と恐怖に揺れている。その眼差しに自制を忘れ、一気に貫く。

 

悲鳴とも嬌声ともとれる声は、多くの人に優しさと温かさを与えていただろう。そんな声が今自身のモノに蹂躙されて蕩けた甘い声に変わっている。それが余計に性欲を昂らせる。強姦魔のごとき荒々しく、射精することしか考えていない乱暴なピストンは何度も子宮を逸物が叩き、凄まじい苦痛を与えているはずだ。それでも腰を振るのをやめられない。

 

やめられない。

 

もっとしたい。

 

もっと犯したい。

 

このか弱い子羊を心ゆくまでしゃぶりつくし、骨の髄まで快楽を叩き込み、色に狂うメスに変えてしまいたい。首を振って必死に快楽に抗っていたのが、段々と自身を犯すオスへ視線が定まり、求めるような視線に変わり始めてきた。ああ、どうしてこうこの子羊は一々オスの中のケダモノを煽ってくるのだろうか。

 

余りに昂り過ぎて、射精欲が今までにない速度で高まっていく。

 

ふと、視界に甘い声を吐き出し続けるかわいらしい口が見えた。花の蜜に吸い寄せられる蜂のように、その唇を奪う。この声すらも貪り喰っているような感覚。少女の全てを食い尽くす征服感。

 

そして、欲望が少女へと叩き込まれた。子宮を満たすどころか踏み荒らし、結合部から漏れ出ていく程の大量射精。

 

少女は潤んだ瞳を見開き、射精の与える快楽の、その衝撃に意識が朦朧とする。

 

それから、少女を瞳から光が消え、完全に悦びに飲み込まれ、なおも狼は羊を貪り続ける。白い羊毛代わりに全身を精液で汚しつくして、初めてPの意識が浮上し始める。

 

我を失っていたとはいえ、夢の中。意識が段々と現実に引きずられていく感覚に身を任せてなお、ケダモノはか弱い少女を犯し続けていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 目を覚ました時Pの目の前には、虚空を見つめながら痙攣する、全身ザーメンまみれの藍子の姿があった。夢の中の子羊と寸分違わぬ姿だった。

 

ワーシープ娘は、限定的ながら夢を操ることができる。そのため獏娘とは共生関係にある場合がある。夢はサキュバス娘たちの独壇場なのだが、そこの土俵に限定的ながら登ることができるのである。

 

藍子の名前を呼ぶと、ゆっくりとこちらに顔を向け、ふにゃりと柔らかい笑みを向ける。ハイライトがないせいでどこかその笑みも淫靡なものに見え、節操のない愚息がまた固くなる。同時に愚息に奔った強烈な快感。どうやらまだ藍子と繋がっているらしい。抜こうとすると聖母の抱擁のような優しくも強い力で膣が締まる。

 

藍子の目は少し光を取り戻しているが、その視線が訴えているものは更なる行為。哀願にも等しい潤んだ瞳の力に、Pはこれ以上の負担をかけないように優しくゆっくりと動かし始める。

 

散々激しく嬲られていた女陰への優しい抽送は、それまでと違い今度は確かな愛情と濃密な時間を藍子にもたらす。一突きごとに優しく子宮をPのオトコが撫でていく。それは女性の最大の性感帯である"情"へと刺激を与え、Pのザーメンで汚された藍子の頬を溢れた感情が一筋流れていく。

 

Pは藍子に覆いかぶさり、そのまま抱きしめあいながらキスをした。貪るのではなく、お互いの熱を分け合う優しくも深いキスに、藍子の胸の奥、心ともいうべき場所がじわ~っとあったかくなっていく。Pの服はいつの間にか脱がされていたようで、肌と肌の温度を感じながら、最も熱い場所でお互いの愛は迸った。

 

ゆっくりと流し込むような射精と、離さないというように力強く抱きしめられた藍子は深い絶頂の中で、大粒の涙を流しながらゆっくりと意識を微睡の中へ沈めていった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 べっとりと藍子についていた精液は、藍子が眠ると同時に皮膚から吸収されていった。人外娘が全員備えている能力である。安らかな寝顔を見るに、いい夢を見ていることだろう。

 

少し余裕が生まれたPは改めて周りを見る。同じく幸せそうに眠るまゆに、丸くなってすやすや眠っている雫、そしてこちらに背を向けて座る音葉。なぜか全裸の音葉のほうからは何か粘着質なものをいじるようなぐちゅぐちゅという音が聞こえており、本人もそれに夢中なようだ。

 

こと音に敏感な音葉だが、今は自身が出す音に集中してしまっているようで、忍び足で後ろから近づいていってもバレていない。普段ならば間違いなく足音だけで接近がバレるというのに。

 

「はっ……はっ……はっ……、いけないこと、なのに。だめ、手が、とまんない、えっちなおとであたまが、まわらない……、んっ♡」

 

 水音がだいぶ大きくなり始めた。どうやら盛り上がってきているようだ。Pは彼女がしていることに察しが付くと、静かに口を広げ、普段は人間のものと変わらない大きさのはずの、その大きく長くとがった耳に優しく甘噛みをする。

 

「ひぃっ!!? いまみみだめっ、あっ、きちゃっ、っっっっ!!」

 

 音葉の腰が跳ね上がり、ぷしゃーーーっっと勢いよく潮が吹きあがる。照明の明かりできらきらと輝く潮がさらに3度ほど吹き上がったあと、腰が抜けたように音葉がへたり込む。

 

「あっ……、うそ……、お願いします……、みないで……ください」

 

 ツンと鼻を衝くアンモニア臭、余りの快楽に尿道が緩み、失禁してしまったようだ。

 

ステージ上で清らかな歌声を奏で、ファンや聴衆の心を虜にする聖女のような音葉が、清廉な空気をまとい、子供たちに柔らかな笑みを浮かべて接する聖母のような音葉が、自身の手で貪っていた快楽によって潮を吹き、あまつさえ失禁までしてしまった。この事実は彼女のファンには絶対に明かすことはできないだろう。それまでの彼女のイメージがすべてご破算になってしまう。

 

だからこそ、興奮する。

 

いつも以上に脆くなっている理性の鎖を自ら引きちぎり、Pはまゆの繭からとれる生糸を軽くより合わせて紐を作り、失禁のショックで放心している音葉を手早く拘束していく。この辺のSMじみた束縛行為は、美優や白澤娘の文香らで何度もやらされたので手際がプロのそれである。後ろ手に縛られ、M字開脚の状態で脚を固定され、いよいよ身動きが取れない。

 

そして普段仮眠の時に使うアイマスクで音葉の視覚を奪う。音が見える彼女だが、聴覚も非常に鋭い。森の中で小動物の足音を聞き分ける位には、といえばその凄さがわかるだろう。

 

さて、視覚を奪われ、身動きもとれない。そんな中で鋭敏にならざるを得ない聴覚。そこへ聴かされてしまう官能の多重奏。鋭敏な状態に己を高めてしまった音葉には正しく拷問に等しい快楽の暴力だ。

 

「みみだめっ、よわいのっ、やっ、だめっ、だめっ、あっ、ひぅっ」

 

 耳に吐息がかかる度に音葉の体は小さく震え、舌が這いずる感触に身悶えし、そして耳を舐められる音が彼女の官能を刺激してやまない。

 

「あっああっあっあっ、ほじ、るの、だ、め、みみのなか、ほじらない、で」

 

 わざと音を立てて彼女の耳の穴を舌でほじくる。耳垢を舐めとるように、しかし唾液が耳の穴に流れ込まないように細心の注意を払いながら、彼女の聴覚を快楽漬けにしていく。

 

そして耳だけではなく、先ほどのオナニーの最中にも弄っていたであろう乳首を優しく指の腹で叩く。軽く触れただけで乳房を揺らして感じてしまう。細い腰回りの所為で実数値以上の大きさに感じる乳房も、耳ほどではないが性感帯だ。そしてよじる度に自ら乳首を指へとこすり付ける形になり、不規則かつ新たな快楽を生み出す無限ループが完成する。

 

そして忘れてはいけない場所がもう一つ。色素の薄い陰毛に薄く覆われた秘所はすでにぐしょぐしょに濡れており、興奮し充血しきったクリトリスが包皮から顔を出している。Pは音葉の唾液を指にたっぷりとまぶし、細心の注意を払って愛撫する。くちゅりという音が響く度に音葉の体が大きく震える。

 

三点責めによる卑猥な三重奏は、視覚を奪われてなお、視界の端に見える紫色の音として現れる。そしてPの舌が耳の穴をほじくる度に、思考そのものがかき回され、脳が撹拌されているような錯覚を覚えてしまう。

 

頃合いを見計らったPの指が音葉の膣内へゆっくりと沈んでいく。つぷぷっと音を拾ってしまった音葉の意識は膣内の感触へと集中してしまう。中をじっくりと解すようにざわめく指を意識して、意図せず膣が締まってしまい、よりはっきりとPの指を感じ取ってしまう。そして音葉の弱点部分――根元まで入った中指の腹のあたり、お腹側――を撫でられたとき、思わず嬌声が上がった。

 

自らが挙げた甘い声の色にすら興奮してしまう状態で、そんな音を奏でさせられ、まるで演奏される楽器のようにPに奏でられる音葉。しかし、その音色は官能の紫色。自身の体からでる紫色の音に、徐々に脳が浸食されていく。

 

音葉は浮遊感を感じる。どうやらPに持ち上げられたようだ。尻と背に感じる布の感触からして、椅子に座らされたのだろう。そして、ゆっくりと侵入してくる指よりも太くて固く、熱いモノ。

 

「あっああっあっあっ、~~~~~っあっ、イくっ! ~~~っ」

 

 挿入だけで達してしまい、Pのモノが膣内をすべて埋めるころには、もはや息も絶え絶えになってしまう。Pのモノは根元のあたりがまだ5分の1ほど余っているが、絡みつく襞と火傷しそうなほどに熱い愛液がもたらす快楽の前には些細な問題だった。

 

ゆっくり、まるで焦らすかのように腰を動かし始めるP。深く挿入する度、多すぎる愛液が噴き出すようなじゅぷぷぷぷっという音が立ち、抜き差しする度にかき混ぜられた愛液が粘性を持ってぬっちゃぬっちゃと粘っこいいやらしい音を立てる。

 

抜こうとするたび逃がすまいと強く締まる膣を、強引にこじ開けながら再び挿入。にちゅにちゅと音を立てながらお互いの性器を貪りあう。

 

ギシギシと音を立てる椅子に構わず、Pはペースを徐々に上げ始める。次の射精まで余裕がなくなってきたのだ。粘着質なお音に、今度は肉と肉がぶつかる音が加わり始めた。ぞりぞりぞりっっと弱点を雁首で擦りあげられ、その感覚がだんだん短くなりはじめると、いよいよ音葉は昇ったまんま降りてこれなくなってしまう。

 

「お゛っお゛っあ゛っあ゛っあ゛っあっあ゛っっ♥♥」

 

 音葉の口から紡がれるのは、獣のような喘ぎ声。神聖な雰囲気を放っていた女性が、快楽に呑まれて嬌声を吐き出している。それも自分の逸物で。

 

男が興奮するには十分すぎる状況だった。そしてその興奮が、最後の瞬間を迎えるトリガーとなった。

 

一際強く音葉の奥へと腰を打ちつけた直後、子宮口へとがっちり押し付けられた鈴口から直接子宮内へ流し込むかのような射精。今まで何者にも侵入を許さなかった女性の最後の聖域へと注がれる欲望の熱に、音葉は頤を逸らして今までにない絶頂を迎えた。射精が終わり、Pが逸物を引き抜くと、ぽっかり開かれた膣から、愛液とともに精液が流れていく。

 

くたりと頭を垂れた音葉のアイマスクを外すと、エメラルドに輝く瞳は悦楽に濡れていた。椅子から降ろし、拘束を解いてやるとそのまま床へ横たわってしまう。幸いまゆの生糸のおかげで汚れることはない。Pがその眼前に逸物を突き出すと、半ば無意識に音葉はそれを口に含み、舌を使って丁寧に掃除を始める。最後に尿道に残った分までしっかり吸出し、音葉はそれを一度Pへと見せた後、飲み込んで見せた。

 

そのまま彼女に口づけをし、抱きしめていると、疲れてしまったのか眠り始めてしまった。藍子とともに比較的体温の高い雫の隣へと運ぶ。

 

そして何やら幸せそうな顔で放心しっぱなしのまゆを抱え、改めて挿入する。

 

「ふあっ!? Pさん!? あっ♥ そんな♥ いきなりぃっ♥」

 

 駅弁後背位でまゆをズコズコするPはまゆの耳元で囁く。

 

―――まだまゆに出してなかったみたいだからな。

 

「~~~~~~~っ♥♥♥」

 

 その後、まゆが気絶してなお、まゆの子宮がパンパンになり、引き抜いた後に精液溜まりができるほどに、Pはまゆを抱き続けた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 その後改めてまゆの繭の中で休息と睡眠をとったPは、繭の外へと出た。リフレッシュしたPの顔はパワーが漲っており、いつもの頼りがいがあり、犯しがいのある男の顔に戻っていた。

 

そして仕事を再開しようとしたところであった。

 

「うわ~~~ん!! Pサマ~~~~っ!!」

 

 りあむが泣きながら抱きついてきた。実は高いポテンシャルを低すぎる自己評価の所為でダメにしている感が否めない新人アイドルに、何をやらかしたのかを聞く。

 

「やらかしていたこと前提!? そうだけどそう思われてることにやむよぅ!」

 

 また何かやらかしたらしい。今度はいったいなんだろうか? またSNS関連だったらいい加減にアカウントを凍結させようかと考えていたPだった。

 

「餃子のおいしい中華料理屋のことをブログに書き込んだだけなのになんでかコメント欄が炎上しちゃって……」

 

 急いでPはブログをチェックする。りあむが紹介していた中華料理屋は一見普通だが、Pには何か既視感があった。炎上するには何かわけがあるのだろう。既視感の正体を確かめる為にも中華料理屋チェックしていく。そしてその既視感の正体はすぐに判明する。

 

―――櫻井家やら涼宮家が気に入ってる店なんて気軽に行けるわけないだろ! いい加減にしろ!

 

「うえ~~~~ん! ごべんな゛ざ~い゛!!」

 

 一皿ウン万円の店にコイツ(りあむ)が行ったとか、煽りと取る層がいるのは明白だった。

 

―――あー、めっちゃやむ……。

 

「Pサマ~! それぼくのセリフだよぅ!!」

 

 その後りあむはP直々のお仕置きを受けることになり、幸子と共に「2020年へカウントダウン! 竜神大吊橋バンジージャンプチャレンジ」に赴くことになる。

 

「ってなんでボクまでええええぇぇぇぇぇぇ!!?」

 

「うわあああああああああああん!! めっちゃ高い! めっちゃやむ!」




ぬ疲キ今辞部(圧縮言語)

やりたいシチュ多いからいっそのこと1話内にいくつかプレイを掲載する形式でやるゾ。

今回はその試験みたいな回ゾ。

あっそうだ(唐突)

次回へのアンケートは少し変則的になるゾ

追記
アンケートは1週間で締め切るゾ



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

清楚5姉妹 バンシー娘 三船美優編

出張中なので初投稿です


 それは何気なくPの同僚が発見してしまい、Pが確認していたスレであった。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

【346アイドルスレ】エグいセックスしそうなアイドルで打線組んだったwwwww

 

 

1:名無しの人外娘 ID:ySpvwUlGG

 

1中 日野茜

2右 高垣楓

3左 藤原肇

4一 新田美波

5三 鷺沢文香

6遊 水本ゆかり

7二 佐々木千枝

8捕 三村かな子

9投 三船美優

 

 

2:名無しの人外娘 ID:U6ZxAc+cw

>>1 千枝ちゃんは73あるだろ! いいかげんにしろ!

 

3:名無しの人外娘 ID:+GxTUELhF

>>1 かな子ちゃんは痩せ過ぎだから捕手は無理でしょ

 

4:名無しの人外娘 ID:5Oae+GBvT

>>3 オーク娘は相撲部屋に帰って、どうぞ

 

5:名無しの人外娘 ID:YR+SL11Hp

(子種)キャッチャー

 

6:名無しの人外娘 ID:42r3Fzcyg

>>1 センター茜ちゃんとか茜ちゃんファンだなオメー

 

7:名無しの人外娘 ID:UbaLN0aFK

アイドルにとってセンターは重要なポジションだな

 

8:名無しの人外娘 ID:QL2N4r4pG

実のところ346のアイドルでマジ打線組んだらどうなるんや?

 

9:名無しの人外娘 ID:oPvWRKHAu

 

1中 速水奏

2右 小早川紗枝

3二 城ヶ崎美嘉

4投 姫川友紀

5一 諸星きらり

6左 島村卯月

7遊 神崎蘭子

8三 渋谷凛

9捕 双葉杏

 

エースで四番にせんとあのやきうのお姉ちゃん絶対駄々こねる

 

 

10:名無しの人外娘 ID:icV4jHfP2

>>9 草

 

11:名無しの人外娘 ID:mzTud2kBS

>>9 サンキューユッキ

 

12:名無しの人外娘 ID:hOBBetX1/

>>9 卯月ちゃんとか蘭子ちゃんとか杏ちゃんはなんで入ってるんや?

 

13:名無しの人外娘 ID:I9Ob2R04Z

>>12 公式で球団コラボがあったんやで

杏ちゃんは『ベースボールサポーターズ!!!!!』つながりやろなぁ

 

14:名無しの人外娘 ID:3NhN7UyF

ポジ凛とか言う風評被害

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 何となく眺めていたPは打順のメンバーからインスピレーションを得たらしく、その後速攻で企画書を書き上げた。

 

バンシー娘、終身名誉未亡人、三船美優。(独身、経験相手はPのみ)

 

ヴァルキュリア娘、通称歩くセックス、新田美波。(本人は不服)

 

白澤娘、愛読書は『香川潤』作品、鷺沢文香(最近のトレンドは声を我慢するプレイ)

 

天然なウンディーネ(無自覚)、水本ゆかり。(清楚系お嬢様、処女)

 

人外娘時と通常時のギャップが激しいデビル娘、佐々木千枝。(小悪魔度1000%)

 

 この五人で結成し、結束を深めるために行った勉強会を通して誕生したVoユニット『Auriga』は、派手なダンスこそはないものの、ゴシック調のドレスと騎士甲冑を合わせたようなダークな色彩の衣装と、シンフォニックメタルな曲調のユニット曲『如法暗夜の鋼鉄凱歌(トライアンフ)』の組み合わせは大いに受け、CD、DL販売ともに好調な売れ行きとなった。

 

このユニットはアインフェリアとはほぼ真逆のコンセプトとなっており、特撮にもなったSFチックな世界で天を舞う戦乙女とは逆、ファンタジックな世界で、大地で鋼を纏い、鉄を振るう魔法騎士と言った具合だ。舞台公演も盛況で、追加公演が決定した。

 

動画サイトでのMVの再生回数もすでに900万再生を突破しており、間もなく1000万再生が近い。

 

なおコンセプトを聞いた蘭子と飛鳥はめっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ羨ましがっていた。

 

 いい仕事をして臨時ボーナスもたっぷりもらえたPは、以前同僚に見せられたようにスレをチェックしてみたくなった。また何かいいアイデアをもらえるかもしれない。いくつかスレタイを流していると、早速Aurigaのスレを発見し、気になったPは覗いてみることにした。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

【Auriga】新ユニットメンバーがドチャクソエロい件【読みはアウリガ】

 

 

1:名無しの人外娘 ID:ySpvwUlGG

闇堕ちしたアインフェリアかな?

 

2:名無しの人外娘 ID:U6ZxAc+cw

新米騎士を毎晩枯れるまで搾り取ってそう

 

3:名無しの人外娘 ID:+GxTUELhF

千枝ちゃんの舞台でのアクションすごかった。千枝ちゃんに踏まれたい。

 

4:名無しの人外娘 ID:5Oae+GBvT

何故蘭子様と飛鳥様をユニットに入れなかったのか

 

5:名無しの人外娘 ID:YR+SL11Hp

あのお方々は魔法騎士というよりも魔王だからね、しかたないね

 

6:名無しの人外娘 ID:42r3Fzcyg

ダークイルミネイトに仕える五人の魔法騎士……心の闇が私の古傷を抉る……

 

7:名無しの人外娘 ID:UbaLN0aFK

実際中高生からは圧倒的な人気だし

 

8:名無しの人外娘 ID:QL2N4r4pG

ところで名前の由来はぎょしゃ座らしいで

 

9:名無しの人外娘 ID:oPvWRKHAu

チャリオットじゃなくて男に乗るんですね、わかります

 

10:名無しの人外娘 ID:icV4jHfP2

>>9 草

 

11:名無しの人外娘 ID:mzTud2kBS

>>9 某運命のケルトビッチ女王かな?

 

12:名無しの人外娘 ID:hOBBetX1/

>>9 合宿の夜に車座でミーティングしている様子から取ったって言ってただろ! いい加減にしろ!

 

13:名無しの人外娘 ID:I9Ob2R04Z

ちなみにぎょしゃ座を構成する星の数は8つ

 

14:名無しの人外娘 ID:g3NhN7UyF

ダークイルミネイト+αが入る余地を残す完璧すぎるネーミングセンス、誇らしくないの?

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 スレの流れは彼女らの凛とした雰囲気よりも夜の乱れ方がエグそうという方向に流れていった。Pはその流れには苦笑いするほかなかった。

 

だって本当にエグいのだから。

 

思い出すだけで大抵の男性はトラウマを想起して震えだすような、凌辱じみたセックスが多い彼女ら(処女のゆかりを除く)は、もしPと出会っていなければ一体どのような人生を送っていたのだろうか。

 

観測者の飛鳥ならばそんな未来を垣間見ることもできるだろうが、あいにく彼女は自身の能力を覗きにしか使わないドン引きレベルのムッツリスケベ処女(玩具で膜は破ってしまってる)なので、頼みでもしない限りはそういったものは観ないだろう。

 

 さて、肝心のAurigaの活動の成果に対する報酬として、Pは隔週で一人一人とデートの約束をしている。公演中は半ば禁欲状態だった彼女らのことだ、相当溜まっているはずである。とりあえずスタドリを準備しながら、Pはデートプランを練っていくのだった。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 トップバッターはユニットのリーダーを任された美優からだった。Pと美優はアロマキャンドルを見て回り、お互いに一つずつ購入した。それとは別にPは美優の香りによく似ていると言ってもう一つキャンドルを購入した。美優は顔を紅潮させながら照れていたが、ここ最近になってやっと引き出せるようになった表情だ。

 

美優がアイドルになる前は、控えめに言ってもモノクロの世界と表現できるほどに殺風景なものだった。バンシー娘という種族柄、美優が強く惹かれるのは“死”の気配。彼女らが話しかける=死期が近いという俗説は現代であっても払拭はできず、美優の周りには人が少なかった。

 

そして思春期には家族でもあった飼い犬の死が重なった。天寿を全うし、愛されながら死んでいったが故に、注いだ愛情の大きさと量故に、その悲しみはより大きかった。何より、段々と死が近づいてきている彼に、美優はどうしようもないほどに惹かれていたことも確かだった。

 

 自分は生命を愛することを許されない。

 

美優が自分に出した結論だった。しかしなまじ美人に産まれた事で、彼女の周りには誘蛾灯に群がる蟲のようにいろいろな男がアプローチをかけてきた。その誰も彼もが深い絶望の影を心に落としていた。どうあっても自分は死から逃れられないと、諦めながら死んだように生きていた。

 

今よりもひどい隈と濁り切って光のない目、それでも彼女へ言い寄る男は止まらない。そしてとうとう、ナンパを振り切った時に、相手が自分を追いかけてバイクに轢かれた。不慮の事故だった。状況からみてもナンパ男の過失だったが、美優はこの瞬間に深い絶望から笑うことすらも忘れかかった。

 

死相を浮かべ、自責の念で毎晩部屋ですすり泣く彼女はまさしく泣き女(バンシー)。もう何もかもをあきらめ、ぼんやりと死人のように生きていたある日、美優は赤信号の横断歩道を渡ってしまう。

 

迫るトラックと流れていく走馬灯。最後に笑ったのはいつだっただろうか。家族と過ごしていた日々のまぶしさに包まれながら、美優はすべてをあきらめ、目を閉じた。

 

 だが、彼女は死ななかった。

 

痛みを感じず、何かに支えられた浮遊感、背中と膝の裏から感じる温かい熱。ゆっくりと目を開けると、そこには見慣れない男性の顔。心配そうにのぞき込む男性から感じるありったけの命の温かさ。ずっと触れることを忘れていた温かさに触れたとき、美優の目から大粒の涙が流れ出した。

 

一方、間一髪でトラックから美優を助け出した男、ぶっちゃけPは助けた女が腕の中で号泣している状況でどうしていいかわからずに、天下の往来で立ち往生するほかなかった。

 

そうして紆余曲折を経て、美優をアイドルとしてスカウトし、ドームライブまで連れて行った。多少強引に引っ張ってあげたほうがいいと判断したPに手を引かれて、自身を覆っていた死の影を払拭した美優は、バンシー娘が元々持っている愁いを帯びた色気と磨かれた輝きは彼女を瞬く間に人気アイドルの地位へと押し上げた。

 

 その紆余曲折の中で、美優は命をつないでくれたPに恩人以上の感情を抱き始める。本来バンシー娘は死の間際にいる人間、もしくは死して5時間以内の人間を伴侶にする場合が多い。これは種族特徴故に仕方がない。いわば性癖なのだ。

 

美優の趣味のアロマテラピーでは、アロマキャンドルを好んで使用する理由も、寿命を蝋燭で例えることが起因しているとかなんとか。因みに小梅も蝋燭の火を見ていると心が落ち着くとかなんとか。

 

さて、本来ならば生命の最後のきらめきを絶やすまいと死にかけの人間と契りを交わすバンシー娘だが、Pという男は真夏の太陽もかくやと言わんばかりに生命力が満ち満ちている。その生命にバンシー娘として惹かれ、不器用な優しさと男らしさに女として惚れ込んでいった。

 

 閑話休題。

 

デート中のアロマキャンドル店は好みのキャンドルを個室で楽しむことができるリクライゼーション施設がある。

 

畳部屋を選んだPと美優はキャンドルに火を灯し、座椅子を使わずあえて壁に寄りかかって座った。二人きりの時、美優はPに甘える。大人の女性ではなく、三船美優として一人の男に無防備に甘える。まるで幼子が父親へと無償の信頼を持ってその身を投げ出すがごとく。

 

普段は年少組のアイドルから慕われ、酔った高垣や片桐や川島の介抱を任されるしっかり者の美優だが、彼女だって甘えたいときはある。世の疲れ切った大人たちがバブみを感じてオギャりたいのと一緒だ。

 

なぜかみりあと桃華がよくオギャられるのだが、まあ今は関係ない。その二人もよくPに膝枕しようとしたり、ハグと称して頭を抱え込んでよしよししようとしてくるが関係ないったらない。

 

PもPで美優ほどの美人に甘えられるのは悪い気はしない。むしろPは根っからの兄貴分気質というかお兄ちゃん気質のため、甘えてこられるのを歓迎している。妹ムーブをされると良く構ってもらえると気付いたアイドルたちは自分以外は気が付いていないという前提でこっそりPに妹同然に甘える。

 

なお特にこのムーブが上手いのが椎名法子と喜多見柚、それから大槻唯に城ヶ崎莉嘉。よくお菓子やドーナッツをあーんしてもらったり、レイナサマとは別ベクトルの可愛らしい悪戯を仕掛けてはお仕置きと称して髪型がぐしゃぐしゃになるくらい頭をわしゃわしゃされる。シャレにならない悪戯をするとお説教なのでそれは勘弁なのだとは彼女らの弁。どうやらPは甘やかしいらしい。

 

またも話がそれた。

 

美優はPの正面に座り、体の側面を預けるようにしてPに寄りかかり、自ら腕を絡めとるようにしてホールドさせる。少し身じろぎした後、落ち着くポイントを見つけたらしく、満足げに微笑んで体重をPへ預ける。リラックス効果のある香りを楽しみながら愛しい人と体温を分かち合う。これ以上の癒しがあるだろうか。

 

時々だが、美優は過去がフラッシュバックし底冷えする死の寒さに怯えることがある。そんな時に彼女を癒すのはPの温かさか市原仁奈のもふもふである。一度Pが仁奈を抱っこしながら美優と並んでいたら家族のようだと女性職員から揶揄いをうけたことがある。その時も美優は顔を真っ赤にしながらちらちらと意味ありげに視線を何度もよこしてきたことをPは忘れていない。

 

ぶるり、と美優の体が震えた。いつの間にか眠っていた美優の体が何かに怯えるように震えている。Pが抱き寄せながら手を握ってやると、徐々に落ち着いていった。眦から零れた涙を拭うと、美優は安心した顔に戻り、小さく寝息を立て始めた。

 

アロマキャンドルが燃え尽きるまで、Pは美優を守るように抱きしめていた。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 寝顔をばっちり見られた恥ずかしさで真っ赤な顔の美優をPがからかうと、胸板をポコポコ叩かれた。あまりの可愛さに道行く人の胸がキュンキュンMaxになった。

 

良い時間になったので、Pと美優は予約していたレストランに向かう。レストランとは言えども、ほとんどバーのようなものだ。本格的なディナーは期待できないが、それでも小洒落た料理は頼める。

 

元々食の細い美優に配慮した場所であり、時間によっては駆け出しの音楽グループなんかが演奏をする。学生やアマチュアのジャズだが、悪くはない。

 

料理も全体的にさっぱりとした風味が多く、カロリーも控えめ。女性向けのメニューが多い。特に人気なのがデザートのフルーツタルトであり、予約しておかなければ食べることができない人気ぶりである。

 

楽しい会食を通しているが、Pによるメンタルケアも兼ねている。バンシー娘は割とメンタルが不安定になりがちなのだ。ここ最近の美優のメンタルは安定傾向だが、それも崩れてしまえばアイドル活動に支障をきたす。

 

Pにとってアイドルは、悪い言い方をすれば商品なのだ。常に最高の状態で、金額以上の満足を提供させることができる『プロ』を世に送り出す義務がある。冷えた思考と値踏みする視線はできるだけ出したくないPだが、こればかりは『仕事』である。幸い美優の楽しそうな雰囲気を壊すことなく、食事は恙なく終了した。

 

 問題はその帰りに起きた。

 

少し酒も入ったこともあり、Pは美優を送っていた。女子寮には入らずに前の職場時代から借りているマンションに住んでいるのだ。そして美優の家まで残り300mといった時に、美優は死の気配を感じとり、Pは自身に向いた敵意に反応した。咄嗟に美優を突き飛ばしたPに石が飛んできた。

 

蹴り砕いたPだったが、直後軸足の左腿にボウガンと思しき矢が突き刺さる。酒のおかげで多少痛覚が鈍っているのもあり、倒れこまずにいた。

 

暗がりから姿を現したのは男だった。フードで顔を隠してはいるが息は荒く、僅かに見える目は血走っている。

 

何者かを問う必要はなかった。Pも美優も心当たりがある。サイン会や握手会で何度も美優に迫って、挙句殺害予告を行ったためにファンクラブから退会させられた男を知っている。強引な手段に出ようとしたところをPが直々に抑え込んだことも一度や二度ではない。

 

美優も自身に迫る不穏な気配を察し、近々引っ越す予定だった。

 

仮に、美優が一人だった場合、彼女は殺されていたか、良くても誘拐されて何処かに監禁されていたかもしれない。

 

しかし、男はPに対する殺意を隠しもせず、Pを殺すことしか頭にない状態だ。Pは逆にそれがありがたかった。最も警戒すべき美優への危害はPを排除しない限りは行われないと確信を得たからだ。

 

覚悟を決めたPは二射目を敢えて肩に受け、フードの男に走りこむ。驚愕する男の腹を走る勢いそのままに蹴り、男の体がくの字に曲がる。そのまま頭をフロントヘッドロックの要領で抱え込み、後方に倒れこんで男の顔面を地面へと叩き付ける。DDTと呼ばれるプロレス技だ。

 

アスファルトのような硬い地面に顔面を強打した痛みは計り知れない。気絶した男を衣服で拘束し、警察に通報した。あまり大事にしたくないし、週刊誌などで騒がれても面倒なので、なるべく穏便に済まそうとした。しかしながらボウガンで撃たれた傷もあり、美優も付き添いで病院へと向かうことになる。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 幸いにも命に別条なし。怪我事態も人外の血を引く者特有の回復力で数日中に完治の見込みだった。事情聴取も終えて帰路に就く二人の間には、気まずい雰囲気が流れる。

 

無言のうちに美優の家に着く、Pは家を後にしようとして、美優に不意打ち気味に中へ引き込まれた。

 

潤む瞳に浮かぶ焦燥と不安、そしてその奥で蜷局を巻き、鎌首を擡げる情欲。様々な感情がごった煮にされた美優の表情と雰囲気は、まさしく情婦と呼ぶにふさわしいモノ。

 

胸元に小さく収まり、震える身体を抱きしめ、どちらからという訳でもなく唇を重ねる。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 美優の膣内へと突きいれられたソレは、血が送り込まれる脈動と熱で内側から美優を焼き尽くさんとする。泣きわめくように奥から噴き出す淫液も、正しく焼け石に水といった有様であり、それどころか淫肉同士をこすり合わせる潤滑剤として快感を提供してくる。

 

美優はそれを拒否できない。拒否したくない。目の前で自身に覆い被さり腰を振る男、Pの命の証が欲しくて仕方がない。

 

人外娘の中でもバンシー娘は孕みにくい。なぜならば精が卵子に届く前に貪欲なまでに食い尽くしてしまうから。どこまでも命を欲してしまう。それが奪われる瞬間にどうしようもなく惹かれてしまう。

 

事務所でも有名な不幸体質少女よりも性質の悪い、直接命にかかわる己の性質。自己嫌悪を続ける人生だった。それを目の前の男性は、嫌悪と軽蔑に晒されて汚れた自分をこんなにも愛おしく抱きしめてくれる。

 

生命の波動ともいうべき心地の良い鼓動が、流される汗が、自身に注がれる体液が、自分の罪を浄化してくれるようで。美優はさらに溺れていく。ゆっくりと沈むように。彼の内へと。

 

このまま彼の中に、それは胎内回帰願望にも似た依存心。この腕の中でこそ、美優は陰陽でいうところの陽の側の自分を認めることができる。

 

「(Pさんには、私はどうみえるのだろう……)」

 

 こんなにも浅ましく醜い自分の本性を暴かれた時、私は今度こそあなたの前から姿を消すだろう。美優の脳の片隅に浮かんだ言葉すらも上書きするように、或いは飲み込むかのようにPは美優に口づけをする。深く深く、心の澱みを吸い出されるように、或いは命を注ぎ込むように。矛盾した感覚のなかで一つだけ言えること。美優の心は少しずつ、その重量を、重しを、縛り付けている鎖を解かれていく。他でもない、Pの愛情と欲望で。

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 朝日を浴びて、美優は意識が覚醒した。布団とは違う固さと温もりの中での目覚め。そして未だ体内にある愛しい人のそそり立つ男根。少し目線を上げた先にある、あどけなくて温かい愛しい人の寝顔。

 

せめてもの恩返しに、本当に名残惜しいが、この温もりから離れよう。また、心に澱みが溜まったその時は、今度はこちらからお願いするのも悪くないかもしれない。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 美優とのデートを多少のトラブルが起きながらも終えたP。しかし、あと4人もデートをする相手がいる。世が世ならりあむ以上に炎上する状況だが、この世界だから許される。

 

デートプランを確認し、一週間後の二人目に備える。

 

次は、新田美波。天性のサキュバスでありながらヴァルキリー娘の彼女とのデートに頭を悩ませながら、Pは仕事に取り掛かった。




元々リモートワークっぽいから業務は全く変わってないのに出張ってなんだよ。

難産ゆえに自分の才能の限界を感じたゾ……エロよりも暴力!の方が書きやすいんだよね……(言い訳)

テストステロンを睾丸からドバーッとだしてきた(闘争本能)

次回、新田美波ことセックスさんですが、これちゃんとエロくかけるかわかんねえな。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

がいで
【閲覧注意】お気に入り500突破感謝短編「大乱○スマ○シュブラ○ーズ」


(例のアレ要素しか)ないです。

各担当Pへ








書いたからいいんだ上等だろ(喧嘩腰)
許し亭ゆるして(本音)



監督「はーい、よーいスタート」(棒読み)


 ストーカー。

 

忍び寄る、後をつけるという意味のストーク(STALK)から、しつこく付きまとってくる人。つきまとうと言っても尋常なレベルではなく、待ち伏せ、尾行、昼夜を問わず電話をする、ゴミをあさるなど自分が関心を抱いた相手を一方的、病的執拗さで追いかけまわし、殺人にまで至るケースもある。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 昼の公園のベンチで仲睦まじく会話をするカップル。男性の方は精悍な顔立ちで、厚手の服の上からでもわかるほどガタイがいい。女性が思わず守られたくなるような包容力をにじませている。

 

「このロボットは合体してるから安心だ!」

 

「すごいです!」

 

 ヒーローごっこでもしているのだろうか、公園では子供たちの楽しげな声が響いている。上空ではヘリコプターが飛んでおり、子供たちもテンションが上がり始めた。

 

「戦いはもう始まっている! ジャスティスV出動!」

 

「はい! 南条司令! ジャスティスV出動します!」

 

 平和な日常が流れていくのを、噛みしめるかのように眺めているカップル。その様子を少し離れたところからじいっっと見つめる影がある。

 

「…………」(発情期のメスの眼光)

 

 いささか小柄ではあるが制服からして、おそらく婦警であろう。しかし、男性の方を食い入るように見つめる仕草はどこか狂気じみている。パトロールにしては気味が悪いくらいだ。

 

そしてそのすぐ傍でも1人の少女が、同じく男性を穴が開くほどに見つめていた。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 あくる日の事だ。

 

――ピーーンポーーーーーン(インターホンくん迫真の演技)

 

 男性の家に書留が届いた。珍しい女性の配達員だった。何でかは分からないがエロい雰囲気を漂わせている。男性が受け取りのサインを書いている間、玄関内をねっとりと見まわしていた。

 

「一人暮らしなんですか?」

 

「ええ、そうですよ」

 

「彼女とか、いらっしゃらないんですか?」

 

「え、そんなん関係ないでしょ」

 

「あっ、そうですね」

 

 配達員は伝票を受け取り、去っていった。男性はどこか奇妙な違和感を抱きつつも、部屋に戻るころには忘れていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 また別の日。

 

男性は洗濯のためにコインランドリーへ向かっていた。しかしその後ろをつかず離れずの距離で少女がついてくる。男性がそれに気づいている様子はない。

 

コインランドリーに着くと、少女は向かいの建物の陰に隠れて様子を窺い始めた。

 

「しまった……万札しかないな。仕方がない、コンビニで何か買って崩してくるか」

 

 どうやら小銭が無く、両替をしようとしたが両替機が万札に対応していなかったようだ。洗濯機の中に洗濯物を放り込み、コインランドリーを後にした。

 

男性が離れた後、少女は躊躇うことなくコインランドリーに入り、男性の下着を取り出してポケットに入れてしまった。あまりにも自然すぎる動作だった。

 

 そしてその日の夜。

 

男性がゴミを出しに行くのをまた少女が尾行していた。なんでバレていないのかが謎である。男性がゴミを集積所に置いて立ち去るのを確認した少女は、人気がなくなった瞬間を見計らい、ゴミを回収していった。別に集積日を間違っていたのを咎めるわけではない。

 

 少女は家に戻り、戦利品――男性の出したゴミの検分を始める。縛られたコンビニの袋の中まで調べる徹底ぶりだ。そして何より特異な行動は、ティッシュペーパーを見つけるたびに匂いを嗅いで何かを確認しているのである。いくつかのティッシュを除外しながら、とうとう目当てのモノを見つけた。

 

「! くんくん、すぅ~~~~~~……はぁ♡」

 

 男性が自慰のあとに処理をしたティッシュだ。恍惚の表情でそのイカ臭い残り香を堪能する少女の表情は、はっきり言ってマジキチである。

 

「すぅ~~……んっ♡ はぁ♡」

 

 少女はティッシュに残った匂いをオカズに、あろうことか自慰を始めた。空いた手で自らの股間を弄り、匂いと快楽へ没頭していく。

 

やがて満足した少女は、そのティッシュをポリ袋にしまい込み、日付を書いて冷蔵庫へ保管した。その中には今まで集めたティッシュが棚の一段を埋め尽くす程に収められていた。

 

「……うふふっ♡」

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 またまた別の日。

 

男性がちょっと遠出のために自転車に乗っていた時だ。

 

「あー君、ちょっと止まって」

 

 男性は警官に呼び止められた。男性は知らないが、あの日ずっと男性を見つめていたあの婦警だ。

 

「この自転車は君の? モンハン登録はしてあるの?」

 

「(モンハン登録? 防犯登録の事か?)いや、してないですけど」

 

 どうやら踏切の音が喧しくて聞き違いをしたらしい。

 

「それはいけないわね。ちょっと住所と名前を確認させてもらえるかしら」

 

 特にやましいこともないので、男性は素直に応じた。免許証も確認させた。

 

「成程、アパート暮らしね。一人暮らし?」

 

「はい、そうです」

 

「今職業はなにやってるの?」

 

「今は、フリーアルバイターです」

 

 カンカンカンカンカンカンカンカン!!(踏切くん迫真の警告)

 

「アルバイトね……結構いいガタイしてるわね(さわさわ)。柔道か何かやってたの?」

 

「ちょっとジムでトレーニングとか」

 

 話は世間話に逸れていった。そしてさりげなく婦警はボディタッチも行った。

 

「あっ、すいません。ちょっとこの後待ち合わせがあるんで行ってもいいですか?」

 

「あっごめんね。行っていいわよ。防犯登録をしっかりね」

 

 男性を見送った婦警は、いそいそとどこかへ移動する。婦警が着いたのは使われなくなった公衆トイレのようだ。個室に入り込むと、そこには男性の写真がびっしりと貼られていた。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 婦警は男性を触った感触が残る手を陰部にあてがい、オナニーを開始した。男性に触られている妄想でもしているのだろうか?

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ はあぁっ……♡」

 

 婦警の興奮はなかなか収まらず、自慰行為は長い間続いた。満足するころには履いていたショーツが使い物にならなくなっていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 ある晩のことだ。男性が帰宅した時、あの少女がベランダに潜んでいた。そうとは知らない男性は風呂へ入る為に着替え始めた。服の下から現れたのは、見事に鍛え上げられた筋肉だ。今流行の細マッチョと言う訳ではなく、かといってプロレスラーのようなガチムチではなく、厚みと凹凸が生み出す美しさを持った彫刻のようだ。

 

男性が風呂に入っている間、少女は脳内に保存した男性の裸と性器をオカズにオナニーをしていた。寒くないのだろうか?

 

寝間着に着替えた男性は、DVDを見始めた。どうやらアダルトビデオらしい。興奮しだした男性が自慰を始める。盛り上がってきて体制を変えた。それは興奮で勃起した陰茎を丁度少女に見せびらかすような角度になった。

 

「やだっ♡ すごいおっきい♡」

 

 特上のネタに少女の自慰は激しくなる。グチュグチュグチュグチュと音を立てて膣内を掻き回し、男性の射精と同時に絶頂するのだった。

 

男性が夢中になっていた隙に、少女はベランダに侵入する際に用意したロープを伝って脱出した。上等な絹でできたそれは非常に頑丈だった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 ある時、配達員は男性が電車で出かけるのを偶然目撃していた。千載一遇のチャンスに彼女は行動を開始した。

 

あらかじめ調査済みだった鍵の隠し場所から鍵をとり、男性の部屋へ侵入したのだ。部屋に入ると彼女は男性の洗濯物の匂いを嗅ぎ、布団に潜り込んでその匂いを堪能していた。

 

しかし、夢中になりすぎて時間の経過を忘れてしまったのが仇になった。

 

「ん? 鍵が開いてる……、電気もついてる……?」

 

 男性が帰ってきてしまった。

 

「あ、おい、何やってんだお前」(嫌に冷静)

 

「す、すいません!」

 

 男性は女性配達員を組みしき、配達員が着用していたネクタイで拘束した。

 

「郵便屋がこの野郎……勝手に入りやがって」

 

「(あっ♡ 無理矢理組み敷かれるのめっちゃイイっ♡)すみません!」

 

「何してやがったコラ、仮面ライダーなんだろお前(金が目当てなんだろお前)」(壮大な勘違い)

 

「ちがいます!」

 

 どうやら配達員は金銭が目的ではなかったようだ。どこか甘ったるい、というか興奮した声を上げながら申し訳程度の抵抗をする配達員。

 

「じっとしてろお前!」

 

 とうとうネクタイで後ろ手に縛られ、配達員は抑え込まれてしまった。

 

「警察に通報してやるからなお前」

 

「(あっ♡ お尻に当たってる♡)すいません!」

 

「すいませんじゃ済まねえんだよお前」

 

 男性はスマホを取出し、警察へ通報した。

 

「あ、もしもし! ちょっと自分の部屋に、変態郵便屋が入り込んでいてるんですけど。不法侵入ですよ! 不法侵入!(AMMHRK) 今すぐ来てください、オナシャス!」

 

 通報して、しばらく経った。

 

「警察だ!」(パッション片桐)

 

 警察が到着した。偶然にもあの婦警だ。

 

「何が目的よ!? モノか!? 金か!?」

 

 婦警が尋問しても、配達員は顔を赤らめながら謝るだけだ。埒が明かないので婦警は男性に状況を確認した。

 

「特に部屋に異常は今のところありませんか?」

 

「部屋に異常はなかったんですけど、布団の上で枕を抱えてて……」

 

「布団の上で枕を!?(なにそれうらやましい)」

 

「多分変態だと思うんですけど」(名推理)

 

 どうやら重要な事柄だったらしい。婦警はそのまま配達員を連行していった。しかし男性は安堵感からか、部屋の鍵を閉め忘れるという致命的なミスを犯していた。そしてその報いはすぐさまやってくることとなる。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 連行中も婦警は配達員に尋問を続けていた。

 

「金が目的じゃないなら、なんで侵入したのよ?」

 

 配達員は何かを押し隠そうとして黙ったままだ。

 

「もしかして、あの人の事が好きなの?」

 

 婦警の直球的な質問に、配達員は顔を赤らめて返した。なんで突然青春し始めたんですかね?

 

「……はい

 

 消え入りそうな小さな声で、配達員は返事をした。

 

「こんなことが職場にバレたらまずいでしょ?」

 

 突然、婦警が不穏な空気を纏いはじめる。

 

「私の言う事を聞く?」

 

 悪魔の誘いのような文句に、配達員は素直に頷いた。

 

「いい考えがあるわ、ついてきて」

 

 婦警は配達員と共に踵を返し、先程の男性の家へ向かい始めた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 さて、男性は寝間着に着替えて寝転がっていた。因みに着替えの様子は例の少女がバッチリねっとり視姦していた。マンガを読みながらゆったりしていると、突然男性の部屋のドアが開いた。

 

「何だお前!?」

 

「オロナイン! 控えろ!」(健康を心配する人間の鑑)

 

「何すんだお前! 流行らせコラ!」

 

「ほらそっち押さえて!」

 

「何だコイツら……ドロヘドロ!」(名作)

 

「転校しても無駄よ!」(青春パートの伏線)

 

「お前ら二人に負ける訳ないだろ! 流行らせコラ!」

 

 なんか三人でわちゃわちゃしていると、ベランダにいた少女が乱入してきた。

 

「何だお前」(素)

 

「そっち押さえて! 三人に勝てる訳ないでしょ!」

 

「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!」(天下無双)

 

フル焼きそば!(ひっくり返すよホラ!)」(課金アイテム)

 

 抵抗虚しく、男性は組み伏せられてしまった。

 

「お前らニュートリノだからな!」(博識)

 

「シュバルゴ!」(炎四倍ダメージ)

 

 男性は後ろ手に拘束され、仰向けにさせられてしまった。

 

「もう抵抗しても無駄よ」

 

「ヤメロォ!(建前)ナイスゥ!(本音)」

 

 そして婦警が男性の身体を弄り始めた。

 

「どこ触ってんでい!」(江戸っ子)

 

「ほら見せてみなさいよ」

 

 寝間着のシャツを捲り上げられ、男性の身体が露わになる。そしてちゃっかり少女がズボンを脱がしていた。

 

「男の乳首触って喜んでんじゃねえよお前」

 

「思った通りいいからだしてるじゃないのよ~」

 

「やはりヤバい!」(危機意識の無さを再確認)

 

 パンツまではぎ取られた男性は、三人の女性による壮絶な陵辱を受けることになる……。(大嘘)

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 男性のペニスを配達員の女性と少女が優しく扱く。配達員の女性はいつの間にか衣服を脱いでおり、ヴァルキュリア娘の姿になっていた。神聖な雰囲気の中にあるさりげないエロスがセクシー、エロイっ! そして少女も、もふもふの羽根と触角の生えた蚕娘に様変わりしていた。婦警もトランジスタグラマーしか生まれてこないと言われるハイドワーフ娘の姿を見せている。

 

「ほらぁ♡ 気持ちいいんでしょ?」

 

 男性はチンぐり返しの屈辱的な体位に変えさせられ、蚕娘にアナルを舐められていた。自身の舌が男性の不浄の穴を穿る興奮と男性の味で、特徴的な垂れ目がさらに蕩けていく。ヴァルキュリア娘は尻たぶを舐めあげながらペニスを扱き、ハイドワーフ娘は腕を押さえつけながら、男性の手を使ってオナニーを始めていた。

 

我慢できなくなったヴァルキュリア娘が顔面騎乗でクンニを強要すると、執拗なアナル舐めによる快楽で意識が朦朧としていた男性は素直にクンニを始めた。蚕娘はビンビンに勃起したチンポを愛おしそうにしゃぶり、ハイドワーフ娘はヴァルキュリア娘の整った美乳を揉みしだいている。

 

「あっ♡ やっぱりプロデューサーさん上手っ♡」

 

「じゅぶぶっ、ちゅぶっ、じゅるっ、にゅこっにゅこっにゅこっ! ずじゅるるるるっ♡」

 

「ちょっ、美波ちゃんにまゆちゃん、演技演技!」

 

「む、むりですぅ♡ 早苗さん、私今そんな余裕ないっ、あっ! そこほじられるのいいのぉっ!」

 

「あーもうめちゃくちゃだよ。監督さーんカットは……え? 続行?」

 

「ちゅぼっ! ちゅぼっ! ちゅぼっ! ちゅぼっ! ちゅぼっ! ちゅぼっ!」

 

「うわ、まゆちゃんエグいイマラチオするわね……、じゃあお姉さんも楽しませてもらおうかしらね」

 

 撮影なのも忘れて性行為に没頭していく二名に乗っかり、早苗も男性、Pの玉を優しく揉みほぐす。

 

「まゆちゃんっ! 早苗さん! ごめんなさい! プロデューサーさんのが欲しいですっ!」

 

 察したまゆが顔をどかすと、美波はそのまま騎乗位でPの剛直を一気に咥えこみ、おもいっきり腰を振り始めた。

 

「はあああぁぁっ♡ これぇ♡ これなのぉ♡ 奥までずんずんひびくのぉ♡」

 

 ばちゅんばちゅんと音を立てながら、貪りつくさんと乱れまくる美波。当然そんなペースでやっていればあっという間に限界は来る。そして今までやられっぱなしだったPの反撃も加わった。

 

「あひぃっ♡ したからずんずんつかれるのイイっ! いくっ! 美波イっちゃいますぅっ!」

 

 まゆのイマラチオで高められていたこともあって、Pも射精が近かった。美波の腰使いに合わせて突き上げ、一番奥深くに密着させ、遠慮のない吐精を始めた。

 

「おほおおおおおおっ♡ 射精しながら突き上げられたらイきまくっちゃいますぅっ!」

 

 暴走して、ノックダウンさせられた美波はそのままPに倒れ込む。オホ顔さらしてビクンビクンしている美波に優しくキスをして、落ち着かせてから美波をどかした。

 

「あっ……次はまゆなんですね……♡ はい、もう準備万端ですぅ♡」

 

 美波との野獣のようなセックスを羨ましそうに見ながら自らを慰めていたまゆを、Pは後ろから抱きしめ、キスをしながら背面座位で繋がった。

 

「んちゅっ、ちゅっ、んふっ!? んん~~~~!!」

 

 挿入だけで絶頂したまゆを気遣い、Pは美波の時とは真逆に非情にゆったりとしたペースで突き上げる。キスをしながらふかふかの羽根を堪能し、肌理の細かいたまご肌ならぬまゆ肌を堪能するようにまゆぱいを愛撫する。

 

「ちゅっ、ちゅぴっ、じゅる、じゅぱっ、んうっ!? ん! む~!」

 

「二人だけで盛り上がらないでほしいわ。 お姉さん寂しくなっちゃう」

 

 突如、早苗がまゆのクリトリスに吸い付いた。予想だにしなかった伏兵の攻撃にまゆの思考が乱れる。その隙間を埋めるように行なわれる情熱的なPの愛撫がまゆをさらに狂わせる。

 

「んぶっ! ちゅばっ、ちゅるぅ! じゅぷっ! はぷっ! んうっ!」

 

 ゆったりとしたピストンでも、まゆの膣内はふわふわとやわらかく、きゅうきゅうと甘えるように締まり、やわやわと優しく蠢いてPのペニスに愛情と愛液たっぷりの奉仕を続ける。このままずっと挿入していたい心地よさだが、Pも焦らされ続けられているような愛撫にブレーキが外れかかっていた。そっと早苗に目くばせすると、早苗も意図を了解してクリトリスから口を離す。

 

「ぷあっ! やぁっ、はなれちゃいや……あ゛っ!? あん! やぁっ! いきなりはげしっ! いぎっ!」

 

 早苗は小ぶりながら沈みこむ様に柔らかいまゆの乳房、ほんのりとピンクに染まりビンビンに自己主張する乳房に吸い付いた。反応は劇的でしがみ付くようにまゆの膣内が締まる。

 

「あ゛っ! だめっ、だめっ、いっちゃいます! プロデューサーさんといっしょがいいっ! いっしょに、いっしょにイってぇ!」

 

 まゆの懇願に応えるように、Pはまゆの絶頂に合わせるように膣内へ精を放った。高めに高めた射精は決壊したダムのような勢いを終始保ったまま、濃厚な生命の素をまゆへと容赦なく叩きこむ。

 

「あ……♡ は……♡ あちゅい……♡ まゆ、しあわせれしゅぅ……♡」

 

 あまりの多幸感に失神したまゆにキスを1つ落とし、優しく横たえる。

 

「幸せそうに寝てるわねぇ、さて、お待ちかねのお姉さんのターンよ」

 

 早苗は先程までまゆの膣内に入っていたPのペニスを咥え、お掃除を始める。刺激を与え過ぎない丁寧な奉仕はPの興奮を煽るのに効果てきめんであり、再び勃起し始める。本格的な勃起を確認した早苗は十分に唾液を纏わせた肉棒を豊満な胸で挟み、扱きながら雁裏を責める。

 

乳圧の暴力で膣内に挿入れているのと変わらない竿と、熟練とも言える舌技で責められる亀頭とで二重の快楽がPを襲う。さらにハイドワーフ娘は小さな体の割に筋力が強い。快楽から逃れようと腰を捩っても早苗の筋力と技巧で抑えられてしまい、Pは快楽責めに耐えるしかなかった。

 

「じゅぴっ、散々目の前で焦らされたんだもの。これくらい当然よ。あむっ♡ じゅぞぞぞぞっ、ぴちゃっ、ちゅぶっ、れるれる、じゅずるるるっ」

 

 鈴口を舌先でほじくり、祈祷を舐め廻しながらも爆乳をだぷんだぷんと揺らし、射精を強要する早苗。だが、背の低さがこの場合は仇となる。

 

「ぐぼっ!? ぐえっ、ぐぶぅ、ん゛ぅう゛! がぽっ!」

 

 Pが身体を前のめりにすることで早苗の頭を体とペニスで挟みこみ、パイズリフェラならぬパイズリイマラチオ状態になる。さらに伸ばした腕は突き上げられていた早苗の尻にギリギリ届き、その不浄の穴を指先でほじくり始める。抜き差しする度腸液が指に絡み、小さく愛液を吹き出す。

 

早苗が息苦しさで怯んだところで足を抜き取って膝立ちになり、早苗の喉まんこを犯しながらアナルとヴァギナを指で穿つ。早苗はイマラチオされている状態から自らPの腰に手を回し、さらに奥へと咥えこみ、舌を這わせて懸命に奉仕する。

 

「ぐぶっ、ごぶっ、じゅるっ、ぎゅうっ、ごぼっ、がぼっ、がっ、んふっ、んんっ♡」

 

 お互いに限界が近くなり、Pは早苗の頭を掴み、食道まで突っ込みながら強制飲ザーを早苗に課した。早苗はモノのように扱われながら射精を受けて、盛大に潮を吹き、そのまま失禁した。射精の後でPが早苗から肉棒を抜き取ると、早苗はアへ顔でそのまま倒れ込む。酸欠で朦朧とした意識のままの早苗の背後に周り、そのまま解したアナルへと思いっきり突っ込んだ。

 

「いぎいいいいぃぃぃっ! いきなり、アナル、きいてない!」

 

 早苗の抗議を無視し、ぎちぎちに締め上げるアナルをガンガン掘削していく。

 

「あがっ、がひっ、ぞご、だめ゛え゛! うしろからしきゅうごんごんだめぇ!」

 

 ダメと言われたのでアナルから引き抜き、こんどはメス穴にぶち込む。欲していたものを与えられた穴は歓喜のままに纏わりつく。

 

「ひいいいぃぃっ♡ おぐごりごりっ♡ ごりごりしゅきぃっ♡」

 

 これくらい荒々しくやってもハイドワーフは壊れない。Pはそれを知っているからレイプするかのように犯す。喘ぎ機能搭載の肉オナホと化した早苗は喉から獣のような咆哮を上げて善がり狂った。

 

「あ゛っ! はっ! はぁ! イ゛ぎすぎちゃう! いき過ぎてしんじゃうぅ! もっと、もっとついて! あだしのごとめぢゃぐちゃにしてええぇっ!」

 

 子宮が押し潰されるほど奥に突っ込み、抜き取ってアナルへ、直腸の奥を抉って抜き取り再びヴァギナへ。二つの穴を交互に犯され、早苗は目の焦点が合わさらなくなってきた。

 

「あ゛ぁ! あ゛っ! イギスギィ! イグゥイグイグイグゥ……」

 

 限界が近い早苗の様子を感じ取ったPは止めの一撃で、潰すほどの勢いでメス穴の奥を穿つ。

 

「んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ!!」

 

 潰れているんじゃないかと錯覚する子宮へと注がれる精液の熱でイき、直後にアナルへ突っ込まれてイき、アナルに出されてイき、アナルから引きぬかれてイき、それを最後に早苗は失神した。だが、直後に対面座位でもう一度オナホ同然の膣にぶち込まれた快感で覚醒させられ、最終的には肌が触れ合うだけでイくほどに犯され抜いた。

 

そんな早苗の顔にPはぶっかけ、爆乳にぶっかけ、マーキングを施していった。だらしのないアへ顔で痙攣する早苗をクッションを使った後背位で犯しながら、目を覚ました美波とまゆと幸せなキスをして撮影は終了した。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 このビデオはアイドル内で回され、しばらくの間オカズとして重宝された。因みに撮影係だった自称エスパーの天狗娘とホルスタウロス娘もおいしくいただかれた。

 

監督は誰だったか? その疑問にはたった一言で応えよう。君たちの小悪魔ちひろである。




最後はノンケ向けになったのでセーフ。
もし運営様に怒られたら消します。

自分シャニPで担当はチョ↑コ↓先輩です(隙自語)

園田智代子野獣先輩説。

1.チョ↑コ↓ ⇒ こ↑こ↓

2.チョコが好き ⇒ 野獣先輩の肌はカカオ色。クリームを塗っている姿も確認されている

3.いっぱい食べる ⇒ 腹減んないっすか?

4.友人に恵まれている ⇒ 野獣先輩も交友関係が広い

5.体重を気にしてレッスンしている ⇒ インタビュー先輩

6.合宿でカレーを作った ⇒ ブッチッパ!

長くなるからこのへんで終わり! 閉廷!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【例のアレ】お気に入り登録810記念~昏睡レイプ!野獣と化したアイドル~

基本外伝は淫夢パロや違う世界戦のお話になるゾ


 うだるような暑さの中、二人の少女が歩いている。金色の髪の少女、櫻井桃華は大きめの日傘を差し、隣を歩く、タブレットを持った黒い髪の少女、橘ありすと談笑をしている。

 

「ん~。いい時には結構いきますわね」

「う~ん……」

「結構楽でしょう?」

 しばらく歩くと、見事な大きさの門が見える。その奥には目を見張る庭園が広がり、さらにその奥は日本のモノとは思えない大きな邸宅が見える。

 

「こ↑こ↓ですわ」

「わぁ……、すっごい大きい……」

 門をくぐり、二人は屋敷へと入っていく。大きな戸を使用人が開き、笑顔で二人を迎え入れた。

「さあ、お入りになって」

「おじゃまします」

 特に大きな音を立てることもなく、静かに扉が閉められた。飾られた調度品などを眺めているありすを、屋敷の主である桃華が誘う。

「お上がりになって」

「あっ……」

 

 メイドに連れられて、ありすは桃華の部屋に通される。

 

「こっちも大きいですね~……」

 

 大きなソファーに座り、お茶と菓子を楽しむ少女たち。

「今日は本当疲れましたねー」

「ええ、今日のレッスンは疲れましたわ」

「えぇ……」(同意)

 

「ですがライブが近いですから、しょうがないですわね」

「そぅですよね……」

 

「今日ダンスはどうでしたか? 転んだりはしていません? お怪我などは?」

 

 やけにありすに気を使う桃華。少女たちの美しい友情だぁ(百合)

「緊張するとベストの実力が出ませんからね……」

「そうですね……」

 

「ベストを出せるように、ですわ」

「そうですね」

「頑張りましょうね」

「はい」

 

 しばらく談笑していると、桃華がきりだした。

 

「まず私の邸宅なんですが、屋上にプール、あるのですけど……泳いでいきません?」

 

「はえ~、ああ、いいですねえ~」

「ええ」

 ミーン ミーン ミーン ミーン ミーン ミーン ミーン(迫真)

 

 屋上に着替えるためのスペースが無い。バスタオルを巻いて着替え始める少女たち。

 

「見られないですかね……?」

「大丈夫ですわ。櫻井家のセキュリティですのよ?」

 

 水着に着替えた二人はサマーベッドに横たわる。

「暑いですねー」

 

「暑いですわねー。オイル、塗りましょうか?」

「そんな、悪いですよ」

「塗って差し上げますわ」

「あ、はい……」

 

 手にサンオイルをとり、うつ伏せになったありすへ塗り始める桃華。

 

「硬くなってますわ。疲れが溜まってるのですね」

 

「そんなことないですよ……」

「どれほどマッサージを受けていないですの?」

 

「2ヶ月くらい……」

「2ヶ月……大分溜まってますわね、それじゃあ」

 

 腿や背中と言ったところも揉む桃華の目は、野獣のような眼光を湛えていた。マッサージを受けるありすはときおり身体をビクビクと震えさせる。どうやら感じているようだ。

 

そして今度はありすが桃華にサンオイルを塗り始める。

「あんまりにも上手ですから気持ちよくなってきましたわ」

 桃香は内腿を擦り合わせてもじもじし始める。

 

「(少し濡れてしまいました……♡)」

 

 気づかずありすはマッサージを続ける。

 

「(これ以上やると気持ちよくなっちゃいますわ)。もういいですわ。ありがとうございます」

 

 二人ならんで日光を浴びていると、ふと桃華は喉の渇きを覚えた。

「喉が渇い……喉渇きません?」

「あー、喉渇きましたね」

「何か飲み物を持ってこせさますわ。ちょっと待っててくださいまし」

「はい」

 

 従者は桃華に言われ、飲み物を準備する。その時桃華は従者にある指示をだしていた。

 

 

 

ドンッ……カッ…… サッー! サッー! サッ! (迫真)

 

 

 

従者はアイスティーに睡眠薬を混ぜ込んだ。ロリコロリと呼ばれるそれはロリっ娘に強い作用がある。

 

「おまたせしました。アイスティーでよろしかったですか?」

「あっ! はい、いただきます」

 

「どうぞ」

 

 よほど喉が渇いていたのか、ありすは一息に飲み干した。それを見ていた桃華はしたり顔でその様子を見ていた。

 

暫く日光浴や泳ぎを楽しみ、かなり時間が経った。

「焼けました? ちょっと……、これはわかりませんね。あなたはどう?」

 

 あまり焼けなかったらしく、水着との境目もはっきりはしていなかった。桃華はありすにも話題を振る。

「あら! 素晴らしいですわ。きれいきれいきれい。すごく白くなってますわ。はっきりわかるものですわね。何かこの辺が、セクシーですわね……エロいというやつでしょうか?」

 

 なんか桃華が1人ではしゃいでしまったが、時間は過ぎていく。

「曇ってきましたね。そろそろ中に入りましょうか」

 

 歩こうとしたありすは、不意に眩暈を覚えた。

「あらっ、大丈夫か?」

「大丈夫です……」

 

 桃華の屋敷の地下室、縛られ、横たわるありす。これは夢なのか、現実なのか…。暑い真夏の昼間、過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する!

 

「ハァ……ハァ……チュパ! チュッ!」

 

 水着を脱がされたありすの身体を、桃華が吸い上げる。小さな舌が滑らかな肌の上を滑り、舌から快楽を貪っていく。そんなことを続けていると、ありすが目を覚ました。

 

「桃華さん!? 何してるんですか!? やめてくださいよ、ほんとに!?」

「暴れないで! 暴れないでくださいまし……!」

「桃華さん!? ちょっと、まずいですよ!?」

「いいでしょう! ありすさん!」

「やめてください・・・」

「ね、ね、暴れないで!」

 

 何処から取り出したのか、一ノ瀬志希のデフォルメ顔が張られた薬瓶の口を布に押し当てる桃華。その行動はまるでスマホをタップしているようにも見える。

「ちょっ! っと!? な、何してるんですか!? ちょっとホントに!?」

 

 それをありすの口に押し付け、薬を嗅がせる。本来鼻まで覆わないと効力がないはずだが、ありすが薬品に耐性が無かったんでしょ(適当)

 

「う、うもう」

 

 薬が効いて体が上手いこと動かせないありすを、桃華の舌が這いずりまわる。その愛撫に身体が反応してしまう様子のありすをみて、桃華の愛撫にどんどん熱が入る。

 

「ありすさん、気持ちいいですか? 気持ちいいでしょう?」

「う、うん……」

「貴女のことが好きだったんですの!」

「ん!」

 

 大胆な告白は女の子の特権。

「きもちいいのですか? これを吸ってみてくださいまし」

 

 今度は直接瓶から薬を嗅がせ始める。それに伴いありすの身体はさらに敏感に、淫乱になっていく。その痴態に我慢できなくなった桃華はそのつるつるの割れ目をありすの口に押し付けた。

「はぁ~、気持ちいい……もっと舌使ってください……」

 

 顔面騎乗をされているありすは、ただただ舌を伸ばしているだけに過ぎないが、生温かくてぬるぬるした物が桃華の淫芽を刺激するだけでも快感らしい。

「気持ちいいですわぁ……自分で動かしてくださいまし……アーそれいいですわぁ……」

 

 興奮しすぎた桃華の姿は、肌が緑っぽいものに変わり、足首から先が大きな薔薇の花に埋まってしまう。アルラウネのなかでも、薔薇の姿をしたものはローズ種と呼ばれ、植物系人外娘のなかでも貴族階級だったものが多い。

 

桃華の薔薇からしゅるしゅると伸びていく蔦には棘の代わりに柔らかなコブ状の突起がついていた。それを巧みに操り、ありすの身体へと纏わりつかせる。

「気持ちいいですかぁ?」

 

「キモチイイ……」

 

 未成熟な割れ目や乳房を弄られるたびに、ありすの身体がビクビク跳ねるがそれでも桃華の責めは終わらない。

 

「気持ちいいですの?」

「ン、キモチイイ、キモチイイ……」

 

 桃華は蔦を自らの股座を通して形成し、疑似的なペニスを作りだす。不規則に並んだコブが生み出す摩擦は、並大抵の女性は泣いて善がる凶悪なブツだ。そして桃華のクリトリス部分に密着するように、根毛のように細かく柔らかい蔦が生成される。

 

薬と蔦による愛撫で既にグチャグチャのドロドロで、本気汁まで垂れてき始めたありすの秘裂に桃華の蔦ペニスが埋没していく。

 

ありすはサキュバス種の中でも突然変異体であり、その中でも稀少なアリス族だ。永遠の少女のような肉体を持つアリス族は、処女膜の再生速度が速く、ペニスを抜いて3時間以内には再生してしまうため、何度となく処女が楽しめると評判である。因みにどうあがいても胸が成長することは無い。

 

ありすの最初の処女は、既にありす自らプロデューサーを押し倒して正真正銘の初めてを捧げているため、桃華はある意味セカンドヴァージンを奪った女といえる。

「気持ちぃぃ……気持ちいいですわぁ……」

 

 桃華が突く度、連動して桃華のクリトリスが刺激される。ありすは膣内を無数のコブに撫でられ、性感をどんどん高められていく。

「気持ちいい……」

 

 ありすの体位を変え、後背位でありすを犯す桃華。ありすの身体には絶えず蔦が這いまわり、桃華も自身のピンと勃った乳首を蔦で慰める。少女の薄い尻と腰がぶつかる音が地下室に木霊し、二人の少女の喘ぎ声が反響する。

「アン、アン、アーンン!」

 

 ありすが先に絶頂した。蔦チンポにその締まりが伝わり、連動するように桃華のクリトリスを愛撫する蔦が蠢く。ボーカルレッスンで鍛えられた美声は淫らな色に染まり、桃華の耳を愉しませた。

「気持ちいいでしょォ、気持ちよくなってきましたわ……」

 

 今度は桃華が下になり、互いの秘所を擦り合わせる。しばらくして桃華がありすのクリトリスに同じく蔦チンポを用意してやり、自らの秘所へと挿入させる。 

「ああ、気持ちいい……。いいですわぁ……ハァ、ハァ……アアッー、アッ、ンアッー、ンッ……ォゥ、ォウ、 オォン! アォン! ハァ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ……」

 

 あまりの気持ちよさにお嬢様とは思えない野獣のような声を上げる桃華。その淑女然とした佇まいを快楽で歪ませているという事にありすは暗い興奮を覚え、腰のスピードを上げ始める。

「アアッー!ハァハァ、イキすぎィ!イクゥ、イクイクゥ……ンアッー!」

 

 一際甲高い声を上げて桃華が絶頂する。しかしありすの責めは終わらない。

「ウン、ウン、ウン、ウン、フン、ウン、ウン、ウン、ウンッ!ウンッ!ウンッ!ンッ!……」

 

 キスをしながら奥を抉られる桃華にありすの限界も近くなってきた。

「イキそ……」

「いいですわ、来てくださいまし! 胸にかけてください! 胸に!」

 

 蔦の内部を空洞にすることで疑似的な尿道を作り、射精の真似事ができるようにしてあるのだ。

「アッー、胸にかけてください、アッー!……ファッ!?」

 

 実際のところ吹き出すのはありすの潮なのだが、勢いが強すぎたせいで顔射の形になってしまった。深い絶頂を共有した二人はしばし呆然としていた。

 

そしてゆっくりと顔を近づけると、舌と舌をじっくりと絡ませ、幸せな恋人のようなキスをした。

 

 

~終~

 




なにこれ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新春特別版 完全エロなしネタ会

新年を迎えて初投稿です。

このころのめちゃイケかえして。


 新春は多くの特番に引っ張りだこの芸能人。しかし彼女らは未成年という免罪符を持って殺人スケジュールからは逃れ、しっかりとお正月を満喫してやってきた。

 

珠美こと青影「たのもーう!」

 

~忍法1 撮影開始AM10:30~

 

あやめこと赤影「あけましておめでとうございます!!」

 

一同「おめでとうございます!」

 

赤「新春初! 春霞の初仕事一発目が色取くノ一で浜口あやめ、感無量でございます!」

 

歌鈴こと黄影「みんなと一緒に初仕事でうれしいです!」

 

紗枝はんこと桃影「今年もよろしゅうおたのもうします」

 

芳乃こと緑影「でしてー」

 

~忍法2 新年でも挨拶は大事~

 

赤「早速、新春一発目のゲストをお呼びいたしましょう! ニンッ!!」

 

 口寄せの術で呼び出されるゲスト、はたして今回は?

 

卯月こと桜影「明けましておめでとうございます!」

 

未央こと星影「今年もよろしくね~!」

 

凛こと蒼影「久しぶりだね」

 

~忍法3 ニュージェネレーションズを口寄せ~

 

青「明けましておめでとうございます」(深々)

 

黄「今年もよろしくお願いします」(深々)

 

星「ああ、これはご丁寧に」(深々)

 

~忍法4 アイサツは大事~

 

桃「赤影はん、今日はお三方だけやあらしまへんのやろう?」

 

緑「ではー、ここは緑影がお呼びするのでしてー、ニンッでしてー」

 

 再び口寄せの術で呼び出されるゲスト。

 

多田李衣菜こと石影「明けましてロックンロール!!」

 

前川みくこと猫影「よろしくにゃー♪」

 

~忍法5 アスタリスクの二人が登場~

 

赤「明けましておめでとうございます」(深々)

 

緑「今年もよろしくお願いするのでして」(深々)

 

~忍法6 アイサツは大事、いいね?~

 

 

『只今参上色とりくノ一新春スペシャル』

 

 

 

~巻ノ二十 新春色とり対決~

 

赤「弐〇XX年、最初の勝負。新年早々、悲鳴を上げることになっても大丈夫でござるな!?」

 

全員「ダイジョーブ」*1

 

赤「黄影!」

 

黄「はい!」

 

赤「新年早々でござるが、活舌は大丈夫でござるな!?」

 

黄「ダイジョーブ

 

猫「早速すごい声震えてるにゃ!?」

 

赤「それでは新年一発目」

 

星「この流れで!?」

 

~忍法7 新年からツッコミの冴えわたる星影と猫影~

 

赤「せーのっ!」

 

 シュッシュッシュシュシュ!!

 

~忍法8 順番は 赤→桜→黄→石→青→蒼→桃→星→緑→猫→赤~

 

赤「赤い景色!

 

 シュッシュッ

 

桜「初日の出!(シュッシュッ)赤いおせち!

 

 シュッシュッ

 

黄「伊勢えび!(シュッシュッ)白い飾り!

 

 シュッシュッ

 

石「鏡餅!(シュッシュッ)緑の飾り!

 

 シュッシュッ

 

青「門松!(シュッシュッ)青い景色!

 

 シュッシュッ

 

蒼「富士山!(シュッシュッ)青いユニット!

 

 シュッシュッ

 

桃「トライアドプリムス!お見事!(シュッシュッ)黄色のユニット!

 

 シュッシュッ

 

星「ポジティブパッション!(シュッシュッ)ピンクのユニット!

 

 シュッシュッ

 

緑「ピンクチェックスクール!(シュッシュッ)黒い深海魚!」

 

 シュッシュッ

 

猫「くろっえっ深海魚!?」OUT 猫影 一敗目

 

 ぶおおおおおおおおおお!!ぶおおおおおおおおおおお!!

 

~忍法9 失敗したくノ一にはお仕置き~

 

猫「なに!? なに!?」

 

 背後の障子が開き、柳清良率いるツボ押しナース団登場!!

 

猫「にゃあああああ!?」

 

~忍法10 ツボ押しナース団によるいった~いツボマッサージの刑~

 

清良「は~い大人しくしてねー♪」

 

猫「に゛ゃあああああああ!!」

 

清良「あ~、やっぱりお正月で胃が疲れてるわね~」

 

猫「ちょっ清良さんもうちょい手加減痛い痛い痛い!!」

 

~忍法11 黒い深海魚→ホテイエソ等~

 

清良「また来ますよ~♪」

 

 はけていくナース軍団。猫影(みく)はグロッキーに。

 

(あやめ)「大丈夫でござるか」

 

猫「めっっっちゃ痛いでコレ」

 

~忍法11 思わずキャラが行方不明になる猫忍者前川~

 

石「大丈夫みくにゃん」(笑いを堪える顔)

 

猫「なにわろてんねん」

 

 

 

 ~修練其之弐~

 

 

猫「さっきは手酷い裏切りを受けたけど、裏切り返していくんで大丈夫でござるにゃ?」

 

~忍法12 『裏切り』難しいお題を突然振る行為。桃影(こんちき)の得意技~

 

「ダイジョーブ」

 

猫「特にさっき笑ってた石影はアドリブが得意だからガンガン裏切っていくつもりでござるが、大丈夫でござるにゃ?」

 

石「!?」

 

「ダイジョーブ」

 

猫「せーのっ!」

 

 シュッシュッシュシュシュ!!

 

猫「黒い猫チャン!」

 

 シュッシュッ

 

赤「ペロ殿!(シュッシュッ)白い犬!

 

 シュッシュッ

 

桜「アッキー!(シュッシュッ)白い犬!

 

 シュッシュッ

 

黄「アッキー!(シュッシュッ)白いロックンローラー!

 

 シュッシュッ

 

石「ちょっと待って待ってパッと出ないパッと出ない!!」 OUT 石影 一敗目

 

 ぶおおおおおおおおおお!! ぶおおおおおおおおおお!!

 

清良「意外と早かったわねー」

 

石「いやあああああ!!」

 

~忍法13 白いロックンローラー エルビスプレスリーなど白い衣装ならOK~

 

石「あだだだだだだだだ!!」

 

清良「最近夜更かししてるでしょ? だめよ~若いからって」

 

石「面白い番組多くていだだだだだだ!!」

 

清良「早寝早起きは大切よ~」

 

 ナース軍団撤退。

 

猫「ナイス裏切りにゃ、黄影」

 

黄「絶対刺さるってプロデューサーさんが言ってました」

 

石「プロデューサー!?」

 

~忍法14 真の裏切り者はプロデューサー殿~

 

 

 ~修練其之参~

 

 

石「皆の者、実は黄影の裏切りが結構ショックでござるが、おかげで遠慮なく裏切っていくでござるが大丈夫でござるな?」

 

「ダイジョーブ」

 

石「結構動揺するでござるが大丈夫でござるな!?」

 

ダイジョーブ」(笑いを堪える声)

 

石「せーのっ!」

 

 シュッシュッシュシュシュ!!

 

石「赤いロックンローラー!」←私怨丸出し

 

 シュッシュッ

 

青「矢沢永吉!お見事!石「えっ!? 正解!?」(シュッシュッ)赤いロックンローラー!

 

~忍法15 石影裏切るも返り討ちに合う~

 

 シュッシュッ

 

蒼「矢沢永吉!(シュッシュッ)赤い球団!

 

 シュッシュッ

 

桃「カープ!(シュッシュッ)草色のゆるふわ!

 

 シュッシュッ

 

星「あーちゃん!(シュッシュッ)ピンクのカリスマ!

 

 シュッシュッ

 

緑「城ヶ崎美嘉!(シュッシュッ)赤い特攻隊長!

 

 シュッシュッ

 

猫「向井拓海!(シュッシュッ)緑の事務員!

 

 シュッシュッ

 

赤「ちひろさん!(シュッシュッ)青い元アナウンサー!

 

 シュッシュッ

 

桜「川島さん!(シュッシュッ)黒いスパゲッティ!」

 

 シュッシュッ

 

黄「イカシュミシュパぺッピィー!(!?)」 OUT 黄影 17敗目

 

~忍法16 黄影かみかみ伝説「イカシュミシュパぺッピィー」~

 

清良「あら、結構リンパが詰まってるわね」

 

黄「あばばばばばばばば!」

 

~忍法17 新春初噛み~

 

清良「定期的に流してあげますからね~」

 

黄「」

 

蒼「大丈夫?」

 

黄「リンパは、痛いです……」

 

 

 ~修練其之肆~

 

 

黄「みにゃ、皆の者」

 

星「ほんとに大丈夫!?」

 

~忍法18 動揺が抜け切れてない黄影~

 

黄「皆の者、噛むとこうなるでござるが大丈夫でござるな!?」

 

「ダイジョーブ」

 

黄「せーのっ!」

 

 シュッシュッシュシュシュ!!

 

黄「青いツンデレ!

 

 シュッシュッ

 

石「神谷奈緒!(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

青「とうとう近所の中学生に身長を抜かされました(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

蒼「朝起きて顔洗おうとしてハンドソープつけたとき(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

桃「幸子はんの元気がないとき(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

星「見たかった番組の録画ミスった時(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

緑「歌舞伎揚げが湿気てたのでして(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

猫「のあにゃんに魚を押し付けられたとき(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

赤「隠れ身の術で違う柄の布を出しちゃったとき(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

桜「テンションが高いときの凛ちゃん(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

黄「テンションが高いときの凜さん(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

 シュッシュッ

 

石「テンションが高いときの渋谷凛(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

シュッシュッ

 

青「テンションが高いときの渋谷凛(シュッシュッ)ブルーな気持ち

 

蒼「待ちなよ」

 

 一端流れを止める蒼影。何か問題があったのだろうか?

 

蒼「スタッフも流してたけど、私のテンション高い時って別にブルーな気持ちじゃなくない?」

 

星「そう?」

 

 協議の結果、プロデューサーに判定が委ねられることになった。

 

赤「え~、『ブルーな気持ちではなく、アイオライトブルーな気持ちが正しい』という結論が出ました」

 

黄「と言うことは」

 

赤「一番最初に流れを作った桜影殿、お仕置きにござる」

 

桜「えぇー!?」

 

 ぶおおおおおおおおおおおお!! ぶおおおおおおおおおおおおお!!

 

清良「残念だったわねー」

 

桜「んんんんんんんんんんん!!」

 

清良「あら、最近ちょっとお通じがよくないみたいね」

 

桜「お゛ぅ゛っ!?」

 

~忍法19 アイドルにあるまじき声~

 

蒼「そもそもアイオライトブルーな気持ちってよくわかんないんだけど」

 

星「しぶりんたまにポエミーになるから、その時の状態なんじゃない?」

 

 

 ~修練其之伍~

 

桜「皆の者、割と一般的に認知されているであろうという憶測でお題を振るとこうなるでござるが、大丈夫でござるか?」

 

「ダイジョーブ」

 

桜「足ツボマッサージは本当に痛いでござるが大丈夫でござるな?」

 

「ダイジョーブ」

 

桜「せーのっ!」

 

 シュッシュッシュシュシュ!

 

桜「漆黒の堕天使!」

 

 シュッシュッ

 

青「神崎蘭子!(シュッシュッ)紅き冥界の薔薇姫!

 

 シュッシュッ

 

蒼「神崎蘭子!(シュッシュッ)鴉羽色の羽の天使!」

 

~忍法20 語彙力検定『神崎蘭子ゾーン』~

 

 シュッシュッ

 

桃「神崎蘭子!(シュッシュッ)真紅の魔眼の魔王姫!

 

 シュッシュッ

 

星「神崎蘭子!(シュッシュッ)銀の輝きを纏う熾天使!」

 

 シュッシュッ

 

緑「神崎蘭子!(シュッシュッ)紫水晶の瞳の観測者!

 

 シュッシュッ

 

猫「二宮飛鳥!あっぱれ!(シュッシュッ)緑の食べ物!

 

 シュッシュッ

 

赤「たかもりああああああちがうちがうちがう!!」 OUT 赤影 15敗目

 

 ぶおおおおおおおおおおおお!! ぶおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 

清良「また夜更かししてるわね」

 

赤「あだだだだだだ!」

 

清良「目の疲れと内臓の疲れのツボよ」

 

赤「あ゛ー! あ゛ー! ごめんなさーい!」

 

~忍法21 痛すぎて思わず謝ってしまう赤影~

 

清良「あとあやめちゃんはここがいっつもダメよね」

 

赤「あ゛ー!」

 

 ナース軍団撤退。

 

青「大丈夫でござるか?」

 

赤「こ……」

 

青「こ?」

 

赤「今年もよろしくお願いします……」

 

 

~次回 炎陣がまさかのカチコミ!?~

 

 

*1
本家では親指を鼻に当てるが、アイドルなのでほっぺに当てる




数とり団も書こうと思えば(筆者の風格)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お気に入り1000突破記念がいで

設定資料は初投稿です


 プロデューサーインタビュー記録

 

 これはこの作品のプロデューサーに対して行われたインタビューである。

 

 ただしアイドル向けに撮影され、編集されたものであることを断っておく。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

インタビュアー(以下イ)「じゃあまず、年齢を教えてくれるかな?」

 

(P、何かを発見したかの如く視線を向ける)

 

「っと、28歳です」

 

テロップ「プロデューサーインタビュー記録」

 

イ「28歳? もう働いているの?じゃ」

 

「プロデューサーです」

 

イ「プロデューサー? あっ…(察し)ふ~ん……(SBYRN)え、身長・体重はどれぐらいあんの?」

 

「え~、身長が189cmで」

 

イ「うん」

 

「体重が84kgです」

 

(カメラがPの顔にズームしていく)

 

イ「84kg。今なんかやってんの? スポーツ…なんかすごいガッチリしてるよね」

 

「特には(専門的に)やってないんですけど、トレーニングは…やってます」(謙虚)

 

イ「あ、トレーニングやってんだ。…っていうのは、ウェイトトレーニングみたいな?」

 

「ん、そうですね」

 

イ「んー…週どれぐらいやってんの?」

 

「シュー(週)…3日か4日ぐらいですね」

 

イ「へえ~…。結構、なに、昔からそういうガッチリ…した感じだったの? 体つきは? やっぱ」

 

「そうですね。昔は太↑ってた↓…んで結構。そっから少しずつ運動してって」

 

イ「うん。で、体重が、体重を落としていった…」

 

「落として。そうですね」

 

イ「へえ~…はい。じゃあ、え~、まずTシャツの方脱いでくださ~い」

 

 Pは私服のTシャツを脱いでいく。

 

イ「人前で裸になるってのはどう? 抵抗ある?」

 

「水泳とかするんで、そんなに抵抗はないですね。服はここでいいですか?」

 

イ「はいOKで~す…すごい結構、すごい体してますね」

 

「ん~まあ普通に…健康目的ですけど」

 

イ「ほ~。もう何年ぐらいトレーニングはやってます?」

 

「そうですね~、10年ぐらい」

 

イ「10年ぐらい?」

 

「はい」

 

(パンツ一丁になるP)

 

イ「え~~、自分でモノの大きさってのは測ったことあります?」

 

「あります」

 

イ「その時は何センチぐらいでした?」

 

「(勃起してない状態で)18センチぐらい」

 

イ「ふ~ん(SBYRN)、結構足もトレーニングしてます?」

 

「足もしてます。バランスよくやらないと」

 

イ「ふ~ん(SBYRN)じゃあちょっとそのままで。大体いつもブリーフ?」

 

「え~とそうですね。あの、伸縮性のある、ボクサー型の、っていうんですかね。ちょっとスパッツに近い感じ…」

 

イ「あ、ボクサー型の」

 

「うん…」

 

イ「今セックスって大体週どれぐらいやってる?」

 

「10(人相手)…か20(人相手)ぐらいですね」

 

イ「10か20ぐらい」

 

「はい」

 

 パンツを脱ぐP。カメラマンが生唾を飲む音が混じる。

 

イ「それだけ体…鍛えてれば自信あるでしょ」

 

「いやーそうでもないですよ」

 

イ「うそ?」

 

「服とか結構困りますよね」

 

イ「ああー」

 

「サイズ合わなくて」

 

イ「サイズ合わなくて?」

 

「うん」

 

イ「どうこれ見られて、どう? 恥ずかしくない?」

 

「(今更過ぎて)いや全然」

 

イ「全然大丈夫? うん。結構水着の跡が、ついてるね」

 

「そうなんですよ」

 

イ「うん」

 

「(撮影に同行して)行ったばっかりなんで」

 

イ「そうなんだ」

 

 P、黒の競パンに履き替える

 

イ「結構、じゃあ、海…こう日焼けとかする時は」

 

「はい」

 

イ「あのー…そういう競泳用の…水着とか、着る?」(興味津々)

 

「焼くときは!(大声)」

 

イ「焼くときは」

 

「普通にオフで海遊びに行くときは、普通…に海パン…海パンですね」

 

イ「海パンで」

 

 カシャン!(シャッター音)

 

イ「ちょっと腕に力入れてみよっか、うん」

 

P「こういう感じでいいですか」

 

イ「うん」

 

 サイドチェストのようなポーズでグッと盛り上がる上腕二頭筋をカメラがねっとり映す。

 

イ「最近はいつセックスしたの?」

 

「今朝ですねぇ!(平然)」(撮影時AM11:20)

 

イ「今朝ぁ!?」

 

「はぁい」

 

イ「彼女とかいる? 今」

 

「今はいないです」

 

イ「今はいない? いつまでいたの?」(疑念)

 

「…こ、大学ですね」

 

イ「うん。大学?」

 

「はい」

 

イ「ふーん(嫉妬)」

 

(場面変わって、ソファに腰掛けてAVを鑑賞するP)

 

「どう?こういうレズ物(アーニャ×美波)とかってのは別に嫌いではない?」

 

「はい」

 

 カシャン!(シャッター音)

 

イ「結構反応してきたね」

 

「してますね」

 

イ「結構勃ちやすい方なの?」(興奮気味)

 

「勃ちやすいですよ」

 

 競パンに納まらなくなり亀頭が上からはみ出す。

 

イ「ちょっとチンチン意識的にこう動かせる?」

 

 下腹部に力を込めて半勃ち状態のチンコを上下させるP。競パンが伸び縮みする。

 

イ「じゃあそのまま脱いでみよっか」

 

 マスクドフレデリカ登場。Pの競パンを脱がしフェラし始める。

 

イ「どう? 今フェラされてるけど」

 

「結構いい感じですよ」

 

 結構、という言葉にカチンときたらしく動きが激しくなるフレデリカ。急な刺激に一瞬眉をぴくつかせるP。

 

イ「上手い子選んできたんだけど」

 

「上手いですね、これは上手い…」

 

 調子に乗り始め、イラマチオ気味にチンコを飲み込み始めるフレデリカ。Pの腕が時折ピクッと反応する。

 

イ「どう? でそう?」

 

「もう少し、そうですね、イキソ……」

 

 Pの訴えに一度口からチンコを開放し、舌で亀頭を責め始めるフレデリカ。鈴口をほじられる刺激にいよいよPの我慢が限界になる。

 

「イクッ!」

 

 豪快な射精を顔で一度受け止めたあと、咥えて口内に受け止めるフレデリカ。射精シーンは無駄に別角度から撮影され、別角度からの映像が再度流される。お掃除フェラをした後、フレデリカは退場。

 

イ「大丈夫だった?フレちゃんに口でイカされたけど」

 

「大丈夫です」

 

イ「やっぱり他の子とは違った?」

 

「んにゃぴ(んー…やっぱり)、やっぱり自分…で動いた方が一番良いですよね、とりあえず」

 

イ「やりや、ああ、イキやすいってこと?」

 

「そうですね」

 

イ「勃起しっぱなしだけど、連続で出したりできるの?」

 

「出そうと思えば(王者の風格)」

 

 場面変わって仁王立ちするPをフェラする志希。なお匂いだけで半ばトリップしており、只々咥えているだけに近い。

 

「動いてもいいですかね」

 

イ「いいんじゃない?」

 

 Pは志希の頭を掴むと、一気に食道まで押し込む。ガポッガポッと音を響かせながらモノ扱いするようなイラマチオが続く。意識が戻った志希がタップしてもお構いなしに続く喉マンコレイプは射精に至るまでの実に15分間もの間続いた。

 

Pに残さず飲めと命令された志希は吐き気を堪えて精液を飲み込んだ後、口内に濃く残る精液の匂いで気絶した。

 

イ「結構エグイことするんだね」

 

「多少はね?」

 

 暗転後、椅子にM字で拘束され、猿轡と目隠しをされた神谷奈緒が映し出される。ヘッドフォンが装着されており音も聞き取れない状態のようだ。当然のごとく全裸である。

 

陰部は剃った跡が見られ、涙ぐましい彼女の努力が垣間見れる。

 

イ「今度はその、テクニックを見せてもらおうと思うんだけど」

 

「ハァイ(生返事)」

 

イ「奈緒とヤッたことは」

 

「1…か2ィぐらい」

 

イ「1か2ぐらい」

 

「ハイ」

 

 身じろぎする奈緒の頭をPが軽くなでると、奈緒はますます暴れはじめる。

 

「暴れんなよ……暴れんな……」(コッ)

 

 Pが首筋を指先で撫でると、ビクビクビクッと反応し、途端にしおらしくなる。

 

「奈緒はですねぇ、お腹の上から子宮を撫でられるのが好きなんですよ」

 

 そういいながらPが奈緒のお腹、ちょうど子宮の上あたりを撫でると、首をイヤイヤと振りながら感じまくっている。証拠にものの数秒で一気にイってしまい、ぷしゅっ、ぷしゅっと潮を吹いている。

 

「あとは、中のこ↑こ↓んとこ」

 

 Pが中指を挿入し、中で軽くトントントンと叩くように刺激すると、あっという間に全身を硬直させ、ぶっしゃーっという勢いで潮を吹いた。

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 突如、モニターが割られる。原因は奈緒の踵落としである。中野有香が感心するほどの踵落としを決めた奈緒は顔が真っ赤っかである。

 

「ダメだよ奈緒ー、備品壊しちゃ」

 

「うるせーー!!」

 

 アイドル中に痴態がばらまかれると思うと、すぐにでも死にたくなるほど恥ずかしいが加蓮と凛はニヤニヤしながらDVDをチラつかせてくる。

 

「今日はもう終わり!! 閉廷!! 以上!! みんな解散!! 解散しろったら!! \ナオカワイイー!/うるせー!!」

 




ノンケ向けP解説


年齢:28
身長:189cm
体重:84㎏
素性:先祖にインキュバスを持つ
出身高校:チャンピオン漫画によくある不良校
チン長:通常時で18cm MAXで27cm 太さ:直径53mm(500円玉2枚並べたのと同じくらい)
握力:クラッシュ力で92㎏
ジャンプ力:垂直跳びで150cm
戦闘力:アイドルに危機が迫った時は誰にも負けない(通常時は鉄拳の風間仁)
精力:絶倫

人間か? プロデューサーです


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。